八千代市議会 > 2016-09-28 >
09月28日-05号

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  1. 八千代市議会 2016-09-28
    09月28日-05号


    取得元: 八千代市議会公式サイト
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    平成28年  9月 定例会(第3回)平成28年9月          八千代市議会会議録 第5号第3回定例会 ---------------------------------出席議員(28名)  議長    嵐 芳隆     副議長   正田富美恵  議員    伊原 忠           三田 登        高山敏朗           小澤宏司        松崎寛文           橋本 淳        河野慎一           末永 隆        立川清英           大塚裕介        堀口明子           原 弘志        山口 勇           奥山 智        塚本路明           木下映実        林 隆文           植田 進        菅野文男           成田忠志        西村幸吉           林 利彦        緑川利行           横山博美        江野沢隆之          伊東幹雄 ---------------------------------出席事務局職員     事務局長         黒澤清美     議事課長         中澤信子     議事課主査        平田武樹        主任主事      杉本尚己        主事        菅田智一        主事        佐藤孝洋 ---------------------------------出席議事説明員     市長           秋葉就一     教育長          加賀谷 孝     事業管理者        相馬清彦     総務企画部長       皆見隆明     財務部長         安斉喜久夫     健康福祉部長       中台章記     子ども部長        小谷野幸子     生涯学習部長       青井憲治     安全環境部長       天川一夫     都市整備部長       荒木健一     産業活力部長       立石 巌     会計管理者        渡邊一正     消防長          椎名次夫     選挙管理委員会事務局長  山口清孝     監査委員事務局長     川嶋武宣     農業委員会事務局長    岩淵裕子 ---------------------------------    議事日程議事日程第5号                 平成28年9月28日午前10時開議第1 総括審議第2 発議案上程・質疑・討論・採決(発議案第20号から発議案第27号) ---------------------------------          9月28日午前10時3分開議 ○嵐芳隆議長 ただいまの出席議員は28名であります。定足数に達しておりますので、これより会議を開きます。 --------------------------------- △議長の報告 ○嵐芳隆議長 日程に入る前に、御報告申し上げます。 9月7日の会議に配付しました請願文書表に一部誤りがあり、本日差しかえた文書表を配付いたしました。 ○嵐芳隆議長 なお、請願の審査を行った総務常任委員会におきましては、誤謬を確認した上、審査が行われたことを御報告申し上げます。 次に、市長から、主要施策の成果に関する報告書について、訂正したい旨の通知がありました。 お手元に配付の正誤表により御了承願います。 ○嵐芳隆議長 なお、決算審査特別委員会におきましては、誤謬を確認した上、審査が行われたことを御報告申し上げます。 --------------------------------- △総括審議 ○嵐芳隆議長 日程第1、議案第1号から議案第12号、諮問第1号及び諮問第2号並びに請願を一括議題とし、ただいまより総括審議を行います。 常任委員会及び決算審査特別委員会の審査経過及び結果について、各委員長の報告を求めます。 初めに、横山博美総務常任委員長。     (横山博美総務常任委員長登壇、拍手) ◆横山博美総務常任委員長 平成28年第3回定例会における総務常任委員会の審査経過及び結果について御報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、補正予算案1件、財産の取得案1件、請願1件、都合3案件であります。 以下、順を追って御報告申し上げます。 まず、議案第7号平成28年度八千代市一般会計補正予算(第2号)中、本委員会付託部分について、主な内容を申し上げます。 第1条歳入歳出予算の補正のうち、歳入では、交付額の確定に伴い、第10款地方特例交付金を684万6,000円増額し、第11款地方交付税を468万7,000円減額するものであります。 第18款寄附金においては、ふるさと納税寄附金額の増を見込み、600万円の増額。 第19款繰入金においては、9月補正予算に係る財源調整として、1,729万9,000円の増額。 第20款繰越金においては、平成27年度決算剰余金の確定に伴い、2億6,063万5,000円の増額。 第21款諸収入においては、ちば電子調達システム利用負担金に係る精算準備金及び返還金で、130万円6,000円の追加。 第22款市債においては、交付税算定における発行可能額の確定に伴い、1億710万円減額するものであります。 歳出では、第2款総務費において、秘書総務事業で、名誉市民及び特別名誉市民の称号贈呈等に係る経費として、209万5,000円の追加。人事管理事業では、(仮称)チャレンジドオフィスやちよ開設準備に係る経費として、20万5,000円の追加。企画政策調整事業では、市制施行50周年記念式典及びふるさと納税寄附金に係る経費として、428万5,000円の増額。ちば電子調達システム利用負担分返還金では、精算に伴う上下水道局への返還金として、28万6,000円を追加するものであります。 また、第4条地方債の補正においては、臨時財政対策債について、限度額の変更をするものであります。 以下、本案審査における主な質疑等について申し上げます。 (仮称)チャレンジドオフィスやちよの目的について質疑がなされ、これに対して、一般企業等で働く意欲があるものの、就労に結びつかない障害者が、一定期間、非常勤職員として市で勤務することにより、社会人としての行動を身につけ、その職務経験を生かすことで、一般就労に結びつけることが目的であります、との答弁がありました。 次に、名誉市民及び特別名誉市民の称号贈呈等に係る経費を本補正予算で追加した理由について質疑がなされ、これに対して、来年1月に予定している市制施行50周年式典での実施のため、また、平常時より秘書業務の中で、常に表彰等の候補者について把握に努めているところですが、平成28年第1回定例会での一般質問も一つの要因であります、との答弁があり、委員より、本案は拙速な提案であり、当初予算で提案するべきものであったとの指摘がなされました。以上、議案第7号中、本委員会付託部分については、採決の結果、賛成者多数にて、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 なお、本案議決後、委員から附帯決議案が提出されました。 内容については、名誉市民及び特別名誉市民の称号贈呈について、市長による政治利用との疑いを市民からかけられぬよう、予算を補正するに至った理由及び審議・協議について、市民への説明を行うとともに、執行の可否については十分な協議を重ね、なお実施する場合には、市民及び議会への説明責任を適切に果たすことを求めるものであります。 以上、本案審査につきましては、賛成者多数で可決され、同決議が付されました。 次に、議案第10号財産の取得について申し上げます。 本案は、「消防力の整備指針及び消防水利の基準」の一部改正を受け、常時6隊体制での活動により、出動体制の強化を図るために、指名競争入札で落札した千葉トヨタ自動車株式会社八千代ゆりのき店から、3,477万6,000円で高規格救急自動車を1台取得するものであります。 以下、本案審査における主な質疑について申し上げます。 高規格救急自動車を1台増車することによる人員体制への影響について質疑があり、これに対して、現在は非常用救急自動車を使用し、原則常時6隊体制で稼働していますが、増車予定の1台を常時稼働分に充て、従来の非常用救急自動車は車検・修繕時の予備として活用することから、現行の6隊体制のまま活動してまいりますとの答弁がありました。 以上、本案については、採決の結果、賛成者全員にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、請願第8号部長会議会議録を従来の全文筆記形式に戻し、録音と録音データの保管を求める件については、審査中に継続審査を求める意見があり、採決の結果、賛成者多数にて継続審査とすべきものと決定しました。 以上で総務常任委員会の報告を終わります。 ○嵐芳隆議長 以上で総務常任委員長の報告を終わります。 次に、木下映実福祉常任委員長。     (木下映実福祉常任委員長登壇、拍手) ◆木下映実福祉常任委員長 平成28年第3回定例会において、福祉常任委員会に付託されました条例の改正案1件、補正予算案3件、都合4件について、審査経過の概要と結果を御報告申し上げます。 議案第2号八千代市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、御報告いたします。 本議案は、建築基準法施行令及び国が定める家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、条例を改正するものであります。 主な改正内容につきましては、1点目として、建築基準法施行令における特別避難階段の付室についての改正に伴い、窓または排煙設備の設置を義務づける仕様を定める方式から、窓または排煙設備の仕様に加え、国土交通大臣が認定する構造方法を用いることが可能となるものとしたことでございます。 2点目として、国が定める家庭的保育事業所等の設備及び運営に関する基準に係る保育士配置要件に特例を設ける改正に伴い、当分の間の措置として特例を追加するもので、小規模保育事業所A型及び保育所型事業所内保育事業所における保育士の配置基準について、現行では常時2名としていたものを、改正後は朝・夕等の児童が少数となる場合で、配置保育士数が1名となる場合においては、保育士1名のほか、市長が保育士と同等の知識及び経験を有すると認める者を配置できること。配置職員について、保育士資格を有する者のみとしていたものを、幼稚園教諭、小学校教諭及び養護教諭を保育士にかえて活用できること。利用定員の総数に応じて配置しなければならない保育士の数を超えて確保しなければならない職員について、「市長が保育士と同等の知識及び経験を有すると認める者」を保育士とみなすことができること。特例を適用するときには、保育士資格を有する者を、必要となる保育士の3分の2以上配置しなければならないこととしたものでございます。 以下、本案審査における主な質疑について申し上げます。 特例における配置が可能となった「市長が保育士と同等の知識及び経験を有する者」の内容について質疑がなされ、これに対し、「保育士資格を有しないが当該施設等で十分な業務経験を有する者」については、1日8時間の勤務で1年以上勤務した者としており、「子育て支援員研修のうち地域型保育コースを修了した者」については、基本研修として8科目8時間及び専門研修として、地域保育コースにおいて共通科目12科目15から15.5時間の研修のほか、6科目6から6.5時間以上の研修と2日間以上の実習を修了した者、「家庭的保育者」についても研修を受講した者としていますとの答弁がなされました。 以上、議案第2号について、採決の結果、賛成者多数にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第7号平成28年度八千代市一般会計補正予算(第2号)中、本委員会付託部分について、主な内容を申し上げます。 第1条歳入歳出予算の補正のうち、歳入では、第15款国庫支出金において、保育所等における業務効率化推進事業の実施に伴う保育対策総合支援事業費補助金として、1,155万円の増額。介護ロボット等導入支援事業にかかわる地域介護・福祉空間整備推進交付金として、978万3,000円の増額。 歳出では、第3款民生費において、第1項社会福祉費では、国民健康保険事業特別会計繰出金、1億5,418万4,000円の減額。介護ロボット等導入支援事業特例補助金の追加として、978万3,000円の増額。 第2項児童福祉費では、保育所等における保育士の業務負担軽減を目的とした保育業務支援システムの導入などに要する経費に対する補助金として、1,540万円の増額。(仮称)南高津学童保育所の開設準備に係る経費として、166万1,000円の増額。 第4款衛生費として、B型肝炎ワクチン定期予防接種実施に伴う委託料、1,539万6,000円を増額するものであります。 以下、本案審査における主な質疑について申し上げます。 学童保育所の新設により解消が見込まれる待機児童数、また待機児童が多い地域について質疑がなされ、これに対し、南高津学童保育所の開設により、40名の待機児童が解消される見込みであるが、大和田地域、高津・緑が丘地域については、待機児童が多い状況であることから、引き続き、教育委員会等関係部局と協議の上、学校の状況を勘案しながら、待機児童解消を図ってまいりますとの答弁がなされました。 また、介護ロボット等導入支援事業特例補助金の交付件数及び今後の補助金交付の予定について質疑がなされ、これに対し、今回の交付先は11件となっております。なお、今後の補助金交付予定については、今回は全額、国の地域介護・福祉空間整備推進交付金が財源となっているため、未定となっております、との答弁がなされました。 以上、議案第7号について、採決の結果、賛成者多数にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第8号平成28年度八千代市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について、主な内容を申し上げます。 第1条歳入歳出予算の補正のうち、歳入では、第4款国庫支出金において、保険者の広域化に伴う基幹情報システムの改修に係る補助金として、194万4,000円の増額。 第5款療養給付費等交付金において、平成27年度療養給付費等交付金の確定により、過年度分療養給付費等交付金として、2,562万1,000円の増額。 第10款繰入金において、繰越金の確定に伴い、一般会計繰入金1億5,418万4,000円の減額。第2項基金繰入金では、財源調整に伴う財政調整基金繰入金として、3億5,600万円の増額。 歳出では、第10款公債費において、広域化等支援基金貸付金を一括償還するため、広域化等支援基金償還金として、3億5,600万円の増額。 第11款諸支出金において、平成27年度療養給付費等負担金等の確定に伴う国庫負担金等の返還金として、7,200万5,000円を増額するものであります。 以下、本案審査における主な質疑について申し上げます。 当初複数年で償還する予定であった広域化等支援基金貸付金を一括償還することについて質疑がなされ、これに対し、平成26年12月時点において、療養給付費が前年度比約7%の伸びがあったことから、補正で千葉県からの借入金及び一般会計からの繰入金等を増額しましたが、結果としては、療養給付費の伸びが予想を下回ったことから、借入金の使用には至りませんでした。このため、千葉県から借入金の返済について問い合わせがあり、協議を重ねた結果、一括償還することに決定しました、との答弁がなされました。 以上、議案第8号について、採決の結果、賛成者多数にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第9号平成28年度八千代市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について、主な内容を申し上げます。 第1条歳入歳出予算の補正のうち、歳入では、第5款県支出金において、平成27年度介護給付費の確定に伴う負担金の追加交付分として、311万2,000円の増額。 第7款繰入金において、前年度繰越金の確定に伴う財源調整として、300万1,000円の減額。 歳出では、第5款基金積立金において、平成27年度事業費の確定に伴う余剰繰越金積立金の追加及び平成27年度介護給付費県負担金の追加交付に伴う保険料積立金の増額として、5,557万8,000円の増額。 第6款諸支出金として、平成27年度介護給付費等の確定に伴う国・県の負担金及び支払基金交付金の精算による償還金、1,440万円の増額などであります。 以下、本案審査における主な質疑について申し上げます。 平成27年度法制化分繰入対象事業費の確定に伴う一般会計繰出金の精算内容について質疑がなされ、これに対し、保険給付費、人件費、事務費の確定に伴い、一般会計に繰り出すものでありますとの答弁がなされました。 以上、議案第9号について、採決の結果、賛成者多数にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で福祉常任委員会の報告を終わります。 ○嵐芳隆議長 以上で福祉常任委員長の報告を終わります。 次に、松崎寛文産業都市常任委員長。     (松崎寛文産業都市常任委員長登壇、拍手) ◆松崎寛文産業都市常任委員長 平成28年第3回定例会において、産業都市常任委員会に付託されました案件について、審査経過の概要と結果を御報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、条例の一部改正案1件、補正予算案1件、都合2案件であります。 以下、順を追って御報告申し上げます。 初めに、議案第1号八千代市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。 改正理由は2点あり、1点目に、水道料金のうち従量料金について、一般使用者と同一の料金体系で算定するため、行政財産用の用途区分を廃止すること。 2点目に、給水装置工事にかかわる設計審査手数料竣工検査手数料の額について、現状の業務体制や人件費等から処理経費を算出したところ、現行手数料との乖離があり、県内の他事業体の状況を考慮し、適正な手数料に改正を行うものであります。 以下、本案審査における主な質疑について申し上げます。 手数料の徴収について、「1回」を「1件」とした理由について質疑があり、これに対し、手数料は設置される水道メーター1個につき徴収していることから、給水装置1件につきという意味合いで、1回から1件に改正するとの答弁がなされました。 また、現行1,000円の手数料を設計審査2,000円、竣工検査4,000円とした差額の根拠はとの質疑があり、これに対し、竣工検査については、直接給水装置工事の施工現場に出向くことから、検査に要する時間が設計審査とは異なるので、コストのかかり方が違うとの答弁がなされました。 以上、議案第1号につきましては、採決の結果、賛成者全員にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第7号平成28年度八千代市一般会計補正予算(第2号)中、本委員会付託部分について申し上げます。 第1条歳入歳出予算のうち歳入では、第16款、第2項県補助金において、「輝け!ちばの園芸」産地整備支援事業補助金を、機械導入の申請者からの事業取り下げと施設建設の追加申請に伴い、58万7,000円増額。融資主体補助型経営体育成支援事業補助金を、県からの予算配分がなされなかったことに伴い、213万9,000円減額。さわやか畜産総合展開事業補助金を、補助対象の堆肥舎の建設における建物形状の変更に伴い、60万円増額。これらを差し引き、95万2,000円減額するものであります。 次に、歳出では、第6款、第1項農業費において、園芸農産業費では、「輝け!ちばの園芸」産地整備支援事業融資主体補助型経営体育成支援事業において、事業の取り下げや追加及び事業に対し予算配分がなされなかったことにより、155万2,000円を減額。畜産業費では、補助対象の堆肥舎の建設における建物形状の変更に伴い、事業費が増加することから、さわやか畜産総合展開事業補助金90万円を増額するものであります。 第8款、第2項道路橋梁費において、道路橋梁維持費では、街路樹高木剪定等、市道の道路環境維持に係る委託料や、市道の維持補修に係る舗装の構造評価等の委託料及び路線の舗装補修等工事請負費を合わせて、6,916万3,000円増額。道路新設改良費では、道路改良事業に係る委託料及び補償費並びに大和田新田吉橋線ほか、市道の道路改良に係る工事請負費を合わせて、3,908万6,000円増額。交通安全施設費では、勝田台北自転車駐車場改修工事請負費4,785万円の増額をするものであります。 第2条繰越明許費では、勝田台北自転車駐車場の改修工事において、工事期間を約9カ月と見込んでいることから、1億2,285万円の繰越明許費を設定するものです。 以下、本案審査における主な質疑について申し上げます。 勝田台北自転車駐車場工事設計見直しの理由について質疑があり、これに対し、年度当初の入札では、駐車場が京成の敷地内にあることや、一部仮設設備が鉄道の軌道敷内にあることなどの理由から、参加者がおらず中止としましたが、その後、軌道敷内での工事が可能な京成建設との協議を行い、工事内容の見直しをすることで施工が可能であると回答があり、設計の見直しを行ったものです、との答弁がありました。 以上、議案第7号中、本委員会付託部分につきましては、採決の結果、賛成者全員にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で産業都市常任委員会の報告を終わります。 ○嵐芳隆議長 以上で産業都市常任委員長の報告を終わります。 次に、山口勇文教安全常任委員長。     (山口 勇文教安全常任委員長登壇、拍手) ◆山口勇文教安全常任委員長 文教安全常任委員会に付託されました条例の廃止案1件、補正予算案1件の審査経過及び結果について御報告申し上げます。 初めに、議案第3号八千代市青年館設置及び管理に関する条例を廃止する条例の制定について申し上げます。 本案は、本市青年館について、青少年の健全育成及び地域社会における福祉活動の促進のためという当初の設置目的とは異なり、現在、自治会等の会議の場など、主に集会所としての利用がなされている現況に鑑み、青年館を廃止し、地域の集会施設と同様に自治会等による管理運営とするため、条例を廃止するものであります。 執行部からは、本案を提出するに当たって、青年館の今後について地元自治会の意向確認ができたこと、及び、条例が廃止された場合に、青年館を利用する自治会から建物の無償譲渡の要望がある阿蘇青年館以外の青年館においては、地元自治会との調整の上、建物の無償譲渡に向けた事務を進めること、建物の無償譲渡の要望がない阿蘇青年館においては、更地にして地権者に返還する予定であることなどの説明がありました。 以下、本案審査における主な質疑について申し上げます。 地元自治会への意向確認の経過について質疑がなされ、これに対し、下町、勝田、小板橋の3館については、廃止の理由に関し、多くの自治会が地域集会所の管理を行っている現況を地元の自治会長に対し説明し、理解をいただいた上で、建物の無償譲渡に関し、地元自治会において意見集約をしてもらい、その結果、建物の譲渡の希望をいただきました。 一方、阿蘇青年館については、地元自治会が管理をする場合に、地権者への土地の借り上げ料の支払いが生じることなどの理由から、地元自治会からの建物の譲渡の希望がなかったとの答弁がなされました。 以上、議案第3号については、採決の結果、賛成者全員にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第7号平成28年度八千代市一般会計補正予算(第2号)中、本委員会付託部分について主な内容を申し上げます。 歳入では、第15款国庫支出金における循環型社会形成推進交付金について、国からの内示決定に伴い、3,351万4,000円の減額。 及び、第22款市債における焼却炉施設整備事業債1,510万円の増額。 また、ラミーユ勝田台ハイライズ防災会の防災備品の整備事業に対して、財団法人自治総合センターからのコミュニティ助成事業助成金の決定の通知があったことから、第21款諸収入において、200万円を増額するものであります。 歳出では、第2款総務費において、八千代市防災備蓄計画に基づく食料1,515食、毛布1,200枚、災害用トイレ40基の購入費として、440万9,000円の増額など。 第10款において、大和田南小学校及び南高津小学校の校舎トイレ改修工事実施設計にかかわる委託料として、603万1,000円の増額。勝田台市民文化プラザの外壁の全面改修及び館内の非常用照明と誘導灯の改修を行うための工事請負費、6,508万2,000円の増額。学校給食費徴収管理システム導入にかかわる印刷製本費及び委託料として、520万7,000円の増額であります。 以下、本案審査における主な質疑について申し上げます。 循環型社会形成推進交付金の減額理由について質疑がなされ、これに対する執行部の答弁が、国から示された内示額であり、詳細な理由がわからないとのことであったことから、審査中に委員より執行部において追加の調査をされたいとの要請がありました。 このことから、執行部において改めて、当初の要望額に対して内示額の減額をされた理由を千葉県に確認したところ、全国的に廃棄物処理施設の更新や、延命化事業等が多くなっていることから、それに伴い交付金の要望額も増加しており、平成28年度の国の当初予算でも、要望額に対して満額での予算配分は厳しい状況下になっている、との追加答弁が文書にてありました。 以上、議案第7号中、本委員会付託部分については、採決の結果、賛成者全員にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。 以上で文教安全常任委員会の報告を終わります。 ○嵐芳隆議長 以上で文教安全常任委員長の報告を終わります。 次に、大塚裕介決算審査特別委員長。     (大塚裕介決算審査特別委員長登壇、拍手) ◆大塚裕介決算審査特別委員長 9月13日から16日までの4日間にわたり、決算審査特別委員会において行われた決算認定等議案に対する審査について、審査経過の概要と結果を御報告申し上げます。 まず、議案第4号について、決算の概要を申し上げます。 報告書では、平成27年度は、「財政リスク回避戦略2014キックオフ」において、約35億円の歳出超過が見込まれていたことに加え、平成26年度決算における経常収支比率の上昇などにより、財政の硬直化が一層進行し、これまで以上に慎重な財政運営が求められたとしております。 こうした状況の中、限られた財源において、市民ニーズを捉えた効率的かつ効果的な事業の展開を図るため、第4次総合計画前期基本計画に掲げられた事業であっても、見直しや先送りなどにより歳出の抑制を図るとともに、それ以外の経費についても歳出の節減に努め、持続可能な財政基盤の確立に向け、全部局一丸となって取り組んだとしております。 具体的に、ハード面では、民間保育園が実施した改築工事への補助や、小・中学校校舎等の耐震・老朽化対策のほか、西八千代北部特定土地区画整理事業地内北東部近隣公園の整備などを行い、ソフト面では、第4次総合計画後期基本計画、公共施設等総合管理計画などの計画や、まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定するとともに、乳児へのロタウイルス予防接種助成、外国人への多言語による防災・生活情報メール配信サービスなど、各部門における重点課題や緊急課題に的確に対応したとしております。 平成27年度の決算規模は、一般会計においては、歳入総額は575億5,224万7,000円、歳出総額は559億2,889万円、実質収支は15億3,063万5,000円となり、このうち7億7,000万円を地方自治法の規定により、財政調整基金へ繰り入れたところとなっております。 国民健康保険事業特別会計においては、歳入総額は218億3,355万8,000円、歳出総額は214億1,298万9,000円、実質収支は4億2,056万9,000円。 介護保険事業特別会計においては、歳入総額は101億7,138万3,000円、歳出総額は99億7,951万8,000円。 墓地事業特別会計においては、歳入総額は3億5,724万2,000円、歳出総額は3億5,714万円。 後期高齢者医療特別会計においては、歳入総額は18億2,513万5,000円、歳出総額は18億1,760万5,000円となっております。 以下、各部局の審査における委員からの主な意見等について申し上げます。 まず、財務部所管事項では、財政リスク回避戦略2014キックオフの成果について、質疑が集中したところであります。主なものとして、平成27年度は、歳入歳出予算の積算の甘さにより、35億円の歳出超過という言葉がひとり歩きし、市民の不安をあおる結果となったことから、今後は平成27年度決算の分析を踏まえ、予算積算の精度向上に努められたいとの指摘がありました。 次に、総務企画部所管事項では、企画政策調整事業中、後期基本計画及び総合戦略の策定に当たり実施されたワークショップ及びまちづくりシンポジウムについて、具体性に乏しく成果がない旨の指摘がなされ、今後同様の政策を展開する際には、市民の意見を集めるばかりでなく、その集約方法や計画への反映のさせ方について、十分熟慮されたいとの意見がありました。 次に、健康福祉部所管事項では、1点目として、障害児(者)相談支援事業における、ことばと発達の相談における言語聴覚士の配置について、平成27年度では、言語聴覚士の育休にかかわる代替要員が週に1日しか確保できなかったとのことであるが、年々相談件数も増加していることから見て取れるように、市民からの要望も高まっているため、今後については要望に応えるためにも、言語聴覚士を週に3日まで配置するよう努められたい。 2点目として、成人保険事業における在宅訪問歯科健康診査については、ホームページ等により周知を行っているとのことであるが、平成27年度の受診者数は1名であることから、周知不足であることは否めず、また寝たきりの方がホームページを閲覧することは難しいため、今後は周知の充実を図られたい、との意見がありました。 次に、生涯学習部所管事項では、1点目として、市民文化振興事業における文化団体活動補助金について、平成27年度に交付した5団体が平成26年度と同一団体であり、交付対象団体の固定化が懸念されることから、効果的な補助金の交付がなされるよう検討されたいとの意見がありました。 2点目として、公民館運営事業について、平成27年度において社会教育指導員の配置がなされず、公民館長が施設管理の業務とあわせて講座を行わざるを得ない状況から、公民館の主催講座は平成26年度のほぼ半分しか開催できず、市民サービスの低下を招いたとの指摘がありました。 次に、子ども部所管事項では、1点目として、子ども企画事業における子どもショートステイ事業について、当初対象年齢を5歳までとしていたが、委託先として予定していた児童養護施設の建てかえ工事などの事情により、契約できなかったことから、乳児院のみの委託となり、対象年齢を3歳までに引き下げたとのことであるが、ニーズの高い事業であることから、今後は事業の充実を図られたい。 2点目として、ファミリー・サポート・センター運営事業において、平成25年度から平成27年度までの実績を見ると、活動件数には若干の変動があるものの、利用家庭数は横ばいで推移しており、仕事と育児の両立を支援する施設としての機能を発揮できていないため、今後は同施設の利便性の向上、周知の充実を図り、利用者拡大に努めていただきたいとの意見がありました。 次に、安全環境部所管事項では、1点目に、市民相談事業における法律相談について、平成27年度は過去3年と同様に最も多く開催をされているにもかかわらず、公平性の問題から1人1回のみの相談とならざるを得ない状況に鑑み、社会福祉協議会で行っている同様な法律相談と連携が図れるよう、体制の整備に努められたいとの意見がありました。 2点目に、生物多様性保全事業における谷津・里山保全事業について、平成27年度に郷土博物館との共催で開催した企画展「八千代の谷津・里山の恵み~昔・今・これから~」の来場者数が4,763人という大きな成果を上げていることから、今後も他の部署との共催で同様な取り組みを行うことにより、市民に対し環境保全のPRに努められたいとの意見がありました。 次に、教育委員会所管事項では、1点目に、小・中学校の教育振興事業における学校図書購入費について、地方交付税算定における基準財政需要額2,436万円に対し、510万5,682円、割合にして20%程度の学校図書しか購入できなかった平成27年度の決算の状況から、今後は、学校図書購入費が基準財政需要額に近づけるよう努められたいとの意見がありました。 2点目に、外国語指導助手派遣事業において、平成27年度は指導助手をタイラー市から4名、JETプログラムから2名を招致し、中学校に派遣したとのことだが、今後、英語教育の充実を図る観点から増員の検討を行う上で、民間企業への業務委託についても検討されたいとの意見がありました。 次に、産業活力部所管事項では、商工団体育成事業について、商工会議所に対し、市から運営費用として助成金を出している以上、業務内容の改善点などを明確にした上で、成果の報告を求めるべきとの意見がありました。 また、小学生米づくり体験事業について、平成27年度は1校のみの参加であったことから、他の学校にも配慮した上で取り組まれたいとの意見がありました。 次に、都市整備部所管事項では、公共交通対策事業における勝田台駅北口用地の借り上げについて、事業費を含め事業の改善が見られず、交通環境も悪化していることから、早急な対応を図られたいとの意見がありました。 また、住居表示設定件数や道路照明等設置工事の内容を初め、西八千代北部特定土地区画整理事業の進捗状況等について質疑がなされました。 次に、消防本部所管事項では、1点目として、消防団員に貸与する手袋を初めとした装備品の整備について、第4次総合計画後期基本計画において年度計画を定めているものの、予算上の都合から装備品に優先順位を設け、順次整備しているとのことであるが、消防団活動に必要不可欠なものであることから、今後は同計画に沿った予算編成を行い、貸与装備品の充実を図られたい、との意見がありました。 2点目として、消防車両及び消防団車両の更新については、車両更新計画に基づき、消防車両等整備計画検討委員会において更新が決定された車両から順次更新するとしているものの、種々の事情から計画に沿った更新をされていないとのことであるが、消防職員及び消防団員の活動は、市民の安全・安心に直結するものであり、同職員等が活動に不安を抱くような状況下では十分な活動ができないため、今後は計画に沿って、速やかに車両を更新されたいとの意見がありました。 次に、特別会計の決算審査における委員からの主な意見及び質疑等について申し上げます。 まず、国民健康保険事業特別会計の審査では、出納整理期間に行われた一般会計繰入金について、平成27年度決算の実質収支が黒字となることが確定していたにもかかわらず、一般会計から1億6,600万円の繰り入れがなされたことは、歳出を賄うために行われたものではなく、翌年度行う千葉県への償還金に充てるために行ったものととれるものであり、当該繰入金は、会計年度独立の原則に反するのではないかとの指摘がありました。 介護保険事業特別会計の審査では、認知症予防について、八千代市第2次健康まちづくりプランでは、3つのライフステージを設定し、その中の高齢者世代が目指す姿において、認知症予防をうたい、4つの行動目標が設定されているが、当該行動目標は認知症予防に特化した取り組みとは言えないため、同プランの見直しの際には、認知症予防に特化した取り組みの位置づけについて検討されたい、との意見がありました。 以上、議案第4号決算認定については、賛成者少数にて不認定とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第5号について、初めに決算の概要を申し上げます。 平成27年度において、年間給水量は、前年度比1%増の1,884万7,922立方メートル、年間有収水量は、前年度比1%増の1,827万69立方メートルとなっております。 拡張工事では、西八千代北部特定区画整理地内を中心に、2,370メートルの配水管を布設し、未給水区域の解消と管網の整備に努めたとしており、改良工事では、2カ年継続事業である米本浄水場施設改良事業及び石綿セメント管等の改良工事1万5,621メートルを行い、安定供給の向上に努めたとしております。 次に、経理面において、収益的収支では、水道事業収益の決算額は39億4,192万752円、水道事業費用の決算額は35億8,860万8,810円、資本的収支では、資本的収入の決算額は13億7,113万9,146円、資本的支出の決算額は30億5,036万1,371円、当年度純利益は、前年度比33.1%増の1億8,535万9,963円となっております。 次に、利益剰余金及び利益の処分につきましては、2点ございます。 1点目は、現金の裏づけのなくなった利益剰余金である、その他未処分利益剰余金変動額1億3,922万5,439円の資本金への組み入れ。 2点目は、当年度に発生した純利益である1億8,535万9,963円について、平成28年度の企業債償還財源とするための減債積立金への積み立てであります。 以下、委員からの主な質疑について申し上げます。 本案審査においては、施設の老朽化対策や石綿セメント管の今後の更新事業等について質疑がなされました。 次に、議案第6号について、初めに決算の概要を申し上げます。 平成27年度において、年間汚水量は、前年度比0.5%増の2,095万9,863立方メートル、年間有収水量は、前年度比0.4%増の1,715万6,839立方メートルとなっております。 拡張工事では、西八千代北部特定土地区画整理地内での下水道整備のほか、汚水では吉橋地区、雨水では大和田新田地区を中心に整備を進め、汚水管渠を548メートル、雨水管渠を480メートル布設し、未普及解消と排水区域の整備に努めたとしており、改良工事では、汚水管渠の長寿命化に取り組むとともに、前年度に引き続き、高津調整池の機能を拡充して、八千代1号幹線の適切な施設管理に努めたとしております。 次に、経理面において、収益的収支では、下水道事業収益の決算額は35億184万8,462円、下水道事業費用の決算額は34億1,610万410円。資本的収支では、資本的収入の決算額は8億2,900万983円、資本的支出の決算額は15億8,138万5,430円。当年度純利益は、前年度比242.4%増の6,496万9,171円と改善し、5期ぶりに当年度純利益を計上しております。 当年度に発生した純利益については、未処分利益剰余金6,496万9,171円を平成28年度の企業債償還財源とするため、減債積立金へ積み立てることを提案するものであります。 以下、委員からの主な質疑について申し上げます。 本案審査においては、八千代1号幹線に設置されたウエブカメラ及び監視カメラシステム等について質疑がなされました。 以上、委員からの意見を中心に申し上げましたが、執行機関におかれましては議会の意を十分に尊重していただき、次年度の予算に反映されることを望むものであります。 以上で決算審査特別委員会の報告を終わります。 ○嵐芳隆議長 以上で各委員長の報告を終わります。     ------------------------- ○嵐芳隆議長 これより、各委員長報告に対する質疑を行いますが、質疑に当たりましては通告をお願いします。 また、質疑終了後、討論、採決を行いますので、あわせて討論の通告をお願いします。 通告は11時15分までにお願いします。 この際、暫時休憩します。              午前10時53分休憩     -------------------------              午後1時3分開議 ○嵐芳隆議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 委員長報告に対する質疑については、通告がありませんので質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 ---------------------------------
    △討論・採決 ○嵐芳隆議長 これより討論、採決を行います。 議案第1号について討論を行います。 植田進議員から討論の通告がありますので、発言を許します。 植田進議員。     (植田 進議員登壇、拍手) ◆植田進議員 日本共産党を代表して、議案第1号八千代市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について、産業都市常任委員長の報告は可決でありますが、委員長報告に反対の立場で討論を行います。 今回の条例改正は、第1に、水道料金について、これまで行政財産用として一般用と区別され、低額の料金となっていましたが、この区分を廃止しようとするもので、その点については異論はありません。 第2に、将来的に安定した経営を目指す改善計画に基づき、手始めに設計審査手数料及び竣工検査手数料についての見直しを行い、設計審査手数料を1,000円から2,000円に2倍化、竣工検査手数料を1,000円から4,000円に4倍化になるというもので、合わせて、これまでの2,000円から6,000円に引き上げるというものであります。これらの手数料は最終的には市民への負担となるものであり、到底認めることはできません。 ちなみに近隣市の状況は、県水を使っている船橋市は竣工検査のみで5,500円と、八千代市の今回の案よりも500円少ない状況、習志野市は設計審査手数料4,000円、竣工検査手数料が6,000円で、両方で1万円となっており、佐倉市は一括で5,000円の徴収となっています。 いずれにしても、市民にとってみると、急激な負担増が結果として押しつけられることになるものであり、納得できるものではありません。 よって、撤回を求め、反対の討論といたします。 ○嵐芳隆議長 以上で植田進議員の討論を終わります。 以上で討論を終わります。 申し上げます。 ただいまより採決に入りますが、起立に当たりましては、確認のため、明確に御起立願います。 これより議案第1号八千代市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は産業都市常任委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○嵐芳隆議長 起立多数であります。 したがって、議案第1号については原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○嵐芳隆議長 議案第2号について討論を行います。 堀口明子議員から討論の通告がありますので、発言を許します。 堀口明子議員。     (堀口明子議員登壇、拍手) ◆堀口明子議員 日本共産党を代表して、議案第2号八千代市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、福祉常任委員長の報告は可決でありますが、子供の健やかなる成長と安全にかかわる問題であることから、反対の討論を行います。 避難経路の窓及び排煙設備の規定については、安全の問題から賛成できますが、問題は保育士の規制を緩和してしまっていることです。保育士不足を理由に、例えば子供の人数が少ない場合は、最低2人必要だったものを、1人が無資格でもよいとされている点、また保育士のかわりに幼稚園教諭、小学校教諭、養護教諭で保育をすることを認めてしまっている点、さらには、認可の際に最低基準必要となる保育士の数を超えて必要となる人員は、市長が認める知識及び経験があればということになってしまっている点、もう一点は、これらを適用する場合には、常に3分の2以上の保育士ではならないとされていて、今まで全職員が保育士であることが規定されていたところでも、3分の2以上とされてしまっています。 こうした規制緩和、例えば八千代市の場合にはどういったところが当てはまるのか、小規模保育事業のA型が八千代市にはあります。職員全員が保育士資格を有すると決められていたものが、たとえ当面の間とはいえ、保育の質の低下を招くものにつながります。 通常、保育園と違い、小規模保育事業は、ゼロ歳から2歳の異年齢の子供たちを一つの部屋で保育するので、思いもよらない突発的な行動を起こすことも考えられます。これまで以上に、さらに危険性が高まります。 そもそも八千代市には、八千代市独自の保育ガイドラインがあります。このガイドラインは、公立保育園を民営化するに当たって、基本的なルールを設けています。受託法人を決める際にも、保育内容には保育所保育指針及び八千代市保育ガイドラインを基本とし、「子ども本来の発達、育ちを重視し」と書かれているように、公立保育園の保育内容を継承することを求めています。 例えば保育士の配置基準は国よりも厳しく、1歳児では、国が6人の子供に対して1名の保育士と定めている6対1のところは、本市では5対1としています。公立だけでなく、私立の保育園や小規模保育にも参考にしてもらっていると、一般質問で答えていたではありませんか。この矛盾した市の行動は、八千代市の子供たちに健やかなる成長を妨げるものでしかありません。 以上のことから、議案第2号に反対する討論といたします。 ○嵐芳隆議長 以上で堀口明子議員の討論を終わります。 以上で討論を終わります。 これより議案第2号八千代市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は福祉常任委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○嵐芳隆議長 起立多数であります。 したがって、議案第2号については原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○嵐芳隆議長 議案第3号について討論を行います。 通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより議案第3号八千代市青年館設置及び管理に関する条例を廃止する条例の制定について採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は文教安全常任委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○嵐芳隆議長 起立全員であります。 したがって、議案第3号については原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○嵐芳隆議長 議案第4号について討論を行います。 末永隆議員から討論の通告がありますので、発言を許します。 末永隆議員。     (末永 隆議員登壇、拍手) ◆末永隆議員 平成27年度決算認定案に不認定の立場で討論いたします。 平成27年度は財政リスク回避戦略2014キックオフの総決算とも言える年度でした。昨年度の決算審査特別委員会においても、秋葉市長は「平成27年度決算を報告するころには当然成果が出ている」との御答弁をされておりました。我々としても当然出てくるであろう、その成果についてただすべく、審査をしたところであります。 しかしながら、効果額を問う質疑に対して、市長は、平成27年度の取り組みは平成28年度予算に反映されているものであり、なかなか単純に足していいのかわからない「集計には苦労している」「それだけでもって金額の効果が出せるものではありません」など、曖昧な答弁の連続でした。平成27年度決算を報告するころには当然成果が出ているにもかかわらずです。 さらに、成果がわかる時期については、「決算ベースの全ての数字がそろうのは、平成28年度決算を待たなければいけません」との答弁でした。いつまでその場しのぎの答弁を続けるのでしょうか。 きわめつきは、目標の達成率を問う質疑への答弁です。この2カ年プログラムは市長主導のもと、全部局一丸となって取り組んだものとされる計画です。当然確固たる目標や目的があって実施されているとの思いから、目標の達成率を問う質疑に対して、市長の答弁は、平成27年度の当初予算を無事に期限までに編成することが目標であり、あたかも目標が達成できたと言わんばかりでした。 言うまでもなく、予算の編成は毎年全国の自治体で行われています。各種財政指標が良好な自治体、そうでない自治体さまざまでありますが、全国どの自治体も毎年粛々と予算の編成を行っております。 市長の宣言は本当に必要だったのでしょうか。35億円の歳出超過をうたい文句に、財政非常事態宣言ともとられかねない宣言をセンセーショナルに行うことで、市民の危機感をあおり、まるで自身が八千代市の救世主かのようなパフォーマンスは、決して看過できるものではありません。しかも、その成果がわからないわけであります。 これといった成果も出さずに、必要以上に市民の不安感をあおり、八千代市をおとしめた財政リスク回避戦略、そしてその成果が出るとされていた今回の決算を認定するわけにはいきません。 以上のことから、平成27年度決算認定案については、不認定とすべきと考えます。 ○嵐芳隆議長 以上で末永隆議員の討論を終わります。 次に、高山敏朗議員から討論の通告がありますので、発言を許します。 高山敏朗議員。     (高山敏朗議員登壇、拍手) ◆高山敏朗議員 議案第4号決算認定について、議案第4号に関しましては、委員長報告は不認定ではありますけれども、委員長報告に反対、原案認定の立場で討論させていただきます。 議案第4号は決算認定の審査でありますから、その目的は市の予算が適法に目的どおりに使われたか、執行されたかという観点から審査し、翌年度の予算編成や将来の財政計画に反映するというものだと認識しております。 平成26年7月に公表した財政リスク回避戦略2014キックオフにおける財政収支見通しにおきまして、平成27年度、35億円の大幅な歳出超過が見込まれるという状況が見通されました。この状況での平成27年度の予算編成は大変な御苦労があったと、これは議会としても記憶しておりますけれども、それでも、この歳出超過の見込みを乗り越えて予算は成立したわけです。 この財政収支見通しと平成27年度の決算数値を見比べてみますと、歳入は、約571億円の見込みに対しまして、575億円ということで4億円の増、歳出は、606億円の見込みに対しまして、559億円ということで47億円の減ということになっておりました。歳入は見込みを若干上回り、歳出を大幅に削減したことで歳出超過をクリアできたということが大ぐくりにしますとわかります。 また、この歳出の削減を性質別に見てみますと、投資的経費27億円の減、物件費12億円の減が主なものとなっておりまして、予算編成の基本方針で掲げられた維持管理費の徹底的な検証と見直し、計画事業の再検証、事業仕分け等の意見の反映といった大きく掲げた方針が功を奏したと言え、財政リスク回避戦略にも一定程度合致したものであったと考えます。 また、財政状況の面では、歳入では、市税において、昨年度の収納率92.8%から0.8ポイント増加の93.6%を達成し、前年度より約2億7,256万円の増加となりました。収入未済額も約1億9,000万円の減ということで、収納率向上への努力がうかがえた、これも基本方針や財政リスク回避戦略の歳入確保に向けた取り組み強化といったものの効果が一定程度あったと考えます。 全般的に6つの予算編成の基本方針や9つの財政リスク回避戦略の取り組みなどの効果もあって、決算における財政状況は改善傾向が見て取れます。 一つは、経常収支比率は94.9%から1.9ポイント改善している。公債負担比率は14.8%から0.4ポイントの減少改善、警戒ラインの15%を下回っております。そして、プライマリーバランスも35億円の赤字から19.6億円の黒字決算となっております。財政調整基金は22.5億円ということで、平成13年以来の20億円超えという結果となっております。 しかしながら、こういったいい面と逆に、経常収支比率に関しては目標値の90%を引き続き上回っているという点や、市債発行額が56.9億円と返済金である元金償還額52.3億円を上回っているという、市債残高も約4億5,579万円の増加で572億円となっております。 また、赤字地方債とも言われます臨時財政対策債、こちらが市債発行額の33%、19億円となっていまして、これはここ数年、常に発行可能上限額の発行となっている点、以上のことから、財政改善が見られる点はありますけれども、財政状況にはまだまだ多くの課題が内在しており、財政健全化への取り組みが必要なことは言うまでもありません。 平成27年度決算は2カ年プログラムとして、財政リスク回避戦略2014キックオフの総括とも言える契機でありまして、そのタイミングで先ほどの討論でもありましたけれども、キックオフ宣言での総括的な効果が明示されていないこと、これについては苦言を呈さざるを得ませんけれども、一つの取り組みである事業仕分けでは、既に公開されているように、平成27年度予算の段階では6,800万円の削減効果が出ているということが公開されております。 そういったことや、前段で触れたように、この平成27年度、平成28年度の予算編成が成立しているということに、一定程度の効果が発揮されたと考えております。また、その予算の執行に当たりましては、平成27年3月に議会で議決された平成27年度予算の枠内で適正な執行がされ、その結果として財政改善の傾向も見て取れるという結果であったと判断しています。 今後においては、市庁舎の建てかえ方針が発表されましたけれども、この建てかえに関しても予算手当が今後発生してくる上に、その他の公共施設の老朽化への更新予算や、保育の待機児童の問題などへの解消に向けた課題など山積しております。 市政運営の軸ともなるべき総合計画を中心にしつつ、財政リスク回避戦略で策定した財政運営の基本的計画や補助金ガイドライン、公共施設等総合管理計画等にも、役割と責任を明確にして取り組み、前段で指摘した点を中心としたさらなる行財政改革に取り組まれることをお願いしつつ、議案第4号に対しての賛成討論といたします。 ○嵐芳隆議長 以上で高山敏朗議員の討論を終わります。 次に、松崎寛文議員から討論の通告がありますので、発言を許します。 松崎寛文議員。     (松崎寛文議員登壇、拍手) ◆松崎寛文議員 平成27年度決算認定案に不認定の立場で討論します。 一般会計から国保会計への財源補填の繰り入れが、出納整理期間に実質収支が黒字となることが明らかになった後に執行された件について、改めて法律違反の可能性があることと、秋葉市長による極めて恣意的な判断によって執行されたものであると考えております。 審査の中では、次の4点のことが明らかになりました。 1、国保が黒字決算となることは、市長には報告がなされていた。その上で、財源補填という名目で、1億6,600万円のさらなる繰り入れの実行を市長が決定したこと。 2、一般会計からの財源補填の繰り入れは、平成23年度までは年度末の3月に見込みを立てて実行されていたが、多額の余剰金を出してしまった年度もあったため、平成24年度からは出納整理期間の5月に、赤字決算とならないように、必要最低限の財源補填を行うことにルールを改め、平成25年度も同様に対応したこと。 3、平成26年度からは、市長の身勝手な思いつきの関与が加わったことで、一般会計の黒字を減らすための資金移動として利用されることとなったこと。 4、昨年の決算審査特別委員会と本議会の一般質問での小澤議員の質問でも、黒字減らしとの指摘を受けても、市長からの反省の弁はなく、法律違反の可能性を指摘しても、何ら適切な説明や指導が担当部署になされていない。我々議員の指摘を全く意に介していないことが明らかであり、この問題に真摯に向き合っていないことは明確であること。 以上の4点のことが明らかになりました。 地方自治法には、「各会計年度における歳出は、その年度の歳入をもつて、これに充てなければならない」と規定されています。実質収支の黒字が確定して、その年度の歳入をもって、当該年度の歳出分が既に賄われているにもかかわらず、さらに追加実行された財源補填の繰り入れが、歳出を賄うために行われたものと認めることは到底できません。誰が見ても明白な間違いであり、法律違反の可能性が極めて高いことを改めて指摘させていただきます。 今後、形式的には問題ないとして、上位機関が法律違反とは言い切れないとの判断をしたとしても、法律違反に近い、極めて不適切な予算執行であると言わざるを得ません。したがって、このような重要な部分の多額な予算執行が、市長の恣意的な判断によってなされた決算を認定するわけにはいきません。 以上より、平成27年度決算認定案について、不認定の討論といたします。 ○嵐芳隆議長 以上で松崎寛文議員の討論を終わります。 次に、伊原忠議員から討論の通告がありますので、発言を許します。 伊原忠議員。     (伊原 忠議員登壇、拍手) ◆伊原忠議員 日本共産党を代表して、議案第4号決算認定について、不認定の立場で討論いたします。 今、安倍政権のもとで、自治体への財政の締めつけと地方の切り捨ての政治が進行しています。とりわけ社会保障予算の自然増削減の路線が復活をしたことによって、さらに悪化しています。また、八千代市は、前豊田市長時代の公共施設への投資で借金頼みの財政運営が危機をもたらしました。それを引き継いだ秋葉市政が、歳入を小さく見せかけ、歳出を大きく見積もる手法によって、市民への負担増を押しつけていることが災いを招いています。 平成27年度予算は、秋葉市長の財政リスク回避戦略2014キックオフの戦略で、35億円も財源不足になるという理由で市民に不安を抱かせました。その後、修正されたものの、13億円の市民負担となる予算案でした。 日本共産党は、当初から市民税、地方消費税交付金の伸び率の低さなどを問題にしてきました。そして、過大見積もりによる国民健康保険料の大幅値上げも問題であると指摘し、修正を強く求めてきました。市民のサービスを大幅に削った事業の予算案は、議会で市民の緊急要望で修正可決されました。 しかし、市民サービスの削減と、市民負担が押しつけられた予算に変わりはありませんでした。市民負担は、事業仕分けの根拠も実施の方向性も明確にされないまま、一律に5%削減だけが至上命令のように働いた結果、招いたものです。 日本共産党は、市民の福祉、暮らし、子育てを守る立場から、予算の組み替え動議をしました。介護用品購入費助成金、フリーパレットの復活、保育料・時間外保育料の増加分の補助、公民館の主催講座等、高齢者インフルエンザ予防接種など、18事業の増額予算の組み替えを行い、しかし承認はされませんでした。 その結果、日本共産党の指摘どおり問題が起きています。幾つか挙げますと、高齢者の栄養と見守りを兼ねた配食サービスの扶助費のカットで、利用者が200名も減少しています。この人たちの安否確認ができません。 また、公民館の館長を兼務させ、社会教育指導員を削り、主催講座を半減させています。市民のコミュニティの場と学びの場を奪っています。秋葉市長は、市民が図書館の開設を心待ちにしていたから公民館の事業ができなかったかのように言いますが、公民館活動の縮小を市民が望んだことはありません。 さらに、国民健康保険料は、払いたくても払えない対象者が多数生まれている上に、さらに大幅な値上げを行い、市民に重い負担を強いています。国が国保料金の改善のために使うお金を出しているにもかかわらず、それを使わずに負担を強制することは生存権を奪うことになります。 決算では、実質単年度収支では平成26年度比で28億円増と改善し、財政調整基金も22億円と好転しています。このことからも、市民へのサービスを削り、負担を押しつける理由はなかったことは明らかです。 2014キックオフの2年目の秋葉市政は、豊田前市長から引き継いだ新川箱物計画の総仕上げを行い、借金を増大させました。平成27年度予算は、その財政的な負担を市民に求め、さらに子育て世代や高齢者の福祉を中心とした市民サービスを削りました。 このような決算を認めることはできませんので、不認定の討論といたします。 ○嵐芳隆議長 以上で伊原忠議員の討論を終わります。 以上で討論を終わります。 これより議案第4号決算認定について採決を行います。 本案に対する委員長の報告は不認定でありますので、原案について採決を行います。 本案は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○嵐芳隆議長 起立少数であります。 したがって、議案第4号については不認定と決定されました。     ------------------------- ○嵐芳隆議長 議案第5号について討論を行います。 伊原忠議員から討論の通告がありますので、発言を許します。 伊原忠議員。     (伊原 忠議員登壇、拍手) ◆伊原忠議員 日本共産党を代表して、議案第5号八千代市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について、一括しまして、同じく、議案第6号八千代市公共下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について、決算審査特別委員長の報告は可決認定でありますが、反対の立場で討論いたします。 日本共産党は、この公営企業会計について、生活必需品については消費税を課すべきではないということを、一貫して反対の立場で討論してきました。まして平成27年度は値上げをしての利益がありました。 その値上げは、生活困窮者にとっては、ますます苦しめるものです。上水道も下水道も命にかかわるものです。それをとめられたら生きていくことはできないので、苦しくても料金を支払います。 答弁では、生活保護があるからというのが唯一の回答でした。生活保護を受けていない困窮者も多数います。法外援助の対応について、全く検討していないというのでは、公共企業体としては責任あるとは思えません。 よって、消費税を課していることと、生活困窮者に対して不十分な対応の決算について不認定の立場で討論とします。 ○嵐芳隆議長 以上で伊原忠議員の討論を終わります。 以上で討論を終わります。 これより議案第5号八千代市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決及び認定であります。 本案は決算審査特別委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○嵐芳隆議長 起立多数であります。 したがって、議案第5号については原案のとおり可決及び認定されました。     ------------------------- ○嵐芳隆議長 議案第6号について討論を行います。 先ほど伊原忠議員から討論がありましたが、他に通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより議案第6号八千代市公共下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決及び認定であります。 本案は決算審査特別委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○嵐芳隆議長 起立多数であります。 したがって、議案第6号については原案のとおり可決及び認定されました。     ------------------------- ○嵐芳隆議長 議案第7号について討論を行います。 植田進議員から討論の通告がありますので、発言を許します。 植田進議員。     (植田 進議員登壇、拍手) ◆植田進議員 日本共産党を代表して、議案第7号平成28年度八千代市一般会計補正予算(第2号)について、各常任委員長の報告は可決でありますが、報告に反対の立場で討論を行います。 なお、総務常任委員会では、市長において名誉市民及び特別名誉市民の称号贈呈に当たり、市民と議会に対し説明責任を果たすよう求める附帯決議が出されており、その限りにおいては賛同できるものであります。 補正予算に反対する理由の第1として、市制50周年にもなるのに、これまで名誉市民が1人だけというのは余りにも寂しい、少ない、名誉市民の称号をもっと与えてもいいのではないかという意見などがありますけれども、附帯決議にも、「市長による政治利用との疑いを市民からかけられぬよう」とあるように、政府の国民栄誉賞であれ、名誉市民であれ、時の権力者によって恣意的に行われる可能性は否定できません。日本共産党は、法のもとでの平等という憲法の精神から見ても、序列をつけ表彰するという制度はなじまないものと考えます。 第2に、民生費のうち国民健康保険事業特別会計繰出金で、その他一般会計繰出金、すなわち赤字補填分として、支出予定をしていた1億5,400万円を減額していることです。2018年度からの国保の広域化に備え、国からは2014、15、16年度、毎年1,700億円が市町村の国保に交付され、八千代市には約1億5,000万円が交付されております。少なくない自治体で、この交付金を活用して国保料の引き下げに充当しているにもかかわらず、八千代市ではそれもやらずに、さらに一般会計からの赤字補填分も減額しようというのでは、まさに傷口に塩を塗るようなものであり、決して容認できるものではありません。国保料の引き下げ財源として活用するよう強く求めて、反対の討論とさせていただきます。 ○嵐芳隆議長 以上で植田進議員の討論を終わります。 以上で討論を終わります。 これより議案第7号平成28年度八千代市一般会計補正予算(第2号)について採決を行います。 本案に対する各委員長の報告は可決であります。 本案は各常任委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○嵐芳隆議長 起立多数であります。 したがって、議案第7号については原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○嵐芳隆議長 議案第8号について討論を行います。 堀口明子議員から討論の通告がありますので、発言を許します。 堀口明子議員。     (堀口明子議員登壇、拍手) ◆堀口明子議員 日本共産党を代表して、議案第8号平成28年度八千代市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、続きまして、議案第9号平成28年度八千代市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について、一括にて討論いたします。福祉常任委員長報告では可決でございますが、反対の討論をいたします。 まず、国民健康保険事業特別会計について反対の理由としては、平成26年度に県から借り入れた借金を、手つかずだったからと一括返済を行う予定となっております。この県からの借り入れは条件をつけられていました。それは、保険料の見直しを行うこと、それにより平成27年度の国民健康保険料は、過剰見積もりもあり、大幅に値上げされました。市は何の反省もしていないのでしょうか。 昨年度値上げされて、滞納者は滞納額がさらに積み上がってしまっています。先ほどの植田議員の討論でも触れましたが、国からは1,700億円を全国の市町村自治体に交付金が出され、八千代市には約1億5,000万円です。この金額は1世帯5,000円の保険料の減額が行える金額です。 保険料の減額もされない、手つかずの県からの借入金がそのまま返済されることに、何ら矛盾を感じないのでしょうか。市民は大きな矛盾を感じるはずです。 さらに、一般会計からの赤字補填分も1億5,400万円一般会計に戻され、約6,000万円しか国保財政に補填されません。払えない世帯に、さらに高い国保料を押しつけるようなことを行うことは反対です。 さらに、介護保険事業特別会計につきましてですが、平成27年度の確定に伴う返還について、約1億円に近い返還は、事業のサービスを市民に浸透させ切れていないことにもつながるのではないでしょうか。平成27年度は介護保険も値上げをした年です。市民から高い保険料を徴収し、サービスが行き渡らないことがあってはならないことです。 以上のことから、議案第8号、9号の反対討論といたします。 ○嵐芳隆議長 以上で堀口明子議員の討論を終わります。 以上で討論を終わります。 これより議案第8号平成28年度八千代市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は福祉常任委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○嵐芳隆議長 起立多数であります。 したがって、議案第8号については原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○嵐芳隆議長 議案第9号について討論を行います。 先ほど堀口明子議員から討論がありましたが、他に通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより議案第9号平成28年度八千代市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は福祉常任委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○嵐芳隆議長 起立多数であります。 したがって、議案第9号については原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○嵐芳隆議長 議案第10号について討論を行います。 通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより議案第10号財産の取得について採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は総務常任委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○嵐芳隆議長 起立全員であります。 したがって、議案第10号については原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○嵐芳隆議長 申し上げます。 議案第11号の採決に先立ち、加賀谷孝教育長の退席を許します。     (加賀谷 孝教育長退場) ○嵐芳隆議長 議案第11号教育委員会教育長の任命について採決を行います。 本案は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○嵐芳隆議長 起立全員であります。 したがって、議案第11号については原案のとおり同意されました。     ------------------------- ○嵐芳隆議長 次に、議案第12号教育委員会委員の任命について採決を行います。 本案は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○嵐芳隆議長 起立全員であります。 したがって、議案第12号については原案のとおり同意されました。     ------------------------- ○嵐芳隆議長 次に、諮問第1号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて採決を行います。 本案について異議ない旨答申することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○嵐芳隆議長 起立全員であります。 したがって、諮問第1号については異議ない旨答申することに決定されました。     ------------------------- ○嵐芳隆議長 次に、諮問第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて採決を行います。 本案について異議ない旨答申することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○嵐芳隆議長 起立全員であります。 したがって、諮問第2号については異議ない旨答申することに決定されました。     ------------------------- ○嵐芳隆議長 次の請願第8号については、総務常任委員会から閉会中継続審査の申し出がありました。 お手元に配付のとおりであります。 ○嵐芳隆議長 本申し出に対し、三田登議員から討論の通告がありますので、これを許します。 三田登議員。     (三田 登議員登壇) ◆三田登議員 請願第8号部長会議会議録を従来の全文筆記形式に戻し、録音と録音データの保管を求める件について、委員長報告では継続審査でしたけれども、本請願の採択を求める立場で討論を行います。 これらの問題については、本会議において、市長から、今後、庁議会議録は発言者を明記し、より詳しく全文筆記に近い形にする、また録音データも次年度終了まで保管する旨の答弁がなされました。 そして、総務常任委員会における議論でも、請願者の願意は理解されている内容でした。 これら一連の経過において、本請願内容に対して争いはないわけであります。したがって、議会としては、市長答弁を言葉だけではなく、実行を迫る意味でも、請願を採択することが肝要と考えます。 さきに述べたように、同委員会においては、願意は妥当としつつも継続審査とする主な理由として、百条委員会は今後再発防止策を協議する予定があることを挙げています。ならば、なおさら、請願を採択することによって、市民の求めを背景とした上での再発防止策の協議という立場を位置づけることができるのではないでしょうか。 言うまでもなく、付託先委員会の任務は、請願内容が妥当かどうかの判断をすることであり、したがって委員会での議論でも反対意見がなかったことを踏まえるならば、当然請願は採択されるべきであります。 にもかかわらず、百条委員会の都合を優先し、請願を継続審査とするならば、常任委員会の決定は、議会の都合と市民の請願を混同するものであり、結果的に地方自治法に定める請願権の軽視につながりかねません。 そもそも今回の百条委員会の目的は、公文書改ざん問題における市民の権利が危ないという市民の市政への不信感に対して、真相を究明し、行政と議会が市民に説明責任を果たすことにあるはずです。 そのような情勢の中での本議会での常任委員会の判断は、市民から、議会は一体どこに顔を向けているのかという批判が起きかねず、市民と議会との信頼関係を損なう可能性もあるのではないでしょうか。 この際、本議会において、付託先常任委員会での再協議と請願の採択を行うことを強く求めて、討論といたします。 ○嵐芳隆議長 以上で三田登議員の討論を終わります。 次に、原弘志議員から討論の通告がありますので、これを許します。 原弘志議員。     (原 弘志議員登壇、拍手) ◆原弘志議員 新・みんなの広場の原弘志です。 本件に関しまして、総務常任委員長報告は継続審査であります。しかしながら、私は、継続審査に反対の立場で、簡潔に討論を行いたいと思います。 私、考えますと、この継続審査にする理由が見出せないからであります。請願の願意は、今回の定例会での三田議員の質問に対する市長答弁で、解決されることが判明したからであります。 部長会議の議事録につきましては、市長が答弁されたのは、今後はより詳しく全文筆記に近い形で記載してまいりますということと、もう一つは、録音の保管については、会議の行われた年度の次の年度まで保管するというものであります。そうしますと、最短でも1年、最長では2年近い保存期間があるということであります。 そうしますと、今までのように要点議事録を作成した後に録音の短期での上書き、これによって消去が行われるということはなくなるわけです。私は、今回の執行部の決断を評価したいと思います。 以上のことから、本件を継続審査にする理由はないと考えます。以上で反対討論といたします。 ○嵐芳隆議長 以上で原弘志議員の討論を終わります。 次に、植田進議員から討論の通告がありますので、発言を許します。 植田進議員。     (植田 進議員登壇、拍手) ◆植田進議員 日本共産党を代表して、請願第8号部長会議会議録を従来の全文筆記形式に戻し、録音と録音データの保管を求める件について、総務常任委員長の報告は継続審査ですが、採択を求めて討論を行います。 秋葉市長による公文書改ざん問題については、現在百条調査委員会で審議中であり、その結論を待つべきというのが継続の理由になったように、総務常任委員会の議論では思います。 しかし、公文書改ざん問題で、市議会として最終的には、秋葉市長によってそれが行われたのかどうか、その場合の秋葉市長の責任のとり方はどうなっていくのか、その上で市民の知る権利をどういうふうに担保していくのか。つまり部長会議の会議録を、もとの全文筆記に戻すとともに、録音による保管を求めていく方向、これを追求すべきだというふうに思います。今回の請願第8号は、まさにそのことを求めたものだというふうに思います。 そうだとすれば、今回の請願は、まさに議会が最終的に求めるものと一致するものであり、閉会中の継続審査の中で、結局、もし先ほどの総務常任委員会の継続の理由で考えると、その閉会中の継続審査をやる意味合いが余りにもないというふうに考えられます。 したがって、請願第8号のこの願意を妥当として、私は採択すべきと、そのように考えます。 以上です。 ○嵐芳隆議長 以上で植田進議員の討論を終わります。 以上で討論を終わります。 これより請願第8号部長会議会議録を従来の全文筆記形式に戻し、録音と録音データの保管を求める件に対する継続審査の申し出について採決を行います。 本案を総務常任委員会の申し出のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○嵐芳隆議長 起立多数であります。 したがって、請願第8号を継続審査とすることは可決されました。     ------------------------- ○嵐芳隆議長 先ほど教育委員会教育長に任命同意されました加賀谷孝氏から発言を求められていますので、これを許します。     (加賀谷 孝氏登壇) ◎加賀谷孝氏 教育委員会教育長に御同意いただきまして、まことにありがとうございます。 今後も、学校、保護者、地域とともに歩む教育を推進してまいりたいと考えております。これからも御指導のほど、よろしくお願い申し上げます。(拍手) ○嵐芳隆議長 以上で加賀谷孝氏の発言を終わります。 --------------------------------- △発議案上程(発議案第20号から発議案第27号) ○嵐芳隆議長 日程第2、発議案第20号から発議案第27号を議題とします。 発議案の提案理由の説明は、配付の印刷物に記載してありますので、これにより御了承願います。     ------------------------- ○嵐芳隆議長 これより発議案について一括して質疑を行います。 質疑は通告を省略し、直ちに行います。 質疑ありませんか。--質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。     ------------------------- ○嵐芳隆議長 これより、討論、採決を行います。 なお、討論は通告を省略します。 発議案第20号について討論を行います。 討論ありませんか。--討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより採決を行います。 発議案第20号有料公園施設使用における高校生の負担軽減を求める決議について、原案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○嵐芳隆議長 起立全員であります。 したがって、発議案第20号については原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○嵐芳隆議長 発議案第21号について討論を行います。 討論ありませんか。--討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより採決を行います。 発議案第21号無電柱化の推進に関する法整備等を求める意見書について、原案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○嵐芳隆議長 起立全員であります。 したがって、発議案第21号については原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○嵐芳隆議長 発議案第22号について討論を行います。 討論ありませんか。--討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより採決を行います。 発議案第22号政党助成制度の廃止を求める意見書について、原案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○嵐芳隆議長 起立少数であります。 したがって、発議案第22号については否決されました。     ------------------------- ○嵐芳隆議長 発議案第23号について討論を行います。 討論ありませんか。--討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより採決を行います。 発議案第23号公的年金積立金の投機的運用はやめるよう求める意見書について、原案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○嵐芳隆議長 起立少数であります。 したがって、発議案第23号については否決されました。     ------------------------- ○嵐芳隆議長 発議案第24号について討論を行います。 討論ありませんか。--討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより採決を行います。 発議案第24号子供の貧困対策を抜本的に強めるよう求める意見書について、原案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○嵐芳隆議長 起立少数であります。 したがって、発議案第24号については否決されました。     ------------------------- ○嵐芳隆議長 発議案第25号について討論を行います。 討論ありませんか。--討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより採決を行います。 発議案第25号医療・介護のさらなる改悪をやめるよう求める意見書について、原案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○嵐芳隆議長 起立少数であります。 したがって、発議案第25号については否決されました。     ------------------------- ○嵐芳隆議長 発議案第26号について討論を行います。 討論ありませんか。--討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより採決を行います。 発議案第26号四国電力伊方発電所の停止を求める意見書について、原案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○嵐芳隆議長 起立少数であります。 したがって、発議案第26号については否決されました。     ------------------------- ○嵐芳隆議長 発議案第27号について討論を行います。 討論ありませんか。--討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより採決を行います。 発議案第27号核兵器への依存姿勢を改めるよう求める意見書について、原案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○嵐芳隆議長 起立少数であります。 したがって、発議案第27号については否決されました。     ------------------------- ○嵐芳隆議長 本日可決されました意見書については、議長においてしかるべく取り計らいますので、御了承願います。     -------------------------     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○嵐芳隆議長 成田忠志議員。 ◆成田忠志議員 緊急質問をお願いします。 秋葉市長による公用車不適切使用について緊急質問を行いたいので、お取り計らいをお願いします。 以上。 ○嵐芳隆議長 ただいま、成田議員から秋葉市長による公用車不適切使用について緊急質問を行いたいとの申し出がありました。 本件については、議会運営委員会に諮問し、取り扱いを決定したいと思います。 この際、議会運営委員会開催のため、暫時休憩します。              午後1時59分休憩     -------------------------              午後2時12分開議 ○嵐芳隆議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 --------------------------------- △議事日程追加・緊急質問 ○嵐芳隆議長 この際、お諮りします。 成田議員の申し出のとおり、緊急質問に同意の上、この際日程に追加し、発言を許可することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○嵐芳隆議長 起立多数であります。 したがって、秋葉市長による公用車不適切使用について、緊急質問を議題とします。     ------------------------- ○嵐芳隆議長 成田議員の発言を許します。 ◆成田忠志議員 緊急質問をさせていただきます、会派自由民主党の成田です。 それでは、秋葉市長の公用車問題について、確認質問を2点させていただきます。 その前に、この質問の趣旨を皆さんにわかっていただくために、流れを簡潔に申し述べます。 9月5日の代表質問において、私は副市長制度について質問しました。その流れの間で、市長は、副市長を選任しない一方で、副市長車を使用していますということを答弁しました。そして、この公用車の利用の中で、9月5日の2日前、市長は平戸地区の秋祭り懇親会に行ったということで、その公用車に、本人以外に乗せましたかという質問をしました。 それに対して、市長は、議事録を見ますと、市長答弁は、「大学町まで一旦、私の車で行っていた、私の体調不良もあって、連れていた、私の車で連れていっていた妻が、大学町のある場所から平戸区までのわずかな、数分の区間でございましたが、その状況の中で、他の手段をちょっと見出せなかったことから、妻がその区間のみ同乗した」と私に答弁しました。その次に私は、東京都の舛添前知事の事例を言って、やはり公私混同しないようにと言いました。私は、そのときで終わったのかなと思っておりました。 その後、今度は9月8日付千葉日報の新聞に、「八千代市長、公用車に妻」と、こういうのが出ました。私はこれを見て驚いたのは、この平戸地区の懇親会ばかりでなくて、「一方、昨年1月16日にも、市役所近くから東葉高速鉄道八千代中央駅まで、公用車に妻が同乗していたことが運転日誌から新たに判明した。これについて同市長は「避けるべきだった」と話している」と新聞記事に出ています。 私は、やはり、公用車に対する認識がこれほどだったというのが、まず第一点の驚きでございます。そういう意味から、今回、緊急質問をさせていただきました。 それで、また、この間の決算審査特別委員会でも冒頭、「健康状態を含め、やむを得ない状況」との答弁もありました。 それを踏まえて、2点質問させて、確認させていただきます。 市長の答弁では、「体調不良」「やむを得ない状況」とありました。本当に体調不良ならば、会場での挨拶の後、公用車で休憩するか、早目に公務を切り上げるべきなのに、その後、花火を鑑賞していたということを、皆さん、見られております。 私の答弁の中で「体調不良」、あるいは決算審査特別委員会で「やむを得ない状況」と答弁しましたけれども、これはそのときの答弁を乗り切るための、その場しのぎの言いわけであったのではないのか、まずそれについて確認させていただきます。 ○嵐芳隆議長 秋葉就一市長。     (秋葉就一市長登壇) ◎秋葉就一市長 成田議員の緊急質問にお答えをいたします。 体調不良と申しますのは、その2日前、9月1日に病院に行きまして、胃腸の不良の部分で薬の処方をいただきました。2日間、薬を飲んでおりましたので、大分よくはなっておりましたが、冷たい飲み物や冷たいお酒等については、医者からも避けるべきであると言われておりましたことから、大分調子はよくなっていたとはいえ、その会場で予定されている飲食については無理であろうという判断をあらかじめしていたということでございます。 ○嵐芳隆議長 成田忠志議員。 ◆成田忠志議員 じゃ2点目、確認します。 今回の件について、本会議最終日に説明してほしいと、議長から市長に対して文書で依頼があります。これは平成28年9月9日付、八議議第212号です。「秋葉市長による公用車不適切使用に関して、市長に説明を求めることについて(依頼)」という文書が、嵐議長から八千代市長、秋葉就一市長に出されています。 この中で、「総務常任委員会より、秋葉市長による公用車不適切使用について、市長に説明を求めたいとの要請がありました。本件については、新聞にて報道される事態となっており、議会としては看過できない問題であります。つきましては、9月28日の本会議において、本件について説明をしていただきたく、その可否について」という申し入れがあります。 9月14日付市長の回答は、「諸般の事情により本会議場での説明はお断りさせていただきたく存じますが、他の方法による説明の場の確保につきましては」というふうな答弁があります。 やはりこれはちょっとおかしいんじゃないですか。もう新聞でも公になっておりますし、これはやはり議長の立場としても当然の要請だと思いますけれども、なぜこれに応えられないのか。それについて確認させていただきます。 ○嵐芳隆議長 秋葉就一市長。 ◎秋葉就一市長 私も議員時代、いろいろな形で何らかの追及等を行いたいと思った場合に、本会議場の使用について検討したり、お願いをしようと思ったりして、いろいろ調べたことがございました。本会議場の使用については、一定の法的な根拠をもって使用されるのが通例であるという説明を、当時議会事務局から受けておりましたので、そうした意味で、諸般の事情でと記した次第でございます。 ○嵐芳隆議長 成田忠志議員。 ◆成田忠志議員 それは、私の答えになっていませんよ。もっと真摯に答えたらどうですか。 あともう一点質問できますけれども、こういうことも言われています。通常、会場で用意される食事は、会費を支払った人が飲み食いするものだが、ある人は会費を支払わずに飲み食いしていたと、これは各方面からの目撃情報ですけれども、これもまた市長権限でしているのかどうか、ということも言われています。 しかし、こういう細かなことは、また12月議会に場所を改めて、また、この副市長問題、この市長公用車の問題、改めて私から質問させていただきますけれども、市長、もっと真摯に答えられたほうがいいですよ。こんなたかをくくったような答弁していたんじゃ、市民からもあきれられますよ。 以上をもって、私の緊急質問を終わります。 ○嵐芳隆議長 以上で緊急質問を終わります。     ------------------------- ○嵐芳隆議長 この際、秋葉市長の公文書改ざんに関する調査特別委員会開催のため、暫時休憩します。              午後2時23分休憩     -------------------------              午後4時3分開議 ○嵐芳隆議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ---------------------------------
    △秋葉市長の公文書改ざんに関する調査特別委員会中間報告 ○嵐芳隆議長 本日、秋葉市長の公文書改ざんに関する調査特別委員会から、中間報告書が提出されました。 この際、本件について委員長に報告を求めます。 緑川利行秋葉市長の公文書改ざんに関する調査特別委員長。     (緑川利行秋葉市長の公文書改ざんに関する調査特別委員長登壇、拍手) ◆緑川利行秋葉市長の公文書改ざんに関する調査特別委員長 秋葉市長の公文書改ざんに関する調査特別委員会の中間報告をいたします。 本委員会は、本日お配りした「秋葉市長の公文書改ざんに関する調査特別委員会中間報告書」を議決し、議長に提出いたしました。 本委員会は、秋葉就一市長から提出された記録を精査の上、2回の秋葉就一市長への証人喚問、その間の関係職員への参考人としての意見聴取及び証人喚問などを実施し、平成26年10月1日の部長会議の会議録の作成から平成26年11月27日の開示決定までの事実経過を中心に調査し、会議録を9ページから4ページに変更したことについて、市長主導によるものであったか、市長が特定の意図をもって行ったのか、「改ざん」と断じていいのかとの視点から検証しました。 このことから、議長に提出しました中間報告書では、平成26年10月1日の部長会議の会議録の作成から開示決定までの事実経過、及び3つの観点の検証結果を報告しております。 まず、平成26年10月1日の部長会議の会議録の作成から開示決定までの事実経過について申し上げます。 事実経過については、市長の証言と職員の証言等が食い違うところがあることから、本委員会は、市長の証言の信憑性の検証を行った上で、中間報告書の「第2 10月1日部長会議の会議録の作成から平成26年11月27日の開示決定までの事実経過」の認定を行ってまいりました。 市長の証言の信憑性の検証を行うに当たっては、開示請求後、数日以内に市長と職員との間で行われた協議についての検証、市長の直接の修正指示についての検証、平成27年10月2日の課長会議での発言に対する市長の証言の検証を、多角的に行ってまいりました。 このことは、中間報告書8ページから41ページに記述いたしました。 次に、会議録を9ページから4ページに変更したことについて、市長主導によるものであったか、市長が特定の意図をもって行ったのか、「改ざん」と断じていいのかとの視点からの検証について申し上げます。 本委員会は、平成26年10月1日の部長会議の会議録の作成から平成26年11月27日の開示決定までの事実経過の検証をもとに、3つの視点の検討を行いました。 まず、市長主導によるものであったかについては、市長が開示請求を受けて間もなくして職員に対し、9ページ会議録は長過ぎる、詳細ではないかとの旨の発言し、10月1日部長会議の会議録を要点記録に変更するよう指示したことが9ページ会議録から4ページ会議録への変更のきっかけであること、及び、会議録の変更作業において市長の強い関与が明らかになったことなどから、本委員会は、9ページ会議録から4ページ会議録への変更は、秋葉市長主導によるものと結論づけました。 次に、市長が特定の意図をもって会議録を9ページから4ページへの変更を行ったのかについては、本委員会は、平成27年10月2日に開催された課長会議での市長の発言の真意の検証、10月1日部長会議の資料(市長指示事項)に対する墨塗りをした経緯の検証、事業仕分けの実施の経緯の検証、市長の9ページ会議録についての認識の検証を経て、市長が職員に対し会議録を要点記録にしていくよう指示を出したことは、事業仕分けが部長会議の合意なしに強引に行われたことを隠すためとの疑念を払拭できないとの結論に至りました。 次に、9ページ会議録から4ページ会議録への変更を「改ざん」と断じてよいかについては、本委員会の調査により、10月1日部長会議において議題となっていた事業仕分けの実施について、大方の部局長の反対があり、部長会議の合意をとったものではない実態が改めて浮き彫りになりました。開示請求時現存していた9ページ会議録から、このような実態がわからなくなっている4ページ会議録に変更することは、本委員会においても「改ざん」と結論づけました。 以上、3点の視点での検証の詳細については、中間報告書42ページから50ページに記述いたしました。 また、本委員会における事実経過及び3つの視点の検証を行っていく過程で、委員から秋葉市長の証言に虚偽があり、地方自治法第100条第7項の虚偽の陳述に当たるかどうかの検討をすべきという意見がありました。 本委員会は、市長の証言が地方自治法第100条第7項の虚偽の陳述に当たるかの検討、当たる場合にはどの証言が当たるかの検討を行いました。 検証の結果、本委員会は、「開示請求を受けた後、数日以内に、職員に部長会議の会議録の決裁の有無を確認し、庁議規則第7条の解釈の説明を職員から受けたことから、開示請求を受けた直後は、10月1日の部長会議の会議録は未完成、いわゆる9ページ会議録は下書きとの認識に至った」旨の証言。 「11月半ばか下旬に、もう4ページの状態だったと思われるものに、日本語の誤字・脱字等の字句の訂正等について何点か指摘した記憶はございますが、それ以外はありません」との証言。 平成27年10月2日の課長会議において「いわゆる墨塗りというか、部分不開示という形も十分検討すべきであるという趣旨の発言や主張もしておりました」と発言した真意や、事実確認についての尋問に対する「自分の発言がいつの何の部分を指しているかがちょっと思い出せません」旨の証言。 当初の部長会議の会議録は9ページから4ページに変えられる過程において、具体的に削除箇所を示したという事実について「ありません」「違う、違う。ありません。そういう指示をしたことはありません」とした証言の検証。 以上、4つの市長証言が、本委員会において、地方自治法第100条第7項の虚偽の陳述に当たり、同条第9項に基づく告発を行うべきものと決定されました。検証の詳細は、中間報告書「第5 市長の証言が虚偽に当たるかの検証」に記述しております。 以上の本委員会の結果を受け、本日、本委員会委員のうち、私を初め告発することに賛同する委員から、虚偽の陳述に対する告発についての発議案を提出いたしました。 今後の本委員会については、本件不祥事に対する再発防止策の検討を中心に、最終報告書の取りまとめを行うこととともに、本委員会が虚偽と断じた4つの市長の証言のほかに、虚偽の陳述に当たるものがあるかどうかの検討を行ってまいります。 以上で秋葉市長の公文書改ざんに関する調査特別委員会の中間報告を終わります。 ○嵐芳隆議長 以上で秋葉市長の公文書改ざんに関する調査特別委員長の報告を終わります。 --------------------------------- △議事日程追加・発議案上程(発議案第28号から発議案第31号) ○嵐芳隆議長 申し上げます。 ただいまの秋葉市長の公文書改ざんに関する調査特別委員会の中間報告を受け、緑川利行議員外賛同する議員から、虚偽の陳述に対する告発についての発議案が提出されております。 ○嵐芳隆議長 この際、本案を日程に追加し、議題としたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○嵐芳隆議長 御異議なしと認め、そのように決定します。     ------------------------- ○嵐芳隆議長 発議案第28号から発議案第31号を議題とします。 提出者に提案理由の説明を求めます。 緑川利行議員。     (緑川利行議員登壇) ◆緑川利行議員 虚偽の陳述に対する告発について説明いたします。 先ほど報告いたしましたとおり、秋葉市長の公文書改ざんに関する調査特別委員会は、秋葉就一氏の証人喚問の証言のうち、「開示請求を受けた後、数日以内に、職員に部長会議の会議録の決裁の有無を確認し、庁議規則第7条の解釈の説明を職員から受けたことから、開示請求を受けた直後は、10月1日の部長会議の会議録は未完成、いわゆる9ページ会議録は下書きとの認識に至った」旨の証言。 11月半ばか下旬に、もう4ページの状態だったと思われるものに、日本語の誤字・脱字等の字句の訂正等について何点か指摘した記憶はございますが、それ以外はありませんとの証言。 平成27年10月2日の課長会議において「いわゆる墨塗りというか、部分不開示という形も十分検討すべきであるという趣旨の発言や主張もしておりました」と発言した真意や、事実確認についての尋問に対する「自分の発言がいつの何の部分を指しているかがちょっと思い出せません」旨の証言。 委員会が改ざんの指示と断じた、当初の会議録が9ページから4ページに変えられた過程において、具体的に削除箇所を示したという事実について「ありません」「違う、違う。ありません。そういう指示をしたことはありません」とした旨の証言。 以上の4つの証言を、地方自治法第100条第7項に規定された虚偽の陳述に当たると断じました。 この同委員会の決定に基づき、本案を提出いたしました。 本案は、同委員会が秋葉就一氏の証言のうち、明らかに故意になされた虚偽の陳述に当たるとしたものでありますことから、議員の皆様の賛同を得ることを願い、提案理由の説明といたします。 ○嵐芳隆議長 以上で提案理由の説明を終わります。     ------------------------- ○嵐芳隆議長 これより質疑を行います。 質疑は通告を省略し、直ちに行います。 質疑ありませんか。--質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。     ------------------------- ○嵐芳隆議長 これより討論、採決を行います。 なお、討論は通告を省略します。 発議案第28号について討論を行います。 討論ありませんか。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○嵐芳隆議長 菅野文男議員。     (菅野文男議員登壇) ◆菅野文男議員 発議案第28号から29号、30号、31号の4発議案について、私も百条委員会の委員として賛意をし、提出者になっておりますが、私はこのたびの発議を、告発をするに当たって少し疑念を持ち、委員会でもその意見を述べてきましたが、この委員長の報告にありましたように、百条委員会は、被告人の百条委員会に対する答弁の虚偽、いわゆるうそかどうかを審理するところだということにおいて、私も提出者の委員の皆様と同じ考えに至りました。 しかし、物的証拠がないので、この告発をするに当たって、どうかなと思ったんですが、我々は司法ではなく、告発する責務があるという百条委員会の責務のもとに、私は告発ではなく、3月議会、6月議会で言いましたように、この我々の与えられし権限の中で、市長に対しては、我々議会としては、辞職決議を求めてきたんですが、筋が違うということで、少し不満ながら、この告発に賛同いたした次第でございます。 ですから、できることならば、もう少し白黒がはっきりする手段に訴えたかったところですが、司法に任すことにしました。だから私は賛成して、提出者になりました。 以上です。 ○嵐芳隆議長 以上で菅野文男議員の討論を終わります。 他に討論ありませんか。 橋本淳議員。     (橋本 淳議員登壇) ◆橋本淳議員 発議案第28号、29号、30号、31号の4発議案は関連しておりますので、一括してまとめて反対の討論をいたします。 「100条調査ハンドブック」という書籍によりますと、「虚偽証言とは、証人が経験した過去の事実や状態について自ら認識した内容と異なる証言を故意に行うことをいう。ただし、自ら認識した内容が過去の事実や状態と異なっていても虚偽証言にはならないことに留意を要する」とあります。 虚偽証言の、法令上、民事訴訟法の定義に合致していないものと思われます。よって、告発に値しないというのが一番の最大の理由でございます。 また、百条委員会の解釈は、客観性に基づいた上で、事実に反する証言として虚偽と認めたわけですけれども、証拠がなく、職員の証言のみに基づいての推測でしかありません。百条委員会の検証で、市長の証言が虚偽に当たると認める最大の理由は、職員の証言との食い違いにおいて、職員の証言は全て正しく、間違いがないのが前提とした上で、職員の証言のほうが市長の証言より信憑性が高いというものです。果たして、職員の証言は本当に信憑性が高いのでしょうか。 今回の改ざんの経過において、職員の証言にある6ページ会議録や、市長が鉛筆書きしたという指示メモの存在は核となるものです。しかし、情報公開審査会の聞き取りのときには、職員はそのことには一切触れておりません。百条委員会が立ち上げられてから証言が翻っているわけです。このことから、職員の証言に間違いがないとは言い切れないのは明白です。 また、当時、部長、次長2人、課長、情報公開室長までもが、条例違反の認識がなかったということが、報告書に一切記載されていないのも大問題ですが、市長は公文書の認識があったはずという職員の証言から、百条委員会も公文書の認識があったはずだと認定して虚偽告発に至っておりますが、職員が、自分は条例違反の認識がなかったのに、市長にそれがあったはずという証言にも信憑性がありませんし、それを根拠に虚偽だと認定することはあってはならないと考えます。 また、市長に進言したにもかかわらず、それでも市長の強い指示で削減されたというわけであるならまだしも、その進言が一切ないことからも、意図的であったとは言えません。具体的に、都合の悪そうな部分についての削除指示があったわけではなく、「長過ぎないか」の一言に対して、職員みずからが大幅に削減し、結果的に市長に都合よくカットしたように見えるだけであり、市長の意図があったことの裏づけにはなっておりません。 発議案第29号については、唯一、指示メールという証拠が示された発議案ですが、この件は、日本語の誤字・脱字の訂正等の範囲内かどうかという認識の問題であります。実際に市長から出された陳述書において、要点筆記の仕方の例示をしたということを認めております。このことからも、市長の認識においては、日本語の誤字・脱字の訂正等の範囲内であるという認識だったことが証明されます。 そして、先ほど開かれた百条委員会において、冒頭委員長により謝罪がありました。26日の委員会において弁護士の方に聞いて問題ないと言われたとの発言を撤回する旨のものでした。弁護士から承認されたようなうそをついた上で、発議案を通そうとした姿勢には疑問を感じます。 もう一点、中間報告書内の2ページ目、「大方の部局長の反対があり」という表現、また48ページ、「職員の大方が反対していた」という記載に関して、これを事実とすることに対する意見を表明すると、委員から、「9ページ会議録から最低3名の反対があったことがわかるので大方と見ていい」旨の発言があり、出席者数の確認もせずに議論を打ち切り、強行採決で修正しないことになりました。 百条委員会のあり方や、報告書が恣意的につくられているようなことに疑問があります。これも反対の要因とさせていただき、討論とさせていただきます。 ちなみに、出席者は21名でした。 ○嵐芳隆議長 以上で橋本淳議員の討論を終わります。 他に討論ありませんか。 堀口明子議員。     (堀口明子議員登壇) ◆堀口明子議員 発議案第28号から31号、4本に当たりまして、賛成の討論をさせていただきます。 百条委員として、これまで18回の審議を重ねてきました。この間、明らかとなっているのは、やはり削減された内容です。これは職員にとって都合のいいものか、市長にとって都合のいいものか、そういった点を踏まえてみれば、明らかに事業仕分けで職員の方々が反対している内容等が削減されているわけです。 職員の方と市長の方の、その削減された内容、どちらにメリットがあってデメリットがあるのか、そうした点を検証すれば、今回秋葉市長が発言した内容にとって、私は指示した覚えはないといっても、長いのではないかという、その疑問符が、それが職員を削減へと導いていることは明らかとなっております。 そして、市長からの指示、これに反対できなかった職員の方々が、やはり未完成とか下書きとかのつじつま合わせを行ってしまったということを、しっかりと職員の方々が発言しております。 そうした証言が正しいかどうか、それを検証した上で、今回、秋葉市長が行った4件の発言が虚偽であるということに、委員会では判定をいたしました。 百条委員会の性質上、これまでの真相究明と、どうしてこの公文書改ざんを行ったかの真相究明、それから再発防止、これからもまだまだ審議しなければならないことがありますが、今回は明らかとなった虚偽の発言、その4件を告発するに至る発議案です。ですから、まだまだ行わなければならないこともあります。 先ほど、橋本議員からありました「大方の職員」の発言につきましても、私は委員会の中で、3つの部署の方々の例を挙げただけであって、それ以外の内容につきましても、やはり反対と言えるような内容等の発言があります。 ですから、そうした9ページ会議録をしっかりと見て、それがどのように4ページへと改ざんされていったのか、そのことを検証すれば、大方の職員の反対があったというのは推測できると思います。 以上のことから、私は、この4件は秋葉市長の虚偽があったと認められるという点から、賛成の討論とさせていただきます。 ○嵐芳隆議長 以上で堀口明子議員の討論を終わります。 他に討論ありますか。--討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより採決を行います。 発議案第28号虚偽の陳述に対する告発について、原案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○嵐芳隆議長 起立多数であります。 したがって、発議案第28号については原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○嵐芳隆議長 発議案第29号について討論を行います。 討論ありませんか。--討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより採決を行います。 発議案第29号虚偽の陳述に対する告発について、原案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○嵐芳隆議長 起立多数であります。 したがって、発議案第29号については原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○嵐芳隆議長 発議案第30号について討論を行います。 討論ありませんか。--討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより採決を行います。 発議案第30号虚偽の陳述に対する告発について、原案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○嵐芳隆議長 起立多数であります。 したがって、発議案第30号については原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○嵐芳隆議長 発議案第31号について討論を行います。 討論ありませんか。--討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより採決を行います。 発議案第31号虚偽の陳述に対する告発について、原案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○嵐芳隆議長 起立多数であります。 したがって、発議案第31号については原案のとおり可決されました。 --------------------------------- △議事日程追加・発議案上程(発議案第32号) ○嵐芳隆議長 申し上げます。 本日、横山博美議員外賛同する議員から、発議案第32号秋葉市長に対する問責決議についてが提出されました。 この際、発議案第32号を日程に追加し、議題としたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○嵐芳隆議長 御異議なしと認め、そのように決定します。     ------------------------- ○嵐芳隆議長 発議案第32号を議題とします。 本案について、提出者に提案理由の説明を求めます。 横山博美議員。     (横山博美議員登壇) ◆横山博美議員 秋葉市長に対する問責決議について、提案理由を説明いたします。 秋葉市長は、これまで市長就任時から続く不適切な行政運営により、市政を混乱させてきたところですが、またしても、市民の行政に対する信頼を損なわせる事案が発生しました。 1点目は、秋葉市長の公文書改ざん問題についてであります。 2点目は、秋葉市長による公用車不適切使用についてであります。 3点目は、平成27年度決算の不認定についてであります。 詳細については、決議の内容に記載しております。 以上、3点について、秋葉市長に対して猛省を促すとともに、今後は、市長の重責を十分理解した上で行政運営に当たるよう強く求めるものであります。 以上で提案理由の説明を終わります。 ○嵐芳隆議長 以上で提案理由の説明を終わります。     ------------------------- ○嵐芳隆議長 これより質疑を行います。 質疑は通告を省略し、直ちに行います。 質疑ありませんか。--質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。     ------------------------- ○嵐芳隆議長 これより討論を行います。 なお、討論は通告を省略します。 討論ありませんか。--討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより採決を行います。 発議案第32号秋葉市長に対する問責決議について、原案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○嵐芳隆議長 起立多数であります。 したがって、発議案第32号については原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○嵐芳隆議長 本日可決されました虚偽の陳述に対する告発については、議長においてしかるべく取り計らいますので、御了承願います。     ------------------------- ○嵐芳隆議長 以上で今期定例会における案件の審議は全て終了しました。 --------------------------------- △閉会 ○嵐芳隆議長 以上で平成28年第3回定例会を閉会します。 御苦労さまでした。          平成28年9月28日午後4時31分閉会 --------------------------------- △本日の会議に付した事件 1.議長の報告1.総括審議1.発議案上程(発議案第20号から発議案第27号)1.議事日程追加・緊急質問1.秋葉市長の公文書改ざんに関する調査特別委員会中間報告1.議事日程追加・発議案上程(発議案第28号から発議案第31号)1.議事日程追加・発議案上程(発議案第32号)1.閉会地方自治法第123条第2項の規定により、署名する。    八千代市議会議長   嵐 芳隆    八千代市議会副議長  正田富美恵   会議録署名議員    八千代市議会議員   西村幸吉    八千代市議会議員   林 利彦...