流山市議会 > 2020-12-16 >
12月16日-06号

ツイート シェア
  1. 流山市議会 2020-12-16
    12月16日-06号


    取得元: 流山市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-24
    令和 2年 12月 定例会(第4回)令和2年12月招集流山市議会定例会会議録(第6号)1  日  時   令和2年12月16日午前10時開議                     1  場  所   流山市議会議場                               1  出席議員   28名                                        1番   渡  辺  仁  二  議員     2番   大  野  富  生  議員     3番   岡     明  彦  議員     4番   高  橋     光  議員     5番   野  田  宏  規  議員     6番   近  藤  美  保  議員     7番   戸  辺     滋  議員     8番   西  尾     段  議員     9番   大  塚  洋  一  議員    10番   野  村     誠  議員    11番   坂  巻  儀  一  議員    12番   石  原  修  治  議員    13番   菅  野  浩  考  議員    14番   植  田  和  子  議員    15番   笠  原  久  恵  議員    16番   森  田  洋  一  議員    17番   加  藤  啓  子  議員    18番   斉  藤  真  理  議員    19番   阿  部  治  正  議員    20番   中  村  彰  男  議員    21番   楠  山  栄  子  議員    22番   森     亮  二  議員    23番   藤  井  俊  行  議員    24番   中  川     弘  議員    25番   海 老 原  功  一  議員    26番   小 田 桐     仙  議員    27番   乾     紳 一 郎  議員    28番   青  野     直  議員1  欠席議員   なし                                    1  出席理事者                                          市   長   井  崎  義  治      副 市 長   石  原  重  雄      教 育 長   田  中  弘  美      上 下 水道   志  村  誠  彦                              事業管理者                   総 合 政策   須  郷  和  彦      総 務 部長   渡  邊  雅  史      部   長                   ( 兼 総務                   (工事検査                   課 長 )                   室 長 事務                                           取 扱 い)                                           財 政 部長   浅  水     透      市 民 生活   伊  藤  龍  史                              部   長                   健 康 福祉   早  川     仁      子ども家庭   秋  元     悟      部   長                   部   長                   経 済 振興   恩  田  一  成      環 境 部長   大  島  尚  文      部   長                                           ( 農 業                                           委 員 会                                           事 務 局長                                           併 任 )                                           まちづくり   石  野  升  吾      土 木 部長   石  井  菊  次      推 進 部長                                           会計管理者   高  崎  輝  久      選 挙 管理   染  谷  忠  美                              委 員 会                                           事 務 局長                   監 査 委員   菊  池  義  博      教 育 総務   菊  池  智  之      事 務 局長                   部   長                   学 校 教育   前  川  秀  幸      生 涯 学習   飯  塚  修  司      部   長                   部   長                   消 防 長   北  野  浩 一 郎      総合政策部   中  野  秀  紀                              次   長                                           ( 兼 企画                                           政策課長)                   秘 書 広報   若  林  克  彦      マーケティ   河  尻  和 佳 子      課   長                   ン グ 課長                   情報政策・   内     安  広      総 務 課   帖  佐  直  美      改 革 改善                   政 策 法務                   課   長                   室   長                   人 材 育成   寺  門  宏  晋      財 産 活用   石  川  博  一      課   長                   課   長                   財産活用課   井  上  雅  之      財政部次長   根  本  政  廣      ファシリティ                  (兼資産税                   マネジメント                  課 長 )                   推 進 室長                                           財 政 調整   村  山  智  章      税 制 課長   鈴  木  貴  之      課   長                                           税 制 課   佐 々 木  武  男      市民税課長   大  竹  哲  也      債 権 回収                                           対 策 室長                                           市民生活部   小  山  規  夫      市民生活部   吉  野  教  生      次   長                   次   長                   ( 防 災                   ( 兼 保険                   危 機 管理                   年金課長)                   担 当 )                                           市 民 課長   鈴  木  宏  美      コミュニティ  斉  藤  昌  克                              課   長                   防 災 危機   大  津  真  規      健康福祉部   豊  田  武  彦      管 理 課長                   次   長                                           ( 兼 介護                                           支援課長)                   健康福祉部   伊  原  理  香      社 会 福祉   石  戸  敏  久      次   長                   課   長                   ( 兼 健康                                           増進課長)                                           高 齢 者   木  村  正  宏      障 害 者   宮  澤  敏  幸      支 援 課長                   支 援 課長                   児 童 発達   秋  元  結 香 里      子 ど も   熊  井     彰      支援センター                  家庭部次長                   所   長                   (兼子ども                                           家庭課長)                   保 育 課長   秋  谷  大  和      経済振興部   渋  谷  俊  之                              次   長                                           ( 兼 商工                                           振興課長)                   流山本町・   井  戸  一  郎      農 業 振興   染  谷  秀  則      利 根 運河                   課   長                   ツーリズム                                           推 進 課長                                           環境部次長   小  野  満 寿 夫      環 境 政策   伊  原  秀  明      (兼クリーン                  課   長                   セ ン ター                                           所   長)                                          まちづくり   平  田  修  巳      まちづくり   長  橋  祐  之      推進部次長                   推進部次長                                           ( 兼 都市                                           計画課長)                   まちづくり   梶     隆  之      まちづくり   秋  元  敏  男      推 進 課長                   推 進 課                                           西 平 井・                                           鰭ケ崎区画                                           整 理 室長                   まちづくり   酒  巻  祐  司      み ど りの   本  田  英  師      推 進 課                   課   長                   交 通 計画                                           推 進 室長                                           建 築 住宅   伊  藤  直  人      宅 地 課長   大  徳     治      課   長                                           土木部次長   池  田  輝  昭      道 路 管理   染  谷  祐  治      ( 兼 河川                   課   長                   課 長 )                                           道 路 建設   遠  藤  康  弘      会 計 課長   佐 々 木  和  美      課   長                                           上下水道局   矢  幡  哲  夫      上下水道局   竹 之 内  裕  樹      次長(兼上下                  経 営 業務                   水道局水道                   課   長                   工務課長)                                           上下水道局   浅  川     晃      選 挙 管理   堀  越  雅  男      下水道建設                   委 員 会                   課   長                   事務局次長                   監 査 委員   横  山  友  二      農業委員会   染  谷     晃      事務局次長                   事務局次長                   教育総務部   大  塚  昌  浩      教 育 総務   大  川     裕      次   長                   課   長                   ( 兼 学校                                           施設課長)                                           学校教育部   宮  本  信  一      指 導 課長   松  山  秀  行      次   長                                           ( 兼 学校                                           教育課長)                                           指 導 課   中 曽 根  仁  史      生涯学習部   中  西  直  人      いじめ防止                   次   長                   相 談 対策                   ( 兼 生涯                   室   長                   学習課長)                   ス ポ ーツ   佐  藤  慎 一 郎      公 民 館長   鶴  巻  浩  二      振 興 課長                                           図 書 館長   新  倉  英  之      博 物 館長   小  栗  信 一 郎      消 防 本部   須  藤  恭  成      消 防 本部   吉  野  康  雄      次   長                   次   長                   ( 兼 消防                   ( 兼 中央                   総務課長)                   消防署長)                   予 防 課長   齋  藤  一  浩      消 防 防災   笠  原  圭  史                              課   長                   東消防署長   真  保  貴  之      南消防署長   鈴  木  孝  男      北消防署長   片  瀬  章  博                            1  出席事務局員                                         事 務 局長   竹  内  繁  教      次   長   遠  藤     剛      次 長 補佐   稲  澤  玄  哉      主   事   五 十 嵐  大  雅      ( 兼 議事                                           係 長 )                                           主   事   後  藤  優  太      事 務 員   西  浦     聖            令和2年流山市議会第4回定例会日程表(第6号)           令和2年12月16日午前10時開議第 1 議案第119号訂正の件                                 第 2 議案第129号 令和2年度流山市一般会計補正予算(第12号)                          (議案上程提案理由説明・質疑・委員会付託)              第 3 議案第 98号 令和2年度流山市一般会計補正予算(第11号)                  議案第102号 財産の取得について(児童生徒用タブレット端末等)                議案第103号 令和2年度流山市介護保険特別会計補正予算(第2号)               議案第104号 流山市地域福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制            定について                                   議案第105号 流山市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正            する条例の制定について                             議案第106号 専決処分の承認を求めることについて(流山市学校事故調査委員会設置条例)     議案第107号 指定管理者の指定について(流山市流山福祉会館)                 議案第108号 指定管理者の指定について(流山市西深井福祉会館)                議案第109号 指定管理者の指定について(流山市南福祉会館)                  議案第110号 指定管理者の指定について(流山市名都借福祉会館)                議案第111号 指定管理者の指定について(流山市平和台福祉会館)                議案第112号 指定管理者の指定について(流山市下花輪福祉会館)                議案第113号 指定管理者の指定について(流山市東深井福祉会館)                議案第114号 指定管理者の指定について(流山市地域福祉センター)               議案第115号 指定管理者の指定について(流山市心身障害者福祉作業所さつき園)         議案第116号 指定管理者の指定について(流山市おおたかの森児童センター)           議案第117号 指定管理者の指定について(流山市生涯学習センター)               議案第118号 指定管理者の指定について(流山市民総合体育館ほか8体育施設)          議案第119号 指定管理者の指定について(流山市コミュニティプラザ)              議案第120号 指定管理者の指定について(一茶双樹記念館及び社会教育ギャラリー)        議案第121号 令和2年度流山市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)             議案第122号 令和2年度流山市水道事業会計補正予算(第2号)                 議案第123号 令和2年度流山市下水道事業会計補正予算(第1号)                議案第124号 公の施設の区域外設置に関する協議について                    議案第125号 市道路線の認定について                             議案第126号 市道路線の廃止について                             議案第127号 工事請負契約の締結について((仮称)南流山地域図書館児童センター建設工            事)                                      議案第128号 工事請負契約の変更について(流山市立八木北小学校校舎等改修工事(建築工            事))                                      陳情第  8号 SARS―CoV2の存在を証明する科学論文及び無症状者からの感染を証明す            る科学論文を求める陳情書                            陳情第  9号 新型コロナウイルス感染症対策条例及び本条例に基づく情報発信につき見直しを            求める陳情書                                  陳情第 10号 流山市職員(一般職員、会計年度任用職員、特別職)の給与及び費用弁済に関す            る条例の改正を求める陳情書                                   (委員長報告・質疑・討論・採決)                    第 4 発議第 26号 男女共同参画社会本格的実施を求める意見書について                       (議案上程提案理由説明・質疑・討論・採決)              第 5 発議第 27号 大規模物流倉庫など広域的集団感染の対応強化を求める意見書について                (議案上程提案理由説明・質疑・討論・採決)              第 6 発議第 28号 日本学術会議任命拒否に関する意見書について                           (議案上程提案理由説明・質疑・討論・採決)              第 7 発議第 29号 オスプレイに関する意見書について                                (議案上程提案理由説明・質疑・討論・採決)              第 8 発議第 30号 新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金の早期支給等を求める意見書につ            いて                                              (議案上程提案理由説明・質疑・討論・採決)              第 9 発議第 31号 指定ごみ袋の導入延期を求める決議について                            (議案上程提案理由説明・質疑・討論・採決)              第10 発議第 32号 中高年のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書について              (議案上程提案理由説明・質疑・討論・採決)              第11 発議第 33号 不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書について                        (議案上程提案理由説明・質疑・討論・採決)              第12 所管事務の継続調査について                                本日の会議に付した事件  日程第2まで議事日程表のとおり                               第 3 議案第 98号 令和2年度流山市一般会計補正予算(第11号)                  議案第102号 財産の取得について(児童生徒用タブレット端末等)                議案第103号 令和2年度流山市介護保険特別会計補正予算(第2号)               議案第104号 流山市地域福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制            定について                                   議案第105号 流山市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正            する条例の制定について                             議案第106号 専決処分の承認を求めることについて(流山市学校事故調査委員会設置条例)     議案第107号 指定管理者の指定について(流山市流山福祉会館)                 議案第108号 指定管理者の指定について(流山市西深井福祉会館)                議案第109号 指定管理者の指定について(流山市南福祉会館)                  議案第110号 指定管理者の指定について(流山市名都借福祉会館)                議案第111号 指定管理者の指定について(流山市平和台福祉会館)                議案第112号 指定管理者の指定について(流山市下花輪福祉会館)                議案第113号 指定管理者の指定について(流山市東深井福祉会館)                議案第114号 指定管理者の指定について(流山市地域福祉センター)               議案第115号 指定管理者の指定について(流山市心身障害者福祉作業所さつき園)         議案第116号 指定管理者の指定について(流山市おおたかの森児童センター)           議案第117号 指定管理者の指定について(流山市生涯学習センター)               議案第118号 指定管理者の指定について(流山市民総合体育館ほか8体育施設)          議案第119号 指定管理者の指定について(流山市コミュニティプラザ)              議案第120号 指定管理者の指定について(一茶双樹記念館及び社会教育ギャラリー)        議案第121号 令和2年度流山市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)             議案第122号 令和2年度流山市水道事業会計補正予算(第2号)                 議案第123号 令和2年度流山市下水道事業会計補正予算(第1号)                議案第124号 公の施設の区域外設置に関する協議について                    議案第125号 市道路線の認定について                             議案第126号 市道路線の廃止について                             議案第127号 工事請負契約の締結について((仮称)南流山地域図書館児童センター建設工            事)                                      議案第128号 工事請負契約の変更について(流山市立八木北小学校校舎等改修工事(建築工            事))                                      議案第129号 令和2年度流山市一般会計補正予算(第12号)                  陳情第  8号 SARS―CoV2の存在を証明する科学論文及び無症状者からの感染を証明す            る科学論文を求める陳情書                            陳情第  9号 新型コロナウイルス感染症対策条例及び本条例に基づく情報発信につき見直しを            求める陳情書                                  陳情第 10号 流山市職員(一般職員、会計年度任用職員、特別職)の給与及び費用弁済に関す            る条例の改正を求める陳情書                                   (委員長報告・質疑・討論・採決)                    第 4 発議第 26号 男女共同参画社会本格的実施を求める意見書について                       (議案上程提案理由説明・質疑・討論・採決)              第 5 発議第 27号 大規模物流倉庫など広域的集団感染の対応強化を求める意見書について                (議案上程提案理由説明・質疑・討論・採決)              第 6 発議第 28号 日本学術会議任命拒否に関する意見書について                           (議案上程提案理由説明・質疑・討論・採決)              第 7 発議第 29号 オスプレイに関する意見書について                                (議案上程提案理由説明・質疑・討論・採決)              第 8 発議第 30号 新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金の早期支給等を求める意見書につ            いて                                              (議案上程提案理由説明・質疑・討論・採決)              第 9 発議第 31号 指定ごみ袋の導入延期を求める決議について                            (議案上程提案理由説明・質疑・討論・採決)              第10 発議第 32号 中高年のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書について              (議案上程提案理由説明・質疑・討論・採決)              第11 発議第 33号 不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書について                        (議案上程提案理由説明・質疑・討論・採決)              第12 所管事務の継続調査について △午前10時01分開会 ○青野直議長 ただいまから本日の会議を開きます。  本日の出席を御報告します。  ただいまのところ出席議員28名、全員であります。よって、定足数に達しておりますので、会議は成立していることを御報告します。  本日市長から追加議案の送付があり、これを受理しましたので、御報告します。  本日の議事につきましては、お手元に配付の日程表によって進めたいと思いますので、御了承願います。 △議案第119号訂正の件 ○青野直議長 これより議事に入ります。  日程第1、議案第119号訂正の件を議題とします。  訂正理由の説明を求めます。井崎市長。     〔井崎市長登壇〕 ◎井崎義治市長 おはようございます。お許しをいただきまして、訂正請求の理由の説明を申し上げます。  議案第119号 指定管理者の指定については、令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間の流山市コミュニティプラザ指定管理者の指定について議会の議決を求めるものですが、指定管理者の候補者である帝国ビル管理協同組合が令和2年11月25日付で所在地を移転したことが同年12月9日に判明したため、訂正を請求するものです。  以上をもちまして訂正請求の理由についての説明を終わります。訂正について御審議いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○青野直議長 以上をもって訂正理由の説明は終わりました。  お諮りします。ただいま議題となっております議案第119号訂正の件を許可することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○青野直議長 異議なしと認めます。  よって、議案第119号訂正の件は許可されました。 △議案の上程 ○青野直議長 日程第2、議案第129号を議題とします。 △提案理由説明 ○青野直議長 提案理由の説明を求めます。井崎市長。     〔井崎市長登壇〕 ◎井崎義治市長 お許しをいただきまして、ただいま上程されました議案1件について提案理由の説明を申し上げます。  議案第129号「令和2年度流山市一般会計補正予算(第12号)」については、去る12月11日、政府が新型コロナウイルス感染症対策として、新たに予備費から約3,856億円を支出する閣議決定をしたことを受け、低所得のひとり親世帯への臨時特別給付金について速やかに対応する必要があることから、今定例会に補正予算案を追加提案するもので、既定の歳入歳出予算総額に歳入歳出それぞれ6,460万3,000円を追加し、予算総額を951億4588万2,000円とする内容です。  以上をもちまして議案の提案理由についての説明を終わります。提案いたしました議案について御審議の上、可決いただきますようによろしくお願い申し上げます。 ○青野直議長 以上で提案理由の説明は終わりました。 △質疑 ○青野直議長 これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○青野直議長 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。 △委員会付託 ○青野直議長 ただいま議題となっております議案第129号は、総務委員会に付託します。  なお、総務委員長から議案第129号の審査を直ちに行うとの報告がありましたので、委員は第3委員会室に御参集ください。  委員会審査のため、暫時休憩します。     午前10時06分休憩     午後 1時15分再開 ○青野直議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
    △日程の追加 ○青野直議長 先ほど総務委員長から議案第129号の審査を終えた旨の報告がありました。  お諮りします。総務委員長から報告のあった議案第129号を日程第3に追加し、議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○青野直議長 異議なしと認めます。  よって、議案第129号は日程第3に追加し、議題とすることに決定しました。 △委員長報告 ○青野直議長 これより議事に入ります。  日程第3、議案第98号及び議案第102号から議案第129号までの以上29件並びに陳情3件を一括して議題とします。  本件に関し、各委員長の報告を求めます。石原修治総務委員長。     〔石原修治総務委員長登壇〕 ◎石原修治総務委員長 総務委員会に付託されました議案5件、陳情3件の審査につきまして、その審査結果について、審査経過順に報告します。  初めに、12月7日に開催されました本委員会における議案4件、陳情3件の審査について報告します。  初めに、陳情第9号「新型コロナウイルス感染症対策条例及び本条例に基づく情報発信につき見直しを求める陳情書」について申し上げます。  本陳情は、新型コロナウイルス感染症対策条例第3条ないし第4条につき、議会が市の情報発信が適切か不適切かの評価・監視をする責務を果たした上で、市に改善を求める決議を採択することを求めるものです。  初めに、当局より、本市では新型コロナウイルスに関連する情報を適時かつ適切に発信していると考えています。  また、PCR検査の偽陽性の確率については、医学的知見に基づく一意見であると認識しています。  新型コロナウイルス感染症に関連する市の情報発信は、市の施策や市民に関わりのある国や県の事業、国民に広く認知されている事項などを市民に周知するために行っており、議会への報告もこれに基づいています。  よって、医学的な一意見については、市はその意見に従い取り扱う立場にないと考えています。  との意見がありました。  審査の過程における討論として、  1 不採択の立場で討論する。  新型コロナウイルス感染症対策条例に基づく情報発信という点では、国に大きな専門的知見が集中し、また千葉県等保健所管轄の中で、流山市として専門的知見をどこまで有するかということがある。現時点に立てば、このPCR検査をさらに広げて充実させて、感染症をできる限り抑制し、重症者へ結びつかせないとすることが必要不可欠と考え、これまでの情報発信については問題がないと考える。  がありました。  採決の結果、零対6をもって不採択とすべきものと決定しました。  次に、陳情第8号「SARS―CoV2の存在を証明する科学論文及び無症状者からの感染を証明する科学論文を求める陳情書」について申し上げます。  本件は、新型コロナウイルス感染症を引き起こすウイルスはSARS―CoV2とされているが、その存在と病原性を証明した科学論文及び無症状の新型コロナウイルス感染者からこの病気を他人に感染させることを科学的に証明した論文がどこにあるのかを提示することを求めるもので、不明な場合、新型コロナウイルス感染症に関する対策を再検討することを採択するよう求めるものです。  初めに、当局より、本市におきましては、流山市新型コロナウイルス感染症対策本部を3月25日に立ち上げ、これまで13回会議を開催してきました。  対策本部会議では市としての方針を定め、感染症対策を講じてきました。  11月17日には千葉県から、「新しい生活様式」を実践した上で、適切な感染防止対策を徹底するよう千葉県民、事業者に依頼が発信されています。  本市としても国や千葉県の要請、依頼等に基づき、また市内だけでなく、千葉県、ひいては全国で感染者が増加している状況に鑑み、流山市は市民の皆様の安心安全を第一に感染症対策をお願いしているところです。  また、各事業担当課においても、感染症予防を考慮し、各種事業やイベントなどの実施について、中止や縮小、開催時期の延期などの判断をしているところです。  本市としましては、今後も国や千葉県の方針や要請に基づき、感染症対策を引き続き行うべきと考えます。  との意見がありました。  審査の過程における討論として、  1 不採択の立場で討論する。  新型コロナウイルス感染症においては、医師を含めた専門家が英知を結集して、適切かどうかを模索しながら対応している状況です。そうしている間にも感染者が増え、死者も出ています。流山市においても、国の判断に基づいて判断していくしかない状況で、本市もその政策で事業を決めています。  陳情者が言うように、万一疑いがあるとしても、残念ながら、それを市独自で判断する専門的な知見を持ち合わせていないため、科学的論文を市独自で提示することは難しいと判断します。  がありました。  採決の結果、零対6をもって不採択すべきものと決定しました。  次に、陳情第10号「流山市職員(一般職員、会計年度任用職員、特別職)の給与及び費用弁済に関する条例の改正を求める陳情書」について申し上げます。  本件は、流山市職員(一般職員、会計年度任用職員、特別職)の給与及び費用弁済に関する条例を改正すること、現行の「地域手当」の率(7.3%)を国基準の6%へ差し戻すことを求めるものです。  初めに、当局より、地域手当は平成17年の人事院勧告において、地域の民間賃金水準を公務員の給与に適切に反映させるために、それまでの調整手当に替えて、平成18年度に人事院規則に新設された手当です。  本市においては、現在7.3%を支給しています。  地域手当の支給割合を7.3%とした経緯については、平成30年第1回定例会において、平成29年の千葉県人事委員会勧告に基づき、地域手当の支給割合を同年4月から0.2%引き上げ、7%から7.2%としました。  さらに、給与制度の総合的見直しに伴う経過措置であります現給保障の適用期間を1年間短縮することの代わりとして、平成30年度から地域手当の支給割合を0.1%引き上げ、7.3%とする「給与改定に伴う関係条例の整備に関する条例の制定」について上程し、承認を得たものです。  そのため、地域手当の支給割合については、現在の支給割合を維持していきたいと考えております。  との意見がありました。  審査の過程における討論として、  1 不採択の立場で討論する。  国が示す地域手当の基準は、必ずしも合理的なもの、道理の通ったものとは言えない。関連する地域の勤労者の生活条件、近隣自治体の市民の生活条件などを正確に反映しているものとも言えない。それは、国が打ち出す他の分野の地域基準、例えば生活保護の級地制度や介護保険制度の級地制度がそうであるのと同様である。  また、自治体が国の意向と異なった施策を講じた場合に行われるペナルティの一例として、子どもの医療費の引下げや減免に対するペナルティがよく知られている。財政にそんな余裕があるならば、国費の投入は削減するぞと言わんばかりの揚げ足取りのような理屈で、国から入ってくる財源が減らされているわけだ。  しかし、国のこうしたやり方が果たして全て正しいと言えるのか。国の言うとおりに全て従っていて、市民への適切なサービスを維持できるのか。市職員が担う公共サービスへの公平な対価の保証がなし得るのかと問わなければならない。幾つかの自治体では、むしろ市民の陳情として、あるいは議会の発議として、低い地域手当基準の是正あるいは特別交付税のカットの不当性を正す訴えが出されているほどだ。これは、地方公務員の賃金の引下げに警戒する主張というよりも、地域の福祉の水準をこれ以上下げてはならないという動機から出されたものだと受け止めている。  2 不採択の立場で討論する。  まず、市職員の暮らし及びそれに付随する形で、地域における介護職員などの給与に関する内容であり、本来なら、前提とするならば市と職員組合とで協議を行い、議論しておかなければならない案件であり、第三者である議会が意見を述べることは違和感を持つ。  2つ目には、国会でも給与制度の総合的な見直しが議論された際に、当時総務省の高市早苗総務大臣も地域間格差に懸念があったことを認めており、現時点に立って見れば、東葛圏内でも地域間格差の拡大がこの地域手当の率として現れていることから、ゆゆしき事態であると考えている。  3つ目には、国の基準に従わなければ、地方交付税等の減額措置をしている国のやり方そのものが地方自治の在り方を大きくゆがめていることであり、大きな制度の枠の在り方は見直す必要がある。  がありました。  採決の結果、零対6をもって不採択すべきものと決定しました。  次に、議案第98号「令和2年度流山市一般会計補正予算(第11号)」について申し上げます。  本案は、決算的見地からの補正を行うとともに、新型コロナウイルス感染症対策として、小中学校のトイレ等の改修費用の追加や南流山地区の児童増加に対応するため、現在の南流山中学校を新設小学校として使用するため、南流山中学校を東洋学園大学旧校舎に移転するため、設計業務委託に要する費用を新たに計上するほか、扶助費の不足が見込まれる生活保護費や児童福祉費の追加等を行うものです。  また、これらに関連する歳入の追加等所要の補正を行うほか、継続費、繰越明許費、債務負担行為、地方債の変更等を行い、既定の歳入歳出予算総額に歳入歳出それぞれ13億9,765万4,000円を追加し、予算総額を950億8127万9,000円とするものです。  また、質疑終結前に、小田桐委員から議案第98号に対する修正案が提出されたため、原案と併せて議題としました。  この修正案の内容を申し上げますと、歳入では繰入金の増額補正を行い、歳出では衛生費の増額補正を行い、歳入歳出それぞれ7億1,000万円を追加し、予算総額を957億9,127万9,000円とするものです。  審査の過程における討論として、  1 1点要望し、原案に賛成の立場で、修正案に反対の立場で討論する。  修正案については、制度設計、執行の担保、議会への責任を考慮すると反対せざるを得ない。  原案については、ほとんどのポイントは質疑で明確になったので、流山版DMOに内容を絞る。私は、もともと第三セクターに勤務経験がある。現地では、モチベーションが高い面と一気に内部崩壊する面を実際に見てきた。  市の役割として、戦略を立てる。事業のすみ分けをきっちりさせる。適材適所のチェック。この3つが非常に大切であると思う。株式の持ち分、収支見通し、組織体制は質疑で理解できた。まずは手がけて、実施する中で、細かいところは軌道修正を行ったほうがよいと今回は判断した。  市の役割をきっちり果たすことを要望して、賛成とする。  2 原案に反対の立場で、修正案に賛成の立場で討論する。  修正案については、本市が最も新型コロナウイルス感染症対策で、今、現瞬間で遅れている医療提供体制に絞って提案した。しかも、近隣他市で実績が上がっている5つの項目、7億1,000万円を提案した。  この事業をやることで、流山市民の新型ウイルス感染症対策における重症化防止、そして命を守り切るという市としての役割を果たせると考えている。  ところが、この修正案すら盛り込まれずに提案されている原案の中身を見れば、新型コロナウイルス感染症対策の歳出款別の状況を見ても、民生費で210億6,000万円を使っているが、約200億円は定額給付金分になっており、おおよそ教育費がトップとなっているいびつさがある。  また、衛生費が6億8,000万円程度に据え置かれていることなど、医療提供体制の抜本的な拡充につながっていない。  しかも、原案に盛り込まれている医療提供体制については、これまでの制度枠を変えず、予算の不足分を埋めただけであって、対象は事業を拡大したわけではない。  これでは、激増が継続している感染対策を抑え込むことができなくなる。  その一方で、DMOなど観光事業については2,500万円の予算を盛り込むなど、今改めて問われている医療提供体制の充足、医療逼迫、医療崩壊の防止に何も役立っていないことは明らかであり、原案については反対をする。  ただし、原案に学童保育における支援員の感染手当や自宅療養者における配食サービスなどなど、一応は感染対策が盛り込まれていることは、関係各位の御努力について感謝申し上げる。  がありました。  初めに、議案第98号に対する修正案について採決した結果、2対4をもって否決されました。  次に、議案第98号の原案について採決した結果、5対1をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第102号「財産の取得について(児童生徒用タブレット端末等)」について申し上げます。  本案は、児童生徒1人1台のタブレット端末及び各教室に設置するタブレット端末を保管・充電するための充電保管庫を整備するものです。  審査の過程における討論は特になく、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第127号「工事請負契約の締結について((仮称)南流山地域図書館児童センター建設工事)」について申し上げます。  本案は、南流山地域の人口増加に対応するため、南流山中学校の敷地内に図書館及び児童センターを建設するに当たり、その工事請負契約を締結するもので、去る11月13日に一般競争入札を実施したところ、橋本組・サンコーテクノ特定建設工事共同企業体が14億8,280万円で落札したので、同共同企業体と工事請負契約を締結するものです。  審査の過程における討論として、  1 1点指摘、1点要望し、賛成の立場で討論する。  パブリックコメントやタウンミーティングを経てもなお、地域から強い不安の声や要望が出てきているという事実をしっかり見る必要がある。先ほど来、学校敷地内に施設を建てるわけだから、迷惑をかけてしまうのは分かっていたという言葉もあったが、子どもたちや保護者にとっては、例えば部活動に制限がかかってしまうということが分かったのは、この二、三か月の期間内だと、こんな声も上がっている。  この事実は、パブリックコメントやタウンミーティングそのものに大きな限界があったことを物語っている。これまでの取組は、言わば行政側の自己満足にすぎず、工事によって直接に具体的な不都合や不利益を強いられる生徒や保護者の側の事情を十分に考慮していなかったのではないかと言われても仕方がない。  保護者や生徒の皆さんが要望しているように、工事の安全性を確実に確保する、授業への悪影響を及ぼさない、そして中学生の部活動を保証する、このことは必ず実現していかなければならない。保護者の皆さんの声の中にもあるように、中学3年間のうちの半分の期間、工事はいっときのことという言葉もあったが、実際には1年半もの間、事故の不安や騒音に悩まされたり、また生徒や保護者にとって極めて大切な部活動を制限されたりすることは、教育を受ける権利の侵害と言っても過言ではない。これは事実、保護者の方たちからそういう声が上がっている。それだけ重大な問題である。  生徒や保護者の要望に対しては、その具体的かつ合理的な解決策を掲示しながら、丁寧に説明を行い、納得を得ていくことが絶対に必要である。もしその不安解消がなし得ず、要望に応えることが難しい局面が生じたならば、工事を一時的に中止することもやむなしということくらいの姿勢でこの事業に取り組む必要があると考える。  以上のことを強く指摘して、そして先ほど来の議論の中でもある、この施設を地域の人たち、多世代の皆さんが使えるような施設となることを要望して、そうしたことがかなえられるだろうことを前提として、賛成とする。  2 1点要望し、賛成の立場で討論する。  新型コロナウイルス感染症が拡大している下であっても、学校敷地を使って地域の方々が求めている公共施設を造るに当たったとしても、徹底した説明責任は施行者である市がきちんと果たす必要があることは間違いがない。その上で、この施設が地域における役割として、図書館や児童センターなど、増え続けている地域住民の要望はもとより、中学生や高校生、また保護者も含めて、多くの世代の方々にとって、この地域に愛していただき、そして育てていただける公共施設であるように、皆さんとともに築いていく必要があると考える。  今後設置される備品等は、できる限り地域住民の声を反映して、よりよいものを共に築いていく立場が必要不可欠であると考えている。  とりわけ青年や若者など、包括されていない世代に対する支援も含めて、公共施設の備品等や使用目的等、思い図っていただき、なるべく多くの方々に使っていただける施設にしていただきたいと思う。  がありました。  採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第128号「工事請負契約の変更について(流山市立八木北小学校校舎等改修工事(建築工事))」について申し上げます。  本案は、児童数の増加に対応するため実施しておりました八木北小学校校舎等改修工事について、新型コロナウイルス感染症による夏休み期間の短縮に伴い、夏休み期間の工事の施工が計画どおりに実施できなかったため、工期の延長とともに工事費の増額が必要となったことから、工事請負契約を変更するものです。  審査の過程における討論として、  1 2点要望し、賛成の立場で討論する。  流山市立八木北小学校のもともとの規模やもともとの学区の責任にはよらない形で、今回学区変更が行われ、その受皿として校舎の増改築やプール等の解体が行われ、八木北小学校の教育にも大きな影響を及ぼした工事がいよいよ終わりに向けて、最後の取組が行われる。  関係機関や子どもたち、保護者、教員の皆様には多分な御迷惑をおかけしたのではないかと思うし、感謝を申し上げたいと思う。  そして、体育館の増築については、増えた児童の状況からしても現況施設ではあまりにも狭隘であり、その点では十分な対策を取っていただきたいと思う。  これ以上、子どもたちの教育環境が大きく悪化することがないように、敷地は決まっているが、ぜひ十分な配慮をいただきたい。  がありました。  採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。  最後に、本日12月16日に開催されました本委員会における議案1件の審査について報告します。  議案第129号「令和2年度流山市一般会計補正予算(第12号)」について申し上げます。  本案は、去る12月11日、政府が新型コロナウイルス感染症対策として、新たに予備費から3,856億円を支出する閣議決定をしたことを受け、低所得のひとり親世帯への臨時特別給付金について速やかに対応する必要があることから、今定例会に補正予算案を追加提案するもので、既定の歳入歳出予算総額に歳入歳出それぞれ6,460万3,000円を追加し、予算総額を951億4,588万2,000円とするものです。  採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上で総務委員会の委員長報告を終わります。 ○青野直議長 斉藤真理教育福祉委員長。     〔斉藤真理教育福祉委員長登壇〕 ◎斉藤真理教育福祉委員長 教育福祉委員会に付託されました議案18件について、審査の過程における各委員からの討論及び審査結果について、審査経過順に報告します。  初めに、議案第120号「指定管理者の指定について(一茶双樹記念館及び社会教育ギャラリー)」について申し上げます。  本案は、一茶双樹記念館及び社会教育ギャラリーについて、令和3年4月1日から令和8年3月31日まで指定管理者に管理を行わせるため、その指定管理者の指定について議会の議決を求めるものです。  審査の過程における討論として、  1 1点要望し、賛成の立場で討論する。  文化財保護法の改正により、地域での積極的な活用を行えるようになり、今までの歴史や社会教育の施設に加え、地域活用に使用できる飲食設備の再整備も行ってきた。DMO制度の支援を受けた民間法人の管理体制となることから、文化観光の拠点として地域を活性化できる体制づくりをしっかりつくることを強く要望する。  2 反対の立場で討論する。  観光費に関わるDMO推進事業は、県内でも7件しかなく、株式会社形式は1件しかない。国内でもDMOは293件中、株式会社形式は38%となっている。国も安易な組織の設立や運営を推奨していない。  本市においてDMOという組織まで立ち上げて観光を推奨することについては、我が党は積極的な立場ではない。  DMOの設立に2,500万円の巨額を投入することに対して反対している立場である  3 賛成の立場で討論する。  非常に抽象的なものが多くて、正直言って指定管理者の指定の審査としては不十分な説明しかしていないという点はあるが、それを受けて、実際には流山市も出資する法人が引き受けてやっていくことになるので、懸念事項が事実にならないように最大限の努力をしていただくという条件の下に賛成とする。  がありました。  採決の結果、5対1をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第117号「指定管理者の指定について(流山市生涯学習センター)」について申し上げます。  本案は、流山市生涯学習センターについて、令和3年4月1日から令和8年3月31日まで指定管理者に管理を行わせるため、その指定管理者の指定について議会の議決を求めるものです。  審査の過程における討論として、  1 賛成の立場で討論する。  本市の生涯学習が活発な点は、生涯学習センターに寄与するところが大であると考える。利用満足度が98.6%という点も納得できる。市民のために活発な施設に成長していることを高く評価する。  2 1点要望し、賛成の立場で討論する。  流山市の戦略をよく理解し、必要な生涯学習機能をつくることに貢献されてきた事業者だと感じる。今期は、生涯学習コンシェルジュや地域活性化事業の新設などを提案され、若い世代の地域資源の掘り起こしを検討されていることが伝わってきた。  事業者が何を課題として、どのような事業を選択されているのかを把握し、連携することを要望する。  がありました。  採決の結果、5対1をもって、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第118号「指定管理者の指定について(流山市民総合体育館ほか8体育施設)」について申し上げます。  本案は、流山市民総合体育館ほか8体育施設について、令和3年4月1日から令和8年3月31日まで指定管理者に管理を行わせるため、その指定管理者の指定について、議会の議決を求めるものです。  審査の過程における討論として、  1 賛成の立場で討論する。  生活に欠かせない運動につながる施設の管理についてだが、自主事業も多岐にわたり実施をしており、市民からの評価も高い。  今後の提案内容に、新たにユーチューブやラインを使った情報伝達手段の活用や施設利用者110万人を目指す等、今後の運営を見据え、賛成とする。  がありました。  採決の結果、5対1をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第119号「指定管理者の指定について(流山市コミュニティプラザ)」について申し上げます。  本案は、流山市コミュニティプラザについて、令和3年4月1日から令和8年3月31日まで指定管理者に管理を行わせるため、その指定管理者の指定について、議会の議決を求めるものです。  審査の過程における討論として、  1 1点要望し、賛成の立場で討論する。  市民の声から施設や備品の老朽化の意見があるが、定期点検、日常点検を行い、事故は発生していないとのこと。  利用者、特にスポーツ施設に関しては利用者の増減が少なく、常に施設を利用するリピーターが多いと推測される。会議室や和室を有効活用できるよう創意工夫をすることを要望する。  がありました。  採決の結果、5対1をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第105号「流山市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について」申し上げます。  本案は、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準に係る厚生労働省令の一部改正に伴い、本市の家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を改正するものです。  審査の過程における討論として、  1 反対の立場で討論する。  保護者の対象拡大や避難訓練を追加する等々は評価できるが、家庭的保育の面では、職員は全員研修を受けた者で、保育士資格者でなくてもよいとなっている。各事業の保育者は、全て保育士資格を有する者にすべきと考える。  給食に関しては、衛生面やアレルギー児の対応、子どもの体調に応じたきめ細やかな食事の提供のため、自園調理を必須とするような設備とするべきである。  がありました。  採決の結果、5対1をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第116号「指定管理者の指定について(流山市おおたかの森児童センター)」について申し上げます。  本案は、流山市おおたかの森児童センターについて、令和3年3月1日から令和8年3月31日まで指定管理者に管理を行わせるため、その指定管理者の指定について、議会の議決を求めるものです。  審査の過程における討論として、  1 1点要望し、賛成の立場で討論する。  この地域の課題は、地域の力、ソーシャルキャピタルの創出ということは訴え続けてきて、基本方針にも入っている。  イベント的な運営にごまかされることなく、地域の子どもたち、親御さんたちが、目的がなくても立ち寄れるような、心のよりどころになる施設になることを目指してほしいと要望する。  民間の力を十分に生かし、地域資源の掘り起こしと開発を通じて、切れ目のない子育て支援を実現することを期待する。  2 反対の立場で討論する。  株主配当が優先される可能性がある。  3 賛成の立場で討論する。  第三者委員という苦情解決制度を導入する点に期待は大きい。福祉サービスへの第三者評価導入に対するニーズは高いが、費用の点がネックであると認識する。今回、第三者委員を含む苦情解決制度を導入することで、質の高いサービスを大いに期待する。  がありました。  採決の結果、5対1をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第103号「令和2年度流山市介護保険特別会計補正予算(第2号)」について申し上げます。  本案は、決算的見地から総務費、保険給付費等を減額するなど所要の補正を行うもので、既定の歳入歳出予算総額から歳入歳出それぞれ3億5,286万8,000円を減額し、予算総額を129億260万1,000円とするものです。  審査の過程における討論は特になく、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第104号「流山市地域福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」申し上げます。  本案は、デイサービスセンターを使用する身体障害者に係る年齢制限の廃止及び事業の実施方法の整理による利用者負担額の設定並びに同センターで実施する事業のうち介護予防通所介護を第1号通所事業に変更するものです。  審査の過程における討論は特になく、採決の結果、5対1をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第114号「指定管理者の指定について(流山市地域福祉センター)」について申し上げます。  本案は、流山市地域福祉センターについて、令和3年4月1日から令和8年3月31日まで指定管理者に管理を行わせるため、その指定管理者の指定について、議会の議決を求めるものです。  審査の過程における討論は特になく、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第115号「指定管理者の指定について(流山市心身障害者福祉作業所さつき園)」について申し上げます。  本案は、流山市心身障害者福祉作業所さつき園について、令和3年4月1日から令和8年3月31日まで指定管理者に管理を行わせるため、その指定管理者の指定について議会の議決を求めるものです。  審査の過程における討論として、  1 1点要望し、賛成の立場で討論する。  利用者からは概ね前向きな意見が多く、工賃を上げるために多くの事業者と受注作業を受けており、利用者の希望に沿える運営がかいま見られる。  仕事以外の余暇的活動も取り組まれており、今後も利用者に寄り添った運営を望む。  がありました。  採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第107号「指定管理者の指定について(流山市流山福祉会館)」、議案第108号「指定管理者の指定について(流山市西深井福祉会館)」、議案第109号「指定管理者の指定について(流山市南福祉会館)」、議案第110号「指定管理者の指定について(流山市名都借福祉会館)」、議案第111号「指定管理者の指定について(流山市平和台福祉会館)」、議案第112号「指定管理者の指定について(流山市下花輪福祉会館)」並びに議案第113号「指定管理者の指定について(流山市東深井福祉会館)」の以上7件は、福祉会館に係る指定管理者の指定に関することですので、一括して審査したことを申し上げます。  一括審査した議案7件については、福祉会館7施設について、令和3年4月1日から令和8年3月31日まで指定管理者に管理を行わせるため、その指定管理者の指定について、議会の議決を求めるものです。  審査の過程における討論は特になく、採決の結果、議案第107号から議案第113号の以上7件については、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。  最後に、議案第106号「専決処分の承認を求めることについて(流山市学校事故調査委員会設置条例)」について申し上げます。  本案は、市が設置する幼稚園、小学校または中学校に在籍する幼児、児童または生徒について発生した事故であって、教育委員会が調査の必要があると認めるものに係る調査及び審議を行うため、教育委員会に学校事故調査委員会を設置することについて、特に緊急を要したため、令和2年10月13日付で流山市学校事故調査委員会設置条例の制定について専決処分したので、その承認を求めるものです。  審査の過程における討論は特になく、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり承認すべきものと決定しました。  以上で教育福祉委員会の委員長報告を終わります。 ○青野直議長 笠原久恵市民経済委員長。     〔笠原久恵市民経済委員長登壇〕 ◎笠原久恵市民経済委員長 市民経済委員会に付託されました議案1件につきまして、審査の過程における各委員からの討論及び審査結果について、審査経過順に報告いたします。  議案第121号「令和2年度流山市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」について申し上げます。  本案は、決算的見地から高額療養費を追加するなど所要の補正を行うものです。  審査の過程における討論は特になく、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上で市民経済委員会の委員長報告を終わります。 ○青野直議長 植田和子都市建設委員長。     〔植田和子都市建設委員長登壇〕 ◎植田和子都市建設委員長 都市建設委員会に付託されました議案5件につきまして、審査の過程における各委員からの討論及び審査結果について、審査経過順に報告します。  初めに、議案第124号「公の施設の区域外設置に関する協議について」申し上げます。  本案は、流山市の区域内に柏市道を設置することについて柏市と協議するに当たり、議会の議決を求めるものです。  審査の過程における討論は特になく、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第125号「市道路線の認定について」及び議案第126号「市道路線の廃止について」は関連がありますことから、一括して審査しました。  議案第125号「市道路線の認定について」は、民間宅地開発によるもの31路線、区画整理事業によるもの3路線の計34路線を市道として認定し、適切な維持管理の下、市民の利便の向上に資するものです。  また、議案第126号「市道路線の廃止について」は、区画整理事業によるもの4路線を廃止するものです。  審査の過程における討論は特になく、採決の結果、議案第125号及び議案第126号については、両案とも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第122号「令和2年度流山市水道事業会計補正予算(第2号)」について申し上げます。  本案は、水道事業費用において、支払い消費税を増額するほか、一般会計への納付金を水道事業費用から資本的支出に科目変更するもので、既決予定額から4億9,287万9,000円を減額し、総額を34億7,960万9,000円とするものです。  資本的支出については、建設改良費の実施設計委託料を減額するほか、拡張事業費に係る人件費を増額するもので、先ほどの納付金と合わせ、既決予定額に4億8,356万5,000円を増額し、総額を37億7,258万6,000円とするものです。  また、債務負担行為については、水道技術支援業務委託事業において、新たに債務負担行為を設定するものです。  審査の過程における討論は特になく、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。  最後に、議案第123号「令和2年度流山市下水道事業会計補正予算(第1号)」について申し上げます。  本案は、資本的支出において、建設改良費に係る人件費を増額するほか、不足が見込まれる企業債償還金を増額するもので、既決予定額に4,601万8,000円を増額し、38億1,746万1,000円とするものです。  また、債務負担行為については、下水道技術支援業務委託事業において、新たに債務負担行為を設定するものです。  審査の過程における討論は特になく、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上で都市建設委員会の委員長報告を終わります。 ○青野直議長 これをもって各委員長の報告を終わります。 △委員長報告に対する質疑 ○青野直議長 これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○青野直議長 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。 △動議の提出 ○青野直議長 ただいま乾紳一郎議員外2名から議案第98号に対しての修正動議が提出されました。この際、修正案と原案を併せて議題とします。 △提出者の説明 ○青野直議長 提出者の説明を求めます。27番乾紳一郎議員。     〔27番乾紳一郎議員登壇〕 ◆27番(乾紳一郎議員) それでは、議案第98号「令和2年度流山市一般会計補正予算(第11号)」に対する修正案について、提案理由を述べます。  補正額及び歳入歳出総額それぞれに7億1,000万円を増額します。  歳入としては、財政調整積立基金から全額を取り崩し、年度末残高は約30億413万6,000円となります。  歳出としては、医療、介護現場から各担当課へ要望として届いている内容を新型コロナウイルス感染症対策医療提供促進交付金に位置づけました。詳細は別紙資料のとおり、市内5つの基幹病院に対する経営損失を一部補填し、地域医療機関の強化を支援するもの以外に、発熱外来の立ち上げや症状がある方への検査助成、検査センターや宿泊施設への送迎支援、救急患者の受入れ態勢支援に加え、介護、医療従事者への週2回、3か月にわたる社会的検査のための助成を行うものです。  以上各議員の御賛同をお願いいたします。 ○青野直議長 以上をもって提出者の説明は終わりました。  暫時休憩します。再開は、概ね午後3時とします。     午後 2時16分休憩     午後 3時00分再開 ○青野直議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 △修正案に対する質疑 ○青野直議長 これより修正案に対する質疑に入ります。  質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○青野直議長 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。 △討論 ○青野直議長 これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、これを許します。11番坂巻儀一議員。     〔11番坂巻儀一議員登壇〕 ◆11番(坂巻儀一議員) こんにちは。流政会の坂巻でございます。流政会を代表いたしまして、議案第98号「令和2年度流山市一般会計補正予算(第11号)」の原案に賛成し、修正案に反対の立場で討論をいたします。  最初に、修正案に対しまして反対の理由を申し上げます。修正案は、補正予算書第1条第1項中13億9,765万4,000円を21億7,654万4,000円追加として、歳入歳出予算総額を950億8,127万9,000円に改める内容です。歳入では、18款繰入金で7億1,000万円、財政調整積立基金を取り崩して11億6,275万6,000円とするものであり、歳出での3款民生費をはじめ、衛生費等に充当するものであります。  申し上げるまでもなく、修正案は医療強化支援事業の経営損失の一部補填に5億円、発熱外来患者及び救急患者等受入れ支援事業に350万円、検査センターや医療施設等送迎事業に3,000万円、高齢者施設等従事者へのPCR検査補助事業に1億円を、PCR検査拡充事業に4,500万円と、合わせて7億1,000万円を支出する修正案であります。  修正案の大部分の歳入は、長年にわたって積立てをしてきた財政調整積立基金からの繰入れであり、私たち流政会は医療の問題や人的、財政的支援は国が積極的に対応することが基本であり、本来国が負担すべき課題と考えております。  一方、歳出では2款総務費では3,263万7,000円、3款民生費では6億4,377万7,000円、4款衛生費では1億7,637万9,000円、7款商工費では2,606万円、10款教育費では5億3,469万1,000円等であり、歳出合計でも13億9,765万4,000円となっておりまして、新型コロナウイルス感染症拡大防止には国、県の今後の施策を見極めつつ、地方自治の原点である市民の命と健康を守る立場からは、さらに状況を慎重に対応していくことが大事と私たち流政会は判断している立場でございます。  原案につきましては、いずれの歳入歳出でも新型コロナウイルス感染症拡大防止や安定した日常の市民生活の維持と命と健康を保持する立場から、どれ一つ欠かすことができない予算となっていると理解をしております。  歳入では、14款国庫支出金で6億1,101万3,000円、18款繰入金、1項基金繰入金4億5,275万6,000円、市債4億1,910万円の健全化条例の範囲と理解をしております。  また、歳出では2款総務費は3,267万7,000円、3款民生費では6億3,477万7,000円、4款衛生費では1億7,637万9,000円、7款商工費で2,606万円、10款教育費では5億3,469万1,000円であり、歳出合計13億9,765万4,000円であります。  原案は、いずれも新型コロナウイルス感染症関連の歳出をはじめ、社会福祉費、児童福祉費、生活保護費、教育での小学校費、中学校費、幼稚園費等々市民生活優先はもとより、教育環境の予算となっております。  私たち流政会は、この厳しい環境下にあって、市民誰一人取り残さない地域づくり、まちづくりに向けて、流政会一同が一丸となってさらに努力していくことをここに表明いたしまして、原案に賛成し、修正案に反対の討論といたします。  以上でございます。 ○青野直議長 次に、6番近藤美保議員。     〔6番近藤美保議員登壇〕 ◆6番(近藤美保議員) 議案第116号「指定管理者の指定について(流山市おおたかの森児童センター)」について、流政会を代表して賛成の立場で討論いたします。  審査の中では、5者もの事業者が手を挙げていただいたこと、公正公平な選定プロセスを経て、他自治体で多くの実績を持つ事業者が選定されたことを確認いたしました。担当課の御努力とチャレンジいただいた全事業者の方々に感謝申し上げます。  おおたかの森地域は転入者が多いため、子育てが孤立しやすい。よって、地域福祉計画にも掲げられているソーシャルキャピタルを構築することで、費用対効果の高い循環型支援の実現を目指すことは再三申し上げ、市とも共通認識をつくってきました。  しかし、審議における事業計画を拝見する限り、ソーシャルキャピタルの構築を実践する具体策が薄く、よって地域連携を通じたソーシャルキャピタル構築部分の指定管理者の選定評価に対する評価点分配割合が低く、軽視されたのではないかという懸念はありました。  年何回という決められたイベントを企画運営するだけでは、地域の力は引き出せません。自らが地域に愛着を持ち、目の前の課題に体当たりしていくパワーがなければ地域の力は育ちません。このことを指摘し、事業開始後は地域との連携を通じて、ソーシャルキャピタルの構築に向けた取組を積極的に実践することを強く要望し、賛成といたします。  続きまして、議案第120号「指定管理者の指定について(一茶双樹記念館及び社会教育ギャラリー)」について、流政会を代表して、1点指摘をして賛成の立場で討論いたします。  文化財保護法の改定により、地域の文化財を積極的に活用することで観光需要を生み出し、それによってもたらされる経済効果を国の経済を支える基盤にする仕組みが整ってきました。今回、本町のエリア活性化に向けて、DMO登録を目指す民間法人が一括して従事し、効果を最大化しようという方針は理解できるものの、指定管理者を特定で選定するほどの地域の経済効果に寄与する事業性は確認できませんでした。  一例を挙げますと、例えば一般的に来訪者が増えれば環境負荷も高くなりますが、それを上回るメリットが見えません。事業に税金が投入されれば、過大な投資計画のハードルを下げる可能性があったり、最悪の事態には撤退のタイミングを逃し、地域の力を弱めることになりかねません。流山市としても大きな挑戦になると思いますので、事業達成目標を絞り、明確にするなど、エリア全体の活性化に向けた具体策を早急に描くことを強く要望し、賛成といたします。  以上です。 ○青野直議長 次に、19番阿部治正議員。     〔19番阿部治正議員登壇〕 ◆19番(阿部治正議員) 社会民主党の阿部治正です。議案第127号「工事請負契約の締結について((仮称)南流山地域図書館児童センター建設工事)」に対する討論を行います。意見と要望を強く付した上での賛成討論とさせていただきます。  折しも、今南流山中学校の生徒や保護者の間からは、この工事によって生徒の部活動がこんなに大きく制約され、体育や学科の授業についても影響が生じかねないという事実は知らされていなかった、全く予想外だったという声が上がっています。しかも、その声は具体的に伺ってみると、かなり深刻なものでした。工事が続く1年6か月もの間、校庭側に工事用のヤードが設けられるために、野球部、サッカー部、テニス部、バレー部、ハンドボール部などの部活動が制限される。しかし、部活のための代替地や狭くなったグラウンドをどうやりくりしてそれぞれの部活を継続するか具体策は十分には示されていない。体育の授業も制約されるかもしれない。日常の授業においても騒音や振動が心配だ。新型コロナウイルス感染症の問題もあって窓を閉め切るわけにはいかない状況下で、重機を使った工事の騒音や振動は授業の妨げにならないはずがない。事故も心配だ。大型のクレーンが入るというが、ほかの地方ではクレーンなどが強風で倒れる事故も起きている。安全対策は本当に万全なのか。そうでなくても、この1年近く続くコロナ禍の影響で学校生活は大きく制約されてきた。それに加えて、工事期間の1年半が追加される。そうなると、ほぼ中学校の3年間のほとんどが厳しい制約の中での学校生活となってしまう。そういう不便や不安や我慢を強いられ続けて、果たして子どもたちの育ちに影響が及ばないと言えるのか。コロナ禍の中で、学校の大切さ、仲間の大切さ、部活動の大切さなどを子どもも保護者も身にしみて痛感している。だからこそ中学校の3年間を今まで以上に大切にしたいと思っている。この思いや不安に応えて、ぜひとも具体的な解決策を示してほしいなどなど、そういう声です。  市は、パブリックコメントやタウンミーティングを開いて説明をしてきたと言います。しかし、それらを行った後でも、なお地域から強い不安の声や要望が出てきているという事実を見れば、パブリックコメントやタウンミーティングそのものに大きな限界があったことが明らかだと思います。  総務委員会の審査の中では、学校側に迷惑がかかることは当初から分かっていたこととの発言もありました。しかし、工事の具体的内容や部活動などに制約が生じることが保護者や生徒に知らされたのは、この2か月ほど前の話です。これまでの説明は行政側の自己満足にすぎず、工事によって直接に具体的な不都合や不利益を強いられる生徒や保護者の側の個別の事情を考慮していなかったのではないかと言われても仕方がありません。  同じく総務委員会の議論では、工事はいっときのこととの発言もありました。しかし、保護者の皆さんの声にもあるように、中学3年間のうちの実に半分の期間、新型コロナウイルス感染症の影響も入れれば、ほぼ3年間近く学校生活が制約されるということになってしまいます。決していっときのことではありません。  保護者や生徒の皆さんが要望しているように、工事の安全性を確実に確保する。授業への悪影響、ひいては進学への影響を及ぼさない、そして中学生の部活動を保障する、このことは必ず実現していただかなければなりません。それらの要望に対しては、その具体的かつ合理的な解決策を提示しながら丁寧に説明を行い、納得を得ていくことが絶対に必要です。もしその不安解消がなし得ず、要望に応えることが難しい局面が生じたならば、工事を一時的に中止することもやむなしというぐらいの姿勢でこの事業に取り組む必要があると考えます。以上のことを強く指摘し、要望して、そのことがかなえられるだろうということを前提として議案に賛成の立場を取らせていただきます。  続きまして、陳情第10号「流山市職員(一般職員、会計年度任用職員、特別職)の給与及び費用弁済に関する条例の改正を求める陳情書」に対する討論、この陳情第10号に対しては不採択の立場で討論します。  国が示す地域手当の基準は、必ずしも合理的なもの、道理の通ったものとは言えません。関連する地域の勤労者の生活条件、近隣自治体の市民の生活条件などを正確に反映しているとも言えません。それは、国が打ち出すほかの分野の地域基準、例えば生活保護の級地制度や介護保険制度の級地制度がそうであるのと同じです。また、自治体が国の意向と異なった施策を講じた場合に行われるペナルティの一例として、子どもの医療費の引下げや減免に対するペナルティがよく知られています。財政にそんなに余裕があるのならば、国費の投入は削減するぞと言わんばかりの揚げ足取りのような理屈で、国から入ってくる財源を減らされるわけです。  しかし、国のこうしたやり方が果たして全て正しいと言えるのか。国の言うとおりに全て従っていて、市民への適正なサービスを維持できるのか。市職員が担う公共サービスへの公平な対価の保証がなし得るのかと問わなければなりません。  そもそも市職員への国基準以上の地域手当の支給が市民福祉とトレードオフの関係にあるという事実はなく、市民に負担が転嫁されているという事実もありません。これは、昨年も同種の陳情に対して述べさせていただきましたが、幾つかの自治体ではむしろ市民の陳情として、あるいは議会の発議として、低い地域手当基準の是正あるいは特別交付税のカットの不当性を正す訴えが出されているほどです。これは、地方公務員の賃金の引下げを警戒する主張からというだけではなくて、地域の福祉の水準をこれ以上下げてはならないという動機から出されたものだと言われています。  私は、これまで市議会の中で主張してきましたが、特別職の手当についてはただされてもしかるべきだと意見を持っています。しかし、国による地域手当の基準に従わない自治体に対する特別交付税の減額措置について言えば、一般職の手当のみに関わるもので、特別職のそれには関係がないとされています。したがって、今回の陳情に関連しては、特別職の問題については触れません。以上の理由で、陳情第11号に対しては不採択の立場を取らせていただきます。  以上です。 ○青野直議長 次に、26番小田桐仙議員。     〔26番小田桐仙議員登壇〕 ◆26番(小田桐仙議員) まず、日本共産党を代表しまして、一昨日より強烈な寒波により大雪に見舞われている地域の皆さんに心よりお見舞いを申し上げます。  それでは、議案第98号「令和2年度流山市一般会計補正予算(第11号)」について、修正案に賛成し、原案には、我が党が市長への文書要請や一般質問等で重ねて要請をしていた学童保育支援員約300人へ平均8万円、総額2,400万円の感染手当を全額県費で支給するとともに、自宅療養者への配食サービス、事業費として7人分、33万1,000円が盛り込まれたことは評価できる点はありますが、見過ごせない点があることから、反対の立場で討論を行います。  まず、市長及び各議員に申し上げます。本市には市立病院がなく、全て民間医療機関に依存しなければならない自治体です。その自治体で補正予算11号を庁内で確認をした11月16日時点は、新規感染者が累計で153例、11月だけで39例目を数えていました。これは、9月1か月の新規感染者数の2倍の規模を僅か2週間で超えてしまうスピードです。それから1か月後の12月16日には、12月だけで69例を数え、11月の1.7倍、9月の4.6倍をこれも2週間で達しています。国が打ち出したとはいえ、勝負の3週間は、国はもとより、県も、そして流山市も勝負に負けた結果と言えます。その政治の至らなさが、全てのしわ寄せとして今医療機関に集中をしています。  我が党は、今度の感染症パンデミックを前にしたとき、いろいろな考え方を可能な限り尊重し、新たな施策にも可能性を前向きに追求する立場で審査に挑みましたが、11月補正の原案では医療提供体制の事業費の不足を穴埋めしただけで、新たな制度設計や補助対象の拡大など、枠の拡充には1ミリも手をつけていません。検査の拡充を求める立場からは、これは絶対に許すべきものではありません。また、経済振興分野における感染対策はとうとう融資のみとなり、本市独自の制度はより縮小をされました。  一方で、ベッドタウンでの本市で、株式会社式観光DMOの立ち上げに2,500万円を新たに出資します。2,500万円と言えば、夜間小児救急医療の年間負担金とほぼ同額です。しかも、4月から年末まで、新型コロナ対策関連費を含めた補正額を歳出の款ごとに区分けをすれば、教育費25億円に対し、定額給付金やひとり親家庭支援、児童手当の上乗せなど、国の目的事業を差し引いた民生費は7億6,000万円にとどまり、医療や救急に加え、感染対策の全般を占める衛生費は6億8,000万円、商工費は4億9,000万円と、近隣自治体でも最低水準です。  それに加え、必要事業とはいえ、南流山中学校移転事業には継続費補正で2億34万3,000円、債務負担行為補正で40億3,476万3,000円も位置づけられるなど、感染対策が市政の中心に座っているとはとても言えません。  世界的パンデミックともなっている新型感染症の激増、医療逼迫を前にしたとき、市内の中学校の児童は市内の医療機関へ千羽鶴を寄贈し、職員を直接励ましています。児童の心遣いに、この場をお借りして敬意を送ります。お手数ですが、教育長からもお伝えをいただきたいと思います。  では、政治は何をやっているのかが問われています。もともと住んでいた市民も、新しく市内にお住まいになった市民も、その命を守り切るという市としての責任を全うすべきです。修正案では、市民の皆さんが納めていただいた財政調整積立基金37億1,000万円から7億1,000万円だけを取り崩し、市民の命を守りきることに限定し、使わせていただく内容です。  具体的には、市内民間医療機関の経営損失を一部補填することで、急性期、慢性期の病床のネットワークをさらに強化します。発熱外来に応じた医療機関へは1か所100万円を補助し、市内20から25か所、中学校区ごとに2から3か所を目指します。  さらに、検査をすればするほど医療機関からの持ち出しが多くなるのが感染症であります。また、使い捨て手袋が不足していても、1件1件の検査ごとに使い捨て手袋を交換しなければいけないほど経費が増大していることを鑑みれば、有症状の方へのPCR検査へは1件1万5,000円を補助します。介護、医療のスタッフには社会的検査を導入し、積極的な早期の保護や追跡を可能にします。  そのほかに、救急部門における抗原定量検査への補助を出し、救急患者さんへの受入れ体制の整備、発熱と全身倦怠感で覆われている方を検査センターや宿泊施設へ輸送する体制も構築できます。早期実施を改めて強く求めます。  議員の中には、財政調整積立基金の使い方について、国、県、市の役割、すみ分けを求めていらっしゃったり、市財政への影響をとりわけ殊さら憂慮する方もいらっしゃるかもしれません。でも、世界的パンデミックを引き起こしている新型感染症を前に、今財政調整積立基金を使わなくていつ使うのかということが問われています。また、市で必死に感染対策に汗を流さずして、国、県に説得力を持ってその役割を求めることができるでしょうか。ましてや政権与党の政党に近しい議員の方が、どうして国や県にもっと医療提供体制の充実に働きかけてくれないのか、そのことが問われているのではありませんか。7億1,000万円は駄目なら、40億円の債務負担行為の補正はいいのか。だったら、あともう少し、幾らだったら医療提供体制の拡充に、目の前に苦しんでいる市民や手を差し伸べている市民のその手を振り払うことが市や議員の仕事ではないはずです。改めて皆さんに強く医療提供体制の拡充を求めます。  市長にも一言申し上げたい。6月、国の第二次補正で決定した医療機関への包括交付金は、申請から4か月たっても支給されていません。12月14日時点でも、県内では申請420件、金額で121億1,000万円に対し、支給された件数は195件、53%、金額では41億円、34%です。支援が届いていない中で、今月1日、県医師会長及び県新型コロナ専門部会の委員3名が共同記者会見まで開き、助かる命も助からないという警告をしました。市長、これはあおり過ぎだったと今言えるでしょうか。国でさえも14日に首相が記者会見を行い、やっとGo To トラベルの年末年始一斉停止、4兆円規模の医療提供体制、11兆円規模の経済対策、1兆5,000億円の地方創生臨時交付金など、課題はありますが、新たな対策を打ちました。今からでも市内にある感染病床を慰問、視察し、医療現場の逼迫に見合った対策をしっかり打ち出すべきです。  また、小規模事業者を中心に、年が越せない、融資はもう無理だと強い怨嗟の声はどこでも聞かれています。年末年始に向けた新たな補正予算の発表を一日でも早く求めて、11号補正予算と修正案への討論を終わります。 ○青野直議長 これをもって討論を終結します。 △採決 ○青野直議長 これより採決します。  採決は、電子採決により行います。  初めに、議案第98号に対する乾紳一郎議員外2名から提出された修正案について採決します。  本修正案に賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成少数であります。よって、修正案は5対22をもって否決されました。  次に、原案について採決します。  本案に対する委員長の報告は「可決」であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成多数であります。よって、議案第98号は、23対4をもって原案のとおり可決されました。  次に、議案第102号を採決します。  本案に対する委員長の報告は「可決」であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成全員であります。よって、議案第102号は、27対ゼロをもって原案のとおり可決されました。  次に、議案第103号を採決します。  本案に対する委員長の報告は「可決」であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成全員であります。よって、議案第103号は、27対ゼロをもって原案のとおり可決されました。  次に、議案第104号を採決します。  本案に対する委員長の報告は「可決」であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成多数であります。よって、議案第104号は、23対4をもって原案のとおり可決されました。  次に、議案第105号を採決します。  本案に対する委員長の報告は「可決」であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成多数であります。よって、議案第105号は、22対5をもって原案のとおり可決されました。  次に、議案第106号を採決します。  本案に対する委員長の報告は「承認」であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成全員であります。よって、議案第106号は、27対ゼロをもって原案のとおり承認されました。  次に、議案第107号を採決します。  本案に対する委員長の報告は「可決」であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成全員であります。よって、議案第107号は、27対ゼロをもって原案のとおり可決されました。  次に、議案第108号を採決します。  本案に対する委員長の報告は「可決」であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成全員であります。よって、議案第108号は、27対ゼロをもって原案のとおり可決されました。  次に、議案第109号を採決します。  本案に対する委員長の報告は「可決」であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成全員であります。よって、議案第109号は、27対ゼロをもって原案のとおり可決されました。  次に、議案第110号を採決します。  本案に対する委員長の報告は「可決」であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成全員であります。よって、議案第110号は、27対ゼロをもって原案のとおり可決されました。  次に、議案第111号を採決します。  本案に対する委員長の報告は「可決」であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成全員であります。よって、議案第111号は、27対ゼロをもって原案のとおり可決されました。  次に、議案第112号を採決します。  本案に対する委員長の報告は「可決」であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成全員であります。よって、議案第112号は、27対ゼロをもって原案のとおり可決されました。  次に、議案第113号を採決します。  本案に対する委員長の報告は「可決」であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成全員であります。よって、議案第113号は、27対ゼロをもって原案のとおり可決されました。  次に、議案第114号を採決します。  本案に対する委員長の報告は「可決」であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成全員であります。よって、議案第114号は、27対ゼロをもって原案のとおり可決されました。  次に、議案第115号を採決します。  本案に対する委員長の報告は「可決」であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成全員であります。よって、議案第115号は、27対ゼロをもって原案のとおり可決されました。  次に、議案第116号を採決します。  本案に対する委員長の報告は「可決」であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成多数であります。よって、議案第116号は、22対5をもって原案のとおり可決されました。  次に、議案第117号を採決します。  本案に対する委員長の報告は「可決」であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成多数であります。よって、議案第117号は、22対5をもって原案のとおり可決されました。  次に、議案第118号を採決します。  本案に対する委員長の報告は「可決」であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成多数であります。よって、議案第118号は、22対5をもって原案のとおり可決されました。  次に、議案第119号を採決します。  本案に対する委員長の報告は「可決」であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成多数であります。よって、議案第119号は、22対5をもって原案のとおり可決されました。  次に、議案第120号を採決します。  本案に対する委員長の報告は「可決」であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成多数であります。よって、議案第120号は、21対6をもって原案のとおり可決されました。  次に、議案第121号を採決します。  本案に対する委員長の報告は「可決」であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成全員であります。よって、議案第121号は、27対ゼロをもって原案のとおり可決されました。  次に、議案第122号を採決します。  本案に対する委員長の報告は「可決」であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成全員であります。よって、議案第122号は、27対ゼロをもって原案のとおり可決されました。  次に、議案第123号を採決します。  本案に対する委員長の報告は「可決」であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成全員であります。よって、議案第123号は、27対ゼロをもって原案のとおり可決されました。  次に、議案第124号を採決します。  本案に対する委員長の報告は「可決」であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成全員であります。よって、議案第124号は、27対ゼロをもって原案のとおり可決されました。  次に、議案第125号を採決します。  本案に対する委員長の報告は「可決」であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成全員であります。よって、議案第125号は、27対ゼロをもって原案のとおり可決されました。  次に、議案第126号を採決します。  本案に対する委員長の報告は「可決」であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成全員であります。よって、議案第126号は、27対ゼロをもって原案のとおり可決されました。  次に、議案第127号を採決します。  本案に対する委員長の報告は「可決」であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成全員であります。よって、議案第127号は、27対ゼロをもって原案のとおり可決されました。  次に、議案第128号を採決します。  本案に対する委員長の報告は「可決」であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成全員であります。よって、議案第128号は、27対ゼロをもって原案のとおり可決されました。  次に、議案第129号を採決します。  本案に対する委員長の報告は「可決」であります。  本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成全員であります。よって、議案第129号は、27対ゼロをもって原案のとおり可決されました。  次に、陳情第8号「SARS―CoV2の存在を証明する科学論文及び無症状者からの感染を証明する科学論文を求める陳情書」について採決します。  本件に対する委員長の報告は「不採択」でありますので、原案について採決します。  本件は、原案のとおり採択することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成なしであります。よって、陳情第8号は、ゼロ対27をもって不採択と決定しました。  次に、陳情第9号「新型コロナウイルス感染症対策条例及び本条例に基づく情報発信につき見直しを求める陳情書」について採決します。  本件に対する委員長の報告は「不採択」でありますので、原案について採決します。  本件は、原案のとおり採択することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成なしであります。よって、陳情第9号は、ゼロ対27をもって不採択と決定しました。  次に、陳情第10号「流山市職員(一般職員、会計年度任用職員、特別職)の給与及び費用弁済に関する条例の改正を求める陳情書」について採決します。  本件に対する委員長の報告は「不採択」でありますので、原案について採決します。  本件は、原案のとおり採択することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成なしであります。よって、陳情第10号は、ゼロ対27をもって不採択と決定しました。 △発議第26号上程 ○青野直議長 日程第4、発議第26号「男女共同参画社会本格的実施を求める意見書について」を議題とします。 △提案理由説明 ○青野直議長 提案理由の説明を求めます。海老原功一議会運営委員長。     〔海老原功一議会運営委員長登壇〕 ◎海老原功一議会運営委員長 議長より御指名をいただきましたので、発議第26号「男女共同参画社会本格的実施を求める意見書について」は、案文の朗読をもって提案理由の説明に代えさせていただきます。             男女共同参画社会本格的実施を求める意見書  少子高齢化が急速に進展し、労働力人口が減少していく中で、地域社会の活性化を図るためには、あらゆる分野で男女がともに活躍できる環境づくり、一人ひとりの尊厳が大切にされ、普通に暮らせる社会の構築がますます重要となっている。千葉県では、2000年度に「千葉県男女共同参画計画」を策定し、5年毎に具体的施策を改善・充足し、来年度から第5次の計画をスタートさせる。  しかし、同じ正社員でありながら男女の賃金格差は大きく、また女性の約6割は、パートなどの非正規労働者として働いていることから、所得格差の拡大、貧困の連鎖は、全国はもとより、千葉県内でも改善には程遠い状況にある。  また千葉県では、全国で唯一、男女共同参画に関する条例を制定していない。それ以外にも、女性の社会進出を示す各種指標でも消極的姿勢が際立っている。  そこで千葉県に対し、第5次千葉県男女共同参画計画を次年度からスタートさせるにあたり、条例制定をはじめ、各種施策の拡充を求める。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  令和2年12月16日  千葉県知事  森 田 健 作 様                                        千葉県流山市議会  議員各位の御賛同、よろしくお願いいたします。 ○青野直議長 以上をもって提案理由の説明は終わりました。 △質疑 ○青野直議長 これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○青野直議長 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。 △委員会付託省略 ○青野直議長 お諮りします。  ただいま議題となっております発議第26号については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○青野直議長 異議なしと認めます。よって、発議第26号は委員会の付託を省略することに決定しました。 △討論 ○青野直議長 これより討論に入ります。  討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○青野直議長 討論なしと認め、これをもって討論を終結します。 △採決 ○青野直議長 これより採決します。  採決は、電子採決により行います。  これより発議第26号を採決します。  本案は、原案のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成全員であります。よって、発議第26号は、27対ゼロをもって原案のとおり可決されました。 △発議第27号上程 ○青野直議長 日程第5、発議第27号「大規模物流倉庫など広域的集団感染の対応強化を求める意見書について」を議題とします。 △提案理由説明 ○青野直議長 提案理由の説明を求めます。海老原功一議会運営委員長。     〔海老原功一議会運営委員長登壇〕 ◎海老原功一議会運営委員長 議長より御指名をいただきましたので、発議第27号「大規模物流倉庫など広域的集団感染の対応強化を求める意見書について」は、案文の朗読をもって提案理由の説明に代えさせていただきます。          大規模物流倉庫など広域的集団感染の対応強化を求める意見書  県内の医療機関、高齢者施設、学校、飲食店などにおける新型コロナウイルス感染症の集団感染(以下、クラスター)が相次いで発生している。  とりわけ10月に発表された船橋市内の物流倉庫におけるクラスターは、陽性者数が100名を超え、陽性者の居住地は、県内外、複数の自治体にまたがっている。また、事業所が立地する船橋市に居住している従業員よりも、近隣他市に居住し、公共交通機関等を利用し、物流倉庫へ働きに来られている従業員への感染拡大が目立っている。  極めて大規模で重大な事態であり、複数の大規模物流倉庫が立地する本市では、今事案は緊張感を持って受け止めている。  よって、政府及び千葉県に対し、広域に及ぶ事業所等のクラスターへの対応等について、下記のことを要望する。                       記  1 広域的なクラスターに対しては、全体像を把握し、広域的な対策を講じること。  2 さらなる感染拡大を防止するため、各自治体への情報共有をよりいっそう図ること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  令和2年12月16日  衆 議 院議長  大 島 理 森 様  参 議 院議長  山 東 昭 子 様  内閣総理大臣  菅   義 偉 様  財 務 大 臣  麻 生 太 郎 様  厚生労働大臣  田 村 憲 久 様  経済産業大臣  梶 山 弘 志 様  内閣官房長官  加 藤 勝 信 様  千 葉 県知事  森 田 健 作 様                                        千葉県流山市議会  議員各位の御賛同、よろしくお願いいたします。 ○青野直議長 以上をもって提案理由の説明は終わりました。 △質疑 ○青野直議長 これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○青野直議長 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。 △委員会付託省略 ○青野直議長 お諮りします。  ただいま議題となっております発議第27号については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○青野直議長 異議なしと認めます。よって、発議第27号は委員会の付託を省略することに決定しました。 △討論 ○青野直議長 これより討論に入ります。  討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○青野直議長 討論なしと認め、これをもって討論を終結します。 △採決 ○青野直議長 これより採決します。  採決は、電子採決により行います。  これより発議第27号を採決します。  本案は、原案のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成全員であります。よって、発議第27号は、27対ゼロをもって原案のとおり可決されました。 △発議第28号上程 ○青野直議長 日程第6、発議第28号「日本学術会議任命拒否に関する意見書について」を議題とします。 △提案理由説明 ○青野直議長 提案理由の説明を求めます。27番乾紳一郎議員。     〔27番乾紳一郎議員登壇〕 ◆27番(乾紳一郎議員) それでは、発議第28号「日本学術会議任命拒否に関する意見書について」は、案文の朗読でもって提案理由に代えさせていただきます。               日本学術会議任命拒否に関する意見書  菅内閣総理大臣は、日本学術会議が新会員として推薦した105人のうち6人の任命を拒否した。  今回の任命拒否は、国会審査も、法改正も、日本学術会議への事前説明もなく、一方的に変更された。また、菅内閣総理大臣が任命を拒否した方の名前・業績を承知していないこと等も国会審査で明らかとなった。  これでは、日本学術会議法へ抵触する可能性が高く、研究者個々の自由な研究を阻害し、かつ学術会議という研究者のコミュニティの自主性・自発性に対する乱暴な介入である。また憲法の「学問の自由」、「思想、表現の自由」という基本的人権にも反しかねない。  よって、政府におかれては、これまでの経過等を国民に十分説明し、任命見送りを改め、直ちに6人を任命するよう求める。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  2020年12月16日  衆 議 院議長  大 島 理 森 様  参 議 院議長  山 東 昭 子 様  内閣総理大臣  菅   義 偉 様  内閣官房長官  加 藤 勝 信 様                                        千葉県流山市議会  議員各位の賛同をお願いします。 ○青野直議長 以上をもって提案理由の説明は終わりました。 △質疑 ○青野直議長 これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○青野直議長 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。 △委員会付託省略 ○青野直議長 お諮りします。  ただいま議題となっております発議第28号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○青野直議長 異議なしと認めます。  よって、発議第28号は委員会の付託を省略することに決定しました。 △討論 ○青野直議長 これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、これを許します。19番阿部治正議員。     〔19番阿部治正議員登壇〕 ◆19番(阿部治正議員) 社会民主党の阿部治正です。発議第28号「日本学術会議任命拒否に関する意見書について」、採択すべきとの立場で討論をいたします。  日本学術会議が新会員として推薦した105人のうち6人について、菅首相は任命を拒否しました。政府から理由の説明はありませんが、任命されなかった6人は政府の重要施策に異論を示してきた経緯があります。現行制度になって例がない初めての決定であり、政府の意に沿わない学者、研究者を排除しようとする菅政権の意図がうかがえます。  今回の6人の除外は、公選制から推薦制に変えた法改正を審議した際の政府の行為は形式的行為、政府が行うのは形式的任命にすぎない、これは中曽根康弘元首相の発言です。あるいはただ形だけの推薦制であって、学会のほうから推薦していただいたものは拒否はしない、これは丹羽兵助元総理府の総務長官の発言です。さらに、実質的に首相の任命で会員の任命を左右するということは考えていない、これは手塚康夫元内閣官房総務審議官の発言です。こういった国会答弁と明らかにそごが生じています。  さらに、内閣総理大臣が会員の任命をする際には、日本学術会議側の推薦に基づくという法の趣旨を踏まえて行うことなどの日本学術会議法の附帯決議にも反しています。  日本学術会議は、科学が文化国家の基礎であるという確信の下、行政、産業及び国民生活に科学を繁栄、浸透させることを目的として、内閣総理大臣の所轄の下、政府から独立して職務を行う特別の機関として設立されました。恣意的な任命拒否などがまかり通れば、日本学術会議の勧告や提言、声明なども一方的な立場からのものとなり、政権の政策の批判や修正はできず、政府の方針に翼賛するだけの御用機関となってしまいます。  また、日本学術会議は、1950年に戦争を目的とする科学の研究は絶対にこれを行わない旨の声明を、また1967年には同じ文言を含む軍事目的のための科学研究を行わない声明を、そして2017年にも軍事的安全保障研究に関する声明を発しています。反対する官僚は異動だと言い切り、官僚への統制を強めようとしている菅首相が学問にまで政治介入してきたことが、政府に反対すること自体をやめさせようとする狙いを感じざるを得ません。  学術会議を時の政府の方針や施策に従う団体に変えようとする意図を持った今回の任命拒否には強い警戒心を持ち、それを許さない世論を支える必要があると確信し、発議第28号に賛成をいたします。  以上です。 ○青野直議長 これをもって討論を終結します。 △採決 ○青野直議長 これより採決します。  採決は、電子採決により行います。  これより発議第28号を採決します。  本案は、原案のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成少数であります。よって、発議第28号は、10対17をもって否決されました。 △発議第29号上程 ○青野直議長 日程第7、発議第29号「オスプレイに関する意見書について」を議題とします。 △提案理由説明 ○青野直議長 提案理由の説明を求めます。4番高橋光議員。     〔4番高橋光議員登壇〕 ◆4番(高橋光議員) 発議第29号については、案文の朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。                  オスプレイに関する意見書  本年6月30日、習志野駐屯地が所在する船橋市、八千代市及び隣接する習志野市長が連名で、防衛大臣に要請書を提出し、「3市内いずれかの上空を通過する場合は、事前に防衛省から船橋市、八千代市、習志野市、各市議会及び地元住民に対し、オスプレイの飛来や運用のあり方、機体の安全性、生活環境への影響等について十分に説明する」ことを強く求めた。  そこで政府に対し、本市市民の仕事や就学等で深い関係のある船橋市等3市が提出した要請書通り、政府および防衛省は真摯に対応することを要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  2020年12月16日  衆 議 院議長  大 島 理 森 様  参 議 院議長  山 東 昭 子 様  内閣総理大臣  菅   義 偉 様  防 衛 大 臣  岸   信 夫 様                                        千葉県流山市議会  議員各位の賛同をよろしくお願いいたします。 ○青野直議長 以上をもって提案理由の説明は終わりました。 △質疑 ○青野直議長 これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○青野直議長 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。 △委員会付託省略
    ○青野直議長 お諮りします。  ただいま議題となっております発議第29号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○青野直議長 異議なしと認めます。  よって、発議第29号は委員会の付託を省略することに決定しました。 △討論 ○青野直議長 これより討論に入ります。  討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○青野直議長 討論なしと認め、これをもって討論を終結します。 △採決 ○青野直議長 これより採決します。  採決は、電子採決により行います。  これより発議第29号を採決します。  本案は、原案のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成少数であります。よって、発議第29号は、10対17をもって否決されました。 △発議第30号上程 ○青野直議長 日程第8、発議第30号「新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金の早期支給等を求める意見書について」を議題とします。 △提案理由説明 ○青野直議長 提案理由の説明を求めます。26番小田桐仙議員。     〔26番小田桐仙議員登壇〕 ◆26番(小田桐仙議員) 発議第30号につきましては、お配りをしております案文の朗読をもって提案理由に代えさせていただきます。       新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金の早期支給等を求める意見書  一般社団法人日本病院会等は、11月12日、「新型コロナウイルス感染拡大による病院経営状況の調査(2020年度第2四半期)」を発表した。結論として、「上半期の医療収支の悪化は目に余るものがあり、地域における良質な医療提供体制を維持するために、スムーズな緊急包括支援交付金の病院への支給が極めて重要と思われる」とし、病院への支援が継続されない場合、地域医療を支える病院が経営破綻し、新型コロナウイルス感染症対応が不可能になるのみならず、地域医療が崩壊する危険すらあるとした。  また、日本医療労働組合連合会によると、8割近くの医療機関で冬の一時金引き下げの動きがあり、すでに引き下げ回答をした4分の1の医療機関では、平均10万円以上の引き下げとなっている。  一方で、国及び各自治体と医療機関が協働し、10月21日時点で「指定重点医療機関」は全国899カ所、約2万1,405床を確保でき、現場での奮闘が継続されている。  そこで、良質な医療提供体制の維持のために、下記のことを政府及び千葉県に対し要望する。                       記  1 医療現場へ届けられるべき新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金約3兆円については、一   刻も早く医療現場へ届けること。  2 与党自民党新型コロナウイルス対策医療系議員団本部が提案された第2次補正予算試案における医   療分6兆円案について、今冬の感染急拡大を抑止・防止するためにも政府内で具体的協議に入ること。  3 新型コロナウイルス感染症重点医療機関について、国及び都道府県の要請に可及的速やかに応える   ために必要な制度改正を適宜行うこと。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  2020年12月16日  衆 議 院議長  大 島 理 森 様  参 議 院議長  山 東 昭 子 様  内閣総理大臣  菅   義 偉 様  財 務 大 臣  麻 生 太 郎 様  厚生労働大臣  田 村 憲 久 様  内閣官房長官  加 藤 勝 信 様  千 葉 県知事  森 田 健 作 様                                        千葉県流山市議会  議員各位はもとより、先ほど市議会最大会派の会長さんが、感染症は国の仕事だと述べられておりますので、ぜひ御賛同いただいて、よろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○青野直議長 以上をもって提案理由の説明は終わりました。 △質疑 ○青野直議長 これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○青野直議長 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。 △委員会付託省略 ○青野直議長 お諮りします。  ただいま議題となっております発議第30号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○青野直議長 異議なしと認めます。  よって、発議第30号は委員会の付託を省略することに決定しました。 △討論 ○青野直議長 これより討論に入ります。  討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○青野直議長 討論なしと認め、これをもって討論を終結します。 △採決 ○青野直議長 これより採決します。  採決は、電子採決により行います。  これより発議第30号を採決します。  本案は、原案のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成少数であります。よって、発議第30号は、11対16をもって否決されました。 △発議第31号上程 ○青野直議長 日程第9、発議第31号「指定ごみ袋の導入延期を求める決議について」を議題とします。 △提案理由説明 ○青野直議長 提案理由の説明を求めます。14番植田和子議員。     〔14番植田和子議員登壇〕 ◆14番(植田和子議員) 発議第31号については、案文の朗読をもって提案理由の説明に代えさせていただきます。                指定ごみ袋の導入延期を求める決議  指定ごみ袋の制度導入は、全市民の日々の暮らしに密接した廃棄物に直接関係するだけに、制度の導入には市民の理解と納得が不可欠である。  しかしながら、指定ごみ袋の導入にかかわるパブリックコメント手続きの実施結果は、意見提出192人、意見総数439件にもなった。これは、本市の今制度上、過去最高の意見提出数である。また、電話での問い合わせや名前等がなく、パブリックコメントとしてはカウントされないものも多数寄せられているものの、市の計画への反映及び計画の変更・修正は1件もなかった。  提出された意見の大多数は、導入に対し、異論や疑問を呈しており、このまま制度導入を進めれば、市民からの反発は必至であり、行政と市民・自治会等の協働による廃棄物及び環境行政の構築への大きな支障となりかねない。さらには市民参加条例で位置づけたパブリックコメント手続き制度への信頼も失墜しかねない。  以上のことから、下記のことを求める。                       記  1 指定ゴミ袋は拙速に導入しないこと。  2 市民の理解が得られるよう、制度導入に対する市民への説明を行うこと。  以上、決議する。  2020年12月16日                                        千葉県流山市議会  議員の皆様の御賛同をよろしくお願いいたします。 ○青野直議長 以上をもって提案理由の説明は終わりました。 △会議時間の延長 ○青野直議長 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長します。 △質疑 ○青野直議長 これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○青野直議長 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。 △委員会付託省略 ○青野直議長 お諮りします。  ただいま議題となっております発議第31号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○青野直議長 異議なしと認めます。  よって、発議第31号は委員会の付託を省略することに決定しました。 △討論 ○青野直議長 これより討論に入ります。  討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○青野直議長 討論なしと認め、これをもって討論を終結します。 △採決 ○青野直議長 これより採決します。  採決は、電子採決により行います。  これより発議第31号を採決します。  本案は、原案のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成少数であります。よって、発議第31号は、6対21をもって否決されました。 △発議第32号上程 ○青野直議長 日程第10、発議第32号「中高年のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書について」を議題とします。 △提案理由説明 ○青野直議長 提案理由の説明を求めます。7番戸辺滋議員。     〔7番戸辺滋議員登壇〕 ◆7番(戸辺滋議員) 発議第32号「中高年のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書について」は、案文の朗読をもって提案理由の説明に代えさせていただきます。         中高年のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書  従来、ひきこもりは主として若年・青年層の課題としてイメージされてきた。しかし最近では、就職氷河期世代も含め中高年層に及ぶ大きな社会問題としてクローズアップされてきている。  政府が中高年層を対象に初めて実施した全国規模の調査が、昨年3月公表されたが、40~64歳のひきこもりが全国で約61万人にのぼるという推計は社会に大きな衝撃を与えた。ひきこもり期間の長期化や高齢化により、高齢者の親とともに社会的に孤立するケースも少なくない。  政府としては、これまで都道府県・政令市への「ひきこもり地域支援センター」の設置や「ひきこもりサポーター養成研修・派遣事業」を行ってきたが、今後は、より身近な場所での相談支援の実施や社会参加の場の充実など、就職氷河期世代も含めた中高年のひきこもりに対して、これまで以上に実効性ある支援と対策を講じるべきである。  そこで政府におかれては、中高年のひきこもりは、個々人やその家族だけの問題ではなく、社会全体で受け止めるべき大変重要な課題と捉え、下記の事項について早急に取り組むことを強く求める。                       記  1 より身近な場所での相談支援を行うため、自立相談支援機関の窓口にアウトリーチ支援員を配置し、   同行相談や信頼関係の構築といった対本人型のアウトリーチ支援を実施すること。また、自立相談支   援の機能強化に向けたアウトリーチ等を行うための経費については、新たな財政支援の仕組みを創設   すること。  2 中高年のひきこもりにある者に適した支援の充実を図るため、市区町村による「ひきこもりサポー   ト事業」のさらなる強化を図ること。具体的には、中高年が参加しやすくなるような居場所づくりや   ボランティア活動など就労に限らない多様な社会参加の場の確保。さらには家族に対する相談や講習   会などの取り組みを促進すること。  3 「8050問題」など世帯の複合的なニーズやライフステージの変化に柔軟に対応できるよう、最   初の相談窓口で一元的に対応する仕組みである「断らない相談支援」や相談者に寄り添った支援であ   る「伴走型支援」など、市区町村がより包括的に支援することが出来る新たな仕組みを構築すること。   以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  令和2年12月16日  衆 議 院議長  大 島 理 森 様  参 議 院議長  山 東 昭 子 様  内閣総理大臣  菅   義 偉 様  厚生労働大臣  田 村 憲 久 様                                        千葉県流山市議会  議員各位の御賛同、よろしくお願いいたします。 ○青野直議長 以上をもって提案理由の説明は終わりました。 △質疑 ○青野直議長 これより質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、これを許します。22番森亮二議員。     〔22番森亮二議員登壇〕 ◆22番(森亮二議員) それでは、議長からお許しをいただきましたので、発議第32号「中高年のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書について」、3点の質疑をさせていただきます。  まず(1)中高年のひきこもり問題に関して見えにくい課題の一つに、共依存の親子関係も大きな要因の一つと言われています。これは項目2、家族に対する相談や講習会の中でしっかり対応していく必要があると思うが、この点についてはどのように考えているでしょうか。流政会のメンバーも私のみならず、ほかの議員の方もこの種の問題、市民相談に応じてきた中での声としても通告をさせていただきました。  そして(2)中高年のひきこもりの支援に関しては、意見書の文中に、社会全体で受け止めるべき重要な課題とあるように、行政側の体制整備と併せて、地域におけるソーシャルキャピタルの構築も必要と考えます。この点についてはどのように考えているでしょうか。意見書の案文を見る限り、いろんな制度も含めて充実してきている、充実させようとしているわけですが、一方で社会全体としての解決力をどう高めていくかというところをお答えを確認したいと思います。  そして(3)2019年に神奈川県川崎市で児童らが20人殺傷された事件が発生したが、その際、犯人がひきこもり状態にあったことから、中高年のひきこもりの方に対して誤解や偏見を持つような風潮が高まってしまいました。このことに関しては、ひきこもり状態にある方々にとって、さらに社会に対して萎縮してしまうような状況にもなりかねません。よって、この点に関する対策や対応も政府に要請すべきと考えますが、どうでしょうか。お答えをお願いいたします。 ○青野直議長 提案者の答弁を求めます。7番戸辺滋議員。     〔7番戸辺滋議員登壇〕 ◆7番(戸辺滋議員) それでは、いただきました御質疑3点について、会派としての見解を述べさせていただきます。  まず、(1)共依存の親子関係の解消について御質疑を頂戴しました。御指摘のとおり、我々としてもこのことは周囲からは見えにくく、大きな課題の一つであると捉えております。これを解消するには、親もしくはひきこもりの子が一歩前へ踏み出すことが解消への大きな一歩になると捉えておりまして、その踏み出す機会として、私もこれまで市政に関する一般質問等を通じて要望してきたことですが、相談窓口のさらなる周知や講演会の開催及び充実を図ることが行政に求められているものと捉えております。  続きまして(2)行政側の体制整備と併せて、地域によるソーシャルキャピタルの構築も必要と考えるかどうかについてですが、御指摘のとおり、我々としても行政側の支援だけでは解消できない事案もあるものと捉えており、地域によるソーシャルキャピタルの必要性も感じております。また、新型コロナウイルス感染症の拡大により、地域の在り方自体も変革する点も多いものと捉えておりますので、コロナ禍及び収束後の地域の在り方についても注視する必要があると捉えております。  最後に、(3)中高年のひきこもりに対する誤解や偏見についてですが、川崎市の事件は本当に痛ましく、あってはならない事件であり、一部報道を通じて、容疑者がひきこもり状態であったことは認識をしております。ただ、容疑者死亡により、動機が不明のままの事件であったと捉えており、ひきこもり状態であったことと事件との因果関係が分からないままの状況にあるというように捉えております。また、この事件により、ひきこもりへの誤解や偏見の風潮が高まったかどうかについては、我々はコメントする立場にはないものというように考えております。  むしろ、川崎市の事件後に発生した元農水事務次官であった父親がひきこもりであった息子を殺害した事件は、ひきこもりの深刻さを世に投げかけた事件であり、我々の見解としましては、この事件によりひきこもりは決して特別な家庭やごく一部の家庭で起きていることではなく、身近な問題として捉えた国民が大多数であったのではないかというように考えております。よって、誤解や偏見を持つ国民よりも、我が事として捉えている国民が多いのではないかと、これは願望を込めていることも否めませんが、我々としてはそのように捉えております。  また、当事者の社会に対する萎縮についてですが、先日もあるテレビ局でひきこもりの息子と父親の葛藤を描いたドラマが放送されておりました。また、ほかのテレビ番組等でも、引き籠もる状態になぜなってしまうのかといった原因を深く掘り下げた内容のものが多く制作されておりますし、新聞報道などでも当事者や家族への糾弾ではなく、社会全体の課題として取り上げている記事を多く見受ける機会があります。このような当事者やその家族に寄り添う風潮が高まりつつあることから、ひきこもり当事者が社会に対し萎縮するといったことも今は緩和されているのではないかというように考えております。  以上でございます。 ○青野直議長 22番森亮二議員。     〔22番森亮二議員登壇〕 ◆22番(森亮二議員) 提案者の戸辺議員におかれましては、御丁寧な答弁ありがとうございました。  再質疑をさせていただきたいところがあります。(2)です。ソーシャルキャピタルの構築というところでは、やはり収束の後のいわゆるアフターコロナやポストコロナを考えてやはり考えていく必要もあるという認識、共通認識が図られたのかなというように思います。ただ、ここでやはり実際に私自身も含めて関わった人間から、立場からすると、ソーシャルキャピタルの構築の中で、一つの壁の要因としては、個人情報の保護の壁というものが実は非常に難しい壁になってきているのかなというように思いまして、この個人情報の壁というものを政府においては、やはり安易に撤廃ありきではいけませんけれども、こういったところが現場で地域力を高めていくのに課題になっているということも考えていく、こういったことも必要かなと思いますが、提案者の個人情報に対する見解をお答えいただければと思います。 ○青野直議長 暫時休憩します。     午後 4時44分休憩     午後 4時51分再開 ○青野直議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  提案者の答弁を求めます。7番戸辺滋議員。     〔7番戸辺滋議員登壇〕 ◆7番(戸辺滋議員) お時間を頂戴しまして、誠に申し訳ありません。  先ほどの御質疑に対してですが、様々な法律や条例で、行政運営に対しても課題があるテーマであるというように捉えております。アウトリーチ支援の実施に向け、この課題を一歩ずつ議論で積み重ねていくことが重要ではないかというように捉えております。  以上でございます。 ○青野直議長 3回目の質疑がありましたので、特に許します。22番森亮二議員。     〔22番森亮二議員登壇〕 ◆22番(森亮二議員) 質疑はございません。しっかり政権与党である公明党側から提出された意見書の基本的な見解をしっかり確認することできましたので、質疑はございませんので、これで質疑を終了させていただきます。戸辺議員、ありがとうございました。 ○青野直議長 これをもって質疑を終結します。 △委員会付託省略 ○青野直議長 お諮りします。  ただいま議題となっております発議第32号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○青野直議長 異議なしと認めます。  よって、発議第32号は委員会の付託を省略することに決定しました。 △討論 ○青野直議長 これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、これを許します。22番森亮二議員。     〔22番森亮二議員登壇〕 ◆22番(森亮二議員) 発議第32号、中高年のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書に対して、流政会を代表して採択すべき立場で討論をいたします。  このたび発議された公明党議員並びに小田桐議員による本意見書の内容3つの項目については、確実な実行を強く期待するものであります。  と同時に、流政会は先ほどの意見書に対する質疑で確認させていただいたように、以下3点についての対応、対策の充実についても政府に積極的な対応を求めたいと思います。  まず1つ目は、中高年のひきこもり問題の見えにくい課題の一つに、共依存の親子関係問題があると言われています。この点については、非常にデリケートな面でありますが、問題の本質の一つともされています。もちろん当事者に直接伝えるべきかの議論はありますが、子育てした親の責任と思い込むことで、親が過度の自己否定や自信喪失に陥る場合もあれば、一方で本人と同様に孤立したり、過度に親子で依存し合う共依存の関係が事態を複雑化している点があります。専門職が的確に指摘、助言ができるような実効性のある対応を求めます。  2つ目に、中高年のひきこもりの支援に関しては、意見書に社会全体で受け止めるべき重要な課題と言われるように、行政側の体制整備強化と併せて、地域におけるソーシャルキャピタルの構築も不可欠と考えます。ただ、核家族化や大都市に見られる地域社会のつながりの希薄化が進む現代社会において、ひきこもり当事者やその家族のみならず、地域社会全体のコミュニケーションが欠如しています。このことは、様々な地域福祉の問題に対して共通して言えることだと言えます。  菅義偉総理大臣の目指す理念は、自助、共助、公助、そして絆です。そのうち共助と言われる部分がまさにこの点にあると言えます。ただ、地域で助け合い、課題を解決していく中では、個人情報保護の問題やプライバシーの問題が大きく立ちはだかる課題もあります。実際私たちもそのようなことを感じてまいりました。非常に難しい問題ではありますが、ソーシャルキャピタルを構築していくためには、この点に関する対策や対応についても政府にはしっかり検討いただくことを求めます。  最後に、中高年のひきこもりに対して誤解や偏見を持つような風潮を根絶する取組についてです。新型コロナウイルス感染症においても、感染者への差別や偏見といった行為が目立っているため、流山市議会は感染症問題に対応した流山市新型コロナウイルス感染症対策条例で、差別的扱いや誹謗中傷などの禁止をうたいました。ひきこもり問題に関しても同様の対応が求められるのではないでしょうか。法制化するかは別としても、このような誤った風潮が醸成されないよう注意喚起、注意啓発のみならず、中長期的には教育的な視点を持った対応なども政府には求めたいと思います。  新型コロナウイルス感染症の影響により、日常生活において人とつながるという行為自体が難しくなっています。また、企業業績の悪化による解雇や失業により、ひきこもり状態に陥る可能性のある方がさらに増えるのではないかという懸念も指摘されています。政府、自治体、そして地域社会においては、ぜひ当事者や家族の視点、立場を踏まえたきめ細やかな対応がなされることを求め、採択すべきの討論といたします。 ○青野直議長 これをもって討論を終結します。 △採決 ○青野直議長 これより採決します。  採決は、電子採決により行います。  これより発議第32号を採決します。  本案は、原案のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成全員であります。よって、発議第32号は、27対ゼロをもって原案のとおり可決されました。 △発議第33号上程 ○青野直議長 日程第11、発議第33号「不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書について」を議題とします。 △提案理由説明 ○青野直議長 提案理由の説明を求めます。18番斉藤真理議員。     〔18番斉藤真理議員登壇〕 ◆18番(斉藤真理議員) 発議第33号「不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書について」は、案文の朗読をもって提案理由の説明に代えさせていただきます。              不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書  日本産科婦人科学会のまとめによると、2018年に不妊治療の一つである体外受精で生まれた子どもは5万6,979人となり、前年に続いて過去最高を更新したことが分かった。これは実に16人に1人が体外受精で生まれたことになる。また晩婚化などで妊娠を考える年齢が上がり、不妊に悩む人々が増えていることから、治療件数も45万4,893件と過去最高となった。  国においては2004年度から、年1回10万円を限度に助成を行う「特定不妊治療助成事業」が創設され、その後も助成額や所得制限などを段階的に拡充してきている。また、不妊治療への保険適用もなされてきたが、その範囲は不妊の原因調査など一部に限られている。保険適用外の体外受精や顕微授精は、1回当たり数十万円の費用がかかり何度も繰り返すことが多いため、不妊治療を行う人々にとっては過重な経済負担になっている場合が多い。  厚生労働省は、不妊治療の実施件数や費用などの実態調査を10月から始めているが、保険適用の拡大および所得制限の撤廃も含めた助成制度の拡充は、早急に解決しなければならない喫緊の課題である。  そこで、政府におかれては、不妊治療を行う人々が、今後も安心して治療に取り組むことが出来るよう、下記の事項について早急に取り組むことを強く求める。                       記  1 不妊治療は一人一人に最適な形で実施することが重要であるため、不妊治療の保険適用の拡大に当   たっては、治療を受ける人の選択肢を狭めることがないよう十分配慮すること。具体的には、現在、   助成対象となっていない「人工授精」をはじめ、特定不妊治療である「体外受精」や「顕微授精」さ   らには「男性に対する治療」についてもその対象として検討すること。  2 不妊治療の保険適用の拡大が実施されるまでの間については、その整合性も考慮しながら、所得制   限の撤廃や回数制限の緩和など既存の助成制度の拡充を行うことにより、幅広い世帯を対象とした経   済的負担の軽減を図ること。  3 不妊治療と仕事の両立できる環境をさらに整備するとともに、相談やカウンセリングなど不妊治療   に関する相談体制の拡充を図ること。  4 不育症への保険適用や、事実婚への不妊治療の保険適用、助成についても検討すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  令和2年12月16日  衆 議 院議長  大 島 理 森 様  参 議 院議長  山 東 昭 子 様  内閣総理大臣  菅   義 偉 様  厚生労働大臣  田 村 憲 久 様                                        千葉県流山市議会  議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 ○青野直議長 以上をもって提案理由の説明は終わりました。 △質疑 ○青野直議長 これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○青野直議長 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。 △委員会付託省略 ○青野直議長 お諮りします。  ただいま議題となっております発議第33号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○青野直議長 異議なしと認めます。  よって、発議第33号は委員会の付託を省略することに決定しました。 △討論 ○青野直議長 これより討論に入ります。  討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○青野直議長 討論なしと認め、これをもって討論を終結します。 △採決 ○青野直議長 これより採決します。  採決は、電子採決により行います。  これより発議第33号を採決します。  本案は、原案のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。  押し忘れなしと認め、確定します。  賛成全員であります。よって、発議第33号は、27対ゼロをもって原案のとおり可決されました。 △所管事務の継続調査の件 ○青野直議長 日程第12、「所管事務の継続調査について」を議題とします。  各常任委員会委員長から、委員会の調査事項について、流山市議会会議規則第111条の規定により閉会中の継続調査の申出がありました。  その内容としては、流山市議会委員会条例第2条で規定されているそれぞれの常任委員会が所管する事項となっております。  お諮りします。各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○青野直議長 異議なしと認めます。よって、各委員長の申出のとおり閉会中の継続調査を実施することに決定しました。 △市長の発言 ○青野直議長 以上をもって今期定例会に付議された案件は全て議了しました。  閉会に当たり、市長から特に発言を求められておりますので、これを許します。井崎市長。     〔井崎市長登壇〕 ◎井崎義治市長 特にお許しをいただきまして、一言御挨拶申し上げます。  去る11月26日に開会いたしました本定例会も、本日をもちまして21日間にわたる会期を終え、ここに閉会を迎えることになりました。  この間、議員各位には慎重なる御審議をいただきました結果、いずれも原案のとおりお認めいただき、ありがとうございました。  本会議並びに各委員会の席上で皆様から頂戴いたしました御意見、御提言を踏まえ、今後の市政経営に当たるとともに、可能なことから令和3年度予算に反映させてまいります。  ここで、この場をお借りして3件御報告申し上げます。  初めに、年末年始における新型コロナウイルス相談専用ダイヤルの開設及びPCR検査の実施等について申し上げます。  12月29日から1月3日までの年末年始期間の発熱者等、新型コロナウイルス感染症に関する相談体制として、「新型コロナウイルス相談専用ダイヤル」を休止日なく午前8時30分から午後5時15分まで開設いたします。  また、流山市医師会の御協力の下、流山市PCR検査センターの検査を12月31日、1月3日に実施いたします。  なお、感染者情報については、千葉県の発表に合わせて、安心メールや市ホームページ等で随時情報発信いたします。  次に、おおぐろの森中学校の制服タイプの決定について申し上げます。  令和4年4月開校予定の流山市立おおぐろの森中学校の制服については、市内で初めてブレザータイプを採用し、多様なニーズに対応できるよう、「スラックス、スカートを選択できる制服」とすることを決定しました。  具体的なデザインについては制服メーカーから企画を募り、令和3年5月、おおぐろの森中学校に通学する予定の児童生徒・保護者の投票により決定する予定です。  なお、開校時の2、3年生については、以前の学校で着用していた制服を引き続き着用することができることとしています。  また、1年生及び転入生のうち希望する生徒については、兄、姉の制服や以前の学校の制服を着用することができるとしています。  次に、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に係るオランダ代表チーム事前キャンプの受入れ等について申し上げます。  令和3年度に延期になった東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に際して、本市での事前キャンプを前提に既に協議を進めていたパラリンピック女子車いすバスケットボールオランダ代表チームに加え、現在パラリンピック卓球オランダ代表チームについても、千葉県を通じて具体的に受入れの協議を進めています。  また、オリンピック競技については、現在女子ハンドボールオランダ代表チームの事前キャンプの受入れの可能性について模索しているところです。  今後国の手引に従った新型コロナウイルス感染症対策を取り入れたオランダ代表チーム事前キャンプの受入れに向け、同代表チームと市民との交流事業の実施について準備を進めてまいります。  以上で報告を終わります。  本年も残すところ2週間余りとなりました。  議員各位におかれましては感染予防はもとより、健康に御留意され、御健勝のうちに令和3年の新春をお迎えいただきますようお祈り申し上げ、閉会に当たっての御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手) ○青野直議長 これをもって、令和2年流山市議会第4回定例会を閉会します。  お疲れさまでした。 △午後5時13分閉会...