令和 2年 3月
定例会(第1回)
令和2年3月
招集流山市議会定例会会議録(第1号)1 日 時
令和2年2月20日午後1時
開議 1 場 所
流山市議会議場 1
出席議員 28名 1番 渡 辺 仁 二
議員 2番 大 野 富 生
議員 3番 岡 明 彦
議員 4番 高 橋 光
議員 5番 野 田 宏 規
議員 6番 近 藤 美 保
議員 7番 戸 辺 滋
議員 8番 西 尾 段
議員 9番 大 塚 洋 一
議員 10番 野 村 誠
議員 11番 坂 巻 儀 一
議員 12番 石 原 修 治
議員 13番 菅 野 浩 考
議員 14番 植 田 和 子
議員 15番 笠 原 久 恵
議員 16番 森 田 洋 一
議員 17番 加 藤 啓 子
議員 18番 斉 藤 真 理
議員 19番 阿 部 治 正
議員 20番 中 村 彰 男
議員 21番 楠 山 栄 子
議員 22番 森 亮 二
議員 23番 藤 井 俊 行
議員 24番 中 川 弘
議員 25番 海 老 原 功 一
議員 26番 小 田 桐 仙
議員 27番 乾 紳 一 郎
議員 28番 青 野 直
議員1
欠席議員 なし 1
出席理事者 市 長 井 崎 義 治 副 市 長 石 原 重 雄 教 育 長 後 田 博 美 上 下
水道 志 村 誠 彦
事業管理者 総 合
政策 須 郷 和 彦 総 務
部長 渡 邊 雅 史 部 長 財 政
部長 安 井 彰 市 民
生活 伊 藤 龍 史 部 長 健 康
福祉 早 川 仁
子ども家庭 秋 元 悟 部 長 部 長 経 済
振興 恩 田 一 成 環 境
部長 田 中 佳 二 部 長 ( 農 業 委 員 会 事 務
局長 併 任 ) 都 市
計画 武 田 淳 都 市
整備 石 野 升 吾 部 長 部 長 土 木
部長 石 井 菊 次
会計管理者 鹿 間 慎 一 選 挙
管理 染 谷 忠 美 監 査
委員 逸 見 克 弘 委 員 会 事 務
局長 事 務
局長 教 育
総務 菊 池 智 之 学 校
教育 前 川 秀 幸 部 長 部 長 生 涯
学習 飯 塚 修 司 消 防 長 北 野 浩 一 郎 部 長
総合政策部 浅 水 透 秘 書 広報 中 野 秀 紀 次 長 課 長 ( 兼 企画
政策課長) マーケティ 河 尻 和 佳 子
情報政策・ 内 安 広 ン グ
課長 改 革 改善 課 長 工 事 検査 中 西 辰 夫
総務部次長 菊 池 義 博 室 長 ( 兼
総務 課 長 ) 総 務 課 帖 佐 直 美 人 材
育成 互 井 謙 治 政 策 法務 課 長 室 長 財 産
活用 石 川 博 一
財産活用課 井 上 雅 之 課 長 ファシリティ マネジメント 推 進
室長 財政部次長 井 口 仁 志
財政部次長 高 崎 輝 久 (兼
資産税 ( 兼
財政 課 長 )
調整課長) 税 制
課長 糸 井 正 人 税 制 課 吉 野 教 生 債 権 回収 対 策
室長 市民税課長 大 竹 哲 也
市民生活部 小 山 規 夫 次 長 ( 防 災 危 機
管理 担 当 )
市民生活部 今 野 忠 光 市 民
課長 鈴 木 宏 美 次 長 ( 兼
保険 年金課長) コミュニティ 樋 口 洋 徳 防 災 危機 大 津 真 規 課 長 管 理
課長 健康福祉部 小 西 和 典
健康福祉部 豊 田 武 彦 次 長 次 長 (兼
障害者 ( 兼
介護 支援課長)
支援課長) 社 会
福祉 石 戸 敏 久 高 齢 者 石 井 由 美 子 課 長 支 援
課長 児 童 発達 長 谷 川 聖 二 健 康 増進 伊 原 理 香
支援センター 課 長 所 長 子 ど も 熊 井 彰 保 育
課長 村 山 智 章
家庭部次長 (兼
子ども 家庭課長)
経済振興部 渋 谷 俊 之
流山本町・ 井 戸 一 郎 次 長 利 根 運河 ( 兼 商工 ツーリズム
振興課長) 推 進
課長 農 業
振興 安 蒜 康 志
環境部次長 大 島 尚 文 課 長 ( 兼
環境 政策課長) ク リ ーン 伊 原 秀 明
都市計画部 嶋 根 貴 俊 セ ン ター 次 長 所 長 ( 兼 宅地 課 長 )
都市計画部 長 橋 祐 之
都市計画課 酒 巻 祐 司 次 長 交 通
計画 ( 兼
都市 推 進
室長 計画課長) 建 築
住宅 伊 藤 直 人
都市整備部 後 藤 隆 志 課 長 次 長
まちづくり 梶 隆 之
まちづくり 秋 元 敏 男 推 進
課長 推 進 課 西 平 井・
鰭ケ崎区画 整 理
室長 み ど りの 本 田 英 師
土木部次長 小 野 満 寿 夫 課 長 ( 兼 道路
建設課長) 道 路
管理 染 谷 祐 治 河 川
課長 池 田 輝 昭 課 長 会 計
課長 佐 々 木 和 美
上下水道局 矢 幡 哲 夫
次長(兼上下
水道局水道 工務課長)
上下水道局 秋 谷 孝
上下水道局 浅 川 晃 経 営 業務
下水道建設 課 長 課 長 選 挙
管理 斉 藤 昌 克 監 査
委員 横 山 友 二 委 員 会
事務局次長 事務局次長 農業委員会 秋 元 学
教育総務部 根 本 政 廣
事務局次長 次 長 ( 兼
教育 総務課長) 学 校 施設 大 塚 昌 浩
学校教育部 宮 本 信 一 課 長 次 長 ( 兼
学校 教育課長) 指 導
課長 西 村 淳 生涯
学習部 中 西 直 人 次 長 ( 兼 生涯
学習課長) ス ポ ーツ 寺 門 宏 晋 公 民
館長 鶴 巻 浩 二 振 興
課長 図 書 ・ 小 栗 信 一 郎 消 防 本部 高 市 薫 博 物
館長 次 長 ( 兼 中央
消防署長) 消 防
総務 須 藤 恭 成 予 防
課長 斉 藤 一 浩 課 長 消 防 防災 笠 原 圭 史
東消防署長 鈴 木 孝 男 課 長
南消防署長 片 瀬 章 博
北消防署長 吉 野 康 雄 1
出席事務局員 事 務
局長 竹 内 繁 教 次 長 玉 田 雅 則 次 長 補佐 若 林 克 彦 主 事 田 村 洋 介 ( 兼
議事 係 長 ) 主 事 五 十 嵐 大 雅 主 事 後 藤 優 太
令和2年
流山市議会第1回
定例会日程表(第1号)
令和2年2月20日午後1時
開議 第1
会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3
議案第 1号
令和2
年度流山市
一般会計予算 議案第 2号
令和元
年度流山市
一般会計補正予算(第5号)
議案第 3号
流山市部設置条例の一部を改正する
条例の
制定について
議案第 4号
流山市
行政手続における
特定の
個人を識別するための
番号の
利用等に関する法律に基 づく
個人番号の
利用及び
特定個人情報の提供に関する
条例の一部を改正する
条例の制 定について
議案第 5号
流山市
特別職の
職員で非常勤のものの報酬及び
費用弁償に関する
条例の一部を改正す る
条例の
制定について
議案第 6号
職員の勤務時間、
休暇等に関する
条例の一部を改正する
条例の
制定について
議案第 7号
流山市
手数料条例の一部を改正する
条例の
制定について
議案第 8号
財産の
取得について(
新設中学校用地)
議案第 9号
財産の
取得について(
中野久木散策の
森用地)
議案第10号
令和2
年度流山市
介護保険特別会計予算 議案第11号
流山市
看護師等修学資金貸付条例の
制定について
議案第12号
流山市
学童クラブの
設置及び
管理に関する
条例の一部を改正する
条例の
制定について
議案第13号
流山市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する
基準を定める
条例の一部を改 正する
条例の
制定について
議案第14号
流山市立小学校設置条例の一部を改正する
条例の
制定について
議案第15号
令和2
年度流山市
国民健康保険特別会計予算 議案第16号
令和元
年度流山市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
議案第17号
令和2
年度流山市
後期高齢者医療特別会計予算 議案第18号
令和元
年度流山市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)
議案第19号
令和2
年度流山市
土地区画整理事業特別会計予算 議案第20号
令和元
年度流山市
土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)
議案第21号
令和2
年度流山市
水道事業会計予算 議案第22号
令和2
年度流山市
下水道事業会計予算 議案第23号
令和元
年度流山市
下水道事業会計補正予算(第2号)
議案第24号
流山市
景観条例の一部を改正する
条例の
制定について
議案第25号
流山市営住宅の
設置及び
管理に関する
条例の一部を改正する
条例の
制定について
議案第26号
流山市道の構造の
技術的基準を定める
条例の一部を改正する
条例の
制定について
議案第27号
流山市
水道事業及び
下水道事業の
設置等に関する
条例の一部を改正する
条例の
制定に ついて (
議案上程・
提案理由説明)
報告第 1号
専決処分の
報告について
報告第 2号
専決処分の
報告について
報告第 3号
専決処分の
報告について (
説明) 第4 休会の件 本日の
会議に付した事件
議事日程表のとおり
△午後1時03分開会
○
青野直議長 ただいまから
令和2年
流山市議会第1回
定例会を開会し、直ちに本日の
会議を開きます。 本日の
出席を御
報告します。 ただいまのところ
出席議員28名全員であります。よって、定足数に達しておりますので、
会議は成立していることを御
報告します。
△
諸般の
報告
○
青野直議長 これより
諸般の
報告をします。
地方自治法第121条の規定による
出席要求に対し、市長から
出席者の
職氏名の通知がありました。お手元に配付の印刷物により御了承願います。 次に、
監査委員から
地方自治法第199条第5項の規定に基づく随時監査(
学校事務)、同法第235条の2第1項の規定に基づく例月現金出納検査、同法第199条第4項及び同条第2項の規定に基づく定期・行政監査について、それぞれ
報告がありました。お手元に配付の印刷物により御了承願います。 次に、
令和元年
流山市議会第4回
定例会において可決されました発議第21号「児童虐待防止対策のさらなる強化を求める意見書について」、発議第22号「台風、豪雨災害への抜本的救済を求める意見書について」は、
令和元年12月19日付で関係省庁に送付しました。 その他の
会議等につきましては、お手元に配付の印刷物により御了承願います。 これをもって
諸般の
報告を終わります。 次に、本日市長から
議案の送付があり、これを受理しましたので、御
報告します。 本日の
議事につきましては、お手元に配付の日程表によって進めたいと思いますので、御了承願います。
△
会議録署名議員の指名
○
青野直議長 これより
議事に入ります。 日程第1、「
会議録署名議員の指名」を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第88条の規定により、議長において大塚洋一
議員、野村誠
議員を指名します。
△会期の決定
○
青野直議長 日程第2、「会期の決定」を議題とします。 お諮りします。今期
定例会の会期は、本日から3月23日までの33日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
青野直議長 異議なしと認めます。よって、会期は本日から3月23日までの33日間と決定しました。
△
議案の上程
○
青野直議長 日程第3、
議案第1号から
議案第27号までの以上27件並びに
報告第1号から
報告第3号までの以上3件を一括して議題とします。
△
提案理由説明
○
青野直議長 提案理由の
説明並びに
報告を求めます。井崎市長。 〔井崎市長登壇〕
◎井崎義治市長 本日ここに
令和2年第1回
定例会を招集いたしました。 本
定例会では、当初予算7件、補正予算5件、
条例の新規
制定1件、
条例の一部改正12件、その他の
議案2件の合計27件と
報告3件について御審議いただきますので、よろしくお願い申し上げます。 市政に関する
報告及び提案理由の
説明に入ります前に、
令和2年
流山市議会第1回
定例会に臨むに当たり、市政経営における基本的な考え方と所信の一端を申し上げます。 本年4月から、市政経営の最上位
計画である新たな
流山市総合
計画がスタートします。 本市が描く目指すまちのイメージ「都心から一番近い森のまち」は、みどり豊かな自然
環境の保全・創出のみならず、みどりが与える
都市の「うるおい」や市民の皆様の「やすらぎ」、人と人とが集う「ふれあい」に満ちたまちの姿をイメージしています。 その実現に向けて、「市民の知恵と力が活きる
まちづくり」、「市民が誇りと歓びを持てる
まちづくり」、「市民・
都市・コミュニティが健康な
まちづくり」とする3つの
まちづくりの基本理念の下、「安心・安全で快適に暮らせるまち」、「生きがいを持って健康・長寿に暮らせるまち」、「良質な住
環境のなかで暮らせるまち」、「賑わいと魅力のあるまち」、「誰もが自分らしく暮らせるまち」、「
子どもをみんなで育むまち」とする6つの
政策を推進してまいります。 また、近年目まぐるしく変動する社会経済情勢や国の制度改革の動向を注視し、市民ニーズや行政課題を的確に捉えるとともに、迅速な対応ができる体制を構築するため、これら
政策の推進に当たり、4つの市政経営の基本方針を掲げます。 まず、中長期的な
財政見通し、健全
財政維持
条例に基づく健全で規律ある
財政運営や
財政の安定性・継続性の確保など「健全な
財政運営」に取り組みます。 次に、将来訪れる人口減少を見据えた公共施設の機能の集約や市民ニーズの変化に応じた施設の転用、複合化などの施設のライフサイクルコストの見直しや、人口動態、財源の変動を見据えた資産の有効
活用を進めてまいります。 また、時宜にかなう効率的、機能的な組織の確立を行うとともに、行政サービスを支える
職員一人一人の能力開発や意識改革に努めてまいります。 さらに、AIやロボティクスによる自動処理等の技術革新を積極的に
活用することで、限りある経営資源を活かし、業務の生産性の向上と付加価値の創造を図ります。 さて、その幕開けとなる
令和2年度について申し上げます。 昨年12月に厚生労働省から公表された2019年の人口動態統計の年間推計では、2019年に生まれた
子どもの数が90万人を下回り、1899年の統計開始以来、最も少なくなる見通しです。 出生数の低下とともに人口減少が加速し、その影響は地域経済の衰退を招く深刻な状況にあると考えます。 そのような中で、本市では人口が顕著に増加し、とりわけ子育て世代を中心に増え続けています。 過去10年で人口はおよそ2割、小学生は4割、未就学児童は5割増加しました。 とりわけ合計特殊出生率は3割も増加し、平成30年には本市の統計史上最高値となり、県下54市町村中、第1位となりました。 また、高齢者の年齢構成が前期高齢者から後期高齢者へ移行しつつも、若い世代の増加により本市の高齢化率は変わらず、全国的に進む少子高齢化とは異なる人口構成となっています。 また、新たな総合
計画を策定した際の将来人口推計では、2027年まで増加し続ける見通しです。 しかし、2027年以降も人口が減りにくく、地域経済の発展や安定したコミュニティを維持していけるよう、引き続き緑豊かで良質な住
環境と快適な
都市環境の
整備及び子育て・
教育環境の充実に努めてまいります。 一方で、将来的に訪れる人口減少を見据え、市外や海外から本市の交流人口を増やし、地域の活性化を図り、末永い
流山市の発展の基盤を整えてまいります。 そこで、本年も市外からも御来場いただけるイベント開催はもとより、昨年文化庁の「歴史の道100選」に選定された土木遺産・利根運河や歴史的な建造物が立ち並ぶ
流山本町界隈においては、新たに官民連携による施策を進める等、引き続きツーリズム施策を推進してまいります。 また、本年はおよそ半世紀ぶりに東京でオリンピック・パラリンピックが開催されます。 本市では東京2020オリンピック・パラリンピックにおいて、オランダ国の代表チームがキッコーマンアリーナを会場として事前キャンプを行う予定となっており、現在市民の皆様との交流企画について準備等を進めています。 さらに、5月には秀逸な音響設備のスターツおおたかの森ホールで、国際的に活躍されている国内外のアーティスト8名を迎えてのNAGAREYAMA国際室内楽音楽祭2020を開催します。 これらにより、市民はもとより多くの方々でにぎわうものと期待しています。 今後しばらく増大する子育て・
教育環境の充実へのニーズに対しては、引き続き、待機児童解消を図るため、保育園の
整備を倍増させるとともに、妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない総合的なサポートを行ってまいります。 児童・生徒数の増加に対しては、毎年調査を行っている児童・生徒数推計・想定調査結果を見極め、
令和3年4月に大畔地区に小
学校開校、
令和4年4月に中
学校の開校を目指し、
整備を進めるとともに、その後の児童数、生徒数の増加も見据え、
令和6年4月の開校に向けて、おおたかの森小
学校区及び南
流山小
学校区でそれぞれ小
学校の
整備について検討を進めてまいります。 その一方で、ICT
環境の
整備や
学校サポート教員の配置によるきめ細かい
学習指導体制等、
教育環境の充実に努めるとともに、昨年社会問題として大きく取り上げられた児童虐待や小中
学校現場におけるいじめ予防の取り組み等、
子どもたちが健やかに育つ
環境づくりに注力してまいります。 また、昨年は本市を含む千葉県を初め、関東地方や東日本の各地で台風や大雨による甚大な被害が発生し、各地に今なお大きな爪痕を残しております。 このような不測の災害に備え、日頃から市民の皆様の防災意識を高めるとともに、減災への取り組みが重要であると考えています。 市では昨年発災した台風や大雨被害の教訓等を活かし、江戸川の氾濫時における垂直避難場所の確保を推進するとともに、地域防災
計画の見直しの検討や洪水ハザードマップの更新、道路、橋梁などのインフラ施設の適切な維持
管理や
整備を推進し、防災力強化に努めてまいります。 また、安心・安全な歩行空間の確保等の交通安全対策や防犯パトロール隊への支援等の防犯対策等、市民の皆様の安心・安全に注力してまいります。 次期総合
計画における基本理念や市政経営における基本方針のもと、本市が目指すまちのイメージ「都心から一番近い森のまち」の実現に向け、良質な住
環境と快適な
都市環境の維持・創出に力を注ぎ、市民の皆様には「住んでよかった」、市外の方には「住んでみたい」と感じていただける「住み続ける価値の高いまち」づくりを進めてまいります。 続きまして、
令和2年度予算編成方針について申し上げます。 私から
令和元年10月3日付で、各部
局長に対して
令和2年度の予算編成方針を示達いたしました。 具体的には、予算要求に当たっては、限られた財源を効率的・効果的に配分するとともに、全
職員が合理的かつ効率的な事務執行に努め、事業内容の見直し及び取捨選択を行うことにより歳出削減を行い、持続可能な市政経営基盤の構築が必要となること、また各部
局長には、本市の
財政状況を十分認識し、国の経済対策等の動きを注視した上で、部局の最高責任者として適切なマネジメントを行うよう指示するなどし、予算編成を行ってまいりました。 その結果、
令和2
年度流山市一般会計歳入歳出予算総額は698億3,500万円で、前年度予算額600億6,700万円と比較して対前年度比97億6,800万円、16.3%増となりました。 また、各特別会計及び上
下水道事業会計を合わせた予算総額は1,149億4,655万8,000円で、前年度予算額1,033億4,469万1,000円と比較して、対前年度比116億186万7,000円、11.2%増となりました。 続きまして、具体的な施策の展開として、「
令和2年度主要事業」について、新たな総合
計画の施策体系ごとに申し上げます。 初めに、「安心・安全で快適に暮らせるまち」について申し上げます。 防災については、土地区画整理事業等により道路等が
整備され、地図についても変更が生じていることから地震ハザードマップを更新し、また平成27年に改正された水防法に適合した洪水ハザードマップを作成し、市民への周知と被害軽減に努めてまいります。 また、老朽化が進んでいる防災行政無線を更新してまいります。 防犯については、地域の防犯活動の一環として防犯カメラを
設置する自治会に対し、
設置費用の一部を補助する補助金制度を新設してまいります。 消防・救急については、引き続き昭和49年に建設された消防本部・中央消防署の庁舎移転に向けた
整備を進めてまいります。 また、増加する救急出動に対応するため、北消防署の高規格救急車及び東消防署の資機材搬送車を更新してまいります。 次に、「生きがいを持って健康・長寿に暮らせるまち」について申し上げます。 健康・医療については、市内における看護師等の確保を目的として、資格
取得後に市内に勤務しようとする看護師等の養成施設の在学者に対する修学資金貸付金制度を創設してまいります。 生涯
学習については、引き続き、子育て世代活動
支援センター及び児童センターからなる子育て支援施設と併せて、(仮称)南
流山地域図書館の
整備を進めてまいります。 また、東部公民館と北部公民館については、バリアフリー化を含め、
利用者の利便性向上に向けてエレベーターの新設を進めてまいります。 文化芸術・歴史については、市民が文化芸術に親しむ機会を充実させるため、
流山おおたかの森駅にピアノを
設置します。 次に、「良質な住
環境のなかで暮らせるまち」について申し上げます。 市街地
整備・景観については、
流山おおたかの森駅南口
都市広場の改修を行い、良質な空間の維持向上を図り、さらなるにぎわいを創出してまいります。 また、地域の実情に応じた土地
利用を誘導するため、区域区分、用途地域等の
都市計画の見直しを検討してまいります。 道路については、引き続き、名都借跨線橋の拡幅改良工事を進めるとともに、
都市計画道路3・4・9号南
流山名都借線の
整備を進めてまいります。 また、歩行者と自転車の安全性、快適性、利便性の向上を図るため、自転車ネットワーク
計画を策定し、自転車走行空間の
整備を進めてまいります。 交通については、引き続き、東武野田線初石駅の駅東側からのアクセスを向上するため、
令和5年度供用開始に向け、
整備を進めてまいります。 また、地域公共交通網形成
計画を策定し、長寿社会に対応した公共交通網の形成を目指してまいります。 廃棄物については、ごみ焼却施設の長寿命化
整備のため、長寿命化総合
計画等及び施設
整備に係る仕様書の策定を進めてまいります。 次に、「賑わいと魅力のあるまち」について申し上げます。 ツーリズムについては、利根運河や
流山本町地域の歴史や自然
環境を活かしたツーリズム
環境の
整備を行い、観光
振興及びインバウンドを含めた交流人口の増加を図ってまいります。 次に、「誰もが自分らしく暮らせるまち」について申し上げます。 高齢者
福祉については、地域
福祉センター、通称ケアセンターの老朽化したエレベーターの改修に向けて実施設計を進めてまいります。 障害
福祉については、
障害者やその家族が安心して本市で
生活するため、新たに地域
生活支援拠点の
整備を進めます。 地域
福祉については、
生活困窮者の自立に向けた支援として、新たに家計に問題を抱える世帯に対し、専門家による助言・指導等の支援を実施するとともに、
生活保護受給者の命を守るため、熱中症予防対策として
生活保護法による冷房器具の
設置費用の支給対象外の
生活保護受給世帯について、冷房器具
設置等の費用を補助してまいります。 次に、「
子どもをみんなで育むまち」について申し上げます。
子ども・子育てについては、保育所の
整備について、待機児童解消を実現するため、私立保育所及び小規模保育所の大幅な
整備を進めてまいります。 また、配慮が必要な児童の保育を実施する私立保育所等への支援を拡充してまいります。 さらに、小規模保育所を卒園する児童の受け入れを積極的に行う私立保育所等に対し、連携支援コーディネーターの配置等の支援を実施してまいります。 保育士等の負担軽減については、保育に関する
計画・記録や
子どもの登園・降園
管理等の業務のICT化を行うためのシステム導入費用の一部を補助してまいります。 児童センターについては、引き続き、おおたかの森地区及び南
流山地区の児童センターと子育て支援施設の
整備を進めてまいります。
学校教育については、児童生徒の
学校生活における満足度や意欲等、学級集団の状態を調べる学級集団アセスメントを実施します。 また、
学校生活等でいじめ、不登校、児童虐待などに直面している児童生徒の支援を行うスクールソーシャルワーカーを配置するとともに、いじめや不登校などの予防や対策のため、新たな組織を立ち上げます。 最後に、行政経営について、AIを
活用した
議事録作成支援システムの導入により事務の軽減を図るとともに、マイナンバー制度の運用に伴い、市民の
個人情報等の安全
管理を徹底するための情報セキュリティ対策を実施してまいります。 以上
令和2年度に実施を予定する具体的な施策として、主な事業について御
説明させていただきましたが、それ以外にも多くの事業があります。 これら実施を予定している全ての事業が市民
生活や市民
福祉の向上のため必要であり、重要な事業と考えます。 先人・諸先輩方から脈々と受け継がれてきた
流山市政の進展のため、住み続ける価値を高める市政経営に全力で取り組んでまいる所存です。 市民の皆様並びに
議員各位の御理解と御協力をいただきますようお願い申し上げ、
令和2年度の市政経営に臨む私の施政方針といたします。 続きまして、市政に関する
諸般の
報告を申し上げます。 人口の動静及び
財政状況については、お配りした資料により
報告に代えさせていただきます。 初めに、岩手県北上市との姉妹
都市締結について申し上げます。 去る1月29日、
流山市役所において、本市の姉妹
都市である相馬市、信濃町、能登町の関係者等の立ち会いの下、岩手県北上市と姉妹
都市締結の盟約書を取り交わす調印式を行いました。 今後姉妹
都市として、
教育、文化、スポーツ、観光、経済、防災等あらゆる面で友好と親善の絆を深めてまいります。 次に、来庁者用駐車場の拡張について申し上げます。 市役所本庁舎駐車場における混雑緩和のために
計画していた駐車場スペースの拡張については、市役所隣接地に土地を
取得し、12月末に地権者より引き渡しを受けました。 拡張する駐車場は28台分で、20日から供用開始しました。 次に、特別養護老人ホーム「慶櫻美原の森」の開設について申し上げます。 第7期高齢者支援
計画に基づき、
計画的に
整備を進めている特別養護老人ホームについては、社会
福祉法人武蔵野会が運営する「慶櫻美原の森」が4月1日、美原3丁目に開設する予定です。 定員数は100名で、多床室が40床、ユニット型個室が60床で、現在入居者を募集しています。 次に、新型コロナウイルス感染症への対応について申し上げます。 去る1月28日に新型コロナウイルス感染症が感染症法に基づく指定感染症に指定されたことに伴い、市では市ホームページ、安心メール、電子母子手帳アプリ「子育てアプリながれやま」、保健センターを通じて、せきエチケットや手洗い等に努めていただく呼びかけや、「発生状況の情報提供」や「注意喚起」、相談窓口の案内を行っています。 また、2月17日には国が専門家
会議の助言を受け、新型コロナウイルス感染症についての相談、受診の目安を公表したことから、感染者の拡大の防止とともに、症状の重篤化を防ぐため、これらの情報についても周知を行ったところです。 今後も保健所等と連携し、情報の収集に努めるとともに、市民への情報提供や相談など必要な対応を行ってまいります。 また、明日21日、庁議メンバーを
委員とする
流山市新型コロナウイルス感染症対策連絡
会議を開催し、新型コロナウイルス感染症への対応について、庁内の情報共有の徹底等を行うこととしています。 次に、認可保育所及び小規模保育所に係る
令和元年度
整備について申し上げます。 今年度認可保育園については、おおたかの森地区に5か所、南
流山地区に3か所、セントラルパーク地区に2か所の合計10か所を
整備しました。 また、小規模保育事業所については、南
流山地区に2か所を
整備しました。 これらの
整備によって740名の定員増を図り、総定員数は6,756名となります。 次に、つくばエクスプレス沿線土地区画整理事業について申し上げます。 千葉県が施行する運動公園周辺地区については、緑地保全を含む事業
計画変更案について、3月末の完了を目指し、土地区画整理法の規定による変更の手続を進めています。
都市計画道路3・3・28号中駒木線については、未開通となっていた東葛病院から宮園までの区間について、宮園団地側に新たに信号機が
設置され、3月末の供用開始を予定しており、これにより本路線は暫定区間を含み、全線が開通します。 同じく千葉県が施行する木地区については、地区西側にある2号街区公園について、全面に芝生を敷き詰めた多目的広場とすることで地元自治会との協議が調い、5月末の完成を予定しています。 本市が施行する西平井・鰭ケ崎地区については、昨年10月4日に換地処分を行いましたが、地権者に配慮した清算金事務を進めるため、事業期間を6年延伸し、
令和8年3月までとする事業
計画の変更を来月に行います。
都市計画道路3・3・2号新川南
流山線については、西平井・鰭ケ崎地区から南
流山地区を結ぶ陸橋が完成し、3月末の供用開始を予定しています。 同じく本市が施行する鰭ケ崎・思井地区については、換地処分に向けた事業
計画変更の縦覧を3月に予定しています。 次に、
学童クラブの
整備について申し上げます。
流山小
学校区に定員160名の
学童クラブを4月1日に開所する予定です。 今回の
整備により、
学童クラブ数は16小
学校区34
学童クラブとなり、定員総数は2,540名となります。 次に、東京オリンピック・パラリンピック競技大会事前キャンプについて申し上げます。 本市では東京2020オリンピック競技大会に向けて、女子バレーボールオランダ代表チームの事前キャンプ誘致を進めてきたところですが、同チームがオリンピック欧州最終予選で敗れたため、同オリンピック競技大会に向けた事前キャンプは実施されないことになりました。 一方、東京2020パラリンピック競技大会に向けては、女子車いすバスケットボールオランダ代表チームの事前キャンプ実施を前提に、オランダ側と具体的な協議を続けています。 次に、
流山スポーツフィールド人工芝生化に向けた寄附の受け入れについて申し上げます。 市では現在、
流山スポーツフィールドを人工芝化する
整備について検討しており、4月から「
教育、文化及びスポーツ
振興基金」に、新たに
流山スポーツフィールドの人工芝化に向けた寄付枠を設け、寄附の受け入れを開始します。 続きまして、ただいま上程されました
議案27件の提案理由及び
報告3件について
説明いたします。 まず、
議案ですが、
議案第1号「
令和2
年度流山市
一般会計予算」については、冒頭で御
説明いたしました予算編成方針に沿って、子育て世代を中心とした人口増加に対応するための子育て・
教育環境の
整備、高齢者の増加に伴う社会保障費の増加等を念頭に置き、予算を編成いたしました。 その結果、歳入歳出予算総額は698億3,500万円となり、前年度と比較して97億6,800万円、16.3%増となっています。 また、
令和元年度3月補正予算後と比較いたしますと、70億5,088万1,000円、11.2%増となっています。 初めに、歳入について申し上げます。 自主財源である市税においては301億5,332万5,000円で、前年度に比べて18億6,433万3,000円、6.6%増を見込んでいるところです。 主なものは、市民税において、納税義務者数の増加などから、前年度に比べ9億6,241万3,000円増となったほか、固定
資産税では新築家屋、マンションの増加などにより7億9,389万9,000円増となっています。 次に、国庫支出金については、
子どものための
教育・保育給付費負担金、公立
学校施設
整備費補助金などの増加により145億8,216万2,000円となり、前年度に比べ40億4,866万4,000円、38.4%の増となっています。 また、市債については、新設中
学校建設事業債、
学校用地
取得事業債などの発行に伴い、79億1,540万円となり、前年度予算額に比べ17億2,660万円、27.9%の増となりました。 次に、歳出について申し上げます。 民生費では子育て世代の増加に伴う子育て施策に関連する経費が大きく増加し、保育園等運営費委託事業を初め、私立保育所
整備補助事業などの事業が増加しました。 また、
障害者や高齢者に関連する施策の経費についても同様に増加しており、
障害者自立支援給付事業、障害児通所支援事業などの事業費が増加しました。 さらに、
生活保護費、
子ども医療費等の助成事業を初め、市民
生活の安心、安全のための様々な施策を来年度も引き続き実施してまいります。
教育費では新設小・中
学校に係る建設事業等を実施するとともに、
学校給食の公会計化を実施してまいります。 継続費については、本庁舎施設
管理計画事業のほか全13事業について設定する内容です。 債務負担行為については、住民記録等基幹系システム構築業務委託事業のほか、全46事業について設定する内容です。 最後に、地方債について、交通安全施設
整備事業のほか全52事業について、79億1,540万円を限度として市債を発行しようとする内容です。
議案第2号「
令和元
年度流山市
一般会計補正予算(第5号)」については、国・県支出金の変更に伴い、事業費の補正を行うとともに、
令和元年度国の
一般会計補正予算第1号に基づき、新たに経費を計上するほか、決算的見地による補正等を行う内容です。 また、これに関連して、継続費、繰越明許費及び地方債の変更等を行い、既定の歳入歳出予算総額から歳入歳出それぞれ3億2,141万6,000円を減額することで、予算総額を627億8,411万9,000円とする内容です。 次に、
議案第3号「
流山市部設置条例の一部を改正する
条例の
制定について」は、
まちづくりに係る効率的及び効果的な事務執行並びに組織力の向上を目的として、
都市計画部及び
都市整備部を統合し、
まちづくり推進部を
設置する内容です。 次に、
議案第4号「
流山市
行政手続における
特定の
個人を識別するための
番号の
利用等に関する法律に基づく
個人番号の
利用及び
特定個人情報の提供に関する
条例の一部を改正する
条例の
制定について」は、私立幼稚園就園奨励費の支給に関する事務が
令和2年4月1日に廃止されることに伴い、
個人番号を
利用できる事務から削除する内容です。 次に、
議案第5号「
流山市
特別職の
職員で非常勤のものの報酬及び
費用弁償に関する
条例の一部を改正する
条例の
制定について」は、地方公務員法及び
地方自治法の一部を改正する法律による
地方自治法の一部改正に伴い、引用条文の整理を行う内容です。 次に、
議案第6号「
職員の勤務時間、
休暇等に関する
条例の一部を改正する
条例の
制定について」は、正規の勤務時間以外の時間における勤務に関する詳細な事項について規則で定めるよう、委任規定を設ける内容です。 次に、
議案第7号「
流山市
手数料条例の一部を改正する
条例の
制定について」は、建築物のエネルギー消費性向の向上に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴い、省エネ性能の認定について、複数の建築物が連携した場合の認定に係る手数料及び簡易な評価方法による認定に係る手数料を定めるほか、所要の改正を行う内容です。 次に
議案第8号「
財産の
取得について」は、大畔地区に新設する中
学校の用地を購入する内容です。 次に、
議案第9号「
財産の
取得について」は、
中野久木散策の森の用地を購入する内容です。 次に、
議案第10号「
令和2
年度流山市
介護保険特別会計予算」については、
保険料の賦課徴収、被
保険者の
管理、
介護サービス等の
保険給付費及び地域支援事業等の所要額を計上し、これらの財源として、
介護保険料、支払基金交付金、国及び県支出金、一般会計からの繰入金等をもって充て、歳入歳出予算総額を対前年度比8億3,878万2,000円、6.8%増の131億2,372万1,000円とする内容です。 次に、
議案第11号「
流山市
看護師等修学資金貸付条例の
制定について」は、市内の病院等施設において、常勤として看護師等の業務に従事しようとする看護
学校等の在学者に対し、無利子で修学資金を貸し付け、一定の条件の下でその返済を免除することにより、これらの者の修学を容易にし、もって市内における看護師等の充足に資する内容です。 次に、
議案第12号「
流山市
学童クラブの
設置及び
管理に関する
条例の一部を改正する
条例の
制定について」は、八木北小
学校区第3
学童クラブ、南
流山小
学校区第2あすなろ
学童クラブ及びおおぐろの森小
学校区
学童クラブを新設するとともに、既存施設の名称を改める内容です。 次に、
議案第13号「
流山市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する
基準を定める
条例の一部を改正する
条例の
制定について」は、放課後児童支援員認定資格研修の実施主体に指定
都市の長を加えるとともに、放課後児童支援員とみなすことができる経過措置の適用期間を延長する内容です。 次に、
議案第14号「
流山市立小学校設置条例の一部を改正する
条例の
制定について」は、小
学校を新設し、当該小
学校の名称及び位置を定める内容です。
議案第15号「
令和2
年度流山市
国民健康保険特別会計予算」については、
保険給付費、事業費納付金等の所要額を計上し、これらの財源として国民健康
保険料、県支出金、一般会計からの繰入金等をもって充て、歳入歳出予算総額を対前年度比5億904万9,000円、3.5%減の141億4,182万4,000円とする内容です。
議案第16号「
令和元
年度流山市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」については、決算的見地から、歳出では一般被
保険者療養給付費を追加し、歳入では県支出金を追加するなど、既定の歳入歳出予算総額に歳入歳出それぞれ2億1,853万1,000円を増額することで、予算総額を148億8,569万3,000円とする内容です。
議案第17号「
令和2
年度流山市
後期高齢者医療特別会計予算」については、後期高齢者医療広域連合への
保険料の納付金及び被
保険者の
管理、
保険料収納に要する経費等の所要額を計上し、これらの財源として後期高齢者医療
保険料、一般会計からの繰入金等をもって充て、歳入歳出予算総額を対前年度比2億8,830万2,000円、12.4%増の26億1,042万7,000円とする内容です。
議案第18号「
令和元
年度流山市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)」については、後期高齢者医療市町村
保険基盤安定拠出金の額が確定したことから、その確定額に基づき減額し、既定の歳入歳出予算総額から歳入歳出それぞれ504万6,000円を減額することで、予算総額を23億5,004万1,000円とする内容です。
議案第19号「
令和2
年度流山市
土地区画整理事業特別会計予算」については、本市が施行する
流山都市計画事業西平井・鰭ケ崎地区一体型
特定土地区画整理事業及び
流山都市計画事業鰭ケ崎・思井地区一体型
特定土地区画整理事業を推進するための所要額を計上し、その財源として、清算金収入のほか一般会計から繰入金等をもって充て、歳入歳出予算総額を対前年度比1億5,005万6,000円、26.0%増の7億2,697万7,000円とする内容です。
議案第20号「
令和元
年度流山市
土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)」については、決算的見地から土地区画整理事業費を減額し、既定の歳入歳出予算総額から歳入歳出それぞれ2,702万2,000円を減額するとともに、事業の進捗を踏まえ、繰越明許費の設定を行い、予算総額を5億4,989万9,000円とする内容です。
議案第21号「
令和2
年度流山市
水道事業会計予算」については、収益的収支では収入を44億9,645万9,000円、支出39億7,248万8,000円とする内容です。資本的収支では、収入を9億3,877万4,000円、支出を32億7,068万4,000円とする内容です。
議案第22号「
令和2
年度流山市
下水道事業会計予算」については、収益的収支では収入を35億5,460万円、支出を34億9,399万4,000円とする内容です。資本的収支では、収入を26億2,293万8,000円、支出を37億7,144万3,000円とする内容です。
議案第23号「
令和元
年度流山市
下水道事業会計補正予算(第2号)」については、資本的支出では工法変更等により工事費が増加したことから、管渠工事請負費が当初予算で見込んだ額を上回ったもので、既決予定額に6,200万円を増額し、総額を36億3,069万3,000円とする内容です。 次に、
議案第24号「
流山市
景観条例の一部を改正する
条例の
制定について」は、これまで対象となっていなかった規模のコンテナ倉庫の建築等、
コインパーキング等の建築等を景観法第16条第1項の規定による行為の種類、場所、設計等を市長に届け出なければならない行為に加える内容です。 次に、
議案第25号「
流山市営住宅の
設置及び
管理に関する
条例の一部を改正する
条例の
制定について」は、公営
住宅管理標準
条例の改正に関する国の通知を踏まえ、市営
住宅の入居に際して連帯保証人の確保を不要とするほか、不正入居者に対する明渡し請求の際に徴収する金銭に付す利息の利率を法定利率に改める等、所要の改正を行う内容です。 次に、
議案第26号「
流山市道の構造の
技術的基準を定める
条例の一部を改正する
条例の
制定について」は、市道における自転車通行帯の構造の
技術的基準の新設及び自転車道を
設置する道路の要件の変更をする内容です。 次に、
議案第27号「
流山市
水道事業及び
下水道事業の
設置等に関する
条例の一部を改正する
条例の
制定について」は、
地方自治法等の一部を改正する法律による
地方自治法の一部改正に伴い、引用条文の整理を行う内容です。 次に、
報告について御
説明いたします。 まず、
報告第1号「
専決処分の
報告について」は、公用車の事故11件の和解及び損害賠償の額の決定について
専決処分したという内容です。 次に、
報告第2号「
専決処分の
報告について」は、市が
管理する道路上で発生した物損事故4件に係る和解及び損害賠償の額の決定について
専決処分したという内容です。 次に、
報告第3号「
専決処分の
報告について」は、江戸川台保育所の樹木の倒木による物損事故に係る和解及び損害賠償の額の決定について
専決処分したという内容です。 以上をもちまして
議案の提案理由及び
報告についての
説明を終わります。 提案いたしました
議案について、御審議の上、可決いただきますようよろしくお願いいたします。
○
青野直議長 以上をもって提案理由の
説明並びに
報告は終わりました。
△休会の件
○
青野直議長 日程第4、「休会の件」を議題とします。
議案研究のため、明2月21日から2月24日までの4日間は休会したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
青野直議長 異議なしと認めます。よって、明2月21日から2月24日までの4日間は休会することに決定しました。 以上をもって、本日の日程は全て終了しました。 次の本
会議は、2月25日午前10時から開きます。 本日は、これにて散会します。 お疲れさまでした。
△午後1時58分散会...