流山市議会 2017-12-20
12月20日-06号
平成29年 12月
定例会(第4回)平成29年12月
招集流山市議会定例会会議録(第6号)1 日 時 平成29年12月20日午後1時開議 1 場 所
流山市議会議場 1
出席議員 27名 1番 野 田 宏 規 議員 2番 近 藤 美 保 議員 3番 戸 辺 滋 議員 4番 西 尾 段 議員 5番 大 塚 洋 一 議員 6番 野 村 誠 議員 7番 坂 巻 儀 一 議員 8番 石 原 修 治 議員 9番 菅 野 浩 考 議員 10番 植 田 和 子 議員 11番 笠 原 久 恵 議員 12番 森 田 洋 一 議員 13番 加 藤 啓 子 議員 14番 斉 藤 真 理
議員 15番 阿 部 治 正
議員 16番 中 村 彰 男
議員 17番 楠 山 栄 子
議員 18番 西 川 誠 之
議員 19番 森 亮 二
議員 20番 徳 増 記 代 子
議員 21番 藤 井 俊 行
議員 22番 中 川 弘
議員 23番 海 老 原 功 一
議員 25番 小 田 桐 仙
議員 26番 青 野 直
議員 27番 乾 紳 一 郎
議員 28番 秋 間 高 義
議員 1
欠席議員 1名 24番 根 本 守
議員 1
出席理事者 市 長 井 崎 義 治 副 市 長 石 原 重 雄 教 育 長 後 田 博 美 上 下 水道 志 村 誠 彦
事業管理者 総 合 政策 山 田 聡 総 務 部長 水 代 富 雄 部 長 財 政 部長 安 井 彰 市 民 生活 湯 浅 邦 彦 部 長 健 康 福祉 宮 島 芳 行
子ども家庭 矢 野 和 彦 部 長 部 長 経 済 振興 亀 山 隆 弘 環 境 部長 田 中 佳 二 部 長 ( 農 業 委 員 会 事 務 局長 併 任 ) 都 市 計画 武 田 淳 都 市 整備 石 野 升 吾 部 長 部 長 土 木 部長 鈴 木 和 男
会計管理者 鹿 間 慎 一 選 挙 管理 矢 口 道 夫 監 査 委員 逸 見 克 弘 委 員 会 事 務 局長 事 務 局長 学 校 教育 小 澤 豊 生 涯 学習 戸 部 孝 彰 部 長 部 長 消 防 長 北 野 浩 一 郎
総合政策部 飯 塚 修 司 次 長 ( 兼 企画
政策課長) 秘 書 広報 須 郷 和 彦 マーケティ 藤 原 睦 美 課 長 ン グ 課長 誘 致 推進 大 津 真 規
情報政策・ 内 安 広 課 長 改 革 改善 課 長 工 事 検査 松 丸 昌 弘
総務部次長 早 川 仁 室 長 ( 兼 総務 課 長 )
総務部次長 渡 邊 雅 史 総 務 課 帖 佐 直 美 ( 兼 人材 政 策 法務
育成課長) 室 長 財 産 活用 伊 藤 龍 史
財産活用課 井 上 雅 之 課 長 ファシリティ マネジメント 推 進 室長
財政部次長 小 島 敏 明
財政部次長 秋 元 悟 (兼
資産税 ( 兼 財政 課 長 )
調整課長) 税 制 課長 大 竹 哲 也 税 制 課 高 崎 輝 久 債 権 回収 対 策 室長
市民税課長 大 島 尚 文
市民生活部 石 田 和 成 次 長 ( 防 災 危 機 管理 担 当 )
市民生活部 今 野 忠 光 市 民 課長 浅 水 透 次 長 ( 兼 国保
年金課長) コミュニティ 樋 口 洋 徳 防 災 危機 鶴 巻 浩 二 課 長 管 理 課長
健康福祉部 小 西 和 典 社 会 福祉 豊 田 武 彦 次 長 課 長 (兼
障害者 支援課長) 高 齢 者 横 山 友 二 介 護 支援 菊 池 義 博 生 き がい 課 長 推 進 課長 児 童 発達 長 谷 川 聖 二 健 康 増進 伊 原 理 香
支援センター 課 長 所 長 子 ど も 熊 井 彰 保 育 課長 石 井 由 美 子 家 庭 課長
経済振興部 渋 谷 俊 之
流山本町・ 恩 田 一 成 次 長 利 根 運河 ( 兼 商工 ツーリズム
振興課長) 推 進 課長 農 業 振興 安 蒜 康 志
環境部次長 染 谷 忠 美 課 長 ( 兼 環境 政 策 ・ 放 射 能
対策課長) ク リ ーン 糸 井 正 人
都市計画部 嶋 根 貴 俊 セ ン ター 次 長 所 長 ( 兼 宅地 課 長 )
都市計画部 長 橋 祐 之
都市計画課 酒 巻 祐 司 次 長 交 通 計画 ( 兼 都市 推 進 室長
計画課長) 建 築 住宅 石 川 東 一
都市整備部 後 藤 隆 志 課 長 次 長
都市整備部 天 川 一 典
まちづくり 小 野 満 寿 夫 次長(兼 推 進 課長 み ど りの 課 長 ) 西 平 井・ 秋 元 敏 男
土木部次長 遠 藤 茂
鰭ケ崎地区 ( 兼 道路 区 画 整理
管理課長) 事 務 所長
土木部次長 石 井 菊 次 河 川 課長 中 西 辰 夫 ( 兼 道路
建設課長) 会 計 課長 松 尾 研 彦
上下水道局 兼 子 潤 一 次長(兼上下
水道局経営 業務課長)
上下水道局 矢 幡 哲 夫
上下水道局 池 田 輝 昭 水 道 工務
下水道建設 課 長 課 長 選 挙 管理 斉 藤 昌 克 監 査 委員 仲 田 道 弘 委 員 会
事務局次長 事務局次長 農業委員会 秋 元 学
学校教育部 前 川 秀 幸
事務局次長 次 長 ( 兼 学校
教育課長) 教 育 総務 根 本 政 廣
教育総務課 大 塚 昌 浩 課 長 施 設 整備 室 長 指 導 課長 笠 井 善 亮 生涯
学習部 井 口 仁 志 次 長 ( 兼 生涯
学習課長) ス ポ ーツ 金 子 邦 晃 公 民 館長 中 西 直 人 振 興 課長 図 書 ・ 小 栗 信 一 郎 消 防 本部 高 市 薫 博 物 館長 次 長 ( 兼 中央
消防署長) 消 防 総務 須 藤 恭 成 予 防 課長 斉 藤 一 浩 課 長 消 防 防災 笠 原 圭 史
東消防署長 吉 野 康 雄 課 長
南消防署長 片 瀬 章 博
北消防署長 鈴 木 孝 男 1
出席事務局員 事 務 局長 竹 内 繁 教 次 長 玉 田 雅 則 次 長 補佐 村 上 明 子 議 事 係長 小 谷 和 雄 副 主 査 鈴 木 忠 主 事 田 村 洋 介 事 務 員 後 藤 優 太 平成29年
流山市議会第4回
定例会日程表(第6号) 平成29年12月20日午後1時開議 第 1 議案第 80号 平成29年度流山市
一般会計補正予算(第4号) 議案第 81号
流山市部設置条例の一部を改正する条例の制定について 議案第 82号 流山市職員の
配偶者同行休業に関する条例の制定について 議案第 83号 流山市
職員定数条例の一部を改正する条例の制定について 議案第 84号 流山市
健全財政維持条例の制定について 議案第 85号 平成29年度流山市
介護保険特別会計補正予算(第2号) 議案第 86号 平成29年度流山市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 議案第 87号
指定管理者の指定について(流山市
南流山福祉会館) 議案第 88号
指定管理者の指定について(流山市
向小金福祉会館) 議案第 89号 流山市おおたかの
森ホールの設置及び管理に関する条例の制定について 議案第 90号
流山市立図書館設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について 議案第 91号
指定管理者の指定について(
流山市初石公民館) 議案第 92号
指定管理者の指定について(流山市
南流山センター) 議案第 93号
指定管理者の指定について(
流山市立森の
図書館) 議案第 94号 平成29年度流山市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 議案第 95号 流山市
路上喫煙の防止及びまちをきれいにする条例の一部を改正する条例の制定 について 議案第 96号 流山市
火災予防条例の一部を改正する条例の制定について 議案第 97号 流山市
消防団条例の一部を改正する条例の制定について 議案第 98号
市道路線の認定について 議案第 99号
市道路線の廃止について 議案第100号 和解について 陳情第 9号 前ケ崎411地先の
変則交差点改良についての
陳情書 陳情第 10号
一級河川今上落に関する
陳情書 陳情第 11号
受動喫煙防止対策についての
陳情書 陳情第 12号 流山市における、
受動喫煙防止対策に関する
陳情書 (
委員長報告・質疑・討論・採決) 第 2 発議第 26号 おおたかの
森地区における
中学校新設の
早期検討を求める決議について (
議案上程・
提案理由説明・質疑・討論・採決) 第 3 発議第 27号 小中学校における
プログラミング必修化に対して支援を求める
意見書について (
議案上程・
提案理由説明・質疑・討論・採決) 第 4 発議第 28号
温暖化対策の
実効性をさらに高める努力を求める
意見書について (
議案上程・
提案理由説明・質疑・討論・採決) 第 5 発議第 29号
高齢者や
障害者等に対する
郵便投票制度等の改正を求める
意見書について (
議案上程・
提案理由説明・質疑・討論・採決) 第 6 発議第 30号 小選挙区
制度廃止など
選挙制度の改革を求める
意見書について (
議案上程・
提案理由説明・質疑・討論・採決) 第 7 発議第 31号
種子法廃止に伴う万全の対策を求める
意見書について (
議案上程・
提案理由説明・質疑・討論・採決) 第 8
議員派遣の件 第 9
所管事務の
継続調査について 本日の会議に付した事件 日程第1まで
議事日程表のとおり 第 2 発議第 25号 議案第95号「流山市
路上喫煙の防止及びまちをきれいにする条例の一部を改正 する条例の制定について」に関する
附帯決議について (
議案上程・
提案理由説明・質疑・討論・採決) 第 3 発議第 26号 おおたかの
森地区における
中学校新設の
早期検討を求める決議について (
議案上程・
提案理由説明・質疑・討論・採決) 第 4 発議第 27号 小中学校における
プログラミング必修化に対して支援を求める
意見書について (
議案上程・
提案理由説明・質疑・討論・採決) 第 5 発議第 28号
温暖化対策の
実効性をさらに高める努力を求める
意見書について (
議案上程・
提案理由説明・質疑・討論・採決) 第 6 発議第 29号
高齢者や
障害者等に対する
郵便投票制度等の改正を求める
意見書について (
議案上程・
提案理由説明・質疑・討論・採決) 第 7 発議第 30号 小選挙区
制度廃止など
選挙制度の改革を求める
意見書について (
議案上程・
提案理由説明・質疑・討論・採決) 第 8 発議第 31号
種子法廃止に伴う万全の対策を求める
意見書について (
議案上程・
提案理由説明・質疑・討論・採決) 第 9
議員派遣の件 第10
所管事務の
継続調査について
△午後1時00分開会
○秋間高義議長 ただいまから本日の会議を開きます。 本日の出席を御報告します。 ただいまのところ
出席議員27名、
欠席議員1名であります。よって、定足数に達しておりますので、会議は成立していることを御報告します。 本日の議事につきましては、お手元に配付の日程表によって進めたいと思いますので、御了承願います。
△
委員長報告
○秋間高義議長 これより議事に入ります。 日程第1、議案第80号から議案第100号までの以上21件及び陳情4件を一括して議題とします。 本件に関し、各委員長の報告を求めます。藤井俊行総務委員長。 〔藤井俊行総務委員長登壇〕
◎藤井俊行総務委員長 総務委員会に付託されました議案5件につきまして、審査の過程における各委員からの討論及び審査結果について、審査経過順に報告します。 初めに、議案第80号「平成29年度流山市
一般会計補正予算(第4号)」について申し上げます。 本案は、既定の歳入歳出予算総額に歳入歳出それぞれ12億63万4,000円を追加し、予算総額を546億8,944万6,000円とするものです。 審査の過程における討論として、 1 2点要望し、反対の立場で討論する。 本補正予算の多くは、必要なものと考えるが、市税等納付コールセンター事業を開始するための予算として民間委託のための債務負担行為を設定していることについては、問題であると考える。 地方税の徴収部門での民間委託は、市税等納付コールセンター事業が初のケースであり、税務情報漏えいのリスクが高まる。 地方公務員には、法律上の守秘義務が課されるが、委託先の労働者にはなく、大阪府では、短期に雇いどめされた労働者から税務情報が漏えいする事件も起きている。 税の徴収には、専門性に基づくわかりやすい説明と親切な対応が求められており、安易な民間委託をすべきではないと考える。 よって、大きな問題があると考え、賛成しないが、道路修繕については、実態、実績に見合った予算の増額、通学路の交通安全施設整備については、現在までの要望に対する実施率50%を引き上げていただきたい。 がありました。 採決の結果、5対1をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第84号「流山市
健全財政維持条例の制定について」申し上げます。 本案は、流山市自治基本条例第23条の規定に基づき、財政運営の健全化、公開性及び効率性を推進する持続可能な制度の構築を図るため、財政運営上の基本理念及び基本原則を明確にすることにより、将来にわたる健全で規律ある市の財政運営に資するものです。 審査の過程における討論として、 1 1点要望し、賛成の立場で討論する。
高齢者や子育て世代が多い流山市では、今後社会資本整備を含めた大きな投資が必要になるが、全体の財政状況を把握しながら実際の投資額を吟味していくことは重要である。 その点で、早期警戒基準として、実質公債費比率、将来負担比率という2つの財政指標を設定し、財政の健全化に向けたフローを定義したことは評価する。 今回の条例趣旨は決算で健全性を判断するところが大きく、計画策定段階で反映するつくりにはなっていない旨の答弁だが、第11条では「事業効果を考慮した上で、最大の効果が得られるよう予算の執行を行わなければならない。」とあり、これは計画策定時に必要な視点と定義している。 議会もしっかり責務を果たさなければならないが、どうしても後手になるので、行政評価指標の妥当性については、計画策定段階から検証する仕組み・体制づくりをすることを要望する。 がありました。 採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第81号「
流山市部設置条例の一部を改正する条例の制定について」申し上げます。 本案は、
健康福祉部の所管である後期
高齢者医療保険に関する事務を
市民生活部に移管するものです。 審査の過程における討論として、 1 反対の立場で討論する。 後期
高齢者医療保険事務の所管を
市民生活部に移管することは、
高齢者の医療を医療保険という枠組みに閉じ込めて、
高齢者の医療と介護、福祉を一体で
高齢者福祉の増進という立場から捉えることを阻害するものである。 国も、地域包括ケアシステムの構築、医療・介護・福祉の連携を強化し、市町村の役割がますます拡大されていく中で、このような所管の移管をすべきではない。 後期
高齢者医療保険を担当する部署が親身になって相談を受ける窓口となり、介護や福祉につなげていくことが
高齢者の格差拡大と言われている中で必要になると考えるため、従来どおり
健康福祉部の所管であるべきである。 2 賛成の立場で討論する。 窓口業務の統一化、事務の効率化のための改正として認識している。 しっかり業務分析し、窓口業務についても市民の立場に立って考えられたことを評価する。 がありました。 採決の結果、5対1をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第82号「流山市職員の
配偶者同行休業に関する条例の制定について」について申し上げます。 本案は、職員の継続的な勤務を促進するため、外国で勤務をする配偶者と外国において生活をともにするための休業制度を創設するものです。 審査の過程における討論として、 1 1点要望し、賛成の立場で討論する。 公務員が率先して取り組むことは一定の評価をするが、年功序列ありきの職場環境において最大3年と長期間職場を離れることで、職場復帰後のキャリアパスの前例がないことによる孤立化のリスクも推測される。 当局からは、小まめに連絡をとることや海外でのボランティアや資格取得など、就労中では、なかなかできない取り組みも奨励していくとの答弁がありました。これは、本市にとって、なくてはならない存在であると伝える意味でも重要なことであり、ぜひ徹底していただきたい。 定期的に職場とコミュニケーションをとることや職場復帰前に所属長と面接を行うなど、円滑な工夫をしていただきたい。 2 1点要望し、賛成の立場で討論する。 3年後の再休業については、人事評価に任されているが、トラブルになることもあるので、客観的にわかりやすい施行規則等を定めていただくことを要望する。 がありました。 採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。 最後に、議案第83号「流山市
職員定数条例の一部を改正する条例の制定について」申し上げます。 本案は、消防機関の職員の定数を増やし、消防体制の強化を図ることにより、安心・安全な
まちづくりに寄与しようとするものです。 審査の過程における討論として、 1 賛成の立場で討論する。 救急隊の増隊については、会派でも要望してきた。 しっかりと対応したことを高く評価する。 がありました。 採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。 以上で総務委員会の
委員長報告を終わります。
○秋間高義議長 森田洋一教育福祉副委員長。 〔森田洋一教育福祉副委員長登壇〕
◎森田洋一教育福祉副委員長
流山市議会委員会条例第12条の規定により、副委員長の私が委員長の職務を代行し、報告します。 教育福祉委員会に付託されました議案9件、陳情2件につきまして、審査の過程における各委員からの討論及び審査結果について、審査経過順に報告します。 初めに、陳情第11号「
受動喫煙防止対策についての
陳情書」及び陳情第12号「流山市における、
受動喫煙防止対策に関する
陳情書」の以上2件については、関連がありますので、一括して審査したことを申し上げます。 陳情第11号は、
受動喫煙防止対策の検討に当たっては、国の議論結果をスムーズに導入することを優先し、その際、飲食業界に十分な配慮を求めるもので、陳情第12号は、
受動喫煙防止対策を検討する際は、国政において議論された結果をスムーズに導入して、あわせて各事業者の自主的な取り組みに理解を求めるものです。 初めに、当局より、まず法令と条例との関係について、憲法第94条は、自治体に条例制定権を認めており、地方自治法では、条例に関して第14条第1項に「法令に違反しない限りにおいて」条例制定が可能な範囲を明らかにしています。 また、判例によりますと、法令制定後に条例を制定する場合は、法の意図や定義に反したり、矛盾する内容でなければ、法令より厳しい基準を制定、または、範囲や対象を拡大する条例を制定することは、可能であるとされています。 次に、国における
受動喫煙防止対策について、現時点では、健康増進法の改正についての原案は、示されていません。 マスコミは、「厚生労働省は、当初案から基準を緩和した案を、次期通常国会へ上程する見込みである。」と報道しています。 本市の条例制定に関する見解は、国からの健康増進法の改正案が示されていないため、現時点では、見解を述べる段階ではないと考えていますとの意見がありました。 審査の過程における討論として、 1 両陳情に採択の立場で討論する。 受動喫煙の防止については、現在、さまざまな議論がなされているが、最終的に国の判断結果を尊重することを求めた陳情であり、妥当であると考える。 2 両陳情に採択の立場で討論する。 健康に多大な影響を及ぼすとされる受動喫煙は防止すべきものであり、我が党としても東京都の受動喫煙から子供を守る条例の制定においては、制定に向けて一翼を担ってきたことや、国レベルでの一日も早い法令制定についても強く要望している。 しかし、陳情第11号の中でも訴えられているように、千葉県内各市町村が個々に条例制定を実施し、国と異なる基準をつくることは、市民の混乱を招くと同時に、飲食店等の経営状況にも多大な影響を与えることが懸念される。 また、陳情者の受動喫煙を防止するためのこれまでの取り組みも大いに評価できるとともに、今後の取り組みについても期待できることや、現状に鑑みると市民及び飲食店等の事業者の受動喫煙に対する意識も高まりつつあることから、市としては受動喫煙の防止にさらに注力していただくことを臨みつつ、条例の制定については国の動向を注視し、その上で本市の実情に即した対応が必要であると考える。 3 両陳情に採択の立場で討論する。 国民の健康を守るためにも、また、たばこ規制枠組み条約の批准国であり、かつ五輪開催国として国際的な責任を果たす上でも、受動喫煙対策の抜本的強化は急務である。本陳情は、受動喫煙対策を強化する方向で協議を進めている国の議論を否定している陳情ではなく、さらに、当事者としてのこれまでの慣例や商売上の経営理念等も踏まえ、さまざまある不安を一つ一つ解消していただきたいと思っている陳情であると理解している。 がありました。 初めに、陳情第11号について採決した結果、全会一致をもって採択すべきものと決定し、次に陳情第12号について採決した結果、全会一致をもって採択すべきものと決定しました。 次に、議案第85号「平成29年度流山市
介護保険特別会計補正予算(第2号)」について申し上げます。 本案は、決算的見地から、居宅介護サービス給付事業や施設介護サービス給付事業などの保険給付費を減額するなど所要の補正を行うほか、債務負担行為の追加を行うものです。 審査の過程における討論として、 1 反対の立場で討論する。 補正予算そのものの内容は決算的な内容であるが、今回、市税等納付コールセンター事業に対する債務負担行為が設定されている。介護保険料の滞納者の多くは、所得がない方々が占めているので、そういう方々へのきめ細かな対応が十分できるかどうか定かではない。 2 賛成の立場で討論する。 真に必要な方にサービスを提供し、かつ、元気な
高齢者を増やすという両者のバランスをもって運営された適正な補正であると考える。 がありました。 採決の結果、4対1をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第86号「平成29年度流山市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)」について申し上げます。 本案は、決算的見地から、人件費の不足分を追加するための所要の補正を行うほか、債務負担行為の追加を行うものです。 審査の過程における討論として、 1 反対の立場で討論する。 人件費の変更だけなら賛成できる内容であるが、市税等納付コールセンター事業も盛り込まれているので、反対する。 2 賛成の立場で討論する。 執行部として、今までどおりの事業を運営するために必要な補正であると考える。 がありました。 採決の結果、4対1をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第87号「
指定管理者の指定について(流山市
南流山福祉会館)」、議案第88号「
指定管理者の指定について(流山市
向小金福祉会館)」の以上2件は、福祉会館に係る
指定管理者の指定に関することですので、一括して審査したことを申し上げます。 一括審査した議案2件については、流山市
南流山福祉会館及び流山市
向小金福祉会館について、平成30年4月1日から5年間、
指定管理者に管理を行わせるため、その
指定管理者の指定について、議会の議決を求めるものです。 審査の過程における討論として、 1 両案に賛成の立場で討論する。 議案第87号については、評価基準の67点を上回る評価点87.2であること、平成28年度満足度調査実施状況調査票において、満足・どちらかといえば満足の総合的な満足度が94%であり、公益社団法人流山市シルバー人材センターが
指定管理者としてふさわしいと考える。 また、議案第88号については、
指定管理者選定評価結果表の評価点が89.2であり、株式会社東京ドームファシリティーズが新たに
指定管理者となることについてふさわしいと考えられる。 2 議案第87号について、賛成の立場で討論する。 もともと
指定管理者制度は、民間活力の導入を視野に入れながら、公的業務を外部に委託する制度である。期間が限定されていることから長期的雇用に結びつかない、ワークシェアリングの発想は、受託者側の裁量なため実態把握が難しい、人件費を物件費に置きかえただけ、といった批判があるが、指定管理そのものに対する効果検証は研究途上と考えられる。
南流山福祉会館の指定管理の状況は、その評価が年1回されており、良好との評価である。 3 議案第87号に賛成、議案第88号に反対の立場で討論する。 議案第87号については市内の団体のため賛成とする。 議案第88号については、受託企業者の提案内容が、流山市における公共施設の維持管理のあり方や備品を含めた管理のあり方、人件費のあり方についても問題提起をされていることを評価するが、株式配当を優先する株式会社であるので反対とする。 がありました。 初めに、議案第87号について採決した結果、全会一致をもって可決すべきものと決定し、次に議案第88号について採決した結果、4対1をもって可決すべきものと決定しました。 次に、議案第91号「
指定管理者の指定について(
流山市初石公民館)」、議案第92号「
指定管理者の指定について(流山市
南流山センター)」の以上2件は、公民館に係る
指定管理者の指定に関することですので、一括して審査したことを申し上げます。 一括審査した議案2件については、
流山市初石公民館及び流山市
南流山センターについて、平成30年4月1日から5年間、
指定管理者に管理を行わせるため、その
指定管理者の指定について、議会の議決を求めるものです。 審査の過程における討論は特になく、初めに、議案第91号について採決した結果、全会一致をもって可決すべきものと決定し、次に議案第92号について採決した結果、全会一致をもって可決すべきものと決定しました。 次に、議案第93号「
指定管理者の指定について(
流山市立森の
図書館)」について申し上げます。 本案は、
流山市立森の
図書館について、平成30年4月1日から5年間、
指定管理者に管理を行わせるため、その
指定管理者の指定について、議会の議決を求めるものです。 審査の過程における討論として、 1 反対の立場で討論する。 株式配当を優先されることになる株式会社なので反対する。 2 賛成の立場で討論する。
指定管理者選定評価結果表の評価点が91.9であること。また、平成28年度満足度調査状況調査票の総合的な満足度が96%であり、株式会社すばるが、
指定管理者としてふさわしいと考える。 がありました。 採決の結果、4対1をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第90号「
流山市立図書館設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」申し上げます。 本案は、流山市立
図書館の休館日及び開館時間を利用実態に基づき変更するものです。 審査の過程における討論は特になく、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。 最後に、議案第89号「流山市おおたかの
森ホールの設置及び管理に関する条例の制定について」申し上げます。 本案は、公の施設として、流山市おおたかの
森ホールを設置し、その管理について必要な事項を定め、
指定管理者による管理を行わせるものです。 また、本審査の過程において
議員間の自由討議が行われたことを申し添えます。 審査の過程における討論として、 1 反対の立場で討論する。 維持費だけでも1.5億円弱かかる施設を見通しなくつくってしまったことが大もとだが、運営管理に関しても問題点が多いと言わなければならない。 市外在住者や営利目的の利用の負担割合を引き下げてしまったために、市民負担を料金の面でも公費補填の面でも重くしている。そもそも平米当たりの指定管理料も高く、総指定管理料の50%ではなく、60%以上も求めてしまっていることには、市がこれまで進めてきた受益者負担の原則とも整合性がとれていない。 会議室などの利用単価も高く、時間設定も他の公民館とは違う。細かい備品まで有料化。これでは、市民のための施設ではなく、市長による施設の私物化だと言わなければならない。 2 1点要望し、賛成の立場で討論する。 駅近くにあるホールは比較対象が少なく、調査、準備は難しかったのではないか。その中で、市場性調査を実施した上で作成した案は、一旦これで利用してもらった上で利用者の意見を聞きながら見直しをしていくのが妥当と考える。 営利目的での利用の場合は1.5倍になるとの説明があったが、営利目的かどうかを判断するのは非常に曖昧になってしまう心配がある。この点については利用開始後の状況を見て、必要と思われる場合は可能な限り早急に見直すことを要望する。 3 賛成の立場で討論する。 当ホールは新市街地の中心、駅直結の市有地をどのように活かすかという市有地活用事業からでき上がった背景がある。そのため、ホールの利用料金は他自治体には例がない特異な方法で導かれたものであるが、一流音楽家の演奏などを鑑賞することで、文化芸術を楽しんでもらう、市民福祉の観点から算出されたものと確認できた。これは、調査に基づいて、先進的な視点から設けられたものである。それ以外の各項目に関しても、厳しく審査した結果、当局の政策的判断がよく理解できた。 がありました。 採決の結果、4対1をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。 以上で教育福祉委員会の
委員長報告を終わります。
○秋間高義議長 菅野浩考市民経済委員長。 〔菅野浩考市民経済委員長登壇〕
◎菅野浩考市民経済委員長 市民経済委員会に付託されました議案3件につきまして、審査の過程における各委員からの討論及び審査結果について、審査経過順に報告します。 初めに、議案第94号「平成29年度流山市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」については、決算的見地から人件費の不足分を追加するための所要の補正を行うほか、債務負担行為の追加を行うもので、既定の歳入歳出予算総額に歳入歳出それぞれ107万円を追加し、予算総額を194億2,050万4,000円とするものです。 審査の過程における討論は特になく、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第95号「流山市
路上喫煙の防止及びまちをきれいにする条例の一部を改正する条例の制定について」は、
路上喫煙防止重点区域内の
路上喫煙及びたばこの吸い殻のポイ捨てについて、過料の規定を直接罰方式に改正するものです。 本審査の過程におきまして、論点整理のため、
議員間の自由討議が行われましたことを申し添えます。 審査の過程における討論として、 1 2点要望し、賛成の立場で討論する。 当市では、たばこ税としては約8億6,000万円の歳入にも上っており、市税収入の中でも、安定的な財源にもなっていることから、市内でたばこを販売する以上は、喫煙者の一定程度の権利を認めることも許容すべきと考える。 1、駅周辺の重点区域などに掲げる設置看板のデザインや色彩に関しては、
都市計画課や
まちづくり推進課と連携し、景観を損ねないデザインに図られること。 2、駅前の路上重点区域における
路上喫煙対策のパトロールを行うに際しては、さまざまなケースのトラブルが想定されることから、それに対応できるようなマニュアルの作成、さらには警察との連携、協力体制の構築をしっかり図ること。 がありました。 採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。 なお、本案可決後、海老原委員から議案第95号に対する
附帯決議が提出されたため、日程に追加し、議題としました。 審査の過程における討論は特になく、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。 最後に、議案第100号「和解について」は、東日本大震災による東京電力株式会社福島第一原子力発電所の事故に伴う損害賠償請求事件に関して、原子力損害賠償紛争解決センターから提示された和解案に基づき和解するものです。 その概要は、平成23年3月11日に発生した東日本大震災による東京電力株式会社福島第一原子力発電所の事故に伴い、本市がこうむった平成26年3月31日までの損害について、平成27年3月27日に原子力損害賠償紛争解決センターにあっせんの申し立てを行ったところ、平成29年11月15日に同センターから和解案が提示されたことから、ここで同和解案に基づき和解するものです。 審査の過程における討論として、 1 賛成の立場で討論する。 長年にわたり根気強く取り組んでいる担当部局に敬意を表したい。残り分の人件費についても、支払いをいただけるようさらなる努力をお願いする。 がありました。 採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。 以上で市民経済委員会の
委員長報告を終わります。
○秋間高義議長 中村彰男都市建設委員長。 〔中村彰男都市建設委員長登壇〕
◎中村彰男都市建設委員長 都市建設委員会に付託されました議案4件、陳情2件につきまして、審査の過程における各委員からの討論及び審査結果について、審査経過順に報告します。 初めに、議案第98号「
市道路線の認定について」及び議案第99号「
市道路線の廃止について」は、関連がありますことから、一括して審査しました。 議案第98号「
市道路線の認定について」は、区画整理事業によるもの49路線、開発行為の帰属によるもの10路線、私道等の寄附によるもの5路線の計64路線を市道として認定し、適切な維持管理のもと、市民の利便の向上に資するものです。 また、議案第99号「
市道路線の廃止について」は、土地区画整理事業等に伴うもの28路線を廃止するものです。 なお、本委員会は案件の現況を視察したことを申し添えます。 審査の過程における討論は特になく、採決の結果、議案第98号及び議案第99号については、両案とも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、陳情第9号「前ケ崎411地先の
変則交差点改良についての
陳情書」について申し上げます。 本陳情は、当該交差点の安全対策の調査研究を始め、信号機がつけられるように交差点改良工事を視野に入れて早急な安全策対応を図るよう求めるものです。 初めに、当局より、当該変則交差点の安全性については、東部地区自治会連合協議会との懇談会においても要望があり、市としても警察に対して信号機設置を要望してきており、安全対策の必要性は、認識しているところです。 しかし、現状の交差点形状では、信号機設置はできないとの警察回答もあり、新年度予算に信号機設置を前提とした協議対応可能な基本計画図を作成し調査・研究を進める予定です。 早急な安全対策は、昨年度、路面標示の補修復旧と新たにカーブミラーを設置したところです。今後も通行者への注意喚起に努めてまいりますとの意見がありました。 審査の過程における討論として、 1 採択の立場で討論する。 執行部の意見も聞いたが、この陳情を受けとめるのは難しいという答弁ではなく、段取りや順序の問題とのことであり、連続的や、部分的に並行して取り組んでいくのは、十分可能ではないかと受けとめた。 陳情内容を見ても、項目1の部分では、交差点の安全対策について調査研究を始めてほしいということで、本当は切迫した思いを持っている中、あえて抑制的に書かれている。 項目2は、交差点改良工事を視野に入れて、早急な安全対策対応を図ってほしいという内容である。以上のことを考えると、交差点の交通安全上は、かなり深刻になってきている。 2 1点要望し、採択の立場で討論する。 前ケ崎交差点においては、ヒヤリ・ハット、事故への不安は長年の懸案事項である。特に最近ではコンビニエンスストアや事業所の大型車の出入りがあることから、地域住民から信号機設置の要望は数多く聞かれる。住民の切実な声に応えて、人命尊重の観点から早急の対策を図ることを要望する。 3 1点要望し、採択の立場で討論する。 今回の陳情以外にも要望書の提出や危険との市民の声があり、交差点の状況も墓地やコンビニエンスストア等ができたこと、そして車の出入りの多い会社等もあることから、近年事故が増え続けている。大事故が起きる前に、来年度の計画に向けて、調査研究をまずは早急に進め、警察との連携をしながら、速やかに信号機の設置に努めるべきことを強く要望する。 4 採択の立場で討論する。 幹線道路がない東部地域において、自動車はこの交差点に集中しており、人身事故も起きていることから、危険な状態となっている。 信号機がつけられるように交差点改良工事に向けて、警察と協議を行いながら早急な安全対策を図るべきである。 5 採択の立場で討論する。
陳情書にもあるように、霊園があり、コンビニエンスストアがあり、事業所の出入り口もあり大変危険である。スピードを出して走行する車も多く見る。 また、左折ウインカーを出さずに通行してしまう車も半数を超え、事故も増えて大変危険である。人命第一に考え、こうした危険な交差点は一刻も早く改良し、信号機の設置が必要である。 がありました。 採決の結果、全会一致をもって採択すべきものと決定しました。 次に、陳情第10号「
一級河川今上落に関する
陳情書」について申し上げます。 本陳情は、流山排水機場の前池の拡大、1級河川今上落の河道改修と護岸整備について早急に整備することを求めるものです。 初めに、当局より、項目1については市でも概略検討を行い、前池の拡大だけでは足りず河道の断面も大きくする必要があることを千葉県と共通認識している。 項目2については河道改修を行う千葉県が事業化する必要があり、協議会を設置するなど課題認識の場を設けるよう働きかけを行う。 項目3については、千葉県が部分補修で対応しているのが現状で、護岸整備には、やはり河川改修が必要となる。 今上落の改修には、千葉県へ多方面から要望し、河川整備計画を立案してもらわなければならない。 今後は千葉県と合同巡視を行うなど適切な維持管理を千葉県へ要望するとともに整備までの間は市が定期的にパトロールを行い安全管理するとの意見がありました。 審査の過程における討論として、 1 1点要望し、採択の立場で討論する。 1級河川今上落の河道改修は、本川の江戸川と同時に実施することも大事であり、しゅんせつ工事等についても大事である。 沿川の今上落左岸、右岸で生活している住民にとっては、護岸整備の陳情はもっともであり、今日まで自費で安全対策するのは、もう限界が来ている。 一刻も早く沿川住民の安全安心に努めることが自治体の原則であり、現時点でできることは、まず草刈り等の徹底に努め、十分あると考える流山排水機場の能力をフルに稼働するため前池の拡大を行い、1級河川の管理者に早急に中長期的な整備計画を策定するよう強く要望することを求める。 2 採択の立場で討論する。 当局の答弁の中にも、河道改修を初め、抜本的な改修のためには、千葉県に対して各方面から要望が出される必要があるとあった。 本陳情の趣旨の中にも台風や集中豪雨の際に、穏やかな河川が急変した際の恐怖を感じるとあるが、これを、私たち委員会で共有できるとすれば、本陳情は採択すべきである。 がありました。 採決の結果、全会一致をもって採択すべきものと決定しました。 次に、議案第96号「流山市
火災予防条例の一部を改正する条例の制定について」申し上げます。 本案は、消防法令及び流山市
火災予防条例に関する重大な違反のある防火対象物について、その違反の内容を公表することにより、利用者等の防火安全に対する認識を高め、火災被害の軽減を図るものです。 審査の過程における討論として、 1 2点要望し、賛成の立場で討論する。 2001年に死者44人、2008人には16人、2012年には7人が犠牲となったなど、全国でも店舗火災が増えてきている。今年は埼玉県三芳町の事務用品通信販売大手の物流倉庫で火災が起きている。 その被害は、多大なるもので設置費用等もあるが、命にはかえられず、法令遵守は必須であり、利用者への情報公開は必要である。 そこで、2点要望する。 1、条例の施行までに法令に従うための設置等の期間が必要であるため、速やかに各店舗には条例の内容を周知されたい。 2、関係部局との密なる連携を強化されたい。 がありました。 採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。 最後に、議案第97号「流山市
消防団条例の一部を改正する条例の制定について」申し上げます。 本案は、消防団員の任命について、消防団員の確保が困難な状況に鑑み、年齢の上限を撤廃するものです。 審査の過程における討論として、 1 2点要望し、賛成の立場で討論する。 全国の非常時に、消防団員の活躍も聞き期待している中、日ごろから、仕事をしながら非常時に備え訓練をし、地域の安心安全と財産を守っている消防団にはとても感謝している。 団員数が少ないと団員本人や家族の負担も増えることから、今回の60歳以下の年齢設定の削除は苦肉の策であると理解する。 そこで、2点要望する。 1、無理のない団員継続となるよう気をつけられたい。 2、さらに消防団員の増員策を強化されたい。 がありました。 採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。 以上で都市建設委員会の
委員長報告を終わります。
○秋間高義議長 これをもって各委員長の報告を終わります。
△
委員長報告に対する質疑
○秋間高義議長 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。
△討論
○秋間高義議長 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、これを許します。27番乾紳一郎
議員。 〔27番乾紳一郎
議員登壇〕
◆27番(乾紳一郎
議員) それでは、日本共産党を代表して、議案第80号「平成29年度流山市
一般会計補正予算(第4号)」について、議案第85号「平成29年度流山市
介護保険特別会計補正予算(第2号)」について、議案第86号「平成29年度流山市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)」について及び議案第94号「平成29年度流山市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」について、関連がありますので、一括して
委員長報告に反対の立場から討論を行います。 4議案における多くの補正は必要なものと判断していますが、
一般会計補正予算において、2018年4月から市税等納付コールセンター事業を開始するための予算と一般会計と各補正予算で市税等納付コールセンター事業に係る民間委託費の債務負担行為を設定しているからであります。この問題は、窓口業務の民間委託化を流山市で本格的に導入していく第一歩となります。 そもそも戸籍住民登録や税の賦課徴収などの窓口業務とは、住民と自治体をつなぐパイプ、地方自治の要衝であり、重要な場面において憲法に基づく人権を保障する大変崇高で重い業務であります。流山市においてもこれまでの我が党の質問に対して、戸籍や税の徴収など、窓口業務など、公権力の行使に係るものについては民間委託を導入しないと答弁をしてこられました。 今回の市税等コールセンターの事業に係る民間委託は、こうした従来の見解を大きく転換するものです。政府の旗振りのもとで、窓口業務の民間委託がこの間拡大させられてきたこと、そして今年の通常国会における地方自治法の改定で、地方行政法人に外部委託ができるように法改正がされ、さらに民間委託が拡大されるおそれがあります。 我が党は、今回の地方自治法の法改正に対しても、住民要求をすくい上げ、必要な施策につなげるという極めて重要な役割を持つ窓口業務を切り離し、職員と遮断するならば、住民の基本的権利を守る自治体の役割と機能は大きく後退すると指摘し、反対をしました。 市税等納付コールセンター事業の民間委託化は、流山市にとって地方税や保険料の徴収部門での初めてのケースであり、税務情報を含めた個人情報の漏えいのリスクが高まります。地方公務員には法律上の守秘義務が課されていますが、委託先の労働者には守秘義務はありません。大阪府では、短期に雇いどめされた労働者から税務情報が漏えいする事件も起きています。また、委託企業に納付額のノルマを設定し、未達成な場合はペナルティーを科しています。流山市では、ノルマを設定していないという答弁でしたが、平日の夜間や休日も含めて電話による催告が行われるということでした。 税の徴収には、分納相談、減免、猶与などの制度を知らせ、専門性に基づくわかりやすい説明と親切な対応が求められます。また、国保料や介護保険料、後期
高齢者医療保険料の徴収には、単に保険料の収納を勧めるにとどまらず、滞納者の経済的な事情や生活の問題を考慮し、分納や減免、執行停止処分、さらには生活保護制度など福祉制度につなぎ、市民の生活、人権を守る観点が必要です。そこには保険制度だけでなく、福祉制度にも精通した専門性、そして専門性に基づくわかりやすい説明と親切な対応が求められます。いずれも安易な民間委託はやるべきではありません。 我が党は、民間委託などでコストカットした自治体の経費水準を地方交付税の算定に反映するトップランナー方式によって、自治体の窓口業務を推進する国のやり方を批判しています。従来は、公権力の行使として民営化の対象としないとしてきた税の徴収窓口業務まで民間委託を広げることは、自治体のあり方として大きな問題があると考えますので、議案第80号、議案第85号、議案第86号及び議案第94号に反対といたします。 続いて、議案第81号「
流山市部設置条例の一部を改正する条例の制定について」、
委員長報告では可決でありましたが、
委員長報告に反対の立場から討論します。後期
高齢者医療保険事務の所管を
市民生活部に移行することによる市民のメリットは、医療保険の窓口が一本化することで利便性が高まるとの説明には疑問を持たざるを得ません。
高齢者が窓口で保険料の納付などの相談を行う中で、介護や福祉につなげていく、
高齢者を丸ごと支援するという観点からは、
市民生活部と保健福祉部に分かれることは、
高齢者にとってメリットではなく、デメリットにすらなると考えます。 後期
高齢者医療保険事務の所管を
市民生活部に移行することは、
高齢者の医療、介護、福祉という福祉のラインで後期
高齢者医療制度を位置づけていたものを、保険の原理を優先させようとするもので、原理的に大きな違いがあります。これは、
高齢者の医療を保険という枠組みに閉じ込めて、
高齢者の医療と介護、福祉を一体で
高齢者福祉を増進するという立場から捉えることを阻害することになると危惧するものです。 2020年問題への対応として、地域包括ケアシステムの構築、医療、介護、福祉の連携を強化し、市町村の役割がますます拡大されていく中で、このような所管の移行は、地域包括システムを構築するという政府の大きな政策の方向性とも矛盾するものです。後期
高齢者医療は、3年ごとに保険料が上がり、自己負担2割も導入されることになっています。今でも毎年のように市内で起きている、保険料が払えない、窓口負担が払えないからと医療にかかれないことから、手おくれ死亡事例が今後ますます増大することが考えられます。そのときに、後期
高齢者医療保険を担当する部署が親身になって相談の窓口になり、介護や福祉につなげていくことが、
高齢者の格差拡大と言われる中で必要になってきているのではないでしょうか。その上でも従来どおり保健福祉部の所管であるべきと考えますので、反対といたします。
○秋間高義議長 次に、2番近藤美保
議員。 〔2番近藤美保
議員登壇〕
◆2番(近藤美保
議員) 議案第80号「平成29年度流山市
一般会計補正予算(第4号)」について、流政会を代表して、特に以下2点を高く評価し、賛成の立場で討論いたします。 1点目、当会派では転入者が多い流山市にとっては、母子に対する丁寧な寄り添いが重要と訴えてきましたが、子育て世代が急増して、手薄になりがちな昨今、妊産婦、新生児訪問の母子健康保険、教育相談事業については適時実数を捉えた適切な対応であること。 2点目、市税等納付コールセンター事業について、本事業は提携的な業務である現年滞納者に対する催告を民間委託するものであり、早期の自主納付を促進することで、長期滞納者の発生を抑制するものです。 当会派は、民でできることは民でを推進しており、適切な業務効率化策、サービス向上策だと考えます。守秘義務をしっかり守るよう管理徹底することに御留意いただき、成果が上がることを期待します。 以上です。
○秋間高義議長 次に、25番小田桐仙
議員。 〔25番小田桐仙
議員登壇〕
◆25番(小田桐仙
議員) 議案第89号「流山市おおたかの
森ホールの設置及び管理に関する条例の制定について」、日本共産党を代表し、反対討論を行います。 私たちは、市民誰もが気軽に文化や芸術に触れられ、体験でき、未来に向けて文化芸術の振興発展につながる取り組みを応援する立場ですが、この条例には反対です。その理由の第1は、誰のための施設かが問われているからです。担当課の説明では、利用割合について市内が5、市外が12と説明しました。つまり市民の2.1倍も市外の方の利用を見込んでいる施設ということです。なぜ駅前で、便利な市民の財産である市有地につくるホールであり、維持費に巨額な税金を投入することになるホールなのに、市外の方を思いはかり、提供しやすくする必要があるのでしょうか。そんなことのために市職員が働き、市議会
議員に説明する、誰のために仕事をしているのか、もっと真面目に考えなければなりません。 理由の第2に、通常では考えられない事柄が5つもあるからです。その1つは料金設定です。今議案では、平日、終日、市民が利用した場合10万円とし、3年ごとに見直すとのことです。その決め方は、市外の方の料金を先に決め、それから市民は安くしたとの説明です。全国でも市内でも、まず市民料金は決定していますから、さすがに担当課も聞いたことがないという答弁でした。そのほか会議室の利用料金も平日、終日借りた場合、公民館の会議室は1平米36円に対し、おおたかの
森ホールの会議室は1平米120円と3.3倍になり、人口急増の地域におけるコミュニティ形成や社会福祉のための会議も安易に開けないのです。 2つは、市民優遇という自治体の基本を180度転換したことです。受益者負担の徹底としながら、市長が交流拠点の一つとしているキッコーマンアリーナでさえ市民負担1とした場合、市外は2倍、営利は3倍と格差をつけている一方で、おおたかの
森ホールは異なります。市民負担が1なら市外は1.3倍、営利は1.5倍程度しか徴収しません。この結果、平日、終日で営利企業が施設を利用した場合、アミュゼ柏の利用料は20万5,720円に対し、駅近、新設、音響がいいおおたかの
森ホールの料金は19万5,000円と約1万円も安くなり、その分公費負担の維持費が増えるのです。 3つは、その施設の維持費です。そもそも誘致推進課では1億円程度としていた年間施設の維持費に対し、民間発注の結果、ホールと市民窓口センターなど施設全体の維持費は1億4,850万円にまで膨れ上がりました。そのうち94%がホールにかかわる経費で1億3,889万円です。ホールの指定管理料は9,780万円、年間の指定管理料で比較をすれば生涯学習センターの1.7倍、キッコーマンアリーナの1.6倍です。平米単価の比較では、キッコーマンアリーナが5,610円なら、おおたかの
森ホールは3万5,000円、つまり6倍以上です。 4つは、今述べているさまざまな数字や料金額は、市場性調査という民間提案からはじき出されたもので、十分な確証がないからです。しかも指定管理料による自主事業による収益1,200万円も、ホールも使った催しによる利用料の収益5,070万円もやってみないとわからない、相当な開きがある場合は指定管理期間中に税金で精算するという答弁しかありません。市内各地で適正規模の2.5倍以上の小学校が乱立する異常事態の中で、しかも32億円かけて集めた貴重な市有地の利用にあって、この施設はまさに必要性や採算性も度外視の箱物行政の一つと言わねばなりません。 5つ目は、ほかの施設では徴収していないさまざまな備品への料金徴収です。指揮者台、譜面台、演奏者の椅子1台までも、そして講演台、司会者台、めくり台、表彰盆、水差しも、市の旗や国旗まで有料化です。その一方で、千葉県の旗はどこにも入っておらず、県の旗は借りられません。しかも、これらの備品は市民がボランティアの催しで借りても、市内高校生が演奏会で借りても、しっかりと収益を目的とした市外の民間事業者が借りても負担は同額なのです。これでは、社会教育に関連した各法律のもとで建設運営されるべき施設ではありません。答弁でも社会教育施設ではないとは言わないが、コンセプトが違うとか、プロダクションの採算が合わないとのことです。これでは市有地を使うメリットも必要性も義務も何もなく、社会教育施設でもなければ公共施設でもありません。市長の私的なそんたく施設と言わなければなりません。 最後に、
議員各位に2点申し上げます。市長は、市の負担なしで公共施設とホテルができると繰り返しますが、それはフェイクです。市長は、市有地北側のUR都市機構保留地約2ヘクタールについて、本会議でも約200億円程度と話されました。つまり1ヘクタールの市有地は約100億円、その4割をマンション業者にただでくれた見返りなのです。また、市が直接発注すれば、事業費の半分は国庫補助がもらえ、借金をした5から7割程度は少なくとも後年度の交付税措置の対象ですから、2から3億円あれば手に入った施設です。しかも指定管理料などさまざまもろもろ含め、施設全体の維持費に対する市の負担は1億741万円です。いいかげんにフェイクに乗らないでいただきたい。 もう一点、このホールを使い、さまざまなプロダクションによるコンサート、演劇、イベント、市内ではなかったような華々しい催しが行われることになるでしょう。市民であれ、市外であれ、同じ料金で堪能し、受益を得ることができます。しかし、それはチケットを買えなかった市民を初め、所得が少なく、税や医療、介護の保険料の支払いにさえ困窮している方々が支払った市税の過大な負担によって支えていることを忘れてはなりません。 今議案には、市長の諮問機関である審議会ですらさすがに意見を上げて、営利企業によるホールの料金の負担を市民負担の1.3倍に据え置いていた当初案から1.5倍に引き上げ、公共施設での営利利用に厳しい姿勢を示しました。市外の方の料金設定を市民の負担の1.3倍ではなく2倍としただけで1,000万円の収入に違いが出てきます。稼働率も考慮しなければなりませんが、営利も含めしっかり検証させるのが議会の役目です。議案に賛成するにしても、3年後に必ず料金を見直すようにとか、施設の予約だけにとどめず、チケットの先行販売に市民優先期間を設けるようにとか、設定されたチケット代による利用料金の変更など
附帯決議を上げることもせず、行政が提示した内容の確認程度なら、議会にどんな存在意義があるのでしょうか。気を引き締めて切磋琢磨するよう、昨年12月
定例会に続き呼びかけて討論を終わります。
○秋間高義議長 次に、15番阿部治正
議員。 〔15番阿部治正
議員登壇〕
◆15番(阿部治正
議員) 社会民主党の阿部治正です。今回2つの議案について討論をさせていただきます。 まず1つ目、議案第80号「平成29年度流山市
一般会計補正予算(第4号)」、反対の立場で討論をします。補正予算には市民生活にとって必要な補正部分も多く見られます。これらは、市の予算である以上、当然のことです。しかし、見過ごしにできない問題点もあります。その第1は、ふるさと納税制度にかかわって、市内特産品等贈呈事業で追加補正が行われている点です。 私は、市議会でたびたびふるさと納税制度の問題点を批判してきました。改めて指摘をすれば、1つは流山市は職員による行政課題への主体的な取り組みをよしとしてきたはずですが、逆にその創造性を奪ってしまっています。2つ目に、市内工業、商業の育成に資するどころか、逆に地域経済にゆがみを生じさせてしまいかねない事業となっています。3つ目に、これが最も大きな理由ですが、所得が大きく、ふるさと納税制度を利用しやすい階層の市民に特別な利益を与える制度になってしまっていること、これを指摘をせざるを得ません。 見過ごしにしてはいけない第2の点は、この補正予算案が市税等納付コールセンター事業を計上している点です。市民から市税や各種保険料などを徴収する業務は、市の仕事の根幹の一つであるはずです。それを国が民間開放を推奨しているからといって、安易に民間に委託することが正しいのか、この分野の民間委託に本当に必然性があるのか、民間委託によってどんな利点が生じたのか、導入した他市の事例などを十分に検証すべきです。他市の事例では、導入の後になって、今後の課題は個人情報の保護だなどと言っている自治体も多く見られます。個人情報の保護が後回しになっている証左です。流山市がそうでないという保証は、委員会の議論を聞いた限りでは、ないと言わざるを得ないのが実情と判断します。以上ふるさと納税制度の推進の問題点、コールセンターへのお任せ委託によって生じる問題点、大きくはこの2つを理由に補正予算案に反対をいたします。 続いて、議案第82号「流山市職員の
配偶者同行休業に関する条例の制定について」、意見と要望を付して賛成の立場で討論します。意見の第1は、地方公務員法の改正が行われたのは2013年、施行されたのは2014年、なのになぜ今に至って条例の制定なのかということです。今年の7月にこの条例が存在しなかったために職場を去らざるを得なかった職員がいるはずです。本来ならそういう職員を救済するために2年なり3年なりさかのぼって適用するなどの配慮があってしかるべきです。 第2に、同行休業を承認するか否かについて条件が付されています。公務の運営に支障がない場合、職員の勤務成績、その他の事情を考慮した上でなどの条件ですが、恣意的な運用がなされない保障は条文の中には見られません。条例を絵に描いた餅としないためにも、恣意的な運用を排除することが重要です。 第3に、女性の採用、登用の促進や男女の仕事と子育て等の両立支援について、まずは公務員から率先して取り組むという決意が本物であるならば、同行休業を認める期間が3年を超えない範囲とされている点、そして同行休業したものの、号給の調整において同行休業の期間を100分の50以下の換算率によって換算するとの規定は、いずれも不十分と言わざるを得ません。期間も3年を超えて設定する、再度の延長の承認に恣意性が持ち込まれないようにする、100分の50の分子の部分をさらに大きくするなどの改善がどうしても必要です。今後、以上の意見が反映されていくことを強く求めて条例案に賛成をいたします。 以上です。
○秋間高義議長 これをもって討論を終結します。
△採決
○秋間高義議長 これより採決します。 採決は、電子採決により行います。 初めに、議案第80号を採決します。 本案に対する委員長の報告は「可決」であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 押し忘れないものと認めます。 確定します。 賛成多数であります。よって、議案第80号は21対5をもって原案のとおり可決されました。 次に、議案第81号を採決します。 本案に対する委員長の報告は「可決」であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 押し忘れないものと認めます。 確定します。 賛成多数であります。よって、議案第81号は21対5をもって原案のとおり可決されました。 次に、議案第82号を採決します。 本案に対する委員長の報告は「可決」であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 押し忘れないものと認めます。 確定します。 賛成全員であります。よって、議案第82号は26対ゼロをもって原案のとおり可決されました。 次に、議案第83号を採決します。 本案に対する委員長の報告は「可決」であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 押し忘れないものと認めます。 確定します。 賛成全員であります。よって、議案第83号は26対ゼロをもって原案のとおり可決されました。 次に、議案第84号を採決します。 本案に対する委員長の報告は「可決」であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 押し忘れないものと認めます。 確定します。 賛成全員であります。よって、議案第84号は22対ゼロをもって原案のとおり可決されました。 次に、議案第85号を採決します。 本案に対する委員長の報告は「可決」であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 押し忘れないものと認めます。 確定します。 賛成多数であります。よって、議案第85号は21対5をもって原案のとおり可決されました。 次に、議案第86号を採決します。 本案に対する委員長の報告は「可決」であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 押し忘れないものと認めます。 確定します。 賛成多数であります。よって、議案第86号は21対5をもって原案のとおり可決されました。 次に、議案第87号を採決します。 本案に対する委員長の報告は「可決」であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の
議員は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 押し忘れないものと認めます。 確定します。 賛成全員であります。よって、議案第87号は26対ゼロをもって原案のとおり可決されました。 次に、議案第88号を採決します。 本案に対する委員長の報告は「可決」であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の
議員は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 押し忘れないものと認めます。 確定します。 賛成多数であります。よって、議案第88号は21対5をもって原案のとおり可決されました。 次に、議案第89号を採決します。 本案に対する委員長の報告は「可決」であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の
議員は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 押し忘れないものと認めます。 確定します。 賛成多数であります。よって、議案第89号は20対6をもって原案のとおり可決されました。 次に、議案第90号を採決します。 本案に対する委員長の報告は「可決」であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の
議員は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 押し忘れないものと認めます。 確定します。 賛成全員であります。よって、議案第90号は26対ゼロをもって原案のとおり可決されました。 次に、議案第91号を採決します。 本案に対する委員長の報告は「可決」であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の
議員は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 押し忘れないものと認めます。 確定します。 賛成全員であります。よって、議案第91号は26対ゼロをもって原案のとおり可決されました。 次に、議案第92号を採決します。 本案に対する委員長の報告は「可決」であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の
議員は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 押し忘れないものと認めます。 確定します。 賛成全員であります。よって、議案第92号は26対ゼロをもって原案のとおり可決されました。 次に、議案第93号を採決します。 本案に対する委員長の報告は「可決」であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の
議員は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 押し忘れないものと認めます。 確定します。 賛成多数であります。よって、議案第93号は21対5をもって原案のとおり可決されました。 次に、議案第94号を採決します。 本案に対する委員長の報告は「可決」であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の
議員は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 押し忘れないものと認めます。 確定します。 賛成多数であります。よって、議案第94号は22対4をもって原案のとおり可決されました。 次に、議案第95号を採決します。 本案に対する委員長の報告は「可決」であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の
議員は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 押し忘れないものと認めます。 確定します。 賛成全員であります。よって、議案第95号は26対ゼロをもって原案のとおり可決されました。 次に、議案第96号を採決します。 本案に対する委員長の報告は「可決」であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の
議員は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 押し忘れないものと認めます。 確定します。 賛成全員であります。よって、議案第96号は26対ゼロをもって原案のとおり可決されました。 次に、議案第97号を採決します。 本案に対する委員長の報告は「可決」であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の
議員は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 押し忘れないものと認めます。 確定します。 賛成全員であります。よって、議案第97号は26対ゼロをもって原案のとおり可決されました。 次に、議案第98号を採決します。 本案に対する委員長の報告は「可決」であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の
議員は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 押し忘れないものと認めます。 確定します。 賛成全員であります。よって、議案第98号は26対ゼロをもって原案のとおり可決されました。 次に、議案第99号を採決します。 本案に対する委員長の報告は「可決」であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の
議員は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 押し忘れないものと認めます。 確定します。 賛成全員であります。よって、議案第99号は26対ゼロをもって原案のとおり可決されました。 次に、議案第100号を採決します。 本案に対する委員長の報告は「可決」であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の
議員は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 押し忘れないものと認めます。 確定します。 賛成全員であります。よって、議案第100号は26対ゼロをもって原案のとおり可決されました。 次に、陳情第9号「前ケ崎411地先の
変則交差点改良についての
陳情書」について採決します。 本件に対する委員長の報告は「採択」であります。 本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の
議員は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 押し忘れないものと認めます。 確定します。 賛成全員であります。よって、陳情第9号は26対ゼロをもって採択と決定しました。 次に、陳情第10号「
一級河川今上落に関する
陳情書」について採決します。 本件に対する委員長の報告は「採択」であります。 本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の
議員は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 押し忘れないものと認めます。 確定します。 賛成全員であります。よって、陳情第10号は26対ゼロをもって採択と決定しました。 次に、陳情第11号「
受動喫煙防止対策についての
陳情書」について採決します。 本件に対する委員長の報告は「採択」であります。 本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の
議員は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 押し忘れないものと認めます。 確定します。 賛成全員であります。よって、陳情第11号は26対ゼロをもって採択と決定しました。 次に、陳情第12号「流山市における、
受動喫煙防止対策に関する
陳情書」について採決します。 本件に対する委員長の報告は「採択」であります。 本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の
議員は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 押し忘れないものと認めます。 確定します。 賛成全員であります。よって、陳情第12号は26対ゼロをもって採択と決定しました。 暫時休憩します。そのままでお待ちください。 午後 2時44分休憩 午後 2時45分再開
○秋間高義議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
△日程の追加
○秋間高義議長 お諮りします。 本日、菅野浩考市民経済委員長から発議第25号「議案第95号「流山市
路上喫煙の防止及びまちをきれいにする条例の一部を改正する条例の制定について」に関する
附帯決議について」が提出されました。この際、これを日程に追加し、議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 異議なしと認めます。よって、発議第25号は日程に追加し、議題とすることに決定しました。 なお、以下の日程は順次繰り下げますので、御了承願います。
△発議第25号上程
○秋間高義議長 日程第2、発議第25号「議案第95号「流山市
路上喫煙の防止及びまちをきれいにする条例の一部を改正する条例の制定について」に関する
附帯決議について」を議題とします。
△
提案理由説明
○秋間高義議長 提案理由の説明を求めます。菅野浩考市民経済委員長。 〔菅野浩考市民経済委員長登壇〕
◎菅野浩考市民経済委員長 議長より御指名をいただきましたので、発議第25号「議案第95号「流山市
路上喫煙の防止及びまちをきれいにする条例の一部を改正する条例の制定について」に関する
附帯決議について」は、案文の朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。 議案第95号「流山市
路上喫煙の防止及びまちをきれいにする条 例の一部を改正する条例の制定について」に関する
附帯決議 路上喫煙及びポイ捨ての防止について、本市では「流山市
路上喫煙の防止及びまちをきれいにする条例」を制定し、定期的なパトロールや啓発活動等を行い、歩行者等の安全の確保及びきれいな
まちづくりを推進してきた。 しかし、市内では依然として
路上喫煙やポイ捨て等の違反行為は無くならず、今後、市の定住人口及び交流人口の増加に伴い違反者の増加も懸念されるため、対策の強化が必要な状況である。 このため、罰則規定を見直し、過料規定の一部を直接罰方式とすることにより違反行為の抑止を図ることはやむを得ないものと考える。 しかしながら、本市の
路上喫煙防止重点区域は主要駅周辺において指定されており、市民はもとより、多くの市外在住者も各主要駅を利用していることから、本条例の内容や重点区域の範囲を知らずに路上で喫煙してしまうことも考えられる。 また、喫煙行為そのものはルールやマナーが守られていれば禁止されるべきものではなく、喫煙場所の確保などにより喫煙者にも一定の配慮は必要である。 よって、喫煙者と非喫煙者のいずれの立場も尊重しつつ、清潔で、安全かつ快適な生活環境を確保するために、以下の対応を求める。 記 1 罰則規定の見直しに当たり、十分な周知を図ること。 2 一部の重点区域において民間事業者主体で設置をしている喫煙所については、清掃の努力がされて いることから、指定喫煙所と同様に罰則の適用については十分な配慮を行うこと。 以上、ここに決議する。 平成29年12月20日 千葉県
流山市議会 議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。
○秋間高義議長 以上をもって提案理由の説明は終わりました。
△質疑
○秋間高義議長 これより質疑に入ります。 質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。
△委員会付託省略
○秋間高義議長 お諮りします。 ただいま議題となっております発議第25号については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 異議なしと認めます。よって、発議第25号は委員会の付託を省略することに決定しました。
△討論
○秋間高義議長 これより討論に入ります。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 討論なしと認め、これをもって討論を終結します。
△採決
○秋間高義議長 これより採決します。 採決は、電子採決により行います。 これより発議第25号を採決します。 本案は、原案のとおり決することに賛成の
議員は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 押し忘れないものと認めます。 確定します。 賛成全員であります。よって、発議第25号は26対ゼロをもって原案のとおり可決されました。
△発議第26号上程
○秋間高義議長 日程第3、発議第26号「おおたかの
森地区における
中学校新設の
早期検討を求める決議について」を議題とします。
△
提案理由説明
○秋間高義議長 提案理由の説明を求めます。森田洋一教育福祉副委員長。 〔森田洋一教育福祉副委員長登壇〕
◎森田洋一教育福祉副委員長 議長より御指名をいただきましたので、発議第26号「おおたかの
森地区における
中学校新設の
早期検討を求める決議について」は、案文の朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。 おおたかの
森地区における
中学校新設の
早期検討を求める決議 現在、本市では、つくばエクスプレス沿線開発に伴い、今後、中心市街地となる流山おおたかの森駅周辺において、大型マンション等の建設が続いている。特に、子育て世代を中心とした人口が増加している、全国でも数少ない地域である。 そのような中で、平成33年4月に新設小学校が38学級の大規模校として開校し、将来的には47学級まで増加することが見込まれている。教育福祉常任委員会における協議の中で市教育委員会から出てきた今後の当該地区における児童数推計を見ると、将来的には小学校1校だけではなく、中学校も建設する必要があるのではと考えられる。 そこで、新設中学校については、建設に当たり相当程度の準備期間を必要とすると考えられるため、早期に学校建設を表明して検討を始め、無理のない建設スケジュールで進められたい。 以上、ここに決議する。 平成29年12月20日 千葉県
流山市議会 議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。
○秋間高義議長 以上をもって提案理由の説明は終わりました。
△質疑
○秋間高義議長 これより質疑に入ります。 質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。
△委員会付託省略
○秋間高義議長 お諮りします。 ただいま議題となっております発議第26号については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 異議なしと認めます。よって、発議第26号は委員会の付託を省略することに決定しました。
△討論
○秋間高義議長 これより討論に入ります。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 討論なしと認め、これをもって討論を終結します。
△採決
○秋間高義議長 これより採決します。 採決は、電子採決により行います。 これより発議第26号を採決します。 本案は、原案のとおり決することに賛成の
議員は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 押し忘れないものと認めます。 確定します。 賛成全員であります。よって、発議第26号は26対ゼロをもって原案のとおり可決されました。 暫時休憩します。再開は概ね午後3時30分としたいと思います。 午後 2時56分休憩 午後 3時30分再開
○秋間高義議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
△発議第27号上程
○秋間高義議長 日程第4、発議第27号「小中学校における
プログラミング必修化に対して支援を求める
意見書について」を議題とします。
△
提案理由説明
○秋間高義議長 提案理由の説明を求めます。23番海老原功一
議員。 〔23番海老原功一
議員登壇〕
◆23番(海老原功一
議員) 発議第27号「小中学校における
プログラミング必修化に対して支援を求める
意見書について」は、案文の朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。小中学校における
プログラミング必修化に対して支援を求める
意見書 インターネットの単なる普及にとどまらず、インターネットを活用したIOTの活用分野の拡大、自動車の自動運転をも可能とするAI(人工知能)の開発など、近年におけるIT技術の発展は著しく、「第四次産業革命」とも呼ばれる大きな転換期を迎えている。 新たなニーズに対応し得る人材の確保は世界的にも共通のものとなっており、我が国においてもグローバルに活躍し得る人材を育成する上で、ITスキルの向上は不可欠なものであるが、2016年に経済産業省が発表した資料によると、2015年時点でIT人材不足数は約17万1,000人、2030年には、最大で約79万人が不足すると試算されている。 2020年にプログラミングが小学校において必修化されることに伴い、各都道府県教育委員会において、人材育成、指導内容等について、独自に試行錯誤を繰り返しているが、「どの分野に力点を置き、いかなる人材を養成すべきか」との課題は残されたままである。地域間の格差を是正するためにも、中核となる指導内容については全国共通のものとなることが求められる。 一般家庭におけるIT機器の普及は著しく、児童生徒たちは幼少期より一定程度IT機器に接することが珍しくない中で、教員に求められる技能はおのずと高いものとならざるを得ない。このことから、近年、特に顕著となっている教職員の多忙化に拍車をかけることとなりかねず、外部人材の活用など、人的あるいは財政的支援が必要となる。 従来、小中学校における機器を含むIT環境の整備は、主に市町村に委ねられてきたものの、つくばエクスプレス開業後の急速な都市化により急増した児童生徒を抱える流山市に於ける負担が重いのが実情である。将来の職業選択などにも影響する基礎知識ともなりつつあるプログラミングの教育において、指導上必要となる機器の整備などに対する財政措置が求められる。 そこで、以下の3点について要望する。 記 1 早期にプログラミングの指導の概要について明らかにすること。 2 円滑な指導を行うため、自治体間の格差を是正するために必要な財政措置を行うこと。 3 民間の人材を積極的に活用するなど、弾力的な人材配置を認めること。 以上、地方自治法第99条の規定により
意見書を提出する。 平成29年12月20日 衆 議 院議長 大 島 理 森 様 参 議 院議長 伊 達 忠 一 様 内閣総理大臣 安 倍 晋 三 様 文部科学大臣 林 芳 正 様 経済産業大臣 世 耕 弘 成 様 千葉県
流山市議会 議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。
○秋間高義議長 以上をもって提案理由の説明は終わりました。
△質疑
○秋間高義議長 これより質疑に入ります。 質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。
△委員会付託省略
○秋間高義議長 お諮りします。 ただいま議題となっております発議第27号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 異議なしと認めます。よって、発議第27号は委員会の付託を省略することに決定しました。
△討論
○秋間高義議長 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、これを許します。25番小田桐仙
議員。 〔25番小田桐仙
議員登壇〕
◆25番(小田桐仙
議員) 発議第27号、小中学校における
プログラミング必修化に対して支援を求める
意見書につきましては、反対の立場から討論を行います。 インターネットの普及、活用分野の拡大など、IT技術産業の発展拡大、国際社会の中でもさらに広汎に、また高みを目指していくことになっていくことであろうということを否定するものではありません。 ただし、小中学校におけるプログラミング化が今必要かが問われています。危惧することは、日進月歩で進むIT技術、これまで教えた経験もない教職員がプログラミングの必修化によりさらなる多忙化が想定されますし、民間の人材を積極的に活用しても補助でしかあり得ず、担任の責任は重くなるばかりです。また、インターネットの取り扱いについては、視力などの健康被害、体力低下などと同時に、数え切れないほどのたくさんの情報メディアを主体的に読み解いて、必要な情報を引き出し、その真意を見抜き、活用する能力、メディアテラシーをどう育てていくのかもプログラミングの前に考えなければなりません。 今
意見書案では、
プログラミング必修化を危惧され、やむにやまれず必要な措置を求めるものと理解をするものですが、教育の現場で今求められているものは、英語やプログラミングの必修化の前に、知育、体育、徳育を太い柱に、どの子もよくわかるように、少人数学級の確立や教師など職員の増員など、せめてOECDの平均に教育予算を増やすことが最優先だと指摘し、本
意見書案への反対討論とします。
○秋間高義議長 これをもって討論を終結します。
△採決
○秋間高義議長 これより採決します。 採決は、電子採決により行います。 これより発議第27号を採決します。 本案は、原案のとおり決することに賛成の
議員は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 押し忘れないものと認めます。 確定します。 賛成多数であります。よって、発議第27号は21対5をもって原案のとおり可決されました。
△発議第28号上程
○秋間高義議長 日程第5、発議第28号「
温暖化対策の
実効性をさらに高める努力を求める
意見書について」を議題とします。
△
提案理由説明
○秋間高義議長 提案理由の説明を求めます。27番乾紳一郎
議員。 〔27番乾紳一郎
議員登壇〕
◆27番(乾紳一郎
議員) それでは、日本共産党を代表して、発議第28号「
温暖化対策の
実効性をさらに高める努力を求める
意見書について」、
意見書の案文の朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。
温暖化対策の
実効性をさらに高める努力を求める
意見書 国連は今年10月30日、大気中の二酸化炭素濃度が最高記録を更新したとの報告書を発表し、地球
温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」が設定した目標の実現には思い切った行動が必要だと警鐘を鳴らした。また、国連の世界気象機関は年次報告書「温室効果ガス年報」において、「大気中の二酸化炭素濃度は2016年、記録的なスピードで上昇した」と指摘している。 11月6日から始まった国連気候変動枠組条約第23回締約国会議(COP23)では、開会式で「気温上昇1.5度」の目標への団結が呼びかけられ、世界各国から歓迎されている。 一方で、世界の環境保護団体で組織する「気候行動ネットワーク」は、地球
温暖化対策の前進を妨げている国を指す「化石賞」に、日本と、「先進国」をそれぞれ選び、日本は「先進国」にも含まれるため、化石賞のダブル受賞となった。 日本が単独で選ばれた理由は、パリ協定脱退を表明したトランプ米大統領の11月来日時に、2017年~2018年に米国と協力して石炭火力発電所と原発の建設を世界に広げることに合意したため選ばれた。また「先進国」は、歴史的に温室効果ガスを大量に排出してきたにもかかわらず、2020年までの削減目標の引き上げに消極的なため選ばれた。 その一方、流山市では二酸化炭素排出量削減目標値達成を目指し、地球
温暖化対策実行計画を策定し、環境講座、太陽光発電、節電チャレンジ、ゴーヤカーテンなど具体的施策を実施し努力している。 そこで国に対し、世界各国で行われている様々な
温暖化対策の取り組みに学び、
温暖化対策の
実効性をさらに高める努力をなお一層進めるよう強く求める。 以上、地方自治法第99条の規定により
意見書を提出する。 2017年12月20日 衆 議 院議長 大 島 理 森 様 参 議 院議長 伊 達 忠 一 様 内閣総理大臣 安 倍 晋 三 様 外 務 大 臣 河 野 太 郎 様 環 境 大 臣 中 川 雅 治 様 農林水産大臣 齋 藤 健 様 内閣官房長官 菅 義 偉 様 千葉県
流山市議会 議員各位の賛同をお願いします。
○秋間高義議長 以上をもって提案理由の説明は終わりました。
△質疑
○秋間高義議長 これより質疑に入ります。 質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。
△委員会付託省略
○秋間高義議長 お諮りします。 ただいま議題となっております発議第28号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 異議なしと認めます。よって、発議第28号は委員会の付託を省略することに決定しました。
△討論
○秋間高義議長 これより討論に入ります。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 討論なしと認め、これをもって討論を終結します。
△採決
○秋間高義議長 これより採決します。 採決は、電子採決により行います。 これより発議第28号を採決します。 本案は、原案のとおり決することに賛成の
議員は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 押し忘れないものと認めます。 確定します。 賛成全員であります。よって、発議第28号は26対ゼロをもって原案のとおり可決されました。
△発議第29号上程
○秋間高義議長 日程第6、発議第29号「
高齢者や
障害者等に対する
郵便投票制度等の改正を求める
意見書について」を議題とします。
△
提案理由説明
○秋間高義議長 提案理由の説明を求めます。10番植田和子
議員。 〔10番植田和子
議員登壇〕
◆10番(植田和子
議員) 発議第29号については、案文の朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。
高齢者や
障害者等に対する
郵便投票制度等の改正を求める
意見書 2016年4月、
障害者差別解消法が施行され、
障害者が壁を感じずに生活できるよう「合理的配慮」を公的機関に義務づけた。 しかし、
障害者の郵便などによる不在者投票は事前手続きが必要なうえ、対象は、身体
障害者手帳や戦傷病者手帳を持ち、かつ両足や心臓に重い障害が認められている人と、「要介護5」の人のみとなっており、本市の場合、全有権者のうち0.02%しかいない狭き門となっている。 過去を振り返れば、2002年、2003年に
郵便投票制度等の改善を求め訴訟が提起されている。原告の訴えは当時、退けられたものの、「現行の在宅投票制度は憲法の趣旨に照らして必ずしも完全なものとは認められず、その対象の拡大や投票方法の簡略化などの方向で改善が図られてしかるべきと認められる」などの指摘がされ、今年6月には総務省内の研究会がまとめた報告書で、要介護3まで引き下げるよう提言し、与野党各党の議論を促している。 国民の参政権を全面的に保障する立場から、高齢化の更なる進展、要介護者の増加と介護従事者不足、家族介護の負担等を踏まえれば、法整備を含めあらゆる所要の措置を早急に講じ、投票権の行使の障壁を一刻も早く取り除くことを国会及び政府に求める。 以上、地方自治法第99条の規定により
意見書を提出する。 2017年12月20日 衆 議 院議長 大 島 理 森 様 参 議 院議長 伊 達 忠 一 様 内閣総理大臣 安 倍 晋 三 様 総 務 大 臣 野 田 聖 子 様 法 務 大 臣 上 川 陽 子 様 厚生労働大臣 加 藤 勝 信 様 千葉県
流山市議会 議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。
○秋間高義議長 以上をもって提案理由の説明は終わりました。
△質疑
○秋間高義議長 これより質疑に入ります。 質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。
△委員会付託省略
○秋間高義議長 お諮りします。 ただいま議題となっております発議第29号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 異議なしと認めます。よって、発議第29号は委員会の付託を省略することに決定しました。
△討論
○秋間高義議長 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、これを許します。1番野田宏規
議員。 〔1番野田宏規
議員登壇〕
◆1番(野田宏規
議員) 発議第29号「
高齢者や
障害者等に対する
郵便投票制度等の改正を求める
意見書について」、流政会を代表し、反対の立場で討論を行います。 当
意見書では、2016年4月に施行された
障害者差別解消法が触れられ、現行の制度における
障害者の投票が狭き門となっている点が指摘され、郵便投票制度の整備を求めております。
高齢者や
障害者の視点に立った提言という点で評価と賛同をしつつも、以下3点を主な理由として反対いたします。 1点目、制度を実施するに際しての財政的な視点が欠如している点。 2点目、投票所の増加及び最適化、インターネット投票など、設け得る制度はこのほかにも大いに考えられ得る点。 3点目、本文中において介護従事者不足や家族介護の負担など、必ずしも当
意見書の要旨になじまない政策論が含まれている点。 以上反対討論といたします。
○秋間高義議長 これをもって討論を終結します。
△採決
○秋間高義議長 これより採決します。 採決は、電子採決により行います。 これより発議第29号を採決します。 本案は、原案のとおり決することに賛成の
議員は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 押し忘れないものと認めます。 確定します。 賛成少数であります。よって、発議第29号は10対16をもって否決されました。
△発議第30号上程
○秋間高義議長 日程第7、発議第30号「小選挙区
制度廃止など
選挙制度の改革を求める
意見書について」を議題とします。
△
提案理由説明
○秋間高義議長 提案理由の説明を求めます。20番徳増記代子
議員。 〔20番徳増記代子
議員登壇〕
◆20番(徳増記代子
議員) 日本共産党を代表して、発議第30号「小選挙区
制度廃止など
選挙制度の改革を求める
意見書について」は、案文の朗読をもって提案させていただきます。小選挙区
制度廃止など
選挙制度の改革を求める
意見書 「政治改革」の柱として小選挙区制度が導入されてから今年で21年目になる。この制度は、政権交代を可能にする制度として受け入れられてきたが、4割台の得票で7割台の議席獲得が可能になるなど、民意と議席数に大きなかい離が生じる問題がある。また多くの死票が生まれている状況や、国会
議員による問題行動など政治の劣化を招いているとの指摘も聞かれる。 さらに全国的には、1自治体内で3つ小選挙区に分かれているケースや、1つの小選挙区の面積が岩手県全体面積をも上回るケースもあり、有権者と政治の距離が離れるばかりである。 こうしたことを踏まえ、国会及び政府において、小選挙区を廃止し、民意が反映される
選挙制度に早急に改革されるよう強く求める。 以上、地方自治法第99条の規定により
意見書を提出する。 2017年12月20日 衆 議 院議長 大 島 理 森 様 参 議 院議長 伊 達 忠 一 様 内閣総理大臣 安 倍 晋 三 様 総 務 大 臣 野 田 聖 子 様 法 務 大 臣 上 川 陽 子 様 千葉県
流山市議会 各
議員の御賛同をよろしくお願いいたします。
○秋間高義議長 以上をもって提案理由の説明は終わりました。
△質疑
○秋間高義議長 これより質疑に入ります。 質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。
△委員会付託省略
○秋間高義議長 お諮りします。 ただいま議題となっております発議第30号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 異議なしと認めます。よって、発議第30号は委員会の付託を省略することに決定しました。
△討論
○秋間高義議長 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、これを許します。3番戸辺滋
議員。 〔3番戸辺滋
議員登壇〕
◆3番(戸辺滋
議員) 発議第30号「小選挙区
制度廃止など
選挙制度の改革を求める
意見書について」、公明党を代表して反対の立場から討論いたします。 御存じのとおり、我が国における国政選挙の
選挙制度は、小選挙区制、比例代表制を併用したものとなっておりますが、同制度は英国などにおける小選挙区制度の問題点を踏まえた制度となっております。確かに制度そのものについては、
意見書案にあるような問題点があることを理解するとともに、小選挙区制度を廃止するということは、単純比例代表制度実現を模索しているとも判断できますが、
意見書案文には具体的に明言されておりません。単純比例代表制についても、候補者の偏在や名簿順位作成などによっては地方切り捨ての問題等があることから、あらゆる面でよりすぐれた制度とは言いがたく、いましばらく情勢を見守る必要があると判断いたします。 以上をもって発議第30号、小選挙区
制度廃止など
選挙制度の改革を求める
意見書への反対討論といたします。
○秋間高義議長 次に、15番阿部治正
議員。 〔15番阿部治正
議員登壇〕
◆15番(阿部治正
議員) 社会民主党の阿部治正です。発議第30号「小選挙区
制度廃止など
選挙制度の改革を求める
意見書について」、賛成の立場で討論をします。 2017年の衆議院
議員選挙でも小選挙区制の弊害が明らかになりました。例えば国政における最大与党は、小選挙区での得票率は約48%でしたが、議席の占有率は約74%です。2分の1弱の得票率で3分の2強の議席を得ているのです。これは、誰が見ても明らかな過剰代表です。他方では、得票率よりもはるかに少ない議席しか得られない過小代表を余儀なくされる野党もあります。この過大代表と過小代表という現象は、比例区における得票率と議席占有率のほぼ比例的な関係と見比べてみた場合、さらに見過ごしにできないものであることがわかります。 この
選挙制度の問題点は、第1に憲法が要請する正確、公正な民意の反映を実現できていないという点にあります。この制度のもとでは、必然的に民意が正確に反映された政治が行われないということになってしまいます。 第2に、こうした誤りが是正されないとなると、選挙や政治に対する国民の信頼が損なわれてしまいます。議会制度に対する国民の信頼が失われていくことは、自分が所属している政党が多数党か少数党か、与党か野党かという立場を離れて、極めて憂慮すべき事態であるはずです。 現代日本の
選挙制度、議会制度は、国民主権ないしは人民主権という民主主義思想を大原則にし、そこに基礎を置いているはずです。この認識が共有されるとするならば、国民主権を形骸化させかねない現在の小選挙区制は速やかに改められ、民意をより正確に反映する制度に置きかえられるべきという主張も党派や会派を超えて共有できるはずと考えます。 以上の理由をもって賛成討論といたします。
○秋間高義議長 これをもって討論を終結します。
△採決
○秋間高義議長 これより採決します。 採決は、電子採決により行います。 これより発議第30号を採決します。 本案は、原案のとおり決することに賛成の
議員は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 押し忘れないものと認めます。 確定します。 賛成少数であります。よって、発議第30号は10対16をもって否決されました。
△発議第31号上程
○秋間高義議長 日程第8、発議第31号「
種子法廃止に伴う万全の対策を求める
意見書について」を議題とします。
△
提案理由説明
○秋間高義議長 提案理由の説明を求めます。25番小田桐仙
議員。 〔25番小田桐仙
議員登壇〕
◆25番(小田桐仙
議員) それでは、発議第31号につきましては、お配りしております
意見書の案文の朗読をもって提案理由とさせていただきます。
種子法廃止に伴う万全の対策を求める
意見書 先の通常国会で主要農作物種子法(種子法)廃止法が成立した。 種子法は、コメや麦、大豆といった主要作物について、優良な種子の安定的な生産と普及を“国が果たすべき役割”と定めた世界に誇るべき法であった。 同法のもとで、稲・麦・大豆の原種・原原種の生産、優良品種(奨励品種)指定のための検査などを義務付けることにより、都道府県と農業協同組合が協力し、地域にあった優良銘柄を多く開発し、農家に行き渡るよう安価に販売されてきた。その結果、戦中戦後の食料難を脱し、安全でおいしい農作物を広く国民に提供し、かつ農民の生産・販売活動を支えることはもちろんのこと、様々な自然や生活の環境の違いから生まれる地域固有の原種の保存・生産に大きな役割を果たしてきた。 しかしながら、同法廃止に伴い、これまでの種子法に基づいた都道府県の取り組みが後退することが深く懸念されている。あわせて、地域の共有財産である「種子」を民間企業に委ねた場合、改良された新品種に特許がかけられ、農家は特許料を払わなければ種子が使えなくなることも強く懸念されている。 以上の趣旨から、以下のことを要望する。 記 1 法廃止時に、「従来通りに都道府県の種子生産に予算が確保されるよう国に求める」付帯決議が採 択されたとおり、都道府県の取り組みが後退することのないよう予算措置等の確保を行うこと。 2 地域の共有財産である「種子」を民間に委ねることのないよう対策を講じること。 以上、地方自治法第99条の規定により
意見書を提出する。 2017年12月20日 衆 議 院議長 大 島 理 森 様 参 議 院議長 伊 達 忠 一 様 内閣総理大臣 安 倍 晋 三 様 財 務 大 臣 麻 生 太 郎 様 農林水産大臣 齋 藤 健 様 千葉県
流山市議会 御賛同をお願いします。
○秋間高義議長 以上をもって提案理由の説明は終わりました。
△質疑
○秋間高義議長 これより質疑に入ります。 質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。
△委員会付託省略
○秋間高義議長 お諮りします。 ただいま議題となっております発議第31号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 異議なしと認めます。よって、発議第31号は委員会の付託を省略することに決定しました。
△討論
○秋間高義議長 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、これを許します。13番加藤啓子
議員。 〔13番加藤啓子
議員登壇〕
◆13番(加藤啓子
議員) 発議第31号「
種子法廃止に伴う万全の対策を求める
意見書について」、次の理由により、自由民主党を代表して反対の立場から討論いたします。 国においては、国会における付帯決議を踏まえ、都道府県が行う稲、麦類及び大豆の種子の生産、普及の事務に要する経費について、引き続き適切な地方交付税措置がなされるよう関係省庁と協議を進めることとなっています。 そもそも種子法のもとでも民間による種子の開発、生産は可能であり、今回の
種子法廃止は都道府県のみならず、民間のノウハウを活用し、より広域的、戦略的な種子の生産、普及を進めることで、より実需者のニーズに応えることを意図しております。 他方、公共的色彩が強い主要作物種子の重要性は、
種子法廃止後も一貫して変わっておらず、国の独立行政法人や都道府県と民間が連携した研究開発を行う場合は、目的外の利用を防止する条項を盛り込んだ契約を結ぶ等の知的財産マネジメントの推進、海外での品種登録出願の推進など、独立行政法人や都道府県が有する品種等に関する知的財産を守るための対策をしっかり講じていくこととなっております。 また、使用県は、今後も従来どおり種子の生産を担っていく意向であることから、
意見書案のいう種子の全てを民間に委ねることにはなりません。 以上をもって発議第31号、
種子法廃止に伴う万全の対策を求める
意見書への反対討論といたします。
○秋間高義議長 次に、15番阿部治正
議員。 〔15番阿部治正
議員登壇〕
◆15番(阿部治正
議員) 社会民主党の阿部治正です。発議第31号「
種子法廃止に伴う万全の対策を求める
意見書について」、賛成の立場で討論をします。 社会民主党は、一部の外国種子メーカーの利益のために食料需給が左右されてはならないとの立場で、
種子法廃止法案に反対してきました。法律が成立した今、その悪影響を最小限にとどめるための方策が切実に求められていると考えます。 種子法の廃止によって、公的機関による育種が後退し、これまで積み上げてきた基礎研究や原種の生産体制が縮小する懸念があります。基礎研究や原種の保存、育種などには多くの人材や時間や資金が必要です。民間によって容易に代替可能とは言えません。都道府県が責任を負う法律がなくなったことによって、品種開発が先細りしかねない懸念が現実のものになろうとしています。 各都道府県は、育種費用を一般財源の中から確保してきました。地域の農業試験場が育種費用確保を各県の財政当局に要請する際、育種法を根拠としてきました。根拠法がなくなったことで、人員配置や事業維持が都道府県の予算に反映されにくくなってしまいます。また、都道府県が個別に種子生産のルールを決めてしまえば、安定供給に支障が出かねません。種子価格が乱高下すれば、農家の経営や産地振興にも悪影響を及ぼします。各都道府県が気象や土壌条件などの特性に合うように、自ら開発した品種を奨励品種としてきたことは地産地消の観点からも重要なものでした。 種子は、最も基本的かつ重要な農業資源です。中でも稲や麦など主要作物の種子は、国の食料需給の根幹にかかわります。しかし、民間の参入機会が広がることで、巨大アグリビジネス、多国籍企業による種子の独占を招くことが強く懸念されています。事実途上諸国では既にそうなってしまっています。将来的に遺伝子組み換え作物の栽培に道を開く規制緩和をもたらし、食の安全を損なう可能性もあります。そうした悪影響を生じさせないためにも、
意見書を採択すべきと主張して賛成討論といたします。 以上です。
○秋間高義議長 これをもって討論を終結します。
△採決
○秋間高義議長 これより採決します。 採決は、電子採決により行います。 これより発議第31号を採決します。 本案は、原案のとおり決することに賛成の
議員は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 押し忘れないものと認めます。 確定します。 賛成少数であります。よって、発議第31号は10対16をもって否決されました。
△
議員派遣の件
○秋間高義議長 日程第9、「
議員派遣の件」を議題とします。 地方自治法第100条第13項及び会議規則第167条の規定により、平成30年2月1日に開催される平成29年度千葉県市議会議長会第4ブロック
議員合同研修会に
議員28名を派遣することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 異議なしと認めます。よって、平成30年2月1日に開催される平成29年度千葉県市議会議長会第4ブロック
議員合同研修会に
議員28名を派遣することに決定しました。
△
所管事務の
継続調査の件
○秋間高義議長 日程第10、「
所管事務の
継続調査について」を議題とします。 各常任委員会委員長から、委員会の調査事項について、
流山市議会会議規則第111条の規定により閉会中の
継続調査の申し出がありました。 その内容としては、
流山市議会委員会条例第2条で規定されているそれぞれの常任委員会が所管する事項となっております。 お諮りします。各委員長からの申し出のとおり、閉会中の
継続調査とすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○秋間高義議長 異議なしと認めます。よって、各委員長の申し出のとおり閉会中の
継続調査を実施することに決定しました。
△市長の発言
○秋間高義議長 以上をもって今期
定例会に付議された案件は全て議了しました。 閉会に当たり、市長から特に発言を求められておりますので、これを許します。井崎市長。 〔井崎市長登壇〕
◎井崎義治市長 特にお許しをいただきまして、一言御挨拶申し上げます。 去る11月30日に開会いたしました本
定例会も、本日をもちまして21日間にわたる会期を終え、ここに閉会を迎えることになりました。 この間、
議員各位には慎重なる御審議をいただきました結果、いずれも原案のとおりお認めをいただき、ありがとうございました。 本会議並びに各委員会の席上で皆様から頂戴しました御意見、御提言を踏まえ、今後の市政経営に当たるとともに、可能なことから平成30年度予算に反映させてまいります。 ここで、この場をおかりし、2件御報告いたします。 初めに、流山市市民投票条例の施行について申し上げます。 平成29年第3回
定例会において議決いただきました流山市市民投票条例については、今般、同条例施行規則や選挙管理委員会への事務委任規則が整いましたので、それぞれの規則とともに明日21日に施行いたします。 同条例の施行に当たり、広報や市ホームページで周知を図り、市民自治の推進に努めてまいります。 次に、旧ジェトロ江戸川台職員住宅跡地の公的利用の取得について申し上げます。 旧ジェトロ江戸川台職員住宅跡地については、財務省
関東財務局千葉財務事務所から本年10月2日付で公的利用の取得希望の照会がありました。 当該用地については、江戸川台東自治会及び江戸川台東
まちづくり協議会、他3団体から連名により、地元の総意として、去る11月24日付で市による取得について要望書の提出がありました。 市としましては、江戸川台東地域の皆様からの要望を重く受けとめ、同省千葉財務事務所に対し、去る12月15日付で本市が公的利用の取得希望がある旨の回答を行いました。 今後同協議会等と連携し、江戸川台東地区を主とした北部地域の
まちづくりにおける重点敷地として、取得に向けて取り組んでまいります。 以上で報告を終わります。 本年も残すところ10日余りとなり、寒さもますます厳しくなっております。
議員各位には健康に十分留意され、御健勝のうちに平成30年の新春をお迎えいただきますようお祈り申し上げ、閉会に当たっての御挨拶とさせていただきます。 ありがとうございました。(拍手)
○秋間高義議長 これをもって、平成29年
流山市議会第4回
定例会を閉会します。 お疲れさまでした。
△午後4時19分閉会...