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06月15日-05号

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  1. 柏市議会 2021-06-15
    06月15日-05号


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    最終取得日: 2021-09-24
    令和 3年  第2回定例会(6 月定例会)       柏市議会令和3年第2回定例会会議録(第5日)                    〇                                  令和3年6月15日(火)午後1時開議議事日程第5号 日程第1 質疑並びに一般質問                               本日会議に付した事件 議事日程に同じ                               出席議員(35名)     1番 内 田 博 紀 君       2番 矢 澤 英 雄 君     3番 鈴 木 清 丞 君       4番 浜 田 智香子 君     5番 佐 藤   浩 君       6番 大 橋 昌 信 君     7番 北 村 和 之 君       8番 小 川 百合子 君     9番 桜 田 慎太郎 君      10番 福 元   愛 君    11番 村 越   誠 君      12番 阿比留 義 顯 君    13番 武 藤 美津江 君      14番 日 下 みや子 君    15番 林   紗絵子 君      16番 岡 田 智 佳 君    17番 山 下 洋 輔 君      18番 塚 本 竜太郎 君    19番 小 松 幸 子 君      20番 中 島   俊 君    21番 円 谷 憲 人 君      22番 後 藤 浩一郎 君    23番 助 川 忠 弘 君      24番 石 井 昭 一 君    25番 平 野 光 一 君      26番 渡 部 和 子 君    27番 松 本 寛 道 君      28番 上 橋   泉 君    29番 末 永 康 文 君      30番 橋 口 幸 生 君    31番 田 中   晋 君      32番 林   伸 司 君    33番 古 川 隆 史 君      34番 山 田 一 一 君    35番 坂 巻 重 男 君                                                  欠席議員(1名)    36番 日 暮 栄 治 君                                                  説明ため議場へ出席した者   〔市長部局〕   市  長  秋 山 浩 保 君     副 市 長  鬼 沢 徹 雄 君水道事業管理者  成 嶋 正 俊 君     総務部長  髙 橋 直 資 君   企画部長  飯 田 晃 一 君     財政部長  高 橋 秀 明 君  地域づくり  小 貫 省 三 君   市民生活部長  中 山 浩 二 君   推進部長 保健福祉部長  高 橋 裕 之 君  保健福祉部理事  鈴 木   実 君   保健所長  山 崎 彰 美 君    こども部長  髙 木 絹 代 君   環境部長  永 塚 洋 一 君   経済産業部長  國 井   潔 君   都市部長  染 谷 康 則 君    都市部理事  市 原 広 巳 君   〔教育委員会〕   教 育 長  河 嶌   貞 君   生涯学習部長  宮 島 浩 二 君 学校教育部長  須 藤 昌 英 君  学校教育部理事  後 藤 義 明 君   〔監査委員〕 代表監査委員  加 藤 雅 美 君                               職務ため議場へ出席した者   事務局長  松 山 正 史 君  次長兼議事課長  髙 村   光 君  議事課主幹  荒 川   満 君    議事課主任  西牟田 嘉 子 君  議事課主事  髙 際 栄 祐 君    議事課主事  前 原 那 波 君  議事課主事  齊 藤 幹 太 君                    〇                         午後 1時開議 ○副議長(円谷憲人君) これより本日会議を開きます。 ○副議長(円谷憲人君) 日程に入ります。                    〇 ○副議長(円谷憲人君) 日程第1、議案第1号から第12号について質疑並びに一般質問を行います。 発言者、末永康文君。(「頑張れ」と呼ぶ者あり)              〔29番 末永康文君登壇〕 ◆29番(末永康文君) 末永康文です。今回も質問時間が削減されました。議会はチェック機関として十分な議論ができる環境をつくることが必要であります。議会は、市当局追認機関ではありません。議論ができる時間を確保するよう強く求めて、何点か質問いたします。1つ目、ワクチン接種についてでありますが、柏市ワクチン接種がなぜ遅いでしょうか、その理由を明らかにしていただきたい。2つ目に、都市計画法による地区計画とデータセンター建設について、自然環境保全に配慮し、地域振興に寄与する土地活用を目指してとありますが、具体的には何を示しているか、お示しください。3つ目、道駅しょうなんについて、12月1日開業には間に合うということを言われましたが、本当に間に合うか。再度合う、合わないということだけお願いしたいと思います。2問目からしっかりやりますので。 放射能について、会計検査院から指摘されました。保管された放射能を無断撤去した業者、そして地主、そこに建設した住宅、なぜ隠蔽をするでしょうか、その理由を明らかにしていただきたいと思います。 5つ目、学校給食について、これまで柏市手作り給食としておいしい安全な給食を教育委員会は放棄するか、しないか、お答えください。以上、1問目終わります。 ○副議長(円谷憲人君) ただいま質問に対する答弁、市長。              〔市長 秋山浩保君登壇〕 ◎市長(秋山浩保君) まず、新型コロナウイルスワクチン接種状況についてお答えをいたします。市では、重症化リスクより高い方やクラスター防止観点から、65歳以上高齢者を段階的に切り分けて接種券を送付しております。64歳以下方、特に職場や学校に在籍する方を対象としたワクチン接種については、職域接種を紹介していくなど、国示すところにより随時対応してまいります。また、ワクチン接種に関する最新情報については、週ごと接種数継続的な推移を広報かしわやホームページに掲載するなど、周知方法を工夫していきます。加えて、医療機関へ報酬についても国示す報酬単価最新状況を医療機関へ適切にしてまいります。今後ともワクチン接種が円滑に進むよう、柏市医師会と連携して対応してまいりますが、議員御指摘とおり、市民方からワクチン接種が遅いという御指摘を頂戴しております。先ほど答弁申し上げましたが、重症化リスク高い年齢方がより早く打てるような形にするために接種券送付を段階的に行っているため、特に65歳、まだ接種券をお送りしていない方にとっては、他市が送られている中で接種券が届いていないということで遅いという御判断をされたことだと思っております。しかしながら、そういった御指摘をいただいた市民方に段階的に接種券を渡しているという御説明をしたときに、多く方は御納得いただいておりますので、我々広報部分で足りなかったという部分は反省ございます。コロナワクチン接種に関して絶対数がほかより遅いというわけでなく、柏市医師会先生方と御協力しながら接種数はどんどん増加しておりますので、市民皆様には何とぞもうしばらくお待ちいただければと思っております。続いて、都市計画法データセンターです。布施南地区データセンター建築につきましては、事業者より令和2年2月に地区計画都市計画提案がなされ、提案された都市計画案について都市計画法都市計画マスタープラン等整合性、周辺住民と調整状況などを確認し、都市計画法に基づき手続を進めました。地区計画を定めるに当たっては、市街化調整区域における土地利用方針及び地区計画運用基準各種制限と整合性などを確認し、都市計画案縦覧や都市計画審議会を経て、都市計画提案から9か月後令和2年11月20日に都市計画決定しております。そして、そこにおける周辺環境配慮です。都市計画手続について事業者から提案された、提出された都市計画案や資料等提案図書について法や計画、基準に照らし合わせ、位置づけ等を確認するなど、総合的に評価、判断し、都市計画法にのっとり、都市計画手続を行っています。特に事業者周辺環境配慮についてです。既存樹木を生かしながら、2万5,000平方メートル以上緑地を確保し、管理していくこと、建物を敷地中央部に配置することで道路から建物まで最短でも20メートル程度距離が取れること、さらに景観上落ち着きあるデザインにするなど計画を確認しております。あともう一つ、道駅しょうなん再整備工事に関する部分です。道駅しょうなん再整備工事進捗につきましては、建築工事8割、土木工事は7割を超えており、電気設備、機械設備を含む各工事受注者及び工事監理者と共に、契約工期である本年11月30日までに工事が竣工するよう、引き続き進捗管理に努めてまいります。以上です。 ○副議長(円谷憲人君) 教育長。              〔教育長 河嶌 貞君登壇〕 ◎教育長(河嶌貞君) 私からは教育行政学校給食について御答弁申し上げます。先日矢澤議員御質問に御答弁申し上げましたが、平成18年に学校給食運営方式について検討を行いまして、小学校は自校方式、中学校はセンター方式を基本としつつ、旧柏地域中学校については給食施設更新時期に改めて調理方式を検討するとした方向性を整理した経緯がございます。しかしながら、コスト面等課題から、さらなる検討が必要であるとし、将来構想を作成するまでには至りませんでした。そのため、教育委員会では学校給食あり方検討を懸案事項としておりましたが、当時は旧柏地区における小学校給食調理民間委託化が優先課題であったことから、完全委託化見通しが立つまで検討を中断しており、平成30年度に検討を再開いたしました。検討を再開するまでに学校給食を取り巻く環境も変わるとともに、各学校給食施設や給食センターは老朽化が進行いたしました。とりわけ大きく変わったもの中に、平成21年に示された学校給食衛生管理基準対応がその後大きな課題となりました。このため、今般検討においてはこの基準を満たした施設が整備できるか否かといった判断が前回検討にはなかった新たな視点として、また重視すべき視点として加わりました。しかしながら、給食センターをはじめ、柏市給食施設多くはこの基準を満たしておらず、また施設や敷地面制約から、改修工事によっても十分な改善を図ることができない状況にございます。さらに、現在地で改修や整備を実施した場合は、工事期間中には給食が提供できなくなり、保護者に負担がかかるといった課題も出ております。また、センター方式で給食を提供している旧沼南地域小中学校に至っては、施設や施設敷地面積制約から現在衛生管理基準を満たした給食施設を整備できない学校がございます。このように、自校方式、センター方式いずれ方式においても施設面で大きな課題を抱えております。何より学校給食において最も重要なことは、安全、安心な給食を提供するであり、このことを第一に考えた結果、センター方式が望ましいと判断いたしました。なお、これまで40年以上にわたり給食センターを運営してきた実績と経験があること、さらには県内でも半数以上学校でセンター方式が採用され、近隣市においても新たな給食センターが整備されるなど多く事例があることから、これらを参考に学校給食将来構想に掲げた安心、安心でおいしい給食実現に努めてまいります。以上です。 ○副議長(円谷憲人君) 環境部長。              〔環境部長 永塚洋一君登壇〕 ◎環境部長(永塚洋一君) 私からは放射性物質を含む除去土壌紛失に関し、紛失した場所などを公表しない理由についてお答えいたします。桜田議員に御答弁しましたとおり、当該地には除去土壌が存在しないため、健康被害可能性が考えにくく、法的な責任を問えない事案でございますので、土壌埋設場所を明らかにすることで当該地域風評被害が生じる危険性があると考え、公表は控えさせていただいております。市で考えております風評被害とは、1つは現在住宅に住まわれている住民皆さんが除去土壌が存在しない状況においても感じてしまう不安感を想定しております。もう一つは、敷地を売却した民間事業者批判などが懸念されるところです。今回紛失した土壌は、放射性物質汚染対象特別措置法に基づく柏市除染実施計画策定前に実施された除染で生じたものでありますので、同法規制対象外であり、法的な責任を土地を所有していた民間事業者に問えないものでございます。同様に、住宅建設に関わった事業者責任として買主に対する埋設物説明義務につきましては、宅地建物取引業法に重要事項説明内容について列挙されておりますけれども、その条文中には埋設物について記述がございませんので、住宅建設に関わった事業者説明責任があったとまでは言えないものと考えております。そのため、公表することにより各事業者が不利益を生じた場合、市が損害賠償責任を負う可能性もありますことも開示を差し控えている理由でございます。以上でございます ○副議長(円谷憲人君) 第2問、末永康文君。 ◆29番(末永康文君) 教育長、聞いてもいないことをずらずら、ずらずら言わないでくださいよ。私は、放棄したか、するかというだけ聞いたんですよ。放棄していないなら、していないと、手作り給食をやるんなら、やるというだけ言えばいいんですよ。俺が聞いていないことを何でぐだぐだ、ぐだぐだ言わなきゃいけない。 それでは、ワクチン接種について申し上げます。これは保健所長でいいですが、医師会と協議は十分されているんでしょうか。簡単に、されているか、されていないかだけ言ってください。聞いてください。 ◎保健所長(山崎彰美君) 医師会とは十分協議をしております。 ◆29番(末永康文君) そうしますと、医師は何名ぐらい、1日何人を接種しているでしょうか。1件当たり費用は幾らでしょうか。 ◎保健所長(山崎彰美君) 個別接種をやっている医療機関数ということで言いますと80医療機関というが個別接種をやっておりまして、そこで何人先生が、医師が接種しているかまで把握はしておりません。 ◆29番(末永康文君) そこを把握すれば、ワクチン接種券が、接種券がどのぐらい出さなきゃいけないかって分かるでしょう。全く柏は遅れているなんてもんじゃないんですよ。接種券が来ないから、ある北柏病院、そこは1日630件、30人打てるそうです。打ったそうです。光ケ丘中間的な病院、ここは1日約270件から300件打てる。みんな努力して、私が今金額聞いたは、1人当たり5,000円近くお金入るし、それは病院もワクチン接種をしっかりやろうと、医師会皆さん方が本気になって打つ気になっているんですよ。ところが、クーポン券が、接種券がないために打てないというが現状なんですよ。松戸人に聞きましたら、65歳代人は今月6日には終わったというんですよ、第1回目は。だから、接種券をどんどん出して、打つべきだと思うんですけど、どうなんでしょうか。打つ手がないというんだったら、保健所長、あなた医者でしょう、あなたが白衣着て、3人いるんだから、行って打てばいいでしょう、ある意味じゃ。そういう先頭に立ってやるという姿勢が大切なんですよ。だから、ぜひ、市民命と健康を守るというんだったら、そういう姿勢を示していただきたいが、いかがですか。 ◎保健所長(山崎彰美君) 接種件数につきましては、週に1万二、三件程度は接種できているでないかということ報告を得ているところでございます。したがいまして、そういった数字を基に医師会と協議をいたしまして、接種券発行についても進めてまいりたいと思っております。 ◆29番(末永康文君) 聞きたいこといっぱいあるんですね。職域接種について1,000人以上となっていますよね、1,000人以上。私は、市内大学や高校で校医さんが打つ、あるいは飲食関係方、商店街、これをまとめて集団接種ところで打てるようにする。あるいは、市役所、2,700人ぐらいいますからね、職員が、パート人入れたら5,000人ぐらいいますね。建設業界だとか、職種別にそれを集めて接種できるように医者を探しなさい。医者はいいよと言っているんですよ、お医者さんは。だから、そういうことを議論して、どんどん打てることをすればいいでしょう。何をしているんですか、何を。私は、遅れているは申し訳ない、お待ちくださいと市長は言ったけど、そういう問題じゃないですよ。佐賀県や和歌山なんていうは大半が打ち終わっているという、そして福島県相馬市では64歳以下人たちを今月中に打ち終えると言っているんですよ。私は、やる気問題ですから、ぜひ保健所長、先頭に立ってやっていただきたいが、いかがですか。それから、もう一点、ワクチンは賛否意見がありますよね、いろんな意見があるんですけども、接種後死亡者が6月10日現在、全国で196名と言われている。柏市に何人いるか。柏市で何人いるか、死亡したが。ゼロなか、何人いるか、そこら辺は上がっていますよね、接種後ですよ。その因果関係は分かりませんが、接種後に亡くなった方が何人いるか、お示しください。 ◎保健所長(山崎彰美君) まず、接種後に亡くなった方報告は、柏市民では上がってはきておりません。接種につきましては、医師会と協議しながら進めてまいりたいというふうに思っております。
    ◆29番(末永康文君) 基礎疾患ある方、昨日も出ていましたけど、糖尿病、腎臓病、慢性心臓病、肥満方というは大変リスクが大きいわけですね。こういう人たちにも早く接種できるように、昨日あなたはこう言っていましたね、これは本人から申出と言っていましたね。それは、接種券を渡したら、本人は選択するんですよ、受てるなと思ったら。そして相談に来るんですよ。接種券なかったら、そんなことしないでしょう。だから、接種券を早く渡して、そして相談を受けるコーナー設けて相談をする。そうすればどんどんスムーズにいくんですよ。そういう体制をつくっていただきたいと思うんですが、いかがですか。 ◎保健所長(山崎彰美君) 基礎疾患ある方については、本人申出がありましたら、後ほど接種券を配付、優先的に接種券を配付するという体制は取っているところでございます。そういった体制で進めてまいりたいと考えています。 ◆29番(末永康文君) 情報は広報じゃなくて、今日はいいこと書いてありました、いっぱい。広報じゃなくて、保健所から保健情報ということで特別出されたらいかがですか、保健所で。そして、接種している病院には大きなポスター貼って、ここでも接種できます。接種券ある方はどうぞお申出くださいといえば、柏市内医療機関だけでいったら、診療所含めたら二百幾つあるんでしょう。大きな病院は、200床以上ベッドところは18もあるんでしょう。そういうこと考えたら、一気に打てるんじゃないですか。だから、そういうこと何でしないかというんですよ。もうしばらくお待ちくださいじゃないんですよ。ぜひやっていただきたい、そういうことを。市民から苦情だけ対応するんじゃなくて、苦情を言われる前にやればいいでしょうよ。何でしないんですか。だから、ぜひやっていただきたいということお願いしたいと思います。次に、道駅しょうなんについてお伺いします。これまで建築と土木については、補償問題発生して土木が1年間仕事できなかった。そのために建築と協議がされているようでありますが、柏市は承知しているんでしょうか。 ◎経済産業部長(國井潔君) 工程等が一時期若干遅れぎみになって、調整しているということで承知しておるところでございます。以上でございます。 ◆29番(末永康文君) それ間違いないですか。調整しているどころじゃなくて、見積書を出してほしいまで言われていませんか、見積書を。柏市に見積書を。金額も私今日来る前に聞いてきたんですけど、金額も。そうした交渉があって、デッドロックに乗り上げている。建築屋さんところに遅れた原因がある。私は、柏市にも問題があると思うんですよ。柏市が遅れたんだったらペナルティー取って、それを遅れた方に払えばいいんですね。そういうこともしない。何か仕様書を出してくれれば、それに何かするというふうに聞いているんですけど、そのとおりやるんでしょうか。柏市が出すんでしょうか。出すんじゃなくて、ちゃんと遅れたところに、損害出たところから柏市がペナルティーを科して取って、それをちゃんと払うという、そういうことをすべきじゃないでしょうか。どうなんでしょうか。副市長が一番関与しているんでしょう、市長が介入しているどっち。介入しているか、言ってくださいよ。 ◎副市長(鬼沢徹雄君) 見積書を市ほうから提出することは考えておりません。ただ、建築工事遅れに伴って土木工事に影響して、その分についてプラス増額について想定額等については市としてもある程度、どの程度かかるかということ積算はしていきたいとは思っております。以上でございます。 ◆29番(末永康文君) 道駅しょうなんですね、それから株売却ですけど、184株を売るという、これ京葉ガスに売るという、京葉ガスになぜ売るように決めたんでしょうか。それは株式会社しょうなんだから、しかし実際は柏市ですよね。だから、なぜ売るようにしたか、答弁してください。 ◎経済産業部長(國井潔君) 道駅しょうなんは、比較的収益性高い公共施設でございます。現在人口減少だとか、あるいは激変する社会経済情勢があるだとか、今後も持続的に、とにかく柏市農業振興、ここを主な目的としているんですけれども、また手賀沼地域拠点として役割を道駅しょうなんが担い続けていくためには、収益性、それから公益性をもっともっと伸ばしていかなくちゃならないという命題がございます。その中で、指定管理者と業務提携している京葉ガス株式会社がございまして、京葉ガス株式会社は90万人を超える顧客と接点を持っております。また、県内有数規模経営力を持つ会社であり、またグループ企業21社企業力に加えて、実務実績を持つ指定管理者、道駅しょうなんを擁して拡張整備かじ取りしていこうという意思を示しているところでございます。我々でも改めて資本力だとか、信用だとか、技術だとか、それから公益性、地域性、いろいろな観点で検証して、過半議決権を持って投資していただくことで責任を持って不退転覚悟で経営に参画していただくことが最も望ましいと考えて、株式譲渡準備をしているところでございます。以上でございます。 ◆29番(末永康文君) 経済部長、あなた今年3月まで環境部長でしたけど、リフレッシュプラザも京葉ガスですよね。リフレッシュプラザも京葉ガス関連業者がやっている。ここ業者が、京葉ガス関連が市川駅も運営している。平成28年に取っている。京葉ガスにずっと任せるんですか、柏市やっていることを。利益上がったら柏市でやればいいでしょう、それは。それをなぜそういうふうにしなきゃいけないんでしょうか。これまでロータスという会社は、道駅しょうなん造ったときから8人農家人代表でつくられて、今は3人しか残っていないそうですけども、いろんな努力されて農家皆さんに還付してきたりしている。全体で5億2,000万、現在は5億2,000万ぐらい売上げある。そのうち、農家には3億8,000万円行っている。その手数料で、道駅しょうなんロータスがパート人や職員給料を払ったりしている、年間ですよ。それから、テナント料も払っている。しかし、今回ロータスと決裂した主な理由は、あそこテナント料を道駅しょうなんが9.9%、7億円までは9.9%払いなさいと言ったために経営ができないと、そのために今回撤退するんでしょう。8億5,000万だったら5%にすると言っているんですよ。だけど、道駅しょうなんで売場が3倍になったからといって、それは売上げが3倍になるわけじゃないんですよ。農家があそこでたくさん集まりゃいいけど、集まっていないんです、農家が。なぜかといったら、農家やる人がいなくなっちゃっている。だから、そういうことを、農業施策を間違いがあってきてそういうことをしないでおいて、収益性があるからそこを京葉ガスに任せるんだ。最終的には、幾ら条例で20%と決めたって、最後には引上げするんじゃないですか。そうすると、農家は誰も来ませんよね。農家人たちは、もう既にみんなそれぞれスーパーとか、いろんなところに入れているんですよ、いろんなことで。だから、道駅しょうなんに集まってこないが現状なんです。そういう実態がよく分かっていないんじゃないんですか。だから、ぜひ、ここロータスはもうやらないと決めたようですけども、私は京葉ガスに株売却というは反対です。こんなことすべきじゃない。農家ために道駅しょうなんが、株式会社ですね。ここは柏市中心ですけど、天下りした職員行っていますね、今年も経済部長行きましたね。その人たちがきちんと道駅しょうなんとしてやるべきだ。京葉ガスにやる必要はない。そのことを申し上げておきます。京葉ガスと関連先ほど言いましたように、京葉産業株式会社が市川駅をやっているわけです、これは。そこができるからってやっているは、何か私はちょっとおかしいんでないかというふうに疑問を持っているんですよ、そういうことするは。市民財産を適当な企業に売却するというはおかしいでしょう、そんなは、株を。そういうことやめていただきたいと思います。 次に、放射能についてやります。会計検査院が平成23年、24年に環境省から低減対策緊急補助金で545万円払って建設会社に請け負わせて、24施設、敷地除草、それから側溝清掃等除染した作業を実施したものを、これはどこに保管したんですか、民地ですか、それとも公園ですか。会計検査院報告見ると公園と書いてあるんですけども、民地ですか。私ところにいろんな人から情報がいっぱい来るんですよ。来て、大体ほぼあそこだという分かり始めた。私は、こういうことを隠蔽する必要ないんですよ。きちんと公開して、対策をちゃんとやれば安心するんですよ。役所が隠蔽するから、何だかみんながどこだ、どこだとなるんですよ。そしたら、行政に対して不信なんです。だから、ちゃんと公開して、対策はこうしました。安心ですということをお墨づけをすることが大切じゃないでしょうか、いかがですか。 ◎環境部長(永塚洋一君) お答えいたします。当該地につきましては、まず民地でございます。場所が明らかにしないはかえって不安をあおるではないかと御指摘ですけれども、先ほど御答弁申し上げましたように、既にその土地が安全であるということ、あと事業者に法的な責任が問えない中でそれを明らかにしてしまうことによって風評被害が生じるからでございます。以上でございます。 ◆29番(末永康文君) 申し訳ないけど、責任というは隠しているあなた方に責任あるんですよ。管理をきちっとしなかったに問題があるんですよ。責任が何もないことないんですよ。危険物質である放射能高いものがあったから、除染したんでしょう。これは五百何万、税金を使って。そしたら、そこに道義的責任もあるんですよ、そんなは。何もないなんてこと、ないわけないでしょう、そんな。あなた方が隠していることに問題があると言っているんだよ、私は。そんなことしないで、市民が安心、安全になるように隠すなと言っているんですよ。何で隠す必要があるかというんですよ。ぜひ隠さないで、近々分かりますから、分かったら大変なことになりますよ、それこそ、そのときに役所が。だから、そういうことないように、きちっと言えばいいんですよ。そして、対策こうしましたと、そしたら市民が安心するんですよ、それは。何ですか、訴訟されるとかなんとか、誰が訴訟するんですか。悪いことしたやつをかばっているあなた方が問題でしょう。建設会社やそれ建てた、撤去した人たちが、あるいは売った地主。犯罪的行為でしょう、こっちが。それを分かってやっているんでしょう。それを隠すことないでしょうと言っているんですよ、それは。ごめんなさい、すみません、こうしました、対策こうしますというが、これが安心、安全ため役所することですよ。全く逆ことやっているんじゃ駄目ですよ。何か関係あるんですか、そういうふうにうがったようにも思われるんですよ。ないんだったら、きちっと公開してくださいよ。 次に、学校給食についてお伺いします。学校給食について、教育長、私は、さっきずらずら、ずらずら言っていましたけど、そういうこと聞いていないんですよ。手作り給食をやっているんだから、とてもおいしいと言っているんですよ、今まではね。それは、民間委託するまでいろんな議論してきましたよね。資料頂きましたけど、その間、この間ずっと議論しているじゃないですか、給食担当者だとか、いろんな人たち集まって。そういうことやらないで、今回役所だけ職員で効率化だけで議論しているでしょう。これは問題じゃないですかというんですよ。昨日教育長は、元教員だった人、教育長はなかなか、生徒には怒ったりするけど、普通怒らないんですよ。だけど、怒って、昨日は質問したでしょう。したら、担当部長何て言っていました、センターにすると給食費が安くなる。ばかなこと言わないでくださいよ。給食費というは、栄養士がカロリー計算をして、1人当たり幾つかということで買うんですよ。スーパー1把100円ホウレンソウを今日は2把100円ですよというところじゃないんですよ。ちゃんとカロリー計算をして注文するから、それに基づいて給食費が出てくるんですよ、それは。大量仕入れしたからって安くなるとか、そういうもんじゃないんですよ、これは、学校給食だけは。だから、1人当たり幾ら、何カロリーが必要かということをやるんです。そういうことも分からんで、さっさと答弁して、それで何かごまかそうとしている。そういうは駄目です。だから、そういうことしないで、学校給食について、これからアレルギー子供や世界いろんな国人たち、宗教上問題とか、食問題というは大変ですよね。だから、これはセンター式じゃなくて、きちんと自校式で、用地が足んなかったら用地買えばいいでしょう。用地買えないんだったら、工夫して建て替えりゃいいでしょう。この報告書に書いてありますね、建て替えたら自校式でできるって書いてありますよ。建て替えればいいじゃないですか。子供ためにお金を使うことじゃないですか。そのためには職員賃金減らしたっていいんじゃないですか、極端なこと言ったら。だから、そういう子供ためにどうしたらいいかということを保護者や関係者、学校現場人、給食を作る人、それら人と協議を重ねた方針書を作るべきでしょう。前まではずっと作って、いいこと言っているんですよ、この中でずっと。ところが、ある日突然市執行部だけで会議やって、進ませている。だから、こういうことないように、教育長、どうなんですか、もう一回これ考え直してください。どうですか。 ◎教育長(河嶌貞君) 今いろいろ御指摘がありましたが、今回議会でも答弁していますとおり、安心、安全な給食提供ということで、どうしても衛生管理基準というものが関わってきますので、今御指摘いただいたことも踏まえまして、新しい将来構想に従って進めていきたいと思います。以上です。 ◆29番(末永康文君) ぜひ見直していただきたいと思います。 次に、都市計画法データセンター開発についてお伺いいたします。これは、相談を受けたは平成30年1月6日に今データセンターところ元持ち主紀長伸銅さんが見えていますけども、これ地権者提案によって開発行為が行われるんですよね。担当方でいいですから。 ◎都市部長(染谷康則君) 今回場合は、地権者、またはそれら開発を行う経験がある方が地権者同意をもって提案をするということになっております。以上です。 ◆29番(末永康文君) おたく資料を見ますと、地権者がというふうに書いてありますね、管理何とか基準を見ますと。1回、2回は紀長伸銅さんが見えているけど、その後違う方がずっと見えていますよね。そして、今事業者が買ったは去年6月、登記をしています。登記所行って調べてきました。登記簿が去年6月になっています。これ私は、こういうことやって、この中でいろいろ言っていますよね、早くしてくれ、議員さんに説明してくれとか、いろんなこと言っていますよね。それに担当は応じていますよね、忖度していますよね。していませんか。 ◎都市部長(染谷康則君) 実際事業をやろうという方は基本早くやってくれということをどの方も言うので、そういう意味では言われているとは思います。ただ、私どもとしては提案を受けるときにいつまでというような、事業を進める上でいつまでに手続してほしいということを事業者が言えるということになっているので、その点を含めて調整をしていたということになります。以上です。 ◆29番(末永康文君) この中でこう言っています。周辺生活環境、自然環境と調和を欠くおそれがなく、景観に十分配慮したものでなければならないと書いてありますね。だけど、今回は騒音はするわ、日陰はあるわ、高さは36メートルになるわ、物すごい影響じゃないですか。それで、知らん顔してどんどん工事やっているんですよ。道路は地割れがしている。そういうことを認めていいかというんですよ。だから、説明会で布施新町側方たちが半地下にできないかとか、いろんな提案をしているんですよ。全くそんなこと聞いていない。聞かないで、営利があるといってどんどん進めている。こんなことしていいんですか、都市計画というは。だから、これずっと読んでいきますと、あなた方議事録を見てもおかしいこと言っていますよね。都市計画審議会は令和2年10月に実施したいと考えていると言っているけども、その前にはもっと遅くなるんだけども、早くできないかと要請して、じゃ早くしましょうと半年早く前倒ししていますよね。これ何でですか。 ◎都市部長(染谷康則君) 基本的に都市計画審議会というは案件があったときに開催するということになっておりまして、それを事業者さんから要望があったから急遽早めたということよりも、手続が都市計画法中で何日縦覧するとかいうものがきちんと決まっておりますんで、それを手続をしていくといつになるということで、結果的に前倒しになったというふうになります。以上でございます。 ◆29番(末永康文君) ずっと役所側も日影については気をつけなさいよ、騒音も出しちゃいけませんよ、緑も守りなさいよと言っている。だけど、このことについては、地域貢献もしたい。何か倉庫を置かせてやるよと、防災公園を。そんなもんだけで、あとは地域貢献ほとんどない。そして、地域住民、近隣住民には多大な迷惑だけ。こういうことをやっちゃ駄目でしょう。市街化調整区域というは市街化しないということなんですよ、市街化に。市街化しないために調整しているんですよ、調整区域で、それをしちゃいけない。ただし、それは大きな広大な土地については周辺住民同意があって、そして迷惑はかけないということをした上で都市計画つくっていくんですよ。しかし、これは一事業者言うことをずっと忖度してやって、ずっときているだけじゃないですか、これは。そういうことやっていいんですか、役所が。やるとして、百歩譲ってやる場合は、少なくとも私は地域住民話聞く、関連町会長会議をやったり、町会長と話をしたり、どうなるということをちゃんと説明しなきゃいけないでしょう。全くしていない。全く言うこと聞かない、事業者も。そして、今回指摘をすると、事業者は収益性が云々と言う。金ことだけですよ。そんなことになぜ手を貸しているんですか。それが問題だというんですよ。だから、私は、都市部長さん、調整区域におけるあれは、ここに書いてあるように、生活環境、自然環境と調和欠くおそれはなくと言っているように、そうしなきゃいけませんよね。そういうことをきちっとした上で開発するということをすべきじゃないでしょうか。どうなんでしょうか、お答えください。 ◎都市部長(染谷康則君) 先ほど市長ほうからも御答弁させていただきましたが、今回道路境界から敷地、20メートル以上離れるということで、その区間、その間にある緑地は残すということ、あとは先ほど言った2万5,000平米という広大な緑地を一体的に事業者が管理を緑地としてしていくというようなことから、周辺に対する緑を残すという点においてとてもよい環境ができるというふうに判断しましたので、一体的に利用するということでオーケーをしています。以上です。 ◆29番(末永康文君) 都市計画法もありますけど、開発行為する場合は相談段階から情報公開をすべきだと思いますよ。そして、その理由として、土地については公共福祉を優先させることがまず基本理念で上げなきゃいけません。そういうこと全くしていない。だから、こういうことが起きるんですよ。だから、ぜひ基本に基づいて、その上で市民、事業者及び市が協働して取り組むことが大事だと思います。ぜひそういうふうに改めていただきたいと思います。以上で終わります。 ○副議長(円谷憲人君) 以上で末永康文君質疑並びに一般質問を終わります。 ○副議長(円谷憲人君) 暫時休憩いたします。               午後 1時40分休憩                    〇                         午後 1時46分開議 ○副議長(円谷憲人君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 質疑並びに一般質問を続行いたします。 次発言者、鈴木清丞君。(「頑張れ」と呼ぶ者あり)              〔3番 鈴木清丞君登壇〕 ◆3番(鈴木清丞君) こんにちは。みらい民主かしわ会派、社民党千葉県連合、今度副代表になりました鈴木清丞です。よろしくお願いいたします。今議会も一般質問が短縮されましたことに関して一言、全員で合意上進めていくという基本であれば、一般質問時間は60分が原則ではないかと考えます。それでは、時間都合上、通告書一部を割愛して質問に入らせていただきます。カメラを切り替えてください。今プロジェクターに表示しておりますが、パワーポイントデータを執行部担当部署に行政課を通じて配付させていただきました。また、議員皆様には本日午前中、お昼過ぎですか、ラインワークスで会派長に御確認を取らせていただき、配付させていただいております。お手持ち議員貸出しタブレットで表示させていただきますと見やすいかと思います。御利用いただければと思います。では、まず第1に新型コロナウイルス感染症対策について。多く議員が触れておりましたが、私もちょっと質問させていただきます。画面を見ていただきますと分かりますように、65歳以上高齢者ワクチン接種状況ですが、右側ほうを見てください。柏市高齢者接種人数、対象者は11万8,000人かと思われます。正式な数は残念ながら見つけられませんでした。1回目接種が6月10日現在、ホームページに出ている数字では3万3,039人、2回目接種が3,997人、それから推測しますと、左側表ですが、柏市、6月10日現在で約28%、2回目接種が3.4%ぐらいになるかと思います。千葉県平均が6月12日現在で32.9%、2回目は4.4%、国全体が32.4%と5.5%という数字が出ております。2日間タイムラグがありますから、何とも言えませんが、全体平均よりは遅れているような感じに見受けられます。7月末までに高齢者接種は完了するというが政府基本方針であると思いますが、それに対して6月2日、政府が発表した数字は、7月末までにできるかということに対して、1,718自治体、98.7%ができると回答しております。23自治体ができないと回答しているというが政府発表した数字です。柏市は、このときにできると回答したか、できないと回答したか、この点をお示しください。新型コロナウイルス感染症医療機関に対する状況を柏市はしっかり把握しているかどうか。先ほど末永議員からも同様な質問が出たかと思います。私そば診療所、T診療所は予約はできたという御連絡を市民からいただいております。1回目が8月17日です。2回目が9月3日です。これが7月末完了という数字なんでしょうか。このT診療所、複数人から1回目が8月十何日という報告を聞いております。それから、O診療所は電話がつながらない、こういう市民から問合せが来ております。私もO診療所へ行ってみたんですが、紙が貼ってありまして、置いてありまして、コロナ受付は電話しか受け付けません。密になりますので、来院は御遠慮くださいということが書いてありまして、電話しか受け付けない。にもかかわらず電話はつながらない。どういう実態なか。それから、比較的大きな病院ですが、N病院、電話したそうですが、先週、7月28日までいっぱいで、7月29日に1回目予約ができた。これでは7月末に2回目まで終わるんですか。どういった実態なんでしょうか。柏市保健所は、この医療機関ごと、80医療機関にお願いをしているわけですが、私はこの方式とってもいい方式だと思いました。年齢を分けて接種券を配る。そうすれば混乱もなくいくだろう。すばらしい方式だと私は最初は賛同したんですよ。したがって、市民からもいろいろ問合せが来たときに、まあまあ、待ってくださいよと、今一生懸命市もやっておりますからというふうに私も一生懸命弁解をしました。けれども、実態を見たら全然駄目だということで感じております。本当に医療機関ごと受付可能数、予約数、接種数を柏市保健所はしっかり把握して、コントロールできているんでしょうか。そして、7月末に終わる、あるいは、いつ終わるかをしっかり見定められているかどうか、この点を御回答お願いしたいと思います。それから、ワクチン問題ですが、この図は5月1日高齢者接種特別号という広報に出ていた内容です。まず、東部エリア、私住んでおります沼南エリアは東部エリアということで、この右側部分なんですが、まずそのエリアには2つエリアがあります。大津ケ丘周辺エリアと高柳周辺エリア。この大津ケ丘周辺エリアには病院が2つしかありません。登録されているやつがですね。今ワクチンができると言われているが。高柳エリアは4つ、高柳エリア4つですが、ホームページには5つとなっておりました。1個増えたみたいですね。なんですが、まず第1に、この右側赤印、沼南庁舎右側にある赤印が、このクリニックが高柳周辺エリアとなっているんですよ。どう見ても大津ケ丘周辺エリアに近いんです。実は、ここは私家から歩いて10分ところです。どう考えても大津ケ丘周辺エリアなのに、一覧で探していこうとすると高柳周辺エリアになる。ということは、私地元人が探そうと思ってもここ見つかんないんですね。高柳周辺エリアで何とかクリニックというところで名前を見て、ようやく分かる。でも、それも最近できたクリニックなんで、あまり知られていないから、知らない人は知らない。ここは、比較的すいているという情報はあります。何かちぐはぐなんですね。それから、大津ケ丘周辺、青い丸印をつけましたが、青い丸印は診療所です。まだ5つ診療所が沼南エリアにはあるんですね。そこを何で開拓しないか。保健所はもうちょっと増やすという努力をどこまでしているか、ぜひその辺をお聞きしたいと思います。それから、紫色で囲った枠がカシワニクルが運行している範囲であります。この範囲内が300円なり500円で病院に通えるような領域です。残念ながら、高柳駅は行けないんですね。そういう意味では、この枠内にあるようなところをぜひ開拓をしていただきたい。そうすれば、少しでもワクチン接種が進むというふうに思います。ぜひ開拓をお願いしたいと思います。 では、2点目、大津ケ丘市民プール問題に入ります。何度もこれを取上げさせていただいております。ちょっとおさらいします。2017年7月から9月、通常プール運営がされて、4,413人利用がありました。その12月に水漏れが発覚、プールいっぱい水が数センチになった。空っぽになったと言われるんですね。その翌年1月に営繕管理室が2日間調査して、プール排水口入り口に1センチメートル穴が発見されました。しかし、この発見した穴に関しては報告が一切されず、前々回議会ときに明らかになりました。2018年2月から3月、SS社が漏水調査を実施しました。その漏水調査を実施した中で、漏水調査前に1センチメートル修繕をしたという報告が前回議会で初めて報告をされました。穴が開いていたことも報告せず、そして直したことも報告せず、そして2020年3月に多額費用がかかるからプール廃止する、そういう決定をしております。こんなことで市民に何で明らかにしないまま進めていくか、謎であります。さて、質問に入る前にもう一回、今表示しておりますが大津ケ丘プール、SS社漏水調査報告書です。左側に出ておりますが(1)、排水口入り口に詰め物を入れて、プール全体で水漏れがあるかどうか、プール水槽部漏れがあるかどうか調べました。19日間調査をしております。5ミリ減っている日も、2ミリ減っている日も、3ミリ減っている日も、5ミリ減っている日もあります。その後、これには著しい水位変動は確認できなかったという報告がついております。2番目に、排水口入り口詰め物を外して、プールと、並びに排水口、排水管まで含めた水漏れチェックをする。そのときは4日間だけ調査をしております。4ミリ、3ミリ、1ミリ減りましたということで、日々水位減少が確認できたから、漏水は埋設された排水管だという結論づけております。しかしながら、1日減少が4ミリでは空っぽになりません。4ミリ、単純計算すると100日だったら400ミリ、40センチです。空っぽになったという一番最初事象からすれば、これでは空っぽにならないというが問題であります。それから、天候もよく、水蒸発を考慮しなかったという問題点があると思っております。さて、質問です。1センチメートル報告を市民にしなかった理由をお示しください。2番目、SS社漏水調査報告科学的評価をしてください。質問3、年間4,400人も利用しているプール廃止決定をたった5万円未満誰もが納得できるような調査でないものを理由にして、根拠にして廃止を決定しておりますと。これは、5万円と言ったは、前回議会ほう答弁で5万円未満発注ですという報告がされました。5万円未満調査であるならば、再度調査するにもそんな費用はかからないだろうと思います。ぜひとも再調査をお願いしたいと思います。 さて、画面戻してください。第3点目、小中学校水道料金についてです。前回議会で柏第八小学校で池に水道水を過剰に入れていた件が報告をされました。その件に関してほか小中学校でも同様なことがないか調査をお願いしました。その結果を御報告をお願いいたします。私ほうに、ある小学校で池に水を入れるを止めてしまったと、止めたと、そのために生物が死んでしまった、生き物が死んでしまったというような話も聞いております。そんなことがあったかどうかも含めて報告をお願いいたします。 画面切り替えてください。4番目、学校給食将来構想についてです。今回は、給食残渣、食べ残しに関してまとめてみました。ちょっと小さくて見づらいかもしれませんが、左側が小学校グラフです。小学校残渣量、残渣というは食べ残したということですね。生徒、児童が、職員も含めてかもしれませんが、食べ残した量残渣と言えます。右側表が中学校残渣量であります。分かりやすくするために、青色が自校方式学校です。赤色がセンター方式学校です。左側小学校を見てみますと、一番左側がすごく短いですよね、グラフ、0.5キログラムです。年間一人頭残渣料を出しておりますが、0.5、小学校右側センターほう一番赤いところ、17.5キログラムぐらいあります。17キログラムですか、すごい差です。ちなみに、一番少ないところは自校方式富勢東小ですかね、それから2つ目が名戸ケ谷小学校ですかね、左から2つ目ですね。だったかと思います。大変先生方指導、それから栄養士先生含めまして、子供たちに一生懸命給食を残さないように食べる、おいしい給食を作っていただいた結果ではないかというふうに思っております。すばらしい結果だと思います。中学校ほうは、一番左側は柏の葉中学校だったと思います。中学校ほうは、全てセンター方式学校は、一番、自校式で一番多い学校よりも食べ残しが多い。こういう実態が見てとれました。質問です。自校方式に比べてセンター方式残渣量が多いはどういう結果なか、教育委員会はどう考えているか、御報告をお願いいたします。次に、これは表にまとめてみました。真ん中残渣量、年間1人当たりというところを見てください。小学校で自校方式が平均すると5.1キログラム、センター方式11.8キログラム、差が6.7キログラムあります。年間一人頭ですね。中学校も同様でありまして、小中学校平均しますと自校方式が5キロ、センター方式は12.9キロ、7.9キログラムも差があります。こうした事態から何を読み取れるか。全てをセンター方式にした場合には年間196トン食品ロスが増えます。これ発生と書きましたが、発生じゃなくて増加します。SDGsで食品ロスを減らしていこう、こう言っている中、増やす方向になってしまいます。そして、小学生では5.3%、中学生では7%差があります。子供たちがこの分、センター方式になった場合には栄養が取れなくなってしまいます。育ち盛り子供、体や脳に栄養を十分行かせなくてはならないにもかかわらず、センター方式にすると5%、7%が食べないで残されていて、栄養につながらないという状況があると思います。これをどのようにお考えでしょうか。そして、食品ロス費用は、給食費食品だけロスだけでも年間7,100万円、それからそれを調理していた方々調理コストも含めると6,400万、無駄にすることになってしまいます。私は、そういうことから考えてもセンター方式ではなく自校方式を進めるべきであるというふうに考えております。御意見をお願いいたします。以上をもちまして1問目質問とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○副議長(円谷憲人君) ただいま質問に対する答弁、保健所長。              〔保健所長 山崎彰美君登壇〕 ◎保健所長(山崎彰美君) 高齢者対象新型コロナワクチン接種状況についてお答えいたします。まず、国へ報告ですが、7月末までに高齢者接種が完了するというふうに県を通じて報告しております。各医療機関接種状況については、医療機関が自院で接種した接種数を市では把握しております。高齢者に対する1週間接種数を見ますと、6月2日から8日1週間で延べ1万3,491回接種がなされております。この接種数は市内全体としてものであり、地域においては接種実績差があります。このようなことから、御指摘ありました東部や南部地域において接種医療機関が少ないことについては、今後その補完ができるように検討してまいります。なお、ワクチン問合せ、市コールセンターに入りました問合せに応じる場合は、居住地をお聞きいたしまして、接種、その周辺で接種可能な医療機関をお知らせしているところでございます。また、今後接種医療機関数につきましても拡大を医師会を通じてお願いしておりますし、また1日当たり接種回数拡大についても医師会を通じてお願いしているところでございます。以上でございます。 ○副議長(円谷憲人君) 地域づくり推進部長。              〔地域づくり推進部長 小貫省三君登壇〕 ◎地域づくり推進部長(小貫省三君) 私からは大津ケ丘中央公園市民プールに関する御質問3点についてお答えいたします。まず、1センチメートル報告を市民にしなかった理由についてです。御指摘穴につきましては、これまでもお答えしてきたとおり、漏水一因となったという可能性は否定はできませんが、主たる要因とは認識しておりません。したがいまして、市民皆様へ報告が必要とは捉えていなかったというが現状でございます。次に、SS社による漏水調査報告書科学的評価についてですが、これも今までお答えしてきたとおり、科学的評価をお示しすることはできません。考えておりません。しかしながら、漏水箇所がプール槽か排水管か、このいずれなかを特定する調査としては一定役割を果たしたものと考えております。最後に、漏水調査契約が5万円未満であれば再調査もできるはずとことでございますが、既に漏水場所は特定できたと考えているため、再調査は現状考えておりません。以上でございます。 ○副議長(円谷憲人君) 学校教育部理事。              〔学校教育部理事 後藤義明君登壇〕 ◎学校教育部理事(後藤義明君) 私からは小中学校水道使用と給食残渣に関する御質問にお答え申し上げます。初めに、小中学校水道使用についてお答え申し上げます。まず、池やビオトープへ過剰な注水があった学校状況についてです。現在市立小中学校63校うち46校に池やビオトープ等設置があります。注水、その池水源については循環器設置ある学校が17校、雨水タンク設置ある学校が4校、井戸水を使用している学校が7校ございます。その他は、上水道のみを使用している状況でございます。このうち、前回定例会でも御答弁させていただいた池やビオトープへ常時水道水を注水している学校は、柏第八小学校など4校ございました。この4校につきましては、現地調査を行い、適時必要に応じた量を注水するよう指導したところです。その結果、そのうち3校については定期的に注水を実施し、池水位を保つことができている状況です。残り1校については、雨水タンクなど併用はあるものの、十分な水を確保できないということで、学校判断で休止いたしました。なお、自然環境を模したビオトープ設置校は12校ございますが、維持管理は児童生徒、PTAボランティア、教職員で行っているが現状です。教職員異動や管理担い手不足により、維持管理することが難しく、縮小を考えている学校もございます。今年全児童生徒にタブレットが配付され、教育環境も大きく変化していることから、今後は池やビオトープなどを活用した教育について検討を進めるとともに、池維持管理を含め、適正な量注水について各学校状況を管理しながら指導するとともに、必要な改良を図ってまいります。 次に、給食残渣に関する御質問についてお答えいたします。給食配膳方法や残渣対象、対策につきましては、自校方式では学校に配置した栄養士が、センター方式では給食センターに配置した栄養士が各学校を巡回しながら、給食時間に献立や食材について説明を行うとともに、食事様子や食べ残し状況を確認しております。また、どちら方式においても担任と栄養士が協力して、配膳方法を工夫したり残渣状況を確認しながら、料理組合せや量、味つけ等を考慮し、献立を作成しております。給食残渣量につきましては、全体として自校方式よりもセンター方式ほうが多い傾向にございます。しかし、両方とも各学校によって残渣量に差が出ていることから、集計方法を含め調査、確認を行っているところでございます。現時点ではセンター方式で給食残渣が多くなる要因を特定できておりませんが、考えられる要因といたしましては、センター方式では主食御飯が炊飯委託ため、仕上がりから給食開始まで時間が長いことから味が落ちてしまうことや、現在給食センターは施設規模関係から小学校と中学校が同じ献立ため、小学校1年生から中学校3年生まで嗜好に合わせるが難しいことなどが挙げられます。給食残渣削減は、社会的課題である食材ロス削減にもつながる大切な取組であると考えます。しかしながら、学校給食栄養量は文部科学省学校給食実施基準によって細かく定められており、栄養はこの基準に沿って献立を作成していることから、安易に量を減らしたり、子供好みに合わせて味を濃くすることができません。このため、給食提供においては、量と栄養素バランスに配慮しながら、可能な限り子供たち嗜好に合わせ調理し、残さずに食べてもらえるよう努めております。現在給食センターは施設や敷地が狭いため、2回転調理により献立や調理作業は制限され、また炊飯も外部に委託しなければなりませんが、これから新しく整備する給食センターは小中学校別献立を一回で調理できる能力とし、また炊飯設備を導入することでおいしい御飯を提供できるようになることから、こうした細やかな配慮により、給食残渣も削減できると考えております。教育委員会としましては、なぜセンター方式ほうが残渣が多くなるか、調理方式によらず、学校間で残渣量に違いがなぜあるか、またこの現象は柏市特異現象なかなど、各学校献立や配膳方法など状況を確認し、さらには近隣市と情報交換を行い、原因特定に努めてまいるとともに、適時子供たち意見を聞きながら、子供たちに喜んで食べてもらえるよう、安全、安心でおいしい給食提供に努めてまいります。私からは以上でございます。 ○副議長(円谷憲人君) 第2問、鈴木清丞君。 ◆3番(鈴木清丞君) では、コロナワクチン件からいきたいと思います。先ほど答弁では、柏市は7月末までに終わるという報告をされたと。実態はそうではないですよね。第1回目が8月になる人もいる。まだ70歳以下、未満方は接種券が届いていないような状況ですよね。その人たちはいつになるか、接種券が来て申し込んだら。N病院でも7月29日までもういっぱい。1回目は、だから8月になっちゃいます。これで国がやれということに対して何にも、何にもというか、できていない状況を原因をどう探って、どう対処しているか、具体的に御説明いただきたい。 ◎保健所長(山崎彰美君) 確かに接種券がまだ発送していないことがございます。これは、段階的に6月までにまず発送するということでございます。それから、予約が先になっている方ということでございますが、集団接種施設をまず新しく設けたり、また新たに接種枠を各医療機関ほうで拡大していただくようなことによって、一度例えば8月に予約していますけれども、枠が拡大して7月頭に打てるということになれば、そちらほうにまた、誠に申し訳ないですけど、再度申し込んでいただくというようなことを考えているところでございます。 ◆3番(鈴木清丞君) 全然現実的じゃないですよね。8月15日申し込んだ人は、また何回か電話をしろと、病院に。そんなことができると思いますか。それから、どんどんまだ接種券配っていくわけですよね。大体からして今医療機関別に見てどこまでいっぱいなかを柏市は把握しているんでしょうか。 ◎保健所長(山崎彰美君) 接種件数につきましては市ほうに報告が上がってまいりますので、その情報はコールセンターなどと共有しまして、そういった情報を適宜問合せがあった場合はお伝えするという体制にしております。 ◆3番(鈴木清丞君) 質問回答になっておりません。そう思いませんか。1回目ワクチン、本当にいつ終わるんですか。そして、医療機関別に何日まで今予約がいっぱいなか把握しているんですか、もう一度聞きます。 ◎保健所長(山崎彰美君) 全て医療機関は把握しておりませんが、病院、また回数多い医療機関につきましては把握をしているところでございます。 ◆3番(鈴木清丞君) 保健所長は理解していない。しかし、一般保健所職員は80医療機関、それぞれ医療機関別にどこまで予約がいっぱいになっているか、これは理解しているんでしょうか。 ◎保健所長(山崎彰美君) 80全て医療機関予約状況は把握はしておりませんが、繰り返しになりますが、病院と、それから接種回数多い医療機関については把握しているところでございます。 ◆3番(鈴木清丞君) 保健所は何をやっているんですか。問合せが来たときだって、どこどこ病院は空いていますとか、どこどこクリニックは空いていますと言えないでしょう、それじゃ。保健所は本当に管理をしているんですか。私は、今回答を聞いただけでは管理していない、そういうふうな判断しかできません。保健所長として役割を全うしていないというふうに思いますが、いかがですか。 ◎保健所長(山崎彰美君) 努力をしてまいりたいというふうに思います。 ◆3番(鈴木清丞君) いつ解決するんでしょうか、努力する、簡単な回答ですよね。65歳までワクチン、1回目ワクチンはいつまでに完了できそうなかどうか、判断をできますか。 ◎保健所長(山崎彰美君) 7月末までには完了するというふうに考えております。 ◆3番(鈴木清丞君) 今私言いましたよね、8月15日が1回目だという人がたくさんいるんですよ。どこが7月末に終わらせますですか。もうこぼれている人がいっぱいいるんですよ。そして、いつまでに終わらせられるかという見当もつかないでしょう、各医療機関でどれぐらい枠があるか。N病院というは比較的でっかい病院ですよ、が7月29日までいっぱいなんですよ。こういう事態で本当に終わるかどうか。終わらせられるんであれば、各医療機関別にどれぐらい余裕があるか把握しなくてはいけない。それもできていない。保健所長として役割を私は果たしていないと思います。市長、どう思いますか。 ◎市長(秋山浩保君) システム上どの診療機関がいつにどれぐらい数を打てるというを把握することはなかなか難しいものがあるので、全数把握というは基本的に難しいと思います。ただ、今鈴木議員がおっしゃられた予約件ですが、いつ予約取れるか詳細は存じ上げないんで、何とも言えないんですが、接種数に関して言うと、当初5月から接種券を配り始めていますが、初期段階は診療所も病院もどの程度さばける、接種数をできるだろうということで慎重な状況がありました。ですので、5月段階は非常に接種数が少ない中で予約を取っていたんですが、だんだんとやっているうちに接種数がどんどん、どんどん上がってまいります。先週も1万数千になって、今週もピークということで、当初予約を取ったときに比べて相当上がっているので、今は接種数がどんどん上がっています。ただ、今議員がおっしゃるとおり、5月に予約を入れた方が7月予約ままどんどん、どん接種数が上がってしまって、それが前倒しというか、接種数が増えることでそこに移行させるという仕組みがいま一つ機能していない部分がありますので、そこは各病院や診療所と話合いをしながら、また我々どれだけ電話できるかというシステムを検討しながら、当初入れて比較的遅め予約になっている方が早めにできるような形で移行できるような仕組み等もこれから検討してまいりたいと思います。 ◆3番(鈴木清丞君) 回答になっていない。回答になっているとは思いませんが、私が言った8月15日だとかいうは先週とか先々週ぐらい話ですから、5月話じゃないですから。7月29日N病院もそうですけど、先週ですよ。そういう状態ですから、すぐにでも80医療機関それぞれ接種予約はどこまでいっぱいなか、少なくともそれは調査してくださいよ。そうしなかったら一般市民に回答できないでしょう、問合せが来たって。ぜひ把握をしてください。保健所長、いかがですか。 ◎保健所長(山崎彰美君) 状況を十分把握するよう努力してまいります。 ◆3番(鈴木清丞君) お願いいたします。 大津ケ丘市民プール件に移ります。1センチメートル穴があって、それを修繕していた。これを2年ぐらいずっと市民にはないしょにしておりました。議会で質問したがゆえに出てきた話です。市長は、この件をいつ知りましたでしょうか。 ◎市長(秋山浩保君) 詳細については、議会答弁やり取りで存じ上げました。 ◆3番(鈴木清丞君) どう思いましたか、市長は。 ◎市長(秋山浩保君) 基本的に議員がおっしゃっていることもよく分かりますし、部長、担当部長が御答弁申し上げていることも理解しておりますので、担当部長が申し上げたとおりだというふうに理解しております。 ◆3番(鈴木清丞君) 漏水報告書、先ほども画面にも出しましてやりました。費用は5万円未満発注だと聞いておりますが、幾ら発注だったんでしょうか。 ◎地域づくり推進部長(小貫省三君) 正確な金額ですが、4万9,680円となります。 ◆3番(鈴木清丞君) 5万円未満、本当に5万円未満なんですね。科学的な評価はできないけれども、漏水箇所特定はできた。でも、その漏水箇所特定ができたといっても、その4ミリ、3ミリ、1ミリ減っているが漏水なかどうか判断はできていないと思うんですよ。理科先生にも聞きましたという報告もしましたよね。理科先生にも聞いたら、先生も水蒸気蒸発を考慮しないと断定、水漏れだと断定はできないと、こう言っております。今回この4ミリ、3ミリが減ったというところで4ミリでちょっと計算してみました。4ミリだと200ミリ、20センチときに4ミリだったんですね。そうすると、水深1メートルときには8ミリぐらい1日で減るみたいです。1日で8ミリ減るというふうに計算しても100日で80センチ、空っぽにはなんないんですよ。さらに、雨が500ミリぐらい降っているんですよ、9、10、11。だったら、空っぽになんないんです。水蒸気蒸発は、いろいろ調べますと通常中であっても1日に1.5ミリぐらいは減ると。炎天下ですから、もっと減りますよ。そういう意味では、水蒸気考慮をしなかったら、あるいはその4ミリ、3ミリ、1ミリは天気もいい日だったわけですから、これはもう水蒸気蒸発だというふうにしか判定できないと思うんです。5万円未満発注であれば、もう一度再調査したって大した問題ではないと思うんですよ。再調査をするというふうに考えは変わらないでしょうか。 ◎地域づくり推進部長(小貫省三君) 変わりはございません。 ◆3番(鈴木清丞君) 一度決めたことは変えない。市役所等悪しき体制なでしょうか。たかだか5万円調査、もっと、漏水箇所から漏れているかどうかを調べるだけであればもっと簡単な調査になると思います。そういう意味では5万円もかかんないと思いますよ。ぜひとも再調査をすべきよう調整を市長、よろしくお願いしたいと思います。終わりですかね。 ○副議長(円谷憲人君) 以上で鈴木清丞君質疑並びに一般質問を終わります。 ○副議長(円谷憲人君) 暫時休憩いたします。               午後 2時26分休憩                    〇                         午後 2時36分開議 ○議長(助川忠弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 質疑並びに一般質問を続行いたします。 次発言者、小松幸子さん。(「頑張れ」と呼ぶ者あり)              〔19番 小松幸子君登壇〕 ◆19番(小松幸子君) 公明党小松幸子でございます。コロナ禍で多く市民が不安な生活を強いられている状況でございます。どうしたら尊い命を守っていくことができるか、そういった視点で質問をさせていただきます。まず初めに、新型コロナウイルスワクチン接種について伺います。5月21日、柏市議会公明党は、新型コロナウイルスワクチンに関する緊急要望書を秋山市長へ提出させていただきました。接種券が届いたが、予約電話がつながらない、診察券を持たない方には接種は行わない、かかりつけ医でなければ予約を受け付けない等市民不安声が寄せられました。市政報告にはかかりつけ医がいない方に対する接種機会を確保するため、7月上旬から集団接種について予定しているとありました。そこで、6点伺います。1、集団接種会場はどれぐらい規模を考えているか、一日接種目標についてお示しください。2、集団接種を予約する際にスムーズに予約できる方法をどのように検討されているか、お聞かせください。3、自力で接種会場に赴くことが困難な方へ移動ためタクシー活用等必要な支援についてはどのようにお考えか、お聞かせください。4、訪問診療などを活用した巡回接種についてお考えをお聞かせください。5、接種体制整備拡充ため医師、看護師等確保についてお考えをお聞かせください。6、副反応が出た際対応についてお聞かせください。次に、ヤングケアラーについて伺います。ヤングケアラーとは、本来なら大人が担うべき家事や家族介護、身の回り世話などを行っている18歳未満子供ことをいいます。厚生労働省と文部科学省が4月にまとめた初実態調査結果によると、世話をする家族がいると答えた割合は中学2年生場合5.7%、17人に1人割合に上ります。また、ケア対象は兄弟が最多で、特に年離れた幼い兄弟世話に追われている子供が多くいることも明らかになっています。政府は、5月17日、初支援策を盛り込んだ報告書を取りまとめています。柏市現況と今後取組について3点伺います。1点目、ヤングケアラー対策として福祉、介護、医療、教育など関係機関や専門職方々へ周知、そして研修等について実施状況と今後取組についてお聞かせください。2点目、児童生徒へ対策として、スクールソーシャルワーカー関わりは大きいと考えます。その点どのような取組をされているか、また課題についてもお示しください。3点目、幼い兄弟をケアする子供がいる家庭へ家事や子育て支援について見解も併せてお聞かせください。次に、自殺予防対策について伺います。令和2年度は全国的に自殺者が増加傾向にあり、柏市においても71人という尊い多く命が失われています。柏市では、今年度より、いち早く自殺サインを捉え、相談機関へつなげる対策としてインターネットゲートキーパー事業を開始しました。実績としては、新規12名からメールによる問合せがあり、20代以下は9名方につながったと伺っています。足立区は、インターネットゲートキーパー事業を平成30年から実施しており、中には区相談窓口や支援事業につながったケースもあり、日頃区と接点が少ない10代から20代アクセス率が高くなってきたとことです。ただ、検索対象となる用語数を330語と多く設定しているせいで、生活が苦しいけれども、自殺までは考えていないという方も対象になってしまったとことでした。その点柏市はどのように取り組まれているか、お聞かせください。また、メールで相談になると聞いていますが、専門相談員はどのような方がなされているですか。そして、相談者へできるだけ早い対応をどのようにされているか、お聞かせください。次に、女性貧困、生理貧困について伺います。公明党柏市議団は、3月26日、経済的な理由で生理用品が買えない、またネグレクトにより親等から買い与えてもらえない現状を踏まえ、女性負担軽減に関する緊急要望書を秋山市長へ提出いたしました。市政報告にもありますが、5月25日から生理用品配布も始まっているとあります。そこで、伺います。1、事業詳細についてお聞かせください。2、生理用品配布状況についてお聞かせください。3、小中学校、市立柏高校、市内大学、専門学校等へ現在状況についてお聞かせください。次に、柏市子ども家庭総合支援センターについて伺います。このたび児童相談所機能を含めた柏市子ども家庭総合支援センター基本計画が示されました。センター概要等は既に質問されていますので、ここでは2点お伺いいたします。1点目、平成31年1月に野田市で起きた児童虐待事件ようにDV陰に児童虐待が隠れているケースが見受けられます。市が児童相談所を設置するに当たっては、児童虐待などを見過ごすことないよう、従事する職員にはDVに関する研修等を十分に受けさせるなど、一定知識やスキルを身につけてもらうとともに、配置後も職員を育てる環境を整えてほしいと思いますが、見解をお聞かせください。2点目、児童相談所機能を含めた子ども家庭総合支援センターでは、一時保護や里親に委託されるとなるような重篤なケースへ対応だけでなく、子供やその家族全体を見て必要な支援を提供していくことなどによって児童虐待発生を未然に防止していく取組が重要と考えます。民間力を借りるなどして家族全体を支援していく体制を整えてもらいたいと思います。見解をお聞かせください。次に、福祉総合相談窓口について伺います。柏市教育福祉会館ホームページに困り事相談をしたいとタイトルで掲載されています。教育福祉会館をリニューアルしたことを好機と捉え、さらなる市民へ周知、啓発を図る必要があると思います。どのような取組をされているか、お聞かせください。 次に、がん対策について伺います。令和2年度はコロナ禍による医療機関へ人間ドックを控えた方が多かったと報道されていました。柏市がん検診受診率状況と今後啓発についてお聞かせください。 外国人児童生徒支援について伺います。内閣府によると、2009年から2012年にかけてリーマンショックや東日本大震災影響で一時減少したが、2013年以降は増加に転じているとあります。柏市外国人児童生徒について日本語指導が必要な人数と母国語についてお聞かせください。また、日本語指導が必要な児童生徒に対してどのような取組をされているか、お聞かせください。 最後に、災害対策について伺います。本年5月20日、警戒レベル表示が変更されました。レベル3で高齢者等避難、レベル4では避難勧告(避難指示(緊急))から避難指示に一本化され、避難時期が明確になりました。しかしながら、具体的にどのような避難行動になるかが不明確だと思います。併せて内閣府から避難行動判定フローが出されております。本フローは、大雨等災害に備え、平時から活用することで個人が避難する時期、避難する場所等が分かるようになっており、避難行動判定フローを活用することにより、避難行動に関して自分で考え、判断することになります。そこで、この避難行動判定フロー周知並びにフローを活用した避難行動イメージが具体化できる訓練、総合訓練、総合防災訓練、町会、自治会等訓練に取り組んでいけばいかがでしょうか。以上、1問目終わります。 ○議長(助川忠弘君) ただいま質問に対する答弁、保健所長。              〔保健所長 山崎彰美君登壇〕 ◎保健所長(山崎彰美君) 新型コロナウイルスワクチン接種についてお答えいたします。集団接種については、柏市中央体育館において7月から9月末まで実施する予定です。接種する人数については、週当たり2,000件から3,000件程度と見込んでおります。予約に際しては、インターネット及びコールセンター2つ方法で予約ができるように準備しております。また、コールセンターについては最大140回線を用意し、つながりにくくならないような対策をしてまいります。次に、自力で移動が困難な方について御自宅から接種場所へタクシー補助など個別支援は考えておりませんが、柏市中央体育館まで土日祝日に柏駅、北柏駅から無料シャトルバスを運行する予定としております。また、会場に臨時タクシー乗り場を設けるなど、公共交通機関活用選択肢を増やしていきたいと思っております。次に、訪問診療等を活用した巡回診療については、日常から訪問診療されている医療機関において個別接種一環として取り組んでいただいております。自力で移動ができない方にはそのような訪問診療中で御自宅で接種いただいているところでございます。集団接種に従事する医療従事者については、柏医師会などと連携して調整しているところです。医療従事者は、診療時間外や休診日に集団接種に参画していただくことになるため、原則として半日単位で従事していただくこととし、過重な負担にならないよう配慮してまいります。副反応報告については、国が医療機関に報告を求めるものとなっております。国に上がりました報告は、県を通じて柏市に情報が届くところでございます。副反応により救急対応を要する事態が発生した場合は、事前に柏市医師会と策定した対応方針により対応してまいります。 次に、がん検診状況でございます。令和2年度は、がん検診受診率が下がっております。胃がん検診は8.0%、大腸がん検診は13.2%、乳がん検診は30.4%、子宮頸がん検診は23.7%、肺がん検診は12.1%でございまして、いずれも令和元年よりも低下しているところでございます。令和3年度につきましては、受診率向上ために取り組んでまいります。例えばがん検診電話による登録を開始して市民利便性を図ってまいります。また、集団検診受診率が縮小したことから、受診勧奨、再勧奨などは昨年度は行いませんでしたが、令和3年度は令和2年度対象者も含めて再開してまいりたいと思っております。以上取組を行いましてがん検診受診率向上を図ってまいります。以上でございます。 ○議長(助川忠弘君) こども部長。              〔こども部長 髙木絹代君登壇〕 ◎こども部長(髙木絹代君) 私からはヤングケアラーと(仮称)柏市子ども家庭総合支援センター御質問2点についてお答えいたします。最初に、ヤングケアラー周知や研修について、ヤングケアラーにつきましては児童福祉法に基づき、要保護児童対策地域協議会において教育、福祉、医療に関わる多様な関係機関や団体が協力し、連携して支援を行うこととしております。まず、必要な支援を行う場合において大切なは、ヤングケアラー状況にある子供を適切に把握することが必要であり、そのためには関係機関や関係者方にヤングケアラーについて正しい知識を周知し、理解を得ることが重要となります。本市では、要保護児童対策地域協議会ネットワークを活用し、関係機関、団体や専門職に対し、ヤングケアラーについて周知を進め、関係機関連携による支援体制強化を図ってまいります。一例としましては、国が定めた11月児童虐待防止推進月間に関係機関向けヤングケアラーについて研修を開催することを検討しております。この研修会によりヤングケアラーについて共通認識を図り、支援力向上につなげたいと考えております。続きまして、幼い兄弟をケアするヤングケアラーへ家庭へ家事や子育て支援について、親に代わって幼い兄弟をケアするヤングケアラー状況を把握した場合は、要対協関係機関と連携し、困難な状況にある子供やその家庭へ支援を行っております。例えば幼い兄弟へ保育園等へ入園支援、一時預かりや短期入所等サービスほか、社会福祉協議会が行っているファミリーサポートへ御案内等、それぞれ家庭状況に応じた支援につなげております。ヤングケアラーは家庭内デリケートな問題であることから、まずは子供気持ちに寄り添い、自分状況について話せる機会を意識的につくっていくことも大切であると認識しております。今後も子供心身健やかな育ちや教育環境が守られていくよう、関係機関と連携しながらヤングケアラー支援に努めてまいります。次に、柏市子ども家庭総合支援センターに関する御質問2点についてお答えいたします。まず、1点目DVに関する職員専門性について、児童虐待とDVにつきましては、平成16年児童福祉法改正において子供がDVを目撃することが心理的虐待と定義づけられ、野田市で虐待事案発生後、改めて児童虐待とDVが関連して発生していることを踏まえ、関係機関連携強化が求められております。子供がいる家庭でDVへ対応は、現在児童虐待と同様にこども福祉課内家庭児童相談において対応し、職員はDV事案についても子供最善利益を優先し、対応しております。子供いる家庭でDVについては、保護者へ対応のみならず、子供へ心理的な影響やその他身体的虐待等がないか確認など、適切な対応が求められ、議員御指摘とおり、従事する職員はDV特性やDVが与える子供へ影響、またそのケアなどに関する知識やスキルについて習得しておく必要があります。そのため、既に家庭児童相談担当専門職は千葉県主催DVに関する研修等に参加しておりますが、子ども家庭総合支援センター開設に当たってはDVを含め様々な相談に高い専門性を持って対応できるよう、計画的な人材育成や確保に努めるとともに、開設後研修や協力体制についても取り組んでまいります。最後に、民間活用を含めた家族支援について、先日公表いたしました基本計画にあるように、子ども家庭総合支援センターは児童相談所介入機能と相談支援機能と双方緊密な情報共有と連携によって支援が届いていない児童や家庭等早期発見、早期支援を一層強化し、虐待予防強化に努めてまいります。相談支援は、適切な家族支援に取り組めるよう、行政のみならず、民間団体等が持ち合わせている専門性等活用も含め、検討を図ってまいります。私からは以上でございます。 ○議長(助川忠弘君) 学校教育部長。              〔学校教育部長 須藤昌英君登壇〕 ◎学校教育部長(須藤昌英君) 私からはヤングケアラーうちSSW、スクールソーシャルワーカー役割と外国人児童生徒について、支援について御答弁いたします。まず、ヤングケアラーについてでございますが、実際に児童生徒や教員からスクールソーシャルワーカーに寄せられる相談中でヤングケアラーが懸念される案件があると報告を受けております。これまでもネグレクトを含む児童虐待と同様、ヤングケアラーを把握した場合、スクールソーシャルワーカーから福祉関係機関に情報提供をしてまいりました。また、学校現場に求められる役割といたしましては、子供変化に気がつきやすい立場であることから、ヤングケアラー状態にある子供を適切に把握し、関係機関に情報を提供していくこと、そのような状況にある子供声に耳を傾けること、実際に子供たちは自分がヤングケアラーであることを認識していない場合や認識していても自分家族ことだから相談しても仕方がないというような認識子もおりますので、そういう声に耳を傾けることでございます。今後教育委員会といたしましては、教職員に対し再度ヤングケアラー概念を正しく周知し、特に教員としましては目子供たちが問題を抱えているなとか、困り事がある子だなという認識で止まっている場合、その背景までがなかなか認識できていない場合もございますので、実態把握に努めるとともに、そういう研修、具体的な例研修をしてまいりたいと思います。そして、学校現場で察した場合、要保護児童対策地域連絡協議会等に情報を提供し、福祉部局とより一層連携をしてまいります。 次に、柏市における外国人児童生徒支援についてお答えいたします。市内小中学校で日本語指導が必要な児童生徒は、現在70名程度で推移しており、国籍及び使用言語は14か国、14言語となっております。日本語指導が必要な児童生徒に対する支援といたしましては、柏市と協定を結ぶ柏市帰国・外国人児童生徒日本語と学習支援会による1対1指導が実施されております。児童生徒実態に応じ、日本語習得ため、最大1日2時間、週1回から2回まで個別授業を行っております。今ところおかげさまで100%支援につながっております。また、令和3年度は柏市内小学校に日本語指導教員が2名配置され、教室内で個別指導を計画的に実施し、授業中のみならず、日常生活場面においても児童が抱える困難についてきめ細かく対応しております。外国人児童生徒増加による日本語教育必要性が今後ますます高まることが予想されますので、外国人児童生徒が安心、安全な学校生活を送ることができますように引き続きよい指導、支援体制確保や充実を図ってまいりたいと思っております。以上でございます。 ○議長(助川忠弘君) 保健福祉部長。              〔保健福祉部長 高橋裕之君登壇〕 ◎保健福祉部長(高橋裕之君) 私からは自殺予防対策、福祉総合相談窓口2点についてお答えいたします。初めに、インターネットゲートキーパー事業につきましては、本事業は柏市内においてグーグルで自殺で関連する語句を検索した際、相談窓口を表示して相談を促し、死にたいという気持ち改善や専門機関へつなぎ等支援を行うもので、本年4月より新たに開始をいたしました。御質問にありました足立区は、平成30年度より本事業を導入しており、本市で事業を開始するに当たって、状況や課題等について情報提供いただいております。その中で、検索対象語句数を適正に設定することが自殺危機により近い方に相談窓口を届けることにつながるという点をヒアリングにより把握しておりましたので、こうした点や新型コロナウイルス感染拡大影響により自殺者が増加している危機的状況も鑑み、自殺に関してハイリスクである方に効果的に相談窓口情報を届けるため、本市では検索対象語句数を約200に設定して運用しております。結果としまして、4月相談者数は12名と想定していたよりも多く方が窓口につながっております。相談に対する回答につきましては、9時から22時まで間、精神保健福祉士資格を持った相談員が対応しており、相談者からメールに対するファーストコンタクトは現在はおおむね12時間以内に実施できているところであります。2回目以降メールにつきましては、相談者個別状況を考慮しながら数日程度で返信を行っており、その後相談へスムーズな移行につなげております。今後も個別相談者に寄り添った対応を進めてまいります。次に、福祉総合相談窓口についてお答えいたします。ラコルタ柏1階に設置をしました福祉総合相談窓口では、さき答弁でも述べさせていただいたとおり、世代や分野を問わず、様々な相談を受け止め、相談内容に応じ、適切な専門相談機関につなげていく役割を担うとともに、個人や世帯が抱える多様化、複合化している課題を整理し、各分野専門相談機関と連携による分野横断的な支援を強化していきたいと考えております。そのため、市民方々により身近な相談窓口になるためには、周知を工夫し、認知していただくことが重要と認識しております。周知、啓発につきましては、広報掲示、市ホームページなどインターネットツールはもちろんでありますが、市内近隣センターに福祉総合相談案内チラシを配架してございます。今後も一人でも多く方に認知していただくために、専門相談機関や民生委員等関係団体において開催される会議等を通じて福祉総合相談窓口周知を積極的に進めるとともに、関係機関や協力していただける病院、商業施設等へチラシ配架など、工夫をしながら周知、啓発に努めてまいります。私からは以上です。 ○議長(助川忠弘君) 地域づくり推進部長。              〔地域づくり推進部長 小貫省三君登壇〕 ◎地域づくり推進部長(小貫省三君) 私からは女性貧困、生理貧困についてお答えいたします。小松議員御指摘とおり、コロナ影響などで生活が苦しくなり、学生をはじめとした女性中で生理用品を購入できない方がいると民間で調査結果も出され、生理貧困問題として各種報道でも大きく取り上げられていることは承知しております。この社会的課題に対しまして各会派から要望も頂戴したことを受け、市では令和3年度予備費を活用し、女性に対する緊急支援策としまして5月25日から生理用品無償配布を開始したところでございます。事業詳細としましては、市や社会福祉協議会などで行っている11相談機関におきまして、約1か月分をワンセットとし、相談案内チラシを同封した上で配布を行っております。相談機関で配布することで経済的理由以外にも悩みを抱える女性皆様に対し、相談を通じ、各種支援制度へスムーズにつなげていければと考えております。また、市立小中高等学校保健室等では、希望する児童生徒に対しまして必要個数を配布するとともに、県立、私立高校及び国立、私立大学にも協力を依頼し、校内女子トイレなどに案内カードを設置しております。学生は、そのカードを相談機関窓口へ提示するだけで一般方々と同様に言葉を交わすことなく用品を受け取れる仕組みとしております。次に、配布開始から現在まで約2週間配布状況でございます。相談機関全体で約60セットを配布しており、配布単位は変わりますけれども、市立小中高等学校でも約40個が既に配布されております。本事業は開始から間もない取組ではございますが、いずれにいたしましても生理用品配布を一つきっかけとして、不安や孤独など様々な課題を抱えた女性皆様に対し、しっかりと寄り添いながら、よりきめ細かく対応してまいりたい、このように考えております。私からは以上です。 ○議長(助川忠弘君) 総務部長。              〔総務部長 髙橋直資君登壇〕 ◎総務部長(髙橋直資君) 災害対策について御質問にお答えします。災害対策基本法一部改正により、従来まで避難警戒レベル4中に2段階あった避難勧告と避難指示が避難指示に一本化されるなど、避難情報規定が改正されました。今回避難情報改正は、令和元年台風を教訓に、従来避難警戒レベル4避難勧告と避難指示位置づけが分かりにくいといったことに対し、変更されたものです。しかし、警戒レベル発令に対し、避難するタイミングは明確になったものの、議員御質問とおり、避難に当たっては具体的な避難行動を市民一人一人が平時から理解しておくことが重要であると認識しております。議員御提案避難行動判定フロー活用につきましては、ハザードマップとともに平時から具体的な避難行動を理解する有効なツールであることから、公共施設で配架や今後改定を予定している洪水ハザードマップへ掲載を検討するとともに、コロナ禍で自主防災組織や町会活動は縮小されている状況ですが、地域で防災訓練を行う際には本フロー活用を案内してまいります。以上でございます。 ○議長(助川忠弘君) 第2問、小松幸子さん。 ◆19番(小松幸子君) では最初に、新型コロナウイルスワクチン接種について伺います。先ほど御答弁では集団接種会場、7月から9月までというお話でございましたが、やはり接種会場スムーズに予約ができるということがとても大切になってくると思います。今いろんな問題があった中ではなかなか予約が取れないというようなことが多くありましたので、こちらほうでしっかり予約が取れるような体制をつくっていくことが大切だと思います。インターネットであるとかコールセンターでというふうにお話ありましたが、高齢者はなかなか分かりにくかったりすると思うんですが、その辺細かにこうやってやるんだよというところまで手を差し伸べていく体制というはどうなっているんでしょうか。 ◎保健所長(山崎彰美君) コールセンターほうでは回線数用意しておりますので、そこでお問合せいただいて、またそこで丁寧に説明をしてまいりたいというふうに思っております。そういったことで、あと国ほうはインターネットとか、そういったことに対する問合せなど、携帯電話会社ほうとも協力しなさいというようなことも指示が出ていますんで、そういったところを模索してまいりたいというふうに思っております。 ◆19番(小松幸子君) こういったコールセンター、140回線を使うというふうに今お話ありましたが、外部で発注してやっていくという感じなんですか。保健所等保健所職員に負担がかかるというは、その辺はどうなんでしょうか。 ◎保健所長(山崎彰美君) 保健所職員が実際には行うわけでなくて、外部民間方に、既に一般的な相談コールセンターは開設しておりますので、そういった経験を踏まえた中でやってまいりたいと思っております。 ◆19番(小松幸子君) 2回目接種は、1回目接種をした後にもう一度再度予約をするというような状況なんでしょうか、どういう形で2回目接種は予約をするんでしょうか。 ◎保健所長(山崎彰美君) 1回目接種が終わった段階で、適切な期間を踏まえまして、また御本人希望もありますんで、そういったことで2回目接種をその時点で予約をするというようなことがスムーズかなというふうに考えております。 ◆19番(小松幸子君) あと、柏駅、北柏駅から無料シャトルバスを出すというお話ありましたが、それは大体何分ごとに出すとか、結構時間差が、待たなくちゃいけないかとか、その辺はどうなんでしょうか。 ◎保健所長(山崎彰美君) これも会社さんと詰めていかなきゃなんないですけど、1時間に1本、1時間単位ではやりたい、行いたいというふうには思っています。 ◆19番(小松幸子君) 今お話伺って、ちょっと1時間に1本は少ないかなと思いますので、せめて30分に1本とか、あまり待たなくていいように。でなければ歩いていったほうが速いなということになるでしょうから、その辺もうちょっと検討していただけたらと思います。あと、巡回接種ことについては、個別訪問とともにという、そういったお答えだったと思うんですが、ちょっと確認なんですが、もう一度、すみません、お願いします。 ◎保健所長(山崎彰美君) 移動困難な方に関しては、日頃から訪問診療やっている医療機関がございまして、その訪問診療やっている医療機関ほうも個別接種に取り組んでいただいておるところでございますので、そういったところを利用していただければなというふうに思っております。 ◆19番(小松幸子君) 分かりました。じゃ次に、ヤングケアラーについて伺います。先ほども教育委員会ほうからお話もありましたが、なかなか本人、子供自体が自分がヤングケアラーだということを分かっていない。自覚ができていないという、そういったお話もありました。やはりスクールソーシャルワーカーが大変大きな役割を、学校中においてはその役割を果たしていくことになるというふうに思いますので、そういった部分をしっかり取り組んでいただけたらと思います。スクールソーシャルワーカーと例えば担任と連携だとか、学校中でチームワークというか、そういった部分はどのようにお考えでしょうか。 ◎学校教育部長(須藤昌英君) お答えいたします。スクールソーシャルワーカーはたくさん具体的な事例を持っておりますので、教員研修においていろんな具体的な事例をするとやはり教員も理解しやすいということで、各学校そういうこと研修が広まりつつあると思っております。以上でございます。 ◆19番(小松幸子君) あと、この支援に対して幼い兄弟等子供を、兄弟で子供を見るというような部分ではファミリーサポート支援をしていくであるとか、そういった御答弁があったと思うんですけども、なかなかファミリーサポート支援といっても、それもお金を支払いながらやっていかなくてはいけない部分があると思うんですが、家族が本当に使いやすいそういった支援というは何か今後考えていらっしゃいますでしょうか。 ◎こども部長(髙木絹代君) お答えいたします。お子さん場合は、ヤングケアラーになっているというは結果でなっているわけで、その背景ですね。どうしてお子さん、兄弟が長時間にわたって幼い子を見なければいけないか、その間保護者方は何をしているかとか、ほか支援者がいないかとか、家庭内すごくデリケートな部分について、まずそこをきちんとお話をお子さんからも聞くし、家族方にも聞いた上で、元ところをきちんとただす中で、そこから新たにいろんなサービス支援に、よりよいサービス、その家庭に合ったよりよいサービス支援につなげていきたいと考えております。以上です。 ◆19番(小松幸子君) よろしくお願いいたします。そしたら、自殺予防対策についてなんですが、足立区とヒアリングもしているということで、柏市はそういった意味ではしっかり連携、いろんな先進的なところと連携は取っているんだなというふうに思いました。相談した方はメールでお答えするということなんですけども、2回目以降対応というか、そういったもこれから来ると思うんですが、その辺は結構来ているものなんでしょうか、それとも一回こっきりで終わってしまうような状況なんでしょうか、その辺少しお聞かせください。 ◎保健福祉部長(高橋裕之君) 現在、先ほど12件方が実際やり取りをやっているというお話をさせていただいて、その前段としては確かに1回だけ方もいらっしゃいます。ただ、できるだけ来たときに、その方がどういった今状況に置かれているかということで、なるべく聞き取りができるようにアンケートというを行っております。それを踏まえて、その次につなげるようなやり取りをしているというところもございますので、なるべくお話、意見を言ってもらえるような取組でやり取りをやっている状況でございます。以上です。 ◆19番(小松幸子君) 分かりました。最初1回目というが一番すごく大切な部分だと思いますので、次に必ずつながるような、そういったしっかりした対応をお願いしたいと思います。あと女性貧困についてですが、生理貧困でございます。今本当にお話伺った中で、しっかり取り組んでいただいているというふうに思いました。この生理貧困だけにとどまらず、そこから見えてくる背景というか、どういうことにその女性は困っているかという部分をしっかり捉えながら、福祉部門と連携もしっかりお願いしたいと思います。以上です。 ○議長(助川忠弘君) 以上で小松幸子さん質疑並びに一般質問を終わります。 ○議長(助川忠弘君) 暫時休憩いたします。               午後 3時16分休憩                    〇                         午後 3時21分開議 ○議長(助川忠弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 質疑並びに一般質問を続行いたします。 次発言者、平野光一君。(「頑張れ」と呼ぶ者あり)              〔25番 平野光一君登壇〕 ◆25番(平野光一君) 日本共産党平野光一です。今年は、11月7日投票で市長選挙が行われます。市長は、12年前に初当選した選挙で、市民参加、そして情報公開、これを基本姿勢として掲げたことを覚えておられるでしょうか。出前市長室を設置して定期的にタウンミーティングを行う。パブリックコメント制度を行政エクスキューズ、これ市長ニュアンスでどういうか分かりませんが、辞書を引くと言い訳とか口実とかいう意味ですけど、行政エクスキューズにするではなく、ニーズをうかがう機会として有効に活用する。これが市長公約市民参加内容です。情報公開については、政策や重要な方針決定過程は極力情報公開することを原則とすると宣言しています。市民参加と情報公開、どのような問題でも地方自治体長がこの立場を誠実に貫くなら、間違った方向に行くことはおおよそないだろうと思います。この大事な公約を秋山市長は1期目途中から投げ捨てたと私は見ています。市長は、選挙公約重みをどう考えているか、お答えください。後で取り上げる3つテーマ、学校給食問題でも西口再開発や市立柏病院建て替え問題でも、市民声を聞かない、情報は極力公開しない。公約とは全く逆市長政治手法が対立と混乱を引き起こしてきたではないでしょうか。質問2点目は、市長にとって市議会とは何かということです。市長が初当選した後、ある集まりで市長にお会いしたときに、市長は私に議会はセレモニーですからねと言いました。覚えておいででしょうか。今もそういうお考えでしょうか。市議会は、市長方針追認機関なでしょうか。御自分意に沿わないことは、たとえ議会総意であっても拒否してよいとお考えでしょうか。市長にとって市議会とは何か、お答えください。3点目は、学校給食をセンター化しようとしている問題です。カメラを切り替えてください。これは、昨日も矢澤議員が一部触れましたけれども、合併から今日まで経過を年表風にまとめてみました。去年暮れにこの構想が、構想案が発表されて、それから3月議会でもこの合併ときどういう方針だったかという質問に対しては、合併時は柏は自校方式、沼南はセンター方式と決まりましたと、ここまでしか言わないんですね。その後これは学校教育部長答弁ですけれど、その後は状況を見て判断するという答弁が続くんです。合併してからすぐに、自校方式、センター方式メリット、デメリットを十分検証し、沼南学校給食在り方を検討していくと、こういう答弁がされます。そして、どこでそれは検討するかというと、学校給食運営等委員会管理部会、ここで検討が開始されます。18年、結果については教育委員会だけでなく、市民、保護者、市関係部課と共に議論し、結論を出す。こういうふうに、これは教育経済委員長報告中で言われていますから、教育委員会答弁としてこういうことが言われたわけです。この年には沼南地域を中心に約5,000人方が議会に請願を出しています。この請願は、残念ですけれど、否決されます。この検討委員会提言が出されて、そしてそれを受けて、その内容はここに書かれています。旧沼南地域小学校については自校方式へ移行が望ましい、中学校については柏地域施設更新時点で再検討する、こういう内容でした。昨日教育長答弁では、この検討が教育委員会内部だけ検討だったと、財政とか企画は参加していなかったというふうなことをおっしゃったんですが、私記憶ではというふうに教育長言われたかもしれませんけれど、会議録見ますと、校長会、教頭会、養護教諭会、給食主任会、栄養士会、調理師、調理員、PTA代表として高柳小、手賀中、光ケ丘中代表、それから事務局が学校保健課で、企画と財政市職員、こういうメンバーで構成しているんですね。その提言を受けて、教育長行政、教育行政方針が2008年3月議会で言われるわけです。昨日矢澤議員取り上げました。提言を受け、方針を固めた。今後は、自校方式へ移行時期などについて検討する。方針は固めたと、残る課題は移行時期だということを報告します。この後秋山市長は、2009年に就任します。2010年に風早南部小が移転開校します。翌年度からですけれど、給食は自校方式なんですね。それで、2011年、市議会が初めて市民から請願を採択します。請願は、この2005年と、違う、2006年と、それから2008年に出されています。2006年は否決、2008年は継続審査、そして2011年はお一人だけ反対されましたけど、残り方全員賛成して採択される。しかも、その請願中身は実現してくださいじゃないんですよ、沼南地域小学校給食自校方式へ切替え計画を早めてください、こういう請願を圧倒的多数で採択したわけです。昨年暮れに出された構想案ですけれど、これこそ教育長が言うように、教育委員会内部、市役所内部だけで検討した構想案なんですよ。そうでしょう。だから、昨日答弁は、これも、この面、ここ部分でも、この部分でも間違っています。そういうふうに指摘しておきます。それで、2011年市議会による請願採択ですけれども、否決、継続審査、そして採択、こういう経過を見ますと、合併から7年かけて市民と、そして行政と議会合意ができたというふうに言えると思います。これを、この件、この7年間を3月議会まではできるだけこの問題に触れないようにスルーしてきたが3月議会まで答弁でした。この柏市全体合意が秋山市政下で棚上げされて、市職員だけ検討で覆された。それが今回構想案です。これを指示したは市長でしょうか。市長はこの問題にどう関わってきたか、お答えください。質問4点目、柏駅西口北地区再開発問題です。コロナ前まで計画では、今年度中に都市計画決定というスケジュールでした。それなのに、市民にはいまだに計画が明らかにされていません。市民から意見を募集しておきながら、半年以上たっても回答もしない。ここでも市長公約だった市民参加、情報公開とは逆対応が貫かれています。昨日柏駅西口、東口まちづくりに関する質問へ答弁でも、市長は権利者、ディベロッパーと相談したい、協議したい、こう言いました。市長目には市民が映っていないんじゃないでしょうか。まず、全て情報を開示し、市民声に耳を傾けるべきではありませんか、お答えください。5点目、最後に市立柏病院建て替え問題です。今2021年です。市立病院中期構想は2013年、基本方針は2014年、あとは場所選定だけ、こういう状況でした。建設地問題が白紙に戻された後平成30年3月にまとめられた市立柏病院在り方では、これまで経緯としてこうまとめています。しかし、柏の葉地区へ移転建て替え方針は市民方々十分な理解を得るには至らず、柏市は平成27年2月、柏の葉地区候補地へ移転建て替え事業を凍結。凍結期間中、柏市は市民方々から建て替え事業へ様々な意見と要望を伺うため、町会、自治会、区等単位で意見交換会を開催しました。意見交換会は、市内291町会等うち57町会等で実施しました。そして、柏市は平成28年3月、市議会で議論や市民方々などなどから様々な意見を重く受け止め、建設地議論を一旦白紙とし、医療環境変化を踏まえ、市立柏病院に求められている役割や在り方について柏市健康福祉審議会市立病院事業検討専門分科会で改めて検討することとしました。こういう経過です。この文章は教訓的だというふうに思います。私が冒頭で、どんな問題でも自治体長が市民参加と情報公開、こういう立場を誠実に貫くなら、間違った方向に行くことはおおよそないというふうに言ったはこういうことです。場所選定をするときに市長が病院利用者声を聞く、地域住民や市民声に耳を傾ける。つまり市長選に初めて立候補したとき初心を貫いていたならば、この7年間混乱は起きなかったんじゃないでしょうか。市長が柏の葉へ移転という間違いを犯さなければ、市立病院建て替えはほぼ終わっていたんじゃないでしょうか。コロナ対応でももっと積極的な役割が果たせていたはずです。自分が失敗したとは考えませんか、お答えください。第1問終わります。 ○議長(助川忠弘君) ただいま質問に対する答弁、市長。              〔市長 秋山浩保君登壇〕 ◎市長(秋山浩保君) まず、私政治手法に関する御質問についてお答えいたします。最初に、選挙公約についてです。私は、市長に就任した当初から、市民が参加し、市民視点で分かりやすい行政を意識して市政運営に取り組んでまいりました。特に社会課題や行政へニーズも多様化している現代社会においては、市民皆様御意見を把握し、市政に反映していくことは今後まちづくりにおいて重要な要素であると認識をしております。今年度より運用を開始している第五次総合計画後期基本計画に当たる柏市経営戦略方針制作過程においても、柏未来を考える市民ワークショップを実施し、参加された様々な立場市民方々から御意見を参考にしながら今後まちづくり方向性を整理いたしました。このほか、令和2年5月にリニューアルした南部近隣センターでは、地域住民や利用者方が中心となり行った市民ワークショップで検討結果を基に施設リノベーションを行い、地域に開かれた利用しやすい公共施設となったと考えております。また、市民視点で分かりやすい行政、市役所見える化取組としては、例えば従来まで行政視点で専門的な要素が大きかった予算、決算関係資料について平成23年度から表やグラフを交えながら、分かりやすさを重視した冊子としてまとめ、ホームページ等を通じて公表してまいりました。さらに、昨年度は市政情報発信や公開ツール核となる市ホームページについて市民に関心がある情報を正確に分かりやすく発信できるようリニューアルを行いました。このような市民参加取組や分かりやすい市政情報発信、公開については、それぞれ分野においても行っており、引き続き市民視点に立った市政運営に努めてまいります。続いて、市議会についてお答えをいたします。市議会は、市民選挙で選ばれた市民代表である議員により構成され、予算や条例など市重要な施策について意思決定機関であるとともに、執行部各事務事業に対するチェック機関でもあります。また、市民代表機関として市様々な政策について提案、要望等をすることにより、市民福祉増進を図ることがその主な役割であると認識をしております。議会がこのような役割を十分に果たすことができるよう、例えば各定例会前に提出予定議案については各会派意向に沿った方法で説明会を実施させていただいており、分かりやすい資料作成と説明を心がけております。また、議案及び請願採択結果だけでなく、一般質問も含めて、その過程で行われた質疑、議論内容、各議員からいただいた御意見、御要望等については十分に参考とさせていただきながら業務執行に当たっております。いずれにしましても、市政運営に当たっては、その過程において市議会をはじめ、市民皆様や様々な関係者と多角的な視点から議論することは大変有意義であり、重要であると考えております。市政運営における市民参加手法は、市民ワークショップ、パブリックコメント、審議会、市民説明会など様々ありますが、このような民主主義プロセスを重視した市政運営を行っていく政治方針は就任当初から現在まで変わっておりません。引き続き、初心を忘れることなく責任を持って市政運営に取り組んでまいりたいと考えております。また、12年前話を平野議員取り上げられましたが、私自身はその言葉を覚えておりません。覚えておりませんが、推定するに、恐らく私は当時民間でずっと仕事をしていて、異なる意見が、議論をして何か新しい進展をする場合には、そういった考え方前提事項を共有しながら、意見が違う場合は前提事項が異なることが多いので、前提事項を共有しながら、その前提事項違いから意見違いにつながっていくので、そこをお互い確認しながら、新しい第3的な解決案を探るというが商売ときに行っていたやり方です。その前提事項に関してとても大事なが民主主義ともう一つ、資本主義に関してだと思っております、政治世界では。資本主義と民主主義両輪で日本は発展してきたと思っております。その資本主義について、共産党さん場合は基本的に問題、共産党綱領にもありますが、基本的に問題があると。個人所有権は尊重するけども、生産手段は共有していくと。それをやっていたソビエト連邦は失敗したけれども、自分たちがやればうまくいくということで、これはこれで尊重すべき政治概念ですが、前提となる資本主義に対する見方が大きく異なるので、前提が違う中で一つ一つ視点を議論するときに、構造的にかみ合うはなかなか難しいので、その前提をいろいろやらなければいけないではないかなといった認識を持っていて、そのような表現をしたかもしれません。言葉としては不適切だったかもしれないので、覚えてはいないんですが、もしそういうことがあったら、訂正をしたいと思っております。続いて、学校給食に関する御質問にお答えをいたします。平成18年に行われた検討につきましては、市町村合併による課題、いわゆる1市2制度解消が大きな目的であったと認識をしております。特に旧柏地域、旧沼南地域といった市域によって給食提供方法が異なることから、新市建設計画に沿って効率的かつ公平な行政サービスを推進するため、学校給食運営方式についても検討が行われております。しかしながら、これまでにも教育委員会より御答弁申し上げておりますように、平成21年に国から学校給食衛生管理基準が示されたことで学校給食を取り巻く環境は大きく変化しました。そして、この基準へ対応は、柏市に限らず全国自治体が抱える大きな課題となっております。国は、施設新増築、改築等に併せ、必要な措置を講じることとしておりますが、市内給食施設現状は、給食センターをはじめ、給食開始が早かった小学校施設は狭く、この基準を満たしておりません。また、施設や学校敷地制約から、大規模改修によっても十分な改善を図ることができない状況にあり、工事期間中は給食が提供できないといった課題も出ています。また、今回検討において旧沼南地域全て学校に基準に基づく給食調理室を整備することは敷地制約的に困難であることから、給食センターを維持するとしております。施策検討に当たっては、まずは各部局が現状課題を整理、分析し、基本コンセプトを立案しますが、柏市経営戦略方針に示したように、変化に対応するためにはその時々社会状況に合わせた課題を的確に把握し、有効な手段を考えることが大切です。このため、現在本市学校給食が抱える課題を踏まえますと、学校給食将来構想において導き出された方向性は妥当であると考えております。学校給食において最も重要なことは、安全、安心な給食を提供することであり、その環境を万全にすることが行政責務だと考えます。今後は、教育委員会と連携して学校給食将来構想に掲げた安全、安心でおいしい給食実現に向けて努めてまいります。続いて、柏駅西口北地区再開発事業市民参加と情報公開についてお答えいたします。本事業は、区域内土地、建物を所有する地権者皆様が自ら施行者となる組合施行による事業を目指していることから、現在事業実現に向けた計画検討は準備組合が主体となって進めているところです。一方、本事業は公共性高い都市計画事業であり、柏市活力を将来にわたって維持、向上させるため重要な事業であると認識をしております。市としましては、できるだけ早い段階で準備組合考える施設計画案を広く市民皆様へお知らせし、御意見を伺うことが必要と考えており、地権者合意形成がなされていない段階ではありましたが、事業へ市民参加一環として昨年12月に法定手続によらない任意市民意見募集を実施いたしました。いただいた多く御意見は、柏まち持続的な発展につながるよう、計画へ反映について準備組合と協議、調整をする、進めているところです。また、準備組合は昨年、駅中心部、西口エリア課題改善に向けたまちづくり方針を掲げ、再開発事業検討状況について近隣住民等を対象に説明会を開始し、可能な限り情報発信を行いました。準備組合からは、現在施設計画案見直しを含めた検討を実施していると報告を受けておりますが、施設計画案が示された時点で改めて議会へ報告と説明に努めてまいります。本事業が柏駅前魅力向上に資するよりよいものとなるよう、引き続き準備組合に対して適切に指導、助言をしてまいります。そして、市立柏病院に関する御質問にお答えします。市立柏病院建て替え事業につきましては、平成24年度に策定した中期構想と翌年度に策定した整備基本方針を踏まえて、平成26年に柏の葉地区へ移転建て替えを表明いたしました。当時市立柏病院移転を判断した理由は、小児二次救急をはじめ、次世代育成に向けた小児医療拠点となること、また医師招聘観点からも、柏の葉地区であれば病院そのものだけではなく、その周辺環境も含め、市にとって魅力ある環境を生み出すことができると考えたためです。中期構想及び整備基本方針を策定した審議会では、審議が偏らないように、医療関係者や学識経験者ほか、ふるさと協議会や民生委員、健康づくり推進員関係者方など多様な立場方に御参加をいただきました。また、市民アンケートも実施し、市立柏病院に期待することほか、柏市全体に対する御意見なども伺いました。結果的には、この移転計画は市民方々十分な御理解をいただくには至らなかったため、建設地議論を一旦白紙とし、同病院に求められる役割や今後在り方を改めて審議会で御議論いただきました。今後も審議会答申を踏まえて、市民皆様によりよい医療環境を提供できるよう最善方法を選択していきたいと考えております。以上です。 ○議長(助川忠弘君) 第2問、平野光一君。 ◆25番(平野光一君) 市長、私ども共産党がここ市議会で社会主義か、資本主義か、こういう意見対立というか、認識対立というか、社会をどういう社会がいいかということを前提として議論したこと記憶にありますか。なぜそういう答弁をするんですか、お答えください。 ◎市長(秋山浩保君) 今お話ししたと思うんですけど、12年前民間で仕事をしていて、その直後お話だったということだったので、どうしても民間とき癖が出てしまったか、多分そういった思考をした上で、その前提事項がかみ合っていない中でやるとなかなか一つ一つ施策に関する議論もかみ合わないんだろうなという流れ中で平野議員がおっしゃったような発言が出たかなという推定をしたということで、現時点はそういったことではございません。
    ◆25番(平野光一君) それは、あなた発言、自分発言がどういうところから出たかなんて説明するのに自分経験語るはいいですよ。私が今言ったは、共産党がこの議会で、あるいはどこ議会でも同じですけれども、共産主義を目指す立場からここで議論したことがありますかと言っているんです。なぜそういう答弁をしたんですかというんだよ。 ◎市長(秋山浩保君) ですから、そういったことを当時お話をされましたよねと言われたので、そのときは多分そういったことを考えたんですとお答えしました。現在に至ってはそうではありませんとお伝えしたつもりです。 ◆25番(平野光一君) 日本共産党綱領を読んでいただいたようですから、もう少し読み込みを深くしていただきたいというふうに思います。学校給食問題をお聞きします。教育長は昨日、教育長にお聞きします。教育長は昨日、矢澤議員質問に、この2006年から7年にかけて検討報告書は教育委員会内部だけでまとめたものだったというふうにおっしゃったんですが、これは間違っていますよね。先ほど提示した資料ように、企画部と財政部からも参加しているんですね。財政部参加した職員は、現在幹部職員ですから名前は言いませんけれども、まだ残っていますよ。昨日答弁訂正してください。 ◎教育長(河嶌貞君) 再度私ほうでも確認して、もし訂正必要があれば訂正いたします。 ◆25番(平野光一君) 一方で、昨年暮れに教育委員会が発表した構想案ですけれど、これこそ教育委員会内部、市役所内部だけでまとめた構想案なんですよ。そして、公表して、パブリックコメントをやって、その後職員以外方たちが集められて議論しているんですね。検討会やっているんです。これも違うでしょう。構想案どこに外部意見が反映されているんですか。これも間違っているから、訂正してください。 ◎教育長(河嶌貞君) 今回学校給食将来構想に関しましては、部内検討委員会あるいは及び庁内検討委員会で課題等を整理して構想案を作成したものでございます。また、構想案に対して広く意見を募集するためにパブリックコメントを実施するとともに、会議等を通じて学校関係者に説明を行い、意見をいただきました。また、今言った学校関係者、PTA代表による検討会を開催して意見をいただいたわけですが、前回検討よりも多く方から意見をいただいたと我々は考えております。以上です。 ◆25番(平野光一君) 意見をいただいたと言うんですけれども、確かに学校給食在り方に係る検討会が1月27日と2月8日に開かれています。会議録もここにありますが、参加者から様々な意見に対して、教育委員会側からは、この検討会場は自校方式かセンター方式かを議論する場ではありません。センター方式をいかにしてスムーズに実現するか、これを考える場だというふうな発言がされているんですね。会議録にそういうふうには書かれていませんよ、会議録にはこう書いています。将来構想案は、学校給食衛生管理基準を遵守することを前提に導き出した結論であると。だから、いろいろ、結論だと言っているんですよ。だから、違うでしょう、意見を入れたんじゃないでしょう。 ◎学校教育部理事(後藤義明君) その検討会中で出た意見としましては、まずは安全、安心な給食を作ること、それを最優先にし、給食安全基準を基づいてやるとなるとセンター化が好ましいという構想案を設けました。その構想案に基づいて検討する中で、柏市はセンター給食を実施、今までもしていることもございますので、センター給食を否定するではなくて、センター給食を進めるに当たってどうすればいいかという観点でも御意見いただきたいという表現でございます。以上でございます。 ◆25番(平野光一君) ですから、そこで校長、教頭、栄養士皆さんも参加していろいろ意見言っているんですよ。どうしても自校給食がいいという意見が出てくるわけです。だから、それを押さえつけたがこの検討会ですよ。それで、別問題から聞きます。学校保健課が作ったこのパンフレット、この中に現在衛生基準に合わせると小学校は約2倍面積が必要だというふうにイラスト入りで書いてあります。これは、それで構想案では、敷地が狭いため、モデルプランに基づく整備は困難としている旧柏小学校、旧沼南5つ小中学校ですが、このモデルプラン面積は文科省が示している基準を水増ししていませんか。 ◎学校教育部理事(後藤義明君) 文科省は、正式にこの面積というものは提示しておりません。今回、昨日矢澤議員御質問にもお答えしましたけども、その面積を算定するに当たりましては、他市事例であったり、給食調理機器メーカーヒアリング、さらには柏市がこれまで実施、最新給食を作りました実例、それを基に面積をはじき出したものでございます。以上でございます。 ◆25番(平野光一君) 構想案19ページにモデルプラン面積というがあるんですね。それと、文部科学省が示している面積基準、この面積基準というは何かというと、生徒数規模別に補助金算定上対象となる面積上限を示したもの、これを比較しますと、この構想案で構想で示している面積は文科省この面積基準1.3倍から1.9倍広いモデルプランになっています。そのモデルプランですけれども、100食から800食面積は厨房機器業者が作成。今言われたように、厨房機器業者が作成しているんです、このモデルプラン。厨房機器業者にこんなことさせたら、広い面積で大きな器具がたくさん入るように、高いものが入るように設計する当たり前じゃないですか。なぜ3割から9割も広い面積が必要なんですか。 ◎学校教育部理事(後藤義明君) お答えします。先ほど文科省基準は、あくまでも補助金算定基準でございまして、この面積までであれば補助金を出します、それ以上については各自治体ほうで負担してくださいという基準でございます。また、先ほど御答弁申し上げましたとおり、給食調理機器メーカーだけヒアリングだけではなくて、他市で事例と実際柏市が最新基準で設けた給食調理室状況、それを判断し、それぐらい規模が必要であるという裏づけを取ったところでございます。以上でございます。 ◆25番(平野光一君) つまりこの構想案にある面積が確保できないと安全、安心給食は提供できないということですね。 ◎学校教育部理事(後藤義明君) お答えします。私どもとしては、その面積が適正に行うためには必要であるという判断をしているところでございます。 ◆25番(平野光一君) そこで、昨日矢澤議員も少し触れましたけれども、日本共産党田村智子参議院議員が文科省に面談して担当者から聞いています。こういうふうに言っています。文科省が示す基準面積とは、生徒数規模別に補助金算定上対象となる面積上限を示したものですということ。それから、この面積基準は学校給食衛生管理基準を十分に満たせる広さであるということ、さらに必要な附帯施設を工夫して整備するならば、その基準以下面積調理場でも整備は可能だということ。そして、さらに文科省側から、共産党調査に対して各自治体では敷地事情もあり、コンパクトだが、優れた機能を持たせる工夫をしている、こういう事例を紹介したと。それで、視察にも行っているんですよ、共産党側で。そしたら、江戸川区では、124平米で577食作っている小学校、144平米で749食作っている学校、151平米で602食作っている学校もある。いずれもこの面積基準を下回っているんですけれども、非常に工夫したレイアウトとかでこれクリア、やっているんですね。だから、文科省もこの基準が全てじゃない。基準以下であっても工夫してやっているところはこんなにありますよというふうに視察を勧めているんですよ。それなのに、柏市は自分たちがつくった3割増し、9割増し基準で各小学校施設面積、あるいは沼南地域でいえば建設可能面積、それを出して、柏小学校ではほとんど駄目だと、基準を満たすことは困難だというふうに言っているんです。沼南でもさっき言った5校ではこれは駄目だと、不可能ですと言っているんですよ。文科省立場と違うじゃないですか、どうですか。 ◎学校教育部理事(後藤義明君) 御答弁申し上げます。先ほども申しましたように、私どもこれまで柏市給食室改修工事を行っております。しかしながら、面積が広げられない学校についてはなかなか工夫をしながら改修ということで、面積がない中でもかなり厳しい改修を行った。その後実績も確認しております。やはりそういう状況を確認しますと、それなり面積が必要であるという判断に至っているところでございます。以上でございます。 ◆25番(平野光一君) じゃ、構想案では自校方式を柏、沼南両方で進めた場合と、それからセンター方式に移行した場合と310億円差が出ると、60年間で。だけど、今議会最初ところでそれ200億円としていますね、どういう理由ですか。 ◎学校教育部理事(後藤義明君) その点につきましては、コスト比較考えでございまして、200億円というは現在状況を維持した場合と全て学校をセンター化した場合比較でございます。それが220億円という表現でございます。以上でございます。 ◆25番(平野光一君) それは、じゃ後で資料を提出してください。それと、この比較をしたとき建設単価、自校方式であれば40年後とか建て替えするとき単価、この平米当たり単価は幾らで設定しますか。 ◎学校教育部理事(後藤義明君) この単価につきましては、現在価格でございまして、大体たしか59万円で、平米59万円で積算していると思います。以上でございます。 ◆25番(平野光一君) 文科省補助基準は、補助単価は、これ2014年単価ですけれど、18万4,700円です。もうちょっと上がっているかもしれませんよ、でも大きくは変わらないと思います。それ以上高い分は市持ち出しですよね。ですから、さっき文科省が示している面積基準、この単価、これを守って、やるといいますか、それでクリアできれば国からそうやって補助金が来るわけですけれど、大きな持ち出しになるんじゃないですか、これは。 ◎学校教育部理事(後藤義明君) お答えします。先ほど補助面積考えでございますけども、かなり今回給食室に限らず学校整備に関して補助面積単価は非常に低くなっております。現在も何か所か学校を造っておりますけど、校舎造っておりますけど、とても現在市場価格とは合っていない中で工事を実施し、かなり持ち出しが出ているは現実でございます。以上でございます。 ◆25番(平野光一君) 埼玉県旧大宮市内中学校25校で更新したときに、平米単価31万円です。今お答えになった五十何万円って言いましたね、その五十何万円資料も提出してください。ですから、面積も3割から9割も広い面積でモデルプランをつくって、この基準に当てはまらなければ駄目だと言ってやっている。さらに、その建設費積算も物すごく高いものですよ。それで比較している。とんでもない構想だと思います。撤回してください。 ○議長(助川忠弘君) 以上で平野光一君質疑並びに一般質問を終わります。 ○議長(助川忠弘君) 暫時休憩いたします。               午後 4時 1分休憩                    〇                         午後 4時 7分開議 ○議長(助川忠弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 質疑並びに一般質問を続行いたします。 次発言者、日下みや子さん。(「頑張れ」と呼ぶ者あり)              〔14番 日下みや子君登壇〕 ◆14番(日下みや子君) 日本共産党日下みや子です。通告一部を割愛して質問します。初めに、新型コロナ対策について。まず五輪、パラリンピックについて伺います。この間IOC幹部一連発言は常軌を逸しており、許し難いものです。五輪は緊急事態宣言下でも開催する。誰もが幾らか犠牲を払わなければならない。菅首相が中止を求めても大会は開催されるなど、このようなひどい発言に一言も抗議をしない菅首相は主権国家首相と言えるでしょうか。感染拡大で多く方が苦しみ、多く方が亡くなっている。医療従事者は、必死で闘っている。休業を余儀なくされた事業者は、深刻な疲弊下に置かれている。そういう下でも五輪は開催すると平気で言うは、五輪が開催できさえすれば日本国民命がどうなろうと知ったことではないと言わんばかり発言です。日本共産党は、1月国会質問で志位和夫委員長が直ちに中止をと提起しております。その主な理由をワクチンが間に合わないこと、諸外国で感染が深刻なため、大会出場を断念する国も生まれており、フェアな大会にならないこと、医療従事者を五輪ために医療現場から引きはがすようなことは現実的でないことと示しました。政府は、オリパラ開催に固執しながら、開催によって日本国内感染拡大リスクがどうなるかを明らかにせず、医療体制に対する負荷がどうなるかも一切明らかにしておりません。分科会に対してリスク評価を求めることすら拒否をする。一番肝腎な問題を明らかにしないまま開催に突っ込むというは、目をつぶったまま断崖から飛び降りるようなもので、無責任極まりないものです。市長は、どんな見解をお持ちでしょうか。2点目は、ワクチン接種についてです。感染封じ込めに安全で迅速なワクチン接種が最も有効になっていますが、予約で苦労している方がたくさんいます。どうすれば予約が取れるか、情報提供とスマホやパソコンを使えない方でも予約ができるよう、相談体制が必要です。対策を取ってください。3点目、ワクチン接種と並行してPCR検査拡充と変異株検査拡大は、感染封じ込めに必須です。PCR検査は、高齢者施設と共に保育従事者や教員など密を避けられない職業に従事する方定期検査を行って、安心して仕事に向かえるようにすべきです。また、変異株検査数と陽性者数を示してください。変異株全数検査も求めます。お答えください。 次に、コロナ禍で暮らし応援策については、他方も取り上げておりますので、御準備いただいたと思いますが、割愛させていただきます。ただ、一言、残っている地方創生交付金7億円、これを活用して第3弾中小企業、小規模事業者、個人事業主へ簡単な手続で申請できる。確定申告も終わっていますので、申告控え1枚提出すれば申請できるような、そういう簡易な支援策を求めます。御答弁は結構です。次に、保険料特例減免についてです。昨年に続いて、今年も新型コロナ影響で収入が減少した国保、介護、後期高齢者医療加入者保険料が減免されます。ここでは国保料に絞って伺います。カメラお願いします。資料です。対象になるは事業収入など減少額が前年3割以上場合で、その基準と具体的な減免額はモデルケースで資料ようになります。非常に金額が大きいですので、ぜひ活用してほしいというふうに思っているんですけども、また主たる生計維持者が死亡や重篤な傷病を負った世帯は全額免除になります。今回問題なは、昨年度は全額国が負担したんですけども、今年度は自治体負担が発生するというが問題なんですね。政府は、減額分について保険料減免総額規模に応じて10割、4割、2割を特別調整交付金で措置すると言っています。ですから、その残り部分を市が負担するということになるわけですけれども、柏市において減免基準に基づく減免全額保障を行うこと、また加入者へ周知徹底を求めます。お答えください。カメラ終わります。 次に、学校給食についてです。柏市がこれまで続けてきた自校方式学校給食をやめてセンター方式に変えると発表したことに市民から怒りと驚き声が巻き起こっています。柏市学校給食在り方大転換を図るような構想を一方的に決めて市民に押しつける、こういうようなやり方は到底認めることはできません。そこで、3点伺います。1点目、これは教育長に伺いますけれども、昨日矢澤議員と先ほど平野議員にも教育長るる答弁いただきましたので、次私申し上げること、絞って御回答いただきたいと思います。今回構想案は、過去に柏市が自ら掲げた方針を大転換するものです。大転換するであれば、その説明をまずすべきじゃありませんか。自治体政策とはこのようにいとも簡単に変えられるものなんでしょうか。これは、自治体へ信頼問題です。教育長、この点について絞って御答弁ください。2点目、柏市は昨年12月1日に突然ホームページで構想案を発表すると同時に、パブリックコメントを行いました。締切りは年明け1月4日でした。年末年始忙しい時期です。市民声を真摯に聴取しようという意思があるんでしょうか。伺いますが、何ためにパブリックコメントは行ったですか。寄せられた279件ほとんどが自校方式給食を守ってほしいという内容でした。この声は、構想にどのように反映されたでしょうか。全く反映されていないと思いますが、いかがですか。3点目、平成17年に食育基本法、平成18年に食育推進基本計画が制定、平成20年には改正給食法が成立し、学校における食育がますます重要視されるようになりました。これら法律が制定された背景には、近年偏った栄養摂取、朝食抜きや孤食など、子供たちを取り巻く環境と食生活が深刻な状況になっているということがありました。食育基本法は、子供たちが豊かな人間性を育み、生きる力を養うためには何よりも食が重要であり、食育を生きる上で基本と位置づけたです。この法精神を柏市教育にきちっと位置づけるならば、学校給食在り方について、その結論ははっきりしています。旧柏市小中学校給食は、全て学校に栄養士もしくは栄養教諭がいて、それぞれ学校で行事食や郷土料理など創意を凝らした豊かな給食が提供されています。食材調達は、可能な限り地元生産野菜を地域商店から仕入れます。時には子供たちが育てた野菜も調理してくれます。卒業期バイキング給食は、6年生楽しみ一つです。おかずもデザートも手作りです。近年増えているアレルギーへ個別対応、誤食事故防止、給食時間見回り、子供たち食育など、各学校に配置されている栄養士、栄養教諭を中心にして自校方式安全で豊かな給食が成り立っています。伺います。このような自校方式給食と比較して、センター方式給食は子供たちにとってどんなメリットがあるんでしょうか。 次に、開発行政について伺います。平成30年2月15日付で柏市が許可を与えた柏市八幡町宅地開発問題です。カメラお願いします。その後建築業者に転売された建て売り住宅擁壁水抜き穴から隣接敷地内に大量水が流れ込み、いまだに止まらない状況です。宅地造成完了から約3年、建築完了から約2年を経ています。この事態は異常ではありませんか。開発を許可した柏市としてどう考えますか。カメラ終わります。2点目、専門家に相談したところ、1、敷地土壌に水道ができているではないか、2、上宅地勾配がフラットで擁壁側に水がたまりやすくなっているではないか、3、家周り雨水、汚水に汚水配管が正しく配管されているかどうかといったことが指摘されました。このような指摘も含めて、柏市開発許可や完了検査は適切に行われたんでしょうか。適切に行われているとすれば、なぜこのようなことが起こるんでしょうか。解明していただきたいと思います。 次に、市が管理している放射性物質による埋設除去土壌について伺います。このたび柏市から会計検査院指摘により、福島原発事故によって発生した放射性物質による埋設除去土壌が民間事業者が所有する敷地から敷地外へ搬出されたと報告がありました。この件について1点目、会計検査院指摘に至った経過について説明してください。また、市内にある721か所埋設土壌についてどのように調査したかも説明してください。2点目、埋設土壌は今後どうなるか、また今後柏市対応について具体的にお示しいただきたいと思います。以上、1問です。 ○議長(助川忠弘君) ただいま質問に対する答弁、市長。              〔市長 秋山浩保君登壇〕 ◎市長(秋山浩保君) 東京オリンピック・パラリンピックについて御質問にお答えをいたします。昨日矢澤議員から御質問に御答弁申し上げたとおり、東京オリンピック・パラリンピック開催可否に関しては主催者であるIOC、IPCと開催都市である東京都、さらには国や大会組織委員会による協議上で決定されるべきものだと認識をしております。市といたしましては、引き続き主催者側動向を注視しながら、大会が開催されることを前提に必要な取組を進めてまいります。 ○議長(助川忠弘君) 保健所長。              〔保健所長 山崎彰美君登壇〕 ◎保健所長(山崎彰美君) 新型コロナウイルスワクチン接種予約における情報提供についてお答えいたします。柏市では、市内各医療機関で個別接種を基本としてワクチン接種を進めています。そのため、予約を取るに際しては接種を希望する医療機関に直接お問合せをいただいております。個別接種を開始した5月中旬から下旬は、接種数が限定的であった状況がありました。そのため、80歳以上及び75歳以上方々に接種券を送付した直後は、かかりつけ医であっても予約が取れない状態となり、コールセンターにも予約に関する問合せが多数寄せられておりました。その後各医療機関における接種数も増え、直近では1週間当たり1万3,000人を超える数接種が可能となってまいりました。コールセンターへ電話は、減少傾向にあります。予約に関する問合せについては、居住地をお聞きし、最寄り医療機関予約枠や空き状況等をお調べし、情報提供しております。続いて、情報端末で予約が困難な方へ支援について、対面で支援はいたしておりませんが、6月1日よりコールセンターを140回線と大幅に増加させ、情報端末で予約が困難な方についても電話で細かなフォローに取り組んでおります。また、デジタル機器に不慣れな方へ予約支援が課題となっており、国においては円滑にワクチン接種予約が進むよう、携帯電話ショップと連携に関する通知が発出されております。柏市においてもその通知趣旨を踏まえて検討してまいります。次に、PCR検査拡充と変異株検査についてでございます。市内で実施しているPCR検査体制として、感染疑いある方については保健所、病院や診療所など多く医療機関や民間検査機関でも検査が可能となっており、充実した検査体制ができているものと考えております。重症化リスク高い高齢者や障害者などが入所している施設従事者については、国要請に基づき、定期的にPCR検査を実施できる体制を整えております。保育士や教職員検査についてですが、今後感染状況やワクチン接種動向等を踏まえて検査必要性が検討されるべきものと考えております。続いて、変異株検査についてですが、変異株探知については、国通知及び千葉県方針に基づき検査を行っております。柏市においては、本年5月から変異株PCR検査体制を整備し、検査を実施してきたところです。変異株検査件数については、国通知では全陽性者数約40%を目途に検査をすることが求められております。柏市では、40%を基準としつつ、対象検体ウイルス量やクラスター発生状況など疫学調査影響を踏まえて検査対象を選定しているところでございます。なお、千葉県や東京都発表によりますと、現在約80%が変異株であると結果が出ております。このような状況下、6月7日通知によって変異株検査対象が変更となりました。このように変異株検査については状況が日々変化しており、検査方法や公表方法も含めて国、県動向に合わせて対応していくべきものと考えております。以上です。 ○議長(助川忠弘君) 市民生活部長。              〔市民生活部長 中山浩二君登壇〕 ◎市民生活部長(中山浩二君) 私からは国民健康保険料減免についてお答えいたします。新型コロナウイルス感染症影響により収入が減少した被保険者等に係る令和3年度国民健康保険料減免につきましては、令和2年度に引き続き国が財政支援基準を示したことから、申請受付準備を進めているところです。議員御指摘とおり、令和3年度減免では各保険者保険料で賄うべき医療給付費等額に対しまして減免額影響が大きいところは支援が厚く、小さいところは薄くなるよう財政支援割合が10分の10、10分の6、10分の43段階に変更されております。これを柏市に当てはめた場合、仮に令和2年度と同程度減免が行われたとすると、国財政支援は10分の4相当額となり、市財政負担が生じることとなります。一方、国民健康保険には様々な雇用形態被保険者がいらっしゃいます。特に自営業者やフリーランス方については収入が大幅に減少していると相談も多く聞かれるなど、新型コロナウイルス感染症は現在も社会経済状況に大きな影響を及ぼしていることから、国民健康保険料減免は引き続き必要であると認識しております。このため、令和3年度国民健康保険料減免は、必要となります財源について減免額や保険料収入等状況を見極めながら対応していくことといたしまして、国基準にのっとって対応してまいります。また、併せて国財政支援についても減免に要した費用全額を対象とするよう、地方から国へ要望がなされているところであり、市といたしましても機会を捉えて要望してまいりたいと考えております。次に、減免制度周知につきましては、令和2年度と同様に市ホームページや広報かしわへ掲載、保険料納入通知書に減免制度記事を掲載、督促状など市から発送する文書へチラシ同封、電話や窓口で相談際に制度を御案内するといった対応を行う予定です。引き続き有効な周知方法を検討しながら、必要とする方目に留まるよう、制度御案内に努めてまいります。私からは以上でございます。 ○議長(助川忠弘君) 教育長。              〔教育長 河嶌 貞君登壇〕 ◎教育長(河嶌貞君) 私からは質問ございました方針転換について御答弁申し上げます。議員から御指摘がありましたとおり、この考えは平成18年に教育委員会で検討した方向性を変更するものとなっております。なお、当時お示しした方向性はコスト面等課題からさらなる検討が必要であるとし、将来構想を策定するまでには至っておりません。当時方針と今回将来構想が違った主な要因ですが、平成21年に国から示された学校給食衛生管理基準対応でございます。この基準は、学校給食安全性を高めて食中毒等事故を防止するために示されたものでございますが、給食センターや小学校給食室は狭く、この基準を満たしておりません。また、施設や学校敷地制約から大規模改修によっても十分な改善を図ることができない状況にございます。さらに、今回検討において学校敷地制約から旧沼南地域全て学校にこの基準に基づく給食施設を整備することは困難であり、今後も給食センターを維持する必要があることが明らかになりました。このほか、これまで実施してきた改修工事実績から、工事期間中に給食提供が停止すること重要性に対する認識が高まりました。このように、自校方式、センター方式いずれ方式におきましても施設安全性面で課題を抱えておりますことから、今回検討では安全、安心を第一に考え、さらに持続可能性観点からコストや維持管理と調理効率性検討を加えまして、総合的に判断をいたしたものでございます。以上です。 ○議長(助川忠弘君) 学校教育部理事。              〔学校教育部理事 後藤義明君登壇〕 ◎学校教育部理事(後藤義明君) 私からは学校給食に関するパブリックコメントと子供たちへメリットについてお答え申し上げます。初めに、パブリックコメントについてお答えいたします。本市では、市基本的な施策等策定に当たっては、その趣旨や内容等を公表して広く市民から意見を募集し、その意見を考慮して意思決定を行うとともに、意見概要やこれに対する市考えを公表しております。このため、学校給食将来構想策定においても、部内及び庁内関係者で検討を重ね、作成した持続可能な学校給食在り方を将来構想案としてまとめ、令和2年12月1日から約1か月間にわたりパブリックコメントを実施し、広く意見を募集しました。この結果、82名方から279件意見が寄せられました。いただいた意見多くは、自校方式継続を求めるもので、その理由は温かい給食、おいしい給食、食物アレルギーへ対応、食育推進については自校方式ほうが優れているという趣旨でありました。特に食物アレルギーを持つ児童生徒へ対応や食育指導については、栄養士が学校にいるため、優位であると御意見でございました。一方で、市が学校給食において重要であると考える安全、安心な給食提供に必要な学校給食衛生管理基準対応など、安全面へ意見はあまり見られなかったことから、この点については一定御理解を得られたと考えております。そこで、パブリックコメントで寄せられた意見反映でございますが、これら意見は学校関係者や保護者代表による検討会において共有するとともに、検討会等意見と併せて可能な限り将来構想へ反映させるよう努めましたが、本市学校給食が抱える課題を踏まえますと、学校給食において最も重要なことは安全、安心な給食を提供することであり、食育推進など取組は食安全性が確保された上で目指すべきものであると考えます。このため、センター方式移行を基本とした考えは変わりませんでしたが、留意事項として食育推進や食物アレルギー対応ために給食センター市費栄養士増員や施設、設備等充実を図るなどにより教職員負担低減策を講じることなどを取り入れました。なお、将来構想は、給食施設基本的な整備方針を定めたものであり、温かくておいしい給食や食育充実など、パブリックコメントでいただいた運用面に関する御意見は今後給食センター具体的な整理や運用を検討する上で参考にしてまいります。次に、センター方式化による児童生徒メリットでございますが、一番大きな効果は基準に基づいた施設や方法によって調理された安全な給食を安心して食べられることであります。また、給食施設大規模改修や建て替えによって給食が食べられない状況がなくなることでもあります。前議会で教育長から御答弁申し上げましたように、昨年新型コロナウイルス感染拡大に伴う全国一斉学校臨時休業において学校給食は子供貧困対策として子供セーフティーネットとして役割を果たしていることを強く認識させられました。特に学校給食は栄養バランス取れた食事であるため、可能な限りその提供を止めないようよう努めていきたいと考えております。また、自校方式は学校敷地内に調理場があるため、食育において優れているとされますが、施設構造上実際に調理様子を見学できる施設はごく一部でございます。今後新たに整備する給食センターでは、調理様子が見学できるだけでなく、調理機器を展示し、触れられるようにするとともに、今年全校児童生徒に配られたタブレットを活用した新たな食育について検討し、今まで以上に食に関して、食に関心を持っていただけるよう取組ができると考えます。なお、平成18年当時食育計画には単独調理方法普及が明記されておりましたが、今年3月に策定された国食育計画においてはこの表記が見当たらず、一方で地産食材活用、郷土料理普及、デジタル活用等が明記されております。また、現在国は、それぞれ長所を最大限に生かし、運営することが望ましいと方針でございます。今後は、まず既存給食センター建て替えを進めてまいりますが、給食センター整備に当たっては可能な限り自校方式よさを取り入れ、子供たちや保護者方から評価されるよう努めてまいりたいと考えます。私からは以上でございます。 ○議長(助川忠弘君) 市原都市部理事。              〔都市部理事 市原広巳君登壇〕 ◎都市部理事(市原広巳君) 私からは開発行政についてお答えいたします。八幡町開発行為は、平成30年2月に許可を行い、同年7月に開発行為完了検査を行い、完了公告をしました。その後約1年間が経過し、住宅建築業者建築工事が完成するまでは擁壁は問題ない状態であったと認識しております。その後擁壁へ水抜き穴から下宅地へ大量水が流れていると情報が市に寄せられました。市が現地を調査した結果、建築工事に併せて設置された雨水浸透ますが擁壁付近に設置されたことが原因であることが判明し、市が住宅建築業者に改善工事を指導し、令和元年10月から11月にかけて改善が行われました。擁壁水抜き穴については、法令定めにより設置が義務づけられており、水圧による擁壁へ過度負担を避けるために設けられるものであり、雨天時には改善工事後であっても幾らか水が排出されるものと考えております。次に、水抜き穴から水が出るは開発行為完了検査が適切に行われていないが原因なではないかと御指摘につきましては、開発行為検査は適切に行っており、原因は住宅建築事業者建築工事施工不良、特にます誤った設置によるものと考えております。市としましても、その施工不良要因による改善工事については住宅建築事業者と擁壁下宅地所有者と間で話合いが継続しているものと認識しております。私からは以上でございます。 ○議長(助川忠弘君) 環境部長。              〔環境部長 永塚洋一君登壇〕 ◎環境部長(永塚洋一君) 私からは放射性物質による土壌汚染除去、管理に関する御質問にお答えいたします。初めに、会計検査対象となりました経緯につきましては、令和元年6月10日に参議院決算委員会から会計検査院に対して国会法規定に基づく要請があり、検査対象となりました。その後会計検査院が検査を実施していく中で、令和2年1月に調査対象施設において除去土壌保管開始当時と現在とで比較し、建物配置や敷地利用形態が異なる可能性がある施設が確認されると指摘を受けたものです。次に、どのように調査したかと御質問ですが、昨年会計検査院から指摘があった後、全て管理者に対し現地を確認するよう通知を行うとともに、環境部としても必要なところに電話連絡や現地確認を行い、全て安全保管を確認したところでございます。次に、今後除去土壌取扱いと柏市対応についてお答えいたします。国では、福島県外除染など措置により生じた除去土壌を対象として、埋立て処分における安全確保等に関する実証実験を茨城県東海村、栃木県那須町において行ったところでありまして、また今年度からは住民さらなる不安払拭に向けて、宮城県丸森町において実証実験を実施予定と聞いております。こうした動きは国においてあるものの、現時点においては土壌取扱い方法について国考えは示されておりません。このため、今後も国動向に注視いたしますとともに、所有者方などへは定期的に土壌保管管理をお願いすることで適正な管理に努めてまいりたいと思います。以上でございます。 ○議長(助川忠弘君) 第2問、日下みや子さん。 ◆14番(日下みや子君) 教育長と理事答弁は、私が聞いていないことについてもるる答えて、大変時間を奪われたと思います。 まず、放射性物質埋設土壌について、これは特措法以前ものであろうと後であろうと、この汚染された土壌を埋設しているわけで、きちっと保管されなければならないわけですよね。ですから、これからきちっと管理しなければならないし、してほしいと思うんですけども、公園などは管理、測定されていると思うんですが、今回問題になった民間施設というはどれぐらいあるんですか。 ◎環境部長(永塚洋一君) お答えいたします。721か所中85か所でございます。 ◆14番(日下みや子君) これ今まで放置されていたわけで、きちっと管理していく必要があると思います。 次に、開発問題についてなんですけれども、先ほど状態御覧になりまして異常だと思いませんか。いかがですか。 ◎都市部理事(市原広巳君) 先ほどお写真につきましては、確かに水が大変流れているところでございます。ただ、私どもで見ている、たしか頂いている写真とかで申しますと、先ほど答弁しましたように、雨水浸透ますが誤ってついていたときだというふうに確認しております。以上でございます。 ◆14番(日下みや子君) あの写真は最近写真ですよ。最近雨が降るとああいう状態に必ずほとんどなるんですよ。それで、今この問題相手とやり合っているんだけれども、事業者はこの問題について柏市指導に従って雨水処理施設を設置した中で、土中に浸透した雨水が高い土地から低い土地に流れることは防ぎようないことであると。柏市指導でやっただから、うちには落ち度はないよと、こういうふうに言っているんですね。ですから、柏市に責任があるんじゃないですか。 ◎都市部理事(市原広巳君) 開発行為については問題なく終わっておると思います。それで、建築につきましては、先ほど答弁、何回もなってしまいますが、雨水浸透ます、その雨水浸透ますを改善したことが大きな原因であったという認識を取っておりますんで、そこはちゃんと改善したと思っております。以上でございます。 ◆14番(日下みや子君) だから、雨水浸透ますを改善したけれども、その後もこうやって水が流れてくる状態を異常だと思いませんか。そして、事業者は、開発、柏市指導によってやったんだから、自分たちに落ち度はないよと言っているわけですよ。ですから、開発許可、完了検査をした柏市としてこの問題明らかにしていってください。 次に、給食問題なんですけども、先ほど平野さんが施設問題については非常に浮き彫りにしたわけですけれども、柏市はこの給食問題ではセンター化にする理由は2つ言っているわけですよ。1つは、その基準、衛生基準にそぐわないということ。もう一つは、工事ときに子供たちへ給食提供。この2つことしか言わないんですね。施設問題について言えば、これはこの間矢澤さんも言いました。二階建てがあるじゃないか、ほか自治体はいろいろ工夫しているじゃないか。平野さんは、厳密にこの計画を見てみればいろいろ問題があるんじゃないほか方法もあるんじゃないですか。これについては検証していく必要があると思うんですね。柏市は、金科玉条ように安全、安心、これが見えないかと言わんばかりにこれしか言わないんですけれども、これについてはきちっともう一回、私たちも追及しますし、検証していただきたいと思います。それで、それよりもこれまで柏市がやってきた学校、自校給食よさというものを何でもっと発展させるという立場に立てないかというふうに思うんですよね。柏市学校給食は、この間非常に栄養士さんをはじめ職員努力で充実してきました。子供たちにとって一番楽しみが学校給食。柏市調理室から漂う香りも子供たちにはごちそうで、これは本当に自校方式ならではだと思うんですけれども、では伺いますけれど、柏市が自校方式で行っている食育、その他給食活動についてどのようにお感じですかね。柏市は、学校で生活科ですとか総合的学習で子供たちが育てた野菜も時には調理室で調理してくれるんですね。これこそ生きた食育だと思うんですが、センター化ではこのようなことができますか。 ◎学校教育部理事(後藤義明君) お答え申し上げます。食育については、先ほど御答弁申したように、これから新たな食育もあるかと思っております。今議員さんおっしゃいましたように、確かに学校でできたものをその学校で調理して食べるということはできないかもしれませんが、その辺を地元食材を計画的に調達いたしまして、地元食材を子供たちに食べられるような機会を創出していきたいと思っております。以上でございます。 ◆14番(日下みや子君) 給食時間には栄養士先生がクラスを巡視して、その日メニューについて話をしてくれたり、それから問題を抱える子供についても支援してくれます。これは、センター給食になりますとできないと思うんですね。それで、安全、安心とおっしゃいますけれども、パブコメ中には、恐らく栄養士さんだと思うんですけれども、こんな意見もありました。アレルギー対策で栄養教諭が学校にいたことで配膳時に誤食を防いだ例を何件も知っていますと、現場から栄養教諭がいなくなることで養護教諭や担任業務負担が増大して、結果誤食事故が増加し、学校事故対応力が低下することになるではないか。これこそ安心、安全問題ではないかと思うんですよ。安全、安心というんだったら、こういう点についてはいかが思いますか。 ○議長(助川忠弘君) 以上で日下みや子さん質疑並びに一般質問を終わります。 ○議長(助川忠弘君) 以上で本日日程は終了いたしました。 次本会議は明16日、定刻より開きます。 本日はこれにて散会いたします。               午後 4時47分散会...