◎
総務部長(
斉藤勝雄君) はい。ただいま
資料要求ございました件につきましては、確認をいたしまして、後ほど御報告をさせていただきたいというふうに思います。以上でございます。
○議長(
清水大輔君) 5番
宮内一夫議員。
◆5番(
宮内一夫君) よろしくお願いしたいと思います。 やっぱり費用対効果といいますか、これまで
マイナンバーカード制度が導入されて以降、
システム改修には相当な金額を有してきているわけですよね。ですから、非常にきちんとやっていかなきゃいけない。その場合には、
マイナンバーカードなんかの取得している人が非常にまだ30%前後ぐらいにいるやに思うわけですけれども、こういったことはやっぱり費用対効果の問題でいろいろ議論しなきゃいけない点があろうかと思いますんで、後ほどでいいですから、御提出をお願いしたいというふうに思います。 そして、
新型コロナワクチンの関係ですけども、市長は先般、9月1日から10月31日の接種の
予約枠を新たに公開した。
ワクチンの
接種状況は、8月31日時点で、1回目の接種が8万4,507回、48.5%、2回目の接種が5万9,333回、34.5%だと。これは国の
接種率とほぼ同じで、千葉県の値を上回ってますよと。 しかし、
ワクチン確保の今後の見通しだとか、今後、このまま進めば、どの程度、
希望者が、接種が、いつ頃
終了見込みか、述べてなかったんですよね。これはいつ頃を目指して進められてるのか、まず伺います。
○議長(
清水大輔君)
菅原健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(
菅原優君) はい。お答えいたします。まず、直近の9月6日におけます
接種状況について、まず御答弁申し上げたいと思います。9月6日月曜日の午前9時時点におきまして、1回目の
接種者数につきましては9万1,629人、令和3年1月1日の人口としての17万5,197人に対します
接種割合につきましては、52.3%となります。2回目の
接種者数につきましては6万6,528人、率にしますと38%でございます。1回目の接種につきましては、同じ
システムを用いて求めた国と千葉県の数値よりも上回っている状況であります。 国におきましては、この
コロナワクチン接種、希望する全ての国民の皆様に、10月から11月にかけて2回接種を受けられるようにというように取り組んでるというようなことになっております。 本市といたしまして、いつを目指すというようなことについてでございますけども、現時点の、先ほど申し上げました接種の状況、それと、供給される
ワクチンに応じて今、
接種計画を立てる中で、予約が今入っている状況を見ますと、2回目の接種が終了するといいますか、11月末におおむね7割の接種に達することができるではないかなというふうに見込んでいるところでございます。以上でございます。
○議長(
清水大輔君) 5番
宮内一夫議員。
◆5番(
宮内一夫君) 11月末には7割、おおむね7割程度が終わるんではないかというような答弁がありました。非常に毎日のように
情報番組等で言われてるのは、若い人が最近非常に接種を早くしたいと望んでる方が多いとかいうことが日々伝えられてるわけですけれども、やっぱり、どうも政府のやり方が
とんちんかんなところがあるもんだから、
職域接種を途中でストップさせてしまったり、それで、自衛隊の手を借りて開いてみたら、二、三割しか、その日の
参加者というか、
接種希望者がいなかったりとか、やっぱり非常にちぐはぐというか、
とんちんかんなやり取りが続いてきているかに、我々、外から見てると、よく見えるんだよね。 だから、ぜひ、その辺のことは、宣伝も含めてやってもらわなきゃいけないんですけども、先ほど部長から言われたような、この状況を踏まえて、どういう対策を今後、
習志野市としては立てて、どういうものに、11月末は7割とは言ってるけど、本来は、政府は、11月末にはもう
希望者全員に接種を完了する
見込みだというようなことを菅首相自らが言って進めてきたんだけど、本市については、どういった対策をもって実施しようとしているのか、
お尋ねをします。
○議長(
清水大輔君)
菅原健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(
菅原優君) はい。お答えいたします。本市の接種につきましては、今ほど申し上げましたとおり、11月末には7割、本市の接種と、
あと職域接種、大
規模接種等々を含めましての総数での
見込みということで申し上げました。 本市の接種をどのように今後進めていくかということでございますけども、本市といたしましては、
いっとき高齢者の接種においては混乱といいますか、そういった状況もございましたけども、現在、予約の状況、接種の状況というようなのを見ますと、非常に順調に進んでいるというふうに認識しております。 また、現在も、10月末までの
予約枠を、第1回目の
予約枠を開放してるところでございますけども、こちらにつきましても、平日ではございますけども、まだ空きの状況があるということの中で、
希望者、空きがあるということは、希望の方がある程度は接種の予約をされたのかなというような判断ができると思います。 しかしながら、やはり
接種枠を開放しますと、土日につきまして、まず埋まっていくというような状況がございますので、やはり土日を希望される方もいらっしゃるというようなことは、前からそういうように認識しているところでございますけども、そういった中で、今現在の枠について、土日を今後多少増やすことができないか、そうすることによって、今予約してない方、また、予約してても先のほうに予約されている方について、できれば土日、早めにやりたいというような、そういった方の対応ができるかどうか、今、調査・研究しているところで、対応可能な中におきましては、土日の枠を広げるようなことも視野に入れたいと思ってます。 なお、
特設会場の日にちを増やすですとか、そういったこともあるんですけども、いずれにいたしましても、
ワクチンの供給とのバランスが必要であること。それと、あと御協力いただいている
医師会の方々につきましても、今現在、
感染者数等も増えている中で大変な状況ということもありますので、基本的に日程については、
特設会場の日程については現状のままで、その1回当たりの枠を広げることができないかというようなことで検討しているところでございます。以上でございます。
○議長(
清水大輔君) 5番
宮内一夫議員。
◆5番(
宮内一夫君) いろんな工夫をしながらやってもらってくれているのかなという、今、最後の頃の答弁であれしたんですけど、ぜひ、
河野担当大臣は10月までにはもう
ワクチンは間違いなく輸入できる見通しが立ったと、2日ぐらい前かな、これは
記者会見で発表してるから、大いに
習志野市においても
ワクチン接種が進むように努力をお願いしたい。私が言うまでもなく、いろんな形でやっていただいていることには敬意を表しながらも、そういう要望を申し上げておきます。 そこでちょっと、これはあれだけど、非常に、私、県の数字を基に、
習志野市がネットの中で発表してる人数等を調べてみたら、100人を超えてるのと、99人とか98人というのが、この2週間ぐらいで4日ほどあったわけですよ。それに次いで60人とか70人とかぐらいの人らが続々と出ている状況があるわけですよ。こういう中で、
習志野市は
クラスターが発生したということはどの程度あったのか、どういう状況になってるのか、この辺について
お尋ねします。
○議長(
清水大輔君)
菅原健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(
菅原優君) はい。本市の
クラスターの
発生状況ということでございますけども、
習志野保健所が所管しております、千葉県での発表におきます、8月中につきましては、8月中にかなり
感染者数の増ということになっておりますけども、8月中におきまして本市内において
クラスターが発生したとの発表はございません。 それと、今ほど県の発表の数値につきましては、こちらにつきましては、県からも、より実態に即した公表をするというようなことでの
報道発表もあったんですけども、やはり公表日と
検査確定日にずれがございまして、今ほど言われた100人というような、確かに100人を超す発表の日もあるんですけども、例えば4人とかというような発表のときもございます。 こういった形につきましては、県も、できるだけ実態に即して、
検査確定日に近い状況での発表を、というようなことを言っておりますので、数値が100人を超えてるというようなことにつきましても、平準化といったらあれですけども、そういった形に落ち着いていくのかなというふうには考えているところでございます。以上でございます。
○議長(
清水大輔君) 5番
宮内一夫議員。
◆5番(
宮内一夫君) 確かに、今、部長が言われたように、これ、私のさっき言った
新聞情報というか、私はそれに基づいて、あるいはネットでの情報でやったんだけど、8月23日、これは
新聞発表の8月23日ね。だから、22日発表した分を23日の朝刊で、これは朝日新聞ですけども、発表したのが4人というのは、確かになってるんだよね。 それは確かにあるかもしれないけど、先般も市長が言ってたように、情報が錯綜したりなんかして遅れている場面があって、必ずしも現状を正しく反映してない。これは県知事も言ってるんだよね、あるいは
記者会見で発表してることもあるから、ややそうかなとは思うけど、ただ、1人、2人多いとか、10人多いからどうだということではなくて、全体の今の
感染状況がどういうことで、どういう対策が必要なのかということを見抜かなきゃ我々はいけないと思うんですよね。 それで、もう一つ言いたいのは、
行政無線ね。市長も時々出てるんだけど、
臨場感がないというか、昼のお昼休みに入って間もなく、この館内だけだと思うんだけど、「食事は寡黙に」、これね、あそこ、ワンフレーズ聞いただけで、もう聞かなくなっちゃう、「ああ、また言ってらあ」っていって。それから、市内の
行政無線で言っているのも、詳しく言わないんだよ。 今、
非常事態宣言が発令されてますから、
皆さん、こうこうしてくださいということは言ってるんだけど、私はもっと、いろんな
臨場感とか、そういうものを出すために、何月何日は100人に迫る勢いだったとか、100人を超えちゃったとか、今現状、
皆さんの努力によってだんだん減ってきましたよとか、そういったことを、より、そんなに長いフレーズじゃなくていいと思うんですよ。そのことを市民に知らせることによって、ああ、より気つけなきゃいけないのか、今そういう
非常事態になってるのかと、さらに厳しい状況になってるのかということにつながると思うんですよ。それがね、ないんだよ。 だから、ぜひ、大変だとは思うよ。
ユーチューブの時間をここに割いてね、いや、やりたいと言うから、それは否定しないけど、今回はね。だけど、
ユーチューブよりも、
行政無線の放送を聞いている人のほうがよっぽど多いんだから。聞こえないのもあるよ、あるけど、でも、耳を傾けようという最初が大事なんだ。また同じこと言うなといったら、もう聞かないんだから。もう耳閉じちゃうんですよ。人間の耳って、非常に優秀にできていて、もう聞きたくない情報は入らない、本当。だから、これは非常に市長も二工夫ぐらいか三工夫ぐらい必要かなと思うんですよ。 やっぱり、今日はこうでしたから、
皆さんの努力でこんなになりましたよ、ありがとうございますぐらい、言ってくれたっていいじゃないの。増えてきちゃったら、こういう今大変な状況だから、医療も切迫してるし、ああ、逼迫だ、切迫じゃない。逼迫してるし、大変な状況で、
病床使用率もこんなになってるから、ぜひ何とかしてもらえないかというふうに訴えたほうが、より市民の皆様も、ああ、市長が
--市長が言ってるというふうにはならないかもしれないけど、市のほうが言ってるのに従って、努力しようじゃないかと、私は
賛同者が増えると思うんですよ。そういうふうにしてもらえませんかね。どうなんでしょう、
お尋ねします。
○議長(
清水大輔君)
菅原健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(
菅原優君) はい。今ほどの議員からの御意見ですけども、確かに
防災行政無線、こちらにつきましては、これまで
不要不急の外出の自粛ですとかマスクの着用というようなことで、
感染対策を周知する目的で、千葉県からの要請にも基づきまして実施しておりますけども、おっしゃられたように具体的な数値を用いた呼びかけですとか、音声としてなかなか伝わりにくい、聞きにくいというような、そういったのもございます。 それについては、これまでの
防災行政無線をいろんな場面で出したときの中での市民からの御意見ですとか、そういったことを勘案した中で、じゃ、どういったメッセージが有効なのかとかいうようなことを考えて、これまで
防災行政無線を活用しているというようなことでございます。 もちろん、今ほど言われたことにつきまして、今後といいますか、工夫をして
防災行政無線を活用するという気持ちはございますので、今後の内容につきまして、いろんな方面から検討して、内容を流してまいりたいというふうに考えております。以上でございます。
○議長(
清水大輔君) 5番
宮内一夫議員。
◆5番(
宮内一夫君) 私が言うのも僣越なんだけど、やっぱり、いろんな市民の、
行政無線を聞いて、少しでもそういうことに協力しようとか、自分も警戒しようとか、いろいろな思いを持つと思うんですよ。ところが、もう一発、ワンフレーズ聞いただけで、ああ、昨日聞いちゃったと思わしちゃいけないと思うんですよ。 やっぱり、でなかったら、毎日更新してるんだったら、今日は何日と、昨日の段階の
新規感染者はこういうふうに増えちゃった、あるいは減ったですよ。
皆さんの協力がさらに必要ですよ。ああ、
皆さんの協力によって、これだけ減りましたよとかって言えば、我々の努力が実ってるんだなというふうに思えば、それはさらに参加してくれると思うんですよ。そういうことが求められてると思うんですよ。
ワクチン接種についても、今現状こういうふうになってますよと、
ワクチンは今のところ、順調に来ていて、接種も順調にいっているから、国の言うほどまでには達成できないかもしれないけど、それに近い線でいくよとか、そういう情報を投げかけることが、いろんな、時々
キャンセルがあったりなんかで空きが出る場合があるわけですよね。そういったのを逃しちゃうよりは、きちんとやっぱり接種を計画したものについてはどんどん進めていくという体制をね。意外と議会は、分かってるかもしれないけど、意外と市民の
皆さんは、今、
ワクチンの
キャンセルがあって、時々、5人や10人の
キャンセルというか、枠みたいなのが出るよみたいなのが、知らない人多いと思うんですよ。 だから、そういうことも含めて、丁寧な
情報伝達というか、それが必要じゃないかなと私は思っています。ですから、その辺の御検討をしていただいて、是正をお願いしたいということです。 それから、消防の
救急車の関係ですけど、我々に情報として、本当は廃車しようとした
救急車を1台、予備車みたいな形で、そのまま廃車せずにやってるというけど、消防の関係でいうと、どういうような状況で今現在いるかということが聞きたいわけです。 それで、
緊急要請が消防なんかに119番でありますよね。そういったことがかかってきて、
要請者のところに消防なり何なりが行くわけですけれども、そうすると、情報番組なんかでも、搬送先が決まらないと、そこでずっと止まっちゃってるというような状況があるわけですけれども、
習志野市においては、数十分出発できなかったとか、そういうことは、どういうふうになってるのか。それから、本市では、
要請者の
医療機関の選定とか搬送はどういうふうな状況になってるのか、
お尋ねをいたします。
○議長(
清水大輔君) 廣瀬消防長。
◎消防長(
廣瀬義嗣君) はい。ただいまの御質問にお答えします。新型コロナウイルス
感染症に罹患し、自宅療養中の方から救急要請があった場合は、出場した救急隊が自宅療養者の容体等を観察し、その結果を保健所へ連絡いたします。救急隊からの観察結果に基づき、入院が必要と保健所が判断した場合は、収容できる
医療機関の調整を保健所が図ります。 しかしながら、収容
医療機関の調整に時間がかかり、現場滞在が2時間以上かかった救急事案が速報値で7月はゼロ件、8月は9件となります。なお、入院の必要がないと保健所が判断した場合は、不搬送となり、保健所からその傷病者もしくは御家族にそのことを伝えております。 また、急病等で発熱や倦怠感などの症状による救急要請があった場合の収容
医療機関の選定及び連絡は救急隊が行います。収容
医療機関が決定次第、搬送いたします。以上です。
○議長(
清水大輔君) 大丈夫ですか。 〔「いいです」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清水大輔君) それでは、次に、11番谷岡
隆議員。お願いします。
◆11番(谷岡隆君) はい。それでは、議案第35号と、あと今日提案があった議案第39号のほうも併せて質問していきます。 まず最初に、議案第35号の民生費、私立幼稚園運営費等助成事業について伺います。この事業について、まず詳しく内容についてお伺いします。
○議長(
清水大輔君) 小平
こども部長。
◎
こども部長(小平修君) はい。本事業の概要について、まずお答えをいたします。 本事業は、国が昨年度末に示し、今年度より新たに国の子ども・子育て支援事業に追加されたメニューの一つでございます。事業内容といたしましては、市内、市外の施設を問わず、対象施設に通う幼児のうち、幼児教育・保育の無償化の対象外となっていた幼児の保護者に対し、1人当たり上限月2万円、年額にしますと上限が24万円を支給しようとするものでございます。 今回の給付に当たりましては、令和3年4月から遡って対象となります。なお、支払方法としては償還払いとなります。以上でございます。
○議長(
清水大輔君) 11番谷岡
隆議員。
◆11番(谷岡隆君) これについては私立幼稚園運営費等助成事業と、幼稚園とついているわけですが、なぜ民生費になっているのか。普通、幼稚園関係だと教育費で予算書などには載るのではないかと思いますが、なぜ民生費なのかについては、いかがでしょうか。
○議長(
清水大輔君) 小平
こども部長。
◎
こども部長(小平修君) はい。本事業につきましては、子ども・子育て支援事業のメニューの一つであることから、民生費に位置づけて予算化をいたしました。以上でございます。
○議長(
清水大輔君) 11番谷岡
隆議員。
◆11番(谷岡隆君) そういう分類であれば、分かりました。 この事業については、幼稚園の類似施設に対して支援をしていくということですね。私たち日本共産党もこの幼稚園類似施設への支援というのは以前から要望してきたことですし、本当に歓迎するものではあるんですが、この対象園、それから対象人数というのはどうなっているか、伺います。
○議長(
清水大輔君) 小平
こども部長。
◎
こども部長(小平修君) はい。まず、対象園について、お答えをいたします。対象となる施設は、実際には、運営する事業者からの申請をこれからいただきまして、それに基づき、基準により適用審査を行った上で、適合していることを決定した施設を対象といたします。現在、当然、確認申請前でありますが、現状、市内で1施設、市外で1施設の2施設が該当するものと見込んで予算化をしております。 続きまして、対象者数について、お答えをいたします。本市に居住する市民で、先ほど御説明したとおり、幼児教育・保育の無償化の給付を受けてない、対象施設を利用する満3歳以上の小学校就学前の幼児が対象となります。現状の
見込みでは、先ほど申し上げた2施設で30名を対象者と見込んで予算化をさせていただいております。以上でございます。
○議長(
清水大輔君) 11番谷岡
隆議員。
◆11番(谷岡隆君) はい。この事業については、今後、継続的に毎年度やっていくことになるのか、期間限定のものなのか、その点について伺います。
○議長(
清水大輔君) 小平
こども部長。
◎
こども部長(小平修君) はい。御質問にお答えいたします。本事業につきましては、令和元年度の10月に幼児教育・保育の無償化において、そもそも幼稚園類似施設が対象外とされたため、子育て支援の公平性の観点などから課題となっておりました。そこを私どもとしても、国に対し全国市長会を通じて要望するなど、国の無償化制度の中での対応を求め、今回、具体的に国が案として示したものだというふうに捉えております。 そういうふうな考え方で申し上げますと、そのような課題解決に国が動いたというようなことから、今後、この今回メニュー化された支援事業については継続されるものというふうに考えております。以上でございます。
○議長(
清水大輔君) 11番谷岡
隆議員。
◆11番(谷岡隆君) 分かりました。しっかりやっていただくように要望します。 次に、議案第39号、商工費の地元のちから事業継続応援事業について伺います。 先ほどの市長の説明だけでは、どのような事業なのか、よく分からなかったんですが、この詳しい内容について、まず伺います。
○議長(
清水大輔君) 片岡
協働経済部長。
◎
協働経済部長(
片岡利江君) はい。御質問にお答えいたします。まず、地元のちから事業継続応援事業というのは、こちら、本市が独自で企業に対してやっております経済対策事業の総合的な名称でございます。 今回、提案をさせていただきましたものは、雇用を守る
支援金ということで、
従業員数に応じた
支援金を交付しようというふうに考えているものでございます。以上です。
○議長(
清水大輔君) 11番谷岡
隆議員。
◆11番(谷岡隆君) はい。議員には別にタブレットのほうに資料のほう、いただいておりますが、よく分からないのが、従業員5人未満の場合はどういうようになるのか。5人からの表が載ってるんですけれども、その5人未満の零細企業についてはどのようになるのか、伺います。
○議長(
清水大輔君) 片岡
協働経済部長。
◎
協働経済部長(
片岡利江君) はい。今回、大変申し訳ありませんが、5人未満のところについては対象外とさせていただいております。 その理由につきましては、国や県から出ている
支援金、協力金等、そちらで一部充足できているのではないかというところと、それから、どこかで線引きをしなければいけないという中で、私どもとしては、一番苦しんでいるといいましょうか、非常に業績が困窮してますよというのを、相談を受けている税理士や、それから金融機関などの方から、20人前後のところが非常に厳しい状況であるよというのをお伺いいたしました。そういったことも併せまして、20人前後のところに重点を置いて制度を設計させていただいたということです。以上です。
○議長(
清水大輔君) 11番谷岡
隆議員。
◆11番(谷岡隆君) 従来手薄だったところにより手厚くしていこうという発想というのは、これはいいことだと思うんですよね。ただ、今、困難に直面しているのは、20人前後の企業だけではなくて、やっぱり市内全企業、そして労働者の方々なわけですね。今回、9月議会の提案内容を見てみると、新型コロナの支援策としてはこれぐらいしかないというのはいかがなものかなと思うんですね。 先週の市長の
提案理由の説明のときに、市長は、
習志野市は、10万人当たり280人の
感染者が出ていると、これは県内最多だと、東京都を超えているという深刻な状況を報告しました。リアルな緊急事態とも、別の
ユーチューブで言ってましたね。 本当は、この質問はそのときに質問したかったんですが、なぜか行政報告という形にならなかったんで、質問したかったけど、質問できませんでした。本当は、こういったことはきちんと行政報告として、先週でも、また状況が変わった今週でも、きちんとやってもらって、議員からの質問を受け付ける、要望を受け付けるというようにしていただきたいです。 そういった事態の中、生活や営業に不安や困難を抱える市民というのは増えてるわけでしょう。この20人前後の、従来手薄だったところへの支援というのも重要ではありますが、その他の個人営業や零細営業、そして一般の労働者の
皆さん、そういった方々の生活を支援する議案というのが一つもないというのはいかがなものかと思うんですよ。これは商工費から離れますけれども、市長の今回の議案の立て方について、なぜ、この地元のちから以外の市民への支援策がないのかについて伺います。
○議長(
清水大輔君) 竹田
政策経営部長。
◎
政策経営部長(
竹田佳司君) はい。コロナ対策ということで、これまで経済対策、さらには市民の生活支援というところで、予算編成の中で数々、数次にわたる
補正予算を計上してきたわけでございますけれども、今、議員の指摘の中では、今回の5号
補正予算、9月の
定例会に御提案申し上げた5号
補正予算には、そのコロナ対策が一切含まれていないんではないかという御指摘でございます。 こちらにつきまして、少し御答弁申し上げますけれども、まずもって令和3年度当初予算においては、当然において、昨年度からの引き続きで、コロナ対策という部分の予算計上をさせていただいてございます。これは今御説明ございました地元のちから事業継続応援事業、これで1億円を超える予算も計上させていただいているわけでございます。 そして、同じく1号
補正予算ということで、3月の
定例会の中では既に補正の第1号予算を提案させていただいてございます。その中で約3億円。これまで、今回の追加提案を含めますと、6号の補正の中で5回のコロナ対策の補正を計上させていただいております。その総額が約6億7,000万円ということでございまして、当初予算と合わせますと、この補正6回のうちコロナ対策は5回でございますけれども、この補正の中を含めますと約7億8,000万円のコロナ対策の予算、これを令和3年度で私どもは持っているわけでございます。 そもそも、コロナ対策につきましては、
市町村独自に行うことももとよりでございますけれども、国・県、これらと歩調を合わせながら、私どもも足りないところを支援していくという趣旨で予算を計上させていただいておりますので、そこら辺は御理解いただければと思います。以上です。
○議長(
清水大輔君) 11番谷岡
隆議員。
◆11番(谷岡隆君) 市民への支援というのは、これは
支援金といったような、お金だけのことではないと思うんですよ。様々な別の形の支援というのもあるかと思います。 今のデルタ株、そのほか新しいウイルスの株の特徴は、若年層、子どもにも広がっていくということでして、子どもの感染の広がりというのは、これは新たな深刻な問題となっています。 先日も私、保育所、小学校の保護者の方の訴えを聞いたんですが、子どもが感染してしまった、または濃厚接触者となってしまったとなると、保護者の人たちも働きに行けなくなってしまうわけですね。または、保護者自身は濃厚接触者扱いになってなくても、どちらか1人は家にいて、子どもの面倒を見なきゃいけないということになってしまいます。そうなると収入も、がくっと落ちて、生活も大変になってしまいます。 現実に、この夏の間も県内の学童保育や保育所で多くの感染が確認されて、閉鎖が相次いでいます。こういった困難を抱えている多くの働いている方々に対する支援策、給付金だけではない、
支援金だけではない形での支援策というのも必要なんじゃないかと思うんですよ。 それは
習志野市が、状況がよくなっているんであれば、従来のを引き続きやってください、それでも済むかもしれません。ところが、先週の段階で、人口10万人当たり280人だったわけですね。私、ある
ユーチューブのニュースを毎週2回必ず見るようにしてるんですけれども、昨日、市長ニュース、令和3年9月7日火曜日、「新規感染6週ぶり減(毎週比)ただし……」というような表題のニュースがありましたが、それを見ると、減ったとはいっても、
習志野市は10万人当たり206人、千葉県が122人、東京都が121人に対して、断トツで多いわけですよ。 こういった中で、感染のおそれがある人が安心して自宅待機ができる、安心して自粛ができる、そういった体制をつくらなければ、
習志野市のトップを走り続けるという状況は改善できないんじゃないですか。ついては、先ほどお金の話が部長から出ましたが、それ以外の、特に働いている方々への支援策というのは今考えていないのかどうか、伺います。
○議長(
清水大輔君) 片岡
協働経済部長。
◎
協働経済部長(
片岡利江君) すみません。働いている方々といいますと、労働者にというようなことになろうかと思います。協働経済部の中では専ら企業を対象とした経済対策を打ってきたわけでございますけれども、確かに労働者の方々が苦しんでいるというのはお伺いしております。その中では、税金の面でありますとか、国民健康保険料ですとか、そういったところで減免をしているというような状況もございます。 これから先、コロナがまた長引くにつれて、労働者に対する、どういったサービスが必要なのかということは再度検討しながら進めてまいりたいというふうに思います。以上です。
○議長(
清水大輔君) 11番谷岡
隆議員。
◆11番(谷岡隆君) はい。今、部長から答弁がありましたが、市長も
ユーチューブの中では、リアルな緊急事態だと毎回言っているわけですよ。県内最多だと、東京都を超えてるんですと、
不要不急な外出は絶対しないでくださいと。じゃ、外出しないで、どうやって御飯食べていくんですかと。そこが市長の
ユーチューブ見てても、出てこないわけですよ。 いや、そこをきちんと考えていかないと、ただ、
不要不急の外出しないでください、リアルな緊急事態なんですと言ってるだけでは、これはもう市民の助けにはなりませんので、細かいことは予算委員会で聞いていきますけれども、しっかりと市長には市民の生活や営業への支援策を考えてもらいたいと強く要望して、私の質問を終わります。
○議長(
清水大輔君) 以上で通告による質疑は終了いたしました。 ほかに質疑ありませんか。6番
中山恭順議員。
◆6番(
中山恭順君) はい。谷岡議員からも今あったんですけども、ほかの議員の
皆さんも、今議会、少し気になっただろう点をお伺いします。 まず、
ユーチューブの話も出てましたけども、服装ですよね、この議場にいる
皆さんの。雰囲気づくりでやっていこうというのはいいんですけども、別に今さらコロナ始まったわけではなくて、1年半以上前から危険な状態がスタートしたと。それでもう
皆さん、市民の
皆さんなんか特にこれだけ苦しい思いをしているわけですよ。じゃ、
皆さんが着るのを否定するのかと、そういうわけじゃないんです。 ただ、何があるかというと、じゃ、
皆さん、直接市民と接しているのかというと、一番接しない方々なんですよね、雰囲気つくるのはいいんですけども。市民の人たちがこういう格好見て、ああ、
非常事態だなと思うのはいいとしても、じゃ、
教育長と直接会うかというと、ないですよね。一番窓口に近い人とか、例えばみんなで着てるならいいんだけど、それって、雰囲気づくりじゃなくて、自己満足っていうんじゃないのかなというのは、私ちょっと思いました。 質問に入ります。これ、谷岡議員もおっしゃってたことなんですけども、過去の9月議会の議案見てみますと、令和2年度が農業委員の任命が16本あったにせよ、議案が22件出てるんですね。令和元年の9月議会というのは、これはコロナまだないときです、20本出てるんですね。 この自治体によく例えられるのは600億円以上の会社だということで、トップが動けば、何かしら当然議案という形で出てくるのかなというのが、今まで私も10年ぐらい議会を議員として務めさせていただいた中で感じていることなんですが、この3か月間、何か議案らしい動きというか、トップが動いてなかったのか、その結果がこうなのか、何かやりたいことがなかったのか、そういうふうに感じてしまうんですが、そのあたりいかがでしょうか。
○議長(
清水大輔君)
斉藤総務部長。
◎
総務部長(
斉藤勝雄君) はい。御質問にお答えをいたします。私どものほうで議案の取りまとめをしておりますので、お答えをさせていただきたいと思います。 私ども、各部署におきます事業、これにつきましては、年度当初に策定をいたします運営方針、これに沿って計画的に事業を進めているという状況がございます。その結果、今回は、予算、人事案件合計4件ということでの提案、それから緊急性があるということで、コロナ対策の関係で追加提案をさせていただいているという状況がございます。 御指摘のとおり、昨年9月の第3回
定例会におきます当初の提案件数、これは27件というふうに私どもは認識しております。加えまして
追加議案があったということでございます。昨年と比べて件数が少ないということは、これは事実でございます。 ただ、決して事業自体が停滞をしているということではございません。もちろん、新型コロナウイルス
感染症の拡大に伴いまして、各種イベント等が一部縮小になってるとか、そういうことはございますが、こうしたこととは別に、今回、議会におきまして、この年度計画に沿って事業を遂行していく上で、議案として御審議いただく案件がこれであったということでございます。以上でございます。
○議長(
清水大輔君) 6番
中山恭順議員。
◆6番(
中山恭順君) はい。こればっかりは提案されてない理由を聞いているので、部長の言葉を、本来市長に答えていただきたいんですけど、部長の言葉を追って質問します。 年度当初、運営方針が各部署で策定されるということで、それに沿ってやってるから、こういう状況だということなんですが、じゃ、昨年はコロナ禍の中で、今、27本だという訂正がありましたけども、議案が出てきたわけですよね。 これは、要は今年と昨年の状況を考えて、どういった理由で、昨年は運営方針から、例えば、ずれたのか、方向転換したから、こういうふうになったと。今年は運営方針どおり今のところいっているから、こういうふうになったとか、そういう説明をしていただきたいんですけれど。
○議長(
清水大輔君)
斉藤総務部長。
◎
総務部長(
斉藤勝雄君) はい。御質問にお答えいたします。ただいま申し上げた昨年度27件ということでございますけれども、具体的に申し上げますと、予算が2件、それから一部改正条例が4件、それから人事案件が16件、そして契約案件が3件、それから財産案件が2件、合計27件ということでございます。 この人事案件につきましては、私の記憶の中では農業委員の人事案件だということで、農業委員につきましては、お一人お一人が案件ということになりますので、こういった形の数になってるということでございます。そういった中で、今回は、繰り返しになりますけれども、そういった案件がなかったということでございます。以上です。
○議長(
清水大輔君) 6番
中山恭順議員。
◆6番(
中山恭順君) はい。少し納得できないところもあるんです。そうしますと、一昨年は20件だったんですね、平時の状況で。要は、私が言ってるのは、私が所属している団体でもそうなんですね。予定してた議案があるし、それに対して出ないと、やっぱりトップ何やってるんだと言われるわけですよ。特に、関根議員が同じ団体で、よく私に言ってくるんですね。それは確かに私サボってたから言われた、はっとすることもあるんですよ。 やはりすごい気になるのが、600億円を超える自治体で、このコロナの今一番有事の際でありながら、私が議員になって所属した、臨時会を除く
定例会の中で断トツに少ないんですよ。 何ていうのかな、大体、議案の少なさとか事業のことを追及すると、金がないという話がよくあると思うんですよ。市長、市長、市長。財源がないとかという話あるんですよね。財源がないにしろ、例えば法定受託事務じゃないにしろ、じゃ、今までの政治として、流れがどんどん変わっていく中で、
習志野市にある何百本以上の条例とかを改めて読み返してみて、ああ、ここって、確かに変えておいた方がいいなとか、そういった、今までだって改正の条例出てきているわけじゃないですか。 だから、やっぱりコロナで市長も、行動記録見ると、一昨年以前は8月なんかもうお祭りでずうっと引っ張りだこだったと、なかなか庁内にいないことが多かったですよ。今回のこの件から見てみると、実際、公務ということで一くくりにされてるんですが、コロナのせいでなんだけど、じっくり腰を据えて政策をいろいろ考えたりという時間はあると思うんですよね。何でこれぐらいの数になったのかというのを市長の口からお伺いしたいんですけども。
○議長(
清水大輔君) 諏訪副市長。
◎副市長(
諏訪晴信君) はい。御指摘は、令和元年あるいは令和2年度、それから令和3年度の中で、第3回
定例会をそれぞれ比べてみますと、今回が非常に議案の提案が少ないということでございます。 我々も、今回の少ない理由は、
総務部長が答えたような理由でありますけども、過去の議案を見てみますと、今おっしゃったように、条例改正等も含まれております。ただ、その内容は、国の法律あるいは国の政令あるいは県の条例改正といったものに基づいて、私どもの条例を改正しなければならない必要性に迫られている、ということが大方を占めております。我々が条例を、我々独自の条例を見直すことにつきましては、必要に応じてきちんと各議会に提案をいたしまして、お諮りをいただいているというところでございます。 また、予算案につきましても、先ほど竹田
政策経営部長が答弁を申し上げましたけれども、既に令和3年度第1号補正を含めまして8億円に迫る額が補正計上されている。そして、令和2年、令和元年におきましては、国の臨時
交付金等をしっかりと活用しながら、必要に応じた
補正予算を計上しているということでございます。 この先、一般財源を、一般財源だけを投入して、新たな経済対策あるいは市民の方々の生活を守る事業を展開するのかといった件につきましては、先ほど御答弁を申したとおりでございますけれども、この第3回
定例会が、議案が少ないということだけをもって、
習志野市行政が仕事をしていないんじゃないかということは、やはり私どもとしては当てはまらないというふうに考えております。
○議長(
清水大輔君) 6番
中山恭順議員。
◆6番(
中山恭順君) はい。今、諏訪副市長答えましたけども、仕事はね、公務員の
皆さんやってるのは分かってるんですよ。私が言いたいのは、要は、前年度並みに議案の数しろとかというのでなくて、市長だけ、諏訪副市長もそうですけども、選挙で選ばれた人間なんですよね。公務員というのは、市長の命を受けて粛々と仕事をしますよ。 ある意味、時間ある中で、例えば、市長がやりたいことって、こう、やっぱり現していくのが議案であると思うんですよ。だから、何か新規事業であったり、財源がないというんであれば、そういった新しい理念的な条例でもいいですよ。市長がやりたいことってのをやっぱり現す、いいチャンスだったんじゃないのかなと私は思うんですけども、それが今から聞いても、常に事務的な答えを幹部職員がしてくれるんですが、そういうことではないんですよ。 議案数が少ないというのも、全面的に言ってるんじゃなくて、こういうときだからこそ、やはり市長がね、市長は唯一、自分の政策を現せるわけですよ、議案という形で。公務員が言ったのを吸い上げて現すということもありますけども、その点をずっと聞いてるんですが、答えてくれないのかな。何かやりたいことって、何だったんだろうなってのは、すごい感じるところです。以上で、答えなければ、以上でいいです。
○議長(
清水大輔君) ほかに質疑ありませんか。 それでは、換気のため、暫時休憩をいたします。 午前11時2分
休憩----------------------------------- 午前11時15分再開
○議長(
清水大輔君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ほかに質疑ありますか。2番荒原議員。
◆2番(
荒原ちえみ君) はい。それでは、議案第35号令和3年度
習志野市
一般会計補正予算の
健康支援課事務費について質問いたします。 初めに、
健康支援課事務費は、マイナンバーを活用して健康診断の情報を使いやすくする予算とのことですが、
システム改修の目的と効果について伺います。
○議長(
清水大輔君)
菅原健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(
菅原優君) はい。お答えいたします。
システム改修の目的でございますけども、先ほども答弁させていただきましたが、検診結果電子化情報につきまして、転居時に
市町村間で引き継がれる仕組みですとか、個人が一元的に確認できる
仕組みを構築するということが目的であります。 これによりまして、効果ということになるわけですけども、国といたしましては、市が実施するがん検診のほかにも、マイナポータルを通じて、本人が検診情報や処方箋情報等を閲覧できる
仕組みづくりを今進めておりまして、これによって生涯にわたる保健医療情報を市民の方が把握できると、自らの健康管理、行動予防につながるということを目指しているということでございます。以上でございます。
○議長(
清水大輔君) 2番
荒原ちえみ議員。
◆2番(
荒原ちえみ君) はい。国が、市で実施したがん検診とか、そのほかの検診の情報、処方箋のほかに、今、部長答弁にはなかったんですけど、レセプトまでも閲覧できるという
仕組みにしているということなんですけれども、実際には、レセプトには患者の氏名と保険者番号、そして病名を記載した部分があり、診療報酬点数などで構成されています。この情報が個人にとってとても大切なものであるし、病名や治療状況も一目瞭然というものです。 それでは、
システム登録の対象になる検診とデータ件数は何件ぐらいあるのか、伺います。
○議長(
清水大輔君)
菅原健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(
菅原優君) はい。お答えいたします。今回対象となります検診ですけれども、4つあるんですけども、がん検診、骨粗しょう症検診、歯周疾患検診、肝炎ウイルス検診のこの4項目でございます。 件数ですけども、国の指針に基づきまして登録するデータ件数として、令和2年度の実績で申し上げますと、がん検診につきましては1万9,443件、骨粗しょう症検診が909件、歯周疾患検診が391件、肝炎ウイルス検診が1,370件で、合計いたしますと2万2,113件であります。以上でございます。
○議長(
清水大輔君) 2番
荒原ちえみ議員。
◆2番(
荒原ちえみ君) はい。合計が2万2,113件ということですけれども、全体的には、一人の人が幾つか受けていればダブりがあるというふうに思います。そして、実際には、利用対象者としてはまだ少ないのではないかと一応思いますが、これに血圧とか血液検査などの基本的な項目が入っていないんですけれども、そういうところでは、一部の検診の内容ということに限られるということだと思います。実際には、市民にとって本当にメリットがあるのでしょうか、伺います。
○議長(
清水大輔君)
菅原健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(
菅原優君) はい。市民にとってもメリットということですけれども、これまで市民が市のがん検診ですとか、そんな検診を受診した場合、紙面によって、紙によって結果を返却しております。こちら、今回の
システム改修をしますことによりまして、このがん検診ですとか歯周病
検診等のデータがマイナポータルに連携することになりますので、御本人がパソコンやスマートフォンなどから過去の受診歴を確認することができるということになります。 紙での結果については保存しなくても、こういった形で確認できるのかなと。そういったことによって、本人自身が、予防、健康づくり、それに活用していただけるのかなというふうに考えております。以上でございます。
○議長(
清水大輔君) 2番
荒原ちえみ議員。
◆2番(
荒原ちえみ君) 一応、自分の検診結果が電子化されて一元的に見れるというのは、とてもいろんな紙媒体でやるよりもいいことだというふうに思いますが、それでは
マイナンバーカードの現在の交付状況について伺います。
○議長(
清水大輔君) 片岡
協働経済部長。
◎
協働経済部長(
片岡利江君) はい。それでは、
マイナンバーカードの現在の発行状況ということで、令和3年8月1日現在、総務省が発表している枚数でお答えいたします。交付枚数は7万2,129枚となります。人口、こちらは3年の1月1日付時点の人口ですけれども、17万5,197人に対して41.2%という状況であります。以上です。
○議長(
清水大輔君) 2番
荒原ちえみ議員。
◆2番(
荒原ちえみ君) はい。
習志野市で
マイナンバーカードを持ってる人が約41%ということで、ちょっと聞いた話では、県内で2番目ということで言われているということなんですけど、この間、行われたマイナポイント制度、5,000ポイントがもらえるというような制度なんですけれども、開始後から現在までの交付状況について、どうだったか、伺います。
○議長(
清水大輔君) 片岡
協働経済部長。
◎
協働経済部長(
片岡利江君) はい。それでは、マイナポイント制度が導入されました時点から現在までの交付状況ということで、お答えをいたします。 マイナポイント制度が開始されましたのは、令和2年の7月1日でございます。その時点の交付枚数が3万4,673枚で、今回が7万2,129枚ですので、8月1日までの間、約1年1か月になりますけれども、3万7,456枚を交付しておりまして、伸び率としましては2.08倍という形になります。以上です。
○議長(
清水大輔君) 2番
荒原ちえみ議員。
◆2番(
荒原ちえみ君) 伸び幅が2.08倍、これは非常にマイナポイント制度が評判になったということが言えるのではないかというふうに思います。 しかし、マイナポータルというのは政府が運営するものです。政府が本人の同意なくデータを外部に提供したりすることがあると思いますが、この件について伺います。
○議長(
清水大輔君)
斉藤総務部長。
◎
総務部長(
斉藤勝雄君) はい。情報政策ということでございますので、私のほうからお答えをさせていただきたいと思います。 今ほど、マイナポータルにつきましては、議員のほうから御紹介がありましたとおり、これは政府が運営するオンラインサービスということでございます。スマートフォン、パソコンから行政手続ができるといった、いわゆる市民の利便性の向上に寄与するようなものでございます。 その上で、マイナンバーの利用範囲、これにつきましては、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆるマイナンバー法によりまして、厳格に制限をされております。マイナンバー法におきましては、その個人情報を取り扱う範囲、事務を規定しておりまして、同法第52条では、国、それから地方公共団体の機関等の職員が、その職権を濫用し、法律の範囲を超えてマイナンバーを収集した場合、これには刑事罰が科せられるということになっておりまして、法律上、具体的には2年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられるという規定がございます。 このように利用については厳しい措置が取られている中で、国等が恣意的にマイナンバー等を活用して個人情報を利用……すみません、マイナンバーで管理される個人情報を利用することはないものというふうに認識をしております。以上でございます。
○議長(
清水大輔君) 2番
荒原ちえみ議員。
◆2番(
荒原ちえみ君) はい。ただいま部長から、国が恣意的にマイナンバーで管理される個人情報を利用することはないというようなことを答弁いただきましたけれども、マイナポータルのデメリットということでは、連携のサービスが拡大したりとか、それから
マイナンバーカードの情報、マイナポータルのログイン管理をするパスワードの情報の漏えいのリスクが高まっていくというふうに思われます。個人情報の集積とか、そういうものは攻撃されやすく、一度漏れた個人情報というのは本当に取り返しがつかない状況になります。
マイナンバーカードは、全国民が2022年度末までに取得することを目標として、来年3月から健康保険証としての利用の開始とか運転免許証との一体化も計画されています。しかし、これは任意である
マイナンバーカード取得であるために、実質的には強制するというところではどうなのかというふうに思います。結果、国民の所得とか資産、さらに医療、教育、個人のそういう情報が丸ごと入っているデータ、莫大なデータが政府に集中することになるのですけれども、国家による個人データの管理が実際に進むことになるのではないかというふうに危惧します。 そして、その中には、個人の住所とか家族の情報、そして先ほどお話しした健康保険証とか健診データ、確定申告などの所得の情報などが集約されているため、プライバシーの侵害となるのではないかというふうに考えられます。そこで、プライバシーを守る権利は、憲法が保障する基本的人権です。今後も必要なのは、やはり個人情報の自己決定権、自分がそのデータを出してもいい、出さないでくれというような、そういう意思決定ができるような
仕組みが必要ではないかというふうに私は考えます。 以上で議案第35号の質問を終わります。
○議長(
清水大輔君) ほかに質疑ありませんか。それでは、3番
平川博文議員。
◆3番(
平川博文君) 手短に。午前中で終わりたいよね。手短にやりたいと思います。 この
補正予算、6号まで、1号から4号はもう既に終わってる。5号、6号と今日、補正が総括的に質疑されてるわけですね。もう少し頑張ってほしかったなと、こう思いますね、もう少し。 今朝、政府・自民党は、今の
皆さんが腕章つけてるね、緊急事態宣言を1都3県については延長すると、こういう方針を述べていますね。度重なる緊急事態宣言で、市民も心身ともに、いわゆるコロナ疲れが否定できませんね。しかし、我々は、これを乗り越えていかなきゃいけないという状況下にあります。 それで、この
補正予算で幾つか
お尋ねしたかったんですが、1つだけ、コロナに限って
お尋ねをしていきます。今、大方の市民は、早く
ワクチンを打ちたいと、これが第一だと思うんですよ、早く
ワクチンを打ってほしいと、打ちたいと。もう1つは、もし発病したら、速やかに治療を受けられるような、そういう体制を取ってほしいと。この2つが大きいんじゃないかなと思いますね。 私はふだん、JRや京成の駅で街頭活動していますが、最近では、御本人が感染して自宅療養していたところ、奥さんにも感染させてしまって、奥さんは既に重症なんですね。自宅で、いわゆる家庭内感染が頻々として起きていると。奥さんのほうはもう既に重症だと。船橋市医療センターに入院しているけども、ここの重症患者用のICUのベッドはたった一つしかないと。どこか転院できないでしょうかという相談を受けましたときに、医療の現場はそういうことかと、まだ発病してない我々はピンとこないんだけども、家庭内で発病者がいると、家庭内感染が広がって、身動きが取れなくなってしまうと、こういう事態ですから。 先ほど消防長が8月の消防による搬送状況の説明が若干ありました。たしか9件が云々と言ってましたね。消防長にその点、確認したいと思います。
お尋ねします。
○議長(
清水大輔君) 暫時休憩いたします。 午前11時32分
休憩----------------------------------- 午前11時32分再開
○議長(
清水大輔君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 廣瀬消防長。
◎消防長(
廣瀬義嗣君) はい。ただいまの質問にお答えします。先ほど、現場滞在時間が2時間以上かかった救急事案が速報値で7月はゼロ件、8月は9件ということでした。以上です。
○議長(
清水大輔君) 3番
平川博文議員。
◆3番(
平川博文君) 今の答弁で、現場滞在時間と言いましたよね。現場滞在時間が2時間を超えるということは、要するに受け付けてくれる病院が見当たらないと、探すことができない状況の中で現場での待機時間になってるんでしょう。
お尋ねします。
○議長(
清水大輔君) 廣瀬消防長。
◎消防長(
廣瀬義嗣君) はい。先ほどもお答えしましたが、コロナ患者の場合、保健所が
医療機関の医療調整を行っております。それに時間を要したということでございます。以上です。
○議長(
清水大輔君) 3番
平川博文議員。
◆3番(
平川博文君) 要するに、一存で消防が病院を探すことができない、一存で。保健所が手配すると。ただ、そこに時間がかかる。保健所が、いや、今、入院できる場所がありませんよということになると、自宅療養ということになりますね。それで、
習志野市内の自宅療養者は何人いるのか。これは
健康福祉部長だね。 病院に僕は入りたいよと、私がかかった場合ね、病院に入って治療してもらいたいよ。だけど、いや、保健所の指示では、あなたは病院には入れませんよ、自宅で療養してくださいと言われて、療養中に亡くなるケースがかなりあるね、療養中に自宅でですよ。
習志野市内の、
習志野市には保健所がありませんね、
自前の。県の所轄の保健所はあっても、
自前の保健所はありませんね。どうするんだろうかと。自宅療養中に死亡してしまうケースが絶えない。 千葉県から、自宅療養者数については、
市町村に対して依然として非公開なんじゃないんですか。公開してますか。じゃ、自宅療養者は現在
習志野市では何人いるんでしょうか、
お尋ねします。
○議長(
清水大輔君)
菅原健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(
菅原優君) はい。自宅療養者数ということでございますけども、毎週木曜日に千葉県から、
習志野市であれば
習志野市のその時点、木曜日ですから、その前日になりますか、の時点での
感染者数の内訳を報告いただいております。 こちらにつきましては、市のホームページも掲載しておりますけれども、9月2日におけます状況といたしまして、9月2日時点での
感染者数が327人、そのうち入院されている方が36人で、自宅療養されてる方については221人です。そのほかに、入院・ホテル療養等の調整中の方が62名、ホテル療養の方が8名というような内訳で、ホームページに掲載をしております。以上でございます。
○議長(
清水大輔君) 3番
平川博文議員。
◆3番(
平川博文君) 今、やはり課題は、この自宅療養者とホテル療養者ですよ。療養者という言葉を使っているけども、自宅は
医療機関じゃないから、ホテルは
医療機関じゃないから。言葉は療養と使っているけども、いわゆる自宅待機者、ホテル待機者だよね、現実は。それで、これに対して何か手を打たなければいけませんねということで、千葉県のいすみ市では、自宅療養者の支援拠点として在宅支援センターを開設したと、御存じですか、
健康福祉部長。
お尋ねします。
○議長(
清水大輔君)
菅原健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(
菅原優君) はい。いすみ市での取組については、承知はしておりませんけども、他市でも、自宅療養者への支援というような形での実施に取り組んでるというような自治体があるということは聞き及んでおります。以上でございます。
○議長(
清水大輔君) 3番
平川博文議員。
◆3番(
平川博文君) これは勉強したほうがいいと思うよ。
習志野市でも自宅待機者が、自宅療養者が221人、ホテルが62人いるというんであったら、こういう人たちに、いすみ市の場合には在宅支援センターを開設して、保健所、
医師会、
医療機関と連携しながら運営するそうですよ。 その運営目的は、自宅で重症化や死亡する事態に至らないように
医療機関につなげていくと、ここがすごいんだよ、24時間体制で電話対応すると。先ほど、この補正で、もうちょっと欲しいねと言ったのはこの点なんですよ。考えてみてください。以上です。ああ、答弁するって。
○議長(
清水大輔君)
菅原健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(
菅原優君) はい。本市の自宅療養者に対する支援ということでございますけども、まず、自宅療養者の支援につきましては、県の保健所が、
習志野保健所が実施する中で、現在、
感染者数が急増してる中で、なかなか保健所のほうでも、自宅療養者に毎日、電話連絡をするとかというようなことをしてるわけですけども、数が多いという中で、市との協力ということの一つとしまして、本市といたしましては、この9月6日から9月30日までの間、保健師1名を保健所に派遣することといたしております。 また、今ほどの取組もありますけども、県のほうも、この自宅療養者についての個人情報の提供という部分のこともございますので、市のほうに支援をするに当たりましては、それの
仕組みづくりといいますか、そういったことを考えているというようなことの中で、今後、県のほうでの、どういうような形になるかというのはちょっと今、具体的なことは申し上げられないんですけれども、自宅療養者支援について、市のほうで連携・協力するような
仕組み、体制というようなことを模索しているというような状況でございます。その際、市としましても可能な限りの協力をしてまいりたいというふうに考えているところでございます。以上でございます。
○議長(
清水大輔君) 続きまして、
宮本泰介市長。
◎市長(
宮本泰介君) はい。この件について、
感染対策本部長として一言申し上げます。 今、平川議員がおっしゃった、いすみ市での取組については認識しているところでありますが、これ、実は、いすみ市にある保健センターの中に設置されているものと認識しております。今、平川議員からも御案内ありましたけども、自宅療養の方というのは、まさに患者さんでありますので、その患者さんに対しては、基本的には医療知見を持った人しか対応できないことになっております。 そういう意味では、
習志野市は、保健所設置市ではございませんので、常に保健所からの指導を受けるということになります。その中で、私ども、保健所からの指導あるいは調整というのは適宜行っております。 現状、市としてできることは何なのかというところなんですが、いすみ市におきましても、まさに議員おっしゃったようなことに対応するためということでありまして、例えば浦安市なんかでは、消防署内に酸素ステーションをつくるという取組がされております。 私どもといたしましては、先ほど消防長から御紹介がありました、ふだん6台で救急対応しておりますけども、7台目を新たに増設して、その7台目の
救急車については、主に、いわゆる受入先が見つからない場合の一時的な待機場所ということを中心に運用するというようなことを行っているところでございます。以上です。
○議長(
清水大輔君) 3番
平川博文議員。
◆3番(
平川博文君) 今、市長から説明がありました。認識としては共通認識ですよ、認識としてはね。 それで、もう終わるんだけども、先ほど、
健康福祉部長が千葉県の動きに若干触れてましたけども、千葉県の
補正予算は726億円で、そのうち81%に当たる592億円はコロナ対策費になってますね。県とも協調して、連携して、しっかり仕事やってください。以上。
○議長(
清水大輔君) はい。それでは、ほかに質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清水大輔君) はい。ああ、すみません、4番
藤崎ちさこ議員。
◆4番(
藤崎ちさこ君) はい。議案ではなくて、報告のことで伺うことできますか。
○議長(
清水大輔君) 今のところは議案第35号及び議案第39号についてということなので、それでは、こちら一旦閉めさせていただきます。 それでは、質疑なしと認めます。 次に、市長からの報告を求めます。
宮本泰介市長。登壇を願います。 〔市長
宮本泰介君 登壇〕
◎市長(
宮本泰介君) 議長の御指示によりまして、追加ということで、報告第11号について報告申し上げます。 報告第11号は、
専決処分の報告について(損害賠償の額の決定及び和解について)であります。 地方自治法第180条第1項の規定によりまして、
専決処分したことについて報告するものであります。 内容は、
習志野市が損害賠償の責めを負うものについて、損害賠償額の決定及び和解でありまして、報告のとおりでございます。 以上、報告でありました。 〔市長
宮本泰介君 降壇〕
○議長(
清水大輔君) 次に、議案第36号から議案第38号までについて質疑を許します。ただいまのところ、通告はありません。質疑ありませんか。 〔「35、36」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清水大輔君) 議案第36号から議案第38号までです。 〔「
追加議案のほうかい」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清水大輔君) 違います、違います。人権擁護関係ですね。 〔「ああ、人権擁護委員か。いいや、それは」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清水大輔君) じゃ、質疑なしでいいかな。 じゃ、藤崎議員、質疑のほうで、報告について。あと、手挙げてもらっていいですか。 〔「はい」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清水大輔君) 4番
藤崎ちさこ議員。
◆4番(
藤崎ちさこ君) はい。それでは、報告第11号のことで伺いたいと思うんですが、
専決処分の件ですね。損害賠償の額の決定及び和解についてですが、これは市所有の街路樹が風であおられて枯れ枝が落下し、というふうにありますけれども、これは市の管理責任が問われた件であると思いますが、2年前、2019年に台風等が原因で倒木がすごく、倒木による被害が多数出たことは
皆さん御記憶だと思います。 その被害の件数が大変多くて、後片づけがなかなか進まなかったということもよく覚えておりますが、そんな中、私の地元の袖ケ浦西小学校では、秋の運動会が目前に迫っていたために、児童、保護者等に危険が及ばないように、担当課には大変無理を押して片づけなどの対応をしていただいたこと、大変感謝しております。 そして、自然災害の規模が今は巨大化しております。防災の観点から、市所有の街路樹等の点検を行っていただくように要望したかと、そのとき要望したかとも記憶しているんですけれども、現在、平時の点検体制、点検等の体制はどのようになっているのかということを伺います。
○議長(
清水大輔君) それでは、ただいまの質疑に対する当局の答弁を求めます。神崎
都市環境部長。
◎
都市環境部長(神崎勇君) はい。今ほどの藤崎議員の御質問にお答えしたいと思います。 平時の、一昨年ですかね、台風15号だと思いますけども、暴風による倒木、これがたくさん発生したということを、以前からも私どもはやっていたことですけども、都市環境部におきましては、公園はじめハミングロードとか街路樹、こちらの樹木の管理につきましては、造園業者に管理委託をしております。 この中で、管理委託につきましては、月1回検査を実施しております。造園業者とともに現地を確認しながら、実情を見て、倒木あるいは枝葉が伸びているもの、これについて確認をし、倒木の可能性の高いものにつきましては、速やかに伐採するなどの対応を取っております。 あわせまして、日常的にも、本市の職員がパトロールする中で、倒木あるいは枝葉が伸びて危険な状態、そういう状態を速やかに発見して、倒木等の被害がないような対策を取るということで、台風が来る、接近する直前にも臨時的にパトロールをするなどして、対策を取っているという状況でございます。以上です。
○議長(
清水大輔君) 4番
藤崎ちさこ議員。
◆4番(
藤崎ちさこ君) はい。職員も一緒に同行して点検しているということでしょうか。
○議長(
清水大輔君) 神崎
都市環境部長。
◎
都市環境部長(神崎勇君) はい。2点あります。1点目、お話ししたのが、造園業者とともに、委託をしている街路樹の検査の時点で造園業者とともに、一緒に現地を確認するのが1点。それとは別に、日常的に本市の職員が街路樹あるいはハミングロードなどの緑道、こういうものを点検する中で確認して、危険があるというようなものは速やかに撤去するという、この2点を実施しているということです。以上です。
○議長(
清水大輔君) 4番
藤崎ちさこ議員。
◆4番(
藤崎ちさこ君) はい。よく分かりました。自然のものですので、予測がどれだけつくかというのも難しいし、不測の事故というのは多いかと思います。樹木に関しては、枝と併せて根の部分ですね。根が非常に大きくなってしまって、それにつまずかれてけがされる方も出ていますので、そのあたりも一体として、十分な点検をお願いして、質問を終わります。
○議長(
清水大輔君) ほかに質疑ありますか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清水大輔君) それでは、質疑なしですね。 それでは、この際、先ほどの
宮内議員の
資料要求に対して答弁したいとの申出がありますので、これを許します。片岡
協働経済部長。
◎
協働経済部長(
片岡利江君) はい。先ほど
宮内議員から
資料要求のありました
マイナンバーカードの交付状況の資料につきましては、後ほど提出をさせていただきます。以上です。
○議長(
清水大輔君) それでは、質疑はほかになしということで、質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第35号から議案第39号までのうち、議案第36号から議案第38号までについては、お手元に配付しております議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
-----------------------------------
△
一般会計予算特別委員会の設置並びに議案第35号及び議案第39
号付託
○議長(
清水大輔君) 日程第4、
一般会計予算特別委員会の設置並びに議案第35号及び議案第39
号付託を議題といたします。 お諮りいたします。議案第35号及び議案第39号については、15名の委員をもって構成する
一般会計予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清水大輔君) 御異議なしと認めます。よって、議案第35号及び議案第39号については、15名の委員をもって構成する
一般会計予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。 ただいま設置されました
一般会計予算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、お手元に配付いたしております特別委員指名表記載のとおり、指名をいたします。
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△休会の件
○議長(
清水大輔君) 日程第5、休会の件を議題といたします。 お諮りいたします。明日9月9日、10日及び13日から17日までの7日間は、委員会開催並びに総合調整のため、休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
清水大輔君) 御異議なしと認めます。よって、明日9月9日、10日及び13日から17日までの7日間は、委員会開催並びに総合調整のため、休会することに決しました。 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 来る9月21日は午前10時から本会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。 午前11時54分散会 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 谷岡 隆
高橋正明 清水大輔...