習志野市議会 > 2020-12-18 >
12月18日-07号
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  1. 習志野市議会 2020-12-18
    12月18日-07号


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    最終取得日: 2022-11-21
    令和 2年 12月 定例会(第4回)      令和2年習志野市議会第4回定例会会議録(第7号)-----------------------------------◯令和2年12月18日(金曜日)-----------------------------------◯議事日程(第7号)  令和2年12月18日(金曜日)午前10時開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 一般質問-----------------------------------◯本日の会議に付した事件 1.会議録署名議員の指名 1.一般質問  ◯佐野正人君   1 マンション管理適正化法の改正    (1) マンション管理適正化推進計画の作成について   2 公園の整備・維持管理    (1) パークPFIの導入について   3 動物との共生    (1) 本市の取組について   4 受動喫煙の防止に関する条例    (1) 直罰方式移行後の効果と課題について  ◯中山恭順君   1 令和3年度一般会計予算について、要求段階での歳出超過額について   2 コロナウイルス対策について    (1) 検温をいいかげん始めませんか    (2) 保健所への応援職員は検討しませんか   3 学校の適正規模・適正配置について    (1) エースレーン跡地の高層マンションの学区について    (2) 今、進行中のパブリックコメントについて   4 放課後児童会放課後子供教室について    (1) 東習志野・秋津の事業者選定と開設までのスケジュールについて   5 保育行政について    (1) 一時保育の現状について  ◯荒原ちえみ君   1 急増する新型コロナウイルス感染者の現状と対策について    (1) 急増する新型コロナウイルス感染者の市の現状と対策について市長の見解を伺う    (2) 新型コロナ感染拡大防止へ包括的で大規模な検査体制と医療提供について    (3) 市民の不安対策について    (4) 公共施設等の対策について   2 「事故多発機オスプレイ」が木更津駐屯地に配備され飛行訓練が進められているこ    とについて    (1) 「事故多発機オスプレイ」が木更津駐屯地に配備され飛行訓練が進められている     ことについて市長の見解を伺う    (2) 2021年の降下訓練始めについて   3 習志野市光輝く高齢者未来計画2018の進捗状況と次期計画について    (1) 2018の進捗状況について    (2) 2021の計画について   4 実籾5丁目の崖崩れ対策のその後について    (1) 実籾5丁目の崖崩れ対策のその後の状況について伺う   5 小学校の通学路の安全対策を求める    (1) 実籾小学校通学路の踏切の遮断機対策を求める    (2) 東習志野7丁目のパチンコ店建設に伴う実花小学校の通学路の安全対策について  ◯斉藤賢治君   1 第2次公共建築物再生計画について    (1) 未利用となった公共施設跡地の活用について   2 地域問題    (1) 旧給食センター跡地の活用について 1.延会の件-----------------------------------◯出席議員(28名)   1番  入沢俊行君     2番  荒原ちえみ君   3番  平川博文君     4番  藤崎ちさこ君   5番  宮内一夫君     6番  中山恭順君   7番  市角雄幸君     8番  宮城壮一君   9番  佐野正人君    11番  谷岡 隆君  12番  布施孝一君    14番  田中真太郎君  15番  高橋正明君    16番  市瀬健治君  17番  央 重則君    18番  鮎川由美君  19番  荒木和幸君    20番  木村 孝君  21番  木村孝浩君    22番  真船和子君  23番  小川利枝子君   24番  清水大輔君  25番  相原和幸君    26番  飯生喜正君  27番  関根洋幸君    28番  斉藤賢治君  29番  佐々木秀一君   30番  宮本博之君◯欠席議員(2名)  10番  立崎誠一君    13番  清水晴一君-----------------------------------◯説明のため出席した者の職氏名  市長       宮本泰介君   副市長      諏訪晴信君  政策経営部長   竹田佳司君   総務部長     斉藤勝雄君  協働経済部長   片岡利江君   健康福祉部長   菅原 優君  都市環境部長   神崎 勇君   こども部長    小平 修君  教育長      小熊 隆君   学校教育部長   天田正弘君  生涯学習部長   塚本將明君   危機管理監    米山則行君  資産管理室長   塩川 潔君-----------------------------------◯議会事務局出席職員氏名  事務局長     岡村みゆき   議事課長     加藤征二  議事係長     西川 彰    副主査      飯塚宏樹  副主査      牧田優弥    副主査      清水隆之-----------------------------------     午前10時0分開議 ○副議長(佐々木秀一君) これより本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員は25名であります。よって、会議は成立いたしました。 暫時休憩いたします。     午前10時0分休憩-----------------------------------     午前10時2分再開 ○副議長(佐々木秀一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。-----------------------------------会議録署名議員の指名 ○副議長(佐々木秀一君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、        11番  谷岡 隆議員及び        15番  高橋正明議員  を指名いたします。----------------------------------- △一般質問 ○副議長(佐々木秀一君) 日程第2、一般質問を行います。 通告順に従い、順次質問を許します。9番佐野正人議員。登壇願います。     〔9番 佐野正人君 登壇〕 ◆9番(佐野正人君) おはようございます。民意と歩む会の佐野正人でございます。 2020年第4回定例会の一般質問を行います。何か、最初にうちの会派の人が誰もいなくなってしまいまして、何か一人会派になったような感じなんですけど、何か聞いてくれる人がいなくて寂しいんですけど、まあ、始めます。 項目1は、マンション管理適正化法の改正について質問します。 全国のマンションのストック数は666万戸に上り、1,500万人超という、国民の1割以上が居住しています。習志野市においても1万8,000戸を超え、市民の2割以上が生活する重要な居住形態となっています。一方で、外壁などの剥落や給排水管の老朽化による漏水が増える築40年を超えるマンションは92万戸に及び、10年後には2.3倍の214万戸、20年後には4.2倍の385万戸と、今後急増することが見込まれています。管理組合により適切な維持管理が行えないマンションは、老朽化が進むと、その規模ゆえに、周辺の居住環境に与える影響は大きく、看過できないほどの老朽化に至った場合には、行政代執行による除却措置を取るなど、甚大な財政的・人的負担が発生するおそれがあります。 2020年6月に公布されたマンションの管理の適正化の推進に関する法律及びマンションの建替え等の円滑化に関する法律の一部を改正する法律では、マンション管理に関する地方自治体の関与を法定化し、地方自治体がマンション管理適正化推進計画を作成できることとし、本計画を策定した自治体は、管理組合が作成するマンションの管理計画の認定を行うことができるようになりました。 そこで、改正法の施行前ではありますが、マンション管理適正化推進計画の作成について、本市の見解を伺います。 項目2は、公園の整備・維持管理について質問します。 公園の公募設置管理制度、いわゆるパークPFIは、2017年の都市公園法改正により新たに創設された制度で、自治体の財政負担を減らしつつ、公園の魅力と利便性の向上を図るために、公園の整備を行う民間事業者を公募し選定する制度です。自治体は、公園の整備・管理に係る財政負担が軽減されるとともに、民間事業者のノウハウを活用することで、カフェやショップなどの集客施設、保育所やデイサービスセンターなど、地域の人が集まる施設の整備が進みます。 そこで、条例などが必要なく、導入手続が簡素なため、使いやすい制度であるパークPFIによる公園整備について、本市の見解を伺います。 項目3は、動物との共生について、本市の取組状況を伺います。 項目4は、受動喫煙の防止に関する条例について、直罰方式移行後の効果と課題を伺います。 以上で1回目の質問とします。     〔9番 佐野正人君 降壇〕 ○副議長(佐々木秀一君) ただいまの質問に対する当局の答弁を求めます。宮本泰介市長。登壇願います。     〔市長 宮本泰介君 登壇〕 ◎市長(宮本泰介君) おはようございます。本日もよろしくお願いいたします。 佐野正人議員の一般質問にお答えしてまいります。全て私からの答弁です。 大きな1番目、マンション管理適正化法の改正について、マンション管理適正化推進計画の作成についてお答えいたします。 まず、マンションの定義ですけども、マンションの管理の適正化の推進に関する法律におきまして、2人以上で区分所有された建物で居住の用に供する専有部分のあるものとされております。この法律の目的は、マンションにおける良好な居住環境の確保を図り、国民生活の安定向上等に寄与することとなっております。今後、建設後に長期間経過したマンションの急増に伴い、老朽化や管理組合の担い手不足が顕著となることが見込まれるため、老朽化の抑制及び維持管理の適正化を図るべく法改正が行われ、本年6月24日に公布されました。 この法律の改正点といたしましては、次の4点でございます。1点目として、国は、マンション管理の適正化の推進を図るための基本的な方針を策定すること。2点目として、国が策定する基本方針に基づいて地方公共団体管理適正化推進計画を策定できること。3点目として、その推進計画を策定することによって、適正な管理計画を有するマンションを認定できること。そして、4点目として、管理の適正化を図るために、管理組合に対する指導・助言が可能となることであります。 本市におきますマンションの戸数については1万8,000戸を超えまして、市民の2割以上の方が居住しているという状況です。住環境整備の観点からも、マンションの適正な管理を進めていくことは重要な課題であると捉えております。しかしながら、現段階におきましては、改正法が施行されておりませんことから、今後、国が作成する基本方針の内容など、国の動向を注視し、対応してまいります。 続きまして、大きな2点目、公園の整備・維持管理、パークPFIの導入についてお答えいたします。 パークPFIの制度は、公園管理者の財政負担を軽減しつつ、都市公園の質の向上、公園利用者の利便の向上を図る整備・管理手法でありまして、平成29年度の都市公園法改正によって導入されたものであります。具体的には、都市公園において、飲食店や売店等の公園施設の設置と当該施設から生ずる収益を活用して、その周辺の園路、広場等の公共部分の施設の整備、改修等を一体的に行う民間事業者を公募によって選定する制度であります。 本市におきまして、このパークPFIを導入している都市公園は今のところ、ありませんが、今年度、教育委員会で実施している、秋津公園とスポーツ施設等一体的再整備の官民連携事業手法等調査業務委託におきまして、事業手法の一つとしてパークPFIの導入も含めて調査をしているところであります。 いずれにいたしましても、本市としては、パークPFIに限らず、習志野市PFI導入指針に基づいて、習志野市公共施設等総合管理計画推進及びPFI検討会議においてVFM、バリュー・フォー・マネーの有無をしっかり確認しながら、PFI手法の導入について検討することとしております。 続きまして、大きな3点目、動物との共生、本市の取組について、お答えいたします。 本市における動物との共生に係る取組につきましては、動物の愛護及び管理に関する法律、いわゆる動物愛護法に基づいて、千葉県が策定した千葉県動物愛護管理推進計画に従って実施しております。本計画は、人と動物の共生する社会の実現に向けて行う施策の基本的方向性と中長期的な目標を明確にして、目標達成のための手段と実施主体を設定することで、計画的かつ統一的に施策を遂行することを目的に策定されております。 この計画では、動物に係る問題は、地域的なものから広域的なものまで様々であり、その対応には、県、市、動物愛護団体等の機関が関わり、それぞれの役割を明確にしております。その中で市の役割は、主に次の3点が挙げられております。1点目として、地域的な動物愛護関係事業の企画及び実施や普及啓発、地域に密着した苦情や相談の対応などを行うこと。2点目として、狂犬病予防法に基づく犬の登録及び狂犬病予防注射について推進するとともに、県と協力して必要な指導等を行うこと。3点目として、災害時の避難所設置等について動物対策を行うこととされております。 このことから本市では、動物愛護に係る周知・啓発活動の実施や、地域における苦情・相談に対する対応などを、必要に応じて千葉県や習志野健康福祉センターあるいは動物愛護団体等と連携し、行っております。 最後、大きな4点目、受動喫煙の防止に関する条例について、直罰方式移行後の効果と課題について、お答えいたします。 駅周辺の重点区域での喫煙者に対して、指導員が直ちに過料処分を行う直罰方式につきましては、平成31年4月から半年間の間接罰方式による周知及び指導の期間を経まして、令和元年10月1日、半年後に実施しております。間接罰方式の期間中の喫煙者への指導件数は768件でございましたが、直罰方式実施による令和元年10月から令和2年3月末までの半年間では、過料処分件数は363件に減少しております。また、令和2年4月から9月末までの半年間にあっては過料処分件数はさらに減少して、197件となっております。 しかしながら、いまだに重点区域内において喫煙されている状況は散見されますことから、喫煙者が多く見られる場所に掲示物を貼付するほか、重点的に見回りを強化するなどの対策を講じてまいります。 以上、1回目の答弁とさせていただきます。     〔市長 宮本泰介君 降壇〕 ○副議長(佐々木秀一君) 9番佐野正人議員の再質問を認めます。佐野正人議員。 ◆9番(佐野正人君) はい。そうしましたら、順を追って再質問をしていきます。 まず1点目の、マンション管理適正化法の改正。私も今、習志野市に引っ越してきまして23年ですか、24年目を迎えるのかな、マンションを購入して習志野市に転居してきたんですが、やはりマンションが、すごいですね、20年を超える中で老朽化してる部分が目立ってきております。冒頭、登壇時も紹介しましたが、全国でも非常に老朽化したマンションが多い。そういった中で、国の中で、地方自治体が積極的に関与していくことによって適切な管理をしていく、そういう方針が示されております。 ちょっと紹介させていただきますと、今年の1月ですか、滋賀県の野洲市で行政代執行によるマンションの取り壊し、解体があったんですね。これは築40年を超えるマンションで、9部屋しかない3階建てのマンションなんですが、トータルで1億円を超える取壊し費用がかかっておりまして、1億1,800万円、市が負担して壊してるんですよね。その中で今現在で、所有者9人のうちの8人に対して各1,300万円を請求しているんですが、全額払った方は3人だけだったということで、約4,000万円程度しかまだ回収できていない状況なんですよね。 ですから、マンションの老朽化というのは、積極的に自治体が関与していかないと、結局、自治体の財政を痛める結果になってしまう。いわゆる戸建てですとかの大きさと規模が違いますから、本当に見過ごせない状態になってしまうんですよね。 そのような中で、まず、1点目の再質問として、習志野市において築40年以上のマンションがどれぐらいあるのか、及び建て替えの実績、その点について伺います。 ○副議長(佐々木秀一君) 答弁を求めます。神崎都市環境部長。 ◎都市環境部長(神崎勇君) はい。築40年以上のマンションの戸数、それと建て替えの実績ということでお答えしたいと思います。 まず、総務省が平成30年に実施しております住宅・土地統計調査によりますと、本市域におけます建築後40年以上経過しているマンションの戸数は約3,860戸となっております。 また、習志野市内でマンションの建て替えの実績ということにつきましては、今のところ、ございません。以上です。 ○副議長(佐々木秀一君) 佐野議員。 ◆9番(佐野正人君) はい。習志野市内においても40年を超えるマンションが約4,000戸、3,860戸ですけど、4,000戸あるということなんですよね。マンション自体が1万8,000戸ですから、どうですか、2割強ぐらいはやはり老朽化しているマンションがある。 そういった中で、次の40年を超えるような、20年から30年を超えるマンション、さらに30年以上のマンションと20年を超えるマンション、40年未満でも、今、39年でしたら、来年は40年になってしまいますからね。そういうマンションで、築30年を超えるマンションと築20年を超えるマンション、これは市内にどれぐらいあるのか、その点について伺います。 ○副議長(佐々木秀一君) 答弁を求めます。神崎都市環境部長。 ◎都市環境部長(神崎勇君) はい。築30年以上のマンション、それと築20年以上のマンションの戸数について、お答えいたします。同じく、先ほどの調査、総務省が行っている、平成30年に実施しておりますけども、その調査によりますと、建築後の経過年数が30年以上40年未満のマンションの戸数は約3,190戸、建築後経過年数が20年以上30年未満のマンションの戸数は3,900戸ということになっております。以上です。 ○副議長(佐々木秀一君) 佐野議員。 ◆9番(佐野正人君) はい。築30年以上40年未満が約3,000戸、20年以上30年未満もやはり約4,000戸ということで、かなりの数、古いマンションが増えてきてるという。そういう中で、法律は公布されましたが、施行前という中で、習志野市がマンション管理の適切な運営及びマンション管理を支援するために、現在どのような取組を行っているのか、その点について伺います。
    ○副議長(佐々木秀一君) 答弁を求めます。神崎都市環境部長。 ◎都市環境部長(神崎勇君) はい。本市におけますマンション施策と実績ということでお答えしたいと思います。本市では、マンションの管理組合の適切な運営及びマンション管理を支援するため、マンション管理士が直接現地を訪問して、マンション管理において生じます様々な問題の相談にお答えするという、マンション管理士派遣事業マンション管理に関するセミナー、これを実施しております。 まず、マンション管理士派遣事業の実績といたしましては、平成29年度から令和元年度までの3か年、これで延べ11か所、本年度におきましては現在のところまで2か所の管理組合に派遣しているところでございます。築年数別の箇所数を申し上げますと、40年以上のところが4か所、30年以上40年未満のところが4か所、10年以上20年未満のところが2か所となってございます。 また、マンション管理に関するセミナーにつきましては、毎年度2回開催しております。平成29年度から令和元年度までの3か年におきましては延べ67の組合に参加していただいております。本年度は9月12日に開催しておりまして、12組合が参加しております。築年数別の内訳といたしましては、40年以上が16組合、30年以上40年未満が14組合、20年以上30年未満が7組合、10年以上20年未満が11組合、10年未満が2組合という状況になっております。以上です。 ○副議長(佐々木秀一君) 佐野正人議員。 ◆9番(佐野正人君) はい。本市においては、マンション施策としては2点ございまして、マンション管理士派遣事業と、マンション管理に関するセミナー、この2つを施策として現在取組を行ってるという中で、やはり今の答弁聞いておりましても、マンション管理士派遣事業も、このセミナーも、築40年以上、その次は築30年以上、やっぱり古いマンションのほうが、セミナーは10年から20年のほうが若干多いですけど、やっぱり一番多いのは築40年以上なんですよね、セミナーも、マンション管理士の派遣事業も。ということは、やはり住まわれている方も、御自身の住んでるマンションの老朽化に関しては関心もありますし、危機感も持ってると思うんですよね。 ですから、そういったものに関しては、やはり、今回、法が施行されるのが2022年ですか、まだあと1年半ぐらいあるんですかね。ある中で、やっぱりしっかり習志野市もマンション管理に関して行政のさらなる取組を図っていかなきゃいけないと思うんですよ。 そのような中で、マンション管理士派遣事業マンション管理に関するセミナー、正直申し上げて、私もマンションに住んでいたんですが、このような事業を、及びセミナーを習志野市が実施していることは知りませんでした、恥ずかしい話なんですけどね、議員として。この管理士派遣事業とセミナー、これ、どのようなやり方で周知して実施しているのか、その具体的な内容について伺います。 ○副議長(佐々木秀一君) 答弁を求めます。神崎都市環境部長。 ◎都市環境部長(神崎勇君) はい。この2事業についての周知方法と実施方法について、お答えいたします。 これらの事業につきましては、いずれも市のホームページにて案内しているほか、セミナーの開催は広報紙への掲載と併せまして、市内の各マンションの管理組合に直接郵送にてお知らせしております。前回は193の管理組合に送付いたしました。また、そのセミナーにおきまして派遣事業の案内もさせていただいているところでございます。 派遣事業におきましては、管理規約に関する事項や修繕計画に関する事項など、それぞれの管理組合の抱える問題や疑問に助言する形で実施しております。また、セミナーでは、毎年度参加した管理組合から要望を伺いまして、その中から、マンション管理の基礎や大規模改修工事の進め方などのテーマを決めて開催しております。 実態調査につきましては、平成30年度に管理組合に対しアンケート方式で実施した経過がございます。その際には対象が186組合ありましたけども、そのうち51組合から回答がありました。回収率といたしましては27.4%という状況でございました。以上です。 ○副議長(佐々木秀一君) 佐野正人議員。 ◆9番(佐野正人君) はい。周知方法としては、ホームページ、広報習志野ですか、あとダイレクトに管理組合に郵送しているということで、アンケートを実施したところ、186組合のうち51組合、27.4%ということなんですね、3割切ってる中で、やはりここはもう少し上げていくようなやり方をきっちりと検討していっていただきたいと思います、次回には。 そんな中で、他市の例で神戸市が、法律の施行前に、政令市で大きい市なんで、一概に習志野市と比較するのは難しいところはありますけど、神戸市は、分譲マンションの管理状況を届け出てもらい、市のホームページで公開する制度を始めるんですね。これは全国の自治体で初の取組みたいですね。このことによって、やはり、マンションの適正な管理を促す狙いがあるって書いてあるんですよ。 ですから、習志野市においても、確かに法律はまだ施行はされておりませんが、間違いなくもう、1年半後には施行されるわけですから、いつも私思うんですけど、どうも、いろんな施策がある中で、たまたま私が興味があるというか、質問する分野がそういう傾向が強いのかもしれないんですけど、どうも周回遅れのような気がするんですね、私が質問する施策に関しましては。たまたま私が先進市を見て質問しているせいもあるかもしれないんですけど。 ですから、1年半ありますからね、周回遅れじゃなくて、先頭を走るぐらいのイメージで、ベッドタウンという言葉は嫌いですけど、市民の2割以上がマンションに住んでるわけなんですね。これからもどんどん、どんどん増えていくと思います。そういった中で、きっちりと、この1年半、施行されたら同時にぐらいな形で取り組めるような形で、今から準備をしっかりと進めていただきたいと思います。 この法律によりますと、適切な管理計画をつくって、地方自治体が認定して、認定を受けた物件には税の優遇も検討すると国は言ってるんですよね。そういった部分のインセンティブもございますので、その辺も含めてきっちりと取り組んでいただきたいと思います。 項目1のマンション管理適正化法の改正については以上とします。 続きまして、項目2、公園の整備・維持管理について再質問します。 パークPFI、これ、習志野市においては今現在、パークPFIは導入はしていないということですが、これ、私も視察してきました、今回。千葉市、新宿区、墨田区のパークPFIを導入している公園。それぞれ、すばらしい公園でございましたけど、ぜひ、これも、県内においては今、千葉市だけですか、導入しているのは、だけなんですけど、これもやはり今もう100か所以上がパークPFIを導入する予定があるという自治体を聞いておりますので、これもやはり早急に取り組んでいただきたいなと思う中で、まず、私自身もそうなんですけど、習志野市の公園というのがどういう種類があるのかという部分も分からないので、まず、習志野市内の都市公園の種類、その点について最初、伺います。 ○副議長(佐々木秀一君) 答弁を求めます。神崎都市環境部長。 ◎都市環境部長(神崎勇君) はい。習志野市内の都市公園の種類ということでお答えしたいと思います。都市公園の種類、種別につきましては、都市公園法におきまして面積や利用目的などによりまして分類されております。本市におけます主な都市公園の種類は、面積が10ヘクタールから50ヘクタールを標準とします総合公園、それと4ヘクタールを標準とします地区公園、それと2ヘクタールを標準とします近隣公園、そして2,500平方メートルを標準とします街区公園などが整備されているという状況です。以上です。 ○副議長(佐々木秀一君) 佐野議員。 ◆9番(佐野正人君) はい。習志野市においては公園の種類は4種類、大きい公園から総合公園、地区公園、近隣公園、街区公園、このように分かれてるという中で、具体的に総合公園から近隣公園まで、上から1、2、3番までの、どのような整備されているか、その点について伺います。 ○副議長(佐々木秀一君) 答弁を求めます。神崎都市環境部長。 ◎都市環境部長(神崎勇君) はい。公園の面積による整備の状況ということでお答えしたいと思います。まず、総合公園といたしましては、秋津公園あるいは香澄公園、そして谷津干潟公園を加えました、総面積で約43ヘクタールの習志野緑地が整備されております。総合公園としては、これ1か所です。次に、地区公園といたしましては、谷津公園、あと中央公園などの4か所を整備しております。最後になりますけども、近隣公園につきましては、谷津の谷津奏の杜公園、そして袖ケ浦西近隣公園など10か所を整備しているというところでございます。以上です。 ○副議長(佐々木秀一君) 佐野正人議員。 ◆9番(佐野正人君) はい。総合公園が1か所、地区公園が4か所、近隣公園が10か所という中で、先日視察してきました千葉市の稲毛海浜公園の検見川浜ですかね、ここが約1ヘクタールということで、近隣公園に入るんですかね。ちょっとくくりが稲毛海浜公園全体の中でここだけの面積なんで、全体から見ると、あそこは総合公園になるのか、ちょっと、総合公園になるのかなという感じもしますが。新宿中央公園がたしか10ヘクタール未満で、隅田公園がちょっと失念してしまっているんですけど。 そんな中で、千葉市の稲毛海浜公園検見川浜地区っていうの、なかなかすばらしいですね。レストランやカフェがあって、これはちょっと隣接してる同じ市とは思えないぐらい、非常に先進的というか、非常にしゃれた、シティセールスになるような施設だなと思いました。 この施設がありまして、そのままマリンスタジアムのほうに進みますと、市境を越えて習志野市に入ると、何か急に雰囲気が違うっていうか、何かこう、何ていうんですか、カリフォルニアからどこかに行っちゃったみたいな、何か、こう、いい雰囲気がずっと来るわけです、白い砂浜から。それがいいかどうか、なかなか雰囲気がいいなと思うと、習志野市になると、ちょっと厳しいなって。 実は、私もこんな仕事してながら言うのもあれですけどね、一回、千葉市に引っ越そうかなと思ったことがありまして、幕張のところにね。議員になる前ですけど、もちろんね。思いまして、よくあの辺はサイクリングでもよく行くので、何か、千葉市のあそこ、稲毛のところから、県内初のフランスのベーカリーのレストランがあったりとかする中を通り過ぎて、ずうっと行って習志野市に入ると、まあ、ちょっと、どうなのかなと思いながら、この間、ちょっと何とも言えない複雑な気分になりながら視察していたんですが。 新宿中央公園は、よくありがちな、いわゆるスターバックスがある、どこにもあるような、スターバックスがあれば、パークPFIというと、何か、スターバックスとセット販売みたいなイメージがありまして、あそこも私、新宿区で5年ぐらい勤めてましたから、よくあの公園は知ってますけど、新宿区も約2億円ぐらいかけて、いろいろ、芝生だ、いろいろなものを整備した中で、なかなかオープンスペースがある中で、すばらしいなという部分はあったんですけど、習志野市において、茜浜も含めて、何かこう、夕日が見えるだけのスポットではなくて、何かできるのかなという部分は感じたんですが、今回は時間もないので、そこについては質問しませんが、ぜひ、新しい、これから開発する中で、公園ができてる中では、最初からパークPFIも含めて、ぜひ検討していっていただきたい。 そんな中で1回目の市長答弁でございましたが、現在、秋津公園とスポーツ施設と一体的再整備の官民連携事業で、パークPFIの導入も含めて検討しているという答弁ございました。現在どのようなことを調査しているのか、その点について伺います。 ○副議長(佐々木秀一君) 答弁を求めます。塚本生涯学習部長。 ◎生涯学習部長(塚本將明君) はい。御質問にお答えいたします。秋津公園内にある野球場やサッカー場は、建築後40年近く経過しており、今後、大規模の改修が必要と承知しております。 そこで、これら施設の老朽化対策に当たりまして、魅力あるまちづくりの観点を踏まえ、改修後はより市民に利用してもらえる秋津公園にするため、秋津公園と周辺公共施設も含め、今後どのように整備していくか、調査しているものであります。具体的には、公費での改修、民間のノウハウを活用した改修、改修後の効率的な運営など、その事業の手法調査・検討を行っているところであります。以上です。 ○副議長(佐々木秀一君) 佐野議員。 ◆9番(佐野正人君) はい。この秋津公園で今検討中ということで今、答弁ございましたが、民間の活力を使うという意味では、秋津公園のサッカー場を含めてネーミングライツを契約していると思うんですけど、その現在のネーミングライツの状況について伺います。 ○副議長(佐々木秀一君) 答弁を求めます。塚本生涯学習部長。 ◎生涯学習部長(塚本將明君) はい。お答えいたします。秋津サッカー場は平成27年度より、また秋津野球場は平成30年度よりネーミングライツ制度を導入しております。両施設においては、今年度、平成30年度からの契約期間の最終年度であることから、本年7月に令和3年度から3年間についての公募を行っております。その結果、サッカー場、野球場、それぞれ現在と同額の年間150万円で、引き続き第一カッター興業株式会社と契約を締結したところであります。以上です。 ○副議長(佐々木秀一君) 佐野議員。 ◆9番(佐野正人君) はい。ネーミングライツについては、ほかの議員も、同じ会派の木村議員も質問してますので、これ以上再質問しませんが、私も以前、例えば市川市のアーセナル通りですが、通りですとか道路とか歩道橋とかのネーミングライツについても質問した過去ございます。 ぜひ、秋津サッカー場・野球場という中で、そこにつながる道路を含めて、道路やその辺も含めてスポーツ施設等の、何ていうんですか、市川市のアーセナル通りじゃないですけど、たしか、あそこはアーセナルの何かサッカースクールか何かがあるから、そういう通りになってると聞いた記憶ございますけど、ぜひ、サッカー場、野球場というスポーツ施設を含めた公園のPFIをやる中で、ああ、やるわけじゃないですけど、パークPFIを検討する中で、ネーミングライツについても、この周辺も含めて、もう一度考えていただきたいと思います。 最後に、このパークPFIのメリット、まとめで、もう一度ちょっと紹介したいと思います。公園管理者、市のメリットとしては、民間資金を活用することで公園の整備、管理に係る財政負担が軽減される。民意の創意工夫を取り入れた整備、管理により公園のサービスレベルが向上する。民間事業者のメリットとしては、都市公園内に飲食店や売店等の収益施設を設置できる。収益施設の設置や設置期間の延長により、長期的視野での投資、経営ができる。公園利用者のメリット、これは市民ですよね、飲食施設の充実など、利用向上、サービスが充実する。老朽化し質が低下した施設の更新が進むことで、公園の利便性、快適性、安全性が高まる。これは近江商人のまさに三方よしですよ。売手よし、買手よし、世間よし。市役所よし、民間事業者よし、市民の皆様よし。 ぜひ、これももう既にスタートして全国でいろんなところでやってます。京都市なんか水族館ですよね。京都市なんか水族館、パークPFIの水族館があったりとかしますから。千葉においては、何ですか、千葉で、視察してないんですけど、千葉市の施設ですと、先ほどの施設以外にも、千葉市ですと、自然共生型アウトドアパークというの、フォレストアドベンチャーというのを泉自然公園に設置してますから、カフェだけじゃないんで、いろんなものございますので、ぜひ、まず、今ある既存公園もそうなんですが、現在、JR津田沼駅の南口及び新津田沼駅の南口周辺地域の再開発もございますので、その再開発の折には、新たにできる公園等ございましたら、まずはパークPFIの導入を積極的に進めていっていただきたいと思います。 以上で、この項目の質問は終了とします。 続きまして、項目3、動物との共生について再質問いたします。 市長の答弁の中で、地域的な動物愛護関係事業の企画及び実施や普及啓発、地域に密着した苦情や相談とありましたけど、どのようなことを行っているのか、具体的に伺います。 ○副議長(佐々木秀一君) 答弁を求めます。神崎都市環境部長。 ◎都市環境部長(神崎勇君) はい。具体的にどんなことをやっているかということについて、お答えしたいと思います。 今年度は、新型コロナウイルスの影響でイベントなどは開催されておりませんけども、過去には、動物愛護団体との連携強化のために、地域猫活動団体の会議や講演などに参加しております。また、例年、9月20日から9月26日の動物愛護週間に行われます、千葉県主催のなかよし動物フェスティバルや犬の飼い方などに関する普及啓発を行っているところでございます。 次に、地域に密着した苦情や相談の対応といたしましては、動物の飼育に対する相談や飼い主のいない猫に対する相談などがあり、これに対しまして習志野健康福祉センターや動物愛護団体と連携して対応をしているという状況でございます。以上です。 ○副議長(佐々木秀一君) 佐野議員。 ◆9番(佐野正人君) はい。どうしてもやはり犬と猫が主体になってしまいますよね、どうしてもペットの二大、人気あるペットでございますので。そんな中で犬に関しては登録制でございますし、狂犬病の注射等々ございますけど、ある程度管理している中で取り組めると思うんですが、猫に関しましては、いわゆる野良猫という、飼い主のいない猫というものがかなり市内でも多い状況で、これが環境問題も含めて、住民間の対立等々いろんなトラブルに発展する、発展している例もございます。 そういった中で、そういうものを未然に防ぐというか、防止するというか、抑止する中で、本市としては、飼い主のいない猫の不妊・去勢手術の助成金事業を行っております。今年度の執行率、状況について伺います。 ○副議長(佐々木秀一君) 答弁を求めます。神崎都市環境部長。 ◎都市環境部長(神崎勇君) はい。猫への不妊・去勢手術助成の申請状況ということでお答えしたいと思います。今年度の飼い主のいない猫の不妊・去勢手術助成につきましては、5月7日から受付を開始いたしました。12月16日、おとといですかね、おととい現在で申し上げますと、36名から申請を受け付けておりまして、件数といたしましては雌79頭の不妊手術費、雄55頭の去勢手術費を助成しているというところでございます。以上です。 ○副議長(佐々木秀一君) 佐野議員。 ◆9番(佐野正人君) はい。本年度は予算の執行率としては、もう99.5%、ほぼ、この12月の段階で残り3か月を残す中で使い切ってというか、執行している状況でございます。参考までに過去3年間見ますと、2017年度は113頭なんですね、助成している件数が。2018年度は147頭。2019年度は、昨年は116頭。今年が直近で134頭と、昨年より多いんですけど、一昨年よりはちょっと少ないという中で、こういう中でなかなか不妊・去勢手術することによって不幸な猫が増えないような取組を行っているんですが、ちょっと行って来いというか、一進一退、一歩進んで二歩--一歩進んで一歩下がるぐらいです、二歩じゃなくてね。なかなかうまくいってないような状況の中で、できれば、補正予算等も取っていただいて、あと3か月もございますので、要望したいところではございますが、コロナ禍における、こういう状況でございます、なかなか厳しいという状況も承知しております。 ですから、これは要望にとどめますが、残りはもう僅かなんですが、やはり、同時に何頭か申請してきた場合に関しては、そのうちの1頭ということでなくて、残り来た申請に関しては、同時申請に関しては柔軟に対応していただけるように要望します。ぜひ、きっちり対応していただきたいと思います。 あわせて、動物との共生という部分で、里親を探すとか、いろんな事業はあるんですけど、そんな中でちょっと気になるというか、こういう取組をしてるところもあるんだというところで、旭川市。今ちょっとコロナで大変なことになってますが、旭川市がヤマト運輸と動物愛護に関する連携協定を結んでるんですよね。というのは、結論から言うと、ヤマトのほうから旭川市のほうに持ちかけて成ったんですけど、これはどういう内容かというと、保護犬とか保護猫の飼い主を募るポスターを市内約20か所のヤマトの宅急便センターに貼ったり、けがをした犬や猫を発見したドライバーは愛護センターに通報し、保護につなげる。 何でこんな取組が始まったかといいますと、クロネコヤマトというぐらいなんで、猫がイメージの企業なんですけど、クロネコヤマトなんですけど、黒猫の里親に時間がかかることを知ったので、自分の会社のイメージの猫なのに、黒猫が人気ないらしいんですね、白やほかの柄に比べて。なので、これはということで、旭川市に申し入れたということです。黒猫に限らず、里親探ししてるみたいですけどね。 そういうこともございますので、何が言いたいかというと、こういう例もございますので、私も、里親探しというと、どうもスペースを使って里親の、佐倉市とか市川市もやってますけど、過去にやりましたけど、そういうことも考えてはいたんですが、こういう形での運用というか、取組もできるのかなという部分ございますので、ぜひ、避妊・去勢手術費用と、並びに両輪みたいな形で、里親を探すみたいな取組を、行政が自らではなくて、連携する中でやっていっていただきたい、そういう思いがございます。 以上で動物との共生については、この項目の質問は以上といたします。 続きまして、最後の受動喫煙の防止に関する条例の再質問に移ります。 昨年の1月に施行されて、10月から直罰方式になったんですかね、10月から直罰方式になりまして、先ほど市長答弁ございましたが、直接罰じゃなくて間接罰ですね、いわゆる、たばこを吸っている場合は指導・注意を行いますが、やめた場合は罰金は取らないって、そのときは半年間で768件あったものが、直罰方式移行後の半年では363件、半減。さらに、その半年後は、かなり周知されてきた、浸透されてきたと信じたいんですが、197件ということで、半年以降でいくと768件、363件、197件と半減、半減と来てる中でございます。その点について、過料処分件数が半年ごとに半減、半減してることについて、どのように分析しているのか、その点について伺います。 ○副議長(佐々木秀一君) 答弁を求めます。菅原健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(菅原優君) はい。お答えいたします。過料処分件数が減少していることにつきましてでございますけども、やはり直接的な過料の徴収ですとか、喫煙者が多く見られる場所を重点的に指導員が巡回することなどによりまして、一定の抑制効果が現れているものと考えております。しかしながら、今年度について申し上げますれば、新型コロナウイルス感染症によります、緊急事態宣言ですとか、飲食店等の営業時間の短縮などによります人出の減少なども影響しているのではないかというふうに考えているところでもございます。以上でございます。 ○副議長(佐々木秀一君) 佐野議員。 ◆9番(佐野正人君) はい。一定の抑制効果もあったと、中で、コロナ禍における影響も出ているのではないかということで、妥当なというか、そのとおりだとは思うんですけど。 これ、ちょっと一回、受動喫煙から離れるわけじゃないんですけど、12月15日に閉会した千葉市議会で、千葉市が来年1月に中央区の蘇我ですね、JR蘇我駅西口付近に喫煙所を設置する計画を出しているんですよね。それに対して、自民党と公明党が喫煙所を設置する計画の見直しを求める決議案というのを提出しまして、公明党、自民党、共産党の賛成で可決されたらしいんですよね。いわゆる喫煙所が設置されなくなったということです。市は喫煙所を設置するという話だったんですけど、議員のほうから出て、設置ができなくなったということです。 これ、ちょっと読ませてもらいますと、決議案は、自民党と公明党が出した決議案では、喫煙者は、非喫煙者と比べて新型コロナウイルスの感染で重症化する可能性が高い。たばこを吸う人を1か所に集めて、互いに受動喫煙となる状況とする喫煙所の設置は、市民の健康増進を図るという市受動喫煙防止条例の趣旨に反し、新型コロナ感染症患者増加にもつながりかねないということで、何が言いたいかというと、喫煙所の設置する、しないとか、そういうことを今言いたいわけじゃなくて、喫煙所を設置しても、受動喫煙というのがまた出てくるというわけなんですよね。喫煙所が今ない状態で、条例を守らないで吸っている方もいるんですけど、喫煙所を設置しても、また喫煙所を利用するお互いの受動喫煙というものが出てくるという中で、非常に受動喫煙に対する取組というのはなかなか難しいものがあるなと感じました。 私の友人の議員は、市のほうに賛成したらしいんですけど、蘇我の場合はフクダ電子アリーナなんかもありますから、市外から、海浜幕張と同じで、いろんな方がいらっしゃることが多いと思います。習志野市においては、そういうイベントで利用されるような駅はあまりございませんので、喫煙所に関してはあまり議論するところでもないとは思うんですが、そのような中でやはり一番気になってるのが、毎回毎回、同じ話で恐縮なんですけど、やっぱりJR津田沼駅とJR新習志野駅ですよね。 圧倒的に過料の処分件数も多いですし、マナーの悪い方も多いです。ほとんどが市外の方が多いという状況が、これも共通してるところで、津田沼駅に関しましては、いつも聞いてますから、今回、時間の関係もありますので、津田沼駅は一旦置いておきまして、今回はJR新習志野駅、ここが非常に私もいろんな方から声が寄せられます。新習志野駅の受動喫煙に対する対策について、どのように取り組んでいるのか、その点について伺います。 ○副議長(佐々木秀一君) 答弁を求めます。菅原健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(菅原優君) はい。JR新習志野駅周辺の受動喫煙に対する対策ということでお答えいたします。 JR新習志野駅周辺の喫煙の状況につきましては、朝や夕方の通勤時間帯に喫煙者が多く見られるとの御意見ですとか情報提供を受けております。このようなことから、指導員の巡回については回数を増やすことや、巡回の時間帯を、駅利用者の多い時間帯に集中する、変更するなどの対策を講じております。 また、新習志野駅を利用する駅周辺の企業組合5団体に対しまして、従業員に条例の周知について文書にて依頼したところでございます。以上でございます。 ○副議長(佐々木秀一君) 佐野正人議員。 ◆9番(佐野正人君) JR新習志野駅の朝の状況は、利用する人数を考えると、ある意味、JR津田沼駅の北口よりひどいんじゃないのかな。もちろん、ポイ捨ての数ですとか、ごみの散乱状態は、津田沼駅北口のほうがすごいですけど、何せ、乗降客数が違いますから、あの人数であれだけ汚れてるというのは、ちょっと言えば、私も写真撮ってきてアップするの、忘れちゃったんで、皆さんにお見せできないんですけど、担当課長にはお見せしましたけど、非常にひどい状況ですよ、あれは。 何が、問題かといいますと、やはりほとんど吸っている方は早朝か夜間なんですよね、新習志野駅においては。津田沼駅と違うところは、そんなに夜中はいないと思うんですよね、あそこの駅で。一番の問題は、やはり、あそこの駅を利用して、あそこのターミナルからバスで周辺の企業に働きに行く方がバスに乗る前と、仕事終わってバスから降りて、電車に乗る前にあそこで休憩してるというか、気分転換を図っているという、ほとんどがもう市外の方が多い。指導員の方に聞いたら、何か、埼玉県の方が多いとおっしゃってましたけど、別に埼玉県をどうこう言うわけじゃないんですけど、津田沼駅は船橋市の方が多いと思いますけどね、これ、そう思うんですけど。 ですから、どうしたらいいのかとなると、まず、指導員に関しては、先ほど部長も答弁ございましたが、巡回時間ですよ。巡回の頻度を上げるということは、巡回時間帯をどうするかというところで、JR津田沼駅をなくそうとなると、もう10時、11時、12時ぐらいまで巡回しないと難しいのかもしれないんですけど、JR新習志野駅に関しては、そんなに遅い時間までやらなくても、バスが夕方戻ってくる時間なので、いわゆる前回の議会でもお願いして、9月から実施しているとおっしゃってましたけど、夜間の巡回ですよ、夜間。 早朝は今7時からやってますから、あまりそれ以上早くやるというのも、なかなか巡回員の方の負担もございますから、なかなかそこまでは申し上げにくいので、まずは、やっぱり夜間ですよね。やっぱり仕事行く前より、終わった後に一服したいというところで、夜間の巡回の強化を、これは質問しないんですけど、もうぜひ要望したいと思いますね、これは。 これは、夜間に関しては、本当、いつも極端なことを言うんですけども、新習志野駅だけでも、津田沼駅だけでもいいと思うんですよ、ほかの駅をやらなくても。数も人数も限られてますから、本当はここに集中特化して、ぜひやっていただきたいということと、あわせて、先ほども、駅周辺の企業組合に対して、従業員に対する周知について文書にて依頼したって答弁ございました。 何か5組合ぐらいが、ここを利用してる、5組合ぐらいあって、何十社か、その下に加盟している企業があるとは思うんですが、そこの組合に対してまでは文書を送ったと思うんですが、その組合から、その下の加盟してる企業に対して、そこがきちんと周知されているか、その点については、きっちりと、先月送ったと聞いておりますので、その後の状況については、送りっ放しではなくて、きっちりと、送った後、どのような対応を取っていただいているのか、その点についてはきっちりと把握をしていただきたいと思います。 私がサラリーマンのときに勤めていたライバル企業の方から見せていただきましたけど、公園に限らず、コンビニの前に灰皿が設置されてても、当社の従業員はそこでたばこを吸うことは一切禁じますということ、もう出てましたから、会社から。それが各部署に全部に配られて貼ってあるって言ってました。そこは喫煙していい場所ですよ。いい場所でも、会社のイメージ等含めて、たばこは吸うなということで、吸うんでしたら、吸えるようなところで吸ってくださいということ、屋外では吸うのは厳禁ってございましたので、やっぱりそれぐらい徹底できるかどうか分からないんですけれども、きっちり、その企業組合の加盟している企業全てが貼っていただく、そういうことによって大きく改善されるのではないかと思います、ぜひですね。 あわせて、今回は、ポイ捨てについては、9月議会質問したので、質問していませんが、一番、市長にも聞いてほしいのは、副市長も船橋市に住んでる、聞いてほしいのは、船橋市の前原のほうの飲み屋街に行きますと、船橋市と習志野市の対応を貼ってあるわけですよ、船橋市が多分作成。船橋市は、吸っても、捨てても罰だけど、習志野市は吸うだけですよ、捨てても罰になりませんよって、貼られてるんですよ、船橋市の飲食店には。 別に私、その飲食店に入ってないですよ、別に、このコロナ禍なんで。前を通ってたら、見て、船橋市が多分作ってると思うんですけど、ここは喫煙禁止区域ですということで。船橋市は間接罰なんで、直罰じゃないんで、緩い部分は正直言ってあるんですけど、ただ、ポイ捨てに関しては船橋市は罰則入りますよって、習志野市は入ってませんというのは書かれちゃってるんでね。 やっぱり、ここは隣接市なんで足並みをそろえて、千葉市もポイ捨て、八千代市もポイ捨ても駄目ですから、ここはきっちりとしていただきたいということと、あわせて、電子たばこのポイ捨てが非常に多いというところ。電子タバコに関しては、これは巡回している指導員の方から聞いた話です。電子たばこのポイ捨てが多いということで、ですので、そういったものも含めて、電子たばこに関しては受動喫煙防止条例の罰則規定の外ですけど、やはりそこはきっちり今以上に注意というか、指導というか、そこは罰則の過料の対象ではないんですけど、そこはきっちりと指導・注意していっていただきたいと思います。 ポイ捨てに関してはまた3月議会で、またその後の状況をお聞きしますので、以上で私の質問とさせていただきます。ありがとうございました。 ○副議長(佐々木秀一君) 以上で9番佐野正人議員の質問を終わります。 この際、換気のため、暫時休憩いたします。     午前11時3分休憩-----------------------------------     午前11時15分再開 ○副議長(佐々木秀一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、6番中山恭順議員の質問を許します。登壇願います。     〔6番 中山恭順君 登壇〕 ◆6番(中山恭順君) それでは、一般質問を行います。 少し壇上の時間が長くなります。11月の下旬に、今からお伝えすることは事実なんですけども、少し問題提起させていただきたいのが、第二湾岸道路の建設の計画があるというのを皆さん御存じだと思います。関係6市、市原市、千葉市、習志野市、船橋市、市川市、浦安市の6市で構成されております。 その6市に住む自民党系の首長もしくは県議から私のところに電話が入りました。何で私ですかという話をしたんですが、やっぱりよく知っている方で、真政会と公明党じゃ、市長に尻尾振ってついていっているだけだから、追及できない、追及できないだろうと。もちろん、その方も自民党の方なんですが。元気な習志野ってのは、あれだと、議場の外では文句は言えるけども、議場の中では文句言えないんじゃないかっていうようなことを言ってきたんですよ。 よく知ってる方で、何が言いたいのかというと、その6市の首長と所属する自治体の県議会議員、あと衆参国会議員を集めて、来年の国の予算づけ、当然、大がかりな工事ですんで、国の予算づけから、いろいろ行おうということで、各6市に全部ヒアリングして日程調整をしてたと。それがたった1人のドタキャンのせいで、全部オシャカになってしまったと。 ○副議長(佐々木秀一君) 中山議員に申し上げます。ただいまの発言は通告にない質問のように思われますが、いかがでしょうか。通告の範囲内で質問されるよう、お願い申し上げます。     〔私語する者あり〕 ◆6番(中山恭順君) で、その時間、何をしていたかというと、市長は北千葉の会議に出てたらしいですね。で…… ○副議長(佐々木秀一君) 中山議員に申し上げます。ただいまの御発言は通告にない質問のように思われますが、いかがでしょうか。通告の範囲内で質問されますよう、お願いいたします。     〔「まだ質問じゃないって言ってる」、「質問じゃないんじゃない」、「質問やってるわけじゃない」と呼ぶ者あり〕 ◆6番(中山恭順君) 大体、前座で、壇上でいろんな話をして質問にすぐ入りますんで。     〔「止めろよ、止めなきゃ駄目」、「ちょっと、また後からもめるの嫌だから、ちょっと休憩して」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(佐々木秀一君) 暫時休憩いたします。     午前11時19分休憩-----------------------------------     午前11時21分再開 ○副議長(佐々木秀一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問は、会議規則第62条により、通告制をもって行いますので、通告の範囲内で質問されますようお願いします。中山議員、続けてください。 ◆6番(中山恭順君) はい。今の言い方もすごい、副議長の采配も非常に微妙なところで、一般質問の中身というのは市政に関わる一般事務について質問できるという、これは確固たる、載ってるんですね。     〔「それは議長の許可を得て質問できると」、「通告」と呼ぶ者あり〕 ◆6番(中山恭順君) それを言ってしまうと、壇上に来た瞬間から質問の中身だけを、今まで全議員がしてたのかというと、私も当然いろんな取っかかりでしてるときもありますし、なぜ今止まったのかなというの、非常に微妙なんです。 質問に移りますけども、何が言いたいかというと、佐々木副議長のほうから、「今日は何の日」だったらいいですというような、ぼそっと発言があったんですけども、やはり、こういう第二湾岸とかっていうのは、習志野市のことだけでなく、当然、千葉県全体についてメリット、デメリット、そういったことについて、我々議員も考えていかなければいけないんではないでしょうか、っていうことだったら、いいですかね、はい。 それでは、質問に入ります。本当は15分ぐらい、ここで話すつもりだったんですけども、5分で終わってしまいました。質問は、大きく5つの項目を通告させていただきます。 毎年12月議会で伺ってますが、令和3年度一般会計予算について、要求段階での歳出超過額について伺います。 2つ目、コロナウイルス対策について。私としては、当然、それが全てでは全くないんですが、検温というのも、過去の議会でもさんざん質問させていただいてますが、コロナ対策において有効な手段のうちの一つであるということで質問させていただいておりますが、反対のための答弁みたいな形で、一切、反対、やりませんという答弁に対して、何も整合性ですとか、納得できるものでないんですが、今のところ行う予定が、行う状況が見えてまいりません。検温をいいかげん始めませんか、ということをお伺いします。 また、コロナウイルス対策の2つ目として、これは最初の答弁いただければ、もう答え分かってしまうんですが、ちなみに、質問を通告したのは11月24日です。この時点で、県内数多くの自治体、独自で保健所を持たない数多くの自治体が保健所への応援職員を派遣しておりました。急に第3波が襲ってきて、そういった状況になってるわけですが、習志野市は、なぜ保健所への応援職員を派遣してないのかということで、保健所への応援職員は検討しませんか、ということでお伺いいたします。 3つ目は、学校の適正規模・適正配置についてです。今、パブリックコメントに付されておりますが、エースレーン跡地に、今、工事中で、マンションが計画されてるのは皆さんも御存じのことと思いますが、学区についてお伺いをいたします。 また、今、進行中のパブリックコメントに付されている中身についてもお伺いいたします。 4つ目、放課後児童会放課後子供教室についてです。こちらも、前議会の段階では業者決定はされておりませんでしたが、業者決定をいたしましたので、事業者選定と開設までのスケジュールについてお伺いをいたします。 5つ目は、保育行政についてです。今回、これを中心に行いますが、壇上では、一時保育の現状についてお伺いをして、第1回目の質問とさせていただきます。     〔6番 中山恭順君 降壇〕 ○副議長(佐々木秀一君) ただいまの質問に対する当局の答弁を求めます。宮本泰介市長。登壇願います。     〔市長 宮本泰介君 登壇〕 ◎市長(宮本泰介君) それでは、中山議員の一般質問に順次お答えしていきます。 市政に関することでありましたら、ルールの範囲内でしっかりお答えいたしますので、御質問いただければというふうに思います。ルールの範囲内でお願いをいたします。 あと、それと、来月から中山議員、習志野青年会議所の理事長に就任されるということで、おめでとうございます。この議場の中には宮本博之議員と、あと飯生喜正議員が歴代に理事長として活躍されましたけど、期待しておりますので、注目しております。 それでは、お答えをいたします。大きな1点目、私からは、令和3年度一般会計予算について、要求段階での歳出超過額について、お答えいたします。 令和3年度は、新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、例年以上に厳しい財政環境の中で予算編成を進めていくことになりますが、予算編成に際して、私は、10月15日の庁議で、全職員に向けた令和3年度予算編成方針において、1つ、保健・医療・福祉の充実、1つ、地域経済・産業の振興、1つ、子どもが健やかに育つ環境整備、1つ、未来をひらく教育と生涯にわたる学びの推進、1つ、公共施設等総合管理計画に基づく取組、1つ、財政健全化の6点を重点事項として示しました。 また、歳出予算のうち、経常的経費につきましては、庁内分権型予算による配当方式とし、臨時的・政策的経費は、各部からの要求に基づく積上げ方式といたしました。各部局におきましては、本方針に基づく予算編成に取り組み、現在は政策経営部において要求額の精査を行っており、今後は各部に対するヒアリングを経て、1月中旬を目途に予算を編成してまいります。 なお、本日現在、各部からの要求額が確定している段階ではありませんが、一般会計の歳入歳出において、今のところ、おおむねざっくりですけども、69億円程度の歳出超過の状況にあります。今後、財源確保策をさらに徹底するとともに、必要な政策への財源投資等、確実に実施できるような体制を含めまして、予算配分をしてまいります。 続きまして、大きな2点目、コロナウイルス対策について、(1)検温についてお答えいたします。 本市の施設運営に係る新型コロナウイルス感染症対策といたしましては、主として、集団感染、いわゆるクラスターの発生を防止するための対策を実施しているところです。具体的には、マスクの着用、手洗いのお願い、アルコール消毒液や各窓口へのパーティションの設置、庁内の定期的な換気や周囲の消毒、待合席やエレベーター内におけるソーシャルデスタンシング--距離を保つこと、などを本年2月から実施しておりまして、感染リスクの低下につながっているものと考えております。 国における新型コロナウイルス感染症対策分科会では、「潜在的なクラスターの存在が想定され、感染者の検知が難しい、見えにくいクラスターが感染拡大の一因となっていることが考えられる」と当初から分析しており、発熱の症状が出た後、感染源、直後ですね、発熱の症状が出た直後からその後、感染源となるインフルエンザ等とは異なりまして、発症日の2日前から発熱などの症状がない無症状の状態で感染源になると指摘されております。すなわち、ここにいらっしゃる皆さんがあしたもし発熱したり、発症したりした場合は、今日が一番広げてる可能性、ウイルスを散らばしてる可能性がある、こういうことでございます。 このことから、庁舎入り口での検温は、クラスター発生防止効果は高いとは認めておりません。国等のガイドライン等におきましても、来庁者の検温が必須とはされておりません。以上の理由からです。 いつも誰が感染しているか分からないため、うつさないようにすることを主な目的として、マスクの着用を促している、マスクの着用をしていただいているという中でございますので、逆に、検温して、熱がないということで、気持ちの緩みが出てしまうことも考えられますので、このようなことも踏まえまして、令和2年第3回定例会でもお答えしたとおり、いろいろなこと、この検温に係るランニングコスト等その他いろいろなことを総合して、費用対効果が低いと判断しております。このことから検温の実施は考えておらず、ほかの必要な感染症対策を実施しております。 本市において、ちなみに、現在把握しております県内の、庁内に入るときに検温を実施している市町村でございますが、54市町村のうち8市1町に限られております。近隣市においては、市川市のみでございます。千葉県庁では行われておりますが、来庁の数については、市役所とは比較にならないぐらい、県庁は来庁者、そんなに多くありませんので、そういうようなこと等も含みまして、このようなことなんだというふうに思います。 本市の施設運営に係る新型コロナウイルス感染症の対策といたしましては、今後も国や県からの指導、要請に基づいて作成した「習志野版あたらしいルール」の非接触、適距離、計画的、避飛沫を徹底するとともに、市民の皆様へは、家庭での検温、うがい、手指、手と指の消毒の徹底などを呼びかけ、「うつさない為にかからない」に努めております。また、この冬の合い言葉としては「常にマスク」「惜しまず換気」としております。 なお、御寄附等でいただきました非接触型体温計については学校等で使用させていただいております。 続きまして、(2)保健所への応援職員についてお答えいたします。保健所への応援職員の派遣につきましては、保健所からの派遣要請があって、初めて、それに対応するかどうか検討するものであります。 習志野保健所への職員派遣につきましては、去る11月25日、習志野保健所が主催する、保健所管内自治体と医師会による情報交換会がありましたが、その終了後に、保健所から管内の習志野市、八千代市、鎌ケ谷市に対しまして、保健師職員の派遣、市の保健師職員の派遣についての打診がありました。このことを受けまして、本市では早速、職員派遣を行う方向で検討する旨、回答し、12月7日付で千葉県から正式な業務応援依頼の通知を受ける形で、千葉県及び習志野市職員の業務応援に関する協定書を締結し、令和2年12月9日から令和3年1月8日までの間、習志野保健所に本市の保健師職員1名を派遣しているところでございます。派遣職員の主な業務は、電話相談の対応、医療機関及び濃厚接触者等の検査調整でございます。 次の大きな3番目の学校の適正規模・適正配置についての御質問は教育長がお答えいたします。 大きな4点目、放課後児童会放課後子供教室について、東習志野地区及び秋津地区の事業者選定と開設までのスケジュールについて、お答えいたします。 東習志野小学校地区及び秋津小学校地区の放課後児童会放課後子供教室につきましては、子ども・子育て支援事業計画及び教育振興基本計画につきまして、令和3年4月から一体型として運営を同一事業者に委託することとしております。事業者の選定に当たりましては、業務委託候補者選定委員会を設置し、プロポーザル方式によって実施いたしました。 なお、選考の過程におきましては、当該小学校地区に在籍する児童の保護者に対しまして、応募事業者の提案書を閲覧していただく機会を設けるとともに、当日のプレゼンテーション及びヒアリングを傍聴していただいた上で、御意見をいただきました。 この結果、東習志野小学校地区につきましては、5者から応募があった中で株式会社明日葉を契約候補者として選定し、秋津小学校地区につきましては、4者から応募があった中で株式会社セリオを契約候補者として選定いたしました。両方法人とも、運営における児童の意見の反映、施設内での事故防止や安全対策及び児童の健全育成を図る工夫などの項目で高い評価を得ております。 今後は、当該小学校地区に在籍する児童の保護者等関係者に対しまして説明会を開催するほか、令和3年2月から2か月間、契約候補者の職員が放課後児童会の業務に従事し、引継ぎを行うとともに、放課後子供教室の開設準備を行ってまいります。 私からの最後、大きな5点目、保育行政について、一時保育の現状について、お答えいたします。 一時保育とは、保護者が短時間就労をしている場合や、病気やけがなどの緊急時並びに育児疲れの解消など、就学前のお子さんを一時的にお預かりする制度でございます。本市では、平成13年度に公立の保育所2施設で一時保育を開始して以来、計画的に実施施設数を増やし、拡大する利用希望への対応に努めてまいりました。 その結果、令和元年度におきましては、市立保育所・こども園の5施設、新たに10月から秋津地区の小規模保育事業所1施設を加えた私立6施設において実施し、延べ1万4,714人の方に御利用いだいたところであります。 一方で、子ども・子育て支援事業計画策定のため、平成31年3月に実施したニーズ調査では、一時保育の利用希望がさらに増加していることや、予約方法の改善についての意見が複数あったことから、より環境を整備し、利用しやすい制度としていく必要があると認識しております。 このようなことから、令和2年度から令和6年度までを計画期間とする子ども・子育て支援事業計画におきまして、重点事業の一つと位置づけ、市立幼稚園のこども園化におきまして、一時保育を実施するとともに、市立保育所の私立化や民間認可保育所などの誘致におきましても、一時保育の実施について検討し、受入れ定員の拡大を図ってまいります。また、申込みしやすい予約方法についても検討し、改善を図ってまいりたいと考えております。 以上、私からの1回目の答弁とさせていただきます。     〔市長 宮本泰介君 降壇〕 ○副議長(佐々木秀一君) 暫時休憩いたします。     午前11時40分休憩-----------------------------------     午前11時41分再開 ○副議長(佐々木秀一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 続いて答弁を求めます。小熊隆教育長。登壇願います。     〔教育長 小熊 隆君 登壇〕 ◎教育長(小熊隆君) それでは、中山議員からの一般質問、大きな3番目、学校の適正規模・適正配置について、(1)エースレーン跡地に建設中のマンションの学区について、お答えをいたします。 津田沼2丁目のボウリング場跡地に建設中のマンションにつきましては、地上8階、地下2階、販売予定戸数は96戸と認識しております。通学区域は、津田沼小学校、第五中学校の通学区域に位置しております。販売予定戸数を基に、発生する児童・生徒数を推計した結果、現状では両校ともに受入れが可能であると判断しております。 次に、(2)現在進行中のパブリックコメントについて、お答えをいたします。 習志野市立小・中学校の適正規模・適正配置に関する基本方針(案)につきましては、学識経験者、市民の代表、市立学校の代表、行政の代表で構成される検討委員会を3回実施したところであります。委員長の御指示により事務局が作成しました素案を基に検討を進め、第3回の会議にてパブリックコメントで示す案としての取りまとめを行いました。 会議の中では、児童数が少ない学校であっても、児童の人間関係が深まるなど、小さい学校ならではのメリットもあるとの御意見もいただきました。また、本市においては、大規模な開発により一時的に児童・生徒数が大きく増加する学校もあり、課題であるとの御意見もいただくなど、学校規模によるメリットや課題を踏まえ、検討を進めております。 今後は、パブリックコメントでいただいた御意見を検討委員会に報告し、最終案の取りまとめを進めてまいります。 以上、私からの1回目の答弁といたします。     〔教育長 小熊 隆君 降壇〕 ○副議長(佐々木秀一君) 6番中山恭順議員の再質問を許します。中山恭順議員。 ◆6番(中山恭順君) はい。少し休憩も入って時間を延びさせてしまったというか、慌てて止めたように私は感じてしまったんですが、この第二湾岸の件はちょっとまた私も調べてみようかなという気になりました。市長のこと、褒めるつもりだったんですけど、なぜか、佐々木副議長が急いで止めたように、びっくりしてしまいまして。これは通告してないんで、またの機会にさせていただきます。 時間にちょっと配慮しながら再質問していきます。最初に、5番の保育行政のことを先に再質問させてください。これは先ほどメインと言ったといいますか、急を要するし、非常に重要なことなので、こればっかりは、当然、私の言うこと全てそのとおりではなくても、この件に関しては、ぜひ配慮して早急に改善するところはしていただきたいなと思います。 一時保育というのも様々な種類がありまして、例えば、うちですと、リフレッシュという、月3日、子どもたちを預けると。最長で、8時間半ぐらいからだったかな、5時までというのを利用させていただいてます。このリフレッシュの休暇というのが月3日となっている根拠について、まずお伺いします。 ○副議長(佐々木秀一君) 答弁を求めます。小平こども部長。 ◎こども部長(小平修君) はい。御質問にお答えをいたします。育児疲れなどの解消など、いわゆる、今言われたリフレッシュを目的とした一時保育の利用につきましては、御案内のとおり、月3日を限度として利用できることとしております。一時保育を利用する理由としましては、リフレッシュ以外にも、パートで就労している場合や病気、けが等での通院、介護や冠婚葬祭等、多岐にわたっております。 このような中でリフレッシュによる一時保育の日数につきましては、導入当初、近隣他市において7市中3市が2日、同じく7市中3市が3日、1市が4日という状況だったことを踏まえ、本市では3日と設定したものでございます。以上でございます。 ○副議長(佐々木秀一君) 中山恭順議員。 ◆6番(中山恭順君) はい。近隣並みだよ、みたいな感じで今言いますけども、近隣もそうなんですが、圧倒的に足りないという認識なんですね。それは私も身をもって体験してますし、だから、今、このコロナ禍の中で自殺してしまうお母さんがいたり、産後鬱になってしまってる方が増えてきてるわけですよ。 実際、月3日、リフレッシュの休暇で預けられると、何やってんのかなというふうに私も感じたわけですが、うちの妻は例えばですけども、仕事をしなくていい状況だから仕事をしてないわけではなくて、子どもがいて手が離せないから、仕事をしてないわけですよ。3日預けたらどうなるかというと、リフレッシュという名前はついてますけども、実際にたまりにたまった洗濯物ですとか、ためておいてもいいような冷凍にしてもいいような料理作ったり、買物行ったり、いろんな手続やって、それで終わりですよ、3日って。何のリフレッシュにもならない現状。何しろ、子どもと離れて、ちょっと、ずうっと神経張り巡らせてるのは落ち着くんですが、そういった家事やったら終わりなんですね。 これについて、まず、私は、3日なんかじゃ圧倒的に足りないというのを感じました。増やすべきではと思いますが、見解をお伺いします。 ○副議長(佐々木秀一君) 答弁を求めます。小平こども部長。 ◎こども部長(小平修君) はい。御質問にお答えをします。育児は子どもの成長を目の当たりにすることができ、何物にも代えがたい喜びである一方、保護者には子育てに伴う心理的、肉体的な負担が生じてしまう場合がございます。また、現在は新型コロナウイルス感染症対策の影響もあり、家庭の中で子どもと向き合う時間が増え、保護者の中には、出産後や子育て中に気持ちが落ち込んでしまうことも考えられます。このようなことから、リフレッシュで利用できる一時保育の果たす役割は大変大きいと認識をしております。 そこで、子ども・子育て支援事業計画の中では、向山幼稚園、藤崎幼稚園のこども園化による一時保育の増設、市立保育所の私立化や民間認可保育所の誘致における一時保育の実施等に取り組み、受入れ定員の拡大を図ることとしております。今後のさらなる拡大におきましては、需要を捉え、一時保育のリフレッシュの日数についても検討をしてまいります。以上です。 ○副議長(佐々木秀一君) 中山恭順議員。 ◆6番(中山恭順君) はい。あと、最近気づいたのは、国が幼保無償化をうたってますけども、これって、例えば私がリフレッシュで、うちも昨日使わせていただきました。朝、袖ケ浦こども園に子どもを預けて、そのまま議会に来て、議会終わって、私が迎えに行くということだったんですけども、金額のことはちょっと後でまたこちらのほうで話しますけども、自己都合なんで、例えば昨日ですと、私が2,665円払ってるんですね。 それはちょっとこの質問の後に伺いますけども、私が今利用してるリフレッシュ、あとはパートタイムなどで最大月15日まで使える、この一時保育という制度があるんですが、果たして保護者の要求どおり利用できてるのか、伺います。また、あわせて、例えば、利用できてない、フルに利用できてない人がいる場合、その状況を把握しているのか、伺います。 ○副議長(佐々木秀一君) 答弁を求めます。小平こども部長。 ◎こども部長(小平修君) はい。一時保育の一月当たりの利用上限日数について、保護者が短時間就労している場合などに利用する非定型的保育15日と、育児疲れをリフレッシュするために利用する私的理由保育の3日分を利用できているのか、また、利用できていない場合、その後の状況を把握してるのかとの質問について、お答えをさせていただきます。 まず、お尋ねの利用できている日数につきましては、全ての利用状況の把握は行っておりませんが、本年12月4日に行われた私どもの一時保育施設長会議の中では、一例として、市立袖ケ浦こども園の11月における一時保育の利用状況について、申込みされた方37名のうち上限日数まで、または希望の日数の予約ができた方は29名あったと報告を受けております。 次に、希望する日に利用できなかった場合、その後の状況を把握しているのかという質問についてでございますが、例えば利用できずに民間の保育施設等を利用したり、家庭内での保育を行った等、その後の状況に関する統計的な調査は行っておりません。現状といたしましては、希望日時の予約が難しい場合、並びに上限日数まで予約ができない方に対しましては、各施設でキャンセル待ちを御案内をさせていただき、その後キャンセルが生じた場合は速やかに御連絡し、利用日数の確保につなげられるように取り組んでいるところであります。以上です。 ○副議長(佐々木秀一君) 中山恭順議員。 ◆6番(中山恭順君) 今、部長の答弁で分かったのは、施設長の会議で、その利用状況について、一部だけど報告があったと。37件のうち、37名のうち、マックス利用したというか、希望どおり利用できたのは29名だという。一時保育、何人、年間使ってんだというと、最初、市長が答弁したように1万5,000人なんですよね。全然まだサンプルとしては足りないどころか、じゃ、伺いますけども、8月、ゼロ日だった人とかって、分かります、分かんないですよね。8月、希望日数がゼロ日だった。これ、うちなんですよ。うち、8月、預けたい日にちに対して、一日たりとも預けることができなかったんですよ。キャンセルの連絡も、その日に空きがなくて、要は、8月の1日から31日までフルでうちの妻が独りで面倒見てたんですね。 また、個人的な話になっちゃいますけども、あんたのところ、実家近いじゃんと言われますけども、コロナで、うちの親が今接触する可能性にある中、1か月間どころか、ほとんど今、うちの実家と会ってない状況なんですね。 こうやって、法的なあれに見えないような子育てで苦労している家庭って、うち以上にまだ多いんですよ。なぜかというと、私はある程度自分で、仕事する、しないを時間を調整して、どうしてもうちの妻がつらいときは、その時間はいるようにできるので、もちろん無理な場合もありますけど。 うち、8月、31日間、ずうっと独りで歩き出して一番危険な子どもの面倒見てたんですね。これはやっぱりストレスというか、鬱になりますよ。うち、8月に本当、家庭崩壊寸前でしたから。今だと笑い事で済むかもしれないですけど、いや、どんだけストレスたまるかって、やっぱり私がちょっと手伝ったって、分かりますよ、どれだけお母さん方が、両方の両親が近くにいない中で子育てしてるというのが、どれだけ酷なことかってのが。 全部利用できてないのが把握できてないと言いましたけど、これも今どういう状況かというと、当然、近所にお母さんとか同級生の友達が増えてきますよね。パートで、例えば15日のうち13日しか希望できなかったけど、どうしてもパート行かなきゃいけない、保護者が近くにいないとなったら、どうしたかというと、民間の一時保育のところにこの方は預けたらしいんですよ。そうすると何が起きたかといったら、この2日間の利用代金が、2日間働くことによって得られるパートの代金より高くなってしまったらしいんですね。やっぱり、こんな状況で、子どももう一人つくろうかとか、少子高齢化とかっていう状況にまだないと思うんですね。 だから、このことだけは、今、コロナ禍で、お父さんたちも在宅ワーク増えてるといいますけど、これがまた、いい面もあり、悪い面もあるのが、例えばうちなんかもよく言われますけど、おまえが家にいると、子どもが2人になったみたいで何にも役に立たないってのは、やっぱり言われるときもあるんですよ。これは私の能力なんですけど、そうなんですけども、実際、だから、コロナであるときでも、そうでないときでも、やっぱり、これだけお母さんたちの本当に精神が危険にさらされてるという現状をもう一度考えていただきたいなと思います。 この件も、過去にもいろんな議員の方が質問されてるんですが、絶対、これは改善、早急にしなきゃいけないなと思ったのは、やっぱり予約ですよ、予約の取り方。この一時保育、リフレッシュも含めた予約の取り方について、現状、どういうふうになってるのか、伺います。 ○副議長(佐々木秀一君) 答弁を求めます。小平こども部長。 ◎こども部長(小平修君) はい。御質問にお答えをいたします。一時保育の予約につきましては、利用開始希望日の前月1日から利用日の7日前までに、各施設の一時保育の専用電話に希望の予約をしていただき、その後、それぞれの施設で利用申込書の記入等をしていただくことになります。なお、初めて利用される方に関しましては、お子様と一緒に施設で保育士、看護師、栄養士等による面接を受けていただいております。 施設数につきましては、平成13年10月時点で市立保育所2施設だったところ、令和2年12月では市立保育所1施設、こども園4施設、私立保育所4施設、小規模保育事業所2施設と、計画的に施設数を増やしてきております。 その結果、利用者が分散し、予約電話がつながらない状況は以前に比べて少なくなっておりますが、月初めに電話がつながりにくい、あるいは希望日に予約が取れない等の御意見をいただいていることから、今後も受入れ定員の拡大及び予約方法の改善に向けて取り組んでまいります。以上です。 ○副議長(佐々木秀一君) 中山恭順議員。 ◆6番(中山恭順君) はい。取りあえず取り組んでいくということなんで、いいんですけども、これも現場の状況を市長、なかなか見に来る機会もないと思うんで、説明しますと、予約が何日前だっけな、一日とかでしたっけ、予約が開始されると、何が起きるかというと、一日に保育所とかこども園でも、預けに行くと、保護者は携帯を片手に子どもと来て、ずうっとみんなでかけまくっているんですよ。 何でかというと、つながんないからなんですね。つながればラッキーなんですよ、先着順だから。車を運転してきて、車運転しながら電話はしてないでしょうけども、降りたときからもう電話、常にかけて、子どもを連れてって、バイバイしたら、また電話かけながら出て、またそのまま仕事行かなきゃいけないとか、極めて異常な状況なんですよね。 そもそも、運によって、クイズ番組じゃないですから、ああ、つながったとかって言って、答えるわけじゃないですから、運によってのみ左右されてしまうという状況をどういうふうに考えているのか、伺います。 ○副議長(佐々木秀一君) 答弁を求めます。小平こども部長。 ◎こども部長(小平修君) はい。御質問にお答えをさせていただきます。現状の一時保育の電話予約につきましては、電話を受けた際、即座に予約の可否をお答えできるという利点はございますが、電話が特定の時間帯に集中し、つながりにくくなるなど、保護者等への負担が大きく、改善に向けて取り組んでいるところであります。 具体的に申し上げますと、ホームページを活用して、定期的に予約状況の公表を行い、保護者等が事前に空き状況を確認した上で、計画的にお申込みができるようにしたり、ICTを活用した予約受付方法の導入などを検討しているところでございます。 今後につきましては、一時保育が利用者にとってさらに使いやすい保育サービスとなるよう、利便性の向上に取り組んでまいります。以上です。 ○副議長(佐々木秀一君) 中山恭順議員。 ◆6番(中山恭順君) はい。一時保育の件は以上なんで、市長も、この件は特に、当然、自分の質問なんで全部重要だと思って聞いているんですけど、この件だけは本当にどうにかしてあげないと。私ですら、かなりストレスたまってた時期もありますし、リフレッシュするなって言ってんですよ、8月予約ゼロで。 また、その労働環境によっては、家庭、本当に一般的なモデルの家庭ですとかの方々なんて、コロナも相まって、すごい大変だと思いますよ。やっぱり保育所の先生とかもすごい気使って運営してくれてるのも分かりますし、昨日なんかも優しく迎えてくれましたけども、それでいて、まだ、市長、「みんながやさしさで」、全然つながってないです、この分野は。 いや、首かしげるのが分かんないですけど、これは本当に間違いないのは、私が身をもって体験してるし、もっとひどい人たちを見て質問してますんで、この件はやっぱり習志野市だけ特化したって全然構わないと思いますし、ほかの自治体より。ぜひお願いします。 ほかのは、もうさらっとにします。 検温についても、あまりにひどい答弁ですよね。発症の2日前がまるで、発熱したら、まるで人への感染源にならないんじゃないかというような答弁とか、何を根拠に、国は、そういうふうに発熱する前は確かに危険だというのが出ましたけど、全部何%とか答えられるのかといったら、答えられないじゃないですか、分かんないからコロナって。 だから、発熱した後だって一応危険だし、そのほかも、うつさないように目的としてマスクの着用をしてるので、検温して熱がないことで気持ちの緩みが出てしまう。誰が気持ちが緩むんですか、こんなの。今のこの世の中で、第3波で、があっと広まってて。本当にいよいよ知ってる人とかが発症したりして、ああ、自分もいつうつるか、かかるか分かんないなというふうになってる中で、何で、その日、検温して熱がなかったら、緩むんですか。 市長の答弁どおりだったら、もしかしたら、私、自分は発症する1日前で熱がないだけなのかなとか、そういうふうに思うのって、当たり前だと思うんですよね。それって、皆さんの努力じゃなくて、市民の方々の自己努力じゃないですか。 何か、アルコールなんとかとか、いろいろなことを言ってますけど、アルコール、マストにしてますかといったら、分かりづらいところで、ちょこんと置いていて、意外に気づかないで入ってきちゃう人だっていますよね。何ていうかな、本当にとにかく私の質問をどうにか反対するためというか、検温しないために、後から理由つけるような答弁というのは全く納得いかないですよね。 簡単にお伺いしておきますと、市役所庁舎って、身体的に弱い立場の人の来庁は多いですか、少ないですか、お伺いします。 ○副議長(佐々木秀一君) 答弁を求めます。斉藤総務部長。 ◎総務部長(斉藤勝雄君) はい。御質問にお答えをいたします。市役所には不特定多数の方がそれぞれの事情でお越しいただくというふうに認識をしております。 一方で、先ほど市長からの答弁にありましたとおり、本市といたしましては、検温は、新型コロナウイルス感染症の対策としては今のところ必要ではないというふうに考えております。したがいまして、導入するために、その検証を行ったということでございます。その結果といたしまして、デメリットのほうが多いという判断の下に、このような形でこれからも実施をしていきたいということでございます。何とぞ御理解のほど、よろしくお願いいたします。以上でございます。 ○副議長(佐々木秀一君) 中山恭順議員。 ◆6番(中山恭順君) すごい答弁を今してるっていう実感はありますか。検温というのは、新型コロナウイルス感染症の対策として効果的ではない、デメリットのほうがあるので、皆さん理解してくださいと。それを言ったら、県庁は何で全部で検温してるんだと。民間施設は何で検温があるんだと。 まず、身体的に弱い人の立場の来庁が多いですか、少ないですかというのを答えてないですし、多いんですよ。やっぱり公的な助けを必要としている人たちが多く来るんですよ、市役所ってのは、特に1階やグランドフロアってのは。だから、弱い人たちに、コロナだけじゃないですよ、発熱に関わる、例えばインフルエンザ、今年は少ないですけど、風邪だってそうですし、検温することのデメリットなんて、ほとんどないじゃないですか。もうそこまで言うんであれば、費用対効果云々というのもありましたけども、その根拠を示してください。 本当にコロナだけ、もちろんコロナが主ですけど、コロナだけじゃなくて、私がもう、必ず検温をマストにするか、例えばもう任意で置いておくだけでも、測る人っていると思うんですよ。何でかというと、今のアルコールと同じですよ。アルコール消毒しない人は入れませんなんて書いてないじゃないですか。ぽんと置いてあって、気づかない人は、入ってきたって、そのまま市役所入れる。最悪、それでもいいですよ。     〔「接触」と呼ぶ者あり〕 ◆6番(中山恭順君) 接触、接触って、今のは何ですか。今の「接触」ってやじは何ですか。 ○副議長(佐々木秀一君) 暫時休憩します。     午後0時7分休憩-----------------------------------     午後0時7分再開 ○副議長(佐々木秀一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 中山恭順議員。 ◆6番(中山恭順君) だから、今、接触と、市長がぼそっと言ったんで、それを休憩中聞いたら、不特定多数の人と接触するから駄目だって言いましたけど、最悪、あれですね、非接触だったら接触しないし、そこ触ったところは、議会で我々がやってるように、アルコール消毒で自分で拭いてくださいと、幾らでもやるための理由って考えられるんですよね。 何ですか、今、手の……ちょっと早めに終わらせるから、いいですか、黙っててもらって。何かどうしても言いたかったら、手挙げてもらっていいですか。多分、副議長が指すと思うんで。 何を言ったんでしたっけ。だから、費用対効果が低い根拠を教えてください。 ○副議長(佐々木秀一君) 答弁を求めます。斉藤総務部長。 ◎総務部長(斉藤勝雄君) はい。御質問にお答えいたします。先ほど市長のほうからも御答弁を申し上げたとおり、新型コロナウイルス感染症、これは発熱症状のない無症状の状態でも感染源になり得るというような指摘がされているところでございます。 一方、令和2年第3回定例会の場でもお答えをいたしましたけれども、非接触型体温計等を使用いたしました検温につきましては、検温機材の購入、これはもちろんのことでございますけれども、やはり人の配置が必要であるというふうに考えております。このため、検温を実施する人員の配置あるいは発症の症状が確認された場合に対応する人員の配置、これらに伴う経費が必要になるというふうに考えております。 現に検温を実施している9自治体があるということで、市長のほうから御答弁申し上げましたけども、そのうちの半数以上の6自治体においては、その検温のために人員を配置している状況だというふうに伺っております。 また、県では、検温の実施のために、警備員を実際雇用したということで、そのときには1人1日当たり約1万2,000円の経費を費やしたというようなことを伺っております。加えまして、これらに対応する人員の感染の拡大防止のためのマスク、フェースガード、手袋、消毒液等の防護用品も必要になってまいります。 このようなことから、庁舎入り口での検温の実施につきましては、費用対効果は低いものというふうに判断をさせていただきまして、実施は考えていないということでございます。今後につきましても、クラスターの発生を防止するための対策を着実に実施してまいります。以上でございます。 ○副議長(佐々木秀一君) 中山恭順議員。 ◆6番(中山恭順君) はい。いや、だから、誰も警備員を置けとか、もちろん金がある自治体だったら、そこまでやるべきですよ。だけど、私が言ってるのは、段階的にちょっと考えていただきたいのは、当然、ベストとすれば、4か所ある入り口を2つぐらいに絞って、大きな入り口で、必ずそこを通らないといけないにして、警備員なり何なりがチェックできりゃいいですけど、そこまでやる気がないんだったら、少しずつ住民の来庁する人たちに任せて、最高5,000円ですから、前議会で持ってきた非接触型は。置いておけばいいだけの話なんです。 それを何か、例えば、ノルマにしてないアルコールを、私たちのアルコール消毒のおかげで今クラスターを防いでますとかという答弁は、何なんですかね、この全く整合性の取れない答弁は。それを言うんだったら、もう検温は要らないと言うんだったら、検温は、コロナ発症する、発熱する前がうつりやすいと言うんだったら、皆さんのホームページに記載してある市役所ですとか教育委員会主催のイベントで発熱のある方は御遠慮くださいなんて、消しちゃえばいいじゃないですか、そこまで言うんだったら。消せないでしょう。そんなの消したら、大問題になるから。 だけど、皆さん、発熱するときはもううつりませんみたいな、最初、答弁してんですよ、市長が。発熱する前のほうが危険です。発熱する前のほうが危険かもしれないけど、発熱して仮にコロナだったって、危険じゃないですか、やっぱり、うつるという面では。うつらない根拠を言ってください、発熱してる人が。コロナ博士、言ってください。     〔「よく分かんない、言ってることが」と呼ぶ者あり〕 ◆6番(中山恭順君) いや、よく分かんないのは、そっちじゃなくて、私が分かんないかもしれないですけど、市長のはっきりと答弁したことが明らかに全く整合性が取れてないですよということを言ってるんですよ。     〔「意味、よく分からない。時間、大丈夫、答えるの」と呼ぶ者あり〕 ◆6番(中山恭順君) いや、いいですよ。もう7分だから、言うんだったら、言ってもいいです。 ○副議長(佐々木秀一君) 答弁を求めます。宮本市長。 ◎市長(宮本泰介君) はい。本部長としてお答えしますけど、基本的に、発熱症状がある人というのは、新型コロナにかかわらず、何らかの感染症あるいは疾病にかかってる可能性があるわけですから、当然、その方には御遠慮いただくということは、これは当然じゃないですか。これは新型コロナウイルス以前の問題ですよ。 今の検温については、各種ガイドライン、それぞれ厳密に定められている中で、それはやっぱり専門家の皆さんがいろいろな形で検討して、必要なものという、必要というのは必ず要るものですよね、必要なものを定めてるんですよ。その中には検温は入って、この検温計、体温計は入っていないんですよ。 県庁等のことを言いましたけども、やっぱり市役所というのは市民の身近なところですから、お越しになる方がたくさんいらっしゃいます。そういう中で職員を配置して、一人一人に検温する作業、検温するという行為をどれぐらいやったことがあるか分かりませんけど、結構混みますからね。そこで発生する密あるいは効率性、そういうようなものをいろいろと勘案するわけですよ。 今、実際、スーパーマーケットとかでも検温するシステムありますけども、それを厳格にやってるところというのは、僕の中では少ないと認識しています。例えば幕張のほうの大きなショッピングセンター行っても、機械は置いてありますけども、そこを素通りする人もたくさんいるわけでありますし、そういうようなこと等々を考えて、今、私どもはきちんとした理屈を持って対応させていただいておりますので、御理解いただきたいなと。 科学的な根拠というようなことで言うならば、逆に、その検温することによって、どれだけ防げられたかということについても、それはしっかり検証されるべきだと思います。以上です。 ○副議長(佐々木秀一君) 中山恭順議員。 ◆6番(中山恭順君) はい。だから、何で、わざとかみ合わせないようにしてるのかなって、私としては疑ってしまうのは、また言ってきたんですよ、検温場所が密になるから。密になる事例を教えてくださいって、前議会、聞いたら、皆さん、ずうっと下向いてたんですよ。市長なんて、60分のうち55分ぐらい、ずっと下向いてたじゃないですか、聞こえてなかったですか。 密になる事例を今答えてください。密になる事例を今お答えください。密になって、検温場所が密になると言うんであれば、検温場所が密になって困っている自治体や、そういった事例を今すぐお答えください。 ○副議長(佐々木秀一君) 斉藤総務部長。 ◎総務部長(斉藤勝雄君) はい。御質問にお答えいたします。私どものほうで実際にそういった自治体の事例があるかということであれば、それは確かに確認はできてないということになります。 ただ、実際問題として、やはり検温するときに、時間帯、それから曜日等にもよると思いますけれども、たくさんの方がそこに集中して、時間も多少はやはりかかると思います。そんな中で、やはり密、密集になるということを我々としては避けたいということの中で、そのような形で、それはデメリットの一つではないかというふうに考えているところです。以上でございます。 ○副議長(佐々木秀一君) 中山恭順議員。 ◆6番(中山恭順君) それも前議会、5,000円で、1台5,000円で買える非接触型体温計を持ってきて測ったじゃないですか。2秒ですよ、ピッ、ピッって。だから、それだったら密になる事例をはっきりと挙げてみてくださいって言ってんですよ。 ですから、そもそも、今回、まさか、この質問するとも思ってないですし、5,000円で2つぐらい、最悪の場合、こう置いて、本当にこれね、費用対効果とかって言ってますけど、私は、様々なコロナ以外の市長が言った感染症を1人でも防げれば、この5,000円2台を置いた効果あると思うんですよ。冬で、何となく外へ行ったら、あったかくなるように、発熱気づかないで、ほかの風邪とかにしたって、発熱あるの、分からないで出てる人だっていると思うんですよ。 だけど、今日しか休みがなくて、どうしても住民票が必要だとか、介護の申請を今日出さなきゃいけないとか、いろいろある中で、本当、5,000円で2台買って、たった一人でも、インフルエンザとか風邪、そういった発熱者を防ぐだけでも、やはり効果あると思うんですよね。やっぱり合併症になって重症化したり、疾病を持っていて、そういう方々が重症化するってのがやっぱり一番怖いわけですから、どうしてやらないですかね。
    ○副議長(佐々木秀一君) 答弁を求めます。宮本泰介市長。 ◎市長(宮本泰介君) 先ほどから意見がかみ合わないとか、わざと逆を言ってんじゃないかというふうにおっしゃってますけど、私たちは、ちゃんとそういった理屈、しっかり、国とか県とか、あるいは保健所、そしてうちには保健師、感染症専門の保健師という職員がいます。 そういうことで検討して、こういう今答弁をしているので、いい加減なことを言ってるわけではないわけです。逆に、今おっしゃったように、検温して防げるかもしれないと言うかもしれないけども、逆に言うと、検温して防げたという確定した事実というものもないのも、これもまた事実なんです。 今、本当に分からない中で、何が一番効率的なのかということを検討しながらやってるわけでありまして、もちろん体温計の意義は一定の効果を認めるものであるんですけど、だけど、それを庁舎内で適用するかどうか、来庁者に対して適用するかどうかというのは、しっかり検討して、そして今、結論を出しているということなので、御理解ください。以上です。決して否定しているわけではありませんので、よろしくお願いします。 ○副議長(佐々木秀一君) 中山議員。 ◆6番(中山恭順君) 何ていうんですかね、国語のテストとかじゃないんで、やるか、やらないかしかないんですよ。だから、やらないということなんで、否定してるんですよ。それは費用対効果がないからっていうふうに言ったじゃないですか。だから、否定してますって言うべきなんですね、そこは。おかしいですか。そんな、中身は分かるけど、やってないだけなんですとかって言ってるようなことですから。まさか、ここで終わってしまうとは思わなかったですけど。     〔「それは僕のせいじゃないよ」、「もう一回やれば」と呼ぶ者あり〕 ◆6番(中山恭順君) 本当にお願いします。終わります。 ○副議長(佐々木秀一君) 訂正答弁があるようですので、自席で。宮本泰介市長。 ◎市長(宮本泰介君) はい。ただいまの中山議員の本答弁の中で、大きな5点目、保育行政の(1)一時保育の現状についての中で、小規模保育事業所1施設と私立6施設とお答えすべきところを「4」と言ってしまったものなので、私立「4施設」ではなくて、「6施設」ということで訂正をいたします。以上です。 ○副議長(佐々木秀一君) 以上で6番中山恭順議員の質問を終わります。 この際、暫時休憩いたします。     午後0時20分休憩-----------------------------------     午後1時35分再開 ○議長(田中真太郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、2番荒原ちえみ議員の質問を許します。登壇願います。     〔2番 荒原ちえみ君 登壇〕 ◆2番(荒原ちえみ君) 皆さん、こんにちは。日本共産党の荒原ちえみです。私は、日本共産党を代表して一般質問を行います。 大項目1、急増する新型コロナウイルス感染者の現状と対策についてです。 初めに、新型コロナウイルス感染症対策に御尽力されている関係者の皆様に心から敬意を表し、感謝を申し上げます。 全国各地で新型コロナウイルス感染者が急増し、千葉県でもクラスター、集団感染が多発し、新規感染者が県内最多を更新しています。この急拡大は、7から8月の第2波に続く、第3波の感染拡大と言えるものです。タブレットでお送りします。傍聴者の皆様は見えますでしょうか、ズームしていただいて、はい。見えますかね、ちょっと見えにくいですかね。 習志野市における新型コロナウイルス感染症の新規感染者数の月別新規感染者数の推移です。12月10日現在ですけれども、青が患者数、そしてオレンジが無症状病原体保有者数です。このように本市においても急増しているというのが分かると思います。     〔私語する者あり〕 ○議長(田中真太郎君) 暫時休憩します。     午後1時38分休憩-----------------------------------     午後1時39分再開 ○議長(田中真太郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 荒原議員。 ◆2番(荒原ちえみ君) さらなる感染の爆発的拡大を抑止するために、抜本的な対策強化が必要です。 1つは検査体制です。感染拡大を防止するためには、感染者や濃厚接触者を中心としてPCR検査などを行う点と線--個人と介護施設や保育所などです、での対策にとどまらず、無症状の感染者を把握、保護するために、検査対象を抜本的に拡大して、面--周辺地域ということですけれども、の検査が必要です。持てる検査能力のフル活用とともに、一層の拡充が求められています。 2つは、感染の急拡大に対応する病床や宿泊療養施設の確実な確保と、地域医療を支える全ての医療機関を対象とする支援が必要です。感染者が療養する病床や宿泊療養施設の確保をさらに進め、必要な感染防護服や医療資材などを現場に届けることも必要です。 それで、習志野市新型コロナ感染症対策本部長の市長に伺います。 項目1、急増する新型コロナウイルス感染者の市の現状と対策について、市長の見解を伺います。 項目2、新型コロナ感染拡大防止へ包括的で大規模な検査体制と医療提供について伺います。PCR検査の実施を積極的に行い、防疫の視点で無症状感染者の対応をきちんと行い、感染を防ぐことが求められています。市内でもPCR検査の実施、ドライブスルーとかウオークスルー、そして発熱外来の実施、医療機関の相談対応など行っている医療機関があります。また、今年11月から、かかりつけ医での相談や受診体制ができるようになりました。そこで、市内の具体的な内容について伺います。 項目3は、市民の不安対策についてです。市の新型コロナウイルス感染症への市民の不安についての相談やお問合せなどの対策について伺います。 項目4は、公共施設等の対策についてです。主にコミュニティセンター、公民館では、新型コロナウイルス感染症対策をどのようしているのか、伺います。 大項目2は、事故多発機オスプレイ木更津駐屯地に配備され飛行訓練が進められていることについてです。 項目1は、事故多発機オスプレイ木更津駐屯地に配備され飛行訓練が進められていることについて、市長の見解を伺います。 11月11日に日本共産党千葉県委員会が政府の来年度予算に対する要望を実施しました。その一つとして、防衛省にオスプレイの訓練中止、配備撤回などを要求しました。日本初のオスプレイが11月10日に予定されていた海上飛行訓練時にホバリング時点で警告灯が点灯し、中止になりました。防衛省は、潤滑油の再点検を促すもので、現在、原因を分析中と答えていました。12月14日には、潤滑油の汚濁が原因と防衛省北関東防衛局からの連絡が木更津市にありました。結局、整備不良なのか、欠陥機なのか、どうなんでしょうか。 また、オスプレイの飛行については防衛省の担当者が、住民密集地でも飛ぶ場合があると飛行を認める一方で、習志野演習場周辺3市の議会や住民に、飛ぶ前に説明をすることを明言しました。このことから、オスプレイが関東一円を飛ぶことが明確になってきています。 習志野市、船橋市、八千代市の3市長が6月30日に防衛省へ、木更津駐屯地への陸上自衛隊オスプレイ暫定配備に関する要請書は、とても意義があるものだと私たちは思っております。そこで、宮本市長に、習志野演習場周辺を飛ぶ前に、防衛省から3市市議会と地元住民に十分に説明するということでよいのですよね。伺います。 項目2、2021年の降下訓練始めについてです。習志野演習場では、来年1月13日にパラシュート降下部隊、第一空挺団による降下訓練始めが予定されています。行事の情報について伺います。 大項目3は、習志野市光輝く高齢者未来計画2018の進捗状況と次期計画について。 項目1、2018の進捗状況についてです。2018の進捗状況と実績、そして課題について伺います。 項目2は、2021の計画についてです。来年度から介護保険制度は第8期に入ります。そこで、2021の計画の特徴と、策定に向けたスケジュールについて伺います。 大項目4は、実籾5丁目の崖崩れ対策のその後についてです。 項目1は、実籾5丁目の崖崩れ対策のその後の状況について伺います。 千葉県千葉土木事務所から、日本共産党が以前に要望していました、崖崩れのあった上の主要地方道千葉鎌ケ谷松戸線の雨水管についての計画ができたので、説明したいと連絡がありました。11月9日には、地域の住民の方々と一緒に現地を見ながら説明をしていただきました。 担当者は、今年度中に夜間工事で行う予定であること、この計画が実現すると、県道の雨水の流れが滞らなくなるということでした。大雨のときに安心できるということです。参加した住民の方からは、崖崩れについて1年以上たった今でも、さらに浸食されている、そして水道がもう1つできている。雨が降ると心配で、安心して眠れない。引っ越すにも引っ越せない、何とかしてほしいと、切実な声がありました。そこで、9月議会で要望した対策の進捗状況について伺います。 大項目5は、小学校の通学路の安全対策を求めるです。 項目1は、実籾小学校通学路の踏切の遮断機対策を求めるについてです。 住民の方から、実籾小学校の通学路、正式名称は大久保5号踏切というんですけど、通称で東金街道踏切と呼ばれているということです、を登校中の小学生が渡るときに、遮断機の反対側の部分がぶつかったので、危ない。何とかしてほしいと相談されました。私はすぐに相談者と一緒に現地を確認しました。また、フリップと両方使います。行きましたでしょうか。     〔私語する者あり〕 ◆2番(荒原ちえみ君) ごめん。 ○議長(田中真太郎君) 暫時休憩します。     午後1時49分休憩-----------------------------------     午後1時49分再開 ○議長(田中真太郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 はい、どうぞ。 ◆2番(荒原ちえみ君) すみません。傍聴者の方はフリップを御覧ください。 このように、ここの部分なんですね。ここの部分のところが通学路になってるんですけども、その通学路のところを渡ろうとすると、この遮断機が下りているときに、こういう後ろにおもりがあるんですね。その遮断機が上がったときに、こう下がるんです。だから、上がっているときはこういう状態なんですけど、渡ろうとしたときに、これが下りてくると、これがぶつかったということでした。 ということで、ちょっと坂になってるので、下を向いて歩くような状態なんですけれども、子どもたち、黄色い帽子をかぶってるので、どうしても遮断機のところを下向いて歩こうとすると、結局は上からおもりがどんと下りてきてるのが見えないというような状態なんでしたね。 私は、早速、市の担当者に相談しました。京成電鉄株式会社の対策と、すぐに改善できなければ、踏切を注意して渡るような注意喚起を促す対策を求めていただきたいのですが、いかがでしょうか。 項目2は、東習志野7丁目のパチンコ店建設に伴う実花小学校の通学路の安全対策についてです。 突然、パチンコ店ができることが告げられた私は、市の担当者から説明を受けたのが9月11日です。市に話が来たのは8月7日で、11日には看板の届出が出たということでした。習志野市の文教住宅都市憲章は今年で施行50周年を迎えました。しかし、ギャンブルとしての大型パチンコ店を、屋敷の遊技場に続き、2店舗目を設置させることはいかがなものでしょうか。 それも、東習志野8丁目の子どもたちが家から40分以上もかけて実花小学校に通う通学路です。住民の方や学校側からも、子どもたちの安全対策がきちんとされるのか心配という不安の声がありました。 そこで、教育委員会として、通学路の安全対策をどのように考えているのか、伺います。 これで私からの1回目の質問といたします。     〔2番 荒原ちえみ君 降壇〕 ○議長(田中真太郎君) ただいまの質問に対する当局の答弁を求めます。宮本泰介市長。登壇願います。     〔市長 宮本泰介君 登壇〕 ◎市長(宮本泰介君) それでは、荒原議員の一般質問にお答えしてまいります。大きな5番目の小学校の通学路の安全対策を求めるの(2)につきましては、教育長が答弁いたします。東習志野7丁目のパチンコ店建設についての御質問は、教育長がお答えいたします。 私からは、大きな1番、急増する新型コロナウイルス感染者の現状と対策についてお答えいたします。 (1)急増する新型コロナウイルス感染症について、市の現状と対策についてお答えいたします。 初めに、現在の感染状況でございますが、令和2年9月定例会後から現在までの本市の感染状況につきましてお答えいたしますと、千葉県等からの発表によりますと、10月に過去最多となります86人、11月に45人、12月に入ってから17日間で64人の感染が確認されております。年代別に見ますと、40代以下の若い世代が約8割となっておりまして、また、感染経路不明の方の割合については約3割でございまして、ここは国や千葉県と比較して低い、少ない状況でございます。 なお、千葉県からの情報によりますと、12月10日現在で26人から30人の方が療養されているとのことであります。 全国的にも、10月以降、感染者数が増加傾向となりまして、11月中旬には1日当たりの最多感染者数を更新し、第3波とも言われております。また、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の資料によりますと、新規感染者数は過去最多の水準が続き、引き続き最大限の警戒が必要な状況であり、入院者数、重症者数も増加が続いており、医療提供体制と公衆衛生体制への負荷が増大していると分析されております。 次に、現在の対策といたしましては、千葉県においては、このような状況を踏まえまして、11月30日から12月22日までを集中的な対策の実施期間と位置づけまして、本市を含む東葛地域11市における飲食店での酒類の提供及び飲食店での飲酒を22時以降の夜間は控えること、東京都との往来、特に飲食を目的とする場合には十分注意し、できるだけ控えることなどが要請されております。 さらに、地域の医療提供体制の維持のために、特に年末年始の感染者の増加を何としても抑える必要があるとして、昨日、12月17日に千葉県新型コロナウイルス感染症対策本部会議が開催され、新たな対策の実施について決定されました。 この対策では、まず、新たな協力要請として、12月23日から来年1月11日までの間、東葛地域11市に千葉市を加えた地域におきまして、酒類を提供する飲食店、カラオケ店の営業を22時までとすることとされました。これは協力要請でございますけども、22時までとすることとされました。なお、この期間全てにわたり協力した企業等に対して一律で80万円が支給されるとのことであります。 これに先行して、昨日12月17日から、昨日の対策本部会議終了後、即日に協力要請もございました。これにつきましては、昨日、メール等で配信しておりますが、その内容は、東京都、東葛地域、千葉市など感染リスクの高い場所への不要不急の外出を控えること、買物等で外出する場合には人数や時間を最小限とすることなどを県民に対し要請しているところであります。本市におきましても、この協力要請を本市ホームページ、ツイッター、緊急情報サービスなどで周知を図ったところであります。 また、最も有効な感染症対策についてですが、感染症に関する正しい知識の周知と、一人一人の対策を繰り返し徹底することであると考えておりまして、この考えの下で、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の提言による感染リスクが高まる5つの場面についてポスターを作成、掲示いたしまして、市民への周知・注意喚起を図るとともに、これまで国・県の指導等を要約してお伝えしてきた非接触、適距離、計画的、避飛沫に加えまして、この冬のスローガン、合い言葉として「常にマスク」「惜しまず換気」を改めて感染症対策の徹底として繰り返し呼びかけているところであります。 なお、高齢者が利用する施設のうち、高齢者福祉センター芙蓉園、老人福祉センターさくらの家における浴場、お風呂場ですね、お風呂の利用については、入浴時における更衣室でのマスクの脱着による感染リスク、感染リスクが高まる5つの場面ということでいいますと、居場所の切り替わりですね、と湯冷めなどによる体力低下等を考慮いたしまして、今月16日から当面の間ということで利用を休止しております。 また、新春恒例の消防出初め式につきましても、令和3年1月10日に規模を縮小して実施する予定でありましたが、感染状況に鑑み、感染症対策に集中するという観点で、中止することといたしました。 続きまして、(2)新型コロナ感染拡大防止へ包括的で大規模な検査体制と医療提供について、お答えいたします。 国内で新型コロナウイルス感染症が確認された当初においては、感染の疑いがある場合の相談・受診体制といたしまして、千葉県が設置する帰国者・接触者相談センターに電話で相談した上で、帰国者・接触者外来を受診し、検査する体制でありました。その後、千葉県が公益社団法人習志野市医師会に委託して実施している習志野PCR検査センターの開設により、市内かかりつけ医療機関に受診した場合にもPCR検査を受けることができるようになりました。 さらに、千葉県においては、11月13日にかかりつけ医療機関を中心とした新たな相談・受診体制を決定し、発熱等の症状がある場合は、まずかかりつけ医に電話相談の上、受診することで、必要に応じて検査を受けることができるようになりました。また、かかりつけ医療機関が受診可能医療機関でない場合や、かかりつけ医療機関のない方については、千葉県が設置する発熱相談センターや各自治体において、適切な医療機関への受診に結びつく体制を整備したものであります。このように、これまで検査体制、受診体制については段階的に拡充がされてきている状況であります。 続きまして、(3)市民の不安対策について、お答えいたします。 新型コロナウイルス感染症に関する相談、お問合せにつきましては、まず、市民の方が相談する際の窓口が分かるように、広報習志野、本市ホームページなどで国の相談窓口や千葉県の24時間対応のコールセンター、市の担当窓口である健康支援課等を周知し、感染予防や感染したときの対応、家族の健康相談など、市民が相談できるよう努めてまいりました。また、高齢者への相談につきましては、高齢者相談センターが感染防止や不安の軽減を含めて日常生活全般について相談対応しております。 あわせて、市民への周知につきましては、新しい情報をタイムリーに提供することに努めております。具体的に申し上げますと、市内の感染者の発生状況については、千葉県等が発表した際は、随時、本市ホームページやツイッター等の内容を更新し、情報提供しております。また、インフルエンザの流行期に備えて、発熱等の症状がある場合は、まず、かかりつけ医に相談するというように、医療機関への受診方法が変わったことから、本市のホームページのほか、11月15日号の広報習志野にて周知を図っております。 本市といたしましては、今後も市民が安心して生活することができるよう、相談支援、情報提供等、適切に対応してまいります。 続きまして、(4)公共施設等の対策についてお答えいたします。 なお、御質問のコミュニティセンター及び公民館につきましては、類似施設でありますことから、情報交換、情報共有を図りまして、同様の新型コロナウイルス感染症の施設運営における対策に取り組んでおりますので、対策本部長として私から一括して答弁いたします。 両施設につきましては、習志野市新型コロナウイルス感染症対策本部にて決定したイベントや会議等及び市立施設についての方針、国が示す新しい生活様式、公益社団法人全国公民館連合会から示された公民館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン等に基づき、施設利用者の健康状態の確認、手指消毒、マスクの着用、名簿の提出、各部屋の利用定員の制限及び換気・消毒などの対策を講じつつ、施設運営を行っております。 また、施設のロビー等につきましては、不特定多数が利用し、人の滞留によります密集状態が考えられますことから、臨時的な使用を除き、現在、休止しております。施設の利用に当たりましては、皆様に大変御不便をおかけしている状況でございますが、何とぞ御理解と御協力をお願いいたします。 なお、先ほど私の答弁の中で、今現在何人、感染されている方、療養されてる方がいるかという人数でございますが、12月10日現在から、昨日の発表がございました12月17日現在は、41人から45人。ですから、先週に比べまして増えているという状況でございます。 続きまして、大きな2番目、オスプレイにつきまして、お答えいたします。 (1)オスプレイが木更津駐屯地へ配備され飛行訓練が進められていることにつきまして、お答えいたします。 オスプレイの配備や運用につきましては、これまでの国の専管事項であるとお答えしてきたところでありますが、オスプレイに限らず、自衛隊が行う訓練に際しましては、市民に対しての安全の確保はもとより、騒音などによる住環境も守らなくてはならないと考えております。こうしたことから、本市といたしましては、本年6月30日付で船橋市長及び八千代市長と私、3市市長連名で防衛大臣に対しまして、木更津駐屯地への陸上自衛隊オスプレイ暫定整備に関する要請書を提出いたしました。 この要請書につきましては、オスプレイが3市いずれかの上空を通過する場合には、事前に防衛省から3市及び3市の各市議会並びに地元住民に対して、オスプレイの飛来や運用の在り方、機体の安全性、生活環境への影響等について十分に説明するように強く要請しているものでございます。今後も引き続き、必要に応じて船橋市及び八千代市と連携を図りながら対応してまいります。 続きまして、(2)2021年の降下訓練始めについて、お答えいたします。 令和3年降下訓練始め行事の情報でございますが、11月13日に北関東防衛局から説明を受けております。この行事には、昨年に引き続き米軍も、アメリカ軍も参加予定とのことでございます。なお、北関東防衛局から、今回は新型コロナウイルス感染症対策として、一般公開は行わないとの説明がありました。 続きまして、大きな3点目、習志野市光輝く高齢者未来計画2018の進捗状況と次期計画について、お答えいたします。 まず、(1)2018の進捗状況について、お答えいたします。 現在、本市では平成30年4月から令和3年3月の3年間を計画期間とする、高齢者保健福祉計画・第7期介護保険事業計画を習志野市光輝く高齢者未来計画2018と称して、高齢者施策を展開しております。本計画は、「住み慣れた地域で、健やかに暮らし、やさしさで支え合うまち」を基本理念として掲げており、この理念の達成に向けて、各年度に中間評価と実績評価を行い、目標の達成度をはかりつつ、進捗状況の管理を行っております。 直近の令和元年度の実績評価では、理念の達成に向けて設定した個別目標41項目中34項目の約8割につきまして目標を達成しております。達成した個別目標の一例を申し上げますと、東習志野1丁目に特別養護老人ホーム1施設を誘致の上、整備に着手したことや、認知症の人やその家族が安心して暮らしやすいまちを目指して、地域で見守り支援を行う認知症サポーターの養成において、特に若年層に対する普及啓発として、小学校、中学校、高校生を対象に、認知症サポーター養成講座を実施したことが実績として挙げられます。 一方で、達成に至っていない個別目標の一例といたしましては、本市で養成した市民後見人の活躍の場の充実が挙げられるかと考えております。引き続き、社会福祉法人習志野市社会福祉協議会に設置しております成年後見センターと連携を図りまして、体制整備を進め、高齢者を地域で支える仕組みの拡大について取り組んでまいります。 続きまして、(2)2021の計画について、お答えいたします。 令和3年度から令和5年度までの3年間を計画期間といたします習志野市光輝く高齢者未来計画2021につきましては、本日、12月18日までパブリックコメントを実施しております。この次期計画につきましては、現行計画の基本理念、基本目標を踏襲しつつ、団塊世代の全てが75歳以上となる令和7年、団塊ジュニア世代が65歳以上となる令和22年の中長期を見据え、計画案を作成しております。 特徴といたしましては、地域包括ケアシステムの推進や地域づくり等を一体的に取り組み、地域共生社会の実現を図ることを念頭に、国の指針に基づいて、7つの項目を計画的に盛り込んでおります。 1つ目としては、令和7年、令和22年の中長期を見据えたサービス基盤、人的基盤の整備。2つ目として、地域共生社会の実現。3つ目として、介護予防・健康づくり施策の充実・推進。4つ目として、有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅に係る都道府県・市町村間の情報連携の強化。5つ目として、認知症施策推進大綱を踏まえた認知症施策の推進。6つ目として、地域包括ケアシステムを支える介護人材の確保及び業務効率化の取組の強化。そして、7つ目は、災害や感染症対策に係る体制の整備でございます。 今後のスケジュールにつきましては、パブリックコメントの意見を踏まえまして、令和3年2月の介護保険運営協議会での審議を経て、3月に最終案として確定してまいります。失礼しました。3月に確定してまいります。 続きまして、大きな4点目、実籾5丁目の崖崩れ対策のその後の状況について、お答えいたします。 令和2年9月定例会以降、依然として当該崖の適正管理が行われていない状況であることから、引き続き、崖の所有者に対しまして、電話、自宅への訪問、ポストへの文書投函により接触を試みているものの、現在までお会いできていない状況であります。 また、令和2年9月定例会でも申し上げましたとおり、本市はこれまでに、崖崩れが発生した際、崖下の市道、市の道に流入した土砂の撤去、土留めや仮設排水管の設置等の応急対策を行い、その後も、崖の上の道路排水対策や清掃等を実施いたしまして、市として可能な限りの対応を行ってまいりました。 現在、市民の安全を確保するという観点から、崖にブルーシートをかぶせる手法や土留めを強化する手法など、さらなる対策の実施について、千葉県千葉土木事務所や崖の対策工事の実績がある事業者等に助言を求めながら、その効果や安全性等を検討しております。 いずれにいたしましても、崖崩れ対策については、所有者と接触し、話をすることが抜本的な解決につながる大前提でありまして、重要であります。今後も引き続き所有者に対して接触を試みるとともに、降雨時に崖の状況確認などを行うなど、崖の現況について注視してまいります。 続きまして、大きな5点目、小学校の通学路の安全対策について、(1)実籾小学校通学路の踏切の遮断機について、お答えいたします。 議員お申出の京成大久保第5号踏切、これ、御説明ありましたけど、大原神社の手前の踏切、実籾に近いんですけども、京成大久保第5踏切と言います。この遮断機の対応につきましては、管理者であります京成電鉄株式会社に確認したところ、老朽化した全ての遮断機の更新を実施しているところであり、当該遮断機については現在、応急措置として、危険とされる部分にカバーを装着しておりますが、令和3年度中に新しい遮断機に交換しつつ改善を図る予定であると伺っております。 次の(2)、東習志野7丁目パチンコ店の建設に伴う実花小学校の通学路の安全対策の御質問は教育長がお答えいたします。 なお、御発言の中で、パチンコ店を認めるのはいかがかという御発言がありましたが、パチンコ店の許認可権は習志野市にはございませんので、御理解のほど、お願いいたします。 以上、私からの1回目の答弁とさせていただきます。     〔市長 宮本泰介君 降壇〕 ○議長(田中真太郎君) 続いて答弁を求めます。小熊隆教育長。登壇願います。     〔教育長 小熊 隆君 登壇〕 ◎教育長(小熊隆君) それでは、荒原議員からの一般質問、大きな5点目、小学校の通学路の安全対策について、(2)東習志野7丁目のパチンコ店建設に伴う実花小学校の通学路の安全対策について、お答えをいたします。 教育委員会といたしましても、通学児童の通行の安全確保は優先されなければならないと認識しており、事業者に対策を講じていただくよう要望したところであります。引き続き、児童の安全な登下校について学校と連携し、対応してまいります。 以上、私からの1回目の答弁といたします。     〔教育長 小熊 隆君 降壇〕 ○議長(田中真太郎君) 荒原ちえみ議員の再質問を許します。荒原ちえみ議員。 ◆2番(荒原ちえみ君) はい。再質問は一部順番を変更いたします。大項目の5を大項目2の後に再質問いたします。あと、市長に対してですけど、県だということは私も十分分かっております。 大項目1、急増する新型コロナウイルス感染者の現状の対策についてなんですけれど、(1)から(3)まで、(4)も一緒になってしまいますけど、一括して質問いたします。 まず初めに、社会的検査として、医療、高齢者施設、高齢者に対してPCR検査を拡充していただきたいのですが、いかがでしょうか。 ○議長(田中真太郎君) 菅原健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(菅原優君) はい。お答えいたします。病院ですとか高齢者施設、高齢者にPCR検査を拡充ということでございますけども、現時点では、病院や全ての高齢者施設等にPCR検査を実施することにつきましては考えておりませんが、本市では、市内の特別養護老人ホーム、グループホーム等におけますクラスター防止の観点から、新規に入所する高齢者で検査を希望する方に対してPCR検査を実施するための補正予算を今定例会で議決いただいたところであります。 なお、この事業は、国の補助金を活用して実施するものでありまして、国の基準額は2万円、補助率が2分の1になります。また、この基準額2万円でPCR検査の実施ができない、経費がそれ以上にかかってしまう場合には、他市において自己負担を求めるというようなこともされる市町村もあるようですけども、本市といたしましては自己負担を求めないで実施するというふうに取り組む予定です。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 荒原議員。 ◆2番(荒原ちえみ君) 千葉市内の多くのクラスターを出しているところとしましては、やはり第一が高齢者施設ということで、12月12日現在ですけど、18施設あるということです。ということで、やはり習志野市も、そういう高齢者の方たちの多いところにそういう補助をするというところで、ぜひ進めていただきたいんですけれども、ただ、希望者のみということなんですけれど、もし希望しない人がそういう無症状の方であるんであれば、クラスターになってしまうんではないかと私は危惧します。 そういうところでも、国が2分の1ということなんですけれど、結局は検査費用だけしか出さないし、実際にそういう診療点数の中のものというのは全部市が負うことになるんで、もっとやっぱり国からそういう費用補助を求めて、お互いにいきましょう。 それから、医療機関に対する支援として、大きな病院ということで済生会病院が無利子・無担保の貸付けに手を挙げましたけれども、他の医療機関はどのようになっているのか。また、地元のちから復活応援金を活用している医療機関がありますか、伺います。 ○議長(田中真太郎君) 先に、片岡協働経済部長。 ◎協働経済部長(片岡利江君) はい。それでは、私のほうからは地元のちから復活応援事業を申請をしてきた、ちょっと限りますけれども、内科、外科、眼科、小児科、歯科などの診療所からの申請状況ということでお話をしたいと思います。令和2年12月15日現在の診療所等からの申請につきましては、41件、現在1,650万円の交付を決定しているところです。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 続いて、菅原健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(菅原優君) はい。医療機関の支援につきましては、これまでも御答弁させていただいておりますけども、感染症に対する医療現場で使う備品ですとか消耗品、こういったものについて必要に応じて給付をさせていただいているという状況でございます。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 荒原議員。 ◆2番(荒原ちえみ君) はい。現在、習志野PCR検査センターの実績はどの程度なのかを伺います。 ○議長(田中真太郎君) 菅原健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(菅原優君) はい。お答えいたします。習志野PCR検査センターの実績でございますけれども、5月から開始しておりますが、5月が7件、6月が30件、7月が84件、8月が75件、9月が34件、10月は20件、11月が5件、12月、昨日まで、17日までの現在で2件で、これまでの習志野PCR検査センターでの検査数は全体で257件であります。 PCR検査センターの検査数、減少しておりますけども、公益社団法人習志野市医師会に確認しましたところ、地域の医療機関で発熱患者を受け入れる体制が整備されてきており、当該医療機関でPCR検査を実施している状況であることから、習志野PCR検査センターの受診件数が減少しているんではないかとのことであります。以上でございます。 ○議長(田中真太郎君) 荒原議員。 ◆2番(荒原ちえみ君) はい。今、健康支援課もそうだし、高齢者の……高齢者支援課じゃなくて何だっけ、高齢者の関係の方たちのところで、いろいろなところで工夫してパンフレットを作ったり、チラシを作ったり、DVDを作ったりということで、皆さんに周知する方法をいろいろ今まで以上に広げているというところで、すごく私は感心しています。 それで、私が一番感心したのは、12月15日の広報なんですけれども、データ行きましたでしょうか。広報の2ページ目に、保存版ということで、「休日や夜間に急病で困ったときは」という、この用紙がすごくよくできてるんですね。私は、すごく年末年始どうしたらいいのかということでお困りの方が多いんではないかというふうに思っております。 そこで、ここのところで、救急車を呼ぶほどでないけど、年末年始はどこに連絡するの、休日当番医がありますよ。そして、そこで受けられなかったら、テレホン案内をしてください。それから、もしかかりつけ医が出なかった場合は千葉県発熱相談コールセンター等に連絡してくださいということで、年末年始のやっぱり不安って多いと思うんですけれども、それがこの保存版ですごく分かりやすくまとまってますので、ぜひ皆さん、広報11月15日号……あっ、12月15号だ。12月15日号ね、に載っておりますので、保存していただけるといいかなとお勧めします。 次ですけれども、公共施設等のコミュニティセンターにも、ちょこっと座れる椅子をということの御要望がありますので、これもぜひよろしくお願いいたします。 次に、大項目2の事故多発機オスプレイの件ですけれども、宮本市長は危機感を持っていますでしょうか。素直なお気持ちを伺います。 ○議長(田中真太郎君) 斉藤総務部長。 ◎総務部長(斉藤勝雄君) はい。御質問にお答えをいたします。市長答弁にもありましたとおり、オスプレイの運用あるいは訓練につきましては、国の専管事項であるということでございます。 しかしながら、本市といたしましては、市民の安全・安心は最も重要なことであるというふうに考えておりますので、習志野市上空をオスプレイが飛行するようなことになった場合には、市議会及び地元住民にも十分に説明するよう要請をしているところであります。今後につきましても、引き続き船橋市、八千代市と連携を深めながら対応してまいります。以上でございます。 ○議長(田中真太郎君) 荒原議員。 ◆2番(荒原ちえみ君) はい。市長答弁で、市民に対しての安全確保をする、騒音などによる住環境を守るということなので、これはぜひよろしくお願いいたしたいと思います。 次に、11月11日に日本共産党の千葉県委員会として防衛省との要望交渉を行いました。そのときに、3市長が求めている、議会や地域住民の方の説明について、防衛省としては、現時点で習志野演習場に具体的に飛来する予定がないので、説明の予定もないということを言っておりまして、まともに答えておりませんので、やはり市長のほうからも、ぜひとも防衛省のほうにきちんとこれをしてほしいということを3市で訴えて、さらに訴えていただきたいというふうに思います。 次に、項目2の2021年の降下訓練始めについてですけれども、今年の11月12日の沖縄タイムスによると、県の基地対策課では10月24日以降、米兵による事件が後を絶たないということで、酒気帯びで無免許運転をしたりとか、強盗したりとか、傷害をしたりとか、いろいろなそういう事件を起こしていると。 これはひとえにコロナ対策の厳しい行動制限とか、軍人のストレスが高まって、その反動からお酒を飲んでいるのではないかということで、そのストレスの発散の一つになっているのではないかということと、あと、パラシュート降下訓練や、県外の訓練の実施などでいろいろ激しくなっているということも影響してるのではないかというふうに書かれてました。 習志野演習場というのは、日本の降下訓練を実施できる演習場が12か所あるんですけれども、そこの、習志野演習場はとてもピンポイント訓練場という感じです。面積が2キロ平方メートルしかないし、降下訓練回数がほかと断トツに違って、年間7,411回というように、非常にほかとの段違いな数になっております。降下するには、やはりすごく緊張感があるというようなことを言っているということだし、技術がないと、なかなかそれができないということもあるということなんですね。 そういうところで、非常にそういう精神的なものをどうするのかというところで、そういうところのいろいろ問題を起こしてしまっている実態があるので、一応、米軍の、実際には降下訓練、1月13日なんですけれども、その参加するのか。また、参加するとすれば、駐屯地内にでもセブンイレブンがありますし、いろいろキャッシュコーナーとか私物が買えるので、米軍兵が駐屯地以外に出ないようにしてほしいのですけれども、その移動方法とか訓練時の離着陸について伺います。 ○議長(田中真太郎君) 斉藤総務部長。 ◎総務部長(斉藤勝雄君) はい。御質問にお答えをいたします。北関東防衛局からの説明によりますと、この降下訓練始め行事に参加する在日米軍の人数は約30名というふうに伺っております。また、習志野駐屯地への移動日、移動手段につきましては現在調整中とのことでありました。日米合同で実施する訓練内容につきましては、航空機からの降下を予定しているとのことでありました。降下訓練始め当日の離着陸につきましては、航空自衛隊入間基地と陸上自衛隊習志野演習場にて離着陸を予定しているということでございました。 また、新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえまして、滞在期間中の外出につきましては、原則自粛というふうになっておりますが、生活用品購入等のための一時的な外出など、やはりやむを得ない場合の外出については自衛隊同様、マスクの着用や手指消毒をするなど、感染症対策を徹底するというふうに説明を受けております、 また、治安上の問題ということでございますけれども、訓練中の安全対策につきましては、私ども、折に触れまして担当課から、安全性の確保と地域環境の配慮を行うよう申し入れているところでございます。以上でございます。 ○議長(田中真太郎君) 荒原議員。 ◆2番(荒原ちえみ君) はい。ぜひとも中で生活してほしいと思っております。 次に、大項目5の小学校の通学路の安全対策を求めるです。 東習志野7丁目のパチンコ店建設に伴う通学路の対策なんですけれども、学校側からは、子どもたちの帰り時間帯に警備員の配置をしてほしい。また、地域住民からは、保護者や住民の方々に対しての説明会の開催と、子どもたちが安全に通学できる対策を取ってほしいという要望があります。事業者の対応について伺います。 ○議長(田中真太郎君) 天田学校教育部長。 ◎学校教育部長(天田正弘君) はい。具体的な内容と事業者の対応についての御質問にお答えします。教育委員会といたしましては、9月3日、市長事務部局を通じて事業者へ通学路の安全確保について要望いたしました。要望事項は、1つ、学校までの通学に多大なる影響があることから、建設中並びに営業開始後において、児童の安全確保を目的に、警備員の配置。2つ、実花小学校から寄せられていた、事業計画の概要や安全面の確保について、保護者に対して説明会の開催。以上、2点でございます。 事業者の対応といたしましては、工事期間中、警備員を配置する予定と伺っております。なお、11月3日には、実花小学校及び地域住民への説明会が開催されたとの報告を受けています。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 荒原議員。 ◆2番(荒原ちえみ君) はい。私も、その説明会には参加させていただきました。そこの中で、入り口が4か所ある中で、交差点近くにある2か所を、子どもが通るときに閉じてほしいというような要望がありますので、その点について伺います。 ○議長(田中真太郎君) 神崎都市環境部長。 ◎都市環境部長(神崎勇君) はい。東習志野7丁目に計画されているパチンコ店の車両の出入口等の安全対策ということでお答えしたいと思います。車両の出入口、先ほどありましたとおり、これまで4か所、これを事業者のほうは3か所に減らすということの上で、児童の登校日には、車両出入口、この3か所のうちの北西側の交差点付近の出入口、これを閉鎖いたしまして、全体として2か所とするということで事業者側は見解を示しております。 また、この出入口付近につきましては交通誘導員を配置することで、今、協議を進めているところでございます。 そのほかの安全対策といたしましては、車両運転手に注意喚起を促すため、歩道に緑色の着色を行うこと。店舗敷地内には、右折による入退場禁止の看板を設置すること。そして、車両が敷地から退場する際に、通過することを知らせる回転灯、これを設置すること。このようなことが計画されておりまして、このことについては協議を進めているところでございます。また、歩道内に車止めを設置いたしまして、歩道へ車両が誤って進入しないような対策も併せて実施することで協議を進めております。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 荒原議員。 ◆2番(荒原ちえみ君) はい。ありがとうございます。 時間がないので、介護保険はまた次にやりたいと思います。 最後に、京成電鉄のいろいろな遮断機に対する対応策が早急に行われたことを感謝して、私の一般質問を終わりたいと思います。 ○議長(田中真太郎君) 以上で2番荒原ちえみ議員の質問を終わります。 暫時休憩いたします。     午後2時37分休憩-----------------------------------     午後2時50分再開 ○議長(田中真太郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、28番斉藤賢治議員の質問を許します。登壇を願います。     〔28番 斉藤賢治君 登壇〕 ◆28番(斉藤賢治君) 会派真政会の斉藤賢治でございます。議長の指示に従いまして、通告順に2点、一般質問いたします。 市では、保有する公共建築物を対象とした老朽化対策を平成26年度より、公共施設再生計画に基づき実施してきたところであります。そして、今年度から新たな第2次公共建築物再生計画として再編成され、引き続き取組を進めているところであります。 この第2次公共建築物再生計画では、計画期間、対象となる建築物、事業費を明確にして、本年度より始まる18年の計画に編成しています。この中で基本的な考え方として、同計画全体の目標を、時代の変化に対応した公共サービスを継続的に提供することなど3点を定め、目的を達成するための目標の一つとして、公共建築物の総量圧縮、財源確保、長寿命化の3つの手段を活用して事業費の圧縮を図ることとしています。 そこで、今回の1点目の質問は、この第2次公共建築物再生計画について、財源確保という点から、未利用となった公共施設の活用について、2つの取組についてお尋ねするものです。 初めに、旧庁舎跡地について伺います。旧庁舎跡地活用については、本年8月に検討委員会より検討報告書が提出されました。同委員会では、財源化を前提とした検討がされ、民間活力の導入が必要不可欠であるとしています。そこで、旧庁舎跡地活用の見込みについて、どのような検討がされているのか、市ではどのような検討がされているのか、お尋ねいたします。 次に、未利用となった公共施設、未利用地の有効活用について、もう1点でありますが、大久保地区生涯学習複合施設プラッツ習志野の開設に伴い集約された施設であります、旧生涯学習地区センターゆうゆう館、旧あづまこども会館、旧屋敷公民館、旧藤崎図書館について、どのような検討をしているのか、お尋ねします。 質問の2点目は、地域問題としての旧学校給食センター跡地の活用について、どのような検討がされているのか、お尋ねいたします。 以上2点、お尋ねをいたしまして、1回目の質問とさせていただきます。よろしく御答弁いただきますよう、お願い申し上げます。     〔28番 斉藤賢治君 降壇〕 ○議長(田中真太郎君) ただいまの質問に対する当局の答弁を求めます。宮本泰介市長。登壇願います。     〔市長 宮本泰介君 登壇〕 ◎市長(宮本泰介君) それでは、斉藤議員の一般質問にお答えいたします。全て私からの答弁となります。 大きな1点目、第2次公共建築物再生計画について、未利用となった公共施設跡地の活用について、お答えいたします。 今後の人口減少社会を見据えると、学校施設をはじめとする公共施設の老朽化対策や市民の多様化するニーズに対応していくために、必要な財源の確保は不可欠であります。令和2年3月に策定いたしました第2次公共建築物再生計画では、習志野市公共施設再生計画を継承するものであり、資産の有効活用の原則として、機能の統合などにより発生した未利用地については売却・貸付けによる有効活用を実施し、老朽化対策の財源として公共施設等再生整備基金に積み立てることを基本方針の一つとしております。 この方針の下で、旧庁舎跡地につきましては、解体工事完了後の令和5年度以降の跡地活用を目指し、本年8月25日に習志野市旧庁舎跡地活用検討委員会から提出を受けた習志野市旧庁舎跡地活用に関する検討報告書の提案内容などを参考に、庁内の検討会議である習志野市公共施設等総合管理計画推進及びPFI検討会議において検討を重ねてまいります。 あわせまして、本年度は、国土交通省と内閣府が主催する民間事業者との意見交換等を通して、事業に対して様々なアイデアや意見を把握する調査、いわゆるサウンディングに参加し、跡地活用を検討する一つの材料としてまいります。 次に、大久保地区公共施設再生事業に伴う4つの集約施設のうち、旧生涯学習地区センターゆうゆう館及び旧あづまこども会館につきましては、本年度、解体工事の設計を実施しており、来年度以降に解体工事を行った後、有効活用を図ってまいります。 次に、旧屋敷公民館につきましては、建物が耐震改修されておりますことから、建物を活用した手法での有効活用を検討しております。 最後に、旧藤崎図書館につきましては、近接する大久保小学校の建て替え工事が予定されておりまして、学校敷地内にある大久保児童会が使用できなくなることから、大久保児童会として暫定利用することを検討しております。なお、大久保児童会としての暫定利用後の活用につきましては、民間活用を前提とした活用を地元地域と協議をしながら検討してまいります。 最後、大きな2点目、地域問題、旧給食センター跡地について、お答えいたします。 旧学校給食センター跡地の活用につきましては、平成31年3月末の施設閉鎖以降、庁内の検討会議である習志野市公共施設等総合管理計画推進及びPFI検討会議におきまして検討してまいりました。同跡地につきましては、令和2年3月策定の習志野市こども園整備と既存市立幼稚園・保育所の再編計画第3期計画におきまして、私立化を予定している現在の菊田第二保育所が私立化された際の用地といたしまして活用する方針としております。 保育所の私立化につきましては、施設の老朽化や新たな保育需要等に対応するため、民間による施設の整備・運営を行うもので、既存の菊田第二保育所は、敷地が狭隘であることから、旧学校給食センター跡地を活用して私立化をしようとするものでございます。 なお、今後の有効活用については、地域住民の方々から御要望をいただいておりますことから、十分に協議をして進めてまいります。 以上、1回目の答弁とさせていただきます。     〔市長 宮本泰介君 降壇〕 ○議長(田中真太郎君) 28番斉藤賢治議員の再質問を許します。斉藤賢治議員。 ◆28番(斉藤賢治君) はい。答弁いただきましたので、それでは、順次、再質問させていただきます。 平成21年に初めに施設白書というものが編集をされ、そして26年からの取組、そして今年度からの、また新たな取組ということで、公共施設のありようというものが検討され、改修等に着手をされているものと思います、承知しております。そして、最初に質問しました複合施設プラッツ習志野が開設したということで、非常に施設集約がうまくいった事例だろうと、非常にいい始まりができたのではないかと、この取組が始められたのではないかというふうに思っております。 ゆうゆう館をはじめ4館が施設統合をされたことによりまして、現在の施設は機能停止となる、そして新しいプラッツのほうに統合されるということになります。先ほど、解体の設計をしているという話ありましたので、ゆうゆう館について、今年度解体の設計、そして来年度以降の実際の解体工事というお話でございましたので、もうしばらく実際の解体・除却というところに至るまでに時間があるのかなというふうに考えるものであります。この間、例えば、一時的に利用するとか、そういったことは可能なのかどうか、お尋ねをするところです。よろしくお願いします。 ○議長(田中真太郎君) 塩川資産管理室長。 ◎資産管理室長(塩川潔君) はい。旧ゆうゆう館の一時的な利用が可能かについて、お答えいたします。旧生涯学習地区センターゆうゆう館につきましては、昭和43年に建設された建築後52年を経過した、旧耐震基準の建物でございます。耐震指標のIs値が0.51と、基準値である0.6を下回っておりますことから、震度6強以上の大地震が発生した場合、建物が倒壊または崩壊する危険性がございます。したがいまして、既存の建物を利用するということは考えておりません。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 斉藤議員。 ◆28番(斉藤賢治君) はい。耐震値から見て、安全性に問題があるということであったというふうに思います。 そして、ゆうゆう館、使われていたわけでございますけれども、そうした意味で地元の方々から何か要望が出ているのか、この点についてお尋ねをいたします。 ○議長(田中真太郎君) 塩川資産管理室長。 ◎資産管理室長(塩川潔君) はい。旧ゆうゆう館解体後の跡地の活用に関しまして、地元住民の方々からどのような要望があるのかについて、お答えいたします。地元住民の方々からは、ゆうゆう館解体後の跡地の一部を集会所用地として活用したいとの御要望をいただいております。 いずれにいたしましても、本年度は解体工事の設計を実施しており、令和3年度以降の建物解体工事のスケジュールが決まりましたら、地元住民の方々と十分協議をしてまいります。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 斉藤議員。 ◆28番(斉藤賢治君) はい。ありがとうございます。 先ほどの、現在の、今の施設、使用停止となったものについては、Is値等の関係から安全上の問題があり、利用はできないというお話、それから今は、今後のことについて、集会所として利用できるかとか、そういった要望があるというお話でございました。 こちらについては、やはり建物が除却をされ、財源化を図るという大きな流れの中での取組だろうというふうに理解をしております。そうした施策を進めていく上でも、やはり地元住民の方の理解、また町の発展に、地域の発展に尽くせるということが大事になってくると思いますので、地元の方の考え、そして市の取組というものをうまく一致させていって、地元住民の理解を得ながら進めていっていただきたいと、そのようなふうに思っております。 ゆうゆう館については、今聞きました、プラッツ習志野という形で、いわゆる集約がうまくできたと。と、その集約された側の施設ですね、の活用と、それから、そこで使っていた機能ということがあったと思いますので、その点、十分配慮して、地元民が不便を感じることのないようにしていただけたらいいなと思います。 次に、同じく未利用地の有効活用ということで、旧庁舎跡地の利用についてお尋ねをさせていただくものであります。 旧庁舎は、ここから見てもよく見えるんですが、旧庁舎、本庁舎っていうんですかね、と、それから市民課棟が解体をされ、除却をされているということで、大変よく見渡せるようになりました。この跡地の活用について、先ほどの答弁では、令和5年度以降の跡地活用を目指すということ、それから、サウンディング調査、これを行うというお話がありました。 そこで、お尋ねをします。サウンディング調査とは、どういったものなのか、質問いたします。 ○議長(田中真太郎君) 塩川資産管理室長。 ◎資産管理室長(塩川潔君) はい。サウンディングについて、お答えをいたします。サウンディングとは、民間事業者との対話を通じまして、民間事業者から見た市場性の確認、有効性や実現可能性の確認、また活用アイデアの把握等を行うことにより、今後の活用検討を進展させるための情報収集を目的とした手法のことでございます。 なお、サウンディングは、事業の進展状況に応じまして、事業発案段階、公募条件検討段階、事業者選定段階で実施するものがあり、今年度予定しているのは、初期に実施します事業発案段階のサウンディングであります。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 斉藤議員。 ◆28番(斉藤賢治君) はい。サウンディングというのは、もちろん英語でありまして、私、サウンドというのは音という意味でしか、ちょっと承知しておらなかったものですので、ちょっと調べてみましたら、調べるとか、打診するとか、調査するとか、そういった意味もある言葉のようですね。サウンディング調査って日本語に訳すと、個別対話とか対話型市場調査とか、そういったような訳が当てられてるようなのを見たことがあります。 このサウンディング調査、大変新しい、こういった仕組みだというふうに理解をしております。恐らくまだ、このサウンディング調査というものが広く行われるようになって、まだ2年とか3年とか、恐らくそれぐらいの歴史なんじゃないかというふうに思います。そしてまた、全国の各地で、またあるいは県内でも大変広く今このサウンディングという手法が取り入れられて、こういった取組がなされてるようにも思います。 このサウンディング調査を実施することとした理由はどういうことなのか。また、そのスケジュールについてお尋ねをいたします。 ○議長(田中真太郎君) 塩川資産管理室長。 ◎資産管理室長(塩川潔君) はい。サウンディングを実施することとした理由とスケジュールについて、お答えをいたします。 旧庁舎跡地の有効活用につきましては、第三者機関として設置しました習志野市旧庁舎跡地活用検討委員会から提出を受けました、習志野市旧庁舎跡地活用に関する検討報告書では、活用に当たる留意点としまして、厳しい財政状況において財源化を図り、集客性のある空間を生み出すためには、民間活力の導入が不可欠であると提案されております。また、そのためには、民間事業者にヒアリングを行うサウンディング調査を積極的に行うことについても提案がなされております。 旧庁舎跡地の活用検討におきましては、民間事業者との対話を通じての市場性の確認や活用アイデアの把握等により、民間の創意工夫を最大限活用することが有効であるとの観点及び提案を踏まえまして、サウンディングを実施するものであります。 なお、サウンディングにつきましては、国土交通省と内閣府が共同で官民連携事業の案件形成を促進するため、平成29年度から地方公共団体等を対象とした合同サウンディングを開催しております。国の実施するサウンディングにおきましては、広く民間事業者に対しても周知できるものと考え、令和3年1月22日に開催の関東ブロックに参加を予定しております。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 斉藤議員。 ◆28番(斉藤賢治君) はい。答弁ありがとうございます。 サウンディング、先ほどもありました、情報収集を目的とした手法ということで、対話ということなんだろうというふうに思います。つまり、私の考えとしては、これからこういった未利用地、公共の土地を活用したりだとか、施設を再生したりだとか、そういったことをする上では、民間活力の導入、こういったものが必要不可欠になってきてるのであろうと、そういった中で生み出された手法なんだろうというふうに理解をしているところであります。 この第2次公共建築物再生計画ということで、令和2年から令和19年までの18年間の計画であり、それを6年ごとに3つに区分をして、令和7年までを、いわゆる第2期というふうに規定をしているというふうに捉えております。 この当該計画、18年として評価をするか、6年間として評価をするかで、また評価が違ってくるわけでございますけれども、この18年間で、各年間約40億円で718億円と、それから6年間ということにおいては231億円ということで書かれている内容のもので、施設も116施設を老朽化対策、いわゆる建て替えですとか長寿命化とか大規模改修とかということで、各年度、各年度の事業が割り振られて、一つ一つ積算をした中で、この718億円だとか231億円だとかという根拠がある数字なんだろうというふうに思います。 それで、この18年間あるいは6年間という中で、当該計画、第2次公共建築物再生計画ということに書かれておりますこと、これは確実に実現していけるという見通しを立てた上での計画として、これは編成されているものと考えてよろしいんでしょうか。 ○議長(田中真太郎君) 塩川資産管理室長。 ◎資産管理室長(塩川潔君) はい。第2次公共建築物再生計画の策定に当たりましては、財政計画も踏まえて、実施できるという見込みの中で計画を策定をしております。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 斉藤賢治議員。 ◆28番(斉藤賢治君) はい。実施できるという、今、答弁いただきました。つまり、いろんな意味で、いろんな町の変化の要因だとか、いろんなそういった変化もありますし、それから今の段階では、例えば未利用地の売却あるいは施設の統廃合だとか機能集約だとかというのを考えて、今の段階では、何ていいますかね、まだ明らかになってない面というのはたくさんあるように私は思っておりますけれども、それはそれぞれの各年度、各年度の事業が実施をされていく中で明らかになっていくことだというふうに思っております。ですので、この計画を、一言で言いますと、着実に実施をして成果を上げていっていただきたいという、その言葉に尽きると思います。 それから、先ほどは、新たな手法、サウンディングという話がありましたけれども、こうした新たな手法ということをいろいろ取り組んでいく中で、この内容を明らかにしていっていただきたい。そして、その時々に応じて、できることは確実に、この議会の場で発表し、確実に実施をしていっていただきたいと思っております。 先ほどは、大久保の生涯学習複合施設の機能集約に伴って幾つか財源化を図るというお話、また跡地活用を図るというお話がありました。それから、市庁舎跡地についても、確実に跡地活用を図るというお話がございました。その手法として、先ほど新たな手法が表明されていましたけれども、この6年にわたって、また18年にわたって、確実にこれは実施をしていっていただきたい。 見ますと、これ、コンクリートの強度が80年とか100年とかっていうお話が書いてございます。ですから、この取組によって、もしかしたら、今世紀末か来世紀にまでつながる町の姿をつくろうとしている、そういった取組なんだろうというふうに思っております。着実な実施を望みます。 次に、地域問題でございますけれども、旧給食センター跡地、こちらの活用について、先ほどは2点目として質問させていただきました。菊田第二保育所、こちらを移転をして、そして私立化を図るという、そういう答弁でございますので、そのスケジュールについてお尋ねをいたします。 ○議長(田中真太郎君) 小平こども部長。 ◎こども部長(小平修君) はい。菊田第二保育所の私立化のスケジュールについて、こども部よりお答えいたします。 旧学校給食センター跡地を活用した菊田第二保育所の私立化につきましては、令和6年度の開園を目指して準備を進めてまいります。具体的には、まず、令和3年度中に移管先法人を選考するための公募選考委員会を設置した上で公募を実施し、応募法人の中から移管先法人を選考、決定してまいります。その後、令和4年度から令和5年度にかけまして移管先法人が建設する施設の設計や工事を予定をしております。 なお、私立化に当たりましては、円滑な運営の移行を図るため、保護者、移管先法人、市から成る三者協議会を設置し、私立化に伴う諸事項について協議し、御意見を受け止めながら、合意形成を図るとともに、開園の前年度である令和5年度に実施する共同保育に取り組んでまいります。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 斉藤議員。 ◆28番(斉藤賢治君) はい。先ほども、最初の1回目の答弁でいただきましたが、これはいわゆる再編計画第3期計画に基づく取組であるということであります。 現在の菊田第二保育所が大変老朽化が進んでいる、そして建物あるいは敷地等も狭隘で、そんなに広いものではない。そしてまた、受入れも2歳児までという状況があるというのは私も認識をしております。そうした意味で、移転先でもって広い敷地の中でこの取組を進めていくということは大変結構なことだというふうに思います。早速来年度から選考等を始めて取り組んでいかれるということでございますので、取組に期待をするところであります。 そして、あそこの旧学校給食センター跡地の活用につきまして、地域住民、地元の方々から何か要望が出されているのか、お尋ねをいたします。 ○議長(田中真太郎君) 塩川資産管理室長。 ◎資産管理室長(塩川潔君) はい。地域住民の方々からの御要望について、お答えをいたします。地域住民の方々からは、災害時の一時的な避難場所としての活用を図ること、また周辺道路の拡幅を図ることについて、御要望をいただいております。御要望の内容につきましては、関係各課と連携を図りながら、今後、十分協議をしてまいります。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 斉藤議員。 ◆28番(斉藤賢治君) はい。一時の避難場所というお話、それから、道路の拡幅という2つの点で今は地元要望ということで答弁をいただきました。 災害時の一時的な避難場所として、どのように活用していくのか、こちらについて、もう一度お尋ねをいたします。 ○議長(田中真太郎君) 小平こども部長。 ◎こども部長(小平修君) はい。菊田第二保育所の私立化後の施設における避難場所としての活用について、こども部よりお答えをいたします。 本市では、これまで私立化した保育所につきましては、私立化前の市立保育所が指定避難所の収容が困難な場合に開放する補助避難所として指定されていたことから、引き続き補助避難所として指定をされております。 このたび私立化する予定の菊田第二保育所につきましても、現在、補助避難所として指定されていることから、引き続き、補助避難所として指定されることを前提に公募を実施していきたいというふうに考えております。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 斉藤議員。 ◆28番(斉藤賢治君) はい。避難所としての活用ということですね。 次に、旧給食センター前の、いわゆる市道03-022号線ということになるんでしょうか、こちらの道路拡幅について、お尋ねをいたします。 ○議長(田中真太郎君) 神崎都市環境部長。 ◎都市環境部長(神崎勇君) はい。道路拡幅の御質問ですので、都市環境部からお答えしたいと思います。 当該道路の道路拡幅につきましては、旧給食センターに隣接する認定こども園の建設に合わせまして、歩道の設置を含めた道路の拡幅整備を、旧青葉幼稚園の南東側の交差点から旧給食センターの手前までの約130メーター、この区間におきまして、平成31年4月に整備を完了しております。 御質問の旧給食センター前の道路拡幅につきましては、歩道の連続性を確保する必要があることに加えまして、地元町会からの要望も受けておりますことから、旧給食センターの跡地を活用した道路拡幅につきまして、引き続き取り組んでいく必要があるというふうに考えております。今後につきましては、旧給食センター跡地における新たな土地利用計画との整合を図りながら、道路の拡幅につきましても検討してまいりたいというように考えております。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 斉藤議員。 ◆28番(斉藤賢治君) はい。既に、あそこにあります民間の認定こども園ですね、こちらが整備される際に拡幅がされている部分があると。それが、この旧学校給食センター跡地を今後活用していくことによって、連続性を確保するということで、新たにこちらの部分については拡幅を図ると、そういうふうな答弁だったろうというふうに思います。 あそこ、そうですね、あの辺の交差点も含めて拡幅が進むことにおいて、道路事情がやはりもっともっと使いやすく便利になるものだろうと、また安全にも貢献するものだろうというふうに思いますので、この保育所の移設と併せて検討を実施していっていただきたいと、そのように思っております。 次に、菊田第二保育所が移転をすると、そうしますと、現存、現在の菊田第二保育所用地が、いわゆる利用がそこは止まると、機能が停止となるというふうに思うんですが、この現在の第二保育所用地、今後、どのように活用していかれるか、お尋ねをいたします。 ○議長(田中真太郎君) 塩川資産管理室長。 ◎資産管理室長(塩川潔君) はい。現在の菊田第二保育所の用地について、お答えをいたします。 旧給食センター跡地におきまして、菊田第二保育所の私立化の整備が完了した後には、現在の菊田第二保育所用地につきましては、第2次公共建築物再生計画の基本方針に基づきまして、公共施設の老朽化対策を実施するための財源として売却・貸付けなどの手法による有効活用を図ってまいります。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 斉藤議員。 ◆28番(斉藤賢治君) はい。こちらも、施設の移転によって未利用となる、それを財源化するということで、先ほどの最初の質問と重なる部分もあるわけでございますけれども、そうした方針が今述べられました。そうした意味で、こちらも財源化という点から、有効活用を図っていただきたいと、そのように思います。 今の2点目の質問については、旧給食センターの跡地活用と、それから、それに伴う保育所の移転だとか、それから道路だとか、それから用地のこととかということで、ちょっと質問の関係で、いろんな部長の方に答えていただいてしまった形になりましたけれども、それぞれ担当する部分でしっかりと進めていって、新たな施設づくりにつなげてほしい、また財源化ということを着実に進めてほしいと願っております。 公共施設再生と併せて今日はお尋ねしたわけでございますけれども、この取組、これからすごく財源を使っていかなければいけない、確保していかなければいけない、基金の心配もある、また未利用地の活用あるいは統合といった時点で、今すぐにはちょっとなかなか思い浮かぶところはない。新たな手法、またいろいろ研究していく中で、それは生み出されていくものだと思いますけれども、そうしたことを着実に進めていく中で、新たな習志野市をつくっていっていただきたい。 習志野市市制、昭和29年施行ということで、66年たっております。代々の諸先輩、ここにもありましたと思いますけど、先人たちが築いてきた遺産、代々受け継がれて、今、私たちがおかげさまで快適に不自由なく、この習志野市で生活をすることができています。ただ、そうした中で、いろいろ時間の経過とともに見直す時期が来ている。着実にこれを進めて、成果を上げてほしい、花を咲かせ、実を結んでほしいと思います。 ちょっと時間が余った形になりましたけれども、私の今回の一般質問、これで終了とさせていただきます。ありがとうございました。
    ○議長(田中真太郎君) 以上で28番斉藤賢治議員の質問を終わります。----------------------------------- △延会の件 ○議長(田中真太郎君) お諮りいたします。本日の一般質問はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中真太郎君) 御異議なしと認めます。よって、本日はこれにて延会することに決しました。 来る12月21日は午前10時から本会議を開きます。 本日はこれにて延会いたします。     午後3時31分延会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。              谷岡 隆              高橋正明              佐々木秀一              田中真太郎...