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09月06日-03号
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  1. 習志野市議会 2019-09-06
    09月06日-03号


    取得元: 習志野市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-21
    令和 1年  9月 定例会(第3回)      令和元年習志野市議会第3回定例会会議録(第3号)-----------------------------------◯令和元年9月6日(金曜日)-----------------------------------◯議事日程(第3号)  令和元年9月6日(金曜日)午前10時開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 一般質問-----------------------------------◯本日の会議に付した事件 1.諸般の報告 1.会議録署名議員の指名 1.一般質問  ◯央 重則君   1 行政運営のあり方について    (1) 事業遂行上の市民の意見の反映と周知認知について    (2) まちづくり会議のあり方について   2 旧庁舎跡地の活用について   3 教育・文化問題について    (1) 小中学校教員のオーバーワークについて    (2) 文化財等に対する市当局の認識について    (3) 通学路における交通安全について   4 公用車のガソリン給油の取り扱いについて   5 環境問題について    (1) ごみ集積所について   6 地域問題について    (1) 藤崎図書館等について  ◯宮内一夫君   1 大久保駅舎改良問題で、市長は市議会に説明せずに京成電鉄に回答をしてしまった問題について   2 四市複合事務組合特別養護老人ホーム三山園における労働基準監督署からの「是正勧告」について   3 JR津田沼駅南口第二自転車等駐車場取得について   4 2016(平成28)年4月に都市部と環境部の統合などをして3年がたった。総括をしてみる必要があるのではないか   5 旧庁舎・消防庁舎等の施設再生問題について  ◯相原和幸君   1 選挙    (1) 投票率向上のための取り組みについて   2 持続可能なまちづくりについて   3 土地区画整理事業    (1) 鷺沼地区市街化調整区域について   4 地域問題    (1) 鷺沼小学校のトイレの洋式化及び悪臭対策について  ◯市瀬健治君   1 一中学区の児童問題について    (1) 奏の杜の開発地に、なぜ保育園・小学校・中学校を開設しなかったのか    (2) 谷津南小学校バス通学について     ① 現在と数年後のバス通学人数は     ② いかがする、今後のバス通学は    (3) タワーマンションから通学する向山小学校への通学路について     ① 通学路はどこを考えている     ② 通学路の安全確保について 1.延会の件-----------------------------------◯出席議員(30名)   1番  入沢俊行君     2番  荒原ちえみ君   3番  平川博文君     4番  藤崎ちさこ君   5番  宮内一夫君     6番  中山恭順君   7番  市角雄幸君     8番  宮城壮一君   9番  佐野正人君    10番  立崎誠一君  11番  谷岡 隆君    12番  布施孝一君  13番  清水晴一君    14番  田中真太郎君  15番  高橋正明君    16番  市瀬健治君  17番  央 重則君    18番  鮎川由美君  19番  荒木和幸君    20番  木村 孝君  21番  木村孝浩君    22番  真船和子君  23番  小川利枝子君   24番  清水大輔君  25番  相原和幸君    26番  飯生喜正君  27番  関根洋幸君    28番  斉藤賢治君  29番  佐々木秀一君   30番  宮本博之君◯欠席議員 なし-----------------------------------◯説明のため出席した者の職氏名  市長       宮本泰介君   副市長      諏訪晴信君  政策経営部長   竹田佳司君   総務部長     市川隆幸君  協働経済部長   片岡利江君   健康福祉部長   菅原 優君  都市環境部長   東條 司君   こども部長    小澤由香君  消防長      高澤 寿君   企業管理者    若林一敏君  業務部長     秋谷 修君   教育長      小熊 隆君  学校教育部長   櫻井健之君   生涯学習部長   斉藤勝雄君  資産管理室長   遠藤良宣君   都市環境部技監  新井 悟君  クリーンセンター所長       選挙管理委員会事務局長           神崎 勇君            上野 久君-----------------------------------◯議会事務局出席職員氏名  事務局長     岡村みゆき   議事課長     篠宮淳一  議事係長     西川 彰    副主査      酒主晴久  副主査      牧田優弥    主任主事     清水隆之-----------------------------------     午前10時0分開議 ○議長(田中真太郎君) これより本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員は28名であります。よって、会議は成立いたしました。----------------------------------- △諸般の報告 ○議長(田中真太郎君) この際、諸般の報告をいたします。 昨日本会議において設置されました一般会計予算特別委員会の委員長及び副委員長が同日付で互選され、一般会計予算特別委員長に飯生喜正議員、副委員長に中山恭順議員と決定した旨、報告がありました。 これにて報告を終わります。----------------------------------- △会議録署名議員の指名 ○議長(田中真太郎君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、         1番  入沢俊行議員及び         2番  荒原ちえみ議員 を指名いたします。----------------------------------- △一般質問 ○議長(田中真太郎君) 日程第2、一般質問を行います。 通告順に従い、順次質問を許します。17番央重則議員。登壇願います。     〔17番 央 重則君 登壇〕     〔「議長、一般質問の通告書がないよ」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中真太郎君) タブレットに入っています。 それでは、央議員。 ◆17番(央重則君) はい。それでは、今議会の2回目の--ということは、私はちょうど50回目になるんですね、この質問に立つのは。私の同期の方、やらない人もいるか。いるけども、真面目にやっている人間は50回目になります。それで、その質問をしていきたいと思います。50回目やっても、なかなかなれないんだよね。何か言葉を間違えたり、いろんなことをしますので。もう13年目でございますから、少しいろんなものを勘弁してもらって進めたいと思います。 それでは、私の第1回目の質問ということで、1つは行政運営のあり方という中で、事業遂行上の市民の意見の反映と周知認知についてということでございます。 これは、私は事業、いわゆる窓口、各事業の中で窓口で執行している職員の方々、あるいはその統括する課、セクション、こういうところの責任者等について、本当に事業がどれだけ、前回も言いましたけども、一体どれだけこの事業、それぞれの事業が進んでいるのかなと、進捗しているのかな、あるいは市民に周知されて動いているのかなということが非常に気になっておりまして、せっかく予算をつけてやる事業に対して、知らない市民が余りにも多過ぎるという現状がありまして、そういうことに対して、ちょっと御質問を続けてしたいなということでございます。 その中で、やっぱり市民の声を吸い上げしたり反映させる、こういうことを本当にやっているのかなと。私、これ、原点は、もう私が入って、議員となって初期のころに、ある話の中で、市がいろんな施策を出したり事業をやるとき、非常に気になる言葉を言ったのが頭の中にずっとあるんですね。市の当局だよ。当局が「我々がやるのがベストだ」ということを、この議場の中で言っているんですよ。おかしいなと。いつも「市民と協働作業するんだ」なんて言いながら、それは提案で出してくるのは結構でございますけど、やはり市民の声を聞いて、やはりそこをコラボしてといいましょうか、やっぱりいろいろ御意見を聞いてやると。つまり、それがベストじゃなくベターという言葉がいいよと私はそのとき言ったんだけども、「いや、ベストなんだ」と、こう言い張るところに、非常にちょっと気になって、この質問を続けているということでございます。 それから2番目、まちづくり会議のあり方。これ、どこでも各連合町会でやっていると思いますが、あるいは行政と一緒にやっていると思いますが、私ども藤崎も同じなんだけども、どうも一体まちづくり会議は何なんだということを、私も出席していますが、それぞれのやり方があるかもしれませんけど、私どものところは、その連合町会の会合に集まってくるのは全部町会長なんですよ。町会長が集まってきて、そこで、会議と言っているんだから何か議論があるのかなと思うと何もない。ただ報告して終わっていく。こういう事業をやりますよ、これからこんなものがありますよと、各担当セクションが来て報告して帰っちゃうんですね。こういうのを、会議というのかというのを非常に疑問に思っていまして、そういうことがあったものですから、このまちづくり会議、これ、何回か私も出しておりまして、こういうまちづくり会議のあり方について、ちょっとお聞きしたいなということでございます。 大きな2番目でございますが、旧庁舎跡地の活用。 これ、今、いろいろ活用検討委員会で進んでいるということでございますけれども、そもそも、この跡地をどういう形で活用するのかなというのを疑問に思っていまして、当然それに付随した質問をしていきたいなと。 一つは委員会のあり方もありますね。あの委員会のあり方、果たしてそれでいいのかなということとか、大体どういう目的を持って、ああいうところ、せっかくの未利用地とはいえ、最後に残された一等地でございますから、それをどういう目的を持って活用する--活用、活用と言っていますけども、活用、あるいは処理しようとしているのかということを引き続き問いたいということでございます。 それから、大きな3番、教育と文化問題についてでございます。 1つは、小中学校教員のオーバーワークについてでございます。簡単に言いますと、やはり一般の働き方改革で、いろいろ労働時間の問題が起こっております。しかし教員も長い間、過剰な労働環境というか、労働時間を強いられてやっているということが現状でありまして、言葉で、ゆとり教育なんて一時ありましたけども、ゆとりのない状況の中で、時間的にせっぱ詰まって過剰な超過勤務をやらなきゃいけない中で、本当に教員のそういう状況を、きちっと適正にまた持っていこうとしているのかどうか。 後でも出ますが、教育委員会のほうはいろんなことを言っています。いろんな行事を縮小するんだとか、いろんなことを言っているけど、全然実施をされていない。これは後でまた言いますが、そういうような状況の中で、県が先に過労死ラインとする80時間を超える時間外勤務をゼロにすると言ってきたんですよ。新聞で見てわかったんだけども、そういうものに対して、一体教育委員会はどう対応するのか。あるいは、県から言われなきゃ動かない教育委員会って、一体何なのかということも疑問に思っていまして、そういうことを含めて、ちょっとこの質問をしたいということでございます。 2番目が、文化財等に対する市当局の認識について。 これは、ある人が、私も余り興味がないわけじゃないけども、そんなに力を入れてこなかったんですが、ある方が、芸術に堪能された方がね。端的に言いますと、市役所のグランドフロアから出ていく通路の十字路のところにあるモニュメントがあるんです、モニュメント。ちょっとあれも資料を持ってこなかったけども、そのモニュメントが、大きな銅像なんです。これが配置が逆なんじゃないかと言ってきたんです、逆だと。2つあるんです、そのモニュメントがね。それを言ってきて、果たしてどんな管理をしているんだということから始まりましてね。 つまり、この芸術、あるいは文化に、文教住宅都市憲章を制定している割には余りにも無頓着じゃないかということで非常に危惧しておりまして、それかかわるような話の中からこの質問をしたいということでございます。 それから、3番目が通学路。 これ、前回もやりましたので、子どもの安全のために、この通学路の交通安全、一体どうなっているのかということで質問したいということで、ここの部分は、教員のオーバーワークと通学路を一緒に答弁してもらって結構で、文化財はその次にしてもらっても結構でございます。 それから、次の4番目、公用車のガソリン給油の取り扱いについてということです。 何か聞くところによると、公用車のガソリンがカード式になって、果たしてこのカードをちゃんと保って、ルールを遵守して管理をして給油していらっしゃるのかなということがありまして、ちょっとお聞きしたいなということでございます。 それから、5番目に環境問題で、ごみの集積所の問題について。 これ、ずっとやっていますが、危険箇所32カ所かな、ある中で、一体どこまで進んでいるのかということでございます。 それから、最後に地域問題で、これ、我々の地域問題ですが、藤崎の青年館と図書館問題があります。青年館は、おかげさまで連合町会を初め、その周辺の町会と話がつきそうだということだったので、これは、もうそこで当事者に任せるべきだということで、余り我々は問題は取り上げないと。ただ、この図書館はまだ残っていますので、図書館問題を今後どう取り扱うのかということを含めて質問したいということで、第1回目の質問とさせてもらいます。     〔17番 央 重則君 降壇〕 ○議長(田中真太郎君) ただいまの質問に対する当局の答弁を求めます。宮本泰介市長。登壇願います。     〔市長 宮本泰介君 登壇〕 ◎市長(宮本泰介君) 皆さん、おはようございます。本日から一般質問、どうぞよろしくお願いいたします。 それでは、央議員の御質問にお答えをいたします。 大きな1番目、行政運営のあり方について、(1)事業遂行上の市民の意見の反映と周知認知についてお答えいたします。 市民の皆様の声を市政に反映させるためには、広報紙やホームページ、パンフレット、掲示板、町内回覧、SNS等への掲載を通じた情報発信によりまして、事業目的や取り組み内容の浸透を図ることはもとより、具体的な対話を進めることによりまして、市民と行政のパートナーシップの関係を構築する中で、さまざまな声を聞くことが重要であると考えております。 このような考え方のもと、長期計画を例に挙げれば、基本計画策定時においては無作為抽出による市民意識調査や市民意見交換会を実施し、これまでの取り組みの認知度、浸透度の測定とともに、その向上を図り、施策等の目的や内容を市民に周知・啓発する機会としても捉えております。 さらに、施策目標の実現を目指し、6年間の基本計画に基づき策定する実施計画においては、3年間の計画期間の中で成果指標と目標値を設定し、効果測定を行う仕組みを設けて各種事業に取り組んでおります。また、個別計画の策定時におきましても同様な手法によりまして、市民意見の反映と周知・啓発に合わせて取り組んでいるところであります。 このほか、市民意見を把握し、反映を図る具体的な手法といたしましては、ワークショップやタウンミーティング、説明会、フォーラム、シンポジウム、意見募集、さらに本市の最も特徴的な取り組みであるまちづくり会議などがあります。 今後もさまざまな手法を用いまして情報発信を図るとともに、直接幅広く市民の意見を聞くことに一層努め、市政への反映を図ってまいります。 最初に言い忘れましたが、大きな3番の教育・文化問題への質問は教育長が答弁いたします。 続きまして、(2)まちづくり会議のあり方についてお答えいたします。 現在市内には16のまちづくり会議があり、その多くが連合町会、単体の町会・自治会を初め、消防団、学校関係者など、さまざまな分野で活躍する地域の皆様と本市の地域担当職員で構成されております。 このまちづくり会議は、行政と地域の相互理解を深め、地域の問題を一緒に考えるとともに、本市の施策に地域の声を反映させることを目的としております。また、会議のあり方につきましては、それぞれの地域がその特性を生かし自主的に運営しております。 まちづくり会議の運営等に対する御要望、御意見等につきましては、本市の地域担当職員を通じてお伝えしてまいります。 続きまして、大きな2点目、旧庁舎跡地の活用についてお答えいたします。 旧庁舎の跡地活用につきましては、将来にわたり持続可能なまちづくりに資する財源化を前提とした有効活用について検討するため、第三者機関として習志野市旧庁舎跡地活用検討委員会を設置し、有効活用に係る基本的理念に関することや、基本的理念に応じた活用方法について検討いただいております。 本委員会は、これまでに3回の会議が開催され、委員からの事例紹介や、ワークショップ形式による委員同士の自由闊達な意見交換が行われ、各委員からは、多世代、交流、人の動きが生まれることによる経済効果などのキーワードや、習志野市民のみならず市外からも多くの人が集まる施設として、コワーキングスペース、フリースペースとしての活用、防災における活用など、さまざまな御意見が出されているところであります。 今後も引き続き検討を重ねていただいた後、本市は、まとめられた御意見等を踏まえまして活用方針を決定してまいります。 続きまして、大きな3点目の教育・文化問題についての御質問は教育長が答弁いたします。 続きまして、大きな4点目、公用車のガソリン給油の取り扱いについてお答えいたします。 近年の市内ガソリンスタンドの減少、セルフサービス店が増加する状況を受けまして、本市では、公用車の燃料の給油については、千葉県石油協同組合習志野支部との契約から、平成27年度以降、カード会社との契約に切りかえ、車両1台につき1枚のガソリン給油カードを配備しているところであります。 このことによりまして、次の3点の業務改善が図られました。1点目は、価格変動の多いガソリン単価に係る契約事務が簡素化したこと、2点目は、出張時など市外走行時における給油が容易になったこと、3点目は、公用車を運転する職員が給油時にカードを提示することで、そのカード情報から、日時、車両番号、給油した量及びスタンド会社等が整理された請求データにて受けられることから、公用車管理を所管する部署における内容のチェック及び支払いの事務の効率化、迅速化が図られたことなどであります。 今後も公用車管理に係る各種事務の改善を目指してまいります。 続きまして、環境問題について、ごみ集積所についてお答えいたします。 本市のごみ集積所は、全て利用者の責任において管理いただいております。本年8月末現在で3,605カ所設置されております。このうち、歩行者や車両の通行に支障を来すおそれがある集積所につきましては、平成27年度には32カ所ございました。そのうち18カ所につきましては、利用者を初め町会や周辺住民の皆様と協議を行った上で改善を図っております。したがいまして、通行に支障を来すおそれがある集積所につきましては、現在14カ所となっております。 今後も、ごみ集積所を管理されている地域の皆様と連携して、ごみ集積所の環境改善に向けて引き続き取り組んでまいります。 私からの最後、地域問題について。大きな6点目、地域問題について、藤崎図書館等についてお答えいたします。 これまでもお答えしておりますが、習志野市公共施設再生計画は、時代の変化に対応した公共サービスを持続的に提供すること、人口減少社会の中で持続可能な都市経営を実現すること、将来世代に過度な負担を先送りしないことを目的としており、その目的を達成するためには、公共施設を適正に維持する中で総量の圧縮は避けられないという認識であります。 御質問の藤崎図書館については、本計画に基づいて令和2年3月末をもって閉館し、この機能は、大久保地区公共施設再生事業において、規模を拡大して新たに設立される中央図書館に集約されます。 閉館後の施設の活用に当たりましては、地域の要望として、地域、高齢者、子どもが集まれる場所が必要であることや、図書館の本の貸し出し、返却ができる機能を残してほしいとの意見をいただいているところであります。 本市といたしましては、地域の方々が趣味や文化活動、集会や福祉的活動を行う場の必要性は認識しております。こうした活動が地域の活性化に資することも当然認識しております。 引き続き、藤崎図書館の跡地活用について、市の財源を投入することなく、民間による有効活用の観点から検討してまいります。 以上、私からの1回目の答弁でした。     〔市長 宮本泰介君 降壇〕 ○議長(田中真太郎君) 続いて答弁を求めます。小熊隆教育長。登壇願います。     〔教育長 小熊 隆君 登壇〕 ◎教育長(小熊隆君) はい。それでは、央議員からの一般質問、大きな3点目、教育・文化問題について、(1)小中学校教員の勤務についてお答えをいたします。 教育委員会といたしましては、各学校に対して、勤務時間に関する教職員の意識改革を図るとともに、校長会代表、市PTA連絡協議会代表、教育委員会職員で組織した教育課程検討委員会にて、行事の見直しや教育課程全体の見直しについて検討しております。また、各学校においても、学校行事及び業務の見直し、ノー残業デーの設定、会議の短縮化などを行っております。 今後も引き続き、教職員が心身ともに健康を保つことができる環境を整え、子どもたちに必要な効果的な教育活動を持続的に行うことができるように、教職員の働き方改革に向けて時間外勤務の縮減に努めてまいります。 次に、(2)文化財等に対する市当局の認識についてお答えをいたします。 子どもから高齢者までが生き生きと生活するためには、心の豊かさが求められるところであり、芸術文化の果たす役割は重要であると認識しております。また、文化財も、本市の歴史や文化を理解するために不可欠なものであります。 こうしたことから、教育委員会では、習志野市教育基本計画において、芸術文化の振興、文化財の保存と活用を基本方針の一つとして位置づけ取り組んでいるところであり、文化財等の保存・管理につきましても、資料の性質に応じて適切に実施しております。 次に、学芸員の配置についてお答えいたします。 学芸員につきましては、博物館法に基づき博物館に配置する専門的職員でありますことから、本市教育委員会に配置はしておりませんが、所管部においては学芸員有資格者が業務に当たっております。 次に、(3)通学路における交通安全についてお答えをいたします。 教育委員会では、通学路における危険箇所の共通理解及び通学路の安全を確保するため、通学路安全対策協議会を設置しております。 同協議会は、警察、保護者代表、各学校教頭、街路整備課、防犯安全課、教育委員会で組織し、年3回開催しております。今年度は第1回の協議会を5月15日に開催し、昨年度の対策内容や合同点検の要点について確認いたしました。第2回は6月27日から7月3日にかけて、通学路の点検を学校ごとに実施いたしました。点検時には危険箇所を目視し、現地にて安全対策を協議し、関係各課に対策を要望しているところであります。第3回は、11月に点検のまとめと改善状況の確認を行う予定であります。 また、交通安全につきましては、本市小中学校長会とも危険箇所の確認等、連携を図っております。 教育委員会といたしましては、今後も学校や関係各課とともに交通安全対策に取り組んでまいります。 以上、私からの1回目の答弁といたします。     〔教育長 小熊 隆君 降壇〕 ○議長(田中真太郎君) 17番央重則議員の再質問を許します。央重則議員。 ◆17番(央重則君) はい。それでは、順番に従って質問、再質をさせていただきます。 まず最初に、この事業遂行上の市民の意見の反映と周知とか認知についてでございますけども、これは前回、一般質問の中でやったときに、最後にそれなりにやっているのかなという、つまり職員の意識、今言った窓口でいろいろ対応するために職員の意識を変えなきゃいけないということで、そういう研修をやっているんだということをおっしゃっていたので、そういう意識改革自体は、ほかの意味合いでも徹底されているのか、あるいはどのように指導しているのか、いかがでしょうか。 ○議長(田中真太郎君) 市川総務部長。 ◎総務部長(市川隆幸君) 御質問にお答えします。職員の研修を担当しておりますので、総務部のほうでお答えをさせていただきます。 各事業に取り組みます職員一人一人が事業を遂行する中で必要なことは、その実効性を高めるべく知恵を絞り、目指すべき効果を意識することであると考えております。 そこで、本市におきましては、PDCAサイクルによる継続的な業務改善への理解、実行についての研修項目を、昇格時に対象職員全てが受講いたします階層別研修において設定をしております。 1つ目の研修は、おおむね20代後半の職員が昇格時に受講いたします主任主事・主任技師職員研修であります。この場では、主体的な業務改善について学ぶべく、今年度は8月に61名が受講したところでございます。 2つ目の研修につきましては、3級副主査から4級へ昇格した職員全てが受講いたします4級係長・主査職員研修であります。この研修では、今後、管理・監督職員として正しい仕事の進め方とPDCAサイクルについて、日常業務の改善や改革を図っていく考え方や手法を学ぶ機会として、今年度につきましては19名が受講したところでございます。 このほか、3級、4級の職員を対象といたしました政策形成基礎研修を毎年実施する中で、問題の発見から政策の実施、評価までを学んでおります。 さらに、本年1月には、経営改革の視点から、対象年齢や職階を限定をせず広く受講者を募る中で、事業評価から自分の仕事を見直すと題した研修を開催をいたしまして、若手職員から部長級の職員まで、全体で56名の職員が受講いたしました。 これらの研修の機会を通じて、継続的に事業の実施効果に対する職員の意識向上を図ることに日ごろから努めているところでございます。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 央議員。 ◆17番(央重則君) いろいろ研修をやっていることは、今の話でわかりますよ。ただ、問題は、具体的にそれが実行されているかということだからね。一方的に、研修をやっています、やっていますと今の答弁ですけども、非常に気になるね。私、やっぱり、このPDCA、この部分、非常に大事なので、これが本当に現場サイド行われているかという問題ですよ、これ。 今回の、いろいろこのための打ち合わせの中でも、全くそれがなってない分野もあったんですよ。どこがどうとは言いませんけども、やった、やったと言うんじゃなくて、実際実行されているかどうか、ここの部分をきちっとしないと意味ないと言っているだけの話。それはそれで、ちょっと意見として言っておきます。 それで、今、市長答弁の中でもいろいろありました。市民の意見を聞く話ですけども、説明会とかフォーラムとか、こういうことの中でいろんな意見を聞いていますよというようなことを言っていましたが、前も私、この一般質問の中で言ったけども、私が出た中においても、例えば市民から疑問とか意見が出たときも、どうも、先ほどの話に直結しますけども、自分たちのやっていることがベストというか、そういう思いがあるせいか、説得しようとしているのね。「いや、その意見はこうだから、こうこう、こう」ということで、自分たちの意見に合わせようとしているようにしか見えないんです。意見の反映とか吸収という、こういう姿勢が非常に見えないんですよね。そういう聞く耳といいましょうか、そういうことは一体どうなっているのかなということを、ちょっとお聞きしたいと思います。
    ○議長(田中真太郎君) 竹田政策経営部長。 ◎政策経営部長(竹田佳司君) はい。議員のほうから、市民の意見をどのように受けとめているのか、説得の場としてしか見えないということでございますけれども、この点につきましては、冒頭市長からもお答えを申し上げましたとおり、計画や事業の理解度を深めつつ御意見をいただくというような場面としては、説明会、そして市民意見交換会方式やゲーム方式などのワークショップ、そして、討議などを設けたフォーラム、基調講演、さらにはパネルディスカッション、こういったもので計画等に意見を反映をするということでございます。さらに計画案、条例案等に係りますパブリックコメントなどにおける意見募集、こういったものもございます。 私どもといたしましては、いただいた御意見につきましては、いずれも大変貴重な市民の意見ということで受けとめをさせていただいてございます。さらに、いただいた御意見につきましては、ただ単に所管部における把握にとどまらず、庁内会議等で報告、共有、さらには協議などを行いまして、それぞれの計画案等へ反映することもございます。こういったことで御理解いただければと思います。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 央議員。 ◆17番(央重則君) それは、今、しゃくし定規というか、形式的にそう言わざるを得ないのは私も理解しますよ。ただ、答えが、多分パブリックコメントにしても、意見に対してそちらの回答が、こうこう、こういう内容でできませんぐらいで終わっているんですよ。そのとき、大事な市民というか、我々も含めてですけども、例えばここで意見をちょうだいして、それから庁内会議で、そういう会議でいろいろ議論して、その結論としてこういうことになりましたよという話ですよね。その過程が見えないから、意見を聞いて聞きっ放しで、さあ、自分たちのやる施策とか事業の内容をそのまま回答してくるということじゃなくて、この大事なところである、この庁内会議はどんな形で行われているかというのが見えないんだよ。言葉ではそう言っているけどね。ここもちょっとあらわさないと、こうこう、こういう議論があった中でこうなりましたよということがないと、納得できない部分が出てくるんですよ。だから、ぜひ、そういうことに対してどういう意見を持っているか、ちょっとお聞きしたいんですけど、ありますか。 ○議長(田中真太郎君) 竹田政策経営部長。 ◎政策経営部長(竹田佳司君) はい。市民の皆様からいただく御意見をどのようにということの中で、庁内会議等における議論、これがなかなか見えづらいということでございます。 こちらにつきましては、私どもといたしましても、すべからく公表というのは難しい部分もございます。ここで少し御紹介を申し上げますと、よくございますのは、プロジェクトを組んで協議を重ねるということですとか、あとは、経営改革の取り組みにおければ、まずもって部内の次長級で組織いたします経営改革推進委員会であったり、部長級で組織をする経営改革推進本部であったりということの中で、横断的な職員が会議に参加をする中で情報の共有化を図っているということでございます。御理解いただければと思います。 ○議長(田中真太郎君) 央議員。 ◆17番(央重則君) 時間がないからね。そんな議論はしていられないけど、今のはちょっと違うよ。意見を聞いたものを庁内で練っていると言っているんだよ。そんなプロジェクトをつくって大きな話から始まる話をしているんじゃないんだよ。だから、そういう日常の、あなた方がやる日常の手筋を見せないといけませんよと言っているだけの話。そうすれば、こういう結論になった、こういう反対もあった、庁内ではこういう反対もあったんだねとかわかるから。それなのに、大きなプロジェクトチームをつくって云々云々で、いろんな意見の中で、そんなプロジェクトなんか毎回つくるわけないじゃない、そんなことは。だから、そんな大げさな話をしているんじゃないのということだけわかってもらって、ぜひそういうふうにわかりやすくなるようにお願いします。 それで、あとはまちづくり会議にいきます。これ、簡単にもう言っておきますけれども、どうもまちづくり会議の目的と、市長が今答弁したのと実態は違うんじゃないか。ちょっと壇上でも言いましたけども、そういう形、つまりその目的に沿った形で運営されているのかどうか。これはどうでしょうか。 ○議長(田中真太郎君) 片岡協働経済部長。 ◎協働経済部長(片岡利江君) はい。それでは、まちづくり会議が目的に沿った形で運営をされているかということについてお答えをいたします。 まちづくり会議は、各地域において規約等を定めて運営をしております。構成委員、それから会議の仕方、そういったものに違いはありますけれども、先ほど市長がお答えをいたしましたとおり、地域と行政が相互の理解を深め、地域の課題を一緒に考え、本市の施策に地域の声を反映させる場ということで行われているものというふうに認識をしております。 ○議長(田中真太郎君) 央議員。 ◆17番(央重則君) このようになっていないんですよ。なっていたら何ら問題、こんな質問なんかしませんよ。少なくとも、藤崎しか私は知りませんけども、これはどこでもまちづくり会議と言っているんだから。そういうふうになった、そういう実態をちゃんと把握してもらいたい。それは把握してもらいたいと同時にね--何だ、議長まで首をかしげちゃって、同じ仲間なのによ。大体--だって、なっていないの、わかっているじゃないかよ。それはいいや。 だから、ぜひその目的、一生懸命考えている、その目的と、まちづくり会議と名称をつくってやっているんですから、会議という名のもと、それに合致するように努力してくださいよ。そのように変えていきたいと私は思っているんですよ。それは行政と一緒にやっていかないから、行政と一緒にやっていかなきゃいけないと、今自分で言っているんじゃん。だから、そういうことについてはどういう考えがあるのかを教えてください。 ○議長(田中真太郎君) 片岡協働経済部長。 ◎協働経済部長(片岡利江君) はい。まちづくり会議の今後みたいな形ですかね。よりよい会議にということでお答えをしたいと思います。 地域の皆様によってつくられるまちづくり会議でありますけれども、協働で行うまちづくり会議、本市の地域担当職員も参画をしております。本市の立場として、まちづくり会議がより一層活性化されるように、今後も支援をしてまいりたいと思います。また、ここにいらっしゃる議員の皆様、それぞれお立場が違えど、まちづくり会議に参画をされている方もいらっしゃると思いますので、ぜひそういった声は直接現場で発していただければというふうに思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中真太郎君) 央議員。 ◆17番(央重則君) 本当に言いたいことはあるけど、時間がないからね。それも一理あるよ。それは私も認めますよ。一理しかない。いい。次にいきますよ。これをやったら時間がないから。 次、大事な旧庁舎跡地の活用について質問していきたいと思います。 一つは、簡単でいいから具体的に、今、3回委員会をやったと言うけれども、どんな内容が進んでいるか、ちょっと聞かせてください。 ○議長(田中真太郎君) 遠藤資産管理室長。 ◎資産管理室長(遠藤良宣君) はい。跡地活用検討委員会でどのような検討がなされているかとの御質問についてお答えを申し上げます。 先ほどの市長答弁の中でも触れさせていただきましたが、本委員会の各委員の中において、ワークショップ形式において意見交換をしていただいているところでございます。この中においては、先ほどの市長答弁の中でございました多世代交流などのほか、市内3大学の学生とのコラボレーション、そして子育て、文化、産業などのキーワード、そしてコワーキングスペース、防災などのほか、外国人の方との交流の場やマーチングの練習場など活用に関する御意見もございました。また、この御意見の中には、住宅や公園だけといった、いわゆる単体活用については避けたほうがよいのではないかとの御意見もあったところでございます。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 央議員。 ◆17番(央重則君) そういう意見が今なされているということでございますが、そもそも、この委員会、委員会構成、こういうものに、どうも私、前回も言いましたけれども、その公平性が感じられないと。意図を持ってやっているんじゃないかと。つまり、財源化を図るという前提でやっているからね、これ。もともともうけなきゃいけない目的があって、それをどうするかならまだいいよ、手順として。それをいきなり財源化と言っているんだから、ちょっと疑義があって、大体そういう委員構成、これは一体どうなっているんですか。 ○議長(田中真太郎君) 遠藤資産管理室長。 ◎資産管理室長(遠藤良宣君) はい。検討委員会における委員の構成についての御質問でございます。これについてお答えを申し上げます。 公共施設再生計画における本市の基本方針、これは財政に関することのほか、もう一つには、地域が便利になり、エリアの価値を高める利用の仕方を十分検討し、その活用に当たっては民間活力の導入によって有効活用すると、このように方針を定めてございます。 この計画の考え方に基づき、本委員会の委員については、まちづくり、建築、商業、経営、不動産、金融などの各分野において知識・経験を有する方、地域住民の方及び公募に応じた方の計10名により構成をしているところでございます。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 央議員。 ◆17番(央重則君) わかりました。わかりましたというよりも、ちょっと疑問になるのは、やっぱり初めから財源化の推進ありきということで、よくわかったのは、ここにもう構成員がそういう状態だよね。例えば建築、商業、経営、不動産。不動産まで入って、売るか貸すかという話をしているんだけれども、そういうメンバーをそろえているから、当然そういうものに合わせた形になっているなというのがよくわかりましたよ。 ただ、大事なことは、後で出てくるけれども、あそこは市民の土地だという認識はあるようだから、当然あるだろうけど、そういうものであれば、まず何をつくるかという目的がないとさ。何を市民が求めているんですかと、市民の土地と言うならばだよ。それがあって、その目的があって、それをつくるために、じゃ、どうしようかと。財源はどうするんだとか筋道があるべきなのに、そういう王道をするんじゃなくて、いきなりこういう話になっているから非常に疑問がわくわけ、今のメンバー構成でも。 じゃ、ここに文化とか芸術にたけた人、何かオービックシーガルズの代表者が入っているみたいだけど。ここに書いていないけどね。それはスポーツだと、こう聞いているわけよ。スポーツだけじゃなくて、そういう芸術・文化とか社会的な問題について意識を持っている方だとか、こういう方々が入らなきゃいけないはずじゃない。それは今、答弁にも出てこないから、非常にそういう疑問を持っているということですよ。 それと同時に、じゃ、この委員会でこの方針を決めちゃうんですか、この委員会だけで。それはいかがですか。 ○議長(田中真太郎君) 遠藤資産管理室長。 ◎資産管理室長(遠藤良宣君) 委員会での結論によって方針を決めるのかというような御質問でございます。 このことにつきましては、第三者機関において有効活用に係る基本的理念に関することや、基本的理念に応じた活用方法について、今現在検討を重ねていただいているところでございます。 御質問のほかの意見等も含めてということだというふうに認識をしますが、本委員会の議論を踏まえて、私どもとしては、しっかりとこの状況を踏まえた中で、その必要性を含めて検討をしてまいりたいというふうに考えてございます。 ○議長(田中真太郎君) 央議員。 ◆17番(央重則君) だから、今の答弁のことをやると、その議論の状況を踏まえ、その必要性を含めてという言い方をしているんだよね。必要性を含める。必要あるかないか、そこで決めるんじゃなくて、市民の土地であるということで大前提にあるならば、何度も言っていますが、やはり広く多様な市民の意見を聞かなきゃいけないんじゃない。多分いっぱい、いろんな欲しいもの、つまり必要なものが出てくるはずですよ。それを、ちょっと言葉は悪くて市長もむかっとするかもしれないけど、売るか貸すかみたいな形だけのメンバーを集めていてどうするんだと、これで。これで例えば本当に市民の意見が出てくるのかという話ですよ。だから、こういう質問をせざるを得ないんですよ。 それよりも、まずその活用方法とか言っているんだよね、これ。活用方法とか理念を決めるなんて言い方をしたけども、大事なのはまず目的じゃないの。あの空き地というかスペースに、どんな活用をするための目的のもの、市民がどんなものを必要としているのか、あるいは望んでいるのかなという目的が一番大事なんじゃないの、その中身の。それを何か方法論とか、方法を決めてもらいますとか、目的がないのに方法を決めるとか、俺もよくわからないから言うけど、その目的を決めるということはしないの。     〔私語する者あり〕 ○議長(田中真太郎君) 遠藤資産管理室長。 ◎資産管理室長(遠藤良宣君) 目的ということでございますが、先ほど来申し上げております、この検討委員会において意見等を重ねる中におきましては、旧庁舎跡地の活用の目的というような声も含めていただいてございますので、しっかりと今、第三者機関として設置をしている、この御意見、ここでの議論をまずは尊重をしてまいると、このようなことで考えてございます。 ○議長(田中真太郎君) 央議員。 ◆17番(央重則君) であるならば、いきなり初めから財源ありき論の話でこの委員会はありますよなんて言うこと自体おかしいんじゃんかよ。まず目的を皆さんで議論してもらいますというのはわかるよ。それを言っちゃっているから、こんな話になって、一部の市民だって、それは怒るのは当たり前の話で、私も怒るわ、それは。だからこういう質問をしているんだから。     〔「質問の方向が違うじゃない」と呼ぶ者あり〕 ◆17番(央重則君) 何、何。ちょっと、要らんこと言わなくていいから。そういう意味だよ。だから、目的を--笑っている場合じゃないんだよ、これ。あなたが取りまとめているんだろうから聞いているわけだよ、資産管理室長。お願いします。本当にきちっと目的を決めて。あと、手法の話は、それをどうつくるかと。何か目的が決まればよ、それは、後でそれを議論しなきゃ、財源をどうするかとか、そういう話になってくるじゃん。いきなり初めから財源の話をしているんだから。財政のあり方みたいに、よく言葉で悪いけど、売るか貸すかということから、どんな方法がいいだろうみたいな話になるじゃん、この言葉からすると。だから、そこはちょっとおかしいなということを言っているから。それは、言ってももう3回済んでいるから変わらないだろうけど、ただ、目的のこともやっていますよなんて、取ってつけたような言い方はしないでほしいということです。 本当に目的に何かあるか、市民に広く聞いてもらいたい。つまり、これ、必要に応じてじゃなくて、ぜひ聞いてもらいたいと、市長、私はそう思いますよ。この委員会だけで決めるんじゃなくて、これは言っておきますと、まだこれ、簡単に今回だけで質問は終わらないと思うので、これはもう、ちょっと時間がないのでいきます。いいですか。よろしくお願いしますよ。     〔「下っ端に聞くんじゃなくて、親分に聞いたら」と呼ぶ者あり〕 ◆17番(央重則君) いや、いいよ。じゃ、今の話、やってくださいよ。 ○議長(田中真太郎君) 宮本泰介市長。 ◎市長(宮本泰介君) はい。目的については、これはもう財源化です。これはもうはっきり言いますけど、今回、この議案の中で解体の契約の議案を出させてもらっていますけど、これだって約3億円かかります。このほかに、今度は土木作業所の詰所ですか、それの解体にもやはり同じぐらいの額がかかるかもしれないということは、この土地を解体するだけで6億円以上かかる。この6億円は、最低これはもう財源をきっちり、ここは、この6億は最低でも、やっぱりこれはしっかりと財源化しないといけないというふうに思っていますよ。 私たちは、今この瞬間もそうですけど、必ず何らかのコストがかかっています。ただのものは何もありません。そういう中で私たちは税金を扱って、そして将来に向けてのサービスをどういうふうに充実させるかということを考えているわけですから、当然財源化というのが念頭に出てくるのは当たり前です。そういうコスト意識をぜひとも持っていただきたい。 そういった中で皆さんの……     〔私語する者あり〕 ◎市長(宮本泰介君) いやいや、今やじが飛んでいますけどね。私たちの経済活動というのは、全て経済の中にあるわけです。経済活動の中にあるわけだから、当然コスト意識というのは常にいろんな形で持つべきなんですよ。 そういう中で何となく、お金の話にするんじゃないというようなムードがありますけども、そうではないと思いますよ、これから持続可能な社会をしっかり持続させるために、私は一生懸命取り組んでいるつもりですから、そこのところは誤解なきようお願いいたします。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 央議員。 ◆17番(央重則君) 誤解なんか全くしていないよ。だから、さっき言ったじゃん。目的があった後、当然その話が出るでしょうと。     〔「目的は財源化だって言っているじゃないですか」と呼ぶ者あり〕 ◆17番(央重則君) 目的がなきゃいけないのを、初めから財源だと言ったから。そういうことを言ったら制約されちゃって、市民の声はどう--例えば必要なものよ。     〔「制約はされないですよ」と呼ぶ者あり〕 ◆17番(央重則君) 何を--だから、そこであなたと意見が違うわけだよ。でも、そういうやり方をやっているから、貴重な土地を、じゃ、誰のものかという話なんだよ、それは。市民のものなんだよ。     〔「そうですよ。市民のものですよ」と呼ぶ者あり〕 ◆17番(央重則君) あなたのものじゃねえんだよ、あなたの経営方針の。何を言っているんだよ。     〔「そういうことだよ。市長のものじゃない」と呼ぶ者あり〕 ◆17番(央重則君) そうだよ。まさに言ってくれているけど、こういうところだけ話が合う。     〔私語する者あり〕 ◆17番(央重則君) やかましい。ちょっと静かにして。 それで、いきますよ。だから、やっぱりちょっと市長との意見が違うってね。市長は財源ありきと先に言っているけど、市民の土地であれば、市民の声を聞いて、何か欲しいもの、つまりないもの、他市にあって習志野市にないものとか、こういう目的、趣旨の中から、当然今みたいに財源意識を持ってって、持っているよ、そんなことは言われなくても。当たり前の話じゃないか。あなたも選ばれた人間で、俺たちも選ばれた人間だったら。それを、子どもに諭すみたいな言い方でさ。当たり前のことを言っているんだよ。それはわかっていますよ、そんなことは。だから言っているんです。だから、大事なのは目的でしょうと言っているのが、財源だって言っているから。何を言っているんだよ。     〔「財源ですよ。財源化だって言っているじゃないですか。市民の土地だから有効活用しなきゃいけないって言っているじゃないですか」と呼ぶ者あり〕 ◆17番(央重則君) こんなことを言ったら、あっという間に時間がなくなるから。とにかく私の意見--それじゃ、いいよ。私の個人的な意見かもしれない。それは言っておきますよ。目的が大事であって、財源は当然わかっていますよと。財源のあり方、当然次の段階で問わなきゃいけない話だよ。目的があって、じゃ、これをどう実現するかというのは財源の話が出るのは当たり前じゃんかよ、そんなのは。 それはそう。だから、財源、当たり前だと言っているだけの話。もう時間がないから、次にいきますよ。ちょっと冷静になっていこうね。 これは、だから言いたいことは……     〔「どこに売るんだよ、これは」と呼ぶ者あり〕 ◆17番(央重則君) やかましいんだよ。これは市民の土地だから、こういう認識のもとに進めてくれよと言っているわけ。あなた方の運営上の土地じゃありませんよと。市民の土地という認識のもとにやってもらわないと、市民が求めている声も聞かずに財源ありきでやっちゃったら、今、市長は財源ありきと言ったけど、少しは考えてもらいたいということで、次の質問にまいりたいと思います。 次の質問は教育問題でございます。これもちょっと厄介なんだ。教育問題、いわゆる教員のオーバーワークの話からいきますが、いきますよ。どこに行った。ちょっと待ってくださいよ。     〔私語する者あり〕 ◆17番(央重則君) やかましいんだよ。やかましいんだよ。待ってくださいよ。 失礼しました。時間があれなんですが、これ、教育委員会がびっちりやってもらわなきゃね。済みませんね。ちょっと資料が乱雑で、出てきました。 それじゃ、まず最初にいきます。教員のオーバーワークについて。 この1カ月の時間外勤務が80時間以上の過労死ラインを超える職員、これについて、今現状何人ぐらいいるか、簡単に言ってください。 ○議長(田中真太郎君) 櫻井学校教育部長。 ◎学校教育部長(櫻井健之君) はい。それでは、80時間以上の教諭等ということでお答えをさせていただきます。 まず、本年4月から6月まで3カ月間でございますけども、時間外勤務が休日、祝日も含めまして80時間以上であると、こういった教諭等につきましては、まず対象者数でございますけども、小学校が471名、中学校が246名。これに対しまして、4月、80時間以上、小学校が17名、中学校が99名。5月でございますけども、小学校が29名、中学校が113名。6月でございます。小学校が30名、中学校は139名というふうになっております。 先ほど教育長が答弁いたしましたけれども、時間外勤務の縮減に努めまして、時間外勤務が80時間以上、今言った人数でございますけれども、これらの教諭等の解消はこれから図ってまいりたいと、このように考えております。 ○議長(田中真太郎君) 央議員。 ◆17番(央重則君) それで、かなり数が多いよね。従来は休日とか部活で、その時間のことを含めなかったけども、それを含めると中学校なんかは物すごく多くなっていますよね、これ。誰が見ても少ないと思わないから、こういう状態です。 これは新聞が報じて私知ったんだけども、県の教育委員会が過労死ラインをゼロにしようよと、少なくとも。こんなに仕事をやり過ぎちゃいけないということで言っているわけですよ。多分見ていると思うからわかると思うけど。 さらに、そのためにサポート制をつくろうと。スクール・サポート・スタッフをつくっていって、その時間を削減していこうと。県だって考えているのは、ただ減らせ、減らせと各地の教育委員会に言っているわけじゃないんだよ。これ、サポートで、ただ金がかかるから、そういう意味では、ちょっと箇所づけみたいなっちゃっているけども、そういう意味で言うと、いわゆる全部がついているわけじゃないからさ。つかない所に対して市費でやるということについてはいかがですか。 ○議長(田中真太郎君) 櫻井学校教育部長。 ◎学校教育部長(櫻井健之君) はい。今、央議員から御紹介がありましたスクール・サポート・スタッフ、御紹介のように、今、これについては千葉県の事業として県費負担ということで、今年度、本市におきましては2校に配置されております。配置した、この2校、調査をしましたところ、時間外勤務の縮減に効果的であると、多少ではございますけれども効果的であるという結果が得られております。このことから、スクール・サポート・スタッフの増置につきましては県に要望はしてまいりたいと、このように考えております。 ○議長(田中真太郎君) 央議員。 ◆17番(央重則君) その中でスクール・サポート・スタッフ、県は、そのために今年度から倍にしていきたいと言っているんですよ。ふやしていきたいと。ふやすといっても全部つくわけじゃないけどね。今2校しかついてないから、それは倍にしていくと。単純にあと2校つくような話だけど、それだけじゃ足らない。必要な学校があったときに、その必要な学校に、つまり県費がつかないんだから、市でやったらどうですかと聞いている。これはいかがですか。私の質問はそれだから。 ○議長(田中真太郎君) 櫻井学校教育部長。 ◎学校教育部長(櫻井健之君) はい。市費でということでございますけれども、私どもの考えとしましては、あくまでも千葉県のほうが取り組んでいる事業ですから、こういう言い方がいいかわかりませんけども、その事業に私どもは乗っていくということで、県の事業を大切にしていきたいと、このように考えております。 ○議長(田中真太郎君) 央議員。 ◆17番(央重則君) 事業に乗っていって結構だよ。効果があるとも言っているんだよ。例えば、極端に、今2校はいいと、いい効果がありますよと自分で言ったんだから、ほかのところもぜひ必要だと、80時間以上の時間外勤務を減らすために。それをほったらかすの。これに乗っていくならば、乗っていくというのと、県がスクール・サポート・スタッフをつけますよと言っただけで、これはいいことだとおっしゃっているんだから。そうしたら、足らないところは、全部の学校が必要としているか知りませんが、必要とするところに対しては市費でやったらどうなのという聞き方をしているのに、県の事業に乗ってという言い方をするのは、効果があると言っているものに対して、自分たちは無責任に、県がつけないからつけないよと言っているようなものじゃない。それは、努力とか検討とかしないんですか。 ○議長(田中真太郎君) 櫻井学校教育部長。 ◎学校教育部長(櫻井健之君) はい。そのスクール・サポート・スタッフ、これについては県に対して要望していくと。私どもとしましては、このほかに、要は予算というか、お金を使わなくてもできるものがあるんではないかということで、いろいろ取り組んで時間外勤務を減らそうと、そういう取り組みを教育委員会ではこれからしてまいります。 ○議長(田中真太郎君) 央議員。 ◆17番(央重則君) 何に取り組むのか全然、今までも何回も、これ、質問しているんだよ。私、1回だけじゃないからね。今までも言っていても、何に取り組んでいるか、今もぼわっとしちゃったけど、具体的に県はスクール・サポート・スタッフだと、こう言っているわけだよ。こんなことを言っても、だから、検討ぐらいするようなものを持たないと。それはつけばいいよ。県費でつけば一番楽だよ、それは。だって、ほかの教育委員会だってみんな手を挙げているんだから。だけど、つかないところに対してどうするんですかと、それは教育委員会というか、そちらのほうの配慮だよね。これが全くないみたいな発言しちゃったら、どうするんだよ、これ。80時間以上の解消なんかとてもじゃないよ、こんなにいっぱいいるのに、まだ。これ、データ、また次回も聞きますから、どうなっているか。 それから次、このオーバーワークの中に、そもそも論として、いわゆる正規の職員じゃない、いわゆる講師とか、こういう担任の数がふえてきているということが問題になって、前回もちょっと簡単に質問しましたけど、そこのところについては、今は教育委員会としてはどう思っていますか。 ○議長(田中真太郎君) 櫻井学校教育部長。 ◎学校教育部長(櫻井健之君) はい。講師ということで御質問いただきました。 これにつきまして本市の現状でございますけども、小中学校の学級担任、これにおきます講師の人数でございますけども、平成29年度、これについては44名、平成30年度、これは43名、平成31年度、今年度でございますけれども、59名でございます。 これにつきましては、私ども教育委員会といたしましても、正規教員、この配置が望ましいと捉えているのは当然のことでございます。そのことから、正規教員の新規採用者の必要数について、児童・生徒数の推計、そして退職者数を鑑みまして、毎年千葉県教育委員会に報告するとともに要望しております。 以上でございます。 ○議長(田中真太郎君) 央議員。 ◆17番(央重則君) それは、もう教員の数の問題は、県のほうが中心で配置してくることでしょうから、ここでよくぞ言ってくれたのは、正規職員の配置が望ましいと、やっぱり誰でも思うけどね。この一言を聞くために随分時間がかかったんだけども、今、やっとこういうことを言ってくれたから、多分教員たちも含めて、それは正規に来てもらいたいと思っているはずだよ。それで、それを強くやっぱり要望する。強く要望するのか弱いか知らないけど、強く要望してくださいよ。ほかのところだって同じだと思うよ、この現象は。だから、ぜひそれを強く要望してもらいたいということでございます。 これ、まだ本当は聞きたいことあるけど、今回はなかなか残念ながら聞けないけど、今、いろんな、教育長が一番初めに言ったこの答弁、時間の縮減のところね。これ、抽象的過ぎるから、次の宿題として、私はまた次、12月議会でまた言いますから今回言いませんけど、やはり具体的な、さっき言ったスクールサポート制についても、ほかのことでやっていると言うけど、そのほかのことは一体何なんだということをはっきり言えないんだから、そこも含めて次回ちょっと聞きますから、今回は正規職員の配置が望ましいということと、正規職員の要望、これを県のほうへ出しますよと、強く出すよということだけは言っていらっしゃるから、ぜひそれは期待したいということでございます。 それから、ちょっと先に交通安全のほうにいきたいと、通学路の問題でございます。 これ、協議会をつくっていろいろ点検しているよと言っているけども、今年度の点検箇所で、具体的な内容はどうなっていますか。 ○議長(田中真太郎君) 櫻井学校教育部長。 ◎学校教育部長(櫻井健之君) はい。それでは、通学路の合同点検の箇所数等についてお答えをさせていただきます。 今年度でございますけども、交通安全面について59カ所、防犯の面について37カ所の合計96カ所でございます。 点検の結果でございますけども、交通安全面につきましては、ガードレールの設置、横断歩道の修繕、車両や歩行者への注意喚起を促すための電柱幕、そして路面標示やカラー舗装などの設置や改善、このことが確認されました。 そして防犯面でございますけども、これにつきましては、防犯灯、そして防犯カメラの設置、パトロール強化などの必要性を確認したところでございます。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 央議員。 ◆17番(央重則君) その点検箇所を、今後96カ所か、指摘して、これは今後は対応はどうするんですか。 ○議長(田中真太郎君) 櫻井学校教育部長。 ◎学校教育部長(櫻井健之君) はい。点検が終わったところでございますので、確認された箇所につきましては、今後順次対応してまいります。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 央議員。 ◆17番(央重則君) 順次という言葉でございますが、全てのこの96カ所ね、全ての対応を当然しなきゃ、指摘しているんだから、それは全てやるんですね、今後。どうですか、それは。 ○議長(田中真太郎君) 櫻井学校教育部長。 ◎学校教育部長(櫻井健之君) はい。全てやるという方向で進みますけれども、これまでの事例にもありますように対応が難しい場合がございます。事例を申し上げますと、信号の設置、これについては、信号制御がされた横断歩道が近接しているときに新たに信号は設置できないと、そしてまた、横断歩道の設置につきましても、交通規制基準にのっとりまして設置することが困難だと、こういった場合がございます。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 央議員。 ◆17番(央重則君) 確かに信号設置なんていうのは市がやる話じゃないからね。県警も絡んできたり、それは大変なことだと思います。そういった難しいところは指摘箇所でもあると思うね。そこはよくわかりますよ。ただ、これ、それはそれとしても努力してもらいたいし、これ、前からやっている話だから、毎年。前回、つまり平成30年度、あるいは29年度、ここのところの状況も聞きたいけど、きょうは時間がないから次回に回すけども、その実態、これはきちっと次回もこのことについては質問していきます。 そういうことで、ぜひ、今回やった96カ所ね。今、最大限努力すると言ったんだから、次回いい答えが戻ってくるようによろしくお願いしたいと。 これはあくまでも通学路ですから、教育の問題として捉えていますからね。私、一般道の話をしているわけじゃないんだから。一般の誰でも通行する通学路における話で、あなた方もそういう協議会をつくってやっていると言っているんだから、だから教育委員会に集中的に話をしているということですから、よろしくお願いします。 一応、教育のこの部分は終わって、あと文化財の話ですよね、文化財。 一つはね、学芸員の問題、有識者が学芸員と類似するような業務に当たっていますよという答弁だよね、それ、今。それで、その職員は専属で文化財に携わっているのかどうか。それはいかがですか。 ○議長(田中真太郎君) 斉藤生涯学習部長。 ◎生涯学習部長(斉藤勝雄君) はい。御質問にお答えをいたします。文化財や歴史資料の調査・収集・保存・管理等の業務につきましては、現在、社会教育課の文化財係が担っております。この文化財係に配置されました職員が資格を生かしまして、さまざまな文化財、歴史資料の取り扱いや調査・保存・展示に関する知識・技能を日々の業務に活用しておるという状況でございます。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 央議員。 ◆17番(央重則君) そういう人たちが2人ぐらいいると聞いておりますけどもね、そういう有識者が。一人は何か名前が言えないから、そういう職責にある、地位についている人間。これで、これだけじゃなくて、そこの何とか長とかになれば全体を把握しなきゃいけないような状態になっていますから、専属でやっていますよ、いますよというんじゃなくて、そこのところは果たしてどうなのかなというのはあります。 それで、大事なことは、私が思うのは、やっぱり博物館法で何らかの会館、その博物館に類似した会館、博物館内でないと置けないようになっています。私、見ましたよ。であるならば、今までも私だけじゃなくていろんな方々が、ドイツのことだとか、あるいは遺跡の話だとかで、何か集積し、それを集めて展示する場所をつくれよということを言ってきましたが、どうしてもつくらざるを得ない。 これ、ちょっと資料でもらったんだけども、よその状況を見ていても、それなりの博物館を持っているんだよね、これ。何というか、例えば、もう私、言っちゃいますよ、もう時間がないから。近く、隣の八千代市だって郷土博物館があって、6人も学芸員がいるんだよ、学芸員が。それから浦安市も、ちょっと人口が近いから言いますと、これも浦安市の、これ、何と読むのかな。「戸定」と書いてある、何というの、これ。まあいいや、そういう歴史館があると。その歴史館に4名もいるんだよ。あんな小さいところだって、それは遺跡があるせいかもしれませんけども、流山市だって、同じような形でいえば博物館があって8人もいるとか、香取市だって、あれは伊能忠敬がいたからあれだけども4人もいたり、こういうような状況になっているのね。もちろん船橋市だとか、近隣の大きなところはもうかなりの数がいますよ、それは。 こうやってあるのに、習志野市だって、さっき言ったドイツの資料があったり、あるいは文化財が出てきたり、考古学的な文化財が出てきたりしているのに、分散されているのがかなりあるのね。1カ所、2カ所、3カ所、4カ所、5カ所。5カ所で分散されているのね、その考古学の資料があるけど、保存が、保管が。そんなにいっぱいあるのに、そういうのをつくらない。 ましてやですよ、これ、先に言っちゃいます。先ほどの芸術の分野だって、さっき言ったモニュメント、これだって、学芸員がいて、それを真剣にやっているとは思えないんだよね。なぜかというと、あの銅像、2つあるんだよ。「真心」っていうやつで、後で皆さんに見てもらいたいんだけど、「真心」のモニュメントが2つあるわけですね、今。入り口にありますから。一人は男の裸ですよね。もう一つはスカートを着た女性がいて、平和を願うような形。あれ、今設置しているのは全く逆なんだというんだよ。それは制作意図があって、なぜ位置が決まっているかというのがあるのにかかわらずですよ。それが真逆だということを平気でパンフレットの中でもそれをうたっているんですね。このガイドブック。習志野まちかど美術館ガイドマップというの、これ。逆なんだって。私も知りませんでしたよ、それは。ある、このつくった舟越さんの愛弟子が言ってきたんだから。名前は言いませんけどね。そういうようなことで重要な--知っているでしょう、つくっているんだから。そういうようなことで、重要で認識していますとかよくぞ言えたなということを私は言いたいわけよ。あれは早く変えなきゃいけない、制作意図があるんだから。そういう意味で言っているんです。 じゃ、ちゃんとした学芸員なり、ちゃんとした人をやっぱり置いておかないと、こんなことが起こるよと。どうも建てたところでいいますと、この庁舎を建てるときに、清水建設なりがどうしようかといったときに何も指示がなかったと。市長、知っている、それ。知らないでしょう。指示がなかったから、清水建設--私、聞いた話だよ。何と言ったと思う。簡単に言いましたよ。「裸の男のほうを前に持ってくるのはまずいよね」と。じゃ、スカートをはいている女性をこっちに持っていってと、こういう言い方をされましたよ。そういうふうに聞きましたよ。でも、それは関係なく、芸術の話だから。制作意図というのがあるんだからね。それを誰も理解していなかった、ここが問題だと言っているわけ。それをすべからく広めていくと、今言った考古学だってみんな一緒じゃないかと。そんなので重要だと認識していたら、ちょっと恥ずかしいなと思ったから、今後のために、ぜひ学芸員を置いて、きちっとしたものをつくってくれという意味の要望を兼ねて言うんだけども、そういうことの話でございます。要望を--何。     〔私語する者あり〕 ◆17番(央重則君) もちろん。それは当然、今検討していると言っているから、それは……。     〔私語する者あり〕 ◆17番(央重則君) 何、何。だから逆だということだけわかってくれればいいよ。そういうことでございます。一応そういうことを要望して、ちゃんと検討してもらっているというから、ぜひ早目にそれを直してください。恥ずかしい話でございます。 次にいきます。ガソリン給油の話。 これ、簡単に言うと、ちゃんと管理上はきちっとしているとは思います。カードになってくると請求のデータもあるからね。それはわかります。ここで一つ聞きたいのは、こういうところで不正利用があったのかどうか。それはいかがでしょうか。 ○議長(田中真太郎君) 市川総務部長。 ◎総務部長(市川隆幸君) はい。今ほど御紹介いただきましたように、私ども、給油カードの管理につきましては適正に行っており、請求に対しまして、それぞれのカード情報から提出された、給油を受けた際に発行された伝票等を内容をしっかり確認をした上で支払いをしておりますので、不正利用された事実はございません。 なお、これまでの契約検査課での確認の際に、高速道路を通行した際のETCカードとして利用されたものを発見をいたしました。この際に、私ども、しっかり状況を確認をして、その場合については不正利用ではなかったことを確認し、その後、是正措置をとったケースはございました。この点については、明らかなカードの使用の誤り、要は間違いだったんですけれども、使用方法の間違いだったので、管理・利用方法など再度徹底をしているところでございます。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 央議員。 ◆17番(央重則君) こういう、最終的にそういう給油じゃなくてETCカードとして使われたと、カードがそういう機能を持っているらしくてね。結局、それ、持ち出しが簡単にできたというところに問題がある。今さっきおっしゃったように、管理ね。管理及び使用方法が問題だったよということでしょう。だから、やっぱり管理をちゃんとしなければだめじゃないかということになるわけね、当然のように。だからまた、ちゃっかり、うっかりか知らんけれども、こういうことが起こりますよと。実際あったんだからね、ETCでの利用が。不正じゃないと言うかもしれません。ちゃっかり、うっかりであったかもしらんけど、少なくともそれを使ったということは事実だからね。そこだけをぜひ、管理上、しっかりしてもらいたいと同時に、不正があった場合、本当に不正が出てきた場合、巧妙な不正があるかもしれない。出た場合、どうします。 ○議長(田中真太郎君) 市川総務部長。 ◎総務部長(市川隆幸君) はい。仮に今後、公用車の給油という本来のカード利用の目的と違う使用例が発生した場合には、私ども、その職員に対して聞き取り調査などで事実確認をしっかりしてまいります。その上で、最終的に公金の横領という種類の不正になると思いますが、その不正利用に当たると確定をし、職員の懲戒処分の対象に当たると判断をした場合につきましては、手続にのっとりまして厳正に対処をいたしてまいります。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 央議員。 ◆17番(央重則君) よろしくお願いしますよ。これは言わないとね。 じゃ、ちょっと、ごみ問題をさておいて、地域問題のほうを先にやらせてもらいたいと思います、時間の関係で。 本の貸し出しをやりますよと、図書館で。どのように今進めているか、ちょっと簡単に説明してください。 ○議長(田中真太郎君) 遠藤資産管理室長。 ◎資産管理室長(遠藤良宣君) はい。藤崎図書館の後活用ということでございます。 地域の方が集まるための集会機能が必要との御意見、藤崎図書館の後施設に本の貸し出し・返却機能を持たせてほしいとの御意見については、どちらも市として十分受けとめてございます。現時点では、人が集まるスペース機能や、本の貸し出し返却機能を確保するために必要な設備、備品、そして必要となるコストの確認をしているところでございます。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 央議員。 ◆17番(央重則君) 十分認識していただいているから、当然今みたいな問題点をいろいろと検討していただいていると思います。 それで、時間がないので、今後民間活用と言いながら、あるいはNPO法人も、私のほうから言っちゃいますけども、前回も言いましたからね。船橋市でやっている民間図書館のNPO法人の関係者との接触をしているということで、前回も会って、今も少しは話はお互いしているということだそうだなので、それはいいとして、あと半年に迫りましたから、開館が。すると、もし決まらない場合、これはどうするんですか。 つまり、引き続き市で何らかの管理をする。いや、図書館じゃありませんよ。あの施設の管理に対して、集会所だとか、今言った今の本の貸し出し、それは市でやるようなことを考えますか。どうですか。 ○議長(田中真太郎君) 遠藤資産管理室長。 ◎資産管理室長(遠藤良宣君) 先に結論から申し上げますと、この大久保地区公共施設再生事業として集約をする周辺の施設につきましては、市として、公のお金、財政を投入してまでの維持管理というものは考えてございません。したがいまして、今年度末をもって閉館ということを考えてございます。 このことを前提にいたしまして、この図書館の閉館後のスケジュールということについて、若干御紹介、御説明をさせていただきたいと思います。令和2年、今年度末に藤崎図書館が閉館した後、6月までに、藤崎図書館に所蔵されている書籍、これを習志野市生涯学習複合施設プラッツ習志野内の中央図書館に移転をする作業を行ってまいります。その後、エレベーターの大規模改修を予定しておりますことから、閉館後に後活用が開始できる時期としては令和3年度にならざるを得ないと見込んでございます。 今後も、その間も含めまして、しっかりと藤崎図書館閉館後の活用につきまして粘り強く活用を検討してまいります。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 央議員。
    ◆17番(央重則君) だから、ぜひ地元で頼んでいる集会場の設置と、図書の貸し出しと返却、この機能をしっかりね。それは民間でやろうが何でやろうが、ちゃんとその機能があるように、あそこの後活用、よろしくお願いしたいということで、私の質問は終わります。 ○議長(田中真太郎君) 以上で17番央重則議員の質問を終わります。 次に、5番宮内一夫議員の質問を許します。登壇願います。     〔5番 宮内一夫君 登壇〕 ◆5番(宮内一夫君) 皆さん、こんにちは。市民の会の一般質問を行います。 このiPad、今議会から使うようになりましたけど、今度はペーパーレスで、この一般質問の通告表もこの中にしか入っていない。我々も戸惑っている面もありますけれども、何とか駆使して使っていかないとならないわけでありますけれども……。     〔「メモはどこでとるのかな」と呼ぶ者あり〕 ◆5番(宮内一夫君) それは後で質問しておいてください。簡単にできますから。 私の質問の第1は、大久保駅舎の改良問題で、市長は市議会に説明せずに京成電鉄に回答してしまった問題についてであります。 市長は何を考えているのかよくはわかりませんけど、今まで重要事項説明であるとか、あるいは全員協議会とか、いろいろ機会をつくれば幾らでも説明の機会はあったと思うんですけれども、市議会に対して積極的に説明をしてくるという態度は全くありませんでした。 一般質問等で、一般的に、大久保駅の駅舎改良についてはどうなっているのかという質問は私もしましたし、他の議員も何人かされました。しかし、それにとどまって、先ほど言ったように全員協議会を開く、あるいは重要事項説明で説明を行う等はしてきませんでした。このしなかった真意について、市長はどのように考えているのか、お尋ねをいたします。 2点目は、四市複合事務組合特別養護老人ホーム三山園。一般の方は、四市地複合事務組合というのはなかなかわかりにくいので若干説明しますと、習志野市、あるいは船橋市・鎌ケ谷市・八千代市、この4市で事務組合をつくって、船橋市にある三山に特別養護老人ホームを設置しているわけでありますけれども、この四市複合事務組合特別養護老人ホーム三山園において、本年6月4日に船橋の労働基準監督署から、労働基準法第15条及び労働基準法第32条、さらに労働基準法第37条1項の条項に対して違反があると、法的違反があるということで、即日、または7月末日までに是正をしなさいという勧告がされました。この内容などについてお伺いをいたします。 3点目は、JR津田沼駅南口第二自転車等駐車場取得問題であります。 仲よし幼稚園跡地を、三菱地所など民間三者の共同事業体へ売却し、現在44階のタワーマンション建設が進められていますけれども、マンションの一部に自転車等駐車場を整備するということが進められてきました。今議会に同自転車等駐車場取得のための債務負担行為6億円を計上する議案が提案されています。これらの経緯について、お伺いをいたします。 4点目は、2016年、平成28年ですけれども、4月に都市部と環境部の統合などをしてから3年がたちました。統合した部は肥大化したわけでありますが、ここで3年たった現在、総括をしてみる必要があるんではないかというふうに私は思いますけれども、これらについての所見をお伺いをいたします。 5点目は、市役所の旧庁舎及び消防庁舎の施設再生問題でありますけれども、双方の建物をどのようにしようとしているのか伺って、第1回目の質問といたします。     〔5番 宮内一夫君 降壇〕 ○議長(田中真太郎君) ただいまの質問に対する当局の答弁を求めます。宮本泰介市長。登壇願います。     〔市長 宮本泰介君 登壇〕 ◎市長(宮本泰介君) それでは、宮内一夫議員の一般質問にお答えいたします。全て私からの答弁となります。 大きな1点目、大久保駅舎の改良についてお答えいたします。 京成大久保駅の駅施設改良は、公共交通機関の駅舎の建てかえ計画ではありますが、一方で、民間企業が自己保有の財産の向上を図る取り組み、つまり、その企業の財産のことでございますことから、本市として協議の過程の公表は慎重に取り扱うべきものであると双方が認識をしながら、京成電鉄との協議に臨んでまいりました。 こうした中で、私は、京成大久保駅周辺地区に関する意見交換会を初めとした、長年にわたる地域の方々の声や、さまざまな議論を重ねておりました。私も議員のときから取り組んでいることでもございましたので、相当注視をしていたものでございます。 そんな中で、地平駅形式による駅施設改良を提案してきた京成電鉄に対しまして、橋上駅形式による検討も行うように申し入れをいたしました。この結果、平成28年9月に地平駅並びに橋上駅形式による2つの案が提示され、その後は、政策経営部を窓口といたしまして京成電鉄との協議に臨んでまいりました。 なお、平成28年9月に示されました橋上駅形式の案につきましては、付近の民有地の取得が大前提とされていたため、本市から再考するよう申し入れました。 その後、平成30年5月に新たな検討案が提示されましたが、ここでも、本市の多額の負担が前提になっていたことから、引き続いての検討を要請してまいりました。 そうしたところ、平成31年1月に京成電鉄から、橋上駅形式を選択するということならば、事業費の削減は数億円程度が限界であって、加えて、本市も相当の負担を担うこととなります国庫補助事業としてやることになる。その場合、令和元年5月、ことしの5月に国庫補助の要望を行いたいとの意向が示されました。 本市といたしましては、熟慮を重ねた結果、これまでにも申し上げているとおり、西側の踏切の安全性並びに駅利用者の利便性を鑑みつつ、さらには駅施設改良工事に伴うコストとして、地平駅形式の場合は本市の負担がない、一方で、橋上駅形式の場合は、本市の負担として約20億円が想定されることから、上りホーム臨時改札口継続の上、地平駅形式による駅施設改良が妥当であるとの判断に至りました。 この間、市議会の一般質問におきましては、その都度経過を説明してまいりました。一方で、京成電鉄からは再三にわたり回答を求められておりました。その中で、さきの6月定例会において、私は、本市の判断を答弁しつつ、執行機関の長として、みずからの責任と判断による京成電鉄への回答を委ねていただきたい旨も申し上げているところであります。 地方自治におきまして、執行機関は責任体制が確立されているとともに、当該地方公共団体の事務をみずからの判断と責任において誠実に管理し、執行する義務を負うというふうな部分で対応したということでございます。何とぞ御理解をお願いをいたします。 続きまして、大きな2点目、四市複合事務組合特別養護老人ホーム三山園における労働基準監督署からの是正勧告についてお答えいたします。 四市複合事務組合からは、特別養護老人ホーム三山園職員の労働条件等の改善について、船橋労働基準監督署から令和元年6月4日付で是正勧告を受けたとの報告がありました。この内容といたしましては、1点目は、職員に対し賃金、労働時間等の法定事項を明示していないこと、2点目は、1週間について40時間、1日について8時間を超えて労働させていること、3点目は、時間外労働に対し、割り増し賃金を一部支払っていないことであります。 四市複合事務組合では、是正勧告に対応するため、三山園全職員にヒアリングを行うとともに、顧問弁護士に確認を行った上で労働条件等の改善を図ったとのことであります。また、是正内容については、8月7日に船橋労働基準監督署に報告書を提出したと伺っております。 続いて、大きな3点目、JR津田沼駅南口第二自転車等駐車場取得についてお答えいたします。 仲よし幼稚園跡地の公募型プロポーザルによる売却に際しましては、当該敷地内に自転車、原動機付自転車及び習志野文化ホール業務車両の駐車場の整備を事業者において実施することを条件に、平成25年2月に公募を行いました。 また、整備完了後の公共施設については本市が事業者から取得すること、価格については、応募の段階で事業者が上限を提示することとしていたものであります。 公募には6者からの提案をいただき、契約相手方の選定に当たりましては、諮問機関として設置した仲よし幼稚園跡地活用審査委員会において、事業者からのプレゼンテーションを実施いたしました。結果、契約候補者として、三菱地所レジデンス株式会社、三井不動産レジデンシャル株式会社及び野村不動産株式会社の3者から成ります共同企業体を最優秀提案者として選定したとの答申をいただきました。 本市としては、この答申を尊重し、共同企業体を契約相手とする決定を行い、財産処分の議案を平成25年12月定例会にて上程し、可決の議決をいただいたところでございます。 なお、本市が取得する公共施設の価格につきましては、事業者からの応募段階において、企業体からは上限額として6億円が提示されておりました。 今後は、平成25年11月12日に、共同企業体と締結いたしました土地売買契約書第10条の規定に基づいて、共同企業体と公共施設の売買契約を締結する予定でございます。 続きまして、大きな4点目、平成28年4月に都市部と環境部の統合などをして3年がたったが、その総括についてお答えいたします。 平成28年4月、私は、基本構想における将来都市像を実現するための推進体制の強化、多様化する市民ニーズや社会情勢の変化へ柔軟に対応する組織の構築の2点を目的として、機構改革を実施いたしました。 都市整備部と環境部の統合につきましては、基本構想の将来都市像を実現する3つの目標の一つに安全・安心「快適なまち」を掲げており、この中に、都市整備分野の施策を網羅した暮らしを支える都市基盤の整備と、環境分野の施策を網羅した自然と調和する環境づくりの推進というまちづくりの方向性をともに位置づけております。都市整備分野と環境分野の政策が互いに補完し、融合することこそが習志野市のまちづくりにとって重要であると捉える中で、その体制づくりとして都市環境部を創設したものであります。 このほかの主な機構改革としては、政策と財源の一元化により政策立案機能を強化し、自立的都市経営の確立を一層図るために政策経営部を新設し、また、市民生活関連部署を包括し、協働型社会構築のための推進体制を再編するとともに、新庁舎グランドフロアにおける包括的な窓口担当部門を設置することにより、市民サービスの向上を図るため、協働経済部を新設いたしました。 現在に至るまで3年余りが経過いたしましたが、限られた人員・人材を有効に活用した組織機構のスリム化によりまして、意思決定プロセスの短縮化、事務の効率化を図る中で、機構改革の目的を達成し、期待した効果が得られていると認識しております。 最後、大きな5点目、旧庁舎・消防庁舎等の施設再生についてお答えいたします。 初めに、旧庁舎につきましては、昭和39年に建築して以来、50年以上が経過し老朽化が進む中、平成23年3月に発災した東日本大震災の影響を受け、耐震性能が著しく低下したことによりまして、建物が倒壊する危険性が生じたことから解体をするものであります。 御質問の市民課棟につきましては、昭和44年に建築して以来、50年が経過しております。耐震指標は基準を満たしているものの、旧庁舎と同様、老朽化が著しく、建物を継続して使用する場合は、空調設備や配管など多額の経費が必要となる大規模改修をせざるを得ない状況であります。さらに、市民課棟を残すことは、新たな維持管理費等の発生、すなわち公共施設再生に係る新たな費用を生じさせるものであり、市民課棟を解体するものであります。 次に、消防庁舎につきましては、大災害時においても防災拠点施設として機能を維持する必要があるため、その耐震指標であるIs値0.9を確保することとされております。しかしながら、現状、Is値が0.36と基準を大きく下回っていることから、隣接地に新たな消防庁舎を建設し、その後、現消防庁舎は解体をいたします。なお、解体後の跡地には消防訓練棟の建設を計画しております。 以上、1回目の答弁とさせていただきます。     〔市長 宮本泰介君 降壇〕 ○議長(田中真太郎君) 5番宮内一夫議員の再質問を許します。宮内一夫議員。 ◆5番(宮内一夫君) はい。まず最初に、順番に今のところいきますけれども、大久保駅の改良についての問題でありますけれども、8月22日に公開質問状を市長宛てに提出をいたしました。しかし、いまだ回答がございません。回答してくれない。不届きな行為だと思うんだけど、遺憾なことだと思うんですよ。もう3週間、2週間か、たつんだけど、回答が寄せられていないんだけど、市長、どういう理由ですか。     〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ◆5番(宮内一夫君) いやいや、市長だよ。 ○議長(田中真太郎君) 竹田政策経営部長。 ◎政策経営部長(竹田佳司君) はい。議員御指摘のとおり、8月22日付で、大久保駅改築についての御質問、これを頂戴してございます。こちらにつきましては、回答案を作成をし、今、庁内において決裁と申しましょうか、起案を回させていただいているところでございます。 そして、今議員御指摘のとおり2週間ということでございますけれども、キャッチボールメール等々につきましては、おおむね2週間から3週間のお時間をいただいているということを御理解いただければと思います。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 宮内議員。 ◆5番(宮内一夫君) 今、どこでとまっているの。 ○議長(田中真太郎君) 竹田政策経営部長。 ◎政策経営部長(竹田佳司君) はい。書類がどこでというところで申し上げますと、これは、今、最終調整を市長、副市長を含めてさせていただいているところでございまして、案文の細部について今調整中でございます。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 宮内議員。 ◆5番(宮内一夫君) どういう最終調整をしているの、だって。 ○議長(田中真太郎君) 竹田政策経営部長。 ◎政策経営部長(竹田佳司君) はい。これまでの経過等も含めて、そしてこのたびの一般質問で取り上げられているという件も含めて、今調整をしている最中ということでございます。 ○議長(田中真太郎君) 宮内議員。 ◆5番(宮内一夫君) 一般質問に取り上げられているのを、どういうふうに調整しているの。 ○議長(田中真太郎君) 竹田政策経営部長。 ◎政策経営部長(竹田佳司君) どういうふうにといいましょうか、これは、やはりきちんと正確にお答えをする必要がありますことから、少しお時間をいただいているということで御理解いただければと思います。 ○議長(田中真太郎君) 宮内議員。 ◆5番(宮内一夫君) 私は、いいかげんな回答をよこせなんて言っていませんよ。早急に出してくれと言って、当時、最初は市長がお出迎えをいただく予定だったけど、副市長しかいなかったから副市長にお渡しをしましたけど、回答指定日の30日まではちょっと厳しいなと言うから、1日、2日はね。翌週になってですよ。その回答指定日の翌週になって、1日、2日ぐらいはおくれたって構いませんから、ぜひ回答をお寄せくださいと言ったら、厳しいけど頑張りますと、こういうお話だったから早くくれるものかと思ったら、一向に来ない。遺憾なことだというふうに思います。そう言ったって、今出してくれれば、今だって質問しますよ、それに沿って。 いいですよ。それで、じゃ、先に進めますけど、まだ午後の分もあるからね、私、質問は。お昼休みに持って来れば質問し直すから。     〔「まだかかりますよ」と呼ぶ者あり〕 ◆5番(宮内一夫君) 再質問に移ります。 この1回目の市長の答弁で、6月定例会において私は、本市の判断を答弁しつつ、執行機関の長として、みずからの判断と責任において京成電鉄への回答を委ねていただきたいと申し上げてきたと。誰に言ったの、これ。 ○議長(田中真太郎君) 竹田政策経営部長。 ◎政策経営部長(竹田佳司君) はい。こちらは、さきの定例会における一般質問の答弁の中で市長のほうからお答えをした言葉でございます。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 宮内議員。 ◆5番(宮内一夫君) 一般質問は、確かにそれは全員聞いているよ、執行部も。だけど、実際上はそういう代物ではないでしょう。一般質問に答えるだけではなくて、私も第1回目の質問で言ったけど、全員協議会とか、あるいは重要事項説明であるとか、そういったものを招集したりして、その中で説明するのが筋じゃないんですか。どうなんですか。 ○議長(田中真太郎君) 竹田政策経営部長。 ◎政策経営部長(竹田佳司君) はい。市議会の皆様に対する説明の機会ということでございます。こちらは議員御指摘のとおり、重要事項説明会、これは本市独自の制度かと思いますけれども、議案の勉強会の際に重要事項について御説明を申し上げるというような機会もございます。そしてまた、公式の場面においては全員協議会等々もございますけれども、一般質問の場面における私どもの発言、こちらにつきましては、議員に対する御説明にとどまらず、やはり広く市民の皆様に私どもの考えを御答弁申し上げる、方針をお話し申し上げるという機会というふうに捉えておりますので、一般質問の場面においても、しっかり市民に対して御説明しているという御理解をいただければと思います。 ○議長(田中真太郎君) 宮内議員。 ◆5番(宮内一夫君) しかしね、一般質問は、その議員及び会派に与えられた再質問等は許されているけれども、ほかの会派の議員には再質問などは許されておりませんよ。全員協議会なり、あるいは重要事項説明等であれば、説明をして、質問は各会派からも出る、あるいはそれぞれの議員から質問が出ることは確かであります。しかし、一般質問は、他の会派とか他の議員は、だって再質問できないんだから。ルールに従ってやれば、その会派の持ち時間の中で再質も可能ですよ。しかし、それ以外は再質問なんかできないんですから。翌議会、3カ月後じゃないと、その質問はできないんですよ。そういうことを、平気で一般質問で説明してきたからそれでいいんだなんていうことで済ませてもらっては、遺憾なことですよ。     〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中真太郎君) 宮本泰介市長。     〔「いや、いいですよ。まだ聞いてないんだから」と呼ぶ者あり〕 ◎市長(宮本泰介君) いや、今指名されましたので、お答えいたします。     〔「私が発言中だよ、議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中真太郎君) ちょっとしゃべらせて、まず。じゃ、宮本泰介市長、ちょっとしゃべって。     〔「ちょっと、休憩してよ」、「慌てなくていいよ。市長、座って待って聞いてやりなよ」と呼ぶ者あり〕 ◎市長(宮本泰介君) はい。議長からの指示なので答えます。     〔「違うよ。私の発言中だよ、議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中真太郎君) 宮内議員、一回聞いてから、もう一回。     〔「いやいや、違う。私の発言中だ。「じゃないか」とは言ったけど、聞いていないんだから」、「聞いているんじゃないか、「じゃないか」って」、「何言っているのよ。じゃ、休憩してよ」、「議長が指名しているんだから」、「副議長があんなことを言ってるから、休憩して」、「むきにならなくたっていいよ」、「議長の采配に従いなさいよ」、「いやいや、むきになるよ。議長、休憩にして。何を言ってるんだよ。まだ、だって質問していないんだよ。そうじゃないかとは言ったけど」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中真太郎君) じゃ、この次、宮本市長、指名しますからね、座って。続けて、宮内議員。 ◆5番(宮内一夫君) 議事進行。 ○議長(田中真太郎君) 宮内議員、質問をお願いします。 ◆5番(宮内一夫君) 議事進行で。 ○議長(田中真太郎君) 宮内議員、質問をお願いします。 ◆5番(宮内一夫君) これ、何分費やしているのよ、こういうことで。困るじゃないの、そんなことじゃ。 ○議長(田中真太郎君) 宮内議員、どうぞ。 ◆5番(宮内一夫君) だめよ。     〔「どうぞ」、「議事進行」、「守れ」と呼ぶ者あり〕 ◆5番(宮内一夫君) 遺憾なことだというふうに言ったところで、議長が指名しちゃったんじゃだめですよ。遺憾なことだから、市長はちゃんと、先ほど来私が言っている全員協議会なり重要事項説明でちゃんとやるべきだったんじゃないんですか。それを怠って、今度はこの回答では、もう一般質問で答えてきたからいいんだみたいな答弁をもらうなんていうのは遺憾なことですよ。じゃ、いいですよ。どうぞ。 ○議長(田中真太郎君) 宮本泰介市長。 ◎市長(宮本泰介君) はい。私も市議会に在籍したことがありますので、そういうことも含めて申し上げますと、いろいろ見解はあろうかと思いますけど、基本的には、この市議会からの申し出というのは議長を通して来るものと解しております。ですので、例えば議員の皆さんから資料要求がありますけども、資料要求についても、議長から、最終的には議長の指示ということで資料要求が来て、その資料要求にお答えをしております。 これもお叱りを受けるかもしれませんけども、先ほどの公開質問状の件でありますけども、この公開質問状も、制度としては取り扱う制度がございません。そういう中で、どういうふうに解すればいいかということの中で、これが議長からの申し出であるならば、それはもう最優先にしっかりと対応すべきところだとは思いますが、今回の場合は市議会議員の皆様からというようなことの中で、これは私どもの通常の対応としてある、いわゆるキャッチボールメールであったり市長メールであったりと同等に扱うということで、最近は、実はこのような形でずっと対応してきております。 それはなぜかというと、今まさに私と今、宮内議員が議長を介してこの議論をしているわけでありますので、当然この議論の中身も含めて、一般に市民の皆さんからそういうメールをいただいた際には、二、三週間かかる、あるいは、こういった議論があるときには、その中身も含めて最終的にお答えしている、丁寧にお答えをしているという状況でありますので、ですので、議員さんからしてみると、市議会議員からの質問になぜそんな時間が要するんだというふうにお叱りなのかもしれませんが、私たちとしてみれば、議長からの、市議会からの要請に対してお答えをしていくという立場でありますので、これは何とぞ御理解をいただきたいというふうに思います。     〔「もういい。もういいよ」と呼ぶ者あり〕 ◎市長(宮本泰介君) 恐らく宮内議員から、執行部から積極的な説明の姿勢というものも問われるのかもしれませんが、その件につきましては、先ほどから言っているように、協議の過程の公表については、自己保有の財産の改良ということで取り組んでいる民間企業との間のことがありますので、ですので、こちらといたしましては、その2つの案というようなことについては、これは積極的に公表はしませんが、私たちの中で最善の判断をさせていただいたと、こういうことであります。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 宮内議員。 ◆5番(宮内一夫君) そんなことありませんよ。それは、民間とはいえ公共施設ですよ、公共交通。今までだって、それはいろいろ言ってきたじゃないですか。それを、こういうふうになったら民間の問題だから公表できないなんて、あり得ない話ですよ。じゃ、何でこの間の問題、勉強会で、じゃ、説明したんですか。民間のやつをなぜ説明したんですか、じゃ。勉強会を開いたら説明したじゃないですか。全員協議会もやらないし、重要事項説明もしないから、議会を通じて、議長を通じて、今度は勉強会をやりたいから説明してくれと言ったら、そこで説明したじゃないですか。おかしいじゃないですか。答えてください。 ○議長(田中真太郎君) 竹田政策経営部長。 ◎政策経営部長(竹田佳司君) はい。今ほど市長がお答えを申し上げましたとおり、私どもといたしましては、やはり民間企業がとり行う事業ということで、協議の過程の公表は慎重に取り扱うべきものと判断をしていたと。先般勉強会を開催させていただいた中では、私どもの判断に至った経過、こちらをお伝えしたことでございますので、京成電鉄との協議過程について、事細かに協議の途中の段階をお知らせするのは難しいというお答えを申し上げているところでございます。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 宮内議員。 ◆5番(宮内一夫君) 冗談じゃないですよ。この間の勉強会では事細かに説明したじゃありませんか。 ところが、もっと大事なことは、市長、3月14日の京成との会議で返答しているじゃありませんか。もう平地案でいいよ、平地駅案でいいよと。そんなことをしておいて、なぜ議会に黙っているんですか。3月の市議会でも、そんなことを出すとも何とも言っていませんよ。どうしてなんですか、それは。 ○議長(田中真太郎君) 竹田政策経営部長。 ◎政策経営部長(竹田佳司君) はい。平成31年3月14日、京成電鉄との定例会のお話だろうというふうに思いますけれども、私どもといたしましては、京成との協議を重ねてくる中で、最終案、さらにはコスト等々、最終の御提案をいただいたのがことしの1月かというふうに認識をしてございます。その1月の京成との協議を終え、2月の段階で庁内会議においては、熟慮を重ねた結果、これまでもお答えをしておりますけれども、西側踏切の安全性、そして駅利用者の利便性、さらにはコストということも鑑みて、私どもとしては、2月の庁内の会議において、基本的には地平駅の案が妥当という判断を下しました。 ただ、これはあくまでも市の意思決定でございまして、その条件の中では、私どもとしては、今後、市議会、そして地元の調整を経た上で確定をすることというふうに考えてございました。この件を京成にも改めてお伝えをしたということでございますので、3月、意見交換をした中では、私どもの最終決定をお伝えしたということではございません。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 宮内議員。 ◆5番(宮内一夫君) 市議会ではどのような調整をしたんですか。 ○議長(田中真太郎君) 竹田政策経営部長。 ◎政策経営部長(竹田佳司君) はい。2月の段階で私どもが考えておりましたのは、当然意思決定……     〔「2月じゃないよ。京成に話をして以降の調整だよ」と呼ぶ者あり〕 ◎政策経営部長(竹田佳司君) はい。意思決定の段階では、当然これから市議会、さらには周辺地域の皆様の御意見を伺いつつ判断を決定をするという行為が必要であろうというふうに思っておりました。その中で、これまでもお答えを申し上げておりましたけれども、4月には統一地方選が予定されておりましたので、議員の皆様への御説明については、統一地方選後、改選後にするのが望ましいだろうというふうに判断をしてございました。 そうした中で5月に入り、説明を考えておったわけでございますけれども、そうしたところ、6月定例会における御質問の通告をいただいたということでございましたので、6月の定例会、一般質問の場面を通じて御説明を申し上げてきたということでございます。 ○議長(田中真太郎君) 宮内議員。 ◆5番(宮内一夫君) 一部の人がそういう情報を得たから、一般質問の通告をしたよ。しかし、ほかの人は知らないんだよ。なぜ、だったら再選されて、幾日でも説明の機会はあったはずですよ。 議長のところにあったの、そんなサジェスチョンなんか。大久保駅問題について説明したいけど日程をとってもらえませんかなんて。ほら、ねえ、ねえと言ってるよ、議長は。ない、ないって。こういう態度で、ここで責められたら、3月中、4月中は選挙で忙しいから、そのうちやりましょうと言っていたけどって、なくてさ。6月議会になったら一般質問でやったからいいんだ。こんなの誰も受け入れられませんよ、そんなの。     〔「議長から質問をもらっているんですよ。何で一般質問で……」と呼ぶ者あり〕 ◆5番(宮内一夫君) だから、一般質問を否定しているんじゃありませんよ。     〔「一般質問は、議長から質問をもらっているんですからね」と呼ぶ者あり〕 ◆5番(宮内一夫君) いいよ、黙っていて。やじっているんじゃないよ、市長。市長、やじっているんじゃないっていうの。市長はやじっているんじゃないの。議長の許しを得てから発言しなさいよ。     〔「そのとおりだ」と呼ぶ者あり〕 ◆5番(宮内一夫君) ちょっと休憩をとりましょう、お昼休みだから。 ○議長(田中真太郎君) この際、質問を保留して、暫時休憩いたします。     午前11時58分休憩-----------------------------------     午後1時15分再開 ○議長(田中真太郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 宮内一夫議員の再質問を許します。宮内一夫議員。 ◆5番(宮内一夫君) はい。平行線というか、平行線より、市長は公開質問状については特別扱いはできないというようなことを言っているのと、京成の問題については私的なものだから、議会には報告できないことだってあるんだということを言っているけど、先ほども言ったように、例えば京成の問題で言えば、これは、確かにそれは私的な機関ですよ。だけど実際上は公共交通で、多くの習志野市民が、それは大久保ばかりじゃありませんけども、実籾や津田沼や谷津だとかもありますけども、そういったものを多くの市民が利用している一つの媒体ですからね。これだから秘密にしなきゃいけない。それは、お金の問題だとか何かの問題で秘密にしなきゃいけない場面もあるかもしれませんよ。だけど、公の申請をして公の事業をやろうということに対して、議会にも黙っているなんていうことはあってはいけないと思いますよ、私は。今後、その姿勢を正していくように求めますよ。 この問題はその辺にしておきますけれども、ぜひそういった勘違いのないように、市長においては今後の市政運営を進めていっていただきたいというふうに申し上げておきます。     〔「勘違いじゃないよ。無策だよ、無策」と呼ぶ者あり〕 ◆5番(宮内一夫君) いや、勘違いなんて言っていないよ。 それで、この今までの問題で、もう一つ指摘しておかなきゃいけないのは、議会からでないから特別扱いをしないとは言っていたけど、私は特別扱いをしろと言っているんじゃないんですよ。この問題の緊急性があるから公開質問状を出しているし、そして、市民に広く、市長が知らせない部分を我々が知らせようということで公開質問状を出しているわけですから、そういったことを真摯にね。いいですか、真摯に……。     〔「市長をやめたほうがいいよ。こういう仕事ができないんだったら」と呼ぶ者あり〕 ◆5番(宮内一夫君) そうだよ。ちゃんと、やっぱり市民の声を受けとめられないんだったら、もう辞任してもらうしかないんだ。     〔私語する者あり〕 ○議長(田中真太郎君) 静かにしてください。宮内議員の質問が続いておりますので、静かにしてください。 ◆5番(宮内一夫君) ありがとう。それで、だから、あるいは議長から正式にかどうかは別として、全員協議会を開催をするかと言ったら、やらないと、こう言っているわけだよ。やりたくない。こういう姿勢で本当に市長が務まるのかどうかの問題ですよ。     〔「務まらないよ、その姿勢で」と呼ぶ者あり〕 ◆5番(宮内一夫君) うん。私もそう思う。     〔私語する者あり〕 ◆5番(宮内一夫君) ですから、とりあえずこの問題については、やっぱり政治姿勢が求められているわけですから、きちっと今後姿勢を正していっていただきたい。要望を申し上げて次の問題に移ります。時間がもう40分しかありませんから。 四市複合事務組合の特別養護老人ホーム三山園の問題でありますけれども、これは、先ほど1回目、市長から答弁があって、その問題で、船橋の労働基準監督署から是正勧告をされたことは、私は大変遺憾なことだと思うんですよ。これは、以前に習志野市も船橋労働基準監督署から是正勧告を受けてやったばっかりですよ。違う団体には一応なっているけど、習志野市も構成団体だからね、この四市の複合事務組合は。そこがまた勧告を受けたということであります。 それで、先ほど答弁があった内容を見てみれば、第1には労働基準法第15条の関連で、契約時に労働者に対しては労働条件について文書で示さなきゃいけないのと、説明義務があるんですよ。それをきちっと説明をする。それから2つ目に、労働基準法第32条関連では、法律に除外規定がないのに、1週間に40時間、1日につき8時間を超えて労働につかせている。そして、3番目には、時間外労働の25%以上の割り増し賃金を一部払っていない部分があると、こういう指摘をされたわけです。また、介護福祉手当及び業務手当を割り増し賃金の基礎となる賃金に算入していないと、こういう指摘なんですよね。 それで、賃金の未払いの分について、勧告は、ことしの1月1日まで遡及して、とりあえず支給していきなさいと、こう言っているんですよね、勧告は。だけど、労働基準法の第115条によると、これは以前も議論しましたけど、2年間の遡及適用があるわけですよ。それについては四市複合事務組合はどのようなスタンスでいるのか、お尋ねをいたします。 ○議長(田中真太郎君) 菅原健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(菅原優君) はい。お答え申し上げます。 その前に、先ほど船橋労働基準監督署から勧告があったということで、確かに四市の構成員である本市でございますけども、事務につきましては独立して実施しているということの中で御理解いただければと思います。 それでは御質問にお答えいたします。是正勧告の3点目の、時間外労働に対して割り増し賃金を一部支払っていないことの対応といたしましては、まず是正勧告に従いまして、平成31年1月1日に遡及いたしまして支払いを行うと伺っております。それ以前の未払い額、こちらにつきましても、法令にのっとり早期解決を図りたいと考えていると伺っております。以上でございます。 ○議長(田中真太郎君) 宮内議員。 ◆5番(宮内一夫君) 早期解決を図りたいというのは、どういったことをやろうとしているんですか。 ○議長(田中真太郎君) 菅原健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(菅原優君) はい。法令にのっとりまして、今現在、この未払い分につきましては、該当職員とのヒアリング等を行って試算してございますので、2年間の時効の部分につきましても、法令がそのようになっているんであれば、その部分をしっかり職員とのヒアリングをする中で対応してまいりたいと、そのようなことだと考えます。以上でございます。 ○議長(田中真太郎君) 宮内議員。 ◆5番(宮内一夫君) これは未払い賃金だから、早急に精査をして、これは確かに働いている人に聞きますと、今ヒアリング等が行われているようです。これは1カ月のシフト制をとっている関係ですよね。これは泊まり勤務であるとか日勤勤務であるとか、そういったものがある関係で、きちっと労働者と三山園側とのすり合わせが必要で、こういった勤務で間違いありませんよねということがされなければ、一律に、例えば8時間労働だから何日分の8時間ということじゃありませんからね。そういったことが必要かと思いますけれども、やっぱり未払い賃金ですから、早急に精査をして支払いがされるということが一番ベストなので、早急にやるように習志野市からも進言していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(田中真太郎君) 菅原健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(菅原優君) はい。今ほど議員のおっしゃられたことにつきましては、四市におきましても早急に対応するというようなことで対処してまいるというふうに考えております。こちらにつきましては、構成市である本市といたしましても、その旨伝えてまいりたいと思います。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 宮内議員。 ◆5番(宮内一夫君) それで、三山園の実態を言うと、3年前に賃金カットがされたんですよ、働いている人たちの。そのときに脅かし文句があったんですよ、指定管理者にしちゃうぞと。指定管理者にしちゃうよということ。これは大変な脅かしですよ。結果、だから労働組合が当時ありませんでしたから、みんな判こをついた人が--みんなじゃない。判こをついた一部の人がいたんですよ。いつの間にか全員賛成になっちゃっていたの。こういうことがあってはいけないことですよ。こっちは当事者じゃないから答えられないかもしれないけど、実際そういうことが行われているんですよ。そのことによって賃金ダウンをしているんですよ。それでなくても、介護職場というのは大変きつい労働ですよ。 それで、一番はね、市長ね。やはり三山園は公的機関ですから、認知症の、今12床かな。認知症の人を12床でお預かりしているんですよね。その関係で、認知症というのは、非常に介護の職場の人はよくわかるとは思うんですけども、認定をするときになかなか出てこない症状なんですよ。その関係で非常に難しいものがあるんだけども、老人ホームに入所してからも、大変手をかけないとならない場面があったりすることが多いわけですよね。そういうことをしている職場の人たちをいじめてどうするんですか、これ。ほかの民間の、そういう特別養護老人ホームではなかなか入所させてもらえないような人が入所してもらっているわけですよ。こういうことを考えれば、それは応分の負担を市もしなきゃいけないと思うんですよ。そのことが、良好な健全な職場で、そして明るい職場で働いてもらう一つになるわけですから。 それで、市長は四市複合事務組合の議員になっているんですからね。まあ、議員の中にもいますけれども、特に市長は、ほら、こっちの執行部の代表だからね。ちゃんと意を持って、議会に軽く臨むんではなくて、いろいろ課題があるんだということが市民から寄せられれば、それを持って、やっぱり三山園はこうしてほしい、こういう声が市民から寄せられているということを含めて議会で反映すべきだと思うんですが、いかがですか。 ○議長(田中真太郎君) 菅原健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(菅原優君) はい。三山園に対する利用者などからの御意見についての反映ということでございますけれども、基本的には四市の事務組合、三山園のほうで、組合のほうで、その御意見を吸い上げたものを形にすると。その形というのが、予算ですとかそういったことになるのかなと。その予算の審議につきましては、四市の市長、議会から選出された議員が四市の組合議会の中で審議していただくということになっておりますので、そのような提案の中では、本市の組合議員の方が審議をしているというふうに御理解いただければとお願いいたします。 ○議長(田中真太郎君) 宮内議員。 ◆5番(宮内一夫君) もちろん、そのとおり。審議をしているのはそのとおりですよ。だけど、もっとしっかり市民の声を持って議会に参加するなり何なりをしていただきたい。要望しておきますよ。今後、それらの問題についてきちっと反映をしていただければというふうに思います。 ですから、先ほど言った、この問題が起きて多少経費がかかるようになったからといって、今まで市長、是正勧告の内容をよく御存じかどうかはよくわかりませんけども、なぜこういうことが起きたかという一つには、夜間勤務があるわけですよ、夜間勤務。その場合の、今まで11時間勤務していたところに、夜間だからといって仮眠という時間が設けられていて、その分を差っ引いてたんですよ。本当は差っ引いちゃいけないんですよ。仮眠、仮眠ですから。本眠じゃありませんから。これは、本当にこのコールがあったり、あるいは、いろんなうめき声がしたりすれば、そこへ駆けつけて施しをしなきゃいけない状況もあるわけですよ。そういうことのために仮眠しているわけですからね。仮眠というか、宿直しているわけですから。にもかかわらず、そこの4時間分を勤務時間に入れなかったんですよ。それで、結局それが是正勧告を受けて、その4時間分が積もり積もって、4時間というけど、1日当たり--1日というか、1回その夜勤をやるたびに4時間ですから勤務の0.5回分あるわけですよ。だから、2回夜勤をやったら1日分ね。働いている人は1日休日が失われていたと言っているんですよ、今、今まで。休日に働かなきゃいけないから、その分。そういうことを言っているわけですよ。ですから、大変な労働実態にあったわけですよ。 それで、一番問題なのは、毎年やめちゃうんですよ。やめざるを得ないような状況が続いているわけですよ。ちょっと資料が出てこないんですけども、毎年3人から5人、多いときで6人もやめちゃうんですよ。これは大変な実態ですよ。それは一つには、この人たちを採用するときに船橋市の--船橋市が中心になって運営していますからね。船橋市の職員に準じた待遇だということで募集のチラシが来ているというんですよ。そのことによって皆、「あっ、これは公務員並みの待遇で、公務員並みのいろいろな労働条件ならばいいかな」と思って入所してみたら、全然違っちゃったと。いわゆる、先ほど言ったように、3年前から給料をダウンさせられたとか、あるいは先ほど言った4時間が本来は実勤務の中に入れなきゃいけないのを入れないで、仮眠時間だからということでカウントされていなかったとか、こういうことで大変な状況でいたわけですよね。 こういうことを、きちっとやっぱり、本当に構成団体である習志野市も、それから当事者である四市複合事務組合もきちっと精査をして、今後そういうことの遺漏がないようにしていただきたいと思いますが、いかがですか。 ○議長(田中真太郎君) 菅原健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(菅原優君) はい。今回是正勧告を受けて、そのほか議員の御指摘にあるような部分で、改める必要のあるものにつきましては、当然において四市のほうでも修正、改めていくものと理解しております。そのような中で、本市といたしましても、構成市の一員として、事務執行については適正な対応をするような形については申し伝えたいと思います。以上でございます。 ○議長(田中真太郎君) 宮内議員。 ◆5番(宮内一夫君) あのね、先ほどちょっと出てこなかったらスマホに出てきたんだけど、平成28年度は常勤、非常勤合わせて11人がやめているんですよ。それから、29年度が13名、それから30年度が18名、合計で42人が、この間、直近でやめているという状況ですよ。ことしの場合は、今年度についてはどういうふうになっているかわかりませんけれども、やはりそういうように、大変きつい職場だし、そういう先ほど言った間違った形で働かされた中でやめさせられちゃったわけですよ。本来は、その人らを追跡して、本来は賃金を払わなきゃいけないんですよ。     〔「経営者は誰なんだ」と呼ぶ者あり〕 ◆5番(宮内一夫君) 経営者は、今の船橋市長だ。     〔私語する者あり〕 ◆5番(宮内一夫君) だから、それは、きちっとやっぱりこういうものを正式に受けとめて、ぜひ習志野市においても調査・研究をして、四市に任せることなく、やっぱりこっちも意見を持つべき立場としてきちっとしていただきたいと思いますが、再度その辺について伺います。
    ○議長(田中真太郎君) 菅原健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(菅原優君) 先ほど申し上げましたけども、一部事務組合につきましては、基本的には特別の公共団体ということの中で、その事務の執行につきましては独立してございます。基本的には、その組合の中で適正な事務執行をしていただくような形でお願いするということでございます。以上でございます。 ○議長(田中真太郎君) 宮内議員。 ◆5番(宮内一夫君) 同じ答弁だけども、ぜひお願いしたいと思いますよ。 それで、この勧告以外にも指導書というのがあったんですよ、指導書。これ、時間がもう、ほかの問題もやらなきゃいけないのでありませんから、内容は省きますけれども、この是正勧告はもちろんのこと、この指導書に従って、やはりきちっと今後正していくようにやっていただきたいし、これまでの認識が甘過ぎた関係もあって、ぜひ今度は習志野市からもきちんと発言や行動をしっかりしたものをしていっていただきたい。 それで、指定管理者のことをちらつかせて働きを強めさせるなんていうことのないようにね。特に習志野市からも提言をしていっていただきたい。指定管理者制度に移行すべきだというんではなくて、先ほど言ったように、民間の施設ではなかなか預かっていただけないような症状の人たちも、きちっとこの三山園についてはお預かりをしているという場面もあるわけですから、そういったことも含めて、公的機関である特別養護老人ホームが果たす役割というのをしっかりかみしめて、今後、その任に当たっていただきたいということを申し上げておきます。尻切れ的ですけれども、ぜひそういうことにしておきたいというふうに思います。 それから、ちょっと順序を時間の関係で入れかえていきたいんですが、先に5番目の旧庁舎と消防庁舎の関係なんですけれども、これは、私はずっと以前から言っているように、市民課棟は、確かに1回目の答弁があったように、それは手を加えなくてもいいなんていう代物ではありません、確かに。これは昭和40年代に建てたものですから、傷んできているのは、私もそれは認めます。ただ、一級建築士の人に図面などを見てもらった関係から言うと十分、あそこは2階建てなんですよ。半地下みたいな形で食堂とか銀行なんかが入っていた。最後に銀行や食堂があった部分などは、これはまだ十分耐久性があるというふうに言っていますから、ぜひこれを利用してほしいんですよ。 それで、私は、あそこは以前からも言っているように郷土資料館、午前中に央議員が文化財の云々と言って、5カ所の小中学校の空き部屋だとか何かを使ったりして、文化財を閉じ込めてあるわけですよ、言い方は悪いんですけど。そういうことからすれば、きちっとそういうものを、みんなにお披露目できるような形をとっていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(田中真太郎君) 遠藤資産管理室長。 ◎資産管理室長(遠藤良宣君) はい。市民課棟の活用との御質問についてお答えを申し上げたいというふうに考えます。 先ほど市長から答弁申し上げましたけれども、市民課棟は建築をしてから50年、築50年が経過してございます。したがいまして、老朽化が甚だ進行していると、こういうことも事実でございます。このような状況から新たに活用していくということになれば、多額の経費が必要となる大規模改修をしてまで市民課棟を残すというような考え方はございません。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 宮内議員。 ◆5番(宮内一夫君) もったいない。市長ね、市長は午前中、財源化のためだとはっきり言いましたけど、財源だけではありませんよ。やっぱり市民要望に応えるということがその次になきゃいけないんですよ。むしろ財源化の前に、そういうことも含めて検討しなきゃいけないんですよ。市長がもう財源化だけの頭だったら、これは売るというふうに決まっちゃっているんじゃないですか。     〔「税収は十分上がっているんだよ、習志野市は」と呼ぶ者あり〕 ◆5番(宮内一夫君) そのとおりだよ。     〔私語する者あり〕 ◆5番(宮内一夫君) やはりそういった考えでは、もうお寒い行政ですよ。それで、半袖だから寒いでしょう。 あのね、今、前も言ったけど、この近隣で郷土資料館みたいなものを持っていないのは習志野市だけですよ。市長。ほら、聞かない振りしているんだから。聞こえない振りしているんだからね。この近隣市町村でないのは習志野市だけ。お隣の船橋市と千葉市は2つずつ持っているの。八千代市にもあるし、浦安市にももちろん、先ほど紹介があったようにあるし、鎌ケ谷市もあるしというふうに、みんなあるんですよ。ないのは習志野市だけですよ。 ボトルシップとか、あるいはドイツ兵の書いた日誌が、今度文化財の指定になったわけですよ。だから、そういうことをしても、教育委員会も頑張ってほしいんだけど、これはやっぱり、この郷土資料館等がないために、常設展示というのはほんのわずか。今まで、ここの1階のロビーであったり、あるいは総合教育センターでやってもらったりはしてきましたよ。でも、それではほんのわずかしか展示できない。 そういうことからすれば、ぜひ、こういったものが文化財として指定されたわけだけど、教育委員会としては、お蔵入りさせることなく展示をするためにも郷土資料館なんかを求めていく考えはあるのかどうか、お尋ねします。 ○議長(田中真太郎君) 斉藤生涯学習部長。 ◎生涯学習部長(斉藤勝雄君) はい。御質問にお答えをいたします。まず、歴史資料の保存と活用ということでございますが、これにつきましては、これまでもお答えをしているとおり、非常に重要であるという認識はしております。 そこで、まずは現状の中で文化財の保存と活用に努めていきたいというふうに考えております。そして、先ほど御指摘のありましたドイツ捕虜関係資料、これにつきましては、このたび9月3日付けで指定文化財になりました。そういったことで、これから広報習志野に掲載をしていくほか、市のホームページ、あるいはドイツ捕虜関係資料を紹介するページをホームページの中で作成をしていきたいと。さらには、今年度刊行予定しておりますドイツ捕虜収容所の概要を紹介するパンフレットにおきまして紹介をしてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(田中真太郎君) 宮内議員。 ◆5番(宮内一夫君) そのときに、例えばいつも捕虜収容所の写真等は、オーケストラの皆さんが演奏しているような姿を1面に出したりするのが多いんだけども、今は、AIを使って写真を復元するというか、復元どころか、大体AIに何千枚もの写真を読み込ませて、こういった色がその当時の肌色ではないかとか、こういうものがテーブルに使われていたんじゃないかということが再現されてカラー化されるようになってきた時代になったんですよ。だから、そういうものは大してお金がかからないんですよ。いや、お金はかかりますよ。大してです。だから、その展示をするとか何かのときに、そういったものを駆使してやればより臨場感が出て、小さいお子さんたちも、こういうことでいたんだと。捕虜といいながら、これだけ音楽を楽しんだり、近隣の住民の皆さんといろんな交流が図られていたんだ、友好的だったんだということが伝われば、平和事業にも使えるんですよ、これ。そうすると、そういうカラー化といいますか、そういったものを十分駆使してやっていただきたいと思うんですが、いかがですか。 ○議長(田中真太郎君) 斉藤生涯学習部長。 ◎生涯学習部長(斉藤勝雄君) はい。御質問にお答えをいたします。私どもといたしましては、先ほども申し上げたとおり、歴史の資料、これを収集・整理して保存・活用するということは、郷土愛を育む、そして文化を継承していく上では大事なことであるというふうに考えております。 この周知の方法につきましては、さまざまな方法があるということでございますので、こちらにつきましては、いろいろと今後研究をしてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(田中真太郎君) 宮内議員。 ◆5番(宮内一夫君) それから、さっき日誌の話をしましたけど、日誌については、翻訳をすると言ってしばらくたっているんだけど、これはどうなっているのか。その辺をお答えください。 ○議長(田中真太郎君) 斉藤生涯学習部長。 ◎生涯学習部長(斉藤勝雄君) はい。御質問にお答えいたします。御質問の内容は、エーリッヒ・カウルの日記の件だというふうに思いますが、こちらの翻訳につきましては、現在、千葉県日独協会と協議をいたしまして、同協会が翻訳を進めているというところでございます。以上でございます。 ○議長(田中真太郎君) 宮内議員。 ◆5番(宮内一夫君) 日独協会の皆さんの手助けを得ながら翻訳をしてもらっているということだけども、それは詳しくは私もわかりませんけども、ただ、私の仄聞するところでは、依頼を受けているよという話を日独協会の人からも聞いたことがあるような気がするので尋ねてみたんですけれども、ぜひ、そういったことが行われれば、今度は日本語でちゃんと日誌が公表できるわけですから、ますます市長、郷土資料館というものが必要になってきたりするんですよ。そういうことを念頭に置きながら、今後の行政に当たっては進めていっていただきたいというふうに申し上げておきます。 それで、次の問題に移ります。 次は消防庁舎の問題ですけれども、消防庁舎の関係は、確かに、先ほど第1回目の答弁であったように、0.36のIs値はないということで、ただ、これは答弁が不十分なの。というのは、事務所は0.9なくてもいいの。さっき0.9必要だという答弁をされたけど、0.9必要ないんですよ、事務所は。0.6でいいんですよ。そうすれば、わずかですよ。 それで、一級建築士にこれまた聞かせていただいたら、スリットといって溝をつくるんだそうですよ、1センチぐらいの。詳しくはわかりませんよ。スリットという、今、この消防庁舎、ここから、この部屋からは見えないけど、グラウンド側と、それから道路側というか、消防自動車が出入りする側とありますけど、このグラウンド側にスリットを何本か入れると、ねじれ現象が起きなくて、それで耐久性がぐっと増すということなんだそうですよ。これは、調べることも必要ないみたいな答弁だけど、これはやっぱり、きちっとやっぱり調査して、もう残すということが頭にないものだから、こんなことは調べることはないやと、こういう感じだというふうに私は聞こえちゃうんですよ。そうではなくて、やっぱりもったいないですよ。もったいない。それはさっきの市民課棟もそうだし、それから消防庁舎についても、それは訓練棟だとか何かの計画はあるけれども、違った、それを残した上での訓練棟の設置だとか何かを考えればいいんであって、決して今の消防庁舎があったら何もできないという話じゃありませんから。ただ単にもう壊していっちゃうというんではもったいない。そういうことを検討した上で再考を促したいんですけども、いかがですか。お願いします。 ○議長(田中真太郎君) 遠藤資産管理室長。 ◎資産管理室長(遠藤良宣君) 現在の消防庁舎にスリットを入れれば、事務所として活用ができるのではないかと、もったいないと、こういう御質問でございます。 今のお話、仮定としてはスリットを入れればということでございますが、スリットをどれだけ、どの程度入れていけば事務所機能として満足する、まず0.6を超えるのかということの具体性がない仮定のお話でございますので、このことについて詳細を述べることは控えさせていただきたいというふうに思います。 その上で、一つの施設建築物を維持、そして管理、そして、その後運用・供用していくということについては、それは一定のコストがかかるということでございます。現在の面積のものを今後も引き続き公共施設として維持管理していくのには相当のコストがかかるというようなことから、私どもは、その後において消防訓練棟という市民の生命を守る上で必要な施設をその場に構築をしていくということで考えてございますので、これは新庁舎等建設の基本計画、そしてその前の基本構想等のころから御説明等をしてきておりますので、何とぞ御理解をいただければと思います。 ○議長(田中真太郎君) 宮内議員。 ◆5番(宮内一夫君) いや、私は、それはただでできるなんて全く思っていませんし、それはそれなりのお金がかかるかもしれませんよ。だけど、新しい建物を建てていろんなことに提供するよりはよほど、あれは昭和58年でしょう。57年かな。58年だと思うんですけどね、あの新消防庁舎ができたのが。それだったら、まだ30年ちょっとですよ。まだまだこれからですよ。ちゃんとスリットを入れればどうかということを、市長、スリットを入れてやれるかどうは、だって、建築屋さんを呼んでいろいろ研究してくれればいいんですから。それが使えるとなれば、これは、わずかのお金でずっと、しばらくの間使えますよ、20年、30年と。そうであれば、再生計画だってお金がかかる、財源化が必要だとかとさっきから言っているんだから、無駄なことをやることないの。 だから、市民課棟も残し、そして、この消防庁舎もきちっと科学的な根拠、裏づけを持ってやればいいじゃないですか。そのことが、市民に負担をかけない、みんながやさしさでつながるまちづくりになるんですよ、市長。 ○議長(田中真太郎君) 宮本泰介市長。 ◎市長(宮本泰介君) はい。先ほどから室長がお答えしておりますとおり、確かにもったいないという発想というのは、それは理解はします。ですが、そのものを使い続けることのほうがコストが増すということも、これは事実であります。ですので、そこのところはこれからの、まさにこれからのサービスの財源というのは、使い続けるよりも新築したほうが、長い目で見ると、その財源効果があらわれて、ほかのサービスに回せるということですので、何とぞ御理解いただきたいと思います。 それと、資料館の問題ですけど、確かに近隣に比べてそういう資料館はございません。ほかのことについても、習志野市にはないものというのはありますが、逆に習志野市でしかやってないことというのもあります。そういうことの比較検討の中で、全庁的な視野に立って御理解をいただければ幸いです。 ○議長(田中真太郎君) 宮内議員。 ◆5番(宮内一夫君) 私は、それは、もったいないというのは、新築をして多額のお金をまたつぎ込むよりは、少ない額で再生をしてちゃんと使ったほうが、より効果的じゃないかと言っているんですよ。研究してくれと言っているんですよ。別に、私の考えが正しいんだからみんなやっちゃえと言っているんじゃないんですよ。先ほどから言っているのは、研究してみてくださいと言っているんですよ、ちゃんと。     〔「他市との比較だよな、他市との比較」と呼ぶ者あり〕 ◆5番(宮内一夫君) そうですよ。やはり、そういうことによって、いろんな施設にも使えるということになれば、こんないいことはないんですから、ぜひやっていただきたいということです。じゃ、その問題は、そういう要望をしておきます。 それから、財政部門と企画部門が統合されたり、あとは協働経済部、これがやはり肥大化しているわけですよ。だから、協働経済部、政策経営部もそうだし、それから、古くは福祉部なんかもそうだけども、協働経済部は、やはり私は、窓口が一緒だからということで、税の関係とそのあれが一緒になっているということだけども、それだったらそれで窓口関係で整理してみたらいいんじゃないかというふうに思うし、やはり人事の関係で、先ほども答弁がありましたけど、やはり私は、その人がいろんなことを経験することによって手腕を発揮できる場合があるわけですよ。そういうことを芽を摘んじゃいけないと思うんですよ、逆に。それは今、市長は、足りないと思っているのか何かわからないけど、やはりきちっと部の体制も、もっと視野を広くして、今の窓口業務サービスと、協働経済の他の部門との整合性の問題とか、そういうことを私は整理するべきだと思うし、それから、いまだに思っているのは、ワンストップサービスですよ。窓口で一ところで行けば、多くのいろんな手続がとられるようになるような形を、今後早急にやっぱり考えていく必要があるんではないか。今すぐやれなんて言えないかもしれませんよ。だけどそれは、近い将来にこういうふうにしていこうじゃないかというプランニングをすることも必要だと思うんですよ。そのことが今求められているし、ネット化の社会だから、市役所に来なくてもいろんな手続はできるのは間違いないんですけども、でも相当数来ていますよ、今だって若い人も。 だから、そういう意味で、ぜひこの問題については、先ほどの消防庁舎とか旧庁舎の問題も含めて研究・検討してみてくださいよ。もう研究・検討も嫌というならしょうがないけど、ぜひした上で、本当にランニングコストが古いほうがかかるのは間違いありませんけれども、そのことがいいのか。新しいものを建てて、それでまたお金をじゃぶじゃぶ使うというのがいいのか、比較検討をして、やっぱり今後の習志野市の市政運営がスムーズに、そしてみんながやさしさでつながるまちづくりのために、ぜひ研究・検討をしていっていただきたいということを申し上げておきます。 今回は全然さわらないで終わっちゃったJR津田沼南口の駐輪場の問題は、きのうも若干議論させていただきましたけども、やはりこれらについても、今後もしっかり私は見届けていきたいというふうに思いますので、ぜひ遺漏のないように行政を進めることを願って質問を終わります。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 以上で5番宮内一夫議員の質問を終わります。 次に、25番相原和幸議員の質問を許します。登壇願います。     〔25番 相原和幸君 登壇〕 ◆25番(相原和幸君) 元気な習志野をつくる会の相原和幸です。 最近ニュースでSDGsという言葉がよく出ます。もちろん後期基本計画等にも文字が出て、どういうふうなことをやっていくかということが出ております。このSDGsも、私が見ている限り、国連サミットで採択されて、2030年までに17個の開発目標に近づけるというようなものだということに受けとめておりますが、あくまでも目標ということで、これが実際に達成できるかどうか、ここが大事だというふうに考えております。 また、最近ニュースで皆さんも見ていると思いますが、スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリさんの行動に注目しています。トゥーンベリさん、2018年8月に学校を休んでスウェーデン議会の前で座り込みを行い、注目を浴びている少女です。彼女は、「私が学校を休むことよりも、政治家が何もしないことのほうが問題だ」というような趣旨のニュースを耳にしました。さまざまなメディアに注目を浴びている彼女ですが、ヨットで大西洋を横断し、気候変動会議に出席をするためニューヨーク到着後、彼女は「自然をめぐる戦争は終わらせなくてはならない」と語り、「アメリカ大統領に話を聞いてもらえるのか」と記者に聞かれると「いいえ」と答え、「私はそんなに特別じゃない。誰かを説得はできない。私がやりたいこと、最も影響を及ぼせることをやるだけです」と、まさに政治家のような発言をされているなというふうに感じております。 スウェーデンの環境教育は世界のトップクラスで、例えばごみの分別でいえば、1本のボールペンを何種類にも分別することなど、学校に入る前から教えられる国です。彼女は8歳のときから環境に関心を持ち、現在に至っており、彼女は自閉症も患っているということです。メディアの取材では、彼女は、この症状で枠にとらわれない物事を見られるようになったと話し、「ほかのみんなと同じだったら学校ストも始めなかったかもしれない」というふうに話しているそうです。 昔、日本では、1992年に、知っている方がいるかはわかりませんが、島根県の簸川郡斐川町、後の出雲市なんですが、12歳の少女で坪田愛華さんという方の「地球の秘密」という漫画が昔話題になったことがあります。内容は環境問題をテーマとし、地球の自然の構造、公害などによる自然破壊、人々が自然を守るために行うべき環境運動などを取り上げた作品です。作者の坪田さんは12歳で亡くなってしまいました。そして、作者の両親や斐川町による方々の協力で全国的な話題になり、それが国際連合環境計画のグローバル500賞を子どもとして初めて受賞して、小学校の学校課題としてつくられた漫画ですが、2004年には市販されて、現在は英語版など11カ国に翻訳されて、世界中の子どもたちに読まれているというようなものです。 これらの子どもたちからのシグナルに対して、私たちは、目標を立てることはもちろん大事ですが、どうすれば目標がいつまでに達成できるのかを、もっと具体的なビジョンを示し、どのような行動をすべきか問われると、私は強く感じているところです。 それでは本題に入ります。今回定例会での一般質問を通告順に従い質問させていただきます。 まず初めに、大きな項目1個目です。選挙についてお伺いいたします。 ことし4月に行われた統一地方選挙や7月の参議院選挙など、有権者の過半数が投票に行き、そして約過半数が投票に行かないという中で、当選した方々で政治は今行われております。 私は、有権者の皆様が、なぜ投票に行くのか、また、なぜ投票に行かないのか、その理由をしっかりと認識することが政治の原点ではないかと強く感じております。 そこで、まず初めに、投票率向上のための取り組みについてお伺いいたします。 投票率向上のために、多くの選挙において投票率が下がってきておりますが、習志野市選挙管理委員会では、これまでどのような対策を講じてきたのか。このたびの千葉県議会議員一般選挙や市長・市議会議員一般選挙、そして参議院議員通常選挙の結果とあわせて、答弁を求めます。 大きな項目の2点目です。持続可能なまちづくりについてお伺いいたします。 後期基本計画策定におけるまちづくりの方向性について、持続可能なまちづくりについての答弁を求めます。 大きな項目の3点目です。土地区画整理事業についてお伺いいたします。 鷺沼地区市街化調整区域について、これまでの流れを答弁を求めます。 この鷺沼の市街化調整区域は、地理的には、もう皆さんも御存じだと思いますが、幕張インターや幕張本郷駅、それと、この市街化調整区域には都市計画道路が計画されております。昭和54年の会議録を調べたりしたんですが、幕張本郷駅は、当初、西幕張駅という仮名で進んでおりまして、昭和56年に幕張本郷駅になって開業したんですけれども、その際に2億900万円程度のお金が習志野市議会において昭和54年の9月の議会で補正予算として可決されて、西幕張駅開発整備負担金というものが出ていたようです。 そのときの質問された方も、いまあちらに座っていらっしゃるんですけども、そのときは花咲のほうの、やはり住民が幕張本郷駅を使うだろうということで、このようなことがあったというふうに読み取れました。 そして、この鷺沼地区の市街化調整区域には都市計画道路があり、実現できれば、利便性を追求する上で、快速電車の停車する習志野市の玄関口であるJR津田沼駅から幕張本郷駅を経由して、海浜幕張駅周辺の幕張メッセやZOZOマリンスタジアムへの新たな公共交通の整備も予想される市街化調整区域であると言えます。 市街化調整区域は、地権者の皆様にとって大切な土地であると同時に、習志野市の持続可能な将来都市を構築する上で重要な区域であるとも言えます。 私は、4年前の統一地方選挙の際に、公約とも言える選挙公報で鷺沼地区の調整区域環境整備の推進を掲げ取り組んでまいりました。これからも引き続き、地権者の皆様を初め、鷺沼地区の皆様と一緒に、この市街化調整区域における環境整備を促進してまいりたいと考えております。習志野市のこれまでの取り組みについて答弁を求めます。 最後に、大きな項目4つ目です。地域問題ですが、今回は本当に質問が鷺沼、鷺沼ということで、大変鷺沼の地名を多く出すんですが、この4年間、鷺沼地区にかかわることが今までの一般質問の中にも出ておりますが、旧庁舎の跡地の問題とか市街化調整区域の問題、さまざまなものが、大きなものが控えているなというところで、この4年間は本当に、この地区が大きく変わっていく大きな転換期だなというふうに感じております。 その中で、鷺沼小学校のトイレの問題なんですけども、鷺沼小学校のトイレだけは計画から今漏れておりまして、2期計画にもまだ入っていないというもので、3月議会等でも予算委員会等で質問させていただいたんですが、鷺沼小学校のトイレの洋式化及びにおいの対策についてお伺いし、1回目の質問とさせていただきます。答弁をよろしくお願いします。     〔25番 相原和幸君 降壇〕 ○議長(田中真太郎君) ただいまの質問に対する当局の答弁を求めます。宮本泰介市長。登壇願います。     〔市長 宮本泰介君 登壇〕 ◎市長(宮本泰介君) はい。相原議員の一般質問にお答えしてまいります。 大きな1番の選挙についての御質問は選挙管理委員会事務局長が、大きな4点目の地域問題は教育長が答弁いたします。 私から、大きな2点目、持続可能なまちづくりについてお答えいたします。 本市は、現時点の人口推計において、少子高齢化のさらなる進行のみならず、令和7年に総人口のピークを迎え、その後は人口減少が始まる大きな転換期を迎えると予測しております。 12年間の基本構想の折り返しに当たりまして、来年度からのスタートに向けて、現在策定中の後期基本計画におきましては、将来都市像「未来のために~みんながやさしさでつながるまち~習志野」を実現するための3つの目標と、それを下支えする自立的都市経営の推進の3つの重点プロジェクトの達成に一層邁進していく中で、現行のまち・ひと・しごと・創生総合戦略において基本視点の一つに挙げました、「人口減少問題への複眼的な取組~人口減少に対する抑制策と適応策の推進~」に向けた取り組みが引き続き重要になると考えております。特に、長期的な視点から本市の将来の姿を見据え、持続可能なまちづくりを目指す上では、現在の人口増加の傾向をできるだけ維持し、その後の減少幅を最小限にとどめるべく、人口減少抑制策に最も重点的に取り組んでいくことが必要であると認識しております。 計画の策定に際しましては、魅力あるくらしのできる習志野へ“新しいひとの流れ”づくりの強化を掲げ、将来を見据えた都市空間の整備、魅力ある暮らしづくりの推進と地域共生社会の実現の2点について、重点事項として取り組んでいく必要があると考えております。 具体的な取り組みといたしましては、時代の変化に適応した持続可能な新市街地の創出を目指すほか、土地区画整理事業や再開発事業等のさまざまなまちづくり事業への支援を進めてまいります。 また、生産年齢人口層を維持・増加させていくために、魅力的なまちとして習志野ブランドを創出し、子育て世代に訴求するべく、待機児童対策とともに、より高水準な教育の実現を目指し、子育て・教育環境の充実を一層図ってまいります。 あわせて、多様なライフスタイルを実現し、魅力ある暮らしができるまちづくりの実現に向けた取り組みを進め、習志野に対する親しみ、愛着の醸成を図る中で、将来にわたる定住・定着の推進を図るほか、地域の課題解決や、みずからがやりたいことを実現することで、習志野市の魅力が一層広がり、人と人とがさまざまなアイデアでつながる中で新しい人の流れを生み出してまいります。 さらに、誰もが自分らしい暮らしを続けられるよう、医療、介護、予防、住まい、生活支援が包括的に提供される地域包括ケアシステムの構築を進めるとともに、地域の住民や多様な主体が支え合い、少子高齢化や世帯構造の変化、将来の人口減少などに起因する個人や世帯における課題の複合化への対応を図りたいと考えております。 現在、後期基本計画は長期計画審議会へ素案を諮問し、調査審議をいただいているところであります。今後予定されております答申または市民の皆様からのパブリックコメント等も踏まえ、本市の持続可能なまちづくりに資する計画として策定し、実行してまいります。 私からの最後ですけども、大きな3点目、土地区画整理事業について、鷺沼地区市街化調整区域についてお答えいたします。 本地区は、農地所有者の方々から将来の土地利用について検討を進めたいとする意向が示されたことから、市では、平成29年度から勉強会の開催や土地利用構想案の策定を行ってまいりました。また、昨年度に実施した農地所有者の意向を把握するためのアンケート調査では、本地区における都市的土地利用転換の機運が非常に高いとの結果が得られましたことから、勉強会の内容の充実や地権者への個別訪問を実施するなど、土地区画整理事業への理解をさらに深めていただくよう努めてきたところであります。 このような経過のもと、去る8月5日に、農地所有者167名の署名を添えた鷺沼地区土地区画整理組合設立準備会の結成届を受理したところであります。8月25日には、1回目となる準備会総会が開催されております。 今後は、将来のまちづくりの検討を進めるため、土地区画整理組合設立準備会より本市に対し、土地区画整理法に基づく技術的援助申請の提出が予定されておりますことから、本市といたしましては、本地区における新たなまちづくりに向けまして、より一層の支援を行ってまいります。 最後、4番目の地域問題については教育長が答弁いたします。 以上、私からの1回目の答弁とさせていただきます。     〔市長 宮本泰介君 降壇〕 ○議長(田中真太郎君) 続いて答弁を求めます。小熊隆教育長。登壇願います。     〔教育長 小熊 隆君 登壇〕 ◎教育長(小熊隆君) はい。それでは、相原議員からの一般質問、大きな4点目、地域問題、(1)鷺沼小学校のトイレの洋式化及び悪臭対策についてお答えをいたします。 学校施設のトイレ改修につきましては、大規模改修工事等に合わせて実施しております。鷺沼小学校につきましては、8カ所あるトイレのうち、北校舎の4カ所の改修は完了しておりますが、西校舎の3カ所及び体育館が未改修の状況となっております。未改修のトイレは、順次洋式化を進めてまいります。 また、においの対策といたしましては、引き続き小まめな清掃に取り組むとともに、効果的な薬剤の使用等の対策を検討し、取り組んでまいります。 以上、私からの1回目の答弁といたします。     〔教育長 小熊 隆君 降壇〕 ○議長(田中真太郎君) 続いて答弁を求めます。上野久選挙管理委員会事務局長。自席から。 ◎選挙管理委員会事務局長(上野久君) はい。相原議員からの御質問の1番目、選挙、(1)投票率向上のための取り組みについてお答えいたします。 選挙は民主主義の根幹です。近年、選挙の投票率は低下し続けており、国や地方自治体、そして選挙管理委員会は改善の必要性を強く認識しております。習志野市もその例に漏れず、御質問にありました4月7日執行の千葉県議会議員一般選挙、同月21日執行の習志野市長・市議会議員一般選挙及び7月21日執行の参議院議員通常選挙に際しましても、投票所のバリアフリー化などによる投票環境の整備や、明るい選挙推進協議会委員の協力による投票を促す啓発などを実施してまいりました。あわせて、日ごろより若年層の政治意識の醸成を目的として、出前授業による主権者教育も行っております。 しかし、いずれの選挙におきましても投票率は50%を下回り、有権者の2人に1人も投票しないとの結果となりました。投票率の推移の概要を申し上げますと、県議選につきましては、昭和46年の64.51%を最高に、昭和62年以降は50%を超えることなく、このたびは、前回を2.87ポイント上回りましたが39.53%でした。なお、県平均36.26%よりは3.27ポイント上回っております。 市長選につきましては、昭和50年と平成7年に無投票がありましたが、昭和30年の80.03%を最高に、若干の高低はあるものの徐々に低下し、このたびは前回を2.72ポイント下回る43.85%でした。そして、市議選も同様の傾向にあります。 参院選につきましては、昭和49年の72.78%を最高に30%から60%台を行き来し、このたびは前回を8.20ポイント下回る48.45%でした。また、全国平均48.80%よりも0.35ポイント下回っております。 有権者には投票しないという選択肢があることは承知しております。しかし、投票しづらい、投票に行く気がしないといったことが投票率低下の要因であるとすれば、これまでの投票環境の整備や啓発をさらに進めていくことが必要であります。 今後は、これまでの本市における投票率の推移を検証することはもちろん、国や他の自治体の取り組みを参考にし、本市によりふさわしい施策を研究してまいります。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 25番相原和幸議員の再質問を許します。相原和幸議員。 ◆25番(相原和幸君) はい。答弁ありがとうございました。それでは順番に再質問をさせていただきます。 まず選挙のほうに関してです。投票率の低下の要因について、投票率低下は事実であり、民主主義の根幹というような表現も先ほどありましたが、そこで最初に、選挙管理委員会は、この低下の要因についてどのような見解をお持ちなのか、答弁を求めます。 ○議長(田中真太郎君) 上野選挙管理委員会事務局長。 ◎選挙管理委員会事務局長(上野久君) はい。投票率低下の要因についてお答えいたします。 まず、選挙管理委員会は、地方自治法第186条により選挙の管理規程を執行することが職務権限とされており、投票率の高低をコメントする立場にないことは御理解いただきたいと思います。しかし、投票率の向上を目的としたさまざまな啓発や、投票環境の整備を司っている立場もあります。そこで、今後の選挙を見据えた方策を検討するに当たっての、何に焦点を当てているかについて御答弁申し上げます。 1点目は有権者の関心です。「投票しなくても何も変わらない」、「選挙自体を知らなかった」、これらの有権者の声は珍しくなく、選挙管理委員会は危惧の一端を示していると認識しております。2点目は投票環境の整備です。特に当日投票所においては、段差が多い、照明が暗い、駐車場が狭隘といったさまざまな意見が寄せられております。 いずれも一朝一夕に解決できるものではありませんが、取り組むべき課題であると認識しております。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 相原議員。 ◆25番(相原和幸君) はい。それでは、この投票率向上に向けた具体的な施策について、選挙管理委員会の立場がよく理解できました。 そこで、先ほどの答弁で投票率向上を目的とした施策として、このたびの統一選挙及び参議院選では、投票環境の整備、啓発、主権者教育の3点を挙げられましたけれども、具体的にどのような内容であったのか、お伺いいたします。 ○議長(田中真太郎君) 上野選挙管理委員会事務局長。 ◎選挙管理委員会事務局長(上野久君) はい。このたびの統一選及び参院選における投票率向上を目的とした具体的な施策についてお答えいたします。 初めに、国及び千葉県の取り組みを御紹介しますと、これまでの選挙同様、メッセージを記したポスターの作成、コマーシャルやイメージ動画の配信、ポケットティッシュなど物資の配布を伴った街頭啓発などが行われました。本市でも、県議選及び参議院選では、国や千葉県の要請もあり、それらの取り組みに協力してまいりました。 さらに本市では、御質問の3点につきまして、次のような取り組みを展開しました。初めに、投票環境の整備につきましては、全ての期日前投票所を県議選では8日間、市長・市議選では6日間、参院選では16日間設置し、投票場所による差異を縮小しております。また、当日投票所では全面養生による段差の解消、投光器の設置による選挙人動線の照度の確保、新たな投票用紙交付機の導入による円滑な事務などが挙げられます。 次に、啓発につきましては、統一選において、政治活動用ポスターをもじった、千葉県の選挙啓発キャラクターであるせんきょ君とナラシド♪の選挙告知用2連ポスターを作成し、市内に掲示しました。また、参院選における街頭啓発では、熱中症対策も兼ねてナラシドウォーター♪を配布しながら、明るい選挙推進協議会委員による投票の呼びかけも行っております。 最後に主権者教育でありますが、政治意識の醸成、つまり政治に参加しようという意識改革を目的に、平成28年の選挙権年齢満18歳への引き下げを機に、啓発の主軸に位置づけ、市内高等学校、近隣特別支援学校高等部などで実施しています。3月に千葉県立実籾高等学校、4月に東邦大学付属東邦高校、6月に千葉県立八千代特別支援学校と、学校の要請により、選挙を控えた中でも実施しております。また、直接的な投票の呼びかけではありませんが、実籾高校につきましては、全ての選挙において生徒が投票事務に従事しております。 いずれも期待どおりの成果があったと評価しておりますが、正直なところ、投票率の持続した向上が見込めるまでにはまだまだ工夫と時間が必要と感じております。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 相原議員。 ◆25番(相原和幸君) 投票環境の整備に対する有権者の声についてですが、投票環境の整備は投票率向上に大きく資するものと考えます。特に、高齢化が進む今日にあっては、段差があって、遠くてといった、投票に行きたくても行けない、行く気にならないといった声は、私の地区でも耳にすることがありました。 有権者の生活や地域の実情などによってさまざまであろうと思いますが、どのような声があり、どのような対応を選挙管理委員会はとられてきたのか、答弁を求めます。 ○議長(田中真太郎君) 上野選挙管理委員会事務局長。 ◎選挙管理委員会事務局長(上野久君) はい。投票環境の整備に対する有権者の声について、先ほど相原議員よりありましたように、地区によっていろいろとお声は伺っております。一つ、鷺沼地区を例に挙げてお答えいたします。 御質問にもありましたとおり、投票環境の整備に対する有権者の要望は、本当に地域によってまちまちであります。鷺沼地区には、市役所と袖ケ浦東小学校を投票所とする2つの投票区があります。それほど多かったわけではございませんが、記憶する限りでは次のような声が寄せられました。市役所を投票所とする有権者からは、従前の鷺沼小学校から、バリアフリーや駐車場が完備された市役所に変更になったことへの喜びの声がほとんどでありました。しかし、1件、幕張本郷側の調整区域にお住まいの方からは、遠くなったので元に戻してほしいとの要望もありました。袖ケ浦東小学校を投票所とする有権者からは、これまで同様、施設のバリアフリー化への要望が数件ありました。 なお、統一選から投票区の一部を変更しましたが、国道14号以南の鷺沼地区にお住まいの方からは、行きやすくなったとの声をいただいております。 施設のバリアフリー化につきましては、鷺沼地区に限らず、投票所共通の課題でありますことから、施設管理者との協議による改修や、投票所そのものの変更などが必要であると考え、できるものから取り組んでまいります。 また、最初に御紹介した、遠くなったとの距離に関する苦情につきましては、設置場所によって必ず生じるものであり、今後も総合的に判断し、御理解を得ていくことが最善と考えております。 あわせて、期日前投票所の周知を図ることで、期日前投票の事由には当てはまらないという一面はございますが、行けるときに行ける機会を確保してまいります。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 相原議員。 ◆25番(相原和幸君) それでは、次に、投票所の増設についてお伺いいたします。 ただいまの答弁でも、1件ではありますが、遠くなったとの苦情があったというふうに確認しました。投票所の変更に伴い、近くなった有権者もいれば、遠くなった有権者が出ることは当然だと思います。そして、選挙管理委員会として期日前投票所の拡充を図ることで対処しようとしていることも理解できます。しかし、投票率向上を目指すのであれば、その声に耳を傾けるべきではないでしょうか。 私は、鷺沼地区のことはある程度承知しておりますが、あえて確認の意味を込めて、投票所の増設をもって解消する選択肢はお持ちなのか否か、お伺いいたします。 ○議長(田中真太郎君) 上野選挙管理委員会事務局長。 ◎選挙管理委員会事務局長(上野久君) はい。投票所の増設についてお答えいたします。 投票所の増設によって、投票所までの距離の差異を縮小し、投票環境が向上することは事実です。そして、そのことによって貴重な一票が無駄にならないことも承知しております。 しかし、現在習志野市は、約20平方キロメートルの市域に期日前投票所3カ所、当日投票所25カ所を設置しており、かつ、当日投票所については、その全てが有権者数1万人以下と、距離及び規模ともに十二分な状況にあります。したがいまして投票所の増設予定はありません。 ○議長(田中真太郎君) 相原議員。 ◆25番(相原和幸君) 確かに、通学路の学区のように、子どもたちが毎日通っているような学校も考えれば、投票所1カ所が子どもたちが毎日通う学校よりも近いというように私も感じます。そういうことも理解しながらも、引き続き研究はしていただきたいというふうに思います。 次に、投票率の向上についてなんですが、移動投票所の導入についてお伺いいたします。 投票所の増設予定がないことは確認できました。さらに確認の意味ですが、ほかの自治体では、移動投票所を設置することで、距離による投票環境の改善を図っている事例を新聞等で目にします。費用対効果などは明らかではありませんが、少なくとも設置した地区の有権者にとってはありがたい方策ではないかと思います。本市では、移動投票所の設置についてどのような見解をお持ちなのか、お伺いいたします。 ○議長(田中真太郎君) 上野選挙管理委員会事務局長。 ◎選挙管理委員会事務局長(上野久君) はい。移動投票所の導入についてお答えいたします。 御質問にありました移動投票所は、マイクロバスやワゴン車を用いて、最寄りの投票所までの距離が著しく遠い地区に投票所を設けるものです。 御質問にありました、設置した地区の有権者の利便性を確保できる有効な方策であり、過疎化が進む山間部などで取り入れられています。本市はコンパクトな市域であり、かつ公共交通機関が発達しておりますことから、国などの財政的な支援を得ることはできず、導入は難しいと判断しております。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 相原議員。 ◆25番(相原和幸君) わかりました。 それでは、次に、投票所までの移動手段の確保についてお伺いいたします。 移動投票所は無理というようなことは今大体わかりましたが、投票所まで遠くなった方へ移動手段を確保していくために、投票所までの無料の臨時バスを運行したりとか、投票に行かれる方は、投票日当日に限りコミュニティバスを無料で乗車できるようにするといったような案が考えられると思いますが、このように、投票所までの移動手段の確保についてどのような見解をお持ちなのか、お伺いいたします。 ○議長(田中真太郎君) 上野選挙管理委員会事務局長。 ◎選挙管理委員会事務局長(上野久君) はい。投票所までの移動手段の確保についてお答えいたします。 投票所までの移動手段を確保することは、投票所の増設よりも広く有権者の利便性に寄与するものであり、実現可能な方策であると考えております。国も、一定の条件を満たせば、有権者の移動支援については財政的な支援を持ち合わせており、費用対効果も見込めます。しかし、本市は現行の条件を満たすかといえば、厳しい状況にあります。現在は、移動支援に係る条件の緩和や、同様に有権者の利便性に寄与する共通投票所の動向を注視しているところです。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 相原議員。 ◆25番(相原和幸君) 難しいというのもわかりました。 では、次の質問です。選挙公報についてお伺いいたします。 これまでは、投票のしやすさの視点から質問をしてまいりました。ここで、被選挙人、つまり立候補者に視点を移して質問をさせていただきます。 私はかねてより、投票率低下の要因の一つに、立候補者の主義主張、今風に言えばマニフェストが伝わっていないことが原因の一つではないかというふうに考えております。さらに言えば、政策論争がないことが、選挙への興味・関心を半減させているのではないかとも思っております。例えば「よいまちをつくろう。住みやすいまちを目指そう」と連呼しても、そこに具体的な政策がなければ空論、場合によっては、中身がないからどうでもいいかというふうに思ってしまうこともあるかと思います。 そこで、選挙における立候補者の主義主張を端的に示しているのが選挙公報であると思います。この選挙公報を有権者にしっかりと届けることが第一義ではないかと考えますが、そこで、現状の選挙公報の配布状況についてお伺いいたします。 ○議長(田中真太郎君) 上野選挙管理委員会事務局長。 ◎選挙管理委員会事務局長(上野久君) はい。選挙公報の配布についてお答えいたします。 選挙公報は、公職選挙法等で記載内容や配布時期が定められており、習志野市でも規定に従って次の4つの方法で配布しています。1つ目は新聞折り込みです。2つ目は、新聞を定期購読されていない有権者の世帯に対するポスティングです。3つ目は、1つ目や2つ目でも入手できない有権者で入手希望された方への郵送です。4つ目は、鉄道駅や公民館などへの備え置きです。その他ホームページにも掲載はしております。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 相原議員。 ◆25番(相原和幸君) はい。選挙公報の配布については理解しました。 もっとも、配布しても、有権者の目にとまらなければ主義主張は伝わらないわけで、その点は立候補者が意識すべき課題でもあると思います。 ここで1つ提案なんですが、内容に注目するようにするために、選挙終了後、次の選挙までの間、当選者のものは閲覧できるようにしたらいかがかと思いますが、当選者にとっては目標の明示になり、有権者には評価の視点となると思われます。俗っぽく言えば、やってくれる人、やってくれない人というような判断材料にもなり、選挙時から関心を持たれるはずだと考えております。この提案に対する見解がありましたら、答弁を求めます。 ○議長(田中真太郎君) 上野選挙管理委員会事務局長。 ◎選挙管理委員会事務局長(上野久君) はい。ただいまの選挙公報の活用についてお答えいたします。 御提案いただいた選挙後の活用につきましては、このたびの市長・市議選でも何件か有権者から御要望をいただいており、有権者への情報提供であるとともに、投票率向上に資すると考えております。 選挙公報は公の文書図画であり、過去のものであっても提供することは可能で、当選人が議員等として活動している期間、つまり任期中に閲覧することはできます。しかし、選挙公報は選挙時に用いるものであり、選挙管理委員会が選挙後に公開することは慎重に取り扱うべきものと考えております。他の自治体の取り扱いも参考にしながら、有権者の要望に応じることができるよう、手法を検討してまいります。 ○議長(田中真太郎君) 相原議員。 ◆25番(相原和幸君) はい。ぜひ研究・検討していただきたいと思います。 選挙公報の配布拡充についてお伺いいたします。 ただいまの答弁にありましたとおり、選挙公報は公の文書図画でありますことから、公開することはできるはずだと考えております。ホームページなどで容易に閲覧や入手できるような手法をぜひ検討していただきたいと思います。 最後に、選挙公報の配布方法について要望が1つございます。さまざまな手法で配布されていることを先ほど伺いましたが、もっと大きな駅、JR津田沼とか、さまざまな駅で備えつけの場所をふやしていただけないでしょうかというふうに考えております。通勤・通学などで行き交う多くの利用客の目の届く、手にとってもらいやすい、そういうところにつけていただけたらというふうに考えます。人の流れによっては、見つけづらかったとか、とれなかったとの声もあると思います。設置数をふやすことなどについてどのような見解をお持ちなのか、答弁を求めます。 ○議長(田中真太郎君) 上野選挙管理委員会事務局長。 ◎選挙管理委員会事務局長(上野久君) はい。選挙公報の配布の拡充についてお答えいたします。 御提案いただいた鉄道駅への備え置きをふやすことは、通勤・通学を初めとする利用者の利便性を高める方策と考えております。事実、鉄道駅で手にする方は多く、選挙期間中、選挙公報を補充することもたびたびあります。しかし、本来、駅構内は鉄道利用に供するものであること、備え置く場所が限られることなどがあり、増設について即了解を得られるわけではありません。したがいまして、安全かつ有効な選挙公報の備え置きについて、今後、鉄道事業者と協議してまいります。 ○議長(田中真太郎君) 相原議員。 ◆25番(相原和幸君) はい。ありがとうございます。 最後は要望ですが、有権者の方と私たち議員等々、常に接することは大事なことだというふうに感じますが、例えば、明るい選挙推進協議会の皆様と協議等を図ってもらって、候補者が「私の政策はこれです」と駅で配るところで、もちろん知っている方はとってくださると思うんですが、全く知らない方がとるかというと、数限りなく少ないというふうに思います。それを考えると、明るい選挙推進協議会の皆様と、「明るい選挙の推進員です」という目ではっきりとわかるような服装で選挙公報をお配りしていただければ、まず手にとって、それぞれの候補者の主義主張が目に触れて、市民の方に興味を持っていただける一つのものかなというふうに考えております。ぜひ、そのことを選挙管理委員会の中で吟味して研究していただきたいなというふうに思います。 以上で選挙についての再質問を終わらせていただきます。 続きまして、大きな項目2番目、持続可能なまちづくりについての再質問をさせていただきます。 習志野市は文教住宅都市憲章を掲げて、これまで個人市民税による財源を主軸に市政運営をしているというふうに感じます。しかし、今後の少子高齢化や人口減少というミッションに習志野市はどう歩むべきか、ここで確認の意味も含めまして、習志野市の商業の推移、現状についてお伺いいたします。 ○議長(田中真太郎君) 片岡協働経済部長。 ◎協働経済部長(片岡利江君) はい。それでは、習志野市の商業の推移についてお答えをいたします。 本市の商業は、古くから駅を中心とした商業集積地、いわゆる商店街が形成され、にぎわいを見せておりました。その後、昭和50年代にはJR津田沼駅周辺に大型商業施設の進出が相次ぎ、商業激戦地として知られるようになりました。 現在は、消費者の生活スタイルの変化や生活行動圏の広がり、またインターネット等を活用した新たな販売形態の登場、そして近隣地区への大型商業施設の進出などの影響を受け、厳しい競争状況下に置かれてはおりますが、商店街と大型商業施設が一体となってまちづくりに取り組んでいるような状況でございます。 ○議長(田中真太郎君) 相原議員。 ◆25番(相原和幸君) はい。ありがとうございます。 ここからは、この大きな項目2番目は質問はしないんですが、決算カードを見ると、人口増とともに個人市民税が増加しているのはよくわかるんです。法人市民税を見てみると、それほど大きいとは言えませんけれども、先ほど部長の答弁にもありましたとおり、商店街と大型店、施設が一体となってまちづくりに取り組んでいるというのも含まれているのかもしれませんが、法人市民税の増加が見られるなというふうに思います。また、物流関係の誘致なども近年増加し、法人市民税の増加が図られているのかなというふうに見えます。 少子高齢化を迎える自治体として、また人生100年時代と言われる今日、みずからの力で体質改善が必要であるということは、習志野市の持続可能な経営にとって必要不可欠なミッションであると感じます。そこで、今回は、私の持論を御紹介させていただきたいと思います。 習志野市は約20平方キロメートルです。この自治体ができること、これまで培ってきた協働のまちづくりが習志野市を輝かせる原動力になるのではないかと考えております。習志野市は、ほかの自治体に比べ、町会・自治会との連携が活発で、そして中でもまちづくり会議は各地区の要望や御意見を聞ける場、そして実現できる場として、そして行政職員もしっかりとその場にいるという中から、地域の発展に寄与していると感じております。しかし、戸建て住宅に暮らす高齢者の方にとっては、町会の仕事は人によっては体力的に厳しいなどの御意見も聞くことがあります。 そこで、さまざまな角度で研究しておりますが、町会・自治会は地域コミュニティーの原点と私は考えております。そこで、この町会・自治会の仕事について、地域によってはNPO法人化して、地域で活躍できる方を募り、地域コミュニティーの連携や維持管理をしていくことも必要な時代になるんだろうというふうに感じます。そこで、習志野市としては、地域のコミュニティーをサポートするために、地域のNPO法人化などを促進することも研究していただければというふうに考えております。 私の目指す習志野市の将来像としてイメージするものは、まさにディズニーランドのような自治体版をつくり上げることです。どういうことかといいますと、ディズニーランドに、皆さんは行かれたことはあると思います。なぜディズニーランドに行くのか。それは魅力があるからだというふうに思います。 また行きたくなると子どもから大人までが思うのはどうしてでしょうか。楽しいから行くのではないでしょうか。ディズニーランドは、いつもいつも、幾つものアトラクションやパレードや飲食店など、さまざまな販売店が建ち並び、ごみ回収や庭木の剪定、そして老朽化した道路や設備の更新を計画しているからこそ、今なお人気のテーマパークなのだと私は感じております。 ディズニーランドも、幾つもの企業がそれぞれの役割を果たしているように、オリエンタルランドという会社によりマネジメントされております。このマネジメントを自治体に置きかえれば、皆様も想像できるだろうと思いますが、先ほどの市長答弁には具体的な大きなビジョンがたくさんありました。定住人口の維持・増大なども答弁がありました。私は、定住人口の増大だけでなく、これからの持続可能な自治体経営にとって大きな課題は、流入人口の拡大に向けた施策も必要ではないかというふうに思います。 皆さんの日常の買い物、お出かけしようとするときの場所、同じでしょうか。日常は近所のスーパー、またはお店、しかし、大きな買い物をしようと思うと船橋市・千葉市へと買い物に行かれる方は多いのではないかと思います。このようなことが、今回計画されているようなJR津田沼駅の南北の環境整備、こちらのほうでさまざまなことがこれから展開されると思いますが、そこに大きな期待をしている一人でございます。 まだまだ、この話をし始めると時間がなくなりますので、今後いろんな場面で、この件をまたお話ししたいと思います。今回は本当に質問はしませんけれども、流入人口の増大に向けた施策を調査・研究していただくよう、市長初め行政の皆様にも強く要望いたします。 引き続きまして、大きな項目の3点目、再質問をさせていただきます。 鷺沼地区土地区画整理組合設立準備会の参画状況についてお伺いいたします。 ○議長(田中真太郎君) 新井都市環境部技監。 ◎都市環境部技監(新井悟君) はい。それでは、準備会への参画状況についてお答えさせていただきます。 先ほどの市長答弁でもありましたように、農地所有者167名の署名を添えました鷺沼地区土地区画整理組合設立準備会の結成届につきましては、8月5日付で受理したところでございます。 その後、8月5日以降にも新たに9名の方から結成届、いわゆる参画についての届け出がございまして、現時点における参画状況を申し上げますと、農地所有者197名の方に対しまして、参画人数は176名となっておりまして、率にいたしますと約89%の参画状況となってございます。 また、これを農地所有者の面積ベースに換算いたしますと、参画率といたしましては面積ベースで約92%の状況となってございます。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 相原議員。 ◆25番(相原和幸君) 現在の参画状況ということで、農地所有者197名に対して176名、率でいうと89%、土地の面積ベースでいうと、参画率として92%、大変高い率だというふうに感じます。 今後、準備会の支援について、どのような支援を行っていくのか、お伺いいたします。 ○議長(田中真太郎君) 新井都市環境部技監。 ◎都市環境部技監(新井悟君) はい。今後の準備会への支援についてお答えさせていただきます。 去る8月25日に開催されました設立準備会総会におきまして、本市に対して技術的援助申請を要請することについて、出席者の賛成多数をもって承認されたところでございまして、今後、準備会から土地区画整理法に基づく技術的援助申請が提出されるものと認識しております。 この申請を受けた場合、市では、準備会に対する支援といたしまして、事業への理解を深めていただけますよう、将来の土地利用の方向性や関連する税制度の仕組みなど、土地区画整理事業の施行に関するさまざまなテーマにおける勉強会の開催や、地権者の皆様に向けた広報紙の作成などを進めてまいりたいと考えております。 また、本地区におけます土地区画整理事業は、まちづくりに合わせまして、都市計画道路などの公共施設が一体的かつ計画的に整備されるといった公共性の高い事業として進められることになりますので、準備会が、この事業の検討を円滑に進めることができるよう、市の予算措置によります、より具体的な土地利用などを示した事業計画の作成、もしくは、事業区域の測量、設計などといった技術的な支援をしっかりして、しっかりと支援させていただきたいと考えております。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 相原議員。 ◆25番(相原和幸君) はい。大変公共性の高い事業として進められるということの答弁をいただきました。 この鷺沼市街化調整区域における新たなまちづくりによって、どのような効果が期待できるとお考えなのか、答弁を求めます。 ○議長(田中真太郎君) 新井都市環境部技監。 ◎都市環境部技監(新井悟君) はい。鷺沼市街化調整区域の新たなまちづくりに関して、期待できる効果という御質問に対してお答えさせていただきます。 まずは都市構造の強化という観点から申し上げますと、幕張本郷駅に近接した立地条件を生かしていただきまして、生活サービス施設などの都市機能や居住機能が集積した新たな拠点が形成されることになりまして、まちの持続可能性の向上につながるものと考えております。 また、インフラ整備の進展の観点からは、土地区画整理事業による市街地整備が進められることによりまして、先ほども少し申し上げましたとおり、都市計画道路、公園、下水道などのさまざまな都市基盤施設が一体的かつ計画的に整備されることによって、周辺地域への波及効果も含みます都市機能や居住環境の向上が図られることが期待できると考えます。 さらに、市街化区域に編入されることによりまして、市街化区域における土地利用規制の範囲内において商業施設や住宅などの建築物の建築が可能になるなど、地権者の方々の土地利用の選択肢がふえることに加えまして、都市的施設の立地が促進されることによって、地区全体の魅力及び価値が向上することとなり、定住人口または交流人口の増加が見込めるほか、税の増収などの効果も期待できるんではないかと考えております。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 相原議員。 ◆25番(相原和幸君) それでは、この地区内に計画されている都市計画道路の方向性について、お伺いいたします。 ○議長(田中真太郎君) 新井都市環境部技監。 ◎都市環境部技監(新井悟君) はい。地区内に計画されている都市計画道路についてお答えさせていただきます。 本地区内には、市役所前通りと幕張本郷駅方面を結びます都市計画道路3・4・9号線と、国道14号と鷺沼台方面を結びます都市計画道路3・4・11号線の2路線が計画されております。 これら2路線の整備に当たりましては、現在の都市計画決定において、3・4・9号線については一団の開発地を通過する線形で計画されているため、整備に当たっては多くの家屋の移転を要することになると思います。また、3・4・11号線は、現計画では国道14号との接道位置が幕張インターに近接しているところに計画されているため、その場所、もしくは北側の鷺沼台方面に抜ける跨線橋部分におきましては、事業化自体が困難ではないかなと見込まれることなどの課題も含有しているところでございます。 このようなことから、今後、都市計画の観点並びに事業実現性、もしくは交通安全の観点も含めた上で、当該2路線の都市計画道路の構造などについて、千葉県などとも協議しながら検討してまいりたいと考えております。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 相原議員。 ◆25番(相原和幸君) はい。この道路については、本当に県としっかりと協議をしていただいて、今後の計画道路のあり方を研究していただきたいというふうに思います。 続きまして、ちょっと準備会がまだ結成されたばかりというような時期ですので、まだ早いかなとも思うんですが、御近所からもよく言われるんですが、鷺沼小学校の老朽化等々の課題についてです。 鷺沼小学校も老朽化が進んで、建てかえなどを考えていく必要があるかというふうに思います。例えば区画整理区域内に学校用地を確保するということも一案と近所の方からも言われるんですが、市としてどのような見解をお持ちなのか、お伺いします。 ○議長(田中真太郎君) 櫻井学校教育部長。 ◎学校教育部長(櫻井健之君) はい。それでは、学校用地の確保という観点でお答えをさせていただきます。 先ほどの市長答弁のとおり、今、相原議員のほうからも御紹介がありましたけども、現時点では準備会が設立されて間もないというところでございますので、今後、土地利用の方法については、準備会と市で協議を進めていく予定となっていることから、今御質問のあった学校用地の確保の必要性については、市長事務部局と今後協議を進めてまいりたいと、このように考えております。 ○議長(田中真太郎君) 相原議員。
    ◆25番(相原和幸君) 余り先走っても仕方がないというふうにも思います、確かに。 続いての質問です。今後、準備会の届け出が提出されたら、区画整理事業に向けて、どのようなスケジュールになっていくのか、お伺いいたします。 ○議長(田中真太郎君) 新井都市環境部技監。 ◎都市環境部技監(新井悟君) はい。鷺沼市街化調整区域の土地区画整理事業に向けた今後のスケジュールという御質問に対してお答えさせていただきます。 本地区において土地区画整理事業を実施しようとする場合、まずは地権者の皆様の合意形成を図ることが第一義的な前提となるんですが、それが図られた場合、農業振興地域の除外などに関する国・県との協議・調整を進めていくことが必要となってまいります。よって、これらの協議の進捗状況が具体的に見通せない部分もございますので、不確定要素があるという前提でお答えさせていただきますが、現時点の目標といたしましては、事業実施に関する地権者の皆様からの合意が早期に形成されまして、速やかに都市計画、農林調整に係る関係機関との協議、手続を進めていくことで、この手続期間におおむね4年程度、最短でもかかるんではないか。令和5年度以降、最短で令和5年度と見通しておりますが、区画整理組合が設立されまして、事業に着手されるんではないかと想定してございます。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 相原議員。 ◆25番(相原和幸君) 本当に、この今のスケジュールを聞くと、4年後となる令和5年度に土地区画整理組合が設立されて事業に着手というような想定も可能であるということはわかりますが、現実的にはさまざまな問題がありますから、簡単にはいかないというふうに私も考えております。ただ、市役所のほうでも、区画整理課を設けて、しっかりと市役所内でも対応してくださっていることが、地権者にとっても習志野市にとっても大変いいことではないかというふうに思います。 今後、さまざまなことが、この事業が進められれば進められるほどいろんなことがあると思いますが、ぜひ県とのパイプ役として議会にも頑張っていただいて、地権者と、また合意形成を図りながら、よりよいまちを鷺沼のまちから習志野市のまちへとしっかりと広げるように考えていただいて、地権者とともに、いいまちづくりに皆さんと協力していければというふうに思います。 以上をもちまして私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(田中真太郎君) 以上で25番相原和幸議員の質問を終わります。 この際、市瀬健治議員の質問を保留して、暫時休憩いたします。     午後3時1分休憩-----------------------------------     午後3時20分再開 ○議長(田中真太郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、16番市瀬健治議員の質問を許します。登壇願います。     〔私語する者あり〕 ○議長(田中真太郎君) 雑談はやめてください。     〔16番 市瀬健治君 登壇〕 ◆16番(市瀬健治君) 皆さん、こんにちは。本日最後の一般質問になる、会派環境みらい、市瀬健治でございます。 きょうは何の日かと申しますと、書道では欠かせない墨の日、それから、頭を、脳を活性化するクロスワードパズルの日だというふうに聞いています。 それから、有名人がきょう誕生した方でいうと、推理小説家の西村京太郎、それから女性柔道家の谷亮子さんが生まれた日とも言えます。 それでは、私の第1回目の一般質問をさせていただきます。今回は、大きい項目で1点、一中学区の児童・生徒問題についてお伺いします。 奏の杜の開発地に、あれだけ大きな開発地なのに、なぜ保育園、小学校、中学校を開設しなかったのか。これをお伺いします。 次に、谷津南小学校へのバス通学についてお伺いします。 1つ目は、現在と数年後のバス通学人数はどのくらいになるのか。 また、どうするんですか、今後のバス通学のいわゆる手段、バスの方法ですね。 次に、仲よし幼稚園跡地に建設中の44階建てのタワーマンションから向山小学校へ通う方々の通学路の問題についてお伺いします。 現在、通学路はどこを考えているのか。 また、通学路の安全確保が必要と考えるけども、どうするのか。 以上、第1回目の一般質問として申し上げました。以上です。     〔16番 市瀬健治君 降壇〕 ○議長(田中真太郎君) ただいまの質問に対する当局の答弁を求めます。宮本泰介市長。登壇願います。     〔市長 宮本泰介君 登壇〕 ◎市長(宮本泰介君) それでは、市瀬健治議員の一般質問にお答えいたします。 私からは、大きな1番の(1)、保育園の開設のみでございます。ほかの質問につきましては教育長が答弁をいたします。 大きな1番、第一中学校区の児童問題についての(1)、奏の杜の開発地の保育所開設についてお答えいたします。 JR津田沼駅南口特定土地区画整理事業に伴う保育需要への対応につきましては、事業の計画段階から新たな施設の誘致が必要と判断し、保育所の整備について区画整理組合へ要望いたしました。これを受けまして、区画整理組合において事業者を選考し、平成25年5月に721戸の大型集合住宅の入居に合わせ、商業施設内に定員80名の民間認可保育所が開設されました。 しかしながら、社会経済情勢が大きく変化したことによりまして、若い世代が急増し、児童数の大幅な増加に伴う予想を超えた保育需要が見込まれたことから、市としてさらなる保育所の誘致等に取り組んでまいりました。 これまで第一中学校区内には、民間認可保育所、小規模保育事業所、合わせて8施設を新たに誘致し、660名の定員拡大を図ったところであります。 以上、私からの1回目の答弁とさせていただきます。     〔市長 宮本泰介君 降壇〕 ○議長(田中真太郎君) 続いて答弁を求めます。小熊隆教育長。登壇願います。     〔教育長 小熊 隆君 登壇〕 ◎教育長(小熊隆君) はい。それでは、市瀬議員からの一般質問、大きな1点目、一中学区の児童問題について、(1)奏の杜の開発地の小学校・中学校開設についてお答えをいたします。 JR津田沼駅南口特定土地区画整理事業に伴う児童数増加の対応につきましては、当初は谷津小学校校舎の増築、通学区域の一部見直し等により対応できるものと捉えておりました。しかしながら、社会経済情勢が大きく変化したことにより、若い世代が急増し、児童数が大幅に増加いたしました。 このことから、学校、保護者、地域にお住まいの皆様に対する説明会を開催するなどして意見を伺う中で、一時校舎の設置、校舎及び体育館の全面改築、通学指定校の一部変更により対応することとし、現在取り組みを行っているところであります。 次に、(2)谷津南小学校バス通学について、①現在と数年後のバス通学人数、②今後のバス通学について、一括してお答えをいたします。 本年8月1日現在のバス通学児童数は178名となっております。また、今後の推計といたしましては、平成30年12月に策定をいたしました小中学校児童・生徒数及び学級数推計の数値を申し上げますと、令和2年度264名、令和3年度344名、令和4年度452名、令和5年度530名、令和6年度605名を見込んでおります。 現在、谷津南小学校へのバス通学は路線バスを活用し、通常便のほか臨時便の運行をするなどの対応を行っております。今後のバス通学児童の増加対応といたしましては、直通便の運行などについてバス事業者と協議をしております。 バス通学に当たりましては、引き続き保護者の方々との意見交換を行うとともに、路線方式を活用したさまざまな運行形態について、バス事業者と対応を慎重に協議し、検討してまいります。 次に、(3)タワーマンションから通学する向山小学校への通学路についてお答えをいたします。 仲よし幼稚園跡地に建設中のタワーマンションの通学指定校を向山小学校とすることにつきましては、習志野市通学区域審議会からの答申を受け、平成26年2月5日開催の習志野市教育委員会第1回臨時会において決定をしたところであります。 このタワーマンションは、令和2年7月末からの入居開始となり、2学期から児童が通うことが予定されております。そこで、向山小学校への通学路につきましては、児童の安全を第一に考え検討してまいりました。 今年度は、7月2日と8月29日の2回にわたり、習志野警察署交通課、本市街路整備課、向山小学校PTA及び教頭、学校教育課の職員が現地の調査及び協議を実施したところであります。 今後につきましては、今月中に通学時間帯における車両の交通量調査を行い、その結果をもとに、具体的な安全対策についてさらに検討し、年内には通学路を決定する予定であります。 以上、私からの1回目の答弁といたします。     〔教育長 小熊 隆君 降壇〕 ○議長(田中真太郎君) 16番市瀬健治議員の再質問を許します。市瀬健治議員。 ◆16番(市瀬健治君) 今回答をいただきましたけども、この奏の杜開発地のJR津田沼駅南口土地区画整理組合設立当時に、この市議会において問題にならなかったのか、お伺いいたします。 ○議長(田中真太郎君) 櫻井学校教育部長。 ◎学校教育部長(櫻井健之君) はい。それでは御質問にお答えさせていただきます。 まず、JR津田沼駅南口特定土地区画整理事業に伴います児童数の増加対応については、当時から市議会で御質問をいただいたところでございます。その中で教育長が答弁いたしましたとおり、当時の児童数の推計、これについては、校舎の増築、そして通学区域の一部見直しによって対応が可能であると、このように説明をしてまいりました。 しかしながら、社会経済情勢が大きく変化したことによりまして、先ほどの回答と重なりますけども、若い世帯が急増し、児童数が大幅に増加したことから、一時校舎の設置や通学指定校の一部変更により現在対応しているというところでございます。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 市瀬議員。 ◆16番(市瀬健治君) はい。この近隣で言いますと、市川市の行徳地域ですね。東西線ができて、周辺でいわゆるマンションとか戸建てとか非常にふえたときに、道路を隔てて小学校があったり中学校があったりしているんですよ。 当然これだけの開発であれば、当然小学校や中学校を開設するべきだったというふうに私は感じておりますけども、当時の、先ほどの答弁では社会経済情勢の変化という回答がありました。この社会経済情勢の変化というのはどういう意味なのか、回答を願います。 ○議長(田中真太郎君) 櫻井学校教育部長。 ◎学校教育部長(櫻井健之君) はい。御質問の社会経済情勢の変化ということでございますけども、これにつきましては、平成20年のいわゆるリーマンショック、これに端を発しました世界規模での景気の低迷、そして経済情勢の悪化と、こういった変化というふうに私どもは捉えております。 ○議長(田中真太郎君) 市瀬議員。 ◆16番(市瀬健治君) はい。これで、そのほかにもあったんじゃないんですか。推計よりも若い世代がマンションに入ってきたということもあるんじゃないかというふうに考えておりますけれども、いかがですか。 ○議長(田中真太郎君) 櫻井学校教育部長。 ◎学校教育部長(櫻井健之君) はい。その結果として若い世代が入ってきたということでございまして、要は、入居者については、社会経済情勢の悪化によりまして、マンション等についても、土地利用についても、いわゆる細分化されたということもございますので、結果的に若い世代がふえたというふうに私どもは捉えています。 ○議長(田中真太郎君) 市瀬議員。 ◆16番(市瀬健治君) そういった感じで、当初の予測とは大分違ったということですね。 次に、谷津南小学校の問題にいきますけども、現在、令和6年度には605名のバス通学児童になるということでありますけども、40人乗りのバスを利用したとして、最低でも15台必要になるんですね。それで登下校時間帯のバス台数を確保できるのか、お伺いします。 ○議長(田中真太郎君) 櫻井学校教育部長。 ◎学校教育部長(櫻井健之君) はい。そのピーク時にバスの確保ができるのかということでございますけども、これも先ほどの教育長答弁にありましたとおり、路線方式を活用したさまざまな運行形態、これについて、現在、通学時間帯のバスの確保も含めまして、今、事業者と対応を慎重に協議して検討しているところでございます。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 市瀬議員。 ◆16番(市瀬健治君) 今、櫻井部長の答弁で、路線方式を活用したさまざまな運行形態という回答があったんですけども、そのさまざまな運行形態というのはどういうことなのか、お伺いします。 ○議長(田中真太郎君) 櫻井学校教育部長。 ◎学校教育部長(櫻井健之君) はい。それでは、さまざまな形態ということでお答えをさせていただきます。 路線方式、これを活用いたしましたさまざまな運行形態とは、まず直行便の運行、それとまたバスルートの新設、こういったことを、現在の路線バスを基本とした運行形態に発展させた考え方をしているということでございます。 ○議長(田中真太郎君) 市瀬議員。 ◆16番(市瀬健治君) それは、通常の児童・生徒の登下校時と、あと放課後児童会がありますよね。その子たちは普通の児童・生徒よりも帰りが遅くなるというふうに思いますけども、その辺の対応も大丈夫なんでしょうか。 ○議長(田中真太郎君) 櫻井学校教育部長。 ◎学校教育部長(櫻井健之君) はい。当然その辺も含めまして、全てを想定したことをバス事業者と現在慎重に検討しておりますので、また今後、それについては詰めていきたいと思います。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 市瀬議員。 ◆16番(市瀬健治君) あと、現在、事業者というと多分京成バスだと思うんですけども、今、習志野市にうぐいす色のバスが1台走っていますけども、そういった活用も検討されたらいかがかなというふうに、これは指摘をさせていただきます。 次に、最後になりますけども、当然605名の方がバス通学、かなりクラス数もふえると思いますけども、放課後児童会の整備状況はどうなるか心配しているんですけども、どうなるのでしょうか。 ○議長(田中真太郎君) 小澤こども部長。 ◎こども部長(小澤由香君) はい。谷津南小学校におけます児童会の整備についてお答えいたします。 谷津南小学校の児童増加に伴い、今後、入会が見込まれる放課後児童会の児童を受け入れるため、現在、小学校敷地内にある現児童会の東側隣接地に2階建ての児童会施設の建設をしているところでございます。 この施設は、谷津南第二・第三児童会として令和2年4月1日に開設を予定しております。これにより約140名の受け入れが可能となり、現在の谷津南児童会と合わせますと約200名を受け入れることが可能となります。今後の保育需要の増加に対応できる人数というふうに捉えているところでございます。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 市瀬議員。 ◆16番(市瀬健治君) 今、第二・第三児童会用として、現在の東側に建設されているということですけども、当然エアコンは完備されているのでしょうか。 ○議長(田中真太郎君) 小澤こども部長。 ◎こども部長(小澤由香君) はい。児童会におきましては、夏場もお預かりをいたしますので、当然空調は整備されてございます。以上です。 ○議長(田中真太郎君) 市瀬議員。 ◆16番(市瀬健治君) はい。ありがとうございました。 時間を大幅に余らせて、私の一般質問を終わりにいたします。通告時間の算定を誤りました。 ○議長(田中真太郎君) 以上で16番市瀬健治議員の質問を終わります。----------------------------------- △延会の件 ○議長(田中真太郎君) お諮りいたします。本日の一般質問はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中真太郎君) 御異議なしと認めます。よって、本日はこれにて延会することに決しました。 来る9月9日は午前10時から本会議を開きます。 本日はこれにて延会いたします。     午後3時39分延会地方自治法第123条第2項の規定により署名する。              入沢俊行              荒原ちえみ              田中真太郎...