東金市議会 > 2020-06-05 >
06月05日-01号

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  1. 東金市議会 2020-06-05
    06月05日-01号


    取得元: 東金市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-24
    令和 2年  6月 定例会(第2回)      令和2年6月招集 第2回東金市議会定例会                          令和2年6月5日(金曜日)                          午前10時開議 議事日程(第1号)諸般の報告第1 会期の決定第2 会議録署名議員の指名第3 議案説明のための出席者の通知第4 請願(請願第11号~第12号)の上程第5 議案(第1号議案~第21号議案)の上程   (市長提案理由の説明及び所管部長による補足説明)---------------------------------------本日の会議に付した事件第1 議事日程に同じ追加日程第1 発議案の上程(第1号議案)       (提出議員提案理由の説明)追加日程第2 発議案に対する質疑・討論・採決---------------------------------------出席議員  21名 1番 布施満明    2番 中村美恵    3番 宮沢敬人 5番 伊藤博幸    6番 土肥紀英    7番 坂本賀一 8番 上野高志    9番 相京邦彦   10番 佐久間治行11番 櫻田あや子  12番 清宮利男   13番 前田京子14番 佐竹真知子  15番 水口 剛   16番 石田 明17番 小倉治夫   18番 宍倉敬文   19番 塚瀬一夫20番 渡辺直樹   21番 石崎公一   22番 宮山 博欠席議員  1名 4番 前嶋靖英---------------------------------------議案説明のための出席者 市長        鹿間陸郎   企画課長      神山英雄 副市長       井上一雄   総務課長      猪野健太郎 教育長       飯田秀一   財政課長      関 弘文 企画政策部長    醍醐義幸   社会福祉課長    緇莊裕之 医療担当部長    長尾泰正   農政課長      子安重光 総務部長      鴇田義弘   建設課長      安川尚紀 市民福祉部長    酒井良和   教育総務課長    鈴木健太郎 経済環境部長    鈴木 聡 都市建設部長    岡澤 茂 教育部長      石渡淳一 会計管理者     土屋和弘---------------------------------------会議事務職員は次のとおり 事務局長      飛田和雄   次長        白鳥幹男 書記        大木 優   書記        足立純一---------------------------------------          午前9時59分 開議 ○議長(小倉治夫君) おはようございます。 会期中、企画政策部秘書広報課広報広聴係などによる議場内の写真撮影を許可いたしましたので、あらかじめご了承願います。 時節柄、暑いのであれば、上着を自由にお取りください。 欠席、遅刻の届出がございましたので、ご報告いたします。 前嶋議員欠席、以上であります。 開会に先立ち、当局から4月1日付をもって異動のありました定例会出席部課長職の紹介を行いたい旨の申出がございましたので、お聞き取り願います。 鴇田総務部長。 ◎総務部長鴇田義弘君) お時間をいただきまして恐縮でございます。 それでは、令和2年度の本会議出席者一般職員につきまして紹介をさせていただきます。[総務部長 鴇田義弘君 部課長 紹介] ○議長(小倉治夫君) 以上で紹介を終わります。 そのまま休憩いたします。          午前10時01分 休憩          午前10時02分 再開 ○議長(小倉治夫君) 再開いたします。 ただいまの出席議員は21人であります。 定足数に達しております。 これより令和2年第2回東金市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 日程に先立ち諸般の報告を申し上げます。 初めに、監査委員より、例月出納検査の結果について、地方自治法第235条の2第3項の規定に基づき、東監第10号をもって報告されました。お手元にその写しを配付してあります。 次に、市当局より報告6件が提出され、その写しを配付してあります。この報告の質疑については、議案質疑の際にこれに準じた取扱いをいたします。ご了承願います。 次に、議長諸般の報告及び当局報告事項につきましては、お手元に配付いたしました印刷物によりご了承願います。[巻末資料参照]--------------------------------------- ○議長(小倉治夫君) 日程第1、会期の決定でありますが、議会運営委員会委員長の報告を求めます。 石崎委員長。     [議会運営委員長 石崎公一君 登壇] ◆議会運営委員長石崎公一君) おはようございます。 議長のご指名をいただきましたので、議会運営委員会の結果についてご報告申し上げます。 当委員会は、6月2日午後2時より第1委員会室において、委員全員出席、当局より鹿間市長ほか職員出席の下に開催いたしました。当局及び議会事務局より、請願、議案、市政に関する一般質問の通告について確認の上、日程案について審議に入りました。 慎重審議の結果、お手元に配付してございます令和2年第2回東金市議会定例会日程予定(案)及び日程表(案)のとおり、本日6月5日から6月23日までの19日間と決定させていただきましたので、ご報告申し上げます。ご賛同のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(小倉治夫君) 議会運営委員会委員長の報告を終わります。 お諮りいたします。今期定例会の会期は、議会運営委員会委員長報告どおり、本日6月5日から6月23日までの19日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小倉治夫君) ご異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は本日から6月23日までの19日間と決定いたしました。 なお、議事日程につきましては、お手元に配付いたしました日程予定(案)、日程表(案)によることでご了承願います。[巻末資料参照]--------------------------------------- ○議長(小倉治夫君) 日程第2、会議録署名議員の指名でありますが、会議規則第79条の規定により3番宮沢議員、6番土肥議員を指名いたします。 日程第3、説明員の出席の通知でありますが、地方自治法第121条の規定に基づく要求に対し市長及び教育長より通知があり、その写しを配付してありますので、ご了承願います。[職務のため出席した者の職氏名・前掲資料参照]--------------------------------------- ○議長(小倉治夫君) 日程第4、請願の上程でありますが、議長の下に請願2件が提出され、その写しを一覧表とともに配付してあります。本件については、紹介議員の説明の後に直ちに関係常任委員会へ付託いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小倉治夫君) ご異議なしと認めます。 それでは、請願第11号及び請願第12号について、紹介議員の説明を求めます。 土肥議員。     [6番 土肥紀英君 登壇] ◆6番(土肥紀英君) 議長のご指名をいただきましたので、請願第11号及び第12号について説明させていただきます。 なお、請願書を朗読いたしまして、説明に代えさせていただきます。 初めに、請願第11号でございます。 請願第11号。 1.受理年月日、令和2年5月25日。 1.請願の趣旨、「国における2021年度教育予算拡充に関する意見書」採択に関する請願。 1.請願者の氏名、千葉市中央区中央4-13-10、千葉県教育会館子どもたちの豊かな育ちと学びを支援する教育関係団体千葉県連絡会、会長、秋田秀博。 紹介議員土肥紀英。 請願書。 請願事項。 2021年度予算編成にあたり、憲法・子どもの権利条約の精神を生かし、子どもたちによりよい教育を保障するために、「国における2021年度教育予算拡充に関する意見書」を貴議会において採択していただき、政府及び関係行政官庁あてに意見書をご提出いただきたくお願い申し上げます。 請願理由。 貴議会におかれましては、日ごろから学校教育への深いご理解とご配慮をいただき深く感謝申し上げます。 さて、教育は日本の未来を担う子どもたちを心豊かに育てる使命を負っております。しかしながら、社会の変化とともに子どもたち一人ひとりをとりまく環境も変化して、教育諸課題や子どもの安全確保等の課題が山積しています。また、東日本大震災原子力発電所の事故、さらに各地で地震や豪雨、台風などの大規模な災害、そして新型コロナウイルス感染症の拡大と立て続けに発生しました。災害からの復興・感染症の克服は未だ厳しい状況の中にあるといわざるをえません。子どもたち健全育成をめざし豊かな教育を実現させるためには、子どもたち教育環境の整備を一層すすめる必要があります。 そこで、以下の項目を中心に、2021年度にむけての予算の充実をはたらきかけていただきたいと考えます。 1.災害からの教育復興にかかわる予算の拡充を十分にはかること 2.少人数学級を実現するため、公立義務教育諸学校の教職員定数を改善する計画を早期に策定・実現すること 3.保護者の教育費負担を軽減するために義務教育教科書無償制度を堅持すること 4.現在の経済状況を鑑み、就学援助や奨学金事業にかかわる予算をさらに拡充すること 5.子どもたちが地域で活動できる総合型地域クラブの育成等、環境・条件を整備すること 6.老朽化等による危険をともなう校舎・ブロック塀の改築や、更衣室、洋式トイレ空調設備設置等公立学校施設整備費を充実すること 7.子どもの安全と充実した学習環境を保障するために、基準財政需要額算定基準を改善し、地方交付税交付金を増額すること 8.感染症に伴う臨時休校等により、児童・生徒が健康面・学習面で不安やストレスを感じることがないよう財政措置を講じること など、以上、昨今のさまざまな教育課題は、教育予算を十分に確保することにより、解決されるものが多くあります。 貴議会におかれましては、本請願の趣旨についてご審議いただき、議決の上、政府及び関係行政官庁あてに意見書を提出していただきたくお願い申し上げます。 令和2年5月25日。 東金市議会議長小倉治夫様。 続きまして、請願第12号でございます。 請願第12号。 1.受理年月日、令和2年5月25日。 1.請願の趣旨、「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する請願。 1.請願者の氏名、千葉市中央区中央4-13-10、千葉県教育会館子どもたちの豊かな育ちと学びを支援する教育関係団体千葉県連絡会、会長、秋田秀博。 紹介議員土肥紀英。 請願書。 請願事項。 2021年度予算編成にあたり、「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」を貴議会において採択していただき、政府及び関係行政官庁あてに意見書をご提出いただきたくお願い申し上げます。 請願理由。 貴議会におかれましては、日ごろより学校教育への深いご理解とご配慮をいただき深く感謝申し上げます。 義務教育は、憲法の要請に基づき、子どもたち一人ひとりが国民として必要な基礎的資質を培うためのものです。教育の全国水準や機会均等を確保する義務教育基盤づくりは、国の責務であり、そのために設けられたのが義務教育費国庫負担制度です。 しかし、かつては教材費、旅費、児童手当など多くの経費が対象となっていましたが、次第に対象から除外され給与費のみとなり、2005年には給与費の負担割合が3分の1に縮減されてしまいました。 現在、地方自治体の状況は様々であり、子どもたちととりまく教育環境にも格差が生じています。 国民に等しく義務教育を保障するという観点からいえば、財政的に最低保証として下支えしている義務教育費国庫負担制度は必要不可欠です。この制度が廃止されたり、国の負担割合がさらに下げられたりした場合、義務教育の水準にさらに格差が生まれることは必至です。 学校の基幹職員である学校事務職員学校栄養職員を含め、教職員の給与を義務教育費国庫負担制度から適用除外することは、「義務教育費国庫負担法」第一条に明記されている「教育の機会均等とその水準の維持向上」という目的に反するばかりでなく、財政負担地方自治体に課し、厳しい地方財政をさらに圧迫するものです。また、義務教育の円滑な推進を阻害するおそれも出てきます。よって、私たちは義務教育費国庫負担制度の堅持を強く要望します。 貴議会におかれましては、本請願の趣旨についてご審議いただき、議決の上、政府及び関係行政官庁あてに意見書を提出していただきたくお願い申し上げます。 令和2年5月25日。 東金市議会議長小倉治夫様。 以上でございます。ご審議の上、議員各位のご賛同のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小倉治夫君) 以上で紹介議員の説明を終わります。 それでは、請願第11号及び請願第12号を文教厚生常任委員会へ付託いたします。--------------------------------------- ○議長(小倉治夫君) 日程第5、議案の上程でありますが、市長より第1号議案から第21号議案の送付があり、これを受理いたしましたので、報告いたします。 なお、議案はお手元に配付のとおりであります。議案を配付してありますが、配付漏れはございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小倉治夫君) 配付漏れなしと認め、第1号議案から第21号議案までを一括議題といたします。 直ちに、市長提案理由の説明を求めます。 鹿間市長。     [市長 鹿間陸郎君 登壇] ◎市長(鹿間陸郎君) 皆さん、おはようございます。 議長のお許しをいただきましたので、令和2年第2回東金市議会定例会の開催に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。 議員の皆様におかれましては、ご多忙の中ご参集いただきまして、誠にありがとうございます。また、本議会の開催に当たり、新型コロナウイルス感染防止対策のため、諸会議の開催場所や運営方法など様々な面にわたりご配慮いただいておりますことに、当局を代表いたしまして深く感謝申し上げます。 初めに、新型コロナウイルス感染拡大防止への取組につきましてご報告申し上げます。 4月7日に緊急事態宣言が発令されて以来、私たちもいまだ経験したことがない春を過ごしました。市民や事業者の皆様におかれましては、大型連休中を含め、感染拡大防止のための不要不急の外出の自粛、施設の休業要請など、様々な要請をご理解いただいた上で、真摯に行動していただいておりますことに心より感謝申し上げます。 あわせまして、医療従事者の皆様をはじめ、市民生活を支える仕事に従事されている皆様におかれましては、感染リスクの高い環境の下で、昼夜を問わず、強い使命感を持ってご尽力されておりますことに、深く敬意と感謝の意を表する次第でございます。 さて、本市の対策と、市民や事業者に対する支援の取組状況でございますが、過日からの皆様へのご通知や全員協議会などでお示ししたとおり、本市独自の支援事業及び国の支援事業を、予算化の有無にかかわらず、様々な場面と段階に応じて進めてきております。今議会の中でも、議案などを通じまして改めてご説明いたしたいと思っております。 現在、我が国では、緊急事態宣言の解除を受け、引き続き感染拡大防止策を講じつつ、各種の要請を段階的に緩和し、新たな日常をつくり上げていくチャレンジが全国で始まっております。本市におきましても、休業しておりました図書館・児童館や文化スポーツ施設などを再開するとともに、3月2日から約3か月間臨時休業しておりました小・中学校、幼稚園につきましても、今週月曜日から段階的に再開しているところでございます。市内各所で登下校する児童・生徒の元気な姿を見かけますと、心が和みますとともに、以前は当たり前であった日常の光景が徐々に戻りつつある実感が湧いてきております。 同時に、これまで長期にわたる外出自粛や休業などにより、大きな影響を受けました市内の社会経済活動につきましては、一刻も早く復活させたい強い気持ちもございます。しかしながら、現段階でウイルス感染のリスクを完全にゼロにすることはできません。ワクチンが開発されるまでの期間は、ウイルスと共生していく必要がありますので、市民の命や健康を守るために、引き続き感染防止策を徹底しながら、社会経済活動の正常化に努めてまいりたいと考えております。 また、その一方で、この厳しい状況下におきましても、市民サービスをはじめ、通常業務を停滞することなく継続し、かつ充実させていくことも、我々当局に課せられている任務でございます。 今年度は、現行の第3次総合計画の最終年度としまして、計画に掲げた各分野の事業を総括しつつ、新しいまちづくりの羅針盤と言うべき第4次総合計画及び第2次都市計画マスタープランを策定していく重要な節目の年度でもございます。先月の大型連休明けには、全部署の部課長を対象に、本年度における懸案事項及び重要事業に関するヒアリングを行うとともに、社会保障地域防災地域経済の発展など、10年先、20年先の本市の在り方を見据えながら、「稼ぎ、未来への投資」を主なテーマとして、様々な分野の新たな施策につきまして意見交換を行い、各部署における現状、課題、目標などを共有したところでございます。 さらに、これまで地域別懇談会に加え、各種団体や大学生・高校生との意見交換会なども開催してまいりましたので、その際に伺いました市民の皆様のご意見、ご要望なども集約した上で、しっかりと東金市の将来像を描きながら、新たな計画の策定へとつなげてまいりたいと考えております。 また、最近は、日本各地で震度4クラスの地震が頻繁に発生し、千葉県を震源にした地震も発生しているとともに、間もなく梅雨入りを迎え、大雨が降ることも想定されます。そのため、新型コロナウイルス感染防止にも配慮した防災対策の必要性も認識しておりますので、災害時に的確で速やかな対応が行えるよう、市民の皆様に対する備えの啓発と避難所の運営体制の整備などにも取り組んでいるところでございます。 先月、政府は、令和2年度第1次及び第2次補正予算を含む新型コロナウイルス感染症緊急経済対策の各施策を、国・地方を挙げて迅速かつ着実に実行することにより、今後の感染拡大を防止するとともに、雇用の維持、事業の継続、生活の下支えに万全を期すとして、そのための財政支出は120兆円、事業規模は230兆円を超えると発表いたしました。住民に一番近い基礎自治体であります市町村といたしましては、国・県や関係機関などと連携を図りながら、支援策を的確に実施していく必要がございます。 このような、国・県の動向を踏まえつつ、現在、本市におきましても、市民や事業者の安心・安全のために、より効果的となる新たな支援策の検討を進めているところでございます。あわせまして、事業者への休業要請をはじめ、新型コロナウイルスがもたらした世界的な経済への影響は当然ながら、来年度以降の市税収入の減少にも及ぶことが想定されますので、堅実な行財政運営にも努めてまいりたいと考えております。 結びに、本市の職員は、昨年の秋に発生した台風・大雨に対する一連の災害対応に続きまして、このたびの新型コロナウイルスへの対応につきましても、市民に寄り添いながら、日々職務に全力を尽くしております。私も職員と一丸となりまして、この危機を乗り越えてまいる所存でございますので、どうか議員の皆様方におかれましても、引き続き格段のご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げ、開会のご挨拶とさせていただきます。 それでは続いて、提案理由の説明に移らせていただきます。 では、第1号議案 専決処分した事件の承認について、市税条例等の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本案は、地方税制改正を内容とする地方税法等の一部を改正する法律などが令和2年3月31日に公布されたことに伴い、市税条例について所要の改正を行ったものでございます。 なお、本件につきましては、特に緊急を要するため、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認め、地方自治法第179条第1項の規定により、専決処分をいたした次第でございます。 第2号議案 専決処分した事件の承認について、東金市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本案は、地方税制改正を内容とする地方税法等の一部を改正する法律などが令和2年3月31日に公布されたことに伴い、東金市都市計画税条例について所要の改正を行ったものでございます。 なお、本件につきましては、特に緊急を要するため、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認め、地方自治法第179条第1項の規定により、専決処分をいたした次第でございます。 第3号議案 専決処分した事件の承認について、令和2年度東金市一般会計補正予算(第1号)についてでございます。本案は、既定の予算額189億9,000万円に歳入歳出それぞれ3,000万円を追加し、予算の総額を190億2,000万円とする補正を専決処分により行ったものでございます。 なお、本案につきましては、特に緊急を要するため、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認め、地方自治法第179条第1項の規定により、専決処分をいたした次第でございます。 第4号議案 専決処分した事件の承認について、令和2年度東金市一般会計補正予算(第2号)についてでございますが、本案は、既定の予算額190億2,000万円に歳入歳出それぞれ59億5,790万円を追加し、予算の総額を249億7,790万円とする補正を専決処分により行ったものでございます。 なお、本件につきましては、特に緊急を要するため、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認め、地方自治法第179条第1項の規定により、専決処分をいたした次第でございます。 第5号議案 専決処分した事件の承認について、令和2年度東金市一般会計補正予算(第3号)についてでございますが、本案は、既定の予算額249億7,790万円に歳入歳出それぞれ2,300万円を追加し、予算の総額を250億90万円とする補正を専決処分により行ったものでございます。 なお、本件につきましては、特に緊急を要するため、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認め、地方自治法第179条第1項の規定により、専決処分をいたした次第でございます。 第6号議案 専決処分した事件の承認について、令和2年度東金市一般会計補正予算(第4号)についてでございますが、本案は、既定の予算額250億90万円に歳入歳出それぞれ1億7,832万8,000円を追加し、予算の総額を251億7,922万8,000円とする補正を専決処分により行ったものでございます。 なお、本件につきましては、特に緊急を要するため、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認め、地方自治法第179条第1項の規定により、専決処分をいたした次第でございます。 第7号議案 市税条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本案は、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける納税者等に対する特例措置を内容とする地方税法等の一部を改正する法律が令和2年4月30日に公布され、一部の規定を除き同日付で施行されたことから、関係規定について所要の改正を行うため、市税条例の一部を改正する条例を制定しようとするものでございます。 第8号議案 東金市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本案は、新型コロナウイルス感染症に感染するなどした被用者に対し、傷病手当金を支給するため、東金市国民健康保険条例の一部を改正する条例を制定しようとするものでございます。 第9号議案 東金市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本案は、地方税法施行令の一部を改正する政令が令和2年3月31日に公布されたこと、また、災害等やむを得ない事情に備え、減免申請期限の特例を定めることに伴い、関係規定について所要の改正を行うため、東金市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を制定しようとするものでございます。 第10号議案 東金市保育所条例及び東金市立認定こども園条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本案は、新型コロナウイルス感染拡大の影響による登園自粛要請に応じた期間の使用料を減免するため、東金市保育所条例及び東金市立認定こども園条例の一部を改正する条例を制定しようとするものでございます。 第11号議案 東金市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本案は、第7号議案同様に、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける納税者等に対する特例措置を内容とする地方税法等の一部を改正する法律が令和2年4月30日に公布され、一部の規定を除き同日付で施行されたことから、関係規定について所要の改正を行うため、東金市都市計画税条例の一部を改正する条例を制定しようとするものでございます。 第12号議案 東金市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本案は、情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るための行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律等の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、関係規定について所要の改正を行うため、東金市手数料条例の一部を改正する条例を制定しようとするものでございます。 第13号議案 東金市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本案は、介護保険法施行令が一部改正されたこと及び減免申請の期限の特例を設けることに伴い、関係規定について所要の改正を行うため、東金市介護保険条例の一部を改正する条例を制定しようとするものでございます。 第14号議案 東金市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本案は、千葉県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例が公布され、新型コロナウイルスに感染するなどした被保険者に対し傷病手当金が支給されることに伴い、関係規定について所要の改正を行うため、東金市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例を制定しようとするものでございます。 第15号議案 東金市学童クラブ設置管理条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本案は、福岡小学童クラブの移設に伴い、関係規定について所要の改正を行うため、東金市学童クラブ設置管理条例の一部を改正する条例を制定しようとするものでございます。 第16号議案 東金市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本案は、厚生労働省令の家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準が一部改正されたことに伴い、関係規定について所要の改正を行うため、東金市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定しようとするものでございます。 第17号議案 東金市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本案は、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準の一部が改正されたことに伴い、関係規定について所要の改正を行うため、東金市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定しようとするものでございます。 第18号議案 東金市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本案は、厚生労働省令の放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準が一部改正されたことに伴い、関係規定について所要の改正を行うため、東金市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定しようとするものでございます。 第19号議案 東金市重度心身障害者の医療費助成に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本案は、重度心身障害者の医療費助成制度が見直されることに伴い、関係規定について所要の改正を図るため、東金市重度心身障害者の医療費助成に関する条例を改正しようとするものでございます。 第20号議案 令和2年度東金市一般会計補正予算(第5号)についてでございますが、本案は、既定の予算額251億7,922万8,000円に歳入歳出それぞれ1億1,364万1,000円を追加し、予算の総額を252億9,286万9,000円としようとするものでございます。 第21号議案 令和2年度東金市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)についてでございますが、本案は、既定の予算額65億8,100万円に歳入歳出それぞれ100万円を追加し、予算の総額を65億8,200万円としようとするものでございます。 以上、21の議案を提出させていただきました。別途、詳細につきましては、後ほど各部長のほうから説明を行いますので、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(小倉治夫君) 市長提案理由の説明を終わります。 そのまま休憩します。          午前10時45分 休憩          午前10時46分 再開 ○議長(小倉治夫君) 再開します。 次に、所管部長の補足説明を求めます。 鴇田総務部長。     [総務部長 鴇田義弘君 登壇] ◎総務部長鴇田義弘君) それでは、私から総務部が所管をいたします10議案についての補足説明をさせていただきます。 初めに、第1号議案 専決処分した事件の承認について、市税条例等の一部を改正する条例についての補足説明をいたします。 議案は3ページから、参考資料は1-1ページでございます。 まず、趣旨についてご説明申し上げます。 本案は、令和2年度地方税制改正により、地方税法等の一部を改正する法律などが令和2年3月31日に公布されたことに伴い、所要の規定の整備を行ったものでございます。 次に、概要につきましてご説明申し上げます。 改正点の1点目といたしましては、固定資産税についてでございます。 まず、使用者を所有者とみなす制度の創設がございます。これは、相続人などの調査を尽くしましても所有者が明らかとならない場合、使用者を所有者とみなし課税することができる制度でございます。 続きまして、現に所有している者に申告を義務づける制度の創設でございます。 これは、登記簿上の所有者が亡くなった場合に、相続登記がなされるまでの間、当該土地または家屋を現に所有している者に対しまして、賦課徴収に必要な事項の申告を制度化するというものでございます。 続いて、浸水被害軽減地区の指定に係る課税標準の特例措置の創設でございます。 これは、水防管理者が洪水浸水想定区域内で浸水の拡大を抑制する効果があると認められる輪中堤、自然堤防等の盛土構造物を浸水被害軽減地区として指定した場合に、固定資産税の課税標準を軽減することとしたものでございます。 改正点の2点目といたしましては、個人市民税についてでございます。 これは、未婚の独り親に対する税制上の措置及び寡婦控除の見直しを図るもので、婚姻歴の有無や性別にかかわらず、生計を一にする子を有する独り親につきましては、同一の控除を適用するものでございます。 改正点の3点目といたしましては、市たばこ税についてでございます。 これは、1本当たりの税負担が低かった軽量葉巻たばこにつきまして、税の公平性の観点から段階的に見直しを行っていくものでございます。 以上が今回の主な改正内容でございまして、当該条例につきましては、地方税法等の一部を改正する法律や関連法との整合性を図る上で令和2年4月1日に施行する必要がありましたことから、特に緊急を要するため、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認め、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分させていただいたものでございます。 次に、第2号議案 専決処分した事件の承認について、東金市都市計画税条例の一部を改正する条例についての補足説明をいたします。 議案は16ページから、参考資料は2-1ページでございます。 まず、趣旨についてご説明申し上げます。 本案につきましても、第1号議案と同様に令和2年度地方税制改正により、地方税法等の一部を改正する法律などが令和2年3月31日に公布されたことに伴い、所要の規定の整備を行ったものでございます。 改正内容でございますが、第1号議案の市税条例の改正の一つでもございます浸水被害軽減地区の指定に係る課税標準の特例措置の創設に伴う改正について、都市計画税においても適用するというものでございます。 なお、当該条例につきましても、先ほどと同様の理由によりまして、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分させていただいたものでございます。 次に、第3号議案 専決処分した事件の承認について、令和2年度東金市一般会計補正予算(第1号)の補足説明をいたします。 議案の23ページをお願いいたします。 本案は、既定の予算額189億9,000万円に歳入歳出それぞれ3,000万円を追加し、予算の総額を190億2,000万円とする補正を専決処分により行ったものでございます。 補正予算の内容でございますが、新型コロナウイルス感染症対策といたしまして、市内の小規模事業者また児童・生徒への支援に係る経費を計上したものでございます。 歳出における補正の内容についてご説明申し上げます。 議案の30ページをお願いいたします。 商工費における小規模事業者支援事業といたしまして、200万円を計上しております。これは、新型コロナウイルス感染症拡大により経営上の影響を受けながらも、販路開拓や業務効率化に取り組む小規模事業者への支援といたしまして、国の小規模事業者持続化補助金の交付を受ける方に25万円を上限に補助を行うものでございます。 次に、教育費における小学校教育振興事業として1,339万1,000円の増額、中学校教育振興事業として718万6,000円の増額をそれぞれ計上しております。これは、小・中学校の臨時休校期間が長期に及んだため、児童・生徒の家庭学習支援として図書カードの配布を行ったものでございます。 次に、予算の調整といたしまして予備費において742万3,000円を増額したものでございます。 続きまして、歳入におきます補正の内容についてご説明申し上げます。 議案の29ページをお願いいたします。 歳出の補正額を踏まえまして、繰入金における財政調整基金繰入金を3,000万円計上し対応したものでございます。 本件の補正予算につきましては、新型コロナウイルス感染症対策に早急に対応する必要がありましたことから、特に緊急を要するため、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認め、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分させていただいたものでございます。 続きまして、第4号議案 専決処分した事件の承認について、令和2年度東金市一般会計補正予算(第2号)の補足説明をいたします。 議案の34ページをお願いいたします。 本案は、既定の予算額190億2,000万円に歳入歳出それぞれ59億5,790万円を追加し、予算の総額を249億7,790万円とする補正を専決処分により行ったものでございます。 補正予算の内容でございますが、国の令和2年度補正予算(第1号)における特別定額給付金及び子育て世帯への臨時特別給付金の給付に係る経費を計上したものでございます。 歳出における補正の内容についてご説明申し上げます。 議案の41ページをお願いいたします。 総務費における特別定額給付金給付事業といたしまして、58億8,540万円を計上しております。これは、国の新型コロナウイルス感染症緊急経済対策における家計への支援といたしまして、一人につき10万円を支給する特別定額給付金及びその事務経費について計上したものでございます。 次に、民生費における子育て世帯への臨時特別給付金給付事業といたしまして、7,250万円を計上しております。これは、国の新型コロナウイルス感染症緊急経済対策における子育て世帯への支援として、児童手当を受給する世帯に対し、児童一人につき1万円を支給する臨時特別給付金及びその事務経費を計上したものでございます。 続きまして、歳入における補正の内容についてご説明申し上げます。 議案の40ページをお願いいたします。 国庫支出金において59億5,790万円の増額を計上しております。これは、特別定額給付金給付事業及び子育て世帯への臨時特別給付金給付事業の各事業における事業費補助金及び事務費補助金を計上したものでございます。 本件補正予算につきましても、先ほどと同様、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認め、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分させていただいたものでございます。 次に、第5号議案 専決処分した事件の承認について、令和2年度東金市一般会計補正予算(第3号)の補足説明をいたします。 議案の49ページをお願いいたします。 本案は、既定の予算額249億7,790万円に歳入歳出それぞれ2,300万円を追加し、予算の総額を250億90万円とする補正を専決処分により行ったものでございます。 補正予算の内容でございますが、新型コロナウイルス感染症対策といたしまして、独り暮らしの高齢者の方、あるいは妊婦の方などへの支援に係る経費を計上したものでございます。 歳出における補正の内容についてご説明申し上げます。 議案の56ページをお願いいたします。 民生費における生活困窮者自立支援事業といたしまして、400万1,000円の増額を計上しております。これは、休業等に伴う収入減少により住居を失うおそれが生じている方に、住居確保給付金の支給を行うものでございます。 続きまして、在宅高齢者福祉サービス事業といたしまして、1,225万4,000円の増額を計上しております。これは、市内在住の75歳以上の独り暮らしの高齢者の方に対しまして、安否確認を含めた配食サービスを実施するものでございます。 次に、衛生費における母子包括支援事業といたしまして665万7,000円の増額を計上しております。これは、市内在住の妊婦の方に対しまして、経済的にも精神的にも安心して出産していただくため、特別支援給付金を支給するものでございます。 次に、予算の調整といたしまして、予備費において8万8,000円を増額したものでございます。 続きまして、歳入における補正の内容でございます。 議案の55ページをお願いいたします。 国庫支出金において300万円の増額を計上しております。これは、生活困窮者自立支援事業に対応する住居確保給付金国庫負担金の増額を計上したものでございます。また、歳出の補正額を踏まえまして、繰入金における財政調整基金繰入金を2,000万円増額し対応したところでございます。 本件補正予算につきましても、先ほどの議案と同様、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認め、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分させていただいたものでございます。 続きまして、第6号議案 専決処分した事件の承認について、令和2年度東金市一般会計補正予算(第4号)の補足説明を申し上げます。 議案の60ページをお願いいたします。 本案は、既定の予算額250億90万円に歳入歳出それぞれ1億7,832万8,000円を追加し、予算の総額を251億7,922万8,000円とする補正を専決処分により行ったものでございます。 補正予算の内容でございますが、こちらも国の令和2年度補正予算(第1号)において創設されました新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、新型コロナウイルス感染症対策に係る経費を計上したものでございます。 歳出における補正の主な内容についてご説明申し上げます。 議案の67ページをお願いいたします。 農林水産業費における、みのりの郷東金維持管理事業といたしまして1,200万円の増額を計上しております。これは、新型コロナウイルス感染症感染リスクを低減するため、みのりの郷東金において高機能換気設備の設置工事等を行うものでございます。 次に、商工費における中小企業等緊急支援事業といたしまして8,885万2,000円を計上しております。これは、新型コロナウイルス感染拡大防止のための休業要請や外出自粛の影響により売上げが著しく減少した中小企業等を支援するため、県の補助事業でございます千葉県中小企業再建支援金の交付決定を受けている方に10万円の補助を行うものでございます。 次に、消防費における防災対策事業といたしまして1,500万円の増額を計上しております。これは、災害時の避難所における新型コロナウイルス感染症感染リスクの低減を図るため、間仕切り等の災害時用備蓄品を配備するものでございます。 次に、教育費における中学校コンピュータ事業として3,600万円の増額を計上しております。これは、臨時休校の際の学習機会の確保に活用するため、中学校3年生を対象にICT端末の整備を行うものでございます。また、各款におきまして各公共施設におけるトイレの手洗い器の自動水洗化や、消毒液、マスク等の配備など、感染拡大防止のための経費を計上したところでございます。 次に、予算の調整といたしまして、予備費において288万1,000円を増額したものでございます。 続きまして、歳入における補正の内容についてご説明申し上げます。 議案の66ページをお願いいたします。 国庫支出金において1億9,832万8,000円の増額を計上しております。これは、地方創生臨時交付金を計上したものでございます。 以上の補正額を踏まえまして、繰入金における財政調整基金繰入金を2,000万円減額するものでございます。 本件補正予算につきましても、新型コロナウイルス感染症対策に早急に対応する必要がありますことから、特に緊急を要するため、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認め、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分させていただいたものでございます。 続きまして、第7号議案 市税条例の一部を改正する条例の制定について補足説明を申し上げます。 議案は71ページから、参考資料は7-1ページでございます。 まず、趣旨についてご説明申し上げます。 本案は、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける納税者等に対する特例措置を内容とする地方税法等の一部を改正する法律が令和2年4月30日に公布され、一部の規定を除きまして同日付で施行されましたことから、所要の改正を行おうとするものでございます。 概要につきましてご説明申し上げます。 1点目といたしましては、市税の徴収猶予についてでございます。 新型コロナウイルス感染症及び蔓延防止のための措置の影響で、相当な収入減少があり、納税することが困難である方に対し、1年間徴収猶予ができる特例が地方税法の改正により設けられたことから、市税条例の規定を整備したものでございます。 2点目は、固定資産税についてでございます。 初めに、新型コロナウイルス感染症及び蔓延防止のための措置により収入が減少した中小事業者等に対し、減収割合に応じまして令和3年度課税分の固定資産税を2分の1またはゼロとするものでございます。 続きまして、先端設備等の導入に伴う特例措置の拡充についてでございますが、特例の適用対象に先端設備に該当する事業用家屋及び構築物まで拡大し、中小事業者等が令和3年3月31日までに該当する設備投資を新規に行った場合、新規課税となる固定資産税を3年間ゼロとするものでございます。 3点目は、軽自動車税についてでございます。 軽自動車を取得する際の環境性能割に係る税率につきまして、特例での軽減措置の期限を令和2年9月30日から令和3年3月31日まで6か月間延長するものでございます。 4点目は、個人市民税についてでございます。 初めに、寄附金控除の対象の拡大でございますが、新型コロナウイルス感染症及び蔓延防止のための措置のため中止等となった文化芸術、スポーツイベントのうち政令等で定めます指定行事について、チケットの払戻しを放棄した場合、その払戻し請求権相当額を寄附とみなし、寄附金控除の対象とするものでございます。 続いて、住宅借入金等特別税額控除についてでございますが、新型コロナウイルス感染症及び蔓延防止のための措置の影響によりまして、資材の不足による工期の遅れなどを踏まえ、現状の適用要件の期限を令和2年12月31日から令和3年12月31日まで1年間延長するものでございます。 続きまして、第11号議案 東金市都市計画税条例の一部を改正する条例について補足説明を申し上げます。 議案は81ページから、参考資料は11-1ページでございます。 まず、趣旨についてご説明申し上げます。 本案につきましても、第7号議案と同様に新型コロナウイルス感染症の影響を受ける納税者等に対する特例措置を内容とする地方税法等の一部を改正する法律が令和2年4月30日に公布され、一部の規定を除きまして同日付で施行されましたことから、所要の改正を行おうとするものでございます。 改正の概要につきましても、第7号議案の市税条例の改正の一つでもございます中小事業者が所有する償却資産及び事業用家屋に係る軽減措置について、都市計画税においても適用するものでございます。 続きまして、第12号議案 東金市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、議案の83ページ、参考資料の12-1ページをお願いいたします。 まず、趣旨についてご説明申し上げます。 本案は、昨年5月31日に公布されました情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るための行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律等の一部を改正する法律により、関係法の一部が改正されましたことから、条例中の関係規定について所要の改正を行おうとするものでございます。 次に、概要につきましては、住民基本台帳法の一部改正では住民票及び戸籍の附票の消除されたものにつきまして、除票という用語に制度化されましたことから、文言を整理し、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆるマイナンバー法の一部改正では、通知カードが本年5月25日をもって廃止されましたことから、条例の別表から削ろうとするものでございます。 次に、第20号議案 令和2年度東金市一般会計補正予算(第5号)についての補足説明をいたします。 議案の102ページをお願いいたします。 本案は、既定の予算額251億7,922万8,000円に歳入歳出それぞれ1億1,364万1,000円を追加し、予算の総額を252億9,286万9,000円としようとするものでございます。 まず、歳出における補正の主なものをご説明申し上げます。 議案の111ページをお願いいたします。 総務費における自治活動活性化促進事業といたしまして250万円の増額を計上しております。これは一般財団法人自治総合センターの地域コミュニティー振興のための活動助成が決定されましたことから、求名駅前区のコミュニティー活動に必要な備品の整備に対し補助を行うものでございます。 次に、民生費における重度心身障害者医療給付事業といたしまして604万3,000円の増額を計上しております。これは、重度心身障害者医療費助成につきまして、本年8月より精神障害者保健福祉手帳1級所持者が新たに対象となることによりまして、重度心身障害者医療給付費を増額するものでございます。 次に、教育費における小学校施設整備事業といたしまして、9,825万円の増額を計上しております。これは小学校8校の特別教室へ空調設備を設置するものでございます。 次に、予算の調整といたしまして、予備費において421万6,000円を減額するものでございます。 続きまして、歳入における補正の主なものをご説明申し上げます。 議案の110ページをお願いいたします。 国庫支出金において3,370万3,000円の増額を計上しております。これは、小学校施設整備事業に対応する小学校校舎建設費国庫交付金の計上が主なものでございます。 以上の補正額を踏まえまして、繰入金における財政調整基金繰入金を2,000万円増額するものでございます。 以上で補足説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
    ○議長(小倉治夫君) 説明の途中ですが休憩します。          午前11時10分 休憩          午前11時20分 再開 ○議長(小倉治夫君) 再開します。 酒井市民福祉部長。     [市民福祉部長 酒井良和君 登壇] ◎市民福祉部長酒井良和君) 市民福祉部の所管する条例案10件、予算案1件の11議案につきまして補足説明をさせていただきます。 初めに、第8号議案 東金市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、議案の74ページ、参考資料の8-1ページをお願いいたします。 まず、趣旨についてご説明申し上げます。 本案は、東金市国民健康保険に加入している被用者のうち、新型コロナウイルス感染症に感染するなどした一定の要件を満たした方に対し、傷病手当金を支給するため、条例中の関係規定について所要の改正を行おうとするものでございます。 次に、概要につきましては、給与等の支払いを受けている国民健康保険の被保険者が新型コロナウイルスに感染したとき、または発熱等の症状があり、当該感染症の感染が疑われることにより、療養のため労務に服することができなくなったときに、その日から起算して3日を経過した日から労務に就くことを予定していた日において1日につき直近3か月間における給与等の平均日額の3分の2に相当する金額を傷病手当金として支給しようとするものでございます。 続きまして、第9号議案 東金市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、議案の77ページ、参考資料の9-1ページをお願いいたします。 まず、趣旨についてご説明申し上げます。 本案は、地方税法施行令の一部を改正する政令が令和2年3月31日に公布されたこと及び減免申請期限の特例を設けることに伴い、条例中の関係規定について所要の改正を行おうとするものでございます。 次に、概要についてご説明申し上げます。 初めに、政令改正に伴う改正内容でございますが、課税限度額の引上げ及び低所得者に対する軽減措置の拡充でございます。 課税限度額の引上げでございますが、基礎課税額の課税限度額を現行の61万円から63万円に、介護納付金課税額の課税限度額を現行の16万円から17万円にそれぞれ引上げを行うものでございます。 また、低所得者に対する軽減措置の拡充でございますが、所得金額に応じて、応益分に係る保険税額を7割、5割または2割軽減する仕組みがございますが、軽減判定所得の算定における被保険者の数に乗ずべき金額を、5割軽減では現行の28万円から28万5,000円に、2割軽減では現行の51万円から52万円にそれぞれ引き上げ、軽減措置を拡充するものでございます。 次に、減免申請期限の特例についてでございますが、災害等の減免に係る遡及適用を行うべき事例に備える必要があることから、減免申請期限に係る規定について特例を定めようとするものでございます。 続きまして、第10号議案 東金市保育所条例及び東金市立認定こども園条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、議案の79ページ、参考資料の10-1ページをお願いいたします。 まず、趣旨についてご説明申し上げます。 本案は、新型コロナウイルス感染拡大の影響による登園自粛要請に応じた期間の使用料を減免する措置として、子ども・子育て支援法施行規則が一部改正されたことに伴い、本市においても日割り計算による使用料の減免措置を講ずるため、条例中の関係規定について所要の改正を行おうとするものでございます。 次に、概要につきましては、東金市保育所条例及び東金市立認定こども園条例のそれぞれに使用料の減免規定を追加するものでございます。 続きまして、第13号議案 東金市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、議案の85ページ、参考資料の13-1ページをお願いいたします。 まず、趣旨についてご説明申し上げます。 本案は、介護保険法施行令が一部改正されたこと及び減免申請期限の特例を設けることに伴い、条例中の関係規定について所要の改正を行おうとするものでございます。 次に、概要につきましては、令和元年10月より消費税が引き上げられたことに伴い、所得の少ない第1段階から第3段階までの区分の令和2年度における第1号被保険者の介護保険料率を政令で定める割合の範囲で軽減するものでございます。 また、減免申請期限の特例についてでございますが、災害等の減免に係る遡及適用を行うべき事例に備える必要があることから、減免申請期限に係る規定について特例を定めようとするものでございます。 続きまして、第14号議案 東金市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、議案の87ページ、参考資料の14-1ページをお願いいたします。 まず、趣旨についてご説明申し上げます。 本案は、千葉県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例が令和2年5月1日に公布、施行されたことに伴い、新型コロナウイルス感染症に感染したなどの被保険者に対し、傷病手当金の支給に係る申請書を受理するため、条例中の関係規定について所要の改正を行おうとするものでございます。 次に、概要につきましては、市において行う事務に千葉県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例附則第5条の傷病手当金の支給に係る申請書の提出の受付を追加するものでございます。 続きまして、第15号議案 東金市学童クラブ設置管理条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、議案の89ページ、参考資料の15-1ページをお願いいたします。 本案は、福岡小学童クラブの実施場所を旧山武郡市農業協同組合福岡支所から福岡小学校に移設することを予定していることに伴い、条例中の関係規定について所要の改正を行おうとするものでございます。 続きまして、第16号議案 東金市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、議案の91ページ、参考資料の16-1ページをお願いいたします。 まず、趣旨についてご説明申し上げます。 本案は、児童福祉法に基づく家庭的保育事業等について、厚生労働省令の家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令が公布されたことに伴い、条例中の関係規定について所要の改正を行おうとするものでございます。 次に、概要につきましては、家庭的保育事業等を行う者は、保育の提供の終了後も満3歳以上の児童に対し必要な教育・保育が継続的に提供されるよう、保育所、幼稚園または認定こども園等の連携施設を確保することとされておりましたが、市長が保育所、幼稚園または認定こども園等の利用調整を行うに当たって、優先的に取り扱うなどした場合、連携施設の確保を不要とするものでございます。 また、家庭的保育事業等のうち居宅訪問型保育事業について、保護者の疾患や障害等により養育が困難な乳幼児に対する保育の提供が可能であることを明確化するものでございます。 続きまして、第17号議案 東金市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、議案の93ページ、参考資料の17-1ページをお願いいたします。 まず、趣旨についてご説明申し上げます。 本案は、子ども・子育て支援法に基づく特定教育・保育施設について、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準の一部を改正する内閣府令が公布されたことに伴い、条例中の関係規定について所要の改正を行おうとするものでございます。 次に、概要につきましては、第16号議案と同様、特定地域型保育事業を行う者は、満3歳以上の児童に対し必要な教育、保育が継続的に提供されるよう、特定教育・保育施設の連携施設を確保することとされておりましたが、市長が特定教育・保育施設の利用調整を行うに当たって優先的に取り扱うなどした場合、連携施設の確保を不要とするものでございます。 また、連携施設の確保義務に関する経過措置期間の延長でございますが、特定地域型保育事業を行う者における連携施設の確保に関する経過措置期間を、従来の5年から10年にするものでございます。 続きまして、第18号議案 東金市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、議案の96ページ、参考資料の18-1ページをお願いいたします。 まず、趣旨についてご説明申し上げます。 本案は、厚生労働省令の放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準が一部改正されたことに伴い、条例中の関係規定について所要の改正を行おうとするものでございます。 次に、概要につきましては、放課後児童支援員の資格要件としている研修の実施者を追加することにより、放課後児童支援員となることができる者の範囲を拡大するものでございます。 続きまして、第19号議案 東金市重度心身障害者の医療費助成に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、議案の98ページ、参考資料の19-1ページをお願いいたします。 まず、趣旨についてご説明申し上げます。 本案は、千葉県において身体、療育、精神の3障害平等の観点から、重度心身障害者の医療費助成制度の見直しが行われることに伴い、条例中の関係規定について所要の改正を行おうとするものでございます。 次に、概要につきましては、令和2年8月1日より重度心身障害者医療費助成の対象者に精神障害者保健福祉手帳1級所持者を追加するものでございます。 続きまして、第21号議案 令和2年度東金市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)についてでございますが、議案の119ページをお願いいたします。 本案は、既定の予算額65億8,100万円に歳入歳出それぞれ100万円を追加し、予算の総額を65億8,200万円としようとするものでございます。 補正予算の内容でございますが、歳出につきましては議案の126ページをお願いいたします。 新型コロナウイルス感染症に係る傷病手当金を支給するため、保険給付費を100万円増額するものでございます。 歳入につきましては、議案の125ページをお願いいたします。 新型コロナウイルス感染症に係る傷病手当金の支給に要した費用については、国が特例的に県を通じて全額財政支援を行うとしていることから、県支出金を保険給付費と同額の100万円増額するものでございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(小倉治夫君) 以上で所管部長の補足説明を終わります。 そのまま休憩します。          午前11時34分 休憩          午前11時35分 再開 ○議長(小倉治夫君) 再開します。 次に、伊藤議員ほか5名より発議案第1号が提出され、これを受理いたしましたので、ご報告いたします。 なお、発議案はお手元に配付のとおりでございます。 発議案を配付してありますが、配付漏れはございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小倉治夫君) 配付漏れなしと認めます。 直ちに提出議員の説明を求めます。 それでは、発議案第1号について説明を求めます。 伊藤議員。     [5番 伊藤博幸君 登壇] ◆5番(伊藤博幸君) それでは、発議案第1号について提案理由を述べさせていただきます。 新型コロナウイルス感染症は各地で猛威を振るい、当たり前の生活が奪われ、私たちの日常は一変しました。本市においても、外出自粛や休業要請によって、学校などでは学業の遅れや子供たちの精神面での不安など、また飲食店、中小企業においては売上高が減少し、働く従業員や家族の生活面での不安など、市民生活は様々な支障を来し、経済的損害も伴っております。 今後も新型コロナウイルスの影響は、中長期的に受け続けることは避けられないと考えられます。 本市議会では、この厳しい現状を深く受け止め、議会運営委員会で協議をした結果、新型コロナウイルス感染症対策の財源確保のため、議員が率先して経費の削減に努める必要があると考え、令和2年7月から12月までの6か月間、毎月の報酬を10%削減しようとするものであります。 議員各位にはご賛同いただきますようお願い申し上げて、提案理由の説明とします。 以上です。 ○議長(小倉治夫君) 以上で提出議員の説明を終わります。 この際、日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小倉治夫君) ご異議なしと認めます。 よって、発議案第1号を議題といたします。 それでは、発議案第1号について質疑を許します。 ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小倉治夫君) なければ、発議案第1号について質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 発議案第1号については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小倉治夫君) ご異議なしと認め、委員会付託は省略することに決しました。 それでは、発議案第1号について討論を許します。 ございませんか。     (発言する者なし) ○議長(小倉治夫君) なければ、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 発議案第1号 東金市議会議員の議員報酬の特例に関する条例の制定について、原案どおり決することにご賛成の方はご起立願います。     [賛成者起立] ○議長(小倉治夫君) 起立全員であります。 よって、発議案第1号は原案どおり可決されました。 なお、可決されました発議案の字句などの整理及びその取扱いについては議長にご一任願います。 これをもって本日の日程は終了いたしました。 なお、9日の一般質問における議場への入場は偶数番号の議員からとなりますので、ご了承ください。 本日はこれにて散会いたします。          午前11時40分 散会...