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06月03日-01号

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  1. 東金市議会 2019-06-03
    06月03日-01号


    取得元: 東金市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-24
    令和 1年  6月 定例会(第2回)      令和元年6月招集 第2回東金市議会定例会                      令和元年6月3日(月曜日)                      午前10時開議 議事日程(第1号)諸般報告第1 会期決定第2 会議録署名議員指名第3 説明員出席通知第4 請願(請願第7号~第10号)上程第5 議案(第1号議案~第9号議案)上程   (市長提案理由説明及び所管部長による補足説明)---------------------------------------本日会議に付した事件 議事日程とおり---------------------------------------出席議員  22名 1番 布施満明    2番 中村美恵    3番 宮沢敬人 4番 前嶋靖英    5番 伊藤博幸    6番 土肥紀英 7番 坂本賀一    8番 上野高志    9番 相京邦彦10番 佐久間治行  11番 櫻田あや子  12番 清宮利男13番 前田京子   14番 佐竹真知子  15番 水口 剛16番 石田 明   17番 小倉治夫   18番 宍倉敬文19番 塚瀬一夫   20番 渡辺直樹   21番 石崎公一22番 宮山 博欠席議員  なし---------------------------------------議案説明ため出席者 市長        鹿間陸郎   財政課長      関 弘文 副市長       井上一雄   社会福祉課長    緇莊裕之 教育長       飯田秀一   農政課長      神山英雄 企画政策部長    石渡淳一   建設課長      土屋和弘 医療担当部長    長尾泰正   教育総務課長    井坂 靖 企画政策部参事   鈴木 聡 総務部長      鈴木幸一 総務部参事     鴇田義弘 市民福祉部長    酒井良和 経済環境部長    青木 憲 都市建設部長    岡澤 茂 教育部長      醍醐義幸 会計管理者     石橋浩幸---------------------------------------会議事務職員は次とおり 事務局長      飛田和雄   次長        白鳥幹男 書記        林 裕一   書記        足立純一---------------------------------------          午前9時59分 開議 ○議長(小倉治夫君) おはようございます。 会期中、企画政策部秘書広報課広報広聴係などによる議場内写真撮影を許可いたしましたので、あらかじめご了承願います。 時節柄、暑いであれば、上着を自由にお取りください。 ただいま出席議員は22人であります。 定足数に達しております。 これより令和元年第2回東金市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日会議を開きます。 日程に先立ち諸般報告を申し上げます。 初めに、監査委員より、例月出納検査結果について、地方自治法第235条2第3項規定に基づき、東監第5号をもって報告されました。お手元にその写しを配付してあります。 次に、市当局より報告4件が提出され、その写しを配付してあります。この報告質疑については、議案質疑際にこれに準じた取り扱いをいたします。ご了承願います。 次に、議長諸般報告及び当局報告事項につきましては、お手元に配付いたしました印刷物によりご了承願います。[巻末資料参照]--------------------------------------- ○議長(小倉治夫君) 日程第1、会期決定でありますが、議会運営委員委員報告を求めます。 石崎委員長。     [議会運営委員長 石崎公一君 登壇] ◆議会運営委員長(石崎公一君) おはようございます。 議長ご指名をいただきましたので、議会運営委員結果についてご報告申し上げます。 当委員会は、5月28日午後2時より第1委員会室において、委員全員出席、当局より鹿間市長ほか職員出席もとに開催いたしました。当局及び議会事務局より、請願、議案、市政に関する一般質問通告について確認上、日程案について審議に入りました。 慎重審議結果、お手元に配付してございます令和元年第2回東金市議会定例会日程予定(案)及び日程表(案)とおり、本日6月3日から6月19日まで17日間と決定させていただきましたので、ご報告申し上げます。ご賛同ほどよろしくお願いいたします。 ○議長(小倉治夫君) 議会運営委員委員報告を終わります。 お諮りいたします。今期定例会会期は、議会運営委員委員報告どおり、本日6月3日から6月19日まで17日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小倉治夫君) ご異議なしと認めます。よって、今期定例会会期は本日から6月19日まで17日間と決定いたしました。 なお、議事日程につきましては、お手元に配付いたしました日程予定(案)、日程表(案)によることでご了承願います。[巻末資料参照]--------------------------------------- ○議長(小倉治夫君) 日程第2、会議録署名議員指名でありますが、会議規則第79条規定により5番伊藤議員、6番土肥議員を指名いたします。 日程第3、説明員出席通知でありますが、地方自治法第121条規定に基づく要求に対し市長及び教育長より通知があり、その写しを配付してありますので、ご了承願います。[職務ため出席した者職氏名・前掲資料参照]--------------------------------------- ○議長(小倉治夫君) 日程第4、請願上程でありますが、議長もとに請願4件が提出され、その写しを一覧表とともに配付してあります。本件については、紹介議員説明後に直ちに関係常任委員会へ付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小倉治夫君) ご異議なしと認めます。 それでは、請願第7号から請願第10号について、初めに請願第7号及び請願第8号紹介議員説明を求めます。 中村議員。     [2番 中村美恵君 登壇] ◆2番(中村美恵君) 議長ご指名をいただきましたので、請願第7号及び第8号について説明をさせていただきます。 なお、請願書を朗読いたしまして、説明にかえさせていただきます。 初めに、請願第7号でございます。 請願第7号。 1.受理年月日令和元年5月22日。 1.請願趣旨、「国における2020年度教育予算拡充に関する意見書」採択に関する請願。 1.請願者氏名、千葉市中央区中央4-13-10、千葉県教育会館子どもたち豊かな育ちと学びを支援する教育関係団体千葉県連絡会、会長、秋田秀博。 紹介議員中村美恵。 請願書。 請願事項。 2020年度予算編成にあたり、憲法・子ども権利条約精神を生かし、子どもたちによりよい教育を保障するために、「国における2020年度教育予算拡充に関する意見書」を貴議会において採択していただき、政府及び関係行政官庁あてに意見書をご提出いただきたくお願い申し上げます。 請願理由。 貴議会におかれましては、日ごろから学校教育深いご理解とご配慮をいただき深く感謝申し上げます。 さて、教育は日本未来を担う子どもたちを心豊かに育てる使命を負っております。しかしながら、社会変化とともに子どもたち一人ひとりをとりまく環境も変化して、教育諸課題や子ども安全確保等課題が山積しています。また、東日本大震災原子力発電所事故から復興は未だ厳しい状況中にあるといわざるをえません。子どもたち健全育成をめざし豊かな教育を実現させるためには、子どもたち教育環境整備を一層すすめる必要があります。 そこで、以下項目を中心に、2020年度にむけて予算充実をはたらきかけていただきたいと考えます。 1.震災から教育復興にかかわる予算拡充を十分にはかること 2.少人数学級を実現するため、公立義務教育諸学校教職員定数を改善する計画を早期に策定・実現すること 3.保護者教育費負担を軽減するために義務教育教科書無償制度を堅持すること 4.現在経済状況を鑑み、就学援助奨学金事業にかかわる予算をさらに拡充すること 5.子どもたちが地域で活動できる総合型地域クラブ育成等、環境・条件を整備すること 6.危険校舎、老朽校舎改築や更衣室、洋式トイレ設置等公立学校施設整備費を充実すること 7.子ども安全と充実した学習環境を保障するために、基準財政需要額算定基準を改善し、地方交付税交付金を増額すること など、以上、昨今さまざまな教育課題は、教育予算を十分に確保することにより、解決されるものが多くあります。 貴議会におかれましては、本請願趣旨についてご審議いただき、議決上、政府及び関係行政官庁あてに意見書を提出していただきたくお願い申し上げます。 令和元年5月22日。 東金市議会議長小倉治夫様。 続きまして、請願第8号でございます。 請願第8号。 1.受理年月日令和元年5月22日。 1.請願趣旨、「義務教育費国庫負担制度堅持に関する意見書」採択に関する請願。 1.請願者氏名、千葉市中央区中央4-13-10、千葉県教育会館子どもたち豊かな育ちと学びを支援する教育関係団体千葉県連絡会、会長、秋田秀博。 紹介議員中村美恵。 請願書。 請願事項。 2020年度予算編成にあたり「義務教育費国庫負担制度堅持に関する意見書」を貴議会において採択していただき、政府及び関係行政官庁あてに意見書をご提出いただきたくお願い申し上げます。 請願理由。 貴議会におかれましては、日ごろより学校教育深いご理解とご配慮をいただき深く感謝申し上げます。 義務教育は、憲法要請に基づき、子どもたち一人ひとりが国民として必要な基礎的資質を培うためものです。教育全国水準や機会均等を確保する義務教育基盤づくりは、国責務であり、そのために設けられた義務教育費国庫負担制度です。 国において、平成23(2011)年度に小学校1年生35人以下学級が実現しました。平成24(2012)年度は、新たに小学校2年生35人以下学級編制が可能となり、各都道府県においても、学級定員規模を縮小する措置が、都道府県単費で行われています。しかし、国民に等しく義務教育を保障するという観点からいえば、財政的に最低保障として下支えしている義務教育費国庫負担制度は必要不可欠です。この制度が廃止されたり、国負担割合がさらに下げられたりした場合、義務教育水準にさらに格差が生まれることは必至です。 学校基幹職員である学校事務職員学校栄養職員を含め、教職員給与を義務教育費国庫負担制度から適用除外することは、「義務教育費国庫負担法」第一条に明記されている「教育機会均等とその水準維持向上」という目的に反するばかりでなく、財政負担を地方自治体に課し、厳しい地方財政をさらに圧迫するものです。また、義務教育円滑な推進を阻害するおそれも出てきます。よって、私たちは義務教育費国庫負担制度堅持を強く要望します。 貴議会におかれましては、本請願趣旨についてご審議いただき、議決上、政府及び関係行政官庁あてに意見書を提出していただきたくお願い申し上げます。 令和元年5月22日。 東金市議会議長小倉治夫様。 以上でございます。 ご審議上、議員各位ご賛同ほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小倉治夫君) 次に、請願第9号及び請願第10号紹介議員説明を求めます。 石田議員。     [16番 石田 明君 登壇] ◆16番(石田明君) 議長ご指名をいただきましたので、請願第9号及び第10号について説明させていただきます。 なお、請願書を朗読いたしまして、説明にかえさせていただきます。 初めに、請願第9号でございます。 請願第9号。 1.受理年月日令和元年5月24日。 1.請願趣旨、生活保護基準引き下げ中止を求める請願。 1.請願者氏名、東金市福俵348、山武郡市生活と健康を守る会、会長、田辺博。 紹介議員、石田明。 請願書。 請願趣旨。 日頃から、住民暮らしと健康を守るためご尽力いただいていることに敬意を表します。 生活保護基準が2018年10月1日から引き下げられました。さらに19年、20年も引き下げられる予定です。生活保護費は、2013年に戦後最大規模引き下げが行われ、15年まで連続で削減されています。 その取り消しを求めて、全国29都道府県、1022人生活保護利用者が、裁判で争っている最中、政府は、司法判断を待たずして、再度、引き下げました。 昨年10月から引き下げに対して、不服審査請求に立ちあがった利用者は、約6000人に上ります。 生活保護度重なる引き下げで、利用者は、食事や入浴回数を減らしたり、交際費を捻出できず親類や友人と交流をたち孤立しています。ただ生きるだけ生活は、健康で文化的な生きがいある生活とはほど遠いものです。 基準引き下げは、生活保護利用者だけ問題ではありません。住民税非課税額就学援助、保育料など、国47制度と連動して、影響を及ぼします。このように社会土台が沈んでしまえば、国全体が沈んでしまいます。 以上ことから、国及び政府に対して、生活保護基準引き下げ中止を求める意見書を提出していただきますように請願致します。 請願事項。 1、国に対し、生活保護基準引き下げ中止意見書を提出して下さい。 令和元年5月24日。 東金市議会議長小倉治夫様。 続きまして、請願第10号でございます。 請願第10号。 1.受理年月日令和元年5月24日。 1.請願趣旨、国民健康保険税子ども均等割減免を求める請願。 1.請願者氏名、東金市福俵348、山武郡市生活と健康を守る会、会長、田辺博。 紹介議員、石田明。 請願書。 請願趣旨。 日頃から、住民暮らしと健康を守るためご尽力いただいていることに敬意を表します。 東金市国民健康保険税は、前年所得による「所得割」と、世帯ごと「平等割」、一人あたり「均等割合計となっていますが、千葉県下でも最も高い部類保険税になっており、なかでも、0歳赤ちゃんも含めた収入ない子どもに賦課している「均等割」は、子ども人数が多いほど国保税が高くなっているため、高すぎて払いきれず家計を苦しめています。 国保以外医療保険には「均等割」という制度は無く、所得額により保険料が決まっていて、子供人数が多くても保険料は一律になっています。 サラリーマンなどが加入している「協会けんぽ」と比べると、国保税は同じような収入であっても、保険税負担は「協会けんぽ約2倍になり、同じ地域に住む住民間に格差、不公平感が生まれています。 現在、全国25自治体で、自治体による子ども均等割減免が実施されています。 千葉県富津市では、今年度から、すべて子どもたち「均等割」を一人13,200円引き下げました。また同時に、一世帯ごとにかかる「平等割」も廃止しています。 岩手県宮古市では、高校生以下子ども一人につき年間25,400円減免を、この4月から実施しています。 茨城県取手市では、平成30年度から、高校生以下国保税を5割減免しています。 全国知事会や市長会でも、1兆円公費投入を要請していただいてはいますが、国で検討はすすんでいません。 東金市場合、30年6月議会で医療分均等割が2,000円下がりましたが、国に先がけて、子育てしやすい「まちつくり」、若い世代方々が安心して長く住み続けられる東金市にしていくためにも、是非、東金市として、早期に、子ども均等割減免を実施していただきますよう、強く要請致します。 請願項目。 1、国保税子ども均等割減免を、東金市独自で、早期に実施して下さい。 令和元年5月24日。 東金市議会議長小倉治夫様。 以上でございます。 ご審議上、議員各位ご賛同ほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小倉治夫君) 以上で紹介議員説明を終わります。 それでは、請願第7号、請願第8号、請願第9号及び請願第10号を文教厚生常任委員会へ付託いたします。--------------------------------------- ○議長(小倉治夫君) 日程第5、議案上程でありますが、市長より第1号議案から第9号議案送付があり、これを受理いたしましたので、報告いたします。 なお、議案はお手元に配付とおりであります。議案を配付してありますが、配付漏れはございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小倉治夫君) 配付漏れなしと認め、第1号議案から第9号議案までを一括議題といたします。 直ちに、市長提案理由説明を求めます。 鹿間市長。     [市長 鹿間陸郎君 登壇] ◎市長(鹿間陸郎君) 議長お許しをいただきましたので、令和元年第2回東金市議会定例会開会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 議員皆様におかれましては、ご多忙中ご参集いただきまして、まことにありがとうございます。 先月下旬は、5月とは思えない暑さが続き、北海道では39度を超える記録的な猛暑日となったというニュースもございました。東金市でも真夏日が数日続きまして、運動会シーズンと重なったことから、子供たち熱中症を心配いたしましたが、教職員方々による適正な指導もと、元気に楽しんでいる姿を見まして、将来を担う子供たちたくましさに心強く感じたところでございます。 私も子供たちから元気なパワーをいただきましたので、令和最初夏、暑さなどに負けずに、引き続き精力的に市政運営に取り組んでいく気持ちを改めて強く持つことができました。議員皆様におかれましても、体調面にご留意をいただきまして、本日から議会、慎重なるご審議を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 さて、5月25日から28日まで間、アメリカ合衆国トランプ大統領が令和となって初めて国賓として来日され、天皇陛下へ拝謁や日米首脳会談などが行われました。その関連行事一つとして、26日日曜日には、茂原カントリークラブにおきまして安倍総理ゴルフや、大相撲観戦を楽しまれました。 現在は、インターネットやスマートフォンに代表されるインフォメーション・テクノロジーが発達し、外国に住まわれる方々と電子メールテレビ電話などによって、リアルタイム情報交換が可能な時代となっております。しかしながら、やはり重要な案件やお互い気持ちを察しながら交渉は、直接お会いしてフェース・トゥー・フェースで相手と握手をできる環境で行わなければならないと思っております。私もそのような考えもと、さまざまな場所で多く方々と直接面会した上で話し合うことを大切にしてまいりました。 先週は、これらことを踏まえまして、副市長とともに近隣自治体に出向き、先方市長、副市長と医療連携や将来展望を含めた広域連携につきまして意見交換を行ってまいりました。また、この土日には、小倉議長とともに友好都市安曇野市で開催されましたハーフマラソンご招待を受けまして、懇談会と開会式に出席いたしまして、交流を深めてきたところでございます。 安倍総理による外交成果につきましては、賛否が分かれる報道となっておりますが、今回日米首脳会談が我が国にとって経済発展や東アジア平和的安定に寄与する契機となることを望むものでございます。 また、内閣府が5月24日に発表した月例経済報告は、景気は輸出や生産弱さが続いているものの、穏やかに回復しているという内容でございました。一方で、海外経済動向と政策に関する不確実性など理由から、設備投資、公共投資、生産面が弱まり、これまで堅調に続いていたアベノミクス効果に若干陰りが見えていることに憂慮しているところでございます。 地方自治体を取り巻く環境が厳しさを増している状況におきまして、我が国が抱える人口と少子・高齢化という大きな課題を克服し、地方創生を実現していくためには、国思い切った施策と自治体に対する財政面で強い後押しが不可欠であると考えております。 来月には参議院選挙を控えておりますが、引き続き国政策動向を注視しながら、東金市といたしましても、足元をしっかり固めつつ、市発展と市民生活向上に資する行政運営に取り組んでまいる所存でございます。 皆様にも、これまでさまざまな機会でお話をさせていただいてまいりましたが、私は「市民とともに進める」というテーマを政策理念一つに掲げております。先ほどご報告した広域連携、また友好都市交流事業につきましては、やはり市民皆様が主体となって活躍していただくことが理想であるとともに、防犯や防災、社会福祉、社会教育、スポーツ振興といった分野につきましては、行政と地域皆様、各種団体がこれまで以上に連携を強化していかなければならないと考えております。 そうした中で、4月25日には森田千葉県知事をお迎えして、田間中央公園に設置した、山武郡内では初めてとなる防犯ボックス開所式を盛大に開催することができました。地元田間地区からは、多く役員や地域方々、子供たちも参加しており、安全で安心な暮らしへ期待大きさを改めて確認いたしました。さらには、防犯施策に関する地域方々意識高さと連携体制を頼もしく感じたところでもございます。 続きまして、「未来へバトン」分野でございますが、本年度当初予算につきましては、議会皆様や各種団体皆様方ご理解とご協力もと、財源確保と不要不急事務事業廃止や休止といった見直しを行い、お約束とおり、財政調整基金に頼らない予算編成を行うことができました。 令和2年度以降につきましても、市民皆様とともに東金市将来像を描きながら、引き続き財政健全化へ道筋をしっかりと示した上で、新たな総合計画策定へとつなげてまいりたいと考えております。 そして、現時点で取り組み状況を簡単に報告させていただきますと、4月新たな組織体制を発足後、庁議におきまして、財政健全化を継続するため改革維持、厳しい状況にあっても市民生活向上につながる施策前進などといった私思いを全職員に共有できるよう、部長職を通じて伝達いたしました。 また、大型連休明けには、全部署部課長を対象に、本年度における懸案、重要事項、また子供たち将来ために、市民皆様に暮らしやすさを実感していただけるためにといった未来へ投資分野に係る施策について、ヒアリングを行いました。 こうした取り組みとあわせまして、新年度予算編成に向けましても、安定した行財政運営と効果的な施策へ投資が実現できますよう、既存事務事業についてはあらゆる角度から徹底した見直しを継続するとともに、新規に予算化すべき事業につきましては、昨年度よりもさらに早い時期に企画、設計を行うよう指示したところでございます。 引き続き改革前進取り組みに責任あるトップマネジメントを行ってまいる所存でございますので、皆様ご理解とご協力をお願い申し上げます。 最後に、東千葉メディカルセンターにつきましては、開院6年目を迎え、この間、山武長生夷隅保健医療圏で唯一救命救急センターを擁する地域中核病院として役割を担っているところでございます。 その一方で、経営面につきましては、救急を初めとする不採算な政策医療を提供すること、また、医療人材乏しいこの地域で医師や看護師等確保に費用を要することなどにより、開院以降厳しい状況が続いていることは、周知とおりでございます。 そのような状況において、大きな課題であり懸案でございました千葉県から追加財政支援につきましては、市議会皆様ご協力をいただいた中で、昨年度末に30億円という形で実現に至りました。この場をおかりしまして、改めて心より感謝を申し上げる次第でございます。 この追加財政支援を受けまして、東千葉メディカルセンターにおける資金繰りにつきましては、一定程度安定化が図られたところでございますが、赤字構造抜本的な解消には至っておらず、引き続き皆様方ご指導もと、東千葉メディカルセンターと設立団体が一丸となって、経営改善に向けた取り組みを進めていく必要があるものと認識しております。 同時に、東千葉メディカルセンターにおいて提供される医療水準維持向上に向けた取り組みや、本年5月から開始されました東千葉メディカルセンターによる送迎車両運行といった、患者を初めとする利用者皆様利便性向上に向けた取り組みにも努めていく必要があるものと考えております。 また、昨年度県から追加財政支援に係る協議際に、地域医療充実強化や東千葉メディカルセンター赤字構造解消に向けた経営改善必要性といった観点から、県に対し要望を提起した事項につきましても、その具現化に向けて全力で取り組んでまいる所存でございますので、議員皆様方におかれましても、引き続き格段ご指導とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 それでは続いて、提案理由説明に移らせていただきます。 第1号議案 消費税及び地方消費税税率引上げに伴う関係条例整備に関する条例制定についてでございますが、本案は、消費税法及び地方税法一部が改正され、消費税及び地方消費税税率が引き上げられることを考慮し、公施設使用料等について消費税相当額を加算するため、消費税及び地方消費税税率引上げに伴う関係条例整備に関する条例を制定しようとするものでございます。 第2号議案 東金市国民健康保険税条例一部を改正する条例制定についてでございますが、本案は、令和元年度における国民健康保険税引き上げを行うとともに、地方税法施行令等一部を改正する政令が平成31年3月29日に公布されたことに伴い、関係規定について所要改正を行うため、東金市国民健康保険税条例一部を改正する条例を制定しようとするものでございます。 第3号議案 東金市介護保険条例一部を改正する条例制定についてでございますが、本案は、介護保険法施行令が一部改正されたことに伴い、関係規定について所要改正を行うため、東金市介護保険条例一部を改正する条例を制定しようとするものでございます。 続きまして、第4号議案 東金市家庭的保育事業等設備及び運営に関する基準を定める条例一部を改正する条例制定についてでございますが、本案は、厚生労働省令家庭的保育事業等設備及び運営に関する基準が一部改正されたことに伴い、関係規定について所要改正を行うため、東金市家庭的保育事業等設備及び運営に関する基準を定める条例一部を改正する条例を制定しようとするものでございます。 続きまして、第5号議案 東金市放課後児童健全育成事業設備及び運営に関する基準を定める条例一部を改正する条例制定についてでございますが、本案は、厚生労働省令放課後児童健全育成事業設備及び運営に関する基準が一部改正されたことに伴い、関係規定について所要改正を行うため、東金市放課後児童健全育成事業設備及び運営に関する基準を定める条例一部を改正する条例を制定しようとするものでございます。 続きまして、第6号議案 東金市行政不服審査法施行条例一部を改正する条例制定についてでございますが、本案は、工業標準化法が一部改正されたことに伴い、関係規定について所要改正を行うため、東金市行政不服審査法施行条例一部を改正する条例を制定しようとするものでございます。 続きまして、第7号議案 令和元年度東金市一般会計補正予算(第2号)についてでございますが、本案は、既定予算額185億1,300万8,000円に歳入歳出それぞれ722万6,000円を追加し、予算総額を185億2,023万4,000円としようとするものでございます。 続きまして、第8号議案 令和元年度東金市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)についてでございますが、本案は、既定予算額70億7,000万円から歳入歳出それぞれ20万6,000円を減額し、予算総額を70億6,979万4,000円としようとするものでございます。 続きまして、第9号議案 千葉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体増減及び千葉県市町村総合事務組合規約変更に関する協議についてでございます。本案は、千葉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体減少等について、関係地方公共団体と協議するに当たり、地方自治法第290条規定により、議会議決を求めるものでございます。 以上、9議案につきましてご審議いただき、ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 詳細につきましては、所管部長より補足説明させていただきます。 ○議長(小倉治夫君) そのまま休憩します。          午前10時39分 休憩          午前10時40分 再開 ○議長(小倉治夫君) 再開します。 鹿間市長。 ◎市長(鹿間陸郎君) 第2号議案 東金市国民健康保険税条例一部を改正する条例制定についてでございますが、「引き下げ」と言うところを「引き上げ」と述べてしまいましたので、おわび申し上げるとともに、訂正をお願いする次第でございます。大変失礼いたしました。 ○議長(小倉治夫君) 市長提案理由説明を終わります。 そのまま休憩します。          午前10時41分 休憩          午前10時41分 再開
    ○議長(小倉治夫君) 再開します。 次に、所管部長補足説明を求めます。 鈴木総務部長。     [総務部長 鈴木幸一君 登壇] ◎総務部長(鈴木幸一君) それでは私から、総務部が所管しております第1号、第6号、第7号及び第9号議案について補足説明をいたします。 まず、第1号議案 消費税及び地方消費税税率引上げに伴う関係条例整備に関する条例制定についてでございます。 議案は2ページから、参考資料は1-1ページでございます。 本案は、社会保障安定財源確保等を図る税制抜本的な改革を行うため消費税法一部を改正する等法律等一部を改正する法律が公布され、令和元年10月1日から消費税及び地方消費税税率が10%に引き上げられることから、公施設使用料等に消費税等を適正に加算するため、関係する条例について所要改正をしようとするものでございます。 改正対象となる条例は11本ございますが、これらは消費税率引き上げを共通原因とするものであるため、別表に定められた使用料等額や消費税率表記を「100分の108」から「100分の110」に改めるなど改正規定を一つ条例にまとめて、整備に関する条例として提案するものでございます。 具体的に改正すべき条例名称を申し上げます。 東金市道路占用料徴収条例、東金市中央公民館使用料条例、東金市都市公園設置管理条例、東金市下水道条例、東金文化会館設置及び管理に関する条例、東金市民スポーツ広場設置及び管理に関する条例、東金市トレーニングセンター設置及び管理に関する条例、東金市ガス供給条例、東金市行政財産使用料条例、東金市農業集落排水処理施設条例、東金アリーナ設置管理条例、以上11本条例が対象となるものでございます。 次に、第6号議案 東金市行政不服審査法施行条例一部を改正する条例制定についてでございます。 議案は19ページから、参考資料は6-1ページでございます。 本案は、工業標準化法が改正されたことに伴い、東金市行政不服審査法施行条例について所要改正を行おうとするものでございます。 改正内容といたしましては、審査請求人等求めに応じ交付する書類写しなど用紙大きさを表現する「日本工業規格A列3番」と表記を「日本産業規格A列3番」に改めようとするものでございます。 次に、第7号議案 令和元年度東金市一般会計補正予算(第2号)についてでございます。 議案23ページをお願いいたします。 本案は、既定予算額185億1,300万8,000円に歳入歳出それぞれ722万6,000円を追加し、予算総額を185億2,023万4,000円としようとするものでございます。 補正予算内容でございますけれども、歳入では、諸収入1,240万円を増額し、国庫支出金103万9,000円、県支出金413万5,000円をそれぞれ減額するものでございます。 また、歳出では、総務費250万円、消防費295万6,000円、教育費900万円をそれぞれ増額し、民生費1,227万5,000円を減額し、予算調整として予備費を504万5,000円増額するものでございます。 歳出における補正主な内容についてご説明いたします。 議案30ページをお願いいたします。 総務費における自治活動活性化促進事業として、250万円増額を計上しております。これは、一般財団法人自治総合センター地域コミュニティ振興ため活動助成が決定されたことから、田間地区が実施する行事備品購入に対し補助を行うものでございます。 次に、民生費における国民健康保険特別会計繰出金として、1,920万5,000円減額を計上しております。これは、国民健康保険特別会計における国民健康保険税算定結果を踏まえて、国・県から交付される保険基盤安定負担金が減額される見込みとなりましたので、一般会計から繰出金減額を行うものでございます。 続きまして、子ども・子育て支援給付事業として、693万円増額を計上しております。これは、本年10月から予定されている幼児教育・保育無償化に向けた既存システム改修を行うものでございます。 次に、消防費における消防団運営支援事業として、198万4,000円増額を計上しております。これは、昨年度から実施している城西国際大学と連携による学生消防団員制度において、消防庁から消防団加入促進に対する補助が決定し、継続的な学生団員確保に取り組むものでございます。 次に、教育費における学校図書館蔵書データ化事業として、900万円増額を計上しております。これは、公益財団法人図書館振興財団助成を受け、市内小学校9校、中学校4校学校図書館蔵書についてデータベース化を行うものでございます。 続きまして、歳入における補正主な内容についてご説明いたします。 議案29ページをお願いいたします。 国庫支出金では103万9,000円減額、県支出金では413万5,000円減額をそれぞれ計上しております。これは、国民健康保険特別会計繰出金充当財源である国民健康保険保険基盤安定負担金へ国及び県から補助減額が主なものでございます。 諸収入では、1,240万円増額を計上しております。これは、学校図書館蔵書データ化事業に対応する図書館振興財団振興助成事業助成金900万円及び自治活動活性化促進事業に対応する一般コミュニティ助成事業助成金250万円計上が主なものでございます。 次に、第9号議案 千葉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体増減及び千葉県市町村総合事務組合規約変更に関する協議についてでございます。 議案は43ページから、参考資料は9-1ページでございます。 本案は、本年8月31日をもって千葉県市町村総合事務組合を組織する団体一つである香取市東庄町病院組合が解散されることに伴いまして、千葉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体数が減少すること及び同組合規約一部を改正する規約を制定することについて、地方自治法第286条第1項規定により関係地方公共団体と協議するに当たり、同法第290条規定により、議会議決を求めようとするものでございます。 以上で補足説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(小倉治夫君) 酒井市民福祉部長。     [市民福祉部長 酒井良和君 登壇] ◎市民福祉部長(酒井良和君) 市民福祉部所管する第2号議案から第5号議案まで及び第8号議案条例案4件、予算案1件5議案につきまして、補足説明をさせていただきます。 初めに、第2号議案 東金市国民健康保険税条例一部を改正する条例制定についてでございますが、議案10ページ、参考資料2-1ページをお願いいたします。 本案は、令和元年度における国民健康保険税税率引き下げを行いますとともに、地方税法施行令等一部を改正する政令が平成31年3月29日に公布されたことに伴い、条例中関係規定について所要改正を行おうとするものでございます。 改正主な内容でございますが、まず税率引き下げでございます。 平成30年度東金市国民健康保険事業特別会計におきまして、財政調整基金年度末現在高が4億3,800万円見込みとなりましたことから、この一部を財源といたしまして、国民健康保険税基礎課税額所得割率を6.9%から6.8%に、被保険者均等割額を1万9,000円から1万8,000円に、世帯別平等割額を2万7,000円から2万6,000円に、後期高齢者支援金等課税額所得割率を2.9%から2.7%に、介護納付金課税額所得割率を2%から1.9%に、被保険者均等割額を1万6,000円から1万2,000円に、それぞれ引き下げるものでございます。 次に、政令改正関係でございますが、基礎課税額課税限度額につきまして、現行58万円から61万円に引き上げを行い、また、所得金額に応じて応益分7割、5割または2割を軽減する低所得者に対する軽減措置につきまして、軽減判定所得算定における被保険者数に乗ずべき金額を、5割軽減では現行27万5,000円から28万円に、2割軽減では現行50万円から51万円にそれぞれ引き上げ、低所得者に対する軽減措置を拡充するものでございます。 続きまして、第3号議案 東金市介護保険条例一部を改正する条例制定についてでございますが、議案13ページ、参考資料3-1ページをお願いいたします。 本案は、介護保険法施行令が一部改正されたことに伴い、条例中関係規定について所要改正を行おうとするものでございます。 改正内容といたしましては、所得少ない第1段階から第3段階まで区分第1号被保険者介護保険料率を政令で定める割合範囲で軽減するものでございます。 続きまして、第4号議案 東金市家庭的保育事業等設備及び運営に関する基準を定める条例一部を改正する条例制定についてでございますが、議案15ページ、参考資料4-1ページをお願いいたします。 本案は、厚生労働省令家庭的保育事業等設備及び運営に関する基準が一部改正されたことに伴い、条例中関係規定について所要改正を行おうとするものでございます。 改正内容といたしましては、家庭的保育事業等を行うため要件である連携施設確保義務緩和でございます。 続きまして、第5号議案 東金市放課後児童健全育成事業設備及び運営に関する基準を定める条例一部を改正する条例制定についてでございますが、議案17ページ、参考資料5-1ページをお願いいたします。 本案は、厚生労働省令放課後児童健全育成事業設備及び運営に関する基準が一部改正されたことに伴い、条例中関係規定について所要改正を行おうとするものでございます。 改正内容といたしましては、放課後児童支援員資格要件としている研修実施者を追加することにより、放課後児童支援員となることができる者範囲拡大をするものでございます。 続きまして、第8号議案 令和元年度東金市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)についてでございますが、議案33ページをお願いいたします。 本案は、既定予算額70億7,000万円から歳入歳出それぞれ20万6,000円を減額しようとするものでございます。 補正予算内容でございますが、主に国民健康保険税税率引き下げに伴うもので、歳入につきましては、国民健康保険税で7,100万円、繰入金一般会計繰入金で1,920万5,000円をそれぞれ減額し、財政調整基金繰入金を8,999万9,000円増額するものでございます。 また、歳出につきましては、予算調整として、予備費において20万6,000円を減額するものでございます。 以上で補足説明を終わります。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小倉治夫君) 以上で所管部長補足説明を終わります。 これをもって本日日程は終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。          午前10時59分 散会...