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03月20日-06号

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  1. 東金市議会 2019-03-20
    03月20日-06号


    取得元: 東金市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-24
    平成31年  3月 定例会(第1回) 議事日程(第6号)                    平成31年3月20日(水曜日)第1 会議録署名議員指名第2 常任委員長報告・同報告に対する質疑及び討論、採決第3 予算審査特別委員委員長報告・同報告に対する質疑及び討論、採決---------------------------------------本日会議に付した事件第1から第3まで議事日程に同じ追加日程第1 追加議案上程(第19号議案及び第20号議案)       (市長提案理由説明)追加日程第2 追加議案に対する質疑・討論・採決---------------------------------------出席議員  21名 1番 布施満明    2番 中村美恵    3番 宮沢敬人 5番 伊藤博幸    6番 土肥紀英    7番 坂本賀一 8番 上野高志    9番 相京邦彦   10番 佐久間治行11番 櫻田あや子  12番 清宮利男   13番 前田京子14番 佐竹真知子  15番 水口 剛   16番 石田 明17番 小倉治夫   18番 宍倉敬文   19番 塚瀬一夫20番 渡辺直樹   21番 石崎公一   22番 宮山 博欠席議員  1名 4番 前嶋靖英---------------------------------------議案説明ため出席者 市長        鹿間陸郎   企画課長      鈴木 聡 副市長       井上一雄   総務課長      酒井良和 教育長       飯田秀一   財政課長      鴇田義弘 企画政策部長    矢野政信   社会福祉課長    飛田和雄 医療担当部長    石渡淳一   農政課長      神山英雄 市民福祉部長    中村貴一   建設課長      土屋和弘 経済環境部長    青木 憲   教育総務課長    醍醐義幸 都市建設部長    岡澤 茂 教育部長      鈴木幸一 会計管理者     長尾泰正---------------------------------------会議事務職員は次とおり 事務局長      石橋浩幸   次長        柴 伸一 書記        林 裕一   書記        齋藤洋佑---------------------------------------          午前10時00分 開議 ○議長(清宮利男君) おはようございます。 欠席届け出がございましたのでご報告いたします。 前嶋議員欠席。 以上であります。 ただいま出席議員は21人であります。 定足数に達しております。 これより本日会議を開きます。 日程第1、会議録署名議員指名でありますが、会議規則第79条規定により、1番布施議員、2番中村議員を指名いたします。 日程第2、常任委員委員報告・同報告に対する質疑及び討論、採決でありますが、初めに各常任委員会に付託いたしました陳情、各議案を一括議題とし、関係常任委員報告を求めます。 最初に、総務常任委員委員報告を求めます。 石崎委員長。     [総務常任委員長 石崎公一君 登壇] ◆総務常任委員長(石崎公一君) おはようございます。 議長ご指名をいただきましたので、平成31年第1回定例市議会において、総務常任委員会に付託されました議案4件、陳情1件審査経過と結果について、ご報告申し上げます。 当委員会は、3月13日午後2時から第1委員会室において、委員全員出席、当局より関係職員出席もと開会いたしました。 なお、議案に対する質疑及び答弁は全て要約により説明いたします。 初めに、第1号議案 東金市職員勤務時間、休暇等に関する条例一部を改正する条例制定についてでは、今回改正で、時間外勤務上限時間を定めるとことだが、業務執行に影響はないかと質問に対し、個々職員や組織が生産性や効率性を高めるため創意工夫をしたり、事務事業見直しをするなど、長時間労働是正に努め、上限中で対応できるよう努めていきたいと答弁がありました。 また、時間外勤務の管理をどのように行っているかと質問に対し、原則として時間外勤務をする際には、事前に上司承認をとり、時間外勤務を行った後、実績報告をし、承認をとるという手続を行っていると答弁がありました。 また、災害対応などで時間外勤務上限を超えてしまうような場合考え方はと質問に対し、本市では災害場合などは上限規制をしない特例業務をせざるを得ないと考えているが、職員健康面には配慮していきたいと答弁がありました。 採決結果、全員賛成により、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、第2号議案 東金市手数料条例一部を改正する条例制定についてでは、公図写し交付事務を廃止するとことだが、廃止するに至った経緯はと質問に対し、課税課では公図と地番図という2種類地図を交付していたが、デジタル技術発展等により、地番図交付枚数ほうが圧倒的に多くなったため、公図写し交付事務を廃止するものであると答弁がありました。 採決結果、全員賛成により、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、第4号議案 平成30年度東金市一般会計補正予算(第4号)についてでは、国民健康保険特別会計繰出金保険基盤安定繰出金が増額で計上されているが、軽減対象世帯数をどの程度見込んでいたかと質問に対し、当初、過去3年間平均で5,911世帯を見込んでいたが、実績を6,095世帯と見込み、増額補正としたと答弁がありました。 また、東金市長選挙の候補者経費負担減額理由はと質問に対し、当初は立候補者を3名と想定し、候補者が使用する選挙運動用自動車や、ポスター等公費負担分経費を計上していたが、立候補者が2名であったため減額となったと答弁がありました。 また、農業次世代人材投資事業交付金が減額となった理由はと質問に対し、当初、新規就農者3名申請を予定していたが、1名が自己都合により辞退したため減額となったと答弁がありました。 また、障害児通所給付費が増額となった理由はと質問に対し、当初、2,958名と見込んでいたが、2,996名となる見込みとなったことが要因であると答弁がありました。 採決結果、全員賛成により、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、第9号議案 平成30年度東金市病院事業特別会計補正予算(第1号)についてでは、今回補正は、千葉県から追加財政支援を繰り入れるためと聞いているが、どのように使おうとしているかと質問に対し、今回追加財政支援については、運転資金や財務体質改善各種契約関係見直しなど、経費削減効果に資する使い方を考えていると答弁がありました。 また、今回千葉県から30億円追加財政支援うち、今年度12億円程度見込まれる単年度収支マイナス分に充てると、来年度以降は18億円が残る見込みとなるが、東千葉メディカルセンターとして使える現金はどの程度残るかと質問に対し、早期に不利な契約支払いを解消するなど、財務体質改善ために使用する額を差し引くことになり、状況にもよるが、相当な金額は残ると考えていると答弁がありました。 採決結果、全員賛成により、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、陳情第12号 「会計年度任用職員制度施行に伴う、国地方自治体へ十分な財政措置を求める意見書」提出を要請する陳情では、会計年度任用職員制度内容はと質問に対し、現在、臨時的任用職員、非常勤職員として働いている方を会計年度任用職員へ移行することにより、任用厳格化を図り、待遇改善をしようとするものであると答弁がありました。 また、会計年度任用職員制度にのっとり、市がきちんとした対応すればよいと考えるため、本陳情には反対であると意見がありました。 採決結果、賛成少数により不採択すべきものと決しました。 以上で、総務常任委員会に付託されました議案4件、陳情1件報告を終わります。 ○議長(清宮利男君) 総務常任委員委員報告を終わります。 ただいまの委員長報告に対し、質疑を許します。 そのまま休憩します。          午前10時10分 休憩          午前10時11分 再開 ○議長(清宮利男君) 再開します。 ございませんか。 前田議員。 ◆13番(前田京子君) まず、第1号議案についてお伺いしたいんですが、先ほど委員長報告中で時間外勤務の管理についてということで、事前に上司に承認を得て実績を報告するということでしたけれども、自己申告時間数と実際労働時間が合致しているかどうか、こうした議論が行われたかどうか、まずお伺いします。 もう一点、あとやはり正規職員をふやしていかなければ、サービス残業につながるではないかなという懸念があるんですが、サービス残業について懸念ということについての委員会で議論というはあったかどうかお伺いします。 ○議長(清宮利男君) 石崎総務委員長。 ◆総務常任委員長(石崎公一君) 時間外勤務等話なんですけれども、詳しい内容的には報告はありませんでした。 ○議長(清宮利男君) 休憩します。          午前10時12分 休憩          午前10時12分 再開 ○議長(清宮利男君) 再開します。 石崎委員長。 ◆総務常任委員長(石崎公一君) サービス残業等、そのような近い話はありましたけれども、詳しい話はございませんでした。 ○議長(清宮利男君) ほかにございませんか。 なければ質疑を終結し、討論を許します。 そのまま休憩します。          午前10時13分 休憩          午前10時13分 再開 ○議長(清宮利男君) 再開します。 ございませんか。 前田議員。     [13番 前田京子君 登壇] ◆13番(前田京子君) おはようございます。 それでは、日本共産党市議団を代表いたしまして、第9号議案 平成30年度東金市病院事業特別会計補正予算について賛成立場で、また、陳情第12号 「会計年度任用職員制度施行に伴う、国地方自治体へ十分な財政措置を求める意見書」提出を要請する陳情については、委員長報告では不採択でしたので、採択すべきという立場から討論を行います。 まず、第9号議案なんですが、今回、東千葉メディカルセンター経営改善を図るという目的で、千葉県から30億円、東金市分として22億800万円を追加財政支援するということについて、日本共産党市議団としては、この間取り組み一歩前進だと捉えて賛成立場です。ただ、今後に向けて指摘、そして意見を申し上げておきます。 千葉県から30億円追加財政支援理由一つに、県立東金病院機能を引き継ぐ病院で、救命救急センターを有する地域中核的な病院であることから、引き続きこの機能を維持することを前提として県は支援をするということです。 この病院が設立された発端は、千葉県が地域医療から撤退するという、県立病院経営健全化将来構想で公立病院廃止を打ち出し、千葉県内で初めて県立東金病院を廃止して地域にその責任押しつけ、千葉県無謀な計画を前市長も認めてこれまで進めてきたという結果があります。こうした経過からも千葉県が追加財政支援をするは当然です。 そして、もう一点、追加財政支援理由に、東千葉メディカルセンターがさまざまな改善策に取り組んでいるものの、手持ち資金が不足し、財務体質改善、資金不足へ対応一環として追加財政支援をするということです。 東千葉メディカルセンターは、2014年開院から、毎年10億円を超える赤字で、ことし4月から12月まで第3四半期経営状況も、患者もふえて医業収益もふえているにもかかわらず、医業支出は前年度を上回り、年度計画では8億3,100万円赤字を見込んでいましたが、既にこの9カ月間で年度計画を上回る9億4,400万円赤字です。2017年度末には57億円累積赤字が70億円、そして債務超過額は42億円を見込んでいます。 東千葉メディカルセンター赤字要因は、三次救急など不採算な医療提供とそれに伴う経費にあり、救命救急宿命だという答弁もこの間議会中でありました。その一方で、不採算と言われる三次救急や政策医療を担うだけ財政力は東金市にはありません。無謀な計画を千葉県そして前市長が進めてきた結果です。 鹿間市長は、千葉県に対し東千葉メディカルセンター安定的かつ持続的な運営に向けて、3点要望されました。 一つは、二次医療圏における関係自治体に対して財政支援を含めた連携へ働きかけを県が優先的に取り組むこと。二つ目に、三次救急を初めとした政策医療に対する千葉県による新たな支援制度創設。三つ目として、累積赤字取り扱いや解消に向けた手だてについて、長期的な視野に立って設立団体とともに考えていくこと。 この3点を要望されたことについては、当然反対するものではありません。しかし、30億円だけでは根本的な改善にはつながりません。ましてや30億円で千葉県が病院から手を引こうということは許されません。 鹿間市長、そして市議会、九十九里町とも連携して東千葉メディカルセンターに対する千葉県責任を明確にさせて、最後まで千葉県が経営に責任を果たすよう求めていくべきだということを強調して、賛成討論とします。 次に、陳情第12号 「会計年度任用職員制度施行に伴う、国地方自治体へ十分な財政措置を求める意見書」提出を要請する陳情について、意見を申し上げます。 2017年地方公務員法改正を受けて、2020年4月から地方自治体で働く職員に大きな影響をもたらす会計年度任用職員制度が施行されます。 正規職員を原則とする地方公務員法に、1年任用会計年度任用職員として、非正規職員を制度化しようとするものです。この法改正について、当初は非常勤職員に一時金が出せるようになるといった改善面が強調されていましたが、いまだ政府として財源措置は約束をされず、労働条件が改善されるどころか、会計年度に限った任用、雇用が法定化されることから、低賃金、低処遇上に権利が保障されない職員がさらに増大することが危惧されます。 東金市では、市職員全体約4割が非正規職員です。臨時非常勤職員9割が女性職員で、低賃金、不安定雇用に置かれています。本来、正規職員がすべき仕事は正規職員が行うことを基本とすべきです。 陳情にも述べられていますが、住民安全・安心を守り、公務、公共サービス拡充、向上を図る上で、本来法改正趣旨に沿い、非常勤職員身分安定と地位向上に向けて、非正規職員処遇改善と、そして、国は自治体判断を尊重して、新制度へ移行や正規職員定数等も含めて、実態に即して財源を保障すべきと考えます。 よって、本陳情は採択すべきと考えて、意見を申し上げました。 ありがとうございました。 ○議長(清宮利男君) ほかにございませんか。     (発言する者なし) ○議長(清宮利男君) なければ討論を終結いたします。 これより採決いたします。 最初に、第1号議案 東金市職員勤務時間、休暇等に関する条例一部を改正する条例制定について、委員長報告は原案可決でありました。 委員長報告とおり、原案可決と決することにご賛成方はご起立願います。     [賛成者起立] ○議長(清宮利男君) 起立多数であります。 よって、第1号議案は原案どおり可決されました。 次に、第2号議案 東金市手数料条例一部を改正する条例制定について、委員長報告は原案可決でありました。 委員長報告とおり、原案可決と決することにご賛成方はご起立願います。     [賛成者起立] ○議長(清宮利男君) 起立全員であります。 よって、第2号議案は原案どおり可決されました。 次に、第4号議案 平成30年度東金市一般会計補正予算(第4号)について、委員長報告は原案可決でありました。 委員長報告とおり、原案可決と決することにご賛成方はご起立願います。     [賛成者起立] ○議長(清宮利男君) 起立多数であります。 よって、第4号議案は原案どおり可決されました。 次に、第9号議案 平成30年度東金市病院事業特別会計補正予算(第1号)について、委員長報告は原案可決でありました。 委員長報告とおり、原案可決と決することにご賛成方はご起立願います。     [賛成者起立] ○議長(清宮利男君) 起立全員であります。 よって、第9号議案は原案どおり可決されました。 次に、陳情第12号 「会計年度任用職員制度施行に伴う、国地方自治体へ十分な財政措置を求める意見書提出」を要請する陳情について、委員長報告は不採択でありました。 委員長報告とおり、不採択と決することにご賛成方はご起立願います。     [賛成者起立]
    ○議長(清宮利男君) 起立多数であります。 よって、本陳情は不採択とすることに決しました。 次に、文教厚生常任委員委員報告を求めます。 上野委員長。     [文教厚生常任委員長 上野高志君 登壇] ◆文教厚生常任委員長(上野高志君) ただいま議長ご指名をいただきましたので、平成31年第1回定例市議会において、文教厚生常任委員会に付託されました議案2件、陳情1件審査経過と結果について、ご報告申し上げます。 当委員会は、3月14日午後2時30分から第1委員会室において、委員全員出席、当局より関係職員出席もと開会いたしました。 なお、各議案に対する質疑及び答弁は全て要約により説明いたします。 初めに、第5号議案 平成30年度東金市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)についてでは、諸支出金償還金1億2,425万4,000円増額補正内容はと質問に対し、補正額内容として、国に対する療養給付費32%返還分1億1,894万1,000円と、特別調整交付金531万3,000円を合計した償還金であると答弁がありました。 採決結果、賛成多数により、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、第6号議案 平成30年度東金市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)についてでは、保険者機能強化推進交付金内容はと質問に対し、この交付金は高齢者自立支援、重度化防止に関する取り組みを支援するものであり、PDCAサイクル活用による保険者機能強化に向けた体制等構築、自立支援、重度化防止等に資する施策推進、介護保険運営安定化に資する施策推進が点数化され、交付額が決定するというものであると答弁がありました。 採決結果、賛成多数により、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、陳情第11号 「幼児教育・保育『無償化』に係わる制度拡充、及び、国地方自治体へ十分な財政措置を求める意見書」提出を求める陳情では、幼児教育・保育無償化による公立施設分自治体負担はどのようになるかと質問に対し、平成31年度は子ども・子育て支援臨時交付金により全額が交付され、平成32年度以降は交付税算定が見込まれていると答弁がありました。 採決結果、賛成少数により不採択とすべきものと決しました。 以上で、文教厚生常任委員会に付託されました議案2件、陳情1件報告を終わります。 ○議長(清宮利男君) 文教厚生常任委員委員報告を終わります。 ただいまの委員長報告に対し、質疑を許します。 ございませんか。     (発言する者なし) ○議長(清宮利男君) なければ質疑を終結し、討論を許します。 ございませんか。 櫻田議員。     [11番 櫻田あや子君 登壇] ◆11番(櫻田あや子君) ただいま議長許可を得ましたので、日本共産党市議団を代表いたしまして、2議案及び1件陳情について、委員長報告に対して反対討論を行います。 委員長報告では可決すべきものとされた第5号議案 平成30年度東金市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)及び第6号議案 平成30年度東金市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)、また委員長報告では不採択であった陳情11号 「幼児教育・保育『無償化』に係わる制度拡充、及び、国地方自治体へ十分な財政措置を求める意見書」提出を求める陳情は、委員長報告では不採択でありましたが、採択すべきであると考えから、主な理由を申し上げます。 では初めに、国民健康保険事業補正予算についてですが、本議案は、歳入歳出予算総額に、歳入歳出それぞれ1億1,250万2,000円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ73億8,150万2,000円とするものです。 国民健康保険償還金が多額になっていることや、国民健康保険財政安定化支援事業繰入金増と昨年度繰越金、そして、基金から繰り入れ等による予算調整とことですが、前年度繰越金が1億2,524万4,000円は、本来、保険税引き下げに繰り入れるべきと考えます。 そして、平成30年度基金残高は4億3,877万円見込みですから、ため込み過ぎた基金は高過ぎる国民健康保険税引き下げに充て、払い切れる保険税に改善すべきです。 次に、介護保険事業補正予算についてですが、本議案は国から保険者機能強化推進交付金として、675万7,000円を介護給付費準備基金に積み立てようとするものです。 自立支援、重度化防止、これを目的として、今年度から国は市町村分190億円を予算化し、国がつくった61項目評価項目に基づいて自治体ごとに採点し、高得点自治体がより多く交付金を配られる仕組みとなっています。 自治体が介護状態維持改善結果を評価すれば、交付金目当て評価、これをすれば要介護認定審査が厳しくなるではないか。一方的に介護給付削減に力を注ぎ、介護給付費伴うサービスが受けづらくなってしまう。このようなことも十分考えられます。介護状態維持改善に対して反対するものではありませんが、本来全額支給されるべき交付金一部を流用して、自治体点数競争、これをさせて差をつけるというが、このインセンティブ交付金中身です。自治体取り組むべき取り組み状況はそれぞれ異なるですから、インセンティブではなく、本来交付金形に戻すべきです。 次に、陳情「幼児教育・保育『無償化』に係わる制度拡充、及び、国地方自治体へ十分な財政措置を求める意見書」、この提出を求める陳情について申し上げます。 陳情趣旨にも書かれていますけれども、保育確保や自治体に対する費用負担など全国自治体や全国市長会からも、国責任で無償化実施を求めています。 陳情者による要望第一としては、自治体負担が増大しないように、公立施設についても国が全額負担をする、先ほど報告中で交付税措置でというお話でしたが、とにかく公的な公立施設については全額を負担するという、そこ部分については不透明でまだあります。2としては、無償化を理由に保育質、量的拡充が停滞しないように。3として、ゼロ歳から2歳児も所得制限を設けず無償化対象に。4としては、給食食材費は実費徴収ではなく無償化対象に。5としては、現行多子減免措置拡充、6として、認可外施設を質、量ともに充実、以上6項目要望事項が盛られています。無償化に伴い、自治体に負担を強いられるようなことがあっては大変困ります。 2019年10月から3月分は全額国負担です。ですが、2020年からは公立保育所、幼稚園などは100%市町村負担になってしまう。今ところこのような予定になっています。 私立や認可外保育所などは、国が50%、県が25%、市町村が25%となっています。 山武市と芝山町にはこの陳情は出されていませんが、九十九里町と横芝光町では、委員会段階では採択されたと、事務局から報告がありました。 どうか陳情趣旨を十分にご理解いただき、採択されることを要望いたしまして、討論を終わります。 ○議長(清宮利男君) ほかにございませんか。     (発言する者なし) ○議長(清宮利男君) なければ討論を終結いたします。 これより採決いたします。 最初に、第5号議案 平成30年度東金市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)について、委員長報告は原案可決でありました。 委員長報告とおり、原案可決と決することにご賛成方はご起立願います。     [賛成者起立] ○議長(清宮利男君) 起立多数であります。 よって、第5号議案は原案どおり可決されました。 次に、第6号議案 平成30年度東金市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について、委員長報告は原案可決でありました。 委員長報告とおり、原案可決と決することにご賛成方はご起立願います。     [賛成者起立] ○議長(清宮利男君) 起立多数であります。 よって、第6号議案は原案どおり可決されました。 次に、陳情第11号 「幼児教育・保育『無償化』に係わる制度拡充、及び、国地方自治体へ十分な財政措置を求める意見書」提出を求める陳情について、委員長報告は不採択でありました。 委員長報告とおり、不採択と決することにご賛成方はご起立願います。     [賛成者起立] ○議長(清宮利男君) 起立多数であります。 よって、本陳情は不採択とすることに決しました。 次に、建設経済常任委員委員報告を求めます。 石田委員長。     [建設経済常任委員長 石田 明君 登壇] ◆建設経済常任委員長(石田明君) 議長ご指名をいただきましたので、平成31年度第1回定例市議会において、建設経済常任委員会に付託されました議案3件審査経過と結果についてご報告申し上げます。 当委員会は、3月15日午後3時から第1委員会室において、委員全員出席、当局より関係職員出席もと開会いたしました。 なお、各議案に対する質疑及び答弁は全て要約により説明いたします。 初めに、第3号議案 市道路線廃止についてでは、今回市道認定を廃止しようとする箇所について、廃止後の管理責任はどのようになるかと質問に対し、今回対象箇所を公図などにより調査したところ、一般所有地であり、多く方が利用する道路ではないことから、市道路線を廃止しようとするものである。なお、廃止後の管理は土地所有者が行うこととなると答弁がありました。 採決結果、全員賛成により、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、第7号議案 平成30年度東金市下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてでは、下水道事業債を900万円減額補正しているが、今後下水道事業債推移をどのように考えているかと質問に対し、汚水中継ポンプ場改築更新工事が平成32年度まで予定され、下水道事業債を充てていく予定であるが、これ以降大規模工事予定がないため、起債額が減少していく見通しであると答弁がありました。 また、下水道事業地方公営企業法財務適用移行事務におけるシステム構築業務委託料減額補正が900万円と非常に大きくなっている原因はと質問に対し、一般競争入札結果、落札率が予定価格11.84%という大変低いものとなり、入札差金額が大きく生じたことによるものであると答弁がありました。 採決結果、賛成多数により、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、第8号議案 平成30年度東金市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)についてでは、農業集落排水事業に係る地方公営企業法財務適用移行事務におけるシステム構築業務委託料については、下水道事業と一括発注したことから落札率が11.84%であったとことであるが、ほか入札参加者状況はと質問に対し、一般競争入札に関し、2番札を入れた業者は22.57%、3番札を入れた業者は23.09%、4番札を入れた業者は59.20%であったと答弁がありました。 また、地方公営企業法財務適用移行事務におけるシステム構築業務委託入札に係る予定価格設定ため、市から事業者に対し参考見積もり提出を依頼したとことであるが、このうち実際に入札した業者は何社あったか。また、そのうち落札した業者はあったかと質問に対し、見積もりを提出した6社うち3社が入札に参加したが、見積もりを提出した業者が落札とはならなかったと答弁がありました。 採決結果、賛成多数により、原案どおり可決すべきものと決しました。 以上で、建設経済常任委員会に付託されました議案3件報告を終わります。 ○議長(清宮利男君) 建設経済常任委員委員報告を終わります。 ただいまの委員長報告に対し、質疑を許します。 ございませんか。     (発言する者なし) ○議長(清宮利男君) なければ質疑を終結し、討論を許します。 ございませんか。     (発言する者なし) ○議長(清宮利男君) なければ討論を終結いたします。 これより採決いたします。 最初に、第3号議案 市道路線廃止について、委員長報告は原案可決でありました。 委員長報告とおり、原案可決と決することにご賛成方はご起立願います。     [賛成者起立] ○議長(清宮利男君) 起立全員であります。 よって、第3号議案は原案どおり可決されました。 次に、第7号議案 平成30年度東金市下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、委員長報告は原案可決でありました。 委員長報告とおり、原案可決と決することにご賛成方はご起立願います。     [賛成者起立] ○議長(清宮利男君) 起立多数であります。 よって、第7号議案は原案どおり可決されました。 次に、第8号議案 平成30年度東金市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について、委員長報告は原案可決でありました。 委員長報告とおり、原案可決と決することにご賛成方はご起立願います。     [賛成者起立] ○議長(清宮利男君) 起立多数であります。 よって、第8号議案は原案どおり可決されました。 日程第3、予算審査特別委員委員報告・同報告に対する質疑及び討論、採決でありますが、第10号議案から第18号議案まで平成31年度各会計予算議案審査に当たられた、予算審査特別委員委員報告を求めます。 土肥委員長。     [予算審査特別委員長 土肥紀英君 登壇] ◆予算審査特別委員長(土肥紀英君) 議長ご指名をいただきましたので、平成31年度東金市各会計予算審査特別委員審査結果について、ご報告申し上げます。 当委員会は、第10号議案から第18号議案まで予算議案を審査するため、去る3月8日、11日、12日3日間、第1委員会室において開催いたしました。 審査結果でございますが、第10号議案から第17号議案については賛成多数により、第18号議案については全員賛成により、可決すべきものと決しました。 以上で、平成31年度各会計予算審査特別委員会に付託されました議案9件報告を終わります。 ○議長(清宮利男君) 予算審査特別委員委員報告を終わります。 ただいまの委員長報告に対し、質疑を許します。 ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清宮利男君) なければ質疑を終結し、討論を許します。 ございませんか。 前田議員。     [13番 前田京子君 登壇] ◆13番(前田京子君) それでは、議長許可を得ましたので、日本共産党市議団を代表いたしまして、ただいま議題となっております議案第10号議案から17号議案まで、反対立場から討論を行います。 鹿間市長による市政運営が2年目となりますが、新年度予算編成基本方針で述べられたことは、真に必要な施策事業を着実に推進するとともに、持続可能な行政、行財政運営に向けて、財源不足解消と三つ理念に基づく六つビジョン具体化を進める予算編成ということでした。 総務省家計調査によりますと、実質家計消費は2014年消費税8%増税を契機に大きく落ち込み、増税前と比べて年額で約25万円も減っています。実質賃金も増税前と比べて10万円以上も落ち込んでいます。 本市新年度予算は、給与所得額がふえたことにより、市税が昨年度と比較して1億573万円増額、そのうち個人市民税で8,350万円増額ですが、問題なは給与所得者、雇用中身です。総務省労働力調査によると、ふえた雇用72.8%が非正規雇用で、非正規雇用者がふえた年代は65歳以上です。さらに、安倍政権6年間就業者は384万人ふえていますが、その内訳は65歳以上で266万人増、高校生や大学生で74万人ふえています。 年金だけでは暮らせない高齢者と、アルバイトをしないと勉学を続けられないという若い方がふえて、低賃金非正規で働かざるを得なくなっているという状況です。 このようなときに、ことし10月から消費税10%増税、社会保障費自然増分カットで、ますます市民暮らしに大きな打撃を与えることになります。 また、生活保護については、18年度から行われている生活保護段階的削減により、19年度も生活扶助に加え、母子加算、児童療育加算引き下げが実施をされています。子供7人に1人が貧困にある深刻な事態を悪化させ、子育て支援にも逆行するものです。 このような暮らし破壊政治に対し、地方自治体として住民福祉を増進し、教育、子育て責任を果たすこと、市民負担を少しでも減らす努力が必要です。しかし、予算編成に当たっては、各担当部署では予算カットや、事業休止、事業拡大に伴う予算を住民負担増で賄うというものです。 市長公約であります「改革前進!」改革と財政立て直し取り組みとしては、財政調整基金から繰り入れをしない財政運営ということで、新年度一般会計予算額は183億9,000万円。前年度対比で5,000万円減額、0.3%減額予算です。 しかし、平成29年度決算では、一般会計で4億3,900万円黒字、不用額は5億4,400万円という結果からも財政調整基金から繰り入れをして暮らしを守るべきです。そうした観点で新年度予算を審議した結果、以下、主なものについて反対理由を述べさせていただきます。 まず、反対理由一つは、一歩前進施策であっても、先ほども申し上げましたが、受益者負担考え方で住民に負担を押しつけているという点です。 市長公約、「改革前進!」前進取り組みとして、一つは循環バス土曜日運行です。日本共産党市議団も循環バス土日運行を求めてきましたので、そういう点では一歩前進です。しかし、事業を拡大する一方で、受益者負担増を求めるという姿勢には賛成できません。 そして、循環バス運賃は200円から300円に値上げです。循環バス拡充に伴う委託費は273万6,000円。一方、運賃値上げで利用者負担は251万5,000円ふえ、循環バス拡充に伴う市負担はわずか22万円です。 また、乗り合いタクシー運行時間を午後6時から5時までとしました。住みやすいまちとしていくためにも、循環バス拡充を初め市内全域公共交通充実に向けて、検討することを求めておきます。 次に、子育て世代を応援する子供医療費助成制度ですが、少子化や地方人口減少に歯どめをかける重要な制度であるだけでなく、安倍政権もとで子供貧困が広がる中いよいよ緊急課題になっています。 本市では、10月から入院に限って高校生相当年齢まで広げることは一歩前進です。 一方で、制度前進と引きかえに、窓口負担を住民税非課税世帯と調剤を除き200円から300円に値上げをします。値上げにより利用者負担は700万円ふえ、拡充に伴う市予算はわずか200万円ということです。 厚生労働省は、18年度から未就学児に限り自治体へペナルティーは廃止し、その後多く自治体が対象児拡大や窓口無料化などを実現しています。千葉県内54市町村中、窓口負担を無料にしている自治体は、平成30年10月1日時点で、通院で小学校3年生まで無料としている大網白里市を含めると13市町、200円が17市町ということで、大半が無料もしくは200円です。子供へ投資は未来へ投資です。若い世代が安心して子供を産み育てられる環境とするためにも、窓口負担無料化と、高校生相当まで通院までも拡充することを求めておきます。 次に、保育園問題についてなんですが、今回民間保育所が八坂台に新設され、待機児童は解消されるということです。しかし、潜在的待機児童は依然解消されません。さらに、幼稚園、保育所施設改修費用が一般財源化されたことを理由に統廃合計画が進められようとしています。 2017年3月参議院予算委員会で、当時総務大臣が国庫補助金一般財源化による影響が生じないように、適切な地方財政措置を講じていると答弁しています。 子供命と安全・安心が保障され、子供に最善利益を保障することができるようなまち東金市を目指すためにも、これまでに築き上げてきた本市公立保育所、幼稚園を守ることが必要だと考えます。 次に、住宅リフォーム助成制度についてですが、住環境改善、経済効果を認めながらも、国補助金が減額されるということで、新年度は事業を休止し予算をつけませんでした。 地元業者仕事がふえれば地域経済活性化にもつながります。経済対策として位置づけ、予算を計上すべきです。 次に、土木費生活道路についてです。 日本共産党市議団が行っております市政アンケートにも、歩道や通学路を広げてほしい、道路でこぼこを直してほしい、排水改善など、具体的な要望が多く寄せられています。しかし、新年度予算では、道路維持管理費は前年度対比で約3,000万円減額、道路新設改良事業も4,500万円減額です。生活道路改善、安心・安全なまちづくりにもっと予算を増額すべきです。 次に、市職員配置についてですが、先ほど陳情討論でも申し上げましたが、4割を超える職員が非正規職員です。正規職員をふやして、住民福祉増進という自治体本来役割を担える公務、職場をつくるべきだと申し上げておきます。 次に、国民健康保険についてです。 国民健康保険は、低所得者、無職方などが多く加入して、所得200万円以下世帯が加入世帯78%を占め、18年6月1日現在、滞納は加入世帯2割を超えています。昨年から国民健康保険広域化が実施されましたが、2019年度以降さらに国民健康保険税が値上げとなる危険があることが、日本共産党調査と試算で明らかになりました。給与年収400万円夫婦と子供2人4人世帯場合で、全国では8割自治体で値上がりをし、東金市場合でモデル世帯では約9,400円値上げになる見込みです。現在でも負担能力をはるかに超え、高い国民健康保険税に住民は悲鳴を上げています。 国民健康保険税大幅な値上げは、国民健康保険都道府県化が要因です。県が標準保険料率を算定し、その水準に合わせて、国民健康保険税引き上げを市町村に強要するというやり方が本格化します。自治体は、法令上標準保険料率に従う義務はありません。厚生労働省も地方自治原則に基づき、自治体判断による負担軽減などため、一般会計から法定外繰り入れを認める国会答弁をしています。 17年度決算では、県内54市町村内15市町で約101億円繰り入れし、1人当たり1万3,800円軽減となっています。 本市においても、国に対し1兆円国庫負担増で協会けんぽ並保険税にすることを求め、市としても国民健康保険基金や、一般会計から法定外繰り入れを活用して国民健康保険税を下げること、そして、子供人数が多ければ多いほど国民健康保険税が引き上がる、均等割軽減と、資格証発行中止を求めておきます。 次に、介護保険料についてですが、昨年、基準額が年額で3,600円引き上げられました。 高齢者は年金引き下げで収入減となり、消費税増税でさらに負担がふえ、その上、介護保険料引き上げで、年金額はさらに減額されました。 一般会計から繰り入れで保険料を引き下げる自治体もあり、禁止する法規定も罰則もありません。東金市では、そうした努力を行い減免制度見直しを図ること、総合支援事業については、現行相当サービス維持と特養待機解消に向けて、特養ホーム増設を強く求めておきます。 国は、法改定によって自立支援、重度化防止に向けた保険者機能強化等取り組みを推進するとして、第7期計画において市が地域課題を分析し、その課題に応じた目標を設定することを義務づけ、保険者がこの目標に沿った取り組みを進めることに対して、要介護状態維持改善度合いなど、実績を評価し、結果を公表、財政的インセンティブを付与する、報奨金を与えるとしており、新年度予算では東金市では700万円が計上されています。 要介護状態改善を進めること自体問題だとは思っていませんが、介護費用抑制が目的となるような行き過ぎがあれば、必要な人が必要なサービスを受けられないという状態を生み出します。高齢者が住みなれた地域で、いつまでも自分らしく、安心して豊かな生活が送られるまち東金にふさわしいものになるよう求めておきます。 次に、病院事業についてですが、東千葉メディカルセンターについては、三次救急を担い旧東金病院跡を引き継ぐ地域中核病院だと位置づけています。 この間発言もしてまいりましたが、千葉県全面的な支援が不可欠です。最後まで千葉県は運営に責任を果たすべきと考え、賛成できません。 次に、下水道事業についてです。 平成26年から企業会計に移行した佐倉市では、移行前平成25年度一般会計から繰入金額が4億9,500万円から、その後平成29年度には使用料が改定されて、一般会計から繰入額は3億3,000万円ということが担当課によって明らかになりました。 市担当課によりますと、一般会計から繰入額減額は、一概に企業会計に移行したことが一つ要因ではないという分析でしたが、東金市予算編成においても、今回、企業会計へ移行に伴う委託費が計上されています。 国が進める企業会計へ移行狙いは、一般財源支出削減と独立採算制強化にあるということは明確です。東金市使用料は20立方メートルで月2,665円、近隣市町村に比べてかなり高い。佐倉市では2,427円です。使用料は負担能力に関係がなく、家族が多ければより重くなります。下水道法に基づく公共性を図るには負担能力に応じた税金、いわゆる一般財源を自治体裁量によって繰り入れができる、特別会計方式を継続すべきと考えます。 よって、この下水道事業あわせて農業集落排水事業についても同様に反対立場で、賛成できません。 日本共産党市議団といたしましては、鹿間市長にはぜひ消費税10%増税中止を国に求め、社会保障を削減から充実に転換して、人間らしく働ける雇用ルールをつくること、そして、市民生活に密着した市政運営となるということを強く求めて、以上、反対討論とします。 ○議長(清宮利男君) 討論途中ですが、休憩します。          午前11時04分 休憩          午前11時13分 再開 ○議長(清宮利男君) 休憩前に引き続き討論を行います。 ほかにございませんか。 水口議員。     [15番 水口 剛君 登壇] ◆15番(水口剛君) 議長お許しをいただいたので、10号議案 平成31年度東金市一般会計予算について委員長報告は可決でありましたが、私ほうは反対立場から意見を申し上げたいと思います。 緊縮財政ということで、かなり一人歩きした感があるんですが、結果はマイナス0.3%という圧縮というよりは横ばいといったほうがいいだろうと思いますが、そういう財政予算が提案されました。 私は、財源というあり方、あるいは事業あり方等々ことを情報共有化という言い方なんですが、事務方苦労をもあわせて議会や市民に積極的な情報開示と、共有化へいま一歩工夫を要望する立場から、または、市民、議会から言えば、市当局持っている情報開示を、平たく言えば議会、市民が判断できる情報共有化が、今問われているんではないかという立場から、本予算反対意見を申し上げたいと思います。 まず、第一に財源あり方です。 大変厳しく歳入面が問われたというか、最初は10%圧縮とか20%圧縮というがいろいろなところで漏れ伝わったんですが、結果はご案内とおり0.3%マイナス予算編成でありました。しかし、その中身を見ると、財源第一は市税でありますが、さっき前田議員もおっしゃっていたんですが2億6,000万円前年度比3.6%増ということで、75億9,000万円という数字が上がっています。 しかし、他方やはり非常に収入がマイナス状態が幾つか見られます。 その第一は、財政調整基金に頼らないということで、いわゆる繰入金が何と財政予算上でいけば1億9,800万円、前年度からいけばマイナス89.9%、これはもうご案内とおり、財政調整基金が余り関連づけて言いたくはないんですが、東千葉メディカルセンター開院以降、開院前は、財政調整基金は36億円ありました。開院後どういう状態かは6億円、9億円、9億円、7億円といって4年間で31億円。病院開設前は36億円財政調整基金が実に泉ごとくといっては語弊がありますけれども、4年間で31億円財政調整基金を崩してこの間予算編成をした。その反動がこの平成31年度当初予算繰入金が2,375万円という形であらわれた。これが最大財政今回決定的なマイナス要因だったことは言うまでもないと思います。 他方まだ幾つかあります。例えば、国と県支出金が1億4,600万円削減、あるいはこれは事務方お話であった市債ありきではどうなという話がありましたが、それは全く私も同じ立場なんですが、いわゆるプライマリーバランスを意識する余りかどうかわかりませんが借金返済が14億円、今年度予算は。新たに借金をするお金が9億円。そのうちに7億円が臨時財政対策債と、見ようによっては随分起債に財政調整基金を頼らないということは一つです。もう一つは、起債に頼らないということではないんだろうけれども、事務方お話を聞きましたら、臨時財政対策債可能なぎりぎり状態までは、7億何がしは提案したと、予算化したと。だけど、もう一方、いわゆる起債については、起債を起こすメニューがなかったと言えばそういうことなんですが、私立場でいけば公共交通起債は多種多様なメニューが国中ではあります。これを使わない手はないんではないかというが、私一つ意見です。ですから、財政調整基金を使わないということは一つ考え方、もう一つは、プライマリーバランスで返済を超えた借金は、財政規律からいって問題があるよというは、国も県も言っておりますから、それはないだろうと思いますが、でも、起債さまざまな多種多様なメニューについても、当局は多分いろいろと苦労されたかと思うんですが、今回は非常に控え目にやったかなと私個人は思っております。 その立場で二つ目を言いたいは、鹿間市長が少子・高齢化、人口減にという有事、静かな有事に立ち向かうために改革前進を唱えて六つビジョンを提起しています。 その中で、去年暮れ補正予算では、小学校9校、保育園7園にエアコンをリアルタイム情報を収集し管理をし、ことし7月から稼動するという状態は鹿間市長や事務方努力だったと思います。ほか同じ状態で起債が75%、100%は安倍内閣で全国画一的に提起をされたんですが、しかし、情報をリアルタイム的に集め管理し事業発注したは、事務方努力であり、市長考え方にあっただろうと思います。ほか自治体は言いませんけれども、自治体によっては、ことし工事が間に合わないんです。2年にまたがってという場合もある自治体があります。そこは東金市事務方及び市長努力だなと思います。 もう一方、市長が大変力を入れた未来へ投資子供たち医療補助を高校生まで拡大しようということがありました。これも値上げという負荷を伴う高校生まで入院に限って対象拡大と、これも財政的にいけば700万円値上げ分は収入があります。そのうち200万円は高校生入院に対象とすると、あと500万円は何かというと小学校、中学校で30%負担分を補助している1億7,000万円、これについて一般財源で持てるは1億2,000万円というふうに事務方はかなり努力して苦労されている。ですから、値上げ分700万円うち、200万円は高校生入院を対象として使い、あと500万円は小学校、中学校3割負担1億7,000万円中一般財源1億2,000万円プラス500万円でと大変苦労しているわけですね。 あるいは、市長が公共交通一つ流れとして挙げた、循環バス土曜日運行ですが、これも値上げという負荷を伴った土曜日運行であります。これは値上げによって、一つはちょっと私計算、事務方やりとりが前田議員とちょっと若干違うんですが、値上げ分で261万6,600円、運行費委託費が261万9,900円、持ち出して3,300円です。これほど財政は非常に厳しい状況にあるだろうと思っております。 鹿間市長が未来へ投資、前進改革で提起したこの内容が、ある意味でいけば値上げという負荷を伴う改革事業であります。そこで、我々がやはり考えていかなきゃいけないことは、財源をどうするかということを、どうしても今東金市財政構造中では、共有して検討、精査しなければならないんではないかと私は思っております。 その財源あり方について一つは、性質別に言うと、もう皆さんもご案内とおり、義務的経費というは、人件費、公債費で借金返済、扶助費というは、義務的経費でなかなかここは削減はできないと言われています。 今度予算でいけば52%この義務的経費が扶助費と公債費と人件費で、経常的経費はどのぐらいかというと、これは私勝手な計算で当たっているかどうかわかりませんが、予算ベースでいくと44%合わせて97%、いわゆる経常収支比率というが。一般的に算数的に言えば3%が政策事業費として弾力的に使えると。これがもう20年間前任者がずっと継続した事業後追いですからほぼ継続するわけですね。ですから、新市長が使えるは、土曜日運行循環バスも3,300円持ち出ししかできない。医療費拡大も、高校生拡大も、負荷である値上げをして700万円を収入集めて、だけれども、小学校、中学校3割負担1億7,000万円中1億2,000万円一般財源中でプラス500万円で穴埋めしなきゃいけない。 やはり、ここは財源あり方を少し厳しく見る必要があるんではないかということで、一つは補助費、これも前から言われています。この補助費で、大変言いにくいんですが、広域行政です。ずっと前によく先輩議員たちが言っていたは、議員皆さんが言っていたは、いわゆる母屋が麦飯を食べて隣は何なかという話がよく先輩議員がおっしゃっていたことを今思い返します。広域行政予算を厚くしろと言っているわけではないんです。共同で議論する必要になってきているんではないかということであります。 今、人口減です。さまざま収入も下降線をたどります。そして、要求は多様化していく。その中で広域行政組合役割と、東金市一自治体役割が共同で議論する状況に、皆さん事務方はやっていると思います、それを議会に、市民に情報提供してほしいということであります。 もう一つは、予算審査で明らかになった事柄、これまた本当に事務方がよくやっていることをちょっと頭に入れながらお話しするんで、ちょっと悩むところなんですが、貸付金というがあります。 予算審査で、中小企業融資預託金1億2,000万円、これは評価はいろいろあります。私も事務方話を聞いて納得はしています。だけれども、毎年毎年1億2,000万円を融資して、借り出して、借り出した融資額はちょっと正確じゃありませんが、9億円近くいっていると。残が4億円近くあると。1億2,000万円は一旦返して、帳簿で予算上返ってきて、そしてまた1億2,000万円を融資する6銀行に。これは事務方努力を踏まえながらも、もう少しとどまって考える必要もあるんではないかと思っております。 というは、今銀行は金余りです。金余り状態です。貸す先が見えてこないという銀行状態がずっとあるわけです。国原因でもありますよ。6銀行に1億2,000万円を振り分けて、中小企業融資預託をしている。今は中小企業方に聞いたら、利息補給ほうが即効性はあるという話を聞いております。あるいは、県融資ほうが東金市融資よりは非常に緩やかであるという話も聞いております。 あるいはもう一つ、ここ貸付金に、看護師修学金が9,500万円、どうして1億600万円という予算計上しているか、ちょっと私勉強不足でここはわかってないんですが、いつの間にか1億600万円になっています、ことし予算では。これは私はずっと言っている、県仕事じゃないですかと。これが今度30億円中で想定外だと県ほうに言われていることがよくわからない。千葉県は医師も看護師も全国ワーストだと言われている。それが集まらなかったから予想外という言い方もわからない。むしろ県は積極的に医者や看護師確保ために資金投入することが県役割と私なんか思っているし、全国そうですよ、全国も。 そういうことをぜひ考えてみたときに、看護師修学資金が1億600万円、これについても立ちどまって考える必要はあるんではないかと私は思っております。 そういうことを含めて、鑑みて、やはり事務方苦労含めて、財政財源ありよう、事業ありよう、そして財源予算規模で、財源がどういうふうに圧縮という言い方は私は嫌いなんですが、工夫できるかどうか含めて、議会と市民とそして事務方努力を含めて共有化して、その積み上げがないと、鹿間市長がいわゆる未来へ投資と言っても、本当に今回、土曜日運行は3,300円です。医療費拡大も700万円で小学校中学校補填で500万円いって、高校生対象は入院200万円、全体で2,500万円かかると言っていますよね、事務方は。そういう金をやはり共有化して、市民と、議会と、市職員が一体になって、一つ方向性つくらないと、今右肩下がり人口・財政は運営できないと私は思っておりますので、ぜひ、新市長はこの間広報にいろいろな財政を提起しています。広報に載せています。それを是としながらも、ぜひ皆さんとここは知恵を絞ってやっていきたいと思っている立場から、あえて反対を申し上げて、私意見とします。 以上です。 ○議長(清宮利男君) ほかにございませんか。     (発言する者なし) ○議長(清宮利男君) なければ討論を終結いたします。 これより採決いたします。 最初に、第10号議案 平成31年度東金市一般会計予算について、委員長報告は原案可決でありました。 委員長報告とおり、原案可決と決することにご賛成方はご起立願います。     [賛成者起立] ○議長(清宮利男君) 起立多数であります。 よって、第10号議案は原案どおり可決されました。 次に、第11号議案 平成31年度東金市国民健康保険事業特別会計予算について、委員長報告は原案可決でありました。 委員長報告とおり、原案可決と決することにご賛成方はご起立願います。     [賛成者起立] ○議長(清宮利男君) 起立、多数であります。 よって、第11号議案は原案どおり可決されました。 次に、第12号議案 平成31年度東金市後期高齢者医療特別会計予算について、委員長報告は原案可決でありました。 委員長報告とおり、原案可決と決することにご賛成方はご起立願います。     [賛成者起立] ○議長(清宮利男君) 起立多数であります。 よって、第12号議案は原案どおり可決されました。 次に、第13号議案 平成31年度東金市介護保険事業特別会計予算について、委員長報告は原案可決でありました。 委員長報告とおり、原案可決と決することにご賛成方はご起立願います。     [賛成者起立] ○議長(清宮利男君) 起立多数であります。 よって、第13号議案は原案どおり可決されました。 次に、第14号議案 平成31年度東金市介護予防支援事業特別会計予算について、委員長報告は原案可決でありました。 委員長報告とおり、原案可決と決することにご賛成方はご起立願います。     [賛成者起立] ○議長(清宮利男君) 起立多数であります。 よって、第14号議案は原案どおり可決されました。 次に、第15号議案 平成31年度東金市下水道事業特別会計予算について、委員長報告は原案可決でありました。 委員長報告とおり、原案可決と決することにご賛成方はご起立願います。     [賛成者起立] ○議長(清宮利男君) 起立多数であります。 よって、第15号議案は原案どおり可決されました。 次に、第16号議案 平成31年度東金市農業集落排水事業特別会計予算について、委員長報告は原案可決でありました。 委員長報告とおり、原案可決と決することにご賛成方はご起立願います。     [賛成者起立] ○議長(清宮利男君) 起立多数であります。 よって、第16号議案は原案どおり可決されました。 次に、第17号議案 平成31年度東金市病院事業特別会計予算について、委員長報告は原案可決でありました。 委員長報告とおり、原案可決と決することにご賛成方はご起立願います。     [賛成者起立] ○議長(清宮利男君) 起立多数であります。 よって、第17号議案は原案どおり可決されました。 次に、第18号議案 平成31年度東金市ガス事業会計予算について、委員長報告は原案可決でありました。 委員長報告とおり、原案可決と決することにご賛成方はご起立願います。     [賛成者起立] ○議長(清宮利男君) 起立全員であります。 よって、第18号議案は原案どおり可決されました。 次に、市長より、追加議案第19号議案及び第20号議案送付があり、これを受理いたしましたので報告いたします。 なお、議案はお手元に配付とおりであります。 議案を配付してありますが、配付漏れはございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清宮利男君) 配付漏れなしと認めます。 この際、これを日程に追加し、一括議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清宮利男君) ご異議なしと認め、第19号議案及び第20号議案を日程に追加し、一括議題とすることに決しました。 直ちに市長提案理由説明を求めます。 鹿間市長。     [市長 鹿間陸郎君 登壇] ◎市長(鹿間陸郎君) 追加議案につきまして、直ちに提案理由説明をさせていただきます。 第19号議案 監査委員の選任についてでございます。 本案は、監査委員である鈴木純男氏が、来る平成31年3月31日をもちまして任期満了となることから、人格が高潔で行政運営に関しすぐれた識見を有する同氏を、引き続き監査委員として選任いたしたく、地方自治法第196条第1項規定により議会同意を求めるものでございます。 続きまして、第20号議案 固定資産評価審査委員の委員の選任についてでございますが、本案は、固定資産評価審査委員の委員である小林力氏が、来る平成31年5月31日をもちまして任期満了となることから、学識経験豊かな同氏を引き続き当該委員として選任いたしたく、地方税法第423条第3項規定により議会同意を求めるものでございます。 以上2議案につきまして、よろしくご承認を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(清宮利男君) 市長提案理由説明を終わります。 それでは、第19号議案及び第20号議案について、議案に対する質疑を許します。 ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清宮利男君) なければ、第19号議案及び第20号議案質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 第19号議案及び第20号議案については、会議規則第36条第3項規定により委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清宮利男君) ご異議なしと認め、委員会付託は省略することに決しました。 それでは、第19号議案及び第20号議案について討論を許します。 ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清宮利男君) なければ討論を終結いたします。 これより採決いたします。 最初に、第19号議案 監査委員の選任について、原案に同意することにご賛成方はご起立願います。     [賛成者起立] ○議長(清宮利男君) 起立多数であります。 よって、第19号議案は原案に同意することに決しました。 次に、第20号議案 固定資産評価審査委員の委員の選任について、原案に同意することにご賛成方はご起立願います。     [賛成者起立] ○議長(清宮利男君) 起立多数であります。 よって、第20号議案は原案に同意することに決しました。 このまま休憩します。          午前11時44分 休憩          午前11時45分 再開 ○議長(清宮利男君) 再開します。 それでは、ここで監査委員に就任されました鈴木純夫さんご挨拶をお願いいたします。     [監査委員 鈴木純夫君 登壇] ◎監査委員(鈴木純夫君) 議長お許しをいただきましたので、一言ご挨拶させていただきます。 市長ご提案監査委員の選任議案に対しまして、再び議会ご承認をいただきましたことは、身に余る光栄でございます。 近年、企業や学校、地方自治体などで不正やふぐあいが多数露見する中、地方自治法逐次改正により、自治体監査については一層充実、強化が求められております。行政公正にして合理的かつ効果的な執行確保を使命といたします監査委員の役割重さを改めて感じる次第でございます。 地方行政を取り巻く諸環境が大きく変化する中、さらなる市政発展を図るためには、変化へ適切かつ速やかな対応が求められると考えます。また今、東金市は、財政面など先送りできない厳しい現実に直面しております。 私は次ように考えております。今、東金市に求められているは、市全体業務品質向上ではないかと。業務TQC、業務統合的な品質管理であります。無駄、むら、無理、不良、ふぐあい発見、排除、再発防止、そして、住みやすいまちとはどういうまちかという認識を共有し、これらについて全庁を挙げて全職員が取り組むことで、市長が掲げる改革前進が現実ものになるであろうということであります。 関係する皆様格別なるご教示を賜りながら、誠心誠意職務を全うする所存でございます。よろしくお願い申し上げます。 ご挨拶機会を与えていただき、ありがとうございました。 以上でございます。 ○議長(清宮利男君) 以上で、鈴木純男さんご挨拶を終わります。 このまま休憩します。          午前11時47分 休憩          午前11時47分 再開 ○議長(清宮利男君) 再開します。 以上をもって、今期定例会に提案されました案件は全て議了いたしました。 これをもって、平成31年第1回東金市議会定例会を閉会いたします。 なお、次回6月定例会は6月3日開会予定でございます。          午前11時53分 閉会 ○議長(清宮利男君) 3月定例会閉会に当たり、市長より挨拶があります。 鹿間市長。     [市長 鹿間陸郎君 登壇] ◎市長(鹿間陸郎君) 議長お許しをいただきましたので、平成31年第1回東金市議会定例会閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 議員皆様方には、去る2月27日開会から22日間にわたり、多く重要案件につきまして慎重なるご審議をいただくとともに、本日追加2議案を含め、提案させていただいた全20議案を原案どおり可決いただきましたことに、厚くお礼を申し上げます。 その中でも、第10号議案から18号議案につきましては、私みずからが指揮して編成した初めて当初予算にかかわる議案でございました。 今議会開会日にも市政運営方針として説明させていただきましたように、この予算編成に際しましては、全て事務事業検証をいたしまして、長期に実施してきたため制度疲労したもの、社会、経済状況変化などにより、所期目的が達成されたものといった不要不急施策事業を精査し、廃止、休止、継続を決断する一方、将来的に必要と考える事務事業は、未来へ投資として新たに創設するなど、スクラップアンドビルドを前提に私責任において編成を行わせていただきました。 平成31年度においては、ご承認いただいた予算事業を一つ一つ着実に、効果、有効性などを見きわめながら実施していくとともに、財政健全化取り組みを進化させるべく、本年度と同様、第1四半期前半から2020年度において予算化すべき新規充実事業、懸案課題へ対応方針、財政調整基金に頼らない予算編成、こうした再度事務事業見直しを指示するなど、改革前進たゆまぬ継続ためマネジメントを行う所存でございます。 また、次期総合計画策定に向けましては、地区懇談会に続きまして、庁内若手職員によるプロジェクトチームと市民会議を立ち上げるなど、さらに多く方々からご意見をいただく機会を設けまして、市民皆様とともに一体感を高めながら、将来ビジョンを描いてまいりたいと思っております。 3月も下旬となり春暖かさを感じる陽気となってまいりました。八鶴湖桜も数日うちに開花するとことで、いよいよ東金市が最も華やぐ季節を迎えます。今年開花は例年より若干早目という状況でございますので、来週山開きから4月上旬まで桜まつり期間中、多く方々に東金市にお越しいただき、美しい桜を楽しんでいただきたいと考えております。 また、来る5月1日には、新たな元号に変わる改元が行われます。 この歴史的な大きな節目を心から祝福するとともに、新たな時代におきましても、私たちふるさと東金が輝くまちとして発展を続けることができるよう、私も不断努力を重ねてまいる所存でございますので、議員皆様におかれましても、一層ご指導とご協力を賜りますようお願い申し上げまして、今定例会閉会ご挨拶とさせていただきます。 まことにありがとうございました。 ○議長(清宮利男君) これをもって、本日会議を閉じます。上記、会議顛末を録し、これに署名する。        東金市議会議長    清宮利男        東金市議会議員    布施満明        東金市議会議員    中村美恵...