平成31年 3月 定例会(第1回) 議事日程(第6号) 平成31年3月20日(水曜日)第1
会議録署名議員の指名第2 常任
委員長報告・同報告に対する質疑及び討論、採決第3 予算審査特別
委員会
委員長報告・同報告に対する質疑及び討論、
採決---------------------------------------本日
の会議に付した事件第1から第3まで議事日程に同じ追加日程第1 追加議案
の上程(第19号議案及び第20号議案) (
市長提案理由の説明)追加日程第2 追加議案に対する質疑・討論・
採決---------------------------------------出席議員 21名 1番 布施満明 2番 中村美恵 3番 宮沢敬人 5番 伊藤博幸 6番 土肥紀英 7番 坂本賀一 8番 上野高志 9番 相京邦彦 10番 佐久間治行11番 櫻田あや子 12番 清宮利男 13番 前田京子14番 佐竹真知子 15番 水口 剛 16番 石田 明17番 小倉治夫 18番 宍倉敬文 19番 塚瀬一夫20番 渡辺直樹 21番 石崎公一 22番 宮山 博欠席議員 1名 4番
前嶋靖英---------------------------------------議案説明のため
の出席者 市長 鹿間陸郎 企画課長 鈴木 聡 副市長 井上一雄 総務課長 酒井良和 教育長 飯田秀一 財政課長 鴇田義弘
企画政策部長 矢野政信
社会福祉課長 飛田和雄
医療担当部長 石渡淳一 農政課長 神山英雄
市民福祉部長 中村貴一 建設課長 土屋和弘 経済環境部長 青木 憲
教育総務課長 醍醐義幸
都市建設部長 岡澤 茂 教育部長 鈴木幸一 会計
管理者
長尾泰正---------------------------------------会議の事務職員は次
のとおり 事務局長 石橋浩幸 次長 柴 伸一 書記 林 裕一 書記
齋藤洋佑--------------------------------------- 午前10時00分 開議
○議長(清宮利男君) おはようございます。 欠席
の届け出がございましたのでご報告いたします。
前嶋議員欠席。 以上であります。 ただいま
の出席議員は21人であります。 定足数に達しております。 これより本日
の会議を開きます。 日程第1、
会議録署名議員の指名でありますが、会議規則第79条
の規定により、1番布施議員、2番中村議員を指名いたします。 日程第2、常任
委員会
委員長
の報告・同報告に対する質疑及び討論、採決でありますが、初めに各常任
委員会に付託いたしました陳情、各議案を一括議題とし、関係常任
委員長
の報告を求めます。 最初に、総務常任
委員会
委員長
の報告を求めます。 石崎
委員長。 [総務常任
委員長 石崎公一君 登壇]
◆総務常任
委員長(石崎公一君) おはようございます。 議長
のご指名をいただきましたので、平成31年第1回定例市議会において、総務常任
委員会に付託されました議案4件、陳情1件
の審査
の経過と結果について、ご報告申し上げます。 当
委員会は、3月13日午後2時から第1
委員会室において、
委員全員出席、当局より関係職員
の出席
のもと開会いたしました。 なお、議案に対する質疑及び答弁は全て要約により説明いたします。 初めに、第1号議案 東金市職員
の勤務時間、休暇等に関する条例
の一部を改正する条例
の制定についてでは、今回
の改正で、時間外勤務
の上限時間を定めると
のことだが、業務
の執行に影響はない
のかと
の質問に対し、個々
の職員や組織が生産性や効率性を高めるため
の創意工夫をしたり、事務事業
の見直しをするなど、長時間労働
の是正に努め、上限
の中で対応できるよう努めていきたいと
の答弁がありました。 また、時間外勤務
の管理をどのように行っている
のかと
の質問に対し、原則として時間外勤務をする際には、事前に上司
の承認をとり、時間外勤務を行った後、実績報告をし、承認をとるという手続を行っていると
の答弁がありました。 また、災害対応などで時間外勤務
の上限を超えてしまうような場合
の考え方はと
の質問に対し、本市では災害
の場合などは上限規制をしない特例業務をせざるを得ないと考えているが、職員
の健康面には配慮していきたいと
の答弁がありました。 採決
の結果、全員賛成により、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、第2号議案 東金市手数料条例
の一部を改正する条例
の制定についてでは、公図
の写し
の交付事務を廃止すると
のことだが、廃止するに至った経緯はと
の質問に対し、課税課では公図と地番図という2種類
の地図を交付していたが、デジタル技術
の発展等により、地番図
の交付枚数
のほうが圧倒的に多くなったため、公図
の写し
の交付事務を廃止するものであると
の答弁がありました。 採決
の結果、全員賛成により、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、第4号議案 平成30年度東金市
一般会計補正予算(第4号)についてでは、
国民健康保険特別会計繰出金の保険基盤安定繰出金が増額で計上されているが、
軽減対象世帯数をどの程度見込んでいた
のかと
の質問に対し、当初、過去3年間平均で5,911世帯を見込んでいたが、実績を6,095世帯と見込み、増額補正としたと
の答弁がありました。 また、東金市長
選挙の候補者経費負担の減額
の理由はと
の質問に対し、当初は立候補者を3名と想定し、候補者が使用する
選挙運動用自動車や、
ポスター等公費負担分の経費を計上していたが、立候補者が2名であったため減額となったと
の答弁がありました。 また、
農業次世代人材投資事業交付金が減額となった理由はと
の質問に対し、当初、新規就農者3名
の申請を予定していたが、1名が自己都合により辞退したため減額となったと
の答弁がありました。 また、
障害児通所給付費が増額となった理由はと
の質問に対し、当初、2,958名と見込んでいたが、2,996名となる見込みとなったことが要因であると
の答弁がありました。 採決
の結果、全員賛成により、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、第9号議案 平成30年度東金市
病院事業特別会計補正予算(第1号)についてでは、今回
の補正は、千葉県から
の追加財政支援を繰り入れるためと聞いているが、どのように使おうとしている
のかと
の質問に対し、今回
の追加財政支援については、運転資金や
財務体質改善、
各種契約関係の見直しなど、経費削減
の効果に資する使い方を考えていると
の答弁がありました。 また、今回
の千葉県から
の30億円
の追加財政支援のうち、今年度12億円程度見込まれる単年度収支
のマイナス分に充てると、来年度以降は18億円が残る見込みとなるが、
東千葉メディカルセンターとして使える現金はどの程度残る
のかと
の質問に対し、早期に不利な契約
の支払いを解消するなど、
財務体質改善のために使用する額を差し引くことになり、状況にもよるが、相当な金額は残ると考えていると
の答弁がありました。 採決
の結果、全員賛成により、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、陳情第12号 「
会計年度任用職員制度の施行に伴う、国
の地方自治体へ
の十分な財政措置を求める意見書」
の提出を要請する陳情では、
会計年度任用職員制度の内容はと
の質問に対し、現在、
臨時的任用職員、非常勤職員として働いている方を
会計年度任用職員へ移行することにより、任用
の厳格化を図り、待遇
の改善をしようとするものであると
の答弁がありました。 また、
会計年度任用職員制度にのっとり、市がきちんとした対応すればよいと考えるため、本陳情には反対であると
の意見がありました。 採決
の結果、賛成少数により不採択すべきものと決しました。 以上で、総務常任
委員会に付託されました議案4件、陳情1件
の報告を終わります。
○議長(清宮利男君) 総務常任
委員会
委員長
の報告を終わります。 ただいま
の委員長報告に対し、質疑を許します。 そのまま休憩します。 午前10時10分 休憩 午前10時11分 再開
○議長(清宮利男君) 再開します。 ございませんか。 前田議員。
◆13番(前田京子君) まず、第1号議案についてお伺いしたいんですが、先ほど
委員長報告
の中で時間外
の勤務
の管理についてということで、事前に上司に承認を得て実績を報告するということでしたけれども、自己申告
の時間数と実際
の労働時間が合致している
のかどうか、こうした議論が行われた
のかどうか、まずお伺いします。 もう一点、あとやはり正規
の職員をふやしていかなければ、
サービス残業につながる
のではないかなという懸念があるんですが、
サービス残業について
の懸念ということについて
の委員会で
の議論という
のはあった
のかどうかお伺いします。
○議長(清宮利男君) 石崎総務
委員長。
◆総務常任
委員長(石崎公一君) 時間外勤務等
の話なんですけれども、詳しい内容的には報告はありませんでした。
○議長(清宮利男君) 休憩します。 午前10時12分 休憩 午前10時12分 再開
○議長(清宮利男君) 再開します。 石崎
委員長。
◆総務常任
委員長(石崎公一君)
サービス残業等の、そのような近い話はありましたけれども、詳しい話はございませんでした。
○議長(清宮利男君) ほかにございませんか。 なければ質疑を終結し、討論を許します。 そのまま休憩します。 午前10時13分 休憩 午前10時13分 再開
○議長(清宮利男君) 再開します。 ございませんか。 前田議員。 [13番 前田京子君 登壇]
◆13番(前田京子君) おはようございます。 それでは、
日本共産党市議団を代表いたしまして、第9号議案 平成30年度東金市
病院事業特別会計補正予算について賛成
の立場で、また、陳情第12号 「
会計年度任用職員制度の施行に伴う、国
の地方自治体へ
の十分な財政措置を求める意見書」
の提出を要請する陳情については、
委員長報告では不採択でしたので、採択すべきという立場から討論を行います。 まず、第9号議案なんですが、今回、
東千葉メディカルセンターの経営改善を図るという目的で、千葉県から30億円、東金市分として22億800万円を
追加財政支援するということについて、
日本共産党市議団としては、この間
の取り組み
の一歩前進だと捉えて賛成
の立場です。ただ、今後に向けて指摘、そして意見を申し上げておきます。 千葉県から30億円
の追加財政支援の理由
の一つに、
県立東金病院の機能を引き継ぐ病院で、
救命救急センターを有する地域
の中核的な病院であることから、引き続きこの機能を維持することを前提として県は支援をするということです。 この病院が設立された発端は、千葉県が地域医療から撤退するという、
県立病院経営健全化将来構想で公立病院
の廃止を打ち出し、千葉県内で初めて
県立東金病院を廃止して地域にその責任押しつけ、千葉県
の無謀な計画を前市長も認めてこれまで進めてきたという結果があります。こうした経過からも千葉県が
追加財政支援をする
のは当然です。 そして、もう一点、
追加財政支援の理由に、
東千葉メディカルセンターがさまざまな改善策に取り組んでいるものの、手持ち資金が不足し、財務体質
の改善、資金不足へ
の対応
の一環として
追加財政支援をするということです。
東千葉メディカルセンターは、2014年
の開院から、毎年10億円を超える赤字で、ことし
の4月から12月まで
の第3四半期
の経営状況も、患者もふえて医業収益もふえているにもかかわらず、医業支出は前年度を上回り、年度計画では8億3,100万円
の赤字を見込んでいましたが、既にこの9カ月間で年度計画を上回る9億4,400万円
の赤字です。2017年度末には57億円
の累積赤字が70億円、そして債務超過額は42億円を見込んでいます。
東千葉メディカルセンターの赤字
の要因は、三次救急など不採算な医療
の提供とそれに伴う経費にあり、救命救急
の宿命だという答弁もこの間議会
の中でありました。その一方で、不採算と言われる三次救急や政策医療を担うだけ
の財政力は東金市にはありません。無謀な計画を千葉県そして前市長が進めてきた結果です。 鹿間市長は、千葉県に対し
東千葉メディカルセンターの安定的かつ持続的な運営に向けて、3点要望されました。 一つは、二次医療圏における関係自治体に対して
の財政支援を含めた連携へ
の働きかけを県が優先的に取り組むこと。二つ目に、三次救急を初めとした政策医療に対する千葉県による新たな支援制度
の創設。三つ目として、累積赤字
の取り扱いや解消に向けた手だてについて、長期的な視野に立って設立団体とともに考えていくこと。 この3点を要望されたことについては、当然反対するものではありません。しかし、30億円だけでは根本的な改善にはつながりません。ましてや30億円で千葉県が病院から手を引こうということは許されません。 鹿間市長、そして市議会、九十九里町とも連携して
東千葉メディカルセンターに対する千葉県
の責任を明確にさせて、最後まで千葉県が経営に責任を果たすよう求めていくべきだということを強調して、賛成討論とします。 次に、陳情第12号 「
会計年度任用職員制度の施行に伴う、国
の地方自治体へ
の十分な財政措置を求める意見書」
の提出を要請する陳情について、意見を申し上げます。 2017年
の地方公務員法改正を受けて、2020年4月から地方自治体で働く職員に大きな影響をもたらす
会計年度任用職員制度が施行されます。 正規職員を原則とする
地方公務員法に、1年任用
の会計年度任用職員として、非正規職員を制度化しようとするものです。この法改正について、当初は非常勤職員に一時金が出せるようになるといった改善面が強調されていましたが、いまだ政府として財源措置は約束をされず、労働条件が改善されるどころか、会計年度に限った任用、雇用が法定化されることから、低賃金、低処遇
の上に権利が保障されない職員がさらに増大することが危惧されます。 東金市では、市職員全体
の約4割が非正規職員です。
臨時非常勤職員の9割が女性職員で、低賃金、不安定雇用に置かれています。本来、正規職員がすべき仕事は正規職員が行うことを基本とすべきです。 陳情にも述べられていますが、住民
の安全・安心を守り、公務、
公共サービスの拡充、向上を図る上で、本来
の法改正
の趣旨に沿い、非常勤職員
の身分
の安定と地位
の向上に向けて、非正規職員
の処遇改善と、そして、国は自治体
の判断を尊重して、新制度へ
の移行や正規職員
の定数等も含めて、実態に即して財源を保障すべきと考えます。 よって、本陳情は採択すべきと考えて、意見を申し上げました。 ありがとうございました。
○議長(清宮利男君) ほかにございませんか。 (発言する者なし)
○議長(清宮利男君) なければ討論を終結いたします。 これより採決いたします。 最初に、第1号議案 東金市職員
の勤務時間、休暇等に関する条例
の一部を改正する条例
の制定について、
委員長報告は原案可決でありました。
委員長報告
のとおり、原案可決と決することにご賛成
の方はご起立願います。 [賛成者起立]
○議長(清宮利男君) 起立多数であります。 よって、第1号議案は原案どおり可決されました。 次に、第2号議案 東金市手数料条例
の一部を改正する条例
の制定について、
委員長報告は原案可決でありました。
委員長報告
のとおり、原案可決と決することにご賛成
の方はご起立願います。 [賛成者起立]
○議長(清宮利男君) 起立全員であります。 よって、第2号議案は原案どおり可決されました。 次に、第4号議案 平成30年度東金市
一般会計補正予算(第4号)について、
委員長報告は原案可決でありました。
委員長報告
のとおり、原案可決と決することにご賛成
の方はご起立願います。 [賛成者起立]
○議長(清宮利男君) 起立多数であります。 よって、第4号議案は原案どおり可決されました。 次に、第9号議案 平成30年度東金市
病院事業特別会計補正予算(第1号)について、
委員長報告は原案可決でありました。
委員長報告
のとおり、原案可決と決することにご賛成
の方はご起立願います。 [賛成者起立]
○議長(清宮利男君) 起立全員であります。 よって、第9号議案は原案どおり可決されました。 次に、陳情第12号 「
会計年度任用職員制度の施行に伴う、国
の地方自治体へ
の十分な財政措置を求める意見書
の提出」を要請する陳情について、
委員長報告は不採択でありました。
委員長報告
のとおり、不採択と決することにご賛成
の方はご起立願います。 [賛成者起立]
○議長(清宮利男君) 起立多数であります。 よって、本陳情は不採択とすることに決しました。 次に、
文教厚生常任委員会
委員長
の報告を求めます。 上野
委員長。 [
文教厚生常任委員長 上野高志君 登壇]
◆
文教厚生常任委員長(上野高志君) ただいま議長
のご指名をいただきましたので、平成31年第1回定例市議会において、
文教厚生常任委員会に付託されました議案2件、陳情1件
の審査
の経過と結果について、ご報告申し上げます。 当
委員会は、3月14日午後2時30分から第1
委員会室において、
委員全員出席、当局より
関係職員出席のもと開会いたしました。 なお、各議案に対する質疑及び答弁は全て要約により説明いたします。 初めに、第5号議案 平成30年度東金市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)についてでは、諸支出金
の償還金1億2,425万4,000円
の増額補正
の内容はと
の質問に対し、補正額
の内容として、国に対する療養給付費32%
の返還分1億1,894万1,000円と、
特別調整交付金531万3,000円を合計した償還金であると
の答弁がありました。 採決
の結果、賛成多数により、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、第6号議案 平成30年度東金市
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)についてでは、
保険者機能強化推進交付金の内容はと
の質問に対し、この交付金は高齢者
の自立支援、重度化防止に関する取り組みを支援するものであり、
PDCAサイクルの活用による保険者機能
の強化に向けた体制等
の構築、自立支援、
重度化防止等に資する施策
の推進、
介護保険運営の安定化に資する施策
の推進が点数化され、交付額が決定するというものであると
の答弁がありました。 採決
の結果、賛成多数により、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、陳情第11号 「幼児教育・保育
の『無償化』に係わる制度
の拡充、及び、国
の地方自治体へ
の十分な財政措置を求める意見書」
の提出を求める陳情では、幼児教育・保育無償化による公立施設分
の自治体
の負担はどのようになる
のかと
の質問に対し、平成31年度は子ども・
子育て支援臨時交付金により全額が交付され、平成32年度以降は交付税算定が見込まれていると
の答弁がありました。 採決
の結果、賛成少数により不採択とすべきものと決しました。 以上で、
文教厚生常任委員会に付託されました議案2件、陳情1件
の報告を終わります。
○議長(清宮利男君)
文教厚生常任委員会
委員長
の報告を終わります。 ただいま
の委員長報告に対し、質疑を許します。 ございませんか。 (発言する者なし)
○議長(清宮利男君) なければ質疑を終結し、討論を許します。 ございませんか。 櫻田議員。 [11番 櫻田あや子君 登壇]
◆11番(櫻田あや子君) ただいま議長
の許可を得ましたので、
日本共産党市議団を代表いたしまして、2議案及び1件
の陳情について、
委員長報告に対して
の反対討論を行います。
委員長報告では可決すべきものとされた第5号議案 平成30年度東金市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)及び第6号議案 平成30年度東金市
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)、また
委員長報告では不採択であった陳情11号 「幼児教育・保育
の『無償化』に係わる制度
の拡充、及び、国
の地方自治体へ
の十分な財政措置を求める意見書」
の提出を求める陳情は、
委員長報告では不採択でありましたが、採択すべきであると
の考えから、主な理由を申し上げます。 では初めに、国民健康保険事業補正予算についてですが、本議案は、歳入歳出予算
の総額に、歳入歳出それぞれ1億1,250万2,000円を追加し、歳入歳出予算
の総額を歳入歳出それぞれ73億8,150万2,000円とするものです。 国民健康保険償還金が多額になっていることや、国民健康保険財政安定化支援事業繰入金
の増と昨年度
の繰越金、そして、基金から
の繰り入れ等による予算調整と
のことですが、前年度
の繰越金が1億2,524万4,000円は、本来、保険税
の引き下げに繰り入れるべきと考えます。 そして、平成30年度
の基金残高は4億3,877万円
の見込みですから、ため込み過ぎた基金は高過ぎる国民健康保険税
の引き下げに充て、払い切れる保険税に改善すべきです。 次に、介護保険事業補正予算についてですが、本議案は国から
の保険者機能強化推進交付金として、675万7,000円を介護給付費準備基金に積み立てようとするものです。 自立支援、重度化防止、これを目的として、今年度から国は市町村分190億円を予算化し、国がつくった61項目
の評価項目に基づいて自治体ごとに採点し、高得点
の自治体がより多く
の交付金を配られる仕組みとなっています。 自治体が介護状態
の維持改善
の結果を評価すれば、交付金目当て
の評価、これをすれば要介護認定
の審査が厳しくなる
のではないか。一方的に介護給付
の削減に力を注ぎ、介護給付費
の伴うサービスが受けづらくなってしまう。このようなことも十分考えられます。介護状態
の維持改善に対して反対するものではありませんが、本来全額支給されるべき交付金
の一部を流用して、自治体
の点数競争、これをさせて差をつけるという
のが、このインセンティブ交付金
の中身です。自治体
の取り組むべき取り組み状況はそれぞれ異なる
のですから、インセンティブではなく、本来
の交付金
の形に戻すべきです。 次に、陳情「幼児教育・保育
の『無償化』に係わる制度
の拡充、及び、国
の地方自治体へ
の十分な財政措置を求める意見書」、この提出を求める陳情について申し上げます。 陳情
の趣旨にも書かれていますけれども、保育
の質
の確保や自治体に対する費用負担など全国自治体や全国市長会からも、国
の責任で
の無償化
の実施を求めています。 陳情者による要望
の第一としては、自治体
の負担が増大しないように、公立施設についても国が全額負担をする、先ほど報告
の中で交付税措置でというお話でしたが、とにかく公的な公立施設については全額を負担するという、そこ
の部分については不透明でまだあります。2としては、無償化を理由に保育
の質、量的拡充が停滞しないように。3として、ゼロ歳から2歳児も所得制限を設けず無償化
の対象に。4としては、給食食材費は実費徴収ではなく無償化
の対象に。5としては、現行
の多子減免措置
の拡充、6として、認可外施設を質、量ともに充実、以上6項目
の要望事項が盛られています。無償化に伴い、自治体に負担を強いられるようなことがあっては大変困ります。 2019年
の10月から3月分は全額国
の負担です。ですが、2020年からは公立保育所、幼稚園などは100%市町村
の負担になってしまう。今
のところこのような予定になっています。 私立や認可外保育所などは、国が50%、県が25%、市町村が25%となっています。 山武市と芝山町にはこの陳情は出されていませんが、九十九里町と横芝光町では、
委員会段階では採択されたと、事務局から
の報告がありました。 どうか陳情
の趣旨を十分にご理解いただき、採択されることを要望いたしまして、討論を終わります。
○議長(清宮利男君) ほかにございませんか。 (発言する者なし)
○議長(清宮利男君) なければ討論を終結いたします。 これより採決いたします。 最初に、第5号議案 平成30年度東金市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)について、
委員長報告は原案可決でありました。
委員長報告
のとおり、原案可決と決することにご賛成
の方はご起立願います。 [賛成者起立]
○議長(清宮利男君) 起立多数であります。 よって、第5号議案は原案どおり可決されました。 次に、第6号議案 平成30年度東金市
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について、
委員長報告は原案可決でありました。
委員長報告
のとおり、原案可決と決することにご賛成
の方はご起立願います。 [賛成者起立]
○議長(清宮利男君) 起立多数であります。 よって、第6号議案は原案どおり可決されました。 次に、陳情第11号 「幼児教育・保育
の『無償化』に係わる制度
の拡充、及び、国
の地方自治体へ
の十分な財政措置を求める意見書」
の提出を求める陳情について、
委員長報告は不採択でありました。
委員長報告
のとおり、不採択と決することにご賛成
の方はご起立願います。 [賛成者起立]
○議長(清宮利男君) 起立多数であります。 よって、本陳情は不採択とすることに決しました。 次に、建設経済常任
委員会
委員長
の報告を求めます。 石田
委員長。 [建設経済常任
委員長 石田 明君 登壇]
◆建設経済常任
委員長(石田明君) 議長
のご指名をいただきましたので、平成31年度第1回定例市議会において、建設経済常任
委員会に付託されました議案3件
の審査
の経過と結果についてご報告申し上げます。 当
委員会は、3月15日午後3時から第1
委員会室において、
委員全員出席、当局より
関係職員出席のもと開会いたしました。 なお、各議案に対する質疑及び答弁は全て要約により説明いたします。 初めに、第3号議案 市道路線
の廃止についてでは、今回市道認定を廃止しようとする箇所について、廃止後
の管理責任はどのようになる
のかと
の質問に対し、今回
の対象箇所を公図などにより調査したところ、一般
の方
の所有地であり、多く
の方が利用する道路ではないことから、市道路線を廃止しようとするものである。なお、廃止後
の管理は土地所有者が行うこととなると
の答弁がありました。 採決
の結果、全員賛成により、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、第7号議案 平成30年度東金市下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてでは、下水道事業債を900万円減額補正しているが、今後
の下水道事業債
の推移をどのように考えている
のかと
の質問に対し、汚水中継ポンプ場
の改築更新工事が平成32年度まで予定され、下水道事業債を充てていく予定であるが、これ以降大規模工事
の予定がないため、起債額が減少していく見通しであると
の答弁がありました。 また、下水道事業地方公営企業法財務適用移行事務におけるシステム構築業務委託料
の減額補正が900万円と非常に大きくなっている原因はと
の質問に対し、一般競争入札
の結果、落札率が予定価格
の11.84%という大変低いものとなり、入札差金額が大きく生じたことによるものであると
の答弁がありました。 採決
の結果、賛成多数により、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、第8号議案 平成30年度東金市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)についてでは、農業集落排水事業に係る地方公営企業法財務適用移行事務におけるシステム構築業務委託料については、下水道事業と一括発注したことから落札率が11.84%であったと
のことであるが、ほか
の入札参加者
の状況はと
の質問に対し、一般競争入札に関し、2番札を入れた業者は22.57%、3番札を入れた業者は23.09%、4番札を入れた業者は59.20%であったと
の答弁がありました。 また、地方公営企業法財務適用移行事務におけるシステム構築業務委託
の入札に係る予定価格設定
のため、市から事業者に対し参考見積もり
の提出を依頼したと
のことであるが、このうち実際に入札した業者は何社あったか。また、そのうち落札した業者はあった
のかと
の質問に対し、見積もりを提出した6社
のうち3社が入札に参加したが、見積もりを提出した業者が落札とはならなかったと
の答弁がありました。 採決
の結果、賛成多数により、原案どおり可決すべきものと決しました。 以上で、建設経済常任
委員会に付託されました議案3件
の報告を終わります。
○議長(清宮利男君) 建設経済常任
委員会
委員長
の報告を終わります。 ただいま
の委員長報告に対し、質疑を許します。 ございませんか。 (発言する者なし)
○議長(清宮利男君) なければ質疑を終結し、討論を許します。 ございませんか。 (発言する者なし)
○議長(清宮利男君) なければ討論を終結いたします。 これより採決いたします。 最初に、第3号議案 市道路線
の廃止について、
委員長報告は原案可決でありました。
委員長報告
のとおり、原案可決と決することにご賛成
の方はご起立願います。 [賛成者起立]
○議長(清宮利男君) 起立全員であります。 よって、第3号議案は原案どおり可決されました。 次に、第7号議案 平成30年度東金市下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、
委員長報告は原案可決でありました。
委員長報告
のとおり、原案可決と決することにご賛成
の方はご起立願います。 [賛成者起立]
○議長(清宮利男君) 起立多数であります。 よって、第7号議案は原案どおり可決されました。 次に、第8号議案 平成30年度東金市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について、
委員長報告は原案可決でありました。
委員長報告
のとおり、原案可決と決することにご賛成
の方はご起立願います。 [賛成者起立]
○議長(清宮利男君) 起立多数であります。 よって、第8号議案は原案どおり可決されました。 日程第3、予算審査特別
委員会
委員長
の報告・同報告に対する質疑及び討論、採決でありますが、第10号議案から第18号議案まで
の平成31年度各会計予算議案
の審査に当たられた、予算審査特別
委員会
委員長
の報告を求めます。 土肥
委員長。 [予算審査特別
委員長 土肥紀英君 登壇]
◆予算審査特別
委員長(土肥紀英君) 議長
のご指名をいただきましたので、平成31年度東金市各会計予算審査特別
委員会
の審査
の結果について、ご報告申し上げます。 当
委員会は、第10号議案から第18号議案まで
の予算議案を審査するため、去る3月8日、11日、12日
の3日間、第1
委員会室において開催いたしました。 審査
の結果でございますが、第10号議案から第17号議案については賛成多数により、第18号議案については全員賛成により、可決すべきものと決しました。 以上で、平成31年度各会計予算審査特別
委員会に付託されました議案9件
の報告を終わります。
○議長(清宮利男君) 予算審査特別
委員会
委員長
の報告を終わります。 ただいま
の委員長報告に対し、質疑を許します。 ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(清宮利男君) なければ質疑を終結し、討論を許します。 ございませんか。 前田議員。 [13番 前田京子君 登壇]
◆13番(前田京子君) それでは、議長
の許可を得ましたので、
日本共産党市議団を代表いたしまして、ただいま議題となっております議案第10号議案から17号議案まで、反対
の立場から討論を行います。 鹿間市長による市政運営が2年目となりますが、新年度予算編成
の基本方針で述べられたことは、真に必要な施策事業を着実に推進するとともに、持続可能な行政、行財政運営に向けて、財源不足
の解消と三つ
の理念に基づく六つ
のビジョン
の具体化を進める予算編成ということでした。 総務省
の家計調査によりますと、実質
の家計消費は2014年
の消費税8%増税を契機に大きく落ち込み、増税前と比べて年額で約25万円も減っています。実質賃金も増税前と比べて10万円以上も落ち込んでいます。 本市
の新年度予算は、給与所得額がふえたことにより、市税が昨年度と比較して1億573万円
の増額、そのうち個人市民税で8,350万円
の増額ですが、問題な
のは給与所得者、雇用
の中身です。総務省労働力調査によると、ふえた雇用
の72.8%が非正規雇用で、非正規雇用者がふえた年代は65歳以上です。さらに、安倍政権
の6年間
の就業者は384万人ふえていますが、その内訳は65歳以上で266万人
の増、高校生や大学生で74万人ふえています。 年金だけでは暮らせない高齢者と、アルバイトをしないと勉学を続けられないという若い方がふえて、低賃金
の非正規で働かざるを得なくなっているという状況です。 このようなときに、ことし
の10月から消費税
の10%
の増税、社会保障費
の自然増分カットで、ますます市民
の暮らしに大きな打撃を与えることになります。 また、生活保護については、18年度から行われている生活保護
の段階的削減により、19年度も生活扶助に加え、母子加算、児童療育加算
の引き下げが実施をされています。子供
の7人に1人が貧困にある深刻な事態を悪化させ、子育て支援にも逆行するものです。 このような暮らし破壊
の政治に対し、地方自治体として住民
の福祉を増進し、教育、子育て
の責任を果たすこと、市民
の負担を少しでも減らす努力が必要です。しかし、予算編成に当たっては、各担当部署では予算
のカットや、事業
の休止、事業
の拡大に伴う予算を住民
の負担増で賄うというものです。 市長
の公約であります「改革前進!」
の改革と財政
の立て直し
の取り組みとしては、財政調整基金から繰り入れをしない財政運営ということで、新年度
の一般会計予算額は183億9,000万円。前年度対比で5,000万円
の減額、0.3%
の減額予算です。 しかし、平成29年度
の決算では、一般会計で4億3,900万円
の黒字、不用額は5億4,400万円という結果からも財政調整基金から繰り入れをして暮らしを守るべきです。そうした観点で新年度予算を審議した結果、以下、主なものについて反対理由を述べさせていただきます。 まず、反対理由
の一つは、一歩前進
の施策であっても、先ほども申し上げましたが、受益者負担
の考え方で住民に負担を押しつけているという点です。 市長
の公約、「改革前進!」
の前進
の取り組みとして、一つは循環バス
の土曜日運行です。
日本共産党市議団も循環バス
の土日運行を求めてきましたので、そういう点では一歩前進です。しかし、事業を拡大する一方で、受益者負担増を求めるという姿勢には賛成できません。 そして、循環バス
の運賃は200円から300円に値上げです。循環バス
の拡充に伴う委託費は273万6,000円。一方、運賃
の値上げで利用者
の負担は251万5,000円ふえ、循環バス拡充に伴う市
の負担はわずか22万円です。 また、乗り合いタクシー
の運行時間を午後6時から5時までとしました。住みやすいまちとしていくためにも、循環バス
の拡充を初め市内全域
の公共交通
の充実に向けて、検討することを求めておきます。 次に、子育て世代を応援する子供
の医療費
の助成制度ですが、少子化や地方
の人口減少に歯どめをかける重要な制度であるだけでなく、安倍政権
のもとで子供
の貧困が広がる中いよいよ緊急課題になっています。 本市では、10月から入院に限って高校生相当年齢まで広げることは一歩前進です。 一方で、制度
の前進と引きかえに、窓口負担を住民税非課税世帯と調剤を除き200円から300円に値上げをします。値上げにより利用者
の負担は700万円ふえ、拡充に伴う市
の予算はわずか200万円ということです。 厚生労働省は、18年度から未就学児に限り自治体へ
のペナルティーは廃止し、その後多く
の自治体が対象児
の拡大や窓口無料化などを実現しています。千葉県内54市町村中、窓口負担を無料にしている自治体は、平成30年10月1日時点で、通院で小学校3年生まで無料としている大網白里市を含めると13市町、200円が17市町ということで、大半が無料もしくは200円です。子供へ
の投資は未来へ
の投資です。若い世代が安心して子供を産み育てられる環境とするためにも、窓口負担
の無料化と、高校生相当まで通院までも拡充することを求めておきます。 次に、保育園
の問題についてなんですが、今回民間
の保育所が八坂台に新設され、待機児童は解消されるということです。しかし、潜在的待機児童は依然解消されません。さらに、幼稚園、保育所
の施設改修費用が一般財源化されたことを理由に統廃合計画が進められようとしています。 2017年3月
の参議院予算
委員会で、当時
の総務大臣が国庫補助金
の一般財源化による影響が生じないように、適切な地方財政措置を講じていると答弁しています。 子供
の命と安全・安心が保障され、子供に最善
の利益を保障することができるようなまち東金市を目指すためにも、これまでに築き上げてきた本市
の公立保育所、幼稚園を守ることが必要だと考えます。 次に、住宅リフォーム助成制度についてですが、住環境
の改善、経済効果を認めながらも、国
の補助金が減額されるということで、新年度は事業を休止し予算をつけませんでした。 地元業者
の仕事がふえれば地域経済
の活性化にもつながります。経済対策として位置づけ、予算を計上すべきです。 次に、土木費
の中
の生活道路についてです。
日本共産党市議団が行っております市政アンケートにも、歩道や通学路を広げてほしい、道路
のでこぼこを直してほしい、排水
の改善など、具体的な要望が多く寄せられています。しかし、新年度予算では、道路維持
管理費は前年度対比で約3,000万円
の減額、道路新設改良事業も4,500万円
の減額です。生活道路
の改善、安心・安全なまちづくりにもっと予算を増額すべきです。 次に、市職員
の配置についてですが、先ほど陳情
の討論でも申し上げましたが、4割を超える職員が非正規
の職員です。正規職員をふやして、住民
の福祉増進という自治体本来
の役割を担える公務、職場をつくるべきだと申し上げておきます。 次に、国民健康保険についてです。 国民健康保険は、低所得者、無職
の方などが多く加入して、所得200万円以下
の世帯が加入世帯
の78%を占め、18年6月1日現在、滞納は加入世帯
の2割を超えています。昨年から国民健康保険
の広域化が実施されましたが、2019年度以降さらに国民健康保険税が値上げとなる危険があることが、日本共産党
の調査と試算で明らかになりました。給与年収400万円
の夫婦と子供2人
の4人世帯
の場合で、全国では8割
の自治体で値上がりをし、東金市
の場合でモデル世帯では約9,400円
の値上げになる見込みです。現在でも負担能力をはるかに超え、高い国民健康保険税に住民は悲鳴を上げています。 国民健康保険税
の大幅な値上げは、国民健康保険
の都道府県化が要因です。県が標準保険料率を算定し、その水準に合わせて、国民健康保険税
の引き上げを市町村に強要するというやり方が本格化します。自治体は、法令上標準保険料率に従う義務はありません。厚生労働省も地方自治
の原則に基づき、自治体
の判断による負担軽減など
のため、一般会計から
の法定外繰り入れを認める国会答弁をしています。 17年度決算では、県内54市町村内
の15市町で約101億円繰り入れし、1人当たり1万3,800円
の軽減となっています。 本市においても、国に対し1兆円
の国庫負担増で協会けんぽ並
の保険税にすることを求め、市としても国民健康保険
の基金や、一般会計から
の法定外
の繰り入れを活用して国民健康保険税を下げること、そして、子供
の人数が多ければ多いほど国民健康保険税が引き上がる、均等割
の軽減と、資格証
の発行中止を求めておきます。 次に、介護保険料についてですが、昨年、基準額が年額で3,600円引き上げられました。 高齢者は年金
の引き下げで収入減となり、消費税増税でさらに負担がふえ、その上、介護保険料
の引き上げで、年金額はさらに減額されました。 一般会計から
の繰り入れで保険料を引き下げる自治体もあり、禁止する法規定も罰則もありません。東金市では、そうした努力を行い減免制度
の見直しを図ること、総合支援事業については、現行相当サービス
の維持と特養
の待機解消に向けて、特養ホーム
の増設を強く求めておきます。 国は、法改定によって自立支援、重度化防止に向けた保険者機能
の強化等
の取り組みを推進するとして、第7期計画において市が地域課題を分析し、その課題に応じた目標を設定することを義務づけ、保険者がこの目標に沿った取り組みを進めることに対して、要介護状態
の維持改善
の度合いなど、実績を評価し、結果を公表、財政的インセンティブを付与する、報奨金を与えるとしており、新年度予算では東金市では700万円が計上されています。 要介護状態
の改善を進めること自体問題だとは思っていませんが、介護費用
の抑制が目的となるような行き過ぎがあれば、必要な人が必要なサービスを受けられないという状態を生み出します。高齢者が住みなれた地域で、いつまでも自分らしく、安心して豊かな生活が送られるまち東金にふさわしいものになるよう求めておきます。 次に、病院事業についてですが、
東千葉メディカルセンターについては、三次救急を担い旧東金病院
の跡を引き継ぐ地域
の中核病院だと位置づけています。 この間発言もしてまいりましたが、千葉県
の全面的な支援が不可欠です。最後まで千葉県は運営に責任を果たすべきと考え、賛成できません。 次に、下水道事業についてです。 平成26年から企業会計に移行した佐倉市では、移行前
の平成25年度
の一般会計から
の繰入金
の額が4億9,500万円から、その後平成29年度には使用料が改定されて、一般会計から
の繰入額は3億3,000万円ということが担当課によって明らかになりました。 市
の担当課によりますと、一般会計から
の繰入額
の減額は、一概に企業会計に移行したことが一つ
の要因ではないという分析でしたが、東金市
の予算
の編成においても、今回、企業会計へ
の移行に伴う委託費が計上されています。 国が進める企業会計へ
の移行
の狙いは、一般財源
の支出削減と独立採算制
の強化にあるということは明確です。東金市
の使用料は20立方メートルで月2,665円、近隣
の市町村に比べてかなり高い。佐倉市では2,427円です。使用料は負担能力に関係がなく、家族が多ければより重くなります。下水道法に基づく公共性を図るには負担能力に応じた税金、いわゆる一般財源を自治体
の裁量によって繰り入れができる、特別会計方式を継続すべきと考えます。 よって、この下水道事業あわせて農業集落排水事業についても同様に反対
の立場で、賛成できません。
日本共産党市議団といたしましては、鹿間市長にはぜひ消費税
の10%
の増税中止を国に求め、社会保障を削減から充実に転換して、人間らしく働ける雇用
のルールをつくること、そして、市民生活に密着した市政運営となるということを強く求めて、以上、反対討論とします。
○議長(清宮利男君) 討論
の途中ですが、休憩します。 午前11時04分 休憩 午前11時13分 再開
○議長(清宮利男君) 休憩前に引き続き討論を行います。 ほかにございませんか。 水口議員。 [15番 水口 剛君 登壇]
◆15番(水口剛君) 議長
のお許しをいただいたので、10号議案 平成31年度東金市一般会計予算について
委員長報告は可決でありましたが、私
のほうは反対
の立場から意見を申し上げたいと思います。 緊縮財政ということで、かなり一人歩きした感があるんですが、結果はマイナス0.3%という圧縮というよりは横ばいといったほうがいいだろうと思いますが、そういう財政予算が提案されました。 私は、財源というあり方、あるいは事業
のあり方等々
のことを情報
の共有化という言い方なんですが、事務方
の苦労をもあわせて議会や市民に積極的な情報開示と、共有化へ
のいま一歩
の工夫を要望する立場から、または、市民、議会から言えば、市当局
の持っている情報
の開示を、平たく言えば議会、市民が判断できる情報
の共有化が、今問われているんではないかという立場から、本予算
の反対
の意見を申し上げたいと思います。 まず、第一に財源
のあり方です。 大変厳しく歳入
の面が問われたというか、最初は10%圧縮とか20%圧縮という
のがいろいろなところで漏れ伝わったんですが、結果はご案内
のとおり0.3%マイナス予算編成でありました。しかし、その中身を見ると、財源
の第一は市税でありますが、さっき前田議員もおっしゃっていたんですが2億6,000万円
の前年度比3.6%
の増ということで、75億9,000万円という数字が上がっています。 しかし、他方やはり非常に収入がマイナス状態が幾つか見られます。 その第一は、財政調整基金に頼らないということで、いわゆる繰入金が何と財政
の予算上でいけば1億9,800万円、前年度からいけばマイナス89.9%、これはもうご案内
のとおり、財政調整基金が余り関連づけて言いたくはないんですが、
東千葉メディカルセンターの開院以降、開院前は、財政調整基金は36億円ありました。開院後どういう状態かは6億円、9億円、9億円、7億円といって4年間で31億円。病院開設前は36億円
の財政調整基金が実に泉
のごとくといっては語弊がありますけれども、4年間で31億円財政調整基金を崩してこの間
の予算編成をした。その反動がこの平成31年度当初予算
の繰入金が2,375万円という形であらわれた。これが最大
の財政
の今回
の決定的なマイナス要因だったことは言うまでもないと思います。 他方まだ幾つかあります。例えば、国と県
の支出金が1億4,600万円削減、あるいはこれは事務方
のお話であった市債ありきではどうな
のという話がありましたが、それは全く私も同じ立場なんですが、いわゆるプライマリーバランスを意識する余りかどうかわかりませんが借金返済が14億円、今年度予算は。新たに借金をするお金が9億円。そのうちに7億円が臨時財政対策債と、見ようによっては随分起債に財政調整基金を頼らないということは一つです。もう一つは、起債に頼らないということではないんだろうけれども、事務方
のお話を聞きましたら、臨時財政対策債
の可能なぎりぎり
の状態までは、7億何がしは提案したと、予算化したと。だけど、もう一方、いわゆる起債については、起債を起こすメニューがなかったと言えばそういうことなんですが、私
の立場でいけば公共交通
の起債は多種多様なメニューが国
の中ではあります。これを使わない手はないんではないかという
のが、私
の一つ
の意見です。ですから、財政調整基金を使わないということは一つ
の考え方、もう一つは、プライマリーバランスで返済を超えた借金は、財政規律からいって問題があるよという
のは、国も県も言っておりますから、それはないだろうと思いますが、でも、起債
の国
のさまざまな多種多様なメニューについても、当局は多分いろいろと苦労されたかと思うんですが、今回は非常に控え目にやった
のかなと私個人は思っております。 その立場で二つ目を言いたい
のは、鹿間市長が少子・高齢化、人口減にという有事、静かな有事に立ち向かうために改革前進を唱えて六つ
のビジョンを提起しています。 その中で、去年
の暮れ
の補正予算では、小学校9校、保育園
の7園にエアコンをリアルタイム
の情報を収集し
管理をし、ことし7月から稼動するという状態は鹿間市長や事務方
の努力だったと思います。ほか同じ状態で起債が75%、100%は安倍内閣で全国画一的に提起をされたんですが、しかし、情報をリアルタイム的に集め
管理し事業発注した
のは、事務方
の努力であり、市長
の考え方にあっただろうと思います。ほか
の自治体は言いませんけれども、自治体によっては、ことし工事が間に合わないんです。2年にまたがってという場合もある自治体があります。そこは東金市
の事務方及び市長
の努力だなと思います。 もう一方、市長が大変力を入れた未来へ
の投資
の子供たち
の医療補助を高校生まで拡大しようということがありました。これも値上げという負荷を伴う高校生まで
の入院に限って
の対象拡大と、これも財政的にいけば700万円値上げ分は収入があります。そのうち200万円は高校生
の入院に対象とすると、あと500万円は何かというと小学校、中学校で30%
の負担分を補助している1億7,000万円、これについて一般財源で持てる
のは1億2,000万円というふうに事務方はかなり努力して苦労されている。ですから、値上げ分700万円
のうち、200万円は高校生
の入院を対象として使い、あと500万円は小学校、中学校
の3割負担
の1億7,000万円中一般財源1億2,000万円プラス500万円でと大変苦労しているわけですね。 あるいは、市長が公共交通
の一つ
の流れとして挙げた、循環バス
の土曜日運行ですが、これも値上げという負荷を伴った土曜日運行であります。これは値上げによって、一つはちょっと私
の計算、事務方
のやりとりが前田議員とちょっと若干違うんですが、値上げ分で261万6,600円、運行費委託費が261万9,900円、持ち出して3,300円です。これほど財政は非常に厳しい状況にあるだろうと思っております。 鹿間市長が未来へ
の投資、前進改革で提起したこの内容が、ある意味でいけば値上げという負荷を伴う改革事業であります。そこで、我々がやはり考えていかなきゃいけないことは、財源をどうするかということを、どうしても今
の東金市
の財政構造
の中では、共有して検討、精査しなければならないんではないかと私は思っております。 その財源
のあり方について
の一つは、性質別に言うと、もう皆さんもご案内
のとおり、義務的経費という
のは、人件費、公債費で借金返済、扶助費という
のは、義務的経費でなかなかここは削減はできないと言われています。 今度
の予算でいけば52%この義務的経費が扶助費と公債費と人件費で、経常的経費はどのぐらいかというと、これは私
の勝手な計算で当たっているかどうかわかりませんが、予算ベースでいくと44%合わせて97%、いわゆる経常収支比率という
のが。一般的に算数的に言えば3%が政策事業費として弾力的に使えると。これがもう20年間前任者がずっと継続した事業
の後追いですからほぼ継続するわけですね。ですから、新市長が使える
のは、土曜日運行
の循環バスも3,300円
の持ち出ししかできない。医療費
の拡大も、高校生
の拡大も、負荷である値上げをして700万円を収入集めて、だけれども、小学校、中学校
の3割負担
の1億7,000万円中1億2,000万円
の一般財源
の中でプラス500万円で穴埋めしなきゃいけない。 やはり、ここは財源
のあり方を少し厳しく見る必要があるんではないかということで、一つは補助費、これも前から言われています。この補助費で、大変言いにくいんですが、広域行政です。ずっと前によく先輩
の議員たちが言っていた
のは、議員
の皆さんが言っていた
のは、いわゆる母屋が麦飯を食べて隣は何な
のかという話がよく先輩議員がおっしゃっていたことを今思い返します。広域行政
の予算を厚くしろと言っているわけではないんです。共同で議論する必要になってきているんではないかということであります。 今、人口減です。さまざま収入も下降線をたどります。そして、要求は多様化していく。その中で広域行政組合
の役割と、東金市一自治体
の役割が共同で議論する状況に、皆さん事務方はやっていると思います、それを議会に、市民に情報提供してほしいということであります。 もう一つは、予算審査で明らかになった事柄、これまた本当に事務方がよくやっていることをちょっと頭に入れながらお話しするんで、ちょっと悩むところなんですが、貸付金という
のがあります。 予算審査で、中小企業融資預託金1億2,000万円、これは評価はいろいろあります。私も事務方
の話を聞いて納得はしています。だけれども、毎年毎年1億2,000万円を融資して、借り出して、借り出した融資額はちょっと正確じゃありませんが、9億円近くいっていると。残が4億円近くあると。1億2,000万円は一旦返して、帳簿で予算上返ってきて、そしてまた1億2,000万円を融資する6銀行に。これは事務方
の努力を踏まえながらも、もう少しとどまって考える必要もあるんではないかと思っております。 という
のは、今銀行は金余りです。金余り状態です。貸す先が見えてこないという銀行状態がずっとあるわけです。国
の原因でもありますよ。6銀行に1億2,000万円を振り分けて、中小企業
の融資
の預託をしている。今は中小企業
の方に聞いたら、利息補給
のほうが即効性はあるという話を聞いております。あるいは、県
の融資
のほうが東金市
の融資よりは非常に緩やかであるという話も聞いております。 あるいはもう一つ、ここ
の貸付金に、看護師修学金が9,500万円、どうして1億600万円という予算計上しているか、ちょっと私勉強不足でここはわかってないんですが、いつの間にか1億600万円になっています、ことし
の予算では。これは私はずっと言っている、県
の仕事じゃないですかと。これが今度
の30億円
の中で想定外だと県
のほうに言われていることがよくわからない。千葉県は医師も看護師も全国ワーストだと言われている。それが集まらなかったから予想外という言い方もわからない。むしろ県は積極的に医者や看護師
の確保ために資金投入することが県
の役割と私なんか思っているし、全国そうですよ、全国も。 そういうことをぜひ考えてみたときに、看護師
の修学資金が1億600万円、これについても立ちどまって考える必要はあるんではないかと私は思っております。 そういうことを含めて、鑑みて、やはり事務方
の苦労含めて、財政
の今
の財源
のありよう、事業
のありよう、そして財源
の今
の予算規模で、財源がどういうふうに圧縮という言い方は私は嫌いなんですが、工夫できるかどうか含めて、議会と市民とそして事務方
の努力を含めて共有化して、その積み上げがないと、鹿間市長がいわゆる未来へ
の投資と言っても、本当に今回、土曜日運行は3,300円です。医療費拡大も700万円で小学校中学校
の補填で500万円いって、高校生対象は入院
の200万円、全体で2,500万円かかると言っていますよね、事務方は。そういう金をやはり共有化して、市民と、議会と、市職員が一体になって、一つ
の方向性つくらないと、今
の右肩下がり
の人口・財政は運営できないと私は思っておりますので、ぜひ、新市長はこの間広報にいろいろな財政を提起しています。広報に載せています。それを是としながらも、ぜひ皆さんとここは知恵を絞ってやっていきたいと思っている立場から、あえて反対を申し上げて、私
の意見とします。 以上です。
○議長(清宮利男君) ほかにございませんか。 (発言する者なし)
○議長(清宮利男君) なければ討論を終結いたします。 これより採決いたします。 最初に、第10号議案 平成31年度東金市一般会計予算について、
委員長報告は原案可決でありました。
委員長報告
のとおり、原案可決と決することにご賛成
の方はご起立願います。 [賛成者起立]
○議長(清宮利男君) 起立多数であります。 よって、第10号議案は原案どおり可決されました。 次に、第11号議案 平成31年度東金市国民健康保険事業特別会計予算について、
委員長報告は原案可決でありました。
委員長報告
のとおり、原案可決と決することにご賛成
の方はご起立願います。 [賛成者起立]
○議長(清宮利男君) 起立、多数であります。 よって、第11号議案は原案どおり可決されました。 次に、第12号議案 平成31年度東金市後期高齢者医療特別会計予算について、
委員長報告は原案可決でありました。
委員長報告
のとおり、原案可決と決することにご賛成
の方はご起立願います。 [賛成者起立]
○議長(清宮利男君) 起立多数であります。 よって、第12号議案は原案どおり可決されました。 次に、第13号議案 平成31年度東金市介護保険事業特別会計予算について、
委員長報告は原案可決でありました。
委員長報告
のとおり、原案可決と決することにご賛成
の方はご起立願います。 [賛成者起立]
○議長(清宮利男君) 起立多数であります。 よって、第13号議案は原案どおり可決されました。 次に、第14号議案 平成31年度東金市介護予防支援事業特別会計予算について、
委員長報告は原案可決でありました。
委員長報告
のとおり、原案可決と決することにご賛成
の方はご起立願います。 [賛成者起立]
○議長(清宮利男君) 起立多数であります。 よって、第14号議案は原案どおり可決されました。 次に、第15号議案 平成31年度東金市下水道事業特別会計予算について、
委員長報告は原案可決でありました。
委員長報告
のとおり、原案可決と決することにご賛成
の方はご起立願います。 [賛成者起立]
○議長(清宮利男君) 起立多数であります。 よって、第15号議案は原案どおり可決されました。 次に、第16号議案 平成31年度東金市農業集落排水事業特別会計予算について、
委員長報告は原案可決でありました。
委員長報告
のとおり、原案可決と決することにご賛成
の方はご起立願います。 [賛成者起立]
○議長(清宮利男君) 起立多数であります。 よって、第16号議案は原案どおり可決されました。 次に、第17号議案 平成31年度東金市病院事業特別会計予算について、
委員長報告は原案可決でありました。
委員長報告
のとおり、原案可決と決することにご賛成
の方はご起立願います。 [賛成者起立]
○議長(清宮利男君) 起立多数であります。 よって、第17号議案は原案どおり可決されました。 次に、第18号議案 平成31年度東金市ガス事業会計予算について、
委員長報告は原案可決でありました。
委員長報告
のとおり、原案可決と決することにご賛成
の方はご起立願います。 [賛成者起立]
○議長(清宮利男君) 起立全員であります。 よって、第18号議案は原案どおり可決されました。 次に、市長より、追加議案第19号議案及び第20号議案
の送付があり、これを受理いたしましたので報告いたします。 なお、議案はお手元に配付
のとおりであります。 議案を配付してありますが、配付漏れはございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(清宮利男君) 配付漏れなしと認めます。 この際、これを日程に追加し、一括議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(清宮利男君) ご異議なしと認め、第19号議案及び第20号議案を日程に追加し、一括議題とすることに決しました。 直ちに
市長提案理由の説明を求めます。 鹿間市長。 [市長 鹿間陸郎君 登壇]
◎市長(鹿間陸郎君) 追加議案につきまして、直ちに提案理由
の説明をさせていただきます。 第19号議案 監査
委員の選任についてでございます。 本案は、監査
委員である鈴木純男氏が、来る平成31年3月31日をもちまして任期満了となることから、人格が高潔で行政運営に関しすぐれた識見を有する同氏を、引き続き監査
委員として選任いたしたく、地方自治法第196条第1項
の規定により議会
の同意を求めるものでございます。 続きまして、第20号議案 固定資産評価審査
委員会
の委員の選任についてでございますが、本案は、固定資産評価審査
委員会
の委員である小林力氏が、来る平成31年5月31日をもちまして任期満了となることから、学識経験豊かな同氏を引き続き当該
委員として選任いたしたく、地方税法第423条第3項
の規定により議会
の同意を求めるものでございます。 以上2議案につきまして、よろしくご承認を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(清宮利男君)
市長提案理由の説明を終わります。 それでは、第19号議案及び第20号議案について、議案に対する質疑を許します。 ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(清宮利男君) なければ、第19号議案及び第20号議案
の質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 第19号議案及び第20号議案については、会議規則第36条第3項
の規定により
委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(清宮利男君) ご異議なしと認め、
委員会付託は省略することに決しました。 それでは、第19号議案及び第20号議案について討論を許します。 ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(清宮利男君) なければ討論を終結いたします。 これより採決いたします。 最初に、第19号議案 監査
委員の選任について、原案に同意することにご賛成
の方はご起立願います。 [賛成者起立]
○議長(清宮利男君) 起立多数であります。 よって、第19号議案は原案に同意することに決しました。 次に、第20号議案 固定資産評価審査
委員会
の委員の選任について、原案に同意することにご賛成
の方はご起立願います。 [賛成者起立]
○議長(清宮利男君) 起立多数であります。 よって、第20号議案は原案に同意することに決しました。 このまま休憩します。 午前11時44分 休憩 午前11時45分 再開
○議長(清宮利男君) 再開します。 それでは、ここで監査
委員に就任されました鈴木純夫さん
のご挨拶をお願いいたします。 [監査
委員 鈴木純夫君 登壇]
◎監査
委員(鈴木純夫君) 議長
のお許しをいただきましたので、一言ご挨拶させていただきます。 市長ご提案
の監査
委員の選任議案に対しまして、再び議会
のご承認をいただきましたことは、身に余る光栄でございます。 近年、企業や学校、地方自治体などで不正やふぐあいが多数露見する中、地方自治法
の逐次
の改正により、自治体
の監査については一層
の充実、強化が求められております。行政
の公正にして合理的かつ効果的な執行
の確保を使命といたします監査
委員の役割
の重さを改めて感じる次第でございます。 地方行政を取り巻く諸環境が大きく変化する中、さらなる市政
の発展を図るためには、変化へ
の適切かつ速やかな対応が求められると考えます。また今、東金市は、財政面など先送りできない厳しい現実に直面しております。 私は次
のように考えております。今、東金市に求められている
のは、市全体
の業務
の品質
の向上ではないかと。業務
のTQC、業務
の統合的な品質
管理であります。無駄、むら、無理、不良、ふぐあい
の発見、排除、再発防止、そして、住みやすいまちとはどういうまちかという認識を共有し、これらについて全庁を挙げて全職員が取り組むことで、市長が掲げる改革前進が現実
のものになるであろうということであります。 関係する皆様
の格別なるご教示を賜りながら、誠心誠意職務を全うする所存でございます。よろしくお願い申し上げます。 ご挨拶
の機会を与えていただき、ありがとうございました。 以上でございます。
○議長(清宮利男君) 以上で、鈴木純男さん
のご挨拶を終わります。 このまま休憩します。 午前11時47分 休憩 午前11時47分 再開
○議長(清宮利男君) 再開します。 以上をもって、今期定例会に提案されました案件は全て議了いたしました。 これをもって、平成31年第1回東金市議会定例会を閉会いたします。 なお、次回6月定例会は6月3日開会
の予定でございます。 午前11時53分 閉会
○議長(清宮利男君) 3月定例会
の閉会に当たり、市長より挨拶があります。 鹿間市長。 [市長 鹿間陸郎君 登壇]
◎市長(鹿間陸郎君) 議長
のお許しをいただきましたので、平成31年第1回東金市議会定例会
の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 議員
の皆様方には、去る2月27日
の開会から22日間にわたり、多く
の重要案件につきまして慎重なるご審議をいただくとともに、本日
の追加2議案を含め、提案させていただいた全20議案を原案どおり可決いただきましたことに、厚くお礼を申し上げます。 その中でも、第10号議案から18号議案につきましては、私みずからが指揮して編成した初めて
の当初予算にかかわる議案でございました。 今議会
の開会日にも市政
の運営方針として説明させていただきましたように、この予算編成に際しましては、全て
の事務事業
の検証をいたしまして、長期に実施してきたため制度疲労したもの、社会、経済
の状況
の変化などにより、所期
の目的が達成されたものといった不要不急
の施策事業を精査し、廃止、休止、継続を決断する一方、将来的に必要と考える事務事業は、未来へ
の投資として新たに創設するなど、スクラップアンドビルドを前提に私
の責任において編成を行わせていただきました。 平成31年度においては、ご承認いただいた予算事業を一つ一つ着実に、効果、有効性などを見きわめながら実施していくとともに、財政健全化
の取り組みを進化させるべく、本年度と同様、第1四半期
の前半から2020年度において予算化すべき新規充実事業、懸案課題へ
の対応方針、財政調整基金に頼らない予算編成、こうした再度
の事務事業
の見直しを指示するなど、改革前進
のたゆまぬ継続
のため
のマネジメントを行う所存でございます。 また、次期総合計画
の策定に向けましては、地区懇談会に続きまして、庁内
の若手職員によるプロジェクトチームと市民会議を立ち上げるなど、さらに多く
の方々から
のご意見をいただく機会を設けまして、市民
の皆様とともに一体感を高めながら、将来
のビジョンを描いてまいりたいと思っております。 3月も下旬となり春
の暖かさを感じる陽気となってまいりました。八鶴湖
の桜も数日
のうちに開花すると
のことで、いよいよ東金市が最も華やぐ季節を迎えます。今年
の開花は例年より若干早目という状況でございますので、来週
の山開きから4月
の上旬まで桜まつり
の期間中、多く
の方々に東金市にお越しいただき、美しい桜を楽しんでいただきたいと考えております。 また、来る5月1日には、新たな元号に変わる改元が行われます。 この歴史的な大きな節目を心から祝福するとともに、新たな時代におきましても、私たち
のふるさと東金が輝くまちとして発展を続けることができるよう、私も不断
の努力を重ねてまいる所存でございますので、議員
の皆様におかれましても、一層
のご指導とご協力を賜りますようお願い申し上げまして、今定例会
の閉会
のご挨拶とさせていただきます。 まことにありがとうございました。
○議長(清宮利男君) これをもって、本日
の会議を閉じます。上記、会議
の顛末を録し、これに署名する。 東金市議会議長 清宮利男 東金市議会議員 布施満明 東金市議会議員 中村美恵...