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12月03日-01号

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  1. 東金市議会 2018-12-03
    12月03日-01号


    取得元: 東金市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-24
    平成30年 12月 定例会(第4回)      平成30年12月招集 第4回東金市議会定例会                    平成30年12月3日(月曜日)                    午前10時開議 議事日程(第1号)諸般報告第1 会期決定第2 会議録署名議員指名第3 説明員出席通知第4 陳情(陳情第10号)上程第5 平成29年度東金市各会計決算審査特別委員委員長報告、同報告に対する質疑及び討論、採決第6 議案(第1号議案~第8号議案)上程   (市長提案理由説明及び所管部長補足説明)---------------------------------------本日会議に付した事件 議事日程とおり---------------------------------------出席議員  22名 1番 布施満明    2番 中村美恵    3番 宮沢敬人 4番 前嶋靖英    5番 伊藤博幸    6番 土肥紀英 7番 坂本賀一    8番 上野高志    9番 相京邦彦10番 佐久間治行  11番 櫻田あや子  12番 清宮利男13番 前田京子   14番 佐竹真知子  15番 水口 剛16番 石田 明   17番 小倉治夫   18番 宍倉敬文19番 塚瀬一夫   20番 渡辺直樹   21番 石崎公一22番 宮山 博欠席議員  なし---------------------------------------議案説明ため出席者 市長        鹿間陸郎   企画課長      鈴木 聡 副市長       井上一雄   総務課長      酒井良和 教育長       飯田秀一   財政課長      鴇田義弘 企画政策部長    矢野政信   社会福祉課長    飛田和雄 医療担当部長    石渡淳一   農政課長      神山英雄 市民福祉部長    中村貴一   建設課長      土屋和弘 経済環境部長    青木 憲   教育総務課長    醍醐義幸 都市建設部長    岡澤 茂 教育部長      鈴木幸一 会計管理者     長尾泰正---------------------------------------会議事務職員は次とおり 事務局長      石橋浩幸   次長        柴 伸一 書記        林 裕一   書記        齋藤洋佑---------------------------------------          午前10時00分 開議 ○議長(清宮利男君) おはようございます。 会期中、企画政策部秘書広報課広報広聴係などによる議場内写真撮影を許可いたしましたので、あらかじめご了承願います。 ただいま出席議員は22人であります。 定足数に達しております。 これより平成30年第4回東金市議会定例会を開会します。 直ちに本日会議を開きます。 日程に先立ち、諸般報告を申し上げます。 最初に、さきに実施されました安曇野市行政視察及び議会運営委員会所管事務調査研究視察結果報告書が提出されましたので、その写しを配付してあります。ご了承願います。 次に、監査委員より、例月出納検査結果について地方自治法第235条2第3項規定に基づき、東監第28号をもって報告され、さらに平成30年度定期監査結果について、地方自治法第199条第9項規定に基づき、東監第29号をもって報告されました。お手元にその写しを配付してあります。ご了承願います。 次に、議長諸般報告及び当局報告事項につきましては、お手元に配付いたしました印刷物によりご了承願います。[巻末資料参照]--------------------------------------- ○議長(清宮利男君) 日程第1、会期決定でありますが、議会運営委員委員報告を求めます。 渡辺委員長。     [議会運営委員長 渡辺直樹君 登壇] ◆議会運営委員長(渡辺直樹君) おはようございます。 議長ご指名をいただきましたので、議会運営委員結果についてご報告申し上げます。 当委員会は、11月28日午後2時より第1委員会室において、委員全員出席、当局より鹿間市長ほか職員出席もとに開催いたしました。当局及び議会事務局より陳情、議案、市政に関する一般質問通告について確認上、日程案について審議に入りました。 慎重審議結果、お手元に配付してございます平成30年第4回東金市議会定例会日程予定(案)及び日程表(案)とおり、本日12月3日から12月19日まで17日間と決定させていただきましたのでご報告申し上げます。ご賛同ほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(清宮利男君) 議会運営委員委員報告を終わります。 お諮りいたします。今期定例会会期は、議会運営委員委員報告どおり、本日12月3日から12月19日まで17日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清宮利男君) ご異議なしと認めます。よって、今期定例会会期は本日から12月19日まで17日間と決しました。 なお、議事日程につきましてはお手元に配付いたしました日程予定(案)、日程表(案)によることでご了承願います。[巻末資料参照]--------------------------------------- ○議長(清宮利男君) 日程第2、会議録署名議員指名でありますが、会議規則第79条規定により13番前田議員、14番佐竹議員を指名いたします。 日程第3、説明員出席通知でありますが、地方自治法第121条規定に基づく要求に対し市長及び教育長より通知があり、その写しを配付してありますので、ご了承願います。[職務ため出席した者職氏名・前掲資料参照]--------------------------------------- ○議長(清宮利男君) 日程第4、陳情上程でありますが、議長もとに陳情1件が提出され、その写しを一覧表とともに配付してあります。本件につきましては、直ちに関係常任委員会へ付託いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清宮利男君) ご異議なしと認めます。 それでは、陳情第10号を文教厚生常任委員会へ付託いたします。--------------------------------------- ○議長(清宮利男君) 日程第5、平成29年度東金市各会計決算審査特別委員委員報告、同報告に対する質疑、討論及び採決でありますが、さき平成30年第3回定例会に提出され、閉会中継続審査となっております平成29年度各会計決算認定議案第5号から第13号議案までを一括議題といたします。 この9議案審査に当たられた平成29年度各会計決算審査特別委員委員報告を求めます。 土肥委員長。     [決算審査特別委員長 土肥紀英君 登壇] ◆決算審査特別委員長(土肥紀英君) 議長ご指名をいただきましたので、平成29年度東金市各会計決算審査特別委員審査経過と結果についてご報告申し上げます。 当委員会は、9月定例会において付託されました第5号議案から第13号議案まで決算認定議案について審査をするため、去る10月30日午前10時、第1委員会室において、委員全員出席、当局より関係職員出席もと開会いたしました。 なお、各議案に対する質疑及び答弁は、全て要約により説明いたします。 初めに、平成29年度東金市公衆無線LAN環境整備工事うち、中央公民館における整備状況は、関内地先・市道0122号線・関内歩道整備工事及びみのり郷東金における6次産業化拠点施設加工場新築工事現地視察をいたしました。 午後1時に再開し、最初に第5号議案 平成29年度東金市一般会計決算認定決算概要及び歳入について、担当課長概要説明後、審査に入りました。 初めに、決算概要について、財政調整基金から繰り入れは、平成29年度が約7億円、平成28年度が約9億4,000万円、平成27年度が約9億円と多額繰り入れが行われているが、その要因はどこにあるかと質問に対し、限られた財源中で多様化する行政需要に対応するため、総花的に予算配分をしてきた。また、生活保護費など扶助費に係る一般財源や国民健康保険事業など特別会計繰出金増加、さらに近年東千葉メディカルセンター運営費センター建設ために借り入れた市債償還ため病院事業特別会計繰出金を負担する部分が大きいことなどから、歳入に対して歳出が超過したところを財政調整基金繰り入れで賄ってきたが要因であると考えていると答弁がありました。 また、財政調整基金を今後4年間で18億円まで積み増ししていくことが目標ということであるが、他自治体ように人件費をカットするということでは困る、短期間に約5億円を積み増すためにどのような方法を考えているかと質問に対し、短期的にできることとしては、歳出を抑制していくしかないが、市民サービスが立ちいかなくなることがないよう十分に配慮する必要があると考えている。まず平成31年度目標は、財政調整基金を減らさないということであり、約5億円積み増しについては、財政課だけではなく全て部署職員全員で検討していると答弁がありました。 次に、歳入について、県立東金病院跡地の利活用としては、状況変化に伴う地代減少リスク等なども考えられることから、貸付ではなく土地売却方向に方針転換する考えはないかと質問に対し、跡地の利活用については、今後何度も入札を繰り返し、5年、10年借り手が見つからない状況が続くようであれば、貸付以外手法を検討する可能性はあるが、現時点では事業用定期借地権による30年間貸付を進めていくことを考えていると答弁がありました。 また、さらに税収を確保するためには収納率が重要となってくるが、今後収納率向上対策はと質問に対し、収納率向上取り組みとして、休日夜間窓口開設など、引き続き納付環境を整備するとともに、夜間臨戸、差し押さえ、捜索、多重債務者納税相談などを実施し、徴収強化を図っていく。なお、納税意思が見えない滞納者については、生活状況を把握するため、法に基づく財産調査を行い、支払い資力があると認められる場合には自主納付を促し、それでも納付がない場合には差し押さえを執行していると答弁がありました。 以上で決算概要及び歳入審査を終了し、続いて歳出第1款議会費から第3款民生費まで、所管部長による各款における予算に対して結果と評価について説明後に、審査に入りました。 初めに、第2款総務費について、ふるさと納税推進事業記念品代は、国指針で寄附額3割とされているが、本市状況はと質問に対し、本市では国が求めている返礼割合3割以下基準を遵守していると答弁がありました。 また、上布田方面バス路線を対象として、バス路線確保対策補助金500万9,760円が支出されているが、1人当たり運行経費を比較すると、単価的に循環バスを配置するほうがよいではないかと質問に対し、市地域公共交通会議でも採算性について指摘されていることから、次期東金公共交通計画検討を行っていく中で、意見等を踏まえながら話し合っていきたいと答弁がありました。 また、衆議院議員選挙及び最高裁国民審査に係る経費執行に関し、昨年10月衆議院議員選挙における本市18歳と19歳投票率はと質問に対し、投票率は18歳が45.01%、19歳が35.22%で、全体投票率は48.72%であったと答弁がありました。 次に、第3款民生費について、保育委託事業保育士処遇改善事業補助金について、平成29年度は幾つ施設で、何人保育士に支出したかと質問に対し、市内ユニヴァーサル雙葉学園及び小規模保育事業所計8事業所が対象となっており、平成29年度は保育士40名分が補助事業対象となっていると答弁がありました。 また、生活保護保護者世帯数、被保護者数及び保護率推移、また、高齢者世帯障害者世帯割合はと質問に対し、生活保護扶助事務において、被保護者世帯数及び被保護者数は、平成27年度までは増加傾向にあったが、平成28年度以降は急激な増加はなく、横ばい状況である。また、平成29年度高齢者世帯割合は51.99%、障害者世帯割合は17.97%で、合わせて全体約7割を占めていると答弁がありました。 また、保育所関係決算額に関連し、市全体待機児童潜在的待機児童数はと質問に対し、平成29年度当初で待機児童1名、潜在的待機児童は29名、平成29年度末で待機児童2名、潜在的待機児童70名となっていると答弁がありました。 以上で、1日目審査を終了し、午後4時57分散会いたしました。 翌10月31日午前10時、第一委員会室において、委員全員出席、当局より関係職員出席もと再開し、歳出第1款から第3款まで審査に引き続き、歳出第4款衛生費から第6款商工費まで、所管部長による各款における予算に対して結果と評価について説明後に、審査に入りました。 初めに、第4款衛生費について、組合立国保成東病院清算事業関連負担金残り額と償還年数はと質問に対し、この負担金は企業債分県振興資金分修繕起債分3種類があり、それぞれ負担金支払い最終年度については、企業債分が平成33年度、県振興資金分が平成31年度、修繕起債分が平成32年度となっており、約1億3,238万6,000円が総額として残っていると答弁がありました。 また、指定ごみ袋製作配送管理業務委託料関係で、ごみ量が減少しているということであるが、ごみ処理量が減少すれば東金市外市町清掃組合負担金は減少するではないかと質問に対し、ごみ量についてはわずかではあるが減少していることから、東金市外市町清掃組合負担金もここ数年減少傾向となっている。ただし、負担金については、施設維持管理などに係る費用も含まれていることから、ごみ量だけで大幅に減少することはないと答弁がありました。 次に、第5款農林水産業費について、東金市水田農業推進事業補助金補助単価内訳、件数、取り組み面積はと質問に対し、平成29年度10アール当たり補助単価は、加工用米が7,000円、飼料用米米粉用米が1万円、ホールクロップサイレージ用稲が1万3,000円である。件数と取り組み面積は、加工用米が39件、約103.3ヘクタール、飼料用米米粉用米が115件、約278.7ヘクタール、ホールクロップサイレージ用稲が6件、約8.9ヘクタールであると答弁がありました。 また、みのり郷東金維持管理事業施設改修工事は、レストランカウンター改修工事ということだが、開設してまだ何年もたっていない中、この工事にどのような意図があるかと質問に対し、利用者増加に伴い、厨房施設をさらに有効活用するために、既存カウンター一部に出入り口を新たに設けるために工事を行ったものであると答弁がありました。 次に、第6款商工費について、千葉東テクグリーンパークは、33社が稼動しているということだが、何人が就労して、東金市民は何人いるかと質問に対し、平成30年7月現在千葉東テクグリーンパーク従業員は1,835人、そのうち東金市民は398人で、約21%であると答弁がありました。 また、東金商工会議所事業補助金は、市制度融資にかかわる申請書類審査に要する人件費であるということだが、昨年度1年間申請書類件数はと質問に対し、制度融資受付として、新規が65件、利子補給申請が567件となっていると答弁がありました。 次に、第7款土木費から第9款教育費まで、所管部長による各款における予算に対して結果と評価について説明後に、審査に入りました。 初めに、第7款土木費について、住宅取得補助金地区別採択件数と制度活用による人口増加数はと質問に対し、平成29年度実績である56件地区別内訳は、台方地区が11件、田間地区が8件、北之幸谷地区が4件、道庭・日吉台・堀上・押堀がそれぞれ3件、その他21件については市内全域にまんべんなく交付されており、制度を活用した191人うち、移住者は約21%40人であったと答弁がありました。 また、都市施策調査研究企画立案事務として、939万6,000円公費を投じ、土地利用方策検討調査に係る報告書が作成されたが、市民や市議会に情報提供されていない。情報提供について、当局としてはどのように考えているかと質問に対し、この調査については、圏央道・東金ジャンクションを活用したまちづくり可能性を模索する中で、ポイントを極めて絞ったエリア調査を意図したものである。調査結果、民間主導であっても今後利活用見通しは厳しく、市側にもインフラ整備等多額な負担が生じることから、平成30年度新体制における庁内協議結果、事業化は困難であると決断し、あえて市議会へ報告に至らないと判断したが、今後は市議会へ報告必要性判断に当たり、事案内容、程度などにも十分配慮し、対応していきたいと答弁がありました。 次に、第8款消防費について、自主防災組織組織率は37%、世帯カバー率は65.9%ということであるが、設立が進まない要因をどのように捉えているかと質問に対し、自主防災組織設立は、このところ毎年3団体、4団体と立ち上がり、地域方々理解もと、進んでいるものと考えている。今後、地元説明会開催をさらに行い、設立を進めていきたいと答弁がありました。 また、常備消防分行政組合負担金は、今後も増加傾向となるかと質問に対し、関係市町により合意された消防庁舎建設基本計画では、今後九十九里分署南消防署白里出張所東消防署新築工事が計画されており、平成36年度までは負担金がかさんだ状況が継続するものと予想していると答弁がありました。 次に、第9款教育費について、小学校・中学校とも特別支援教育支援事業報酬として、非常勤嘱託員報酬があるが、市内小学校・中学校における特別支援教育支援員配置数及び対象児童・生徒数はと質問に対し、小学校では支援員28人、対象児童110人、中学校では支援員5人、対象生徒34人となっていると答弁がありました。 また、教育事務委託料があるが、委託に関するルールはと質問に対し、本来であれば丘山小学校、西中学校就学区域に属する季美の森東一丁目・二丁目に住所を有する児童・生徒が、地理的理由等により季美の森小学校大網中学校に通う場合には、大網白里市に小・中学校教育に関する事務を委託するものであり、1人当たり1カ月5,140円を支払う形となっていると答弁がありました。 次に、第10款災害復旧費から第13款予備費まで審査に入りました。 第11款公債費では、借金返済額に当たる公債費が近年減少しているにもかかわらず、貯金に当たる財政調整基金も減っている要因はと質問に対し、直近一般会計では平成26年度が約16億1,700万円、平成29年度が約13億7,700万円と、公債費は毎年減少している。しかしながら、それを上回るペースで扶助費一般財源分などが増加しており、財政調整基金に回すことができない状況が続いていると答弁がありました。 以上で、一般会計における審査を終結し、採決結果、賛成多数により原案どおり認定すべきものと決しました。 以上で、2日目審査を終了し、午後5時21分散会いたしました。 翌11月1日午前10時、第一委員会室において委員全員出席、当局より関係職員出席もと再開し、第6号議案 平成29年度東金市国民健康保険事業特別会計決算認定について、担当課長概要説明後、審査に入りました。 審査過程における主な質疑を要約して申し上げます。 国民健康保険税所得階層別滞納状況はと質問に対し、平成29年度滞納世帯数は2,733世帯で、所得階層別では申告情報なしが248世帯、100万円以下が1,429世帯、100万円から200万円が596世帯、200万円から300万円が303世帯、300万円から400万円が89世帯、400万円から500万円が27世帯、500万円以上が41世帯、200万円以下滞納世帯が2,025世帯と全体74.1%を占めていると答弁がありました。 また、国民健康保険税が予算現額に対し、約1億3,300万円減収だが、歳出における影響はと質問に対し、歳出において直接的な影響はなかった。国民健康保険税減収は、被保険者数減少が要因で、被保険者数が減少したことで保険給付費に1億5,800万円不用額が発生したと答弁がありました。 以上で審査を終結し、採決結果、賛成多数により原案どおり認定すべきものと決しました。 次に、第7号議案 平成29年度東金市後期高齢者医療特別会計決算認定について、担当課長概要説明後、審査に入りました。 審査過程における主な質疑を要約して申し上げます。 後期高齢者医療保険料は、年金天引きにより納付されていると思うが、収入未済額が生じている理由はと質問に対し、後期高齢者医療保険料は原則年金から天引きで特別徴収となっているが、受給している年金額が年額18万円未満方や年度途中で後期高齢者医療に加入した方は、特別徴収ができないため、普通徴収となっており、収入未済額が生じていると答弁がありました。 また、被保険者数が増加しているが、団塊世代方が75歳を迎え、後期高齢者となる2025年問題について見解はと質問に対し、かつてない急激な高齢化、特に後期高齢者増加が顕著なことから、国は後期高齢者保健事業あり方に関する研究において、方向性として肥満対策に重点を置いた生活習慣病対策から、低栄養などフレイルに着目した対策に転換する必要があると報告を受け、高齢者特性を踏まえた保健事業ガイドラインを策定した。本市においても、このガイドラインに基づく低栄養など防止事業実施が可能か検討していると答弁がありました。 以上で審査を終結し、採決結果、賛成多数により原案どおり認定すべきものと決しました。 次に、第8号議案 平成29年度東金市介護保険事業特別会計決算認定について、担当課長概要説明後、審査に入りました。 審査過程における主な質疑を要約して申し上げますと、紙おむつ給付事業内容はと質問に対し、在宅要介護4・5認定を受けた方など自宅に、紙おむつを2カ月に一度委託業者が配達を行うものであると答弁がありました。 また、地域支援事業における総合事業利用件数はと質問に対し、昨年度は訪問型サービスが1,171件、訪問型サービスAが12件、通所型サービスが1,167件、計2,350件であったと答弁がありました。 以上で審査を終結し、採決結果、賛成多数により原案どおり認定すべきものと決しました。 次に、第9号議案 平成29年度東金市介護予防支援事業特別会計決算認定について、担当課長概要説明後、審査に入りました。 審査過程における主な質疑を要約して申し上げますと、介護予防支援事業特別会計におけるケアプラン作成状況はと質問に対し、平成29年度ケアプラン作成総数うち、介護予防支援事業特別会計ケアプラン作成割合は42%であり、年間を通して徐々にふえていると感じられると答弁がございました。 また、昨年度予防給付マネジメントに従事した職員は何人か、また、人手は足りているかと質問に対し、正規職員1名と非常勤職員1名が従事している。当面間は現行体制で行うが、今後は外部委託を併用しながら対処していきたいと答弁がありました。 以上で審査を終結し、採決結果、賛成多数により原案どおり認定すべきものと決しました。 次に、第10号議案 平成29年度東金市下水道事業特別会計決算認定について、担当課長概要説明後、審査に入りました。 審査過程における主な質疑を要約して申し上げますと、資本費平準化債メリットはと質問に対し、単年度においては、一般会計繰入金抑制、長期的には事業債を一定規模に平準化することが可能となるため、下水道事業持続性や安定的な運営を図るといった効果が得られていると答弁がありました。 また、浄化センター改築更新工事具体的な内容はと質問に対し、老朽化した浄化センター設備である汚泥濃縮施設や砂ろ過施設に係る機械設備工事及びこれらに附帯する監視制御・計装・運転操作施設電気工事について、平成28年度から継続事業で実施したと答弁がありました。 以上で審査を終結し、採決結果、賛成多数により原案どおり認定すべきものと決しました。 次に、第11号議案 平成29年度東金市農業集落排水事業特別会計決算認定について、担当課長概要説明後、審査に入りました。 審査過程における主な質疑を要約して申し上げますと、分担金及び負担金に係る収入未済額316万9,000円内容はと質問に対し、収入未済額内容は2地区19名分で、地区別では上谷地区1名、5万5,000円、福岡地区18名、311万4,000円となっていると答弁がありました。 また、接続率向上に向けて取り組みはと質問に対し、農業集落排水事業参加者で設立されている維持管理組合を中心に、総会など会議を通じて接続勧奨、また、組合役員と下水対策課職員合同による未接続世帯個別訪問も行っていると答弁がありました。 以上で審査を終結し、採決結果、賛成多数により原案どおり認定すべきものと決しました。 次に、第12号議案 平成29年度東金市病院事業特別会計決算認定について、担当部長概要説明後、審査に入りました。 審査過程における主な質疑を要約して申し上げますと、公債費負担について、借入手法工夫により軽減は図れないかと質問に対し、現在借入先は地方公共団体金融機構であり、民間金融機関と比べ不利な条件とはなっていない。また、借入期間は将来にわたって負担公平性観点から、施設など耐用年数に応じた借入期間としている。金利については、変動金利場合、将来利率が見込めないことから、固定金利による借り入れとしている。引き続き設立団体及び法人負担軽減が図れるような借入条件など精査に努めていくと答弁がありました。 また、第3期中期計画策定における考え方、また、具体的な内容はと質問に対し、高機能な病院整備に伴う医療機器導入費や救命救急センター機能・教育施設機能に伴う建設費増加、東日本大震災による建設単価高騰により、開院当初から運転資金がなく、運営費負担金前倒しや基金から貸付といった資金確保に頼らざるを得ない状況であったことから、新たな追加財政支援策を軸に策定したものである。支援内容は、10年間29億9,600万円追加財政支援、また、基金から貸付金償還期間延長といった支援策を軸に策定し、平成32年度までに経常収支比率が100%以上となるよう計画したものであると答弁がありました。 以上で審査を終結し、採決結果、賛成多数により原案どおり認定すべきものと決しました。 次に、第13号議案 平成29年度東金市ガス事業会計決算認定について、担当課長概要説明後、審査に入りました。 審査過程における主な質疑を要約して申し上げますと、オール電化など競争中で、どのように本市ガス安さを生かした営業活動を展開していくかと質問に対し、市ガス最大メリットである料金安さについては、市営ガス通信を発行し、PRをしており、これにより市ガス使用に至った例もある。一定効果があったと考え、今後もPRを続けて、需要家増加を図っていきたいと答弁がありました。 また、平成29年度ガス事業会計決算において、267万8,000円黒字となった要因はと質問に対し、前年度決算が赤字であったことを受け、販売量増加による収入増加と費用削減を念頭に経営改善を行った結果、収入では受注工事収益が増加し、また、支出においては、検満メーター交換台数年度間平準化などにより、経費が削減され、わずかであるが黒字決算となった。また、冬季需要期における気温低下により、販売量が前年比で47万6,000立方メートル増加したことなども収入増加要因となったと答弁がありました。 以上で審査を終結し、採決結果、賛成多数により原案どおり認定すべきものと決しました。 以上で、当委員会に付託されました9議案審査を終了し、午後3時42分閉会いたしました。 以上で報告を終わります。議員各位ご賛同ほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(清宮利男君) 土肥委員報告を終わります。 ただいまの委員長報告に対し、質疑を許します。 そのまま休憩します。          午前10時46分 休憩          午前10時46分 再開 ○議長(清宮利男君) 再開します。 ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清宮利男君) なければ質疑を終結し、討論を許します。 そのまま休憩します。          午前10時46分 休憩          午前10時46分 再開 ○議長(清宮利男君) 再開します。 ございませんか。 櫻田議員。     [11番 櫻田あや子君 登壇] ◆11番(櫻田あや子君) それでは、議長お許しをいただきましたので、日本共産党市議団を代表しまして、第5号議案から第13号議案まで、平成29年度決算議案認定についての委員長報告は、認定すべきものとされていましたが、委員長報告報告に対して反対立場から討論を行います。 2014年度消費税8%減税から丸3年が過ぎ、アベノミクス丸5年がたちましたが、安倍政権もとで労働者全体実質賃金は18万円減り、2人以上世帯実質消費支出は21万円も減っています。決して国民暮らしはよくはなっていません。 社会保障制度は次々に改悪され、東金市民負担もふえています。安心・安全なまちづくりをどう進めてきたか、市民から要望や願いを実現するために、予算執行がどのように行われたか、このような観点から決算に対して主な反対理由を申し上げます。 一般会計ですが、1点目は子育て支援についてです。 日本共産党議員は、18歳まで完全無料化をこれまでも求めてきましたが、実現に至りませんでした。学童保育についても、待機児童が解消されず、保護者方は安心して働くことができません。 公立保育所へ入所希望が多いので、増設して待機児童、潜在的児童をなくすべきです。保育質を確保するために、臨時職員をふやすではなく、正規職員採用を求めてきましたが、一向に改善されません。少子化対策として、若い保護者から一番要望が多いこの部分が実施に至っていません。 2点目ですけれども、公共交通充実についてですが、交通不便地域が各所に見られ、2路線だけでなく、拡大をし、市民交通足を確保することは喫緊課題です。 日吉台地域路線バス増便ためバス会社へ助成や、乗り合いタクシー市外運行など、利便性向上に努めるべきです。 東金駅跨線橋エレベーター設置、東口改札口設置については、JR東日本に強く要望し、実現に向けて努力をしてほしいと思います。 3点目ですが、防災対策についてです。 木造住宅耐震改修拡充や家具転倒防止金具取付へ助成、津波避難対策など、大地震へ対策が不十分です。 4点目は、市民から要望が寄せられている道路や水路整備、進んでいません。危険な通学路が各所に見られます。いまだに導水路ままで、泥上げなどに住民負担が重くなっている箇所なども多く見られます。安心して住み続けられるまちづくりに、早急に取り組むべきです。 次に、国民健康保険事業特別会計について申し上げます。 平成29年度に滞納があった世帯は、加入世帯19.6%です。約2割が滞納しています。所得200万円以下世帯が約80%を占め、所得少ない人たち加入率が高いことがわかります。そして、資格証明書は375世帯、短期保険証は1,027世帯に発行され、滞納世帯50%に当たり、この世帯には正規保険証が交付されていないことになります。 生活が苦しくて保険料が払えない、この世帯が窓口で全額を払えるわけはありません。医療機関に受診することがなかなかできません。資格証発行は中止することと、高過ぎて払い切れない国保税引き下げを目指して、市民負担軽減に努めるべきです。 次後期高齢者医療特別会計ですが、75歳以上人口がふえるほど、保険料アップにつながる仕組みになっており、年齢で区別するこの制度そのものに反対をします。 次に、介護保険事業特別会計ですが、2015年8月から、これまで一律1割負担だった介護サービス料が、一定額以上所得人は2割になり、164人が該当しています。ことし8月からは3割負担を導入し、高齢者負担はますます重くなっています。介護保険料は上がり続け、年金から有無を言わせず差し引かれてしまいます。 第1段階年金等収入が80万円以下世帯滞納者は179人で、滞納者全体約30%を占めています。市独自減免制度も創設されていません。総合事業が始まり、平成29年8月からは資格ないヘルパーによる生活支援サービスが始まりました。専門職員ではないため、資格ある職員ではないため、利用者具体的な状況を的確に把握することはできません。このようなサービスでは、利用者が重症化してしまうことも考えられます。 軽度とされている要支援者は、介護給付から外され、保険給付と同等市独自現行並みサービス、これを利用することができると今はされていますが、東金市も大幅な給付費抑制が求められています。いつまで現行サービスが受けられるか、わかりません。 特別養護老人ホームには介護度3以上認定を受けなければ入所することができず、それでも待機者が157人です。要介護認定者が安心して利用できるはず介護保険制度が利用できなくなったと、たび重なる改悪に市民から心配する声が寄せられています。介護難民、介護離職がふえることは間違いありません。 次に、病院事業ですが、経営改善を重ねても厳しい経営状況に変わりはないですから、県支援を強く求めるしか改善する道はありません。 以上ような理由から、平成29年度決算認定に対して反対し、討論を終わります。 ○議長(清宮利男君) ほかにございませんか。     (発言する者なし) ○議長(清宮利男君) なければ討論を終結いたします。 これより各議案について採決いたします。 最初に、第5号議案 平成29年度東金市一般会計決算認定について、本案に対する委員報告は原案認定であります。委員報告どおり決することにご賛成方はご起立願います。     [賛成者起立] ○議長(清宮利男君) 起立多数であります。よって、第5号議案は原案どおり認定することに決しました。 次に、第6号議案 平成29年度東金市国民健康保険事業特別会計決算認定について、本案に対する委員報告は原案認定であります。委員報告どおり決することにご賛成方はご起立願います。     [賛成者起立] ○議長(清宮利男君) 起立多数であります。よって、第6号議案は原案どおり認定することに決しました。 次に、第7号議案 平成29年度東金市後期高齢者医療特別会計決算認定について、本案に対する委員報告は原案認定であります。委員報告どおり決することにご賛成方はご起立願います。     [賛成者起立]
    ○議長(清宮利男君) 起立多数であります。よって、第7号議案は原案どおり認定することに決しました。 次に、第8号議案 平成29年度東金市介護保険事業特別会計決算認定について、本案に対する委員報告は原案認定であります。委員報告どおり決することにご賛成方はご起立願います。     [賛成者起立] ○議長(清宮利男君) 起立多数であります。よって、第8号議案は原案どおり認定することに決しました。 次に、第9号議案 平成29年度東金市介護予防支援事業特別会計決算認定について、本案に対する委員報告は原案認定であります。委員報告どおり決することにご賛成方はご起立願います。     [賛成者起立] ○議長(清宮利男君) 起立多数であります。よって、第9号議案は原案どおり認定することに決しました。 次に、第10号議案 平成29年度東金市下水道事業特別会計決算認定について、本案に対する委員報告は原案認定であります。委員報告どおり決することにご賛成方はご起立願います。     [賛成者起立] ○議長(清宮利男君) 起立多数であります。よって、第10号議案は原案どおり認定することに決しました。 次に、第11号議案 平成29年度東金市農業集落排水事業特別会計決算認定について、本案に対する委員報告は原案認定であります。委員報告どおり決することにご賛成方はご起立願います。     [賛成者起立] ○議長(清宮利男君) 起立多数であります。よって、第11号議案は原案どおり認定することに決しました。 次に、第12号議案 平成29年度東金市病院事業特別会計決算認定について、本案に対する委員報告は原案認定であります。委員報告どおり決することにご賛成方はご起立願います。     [賛成者起立] ○議長(清宮利男君) 起立多数であります。よって、第12号議案は原案どおり認定することに決しました。 次に、第13号議案 平成29年度東金市ガス事業会計決算認定について、本案に対する委員報告は原案認定であります。委員報告どおり決することにご賛成方はご起立願います。     [賛成者起立] ○議長(清宮利男君) 起立多数であります。よって、第13号議案は原案どおり認定することに決しました。 休憩します。10分間。          午前11時00分 休憩          午前11時09分 再開 ○議長(清宮利男君) 再開いたします。--------------------------------------- ○議長(清宮利男君) 日程第6、議案上程でありますが、市長より第1号議案から第8号議案送付があり、これを受理いたしましたので、報告いたします。 なお、議案はお手元に配付とおりであります。議案を配付してありますが、配付漏れはございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(清宮利男君) 配付漏れなしと認め、第1号議案から第8号議案までを一括議題といたします。 直ちに市長提案理由説明を求めます。 鹿間市長。     [市長 鹿間陸郎君 登壇] ◎市長(鹿間陸郎君) 議長お許しをいただきましたので、平成30年第4回東金市議会定例会開催に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 議員各位におかれましては、ご多忙中、ご参集をいただきまして、まことにありがとうございます。 また、ただいまは平成29年度一般会計外各会計に係る決算議案につきまして、原案とおり認定をいただき、ありがとうございました。 光陰矢ごとし、送る月日に関守なしなどということわざもございますように、月日がたつは本当に早く感じられます。ことし暦も残りあとわずかとなり、いよいよ平成最後師走を迎えます。 先週前半までは暖かい陽気日もございましたが、ここ数日は冷え込みも厳しくなってまいりまして、冬到来を感じる季節でございます。 議員皆様におかれましては、本日から議会、体調面でご留意をいただきながら、慎重なるご審議を賜わりますよう、お願い申し上げます。 現在、国におきましては、臨時国会が開催されており、この夏豪雨災害や地震災害復旧費を盛り込んだ総額9,300億円に上る補正予算など、議案が可決成立いたしました。しかしながら、閣僚質問題なのに、貴重な審議時間が割かれる状況も報道されておりまして、将来我が国労働力、国力を下げることにつながる入管難民法改正、また、来年10月から消費税引き上げに伴う景気落ち込みと消費者へ対策といった国民生活に密接に関係する重要な議案につきまして、国民を置き去りにすることなく、慎重かつしっかりとした議論を尽くしていただきたいと望むものでございます。 さて、9月定例会際にも触れさせていただきましたが、私市政運営に基づく各施策取り組み状況につきまして、この場をおかりしまして簡単にご報告させていただきます。 まず、市民とともに進める分野でございますが、8月田間地区座談会を皮切りといたしまして、先月豊成地区と北之幸谷地区まで4地区4団体合計8カ所座談会に出席してまいりました。それぞれ場所で、私思いと市政状況についてご説明させていただくとともに、各地区、各団体皆様からはさまざまな行政分野に関するご質問や貴重なご意見などを伺うことができました。 また、先週議員全員協議会でも報告させていただいたとおり、年明け1月下旬から2月下旬にかけましては、市内を12地区に分けまして、次期総合計画策定に向けた地区懇談会を計画しているところでございます。 今後もこうした対話と参加を通じまして、市民皆様とともに一体感を高めながら、将来ビジョンを描き、信頼感と納得感をいただきながら、新たな時代まちづくりを進めてまいりたいと考えております。 次に、未来へバトン分野でございますが、以前もご報告させていただいたと思いますが、八坂台地先へ民間保育所開設につきましては、先月末に八坂台はぐくみ森保育園という施設名称も決定いたしました。こども課窓口における入所申請受付事務などを含めまして、来年7月開園に向けた準備が順調に進められているところでございます。 また、子供たち学力向上に関する取り組みにつきましては、重要なことと認識しておりまして、タブレット等ICT機器積極的な活用や教職員各種研修を初め、さまざまな機会を通じて小・中学生学力向上を図ってまいりたいと考えております。 スポーツ振興ため施策といたしましては、東金アリーナにおきまして、10月にサッカーアンダー19日本代表合宿を誘致したほか、なでしこリーグ、関東大学サッカーリーグなどを開催いたしました。11月4日には東金青年森公園野球場におきまして、往年プロ野球名選手20名に参加をいただき、ドリームベースボールを開催したところ、多く市民皆様に観戦に訪れていただきました。プロ野球選手による野球教室には、約500名小・中学生に参加をいただき、子供たちに夢と希望を与えることできる効果的な事業を実施できたものと考えております。 また、議会皆様からも強い関心をお寄せいただいている小学校・幼稚園エアコン設置につきましては、厳しい財政状況でありますが、子供たち教育環境向上を図るため、平成31年度における事業完了に向けて、引き続き教育委員会だけではなく、市全体優先課題として取り組んでまいりたいと考えております。 さらに、毎年子供たち交流をベースに発展した長野県安曇野市と交流事業につきましては、私も清宮議長とともに8月あづみの探検隊際に行われた記念植樹式と、10月区長会連合会視察研修に参加させていただきました。議員皆様による11月視察研修でも、安曇野市を訪問していただいたほか、先日産業祭には、逆に宮澤市長にご出席をいただきました。 議会皆様ご協力もいただきまして、おかげさまでさらなる交流を深めることができたと感じております。 また、私が市政改革柱として掲げさせていただいた財政健全化に関しましては、平成31年度予算編成に向けまして、予算編成方針を定め、部長職に対し、持続可能な行政運営に向けた予算策定を行うように指示いたしました。これまで年度間財源不足を補うため、財政調整基金を取り崩して、予算歳入に充ててきましたが、近年多額取り崩しが続いたことにより、基金残高が急激に減少してきております。 そのため、予算編成方針においては、改革前進改革取り組みとして、財政調整基金繰り入れをしない財政運営を明確にいたしました。 また、事業に対する理解と市民要望を的確に把握している担当部署主体的な判断と責任において、既存事務事業見直しや優先順位づけを行うこととし、予算編成方法につきましては、従来査定方式に加え、部単位枠予算配分方式も併用したところでございます。 現在、各部署ではこの予算編成方針に基づき、必要な行政サービス水準を確保しながら、真に必要な施策事業を着実に推進する予算とすべく、作業を進めておりまして、私政策判断を加えながら取りまとめてまいりたいと考えております。 次に、広報についてでございますが、ごらんになられた方も多いと存じますが、私指示で8月15日号広報とうがねに、市と東千葉メディカルセンター厳しい財政状況に関する記事を掲載したことに続きまして、12月1日号にもメディカルセンター上半期経営状況をお知らせする記事を掲載させていただきました。 市民皆様とともにまちづくりを進め、未来へバトンをしっかりつないでいく上で、行政が抱えている課題を含めまして、正確な情報を広くお伝えするため取り組み一環でございます。今後も広報紙やホームページを通じて情報公開、また、先ほどもご報告させていただいた座談会などを通じまして、市民皆様と情報共有を図ってまいる所存でございます。 続きまして、産業活性化に関する取り組みでございますが、4月末に開設したみのり郷東金加工場におきましては、新たな特産品やオリジナル商品研究開発が日々進められているところでございます。商品化実績といたしましては、東金商業高校と連携して、米粉をベースに黒大豆みそ、イチゴなどを使ったマフィンを開発したほか、産業祭では加工場でつくったプリン販売も行われておりました。 また、来年3月には幕張メッセで開催される予定第44回フーディクスジャパンという大きなイベントへ出展も計画されておりまして、その際にも加工場でつくった商品を展示し、本市魅力を広くPRする予定と報告を受けているところでございます。 続きまして、安全・安心まちづくり分野では、城西国際大学と連携協力もと、学生消防団員が誕生し、男子学生20名、女子学生6名総勢26名が入団いたしました。9月19日辞令交付後、早速留学生を対象とした避難誘導訓練を実施したほか、11月25日に開催した防災フェスタにおいても、各種体験コーナーで消防署や消防団補助員として、はつらつとして活動する姿が見られるなど、地域防災新たな戦力として今後ますます活躍が期待されております。 防災関連情報発信につきましては、5月からツイッター、登録制メール、防災アプリ運用を順次開始いたしました。新たに導入したこれらシステム利用者数は、現在既に1,000人を超えておりまして、今後もさらに普及啓発に力を入れ、利用者拡大を図ってまいりたいと考えております。 最後に、東千葉メディカルセンターにつきましては、この地域医療圏で唯一救命救急センターを有する中核病院として、安全・安心な高度医療安定的な供給に努めていただいているところでございます。 皆様にご心配をおかけしている経営状況につきましては、先週議員全員協議会で法人からも報告がありましたように、今年度上半期実績といたしましては、医業収益増収などにより収益全体ではおおむね計画どおりとなっているものの、反面、手術件数増加を図るため麻酔科医確保や、本年度計画を前倒しで実施した病床開床といった収益増に向けた取り組みに伴い、経費も増加しており、収支計画を下振れしている状況にあります。 こうした厳しい経営状況を受けまして、法人では材料費など経費削減など、第3期中期計画に掲げた経営健全化取り組みを進めることは当然ながら、計画以上収益を上げると意識もと、診療報酬加算につながる施設基準上位もの取得など、引き続き費用に見合った収益確保に努めているとことでございます。 設立団体といたしましても、千葉県から追加財政支援につきまして、メディカルセンター経営現状や設立団体財政状況を踏まえた中で協議を重ねているところでございまして、なるべく早い時期にご報告できるよう、取り組みを進めたいと考えております。 以上が各施策進捗状況でございますが、私は今後とも市議会と執行部と良好な信頼関係もとに、改革前進を合言葉といたしまして、市民皆様や職員と一丸となって市政発展ため取り組みを全力で進めてまいる所存でございますので、議員皆様におかれましても、引き続き格段ご指導・ご協力を賜わりますよう、お願い申し上げます。 それでは、続いて、提案理由説明に移らせていただきます。 第1号議案 東金市職員給与に関する条例及び東金市一般職任期付職員採用等に関する条例一部を改正する条例制定についてでございますが、本案は平成30年人事院勧告及び千葉県人事委員会勧告に基づき、本市におきましても、職員給料及び勤勉手当支給月数を改定するため、東金市職員給与に関する条例及び東金市一般職任期付職員採用等に関する条例一部を改正する条例を制定しようとするものでございます。 第2号議案 東金市特別職職員等給与、旅費及び費用弁償に関する条例一部を改正する条例制定についてでございますが、本案は第1号議案において、東金市職員給与に関する条例を改正しようとすることに伴い、特別職期末手当支給月数を改定するため、東金市特別職職員等給与、旅費及び費用弁償に関する条例一部を改正する条例を制定しようとするものでございます。 第3号議案 指定管理指定についてでございますが、本案は、みのり郷東金指定管理者として、東金元気づくり株式会社を指定しようとするものでございます。 第4号議案 平成30年度東金市一般会計補正予算(第3号)についてでございますが、本案は既定予算額187億4,690万5,000円に歳入歳出それぞれ4億5,837万1,000円を追加し、予算総額を192億527万6,000円としようとするものでございます。 第5号議案 平成30年度東金市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてでございますが、本案は既定予算額5億8,600万円から歳入歳出それぞれ111万3,000円を減額し、予算総額を5億8,488万7,000円としようとするものでございます。 第6号議案 平成30年度東金市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)についてでございますが、本案は既定予算額45億6,429万6,000円から、歳入歳出それぞれ144万6,000円を減額し、予算総額を45億6,285万円としようとするものでございます。 第7号議案 平成30年度東金市介護予防支援事業特別会計補正予算(第1号)についてでございます。本案は既定予算額1,200万円に歳入歳出それぞれ80万1,000円を追加し、予算総額を1,280万1,000円としようとするものでございます。 第8号議案 平成30年度東金市下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてでございますが、本案は既定予算額14億1,600万円から歳入歳出それぞれ170万円を減額し、予算総額を14億1,430万円としようとするものでございます。 以上8議案につきましてご審議いただき、ご承認賜わりますようよろしくお願い申し上げます。 詳細につきましては、所管部長より補足説明をさせていただきます。 ○議長(清宮利男君) 市長提案理由説明を終わります。 そのまま休憩します。          午前11時30分 休憩          午前11時30分 再開 ○議長(清宮利男君) 再開します。 次に、所管部長補足説明を求めます。 井上副市長。     [副市長 井上一雄君 登壇] ◎副市長(井上一雄君) それでは、私から第1号、第2号、第4号議案補足説明をさせていただきます。 初めに、第1号議案 東金市職員給与に関する条例及び東金市一般職任期付職員採用等に関する条例一部を改正する条例制定についてでございます。 議案は2ページから、参考資料は1-1ページからとなってございます。 本案は、民間給与と均衡を考慮し、この較差を解消するため、平成30年度人事院勧告及び千葉県人事委員会勧告による給与改定に準じて、職員及び特定任期付職員給料及び勤勉手当支給月数を改定しようとするものでございます。 内容といたしましては、まず一つは給料表改定を平成30年4月1日にさかのぼって、若年層に重点を置き、行おうとするものでございます。この改定による本市一般行政職改定額は、744円、0.22%となるものでございます。 また一つは、12月勤勉手当支給月数を0.05月分引き上げ、年間期末勤勉手当を民間支給月数相当である4.45月分にしようとするものでございます。 次に、第2号議案 東金市特別職職員等給与、旅費及び費用弁償に関する条例一部を改正する条例制定についてでございます。 議案は9ページから、参考資料は第1号議案と同様1-1でございます。 本案は、第1号議案による一般職職員改定に合わせ、議員等特別職12月期末手当を0.05月分引き上げ、年間4.45月にしようとするものでございます。 次に、第4号議案 平成30年度東金市一般会計補正予算(第3号)についてでございます。 議案は14ページでございます。 本案は、既定予算額に歳入歳出それぞれ4億5,837万1,000円を追加し、予算総額を192億527万6,000円としようとするものでございます。 歳出における補正主なものをご説明いたします。議案は25ページからとなってございます。 まず1款から9款職員給与費に係る人件費につきまして、増減が生じてございます。これは4月人事異動に係る職員配置影響による通常補正分、そして、千葉県が平成30年度人事委員勧告により実施する内容に準じた給与改定分でございます。 款別に主なものを申し上げます。 まず、民生費において、自立支援給付事業として6,668万円増額を計上してございます。これは介護給付費等及び障害児通所給付費において、サービス利用実績が増加したことによる増額でございます。 次に、農林水産業費における農地中間管理事業として654万円増額を計上してございます。これは松之郷地区において農地中間管理機構を通じて、農地貸し手から地区へ担い手へ集積が進んだ結果、地域集積協力金交付基準を満たしたこととあわせて、個人へ交付される対象者が増加したことによる増額補正をお願いするものでございます。 次に、教育費において、小学校施設整備事業として3億185万3,000円増額を計上してございます。これは市内小学校9校普通教室に空調設備、エアコンを設置するものでございます。 その次に、幼稚園施設整備事業として3,466万5,000円増額を計上してございます。これは公立幼稚園7園保育室に空調設備、エアコンを設置するものでございます。 次に、歳入補正主なものを申し上げます。議案は23ページからとなってございます。 まず、国庫支出金では6,614万5,000円増額を計上しております。これは小学校施設整備事業空調設備、エアコンに対応する小学校校舎建設費国庫交付金計上が主なものでございます。 次に、県支出金では2,266万1,000円増額を計上しております。これは自立支援給付事業に対応する障害者自立支援給付費県負担金計上が主なものでございます。 次に、繰越金において9,166万5,000円増額を計上してございます。これは平成29年度実質収支額が3億9,166万5,000円であり、このうち2億円を歳計剰余金として積み立てたことから、前年度繰越金が1億9,166万5,000円となり、既定予算額1億円と差額、それを増額するものでございます。 最後に、市債で2億7,790万円増額を計上してございます。これは小学校及び幼稚園空調設備、エアコンに対応する学校教育施設等整備事業債計上が主なものでございます。 以上で補足説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(清宮利男君) 補足説明を求めます。 青木経済環境部長。     [経済環境部長 青木 憲君 登壇] ◎経済環境部長(青木憲君) それでは、私から第3号議案 指定管理指定について補足説明を申し上げます。 議案11ページ、参考資料3-1ページをお願いいたします。 本案は、みのり郷東金指定管理者を指定することについて、地方自治法第244条2第6項規定により、議会議決を求めるものでございます。 指定管理者につきましては、庁内で検討を重ねた結果、東金市公施設に係る指定管理指定手続等に関する条例第5条規定に基づき、候補者を選定いたしました。 候補者として選定されました東金元気づくり株式会社を平成31年4月1日から平成34年3月31日まで指定管理者として指定しようとするものでございます。 以上で補足説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(清宮利男君) 補足説明を求めます。 中村市民福祉部長。     [市民福祉部長 中村貴一君 登壇] ◎市民福祉部長(中村貴一君) それでは、私から市民福祉部が所管しております第5号議案から第7号議案まで3議案に関する補足説明をさせていただきます。 初めに、第5号議案 平成30年度 東金市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてでございます。 議案は47ページからでございます。 本案は、既定予算額5億8,600万円から歳入歳出それぞれ111万3,000円を減額し、予算総額を5億8,488万7,000円としようとするものでございます。 補正予算内容でございますが、歳出につきましては、4月人事異動に係る職員配置影響による通常補正分及び千葉県が平成30年度人事委員勧告により実施する内容に準じた給与改定分でございます。後期高齢者医療事務職員給与費を111万3,000円減額するものとなっております。 歳入につきましては、事務費繰入金を111万3,000円減額いたしております。 次に、第6号議案 平成30年度東金市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)についてでございます。 議案は60ページからとなっております。 本案は、既定予算額45億6,429万6,000円から歳入歳出それぞれ144万6,000円を減額し、予算総額を45億6,285万円としようとするものでございます。 補正主な内容でございますが、歳出につきましては、4月人事異動に係る職員配置影響による通常補正分及び千葉県が平成30年人事委員勧告により実施する内容に準じた給与改定分により、介護保険事務担当職員給与費69万8,000円、介護予防ケアマネジメント職員給与費181万9,000円をそれぞれ減額し、地域包括支援センター職員給与費81万円を増額するものでございます。 歳入につきましては、歳出増減額に応じて、国・県・繰入金等について、それぞれ規定負担割合による増額及び減額をするものでございます。 最後に、第7号議案 平成30年度東金市介護予防支援事業特別会計補正予算(第1号)についてでございます。 議案は75ページからとなっております。 本案は、既定予算額1,200万円に歳入歳出それぞれ80万1,000円を追加し、予算総額を1,280万1,000円としようとするものでございます。 補正主な内容でございますが、歳出につきましては、予防給付サービス等利用者が増加した影響により、予防サービス計画作成事業80万1,000円を増額するものでございます。 歳入につきましては、歳出増額に応じて予防サービス計画給付費収入122万6,000円、事務費繰入金2万4,000円をそれぞれ増額し、職員給与費繰入金44万9,000円を減額するものでございます。 以上で市民福祉部が所管しております3議案について補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(清宮利男君) 補足説明を求めます。 岡澤都市建設部長。     [都市建設部長 岡澤 茂君 登壇] ◎都市建設部長(岡澤茂君) それでは、私ほうから都市建設部が所管いたします第8号議案 平成30年度東金市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について補足説明をさせていただきます。 議案85ページをお願いいたします。 本案は、既定予算額14億1,600万円から歳入歳出それぞれ170万円を減額し、予算総額を14億1,430万円としようとするものでございます。 補正予算内容でございますが、歳入につきましては、繰入金を170万円減額するものでございます。 また、歳出につきましては、事業費におきます管理費を179万1,000円減額し、予算調整としまして、予備費において9万1,000円を増額するものでございます。これは4月人事異動職員配置影響による通常補正分及び千葉県が平成30年度人事委員勧告により実施する内容に準じました給与改定分に係る人件費を補正するものでございます。 以上で補足説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(清宮利男君) 以上で所管部長補足説明を終わります。 これをもって本日日程は終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。          午前11時44分 散会...