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令和 2年 8月定例会決算審査特別委員会-09月09日-01号

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  1. 佐倉市議会 2020-09-09
    令和 2年 8月定例会決算審査特別委員会-09月09日-01号


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    最終取得日: 2021-06-18
    令和 2年 8月定例会決算審査特別委員会-09月09日-01号令和 2年 8月定例会決算審査特別委員会          令和2年8月定例会 決算審査特別委員会 会議録 〇日時    令和2年 9月 9日(水) 午前 9時58分から 〇開催場所  佐倉市役所 議会棟 議場 〇事件    1)議案審査         ①産業振興部、環境部、農業委員会事務局           議案第1号 令和元年度佐倉市一般会計歳入歳出決算の認定について           議案第4号 令和元年度佐倉市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について         ②土木部、都市部           議案第1号 令和元年度佐倉市一般会計歳入歳出決算の認定について         ③上下水道部           議案第8号 令和元年度佐倉市水道事業会計決算の認定について           議案第9号 令和元年度佐倉市下水道事業会計決算の認定について 〇出席委員  委員長・石渡康郎、副委員長・山本英司        委 員・松島 梢、石井秀明、押木孝和、鍋田達子、密本成章、木崎俊行、
               斎藤明美、敷根文裕、高木大輔、藤崎良次 〇欠席委員  なし 〇説明のため出席した者の職氏名        産業振興部理事・糸賀信之、産業振興部長・木原一彦、農政課長・鈴木則彦、        農政課主査・内田 亨、農政課主査・渡辺正光、農政課主査・志津安紀、        草ぶえの丘園長・田辺篤也、草ぶえの丘主任主事・飯沼大地、        産業振興課長・櫻井裕樹、産業振興課副主幹(産業振興部調整担当)・利光 尚、        産業振興課副主幹・榎 啓幸、        環境部長・佐藤幸恵、生活環境課長・菅沼健司、        生活環境課副主幹(環境部調整担当)・遠藤雅由、生活環境課副主幹・秋葉英樹、        生活環境課主査・齋藤伸之、廃棄物対策課長・石井康秀、        廃棄物対策課副主幹・八角文仁、廃棄物対策課主査・石渡倫和、        廃棄物対策課主査補・服部智也、        農業委員会事務局長・檜垣幸夫、農業委員会事務局主査・久保木 豊        土木部長・豊田和正、土木管理課長・櫻井高明、        土木管理課副主幹(土木部調整担当)・北見裕之、道路維持課長・小西 亘、        道路維持課副主幹・齋藤幸英、道路維持課副主幹・諸根裕二、        道路建設課長・香取理志、道路建設課副主幹・永田盛夫、治水課長・平野節生、治水課主査・漢那周一、        都市部長・小野寺正朋、都市計画課長・菅澤雄一郎、        都市計画課副主幹(都市部調整担当)・平野昌彦、都市計画課主査・梅澤則夫、        公園緑地課長・鴨志田 聡、公園緑地課副主幹・寺川政雄、        建築指導課長・立石健雄、建築指導課主査・齊藤健一、住宅課長・齋藤義明、        住宅課副主幹・斉藤靖司、市街地整備課長・前田隆士、        市街地整備課主査・梶原一憲        上下水道事業管理者・関口直行、上下水道部長・内田正宏、        経営企画課長・緑川義徳、経営企画課副主幹(上下水道部調整担当)・須田 浩、        経営企画課副主幹・長川 裕、経営企画課主査・望月弘士、        経営企画課主査・小嶋義典、経営企画課主任主事・村元京平、        経営企画課主事・金田敦志、給排水課長・岩井一徳、給排水課主査・長谷川雅幸、        給排水課主査・林田栄二、維持管理課長・佐々木恭介、        維持管理課副主幹・布施啓行、維持管理課主査・定森正樹、建設課長・新川浩史、        建設課副主幹・鈴木孝治、建設課副主幹・和田裕之、建設課副主幹・増田宏之 〇議会事務局 局長・向後昌弘、次長・三室隆行、書記・宮崎由美子、飯野 明、秋葉昌輝           午前9時58分開議 ○委員長(石渡康郎) ただいまから決算審査特別委員会を開会いたします。  委員全員が出席しておりますので、会議は成立しております。  これより議事に入ります。当委員会に付託されました令和元年度佐倉市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算のうち、産業振興部、環境部、農業委員会事務局所管の案件について審査を行います。  執行部の概要説明に当たり、委員長より申し上げます。まず、決算の概要に基づき部局の概要を説明し、続いて決算書に基づき事業の説明をお願いいたします。なお、説明は15分以内とし、簡潔かつ明瞭にお願いいたします。  それでは、執行部の説明を求めます。  産業振興部長。 ◎産業振興部長(木原一彦) 産業振興部長の木原でございます。 ○委員長(石渡康郎) 座ったまま、説明お願いいたします。 ◎産業振興部長(木原一彦) それでは、お手元にお配りしております決算審査特別委員会追加資料、産業振興部の2ページ、令和元年度決算の概要(産業振興部・農業委員会)に沿って産業振興部及び農業委員会事務局の決算概要についてご説明させていただきます。  まず、執行体制につきましては、産業振興部は農政課、佐倉草ぶえの丘、産業振興課の3所属、部長以下38名で、農業委員会事務局は局長以下5名の体制でございました。これに加えて、佐倉草ぶえの丘では臨時職員等を16名、産業振興課では17名の非常勤職員をおはやし館、サンセットヒルズ、地域職業相談室に配置し、業務を執行しております。  次に、決算概要でございますが、産業振興部所管の5款農林水産業費、6款商工費及び10款災害復旧費の一般会計歳出決算額は13億3,972万2,380円で、一般会計歳出総額に占める割合は2.7%でございます。  なお、主な事業の詳細につきましては、農政課長が一括で説明いたします。ご審査のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 農政課長。 ◎農政課長(鈴木則彦) 農政課長の鈴木でございます。失礼をいたしまして、座って説明をさせていただきたいと思います。  まず、議案第1号でございます。令和元年度佐倉市一般会計歳入歳出決算の認定についてのうち産業振興部並びに農業委員会事務局の主な事業につきまして説明をいたします。  決算書204ページをお願いいたします。5款農林水産業費、1項農業費、1目農業委員会費でございます。主なものといたしましては、下段にございます2、農業委員会運営事業の報酬1,454万4,000円でございまして、農業委員14名分並びに農地利用最適化推進委員14名分の支払いに要した経費でございます。  次に、206ページをお願いいたします。3目農業振興費でございます。主なものといたしましては、中段にございます2、佐倉草ぶえの丘管理運営事業の9,721万3,686円でございます。これは、佐倉草ぶえの丘の施設の維持管理及び運営に要した経費でございます。  次に、209ページをお願いいたします。上段にございます8、水田自給力向上対策事業の5,287万8,000円でございます。これは、水田の有効活用を推進するため、水田に主食用米以外の大豆、麦、飼料用米、WCS(稲発酵粗飼料用稲)などを作付した場合に、面積に応じて補助金を交付するために要した経費でございます。  続きまして、11、佐倉草ぶえの丘整備事業の2,588万6,891円でございます。これは、草ぶえの丘の体育館の天井改修に向けた設計業務委託、旧増田家住宅と長屋門の実測、破損調査及び陶芸舎のトイレ改修工事等に要した経費でございます。  次に、317ページをお願いいたします。中段にございます10款災害復旧費、3項農林水産業施設災害復旧費、1目農業施設災害復旧費でございます。1、農地・農業用施設災害復旧費の717万3,600円は、昨年10月25日の豪雨により被災した農地・農業用施設の復旧工事に要した経費でございます。  次に、218ページをお願いいたします。6款1項商工費、2目商工振興費でございます。主なものといたしましては、上段にございます7、企業誘致事業の3億1,872万7,200円でございます。これは、企業誘致区域内に進出、また増設等を行った指定企業9社に対しまして、企業立地促進助成金、緑化推進奨励金、地元雇用促進奨励金を交付するために要した経費でございます。  次に、219ページをお願いいたします。上段にございます13、佐倉市スマートオフィスプレイス管理運営事業の2,702万1,413円でございます。この事業は、多様な働き方の推進及び起業支援を目的といたしまして、昨年4月に開設いたしました佐倉市スマートオフィスプレイスの管理運営に要した経費でございます。  続きまして、下段にございます15、プレミアム付商品券事業の8,455万4,105円でございます。これは、昨年10月の消費税引上げ直後の負担増を緩和し、消費を下支えするために、低所得者及び子育て世帯を対象としてプレミアム付商品券を発行、販売するために要した経費でございます。  次に、221ページをお願いいたします。3目観光費でございます。主なものといたしましては、上段にございます3、観光イベント事業の5,998万3,238円でございます。これは、佐倉チューリップフェスタ、花火大会、時代まつりなどのイベント開催に要した経費でございます。  続きまして、222ページをお願いいたします。上段にございます7、観光資源創出事業の785万3,306円でございます。これは、印旛沼の舟運事業、3月に実施したサイクルイベントなどに要した経費でございます。議案第1号につきましては以上でございます。  続きまして、議案第4号 令和元年度佐倉市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についてご説明いたします。まず、決算書18ページをお願いいたします。18ページから19ページにかけまして、収入済額、支出済額ともに2,114万6,003円でございまして、歳入歳出差引額はございません。  歳入の主なものでございますが、356ページをお願いいたします。2款使用料及び手数料、1項使用料、1目農業集落排水使用料の283万6,772円でございます。これは、利用者93戸の使用料収入でございまして、収入率は100%でございます。  次に、歳出の主なものでございますが、359ページをお願いいたします。上段にございます3、排水施設整備事業の323万996円でございます。これは、昨年の台風、豪雨による被災に際し施設整備の修繕等に要した経費でございます。  以上、議案第1号及び議案第4号の主な事業の概要につきましてご説明をさせていただきました。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 環境部長。 ◎環境部長(佐藤幸恵) 環境部長の佐藤でございます。座って失礼させていただきます。環境部の決算の概要につきましてご説明を申し上げます。  お手元の追加資料の環境部2ページ目、令和元年度決算の概要(環境部)をご覧いただきたいと思います。執行体制につきましては、令和元年度は生活環境課、廃棄物対策課の2課、部長以下32名の体制でございました。これに加えて、放射線量等測定員12名、不当行為防止指導員3名、清掃作業員7名の非常勤職員で業務を執行いたしました。  決算概要でございますが、環境部所管の歳出決算額は18億1,662万7,581円で、一般会計歳出総額に占める割合は3.6%でございます。前年度と比較して8,178万2,408円、4.3%の減少となっております。これは、佐倉市、酒々井町清掃組合において建設事業費負担金が減少したことにより、組合負担金が減額したことなどが要因でございます。  また、主要事業でございますが、大気汚染、水質汚濁等の環境調査などを実施し、生活環境の保全に努めるとともに、市内全域の放射線量率の測定や給食食材等の放射能検査により、市民の不安解消に努めたほか、再生可能エネルギーの利用促進を図るための住宅用省エネルギー設備等導入促進事業等を実施いたしました。  清掃費につきましては、家庭ごみの収集運搬並びに佐倉市、酒々井町清掃組合を通じての焼却及び最終処分の安定的な実施に努めたところでございます。  詳細につきましては、生活環境課長から一括してご説明させていただきます。ご審査のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(菅沼健司) 生活環境課長の菅沼でございます。よろしくお願いいたします。着座にてご説明させていただきます。  議案第1号 令和元年度佐倉市一般会計歳入歳出決算の認定についての歳出のうち、環境部が所管いたします主な事業につきましてご説明いたします。  初めに、決算書の192ページをお願いいたします。ページの中段、4款衛生費、1項保健衛生費、5目環境衛生費でございます。3、佐倉市・四街道市・酒々井町葬祭組合負担金1億1,746万4,000円につきましては、さくら斎場における火葬や式場の貸出しなどを行う葬祭組合の管理運営費負担金のうち佐倉市分の負担金でございます。  次に、193ページをお願いいたします。ページの下段、4款1項6目公害対策費の3、公害防止対策事業1,264万7,228円でございます。主なものといたしましては、公害関係の調査として河川等の公共用水域の水質監視や大気中及び河川等のダイオキシン類の濃度状況の把握、道路交通における騒音、振動を把握するために行った業務委託、また大気測定局の保守点検業務委託料などでございます。  次に、194ページをお願いいたします。ページの中段、5、水質汚濁防止対策事業977万8,982円でございます。こちらにつきましては、市内における地下水汚染対策機構解明調査業務地下水汚染除去対策効果確認調査業務など、地下水汚染防止対策事業委託料などが主なものでございます。  次に、195ページをお願いいたします。ページの中段の10、放射性物質対策事業1,150万2,265円でございます。こちらは、子供たちが集まる施設を中心に、市内全域の放射線量率の測定と給食用食材等の放射能測定のために要した経費でございまして、主なものといたしましては、事務補佐員賃金と経年劣化した測定機器の購入費でございます。  次に、196ページをお願いいたします。ページ上段の12、住宅用省エネルギー設備等導入促進事業1,227万7,000円につきましては、再生可能エネルギーの導入促進を目的に住宅用太陽光発電システムなどの設備を設置した者に対し、費用の一部を補助したものでございます。  次に、198ページをお願いいたします。ページの中段の4款2項清掃費、2目じん芥処理費の2、一般廃棄物収集運搬事業6億1,174万60円につきましては、家庭ごみの円滑な収集、運搬とごみの減量化、再資源化の推進を図るための経費でございまして、家庭ごみ、粗大ごみの収集運搬委託料、容器包装リサイクル法対象品目の中間処理委託料が主なものでございます。  次に、199ページをお願いいたします。ページ下段の4、不法投棄対策事業1,071万2,106円でございます。こちらにつきましては、不法投棄や残土による埋立てなどの不法行為に対する指導等を行うための経費でございまして、不当行為防止指導員の賃金が主なものでございます。  次に、200ページをお願いいたします。ページの中段の5、減量化推進事業1,901万1,976円につきましては、ごみの減量化のため資源回収協力団体並びに協力業者への謝礼金が主なものでございます。  続いて、6、佐倉市、酒々井町清掃組合負担金の6億7,244万7,000円でございます。こちらは、清掃組合の事務事業費及び建設事業費の負担金のうち、佐倉市分の負担金でございます。  次に、201ページをお願いいたします。ページの上段の4款2項3目し尿処理費でございます。1、合併浄化槽普及促進事業の1,345万9,212円につきましては、合併浄化槽の普及促進を目的に、合併処理浄化槽の設置や維持管理を行ったものに対し、費用の一部を補助したものでございます。  次の2、印旛衛生施設管理組合負担金5,466万4,000円につきましては、し尿及び浄化槽汚泥の処理を行うため、佐倉市、四街道市、八街市、富里市、酒々井町の4市1町で構成する印旛衛生施設管理組合の運営費の負担金のうち、佐倉市分の負担金でございます。  議案第1号 令和元年度佐倉市一般会計歳入歳出決算の認定についての歳出のうち、環境部所管に係る説明につきましては以上でございます。ご審査のほど、どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 説明は以上でよろしいですか。  これより質疑を行います。  各委員の質疑時間は、執行部の答弁を含めて1部局当たり10分以内としております。委員が多くの質疑を行えるよう、執行部の答弁は簡潔かつ明瞭にお願いいたします。  なお、質疑時間10分のうち9分が経過した時点で予鈴を鳴らしますので、質疑をその後1分以内に収めていただきますようお願いをいたします。  それでは、質疑のある方お願いいたします。  押木委員。 ◆委員(押木孝和) おはようございます。押木でございます。よろしくお願いいたします。
     それでは初めに、決算書の205ページ、農地基本台帳電子化推進事業についてお聞きしたいと思うのですけれども、これはシステムサポート委託料のみが計上されておりますけれども、どのようなシステムなのでしょうか、ちょっとお聞きしたいと思います。 ○委員長(石渡康郎) 農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(檜垣幸夫) 農業委員会事務局、檜垣です。  こちらは、農地基本台帳システムとなります。これにつきましては、平成24年度から導入をしております。5年間のシステム料、賃借期間が終了しまして、現在の仕様ではシステムサポート料の支出になっております。このサポート料の内容なのですが、農地の情報を管理するシステムの設定、情報の更新、ソフト面の保守を行っております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 押木委員。 ◆委員(押木孝和) 分かりました。では、そのシステム自体は農業委員会の事務の効率化には寄与しているのでしょうか。また、どういう点が事務の効率化に役立っているのかをお聞きしたいと思うのですが。 ○委員長(石渡康郎) 農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(檜垣幸夫) 農業委員会事務局、檜垣です。  農地基本台帳システムにつきましては、筆ごとに約4万弱ある農地の情報、所有者や耕作者の情報、農業委員会総会の議案、許可番号、各種届出の状況などを日々更新しております。これらの状況をシステムで一括管理をしておりますので、日々のお問合せ等、なくてはならないシステムとなっております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 押木委員。 ◆委員(押木孝和) 分かりました、ありがとうございます。  続きまして、決算書212ページの森林整備事業ですけれども、歳出の大半が森林環境譲与税基金への積立金となっておりますが、今後この基金をどのように活用していくのか、考えをお伺いしたいと思います。 ○委員長(石渡康郎) 農政課長。 ◎農政課長(鈴木則彦) 農政課、鈴木でございます。  森林環境譲与税の活用につきましては、森林整備に関する施策の範囲内におきまして、各地域の実情に応じまして幅広い事業に活用することが可能となっておる事業でございます。このため、今年度内に庁内におきまして森林環境譲与税におきます管理運営委員会を立ち上げようと思っております。設置をいたしまして、その中で使途につきまして協議してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 押木委員。 ◆委員(押木孝和) 分かりました。ぜひ有効な利用、活用をお願いしたいと思います。  続きまして、決算書222ページ、主要施策だと186ページですけれども、最初決算書222ページの観光資源創出事業サイクルイベント業務委託料の内容と、どのぐらい集客があったのかをお聞かせいただきたいと思います。 ○委員長(石渡康郎) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(櫻井裕樹) 産業振興課、櫻井でございます。  サイクルイベント業務委託につきましては、まず佐倉市観光協会に委託しておりまして、この事業といたしまして、佐倉ゆかりの人気アニメ「弱虫ペダル」のスタンプラリーを3月7日から3月29日まで実施いたしまして、251名の参加がございました。期間中の3月7日、8日につきましては、JRのサイクルトレインBBベースの臨時運行と連動いたしまして、55人の参加がございました。業務の委託経費といたしましては、絵の描き下ろし、版権の料金、キャラクターのパネル、スタンプの台紙、景品のクリアファイルなど、また受付等の人件費でございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 押木委員。 ◆委員(押木孝和) よく分かりました。ありがとうございます。  では、主要施策186ページのこの事業の概要にあります印旛沼における観光・学習船の月の運用状況はどうだったのでしょうか。また、貸切り、乗り合い、渡し運航も書いてありますけれども、これもどのくらい運航したのか、併せてお聞かせいただきたいと思います。 ○委員長(石渡康郎) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(櫻井裕樹) 舟運事業の運航につきましては、全体で305回運航しまして、1,771名の利用がございました。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 押木委員。 ◆委員(押木孝和) それは、観光・学習船の月の運航ということでよろしいでしょうか。 ◎産業振興課長(櫻井裕樹) 学習船と貸切りとで、合わせてでございます。 ○委員長(石渡康郎) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(櫻井裕樹) もう一度改めてご説明をさせていただきます。  貸切りの運航は54回、443名、乗り合いの運航につきましては130回の1,052名、渡し運航につきましては121回の276名が利用いたしまして、174万6,950円の収入がございました。失礼いたしました。 ○委員長(石渡康郎) 押木委員。 ◆委員(押木孝和) ありがとうございました。  それでは、下の活動成果指標で、この参加者の満足度が年々下がっているようなのですけれども、この理由はどのように考えていらっしゃいますでしょうか。また、改善策は考えていらっしゃいますでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 産業振興課、利光副主幹。 ◎産業振興課副主幹(利光尚) 産業振興課観光班班長をしております利光と申します。どうぞよろしくお願いいたします。  こちらは、毎年観光創出をした事業に対しての参加者の満足度ということで、おのおのの事業に対しての満足度でございますので、一概に経年的に比較できるものではないという前提でお聞き願えればと思います。  令和元年度につきましては、先ほどのスタンプラリーを実施いたしまして、3月7日、8日、スタンプラリーに合わせて、東京からBBベースというサイクルトレインの臨時運行をしたものですから、そこでお客様にアンケートをさせていただいた数字でございます。アンケートの結果、77%の方がおおむね好意的に、城址公園や城下町がよかった、印旛沼周辺の風車の眺め等がよかったと非常に好意的に受け取っていただきました。また、ところどころ道がでこぼこで砂利道が少しある、またグルメや観光スポットが少し少ないのではないかといったようなご意見もいただいたところでございます。今後の事業に反映していきたいと思います。平成30年度、平成29年度につきましては、印旛沼の舟運事業の取組についてのアンケートでございまして、平成30年度は印旛沼の貸切り船を利用した団体の方々へのアンケート、また平成29年度は印旛沼の学習船を利用していただいた方へのアンケートの数字といった形となっております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 押木委員。 ◆委員(押木孝和) よく分かりました、ありがとうございました。  それでは、続きまして1ページ戻りますが、決算書221ページ、主要施策185ページの観光イベント事業ですけれども、活動成果指標で、既存イベントの見直しが2事業ありますが、これはどの事業が見直しとなったのでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(櫻井裕樹) 産業振興課、櫻井です。  イベントの見直し2事業につきましては、1つ目が時代まつりでございます。時代まつりにつきましてはプログラムの見直しを行いまして、佐倉音頭の10年ぶりの復活と、すとりーと奏蘭を新町会場で演舞を行うということで見直しを行いました。2つ目につきましては、佐倉城址のさくらでございまして、集客と利便のために、自由広場から歴博までの通路の一部をライトアップしたものでございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 押木委員。 ◆委員(押木孝和) 分かりました、ありがとうございます。  下に4つのイベントの満足度も出ておりますけれども、いろいろなご意見あったかと思うのですが、特に裏方の方から何か意見などはございましたでしょうか。私たちのほうには結構来たりしているのですが。 ○委員長(石渡康郎) 産業振興課、利光副主幹。 ◎産業振興課副主幹(利光尚) 裏方の意見ということでお話をいただきまして、花火等はボランティアの方含めて非常にいろいろな方にお手伝いをしていただいているところでございます。また、暑いだとか、そういったようなご意見はいただいているのですが、その他のものについてはまた教えていただいて、今後の改善に反映していきたいと思っております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) ほかに質疑はございませんか。  松島委員。 ◆委員(松島梢) 松島です。よろしくお願いいたします。  スマートオフィスプレイスについてお伺いいたします。説明書の183ページと追加資料の13ページです。開設までの決定過程が不透明な問題というのを指摘されていましたが、1億200万円以上の税金が投入された施設であります。直営で1年間運営して、利用が伸びないというのが課題となっていましたが、どのような取組を行ってきたかを伺います。 ○委員長(石渡康郎) 産業振興課、榎副主幹。 ◎産業振興課副主幹(榎啓幸) 産業振興課産業労働班の榎でございます。  コラボサクラの昨年の実施状況、それから利用者を伸ばすための試みということでございますが、積極的に広報媒体でPRを行うほか、特に広報につきましては12月1日号の一面を使った「こうほう佐倉」でのPR、また2日間の無料キャンペーン、テレワークデイズ、スムーズビズキャンペーンということで無料のキャンペーン、それからフェイスブック等のSNS広報等の活用をしました。それから、起業支援事業におけるイベントや相談会の会場として活用して、いろいろな方の目に触れるようにしたところでございます。ただ、利用者が伸びなかったということはやはり課題であるというふうに捉えております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 松島委員。 ◆委員(松島梢) 市外の利用者が32%となっているのですが、どのような動機で利用していたかお伺いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 産業振興課、榎副主幹。 ◎産業振興課副主幹(榎啓幸) 産業振興課、榎でございます。  市外の方の利用につきましては、やはりコワーキングスペースの時間利用が多かったというふうに報告を受けております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 松島委員。 ◆委員(松島梢) 起業チャレンジやスタートアップ企業誘致の促進を掲げていますが、そこまでつながった利用者はいたかお伺いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 産業振興課、榎副主幹。 ◎産業振興課副主幹(榎啓幸) スタートアップにつながったというところで申しますと、シェアオフィスに来ていただいた事業者のうちの1社が、スタートアップに活用したというふうに記憶しております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 松島委員。 ◆委員(松島梢) 次に、プレミアム付商品券についてお伺いいたします。説明書の184ページと決算書の219ページです。消費税10%増税前から景気動向が落ちている中での引上げは、市民生活への影響は非常に大きかったです。そして、その緩和措置として非課税世帯と子育て世帯に2万円に5,000円、25%のプレミアムがつくという商品券が販売されましたが、こちら非課税世帯の申請率は41%と低い結果になりましたが、要因は何と捉えていますでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(櫻井裕樹) 産業振興課、櫻井でございます。  少なかった原因なのですが、まず非課税対象者2万7,438人のうち今回申請者1万1,375人、申請率は41.5%でございました。これは手続の問題なのですが、非課税につきましては、引換券を希望する方からまず申請書をいただくという手間がございまして、そういった手間がハードルになったものではないかというふうに考えております。この方法につきましては、全国で行われている方法でございまして、千葉県の平均値は35%程度だったということでございますので、決して低いわけではなかったというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 松島委員。 ◆委員(松島梢) 申請率が低く、一過性の対策であるプレミアム付商品券の発行が、市民への緩和措置と言えるのかというのが甚だ疑問なところですが、事業費8,455万円のうち事務費などの経費総額とその比率はどのくらいだったのかを伺います。 ○委員長(石渡康郎) 産業振興課、榎副主幹。 ◎産業振興課副主幹(榎啓幸) プレミアム付商品券の事務費についてでございますが、8,455万円のうち3,183万7,205円、全体で37.7%でございました。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 松島委員。 ◆委員(松島梢) 経費ばかりかかって、効果も乏しい対策であったと思います。増税により景気はさらに落ち込み、所得は下がり、市民生活は苦しくなる一方で、税率を引き下げるべきであったと考えます。  次に行きます。水稲病害虫についてです。追加資料の産業振興部4ページです。農業従事者の高齢化や後継者不足で作付面積は減っていると思われますが、散布面積が増えた理由というのをお伺いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 農政課長。 ◎農政課長(鈴木則彦) 農政課、鈴木でございます。  追加資料にございます令和元年度622ヘクタールでございますが、これにつきましては各農家組合で取りまとめた数字を出しておりますので、その結果で増えているということでございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 松島委員。 ◆委員(松島梢) 全国的に給食に有機農産物を取り入れたり、有機農業等を売りにして農作物のよさをアピールするといった自治体の取組が増えているのですけれども、できるだけ農薬散布を減らすような取組を考えてほしいと思いますが、その点についてはいかがでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 農政課長。 ◎農政課長(鈴木則彦) ご意見ということで、今後考えていきたいと思っています。  以上でございます。
    ○委員長(石渡康郎) 松島委員。 ◆委員(松島梢) 次に、残土埋立てについてお伺いいたします。追加資料の環境部4ページです。残土埋立てに関しては各地で問題が起きていますが、許可をした後も市で適切に処理されているかを把握しているかと、市内で違法な残土はないかというのをお伺いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(石井康秀) 廃棄物対策課、石井でございます。  まず、前回令和元年の3月に、違法残土ということで警察に告発させていただいたものが1件ございまして、こちらにつきましては、先月の末に佐倉の検察庁から判決の通知がございまして、罰金50万円という刑が確定しております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 松島委員。 ◆委員(松島梢) 今レジ袋有料化等プラスチックごみを減らす取組が増えていますが、市としてプラスチックごみやペットボトルを減らす取組について何か考えているかをお伺いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 廃棄物対策課、八角副主幹。 ◎廃棄物対策課副主幹(八角文仁) 廃棄物対策課の八角と申します。  まず、レジ袋の有料化等につきましては、各公共施設に実施に当たりましてポスターを掲示いたしまして、周知をしております。また、今後レジ袋やペットボトルを含めましたプラスチックの在り方につきましては、国の動向を見て市民に周知してまいります。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 松島委員。 ◆委員(松島梢) 今マイボトルを持ち歩く人が増えていると思いますが、特に今の時期というのは熱中症にならないように水分補給をまめにすると思うのですけれども、マイボトルが空になったときに中身だけ補充したい人のために、ウオーターサーバーを取り入れてほしいと以前も要望しているのですが、こちらについてはいかがでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 廃棄物対策課、八角副主幹。 ◎廃棄物対策課副主幹(八角文仁) 廃棄物対策課の八角と申します。  ウオーターサーバーの設置につきましては、以前も資産管理経営室等と相談をさせていただきましたが、衛生面での問題がございますことから、設置については現在のところ考えておりません。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 松島委員。 ◆委員(松島梢) 次に、香害についてなのですけれども、追加資料の健康増進課の21ページ、化学物質過敏症についての相談件数はゼロ件ということだったのですが、今香りのついている柔軟剤などで、小中学校ですごいにおいがするということが問題になっていまして、学校に香害のポスター掲示はあると思うのですけれども、あと何年か前に家庭に個別に配布されたというもの、ちょっと私記憶しているような気がするのですけれども、そのほかに何かその香りの害について啓発とか呼びかけのようなことはしているか、あと考えていますでしょうか、お伺いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(菅沼健司) 香害についてですが、主に教育委員会と、あとは健康増進課で取扱いを行っているとは思うのですけれども、環境面でということであれば特段に対策というものはしていないと認識しております。 ○委員長(石渡康郎) ほかに質疑は。      〔「委員長、すみません訂正を一つお願いいたします」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石渡康郎) 産業振興課、榎副主幹。 ◎産業振興課副主幹(榎啓幸) 産業振興課の榎でございます。  先ほど松島委員からのご質問で、シェアオフィスを使ってスタートアップにつなげた企業が幾つあるかということで、私は1社というふうにお答えいたしましたが、1社もございませんでした。ゼロ件でございます。お詫びして訂正させていただくとともに、利用されるように普及、啓発に努めてまいります。  以上でございます。失礼いたしました。 ○委員長(石渡康郎) ほかに質疑はございませんか。  鍋田委員。 ◆委員(鍋田達子) 鍋田でございます。よろしくお願いいたします。  まず、決算書197ページ、主要施策162ページ、一般廃棄物処理基本計画策定事業についてですが、今年度から10年間の計画が策定されましたけれども、この計画の概要をお伺いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(石井康秀) 一般廃棄物処理基本計画についてですが、令和2年度を初年度とするごみ処理基本計画でございまして、5年後の令和6年度を中間処理目標として定めております。ごみ処理の基本方針といたしましては、循環型社会の実現のために、ごみの発生を抑えて資源化を図っていくというものでございます。ごみの減量化対策としては、リデュース、リユース、リサイクルの3Rにリフューズを加えた4Rを推進するものでございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 鍋田委員。 ◆委員(鍋田達子) 第1回目となる今回の成果指標にある廃棄物減量等推進審議会2回、それから計画策定・中間見直し、この1件についてその内容を教えてください。 ○委員長(石渡康郎) 廃棄物対策課、八角副主幹。 ◎廃棄物対策課副主幹(八角文仁) 審議会の内容につきましては、まずメインといたしましては計画策定の内容でございます。1回目につきましては、計画の概要、方針、たたき台を提示させていただきまして、ご審議いただきました。2回目につきましては、答申をいただきまして、最終的な計画の案を提示させていただきまして、ご審議をいただいたものでございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 鍋田委員。 ◆委員(鍋田達子) ありがとうございます。  適正に処理した廃棄物の割合はどのように算出をして100%というふうに割り出されておりますでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(石井康秀) 廃棄物対策課、石井でございます。  ちょっと保留でお願いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 鍋田委員。 ◆委員(鍋田達子) それでは、過去の一般質問で、今年の7月からレジ袋の有料化が義務化されることについて、ワンウェイ、使い捨てのプラスチックの排出抑制を質問したところ、一般の方への啓発として市民カレッジでの講義、それから消費生活展での展示といった方策が紹介されましたけれども、新型コロナの影響で、今後の啓発手段はどのように考えておられるか、お伺いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(石井康秀) 廃棄物対策課、石井でございます。  昨年度の消費生活展ではエコバッグなどを600枚ほど配布したり、市民カレッジの講義などを行うことができましたが、本年度6月にレジ袋有料化に伴いまして、スーパー等の店頭でマイバッグキャンペーンなどを考えていたのですが、このような状況下でしたので、実践ができないということがございました。現在も前年のような啓発活動というのはできていない状況にございます。現状において、市民の方への直接的な啓発はちょっとできていないところではございますけれども、8月の末に広報番組「Weeklyさくら」で特集を組んでいただきまして、ごみの分別について放送させていただきました。今後は、こういう状況におきまして、広報媒体等を活用して啓発を進めてまいりたいと思います。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 鍋田委員。 ◆委員(鍋田達子) 「Weeklyさくら」でも見ましたけれども、ほかの発信の仕方ももろもろたくさんありますので、よろしくお願いしたいと思います。  昨年10月は、印旛沼クリーンウォークが災害で中止となり、今年5月のごみゼロ運動はコロナで中止だったと思いますが、今後新しい生活様式を踏まえて、ごみの減量化やポイ捨てごみの対策についてはどのように進めていかれるのかお伺いします。 ○委員長(石渡康郎) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(石井康秀) 廃棄物対策課、石井でございます。  主要施策にも掲げさせていただきました減量化推進事業といたしまして、資源回収団体への支援、生ごみ処理機の購入に対する助成を行っております。現状やや補助件数が減少傾向といった課題はあります。また、コロナ禍において、今企業等によって在宅勤務の増加もありまして、家庭ごみが増加している。あと、宅急便の利用が増加して、段ボール等の排出も増加が見込まれておりまして、これらを含めまして排出抑制と分別について啓発してまいるといったところでございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 鍋田委員。 ◆委員(鍋田達子) 分かりました、ありがとうございます。  引き続き消費者の意識の啓発、事業者側との相互協力などをして、市として一般廃棄物処理基本計画を実効性のあるものとして、積極的な取組を希望いたします。  続きまして、決算書206ページ、主要施策172ページ、佐倉草ぶえの丘管理運営事業についてですが、総額1億円に近い歳出となりましたが、従来指定管理者制度で運営されていたものが、平成29年度から直営に変わりました。この3年間を総括して、どのような変化があったかお伺いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 草ぶえの丘園長。 ◎草ぶえの丘園長(田辺篤也) 草ぶえの丘園長、田辺と申します。  この3年間の総括、変化としましては、施設面において、まず印旛沼周辺地域の活性化推進プランに基づいて耐震改修工事を行うことによって、利用者の安全性とか利便性が図れたこと、また直売所、加工室、食堂の改修やシェアハウスの整備などによって、サービスの向上につながる整備ができたものと考えております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 鍋田委員。 ◆委員(鍋田達子) 今年度指定管理者を公募していると思いますが、過去の指定管理者への委託と何か仕様を変えた点というのはございますか。 ○委員長(石渡康郎) 農政課長。 ◎農政課長(鈴木則彦) 農政課、鈴木でございます。  指定管理者の前回公募が平成28年度でございましたが、その内容と主な変更点というご質問でございます。前回は、佐倉草ぶえの丘、サンセットヒルズそれぞれ事業者を公募いたしておりますが、今回は一体的な管理運営を行うことが適当と考えておりまして、2つの施設を一体として公募をいたしてございます。また、指定管理の期間につきましては、長期的、安定的な運営ということから、3年間から7年間ということでございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 鍋田委員。 ◆委員(鍋田達子) ありがとうございます。  佐倉草ぶえの丘と言えばこれと言われるものが、バラ園とかいろいろあるのですが、1つでもニューバージョンで何かないかなということで、例えばですが、アスレチックの場所などを、もっと広く大きくして、初心者からリピーターまで何度も足を運んでもらえるような人気スポットにするとか、先日は崖の上のヤギも来て、メディアで広く取り上げてくれましたので、引き続き佐倉草ぶえの丘を盛り上げて、佐倉市に欠かせない施設になるように努めていただきたいということを要望いたします。  次に、主要施策184ページのプレミアム付商品券の件ですが、先ほど手続の件などありましたので、ちょっと聞きたいことがあったのですが、それは先ほどので。最終的に、産業振興部が手がける様々な企画があると思いますが、コロナ禍でこれからが本当に大事なときなのではないかと思います。経済が落ち込んで減収ともなると思いますし、そこでどう知恵を出し合い、今までこうだったからという考え方ではなく、時には斬新にそれを変えて、先進事例なども研究をし、みんなで一丸となってこのピンチをチャンスに変えていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  私からは以上です。 ○委員長(石渡康郎) 廃棄物対策課、八角副主幹。 ◎廃棄物対策課副主幹(八角文仁) 廃棄物対策課、八角と申します。  先ほど保留とさせていただいたもののご回答でございます。適正に処理した廃棄物の割合ということでございますけれども、私ども収集した廃棄物につきましては焼却処理するなど、または容器リサイクル法等関連した法令に基づきまして、滞留させずに適正に処理したものでございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) ほかに質疑はございませんか。  木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 木崎です。よろしくお願いいたします。  まず、先ほども出ましたプレミアム付商品券なのですけれども、松島委員が話を聞いてくれまして、最後の意見も私も同じですけれども、これは国費100%でやっていますので、国に対してこの実施結果の報告をされると思うのですけれども、どのように報告されたかお伺いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 産業振興課、榎副主幹。 ◎産業振興課副主幹(榎啓幸) 国へは補助金の報告ということでさせていただくところなのですが、令和2年度、今年度一部行っているところと、まだ済んでいないところがございます。基本的には金額、それから実施状況の報告のみというところです。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 成功しましたなどの項目はないのですね。 ○委員長(石渡康郎) 産業振興課、榎副主幹。 ◎産業振興課副主幹(榎啓幸) ないと思っています。 ○委員長(石渡康郎) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) ありがとうございます。  次に、産業振興部追加資料の9ページの企業誘致助成事業の状況なのですけれども、令和元年度、先ほど9社と言ったと思ったのですけれども、私ちょっと指で数えても10社が助成受けていると思うのですけれども、地元雇用促進奨励金が出されているところが4社で、合計440万円が助成されておりますが、何名の方が地元で雇用されているのか。それと、この4社の従業員の中の何%ぐらいの方が、佐倉市に住んでいらっしゃるかをお伺いしたいと思います。 ○委員長(石渡康郎) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(櫻井裕樹) まず、9社の件から。表のユニマットライフにつきましては、左の項目、企業立地促進助成金は来年からの適用ということで、ユニマットライフを除いた残り9社、こちらが対象となっております。 ○委員長(石渡康郎) 産業振興課、榎副主幹。 ◎産業振興課副主幹(榎啓幸) 補足いたします。地元雇用促進奨励金につきましては、金額440万円でございますが、お一人当たり10万円でございますので、4社で44人の雇用と考えていただければと思います。また、全体の何%かということで伺ったのですが、申し訳ないのですが、そちらのほうは把握しておりません。申し訳ございません。
     以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 分かりました。なるべく佐倉で暮らして、働いてという方が増えるように頑張っていただきたいと思います。  同じく追加資料の10ページで、市内の企業・事業者の倒産件数ですけれども、159件と、ちょっと高止まりというふうに私は思うのですけれども、地元の小規模の企業や個人商店がこの159件中どのぐらいの割合になっているのか、お分かりになるでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(櫻井裕樹) 産業振興課、櫻井です。  この159件につきましては、市民税の関係のデータをいただいておりまして、その内訳についての詳細は分からない状況でございます。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) では次に、志津市民プラザの線路向かいに、今度食料品中心のベルクが11月末からオープンするということをお伺いしまして、マネージャーの方にお会いしてお話を聞きましたら、防災協定もやりますというふうに地域に根ざした方針を持っていらっしゃって、ありがたいのですけれども、志津地域の商店街の活性化という点から見たら、調整できているのか不安にもなったのです。○○地域の活性化という言葉は、たまに出てきますけれども、既に地域活動などに貢献してきた商店とのバランスがすごく大事だと考えますが、産業振興部としてここの点ではどのように考えていらっしゃいますでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 産業振興課、榎副主幹。 ◎産業振興課副主幹(榎啓幸) 委員ご指摘の志津市民プラザのところの事業所は、申し訳ありません、把握をしていなくて、ちょっと分からないのですが、一方で以前オーケーストアがあったところに大きい商店が入ってくるということについては承知をいたしておるところでございます。地元の商店会は、オーケーストアには商店会に入っていただいていて、新しく入ってくる事業者にもお声かけをするというふうなことで伺っております。大型店と協力した商店会事業につきましては、我々で行っております街中にぎわい推進事業の一メニューにもございますので、こういった事業を活用していただいて、共存していただけるような形で志津地域を活性していただければと考えております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 本当に共存、共栄ということで、中に入って実際にお話合いを進めていただければと思いますので、よろしくお願いします。  追加資料の13ページのコラボサクラの利用状況ですけれども、これは労働条件を劣悪なものにしてしまう可能性が大きい働き方改革に乗っかった施設で、心配が尽きないのですけれども、利用者で1日に最長何時間利用したということが分かりますでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(櫻井裕樹) 10時間から12時間の利用3名という状況はございました。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 人によってばらつきあると思いますけれども、委員会や議会の一般質問などでもお話ししていますが、本当にここは働かせ放題改革の後押しにならないように、十分配慮して運営していただければというふうに思います。  次に、環境部、追加資料の11ページで家庭ごみの量が、合計トン数がどんどん減っていたのですけれども、2,000トンほど増えてしまった要因は何でしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(石井康秀) 廃棄物対策課、石井でございます。  前年度と比べて2,000トンほど増えておりますが、こちらは昨年の台風15号等の災害廃棄物の関係で、一般家庭からの粗大ごみの持込みなどの収集が多くなったということでございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) できたら、毎年になってしまったら困るのですけれども、災害ごみとして受け入れたものは、たしか判別がついていると思うので、別で分かったらいいと思いますので、検討していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  次に、主要成果160ページの住宅用省エネルギー設備等導入促進事業ですけれども、事業の効果に地球温暖化を防止しますとあるのです。この事業で、佐倉市の温室効果ガス削減の目標のどれぐらいを占めようという目標はありましたでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(菅沼健司) お答えいたします。  佐倉市の環境基本計画や温暖化を防ぐための地域計画などは定めておりますが、この太陽光や蓄電池などの補助金に関するデータがそれとリンクをしているわけではございません。あくまでも温室効果ガスの発生抑制となる電気を節電するための手段の一つとしての太陽光発電装置の導入という形で、設置者に対する一部補助を行っているものとご理解いただければと思います。 ○委員長(石渡康郎) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 財源が県の支出金のみですので、ぜひ市のほうでそういった具体的な目標なども定めて、多少なりとも市の一般財源からの支出が可能になると期待しております。よろしくお願いします。 ○委員長(石渡康郎) ほかに質疑はございませんか。  藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 藤崎です。よろしくお願いします。  まず、環境部について質問させていただきます。追加資料、大変にありがとうございました。その中で、事務執行の課題という一番最初のほうの資料請求なのですが、これにはないということで、書かれていないのですが、昨年度も同じように環境部は何も書いていないのですが、何点か主立ったものを書いていただいている部が非常に多いわけですが、これについては何かありますでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(菅沼健司) お答えいたします。  昨年度は、環境基本計画の策定などの部の中でも廃棄物の計画の策定などがございまして、それを課題としての認識はございまして、それが完了しておりまして、おおむね今年度それが終わったということで、順調に推移しているということで、今回はここの記載はないという状況でございます。 ○委員長(石渡康郎) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 仕事をする上で、課題は何もないということでスタートするのはどうかと思います。プラスチックごみとか、地球の温暖化だとか、いろいろな課題があると思いますので、幾つか重要なものは何かここに書いていただくと非常によいと思います。 ○委員長(石渡康郎) 環境部長。 ◎環境部長(佐藤幸恵) 環境部長、佐藤でございます。  執行課題ということで、事務執行結果における課題ということで今回提出はさせていただきませんでしたが、個々の事業についてそれぞれ課題は把握はしております。来年度決算についての資料は検討させていただきたいと思います。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) どうぞよろしくお願いします。それによって議会でも、また市民にも環境部の抱えている課題というのはどういうものかが分かっていくと思いますので、よろしくお願いします。  それで、第2次佐倉市環境基本計画への取組については、基本的にどう考えていますでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(菅沼健司) 環境基本計画を策定いたしまして、その中で重点的なプロジェクトも定めております。その大きなプロジェクトを進める上では、どうしても市民や地域の方々も含めたマンパワーも必要とするものでございまして、市民協働で行うものが多いのですが、今年度からスタートしている計画であるのですけれども、このコロナ禍におけることもありまして、その辺の啓発的なところがうまく進んでいないところは認めざるを得ないと思いますが、この後も周知啓発に努めて、佐倉市の環境の保全に努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 大きなプロジェクトは具体的にはどんなものになるのでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(菅沼健司) まずは、谷津田の保全、印旛沼の水質、あともう一点は…… ○委員長(石渡康郎) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 後で資料読ませていただきます。  次に、廃棄物対策課について質問します。佐倉市は、ごみ袋の種類が多くて、それによって困っているという声が結構あるわけです。その困っている理由というのは、自宅にそのごみ袋が満杯になるまでにごみをためておかなければいけないということによるものなのですが、それでパレット方式など何かそういうことで、小出しにできるような方法が望まれているわけですけれども、これについては何か検討して、具体策はあるでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(石井康秀) 廃棄物対策課、石井でございます。  コンテナ回収ということでよろしいでしょうか。まず、佐倉市のごみ袋のサイズにつきましては、いろいろなお声をいただいておりますので、今回市民意識調査で袋のサイズについてアンケートをさせていただいております。その結果を踏まえて、また研究させていただきたいと思います。コンテナ回収につきましては、以前も議会で取り上げられておりますが、集積所のスペースですとかもろもろの条件がございますので、現在のところ引き続き今の状況で進めさせていただきたいと思います。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 私もこれについて10年以上考えていたのですけれども、最近思いついたことがありまして、例えばごみ袋を隣のうちとか、その先の隣のうちも同じようなものを毎朝出すわけですけれども、そのとき隣のうちの人の袋がまだ十分詰まっていないときに、そこに瓶とか缶の場合が非常に分かりやすいのですが、一つ、二つ自宅にあったものを追加で入れさせていただいたらいいのです。しかし、これはプライバシーとかいろいろな問題があってなかなか難しいのですけれども、でもそのごみ袋は追加で入れてもいいというような、ちょっと色を違ったものとか、シールを貼ったりして、そういうものを使って、この袋は相乗りさせていただいていいのだなということで、ちょっと口を開けて瓶とか何かを二つ、三つ入れて、それでしっかりまた閉めておくと。そういう方法だと収集員の負担もかかりませんので、それでそのシールを使う方に関しては、ごみ袋を幾つか、10枚とか無料で差し上げるとか、そういうことをやってもいいと思うのです。そういうことをやらなくてもシールでそういう効果があるのだということをお知らせすれば、シールを作るだけで結構効果があるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(石井康秀) 廃棄物対策課、石井でございます。  ごみの相乗りをすると捉えてよろしいのでしょうか。先ほどコンテナ回収ですとか、大きな袋で回収している自治体もあるのですけれども、現在コロナ禍において非常に市民生活が衛生的になっている状況でございますので、それが今なじむかというと、ちょっと難しいのではないかと考えます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) そのコロナが少し落ち着いた頃に、実際やれば有効ではあると思うのですが、コロナで今駄目だから、ずっともう駄目というふうに否定的に、後ろ向きに考えずに、考えるときは深く考えて、そういうふうに相乗り、自動車でも相乗り、シェアが非常に今はやっていたりするわけなのですが、そういうことでぜひこのごみを家庭で滞留させておく量を減らすということに関して、うんと知恵を出してやっていただきたいと思いますが、部長いかがでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 環境部長。 ◎環境部長(佐藤幸恵) 環境部長、佐藤でございます。  ただいまのご意見ですが、やはりいろいろな考え方が出てくると思います。今ウイズコロナの時代で、これが過ぎ去った後どうなるかというところございますが、その新しい生活の中でどの方法がいいのか、それは廃棄物対策課を含めて環境部で検討していきたいと思っています。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 今までなかなかそういう提案がなかったものですから、具体的に考えていただきたいと思います。  次に、生活環境課についてお聞きします。成果の説明書の156ページですが、公害防止対策事業がありまして、環境基準と照らし合わせて種々の測定をしていると思うのですが、環境基準をオーバーしているものというのはどういう分野にどの程度あるでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 生活環境課、遠藤副主幹。 ◎生活環境課副主幹(遠藤雅由) 生活環境課の遠藤です。  佐倉市では、河川水、騒音・振動、あと地下水とかそういったものを測っているのですけれども、環境基準を超えているものとしましては河川水で……。すみません、ちょっと保留させていただいてよろしいでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) では、保留いたします。  藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 水質汚濁防止ということで、地下水のくみ上げなどをやっていますけれども、これはクリーニング店の廃液などを長くやっていましたけれども、そのほか何か今やっているところがあったら説明をお願いします。 ○委員長(石渡康郎) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(菅沼健司) 地下水の水質汚濁ということで、委員おっしゃるとおりクリーニング店に起因する有機溶剤の地下水汚染に関しては、揚水曝気によってそれを除去したり、あとは機構解明といって、どのような形でそれが流れていくのかというものの追跡なども行っているのが実情で、場所によっては大分その効果が現れて、1,000倍近い濃度だったものが10倍近いところまで持ってきているところもございます。 ○委員長(石渡康郎) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 残土埋立て関係についてお聞きしたいのですが、残土埋立て許可申請が追加資料によりますと昨年度、激減しておりますが、その理由についてお聞きします。 ○委員長(石渡康郎) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(石井康秀) 廃棄物対策課、石井でございます。  申請につきましては、事業活動に伴いますので、こちらのほうで特に左右するというか、できるものではないので、事実と結果をお伝えしているということです。 ○委員長(石渡康郎) ほかに質疑はございませんか。  石井委員。 ◆委員(石井秀明) おはようございます。石井です。よろしくお願いいたします。  まず初めに、主要施策180ページ、企業誘致事業についてお伺いいたします。平成16年ぐらいから始まった事業かと思うのですけれども、開始より15年、市内進出の企業数など、その成果についてお伺いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(櫻井裕樹) 産業振興課、櫻井です。  企業誘致の成果といたしましては、助成金交付9件、3億1,391万6,800円補助をしております。 ○委員長(石渡康郎) 産業振興課、榎副主幹。 ◎産業振興課副主幹(榎啓幸) 補足いたします。平成16年から令和元年度まで支援したのが21社、こちらの21社が納めた固定資産税額、都市計画税、それから法人市民税、この額の合計、これらから企業に交付した実績を除いた額を誘致効果額として算出しているところでございますが、企業の納税額が59.2億円、助成額が19.8億円、差引き39.4億円を誘致効果額というふうに発表しております。
     以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 石井委員。 ◆委員(石井秀明) また、毎年工業団地の連絡協議会等で様々な意見上がってくるかと思います。取りあえず令和元年度直近の協議内容など、声が上がっているものがあれば、お聞かせください。 ○委員長(石渡康郎) 産業振興課、榎副主幹。 ◎産業振興課副主幹(榎啓幸) お答えいたします。  工業団地連絡協議会からのご意見やご要望ということでもよろしいでしょうか。工業団地連絡協議会からは、どうしても昭和40年、50年の開発でございますので、都市基盤、特に道路や排水が古くなっているということで、これの整備や改修、道路渋滞の解消、それから工場の搬入、搬出を待つトラックの路上駐車ですとか、ポイ捨てなどへの対策、街路樹の剪定等についてご意見をいただいております。財政状況が厳しいので、なかなかご要望にお応えできないような状況が続いておりますが、企画財政当局と相談しながら、粘り強く相談していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 石井委員。 ◆委員(石井秀明) やはり問題点というのは、長く同じ課題が続いてしまうかなというふうには思っておりますけれども、あとこのコロナ禍で税収の減額というのはやむを得ないかと思います。どうしても民間の力が、これからもどんどん、どんどん必要かと思いますので、それの協力のほうもよろしくお願いいたします。  続きまして農業、主要施策の173ページ、水田自給力向上対策事業でお伺いいたします。決算額は5,287万8,000円ありますけれども、これもほとんどが補助金並び交付金の額だと思いますけれども、少し内容の内訳をお伺いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 農政課長。 ◎農政課長(鈴木則彦) 農政課、鈴木でございます。  水田自給力向上対策事業につきましては、水田経営規模の拡大、あとは主食用以外での米出荷を推進するなど、強い農業づくりのために生産体制の確立を目指して実施しておるものでございます。助成の主な内容でございますが、主食用以外の飼料用米や米粉用米の作付を行った農業者に対しまして、10アール当たり1万5,000円を限度に約3,400万円、またそれら主食用以外の米を継続的、また拡大して作付した場合等にも併せて助成をしておりまして、約840万円ということでございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 石井委員。 ◆委員(石井秀明) 農業者への支援、また今月15日で終了予定の機材の補助や機械設備の補助などの助成、たくさんあると思うのですけれども、これからの支援もますます農業者へのアピールも含めてお願いいたします。  続きまして、農業委員会運営事業をお伺いいたします。調整区域などでの土地の転用なのですけれども、以前は駐車場や資材置場、最近では太陽光パネルなどの利用があったかと思うのですけれども、これからの転用の見通しというのがあれば、お伺いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(檜垣幸夫) 農業委員会事務局の檜垣です。  農業委員会の追加資料2ページを見ていただけますと、農地転用の10年間の状況が載っております。毎年波はあるのですが、平均で12.5ヘクタールの状況で推移している状況でございます。また、佐倉市の場合は市街化調整区域と市街化区域がありますので、こちらの割合等も変化をしております。農業委員会といたしましては、違法な農地転用は許さないという形と、あと農地の転用を抑制するだけではなくて、農地を手放す方と貸手、担い手の関係を良好にしていきまして、農地の適正化を進めていきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 石井委員。 ◆委員(石井秀明) ありがとうございます。他市町村に比べてちょっと土地の利用が制限されるというような声も聞きますので、ぜひとも有効活用できるように努めていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  最後に、環境部で、主要施策の164ページになります。不法投棄対策事業でお伺いいたします。不当行為防止指導員や不法投棄監視員はどのような資格を持った方がなっていらっしゃるのでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(石井康秀) 廃棄物対策課、石井でございます。  不当行為防止指導員なのですが、現在会計年度任用職員ということで、廃棄物対策課に3名ございます。主に警察にご依頼をしまして、警察のOBの方ということでお願いしております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 石井委員。 ◆委員(石井秀明) 成果指標のところに、適正に指導を実施という欄がありますけれども、トラブルなどの報告などは入っているのでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(石井康秀) 廃棄物対策課、石井でございます。  いろいろなケースがございまして、野焼きですとか、ごみの不法投棄、一般の方ではない方が行っている行為ですとか、いろいろなことがございまして、現場ではOBの方々はいろいろとご苦労されている模様でございまして、年度当初なのですが、やはり金属類小型家電のごみの日があるのですけれども、それを抜き取る犯罪者と出くわしてしまいまして、それを警察に引き渡したという事例も発生しております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 石井委員。 ◆委員(石井秀明) 監視員のパトロールの日数や回数もすごく多く、ご苦労があると思いますけれども、有害物質等の広がり、ましてや佐倉は災害等、去年の例もありますので、そういう災害が広がらないような、有害物質が広がらないような監視や指導をこれからも心がけてください。よろしくお願いします。  私からは以上です。 ○委員長(石渡康郎) ほかに質疑はございませんか。  密本委員。 ◆委員(密本成章) 密本です。よろしくお願いいたします。  私からは、まず環境部へお伺いいたします。成果の説明書の158ページ、畔田谷津保全事業です。こちらは登録者数が10名減っておりまして、ちょっと縮小されてきていると思うのですけれども、縮小している原因というのはどう分析されていますでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(菅沼健司) こちらの参加している人員につきましては、畔田谷津のワークショップの構成員ということなのですけれども、ワークショップの活動自体が昭和30年代の谷津環境を復元していこうという活動で、あそこで復田作業などを行っているのですが、平成19年にこちらからお声がけをして発足して以来、ある程度人の入れ替わりはあるのですけれども、多少高齢化が進んでおりまして、呼びかけてはいるのですけれども、少しずつ成り手の方が減ってしまっている現状で、今その解決策をお願いしているところでございます。 ○委員長(石渡康郎) 密本委員。 ◆委員(密本成章) 今気候変動ということですごく言われておりまして、自然が持つ力というのはすごく見直されてきていると思っております。例えば今回この事業では、景観を維持ということと水源の確保、水循環の回復というようなことが書いてありますけれども、私が以前も一般質問で触れましたが、生物多様性もこちら書いてありますけれども、例えばグリーンインフラのほうで、谷津の保全をしっかりやることによって、河川への水の流入スピードを遅らせることができたりですとか、こういうエコDRRの話になってくると、ちょっと土木のほうも関係してきてしまうのですけれども、こういったことで生物多様性だけでなくて、治水の観点からもすごく重要であるなど、台風のシーズンになりますけれども、台風が来て、人間にとっては災害と呼んでいますけれども、自然界においては攪拌ということで、よいこともあるというふうに言われていまして、今後は我々もそういう災害を力ずくで抑えようということではなくて、自然と一緒に共存していくというスタイルを取っていく、これが持続可能な社会をつくっていくということだと思うのですけれども、今後こういった自然環境を保全していくという活動を拡大していく予定はありますでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(菅沼健司) 生活環境課、菅沼です。  グリーンインフラの視点につきましては、この台風の、去年も含めて、環境部も治水の有効性というものに関しては認識をしております。田んぼや里山などでも治水力があるので、全てコンクリートで覆っての治水ではなくて、そういった間接的に保水して、それを時間をかけて放流していくという流れは、畔田谷津など、農業を行っているわけではないので、有効に活用できるように考えていければと思っています。今後も佐倉市では、そのような自然環境の施設など幾つもありますので、そのような視点でも整備していければと考えております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 密本委員。 ◆委員(密本成章) 分かりました。佐倉市でも、印旛沼のすぐ近くが最下流ということもございますので、ぜひ自然と共存ということで進めていただければと思います。  続きまして、成果の説明書183ページ、産業振興部のスマートオフィスプレイス管理運営事業です。先ほどからいろいろ出ているのですけれども、まず成果指標として出ている数値というのは、月額利用者数とシェアオフィス利用者数の月平均ということでよろしいでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(櫻井裕樹) 月平均でございます。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 密本委員。 ◆委員(密本成章) 分かりました。現在そのコワーキングスペースの月額利用の契約者数というのは、どれぐらいになっていますでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(櫻井裕樹) 現在の契約者数は、93名でございます。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 密本委員。 ◆委員(密本成章) 分かりました。93名、これは今パーセンテージでいうとどのぐらいの数値になっているのでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 産業振興課、榎副主幹。 ◎産業振興課副主幹(榎啓幸) パーセンテージというのは、申し訳ございません、何の割合だか教えていただいてもよろしいでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 密本委員。 ◆委員(密本成章) 目標としている数値に対してということです。 ○委員長(石渡康郎) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(櫻井裕樹) 現在令和2年につきましては、目標としては61名のところ、現在93名という状況でございます。コロナ禍におきまして利用が増加しているという状況でございます。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 密本委員。 ◆委員(密本成章) こちらの事業は、佐倉市で新しく起業をする方たちの育成とスタートアップ支援ということで、地元の企業の支援策ということで、非常に重要な事業であると私は思っておりますので、今後とももっとしっかりとPRをやって、利用者を増やして経済の活性化につなげていただきたいと思います。  それと、もう一つ185ページの観光イベント事業です。成果指標に、満足度ということで4つのイベントがあるのですけれども、どのぐらいの来場者があったのかというのは分かりますでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 産業振興課、利光副主幹。 ◎産業振興課副主幹(利光尚) 産業振興課、利光でございます。  各イベントの入場者数について、上から順に答えさせていただきます。チューリップフェスタにつきましては、令和元年度12万5,000人の来場者がありました。次の時代まつりにつきましては令和元年度は6万6,000人、令和元年度の佐倉城址のさくらの来場者数は3万人、花火大会につきましては、令和元年度17万5,000人ということでございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 密本委員。 ◆委員(密本成章) かなりの来場者数があると思っております。もちろん市外からたくさん見えていらっしゃると思うのですけれども、こういった方たちが佐倉に来て、例えば地元の商店などにお金を落としてもらえるような仕組みというのは何か工夫されていることはありますでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 産業振興課、利光副主幹。 ◎産業振興課副主幹(利光尚) お答えさせていただきます。  イベントに合わせて地元の商店、商工会議所や観光協会とも連携して、例えば桜の祭りのときに地元のお店を出店する、それからチューリップフェスタ、花火大会でも出店する等のことは行っているところでございます。今後も引き続き地元とは連携しながらやっていきたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 密本委員。 ◆委員(密本成章) せっかくたくさん来ていただいているので、ぜひ地元の経済活性化につなげていただきたいと思います。  私からは以上です。 ○委員長(石渡康郎) ほかに質疑はございませんか。  斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) 斎藤明美です。よろしくお願いいたします。  それでは、今密本委員からもお話がありましたので、続いて私も成果の説明書185ページのチューリップフェスタのことについて少し伺わせていただきたいと思います。今年コロナ禍の中で、チューリップが本当に残念な思いで、テレビでもかなり全国からお声をお寄せいただいていたようですが、チューリップを植えるに当たってはやはり時期がありますでしょうから、この成果指標で拝見させていただきますと、チューリップフェスタはかなり来場者満足度数が高くなっておりますが、市としましては、来年度に向けて開催を予定されているのか、準備が必要だと思いますので、ご見解を伺いたいと思います。 ○委員長(石渡康郎) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(櫻井裕樹) 産業振興課、櫻井でございます。  チューリップフェスタにつきましては、非常に満足度が高くございまして、令和元年度につきましては、天候、開花がよかったことから、このような満足度になっております。こういう事業でございますので、来年度につきましてはコロナの状況はございますが、3密を回避する形での開催が、何とかできないかということで今検討しているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) ありがとうございます。  チューリップの球根は、佐倉市としましては何月頃に植えていらっしゃるのでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(櫻井裕樹) 例年11月頃植付けをしております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 斎藤委員。
    ◆委員(斎藤明美) 分かりました。11月というともうすぐですので、ぜひとも来年の4月に向けて準備していただけたらと考えております。  続きまして、主要施策の175ページをお願いいたします。農政課へご質問させていただきます。農産園芸経営支援事業につきまして、成果指標を拝見させていただきますと、農産物直売所整備推進事業補助件数なのですけれども、平成29年度2件、平成30年度2件、令和元年度ゼロ件だったという要因をお聞かせいただけますか。 ○委員長(石渡康郎) 農政課長。 ◎農政課長(鈴木則彦) 農政課、鈴木でございます。  直売所の支援につきましては、農産園芸経営支援事業と6次産業化の事業の2つの事業がございまして、今回の事業の中で各直売所のほうに要望を取った中で、今回はないということでございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) この直売所の整備なのですけれども、違っていたら申し訳ございません。大雨ですとか、台風ですとか、そういった中で直売所の整備も必要になってくることも私は考えられたのですけれども、もしそういったことがありましたら、この決算額、予算額をちょっと拝見させていただきますと、多少余裕があるのかなということも見受けられましたので、そこは直売所の皆さんと検討していただいて、丁寧な対応をしていただけたらと考えます。どうでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 農政課長。 ◎農政課長(鈴木則彦) 農政課、鈴木でございます。  やはり直売所の支援は非常に重要であると考えておりますので、連携を密にして、周知、また支援ということで考えていきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) お願いします。  続きまして、176ページの草ぶえの丘について、こちらの委託料の内容について少し伺わせていただきます。設計委託料、調査委託料の内容について伺わせていただきたいと思います。 ○委員長(石渡康郎) 農政課長。 ◎農政課長(鈴木則彦) 農政課、鈴木でございます。  今回の草ぶえの丘の整備の委託料でございます。2種類ございまして、設計委託料につきましては、今回草ぶえの丘の体育館の天井改修工事を今年度行う予定でございますので、その設計委託ということで行ってございます。釣天井、特定天井の撤去ということで設計を行っております。調査委託料につきましては、草ぶえの丘の向かい側の旧増田家でございます。それと、長屋門の実測と破損調査を行ったものでございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) 分かりました。私の一般質問でも質問させていただいているかと思うのですけれども、草ぶえの丘の体育館は、草ぶえの丘としてはどのようにお考えになっていらっしゃるかと常日頃考えております。体育館の空調整備もこの熱中症対策としまして、あれだけ広いところで何かイベントができて、またはスポーツをしていただいて、どうなのかなと少し心配しておるのですが、そのようなことはお考えでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 農政課長。 ◎農政課長(鈴木則彦) 農政課、鈴木でございます。  様々なご意見がありまして、やはり体育館には今現在空調設備がございませんので、今後検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) ぜひともこの暑さの中、熱中症対策として考えていただけると、市民の皆様も市外の皆様、ご利用いただける皆様が安心して利用していただけるかと考えます。よろしくお願いいたします。  それでは、続きます。主要施策の166ページをお願いいたします。減量化推進事業なのですけれども、成果指標を拝見させていただいております。資源回収の協力団体登録数が年々減少されているのかなと見受けております。これについての要因をお聞かせください。 ○委員長(石渡康郎) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(石井康秀) 廃棄物対策課、石井でございます。  まず、こちらの要因ですが、やはり少子化などによって子供会等の団体数が低調になっているところではございますが、ちょっと古いデータなのですけれども、平成20年にたしか217団体ございまして、現在204団体ということで、数は減少しているのですけれども、それほどの減少数とは捉えていないところでございまして、その割には回収量を見ていただきますと分かるのですが、団体数が減ったというよりは、回収量が激減しているというところがちょっと今気になっているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) 分かりました。新しく佐倉市に引っ越して来られた方に、回収の場所、問合せ先など、自分のお住まいの地域の資源回収について、市として情報提供はしていただけるのでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(石井康秀) 廃棄物対策課、石井でございます。  回収団体につきましては、廃棄物対策課のほうで補助金等払っておりますので、各団体名簿というものがございまして、その中で団体の役員の情報を提供していいのか悪いのかをまずチェックする欄がございまして、そういう整理をさせていただいております。あとは廃棄物対策課に問い合わせていただければ、ご紹介させていただいています。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) ありがとうございます。  この質問をさせていただきましたのは、以前市外からお引っ越しをされて来た方が、資源回収はどこに問い合わせたらいいのだろうかと困っていたことがありまして、そのことが分かりまして、ありがとうございます。  それでは、159ページお願いいたします。こちらの給食用食材等の測定検体数が少なくなっているのですが、その理由を伺わせてください。 ○委員長(石渡康郎) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(菅沼健司) お答えいたします。  保有しております食品放射能測定システムが一時故障いたしまして、調査、検体数を減らして対応させていただいたということでございます。 ○委員長(石渡康郎) ほかに質疑はございませんか。  敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) 敷根です。よろしくお願いいたします。  最初に、主要施策から随時聞いていきたいと思います。164ページの不法投棄対策事業についてお聞きします。こちらは以前から、ごみが路上に捨てられて、片しても片しても大体同じところで発生しているような状況もございます。不法投棄監視員の方がすごく頑張っているのは分かるのですけれども、先日も下志津部落のほうで私も見つけて、全部撤去させましたけれども、ほかの地域の事業者から、コンクリート殻などを谷津田に捨てていると。幾ら撤去しても、捨てられた時点でもう汚染が始まってしまって、その下流で田んぼをやっていた方は辞めざるを得なくなってしまったのです。そういうこともあり、こちらに書いてあるのですけれども、市民監視員、地域の方が一番目が届くので、そうした方をもっと今後増やすべきではないかというところをまずお聞きします。 ○委員長(石渡康郎) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(石井康秀) 廃棄物対策課、石井でございます。  現在不法投棄監視員16名ということで活動していただいております。数を増やしたほうがいいという今お話いただきましたので、他市を見ても若干少ない状況ではございますので、検討させていただきたいと思います。 ○委員長(石渡康郎) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) 地域の里山の方も、そうした権限ではないのですけれども、建前というか、立場を与えていただければボランティアでもやりたいという話もありまして、目が届かない、マンパワーが足りない、高齢化しているという場所がどうしても狙われやすいです。そうしたところに、防犯カメラとかでもいいので、何かしらの対応を今後考えていただきたいと思います。お願いします。 ○委員長(石渡康郎) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(石井康秀) 廃棄物対策課の石井でございます。  防犯カメラの観点なのですが、やはり一般廃棄物の基本計画の中にも、基本方針の中で検討するということが記載されておりますので、今後の課題として検討してまいります。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) ぜひよろしくお願いします。  次に、174ページ、農政課に聞きたいと思います。耕作放棄地対策事業なのですけれども、実は新規就農したい、土地を広げたいという相談は結構定期的に入ってきております。指標では新規就農者の方が毎年6名なのですけれども、この就農者はいつも出ているのですけれども、辞めてしまった方の割合は担当課で把握されていますでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 農政課長。 ◎農政課長(鈴木則彦) 新規就農者ということでございまして、令和元年度につきましては6名ということでございます。体調不良で離農してしまった方であるとか、違う職に就いた方とか、人数的なものは把握してございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) これは全国的な問題なのですけれども、いわゆる青年就農交付金などいろいろと名前を変えながら年間150万円近くもらって、交付金は最長7年ですが、終わった後にも、やはり生計がそれベースになっているもので、成り立たないと転職されてしまう方の相談が結構多いです。うちの市はそういうことはないとは思うのですけれども、やはりせっかく需用があるのに供給ができない現状、土地のこういうところが空いているというのに、貸したくないという方も実はいらっしゃるのです。新しい方が来てもすぐ辞めてしまうし、荒らされるとほかの近隣の人に迷惑かけるからということで、せっかく空いているのにトラクターで耕して、何も植えずに終わってしまうというところがたくさんあるので、できればその間に市が担保というか、きちんと責任持って指導して面倒を見るので、どうか貸してくれませんかというようなことを日常からやっていただきたいと思うのですけれども、その辺はいかがでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 農政課長。 ◎農政課長(鈴木則彦) 確かに新規就農者、非常に重要な施策でございますので、委員ご提案になりましたものにつきまして検討していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) 本当に信頼関係が成り立たないと土地を貸すというのは難しい行為だと思いますので、お願いします。  次、主要施策の176ページ、佐倉草ぶえの丘でございます。こちらは今後の課題、せっかく直営で3年間やっていただいたので、できれば指定管理の前に、以前から森の中を活用した遊具を設置するような事業者などから声がかかったことがあるはずなので、そのときの指定管理の方向性をきちんとサウンディングとか、事前に企業などに相談をして調べるなどの対策も今後必要かと思うのですけれども、直営の経験を生かして、その辺どうでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 農政課長。 ◎農政課長(鈴木則彦) 草ぶえの丘の今後の経営ということでございますが、確かに今年度公募をしておりまして、今審査をしているところでございます。委員ご指摘のとおり、サウンディング調査等々やりながら、今後指定管理の選定業者との引継ぎ等もございますので、検討していきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) 市の観光においては中核施設になるものでございます。このコロナ禍で、マイクロツーリズムが随分進展されていますけれども、やはりその連続性が、専門家の見地からいうと、なかなかないということなので、せっかく3年間の経験があるので、それを生かしてやっていただきたいと思います。  180ページ、企業誘致についてお伺いいたします。この企業誘致なのですけれども、佐倉の法人税収は成田などと比べると半分ぐらい、固定資産税も半分なので、結構厳しい状況ではあると思います。今年度、市内進出していただいたところと、市外に転出されてしまったところというのは、数字がここには出ていないのですけれども、分かりますか。 ○委員長(石渡康郎) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(櫻井裕樹) 産業振興課、櫻井です。  市外転出につきましては把握してございません。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) やはり何で市外に出てしまったのかというところをリサーチしておいていただきたいのです。佐倉を最初に選んでいただいたのですけれども、出なければいけない事情はそれぞれあると思います。ただ、共通して出て行ってしまうところ、あと実は来たいという話はたくさんいただきまして、すごい大手の企業が乗ってもらったこともありました。ただ、場所がないというその一言で終わってしまったという経緯がございます。こうした工業用地、工業団地の用地不足についてもどのように考えているかお伺いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(櫻井裕樹) 産業振興課、櫻井です。  国道51号沿いにも、新しい工業用地の案件もございますので、そちらを注視してまいりたいと思っております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) そのタイミングのときに、どうやって応えられるかが佐倉のこれからの成長の肝だと思っております。  私もいろいろな方、企業から意見をいただいたのですけれども、企業誘致はやはり専門性がある程度伴うのです。大手の会社やリタイアされた方、銀行などの融資係ですね、そういう方などの付き合いが企業と多数あるので、そういう専門家を企業誘致部門に使えれば登用していただくとか、あとはほかの自治体でやっているのは、今工業団地に入っている企業などを徹底的に回ると。その縁をつないでおいて、何か有事のときに詳細に協力を求めたりとか、あとはその企業内容を知ることでマッチングをするなど、そういったことをしている自治体がかなり法人税収も伸びております。そうしたケアを丁寧にできるような佐倉にしてほしいと思うのですけれども、その辺いかがでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(櫻井裕樹) 専門家などの職員につきましては、確かに必要であろうかと思います。企業を回るマッチングですとか、そういった面につきましては商工会議所と連携、協力いたしまして進めてまいりたいと思います。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) 商工会の加入率を見ても、まだまだ市とつながっていないところ、商工会とつながっていないところがございますが、用地がこれだけ残っているというのは、企業誘致をする上で逆にチャンスだと思います。空港も近いですし。それも踏まえて、先日逃してしまった大手企業もまだ可能性は残していると。ただ、場所がない以上は仕方ないという話をしていますので、その辺頑張っていただきたいと思います。  次に181ページ、もうちょっと細かい話で、街中にぎわい推進事業について最後にお聞きしたいと思います。これは一応期間が6か月以上使用されていないということになるのですけれども、やはり半年以上空いているところは、ぼろぼろのテナントが多くて、商店街などの中で、リフォームのほうが圧倒的にお金がかかってしまうのです、この100万円をもらっても。そういう意味でも、場所によってで構わないのですけれども、6か月以上という条件をもう少し緩和など、その業者の内容によってはすぐ入りたいという希望があればすぐ入ってもらうようなフレキシブルな対応を今後検討していただきたいと思うのですけれども、その辺はいかがでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(櫻井裕樹) 空き店舗の状況につきましては、委員のご意見、ご指摘を踏まえまして考えていきたいと思います。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) ほかに質疑はございませんか。
     高木委員。 ◆委員(高木大輔) 高木です。よろしくお願いします。  では、敷根委員の質問に引き続き、街中にぎわい推進事業をお願いします。主要施策の182ページの空き店舗の出店なのですけれども、平成30年、29年と3件だったのが、令和元年度は6件になっているのですけれども、この要因等をお伺いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(櫻井裕樹) 平成30年度3件で、令和元年度に6件へ増加した要因でございますが、令和元年度に補助要件を緩和しまして、場所あるいは業種につきまして、補助の金額に差はあるのですが、市内で適用できる部分を増やしましたので、その緩和により増加したものと考えております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) そうですね、せっかくの制度なので、場所の要件を緩和するというのと今の敷根委員の発言にもありましたけれども、6か月というとどうしてもやはり劣化がかなり、傷みなんかも出てくるので、その辺は改めて私からも改善をお願いしたいと思っております。  続きまして、環境部にお伺いいたします。どうしても佐倉、四街道地域はヤードが問題になっているのですけれども、ヤードの取組についてどのようなことを令和元年度に行ったのか、お伺いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 廃棄物対策課、石渡主査。 ◎廃棄物対策課主査(石渡倫和) 廃棄物対策課、石渡と申します。  ヤードに関しましては、県の管轄になっておりまして、市のほうではヤードに立ち入ることができておりません。それが現状でございます。 ○委員長(石渡康郎) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 千葉県でヤード条例ができて、もう三、四年はたつと思うのですけれども、西部自然公園の辺りなどかなり目立ったところもありますので、その辺は県とも密に、先ほど敷根委員の話にもありましたけれども、不法投棄も関連してくると思いますので、しっかり取り組んでいただきたいと思います。以前は県と一緒に回っていることもあったのですが、その辺は継続してやられていますよね。お伺いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 廃棄物対策課、石渡主査。 ◎廃棄物対策課主査(石渡倫和) ヤードを開設したいということで県に申請があった場合、県から市に情報提供をいただいております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 日頃のこういう巡回というのは、ヤードというのはチェックしに行かないのですか。 ○委員長(石渡康郎) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(石井康秀) 廃棄物対策課、石井でございます。  市の業務と県の業務の役割分担がございまして、我々立入りするのは一般廃棄物というカテゴリーの中でやらせておりまして、ヤードにつきましては指定部品の関係の解体業の関係で、県の管轄になっておりますので、常に一緒ということはやっておりません。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 分かりました。いずれにしても、この辺は日本一ヤードの多い地域でございますので、自然環境にも害を及ぼすことにもなりますので、十分に目が行き届くような形で取り組んでいただきたいと思います。  続きまして、産業振興部の観光に関してなのですけれども、毎年県に主要な施設の来場客数を報告していると思うのですけれども、平成27年あたりをピークに毎年減っているような統計がありまして、増えているのが佐倉カントリーなどのゴルフ場は増えていたと思うのですけれども、令和元年度においてはどのような傾向があったのかお伺いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(櫻井裕樹) 観光客の入り込み客数なのですが、令和元年の入り込み客数につきましては、全体で前年比約2割減の166万8,323名でございました。7月下旬まで雨が多かったこと、9月、10月の台風、豪雨の影響を受けまして、ふるさと広場や城址公園など屋外施設が影響を受けたこと、秋祭りが中止になったことが大きな要因であろうかと考えております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 毎年、平成27年度をピークに数字が落ちている、シティプロモーションに取り組んでいるのにもかかわらず落ちているという現状がありますので、人が来ないとやはりお金も経済も活性化しないので、皆さんそれぞれ本当に頑張っているとは思うのですけれども、毎年減っている原因というのも何らかあると思うので、せめて平成27年のベースぐらいまで持ってくるようにぜひ検討してもらいたいと思います。平成27年というと、いろいろな要素はあったと思うのですけれども、毎年落ちているというのは自然環境の部分もありますけれども、まずはある程度一定の水準を維持するような取組を要望いたします。  続きまして、決算書の210ページの6次産業化事業の内容についてお伺いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 農政課長。 ◎農政課長(鈴木則彦) 農政課、鈴木でございます。  6次産業化事業でございますが、今回2件の事業を行いました。ソフト事業とハード事業がございまして、それぞれ佐倉市の花卉組合のほうへ、鮮度保持剤であるとか、マイクロペットといいまして鮮度保持剤を微量にして入れる容器、備品があるのですが、それを1件ずつ、合計で20万7,000円の助成をしております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 内容は分かりました。6次産業というと、地元の農作物を加工して流通させて販売するという形なのですけれども、草ぶえの丘にも立派な施設を造りましたけれども、今度指定管理に移すに当たって、やはり何か一つ結果を出して次の指定管理に渡すということが望ましいと思うのですけれども、何か一つ成果が出ているようなものがあれば、お伺いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 農政課長。 ◎農政課長(鈴木則彦) 農政課、鈴木でございます。  草ぶえの丘は来年度から指定管理という形でございまして、今回6次産業化ということで、草ぶえの丘のほうには平成30年度でございますか、加工直売組合ということで助成をしております。今後いわゆる飯野台の市民農園とも連携して、いろいろな加工場もございますので、利用を図っていただいて、販売等もできるような形で進めていきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 6次産業の加工に関しても、商品のデザインですとか、加工にも技術が要りますし、農家の方にやってもらうというのはなかなか難しいと思うので、県内でも我孫子市など、一番多いのは長野県ですが、6次産業を主要とした企業が加工組合でいろいろな農作物を全国から加工して販売していますし、千葉県でも何件か長野県の飯田などに農作物を送って加工してもらっているという企業もあるので、できているところに指導を受けたり、まねから始めたほうがいいと思うのです。今は気持ちはあるけれども実際はできていないというのが現状ではないかなと推測するのですけれども、できているところをまねる、招く、行くなどして、もうちょっと見たほうが、そうしないと宝の持ち腐れになっているような気がするのですけれども、その辺いかがでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 農政課長。 ◎農政課長(鈴木則彦) 委員ご指摘のとおり、平成25年から6次産業化の事業が始まっておりますので、成果を少しでも出せるような形で今後やってまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) ぜひその辺の推進をお願いしたいと思います。  私からは以上です。 ○委員長(石渡康郎) ほかに質疑はございませんか。  山本副委員長。 ○副委員長(山本英司) 山本です。よろしくお願いいたします。  主要施策の172ページ、佐倉草ぶえの丘管理運営事業について伺います。令和元年度といいますか、今市の直営で運営していると思いますが、来年度からは指定管理の運営ということで、経費の効率化も求められます。令和元年度の委託料について約3,100万円ほどとなっておりますが、この内容について説明をお願いします。 ○委員長(石渡康郎) 草ぶえの丘園長。 ◎草ぶえの丘園長(田辺篤也) 草ぶえの丘園長、田辺と申します。  令和元年度の委託料ということで、主な内訳としましては、施設の維持管理に係る各種保守点検や、園内の清掃の委託など、またイベント開催に係る会場設営や、企画、演出などの式典の委託、ジャガイモやサツマイモの掘り取り体験に係る農業体験業務委託となっております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 山本副委員長。 ○副委員長(山本英司) その合計がこの金額ということですね。分かりました。  次に、主要施策171ページ、農業委員会運営事業について伺います。先ほど農政課長より説明がございましたけれども、決算額1,573万2,036円のほとんどとなる1,454万4,000円が報酬ということになっておりますが、この農業委員14名という説明がございましたけれども、14名の報酬がこの1,454万4,000円ということになるのでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(檜垣幸夫) 農業委員会事務局、檜垣です。  報酬の内訳につきましては、農業委員報酬14名分で782万4,000円と農地利用最適化推進委員の報酬14名分672万円がこの内訳となっております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 山本副委員長。 ○副委員長(山本英司) それなら計算合いますので。分かりました。14名で1,400万円というと、ちょっと他市より高い金額かと思いまして質問しました。ありがとうございます。  続きまして、主要施策の156ページ、公害防止対策事業について伺います。これも先ほど課長より説明はございましたけれども、決算額1,264万7,228円に対し、こちらも1,200万円という委託料になっているのですが、ここの内容について少し詳しく説明をお願いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(菅沼健司) 生活環境課、菅沼です。内容につきましてお答えいたします。  公害防止対策事業では、各種公害系の調査を行っておりまして、委託料の具体的な内容としましては、公共用水域の水質及び底質の現状を把握する河川水質及び底質調査、河川水質、底質及び大気環境中のダイオキシンの現状を把握するダイオキシン類等調査、道路における騒音・振動の現状を把握する道路交通騒音・振動調査、あとは大気汚染状況を常時監視するための大気汚染測定局の維持管理業務委託などが主な事業の内容となっております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 山本副委員長。 ○副委員長(山本英司) ありがとうございます。  それでは、続きまして主要施策の157ページ、水質汚濁防止対策事業も決算額に対しての委託料が主になっておりますが、こちらの説明も教えていただければと思います。 ○委員長(石渡康郎) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(菅沼健司) 生活環境課、菅沼です。  水質汚濁防止対策事業では、有機塩素系化合物による地下水汚染の対策事業でございまして、委託料の主な内容は新町地区で行っております汚染地下水の揚水曝気、要は下からくみ上げて、その汚染物質を浄化対策に係る維持管理事業や除去効果の確認調査、あとは太田地区における地下水汚染の機構解明調査などが主な内容となっています。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 山本副委員長。 ○副委員長(山本英司) 前々からやっているこの新町と太田、この2件の合計の委託料ということでよろしいですか。 ○委員長(石渡康郎) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(菅沼健司) はい、そのとおりです。 ○委員長(石渡康郎) 山本副委員長。 ○副委員長(山本英司) では、最後に主要施策の159ページ、放射性物質対策事業も先ほど説明がございましたけれども、この中で、賃金が698万1,909円、備品購入費が258万2,064円となっています。この賃金と備品購入費の内訳について少し説明をお願いしたいのですが。 ○委員長(石渡康郎) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(菅沼健司) お答えいたします。  放射性物質対策事業では、原子力発電所の事故によって放出された放射性物質の影響を可能な限り小さく、市民の安全、安心を確保するために、空間放射線量率の測定や食品中の放射能測定、あとは測定機器の点検などを行っておりまして、賃金の内訳につきましては空間放射線量率の測定員4名と、あと食品放射能測定員8名の合計12名分の補佐員賃金となります。また、備品購入につきましては、空間放射線量率計が老朽化いたしましたので、4台を更新したものでございます。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 山本副委員長。 ○副委員長(山本英司) 分かりました。ちょっとこれもう少し分かりやすくしていただければいいのですけれども、ありがとうございました。  私の質問は以上です。 ○委員長(石渡康郎) 生活環境課、遠藤副主幹。 ◎生活環境課副主幹(遠藤雅由) 先ほど藤崎委員からご質問の答弁を保留させていただいた環境基準の達成状況についてなのですけれども、まず河川水質につきましては、環境基準の達成率は約89%でございました。あと道路交通騒音・振動につきましては、令和元年度実施した調査につきましては環境基準をクリアしておりました。ダイオキシン類の調査につきましては、大気と河川の水質、あと底質について調査のほうを行っているのですけれども、こちらにつきましても環境基準のほうクリアしておりました。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) あと、ほかに答弁漏れはございませんか。  以上で質疑を打ち切ります。  執行部はお疲れさまでした。  この際、暫時休憩いたします。           午後零時08分休憩
      ───────────────────────────────────────           午後1時08分再開 ○委員長(石渡康郎) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより令和元年度佐倉市一般会計歳入歳出決算のうち、土木部、都市部所管の案件について審査を行います。  執行部の概要説明に当たり、委員長より申し上げます。まず、決算の概要に基づき部局の概要を説明し、続いて決算書に基づき事業の説明をお願いいたします。なお、説明は15分以内とし、簡潔かつ明瞭にお願いします。  それでは、執行部の説明を求めます。  土木部長。 ◎土木部長(豊田和正) 土木部長の豊田でございます。失礼をして、着座にて説明させていただきます。  お手元に配付させていただきました資料のうち追加資料の土木部の2ページ、令和元年度決算の概要(土木部)をご覧ください。令和元年度の土木部の執行体制につきましては、部長以下4課63名の体制でございます。令和元年度佐倉市一般会計歳入歳出決算のうち、土木部所管の令和元年度決算額は22億8,768万4,278円で、前年度と比較しますと6,819万7,093円、2.9%の減となっております。  土木部の主な事業といたしましては、舗装の大規模改修を行う道路改修事業、橋梁の長寿命化を図る橋梁維持事業、そして大雨による被害を抑制する施設の保全を図る調整池改修事業、都市排水路改修事業などを実施いたしました。また、昨年10月25日の大雨により被災した道路を復旧するため、道路橋梁災害復旧事業を実施いたしました。  土木部の課題といたしましては、道路、橋梁、調整池などの施設の老朽化に伴い、その更新や維持管理に関する経費が増加している現状がございますが、財政状況も厳しいことなどから、その対応に苦慮しております。また、近年多発している大雨や集中豪雨の対策につきましては、関係部局と連携を図りながら進めているところでございます。  詳細につきましては土木管理課長より説明いたしますので、ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 土木管理課長。 ◎土木管理課長(櫻井高明) 土木管理課長の櫻井でございます。よろしくお願いいたします。着座にて失礼いたします。  議案第1号 令和元年度佐倉市一般会計歳入歳出決算の認定についてのうち土木部所管の主なものについて、決算書に基づき説明をさせていただきます。  決算書の103ページをお願いいたします。2款総務費、1項総務管理費、11目交通安全対策費、8の市営自転車駐車場整備事業の工事請負費につきましては、平成30年度から令和元年度で実施した京成臼井駅南口自転車駐車場の耐震補強改修工事に要した費用でございます。  決算書229ページをお願いいたします。7款土木費、1項土木管理費、1目土木総務費、4の交通安全施設維持管理事業の需用費につきましては、市が管理する街灯の電気料でございます。工事請負費につきましては、カーブミラー、ガードレール、道路標識、市管理街灯などの設置、補修に要した費用でございます。  決算書233ページ、中段をお願いいたします。2目道路維持費、1の道路維持管理事業の工事請負費につきましては、道路補修工事など398件の道路維持補修に要した費用でございます。  決算書234ページをお願いいたします。2の道路改修事業の工事請負費につきましては、江原台3―35号線など7路線の舗装の大規模改修工事に要した費用でございます。  決算書235ページをお願いいたします。3目道路新設改良費、2の幹線道路整備事業の委託料につきましては、飯野Ⅱ―31号線、八木Ⅰ―31号線の用地測量などに要した費用でございます。工事請負費につきましては、直弥Ⅰ―35号線、矢橋Ⅰ―11号線など3路線の道路改良工事に要した費用でございます。  決算書236ページ、4目排水路整備費、2の排水路整備事業の工事請負費につきましては、岩富地先、飯田地先の排水路整備工事などに要した費用でございます。  決算書237ページをお願いいたします。5目河川費、2の調整池維持管理事業の委託料につきましては、住宅地に隣接する調整池の草刈り、ガマ穂の処理などに要した費用でございます。  決算書238ページをお願いいたします。5目河川費、3の調整池改修事業の工事請負費につきましては、南志津地下貯留施設の制御盤、水位計の交換のほか、災害により被災した明神台調整池の応急対策などに要した費用でございます。  決算書239ページをお願いいたします。6目橋梁維持費、1の橋梁維持事業の委託料につきましては、橋梁補修設計、新林橋の補修工事委託などに要した費用でございます。工事請負費につきましては、新旭橋、飯野竜神橋など10橋の補修工事に要した費用でございます。  決算書242ページをお願いいたします。3項都市計画費、3目街路事業費、2の3・4・5井野・酒々井線外1路線道路改良事業の委託料につきましては、市道Ⅰ―3号線、通称ガス道路から八千代市境までの未整備区間の道路予備設計などに要した費用でございます。  決算書245ページをお願いいたします。3項都市計画費、5目都市排水費、3の都市排水路改修事業の委託料につきましては、平成30年度に実施した表町区民センター前の排水ポンプ場新設工事に伴う家屋事後調査などに要した費用でございます。工事請負費につきましては、竜灯橋排水ポンプ場のポンプ及び操作盤の交換、小沼児童公園付近に新設するポンプ施設工事などに要した費用でございます。  決算書248ページをお願いいたします。7目緑化事業費、2の街路樹維持管理事業の委託料につきましては、延長約70キロメートルの街路樹の管理に要した費用でございます。  決算書316ページをお願いいたします。10款災害復旧費、1項公共土木施設災害復旧費、1目道路橋梁災害復旧費、2の道路橋梁災害復旧費の工事請負費につきましては、昨年10月25日の大雨で被災した道路の復旧工事に要した費用でございます。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 都市部長。 ◎都市部長(小野寺正朋) 都市部長の小野寺です。座って説明させていただきます。  お手元の配付資料、追加資料の都市部の1ページ、令和元年度決算の概要(都市部)をご覧ください。都市部の執行体制は5課60名でございます。  決算の概要といたしましては、都市部所管の歳出決算額は14億9,021万721円でございます。前年度比較、2億205万2,638円、15.7%の増加となっております。  主要事業は記載のとおりですが、昨年の災害対応といたしまして、被災住宅応急修理支援委託事業、公園施設災害復旧費などで被災住宅の支援や公園の災害復旧などを行っております。都市部といたしましては、人と自然が調和した安心して暮らせるまちを目指して、交通ネットワークの整備、民間建築物の耐震化、空き家対策などに取り組んでまいります。  詳細につきましては、都市計画課長より説明いたします。どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(菅澤雄一郎) 都市計画課長の菅澤でございます。着座にて失礼いたします。  議案第1号 令和元年度佐倉市一般会計歳入歳出決算の認定についてのうち、都市部所管の主な事業につきまして、決算書に基づきましてご説明いたします。  初めに、決算書の102ページをお願いいたします。102ページの下段から次の103ページにかけてでございます。2款総務費、1項総務管理費、11目交通安全対策費、6の地域公共交通対策事業につきましては、佐倉市コミュニティバス4路線の運行委託料や交通系ICカードシステムの導入を行った事業者への補助金などでございます。  続きまして、決算書103ページの下段でございます。9の公共交通生活路線維持事業につきましては、南部地域の生活に必要なバス路線を維持するため、和田地区、弥富地区のバス路線を運行いたします、ちばグリーンバスに対しまして、経費の一部を助成するための補助金でございます。  次に、決算書の177ページをお願いいたします。3款民生費、5項1目災害救助費、2の被災住宅応急修理支援委託事業につきましては、昨年の台風、大雨により被災した住宅に対します災害救助法に基づく応急修理に要した費用でございます。  次に、決算書231ページをお願いいたします。7款土木費、1項土木管理費、2目建築管理費、5の既存建築物耐震改修等支援事業につきましては、平成12年以前に建てられた木造戸建て住宅に対します耐震診断、耐震補強工事等の補助金、また昨年の台風、大雨により被災した住宅の修理費用の一部を助成するための補助金などでございます。  次に、決算書245ページをお願いいたします。245ページの下段から次の246ページにかけてでございます。3項都市計画費、6目公園費、1の公園施設維持管理事業につきましては、市内296か所の公園につきまして、清掃、除草、樹木剪定など公園施設の維持管理に要した費用でございます。  続きまして、決算書246ページの下段をお願いいたします。3の(仮称)佐倉西部自然公園整備事業につきましては、(仮称)佐倉西部自然公園区域内の赤道、青道等の境界確定のための用地測量や里山を保全するための樹木の剪定委託料でございます。  続いて、決算書247ページの上段でございます。4の岩名運動公園拡張整備事業につきましては、長嶋茂雄記念岩名球場の防球ネットの設置に係る設計費、テニスコート人工芝の舗装工事費などでございます。  続きまして、決算書247ページの中段でございます。6の佐倉城址公園整備事業につきましては、昨年10月25日の大雨により被害を受けました城内町地先の復旧工事に係る設計費や佐倉東高校隣の拡張用地の公園整備に係る工事費などでございます。  次に、決算書250ページをお願いいたします。中段でございます。4項1目住宅費、3の住生活基本計画推進事業につきましては、空き家バンクに関する業務や定住化対策等に係る各種補助事業などに要した費用でございます。  最後に、決算書の316ページの下段をお願いいたします。10款災害復旧費、1項公共土木施設災害復旧費、2目都市災害復旧費、1の公園施設災害復旧費につきましては、昨年の台風15号により被害を受けました佐倉城址公園など4つの公園につきまして、倒木処理と公園施設の災害復旧に係る工事費でございます。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 説明は以上でよろしいですか。  これより質疑を行います。  各委員の質疑時間は、執行部の答弁を含めて1部局当たり10分以内としております。委員が多くの質疑を行えるよう、執行部の答弁は簡潔かつ明瞭にお願いいたします。  なお、質疑時間10分のうち9分が経過した時点で予鈴を鳴らしますので、質疑をその後1分以内に収めていただきますようお願いいたします。  それでは、質疑のある方お願いいたします。  押木委員。 ◆委員(押木孝和) 押木です。よろしくお願いいたします。  それでは初めに、決算書228ページにあります産業廃棄物最終処分場管理事業ですけれども、実績としては草刈委託料と燃料費だけだと思います。ただ、昨年度は台風、大雨で被災をしたというふうに聞いているのですけれども、その被災状況はどうだったのかと、あとこの施設の大きさ、面積というのはどのくらいだったでしょうか、お伺いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 土木管理課長。 ◎土木管理課長(櫻井高明) 土木管理課長の櫻井でございます。  初めに、被災状況でございますが、産業廃棄物最終処分場の横に一般廃棄物最終処分場がございまして、そちらののり面が昨年の災害で崩れておりますが、最終処分場への被害はございませんでした。それと、面積ですが、約8,300平米でございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 押木委員。 ◆委員(押木孝和) 分かりました。この最終処分場はもう閉めていると思いますが、その後どのように使われておりましたでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 土木管理課長。 ◎土木管理課長(櫻井高明) 土木管理課長の櫻井でございます。  最終処分場は、平成10年度から廃棄物の搬入は行っておりませんで、維持管理のみでございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 押木委員。 ◆委員(押木孝和) そうすると、今後その産業廃棄物の最終処分場というのは維持管理していくのみなのでしょうか。将来的に、市としてどのようにしたいという考えでしょうか、お伺いをいたします。 ○委員長(石渡康郎) 土木管理課長。 ◎土木管理課長(櫻井高明) 土木管理課長、櫻井でございます。  これまでどおり、原則として廃棄物の搬入は行いませんが、今後予測されます首都直下型地震などの大規模災害などによりまして、市の道路などから発生するアスファルトやコンクリートなどの廃棄物を搬入する可能性を考慮しまして、処分場の終了、廃止の手続は行わず、適切な維持管理を行ってまいりたいと考えております。なお、処分場の存続につきましては、千葉県廃棄物指導課とも協議をしておりまして、その中では新規の廃棄物処分場の設置が難しくなっているということ、それからまた昨年度のような災害時には、特例として災害で発生する廃棄物を搬入する可能性もあるため、廃止をしないほうがよいのではないかというような助言も受けています。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 押木委員。 ◆委員(押木孝和) 分かりました。ありがとうございました。  続きまして、決算書229ページ、3の街灯補助事業についてお伺いをしたいと思います。平成29年度から、自治会等から市に移管された街灯以外の街灯補助金だと思うのですけれども、どのくらいの数の自治会等が市へ移管せずに、独自に管理されているのでしょうか。その数をお聞きしたいと思います。 ○委員長(石渡康郎) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(小西亘) 道路維持課の小西です。  令和2年8月現在8団体、123灯ということになっております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 押木委員。 ◆委員(押木孝和) 分かりました。  続きまして、決算書同じく229ページ、主要施策188ページの交通安全施設整備事業についてお伺いをいたします。事業の内容では、交通安全、歩行者安全等に資するため、必要に応じ、街灯、道路反射鏡、警戒標識、ガードレール及び区画線等を整備しますというふうにありますけれども、この昨年度の事業実績としてどのような内容を行われたのでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(小西亘) 道路維持課の小西です。  昨年の実績といたしましては、区画線保守約5,300メートル、それから街灯90基、それと案内標識の整備11か所となっております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 押木委員。 ◆委員(押木孝和) 分かりました。防犯や交通安全のために、特に街灯の整備は予算の都合もあるかと思うのですけれども、いろいろと要望が来ているかと思うのですが、早期の設置をお願いしたいと思います。  続きまして、決算書235ページ、主要施策196ページの岩富・寺崎線道路改良事業なのですけれども、計画としては令和何年度に完了予定で、現在進捗率は何%ぐらいまで進んでいるのでしょうか、お伺いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(香取理志) 道路建設課、香取でございます。  完成予定につきましては、令和8年度を目標にしておりますけれども、国の交付金の状況などが低迷していることもありまして、財政状況の厳しい中、事業が遅延している状態でございます。事業の進捗状況でございますけれども、一部の土地を除きまして、用地測量が令和元年度にほぼ完了いたしましたので、今年度より地元の説明会の開催を踏まえて、用地の取得に着手していく予定でございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 押木委員。 ◆委員(押木孝和) 分かりました。ありがとうございます。  下の活動成果指標のところで、幹線道路などの整備について、よくなったと感じる市民の割合、これ194ページにも同じものが出ておりますけれども、40%と低くなっておりますが、これはどのような調査で出てくる数字なのでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(香取理志) これは、市民アンケートから出てきた数字でございます。  以上でございます。
    ○委員長(石渡康郎) 押木委員。 ◆委員(押木孝和) 分かりました。ぜひ高い数字に行くように、努力をよろしくお願いしたいと思います。  続きまして、決算書236ページ、主要施策198ページの排水路整備事業についてですけれども、活動成果指標を見ますと、令和元年度整備延長が前年より10倍以上になっておりますけれども、その理由は災害関係だったのでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 治水課長。 ◎治水課長(平野節生) 治水課長、平野です。よろしくお願いいたします。  延長につきましては、対象箇所がたまたま長かったというのと、予算がついたということでなっておりますけれども、実際昨年度やった箇所につきましても大雨対応で、大雨が降ると民有地に雨水が入ってしまうような地区において改善するために2か所ほど水路の整備をやらせていただきました。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 押木委員。 ◆委員(押木孝和) 分かりました。また、今後ともよろしくお願いしたいと思います。  それでは、決算書が250ページ、主要施策214ページの住生活基本計画推進事業についてお聞きをいたします。事業の概要に団地の活性化が載っていませんでしたけれども、昨年度団地の活性化について行われた内容は何かございますでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 住宅課長の齋藤でございます。よろしくお願いをいたします。  団地活性化モデル事業の関係でございますが、昨年度につきましては、モデル事業自体は今までどおり千成、中志津、八幡台の3団地で取組を進めておるところでございます。昨年度につきましては、八幡台では地域の方々と話をする中で、移動販売などの出店、八幡台はなかなかお店が遠いというような地理的な条件もありますので、そういった出店を何かまちの中に置けないかというような話を進めております。また、中志津におきましては集会所がございますが、やはりちょっと地域が広い中で集会所1つということで、端のほうの方等もありますので、第二の集会所的なものも何かないかというようなお話もありまして、そういったことを進めておりました。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 押木委員。 ◆委員(押木孝和) 分かりました。では、その団地活性化モデル事業、この全体の計画にどのように生かしているのか、現状はどうでしょうか。お伺いしたいと思います。 ○委員長(石渡康郎) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 住宅課、齋藤でございます。  この団地活性化モデル事業を通しまして、モデルとして行ったこと、成功した事例等を全市的に広げていきたいというふうに考えております。各団地でそれぞれ状況等違いますので、今後はいろいろ取組を行う中で、全体的に生かしていけるものについて取り組んでいきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) ほかに質疑はございませんか。  松島委員。 ◆委員(松島梢) 松島です。よろしくお願いいたします。  まず、側溝汚泥処分委託料についてお伺いいたします。決算書の235ページと説明書の195ページなのですけれども、この約2,405万円というのは全て印南車庫のものなのか、お伺いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(小西亘) 道路維持課長の小西です。  おっしゃるとおりです。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 松島委員。 ◆委員(松島梢) この有害物質試験の内容と結果をお伺いいたします。 ○委員長(石渡康郎) どなたか答弁できますか。  道路維持課長。 ◎道路維持課長(小西亘) 道路維持課長の小西です。  内容なのですけれども、これは最終処分場へ運ぶ運搬費ということでございます。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 松島委員。 ◆委員(松島梢) 有害物質試験の内容と、結果をお伺いしたいのですけれども。 ○委員長(石渡康郎) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(小西亘) 道路維持課長の小西です。  試験を実際に行いまして、異常はございませんでした。内容につきましては、通常の有害物質をやっております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 松島委員。 ◆委員(松島梢) 放射線量についてはどうでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(小西亘) 道路維持課の小西です。  放射線量に関しては、規定以下になっております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 松島委員。 ◆委員(松島梢) それでは、運搬した量と、あと業務委託先はどちらの業者かというのと、あと最終処分場というのは、どこに持って行くかというのを伺います。 ○委員長(石渡康郎) では、後にしますか。  道路維持課長。 ◎道路維持課長(小西亘) 最終処分場に関しましては…… ○委員長(石渡康郎) では、資料をまとめてください。  松島委員。 ◆委員(松島梢) 次に、街路樹対策についてお伺いいたします。追加資料、土木部の4ページと説明書の212ページです。街路樹維持管理事業の金額が過去5年間ほぼ変わっていないのですが、市内で伸びたままの樹木が多くて、昨年の災害による倒木も80本あったということで、不安に思っている市民が多いと思いますが、市民の声や自治会からの要望でも多いと思いますが、現在整備の要望が出ている自治会と今後の整備予定をお伺いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(小西亘) 道路維持課長の小西です。  街路樹の種類に関しまして、樹種が多いのは、多い順にハナミズキ、クスノキ、ソメイヨシノ、コブシ、イチョウになっております。それから、これからの街路樹の整備計画というのは具体的にはございませんが、住民の方々からの苦情等がいろいろございますので、そのようなものが必要になっているかなというふうに思います。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 松島委員。 ◆委員(松島梢) 次、西部自然公園についてお伺いいたします。説明書の208ページです。令和元年度6月補正で土地購入費を計上していましたが、決算に上がっていないのですが、現在の状況の説明をお願いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(鴨志田聡) 公園緑地課長の鴨志田でございます。よろしくお願いいたします。  西部自然公園の用地購入につきましては、下志津地区と畔田地区1か所ずつ、多目的広場として計画しておりまして、そちらの用地を購入する予定となっておりますが、現在のところ両用地につきましても地権者と金額等の折り合いがつかず、購入できる状態とはなっておりません。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 松島委員。 ◆委員(松島梢) 令和元年度の個別計画検討会議、いわゆる合同会議が行われなかった理由と地権者との話合いは今進んでないということで、行われなかった理由をお伺いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(鴨志田聡) 公園緑地課長の鴨志田です。  令和元年度は、合同会議の開催はゼロ回となっておりますが、こちらにつきましては昨年度の3月に開催予定でしたが、コロナウイルスの影響で開催することができませんでした。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 松島委員。 ◆委員(松島梢) 自然豊かな公園として位置づけて、市内外の人たちに親しんでもらう場所となるよう整備するための今後の方針をお伺いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(鴨志田聡) 西部自然公園につきましては、整備計画がございまして、4つのゾーンに分けて、ゾーンごとに整備していくということになっておりますので、基本的にはそれに基づいて整備をしているところです。その中で、民地が多数あるという課題がございますので、そちらについては現在無償で借地していただくように地権者の方と交渉を行っているところで、そちらの状況も見ながら、今後さらにどういう計画で整備していくかを地元の方、また関係団体の方と話し合いながら決めていきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 松島委員。 ◆委員(松島梢) 次に、岩名運動公園拡張整備事業について、説明書の209ページです。駐車場用地拡張のための測量が行われましたが、土地購入についての進捗はどうなっていますでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(鴨志田聡) 公園緑地課長の鴨志田でございます。  駐車場拡張の進捗状況でございますが、今年度地権者の方との交渉を行う予定になっておりますが、こちらもコロナの影響でなかなか会える状況になっておりませんが、これから今年度またお伺いして交渉する予定になっておりまして、うまくいけば来年度用地購入の準備ということで進めております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 松島委員。 ◆委員(松島梢) 西部自然公園、岩名運動公園、今年度は城址公園と用地購入が続いておりますが、購入に当たっては交渉当初からの記録を文書に残すことが重要と考えます。どのような取扱いをしているか伺います。 ○委員長(石渡康郎) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(鴨志田聡) 購入の交渉に当たっては、交渉記録を残しております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 松島委員。 ◆委員(松島梢) 土地購入の予算計上が、公示価格ではなく実勢価格で行っているか、また地権者との交渉も実勢価格かというのを伺います。 ○委員長(石渡康郎) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(鴨志田聡) 用地の購入価格につきましては、不動産鑑定を行って、その価格に基づいて交渉を行っております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 松島委員。 ◆委員(松島梢) 公示価格か実勢価格かというのは分かりますでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 都市部長。 ◎都市部長(小野寺正朋) 都市部長の小野寺です。  用地買収に当たりまして、用地の価格の決定は不動産鑑定価格で交渉をやります。その際、不動産鑑定価格には公示価格、それから取引事例比較法といって、周辺の取引事例から適正な価格を鑑定して出しまして、それがこちらの買収時の価格ということにしております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 松島委員。 ◆委員(松島梢) 次に、コミュニティバスについてです。追加資料、都市部の3ページの資料なのですけれども、令和元年度内郷ルートの利用者数が前年度に比べて大幅に減っていますが、循環バスからコミュニティバスになって値上がりした影響でしょうか、伺います。
    ○委員長(石渡康郎) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(菅澤雄一郎) 都市計画課長の菅澤でございます。  内郷ルートにつきましては、運賃収入の減った要因といたしましては、100円から200円に運賃を見直したことによるものと考えております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(小西亘) 先ほどの松島委員の答弁を保留していた分をお答えいたします。側溝汚泥の最終処分場の委託先に関しましては、新井総合施設株式会社というところで、ボリュームに関しては約900立米程度です。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) ほかに質疑は。  都市計画課長。 ◎都市計画課長(菅澤雄一郎) すみません、先ほどの答弁で運賃収入の減と言いましたが、利用者の減でした。失礼いたしました、訂正いたします。 ○委員長(石渡康郎) ほかに質疑はございませんか。  鍋田委員。 ◆委員(鍋田達子) 鍋田です。よろしくお願いいたします。  まず、決算書237ページ、主要施策199ページ、調整池維持管理事業についてですが、補修等の実施数が令和元年度増加しています。昨年の台風、大雨被害との関連というのはあるのでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 治水課長。 ◎治水課長(平野節生) 治水課長、平野と申します。お願いします。  ご推察のとおり、昨年度大風の台風、それから大雨の台風と続けてきましたので、調整池の特にフェンスが損傷したり、あとは緊急的に土砂を撤去したり、土のうを積んだりということで、大分台風の影響を受けたもので、件数のほうが増えております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 鍋田委員。 ◆委員(鍋田達子) 要望ですけれども、昨年度の台風、大雨では、道路冠水や住宅街の浸水など甚大な被害を受けました。気候変動による災害の激甚化かもしれませんが、市民の安全、安心、生命と財産を守る責務を持つ自治体として、できる限りの治水対策をよろしくお願いしたいと思います。  次に、決算書316ページ、主要施策291ページですが、道路橋梁災害復旧費についてですが、令和元年度の実績と2年度の進捗状況をお願いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(小西亘) 道路維持課長の小西です。よろしくお願いいたします。  令和元年度の実績といたしましては、応急処置だけでございました。それから、今年度の進捗状況でございますが、繰越しをした14か所のうち11か所は完成しております。3か所が工事中です。継続費であるちばリサーチパーク内にございます明神橋の1か所を合わせて、市内では計4か所が契約をして、現在工事準備中でございます。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 鍋田委員。 ◆委員(鍋田達子) 分かりました。道路の復旧により、市民の皆様の安心、安全、快適な生活向上をよろしくお願いしたいと思います。  続きまして、予算書316ページ、主要施策のほうでは292ページの公園施設災害復旧費についてですが、令和元年度の実績と今年度の進捗状況をお願いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(鴨志田聡) 公園緑地課長の鴨志田です。  こちらは公園施設災害復旧費の実績でございますが、台風15号で被災した佐倉城址公園の倒木処理費1,193万5,000円と、同じく台風15号で倒壊した3公園の休養施設、パーゴラと言われるものなのですけれども、そちらの復旧工事費1,386万円の実績でございます。  また、令和2年度の進捗状況でございますが、倒木についてはおおむね昨年度終了しておりまして、現在主に10月25日の大雨で発生した土砂災害の復旧工事を行っております。具体的に申し上げますと、佐倉城址公園内の城内町地先の崖崩れの工事につきましては、9月中に終了する予定となっております。また、大崎台一号緑地の、こちらも同じく土砂崩れなのですけれども、崩れた部分につきましては今年の9月中に完了する予定となっておりまして、崩れていない部分で、今後の安全対策として、残り半分緑地の部分があるのですけれども、そちらについては来年度工事行う予定となっております。また、鏑木保全緑地につきましても、今年度中に工事を完了する予定で、現在設計等の事務処理を進めているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 鍋田委員。 ◆委員(鍋田達子) ありがとうございます。  城内町とか大崎台のほうは、今年9月あたりでほぼオーケーということで、あと鏑木のほうと、大崎台の緑地、半分。大変だと思いますけれども、よろしくお願いいたします。  それで、城址公園の倒木の後には、新しく木は植えますか。 ○委員長(石渡康郎) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(鴨志田聡) 倒木後の植樹についてですが、現在具体的にはその部分に植樹をするという計画はないのですけれども、現在整備している佐倉東高校の脇の拡張区域の部分については植樹を行う予定で今工事を進めております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 鍋田委員。 ◆委員(鍋田達子) ごめんなさい、しつこいようですが、倒木後にほかにも新たに植樹の予定をされているところはございますか。 ○委員長(石渡康郎) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(鴨志田聡) 今回倒木した木の代わりに、新たに植樹するという計画は今のところございません。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 鍋田委員。 ◆委員(鍋田達子) ありがとうございます。  では、続きまして決算書177ページ、主要施策142ページ、被災住宅応急修理支援委託事業についてでございます。繰越明許費も設定されたと思うので、令和元年度の実績と今年度の委託の実施状況についてお伺いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 住宅課、齋藤でございます。  住宅課が所管しております被災住宅応急修理支援委託事業の令和元年度の実績でございますが、修理が完了したものは10件でございました。また、今年度につきましては8月末現在で修理が完了したものは8件でございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 鍋田委員。 ◆委員(鍋田達子) そうしましたら、被災住宅応急修理支援委託事業の未着手分というのは、どの程度残っているかお尋ねします。 ○委員長(石渡康郎) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 住宅課、齋藤です。  住宅課の所管いたしております被災住宅応急修理支援委託事業の対象となる件数は全部で81件でございまして、そのうちの先ほど申し上げました18件が本制度を利用して、修理を完了しております。残りの63件ですけれども、対象者に修理の状況をお聞きするなどした結果、30件の方がほかの制度の利用や解体などで既に修理等が完了しておりまして、現時点で把握ができていない未着手の可能性があるものにつきましては33件となっております。なお、本制度の利用についての把握に努めるため、対象となる方につきましては先月通知の文書を送付しております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 鍋田委員。 ◆委員(鍋田達子) ありがとうございます。  この33件全部に通知をされたということだと思うのですが、これはどのぐらいの期間で把握をし、大丈夫かどうかということ、まず第1段階、どの程度の期間で把握をしようと思っておりますでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 通知を送らせていただいてもなかなか返ってこない等ございますが、一応目安としては9月中にはご連絡をいただきたいということでお送りをしているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 鍋田委員。 ◆委員(鍋田達子) ありがとうございます。よろしくお願いします。  それでは次に、主要施策の205ページ、都市排水路改修事業についてですが、予算額と決算額に差がありますが、この理由のほうを教えていただきたいと思います。 ○委員長(石渡康郎) 治水課長。 ◎治水課長(平野節生) 治水課長、平野です。  当初予定しておりました事業が入札の不落とかございまして、それでちょっと繰越費が出てしまいまして、その延びた分、工期が足りないものですから、繰越しということで継続的にやらせていただくことになりましたので、差が大きくなってしまいました。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) ほかに質疑はございませんか。  木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 木崎です。よろしくお願いします。  まず、成果説明書の195ページの生活道路整備事業の件なのですけれども、これは様々なご要望が集まるところだと思いますが、その中でも点字ブロックについてなのですけれども、令和元年、山王の地域の歩道の点字ブロックを直していただいたのですが、ちょっと出来栄えが悪く、評判が悪いところがありました。歩道面にぺたりと貼っていくタイプのものなのですけれども、市内のあちこちで劣化しているものが見受けられております。四街道では埋め込み式の点字ブロックで、とてもきれいで、なかなか劣化しないと。何年も劣化しないと聞いております。今後補修するときや新設するときに、この埋め込み式に転換すべきだと考えておりますが、費用の効果など検討されているでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(小西亘) 道路維持課の小西です。  点字ブロックにつきましては、委員が今おっしゃられた埋め込み式は非常に高価でございます。山王に関しましては、とにかくやるということであのような形になって、コストをすごく下げております。そのような事情もございまして、いいものをつける場合にはお金が必要でございますので、要望等はしていくつもりですけれども、一応そういうような事情があることをご理解いただければと思います。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 壊れてしまっていたら、剥がれてしまっていたら、やはり非常に危険なものですので、高価であっても実現できるように要望を続けていただきたいと思います。お願いいたします。  次に、成果説明書190ページの既存建築物耐震改修等支援事業です。こちらは耐震相談会が減少してしまっております。災害対策としても、この耐震化の目標をどう上げていくかお伺いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) 建築指導課長の立石です。よろしくお願いします。  昨年度の耐震相談会が3回ということになっておりますが、計画としては5回を予定しておりました。1回につきましては、相談の応募がなかったので開催しておりません。もう一回につきましては、3月に予定しておったのですけれども、コロナの関係がありまして見送っているというところでございます。今年度につきましても、相談会はやっていかなければいけないということで、今週の土曜日に第1回目の相談会を実施していく予定で考えております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 5回のうちの1回応募がなかったということなので、周知をもっと強めて頑張っていただきたいと思うのです。  それで、ちょっと表の見方が分からないのですけれども、この190ページにある耐震化率の向上、パーセントとあるのですけれども、これはどういう数字とどういう数字の割でこのパーセントが出ているのかが分からないのですけれども、お願いします。 ○委員長(石渡康郎) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) 建築指導課長の立石でございます。  耐震化率につきましては、全体の戸数に対する新耐震の建物プラス旧耐震でありますけれども、耐震化されている、もしくはその耐震性があるというものでの割り算でこういう数字になります。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) そうすると、これは令和元年度で見て、100%から86%を引いたパーセントが耐震化できていないということになるのですか。 ○委員長(石渡康郎) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) そうであります。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 分かりました。
     では、次にお伺いをいたしますのが、続けて生活道路の件ですが、昨年の豪雨、台風で倒木のお話がずっと出てきておりますが、街路樹について、昨年並みの台風が来たら倒れそうだなというふうに危惧されているような場所はあるでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(小西亘) 道路維持課長の小西です。  倒れそうだということよりも、風が吹いたときに倒れるかもということで、枯れ木については極力早めに切るようにしております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 巨木化し過ぎている街路樹など、先ほども出ていたと思うのですけれども、今後どうするかの検討とか計画は、取りあえず今のところ特にないというお話だったのですけれども、非常に大きな問題なので、下水道の管の入替えなどはしっかりと計画を立てて、予算もつけてというような形で進めているのです。そういうふうに、しっかりと計画を立てていく必要があると思うのですけれども、その土台になる話合いなどはされているでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(小西亘) 道路維持課長の小西です。  そのような話合いは行っておりません。計画の必要性は認識しております。一般質問のときに部長が答弁しましたが、樹種の更新などに関しては今後していかなければいけなくなるような状況になるというふうには認識しております。 ○委員長(石渡康郎) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 根が上がってきてしまって、でこぼこになっていたり、枝と枝の間に電線が通っている大きい木であったり、たくさんありますので、ぜひそういった計画を立てていただけるように強く要望をいたします。お願いいたします。  次、都市部です。昨年度の豪雨で公有地のり面が崩落したり、水没された方々が市営住宅に避難した際、この家賃が最終的には返還されて無料になったと。私一般質問での記憶では、周辺自治体に合わせて無料にしたというふうにおっしゃったと思うのですけれども、自治体がやることですから、ほかがやるからやれるというのではなくて、法律的な根拠があると思うのですけれども、どういう法的な根拠だったのかお願いします。 ○委員長(石渡康郎) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 住宅課、齋藤でございます。  昨年の台風等によって被災をいたしまして、市営住宅のほうへ入居された方は、正式な入居ということではなくて、あくまでもその市営住宅の臨時的な目的外での利用ということでございましたので、市営住宅の家賃としてではなく、行政財産の一時的な使用ということで、災害発生直後におきましては行政財産使用料条例に基づく使用料を、これまでの火災などの事例と同様に徴収をさせていただいておりました。  しかしながら、昨年の台風等は災害救助法が適用されるほど被害が甚大なものでございました。また、災害救助法では県が応急仮設住宅を無償で供与できるなどの対応をしているその一方で、佐倉市において市営住宅の一時的な入居に使用料を徴収するということは公平な扱いとしてどうなのかということを考えまして、佐倉市行政財産使用料条例第5条を適用いたしまして、使用料の減免について取扱い方針を定めた上で、減免をしたものでございます。 ○委員長(石渡康郎) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 最後に、コミバスの件なのですけれども、4ルート走っておりまして、臼井の八幡台から出ているはっちまんはコミバスとは違う運営なのですけれども、地元の方は10円高いコミバスだというふうに認識している方が大分いらっしゃいまして、コミバスの料金200円を100円にしてほしいという声がたくさんあるのですけれども、はっちまんの料金210円を200円にするという対応を公共交通としてしてあげられないのでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(菅澤雄一郎) 都市計画課、菅澤です。  民間路線バスの運賃補助については、今のところ特に計画はございません。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) ほかに質疑はございませんか。  藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 藤崎です。よろしくお願いします。  まず、都市計画課では、昨年度都市マスタープランの見直しに入っています。それで、佐倉市のまちづくりでよく話題になるのが、駅前にパチンコ店がかなり密集しているということで、都市マスタープランの見直しを契機に、パチンコ店の規制ということについて進めるべきだと思いますが、その辺の話合いは進んでいる、また方針は出ていますでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(菅澤雄一郎) 都市計画課、菅澤でございます。  現在都市マスタープランの見直しを行っておりますけれども、個別の建物の用途等、特にパチンコ店等に限定をして、何かその用途的な制限を設けるというようなところは、今のところ予定はございません。 ○委員長(石渡康郎) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 都市マスタープランの見直しの方針を見ても、従来のものを大体継承するという方針が出ていますので、それでいきますと先ほどのパチンコ店もうまく規制できないのではないかと思いますけれども、他市ではパチンコ店の規制をして、駅前などには造らないようにというふうにしているところもあるわけですけれども、それは地区計画で決めるということになるわけでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(菅澤雄一郎) 手法として、地区計画等は用途の制限をかけられる制度になっております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) このパチンコ店に関しては、長年佐倉市内の住民にとって非常に気に障っているところでして、数年前JRの駅のすぐそばにもできたときも大分私のほうにもそういう話が来まして、どうして規制できないのだということです。それで、佐倉市は文化都市というようなことも標榜しておりますので、ぜひその辺は、既存の業者さんも無論いるわけで、なかなか難しいところもあるとは思いますけれども、そういう方向を早いうちに示さないと、どんどん方針を継承するということで、従来どおりでいいのではないかというふうになってしまいますので、その辺十分留意しながら進めてほしいと思いますが、いかがでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(菅澤雄一郎) ご要望として賜りたいと思います。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 次に、やはり都市計画課になりますけれども、決算書の241ページにありますが、景観推進事業ですが、景観アドバイザーに依頼して、景観のアドバイスを得ているようですが、どういう景観のアドバイスが出ているでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(菅澤雄一郎) 景観アドバイザーにつきましては、一定規模以上の建物を建築する場合に、景観条例の届出が必要になるのですけれども、届出のあったものについて、色彩だとか、色のバランスだとか、そういったものをアドバイス、ご意見をいただきまして、それを施工者にお伝えをして、そういった改善ではないのですけれども、そういったアドバイスをしていただいたものを市から事業者のほうにお伝えをして、改善したりしていただいているような制度になっております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) そのアドバイスというのは年間で何件くらい出て、それで実際に先ほどおっしゃったように業者のほうで色を変えてくれたり、形を変えてくれたり、そういうふうに対応してくれているのは何割ぐらいなものでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(菅澤雄一郎) アドバイザーの案件につきましては、昨年度では9件でございます。それに伴って、アドバイザーの意見を取り入れられたものにつきましては、新町の千葉銀行が外壁の塗り替え等を昨年度行ったのですけれども、千葉銀行は赤がメインなのですけれども、アドバイザーから少し町並みに合うような色をアドバイスいただきまして、変更していただいております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) ほかの事業者も千葉銀行さんと同じように、結構変えて対応してくれているものなのでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(菅澤雄一郎) ケース・バイ・ケースで、こちらには拘束力がありませんので、一応お願いはしていますけれども、していただけない事例等もございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 景観というと、市民がいつも歩いているところ、目に入るもので、割かし重要なものだと思うのですけれども、そういうふうに景観アドバイザーなりのアドバイスを得て、こういうふうにしているのだというようなことは、特定の企業の名前を出すと問題になるところもあるかもしれませんけれども、市民にもよくお知らせしてほしいと思うのですが、いかがでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(菅澤雄一郎) そういった景観の取組につきましては、今年度景観まちづくりに取り組んでいらっしゃる方を募集いたしまして、表彰ではないのですけれども、取組をご紹介するようなことを今年度実施しようというふうに予定しております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) ありがとうございます。よろしくお願いします。  あと、すみません、道路維持課のほうに質問します。先ほど街路樹の問題が度々出ましたけれども、これは将来的に考えると、どうしてもこの巨木は老朽化して、かなり朽ちて非常に危険な状態になると思うわけですけれども、要するに結局は木の種類を変えて、低木化、低い木にするということになると思いますが、そういうのは技術的に大体それが常識ということでよろしいでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(小西亘) 道路維持課の小西です。  その件につきましては、他市の事例でお答えいたしますと、樹種更新ということで、大木化しない木に変えている例はございます。佐倉市におきましては、まだ計画ができていない。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) では、先ほどもありましたけれども、計画を進めていただくようにお願いします。  それから、都市計画課のほうにお聞きしますけれども、京成佐倉駅の北口にエレベーターを設置してほしいという要望がなかなか長く続いていて、シリアスな要望もあるわけですけれども、これに関しては昨年度はどんなふうに、大まかに言いますと、進んだということになりますでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(菅澤雄一郎) 都市計画課、菅澤でございます。  京成佐倉駅北口のエレベーターの設置要望につきましては、昨年度京成電鉄の担当の方と、我々の市の担当で問題点等について協議を行っております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 進捗の具合、感触はどうでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(菅澤雄一郎) 京成電鉄からは、市のほうの協力というか、要請であったり、あと補助等があれば前向きに検討は進めたいという回答を得ております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) その補助といいますと、具体的には…… ○委員長(石渡康郎) 藤崎委員、これは決算の審査になるのですけれども、その内容と決算がちょっと離れてきているのではないかと思うのですけれども…… ◆委員(藤崎良次) そうではなくて、人件費も決算の中に入っていますので、その人がそういう形で動いているわけですから、その動いた内容についてどうであるかを聞いているわけです。  それで、例えば何%、幾らとかそういうような線はもう出ているのでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(菅澤雄一郎) 具体的な金額等までは進んでおりません。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) あと、市内の道路の塗装について伺いたいのですが、規制の塗装については千葉県の公安委員会の所掌になるわけですが、しかしながら非常に薄くなって、危険な状態があるのですが、これに対する対処の仕方をお聞かせください。 ○委員長(石渡康郎) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(小西亘) 道路維持課長の小西です。  公安委員会、いわゆる横断歩道とか規制に関するものは要望してまいります。それから、外側線などにつきましては、予算がつき次第実施してまいります。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) ほかに質疑はございませんか。  石井委員。 ◆委員(石井秀明) 石井です。よろしくお願いいたします。  まず初めに、幹線道路整備事業、主要施策194ページのところの道路用地取得は3年間、どこも取得はないのですけれども、今後の予定はありますでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(香取理志) 用地の取得でございますけれども、一部交渉して、まだ買えない場所がありますので、交渉次第で予定がつけば、今後買っていく予定はありますけれども、今現在幹線道路整備事業については、用地の取得の予定はございません。以上です。  すみません、間違えました。飯野Ⅱ―31号線については、今年度から用地の取得を予定しております。
     以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 石井委員。 ◆委員(石井秀明) 次に、隣の生活道路整備事業のところなのですけれども、予算額と決算額の大きな差はどういったところでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(小西亘) 道路維持課の小西です。  これに関しましては、予算に比べて繰越し等多かったということでございます。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 石井委員。 ◆委員(石井秀明) この2つの幹線道路、生活道路は市民に直結する道路問題なのですけれども、老朽化なんかの補修は当然必要かと思うのですけれども、ちょっと少数の意見なのですけれども、路線の振動の部分なんかもぜひ改善を求めて、やっていっていただきたいと思います。環境部との連携になってしまうかと思いますけれども、この部分もぜひよろしくお願いいたします。  次に、街路樹維持管理事業です。主要施策212ページになります。先ほどから何度か上がっていますけれども、現場確認率100%、これはすばらしいことだと思うのですけれども、苦情や要望、上がっていると思うのですけれども、そこに対しての対応率みたいなものは把握されていますでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(小西亘) 道路維持課の小西です。  街路樹に関しましての対応率という数字は具体的に出しておりませんが、おおむね対応して、要望に応えております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 石井委員。 ◆委員(石井秀明) 申し訳ありませんけれども、隣の213ページの緑地維持管理事業でも同じ表現があるかと思うので、100%に対しての苦情・要望の対応率がもし分かればお願いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(鴨志田聡) 公園緑地課長の鴨志田です。よろしくお願いいたします。  こちらは、緑地維持管理事業の要望の確認率及び206ページの公園施設維持管理事業、こちらも同じような数値があるのですけれども、こちら両方合わせて約160件の要望等を自治会等からいただいておりまして、それの現場の確認率は100%ということになっているのですけれども、実際の対応率ということでいうと、申し訳ないのですが、正確な数字は出ていないのですけれども、9割以上は対応しております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 石井委員。 ◆委員(石井秀明) ありがとうございます。  やはり市民からの声にすぐ対応していただけると、市役所への信頼にもつながってくると思いますので、ぜひともよろしくお願いいたします。  続きまして、主要施策189ページ、危険ブロック塀等転換助成事業になります。相談対応件数37件のうちの補助件数3件ですけれども、まだ保留になっていたり、工事が未定とか予定になっているものは現在ありますでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) 建築指導課長の立石です。よろしくお願いします。  ブロック塀の転換につきましては、相談があったのは37件という中で、補助としては3件になっておりまして、実際その残りというか、危険であったものというものは表示されていませんけれども、令和元年度につきましては18件あるので、残り引いたものがまだ改善されていないという状況になっております。 ○委員長(石渡康郎) 石井委員。 ◆委員(石井秀明) 相談対応件数という指標なのですけれども、こちらの市のほうからの巡回や見回り等の活動回数などの経過はないのでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) 市のほうで、独自に計画的にブロックだけを対象として調査という形ではなくて、市民の方からの問合せ、相談等があったものを、現場確認等をしております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 石井委員。 ◆委員(石井秀明) ありがとうございます。  次に、先ほどちょっと出ましたけれども、公園施設維持管理事業、主要施策206ページになります。管理箇所296か所ありますけれども、箇所は分かるのですけれども、天候や公園の面積にもよると思うのですけれども、どのくらいの頻度で監視されているのでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(鴨志田聡) こちら296か所の公園につきましては、基本的には年間管理を造園業者等に委託しておりまして、その中で草刈りとか清掃、公園の見回り等を行っていただいております。循環点検ということでは、年3回公園施設が壊れていないかとか、遊具の点検等を行っていただいております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 石井委員。 ◆委員(石井秀明) その危険な遊具などの撤去のケースは結構聞いたのですけれども、新しい遊具の導入などの予定または計画などはあるのでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(鴨志田聡) 基本的には、現在既存の遊具の修理が追いついていないというのが現状になっておりますので、そちらの修繕を最優先に行っているところで、また完全に使えないものについては更新等を行っておりまして、新たな設置ということでいうと、現在では今のところなかなか難しい状況にはなっております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 石井委員。 ◆委員(石井秀明) 今コロナ禍で、密にならないという意味でいったら、公園はやはりいい意味で、充実はこれからも図っていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。  最後に、主要施策214ページ、住生活基本計画推進事業でお聞きします。成果指標のところなのですけれども、3年間支援補助の件数は増えているということなのですけれども、この要因はどういったものでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 住宅課長の齋藤でございます。  指標のところの補助件数の増、こちらの主要なものは、近居・同居住替支援補助事業のほうが55件、84件、130件ということで増えているというところだと思います。一つ大きな要因といたしましては、平成30年度に要件の見直しを行いまして、近居の要件を2キロ以内というところから、市内であれば近居と認めるという形に変えたことによって、令和元年度で数が大きく伸びているというところだと思います。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 石井委員。 ◆委員(石井秀明) 増えたことは大変すばらしいことかと思いますけれども、増えた地区は分かりますでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 住宅課、齋藤です。  すみません、地区のほうはちょっと調べておりません。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) ほかに質疑はございませんか。  密本委員。 ◆委員(密本成章) 密本です。よろしくお願いいたします。  まず、土木部にお伺いいたします。都市排水路改修事業、主要施策の成果の説明書205ページです。こちらは高崎川関連のポンプということで、設計と施設改修、新設工事等の更新した理由をお伺いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 治水課長。 ◎治水課長(平野節生) 治水課、平野です。  こちらにつきましては、いざというときに故障して動かないということがあってはならないということで、老朽化の具合を見ながら、基本的にはポンプ関係10年、それから操作盤、電気系15年という目安がありまして、あとは毎月業者のほうで点検しておりますので、その中から一応計画をつくって、計画的に更新をしているというようなことでございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 密本委員。 ◆委員(密本成章) こちらは高崎川周辺の内水を排水する施設設備の更新ということで、被害を軽減させていくということで、当該地域はいつも水害に悩まされておりまして、こういった形で今後もしっかりと計画を立てて、やっていっていただきたいと思います。  それから、都市部にお伺いいたします。住生活基本計画推進事業です。成果説明書214ページ、ほかの委員からもいろいろと質問が出ておりますけれども、その前に空き家バンクの事業ということで、市内で空き家というのはどの程度あるのかというのは把握はされているのでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 住宅課、斉藤副主幹。 ◎住宅課副主幹(斉藤靖司) 住宅課、斉藤です。  直近の数字になりますと、平成30年のものになりますが、国のほうでやっている住宅土地統計調査がございまして、こちらから推計をしております。それによりますと、佐倉市では全部で7,080戸、全体の中のパーセントでいくと9.4%が空き家であるというふうに推計をしております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 密本委員。 ◆委員(密本成章) そのうち空き家バンクに登録されている件数というのは、何件ぐらいでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 住宅課、齋藤でございます。  空き家バンクの登録件数でございますが、昨年度末の数字でございますが、物件登録数115件でございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 密本委員。 ◆委員(密本成章) 空き家の問題というのは、佐倉市も今後人口が減っていくのは避けられないという中で、どんどん大きくなっていくのではないかと思いますけれども、これは本当に都市部も頭痛いのかなと思うのですが、今後増えていく空き家の問題に対してどのように考えておりますでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 住宅課、齋藤でございます。  空き家の増加につきましては、やはり全国的に問題になっているところでございます。佐倉市においても、同様にこのまま何も手を打たなければ空き家がどんどん増えていくと。やはり高齢化と少子化との関係で増えていくというように認識しております。空き家の増加抑制につきまして、やはり一つは利活用、空き家にならないようにその建物を活用していくという方向を一つ考えるべきだというところがございます。また、空き家になったものであっても、適正に管理をされていれば、すぐさまご近所の方にご迷惑をおかけするというような状況にはなりませんので、所有者の方に管理をしっかりとしていただくというところも一つございます。また、空き家にしないための施策といたしましては、相続関係で持ち主がお亡くなりになって、それで相続が宙ぶらりんになったまま空き家になって、そのまま朽ち果てていくという状況がございますので、やはりその相続の段階で早いうちにきちんと家族で話合いしていただくというようなところも大事かというところで、そういったところについては今後も引き続き力を入れてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 密本委員。 ◆委員(密本成章) 空き家になってから随分時間がたってしまったものについては、空き家バンクに登録しても借り手がつかなかったりということもありますので、できるだけ早い段階で登録していただくなどの対応が必要になってくるのかなと思っております。本当に今後大きな問題になっていくと思いますので、引き続き対応のほうよろしくお願いいたします。  私からは以上です。 ○委員長(石渡康郎) ほかに質疑はございませんか。  斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) 斎藤明美です。よろしくお願いいたします。  それでは、主要施策の成果の説明書の211ページをお願いいたします。先ほど産業振興のほうでも伺わせていただいたのですけれども、来年のチューリップフェスタ、前向きにご検討してくださっているということを伺いました。チューリップの球根の植付けは、11月頃を予定されていると伺いましたけれども、このチューリップの球根の植付け、事業の概要にも書いてございますように、市内全小学校の児童の何年生という枠があったと思いますけれども、球根の植付けを手伝っていただいていると思うのですが、この件に関しまして、来年度はどのようにお考えになっていますでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(鴨志田聡) 公園緑地課長の鴨志田です。  チューリップの植付けに関しましては、例年は小学生に植付けを手伝っていただいているのですけれども、今年度につきましては、こういったコロナの状況の中で、教育委員会と協議いたしまして、小学校の植付けは行わないということで決定しております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) 分かりました。残念ですね。小学校の児童の皆さんもそうですけれども、保護者の方もチューリップフェスタにご自分のお子さんが植えた球根を見にいらして、わあ、きれいに咲いているという、そういう笑顔がとても輝いている姿を見受けておりましたので、またこれ以降、来年度、再来年度とあると思いますので、この事業の内容はまたご検討いただきたいと思います。  それでは、続きまして主要施策189ページ、石井委員からも質問がありましたけれども、危険ブロックについて少し伺わせていただきます。こちらなのですけれども、危険ブロック解消のための具体的な啓発活動は何か行っているのでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) 建築指導課の立石と申します。よろしくお願いします。  危険コンクリートブロックにつきましては、補助事業を市で設けておりますので、補助事業の周知を広報であったり、全戸回覧の回覧物で案内するということをやっております。また、危険なものにつきましては、戸別に文書を発送する、また訪問する中でその管理者の方に改善について説明させていただいているところでございます。
     以上です。 ○委員長(石渡康郎) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) 分かりました。通学路等に面しているコンクリートブロック塀等に関しては、本当に心配な面があると思うのです。教育委員会と連携されて、危険箇所は解消できているのでしょうか、伺います。 ○委員長(石渡康郎) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) 建築指導課長、立石でございます。  平成30年にありました大阪北部地震を契機といたしまして、教育委員会及び保護者の方、また市民の方からブロック塀の安全性について問合せをいただいておりまして、建築指導課で調査を行っております。調査を行った結果、72件危険箇所があるという中で、補助金を活用するもの、また自主改善するものがございまして、結果といたしまして通学路につきましては30件まだ改善されていない状況になっております。こちらにつきましては、建築指導課で8月上旬、各お宅に訪問いたしまして、改善についてご説明をさせていただいているところでございます。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) 本当に通学路に関しては、保護者に関しましても児童に関しても心配で、地域の方々も心配されていることかと思うのですけれども、補助対象に関しましていろいろな改正を行っていますよね。ちょっと詳しく、いま一度ご説明いただけますでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) 大阪北部地震を契機としまして、コンクリートブロック塀が危ないということについて注目を浴びているという中で、建築指導課ではその改善を少しでもしていきたいというところで、補助制度の改善を行ってきております。その内容といたしましては、まず補助金額につきましては、従前10万円であったものが20万円と上限を上げております。また、今までは撤去のみだったのですけれども、新設するものを対象にするということと、またなかなか改善が進まないところがありますので、全部撤去を基本としておりましたが、一部撤去を認めていくということで制度の見直しを行っているところでございます。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) 市としましても、いろいろな面で改正をしていただいて、前向きに、やはりそのおうちの方にお金の面で負担がかかるわけですから、なかなか難しいこともあるかと思いますけれども、これは災害時における避難路の確保または緊急車両の通行路確保も大切かと思いますので、丁寧に進めていただきたいと思います。  それでは、決算書の241ページをお願いいたします。こちらに不当行為防止指導員の賃金とございます。こちらに関しまして、不当行為防止指導員の業務をご説明いただきたいと思います。 ○委員長(石渡康郎) 市街地整備課長。 ◎市街地整備課長(前田隆士) 市街地整備課長、前田でございます。よろしくお願いいたします。  不当行為防止指導員の業務に関してですけれども、これは都市計画法違反をしている建築物のパトロールの際に同行していただいたり、窓口で威圧的な態度を取る人がおりますので、その対応をしたりということが職務の内容になっております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) 業務の内容は分かりました。何名の方がいらっしゃるのでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 市街地整備課長。 ◎市街地整備課長(前田隆士) 現在1名の方にお願いしております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) ありがとうございました。  続いて、主要施策のページで202ページをお願いいたします。先ほど鍋田委員からもご質問があったのですけれども、もう少し詳しくお聞かせいただけたらと思います。明神橋のことです。明神橋の災害復旧事業の進捗状況、また開通時期が見込めましたらお伺いさせていただきます。 ○委員長(石渡康郎) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(香取理志) 道路建設課長の香取でございます。  今の進捗状況でございますけれども、先月末頃、お盆明けから現場に入っており、今は仮設の排水や仮設の道路に向かうところの伐採に入っています。完成時期におきましては、令和3年度末、令和4年2月の末を一応工期として今設定しております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) ありがとうございました。  続いての質問に移らせていただきます。主要施策201ページでお願いいたします。成果の説明書の指標を見ますと、20か所の対策工事が完了されているそうですけれども、今後対策工事が予定されている箇所はありますか、伺います。 ○委員長(石渡康郎) 治水課長。 ◎治水課長(平野節生) 治水課、平野です。よろしくお願いいたします。  こちらにつきましては、現在千葉県印旛土木事務所のほうで、まず次の箇所としまして、飯田地区で今測量調査等を行っているような状況でございます。今後設計などがまとまれば、工事に向けて区域指定の作業を行いまして、工事をやっていくことになると思われます。その他地元から、今の時点ですと4か所、5か所、小規模なものですけれども、要望が出ていて、千葉県のほうにお願いしているような状況がございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) ほかに質疑はございますか。  敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) 敷根です。よろしくお願いいたします。  まず初めに、主要施策45ページ、地域公共交通対策事業についてお聞きいたします。決算額9,600万円、収入は大体乗車数を見れば、2,000万円ぐらいになると思うのですけれども、差額7,600万円、確かに数字を求めるような事業ではございませんが、かなりの額の赤字が出ております。このことについて、市は対策など考えているのかお伺いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(菅澤雄一郎) コミュニティバスの収支につきましては赤字が多いということで、赤字分につきましては、赤字分の8割程度が今国のほうから特別交付税ということで交付税措置されております。ただ、交付税に頼っているということではなくて、啓発等を進めているところでございます。また、今年度コミバスについては、お年寄り等に対しまして、料金の割引制度を新たに導入する予定になっておりますので、こういった部分も含めて利用促進を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) 今現在実際乗ってみると、空席率が多いというところがあります。高齢者の割引や小中学生の通学など、そちらに対応していただくことでちょっと様子を見た後に、あとお願いというか、こういうのもいいのではないかと思うのが、コミバス通信や、車体、バス停など、ちょっと広告料とかも民間みたいに取ってもいいのではないかと思うのです。そこで少しでも国の財源に頼らなくても、自活するまでは難しいと思うのですけれども、利用してもらって、そしてそれがいつか料金を安くできたりとか、そうした収支にも使えるようにやっていただきたいのですけれども、そういった宣伝行為についてはどうお考えでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(菅澤雄一郎) コミュニティバスの広告等に関しましては、現在車内のいわゆる中吊り広告を随時募集をしておりまして、今志津北側ルートで1件広告をいただいております。引き続きPR等進めていきたいと思います。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) これは資産管理経営室にもちょっと言ったのですけれども、その広告の取扱いについて、部署がばらばらなのです。担当課によって、できればそういう営業とか宣伝といった民間に営業する部門は何か一つにまとめてもらったほうが、多分こういうことができるという市の可能性が広がるので、できれば全庁横断的に、募集は一括で、市がこれだけ協力できて、民間企業の宣伝行為に活躍しますというところをやっていただきたいと思います。これ要望なので、お願いします。  次が、190ページ、既存建築物耐震改修等支援事業です。今年国がちょっとルールを変更して、やっと老朽化マンションとか、新耐震の前の旧耐震の建物とかに要は積極的に関わるようにという国からのお達しがあったと思います。そのことを市でどのように捉えているかお伺いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) 建築指導課の立石です。よろしくお願いします。  戸建て住宅及びマンションで、旧耐震で建てられたものにつきましては、耐震性がない可能性があると以前から言われているところです。佐倉市内にも旧耐震のマンションと言われるところは十数団地ございますので、そちらについては耐震化に向けて耐震指導をまずやっているかどうか、及びやっていないものについてはその改修、そちらについて周知を図っていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) 実は、これは結構責任が重大なもので、担当課がそこでCd値の耐震数値を教えてしまうと、物件の価値がゼロ以下になってしまうような建物が実はあると不動産屋から聞いておりまして、その旧耐震の建物、地震のときに大変な被害になる可能性があります。人命と価値、釣合いがやはりなかなか難しく、住んでいる人からすればそこの資産価値、住んでいる場所の価値が今まで500万円から1,000万円あったものが、いきなりゼロになってしまうというおそれがあるので、なかなか市として入りにくかった部分もあると思うのですけれども、国のほうはその後ろ盾に今年からなってくれるということで、積極的に旧耐震の建物に関わるように言ってくれているので、市が責任を負うというよりも国がそういう指針なのでということで、できれば古いマンションとか、耐震値、不動産屋もこれは言えないけれどもという話でかなり出回っているので、積極的に介入していっていただければと思います。  次に、203ページ、これも毎年聞いていて、6年目ぐらいになるのですけれども、3・4・5井野・酒々井線です。これは、なかなか開かないのですけれども、やっと佐倉市も動きがあって、用地買収も終わったというところまで来たのですけれども、八千代市も少し前向きになってくれたのかなというところがございます。印旛土木と千葉土木という県の土木事業者が違うところで、八千代市のほうからも積極的に地主が、そろそろもういいよという話もいただいておる中で、佐倉市としてはこれから工事を始めるため、今準備していますけれども、八千代市との協力体制はどのように取っていくのか、お伺いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 道路建設課、永田副主幹。 ◎道路建設課副主幹(永田盛夫) 道路建設課、永田です。よろしくお願いいたします。  今委員ご質問いただいたのは、井野・酒々井線のところでよろしいかと思っております。八千代市のほうとも都市計画道路接続する部分については昨年度協議させていただいております。その中で、今八千代市側のほうは工区を分けておりまして、1工区を事業の認可を取った上で進めている。2工区については、1工区の見通しが立った後にということでお話は伺っております。実際今まだ八千代市の2工区、認可は取られていないようなのですけれども、佐倉市のほうも引き続き整備を進めていきたいと考えておりますので、事業の認可の更新と合わせまして、八千代市と協議してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) 大分皆さんを待たせてしまっている道路でして、ここも八千代市側も橋はかかっているのですけれども、その先の用地買収が全然進んでいないということも聞いておりますので、佐倉市側も工事を進めていただいて、遅れないように頑張っていただければと思います。また、これは市の事業ではないので、県のほうにきちんと働きかけも引き続きお願いしたいと思います。  207ページ、グリーンリサイクル事業なのですけれども、こちらいわゆるチッパーを使ってどんどんチップにしていろいろなところばらまいているのですけれども、いわゆる里山整備とかしている民間のNPOとかが活用できないかと。西部自然公園は協力しているみたいなのですけれども、ほかの地域でも竹とかが伸びてきて、そういった処分についてチッパーがあったりとか、貸してくれる機械があれば自分たちでやるという話があります。この辺はやはり市だけではなかなか全体整備できないもので、そのグリーンリサイクル事業について民間の力をもっと入れたほうがいいと思うのですけれども、その辺いかがでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(鴨志田聡) 公園緑地課長の鴨志田でございます。  グリーンリサイクル事業につきましては、現在公園とか緑地や、また街路樹とかから出た剪定枝や刈草等を焼却処分するのではなく、チップ化しているという事業なのですけれども、基本的には全てそういったものについてはチップ化を行っております。ただ、そのチップの活用については、やはり場所の限度がありますので、そういった課題がございますので、そういう意味でも民間の方のアイデア等を伺いながら、活用を進めていきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) ぜひせっかくいいものがあるので、これをやはり民間の方が使いたいというところで一緒に手を組んで、市全域でやっていけばいい事業になると思いますので、お願いします。  では最後に、住生活基本計画推進事業、214ページです。空き家バンクの問題、先ほどいろいろな方からも出ているのですけれども、私も6年前からずっとやっていて、7,080戸あるということで、空き家の解消はなかなか進んでいないというか、進みにくいような事業です。これは一度一般質問でも聞いているのですけれども、その体制、こうした空き家バンク活用の担当というのは相変わらず1人とか2人でやっているような状態なのでしょうか、お伺いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 住宅課のほうで、その空き家バンクの専任の担当といたしましては、2名でやっている状況でございます。今後につきまして、検討を進めたいと思います。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) ほかに質疑はございませんか。  高木委員。 ◆委員(高木大輔) 高木です。よろしくお願いいたします。  敷根委員に続いて、住生活基本計画推進事業について、そのままちょっとお聞きしたいのですけれども、今佐倉市の課題はやはり定住人口の確保で、県内でも佐倉市は今空き家バンクですとか、中古住宅リフォーム制度ですとか、近居・同居支援、結婚新生活支援制度など様々な、非常に評価できる施策があるのですけれども、実際令和元年度はどれぐらいの方がこの制度を使って全般的な定住人口に結びついたのか、お伺いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 住宅課、齋藤でございます。  それぞれの事業ですけれども、例えば近居・同居住替支援事業で申し上げますと、昨年度補助実績130件なのですが、この世帯員として定住された方は408人でした。また、このうちの市外からの転入者につきましては53世帯154名となっております。また、次に中古住宅リフォームですが、定住された方は241名、またこのうち市外から転入された方は37世帯で106人でございました。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) これは本当に佐倉市をPRするには非常にいい制度だと思いますので、現在都市部管轄なのですけれども、やはり企画政策部ですとか、横串を入れる形でどんどん、どんどんPRするほうがいいと思うのですけれども、現在ほかの課とどのような取組をして、この制度を市内外に発信しているのかお伺いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 住宅課、齋藤でございます。  やはり委員のおっしゃるとおり、全庁的な取組をしていくべきものであります。こちらは、空き家の解消等もありますけれども、定住人口の維持増加につなげる施策という面もございますので、そういった意味では地域創生課ですとか、一例を挙げますと移住したい方、希望者に対しまして、市内の見学等をするときに一緒にツアーをしてみたり、住宅課のほうも連携を図りながら事業を進めている状況でございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) これは、令和元年度決算ですけれども、現在のコロナ禍においてかなりいろいろな新しい生活のスタイルという形で見直されてきて、ちょうど佐倉市も都内から1時間以内で通えるとか、住宅もサラリーマンでもある程度手が届くようなところで一戸建ても買えるので、逆にちょっと流れが変わってきたのではないかというところもありますので、ぜひこの制度、他市の議員からも視察をしたいといった要望もかなり私も聞きますので、本当に誇れる施策だと思いますので、どんどん、どんどんPRしていただきたいと思います。都市部長、どうでしょうか、その辺り。 ○委員長(石渡康郎) 都市部長。 ◎都市部長(小野寺正朋) 都市部長、小野寺です。  ただいま高木委員から、こういった施策についてということでございます。市といたしましてもこういったものをPRをして、市外からも佐倉市を選んでいただけるように、これからも一生懸命頑張っていきたいと思っております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) あともう一つだけ、今度土木部にお聞きしたいのですけれども、この決算資料の7ページですけれども、交通安全施設整備事業の中でユーカリが丘地先街灯設置工事、備考に令和2年度に事故繰越契約額が出ているのですけれども、この内容についてお伺いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 道路維持課長。
    ◎道路維持課長(小西亘) 道路維持課の小西です。  この内容につきましては、街灯を12基設置するというものでございます。  以上であります。 ○委員長(石渡康郎) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 進捗はどうなっているのかお伺いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(小西亘) 道路維持課の小西です。  現在その工事に向け、もうじき現地に電柱を立てる予定でございます。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) では、今年度にも完成ということでよろしいでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(小西亘) 道路維持課の小西です。  はい、今年度中には終わります。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) では、私からは以上でいいです。 ○委員長(石渡康郎) ほかに質疑はございませんか。  山本副委員長。 ○副委員長(山本英司) 山本です。よろしくお願いいたします。  私からは、主要施策の191ページからお願いします。道路境界確定事業ですけれども、申請が108件ありましたところ、88件の境界を確定しましたとあります。残りの20件の確定ができなかった問題、またできなくて、その後何か問題があるのかお聞きします。 ○委員長(石渡康郎) 土木管理課長。 ◎土木管理課長(櫻井高明) 土木管理課の櫻井でございます。  この108件のうち88件が確定というのは、年度末に申請が上がってくるものも含まれておりますので、今現在それがどこまで進んでいるかは、ちょっとすみません、数字は分かりませんが、ぎりぎりのところで上がってきたものについては確定がされていないというような状況でございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 山本副委員長。 ○副委員長(山本英司) 分かりました。  では、続きまして主要施策192ページ。苦情箇所の件数401件、要望書とあります。それから、1,262件、要望外とあります。補修件数が要望書のほうが317件、要望外のほうが1,208件とあります。この要望外というのは、どういうところからの発見なのか、教えてください。 ○委員長(石渡康郎) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(小西亘) 道路維持課の小西です。  要望というのは、要望書を指しておりまして、それ以外に関しましてはメール、市民相談カード、それから電話等を指しております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 山本副委員長。 ○副委員長(山本英司) では、要望書ということは、区長さんからの要望書という判断でよろしいのでしょうか。それよりも要望外のほうが補修件数が多い、この理由はどういうわけでしょう。 ○委員長(石渡康郎) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(小西亘) 道路維持課の小西です。  要望外のほうが補修件数が多いというのはたまたまというか、具体的に要望書だからやるやらないとか、そういう区別はしておりません。対応できるものを可能な限りやっておりますので、結果的にこのようになったということでございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 山本副委員長。 ○副委員長(山本英司) 要望書というと、区長さんからのほうが多いと思うのですけれども、それはやはり地区で考えた上での要望書だと思うので、できるだけ対応していただけるようにお願いします。  また、毎週水曜日にパトロールを行っていると思うのですが、この要望外の中にこのパトロールも入っているのかと思うのですけれども、このパトロールで発見する箇所というのはどのくらいあって、さらにそのパトロールで発見した中の種類みたいなものをちょっと教えていただければと思います。 ○委員長(石渡康郎) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(小西亘) 道路維持課の小西です。  毎週水曜日に行っています道路パトロールでは、基本穴埋めとか、どの辺に問題があるという話でございまして、何件中何か所対応したという具体的な数字は今ちょっと持ち合わせていないというか、取っておりません。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 山本副委員長。 ○副委員長(山本英司) 分かりました。では、ちょっと時間がないので、どんどん先へ進みますけれども、主要施策の203ページ、先ほど敷根委員からもありましたけれども、3・4・5井野・酒々井線外1路線道路改良事業なのですけれども、ここの道路用地買収面積がゼロ平方メートル、整備延長がゼロメートル、道路の供用開始延長もゼロメートルなのにかかわらず、ここの委託料が837万4,200円かかっています。この委託料というのは何でしょう。ゼロメートルという数字が出ているのに。 ○委員長(石渡康郎) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(香取理志) 道路建設課、香取でございます。  委託料につきましてはⅠ―3号線、ガス道路と言われている西側の分の設計とか、あとは既に取得済みの用地の草刈りの費用とか、用地測量とか、そういうものについての金額でございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 山本副委員長。 ○副委員長(山本英司) 分かりました。全然先へ進まなくても委託料、草刈りとかどんどんお金がかかっていくわけですので、これは早く進めなければいけないと思う。私たち自民党佐倉支部からも移動政調会ということで、市長と同時に県のほうに要望を出しているのですけれども、ぜひぜひこれは早くみんなが願っている道路だと思うので、進めるように努力をお願いいたします。  続きまして、主要施策196ページ、岩富・寺崎線道路改良事業について、先ほど押木委員からもありましたが、最後のほうの幹線道路などの整備について、よくなったと感じる市民の割合40%という、この用地測量して、くいは入ったと思います。道路に関して何もしていないのに、よくなったと思う割合が40%、これ理解できないのですが、もう一度お願いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(香取理志) よくなったという割合が何%ということなのですけれども、一応これもデータ的には企画政策課が出している市民意識調査のデータを使わせていただいています。それによって、年度別にちょっと数字が変わっているところがあると思いますけれども、一応そういうデータから提示しております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 副委員長。 ○副委員長(山本英司) 先ほどもそのようなアンケートからという答弁をされていましたけれども、何も先へ進んでいない、何も目に見えて進んでいないものによくなったと感じるはずがないのです。それを40%と見る、その根拠は何でしょう。 ○委員長(石渡康郎) 土木部長。 ◎土木部長(豊田和正) 土木部長の豊田です。  市民意識調査の調査結果は、市内全体の道路関係の数値として40%という形になっていまして、要は岩富・寺崎線に特化した形の意識調査にはなっていないという状況で、指標としてふさわしいかどうかは今後検討させてもらいます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 山本副委員長。 ○副委員長(山本英司) 分かりました。そういうことであれば、できるものであれば、よくなると感じる市民とか、そういうふうな文面にしていただければ分かると思いますので、ちょっとよろしくお願いします。  それから、先ほど答弁で完成が令和8年という答弁をされておりましたけれども、私の前の質問の中では、令和8年には完成しないだろうという答弁をいただいているのですが、改めてここで令和8年とおっしゃいました。令和8年には完成すると、これは断言していただけるのでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(香取理志) 一番最初の目標ということで令和8年という話はしていると思うのですけれども、先ほど答弁させていただいたとおり、予算のつけ方とか、あと用地買収も今年度から入っていくのですけれども、その状況によっては遅延する場合がございます。ただ、今の状況では当初の令和8年というお答えをさせていただいたのですけれども、延びる可能性はあります。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 山本副委員長。 ○副委員長(山本英司) 分かりました。できるだけ延びないように、よろしくお願いいたします。  続きまして、道路脇の草刈りを年2回やっていると思うのですけれども、この年2回の草刈り、何メートルやって、幾ら分の予算を取ってやっているのか教えてください。 ○委員長(石渡康郎) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(小西亘) 道路維持課の小西です。  草刈りの延長でございますが、1回当たり約55キロでございますので、2回ということになりますと110キロということでございます。予算に関しましては…… ○副委員長(山本英司) 予算は結構です。時間がないので、結構です。 ○委員長(石渡康郎) 山本副委員長。 ○副委員長(山本英司) それでは、これを3回にする。2回では大変少ないのではないかと思うので、3回にするべきだと思うのですが、その意向と、それから道路の破損が原因で、車のタイヤのホイールが傷つくと、それに対して補償をしています。草が覆ってきて、車に傷がついたときの補償などは考えているのでしょうか、お願いします。 ○委員長(石渡康郎) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(小西亘) 道路維持課長の小西です。  草刈り3回ということは望ましいとは思うのですが、予算の都合によります。それから、タイヤのホイールなどが傷ついた場合には、今のところ保険で対応しているのが実情でございます。  以上でございます。                 〔何事か呼ぶ者あり〕 ○委員長(石渡康郎) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(小西亘) 草に関しての苦情については、今のところ話は来ておりません。ただ、そのような話があれば保険で対応することになりますので、実際に草で傷ついたということを証明してくださいという話になると思います。 ○委員長(石渡康郎) 以上で質疑を打ち切ります。  執行部はお疲れさまでした。  この際、暫時休憩いたします。           午後3時13分休憩   ───────────────────────────────────────           午後3時24分再開 ○委員長(石渡康郎) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより令和元年度佐倉市水道事業会計及び下水道事業会計決算について審査を行います。  執行部の概要説明に当たり、委員長より申し上げます。まず、決算の概要に基づき部局の概要を説明し、続いて決算書に基づき事業の説明をお願いいたします。なお、説明は15分以内とし、簡潔かつ明瞭にお願いします。  それでは、執行部の説明を求めます。  上下水道事業管理者。 ◎上下水道事業管理者(関口直行) 上下水道事業管理者の関口でございます。失礼して、座らせていただきます。 ○委員長(石渡康郎) 座ってお願いします。 ◎上下水道事業管理者(関口直行) 日頃より上下水道事業にご理解とご協力をいただきまして、誠にありがとうございます。本日は、令和元年度佐倉市水道事業会計及び下水道事業会計の決算についてご説明をさせていただきます。  初めに、水道事業でございますが、当年度純利益は約4億6,000万円となっておりまして、前年度と比較いたしますと約7,000万円の減少でございます。これは、台風の影響による給水収益の減少、新築時に生じます加入負担金の減少などによるものでございます。主な事業といたしましては、市内各地区の水道管耐震化工事を実施いたしました。
     続きまして、下水道事業でございます。当年度純利益は約6億1,000万円と、前年度より約5,000万円減少しておりますが、これは計画策定経費の増加など、一時的な費用の増加によるものでございます。主な事業といたしましては、志津地区における下水道管渠の新設工事や災害用マンホールトイレの設置工事及び老朽化している汚水管等の更新工事を実施いたしました。  以上、簡単ではございますが、決算の概要を申し上げました。詳細につきましては上下水道部長の内田より説明いたしますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(内田正宏) 上下水道部長の内田でございます。失礼して、座らせていただきます。  私からは令和元年度佐倉市水道事業会計及び下水道事業会計の決算の詳細について、水道事業、下水道事業の順番でご説明させていただきます。  初めに、事前にお渡しいたしました令和元年度佐倉市水道事業会計概要1ページ目の財政状況について差し替えがございました。大変申し訳ございません。差し替え後の資料に基づきご審議いただきますようお願い申し上げます。  それでは、議案第8号 令和元年度佐倉市水道事業会計決算でございます。お手元の令和元年度佐倉市水道事業会計決算書の2ページ、3ページをお開きください。こちらは、予算との対比でございますので、税込みで記載しております。(1)収益的収入及び支出からご説明いたします。  まず、収入の部、第1款水道事業収益でございますが、予算額41億141万4,000円に対しまして、決算額は40億1,212万7,454円でございます。内訳でございますが、第1項営業収益、主に水道料金収入でございまして、決算額は35億7,464万9,658円でございます。第2項営業外収益は4億3,747万7,796円でございます。こちらは、新築時に生じます加入負担金や長期前受金戻入などでございます。  次に、下の表、支出の部、第1款の水道事業費用は、予算額38億2,946万9,000円に対しまして、決算額は34億3,222万9,216円でございます。内訳でございますが、第1項営業費用、こちらは浄水費、配水費などで、決算額は33億7,137万688円でございます。その下の第2項営業外費用、こちらは企業債の支払利息などで、決算額は6,085万8,528円でございます。  次に、4ページ、5ページをお願いいたします。(2)資本的収入及び支出でございます。収入の部、第1款の資本的収入につきましては、予算額1億3,975万3,000円に対しまして決算額は1億3,890万5,899円でございます。こちらは、投資有価証券売却代金、補助金、消火栓設置負担金などでございます。  次に、下の表、支出の部、第1款の資本的支出でございますが、予算額合計は27億2,830万7,000円に対しまして、決算額は14億6,133万6,633円でございます。内訳でございますが、第1項の建設改良費は水道管の耐震化や緊急遮断弁などの浄水場施設の更新に係る工事請負費などで、決算額は13億5,746万5,093円となっております。次に、第2項の企業債償還金は企業債の元金返済額で、決算額は1億387万1,540円でございます。  なお、資本的収入額が支出額に対して不足する額13億2,243万734円は、一番下の注書きにございますとおり、消費税及び地方消費税資本的収支調整額や損益勘定留保資金などで補填をいたしております。  次に、6ページ、7ページをお願いいたします。なお、これから申し上げる金額は全て税抜きでございます。損益計算書でございます。こちらは、1年間の経営成績を示しております。まず、1の営業収益から2の営業費用を差し引いた営業利益でございますが、6ページの右中段にございますとおり7,887万7,387円でございます。こちらに3と4の営業外収支を加えた経常利益は、4億6,499万2,211円となりました。当年度純利益は、7ページの1行目、4億6,499万2,211円となりました。この当年度純利益に未処分利益剰余金変動額を加えた当年度未処分利益剰余金は5億6,886万3,751円となります。  この利益の処分でございますが、8ページ、9ページをお願いいたします。下の表、剰余金処分計算書に記載してございますが、条例により当年度純利益のうち現金の裏づけのない長期前受金戻入部分と企業債償還により発生した未処分利益剰余金を資本組入れいたしまして、その金額は4億2,897万3,922円となります。また、1億3,988万9,829円を利益積立金に積立ていたします。  次に、10ページをお願いいたします。貸借対照表でございます。こちらは、令和元年度末時点の財政状況を表しております。10ページは資産の部でございまして、水道管や現金預金などの資産合計は、表の一番下、311億1,891万3,804円でございます。  次に、11ページ、負債の部でございます。負債合計は、表の一番下、72億7,938万9,500円でございます。  続きまして、次の12ページ、資本の部でございます。6の資本金、7の剰余金と合わせまして、資本合計は下から2行目、238億3,952万4,304円となりました。  以上、令和元年度佐倉市水道事業における決算状況でございます。  続きまして、議案第9号 令和元年度佐倉市下水道事業会計決算でございます。お手元の令和元年度佐倉市下水道事業会計決算書をご覧ください。決算書の2ページ、3ページをお開きください。こちらは予算との対比でございますので、税込みで記載しております。(1)収益的収入及び支出からご説明いたします。  まず、収入の部、2ページの第1款下水道事業収益でございますが、予算額40億8,777万4,000円に対しまして、決算額は40億8,550万4,377円でございます。内訳でございますが、第1項営業収益、こちらは主に下水道使用料収入でございまして、決算額は28億925万1,386円でございます。第2項営業外収益、こちらは長期前受金戻入が主なもので、決算額は12億7,625万2,991円でございます。  次に、下の表、支出の部、第1款の下水道事業費用は、予算額37億2,051万5,000円に対しまして決算額は34億2,976万4,471円でございます。内訳でございますが、第1項営業費用、こちらは管渠費、ポンプ場費などで、決算額33億1,153万9,817円でございます。その下の第2項の営業外費用は、こちらは企業債の支払利息などで、決算額は1億1,822万4,654円でございます。  次に、4ページ、5ページをお願いいたします。(2)資本的収入及び支出でございます。収入の部、第1款資本的収入につきましては、出資金や国県支出金等が主なもので、予算額5億9,535万2,000円に対しまして決算額は3億2,626万9,535円でございます。  次に、下の表、支出の部、第1款の資本的支出でございますが、予算額合計16億1,154万8,000円に対しまして、決算額は11億5,570万3,591円でございます。内訳でございますが、第1項の建設改良費は下水道管渠の整備や老朽管の更新に係る工事請負費などで、決算額8億9,657万9,482円となっております。次に、第2項の企業債償還金は、企業債の元金返済額で、決算額2億5,912万4,109円でございます。  なお、資本的収入額が支出額に対し不足する額8億2,943万4,056円は、一番下の注書きにございますとおり、消費税及び地方消費税資本的収支調整額や損益勘定留保資金などで補填いたしております。  次に、6ページをお願いいたします。これから申し上げる金額は、全て税抜きでございます。損益計算書でございます。こちらは、1年間の経営成績を示しております。1の営業収益から2の営業費用を差し引いた営業損失は、表中の右中段にございますとおり5億8,490万337円でございます。こちらに3と4の営業外収支を加えた経常利益は、6億1,341万388円となりました。当年度純利益は下から4行目、6億1,341万388円でございました。  当年度純利益に未処分利益剰余金変動額を加えて、当年度未処分利益剰余金は6億1,712万1,021円となりました。  この利益の処分でございますが、7ページ、8ページをお願いいたします。下の表、剰余金処分計算書をご覧ください。表中にございますとおり、未処分利益剰余金は条例により当年度純利益のうち現金の裏づけのない長期前受金戻入部分と企業債償還により発生した未処分利益剰余金を資本組入れいたしまして、その金額は6億1,712万1,021円となります。  次に、9ページをお願いいたします。貸借対照表でございます。こちらは、令和元年度末時点の財政状況を表しております。資産合計は、表の右下、396億6,399万5,362円でございます。  次の10ページ、負債の部でございます。負債合計は、表の右下、268億8,788万6,269円でございます。  続きまして、11ページをお願いいたします。資本の部でございます。資本合計は、表の右、下から2行目、127億7,610万9,093円でございます。  以上、令和元年度佐倉市下水道事業における決算状況でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 説明は以上でよろしいですか。  これより質疑を行います。  各委員の質疑時間は、執行部の答弁を含めて1部局当たり10分以内としております。委員が多くの質疑を行えるよう、執行部の答弁は簡潔かつ明瞭にお願いいたします。  なお、質疑時間10分のうち9分が経過した時点で予鈴を鳴らしますので、質疑をその後1分以内に収めていただきますようお願いいたします。  それでは、質疑のある方お願いいたします。  押木委員。 ◆委員(押木孝和) 押木です。よろしくお願いいたします。  それでは初めに、佐倉市水道事業会計決算書の中から、15ページにあります水道事業報告書の概況を見させていただきまして、これ前年度比、総収益は2.8%減の37億1,907万9,072円となり、給水人口も1,108人減とあります。また、経営分析におかれましても、営業収益対営業費用比率は前年度より0.4%改善され、102.5%となりましたけれども、依然として平成30年度の全国平均104.2%には達しておりません。また、給水原価が供給単価、要は販売単価を上回るという逆ざや状態が平成24年度から8年間継続している状態で、水道事業の経営は危機的状況にあると監査からも指摘されておりますが、今後給水人口の減少や八ッ場ダムが令和元年度に完成し、令和2年度から取水が大幅に増加することにより、受水費が増加することが予想されます。さらに、老朽水道管の修繕費の発生や更新による給水原価の上昇は避けられないと思いますけれども、持続可能な水道事業とするために、財務体質の強化に取り組むとともに、さらなる事業の効率化と経営努力が必要と考えますが、以前広域化の話も出て、検討していただいているかと思いますが、これの進捗状況はいかがでしょうか、お伺いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(緑川義徳) 経営企画課長の緑川でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  水道事業の広域化の進捗状況につきましては、平成29年度に印旛地域の7市1町1企業により水道事業広域化研究会を発足し、検討を開始したところでございます。平成30年度は、各事業体が単独で事業を統合した場合、どの程度の料金値上げが必要かを試算いたしました。昨年度につきましては広域化を行い、浄水場などの施設の統廃合、管理の一体化、共同化を実際にした場合、各事業体がどの程度メリットが出るのかを試算いたしました。  結果といたしましては、印旛地域の事業体は経営状況に大きな差があることから、大きなメリットが出る事業体と逆に給水単価が高くなってしまって、デメリットが出てしまう団体が混在するような結果となりました。今年度につきましては、より踏み込んだ検討を行い、さらなる効率的な広域化の在り方を検討する予定でございます。いずれにいたしましても、私どもといたしましては、本年度を検討の最終年度とし、一定の結論を出したいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 押木委員。 ◆委員(押木孝和) 分かりました。ありがとうございました。  今後コロナの関係で、手洗い等水を多く使用されるようになり、逆に水道料金をもっと下げてほしいという声も出てくるのではないかというふうに思うのですけれども、水道事業としての今後の経営方針をどのように考えていらっしゃいますでしょうか、お伺いをいたします。 ○委員長(石渡康郎) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(緑川義徳) 水道事業の経営方針といたしましては、まずは経営努力を行い、経費を下げることを進めてまいりたいと思います。具体的には、上下水道の組織を改編し、効率的な組織とするべく、今庁内で検討を進めているところでございます。あわせて、窓口の民間委託も進めておりまして、こちらにつきましては募集の公告を行い、現在契約事務を進めております。業者の選定事務を進めておるところでございます。あわせまして、今年度有料広告事業を立ち上げまして、金額的にはすごく少額でございますが、少しでも収益を上げられるような取組も行っております。今後とも費用の削減、収益の増の取組を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 押木委員。 ◆委員(押木孝和) よく分かりました。継続してよろしくお願いしたいと思います。  続きまして、下水道事業のこの決算書の13ページ、下水道事業報告書概況の総括事項、これを見させていただきますと、やはりこちらも純利益前年度比7.4%も減っており、これは下水道処理区域内人口の減少にも起因していると推察されますけれども、今後の人口減少社会を踏まえて、下水道というインフラの維持にかかる費用を減少していく加入世帯からの収入で賄わなければならないというふうに思っているのですけれども、やはり同じく今後の経営方針をどのように考えておりますでしょうか、お伺いしたいと思います。 ○委員長(石渡康郎) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(緑川義徳) 経営企画課長の緑川でございます。  令和元年度の純利益につきましては、臨時的な計画策定や台風等の災害対策で一時的に費用が増加したことにより減少いたしましたが、平成29年度に改正されました下水道使用料、33%値上げさせていただきましたが、そちらに伴い経営状況は大きく改善したと考えております。今後の経営方針といたしましては、ご指摘のように人口減少に伴う使用料収入の減少や、さらに老朽化した施設の更新などがございますが、今後どのようにして経営を乗り切るかということを今年度開催をしております料金等の在り方検討会で、外部委員の皆様のご意見を伺いながら進めてまいりたいと思います。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 押木委員。 ◆委員(押木孝和) 分かりました。水道事業と併せて、値上げなど急激な市民負担とならないように、市民が納得するようにぜひお願いしたいと思います。  それでは、報告書の最後の行に、佐倉地区、根郷地区における雨水管整備事業を実施したとありますけれども、これの工事箇所はどの辺りになりますでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 建設課長。 ◎建設課長(新川浩史) 建設課長、新川です。  佐倉地区につきましては、お渡ししてある決算資料の下水道39ページ、京成佐倉駅の成田側の踏切の場所になります。また、根郷地区につきましては41ページ、JR佐倉駅南側のトヨタのディーラーの付近になります。 ○委員長(石渡康郎) 押木委員。 ◆委員(押木孝和) 分かりました。ありがとうございます。  雨水管理総合計画に基づき、大雨が降っても市民の安全、安心に資するよう整備を進めていただいているというふうに思いますけれども、市の治水課や危機管理室ともしっかりと連携を取って、今後進めていただきたいと思います。  以上で私からは終わりです。 ○委員長(石渡康郎) ほかに質疑はございませんか。  松島委員。 ◆委員(松島梢) 松島です。よろしくお願いします。  令和元年度末の損益勘定留保資金について、上水道が約19億5,700万円、下水道が約18億4,700万円と伺ったのですけれども、留保資金は資本的支出の補填財源であるので、この残高によっては建設改良工事などの執行が困難になるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(緑川義徳) 経営企画課長の緑川でございます。  ご指摘の損益勘定留保資金につきましては、今ご紹介いただいた残高がありますが、毎年度損益勘定留保資金というのは、非現金支出の存在により、水道事業につきましては約12億円、下水道事業につきましては約11億円が発生いたしますので、これらを合算しますと当面の間は損益勘定留保資金で工事ができるものと考えております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 松島委員。 ◆委員(松島梢) 留保資金残高は、企業経営の状況を判断する貴重な指標なので、ぜひ決算書に記載してほしいと。これは要望です。  続きまして、消費税及び地方消費税資本的収支調整額というのは、仮払いした消費税の総額と理解してよいのでしょうか、伺います。 ○委員長(石渡康郎) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(緑川義徳) 経営企画課長の緑川でございます。  仮払消費税から仮受消費税を差し引いた額とご理解いただければと思います。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 松島委員。 ◆委員(松島梢) 令和元年度第2回の監査結果報告書を見ると、今年4月の民法改正に伴い、水道料金の消滅時効期間というのが2年間から5年間に延長されたのですが、これに伴って滞納整理事務の適正化のために手続要領を見直すとのことでしたが、どのような見直しをしたのか伺います。 ○委員長(石渡康郎) 給排水課、長谷川主査。 ◎給排水課主査(長谷川雅幸) 給排水課、長谷川でございます。  昨年の監査のご指摘どおり、今まで滞納者に対して給水停止要領というものがございました。ですが、給水停止はあくまでも水道使用者に対しての処分でございますので、その先民事訴訟法に基づいた対応を取る指針というのですか、方針を盛り込めた要領を改正いたしました。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 松島委員。 ◆委員(松島梢) 3月、4月以降の新型コロナの影響で仕事を失った住民にとっては、上下水道料金の支払いが困難になるケースが増えていると思いますが、支払い期限に関する電話相談を行っているとのことですが、これまでかかってきた件数とどのように対応したのかを伺います。 ○委員長(石渡康郎) 給排水課、長谷川主査。 ◎給排水課主査(長谷川雅幸) 給排水課の長谷川でございます。  新型コロナウイルスを理由にした支払いを猶予した件数についてなのですが、今年度8月31日現在で112件、猶予の金額は219万7,771円となっております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 松島委員。 ◆委員(松島梢) 支払い期限を過ぎた世帯に対しての延滞料というのはどうなりますでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 給排水課、長谷川主査。 ◎給排水課主査(長谷川雅幸) お答えいたします。給排水課、長谷川でございます。  延滞料についてはいただいておりません。  以上でございます。
    ○委員長(石渡康郎) 松島委員。 ◆委員(松島梢) 水は命のインフラであり、水道を止めるようなことがあってはならないと考えますが、令和元年度に水道を止めた件数と、人が住んでいる、住んでいないというのはどのように確認しているのか。また、住んでいるのに止めた件数は何件あったかを伺います。 ○委員長(石渡康郎) 給排水課、長谷川主査。 ◎給排水課主査(長谷川雅幸) お答えいたします。  令和元年度につきましては、各月給水停止についてはおよそ100件程度になっております。その中で、給水停止について、家にいるかどうかという調査を行っているかというご質問でよろしいでしょうか。通常給水停止の際は、職員が現地に向かいますので、当然訪問します。その際に安否ではないですが、様子をうかがって、例えばご近所さんがいた場合、話しかけたりとか、そういった訪問をやっております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 松島委員。 ◆委員(松島梢) では、訪問して会えなくて止めたということはないということでよろしいでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 給排水課、長谷川主査。 ◎給排水課主査(長谷川雅幸) 給水停止につきましては、以前にお支払いの納期限でお支払いいただけない方に対して、一生懸命払っている方との整合性を図るために、お約束の期限を過ぎたら止めさせていただき、そこでご連絡がない方は実際にいらっしゃいます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 松島委員。 ◆委員(松島梢) 次に、重複していますが、八ッ場ダムが完成しまして、今後水道料金の値上げの可能性があると考えていますが、見通しを伺います。 ○委員長(石渡康郎) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(緑川義徳) 経営企画課長の緑川でございます。  八ッ場ダムが完成したことにより、今年度につきましては受水費用が約3億円増加をしまして、予算につきましても赤字予算とならざるを得ない状況でした。今後これをどのようにするかということに関しまして、現在その料金の在り方の懇話会を開催をいたしまして、そこでご意見をいただきながら、料金改定の有無、改定の時期、水準等につきまして検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 松島委員。 ◆委員(松島梢) 昨年の10月30日に、佐倉市は印旛広域水道に対して給水料金の引下げ要望を提出しましたが、それを受けて印旛広域水道は今年の2月28日に千葉県企業局に対し、浄水施設の使用料率を引き下げるよう要望を提出しました。これは、佐倉市にとっても印旛広域水道にとっても画期的なことでありまして、これらを受けて県議の伊藤とし子が今年6月に県議会で質問を行ったのですが、県の言い分は、厚労省の指示により浄水施設を行政財産ではなく、使用料率の高い普通財産と見なすようにしたとのことでありました。しかし、厚労省に市民ネットワークが聞いたところ、そのような事実はなく、県と印旛広域水道との話合いで決めてよいということでありました。県が高い施設使用料を取る根拠はなくなったと言えます。これらの結果を8月13日、印旛広域水道に報告しましたが、その後佐倉市には印旛広域水道から連絡はありましたでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(緑川義徳) 経営企画課長の緑川です。  印旛広域水道とは、常日頃から受水単価の引下げ要望のことにつきましては連絡を取りながら進めているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 松島委員。 ◆委員(松島梢) 印旛広域水道が県に払う業務委託料も根拠のない一般管理費10%上乗せで高止まりとなっています。施設使用料と合わせると毎年19億円に上り、水道料金に跳ね返っています。八ッ場ダムの完成で水道料金の値上げの可能性がある中、見直せるものは全て見直すべきであり、せっかく厚労省からお墨つきをもらったのだから、まずは業務委託料と施設使用料の値下げを県に対し全力で働きかけるべきではないかと考えますが、いかがでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(緑川義徳) 経営企画課長の緑川でございます。  この件に関しましては、一義的には印旛広域水道と県の契約の関係でございます。しかしながら、その契約内容が受水費に跳ね返ってきて、結果として料金が上がったりということがありまして、市民に重大な影響がありますことから、我々といたしましても印旛広域水道と連携して、ぜひ千葉県が値下げしてくれるように要望をしていきたいと、そのような取組をしていきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 松島委員。 ◆委員(松島梢) 県の言い値で払うのではなく、今後さらに精査すべきと考えますので、よろしくお願いいたします。  続きまして、下水道のほうの営業収益対営業費用比率は、従来から悪化をたどっていましたが、平成29年度7月の使用料値上げにより改善、平成30年度には83.8%まで上がりましたが、令和元年度には81.6%に下がっています。理由は何でしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(緑川義徳) 経営企画課長の緑川でございます。  下水道事業につきましては、令和元年度計画策定費用など一時的にかかる費用がございまして、それが影響したものだと考えております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 松島委員。 ◆委員(松島梢) 今後この状況が続くなら、水道料金の値上げに便乗して下水道使用料も値上げするということはないでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(緑川義徳) 経営企画課長の緑川でございます。  下水道の使用料につきましては、我々といたしましては5年程度は今の料金で運営ができると思っておりますが、今年度開催しております在り方の検討会におきましてもご意見をいただきながら検討していきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) ほかに質疑はございませんか。  鍋田委員。 ◆委員(鍋田達子) 鍋田です。よろしくお願いいたします。  先ほど押木委員のほうからもございましたが、再度確認で恐縮でございますが、水道事業の広域化について進捗、メリット、デメリット、一言で簡単でよろしいのですが、聞かせてください。 ○委員長(石渡康郎) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(緑川義徳) 経営企画課長の緑川でございます。  メリットといたしましては、広域化を実施いたしますとスケールメリットが出ますことから、施設の統廃合や、それから管理などの共同化もできますので、印旛地域全体としてはコストが削減できると考えております。それがメリットでございます。デメリットといたしましては、各事業体で経営状況が大きく異なるものですから、経営状況の悪い市にとっては、広域化をするとかなり料金が抑えられるのですが、経営状況の非常によろしい市が広域化で全部一緒になってしまうと、逆に料金が上がってしまうと、経営が悪くなってしまうと、そういうことがデメリットだと思います。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 鍋田委員。 ◆委員(鍋田達子) ありがとうございます。  八ッ場ダムからの供給が始まりますと受水費用が高くなり、水道料金の改定が必要になるとは聞いておりますが、公益企業ですので、しっかりとした経営方針をお持ちになって、経営努力により急激な市民の負担にならないように、市民の皆さんに安心しておいしいお水を安定的に供給していただくように要望いたします。  次でございます。水道事業決算の15ページなのですが、報告書の総括事項の中で、給水人口が減少しているのですが、給水件数が増加しているのはどういう理由でしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(緑川義徳) 経営企画課長の緑川でございます。  給水人口の減少につきましては、現在水道の拡張事業を行っておりませんので、市全体の人口減少が影響しているものと考えております。また、一方で給水件数が増加していることにつきましては、核家族化の進行や単身世帯などの増加により世帯数が増えているものですから、それに伴って給水件数が増加しているものと考えております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 鍋田委員。 ◆委員(鍋田達子) ありがとうございます。  また、各市、各地区で耐震化工事を実施したというふうにありますが、水道管等の耐震化工事の進捗率、どのくらいでしょうか。全体の延長に対して耐震化を完了している距離がどのくらいかも併せてお願いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 建設課長。 ◎建設課長(新川浩史) 建設課長、新川です。  水道管の耐震化延長につきましては、佐倉市の全体管路延長が約825キロメートル、うち耐震化の管路の延長は約352キロメートルとなります。耐震化率につきましては42.7%となっております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 鍋田委員。 ◆委員(鍋田達子) 分かりました。  水道事業の決算書19ページの業務量の表の中で、受水費が平成30年度に比べて非常に減少しております。1立方メートル当たり12.09円ですか、単価が。安くなっているからだと、そこの部分かなというふうには推測されるのですが、何か受水費用を圧縮するような工夫とかが昨年度はあったのかどうか教えてください。 ○委員長(石渡康郎) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(緑川義徳) 経営企画課長の緑川でございます。  特に工夫ということは、我々としてはしておりませんが、下がった理由についてでございますが、ご指摘のとおり、印旛広域水道の受水単価が166円から157円に9円減少となったことが大きな要因でございます。なお、この決算書に記載しております令和元年度の受水単価は167.55円となっておりますが、こちらにつきましては全体の受水費を受水量で除して算出しておりますので、今し方申し上げました印広水の受水単価とは異なるものですので、その点はご了承ください。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 鍋田委員。 ◆委員(鍋田達子) 分かりました、ありがとうございます。  それでは、最後に下水道事業について、決算書の22ページですが、営業費用の部で約1億7,512万円の委託料の内訳について、主なものについて教えていただけますでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) すぐには出ないですか。  経営企画課、長川副主幹。 ◎経営企画課副主幹(長川裕) 経営企画課、長川でございます。  下水道決算書22ページの委託料の主な内容といたしましては、管渠費に計上してございます計画策定委託、システム改修委託、またポンプ場費といたしましては、災害の関係との委託等がございました。  主なものは以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 鍋田委員。 ◆委員(鍋田達子) ありがとうございます。  この主な、大きな計画を策定する業務委託というのは、どういった計画をするのか、ちょっとだけ教えてください。 ○委員長(石渡康郎) 建設課、鈴木副主幹。 ◎建設課副主幹(鈴木孝治) 建設課計画班の鈴木でございます。  大きな計画を策定する際の委託費用というのは、下水道事業に伴います計画策定、いわゆる下水道事業の全体計画ですとか、下水道に伴う事業計画策定、昨年度ですと、その以前に雨水管理総合計画というものを策定いたしまして、それに伴う下水道の全体計画の見直し策定をいたしました。そういったものが、この大きな計画を策定する際に発生する委託費用になってくるかと思います。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 鍋田委員。 ◆委員(鍋田達子) 昨年の大雨や台風、豪雨の影響で、市内の浸水状況というのは分かりますか。 ○委員長(石渡康郎) 建設課、鈴木副主幹。 ◎建設課副主幹(鈴木孝治) 昨年の台風15号、こちらでは床上浸水が1件ございました。台風19号では浸水被害は報告されておりません。10月25日の大雨におきましては床上浸水20棟、床下浸水67棟、家屋としての被害はそのように把握しております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 鍋田委員。 ◆委員(鍋田達子) ありがとうございます。  では、最後に老朽管の耐震工事の進捗が分かりましたらお知らせください。 ○委員長(石渡康郎) 建設課長。 ◎建設課長(新川浩史) 建設課長、新川です。  下水道の老朽管ということでよろしいでしょうか。下水道管の老朽管の耐震化工事というものは、今現在耐震化計画に基づいて耐震診断を行っている状況でありまして、これから耐震化工事に入っていく状況になっております。 ○委員長(石渡康郎) 鍋田委員。 ◆委員(鍋田達子) ありがとうございました。
     私からは以上です。 ○委員長(石渡康郎) ほかに質疑はございませんか。  木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 木崎です。よろしくお願いいたします。  とにかく安心して使える上下水道、また上下水道料金がこれ以上上がらないでほしい、できれば下がってほしいという願いでいっぱいなのですけれども、企業会計にしてその中でやっていくために、いろいろと経営努力をしていただいて、コスト削減したりとか、そういったことは非常に大事なことで、すばらしいと思うのですけれども、これ治水課のほうの下水道事業会計への繰出経費(臨時)というものが3億9,000万円ぐらいこの予算でついていて、決算は2億9,000万円という形ですけれども、この地方公営企業繰出金というものが実際にはありまして、臨時というふうに書いてありますけれども、その効果に市民の生活環境の保全、改善というふうにあるように、本当にこういった繰出金、必要な支出だと思います。この臨時の繰出金というのは、今後さらに充実して継続されるということはないのでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 建設課長。 ◎建設課長(新川浩史) 建設課長、新川です。  治水課からの繰出金につきましては、下水道事業の雨水にかかる部分の経費になってございます。こちらは、汚水は私費、使用料ということ、雨水は公費ということで、税金をもって雨水管渠の整備をしていくという形になっておりますので、下水道の雨水管渠にかかるお金は全て一般会計から繰り出していただくことになっております。今後の状況につきましては、昨年度策定いたしました雨水管理総合計画に基づきまして、危険な箇所、重点箇所5か所定めております。そちらから優先的に事業を進めていく形になっておりますので、お金が減るということはないと考えております。 ○委員長(石渡康郎) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 一般的な市民はどうなのか、私の感覚がそうなのかは分かりませんけれども、その上下水道というものを利用していくときの感覚というのは、上水道の料金が上がったと言われても、下水道の料金が上がったと言われても、どっちが上がったのか、全体的に上下水道の料金が上がったのか、下がったのかというような感覚で見ていることがほとんどなのです。そういう感覚でいくと、その事業に公費のほうからこういう繰り出しのお金を出していくということは、本当に全体にとって必要なことだなというふうに思うのです。これ下水道の雨水の部分についてというような話なのですけれども、この汚水の部分であったりとか、上水道の部分であったりとかに、こういった繰出金があって当然になるのではないのかなというふうに思うのですけれども、そういうふうにはならないのでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 経営企画課、村元主任主事。 ◎経営企画課主任主事(村元京平) 経営企画課、村元です。お答えいたします。  一般会計から下水道事業に繰り出される繰出金につきましては、総務省が毎年度出しております繰出基準というものに基づいて繰り出されているものとなります。先ほど建設課長新川がお答えしましたとおり、雨水については原則公費が繰り出されるという形になっておりまして、汚水についてはごく限られたものが繰出基準の中で繰り出される、一般会計が負担すべきものとして明記されております。原則それ以外の繰出基準に書かれていないものについては、基準外繰出という考え方があるのですけれども、そういったものは原則的に、非常に下水道事業の財政事情が物すごく苦しかったりして、一般会計からの支援がないと成り立たないような事業体がそういった基準外繰出を出してもらうというような形を取っている自治体が多くて、現状今佐倉市の下水道事業会計につきましては、前回の値上げの寄与もありまして、財政的に安定している状態にありますので、汚水につきましては原則その使用料で事業の財源として賄っていくというような形で今は考えております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) ありがとうございます。  やはり状況によって違うということが知れてよかったと思うのです。生活保護を利用している世帯などには、たしかこの上下水道料金の基本料金の減免だか免除があったと思うのです。健康で文化的な最低限度の生活というのを維持するために、この上下水道の事業というのは本当に欠かせないからだというふうに思うのです。ですので、今お話いただいたような臨時の繰り出しというようなものが、今後はやはり期待される場面もあるのかなというふうに考えております。  毎年決算のときに、同じこと本当にお伺いしているのですけれども、水源確保事業で、1日最大受水の量の計画は変わらないのだけれども、年間受水量がどんどん増えていってしまって、水道料金に跳ね返ってきていると。これは、おかしいではないかと言われるわけです。安全でおいしい水が欲しい、だけれども、奈良俣であったりとか、八ッ場ダムから受水して、今度霞ヶ浦浄水から受水してと。今後のさらなる水道料金の値上がりが、やはりこういうことが起きるからあるのだということが、今までいろいろとご説明を聞いていて分かるのです。人口の増加もないという中で、どんどん、どんどん水だけ受けなければならないということになれば、値上がりが必至になるというのは当然のことだと思いますが、そういう理解でよろしいのですね。 ○委員長(石渡康郎) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(緑川義徳) 経営企画課長の緑川でございます。  ご質問は、人口が減っていく中で、自然とそういう状況であれば料金が値上げになるということでよろしいでしょうか。一般的には、人口が減少すれば収益が減ってきますので、工場とかがその代わり建ったりすれば、また状況は違いますけれども、そうなってくると収入は減ってくる。ただ、施設の更新とか管を減らすわけにはいきませんので、ダウンサイジングとかそういう手法もありますけれども、一般的には人口が減少していくと料金が上がってくるというのは、そういった傾向はあると思います。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 本当にこのことは大きな矛盾として、本当に普通に誰でも同じように必要なものだけれども、人口が減っていくと値上がりしてしまうということで、非常に矛盾するなというふうに思うところなのですけれども、県の地下水の取水制限に対する変更などは、令和元年度から何かないでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 維持管理課長。 ◎維持管理課長(佐々木恭介) 維持管理課長の佐々木でございます。よろしくお願いいたします。  地下水のくみ上げ変更ということですけれども、令和元年度、八ッ場ダムが完成しましたので、その分受水、井戸のくみ上げ量の削減は検討していかなければいけないので、井戸のそういった許可の変更等はございませんけれども、受水のほうを増加している状況になります。 ○委員長(石渡康郎) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 根拠になっている地盤沈下の状況など、昨年度引き続き確認されていますか。地盤沈下しているから地下水を取っては駄目だということだったので。 ○委員長(石渡康郎) 維持管理課、布施副主幹。 ◎維持管理課副主幹(布施啓行) 維持管理課の布施でございます。よろしくお願いいたします。  我々のほうでは、千葉県の水質保全課が千葉県内の地盤沈下の現況というのを毎年公表しておりますので、それで常に確認しております。最近というわけではないのですけれども、県内で一番沈んだところとかがちょっと出ているのは常に確認しているところです。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) ほかに質疑はございませんか。  藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 藤崎です。よろしくお願いします。  毎年なかなか重要なテーマになる損益留保資金ですが、先ほども出ましたけれども、私もこの決算書に入れてほしいと思うわけですが、それは入れるとしたらどういう形で入ることになるでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(緑川義徳) 経営企画課長の緑川でございます。  決算書の様式につきましては、関係法令等で定められておりますので、損益勘定留保資金を決算書の中で記載することはできません。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) そうしますと、附属書類とかそういう形で表現することになると思いますが、大まかに言いますとどんな粗筋になるでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(緑川義徳) 経営企画課長の緑川でございます。  お示しする書類につきましては、例えばこちらのお配りしている決算資料の中に入れてお知らせすることはできると思います。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) それはよろしくお願いします。  次に、経営方針について、最初にお話ししていただいてありがとうございました。それで、経営方針の中で、入札におけるくじ引は、昨年度一般質問などで聞いたところによると、84件の入札中31件がくじ引であったということで、今年度10月から最低制限価格などは事後公表ということで少しルールが変わるのですが、この入札の差金をしっかり確保するということを経営方針の中に入れるべきだと思いますが、いかがでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(緑川義徳) 経営企画課長の緑川でございます。  入札の差金につきましては、こちらはあくまでも入札の結果でございますので、過去の答弁等のとおり、差金に頼った経営は極力しないような形で考えております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 差金に頼るというのは、ちょっと横道にそれた経営方針なのかもしれませんけれども、しかし長年歴史的に見てみますと、差金というのは一定程度あるわけで、それで市況の変化によっては無論影響を受けるわけですが、長年やる分についてはその金額も大きいですので、経営方針の中で予定価格、定価で買うのではなくて、市況を見ながらしっかり発注のスキルを磨いて安く購入するというのは、それこそ最少の経費で最大の効果を得るということは経営の基本方針に入れていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(緑川義徳) 経営企画課長の緑川でございます。  今年度経営戦略というものを策定する予定でございますので、外部の有識者の方々のご意見を伺いながら、どういった記載をするのか検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 経営方針の基本の基本だと思いますが、最少の経費で最大の効果を上げるといったらですね、それを実行していただきたいと思います。  それから、下水道関係なのですが、下水道水のコロナウイルスの分析をして、市内の汚染の状態を知るということは一部の国ではやられているようなのですが、それへの準備といいますか、研究とかいうものはやられていますでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 維持管理課長。 ◎維持管理課長(佐々木恭介) 維持管理課の佐々木でございます。  佐倉市内の下水は処理場がございませんので、今研究しているところは処理場で結構研究しているというふうに聞いております。佐倉市のほうでは、今のところ研究の準備等はしておりません。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 処理場は一番終末になってしまいますが、もっと上流でサンプリングして、それで分析すると、例えば佐倉のどのエリアで結構出ているというようなのが分かると思いますので、ぜひ研究をして、準備を少しずつしておいていただけるとありがたいと思います。  それから、上水道の報告書の中で給水人口1,108人減っていますということで出ていますが、これは住民基本台帳の変化と比べるとどうでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 給排水課、長谷川主査。 ◎給排水課主査(長谷川雅幸) 給水人口の割り出す基本数値なのですが、住民基本台帳法の人口をベースというよりは、今まさに国勢調査の年になっているのですが、国勢調査の常住人口というものがございまして、いわゆる住民票があるなし関係なく、現在この地にいる人の、その数値を毎月市民課から仕入れて、どちらかというと常住人口でベースになっているという形でございます。常住人口は実際の住基人口の数値より減少している形でございますので、そのように反映されていると思います。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 常住人口は市によって、地域によって、県境とか何かによって、実際の住民基本台帳人口と異なってくるわけですけれども、それはではちょっと置いておきまして、あと細かい話ですが、経営企画課のほうになると思いますが、上水道の場合ですが、給水原価は175.25円ということで、販売単価というこの言葉がちょっと見当たらなかったのですが、これはどこに出ているでしょうか。審査書によると179円になるようなのですが、それがちょっと見当たらないのですが。 ○委員長(石渡康郎) 経営企画課、長川副主幹。 ◎経営企画課副主幹(長川裕) 経営企画課、長川でございます。  ただいまご質問ありました販売単価につきましては、恐らく供給単価のところを示しているものと思われます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 私も最初そう思ったのですが、給水原価が175.25円で、これを監査の審査書によると3.93円高いということで、179.18円、要するに逆ざや状態になっているということなのですが、その179.18円が見当たらなくて、どこにあるのかなと思ったのですが。  では、またそれは後で答弁していただいて結構です。 ○委員長(石渡康郎) では、保留ということで。  藤崎委員、次の質問はありますか。  藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 維持管理課になると思いますが、漏水対策といいますのは長期的に考えて重要だと思いますが、これについては最近の動きはどういう状態でしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 給排水課、林田主査。 ◎給排水課主査(林田栄二) 給排水課、林田でございます。  漏水対策と言われるのは、上水道のほうの漏水対策でよろしいでしょうか。漏水対策といたしましては、管工事組合に24時間体制で待機をお願いしているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 突然大きな漏水が出た場合はそうだと思うのですが、じわじわとしみ出るような漏水対策についてはどうでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 答弁いかがですか。  給排水課長。 ◎給排水課長(岩井一徳) 給排水課長、岩井でございます。  じわじわしみ出している、例えば道路上とか宅内とかでございますけれども、そのしみ出している状況が確認されましたら、例えば管工事組合のほうで道路を掘削して、その原因を調査して、漏水を止めるとか、そういったことをやっております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 今までの精度ではなくて、さらに高精度の漏水検出システムとか、そういうのは導入していないでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 給排水課、林田主査。
    ◎給排水課主査(林田栄二) 現在のところそこまでは考えておりません。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 先ほどの保留の件はまだですか。  それでは、ほかに質疑はございませんか。  石井委員。 ◆委員(石井秀明) 石井です。よろしくお願いいたします。  大分出たのですけれども、私からは1点だけお願いします。老朽化、耐震化の工事等ありますけれども、道路のほうの改修計画等の連携はされているかと思うのですけれども、近年の実績というか、そういう報告があればお願いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 建設課長。 ◎建設課長(新川浩史) 建設課長、新川です。  今現在下水、水道ともに新しい管の新設の予定がないものですから、道路の拡張計画に合わせた新設というものはやっておりません。 ○委員長(石渡康郎) 石井委員。 ◆委員(石井秀明) 分かりました。また、各課との連携という部分でちょっと、先ほども上がりましたけれども、雨水管理総合計画、先ほど佐倉地区、根郷地区で事業が実施されたということなのですけれども、これはまた治水課との連携にもなると思うので、これからの災害対策、特に力を入れていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  私からは以上です。 ○委員長(石渡康郎) 答弁保留の件。  経営企画課長。 ◎経営企画課長(緑川義徳) 経営企画課長の緑川でございます。  監査時の数値ということで、179.89円ということでよろしいでしょうか。今監査のほうに提出した資料を見返してみたのですが、ちょっとその数字が見当たらないので、ちょっとどこの数字かというのが分からない状況です。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) では、後ほど調整してください。  ほかに質疑はございませんか。  密本委員。 ◆委員(密本成章) 密本です。よろしくお願いいたします。  私からも一点だけ質問させていただきます。雨水管理総合計画なのですけれども、昨年度7月16日に竣工されておりますが、また台風シーズンになってまいりまして、管渠を83ミリに引き上げるということで、こちらの進捗状況はどうなっておりますでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 建設課長。 ◎建設課長(新川浩史) 建設課長、新川です。  雨水管理総合計画の現在の進捗状況ですが、令和元年度に雨水管理総合計画を策定いたしまして、令和2年度、今年度は佐倉市の下水道の事業計画の変更業務併せて都市計画決定の変更を行います。その後計画に位置づけた事業、具体的には調整池の築造とか管渠の設置等の事業を行っていく予定となっております。 ○委員長(石渡康郎) 密本委員。 ◆委員(密本成章) そうしますと、具体的に管渠の径を上げていく工事を始めるのというのは、何年頃になりますでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 建設課長。 ◎建設課長(新川浩史) 調整池の用地買収を令和3年度から考えています。また、管渠の増径等の設計を令和3年度に考えておりまして、現在の工事着手はそれぞれ令和4年度からを予定しております。 ○委員長(石渡康郎) 密本委員。 ◆委員(密本成章) 分かりました。年々災害も甚大化していっておりますので、できるだけ早急にやっていただけるようにお願いいたします。  私からは以上です。 ○委員長(石渡康郎) ほかに質疑はございませんか。  斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) 斎藤明美です。よろしくお願いいたします。  水道事業なのですけれども、水道事業におきましては大変な経営かと思いますけれども、こちらについて経費削減策など考えていることがありましたら、お伺いさせていただきます。 ○委員長(石渡康郎) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(緑川義徳) 経営企画課長の緑川でございます。  水道事業の経費削減策につきましては、先ほどもご答弁いたしましたが、上下水道部の組織改編、それから併せて窓口の業務委託をすることにより、大体5年間で1億円程度の経費が削減できると考えております。大きなところはそこでございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) 分かりました。それでは、5年間で1億円という削減策があるということですので、期待しております。  もう一点だけ伺わせていただきます。下水道事業のほうなのですけれども、昨年度、今年度もそうですけれども、台風や大雨により被害を受けた施設もあるかと思います。その施設の復旧に際し、国や県の補助制度を活用したものはあるのか、お伺いさせていただきます。 ○委員長(石渡康郎) 維持管理課長。 ◎維持管理課長(佐々木恭介) 昨年度10月25日の大雨の際に、岩名の中継ポンプ場が被災しまして、それに国庫補助金のほうを活用いたしまして、被害額が約2,100万円で、そのうち補助金が1,400万円となっております。 ○委員長(石渡康郎) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) ありがとうございました。  私からの質問は以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) ほかに質疑はございませんか。  敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) 敷根です。  私からも、皆さん質問されているので、簡単になのですけれども、監査の報告書を見ていると結構厳しいことばかりで、明るい話題がないと思いながら見ていまして、さらなる事業の効率化、一層の経営努力が、先ほど課長から答弁ありましたけれども、委託したりして1億円捻出するということは分かったのです。それは、ぜひやっていただかないといけないと思うのですけれども、先ほどほかの委員からも出たように逆ざや、要は売れば売るほど赤字になるような状況がもう8年間続いていると。果たしてこの1億円の改善により、大きなものと言ったので、その逆ざや状態が少しでも解消されていくのか、売れれば売れるほど赤字になってしまうのではこの見通しが、ちょっと暗すぎるので、その辺についてご意見だけ聞きたいと思います。 ○委員長(石渡康郎) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(緑川義徳) 経営企画課長の緑川でございます。  逆ざやにつきましては、これは経営努力等を行って、少しでも解消しなければならないと考えております。ただ、抜本的に解消をするためには、逆ざやを完全に解消するためには、相当の値上げが必要になってきます。水道事業の目的の中に、安く水道水を提供するということがありますので、完璧に逆ざやの解消を目的にするのではなく、現金の保有残高等を総合的に見ながら、少しでも安く提供できるように、ただ事業のほうは継続できるように、そういったことで検討して進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) 先ほどちょっと金額少ないけれども、有料広告とかそういう話もあったので、確かに組織をスリム化するのは、結構働いている人も苦しいと思うので、外から何か持ってくるアイデアもこれから考えながら、市民にできるだけ安く水を出していただけるように検討をお願いして、私の質問を終わります。 ○委員長(石渡康郎) ほかに質疑はございませんか。  高木委員。 ◆委員(高木大輔) 私からも1点お願いいたします。  下水道事業の決算報告の17ページの工事請負契約のところの上高野一号枝線整備工事とあるのですけれども、これの進捗と、今後どのような予定で行うのかお伺いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 建設課長。 ◎建設課長(新川浩史) 建設課長、新川です。  上高野一号枝線の整備につきましては、全体を3工区に分けて実施するように進めております。現在は1工区目を着工しておりまして、ほぼ管渠の埋設は終わった状況です。今後令和3年度に2工区目、令和4年度に3工区目を実施する予定となっております。 ○委員長(石渡康郎) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) では、これは一応今年度に終わるような形になるのでしょうか。終了時期をお伺いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 建設課長。 ◎建設課長(新川浩史) 建設課長、新川です。  終了するのが、3工区目が終わる令和4年度の予定となっております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 私からは以上であります。 ○委員長(石渡康郎) ほかにございますか。  山本副委員長。 ○副委員長(山本英司) 山本です。よろしくお願いします。  私からは、2点ほどお伺いします。水道及び下水道に関しまして、適正利益の考え方について伺います。令和元年度純利益については、水道事業は約4億6,000万円で、前年度から約6,700万円の減、下水道事業は6億1,000万円で前年度と比べ約4,800万円減少しています。適正な利益についてどのように考えているのかを伺います。 ○委員長(石渡康郎) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(緑川義徳) 経営企画課長の緑川です。  適正な利益の考え方につきましては、様々な考え方がございます。ただ、純利益の中には長期前受金の戻入など現金の収入が伴わないものがございますことから、これらを考慮した利益を確保することが必要であると考えております。具体的に申し上げますと、少なくとも水道事業につきましては3億円、下水道事業につきましては6億円の利益が必要と考えております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 山本副委員長。 ○副委員長(山本英司) 分かりました。では、適正な利益は得ているという判断でよろしいですね。  次に、適正な現金、預金残高について、どのくらい残高があればいいのかというところで、令和元年度末の現金預金残高については、水道事業は約51億円、下水道事業は約15億円となっていますが、現金預金の適正残高についての考え方を伺います。 ○委員長(石渡康郎) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(緑川義徳) 経営企画課長の緑川でございます。  現金預金の適正残高につきましては、一般的には年間の料金収入の半年分程度と言われております。佐倉市の場合は、水道事業につきましては約20億円、下水道事業につきましては約10億円程度の現金を保有する必要があると考えております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 山本副委員長。 ○副委員長(山本英司) 半年分の現金があれば、災害があったときにはそれで何とか賄える、そういう金額ということでよろしいですか。 ○委員長(石渡康郎) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(緑川義徳) 経営企画課長の緑川でございます。  災害時に水道管や下水道管が破損して、そのことによって収入が入ってこないことが想定されます。しかしながら、半年程度もあれば復旧をして、また収益が入ってくるだろうということで、そういった考えがあると思います。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 山本副委員長。 ○副委員長(山本英司) ありがとうございました。以上です。 ○委員長(石渡康郎) 経営企画課、長川副主幹。 ◎経営企画課副主幹(長川裕) 経営企画課、長川でございます。  先ほど藤崎委員よりご質問いただきました供給単価と給水原価の関係で、ちょっと補足説明させていただきたいと思います。
     先ほど藤崎委員からおっしゃった179.18円の件ですけれども、まず令和元年度の供給単価、1立方当たりの供給単価といたしましては190.77円でございます。あと、水をつくる給水原価175.25円、こちらもこの金額となっております。それで、先ほどおっしゃっていた179.18円との差異を計算しましたところ、3.93円となっておりました。直接この179.18円という数字ではございませんが、この差異は何かというと、給水原価175.25円につきましては、原価の中から現金の裏づけのない長期前受金戻入を引いた原価となっております。そして、もう一つ、こちらは監査に出した数字で、佐倉市の基準で現金の裏づけのない長期前受金戻入を引かない金額が194.70円ということで、2つ示しております。そして、この佐倉市基準による給水原価と供給原価の差が3.93円ございましたので、恐らく先ほどおっしゃっていました179.18円という金額は、総務省基準の長期前受金戻入を引いた額に佐倉市基準の原価との差を足された数字になったのではないか、このように推測いたしております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 以上で質疑を打ち切ります。  執行部はお疲れさまでした。  以上で本日の日程は終了いたしました。  明日は、午後1時から委員会を開催いたします。  本日は、これにて散会いたします。           午後4時46分散会...