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令和 2年 2月定例会予算審査特別委員会−03月18日-01号

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  1. 佐倉市議会 2020-03-18
    令和 2年 2月定例会予算審査特別委員会−03月18日-01号


    取得元: 佐倉市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-18
    令和 2年 2月定例会予算審査特別委員会−03月18日-01号令和 2年 2月定例会予算審査特別委員会          令和2年2月定例会 予算審査特別委員会 会議録 〇日時    令和2年 3月18日(水) 午前10時00分から 〇開催場所  佐倉市役所 議会棟 全員協議会室 〇事件    1)議案審査         @産業振興部、環境部、農業委員会事務局           議案第1号 令和2年度佐倉市一般会計予算           議案第4号 令和2年度佐倉市農業集落排水事業特別会計予算         A土木部、都市部           議案第1号 令和2年度佐倉市一般会計予算         B上下水道部           議案第8号 令和2年度佐倉市水道事業会計予算           議案第9号 令和2年度佐倉市下水道事業会計予算 〇出席委員  委員長・中村孝治、副委員長・久野妙子
           委 員・宇田実生子、齋藤寛之、石井秀明、押木孝和、岡野 敦、木崎俊行、            高木大輔、五十嵐智美、平野裕子 〇欠席委員  なし 〇説明のため出席した者の職氏名        産業振興部長・二川健一郎、農政課長・岩井一徳、農政課主査・足谷知之、        農政課主査・内田 亨、草ぶえの丘園長・冨永文敏、        草ぶえの丘主任主事・飯沼大地、産業振興課長・鈴木研悟、        産業振興課副主幹(産業振興部調整担当)・荒木宏光、        産業振興課副主幹・榎 啓幸、産業振興課副主幹・利光 尚、        産業振興課主任主事・塚田祥平、        環境部長・橋口庄二、生活環境課長・菅沼健司、        生活環境課副主幹(環境部調整担当)・遠藤雅由、生活環境課副主幹・秋葉英樹、        生活環境課主査・齋藤伸之、廃棄物対策課長・田中眞次、        廃棄物対策課副主幹・八角文仁、廃棄物対策課主査・永田奈央子、        廃棄物対策課主査・石渡倫和、        農業委員会事務局長・湯浅明弘、農業委員会事務局主査・久保木 豊        土木部長・豊田和正、土木管理課長・櫻井高明、        土木管理課副主幹(土木部調整担当)・北見裕之、土木管理課主査・岩井 優、        道路維持課長・佐々木恭介、道路維持課主査・渡辺正光、        道路維持課主査・中山 章、道路維持課主査・車田勝美、道路建設課長・小西 亘、        道路建設課副主幹・永田盛夫、道路建設課副主幹・原 俊介、        道路建設課主査・齋藤英久、治水課長・平野節生、治水課副主幹・櫻井慎也、        治水課主査・漢那周一、        都市部長・小野寺正朋、都市計画課長・菅澤雄一郎、        都市計画課副主幹(都市部調整担当)・菊間明美、都市計画課副主幹・平野昌彦、        都市計画課副主幹・鈴木美佐雄、公園緑地課長・鴨志田 聡、        公園緑地課副主幹・寺川政雄、公園緑地課副主幹・岩井好弘、        公園緑地課主査・大塚 孝、建築指導課長・立石健雄、        建築指導課主査・橋本直子、建築指導課主査・齊藤健一、住宅課長・齋藤義明、        住宅課主査・唐橋 剛、市街地整備課長・高科英明、        市街地整備課主査・笠井三佐夫        上下水道事業管理者・関口直行、上下水道部長・内田正宏、        経営企画課長・緑川義徳、経営企画課主幹・古作明雄、        経営企画課副主幹(上下水道部調整担当)・中嶋広明、        経営企画課主査・山田智之、経営企画課主査・小嶋義典、        経営企画課主査補・永井慎司、経営企画課主任主事・村元京平、        経営企画課主事・金田敦志、給排水課長・前田隆士、給排水課主査・長谷川雅幸、        給排水課主査・井原稔典、維持管理課長・香取理志、        維持管理課副主幹・布施啓行、維持管理課主査・定森正樹、建設課長・新川浩史、        建設課副主幹・鈴木孝治、建設課副主幹・和田裕之、建設課副主幹・齋藤幸英 〇議会事務局 局長・向後昌弘、次長・三室隆行、書記・村上一郎、飯野 明           午前10時00分開議 ○委員長(中村孝治) おはようございます。ただいまから予算審査特別委員会を開会いたします。  委員全員が出席しておりますので、会議は成立しております。  なお、本日傍聴の申し出があり、これを許可しておりますので、ご了承願います。  議事に入る前に、委員の皆様に申し上げます。産業振興部より追加資料の差し替えの申出がありましたので、お手元に資料を配付しております。よろしくお願いいたします。  これより議事に入ります。  当委員会に付託されました令和2年度佐倉市一般会計予算及び特別会計予算のうち産業振興部、環境部、農業委員会事務局所管の案件について審査を行います。  執行部の概要説明に当たり、委員長より申し上げます。初めに部局の概要を令和2年度当初予算案の概要に基づき部局長が説明し、続いて事業の概要を予算書に基づき課長から説明してください。説明は、20分以内とし、簡潔かつ明瞭にお願いいたします。  それでは、執行部の説明を求めます。  産業振興部長。 ◎産業振興部長(二川健一郎) 産業振興部長の…… ○委員長(中村孝治) すみません、全部着座のままお願いいたします。 ◎産業振興部長(二川健一郎) 失礼いたします。産業振興部長の二川でございます。  本日ご審議をいただきます案件でございますが、議案第1号 令和2年度佐倉市一般会計予算のうち5款農林水産業費、6款商工費並びに議案第4号 令和2年度佐倉市農業集落排水事業特別会計予算の2件でございます。  当初予算の概要でございますが、お手元の水色のファイル、予算審査追加資料の産業振興部の2ページ目、令和2年度当初予算案の概要(産業振興部・農業委員会)をご覧いただきたいと存じます。  まず、執行体制につきましては、産業振興部は部長を含め、農政課、産業振興課、草ぶえの丘の2課、出先1機関、38名体制で事務に当たっております。また、農業委員会事務局につきましては、局長以下5名体制で事務に当たっております。  次に、概要説明でございますが、本予算案には、佐倉草ぶえの丘の整備、農家の担い手強化、企業誘致、佐倉市スマートオフィスプレイスの管理運営並びに観光イベントの実施など、佐倉市の産業振興を図るための経費を計上しております。  次に、3ページ目をお開きください。産業振興部の主要事業でございますが、先ほどの概要説明でご説明しました各事業に加えまして、令和2年度に草ぶえの丘及び飯野台観光施設における指定管理者の選定を行うために、債務負担行為の設定をしております。  次に、その下段、歳出計上額でございます。一般会計の5款農林水産業費につきましては、農業委員会運営事業のほか、地域農業の活性化を図るための経費としまして、前年度6月補正後の予算額と比較いたしまして、約6.2%増の7億2,740万2,000円を計上させていただいております。主な増額の理由といたしましては、農業の担い手の強化を図るための産地パワーアップ事業補助金が新規追加となったことによります。  6款商工費につきましては、企業誘致や観光振興などの経費としまして、前年度6月補正後の予算額と比較いたしまして、約30.8%減の6億7,346万8,000円を計上させていただいております。主な減額の理由といたしましては、令和元年度にはプレミアム付商品券事業が実施されていたことによります。  次に、佐倉市農業集落排水事業特別会計予算につきましては、施設の維持管理等に要する経費としまして、前年度6月補正後の予算額と比較いたしまして、約5.4%減の2,146万2,000円を計上させていただいております。  詳細につきましては、農政課長から一括して説明をさせていただきますので、ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 農政課長の岩井でございます。失礼をいたしまして、座って説明をさせていただきます。  予算の説明をさせていただく前に、1点おわびさせていただくとともに、資料の訂正をお願いいたします。お手元の水色のファイル、予算審査追加資料の産業振興部、12ページにつづってございます佐倉市商工会議所事業補助金内訳でございますが、補助対象事業の名称などが今年度の要綱改正前のものとなっておりましたので、本日配付させていただいたページに差し替えをお願いいたします。大変申し訳ございませんでした。  それでは、改めまして議案第1号 令和2年度佐倉市一般会計予算の産業振興部並びに農業委員会事務局が所管する主な事業、議案第4号 令和2年度佐倉市農業集落排水事業特別会計予算の主な事業について説明させていただきます。  まず初めに、予算書の13ページをお開きください。中段にございます草ぶえの丘外1施設指定管理者施設管理業務につきましては、草ぶえの丘及び飯野台観光施設の指定管理者を選定するために、令和2年度から5年度にかけて、草ぶえの丘が1億9,294万5,000円、飯野台観光施設が1,195万2,000円を限度額として債務負担行為を設定するものでございます、  次に、予算書の258ページをお開きください。5款農林水産業費、1項農業費、1目農業委員会費の主なものといたしましては、2の農業委員会運営事業のうち農業委員会委員報酬1,525万8,000円で、農業委員15名及び農地利用最適化推進委員15名分の委員報酬でございます。  次に、予算書の260、261ページをお開きください。3目農業振興費の主なものといたしまして、2の佐倉草ぶえの丘管理運営事業1億1,470万9,000円のうち、委託料の3,374万8,000円で機器保守点検などの施設の維持管理、来園者向けのイベント、サツマイモ掘りなどの農業体験等の実施に要する経費でございます。  次に、予算書の263ページをお開きください。6の佐倉草ぶえの丘整備事業の工事請負費3,626万3,000円につきましては、老朽化している園内の照明灯の改修や体育館の天井改修工事に要する経費でございます。  7の担い手強化事業の産地パワーアップ事業補助金7,419万5,000円につきましては、イチゴハウスを新たに整備するため、国の事業を活用した補助、農業次世代人材投資資金2,400万円につきましては、新規就農者で一定の要件を満たした場合に、最高150万円を最長5年間支給する制度で、13名と夫婦2組に対する給付を予定しております。  8の地域資源推進事業の水田作物推進事業補助金3,450万円につきましては、水田で主食用米以外の大豆や飼料用米、加工用米、WCS、稲発酵粗飼料用稲などの作付に対して支援を行うための経費でございます。  次に、予算書の264ページをお開きください。9の生産性向上事業の担い手集約整備事業補助金1,710万円につきましては、新規の利用集積に対して10アール当たり1万5,000円を補助するための経費でございます。  次に、予算書の266ページをお開きください。5目農地費、4の多面的機能保全対策事業多面的機能支払交付金5,173万9,000円につきましては、国の制度を活用し、地域で農地や農業用排水施設などの維持管理、共同活動を行う取組に対して支援をするための経費で、来年度は継続の23地区と新たに2地区が加わる予定でございます。  6の農業生産基盤整備事業農業生産基盤整備事業負担金3,157万4,000円につきましては、農業生産基盤整備や改修事業を行う土地改良区等に対し、農家負担の軽減を図るため経費の一部を負担するものでございます。  次に、予算書の273ページをお開きください。6款1項商工費、2目商工振興費、7の企業誘致事業3億5,922万6,000円につきましては、企業誘致助成制度により市内の企業誘致指定区域に進出または再投資しようとする企業に対して、企業誘致促進助成金等を交付するための経費でございます。  次に、予算書の274ページをお開きください。11の街中にぎわい推進事業1,600万円につきましては、商店街の活性化や地域経済の振興を図ることを目的とした街中にぎわい推進事業補助金や、商店街等にある空き店舗や空き家を使って事業を始める方に対する商店街空き店舗等出店促進補助金を交付するための経費でございます。  次に、12の佐倉市スマートオフィスプレイス管理運営事業1,575万6,000円につきましては、佐倉市スマートオフィスプレイスの管理運営業務を指定管理者に委託するための経費等でございます。  次に、予算書275ページをご覧ください。3目観光費、2の観光施設維持管理事業1,135万1,000円につきましては、ふるさと広場やおはやし館等の市内観光施設の管理運営を行うための経費でございます。  次に、予算書の276ページをお開きください。3の観光イベント事業3,100万8,000円につきましては、チューリップフェスタや時代まつり等、各種観光イベントを実施するための経費でございます。  277ページ、7の観光資源創出事業1,143万2,000円につきましては、印旛沼舟運事業などを行うための経費でございます。  続きまして、予算書の502ページをお開きください。議案第4号、令和2年度佐倉市農業集落排水事業特別会計予算、1款農業集落排水事業費、1項1目施設管理費の主なものとしましては、2の排水施設維持管理事業の555万5,000円で、汚水処理施設の維持管理に要する経費でございます。  以上、議案第1号 令和2年度佐倉市一般会計予算並びに議案第4号 令和2年度佐倉市農業集落排水事業特別会計予算のうち主な事業について説明させていただきました。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(中村孝治) 環境部長。 ◎環境部長(橋口庄二) 環境部の橋口でございます。着座にて失礼いたします。  環境部の予算案の概要につきましてご説明申し上げます。お手元の水色のファイル、環境部予算審査追加資料の1ページ目、令和2年度当初予算案の概要(環境部)、こちらのほうをご覧いただきたいと存じます。よろしいでしょうか。  初めに、執行体制でございますけれども、環境部は生活環境課、廃棄物対策課の2課体制で、私を含めまして32名、加えて不当行為防止指導員ほか21名の臨時職員で事務に当たっております。  次に、概要説明でございますけれども、本予算案には大気汚染、水質汚濁などの公害防止対策、自然環境の保全や地球温暖化対策、家庭ごみの収集運搬並びに佐倉市、酒々井町清掃組合による焼却及び最終処分の安定的な実施など、快適な生活環境の保全を図るための経費を計上してございます。  次に、主要事業でございます。佐倉市、四街道市、酒々井町葬祭組合など一部事務組合の負担金、公害防止対策事業一般廃棄物収集運搬事業などがございます。また、令和2年度の新規事業といたしまして、清掃作業実施事業がございます。この事業は、清掃作業用のごみ収集運搬車のリースに係る経費を計上してございます。  これらを含めまして、環境部所管の歳出の総額は18億8,504万6,000円でございます。令和元年度の6月補正後の予算と比較いたしますと、金額にいたしまして1,413万3,000円、率にして0.7%のマイナスとなっております。  なお、予算の詳細につきましては、生活環境課長からご説明させていただきます。よろしくお願いいたします。
    ○委員長(中村孝治) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(菅沼健司) 生活環境課長の菅沼でございます。よろしくお願いいたします。失礼して、座って説明をさせていただきます。  議案第1号 令和2年度佐倉市一般会計予算のうち、環境部が所管いたします歳出予算の主な事業につきましてご説明申し上げます。  初めに、予算書の242ページをお願いいたします。4款衛生費、1項保健衛生費、5目環境衛生費でございます。ページ中段の3、佐倉市・四街道市・酒々井町葬祭組合負担金1億1,752万5,000円につきましては、葬祭組合の管理運営費に係る佐倉市分の負担金でございます。  次に、243ページをお願いいたします。ページ上段、6の生活環境一般事務費11万3,000円を計上してございます。こちらは空き地に繁茂した雑草等の除去に関する所有者への指導や住宅地付近でのイノシシ対策に要する費用を計上してございます。  続いて、244ページをお願いいたします。ページ上段、6目公害対策費の3、公害防止対策事業1,560万2,000円でございます。こちらは河川水質等の調査や大気環境中のダイオキシン類の調査などの公害関係調査等委託料大気測定局保守管理委託料が主なものでございます。  次に、246ページをお願いいたします。ページ中段、10の放射性物質対策事業638万1,000円につきましては、市内の空間放射線量の測定に係る会計年度任用職員の費用、学校、保育園等でよく使用する食材の放射能測定の委託料及び測定機器の保守点検委託料が主なものでございます。  次に、247ページの11、住宅用省エネルギー設備等導入促進事業1,320万円につきましては、再生可能エネルギーの導入促進を目的に、住宅に太陽光発電システムなどの設備を設置しようとする者に対し、費用を補助するものでございます。  続きまして、249ページをお願いいたします。ページ中段の2目じん芥処理費の2、一般廃棄物収集運搬事業6億7,033万9,000円につきましては、各家庭から排出される一般廃棄物の円滑な収集運搬とリサイクルの推進を図るための経費で、主に家庭ごみ、粗大ごみの収集運搬委託料でございます。  次に、251パージをお願いいたします。ページ中段、5、減量化推進事業2,236万5,000円につきましては、ごみの減量化のため、資源回収団体及び業者へ支払う協力謝礼が主なものでございます。  その下の6、佐倉市、酒々井町清掃組合負担金6億7,443万6,000円につきましては、清掃組合の事務事業費及び建設事業費に係る佐倉市分の負担金でございます。  次に252ページをお願いいたします。ページ上段の8、清掃作業実施事業60万4,000円につきましては、新規の事業でございますが、清掃作業用のごみ収集運搬車を新規でリースする自動車賃借料でございます。  続きまして、その下、3目し尿処理費の2、印旛衛生施設管理組合負担金5,473万1,000円につきましては、佐倉市、四街道市、八街市、富里市、酒々井町の4市1町で構成する印旛衛生施設管理組合の運営費に係る佐倉市分の負担金でございます。  議案第1号 令和2年度一般会計予算のうち環境部が所管いたします主な事業の説明につきましては以上でございます。ご審査のほどどうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長(中村孝治) 説明は以上でよろしいですね。  これより質疑を行います。  各委員の質疑時間は、執行部の答弁を含めて1部局当たり10分以内としております。委員が多くの質疑を行えるよう、執行部の答弁は簡潔かつ明瞭にお願いいたします。  なお、質疑時間10分のうち9分が経過した時点で予鈴を鳴らします。委員におかれましては質疑をその後1分以内に収めていただきますようお願いいたします。  それでは、これより質疑を行います。  押木委員。 ◆委員(押木孝和) おはようございます。押木孝和です。よろしくお願いいたします。  それでは、初めに予算書の263ページ、7の担い手強化事業についてお聞きいたします。持続可能な農業生産体制を考えているのかと思いますけれども、この事業で担い手自体は現段階で増えているのか、また生産体制は強化されているのか、お聞きしたいと思います。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 農政課長の岩井でございます。担い手強化事業につきましては、例えば新規就農者支援事業であったり、生産体制強化事業、それから産地パワーアップ事業ということで、国の補助事業を使った新たなイチゴハウスの新設等を予定しておりますので、今後生産体制も強化できる、引き続き新規就農者支援にも務めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 押木委員。 ◆委員(押木孝和) 今、産地パワーアップ事業補助金が7,419万5,000円とられていますけれども、これはイチゴハウスの新設ということですけれども、ほかは特にないのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) この産地パワーアップ事業につきましては、イチゴハウスを新設するために国の補助事業を活用して整備するというものでございます。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 押木委員。 ◆委員(押木孝和) そうしますと、それ以外には具体的にどのような事業に補助金を出して、農業全体を活性化させようとしているのかお聞きしたいと思うのですけれども。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 例えばその上の生産体制強化事業補助金は農業機械やハウスの修繕などに対しまして支援するというもので、予算800万円取っていますけれども、補助額の上限が100万円ということになっておりますので、大体8件の農家に支援できるものというふうに考えております。また、一番下の農業次世代人材投資資金交付金に関しましては、先ほど説明させていただきましたとおり、13名と夫婦2組への最高150万円を最長5年間支援するというものでございますので、こういったものも含めまして国の制度も活用しながら、支援してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 押木委員。 ◆委員(押木孝和) ありがとうございました。農業は佐倉市の基幹産業の一つでもありますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  続きまして、266ページ、6の農業生産基盤整備事業の負担金ですけれども、県営事業の基幹水利施設ストックマネジメント事業で、弥富川地区の改修事業の負担金ということでよろしいでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 弥富川地区の整備につきましても、この負担金の中に入っております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 押木委員。 ◆委員(押木孝和) 分かりました。昨年の大雨で被害を受けた苗農家の施設の裏側を流れる弥富川ですけれども、昨年暮れに、公明党の山口代表が現地視察されたのですけれども、そのときに同様の被害が起こらないように、早急に進めていきますという説明があったかと思うのですけれども、現在その進行状況と今後の計画はどうなっているのか、お聞きしたいと思います。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 現在の進行状況等につきましては、県の事業で5年間でやる予定で、令和3年度で当初終了する予定だったのですけれども、測量調査等でちょうど3年間かかってしまったということと、今年度執行したところ入札が不調に終わってしまったということで、工事着手できていないということがございますので、令和5年度まで事業期間を延ばして、今後事業着手して整備していくというものでございます。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 押木委員。 ◆委員(押木孝和) 分かりました。ただ今年も台風は来ますので、ぜひそういった対策をしていただけるようにお願いしたいと思います。  続きまして、273ページ、7、企業誘致事業ですけれども、第5次佐倉市総合計画における位置づけには企業誘致を進めるとともに創業及び事業承継を推進するということとなっておりますけれども、現在工業団地内に空き地はないというふうに聞いているのですけれども、誘致先というのはどこを今検討されているのかお聞きしたいと思います。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 産業振興課長の鈴木でございます。委員おっしゃるとおり、今工業団地内に空き区画がない状況でございまして、我々が今注目しているのは高崎のインターチェンジ周辺地区と、ユーカリが丘駅北口で、それぞれ民間事業者による産業用地創出の動きがございます。我々としてはそこを注視してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 押木委員。 ◆委員(押木孝和) 分かりました。よろしくお願いしたいと思います。  続きまして、274ページの11、街中にぎわい推進事業ですけれども、すみません、勉強不足で今まで知らなかったのですが、具体的にはどのような内容の補助金なのか、教えていただきたいと思います。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 街中にぎわい推進事業補助金につきましては、各商店会が行う事業に対しまして、その経費の2分の1を支出してしております。大きいところでいきますと、臼井のふるさとにぎわい祭りですとか、ユーカリフェスタなどがございます。そのほかにも、例えば今年度で申し上げますと城下町商店会で行った防犯カメラの設置ですとか、志津駅南口で行うオブジェの設置事業とか、そういった商店会が自らの努力でにぎわいを創出するための事業に対して2分の1の助成をしているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 押木委員。 ◆委員(押木孝和) 分かりました。ありがとうございました。  では、その下の商店街空き店舗等出店促進補助金ですけれども、実際にどのぐらいの成果が出ているのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 商店街空き店舗等出店促進補助金につきましては、例年大体3件程度申請が上がってきていたのですけれども、今年度につきましては既に6件の申請がございます。といいますのも、今まで商店街のメイン通りを対象としていて、なおかつ職種も飲食業、サービス業に絞っておったのですが、エリアの拡大と業種の撤廃をしたところ、今年度は倍増の6件という形になっております。なおかつうれしいことに、その6件のうち4件の方が女性の事業主ということで、我々としては狙いどおりになったかなということで、今後も力を入れていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 押木委員。 ◆委員(押木孝和) ありがとうございました。ぜひ引き続きよろしくお願いしたいと思います。  では、最後に13ページ、また概要説明資料だと2ページと5ページに出ておりますけれども、草ぶえの丘外1施設指定管理者施設管理業務、草ぶえの丘と飯野台観光施設ですけれども、令和3年度以降は指定管理者に施設管理業務を委託されるわけですが、それまで、要は今年度、どのように工夫して集客予定なのか。体育館の貸出しもやってもらえないということで、市民の方から問い合わせも来ておりますけれども、農政課、産業振興課共に草ぶえの丘、飯野台観光施設を、今年どういうふうにして集客予定なのか、お聞きしたいと思います。 ○委員長(中村孝治) 草ぶえの丘園長。 ◎草ぶえの丘園長(冨永文敏) 草ぶえの丘の園長をしております冨永と申します。よろしくお願いいたします  今年度の集客ですけれども、直営になりまして来年度で4年目を迎えますので、これまで積み重ねてきたノウハウを生かしながら集客を図ってまいりたいと思います。平成30年度と令和元年度を比べますと、大きな災害等がございまして、ほぼほぼ同じぐらいの入園者になるかなという見込みを持っているのですが、台風がなければ若干伸びていたと思います。委員おっしゃられましたように、来年度については大きな工事が予定されておりまして、冬場の体育館利用の制限等ございますが、後ろ向きの発言のようで恐縮ですけれども、そういった制限を踏まえつつ、なるべく多くの集客を見込むように努力してまいりたいと思います。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) サンセットヒルズにつきましては、現在キャンプのブームで、結構お客様が増えております。台風で閉鎖期間が長かったのですけれども、それでもほとんど集客が落ちず、売上も結構好調でございます。要因としましては、最近大型テントとソロキャンプ、この2つがはやっておりまして、それに特化したようにサイトの幅を広げたり、ソロキャンプ用に小さくしたり、サイトの工夫をして来年度集客を高めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◆委員(押木孝和) ありがとうございました。 ○委員長(中村孝治) ほかに質疑はございますか。  宇田委員。 ◆委員(宇田実生子) 宇田実生子でございます。よろしくお願いいたします。  では、まず押木委員が質問いたしましたが、予算書263ページ担い手強化事業から質問させていただきます。13名、夫婦2組の方が対象ということなのですけれども、こちらの方は佐倉市の方でしょうか。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 佐倉市で新規に農業をされている方を対象として支給するものでございます。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 宇田委員。 ◆委員(宇田実生子) ありがとうございます。皆さんもご存じだと思うのですが、昨年議員と農業関係者の方とお話合いさせていただいたのですが、そのときに農家の方から、既に農業をやっている自分の息子とか跡継ぎに対しての補助に関する要望がありました。私も、知っている農家の方がいるのですが、今80代手前の方ですけれども、跡継ぎが佐倉市を出てしまったので、もう駄目だというようなことをおっしゃっていたのですが、そういった点に関しての補助はどの予算を見れば分かるのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 例えばこの担い手強化事業の一番下の農業次世代人材投資資金は跡取りの方も対象にはできるのですが、ただ親と同じ水田をやるということになると対象にならないのです。親と経営を別にしないと対象にならないということがございまして、その点で国のハードルがちょっと高くなっているということで、親から営農をそのまま引き継ぐということになると対象にならないということがございます。そういったこともございまして、なかなか新規就農者以外の方には対象にしづらい部分がございます。それと、生産体制強化事業とか、もちろん産地パワーアップ事業も、こういう経営をしたいということで農政課に相談いただければ、国や県とも協議をしながら、そういった補助事業を活用しながら担い手強化に努めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 宇田委員。 ◆委員(宇田実生子) ありがとうございます。今の件なのですけれども、当初資料の産業振興部4ページ、主要事業説明のところで、担い手強化事業の財源は国庫支出金が多くて、一般財源は10分の1の予算になっているので、国の政策ですと新規就農者でなければ難しい、親御さんとも同じ水田を活用できないということなので、市としても何か違った方法を考えていただければ、佐倉市の農業の未来も開けると思いますので、よろしくお願いいたします。  では、続きまして草ぶえの丘に関してお伺いいたします。債務負担行為と、予算書では260ページと関係してくるのですけれども、まず草ぶえの丘外1施設指定管理者施設管理業務について、事業実施に至った経緯には、指定管理者制度の導入により民間のノウハウを生かした効率的で云々とありますが、指定管理制度だった草ぶえの丘を市の直営に戻して、そして再度指定管理者制度導入に至った経緯を、もう少し詳しくご説明ください。また、各年度の予算額を教えてください。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 指定管理から直営になったということで、そのときは印旛沼周辺の活性化事業を、これから進めようとしているところだったのです。草ぶえの丘の耐震化工事であったりシェアハウスなどの大規模事業を行う前でありました。併せてサンセットヒルズ、ふるさと広場も、その活性化事業で国の補助金を使って整備をしていこうという状況でありまして、そういった中で市が主体的に内容を把握して、進めていかなければいけないのではないかというような、当時委員長の意見もあったというふうに記憶しておりますので、一度指定管理ではなくて、草ぶえの丘、サンセットヒルズも含めましてどういった形態、どういった営業がいいのかというところも踏まえて直営で行っていたというところがございます。そういった中で、岩名運動公園やふるさと広場の周辺で協議会を立ち上げまして、回遊性の向上も含めて協議をしていったというところで、指定管理にしてもいいのではないかというような意見がありまして、草ぶえの丘とサンセットヒルズを一体的に指定管理にしていこうということで、今回提案させていただいたというところでございます。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 宇田委員。 ◆委員(宇田実生子) そうしますと、先ほど予算額のこともお伺いしているのですが、予算書260ページで管理運営事業は1億1,470万9,000円になっているのですけれども、指定管理者制度を導入することによって、来年度からどのくらい経費削減が見込まれているのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 草ぶえの丘につきましては、これまでの3年間の債務負担行為が1億9,200万円ということで、単年度では6,400万円ほどになっております。平成30年度の実績等も含めた中で検討していきますと、実際に直営よりも指定管理のほうが安くできるというようなところ、民間のノウハウ活用しながら集客向上に努めていただけるのではないかというふうに期待をしているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 宇田委員。 ◆委員(宇田実生子) ありがとうございます。そうすると、予算書261ページの佐倉草ぶえの丘管理運営事業の委託料には市民農園管理業務委託料とか式典等運営委託料、バラ園維持管理業務委託料等が含まれているのですが、こちらも全て新しい指定管理者に委託するという形に変わるのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。
    ◎農政課長(岩井一徳) 現在直営で、飯野台ふれあい農園だったりバラ園の管理を委託させていただいておりますけれども、指定管理者から例えばこういう管理方法がいいとか、そういう提案がございましたら、そういったところも含めて検討してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 宇田委員。 ◆委員(宇田実生子) この間、台風でバラ園が大変なことになりまして、クラウドファンディングがあったことはご存じでしょうか。ご存じなければ、───────────────────────────────────────────────────────────その内容というのがバラ園があまりにもひどくなって、市からのお金だけでは立て直せないので、助けてくださいということで、多分NPOバラ文化研究所のほうで独自にやったと思うのですが、そういった場合に佐倉市の草ぶえの丘にありながら、佐倉市では十分な予算が出せなかったということは、ちょっと問題だと思うのですけれども、いかがでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 宇田委員、今の質問はどうかな、予算委員会としては適さないかもしれません。 ◆委員(宇田実生子) 分かりました。  では、次の質問に移ります。 ○委員長(中村孝治) そうしていただけますか。 ◆委員(宇田実生子) では、とにかく草ぶえの丘、私も子供が小さい頃はよく連れていきましたし、佐倉市の子供たちだけでなく今は県外、国外からもバラを見にいらっしゃる方もおりますので、これから指定管理になったらもっと魅力あふれる施設になると思いますので、よろしくお願いいたします。  では、次に予算書264ページ、企画政策部の農業環境保全事業についてお伺いいたします。環境に優しい農業の支援、病害虫や野生鳥獣による農作物への被害対策を行いますと事業概要にありますが、より具体的な事業の内容とそれぞれの予算額を教えてください。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 農業環境保全事業につきましては、予算書にございます報償費、講師謝礼ということで、有害鳥獣対策のための講習会等を予定しております。予算額としては30万円です。あと委託料としまして、有害鳥獣捕獲のための委託料ということで、佐倉猟友会にずっと委託しておりますけれども、有害鳥類と、イノシシ関係の捕獲のための委託ということで217万4,000円、庁用器具費の購入ということで有害鳥獣、イノシシのための撮影用のカメラを予定しております。あと農作物保全事業としまして箱わなであったり免許を取得するための補助金、電気柵の導入のための補助金、そういったものを予定しております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 宇田委員。 ◆委員(宇田実生子) ありがとうございます。イノシシに関してなのですけれども、内郷小学校付近にイノシシ注意というような看板も出ておりまして、イノシシは増えているように見受けられますけれども、一般質問でも私は言いましたが、すみかの撲滅のための雑草の件とかいろいろありますので、専門プロジェクトチームを組んでいただきたいと思っているのですけれども、それができない理由は何でしょうか。また、森林環境譲与税が今度から使われるのですけれども、そちらのお金はそういった里山をきれいにするとか、イノシシのすみかを撲滅するところには予算的には使えないのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) イノシシにつきましては、農政課では農作物保全保護対策ということで、イノシシ対策を行っております。また環境部におきましてはパトロールであったり、イノシシ目撃情報の啓発等も行っておりますので、産業振興部と環境部それぞれの立場でできる範囲の対策を講じているということでございます。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) ほかに質疑はございますか。  岡野委員。 ◆委員(岡野敦) 岡野敦です。よろしくお願いいたします。  まず、農政課から伺います。予算書263ページの地域資源推進事業でございますが、水田作物の生産の需要に応じた支援ということだと思うのですけれども、生産調整に対してはどのようなお考えがあるのか、お伺いいたします。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) お米の政策ということで、お答えさせていただきます。  米の農協出荷価格なのですけれども、昨年産は1万4,000円ということで、前年度、その前から少しずつ上がってきています。ただ、たしか五、六年前だったと思いますけれども、1万円を切った年がございまして、そのときに農家はかなりショックで大変な思いをしたというふうに聞いております。そういった中で、生産調整、主食米以外のものを作って主食用米の出荷を減らし、その代わりに10アール当たり8万円の国からの補助を受けて、農家の経営を安定させていくといった取組で、どんどんこの取組面積が増えてきておりまして、そういった中で米価が安定してきているというふうに考えておりますので、引き続き主食用米以外のもの、飼料用米ですとかホールクロップ、そういったものに取り組んまいりたいと。ただ、そのまま取り組むということもなかなか難しいものですから、例えば水田で水はけが悪いところは暗渠の補助を活用して基盤を整備していただきながら、そういった取組を農家にしていただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 岡野委員。 ◆委員(岡野敦) 飼料米を結構生産しているというお話は聞いておるところですが、副産物としてわらができたものを、また売るということについてのお考えはいかがでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 飼料用米を作付けした水田に畜産農家からわらを持っていっていただく、その代わりに堆肥を入れていただく、そういった耕畜連携の取組なども国で支援しておりますので、市としましても引き続きそういった支援をしてまいりたいと、ただ畜産農家の比較的大きいトラクターが入りますので、狭い圃場ですと、なかなかそういった取組がしづらいということで、30アール、50アール程度の大きな面積が必要になりますので、そういったところも含めまして、例えば可能であれば畦畔を除去して1区画大きくするものについても支援してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 岡野委員。 ◆委員(岡野敦) 続きまして、予算書266ページ、先ほど押木委員からもありましたが、多面的機能保全対策事業でございます。里山づくりと申しますか、農業と一体となった地域づくりということだと思うのですが、事業内容として具体的な補助対象はどのようなものがあるのか教えていただけますか。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 多面的機能支払交付金につきましては、国の事業でございまして、交付金として国から2分の1、あと県と市で4分の1ずつ支援して、10アール当たりの面積で取組内容によって3,000円から、たしか9,000円だったと思いますけれども、そういった交付をして地域で活動していただくというものでございます。内容としましては、地域の水田の中で例えば排水路の泥上げだったり、用水施設の簡単な維持管理、農道の維持管理、砂利を入れたり、農道周辺の草刈りをしたり、そういった取組に対して交付を受けるものでございます。あと例えば排水路が壊れて地域では直し切れないといった内容につきましては、例えば工事業者に発注して施工していただくといった取組も可能となっております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 岡野委員。 ◆委員(岡野敦) 昨年の台風、大雨との関連では、効果があったと思われますでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 昨年の台風の後、水田周辺に倒木等がかなり多くあったり、排水路が一部崩れたり、そういった被害もございましたが、多面的に取り組んでいる地域では倒木の処理であったり簡単な排水路の補修であったり、そういったことも行われておりますので、かなり有効であったというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 岡野委員。 ◆委員(岡野敦) 続きまして、産業振興課のほうでございますが、予算書273ページです。一番下の街路灯等維持管理支援事業でございます。これは主に商店街の街路灯に対する電気代の補填ではないかなと思うのですけれども、自治会管理の防犯灯が市の負担になっているところであります。商店街管理のものについてはLED化してあるところが多いと思いますが、大分予算も減ってきておりますので、市としてのお考えを伺いたいと思います。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) こちらの街路灯等維持管理支援事業につきましては、商店会が管理している街灯の電気代を補助しているものでございますが、確かに今委員おっしゃられるように、小さい商店街になればなるほど、この電気代2分の1を負担するのもかなり負担になってきているというところでございまして、順次市のほうに移管をしていければというふうに考えております。実際に表町が昨年から協議を始めて、今年度移管したところでございまして、ほかにも何地区か土木部と今協議をしているところでございます。ただ、1つデメリットがございまして、市の管理街灯になりますと、間隔が決められておるものですから、商店街の街灯はどちらかというと明るくするために、市の間隔よりも短く立てているというところがございますので、市に移管するとそこを間引きしなければいけないとか、そういった問題もございますことから、今後商店会等の意向も踏まえた上で協議を順次進めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 岡野委員。 ◆委員(岡野敦) 続きまして、生活環境課のほうでございます。予算書242ページ、3の佐倉市・四街道市・酒々井町葬祭組合負担金でございます。2市1町の負担ですが、負担割合についてどのような考え方であるのか教えていただきたいと思います。 ○委員長(中村孝治) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(菅沼健司) お答えいたします。  2市1町の負担割合につきましては、平成17年10月の組合議会におきまして負担率の申合せが行われておりまして、まずは自治体割として3分の1、あとは人口割として3分の1、利用割として3分の1の中で、佐倉市の負担割合が決定するということになっております。 ○委員長(中村孝治) 岡野委員。 ◆委員(岡野敦) 承知しました。  では、最後に予算書244ページ、印旛沼浄化運動事業でございます。例年ですと、秋に印旛沼の浄化運動をやっておるのですが、これ以外に新たに何か事業として啓発活動をする予定はございませんでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(菅沼健司) 印旛沼の水質浄化に絡む事業といたしましては、この印旛沼浄化推進運動というごみ拾いの事業もあるのですが、そのほかに佐倉市民向けに印旛沼公開講座や、子供向けの水辺観察会なども実施しておりまして、啓発においてはそのようなイベントの企画もございますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(中村孝治) ほかに質疑はございますか。  木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 木崎です。よろしくお願いいたします。  まず、追加資料の産業振興部11ページの企業誘致助成対象企業リストと助成金額なのですけれども、昨年の資料と見比べますと、地元雇用促進奨励金の部分が690万円から360万円、36人分に減少してしまっております。この理由は退職によるものなのか、それとも短時間パートへ契約が変わってしまったから対象外になったとか、そういった理由についてお伺いいたします。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) こちらにつきましては、指定対象企業からの申出数によって予算化をしておりますので、企業からの申出が少なかったということでございますので、その中身についてまでは把握をし切れておりません。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) そうすると、地元の雇用が少なくなるという見込みなのかなということですけれども、正社員以外にも保険に入っていれば対象にするというのはいいことだと思うのですけれども、市内在住の正社員こそ、さらに手厚く奨励することが望ましいというふうに私は考えますが、いかがでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) こちらの地元雇用促進奨励金につきましては、新規分でございますので、これまで雇っていただいていた方はそのままいらっしゃるものというふうに認識はしております。我々としましても、一人でも多く地元雇用を増やしていただきたいと思っておりますので、工業団地連絡協議会等を通じて、逐次働きかけをしていきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) ありがとうございます。  次に、追加資料の12ページの商工会議所事業補助金内訳の資料についてですけれども、ずっと金額が変わっていないのです。3,250万円なのですけれども、いつから変化がないのかお伺いしたいと思います。それと、特に消費税が10%になり会員の方々の商売も大変でしょうから、補助金をせめて消費税分、物価の上昇分に合わせて引き上げて差し上げないと、やはり経済調査などができないのは当然だなというふうに私は考えたのですけれども、いかがでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) まず、いつから変わってなかったのかということに関しましては、平成27年4月からの補助金対象見直しのときにこの金額になっております。調査につきましては、一般質問でもご答弁させていただきましたが、商工会議所が行っていたLOBO調査につきましては、一部事業者からのご批判等もあったことから、現在差し控えている状態ではございますが、我々としてはいろいろな経済情勢をつかんでいきたいと認識しておりますので、商工会議所と連携を密にして、各事業者の生の声をなるべく多く集めたいというふうに思っております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) ぜひ補助金を上げることも検討していただきたいというふうに思うのです。  次に参ります。追加資料の産業振興部14ページで、市内業種別倒産件数ですけれども、この資料の推移を私たちはお願いしたのですけれども、本年度分だけだったので、私が前の資料から引っ張った数字を平成25年度から順に114件、125件、139件、131件、115件で、平成30年度が112件で6年間で736件ということになりまして、特に小売業の倒産が最多で、地元商店街の活気が住環境へ与える影響などをどう分析しておられるでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) まず、推移ではなくて大変失礼いたしました。おっしゃるとおり、数字につきましてはやや下がってはいるものの、状況としては変わらないということで、我々としても大変心苦しいところはございます。ただ、その一方で開業件数の推移を調べていったところ、平成26年度から申し上げますと、189件、平成27年度が190件、174件、161件、172件ということで、倒産件数を上回っているという状況にございます。そういったことから倒産というのはなかなか避けられない事態ではございますが、それを超えて開業件数が増えているということでございますので、我々としては佐倉市の経済が停滞しないように、商工会議所と連携を図って頑張っていきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 昔からやっていた小売店舗の方が地域の役員をやっているとかという、にぎわいとの関係もよく考えて分析していただきたいと思います。  次に、予算書13ページの草ぶえの丘の指定管理者への移行なのですけれども、民間企業のノウハウを活用してよりよいものにするということなのですけれども、直営のときに市民の方からいただいたノウハウもあったかと思うのです。市民の方がいろいろな企画のお手伝いなどをしている中で、市の職員の方といろいろと直接お話をして進めていくという、まちをつくっているという感じがすごくすると、とてもうれしいと、指定管理のときのお手伝いというのは、予算などが組んであるものです、そこに組み込まれるような形なので、市の直営のやり方のほうが一緒につくっているという感じがしていいというようなこと、それとノウハウを使って毎回毎回イベントにかかる経費の中でも、市民の方であっても毎回かかっている音響設備20万円をもっともっと安い金額で買ってしまって、毎年使えるようにするなど、ノウハウというものを市民の方も持っている。この指定管理者への移行の際、これからはもう一緒にやれなくなってしまうのかと、どんなふうな扱いをされるのかと、まちづくりをしていくという感覚が薄れてしまうのが不安だというふうにおっしゃっておりましたが、それに対するコメントをお願いします。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 指定管理者の公募のときに、直営のときの問題点だとかメリット、デメリットを反映していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 次に、予算書274ページにありますスマートオフィスプレイスは指定管理者になるということなのですけれども、民間のノウハウというのは、何かしらのリストラ的な整備をして人件費を削減したりして、利益を出すことができるということを見込めるから指定管理者がつくというようなことだというふうに考えますが、見込んだ利益や利用が今現在出ているのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課、荒木副主幹。 ◎産業振興課副主幹(荒木宏光) スマートオフィスプレイスの指定管理者への移行につきましては、指定管理者から収支をいただいておるところによりますと、3年間でトータルではプラスになると思いますけれども、当初は集客を見込むためにマイナスから始まっているということになっております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) では、最後に環境部にお考えをお伺いしたいと思うのですけれども、地球温暖化が進んで、来年度も同じような台風被害が発生する可能性が高いと言われているのは共通認識だと思うのですけれども、今回の予算査定で災害復旧が最優先として、多くの予算要求が半分になってしまったりゼロになったり大変な感じです。職員の皆さんも、やるべきサービスができなくて苦しんでいらっしゃると思います。こういったことを繰り返すわけにはいきませんので、ぜひ大阪府堺市などのように、地球温暖化を少しでもストップさせるために、気候非常事態宣言を自治体として上げていただければと思いますが、いかがでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 環境部長。 ◎環境部長(橋口庄二) 環境部長の橋口です。気候変動に対する予算化というのは、まだまだ来年度も独自でしているわけではございませんけれども、我々としてはSDGsの考え方に基づく地球温暖化対策推進法に定められた計画につきましては、事務事業編ということで実行計画を進めておりますので、その中でしっかり災害対策についても位置づけをしてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) ほかに質疑はございませんか。  五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) よろしくお願いします。  まず初めに、スマートオフィスプレイスの指定管理が来年度から始まるということですが、予算書の274ページになりますけれども、指定管理の募集のところで、今年度の話になりますが、担当課としては県外の事業者が応募をするというふうなこともおっしゃっていたのですが、応募をしてきた2事業者は、結局市内の事業者だったということですが、反対に言ったらスマートオフィスプレイスの魅力がなかったのではないかというようなことも、こういうことが起きている要因ではないかと思います。また、指定管理者となった事業者は、この場所を賃貸している事業者で、工事もやっているし指定管理者にもなるという結果に今なっているのです。指定管理前の今年度の予算を見ますと、先ほど言った予算書の274ページのところになりますけれども、事務所賃借料が年間855万円で、指定管理の委託料も今後発生するというようなところで、1つの事業者が収入を得ていくような構図になっているわけなのですけれども、これについてどうお考えですか。
    ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) お答えいたします。  今回一事業者がという話でしたが、委託とか入札に関しても複数事業者ございましたし、今回の指定管理の応募もご存じのように2者応募がございましたので、結果的にそういった形になっているということでございますので、決まったからにはあの場所をより効果的に活用していただいて、佐倉市の起業、創業の拠点、なおかつテレワーク等多様な働き方の推進、さらにこれが進められるような場所としていただくように、その企業には頑張っていただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 県内から全く応募がなかったという点についてはどうお考えですか。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 当初オープンしたての頃、事業者が何度かご覧になられていて、かなり興味を持っていただいたのですが、夏以降お忙しくなったか、我々も全くコンタクトがなくなってしまったので、その後の公募状況がどうだったかというのを、こちらからは特にお知らせもしていなかったので、どうだったか、定かではないのですが、我々としては多数の応募があって、その中からよりいい業者が選ばれるのが一番なのですが、今回に関してはベターな選択だったのではないかというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 来年度から指定管理になるわけですけれども、現在窓口業務を来年度指定管理者となる事業者がやっているわけなので、引き継ぎは、余り心配されていないのかもしれないのですけれども、引き継ぎ状況というのは指定管理者が選定されたので、もうそろそろ始まっているのではないかと思いますが、どうなっているのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課、荒木副主幹。 ◎産業振興課副主幹(荒木宏光) 指定管理者への引き継ぎにつきましては、適切に4月から事業が運営できるように現在定期的に現在の受付事業者を交えまして会議を行っております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) このスマートオフィスプレイスは、総合計画でも重要な施策の位置づけになっているところなのですが、どういう事業として展開していくのか、本来的には指定管理ではなくて、民間事業者が自らやるというのが基本の政策ではないかと思いますので、これが市の事業なのかというところはちょっと疑問です。それは一言申し上げておきます。  次に、草ぶえの丘、サンセットヒルズの指定管理なのですが、再来年度指定管理になるということで、今回出ているわけですけれども、直営でやってきたメリットとデメリットがあると思うのですけれども、印旛沼周辺施設連絡協議会があることも理解しているのですが、市として直営のメリット、デメリットというのはどういうふうに整理されたでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 草ぶえの丘園長。 ◎草ぶえの丘園長(冨永文敏) 草ぶえの丘に関して、直営のメリット、デメリットということでお答えいたします。  まず、直営のメリットといたしましては、草ぶえの丘という、もう40年近くたつ施設の実際の運営について、市役所の職員が細かいところまできちんと理解をしたということだと思います。運営の細々とした問題を、実際に肌で感じて理解をしておったということだと思います。  デメリットといたしましては、やはり行政が公的な予算を使って事業を運営するということで、どうしても細かいところで小回りが利かないということがございます。予算の一つ、支出の仕方一つとってみても、民間の流儀と違う。細かい見積書、納品、請求書も代表者印を押してもらわなければいけないというのは今までの取り引き習慣と合わずに業者と大分時間を費やして議論をしたりといったこと等もございました。そういったところで、草ぶえの丘はレジャー施設と旅館を組み合わせたような感じの施設でございますので、公的な会計で運営するのにはちょっと難しいところがあったのかなというような反省がございます。 ○委員長(中村孝治) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) いろいろあると思うのですが、反対に言ったら先ほどの運営のいろいろなところを理解したというのは、これから生かしていく方向を考えたらよかったのではないかというふうにも思います。また、一体管理というようなことも言われて指定管理になったということですが、印旛沼周辺施設連絡会は指定管理になった後どういうふうになるのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 連絡会自体は、指定管理で今回予定しているのが草ぶえの丘とサンセットヒルズですけれども、併せてふるさと広場であったり岩名運動公園も含めた協議会ということになっておりますので、引き続き協議会を進めながら、回遊性なども検討しながら集客につなげていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) そうすると、連絡会には指定管理の事業者と、市の担当課も入って、これからやっていくという理解でいいですか。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 今現在も農政課と産業振興課、それから岩名運動公園を所管する公園緑地課もあわせて会議に同席しておりますので、引き続きそのようになるのではないかというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 先ほど出ていた指定管理になると効率的な運営ができるということですが、管理料を見ると1億9,000万円という結構大きな単位になっていて、また指定管理の場合は単年度だとさっき6,400万円というふうなお話もあったのですが、こういった点では働く人、労働環境の保全という点ではとても心配がありますけれども、いかがですか。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) そういう点も含めまして今後指定管理に向けての検討を進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 次に、放射性物質対策事業をお聞きします。段階的に縮小ということで、私どもは東海第二原発再稼働があったら大変だと思っているのですが、定点観測としての役割がやはりあると思うのです。今回かなり大幅に縮小してしまいますが、給食食材が検査の対象になっているのかどうかというのを1つお聞きする点と、結局予算が814万9,000円に減額になっているのですが、この減額した財源で放射性ヨウ素剤購入をぜひ検討していただきたい、その2つをお願いします。 ○委員長(中村孝治) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(菅沼健司) お答えいたします。  まず、給食食材に関することなのですけれども、今回の見直しによりまして、令和2年度から給食食材の検査につきましては、学校、保育園ごとに行っていた検査を、給食に使用する頻度の高い10品目の食材の検査として、年3回の委託分析に切り替える形になっております。これまで8人の臨時職員によって行われていた自主分析だったのですが、それが委託に切り替わるということでございます。ヨウ素剤に関しましては、ちょっとお答えが今難しい状況なので。 ◆委員(五十嵐智美) 部長、いかがですか。                  〔「もう終わりです」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(中村孝治) いいですよ、本来いけませんが。  環境部長、答弁できるのでしたら、簡潔に。 ◎環境部長(橋口庄二) すみません、十分な答弁にならないと思いますけれども、放射性物質対策事業の財源については、国であったり、それから東京電力であったりというところから入ってきて、この中でやりくりしているというような状況の中で、余ったからといってヨウ素剤を購入するということは、なかなかこの場ではすぐにお答えできないという生活環境課長の答弁でございます。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) ほかに質疑はございますか。  齋藤委員。 ◆委員(齋藤寛之) 齋藤寛之です。よろしくお願いいたします。  予算書273ページです。7の企業誘致事業についてなのですけれども、追加資料の産業振興部の11ページを見ると、助成対象の企業9社がずらっとリストとして載っています。それぞれの企業の助成期間というのはいつまでになりますでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) お答えいたします。  期間は助成が始まってから5年間という年限が決まっておりますので、例えば一番左側の東京めいらくなどは令和2年度で終了となります。一番右のユニマットライフは今年度から助成が始まっておりますので、今後5年間ということで、リストの左側から順に助成期間が長い企業となっております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 齋藤委員。 ◆委員(齋藤寛之) ありがとうございます。そうしますと、それぞれ企業の助成期間がばらばらだというようなご説明だったと思うのですけれども、助成期間の終了と同時に市内に残ってくださいとか、何かその企業に対して市外に出ないような対策は練っていらっしゃるのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) この5年間が終わっても、引き続きやっていただきたいということはもちろんでございまして、そのためにも企業誘致助成制度につきましては既存企業の設備増設も対象にしております。例えばこの一番左の東京めいらくは、実はもう設備増設3回目でございます。また、この企業は、更新年度中であっても、終わってもまたさらに増設、1億円以上の設備投資をしていただければ、その対象となりますので、そういったアフターフォローについてもきめ細やかに行っていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 齋藤委員。 ◆委員(齋藤寛之) ありがとうございます。そうしましたら、次にピンク色の概要説明資料の企業誘致事業のところです。産業振興部の6ページになるのですけれども、事業の目的及び効果の欄です。右の中段部分の事業の効果として市内に進出する事業所を増加させますというような記載がございますので、市内に進出する事業所をどのように増やしていく施策があるのか、お伺いをさせてください。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) お答えいたします。  先ほど押木委員からのお話にもありましたが、現在新規に事業者を呼べる土地が工業団地地内にはもう空き区画がないという状況でございますので、先ほど申し上げました民間企業が増設しようとする産業用地を注視するとともに、工業団地隣接で立地条件に合うような土地がないかといった調査等についても引き続き行っていきたいということと、これまでは製造業メインの企業誘致だったのですが、オフィス系企業の誘致ということについても検討してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 齋藤委員。 ◆委員(齋藤寛之) ありがとうございます。佐倉インターに近い高崎とかユーカリが丘駅北口がターゲットになっているというようにおっしゃったのですけれども、オフィスにつきましては恐らくユーカリが丘駅北口をイメージされていると思うのですけれども、オフィス系企業を誘致する方法について、お教えいただけますか。 ○委員長(中村孝治) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(二川健一郎) お答えいたします。  ユーカリが丘駅北口の再開発は、オフィスビルが含まれているものでございます。他方、我々はスマートオフィスプレイスをつくってそこにシェアオフィスとして、オフィススペースを6部屋設けております。原則にはなりますけれども、ここに入居されている企業の新陳代謝を活発にしていきたいというのがありまして、要はコラボサクラでスタートアップをしてもらって、成長していただいた後には市内のオフィスビルに移っていただいて、その後にまたスタートアップをするオフィス系企業にコラボサクラに入っていただくという、そういう循環をつくり上げていけたらいいなというふうに考えております。そのための仕掛、例えば今後の検討になりますけれども、今は産業振興課長が申し上げましたようにインセンティブです。助成制度については、製造業が中心でございましたけれども、オフィスの賃借料等について、インセンティブが設けられないかどうかといったようなことも、今後検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 齋藤委員。 ◆委員(齋藤寛之) ありがとうございます。  では、続いて予算書276ページの3、観光イベント事業についてなのですけれども、近々開催予定の事業というのはありますでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課、利光副主幹。 ◎産業振興課副主幹(利光尚) 産業振興課副主幹の利光でございます。  近々に行う事業といたしましては、3、観光イベント事業のうちの委託料の上から3つ目です。市民さくらまつり業務委託料ということで、今年度は3月20日から京成電鉄と連携しながら4月12日まで行ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 齋藤委員。 ◆委員(齋藤寛之) ありがとうございます。佐倉市としても、新型コロナウイルスの影響が往々にあるところでございますけれども、それにつきまして経済的な影響というのはどのように考えていらっしゃるか、お聞かせください。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課、利光副主幹。 ◎産業振興課副主幹(利光尚) 今おっしゃられたとおり、新型コロナウイルスの影響は大きなものがありますが、花が咲いているとイベントで人が来てしまうので、言い方悪くて大変申し訳ありません。 ○委員長(中村孝治) しようがない。 ◎産業振興課副主幹(利光尚) 仮設トイレですとか警備員ですとか駐車場整備ですとか、そういったところはしっかりとやりながら、新型コロナウイルスの感染拡大につながりかねないような出店ですとか、クラスターを発生させかねないものについては今回は縮小という形にさせていただきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 齋藤委員。 ◆委員(齋藤寛之) ありがとうございます。どんどんPRしていかなければいけない部分で、なかなか難しいところがあると思うのですけれども、3月20日から佐倉市の地域創生のRPGゲームのアプリも出るというところでしたので、足を運ばなくても佐倉のことを知れるみたいなところをプラスして、どんどん、どんどん発信していっていただきたいなというふうに思います。  続いて、予算書241ページへ戻りますが、下段の1、公共トイレ維持管理事業についてなのですけれども、市内何か所が対象になりますでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(菅沼健司) お答えします。  公衆トイレにつきましては、市内5か所に設置してございまして、維持管理に関しては民間委託と地域に委託する2通りの方法で管理を行っております。 ○委員長(中村孝治) 齋藤委員。 ◆委員(齋藤寛之) 清掃の委託ということでよろしいかと思うのですけれども、清掃の頻度が分かりましたらお聞かせください。 ○委員長(中村孝治) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(菅沼健司) お答えいたします。  業者に委託している分につきましては、ほぼ毎日の清掃と、週1、月1というふうにレベルを変えて委託しております。地域に委託しているトイレにつきましてはそれよりも頻度を軽くして委託しております。具体的には、トイレットペーパーの交換であるとか拭き清掃などのまずはきれいに保つというところがメインです。 ○委員長(中村孝治) 齋藤委員。 ◆委員(齋藤寛之) ありがとうございます。ピンクの概要説明資料の企画政策部の64ページの一番下です。122の項目のところなのですが、公衆トイレ洋式化事業につきまして、ゼロ査定になっていますが、京成佐倉駅南口と北口の女性用トイレの洋式化の緊急性がないというのは個々の判断によると思うのですけれども、先ほどのお話にも出ていたように、人が集まるようにしたいという経済の振興ですから、緊急性がないと言われても、人が集まるためには緊急性があるということで突き通していただきたいと思ったのですけれども、その辺のご意見をお願いします。 ○委員長(中村孝治) 生活環境課長。
    ◎生活環境課長(菅沼健司) 公衆トイレ洋式化事業につきましては、オリンピックに向けたものもございましたのですが、今回の災害に関する復興、復旧を第一優先ということで、今回についてはゼロ査定となっております。また、洋式便所のみではなく、住民の方からは和式便所の必要性の声もありますので、その辺も残しながら実施していく形になっています。よろしくお願いします。 ○委員長(中村孝治) ほかに質疑はございますか。  石井委員。 ◆委員(石井秀明) 石井です。よろしくお願いいたします。  初めに、私からは農政課にお伺いいたします。青いファイルの追加資料の産業振興部6、7、8ページあたりをお願いいたします。平成17年からの表になっておりますけれども、15年前から農家の戸数は約3分の2ぐらいに減ってしまいまして、ちょっと寂しいところでありますけれども、その中でも8ページの農業産出額はそれほど変わりはないかなと感じておりますけれども、予算書264ページにありますけれども、農業振興費の9、生産性向上事業の要因があると思うのですけれども、この内容をお伺いいたしたいと思います。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 先ほどの農家数が減っているけれども、産出額はさほど変わらないといったところでございますけれども、生産性向上事業の内容につきましては、担い手集約整備事業補助金につきましては例えばあぜの除去であったり、生産調整、新規の利用集積といった農家に対しまして10アール当たり1万5,000円の補助、それから水田であれば例えばあぜの除去とか整地に対して10アール当たり一定の補助金を支援して、規模拡大であったり作業の効率化を図っていこうといったものになっております。水田生産力強化事業補助金につきましては、例えば水田の排水が悪いところについて暗渠整備の補助、機構集積協力金交付金につきましては、国の事業でもございますけれども、土地を持っている農家がやる気のある農家に農地中間管理事業を活用して貸出を行う場合に、10アール当たり5,000円の支援ということになっております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 石井委員。 ◆委員(石井秀明) 農家の戸数を増やすということなのですけれども、自宅が農家だったり農業ができる環境にある方はともかくとして、農家と触れ合う機会などを増やしていくというのが必要だと思うのですけれども、262ページの市民農園管理運営委託料についてお伺いするのですけれども、利用者というのはどのくらいいるか、お分かりでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 市民農園につきましては、利用者としまして生谷と大篠塚、2か所にございますが、生谷の平成30年度の利用率としましては約88%、大篠塚につきましては約67%ということになっております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 石井委員。 ◆委員(石井秀明) 私の地元は大篠塚の近くなのですけれども、利用率がちょっと低いのですけれども、何か推進していく方策というのは来年度予定されているのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 大篠塚につきましては、市民農園が都市計画道路に一部かかっておりまして、道路建設課の事業になりますけれども、用地買収の可能性もあるということで、なかなか道路際については借りにくいといったこともございまして、利用率が低くなっている現状もございます。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 石井委員。 ◆委員(石井秀明) 数年後に道路の整備も行っていくということなので、より宣伝効果とか、そういうことも視野に入れてお願いしたいと思います。そして、農業体験ですけれども、昨年は草ぶえの丘のシェアハウスやサンセットヒルズの来場者も増えたという先ほどのお答えもありましたけれども、市内、市外の方へのアピールは何かあればお伺いしたいのですけれども。 ○委員長(中村孝治) 草ぶえの丘園長。 ◎草ぶえの丘園長(冨永文敏) 草ぶえの丘の農業体験のアピールの関係でございますが、草ぶえの丘のホームページを中心に集客をしておりまして、団体ですと今のところほぼほぼ前年度の固定のお客様を中心にご利用いただいております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 石井委員。 ◆委員(石井秀明) 多くの方に体験させていただきたいと思います。  続きまして、産業振興課に移らせていただきます。スマートオフィスプレイス管理運営事業、予算書274ページになります。ニュースで、新型コロナウイルスの影響で都内勤務の方等のテレワーク先として、コラボサクラが紹介されたと思ったのですけれども、ここで直近の利用者数が分かればお願いしたいのですけれども。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 今回テレワークの増加によって利用者が増えたということで、NHKからも取材を受けたところでございます。コワーキングスペース等のシェアオフィスの稼働状況の比較で申し上げますと、6月ごろですと大体1日平均6人程度のご利用だったのが、2月におきましては1日平均13人程度ということで倍増しているところでございます。また、登録利用者数につきましても今上がっておりまして、トータルで会員数としては274名まで増えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 石井委員。 ◆委員(石井秀明) できれば女性の割合とか分かればお願いしたいのですけれども。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 比率で申し上げますと、男性7割で、女性が3割といったところでございます。なお、年齢構成が40代以下がやはり七十三、四%ということで、高齢者の割合につきましては4分の1強といったところでございます。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 石井委員。 ◆委員(石井秀明) 先ほど五十嵐委員からもありましたけれども、子育て世代の女性の方の活躍というか就労に関しての力添えもいただきたいと思うのですけれども、何か指定管理者制度に代わって女性を増やしたりという、その取組というのは何かあるでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 一番大きな目玉としましては、指定管理者の予定者から上がっております提案では、保育施設と連携して子供の一時預かりを可能にするといったものでございます。グループ会社で子育て施設を運営していますので、連携を図ってお子様を預かって、お母様にコラボサクラで働いていただくと、作業していただくというようなことを想定しております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 石井委員。 ◆委員(石井秀明) 会派としても、女性の活躍がこれからの社会に必要と考えておりまして、市としての取組もこれからどんどん、どんどんお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。  私からは以上です。 ○委員長(中村孝治) ほかに質疑はございますか。  高木委員。 ◆委員(高木大輔) 高木です。よろしくお願いします。  まず、環境部にお聞きしたいのですけれども、この来年度予算なのですけれども、今この辺はヤードが全国でも非常に多いということで、このヤード対策に対する予算はどこの部分になるのか、お伺いいたします。 ○委員長(中村孝治) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) お答えいたします。  ヤードの予算につきましては、予算書250ページの不法投棄対策事業のところで、不法行為防止指導員という予算がついていますけれども、こちらにつきましては警察のOBの方に毎日市内を巡視していただいて、ヤードについても監視していただいているところです。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 現在の市内のヤードの状況はどうなっていますか。 ○委員長(中村孝治) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) お答えいたします。  水色の追加資料の環境部5ページですが、ヤードの状況につきましては、平成31年度は137件、平成30年度については134件、平成29年度においては141件と、平成29年度と比較しますと、若干平成30年度は減っている状況でございまして、ヤードの問題は県と警察と市で連携しながら行っておりますけれども、警察の指導が行き届いてきたのかなというふうに感じております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 今、西部自然公園のあたりですとか、市として政策を進めようとしていますので、そういった部分でもしっかりこの辺の管理をしていただきたいということを要望いたします。  続きまして、産業振興課のほうの質問に移りたいと思います。予算書の274ページなのですけれども、市内商工業啓発事業についてなのですけれども、その中の産業まつり、平成24年から今まで8回開催しましたが、どのような成果があったのか、また来年度どのような内容を検討しているのか、お伺いいたします。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課、榎副主幹。 ◎産業振興副主幹(榎啓幸) お答えいたします。  産業まつりにつきましては、市内産業啓発ということで、市内の商工、サービス業、その他もろもろ、農業も含めて啓発をしてまいったところでございまして、アンケート等を取りましても来場者のご満足をいただいているところでございまして、一定の成果をいただいているのかなというふうに考えておるところでございます。来年度につきましては、毎年5月に開催をしておったのですが、この時期ですと農産物が取れないということで、農業啓発が不十分だというご意見をいただいておりましたので、それらを踏まえて今年は秋の開催を予定しております。これによりまして、農業啓発、また来場者が増えることを想定し、ほかの産業についても啓発の増加が期待できるのではないかなというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 市内商工業の啓発ということで、今年度は佐倉Y.M.Oプロジェクトを展開したのですけれども、これはお金の出どころが全国商工会連合会で、商工会議所へ直接お金が入ってきて、佐倉市としては補助は出していなかったのですけれども、これは単年度ということで、来年この佐倉Y.M.Oプロジェクトについては予算がないということなのですけれども、この辺は街中にぎわい推進事業が対象になってくるとは思うのですけれども、その辺佐倉Y.M.Oプロジェクトを市としてどのように考えていくのか、お伺いいたします。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) この佐倉Y.M.Oプロジェクトにつきましては、市としても今後とも事業を継続していきたいというふうに考えております。そのために現在策定しております第2次佐倉市産業振興ビジョンの中にも記載をさせていただいているところでございます。来年度につきましては、商工会議所に支出している補助金の啓発等の予算の中で、参加事業者の商品等の宣伝をしていただくとともに、市としましても既存イベントにおきまして啓発ブースを設けるですとか、情報発信の中で取り入れていきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) では、予算は街中にぎわい推進事業ではなくて、市が出す商工会議所事業補助金からということでよろしいでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 現在のところ街中にぎわい推進ではなく、商工会議所本体からの支出を考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 1つ懸念されているのが、この佐倉Y.M.Oプロジェクトの補助金について全国商工会連合会から1,400万円というかなり大きな金額が1つの事業に出ていたということで、いろいろメディアにも取り上げられたりとかしていたのですけれども、実際身の丈に合っていないような金額が私は出ていたのではないかなと思うのですが、それを使って千葉テレビですとか、ユーチューブですとか、いろいろなものをつくってやっていました。この辺をひとつのベースにしていただいて、どうしてもそこまでの予算というのが取れないと思うのですけれども、そこをうまく積み上げていっていただきたいと思うのですが、私が危惧しているのが、やっぱり1,400万円という金額を佐倉Y.M.Oプロジェクトで使って、その後本当にうまく生かし切れるのか心配しているのですけれども、その辺の考え方はどうなのか、お伺いいたします。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) この佐倉Y.M.Oプロジェクトにつきましては、商工会議所の中でも多少温度差があったのは事実なのですが、担当している副会頭ですとか今年度の地域振興委員長は、積極的にぜひ今後も継続していきたいという意思表明をされておりますので、市といたしましてもできる限りの支援と我々としても積極的な周知、啓発を行っていきたいというふうに考えております。また、国の補助金等で使えるものがあればチャレンジを検討していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) ぜひこの辺、地域産業を育てるという意味で、実際いろいろ佐倉の情報発信をして来ていただいても、なかなか名産というか特産物、お土産になるようなものがないというか、育っていないというような現状もありますので、そういったところもやはりしっかり地に根を張って、売れるものを研究していかなければいけないとは思います。  また、意見という形なのですけれども、草ぶえの丘とふるさと広場に前年度ポスレジを入れたということもあるので、その辺のデータ活用というのも、まだやれていないようなところもちょっと見受けられますので、何のために入れたのかという利便性もそうだけれども、データを取るというところを一回見直していただきたいと思います。これは補足になってしまうのですけれども、ある業者からいろいろデータをもらったら、市内で八街の商品が一番売れているという現状もありますので、何で佐倉で八街の商品が売れるのだというところもちょっと物議を醸しているところがありますので、佐倉Y.M.Oプロジェクトを通して、その辺も分析していただければと思います  では、最後になるのですけれども、予算書276ページの観光イベント事業で今年度花火大会がないということで、交付金の計上もされていませんが、再来年の花火大会に向けて来年度はどのようなことを行っていくのか、お伺いいたします。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課、利光副主幹。 ◎産業振興課副主幹(利光尚) 産業振興課副主幹の利光でございます。オリンピック・パラリンピックの影響で、来年度の花火大会は延期となったところでございますが、再来年度は節目の第60回の大会となるところでございますので、令和2年度も引き続き実行委員会を継続して開催し、大会の充実に向けた準備と市民や協賛企業等への広報活用に努めてまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) では、しっかり60回に向けて取り組んでください。  以上です。終わります。 ○委員長(中村孝治) ほかに質疑はございますか。  平野委員。 ◆委員(平野裕子) イベントのことが出たのですけれども、本当だったら4月から行われるであろうチューリップまつりとか、3月から始まる市民さくらまつりもそうなのですけれども、出店希望、出店者がないという状況の中、イベントの縮小等を考えられていると思うのですが、今年度あった台風等で、いろいろなイベント等を自粛しなければいけなかった。それと、今この3月、4月という送迎会とかで飲食店などの佐倉といわず全国の中小企業、お店などの関係、あとイベントで出店をしている方でやっているところ、土産品組合の話も出ましたが、そういったところがかなり大きくダメージを受けていると思うのですけれども、予算編成では考えていなかった部分だとは思うのですが、そういったところの対応等はどのように考えていらっしゃいますでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) このイベント等の自粛に伴って、関連事業者さんがかなりダメージを受けているというのは我々のほうでも耳にしているところでございます。現段階で、今後の情勢次第になるのですが、イベント等がまた復活できれば、事業者には積極的にお声がけをしていきたいというふうに考えております。また、中小企業への支援策といたしましては、現在国のセーフティーネットですとか、今度政府系金融機関で行われる無利子無担保融資等がございますので、そういった情報をいち早く我々のほうでも把握して、市内事業者に周知をして、商工会議所とともに相談、支援をしてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) ぜひ商工会議所、一番身近なところの機関だとも思いますので、連携して対応していっていただきたいと思います。  それでは、予算書の241ページです。先ほど公衆トイレの洋式化で、和式のトイレのニーズもあるという話もありましたが、査定でゼロになってしまって次年度送りになってしまったのは仕方ないところだと思うのですけれども、やはり計画的に洋式化していくべきだと思いますので、計画的にはあと5か所洋式化していくということで考えていらっしゃるということでよろしいでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(菅沼健司) 洋式化につきましては、もちろん計画的に実施しておりまして、例えば平成31年度の予算においても洋式化事業を展開しておりましたが、査定を受けているところでございます。令和2年度に関しましても洋式化を行う上で京成佐倉駅北口と南口の女子トイレの洋式化を検討していたところでございます。先ほどの和式便所の必要性みたいなことがあるのですが、洋式化ですとどうしても直接的な皮膚の接触があるということで、どこのトイレにも選択できるように、和式は1基ずつ残していこうかという環境部の中でも担当課としての考えがありましてのことで、全く全部取っ払ってしまうということではありません。あとバリアフリー化やオストメイトなども今後検討しているところでございます。 ○委員長(中村孝治) 平野委員。
    ◆委員(平野裕子) 皮膚の接触とありましたが、そういったところも除菌シートとか、いろいろな対応があったと思うので、どうなのかなとは思いますが、次に行きます。  予算書250ページの、不法投棄対策事業のほうに行きます。これも企画政策部のほうで防犯カメラ、不法投棄、一般質問でも上がっていました。不法投棄防止で防犯カメラを置いたらどうだろうということで、今回予算要求額が10万円だったのですがゼロに査定されているのですけれども、それくらいの金額だったら本当に必要と思われるところに何か所か置けると思うのですけれども、市内の中で重点的に見回りをし、見守らなければいけないという箇所はどのくらいと把握しておりますでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) 大体毎日不法投棄防止指導員が巡回しておりますけれども、重点的に回っているところは8か所ということでございます。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) 何か所の予定で10万円だったか分からないのですけれども、8か所80万円でつくなら本当に頑張ってつけていただきたいなと思います。  続きまして、農業振興事業のほうでアグリフォーラムのことと、産業まつりが秋になるというところで、以前からも同時開催してみたらいかがでしょうかという話があったのですけれども、その辺はどのようにお考えでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 農政課で行っておりますアグリフォーラムは毎年10月末から11月にかけて行っておりました。昨年は台風の影響でやむなく中止ということになりましたけれども、その以前から産業まつりとアグリフォーラムを一緒にできないかということで、担当レベルで協議をしていたところでございますが、来年度につきましては、先日の実行委員会の中でもそういった意見が出まして、一緒にしていったらいいのではないかというような方向性が出てきたところでございます。したがいまして、来年度また実行委員会に諮って、了解がもらえたら一緒に開催していくべきかなというふうに考えております。また、アグリフォーラムにつきましては、例年1,000人程度の集客なのですけれども、産業まつりにつきましては1万人程度の集客ということで、農業振興にもつながるのではないかというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) アグリフォーラムの講演のときの音楽ホールの寂しい感じというのは、もう担当課が十分分かっていただいていると思うのですけれども、発表していただく大学生の方とか、いろいろなこともありますので、ぜひ工夫していっていただきたいと思います。  それと、赤いファイルの概要資料、企画政策部の68ページの観光情報発信事業ですが、800万円ほど予算の要求額と査定額に差があるのですが、そこの説明をいただけますでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) こちらにつきましては、予算要求で市の観光の動画制作とそのプロモーションの委託の予算を要求したところですが、削られてしまったという状況でございます。なので、来年度につきましては、もうこうなったら他人のふんどしで相撲を取るしかございませんので、ケーブルテレビ296とかに取材をしていただいて、作った映像を2次利用させていただいてプロモーションに使うとか、お金は出ませんけれども、知恵を出して頑張りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(中村孝治) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) 本当にそういったことは常にやるべきなのかなと思います。予算がいろいろなところで、佐倉市はかかる部分があって、どうしてもそこにかけられない部分というのもあると思いますので、ぜひそこを力入れていただきたいと思います。  最後に1点、先ほどから出ている農家の就農、青いファイルの追加資料7ページ、石井委員からもありましたが、やはり農家の数が減っている。先ほどもありました新規就農の方には補助があるけれども、既存の方には使える施策が少ないとは言っていたのですけれども、それでも工夫していく中で使っていただける部分はあると思います。そういったところを身近に寄り添って、この前の災害時の対応のように個々にやっていく中で、佐倉市の農家たちの次の方がきちんと継続してやったいただけるような施策を考えていただかないといけないのかなと本当に思うのですけれども、部長はどのようにお考えでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(二川健一郎) お答えいたします。  おっしゃるとおりでございまして、我々昨年度と今年度と2か年をかけて、個々の農業者に対するアンケート調査を実施いたしました。昨年度アンケートを取り始めて、約900件の農家の方からお答えをいただいております。これはかなり踏み込んだ、要は農業経営をこれからどうしていくのだというところが分かるような、そういったことも意識したものです。それをデータベース化していくという、個々の農家さんの課題ですとか、これからやっていきたいこととか、そういったものに併せて農業に対する支援策って結構ございますけれども、どの支援策を当てていくのがいいのだろうかというようなことを少しミクロで見ていくというような作業をこれから進めていこうとしております。これまでも農政課できめ細かく現場をまわっているというのはありますけれども、個々の農家さんの経営を支援していくような視点で踏み込んでいきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) ほかに質疑はございますか。  副委員長。 ○副委員長(久野妙子) 久野です。私はショックで非常に怒っておりますけれども、先ほどの駅のトイレ、確かに皮膚の接触は理解ができます。そして、オストメイトもいいと思いますけれども、皆さん、ここにいるのはほぼ男性ですけれども、女性のトイレ環境がどんなふうだか分かっていらっしゃいます。本当に大変なのです。おまけに駅は普通の商業施設と違って2つ、3つ、それぐらいしかないのです。多くて3つ、ほぼ2つです。そこに1つ和式とはどういうことですか。しっかりと考えてください。私のところには、和式だから座れないと、大変ですという声が本当に届いているのです。皆さん、音楽ホールは私も前に質問しましたけれども、イベントのときの行列を見たことありますか。駅のトイレの行列を見たことありますか。商業施設のトイレを見たことありますか。和式のところ全部外して、みんな洋式のところに行列しているのです。実際にどれくらいの人が使って、どれくらいの人が困っているか、しっかりと検討してください。1つ残す予定だという答弁を聞いただけでびっくりしましたけれども、いかがでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(菅沼健司) 十分に参考にさせていただきます。 ○委員長(中村孝治) 副委員長。 ○副委員長(久野妙子) 参考ではなくて、しっかりと今答弁お願いします。 ○委員長(中村孝治) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(菅沼健司) 洋式化に向けて対応してまいります。 ○委員長(中村孝治) 副委員長。 ○副委員長(久野妙子) 和式を残すなんか、とんでもありません。質問忘れるくらいに私は怒っています。女性は本当に大変なのです。  では、気持ちを切り替えて、予算書276ページの観光イベント事業と277ページの観光資源創出事業について伺いたいのですが、来年度花火大会は延期されます。チューリップフェスタ、市民さくらまつり等々、ずっとお祭りがあって、秋まつり、時代まつりがあって、市外からも集客を見込める魅力的なイベントであると思うのです。今年の新型コロナウイルスは別にして、本当に皆さんどんどん来てくださるのですけれども、いかんせん佐倉にお食事ができるところがないというのは、皆さん周知のことなのですけれども、この食事ができる場所、それから宿泊、滞在できるホテルがないために地域経済が活性化につながっていないのではないかなと、確かにシティプロモーションで人々はずっと来てくださいって集められるのだけれども、では経済効果をどのように考えているのかなというふうに思うのですけれども、今年度産業振興ビジョンの別冊として観光グランドデザインを策定予定と聞いているのですが、皆さんどう思われるか分からないのだけれども、印旛沼の湖畔にホテルを誘致するとか、確かに地盤のこととか様々あるのでしょうけれども、そういった発想はないのか、その辺のところを伺います。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) まさに今副委員長おっしゃられるとおり、お金を落とす場所、食事の場所と宿泊する場所というのが足らないということで、観光が経済に結びついていないということに対応するために、今年度観光グランドデザインを策定しているところでございます。印旛沼周辺と城下町地区の2つを拠点として、ダブルコアとしてやっていきたいというふうに考えているところでございますが、それぞれ食事どころ、城下町地区につきましては古民家を有効活用することで、ふるさと広場についてはふるさと広場を拡張した上でお食事できる場所というのを考えていきたいというふうに考えております。宿泊施設につきましては、例えば今話があった湖畔で、それこそ湖畔荘があったサンセットヒルズの場所は、本当に絶景のロケーションがございますので、そういったところもいいかなとは思うのですけれども、今後検討して、いろいろ研究していきたいというふうには考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 副委員長。 ○副委員長(久野妙子) せっかくの歴史、自然、文化といった資源を本当に活用して、私たちがホテルを予約するときも、やっぱり湖があると、ほかに大して何もないのに行ったりしますので、民間があることなので、市が造るわけではないですけれども、誘致ができるように知恵を絞っていただきたいなというふうに思います。資源を生かす、殺すも全部食事場所、宿泊施設かなというふうに思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。  それから、1点だけ確認をさせてください。環境部廃棄物対策課にお聞きしたいのですけれども、予算書の252ページの清掃作業実施事業はピンクの概要資料を見ていると清掃作業車のリース代だけのように思うのです。それでその前のページの250ページの環境美化対策事業の内容もピンクの概要資料の企画政策部の31ページに載っていますけれども、何で別々に載せているのか、違いをお伺いします。 ○委員長(中村孝治) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) お答えいたします。  今回初めて清掃作業実施事業ということで、ダンプのリースアップということで予算計上させていただきました。久野委員がおっしゃる環境美化対策事業とのリンクなのですけれども、業務としては完全にリンクしているところなのですけれども、経常予算と臨時予算ということで、予算の組み方が若干違うので、事業としては別途項目で載せてございます。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 副委員長。 ○副委員長(久野妙子) 分かりました。ありがとうございました。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) すみません、先ほどの商店街街路灯のところで補足をさせてください。  順次土木部と協議というような言い方をさせていただいたのですけれども、順次市に移管するという意味ではなくて、相談があった際に随時土木部と協議をしてまいりたいということでございまして、土木部も予算が限られているものですから、全部が全部移すというわけにはいかないものですから、そういった意味でございます。大変失礼いたしました。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 先ほどの宇田委員のイノシシ対策に関する森林環境譲与税が活用できないかというご質問ございましたけれども、昨年の台風15号で森林の倒木がございまして、停電が長期化いたしました。そういった中で、例えば森林の間引きをすることによってそういった災害対策にもつながるのかなと、併せまして見通しがよくなりますので、結果としてイノシシ対策につながるのかなというふうには考えておりますけれども、詳細につきましては来年度整備方針を策定する中で検討してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 以上で各委員の質問は終了いたしました。  ここで会派に属さない議員から事前提出のありました質問事項のうち、これまでに質問がなかった内容について私のほうから質問をさせていただきます。  質問は橋議員からの質問1件でございます。これは企業誘致事業に関する質問でございます。企業誘致について、主に力を入れて誘致したい事業者はどのような事業者か、ご教示くださいというものでございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) お答えいたします。  今後力を入れていきたいというところで、先ほどとちょっと重複してしまうのですが、IT関連等のオフィス系企業、そういったものにつきましても誘致について検討を進めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 以上で質疑を打ち切ります。  執行部の皆さんお疲れさまでございました。ご退室ください。  この際、暫時休憩いたします。           午後零時05分休憩   ───────────────────────────────────────           午後1時00分再開 ○委員長(中村孝治) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより令和2年度佐倉市一般会計予算のうち土木部、都市部所管の案件について審査を行います。  執行部の概要説明に当たり、委員長より申し上げます。初めに部局の概要を令和2年度当初予算案の概要に基づき部局長が説明し、続いて事業の概要を予算書に基づき課長から説明してください。なお、説明は20分以内とし、簡潔かつ明瞭にお願いいたします。  それでは、執行部の説明を求めます。  土木部長。 ◎土木部長(豊田和正) 土木部長の豊田でございます。座って…… ○委員長(中村孝治) すみません、全部着座にて発言をお願いいたします。 ◎土木部長(豊田和正) ご審議をお願いいたしますのは、議案第1号 令和2年度佐倉市一般会計予算のうち土木部が所管するものでございます。  初めに、土木部の概要につきまして、お手元に配付させていただいております水色のファイルの令和2年度当初予算案の概要に沿って説明させていただきます。  令和2年度の土木部所管の歳出予算額は28億2,340万1,000円で、前年度6月補正後の予算額と比較いたしますと13.3%の増となっており、一般会計の歳出予算の総額に占める土木部の割合は5.5%となっております。令和2年度の主な事業といたしましては、道路改修事業、橋梁維持事業、河川関連施設改修事業、下水道事業会計への繰出経費の臨時分、明神橋(6―108号線)災害復旧費などでございます。  詳細につきましては、土木管理課長より説明いたしますので、ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(中村孝治) 土木管理課長。 ◎土木管理課長(櫻井高明) 土木管理課長の櫻井でございます。よろしくお願いいたします。  令和2年度佐倉市一般会計予算のうち土木部所管の主なものにつきまして、予算書に基づき、説明をさせていただきます。併せて、ピンク色のファイルの土木部のページをご覧ください。  予算書288ページ、ピンク色のファイルは2ページをお願いいたします。7款土木費、2項道路橋梁費、2目道路維持費、2の道路改修事業につきましては、幹線道路の舗装の大規模補修を行う事業でございます。来年度の主な事業といたしましては、舗装の状態を確認するFWD調査及び下志津T―9号線ほか9路線の舗装補修工事に要する経費でございます。  続きまして、予算書289ページ、ピンク色のファイルは4ページをお願いいたします。7款土木費、2項道路橋梁費、3目道路新設改良費、2の幹線道路整備事業につきましては、市が管理する1、2級幹線道路の改修整備を行う事業でございます。来年度の主な事業といたしましては、都市計画道路及び幹線道路の整備計画の見直しに関する業務、小竹T―4号線の道路詳細設計、八木T―31号線及び飯野U―31号線の用地補償費、直弥T―35号線及び城内町U―14号線の道路改良工事、県道神門八街線のバイパス整備に伴う負担金に要する経費でございます。  続きまして、予算書290ページ、ピンク色ファイルは3ページをお願いいたします。3の生活道路整備事業につきましては、市が管理する幹線道路を除いた道路の改修整備を行う事業でございます。来年度の主な事業といたしましては、宮小路1―27号線の測量業務、JR佐倉駅自由通路の屋根などの改修業務、角来地先にある土木資材置場の側溝汚泥の処分業務、高崎地先の5―91号線及び土浮地先の1―462号線の排水整備工事などに要する経費でございます。  続きまして、ピンク色ファイルの5ページをお願いいたします。4の岩富・寺崎線道路改良事業(市道T―23号線)につきましては、主に道路用地の購入及び工作物の補償に要する経費でございます。  続きまして、予算書291ページ、ピンク色のファイルは9ページをお願いいたします。4目河川費、2の河川関連施設改修事業につきましては、排水路整備事業、調整池改修事業、河川改修事業の3つを統合した事業でございまして、市が管理する準用河川、調整池、排水路の改修整備を実施する事業でございます。来年度の主な事業といたしましては、南志津調整池の地下貯留施設改修工事、田町調整池のポンプ操作盤改修工事及びそれに伴う非常用発電機の賃貸借、上志津原調整池の堆積土砂の撤去工事などに要する経費でございます。  続きまして、予算書292ページ、ピンク色のファイルは6ページをお願いいたします。5目橋梁維持費、1の橋梁維持事業につきましては、橋梁長寿命化修繕計画に基づき事業を進めておりまして、来年度の主な事業といたしましては、馬渡地先の旭橋ほか14橋の補修設計業務、飯野地先の高座木橋ほか18橋の橋梁点検業務、上座跨線橋の補修工事を京成電鉄株式会社に委託するほか、山王にある文巻橋ほか4橋の補修工事に要する経費でございます。  続きまして、予算書297ページ、ピンク色のファイルは7ページをお願いいたします。3項都市計画費、3目街路事業費、2の3・4・5井野・酒々井線外1路線道路改良事業につきましては、井野地先における未買収地の取得に係る土地購入及び工作物等の補償に要する経費でございます。  続きまして、予算書298ページ、ピンク色のファイルは10ページをお願いいたします。4目下水道費、2の下水道事業会計への繰出経費臨時分につきましては、雨水管の整備や雨水管理総合計画に基づく公共下水道事業計画及び都市計画決定の変更に要する経費など、上下水道部が実施する事業のうち一般会計で負担すべき雨水排水処理に係る経費について、下水道事業会計へ繰り出すものでございます。  なお、詳細につきましては、後ほど上下水道部から説明をさせていただきます。  続きまして、同じく予算書298ページ、ピンク色のファイルは11ページをお願いいたします。5目都市排水費、1の都市排水施設改修事業につきましては、都市排水路改修事業と都市下水路改修事業を統合した事業であり、高崎川の右左岸にある排水ポンプの改修など、市街地の雨水排水対策を実施する事業でございます。来年度の主な事業といたしましては、小沼街区公園内及び高崎川南公園前の排水ポンプの操作盤交換工事、小沼仮設ポンプの非常用発電機を増設する工事、雨水の宅地内流入を防ぐ止水板の設置工事に対する補助金などに要する経費でございます。  続きまして、予算書386ページ、ピンク色のファイルは8ページをお願いいたします。10款災害復旧費、1項公共土木施設災害復旧費、1目道路橋梁災害復旧費、2の明神橋(6―108号線)災害復旧費につきましては、ちばリサーチパーク内にある明神橋及び周辺の道路が10月25日の大雨の影響により破損したため、災害復旧事業として補修するものでございます。工事に必要な工期を確保するため、令和元年度から令和3年度までの3か年で総額5億200万円の継続費を設定しております。令和2年度は、主に工事用仮設道路や仮設排水路の設置、応急的に投入した砕石の撤去などを実施いたします。令和3年度は、のり面や排水施設の整備、舗装の復旧工事などを行い、令和4年1月の開通を目指しております。  説明は以上でございます。ご審議よろしくお願いいたします。 ○委員長(中村孝治) 都市部長。 ◎都市部長(小野寺正朋) 都市部長の小野寺です。本日ご審議いただきますのは、議案第1号の令和2年度佐倉市一般会計予算のうち都市部が所管するものでございます。  都市部の概要につきましては、お手元に配付させていただいております水色のファイルの令和2年度当初予算案の概要資料に沿って説明をさせていただきます。都市部の執行体制につきましては、部長以下、5課、60名でございます。  所管する事務につきましては、まちづくりに関する都市計画や公共交通に関する事務、開発行為の許可、建築確認に関する審査、指導、住宅施策に関する事務、公園に関する事務のほか、台風等による被災住宅支援業務などを担当しております。  令和2年度の都市部所管の歳出予算額は19億6,428万8,000円で、前年度と比較いたしますと32.8%の増となっており、一般会計の歳出予算の総額に占める都市部の割合は3.8%となっております。  令和2年度の主な事業といたしましては、地域公共交通対策事業、既存建築物耐震改修等支援事業、佐倉城址公園整備事業、住生活基本計画推進事業、宅地耐震化推進事業などでございます。  なお、詳細につきましては都市計画課長より説明いたしますので、ご審議のほどよろしくお願いいたします。
    ○委員長(中村孝治) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(菅澤雄一郎) 都市計画課長の菅澤でございます。よろしくお願いいたします。  議案第1号 令和2年度佐倉市一般会計予算のうち都市部所管の主なものにつきまして、予算書に沿ってご説明いたします。  初めに、予算書の12ページをお願いいたします。債務負担行為の設定でございます。表の上から3行目、コミュニティバス運行事業につきましては、飯重、羽鳥、寺崎エリアにおきまして、新たなコミュニティバスを運行するものでございます。令和2年度中の運行開始を目指しており、令和5年度までの運行経費を設定するものでございます。債務負担行為につきましては以上でございます。  続きまして、歳出予算でございます。予算書の138ページ、139ページをお願いいたします。併せてピンク色のファイルの都市部主要事業の2ページをお願いいたします。2款総務費、1項総務管理費、11目交通安全対策費、6の地域公共交通対策事業でございます。本事業につきましては、既存コミュニティバス4ルート及び先ほど債務負担行為の設定でご説明申し上げました羽鳥、飯重、寺崎エリアの新規ルートの運行委託料、新規ルートのバス停標識の備品購入費などでございます。  その下の7、公共交通計画推進事業につきましては、佐倉市地域公共交通会議の謝礼などでございます。その下の8、公共交通生活路線維持事業につきましては、南部地域の生活に必要なバス路線を維持するため、和田地区、弥富地区のバス路線を運行しておりますちばグリーンバスに対しまして経費の一部を助成するための補助金でございます。  続きまして、226ページをお願いいたします。併せてピンク色のファイルの都市部の9ページをお願いいたします。3款民生費、5項災害救助費、1目災害救助費、2の被災住宅応急修理支援委託事業につきましては、昨年度に引き続きまして千葉県からの事務委任を受けまして実施いたします災害救助法による被災住宅の応急修理に要する費用でございます。  続きまして、285ページをお願いいたします。ピンク色のファイルは、都市部の8ページをお願いいたします。7款土木費、1項土木管理費、2目建築管理費、4の既存建築物耐震改修等支援事業につきましては、既存の木造住宅やマンションを対象といたします耐震改修関連の補助金、また昨年の台風、大雨により被災いたしました住宅の修理費用の一部を助成するための補助金などでございます。  続きまして、296ページをお願いいたします。中段でございます。3項都市計画費、1目都市計画総務費、6の都市計画推進事業につきましては、佐倉市都市マスタープランの見直しに要する委託料などでございます。  その下の7、ピンク色のファイル、都市部の11ページを併せてご覧ください。その下の7でございます。宅地耐震化推進事業につきましては、大規模盛土造成地におきます滑動崩落の危険性を検証する変動予測調査に要する委託料でございます。  続きまして、300ページ、301ページをお願いいたします。併せてピンク色のファイル、都市部の3ページをお願いいたします。300ページ下段でございます。6目公園費、3の(仮称)佐倉西部自然公園整備事業につきましては、公園区域内の草刈り等の委託料、また下志津地先の多目的広場用地の購入費などでございます。  その下の4、岩名運動公園拡張整備事業でございます。ピンク色のファイル、都市部の2ページを併せてご覧ください。こちらにつきましては、老朽化いたしました高圧受変電設備を更新する工事費でございます。  その下の5、公園整備事業でございます。これにつきましては、街区公園を除く近隣公園等15公園の施設長寿命化計画策定に要する委託料などでございます。  その下の6、佐倉城址公園整備事業でございます。ピンク色のファイルは都市部の5ページでございます。本事業につきましては、市民体育館脇の拡張用地の整備及び昨年の大雨被害により崩落いたしました城内町地先ののり面対策等の工事費、歴博入り口に位置しております城内町86番地地先の公園用地の購入費などでございます。  その下の7、公園遊具・樹木緊急点検事業、ピンク色のファイル、都市部の6ページでございます。本事業につきましては、街区公園を中心に公園内の遊具等の安全性を確認するための一斉点検に要する委託料でございます。  続きまして、303ページをお願いいたします。併せてピンク色のファイル、都市部の7ページをお願いいたします。7目緑化事業費、4の緑地整備事業につきましては、昨年の大雨被害により崩落いたしました鏑木特別緑地保全地区及び大崎台一号緑地ののり面対策の工事費などでございます。  続きまして、305ページをお願いいたします。併せてピンク色のファイルは都市部の10ページでございます。4項住宅費、1目住宅費、3の住生活基本計画推進事業につきましては、定住化促進や空き家対策といたしましての中古住宅リフォーム支援事業、近居・同居住替支援事業、戸建賃貸住宅家賃補助事業、また空き家バンクの成約奨励や登録賃貸物件の改修を支援いたします定住人口維持増加活動支援事業、地域貢献の場とした空き家の活用を支援いたします空き家等地域貢献活用支援事業などの補助金が主なものでございます。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(中村孝治) これより質疑を行います。  各委員の質疑時間は、執行部の答弁を含めて1部局当たり10分以内としております。委員が多くの質疑を行えるよう、執行部の答弁は簡潔かつ明瞭にお願いいたします。  なお、質疑時間10分のうち9分が経過した時点で予鈴を鳴らします。委員におかれましては質疑をその後1分以内に収めていただきますようお願いいたします。  それでは、質疑のある方はお願いいたします。  押木委員。 ◆委員(押木孝和) 押木孝和です。よろしくお願いいたします。  それでは、初めに予算書138ページ、6の地域公共交通対策事業、コミュニティバスについてお聞きしたいと思うのですけれども、現在70歳以上の運転免許を自主返納された方に割引パスが合計83名ですか、発行されているようですけれども、また新規で飯重羽鳥ルートが開通されたりしますけれども、コミュニティバスの各路線の1日の乗車数というのは、今増えておりますでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(菅澤雄一郎) コミュニティバスの乗車人数でございますが、昨年度試験運行を行っております時期と比べまして乗車人数は増えております。割合といたしましては、100円から200円に値上げしたことに伴いまして、内郷ルートは乗車人数が約24%減っておりますが、そのほかの地区につきましては増加しております。志津北側ルートにつきましては約13%、畔田・下志津ルートにつきましては約3%、南部地域ルートにつきましては、試験運行のときは1台の運行だったのですが、2台にしたことによりまして、さらに2倍強の乗車人数となっております。年間では、約10万人の方が4ルートでご乗車いただいております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 押木委員。 ◆委員(押木孝和) ありがとうございます。今後ますます地域の足として必要になると思うのですけれども、ただいろいろなところから言われていると思うのですが、運賃について高いという声がどうしても来るのですけれども、今後高齢者も増えていくに当たって、今後運賃について検討していく予定というか、可能性はあるのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(菅澤雄一郎) コミュニティバスの運賃につきましては、第2次公共交通網形成計画の高齢者等の外出支援の中で、今後の検討項目として位置づけておりますので、次年度以降どういったやり方がいいのかということも含め、庁内の関係部署とも協議しながら、検討を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 押木委員。 ◆委員(押木孝和) 分かりました。ぜひよろしくお願いしたいと思います。  続きまして、予算書301ページ、7の公園遊具・樹木緊急点検事業であります。公園遊具の長寿命化等を計画的に実施するための点検と思いますが、私も今回の議会で質問させていただいて、答弁はいただいているのですけれども、この点検で遊具履歴書みたいな記録というのはつくられていくのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(鴨志田聡) 公園緑地課長の鴨志田でございます。今回の緊急点検に当たりましては、基本的には街区公園といって近所の大型公園以外の公園になりますが、遊具の点検を行う中で、押木委員がおっしゃっているとおり、台帳等を整備して計画的な整備を進めていきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 押木委員。 ◆委員(押木孝和) ぜひよろしくお願いしたいと思います。ただ、その街区公園で1年以上も危険というテープが張られている遊具もあるのですけれども、その点検後の修繕、交換等はどういう計画になっておりますでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(鴨志田聡) 押木委員がおっしゃいましたとおり、現在も年間管理の中で点検を行っておりまして、危険なものについては使用を禁止して順次計画的に修繕を行っているのですけれども、現実的な問題として追いついていないということもありますので、今回改めてきちっとした点検を行う中でしっかりとした修繕計画を立てて、順次整備をしていきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 押木委員。 ◆委員(押木孝和) ぜひ計画的にお願いしたいと思います。ただ、使用禁止の小さい子用の遊具が、うちの近所の公園にもあるのですけれども、近所の世帯構成を見てもそういう小さい子があまりいなくなっているので、そういった場合は取ってしまえばいいという感じもしますので、ぜひお願いしたいと思います。また、高齢化に伴い健康遊具の希望も結構来ているのですけれども、計画的な更新、また健康遊具への切替交換についても考えられているのか、お聞きしたいと思うのですが。 ○委員長(中村孝治) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(鴨志田聡) 健康遊具につきましては、現在大型公園から順番に設置しているところでございますが、自治会等からの要望の中で街区公園に設置してほしいという要望もありますので、公園の利用状況を踏まえながら健康遊具の設置についても進めていきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 押木委員。 ◆委員(押木孝和) ありがとうございます。ぜひよろしくお願いいたします。  あと樹木の緊急点検についてですけれども、この点検される樹木というのは公園内の木に限られているということでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(鴨志田聡) 今回は公園遊具・樹木緊急点検事業となっておりますが、基本的には予算等の関係から、まず遊具の点検を優先して行っていく予定なので、今回の予算では遊具点検のみを行う予定です。樹木点検につきましては、年間管理で行っております。年3回の巡回等がありますので、そちらの中でパトロールを強化して調査を進めていきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 押木委員。 ◆委員(押木孝和) 分かりました。ただ、その年間管理で年3回の巡回ということですけれども、結構危険とされた樹木については、伐採してまた植え替えるのかとか、また市民から公園内の木を切ってほしいという声も来るのですけれども、そういった場合はどう対応されておりますでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(鴨志田聡) 基本的には危険な木等がありましたら伐採を行っております。その後の植え替え等は、今のところ追いついていない状況なので、今は伐採のみとなっております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 押木委員。 ◆委員(押木孝和) 全体の状況を見てでしょうけれども、将来的には植え替え等も考えていただければと思います。  では、続きまして予算書305ページ、3の住生活基本計画推進事業ですけれども、今回補助金事業が拡充されおりますけれども、追加された事業と補助内容を簡単に説明していただきたいと思うのですが。 ○委員長(中村孝治) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 住宅課長の齋藤でございます。よろしくお願いいたします。  令和2年度につきましては3件の補助を新規に行う予定でおります。1つ目といたしましては、小規模宅地隣接地取得支援事業補助金ですけれども、過密な住環境の改善を図るために、自己が所有する135平米未満の敷地にお住まいの方が隣接地を取得する場合に、その費用の一部を補助するという内容のものでございます。  続きまして、中古住宅解体新築支援事業補助金につきましては、若者世帯、子育て世帯が新たに中古住宅を購入して、それを解体して、その跡地に新築、移住した場合に、その解体費用の一部を補助するというものになっております。  3つ目で、空き家等地域貢献活用支援事業補助金です。こちらにつきましては、地域活動団体が空き家を地域交流などの地域貢献の場として活用する場合に、空き家の耐震化や改修費などに要する費用の一部を補助するというものでございます。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 押木委員。 ◆委員(押木孝和) 分かりました。ありがとうございました。  では、同じく予算書305ページの1、市営住宅修繕事業ですけれども、今後高齢者がどんどん増えていく中、民間では借りられない人も増えてくると思うのですけれども、弱者救済のために今後の市営住宅の在り方について、最後にお聞きしたいと思うのですが。 ○委員長(中村孝治) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 市営住宅の在り方ということですけれども、市営住宅につきましては新たに建設をすることは今の状況としては難しいということで、考えていない状況でございます。今後につきましては、民間の賃貸住宅の活用などの住宅セーフティーネット策を広く検討する中で、進めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) ほかに質疑はございませんか。  宇田委員。 ◆委員(宇田実生子) 宇田実生子でございます。よろしくお願いいたします。  そうしましたら、今の押木委員の質問に関連して住生活基本計画推進事業について続けてお伺いしたいと思います。結婚新生活支援事業補助金というのがあるのを知らなかったのですが、勉強不足ですみません。これは金額も少ないのですけれども、どういったものでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 結婚新生活支援事業補助金ですけれども、経済的理由で結婚に踏み出せない方を対象といたしまして、婚姻に伴う新生活を経済的に支援するというものになります。若者世帯の定住人口の維持増加を促進することを目的に、引っ越しの費用の全部または一部を補助するというものでございまして、対象といたしましては新たに結婚をした34歳以下のご夫婦の方で、夫婦の所得の合算が340万円未満の世帯の方を対象とした補助でございます。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 宇田委員。 ◆委員(宇田実生子) ありがとうございます。こちらは利用者数があまりなさそうな事業なのですけれども、いかがでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 利用者数ですが、今年度の状況で申し上げますと、6件の利用がございます。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 宇田委員。 ◆委員(宇田実生子) ありがとうございます。続きまして、近居・同居住替支援事業補助金について建設常任委員会でもお話しさせていただいたのですけれども、昨年度は何度も補正が上がってきまして、そのたびに一度申請者の方に待っていただくような形だったのですけれども、今回の予算額ではまた同じようなことが起きることは考えられますでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) お答えいたします。  近居・同居住替支援事業補助金なのですが、今年度につきましては当初予算80件ということで予算を確保したものでございます。令和2年度につきましては、当初予算といたしましては120件分の予算を確保する予定でございますので、今年度のように何回もの補正にはならないかなとは思うのですが、申請の状況によってはまた途中で1回補正するということはあるかもしれないというような状況でございます。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 宇田委員。 ◆委員(宇田実生子) ありがとうございます。それでは、次に予算書138ページ、地域公共交通対策事業についてお伺いいたします。先ほどの押木委員の質問で、大体10万人程度の方が利用なさっているということでしたが、運賃の収益としてはお幾らだったのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(菅澤雄一郎) 運賃の収入につきましては、今年度の4月から2月末までの実績といたしまして、今4ルート合わせまして約1,800万円となっております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 宇田委員。 ◆委員(宇田実生子) ありがとうございます。こちらの収入に関しては、委託業者に入るのではなくて、佐倉市に運賃収入として入るということでよろしいでしょうか。
    ○委員長(中村孝治) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(菅澤雄一郎) 事業者で運賃は収入していただくのですけれども、それを毎月市に納めていただいております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 宇田委員。 ◆委員(宇田実生子) ありがとうございます。今回も1ルート増えるということで、5ルートになり、予算も約1億円になっております。皆さん喜ばれるとは思うのですけれども、単純に1ルート2,000万円です。それで、かわいいバスに1人か2人乗っているか乗っていないかというバスをよく見るのですけれども、あのような立派なバスではなく、もうちょっと小さなものに換えると経費が抑えられたりといったことはあり得るのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(菅澤雄一郎) まず、乗車人数が少ない件につきましては、コミュニティバス自体が交通空白地域ということで、市街地ではなくてあまり民間では走れないようなところを通っておりますので、どうしても利用者自体は少なくなってしまうのですけれども、普及事業等をして乗車率向上に努めてまいりたいと考えております。また、バスの大きさでございますが、基本的には運行経費に関しましてはバスの車両の大小で値段は変わるのですけれども、ほとんどが人件費となっておりますので、バスの大小が直接大幅な運行経費のダウンにつながるものではありません。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 宇田委員。 ◆委員(宇田実生子) ありがとうございます。それで、今度新規ルートが開設されるということで、JR佐倉駅、南部地域からの東邦病院への乗り継ぎは少しは解消されたりするのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(菅澤雄一郎) 新規ルートは飯重、寺崎のルートなのですけれども、併せまして畔田・下志津ルートを、今千代田小学校から県道をずっと北上するようなルートになっているのですけれども、そちらを千代田小学校の前を通りまして水道道路に抜けることで、既存の畔田・下志津ルートと新規のルートの結節点を設けまして、そこでうまくJRからの乗り継ぎができるような時刻表の編成を考えて、乗り継ぎ性のよくなるような今予定を考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 宇田委員。 ◆委員(宇田実生子) ありがとうございます。では、追加資料、都市部21ページ、拠点内循環バス運行社会実験事業についてお伺いいたします。こちらはとてもよい実験事業だと思うのですけれども、何か国からの補助とか、財源の予定としてはどのようなものを考えていらっしゃいますでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(菅澤雄一郎) こちらの事業につきましては、城下町周辺地区都市再生整備計画ということで、佐倉図書館を含めました幾つかの事業を包括した計画としておりまして、この計画全体に対しまして国から補助金がつく予定となっておりますので、こちらのバスの運行経費につきましても、追加資料の年度別事業費一覧の中で拠点内循環バス運行社会実験事業ということで、この計画の中では3か年事業となっているのですけれども、今時点の想定ですと3か年の合計で約2,900万円のうち、約800万円程度の補助金の予定でおります。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 宇田委員。 ◆委員(宇田実生子) ありがとうございます。続きまして、予算書301ページ、佐倉市城址公園整備事業の中に城内町地先公園用地購入費用が8,496万8,000円ということなのですが、どの程度の広さで、どのように活用することを考えていらっしゃるのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(鴨志田聡) 公園緑地課長の鴨志田でございます。まずこちらの面積ですが、約1,400平米を考えております。今後の活用なのですけれども、こちらは城址公園と歴史民俗博物館の入り口ということで、向かいの田町の駐車場と併せて民間の活用等の中でお土産物屋とかカフェができればというのを長期的には計画しております。また、それまでの短期的な計画といたしましては、休憩する空間等として活用してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) ほかに質疑のある方は。  岡野委員。 ◆委員(岡野敦) 岡野敦でございます。よろしくお願いいたします。  昨年の台風被害、大雨等々がありまして、相当土木部や都市部の皆様はお疲れではないかなと思いますけれども、私からはまずは治水についてお伺いいたします。予算書の291ページの河川関連施設改修事業でございます。これは河川の関係でありますので、重要なところでありますが、具体的な工事内容についてもう少し教えていただきたいところです。お願いいたします。 ○委員長(中村孝治) 治水課長。 ◎治水課長(平野節生) 治水課長、平野と申します。よろしくお願いいたします。  こちらの工事の関係ですけれども、来年度はまず南志津の地下調整池が老朽化しておりますことから、操作盤を改修いたします。それから、田町地先にも地下調整池がございまして、老朽化している操作盤の交換、それから警報装置等を取りつけるという工事となっております。それから、上志津原地先はオープンの調整池でございますけれども、ちょっと土砂がたまっておりますので、こちらのしゅんせつ、それからユーカリが丘の南部調整池の老朽化しているフェンスを改修させていただくというものが主な内容でございます。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 岡野委員。 ◆委員(岡野敦) 細かな作業がいくつかありますけれども、その中で負担金補助及び交付金のところで雨水貯留浸透施設というのがあるのですが、これは浸透ですから地中に入っていくものになるのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 治水課長。 ◎治水課長(平野節生) お答えさせていただきます。  こちらの補助金は、ちょっと名前が堅苦しいのですけれども、まずご家庭向けの雨水タンク、ご自宅に浸透ますをつけられる方、こちらの2種類につきまして市で助成をさせていただこうというものでございます。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 岡野委員。 ◆委員(岡野敦) 承知しました。  続きまして、297ページ、道路のほうに行きます。3・4・5井野・酒々井外1路線道路改良事業であります。これはユーカリが丘というのですか、志津中学校の所をつくっているところなのですが、たしか昨年一部開通したような気がするのですけれども、その点進捗はどのような状況でありますでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(小西亘) 道路建設課の小西です。昨年一部開通させたのは、歩道のみでございまして、その後地権者の方と今交渉中という状況でございます。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 岡野委員。 ◆委員(岡野敦) 進捗状況というところはいかがでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 道路建設課、原副主幹。 ◎道路建設課副主幹(原俊介) 道路建設課の原と申します。進捗状況といたしましては、とりあえず志津中学校の脇の通称ガス通りと呼ばれている市道T―3号線までの開通を目指したいということで、昨年地元の自治会の協議会の方たちにもご説明を申し上げたところですけれども、暫定で先ほど課長から申し上げた一部整備された歩道の部分のところについての供用だけを開始しまして、車道につきましてはそのガス通りまでの開通時に供用開始を考えております。今お話ししたように地権者の方と交渉が長引いていまして、条件がまだそろっていないものですから、去年以降目に見えるような進展はございません。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 岡野委員。 ◆委員(岡野敦) 承知しました。利便性高まると思いますので、なるべく早めにT―3号線までの接続をお願いします。  続きまして、コミュニティバスの件でありますが、予算書138ページです。コミュニティバスについて、運賃が高いとか、いろいろなお話があるのですけれども、やはり交通空白地域の交通難解消という目的があるので、当然民間企業が入れない場所ですから、収益的にはとても厳しいのは当たり前のことだと思うのですけれども、1つの指標として昔国鉄が100円の収入を得るのに幾ら経費がかかったかという営業係数を用いていましたが、そういう数字をお持ち合わせでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(菅澤雄一郎) すみません、委員おっしゃる数値は算出しておりません。収支率は算出しておりまして、今年度の2月末時点なのですけれども、約2割です。なので、8割の赤字という状況でございます。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 岡野委員。 ◆委員(岡野敦) そういった面も市民の皆様にご理解いただきつつ、ご利用いただくということが必要ではないかなと思います。  続いて質問よろしいですか。 ○委員長(中村孝治) はい、どうぞ。 ◆委員(岡野敦) 予算書295ページ、市街地整備課の宅地開発指導事業であります。この中に不当行為防止指導員がお一人いらっしゃると、そしてまた先ほど産業廃棄物の取締りということで3名の方がいらしたのですけれども、どのような関係でしょうか。全く関係ないのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 市街地整備課長。 ◎市街地整備課長(高科英明) 市街地整備課長の高科です。廃棄物対策課で雇っている者は、あくまでも不法投棄などを対象にして指導しております。市街地整備課の不当行為防止指導員に関しましては、市街化調整区域の違法建築物の指導とかに当たっております。やっぱりちょっと威圧的な態度をとる方もいっぱいいらっしゃいますので、警察官のOBをいつも採用させていただいています。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 岡野委員。 ◆委員(岡野敦) 承知しました。  続きまして、予算書305ページ、何度も出ていますけれども、住生活基本計画推進事業であります。空き家等地域貢献活用支援事業補助金というのがあるわけですけれども、利用状況というのはいかがでしょうか。活用している方はいらっしゃいますかということです。 ○委員長(中村孝治) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 住宅課長の齋藤でございます。こちらの空き家等地域貢献活用支援事業につきましては、来年度から新たに行う事業でございまして、まだ実績というものはございません。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) ほかに質疑はございますか。  木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 木崎です。よろしくお願いします。  まず、先ほど来皆さんから出ていますコミュニティバスの運行について、裏面的な質問でありますけれども、こういったコミュニティバスの運行事業などによる公共交通の抜本的な増便と路線の拡充は、定住促進のために本当に必要なものだと思っております。しかしながら、持続可能なという言葉で路線や運賃の限定的な設定が行われている現実もあります。このコミュニティバス事業の事業目的である交通空白地域の解消や事業効果の地域の移動手段の確保は、全ての地域や市民がその恵沢を享受するものだというふうに考えます。すなわち持続可能なという言葉で市民へ限定販売されるものという側面のみではなくて、市民の権利であるというふうに解することができると思いますが、いかがでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(菅澤雄一郎) 木崎委員がおっしゃっているのは、使える人、使えない人がいるという理解でよろしいでしょうか。確かに全ての市民の方が歩いてすぐにバスに乗れる現状には至っていないのは事実でございます。そのため、第2次公共交通網形成計画の中で、コミュニティバスは一団の交通空白地域の解消のため運行するとしておりまして、そのほかコミュニティバスでカバーできない地域であったり、あるいはお年寄りの方からバス停までも歩いていけないというような声も伺っておりますので、第2次計画の中でそういった方の交通手段をどうしていくかということを、先ほどご質問もありました料金の割引等も含めて総合的に考えて取組を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) こういった事業は費用対効果の問題であったりとか、いろいろと議論があるところなのですけれども、市民が市政に参加する、市政に求めていく社会権の部分が強い事業だというふうに思うのです。ですので、持続可能なという言葉だけで考えると、これは無駄であるというような話になりますけれども、そうではなくてやはり市民が求めていく、参加するという社会権の権利の一つなのだということを念頭に置いて事業を進めていただきたいというふうに思いまして、お話をさせていただきました。ご理解いただけたでしょうか。 ○委員長(中村孝治) それはちょっと質問にならない。 ◆委員(木崎俊行) ならないですか。  では、次の質問になります。これも先ほどから出ておりました。都市計画道路の井野・酒々井線の件なのですけれども、佐倉市側がなかなかつながらない、進まない理由はお伺いさせていただきましたが、八千代市側での工事も進んでいないので、私はなかなか進まないので、いいのではないの、やらなくてもというような考えも持っていたのですけれども、八千代市の人に聞きましたら、朝の渋滞がひどくて、早く開通してほしいというふうにお話をお伺いしまして、反省したところなのですけれども、八千代市側の進まない理由はどのように把握されていますでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(小西亘) 道路建設課の小西です。八千代市側につきましては、八千代都市計画道路3・4・1号新木戸上高野原線がございますが、そちらにつきましては、国道16号線から佐倉市境までの間なのですけれども、2つの工区に分けまして国道16号線側のほうは設計委託をかけるということで話を伺っておりますので、目に見えないかもしれませんが、着手しているというふうに考えます。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 佐倉市の方にもそうなのですけれども、八千代市の方から逆にいつつなげてくれるのだというふうに言われるぐらいなのですけれども、あと何年で開通するといった見込みはありますか。 ○委員長(中村孝治) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(小西亘) 道路建設課の小西です。現時点で具体的な年数に関しましては、非常に様々なことがございますので、申し上げることはできません。申し訳ございません。 ○委員長(中村孝治) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) ありがとうございます。  次の質問に移ります。土木部の追加資料の2ページの急傾斜地崩壊危険区域や土砂災害警戒区域・特別警戒区域は、本当にたくさんありますけれども、区域内の住民の人数とか世帯数など、また学校や福祉施設などがどれだけあるか教えていただきたいのですけれども、お願いします。 ○委員長(中村孝治) 治水課長。 ◎治水課長(平野節生) 治水課長、平野と申します。申し訳ございません。区域内の住宅の数というのは、土砂災害警戒区域の資料というのがないのですけれども、急傾斜地崩壊区域も…… ○委員長(中村孝治) 治水課、櫻井副主幹。 ◎治水課副主幹(櫻井慎也) 治水課、櫻井です。課長の補足をさせていただきます。  まず、土砂災害警戒区域につきましては、地形上から崩落した場合の土砂の崩落エネルギーなどから警戒区域と特別警戒区域の指定がされるのですけれども、この際の被災想定家屋というのは漠然としたもので、対象になるのか、ならないのかというのは、この次の段階で急傾斜地崩壊対策事業の指定の際に詳細な調査をした上で設定されますので、急傾斜地崩壊危険区域の指定の際に確定するような形になっております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) あるけれども、今確定していないということですね。 ○委員長(中村孝治) 治水課、櫻井副主幹。 ◎治水課副主幹(櫻井慎也) 先ほど申し上げたのですけれども、急傾斜地崩壊危険区域につきましてはもう既に指定済みですので、今数字が手持ちにはないのですけれども、数字自体はあります。先ほど申し上げたとおり、土砂災害警戒区域につきましては被災想定家屋もまだ設定されていない状況でございます。
    ○委員長(中村孝治) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 調整池のしゅんせつをされるということで、これは本当に災害対策として有効で効果的だと思います。新たな調整池の造成の予定はないでしょうか。このあたりに造りたいというような見込みを教えてください。 ○委員長(中村孝治) 治水課長。 ◎治水課長(平野節生) 治水課、平野でございます。まず行政側で予定しているのが、上下水道部と連携して上志津地区のエクセレントケア志津のあたりに治水対策として造る計画は以前からございます。あとは民間の大規模開発事業がありますと、そこで調整池を造ることになりますので、今後移管を受けるということは想定されます。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) ほかに質疑はございますか。  五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 五十嵐です。お願いします。  まず初めに、追加資料の都市部3ページ、(仮称)西部自然公園の合同会議が今年3月に開かれるというふうになっていたのですけれども、その協議はどうだったのでしょうか。それとも、まだ開かれていないのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(鴨志田聡) 公園緑地課長の鴨志田でございます。今年度の合同会議につきましては、明日行う予定でありましたが、新型コロナウイルスの関係で残念ながら延期とさせていただいております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 地権者との交渉を今しているところというふうに聞いているのですけれども、どこまで進んでいるのかを具体的に教えてください。今回広場の用地取得の案件が出ていますが、そういった用地取得は今後もあるのかどうかも含めてお願いします。 ○委員長(中村孝治) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(鴨志田聡) まず、民有地の無償貸付契約のお願いの進捗状況でございますが、現在土地所有者82名のうち5名の方と契約の締結を行ったところでございます。また、今後購入する土地があるかということなのですが、今回の予算として出させていただいているのが下志津の多目的広場用地ですが、もう一つ畔田のほうにも多目的広場を計画しておりますので、今のところその2か所について購入という形で考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) そうすると、畔田のほうはまだですか。畔田のほうが先行していたというふうに思っていたのですが。 ○委員長(中村孝治) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(鴨志田聡) 現在の下志津、畔田の進捗状況なのですけれども、下志津につきましても金額の折り合いが合わないので、なかなか前に進んでいない状況でございます。また、畔田につきましても、こちらは境界も確定できない状況なので、まだ購入に至るまではちょっと時間がかかるかなというのが現状でございます。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) いろいろと大変だとは思いますが、やはり自然公園は本当に大事な場所ですので、しっかり進めていただきたいと思います。合同会議が流れてしまったので、本当にどう進んでいくのか見えない状況ですが、よろしくお願いします。  次は概要説明資料、企画政策部の11ページなんですが、これ市営自転車駐車場維持管理事業ということで、今回駐車場の指定管理者を変えなければならないという案件が出ていたのですが、この資料では当初は直営でやるというふうに考えていたように書かれているのです。それで、指定管理にすることで、経費を減額して90万円となっているのですが、これについての経過をお聞きします。 ○委員長(中村孝治) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 駐輪場の管理につきましては、今の指定管理者から今年度いっぱいという届出がなされたのが11月末か12月頭だったと思うのですけれども、その中で今後の指定管理者を今議案に出している株式会社のほうにするのか、また市営でやるのかという検討の中で、予算の要求も併せて行いながら、検討したところなのですけれども、市民に影響がないように、株式会社日本駐車場工学研究会に指定をすることにしまして、予算的にも今指定管理者は自転車駐車場の利用料金だけで運営を行っているのですけれども、市で運営をまた委託等で発注した場合に、支出が大きくなるというところもございました。結論としまして、このまま市民に影響のないような形で進めるのがベストということで、今回指定管理のほうで議案を出させていただきました。 ○委員長(中村孝治) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 次の指定管理者も株式会社ということなのですが、この事業者の事業概要というのはどういうふうになっているのか、この間の委員会では次期指定管理者はどこかの会社の支援を受けて再建に当たるというふうになっていましたけれども、そういう意味ではしっかりとやっていけるのかというのがちょっと危惧されるのですが、それはどうですか。 ○委員長(中村孝治) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 新たな指定管理者からも、このまま今の状態の事業を継続するとともに、また新たな経営、運用について検討していくということで提出がございました。資産についても、建設業者から支援を受けて問題ないということで現況の計画書が提出されております。 ○委員長(中村孝治) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 駐輪場は市民にとっては大変大事な場所です。そういう意味ではこれから先もちゃんとできるのかどうか、ちょっと危惧されます。他市の状況を見ると、結構指定管理を取り消して、そのまま変えていないようなところも多く出ている。日本駐車場工学研究会にしないでやっていくという市も結構出ているようなので、そういう点ではちょっと本当に心配です。あと90万円という金額、90万円がかかるというので、今まで指定管理料ゼロでやってきたけれども、査定額は90万円というふうになっているので、これは指定管理に支払う料金ですか。 ○委員長(中村孝治) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 90万円につきましては、市の駐輪場の修繕費のみです。 ○委員長(中村孝治) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) では、次に伺います。概要説明資料の都市部の11ページの宅地耐震化推進事業、大規模盛土造成地マップです。これについては3月1日に公表したということですが、このマップはいつ作成したのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 市街地整備課長。 ◎市街地整備課長(高科英明) 市街地整備課、高科です。マップは、国で製作しまして、データが来たのが2月の半ばぐらいになっております。国から3月中に公表してくれという話がありましたので、佐倉市の場合は3月1日に公表させていただきました。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 千葉県はマップの公表率がすごく低いのです。昨日ホームページで見たら11%ぐらいの公表率になっていたのですけれども、このデータ自体が来ていなかったということなのですか。 ○委員長(中村孝治) 市街地整備課長。 ◎市街地整備課長(高科英明) 本来であれば、それぞれの自治体が作成しなければいけないという部分を国がやっていたのですけれども、千葉県はもともと自分たちで作ったデータがあったものですから、それに固執していて作っていなかったのです。それでは国がだめだということで、国が一律的に作りまして、公表させたという形になっております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) それと、これを見ますと腹付け型が1か所あるということなのですけれども、場所としてはどこなのでしょうか。あといろいろな状況があることが分かったのですけれども、来年度の宅地耐震化推進事業のタイムスケジュールはどういうふうになっていくのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 市街地整備課長。 ◎市街地整備課長(高科英明) 大体の場所としましては、上志津のコープ野村、要は昔のオーケーマートとかがあったところの反対側に何棟かマンションがあると思うのですけれども、そこから西のほうに向かっていくとずっと下がっていくと思うのですけれども、そこのあたりです。今後のスケジュールでございますが、来年度は136か所の基礎調査、要は昔宅地造成工事とかやったときの資料を整理しまして、次に詳細調査、要はボーリング調査とか土質調査をやる順番を来年度決めていきます。令和3年度からボーリング調査とか土質調査を行い、滑動崩落するかどうかというような検証に入っていきたいと思っております。  以上です。 ◆委員(五十嵐智美) 分かりました。 ○委員長(中村孝治) ほかに質疑はございませんか。  齋藤委員。 ◆委員(齋藤寛之) 齋藤寛之です。よろしくお願いいたします。  予算書の285ページです。4の既存建築物耐震改修等支援事業につきまして質問させていただきます。ピンク色の概要説明書の都市部の8ページの左下を見ると、佐倉市耐震改修推進計画が事業費の根拠となっておりますが、これについてお教えいただけますでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) 耐震改修促進計につきましては、昨今地震が多いということで、既存建築物の耐震化を進めていかなければいけないという中で、その計画を定めるということを国で決めておりまして、佐倉市としては平成20年に策定したものでございます。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 齋藤委員。 ◆委員(齋藤寛之) では、その計画の達成状況を、分かる時点で構いませんので、お教えいただけますでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) この計画の中で主に耐震化率を指標と定めておりまして、平成32年に耐震化率を95%にしていきたいという目標になっております。実際の状況につきましては、佐倉市の直近の耐震化率としましては86%程度となっております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 齋藤委員。 ◆委員(齋藤寛之) 聞いたお話ですと、それに関連して代理受領制度が活用されているというようなお話だったのですけれども、そこについて分かりましたら、お教えいただけますか。 ○委員長(中村孝治) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) 代理受領制度につきましては、今年度からやっております。基本的に補助金というのは個人の方にお渡しして、個人の方が業者などにお金を支払うという形なのですけれども、その場合ですと、個人の方がお金を用意しなければいけないということでございますので、個人の方に了承をいただいて市から業者に直接お金を支払うことで、個人の方がお金をその分用意しなくていいということになりますので、制度として使いやすくなるだろうということで今年度から始めております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 齋藤委員。 ◆委員(齋藤寛之) ありがとうございます。ピンク色の概要説明書の都市部8ページの右側、事業の概要のところなのですけれども、避難路沿いにある危険コンクリートブロック塀等の除去及び緑化等に要する費用の補助という記載があって、その下に事業の目的及び効果があるのですけれども、この追加資料の都市部の4ページを拝見させていただくと、危険ブロック塀の箇所の推移という記載がありまして、残っているところが39か所あって、そのうち通学路が30か所ですという記載なのですけれども、危険ブロック塀が解消されない理由等が分かればお伺いさせていただきたいのですが。 ○委員長(中村孝治) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) こちらにつきましては、平成30年度分の調査になっております。こちらにつきましては、平成30年度に大阪府の地震に伴うブロック塀の事故がございましたので、問い合わせがあったり教育委員会からの照会であったりというところがございましたので、すぐ調査したという経緯になっております。204か所実施しまして、72か所が危険であるという中で、解消されたものが33か所で、残り39か所、通学路でいえば30か所あるというところなのですけれども、基本的に市としては補助制度を設けているところなのですけれども、あくまで一部補助でございまして、最終的には個人の方の負担が出てきます。周知としましては、直接お話させていただいたり、文書を郵送させていただいておりますけれども、費用の面等がございまして、実施されないという状況になっております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 齋藤委員。 ◆委員(齋藤寛之) 危険なコンクリートブロック塀の所有者に促しているというところは、今の説明で理解をさせていただいたのですが、では空き地だったり空き家だったり、所有者が不明な物件で危険なコンクリートブロック塀があるという事例はありますでしょうか、お聞かせください。 ○委員長(中村孝治) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) 空き家のブロックだけでの調査等はしておりませんけれども、空き家等の対策の中で空き家の状況、建物自体、ブロック塀、いろいろなものが危険だというふうに思われるというお話があれば、市で調査して、空き家対策の担当部署と協力して、所有者に通知なりお話をさせていただいております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 齋藤委員。 ◆委員(齋藤寛之) 先ほど大阪の例があってこの点検を進めたという経緯がありますので、万が一起きてしまったら本末転倒になってしまうので、難しい面が多々あると思いますけれども、通学路が非常に多いものですから、できるだけ改善するようにお願いをしたいなというふうに思います。  続いて予算書297ページの井野・酒々井線のお話なのですけれども、ピンク色の概要説明書の図面番号29で、この丸が囲ってある網のところの土地の取得に向けてというような理解でよろしいのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(小西亘) 図面番号29の、この丸の中の網のところの補償費算定と、あと用地買収ということでの金額でございます。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 齋藤委員。 ◆委員(齋藤寛之) では、ここがまだ進んでいないので滞っていますというお話でよろしいでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(小西亘) そのとおりでございます。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 齋藤委員。 ◆委員(齋藤寛之) ありがとうございます。そうしましたら、予算書301ページの7、公園遊具・樹木緊急点検事業についてなのですけれども、これは先ほどのご説明ですと、公園遊具を優先して一斉点検するための委託料の予算ですというようなお話だったのですけれども、それでよろしかったでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(鴨志田聡) 公園緑地課長の鴨志田でございます。そのとおりでございます。 ○委員長(中村孝治) 齋藤委員。 ◆委員(齋藤寛之) そうしますと、緊急点検の結果、急を要する修繕や改修が必要になった場合、その費用はどこから出るのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(鴨志田聡) 遊具等の修繕費につきましては、別に予算を組んでありますので、基本的にはそこから順次やっていくことになると思います。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 齋藤委員。 ◆委員(齋藤寛之) ありがとうございます。私からは以上です。
    ○委員長(中村孝治) ほかに質疑はございませんか。  石井委員。 ◆委員(石井秀明) 石井と申します。よろしくお願いいたします。  私からは、青いファイルの都市部5ページ、空き家バンクのところでお伺いいたします。ここで空き家の数が7,080件とありますが、その中で物件の登録数が114件で、2%弱ですけれども、この数値はどう捉えていらっしゃるでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 住宅課長の齋藤でございます。登録自体につきましては、パーセントで言ってしまうと2%という形にはなるのですが、基本的には空き家を全部空き家バンクの中で解消しようということではなく、民間に流通するものについては当然に民間の不動産業者のほうで流通をすればいいというふうに考えておりますので、空き家バンクについては例えば民間の流通にのりにくい、なりわいとしてやるにはなかなか利益が上がらないですとか、そういったもろもろの事情があって民間のほうでなかなか流通しないというようなものに対して、空き家バンクという制度の中で動かしていきましょうというふうには考えておりますので、あと空き家バンク制度自体は千葉県内でお話をさせていただくと、佐倉市の空き家バンク自体の稼働率ですとか登録数だとかというのは県内一、二というような状況になっておりますので、決して動きが悪いとかということはないというふうには考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 石井委員。 ◆委員(石井秀明) その中で、市街化調整区域内の物件23件の中で契約数19件、これはすごいと思うのですけれども、あっせんに向けて工夫されている点などあれば、お伺いいたします。 ○委員長(中村孝治) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 空き家バンクの制度自体やり始めてから時間がたってきておりますので、やはり周知は時間の経過とともにできてきていると思っております。具体的にはホームページですとか広報等で周知をするとともに毎年資産税課の納税通知書を送るときに、空き家バンクのチラシといいますか、広報紙を入れさせていただくことで、もちろん空き家の所有者ではない方にも届くのですが、実際に空き家を所有している方にそういった情報をダイレクトに周知をする方法をとっております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 石井委員。 ◆委員(石井秀明) 定住人口の増加に努めていただきたいと思います。  また、続きまして予算書305ページになります。こちらも定住人口増加に関してなのですけれども、3の住生活基本計画の中で、中古住宅解体新築支援事業補助金が始まったようなのですけれども、この物件数というか需要はどのように考えていらっしゃるでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) こちらの解体新築事業につきましては、来年度から行う新規の事業でございますので、まだ実績はありません。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 石井委員。 ◆委員(石井秀明) すみません、そうしましたら既に行われている中古住宅リフォーム支援事業補助金や近居・同居住替支援事業補助金などの、これは定住人口増加に大変貢献している事業だと思うのですけれども、その利用した方がどのように制度と知ったか、そして市外の方々にどういった形でPRしているのかというのも、お伺いいたします。 ○委員長(中村孝治) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 周知方法、市外の方も含めての周知方法ということですが、オーソドックスにホームページ等での周知をさせていただいているという状況でございます。当然問い合わせ等もありますので、実際に市外の方が佐倉市を含めて周辺市町村等で住宅の購入を考えているときに、佐倉市では何か支援制度がありますかというような問い合わせがあったときには丁寧に対応する中で、こういった制度がありますので、ぜひということでお話をさせていただいているところです。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 石井委員。 ◆委員(石井秀明) 不動産業者との何か連携はあるでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) すみません、言い忘れました。  不動産業者にもお話をさせていただいております。家を探しているという方で制度の対象となる方についてはこういった支援が佐倉市にはあるということを伝えていただいているところです。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 石井委員。 ◆委員(石井秀明) すみません、ありがとうございました。  最後に、2点確認していきたいのですけれども、何度も上がっているのですけれども、コミュニティバスのところなんですけれども、1点目、今回新しいルートができて5ルートになりますけれども、各地区平均大体1日18便なのですけれども、利用人数によって多少あってもいいのではないかなと思うのですけれども、この辺は大丈夫なのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(菅澤雄一郎) すみません、あってもいいとは。 ○委員長(中村孝治) 石井委員、もう一度。 ◆委員(石井秀明) 申し訳ありません。利用人数がルートによって相当な開きがあるかと思うのですけれども、この辺の便の数の違いは別に大丈夫なのかなということです。申し訳ありません。 ○委員長(中村孝治) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(菅澤雄一郎) すみません、失礼しました。便数の関係は、基本的にはルート内を原則1台で、南部は2台なのですけれども、そのルートを往復しておりますので、距離によって往復の時間が変わってきますので、そういった関係もあって便数が前後しているような状況でございます。利用人数の多い少ないで増便、減便なのですけれども、これ以上増便となると、1ルートでどうしても2台かかってしまうので、そういった理由で1台を最大限運行して今の便数になっているところです。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 石井委員。 ◆委員(石井秀明) 最後に、新しく5番目の寺崎ルートが加わるのですけれども、これは病院まで直通ではないルートということなのですけれども、そうすると必ずどこかで乗り継ぎの場所が必要で、今度はそういう設備や乗り継ぎ時間という、問題が出てくると思うのですけれども、その辺はどのようにお考えかなと思いまして。 ○委員長(中村孝治) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(菅澤雄一郎) 新ルートとの乗り継ぎの関係ですけれども、今吉見の住吉神社のあたりを畔田・下志津ルートと新しい飯重・羽鳥ルートの結節点として設定しておりまして、乗り継ぎの利便性につきましては、必ず毎便うまく接続するというのは難しい部分はあるのですけれども、極力ダイヤを近づけるような形で、場合によってはうまく乗り継ぎができるように、どちらかのバスを待つような形の運用方法も事業者等とは協議を進めながら検討してまいりたいとは思っております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 石井委員。 ◆委員(石井秀明) 年間通しての事業なので、天候等いろいろあると思いますけれども、その辺は十分利用者のことを考えてお願いいたします。  私からは以上になります。 ○委員長(中村孝治) ほかに質疑はございますか。  高木委員。 ◆委員(高木大輔) 高木です。よろしくお願いします。  まず、私からは予算書の286ページの3、道路用地管理事業の中で、委託料の道路台帳作成業務委託料なのですけれども、来年度は道路台帳の整備料はどの程度なのか。具体的にどのような路線を対象とするのか、お伺いいたします。 ○委員長(中村孝治) 土木管理課長。 ◎土木管理課長(櫻井高明) 土木管理課長の櫻井でございます。よろしくお願いします。  来年度想定しております延長としましては5キロを考えております。具体的な路線でございますが、道路建設課で整備をしております直弥T―35号線、それから今年度南ユーカリが丘のT―9号線との交差点で左折レーンを設置している矢橋のT―11号線、そういったものを新たに改正したいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 分かりました。では、ちょっと次の質問に行きます。  次は、予算書288ページの3、駅前広場整備事業なのですけれども、こちらについて詳細を教えてください。 ○委員長(中村孝治) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) こちらにつきましては、JR佐倉駅南口のエスカレーターなのですけれども、今点検をしている中で踏み台のところが劣化しているので、交換したほうがよいという点検結果が出ましたので、そちらを今回予算に上げさせてもらっております。 ○委員長(中村孝治) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) では、この予算はJR佐倉駅南口のみという理解でよろしいでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) はい、そのとおりです。 ○委員長(中村孝治) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) そのほかにも佐倉には各駅があるのですけれども、その辺の整備の予算というのは、どこについているのか、お伺いしたいのですけれども。 ○委員長(中村孝治) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 来年度、駅につきましてはJR佐倉駅の自由通路で雨漏りしているところがありまして、そちらの改修につきまして生活道路整備事業で計上しております。その点については維持管理の中で清掃等を行っていく形としております。 ○委員長(中村孝治) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 維持管理という中でなのですけれども、私が気になっているのは、今基本的に駅の周りは条例でたばこは吸ってはいけないという、ポイ捨てがあるのですけれども、どうしてもタクシーとかバスの運転手は様々な方たちがいるのですが、その辺の整備というか、予算として考えていかなければいけないのではないかなと、ごみの問題も含めてなのですけれども、本来はあってはいけないことなのですけれども、どうしても生じてしまう問題があるので、その辺はどうなのかというのをお伺いしたいのですけれども。 ○委員長(中村孝治) 土木管理課長。 ◎土木管理課長(櫻井高明) 土木管理課長、櫻井でございます。今、高木委員がおっしゃられた内容については、以前に環境部局と相談をしているのですが、今現在は駅前広場周辺は禁煙エリアに設定をしておりますので、まずそのエリアを外すことができるのか、それから実際に灰皿を設置したり、その清掃したりというものをどこがやるのか、その辺のところも全然内容が決まっておりませんで、前向きに検討というところまでは至っていない状況でございます。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) すみません、難しい質問で、そういった問題もやはり目につくところもありますので、その辺も今後進めていただければと思います。  次の質問に移りたいと思います。予算書の296ページ、7の宅地耐震化推進事業の調査委託の内容についてお伺いいたします。 ○委員長(中村孝治) 市街地整備課長。 ◎市街地整備課長(高科英明) 市街地整備課長の高科です。先ほどもお話ししたのですけれども、佐倉市内に大規模盛土造成地が136か所ございます。来年度やるものは、その136か所の基礎調査を行いまして、令和3年度以降にやる詳細調査、これはボーリング調査とか土質調査、あと滑りの検討とかを含んでいるのですけれども、そちらのやる順番を来年度決めていきます。その順番で、優先度の高いところから令和3年度より実施していく形で考えております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 分かりました。  では、あと最後なのですが、治水課にお聞きしたいのですけれども、調整池は市内に六十数か所あるとは思うのですけれども、住宅の中にあったりするので、どうしても草刈りとか、毎年いろいろな問題があるのですけれども、実際今年度の予算で足りているのかどうか、その辺をお伺いしたいのですけれども。 ○委員長(中村孝治) 治水課長。 ◎治水課長(平野節生) 治水課長、平野でございます。治水課で管理している調整池としましては、69か所ということで、その他上下水道部でも幾つかあったりしますので、あと維持管理ですけれども、やっぱり毎年草刈り関係で周りの方から苦情をいただいたりということはありまして、人件費も高騰していますので、なかなか担当課としてもやりくりが難しいところあるのですけれども、できる範囲で業者に発注しまして、あとは苦情が来て、どうしても場当たり的になってしまう場合もございますけれども、職員でも刈り払い機を持っていますので、それで対応させていただいたりしているような状況でございます。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 厳しい財政の中ではあるのですけれども、夏場だと虫が飛んできたりとか、いろいろな問題ありますので、住環境の整備の中でその辺もぜひ配慮していただきたいと思います。  私からは以上です。 ○委員長(中村孝治) ほかに質疑はございますか。  平野委員。 ◆委員(平野裕子) それでは、先に赤いファイルの概要説明資料の土木部の7ページと9ページで質問するのですが、3・4・5井野・酒々井線外1路線の道路改良事業なのですけれども、実施計画のほうで3億1,000万円という金額で道路環境の整備を考えていたと思うのですけれども、今年度の当初予算額が2,400万円ということで、約2億9,000万円ぐらい減額になっているのですが、そこの理由を教えていただけますでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(小西亘) 道路建設課の小西です。よろしくお願いいたします。  当初の3億1,000万円の要求なのですが、市道T―3号線の西側の物件調査、用地取得、補償に関する予算を要求しておりましたが、それについてはまだ時期尚早というか、境界問題等ございまして、減額に至った経緯がございます。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) ということは、次年度は難しいということでよろしいのでしょうか。 ◎委長(中村孝治) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(小西亘) 委員のおっしゃるとおりでございます。  以上です。
    ○委員長(中村孝治) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) 続いて、土木部の9ページの治水課の9,500万円減額部分は、どのようになっておりますでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 治水課長。 ◎治水課長(平野節生) 治水課、平野でございます。減った分でございますけれども、調整池の老朽化したフェンス関係が主なものでございまして、これにつきましては職員のパトロールを増やした中で、傷んでいる部分を針金等で補修して、何とかしのいでいくしかないかなということで、順次優先順位をつけて要求はしているのですけれども、なかなか厳しい財政状況ということで、職員で何とか対応しているような状況でございます。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) では、ちょっと理由がそれぞれ違ったので、3・4・5井野・酒々井線に関しては、早急にそこの部分を使用できるようにというところで、今年度の災害対応で、予算も大分削られてきているのかなと思うところもあるのですが、実施計画でうたっているということは、やはりそこに行きたかったというところがあると思うので、そこへ向けての努力をしてほしいということと、河川関連施設改修事業に関しては、何といっても調整池の周りのフェンスなので、何かあった場合は命に関わるところ、子供たちも上ったりとか遊んだりする部分ありますので、針金等で対応してくださっているということなのですけれども、逆にそれでけがをしたとか言ってくる方たちもいらっしゃいますので、そういったところ厳しい財政状況だとは思うのですけれども、部長、頑張っていただきたいと思います。  それでは、続きまして予算書301ページ等で先ほどから出ています公園遊具・樹木緊急点検事業なのですが、今年度の災害で倒木も多々あって、その前の一般質問等でもかなり樹木が大きくなっている中で、何かあった場合には、災害が起きますと言っていたら、倒木等が発生した部分があります。その辺で今回点検等というところで遊具の点検が入っていますが、やはり樹木のほうも全ての公園くまなくきちんと点検をするべきだとは思うのですけれども、次年度で全部そちらのほうは行う予定でしょうか。 ○委員長(中村孝治) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(鴨志田聡) 公園緑地課長の鴨志田でございます。先ほども申し上げましたとおり、遊具につきましては来年度の予算がついておりますので、きちんと専門的な業者にお願いして点検する中で、整備計画を立てて、順次やっていきたいと考えております。また、樹木につきましては、別途の契約というものが今できない状況なので、年間管理の委託の中で業者さんのパトロールを強化してやっていくというのが現状でございます。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) 業者のパトロールの中でも気になるところを出してくださいといったら、それをデータ化することは可能だと思いますので、そういった工夫をしていただきたいと思います。遊具に関してなのですが、大分さびてきてしまったもの、では撤去してしまえばいいのかというと寂しくもなるし、新しい遊具を置くにしてもお金もかかる部分があると思うのですけれども、先ほど押木委員からもあったのですけれども、使用禁止のまま放置されているのも目にしますし、あと今回の災害で倒木に遭ったところも、まだ残っている部分が多々あります。本当大変だとは思うのですけれども、努力していただけたらと思います。  最後に、街路灯の増設等の予算は今どちらに計上されていますでしょうか。282ページの交通安全施設維持管理事業でよろしいのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) すみません、283ページ、交通安全施設整備事業です。 ○委員長(中村孝治) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) 地元自治会から市に移管されて、平成30年10月にLED化が終わって、増設の要望がかなりあるという状況で、現在どれくらい要望があって、次年度はどれ位を整備する予定なのか、教えてください。 ○委員長(中村孝治) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 自治会からの街灯の要望は、もう既に100灯以上の要望がございます。それを一気に設置するのは難しいので今財政部局と協議しながら、何年かかけて順次設置していくように考えております。 ○委員長(中村孝治) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) この640万円、次年度は何灯くらいを考えていらっしゃいますでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 40灯でございます。 ◆委員(平野裕子) ありがとうございます。 ○委員長(中村孝治) ほかに質疑がございますか。  副委員長。 ○副委員長(久野妙子) 久野です。よろしくお願いします。  私からは何点かあるのですが、まず先ほどの押木委員のところで予算書305ページ、住生活基本計画推進事業の近居・同居住替支援事業補助金、これ今回6,200万円上がっていますけれども、これは12月の締切りまでの分ということでこちら上がっているのですか。 ○委員長(中村孝治) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 住宅課長の齋藤でございます。こちらの補助金につきましては、締切りが12月末までという形になっておりますので、そこまでの分ということでございます。 ○委員長(中村孝治) 副委員長。 ○副委員長(久野妙子) そうしましたら、確認なのですけれども、12月の締切りを超えた方は、申請を出しても受け付けずに、来年新たに申請を出してもらうのか、必ず申請を出せばこの補助はいただけるのか、その辺どうなのですか。 ○委員長(中村孝治) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 1月以降の方につきましては、次年度の中で申請を出していただく形になるのですが、1月、2月の段階で受け付けるということではなくて、新たな年度になって、募集が始まってから受け付ける形になります。ただし、現在年間120件分の予算ありますので、これが数日のうちになくなることはございませんので、そういった方につきましては次年度の募集開始の段階で応募していただければ、基本的には対象となるというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 副委員長。 ○副委員長(久野妙子) そうすると、もう締切りが終わって間に合わないので、新年度新たに申し込んでくださいという案内をその時点でされているのですね。 ○委員長(中村孝治) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 問い合わせがあった方につきましては、制度の内容をご説明いたします。ただし会計年度等の話がありますので、来年度の予算がまだ確定していない段階では、当然担当課としてはやるつもりで考えていますが、来年度の予算が確定して、正式にご案内できるようになりましたら、またホームページ等でもご案内しますというご説明をしております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 副委員長。 ○副委員長(久野妙子) 私、前にも話したかと思うのですけれども、ずっと会計年度のことと締めのことをおっしゃっているのですけれども、2月までの締めでやっている自治体もあります。佐倉市は2月までというふうにはできないのですか。 ○委員長(中村孝治) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) こちらは国の補助金を活用させていただいている事業ということで、国費を要求するタイミング等もありまして、12月末で期限を切らせていただいて、ただし1月以降の方についても受けられないということではなくて、次の年度にという形で制度を組み立てております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 副委員長。 ○副委員長(久野妙子) 今、国のほうのとおっしゃった、それは分かるのですけれども、どのみちどんどん増えてきて、今回6,200万円ということは124件分ですか、そうすると補正で出してくるわけですから、最初から予算を立てて2月までで行こうという市の独自の考えがあってもいいのではないかなというふうに私としては思いますので、お伝えしておきます。  それから、その下の空き家等地域貢献活用支援事業補助金、これは新たに出来た事業ですね、その内容をちょっと教えていただいていいですか。 ○委員長(中村孝治) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) こちらの空き家等地域貢献活用支援事業補助金ですけれども、空き家の地域活用を促進するということで、地域コミュニティーの活性化を図るという目的で地域の活動団体が空き家を地域交流などの地域貢献の場として活用する場合に、その空き家の耐震化や改修費などに要する費用の一部を補助しようというもので、補助率は改修や家賃などに係る費用の2分の1で、上限200万円ということで現在整備を進めているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 副委員長。 ○副委員長(久野妙子) そうすると、これは1件分という感じで考えておけばいいのですか。それとも200万円までは幾つの団体でもそれは受けるということなのですか。 ○委員長(中村孝治) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 基本的には1件分ということで考えております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 副委員長。 ○副委員長(久野妙子) 今、本当に高齢者の居場所づくりも必要ですし、それから自治会館がなくて本当に困っているところもありますので、都市部だけではなくて市民部、それから福祉部のほうとも連携をして進めていっていただきたいというふうに思います。  では、次に治水課に伺います。ピンクのファイル企画政策部の70ページに急傾斜地崩壊対策事業の工事負担金というのが出ていて、これは170万円の要求額がゼロになって、県の事業ですから、その分先送りで減額されているのですけれども、これはどのみち補正で上がるから、減額してゼロにしていてもいいという考えなのかもしれないのですけれども、現在危険箇所200か所ぐらいあるというふうにおっしゃっていたと思うのですけれども、これについては市としてはどんなふうに考えていくのか、県の指定が今20か所でしたか、そこを200か所ほど危険と思われるところがあるわけですから、そこをどんどん県にもっと指定をしてもらうような働きかけが必要ではないかと思うのですけれども、どうなのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 治水課長。 ◎治水課長(平野節生) 治水課、平野でございます。まず、こちらの急傾斜地の負担金ですけれども、これは工事をするほうの負担金ということで、今20か所指定されてございますけれども、今後工事をするところをまた指定していく、その中で千葉県が実際に事業をやった分の何割かを市で負担しますというようなものでございます。あと約200か所危険箇所あるということ、こちらが土砂災害警戒区域・特別警戒区域でございまして、ソフト対策で皆さんにこの区域が注意が必要な区域ですと知ってもらうような指定になっております。基本的には、民有地がほとんどでございますので、この中で地元住民が、ぜひ行政で工事をやってほしいというような要望がございましたら、急傾斜地事業に該当するようなものでしたら、市から千葉県に地元から要望書がありますので対象になりますかということで事前に打ち合わせをして、対象になりそうですということであれば、地元住民で関係者全員の押印をいただいて、それで初めて要望を上げていただき、市は今度県に要望を上げるような形で事業が進んでいくようなものでございます。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 副委員長。 ○副委員長(久野妙子) 分かりました。今おっしゃっていることは分かるのですけれども、民地なので、どうしても積極的に地元から要望が上がらなければ動かないような、私としてはそういう感覚があるのですけれども、地主にとっても助かる話だし、地域の方々も安心できるので、200か所もあるのであれば、1か所でも多く県の指定にしていただけるように、頑張っていただきたいなと思います。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 以上をもちまして各委員の質疑は終了とさせていただきます。           〔「委員長、よろしいですか」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(中村孝治) 答弁保留ですか。  治水課長。 ◎治水課長(平野節生) 治水課長、平野でございます。先ほど木崎議員からご質問ございました件数でございますけれども、土砂災害警戒区域は、約200か所ございまして、これについて千葉県でも何件被害家屋があるかまではデータはないと思うのですが、20か所の工事対策済みのところ、急傾斜地崩壊区域は数えますと約320件のお宅を工事して守っているというような数値になりました。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) あと答弁保留はないですね。  それでは、ここで会派に属さない議員から事前提出のありました質問事項のうち、これまでに質問がなかった内容について私より質問をさせていただきます。  質問は、橋議員からの1件でございます。これは景観推進事業に関する質問でございます。要求額313万5,000円に対して、査定額75万7,000円と大幅減額されているが、減額されたことで担当部として懸念する点はあるかというものでございます。  それでは、執行部の答弁を求めます。  都市計画課長。 ◎都市計画課長(菅澤雄一郎) 都市計画課、菅澤でございます。景観推進事業でございますが、予算書に計上されておりますのは主に景観審議会及び景観アドバイザーに関する費用となっており、減額されているものにつきましては、新規事業として景観形成事業であったり、歩行者系サインの盤面の更新費用などでございます。主に新規事業となっておりますから、何か不都合が出るということではないのですけれども、景観に関する取組につきましては、今年度も実施いたしました景観写真の募集など、予算の範囲内で地域の魅力を実感できるような景観形成に向けた取組をこれからも進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 以上で質疑を打ち切ります。  執行部の皆様、大変お疲れさまでした。ご退席のほどお願いいたします。  この際、暫時休憩いたします。           午後3時03分休憩   ───────────────────────────────────────           午後3時16分再開 ○委員長(中村孝治) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより令和2年度佐倉市水道事業会計及び下水道事業会計予算について審査を行います。  執行部の概要説明に当たり、委員長より申し上げます。初めに、令和2年度当初予算案の概要に基づき部局の概要を、続いて予算書に基づき事業の概要を説明してください。なお、説明は20分以内とし、簡潔かつ明瞭にお願いいたします。  それでは、執行部の説明を求めます。  上下水道事業管理者。 ◎上下水道事業管理者(関口直行) よろしくお願いいたします。 ○委員長(中村孝治) いつも遅れてしまうのですが、着座にて全部ご発言お願いいたします。 ◎上下水道事業管理者(関口直行) 失礼します。上下水道事業管理者の関口でございます。  本日ご審議いただきます議案第8号 令和2年度佐倉市水道事業会計予算、議案第9号 令和2年度佐倉市下水道事業会計予算につきまして、概要を説明いたします。  それでは、まず水道事業からご説明をいたします。資料は、お手元の水色のファイル、令和2年度予算案の概要説明追加資料、水道事業のインデックスのついたページをお開きいただいて、1ページ目の令和2年度予算案の概要(水道事業)をご覧ください。  それでは、2の概要説明、業務の予定量より説明をいたします。給水件数は7万2,000件、年間総配水量は1,752万立方メートル、1日平均配水量は4万8,000立方メートルといたしました。  続きまして、3の主要事業についてでございますが、浄水場設備修繕・更新事業は志津浄水場系取水ポンプ盤更新工事などで4億664万4,000円、上水道管耐震化事業は老朽管の耐震化工事などで20億2,956万円でございます。  次に、収入支出予定額でございます。収益的収入及び支出ですが、収入につきましては41億7,333万1,000円を見込んでおりまます。前年度と比較いたしまして7,191万7,000円の増加でございます。支出につきましては、42億9,328万円を見込んでおり、前年度と比較いたしまして4億6,381万1,000円の増加でございます。  最後に、資本的収入及び支出でございますが、収入につきましては1億3,862万円を見込んでおり、前年度と比較いたしまして113万3,000円の減少でございます。支出につきましては、24億3,835万6,000円を見込んでおり、前年度と比較をいたしまして3,864万9,000円の増加でございます。  以上が水道事業当初予算案の概要でございます。
     続きまして、下水道事業の概要をご説明いたします。お手元の資料の令和2年度当初予算案の概要説明追加資料、下水道事業のインデックスのついたページをお開きいただければと思います。1ページ目の令和2年度当初予算案の概要(下水道事業)をご覧ください。  2、概要説明、業務の予定量でございます。排水区域内人口は16万1,659人、年間総処理水量は2,003万4,900立方メートル、1日平均処理水量は5万4,890立方メートルといたしました。  続きまして、3の主要事業についてでございますが、汚水拡張事業は災害用マンホールトイレの整備工事などで1億3,112万円、汚水改良事業は老朽化した汚水管渠などの改築工事などで3億2,567万円でございます。  次に、収入支出予定額でございます。収益的収入及び支出ですが、収入につきましては40億1,029万3,000円を見込んでおり、前年度の6月補正後と比較して1,049万9,000円の減少でございます。支出につきましては、37億3,959万7,000円を見込んでおり、前年度と比較いたしまして8,606万4,000円の増加でございます。  最後に、資本的収入及び支出でございますが、収入につきましては3億3,315万8,000円を見込んでおり、前年度の6月補正後と比較いたしまして1億3,730万4,000円の減少でございます。支出につきましては、11億1,045万7,000円を見込んでおり、前年度と比較いたしまして7,393万5,000円の増加でございます。  以上、簡単ではございますが、概要を説明させていただきました。  なお、その他の細部につきましては内田部長が説明しますので、ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(中村孝治) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(内田正宏) 上下水道部長の内田でございます。座って説明させていただきます。  ご説明前に、主要事業や追加資料の一部について、差し替えをさせていただきました。お手数をおかけして申し訳ございませんでした。  それでは、私からは令和2年度水道事業及び下水道事業会計予算案を説明いたします。  先に水道事業会計予算案でございます。お手元の資料、令和2年度佐倉市水道事業会計予算書の1ページをお開きください。第3条の収益的収入及び支出からご説明いたします。これは、水道水をつくり、ご家庭に送るための費用と財源でございます。  収入の第1款水道事業収益は41億7,333万1,000円で、そのうち第1項営業収益は水道料金等の収益で36億2,991万2,000円、第2項営業外収益は加入負担金、長期前受金戻入などの収益で5億4,340万9,000円、第3項特別利益は過年度損益修正益で1万円を見込んでおります。こちらの水道事業収益でございますが、消費税の改正に伴う水道料金の増収などを見込みまして、前年度から7,191万7,000円の増収を見込んでおります。  次に、支出でございます。第1款水道事業費用は42億9,328万円で、そのうち第1項営業費用は、水道水を各使用者まで給水する費用、水道施設の修繕、料金の徴収、減価償却費などに係る費用で41億6,937万6,000円、第2項営業外費用は企業債の利息、消費税の支払いに係る費用などで9,390万4,000円、第3項特別損失は前年度以前の損益の修正による費用で1,000万円、第4項予備費は2,000万円を見込んでおります。こちらの水道事業費用でございますが、八ッ場ダムの完成に伴う受水費の増加や消費税の増税の影響などにより、前年度から4億6,381万1,000円の増加を見込んでおります。  次に、第4条、資本的収入及び支出でございます。これは、水道管など施設の更新や耐震化のための費用と財源でございます。初めに、収入でございます。第1款資本的収入は1億3,862万円で、そのうち第1項負担金は、消火栓設置による他会計負担金で1,864万3,000円、第2項国県支出金は、水道管の耐震化工事に伴う交付金で2,005万2,000円でございます。第3項固定資産売却代金は、有価証券売却の収入などで9,992万5,000円を見込んでおります。こちらの資本的収入でございますが、国庫補助金の収入の減少に伴いまして、前年度から113万3,000円の減収を見込んでおります。  次に、支出でございます。第1款資本的支出は24億3,835万6,000円で、そのうち第1項建設改良費は、水道管や水道施設の更新、耐震化に係る費用22億9,966万円、第2項企業債償還金は、企業債元金の償還金で1億598万6,000円、第3項国庫補助金返還金は、前年度に受けた補助金の消費税分を返還するもので271万円、第4項予備費は3,000万円を見込んでおります。こちらの資本的支出でございますが、水道管耐震化工事の増加などに伴い、前年度から3,864万9,000円の増加を見込んでおります。また、資本的支出に対する資本的収入の不足分22億9,973万6,000円は、損益勘定留保資金などで補填することとしております。  2ページをお願いいたします。第5条の継続費につきましては、志津浄水場系取水ポンプ盤更新工事ほか1件、第6条の債務負担行為につきましては、上下水道料金検針・徴収及び受付等業務委託ほか8件について各事項を定めております。  続いて、7ページをお願いいたします。こちらは令和2年度佐倉市水道事業予定キャッシュ・フロー計算書で、当該年度における現金の動きを業務活動、投資活動、財務活動を通じて表示しております。金額につきましては、令和2年度の予算全額を執行した場合を見込んで示しております。令和2年度の現金残高は、一番下、資金期末残高の25億7,801万円を見込んでおります。  次に、17ページをお願いいたします。令和2年度佐倉市水道事業予定貸借対照表でございます。まず、資産の部の一番下、資産合計は299億9,263万2,000円でございまして、前年度の見込み額からは6億8,807万円の減額を見込んでおります。  次の18ページをお願いいたします。負債の部でございます。中段にあります負債合計は63億1,893万9,000円で、前年度の見込額から5億3,465万8,000円の減額を見込んでおります。  次に、資本の部でございます。下段にあります資本合計は236億7,369万3,000円で、前年度の見込額から1億5,341万2,000円の増額を見込んでおります。また、令和元年度佐倉市水道事業予定損益計算書及び予定貸借対照表は19ページから21ページに掲載しておりますので、ご参照くださいますようお願いいたします。  以上が令和2年度の佐倉市水道事業会計予算の概要でございます。  続きまして、下水道事業会計の予算案をご説明いたします。お手元の令和2年度佐倉市下水道事業会計予算書1ページをお開きください。第3条の収益的収入及び支出からご説明いたします。これは、汚水の処理や雨水を排除するための費用とその財源でございます。  収入の第1款下水道事業収益は40億1,029万3,000円で、そのうち第1項営業収益は、下水道使用料等の収益で27億6,190万円、第2項営業外収益は、他会計負担金、長期前受金戻入などの収益で12億4,838万3,000円、第3項特別利益は、過年度損益修正益で1万円を見込んでおります。こちらの下水道事業収益でございますが、雨水処理負担金などの増加を見込みまして1,558万3,000円の増収を見込んでおります。  次に、支出でございます。第1款下水道事業費用は37億3,959万7,000円で、そのうち第1項営業費用は、汚水、雨水の処理に要する費用、下水道施設の修繕、使用料の徴収、減価償却費などに係る費用で35億6,823万3,000円、第2項営業外費用は企業債の利息、消費税の支払いに係る費用などで1億4,136万4,000円、第3項特別損失は前年度以前の損益の修正による費用で1,000万円、第4項予備費は2,000万円を見込んでおります。こちらの下水道事業費用でございますが、印旛沼流域下水道の維持管理費の増加などを見込みまして、前年度から1億2,052万9,000円の増額を見込んでおります。  次に、第4条、資本的収入及び支出でございます。これは、下水道施設の建設、更新のための費用とその財源でございます。第1款資本的収入は3億3,315万8,000円で、そのうち第1項企業債は、建設改良費等の財源に充てるための企業債で9,530万円、第2項出資金は下水道事業に係る費用の一般会計からの出資金で1億438万4,000円、第3項国県支出金は下水道管やマンホールトイレの整備工事などに伴う交付金などで8,772万円、第4項負担金は受益者負担金、工事負担金などで4,475万4,000円、第5項その他資本的収入は流域下水道建設負担金の返還金で100万円を見込んでおります。こちらの資本的収入でございますが、他会計出資金などの減額に伴いまして、前年度から8,174万2,000円の減収を見込んでおります。  次に、支出でございます。第1款資本的支出は11億1,045万7,000円で、そのうち第1項建設改良費は、下水道管や下水道施設の建設、更新に係る費用で8億2,011万8,000円、第2項企業債償還金は企業債元金の償還金で2億6,033万9,000円、第3項予備費は3,000万円を見込んでおります。こちらの資本的支出でございますが、改良費の増加に伴いまして、前年度から1億2,949万7,000円の増額を見込んでおります。また、資本的支出に対する資本的収入の不足分7億7,729万9,000円は、損益勘定留保資金などで補填することとしております。  2ページ目をお願いいたします。第5条の継続費につきましては、志津中継ポンプ場耐震補強等設計業務委託の1件、第6条の債務負担行為につきましては、稲荷台4丁目地先下水道管渠改築工事ほか1件について、期間、限度額を定めております。  続いて、8ページをお願いいたします。こちらは令和2年度佐倉市下水道事業予定キャッシュ・フロー計算書で、水道事業と同様に、当該年度における現金の動きを業務活動、投資活動、財務活動を通じて表示しております。金額につきましては、令和2年度の予算全額を執行した場合を見込んで示しております。令和2年度の現金残高は、一番下、資金期末残高の16億1,373万7,000円を見込んでおります。  次に、17ページをお願いいたします。令和2年度佐倉市下水道事業予定貸借対照表でございます。まず、資産の部の一番下、資産合計は388億5,450万7,000円でございまして、前年度の見込額から7億7,325万8,000円の減額を見込んでおります。  次の18ページをお願いいたします。負債の部でございます。中段にあります負債合計は256億2,260万1,000円で、前年度の見込額から12億2,479万円の減額を見込んでおります。  次に、資本の部でございます。下から2行目、資本合計は132億3,190万6,000円で、前年度の見込み額から4億5,153万2,000円の増額を見込んでおります。  また、令和元年度佐倉市下水道事業予定損益計算書及び予定貸借対照表は19ページから21ページに掲載しておりますので、ご参照くださいますようお願いいたします。  以上が令和2年度佐倉市下水道事業会計予算の概要でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(中村孝治) 以上で説明は終わりですね。  これより質疑を行います。  各委員の質疑時間は、執行部の答弁を含めて1部局当たり10分以内としております。委員が多くの質疑を行えるよう、執行部の答弁は簡潔かつ明瞭にお願いいたします。  なお、質疑時間10分のうち9分が経過した時点で予鈴を鳴らします。委員におかれましては、質疑をその後1分以内に収めていただきますようお願いいたします。  それでは、質疑のある方はお願いいたします。  押木委員。 ◆委員(押木孝和) 押木孝和です。よろしくお願いいたします。  初めになのですけれども、佐倉市水道事業会計予算書5ページですが、水道事業会計予算は一般会計とは異なった科目が設定されていると思うのですけれども、例えば原水費とか浄水費、また配水費と給水費、違いがちょっと分かりにくいので、どのような経費が計上されているのか、お伺いをさせていただきます。 ○委員長(中村孝治) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(緑川義徳) 経営企画課の緑川と申します。よろしくお願いいたします。  水道予算書の26ページをご覧いただけますでしょうか。こちらのページをご説明したいと思います。水道事業会計につきましては、一般会計と異なりまして、違う科目を設定しておりますことから、非常に分かりにくいというご指摘をよくいただいております。まず、26ページの一番上の原水費でございますが、右の備考欄に説明がございますが、原水の取り入れに係る設備の維持及び受水に要する経費等を計上しております。主なもので一番大きいのは受水費でございます。  続きまして、2の浄水費でございますが、浄水設備の維持管理及び浄水の水質管理に要する経費を計上しておりまして、主なものは浄水場施設維持管理委託料等の委託料でございます。  続きまして、配水費につきましては、配水設備の維持管理及び漏水防止に要する経費を計上しておりまして、主なものにつきましては、次の29ページの漏水対策委託料等の委託料、それから配水施設維持管理修繕費などの修繕費でございます。  それから、名前が似ておりますが、給水費につきましては、給水装置に附属する量水器その他の施設の維持管理に要する経費等を計上しておりまして、主なものは量水器取替業務委託料、水道メーターの取替業務委託料等の委託料でございます。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 押木委員。 ◆委員(押木孝和) 分かりました。大変にありがとうございました。それでは、基本方針として水道施設の更新、耐震化、また下水道施設の更新、耐震化はどういう計画で、どう進めていく予定なのかをお聞きしたいと思います。 ○委員長(中村孝治) 建設課長。 ◎建設課長(新川浩史) 建設課長の新川です。よろしくお願いします。  まず、水道の上水道管の耐震化につきましては、水道の耐震化計画に基づきまして進めております。現在の耐震化率が平成31年3月末時点で、水道管の全体で約42%になります。また、避難所とか病院といった重要施設に供給している耐震化優先管路の耐震化率につきましては、今現在約53%となっております。水道管の更新の計画は、令和37年度までを予定しております。  あと下水道管のほうなのですけれども、下水道管は上水道管と違いまして圧力がかかっていないものですから、地震のときにはある程度の流下能力が確保されればよいというふうに考えております。しかしながら、佐倉市においては印旛沼周辺等で液状化のおそれがある地域がございますので、マンホールの浮上対策防止等を行うために、今現在耐震診断を行っている状況でございます。今後は、耐震診断を進めて耐震性の確保が必要な路線につきましては、液状化対策や管路の抜け出し防止といったものを実施していく考えでございます。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 押木委員。 ◆委員(押木孝和) 分かりました。大変にありがとうございました。全体的に見ますと、水道事業は、赤字予算になっておりますけれども、経営基盤の強化のための施策、取組はどのように考えていらっしゃるのでしょうか、お聞きをしたいと思います。 ○委員長(中村孝治) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(緑川義徳) 水道事業につきましては、ご指摘のとおり、人口減少に伴う給水収益の減少に加えまして、老朽化資産の更新、耐震化などに多額の費用を要するなど、今後経営状況はますます厳しくなることが予想されております。そのためまずは経営改善の取組といたしまして、民間委託を進めまして、人件費を削減することにより、経営改善すると考えております。併せて組織の見直しも行いまして、効率的な組織にすることにより、経費が削減できるものと考えております。併せて料金等の在り方についても今後検討を進めまして、来年度は市民及び有識者で構成する機関に意見を求めまして、今後どのような在り方が適切か検討して経営基盤の強化を図ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 押木委員。 ◆委員(押木孝和) 分かりました。ぜひよろしくお願いしたいと思います。予算書15、16ページにも出ていましたけれども、水道メーターの取替業務委託についてお聞きしたいと思うのですけれども、現在古くなった水道メーターは何年単位で交換されているのか、また交換された古いメーターはどうされているのか、お聞きをしたいと思います。 ○委員長(中村孝治) 給排水課長。 ◎給排水課長(前田隆士) 給排水課長、前田でございます。メーター交換のサイクルについてですけれども、8年ごとに交換をしております。交換の終わった古いメーターにつきましては、下取りに出して、バーター方式で次のメーターの購入の際に利用しております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 押木委員。 ◆委員(押木孝和) ありがとうございます。ただ、今バーターでされているようですけれども、古いメーターをもっと有効活用する仕組みを考えたらどうかなと思っているのですけれども、東京都とか神奈川県、静岡県、また県内では八千代市とか銚子市でも、メーターの有効活用を行っているというふうに聞いているのですけれども、佐倉市もそういった他市を参考にして検討すべきではないかと思っているのですが、その点いかがでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 給排水課長。 ◎給排水課長(前田隆士) 他市の事例、そちらも随時調査研究しながら有効活用を図ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 押木委員。 ◆委員(押木孝和) ぜひよろしくお願いしたいと思います。  私からは以上です。 ○委員長(中村孝治) ほかに質疑はございませんか。  宇田委員。 ◆委員(宇田実生子) 宇田実生子でございます。よろしくお願いいたします。  まず、概要説明のファイル、企画政策部36ページの259番、治水課、下水道事業会計の繰出経費(経常分)、同じく企画政策部の資料71ページの一番上、治水課,下水道事業会計の繰出経費(臨時)とあります。経常分と臨時分、併せて査定では約3億3,500万円、要求では4億9,500万円ぐらいあるのですが、まず1つ目の質問は、この経常的経費というものは毎年予算要求するのか、あと臨時的経費と経常的経費の違いです。査定で1億6,000万近く減額されているわけですけれども、その理由についてお伺いします。 ○委員長(中村孝治) 建設課長。 ◎建設課長(新川浩史) 建設課長、新川です。治水課からいただいている繰出金につきましては、主に下水道事業における雨水対策における費用になります。その中で、経常分は、雨水の排水路の草刈りですとか、維持管理に主に使っているお金でありまして、毎年経常的に発生する費用となりますので、費用請求は毎年同じぐらいの金額になると思っております。臨時分につきましては、排水路の改築や新設といった排水路を新しく造るお金になりまして、今年度要求よりも1億近く減額になっているものは、場所でいいますと根郷小学校の近くで排水路の新設の計画をしていたのですけれども、そちらが一般会計で査定により予算が削られた関係で、その分減額になっております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 宇田委員。 ◆委員(宇田実生子) ありがとうございました。よく分かりました。そうしますと、今後排水路を新設したりする場合には、こちらも臨時経費ということでまた治水課から下水道事業へ繰り出されるという認識でよろしいでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 建設課長。 ◎建設課長(新川浩史) まず、下水道事業に係るお金で汚水につきましては下水道を使われているお客様からいただいている使用料で全て賄う形となっております。また、雨水の排除につきましては、経費を公費で賄う原則がございまして、全て税金、一般会計から繰入れをいただいて事業を進めております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 宇田委員。 ◆委員(宇田実生子) ありがとうございました。よく分かりました。  次に、災害マンホールトイレ整備事業1億608万円があるのですけれども、以前私が傍聴に来たときにたしか萩原議員が説明を受けていたのですけれども、もう一度マンホールトイレがどういったものなのか、ご説明いただいてもよろしいでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 建設課長。 ◎建設課長(新川浩史) 建設課長、新川です。災害用マンホールトイレといいますのは、地震等の災害のときにふだんお使いになられているいわゆる水洗トイレは断水した場合には水が出ないので流せない。また、先ほど言いましたけれども、下水道管路もある程度の流下能力は確保できるのですけれども、途中でつまったりすると、そのまま流れなくなりますので、小学校等の避難所に収容人数に応じて災害時に使う仮設のトイレを設置する事業になります。その仕組みといいますのがある程度大きい管を事前に地中に埋めておきまして、既存の下水道管路につなげるようになっています。事前に使うときに、お水を下の管路のほうに入れていただきまして、形式としてはいわゆるくみ取便所のような感じにはなるのですけれども、きちんとしたそれぞれ分かれた建屋で洋式の便座を用意しまして、プライバシー等に配慮した形のトイレを造っております。夕方になってある程度の量がたまりましたら、一番最後にゲートがありますので、それを開けていただければ、たまった分が全て流れるようになります。再度ゲートを閉めてお水をためていただいて、また次の日使っていただくという形になります。仮に下流の下水道管路が使えない場合におきましても、約1日分の量はためられるような構造となっておりますので、その場合にはバキュームカー等により対応していただくように考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 宇田委員。 ◆委員(宇田実生子) ありがとうございます。そうすると、ためるためのお水がない場合はどうなるのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 建設課長。 ◎建設課長(新川浩史) それぞれ避難所ごとにプールがある場合にはプールのお水を使って、ポンプによって水を入れていただく。また、最近はプールがない学校もございますので、その場合には各学校に避難所用の防災井戸が設置してございます。その防災井戸を飲用とは別の路線で分けて口を造ってもらって、そこから給水するように考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 宇田委員。 ◆委員(宇田実生子) ありがとうございました。  では、次に水道事業ですが、先ほどお話ありましたけれども、経常収支比率が110%台を超えていて、大変厳しい状況だとは思うのですけれども、今後水道代の値上がり等も考えられると思うので、有識者を交えてのお話合いを始めるということなのですが、水道代の値上がりという方向はもう戻せないのでしょうか。
    ○委員長(中村孝治) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(緑川義徳) 水道料金につきましては、これまでも一般質問の中で八ッ場ダムが完成して受水費が増加された場合に赤字にならないためには5%程度の値上げが必要でございます。  霞ヶ浦導水が完成した場合につきましては、赤字にならないためには35%程度の値上げが必要という答弁をこれまで繰り返しさせていただきました。ただ、一方で水道事業につきましては現在47億円の現金を保有しておりまして、一般的に現金の保有残高というのは年間の水道料金の半分程度、佐倉市の規模でいいますと大体20億円程度あれば、災害等で継続して水道がとまって収益がなくなったとしても事業を運営できますので、それは適正だと言われております。まだ現金が47億円ございますので、赤字になったとしても直ちに事業が行われなくなるという状況ではございません。そういった一方で赤字が続けば現金はどんどん減っていって事業ができなくなりますので、赤字になる、一方で現金がある、こういった状況を踏まえて水道料金をどのタイミングで改正するのか、どれぐらいの値上げ幅にするのかというのは、やはり有識者の方、市民の方を交えてご意見を聞きながら来年度検討していきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 宇田委員。 ◆委員(宇田実生子) ありがとうございました。  続きまして、水道事業会計予算書26ページの項目水道事業用営業費用、1原水費の受水費についてお伺いいたします。佐倉市には井戸の浄水場ではなくて表流水の浄水場がないということで、日本でも珍しいケースだということなのですが、県で浄水されたお水が佐倉市に入ってくるので、受水費が高くなるのでしょうか。もし佐倉市というか印旛広域に独自の浄水場があれば、この受水費は安くなるのでしょうか ○委員長(中村孝治) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(緑川義徳) この受水費につきましては、佐倉市の場合は印旛広域水道から水を購入して、それを市民の方にお配りしております。そういったことで、独自で浄水施設を持てば、この受水費はなくなるわけですが、その分浄水する費用がかかってきます。また、市単独で大きな施設を建設するというのは現実的ではございませんので、印旛郡内の全ての市町村が印旛広域水道から水を購入している状況を考えると、これは続けていかざるを得ないのかなと考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) ほかに質疑はございますか。  岡野委員。 ◆委員(岡野敦) 岡野敦でございます。お願いいたします。  水道事業、下水道事業におきましては、収益的収支と資本的収支があるということで、非常に複雑で、本当に分かりにくいと感じておりますが、収益的収支は水を取ったり送ったりする、いわゆる営業経費と考えてよろしいと思います。それに対して資本的収支は管の老朽化や耐震化ということで、インフラ整備に該当するというふうに考えてよろしいのかなと思っております。これを公共交通機関に例えますと、道路の部分が資本的収支、そしてバスや電車が動く部分が営業と考えれば、収益的収支ということではないかなと思っているのですけれども、そうしますと当然インフラに当たる資本的収支がよくなるわけはありませんので、水道予算書の1ページの資本的収入支出ですけれども、資本的収入が1億3,000万円に対して、支出が24億円ということで、やはり当然こういうことになると思います。  そこで、その対策として、企業債の償還金というのがあるわけでございますけれども、これは今までも積み重なっていると思うのですけれども、残高はどのくらいになっておるのでしょうか、お伺いいたします。 ○委員長(中村孝治) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(緑川義徳) 経営企画課長、緑川でございます。企業債の残高につきましては、令和2年度末におきまして、水道事業は約16億5,000万円でございます。下水道事業につきましては、同じく令和2年度末で約29億円となっております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 岡野委員。 ◆委員(岡野敦) この数字が多いのか少ないのか、私には分からないのですけれども、佐倉市の現状規模からすると、どのようなご判断でしょうか。 ○委員長(中村孝治) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(緑川義徳) この企業債が多いのか少ないのかにつきましては、1つの指標といたしまして企業債残高対給水収益比率というのがございます。これで全国平均を比べますと、水道事業の企業債残高は、全国平均の5分の1程度となっておりまして、全国的に見るとかなり企業債残高は少なく、したがって、健全性は高いと考えております。下水道事業につきましては、同じく企業債残高29億円を企業の規模で全国平均と比較いたしますと、全国平均の8分の1程度となっておりまして、非常に少ない企業債残高となっております。したがいまして、健全性が非常に高いと考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 岡野委員。 ◆委員(岡野敦) 未来に長く子々孫々にまで伝わるようなインフラでありますので、これが一時的な支出ではなく、世代間に公平に分けられるような仕組みであるのかなと私は思いました。  続きまして、水道予算書の4ページ、水道事業収益で営業外収益費用についてでありますが、加入負担金はそんなにあるものではないと思うのですけれども、見通しについてお伺いいたします。 ○委員長(中村孝治) 給排水課長。 ◎給排水課長(前田隆士) 加入負担金についてでございますが、家を新築した場合ですとか水道メーターの口径を増径した場合にいただいておるものでございます。新築につきましては、皆様ご承知のとおり、大規模な開発も一段落をしておりまして、今後につきましては、およそ1億円程度で推移するのではないかというふうに見通しを立てております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 岡野委員。 ◆委員(岡野敦) 収入源という、いわゆる営業収入に当たりますので、本当に創意工夫が必要だと思うのですが、例えば広告を出すとか、何か新しい営業手法のお考えはないでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(緑川義徳) 経営企画課長、緑川でございます。このような厳しい経営環境を迎えまして、少しでも収益を上げるように、今年度に広告事業を立ち上げまして、いろいろな広告を出せるような制度を創設したのですが、今年に入りまして、庁用車を利用した広告を、これは一般会計でもやっておりますが、募集したところ、10台分の広告を出してくれる業者が見つかりまして、そういった広告事業等もこれから進めて、少しでも収益を増やしていきたいと考えております。  以上でございます。 ◆委員(岡野敦) 以上で終わります。 ○委員長(中村孝治) ほかに質疑はございますか。  木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 木崎です。よろしくお願いします。先ほどから水道料金の値上げの件がありましたが、この令和2年度中は議論はされるけれども、値上げはないという結論でよろしいでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(緑川義徳) ご指摘のとおり、値上げを想定した予算を組んでおりません。したがいまして赤字予算になっております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 予算の中での値上げはないのですけれども、消費税が先ほどの説明の中できちんと算入されていて、その分が水道料金にはね返ってくるのかなというふうに思うのです。上下水道事業全体で、この令和2年度、ご説明いただきながら、私計算してみたのですけれども、全然追いつかなくて、全体で消費税分は幾ら税務署に支払うことになるのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(緑川義徳) 消費税の納付額につきましては、工事とかの発注が幾らでできるかという、その落札率とかに大きく左右されるわけですが、想定上は水道事業につきましては5,000万円、下水道事業につきましては7,000万円を予算として計上しておりますが、これは決算は入札の結果等に応じて変わりますので、予算上はそういうことになっております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) そうしましたら、この5,000万円と7,000万円が水道料金の消費税分としての値上げに現実的にはなるということになりますか、これはならない。 ○委員長(中村孝治) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(緑川義徳) 先ほど説明しました5,000万円と7,000万円につきましては、税務署に幾ら納付するかというご質問でしたので、予算上税務署に納付する全額を5,000万円、7,000万円ということで、水道料金にはね返るものについては8%だったものを予算上今年度は全て10%で計上しておりますので、2%分の増税ということになります。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) そうすると、平均的に1世帯大体幾らぐらいの値上がりになるか分かりますか。 ○委員長(中村孝治) ちょっと質問としてはなじまないのではないでしょうか。  給排水課長。 ◎給排水課長(前田隆士) 平均的な使用量ということですけれども、細かい数字がなかなか出ないのですが、いずれにしましても8%から10%の増税ですので、その2%分ということになります。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 何百円とかというようなお話になるのかと思ったのですけれども、ありがとうございます。それで、八ッ場ダムの負担金が1,592万円です。市の水源確保事業として印旛広域水道に当初予算で支出する見込みになっていますけれども、八ッ場ダムが完成しても水を中和させるために石灰を1日60トン投入したりとか、水質改善のために費用がかかり続けるのですけれども、延々と負担金をこの事業に支出していかなくてはならないのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(緑川義徳) あと受水費の、その金額については八ッ場ダムの建設の負担金ではなくて、印旛広域水道から水を購入して、市民の方にお配りするのですけれども…… ○委員長(中村孝治) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(内田正宏) 今のご質問は、企画政策部から支出している八ッ場ダムの建設負担金ということだと思われます。今後維持管理負担金というのは、もとが印旛広域水道の負担となっているものですから、それは奈良俣ダムとかの維持管理費も入って、市の受水費になっているのではないのかなと、申し訳ないのですけれども、その辺は分かりかねます。 ○委員長(中村孝治) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 先ほど出ていましたマンホールトイレなのですけれども、避難所の収容人数によっても違うのかもしれないのですけれども、8か所へ幾つずつ設置される予定になっていますか。 ○委員長(中村孝治) 建設課長。 ◎建設課長(新川浩史) マンホールトイレの設置基数につきましては、100人当たり1基という形で計算しております。なので、収容人数が1,000人想定の避難所につきましては10基という形で設置をしております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) ありがとうございます。  以上です。 ○委員長(中村孝治) ほかに質疑はございませんか。  五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 五十嵐です。よろしくお願いします。  まず最初に、水道でお伺いします。水道料金収入である営業収益は、平成31年度より3,998万8,000円の増加ということですが、それはどういう理由なのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 給排水課長。 ◎給排水課長(前田隆士) 昨年度の予算と比較をしまして増額となっておりますけれども、これは消費税の影響によるものでございます。税抜きの価格ですと水道料金につきましては約800万円の減額でございます。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) そうすると、減額になるということは営業収益として本体自体はマイナスというふうになるということですね。そこを確認させてください。 ○委員長(中村孝治) 給排水課長。 ◎給排水課長(前田隆士) 給水収益につきましては、税抜きですと減額となります。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) その減額の要因というのは何なのでしょうか。まずそこを教えてください。 ○委員長(中村孝治) 給排水課長。 ◎給排水課長(前田隆士) まず、人口の減少と高齢化によります水の使い方の変化、あと様々な節水型の製品の普及によります水の需要量の減少ということを考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) そういういろいろな原因があったということですが、平成28年3月に策定した佐倉市上下水道ビジョンでは、平成32年度すなわち来年度なのですが、総収益を36億7,300万円、総費用を40億3,700円万円で差し引き3億6,400万円の赤字というふうに推計していたのですけれども、現状では1億2,000万円の赤字というふうになるわけです。かなり差があるんですけれども、どういう理由だと考えますか。いろいろな社会状況があると思うのですけれども、その辺のお考えをお聞かせください。 ○委員長(中村孝治) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(緑川義徳) すみません、今上下水道ビジョンの予算をどう積み上げたかというのが分からないので、保留させていただきたいと思います。申し訳ございません。 ○委員長(中村孝治) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 上下水道ビジョンのほうが赤字を大きく試算していることがとても問題ではないかと私は思って、質問させていただきました。  それと、先ほどの上下水道ビジョンの提言も出しているのですけれども、その提言の質問も今すぐにはお答えいただけないということでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 経営企画課主幹。 ◎経営企画課主幹(古作明雄) 上下水道ビジョン策定のときの財政推計と今の推計が大きく違うというご質問だと思うのですが、上下水道ビジョンを作成した折には八ッ場ダムが完成したときにどれだけ受水するのかというのは未確定でございました。当初は印旛広域水道用水供給事業から佐倉市はおおむね3万トン以上の水量が想定されるという形でいただいておりました。その後、そういったことがあったものですから、我々としてはそれを一応財政推計で見込んで約41億円の費用になったということです。その後、印旛広域水道といろいろ、受水とはこういう我々としてはこう考えるというような議論をいたしまして、最終的に2万4,500トンという受水量になったということです。受水量が大きく違ったので、これだけ財政推計が変わったということがございます。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) そうすると、上下水道ビジョンの提言があるわけですけれども、今の状況とは大きく変わってきているというところがあると思うのですが、その提言の中で八ッ場ダム完成後の令和2年から、資産維持率でゼロ%から23.5%の値上げということも出されていたのですが、こういったパターン別の水道料金の改定というのは、現状で資産維持率を何%とするのかというのはまだまだ今後ということなのでしょうか。その辺はどうですか。
    ○委員長(中村孝治) 経営企画課主幹。 ◎経営企画課主幹(古作明雄) まず1つは、当時の提言のときには水道料金についてはまず据え置く、ただし、水道料金の受水量などが確定した折には改めてもう一度議論しなさいというご提言をいただいていたと思います。まさしく今回八ッ場ダムの水量が確定し、大きく赤字予算に転じたということで、我々としてはその提言に基づいて、まずは値上げすべきか否かということも含めて来年度議論をさせていただくと、そしてその議論の結果も含めて水道料金の改定を検討するということで考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) それでは、ちょっと詳しい内容について質問させていただきます。受水費の予算が10億2,062万円で、前年度より2億4,526万円増額になっているのですが、令和元年の1日の最大配水量と、今年度の受水量の予測を伺います。 ○委員長(中村孝治) 維持管理課長。 ◎維持管理課長(香取理志) 受水量については、98万8,500トンの増加を予定しております。もう一つ、平成30年度ですが、配水量の1日の平均は4万8,558トンとなっております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) そうすると、今後のことをもう一度お伺いするのですが、上下水道ビジョンの提言では、水道における自己水源での給水をできる限り維持し、受水量増加の抑制に積極的に取り組むというふうなことがありますけれども、今後そういった意味では、当初の受水量3万トンから2万4,000トンまで減らしたというようなところもあるのですが、給水量、受水量について今後どのような取組をしていくのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 経営企画課主幹。 ◎経営企画課主幹(古作明雄) 経営企画課の古作と申します。まずもって我々としては、既存の井戸を大事に保全していきたいというふうに考えております。貴重な井戸は末長く使っていきたい、地下水を守っていきたいと。ただし県の条例もございますので、条例を遵守しながら井戸は極力保全するという考えは基本的には前から変わっておりません。その上で当面の受水量としては2万4,500トンを維持するような形で考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 受水単価が上がっていくという状況で、値下げ交渉というのも必要だと思います。今どうしているのかというのもお聞きしたいところですが、それと、先ほど出ました霞ヶ浦導水です。それができた場合、すごく水道料金が上がるわけですけれども、施設拡充の計画というのはどういうふうになっているのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 経営企画課主幹。 ◎経営企画課主幹(古作明雄) 八ッ場ダムが完成した折に県との交渉の中で八ッ場ダムのみならず、霞ヶ浦導水が完成した場合を見据えて施設の拡充、整備を図っていくということは、佐倉市のみならず印旛地域9市町の共通の確認事項です。具体的に佐倉市は、今現在八ッ場ダム及び霞ヶ浦導水を見据えた施設の整備計画を一歩一歩進めておるというような状況でございます。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) ほかに質疑はございませんか。  齋藤委員。 ◆委員(齋藤寛之) 齋藤寛之です。よろしくお願いいたします。  私からは、このピンクの概要説明資料の下水道事業2ページのところ、汚水拡張事業、マンホールトイレについてなのですけれども、備消品費が2,504万円が計上されているのですけれども、この災害時応急復旧資機材整備の応急復旧資機材というのは何に当たるか教えていただいてもよろしいでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 建設課長。 ◎建設課長(新川浩史) 建設課長、新川です。先ほどご説明した中で、建屋という言葉を用いましたが、備消品費はその建屋に当たる部分です。便座の周りに囲いとして立てる、折りたたみ式のパネルでできたものになりまして、あと便座も備消品費に入っています。合わせて資機材の購入費として予算計上しております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 齋藤委員。 ◆委員(齋藤寛之) ありがとうございます。工事請負費がここに記載があるのですけれども、別紙の第9号の下水道事業会計予算書の34ページの拡張費のところの一番下、工事請負費に1億708万円が計上されているのですけれども、このピンク色の概要説明資料の工事請負費が1億608万円になっているので100万円の差が出ておるのですけれども。 ○委員長(中村孝治) 建設課長。 ◎建設課長(新川浩史) 100万円の分につきましては、ます取りの工事といいまして、ほかの下水道の事業において下水道の公共ますの設置の費用として毎年見込んでいる費用になります。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 齋藤委員。 ◆委員(齋藤寛之) では、この表記に差異があっても特に問題はないというご答弁でよろしいですか。 ○委員長(中村孝治) 建設課長。 ◎建設課長(新川浩史) 予算書の工事請負費につきましては、汚水拡張事業として工事を出す分の全部の合計になります。概要説明資料のほうの金額につきましては、この主要事業としてのマンホールトイレ整備事業の工事請負費の合計の金額になりますので、先ほど申しましたますの工事費の分が差額となって表れているものでございます。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 齋藤委員。 ◆委員(齋藤寛之) 分かりました。ありがとうございます。  今回8避難所への設置という形で事業を行う予定でおりますけれども、36か所ある避難所につきまして5年間で全部整備を行うという予定ですけれども、今回令和2年度で8か所設置した場合、合計で何か所設置が完了する予定でしょうか。 ○委員長(中村孝治) 建設課長。 ◎建設課長(新川浩史) 令和2年度の工事が完了して、合計で28か所の避難所の整備が終わります。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 齋藤委員。 ◆委員(齋藤寛之) ありがとうございます。では、ピンクの概要説明資料の後ろにマンホールトイレの整備工事という形で各学校のマンホールトイレの設置箇所を掲示されているのですけれども、井野小学校で確認をさせていただきたいのですが、恐らく黒ぽちのところにマンホールトイレの設置をされるという表記だと思うのですけれども、これは体育館の入り口の前への設置予定でいらっしゃるのです。避難所を開設した場合、体育館が指定されると思うのですけれども、その体育館の入り口の横にマンホールトイレを設置するというような計画を立てられていらっしゃって、建具で配慮するから大丈夫というお話はあるかと思うのですが、当然避難所となった場合には入り口は大混乱が予測されるというところと、ここは人の動線になるところなので、マンホールトイレの設置場所には適さないのではないかというような考えを持つのですけれども、ほかの学校でも体育館の入り口に設置をする予定でいらっしゃるのかというところを含めて見解をお聞かせください。 ○委員長(中村孝治) 建設課長。 ◎建設課長(新川浩史) 設置場所につきましては、まずは避難所の一番入り口に近いところという形で考えております。けれども、場所によりましては下水道の本管までかなり遠かったり、勾配が取れない場合もございますので、その両方を勘案しながら位置を検討しております。また、やはりトイレですので、防犯上非常に憂慮される部分がございます。防犯ブザー等もつけるのですけれども、基本的には屋外に設置するものですので、明るくて人目につきやすいところというのも検討事項の中に入れております。実際に人目につかない仮設トイレで、事故があったという話も聞いておりますので、その辺も十分考慮して検討しております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 齋藤委員。 ◆委員(齋藤寛之) よく分かりました。ありがとうございます。  では、最後に、全ての避難所にマンホールトイレが設置され、この計画が終了した場合、その次に例えば避難所ではないコミュニティセンター等にも設置をするという検討されているか否かだけ、お聞かせください。 ○委員長(中村孝治) 建設課長。 ◎建設課長(新川浩史) 下水道事業で設置しておりますマンホールトイレは、あくまで佐倉市の危機管理室が策定している地域防災計画の中の避難所の仮設トイレとしての位置づけになりますので、ほかの場所の防災用のトイレにつきましては、危機管理室の見解でお願いしたいと思います。  以上でございます。 ◆委員(齋藤寛之) 以上です。 ○委員長(中村孝治) ほかに質疑はございますか。  石井委員。 ◆委員(石井秀明) 石井と申します。よろしくお願いいたします。  令和2年度水道事業会計が、赤字予算となっているのですけれども、有識者を交えた検討会が、前回平成27年度に行われているようなのですけれども、来年度行われる検討会と同一のものとして考えてよろしいのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(緑川義徳) 前回は、水道料金に加えまして上下水道ビジョンのほうも検討していただいたのですが、今回につきましては水道料金のみの検討にしたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 石井委員。 ◆委員(石井秀明) ありがとうございます。それで、水道事業のほうですけれども、予算書の2ページで債務負担行為の表があるのですけれども、上下水道料金検針・徴収及び受付等業務委託と水道メーター取替業務委託があるのですけれども、水道メーター取替業務は、これまでも業務委託だったのか、そして、上下水道料金検針・徴収及び受付等業務はこれから委託されるのか、お聞きします。 ○委員長(中村孝治) 給排水課長。 ◎給排水課長(前田隆士) まず、上下水道料金検針・徴収及び受付等業務委託でございますが、平成8年から委託をしております。委託の期間を最大で5か年としておりますので、その切替時期に当たるものでございます。次に、水道メーターの取替業務委託ですけれども、こちらのほうも継続して委託しております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(緑川義徳) 上下水道料金検針・徴収及び受付等業務委託なのですが、料金の検針、徴収につきましては、今給排水課長が答弁したとおり、以前から委託をしているものなのですが、この受付等業務委託の部分は委託業務を拡大して発注する予定です。そういった意味ではこの形の15億円の債務負担で発注するのは、初めてでございます。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 石井委員。 ◆委員(石井秀明) ありがとうございます。金額が多かったの確認させていただきました。そこで、業務委託の主なメリットをお伺いいたします。 ○委員長(中村孝治) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(緑川義徳) 受付の業務を拡大して発注するのですが、民間に委託することによりまして、サービスの向上が図られるものと考えております。また、職員の削減になりますので、人件費の削減により経営改善にもつながるものと考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 石井委員。 ◆委員(石井秀明) ありがとうございます。先ほど押木委員よりも発言ありましたけれども、水道メーターの取替の件なのですけれども、スマートメーターの導入はお考えでいらっしゃるでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 給排水課長。 ◎給排水課長(前田隆士) スマートメーターについてでございますが、現在使っているのメーターが2,000円から3,000円程度といった値段に対しまして、スマートメーターは数万円という値段でございますので、現段階で大量に導入するという事は考えておりません。市場の価格の動向を見ながら検討してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 石井委員。 ◆委員(石井秀明) これは福祉部とも少し関連してしまうと思うのですけれども、確かに今値段が高いということもありましたが、独り暮らしの方、また老老介護の方などの高齢者がどのように生活しているかというのをこのスマートメーターを使うことによって、発見できたり手助けになるかと思うのですけれども、その辺の研究はされてはいないのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 給排水課長。 ◎給排水課長(前田隆士) 今年度福祉部と連携をしまして、情報収集等調査検討を行ってきているのですけれども、今あるスマートメーターの通信方式がまだまだ信用ができないという部分がありまして、あとは実際に実用化されている福祉の見守りサービスが実質1社に限定されているということから、もう少し様子を見るという判断をせざるを得ないかなという状況でございます。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 石井委員。 ◆委員(石井秀明) 今後とも研究は怠らず進めていただきたいと思います。  私からは以上になります。ありがとうございました。 ○委員長(中村孝治) ほかに質疑はございますか。  高木委員。 ◆委員(高木大輔) 高木です。お願いします。  下水道事業会計予算のほうからいきます。5ページの支出の営業費用の7目の流域下水道維持管理費なのですけれども、これは印旛沼流域下水道維持管理負担金になるのですけれども、この内容についてお伺いいたします。 ○委員長(中村孝治) 維持管理課長。 ◎維持管理課長(香取理志) 流域下水道維持管理負担金でございますけれども、印旛沼流域下水道は千葉県が所管している施設であるため、終末処理費及び流域下水道等の施設管理費、電気使用料、汚泥処理費などに要する費用でございます。負担額につきましては、汚水処理費に基礎単価を1立方メートル当たり59.2円を乗じたものが基本額となります。費用自体は実際にかかった費用で清算するものとなっております。令和2年度の予算につきましては、令和元年10月23日に千葉県から令和2年度の予算ということで通知がございまして、12億165万2,000円の予算を計上しております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) この件は分かりました。  では、もう一つ質問なのですけれども、私も代表質問で質問させてもらった項目なのですけれども、水道事業管理者から令和2年度は税込みで約1億円の赤字予算で主な要因は八ッ場ダム完成に伴う受水費の増加という答弁があったのですけれども、この印旛広域水道から得る受水量と受水費について、昨年度と比較するとどれくらい増加するのかお伺いいたします。 ○委員長(中村孝治) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(緑川義徳) 昨年度と比較いたしますと、印旛広域水道から受水する水の量は日量で5,000立方メートル増加することになります。これに伴いまして、費用の増加といたしましては、税込みで約3億円程度となると見込んでおります。  以上でございます 。 ○委員長(中村孝治) 高木委員。
    ◆委員(高木大輔) 赤字予算を組んで大変厳しい経営状況になると思いますけれども、システムの見直しとか人事の面で、今後経営会議をされるということなので、サービスの向上に努めていただくことを要望して、私の質問を終わります。 ○委員長(中村孝治) ほかに質疑はございますか。  平野委員。 ◆委員(平野裕子) 平野です。よろしくお願いいたします。  1つお伺いしたいのが、下水道関係で雨水対応ということで今年度の台風とかの大雨の際に、逆流したところがあったと思うのですけれども、そういったところの対応ついては次年度どのような対策を講じていくお考えか、お伺いいたします。 ○委員長(中村孝治) 維持管理課長。 ◎維持管理課長(香取理志) 大雨で雨水が汚水施設に入り込んだ場合なのでございますけれども、マンホールに雨水が入る原因はマンホールのふたの鍵穴が想定されます。対策としてはふたに雨がはいらないように雨水を防止するためのシールを張ったり、雨水が入りにくい人孔のマンホールのふたに交換したり、そういう対策という形で一応調査などを進めてまいる予定ではいます。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) それでは、しっかりと調査対応していっていただきたいと思います。  それと、前から聞いているのですけれども、技術の継承です。人材の確保という面で、どのよう考えていらっしゃるかお伺いいたします。 ○委員長(中村孝治) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(内田正宏) 技術者の確保は、私も技術職員ですけれども、頭の痛いところで、募集をしてもなかなか来ていただけないという実情があります。技術の継承につきましては、経験の長い職員もいますので、そちらから新しい職員に現場で教えるような形で、上下水道部では、外部の研修に参加させまして、技術を得ていただくような形をとっております。  技術職員については、採用するよう人事課に要望しております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) 今、応募が少ないと言っていたと思うのですけれども、要因というのは何かありますか。 ○委員長(中村孝治) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(内田正宏) 民間の人気の上昇、採用時期が早いというようなことが要因というので聞いております。市の場合は、11月頃に2次試験という形でありますので、なかなかそこまで待っていただけないというところが大きな要因ではないかなというふうには私は思っております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) やはり人材の確保は大事かなと思いますので、市内にも高校がありますし、後専門学校とか大学、そういったところで技術系の学生に働きかけていって、再任用の方もいらっしゃるので助かる部分はあるのかなとは思いますが、よろしくお願いいたします。  最後に1点、これは常に言っているのですが、水の週間ポスターコンクールの謝礼の予算額がいつも少ないなと思っていますので、子供たちが喜べるようなものをあげていただければと思います。要望です。終わります。 ○委員長(中村孝治) ほかに質疑はございますか。  副委員長。 ○副委員長(久野妙子) 久野です。お願いいたします。  私からは、今回の赤字予算について伺いたいと思います。予算書を開いて、まずびっくりしたのが今回の赤字予算です。これは支出が大幅に増加したことが原因だと思うのですけれども、先ほどうちの押木から、原水費や浄水費など伺いましたけれども、この中でどこが増加しているのか、お伺いいたします。 ○委員長(中村孝治) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(緑川義徳) 水道の予算書の27ページをお願いいたします。原水費の中の受水費の15億2,062万8,000円が昨年度と比べまして2億4,526万2,000円の増加となっております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 副委員長。 ○副委員長(久野妙子) この予算書の5ページを見ていただくと、今おっしゃったように、原水費がぐんと、支出のところが42億9,300万円に対して、原水費が16億9,400万円で、今おっしゃった原水費、その中でも受水費が飛び抜けているのだろうなと思ったのです。これを見ると7番の減価償却費が11億3,800万円で、これがあって現実にお金が動かないから、ここを何とか保っているかなと思うのですけれども、本当に大変なことだなと思ったのです。ですから、この原水費の受水費が八ッ場ダムの関係で増加したためだというふうに思いますけれども、これを何とか下げなければいけないなと思うわけですけれども、私は印旛広域水道の受水単価が本当に高いのかなというふうに思っているのですけれども、これについてはどうでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(緑川義徳) 確かにご指摘のとおり、印旛広域水道の受水単価につきましては、他の供給団体に比べて高いと我々も考えております。そのため、これは印旛広域水道の条例で決められるものでございますが、佐倉市からも、引き下げの要望を行っております。具体的には、昨年の10月に上下水道事業管理者から印旛広域水道の管理者宛てに文書で引き下げ要望を行っております。また、受水単価がなぜ高いかというと、県に浄水委託をしているからで、その県と印旛広域水道の契約が安くなると、めぐりめぐって受水単価が下がりますので、ぜひ千葉県のほうにその金額が安くなるように働きかけをしてくださいと要望いたしました。それを受けて印旛広域水道の管理者のほうも、千葉県に対して引き下げ要望をさらに行ったと聞いております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 副委員長。 ○副委員長(久野妙子) 課長、質問したのは私です。私に答弁してください。あちら見ながらですけれども。  今分かりました。赤字予算となった大きな要因の受水費についての引き下げの要望をされているということは分かりましたけれども、これを解消するためには本当に様々な市独自の取組も必要です。先ほどどういったことをされますかという質疑に対してご答弁いただいたので、それは分かりましたけれども、では今後そういった料金の在り方とか検討されたり、組織編成もおっしゃっていましたけれども、それを踏まえて一言申し上げるならば、市民は公営だから水道料金が上がることを受け入れてくれるのです。だけれども、民間で考えると、いきなりこの値段がぐんと3割上がることは本当に大変なのです。これは公営だから許されているけれども、皆さんは企業会計なので、私から申し上げたいのは市民の理解を得るためには、せっかくこうやって損益計算書も貸借対照表とか財務諸表があるわけですから、そういったところにしっかりと、いつも常々私が言うように、先々どれだけかかるというのを上げるべきだなというふうに私は思うのです。  平成27年に上下水道ビジョンを出されて、この根拠資料については多分皆さんのところで計算をされていると思うのですけれども、本当はそういった資料もきちんと財務諸表に明確に上げて、どれくらいたったら値上げするのか、そういったところを市民の皆さんが理解しやすいようにすべきだなと、何十年後に大体50億円ぐらいかかって、ここがこうなってとか、そういうことではなくて、企業会計ですから、財務諸表にそれは反映されるべきだなと、私としては思います。それで、私たちのところに民営化されるのではないかという不安の声が寄せられている、また一方で絶対にそんなことはないと、公営だから潰れるはずもないと、そういった安心している方もいらっしゃる。  だから、私はこの公営企業を支えるためには、値上げにしろ何にしろ、市民の理解が一番重要だなと、思いますので今後組織編成とかおっしゃっていましたけれども、広域化とか、そういったことも含めて検討されるべきだし、財務諸表にもそういったことを根拠資料としたものをきちんと載せて、説明をして行くべきではないかなと、そういったところを検討していただきたいというふうに思います。いかがでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(内田正宏) ありがとうございます。佐倉市の上下水道部としても、見える化というのは必要だと思いますので、今後市民に対しても、議員の皆さんに対しても説明できるような資料を提示していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 以上で質疑を打ち切ります。  執行部の皆様、大変お疲れさまでございました。どうぞご退室していただけますか。  委員の皆様、そのまま少々お待ちください。  この際、暫時休憩いたします。           午後4時53分休憩   ───────────────────────────────────────           午後4時54分再開 ○委員長(中村孝治) 休憩前に引き続き会議を開きます。  皆さんのお手元に資料配付されたと思いますけれども、宇田委員から発言を求められておりますので、これを許します。  宇田委員。 ◆委員(宇田実生子) 宇田実生子でございます。本日の会議における自らの発言において、不適切な部分があることを確認いたしましたので、お手元に配付のとおり、発言を取り消させていただきたく、申出をさせていただきました。  このたびは不適切な発言をいたしまして、誠に申し訳ありませんでした。 ○委員長(中村孝治) ただいま宇田委員から発言の取消の申出がありました。皆様、何かご質問ないですね。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(中村孝治) ただいまの宇田委員からの発言取消の申出に関しまして、会議録を確認の上、削除したいと思います。これにご異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(中村孝治) ご異議なしと認めます。  以上で本日の日程は全て終了いたしました。  あすは午後1時から委員会を開催いたします。  本日はこれにて散会いたします。  お疲れさまでございました。           午後4時56分散会...