佐倉市議会 2019-12-11
令和 元年11月定例会経済環境常任委員会-12月11日-01号
〇欠席委員 なし
〇説明のため出席した者の職氏名
産業振興部長・
二川健一郎、農政課長・岩井一徳、
農政課主査・足谷知之、
草ぶえの丘園長・冨永文敏、
産業振興課長・鈴木研悟、
産業振興課副主幹(
産業振興部調整担当)・荒木宏光、
産業振興課副主幹・青木 貴、
産業振興課副主幹・利光 尚、
産業振興課主任主事・塚田祥平、
環境部長・橋口庄二、
生活環境課長・菅沼健司、
生活環境課副主幹(
環境部調整担当)・遠藤雅由、
生活環境課副主幹・秋葉英樹、
生活環境課主査・齋藤伸之、
廃棄物対策課長・田中眞次、
廃棄物対策課副主幹・八角文仁、
廃棄物対策課主査・石渡倫和、
廃棄物対策課主事・村瀬 望
農業委員会事務局長・湯浅明弘
〇議会事務局 書記・飯野 明
午前9時57分開議
○委員長(敷根文裕) ただいまから
経済環境常任委員会を開会いたします。
委員全員が出席しておりますので、会議は成立しております。
これより議事に入ります。
当委員会に付託されました案件は、議案第1号 令和元年度佐倉市
一般会計補正予算、議案第3号 令和元年度佐倉市
農業集落排水事業特別会計補正予算、議案第21号
指定管理者の指定について、そして議案第24号 令和元年度佐倉市
一般会計補正予算であります。以上4件を一括議題といたします。
それでは、
産業振興部、
農業委員会事務局所管の議案について執行部の説明を求めます。
産業振興部長。
◎
産業振興部長(
二川健一郎)
産業振興部長の二川でございます。失礼して座って説明をさせていただきます。本日ご審議いただきますのは、議案第1号 令和元年度佐倉市
一般会計補正予算のうち
産業振興部及び
農業委員会所管の5
款農林水産業費、6款商工費について、議案第3号 令和元年度佐倉市
農業集落排水事業特別会計補正予算について、議案第21号
指定管理者の指定について並びに追加議案として提出されました議案第24号 令和元年度佐倉市
一般会計補正予算のうち
産業振興部所管の5
款農林水産業費についての4議案でございます。
詳細につきましては、農政課長から一括でご説明させていただきます。よろしくご審議のほどお願いいたします。
○委員長(敷根文裕) 農政課長。
◎農政課長(岩井一徳) 農政課長の岩井でございます。失礼して座って説明させいただきます。
議案第1号 令和元年度佐倉市
一般会計補正予算のうち
産業振興部及び
農業委員会事務局関係の補正予算について、議案第3号 令和元年度佐倉市
農業集落排水事業特別会計補正予算について、議案第21号
指定管理者の指定について、追加議案第24号 令和元年度佐倉市
一般会計補正予算のうち
産業振興部関係の補正予算について、それぞれご説明いたします。
初めに、厚いほうの
補正予算書78ページをごらんください。5款1項1目
農業委員会費、1の
職員人件費につきましては、本年4月の人事異動に伴い共済費等の金額が不足する見込みとなったため、55万円を増額補正いたそうとするものでございます。
次に、2目
農業総務費、1の
職員人件費につきましては、本年4月の人事異動に伴い、昨年度より給与の高い職員が配置されたことに伴い、給料等について不足する見込みとなったことから1,450万円を増額補正いたそうとするものでございます。
次に、3目
農業振興費、8の
水田自給力向上対策事業の
水田農業構造改革事業補助金につきましては、千葉県
飼料用米等拡大支援事業、補助率10分の10において、当初の見込みよりも飼料用米の専用品種である補助単価の高い多収性品種に取り組む農家がふえたことなどから、116万1,000円を増額補正いたそうとするものでございます。
14の
農業災害支援対策事業につきましては、9月9日の台風15号などで被災した農業者の農業経営の維持安定を図るため、
金融機関等からの資金融資に対する利子を補給する事業及び資金を借り入れる際に求められる保証料を助成するため、342万円を増額補正いたそうとするものでございます。
次に、
補正予算書の80ページをお開きください。6款1項1目
商工総務費、1の
職員人件費につきましては、
プレミアム付商品券事業等の実施に伴い時間外勤務及び共済費が当初予算算定時より増加する見込みとなったことによりまして、450万円を増額補正いたそうとするものでございます。
続きまして、114ページをごらんください。
債務負担行為の設定について、下段の
農業災害対策利子補給、
農業災害対策資金債務保証料につきましては、今年度から令和2年度にわたって支払いが発生することから
債務負担行為を設定いたそうとするものでございます。
114ページの一番下段、「佐倉城址のさくら」
開催等業務委託につきましては、毎年城址公園で行っているイベントの期間を拡大し、3月下旬からの開催とするため
債務負担行為を設定するものでございます。
次に、119ページ下段をごらんください。
産業振興部関係の令和2年度通年業務について、佐倉草ぶえの丘と
産業振興課合わせて527万9,000円を限度額として設定しようとするもので、内訳につきましては、まず佐倉草ぶえの丘所管の寝具賃貸借と
寝具乾燥業務委託について、宿泊施設で利用した寝具の乾燥や交換を令和2年4月当初から開始する必要があることから、今年度中に委託業務を行うため、また
飯野台観光振興施設合併浄化槽維持管理業務委託については、
飯野台観光振興施設に整備をしました浄化槽の法定点検が4月の第1週から必要となることから、今年度中に
維持管理業務委託の契約を行うため、それぞれ
債務負担行為を設定しようとするものでございます。
続きまして、議案第3号 令和元年度佐倉市
農業集落排水事業特別会計補正予算については、
債務負担行為の設定のみとなります。140ページ、141ページをごらんください。
坂戸農業集落排水施設の法定点検を令和2年4月当初から開始する必要があることから、本年度中に契約事務を行うため、限度額248万3,000円の
債務負担行為を設定しようとするものでございます。
続きまして、議案第21号
指定管理者の指定については、
産業振興課が所管する佐倉市スマートオフィスプレイスの
指定管理者を令和2年4月1日から令和5年3月31日まで山万グループに指定しようとするもので、佐倉市
指定管理者審査委員会の答申を受け内部で検討したところ、山万グループは、施設管理についてのノウハウを持っていることに加え、法人との提携やシニア層及び地域住民の利用促進、海外からのビジネス客の取り込みなど、集客効果が高いと見られる取り組みの実施や近接の
子育て支援施設との連携など、子育て世代の
女性利用促進につながる提案もなされておりました。このことにより起業の促進と多様な働き方を推進する施設としての効用発揮がより高いレベルで期待できるものと判断し、山万グループを佐倉市
指定管理者選定委員会答申のとおり、候補者として選定したものでございます。
続きまして、追加議案により提出されました、薄いほうの
補正予算書34ページをごらんください。10款3項1目
農業施設災害復旧費、1の農地・
農業用施設災害復旧費の
災害復旧工事につきましては、10月25日の豪雨による崖崩れにより農地に流入した土砂撤去などについて、国の
災害復旧事業などを活用し復旧工事を実施するため、1億8,262万円の補正をいたそうとするものです。事業の完了が令和2年度になる見通しであることから、
全額繰越明許費を設定しております。
ここで事前にお配りしておりますA4
横長カラー印刷の資料をごらんいただきたいと思います。こちらの資料に基づいて説明させていただきます。補正額としまして1億8,262万円、こちらの財源につきましては、県からの補助ということで1億2,007万7,000円、市債が4,050万円。この県の補助金の流れとしましては、国から県、県から市への流れということになります。被害の概要といたしまして、土砂崩れにより農地に堆積した
土砂被害等、水田等に流入した土砂等が97カ所、この内訳として、水田が45カ所、水路が31カ所、農道が21カ所となっております。
復旧事業費としまして約1億5,840万円、2番としまして、
土地改良施設の
揚水機場ポンプ等の故障ということで
揚水機場ポンプ等の被害箇所40カ所、こちらの内訳としましては、
揚水機場ポンプが36カ所、
電気設備等が4カ所、
復旧事業費といたしましては約2,422万円となっております。事業概要としましては、10月25日の大雨によりまして崖崩れにより土砂が農地に堆積、また
揚水機場ポンプ等が水没し故障しておりました。このため営農再開に支障を来していることから、国の
災害復旧事業を活用して被災した農地、
農業用施設の復旧工事を早期に実施するというものでございます。
事業実施主体は佐倉市ということになっております。補助率につきましては、国の補助で1カ所の工事費が40万円以上の場合、
災害復旧事業の
国庫補助率が、農地の場合は約80%、農業施設の場合は約90%ということになっております。
なお、国の補助率の確定は発災翌年の3月ということになりますので、令和3年3月ごろに補助率が確定するということになっております。
続きまして、右側の写真をごらんいただきたいと思います。今回の被害のほんの一部の状況写真となりますが、①の
上勝田地先は、崖崩れにより水田に土砂等が流入したということで、こちらの倒木、それから土砂の撤去を実施いたします。
②番としまして、上別所地先、崖崩れにより水田に土砂が流入しておりますので、こちらの土砂、それから木を撤去するという工事になります。
③が
上勝田地先の
排水路破損ということで、赤丸で印しておりますところは、コンクリートの柵板が転んでおります。また、その右側のところですけれども、のり面の土砂が越水により流されておりますので、土を入れて、この柵板を補修するという工事になります。
④番の
直弥地先排水路破損、
農道通行不可。この現場につきましては、右側から左側に排水が流れておりますが、その真ん中にございます排水管、直径1メートルの管で排水が流れ切れず、その上を越水したことによりまして、農道の砕石等が流されて農道の通行が不可となっております。このことからこのヒューム管を一度上げて基礎をつくって、それからもう一度埋め戻して、さらに上に砕石基礎して農道を通れるようにするといった工事になります。こういった事業が、今回の対象事業となっております。
以上、議案第1号、第3号、第21号、第24号につきましてご説明申し上げました。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(敷根文裕) 環境部長。
◎環境部長(橋口庄二) 環境部長の橋口でございます。着座にて失礼します。本日ご審議いただきます
環境部所管の議案は、議案第1号 令和元年度佐倉市
一般会計補正予算のうち4款衛生費の所管部分及び
債務負担行為補正の所管部分について、また追加議案として提出されました議案第24号 令和元年度佐倉市
一般会計補正予算のうち、4款衛生費、10
款災害復旧費、15
款国庫支出金の
環境部所管部分についての2議案でございます。
詳細につきましては、
生活環境課長より一括でご説明申し上げます。ご審議のほどよろしくお願いします。
○委員長(敷根文裕)
生活環境課長。
◎
生活環境課長(菅沼健司)
生活環境課長の菅沼でございます。よろしくお願いいたします。議案第1号 令和元年度佐倉市
一般会計補正予算(第5号)のうち、環境部が所管いたします歳出予算につきましてご説明申し上げます。
初めに、厚いほうの予算書74ページをお願いいたします。ページ下段の4款衛生費、1項保健衛生費、6目
公害対策費の1、
職員人件費(
環境保全関係職員分)でございます。まず、給料につきましては、退職者の発生によりまして100万円の減額補正となっております。職員手当につきましては、時間外勤務手当が見込みより多かったことに加えまして、通勤手当や住居手当を支給する職員がふえたことから90万円の増額補正をいたしまして、合わせて10万円の減額補正をするものでございます。
次に、予算書76ページをお願いいたします。ページ上段の4款衛生費、2項清掃費、1目
清掃総務費の1、
職員人件費(
清掃関係職員分)でございます。180万円の増額につきましては、職員手当が給与改定に加えまして扶養手当を受ける職員が増加したことから増額補正するものでございます。
次に、下段の4款衛生費、2項清掃費、2目
じん芥処理費の2、
一般廃棄物収集運搬事業でございます。126万5,000円の増額補正につきましては、市の管理する
ごみ集積所の老朽化したコンクリートブロックの
改修工事費でございます。
続きまして、
債務負担行為の補正につきましてご説明申し上げます。予算書116ページをお願いいたします。中段の
環境部関係の令和2年度通年業務、限度額7,807万7,000円でございます。こちらは令和元年度から令和2年度までを期間とする
債務負担行為の設定を行おうとするものでございます。
内訳につきましては、120ページをお願いいたします。上段の環境部の表に記載しておりますJR佐倉駅
南口公衆トイレ外3か所
清掃業務委託から
一般廃棄物・
産業廃棄物最終処分場水質調査業務委託までの8件で、それぞれの金額を限度額とするものでございます。これらの業務につきましては、令和2年度当初の4月1日から事業を行う必要があるものでございまして、本年度中に入札などの契約事務を終了させておくために
債務負担行為を設定するものでございます。
議案第1号 令和元年度佐倉市
一般会計補正予算(第5号)のうち、
環境部所管の補正予算に係る説明につきましては以上でございます。
続きまして、追加議案により提出いたしました議案第24号 令和元年度佐倉市
一般会計補正予算(第6号)のうち環境部が所管いたします歳出予算につきましてご説明申し上げます。
薄いほうの予算書とともに、お手元に配付いたしましたカラー刷りのA4、1枚の令和元
年度一般会計補正予算要求(臨時経費)についてもあわせてごらんください。本補正予算は、災害復旧に関する事業でございます。では、予算書の22ページをお願いいたします。4款衛生費、2項清掃費、2目
じん芥処理費の10、
災害廃棄物対策事業の1億89万円の増額でございます。本事業は、台風第15号、19号により半壊以上の判定となった住家と、10月25日の豪雨により全壊と判定された住家を解体、撤去するための事業でございます。事業の内訳といたしましては、委託料の
損壊家屋等解体撤去等委託料9,080万1,000円は、市が公費で損壊家屋の全部解体、撤去、処分等を実施するための委託料でございます。
次に、その下の
負担金補助及び交付金の
損壊家屋等解体撤去費償還補助金で1,008万9,000円は、市が公費で行う前に
家屋所有者等が自費で
損壊家屋等の全部解体等を行った場合に、そのかかった費用を償還するものでございます。
続いて、予算書32ページをお願いいたします。10
款災害復旧費、2項その他公共施設・
公用施設災害復旧費、1目その他公共施設・
公用施設災害復旧費の2、
最終処分場災害復旧費でございます。
工事請負費で412万5,000円の増額につきましては、小篠塚地先に所在する市の
一般廃棄物最終処分場で、10月25日の豪雨により崩壊したのり面の
復旧工事費でございます。
なお、本工事は、
国庫補助対象の事業で、補助率2分の1、50%でございます。さらに、損壊家屋の解体、撤去費用につきましては、最大40%の
特別交付税措置がなされるものであります。
続いて、予算書の9ページをお願いいたします。4款衛生費、2項清掃費、
損壊家屋等解体撤去等事業でございます。このたびの当該事業につきましては、増額補正を行うものでございますが、実施時期や規模によりまして本年度中に事業の全てが完了する見込みが低いことから繰り越しを行うものでございます。
議案第24号 令和元年度佐倉市
一般会計補正予算のうち
廃棄物対策課所管の補正予算に係る説明につきましては以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(敷根文裕) それでは、これより質疑を行います。
質疑のある方は挙手をお願いします。
鍋田委員。
◆委員(鍋田達子) 鍋田です。よろしくお願いいたします。今ほどご説明ありました予算書76ページの
一般廃棄物収集運搬事業で
ごみ集積所改修ということなのですが、これは何カ所で具体的には場所はどちらになりますでしょうか。
○委員長(敷根文裕)
廃棄物対策課長。
◎
廃棄物対策課長(田中眞次)
廃棄物対策課長の田中でございます。場所につきましては、六崎地先でございます。今回改修するのは1カ所でございまして、帰属された
ごみ集積所のブロックが崩れてきておりまして、それを緊急で直すものでございます。
以上です。
○委員長(敷根文裕) 鍋田委員。
◆委員(鍋田達子) これは災害に関する改修ではなくて通常のものですか。
○委員長(敷根文裕)
廃棄物対策課長。
◎
廃棄物対策課長(田中眞次)
廃棄物対策課長の田中でございます。今回の改修は災害に対する改修工事ではなくて、点検によって判明した改修でございます。
以上です。
○委員長(敷根文裕) 鍋田委員。
◆委員(鍋田達子) ありがとうございます。
あと、予算書78ページの
農業災害支援対策事業の利子補給、資金の債務保証のところですが、これは営農者は何件くらいありますでしょうか。
○委員長(敷根文裕) 農政課長。
◎農政課長(岩井一徳) 農政課長の岩井でございます。こちらにつきましては、今回国から発動されました資金融資ということで無利子での貸し付けを行う、それと保証料免除ということで、その分も負担するという事業になっておりますけれども、今のところこの制度を活用して借り入れるという農家さんはいらっしゃいません。しかしながら、農協の借り入れにつきましては、かなりその
貸し付けスピードが早いということもございまして、農協のほうの制度を活用されている農家さんが、今回は比較的多いというふうに聞いております。
以上でございます。
○委員長(敷根文裕) 鍋田委員。
◆委員(鍋田達子) ありがとうございます。
あと、先ほどの指定管理の件で何点か確認をさせていただきたいと思います。いただいた資料なのですけれども、高橋工業と山万グループの申請理由を比べてみますと、山万グループのほうが市の設置目的と合致しているというふうに思うのですが、ここで幾つか確認をさせていただきたいと思います。1つ目は、記号Ⅰの2の設置目的・役割・課題というところで、山万の課題として周知の不足というふうにあるのですが、現時点でこれは具体的にどのようなことをいうのかなと思いまして、その下のほうのⅡの3のところで情報発信のところでは、LINEや広報紙、
プレスリリースなど5点くらい書かれているのですが、こことの関係というのはあるのでしょうか。
○委員長(敷根文裕)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(鈴木研悟)
産業振興課長の鈴木でございます。こちらの周知の不足という点でございますが、我々はこの
コラボサクラの広報、啓発活動を、ホームページ、チラシ、「こうほう佐倉」等で周知をしているのですが、民間企業から見るとまだ足りないのではないかというふうに認識しているということと推察しております。特にこのⅡの3に書いてありますが、例えば
FMラジオでの広告ですとか、あと駅周辺での集中的な啓発活動、こういったものは山万グループではやっていけるということを言っておりまして、我々行政がやっている以上の広報、啓発活動をしたいというところだというふうに解釈しています。
以上でございます。
○委員長(敷根文裕) 鍋田委員。
◆委員(鍋田達子) ありがとうございます。ということは、逆に言えばもっともっとこれから、Ⅱの3のところにもるる書いてあるのですが、啓発をさらにさらにやっていただけるというふうに捉えられることなのですよね。わかりました、ありがとうございます。
あと、Ⅲの2のアのところでの人員配置ということでは、山万のほうは常時何人ということになりますでしょうか。2人体制ということでよろしいのでしょうか。
○委員長(敷根文裕)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(鈴木研悟) 基本的には必ず誰か一人は絶対にいて、そのほかパートの方と契約社員の方2名で回すという形にはなっております。ただ、途中休憩時間とかもあるかと思いますが、一応山万グループのほうは2名体制で、常に窓口対応をやりたいというふうに提案がございました。
以上になります。
○委員長(敷根文裕) 鍋田委員。
◆委員(鍋田達子) ありがとうございます。
あと、Ⅲの5のアのところで安全管理・
危機管理等で山万の防犯、防災対策を構築し、
対応マニュアルを作成とあるのですが、これは既に作成してある、それともこれから作成するということでしょうか。
○委員長(敷根文裕)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(鈴木研悟) 指定管理を受けられることになりましたら、
指定管理者として防災対策のマニュアルを作成するということでございます。
以上でございます。
○委員長(敷根文裕) 鍋田委員。
◆委員(鍋田達子) それでは、受託した場合には4月1日までに市でもその作成したものを確認し、さらに現地確認もしていただけるということでよろしいでしょうか。
○委員長(敷根文裕)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(鈴木研悟) 決まりましたら、その引き継ぎも含めて現地等での引き継ぎ、その他確認等もろもろ万全に抜かりなく行いたいというふうに考えております。
以上です。
○委員長(敷根文裕) 鍋田委員。
◆委員(鍋田達子) あと最後に、一番最後の特記事項のところの
セミナースペースを利用して云々というところ、仕切り変更というところの意味が理解できませんでしたので、解説をしていただくとありがたいです。
○委員長(敷根文裕)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(鈴木研悟) この
コラボサクラの一番奥に
セミナースペースというところがあるのですが、通常市でやっております
起業講演会ですとか、セミナーを行うスペースがございますが、そこをより交流できる場にしたいということで、今はテーブルと椅子とかが置いてあるのですけれども、ここを臨機応変に使えるように考えていきたいということの提案を受けております。
以上です。
○委員長(敷根文裕) 鍋田委員。
◆委員(鍋田達子) ありがとうございました。大変よくわかりました。
○委員長(敷根文裕) ほかに質疑はございますか。
川口委員。
◆委員(川口絵未) 川口です。よろしくお願いします。まず、厚い予算書の76ページをお願いします。2目の
じん芥処理費の
一般廃棄物収集運搬事業のところで
ごみ集積所の改修ということなのですが、こちらブロック塀の中に芯が入っていないものがあったということで、ほかに何カ所あるのかというのと、あと改修したときの自治会と市の費用の負担割合を教えてください。
○委員長(敷根文裕)
廃棄物対策課長。
◎
廃棄物対策課長(田中眞次)
廃棄物対策課長、田中でございます。配筋、中に鉄筋が入っていなかったブロック塀は、この1カ所だけでございます。今回の点検につきましては、大阪府北部地震で小学生がブロック塀の下敷きになって亡くなられたという事件を受けて、市内3,550カ所のうちブロック塀で囲われた
ごみ集積所1,070カ所を全て点検させていただきました。配筋されているかどうかもあわせて点検して、配筋がなかったのはこの1カ所だけでございます。
あと、費用負担につきましては、全て市の負担で直します。
以上です。
○委員長(敷根文裕) 川口委員。
◆委員(川口絵未) ありがとうございました。
あと2カ所協議中とお伺いしたのですけれども、こちらは協議が調ったということで、今回六崎の
ごみ集積所をこの予算で改修するということですが、あと2カ所の予定を教えてください。
○委員長(敷根文裕)
廃棄物対策課長。
◎
廃棄物対策課長(田中眞次) ほかの2カ所につきましては、隣接の住宅と壁を共有しているところでございまして、隣接者との協議が必要になりますので、協議が調い次第、あとの2カ所につきましては補正予算を組んで改修する予定でございます。そちらのほうはすぐに崩れるというようなものではなくて、ブロックの上にさらに隣接者の方のブロックを積んでしまったというような案件なので、そちらの方と協議をしながら、調い次第、直そうということでございます。
以上です。
○委員長(敷根文裕) 川口委員。
◆委員(川口絵未) わかりました。ありがとうございます。
次は、予算書78ページの3目
農業振興費、8の
水田自給力向上対策事業で、こちらは多収性品種に取り組む方が多くなったということで、飼料用米に取り組む方が多くなったのかということをお聞きしたいのと、あと飼料用米をつくるときの補助金をもらえる条件、面積や最低収穫量の制限があるかということと、補助金を出すと思うのですけれども、その補助金の額というのは年々どのように推移しているかを教えてください。
○委員長(敷根文裕) 農政課長。
◎農政課長(岩井一徳) 飼料用米の取り組み面積につきましては、平成30年が約100ヘクタールに対して、ことしにつきましては約90ヘクタールということで若干減ってはいます。また、その品種につきまして、通常飼料用米、主食用米品種を作付した場合は、大体ふさこがねとかふさおとめ、あわせ品種と言われるもので、こちらを栽培するのですけれども、多収性品種というものは飼料用米の専用品種ということで粒が細長いものです。食べてもおいしくないというものなのですけれども、その割に収量が多くとれるという、それと台風についても倒れにくいといった品種になっております。アキヒカリとか夢あおばといったものなのですけれども、こちらに取り組む農家さんが今回ふえたということで、県の補助金の金額としましては、主食用米品種に取り組んだ場合は10アール当たり1,500円、多収性品種に取り組んだ場合は10アール当たり3,000円ということで、こちらのほうに取り組む農家さんがふえたことによって、予算が不足したということでの補正予算になっております。
それと補助金なのですけれども、例えば国の補助金ですと10アール当たり取り組めば、例えば飼料用米ですと定額では8万円が補助されます。市の場合は、例えば1ヘクタールの水田を作付した場合に、そのうちの40アール分、大体3割ぐらい、主食用米以外のものを栽培した場合に、生産調整達成ということで10アール当たり1万5,000円が補助されるという制度になっております。県の場合もこれと同様に、生産調整達成した場合に10アール当たり1,500円、または3,000円が補助されるということになっております。
以上でございます。
○委員長(敷根文裕) 川口委員。
◆委員(川口絵未) ありがとうございます。昨年度種子法が廃止されて、種苗法も自家採取、自分のところでとれた種をまた植えてというのが禁止されるよう改悪されていく中で、佐倉市にこの影響はございますでしょうか。
○委員長(敷根文裕) 農政課長。
◎農政課長(岩井一徳) 水田の種もみは、大体農協で販売されておりますけれども、毎年予定量は大体確保されておりますので、特に影響はないというふうには聞いております。
以上でございます。
○委員長(敷根文裕) 川口委員。
◆委員(川口絵未) 県も種子法がなくなって要綱をつくっているということなのですけれども、要綱というのは単なる県庁内部での規制にすぎず、担当課長の決裁でいつでも変えられるものですので、ぜひ県に条例をつくるよう市から働きかけてはいかがでしょうか。
○委員長(敷根文裕) 農政課長。
◎農政課長(岩井一徳) 一般質問でも答弁させていただいておりますけれども、県でもその要綱によってしっかり確認をしていく、それと普及していくということで、特に問題ないというふうに伺っておりますので、市としても今のところ特に県にそういった要望等をする予定はございません。
以上でございます。
○委員長(敷根文裕) 川口委員。
◆委員(川口絵未) 今コシヒカリもなくなるのではないかと言われていて、大きな企業が農薬とセットで種を売るような感じになってくると、同じ例えばコシヒカリでも、千葉県に育ちやすいように改良を加えて種を管理してきたと思うのですけれども、そういったものがなくなって、最初のうちはすごく生産量が多くなるらしいのですけれども、だんだん土地が痩せ細っていって、どんどんとれなくなるということで、外国でも訴訟が起こったりとかしていますので、ぜひ県などの言うことを真に受けるのではなくて、農家さんとまた食べる我々のことを長期的な視点で考えて、市でも動いていっていただきたいと思います。条例を策定するよう県に求めてほしいと思います。私も求めてまいりますけれども、要望です。
あとは、14の
農業災害支援対策事業のところなのですけれども、農協のほうから借り入れている方が多いということなのですけれども、こちらは農協の共済に入っていないと出ないのでしょうか。
○委員長(敷根文裕) 農政課長。
◎農政課長(岩井一徳) これは共済に入る、入っていない関係ありませんが、今回の災害に関して、たしか1,000万円だと思いましたけれども、それまでの枠で無利子で貸し付けできる制度を農協で打ち出しておりまして、そちらのほうが比較的簡易に借りられると、それと短時間で手続が済むということで、農協のほうを利用される方が多いというふうに伺っております。
以上でございます。
○委員長(敷根文裕) 川口委員。
◆委員(川口絵未) 新しくビニールハウスなどを建てかえるときに共済にほぼ強制加入をするような話を聞いたのですけれども、あとまたその借り入れをして農業をやめるというときに残額を一気に返済しないといけないということを聞いたのですけれども、その辺はご承知でしょうか。
○委員長(敷根文裕) 農政課長。
◎農政課長(岩井一徳) ハウスの再建のお話ということでよろしいですか。台風15号に関してのハウスの再建ということで。
◆委員(川口絵未) はい。
◎農政課長(岩井一徳) もちろん借り入れですから当然返済しなければいけないということですが、その利子が無利子になるということです。また返済は、申し込みのときに、一定の期間を設けて返済をしなければいけませんので、その辺は必要になってくるとは考えております。
○委員長(敷根文裕) 川口委員。
◆委員(川口絵未) 今回水田に、先ほどの写真のように土砂が流れ込んだとかはあるのですけれども、作物やビニールハウスの施設を建てかえたりとかしたときの農家さんへの支援は、今回の補正予算に入っているのでしょうか。また、入っていないとしたら、農家さんが一回立てかえるような形になるのでしょうか。
○委員長(敷根文裕) 農政課長。
◎農政課長(岩井一徳) 台風15号で被災したビニールハウス等の再建につきましては、国、県のほうで支援策が打ち出されておりまして、おおむね9割の補助ということで、これは一般質問でも答弁させていただいております。こちらの支援につきましては、事前着工が国の制度として認められておりますので、例えばビニールが破れた農家さん、材料が入れば当然今後の冬作に必要な施設でありますので張りかえをしますが、既に終わっている農家さんも正直いらっしゃいます。しかしながら、施設がそのまま倒れてパイプ自体を再建しなければいけないという農家さんにつきましては、なかなか材料が入らないということで、再建が滞っているという農家さんも正直いらっしゃいます。中にはもう年内、年度内は難しいという農家さんもいらっしゃいまして、来年例えば水稲の育苗に間に合わない農家さんもいらっしゃるというふうに農協からは伺っております。ですから、再建次第、もちろん事前着工が認められておりますので、そういった資料をとっておいていただいて後日補助金を支払うというような形になろうかと思っております。
以上でございます。
○委員長(敷根文裕) 川口委員。
◆委員(川口絵未) ありがとうございます。
次は、スマートオフィスプレイス、議案第21号についてなのですけれども、こちら2社来られたということで、こちらの高橋工業さんは、とびとか大工業ということで、この募集内容とはちょっと違った職種なのかなと思いますが、この地域の活動をされていたというのはどのようなことなのでしょうか。
○委員長(敷根文裕)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(鈴木研悟) 高橋工業さんというのは、本業は建設業でございますが、佐倉市に対する思いがとても熱い方で、我々の関係ですと例えば時代まつりですとか、年間を通していろいろなイベントをやるのですけれども、そういうところにいろいろ参画していただいて盛り上げていただいたり、あとは独自で音楽ホールを借りてイベントを実施したりということで、地域の活性化を非常に行っている企業でございます。
以上でございます。
○委員長(敷根文裕) 川口委員。
◆委員(川口絵未) この
経済環境常任委員会で視察に行ったときに福岡の廃校を利用したシェアオフィスを見学したのですけれども、それですと廃校なので、市の持ち物ですので賃料というのは発生しないと思うのですけれども、今回のスマートオフィスプレイスだと賃料を年間八百数十万円だったと思うのですけれども、払っていくと思うのですけれども、その額と、あとは山万グループに対して賃料の値下げ交渉をしたのかを教えてください。
○委員長(敷根文裕)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(鈴木研悟) こちらの場所を借りるのは
産業振興部で行っていないので、詳細なことはわからないのですけれども、ただ近隣相場の賃料よりは格安だということはお聞きしております。
以上でございます。
○委員長(敷根文裕) 川口委員。
◆委員(川口絵未)
セミナースペースを使ってということで、先ほど鍋田委員の質問にもあったのですけれども、市のイベントなどをやっているようなのですけれども、このスペースの今までの稼働状況を教えてください。
○委員長(敷根文裕)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(鈴木研悟) 平均で申し上げますと、今
コラボサクラですね、大体月に4回ぐらい、何らかのイベントですとか相談会を行っております。毎週水曜日に、第1水曜日は日本政策金融公庫、第2水曜日が千葉県産業振興センターで、第3水曜日がシェアオフィスに入られている行政書士の無料相談会といったものなども行っておりますし、あとそれ以外にも
起業講演会ですとか、当課が実施いたします
起業講演会などもそちらで行っております。
以上です。
○委員長(敷根文裕) 川口委員。
◆委員(川口絵未)
セミナースペースは、利用者も借りられるのでしょうか。
○委員長(敷根文裕)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(鈴木研悟) あいているときであればお申し出いただければ、それも可能かと思いますが、基本的にコワーキングスペースとかを利用されている方は、個室といいますかブースを使ったりですとか、あとソファースペースとかで皆さんやられております。
以上です。
○委員長(敷根文裕) 川口委員。
◆委員(川口絵未) ちょうど私たちが福岡市に視察で行ったときに、廃校、使わなくなった学校ですね、九州廃校サミットというイベントが広い部屋でされていたのですけれども、そういうふうに、施設側ではなくてほかの団体が申し込んで使っているような例は今までありますでしょうか。
○委員長(敷根文裕)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(鈴木研悟) 基本的にあそこを利用できるのは会員の方になっておりますので、会員の中で今後考えられるのが、自分が例えば新たなゲームソフトを開発したので、そこの場所を使って周知をしたりですとか、そういったことにも活用できるものというふうに考えておりますので、まだ実際そういった動きはないのですけれども、行く行くはそういった形で会員同士ですとか、そこからまた新たな会員を呼び込むとかといった相乗効果を生み出していきたいというふうに考えております。
以上です。
○委員長(敷根文裕) 川口委員。
◆委員(川口絵未) ありがとうございます。
済みません。ちょっと戻ってしまうのですけれども、補正予算の厚い冊子のほうで、114ページの「佐倉城址のさくら」が毎年より拡大して3月下旬から行うということで、内容はどのように変わるのでしょうか。
○委員長(敷根文裕)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(鈴木研悟) 「佐倉城址のさくら」というのは、毎年4月の頭から6日間行っておりました。年度執行なものですから、いつも4月の頭からやっていたのですが、桜の開花、かなり最近前後することが多いので、できれば次年度につきましては、3月20日から4月の中旬ぐらいまでを広くとって、それで行いたいというふうに考えております。
◆委員(川口絵未) 内容は。
◎
産業振興課長(鈴木研悟) 内容は、今までどおり地域企業、事業者さんにしていただくのですけれども、それ以外に来年度につきましては、京成電鉄さんですとか、あと歴博さん、それとこれまでより地元商店の方々と連携を図って、内容についても拡大したいなということで今検討しております。
以上です。
○委員長(敷根文裕) 川口委員。
◆委員(川口絵未) すてきな場所ですので、ぜひ広報を頑張っていただいて、たくさんの人が訪れて佐倉ですてきな時間を過ごしていただきたいと思います。よろしくお願いします。
以上です。
○委員長(敷根文裕) ほかに質疑はございますか。
密本委員。
◆委員(密本成章) 密本です。よろしくお願いします。私からは、質問としましては、
指定管理者に対してチェック機能というのはどのような形で行っていますか。
○委員長(敷根文裕)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(鈴木研悟)
指定管理者制度の中では、もちろんモニタリングというのが定期的に行われるわけでございますが、ただ今回のこの
コラボサクラにつきましては、我々の企業支援事業と密接な関係にございますので、通常のモニタリング以上に毎月定期的なミーティング等をして、より
コラボサクラを核として起業、創業の渦を起こしていきたいというふうに考えておりますので、そういった形でぜひ確認はしていきたいというふうに思っております。
以上です。
○委員長(敷根文裕) 密本委員。
◆委員(密本成章) こちら
コラボサクラの
指定管理者制度ということで、起業家さんの支援ですとか新規企業さん、また先ほど出ましたけれども、子育て支援というか、子供を持つ女性世代、こういったことの支援を考えていらっしゃるということで、今後もサービス拡大であるとか向上を、私、期待しておりますので、モニタリングもしっかりよろしくお願いいたします。
○委員長(敷根文裕) 要望でよろしいでしょうか。
◆委員(密本成章) 私からは以上です。
○委員長(敷根文裕) ほかに質疑はございますか。
斎藤委員。
◆委員(斎藤明美) 斎藤です。よろしくお願いします。予算書の76ページをお願いします。先ほど川口委員からも
ごみ集積所のお話は出ましたけれども、それについて少しお話を伺いたいと思います。今回は六崎の
ごみ集積所ということだったのですけれども、私もこの件で少し市内を車で走ってみましたら、ブロック塀にひびが入っていたりとか、そういったところも見受けられたのですけれども、この後、集積所を改修していきたいなというか、市のほうでは予定がありましたら教えていただきたいのです。
○委員長(敷根文裕)
廃棄物対策課長。
◎
廃棄物対策課長(田中眞次)
廃棄物対策課長の田中でございます。先ほども申し上げましたけれども、ブロックで積まれた
ごみ集積所1,070カ所を総点検しまして、危険であると判断されるものが3カ所あって、すぐ直さなければいけないというのを今回補正で組ませていただいたところと、ほかの2カ所については、隣接の住民との協議が調い次第改修したいということで考えております。それ以外のところは特に危険という判定はしておりません。
以上です。
○委員長(敷根文裕) 斎藤委員。
◆委員(斎藤明美) それでは、市のほうでは危険とは捉えていなくても、住民の皆様からひびが入っているのだけれども、心配だとか、そういったお声があったときにはどういった対応をしていただけるのでしょうか。
○委員長(敷根文裕)
廃棄物対策課長。
◎
廃棄物対策課長(田中眞次) 当然住民の方から不安だということであれば、すぐに我々のほうで点検をしに行って改修が必要であれば改修させていただきます。
以上です。
○委員長(敷根文裕) 斎藤委員。
◆委員(斎藤明美) ありがとうございます。
ごみ集積所のあたりというのは、小さいお子さんも歩いたりとか登下校にも前を歩いたりというのは見受けられますので、ぜひ住民の方のお声に寄り添って進めていただきたいと思います。
続いて、スマートオフィスプレイス、これに関しましては、本当に佐倉市がより一層活性化していくことを大変期待しております。山万グループさんは、ユーカリが丘の町並みをいろいろと進めていってくださっているものとして、本当に多様な面で広げていってくださっていることは私も認識しておりますので、密本委員からもございましたけれども、市ではしっかりとチェックをして、より一層佐倉市が活性化していくことを期待して進めていただきたいと要望します。
以上です。
○委員長(敷根文裕) ほかに質疑はございますか。
玉城委員。
◆委員(玉城清剛) 玉城です。よろしくお願いいたします。まず、
指定管理者についてなのですが、
指定管理者の選定委員の構成メンバーは、市の職員から選出したのか、あるいは市民の有識者から選出したのか、お聞きしたいと思います。
○委員長(敷根文裕)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(鈴木研悟)
指定管理者選定委員会につきましては、資産管理経営室が所管しておりまして、学識経験者ですとか専門家の方と公募員の全て外部委員で構成されております。
以上です。
○委員長(敷根文裕) 玉城委員。
◆委員(玉城清剛) ありがとうございます。これ非常に重要なことなのです。これから税収がどんどん少なくなるときに、これを成功させなければだめなのです。非常に期待をしております。これは非常に細かくよくできていると思います。同時に、まず山万さんを推薦したということが書いてありますけれども、山万グループが自社のビジネスネットワークを活用した利用拡大、起業、創業支援、グループ企業が運営する近隣の子育て支援等と書いてありますけれども、これはまさにそのとおりだと私も思います。ただ大事なことは、やはり山万さんが中心になり過ぎてしまうと、これからまちづくりをするための一般企業の方を、まず育成しなければいけないと思うのですね。ですから、基本的には官民一体と書いてありますので、官、もちろん皆さんと、我々もそうですけれども、同時に山万さんのネットワークを使って、どんどん地元企業を育成していく方法を何か考えておりますか、質問いたします。
○委員長(敷根文裕)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(鈴木研悟) 今回のこの
コラボサクラというのは、ここを拠点として新たな起業、創業者を生み出していくということを考えておりますので、こちらの運営とあわせて市のほうも効果的な起業支援のセミナーですとか、これまで以上の広報、啓発等を行って、もちろん
指定管理者と連携して行っていきたいというふうに考えております。あわせて今テレワークといったものがかなり利用が進んでおりますので、
コラボサクラでその利用もかなり拡大をさせていきたいと考えております。
以上です。
○委員長(敷根文裕)
産業振興部長。
◎
産業振興部長(
二川健一郎)
産業振興部長の二川でございます。補足をさせていただきます。今委員から育成といったキーワードでのご質問だったかと認識しておりますけれども、大変その点重要でございまして、
コラボサクラの入居企業というのは、我々が主目的にしているのが、創業間もない方のスタートアップを支援するということで、実際にそういった企業さんに入っていただいておりますので、どう育成の仕掛けをその
コラボサクラでつくっていくかという観点から、
産業振興課長から先ほど答弁ありましたけれども、我々その日本政策金融公庫、あるいは信用保証協会、県の産業振興センター、こういったところとのネットワークをつくりまして、定期的に起業相談会ですね、あらゆる事業計画の策定とか資金調達ですとか、あるいは補助金のその支援策をどうとっていくか等も含めて、さまざまな相談に乗れる体制、これをつくりまして定期的に
コラボサクラの中で実施しているというようなことがございます。これをさらに引き続き、続けてまいりたいというふうに思っております。
以上でございます。
○委員長(敷根文裕) 玉城委員。
◆委員(玉城清剛) ありがとうございます。非常に心強いです。基本的にはプラン・ドゥー・チェック・アクション、これを効率よく回して、なるべく早く回すことが基本的には成功する道ですから、ぜひ頑張っていただきたいと思います。
続けます。水田関係の話なのですが、これ見ましたら非常に被災がすごいですね。予算も出るようですが、追加資料を見ています。まず1つお聞きしたいのですが、水田関連の被害と、あと損壊した家屋ありますが、これの処理費が出るようになっておりますね、これを見ますと。例えば農家さんで家屋も壊れた、それと水田もやられたというところはありますか。要するにダブルパンチですね。
○委員長(敷根文裕)
廃棄物対策課長。
◎
廃棄物対策課長(田中眞次) 岩富に1件、農家をやられている方で、崖崩れによって家屋が損壊という方がお一人。ただ、その方が農地にも被害があるかどうかは私どもは把握していないのですけれども、そういった方が1人いらっしゃいます。
以上です。
○委員長(敷根文裕) 玉城委員。
◆委員(玉城清剛) ありがとうございます。農業はだんだんじり貧になるような状況でございます。今回はたまたま稲刈りが終わっていたのでほっとしたところではあるのですが、稲刈りの前の田んぼだったら大変なことなのですね、農家の被害というのは。そういうことも含めて、本当にダブルパンチなところがもしありましたら、もっと手厚く保護していただきたい、補償していただきたいと、これも要望です。いずれにしても、まず解体費用と農地の補修費用ですね、これはもしダブルパンチであった場合は、ぜひ手厚くやっていただきたいと思います。
以上です。
○委員長(敷根文裕) 要望でよろしいですか。
ほかに質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(敷根文裕) なければ、議案に対する質疑を打ち切ります。
続きまして、審議会等の開催状況に関する報告を行います。
なお、議会運営委員会申し合わせ事項により、委員の質問は報告内容の確認程度にとどめることとなっております。
それでは、
産業振興部所管の審議会等について報告をお願いします。
産業振興部長。
◎
産業振興部長(
二川健一郎)
産業振興部長の二川でございます。本日報告させていただく
産業振興部所管の審議会等の開催状況についてでございますが、
産業振興課所管の佐倉市産業振興推進会議でございます。
詳細につきましては、
産業振興課長からご報告させていただきます。よろしくお願いいたします。
○委員長(敷根文裕)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(鈴木研悟)
産業振興課長の鈴木でございます。
産業振興課において所管しております佐倉市産業振興推進会議についてご報告いたします。
佐倉市産業振興推進会議は、佐倉市産業振興条例により設置され、公募委員2名を含む12名で組織されております。市内産業の振興に関しまして必要な事項を調査、審議する機関でございます。開催状況といたしまして、令和元年11月22日に第1回佐倉市産業振興推進会議を開催いたしまして、次期産業振興ビジョン策定に向けました課題整理と取り組みの方向性について並びに現在の産業振興ビジョンの進捗状況について説明を行い、委員による質疑及び意見交換を実施いたしました。
なお、会議要録につきましては、現在作成をしておりまして各委員さんに内容の最終確認をしていただいておりますので、これが完成次第ご提出させていただきたいと思います。
報告は以上でございます。
○委員長(敷根文裕) それでは、次に
環境部所管の審議会等について報告をお願いいたします。
環境部長。
◎環境部長(橋口庄二) 環境部長の橋口でございます。本日ご報告させていただきます
環境部所管の審議会等の開催状況についてでございますが、
生活環境課所管の佐倉市環境審議会と
廃棄物対策課の佐倉市廃棄物減量等推進審議会の2件でございます。
詳細につきましては、各課長からそれぞれご報告をさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○委員長(敷根文裕)
生活環境課長。
◎
生活環境課長(菅沼健司)
生活環境課長の菅沼でございます。私からは、当課で所管しております環境審議会についてご報告いたします。お手元にお配りいたしました開催状況一覧表をごらんください。今回の報告対象となります本年8月26日から11月24日までの期間におきましては、10月18日金曜日に1度環境審議会を開催いたしました。審議の議題につきましては、佐倉市環境基本計画の策定についてでございまして、計画素案についてご審議をいただきました。当日の審議会の概要につきましては、お手元に要録筆記で作成いたしました会議録を配付いたしましたので、ご参考にいただければと存じます。
以上でございます。
○委員長(敷根文裕)
廃棄物対策課長。
◎
廃棄物対策課長(田中眞次)
廃棄物対策課長の田中でございます。私からは、当課で所管しております佐倉市廃棄物減量等推進審議会について報告させていただきます。廃棄物の処理及び清掃に関する法律第5条の7の規定に基づき、また佐倉市廃棄物の処理及び清掃に関する条例第7条の規定により設置しております。所管する事務は、市長の諮問に応じ、廃棄物の減量及び適正処理の推進に関する事項を審議することでございます。当審議会の委員定数は13名以内と規定されており、現在学識経験者2名、市民代表5名、事業者の代表者4名、市長が認める者2名の合計13名で組織しております。また、委員の任期は2年でございます。今回の報告対象となる本年8月26日から11月24日までの期間におきましては、9月24日火曜日に1度開催しております。審議会の議題につきましては、佐倉市
一般廃棄物処理基本計画の素案について事務局から説明し諮問を行いました。今後の審議会開催予定としましては、今年度中に審議会をもう一度開催いたしまして、佐倉市
一般廃棄物処理基本計画素案に対する答申をいただくこととしております。
なお、お手元に要録筆記で作成いたしました会議録を配付いたしましたので、ご参考にしていただければと思います。
以上でございます。
○委員長(敷根文裕) ただいまの報告について何かございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(敷根文裕) なければ審議会等の開催状況の報告を終了いたします。
執行部の皆さん、お疲れさまでした。
この際、暫時休憩いたします。
午前11時02分休憩
───────────────────────────────────────
午前11時05分再開
○委員長(敷根文裕) 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより討論を行います。
討論はございますか。
川口委員。
◆委員(川口絵未) 議案第21号
指定管理者の指定について、反対をいたします。
以上です。
○委員長(敷根文裕) 内容を。
◆委員(川口絵未) まず、賃料がほかの地域相場に比べたら安いということですが、管理を全て任せてしまうというところで、市のかかわり方が行き届かなくなったところで
指定管理者制度には反対をいたします。
以上です。
○委員長(敷根文裕) ほかに討論ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(敷根文裕) なければ、これで討論を打ち切ります。
これより採決を行います。
議案第1号 令和元年度佐倉市
一般会計補正予算について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○委員長(敷根文裕) 挙手全員であります。
したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第3号 令和元年度佐倉市
農業集落排水事業特別会計補正予算について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○委員長(敷根文裕) 挙手全員であります。
したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第21号
指定管理者の指定について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手多数〕
○委員長(敷根文裕) 挙手多数であります。
したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
議案第24号 令和元年度佐倉市
一般会計補正予算について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○委員長(敷根文裕) 挙手全員であります。
したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
委員長報告に当たり、委員会としての意見や要望について皆さんのご意見をお伺いしたいと思います。
ご意見のある方は発言をお願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(敷根文裕) なければ委員長一任でもよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(敷根文裕) それでは、副委員長と相談し、委員長報告を作成いたします。
なお、文言整理につきましては、委員長、副委員長にご一任いただくということでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(敷根文裕) それでは、作成しましたら皆様にお配りするようにいたします。
本日の日程は終了いたしました。
以上をもちまして
経済環境常任委員会を閉会いたします。
お疲れさまでした。
午前11時07分閉会...