佐倉市議会 > 2019-07-03 >
令和 元年 6月定例会経済環境常任委員会−07月03日-01号

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  1. 佐倉市議会 2019-07-03
    令和 元年 6月定例会経済環境常任委員会−07月03日-01号


    取得元: 佐倉市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-18
    令和 元年 6月定例会経済環境常任委員会−07月03日-01号令和 元年 6月定例会経済環境常任委員会          令和元年6月定例会 経済環境常任委員会 会議録 〇日時    令和元年 7月 3日(水) 午前10時01分から 〇開催場所  佐倉市役所 議会棟 第三委員会室 〇事件    1)議案審査         議案第1号 令和元年度佐倉一般会計補正予算         議案第2号 令和元年度佐倉農業集落排水事業特別会計補正予算         議案第13号 佐倉市森林環境譲与税基金条例の制定について        2)討論        3)採決        4)その他報告を求める審議会等の選定について 〇出席委員  委員長・敷根文裕、副委員長・徳永由美子        委員・川口絵未鍋田達子密本成章玉城清剛斎藤明美欠席委員  なし
    〇説明のため出席した者の職氏名        産業振興部長二川健一郎農政課長岩井一徳、        農政課主査足谷知之農政課主査・内田 亨、草ぶえの丘園長・冨永文敏、        産業振興課長鈴木研悟産業振興課副主幹(産業振興部調整担当)・荒木宏光、        産業振興課副主幹・利光 尚、産業振興課副主幹・榎 啓幸、        産業振興課副主幹・青木 貴        環境部長橋口庄二生活環境課長菅沼健司、        生活環境課副主幹(環境部調整担当)・遠藤雅由廃棄物対策課長田中眞次議会事務局 書記・飯野 明           午前10時01分開議 ○委員長(敷根文裕) ただいまから経済環境常任委員会を開会いたします。  委員全員が出席しておりますので、会議は成立しております。  なお、傍聴の申し出があり、これを許可しておりますので、ご了承願います。  これより議事に入ります。  当委員会に付託された案件は、議案第1号 令和元年度佐倉一般会計補正予算、議案第2号 令和元年度佐倉農業集落排水事業特別会計補正予算、議案第13号 佐倉市森林環境譲与税基金条例の制定についてであります。以上3件を一括議題といたします。  それでは、産業振興部所管の議案について執行部の説明をよろしくお願いいたします。  産業振興部長。 ◎産業振興部長二川健一郎) 産業振興部長の二川でございます。本日ご審議いただきますのは、議案第1号 令和元年度佐倉一般会計補正予算のうち産業振興部所管の5款農林水産業費、6款商工費について、議案第2号 令和元年度佐倉農業集落排水事業特別会計補正予算について、議案第13号 佐倉市森林環境譲与税基金条例の制定についての3議案でございます。  詳細につきましては、農政課長から一括でご説明させていただきます。よろしくご審議のほどお願いいたします。 ○委員長(敷根文裕) 農政課長。 ◎農政課長岩井一徳) 農政課長の岩井でございます。失礼をいたしまして、座ってご説明させていただきます。  それでは、議案第1号 令和元年度佐倉一般会計補正予算のうち産業振興部所管の主な事業について及び議案第2号 令和元年度佐倉農業集落排水事業特別会計補正予算について並びに議案第13号 佐倉市森林環境譲与税基金条例の制定に関しましてご説明させていただきます。  まず初めに、予算書の54ページをごらんください。5款1項3目農業振興費でございます。8、農作物保全事業イノシシ対策事業補助金につきましては、急にふえ始めているイノシシから農作物の保全対策といたしましてイノシシを捕獲する箱わなの導入、電気柵の導入支援、わな免許やわな機材導入などを支援するため396万3,000円を増額補正いたそうとするものでございます。  次に、11の佐倉草ぶえの丘整備事業でございます。そのうち施設等新設工事につきましては、陶芸舎の下水道接続工事などにより1,244万7,000円を、その下の施設改修工事費につきましては園内の給水管の更新工事などにより4,320万8,000円を増額補正いたそうとするものでございます。  続きまして、55ページの5目農地費でございます。7の農業集落排水事業特別会計への繰出経費につきましては、一般会計から農業集落排水特別会計に206万7,000円の繰り出しを行うものでございます。  次に、56ページをごらんください。2項1目林業振興費でございます。2の森林整備事業における森林環境譲与税基金積立金につきましては、国から譲与される森林環境譲与税を財源として計画的に森林の整備事業を実施するため、751万4,000円を基金に積み立てるものでございます。  次に、58ページをごらんください。6款1項2目の商工振興費でございます。10の起業支援事業のうち講師謝礼につきましては、市内における起業意識を高めるために実施いたします起業支援講演会コラボサクラで実施する予定の各種セミナーに関する講師への謝礼といたしまして30万円を増額補正いたそうとするものでございます。  その下の創業等支援事業実施委託料につきましては、コラボサクラにおける交流会等イベントや広報に関する事業を委託するため、150万円を増額補正いたそうとするものでございます。  続きまして、3目の観光費の主なものでございます。3の観光イベント事業の佐倉の秋祭りの休憩所設置等委託料につきましては、佐倉の秋祭りにおける休憩所設置仮設トイレの設置などの委託料として130万円を増額補正いたそうとするものでございます。  その下の時代まつり交付金につきましては、時代まつり実施のための経費を実行委員会に交付するため、300万円を増額補正いたそうとするものでございます。  次に、6の観光情報発信事業でございます。こちらは、観光パンフレットやチラシの製作、印刷のために印刷製本費122万3,000円を増額補正いたそうとするものでございます。  次に、7の観光資源創出事業の主なものについてでございます。こちらは、全てサイクルツーリズムに関連する内容でございます。委託料のうち多言語看板等設置業務委託料につきましては、JR佐倉駅から印旛沼サイクリングロードに至るルートに案内看板路面標示を設置するための経費として404万1,000円を、その下のサイクルイベント業務委託料につきましてはJR東日本のサイクルトレインBBベース臨時停車と連携し、佐倉ゆかりアニメ「弱虫ペダル」を使用したサイクルイベントを実施するために236万2,000円を増額補正いたそうとするものでございます。  その下の施設等新設工事につきましては、サイクルルート上にある市道の未舗装部分を舗装するため、825万円を増額補正いたそうとするものでございます。  続きまして、90ページをごらんください。債務負担行為の設定についてでございます。このページの一番下、佐倉市スマートオフィスプレイス指定管理者施設管理業務についてでございます。こちらは、本年4月にユーカリが丘に開設いたしました佐倉市スマートオフィスプレイスにつきまして、条例に基づき令和2年度から指定管理者制度を導入するために本年度中に業者を選定し、契約を行う必要があることから、令和4年度までの合計限度額1,635万円の債務負担行為を設定いたそうとするものでございます。  続きまして、96ページをごらんください。以降につきましては、議案第2号 令和元年度佐倉農業集落排水事業特別会計補正予算となります。  初めに、歳入でございます。3款1項1目の繰入金につきましては、一般会計からの繰入金でございまして、歳入合計206万7,000円を増額補正するものでございます。  続きまして、歳出でございます。98ページをごらんください。1款1項1目施設管理費でございます。3の排水施設整備事業につきまして、汚水処理場ポンプ等の修繕により206万7,000円を増額補正いたそうとするものでございます。  以上が議案第1号 令和元年度佐倉一般会計補正予算のうち産業振興部所管に係るもの及び議案第2号 令和元年度佐倉農業集落排水事業特別会計補正予算についてでございます。  続きまして、議案第13号 佐倉市森林環境譲与税基金条例の制定についてご説明させていただきます。国から譲与される森林環境譲与税を積み立て、森林の整備及びその促進に関する施策の財源に充てる佐倉市森林環境譲与税基金を設置するために必要な事項を定めようとするものでございます。  以上、議案第1号、第2号、第13号につきましてご説明申し上げました。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(敷根文裕) ありがとうございます。  続きまして、環境部所管の議案について執行部の説明をお願いいたします。  環境部長。 ◎環境部長橋口庄二) 環境部長の橋口でございます。着座にて失礼いたします。本日ご審議をいただきます環境部所管の議案につきましては、議案第1号 令和元年度佐倉一般会計補正予算のうち歳出の4款衛生費所管部分でございます。  詳細につきましては、生活環境課長からご説明をいたします。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(敷根文裕) 生活環境課長。 ◎生活環境課長菅沼健司) 生活環境課長の菅沼でございます。議案第1号 令和元年度佐倉一般会計補正予算のうち環境部が所管いたします歳出予算につきましてご説明申し上げます。  予算書の53ページをお願いいたします。4款衛生費、1項保健衛生費、6目公害対策費の11、公害監視測定機器整備事業17万6,000円につきましては、環境部生活環境課にて所有しております公害対策に使用いたします普通騒音計1台と精密騒音計1台の計量法に基づく5年に1度の検定を受けるための点検調整を含めた費用と音響調整器、これは先ほどの騒音計による測定の前後に機器の調整に用いるものでございますが、その1台の点検調整に係る費用を増額補正いたそうとするものでございます。  以上で議案第1号 令和元年度佐倉一般会計補正予算のうち環境部が所管するものにつきましてご説明申し上げました。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(敷根文裕) では、これより質疑を行います。  質疑のある方はいらっしゃいますか。  鍋田委員。 ◆委員(鍋田達子) 鍋田でございます。よろしくお願いいたします。  まず、54ページでございます。佐倉草ぶえの丘整備事業工事請負費、新設のほうは、これはいつからいつまででどのような内容でしょうか。  あと、その下の改修の期間と内容をお願いいたします。 ○委員長(敷根文裕) 農政課長。 ◎農政課長岩井一徳) 農政課長の岩井でございます。佐倉草ぶえの丘整備事業につきましてご説明させていただきます。  施設等新設工事につきましては、その内容につきましては草ぶえの丘にあります陶芸舎の下水道接続工事を予定しております。  続きまして、施設等改修工事、これにつきましては草ぶえの丘の園内に水道管が入っているのですけれども、ことし40年ということで、大分水道管が老朽化しているということで、年によって漏水等が発生しておりますことから、こちらの水道管を新しく入れかえるといった工事になります。  工事期間につきましては、今年度事業ということで予定しております。予算が確定次第、この後設計等を行って発注作業に取りかかるといった予定をしております。  以上でございます。 ○委員長(敷根文裕) 鍋田委員。 ◆委員(鍋田達子) 40年ということで、その後同じぐらいの耐久性はあるということでよろしいのでしょうか。 ○委員長(敷根文裕) 農政課長。 ◎農政課長岩井一徳) 水道管につきましては、今鉄管が入っておりまして、大分腐食が進んでいるということで、今度塩ビ管に更新するということで予定しております。  以上でございます。 ○委員長(敷根文裕) 鍋田委員。 ◆委員(鍋田達子) 塩ビ管ということで、漏水発生防止という期待が持てるということでよろしいですか。 ○委員長(敷根文裕) 農政課長。 ◎農政課長岩井一徳) そのとおりでございます。 ○委員長(敷根文裕) 鍋田委員。 ◆委員(鍋田達子) 同じく54ページの農産園芸経営支援事業ですが、件数はどのくらいになりますでしょうか。また、内容についてお願いいたします。 ○委員長(敷根文裕) 農政課長。 ◎農政課長岩井一徳) 農産園芸経営支援事業の予算につきましては、2つの補助事業が入っておりまして、1つは生産体制ということで農家さんの機械とかハウスの施設、そういったものの更新に対しての補助事業、もう一つは農産物直売所整備推進ということで、直売所の支援ということで2つの事業を予定しております。限度額につきまして、いずれも限度額100万円ということで、生産体制のほうが4件を予定しております。農産物直売所のほうが3件を予定しております。  以上でございます。 ○委員長(敷根文裕) 鍋田委員。 ◆委員(鍋田達子) 済みません。この4件というのは、直売所……3件が直売所でしょうか。 ○委員長(敷根文裕) 農政課長。 ◎農政課長岩井一徳) ハウスの更新とか、そういったものが4件、直売所が3件ということで今予定させていただいております。  以上でございます。 ○委員長(敷根文裕) 鍋田委員。 ◆委員(鍋田達子) その3件は、全部野菜系というか、畑の関係ですか。 ○委員長(敷根文裕) 農政課長。 ◎農政課長岩井一徳) 市内に9カ所直売所がございまして、その9カ所の直売所のうちで施設の改修、例えばエアコンが古くなったので、そのエアコンを取りかえたいとか、外壁を塗装したいとか、そういった支援に対して過去に補助しておりますので、直売所施設の老朽化などに対しての補助を予定しております。  以上でございます。 ○委員長(敷根文裕) ほかに質疑はございますか。  川口委員。 ◆委員(川口絵未) 川口です。よろしくお願いいたします。  まず初めに、54ページの今のところと同じ、佐倉草ぶえの丘整備事業についてなのですけれども、調査委託料というのは、増田家住宅でしょうか。それは、調査した後はどうやって使われていくのかを教えていただければと思います。 ○委員長(敷根文裕) 農政課長。 ◎農政課長岩井一徳) 調査委託料につきましては、増田家住宅の長屋門が入り口のところにございますけれども、大分古くなっておりますので、それの破損状況の調査ということで予定しております。  以上でございます。 ○委員長(敷根文裕) 川口委員。 ◆委員(川口絵未) そうしましたら、母屋というか、建物のほうではなくて、門だけということになるのですか。 ○委員長(敷根文裕) 農政課長
    農政課長岩井一徳) 済みません。母屋のほうもあわせて調査をさせていただくということで予定しております。  以上でございます。 ○委員長(敷根文裕) 川口委員。 ◆委員(川口絵未) 私も何かのイベントのときに行ったことがあるのですけれども、大きくて雰囲気もあってとてもすてきなところだなと思うのですけれども、この後余り使われていないように思うのですけれども、頻度と、あと今後どうやって使っていくかの計画があれば教えてください。 ○委員長(敷根文裕) 草ぶえの丘園長。 ◎草ぶえの丘園長(冨永文敏) 草ぶえの丘園長、冨永でございます。現在の利用状況でございますが、あの施設はあくまでも文化的な展示施設ということで、内部の使用については極めて限定的な形でお使いいただいております。  現在ですけれども、竹芸保存会という会が増田家の雰囲気が活動に合うということと、旧農家住宅ですので、全く使わないというのも建物のためによくないということで、その竹芸保存会に使っていただいているのですが、年間延べ人数で大体1,000人前後お使いいただいております。  今後の利用についてなのですけれども、建築基準法ですとか都市計画法の絡みがございまして、多目的に利用していくにはなかなか法律的な面で難しい面がございます。それにつきましては、ただ委員おっしゃられたようにあれだけの雰囲気を持った施設でございますので、今後佐倉市としても有効に活用していくということについて真剣に考えなければいけませんので、全庁的な課題として関係所属が集まって今後どのような活用をしていけばいいのかということについて、今後の課題として検討して取り組んでいくべきであると考えております。  以上でございます。 ○委員長(敷根文裕) 川口委員。 ◆委員(川口絵未) ありがとうございました。  続きまして、その次の12番、6次産業化事業なのですが、具体的にはどのようなものでしょうか。 ○委員長(敷根文裕) 農政課長。 ◎農政課長岩井一徳) 6次産業化事業につきましては、2つございまして、6次産業創出支援事業、こちらにつきましては販売促進のためのチラシとかのぼり、そういったものの作成支援、もう一つが6次産業整備促進事業としまして、6次産業化に必要な加工機械等の導入に対する補助ということで、この2つを支援しております。  以上でございます。 ○委員長(敷根文裕) 川口委員。 ◆委員(川口絵未) ありがとうございます。  草ぶえの丘にも加工室ができましたが、今後はどのように使っていかれるか、展望をお聞かせください。 ○委員長(敷根文裕) 草ぶえの丘園長。 ◎草ぶえの丘園長(冨永文敏) 草ぶえの丘の加工場でございますが、この加工場を利用していただく農家の方が組合組織をつくっていただいて、加工場でございますので、何か加工したものを商品化して販売するということを前提に運営しております。そのために、現在保健所の許可を得たところでございまして、あとは個々に実際販売していこうという商品を、タケノコの水煮の真空パックですとかいうものをつくりまして、その1品1品について検査等を行いまして、販売許可を得て、これから販売に取り組んでまいる段階でございます。 ○委員長(敷根文裕) 川口委員。 ◆委員(川口絵未) 先ほどの増田家住宅と同様に、これも横のつながりを持って佐倉の逸品というか、名物みたいなものをつくり出せたらと思いますので、ぜひ期待しています。頑張ってください。  次です。56ページ、森林環境譲与税基金積立金ということで、補足資料にもありましたが、国から来たものを今積み立てている段階ということですが、こちらは森林経営管理法から派生してできたものでありまして、国では所有者が伐採する意思がないというとき、もっと育てたい、100年育てたいとか、そういうときであっても、所有者の同意がなくても所有権と管理権を分離して伐採できるときは伐採してしまうような、何かそういう内容も盛り込まれた法律だったのですけれども、計画的な森林整備にということですが、この辺に問題があるということで、所有者の意思と関係なく伐採されてしまうようなことがあり得るのかなと思うのですが、その問題点についてはどのように捉えていらっしゃるでしょうか。 ○委員長(敷根文裕) 農政課長。 ◎農政課長岩井一徳) この森林環境譲与税は、お話のとおり国の法律でできたものなのですけれども、今年度から譲与されるということで、金額も数百万円ということで、市内の森林全てについて調査とか、例えば下草刈りとか、そういった整備とかというのは予算的にも厳しいものがありますので、まずは基金に積み立てをして、そして今後どのようにしていくのかという計画を策定して取り組んでいこうということで、そういった中でも例えば所有者の方にアンケートをとるとか、そういった方法もとれるのかなということで今現在は考えております。  以上でございます。 ○委員長(敷根文裕) 川口委員。 ◆委員(川口絵未) ありがとうございました。  次は、58ページについてなのですが、3番の佐倉の秋祭り休憩所設置等委託料ですが、休憩所というのは市営駐車場のところに設置する休憩所でしょうか。また、委託はどちらにされるのでしょうか。 ○委員長(敷根文裕) 産業振興課長。 ◎産業振興課長鈴木研悟) 産業振興課長の鈴木でございます。よろしくお願いします。  秋祭りのこの休憩所なのですが、今お話ありましたとおり、市営駐車場大会本部、お祭り広場といわれているところなのですけれども、あそこに設置する休憩所でございまして、観光協会に委託しておりまして、約30万円ぐらいの支出を毎年しております。  以上でございます。 ○委員長(敷根文裕) 川口委員。 ◆委員(川口絵未) ありがとうございます。  90ページの佐倉市スマートオフィスプレイス指定管理者施設管理業務についてなのですが、こちらは指定管理の公募をするということだったのですけれども、順序から行くと予算がついて、その後に条件を整えて入札をかけるという流れが通例のように思うのですが、予算成立前にこうした協議をしたことはあるのでしょうか。 ○委員長(敷根文裕) 産業振興課長。 ◎産業振興課長鈴木研悟) 産業振興課長の鈴木です。通常ですと、予算が前年度の11月議会とかで債務負担行為を設定して、それで翌年度の春から公募というのが例でございます。今回は、本当にまれなケースでございまして、ご存じのとおりこのコラボサクラ、4月からのオープンになったものですから、今年度当初予算で今年度の運営費はご承認いただいて執行しているところなのですけれども、あくまで見込みであったことから、実際入札して金額が落ちたりですとか、あと光熱水費も実績を見てみないと幾らぐらいになるかというのが実際の精緻な数字がわからないということで、このようなことになっております。  今回6月に補正予算を上げさせていただいておりますが、今年度当初の予算よりも支出につきましては100万円以上の歳出削減を見込んでいるところでございます。  以上でございます。 ○委員長(敷根文裕) 川口委員。 ◆委員(川口絵未) 支出のほうが少なくなるということでしたが、継続的に使うお部屋は埋まって満室になったということを見たのですけれども、コワーキングスペースのほうがまだちょっと定員に対しては少ないのかなという感じなのですが、5年で委託料をゼロにするという当初の計画でしたが、今現在の状況と今後の見通し、回収できそうかということはいかがでしょうか。 ○委員長(敷根文裕) 産業振興課長。 ◎産業振興課長鈴木研悟) 産業振興課、鈴木でございます。現在コワーキングスペースの利用者なのですが、6月末現在で登録者数、全体で71名でございます。ただし、このうち毎月お金が定期的に入ってくる月額利用者、これについては15名という状況になっております。今年度中にこの人数50人まで上げるということを我々の目標にしておりまして、5年後に収支がとんとんになるといったときは、この月額利用者を100名まで持っていかなければならないということになっておりますので、今後につきましてはこのコラボサクラの周知をもっと図って利用者の拡大に努めたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(敷根文裕) 川口委員。 ◆委員(川口絵未) ありがとうございました。周知としましては、今どのような周知をなさっていますか。 ○委員長(敷根文裕) 産業振興課長。 ◎産業振興課長鈴木研悟) 現在SNS等で周知するのはもちろんのこと、今後テレワークでの利用の増加を見込んでいることから、佐倉市は日本テレワーク協会というところに加盟をいたしました。これは、全国で約300社の企業等が加盟しているところなのですが、こちらに佐倉市も入らせていただきまして、そのテレワーク企業受け入れ先として現在そういった周知活動を行っておりまして、7月下旬から国でテレワーク・デイズというイベントが行われるものですから、こちらにも積極的に参加して知名度向上を図りたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(敷根文裕) 川口委員。 ◆委員(川口絵未) 今直営で経営されていて、今度また委託で入札をかけてということなのですけれども、まだ光熱費とかも出なかったり、始まったばかりで実態がどのようなものか、ちょっとまだわからないところで、指定管理にするということで、今お願いしているところがそのまま継続したりとかする可能はありますか、指定管理者が。市の職員がやっているのですか、経営、毎日の業務ですとか。 ○委員長(敷根文裕) 産業振興課長。 ◎産業振興課長鈴木研悟) 今年度につきましては、このコラボサクラ、市の直営になっておりまして、条例で既に指定管理で運営する施設というふうに位置づけられております。ただし、今年についてのみ直営で行うというような条例の書き方になっておりまして、今年度産業振興課で担当させていただいておりまして、現場に常時いるのは委託業者の職員になっております。担当職員が週に何度か通って、お金の集金ですとか、あとはそういった連絡調整等をやっているところでございます。  来年度からは、指定管理制度の導入ということになりますので、新たに指定管理の事業者公募をして、その中から指定管理者選定委員会が選んでいくというような流れになっております。  以上でございます。 ○委員長(敷根文裕) 川口委員。 ◆委員(川口絵未) 今毎日いられる方というのは何人ぐらいいらっしゃるのでしょうか。 ○委員長(敷根文裕) 産業振興課長。 ◎産業振興課長鈴木研悟) 基本的には窓口の受付で1名と、あと管理の責任者が1名ということで、たまに席を外したりしますけれども、必ず1名は常時窓口に誰かはいて、窓口も2名、3名の体制のときもございます。  以上です。 ○委員長(敷根文裕) ほかに質疑はございませんか。  密本委員。 ◆委員(密本成章) 密本です。よろしくお願いします。  今川口委員からもありましたが、スマートオフィスプレイスの件でお伺いさせていただきます。こちら4月1日オープンということで、佐倉起業塾ですとか佐倉創業相談会ですとか、起業家に対する支援ということで、また私の友人も都内から千葉に来たときに、よく喫茶店で仕事をしているという状況の中で、今固定されない事務所で仕事を行うという、そういった風潮がありまして、現代にマッチしている働き方を支援すると。私はすごく先進的ですばらしいなと感じておるところでございます。ウエブサイトもとても、市のホームページから入っていきますと、突然すばらしいホームページになったりですとか、そういう部分もありまして、現状求められているものだと私は思っておりますので、今後その拡張ですとか事業展開についてお伺いをさせていただきたいと思います。 ○委員長(敷根文裕) 産業振興課長。 ◎産業振興課長鈴木研悟) いろいろありがとうございます。ぜひご友人の方も会員登録していただければ。  それで、このコラボサクラなのですが、我々が今後求めていくこととしては、やはりどれだけ集客ができるかというところでございます。これは、やはり指定管理に移るときもどれだけその集客能力があるかというところをいろいろ求めていきたいなというふうに思っています。  今後その集客をしていくためにはどうすればいいかということで、まず1つはフリーランスの方、今喫茶店でやったりですとかカラオケボックスでちょっとやったりとかというような営業の方、フリーでウエブデザイナーとかやっている方、ご自宅でやっている方とかもいらっしゃるのですが、こういったフリーランスの方々を集めていきたいということが1つ。  あとは、先ほど申しましたが、テレワークです。来年のオリンピック期間、都内からビジネスマンをできるだけなくそうという国の動きがありますので、そういった都内に通う方々、近隣に住んでいる方々で、テレワークもできるといった方々を集めていきたいということが2つ目です。  もう一つは、やはり地域の掘り起こしということで、近隣住民、市民の方で特に女性ですとかアクティブシニアと呼ばれるリタイアされた高齢者の方々、こういった方々をもっと集めていきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(敷根文裕) 密本委員。 ◆委員(密本成章) 要するにビジターさんを多く集客していきたいというような内容だったと思うのですけれども、現状月額の料金ですとか、そういった壁があるかなと感じておりますが、これに対して今後どうされていくのかお聞きしたいと思います。 ○委員長(敷根文裕) 産業振興課長。 ◎産業振興課長鈴木研悟) 今申し上げた人たちなのですけれども、やはり月額登録、月使い放題という方々をやはり獲得していかなければいけませんので、そういった方々をターゲットとしてやっていきたいというふうに考えております。 ○委員長(敷根文裕) 産業振興部長。 ◎産業振興部長二川健一郎) 産業振興部長の二川でございます。補足をさせていただきます。  今集客の話が出まして、私どもここがやはり1丁目1番地といいますか、使ってもらわなければ話にならないというところでございます。集客のための営業、ここの部分が我々官ですので、少し苦手とする部分なのは事実でございます。今後指定管理者制度を入れるということで、指定管理者制度の本質的な意義というのは、官で足りないところ、苦手な部分を民がどう補完するのかというか、そこをどう任せられるかというところですので、今後の指定管理者選考の中で、集客についてどういう提案が民から出てくるのかということを注視してまいりたいなというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(敷根文裕) ほかに質疑はございませんか。  斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) 斎藤明美です。よろしくお願いいたします。  予算書の58ページをお願いいたします。起業支援事業で、講師謝礼ということで伺いましたが、これについて具体的に決まっているものがあれば教えていただけたらと思います。 ○委員長(敷根文裕) 産業振興課長。 ◎産業振興課長鈴木研悟) こちらの起業支援事業講師謝礼につきましては、まず毎年行っております起業家講演会というものがございますので、こちらに講師をお招きして講演会を実施したいというふうに考えております。ちなみに、昨年度につきましては3月に元塚田農場の副社長で独立されて飲食店を佐倉にも展開された方をお呼びして実施をしております。あわせまして、創業等のセミナーをコラボサクラで展開していきたいというふうに考えております。これにつきましては、弁護士さん、会計士さん、税理士さんといった、そういったサムライ業と呼ばれている方々、こういった方々に講師をお願いいたしまして、連続的な講座みたいな形でセミナーを開催できればなというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(敷根文裕) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) セミナーについて伺います。  セミナーの現段階で日程とか、その後調整ができているのか伺いたいと思います。 ○委員長(敷根文裕) 産業振興課長。 ◎産業振興課長鈴木研悟) まだその辺はできていませんで、予算が成立しましたら急いで動き出したいというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(敷根文裕) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) わかりました。  続いて、58ページの観光資源創出事業の中の多言語の看板等設置業務委託料なのですけれども、この多言語、詳しく教えていただきたいと思います。 ○委員長(敷根文裕) 産業振興課長。 ◎産業振興課長鈴木研悟) お答えいたします。  こちらにつきましては、JR佐倉駅から印旛沼サイクリングロードまでに至る区間におきまして案内看板を設置したいというふうに考えておりまして、全体で12基の設置を予定しております。その多言語の言語数なのですけれども、まだその辺は定めてはいないのですけれども、最近我々がつくっているのは、いつも4カ国5言語です。中国語だけ繁体、簡体で表示して、日本語、英語と韓国のハングルの5言語でやっているのですが、ただ最近ですとやはり自転車の利用ですとタイとか、そういった東南アジアの方とかもふえていますので、言語数については検討していきたいというふうに考えております。多言語にしますと、県の補助もいただけるものですから、積極的に活用してまいりたいというふうに考えております。  以上です。
    ○委員長(敷根文裕) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) わかりました。ありがとうございます。今とてもオリンピックも来年ありますので、外国の方、そしてまた佐倉にも外国人の方たくさんお住まいになってくださっていますので、その辺は丁寧に進めていただけたらと思います。  同じくこの観光資源創出事業なのですけれども、先ほど施設等新設工事は舗装ということで伺いましたが、この舗装の場所が、もう特定されているのでしたらご説明をお願いいたします。 ○委員長(敷根文裕) 産業振興課長。 ◎産業振興課長鈴木研悟) お答えいたします。  このJR佐倉駅から印旛沼サイクリングロードまで至る区間で何カ所かまだ未舗装の部分がございまして、大半が県の管理用地なものですから、そこについては今年度県の印旛土木に舗装していただけるという運びになっておりまして、佐倉市では市道の3―1号線といわれるもので佐倉橋が鹿島川のところにあるのですけれども、あそこから堤防沿いの道に行くところの途中区間、150メートルなのですけれども、ここが未舗装になっているものですから、その150メートルの舗装を市の土木部に事業執行していただこうということで考えております。  以上です。 ○委員長(敷根文裕) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) こちらの舗装工事の予定は、今年度中に完了する旨で進められるのでしょうか。 ○委員長(敷根文裕) 産業振興課長。 ◎産業振興課長鈴木研悟) はい、今年度中完了で実施いたします。 ○委員長(敷根文裕) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) それでは、予算書の54ページをお願いいたします。これは、要望なのですけれども、耕作放棄地対策事業、また農産園芸経営支援事業など、農家の方々に対してご丁寧にいろいろと積極的に進めていただいているのは承知しております。農家の方々とお話をさせていただきますと、どうしてもこの後若い人が農業を続けていけるかという問題が取り沙汰されておりますので、一生懸命佐倉の農業が充実していけるようにぜひともご丁寧に進めていただけたらと思います。  以上です。ありがとうございました。 ○委員長(敷根文裕) ほかに質疑はございますか。  玉城委員。 ◆委員(玉城清剛) では、まず、予算書の54ページの農作物の保全事業についてですが、イノシシの対策補助金を約400万円とっております。前年度はイノシシを何頭ぐらい捕獲したのですか。 ○委員長(敷根文裕) 農政課長。 ◎農政課長岩井一徳) 前年度は2頭捕獲しております。  以上でございます。 ○委員長(敷根文裕) 玉城委員。 ◆委員(玉城清剛) ことしはまだゼロですか。 ○委員長(敷根文裕) 農政課長。 ◎農政課長岩井一徳) 今年度につきましては、現在までに8頭捕獲しております。  以上でございます。 ○委員長(敷根文裕) 玉城委員。 ◆委員(玉城清剛) これは、非常にいいことだと思います。害獣、害鳥、お聞きしますとカラスにも何かやられているみたいです。一生懸命農作物をつくったのにだめになってしまったと、これが一番ショックなのですよね。これについては力を入れてもらいたいと思います。  同時に、このイノシシの有効利用を考えておりますか。ちょっと変なことを聞きますけれども、捕まえて、これはどうなるのですか。 ○委員長(敷根文裕) 農政課長。 ◎農政課長岩井一徳) イノシシにつきましては、基本は酒々井の墨の清掃組合で焼却処分となります。あとは、農家さんが埋設処分する場合もございます。  以上でございます。 ○委員長(敷根文裕) 玉城委員。 ◆委員(玉城清剛) 牡丹肉というのは非常においしいのです。これを焼却処分というのは、今後の問題ですけれども、保健関係も含めて一つの事業にすると。例えばみそ漬けにして真空パックにして製品化すると。これは、佐倉に非常に優良な企業誘致、佐倉市の起業の可能性があるのです。あるいは、牡丹肉を干し肉にするとか。たくさんとれればとれるほど非常にいいと思うのです。だから、着眼点をもう少し広く見て、企業誘致とか、これはオール佐倉ですから、農政課だけではなくて、基本的には全体で考えてもらいたいです。特に部長にひとつお願いしたいのですけれども、カミツキガメの対策も必要です。あれも有効利用は幾らでもあると思いますけれども、そこをもう少し一歩掘り下げて、企業なら一生懸命やりますよ。これに予算をつけて頑張っていただきたいと思います。  それから、関連しますけれども、農作物がイノシシに随分やられたから、被害をこうむりますね。これに対する補償はしていただいているのですか、この農家さんに対して。 ○委員長(敷根文裕) 農政課長。 ◎農政課長岩井一徳) 例えば水稲の場合は、水稲共済に加入していれば、その分の補償、全額ではないですけれども、たしか8割だと記憶しておりますけれども、そういった補償はございます。特に市がそういう補償を設けているということはございません。  以上でございます。 ○委員長(敷根文裕) 玉城委員。 ◆委員(玉城清剛) ありがとうございます。基本的にはやはり農業する方がだんだん減ってきているのです。一生懸命若い人たちを引っ張り込むため、要するに農業しながらそういうイノシシの販売も加工もすると。一つの夢を持つような方策を考えていければ、若い人もふえるのではないかなと私は思います。これは、検討事項として。水害、地震などに対しての保護はいっぱいやるのです。ただ、農家は農作で、鳥にやられた場合など、そういうところに対してもう少し手厚い保護策もいよいよ検討することも必要ではないかなと私は考えております。  以上です。 ○委員長(敷根文裕) ほかに質疑はございますか。  鍋田委員。 ◆委員(鍋田達子) 鍋田です。2度に渡って済みません。先ほど第6次産業のことで、販売整備促進のことが出ましたが、加工機械の設置も手助けするということで、例えばですけれども、佐倉はヤマトイモが大変おいしいと思います。タケノコも出てほしくない場所でもどんどん出てしまうというぐらいで、農家さんや、それから例えば和田、弥富地区の一般の家庭の方たちも缶詰にしたりとか、そういうこともされてきております。例えばですけれどもそういうのを、ブランド化をするとか、特にヤマトイモは、農家の方の人数も少なくなってきていますので、本当に大変な作業でもあるのです。またトマトとかキュウリとか旬の作物をきょうとって、何日か中に食べないと鮮度が落ちてしまうとかではなくて、少し中長期的な視点で、それを上手に利用していくというか、缶詰式でもいいですし、真空パックにするなど、作物そのものをつくるところでは季節、お天気とかも関係してくるとは思うのですが、それを収穫した後の加工、製品化ということで少し工夫をしていかれる予定はありますか。提案ですけれども、これは。 ○委員長(敷根文裕) 農政課長。 ◎農政課長岩井一徳) 例えばタケノコなのですけれども、先ほど園長からもお話がありましたけれども、草ぶえの丘の加工場でタケノコの缶詰であったりメンマだったり、そういったものをつくっております。トマトに関しても、ドライトマトを試験的に今やられておりますので、そういったところも含めましてまた農家さんとも協力しながらやっていければというふうに考えています。  以上でございます。 ○委員長(敷根文裕) 産業振興課長。 ◎産業振興課長鈴木研悟) 産業振興課長の鈴木です。補足説明をさせていただきます。  ヤマトイモに関してなのですけれども、これは草ぶえの丘の加工場は使っていないのですけれども、現在商工会議所で地域資源活用委員会を立ち上げまして、そこで佐倉の名産品をつくっていこうということで事業をしております。ヤマトイモ、みそ、お茶、これを使った商品、新たな製品を生んでいこうということで今動いているのですけれども、市内の若手飲食店経営者を中心に今18事業者がそれに対して手を挙げておりまして、ヤマトイモを使ったら新たなメニュー、イタリア料理店ですとか和食のお店とか、皆さん若手の積極的な方々なのですけれども、そういった方々が今ヤマトイモを使っていろいろやろうとしているところもございます。  済みません、補足でございます。 ◆委員(鍋田達子) ありがとうございます。ぜひそれは継続してやっていただきたいということと、あとやはり若者の転入者で佐倉も活気がついてくると思いますので、特産品の発掘も1つ、2つに限らず、そこからまた何か枝葉でいろいろな工夫、知恵を出していただきながら、ともかくこの需要が高まる何かをどんどんやっていただきたいなと思います。  もう一点、そのことにもつながるかもしれませんが、先ほど玉城委員からもおっしゃいましたイノシシ対策で、箱わなと電気わなということでお話があったと思いますが、多分もうどこまで行っても相手は野生で、しようがないのですが、電気わなということでは、一般の方は大丈夫でしょうか。もし近場を通ったりとか、あるいは畑などが中心になると思いますが、知らずに犬の散歩をするなど、そういう危険はないのでしょうか。 ○委員長(敷根文裕) 農政課長。 ◎農政課長岩井一徳) 電気柵につきまして、過去に死亡事故が起きた例もありますけれども、それは家庭の電源から直接引いていたケースで、市が補助する電気柵につきましては、あくまでもイノシシの鼻の先が触れてちょっとびりっと感電するという程度ですので、普通の方がちょっとさわる分には死に至るまでは行かないような形にはなっております。ただ、もちろん注意看板とか、そういったものも近くに設けますし、そういったところでは注意はさせていただいております。  以上でございます。 ○委員長(敷根文裕) 鍋田委員。 ◆委員(鍋田達子) 済みません。逆に言うと、イノシシには効果があるのでしょうか。 ○委員長(敷根文裕) 農政課長。 ◎農政課長岩井一徳) イノシシの鼻先が触れるとちょっとびりっと感電する、そこでイノシシが学習してもうそれから近寄らなくなるといったことはございます。ただし、地上から15センチ以上に張ってしまうと、下をくぐられる可能性があるので、そうすると電気を通していてもイノシシに覚えられて電気柵の下をくぐって作物が荒らされるというケースは近隣の市町村でもあるようです。ですから、もちろん補助するに当たっては、その辺を農家さんに注意をしながら、きちっと張っていただいて、張ったら電気を通していただく、あと高さの管理、草が伸びて電線に触れると漏電しますから、当然効果もなくなりますので、そういった点も注意しながらやっていただくようには考えております。  以上でございます。 ○委員長(敷根文裕) 鍋田委員。 ◆委員(鍋田達子) 済みません。イノシシは、結構学習能力が高いということですが、雌が1年に5匹くらい生む、その生まれた雌からまた1年に1度は5匹くらい生むということで、すごく数がふえて近隣の市でも大変苦慮しているところだとは思うのですが、本当に野生というか、イタチごっこになってしまう可能性もあるかもしれませんが、せっかくブランド化もしながらやっていただく農作物がイノシシに荒らされたのでは相当な被害額になるおそれがありますので、箱わな、それから電気わな、さらにほかの方法もあれば、何とかその辺も工夫して、しっかり検討していただきながら、対策をお願いしたいと思います。  ありがとうございます。 ○委員長(敷根文裕) ほかに質疑はございますか。  玉城委員。 ◆委員(玉城清剛) 今の質疑に関連することで、櫻井議員より前回縄がいいという話もありましたけれども、いろいろなことをやっていると思いますが、やはり電気が一番いいのですか、効果的なのは。 ○委員長(敷根文裕) 農政課長。 ◎農政課長岩井一徳) 電気柵は、あくまでも農作物を守る予防ということで考えております。イノシシを捕まえるのは、箱わなとくくりわな、そういったもので捕まえます。ただし、箱わなに関しては大人のイノシシはなかなかかかりにくいと。市内で昨年度2頭がかかっていますけれども、それは子供のイノシシが2頭かかっております。くくりわなに関しては、大体直径20センチぐらいですから、そこに足が入らないとかからないということで、イノシシも警戒心が強いので、なかなかかからないということはありますけれども、引き続き猟友会とも協議、協力しながら対策を進めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(敷根文裕) 玉城委員。 ◆委員(玉城清剛) ありがとうございます。  それでは、予算書の58ページをお願いします。観光イベント事業の件なのですが、秋祭り、あとはふるさと広場のイベントとか時代まつり等々にいろいろな予算がついています。実はことしの3月で11回目になりますけれども、私の地元の西志津で河津桜まつりというのを今やっております。これは、年々盛大になりまして、ことしの3月の第2土日にやりました。これは基本的には今は予算はなしで、近隣や個人からの80万円ぐらいの寄附でやりくりしています。ただ、徐々にふえてきまして、土日で約1万人の方々が市内、市外からたくさん来ております。やはりイベントというのはまちおこし、一つのまちづくりにつながりますので、この間来られた産業振興部の方とお話をしたのですが、河津桜まつりが一番最初なので、3月に河津桜まつりをして、それからチューリップフェスタ、時代まつりと、とんとんと行けば、祭りのイベントが佐倉市で一つの大きな流れになるのではないかなという、若い方々のご意見もありますので、ぜひこれは検討していただきたいと思います。来年の3月にはまた河津桜まつりもやりますので、私は提案しますけれども、ぜひ河津桜まつりも一つのイベントの中に入れていただきたいとお願いします。 ○委員長(敷根文裕) 産業振興課長。 ◎産業振興課長鈴木研悟) 産業振興課長、鈴木です。昨年度からその河津桜まつり実行委員会の地元の方々と実はお話をいろいろ詰めさせていただいておりまして、佐倉ではフラワーフェスタということで年間を通じて春の桜、チューリップ、ひまわり、コスモスと、1年を通じていろいろやっているのですけれども、その中の一環として広告宣伝については市でいろいろご協力させていただこうというような形でお話を進めているところでございます。地元の方々も、やはり自分たちでやっているという、そういったとてもいい風潮になっておりますので、我々としては側面支援といいますか、後方支援というのをさせていただければというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(敷根文裕) 玉城委員。 ◆委員(玉城清剛) ありがとうございます。前向きな検討で。これは、もっと大きな祭りになるのではないかと私は思っていますけれども、ぜひ支援をお願いします。  以上です。ありがとうございました。 ○委員長(敷根文裕) ほかに質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(敷根文裕) なければ、議案に対する質疑を打ち切ります。  執行部はお疲れさまでした。  この際、暫時休憩いたします。           午前11時01分休憩   ───────────────────────────────────────           午前11時05分再開 ○委員長(敷根文裕) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  これより討論を行います。  討論のある方はお願いいたします。  川口委員。 ◆委員(川口絵未) 川口です。反対する議案は、1号と13号です。こちらは、先ほど申しましたが、森林環境譲与税森林経営管理法に基づいたものでして、こちらは個人の持ち物である森林を管理する意思がないということで、民間であったり市町村が木を伐採したり、取り上げるようなケースも考えられますので、こちらが含まれるということで反対をいたします。  以上です。 ○委員長(敷根文裕) ほかに討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(敷根文裕) なければ、これで討論を打ち切ります。  これより採決を行います。  議案第1号 令和元年度佐倉一般会計補正予算について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔挙手多数〕 ○委員長(敷根文裕) 挙手多数でございます。  したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
     議案第2号 令和元年度佐倉農業集落排水事業特別会計補正予算について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔挙手全員〕 ○委員長(敷根文裕) 挙手全員でございます。  したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第13号 佐倉市森林環境譲与税基金条例の制定について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔挙手多数〕 ○委員長(敷根文裕) 挙手多数でございます。  したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、委員長報告に当たり、委員会としての意見や要望について皆さんのご意見をお伺いしたいと思います。  ご意見のある方はご発言をお願いいたします。意見、要望ございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(敷根文裕) それでは、副委員長と相談し、委員長報告を作成いたします。  なお、文言整理については、委員長、副委員長に一任をいただくということでよろしいでしょうか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(敷根文裕) ありがとうございます。  以上で議案の審査は終了いたします。  続きまして、報告を求める審議会等の選定について議題といたします。  これにつきましては、議会基本条例第15条第5項の規定に基づき、平成26年度から実施しているものであります。  それでは、事務局から説明をお願いいたします。  事務局。 ◎書記(飯野明) 事務局、飯野です。お手元に市が設置している審議会等のうち経済環境常任委員会が所管している部局の一覧をお配りさせていただいております。この一覧の中から今年度開催状況の報告を求める審議会の選定をお願いいたします。  なお、この審議会等の開催状況の報告は、審議会等への議員選出を取りやめたかわりに委員会の中でその開催状況の報告を求めるものでありますことから、その選定に当たりましては議会が委員選出を取りやめた審議会及び委員会が情報共有が必要と判断した審議会等を目安に委員会で決定することとなっております。  経済環境常任委員会が所管する部局からの審議会は、全部で4件ございます。過去の報告状況につきましては、一覧の右から2列目に報告を求めた年度として記載させていただきました。また、議会が選出を取りやめた審議会は、4番、佐倉市廃棄物減量等推進審議会となっております。  説明は以上でございます。 ○委員長(敷根文裕) それでは、執行部に報告を求める審議会について協議してまいりたいと思います。  ご意見のある方はお願いいたします。意見なしでよろしいでしょうか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(敷根文裕) それでは、今年度当委員会で報告を求める審議会でございますが、こちらは4件しかございません。4件全てお願いする形でよろしいでしょうか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(敷根文裕) それでは、今年度当委員会で報告を求める審議会は、佐倉市人・農地プラン検討会、佐倉市産業振興推進会議、佐倉市環境審議会、佐倉市廃棄物減量等推進審議会として次回の委員会から報告を求めることといたします。  本日の日程は終了いたしました。  以上をもちまして経済環境常任委員会を閉会いたします。  お疲れさまでした。           午前11時10分閉会...