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  1. 佐倉市議会 2019-03-18
    平成31年 2月定例会−03月18日-06号


    取得元: 佐倉市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-18
    平成31年 2月定例会−03月18日-06号平成31年 2月定例会               平成31年2月佐倉市議会定例会会議録 〇議事日程(第6号)     平成31年3月18日(月曜日)午後1時開議  日程第1 議案第1号から議案第25号まで、議案第27号から議案第30号まで、諮問第1号、請願第22号、陳情第20号から陳情第22号まで、委員長報告、質疑、討論の省略、討論、採決  日程第2 議案の上程、発議案第1号から発議案第7号まで、提案理由の説明、質疑、委員会付託の省略、討論、採決   ─────────────────────────────────────────── 〇本日の会議に付した事件   1.開議の宣告   2.諸般の報告   3.議案第1号から議案第25号まで、議案第27号から議案第30号まで、諮問第1号、請願第22号、陳情第20号から陳情第22号まで、委員長報告   4.質  疑   5.討論の省略   6.討  論   7.採  決   8.発議案第1号撤回の報告
      9.議案の上程     発議案第2号から発議案第7号まで  10.提案理由の説明  11.質  疑  12.委員会付託の省略  13.討  論  14.採  決  15.閉  会 〇出席議員(27名)     議 長   櫻井道明        副議長   森野 正      1番   斎藤明美         2番   徳永由美子      3番   木崎俊行         4番   敷根文裕      5番   山本英司         6番   望月圧子      7番   高木大輔         8番   平野裕子      9番   久野妙子        10番   爲田 浩     11番   橋岡協美        12番   萩原陽子     13番   大野博美        14番   伊藤壽子     15番   五十嵐智美       16番   小須田 稔     17番   石渡康郎        18番   村田穣史     19番   藤崎良次        20番   冨塚忠雄     21番   岡村芳樹        23番   山口文明     26番   押尾豊幸        27番   清宮 誠     28番   中村孝治   ─────────────────────────────────────────── 〇欠席議員(1名)     22番   川名部 実   ─────────────────────────────────────────── 〇議会事務局出席職員氏名   事務局長    橋口庄二      次長      鈴木則彦   ─────────────────────────────────────────── 〇説明のため出席した者の職氏名   市長      蕨 和雄      副市長     利根基文   企画政策部長  岩井克己      総務部長    小川浩功   税務部長    内田理彦      市民部長    上村充美   福祉部長    佐藤幸恵      健康こども部長 亀田 満   産業振興部長  二川健一郎     環境部長    井坂幸彦   土木部長    豊田和正      都市部長    窪田勝夫   危機管理室長  栗原浩和      資産管理経営室長小菅慶太   契約検査室長  疋田 健      上下水道事業管理者                             椎名 哲   教育長     茅野達也   ─────────────────────────────────────────── 〇連絡員   企画政策課長  和田泰治      財政課長    丸島正彦   行政管理課長  須合文博      市民課長    間野昭代   社会福祉課長  三須裕文      子育て支援課長 田中綾子   農政課長    岩井一徳      生活環境課長  向後昌弘   教育次長    花島英雄   ─────────────────────────────────────────── △開議の宣告  午後1時02分開議 ○議長(櫻井道明) ただいまの出席議員は27名であります。したがって、会議は成立いたしました。  直ちに本日の会議を開きます。   ─────────────────────────────────────────── △諸般の報告 ○議長(櫻井道明) 日程に先立ちまして、諸般の報告を行います。  市長より、地方自治法第180条第1項の規定に基づく専決処分について報告がありました。また、監査委員より現金出納検査の結果報告並びに平成30年度定期監査及び行政監査報告書の提出がございました。それぞれその写しをお手元に配付しておりますので、ご了承願います。   ─────────────────────────────────────────── △委員長報告 ○議長(櫻井道明) 日程第1、議案第1号から議案第25号まで、議案第27号から議案第30号まで、諮問第1号、請願第22号及び陳情第20号から陳情第22号までの34件を一括議題といたします。  付託議案に関し、各常任委員長の報告を求めます。  総務常任委員長村田穣史議員。               〔総務常任委員長 村田穣史議員登壇〕 ◎総務常任委員長村田穣史) 議席18番、総務常任委員長村田穣史でございます。  当委員会に付託されました案件16件につきまして、去る3月11日、第3委員会室において委員全員出席のもと、関係部課長等の出席を求め、委員会を開催し、慎重に審査いたしました。以下、その概要並びに結果についてご報告申し上げます。  議案第1号は、平成31年度佐倉市一般会計予算であり、このうち第1条第1表、歳入歳出予算の歳入全般、歳出中の議会費、総務費の所管部分、民生費の所管部分、衛生費の所管部分、土木費の所管部分、消防費、教育費の所管部分災害復旧費、公債費及び予備費、第2条第2表、債務負担行為所管部分、第3条第3表、地方債、第4条、一時借入金並びに第5条、歳出予算の流用について申し上げます。  平成31年度の予算編成は、本年4月に市長選挙が予定されていることから、経常的な経費及び継続して実施している事業を中心とする骨格予算として編成され、一般会計の規模として465億3,600万円を計上しようとするもので、前年度の当初予算額に比べ3.3%の減となっております。  歳入の主なものについては、市税収入が個人及び法人市民税の増額、また新築家屋や償却資産の増加による固定資産税の増により、前年度と比較し、5億2,437万4,000円の増を見込むものであります。  このほか国庫支出金、県支出金については、障害福祉や生活保護費保育園等関連の給付費など、福祉関係の負担金の増額及び県議会議員選挙が予定されていることに伴う委託金などにより、前年度と比較し、約2億4,700万円の増となる見込みであります。  市債は、前年度と比べ8億9,470万円の減となっており、このうち地方交付税の振りかえである臨時財政対策債は3億4,000万円の減を見込むものであります。  また、当委員会所管の歳出の主なものは、統一地方選挙の実施のほか、防災行政無線デジタル改修工事等防災施設整備事業公共施設包括管理事業などに要する経費であります。債務負担行為所管部分は、市議会インターネット中継業務委託など26件を設定するもの、地方債は、臨時財政対策債など5件の限度額などを定めるもの、一時借入金は、財政資金の一時的な不足に対応するため、その最高額を20億円とするものであります。  採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第2号 平成31年度佐倉市国民健康保険特別会計予算は、保険給付に要する経費等として180億9,727万4,000円を計上しようとするものであり、被保険者数の減少により前年度比0.7%の減となっております。  採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第3号 平成31年度佐倉市公共用地取得事業特別会計予算は、土地開発基金の利子分の繰出金345万7,000円を計上しようとするものであります。  採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第6号 平成31年度佐倉市災害共済事業特別会計予算は、給付金等に要する経費として537万3,000円を計上しようとするものであります。  採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第7号 平成31年度佐倉市後期高齢者医療特別会計予算は、千葉県後期高齢者医療広域連合への納付金等の経費として23億2,658万9,000円を計上しようとするものであり、被保険者の増加に伴い、前年度比2.7%の増となっております。  採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第10号は、平成30年度佐倉市一般会計補正予算であり、このうち第1条第1表、歳入歳出予算補正の歳入全般、歳出中の議会費、総務費の所管部分、衛生費の所管部分、消防費及び公債費、第3条第3表、繰越明許費補正所管部分並びに第5条第5表の地方債補正について申し上げます。  本補正予算全体では、歳入歳出それぞれ11億5,378万8,000円を減額しようとするものであります。  歳入の主なものは、国庫支出金、繰入金、市債などの減及び市税、寄附金などの増であります。  当委員会所管の歳出の主なものは、各事業の執行に伴う計数整理による減額及び消防施設整備事業などの増額によるものであります。  繰越明許費補正は、個人番号カード等交付事業の1件、地方債補正は、印旛広域水道用水供給事業出資債など7件の限度額の変更を行おうとするものであります。  採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第11号 平成30年度佐倉市公共用地取得事業特別会計補正予算は、歳入歳出それぞれ15万1,000円を増額しようとするものであり、土地開発基金の利子分を基金に積み立てるものであります。  採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第14号 平成30年度佐倉市災害共済事業特別会計補正予算は、歳入歳出それぞれ7,000円を増額しようとするものであり、災害共済基金の利子分を基金に積み立てるものであります。  採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第15号 平成30年度佐倉市後期高齢者医療特別会計補正予算は、歳入歳出それぞれ5,015万5,000円を増額しようとするものであり、後期高齢者医療広域連合納付金を増額するものであります。  採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第16号 佐倉市個人情報保護条例及び佐倉市情報公開条例の一部を改正する条例の制定については、個人情報の保護に関する法律及び行政機関が保有する個人情報の保護に関する法律の改正に伴い、個人情報の定義を改めるとともに、要配慮個人情報の適切な管理に関し、必要な規定を定めようとするものであります。  採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第17号 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、国家公務員の労働管理に関する人事院の報告内容に準じ、職員に時間外勤務命令を行うことができる上限について、必要な規定を定めようとするものであります。
     採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第18号 佐倉市印鑑条例の一部を改正する条例の制定については、印鑑登録証明書の記載事項を見直し、男女の別の記載を削除しようとするものであります。  採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第27号 契約の締結については、井野中学校体育館規模改修建築工事について、2億3,544万円をもって株式会社ナカムラと契約を締結しようとするものであります。  採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第28号 損害賠償の額の決定及び和解については、平成28年6月2日、南ユーカリが丘地先において発生した庁用車事故について、相手方と和解し、相手方に支払う損害賠償の額を決定しようとするものであります。  採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第30号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算は、歳入歳出それぞれ1,600万7,000円を増額しようとするものであり、このうち第1条第1表、歳入歳出予算補正の歳入全般について申し上げます。  歳入の内容は、地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金及びプレミアム付商品券事務費補助金による国庫支出金を増額しようとするものであります。  採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  陳情第20号 「会計年度任用職員制度の施行に伴う、国の地方自治体への十分な財政措置を求める意見書」の提出を要請する陳情書については、臨時、非常勤職員の待遇改善及び当該改善に要する財源確保のため、財政措置を求める意見書の提出を政府及び関係行政官庁宛てに提出するよう求めるものであります。  採決の結果、賛成多数をもって採択すべきものと決しました。  なお、審査の過程において、新年度には統一地方選挙に続き、参議院議員選挙も予定されており、投票率の向上を図る取り組みもさることながら、有権者に疑念を持たれないよう公正かつ的確な事務執行に努めていただきたいとの意見が出されておりますので、申し添えさせていただきます。  以上、当委員会に付託されました案件について、審査の概要と結果について申し上げ、委員長報告を終わります。 ○議長(櫻井道明) 文教福祉常任委員長石渡康郎議員。              〔文教福祉常任委員長 石渡康郎議員登壇〕 ◎文教福祉常任委員長(石渡康郎) 議席17番、文教福祉常任委員長の石渡康郎でございます。  当委員会に付託されました案件9件につきまして、去る3月12日、委員全員出席のもと、教育長を初め関係部課長の出席を求め、慎重に審査をいたしました。以下、その概要並びに結果についてご報告申し上げます。  議案第1号 平成31年度佐倉市一般会計予算のうち、第1条第1表、歳出中、民生費の所管部分、衛生費の所管部分及び教育費の所管部分、第2条第2表、債務負担行為中の所管部分について申し上げます。  民生費の所管部分は177億3,229万2,000円が計上されており、主な内容は、児童手当支給事業生活保護費等給付事業であります。衛生費の所管部分は21億5,075万2,000円が計上されており、主な内容は、子ども医療費助成事業、感染等予防事業であります。教育費の所管部分は54億7,108万9,000円が計上されており、主な内容は、英語・外国語活動推進事業スポーツ施設管理運営事業であります。  債務負担行為所管部分は、佐倉市ヤングプラザ指定管理者施設管理業務など、36件を設定しようとするものであります。  採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第5号 平成31年度佐倉市介護保険特別会計予算は118億8,410万3,000円が計上されており、主な内容は、介護サービスの給付等に要する経費であります。  採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第10号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算のうち、第1条第1表、歳出中、民生費、衛生費の所管部分及び教育費、第2条第2表、継続費補正中の所管部分、第4条第4表、債務負担行為補正について申し上げます。  民生費は1億1,972万2,000円、衛生費の所管部分は4,524万8,000円、教育費は2億3,698万1,000円をそれぞれ減額しようとするものであります。主な内容は、事業執行に伴う執行残の計数整理になります。  継続費補正所管部分は、市民音楽ホール天井改修事業など3件について、総額及び年割額を変更しようとするものであります。  債務負担行為補正は、岩名運動公園外公園等指定管理者施設管理業務の限度額を変更しようとするものであります。  採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第13号 平成30年度佐倉市介護保険特別会計補正予算は、歳入歳出それぞれ1億7,503万5,000円を増額しようとするもので、主な内容は、介護サービス給付費等の増額などであります。  採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第19号 佐倉市地域包括支援センター包括的支援事業に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定については、厚生労働省令の改正に伴い、同省令に基づいて定めている包括的支援事業の実施に関する基準を改めようとするものであります。  採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第20号 佐倉市青年館設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定については、建物の老朽化に伴い、千成青年館を廃止しようとするものであります。  採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第30号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算のうち、第1条第1表、歳出中、民生費、第2条第2表、繰越明許費補正中の所管部分について申し上げます。  民生費は、認知グループホーム1施設に民間社会福祉施設整備事業補助金を交付するため、665万円を増額しようとするものであります。また、事業の実施が翌年度にずれ込むことから繰越明許費を設定しようとするものであります。  採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  請願第22号 使用料を無料にもどし、市民のだれでも公平・自由に楽しめる、健康で文化的な公民館を求める請願は、公民館の使用料を無料に戻すことを求めるものであります。  採決の結果、賛成少数をもって不採択とすべきものと決しました。  陳情第21号 「幼児教育・保育の『無償化』に係わる制度の拡充、及び、国の地方自治体への十分な財政措置を求める意見書」の提出を求める陳情書は、幼児教育・保育の無償化にかかわる制度の改善と地方自治体への十分な財政措置を求める意見書を国に対し提出することを求めるものであります。  採決の結果、賛成少数をもって不採択とすべきものと決しました。  なお、審査の過程において次の意見が出されておりますので、報告いたします。  1、敬老事業を見直し、今後は地域包括ケアシステムの一層の充実を図るとのことから、来年度以降における予算措置を含め、具体的な事業実施に向けた取り組みに努めていただきたい。  2、学童保育については、計画的な施設整備や学童保育所との情報共有を密にし、学童保育が必要な方にサービスの提供がなされるよう努めていただきたい。  以上、当委員会に付託されました案件について、審査の概要と結果を申し上げ、委員長報告を終わります。 ○議長(櫻井道明) 経済環境常任委員長平野裕子議員。              〔経済環境常任委員長 平野裕子議員登壇〕 ◎経済環境常任委員長(平野裕子) 議席8番、経済環境常任委員長の平野裕子でございます。  当委員会に付託されました案件は7件で、去る3月13日の午前10時より第3委員会室において委員出席のもと、関係部課長等の出席を求め、委員会を開催し、慎重に審査をいたしました。以下、その概要並びに結果についてご報告申し上げます。  議案第1号は、平成31年度佐倉市一般会計予算であり、このうち第1条第1表、歳出中、4款衛生費所管部分、5款農林水産業費、6款商工費、第2条第2表、債務負担行為中の所管部分について申し上げます。  衛生費の所管部分は18億9,900万3,000円を計上しようとするものであります。主な内容は、佐倉市、四街道市、酒々井町葬祭組合ほか一部事務組合の負担金、公害防止対策事業一般廃棄物収集運搬事業であります。農林水産業費は5億8,164万3,000円を計上しようとするものであります。主な内容は、佐倉草ぶえの丘管理運営事業水田自給力向上対策事業であります。  商工費は6億6,744万5,000円を計上しようとするものであります。主な内容は、企業誘致事業、佐倉市スマートオフィスプレイス管理運営事業観光イベント事業であります。  債務負担行為所管部分については、中小企業融資損失補てんについて設定しようとするものであります。  採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第4号は、平成31年度佐倉市農業集落排水事業特別会計予算であり、2,063万1,000円を計上しようとするものであります。主な内容は、処理場の維持管理、起債の元利償還等に要する経費であります。  採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第10号は、平成30年度佐倉市一般会計補正予算であり、このうち第1条第1表、歳出中、4款衛生費所管部分、5款農林水産業費、6款商工費、第3条第3表、繰越明許費補正所管部分について申し上げます。  衛生費の所管部分は1,383万3,000円を減額補正農林水産業費は1,082万3,000円を減額補正、商工費は539万1,000円の増額補正を行おうとするものであります。主な内容は、佐倉市民花火大会基金への積立金の増額のほか、各事業の執行に伴う計数整理による減額であります。  繰越明許費補正所管部分については、被災農業者向け経営体育成支援事業の事業費を翌年度に繰り越そうとするものであります。  採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第12号は、平成30年度佐倉市農業集落排水事業特別会計補正予算であり、111万2,000円を減額補正しようとするものであり、主な内容は、排水施設維持管理事業の執行に伴う計数整理による減額であります。  採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第21号は、佐倉市土地の埋立て及び土質等の規制に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。これは、千葉県再生土の埋立て等の適正化に関する条例が制定されたことに伴い、県条例の適用除外を受ける本条例の運用に支障が生じることがないよう、再生土等に関する定義を改めようとするものであります。  採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第30号は、平成30年度佐倉市一般会計補正予算であり、このうち第1条第1表、歳出中、6款商工費、第2条第2表、繰越明許費補正所管部分について申し上げます。これは、プレミアムつき商品券発行に係る事務費935万7,000円を新たに設定いたしましたプレミアム付商品券事業に計上するものであります。また、事業の実施が翌年度となることから繰越明許費を設定しようとするものであります。  採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  陳情第22号は、主要農作物種子法廃止に関する陳情書であり、主要農作物の優良な種子の生産及び普及を推進し、品質の確保及び安定的な生産を図るため、廃止された主要農作物種子法にかわる新たな法整備を行うよう求める意見書を国及び県に提出することを求めるものであります。  採決の結果、賛成少数をもって不採択とすべきものと決しました。  なお、審査の過程において次の意見が出されておりますので、報告いたします。  佐倉市土地の埋立て及び土質等の規制に関する条例について、違反対策が予算化されてはいるが、市民生活を守るため、違反に対してはしっかりとした対応をしていただきたい。  街路灯等維持管理支援事業について、商店街のLED化を今後も順次進めていっていただきたい。また、商店会の方が商店会に加入するメリットをより感じられるよう、商工会議所等と連携を図り、今後もさまざまな対策をとっていただきたい。  佐倉草ぶえの丘管理運営事業について、農産加工室には改善すべ点が多く見られるので、利用者の声を聞き、より使いやすい設備となるよう最大限努力していただきたいとの意見が出されておりますので、申し添えさせていただきます。  以上、当委員会に付託されました案件について、審査の概要と結果について申し上げ、委員長報告を終わります。 ○議長(櫻井道明) 建設常任委員長、爲田浩議員。               〔建設常任委員長 爲田 浩議員登壇〕 ◎建設常任委員長(爲田浩) 議席10番、建設常任委員長の爲田浩です。当委員会に付託されました案件は8件で、去る3月14日の午前10時より第3委員会室において、委員全員出席のもと、上下水道事業管理者を初め関係部課長の出席を求め、委員会を開催し、慎重に審査をいたしました。以下、その概要並びに結果についてご報告申し上げます。  議案第1号は、平成31年度佐倉市一般会計予算であり、このうち第1条第1表、歳入歳出予算の歳出中、2款総務費の所管部分、7款土木費の所管部分、第2条第2表、債務負担行為中の所管部分について申し上げます。  総務費の所管部分は、1億1,646万9,000円を計上しようとするものであります。主な内容は、コミュニティバス運行業務委託料を含む地域公共交通対策事業や放置自転車等処理事業であります。  土木費の所管部分は、27億1,413万円を計上しようとするものであります。主な内容は、道路維持管理事業、公園施設維持管理事業及び下水道事業会計への繰出経費であります。  債務負担行為所管部分については、コミュニティバス運行事業のほか3件について設定しようとするものでございます。  採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第8号は、平成31年度佐倉市水道事業会計予算であり、収益的収入41億141万4,000円、収益的支出38億2,946万9,000円を計上しようとするものであります。主な事業は、浄水場設備修繕・更新事業及び上水道管耐震化事業であります。  採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第9号は、平成31年度佐倉市下水道事業会計予算であり、収益的収入39億9,471万円、収益的支出36億1,906万8,000円を計上しようとするものであります。主な事業は、汚水拡張事業、汚水改良事業及び雨水拡張事業であります。  採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第10号は、平成30年度佐倉市一般会計補正予算であり、このうち第1条第1表、歳入歳出予算補正の歳出中、2款総務費の所管部分、7款土木費、第2条第2表、継続費補正中の所管部分、第3条第3表、繰越明許費補正中の所管部分について申し上げます。  総務費の所管部分は、1,106万9,000円を増額しようとするものであります。主な内容は、京成臼井駅南口自転車駐車場耐震補強事業で、地下基礎構造において設計との差異が判明し、建築工事の変更及び追加工事が必要となったことから、工事費及び施工監理委託費を増額補正しようとするものであります。  土木費は、5億6,132万6,000円を減額しようとするものであります。主な内容は、事業執行に伴う執行残の計数整理になります。  継続費補正所管部分は、市営管理街灯LED化事業自治会移管分について、総額及び年割額を変更しようとするものであります。  繰越明許費補正所管部分は、京成臼井駅南口自転車駐車場耐震補強事業ほか2件を追加しようとするものであります。  採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第22号は、佐倉市都市公園条例の一部を改正する条例の制定についてであり、岩名運動公園陸上競技場に夜間用照明設備が設置されたことに伴い、陸上競技場の利用時間の延長及び夜間における利用料金を規定しようとするものであります。  採決の結果、可否同数でありましたので、委員会条例第17条の規定により、原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第23号は、佐倉市歴史的建築物の保存及び活用に関する条例の制定についてであり、市内の歴史的建築物について、歴史的、文化的な外観や形態等を維持するために、現行の建築基準法の適用を除外し、地域の資産として次代への継承を行うため、現状変更の規制及び保存のための措置等について、必要な事項を定めようとするものであります。  採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第24号は、佐倉市水道法に基づく技術上の監督業務を行う者を置く水道の布設工事等を定める条例の一部を改正する条例の制定についてであり、政令及び厚生省令の改正に伴い、同政省令に基づいて定めている水道施設の布設工事監督者及び水道技術管理者の資格要件に関する基準を改めようとするものであります。  採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第25号は、佐倉市道路線の認定についてであり、開発行為に伴い臼井台地先の1路線を認定しようとするものであります。  採決の結果、全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
     なお、審査の過程において、次のとおり意見が出されておりますので、申し添えさせていただきます。  市民生活の基盤となる都市インフラの整備にあっては、対象地域住民への丁寧な説明を行うとともに、進捗状況に関する広報に努めていただきたい。  児童の通学時におけるコミュニティバスの利用に関して、教育委員会とも連携を図りながら、安全確保や保護者の負担軽減の観点も含めて利便性向上策を検討していただきたい。  以上、当委員会に付託されました案件について審査の概要と結果について申し上げ、委員長報告を終わります。 ○議長(櫻井道明) 以上で各常任委員長の報告を終わります。   ─────────────────────────────────────────── △質疑 ○議長(櫻井道明) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はございますか。────質疑はなしと認めます。  質疑は終結いたします。   ─────────────────────────────────────────── △討論の省略 ○議長(櫻井道明) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第29号及び諮問第1号につきましては、申し合わせにより討論を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(櫻井道明) ご異議なしと認めます。  したがって、議案第29号及び諮問第1号につきましては討論を省略することに決しました。   ─────────────────────────────────────────── △討論 ○議長(櫻井道明) 議案第1号から議案第25号まで、議案第27号及び議案第28号、議案第30号、請願第22号並びに陳情第20号から陳情第22号までの32件について討論を行います。  討論はございますか。  萩原陽子議員。                 〔12番 萩原陽子議員登壇〕 ◆12番(萩原陽子) 議席12番、日本共産党の萩原陽子です。会派を代表し、討論を行います。反対する議案は、1号、2号、10号、16号、22号、24号、30号です。請願第22号並びに陳情第22号につきましては、不採択とした委員長報告に反対し、請願、陳情の内容に賛成の討論です。  議案第1号 平成31年度佐倉市一般会計予算は、10月に予定される消費税率10%への引き上げを盛り込んだ予算となっています。債務負担行為として消費税増税分が計上されましたが、これだけでも総額1億2,000万円を大きく超えます。消費税を増税するための環境として、安倍首相は2%の物価上昇を公約に掲げていました。しかし、いまだに達成できず、賃金の上昇もままならず、増税のための虚構の数字をつくるために勤労統計調査が不正に行われたのではないかと国会で審議中です。実質賃金の低下、可処分所得の低下は明らかで、景気は回復しておらず、増税する条件は整っていないのです。8%に増税したときの消費の落ち込みも回復しないまま、今増税すれば景気に冷水をかけることになり、日本経済が奈落に向かっていきかねないことを多くの経済学者が指摘しています。消費税増税を前提とした予算には賛成できません。  社会教育費に佐倉図書館の実施設計予算6,510万円が計上されています。市民意見を聞くために行われた5回のワークショップもシンポジウムも生かされず、図書館は複合施設の中の地下に設計され、1階はイベントスペースや物販、カフェのエリア、展示スペースで、常設ではないとしながら、当初の予定どおり山車人形を展示する計画です。何のために市民を公募して5回のワークショップを実施したのか。志津図書館や南図書館のように大人のスペースと子供のスペースが同じフロアにあるとよい、使いやすいという意見のその部分だけをつまみ上げて、ワンフロアにするには地下しかないと結論づけますが、地下図書館を望む声は一切ありませんでした。閲覧室を地下に設けている数少ない自治体でも、子供のスペースは1階か2階です。災害時の子供の安全を顧みない設計は問題です。5回のワークショップは、結果的によい図書館を願う市民を諦めさせるプロセスだったことになります。年間利用者を今の倍、15万人以上見込んでいますが、美術館前の駐車場スペースは今でも余裕がありません。現在の図書館跡を駐車スペースにしても21台分も少なくなり、しかも現図書館を壊して駐車場を整備するまでの間2年間もかかり混乱は避けられません。秋祭りにも金毘羅市にも必要な今の駐車場に無理やり建てるから図書館が地下になるのです。3,700平米の予定地に図書館スペースは1,300平米で、複合施設の一部です。城下町に建てる図書館として禍根を残す計画であり、実施計画の予算に反対します。  図書館建設にふさわしい場所はあります。もと市営住宅跡の広い市有地は芝生公園にすると言いますが、13年以上更地のままです。ここなら複合施設にしても図書館のスペースをゆったりとれます。公園の中の図書館は魅力的です。建設用地の変更を求めます。  議案第10号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算には、佐倉図書館等新町活性化複合施設整備事業関連で減額補正162万8,000円を計上しています。これは地質調査のための掘削費用で、地下に建設するとの合意もない時点で予定地の掘削を行った予算であり、認められません。  議案第2号 平成31年度佐倉市国民健康保険特別会計予算には、国保努力者支援制度が反映されています。ジェネリック医薬品の使用促進や医療データベースの活用など、個人の尊厳や医療情報の一元化による個人情報管理に問題があると考え、反対します。また、県の試算によれば、佐倉市の国保税は来年度以降1万5,000円程度引き上げられると予測され、今後広域化による保険税の引き上げは避けられない見込みです。  議案第16号 佐倉市個人情報保護条例及び佐倉市情報公開条例の一部を改正する条例の制定について、なぜ今個人情報の保護を目的とする条例案が出されているのでしょうか。政府が成立させた個人情報にかかわる秘密保護法や共謀罪は、情報の恣意的な操作を国及び行政が秘密裏に利用可能とするものです。これらの上位関連法を考慮すると、本条例は無力であると言わざるを得ません。また、保護する電磁的記録に関して、特定の個人が識別できるものとありますが、いわゆるデータマッチングの技術も進化しており、個人情報収集業者等とのイタチごっことなることを避けられません。将来にわたり適用範囲や対象が明確にできない電磁化された個人情報の条項をつけ加える本条例案は、恣意的な利用に資することがあり得るもので、反対します。  議案第22号 佐倉市都市公園条例の一部を改正する条例の制定は、岩名運動公園陸上競技場に夜間用照明設備を整備したことにより、夜間の利用者に1人150円の割増料金を設定するものですが、考え方の基本は受益者負担であり、平成29年4月に策定された佐倉市使用料・手数料の見直しに関する基本方針に基づくものです。1人150円の割増料金を小学生からも徴収し、年間130万円の収入を見込んでいます。「佐倉で才能が開花する」との市長のキャッチフレーズ、これとも矛盾します。市民のために施設を活用し、市民の利用を促進するのが市の役割であり、割増料金を設定する条例制定に反対します。  議案第24号 佐倉市水道法に基づく技術上の監督業務を行う者を置く水道の布設工事等を定める条例の一部を改正する条例の制定は、水道技術管理者及び布設工事監督者の資格要件を参酌し、今年度から専門職業人の養成を目的とする新たな高等教育機関として認可される専門職短期大学を新たに位置づけるものですが、資格要件となる上下水道部門の選択科目から水道環境が削除されたこと、時代の要請により26科目を整理したことに、民営化を前提とした規制緩和がうかがえるため反対します。  議案第30号、平成30年度一般会計の追加補正予算は、消費税率10%への増税による影響を緩和し、地域における消費を下支えするとの名目で、住民税非課税世帯と3歳未満の子が属する世帯を対象に、割引率2割のプレミアムつき商品券を発行するための事業費を計上するものです。補助額5,000円のプレミアム商品券で、消費の下支えになるのか。余りにもお粗末な対策にかかる事業費は、佐倉市で935万7,000円、この中には職員の膨大な業務量に要する人件費は含まれていません。全国規模では壮大な税金の無駄遣いになります。ポイントカード還元や軽減税率など、景気対策に2兆円かけても景気悪化は避けられず、中小業者の廃業、倒産を引き起こす消費税増税は中止すべきであり、対策のための補正予算に反対します。  請願第22号 使用料を無料にもどし、市民のだれでも公平・自由に楽しめる、健康で文化的な公民館を求める請願に賛成します。有料化から半年で市民の利用は5,000人も減少しました。有料化が解散の引き金になったサークル、利用日数を減らしたサークルなど、さまざまな声が届いています。社会教育委員会議では、利用者の理解が得られたと都合のよい報告をしていましたが、何をもとに判断したのでしょうか。有料化で利用を減らされた市民の公平を奪いました。楽しみを奪うことは、健康や文化を損ねることにつながります。公民館運営審議会や社会教育委員会議は、社会教育施設としての役割を後退させないために、有料化による市民への影響について分析し、利用が大きく減少していれば改善の対策について議論されるべきです。ところが、正確な資料が提出されないという驚くべき事態です。お金を払う市民の利用が大幅に減少したことを知らせなかったのです。委員会の軽視であり、役割を否定することになります。都合のよい結論を導くための委員会や審議会は形骸化し、公募しても委員が集まらなくなるでしょう。公共施設は市民のものです。ましてや社会教育施設は、市民に使いやすく愛される施設として無料であることが大事です。以上の理由から公民館を無料に戻すよう求める本請願は、採択されるべきと考えます。  陳情第22号 主要農作物種子法廃止に関する陳情は、千葉県及び国に日本の種子を保全する法律、条例の制定を求める意見書の提出を求めるものです。国民の食糧として欠かせない米、麦、大豆は、昭和27年以来、種子法によって地域に合った多様な品種が開発され、国内で生産される米の種子は100%自給してきました。ところが、政府は、種子法が民間の参入を阻害しているとして、主要農作物種子法を廃止したのです。種子の価格が高騰し、農業の衰退を加速しかねません。新潟県を初め県単位で種子を守る条例の制定が広がっていることから、千葉県に対して日本の種子を保全する条例の制定を求めることに賛成します。また、国が種子を守る法律を制定し、国民の食糧を守る責任を果たすことを求める立場から、意見書の提出に賛成し、本陳情の採択を求めます。  以上で討論を終わります。 ○議長(櫻井道明) 伊藤壽子議員。                 〔14番 伊藤壽子議員登壇〕 ◆14番(伊藤壽子) 議席14番、伊藤壽子です。市民ネットワークを代表し、討論を行います。反対する議案は、1号、2号、7号、10号、15号、16号、22号、30号、委員長報告は不採択でしたが、賛成の立場から請願第22号、陳情第21号、22号について討論いたします。  議案第1号、平成31年度一般会計予算については、共通番号制度、個人番号カード等発行事業、証明書コンビニ交付事業に関する予算と八ッ場ダム、霞ヶ浦導水事業の印旛広域水道用水供給事業について、また消費税10%を見込んでの債務負担行為の増額については、消費税増税に反対の立場から反対をいたします。  議案第10号、平成30年度佐倉市一般会計補正予算についても、繰越明許費として個人番号カード等交付事業のJ─LISへの支払い分1,763万1,000円が計上されているため、反対です。  HPVワクチンを初めワクチン接種の副反応被害が懸念されます。特に同時接種での副反応相談は、1人が一度に3種類、または5種類ものワクチン接種をしていたことが判明しました。厚労省のホームページには、ワクチンの副反応報告によると同時接種による重篤な被害、死亡例が後を絶ちません。また、一度に複数本のワクチンを接種させられる子供の身になってほしいものです。3本、5本もの同時接種は、子供への虐待ではないでしょうか。  期日前投票に関し、入場券を持参しない者が投票に来たときの本人確認について、現状では成り済ましを防ぎ切れない問題があると議会質問で取り上げられました。委員会で再度成り済まし防止策について確認しても、明確な答弁がなされなかったことは遺憾です。本人確認を生年月日や住所等の口述と宣誓書のみでよしとせず、本人が確認できるものの持参など、客観的資料の提示を求めるべきと考えます。他自治体では、入場券がない場合、本人確認ができるものの提示をホームページ上でも明記しています。それぞれの選挙管理委員会で運用を独自で決めているのであれば、選挙の信頼性にもかかわる問題であることから、厳正な運用を求めます。  スマートオフィスプレイス管理運営事業3,001万4,000円は、ことし4月からユーカリが丘の商業ビルの一角を借り上げ、時間単位のワーキングスペースやシェアオフィスを運営するための費用で、主なものは、賃借料と受け付けなどの委託料です。これまで建築や電気設備工事は、貸し主の民間企業グループが受注し、今回の受け付け業務の委託先も同じ企業となっています。全て同一の民間企業が受注する状況に大変な疑問があります。  佐倉図書館等新町活性化複合施設の設計委託料6,510万円についてです。佐倉図書館の建てかえに伴い、市営駐車場を計画予定地とした複合施設の建設計画ですが、地下図書館という案が市から示されています。市民の意見を取り入れるとして、これまでワークショップが5回開かれましたが、第4回目にそれまでの議論が無視され、いきなり地下1階をワンフロアの図書館にするという具体案が出され、多くの参加者が驚きました。その後、文教福祉常任委員会で、地下図書館の案は市と設計事務所が決めたものであることが判明しました。つまりワークショップを何回開こうが、決めるのは市と設計事務所であり、ワークショップは単なるアリバイづくり、市民参加はかけ声にすぎないということです。市は、限られた狭い用地にワンフロアで図書館をつくるには地下につくるしかない。地下図書館案は100点満点だと胸を張りますが、子供図書館を含め全て地下1階、高さ3.5メートルのスペースに押し込めるとは、閉塞感しかありません。図書館はやはり自然光が差し込む地上につくるべきです。市が地下図書館として例に挙げた羽村市や武蔵野プレイスも、子供のスペースは地上に設置しています。一番展望のよい3階を閉架書庫にするのも非常識ですが、さらに図書館の顔というべき1階を山車人形などの展示スペースに使うというのは、図書館は脇役でしかなく、山車会館案の焼き直しとしか思えません。当初の子育て関連施設もつくられず、もはや複合施設とも呼べない状況です。今後はパブリックコメントもとらないという市の態度は、独断専横、市民無視のそしりを免れません。また、近くに市営住宅跡地という図書館建設に適した土地があり、新町活性化にもつながると市民から指摘されているにもかかわらず、全く議論の俎上にものせない市の態度には、不信感を覚えざるを得ません。市民に愛される利用しやすい図書館というコンセプトからはほど遠い地下図書館計画に反対します。  議案第2号、国民健康保険特別会計予算は、広域化に反対です。  議案第7号、平成31年度後期高齢者医療特別会計予算、議案第15号、平成30年度後期高齢者医療特別会計補正予算についてです。国は、軽減措置廃止の方向で動いています。後期高齢者医療制度は導入から10年経過しましたが、市民ネットは、当初から年齢で健康保険を分けて応分の負担をさせるという弱者切り捨ての保険制度に反対してきました。75歳になれば年金生活者がほとんどであり、毎年自動的に引き下げられる年金では、後期高齢者の保険料の負担が重くのしかかってきます。ことし10月に軽減措置が廃止されれば、保険料や医療費がさらに負担増になるのは目に見えています。よって、両議案に反対します。  議案第16号は、個人情報保護条例情報公開条例の一部を改正する条例改正ですが、もとになった法律には、匿名加工情報の提供制度の条項が盛り込まれています。行政機関が保有する個人情報について、非識別加工情報として要望のあった民間事業者に提供することとされています。この非識別化において復元できない加工技術が検証されていないなどの運用上の課題が多く存在すると、佐倉市個人情報保護委員会の議事録を見ると担当者が発言しています。ほかの情報と照合することにより復元されることもあり得るので、完全に復元できないようにすることは難しいし、また匿名化のルールも現状では定められていないとのことです。法律そのものが不完全なものであり危険です。佐倉市では、今回は条例改正に匿名加工情報の提供制度は盛り込まなかったとのことですが、法律に入っているため反対します。  議案第22号、都市公園条例の一部を改正する条例は、岩名運動公園陸上競技場の時間延長と夜間照明の利用料に関する条例改正です。佐倉市使用料・手数料の見直しに関する基本方針に基づき算出したとのことですが、近隣他市では夜間割り増しを徴収していない自治体もあります。この使用料・手数料の見直しに関する基本方針にそもそも反対です。  議案第30号は、プレミアム商品券に反対です。消費税を10%にして消費が鈍ることが懸念されるため、住民税非課税世帯と3歳未満の子育て世帯が対象で、2万5,000円分を2万円で販売するというものです。しかし、低所得層世帯が果たして2万円の商品券を購入できるのか、疑問です。さらに、低所得であることがわかってしまうという側面があり、市の対応が問われます。また、今回は大規模店でも小規模店でも区別せず使えるので、商店街の活性化にはつながりません。発行経費が佐倉市だけでも1,000万円近くかかることからも、無駄な経費をかけた人気取りのばらまき政策としか思えません。プレミアム商品券などといった小手先の優遇策ではなく、10%消費税アップを取りやめ、弱者に寄り添った政策に転向すべきです。  請願第22号 使用料を無料にもどし、市民のだれでも公平・自由に楽しめる、健康で文化的な公民館を求める請願ですが、有料化になって半年で利用者が5,000人も減ったことが、有料化が市民生活を直撃したことを如実にあらわしています。請願では、公民館を活発に利用する利用者の多くが年金生活者や高齢者とあります。年間利用料収入1,000万円のために、これら利用者から貴重な活動の機会を奪ったことを市は率直に反省すべきです。公民館は、コミセンなどのような貸し館ではなく、社会教育法で位置づけられた社会教育のための施設で、図書館と同じです。図書館が無料であるように、公民館も無料に戻すべきと考え、本請願に賛成します。  陳情第21号 「幼児教育・保育の『無償化』に係わる制度の拡充、及び、国の地方自治体への十分な財政措置を求める意見書」についてです。ことし10月から実施される幼児教育、保育の無償化には、さまざまな欠陥が指摘されています。公立保育、教育施設の無償化に係る費用を全額自治体負担とすることに加え、3歳以上の子供の給食食材費の実費徴収や認可外施設への措置など、改善すべき点が多々あります。全ての子供が無償で幼児教育、保育を受けられ、同時に保育の質を確保しつつ、保育士の処遇改善も実現できるよう国が十分な財政措置をするべきと考え、本陳情に賛成します。  陳情第22号は、主要農作物種子法廃止に関する陳情書についてです。千葉県に対し、日本の種子保全に関する条例を求める意見書、衆参両院には公共の種子を守る法律の制定を求める意見書の提出を要請するものです。昨年種子法が廃止され、これまで米、大豆、麦類の品種を各都道府県が責任を持って種子を開発、増殖してきましたが、それが今後は義務ではなくなりました。つまり種子を守るための予算がつかなくなるということです。一つの品種が開発されるまでには10年、増殖するには4年かかり、各地域の銘柄米を手ごろな値段で口にできたのは、膨大な歳月と労力をかけ、その予算を税金で賄ってきたからです。しかし、法律が廃止され、種子の安定供給が脅かされ、ひいては食の安全性が失われる懸念があります。これを食いとめるため、新潟県、兵庫県、埼玉県では条例を制定し、県の公的機関が種子法廃止前と同じように種子の生産、供給が可能な体制が続けられるようにしています。このような取り組みを広げるためにも、本陳情に賛成いたします。  これで討論を終わります。 ○議長(櫻井道明) 徳永由美子議員。                 〔2番 徳永由美子議員登壇〕 ◆2番(徳永由美子) 議席2番、会派のぞみ、徳永由美子です。平成31年度一般会計予算につきまして、以下の点を申し添えまして賛成の立場より討論させていただきます。  特別支援教育支援員に対する予算は若干ふえてはいるようですが、支援級の児童生徒がふえている現状に鑑みますと、現場の先生方の悲鳴が聞こえてきそうです。特別支援学級では、1対1の対応をしなければならない児童も少なくないため、限られた予算の中で支援員のやりくりをしているような現状では、現場は疲弊し、障害を抱える児童のささやかな成長に喜びを感じる余裕もないのではないかと危惧いたします。支援員の不足によって通級ができなかったり、特別支援学校へ転校しなければならないといったことがないよう、特別支援教育支援員の配置の拡充に努めてください。  以上です。 ○議長(櫻井道明) 藤崎良次議員。                 〔19番 藤崎良次議員登壇〕 ◆19番(藤崎良次) 議席19番、佐倉市民オンブズマンの藤崎良次です。次の各議案に対する討論を行います。  まず、議案第1号、平成31年度一般会計予算です。これに対しては反対をいたします。現在佐倉市の発注においては、制限価格制度が採用されています。しかし、本年度から入札制度のその価格が変わり、大幅にくじ引き入札がふえているところです。2月21日までで市長部局で84件のくじ引き入札が発生しております。新年度予算においても同様にくじ引き入札が多くなる状態です。制度を定めているのは契約検査室でありますが、このような予算には賛成ができません。  ところで、佐倉市は小中学校のエアコン設置工事において、国からの補助金、さらに地方交付税を得て財政負担の軽減が6億円以上となります。以前は国の補助金を利用しない考えで計画をしていました。その際の理由は、佐倉市の財政方針であるということでした。しかし、国の補正予算が成立し補助金を受け取れる段階になると、この補助金額約3億円に関しては、これを別途何に使うかを述べていません。また、地方交付税も3億円以上になり、合計で6億円以上になります。これは、市民の税金が回り回って佐倉市に入ることになったものです。このような歳入に対して、それによって余裕の出た佐倉市財政の運用について、佐倉市は、しかし余裕はないというふうに述べています。そして、具体的にどうするかを述べていません。このことはまるで無責任と言わざるを得ません。納税者である市民に対し、責任を十分とっていないと思われます。よって、議案第1号については反対をいたします。  次に、議案第22号です。これは都市公園条例の改正です。これについても反対をいたします。陸上競技場に夜間照明設備が設置されたために、照明費用1人当たり150円を徴収する議案です。未成年者も利用すると思いますが、料金は一律で150円です。子供や学生については無料とするか割引が必要と思いますが、それが考慮されていません。青少年の健全な発達を望むならば、割引等があって当然と思います。しかし、考慮されていませんので、反対をいたします。  次に、請願第22号、健康で文化的な公民館を求める請願です。これについては賛成をいたします。公民館の利用料金については、昨年7月から有料となりました。それ以前は無料でした。減価償却費用が計算できるとしても、施設が公民館ですから無料が好ましい状態です。隣の八千代市は、無料の状態です。先ほども述べましたが、佐倉市は小中学校エアコン設置において、補助金額は約3億円、地方交付税は3億円以上になり、財政負担軽減が6億円以上となります。このことは佐倉市民の税金が国税となって、それから市への補助となって回ってきたものです。このような歳入に対して、それによって余裕の出ている佐倉市財政の運用について、佐倉市は余裕はないと言い、具体的にどうするかを述べていません。このことは、市民に対して十分責任をとっているとは言えません。公民館は、財政事情からいっても十分に無料にできるものですので、ぜひ無料とすべきです。  以上です。 ○議長(櫻井道明) 岡村芳樹議員。                 〔21番 岡村芳樹議員登壇〕 ◆21番(岡村芳樹) 議席21番、公明党の岡村芳樹です。会派を代表して、2件について委員長の報告に賛成の立場から討論を行います。  まず、議案第1号 平成31年度佐倉市一般会計予算について、骨格予算のため特段評価はしませんが、委員長の報告に賛成します。  次に、陳情第21号 「幼児教育・保育の『無償化』に係わる制度の拡充、及び、国の地方自治体への十分な財政措置を求める意見書」の提出を求める陳情書について、委員長の報告に賛成します。政府は、2月12日に幼児教育、保育を無償化する子ども・子育て支援法改正案を閣議決定しており、今国会で改正案が成立すれば、2019年10月から幼児教育、保育の無償化がスタートするめどが立っていることから、まずは10月以降の動向を注視すべきと考えます。また、幼児教育、保育の無償化について、国にさらなる財政負担を求めることになれば、結果的にさらなる増税という結果を招くことも予想されます。各自治体間の対応で一例申し上げますと、兵庫県では10月の開始に合わせて、さらなる保育料軽減策を実施する考えを知事が表明しています。このようなことから現段階では見守るべきと考えます。  以上で討論を終わります。 ○議長(櫻井道明) ほかに討論はございませんか。────討論はなしと認めます。  討論は終結いたします。   ─────────────────────────────────────────── △採決 ○議長(櫻井道明) これより採決を行います。  議案第1号を採決いたします。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                     〔起立多数〕 ○議長(櫻井道明) 起立多数であります。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第2号を採決いたします。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                     〔起立多数〕 ○議長(櫻井道明) 起立多数であります。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第3号を採決いたします。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                     〔起立全員〕 ○議長(櫻井道明) 起立全員であります。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第4号を採決いたします。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                     〔起立全員〕 ○議長(櫻井道明) 起立全員であります。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第5号を採決いたします。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
                        〔起立全員〕 ○議長(櫻井道明) 起立全員であります。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第6号を採決いたします。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                     〔起立全員〕 ○議長(櫻井道明) 起立全員であります。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第7号を採決いたします。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                     〔起立多数〕 ○議長(櫻井道明) 起立多数であります。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第8号を採決いたします。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                     〔起立全員〕 ○議長(櫻井道明) 起立全員であります。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第9号を採決いたします。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                     〔起立全員〕 ○議長(櫻井道明) 起立全員であります。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第10号を採決いたします。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                     〔起立多数〕 ○議長(櫻井道明) 起立多数であります。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第11号を採決いたします。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                     〔起立全員〕 ○議長(櫻井道明) 起立全員であります。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第12号を採決いたします。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                     〔起立全員〕 ○議長(櫻井道明) 起立全員であります。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第13号を採決いたします。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                     〔起立全員〕 ○議長(櫻井道明) 起立全員であります。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第14号を採決いたします。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                     〔起立全員〕 ○議長(櫻井道明) 起立全員であります。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第15号を採決いたします。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                     〔起立多数〕 ○議長(櫻井道明) 起立多数であります。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第16号を採決いたします。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                     〔起立多数〕 ○議長(櫻井道明) 起立多数であります。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第17号を採決いたします。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                     〔起立全員〕 ○議長(櫻井道明) 起立全員であります。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第18号を採決いたします。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                     〔起立全員〕 ○議長(櫻井道明) 起立全員であります。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第19号を採決いたします。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                     〔起立全員〕 ○議長(櫻井道明) 起立全員であります。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第20号を採決いたします。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                     〔起立全員〕 ○議長(櫻井道明) 起立全員であります。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第21号を採決いたします。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                     〔起立全員〕 ○議長(櫻井道明) 起立全員であります。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第22号を採決いたします。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                     〔起立多数〕 ○議長(櫻井道明) 起立多数であります。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第23号を採決いたします。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                     〔起立全員〕 ○議長(櫻井道明) 起立全員であります。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第24号を採決いたします。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                     〔起立多数〕 ○議長(櫻井道明) 起立多数であります。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第25号を採決いたします。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
                        〔起立全員〕 ○議長(櫻井道明) 起立全員であります。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第27号を採決いたします。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                     〔起立全員〕 ○議長(櫻井道明) 起立全員であります。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第28号を採決いたします。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                     〔起立全員〕 ○議長(櫻井道明) 起立全員であります。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第29号を採決いたします。  本案について同意することに賛成の方の起立を求めます。                     〔起立全員〕 ○議長(櫻井道明) 起立全員であります。  したがって、本案は同意することに決しました。  議案第30号を採決いたします。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                     〔起立多数〕 ○議長(櫻井道明) 起立多数であります。  したがって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  諮問第1号を採決いたします。  本案について同意することに賛成の方の起立を求めます。                     〔起立全員〕 ○議長(櫻井道明) 起立全員であります。  したがって、本案は同意することに決しました。  請願第22号を採決いたします。  本請願に対する文教福祉常任委員長の報告は不採択であります。本請願を採択することに賛成の方の起立を求めます。                     〔起立少数〕 ○議長(櫻井道明) 起立少数であります。  したがって、本請願は不採択と決しました。  陳情第20号を採決いたします。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                     〔起立少数〕 ○議長(櫻井道明) 起立少数であります。  したがって、本陳情は不採択と決しました。  陳情第21号を採決いたします。  本陳情に対する文教福祉常任委員長の報告は不採択であります。本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。                     〔起立少数〕 ○議長(櫻井道明) 起立少数であります。  したがって、本陳情は不採択と決しました。  陳情第22号を採決いたします。  本陳情に対する経済環境常任委員長の報告は不採択であります。本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。                     〔起立少数〕 ○議長(櫻井道明) 起立少数であります。  したがって、本陳情は不採択と決しました。  この際、暫時休憩いたします。           午後2時33分休憩   ───────────────────────────────────────────           午後2時49分再開 ○議長(櫻井道明) 休憩前に引き続き会議を開きます。   ─────────────────────────────────────────── △発議案第1号撤回の報告 ○議長(櫻井道明) 総務常任委員長より、発議案第1号を撤回する旨の申し出があり、これを許可いたしましたので、ご報告いたします。   ─────────────────────────────────────────── △議案の上程 ○議長(櫻井道明) 日程第2、議案の上程を行います。  お諮りいたします。発議案第2号から発議案第7号までの6件を一括議題とすることにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(櫻井道明) ご異議なしと認めます。  したがって、発議案第2号から発議案第7号までの6件を一括議題とすることに決しました。   ─────────────────────────────────────────── △提案理由の説明 ○議長(櫻井道明) 発議案第2号について、提案理由の説明を求めます。  押尾豊幸議員。                 〔26番 押尾豊幸議員登壇〕 ◆26番(押尾豊幸) 議席26番、押尾豊幸でございます。発議案第2号について提案理由の説明を行います。  佐倉市議会議場に国旗及び市旗を掲揚する決議。上記議案を佐倉市議会会議規則第13条の規定により、別紙のとおり提出いたします。平成31年3月18日。提出者、佐倉市議会議員、岡村芳樹議員、爲田浩議員、敷根文裕議員、それと、私、押尾豊幸です。佐倉市議会議長、櫻井道明様。  決議文を抜粋し、簡潔に説明をいたします。  佐倉市議会議場に国旗及び市旗を掲揚する決議。  「国旗及び国歌に関する法律(平成11年8月13日法律第127号)」が施行され、日の丸が国旗として法的に位置づけられてから、既に20年ほどが経過しています。  国旗は、国家の象徴として大切に扱われており、市庁舎などの公的施設はもちろん、各種行事や式典において掲揚され、国民にとって自然かつ身近なものとして既に定着しています。  よって、本市が我が国の自治体であること及び本市議会が本市における住民を代表する議事機関であることに鑑み、本市議会が国際社会の一員として国旗に敬意を表するとともに、市旗のもと、市民の代表として、より一層真摯に議会活動に臨むため、本市議会の議場に、国旗及び市旗を掲揚する。  以上、決議する。  平成31年3月18日。佐倉市議会。  ご賛同のほど、よろしくお願いをいたします。 ○議長(櫻井道明) 発議案第3号から発議案第5号までについて、提案理由の説明を求めます。  木崎俊行議員。                  〔3番 木崎俊行議員登壇〕 ◆3番(木崎俊行) 議席3番、木崎俊行です。私からは、発議案第3号、4号、5号の提案理由を申し上げさせていただきます。  まず、発議案第3号 学童保育の質の確保を求める意見書。上記議案を佐倉市議会会議規則第13条の規定により、別紙のとおり提出いたします。平成31年3月18日。提出議員は、伊藤壽子議員、萩原陽子議員、藤崎良次議員、冨塚忠雄議員、私、木崎俊行です。佐倉市議会議長、櫻井道明様。以下、案文を読み上げさせていただきまして、提案理由の説明とさせていただきます。  学童保育は就労等により保護者が日中家庭にいない児童を対象として、放課後等に学校の余裕教室や敷地内の専用施設などで、適切な遊びや生活の場を提供し、安心・安全な環境のもと、その健全な育成を図るものです。  佐倉市では全小学校区に学童保育が設置されていますが、女性の就労拡大等に伴い学童保育のニーズは高まり、利用児童数が年々増加して待機児童が発生する状況になっています。今後、さらなる施設の拡充が必要ですが、同時に質の確保を図ることが求められます。  国においては学童保育の質を確保する観点から「放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準」を策定し、利用する児童が明るく衛生的な環境において、素養がありかつ適切な訓練を受けた職員の支援により、心身ともに健やかに育成されることを保障するとしています。  学童保育では、年齢や発達の状況が異なる子どもを同時にかつ継続的に育成する必要があることや、安全面での管理が必要であることから、今後もこの基準の趣旨を十分に踏まえ、学童保育指導員の適正な配置が必要です。  よって、本市議会は国会及び国に対し、子どもの最善の利益への配慮の観点から、学童保育指導員の資格及び配置員数について、「参酌すべき基準」に変更せず、「従うべき基準」を堅持し、原則40人の児童に対して2人の職員を配置するとした全国的な一定水準の質を確保するよう強く求めます。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成31年3月18日。佐倉市議会。内閣総理大臣、文部科学大臣、厚生労働大臣、衆議院議長、参議院議長宛て。  続きまして、発議案第4号です。後期高齢者医療費の自己負担2割への引き上げ中止を求める意見書。 上記議案を佐倉市議会会議規則第13条の規定により、別紙のとおり提出いたします。平成31年3月18日。提出議員は、伊藤壽子議員、萩原陽子議員、藤崎良次議員、冨塚忠雄議員、私、木崎俊行です。佐倉市議会議長、櫻井道明様。以下、案文を読み上げさせていただきます。  75歳以上の高齢者の医療費である後期高齢者医療費の自己負担を原則1割から2割に引き上げる改正法案が、本年の通常国会に提出されるのではないかとの不安の声が、高齢者はもとより医療機関など多くの関係者から出ています。  昨年6月に、財政制度等審議会の建議を受けて、経済財政諮問会議が提示した「経済財政運営と改革の基本方針2018(骨太方針)」では、経済成長につなげるには社会保障分野での給付の増加抑制が必要だとされています。これを受け、社会保障審議会としても、後期高齢者医療費の自己負担を1割から2割に引き上げる議論が進められているのです。  しかし、全国後期高齢者医療広域連合協議会は、厚生労働大臣に対し「後期高齢者医療制度に関する要望書」を提出し、「制度の根幹である高齢者が必要な医療を受ける」ためには「現状維持に努めること」が必要だと要望しています。さらに、多くの老人クラブや医療機関・関係団体などからも、引き上げにより一層負担がふえてしまうことを懸念する意見や声明が出されています。  高齢者の多くは、年間所得が100万円未満であり、厳しい生活を余儀なくされています。生活を支える唯一の公的年金は減り続け、年金収入が生活保護基準を下回る世帯が3割近いとされています。もし、本年10月からの消費税増税が実施されるようなことになれば、暮らしがどんなに困難になるかは容易に想像できます。このような状況から、75歳以上の高齢者に「経済的な理由から受診できない可能性が高くなる」との不安が広がっています。  よって、本市議会は国に対し、後期高齢者医療費の自己負担2割への引き上げ中止を強く求めるものです。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成31年3月18日。佐倉市議会。衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣宛て。  それでは、続けます。発議案5号 支払い義務のない「在日米軍関係経費」の見直しを求める意見書。上記議案を佐倉市議会会議規則第13条の規定により、別紙のとおり提出いたします。平成31年3月18日。提出議員は、伊藤壽子議員、萩原陽子議員、藤崎良次議員、冨塚忠雄議員、私、木崎俊行です。佐倉市議会議長、櫻井道明様。以下、案文を読み上げさせていただき、提案理由の説明とさせていただきます。  政府が2018年度予算に計上した「在日米軍関係経費」が、過去最大の8,022億円だったことが、外務省の提出した資料などにより判明しました。「在日米軍関係経費」には、「米軍再編関係経費」、「SACO(沖縄に関する特別行動委員会)関係経費」、「在日米軍駐留経費負担(思いやり予算)」、「基地周辺対策費」、「米軍用地借り上げ料」、「漁業補償費」、「提供普通財産(国有地)借上試算」などがあります。政府は、日米安全保障条約に基づく日米地位協定第24条で「施設及び区域並びに路線権」を「合衆国に負担をかけないで提供」することになっているからと支出を正当化してきました。
     一方、米国側では、「日本国に合衆国軍隊を維持する」経費を「日本国に負担をかけないで合衆国が負担する」と定めており、一方的な支払い義務などはないことが分かります。明らかに日本政府による拡大解釈であるばかりか、在日米軍駐留経費負担に係る特別協定を締結し「思いやり予算」まで支出してきました。  米軍駐留を受け入れているドイツやイタリアでも、労務費、光熱水料、施設整備費は全て米国側の負担とされています。  2019年度の政府予算案では、低所得者の後期高齢者医療保険料の大幅値上げ、生活保護費の切り下げ、マクロ経済スライドによる年金額の実質削減など、社会保障での国民負担増と給付削減が盛り込まれています。政府が導入するという「幼保無償化」も給食費は除外する中途半端ぶりで、消費税増税の口実さえ完全に崩れ去っています。  このような状況にもかかわらず、新年度でも膨大な「在日米軍関係経費」を支出し、さらに米国から高額兵器を「爆買い」することになれば、国民の暮らしも国家財政も破壊することになります。  よって、本市議会は国に対し、支払い義務のない「在日米軍関係経費」の見直しを強く求めるものです。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成31年3月18日。佐倉市議会。衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、防衛大臣、厚生労働大臣、財務大臣宛て。  以上です。皆様のご賛同、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(櫻井道明) 発議案第6号及び発議案第7号について、提案理由の説明を求めます。  五十嵐智美議員。                 〔15番 五十嵐智美議員登壇〕 ◆15番(五十嵐智美) 議席15番、五十嵐智美です。発議案第6号、7号について案文を読み上げ、提案理由の説明とします。  初めに、発議案第6号です。放射性物質による環境汚染を防止するための法整備を求める意見書。上記議案を佐倉市議会会議規則第13条の規定により、別紙のとおり提出いたします。平成31年3月18日。提出者、佐倉市議会議員、伊藤壽子議員、萩原陽子議員、藤崎良次議員、冨塚忠雄議員、木崎俊行議員、そして私、五十嵐智美です。佐倉市議会議長、櫻井道明様。  2011年東日本大震災に伴う東電福島第一原発事故により、大気中に膨大な量の放射性物質が放出され、広い範囲の環境が汚染された。  しかし、放射性物質が公害・環境関係法律から適用除外されていたため、他の公害物質が環境中に放出された際に問われる責任が問えないでいた。  これを受けて国は、2012年に環境基本法を改正し、2013年には大気汚染防止法と水質汚濁防止法を改正して、放射性物質を「公害」として位置付けた。  公害とは事業活動その他に伴って生ずる大気、水質、土壌の汚染などによって、人の健康または生活環境(人の生活に密接に関係ある財産、動植物)に係る被害が生ずることと定義されている。現状、他の公害物質では環境基準と規制基準、罰則規定が定められている。  しかし、放射性物質だけがこれら基準や規定がない。放射性物質に対しても他の公害物質並みに基準や規定を加える必要があると考える。  法改正から5年経過した今も、具体的な公害規制の法整備ができていないのが現状であり、人の生命や環境を守るための放射能汚染に対する責任の所在が明確とは言えない。  よって、国においては、環境基本法「改正」を踏まえ、放射性物質による環境汚染を防止するための法整備を早急に進めることを強く求める。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成31年3月18日。佐倉市議会。衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、経済産業大臣、環境大臣宛て。  次は、発議案第7号です。柔軟仕上げ剤等家庭用品に含まれる香料の成分表示等を求める意見書。上記議案を佐倉市議会会議規則第13条の規定により、別紙のとおり提出いたします。平成31年3月18日。提出者、佐倉市議会議員、伊藤壽子議員、萩原陽子議員、藤崎良次議員、冨塚忠雄議員、木崎俊行議員、そして私、五十嵐智美です。佐倉市議会議長、櫻井道明様。  化学物質過敏症が2009年に病名リストに追加され、保険適用となって以降、病名については社会的認知がされてきているが、その病状に対する理解は不十分な状況が続いている。最近では、家庭で使用する柔軟剤仕上げ剤や消臭剤等に含まれる香料の成分に起因し、頭痛、吐き気等の健康被害を訴える人が増えている。自分自身が使わなくても、他人が使っているものに反応し、学校や職場に行けなくなるケースも多い。  2017年、日本消費者連盟が開設した「香害110番」には2日間で213件もの相談や苦情が寄せられた。日本石鹸洗剤工業会は「品質表示自主基準」を改訂し、商品の容器包装等に適正使用量を守る旨の表示をすることとなったが、問題は使用量のみでなく、製品成分が消費者に知らされていないことである。  欧州連合(EU)では化粧品規制でアレルゲンであることが明白な26種について物質名を表示するように定め、配合量も規制している。また、多国籍企業ユニリーバでは自社のパーソナルケア製品の香料・原料成分の情報を開示することとしている。  当市では香料自粛をお願いするポスターを作成し、学校、幼稚園、保育園等公共施設に貼りだし啓発に取り組んでいる。国においても国民の健康を守るために、香料成分の表示など、香料の安全性に対する実効性ある法的規制を行うべきである。子どもたちが安心して学校で学び、誰もが安心して暮らすことができるよう以下を求める。                記  1 「香害」で苦しむ人がいることを周知徹底し、ポスターなどで香料自粛に向けた啓発をすること。  2 柔軟剤仕上げ剤、消臭剤等を「家庭用品品質表示法」の指定品目とすること。  3 香料の成分表示を義務付けること。  4 国民生活センターに被害の状況に合わせた専門窓口を設置するとともに、「香害」の相談窓口を都道府県に設置すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成31年3月18日。佐倉市議会。内閣総理大臣、文部科学大臣、厚生労働大臣、経済産業大臣、内閣府特命担当大臣(消費者及び食品安全)宛て。  以上の発議案に皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。   ─────────────────────────────────────────── △質疑 ○議長(櫻井道明) これより質疑を行います。  質疑はございますか。────質疑はなしと認めます。  質疑は終結いたします。   ─────────────────────────────────────────── △委員会付託の省略 ○議長(櫻井道明) お諮りいたします。  ただいま議題となっております発議案第2号から発議案第7号までの6件につきましては、会議規則第35条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(櫻井道明) ご異議なしと認めます。  したがって、発議案第2号から発議案第7号までの6件については委員会付託を省略することに決しました。   ─────────────────────────────────────────── △討論 ○議長(櫻井道明) これより討論を行います。  討論はございますか。  大野博美議員。                 〔13番 大野博美議員登壇〕 ◆13番(大野博美) 議席13番、大野博美です。市民ネットワークを代表して討論を行います。発議案第2号 佐倉市議会議場に国旗及び市旗を掲揚する決議に対する反対討論を行います。  この件に関しては、昨年12月17日の会派代表者会議で突然議長から提案があり、その理由を尋ねたところ、ほとんどの市では国旗と市旗を掲げているというものでした。しかし、意見の一致を見ず、議長からは28名の議員が全会一致で気持ちよく賛同を得られればという、まことに的を射た判断が出され、会派持ち帰りとなりました。そして、2月19日の会派代表者会議で再び議長からこの件が議題として出され、各会派が賛成、反対の意見を出し合いました。賛成の意見としては、ほかの市が掲揚しているから、あるいは議場は佐倉市の顔で正式の場であるからなどという形式上の理由に終始し、今のままでよいとする私たち会派を納得させるだけの説得力はありませんでした。このときも今後の対応ということで協議を終えました。以上の経緯を考えますと、今回決議として多数決に持ち込まれたことに驚くとともに、強い違和感を覚えます。28名の議員が全会一致で気持ちよく賛同を得られればという大前提が崩れ去ります。この件は、多数決で決めるにはなじまないことをまず申し上げ、次に反対理由を述べます。  憲法第92条、地方自治の本旨です。この92条に基づき地方分権と地方自治が定められている今、国、県、市の3者は、上下関係ではなく平等で対等な立場、関係にあります。つまり市議会は、国や県の下請機関ではありません。3者は、お互い対等な立場として対峙すべきものです。市議会は、国政や県政ではなく、主に市政について協議、審議する場であり、旗を立てるとすれば市の旗だけでよいと考えます。戦前の国家主権の世ならいざ知らず、今は憲法の主権在民の思想に基づいた民主的な議会運営が求められています。そこに国家の権威を象徴する国旗はふさわしくはありません。以上の理由から本決議案に反対します。  なお、意見書の提案に関連して一言、発議案第1号の撤回について述べさせていただきます。  これまでは常任委員会での賛否の態度表明は、本会議と同じく極めて重いものであり、簡単に翻してもよいものではないとされてまいりました。たとえやむを得ず翻す場合があっても、その理由を本会議で説明することが、議員としての務めではないでしょうか。今回は何の説明も討論もなく終わってしまったことは、常任委員会そのものを軽視することにつながり、市民に不信感を抱かせるあしき前例となってしまったことに遺憾の念を抱かざるを得ません。  以上で討論を終わります。 ○議長(櫻井道明) 木崎俊行議員。                  〔3番 木崎俊行議員登壇〕 ◆3番(木崎俊行) 議席3番、日本共産党、木崎俊行です。会派を代表いたしまして、発議案第2号に対する反対理由を述べさせていただきます。  平成11年、1999年制定の国旗及び国歌に関する法律により、日の丸が国旗と法的に位置づけられましたが、その制定時の内閣総理大臣、小渕恵三氏は、国旗及び国歌の強制についてお尋ねがありましたが、政府といたしましては、国旗、国歌の法制化に当たり、国旗の掲揚に関し義務づけなどを行うことは考えておりません。したがって、現行の運用に変更が生ずることにはならないと考えておりますと答弁しているとおり、掲揚は強制されてはいません。これは、思想、信条の自由をうたう日本国憲法のもと当然のことで、掲揚するのが当然であるとの主張は国際的にも通用しません。これは第二次世界大戦中、アメリカの一部の州が戦意高揚のために国旗の掲揚を義務化したのです。それを合衆国連邦最高裁は、違憲として退けました。そういったことにもあらわれております。  私たち日本共産党は、国旗及び国歌に関する法律の制定時、国民的な対話と討論、合意形成を通じて法制化の是非も含めて検討されるべきであると主張し、法制化に反対しました。多くの国民が日の丸のもと、戦争という耐えられない悲劇を経験しました。その日の丸を国旗とすることに同意できない世論を無視しては、民主主義に反するからです。そして、いまだ多くの佐倉市民がその戦争体験をお持ちで、日の丸、君が代のもと、大切な家族や財産を、夢や希望を失った悲しい記憶をお持ちです。市民的な対話と討論、合意形成を通さずに市議会議場に国旗を掲揚することは、市民の意見を反映するという議会の役割をも軽視するもので認められません。オリンピックなど華やかな場面だけの歴史ではないのです。佐倉市議会会派代表者会議では、正式な場所に国旗が必要であるとの意見がありましたが、何をもってこの議会が正式な場所であるのか。それは、市民的な対話と討論、合意形成を根拠に正式な場所と言えるのではないでしょうか。それを実行せずに決定することは、逆に正式さを損なってしまいます。選挙で選ばれたから、あとは何をやってもよいのでしょうか。また、厳粛な場所だから必要との意見もありましたが、市民の自由と権利を保障する、または法的拘束力を持つ条例などの決定機関であるから議会は厳粛さを求められると考えます。しかし、やはり市民的な対話と討論、合意形成がなければ、その厳粛さは軽いものとなってしまいます。それでよいのでしょうか。この発議案が国旗の掲揚について、市民的な対話と討論、合意形成を提案するものではなく、国旗の掲揚という価値観を一方的に強要する、数の力で強行することを狙うものであることから、本発議案に反対いたします。  以上です。 ○議長(櫻井道明) ほかに討論はございますか。────討論はなしと認めます。  討論は終結いたします。   ─────────────────────────────────────────── △採決 ○議長(櫻井道明) これより採決を行います。  発議案第2号を採決いたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                     〔起立多数〕 ○議長(櫻井道明) 起立多数であります。  したがって、本案は可決されました。  発議案第3号を採決いたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                     〔起立少数〕 ○議長(櫻井道明) 起立少数であります。  したがって、本案は否決されました。  発議案第4号を採決いたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                     〔起立少数〕 ○議長(櫻井道明) 起立少数であります。  したがって、本案は否決されました。  発議案第5号を採決いたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                     〔起立少数〕 ○議長(櫻井道明) 起立少数であります。  したがって、本案は否決されました。  発議案第6号を採決いたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                     〔起立少数〕 ○議長(櫻井道明) 起立少数であります。  したがって、本案は否決されました。  発議案第7号を採決いたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                     〔起立少数〕 ○議長(櫻井道明) 起立少数であります。  したがって、本案は否決されました。
      ─────────────────────────────────────────── △閉会の宣告 ○議長(櫻井道明) 以上をもちまして、平成31年2月佐倉市議会定例会を閉会いたします。  お疲れさまでした。           午後3時24分閉会...