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平成31年 2月定例会建設常任委員会−03月14日-01号

  • 雨水貯留管(/)
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  1. 佐倉市議会 2019-03-14
    平成31年 2月定例会建設常任委員会−03月14日-01号


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    最終取得日: 2021-06-18
    平成31年 2月定例会建設常任委員会−03月14日-01号平成31年 2月定例会建設常任委員会          平成31年2月定例会 建設常任委員会 会議録 〇日時    平成31年3月14日(木) 午前10時00分から 〇開催場所  佐倉市役所 議会棟 第三委員会室 〇事件    1)議案審査         議案第1号 平成31年度佐倉市一般会計予算         議案第8号 平成31年度佐倉市水道事業会計予算         議案第9号 平成31年度佐倉市下水道事業会計予算         議案第10号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算         議案第22号 佐倉市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について         議案第23号 佐倉市歴史的建築物の保存及び活用に関する条例の制定について         議案第24号 佐倉市水道法に基づく技術上の監督業務を行う者を置く水道の布設工事等を定める条例の一部を改正する条例の制定について         議案第25号 佐倉市道路線の認定について        2)審議会等の開催状況に関する報告        3)討論        4)採決
    〇出席委員  委員長・爲田 浩、副委員長・望月圧子        委員・萩原陽子、藤崎良次、冨塚忠雄、森野 正、押尾豊幸 〇欠席委員  なし 〇説明のため出席した者の職氏名        土木部長・豊田和正、土木管理課長・高橋勝男、        土木管理課副主幹(土木部調整担当)・北見裕之、土木管理課主査・梶原一憲、        道路維持課長・佐々木恭介、道路維持課主査・渡辺正光、道路維持課主査・中山 章、        道路維持課主査・車田勝美、道路建設課長・小西 亘、道路建設課副主幹・原 俊介、        道路建設課副主幹・寺川政雄、道路建設課主査・遠藤和久、        道路建設課主査・山田圭一、治水課長・櫻井高明、治水課副主幹・齋藤和弘、        治水課主査・漢那周一、        資産管理経営室副主幹・西村祐子、        都市部長・窪田勝夫、都市計画課長・小野寺正朋、        都市計画課副主幹(都市部調整担当)・菊間明美、都市計画課副主幹・平野昌彦、        都市計画課副主幹・鈴木美佐雄、都市計画課副主幹・櫻井慎也、        公園緑地課長・川島千秋、公園緑地課副主幹・和田裕之、        公園緑地課副主幹・岩井好弘、公園緑地課主査・大塚 孝、        公園緑地課主査補・石井 健、建築指導課長・立石健雄、        建築指導課副主幹・田中拓吾、建築指導課主査・橋本直子、        建築指導課主査・佐藤 宏、住宅課長・齋藤義明、住宅課副主幹・鴨志田 聡、        住宅課主任主事・国廣加世子、市街地整備課長・高科英明、        市街地整備課主査・笠井三佐夫、市街地整備課主査・青山 修、        生涯スポーツ課主査補・猪股夏樹、        上下水道事業管理者・椎名 哲、上下水道部長・内田正宏、        経営企画課主幹・古作明雄、上下水道部副主幹・小林和之、        経営企画課副主幹(上下水道部調整担当)・緑川義徳、経営企画課主査・望月弘士、        経営企画課主査・山田智之、経営企画課主査・長谷川雅幸、        経営企画課主任主事・村元京平、給排水課長・前田隆士、給排水課副主幹・山形信行、        給排水課主査・井原稔典、維持管理課長・香取理志、維持管理課副主幹・遠藤雅由、        維持管理課主査・定森正樹、建設課長・新川浩史、建設課副主幹・鈴木孝治、        建設課副主幹・齋藤幸英、建設課主査・齋藤英久 〇議会事務局 書記・井上 睦           午前10時00分開議 ○委員長(爲田浩) ただいまから建設常任委員会を開会いたします。  委員全員が出席しておりますので、会議は成立しております。  なお、傍聴の申し出があり、これを許可しておりますので、ご了承願います。  これより議事に入ります。  当委員会に付託されました案件は、議案第1号 平成31年度佐倉市一般会計予算、議案第8号 平成31年度佐倉市水道事業会計予算、議案第9号 平成31年度佐倉市下水道事業会計予算、議案第10号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算、議案第22号 佐倉市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について、議案第23号 佐倉市歴史的建築物の保存及び活用に関する条例の制定について、議案第24号 佐倉市水道法に基づく技術上の監督業務を行う者を置く水道の布設工事等を定める条例の一部を改正する条例の制定について、議案第25号 佐倉市道路線の認定について、以上8件を一括議題といたします。  本日の審査の順について申し上げます。  初めに、土木部、次に都市部、最後に上下水道部の順に各部が所管する議案の審査及び審議会等の開催状況の報告を行います。  各部の議案審査につきましては、初めに平成31年度当初予算関連議案を、次にそのほかの議案の順で行います。  それでは、土木部所の議案について執行部の説明を求めます。  土木部長。 ◎土木部長(豊田和正) 改めまして、おはようございます。土木部長の豊田でございます。ご審議に当たりまして、資料の一部に誤りがありまして、差しかえを配付させていただきました。そのことを深くおわび申し上げます。  それでは、説明に入ります。ご審議をお願いいたしますのは議案第1号 平成31年度佐倉市一般会計予算のうち土木部が所管するものでございます。  初めに、土木部の概要につきまして、お手元に配付させていただいております黄色のファイルの平成31年度当初予算案の概要に沿ってご説明させていただきます。  平成31年度の土木部所の歳出予算額は15億6,805万5,000円で、前年度と比較しますと46.5%の減となっており、一般会計の歳出予算の総額に占める土木部の割合は3.4%でございます。  平成31年度の主な事業といたしましては、橋梁維持事業、調整池改修事業下水道事業会計への繰出経費臨時分などでございます。  詳細につきましては、土木管理課長より説明いたしますので、ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(爲田浩) 土木管理課長。 ◎土木管理課長(高橋勝男) 土木管理課長の高橋でございます。よろしくお願いいたします。  それでは、平成31年度佐倉市一般会計予算のうち、土木部所の主なものにつきまして予算書に基づき説明させていただきます。  予算書の281ページをお願いいたします。あわせまして青色のファイル、土木部の主要事業一覧をごらんいただければと思います。7款土木費、2項道路橋梁費、3目道路新設改良費、2の幹線道路整備事業につきましては、主なものといたしまして、直弥地先の市道T―35号線、城内町地先の市道U―14号線、南ユーカリが丘地先の市道T―11号線の改良工事などに係る電柱移設の補償費でございます。  続きまして、283ページをお願いします。5目河川費、3の調整池改修事業につきましては、南志津地下貯留施設の操作盤の修繕に要する経費及び雨水浸透貯留施設の設置に対する補助金でございます。  下段の6目橋梁維持費、1の橋梁維持事業につきましては、大篠塚地先の東関東自動車道の上にかかる新林橋の補修工事委託料で、同自動車道の管理者であります東日本高速道路株式会社へ工事委託するものでございます。  予算書287ページをお願いいたします。3項都市計画費、3目街路事業費、2の3・4・5井野・酒々井線外1路線道路改良事業につきましては、主なものといたしまして井野地先における未買収地の取得に係る土地購入費及び工作物などの補償費でございます。  下段の4目下水道費、2の下水道事業会計への繰出経費(臨時)につきましては、井野地先における雨水管整備工事等に要する経費及び汚水処理に要する経費の一部など、一般会計で負担すべき経費について下水道事業会計へ繰り出すものでございます。  予算書288ページをお願いいたします。5目都市排水費、3の都市排水路改修事業につきましては、竜灯橋排水ポンプ場の修繕、雨水の宅地内流入を防ぐ止水板の設置工事に対する補助金、表町区民センター前の排水ポンプ場移設に伴う舗装復旧及び家屋事後調査などに要する経費でございます。  概要については以上でございます。ご審議よろしくお願いいたします。 ○委員長(爲田浩) ありがとうございます。これより質疑を行います。  質疑のある方は、順次挙手にてお願いをいたします。  萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 萩原です。お願いします。  冒頭にご説明ありましたけれども、全体に前年比で46.5%減額の予算というのは、これは骨格予算ということと関係があるのでしょうか。 ○委員長(爲田浩) 土木管理課長。 ◎土木管理課長(高橋勝男) 委員のおっしゃるとおりでございます。骨格予算、6月に改めて臨時の予算を計上させていただくようになっております。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) ということで、全体に先ほどの青色の概要説明では大幅な減額になっていますけれども、例えばアクセス性の向上や渋滞解消などということになっていますけれども、これはいろいろな歩道整備とか、車道を拡幅とかというふうに書いてあるのですが、予定のスケジュールは示されているのでしょうか。 ○委員長(爲田浩) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(小西亘) 道路建設課の小西です。一応の予定、スケジュールというか、大体このぐらいということでは決まっております。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 大変重要な渋滞解消とか、非常に大きな課題ですね。それで、そういうスケジュールというのは、私たちは議案が、例えば6月に補正が出るときにならないとスケジュールはわからないということでしょうか。 ○委員長(爲田浩) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(小西亘) 道路建設課の小西です。まず実施計画と言われるものが大きな予算の状態になっております。その後は、それに即応いたしまして、また予算要求をしていくのが大きな流れです。もっと大きな流れとなりますと、道路建設課では幹線道路整備方針というものをホームページ上に出しておりまして、それに基づいておりますが、現状としては非常におくれているという実態がございます。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 大きな予算になるので、当然これは国の補助金と関係してくると思うのです。例えば橋梁については、長寿命化計画もありますし、そういうものとの関連で、今回予算が大変少なく計上されているということで、国への申請とか、そういう段取りはどういうふうになるのでしょうか。 ○委員長(爲田浩) 土木管理課長。 ◎土木管理課長(高橋勝男) まず、今回大幅に減ったというのは今年度市長選が4月に予定されていまして、新たな市長によって予算を編成するということで、いわゆる臨時分の事業についてはとりあえず落としてあるという形で、肉づけ予算として6月に計上する予定でおります。詳しい中身は、市長が変わったりするとまた変わると思うので、今はその辺を申し上げられないのですが、一応土木部といたしましては昨年度同額程度を予定しております。  あともう一つ、先ほどの国庫補助金の関係は、前年度と同じような形で既に要求はしていますけれども、国からの内示はまだ来ていないということで、肉づけ予算に対して交付金も要求してございます。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 市長が変わる可能性があるわけなのですけれども、総合計画はそれと独立した、例えば33年まで計画値が書いてあります。これは市長が変わった場合もそのままにはならないのですか。 ○委員長(爲田浩) 土木管理課長。 ◎土木管理課長(高橋勝男) 新しい市長の考えのもとに予算編成されると思いますが、基本的には道路の渋滞箇所もわかっているので、優先順位の多少の変更などは生じる可能性はあるかもしれないですが、さほど変わらないものと思ってはございます。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) そうですよね。基本的な市の事業なので、基本的には変わらないのではないかというふうに考えて、こういうふうに予算を起こすものなのかというふうに思ったのですが、具体的に細かいところですが、電柱の移設の費用が載っていますけれども、このアクセスと渋滞解消にかかわると思っているのですが、体育館入り口の平井家住宅の電柱、あれは移設について何か計画や予定はないのでしょうか。 ○委員長(爲田浩) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(小西亘) 道路建設課の小西です。  あそこに関しましては、今のところ事業がございませんので、電柱移設の計画は今のところございません。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) わかりました。
     では、続けてよろしいですか。 ○委員長(爲田浩) はい、どうぞ。 ◆委員(萩原陽子) では、追加資料の2ページ、道路改修と補修事業交付金が減っているのですが、これは資料を出していただいたのですが、交付金の推移がかなり大きく変動しています。これについてご説明いただけますでしょうか。 ○委員長(爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 道路維持課長の佐々木です。よろしくお願いいたします。  こちらの資料なのですけれども、道路改修補修事業の交付金の交付率が近年下がっている状況で、橋梁の交付金に国の施策も集中しているので、補修事業は割合としては低くなっている状況です。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) バランスがあるという、それは国の配分ということになるということなのですが、道路補修の要望はすごくたくさんありますけれども、この事業への影響というか、進捗についてはいかがでしょう。 ○委員長(爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 国の交付金の割合によって、市の持ち出し等、財政課と協議しまして、事業をなるべく進めるようにしております。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) それで、進捗状況はどうですか。 ○委員長(爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 近年当初要望3億円ぐらいの事業見込みを立てておりまして、財政課等の協議により2億円程度の事業は実施できている状況でございます。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) そうしますと、できなかった分の要望については先送りという形になっているということですか。 ○委員長(爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 路線などは当初より補修の距離を短くしたり、そういうようにやってはいるのですけれども、多少ずれていく状況になっています。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) わかりました。市民生活に非常に影響する部分ですので、できるだけ計画を進めてください。これは財政課との調整になるということなのですね。  続きまして、274ページの産業廃棄物の最終処分場管理事業、この最終処分場の状況について伺いたいと思うのですが。 ○委員長(爲田浩) 土木管理課長。 ◎土木管理課長(高橋勝男) 現在この最終処分場をなぜ土木部で管理しているかという経緯につきましては、何年度までか、私も担当ではなかったので、詳しくは申し上げられないのですが、建設工事で発生した殻とか、そういう一般廃棄物以外のものを、私どもが発注した事業の殻を投入するということで土木部の管理になったのですが、それ自体はもう10年以上前にやめまして、現在使っていない状況でございます。ただ、環境への影響に関して水質管理はきちっとやっていきなさいということで県の指導を受けていまして、毎年定期的に水質検査をして、県に報告しているという状況です。ですから、今産業廃棄物の処理場としては一切使用していないという状況です。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) そうしますと、今までそこに入れてきた殻とか、そういうものは今はどういうふうに処分しているのですか。 ○委員長(爲田浩) 土木管理課長。 ◎土木管理課長(高橋勝男) 覆土してそのまま現場に。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) それは、方針を変えたということなのでしょうか。 ○委員長(爲田浩) 土木管理課長。 ◎土木管理課長(高橋勝男) 方針を変えたというか、殻は再生して使用しなさいというような形にもなってきて、それは再生場へ持っていって使うということで、公共工事で発生したものは最終処分場へは入れないという方針にしましたので、現在は投入していないということです。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 建設、そういう残土というか、そういうものも再生するようにという国の方針に基づいて変わったということなのですね。再生するようになりましたよね。それに基づいてそこには入れなくなった。埋めるか、再生工場というか、ありますよね、そういうところへ搬入するのですか。 ○委員長(爲田浩) 土木管理課長。 ◎土木管理課長(高橋勝男) 現在はリサイクルへ持っていくというのが基本で公共工事はやっています。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) リサイクルする際に費用は発生しないのですか。 ○委員長(爲田浩) 土木管理課長。 ◎土木管理課長(高橋勝男) 処理費というような形で費用は発生します。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) それは土木部予算で、当初予算に入っているのですか。 ○委員長(爲田浩) 土木管理課長。 ◎土木管理課長(高橋勝男) 工事の請負費として、積算の中に入れて事業を発注しております。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 神門の再生土問題がありましたけれども、こういうところでも再生土の扱いについてこういう大きな変更があったのだということを今わかりました。  同じページで、街灯補助事業、新設についての補助金というのがありますが、以前は新設する場合、自治会負担がありましたけれども、全部自治会街灯が市に移管されて、そういうものも一切なしで、全部市負担ですか。 ○委員長(爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 自治会移管については、まだ移管されていない団体がございますので、予算的にこういう補助金に係るものを計上させていただいております。現在、11団体程度がまだ移管されていない状態です。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) では、そうしますと、新しく追加された街灯についての設置前2分の1とか、自治会の負担がありましたけれども、それはそのままということでしょうか。所管は自治人権推進課かもしれないのですけれども。 ○委員長(爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 自治会との街灯の補助率等は変更ございません。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) では、続きまして、予算書の136ページの放置自転車等処理事業なのですが、これはかなりお金がかかっていますけれども、リサイクル事業は今も行っていますか。 ○委員長(爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) リサイクルは、酒々井のリサイクルセンターで行っております。そちらに移送する形をとっております。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 移送されて、この自転車はかなり需要があるようなので、実施しているということですね。  あと、次の137ページに貸切バス運行事業がありますけれども、これは余り知られていないのではないかと思うのですが、周知はどのように行っているかと、利用実績はどうでしょうか。 ○委員長(爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 貸し切りバスにつきましては、市の事業に対する貸し切りバスで、保育園の遠足や、公民館等の事業等におけるバスの貸し切りを行っておりまして、庁内にはイントラネットの掲示板等を通じまして周知を図っております。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) これは自治会の研修には使っていますよね。 ○委員長(爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 自治会には使っていません。あくまでも市の事業ということで市の職員が一緒に行くような事業を対象としていますので、自治会単独の事業への貸し出しは行っていない状況です。 ◆委員(萩原陽子) そうですか。これは庁内利用、要するに行政利用のみということですね。 ○委員長(爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) おっしゃるとおりです。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) では、議案第1号の最後なのですが、予算書288ページ、これはさっき説明がありましたが、これも減額は骨格予算のためということでよろしいのですね。 ○委員長(爲田浩) 治水課長。 ◎治水課長(櫻井高明) 治水課の櫻井でございます。  これは臨時の事業でして、毎度毎度やる事業が違いますので、骨格予算によるものももちろんあるのですが、今年度は操作盤を骨格予算でつけていただいておりますので、そういった毎年の計画によって金額が増減するということでございます。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 臨時の事業ということで。  ごめんなさい。最後にもう一つ。追加の資料で、これはLEDの電気料金が資料で出ているのですが、この管理街灯の電気料ですけれども、相当どんどん減ってきて、それは見込みでLED化することによって、長期的にはその費用が削減できるということでやったと思うのですが、国からの補助金と、それからあと何年ぐらいでこれは回収できる見込みかというのを最後に伺いたいと思います。 ○委員長(爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) まず、補助金は、こちらはいただいていない状況でございます。  あと、何年で元を取るかという質問に関しましては、市管理街灯での削減量がかなりありますので、そちらで自治会の負担も考慮しまして、おおむね8年だったかと思うのですけれども、10年以内でできるような形をとっております。 ○委員長(爲田浩) よろしいですか。  ほかにございませんでしょうか。  冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) 冨塚です。  予算書の135ページの交通安全対策事業なのですけれども、地元では小学生の登下校時に交通安全の旗振りをしているのです。こういう状況がこの交通安全対策協議会でいかに協議をされているかということをお伺いします。 ○委員長(爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 交通安全対策協議会を年に1回実施しているのですが、そのほかにもアクション10とか、啓発活動を重ねて交通事故を減らそうという形で努めているところでございます。 ○委員長(爲田浩) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) こういう場で協議をしてほしいのは、各地区の交通安全がどういうふうに行われているか。一度持ち寄って協議をして、対策をどうするかというふうに検討してほしいと思うのです。今は学校に任せっ放し。そうすると、協力の要請は教育委員会で出さないのです。だから、自治会の独自で協議していくというふうになっているので、そういうのはやはり欠けていると思っているのだけれども、協議をしてほしいと思っているけれども、いかがですか。 ○委員長(爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 委員がおっしゃるようにスクールガードボランティアとか、通学の安全確保に協力していただいているのは認識しておりますけれども、教育委員会ともさらに連携を図って、効果的な対策を展開してまいりたいと考えております。 ○委員長(爲田浩) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) できれば、交通安全対策協議会の委員が机上の空論ではなくて、現地で朝や夕方にチーム組んで回って、どういうふうな状況かというのを把握してほしいのだ。自分が見て、把握しないと、報告だけではだめなのです。俺もこの協議会の委員をやったことがあるのですけれども、現状を見て、どうしたらいいかということを検討する実のある協議会にしてほしいというふうに思っているのですけれども、いかがですか。 ○委員長(爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 交通安全対策協議会や交通安全母の会も通学時間帯の見守りや、先ほど言いましたアクション10等でも啓発活動を実施しておりますけれども、さらによりよい啓発ができるような仕組みについて検討してまいります。 ○委員長(爲田浩) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) 今学校単位で任せているのだけれども、今度も新1年生がふえてきて、大変な状況なのです。住民の方々でリタイアしている方も大勢いるのだけれども、学校や、自治会で交通安全に協力してくれというふうに言ってもなかなか出てこないのです。この間、運転手とけんかしたのだ。とまれと。いや、危なかったのだ、本当に。それで身を挺して、とめたのだ。横断歩道で我々は旗持っているのに。運転手のマナーが悪いという報告も受けているけれども、全庁的にやはり考えていかなくてはいけないだろうね。生徒数がふえているところは危ないのです。夕方は、子供に開放感があるから、子供を注意しなくてはいけないし、あと目立っているのは通学路だけれども、空き地の草が生い茂っているというのです。そのため、子供の姿が見えないのです。そういうのもチェックしていただきたい。自治会に言われるまで動かないのではなくて。市役所の職員が市役所に出勤途中や帰宅途中に申しわけないけれども、その状況を見て、それを持ち寄って、どうすればいいかというふうに協議をしてほしいのです。自治会や住民からの電話待ちということもあるかもしれないけれども、市が主体的に考えていかないと交通安全は保てないということで、要望しておきます。  もう一点。 ○委員長(爲田浩) どうぞ、続けて。 ◆委員(冨塚忠雄) 287ページの井野・酒々井線の道路の話だけれども、この前工事区域周辺を回ったら、住民の方に怒られたのだ。どうなっているのと。あと1年で終わると言ったのに、その経過も地元に説明がないと。おまえは建設常任委員会委員だろうというふうに、俺が建設常任委員会委員であるということを知っているものですから、怒られたのです。そういうところについては自治会を通じてやるということもありますけれども、その意思疎通を図ってほしいのです。最終的には地区の住民たちを集めて、例えば用地買収が進まないと思ったら、自治会の役員を連ねてお願いに行くと。そういう働きかけだってあるのだ。だから、様子をできるだけお知らせしてほしいというふうに思う。
     あと、もう一点は、今用地買収がおくれているということを、僕もちらほら聞くのだけれども、どういう様子かと。用地買収をできない原因がどこにあるかということも含めて答弁願います。 ○委員長(爲田浩) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(小西亘) 道路建設課の小西です。  まず、1点目の地元に対しての説明が足りないというご指摘がございましたが、それについては極力説明等をしていきたいと思っております。  あと、用地取得できない場所に関しての状況がございますが、海外にいらっしゃる方が交渉相手でございまして、正直直接会ったことがございませんので、現在メールのやりとりでやっておりますが、再三コンタクトを、会いたいということをお願いしているのですが、相手のご都合が合わなくて全く進展していないという状況が実際にはございます。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) この方は、自治会はどこに入っているのですか。 ○委員長(爲田浩) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(小西亘) 井野南2区でございます。 ○委員長(爲田浩) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) こういうことは、本人に会えないということが最大の原因だと思うけれども、その前からのいきさつもわからないのです。僕も相談を受けたこともないし、行政側からも報告を受けたこともないし。だから、俺も入っていくには疑問に思うわけです。一度別な場所で土地の仲裁に行ったのです。そうしたら、議員さんというのは不動産屋なのかと言われたのだけれども、そういうふうに見るのだ。だから、よかれと思ってアドバイスしたのだけれども、誤解をされたかもしれないと思ったのです。だから、このままずるずるいったらあと何年も、5年も、6年もかかるでしょう。それで、これが解決すれば井野の交通安全対策が大分進むというふうに分析しているけれども、信号機のこともまだ進んでいないでしょう。佐倉警察署との協議も。あと、歩道が幾らか使えるということで報告を受けましたけれども、横断歩道もきちんと整備したいというふうに思っているのでしょう。懸案事項がたくさんあると思うのだけれども。そういう懸案事項を出して、住民の方々に協力を願うというように、やってほしいのです。いかがですか。 ○委員長(爲田浩) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(小西亘) 道路建設課、小西です。  今の件に関しましては、用地売り渡しをしていただく方の意向が、私も全く会えていないので、どのようにお考えになっているのか全くまだ掌握できていない状況なので、非常に繊細というか、その辺は見きわめながら一歩一歩進めていかなければいけないことではないかと思っております。ただ、今までの投資というか、今まで事業を進めてきた多大な時間、それからお金、それ等を考えますと、何かしらの対応はしなければいけないなとは思っております。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) 周りの人に聞いたのだけれども、近い将来に道路ができるので、自分のうちの出入り口を一回切りかえたらしいのだ。その後も行き違いがあったのかなというふうに思っているのです。あくまでも住民の方々が感じていることです。そういうところに状況をもっともっと聞いていってほしいということ。  あと言われたのは、買収が終わったところは片側だけでも部分的に道路も開通してほしいということです。途中で道路が細くなるかもしれないけれども、悪い言い方かもしれないけれども、既成事実をつくって、状況を示していくことも一つかと。周りの方々が、その舗装道路を使って、どういうふうに思うかということも大切になる部分だけれども、やはりせっかく税金を使ってここまで工事をしたのだから、早いところ部分的にでも開通してほしいというふうな意向なのです。それについてはどうですか。 ○委員長(爲田浩) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(小西亘) 道路建設の小西です。  その件に関しましては、鋭意努力したいと思います。  以上です ○委員長(爲田浩) 冨塚委員。お気持ちは伝わっていると思います。 ◆委員(冨塚忠雄) はい。努力してください。俺は、議員もやめてしまうけれども、ちゃんと目を光らせて、今まで以上に時間があるから、まだ情報入れますので、よろしくお願いします。  終わります。 ○委員長(爲田浩) ありがとうございます。  ほかに質疑ございますか。 ○委員長(爲田浩) 森野委員。 ◆委員(森野正) 今の関連でいいですか。この今の予算書の288ページの井野・酒々井線の予算なのですけれども、これは今話していた予算をまず確認したいのですが。3・4・5井野・酒々井線。 ○委員長(爲田浩) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(小西亘) そうです。委員のおっしゃるとおりです。 ◆委員(森野正) そうすると、1件未買収地がありますけれども、それを除くと佐倉市の計画、この道路の佐倉市部分の計画だけだと、進捗度は何%ぐらいなのですか、今現在。そこが終われば100%になるのか、あるいはまだほかにあるのか。大体でいいです。 ○委員長(爲田浩) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(小西亘) 基本的には、この路線に関しましては八千代市まで開通して初めて100%という状態でございます。今話題になっている場所に関しましては、延長でいきますと、一応計画の数字でいきますと、1,009メートルのうち未整備区間が769メートル、このうち40メートルが未整備、未舗装区間になります。なので、1,009メートルのうちの605メートル、ここの未舗装部分が舗装できれば6割方は開通するという状態になります。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 森野委員。 ◆委員(森野正) 僕が聞いたのは、佐倉市がやるべき区間の進捗率聞いているのですが、それでいいですか。 ○委員長(爲田浩) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(小西亘) そうです。 ○委員長(爲田浩) 森野委員。 ◆委員(森野正) そうしたら、ここの予算は確かに未買収地に予算に計上しておかないと買収交渉もできないでしょうから、意味はわかるのですけれども、するとその先の予算というのをどうしていくのか。ここでとまってしまっているのではなくて、もうちょっと先のほうを先に手をつけてしまう、先のほうというのは、八千代市側に向けて手をつけてしまったほうが合理的ではないかと思って質問したのですけれども、その辺はどうですか。 ○委員長(爲田浩) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(小西亘) 道路建設課の小西です。  八千代市側と今話題のところが市道T―3号線という路線で、370メートルの未整備区間がございますが、ここの間の用地に関してはほとんど買収済みでございます。ただし、この先の八千代市側が、全くと言うと問題ありますよね、一部設計をかけるという話で伺っているので、この部分に関しては八千代市側と同時に動きましょうという、八千代市の動向を見ながら進めていくという状態になります。  以上でございます。 ○委員長(爲田浩) 森野委員。 ◆委員(森野正) 八千代市のほうは手がついていなくて、佐倉市が一生懸命頑張ってもらっているのはわかるのですけれども、今言ったように全体がつながらなければ何の意味もなくなってしまうではないですか。一部、部分開通でも何らかの形の渋滞解消になる部分もあるとは伺っていますけれども、八千代市の側がおくれてしまっているのが最大の原因だと思っているのです。何でそこをもっともっと強く八千代市と交渉しないのかなとずっと疑問に思っていたのです。明石市の市長ではないのだけれども、何かそういうところがどうもゆっくりしてしまっているのではないかなという気がするのですけれども、その相手の事情なんて無視してもっと早くやれと、こちらは途中までやっているのではないかというぐらいの詰めを何でしないのかなと思うのですけれども、そういう機会はないのですか。 ○委員長(爲田浩) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(小西亘) その八千代市との話の場は、直接ということよりもいろいろ会うこともあるので、その場ではそういう情報交換はしている状況でございますし、蕨市長も八千代市長に直接ここを進めてくれとか、お願いはしているという状況でございます。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 森野委員。 ◆委員(森野正) お願いはわかるのです。本当に道路開通させるために佐倉市としてもっともっとやれないのですかというお願いの質問をしているのです。八千代市の対応が悪過ぎる。どういう理由か僕は知りませんけれども、進捗が遅過ぎるから。それを早くさせるためにはお願いだけではなくて、例えば国なり県なりに働きかけるとかという、どこへ働きかけるかわかりませんよ。そういうようなことをもっとしっかりするとか、あるいはもう先のほうの買収の話をつけたときは、さっきの冨塚委員の話ではないけれども、道路をきれいに整備してしまって、いつでも向こうがやれれば開通できますよというところにまずは予算を向けてしまったほうが効率的だと思うのです。そうすれば、言葉は悪いのですけれども、八千代市に対する圧力にもなる。そこまできれいに道路ができてしまってね。何回も繰り返しになってしまうのですけれども、ぜひ新年度中にめどが立つように頑張ってください。これを要望でお願いしますから。私も冨塚委員と一緒で、4月以降は非常に時間ができますので、何度でもこちらに出向いていきたいと思いますから、よろしくお願いします。 ○委員長(爲田浩) これで一旦はよろしいですか。 ◆委員(森野正) はい。ありがとうございます。 ○委員長(爲田浩) 次、質疑ございましたら。  押尾委員。 ◆委員(押尾豊幸) 今八千代方面で話があったのですが、そのほかに281ページの上に、引き続き促進期成同盟会の会費だとか負担金だとか、微々たる金額が二、三万円計上されています。例えばこの国道51号整備に関して、現状こういう会議は多分定期的にあるのでしょうけれども、佐倉市としてどなたが出席されていますか。 ○委員長(爲田浩) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(小西亘) 道路建設課の小西です。  ことしに関しましては、昨年もそうですが、都市部理事の窪田と道路建設課長、ことしは私が行っています。                 〔何事か呼ぶ者あり〕 ◎道路建設課長(小西亘) 済みません。協議会の総会に関しましては、ことしは副市長が行っています。 ○委員長(爲田浩) 押尾委員。 ◆委員(押尾豊幸) 例えば国道51号に関して言えば、この選挙の時期になると、誰とは言いませんけれども、頑張って2車線開通しますとかなんとか、目標に向かっていると叫ぶ人がいるのです。その割に国道51号は、四街道市区間はかなり整備が進んできて、酒々井町区間は当然進んでいて、佐倉だけ何にも成果が上っていないのです。そういうときに、市長が手を挙げて国に要望を行ったとか、そういう会議で依頼をしているとかという話を全然聞かないのです。やる気がないのですか。佐倉市の立場はどういう立場なのですか。 ○委員長(爲田浩) 土木部長。 ◎土木部長(豊田和正) 国道51号の4車線化につきましては、毎年国に期成同盟という形の中で要望を上げているところでございますが、国の方針としましてはあくまで市街化区域を先行してやりたいと。佐倉市の場合は調整区域ということで、どうしても先送りになっている状況にあります。今度四街道市区間の市街化区域で4車線化も計画されていますので、恐らく5年ぐらい先になれば佐倉市に手をかけていただきたいということで、今後要望内容も見直して、佐倉市も強く期成同盟という中でも発言して要望してまいりたいと、そういうふうに考えてございます。 ○委員長(爲田浩) 押尾委員。 ◆委員(押尾豊幸) そういうことであればいいですけれども、その辺の事情というのは余りよくわからないのです。やる気がないから佐倉市だけ後回しにされているのではないかと言う人もいるし、やはりもうちょっと声を上げて、市ではこういう形でこう要望していますというのをアピールしないと。政治的なものなのでしょうけれども、市長が変わればまた変わるかもしれませんけれども。そういう5年、10年というある程度の目安があるのだったら、やはりそういうのをきちっと数字であらわして説明していかないと市民も納得しないでしょうから、その辺はよく検討していただいて。私も4月から時間がありますから、よくチェックをしていきたいと思います。これは要望でございます。 ○委員長(爲田浩) ほかに質疑はございますか。  藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 藤崎です。よろしくお願いします。  当初予算ということで、通常の前年の半分程度の予算なのですが、普通その政策的経費というと数%ということで、経常収支比率はかなり上がっている。成熟社会ではその数%ということでどの市も行われているようなのですが、余りにもこの土木部の当初予算は少ないと思うのですが、その理由はどうしてですか。 ○委員長(爲田浩) 土木管理課長。 ◎土木管理課長(高橋勝男) 今のご質問なのですが、土木部の場合どうしても大きな事業は道路を整備したり、臨時予算が多いもので、福祉とかそういった部門はやはり経常的な経費、扶助費ですとか、そういったものが多いので、土木部は政策的な経費が庁内で一番大きな部署ではないかと考えております。 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 4年前のときはどうでしたか。 ○委員長(爲田浩) 土木管理課長。 ◎土木管理課長(高橋勝男) 4年前も、やはり同じような形で、大きな事業が橋梁の改修ですとか、そういうものがありましたので、政策的な経費、いわゆる臨時経費が今とそれほど変わらないかと思います。はっきり根拠はないのですけれども、多分そういう形で対応していると思います。 ◆委員(藤崎良次) 毎月勤労統計ではないですが、経常経費の数値を結構ここで操作できると言ったらなんですが、影響が大きいので、経常経費、経常収支比率をある程度の数字に持っていくためにそういうふうにされているのかなというような感じもしたのですが、それはないですか。 ○委員長(爲田浩) 土木管理課長。 ◎土木管理課長(高橋勝男) そういう操作は土木部としては一切していません。 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) さっき政策的なことで、橋を建てたりするということなのですけれども、しかしながら橋の補修は、今までの劣化度と分析とか、そういうことを見れば、そういう政策的にどうするという入る余地が少ないように思うのですが、どうですか。 ○委員長(爲田浩) 土木管理課長。 ◎土木管理課長(高橋勝男) 私の表現が悪かったのですけれども、政策的経費ということで、いわゆる臨時予算という表現でございます。臨時予算をいわゆる政策的経費という表現をしているということでございます。 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) その臨時というのはどういう意味なのですか。臨時の反対の言葉は経常なのですか。 ○委員長(爲田浩) 土木管理課長。 ◎土木管理課長(高橋勝男) 予算上はそうです。予算上は臨時経費と経常経費ということで、反対というか、臨時に対して通常、必ず必要になる経費、一般的に、あとは決まった経費ですとか、そういったものを経常経費と言っています。 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 必要なしというふうにしてもよいというのは、臨時経費に関して、さっき国に交付金をもう請求しているということなのですが、その辺の乖離はどうなのですか。 ○委員長(爲田浩) 土木管理課長。 ◎土木管理課長(高橋勝男) あくまで今回は市長選挙があるということで、肉づけ予算を市長選挙の後に持っていくということでこういう予算の組み方をしていますから、あくまで通常毎年やっているのと同じような形で国には既に国庫補助の予算の要求はしております。 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) では、俗に言う新しい市長に花を持たせるというようなことを言われますけれども、そういうことですか。 ○委員長(爲田浩) 土木管理課長。 ◎土木管理課長(高橋勝男) 予算編成上、いわゆる臨時経費はやはり市長のカラーというのが出るでしょうから、そういった形の中で、肉づけ予算ということで6月の補正に予定しています。 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) では、次に、LEDのことです。街灯電気料金の資料をお願いして、用意してくれてありがとうございました。それで、先ほども話出ましたけれども、市管理街灯の電気代が4,600万円から2,100万円ということで半分以下ぐらいになっていますが、これは大体落ちついた数字ですか、これからもっと変化して、さらに少なくなるとか、そういうことはあるのでしょうか。
    ○委員長(爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 市管理街灯につきましては、平成28年度の途中で終わっていますので、平成29年度の2,100万円でその他を考えておりますけれども、あとは燃料調整費が昨今上がっていますので、その分多少は上がる可能性はあると考えています。 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 燃料調整費とか、あとは再生可能エネルギーの経費というか、上乗せがありますけれども、それはちょっと置いておくとすると、電気代としては半分以下になったということでよろしいのですね。  あと、済みません、自治会の移管街灯ですが、ここで5,300万円ということで出ていますけれども、これも大体落ちついた数字ですか。 ○委員長(爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 自治会移管分に関しましては、本年度10月が完了ですので、それまでの分、10月までの分が蛍光灯の料金であったり、LEDの料金であったりしますので、来年度1年間見ていただければ数字的には確定的なものが出るのかなと考えております。 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) そうしますと、大まかに言うと、電気料金としては半分以下ぐらいになるということですか。 ○委員長(爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 市管理街灯につきましては、もともと電気容量の高い100ワットとかそういったものを使っていたのがLED化して20VAとかになっていますので、かなり削減量が多かったのですけれども、自治会の街灯につきましては、おおむね20ワットの蛍光灯、それが20VAのLEDに変わりますので、電気料金の削減料がちょっと少ないので、単価自体は3割減になるのですけれども、もともとLED化されていた自治会もございますので、今のところは25%の削減ぐらいになっております。 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) あと、先ほどのソーラーの上乗せとか、調整費の上乗せとか多少変動要因ありますけれども、それ以外に電気会社で例えば20ワットまでとか、そういう段階的に電気料金が変化しますけれども、その変更があると結構値段が上がってしまうような、そういうリスクも抱えているということ、長期的に10年ぐらいの考えで考えると、そういうリスクもあるということで考えておくのがよいですか。 ○委員長(爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 自治会移管分、20ワットから20VAに下がっているので、それがまた料金が上がるということはあると思いますけれども、その何ワットから何ワットの枠は変わらないものとは考えているのですけれども、今自治会から新規の街灯要望がかなり来ていますので、その分電気料金も新設すると上がっていく、その分で電気料金の増加というのは考えられます。 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) ありがとうございました。  済みません。あと、先ほども出ましたけれども、274ページの最終処分場なのですが、今これ使っていないということなのですが、この最終処分場の状態は無論管理型ではないとは思うのですけれども、いわゆる何型というふうになりますか。コンクリートの入れ物の中に入れているような状態ではないですよね。下のほうはビニールシートとかそういうものですか。 ○委員長(爲田浩) 土木管理課長。 ◎土木管理課長(高橋勝男) 多分そういう形で処理していると思うのですけれども、一応私どもで管理しているのは安定5品目と言いまして、コンクリート殻ですとか、アスファルトとかガラスとか、そういった要は水に溶けない、溶け出さないものです。 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) では、比較的安定的なもので、化学物質とか何か、そういうのは含んでいるものはないので、安定ということで、あと10年、20年しても今の最終処分場の形を変えるとか、そういうのは必要ないというふうに考えていますか。 ○委員長(爲田浩) 土木管理課長。 ◎土木管理課長(高橋勝男) 今後、またそこを使うという予定は今のところはありませんので、ただ水質の検査だけはしなさいということでやっている、そういった形で管理しているだけということで、今後も引き続きそういった状況で管理していく予定でございます。 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) その水質の値自体は、例えば限界値に近いとか、それとも近づいているとか、そういうことはないですか。 ○委員長(爲田浩) 土木管理課長。 ◎土木管理課長(高橋勝男) 基準を超えている項目はございません。 ◆委員(藤崎良次) それはそうでしょうけれども、近づいていったりはしていないかと。 ◎土木管理課長(高橋勝男) 変化も見受けられません。 ◆委員(藤崎良次) 上限との余裕はどうなのですか。 ◎土木管理課長(高橋勝男) 細かい数字は今はないので、その数値については保留させてください。 ○委員長(爲田浩) もしわかる方がいれば。          〔「手元に今資料がございません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) あと交通安全の関係で、道路の規制のマークというのが、例えば横断歩道のマークが非常にこすれてしまっていて、ここは横断歩道ではないような、実際そうであるようなところが多いわけですけれども、それで県も少しずつ調査はしているようですけれども、佐倉市は航空写真を使って調査してもらいたいと思うのですが、どうですか。 ○委員長(爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 航空写真でどこまで見えるかという、木とかそういった影とか、建物の影とかそういったものがございます。どこまで見えるかどうかという確認はしていませんので、この場ではお返事できません。 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 税務部では固定資産の単価を確定するときに、例えば入り口の幅が2メートルか、それで奥行きの長さがどうであるか、または段差がどうであるかによって固定資産税の係数があって、安くなったりするわけですから、それも航空写真でやっているのです。ですから、航空写真はかなり今よくなっているようで、ぜひそれを活用してほしいと思います。どうですか。 ○委員長(爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 航空写真については確認してみるようにしてみます。 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) はい、お願いします。  あと、今年度から入札制度が変わって、制限つき一般競争入札に関してはくじ引きがかなりふえていて、上下水道部では4割ぐらいがくじ引きで、市長部局は26%で、4分の1程度がくじ引きなのですが、土木部ではその辺の影響はだいぶ出ているのではないかと思いますけれども、どうですか。 ○委員長(爲田浩) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(小西亘) 道路建設課の小西です。  道路建設課の事業に関しましてはくじ引きというところは何件かございますが、応札者が少ないとか、1者だとか、そういうような状況があったりとかで、くじ引きというのは余りないというふうな認識を持っております。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 道路維持課では道路の補修関係を行っていますけれども、そちらに関しまして入札参加者も多く、くじ引きになっているのがほとんどでございます。総合評価以外のものはくじ引きになっている状況でございます。 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) かなりくじ引きが多くて、ほとんどということですけれども、そうすると何%さらに安くなるかというと、10%とか20%ぐらいは安くなるのではないかと思いますが、物件によって違うと思います。今後検討して改善するというふうに方針が出ていますので、ぜひその辺は注意して改善するように発言をしてほしいと思います。  あと、くじ引きで入札して、当たった人と外れた人もいると思うのですが、入札制度が変わったことによる事業者側の対応の変化とか、それはどんなふうでしょうか。例えば入札はくじで当たればいいのだから、とりあえず最低価格で応札しておこうかというような、今まで余り実績のないようなところも参加しやすくなったとか、受注できる確率があるわけなのですが、そういう動向はどうでしょうか。 ○委員長(爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 道路補修の工事に関しましては、もともと入札参加数も以前から多かったものですし、そういった業者からの声というのは特段私は聞いておりません。 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) では、くじ引き入札が長年続くと、やはり佐倉市の財政がそれこそシロアリに食われるように少しずつむしばまれていきますので、ぜひそれは少なくするように、できればなくなるようにしてほしいと思います。  以上です。 ○委員長(爲田浩) ありがとうございます。  ほかに質疑ございますか。  副委員長。 ○副委員長(望月圧子) 幹線道路整備事業と橋梁維持事業についてお尋ねいたします。  先ほど来から結構要望が来ていて、3年後ぐらいまで計画に入っているようですけれども、そういった地域の方々に、インフラの整備修繕は市民の生活の安全安心に大変重要でございますので、そういうこれからの計画とか、安全の指標というか、危険度など、そういうものはその地域に説明したり、また広報でお伝えしたりしていることはあるのでしょうか、お伺いいたします。 ○委員長(爲田浩) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(小西亘) 道路建設課の小西です。  一応道路、特に道路建設課の場合、新規で長くやりますので、早くて10年とかそんなオーダーになりますので、最初のころは地元説明会でまず測量させてくださいということとか、土質調査をさせてくださいということで説明会を開いたり、それから設計したらこういうふうになります、ただ、用地買収が入るときとか、そういうことでの随時必要に応じて説明しております。時間が長くかかるということから、住民の方々からすると説明の頻度がちょっと少ないのではないかというふうに思われるかもしれませんけれども、必要に応じて行っているということでございます。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 副委員長。 ○副委員長(望月圧子) わかりました。ありがとうございます。 ○委員長(爲田浩) よろしいですか。 ○副委員長(望月圧子) はい。 ○委員長(爲田浩) ほかに質疑はありませんでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(爲田浩) なければ、議案に対する質疑を打ち切ります。  この際暫時休憩いたします。           午前11時15分休憩   ───────────────────────────────────────           午前11時20分再開 ○委員長(爲田浩) 休憩前に引き続き会議を開きます。  続きまして、土木部所の当初予算以外の議案について執行部の説明を求めます。  土木部長。 ◎土木部長(豊田和正) 引き続きご審議をお願いいたします土木部所の議案につきましては、議案第10号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算、議案第25号 佐倉市道路線の認定についての2件でございます。  詳細につきましては土木管理課長より説明いたしますので、ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(爲田浩) 土木管理課長。 ◎土木管理課長(高橋勝男) では、座って失礼いたします。  議案第10号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算でございます。補正予算書の9ページをお願いします。第2表、継続費補正でございます。7款土木費、1項土木管理費、市管理街灯LED化事業につきましては継続費の執行額の確定に伴う減額補正でございます。  次に、10ページをお願いします。第3表、繰越明許費補正でございます。2款総務費、1項総務管理費、京成臼井駅南口自転車駐車場耐震補強事業につきましては、地下基礎構造において設計との差異が判明し、建築工事の変更及び追加工事が必要となり、年度内の完了が見込めないことから繰越明許を設定するものでございます。  7款土木費、3項都市計画費、一里塚橋管理用地取得事業につきましては、都市計画道路3・4・5井野・酒々井線の井野地先にかかる一里塚橋の管理用地を取得する際の関係機関との協議に想定以上の期間を要し、年度内の完了が見込めないことから繰越明許を設定するものでございます。  その下になります。下水道事業会計への繰出金、これは臨時分でございます。このうち佐倉市流域関連公共下水道に係る基本計画、雨水管理総合計画の策定事業につきましては、計画策定に伴い浸水シミュレーションを行うための既存の雨水排水施設の情報収集及び精査に不測の時間を要したため、年度内の完了が見込めないことから繰越明許を設定するものでございます。  続きまして、歳出予算の補正でございます。予算書63ページになります。2款総務費、1項総務管理費、11目交通安全対策費、9の市営自転車駐車場整備事業につきましては、繰越明許費のところでも説明いたしましたが、京成臼井駅南口自転車駐車場耐震補強事業におきまして、地下基礎構造において設計との差異が判明し、建築工事の変更及び追加工事が必要となったことから、工事費及び工事施工管理委託費を増額補正するものでございます。  予算書94ページお願いします。7款土木費、1項土木管理費、1目土木総務費、6の市管理街灯LED化事業につきましては、競争入札差金による減額補正でございます。  96ページをお願いします。2項道路橋梁費、1目道路橋梁総務費、1の職員人件費につきましては、時間外勤務手当に不用額が見込まれるため減額補正するものでございます。  その下、2目道路維持費、2の道路改修事業及び3目道路新設改良費、2の幹線道路整備事業につきましては、国庫補助金の減額による減額補正でございます。  4の岩富・寺崎線道路改良事業につきましては、国庫補助金の減額により用地取得に至らなかったこと及び競争入札差金による減額補正でございます。  予算書97ページをお願いします。4目排水路整備費、2の排水路整備事業につきましては、競争入札差金による減額補正でございます。  その下、5目河川費、3の勝田川改修事業につきましては、事業主体であります千葉市におきまして、本年度発注予定であった河川施設改修工事が入札不調となったことによる負担金の減額補正でございます。  6の急傾斜地崩壊対策事業につきましては、千葉県からの今年度の負担金見込み額が示されたことに伴う追加補正でございます。  その下、6目橋梁維持費、1の橋梁維持事業につきましては、競争入札差金などによる減額補正でございます。  予算書98ページをお願いします。中段になります。3項都市計画費、3目街路事業費、3の寺崎・石川線外2路線道路改良事業につきましては、用地取得に至らなかったことによる減額補正でございます。
     その下、5目都市排水費、2の都市排水路維持管理事業につきましては、競争入札差金及び電気料の減少による減額補正でございます。  予算書99ページをお願いします。4の都市排水路改修事業につきましては、競争入札差金による減額補正でございます。  続きまして、議案第25号の佐倉市道路線の認定について説明させていただきます。お手元に配付させていただきました資料、佐倉市道路認定について、こちらの資料に基づきまして説明させていただきます。  議案第25号につきましては、パーソナルホーム株式会社の開発行為に伴い整備されました臼井台156番7地先の1路線を市道に認定しようとするものでございます。道路の幅員は5メートルから8メートル、延長は23.1メートルでございます。  説明は以上でございます。ご審議よろしくお願いいたします。 ○委員長(爲田浩) これより質疑を行います。  質疑のある方は、挙手にてお願いをいたします。  藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 済みません。先ほど説明のあった予算書63ページの自転車駐車場で設計との差異があったということなのですが、それは具体的にどうしてその差異が生じたのでしょうか。 ○委員長(爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 京成臼井駅南口自転車駐車場につきましては、昭和56年以前の旧耐震基準のときに完成したものでありまして、検査済も取れてはいるのですけれども、そのときの地下構造についての資料が不足していたものですから、同時期に施工されました臼井駅の北口の駐輪場、そちらも設計者が同じものでしたので、それを参考に設計を行ったのですけれども、地下部分、見えないところに関しましては、工事の際に確認したところ、設計図と寸法と大きさが異なっていたものですから、再度耐震補強が設計どおりで問題ないかという検討をしまして、部分的に補強をかけるような形になりましたので、そこに時間を要したことと、追加工事が必要になったため、今回増額補正と繰り越しをお願いしたところでございます。 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) よくわかりました。ありがとうございました。それで、当初設計、もしくは設計監理になりますか、それと工事したところに責任はないのでしょうか。 ○委員長(爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 当初は、旧耐震基準での設計で建築確認もとれて、検査済も行っていますので、旧耐震基準の中での建物としては問題ないものです。新耐震になって補強が必要になったので、今回耐震補強工事を行ったところなので、当時の施工者には責任がないものと考えております。 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) しかしながら、図面どおりにはできていなかったということで、その図面どおりに計算すると新耐震でもオーケーなのでしょうか。 ○委員長(爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 図面どおりできていなかったのではなくて、今回耐震補強を行う際に昔の図面に構造部分の資料がなかったものですから、近隣、北口の同程度の建物の設計の資料を見ながら今回の設計を行いました。そういうことから、地下も掘削しまして、耐震上問題ないように改めて設計をしたということです。 ○委員長(爲田浩) よろしいですか。 ◆委員(藤崎良次) はい。 ○委員長(爲田浩) ほかに質疑がございましたら、お願いをいたします。  萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 補正予算書の94ページのLED化事業の減額補正8,050万円ですが、これは大変大きい金額ですけれども、競争入札の差金というご説明でしたけれども、相手、契約は何社と行っているのでしょうか。 ○委員長(爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 契約は1社、東照電気になります。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) この差金は、総事業費の3割ぐらいに当たりますか。 ○委員長(爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) たしか設計額が2億8,000万円ぐらいで請負が2億円ぐらいだったと思いますので、かなり金額が入札によって下がりました。その差額分を今回減額補正させていただきます。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 先ほどこれには補助金はないとおっしゃいましたけれども、たしか市に移管した場合は補助金が出るという事業だったというふうに私は記憶しているのです。移管した場合で、これはそういうふうになっていませんでしたか。 ○委員長(爲田浩) おわかりになれば。お願いします。  渡辺さん、お願いします。 ◎道路維持課主査(渡辺正光) 自治会から移管された街灯のことだと思うのですけれども、移管については市は全て無償でもらっているということで、その前までは、自治会で設置していた場合は電気料金とか設置補助金を出していたということです。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) これは移管して、それで保守点検も全部業者に委託ですよね。 ○委員長(爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 街灯の保守点検については、特に委託をかけるということは考えておりません。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) これは、保守点検はどこがやるのですか。 ○委員長(爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 市で行います。市民の皆さんから街灯が切れているよといったご連絡をいただいたときも市で行っております。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) では、導入のいきさつについて、もしわかったら後で調べていただきたいと思います。  次に、予算書96ページの道路改修事業です。これは、国の補助金の大幅減額によって事業ができなくなったという、そういう内容ですよね。 ○委員長(爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 委員のおっしゃるとおりでございます。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) これは、国庫支出によって事業が大幅に影響を受けるという、先ほどのお話とつながりますけれども、道路は非常に生活に大きく影響する事業です。国の補助金が減額したところを市がカバーして、市民生活に支障ないようにするという、そういう考えはないのでしょうか。 ○委員長(爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 財政課と協議して、全額とはいかないのですけれども、補助金がつかない分、市の持ち出しにより事業を進めている状況でございます。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 国の減額幅も大きいのですが、それによって事業規模が本当に小さくなってしまっています。これは、やはり問題があると思うのです。財政課の予算編成方針は一律化というのではないですけれども、市民要望に対する位置づけが低いと言わざるを得ないのですが、その辺はどういうふうに協議しているのでしょう。 ○委員長(爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 道路維持課としましても、当初の要望ができるだけ実施できるよう協議はしているところですけれども、市の財政上全てというわけにはいかないという状況になっております。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) そういう判断は、市長はどういうふうにかかわるのですか。市民要求で道路事業がこれだけ事業費が少なくなるというのは、市長は当然知ることにはなるのですよね。 ○委員長(爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 予算の査定等、市長も行っていますので、見ていただけているものとは思います。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) では、市長判断ということになるということですね。道路の必要性についての市長判断というふうに受けとめてよろしいですよね。 ○委員長(爲田浩) 土木部長。 ◎土木部長(豊田和正) 交付金がかなり要求額から10%とか、そのぐらいしかつかないということで、本来財政部局とすれば交付金がつかないのだから、その事業だけしか認められないという、そういう考えがもともとあったのですが、それでもやはり当然必要な工事ですので、事業が進まないということで、財政部局と協議し、当然市長にも使わせてほしいということで説明をした上で、市の単独費の持ち出しで、できるだけ事業を進めているという状況でございます。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 担当部としては大変苦しいところだとは思います。やはりこれは市の政策ですので、もっと市民に寄り添った形で、努力しているというお話でしたが、もっとここに財源を充てられるべきでないかというふうに思います。  予算書97ページの急傾斜地崩壊対策事業、これは県の指定を受けて行われているということなのですが、今年度何カ所実施したのかということと、これはいつも思っているのですが、何か全部を県がやる事業で、ただ負担金を市としては出す形なのか、計画に対して市はどういうふうにかかわるのか伺います。 ○委員長(爲田浩) 治水課長。 ◎治水課長(櫻井高明) 最初の本年度どこをやったかということですが、資料として補正予算土木部一覧というのを見ていただきますと、角来で、これのテック側の工事が昨年に終わりまして、そこの確定測量といいまして、最終的な管理のための測量をするものに対しての負担金です。右側は、工事が本年度完了する山崎です。これは歴史民俗博物館の前の踏切を渡って、佐倉自動車学校のほうに向かったところの右側です。その部分の工事、これが今年度の実施事業です。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 済みません、質問をし直します。この急傾斜地の危険度、どういうふうに判断して事業を決めていくのかと。非常に崖地が多いわけで、その必要性を誰がどういうふうに判断してその事業を実行していくのかというのを知りたいのです。 ○委員長(爲田浩) 治水課長。 ◎治水課長(櫻井高明) 急傾斜地の崩壊対策というのは、あくまで民地ですので基本的には個人がやるものというのが大前提になります。急傾斜地崩壊対策事業がどのように選別されるかといいますと、まずは土砂法の規定には制度の区分にいろいろ条件あるのですけれども、たしか角度が30度以上、高さが5メートル以上。そして、県事業として取り扱うためには土砂法の規定により県が指定している区域、土砂災害警戒区域があるのですけれども、それに認定されているということが大前提であります。  そこから被害を受ける家屋想定数が5戸以上で地域の方々から要望が上がってきて、地域の方々から工事に対する同意書が100%そろったものを市に提出いただいて、市が県にそれを持って要望するということです。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 私の周りにも崖地がたくさんありまして、地元の方からは何度要望してもなかなかやってもらえないと、それで県会議員に頼んでやってもらったという話もあったりするので、その辺が不透明なのではないかなというふうに私は思っていましたので、その順番というか危険度をどういうふうに判断するのか、透明性について伺いたかったのです。 ○委員長(爲田浩) 治水課長。 ◎治水課長(櫻井高明) 県議の方というお話は存じないのですが、私どもは地元から要望を受けましたら、佐倉市に書類を提出していただいて、そろったものから順次千葉県に要望書として提出しております。千葉県も受理をした順序どおりに進んでいると思っております。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) では、今年度は今図面の出されたところが実施された分の負担金計上と、そういうことですか。 ◆委員(藤崎良次) 治水課長。 ◎治水課長(櫻井高明) はい、そのとおりです。  以上でございます。 ◆委員(萩原陽子) たしか佐倉市は、個人負担をさせないで市が負担分を負っているのですか。 ○委員長(爲田浩) 治水課長。 ◎治水課長(櫻井高明) はい。現状は負担金は取っておりません。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) それは、住民の方は非常に助かりますが、政策的な決めた経緯というのはどういう経緯なのでしょうか。 ○委員長(爲田浩) 治水課長。 ◎治水課長(櫻井高明) 平成8年に政策調整会議で急傾斜地の崩壊対策事業に対して、地元負担金を徴収しないということでその時点で決めているということになります。  以上でございます。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 済みません。これ近隣、他市町村ではどのように行っているのでしょうか。 ○委員長(爲田浩) 治水課長。 ◎治水課長(櫻井高明) 一律にということではないのですが、例えば近隣ですと成田市は負担金を徴収しているというふうに聞いております。あとは、栄町は不確定なのですけれども、ことしから徴収し始めたという話を聞いております。そのほか、この近隣では徴収しているということは聞いておりません。なお、一番大きなところですと船橋市は徴収していると聞いております。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 328万3,000円ですが、これ面積比とか負担金というのはどういうふうに算定されているのでしょうか。 ○委員長(爲田浩) 治水課長。
    ◎治水課長(櫻井高明) 細かい話になってしまうのですけれども、県が国庫補助金を受けられる事業に対しては、地元負担が1割、10%です。県単事業といいますか、国庫補助金が入らないものについては2割が佐倉市、地元の負担というふうに考えております。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) わかりました。  もう一つ、道路認定なのですが、毎回この常任委員会にかかりますけれども、市道の総延長はどんどんふえますよね。維持管理費もふえるわけですが、その道路の交付税措置というのがこれに対してはあるのですか。 ○委員長(爲田浩) 土木管理課長。 ◎土木管理課長(高橋勝男) 交付税を算定する一つの資料にはなります。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) では、市道の延長は長くなるけれども、それなりの交付が受けられるというふうに考えてよろしいのですか。 ○委員長(爲田浩) 土木管理課長。 ◎土木管理課長(高橋勝男) 究極的にはそういうことになるかと思うのですけれども、何百メートルふえたから交付税が幾らふえたというような、目に見える数字としてはこのくらいの数字では全くあらわれてこないと思います。その辺は財政の専門ではないので何ともお答えできないのですが、交付税を算定するファクターの一つであるということは申し上げられます。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) さっきの産業廃棄物処分場のリサイクル、今のところは使っていない、そこに入れるべきものを埋めるかリサイクルにしているということで、リサイクル費用は幾らかかっているかわかりますか。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員、済みません。それは先ほどの。 ◆委員(萩原陽子) 議案第1号。だめですか。 ○委員長(爲田浩) それは、申しわけありません。 ◆委員(萩原陽子) では、後で。 ○委員長(爲田浩) 済みません。ほかの部分についてであれば。よろしいですか。 ◆委員(萩原陽子) はい。 ○委員長(爲田浩) ほかに質疑はございませんでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(爲田浩) 土木管理課長。 ◎土木管理課長(高橋勝男) 先ほど藤崎委員の質問で保留させていただきました水質の関係なのですが、私どもで管理しているところは水質を3カ所で調査しています。結果につきましては、ホームページに公表しているのですが、昨年度末分までで最近では2月5日に検査した分でBODの基準値が20、CODも基準値20なのですが、BOD、いわゆる生物化学的酸素要求量、これは3カ所とも検出基準以下、0.5以下ということでございます。COD、化学的酸素要求量につきましては1カ所は検出基準以下、もう一カ所は1.5、もう一カ所は2.6です。単位を申しおくれましたが、1リットル当たり20ミリグラム以下が基準です。 ◆委員(藤崎良次) ありがとうございました。 ○委員長(爲田浩) よろしいでしょうか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(爲田浩) 議案に対する質疑を打ち切りといたします。  執行部の皆さんお疲れさまでございました。  この際、暫時休憩をいたします。           午前11時52分休憩   ───────────────────────────────────────           午後 1時00分再開 ○委員長(爲田浩) 休憩前に引き続き会議を開きます。  それでは、都市部所の平成31年度当初予算関連議案について執行部の説明を求めます。  都市部長。 ◎都市部長(窪田勝夫) 都市部長の窪田でございます。よろしくお願いいたします。  本日ご審議をいただきますのは、平成31年度当初予算及び平成30年度補正予算、それから条例の改正等の議案が2件の計4件でございます。  初めに、議案第1号 平成31年度佐倉市一般会計予算のうち都市部所の主なものにつきましてご説明させていただきます。ご案内のとおり市長選挙がございますことから、経常的な経費、継続して実施している事業を中心とする骨格予算として計上しているところでございます。  まず、都市部の概要でございます。お手元に配付させていただいております黄色のファイルの平成31年度当初予算案の概要資料がございますが、それに沿って概要説明させていただきたいと思います。まず、都市部の執行体制につきましては部長以下5課59名でございます。  所管する事務につきましては、まちづくりに関する都市計画や都市交通に対する事務、開発行為の許可、建築確認に関する審査、指導、住宅施策に関する事務、市営住宅の維持管理、公園に関する事務などを担当してございます。  平成31年度の都市部所の歳出予算額は12億6,254万4,000円で、一般会計の歳出予算の総額に占める都市部の割合は2.7%となっております。  平成31年度の主な事業といたしましては、地域公共交通対策事業、公園施設維持管理事業、住生活基本計画推進事業などでございます。  詳細につきましては都市計画課長より説明をさせていただきますので、ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(爲田浩) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(小野寺正朋) 都市計画課の小野寺です。座って説明させていただきます。  議案第1号 平成31年度佐倉市一般会計予算の中で、都市部所の主なものについて説明いたします。  初めに、予算書11ページをお願いいたします。債務負担行為です。3件ございます。1件目、表の上から5段目、コミュニティバス運行事業につきましては、現在契約済みのコミュニティバス4ルートの佐倉市コミュニティバス運行業務委託について、消費税改定に伴う業務委託料の増額分を設定するものです。  続きまして、予算書の15ページをお願いいたします。2件目は、表の1段目、岩名運動公園ほか3公園等指定管理者施設管理業務につきましては、現在契約済みの岩名運動公園、上座総合公園、直弥公園、大作公園の管理業務について、消費税改定に伴う委託料の増額分を設定するものです。  続きまして、3件目、表2段目、佐倉市営住宅管理システム賃借料につきましては、現在契約済みの市営住宅管理システムの導入事業について、消費税改定に伴うシステム使用料の増額分を設定するものです。  続きまして、予算書の137ページをお願いいたします。2款総務費、1項総務管理費、11目交通安全対策費、6の地域公共交通対策事業の委託料につきましては、内郷、志津北側、畔田・下志津、南部地域の4ルートのコミュニティバス運行に要する経費です。  続きまして、予算書の277ページをお願いいたします。7款土木費、1項土木管理費、2目建築管理費、5の既存建築物耐震改修等支援事業の負担金補助及び交付金につきましては、既存の木造住宅やマンションの耐震診断など耐震化に関する経費の一部を補助する経費と、住宅の浸水被害の防止対策として、住宅地のかさ上げ工事の一部を補助する経費でございます。  続きまして、予算書の285ページをお願いいたします。3項都市計画費、1目都市計画総務費、4の宅地開発指導事業の賃金につきましては、違反指導等における不当行為防止指導員に要する経費です。  その下の5の景観推進事業につきましては、佐倉市景観条例に基づき設置している景観審議会及び景観アドバイザーに要する経費です。  続きまして、予算書の289ページをお願いいたします。3項都市計画費、6目公園費、1の公園施設維持管理事業の委託料の公園管理委託料につきましては、市内の公園の除草、剪定、清掃などに要する経費です。  続きまして、次のページお願いいたします。3の(仮称)佐倉西部自然公園整備事業の委託料につきましては、里山保全を目的とした公園区域内の除草、剪定、清掃などに要する経費です。  続きまして、次のページ、7目緑化事業費、3の緑地維持管理事業の委託料については、市内の緑地の除草、剪定、清掃などに要する経費です。  続きまして、最後になります。予算書の295ページをお願いいたします。7款土木費、4項住宅費、1目住宅費、3の住生活基本計画推進事業の負担金補助及び交付金につきましては、定住化促進支援事業補助金として中古住宅リフォーム支援事業、近居・同居住替支援事業、戸建賃貸住宅家賃補助事業、空き家バンク賃貸物件を対象とした改修補助事業及び空き家バンク物件の売買成約奨励補助事業の5つの補助制度に要する経費です。  その下の結婚新生活支援事業費補助金につきましては、所得が少ない新婚世帯に対して、姻に伴う費用の一部を補助する経費です。  説明は以上です。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(爲田浩) これより質疑を行います。  質疑のある方は、挙手にてお願いをいたします。  藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 済みません、藤崎です。  277ページの建築行政適正化推進事業というのがありますが、これの内容を教えてほしいのですが。 ○委員長(爲田浩) 建築指導課長、どうぞ。 ◎建築指導課長(立石健雄) 建築指導課の立石です。よろしくお願いします。  この適正化事業につきましては、建築行政に係る各種情報を適正に整理し、相談窓口の充実、審査基準の公表等を行う事業であることにおきまして、そのための情報システムを構築するための経費という形で33万円を計上させていただいております。具体的には建築情報確認システムの保守業務の委託業務費用であります。 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 済みません。ありがとうございます。委託の内容を済みません。もう一度お願いします。 ○委員長(爲田浩) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) 具体的には建築基準法におきましては、建築基準法第42条第1項第5号に道路位置指定という指定行為がございまして、その指定道路の情報を土木管理課で管理しております公共管理システムを活用させていただく中で利用しているというところで、その利用するに当たって、保守点検費用を建築指導課で計上しているということでございます。 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) そのやっている内容というのは、市民への公表というか、お知らせはどんなふうにしているのですか。 ○委員長(爲田浩) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) 建築指導課、立石です。  現在のところは、あくまでも情報提供という形ではしておりません。具体的に指定状況の公表というか、それにつきましては窓口に来られた方に関して、請求に伴ってその情報を提供するということでの情報提供はさせていただいています。ただ、システムとして本来的にはもう少し広い範囲で活用を考えているところなのですけれども、なかなか予算がつかないところでして、新たなシステムを入れたいのですけれども、あくまで情報管理、情報をそこに入力しているだけという形のものになります。 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 位置指定道路がどこにあって、どんな状態で今あるのだというのがそれを見るとわかるということですね。 ○委員長(爲田浩) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) 建築指導課の立石です。  そのシステムを見ればわかるという形です。 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 不動産を流動化させるためにも、そういうのは容易に見られると、不動産を購入したりする人にとても便利かなと思いますので、そういうふうには努力してほしいと思います。 ○委員長(爲田浩) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) 建築指導課、立石です。  本来であれば、その指定道路及び建築基準法の道路の扱いにつきましては、各種調査、問い合わせというのが非常に多い状況でして、本来であればホームページ等で公表できるようなシステムがつくれれば一番よくて、県内においてもそういう情報を共有しているというところもございます。ただ、佐倉市につきましては、まだそこまでの情報のシステムをつくれていないというところですので、今後予算措置について要望しているところなのですが、なかなかついていないという状況です。 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) あと、295ページに住生活基本計画推進事業がありますけれども、この具体的な内容と進捗状況と、今後の方向について説明をお願いします。 ○委員長(爲田浩) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 住宅課長の齋藤でございます。よろしくお願いいたします。  住生活基本計画につきましては、現在見直しをちょうど行っているところでございまして、今その作業中です。今後の予定といたしましては、7月をめどに改訂版ということで住生活基本計画の見直しを今行っています。内容といたしましては、従前から、住生活なので、住環境ですとか、そういったものにかかわる、住環境をよくする、あるいは耐震、安全安心だとか、住みやすさというものに関係する計画でして、見直しに当たって大きく中身を変えているということはないのですけれども、昨今やはりセーフティーネットですとか、そういったところが全国的にも注目されているところですので、そういったところの強化ですとか、あるいは空き家の対策につきましては、以前から必要だということにはなってはおるのですが、そこについても今後引き続き施策を進めていかなければいけないということで、そういった部分に関しての見直しということで主に今見直しを行っているという状況でございます。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) そうしますと、これは全国的に各市町村などで行われていて、佐倉市だけではなくいろいろなところで行っているということですか。 ○委員長(爲田浩) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) まず、国では住生活基本計画というものを策定しています。千葉県でも県の住生活基本計画というものを持っています。そういったものがある中で、市町村においても住生活基本計画というものをそれぞれがつくっているということでございます。 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 我々とか市民はそのアウトプットというか、その基本計画は容易に目にしているのですか。 ○委員長(爲田浩) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) ホームページに置いてありますし、市政資料室等にも配架させていただいております。
    ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) では、それを見ると、市民にとってどんなメリットがありますか。済みません。基本的なことで。 ○委員長(爲田浩) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) それぞれの住宅施策を進めるに当たっての基本的なところの計画になります。なので、その全体に沿って個々の施策を進めているので、例えば空き家の対策であればそれこそ空き家バンクですとか、あるいは空き家の相談の窓口ですとか、そういったものを行っておるのですけれども、それの総合計画といいますか、基本的なところの計画というものになります。 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) よく福祉は住宅からとか言われていますが、福祉部とも緊密な連携を取ってやっているのでしょうか。 ○委員長(爲田浩) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 当然住宅課、あるいは都市部だけでできるものではありませんので、福祉部ですとか、それぞれの部署と連携を図りながら進めていく計画でございます。 ○委員長(爲田浩) ほかに質疑がある方は。  萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) それでは、137ページのコミュニティバスの運行業務委託ですが、これは乗車人数は委託料には全く反映しないということでしょうか。 ○委員長(爲田浩) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(小野寺正朋) 都市計画課、小野寺です。  委託料には乗車人数や運賃収入は反映しません。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) これからも市民にとって大変必要な事業になるわけで、十分な分析と、これからこの施策の進展というか、拡大というか、それも充実させることが望まれているわけですが、この路線の利用を促進するために検討していることはありますか。 ○委員長(爲田浩) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(小野寺正朋) 都市計画課、小野寺です。  利用促進を図るために、まず今のところは周知を図らなければいけないというのが課題で、ここに力を入れているところでございます。それから、周知を図る手段として、コミュニティバス通信の発行、それから沿線住民へのアンケートなどを行っていく予定です。継続して行っていく予定です。そのほかの利用促進については、まだ具体的にこんなものをこんなふうにやっていくということを練っている最中です。  以上でございます。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 内郷循環ルートについては、利用が減少しているのですが、これについてはどのように考えていますでしょうか。 ○委員長(爲田浩) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(小野寺正朋) 内郷ルートの利用者が減っているというのは、運賃を上げてから2カ月程度経過してございますが、把握してございます。今後どのようにしてまた多くの方に利用していただけるようにするかというのは私としても今課題と捉えております。具体的に今の状況でどうしたらいいかというのは、はっきりしたものはありませんけれども、減少しているということは把握していて、課題にしなければいけないと考えております。  以上でございます。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 3路線が最初から200円で始まったところと違って、内郷は15年ぐらいもう100円で運行していたという経緯がありますので、利用を控えるということになってしまっているのがはっきりしていると思うのです。やはりどちらかといえば高齢の方が多く利用しているということもあり、その辺では金額が倍になったということで大きく減じているということは認識されているでしょうか。 ○委員長(爲田浩) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(小野寺正朋) 都市計画課、小野寺です。  議会の答弁でも高齢者割引の導入等について検討しているというふうにご答弁させていただいております。現在その高齢者の利用に対する負担感をどのように軽減したらいいのかというのがこちらとしても検討を進めているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) なるべく速やかにこの高齢者割引の検討も必要だと思いますが。あと、障害者が無料だったのを有料化したという、この経緯はどういう理由なのでしょう。 ○委員長(爲田浩) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(小野寺正朋) 障害者の運賃が上がってしまったということですけれども、運賃はほかのコミュニティバス以外の民間の事業者さんの区域の利用者の方々が、例えば障害者の方がどの程度の負担をしているのかというところと均衡を図るという意味で、そこから通常の運賃の半額という形に設定させていただいています。  以上でございます。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 民間との比較ということに重きを置くのか、民間でできないことやるのが公なので、その辺では障害者と、それから小学生利用も有料なのですが、これは教育委員会が一部補助はしていますけれども、酒々井町や近隣で小学生は通学の場合は無料にしているところもあると思うのです。この辺の検討はどうなっているのでしょう。 ○委員長(爲田浩) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(小野寺正朋) 現在運行しているコミュニティバスについて、まず小学生の利用については、教育委員会でフォローしている補助制度をご利用いただいて、通学の場合はその補助制度、一定の多分補助要件というのがあるのですけれども、その要件に合う方は補助を活用していただきたいという形で進めています。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 教育委員会が補助して、500円負担ということなのですけれども、乗っているのは何人でもないのです。それぐらいは民間に合わせて通学の子供からお金を徴収するというのはやはりどうなのかなというふうに思いますので、ぜひ高齢者割引と合わせて通学の子供の料金はやはり無料にすべきではないかと思うのです。それと障害者も民間に合わせるのではなく、市の施策として考えていただきたいということを要望したいと思います。 ○委員長(爲田浩) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(小野寺正朋) 今回佐倉市が構築している公共交通網、コミュニティバスですけれども、基本的に交通空白地域というエリアに限って運行させていただいております。多くの市民がご利用いただいている路線というのは、千葉グリーンバス、内陸バス、東洋バスという民間の事業者が運行している路線の区域内に住んでいる方がほとんどでございまして、そちらの方々が負担している金額と、やはり空白地域について運行しているコミュニティバスの運賃、コミュニティバスを長く運行していくためにも、そういったコミュニティバスを通常利用できない市民の方々にも、市の皆さんの税金でもって走らせているのだということをご理解をいただくためにも一定程度の負担をしていただくという基本的な考え方がありまして、そういう形の中で運賃を定めさせていただいております。  以上でございます。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 受益者負担とか負担の公平という言葉で徴収するという方向に行くわけですけれども、これは何のための政策かという基本的なところをしっかりと押さえていただきたいと思います。持続可能のために負担をしてもらうという、だからどこに基準を置くかです。ぜひ市の政策としての位置づけをしっかりとしていただきたい。  それで、今回3路線ふえて、非常に前進しているわけですが、路線のさらなる拡張も要望されていると思うのですが、今後の計画というのは具体的にはなっていないでしょうか。 ○委員長(爲田浩) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(小野寺正朋) 都市計画課、小野寺です。  現在の公共交通網形成計画においては、あと1ルート、飯重・羽鳥ルートという飯重と羽鳥という区域にある一団の交通空白地域を走らせるルートが計画に載っております。そこは、計画に基づいて今後運行に向けた検討を進めてまいります。  以上でございます。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 以前計画の図の中にありました。歴博とか市内の中心部を走るバスルートというのが今はどうなっているのでしょうか。 ○委員長(爲田浩) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(小野寺正朋) 萩原委員のご質問のルートというのは、多分立地適正化計画という公共交通網形成計画ではない別の計画が主で施策を考えたルートだと思います。そちらのルートにつきましても、立地適正化計画に基づいて佐倉地区の人口密度の減少、中心市街地のようなイメージである中で一番人口密度が低いため、それにてこ入れしなければならない、対策しなければならないということで考えられたルートです。それにつきましても導入の検討をしているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(爲田浩) 都市部長。 ◎都市部長(窪田勝夫) 今小野寺課長からお話のありましたものは、立地適正化計画の中では必ずしもコミュニティバスという形の行政が走らせるものだけではなくて、民間の商業ベースというか、民間のバス事業者で採算を取りながら走らせることができるのかどうかということも含めて検討課題として捉えているという状況でございますので、必ずしもコミュニティバスとして市の負担のもと走るということを将来像として捉えているわけではないというところは理解していただければと思います。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) その立地適正化計画のときは、佐倉図書館の建設と合わせてということもあったと思うのです。佐倉図書館が平成33年度にオープンするということで、それとリンクした形での交通網計画にはなるのでしょうか。 ○委員長(爲田浩) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(小野寺正朋) こちら導入時期についても検討しているという状況であります。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) では、まだまだアバウトな状況ということですね。わかりました。まちの活性化ということにおいては、図書館建設とそれを生かす形で交通網を整備することがやはり必要だと思いますので、それは速やかに進めていただきたいというふうに思います。  それでは、続いて予算書の277ページの耐震改修予算、これが耐震改修予算減額しているのですけれども、この予算減額の理由を伺いたいのですが。 ○委員長(爲田浩) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) 建築指導課の立石です。  減額につきましては、耐震補強工事に伴います、今年度から加算ということで、高齢者の方であったり、耐震リフォームであったりということで、加算につきまして計上したもので実績を捉えて、実績ベースで少し減額したという形でございます。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 実績が減っているということになるのですが、これには耐震化の目標があると思うのですが、その達成状況はどうでしょうか。 ○委員長(爲田浩) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) 建築指導課、立石です。  耐震化率につきましては目標としてございまして、現在は86%という状況になっております。目標としては、平成32年で95%としておりまして、その数字としては少し差があるというところと認識しております。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) そうなのです。余りこの達成率が進んでいないように思っております。目標を平成32年に95%とかなり大変ではないかと思うのですが、その中で予算を減らしてしまっては、それで実績が上がらないということについての問題点はどこにあるとお考えですか。 ○委員長(爲田浩) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) 建築指導課、立石です。  耐震化が必要な建物というのは、昭和56年以前の基準である旧耐震と言われる建物になります。その建物にお住まいの方というのは、一般的には古い建物ですので、高齢の方が住まわれている可能性が高いということがまず1点あると思います。あと耐震の効果とか、そういうものに対する疑念というか、疑問があるというところで、なかなか耐震化工事に踏み込めないということがあるかと思います。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 確かにそれもありますし、建てかえの時期になったりもすると思うのですが、もう一つ、昭和56年以前に加えて平成12年というのもありますよね。そちらはどうですか。 ◎建築指導課長(立石健雄) こちらの耐震補強の実績としますと、今年度でいいますと、昭和56年以前の建物よりも、平成12年まで、昭和56年以降の建物のほうが件数が多い状況になっております。というところで、兼ね合いとして実際住まわれている方がどういう年齢の方ということは調べておりませんけれども、年齢という部分もあるのかというふうなことも考えております。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) ですから、平成32年に95%に持っていくという、その辺の手だてというか、計画というか、どう考えているのでしょうか。 ○委員長(爲田浩) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) 建築指導課、立石です。  数字の上においては86%が95%という形になりますと、かなり高い数字で、なかなか難しいのかなと思っているところです。そもそも耐震化の計算というのは、算出に当たりましては、国でやっております住宅・土地統計調査を基準として、その数字を使っての計算となりますので、その統計結果によることが大きいところでまず1点あります。あと、具体的に市でできることは何だといいますと、耐震相談会や各種無料相談会であったり、市の行うイベントにブースを設けて周知していくという形で広報活動を進めていくと。また、市内の全戸回覧で、こういう制度を説明していくという対応を考えております。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 耐震相談会も行われていますよね。診断が耐震改修工事に結びつかないケースというのは多いのでしょうか。 ○委員長(爲田浩) おわかりになる方いれば。 ◎建築指導課副主幹(田中拓吾) 建築指導課指導班長の田中と申します。  確かに耐震診断の補助を受けたお客様が全てが耐震改修工事をするという結果には、至ってはおりません。一部の方につきましては、例えば耐震診断の結果が出て、思いのほか費用がかかるとか、そういったところで二の足を踏むという話もヒアリングの中で聞いたことがございます。ですから、必ずしも全員ということではありません。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) そうなのです。費用の問題というのも結構大きいと思います。今この耐震改修の補助は幾らでしたでしょうか。 ○委員長(爲田浩) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) 建築指導課、立石です。
     耐震補強につきましては、旧耐震、昭和56年以前の建物につきましては70万円が上限になっております。新耐震の建物については50万円が上限となっています。また、加算といたしまして、旧耐震の建物を対象といたしますと、高齢の方については30万円を上限とした加算がございます。また、耐震リフォームと合わせてリフォームする場合については10万円を上限とした加算がございます。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 加算をつけるなど、制度は改善されているということですよね。それでもなかなか進まないというところ、年齢と経済的なものとか多々あるかもしれませんが、業者紹介とか、そういうところまでは行っていないのですか。 ○委員長(爲田浩) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) 建築指導課、立石です。  業者紹介といいますと、耐震診断ではなくて工事のほうということでいらっしゃいますでしょうか。 ◆委員(萩原陽子) はい。 ◎建築指導課長(立石健雄) 工事につきましては市に問い合わせがあれば、市内にあります建築士の方が登録されている建築士会であったり、建築事務所協会というところをご紹介させていただいておりまして、施工者につきましては特段こちらからご紹介はしておりません。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) あっせんするわけにはいかないと思いますが、他市では市内の事業者で耐震改修をするということで補助金を出しているところが多くて、効果が上がっているようですので、以前に議会で市内の業者を使ったリフォームというのを全会一致で可決しておりますので、安心して市内の業者にお願いできるというふうに、そういうご案内をするのも効果があるのではないかと思いますので、ぜひ検討をしていただきたいと思います。これは議会で随分前ですが全会一致で決議が上がっておりますので、よろしくお願いします。  それでは、続けてよろしいですか。 ○委員長(爲田浩) どうぞ。 ◆委員(萩原陽子) 予算書の285ページに宅地開発の不当行為防止指導員とありますけれども、この実績といいますか、どういう人選になっているのかということを伺います。 ○委員長(爲田浩) 市街地整備課長。 ◎市街地整備課長(高科英明) 市街地整備課、高科です。よろしくお願いします。  不当行為防止指導員につきましては、警察からメンバー表をいただきまして、その中から面接等をして選んでいるような状況でございます。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 済みません。警察のOBという意味ですか。 ○委員長(爲田浩) 市街地整備課長。 ◎市街地整備課長(高科英明) はい、そのとおりでございます。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 人数と、その効果について伺います。 ○委員長(爲田浩) 市街地整備課長。 ◎市街地整備課長(高科英明) 市街地整備課で対応しているのは1人でございます。そのほかに廃棄物対策課で3人を不当行為防止指導員という形で採用しております。  今回につきましては、やはり市街化調整区域等で違反の建築物を建てている方がいますので、その辺の違反指導に一緒についていってもらったり、あとカウンター等で威圧的な態度をとる方も結構いますので、そのときに一緒に立ち会っていただくと。市街地整備課だけではなく、ほかの部署でもトラブルがあった場合には一緒に行っていただくということもやっていただいております。  普通のパトロールは大体週2回から3回行っております。今回につきましては、具体的な数字というのは難しいですけれども、佐倉市はヤードが多いので、そのヤードを中心に回って、事前に建物を建てないように指導してもらっているというのが現状でございます。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) では、次に、予算書の286ページの土地区画整理一般事務費なのですが、現在対象となる区画整理事業はあるのでしょうか。 ○委員長(爲田浩) 市街地整備課長。 ◎市街地整備課長(高科英明) 今行っているのは江原の1カ所だけでございます。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) わかりました。  それでは、予算書の290ページの西部自然公園整備事業、これは追加資料の2ページに図がありますけれども、昨年度は土地購入予算があったのですけれども、今回はないようですが、今後の土地の購入予定はないということでしょうか。 ○委員長(爲田浩) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(川島千秋) 公園緑地課長の川島でございます。  追加資料につきましては、これは平成31年2月28日現在ということで提出させていただいております。平成29年度におきましても基本的には数字は変わってございません。ただし、今年度につきましては一般質問等でもご答弁はさせていただいておりますが、下志津地区の多目的広場、これにつきまして今年度に用地を購入する予定でございます。現在2人の地権者の方と交渉中で、その話がまとまれば、数字も変わってくるというところでございます。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) この図を見ますと、相当まだら状といいますか、これが使えるようになるには大分年数というか、時間がかかるように思われますが、この見通しといいますか、どういうふうに考えていらっしゃいますでしょうか。 ○委員長(爲田浩) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(川島千秋) 公園緑地課長の川島でございます。  委員ご指摘のとおり、この佐倉西部自然公園の基本計画につきましては、平成21年度に策定をいたしまして、その間10年程度経過をしておりますが、現在私どもはこちらの地権者の方々、あるいはこの場所で活動されているボランティアの方々、また学識経験者の方も含めて合同会議の開催をさせていただいて、ご意見を伺いながらいろいろと検討を進めております。  ただし、なかなか運営の進みぐあいが遅いというご指摘は過去議会でも何度かいただいていることも私どもも承知しておりますし、今後私どもとしても基本計画をつくってから10年がたちますので、もう一度この辺で基本計画の見直しも含めて、実際の実施計画の策定に向けた検討を進めていきたいと考えております。ですので、現時点ではいつごろ完成する見通しかという問いに関しては、現状ではまだ不明確なお答えしかできないという状況がございます。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 見直しも検討するということで理解をしました。  それでは、予算書の295ページの市営住宅なのですが、市営住宅どんどん取り壊して新しくは建てないわけで、減っていくわけですけれども、宮小路の市営住宅は取り壊してから何年になりますでしょうか。 ○委員長(爲田浩) おわかりになる方いらっしゃいますか。  住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 一旦保留させていただきます。 ◆委員(萩原陽子) 多分記憶する限り、20年ぐらいたっているのかなという、そんなにはたっていないかな。でも、15年ぐらいたっているかな。それで、更地にしたままずっとあるのですが、土地利用計画はどうなっているのでしょうか。 ○委員長(爲田浩) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 住宅課長の齋藤でございます。  宮小路につきましては、市営住宅の用地ということで、市営住宅が存在していたのですが、それが取り壊しをされて、市営住宅がなくなった、更地になった状態になってから、普通財産ということで所管がえをしまして、現在は普通財産としての管理ですので、公園用地として現在管理しております。 ○委員長(爲田浩) よろしいですか。何か補足があれば。 ◎住宅課長(齋藤義明) 県営住宅の隣の宮小路住宅なので、公園用地として現在整備を進めるという形での活用の仕方というふうに今なっております。  それから、済みません。先ほどの宮小路の取り壊しの時期ですけれども、平成17年でございます。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) わかりました。12年ぐらいですか。それで、公園用地になったということで、その公園計画というのはどうなっていますか。 ○委員長(爲田浩) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(川島千秋) 公園緑地課長の川島でございます。  市営、県営住宅の跡地の土地の件についてだと思います。この佐倉城址公園内にあります市営、県営住宅の跡地の区域については、これも先般一般質問で答弁をさせていただいておりますけれども、基本的な考え方としては、あの場所については、委員ご存じのとおり大手門があったりだとか、あるいは土塁や空堀等があったということから、歴史的に大変貴重な土地であるということから、私どもといたしましては、あの場所については芝生の広場という形で整備をしていくという基本的な考えがございます。  加えて近隣には佐倉中学校などの指定の避難所等もございますので、将来的には防災上の観点から避難場所としての期待もされているということでございまして、私どもといたしましてはそういった観点から都市計画決定していただいているということでございますので、現状私どもの考えとしては、あの場所については広場として将来にわたって活用していくという考えでございます。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) あそこに大手門があったということで、文化的な意味合いがあると思いますが、教育委員会の文化課などとの協議はしているのですか。 ○委員長(爲田浩) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(川島千秋) 協議はしてございません。 ◆委員(萩原陽子) 十何年かそのままになっていて、計画が全く進んでいない。普通だったら市有地として何か市にとって有効活用ということを考えるところだと思うのですが、文化課とも協議していないのはどういうことですか。 ○委員長(爲田浩) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(川島千秋) 申しわけございません。訂正させていただきます。文化課と協議はしております。失礼しました。 ○委員長(爲田浩) しているそうです。 ◆委員(萩原陽子) わかりました。しているのですね。普通財産にはなっているのですか。 ○委員長(爲田浩) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(川島千秋) 公園緑地課長の川島でございます。  行政財産でございます。 ◆委員(萩原陽子) 何か非常に曖昧な感じがいたします。  とりあえず以上です。 ○委員長(爲田浩) ほかに質疑ございましたら、よろしくお願いします。  冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) 先ほどの萩原委員の質問に戻るのだけれども、コミュニティバスの関係から質問します。  今4ルートがコミュニティバスの運行ということですけれども、それぞれのコース別の業務委託料は幾らですか。 ○委員長(爲田浩) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(小野寺正朋) 都市計画課の小野寺です。  まず、内郷ルートから。内郷ルートは現在の契約で、平成36年1月31日までの運行で1億3万896円。続きまして、志津北側ルートです。こちらも平成36年の1月31日までの運行で7,770万9,234円です。続きまして、畔田・下志津ルートです。こちらも同じ運行期間になります。金額を言います。9,775万9,764円です。最後に南部地域ルートになります。こちらも36年の1月31日までの運行で1億9,505万7,558円になります。  以上でございます。 ○委員長(爲田浩) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) ありがとうございました。  ルート別の乗降人員を見ると、志津北側ルートが7,770万円で一番多いのですね。それは、運賃と関係ないかもしれないけれども。だから、そういう効果もあると僕は見ているのです。それで質問しますけれども、市長の所信表明、もう一度繰り返しますと、コミュニティバスは交通空白地域の児童生徒、ご高齢の方々などの大切な移動手段だというふうに言っているのです。だから、この項目に合った運賃体系をつくるべきだと。こういうふうに大切な移動手段だというのに、子供の運賃は別だというふうに考えるほうがおかしいのだ。これで一段と地域の方々にご利用願いたいと言うのですけれども、願いたいならば、児童生徒、ご高齢の方々が乗るのだから、それに合わせた、その人の生活に合わせた運賃体系であるべきだというふうに思っておりますけれども、考え方を聞きます。 ○委員長(爲田浩) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(小野寺正朋) 都市計画課、小野寺です。  先ほど萩原委員のご質問のときにもお答えさせていただきましたが、佐倉市の公共交通網のつくり方としまして、基本的に今市民の多くが住んでいるところは民間業者が独立採算の中で維持しています。佐倉市は、その民間事業者では走れない交通空白地域という部分を走っています。その場合に佐倉市のコミュニティバスは基本的に皆さんの税金で運行経費を賄っていることから、市民全体から見ますと、交通空白地域のコミュニティバスをご利用いただけない市民の方々、日常生活の中でご利用いただけない市民の方々のほうが非常に多いというのがご理解いただけるかと思います。市が運行するコミュニティバスを長い期間、その空白地域の方々の移動手段として運行し続けるためには、そのご利用いただけない方々もその税金を使って運行していていいのだと思っていただくことが非常に重要だと考えております。そういった意味で、今は民間事業者さんの運賃を参考にして、やはり一定程度の負担をいただける金額というところで運賃を定めているというのが現状でございます。  以上でございます。 ○委員長(爲田浩) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) こういうコミュニティバスの件で、受益者負担なんていうニュアンスにとれる答弁というのは、不似合いだと思っているのです。だから、市長がこういうふうに所信表明で言っているのだ。コミュニティバスは、既存の路線バスの影響を受けないと、競合しないという前提で走っているのだから。既存のバス会社の運賃は、それはそのものであって、市は独自に考えるべきだと思う。既存のバスに乗る人はもともと乗れているのだから。だから、乗れない人はどうするかということで交通空白地区をコミュニティバスにしたのだ。その意味合いがどうかというのです。  運賃体系は普通のバスの運賃体系というふうには考えなくていいのです。それは乗る人と乗らない人といるけれども、必要があれば乗るのです。昔、志津駅の北側には京成バスが走っていたのです。私も30代だったから、2キロぐらいでバスに乗らないで歩いていくというのです。それはいいのです。しかし、乗らないから、バスの路線はなくなったのだ。そのとき市役所が、市が路線バスに援助をすれば、その路線は確保できたのです。そのときに手を携えていないから今の状況になってしまったわけです。当時の30代、40代の方が年をとってきて、今さら何とかしろ、何とかしろと言うのだ。だから、これは市民の考え方も問題かなというふうに僕は思っている。
     そこを行政側がきちんと掌握して対応しなくてはいけないというふうに、今さら僕は思っているのです。今コミュニティバスは市長の所信表明で言ったように、児童生徒とか高齢者に的を絞っているということの意味合いをどう考えるかということになってくるわけですよね。だから、そこで運賃体系を変える。誰しも子供から料金を取っていいという人はいないのです。俺はこの路線を使っていないけれども、俺の税金をそこに使うのは納得できないというふうに言う人は、俺は聞いたことないよ。それは損得勘定ではなくて、佐倉市の市民が佐倉市を背負っていっているというような、意識の高揚を促すような働きかけというのが、行政側もその宣伝の必要があると思っているのです。  そんなことで、先ほどの答弁を聞いていて、そういう懸案事項はこれから前向きに考えていくというふうに答弁があったから、それでよしとして考えているのだけれども、年寄りと子供が利用の人数に影響してくるのです。できれば割引で定期を発行すれば、通勤の皆様、通学の皆様が助かると思う。だから、料金の高い安いということも含めて、利用しやすい料金設定は利用の人数をふやすもとだと思う。200円の運賃を100円にして倍乗れば同じでしょう。僕のうちの前もバスが通るのだけれども、その様子を見てうちの女房がバスに10人乗っていたというふうに騒いでいるのだ。自分のバスではないのに。  だから、地域の方々としては利用されているとうれしい限りだけれども。時間はかかると思うのですが、市民のバスも市民だというふうな位置づけでやってくれればいいなというふうに思っています。だからみんなが利用しやすいということを考えてやってほしいなというふうに要望しておきます。  それからこの前ルート的なものも質問したけれども、あと時間的なことについても、せめて1時間に1本という声もあるだろうし、そういうこともアンケートをとって、みんなが利用しやすい条件をどうするかということを真剣に考えてほしいというふうに思っております。  では、次に移ります。予算書の289ページ、公園施設維持管理事業が出ていますけれども、今危惧しているのが、公園の管理委託で、私は長割西公園のそばにいるのですが、あそこは子供たちがボールを蹴ったり、投げているので時々道路に出るのです。もう危ないなというふうに思っている。さらに1カ所は、公園緑地課にお話をして、ボールどめをしてもらいました。やってもらってよかったのですけれども、方々にそういう危険な公園があるのだと思っているのですけれども、どのように分析していますか。 ○委員長(爲田浩) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(川島千秋) 公園緑地課長の川島でございます。  現状は分析しておりませんが、先般もたしか宮ノ台地区で、これは公園ではありませんけれども、お子様が亡くなるという事故がありましたので、私としても今後そういったことについても検討していかなければいけないなという認識は持ってございます。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) 認識を持って、今一歩ということですね。お願いします。時々、市長との懇談会が、自治会長を集めてあるのです。うちの息子もある地区の自治会長をやっていて、休暇をとって参加しているのだけれども、余り役に立っていないというふうに思っているのです。  しからば、自治会等の連絡協議会にそういう通達を出して、どういう状況かというふうに聞いてもらってもいいかもしれないです。細かくわからないかもしれない。それは、早急に調べて対応していかないと。宮ノ台の人身事故の子供さんは、井野小学校だったのですね。俺も聞いてショックだったのだけれども、あれは空き地から飛び出したということだけれども、ただ佐倉市の施設の中でそういうことが起こってきては困ると思っている。だから、がんじがらめにしようとはいかないけれども、しかしある程度カバーするものがあってもいいのではないかと思って、早急に点検をして、自治会の会長と相談してやってほしいと思っています。これは要望します。よろしくお願いします。  それから、予算書の285ページ、景観推進事業の項目あるのですが、この進捗状況をお知らせください。 ○委員長(爲田浩) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(小野寺正朋) 都市計画課長、小野寺です。  景観推進事業の進捗状況というご質問です。現在この景観計画、景観条例に基づきまして、景観アドバイザーというものを設置して、今市内で一定規模以上の建物等の行為に対して届け出というものを行っておりまして、その中で色彩の、主には色の使い方ですか、そういったところについてアドバイザーやこちらの基準に合っているかどうかのチェックを行っています。それからあと、新町地区になりますけれども、ローソンの看板の色が変わったりというのは、職員から働きかけをして事業者にご協力をいただくようにしております。  以上でございます。 ○委員長(爲田浩) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) できれば、地区ごとの色があったほうがわかりやすい。この地区はこうだと。相手があるから、簡単にはいかないので、試験的にやって、宣伝して、どうかというふうに知らせることも大切なことだと思うのです。それがなかなか進まないので、僕は歯がゆい思いをしているのですが、よそへ視察にいくと、きれいな地区があるのです。特に佐倉は城下町というふうに言われているのですが、侍の住宅がほとんどないから、どうかと思ってはいるのですけれども、極力そういうのをもっと保存して、景観と合ったまちづくりを急いでほしいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長(爲田浩) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(小野寺正朋) 都市計画課、小野寺です。  先ほど説明が漏れていたのですけれども、申しわけございません。このほかにも新町地区の住民の方々、関係者の方々で構成された新町地区の景観協議会などともお話し合いをして、統一感のある色使いとか、そんなのはどんなものかという話を現在しております。そのほかにも、図書館が一番代表的ですけれども、公共施設、景観計画ができ上がった後から、公共施設についてはこの景観アドバイザー等のアドバイスを受けながら周辺の景観、それから地域の景観にマッチしたようなものというのはどういうものかというのを、今回は市役所ですけれども、図書館についてはどういったふうにしたらいいかということの話をしながら、意見を聞きながら進めているところでございます。  以上でございます。 ◆委員(冨塚忠雄) では、よろしくお願いします。  次いいですか。 ○委員長(爲田浩) 冨塚委員、どうぞ ◆委員(冨塚忠雄) 予算書の276ページに危険ブロックの助成事業があったのです。これはかなり前から継続していたのですよね。 ○委員長(爲田浩) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) 建築指導課、立石です。  このブロックの助成事業につきましては、前からあった事業でございます。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) この前の東日本大震災や、大阪北部地震による高槻市の小学校ブロック塀が倒壊したという被災状況から、市民意識が変わってきたのかなというふうに思っているけれども、現在の状況はどうですか。 ○委員長(爲田浩) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) 建築指導課、立石です。  地震以降は、教育委員会と連携して、通学路につきまして情報提供をいただき、建築指導課の職員が現場を見に行くというものと、あと市民の方から直接連絡をいただき、現場を確認するという調査を行っています。200件程度の調査依頼に対して調査を行っておりまして、実際危険なところについては危険であるということをお伝えして、補助制度がありますと周知をして改善を促しているところでございます。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) 私も気がついたところに行って、こういう制度があるから、ブロック塀を緑地化して、危険がない塀にしたほうがいいのではないかと言っていたのだけれども、なかなか進まないのです。だから、ここに補助金60万円で何人ができるかと疑問に思うのですけれども、これはどうですか。 ○委員長(爲田浩) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) 建築指導課、立石です。  60万円につきましては、経常予算、今までの通例の予算に組み込まれております。新年度以降につきましては、先ほど言った調査等を実施していく中で、件数が通常よりも多い、危険なブロックが多い状況であるという認識はしているところではありますけれども、実際予算を要望する段階では、調査結果はまだ積み上がっておりませんでしたので、今の段階ではそれを踏まえた件数にはなっていません。今後予算不足も想定されますので、それにつきましては相談件数等を勘案しまして、財政部局と相談して、ある程度の形を考えていきたいというふうに考えております。 ○委員長(爲田浩) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) とりあえず予算枠を確保したという。 ○委員長(爲田浩) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) 説明不足でございました。先ほど委員からもありましたけれども、なかなか実績が上がっていないというところもございまして、それは何かと考えますと、ブロックを壊しただけではなくて、防犯上の関係で、フェンスを設置することもあろうかと思いますので、そういうところでお金がかかるのでなかなか踏み込めないところもあります。ある程度こちらについては認識しておりますので、制度を拡充しまして、今までは生け垣設置は別にして、ブロックの撤去のみに対して、10万円を上限という形にしておりましたけれども、少しでも使いやすいように、制度見直しを図り、フェンスの設置についても補助の対象にしていきたいと、プラス10万円、合計20万円でやっていきたいというふうに考えております。 ○委員長(爲田浩) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) 佐倉市は、どちらかといえば宣伝が下手なのです。市民にお知らせをしてわかりやすくしていけば、そういう制度があるかというふうに、使っていただけると思うのですけれども、そういう宣伝はどうしているのですか。 ○委員長(爲田浩) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) 建築指導課、立石です。  広報的なものにつきましては、「こうほう佐倉」で耐震も含めて、ブロック塀等についての補助制度について広報させていただいております。あとホームページ等と、各耐震相談会で、職員が直接的な説明をして広報を行っているところでございます。あと全戸回覧等、引き続き補助制度についての説明をしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) では、最後の質問ですけれども、空き家のことなのですけれども、現在の状況というのは、空き家の件数があって、相談件数も何件かあって動きがあると思いますが、そこをまずお知らせください。 ○委員長(爲田浩) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 住宅課長の齋藤でございます。  空き家の件数ですけれども、市内の空き家の件数といたしましては、平成25年の数字になってしまうのですが、おおむね2,100戸ということで捉えております。住宅、空き家の相談件数ですけれども、例えば近隣から隣の空き家の草がいっぱい生えていて困ったというような相談の件数につきましては、年々ふえてきている状況ではございます。ですので、現在年間130件ですとか、そのぐらいの相談件数がございます。そちらにつきましては、現場を確認した上で、除去等が必要だと判断した場合には所有者等を調べて、除去を要請する通知を行うという措置を行っているところでございます。 ○委員長(爲田浩) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) うちも息子が家を買いたいということで相談に行ったのですが、時間がかかるのです。だから、もうしびれを切らせて、もういいと。勤め人は、しょっちゅう休みが取れないのです。だから、短期間のうちに相談がまとまらないとだめなのです。それで諦めて別な物件にしたのだけれども、相手もあることだから急いでというわけにはいかなくても、それでもやはり頑張ってやってほしいなと思っております。  ところで、空き家を市で買い上げるか、借り上げるかすることで、子供会や自治会に使ってもらうというような対応についてはどういうふうに検討していますか。 ○委員長(爲田浩) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 空き家につきましては、やはり地域の役に立つ地域貢献活動等に空き家を活用する場合につきましては、例えば活用するために空き家を改修したいといったものに対して、補助ができないかというようなことを現在検討しているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(爲田浩) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) これに関連して、今子供たちは塾や何かで忙しいので、グループで遊ぶというのはほとんどないのです。これは、将来的に困る。地域のコミュニケーションがとれなくなるということで、子供たちが地域でグループつくって集まって遊ぶとか話し合いするとかというのは、これは将来にとって大切なことなのだ。コミュニケーション。だから、そういう場所は設けてあげる必要が俺はあるというふうに思っているのです。だから、頭のいい子供たちがいっぱいいても、困ることはないのだけれども、リーダーシップがないのです。だから、昔の餓鬼大将はいいのです。やはり何かあった場合、率先して引っ張っていくということが実践できるので、そういうことも含めて、集まる場所を早急に設定してほしいなというふうに要望して終わります。 ○委員長(爲田浩) ほかに質疑。  押尾委員。 ◆委員(押尾豊幸) 1点だけ。先ほど質問がありましたけれども、西部自然公園について、平成31年度は土地購入がない、今折衝中という話で、これがもし決まれば補正か何かで一般財源から土地購入費ということで計上するのですか。 ○委員長(爲田浩) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(川島千秋) 公園緑地課長の川島でございます。平成30年度の予算の中に土地購入費がございますので、少ししかありませんけれども、購入をしていく予定でございます。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 押尾委員。 ◆委員(押尾豊幸) 平成30年度に決まればそういうことなのだろうけれども、交渉が決裂すれば次年度と同じ形になるのでしょう。これは今年度も、平成31年度もそうなのだけれども、緑のまちづくり基金というのが利息だけ計上しているわけです。資料を見ると、使用目的はないのだ。ないというか書いていない。何に使うか決めていないということなのだろうけれども、積み立てが今3億円近くあるのです。だから、平成31年度の中で言えば利息だけ58万円が一応計上されていますけれども、逆に言えば、例えば3億円あるうち1億円取り崩して西部自然公園をもうちょっと、地区を決めて、全体は全部買えないかもしれないですけれども、一番買いやすいところを1つまとめるとか、何か見直しをきちっとやっていかないと、いつまでたっても、こんなのまとまるわけないよね。  基金の使用目的というのは、どこでどういうふうに決めるのかわかりませんけれども、現状で使用目的もないものをただ3億円積んでおいても、何も生かされないと思うのです。これは市長判断ということになってしまうのかもしれないけれども、その辺も検討したほうがいいのではないのですか。もともとの緑のまちづくりの積み立ての目的というのはよくわからないけれども、ただ、資料に書いていないということは大してないということなのだろうから、何か目的をつくって、こういうものに使えるようにする、もし規約があるのだったら変えるとか、何か利用価値を考えたほうがいいのではないですか。これは要望です。 ○委員長(爲田浩) 答弁ございますでしょうか。  公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(川島千秋) 公園緑地課長の川島でございます。  緑のまちづくり基金の活用目的について、市としてももうちょっと積極的な活用を図るべきではないかというご意見だと思います。この緑のまちづくり基金は条例に定めがございまして、この第6条の中で用地の取得や、それから公園緑地の整備、管理費用に充てることとされておりますので、そういった活用について、先ほど委員からお話のありました西部自然公園の用地取得について、こういった基金を活用したらどうかといったことについてもご提言ということで承っておきたいと思います。  以上です。 ○委員長(爲田浩) ほかに質疑。  森野委員。 ◆委員(森野正) 随分過ぎてしまったのですけれども、簡単に質問します。  コミュニティバスの運行事業の予算なのですけれども、てっきり新しいルート、飯重・羽鳥ルートの試験運行を平成31年度にやるとばかり思い込んでいたのですけれども、これは入っていないのですけれども、どういう予定になっているのですか。 ○委員長(爲田浩) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(小野寺正朋) 都市計画課、小野寺です。  飯重・羽鳥ルートにつきましては、来年度の平成31年度から、来月4月から運行の検討を始めることと、計画書ではそのようにしてあるのですけれども、そこでルート、それから車両を走らせる本数とか、そういったものの調査を行って決めてからの予算計上というふうにこちらは考えておりますので、この平成31年度にはまだ計上しておりません。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 森野委員。 ◆委員(森野正) そうすると、平成31年度内の補正に入る予定をしているのですか、それとも平成32年度になる予定にしているのか、どちらですか。 ○委員長(爲田浩) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(小野寺正朋) 現在のところ、今の業務の進みぐあいからいくと、平成31年度に導入というのはちょっと難しいかなと考えております。  以上でございます。 ○委員長(爲田浩) 森野委員。 ◆委員(森野正) 私は平成31年度というイメージを完全に持っていました。3ルート先に優先して、本格運行したらすぐ着手するというような、たしかそういうような表現で聞いていたと思うのですけれども、ということは、そのルートは別に優先ではないという市長の判断があるというふうに考えていいわけですね。平成31年度、市長は政策的にこれをやらないと、そう捉えるしかないのですけれども、そういうふうに捉えていいのですか。 ○委員長(爲田浩) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(小野寺正朋) 優先度というような観点ではなくて、私どもの事務を進めていく上で、どうしてもそういう期間が必要というふうなことと理解していただきたいと思います。  以上でございます。 ○委員長(爲田浩) 森野委員。 ◆委員(森野正) 現行の3ルートのときに既に計画に上がっているのだから。これから上げますというのなら話はわかる。上がっていたのに、何で平成31年度にそれができないか、これからやりますなんて。それは、市長にやる気がないとしか考えられないではないか。ここまで言おうと思わなかったけれども。大きく選挙に影響します、本当に。周りのみんなが思っているのだから、あの辺の人たち。本格運行したら、あそこもやるのだとみんなが言われるのだから。そういうふうに皆さんの声が、そういうふうに市民にはそう聞こえていたのです。だから、それは大きな課題として、課題も何もない、ここで結論を出すしかないのだ。言っておいてください、それだけ言っておきます。 ○委員長(爲田浩) 何かありますか。
     都市計画課長。 ◎都市計画課長(小野寺正朋) 都市計画課、小野寺です。  申しわけございません。森野委員のご意見、十分突き刺さりました。私ども一生懸命今事務を職員で頑張っております。ただ、どうしても私どもの力が足りず今そういった時間がかかってしまっていますが、頑張ります。  以上です。 ○委員長(爲田浩) ほかに。  藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 済みません、城址公園の地域猫でお願いがあるのですけれども、猫を捨てる人がいるからそういうふうになってしまうところも無論あるわけですけれども、あと餌をやる人とその餌を掃除する人にあつれきが生じて事故が起こることがないように、十分配慮をお願いしたいと思います。餌をやる人は、その間ちょっと見ていていただいて、もし散らかっているようなものあったら片づけていただくようになれば、それはそれほど妨げるものではないとは思いますので、その辺あつれきがないようにぜひご配慮をお願いしたいと思います。  以上です。 ○委員長(爲田浩) よろしいですか。  萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) お願いします。  危険ブロックなのですが、これは教育委員会と協議して、さっき200件とお話がありましたけれども、エアコン設置の予算と同時に、国が補正予算でこのブロック塀についても予算化して、補助率はエアコンよりもかなり高いくらいのブロック塀撤去の予算が出たはずなのですが、これは生かさなかったのでしょうか。 ○委員長(爲田浩) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) 建築指導課、立石です。  委員がおっしゃっているその補助金というのは、学校施設のブロック塀での改善という形で捉えています。  以上です。 ◆委員(萩原陽子) 通学路は対象ではないのですか。 ○委員長(爲田浩) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) 建築指導課、立石です。  私どもの認識としては、あくまでも学校施設、要は敷地というふうに捉えております。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) それはもう遅いのかもしれませんけれども、たしか通学路対象だったと思うのです。 ◎建築指導課長(立石健雄) 文部科学省の予算で措置されているので、学校施設のみです。済みません。 ◆委員(萩原陽子) 施設内ですか。 ◎建築指導課長(立石健雄) ええ、そうです。 ◆委員(萩原陽子) 通学路なし。 ◎建築指導課長(立石健雄) なしです。 ◆委員(萩原陽子) 通学路が危ないということもあったと思うのですが、今回はついていないのですか。 ◎建築指導課長(立石健雄) ついていないです。 ◆委員(萩原陽子) 改善はされるということでしたけれども、60万円はずっと変わらずで、昨年実績が13万円ということで、フェンスの設置にも今度はプラス10万円ということですから、3件分しか予算がないということになりますので、ここは補正予算で対応するというふうに考えてよろしいですか。 ○委員長(爲田浩) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) 建築指導課、立石です。  私どもとしましては、件数から考えれば予算の不足というのは発生すると想定していますので、それにつきましては財政部局との協議になります。不足分については、新たな予算措置で対応していきたいというふうに考えております。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) では、先ほどの宮小路の市営住宅の確認なのですが、取り壊してから13年以上経過したと。公営住宅でしたから、その土地は都市部の所管だったのですね。これは一旦FMに戻してまた公用地としてきたのか、その経過はどうなっているのでしょう。ずっと都市部が13年以上持っていたということですか。 ○委員長(爲田浩) おわかりになれば。  住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 住宅課長、齋藤です。  FMには行かずに、住宅課から直接公園緑地課への移管という形をとっております。  以上でございます。 ◆委員(萩原陽子) 住宅課から公園緑地課に移管したのはいつですか。 ○委員長(爲田浩) 公園緑地課、和田さん。 ◎公園緑地課副主幹(和田裕之) 公園緑地課の和田と申します。  この土地は平成28年度に国から公園用地として買って、買うまでの間は住宅課で草刈りとかいろいろ管理をしていました。買った後に公園用地として維持管理の移管をしております。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) それは、県営の土地を買ったときですよね、平成28年度というのは。市営住宅のほうは、そうすると10年以上住宅課が持っていたと。その用途とかは、その間はどういうふうに考えていたのでしょうか。 ○委員長(爲田浩) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 事実として、平成28年度に移管するまで住宅課で持っていたという実態でございます。ですので、所管がえをしていない状況でしたので、取り壊したのは平成17年度ではあるのですけれども、それ以降についても空き地という状態で、草刈り等の管理はもちろん管理部門ですので、こちらで行ってはおりましたが、そのまま持っていたというのが実態でございます。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 最後にですが、かなり広大な土地ですけれども、10年以上、何の利用検討もされないままで草刈りだけを続けていたということですか。 ○委員長(爲田浩) 公園緑地課、和田さん。 ◎公園緑地課副主幹(和田裕之) 公園緑地課の和田です。  当時国から、県営住宅跡地があったのですけれども、その土地を売り出ししてしまうというのが市に相談がありまして、その後平成25年度に宮小路市営住宅地等整備構想という案ができまして、それにより平成25年度に市民意見公募、パブリックコメントをやりまして、平成25年の10月にその構想を決定しております。そのときに、芝生広場として公園で整備するということになっております。  以上でございます。 ○委員長(爲田浩) よろしいですか。 ◆委員(萩原陽子) では、平成25年度には芝生広場構想が出されたということですか。 ○委員長(爲田浩) 公園緑地課、和田さん。 ◎公園緑地課副主幹(和田裕之) 公園緑地課の和田です。  そういうことになります。そして、文化課とはあそこが城郭の位置ということで、文化的にとても大事な場所ということからいろいろ協議をしておりまして、工事する際には掘削を10センチ未満、盛り土にしては1メートル未満という規制の中で整備をしていくという方針になりました。  以上でございます。 ◆委員(萩原陽子) 最後に、その公園計画は今どういう進捗状況か伺います。 ○委員長(爲田浩) 公園緑地課、和田さん。 ◎公園緑地課副主幹(和田裕之) 公園緑地課の和田です。  来年度なのですけれども、6月補正の予算で整備の予算を要求して、審議していただきたいと思います。  以上でございます。 ○委員長(爲田浩) よろしいですか。  ほかに質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(爲田浩) 議案に対する質疑を打ち切ります。  執行部の皆さん、お疲れさまでございました。  この際、暫時休憩をいたします。           午後2時44分休憩   ───────────────────────────────────────           午後2時54分再開 ○委員長(爲田浩) 休憩前に引き続き会議を開きます。  続きまして、都市部所の当初予算以外の議案について執行部の説明を求めます。  都市部長。 ◎都市部長(窪田勝夫) 都市部長の窪田でございます。  引き続きご審議いただく案件につきましては、議案第10号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算、議案第22号 佐倉市都市公園条例の一部を改正する条例の制定、議案第23号 佐倉市歴史的建築物の保存及び活用に関する条例の制定でございます。  詳細につきましては、都市計画課長より説明をさせていただきますので、ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(爲田浩) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(小野寺正朋) 都市計画課の小野寺です。  初めに、議案第10号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算を説明いたします。  補正予算書の63ページをお願いいたします。2款総務費、1項総務管理費、11目交通安全対策費、6の地域公共交通対策事業の325万5,000円の減額補正につきましては、コミュニティバス運行業務委託とバス停購入の執行残を減額するものです。  続きまして、補正予算書の94ページをお願いいたします。7款土木費、1項土木管理費、2目建築管理費、5の既存建築物耐震改修等支援事業の657万4,000円につきましては、申請受け付けが終了した耐震関連補助事業の執行残を減額するものです。  続きまして、補正予算書の99ページをお願いいたします。7款土木費、3項都市計画費、6目公園費、4の岩名運動公園拡張整備事業の施設改修工事5,000万円の減額補正につきましては、陸上競技場の夜間照明設置工事費と、幼児プールの防水シート設置工事費が確定したことから執行残を減額するものです。  次に、その下の7目緑化事業費、1の緑と花づくり事業の積立金657万7,000円の増額補正につきましては、基金の利子分及びふるさとまちづくり応援寄附金を緑のまちづくり基金に積み立てるものです。  続きまして、補正予算書の100ページをお願いいたします。7款土木費、4項住宅費、1目住宅費、3の住生活基本計画推進事業の定住化促進支援事業補助金の730万4,000円の増額補正につきましては、佐倉市近居・同居住替支援事業補助金の制度拡充を11月に行ったことから申請件数が当初の予算額を超えたため、不足分を増額するものです。議案第10号に関する説明は以上です。  続きまして、議案第22号 佐倉市都市公園条例の一部を改正する条例の制定についてを説明します。配付資料の佐倉市都市公園条例の改正についてをあわせてごらんください。  今回の条例改正は、岩名運動公園陸上競技場の夜間照明設備の平成31年4月1日供用開始に合わせて、陸上競技場の利用時間の延長と夜間利用の割増料金を定めようとするものです。概要は、陸上競技場の利用時間は季節にかかわらず1年を通して午後9時まで利用できるようにし、夜間利用の割増料金の設定は春夏期間と秋冬期間の2種類とし、割増金額は平成29年4月に策定された佐倉市使用料・手数料の見直しに関する基本方針に基づき算出しております。  条例施行日は、平成31年4月1日を予定しております。  続きまして、議案第23号 佐倉市歴史的建築物の保存及び活用に関する条例の制定についてを説明します。配付資料の佐倉市歴史的建築物の保存及び活用に関する条例の制定についてもあわせてごらんください。  この条例は、国の歴史的建築物の活用に向けた条例整備ガイドラインを踏まえ、歴史的建築物の保存、活用に当たり、その外観や形態等を残したまま改修ができるようにする手続条例です。現在歴史的、文化的価値がある建築物であっても、用途変更や増改築などをする場合は、建築基準法の基準に適合させるため、その外観や形態を変更、解体せざるを得ない状況があります。このため、建築基準法の適用を受けずに代替措置等をとることで、外観や形態を残したまま歴史的、文化的価値のある建築物の活用等が可能となる手続に関する条例を定めようとするものです。  条例施行日は、平成31年4月1日を予定しております。  説明は以上です。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(爲田浩) これより質疑を行います。  質疑のある方は、挙手にてお願いをいたします。  萩原委員。
    ◆委員(萩原陽子) では、議案第22号ですが、この夜間用の照明設備を整備した理由について伺います。 ○委員長(爲田浩) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(川島千秋) 公園緑地課長の川島でございます。  夜間照明を整備した理由でございますが、市民の方から、特に夏の期間中、日中についてはかなり暑いということで、仕事が終わってから、あるいは学校が終わってから夜に使えたらといったご意見もいただいてございます。それから、私としても周辺の自治体の状況等もいろいろ調査する中で、そういった設備も佐倉市にあっていいのではないかということで予算要求をして、整備をさせていただいたというところでございます。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 今回条例改正で得られる収入見込みはどのぐらいですか。 ○委員長(爲田浩) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(川島千秋) 公園緑地課長の川島でございます。  年間約130万円を見込んでおります。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 以上で結構です。 ○委員長(爲田浩) ほかに質疑のある方は。  冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) 改正後の1人1回当たり150円という根拠を教えてください。 ○委員長(爲田浩) 1回当たり150円というその根拠ということで。  公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(川島千秋) お手元に配付してございます資料にも掲載をしてございます。ちょうど佐倉市都市公園条例の改正についてという表形式のその次に、一応積算根拠ということでお示しをさせていただいております。日中の利用については、この4月から150円になります。他市の状況をいろいろ調査した中で、印旛郡市の中で、夜間利用はしていませんけれども、料金の上限が白井市が300円と、県外で個人利用を夜間行っているところで、中間の市町村も、市川市の310円というところがございます。そうしますと、やはり他市の状況との均衡を踏まえると、300円、あるいは310円が上限なのかなということで、日中については150円になりますので、夜間についてはそれに150円を足して300円という考え方で今回提案させていただいたというところでございます。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) この1人当たりというのは意味がわからないのだけれども。1人当たりというのはグループで使えば、10人来れば1,500円ということなの。 ○委員長(爲田浩) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(川島千秋) 公園緑地課長の川島でございます。  1人150円ということですので、グループで何人来ても、その頭数で料金はいただくという考え方でございます。あくまで個人の方が1人で夜間に利用するに当たっては150円という考え方でございます。それとあわせて、施設を利用するために150円をいただくことになります。もともと割増料金とは別に施設の利用料金を150円いただきますので、それと合わせて300円という考え方でございます。 ○委員長(爲田浩) よろしいですか。  冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) 夜間利用しなくてはいけないような状況の人が使っていると考えると、夜間しか使えない人は気の毒だなと思うのです。日中は使えないのだから。普通は、日曜日や土曜日か祭日以外は日中使えないでしょう。だから、そういう使い勝手の差があるのかなというふうに思っているのだけれども、その辺は加味してあるのですか。 ○委員長(爲田浩) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(川島千秋) 公園緑地課長の川島でございます。  やはり夜間照明ということで、夜間に利用する場合に当たっては、一定の料金をご負担していただくと。利用者負担の観点から一定のご負担はお願いしたいという考えで、夜間については割増料金150円ということで設定をさせていただいております。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) 印西市が100円だよね。印西市は1回100円、成田市も100円でしょう。何で150円なのかな、佐倉市は。 ○委員長(爲田浩) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(川島千秋) 通常の施設利用料が、現在は100円ですけれども、平成29年の8月議会においてご承認いただいて、周知期間を置いて、この平成31年4月1日から150円に上がります。それと、夜間に使う場合については、夜間の割増料金を別途いただきたいということで、合わせて300円という考え方でございます。 ○委員長(爲田浩) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) 考え方はそうだけれども、だから成田市とか印西市の利用料と違う理由は何ですか。50円高い理由は。 ○委員長(爲田浩) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(川島千秋) 例えば印西市は夜間の使用は認めていないのです。昼間だけで100円という形なのです。夜間はやっていないのです。利用が夕方5時までということです。 ○委員長(爲田浩) 都市部長。 ◎都市部長(窪田勝夫) 都市部長の窪田と申します。  補足させていただきます。佐倉市都市公園条例の改正についてという資料の1枚目をごらんいただきますと、夜間割増料金の欄の下のところの米印の部分で、夜間の割増料金については、平成29年4月に策定されました佐倉市使用料・手数料の見直しに関する基本方針に基づいて全庁的に行っている使用料、手数料の見直しの方向性に沿った形で夜間の割増料金についても算定したと。これとは別に基本的な使用料というか、そういうものも別途この基本方針に基づいて算出し、夜間に使う場合はあわせて料金をいただいているという考え方でございます。 ○委員長(爲田浩) よろしいですか。  ほかに質疑ございますか。  藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 済みません。運動場に関しては、子供さんは幾らになるのですか。 ○委員長(爲田浩) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(川島千秋) 今回提案している夜間割増料金の関係のことでよろしいでしょうか。 ◆委員(藤崎良次) 全体的に子供はどうなるか。 ◎公園緑地課長(川島千秋) 特に夜間割増料金については、大人と子供の区別はございません。一律150円という形で提案をさせていただいております。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 夜間割増以外の本来の使用は150円ですけれども、子供さんの場合はどうなるのですか。 ○委員長(爲田浩) 生涯スポーツ課の猪股さん。 ◎生涯スポーツ課主査補(猪股夏樹) 生涯スポーツ課の猪股でございます。  昼間の一般的な使用料についても大人子供かかわらず1回150円となっております。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) プールは、子供の料金があって安くなっていると思います。それで、一方プールには古いロッカーがあって、それが50円もかかって、夏休みに毎日行くと、ロッカー代だけでもかなりの額になってしまうということで、非常に残念な料金体系になっていると思います。それで、子供個人で行って、あのいいトラックで思いっきり走ったりするのは非常にいいと思いますので、少し安くしてくれるといいと思いますけれども、その辺の検討はどうだったのでしょうか。 ○委員長(爲田浩) 生涯スポーツ課、猪股さん。 ◎生涯スポーツ課主査補(猪股夏樹) 生涯スポーツ課の猪股でございます。  小学生と子供の料金の割引ということなのですけれども、現状の昼間個人が150円、こちらと合わせまして、夜間についても子供大人同一料金ということで設定させていただきました。昼間と同様という考え方ですので、特別割引という対応はしておりません。  補足になりますけれども、団体利用の場合ですと、昼間は小学生、子供は一般よりは割安になっております。 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) プールは、子供料金は安かったと思うのですが、陸上とプールで差がついている理由は、済みません。どうなのでしょうか。 ○委員長(爲田浩) 市街化整備課、高科課長。お願いいたします。 ◎市街地整備課長(高科英明) 一般的に陸上というのは、一人、個人個人で来る人は余りいないのです、小学校、中学校、高校は。だから、団体で、学校単位で借りてこられる方が多いので、そういう設定にしています。プールの場合は、やはり個人で来られる方が結構多いので、そういう部分で対応させていただいています。  以上でございます。 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) そういう傾向あるかもしれないですけれども、私は比較的近くに住んでいるせいもあって、以前、時々一人で行ったりして使ったりしたこともあったのですけれども、子供も何人か数人で行って思いっきり走るとか、そういう使い方が非常にいいのではないかと思うのです。また、例えばボランティアで掃除をやったら、プールの無料券を上げるとか、陸上競技場の無料券を上げるとか、そういうふうな形にして競技場をよく活用してもらえるような、そういう使い方がよいと前から思っていたのですが、今こうだからではなくて、将来的にもっと、例えば自分で走るのが非常に好きで、少人数で行ったりする人も出てくるし、そういうのをもっとふやしていくのもよいと思っていて質問しているわけです。 ◎市街地整備課長(高科英明) その料金につきましては、今後生涯スポーツ課と、あと公園緑地課で考えてくださいというふうにお願いしておきます。 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員、その件については要望をお伝えしたということで。 ◆委員(藤崎良次) そうですね。ぜひ安くするように、子供料金をつくるようにしてほしいと思います。  それと、あとはもう一つ、歴史的建築物の保存及び活用に関する条例、これは新規に制定するわけで、下にも書いてありますけれども、神戸市、京都市、横浜市、川越市などでもつくられているというということで、この赤枠で囲んだところは今回条例を制定し、措置しますということなのですが、例えば佐倉市ではどの建物がこれに該当することになりますか。 ○委員長(爲田浩) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) 建築指導課、立石です。  対象施設につきましては、登録有形文化財というものと、景観重要建造物という形になっておりまして、国の登録有形文化財につきましては、佐倉高等学校記念館、あと旧武井家住宅、旧平井家住宅、この3つになります。市の登録有形文化財でいいますと6施設ありまして、三谷家住宅、山口家住宅、石渡家住宅、藤嵜家住宅、蕨家住宅の長屋門、あと齋藤家住宅というところになってくるかと思います。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) では、これによってかなり歴史的建造物がそのまま、もしくは良好な状態で保存できると、そういうようなことですか。 ○委員長(爲田浩) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) 建築指導課、立石です。  この条例は、建築基準法があるがゆえに歴史的、文化的価値がある部分を残しつつ、増改築であったり、改築ができないということが現実にあるのです。建築基準法につきましては、増改築するに当たりましては、現行の基準に合わせなければいけないという規定が基本的にございますので、それがあるがゆえに結果的に改修がうまくできない、もしくは改修を諦めてしまって解体してしまうということがございますので、こういう条例をつくることによって、そういう道筋も残すという形になりまして、ただ先ほど説明の中にもありましたけれども、建築基準法はそもそも最低基準を定めているものですから、適用除外になるからといって何でもいいということではなくて、耐震性であったり、防火避難規定であったり、もともと求められている基準の代替措置を求める中で、最終的に建築審査会の同意を得て認めていくという形になります。  以上でございます。 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) では、そういう方法をとっても、実態的には強度は十分担保されるというふうに思いますので、了解しました。ありがとうございました。 ○委員長(爲田浩) ほかに。  萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 先ほど収入見込みが年間130万円ということでした。佐倉市まち・ひと・しごと創生総合戦略では、たしか佐倉で才能が開花するというフレーズが今あると思うのです。例えば陸上競技場に子供たちが夜間練習、親と一緒に行くかもしれませんけれども、そういうことなどを勘案して、この130万円の年間収入見込みと佐倉で才能が開花する市民利用、こういうことを考えても、これは料金を設定する必要はあると判断したわけですか。夜間料金の設定について。どうしても必要と判断したのでしょうか。 ○委員長(爲田浩) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(川島千秋) 公園緑地課長の川島でございます。  今回夜間照明の設置をして、日中利用できない、夜間涼しい時間帯に利用したい、そういったニーズ等も含めて、照明設備について議会でご質問をいただいて設置をいたしましたので、受益者負担の観点から一定の料金はご負担をいただきたいと、基本的な考え方はそういうことでございます。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 料金改定について、ここに先ほど説明があった佐倉市使用料・手数料の見直しに関する基本方針、これが前面に出てきて、ここも公民館もそうですし、いろいろなところに適用されていますけれども、これと佐倉市を住みやすい、市民が定住したいと思うまちづくりとが一致するのかどうかをぜひ検討していただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 要望でよろしいですか。  ほかに質疑はございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○委員長(爲田浩) なければ、議案に対する質疑を打ち切ります。  続きまして、審議会等の開催状況に関する報告を行います。  当常任委員会で報告対象として選定した審議会等のうち11月定例会招集日から2月定例会招集日前日までに開催された審議会等の開催状況の報告をお願いいたします。  なお、議会運営委員会の申し合わせ事項により、委員の質問は報告内容の確認程度にとどめることとなっておりますので、ご了承願います。  都市計画課長。 ◎都市計画課長(小野寺正朋) 都市計画課の小野寺です。  配付資料の開催状況一覧表をごらんください。本日報告をいたします審議会等は、佐倉市地域公共交通会議、佐倉市景観審議会及び佐倉市営住宅管理運営委員会の3件です。  初めに、佐倉市地域公共交通会議の報告をします。配付資料の第24回佐倉市地域公共交通会議概要をごらんください。会議は、31年1月4日初年開催されました。本件は、コミュニティバス南部地域ルートの1月16日本格運行開始の事務手続過程において、平成30年7月3日開催の交通会議承認事項を記載した証明書の表現修正が必要となりました。本格運行開始の期日が迫っていたことから書面開催とし、委員全員から証明書の表現修正について承認を得たものです。  次に、佐倉市景観審議会の報告をいたします。配付資料の平成30年度第2回佐倉市景観審議会議事録をごらんください。会議は31年1月18日に8名の委員が出席して開催されました。会議では佐倉の景観まちづくり賞の表彰制度の運用方法や受賞した物件の周知策のほか、景観形成活動の普及啓発などについて議論されました。会議の内容については配付した議事録をごらんください。  都市計画課からの報告は以上です。 ○委員長(爲田浩) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 住宅課長の齋藤でございます。引き続き佐倉市営住宅管理運営員会の概要をご報告いたします。  今回の委員会では1月の15日から31日までに募集をいたしました市営住宅申し込みに係る入居者選考について審議をしております。お配りした資料、議事録(概要版)の中段、事務局説明の欄をごらんいただきたいと思います。今回募集した住宅は5戸でございます。大蛇住宅が2戸、こちらの一般世帯向けの3DKでございます。それから、藤沢住宅が2戸、こちら一般世帯向けの3DKと老人世帯向けの3DKでございます。それから、堀の内住宅が1戸、こちらは多子世帯向けの4DKでございます。  応募状況につきましては、3DKの4戸に対しましては応募が5名でございました。それから4DKの1戸に対しましては応募が1名でございました。資料、次の選考審査につきましては応募者の住宅に困窮する実情などを調査いたしまして、住宅に困窮する度合いの高い者から決定をしております。また、順位の定めがたいものにつきましては公開抽せんとしております。なお、個人情報保護の観点から会議そのものが非公開とされておりますことから、審査の詳細につきましても同様に割愛をさせていただきます。  資料の一番下、諮問及び答申事項をごらんいただきたいと思います。審議の結果、3DKにつきましては応募者5名の困窮順位が定めがたがったことから、5名により公開抽せんをするものと決定いたしました。4DKにつきましては1戸に対して応募者1名でしたので、入居を決定したというところでございます。また、公開抽せんにつきましては2月28日に管理運営委員会の委員2名の立ち会いのもと実施をいたしまして、入居者の決定をしております。なお、今回決定した方につきましては、4月1日以降順次入居をする予定となっております。  報告は以上になります。 ○委員長(爲田浩) ありがとうございます。  ただいまの報告につきまして何かございますでしょうか。  森野委員。 ◆委員(森野正) 公共交通会議なのですけれども、年に何回ぐらい開かれて、どのぐらいの期間ごとにやられているかだけ確認したいのです。 ○委員長(爲田浩) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(小野寺正朋) 都市計画課の小野寺です。  今年度は年に3回開催しております。公共交通会議につきましては、今後も年間3回から寝棺4回の開催はしていきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(爲田浩) よろしいですか。  都市計画課、櫻井さん。 ◎都市計画課副主幹(櫻井慎也) 今年度開催の3回は委員を招集して開催した回数が3回であることを示しており、今回書面で開催した回数は含めておりません。 ◆委員(森野正) 書面開催も含めるとどのぐらいだったのですか。 ○委員長(爲田浩) 都市計画課、櫻井さん。 ◎都市計画課副主幹(櫻井慎也) 4回です。 ○委員長(爲田浩) よろしいですか。  ほかにございますでしょうか。よろしいですか。  藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 今の書面開催というのは、持ち回りの会議のような形でやったのでしょうか。 ○委員長(爲田浩) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(小野寺正朋) 全委員に説明をして、一人一人から承認の署名をいただいたという手続を行っております。 ○委員長(爲田浩) よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(爲田浩) なければ、審議会等の開催状況に関する報告を終了します。  執行部の皆さん、お疲れさまでございました。  この際、暫時休憩いたします。           午後3時30分休憩   ───────────────────────────────────────           午後3時35分再開 ○委員長(爲田浩) 休憩前に引き続き会議を開きます。  それでは、上下水道部所の平成31年度当初予算関連議案について執行部の説明を求めます。  上下水道事業管理者。 ◎上下水道事業管理者(椎名哲) 上下水道事業管理者の椎名でございます。座って説明させていただきます。 ○委員長(爲田浩) 以降着座でお願いいたします。 ◎上下水道事業管理者(椎名哲) 本日ご審議いただきます議案第8号 平成31年度佐倉市水道事業会計予算、議案第9号 平成31年度佐倉市下水道事業会計予算、議案第24号 佐倉市水道法に基づく技術上の監督業務を行う者を置く水道の布設工事等を定める条例の一部を改正する条例の制定についてにつきまして概要をご説明いたします。  それでは、まず水道事業からご説明いたします。資料はお手元の黄色のファイル、平成31年度当初予算(案)の概要説明、追加資料、水道事業のインデックスのついたページを開いていただいて、1ページ目の平成31年度当初予算案の概要(水道事業)をごらんください。  2の概要説明、業務の予定量より説明いたします。業務の予定量といたしましては、給水件数は7万2,100件、年間総配水量は1,762万2,900立方メートル、1日平均配水量は4万8,150立方メートルといたしました。  続いて、3の主要事業についてですが、浄水場設備修繕・更新事業は上座浄水場除鉄・除マンガン装置改修工事などで5億5,853万9,000円、上水道耐震化事業は老朽の耐震化工事などで16億2,248万円でございます。  次に、収入支出予定額でございます。収益的収入及び支出ですが、収入につきましては41億141万4,000円を見込んでおり、前年度と比較して2,113万円の増加でございます。支出につきましては、38億2,946万9,000円を見込んでおり、前年度と比較して5,328万1,000円の増加でございます。  最後に、資本的収入及び支出でございますが、収入につきましては1億3,975万3,000円を見込んでおり、前年度と比較して387万7,000円の減少でございます。支出につきましては、23億9,970万7,000円を見込んでおり、前年度と比較して1億8,282万円の増加でございます。以上が水道事業当初予算案の概要でございます。  続きまして、下水道事業の概要を説明いたします。お手元の資料、平成31年度当初予算(案)の概要説明、追加資料、下水道事業のインデックスのついたページを開いていただいて、1ページ目の平成31年度当初予算案の概要(下水道事業)をごらんください。  2の概要説明、業務予定量でございます。業務の予定量といたしては、排水区域内の人口は16万2,298人、年間総処理水量は2,043万9,200立方メートル、1日平均処理水量は5万5,845立方メートルといたしました。  続いて、3、主要事業ですが、汚水拡張事業は汚水渠を新たに布設するための工事や災害用マンホールトイレの整備工事などで1億6,835万8,000円、汚水改良事業は老朽化した汚水渠など改築工事や実施設計業務委託などで3億5,230万6,000円でございます。雨水拡張事業は、浸水対策として雨水管の整備工事などで1億3,750万円でございます。  次に、収入支出予定額でございます。収益的収入及び支出ですが、収入につきましては、39億9,471万円を見込んでおり、前年度と比較して1億5,745万4,000円の減少でございます。支出につきましては、36億1,906万8,000円を見込んでおり、前年度と比較して1億1,876万7,000円の減少でございます。  最後に、資本的収入及び支出でございますが、収入につきましては4億1,490万円を見込んでおり、前年度と比較して1億6,619万7,000円の減少でございます。支出につきましては、9億8,096万円を見込んでおり、前年度と比較して4億35万円の減少でございます。  続きまして、条例改正の概要をご説明いたします。こちらの水道法施行令及び水道法施行規則の一部改正に伴い、本条例に定める水道技術管理者及び布設工事監督者の資格要件について改正しようとするものです。  以上、簡単ではございますが、概要をご説明いたしました。なお、その他細部につきましては上下水道部長からご説明いたしますので、ご審議のほどよろしくお願いします。 ○委員長(爲田浩) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(内田正宏) 上下水道部、内田でございます。座らせて、説明させていただきます。  私からは、議案第8号 平成31年度佐倉市水道事業会計予算及び議案第9号 佐倉市下水道事業会計予算のご説明をいたします。  初めに、水道事業会計予算でございます。お手元の資料、平成31年度佐倉市水道事業会計予算書1ページをお願いいたします。第3条、収益的収入及び支出の予定額からご説明いたします。これは、水道水をつくりご家庭に送るための費用と財源でございます。収入の第1款水道事業収益は41億141万4,000円で、その内訳でございますが、第1項営業収益は水道料金等の収益で35億8,992万4,000円、第2項営業外収益は加入負担金、長期前受金戻入などの収益で5億1,148万円、第3項特別利益は過年度損益修正益で1万円を予定しております。なお、水道事業収益でございますが、消費税の増税に伴う水道料金の増収などを見込んでおります。  次に、支出でございます。第1款水道事業費用は38億2,946万9,000円で、その内訳でございますが、第1項営業費用は水道水を各使用者まで供給する費用、水道施設の修繕、料金の徴収、減価償却費などに係る費用で37億488万8,000円、第2項営業外費用は企業債の利息、消費税の支払いに係る費用などで9,458万1,000円、第3項特別損失は前年度以前の損益の修正による費用で1,000万円、第4項予備費は2,000万円を予定しております。なお、水道事業費用でございますが、消費税の増税や最近の原油価格の変動を考慮し、井戸からのくみ上げ及び浄水場からの配水に係る電気料金である動力費の増加及び水道料金の徴収業務にかかる委託料の増加などを見込んでおります。  次に、第4条、資本的収入及び支出でございます。これは、水道など施設の更新や耐震化のための費用と財源でございます。初めに、収入でございます。第1款資本的収入は、1億3,975万3,000円で、その内訳でございますが、第1項負担金は消火栓設置による他会計負担金で994万8,000円、第2項国県支出金は水道の耐震化工事に伴う交付金で2,980万5,000円、第3項固定資産売却代金は有価証券売却の収入などで1億円を予定しております。なお、資本的収入でございますが、有価証券売却の収入の減少を見込んでおります。  次に、支出でございます。第1款資本的支出は23億9,970万7,000円で、その内訳でございますが、第1項建設改良費は水道や水道施設の更新、耐震化に係る費用で22億6,583万5,000円、第2項企業債償還金は企業債元金の償還金で1億387万2,000円、第3項予備費は3,000万円を予定しております。なお、資本的支出でございますが、浄水場施設の改良工事の増加などを見込んでおります。また、資本的支出に対する資本的収入の不足分22億5,995万4,000円は、損益勘定留保資金などで補填することとしております。  予算書の2ページをお願いいたします。第5条の債務負担行為ですが、表のとおり12件を予定しており、各事項の期間及び限度額を定めております。  続いて、予算書の7ページをお願いいたします。こちらは、平成31年度佐倉市水道事業予定キャッシュ・フロー計算書で、当該年度における現金の動きを業務活動、投資活動、財務活動を通じて表示しております。平成31年度の現金残高は一番下、資金期末残高の32億1,486万7,000円で、前年度より13億2,143万1,000円の減少を見込んでおります。また、一番上の行、平成31年度の当年度純利益は2億2,732万8,000円を見込んでおります。  次に、予算書の15ページをお願いいたします。平成31年度佐倉市水道事業予定貸借対照表でございます。こちらは、平成31年度の予算全額を執行した場合の財政状態を見込んで示しております。まず、資産の部の一番下、資産合計は303億5,999万7,000円でございまして、前年度の見込み額からは2億282万3,000円の減額を予定しております。  予算書の16ページをお願いいたします。負債の部でございます。中段にあります負債合計は67億9,629万3,000円で、前年度の見込み額から4億3,015万2,000円の減額を予定しております。  次に、資本の部でございます。下から2行目、資本合計は235億6,370万4,000円で、前年度の見込み額から2億2,732万9,000円の増額を予定しております。なお、予算書の17ページから19ページ、平成30年度佐倉市水道事業予定損益計算書及び予定貸借対照表を掲載しておりますので、ご参照くださいますようお願いいたします。以上が平成31年度佐倉市水道事業会計予算の概要でございます。  続きまして、下水道事業会計をご説明いたします。平成31年度佐倉市下水道事業会計予算書1ページをお願いいたします。第3条の収益的収入及び支出の予定額からご説明いたします。これは、汚水の処理や雨水を排除するための費用とその財源でございます。収入の第1款下水道事業収益は39億9,471万円で、その内訳でございますが、第1項営業収益は下水道使用料等の収益で27億3,599万7,000円、第2項営業外収益は他会計負担金、長期前受金戻入などの収益で12億5,870万3,000円、第3項特別利益は過年度損益修正益で1万円を予定しております。なお、下水道事業収益でございますが、雨水処理負担金などの減収を見込んでおります。  次に、支出でございます。第1款下水道事業費用は36億1,906万8,000円で、その内訳でございますが、第1項営業費用は汚水、雨水の処理に要する費用、下水道施設の修繕、使用料の徴収、減価償却費などに係る費用で34億3,837万9,000円、第2項営業外費用は企業債の利息、消費税の支払いに係る費用などで1億5,068万9,000円、第3項特別損失は前年度以前の損益の修正による費用で1,000万円、第4項予備費は2,000万円を予定しております。なお、下水道事業費用でございますが、前年度に下水道施設の改築更新計画の策定などが終了したことに伴う委託料の減少を見込んでおります。  次に、第4条、資本的収入及び支出でございます。これは、下水道施設の建設更新のための費用とその財源でございます。  初めに、収入でございます。第1款資本的収入は4億1,490万円で、その内訳でございますが、第1項企業債は、建設改良費等の財源に充てるための企業債で1億890万円、第2項出資金は下水道事業に係る費用の一般会計からの出資金で1億9,426万7,000円、第3項国県支出金は下水道やマンホールトイレの設備工事などに伴う交付金で8,161万5,000円、第4項負担金は受益者負担金、工事負担金などで2,911万8,000円、第5項その他資本的収入は流域下水道建設負担金の返還金で100万円を予定しております。なお、資本的収入でございますが、企業債などの減額に伴う減収を見込んでおります。  次に支出でございます。第1款資本的支出は9億8,096万円で、その内訳でございますが、第1項建設改良費は下水道や下水道施設の建設更新に係る費用で6億9,172万3,000円、第2項企業債償還金は企業債元金の償還金で2億5,923万7,000円、第3項予備費は3,000万円を予定しております。なお、資本的支出でございますが、改良費の減少に伴う減収を見込んでおります。また、資本的支出に対する資本的収入の不足分5億6,606万円は損益勘定留保資金などで補填することとしております。  予算書の2ページをお願いいたします。第5条の債務負担行為ですが、表のとおり3件を予定しております。各事項の期間及び限度額を定めております。  続きまして、予算書の8ページをお願いいたします。こちらは、平成31年度佐倉市下水道事業予定キャッシュ・フロー計算書で、水道事業と同様に当該年度における現金の動きを業務活動、投資活動、財務活動を通じて表示しております。平成31年度の現金残高は一番下、資金期末残高の12億278万円で、前年度より1億2,716万2,000円の増加を見込んでおります。また、一番上の行、平成31年度の当年度純利益は4億82万8,000円を見込んでおります。  次に、予算書の15ページをお願いいたします。平成31年度佐倉市下水道事業予定貸借対照表でございます。こちらは、平成31年度の予算全額を執行した場合の財政状態を見込んで示しております。まず、資産の部の一番下、資産合計は394億8,407万5,000円でございまして、前年度の見込み額から5億8,551万7,000円の減額を予定しております。  次に、16ページをお願いいたします。負債の部でございます。中段にあります負債合計は268億9,614万7,000円で、前年度の見込み額から12億3,307万1,000円の減額を予定しております。  次に、資本の部でございますが、下から2行目、資本合計は125億8,792万8,000円で、前年度の見込み額から6億4,755万4,000円の増額を予定しております。なお、予算書の17ページから19ページには平成30年度佐倉市下水道事業予定損益計算書及び予定貸借対照表を掲載しておりますので、ご参照くださいますようお願いいたします。  以上が平成31年度佐倉市下水道事業会計予算の概要でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(爲田浩) 説明はこれでよろしいですか。ありがとうございます。  これより質疑を行います。  質疑のある方は、挙手にてお願いをいたします。  藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) ガスクロマトグラフィーを今回購入することになっていますか。 ○委員長(爲田浩) 維持管理課、遠藤さん。お願いします。 ◎維持管理課副主幹(遠藤雅由) 維持管理課の遠藤です。  ガスクロマトグラフィー質量分析装置を購入することになっています。 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) これはどなたが操作して、場所的にはどこでやることになるのでしょうか。 ○委員長(爲田浩) 維持管理課、遠藤さん、お願いします。 ◎維持管理課副主幹(遠藤雅由) 水質担当の職員が分析いたしまして、場所は水質検査室で行っております。 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) これまでも同じような機械は入っていたのでしょうか。それと、測定物質はどんな物質になるのですか。 ○委員長(爲田浩) 維持管理課、遠藤さん。
    ◎維持管理課副主幹(遠藤雅由) お答えします。  こちらは、現在も機械はありまして、そちらが経年劣化により更新ということになります。測定する物質としましては、トリハロメタン類を中心とした揮発性の有機化合物になります。 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) あと、上下水道部では、一般質問でもありましたけれども、入札においてくじ引きが44%もあるという、そういう状態ですので、上下水道財政に対する影響も大きいのではないかと思いますが、実際どのように考えているでしょうか。 ○委員長(爲田浩) 上下水道事業管理者。 ◎上下水道事業管理者(椎名哲) 今のご質問は、くじ引きがなくなるというか、そういう意味でしょうか。 ◆委員(藤崎良次) いや、多いので。 ◎上下水道事業管理者(椎名哲) 多いですけれども。 ◆委員(藤崎良次) それでどんな影響があるかというふうに伺いたく。 ◎上下水道事業管理者(椎名哲) これは、直接私は業者とお話をしたわけではないのですけれども、いろいろな話をそれぞれ聞く中で、やはり8割方が工事関係のくじ引きが発生しておりまして、やはり会社の経営を運に任せるような状態になってしまっていると。いわゆる当たるところは4つも5つもとってしまって、当たらないところはゼロという会社もありますし、そういうことは、絶対これ防がなければいけないということで、この間も議会でも答弁していると思いますが、くじ引きをなくすような入札制度を今検討しているというお話は伺っています。 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 今8割方とおっしゃいましたか。8割方がくじ引きになってしまうという。 ◎上下水道事業管理者(椎名哲) ええ。 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) さっきまで44%、件数的に44%という話だったと思うのですが。 ○委員長(爲田浩) 上下水道事業管理者。 ◎上下水道事業管理者(椎名哲) 私が8割方というのは工事のほうです。工事請負費のほうが。いわゆる委託とかそういうもの含まれていると40ぐらいになるかもしれないけれども、実際市内の土木業者が受注するところの工事請負費、これが8割近くになっているということです。 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) では、最低制限価格制度の工事ですと、くじ引き入札の件数で8割程度、半分をはるかに超えたような状態になってしまうわけですか。  それで、今業者の方の話も出ましたけれども、実際にとりあえずくじ引きにひっかかるような入札をしておけばある程度の確率は確保できるので、モラルの崩壊というか、そういうようなところもあるのかなというふうにも思いますけれども、それで実際に事業者もさっきおっしゃったように困惑しているところがあるということですね。 ○委員長(爲田浩) 上下水道事業管理者。 ◎上下水道事業管理者(椎名哲) これは、事実関係が余り確証を得ていないのですけれども、いわゆるくじ引きが恒常的に進んでいくと、業者もそれに対抗するためにダミー会社とか、そういうことをつくるおそれがある。これは、全国的にもそういう事例が結構あるらしいのですけれども、そういうことも少なくともなくすべきだろうという判断もあろうかと思います。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) ダミー会社というのは、入札する会社を幾つかして、自分たちのグループの受注する確率を上げるということだと思うのですが、何か非常に困ったような状態でもあると思いますので、とりあえず今はぜひくじ引きをなくすように力を入れてほしいと思います。 ○委員長(爲田浩) ほかに質疑は。  森野委員。 ◆委員(森野正) まず、水道事業のキャッシュフローの確認をしたいのですけれども、当初予算の概要の水道事業のこの下の資本的収支、支出、31年度では22億5,900万円資本収支がマイナスになっているのですけれども、予算書の7ページのところだと資金減少額13億2,100万円という数字になっています。そうすると、ここの差を埋める何かの現金がふえたというふうに思えるのですけれども、そのふえた理由というのは有価証券の売却による現金の増なのかどうかを確認したいのです。 ○委員長(爲田浩) 経営企画課、山田さん。 ◎経営企画課主査(山田智之) おっしゃるとおり、有価証券の売却による収入というものが2の投資活動によるキャッシュフローにございまして、こちらが影響していると思います。 ○委員長(爲田浩) 森野委員。 ◆委員(森野正) そうすると、有価証券売却益は幾らということになるのですか。 ○委員長(爲田浩) 経営企画課、山田さん。 ◎経営企画課主査(山田智之) 平成31年度は1億円を予定しております。 ◆委員(森野正) それは帳簿価格でしょう。有価証券。売却した益。幾らで売って、利益が幾ら出るからこの分がふえるのだという計算をしたいのです。 ◎経営企画課主査(山田智之) 売却益は1万円となっております。 ○委員長(爲田浩) 森野委員。 ◆委員(森野正) ほぼ額面で売却した。それは有価証券の何ですか、その中身は。 ○委員長(爲田浩) 経営企画課、山田さん。 ◎経営企画課主査(山田智之) こちらは、都道府県債を、5年債ですけれども、投資目的とかではなくて、利率で、保有目的で持っていたものになりますので、額面に1万円利益が出たという形で記載しています。 ○委員長(爲田浩) 森野委員。 ◆委員(森野正) そうすると、有価証券の期末残高は、平成31年度は、ゼロにならないですか。ゼロになっているような。全部売ってしまったということ。 ○委員長(爲田浩) 経営企画課、山田さん。 ◎経営企画課主査(山田智之) 平成30年度末では2件ございまして、平成31年度では1件の売却予定となっております。 ◆委員(森野正) 1万円の予算が残っているよね。そういうことですよね。そうすると、キャッシュフローを計算したときに、資本的支出、収支を考えると、単純計算で22億5,900万円のマイナスになるわけです。ところが、キャッシュフロー計算上でいくと、予算書の7ページのところで13億2,100万円のキャッシュフローのマイナス、当期減になっているのですけれども、それとの差額というのは何か資金的な差額、どうしてその差額が出るのか。営業利益がそのまま現金のキャッシュフローのプラスになっているというふうに思えないのですが、そんな大きく。今後、期末残高が平成31年度、平成32年3月末で32億1,400万円、ところが毎年毎年こんな20億円近くも資本的支出を執行した場合、マイナスになっていたら、キャッシュフロー上金がなくなってしまうのではないかなという心配があるのです。そういうことはないのですかということを今聞いているのです。 ○委員長(爲田浩) 経営企画課、山田さん。 ◎経営企画課主査(山田智之) キャッシュフロー上なのですけれども、予算を100%執行した場合このような現金残高になるという表になっております。資本的支出を執行した場合は22億円程度減少すると、平成31年度末の見込みとして立てております。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 森野委員。 ◆委員(森野正) そうすると、予算書の7ページの、資本収支22億5,900万円のマイナスでも、キャッシュフローとしてのマイナスは13億2,000万円、これがどうしてこうなるのかと聞きたかったのですけれども、面倒くさい話になってしまうからいいですけれども、毎年毎年同じような流れだった場合、毎年これだけのキャッシュフローがマイナスになっていってしまうのです。すると、単純計算をしますと、3年もあればゼロになってしまうということは間違っているのかどうかを聞きたいのです。間違っていなかったら、本当に金がなくなっていってしまうので、その辺がどうなのかなと。 ○委員長(爲田浩) 経営企画課主幹。 ◎経営企画課主幹(古作明雄) 経営企画課、古作と申します。  最初の4条収支で22億円余りの不足が出ているにもかかわらず、キャッシュフローでは13億円になっている、その違いですが、22億円という不足額は、4条収支だけの不足額を意味しております。こちらのキャッシュフローについては水道予算は3条予算と4条予算が水道事業全体としての資金の減少をあらわしているので、4条予算だけのものと水道事業全体の比較は、土俵が違うということです。  それから、後段の森野委員のこのまま執行していったら、キャッシュフローがすぐに崩壊してマイナスになってしまうのではないかということですが、先ほど山田が申し上げましたとおり、予算書作成上、どうしても予算を100%執行したらこうなるという形で作成をせざるを得ないところがございまして、そういう意味では建設改良費が100%予定どおり執行されればこういうふうになるということでございますので、森野委員のおっしゃるように、一番大事なのはやはりキャッシュがショートしないことだと思いますので、十分注意しながら三、四年でキャッシュアウトしないように経営をしていきたいというふうに考えています。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 森野委員。 ◆委員(森野正) 今回の議会でも出たと思うのですけれども、やはり水道の交換、かなり長い距離を交換していかなければなりませんので、下水道もそうなのです。すると、当然予定どおりのことを執行してもらわないと計画どおりに水道交換ができていかないということになるわけです。ですから、ある意味このとおりの仕事をしていただきたいと思うわけです、この予算書どおりに頑張ってもらいたい。ところが、この予算書どおりにやると、キャッシュフローがショートしてしまう。どこでそれをカバーするのかというのですけれども、3条、4条の間のところは純利益が年間に10億円ぐらいで、それはキャッシュとなって反映されなかったら、こんなにマイナスならないのではないですか。3条、4条合体して。約10億円違うのだから。そうすると、そんなに利益が出て、それがキャッシュとして手元に残るのかなというのがわからないのです。この水道会計は難しくて、お金の動きと損益がうまく見づらいというか、僕からするとちょっと見えないのですけれども、要するに経営論の話になってしまうと思うのですけれども、そこは管理者としてはどうですか。 ○委員長(爲田浩) 上下水道事業管理者。 ◎上下水道事業管理者(椎名哲) 基本的には水道事業というのは安定はしているのです、見かけだけは。現金も書いてあるとおり50億円近いお金を持っていますから、こういったもので本来であれば今森野委員がおっしゃっているように、キャッシュフローの計算どおり100%執行可能であれば、当然この現金はどんどん減っていきます。ただし、先ほど藤崎委員がおっしゃったように、落札差金も結構大きいのです、今までは。これはいいか悪いかは別にしましても、よく議会の中で、八ッ場ダムができ上がったら値上げはどうするのですかという話も何回かございました。私からは、今の現金を持っている限り値上げはできないだろうと。ただ、これはいい影響ではないのです。森野委員がおっしゃったように予定どおりの更新が進んでいないわけです。差金もありますけれども、予定どおり進んでいない現実もあるのです。ですから、こういうことを、これからも、今年度、来年度にかけて経営戦略をつくりますけれども、もう少し調査というか、精査をしまして、どうしたら適正に料金を値上げしながら水道事業会計を回していけるかという、更新計画も計画どおり進んでいくかという、こういうことをもう一年かけてつくり直します。その結果で、ある程度皆さんにまたご説明できるようにしたいと思います。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 森野委員。 ◆委員(森野正) 単純な計算だけで質問してしまいましたけれども、やはりどうしても予算ベースで、僕らは今ここでは問わなければならないので、そのとおりにやったのですけれども、その辺は本当に管理者がおっしゃるようにこの一、二年でしっかり、今後の経営というか、あり方みたいなものも協議しないと、僕はある意味この流れはそのまま行くのかなというふうに予想はしていますので、もうしっかり頑張っていただきたいなと。これは本当に激励の、本当にお話するしかないので、それはよろしくお願いしたいと思います。  もう一点いいですか、済みません。 ○委員長(爲田浩) もちろん、そのままどうぞ。 ◆委員(森野正) 下水道で1つだけ聞きます。下水道の未収金残高、平成32年3月末の予定予算の未収金残高が、予算書の15ページに流動資産の未収金が4億1,700万円ありますよね。こういうところは余り突っ込みたくないのだけれども、単純に言って回収率100%であった場合の売掛金の残高とここの乖離があると思うのです。いわゆる長期滞留債権みたいな。そういったところは今どんな状況になっていますか。長期未収入金。 ○委員長(爲田浩) 給排水課長。 ◎給排水課長(前田隆士) 給排水課長の前田でございます。  下水道使用料の長期滞納の金額でございますけれども、平成29年度末で213万7,814円という数字になっております。例年同じぐらいの金額で推移をしております。下水道は水道料金と同時に滞納整理をしたり、下水道のみの場合も個別に訪問したりして、督促に努めております。  以上でございます。 ○委員長(爲田浩) よろしいですか。  ほかに質疑ございますか。  萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 議案第8号の予算書の2ページの債務負担ですけれども、浄水場と中継ポンプ場管理業務委託10億円超えていますが、この現在の委託先と、浄水場には市の職員は配置しているのか伺います。 ○委員長(爲田浩) 維持管理課長。 ◎維持管理課長(香取理志) 維持管理課長の香取と申します。よろしくお願いします。  現在は、水ingというところに委託しております。職員の配置はございません。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) これは下水道も委託していますが、業者は同じですか。 ○委員長(爲田浩) 維持管理課長。 ◎維持管理課長(香取理志) 下水道は違う業者が行っております。それで、職員の配置もございません。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) これを、もし委託しなければ職員は何人ぐらい必要になりますか。 ○委員長(爲田浩) 維持管理課長。 ◎維持管理課長(香取理志) 委託が始まる前の段階では、水道の場合浄水場3カ所あって、一応5名ずつの配置で行っておりました。ただ、運転管理と点検でしたので、今やっている業務とは内容が違いますので。当時は一応5名ずつということで、15名体制で行っておりました。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) そうしましたら、今委託先の職員数はわかりますか。 ○委員長(爲田浩) 維持管理課、遠藤さん、お願いします。 ◎維持管理課副主幹(遠藤雅由) 維持管理課の遠藤です。  今委託先の職員数は17名プラスアルファでやっております。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) それが上水道のほうですね。下水道のほうは何名ですか。 ○委員長(爲田浩) 維持管理課長。 ◎維持管理課長(香取理志) 下水道のほうは、職員の配置は当初からなかったものですから、運転管理、点検をやってもらったので、今6カ所ポンプ場があるのですけれども、1カ所常駐で、あと5カ所は巡回業務ということで、平日昼間は2名で行って、夜間1名、宿直という設定で業務を委託しております。巡回は週2回、ほかの5カ所の巡回をするということで委託を発注しております。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) ポンプ場が今6カ所ということで、佐倉市は大変起伏が多い地形だと思うのですけれども、ポンプ場は多いほうなのか。そのポンプ場の数が下水道事業の経費を押し上げる要因になっているのか伺います。 ○委員長(爲田浩) 維持管理課長。 ◎維持管理課長(香取理志) 数が多いかどうかというのは、今はっきりは言えないのですけれども、確かに起伏が多いので、中継ポンプ場が6カ所と、個別に人孔ポンプを使用しまして、自然流下のところに持ち上げるところが今49カ所ございます。多い少ないは一概には言えないと思います。
     以上です。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) ポンプ場が多いというふうに認識をしておりまして、今マンホールトイレをこれから政策的にふやしていくわけですけれども、災害時にポンプが使えないという、設置できない地域というのはどれぐらいありますか。 ○委員長(爲田浩) 維持管理課長。 ◎維持管理課長(香取理志) 設置を予定している地域は市内全域にありますので、どこがということはないのですけれども、志津方面がやはり一番多いと思います。災害時については、一番は電気の供給がないと稼働できないことが一番懸念されるところでございます。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) そうなのです。ですから、市内全域に設置できないところがあるというふうに認識をしているところですが、それ以外のところに災害時は送電がとまるということも想定すれば、使えないということは当然考えていらっしゃるということですよね。 ○委員長(爲田浩) 建設課長。 ◎建設課長(新川浩史) 建設課、新川です。  マンホールトイレは概ね1日程度は貯留できる構造になっておりまして、もし地震等の災害のときに流末のポンプがだめになったときは、バキュームカー等によるくみ取りで対応することとして考えております。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) ですから、今後、どんどんマンホールトイレをふやしていくのは、政策的にどうなのかなという思いがあって質問をしました。やはり災害時に本当にこれがあれば安心ということにはならないのかなということでご見解を伺います。 ○委員長(爲田浩) 上下水道事業管理者。 ◎上下水道事業管理者(椎名哲) マンホールの関係というのは、あくまで避難所で避難される方が使うトイレであって、人孔ポンプを置いた市内47カ所にあるポンプというのは、日常生活上必要でつくっているものですから、大規模災害時で停電になった場合は、全てそこはだめになります。だめというのは、電源が来ませんから。水道の場合を引き合いに出すと、水道は、地下水のくみ上げのため発電機とバッテリーを10台用意してあるのですけれども、やはりその四十何カ所の発電機となるとこれはかなり難しくなるものですから、避難者のし尿の扱いについては避難所で対応というのが原則と考えております。ですから、マンホールトイレというのは各避難所四十何カ所の避難所に対して全部設置するのだという考えに基づいて危機管理室とも連携をとりながら上下水道部で整備しております。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) そうしますと、44カ所ですか、避難所には自主電源も同時に配備するということでしょうか。 ○委員長(爲田浩) 上下水道事業管理者。 ◎上下水道事業管理者(椎名哲) 避難所の自主電源というのは、防災井戸のための発電機です。今先ほど建設課長が申し上げたとおり、いわゆるマンホールトイレには電気を使うという考え方がございませんので、あくまで自然に流して、最下流に貯留タンクを置いて、下流が生きていればその貯留タンクを経由して流すのですけれども、下流がだめになった場合には貯留をして、いっぱいになったらバキューム車でくみ取り運び出すと、そういうシステムです。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) わかりました。そう簡単にはいかないのではないかなという思いがいたしました。  議案第8号、予算書の2ページの水道耐震化の債務負担が何工区か出ていますけれども、耐震化の進捗状況はいかがでしょうか。 ○委員長(爲田浩) 建設課長。 ◎建設課長(新川浩史) 耐震化の進捗状況なのですけれども、前回の議会でもお答えいたしましたが、今現在は路全体の約40%が耐震化済みということになっております。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 議案9号、予算書の2ページで、企業債がありますけれども、企業債1億890万円、これは借り入れ先は複数でしょうが、どういうところから借りて、低利借りかえなどを行っているかどうかということを伺います。 ○委員長(爲田浩) 経営企画課主幹。 ◎経営企画課主幹(古作明雄) お答えします。  企業債の借り入れですが、現状といたしましては地方公営金融機構から借りているケースが多いです。借りかえにつきましては、一般会計の起債、また地方公営企業の企業債も同様ですが、こちらから借りかえる場合には、ペナルティーとして割高なコストを払って借りかえなければいけないので、基本的には特別な優遇措置がない限り借りかえはできない仕組みになっております。災害等により政府でそういった借りかえ制度がある場合には積極的に借りかえ制度を活用しているようにしています。  以上でございます。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) そうですか。ここに償還の方法に繰上償還、または低利に借りかえができると書いてあるけれども、実際には借りかえにはペナルティーがかかるということが、もうこれは公的になっているものなのですか。 ○委員長(爲田浩) 経営企画課主幹。 ◎経営企画課主幹(古作明雄) 通常のケースですと、やはりペナルティーがかかります。ただ、東日本大震災ですとか、そういった災害時の折には過去の高利の企業債については借りかえをしていいよというような、特別制度が実施されるものでございます。そういったときを利用して借りかえを実施しているというような状況でございます。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 萩原さん。 ◆委員(萩原陽子) このペナルティーは、貸し方というか、貸す側のルールとして決められているものなのですね。 ○委員長(爲田浩) 経営企画課主幹。 ◎経営企画課主幹(古作明雄) はい、そのとおりです。 ◆委員(萩原陽子) これは、どうにもならないのですよね。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) では、最後に下水道料金の値上げをしましたけれども、これに伴う経営の安定についての状況を伺います。 ○委員長(爲田浩) 経営企画課主幹。 ◎経営企画課主幹(古作明雄) 下水道使用料につきましては、今まで売り値と元値というのでしょうか、それが大幅に下回って、大幅な逆ざや現象でございましたが、平成29年7月に33%余りの値上げを実施いたしました。それに伴いまして、売り値と元値がちゃんと正規な形になるような形なので、経営については大幅に改善されたというふうに考えています。  以上です。 ○委員長(爲田浩) よろしいですか。  ほかに質疑はございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(爲田浩) なければ、議案に対する質疑を打ち切ります。  この際、暫時休憩をいたします。           午後4時29分休憩   ───────────────────────────────────────           午後4時33分再開 ○委員長(爲田浩) 休憩前に引き続き会議を開きます。  続きまして、上下水道部所の当初予算以外の議案について執行部の説明を求めます。  上下水道部長。 ◎上下水道部長(内田正宏) 上下水道部の内田でございます。改めまして、議案第24号 佐倉市水道法に基づく技術上の監督業務を行う者を置く水道の布設工事等を定める条例の一部を改正する条例の制定についてご説明いたします。  事前にお配りさせていただきました資料1をごらんください。水道法により条例で定めることとされております水道技術管理者及び布設工事監督者の資格要件につきましては、水道法施行令及び水道法施行規則を参酌して定めることとされております。このたび水道法施行令及び水道法施行規則の一部が改正されたことに伴いまして、本条例を改正しようとするものでございます。  改正内容につきましては、資料1の2ページをお願いいたします。資格要件について、条例上は文言で規定しておりますが、わかりやすくするために表形式にいたしました。改正点は網かけ部分でございます。  まず、改正点の1点目、学校教育法の改正により、より実践的な教育を行い、即戦力となり得る人材の育成を目的とする専門職大学が大学制度に新設され、専門職大学の前期課程を修了した者には短期大学士、短期大学の卒業の資格でございますけれども、学位が与えられることから、本条例の改正により専門職大学の前期課程の修了者を短期大学の卒業者と同等に扱おうとするものでございます。改正点2点目は、技術士法施行規則の改正により、水道環境という選択科目が上水道及び工業用水道に統合され、削除されましたので、本条例においても水道環境を削除しようとするものでございます。  資料2として、条例改正の新旧対照表を添付しておりますので、ご確認いただければと思います。なお、本条例の資格要件につきましては、参酌する水道法施行令及び水道法施行規則と同内容となっており、佐倉市独自の資格要件は設定してございません。  以上、簡単ではございますが、条例改正につきましてご説明いたしました。よろしくお願いいたします。 ○委員長(爲田浩) これより質疑を行います。  質疑のある方は、挙手にてお願いをいたします。  藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) では、資料1の2分の2ページにある網かけの部分が追加になったり、または水道環境が削除になったり、監督者の主な資格要件として専門職大学の前期課程というのが追加になって、または水道環境が削除になったと、そういうことですか。 ○委員長(爲田浩) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(内田正宏) そのとおりでございます。  以上です。 ◆委員(藤崎良次) わかりました。 ○委員長(爲田浩) よろしいですか。  ほかに質疑はございませんでしょうか。  萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) この専門職大学、選択科目の水道環境が削除された理由、どうお考えですか。 ○委員長(爲田浩) 経営企画課、緑川さん。 ◎経営企画課副主幹(緑川義徳) 経営企画課、緑川です。  国で技術士法の施行規則の一部改正がございまして、改正した理由としては、時代の変化に対応した高い専門性と倫理観を有する技術者の育成確保のため、技術士の資質の向上、それから技術士制度の活用の促進及び技術士資格の国際的通用性の確保を目的として、国でどういう技術士のあり方がよろしいのかという審議会を開きまして、その結果といたしまして、改正前は20部門96科目という選択科目があったのですが、それを整理統合すべきという方針が出まして、そのことに伴い水道環境という特出した科目をつくるよりは、上水道及び工業用水道に統合したほうが適切な試験科目であろうと、そういった答申がなされたことによるものだと考えております。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 96科目を整理統合ですよね。先ほど時代の要請に応じたというような長い説明がありましたけれども、その目的に合うというふうに考えられますか。 ○委員長(爲田浩) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(内田正宏) お答えいたします。  従前の水道環境というのは、水道水源その他の水道環境の予測とか、そういう関係で環境関係を担っていた選択科目でございます。今回の整理統合により上水道及び工業用水道になったときに、その一部分を特化してではなくて、上水道の中に水道環境、こちらも組み込んだということなので、一緒になったということで考えております。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 要するにもっと水の安全を全体に広く捉えたものから、非常に狭めた形になるのではないかというふうに受けとめるのですが、その辺はいかがですか。 ○委員長(爲田浩) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(内田正宏) 多くなっているからいいというわけではないと思っております。同じ項目の水道という業務になりますと、上水道であっても水道環境の科目を履修をしなければいけないということがございますので、そういう形で国としては答申をもって一緒になったというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 専門職大学という制度はいつからできたのでしょうか。 ○委員長(爲田浩) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(内田正宏) 専門職大学につきましては、2017年、平成29年に学校教育法が改正になりまして、2019年、ことしの4月から開校というような形になっております。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 要するに技術者不足に対応するものかなというふうに考えるのですが、この改正によって技術者不足の改善の対策になるというふうに思いますか。 ○委員長(爲田浩) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(内田正宏) 専門職大学、こちらはより実践的に授業を行う形になっております。水道や土木の技術者がこちらの専門職大学ができたことによって増加するかということになると、今専門職大学は3校認可になりまして、1つはリハビリテーション大学という専門職大学、あとは国際ファッション専門職大学、またヤマザキ動物看護専門職短期大学という3校が認可されました。そのほかにもその当時申請をしたものはあるのですけれども、書類というか内容がそこに至っていないということで取り下げされたということですから、取り下げをしたところも技術職を含んだような専門職大学のような気がしますので、そういうことであれば技術職がふえる可能性としては考えられます。
     以上です。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) この改正によって、水の安全性に心配はないのかということだけが私の心配なのですが、それについては管理者、いかがですか。見解を伺います。 ○委員長(爲田浩) 上下水道事業管理者。 ◎上下水道事業管理者(椎名哲) 部長が申し上げましたように、専門職大学そのものはまだ周知というか、一般的でないというか、実際手を挙げた学校そのものが、まだ土木のども出てこないような、そんなような感じなのです。ただ、いわゆる技術者、土木技師も含めて、そういう技術者が不足しているというのはまさしく事実です。市役所の職員も土木技師を採用しようとしてもほかに持っていかれてしまう。民間でも非常に足りないのです。大手には行くのですけれども、中堅以下に回ってこないと。ですから、基本的にいわゆる少子化の問題もこれに当然影響しているのでしょうけれども、こういう人材確保というのがどの程度でとまるという言い方は悪いのですが、それを補うのにこれからはAIが出てくる、ITが活用される、そういうものがどこまでカバーできるか、そういうところの調整で人口減少にマッチしたそういう土木技術者の確保、あるいは水道の正常な運営ができるような技術者と機械の併用というのですか、こういう時代が多分そんなに遠い将来ではなくて、確立できるのではないかと私は思っています。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 2019年に認可されて、即これがこういう水道法に基づくというところに持ってこられるということに、国ではその水道法の改正がありましたから、そういうものと関連しているのかなというふうに考えざるを得ないのですけれども、やはり水は命に直結するので、そういうところでの規制緩和になると非常に不安を覚えますので、この法改正は私は不安に思うところです。 ○委員長(爲田浩) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(内田正宏) 今回の水道技術管理者及び布設工事監督者なのですけれども、こちらは卒業したらすぐできるということではなくて、水道事業の技術上の実務経験が必要になっておりますので、例えば大学を卒業して水道技術管理者につく場合は衛生工学、水道工学、土木工学の科目を履修して、2年間の実務経験が必要という要件になっております。私も水道の技術管理者をやっておりますけれども、9年やりまして、ことしで10年目になりますので、それなりの技術の経験としてはございますので、すぐにできるわけではございません。ただ、水道技術管理者になるには先ほど申した短期大学、専門職大学の前期課程の修了者の場合、少なくとも5年以上の実務経験が必要になってきますので、現場で技術力の向上も図られるのではないかと思っております。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 萩原委員、何かありますか。 ◆委員(萩原陽子) 先ほどの中で、より実践的なという言葉もありまして、やはり即物的にならない、やはりきちんとした理念とか教育がしっかりされないと、私たちの水道が不安になるということだけは避けたいなというふうに思うところです。  私は以上です。 ○委員長(爲田浩) ほかに質疑はございますか。  冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) いまいち理解できないところが、この改正するメリットは何なのかつかみ切れていないのです。教えてください。 ○委員長(爲田浩) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(内田正宏) 専門職大学というのが大学課程の中で、制度の中で専門職大学も大学ということになりましたので、その卒業生を短期大学と同等だと認めるような扱いになると思います。例えばそういう扱いでなければ、短期大学ではなくて専門学校という扱いになり、こちらを卒業した場合については、高校卒業と同等になりますので、そうすると最低でも7年間の実務が必要になるのですけれども、今回の制度改正により、最低5年間の実務経験で水道技術管理者の資格要件を得られるということになっております。 ○委員長(爲田浩) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) 佐倉市にとってどういう結果を生み出すのかというのがわからないのです。こういう大学を卒業した人を採用しなければ、佐倉市の水道が生きていけないのかということではないと思うのだけれども。何かたがをはめられたように思うのです、これは。どうですか。 ○委員長(爲田浩) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(内田正宏) 水道技術管理者につきましては水道の水質等を総括して見なければいけない職務になっておりまして、大学卒になると通常の大学、別に文科系の大学であっても、それは4年の実務経験という形でありますので、この法律改正があったことが水道技術管理者に専門職大学を卒業した人を充てなければいけないということではないと思いますけれども、ただやはり我々も技術職として入庁させていただきましたので、技術系の職が上水道にしても下水道にしても必要だということは認識しておりますので、やはりそういう技術系の職を多くとっていただければと思いますけれども、ただ、もし仮に技術系の職員がなくても、水道の技術上の実務経験、1年ではだめということになっておりますので、それ相当の実務経験が必要ということになっておりますので、そうしたら水道技術管理者の資格としてはクリアできているのだというふうに思っております。ですから、先ほど冨塚委員からご指摘のありました、専門職大学の卒業者をとらなければだめだということではないと思います。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) 条例で制定するということが、佐倉市もこういう変更を認めたと。こういう大学の卒業生も採用して、水道事業をしなさいと、国はそういうふうに押しつけてくるのではないかというふうに思っているのです。だから、何かすっきりしない。僕も鉄道の技術者なのです。会社に入ったときに研修を受けるのです、1カ月。それで、駅名を覚えたり、みんなやるのです。それで一人前になるのだけれども。だから、別にそれは、私は鉄道の専門学校を出ていないから、普通の工業高校を出て、土木の勉強をしたという程度だから。だから、そんなものでいいなというふうに思っているのだけれども。わざわざ一般の大学の人が佐倉市に入ってきて、技術を磨いて、水道の管理者という、監督になることを妨げる必要性はないだろうと。門戸を開いておけばいいだろうというふうに思うのだ。だから、こういうことでやるから何かあるだろうと思うのです。国の思惑が何かあるだろうと思って、すんなり私はいかないのだ。それは私の疑問であって。 ○委員長(爲田浩) 部長、ありますか。  上下水道部長。 ◎上下水道部長(内田正宏) 今回専門職大学という制度が、通常の4年制大学、短期大学の大学制度の中に入りましたので、門戸を開くということもありますので、今回国でこういう形で決めまして、短期大学と同等ということになりましたので、佐倉市も条例で水道技術管理者と布設工事監督者の資格要件を決めなければいけないということになりますので、今回上程させていただいた次第でございます。  以上です。 ○委員長(爲田浩) よろしいですか。  済みません。いいですか。一応確認して。これは、高校卒の方でも何も専門的な勉強をされなくても、実務経験9年以上で水道技術管理者となることは可能だということなのですよね。資料1の2ページの表だと。 ○委員長(爲田浩) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(内田正宏) 国家資格ではないのですけれども、資格の要件としてはございます。資料1の2ページの表を見ていただくとわかりますとおり、高校卒で土木科相当学科、上記以外の方で、土木工学以外の工学をやっていない方ですと9年以上となっております。なお、実務経験があれば水道技術管理者の資格が取れるというわけではありません。  以上です。 ○委員長(爲田浩) ほかに。  藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 1つだけ。今の水道技術管理者の試験というのはないのですよね。 ○委員長(爲田浩) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(内田正宏) 水道技術管理者の試験というのはございません。ただ、もう一つ、資料にはないのですけれども、水道技術者の研修というのが公益社団法人日本水道協会で開催されておるのですけれども、そちらで数カ月の研修を受けた場合については同等の資格で水道技術管理者になることはございます。国家試験はなく、申請という形になっております。 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 水道技術管理者というお仕事につけるという、そういう今回の資格要件なのですよね。 ○委員長(爲田浩) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(内田正宏) 水道技術管理者というのは置かなければいけない、うちの佐倉市の場合にも置かなければいけないというのがありますので、そういう職がございます。あともう一つは、布設工事監督者、こちらは水道等を布設する場合にはその監督者がいないとだめだというふうに決められておりますので、その資格としては必要になっています。  以上です。 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 簡単に。いわゆる免状というのはないのですよね。免許証とか、そういうものは水道技術管理者とか、さっきの布設工事監督者とか。 ○委員長(爲田浩) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(内田正宏) ございません。 ○委員長(爲田浩) よろしいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(爲田浩) ほかにございますでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(爲田浩) よろしいですか。  なければ議案に関する質疑を打ち切ります。  執行部の皆さん、お疲れさまでございました。  この際、暫時休憩いたします。           午後4時55分休憩   ───────────────────────────────────────           午後4時58分再開 ○委員長(爲田浩) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより討論を行います。  討論はございますか。  萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 反対する議案は22号と24号です。  議案第22号は、本当に受益者負担という考え方を前面に出していますけれども、やはり市民の健康増進に寄与すべきです。夜間利用、割増料金をとっていない市もたくさんありますけれども、年間130万円の収入と子供も含んだ市民の利用どちらか大事かという、利用促進すべき、する立場に市は立つべきだというふうに思いますので、議案第22号には反対します。  それから、議案第24号はやはり改正のメリットです。従前は選択科目となっていた水道環境がなぜ削除されたのかということがやはり腑に落ちないところです。また、専門職大学は今年度からということで、その門戸を広げるということで考えれば、技術者不足を解消するというところではいいのですけれども、やはり国が民営化を推進しているところと連動している、どうしてもそう思わざるを得ないので、これには反対したいと思います。 ○委員長(爲田浩) ほかにございますか。  冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) 私も議案第22号と議案第24号に反対をします。  議案第22号は、先ほど萩原委員も言うように、佐倉で才能が開花するという、市長の所信表明でこんなことを言っていて、使い勝手が悪くなるような、そういうことするというのは問題があると思います。  議案第24号については納得がいかないです。勘ぐれば切りがないけれども、こういう教育機関を出た職員を採用しないと、水道法に抵触するとか、水道法で水道の事業ができないとか、そういうところに持っていけるというふうに思っている。だから、ちょっと危険だなというふうに思って反対します。 ○委員長(爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 議案第22号なのですが、私さっきは子供と言ったのですが、実際は高校生以下とか学生も含めて安くするか、これに関しては無料にするとか、そういうのがよいと思います。それによって子供たちがよく成長しますし、それがいいと思いますので、大人と同じように150円取ることについて、150円という金額ですけれども、ちょっと賛成しがたいという気持ちです。 ○委員長(爲田浩) ほかにございますか。よろしいでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(爲田浩) なければ、これで討論を打ち切ります。  これより採決を行います。  議案第1号 平成31年度佐倉市一般会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔挙手全員〕 ○委員長(爲田浩) 挙手全員です。  したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第8号 平成31年度佐倉市水道事業会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔挙手全員〕 ○委員長(爲田浩) 挙手全員であります。  したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第9号 平成31年度佐倉市下水道事業会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔挙手全員〕 ○委員長(爲田浩) 挙手全員です。  したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第10号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔挙手全員〕 ○委員長(爲田浩) 挙手全員です。  したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第22号 佐倉市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔可否同数〕 ○委員長(爲田浩) 可否同数と認めます。  よって、委員会条例第17条の規定により、原案のとおり可決すべきものと決定いたします。  議案第23号 佐倉市歴史的建築物の保存及び活用に関する条例の制定について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔挙手全員〕
    ○委員長(爲田浩) 挙手全員です。  したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第24号 佐倉市水道法に基づく技術上の監督業務を行う者を置く水道の布設工事等を定める条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔挙手多数〕 ○委員長(爲田浩) 挙手多数です。  したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第25号 佐倉市道路線の認定について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔挙手全員〕 ○委員長(爲田浩) 挙手全員です。  したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  委員長報告に当たり、委員会としての意見や要望について皆さんのご意見をお伺いしたいと思います。ご意見のある方は、順次発言をお願いいたします。  萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) コミュニティバスについて、たくさんの路線拡張とか、便数の増便とかの要望がありますけれども、小中学生にその料金を徴収することについてはいかがなものかというふうに思うのです。それは無料にしていただきたいという要望、容認していただきたいというのかな。通学に使っているのをほかの近隣市町村も取っていないのです、酒々井町も四街道市も。佐倉市の品性が疑われるのではないか。何でもかんでも有料で。 ○委員長(爲田浩) ご意見として賜りました。 ◆委員(森野正) この件は教育委員会の補助金の要綱が厳し過ぎて、なかなか該当しない子が多いのです。距離だけでやるから。危険地域で歩道がないところを歩く子たちがバスに乗っていくのに該当しないのです、うちのほうは特に。そういう意味では、都市部だけではなくて教育委員会も含めて、子供たちの安全等に鑑みてコミュニティバスをスクールバスとみなすようなシステムをつくることによって、無償で乗れるようにしてあげたい。そういうふうに僕は思っているのです。だから、一回協議してもらいたいです。教育委員会と。 ○委員長(爲田浩) ありがとうございます。ほかにありますでしょうか。  藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 都市公園条例で、陸上競技場の料金ですが、特に今回照明なのですが、20歳以下、または学生は無料というふうに意見をつけてください。さっき執行部もそういうふうに何か意見を欲しいといいますか、そういうふうにしたいというようなこともあったので、それは有効だと思いますので、お願いします。 ○委員長(爲田浩) ご意見としては賜りました。  ほかにございますでしょうか。  押尾委員。 ◆委員(押尾豊幸) いろいろ質疑の間で、要望が結構出ているので、申しわけないですけれどもちょっと整理していただいて、あとは委員長、副委員長に任せます。 ○委員長(爲田浩) 副委員長。 ○副委員長(望月圧子) 都市インフラの計画的な整備、修繕は、市民の安全安心に欠かせないものです。引き続き該当している地域の皆さんに丁寧に説明していただいて、また市民に対しては広報などで知らせて、あわせて適正に進捗管理が努めていただけるよう要望することを取り組んでいただけたら幸いです。お願いいたします。 ○委員長(爲田浩) ほかにはよろしいでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(爲田浩) ありがとうございました。  ご意見をたくさん賜りました。押尾委員からもありましたけれども、審査の中ではたくさんのご要望も含めて、たくさんご意見がございましたので、私、委員長と副委員長とで相談もさせていただきながら、取りまとめをさせていただきたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(爲田浩) それでは、作成ができましたら皆様にお配りをさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  長い時間お疲れさまでした。以上で本日の日程は終了いたしました。  以上をもちまして建設常任委員会を閉会いたします。  お疲れさまでございました。           午後5時10分閉会...