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平成31年 2月定例会経済環境常任委員会−03月13日-01号

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  1. 佐倉市議会 2019-03-13
    平成31年 2月定例会経済環境常任委員会−03月13日-01号


    取得元: 佐倉市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-18
    平成31年 2月定例会経済環境常任委員会−03月13日-01号平成31年 2月定例会経済環境常任委員会          平成31年2月定例会 経済環境常任委員会 会議録 〇日時    平成31年3月13日(水) 午前10時00分から 〇開催場所  佐倉市役所 議会棟 第三委員会室 〇事件    1)議案審査         議案第1号 平成31年度佐倉市一般会計予算         議案第4号 平成31年度佐倉市農業集落排水事業特別会計予算         議案第10号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算         議案第12号 平成30年度佐倉市農業集落排水事業特別会計補正予算         議案第21号 佐倉市土地の埋立て及び土質等の規制に関する条例の一部を改正する条例の制定について         議案第30号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算         陳情第22号 主要農作物種子法廃止に関する陳情書        2)審議会等の開催状況に関する報告        3)討論        4)採決
    〇出席委員  委員長・平野裕子、副委員長・久野妙子        委員・斎藤明美、徳永由美子五十嵐智美、山口文明 〇欠席委員  川名部 実 〇説明のため出席した者の職氏名        産業振興部長二川健一郎、農政課長・岩井一徳、農政課副主幹・田辺篤也、        農政課主査・足谷知之、草ぶえの丘園長・冨永文敏、草ぶえの丘主任主事・飯沼大地、        産業振興課長・鈴木研悟、産業振興課副主幹(産業振興部調整担当)・荒木宏光、        産業振興課副主幹・利光尚、産業振興課主査・青木 貴、産業振興課主査・齊藤雅一、        産業振興課主査・荻野和則、産業振興課主任主事・塚田祥平、        産業振興課主任主事・栗原実里、        環境部長・井坂幸彦、生活環境課長・向後昌弘、        生活環境課副主幹(環境部調整担当)・布施啓行、生活環境課副主幹・秋葉英樹、        生活環境課主査・齋藤伸之、廃棄物対策課長・田中眞次、        廃棄物対策課副主幹・佐藤洋彦、廃棄物対策課・森茂雄、        廃棄物対策課主査・八角文仁、廃棄物対策課主任主事・木村貴幸、        農業委員会事務局長・湯浅明弘、農業委員会事務局主査・久保木 豊 〇議会事務局 書記・野村 忍           午前10時00分開議 ○委員長(平野裕子) ただいまから経済環境常任委員会を開催いたします。  本日は川名部委員が欠席ですが、委員定数の半数以上の出席がありますので、会議は成立しております。  なお、傍聴の申し出があり許可しておりますので、ご了承願います。  これより議事に入ります。  当委員会に付託されました案件は、議案第1号 平成31年度佐倉市一般会計予算、議案第4号 平成31年度佐倉市農業集落排水事業特別会計予算、議案第10号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算、議案第12号 平成30年度佐倉市農業集落排水事業特別会計補正予算、議案第21号 佐倉市土地の埋立て及び土質等の規制に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第30号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算、陳情第22号 主要農作物種子法廃止に関する陳情書であります。以上7件を一括議題といたします。  本日の審査の順序について申し上げます。初めに、産業振興部及び農業委員会事務局が所管する議案の審査を行い、次に環境部が所管する議案の審査を行います。追加資料が産業振興部より提出されていますので、ご確認ください。  また、各部局の議案審査につきましては、初めに平成31年度当初予算に関する審査を行い、次にそのほかの議案に関する審査を行います。  それでは、産業振興部及び農業委員会事務局が所管する議案のうち平成31年度当初予算に関する議案、第1号及び第4号について執行部の説明を求めます。  二川部長。 ◎産業振興部長二川健一郎) 産業振興部長の二川でございます。座って失礼させていただきます。  本日ご審議をいただきます案件でございますが、平成31年度当初予算及び平成30年度補正予算のうち産業振興部農業委員会事務局の所管に係る部分でございます。  初めに、議案第1号 平成31年度佐倉市一般会計予算及び議案第4号 平成31年度佐倉市農業集落排水事業特別会計予算についてご説明を申し上げます。  お手元の黄色いファイル、産業振興部予算審査追加資料1ページ目、平成31年度当初予算案の概要(産業振興部農業委員会)をごらんいただきたいと存じます。1の執行体制ですが、現在産業振興部は農政課、佐倉草ぶえの丘、産業振興課の3所属体制で、私を含め36名体制、農業委員会事務局は事務局長を含め6名体制で事務に当たっております。  続いて、2、概要説明及び3、主要事業をごらんください。平成31年度における産業振興部の主な事業といたしましては、佐倉草ぶえの丘の体育館天井改修などを行うための佐倉草ぶえの丘整備事業、新たな企業を誘致したことに伴い予算額が増額になっております企業誘致事業がございます。また、新規事業といたしまして、佐倉市スマートオフィスプレイス管理運営事業でございます。この事業は、ユーカリが丘駅前に新設されます佐倉市スマートオフィスプレイスの運営に必要な経費を計上するものでございます。  それでは、次のページをお開きください。こちらは、前年度との予算比較でございます。上段の一般会計につきましては、5款農林水産業費、6款商工費を合わせた総額が12億4,908万8,000円でございます。平成30年度の当初予算と比較いたしますと、金額で3,394万1,000円、率にして2.8%の増加となっております。これは、主に先ほど申し上げました新規の企業誘致に伴い企業誘致事業が増額になったこと、新規事業として佐倉市スマートオフィスプレイス管理運営事業で予算を計上したことが主な要因でございます。  次に、農業集落排水事業特別会計予算についてでございます。こちらは、総額で2,063万1,000円、平成30年度当初予算と比較しますと675万4,000円、率にして24.7%の減少となっております。これは、主に平成30年度に計上されておりました排水施設の機能診断等にかかる委託料が診断の終了に伴い計上されていないためでございます。  詳細につきましては、農政課長からご説明させていただきます。ご審査のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(平野裕子) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 農政課長の岩井でございます。失礼して、座って説明をさせていただきます。  それでは、議案第1号 平成31年度佐倉市一般会計予算並びに議案第4号 平成31年度佐倉市農業集落排水事業特別会計予算のうち産業振興部並びに農業委員会事務局の所管する主な事業についてご説明させていただきます。  まず初めに、予算書の250ページをごらんください。5款農林水産業費、1項農業費、1目農業委員会費でございます。主なものといたしましては、2の農業委員会運営事業のうち、農業委員会委員及び農地利用最適化推進委員合わせて28名分の報酬1,454万4,000円でございます。  続きまして、予算書の252ページをごらんください。3目の農業振興費でございます。主なものといたしましては、2の佐倉草ぶえの丘管理運営事業のうち賃金の3,540万3,000円と委託料の3,462万1,000円でございまして、草ぶえの丘の管理運営業務を直営で実施するための経費でございます。  次に、予算書255ページをごらんください。8の水田自給力向上対策事業水田農業構造改革事業補助金4,620万円につきましては、主食用米偏重ではなく、麦、大豆、飼料用米、WCS、稲粗飼料用稲など需要のある作物の生産を振興するための経費でございまして、約230ヘクタール分の補助を予定しております。  次に、9の耕作放棄地対策事業農業次世代人材投資資金2,400万円につきましては、新規就農直後の経営確立を支援する資金でございまして、個人13名、夫婦2組への支援を予定しております。  次に、予算書256ページをごらんください。11の佐倉草ぶえの丘整備事業設計委託料730万5,000円につきましては、佐倉草ぶえの丘の体育館天井改修に向けた設計委託料でございます。  次に、予算書257ページをごらんください。5目の農地費でございます。主なものといたしましては、4の農地・水・環境保全対策事業のうち多面的機能支払交付金4,580万2,000円でございまして、国の多面的機能支払交付金制度を活用し、農道用排水路等の共同管理など農村環境の保全を行う地域に対し、その管理の一部を補助するための経費でございまして、来年度は新規2地区を含め全体で25地区への補助を予定しております。  次に、予算書264ページをごらんください。6款商工費、1項商工費、2目の商工振興費でございます。主なものといたしましては、1の中小企業支援事業のうち中小企業資金融資利子補給金1,200万円でございまして、中小企業が借り入れする資金の利子負担を軽減するための経費でございます。  次に、予算書265ページをごらんください。下段にございます7の企業誘致事業における企業誘致助成金3億2,322万5,000円につきましては、指定企業誘致地区に新たに進出した企業や設備投資を拡充した企業など10社に対し企業立地促進助成金等を交付するための経費でございます。  次に、予算書266ページをごらんください。下段にございます13の佐倉市スマートオフィスプレイス管理運営事業は、新規事業といたしまして3,001万4,000円を計上してございます。主な経費につきましては、施設の受付等の業務委託料1,421万4,000円、施設のあるフロアの建物賃借料847万8,000円でございます。  次に、予算書267ページをごらんください。3目の観光費でございます。主なものといたしましては、次の予算書268ページ中段にございます3の観光イベント事業の5,129万9,000円でございます。こちらは、佐倉チューリップフェスタ、フラワーフェスタ、市民花火大会などのイベントを開催するための経費でございます。  以上が議案第1号、平成31年度一般会計予算産業振興部並びに農業委員会事務局の主な事業でございます。  続きまして、予算書480ページをごらんください。以降につきましては、議案第4号 平成31年度佐倉市農業集落排水事業特別会計予算となります。  初めは歳入でございます。2款使用料及び手数料、1項使用料、1目の農業集落排水使用料につきましては、利用者93世帯分の使用料収入でございます。  次に、3款1項1目の繰入金につきましては一般会計からの繰入金でございまして、歳入合計は1,792万5,000円となっております。  続きまして、歳出でございます。予算書の482ページをごらんください。1款農業集落排水事業費、1項1目の施設管理費でございます。主なものといたしましては、2の排水施設維持管理事業の575万7,000円でございまして、汚水処理施設の維持管理に要する経費でございます。  以上が議案第4号 平成31年度佐倉市農業集落排水事業特別会計予算の主な事業でございます。ご審査のほどよろしくお願い申し上げます。 ○委員長(平野裕子) それでは、これより質疑を行います。  徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) 徳永です。よろしくお願いします。  こちらの予算に出ているスマートオフィスプレイス事業が始まるのですけれども、今委託料や賃料のみの計上になっていますが、今後始まった以降に、6月議会になるでしょうけれども、何か肉づけされるような取り組みとか、今基本ベースのものしか予算に出ていないと思うので、新たな方向性というか、そういうものは今の時点では何か考えられていますか。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 産業振興課長の鈴木でございます。よろしくお願いします。  本日配らせていただきました追加資料で、当初予算に係る主な費用の一覧は出させていただいたのですけれども、それ以外に来年度肉づけするものといたしましては、スマートオフィスプレイスでの費用というのはないのですが、起業創業支援に関するもので、この場所を活用して今後起業創業に力を入れていきたいと考えておりますので、そのためのセミナー開催ですとか、交流会など、そういったイベント等を実施するための費用というのを計上していきたいというふうに考えています。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 今のスマートオフィスプレイスのことでお伺いします。  まず予算書の、ここにも出ているのですけれども、最後にサービスオフィス協同組合負担金というのが、年額18万円になるのですが、これはどういうものですか。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) お答えいたします。  こちらにつきましては、現在シェアオフィスとか、全国で新たに展開されてきているのですけれども、例えば先進事例といたしましては、取手市のマッチバコですとか、この間お話も出た生駒市のイコマドなどがあるのですけれども、それらのシェアオフィスなどの方々が加盟している組合がございまして、これは取手市のマッチバコなどをやっているあきない総研が事務局をやっているのですけれども、これに加盟いたしますと、シェアオフィスを管理していくためのシステムですとか、そういったものを安価で借り入れたりなど、そういった組合組織でして、これに加盟させていただいて、我々もそういった振興を図っていきたいというふうに考えておりまして、今回計上させていただいたものでございます。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) そうすると、全国組織のようなものなのですか。加盟の状況としては、どのぐらいなのか。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 全国組織なのですけれども、加盟団体数まで今はっきりとはわからないのですけれども、もともとシェアオフィス自体が最近といいますか、ここ数年ででき上がってきたので、まだまだ新しい組織ではあるのですけれども、そこに佐倉市も加盟して頑張っていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 来年度から始まるということで、今年度はあちらこちらで担当課として参考になるような事例とか、そういったものについて研修というか、そういったことはどれぐらいされたのでしょうか。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 11月議会でも大野議員からイコマドを密着取材するようにというご指摘をいただきまして、我々職員実際に行ってきました。生の話を聞いたり、苦労している状況ですとか、そういったお話も聞かせていただいて、あと取手のほうにも足を運んだり、千葉のほうにも足を運んだりして、我々なりにできる限りの事前の勉強と言ったら変ですけれども、そういった研修をしてまいりました。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) その研修の結果というか、それについてこれから来年度に向けてどういうことを重点的にやっていこうとか、そういうようなことも見えてきたのでしょうか。その辺はどうですか。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 当たり前のことでございますが、やはり箱をつくっただけでは絶対人は来ないということが明らかになっていますし、いかにこの場所を活用して起業創業ですとか、そういったことにどうやって力を入れていくのか、また人の集まり、交流をどういうふうにつくっていくのか、またはそういった起業を目指す方々にいかに支援体制、栄養素を与えていくかということが大事だなということがわかったので、ぜひ来年度はそういった予算の範囲内になりますが、いろいろなイベントですとか、そういったものを仕掛けていって、ここの場所をより活性化させていきたいというふうに考えています。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) あと、窓口委託業務というのが入札で決まったのですが、その仕様書の中にかなり詳しく、主要な業務を担う業務主任担当者という方を設けてやるというふうになっているのですが、この方すごいですよね。起業創業に関する支援制度に精通していること、子育て支援制度及び保育制度に精通していることというような、かなりいろいろなことに精通している方というような条件の仕様になっていますけれども、今回その窓口業務委託をされているところで、こういった人をきちんと担当者として、そういった点について、精査というか、こちらで審査はされたのですか。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 今回の窓口業務委託につきましては、やはり我々初のこういった起業創業を扱う施設でございますし、また企業の機密情報も取り扱う施設でございますので、今回一般競争入札でございますので、安かろう悪かろうで、そのためだけにパートさんを雇って人を充てられても対応に困るということで、とにかく正社員のそういった主任者を置いてほしいということが1つと、あと主任者は我々とコンタクトをとりつつ、その場で利用者の対応もしていただきたいということでこういった仕様をつくらせていただいたのですけれども、今回の入札に当たっては、入札前の審査というのは特にないものですから、入札後確定した段階で契約に当たってきちんとこの人が充てられるかどうかその企業と話をさせていただいて、いけるだろうということで今のところ考えております。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) スマートオフィスなのですが、概要説明の4ページに今年度以降のことも出ていますよね。実施計画額ということで、平成32年度は840万円、それで翌年が同じ840万円ということで、今までの答弁を聞いていますと、2年目から指定管理ということで、指定管理について金額がこういうふうに出ているということは、仕様というか、どんな内容にするかというのは大体決まったということですか。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 指定管理についてはまだ固まっておりませんで、この840万円というのはフロア賃料、月70万円で実施計画の要求をさせていただいておりまして、指定管理については実際これから6月に向けていろいろ積み重ねていかなければいけないのですけれども、まだ固まっていないので、このときの実施計画要求では賃料しか要求をしていないという状況でございます。なので、今後速やかに進めていきたいと思います。  以上です。
    ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 今までの状況を見ると、工事から受付の、先ほどの運営業務まで山万グループというところがほとんどとっているわけですけれども、指定管理の場合は再来年度からということですけれども、そうすると仕様というか、そういったものはまだまだこれからということですか。やはり多くの指定管理の場合は応募者がどれだけあるかによって、その内容も随分変わってくるわけですよね。最近指定管理審査委員会を見ていると、余り応募もなく、1者応札という言い方はないですけれども、1者が来てそこに決定するというようなことも割と多いような状況なのですが、その辺の考え方としてはどうですか。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 今後指定管理の内容を決めていくに当たって、我々としてはもちろんどこか1者決め打ちのようなことをやるつもりもございませんし、恐らく指定管理になりますと一般競争入札と違って、こういったシェアオフィスとかコワーキングをやっている事業者も恐らく目にして来ると思うので、例えば取手市のマッチバコは、松戸のシェアオフィスもとりに行ったので、恐らく佐倉が来年指定管理を上げたら、それも視野に入れてくるだろうというふうに思っています。そういったことも我々は考慮しながら、より佐倉市に合った形の指定管理者制度の施設になるように今後検討していきたいというふうに思っております。  あと、先ほどのサービスオフィス協同組合の加盟状況なのですけれども、全日で15団体でございました。まだそういった新しい団体でございます。 ◆委員(五十嵐智美) では、続けていいですか。 ○委員長(平野裕子) はい、お願いします。 ◆委員(五十嵐智美) それでは、佐倉草ぶえの丘管理運営事業、予算書の252ページなのですが、30年度の入場者数、農産加工室などの利用実績はどうなっていますか。 ○委員長(平野裕子) 草ぶえの丘園長。 ◎草ぶえの丘園長(冨永文敏) 草ぶえの丘、冨永でございます。  まず、来園者数の比較なのですけれども、30年度の場合、まだ年度途中でございますので、2月時点で過去5年程度比較いたしますと、平成25年度が10万338人、26年度が11万868人、27年度が13万1,482人、28年度が13万2,183人、29年度は11月の半ばまでしか開園しておりませんでしたので、数字がないのですけれども、今年度については10万9,242人ということで、過去の実績と比べますと、25年度、26年度とほぼ同等ぐらいということで、27年度、28年度と比べるとちょっと少なくなっているという状況でございます。  それと農産加工室の実績でございますが、手元に詳しい資料がないのですけれども、まだ加工の組合自体が保健所の審査をここで通ったばかりで、来年度以降、実際に製造を始めて、販売を始めるということで、来年度春以降正式に稼働し始めると思います。そういった関係でこれまでの実績としては、実際稼働した日がたしか30日から50日の間ぐらいだということで、昨年の春先から夏ぐらいまではそこそこの利用があったのですが、やはり農作物がとれないと、なかなか試作品をつくる活動に入りにくいという状況がございまして、冬場については利用の実績が少なかった状況でございます。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 入場者数がどちらかというと少し下がっているというところがありますけれども、この辺の分析はどうしているのかということと、あと私たち経済環境常任委員会で指摘したのですけれども、農産加工室が使いづらいなど、いろいろな指摘が農業者の方からもあったのですが、その辺の改善はされているのでしょうか。いかがですか。 ○委員長(平野裕子) 冨永園長。 ◎草ぶえの丘園長(冨永文敏) 入園者数の分析でございますけれども、山万の指定管理者時代の後期と比較しますと、ほぼ同じような形でございまして、前指定管理者でありましたアメニス・プラネットと比較いたしますと、宿泊者数についてはほぼ同じレベルをとっているのですけれども、日帰りのご利用のお客様がかなり減っているという傾向がございまして、日帰りでご利用いただく方をどうやってふやしていくのかというのがデータ上から今後の課題というふうに考えております。  それと、農産加工室が使いにくいという声なのですけれども、実際に幾つか寄せられておりまして、圧力釜の場所が悪いですとか、そういったことなのですけれども、ご利用者の農家の声をいただく中で、できるだけその後修正を図っておりまして、とりあえず改善できるところは努力して改善しているというように考えています。  以上でございます。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 改善して利用を伸ばしていくというのが大事なことなので、ぜひ最大限の改善をお願いしたいというふうに思います。  それとあと、あそこにある旧増田家住宅、カヤぶきの古い住宅なのですけれども、あのカヤぶきの手入れが全くされていないというふうに、1年以上前になるのですが、お聞きしたのですけれども、今の状況はどうなのですか。 ○委員長(平野裕子) 冨永園長。 ◎草ぶえの丘園長(冨永文敏) その点については、ご指摘を真摯に受けとめなければいけない点でございまして、やはり老朽化が進んでおります。この点については、なるべく早く私としても改善はしていきたいところではございますが、農政課とも協議いたしまして、何分、物がカヤぶきの屋根で、まずカヤがない、職人がいない、もし改修するとしてもかなり前から年次計画を立てて、カヤの手配から恐らく入っていかなければならないというところで、雨漏りをしないようにという部分的な補修だけはなるべくやるようにはしているのですけれども、申しわけありませんが、早急に対応しなければいけない箇所も何カ所もあるという状況でございます。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) あの住宅、結構CMとかにも使われているようですよね。そういう意味では、すごくアピール性もあるとは思うので、使い方として今後どうなのかというのも含めて改修というか、カヤの吹きかえとかもかなり金額も大きくなると思うので、しっかりと計画的にやっていただきたいと思います。先ほどの入場者数が少ないということもあわせて、そういった活性化策の一つにぜひ入れていただければと思います。  次に、予算書の269ページ、飯野台観光振興施設管理運営事業、あそこもやはり決算審査特別委員会でコミュニティルームとかバーベキューのできるテラスが全然使われていなかったということがあったのですけれども、その後改善はされたのでしょうか。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) これにつきまして、今年度は本当に自由にただ使っていただくという状況で終わったのですけれども、来年度からは芝生広場サイトでやっております手ぶらでバーベキューの拡大バージョンとして、あちらのウッドデッキだとか、そちらのほうの活用も取り入れていきたいと考えておりますので、ことしの春からそういったことでより活用できるようにしていきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) コミュニティルームはどうなのですか。やはり自由に使ってくださいという状況でこれからもやるのですか。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 基本的には、あいているときにはそのように自由に使っていただくのですけれども、そういった予約が入った場合はそちらを優先して使っていただくような形で、以前ご提案いただいた手ぶらでパーティーだとか、そういったこともいろいろ考えていきたいとは思っているのですけれども、ふだんの利用状況等に鑑みながら今後検討していきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) あと、ふるさと広場の佐蘭花もいろいろと改善をしてほしいと決算審査特別委員会で言ったのですが、シャワー室や授乳室などがありますけれども、職員の目が届かないとか、授乳室には鍵もないというような状況だったのですけれども、その辺の改善はどうなったのでしょうか。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) そこを今観光協会ともいろいろ検討したのですけれども、鍵をつけることによって、その中に連れ込まれて閉じ込められるとか、そういったこともあるので、逆に授乳室に鍵があるのは危険だろうということで、でき得る限り管理棟の職員が見回りを適宜行うことで、その辺をフォローしていきたいと考えているところでございます。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) どちらがいいのかというのは本当悩ましいところですが、目があることが大事だと思うのです。その辺は、しっかりとやっていただきたいと思います。  それで、ずっと言ってきたのが、印旛沼周辺地域の活性化推進プラン事業の追加資料の9ページにこれまでのいろいろな取り組みとか出ているのですが、このシェアハウスが最後の整備ということで、今回のこのプランの計画が一応完了するというふうに捉えていいのですか。 ○委員長(平野裕子) 農政課副主幹。 ◎農政課副主幹(田辺篤也) 印旛沼活性化計画に基づくいろいろな見直しについては、平成26年度から平成30年度の5年間という計画の中で事業を進めてきたので、事業自体としては一応5年間で完了となります。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) これだけいろいろな施設整備なども行ってきたわけなので、これからこれをどういうふうに活用していくかというのが一番大事な点なのですけれども、それについて計画とか、何かそういうものはできているのでしょうか。 ○委員長(平野裕子) 田辺副主幹。 ◎農政課副主幹(田辺篤也) 今後のいろいろな普及、PRに関しては、もともと都市と農村の交流という部分が一番大きな目的でありますので、詳細までは今は言えないのですが、特に市外を中心にPRを強化していきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) これだけ施設整備をしたわけですから、これの活用策というのはやはりもうちょっと具体的に、PRとかだけではなくて、戦略的なものというのも必要ではないかと思いますけれども、それはいかがですか。  それとあと、一体的に印旛沼周辺、草ぶえの丘と印旛沼と、あとサンセットヒルズという点になっているわけですけれども、それを有効に結びつけるような、そういうものも必要だと思うのですけれども、そういう具体的な何か作戦というか、計画のようなものはないのでしょうか。それは、どこがやるのですか。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 観光の観点から申し上げますと、これだけ印旛沼周辺の施設を整備してきましたので、今委員からお話があったとおり、やはりこれ点を結びつけて、あわせて岩名の運動場、あそこまで含めてトータルにパッケージとして人を呼び込んでいきたい、交流人口の増加を図っていきたいというふうに考えておりますので、今その4施設の関係課と外郭団体を含めて連絡協議会を立ち上げておりますので、ここでの打ち合わせをメーンとしつつ、今後いろいろな交流人口増加策を、例えば旅行会社への商品パッケージとして売り込むですとか、都内から会社の研修で施設を使ってもらうとか、大学、サークル等、こういった方々に繰り返し来ていただけるような、そういった仕掛けというものを考えていきたいというふうに観光サイドでは考えているところでございます。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 観光サイドはそうかもしれない。というか、先ほどおっしゃった連絡協議会というような形ということですが、反対に連絡協議会というので本当にいいのですか。もう少し実効性が担保できるような委員会と言ったら変ですけれども、何という名称になるかわからないですけれども、連絡協議会というのは本当に顔を合わせて、ではこっちはこうだ、あっちはああだというような形のものというふうにイメージしてしまうのですけれども、それよりもう少し戦略的にできるようなものというのが必要だと思うのですけれども、この連絡協議会をもうちょっと発展させるということはないのですか。 ○委員長(平野裕子) 二川部長。 ◎産業振興部長二川健一郎) シェアハウスは、もともと農政課で、農村部と都市部との交流から始まった経緯はございますけれども、今だんだん観光の側面からこの草ぶえの丘、あるいは新しくできたシェアハウスをどういうふうに活用していくかという視点も強まってきています。その中で今ちょうど動き始めているのが、まだ調整中なのですけれども、今年度BBベースを佐倉にとめて、その継続運行ということを産業振興部としてやっています。その流れの中で、都内の自転車の愛好サークルが、サイクリングの練習をしたりするのに都内だと危ないというようなお話があるので、ぜひ一度佐倉に来てくださいと。合宿をするときには、シェアハウスも使えるので、ぜひシェアハウスを見てくださいというような調整は、決定していないのですけれども、そのような使い方もできるのではという動きでございます。ですので、繰り返しになりますけれども、都市部と農村部との交流という基本的な柱を残しつつ、新たに観光でどう使っていこうかということも加えながら、私どもの組織の産業振興推進会議で産業振興ビジョンを来年度つくり、そこで観光のブランドデザインもつくっていく形になります。その産業振興推進会議の中で、今委員がご指摘の印旛沼周辺の施設の回遊性をどうやっていくのかということも含めて、新しくできた施設をどう戦略的に使っていくのかということを議論の俎上に載せていきながら進めていきたいというふうに考えております。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 今は、観光ということでいろいろおっしゃっていたのですが、農業部門としては、そういうのもありながら、やはり農業の振興ということも必要だと思うのですが、どういうふうにその中で、戦略としてやっていこうと思っていらっしゃるのでしょうか。 ○委員長(平野裕子) 岩井農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 農業部門としては、飯野台にふれあい農園がございますので、そちらも活用しつつシェアハウスに泊まっていただいて、飯野台ふれあい農園で農作業をしていただく、また草ぶえの丘周辺で芋掘り体験など草ぶえの丘のイベントの中に組み込まれておりますので、そういったことをしながら土と触れ合っていただく、農作物と触れ合っていただく、収穫の喜びを感じていただく、そういったことも考えております。また新規就農者の関係につきましても、シェアハウスに泊まって飯野台ふれあい農園で農業の実習の場、農家の方に作物の栽培とか、そういったことを教わりながら農業の経験を積んでいただく、それで佐倉市内で新規就農していただくといったことも考えております。  以上でございます。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) これで草ぶえの丘は最後にしますが、連携がやはりすごく大事ですよね、いろいろな意味で。農業も振興していくということが1つの柱になっているので、その辺は観光だけではない部分も含めて、しっかりと連携を取りながら、観光と農業を両立させていただきたいと思いますが、いかがですか、それは。大丈夫でしょうか。 ○委員長(平野裕子) 二川部長。 ◎産業振興部長二川健一郎) 繰り返しになりますけれども、これから産業振興ビジョンをつくる中で、産業間の連携をうまく図りながら1つの佐倉市としての産業活性化をしていくわけですので、委員がおっしゃる部分は、まさにどううまく絡めていくのかということを、不可欠な視点としてよく検討を進めていきたいと考えております。 ◆委員(五十嵐智美) あと、予算関係もうちょっといいですか。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員、どうぞ。 ◆委員(五十嵐智美) 追加資料の12ページに商店街の空き店舗率というのがあって、高いところは30%、20から30%というのが8カ所あるというような調査結果が出ているのですが、今空き店舗の商店街空き店舗等出店促進補助金もあるわけですけれども、この利用実績というのはどういうふうになっているのでしょうか。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 商店街空き店舗等出店促進補助金で、30年度実績で申し上げますと、今現在で3件ございました。1つ目は志津駅の南口に薬局が、これは創業ではなかったけれども、空き店舗を活用してそこに開店されました。2つ目は京成佐倉駅前のハンバーガーショップ、あそこも空き店舗を活用しての開店です。3つ目がつい先ごろなのですけれども、JR佐倉駅の北口を出てすぐ左側に、新たにパン屋さんがオープンして、飛騨高山で日本一のパン屋で修業した方で、かなりおいしいという評判です。30年度につきましては、現在は3件の実績となっております。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 30年度はそうですけれども、それ以前も何件かあったのですか。これはいつから始まっているのですか。ちょっとはっきりしていないので。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 経年の変化を申し上げさせていただきますと、平成27年度から行っているのですけれども、27年度が3件、28年度3件、29年度3件、今年度も3件ということで、3件で推移しています。我々としてはもっとふやしたいと思っていますが、周知がやはり足らないのかとも思いますので、商工会議所とも連携を図りながらもっと周知活動に努めたいと考えています。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 空き店舗のところは、どちらかというと京成佐倉駅、JR佐倉駅、あと私の住んでいる近くの中志津商店街はかなり高いのですけれども、反対に言うと、それぞれ地区ごとの特徴というのもあるのかと思うのですが、これから、先ほど周知が足りないとおっしゃっていましたけれども、何かもう少し発展的な工夫のようなものが考えられますか。金額はいろいろ、もう少しというのもあるかもしれないのですが、それ以外のオプションなどはいかがですか。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) そこにつきまして、今要綱を改正しようと考えておるのですけれども、今までの出店補助金は、商店会のメーン通りに面していることが条件で、あわせて業種も飲食、小売をメーンに考えていたのですけれども、その辺の要件を撤廃しまして、より起業創業に視点の当たる補助金にしていきたいというふうに考えております。そのため、メーン通りに面していなくても、ちょっと一本入ったところでもオーケーにしたり、あとは業種につきましても、例えばはり・きゅう・マッサージは今まで対象ではなかったのですけれども、こういったものも最近高齢者の方々が集まる場所となっておりますので、そういったものも入れていきたいと考えておりますので、その辺の要件を緩和して、より利用者の拡大を図っていきたいと考えています。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 使いやすい制度にしていくというのがまず必要だと思います。先ほどおっしゃった高齢化に伴って、整骨院も結構あちこちにできていたりしますので、どういう業種がこれからいいのかというのもまた変わってくるとは思いますので、ぜひ工夫してください。  以上です。 ○委員長(平野裕子) ほかに質疑はございませんか。  斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) 斎藤です。よろしくお願いいたします。  それでは、予算書の256ページ、佐倉草ぶえの丘整備事業に関しましてご質問させていただきたいと思います。この体育館の天井改修ということで、これはわかりました。体育館の整備事業ということで伺いたいのですが、空調の現在の状況をお聞かせいただけるのでしょうか。空調はどのようになっているのか。 ○委員長(平野裕子) 田辺副主幹。 ◎農政課副主幹(田辺篤也) 草ぶえの丘の体育館の現在につきましては、空調は整備されておりません。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) この委員会ではありませんけれども、小中学校の空調整備なども始まります。草ぶえの丘も子供たちや、また高齢者の方もご利用いただいて、私も体育館を利用させていただくこともあるのですが、空調整備も整ってくるとよいかと、重要ではないかと考えております。シェアハウスも予約がたくさん入っていると伺っておりますし、そういったことも検討していただけたらと考えております。  続きまして、予算書の268ページなのですが、観光イベント事業で委託料がたくさん入っておりますが、チューリップフェスタ業務委託料、このことに関してチューリップフェスタもだんだんにぎわってまいりましたけれども、この委託料の内訳というのはお聞かせいただけるのでしょうか。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) チューリップフェスタの委託料の内訳ということで申し上げさせていただきます。予算的には942万8,000円ということなのですけれども、一番大きいのが会場周辺の警備でございまして、これが約300万円近くございます。それ以外に京成佐倉駅の北口から臨時バスのピストン運行をやっておりますので、これが約200万円近くです。あと、周辺の環境整備ですとか清掃等、あとテント、そういったものをそれぞれ60万円とか30万円とかという細かい積み上げになってしまいますけれども、それでやっています。
     以上です。 ○委員長(平野裕子) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) ありがとうございました。  チューリップの、その下に植栽事業等ございますけれども、小学生の児童さんにも植栽をお願いしているかと思うのですが、今回、以前にもこのようなお話をしたことがあるかと思うのですけれども、たくさん植えつけるのもそれも一つの手だと思いますが、デザインとかそういった観点、お花の色もございますよね。そういったことを何かいろいろ検討していただけるとよいかなと感じております。  フラワーフェスタなのですが、これは8月、ヒマワリとかコスモスとか、そういった事業だと思うのですけれども、ヒマワリに関して少し質問させていただきます。今年度、ヒマワリを拝見させていただきに伺っています。その際に初日なのですけれども、フェスタといって何日から何日とすてきなパンフレットを拝見させていただいて、伺ったのですが、初日に全くというか、本当に寂しいような状況だったと思うのです。ヒマワリは種から植えつけしているのか、苗からやっているのか、開花まで日数何十日とかと多分検討されているかと思うのですけれども、その旨お聞かせいただけますか。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) ヒマワリにつきましては、種からやっておりまして、チューリップが4月下旬で終わり次第、すぐ掘り起こしを行いまして、すぐヒマワリを植えております。やはり温度とかによって生育が変わってくるのですけれども、気候によって早い遅いは出てしまいまして、ことしは少し遅くて、なおかつ気温がちょっと足らなかったのか、それとも途中で暑過ぎたのか背が低くなってしまったという現象が起きてしまったので、観光協会にやっていただいているのですけれども、観光協会でもそういったことを考えながらより、安定して咲ける品種だとか、そういったこともいろいろ研究しているところでございます。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) ありがとうございました。  ヒマワリのフェスタの際に、市外、東京のほうからそのパンフレットをごらんになって伺ってくださったと、でも見たら、残念だったというお話がありました。そして、最終日も実は私伺わせていただいているのですけれども、そのときにはちょうど満開で、もう本当にすばらしくて、大勢の皆さんがいらしてくださっていたのですが、小さいお子さんがそのお花の様子を見て、まだ咲いていないつぼみを見て、これはきょうで終わりで、すぐ刈ってしまうのだよねと、そんな話をご家族でされていたのをちょっと耳にして、そうだったな、残念だなと思いまして、自然との戦いですからやむを得ないことがあると思うのですけれども、そういった状況に鑑みながら進めていただけたらと、これは要望でございます。ありがとうございました。  以上です。 ○委員長(平野裕子) ほかに質疑はございませんか。  山口委員。 ◆委員(山口文明) いろいろな方が草ぶえの丘のことを質問しておりましたが、私も質問したいと思います。  農業委員会事務局も入れて、出先機関も入れて、36人体制でふだん運営されているわけですが、草ぶえの丘が6名ということで、しかも直営になっておりますよね。人材というか、それで十分動ける状況でございましょうか。 ○委員長(平野裕子) 冨永園長。 ◎草ぶえの丘園長(冨永文敏) 冨永でございます。  ご心配いただきましてまことにありがとうございます。市の行政の組織としては今ほぼ残業も余りせずに何とかしている状況でございますが、先ほど五十嵐委員から質問いただいた入園者数の減の部分で、日帰りの来園者数を今後どうふやしていくかということを考えますときに、やはり施設の大幅な改造ができないと来園者にとって魅力的なイベントを細かくたくさん打っていくしかないというところがどうしてもございまして、そのためにはその部分でのマンパワーは若干不足しているというような印象は持っております。 ○委員長(平野裕子) 山口委員。 ◆委員(山口文明) ありがとうございます。いわゆる指定管理者から直営に移ってしばらくたつのですが、直営に移行したときからきょうまでどのような努力というか、指定管理者ではない努力というのはいろいろ考えられると思うのですが、その辺の説明をいただければお願いしたいと思います。 ○委員長(平野裕子) 冨永園長。 ◎草ぶえの丘園長(冨永文敏) 直営になってからの苦労した点ということでご説明させていただきますと、やはり指定管理者制度の時代は民間の会計のシステムでやっておりまして、お金の支払い等も行政が交付金を扱うというレベルから比べるとかなり簡単にできていたように感じます。それを市の財務規則の枠組みの中でおさめながら運営をするという部分に、最初どのような方法があるのかというところから始めまして、かなり苦労したように感じております。  それと、指定管理者時代にどのようなイベントがあったのかということについて、過去の草ぶえ通信等の印刷物等もございますので、ある程度把握はできるのですけれども、一つ一つの事業のノウハウの伝承というのは、これはできませんでしたので、その中でイベントをどのように展開していくのかということについては手探りの状態から始めて、ここで2年目を終わるところなのですけれども、先ほどのイベント用の人材が不足する中でも、ちょっとおぼろげに見えてきたのかというところもございますけれども、今後その辺についてもより充実を図れるように頑張っていきたいと考えています。  以上でございます。 ○委員長(平野裕子) 山口委員。 ◆委員(山口文明) 入場者数が減ってきているという印象は数字ではあるのですけれども、かなり努力していただいていると思うのです。6名の体制で、どこの部署も今も本当に厳しい、職員が少ない状況で割り振りが大変だと思うのですけれども、草ぶえの丘だけというわけにいかないのでしょうが、人員の面ではどのように感じておられますか。 ○委員長(平野裕子) 冨永園長。 ◎草ぶえの丘園長(冨永文敏) 人員の面については、当面現在の事業の方針を維持していくのであれば、現状の人数で足りているのかなというような気はいたしますけれども、ここからさらに新たな展開等を考えたときに、イベント等について、かなり得意とするような人材を補強していただくとか、あるいは人員増等を図っていただければ、さらに入園者の方について高い質のご満足をいただけるような運営ができるのかなというふうには考えております。  以上でございます。 ○委員長(平野裕子) 山口委員。 ◆委員(山口文明) これは細かいことで申しわけないのですが、過去に我々この委員会で視察をさせていただいたとき、後でもいろいろな報告があったように、各人が議会で指摘したりしておりましたけれども、農産加工室ですよね、大きな鍋がシンクに入らなかったり、冷蔵庫の扉が逆になっていたりという細かい指摘があったのですけれども、当然それはもう改善されているのですか。お鍋のシンクの面は改善できないのかもしれないのですが、細かいのですけれども、その辺はいかがでしょう。 ○委員長(平野裕子) 冨永園長。 ◎草ぶえの丘園長(冨永文敏) 冷蔵庫の扉の位置については、まだ現在対応できていない状況でございます。それ以外、建物の構造にかかる部分も一、二点あるのですけれども、そういった大きなものでない限りは、先日も加工所組合の組合長といろいろお話をして、使い勝手のいいようにできるだけの改善はとっているというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(平野裕子) 山口委員。 ◆委員(山口文明) その辺は終わりにしますが、先ほど鈴木課長から回遊性のあるふるさと広場周辺、岩名運動公園も取り込んだ交流人口をふやしていくというお話があったのですが、いまだにふるさと広場を中心としたアクセスに問題があると思います。先ほど部長からはバイクというイベントがあって、これからも人口ふえるだろうということですけれども、バイクはスピードがあるし、移動性がすぐれていますから、その辺は問題ないのですが、一般市民、あるいは市内外からの観光客の誘致につきましてはまだまだアクセスに問題があると思いますので、将来的にどのように考えているのかお伺いしたいと思います。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) そのアクセスの課題というのはやはりずっと懸案になっているところでございますが、やはり2次交通を考えていくということで、今コミュニティバスが出ておりますけれども、本数もかなり限られておりますので、これをどうやっていくかということを検討していきたいということが1つと、あとは車でおこしになられる方がやはり飯野台、上の部分とふるさと広場、印旛沼の部分、下の部分が遠回りを今している状況でございますので、土木部でようやく道路の測量等を始めていただいておりますが、新しい道路が建設できれば、もう少しアクセスがよくなってくるのかなというところを考えております。そういったことで車でのアクセス、交通機関でのアクセス両方を今後関係部局とも相談しながら検討していきたいというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 山口委員。 ◆委員(山口文明) 2次交通というのはどういう意味ですか。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 駅から着いて、その後のバスですとか、コミュニティタクシーといいますか、レンタサイクルも含めての手法でございます。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 山口委員。 ◆委員(山口文明) 私も以前から言っていまして、ある意味ではとんちんかんな言い方をしているところもあるのですけれども、依然として市のほうは歯牙にもかけないというような対応で、ふるさと広場の鉄塔、それから高圧線、あれは目ざわりでしようがないのです。ですから、費用はもちろん何億円とかかりますが、少しは関心を持って、すぐ解決はできないのだろうけれども、常にそれを頭の中に入れて、あれがなければ非常にふるさと広場の価値は豊かになると思うのです。それを常に頭に置いていただきたいと思います。難しいです。コストもかかるし、東電の話もあるし、東電が今ああいう状況ですから難しいですけれども、長いスパンでもいいですから、常に関心を持って取り組んでいただきたい。やはり最大の観光場所であるということであれば、それぐらいの見ばえのいい場所をつくらなければいけないと私はいつも思っていますので、関心だけは持っていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。 ○委員長(平野裕子) 以上ですか。 ◆委員(山口文明) はい。では終わります。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員、どうぞ。 ◆委員(五十嵐智美) 議案第4号の農業集落排水なのですが、先ほど排水の状況調査についておっしゃっていたのですが、農業集落排水の今の状況としてどれぐらい使い続けていくのか、将来的な展望をお聞かせいただければと思います。 ○委員長(平野裕子) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 坂戸にあります農業集落排水なのですけれども、接続率としてはもう90%以上を超えていますので、100%いけばいいのですけれども、多少の余裕はありますけれども、収入的にはもうほぼ頭打ちだろうということで、あと今年度に現地を確認して、最適整備構想策定業務というのを今委託しておりますので、その結果を見て早急に修繕しなければいけないところ、それから今後5年とか10年とかのスパンで修繕をして、施設をより長く持たせられるような方法はどういったものかというところを今検討していただいておりますので、その結果を見てどういうふうにしたらいいかというのは今後の検討課題ではあります。  以上でございます。 ○委員長(平野裕子) 副委員長。 ○副委員長(久野妙子) では、1点お聞きします。予算書266ページの商店街の街路灯等維持管理支援事業についてお聞きしたいのですけれども、今市全体がLED化してきていますけれども、これについては今後どうなっていきますか。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 街路灯等維持管理支援事業なのですけれども、今14商店会に交付を行っておりまして、順次LED化は進んでおりまして、約9割近くはLED化は進んでおります。あと、徐々に今自治会で持っていた街路灯が市に移管されたのと同様に、商店会で持っている街路灯も条件が整えば市に移管していくということで、今年度表町商栄会の街路灯が来年度から市に移管されることになりましたので、来年度は13商店会に減るというような形になると思いますので、今後もそういったことを継続的に行っていきたいと考えています。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 副委員長。 ○副委員長(久野妙子) わかりました。この辺の質問が結構あちらこちらから出ていましたので、今後どうなりますかと。というのも、商店会で自分たちで管理をされていたのですけれども、先ほど空き店舗の話が出ましたが、空き店舗がふえてきて、自分たちで負担をして維持していくのは大変だというような声も出ていました。話は変わってくるのですが、そもそも空き店舗がふえているわけですけれども、先ほどの追加資料でもそうですけれども、商店会に入っている方は、そんなにたくさんはないわけです。入っている意味がわからないと、入って毎月会費を払っても何のメリットも感じないと、そういった店主の方々も結構いらっしゃって、このことも含めてなのですけれども、そのうち順々に市に移管されるのでしょうけれども、空き店舗対策というよりも今入っていらっしゃる方々を、それはもう商工会議所との問題になるのですけれども、その辺を市と商工会議所とでどのような話に持っていくか、毎月会費を払って商店会を維持していく、その辺に何かメリットがあるのか、そういったところも商工会議所との話の中で出していただければなというふうに思うのですけれども、どうでしょうか。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) まさにそこは今年度商工会議所とも定期的なミーティングを行っていく中で、商店会の加入者減少が課題に挙がっておりまして、メリットをどうやって生み出していくのか、これは商工会議所加入にも通ずるものでございますが、そういったものが今明確に打ち出せていないという側面もございますことから、これにつきましては市と商工会議所で連携を図りながら考えていきたいというふうに考えているところでございます。あと商店会の街路灯で1点逆の意見も志津地区の商店会から言われたのですけれども、商店会加入のメリットが家の前に街路灯をつけてくれると。なので街路灯会員、街灯会員というのもあるらしいのです。正会員のほかに街路灯だけつけてもらうという街路灯会員というのもあるので、これが市に移管されてしまうと会員が減ってしまうよと逆に言われる商店会も実はあったりして、なかなかいろいろな意見があるのだなと思っているところでございまして、随時研究してまいりたいと思います。  以上です。 ○委員長(平野裕子) それでは、ほかに質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(平野裕子) なければ、議案に対する質疑を打ち切ります。  この際、暫時休憩いたします。           午前11時12分休憩   ───────────────────────────────────────           午前11時19分再開 ○委員長(平野裕子) 休憩前に引き続き会議を開きます。  続きまして、補正予算に関する議案第10号、第12号及び第30号について執行部の説明を求めます。  二川部長。 ◎産業振興部長二川健一郎) 部長の二川でございます。  続きまして、平成30年度補正予算に関する議案についてご説明させていただきます。ご審議いただきますのは、議案第10号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算のうち5款農林水産業費、6款商工費、議案第12号 平成30年度佐倉市農業集落排水事業特別会計補正予算、そして追加提案いたしました議案第30号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算のうち6款商工費の3件についてでございます。  こちらにつきましても、農政課長から一括してご説明させていただきますので、ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○委員長(平野裕子) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 農政課長の岩井でございます。  それでは、議案第10号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算のうち産業振興部及び農業委員会事務局関係の補正予算について及び議案第12号 平成30年度佐倉市農業集落排水事業特別会計補正予算について並びに議案第30号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算のうち産業振興部についての主な予算についてご説明申し上げます。  補正予算書の90ページをごらんください。5款農林水産業費、1項農業費、1目の農業委員会費でございます。2の農業委員会運営事業につきまして、当初15人で見込んでおりました農業委員会委員及び農地利用最適化推進委員の人数が実績ではそれぞれ14人となったため、不用額が出る見通しとなったことから102万円を減額補正いたそうとするものでございます。  次に、3目の農業振興費でございます。2の佐倉草ぶえの丘管理運営事業につきましては、光熱水費が当初見込みより少なかったことによります減額、臨時職員の勤務体系が一部変更となったこと及び時間外勤務が見込みより少なかったことによります賃金の減額及びサツマイモ掘り体験の参加人数が天候等の影響により当初見込みを下回ったことによります農業体験業務委託料の減額が主なものでございまして、1,430万円を減額補正いたそうとするものでございます。  次に、補正予算書の91ページをごらんください。8の水田自給力向上対策事業の経営所得安定対策等推進事業補助金につきましては、農業生産基盤に対する調査委託料の入札による執行残額135万円を減額補正いたそうとするものでございます。  9の耕作放棄地対策事業農業次世代人材投資資金につきましては、県給付を予定していた夫婦3組、個人6名のうち2名の方が見送ったことなどの理由により、その執行残額215万6,000円を減額補正いたそうとするものでございます。  10の農産園芸経営支援事業につきましては、生産性技術高度化施設の事業費が入札の結果により農産園芸経営支援事業補助金に執行残額が生じたことから218万2,000円を減額補正し、また平成30年度台風24号により被害を受けた農業生産に必要な施設の再建、修繕等への支援をするため経営体育成支援事業補助金1,129万7,000円を増額補正いたそうとするものでございます。なお、経営体育成支援事業補助金1,129万7,000円は、全額平成31年度に繰り越すため繰越明許費の設定をしております。  次に、5款農林水産業費、1項農業費、5目農地費でございます。2の農業集落排水事業特別会計への繰出経費につきましては、農業集落排水事業への繰出金が当初見込みより少なくなる見通しとなったため、111万2,000円を減額補正いたそうとするものでございます。  次に、補正予算書の92ページをお開きください。6款1項商工費、2目商工振興費でございます。1の中小企業支援事業につきましては、本年度の中小企業資金融資利子補給金が確定しましたことから、340万円を減額補正いたそうとするものでございます。  次に、3目の観光費でございます。3の観光イベント事業につきましては、本年度の花火大会の繰越額が確定しましたことから、繰越額等879万1,000円を基金に積み立ていたそうとするものでございます。  続きまして、議案第12号の平成30年度佐倉市農業集落排水事業特別会計補正予算でございます。  補正予算書の142ページをお開きください。1款農業集落排水事業費、1項1目施設管理費でございます。2の排水施設維持管理事業の施設維持管理委託料につきましては、坂戸処理場の施設維持管理委託料の入札による執行残額111万2,000円を減額補正いたそうとするものでございます。  続きまして、佐倉市一般会計補正予算(第7号)との記載がございます補正予算書をごらんください。こちら18ページをお開きください。6款1項商工費、2目商工振興費でございます。14のプレミアム付商品券事業についてですが、こちらは国の消費税率改正にあわせまして、住民税非課税者及び3歳未満の子育て世帯の消費への影響緩和を図るため、プレミアムつき商品券を発行するための事業でございます。予算の内訳につきましては、事業に必要な消耗品費33万5,000円、プレミアムつき商品券を購入するための引きかえ券及び引きかえ券の交付を受けるための申請書等を印刷する経費といたしまして626万2,000円、申請書を郵送する経費といたしまして276万円の合計935万7,000円を計上しております。なお、こちらの経費は全額平成31年度に繰り越すため、繰越明許費の設定をしております。  以上、議案第10号、12号、30号の3議案につきましてご説明申し上げました。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○委員長(平野裕子) これより質疑を行います。質疑がある方は挙手にてお願いいたします。  五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 補正予算書91ページ、農業次世代人材投資資金を見送ったということで減額補正になったということだったのですけれども、見送った理由とか、今後どうなるのかということも含めてお願いします。 ○委員長(平野裕子) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 農政課長の岩井でございます。  新規就農して一定の条件に合えば、45歳未満で年間最大150万円を5年間いただけるという国の制度でございますけれども、当然新規就農するときにはこういった制度もございますよと市から説明をしております。ただ、見送った方は正直申請がなかったのですけれども、それを見送ったというのは、農業に対してもう少し一生懸命やりたいけれども、今後まだ不安があるようなこともお話されていますので、来年度以降申請する可能性はございますけれども、とりあえず本年度につきましては申請がなかったということで減額ということになっております。  以上でございます。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員
    ◆委員(五十嵐智美) 新規就農の方はいろいろ不安があると思うので、その辺のアドバイスは多分されていると思うのですけれども、2人申請がなかったと先ほどおっしゃっていましたけれども、その2人は今年度新規の就農の方ということですか。もっといらしたのですか。 ○委員長(平野裕子) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 1人は29年度に新規就農、もう一人は新規就農できる見込みだったのですけれども、まだしていない方なので、申請できていないということで見送りになったということでございます。  以上でございます。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 10の経営体育成支援事業補助金について、これは台風の被害を受けた農家への支援とおっしゃっていましたけれども、経営体育成支援事業にはそういうのも入るわけですか。 ○委員長(平野裕子) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) これは国の事業でございまして、昨年9月末から10月にかけて、千葉県でも最大風速40メートル以上の風が吹きまして、また都内でも塩害ということで電車がストップしたり、そういったことがニュースになりました。その台風によってビニールハウスが破けたり、場所によってはパイプハウスが変形したり、そういったことがございまして、国でそういった農家を支援するための制度ということでこの事業ができましたので、今回補正予算に計上させていただいているということです。  以上でございます。 ○委員長(平野裕子) ほかに質疑はございませんか。  五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 議案第30号です。プレミアムつき商品券なのですが、詳細はこちらに資料としていただいているのですが、以前あった臨時給付金というのが七、八割の人しかとりに来なかったというようなことも言われているのですが、今回低所得の人たちの対象者に行き渡るような対策としてはどういうふうなものが考えられているのか伺います。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 今回給付金ではなくプレミアムつき商品券を購入していただくという形になるので、あくまでも対象者の方々の自主的な申請になるものですから、国としては恐らく8割ぐらいは見ているのかと思うのですけれども、我々としてはきちんと周知を図って、皆さんせっかくの機会なので啓発はしていきたいというふうには考えておりますが、あくまでも今回は対象者の方々の希望という形になります。  以上でございます。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) あと、低所得の方に対するということで、分割購入という方法もとられるということだったのですけれども、そうしますと何回も来るということになりますよね。そうすると時間がかかったりとか、あと万が一交通費がもしかしたらかかる方もいるかもしれないのですけれども、そういったことに対して何か対策は考えていらっしゃいますか。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) この分割購入というのは考え方として、一度にやはりそんなにたくさんのお金は出せないという方々への配慮ということで、商品券の販売期間も前のプレミアムつき商品券のようにその日に並ぶのではなく、10月から2月までの5カ月間の販売をするということなので、極端な話1カ月に1回ずつ買うこともできるという、そういった配慮から分割の考えが出てきたというふうに推測しているのですけれども、そのための交通費までなかなか配慮は行き渡らないのかというのが正直な感想でございます。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 結局このプレミアムつき商品券、そういうふうに低所得者の方にということでやるわけですけれども、いろいろな意味で本当にそういう対策になっているのかということですよね。先ほど言ったように、交通費をかけてまで分割で購入するなんていったら、もうほとんどその上乗せ分はどこかに行ってしまうかもしれないというような、そういうようなものなので、本当にそういう意味ではこの財源をほかに使うということが有効利用なのかなとは思います。  あと、これは議会質問でも市民ネットがしているのですが、低所得者の人の商品券を結局それを使えばある程度その方がどれぐらいの所得の人なのかというのがわかってしまうという、そういう側面があると思うのですが、そういうプライバシーの問題をなるべくカバーするような方法というのは、今すぐというのはまだ難しいでしょうけれども、何か考えられますか。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 議会でも部長がご答弁させていただきましたが、プライバシーには配慮してまいりたいというふうには考えておりますが、ただ購入や引きかえもご本人だけではなくて、代理の方も可能になっておりますので、例えば子育て世代もおじいさんとかがとりに来ることも可能でございます。なので一概に余りわからないでしょうというのが国からのQアンドAなのですけれども、そうは言いつつも、やはり買う方々もそういったことはかなり気にされるのかなというふうに思いますので、まだ今の段階ではこれがいい策だというのは思いついていないのですが、今後検討して、何とかそういったプライバシーの配慮をしてまいりたいと考えています。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 今のお話ですと、商品券を使うのは本人でなくてもいいということですか。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 誰でもというわけではなくて、例えば一緒に住んでいる親ですとか子供、おじいさん、おばあさんとか、あと施設に入っている方でしたら、許可を得た施設の代理人というような形で国から今後正式に示される予定でございます。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) あと、申請して商品券をとりに来るということになると思うのですけれども、そのときに本人確認をするかどうかというのがあるのですが、引きかえ券を持っていればそれだけでいいのですか。それとも何か身分確認をするものが要るのですか。あと、引きかえ券がない場合などもあるかもしれないですけれども、そういう場合はどうするのですか。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 国から随時情報がおりてきている段階なので、まだはっきりしたことは言えないのですけれども、引きかえ券は必ず必要というように読み取れております。あと、本人確認も行うように努めるという感じになっているので、恐らく簡易にやることになろうかと思うのですけれども、いかんせんまだ情報が余りおりてきていないので、はっきりしたことは言えないのですが、適宜その辺の事務は詰めていきたいと考えています。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) まだはっきりとこういうふうにする、大体の流れはあるけれども、詳細はまだ出てきていないという状況ですか。本人確認をどうするのかというのも結構重要な問題だと思うのです。特に高齢の方は身分証とか、落として何かあればというようなこともありますし、この間選挙の投票に行くのに、そういうのは要らないというようなこともあったようですけれども、この給付金をもらうだけで、そこまで厳格にやるのかどうかというのもはっきりしないそうですけれども、緩やかに受け取るような形になればいいのかなとは思います。詳細がわからないのだったら、もうこれ以上お答えを求めても仕方がないです。 ○委員長(平野裕子) 以上でよろしいですか。 ◆委員(五十嵐智美) はい。 ○委員長(平野裕子) それでは議案に対する質疑を打ち切ります。  この際暫時休憩いたします。           午前11時39分休憩   ───────────────────────────────────────           午前11時42分再開 ○委員長(平野裕子) 休憩前に引き続き会議を開きます。  環境部が所管する議案のうち、平成31年度当初予算に関する議案第1号について執行部の説明を求めます。  環境部長。 ◎環境部長(井坂幸彦) 環境部長の井坂でございます。  本日ご審議いただきます環境部所管の議案は、平成31年度一般会計当初予算及び平成30年度一般会計補正予算並びに佐倉市土地の埋立て及び土質等の規制に関する条例の一部を改正する条例でございます。  それでは、議案第1号 平成31年度佐倉市一般会計予算についてご説明を申し上げます。  本日ご審議をお願いいたしますのは、歳入歳出表中の歳出の4款、衛生費の所管部分でございます。まずその内容について私からご説明をさせていただきたいと存じます。  お手元の黄色のファイル、環境部予算審査追加資料の1ページ目、平成31年度当初予算案の概要(環境部)をごらんいただきたいと存じます。まず、1の執行体制でございますが、現在は生活環境課廃棄物対策課の2課体制で、私を含め33人、加えて不当行為防止指導員ほか22名の非常勤職員で事務に当たっております。  続いて、2の概要説明をごらんいただきたいと思います。本予算案は、大気汚染、水質汚濁等の公害防止対策、自然環境保全や地球温暖化対策、家庭ごみの収集運搬並びに佐倉市、酒々井町清掃組合を通じての焼却及び最終処分の安定的な実施など快適な生活環境の保全を図るための経費を計上しております。  続いて、3、主要事業をごらんください。佐倉市、四街道市、酒々井町葬祭組合など一部事務組合の負担金、公害防止対策事業や一般廃棄物収集運搬事業などがございます。また、平成31年度の新規事業といたしましては、その資料中の(9)の一般廃棄物処理基本計画策定事業がございます。この事業は、次期佐倉市一般廃棄物処理基本計画を策定するための計画策定支援業務委託の経費等を計上しております。これらを含めまして、環境部所管の歳出の総額は18億9,900万3,000円でございます。平成30年度当初予算と比較いたしますと金額で1億442万7,000円、率にして5.2%の減少となっております。これは、主に佐倉市、酒々井町清掃組合において地方債の元利償還金が減少したこと及びごみ焼却施設基幹的設備改良工事が平成30年度で終了することにより、同組合に対する市の負担金が1億1,793万4,000円減少したことによるものでございます。  詳細につきましては、生活環境課長からご説明させていただきます。ご審査のほど、よろしくお願いいたします。 ○委員長(平野裕子) 向後課長。 ◎生活環境課長(向後昌弘) 生活環境課の向後でございます。よろしくお願いいたします。  私からは、議案第1号 平成31年度佐倉市一般会計予算のうち環境部が所管いたします歳出予算の主な事業につきましてご説明申し上げます。  初めに、予算書234ページをお願いいたします。4款衛生費、1項保健衛生費、5目環境衛生費でございます。上段の3の佐倉市、四街道市、酒々井町葬祭組合負担金1億1,746万4,000円につきましては、葬祭組合の管理運営費に係る佐倉市分の負担金でございます。  続きまして、236ページをお願いいたします。上段、6目公害対策費、3の公害防止対策事業1,628万2,000円でございます。こちらにつきましては、河川水質の調査や大気環境中のダイオキシン類調査などの公害関係調査等委託料や大気測定局保守管理委託料が主なものとなってございます。  次に、238ページをお願いいたします。中段、10の放射性物質対策事業1,453万円につきましては、市内の空間放射線量の測定と給食食材等の放射能測定を行うための経費で、事務補佐員賃金と測定機器の機械器具購入費並びに保守点検委託料が主なものとなってございます。  続きまして、239ページの上段、12の住宅用省エネルギー設備等導入促進事業1,320万円につきましては、再生可能エネルギーの導入促進を目的に、住宅に太陽光発電システムなどの設備を設置しようとする者に対し、費用の一部を補助するものでございます。  続きまして、240ページをお願いいたします。下段から241ページにかけまして、2項清掃費、1目清掃総務費、3の一般廃棄物処理基本計画策定事業512万9,000円でございます。先ほど部長からもご説明あったとおり新規事業となります。この事業は、次期佐倉市一般廃棄物処理基本計画を策定するための経費でございまして、計画策定委託料と計画策定に係る廃棄物減量等推進審議会委員の報酬及び費用弁償を計上してございます。  続きまして、241ページをお願いいたします。下段2目じん芥処理費、2の一般廃棄物収集運搬事業6億5,904万3,000円につきましては、各家庭から排出されます一般廃棄物の円滑な収集運搬とリサイクルの推進を図るための経費で、主に家庭ごみ、粗大ごみの収集運搬委託料などが計上されてございます。  続きまして、243ページをお願いいたします。中段、5の減量化推進事業2,435万7,000円につきましては、ごみの減量化のため資源回収協力団体及び協力業者に支払う謝礼金が主なものでございます。  その下、6の佐倉市、酒々井町清掃組合負担金6億7,412万6,000円につきましては、清掃組合の事務事業費及び建設事業費に係る佐倉市分の負担金でございます。なお、清掃組合におきましては、平成15年度に借り入れた地方債の償還が完了すること及び平成28年度から実施しているごみ焼却施設基幹的設備工事が完了することにより、建設事業費負担金が減となったため、平成30年度と比較しますと1億1,793万4,000円の減となっております。  最後に、244ページをお願いいたします。3目し尿処理費、2の印旛衛生施設管理組合負担金5,466万4,000円につきましては、佐倉市、四街道市、八街市、富里市、酒々井町の4市1町で構成いたします印旛衛生施設管理組合の運営費分担金に係る佐倉市分の負担金でございます。  以上、議案第1号 平成31年度佐倉市一般会計予算のうち環境部が所管いたします主な事業の説明をさせていただきました。ご審査のほどよろしくお願い申し上げます。 ○委員長(平野裕子) この際、暫時休憩いたします。           午前11時50分休憩   ───────────────────────────────────────           午後 1時00分再開 ○委員長(平野裕子) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより質疑を行います。  徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) 予算書240ページの一般廃棄物処理基本計画策定に係る日程や内容について詳しく教えていただいていいですか。 ○委員長(平野裕子) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) 廃棄物対策課長の田中でございます。  この計画につきまして、策定の根拠なのですけれども、廃棄物の処理の法律と佐倉市の廃棄物の条例に基づきましてこの計画を立てるものでございまして、本計画は市が長期的かつ総合的視点に立って計画的な一般廃棄物の処理の推進を図るために基本的な方針となるものを策定するものでございまして、廃棄物の排出抑制及び廃棄物の発生から最終処分に至るまでの適正な処理を進めるために必要な事項を定めるものでございまして、1年かけて策定して、32年度スタートということで考えております。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) そうしたら、その中にごみ減量の数値目標だったり、いろいろな数値目標のようなものというのは何か設定されるのですか。 ○委員長(平野裕子) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) 現行の状況を踏まえて、今後の長期的な数値を目標として設定していきます。そして、佐倉市における社会情勢や人口動態、いろいろなものを統計の中に入れながら、考慮しながら計画を立ててまいります。  以上です。 ○委員長(平野裕子) いいですか。  五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 同じく一般廃棄物処理基本計画のことなのですが、委員会が去年の12月に開かれたようですけれども、策定方針とかそういったものはまだこれから協議をしていくということで、一応佐倉市として今回の方針について何か考えていらっしゃることがあるのですか。 ○委員長(平野裕子) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) まだ具体的なものはないのですけれども、今現行ある計画に基づいて、その計画に対して現状どのぐらい達成しているのかというところを判断した上で、今後またパブコメとか委員会に諮りながら具体的に決めていこうと。まだはっきりした形ではないです。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) そうしましたら、これからつくっていくということですが、策定の手法としてもちろん審議会はあるようですけれども、そのほか例えば市民にいろいろと聞く、意見を求めるとかということも出てくると思うのですけれども、そういった手法は何か考えたりしますか。 ○委員長(平野裕子) 田中課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) 市民からの意見につきましては、既に佐倉市で統計等、アンケートをとっているものもございますので、そういったものを参考に意見を把握しながら、集約しながら、その計画の中に盛り込んでいこうと思っています。あと、パブコメも実施して、市民の意見を反映していこうと思っております。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) その統計というか調査というのは市民意見ということ、どういうものなのですか。 ○委員長(平野裕子) 田中課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) 市民意識調査の中で、ごみの関係も項目としてありますので、そういった今までの市民からの意見を参考にしながらということで考えています。  以上です。
    ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) ただ、減量化、ごみの問題は市民の方もすごく関心が高い問題だと思うのです、生活に密着していますから。ですから、減量を進めるためには市民の方にいろいろなところで呼びかけるとか、策定しているところに参加してもらうとか、審議会の中に市民委員もいらっしゃるとは思うのですが、もう少し広く市民の声を聞くような機会というのは必要ではないかと思いますが、そういったことは考えていらっしゃいませんか。 ○委員長(平野裕子) 田中課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) 今のところ具体的な市民からの意見というのをどういう形で聞いていくかというのは、まだ検討中でして、具体的なものはないのですけれども、今言った市民意識調査のほかにパブコメ、それと今回委員の中に主婦の方も加わってくれていますので、そういった方の意見も伺いながら進めていければと思います。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) なるべく市民の方のご意見が反映されるような形、あと減量という目的をどういうふうにしていくのかはすごく大事なことなので、それを達成するための市民の皆さんを巻き込むような形の計画づくりというのをぜひお願いしたいと思います。  それとあと、随分前なのですけれども、ごみの有料化というのが一時問題になったことがありますけれども、今回はそれについては何か考えていらっしゃることがあるのですか。 ○委員長(平野裕子) 田中課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) 今後ごみの有料化をどうしていくかというところなのですけれども、以前やはりごみの有料化という問題が持ち上がったようですけれども、現状においては減量化を推進していく中で、有料化までは考えてはいないところです。今後どうなっていくのかわからないですけれども、現状としてはまだ有料化は考えていないです。ただ、その計画は10年スパンの長期なので、項目としては載せておかなければいけないかもしれないのですけれども、具体的に有料にしたいという考えは今はないです。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) すごく関心が高い問題です。やはりいろいろな方の協力がないと減量化というのが難しいので、そういう有料化の前には減量ということをしっかりやっていただきたいと思います。それをお願いします。  次いいですか、続けて。予算書の243ページに、土地埋め立て違反対策事業というのがあるのですが、その場所とか、具体的な内容についてお聞きしたいのです。 ○委員長(平野裕子) 田中課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) この予算なのですけれども、昨年再生土とか、いろいろなそういった違反現場が話題になって、現実的に我々職員がある程度土砂についてどういうものが埋まっているかというのを調べるために予算化させていただいたのですけれども、この内容につきましては、埋められた面積とか、土量とか、あと土質の検査とか、水質の検査とかというものを予算として盛り込ませていただきました。今実際にあるかどうかというところなのですが、1カ所上勝田に現場がありまして、今動いていないのですけれども、そちらの現場が地元からも心配されているということで、1カ所だけその現場がございます。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) これは、その1カ所のための予算ということですか。もう少し詳しく教えてください。 ○委員長(平野裕子) 井坂部長。 ◎環境部長(井坂幸彦) この予算は特定のものを、支出を見込んでするものではなくて、緊急時にすぐ対応できるように予算化しておこうということで、昨年、緊急的に対応したかったのだけれども、予算措置が必要で、その支払い、利用するとかいろいろ手続ありますけれども、それまでにちょっと時間がかかったということなので、予算を持っていればすぐ対応できるということで、頭出しのような形で出しているということですので、特定の場所を想定したものではありません。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 本当に何があるかわからないということでの対応のためということだと思いますけれども、なるべく使わないほうがいいとは思いますが。あと、先ほど上勝田で1件現場があるというお話でしたけれども、具体的に何か行動を起こしているということなのですか。 ○委員長(平野裕子) 田中課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) 具体的に突然行為者が土地に土砂を埋め始めて、ずっと注視して、行為者に対してもまず土砂を持ってくるなということから始まって、言うことを聞かないでどんどん土砂を堆積させてしまいました。今は市として撤去命令を出していまして、地元もどんな土が埋まっているのか心配だということで、その土質をこの予算を使って調査しまして、土砂については環境基準を超えたものではなかったので、土質としては大丈夫でしたということで、地元の方にお知らせしました。今後その土砂について撤去するように行為者に対してもさらに指導を強めていきたいと思っています。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) ということは、まだ堆積したままの状況はあるということですね。 ○委員長(平野裕子) 田中課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) はい、そのとおりです。まだ堆積している状態です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 崩れる心配はないわけですか。土質はそういうふうに安心というか、基準は超えていないということですけれども、そういった危険性はどうですか。 ○委員長(平野裕子) 田中課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) 現状のところ安定している状態なのですけれども、今後また大雨が降ったり、気象状況によっては崩れる可能性もあるので、崩れないような形でも整形するようには言っているのですけれども、まずとにかくどかせということで指導しています。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 井坂部長。 ◎環境部長(井坂幸彦) 本件については、2回にわたって行政指導のほかに行政命令ということで行政処分をしておりますけれども、行為者は従っていないというのが現状でございます。その中で、行政処分をするに当たっても、土量も測量しないと行政処分ができないので、今回のケースは予算がなかったので、多分流用したと思いますけれども、今回のその予算については、そういった場合の緊急の測量にも使われるということでございます。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 周りの方々は、多分心配されていると思いますので、なるべく素早い対応をぜひお願いしたいと思います。でも、いつまで押し問答みたいなことはするのですか。 ○委員長(平野裕子) 田中課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) 廃棄物対策課の田中です。今一向に前に進んでいかないので、警察にも相談しておりますので、警察の方にも入っていただきながら行為者に対して撤去指導をさらに強めていきたいと思っています。 ○委員長(平野裕子) 続けて、五十嵐委員、どうぞ。 ◆委員(五十嵐智美) 続けてやります。予算書の244ページの合併浄化槽普及促進事業ですが、浄化槽の設置のこれまでの実績と、この予算で設置台数は何件と想定しているか伺います。 ○委員長(平野裕子) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(向後昌弘) 生活環境課、向後でございます。  まず、新年度予算の想定ですが、5人槽13基、7人槽3基、あと浄化槽本体だけではなくて、そこに附帯する配管ですとか、もともとあった単独浄化槽の槽を撤去するような費用のオプション的な補助を10基想定したものを今回計上させていただいております。実績、過去の補助件数の実績は、済みません、後ほど答弁させていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 浄化槽、下水が完備していないところの対策としてされていると思うのですが、毎年大体十何基ぐらいの実績で推移していると思うのです。これで今後も同じような形でやっていく場合、今かえなければならない必要なところ、台数とかは把握していらっしゃるのですか。そういった点はいかがですか。 ○委員長(平野裕子) 向後課長。 ◎生活環境課長(向後昌弘) 今佐倉市の中でというか、これは千葉県全体でも統計的に整理していますが、本来であれば本下水というのですか、下水道で整備すべきところを、なかなか面的な整備が進まない部分については合併浄化槽、特に高度処理合併浄化槽という窒素がとれるタイプのものをこれから普及していきましょうということを言われていまして、この想定人数、実数を数えるのはなかなか難しいものですから、過去からの経緯とか、その面の張りつき状況とかから推計した数については出しておりまして、佐倉市でいうとたしか、記憶で済みませんが、7,000件ほどまだこれから普及させていかなければならないと把握しております。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) その7,000件、かなり膨大な件数ですが、毎年十何件ずつをやっていらっしゃるわけですけれども、余りにも早くやるということも難しいかもしれないですけれども、そんなところをどうやって今後やっていくのですか、何か対策はあるのですか。 ○委員長(平野裕子) 向後課長。 ◎生活環境課長(向後昌弘) 合併浄化槽の整備につきましては、やはり建物の建てかえ、あるいは世帯の中でご結婚とか独立とか、そういったライフサイクルの中の重立った行事と合わせてやられることが多うございますので、ある特定のエリアをまとめてやるとかというのはなかなか厳しいような状況にあるということで考えております。  ただ、一方で今全国的な取り組みの一例になりますけれども、公設、いわゆる市町村、あるいは県という公が設置をするというようなことも取り組まれておりまして、さらにそれをPFIという民間のバイアスを使ったような、活用した形での整備という手法も提案をされているというのが実情でありまして、我々もそういったところについては勉強させていただいているところでございますので、ご指摘のとおり数的にはなかなか進んでいない状況でございますので、そういった先進事例を研究しながら佐倉市の地域性にも合った方法を考えてはいきたいというふうには思っております。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) いろいろな手法があるというお話でしたが、公設というのは市が合併浄化槽をつけるということですか。そうではなく、もっと大型のものになるということですか。 ○委員長(平野裕子) 向後課長。 ◎生活環境課長(向後昌弘) 下水道で言えば、公設ますというのがタンク内にあると思うのですけれども、そのますのかわりに合併浄化槽を公が設置をすると。要はそうなりますと、設置していただく占有の契約だとか、いろいろな手間は出てくるとは思うのですけれども、過去で行われている事例を見ますと、下水道が来ていないある特定の地域をエリア指定して、公が合併浄化槽を設置して、そこにお住まいの各世帯に補助金ではなくて、その使用料を下水道と同じように払っていただくというような形をとっているというふうに理解しています。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 下水道の布設というのは、すごく膨大な費用がかかりますので、合併浄化槽の普及というのもすごく言われているわけなので、ぜひとももう少しスピードアップできるような形でやっていただければと思います。  いいですか、続けて。 ○委員長(平野裕子) はい。 ◆委員(五十嵐智美) あと、住宅用省エネルギー設備等導入促進事業ということで、予算書の239ページに出ていますが、ちょっと仕様を変えていますよね。29年度だったか、既存住宅にしか太陽光発電をつけないというような変更をされて、設置台数がかなり減っているのですが、これはこの後もこういう形でやっていくわけですか。あと、省エネルギーの取り組みとして、ほかに何か独自のものを考えているかどうかもあわせてお願いします。 ○委員長(平野裕子) 向後課長。 ◎生活環境課長(向後昌弘) 生活環境課、向後でございます。  省エネ、いわゆる太陽光発電等の再生エネルギーを導入される方への補助金につきましては、佐倉市では現状では千葉県の補助制度をそのまま運用させていただいているという状況でございまして、その中で千葉県の要綱の変更に伴って、新築については補助しないということにしてございます。これについては、次年度におきましても同様の方法でやっていきたいというふうに考えております。  もう一点、独自の方法というご質問でございますが、平成30年度現在、県内で54市町村ある中で、18市町村が独自のいわゆる上乗せのような補助制度を展開しているというふうに承知してございます。いわゆる3分の1の市町が制度を設けているということがございまして、その辺も勘案しながら、ただこの省エネルギー、再生エネルギーというのは、エネルギーを生産して売電するという行為もございますので、どのぐらいが適正なのか、また今売電価格も下がる、また設備費も下がってきているというような状況もありますので、その辺のバランスを勘案しながら、必要な市独自の補助制度の導入の検討もあわせてしていきたいとは思っております。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 独自の補助制度があれば、もう少し皆さんの関心が高まるということもあるので、それも必要なのですが、市で何ができるのかということを、省エネだけではなくて自然エネルギーを使っていくような、取り扱いするような、そういった検討も必要ではないかと思うのですけれども、その辺はどうでしょう。 ○委員長(平野裕子) 向後課長。 ◎生活環境課長(向後昌弘) 今ご指摘いただきましたように再生エネルギーの推進というのは、やはり日本全体で取り組んでいかなければならない課題というのは市としても理解しておりまして、今策定しております環境基本計画の中でも当然整理をしていきたいと思っております。ですので、それを誘導する、推進するための策として、1つがこの補助制度だと思っておりますので、先ほど申しましたように設置者がご負担される初期投資、あるいはこれからランニングしていく中で得られる利益等々のバランスを考えながら必要な制度を考えて、研究していきたいというところでございます。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 238ページの放射性物質対策事業なのですが、今までずっと3.11以降やってきたわけですけれども、測定は本当にずっとやっていらっしゃるので、記録というか、数値的な記録はすごく大事だと思うのですけれども、今後なのですが、放射線物質対策として、それ以外で何か取り組むこと等を考えているかどうかと、市民貸し出しの線量計が今もあるとは思うのですけれども、それの利用というのは今どうなっているのでしょうか。 ○委員長(平野裕子) 向後課長。 ◎生活環境課長(向後昌弘) 放射線の状態なのですけれども、当然あの事故以来新たな発生というのがないと認識しておりますので、市内で計測している状態では上がってきているという状態はなくて、むしろ当然半減期によって下がってきているという状態でございますので、今の測定体制を維持して市民の皆様に周知をする中で、安心して暮らしていけるような体制は引き続き維持をしていきたい、堅持していきたいというふうに思っています。  2点目のご質問の貸し出しでございますが、年々減っているような状況でございまして、ここ3年を言いますと、28年で11件、29年度で5件、それでことし2月末現在ですが、ことしも5件という状況でございます。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 線量計の貸し出しはもう少し借りやすくしてほしいというのがかなり前に、もう少し関心の高いときにあったのですけれども、今もやはり市の窓口で貸すという方法は変わっていないのですよね。 ○委員長(平野裕子) 向後課長。 ◎生活環境課長(向後昌弘) 変わってはございません。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) せっかくあるものですから、こういうふうに借りる人もいらっしゃるわけなので、もう少し借りやすい体制というのをつくってもらえたらというのと、あとこういうものがあること自体がもう多分忘れ去られているのかもしれないというのもありますので、関心の高い方が使いやすいような形にするというのも、一つこれからの取り組みになるのかとは思います。その辺はいかがですか。 ○委員長(平野裕子) 向後課長。 ◎生活環境課長(向後昌弘) 済みません。私が着任して以来2年間で、この貸し出しについていろいろクレームというか、こういうふうにしてくれというのはなかなかなかったものですから、特に不自由はないのかなというふうに感じておりましたが、今ご指摘のあったように過去にそういうことがあったのであれば、その辺の事案を私も掘り起こしまして、何が問題だったのか整理した上で、委員がおっしゃっていただいたとおりせっかくあるものですから、遊ばせているよりは有効活用していただきたいと思いますので、PRも含めて今後やっていきたいと思っております。  以上です。 ◆委員(五十嵐智美) では、よろしくお願いします。 ○委員長(平野裕子) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(向後昌弘) 生活環境課、向後でございます。  先ほどご質問いただいた合併浄化槽の設置補助件数なのですが、昭和62年から累計で1,692件の補助を出してございます。  以上でございます。 ○委員長(平野裕子) ほかに質疑はございますでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(平野裕子) なければ、議案に対する質疑を打ち切ります。
     続きまして、当初予算以外に関する議案第10号及び第21号について執行部の説明を求めます。  部長。 ◎環境部長(井坂幸彦) それでは、議案第10号からご説明をさせていただきたいと思います。  議案第10号は、平成30年度佐倉市一般会計補正予算でございます。本日ご審議いただきますのは歳入歳出表中の歳出4款衛生費の所管部分でございます。その内容は、事業費の確定に伴う計数整理でございます。  続きまして、議案第21号の佐倉市土地の埋立て及び土質等の規制に関する条例の一部を改正する条例につきましては、再生土の埋め立てを届出制とする千葉県条例が平成31年4月から施行されることになりました。当市といたしましては、その適用除外を受け、再生土の埋め立てを原則禁止とする佐倉市条例による規制を継続したいと考えておりまして、その際に万一にも県条例と市条例の規制対象にすき間が生じないように、再生土の定義を県条例に合わせようとするものでございます。  議案第10号の詳細につきましては生活環境課長から、議案第21号の詳細につきましては担当の廃棄物対策課長からそれぞれ説明いたします。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(平野裕子) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(向後昌弘) 生活環境課、向後でございます。それでは、私からは議案第10号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算のうち環境部が所管いたします歳出予算についてご説明させていただきます。  初めに、予算書83ページをお願いいたします。中段の4款衛生費、1項保健衛生費、5目環境衛生費、1の公衆トイレ維持管理事業88万2,000円の減額につきましては、清掃業務委託の執行額の確定によるものでございます。  続きまして、その下、6目公害対策費、1の職員人件費(環境保全関係職員分)でございます。こちらにつきましては12月までの実績値から不用見込額を減額するものでございます。  次に、3の公害防止対策事業148万1,000円の減額につきましては、河川水質、底質調査などの公害関係調査等委託料並びに大気測定局保守管理委託料の執行額の確定によるものでございます。  続きまして、予算書84ページをお願いいたします。5の水質汚濁防止対策事業80万3,000円の減額につきましては、太田地区地下水汚染対策機構解明調査などの地下水汚染防止対策事業委託料の執行額の確定によるものでございます。  次に、9の自然環境施設保全事業71万4,000円の減額につきましては、自然環境施設維持管理委託料の執行額の確定によるものでございます。  続きまして、10の放射性物質対策事業74万9,000円の減額につきましては、天候不良や各施設の行事などの都合等により空間放射線量測定や食品放射能検査が行えなかったことによる事務補佐員賃金の不用額が発生する見込みとなったこと、また機器保守点検委託や調査委託料の執行額の確定などによるものでございます。  次に、住宅用省エネルギー設備等導入促進事業63万円の減額につきましては、住宅用省エネルギー設備等設置費の補助件数が当初の見込みを下回ったことによるものでございます。  次に、13の地域環境保全推進事業15万9,000円の減額につきましては、環境基本計画策定委託料の執行額の確定によるものでございます。  続きまして、予算書86ページをお願いいたします。4款衛生費、2項清掃費、1目清掃総務費、1の職員人件費(清掃関係職員分)でございます。こちらにつきましても12月までの実績値から不用見込額を減額するものでございます。  続きまして、2目じん芥処理費、5の減量化推進事業300万円の減額につきましては、資源回収団体等に支出する謝礼金が当初の見込みを下回ったことによるものでございます。  次に、6の佐倉市、酒々井町清掃組合負担金13万7,000円の減額につきましては、清掃組合における平成29年度借り入れ分の償還金利子額が確定したことに伴い、建設事業費負担金が減額になったことによるものでございます。  最後になりますが、3目し尿処理費、1の合併浄化槽普及促進事業237万8,000円の減額につきましては、合併処理浄化槽設置事業補助件数の見込みが当初の見込みを下回ったことによるものでございます。  議案第10号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算のうち環境部が所管いたします補正予算に係るご説明につきましては以上でございます。よろしくご審査のほどお願い申し上げます。 ○委員長(平野裕子) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) 廃棄物対策課長、田中でございます。私からは、議案第21号 佐倉市土地の埋立て及び土質等の規制に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明させていただきます。  この条例改正の趣旨といたしまして、本条例は平成29年11月定例市議会において条例を改正させていただきました。平成30年4月から再生土等による土地の埋め立て等を禁止しているところでございます。  しかし、千葉県におきまして再生土の埋め立て等を届出制で認める千葉県再生土の埋立て等の適正化に関する条例が制定され、平成31年4月1日から施行されることになりました。佐倉市といたしましては、引き続き再生土等による土地の埋め立て等を禁止するため、千葉県に対しまして千葉県条例の適用除外を求めているところでございます。つきましては、県条例の適用除外を受けるに当たりまして、再生土の定義等について県条例との整合を図る必要がございます。その具体的な内容といたしましては、お手元に配付させていただきました資料の新旧対照表の左側の改正後の欄にありますように、規制の対象となる再生土等の定義を県条例の定義に合わせて具体的な表記に変更しようとするものでございます  また、除外規定につきましては、法律で認められた産業廃棄物の中間処理施設における再生土の堆積までを条例で禁止することは適当でないという考えから除外規定を設けるものでございます。お手元の資料につきましては、条例と規則を配付させていただいておりますが、条例で規則に委任する事項もございますので、あわせて規則も配付させていただきました。この条例を議決いただきましたら、平成31年4月1日からの施行を予定しているところでございます。  以上、議案第21号につきましてご説明申し上げました。よろしくご審議のほどよろしくお願い申し上げます。  以上でございます。 ○委員長(平野裕子) それでは、これより質疑を行います。  徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) 補正予算書の86ページの減量化推進事業の資源回収協力謝礼のところなのですが、この減額補正については例年これぐらい年度末減額補正になっているのか、または今回特別な理由があったのか、詳細を教えていただけますか。 ○委員長(平野裕子) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) 廃棄物対策課長、田中でございます。  減額の理由でございますけれども、平成29年、30年と比較いたしますと、資源回収団体が4団体減っていることと、やはり新聞等の資源ごみの量が減少したことにより減額するものでございます。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) 年々減っていく資源回収団体なのですが、この資源回収団体の減少について、担当課としては今後どのように対応していこうと思っているのか、その辺をお伺いします。 ○委員長(平野裕子) 田中課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) どんどん少子化とともに子供会が減っておりまして、その子供会がやっていたことを自治会が引き受けてくれるところは引き受けていただいているのですが、やはり少子化に伴って資源回収団体が減っている。そういったところで新しい自治会長に対するパンフレットを、こういった資源回収をやっているのでやっていただきたいということでPRをしているところでございますけれども、やはり空白地帯もございますので、そういったところにはピンポイントで自治会等に働きかけていければと思っております。  以上です。 ○委員長(平野裕子) ほかに。  五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 私も補正予算書の84ページの地域環境保全推進事業の委託料減額にはなっているのですが、環境基本計画の策定でワークショップのような、何か市民の方に呼びかけるようなことをやっていらっしゃったようですが、それはどんなことでしょうか。 ○委員長(平野裕子) 向後課長。 ◎生活環境課長(向後昌弘) 生活環境課、向後でございます。  環境基本計画につきましては、夏ぐらいに受託業者が決まりまして、それ以降基礎調査から始まりまして、市民意識調査、さらには市内で活動されている市民の環境団体の方々のヒアリングといったものを通じて、佐倉市の環境現況についてこれまで把握してまいりました。それだけではちょっと不足しているだろうということで、実はこの3月23日に市民懇談会というものを開催するということで、2月15日号の広報で募集をかけまして、まだ募集中なのですが、20人ほどの募集を募りまして、その中で身近に感じたという環境問題についてご意見を交換させていただきたいというふうな会議となっております。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 20人というのは、何か文書というか、そういうのがあるのですか、ほかに。応募すれば選ばれるという、そういう形、20人以上になったら違うかもしれないのですけれども、その辺どういう形でしょうか。 ○委員長(平野裕子) 向後課長。 ◎生活環境課長(向後昌弘) 1回目の試みとして、初選出回の20人の一般の参加者と、実は環境団体でヒアリングをさせていただいた5団体の代表者にも来ていただいて、総勢25名で5グループほどに分かれていただいて、いろいろと意見交換をしていただきたいというふうに今考えております。今そのうちの20名を公募という形で出させていただいておりまして、募集の段階では20人を超えた場合は抽せんをさせていただくということでお願いをしてございます。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) あと、条例のところをいいですか。 ○委員長(平野裕子) 引き続きお願いいたします。 ◆委員(五十嵐智美) 再生土のところですが、新旧対照表を見せていただいたのですが、大体県の条例にということでおっしゃったのですが、文言が若干違っているところがあったので確認をさせていただきたいのですが、改正前は「許可を受けた施設において処理し」というふうになっているのですが、改正後は「規則で定める処理により生じた物」というふうになっているのですけれども、これは同一の物を指しているのかどうかということです。同じことを言っているのかどうかの確認です。 ○委員長(平野裕子) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) 前の条例でもフォローできる部分ではあるのですけれども、具体的に県がこういった形で表記してきたのでそれに合わせたということで、前の条例が漏れていたということではないです。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) ということは、この表現は違うけれども、同じことというふうに捉えていいのですか。 ○委員長(平野裕子) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) 内容としては同じものとして考えていただいて結構だと思います。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) あと、この条例に続けて、規則制定概要書というのをいただいているのですけれども、これの背景の(1)は今おっしゃっていることが書いてあるのですけれども、(2)は環境省において土壌環境基準の見直しが行われとずっと書いてあるのですけれども、これは今回の条例改正との関係はどういう関係なのでしょうか。 ○委員長(平野裕子) 田中課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) 今ご質問があった部分は、条例の改正とは別のところです。国の環境基準の検査の内容が変わったので、そこの規則にあったところを国の基準に合わせたということで、この部分は条例から来ているものではないです。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) それはわかるのですが、この規則制定概要書がついているわけ、条例改正に関してこの概要書がついている。なぜついているのか。1番はわかるのですけれども、2番に関してよくわからないので説明してください。 ○委員長(平野裕子) 井坂部長。 ◎環境部長(井坂幸彦) 済みません。私どもでその資料を、この委員会用に特別に調製したというわけではなくて、規則をつくるときの公文書としてつくったものを今回資料として出してしまったので、その条例と関係ないところを抜いていないので、混乱してしまって、それは申しわけないのですけれども、公文書をそのまま出したということですので、直接関係ないということでご理解いただきたいと思います。後ろについています新旧対照表、規則の2ページが(2)のところで、これは条例の改正とは全く関係ございませんので、申しわけありません。よろしくお願いします。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) わかりました。確認しました。 ○委員長(平野裕子) ほかに質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(平野裕子) なければ、議案に対する質疑を打ち切ります。  続きまして、審議会等の開催状況に関する報告を行います。これは議会基本条例の第15条第5項に基づく平成30年11月26日から平成31年2月24日まで期間に開催されました審議会等の開催状況の報告を求めるものであります。なお、議会運営委員会申し合わせ事項により、委員の質問は項目内容の確認程度にとどめることとなっておりますので、ご了承願います。  それでは、環境部の報告をお願いいたします。  生活環境課長。 ◎生活環境課長(向後昌弘) 生活環境課、向後でございます。私からは、当課で所管しております。環境審議会についてご報告をさせていただきます。  お手元にお配りをさせていただきました開催状況一覧表をごらんください。今回の報告対象期間内におきましては、昨年12月14日金曜日に1度だけ環境審議会の開催をさせていただいております。  審議会の議題でございますが、佐倉市環境保全条例施行規則に定める悪臭に係る規制基準及び悪臭防止法に基づく規制地域の指定及び規制基準の設定に定める規制基準、この2点の基準改正についてご審議をいただき、執行部提案のとおり改正してよろしい旨の答申をいただいたところでございます。  改正要旨でございますが、複雑化、多様化しております悪臭問題を解決するため、基準値の明確化、さらには複合臭にも対応できる基準設定が必要と判断いたしまして、規制基準に臭気指数を導入しようとする改正でございます。具体的にはこれまで感覚的な表現にとどまっていました基準を数値化するということ、そして2点目としてはこれまで特定の物質のみを対象とした規制だったのですが、これを複合臭で評価するような方法に変えたという、この2点でございます。なお、お手元に当日の審議会の概要に係る要録筆記の会議録を配付いたしておりますので、詳細につきましては中をごらんいただいてご参考にしていただければと思います。  私からは以上でございます。 ○委員長(平野裕子) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) 廃棄物対策課長の田中でございます。廃棄物対策課において所管しております佐倉市廃棄物減量等推進審議会の開催状況についてご報告いたします。  本審議会は廃棄物の処理及び清掃に関する法律第5条の7の規定に基づき、佐倉市廃棄物の処理及び清掃に関する条例第7条の規定により設置された諮問機関でございます。本審議会の委員定数は13名以内と規定され、昨年11月の任期満了に伴う委員改選により現在学識経験者3名、市民の代表者4名、事業者の代表者4名、市長が必要と認める者2名の計13名で構成されております。委員の任期は2年でございます。  審議会の開催状況といたしましては、昨年12月21日に平成30年度第1回佐倉市廃棄物減量等推進審議会を開催し、委員改選後最初の審議会であったことから、委嘱状の交付と会長、副会長の選出を行いました。また、佐倉市の廃棄物処理の現状について事務局から説明させていただきました。なお、当日の審議会の概要につきましては、本日お手元にお配りをいたしました会議録のとおりでございます。  以上でございます。 ○委員長(平野裕子) ただいまの報告について何かございますでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(平野裕子) なければ、審議会等の開催状況に関する報告を終了いたします。  向後課長。 ◎生活環境課長(向後昌弘) 済みません。生活環境課、向後でございます。  先ほどの五十嵐委員のご質問に関して、私の答弁に誤りがありましたので、訂正をさせていただきたいと思います。合併浄化槽、これからどれぐらい普及させるのだというご質問に対して、私大まかで7,000件ということで、7,000世帯ということでお答えしたのですが、申しわけございません。7,000人ということで、詳しく申し上げますと、平成29年度末、今から1年前、平成30年の3月に策定いたしました生活排水対策推進計画の中で平成29年度の実績値というふうに整理したものがございまして、単独処理浄化槽の人口が7,733人、あとし尿処理場利用ということで、いわゆるくみ取り式のお手洗いということで1,387名ということで、当該計画の中で実績値を整理してございまして、合計が人数で見ますと約9,000名となります。したがいまして、世帯に直しますと約3人程度の世帯人員というふうに見込んでいつも計算をしてございますので、3,000件弱の整理が今後必要であろうというところでございます。申しわけございません。訂正しておわびさせていただきます。 ○委員長(平野裕子) よろしいでしょうか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(平野裕子) それでは、この際暫時休憩いたします。           午後 1時47分休憩   ───────────────────────────────────────           午後 1時54分再開
    ○委員長(平野裕子) 休憩前に引き続き会議を開きます。  陳情第22号を議題とします。ご意見のある方はお願いいたします。  五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) この陳情、皆さんもうごらんになっていると思います。ここに書かれているように種子法が廃止になって、本当に私たちの食生活が大変な危機的な状況になる。農業も含めてそうなのですが、それに関して千葉県に条例をつくるようにということと、あと法律を制定してほしいという意見書を提出してくださいということなので、私たちの今の日常生活が、きちんと食べるものは食べられる、米、麦、大豆、本当に私たちの基本的な食料になりますので、それについての陳情です。ですから、ぜひこれは上げていきたいというふうに思いますので、意見を言わせていただきました。 ○委員長(平野裕子) ほかにご意見ありますでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(平野裕子) なければ、陳情第22号に対する審査を打ち切ります。  これより付託議案及び陳情についての討論を行います。  討論はございますか。  五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 反対する議案は1号と30号です。  議案第1号、当初予算なのですが、この中にスマートオフィスプレイスが入っています。これ去年の9月に突然議案として出てきたものですが、起業とか、そういうようなところで市民の皆さんの活動を支援していくというようなことを言われていますが、本当にそれができるのかどうかということと、あと計画自体が余りにも急に決まった計画ということもありますので、私たちはずっとこれに関しては反対してきました。1企業がずっとこれにかかわっていくというようなことも見えていますので、スマートオフィスがありますので、議案第1号は反対します。  それと、議案第30号はプレミアムつき商品券発行の事業費の計上なのですが、いろいろと詳細がまだ出ていないというようなお話でしたけれども、低所得者と、あと子育て支援ということで、ゼロ、1、2歳のお子さんを持っている世帯に対してだけ商品券を発行するというものですが、低所得者の方の生活、プライバシーの問題とかもありますし、これ自体が本当に経済効果というか、消費税対策になるのか。佐倉市だけでも事務費だけで900万円というかなり膨大な予算を使うわけで、それに関してもう一回発行の経費もありますので、本当だったらそれはしっかりと国民の生活のために使われるべきというふうに考えますので、ここで市がどうのということはないですけれども、この商品券発行に関して反対しますので、この議案に反対です。 ○委員長(平野裕子) ほかに討論はございませんか。  徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) 一応反対するものに関しては、今回出していただきました陳情なのですけれども、条例を制定する動きも少しずつ出てきている、県にもあるようではありますが、今現在千葉県では要綱で対応しているということで、現段階では反対という立場でお願いします。 ○委員長(平野裕子) ほかに討論はございませんでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(平野裕子) なければ、これで討論を打ち切ります。  これより採決を行います。  議案第1号 平成31年度佐倉市一般会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔挙手多数〕 ○委員長(平野裕子) 挙手多数です。  したがいまして、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第4号 平成31年度佐倉市農業集落排水事業特別会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔挙手全員〕 ○委員長(平野裕子) 挙手全員です。  したがいまして、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第10号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔挙手全員〕 ○委員長(平野裕子) 挙手全員です。  したがいまして、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第12号 平成30年度佐倉市農業集落排水事業特別会計補正予算について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔挙手全員〕 ○委員長(平野裕子) 挙手全員です。  したがいまして、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第21号 佐倉市土地の埋立て及び土質等の規制に関する条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔挙手全員〕 ○委員長(平野裕子) 挙手全員です。  したがいまして、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第30号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔挙手多数〕 ○委員長(平野裕子) 挙手多数です。  したがいまして、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  陳情第22号 主要農作物種子法廃止に関する陳情書について、採択することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔挙手少数〕 ○委員長(平野裕子) 挙手少数です。  したがいまして、本陳情は不採択とすべきものと決しました。  委員長報告に当たり、委員会としての意見や要望について皆様のご意見をお伺いしたいと思います。ご意見のある方は順次発言をお願いいたします。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 再生土の条例はできたのですけれども、先ほど出ていましたように埋め立て違反対策というのを特別に予算化されている状況もありますが、やはりしっかりとこういった違反に対して取り組んでもらえるように、まだ係争中のようなところもあるので、そこをぜひ市民生活の安全をということで書いていただければと思います。 ○委員長(平野裕子) ほかにありますでしょうか。                 〔発言する者なし〕 ○委員長(平野裕子) なければ、以上の意見等を踏まえ、副委員長と相談し、委員長報告を作成いたします。なお、文言整理につきましては、委員長、副委員長に一任いただくということでよろしいでしょうか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(平野裕子) それでは、作成いたしましたら、皆様にお配りするようにいたします。  本日の日程は終了いたしました。  以上をもちまして経済環境常任委員会を閉会いたします。  お疲れさまでした。           午後 2時02分閉会...