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平成31年 2月定例会文教福祉常任委員会−03月12日-01号

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  1. 佐倉市議会 2019-03-12
    平成31年 2月定例会文教福祉常任委員会−03月12日-01号


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    平成31年 2月定例会文教福祉常任委員会−03月12日-01号平成31年 2月定例会文教福祉常任委員会          平成31年2月定例会 文教福祉常任委員会 会議録 〇日時    平成31年 3月12日(火) 午前10時00分から 〇開催場所  佐倉市役所 議会棟 第三委員会室 〇事件    1)議案審査         議案第1号 平成31年度佐倉市一般会計予算         議案第5号 平成31年度佐倉市介護保険特別会計予算         議案第10号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算         議案第13号 平成30年度佐倉市介護保険特別会計補正予算         議案第19号 佐倉市地域包括支援センター包括的支援事業に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について         議案第20号 佐倉市青年館設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について         議案第30号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算         請願第22号 使用料を無料にもどし、市民のだれでも公平・自由に楽しめる、健康で文化的な公民館を求める請願         陳情第21号 「幼児教育・保育の『無償化』に係わる制度の拡充、及び、国の地方自治体への十分な財政措置を求める意見書」の提出を求める陳情書        2)審議会等の開催状況に関する報告        3)討論
           4)採決 〇出席委員  委員長・石渡康郎、副委員長・敷根文裕        委員・山本英司、大野博美、岡村芳樹、櫻井道明、中村孝治 〇欠席委員  なし 〇説明のため出席した者の職氏名        福祉部長・佐藤幸恵、社会福祉課長・三須裕文、        社会福祉課副主幹(福祉部調整担当)・林田成広、社会福祉課副主幹・舎人樹央、        社会福祉課副主幹・中村圭司、社会福祉課主査・佐久間丈幸、        社会福祉課主査・宮田幸子、社会福祉課主査補・加倉亮一、        高齢者福祉課長・小林知明、高齢者福祉課主幹・関口喜好、        高齢者福祉課副主幹・緑川由佳、高齢者福祉課副主幹・平岡和美、        高齢者福祉課主査・中川佳奈、高齢者福祉課主査・山本義明、        高齢者福祉課主査・籠橋千鶴子、高齢者福祉課主査・菅澤朋子、        高齢者福祉課主査補・里吉奏子、障害福祉課長・大谷誠一、        障害福祉課主査・石橋ひろみ、障害福祉課主査・杉本康治、        障害福祉課主査・櫻井秀樹、障害福祉課主査・長谷川 潔、        健康こども部長・亀田 満、子育て支援課長・田中綾子、        子育て支援課副主幹(健康こども部調整担当)・松澤則寛、        子育て支援課主幹・向後妙子、子育て支援課副主幹・馬場佐江子、        子育て支援課主査・石渡倫和、子育て支援課主査・照井 慎、        児童青少年課長・細井 薫、児童青少年課副主幹・佐藤鈴子、        児童青少年課主査・小川寿久、児童青少年課主査・松戸陽子、        健康増進課長・島村美惠子、健康増進課副主幹・口美佐枝、        健康増進課副主幹・高橋直樹、健康増進課副主幹・池澤優子、        健康増進課副主幹・豊福啓子、健康増進課主査・岡本貴子、        生涯スポーツ課長・櫻井裕樹、生涯スポーツ課主査・松永大輔、        生涯スポーツ課主査補・猪股夏樹、生涯スポーツ課主任主事・荒木桂太、        教育長・茅野達也、教育次長・花島英雄、教育総務課長・川島淳一、        教育総務課副主幹・鈴木康二、教育総務課主査・増田宏之、        教育総務課主査・今川孝夫、学務課長・久保田宜孝、学務課主幹・林 一裕、        学務課主査・曽田一幸、指導課主幹・村上武宏、指導課副主幹・菅原敬太、        社会教育課長・高橋慎一、社会教育課副主幹・富田健一郎、        社会教育課主査・石橋正康、文化課長・鈴木千春、文化課副主幹・牛玖幸一、        文化課副主幹・小暮達夫、教育センター所長・佐藤和浩、        教育センター指導主事・軽込志重、中央公民館長・猪股佳二、        和田公民館長・山口正則、弥富公民館長・塚本貞仁、根郷公民館長・櫻井理恵、        志津公民館長・高山幸代、佐倉図書館長・徳屋悦子、志津図書館長・飯塚昇一、        佐倉南図書館長・坂田昌之、市民音楽ホール館長・曽山澄雄、美術館長・宍戸 信 〇議会事務局 書記・飯野 明           午前10時00分開議 ○委員長(石渡康郎) ただいまから文教福祉常任委員会を開会いたします。  委員全員が出席しておりますので、会議は成立しております。  なお、傍聴の申し出があり、許可しておりますので、ご了承願います。  これより議事に入ります。  当委員会に付託されました案件は、議案第1号 平成31年度佐倉市一般会計予算、議案第5号 平成31年度佐倉市介護保険特別会計予算、議案第10号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算、議案第13号 平成30年度佐倉市介護保険特別会計補正予算、議案第19号 佐倉市地域包括支援センター包括的支援事業に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、議案第20号 佐倉市青年館設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第30号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算、請願第22号 使用料を無料にもどし、市民のだれでも公平・自由に楽しめる、健康で文化的な公民館を求める請願、陳情第21号「幼児教育・保育の『無償化』に係わる制度の拡充、及び、国の地方自治体への十分な財政措置を求める意見書」の提出を求める陳情書であります。以上9件を一括議題といたします。  本日の審査の順序について申し上げます。初めに福祉部、次に健康こども部、最後に教育委員会の順で、各部局が所管する議案の審査及び審議会等の開催状況の報告を行います。  各部局の議案の審査につきましては、初めに平成31年度当初予算関連議案を、次にそのほかの議案の順で行います。  それでは、福祉部が所管する平成31年度当初予算関連議案について説明をお願いします。  福祉部長。 ◎福祉部長(佐藤幸恵) おはようございます。福祉部長の佐藤でございます。失礼して座って説明させていただきます。  福祉部所管に係る当初予算案の概要を説明させていただきます。予算審査追加資料、福祉部の1ページ、平成31年度当初予算案の概要、福祉部をお願いいたします。福祉部は、社会福祉課、高齢者福祉課、障害福祉課の3課90人体制でございます。一般会計の所管部分は歳出総額88億9,158万9,000円で、前年度比8.1%の増加となっております。これは主に障害福祉サービスに関する経費が年々増加傾向にあるためでございます。約89億円の歳出のうち、市の負担は約44億円で、そのほかは国、県の負担金、補助金などでございます。また、一般会計の市の歳出全体に占める割合は19.1%でございます。  項別に見ますと、社会福祉費は全体としては12.0%の増加となっていますが、主に障害福祉に係る経費の増加によるものでございます。次の老人福祉費の増加は、主に介護保険特別会計への繰出経費の増加によるものでございます。また、生活保護費の増加は主に保護世帯数の増加見込みによるものでございます。  続きまして、介護保険特別会計の予算額につきましては118億8,410万3,000円で、平成30年度当初予算と比較して2.4%の増加となっております。これは、保険給付費と地域支援事業費の増加によるものでございます。主な事業につきましては、この後社会福祉課長から一括してご説明をさせていただきます。  私からは以上でございます。ご審査のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 社会福祉課長。 ◎社会福祉課長(三須裕文) 社会福祉課長の三須でございます。座って説明をさせていただきます。議案第1号 平成31年度佐倉市一般会計予算のうち福祉部に係る歳出予算及び議案第5号 平成31年度佐倉市介護保険特別会計予算の主な内容についてご説明申し上げます。  初めに、議案第1号 平成31年度佐倉市一般会計予算の主なものについてご説明申し上げます。予算書の181ページをお願いいたします。3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費の4、民生委員・児童委員推薦事業203万5,000円は、本年12月の民生委員・児童委員の一斉改選に伴い、民生委員推薦会等を開催し、候補者を審査し、千葉県知事に推薦するものでございます。  次に、予算書の182ページをお願いいたします。9、地域福祉推進団体助成事業4,217万7,000円は、地域福祉を推進する佐倉市社会福祉協議会に対する補助金でございます。  次に、予算書185ページをお願いいたします。19、西部地域福祉センター修繕事業1,187万1,000円につきましては、平成30年度、31年度の継続事業となる西部地域福祉センター空調設備更新工事等を行うものでございます。  次に、その下、20、民生委員・児童委員協力員支援事業84万円につきましては、民生委員・児童委員の負担軽減を図るとともに、次期民生委員候補者の育成等を行うため、民生委員・児童委員の活動を補佐する民生委員・児童委員協力員制度を導入しようとするものでございます。  次に、その下、21、福祉避難所管理運営事業333万8,000円につきましては、福祉避難所の整備充実のため、福祉避難所協定を締結しております各施設に無線機を配備しようとするものでございます。  次に、予算書189ページをお願いいたします。6目、障害者自立支援福祉費の3、障害者介護給付事業19億3,442万7,000円につきましては、自立した日常生活、社会生活を営むことができるよう、居宅介護、生活介護、短期入所並びに児童発達支援、放課後等デイサービスなどの介護給付に関する支援を行うものでございます。  次に、その下、4、障害者訓練等給付事業8億814万5,000円につきましては、自立訓練、就労移行支援、就労継続支援並びに共同生活援助などの訓練等給付に係る経費でございます。  次に、予算書197ページをお願いいたします。2項老人福祉費、1目老人福祉総務費の14、施設整備推進事業5,360万円につきましては、県の補助金を活用して、認知症対応型共同生活介護、グループホームを設置する事業者に補助金を交付するための経費でございます。なお、財源は全額県補助金でございます。  次に、予算書217ページをお願いいたします。4項生活保護費、2目扶助費、1、生活保護費等給付事業でございます。生活保護世帯の増加見込み等により、前年度当初予算比で約1億4,000万円の増額となる23億2,341万5,000円を計上しようとするものでございます。  次に、予算書の13ページをお願いいたします。債務負担行為の設定でございます。上から4つ目、西部地域福祉センター指定管理者施設管理業務(平成31年度増額分)以降、福祉部所管の各事業につきましては、10月の消費税率引き上げ予定に伴う増額分につきまして、債務負担行為を設定しようとするものでございます。以上、議案第1号 平成31年度佐倉市一般会計予算についてご説明させていただきました。  続きまして、議案第5号 平成31年度佐倉市介護保険特別会計予算についてご説明申し上げます。予算書の497ページ及び499ページをお願いいたします。本予算は、歳入歳出それぞれ118億8,410万3,000円を計上しようとするものでございます。  初めに、歳入の主なものについてご説明申し上げます。予算書の500ページをお願いいたします。1款保険料、1項介護保険料、1目第1号被保険者保険料32億290万8,000円につきましては、65歳以上の第1号被保険者が負担する保険料でございます。  次に、歳出の主なものについてご説明申し上げます。予算書512ページをお願いいたします。2款保険給付費、1項介護及び支援サービス等諸費、1目介護サービス等給付費96億191万5,000円につきましては、要介護認定された方への介護サービスに要する経費でございます。  次に、予算書513ページをお願いいたします。2目介護予防サービス等諸費4億2,454万6,000円につきましては、要支援認定された方への介護予防サービスに要する経費でございます。  次に、予算書524ページをお願いいたします。3款地域支援事業費、2項介護予防・日常生活支援総合事業費、1目介護予防・生活支援サービス事業費、1、第一号訪問事業、1億5,346万3,000円につきましては、要支援1、2の認定者と生活機能が低下していると判定された事業対象者に対し、指定事業者による訪問型サービスや身体介護を伴わない生活支援サービス、市の専門職による訪問型の短期集中予防サービスなどに要する経費でございます。  次に、中段の2、第一号通所事業3億5,737万3,000円につきましては、要支援1、2の認定者と事業対象者に対し、指定事業者が行う通所型サービスや市の専門職による通所型の短期集中予防サービスなどに要する経費でございます。  次に、予算書528ページをお願いいたします。3項包括支援事業・任意事業費、1目包括支援事業費の1、包括支援事業1億8,445万9,000円につきましては、市内5カ所の日常生活圏域にそれぞれ設置している地域包括支援センターの運営などに要する経費でございます。以上で議案第5号 平成31年度佐倉市介護保険特別会計予算について説明を終わらせていただきます。福祉部所管の議案第1号、第5号につきまして、よろしくご審査くださいますようお願い申し上げます。 ○委員長(石渡康郎) それでは、これより質疑を行います。  山本委員。 ◆委員(山本英司) 福祉部所管の障害者に関して知りたいのが、知的障害や精神障害などの費用というのがいつも一緒になっていて、ちょっとわかりにくいのですけれども、どのくらいの予算を見ているのか、ご説明願います。 ○委員長(石渡康郎) 障害福祉課長。 ◎障害福祉課長(大谷誠一) 今ご質問があったのですけれども、障害ごとの予算ではなくて障害者が使うサービスごとになっているので、厳密に細かく3障害で幾らという形で分けたものはございません。 ○委員長(石渡康郎) 山本委員。 ◆委員(山本英司) 予算書の217ページ、先ほどの説明の中で1の生活保護費等給付事業の増加分なのですが、この増加した理由はどういうことなのか、説明をお願いします。 ○委員長(石渡康郎) 社会福祉課長。 ◎社会福祉課長(三須裕文) こちらは、積算において、平成30年度の傾向を見まして、その結果の推計として50件ほど前年度よりふえるだろうということで増加となっております。 ○委員長(石渡康郎) 山本委員。 ◆委員(山本英司) 予算書の185ページの西部地域福祉センター修繕事業の空調の件で1,187万円、このご説明をお願いできますか。 ○委員長(石渡康郎) 社会福祉課長。 ◎社会福祉課長(三須裕文) こちらは、平成30年の夏ごろから空調機が故障しておりまして、その修繕を行おうとするもので、来年の暑い時期に間に合わせるため、平成30年度、31年度の継続事業でやらせていただいている修繕ということになります。 ○委員長(石渡康郎) 山本委員。 ◆委員(山本英司) この空調機は何年ぐらいたっているものなのですか。もう古いのですか。 ○委員長(石渡康郎) 社会福祉課長。 ◎社会福祉課長(三須裕文) こちらは、具体的に申しますと、事務所側と2階の事務所の上の更新をするもので、当初より修繕等をやってきたのですが、20年ぐらいたっています。 ○委員長(石渡康郎) 山本委員。 ◆委員(山本英司) それでは、福祉でいろいろお金がかかっているわけですけれども、障害者がふえていくのが今の現状なのですけれども、お金をかからないようにするためにも、障害者をふやさないような、そういう努力みたいなことを今何かやっていることがあったら教えていただけますか。 ○委員長(石渡康郎) 障害福祉課長。
    ◎障害福祉課長(大谷誠一) 予防的な部分ということなのですけれども、高齢者の方の場合ですと確かに介護予防という形であるのですけれども、障害は例えば事故とか病気などでもうなってしまった後の対応という形ですので、その障害を軽減するという、そういう部分というのは治療であるかと思うのですけれども、なくすというか、そういう部分では今のところ特に考えておりません。 ○委員長(石渡康郎) 福祉部長。 ◎福祉部長(佐藤幸恵) 障害福祉課長の答弁の追加ということで、障害者の増加ということに関しては、高齢化が進んでいるということととても切り放せない部分でありまして、障害者は、もちろん今課長が申し上げたような先天的なものですとか、事故によるものということもありますが、身体障害のうち内部障害の方に関しては、例えば高齢化に伴って脳梗塞とか脳疾患系の病気、あとは腎臓疾患、心臓疾患ということで身体障害者手帳をとるという方がとても多いです。その中で、例えば心臓機能障害だけであれば、そこまでサービスは使わないけれども、更生医療、例えば子供さんの育成医療ということに関しては、身体障害を軽減する医療費を更生医療として公費負担するという制度があります。これに関しては、やはりうなぎ登りという形でどんどん上っていって、それを使わないと軽減ができないというところですので、どうしても高齢化と相まってふえていってしまうと。例えば生活習慣病を予防するというところで若干の予防の効果はあるかもしれませんが、脳疾患系とかに関してはなかなか難しいと思っております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 山本委員。 ◆委員(山本英司) ありがとうございました。うなぎ登りになっているということで、わかりました。でも、それに対応して予算をとっていくばかりでなく、ならないようにというほうもこれから一緒に力を入れていっていただくようお願いします。 ○委員長(石渡康郎) ほかにございますか。  大野委員。 ◆委員(大野博美) 大野です。よろしくお願いします。今山本委員からも質問がありました生活保護が増加していると。1億4,000万円も増加して、それから50世帯ほど増加する予測もされている。平成30年度の速報値は出ていますか。 ○委員長(石渡康郎) 社会福祉課長。 ◎社会福祉課長(三須裕文) 平成30年度ですけれども、平成31年1月時点の数字ですが、受給世帯が952世帯、前年度比としては2.3%増ということになります。受給者数が1,226人、こちらは1.2%の増ということになっております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 1月時点でということですよね。そうするともっと増加するということで、やはり世代別に高齢者世帯が増加していると思うのですけれども、いかがですか。 ○委員長(石渡康郎) 社会福祉課長。 ◎社会福祉課長(三須裕文) 高齢者世帯も増加しておりまして、特に単身の高齢者が伸びておりまして、平成30年度ですと、平均ですが、52.3%が高齢者の単身、高齢者世帯2人以上が4.7%でありますので、合わせると約55%を超えているということになります。約550世帯ぐらいとなります。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 特に単身の高齢者、何か対策はありますか。 ○委員長(石渡康郎) 社会福祉課長。 ◎社会福祉課長(三須裕文) 対策といいますか、その要因としては、やはり高齢になって年金のみではなかなか難しいということになりますので、対策といってもなかなか難しいところがあろうかと思うのですけれども、特に住まい等についてもできるだけ配慮するような形で支援をしていくべきだと考えております。 ◎福祉部長(佐藤幸恵) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 働きたくても働けない利用者がふえているということで、それでよく世に言われる不正があるのではないかと、しょっちゅう話題が出てくるのですが、追加資料の6ページ、いろいろ内訳を出していただいているのですが、稼働収入の無申告が7件、この内訳を教えていただけますか。 ○委員長(石渡康郎) 中村副主幹。 ◎社会福祉課副主幹(中村圭司) 社会福祉課の中村です。内訳ですが、勤労収入という、働いて得た収入というふうになってございますので……          〔「アルバイトとか入っていますか」と呼ぶ者あり〕 ◎社会福祉課副主幹(中村圭司) 高校生のアルバイトも入っております。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) では、申告漏れということで、特に故意のものはないわけですよね。 ○委員長(石渡康郎) 中村副主幹。 ◎社会福祉課副主幹(中村圭司) 故意か故意でないかというのも分けておりませんで、故意でなくても、おくれてしまったものについては、生活保護法第78条の規定によりお金を返していただくというような処理をします。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) この中で高校生のアルバイトは何件入っていますか。 ○委員長(石渡康郎) 中村副主幹。 ◎社会福祉課副主幹(中村圭司) 今すぐ数字が出ないので、後ほどでお願いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 住宅扶助の不正が1件あるのですが、これはどういうことでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 中村副主幹。 ◎社会福祉課副主幹(中村圭司) 契約更新料を本来不動産屋さんや大家さんに渡さなければいけないものを別のものに使ってしまったということで、返していただくような形となっております。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 全体を通して、これは悪質だと思えるようなものはありますか、平成29年度の18件のうち。 ○委員長(石渡康郎) 中村副主幹。 ◎社会福祉課副主幹(中村圭司) もちろんわかっていて、何度も生活保護法第78条の不正の適用を受けている方は若干いらっしゃいますけれども、刑事事件になるようなケースはなかったというふうに認識しております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) そうなのですよね。知らなかったので、申告できない。その辺のところを特に高校生に対してはしっかり教えて、伝えていっていただきたいと思います。  それから、市のホームページの生活保護のサイトを見させていただいたのですが、「生活保護制度とは、生活に困窮する方に対し、その困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障し」と書いてあるのですが、前から私は言っているのですけれども、この「健康で文化的な」の前に「憲法第25条に基づき」というのを入れていただきたいのですが、いかがでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 社会福祉課長。 ◎社会福祉課長(三須裕文) その表現につきましては、国等を参考にしながらやっておりますが、他市の例を含め、検討させていただきたいと思います。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 入れている自治体がふえていますので、ぜひ前向きに検討をお願いいたします。それから、予算書の191ページなのですが、ひきこもり対策推進事業です。この内容と実績を簡単に教えていただけますか。 ○委員長(石渡康郎) 障害福祉課長。 ◎障害福祉課長(大谷誠一) ひきこもり対策推進事業ですけれども、こちらは市内のNPOに委託して、自宅で引きこもっていて、なかなか外に出てこれない方に対してアプローチを行うという事業となっています。数字は、保留してお答えします。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 年齢に何かありますか、若者だけではなく、中高年も入っているとか。 ○委員長(石渡康郎) 障害福祉課長。 ◎障害福祉課長(大谷誠一) その辺も含めて詳細な数字なので、保留してお答えします。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) というのは、8050問題というのが結構テレビでも今取り上げられていまして、80代の親がひきこもりの50代の面倒を見ているとか、2人で餓死したりとか、そういう事件も起きているので、8050問題というのがひきこもりの長期化の先にある問題としてこれからもふえるのではないかと非常に問題になっているのです。佐倉市では、そういう事例を調べたりしていらっしゃいますか。 ○委員長(石渡康郎) 福祉部長。 ◎福祉部長(佐藤幸恵) 詳細な件数というところまでの調査はしていないのですが、ひきこもりの方からも相談があって、行ってみたら困っている高齢者の方がいた、あと包括の相談に入った高齢者の自宅に行ってみたら、精神障害のひきこもりの40代、50代の方がいた、そういうケースは年々ふえている状況です。もちろん高齢者側だけ、障害者側だけで支援はできませんので、お互いに連携しながら支援しているという状況でございます。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 非常に現代的で、これからふえていくと思うので、佐倉市もぜひ対策をとっていただきたいのですが、去年の秋に内閣府が実態調査を行っているのですが、把握していらっしゃいますか。 ○委員長(石渡康郎) 障害福祉課長。 ◎障害福祉課長(大谷誠一) 把握しておりません。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) さっきのは保留ということで、次の質問に行っていいですか。 ○委員長(石渡康郎) 障害福祉課、長谷川主査。 ◎障害福祉課主査(長谷川潔) 障害福祉課、長谷川です。ひきこもりの件数なのですけれども、昨年度ベースで25件、継続対応件数が3件ございまして、10代が2名、30代が1名となっております。今年度なのですが、3月に新規の方で53歳の方1名と10代が1名追加になる予定でございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 社会福祉課長。 ◎社会福祉課長(三須裕文) 高校生のアルバイト収入の未申告でございますが、平成29年度は3件でございます。以前よりかなり減ってきております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 予算書194ページの敬老祝金贈呈事業なのですが、これはたしか99歳が2万円で、100歳が5万円となっていたのですが、人数を教えていただけますか。 ○委員長(石渡康郎) 高齢者福祉課長。 ◎高齢者福祉課長(小林知明) 平成31年度の見込みといたしまして、99歳が70人、100歳を63人と見込んでおります。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 関連なのですが、敬老会が中止されまして、それに充てられていたのが4,000万円ぐらいあったと思うのですが、この当初予算にはそれをどのように高齢者福祉に反映させているのか、わかる範囲で教えていただけますか。 ○委員長(石渡康郎) 高齢者福祉課長。 ◎高齢者福祉課長(小林知明) 従前の敬老事業の約4,000万円につきましては、正確にはまだ検討している段階ではございますけれども、規模はまだはっきりとは申し上げられませんが主には敬老会にかわるような交流事業、あと、高齢者の見守り事業、具体的には、緩やかな見守りではなくて、担当者を決めて直接見守りをするような事業を委託事業として考えているところです。金額は1,000万円規模ぐらいのものを想定しております。あと、今の介護事業の一般財源に充てる部分に充てられるものがあれば充てていきたいと考えているところです。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) ということは、補正で対応するということでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 高齢者福祉課長。 ◎高齢者福祉課長(小林知明) 次の補正でお願いをしていく予定でございます。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) ぜひ有効な補正予算の計上をよろしくお願いいたします。見守り事業は本当に大切ですので、充実させてください。  議案第5号に行きます。介護保険ですけれども、予算書の524ページ、さっき総合事業で説明を受けたのですけれども、通所介護がすごく大きく増加しているのですが、要因はどうでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 高齢者福祉課主査補。 ◎高齢者福祉課主査補(里吉奏子) 高齢者福祉課、里吉でございます。要因ですが、昨年に比べて利用される方が多くなっているというのが原因でございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) その人数がふえた要因を何か分析していらっしゃるかと思ってお聞きしたのです。 ○委員長(石渡康郎) 高齢者福祉課主査補。 ◎高齢者福祉課主査補(里吉奏子) 要支援認定者の増加が要因でございます。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 総合事業がうまくいっているとか、そのようにお答えいただけるかと期待したのですが、その辺はどうですか。総合事業が始まってふえていっているのか。どうでしょう。 ○委員長(石渡康郎) 高齢者福祉課主査補。 ◎高齢者福祉課主査補(里吉奏子) 高齢化福祉課、里吉です。既存の総合事業が平成29年度から開始しておりますけれども、内容的にはこれまでの内容をそのまま踏襲するような形で実施しているので、変わっていないというような状況です。
    ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 増加の勢いがすごいのです。平成29年度が1億円台で、平成30年度が2億円台と。それで、平成31年度が3億円台、すごくホップ・ステップ・ジャンプみたいなので、今の回答ではよくわからないのですが。 ○委員長(石渡康郎) 里吉さん。 ◎高齢者福祉課主査補(里吉奏子) 高齢者福祉課、里吉です。平成29年度と平成30年度の増加につきましては、平成29年度は事業の移行年度であり、段階的に介護予防の事業から総合事業に移行していったため、平成30年度は完全に移行が済んでいるというところで、平成30年度と平成31年度の比較は利用者の増加を予定しておりますけれども、平成29年度と平成30年度は事業移行があったため、一概には比較できないような状況となっております。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 平成30年度から平成31年度がそれにしてもかなり増加している。佐倉市として、今後の見通し、対応、問題点などの課題をどういうふうに捉えていらっしゃいますか。 ○委員長(石渡康郎) 高齢者福祉課主査補。 ◎高齢者福祉課主査補(里吉奏子) 高齢者福祉課、里吉です。平成30年度と平成31年度の比較に関しましては、平成31年10月から消費税が増税されることが予定されておりますので、その分を加味して試算しておりますので、少し増額になっております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) わかりました。いずれにしても、総合事業、いろいろあると思いますけれども、頑張っていただきたいと思います。  追加資料の福祉部の10ページです。施設従事者による高齢者虐待なのですけれども、虐待の事実が認められた事例というのが1件あるのですよね。これは特養でしょうか。サ高住でしょうか。小規模でしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 高齢者福祉課長。 ◎高齢者福祉課長(小林知明) サービスつき高齢者住宅です。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) どう対応なさいましたか。 ○委員長(石渡康郎) 高齢者福祉課主査。 ◎高齢者福祉課主査(山本義明) 高齢者福祉課、山本でございます。実際には、通報を受けた段階で施設に調査に入りまして、虐待等について実態調査をさせていただきました。その中で虐待と認定させていただいたところがございまして、それについては改善に向けた取り組みについて報告書を出していただいておりまして、今現在もその対応について経過的な観察をしているところでございます。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) その施設は、たびたびこういうことがある施設でしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 高齢者福祉課主査。 ◎高齢者福祉課主査(山本義明) こちらの施設につきましては、初めてでございます。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) それから、調査を検討中というのが1件ありますよね。左の表です。これはどういう内容でしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 高齢者福祉課主査。 ◎高齢者福祉課主査(山本義明) こちらにつきましては、介護の状況自体がお風呂の入浴等の関係について通報をいただきまして、今現在調査をさせていただいておりますが、まだ決定をしていない状況でございますので、虐待等についてはまだ調査中ということにさせていただいております。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) ただ、この調査は12月末で、今もう3月ですから、ちょっと長引いていませんか。 ○委員長(石渡康郎) 高齢者福祉課副主幹。 ◎高齢者福祉課副主幹(平岡和美) 高齢者福祉課、平岡でございます。こちらの事業所につきましては、12月末に通報を受けまして、私どもで1月には立入検査をしております。また、回数の分析、あと同等のこの事例をどのような評価を行うかについて最終的な詰めの状況に今なっておりますので、まだこちらの資料といたしましては調査中となっております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) これは、施設の種類は言えますか。 ○委員長(石渡康郎) 高齢者福祉課副主幹。 ◎高齢者福祉課副主幹(平岡和美) 地域密着型の特別養護老人ホームでございます。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 予算書508ページで、追加資料、福祉部の12ページ、介護保険の滞納状況、予算書を見ると1万円なのです。これで滞納者への対応、人員配置をどうなさっているのかお聞きします。 ○委員長(石渡康郎) 高齢者福祉課長。 ◎高齢者福祉課長(小林知明) 高齢者福祉課、小林です。保険料の滞納処分事業につきましては、佐倉市では一切行っていないという状況でございます。したがいまして、介護保険料をつかさどる担当班におきまして徴収も含めてやっておりますので、人員体制としては、保険料班の4名で賦課と徴収と両方対応させていただいております。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) その中で生活保護につなげるような対応というのはなさっていますか。 ○委員長(石渡康郎) 高齢者福祉課副主幹。 ◎高齢者福祉課副主幹(平岡和美) 高齢者福祉課、平岡です。過去において、その方のお住まいの状況などから住所が不定であったり、あと年齢等、総合的なことを鑑みて公的扶助につなげた事例があるということは伺っております。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 命にかかわるので、ぜひ迷うことなくそういうケースは生活保護につなげたり対応をきめ細かくやっていただきたいと要望いたします。 ○委員長(石渡康郎) ほかに質疑はございますか。  岡村委員。 ◆委員(岡村芳樹) 岡村です。敬老事業等を見直して、新年度から地域包括ケアの充実とか、そういった形でさらに強化していくというような流れになっているわけですが、この暫定的な新年度の予算ということで、今後また6月以降、肉づけ的な予算という形をとるという話なのですけれども、新年度予算の段階で地域包括ケアの充実に充てて、従来よりもその予算的な面も含めて、増額を含め、何か新しいものがあれば教えてもらいたいと思います。 ○委員長(石渡康郎) 高齢者福祉課長。 ◎高齢者福祉課長(小林知明) 介護保険特別会計の中で、介護予防の関係の補助事業があるのですけれども、そちらについては従前の条件を少し緩和しまして、サロン、見守り等の事業に充てられるような形で見直しをしております。金額は、地域支援事業の中で行われておりますので、増減額等があるので、大きく金額は変わらないのですが、そういう部分を強化していきたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 岡村委員。 ◆委員(岡村芳樹) サロンや見守りを強化するということなのですけれども、実際には今地区社協というのは14地区社協あると思いますが、そういった担い手によって推進されているという状況があると思うのです。その14地区社協をそれぞれ見てみると、今言われたようなサロンだとか見守り、それが果たして平等というか、格差なく行われているのかということについては、どのように検証していますか。 ○委員長(石渡康郎) 高齢者福祉課長。 ◎高齢者福祉課長(小林知明) 各地区社協のサロンということなのですけれども、地区によってサロンの頻度や場所がさまざまでございます。今回各地区社協からお話を伺う機会等もありました。その中には、小さな単位で回数をいっぱいやっているところもあれば、ある程度の人数で回数を少なくやっているところもあり、さまざまでございます。現状やっているところについては、地域の支え合い助け合いリストに載せさせていただいておるのですけれども、現状ですと、今来ている方は固定的な方が来ている状況がございますので、そこに参加されていない方が参加できるような形で少し支援ができればいいと思っております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 岡村委員。 ◆委員(岡村芳樹) 市長の所信表明の中でも、人と人、人と地域、世代や分野の垣根を越えてつながる地域共生社会の実現が大事だということを強調していました。認知症の関係も随分佐倉市は力を今まで入れてきて、地域包括ケアシステムの一層の充実というのが何回も言葉としては出てくるのだけれども、地域の人自体がそれを実感しているかというと、理想に近づけようとして努力している地域はかなり大変な状況になっていますよね。受け手となる担い手自体が高齢化してきているという中で、そういったものを立ち上げてやってきていても、なかなか今までのようにはいかない状況も発生してきていると。なかなか手が届かないようなところへの支援サービスというのは、生活支援サービスとか、そういったものを地域で立ち上げて今やっています。これについてはもう格差が出てしまっているのです。地域によって取り組まれているところもあれば、なかなかできないところもある。そういった中で、敬老会を先に見直すというような形になってきているわけなのですが、同時並行的にそういうことが起きているのですが、そういった格差をなるべくなくすようにしますというのは、今回の議会の部長の一般質問答弁でもあったのですけれども、具体的にそれを解消するために新年度どのようにしていこうとされているのか。この辺が埋まらない限り、敬老会を見直しても地域の皆さんは納得しないのではないかという感じがするのです。現在14地区社協中、生活支援サービスに特化してみると幾つ立ち上がっていますか。やっていない地域は幾つあるのですか。 ○委員長(石渡康郎) 高齢者福祉課長。 ◎高齢者福祉課長(小林知明) 支え合いサービスですが、14地区社協中、11地区社協で実際行っております。3地区がまだ行っていない状況かと認識しております。 ○委員長(石渡康郎) 岡村委員。 ◆委員(岡村芳樹) それをどうするのですか。 ○委員長(石渡康郎) 高齢者福祉課長。 ◎高齢者福祉課長(小林知明) 支え合いサービスにつきましては、現状でも介護保険の中で上限20万円という補助を行っております。この補助等を活用して、その辺を充実させる中で、各地区でそういう支援が立ち上がるような形で支援をしてまいりたいと考えております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 岡村委員。 ◆委員(岡村芳樹) 私が言っているのは、そういう費用面の問題だけではなくて、さっきも言ったけれども、支える人自体がいないような地域です。具体的に名前を言ってもらうと、できていない3地区というのはどこなのですか。 ○委員長(石渡康郎) 福祉部長。 ◎福祉部長(佐藤幸恵) 今支え合いサービスを行っていないのは、臼井地区社協、佐倉東部社協、内郷社協の3カ所です。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 岡村委員。 ◆委員(岡村芳樹) そこに住んでいる人にも、そういう生活支援を受けたいという人が多くいます。そういったところは、どういうふうに格差をなくすのですか。 ○委員長(石渡康郎) 福祉部長。 ◎福祉部長(佐藤幸恵) 支え合いサービスについては、もちろん全地区社協で行っていただきたいと思っています。行っていない地区社協、また行っている地区社協でも頻度の差が物すごくあります。それをできれば今あるところはもっとふやしていただきたい。ないところに関しては、事務所がないという相談を受けていますので、事務所として使えないかという場所の提供についてご相談に乗ったり、あと先ほど課長も申し上げましたが、なかなか予算が使いにくいという意見がありましたので、それをもう少し使いやすいようにしていきたい、それであとは地区社協と相談をしながら進めていきたいというふうに考えています。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 岡村委員。 ◆委員(岡村芳樹) 14地区社協の現場に入って、どういうふうに解決していくのか具体的にやってほしいと思います。今までどちらかというと、社会福祉協議会を通して任せ切りだったような部分がなくもないという感じがしています、はっきり言って。どちらかというと何か敬老事業のほうがメーンみたいに地区社協もなってしまっていたのです。1つ例を申し上げますと、九州の福岡県あたりでは、実際にお聞きしたところ、身寄りのない高齢者で将来が不安だという方の精神的な不安を取り除くために、生前のうちに最低限、50万円分ぐらいの保険に入っておけば、全て葬儀やその住んでいたところの処分も含めて、最終的には何とかなるということで、そういったものを生前に安心策としてやっている。これは、社会福祉協議会が担ってやっています。市ではなかなかそこまでできないということです。実際に私は聞いてみたのです。敬老事業はどうなのですかと言ったら、逆にそれは何ですか、と言われたぐらいです。そういうものではなくて、むしろ共通課題として全市的、これは全市だけではないよね。県内を含め、全国的な問題、こういったものを具体的に解決するようなもの、こういったところに予算を充てていくというのも大事ではないかなというふうに思っています。それは、やはりある程度市が主導しないとなかなかできないということもあるでしょうし、そういったことに今までなれていなかったから、社会福祉協議会にいきなり丸投げしたからといってできる問題ではないと思いますので、そういったことを今後ぜひお願いしたいというふうに思っています。  それとあと、もう一点だけ、昨年の決算でも申し上げたのですが、西部地域福祉センターの空調の改修問題、これが毎年1,000万円以上かかっているのですけれども、実際のところ何年までかかるのですか。 ○委員長(石渡康郎) 社会福祉課長。 ◎社会福祉課長(三須裕文) 西部福祉センターにつきましては空調が8系統ございまして、今回やって5系統が終わるということになります。更新するとすれば残り3系統が残っているという形になります。 ○委員長(石渡康郎) 社会福祉課副主幹。 ◎社会福祉課副主幹(舎人樹央) 社会福祉課、舎人です。できれば平成32年度から順々にやっていきたいというふうに考えております。 ○委員長(石渡康郎) 岡村委員。 ◆委員(岡村芳樹) そうすると、最終的に見込みで終わるのは何年度になるの。 ○委員長(石渡康郎) 社会福祉課副主幹。 ◎社会福祉課副主幹(舎人樹央) 平成34年度終了という予定をしております。 ○委員長(石渡康郎) 岡村委員。 ◆委員(岡村芳樹) 前も言ったのですけれども、8系統と結構複雑な系統になっています。実際にそこまで詳しく資料等が出ていないから、見逃されがちなのです。できたら、西部の系統がどんな空調の系統になっているのか、もしわかりやすい資料があれば、この文教福祉常任委員に配ってもらいたいと思います。それで、実際にどこの部分を何年にやって、こういうふうな形で完了するというものを示してもらいたいというふうに思います。ばらばら、ばらばら決算審査や予算審査でやっていても、なかなか全体が見えない。それで、昨年も言ったのですけれども、もっと前に、もしこれだけかかるという見込みがあれば、施設全体を見直す際に、ESCO事業等、なるべく費用が軽減できるようなやり方というか、手法、こういったものは検討できなかったのか、その辺の資産管理経営室との連携なんていうのはどうなっていたのですか。 ○委員長(石渡康郎) 福祉部長。 ◎福祉部長(佐藤幸恵) 西部地域福祉センターだけではなく、南部地域福祉センターに関しても空調は物すごく年数と金額等かかっています。また、福祉部内に関しては、ほかの施設もみんなそうです。そこは資産管理経営室と連携をしながらやっているのですが、やはりその予算の状況というのもあります。先ほど資料があればというお話だったのですが、それも含めて資産管理経営室と話をさせていただきたいと思います。それで、出せるものについてはお出しさせていただきたいというふうに思います。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 岡村委員。 ◆委員(岡村芳樹) 個別に1,000万円とか出てきたものだけやっていても、それは意味があるのかという感じもあるので、そういった意味では全体的、またさっきも部長が言われたように、まだほかにも複数施設があるというような中では、複数年かけてでも費用軽減というか、そういった手法をとるべきだろうというふうに思っていて、実際にはESCO事業でやった施設も中には今までありますけれども、そういった対応が福祉部所管の施設でとれなかったのかというのが少し疑問としてやはり残るわけです。特に西部福祉センターの場合は、構造上、夏場に非常に苦情が多い施設であるのは間違いないのです。大部分がガラス壁なので、直接日が入らないように遮ったりしているのでしょうけれども、なかなかその温度が下がらないという中で、ほぼ空調は夏場の間フル回転で動かしているのではないかということで、そういった負担が果たしてその機器に影響がなかったのかどうかというのもあるし、電気代も含めて、省エネに向けた手法をとれなかったのかと、それがすごくいつも気になるところなのです、実は。だから、その辺をもう少しわかりやすく今までの検討も含めて示していただけるといいかというふうに思っています。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 福祉部長。 ◎福祉部長(佐藤幸恵) 先ほど申し上げましたように、福祉部の施設だけではなく、資産管理経営室が市全体の施設を管理しながらやっていますので、そこでどうしても緊急性のあるものからやったり、あとは計画性を持ってやっていますので、ちょっと相談させていただいて、出せるものについては出させていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) ほかに質疑はございますか。  中村委員。 ◆委員(中村孝治) 予算書185ページの民生委員・児童委員協力員支援事業、この内容についてお聞かせください。
    ○委員長(石渡康郎) 社会福祉課長。 ◎社会福祉課長(三須裕文) この事業は、従前からいろいろご指摘いただいております民生委員・児童委員の負担軽減と次期の民生委員の候補者を養成しようというふうに考えています。具体的には、2つ以上の自治会を担当する民生委員について協力員という形で本来の民生委員の活動を支援するというようなことを考えております。また、その対象となる世帯がふえて1人ではなかなか難しいというような場合、あるいは欠員地区について、例えば年齢制限を考慮してOBの方に入ってもらったりとか、そういった形で欠員地区についてカバーできたらというふうに考えております。いずれにしましても、民生委員本来の活動のほかに、協力員という形で民生委員の活動に協力、補佐するというふうに考えています。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 中村委員。 ◆委員(中村孝治) 予算が84万円となっていますけれども、今言った内容でお手伝いする人の報酬も入っているのですか。 ○委員長(石渡康郎) 社会福祉課長。 ◎社会福祉課長(三須裕文) こちらは、想定では80名前後、月当たり1,000円ぐらいの費用弁償を考えております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 中村委員。 ◆委員(中村孝治) 現在定員というのは何人になるのですか。また欠員が何名あるのですか。 ○委員長(石渡康郎) 社会福祉課長。 ◎社会福祉課長(三須裕文) 今定員は215名で、欠員地区は10名になっています。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) ほかに質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石渡康郎) なければ、議案に対する質疑を打ち切ります。  この際、暫時休憩いたします。           午前11時04分休憩   ───────────────────────────────────────           午前11時08分再開 ○委員長(石渡康郎) 休憩前に引き続き会議を開きます。  執行部の説明をお願いいたします。  福祉部長。 ◎福祉部長(佐藤幸恵) 福祉部長の佐藤でございます。本日審査いただきます福祉部所管の議案につきましては、議案第10号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算のうち歳出の所管部分、議案第13号 平成30年度佐倉市介護保険特別会計補正予算、議案第19号 佐倉市地域包括支援センター包括的支援事業に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について及び追加議案の議案第30号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算のうち歳出の所管部分の4議案でございます。詳細につきましては、議案第10号、第13号、第30号の補正予算は社会福祉課長から、議案第19号の条例改正案につきましては高齢者福祉課長から説明いたします。よろしくご審査のほどお願いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 社会福祉課長。 ◎社会福祉課長(三須裕文) 社会福祉課長の三須でございます。議案第10号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算のうち福祉部に係る歳出予算並びに議案第13号 平成30年度佐倉市介護保険特別会計補正予算の主な内容についてご説明申し上げます。  初めに、議案第10号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算のうち主な事業につきましてご説明申し上げます。予算書の74ページをお願いいたします。3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費、20、保健福祉振興基金積立費につきましては、ふるさとまちづくり応援のための寄附として、延べ123名の方から合計276万円の指定寄附がありましたことから、佐倉市保健福祉振興基金に積み立てるものでございます。  続きまして、予算書74ページ一番下から75ページをお願いいたします。6目障害者自立支援福祉費の3、障害者介護給付事業につきましては、介護給付に係る障害福祉サービスの利用の増加に伴い、扶助費3,000万円を増額補正するものでございます。  続きまして、予算書76ページをお願いいたします。2項老人福祉費、2目介護保険費の2、介護保険特別会計介護給付費への繰出経費につきましては、介護サービス等給付費などの増額補正に伴い、4,818万4,000円を増額補正するものでございます。以上、議案第10号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算についてご説明させていただきました。  続きまして、議案第13号 平成30年度佐倉市介護保険特別会計補正予算につきましてご説明申し上げます。予算書の146ページ及び147ページをお願いいたします。本補正予算は、歳入歳出それぞれ1億7,503万5,000円を増額補正するものでございます。  初めに、歳入の主なものにつきましてご説明申し上げます。予算書148ページをお願いいたします。1款保険料、1項介護保険料、1目第1号被保険者保険料1億1,943万8,000円の減額につきましては、現計予算と執行見込み額との差額を減額補正するものでございます。  続きまして、予算書148ページの4款国庫支出金、149ページの5款支払基金交付金、6款県支出金、150ページの8款繰入金につきましては、主に介護給付費の歳出見込みが当初予算を上回ったことに伴い、それぞれ増額補正するものでございます。  次に、歳出の主な事業についてご説明申し上げます。予算書158ページをお願いいたします。2款保険給付費、1項介護及び支援サービス等諸費、1目介護サービス等給付費の各事業につきましては、利用者数の増減に伴い、各事業費を補正するものでございます。  主な事業を申し上げますと、1、居宅介護サービス等給付費につきましては1億7,400万円、5、施設介護サービス給付費につきましては2億8,400万円をそれぞれ増額補正するものでございます。  以降、その他費用につきましても、各事業の実績等に伴い、現計予算額との差額につきましてそれぞれの増減を補正するものでございます。  次に、予算書168ページをお願いいたします。5款基金積立金、1項基金積立金、1目基金積立金、1、介護給付費等準備基金積立金につきましては、介護給付費等の増額に伴い、積立額を1億9,624万1,000円減額補正するものでございます。以上、議案第13号平成30年度佐倉市介護保険特別会計補正予算について説明させていただきました。  続きまして、議案第30号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算のうち福祉部に係る歳出予算及び繰越明許費についてご説明申し上げます。追加の補正予算の説明でございます。予算書の16ページをお願いいたします。3款民生費、2項老人福祉費、1目老人福祉総務費、17、施設整備推進事業665万円につきましては、認知症グループホーム1施設の非常用発電装置の整備に民間社会福祉施設整備事業補助金を交付するため、増額補正するものでございます。本事業は、国の第2次補正予算で追加計上された事業でございますが、事業の実施が翌年度にずれ込むことから、予算書8ページにございますとおり、繰越明許費を設定するものでございます。以上、議案第30号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算について説明させていただきました。福祉部所管の議案第10号、第13号、第30号につきましてご審査くださいますようお願い申し上げます。 ○委員長(石渡康郎) 高齢者福祉課長。 ◎高齢者福祉課長(小林知明) 高齢者福祉課の小林でございます。議案第19号 佐倉市地域包括支援センター包括的支援事業に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてご説明をさせていただきます。  お手元に資料を配付させていただいておりますので、ご確認のほどよろしくお願いいたします。資料の概要をごらんいただきながら説明をさせていただきます。こちらは、主任介護支援専門員、いわゆる主任ケアマネジャーについて、厚生労働省令の改正によりまして、平成28年度から5年ごとの更新制度が導入されております。更新研修を定められた期間までに修了していない場合には、主任介護支援専門員としての資格が失効することになります。このことから、地域包括支援センターに配置しております主任介護支援専門員についても、省令の定めに従い、有効期間内の者を配置することといたしまして、当該条例の職員に係る基準を改めるものでございます。なお、当該条例の施行日につきましては公布日をもって施行したいと考えております。以上、議案第19号の説明を終わらせていただきます。よろしくご審査のほどお願いいたします。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) これより質疑を行います。  質疑のある方はどうぞ。  山本委員。 ◆委員(山本英司) 議案第13号の補正予算書158ページ、補正が4億3,000万円でしたよね。この追加補正に関してちょっと気になりましたので、説明をお願いします。 ○委員長(石渡康郎) 高齢者福祉課副主幹。 ◎高齢者福祉課副主幹(平岡和美) 高齢者福祉課の平岡でございます。ご質問の補正予算書の158ページ、介護サービス等給付費でございますが、介護認定を受けていらっしゃる方がそれぞれおうちで受けるサービス、また施設でのサービス給付、あとケアプランに関する給付費なのですが、前年度までの伸び率を加味して当初予算に計上しておりましたが、今年度の伸びが過去よりも大きくなった結果、給付費の伸びということで今回補正を上げさせていただいております。 ○委員長(石渡康郎) 山本委員。 ◆委員(山本英司) その伸びた要因とか、その辺はつかんでいるのでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 高齢者福祉課副主幹。 ◎高齢者福祉課副主幹(平岡和美) まだ年度途中ですので、詳細な分析までは至ってはおりませんが、新規の認定を受ける方の増加と、あと既に認定を受けていらっしゃる方が高齢化によって、さらに介護度が重くなってしまった、その結果やはり給付費に反映していると。その両方の面が挙げられると思います。数については今後分析してまいりたいと思っております。 ○委員長(石渡康郎) 山本委員。 ◆委員(山本英司) では、ある程度予想範囲内だったということでよろしいのでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 高齢者福祉課副主幹。 ◎高齢者福祉課副主幹(平岡和美) ある程度の予想はしておりましたが、ただそれを上回ってしまったということでございます。 ○委員長(石渡康郎) ほかにございますか。  大野委員。 ◆委員(大野博美) 補正予算書の149ページです。ここに保険者機能強化推進交付金というのがあるのですが、2,727万3,000円です。これについて説明をお願いします。 ○委員長(石渡康郎) 高齢者福祉課副主幹。 ◎高齢者福祉課副主幹(緑川由佳) 高齢者福祉課、緑川でございます。こちらの保険者機能強化推進交付金は、平成30年度から介護保険法の中に位置づけられたものでございまして、保険者が取り組む地域包括ケアや介護保険運営に関する評価というものがございます。この評価につきましては、国から全国共通の評価指標が示されておりまして、全61項目、612点満点ということになっております。この評価点数と佐倉市の第1号被保険者数に応じた交付金が、全国で190億円ございますが、配分されて、佐倉市が2,727万3,000円ということで交付金が決定したものになっております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) この金額は、佐倉市の評価、成績としては上、中、下のどのあたりでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 高齢者福祉課副主幹。 ◎高齢者福祉課副主幹(緑川由佳) 高齢者福祉課、緑川でございます。612点満点でございますが、佐倉市の得点は430点でございました。千葉県内のほかの保険者の状況については、現在のところ公表されてはおりませんが、県に確認をしましたところ、千葉県の平均点は343点ということでございましたので、中の上以上ということで評価をしております。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 私は、これは必ずしも高得点がいいとは思わないのです。というのは、国保でもありましたが、馬にニンジンをぶら下げて競わせるレースに参加しろと。地方自治を無視して、国の基準で競わせるようなレースなのです。特にケアマネジャーさんが大変だと思いますが、何かケアマネさんから声が上がっていませんか。 ○委員長(石渡康郎) 高齢者福祉課副主幹。 ◎高齢者福祉課副主幹(緑川由佳) こちらの保険者機能は、佐倉市の取り組みを評価するというものになりますので、直接的にケアマネジャーさんに影響するというものではございませんので、ケアマネさんから声が上がっているということは、事実としてはございません。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 聞くところによると、ケアプランの点検を競わせるとか、そういうのも聞いているのですが、どうですか。 ○委員長(石渡康郎) 高齢者福祉課副主幹。 ◎高齢者福祉課副主幹(平岡和美) 高齢者福祉課の平岡でございます。介護給付の適正化5事業を行っているか行っていないか、こちらについては佐倉市では既に行っておりますので、今回のこの交付金の開始をもって何かが変わるといったものではございません。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) そういうことなのでしょうが、危惧するのは、さっき言ったように、昨年は国が200億円出しているのですよね。レースに参加したところ、頑張ったところに、よしよしという、そういうやり方で配分をする。やはり高齢者の負担軽減とか介護サービスの充実など本質的なものを充てるように国に求めていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  次に、補正予算書160ページの高額介護サービス給付費なのですが、1,500万円、平成30年度の利用者は何人でしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 高齢者福祉課副主幹。 ◎高齢者福祉課副主幹(平岡和美) 平成30年度の利用と申しますと、まだ年度の途中でございますが、こちらは毎月約1,600人程度に支給をしております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 平成29年度に比べて低いのですか。 ○委員長(石渡康郎) 高齢者福祉課副主幹。 ◎高齢者福祉課副主幹(平岡和美) 平成29年度に比べますと、今手元に正確な数字はございませんが、恐らく一月当たり200人程度は増加しているかと思います。主な要因としましては、今回3割負担が開始されたこと、またご夫婦で介護を受ける方がふえましたため、こちらは世帯で上限額が設定されておりますので、その合算の結果、支給されることになった方が多いというふうに認識しております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 改定で給付費の上限が引き上げられたのに増額補正になっているというので、ちょっと変だなと思ったのですが、そういうことですね。わかりました。  あと、補正予算書の152ページ、システムサポート委託料というのは、マイナンバーは関係していますか。 ○委員長(石渡康郎) 高齢者福祉課副主幹。 ◎高齢者福祉課副主幹(平岡和美) ご質問のシステムサポート委託料に関しましては、毎年制度改正に伴うシステムの保守等の委託料で、こちらの委託料が年度末で固まりましたので、減額の補正を行うものでございます。なので、今回に関してはマイナンバーに関するものはございません。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 議案第19号に移ります。地域包括支援センターの条例改正なのですが、主任ケアマネの更新研修ということが義務づけられたのは、省令改正でということですが、これはいつですか、厚労省が義務づけたのは。 ○委員長(石渡康郎) 高齢者福祉課副主幹。 ◎高齢者福祉課副主幹(緑川由佳) こちらは平成28年度からになっております。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) ちょっと調べましたら、他市でも既に条例化しているのです、条例を改正して。佐倉市がおくれたのはどうしてでしょう。 ○委員長(石渡康郎) 高齢者福祉課副主幹。 ◎高齢者福祉課副主幹(緑川由佳) 高齢者福祉課、緑川でございます。こちらの更新研修につきましては、経過措置期間というものがございましたので、平成23年以前に主任ケアマネをとった方については、平成31年度末に更新をしなければ切れてしまうということがございまして、最終的な経過措置の終了年度が今年度に当たるということで、今のタイミングでの改正ということになっております。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 議案第30号です。追加補正ですね。認知症グループホームに非常用自家発電装置の整備ということですが、何カ所を対象としていらっしゃいますか。
    ○委員長(石渡康郎) 高齢者福祉課長。 ◎高齢者福祉課長(小林知明) 今回グループホーム1カ所を予定しております。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 国の第2次補正で決めた交付金ですよね。何に使うかというのは、佐倉市の判断で決めたのでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 高齢者福祉課長。 ◎高齢者福祉課長(小林知明) 国からの補助メニューの中でグループホームの中の自家発電装置に対する補助メニューがございましたので、該当する事業所に案内をさせていただいて、希望する事業所が1カ所ございましたことから、今回お願いしたものです。 ○委員長(石渡康郎) ほかに質疑はございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石渡康郎) なければ、議案に対する質疑を打ち切ります。  続きまして、審議会等の開催状況に関する報告を行います。  なお、議会運営委員会の申し合わせ事項により、委員の質問は報告内容の確認程度にとどめることとなっております。  それでは、福祉部所管の審議会等について報告をお願いいたします。  高齢者福祉課長。 ◎高齢者福祉課長(小林知明) 高齢者福祉課の小林でございます。審議会等の開催状況について、福祉部の高齢者福祉課にて所管しております佐倉市高齢者福祉・介護計画推進懇話会について報告をさせていただきます。  今年度4回目となる懇話会を2月18日月曜日に開催いたしました。議題といたしましては、一覧表のとおり、平成31年度地域包括支援センターの運営方針について、地域密着型サービス事業所の公募に伴う選考について、第7期計画に向ける取り組みと目標に関する評価についての3件で、各議題において事務局から内容や今後の事務の流れ等を説明させていただいた後、委員の皆様からご意見をいただきました。会議の議事録につきましては、完成次第、ホームページや市政資料室での公表とともに、委員の皆様にも配付させていただく予定でございますので、ご了承ください。福祉部におきます審議会等の開催状況報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(石渡康郎) ただいまの報告について何かございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石渡康郎) なければ、審議会等の開催状況の報告を終了いたします。  執行部の皆さん、お疲れさまでした。  この際、暫時休憩いたします。           午前11時32分休憩   ───────────────────────────────────────           午前11時40分再開 ○委員長(石渡康郎) 休憩前に引き続き会議を開きます。  健康こども部が所管する平成31年度当初予算関連議案について、執行部の説明をお願いいたします。  健康こども部長。 ◎健康こども部長(亀田満) 健康こども部の亀田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。説明の前におわびがございます。黄色のファイル、当初予算追加資料の一部差しかえをお願いさせていただいております。追加資料8ページ、病児・病後児保育事業の実績人数の表中、平成30年度の登録者数に誤りがございました。申しわけございません。あと、追加資料25ページの上段、子宮頸がんワクチン年度別接種人数の表中、平成29年度の実績も同様に誤りが判明しました。おわびさせていただきます。まことに申しわけございませんでした。  それでは、本日ご審議をいただきます議案第1号 平成31年度佐倉市一般会計予算のうち健康こども部所管の予算の概要につきましてご説明いたします。事前にお配りしております平成31年度当初予算案の概要をお願いいたします。健康こども部の執行体制といたしましては、子育て支援課、児童青少年課、健康増進課、生涯スポーツ課の4課に加えまして、保育園などの出先9機関、合計248名の職員で事業を執行しております。平成31年度一般会計当初予算のうち、健康こども部が所管する予算の総額は116億8,899万3,000円でありまして、前年度当初予算と比較して2億7,757万5,000円の増となっております。主要事業でございますが、病児・病後児保育事業、児童手当支給事業など8事業でございます。  私からは以上でございますが、詳細につきましては子育て支援課長から一括してご説明させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(田中綾子) 子育て支援課長の田中でございます。失礼ですが、座ってご説明させていただきます。議案第1号 平成31年度佐倉市一般会計予算のうち健康こども部所管の歳出予算の主なものについてご説明申し上げます。  初めに、当初予算書の199ページをお願いいたします。3款民生費、3項児童福祉費、1目児童福祉総務費、5、病児・病後児保育事業の3,408万円につきましては、病気の急性期または回復期であって、集団保育が困難な児童を専門施設でお預かりする事業でございまして、病児保育施設、病後児保育施設への委託料でございます。  次に、予算書の202ページをお願いいたします。2目児童措置費になります。中段、2、児童手当支給事業23億8,236万1,000円につきましては、次代の社会を担う子供の健やかな育ちを支援するため、中学校修了までの児童を養育している方に手当を支給するものでございます。  下段、3、児童扶養手当支給事業6億19万9,000円につきまして、父母の離婚等で父または母と生計を同じくしていない児童を養育している方に手当を支給するものでございます。  次に、予算書の211ページをお願いいたします。4目保育園費でございます。11、保育所入所委託等事業23億7,880万4,000円につきましては、民間保育園に対する運営委託費及び他地区町村の保育園や認定こども園、小規模保育事業に通園する場合の施設型給付費及び地域型保育給付費の支給に要する経費でございます。  次の212ページをお願いいたします。3番目、16、民間保育園等施設整備助成事業3億1,133万7,000円につきましては、社会福祉法人陽の木会による小規模保育所整備、学校法人藤学園の幼稚園型認定こども園への移行に伴う施設整備、社会福祉法人恵泉福祉会による幼保連携型認定こども園への移行に伴う施設整備への補助に要する経費でございます。  次に、予算書の214ページをお願いいたします。3、学童保育所施設整備事業1億5,344万6,000円につきましては、青菅小学校敷地内の学童保育所を整備するための工事費でございます。  その下、7目青少年対策費でございます。下段、4、佐倉市ヤングプラザ管理運営事業2,119万5,000円につきましては、ヤングプラザの指定管理者業務委託に係る経費でございます。  次に、予算書の225ページをお願いいたします。4款衛生費、1項保健衛生費、1目保健衛生総務費でございます。7、子ども医療費助成事業(市費拡充分)2億3,418万3,000円につきましては、佐倉市の子育て支援施策として自己負担額を県基準よりも低額とするとともに、通院助成の対象を中学3年生までとし、県の補助基準に上乗せし、医療費助成を実施するものでございます。  その2つ下の9、地域医療対策事業6,808万6,000円につきましては、市内の救急告示病院である東邦大学医療センター佐倉病院、聖隷佐倉市民病院及び佐倉中央病院に対し、救急医療の確保及び地域医療の充実を図るため6,600万円を、また成田赤十字病院が実施する医療機器の整備に対して208万6,000円を補助しようとするものでございます。なお、成田赤十字病院の補助額につきましては、印旛管内9市町が受診者の割合に応じ、補助をするものでございます。  次に、予算書の230ページをお願いいたします。2目保健衛生費でございます。中段、9、産婦健康診査事業768万4,000円につきましては、産後鬱の予防や新生児への虐待防止等を図る観点から、必要な産婦に早期に適切な支援を行うことを目的に、産後間もない時期の産婦に実施する健康診査の費用を助成する経費でございます。  次の231ページをお願いいたします。3目、予防費でございます。1、感染症等予防事業(定期予防接種)4億11万2,000円につきましては、予防接種法に基づき実施する定期予防接種に要する費用であり、医療機関で実施する予防接種委託料が主なものでございます。  次に、予算書の233ページをお願いいたします。4目休日夜間急病診療所費でございます。2、印旛郡市小児救急医療事業1億7,398万3,000円につきましては、佐倉市健康管理センター内に設置した小児初期急病診療所の運営に要する費用でございます。  次に、予算書の364ページをお願いいたします。9款教育費、6項保健体育費、1目保健体育総務費でございます。13、スポーツ啓発事業につきましては、競技力の向上、スポーツへの関心を深めるとともに、特色ある事業として、佐倉市の魅力を高めることを目的に開催いたします長嶋茂雄少年野球教室、イースタン・リーグ公式戦に要する経費でございます。  次に、予算書の365ページをお願いいたします。2目体育施設費でございます。1、スポーツ施設管理運営事業1億822万1,000円につきましては、岩名運動公園や市民体育館、青少年体育館などの有料体育施設の管理を指定管理者に委託する経費などでございます。  2、スポーツ施設整備事業188万1,000円につきましては、市民が安全かつ快適に施設を利用できるように市民体育館トイレの一部を洋式化するほか、事務室内のビジネスフォンを入れかえする経費でございます。  続きまして、予算書の13ページをお願いいたします。第2表、債務負担行為のうち健康こども部所管のものについてご説明いたします。下から6つ目のファミリーサポートセンター事業業務委託から14ページ上から6つ目の岩名運動公園外3公園等指定管理者施設管理業務(青少年センター)につきましては、本年10月からの消費税増額分について債務負担行為を設定しようとするものでございます。  その下の佐倉市ヤングプラザ指定管理者施設管理業務につきましては、佐倉市ヤングプラザの指定管理期間が平成31年度に終了いたしますので、平成32年度以降も引き続き指定管理者による管理運営を継続するため、債務負担行為を設定しようとするものでございます。  健診等業務委託(がん検診等分)(平成31年度増額分)及びその下の小児初期急病診療所の医療事務業務委託(平成31年度増額分)、また16ページ、3つ目の市民体育館等指定管理者施設管理業務(平成31年度増額分)及びその下の岩名運動公園外3公園等指定管理者施設管理業務(運動施設・スポーツ資料館)(平成31年度増額分)につきましては、本年10月からの消費税総額分について債務負担行為を設定しようとするものでございます。  議案第1号 平成31年度佐倉市一般会計予算のうち健康こども部所管の歳出予算に係るご説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(石渡康郎) この際、暫時休憩いたします。           午前11時53分休憩   ───────────────────────────────────────           午後1時00分再開 ○委員長(石渡康郎) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより質疑を行います。  山本委員。 ◆委員(山本英司) 山本です。よろしくお願いします。  予算書212ページの民間保育園等施設整備助成事業3億1,100万円、ここをもう少し詳しく教えていただけますか。 ○委員長(石渡康郎) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(田中綾子) 子育て支援課長の田中でございます。民間施設整備事業助成金の内訳なのですけれども、平成31年度に整備する予定が3園ございます。1園は小規模保育事業所、2園は、現在幼稚園である慈光幼稚園、こちらが認定こども園に変わります。それから、上座にございます光の子保育園なのですけれども、こちらも建てかえをいたしまして、認定こども園に変わる予定でございます。その3施設とも平成31年度中に整備いたしまして、32年度に開園の予定でございます。 ○委員長(石渡康郎) 山本委員。 ◆委員(山本英司) ありがとうございました。それで、当初市長も言っていましたけれども、待機児童ゼロになったという話があったのですけれども、人数的にはそういうことだったのでしょうけれども、現在はどんな状況なのか教えていただけますか。 ○委員長(石渡康郎) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(田中綾子) 現在の待機児童ということなのですけれども、平成31年3月1日時点の待機児童数が出ておりまして、そちらの数が139名でございます。 ○委員長(石渡康郎) 山本委員。 ◆委員(山本英司) それで、当初は全部埋まればゼロみたいなことを言っていたのですけれども、まだ受け入れられるけれども、応募がないというところも結構あるということですよね。そういう枠みたいなのを教えてください。 ○委員長(石渡康郎) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(田中綾子) 今現在、確かに定員の枠があるけれども、全部埋まっていない保育園というのもございます。ただ、今待機が出ている内訳といたしまして、1歳、2歳児にほぼ集中しておりますので、逆に3歳から5歳までは多くの施設において若干の余裕があるような状況でございます。 ○委員長(石渡康郎) 山本委員。 ◆委員(山本英司) わかりました。ありがとうございます。  続きまして、予算書の225ページをお願いします。先ほど説明の中で東邦病院、佐倉中央病院などに助成している話がさっき出ていたと思うのですが、その辺の金額の算出はどういう形で算定しているのか、教えていただけますか。 ○委員長(石渡康郎) 健康増進課長。 ◎健康増進課長(島村美惠子) 健康増進課、島村でございます。それぞれ3病院の金額の積算については、もともと印旛管内の14病院で輪番による2次救急対応をしており、要は輪番制で夜間の救急対応をしているのですけれども、3病院がその輪番制に入っていない日について救急の体制を整えていただくという目的の補助金なので、大体1年間のうち半分ぐらいは輪番に入っていないので、その入っていない日で、救急の受け入れをしている日を案分して、それで補助金を算出しております。 ○委員長(石渡康郎) 山本委員。 ◆委員(山本英司) わかりました。それで、成田赤十字病院にも補助をしているという話がありましたけれども、この辺がさっきの説明でちょっとよくわからなかったので、もう少し細かく教えてください。 ○委員長(石渡康郎) 健康増進課長。 ◎健康増進課長(島村美惠子) 健康増進課、島村でございます。成田赤十字病院に対する補助については、救急対応に必要な医療機器に対する補助金になります。先ほどの東邦病院、聖隷病院、佐倉中央病院については、その救急の体制を整えるための主に人件費の補助になりますので、内容が別になります。 ○委員長(石渡康郎) 山本委員。 ◆委員(山本英司) それは幾つの自治体で補助をしているのですか。 ○委員長(石渡康郎) 島村課長。 ◎健康増進課長(島村美惠子) 成田赤十字病院につきましては、印旛管内の9市町でそれぞれ救急外来を利用する患者さんの割合によって案分しております。 ○委員長(石渡康郎) 山本委員。 ◆委員(山本英司) わかりました。  次に、長嶋茂雄記念岩名球場の件で、先ほどイースタン・リーグの試合をするために助成しているという話でしたけれども、イースタン・リーグの試合をするために助成が要るのですか。 ○委員長(石渡康郎) 生涯スポーツ課長。 ◎生涯スポーツ課長(櫻井裕樹) 生涯スポーツ課、櫻井でございます。イースタン・リーグにつきましては、球団関係の契約ですとか警備、その他経費がかかっておりまして、補助につきましては必要ということで、2分の1補助ということで計上しております。 ○委員長(石渡康郎) 山本委員。 ◆委員(山本英司) それは、イースタン・リーグの誘致のために、警備費の半分は佐倉市だという、最初からそういうことだったのでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 生涯スポーツ課長。 ◎生涯スポーツ課長(櫻井裕樹) こちらの開催に当たりましては、こちらの経費がかかるということで計上しております。 ○委員長(石渡康郎) 健康こども部長。 ◎健康こども部長(亀田満) イースタン・リーグにつきましては、ただ試合を開催するだけではなくて、これを含めてまちのイメージアップとかプロモーションとか、またあとはPRも含めて球団とも一緒に考えて、実行委員会という形で商工会議所なども入ってやっていますので、そういう側面もあることから補助をしているというような状況でございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 山本委員。 ◆委員(山本英司) それで、前にも質問したことなのですけれども、高校野球の予選の誘致というものはどのように進んでいるのか、お聞きします。 ○委員長(石渡康郎) 生涯スポーツ課長。 ◎生涯スポーツ課長(櫻井裕樹) 春の予選につきましては開催しているのですが、夏につきましては組み合わせによりまして、強豪チーム等がございますと、駐車場ですとか、あと防球ネットの問題を高野連も気にしておりまして、なかなかその点がネックというか、そういったところの話し合いはしております。 ○委員長(石渡康郎) 山本委員。 ◆委員(山本英司) 防球ネットの問題とかがあるのは最初からわかっていたことだし、改修予定とかはないのでしょうか。
    ○委員長(石渡康郎) 生涯スポーツ課長。 ◎生涯スポーツ課長(櫻井裕樹) 球場の改修等につきましては、公園緑地課が所管となりますので、申しわけありません。 ○委員長(石渡康郎) 山本委員。 ◆委員(山本英司) わかりました。  最後にもう一点、予算書の14ページの佐倉市ヤングプラザの指定管理の件で、新たに契約をする予算をここに上げてあると思うのですけれども、今までの5年間の指定管理の状況みたいなもの、また利用者の人数の増減とか、その辺のところをお聞かせください。 ○委員長(石渡康郎) 児童青少年課長。 ◎児童青少年課長(細井薫) 児童青少年課の細井です。ヤングプラザにつきましては、子供たちが放課後に利用することがとても多いのですが、今年度指定管理をしていただいている事業者は、その子供たちが学校に行っている間、利用する方が少ない時間帯に幼児を対象にしたいろいろな事業ですとかイベントなどに取り組んでいただいておりまして、そういう意味では日中開催のいろいろな事業が今までよりはふえて、集客が多くなっているという実績がございます。主に平成29年度になるのですが、ヤングプラザを利用されている年齢層の一番多い年齢層が高校生という形で、約32%ぐらいが高校生に利用されています。その次に多いのが小学生と、あと大人という形で、大人は日中に卓球ですとか、あと音楽活動など、そういう形でいろいろと利用していただいており、幅広い世代の利用につながっているという効果があるというふうに思っております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) ほかにございますか。  大野委員。 ◆委員(大野博美) 大野です。よろしくお願いします。  まず、学童保育のことについてお聞きいたします。予算書が214ページで、追加資料は健康こども部の7ページです。待機児童が2月1日現在でゼロ、それから木崎議員の一般質問でも2月現在の待機児童はゼロという答弁でしたが、現在はどうですか。 ○委員長(石渡康郎) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(田中綾子) 子育て支援課長の田中でございます。今現在ですと、3月1日現在の状況になるのですけれども、現時点も待機児童はゼロでございます。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) それで、あのときの議会質問で、優都ぴあが新5、6年生の入所を辞退するよう強要しているが、事実の把握はしているかとの質問をしたときに、強要はしていないという答弁でしたが、それ以降事実を調査なさいましたか。 ○委員長(石渡康郎) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(田中綾子) こちらからは申込者にどのような対応をしているかということを優都ぴあに電話で確認しております。確認した内容といたしましては、今回かなり申し込みが多いので、状況によっては待機が出てしまう可能性があるということをお伝えしております。あと、高学年のお子さんに対して、学童にもし入れなかった場合にどのように過ごされるか、ご家庭で相談なさってくださいというようなことはお伝えしているそうなのですけれども、申し込みができませんというようなお話はしていないということです。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) その電話の内容なのですが、もし入れなかったらという前提条件はもう既に入所しているお子様のことですか。その方がこれ以上続けられなかったらという意味でしょうか。あるいは、新規で申し込みをされた方ですか。どちらですか。 ○委員長(石渡康郎) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(田中綾子) 平成31年度の申し込みにいらっしゃった方に対してそのような説明をしておりますので、その申し込みをした方の中には現在入っているご家庭もあるかと思います。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 優都ぴあが4年生の保護者に1月31日付で出した手紙をご存じでしょうか。把握していらっしゃいますか。 ○委員長(石渡康郎) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(田中綾子) 申しわけありません。こちらでは把握しておりません。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 保護者に管理者からこういう文書が出ております。そこには大変なことが書かれております。新5、6年生の皆さんには退所していただかなければならずとはっきり書いてあるのです、ここに。退所だから、やめてくださいということです。これは、今の4年生、5年生に退所を強要しているととられませんか。 ○委員長(石渡康郎) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(田中綾子) 実際にその文書を手元で見ていないので、何とも言えない状況でございますけれども、状況によってはとか、そういった表現は一切ないような形なのでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 終わってからお見せいたしますけれども、保護者に渡った文書なのです。この内容は、今の4年生、5年生は退所させ、今の3年生、つまり新4年生には退所が可能かどうか、家族で相談の上、2月8日までに返事をしてほしい。辞退する人がいなかった場合は、21名の希望者に入所順位をつけ、順位の低いお子さんから待機になりますと伝えているのです。これは、退所を丁寧に優しく、しかし強烈に促していると理解してよろしいですよね、書いてあるのですもの。 ○委員長(石渡康郎) 健康こども部長。 ◎健康こども部長(亀田満) 先ほど課長が言ったとおり、内容をまだ把握していないので、そこを明確にして適切に今後対応していきたいと考えております。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) この文書には、子育て支援課と青菅学童担当者と調整会議を実施し、新3年生の入所を優先しなければならない状況になったというのが最初に書かれているのです。つまり子育て支援課が優都ぴあの決定にかかわっていると読めるのですが、それでもご存じないのですか。はっきり書いてあります。 ○委員長(石渡康郎) 子育て支援課主査。 ◎子育て支援課主査(照井慎) 子育て支援課の学童指定管理担当の照井と申します。今委員からおっしゃられた調整というのは、1次申し込みが1月22日までございまして、その時点で一旦入所の承諾など調整をしているところで、もちろん定員があることなので、入れる方の調整をする、そういった作業は我々と指定管理者、あと優都ぴあの3者で行ったところです。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) では、その時点ではもうかなりあふれているというのはわかっていらっしゃったのですか。 ○委員長(石渡康郎) 子育て支援課主査。 ◎子育て支援課主査(照井慎) 申し込み自体は、定員を超えているおそれがあったのは把握しておりました。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) そのときに何も手を打たなかったのでしょうか。現実にその後もっとひどい事態になっていまして、1日では待機児童ゼロですが、この優都ぴあが出した3月2日付の文書では、待機が2名、それから4年生の退所が2名、5年生の退所が15名、6年生の退所が1名と、はっきり表に出て、これも保護者に配られているのです。1月22日の時点で調整して、全部うまくいってゼロになって、なぜいきなり3月2日にこうなるのですか。その経過を全くご存じないですか。 ○委員長(石渡康郎) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(田中綾子) 申しわけございませんが、今おっしゃった内容を全くこちらで確認しておりませんので、速やかに確認して対処いたします。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 対処していただきたいのですが、この事態を全く子育て支援課が把握していないのにこういう文書が出ると。ちょっと異常ですよね。これは、ある保護者からいただいたから、もう、保護者に回っている文書なのです。どなたも全然ご存じないのですか。 ○委員長(石渡康郎) 子育て支援課主査。 ◎子育て支援課主査(照井慎) 子育て支援課の照井でございます。先ほど課長から申し上げた待機ゼロというのは、平成30年度の3月1日現在の待機で、今委員おっしゃっているのは新年度の申し込みの待機になると思うので、2月、3月で待機がゼロになったものと4月時点での待機というのが少しごちゃごちゃになってしまっているかなと思うのです。平成30年度に関しましては、11月から待機でお待ちいただいている方はいらっしゃらない状況です。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 済みません。平成31年度と書いてあります。では、やめさせられた児童はいないということでよろしいのですか。 ○委員長(石渡康郎) 子育て支援課主査。 ◎子育て支援課主査(照井慎) こちらから無理やりやめさせるということはできなくて、要件があって、そのまま保育が必要であれば、やめなさいというのは、我々からも優都ぴあのほうからも強要することはできない状況となっております。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) この文書の最後に書いてあったのが、私は1年間違えたのですけれども、現実に新5、6年生は申し込み自体をお断りし、16名のお子さんたちが小さい子供たちのために優都ぴあの利用を諦め、譲ってくれていますと。これは、新しい方を断ったということなのです。現在通っているお子様で退所させたのはいないという事実はわかりました。それは私の早とちりで申しわけありませんが、しかし希望者に諦めさせと、ここにちゃんと利用を諦めと書いてあるのです。その後がもっとひどいのです。優都ぴあの先輩たちの思いやりや優しさには頭が下がりますと書いてあるのです。だから、今入所している方で、次の更新のときに諦めて退所というか、もう続けませんという方がこの人数だと思うのです。そのあたりはどうですか。全く新しく来た方ではなく、先輩と書いてあるのです。だから、今通っているお子さんで続けないと、そういう選択でしょう。違いますか。 ○委員長(石渡康郎) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(田中綾子) その辞退に至った経緯というのがわからないのですけれども、それが自主的であるのか、あるいは促されての判断なのかというところは、こちらで把握できないので、お答えしづらい部分ではあるのですけれども。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) この文書を読んでいらっしゃらないから、そういう答えしかできないと思いますが、全く事実を把握していないということに私は驚きました。すでに青菅小学校の児童数増加はわかっていたし、とにかく対応が後手後手に回っているのです。ここまで来て、今通っているお子様にもう続けないようにと丁寧に優しく強要する事態に至るまで全く事態を把握せず、手も打たなかったというのは、やはり責任があるのではないですか。その見解を求めます。 ○委員長(石渡康郎) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(田中綾子) 青菅学童保育所に関しまして、待機が発生しているという事実はまず把握しております。平成30年度中に既に補正予算を計上いたしまして、新たな学童整備に向けて地質の調査等を行っております。実際に整備にどうしても時間がかかってしまうので、建物ができ上がるのは1年後になってしまうのですけれども、ただその建設を最初に考えたわけではなく、初めに待機が発生したときには、まず学校内の空き教室があるか、その辺の確認であるとか、近隣で使える場所があるかとか、そういったことも全て行った結果、新たに整備しなければいけないということになっておりますので、全く何も手を打っていなかったというわけではございません。 ○委員長(石渡康郎) 健康こども部長。 ◎健康こども部長(亀田満) まず、その文書の関係ですが、それは我々も把握をしていなかったので、早速その辺は優都ぴあに確認をさせていただきます。あともう一つ、学童の特性でもあるのですが、年度当初は待機が今年度も発生しました。ただ、現時点では夏休みに退所される方、恐らく強要ではなくて、自主的に退所される方が出てくるというような、学童についてはそういう保育とは真逆の反比例した傾向がありますので、今後もそのような特性があるということをお知らせさせていただきます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 都合により減ったりふえたりはするのだけれども、もろに影響を受けるのは子供たちであり、それから働いている保護者であるわけですよね。今継続して入れないとなると、就労を諦めざるを得ない方がたくさん出てくると思います。生活環境にすごく深くかかわってくるので、もうちょっと早く手を打っていただきたいし、あと100人を受け入れ可能な新しい学童保育所ができるまで待てというのも、しようがないにしても、もうちょっと計画的にやっていただきたかったし、今後反省を前向きにしていただきたいのです。  それから、この優都ぴあです。さっき言いました。思いやりや優しさに頭が下がるという、こういう書き方をされますと、情緒に訴えられて、自己犠牲がすごくいい、ちゃんと聞いてくれた親御さんを物すごく褒めたたえて、頭を下げているわけです。そうではなく、制度として働いているご家庭の子供さんを見る、そういう市としての責務をきちんと改めて確認していただいて、また優都ぴあにはきちんと指導していただきたいと思います。最後にご見解をもう一度お願いします。 ○委員長(石渡康郎) 健康こども部長。 ◎健康こども部長(亀田満) 優都ぴあには、先ほども申し上げたように、しっかり文書の件も含めて指導というか、確認をさせていただきます。あともう一つ、学童保育の今後の取り組みについてということですが、学童保育につきましては、先ほど言ったそういうものではなくて、保育園もそうなのですけれども、しっかりその学童保育の優先づけ、真に保育が必要な方をしっかりと把握して、その順序でやっていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) よろしくお願いします。  追加資料の健康増進課の26ページなのですが、自殺対策です。当初予算には自殺対策について計上されているのでしょうか。調べたのですけれども、わからなかったのです。 ○委員長(石渡康郎) 健康増進課長。 ◎健康増進課長(島村美惠子) 健康増進課長、島村でございます。予算上は、自殺対策事業というふうには計上していないのですが、予算書の226ページになります。2番の成人保健推進事業、こちらの事業費の中で自殺対策の事業を行っておりまして、ちなみに平成31年度の自殺対策関係予算は、この中の約76万円が自殺対策の事業として使用する予定です。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) ありがとうございます。それで、自殺率、自殺者数、年々減少しているのですが、平成30年度の速報値は出ていますか。 ○委員長(石渡康郎) 健康増進課長。 ◎健康増進課長(島村美惠子) 平成30年度の速報値、これは1月8日時点の暫定値ということで、また発見地が佐倉市だった人ということで、全員が佐倉市民かどうかは不明なのですけれども、30名になります。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) それで、自殺対策基本法、国もこれに力を入れて改正して、市町村に地域自殺対策計画を義務づけているのです。昨年予算審査特別委員会で私が質問したときに、健康さくら21の中間見直しを平成30年度中に行うので、その中で計画として位置づけたいという答弁があったのですが、現状はどうなっていますか。 ○委員長(石渡康郎) 健康増進課長。 ◎健康増進課長(島村美惠子) 今年度健康さくら21は見直しをしまして、公表させていただいたとおり、健康さくら21の中の第4章として新たにいのち支える佐倉市自殺対策計画という章を設けまして、この章をもって佐倉市の自殺対策計画という位置づけで立てさせていただいております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) しっかり取り組んでいただきたいと思います。  それから、もう一個、最後の質問なのですが、感染症等予防事業です。当初予算書の231ページで、追加資料が健康こども部の25ページ、副反応被害なのですが、同時接種は何人で、一度に何種類接種したか教えていただけますか。 ○委員長(石渡康郎) 健康こども部長。 ◎健康こども部長(亀田満) 確認させていただきます。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) では、子宮頸がんワクチンなのですが、接種者数が平成30年度は7人、これは前年度の2人に新しく5人追加して7人になっているのですけれども、少しふえていますよね。接種希望者へはどのように説明をしていらっしゃいますか。 ○委員長(石渡康郎) 健康増進課長。 ◎健康増進課長(島村美惠子) 接種希望された場合には、直接健康管理センターにおいでいただきまして、子宮頸がんワクチンの予防接種に関する副反応ですとか、その辺をパンフレット等を用いながら保護者の方にきちんと丁寧な説明をした上で、保護者とご本人に接種するかどうかというご判断をいただくことになります。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 伊藤議員が前にも質問したのですが、今おっしゃったパンフレットが3種類あって、本人用、それから保護者向け、医療者用とあって、重篤な副反応のことを書いてあるのが医療者用のパンフレットだけだということで、そっちを使って説明してくださいということを要望しているはずなのですが、現状はどうですか。 ○委員長(石渡康郎) 健康増進課長。
    ◎健康増進課長(島村美惠子) ご説明のときは、医療者用のパンフレットで副反応に関することについて丁寧に説明させていただいております。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 来た方にはそうやって丁寧にご説明をすると。でしたら、もうこの3種類を用意しないで、医療者用パンフレットだけをポピュラーな頒布をしていただきたいのですが、いかがですか、そういう取り組みは。 ○委員長(石渡康郎) 健康増進課長。 ◎健康増進課長(島村美惠子) 医療者用のパンフレットということですけれども、きちんとご説明をしないと正しい理解というのはなかなか得られないというふうに思っております。一般の方に医療者用のちょっと難しいパンフレットを配布しても、なかなかご理解が得られないところもあるかと思いますので、希望される方には保健師がきちんと説明をして、お配りしたいと思っております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) そうしたら、最後に要望なのですが、本人向け、あるいは保護者向け、これはわかりやすく書いてあると思うのですが、そこに副反応はこういうことがありますよと、もし反応が出たら大変ですから、それを書き加えたものを新たに佐倉市として用意するというのはいかがですか。 ○委員長(石渡康郎) 健康増進課長。 ◎健康増進課長(島村美惠子) その辺はまた検討させていただきたいと思います。 ○委員長(石渡康郎) 岡村委員。 ◆委員(岡村芳樹) 岡村ですが、1点だけ聞きたいのですけれども、予算書の225ページの地域医療対策の関係なのですけれども、東邦病院、聖隷病院、佐倉中央病院、先ほども話がありましたけれども、輪番制というのもあるけれども、なるべく速やかに受け入れがスムーズにいくような対策ということで、何年ぐらい前からこれを始めたのかというのと、大体救急車が駆けつけるのに、五、六分で駆けつけるのはいいのですけれども、その後そのまま待機というか、決まるまでずっとその現場にいたまま出発しないというケースがいまだに結構多く聞かれているのです。下手したら1時間以上そこにとどまっていたというのも多く耳にするところなのですけれども、実際にこれを始めて、どの程度その効果があったのかというのも含めて教えてもらえればと思います。 ○委員長(石渡康郎) 健康増進課長。 ◎健康増進課長(島村美惠子) 健康増進課、島村でございます。この地域医療対策事業、3病院への補助金につきましては、平成29年度から開始しております。ことしで2年目となっております。実際にこの補助金を開始してから私どもの一つの指標としては、救急車で運ばれてから入院の受け入れを断ってしまう謝絶率が少しでも結果として下がってくればというのを一つの指標にしているのですけれども、これにつきましては、これを始める前、平成28年度、3病院合計なのですけれども、謝絶率は33.9%でした。これが平成29年度には33.6%、そして今年度は、12月までの集計になるのですけれども、32.9%ということで、少しずつなのですが、その3病院については謝絶率が少しずつ減っているという状況でございます。 ○委員長(石渡康郎) 岡村委員。 ◆委員(岡村芳樹) 金額はそれぞれ3病院とも若干違うところがあると思うのですけれども、主にその使われ方というのはどんな使われ方ですか。 ○委員長(石渡康郎) 健康増進課長。 ◎健康増進課長(島村美惠子) 補助金については、救急医療の体制整備ということがありますので、3病院とも看護師を増員しているというようなことで体制を整えていただいております。 ○委員長(石渡康郎) 岡村委員。 ◆委員(岡村芳樹) いまだに市民の方から、もうちょっと待機している救急車が出発するまでの時間を短縮できないのだろうかという声も耳にするところですので、ぜひ引き続き検証も含めて、もっと効果が出るように、これからもお願いしたいと思います。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) ほかに質疑はございますか。  副委員長。 ○副委員長(敷根文裕) 敷根です。予算書の199ページの子どもの遊び場管理事業なのですけれども、金銭的には40万円ですか。非常に安い予算なのですけれども、よく相談を受けるのが、西志津の公園などで、いわゆる健康寿命を延ばすという意味でも、サークルトレーニングができるような遊具の設置とか、そうしたものがあって、海外の公園などでは、よく高齢者の方が体力づくりために遊具と一体化してやっているというケースが非常に多いのです。ところが、佐倉市はその撤去費しか計上されていなくて、この間寺崎北公園を見てきたら、遊具が2つしかないのに物すごく土地が広い状態なのです。多分新しい地域だから、これからふえてくるのかと思っていたのですけれども、何かそういう計画もこの予算を見ると余りなさそうで、遊び場は、確かに遊具でけがをする、危険だというのもわかるのですけれども、子育てをしていく上で今後そういう健康増進とも絡めて、子供だけではない遊び場の管理をしていただければと思うのですけれども、そのことについて何かお考えはありますか。 ○委員長(石渡康郎) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(田中綾子) 子育て支援課の田中でございます。こちらで計上しております子どもの遊び場管理事業なのですけれども、こちらは実際には地元の管理になっておりまして、ここで計上しております予算というのは、その管理にかかわる古くからある遊具の補修であったりとか、あるいは必要に応じた撤去というものになるのですけれども、これは通常の公園とはまた別のものでございまして、恐らく今敷根委員のおっしゃった寺崎の関係ですと、公園緑地課の管理している公園、佐倉市内にある公園の関係になるかと思いますので、それとは別物でございます。 ○委員長(石渡康郎) 健康こども部長。 ◎健康こども部長(亀田満) 先ほど言った子どもの遊び場管理事業のほかに、健康こども部所管の施設だと岩名もございます。その辺で委員の視点というのも重要だと思いますので、健康づくりというような観点から、遊具についてはまた都市部とも協議していきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 副委員長。 ○副委員長(敷根文裕) これは、担当課が違うことでなかなかうまくいかない部分も多いと思うので、今後はそういういろいろな視点で、遊具やほかの市にないもの、減らすばかりではなくて、維持を考えていただきたいということをお願いしたいと思います。  次に、予算書の215ページ、これは一般質問でも出したので、そのことについては特に聞かないのですけれども、青少年活動団体支援事業なのですけれども、学校単位で退会をするという話を聞きまして、そうすると予算額の配分とかが変わってきてしまうのかと思ったのですけれども、何で退会するのかなど、そういったことは何か聞いていますか。 ○委員長(石渡康郎) 児童青少年課長。 ◎児童青少年課長(細井薫) 児童青少年課の細井です。その退会につきましては聞いております。PTAが退会をしたので、その地区の交付金が減るというようなことにはなっておりません。ですので、その会が1個減る中で事業のやり方をどういうふうにしていくかというのを検討していただくような形になっております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 副委員長。 ○副委員長(敷根文裕) 学校単位で抜けた理由をお聞きしてもいいでしょうか。何で抜けたのですか。 ○委員長(石渡康郎) 児童青少年課長。 ◎児童青少年課長(細井薫) お伺いしている1校につきましては、会の運営事業の中に子供たちを対象にしている事業数が少ないのではないかという思いを持っているというご意見を伺っております。 ○委員長(石渡康郎) 副委員長。 ○副委員長(敷根文裕) 何かちょっと意地悪な質問をしたかもしれないのですけれども、それだけではないですよね。不正が多くとちゃんと書いてありますよね。実は秘書課と子育て支援課と議会事務局にもこのファクスが来ているのです。知っていましたか、内容について。 ○委員長(石渡康郎) 児童青少年課長。 ◎児童青少年課長(細井薫) 私どもの課に来ていることと、あと議会事務局に届いていることは把握しております。 ○委員長(石渡康郎) 副委員長。 ○副委員長(敷根文裕) この文書に不正が多くときちんと書いてあるわけです。そのこともやめる理由になっています。学校単位で抜けるのは結構大ごとだと思うのです。今後も実は抜けたいという話が出ておりますので、調査はしっかりしてくれるということなので、そこを念頭に、不正が多いというところ、どういうところが不正なのか、大人だけが楽しんでいるというのも含め、部長にも検討をお願いしたい。 ○委員長(石渡康郎) 健康こども部長。 ◎健康こども部長(亀田満) この件については、しっかり確認、調査をすると。先ほどの抜けるというような団体に対しても、より詳細なお話を伺うということで、担当には指示しているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) ほかに質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石渡康郎) なければ、議案に対する質疑を打ち切ります。  この際、暫時休憩いたします。           午後1時43分休憩   ───────────────────────────────────────           午後1時50分再開 ○委員長(石渡康郎) 休憩前に引き続き会議を開きます。  続きまして、当初予算以外の議案について執行部の説明をお願いいたします。  健康こども部長。 ◎健康こども部長(亀田満) 引き続きご審議をいただきます健康こども部所管の議案は、議案第10号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算、議案第20号 佐倉市青年館設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についての2議案でございます。議案第10号は子育て支援課長から、そして議案第20号が児童青少年課長からそれぞれご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(石渡康郎) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(田中綾子) 子育て支援課長の田中でございます。2月定例会文教福祉常任委員会でご審議いただきます健康こども部所管の議案のうち、議案第10号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算(第6号)における健康こども部所管の予算の主なものについてご説明申し上げます。  初めに、予算書の75ページをお願いいたします。3款民生費、1項社会福祉費、8目南部保健福祉センター費でございます。2、南部保健福祉センター施設改修事業につきまして、南部保健福祉センターの地域福祉センター、保健センター部分及び共用部分の空調改修工事及びさくらんぼ園入り口部分の雨漏り解消のための改修工事における入札に伴う執行残として工事請負費1,207万4,000円を減額するものでございます。  続きまして、予算書の80ページをお願いいたします。4目保育園費でございます。12、民間保育園等助成事業費につきましては、民間保育園等の運営費への補助額が当初の見込みを下回ったため、2,763万9,000円を減額するものでございます。  次に、予算書の82ページをお願いいたします。4款衛生費、1項保健衛生費、1目保健衛生総務費でございます。9、保健センター整備事業につきましては、健康管理センター空調工事の入札に係る執行残1,950万8,000円を減額するものでございます。  次に、その下、10、地域医療対策事業につきましては、医療機器整備費補助金について、補助対象である成田赤十字病院より申請しない旨の申し出を受けたことから、226万1,000円を減額するものでございます。  続きまして、2目保健衛生費、5、妊婦及び乳児健康診査事業につきましては、妊婦一般健康診査の受診者数が当初の見込みを下回ることから1,326万円を減額するものでございます。  次に、予算書の110ページをお願いいたします。9款教育費、4項幼稚園費、1目幼稚園費でございます。6、幼稚園奨励事業につきましては、就園奨励費の対象児童数が当初見込みを下回ったことにより1,194万9,000円を減額するものでございます。  次に、予算書の116ページをお願いいたします。6項保健体育費、2目体育施設費でございます。1、スポーツ施設管理運営事業につきましては、平成31年1月末までにふるさと納税に寄せられた寄附金と佐倉イースタン・リーグ事業での余剰金を佐倉市スポーツ振興基金に積み立てるため396万7,000円を増額補正するものでございます。  続きまして、予算書の11ページをお願いいたします。債務負担行為の補正についてでございます。第4表、債務負担行為補正、1、変更にございます岩名運動公園外3公園等指定管理者施設管理業務(運動施設・スポーツ資料館)につきましては、岩名陸上競技場の夜間利用の開始に伴い、利用料による収入と夜間照明などの光熱水費や人件費等の支出を差し引きしますと、追加の経費が必要となりますことから、債務負担行為限度額を287万5,000円増額しようとするものでございます。議案第10号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算(第6号)のうち健康こども部所管の予算に係るご説明は以上でございます。  続きまして、議案第20号 佐倉市青年館設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定につきまして、児童青少年課長の細井よりご説明申し上げます。 ○委員長(石渡康郎) 児童青少年課長。 ◎児童青少年課長(細井薫) 児童青少年課長の細井でございます。続きまして、議案第20号 佐倉市青年館設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明をいたします。お配りをしてあります佐倉市青年館設置及び管理に関する条例新旧対照表をごらんください。これは、建物の老朽化に伴いまして、千成青年館を廃止しようとするものでございます。千成青年館は、昭和49年に設置されてから40年以上が経過しており、老朽化が著しいことから、このたび隣接する千成幼稚園が子育て支援地域交流棟を千成自治会に開放する申し出がありました。青年館の機能がそこで確保できたため、廃止の要望書が市に提出されました。そのため、千成青年館を廃止しようとするものでございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(石渡康郎) これより質疑を行います。  質疑はございますか。  山本委員。 ◆委員(山本英司) 1つだけ聞かせてください。補正予算の執行残がみんな1,000万円単位の大きな金額になるのですけれども、この試算というのは、ちょっと多く見ていたのでしょうけれども、どこで試算して、こんなにいつも大きい執行残が出るのか、教えていただけますか。 ○委員長(石渡康郎) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(田中綾子) 子育て支援課の田中でございます。例えば、南部保健福祉センターの執行残は工事に係る執行残ですけれども、予算要求の根拠となる設計額の算出は資産管理経営室等に頼みまして、建築積算法等を使用しまして、算出しております。その額をもとに入札における予定価格を決定しておりますが入札の結果、予定価格をかなり下回る金額で執行されたということでございます。 ○委員長(石渡康郎) 山本委員。 ◆委員(山本英司) わかりました。今言った南部保健福祉センターなのですけれども、私のところにもエアコン、空調が壊れて困っているという話が早い時期からあって、私からもお願いしておいたのですが、もう完全に回復したのでしょうか。それだけ教えてください。 ○委員長(石渡康郎) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(田中綾子) 南部保健福祉センターにつきましては、工事は完了しております。 ○委員長(石渡康郎) ほかにございますか。  大野委員。 ◆委員(大野博美) 大野です。よろしくお願いします。  議案第10号です。補正予算書78ページの子育て世代包括支援センター事業ですが、これはユーカリのあそこの事業だと考えてよろしいですね。11月に見に行ったのでしたよね。開所はいつからでしたか。 ○委員長(石渡康郎) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(田中綾子) 開所は11月26日からです。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 開所以来、利用者数と相談件数、それから木曜日のコンシェルジュの実績を教えていただけますか。 ○委員長(石渡康郎) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(田中綾子) 来所者数につきましては、1日に大体2.2人とか2.3人ぐらいの平均でございます。今現在で百四十何名の来庁となっております。あと、子育てコンシェルジュの実績というのは相談件数ということでしょうか。済みません。ちょっとお待ちください。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) コンシェルジュ以外にも日々相談があると思うのですが、その実績もわかりますか。調べていただいて、その間に質問いいですか。児童手当支給事業、補正予算書の78ページ、これも7,839万円の減額ですが、対象者数を教えてください。平成29年度よりどれぐらい減ったのでしょうか。それから、減額理由の内訳です。 ○委員長(石渡康郎) 児童青少年課長。 ◎児童青少年課長(細井薫) 児童手当の平成29年度の対象児童が延べ23万293人、平成30年度2月末現在で延べ22万7,123人で、約3,170名減っているような形になっております。児童手当につきましては、当初見込み人数よりも手当を支給する子供の人数が減ったのですが、その減少の原因については、所得超過の人数ですとか、あと公務員の方の人数、また途中での転出入の状況、児童数以外にもそれらの変動要因がありまして、過去の実績を見て試算はしているのですが、今年度はそのように減額になってしまいました。 ○委員長(石渡康郎) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(田中綾子) 先ほどのご質問の回答なのですけれども、ユーカリが丘の志津北部包括の相談件数なのですけれども、先ほど申し上げた来所の件数と一緒で142件でございます。それから、コンシェルジュなのですけれども、現在毎週木曜日に週1回の相談日を設けておりまして、そちらに関しましては1日2件程度のご相談を受けております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。
    ◆委員(大野博美) 鳴り物入りで始まったと私たちは期待しているのですけれども、どうですか、この手応えとしては。こんなものなのかなというのか、あるいはもうちょっとたくさん来ていただきたいのか、どうでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 健康こども部長。 ◎健康こども部長(亀田満) 数値としては1日2件ということなのですが、今後啓発して、もう少し数を上げていきたいなというふうに思っておりますので、努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 市長も子育てのまちというイメージが不動のものになったとおっしゃっているのですから、このコンシェルジュもぜひ不動の揺るぎないイメージをつくっていただきたいと思います。  それで、補正予算書の79ページなのですが、保育園管理運営事業で2,004万5,000円の減額になって、それを見ますと、保育士補佐員賃金が946万8,000円減額されているのです。この理由を教えていただけますか。 ○委員長(石渡康郎) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(田中綾子) 保育士の賃金につきましては、正直保育士の数によって受け入れ定数も変わってくるというところがございまして、なるべく新しい臨時の保育士を募集しているところなのですけれども、なかなか応募がないという状況がございまして、実際に欲しい数に対して応募数が少ないということで、執行残が出てしまったような状況でございます。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 保育士補佐員と書いてあるのですが、補佐員というのは資格がない、補助員のことでしょうか。そう理解してよろしいですか。その方たちが減額されているというのは、やはり人数が減ったからですか。 ○委員長(石渡康郎) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(田中綾子) 表現の仕方が補佐員となっておりますけれども、臨時保育士も何種類かありまして、資格をお持ちの方、またお持ちでない方は支援員という形で入っていただいております。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 議案第20号に行ってよろしいですか。さっきの説明ですと、地域交流棟というのがたまたま隣にあって、それを使うということですが、この千成青年館を壊した跡地の利用はどのようになさいますか。 ○委員長(石渡康郎) 児童青少年課長。 ◎児童青少年課長(細井薫) 児童青少年課の細井です。解体しまして、更地になった後につきましては、子育て支援課所管に行政財産の移管手続をした後、千成幼稚園の園地の一部として貸し出しをする予定になっております。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 園庭でしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 児童青少年課長。 ◎児童青少年課長(細井薫) 児童青少年課の細井です。園庭と送迎用の駐車場という形になるというふうに聞いております。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) それはいつから始まるのですか、貸し出しは。 ○委員長(石渡康郎) 児童青少年課長。 ◎児童青少年課長(細井薫) 私どもが地域交流棟の貸し出しをしていただきますのは平成31年5月18日からとなります。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 条例改正が5月18日ですね。そうすると千成幼稚園が認定こども園として4月から始まるのですよね。聞いている話ですと、今園庭に建物、認定幼稚園を建てていて、そのかわりの園庭として青年館のあそこが来るのかなと思っていたのですが、時期的に1カ月ずれてしまいますよね。5月から借りるのと、それから認定幼稚園も4月から始まってしまっているので、その間はどうなさるのですか、1カ月間。遊べないことはないですか。現地に行っていないので、よく事情がわからないので、申しわけないのですが、わかる範囲で。 ○委員長(石渡康郎) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(田中綾子) 認定こども園になってからの園庭の確保というところなのですけれども、実際には新しい園舎を建てた後に古い園舎を壊して、その後を園庭とするのですけれども、それができ上がるまでの間ということで、千成幼稚園の裏側に山があるのと、それ以外に近隣に幾つか公園がございまして、そちらを利用する、あるいは草ぶえの丘にも行かせていただくような手続を行っておりますので、そういった形で対応していくようになります。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) わかりました。なるべく子供たちに楽しい屋外の経験をさせてください。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 健康増進課長。 ◎健康増進課長(島村美惠子) 申しわけございません。先ほどの平成31年度予算のご審議の中で1つ大野委員のご質問を保留にしていたものがあるのですけれども、それについてのお答えをこの場でさせていただいてよろしいでしょうか。先ほど大野委員からご質問いただきました予防接種の副反応相談者の中で同時接種をした方が何人いるかというご質問ですが、直近の平成30年度につきましては3人、実相談人数8人中3人の方が同時接種を行っています。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 一度に何種類接種したかというのは。 ○委員長(石渡康郎) 健康増進課、岡本主査。 ◎健康増進課主査(岡本貴子) 健康増進課の岡本と申します。同時接種の本数でございますが、先ほど3人ということで人数を申し上げましたが、3人中、お二人の方が3本の同時接種、お一人の方が5本の同時接種になります。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) ほかに質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石渡康郎) なければ、議案に対する質疑を打ち切ります。  執行部の皆さん、お疲れさまでした。  この際、暫時休憩いたします。           午後2時11分休憩   ───────────────────────────────────────           午後2時18分再開 ○委員長(石渡康郎) 休憩前に引き続き会議を開きます。  それでは、教育委員会が所管する平成31年度当初予算関連の議案について、執行部の説明をお願いいたします。  教育長。 ◎教育長(茅野達也) 座って失礼いたします。教育長の茅野です。本日は、議案第1号 平成31年度佐倉市一般会計予算のうち教育委員会所管の事業についてご審査をいただきます。  予算審査追加資料の1ページ、当初予算案の概要をごらんください。最初に、教育委員会の執行体制でございます。事務局5課57名、公民館、図書館等の12施設が71名、学校は幼稚園3園、小中学校34校がございますが、学校のうち市職員を配置している人数は40名で、教育委員会全体で168名となっております。  次に、概要説明ですが、教育委員会所管の歳出予算総額は47億7,355万1,000円となります。平成30年度当初予算額と比較いたしますと6億8,811万円の減となり、特に小学校施設改築・改造事業及び市民音楽ホール施設整備事業が減少しております。このほか詳細につきましては、教育総務課長より一括してご説明申し上げますので、ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○委員長(石渡康郎) 教育総務課長。 ◎教育総務課長(川島淳一) 教育総務課の川島でございます。座ったままで説明させていただきます。議案第1号 平成31年度佐倉市一般会計予算、9款教育費のうち教育委員会所管の主な事業につきまして、予算書に沿いましてご説明させていただきます。  予算書の307ページをお願いいたします。上から2つ目となります1項教育総務費、2目事務局費の7、教育ビジョン策定事業43万3,000円につきましては、平成32年度から始まる教育ビジョンの策定に当たりまして、策定懇話会の開催に係る委員の謝礼金でございます。  続きまして、308ページをお願いいたします。上から3つ目の3目教育研究指導費の4、学校図書館活性化事業1,003万6,000円につきましては、学校図書館の効率的な活用を図るため、学校図書館司書を小中学校に配置しようとするものでございます。  続きまして、310ページをお願いいたします。一番上となります10、英語・外国語活動推進事業8,349万2,000円は、現在17名任用しております英語指導助手につきまして、次年度は増員を行い、19名任用しようとするものでございます。  続きまして、その下の11、特別支援教育推進事業7,671万9,000円は、小中学校の特別支援学級及び通常学級に在籍する障害のある園児、児童生徒を支援するため、特別支援教育支援員を配置するものなどでございます。  続きまして、予算書の311ページをお願いいたします。一番上にございます14、少人数指導支援推進事業853万7,000円は、児童生徒数の多い学級を数多く抱える学校に支援教員を配置し、個々に応じた学習支援を行おうとするものでございます。  続きまして、その2つ下になります17、いじめ防止対策推進事業863万3,000円は、いじめ等の早期発見、未然防止のため、いじめ対策調査会、いじめ問題対策連絡協議会を設置するほか、学校支援アドバイザーによる巡回派遣を通して学校運営や生徒指導体制の充実を図るものでございます。  続きまして、予算書の313ページをお願いいたします。上から2つ目の4目教育センター費、4、学習状況調査事業80万2,000円は、佐倉市独自に児童生徒の学習状況を調査し、各学校での指導力向上に資するよう指導助言を行うものでございます。  続きまして、予算書の316ページをお願いいたします。上から2つ目になります。2項小学校費、1目学校管理費、5、小学校水泳指導委託事業957万円は、佐倉小学校及び西志津小学校において、民間プール施設を使用して水泳事業を外部委託により実施するものでございます。  続きまして、予算書の317ページをお願いいたします。一番下になります2目教育振興費、4、小学校情報機器整備事業1億3,025万1,000円は、小学校で使用するパソコン機器等をリース契約などにより整備し、コンピューター利用教育が実施できる環境を整備するものでございます。  続きまして、次の318ページをお願いいたします。一番上の5、小規模特認校学習支援事業596万6,000円は、弥富小学校に加えまして、新たに和田小学校も小規模特認校として指定し、それぞれの学校に学校支援補助教員を配置するものでございます。  続きまして、次の6、小学校図書館図書整備事業549万円は、読書力の向上を図るため、学校図書館用図書及び新聞の購入を行うものでございます。  その下の3目学校建設費、1、小学校施設改築・改造事業1億8,409万3,000円は、佐倉東小学校ほか2校の校舎雨漏り防止工事、青菅小学校の貯水槽更新等を行うことともに、空調設備の整備、維持管理を行うものでございます。  続きまして、予算書323ページをお願いいたします。上から2つ目となります3項中学校費、2目教育振興費、4、中学校情報機器整備事業8,447万4,000円は、小学校同様、中学校で使用するパソコン機器等を整備し、コンピューター利用教育が実施できる環境を整備するものでございます。  続きまして、5、中学校図書館図書整備事業535万3,000円につきましては、小学校同様、読書力の向上を図るため、学校図書館用図書及び新聞の購入を行うものでございます。  続きまして、予算書の324ページをお願いいたします。3目学校建設費、1、中学校施設改築・改造事業3億9,462万円は、井野中学校体育館屋根落下防止対策工事、臼井南中学校ほか1校の校舎雨漏り防止工事、井野中学校の貯水槽更新等を行うとともに、空調設備の整備、維持管理を行うものでございます。  続きまして、予算書329ページをお願いいたします。4項幼稚園費、1目幼稚園費、7、幼稚園施設改修事業26万円は、小中学校と同様に保育室に空調設備を整備し、維持管理を行うものでございます。  続きまして、予算書334ページをお願いいたします。一番上の5項社会教育費、1目社会教育総務費、13、(仮称)佐倉図書館等新町活性化複合施設整備事業6,510万円につきましては、平成30年度に継続して施設の実施設計を行うものでございます。  続きまして、予算書の337ページをお願いいたします。337ページの下段から338ページにかけてとなります。2目文化財保護費、7、本佐倉城跡保存整備事業281万1,000円は、国指定史跡の本佐倉城跡の維持管理を行うとともに、酒々井と共同で国史跡指定20周年記念事業報告書を刊行するものでございます。  続きまして、その次となります。338ページの中段、8、井野長割遺跡保存整備事業173万5,000円は、国指定史跡である井野長割遺跡の維持管理及び整備検討委員会において、史跡の保存整備について検討を行うものでございます。  次の339ページをお願いいたします。一番上にございます10、埋蔵文化財収蔵施設整備事業297万円は、旧弥富小学校敷地内にプレハブ収蔵庫を賃貸借し、発掘調査により出土した遺物を適切に保管し、将来にわたる資料として活用するものでございます。  続きまして、予算書352ページをお願いいたします。一番上にございます4目図書館費、9、図書館電算整備事業1,985万5,000円は、平成30年3月から稼働しました図書館システムの機器賃借に要する経費でございます。  続きまして、予算書の353ページをお願いいたします。中段にございます5目音楽ホール費、3、市民音楽ホール自主文化事業1,015万7,000円は、クラシック音楽を中心に世界や日本で一流の演奏家などを招聘し、年間を通してオーケストラ、室内楽、ピアノ、声楽等のさまざまな演奏会などを実施するものでございます。  続きまして、予算書の357ページをお願いいたします。下段から358ページにかけてとなります。6目美術館費、7、美術館企画展事業2,929万7,000円は、美術館企画展事業としてアートプロジェクト展、小林ドンゲ展、メスキータ展などを開催するものでございます。  続きまして、予算書367ページをお願いいたします。上から2つ目の6項保健体育費、3目学校給食費、4、小学校給食施設整備事業364万2,000円につきましては、老朽化した給食施設設備の維持補修を行い、調理作業の安全性や効率化の向上を図るものでございます。  続きまして、予算書15ページをお願いいたします。第2表の債務負担行為でございますが、教育委員会所管の事業は14事業ございます。このうち11事業につきましては、消費税率改定に伴う増額分の債務負担を設定しようとするものでございます。  それ以外の事業といたしましては、予算書の15ページの上から6段目となります小学校22校のパソコン機器賃貸借、こちらにつきましては、パソコン機器の賃貸借期間の満了に伴い、期間を延長し、2年間の債務負担行為を設定するものでございます。  次に、同じページの下から5段目となります佐倉中学校パソコン機器賃貸借につきましても、同様に期間満了に伴い、賃貸借期間を延長し、2年間の債務負担行為を設定するものでございます。  同じく一番下の段となります図書館の電子版現行法規等検索サービス利用料につきましても、利用期間の満了に伴いまして、新たに平成31年度から36年度までの利用に係る債務負担行為を設定しようとするものでございます。  議案第1号 平成31年度佐倉市一般会計予算の説明につきましては以上でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○委員長(石渡康郎) これより質疑を行います。  山本委員。 ◆委員(山本英司) 山本です。よろしくお願いします。  それでは、予算書の316ページなのですけれども、水泳指導委託事業の件なのですが、今プールは学校ではなく外でということで、今現在プールが学校にあるところで水泳指導をやっているところも少なくなってしまって、どのくらいあるのか教えてください。 ○委員長(石渡康郎) 教育次長。 ◎教育次長(花島英雄) 教育次長、花島でございます。学校の水泳指導につきましては、佐倉小と西志津小が委託しておりまして、そのほかの学校につきましては全て学校のプールで実施をしております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 山本委員。 ◆委員(山本英司) では、この2校で957万円かかるということですね。その2校が何回ぐらいやるのか、回数と金額を教えていただけますか。 ○委員長(石渡康郎) 教育長。 ◎教育長(茅野達也) 私から答えます。学習指導要領に照らしまして、体育の水泳授業をやっております。カウントしますと1人8時間扱いということでやっています。1回が2時間単位ですので、実際子供たちは4回、全ての子供が行くと。8時間扱いで、4回という形で授業を進めております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 山本委員。 ◆委員(山本英司) そうすると、各学校で何回利用するということになるのですか。今1回2時間ということでしたけれども、学校では何回そこへ行くようになるのですか。 ○委員長(石渡康郎) 指導課主幹。
    ◎指導課主幹(村上武宏) 各学年が全部で8回授業を行うのに4回行きます。小学校6学年ですので、全部で4回掛ける6なので、24回それぞれ実施するということになります。 ○委員長(石渡康郎) 山本委員。 ◆委員(山本英司) 24回の2校ですから、48回ということで、960万円ということですね。  次に、予算書の318ページ、和田小が今度小規模特認校になるということで、ここに596万6,000円計上されていますけれども、この金額は何にかかるのでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 学務課長。 ◎学務課長(久保田宜孝) 学務課長の久保田でございます。小規模特認校の学校に学校支援補助教員を派遣しておりまして、その賃金という形になります。また、募集を呼びかけるためのポスター等も作成しておりますので、そういったお金もここに含まれております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 山本委員。 ◆委員(山本英司) 小規模特認校になるということは、クラスの先生を県教委からの派遣ということになると思うのですが、人数が少なくなる一方で、そこにまた補助要員を入れなければいけない理由は何でしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 学務課長。 ◎学務課長(久保田宜孝) お答えします。  学校には、子供の数にあわせて定数が決まっておりまして、その定数で教職員が配置されます。子供の数が少ないと、当然指導する教職員も少なくなります。その少ない中で、例えば小学校6学年であれば、少なくとも6人の担任が必要であると、ところが、複式学級といって、2つ以上の学年をひとまとめにした学級が生じた場合には、担任が複数学年で1人の配置という形になります。そうしますと、学校にいる職員がその複式を解消させるために担任を持たざるを得なくなりまして、その担任を持った分を援助する、支援する、そういう意味合いで市の職員を派遣してございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 山本委員。 ◆委員(山本英司) わかりました。2学年合わせて17名に満たないところは複式学級ということになるわけですね。そこに県からは先生が派遣されないけれども、市が補助するということですね。  次に、予算書339ページの旧弥富小の埋蔵文化財収蔵施設整備事業に297万円、これは何の費用なのか教えてもらえますか。 ○委員長(石渡康郎) 文化課長。 ◎文化課長(鈴木千春) 文化課長の鈴木でございます。こちらにつきましては、埋蔵文化財を収蔵するスペースを賃貸しておりまして、もう既に賃貸しているのですが、そのプレハブの倉庫の賃貸料になります。 ○委員長(石渡康郎) 山本委員。 ◆委員(山本英司) 建物があるのは承知しています。その収蔵施設を建てるときも、地元の人たちがわからないうちに建てて、何だ、これみたいな形で、やるときには説明をしてほしかったという声も上がっていますけれども、あの建物を借りるのに年間297万円かかるのですか。もう一度お願いします。ちょっと高いのではないかと思うのですが。 ○委員長(石渡康郎) 文化課長。 ◎文化課長(鈴木千春) 平成27年2月から賃借しておりますけれども、年間297万円、この297万円につきましては10カ月分になりまして、平成32年1月末をもって賃貸借期間が切れますので、それ以降は市の所有となりますので、それ以降は金額がかからなくなります。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 山本委員。 ◆委員(山本英司) 一月25万円弱ぐらいはということになるわけですね。  次に、図書館の件でよろしいでしょうか。図書館の建設延べ面積というのはどのぐらいになるのですか。 ○委員長(石渡康郎) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(高橋慎一) 社会教育課長の高橋でございます。およそ3,700平米です。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 山本委員。 ◆委員(山本英司) 図書館に利用される面積は、そのうち何平米ぐらいになるのでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(高橋慎一) 社会教育課長の高橋でございます。純粋に市民の利用ということで、司書たちが勤めるバックヤードの部分を除きまして、およそ1,300平米程度だったと記憶しております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 山本委員。 ◆委員(山本英司) そうすると、残りの2,400平米はどういう利用になるのでしょうか。図書施設よりもかなり広くなるみたいですけれども。 ○委員長(石渡康郎) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(高橋慎一) 社会教育課長の高橋でございます。追加でお配りしておりますお手元の黄色いファイルの中にございます教育委員会部分の12ページからごらんください。1枚めくって、13ページ、14ページ、その後15ページ、16ページとございまして、16ページが図書館の部分になります。書架があるかと存じます。  続きまして、追加資料の17ページ、18ページをごらんください。17ページの左側が1階のエントランスになっておりまして、点字コーナーや、少し字が小さいのですけれども、共通ワークショップルームなどがございます。  続きまして、下の18ページ右側が2階のフロアになります。こちらにつきましては、(仮称)佐倉を学ぶフロアと題しまして、佐倉を学ぶような展示を中心にフロアを設ける予定です。また、こちらにつきましては市史編さん室も入る予定です。左側、3階の平面図になりますが、こちらはバックヤードでございます。  概要につきましては以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 山本委員。 ◆委員(山本英司) わかったようなわからないような、後で確認します。  それから、この建物、当初2階か3階かで話が進んでいたと思うのですけれども、3階になって、さらに地下室ができるということですけれども、私はその地下室という話を聞いていなかったのです。いつごろからそういう話ができ上がったのか教えてもらえますか。 ○委員長(石渡康郎) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(高橋慎一) 社会教育課の高橋でございます。まず、図書館につきましてはワンフロアがいいだろうというふうになっております。これは、利用者がより簡便に本を選べること、また子供連れの親子が同じフロアで目の届く範囲でお互いに本を選べること、佐倉市は南図書館も志津図書館もワンフロアで利用者に寄り添った施設を提供していることなどが理由でございます。すてきなワンフロアの施設をつくれば、おのずと多くの利用者が訪れます。多くの利用者が来れば、駐車場がそれなりに必要になります。また、現在の新町駐車場につきましては、さまざまな催し物が開催されておりますので、その催し物は今後も継続する必要があるだろうと。そのようなことから、図書館を地下にして、地上に広く駐車場を確保することとなりました。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 山本委員。 ◆委員(山本英司) いつごろからそういう話が出てきたか伺っております。 ○委員長(石渡康郎) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(高橋慎一) 社会教育課の高橋でございます。設計段階において検討する中で出てきたので、具体的な時期までは記憶しておりませんけれども、さまざまに検討する中で1つ地下というのが出てきた、そのように記憶しております。 ○委員長(石渡康郎) 山本委員。 ◆委員(山本英司) 私が聞きそびれたのかもしれません。地下という話はこの前聞きまして、その前まで聞いていなかったので伺ったわけですけれども、もう一つ、その図書館で今までおはなしきゃらばんというのがありましたが、今度はどういう形でこれからやっていくようになるのか、教えていただけますか。 ○委員長(石渡康郎) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(高橋慎一) 社会教育課長の高橋でございます。おはなしきゃらばんにつきましては、これからも継続して読書普及啓発活動の一環として行ってまいります。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 山本委員。 ◆委員(山本英司) わかりました。  次に、空調関係についてよろしいですか。今説明の中にモニタリングという形でいくつか出てきたのですけれども、このモニタリング費用が計上されていますけれども、この費用は設置とは別の費用になるのですか。 ○委員長(石渡康郎) 教育総務課長。 ◎教育総務課長(川島淳一) 設置とは別の費用となります。 ○委員長(石渡康郎) 山本委員。 ◆委員(山本英司) それから、当初停電のときに使える空調設備を各地区に1カ所ずつ設置すると。これは、業者からの申し入れであるというふうに聞いていたのですけれども、間違いないでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 教育総務課長。 ◎教育総務課長(川島淳一) おっしゃるとおりでございます。提案の中で停電時自立型のGHPというものが提案されております。 ○委員長(石渡康郎) 山本委員。 ◆委員(山本英司) 地区に1校ということは、7地区で7校が停電時に使える空調設置ということで間違いないですか。 ○委員長(石渡康郎) 教育総務課長。 ◎教育総務課長(川島淳一) 提案の中では市内5校ということで、市内を大きく5つに分けた形でそれぞれ1校に1台設置するというような提案でございました。 ○委員長(石渡康郎) 山本委員。 ◆委員(山本英司) 5区というのは、どういうことでしょうか。7地区あるのですけれども、多分そうすると弥富、和田ははねられたということになるのでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 教育総務課長。 ◎教育総務課長(川島淳一) 南部については、大きく1地区というような形で、根郷、和田、弥富でたしか1カ所とされていたかと思います。まだあくまで提案の段階で、現在設計を行っておりますので、具体的な話はこれから出てくるものと考えております。 ○委員長(石渡康郎) 山本委員。 ◆委員(山本英司) そういうふうにして、例えば南部で1校、多分間違いなく弥富、和田はどこかと一緒という形になるのかと思うのです。ちょっと納得のいかないところなのですけれども、まだ決定ではないということなのですが、できれば弥富、和田は人口は確かに少ないかもしれませんけれども、根郷地区で2万5,000人も人口がいますし、そういうところと一緒にされるのは少し違うのではないかなというふうに思いますので、できれば各地区に1校、そういう形をよろしくお願いいたします。  終わります。ありがとうございました。 ○委員長(石渡康郎) ほかにございますか。  大野委員。 ◆委員(大野博美) 大野です。よろしくお願いします。  まず、さっきの図書購入ですが、小学校、中学校で新聞も購読しているということですが、前にも聞いたことがあるのですが、今はどうなっているのか。小学校と中学校の新聞は、どこの新聞とか決まっているのでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 学務課長。 ◎学務課長(久保田宜孝) 学務課長の久保田でございます。小学校の新聞につきましては、現在も購入させていただいております。購入方法につきましては、学校のほうで小学生新聞がございまして、小学校についてはそちらを、中学校につきましては複数社の新聞を選択して購入しております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) いろいろな新聞が今ありますが、中学校の校長が選ぶということですか。 ○委員長(石渡康郎) 学務課長。 ◎学務課長(久保田宜孝) 学務課長の久保田です。新聞の購読に当たりましては、図書委員会あるいは学校図書館司書、また子供たちの様子から学校が総合的に勘案して判断をしております。ですので、校長が一概に単独で決めているということではないと理解しております。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 次に、当初予算書313ページの道徳教育推進事業、これは7万8,000円と予算額は少ないのですが、中身が気になるので、教えていただけますか。 ○委員長(石渡康郎) 教育センター所長。 ◎教育センター所長(佐藤和浩) 教育センターの佐藤です。道徳教育推進事業につきましては、佐倉学道徳副教材作成委員会のメンバーへの謝礼金と消耗品となっております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 佐倉学ということですね。わかりました。  次に、佐倉図書館に移ります。さっき山本委員が、いつ決まったのかと、驚いたとおっしゃったのですが、私も驚きました。ワークショップが5回開かれていますが、3回目だけ出たのです。そのときには一切なかった話なのです。4回目になって突然出てきた。この間の第3回と第4回の間で何があったのかお聞きします。 ○委員長(石渡康郎) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(高橋慎一) 社会教育課の高橋でございます。先ほど答弁し切れなかったのですけれども、確かに3回目から4回目の間で地下を検討し、これが一番ベストだろうというような判断をしたところです。具体的には、先ほどの黄色いファイル、追加資料の13ページ、右上になりますけれども、さまざまに配置を検討しております。ワンフロア、それからツーフロアにしたほうがいいと検討はしたのですけれども、さまざまに検討する中で図書館を地下に持ってくる形がベストではないかというふうに判断したところでございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 3回目までは、確かに一般論として、ぽんぽんぽんと積み木のようにしたい、地下もあるかなという案はありました。ただ、4回目以降はもう具体的にワンフロアで、かなりはっきり、立ち位置のしっかりした案が出てきているのです。これを決めたのは、建築事務所ですか。市ですか。
    ○委員長(石渡康郎) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(高橋慎一) 社会教育課長の高橋でございます。市と建築事務所で一緒になって考えて定めたものでございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) そこには、3回目までのワークショップの意見はどのように取り入れられたのでしょうか。あるいは、このしっかりした形を決めるところに市民は一切入らなかったのでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(高橋慎一) 社会教育課長の高橋でございます。市民意見につきましては、どのような方からも一番多く寄せられているのが、たくさんの本があって、広々とした空間で本をゆっくり読みたいという声が多くございましたので、まずは大原則のその意見を取り入れるというような形で検討を進めてまいりました。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 多くの方が地下で広々とした図書館が欲しいという意見がありましたか。 ○委員長(石渡康郎) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(高橋慎一) 社会教育課長の高橋でございます。確かに地下ではございますが、北側の傾斜を使いまして、自然の光を十分に取り入れる構造となっております。私どもとしては、この形がベストであるというふうに捉えております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 順番が違うのです。もうそれは決まった後なのです。地下ありきで、では採光はどうしようかと、そういう順番ですよね。私が聞いているのは、3回目までワークショップをやって、そこでは地下で広々としたなんて意見はなかったのです。4回目に突然出てきた。その間に市民が入ったのか入らなかったのか。今おっしゃったように、地下採光があるよなんていうのは後づけではないですか。だから、この地下の案がどのように形づくられ、誰がそこにかかわったのかをはっきり言っていただきたいのです。 ○委員長(石渡康郎) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(高橋慎一) 社会教育課の高橋でございます。図書館を地下に配置することにつきましては、ワークショップ参加者からの発案ではありませんでしたが、ワークショップのアンケートではよいという意見もいただいております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) それは、そういう人もいるでしょう。どっちが多かったのかなどは調査なさいましたか。少し聞き方を変えます。その後進んで、5回目では、模型までつくって、もうかなりこれですよという結構なプレゼンテーションだったわけではないですか。報告書も見ています、インターネットで。そのときの報告で、地下を使い、ワンフロアの図書館とすることに好感、歩み寄りを示す意見と、あくまでも地上に図書館を設置してほしいという意見がありましたと書いてあるのです。それで、市民同士の対話を経て、おおむね基本設計案に過半の方から賛成意見をいただきましたというのですが、市民同士の対話というのはどのようになさったのですか。 ○委員長(石渡康郎) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(高橋慎一) 社会教育課の高橋でございます。第5回のワークショップの中での議論でございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) そうすると、5回目のワークショップでどっちもどっち、拮抗していたのを、市民同士の対話を経て多かったのですか、地下に賛成という意見が。とられたのですか、数を。 ○委員長(石渡康郎) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(高橋慎一) 社会教育課の高橋でございます。多数決で一人一人が挙手をしてというところまでは求めておりませんが、おおむねご理解をいただいたというように捉えております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) そうしますと、あくまでも地上に図書館を設置してほしいという参加者は納得されたのですか、全員。 ○委員長(石渡康郎) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(高橋慎一) 全員が納得されたかどうかは判断しかねるところですが、ある一定のご理解をいただいたものというふうに捉えております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 水かけ論で、幾ら言ってもしようがないかなと思うのですが、やり方として、突然4回目でこれでどうですかと専門家が出してきたら、市民は流れる方もいるでしょうし、4回目、5回目はもうありきで、報告書を見ても、模型までつくられて、これですよと形まで示されて、そうするともう地下なのだなと諦める方がいっぱい出てきているはずです。だから、地下がいいか悪いかではないのです。やり方がいいか悪いかなのです。かなり誘導しています。そう思いませんか、教育長。誘導しているかしていないかお聞きします。 ○委員長(石渡康郎) 教育長。 ◎教育長(茅野達也) 誘導はしていないつもりです。手順を踏みながら建築に向けて準備を進めているのですけれども、一番はやはりワンフロアで市民の方々にご利用いただけるということが1つ、もう一つは、ある程度ご利用いただいていますので、駐車スペースもある程度確保しなければいけない、そういう中での今の選択ということで、ご理解いただきたいというふうに思います。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) ワンフロアにこだわっている。市民もその希望が多いという話ですが、この間の萩原議員の一般質問のときの答弁だったと思います、地下に図書館がある市はほかにありますかと。そうすると、羽村市と横浜市と武蔵野プレイス、これを挙げられたと思うのです。調べましたら、羽村市も武蔵野プレイスもこどもライブラリーは分かれて、羽村市は1階、武蔵野プレイスは2階にこどもライブラリーを置いているのです。これについてはどうでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(高橋慎一) 社会教育課の高橋でございます。いずれにつきましても、確かに子供のスペースについては地上部分になっておりますけれども、佐倉市につきましては図書のフロアはワンフロアがいいだろうというふうに判断しているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 本当にそれは誘導にしか私には聞こえないです。これだよともう答えを先に見せているような気がするのです。それで、その地下です。天井の高さは何メートルですか。 ○委員長(石渡康郎) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(高橋慎一) 社会教育課の高橋でございます。  3.5メートル程度を予定しております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) それは、図書館としては平均なのでしょうか。低いのでしょうか。高いのでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(高橋慎一) 社会教育課の高橋でございます。  残念ながら把握しておりません。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) やはりもっと高い広々とした空間が図書室にはふさわしいと思います。あっちこっち見に行きましたけれども、天井は高いほうがいいと思います。それで、北側が窓になって採光がとれるということですが、これを見ますと、その向こう側も土手になっているのですが、どのぐらいの間隔があいているのですか、窓からその土手まで。 ○委員長(石渡康郎) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(高橋慎一) 社会教育課の高橋でございます。追加資料の20ページをごらんください。こちらには具体的な距離までは残念ながら示しておりませんが、この図面を参考にしますと、およそ六、七メートル程度はあるというふうに捉えております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) ただ、向こうは土手で遮られてしまうので、解放感がないですよね。閉塞感のほうがあると思うのです。向こうが見晴らしはいいというふうに、そういうイメージを答弁では持ったのですが、光は入ってくるけれども、限定的で閉塞感があるというふうには捉えませんか。 ○委員長(石渡康郎) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(高橋慎一) 社会教育課の高橋でございます。実際のところ、本を選ぶときには立って選ぶかと思うのですが、本を読むときには座って読むような形になるかと思います。そうしますと、窓は基本的には見上げる形になりますので、土手というよりは、その奥にある竹ですとか木々が目に入ってくるというふうに捉えておりますので、目には優しい空間、すてきな空間であるというふう捉えております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) すてきかすてきでないかは主観によるところも大きいので、余り気に入らないという人も結構多くなると思うのです。気になるのは、もうこれ決まりなのですか。もうこのアイデアで行くというのは決まりかどうか、はっきり答えていただきたい。まだ改善の余地があるのか、検討の余地があるのか、どうでしょう。 ○委員長(石渡康郎) 教育長。 ◎教育長(茅野達也) 基本的にはこれで進めていきたいというふうに思います。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) もう一度広く市民に聞くとか、タウンミーティングをやるとか、そういう意図はございませんか。パブリックコメントはどうですか。 ○委員長(石渡康郎) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(高橋慎一) パブリックコメントの実施の予定はございません。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) それで、市民に愛される、市民の声を多く取り入れた図書館と胸を張って言えますか。 ○委員長(石渡康郎) 教育長。 ◎教育長(茅野達也) そういうふうに市民に誇れる図書館にするよう、議員の皆さんにもご協力いただいて運営していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) でも、一方的に押しつけられている感しか私たちにはないのです。数ではどうなるかはわかりませんが、もうちょっと歩み寄るというか、いろいろな意見を寄せ合うとか、それから違うアイデアも出ていましたね、この間議会で。場所を変えるとか。いいのをつくりたいのだったら、そうやって1つだけに固定して進めないで、いろいろやっていただきたいのです。それで、きのうでしたか、サウンディングの結果が出たということで、カフェ、物販ですか、それもホームページで見ましたが、地下に図書館で、1階にこれを置くということですね。 ○委員長(石渡康郎) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(高橋慎一) 社会教育課の高橋でございます。カフェのサウンディングにつきましては、あくまでそのカフェを希望する業者、たしか7社だったと思うのですけれども、それぞれに意見を伺ったところです。具体的な意見につきましてはホームページに公開しておるのですけれども、業者の中で反対の意見もありまして、それは今後検討していくというようなところです。具体的なカフェの場所につきましては、先ほど来申し上げています黄色のファイル、追加資料の17ページになりますけれども、フリースペース、カフェというのが入り口を入って右手にございますので、この場所を現時点では予定しているところでございます。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) その一部反対の声があるというのは、どういう声でしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(高橋慎一) 営業時間につきまして、図書館の開館時間の中で営業したいですとか、逆に図書館の閉館後でも営業したいですとか、そういったさまざまな意見がございました。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) それで、ワークショップで問題になったのは、1階が閑散とするのではないかということなのです。図書館らしくない、そういう声もありましたよね。カフェとか物販が決まって、それ以外に何が2階には入りますか。 ○委員長(石渡康郎) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(高橋慎一) 社会教育課の高橋でございます。展示、それからフリースペースを設ける予定でございます。また、子供の遊びの広場もあわせて設ける予定でございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 展示というのは、どういうものを予定されていますか。 ○委員長(石渡康郎) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(高橋慎一) 社会教育課の高橋でございます。現時点では、具体的には検討しておるところなのですけれども、佐倉について知るコーナー、具体的に申しますと、歴博、武家屋敷、それからこの図書館、続きまして旧堀田邸、順天堂記念館といったような佐倉地区を紹介できるような、まち歩きの散策に使えるような、そんな展示ができたらというふうに捉えております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 2つの異なるものを融合させようというので、本当にいろいろ無理が出てきて、どう解決していくか、非常にこれからの課題になると思います。テレビでやっていましたが、図書館が活発で、本を読む高齢者が多いところほど健康寿命がとてもいいという例がありましたよね。だから、あれもこれもと詰めるのではなく、健康寿命を目標に、誰もが本に親しめて、ひとり歩きができ、ぶらっと立ち寄れるというところが本当に図書館としてふさわしいと思うのです。この1階部分は施設の顔となる場所ですから、ほとんど図書館に関係のないものばかりで埋めてしまうというのはどうかと思いますので、これからもその地下も含めて一考の余地があると思います。決めてしまうときょう言われて、私もショックなのですが、何を言っても無駄なのでしょうか。どうですか、教育長。 ○委員長(石渡康郎) 教育長。 ◎教育長(茅野達也) 何を言っても無駄ということはありません。ご意見はご意見として承って、対応すべきは対応していきたいというふうに思います。しかし、基本ラインは押さえていますよということでご理解いただきたいと思います。
     以上です。 ◆委員(大野博美) では、図書館はこれまでにして、最後に公民館有料化についてよろしいですか。追加資料の22ページです。人数が載っていますよね。有料化になってから5,000人も減ったと。普通の市民の利用です。これに対して、教育長は問題ではないというような答弁だったのですが、今も全く問題はないと考えていらっしゃいますか。5,000人減ったということですが。 ○委員長(石渡康郎) 教育長。 ◎教育長(茅野達也) 全く問題がないという意味で答弁したつもりではありません。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) では、この5,000人減ったということに対する見解を再度お願いします。 ○委員長(石渡康郎) 教育長。 ◎教育長(茅野達也) 現実的に公民館の実施事業が全国的にもやや減少傾向にあることも事実です。と同時に、有料化も一つの影響であるということも認識はしております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 認識をしていただいているというので、少しは安心いたしましたが、やはりこれです。1年でがらっと生活環境とかその方のライフスタイルが変わるわけではないので、また定期的に皆さん公民館にいらっしゃいますよ。それが1年でなくなるということは、やはり有料化というのがかなりの原因だということをぜひ重く受けとめていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) ほかにございますか。  岡村委員。 ◆委員(岡村芳樹) 私から1つだけ確認なのですが、予算書の347ページ、市民カレッジの関係なのですけれども、昨年の実績について、決算のときにも聞いたのですが、定員割れになっているというような話も聞いたことがあるのですけれども、新年度は大体人数的にはどんな見込みなのかについて伺います。 ○委員長(石渡康郎) 中央公民館長。 ◎中央公民館長(猪股佳二) 新年度の入学でございますが、4月10日から受付を開始する予定です。これまでよりも広範に周知をしておりますので、前年度より反響がいい状況でございます。 ○委員長(石渡康郎) 岡村委員。 ◆委員(岡村芳樹) 反響がいいということは、大体何人ぐらい見込んで、定員は割れないのかというのを教えてほしいのですが。 ○委員長(石渡康郎) 中央公民館長。 ◎中央公民館長(猪股佳二) まだ受け付けをしておりませんので、具体的な数字は把握しておりません。 ○委員長(石渡康郎) 岡村委員。 ◆委員(岡村芳樹) 特に定員というのはなかったのでしょうか。申し込んだ人を全部受け入れるということでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 中央公民館長。 ◎中央公民館長(猪股佳二) 定員は、まず100名で募集しております。 ○委員長(石渡康郎) 岡村委員。 ◆委員(岡村芳樹) それが聞きたかったのですけれども、それで内容的には今年度までのやり方と同じなのか、それともまた何か趣向を変えたようなものが来年度についてはあるのでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 中央公民館長。 ◎中央公民館長(猪股佳二) 中央公民館、猪股でございます。大きな変化はございません。ただし、毎年内容は吟味しております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 岡村委員。 ◆委員(岡村芳樹) ついでに次のページの臼井公民館のコミュニティカレッジについても同じような内容で伺いたいと思います。 ○委員長(石渡康郎) 臼井公民館長。 ◎臼井公民館長(曽山澄雄) 臼井公民館長の曽山でございます。コミュニティカレッジにつきましても、定員がこちらは30名で、2年間の市民大学なのですが、定員を下回っておりますので、平成31年度の募集に向けましては、定員を確保したいということで広報活動に努める予定でございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) ほかに質疑はございますか。  山本委員。 ◆委員(山本英司) 済みません。図書館の関係なのですけれども、今現在あそこの駐車場は91台のスペースがあるということですけれども、図書館ができると、それが45台ということですね。今現在何もないときでも、駐車スペースは、五、六台しかあいていない状態だと思うのですけれども、これは別に美術館に行っているからという理由だけではないと思うのですけれども、新しくさらに25台分のスペースが広がるということですけれども、それにしても70台ですから、ちょっと少ないと思うのですけれども、今度図書館に来るための駐車スペースを確保するためのゲートみたいな、何かそういうことは考えていらっしゃいますか。 ○委員長(石渡康郎) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(高橋慎一) 社会教育課の高橋でございます。図書館に来館する利用者のためだけのゲートというようなものにつきましては、現時点では検討しておりません。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 山本委員。 ◆委員(山本英司) そうすると、図書館に来て、とめられない人が大分出るという懸念があると思うのですけれども、今ここで言ってもしようがないので、それはよく考えて、何もない人でもとめていることがすごくある駐車場だと思うので、その辺は考慮して進めてください。お願いします。 ○委員長(石渡康郎) ほかにございませんか。  副委員長。 ○副委員長(敷根文裕) 予算書333ページの佐倉学事業についてお聞きしたいのですけれども、佐倉学自体がやはりいろいろなところで佐倉学、佐倉の特徴という話は聞いておりまして、また去年はノーベル賞をとった方が講演してくださって、非常に反響も大きかったと。そのとき聞けなかった方もたくさんいた中で、需要もあるし、そういうのもやっと浸透してきたと思ってはいるのですけれども、予算的に少ないのかなと。佐倉学が大分浸透してきて、副読本など、ああいったものも学校で普及している中で、30万円という予算額でやるということがもったいないのかと。もう少し色を出してもいいのかと思ったのですけれども、今年度から新しく佐倉学でこういうのをやりたいとか、教育長でもいいですけれども、今後どういうふうな佐倉学の普及と定着を目指したいというのがあれば教えてください。 ○委員長(石渡康郎) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(高橋慎一) 社会教育課の高橋でございます。佐倉学につきましては、確かに社会教育課で行う部分につきましては33万円の計上になっておりますけれども、学校で行う事業につきましては指導課で予算計上しておりますので、そちらもあわせてというような形でございます。また、公民館でも事業を実施しておりますので、みんなで力を合わせて佐倉学の普及啓発に努めてまいりたいと、このように考えております。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 副委員長。 ○副委員長(敷根文裕) これは要望なのですけれども、佐倉学の全体像がよくわからないので、例えば佐倉学だけで年間スケジュールをつくってもらうとか、議員も、あっちの公民館で佐倉学講座をやって、中央公民館でというふうになると、この全体像が見えてくると大分浸透もしやすいのかと。子供たちが対象だったり大人が対象だったりでちぐはぐになっていると、何かいまいち浸透しにくい。そういうのを市民にわかりやすいように、年間計画カレンダーなどでもいいので、やっていただければと思います。 ○委員長(石渡康郎) 教育長。 ◎教育長(茅野達也) 社会教育課も佐倉学をまとめたリーフレットをつくっておりますので、今後一層わかりやすくしたいと思います。佐倉学というのは、一言で言えば、佐倉の歴史や文化、人物など、そういったものを知って、各個人がどう生き方につなげていくかというのが全体の佐倉学像だと思います。そういう部分で、学校はいわゆる教材資料がたくさんあるものですから、予算執行はある程度しなくても学校にあるものを、今後十分生かしながら、市民の皆さんにご理解いただけるよう努めてまいりたいと思います。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) ほかに質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石渡康郎) なければ、議案に対する質疑を打ち切ります。  この際、暫時休憩いたします。           午後3時18分休憩   ───────────────────────────────────────           午後3時24分再開 ○委員長(石渡康郎) 休憩前に引き続き会議を開きます。  続きまして、当初予算以外の議案について執行部の説明をお願いいたします。  教育長。 ◎教育長(茅野達也) 教育長の茅野でございます。引き続きどうぞよろしくお願いします。  本日ご審議いただきます教育委員会所管の議案でございますが、議案第10号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算のうち教育費歳出関係でございます。内容につきましては、一括して教育総務課長よりご説明申し上げますので、ご審議のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。 ○委員長(石渡康郎) 教育総務課長。 ◎教育総務課長(川島淳一) 教育総務課長の川島でございます。議案第10号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算のうち教育委員会所管分の主な事業につきましてご説明させていただきます。  補正予算書の104ページをお願いいたします。下段にございます9款教育費、1項教育総務費、3目教育研究指導費、3、教育課題研究事業につきましては、ふるさとまちづくり応援のための寄附として延べ169名の方から合計200万5,000円の指定寄附がありましたことから、これを学校教育振興基金に積み立てるものでございます。  続きまして、補正予算書の106ページをお願いいたします。上から2つ目となります2項小学校費、3目学校建設費、1、小学校施設改築・改造事業につきましては、間野台小学校体育館の屋根落下防止対策事業の完了に伴う執行残について減額するものでございます。  次に、補正予算書112ページをお願いいたします。上から2つ目となります5項社会教育費、1目社会教育総務費、7、文化振興一般事務費につきましては、ふるさとまちづくり応援のための寄附として延べ14名の方から合計28万円の指定寄附がありましたことから、これを文化振興積立基金に積み立てるものでございます。  続きまして、その2つ下となります15、(仮称)佐倉図書館等新町活性化複合施設整備事業につきましては、主に(仮称)佐倉図書館等新町活性化複合施設の整備に係る設計業務委託料及び地質調査業務委託料の執行残について減額をするものでございます。  次に、その下にございます2目文化財保護費、16、歴史的建造物保全整備事業につきましては、旧駿河屋住宅の土地及び建物の取得購入費の執行残による減額でございます。  続きまして、補正予算書の114ページをお願いいたします。上から2番目となります5目音楽ホール費、5、市民音楽ホール施設整備事業につきましては、音楽ホールの施設改修、天井改修工事管理委託料の執行残によるもの及び工事の完了に伴う改修工事費の執行残について減額するものでございます。  続きまして、補正予算書の116ページをお願いいたします。一番下になります6項保健体育費、3目学校給食費、2、学校給食管理運営事業につきましては、学校給食業務委託料の執行残について減額をするものでございます。  続きまして、補正予算書9ページをお願いいたします。第2表の継続費の補正でございます。表の上から3番目、市民音楽ホール天井改修事業及びその下の市民音楽ホール施設設備等改修事業につきましては、事業の完了に伴い、事業費が確定したため、継続費の総額及び年割額を減額するものでございます。  議案第10号、補正予算の説明につきましては以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(石渡康郎) これより質疑を行います。  大野委員。 ◆委員(大野博美) 補正予算書の112ページ、先ほどの佐倉図書館の建てかえのことですが、地質調査は何の目的で、どのように何を調査なさったのかお伺いします。 ○委員長(石渡康郎) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(高橋慎一) 社会教育課の高橋でございます。地質調査につきましては、建物を建てるに当たりまして、どのような場合でも行うものでございますが、どれだけ地盤が軟弱だとか、強固ですとか、くいをどれくらいの深さに掘ればいいのだろうかとか、その辺の参考にするための調査でございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) そうすると、地下に建てる建てないということは関係なく、通常の調査ということで理解してよろしいですか。 ○委員長(石渡康郎) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(高橋慎一) 社会教育課長の高橋でございます。  おっしゃるとおりでございます。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) その下の歴史的建造物、これは駿河屋の件なのですが、私は去年の予算審査特別委員会で、公示価格が実勢価格より二、三千万円高く予算計上されて、これでは高過ぎるから実勢価格で予算計上すべきだと主張いたしまして、その後実際には大体私が指摘したぐらいの価格でおさまっているのです。それは計算済みだとおっしゃるかもしれませんが、今後大きなもの、用地や財産を取得する場合は、公示価格よりも実勢価格で行こうというふうに市はならないか。これは教育委員会に聞くことではないかもしれないけれども、そういった見解はどうでしょうか。教育長、どうでしょうか。 ○委員長(石渡康郎) 教育長。 ◎教育長(茅野達也) その辺のところは、今回予算を計上させていただいて進めていくわけですけれども、今後十分担当課とも話をしていきたいというふうに思います。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) 大野委員。 ◆委員(大野博美) まだ公示価格で行くよといった場合も、すぐに補正して差額をほかの事業の予算に回せるのです。環境部はそういうことをやったのです。だから、そういうのを見習って、間に合うのだったら、9月補正とかで別の予算に回すとか、そういうのもぜひ検討していただきたいと思います。よろしくお願いします。  最後に1個、114ページ、音楽ホールですが、かなりの減額なのですけれども、総事業費は幾らですか。 ○委員長(石渡康郎) 音楽ホール館長。 ◎音楽ホール館長(曽山澄雄) 音楽ホール館長、曽山でございます。このたびの改修工事につきましては、天井改修工事とそれ以外の施設整備等の改修工事、大きく分けてこの2つになります。総額といたしましては、継続費ベースで言いますと5億2,300万円、これに単年度で終了した設計業務がございますので、こちらを加えますと5億3,200万円ということになります。
     以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) ほかに質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石渡康郎) なければ、議案に対する質疑を打ち切ります。  続きまして、審議会等の開催状況に関する報告を行います。  なお、議会運営委員会申し合わせ事項により、委員の質問は報告内容の確認程度にとどめることとなっております。  それでは、教育委員会所管の審議会等について報告をお願いします。  教育次長。 ◎教育次長(花島英雄) 教育次長の花島でございます。佐倉市いじめ対策調査会の開催状況についてご報告させていただきます。  平成31年2月4日に今年度2回目の調査会を開催いたしました。本調査会は、佐倉市いじめ問題対策連絡協議会及び佐倉市いじめ対策調査会設置条例に基づきまして、年2回開催している定例会のうちの2回目でございます。今回も市内のいじめの状況と対策についてご審議をいただきました。今後もいじめの根絶に向けて、各機関と連携しながら、被害者側の子供や保護者の立場を十分に尊重した指導を丁寧に行ってまいります。  以上、簡単ではございますが、ご報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(石渡康郎) ただいまの報告について何かございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石渡康郎) なければ、審議会等の開催状況の報告を終了いたします。  執行部の皆さん、お疲れさまでした。  この際、暫時休憩いたします。           午後3時34分休憩   ───────────────────────────────────────           午後3時40分再開 ○委員長(石渡康郎) 休憩前に引き続き会議を開きます。  続きまして、請願第22号を議題といたします。  請願第22号につきましては、大野委員が紹介議員となられておりますが、内容について説明されますか。  大野委員。 ◆委員(大野博美) 紹介議員は、私を初め伊藤壽子議員、五十嵐智美議員、萩原陽子議員、木崎俊行議員、藤崎良次議員、冨塚忠雄議員となっております。請願者は、佐倉市公民館を考える会の方を初め、たくさんの方の署名、867人プラスこのお名前が挙がった方です。  趣旨説明をいたします。請願の趣旨、ここにも書かれているのですけれども、公民館を活発に利用する利用者の多くは年金生活者、高齢者というのが一番最後に出てきているのです。今回の有料化がまさに年金生活者、高齢者を直撃して、利用者が半年で5,000人も減ったと。先ほど教育長も5,000人減った原因の一つであると。私はこれが大きな原因だと思うのですが、教育長も一部認められました。そういうふうに、教育の機会、みんなで集まって活動する機会を市民から奪っていることは間違いありません。1年間だと1万人も減ることに多分なってしまうと思うのです。年間利用収入がたった1,000万円のために、年間数千人から1万人の市民を失ってしまう、この事態を佐倉市としては非常に重く見ないといけないと思います。  たびたび言っていますように、公民館は、コミセンなどのような貸し館ではなく、社会教育法で位置づけられた社会教育のための施設です。図書館と同じですから、図書館が無料であるように、公民館も無料にすべきと考えます。これだけたくさんの市民の方の請願署名を集められて請願を出されておりますので、どうぞ皆様、市民の意見というものを重く受けとめて賛同していただきたいと思います。  以上でございます。 ○委員長(石渡康郎) それでは、請願第22号についてご意見のある方はお願いいたします。  ご意見はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石渡康郎) なければ、請願第22号に対する審査を打ち切ります。  続きまして、陳情第21号を議題といたします。  陳情第21号について、ご意見のある方はお願いいたします。  大野委員。 ◆委員(大野博美) 幼児教育無償化に対して国に財政的措置をしてほしいという趣旨の陳情書です。これも本当に市民の偽らざる希望、熱望が込められています。今回の無償化に当たっては、公立の保育、教育施設の無償化に係る費用というのは全額自治体の負担となっているのです。これもおかしな話で、しかも今回民営のものは無償化する、国が10分の10持つと言っていますが、これもいつひっくり返るかわからない状況なのです。消費税の増額を当てにした、こういったばらまきですよね。消費税増税に対する反感を緩めようとするばらまき措置に対しては、本来の幼児教育を豊かにし、幼児教育の環境を整備し、それから携わる、働く保育士たちの環境も改善していくということがなおざりにされていますので、そこのところの財源措置もしっかり求めている陳情書ですから、私はこれはもろ手を挙げて賛成です。それから、給食食材費も無償化の対象にしてくださいと。これも幼児のころからの食育を考えれば当然の希望であり、要望であると。私はこれも賛成しております。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) ほかに陳情第21号についてご意見は。  岡村委員。 ◆委員(岡村芳樹) 政府が2月12日に幼児教育、保育を無償化する子ども・子育て支援法改正案を閣議決定していまして、国会で改正案が成立すれば、2019年10月から幼児教育、保育の無償化がスタートするというめどが立っています。まずは、この10月の動向を注視すべきではないかというふうに思います。特に幼児教育、保育の無償化について国にさらなる財政負担を求めることになると、結果的にはさらなる増税という結果を招くことも予測されるということで、動向を見守るのが一番よいのではないかと。また、これにあわせて一例を申し上げますと、兵庫県などでは知事がもともと保育料軽減事業というのを独自にやっていて、それをさらに10月から拡充するということも表明しています。そういった各県の動向もありますから、千葉県の森田知事がどういう策を練っているかわかりませんが、そういったものも含めて見守ることがよいのではないかというふうな意見を持っています。 ○委員長(石渡康郎) ほかにご意見はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石渡康郎) なければ、陳情第21号に対する審査を打ち切ります。  それでは、これより付託議案、請願及び陳情について討論を行います。  討論はございますか。  大野委員。 ◆委員(大野博美) 反対する議案は1号と10号です。1号は、まず図書館の地下化がもう確定しているということで、この予算に反対します。それから、用務員の委託、これも直営に戻すべきと思い、反対いたします。それから、公民館の有料化に伴う収入も入っているはずですから、これも反対理由の一つです。そして、10号は図書館に係る調査、いろいろ入っていましたので、その予算が含まれていますので、あわせて反対いたします。  以上です。 ○委員長(石渡康郎) ほかに討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石渡康郎) なければ、これで討論を打ち切ります。  これより採決を行います。  議案第1号 平成31年度佐倉市一般会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔挙手多数〕 ○委員長(石渡康郎) 挙手多数であります。  したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第5号 平成31年度佐倉市介護保険特別会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔挙手全員〕 ○委員長(石渡康郎) 挙手全員であります。  したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第10号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔挙手多数〕 ○委員長(石渡康郎) 挙手多数であります。  したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第13号 平成30年度佐倉市介護保険特別会計補正予算について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔挙手全員〕 ○委員長(石渡康郎) 挙手全員であります。  したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第19号 佐倉市地域包括支援センター包括的支援事業に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔挙手全員〕 ○委員長(石渡康郎) 挙手全員であります。  したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第20号 佐倉市青年館設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔挙手全員〕 ○委員長(石渡康郎) 挙手全員であります。  したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第30号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔挙手全員〕 ○委員長(石渡康郎) 挙手全員であります。  したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  請願第22号 使用料を無料にもどし、市民のだれでも公平・自由に楽しめる、健康で文化的な公民館を求める請願について、採択することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔挙手少数〕 ○委員長(石渡康郎) 挙手少数であります。  したがって、本請願は不採択とすべきものと決しました。  陳情第21号 「幼児教育・保育の『無償化』に係わる制度の拡充、及び、国の地方自治体への十分な財政措置を求める意見書」の提出を求める陳情書について、採択することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔挙手少数〕 ○委員長(石渡康郎) 挙手少数であります。  したがって、本陳情は不採択とすべきものと決しました。  それでは、委員長報告に当たり、委員会としての意見や要望について皆さんのご意見をお伺いしたいと思います。ご意見のある方は、順次ご発言をお願いいたします。  大野委員。 ◆委員(大野博美) 2つあります。学童保育です。やはり園と市の連絡体制をもっと密にとって、それから保護者、子供たちの過密状況、それをしっかり現状を把握して、学童保育側に市がきちんと意見を言っていける体制を早急につくっていただきたいと思います。それが1つと、図書館については市民の意見をもっと聞いてほしいということを入れてください。 ○委員長(石渡康郎) ほかにございませんか。               〔「委員長一任」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石渡康郎) それでは、以上のご意見を踏まえまして、副委員長と相談し、委員長報告を作成いたします。  なお、文言整理につきましては、委員長、副委員長にご一任いただくということでよろしいでしょうか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(石渡康郎) それでは、作成いたしましたら皆様にお配りするようにいたします。  本日の日程は終了いたしました。  以上をもちまして文教福祉常任委員会を閉会いたします。  お疲れさまでした。           午後3時52分閉会...