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平成30年11月定例会経済環境常任委員会−12月12日-01号

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  1. 佐倉市議会 2018-12-12
    平成30年11月定例会経済環境常任委員会−12月12日-01号


    取得元: 佐倉市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-18
    平成30年11月定例会経済環境常任委員会−12月12日-01号平成30年11月定例会経済環境常任委員会  平成30年11月定例会 経済環境常任委員会 会議録 〇日時    平成30年12月12日(水) 午前 9時59分から 〇開催場所  佐倉市役所 議会棟 第三委員会室 〇事件    1)議案審査         議案第1号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算         議案第3号 平成30年度佐倉市農業集落排水事業特別会計補正予算         議案第12号 佐倉草ぶえの丘の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について         議案第13号 佐倉市スマートオフィスプレイスの設置及び管理に関する条例の制定について        2)討論        3)採決 〇出席委員  委員長・平野裕子、副委員長・久野妙子        委員・斎藤明美、徳永由美子五十嵐智美、川名部 実、山口文明 〇欠席委員  なし
    〇説明のため出席した者の職氏名        産業振興部長二川健一郎農政課長岩井一徳、農政課副主幹・田辺篤也、        農政課主査・足谷知之、草ぶえの丘園長・冨永文敏、草ぶえの丘主任主事・飯沼大地、        産業振興課長鈴木研悟産業振興課副主幹(産業振興部調整担当)・荒木宏光、        産業振興課主査・青木 貴、産業振興課主査・齊藤雅一、        産業振興課主任主事・塚田祥平、産業振興課主任主事・児島 拓、        環境部長井坂幸彦生活環境課長向後昌弘、        生活環境課副主幹(環境部調整担当)・布施啓行、生活環境課副主幹・秋葉英樹、        生活環境課主査・齋藤伸之、廃棄物対策課長・田中眞次、        廃棄物対策課副主幹・佐藤洋彦、廃棄物対策課主査・八角文仁、        農業委員会事務局長・湯浅明弘 〇議会事務局 書記・野村 忍           午前9時59分開議 ○委員長(平野裕子) ただいまから経済環境常任委員会を開会いたします。  委員全員が出席しておりますので、会議は成立しております。  なお、傍聴の申し出があり許可しておりますので、ご了承願います。  これより議事に入ります。  当委員会に付託されました案件は、議案第1号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算、議案第3号 平成30年度佐倉市農業集落排水事業特別会計補正予算、議案第12号 佐倉草ぶえの丘の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第13号 佐倉市スマートオフィスプレイスの設置及び管理に関する条例の制定についてであります。以上4件を一括議題といたします。  それでは、産業振興部農業委員会事務局所管の議案について執行部の説明をお願いいたします。  産業振興部長。 ◎産業振興部長二川健一郎) 産業振興部長の二川でございます。  本日ご審議いただきますのは、議案第1号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算のうち産業振興部所管の5款農林水産業費、6款商工費について、議案第3号 平成30年度佐倉市農業集落排水事業特別会計補正予算について、議案第12号 佐倉草ぶえの丘の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第13号 佐倉市スマートオフィスプレイスの設置及び管理に関する条例の制定についての4議案でございます。  詳細につきましては、農政課長から一括でご説明させていただきます。よろしくご審議のほどお願いいたします。 ○委員長(平野裕子) 農政課長。 ◎農政課長岩井一徳) 農政課長の岩井でございます。失礼をいたしまして、座って説明をさせていただきます。  議案第1号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算のうち産業振興部及び農業委員会事務局関係補正予算について、並びに議案第3号 平成30年度佐倉市農業集落排水事業特別会計補正予算について、議案第12号 佐倉草ぶえの丘の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第13号 佐倉市スマートオフィスプレイスの設置及び管理に関する条例の制定についてご説明いたします。  補正予算書の72ページをごらんください。5款農林水産業費、1項農業費、1目農業委員会費でございます。1の職員人件費につきましては、週3日勤務の再任用職員の割合の増加に伴い、給与、手当に不用額が生じる見込みとなったこと、一方共済費については不足する見込みとなり、これらを積算したところ10万円を減額補正いたそうとするものでございます。  次に、2目の農業総務費でございます。1の職員人件費につきましては、給与改定に加え職員の配置が当初予算の見込みよりも増加したため、2,350万円を増額補正いたそうとするものでございます。  次に、3目の農業振興費でございます。5の農村集会施設管理運営事業備品購入費につきましては、弥富農村婦人の家の作業台の老朽化に伴い、作業台を購入するため37万円を増額補正いたそうとするものでございます。  続きまして、73ページをごらんください。9の耕作放棄地対策事業機構集積協力金につきましては、農地中間管理事業を活用した耕作者集積協力金について17万7,000円を追加補正いたそうとするものでございます。  次に、補正予算書の74ページをお開きください。6款1項商工費、1目商工総務費でございます。1の職員人件費につきましては、給与の増額改定があったことに加えまして、本年4月の人事異動及び5月の任期付職員採用に伴い、350万円を増額補正いたそうとするものでございます。  次に、2目の商工振興費でございます。13の(仮称)佐倉市職住近接イノベーション型テレワーク・シェアオフィスプレイス整備事業につきましては、平成31年4月に開設予定の佐倉市スマートオフィスプレイスに関する経費でございます。経費の内訳につきましては、開設の事前準備に関する費用といたしまして、電気料等光熱水費が11万5,000円、インターネット回線初期設定費用、通信費が33万6,000円、使用料徴収のための券売機機器賃借料が15万円、入退室等管理システムソフトウエア使用料が10万円の合計70万1,000円を増額補正いたそうとするものでございます。  次に、105ページをごらんください。債務負担行為の設定についてでございます。下段の産業振興部関係の平成31年度通年業務につきまして、佐倉草ぶえの丘と産業振興課合わせて1,945万7,000円を限度額として設定しようとするものでございます。内訳につきまして説明させていただきます。まず佐倉草ぶえの丘所管の佐倉草ぶえの丘の寝具乾燥等業務67万8,000円と佐倉草ぶえの丘寝具賃貸借187万3,000円でございます。これは佐倉草ぶえの丘の宿泊施設で利用した寝具、敷き布団、掛け布団等の乾燥やシーツ、枕カバー等の寝具の交換を平成31年4月当初から開始する必要があることから、今年度中に委託契約を行うため債務負担行為を設定いたそうとするものでございます。  次に、産業振興課所管の佐倉市スマートオフィスプレイス受付等業務委託1,421万4,000円でございます。これは佐倉市スマートオフィスプレイスの運営に当たりまして、受付業務等を平成31年4月当初から実施する必要があることから、今年度中に委託契約を行うため、債務負担行為を設定いたそうとするものでございます。  次に、飯野台観光振興施設合併浄化槽維持管理業務委託269万2,000円でございます。これは飯野台観光振興施設に整備をいたしました合併浄化槽法定定期点検が4月の第1週から必要となりますことから、今年度中に維持管理業務委託の契約を行うため、債務負担行為を設定いたそうとするものでございます。  続きまして、議案第3号の平成30年度佐倉市農業集落排水事業特別会計補正予算でございます。こちらは債務負担行為の設定のみとなります。130ページ、131ページをごらんください。この債務負担行為につきましては、坂戸地区にございます農業集落排水施設法定点検業務を平成31年4月当初から開始する必要があることから、本年度中に契約事務を行うため、限度額266万8,000円の債務負担行為を設定いたそうとするものでございます。  続きまして、議案第12号 佐倉草ぶえの丘の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。こちらは、現在佐倉草ぶえの丘の園内に建設中のシェアハウス施設料金などについて設定いたそうとするものでございます。  続きまして、議案第13号 佐倉市スマートオフィスプレイスの設置及び管理に関する条例の制定についてご説明いたします。こちらは、多様な働き方を推進し、新事業や創業者の育成及び支援を行うための施設となります。佐倉市スマートオフィスプレイスの設置及び管理について必要な事項を定めるものでございます。本施設につきましては、開所時間は午前8時30分から午後8時30分の12時間としまして、休所日は1月1日から1月3日と12月29日から12月31日と定めております。使用料につきましては、月額契約となりますシェアオフィス部分は、部屋の広さに応じて3万5,000円から14万5,000円と設定し、オープンスペースとなりますコワーキングスペース部分につきましては、月額利用を8,800円、時間利用は2時間当たり600円を基本とした金額を設定しております。また、管理に関しましては、平成31年度は市が直営で行い、平成32年度以降は指定管理に移行することを予定しております。  以上、議案第1号、第3号、第12号、第13号につきましてご説明申し上げました。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(平野裕子) 次に、環境部所管の議案について執行部の説明をお願いいたします。  環境部長。 ◎環境部長井坂幸彦) おはようございます。環境部長の井坂でございます。  本日ご審議をいただきます環境部所管の議案は、議案第1号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算のうち、歳出中、衛生費の所管部分並びに債務負担行為補正所管部分でございます。  詳細につきましては、生活環境課長からご説明申し上げますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○委員長(平野裕子) 生活環境課長。 ◎生活環境課長向後昌弘) 生活環境課長の向後でございます。よろしくお願いいたします。私から環境部所管の議案につきまして説明をさせていただきます。  まず、議案第1号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算のうち、環境部が所管いたします歳出予算につきまして説明申し上げます。  初めに、予算書68ページをお願いいたします。ページ中段、4款衛生費、1項保健衛生費、6目公害対策費の1、職員人件費環境保全関係職員分でございます。こちらは組織が統合されたことなどに伴いまして、配置された職員数が当初予算の見込みよりも減少したため、減額補正をするものでございます。  続きまして、予算書70ページをお願いいたします。初めに、4環衛生費、2項清掃費、1目清掃総務費の1、職員人件費清掃関係職員分でございますが、こちらにつきましては、当初予算の見込みよりも給与の低い職員が配属されたため、減額補正をするものでございます。  次に、下段、4款衛生費、2項清掃費、2目じん芥処理費、1の最終処分場管理事業費でございます。589万1,000円の減額につきましては、廃水処理施設維持管理委託料及び最終処分場水質検査委託料の入札等により、事業費が決定いたしましたので、その執行残を減額補正するものでございます。  続きまして、債務負担行為の補正につきまして説明をさせていただきます。予算書103ページをお願いいたします。上段の環境部関係の平成31年度通年業務でございますが、限度額7,840万6,000円でございます。こちらは平成30年度から平成31年度を期間とする債務負担行為の設定を行うものでございます。内訳につきましては、106ページの環境部の表に記載しております。ごらんいただければと思います。106ページの表中で、JR佐倉駅前南口公衆トイレ外3か所清掃業務委託からペットボトル収集運搬業務委託までの8件でございまして、それぞれの金額を限度額とするものでございます。これら8件の業務につきましては、平成31年度当初の4月1日から事業を行う必要があるもので、本年度中に委託契約を行うため債務負担行為を設定しようとするものでございます。  議案第1号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算のうち環境部所管補正予算にかかわる説明につきましては以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(平野裕子) それでは、これより質疑を行います。  徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) 徳永です。よろしくお願いいたします。スマートオフィスプレイスの条例の中身についてお伺いしていきたいと思うのですけれども、例えば第4条、スマートオフィスプレイスの業務に関してなのですが、目的の中にも新事業の創出並びに起業者の育成ということですけれども、32年度からの指定管理前の直営の時点において、起業支援シェアオフィスコワーキングスペースに付随している施設というのも多分にあると思うのですけれども、まだ来年度の集客だったりPRだったり、どういうふうに直営の中で1年間運営していくのかというのがまだ具体的に見えていないというところもありますので、その辺の説明をお願いできますでしょうか。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長鈴木研悟) 産業振興課長の鈴木でございます。来年度4月から開設のスマートオフィスプレイスの起業、創業支援といった目的に向けまして、まずは我々直営ということで集客について準備してまいりたいというふうに考えております。方法としましては、大きく3点考えておりまして、1つは佐倉起業塾ですとか起業セミナー等イベントを活用して、まずこちらの施設のプロモーションを行っていきたいということです。  2つ目に、商工会議所市内金融機関等で構成されております認定支援機関を通じた周知活動といったものも行っていきたいというふうに考えております。  また、個別事業者へ直接的なアプローチを3点目として考えております。特に都内の大手企業が今後2020年に向けてテレワークの拡大を推進していると、ここ二、三カ月の報道でございます。特に富士通ですとか丸紅とか、IT系、商社系がテレワークの拡大を目指しているという報道等がございますので、そういった都内の大手企業に対しましても個別の営業活動をして集客に努めてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) シェアオフィスに関しては、テレワークの推進もございますし、コワーキングスペースは個人で起業する方なども今後ふえるといいのですけれども、例えば都内とか都心部でのコワーキングスペースの利点というのは、例えばそこでお客様だったり、いろいろな人と会うのにとても交通上、便利である、あとは個人事業主同士の出会いがあって、そこから何かが生まれてくるとか、そういった利点というのが都心部のシェアオフィス、コワーキングプレイスだと。そこがメリットとしてそういう場所を使う方が多い傾向にあると思うのですけれども、佐倉市でスマートオフィスプレイス事業を行う際の個人事業主等に考えられるメリットといった点はどのようにお考えでしょうか。 ○委員長(平野裕子) 一応設置関連に関する条例についてなのでというところもあるのですけれども、産業振興課長にお伺いします。 ◎産業振興課長鈴木研悟) そうですね、佐倉市としてのメリットということで、今回我々開設に当たっていろいろな類似施設、余りないのですけれども、幾つかヒアリング等をさせていただいた中で、やはりスマートオフィスプレイスとかコワーキングを求める条件としましては、得意先が近い、あとは自宅に近い、もしくは勤めていた会社の近くかどうか、この3点が一番大きな要因だというふうにお聞きしております。ということで、佐倉市の企業、工業団地ですとかユーカリが丘の企業の得意先ですとか、あとは、自宅ではやれないけれども、自宅の近くのどこかでやりたいという個人事業主の方などもいらっしゃいますので、そういったところにターゲットを絞っていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) これは条例の中に含まれるかわからないのですけれども、駐車場等に関する規定というのがないのですが、その駐車場に…… ○委員長(平野裕子) 徳永委員、条例の設置に関することで。 ◆委員(徳永由美子) その条例の中に駐車場に関する文言がないのですが、例えばコワーキングスペースを使う方の駐車料金に関してはどうなるのか、駐車料金までかかってくると、結局時間単位の料金プラスアルファになるので、なかなか潜在ニーズがあっても使いにくくなってしまうと思うのですが、その辺はいかがですか。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長鈴木研悟) 駐車場につきましては、周辺に有料駐車場がたくさんあるので、とめられるという利点はあるかと思います。ただ、料金に対しては今お話にあったとおり、割り引き制度とか、そういったものは特に今設けていないので、プラスになってしまうというのは確かにございますので、今後の検討課題とさせていただければと思います。  以上です。 ◆委員(徳永由美子) わかりました。では、あと一つ。 ○委員長(平野裕子) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) 第8条の休所日に関してなのですけれども、年末年始のみの休所日ということで、週末に関する利用については週末起業といった面もあるのかもしれないのですけれども、週末利用の意図みたいなものを教えていただけますでしょうか。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長鈴木研悟) やはり千葉の先進事例などを見ますと、夜の利用とか休みの利用が多いということをお聞きしておりますので、土日も通常どおり12時間営業をさせていただいて、年末年始のみ休所日とさせていただいて、そういった土日を利用される方、そういったターゲット層もいろいろリサーチしながら顧客のニーズをつかんで、営業活動に努めていきたいと思います。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) ありがとうございます。 ○委員長(平野裕子) ほかに質疑は。 ◆委員(五十嵐智美) いいですか。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) そうしましたら、今のスマートオフィスプレイス、条例もですが、今回補正予算でも74ページに出ているのですが、まずは補正予算で先ほどご説明がありましたが、これ以外に105ページ、通年業務に来年度の窓口業務委託なども入っていますが、来年度の体制の詳しいことをお聞きしたいので、それと窓口業務委託はどういう形にするのか。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長鈴木研悟) この来年度の窓口業務委託の主な内容なのですが、先ほど申しましたとおり、1日12時間、360日稼働させるわけですが、まず受付事務員というものを常時1人配置しておきます。これにつきましては時間単価930円で積算をいたしまして、年額計算で418万5,000円というふうに見込んでおります。もう一人、施設責任者といった者を置きたいというふうに考えております。これは先進事例を見たところ、受付の方ともう一人いろいろなアドバイスとか機器材の利用法指導とか、そういったこともできる人を配置したいと思っております。それにつきましては市の積算単価に基づきまして、2,805円という単価の方をやはり360日配置させていただいて、年額で605万8,800円というふうにしております。この常時2人いる体制です。責任者につきましては、12時間フルではないのですが、重立った時間にはいていただくというような形で考えております。それで、先ほどの年額単価にいろいろな間接物件費とかを掛け合わせますと年間1,400万円という積算になっております。  以上でございます。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) そうしますと、2人ぐらいの体制ということですが、産業振興課というか市との関係性はどういう形でとっていかれるのですか。それと、先ほど責任者の方ですが、かなり専門的な知識を持った方というふうに考えているわけですか。その辺の業務委託の仕様というのですか、その点についてはどういうふうになっているのか。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長鈴木研悟) まず市とのかかわり合いなのですけれども、現在我々のほうで管理しておりますサンセットヒルズのような体制を委託という形でやるもの、常時職員はいませんけれども、何かあればすぐにも産業振興課の職員が駆けつける体制をとりたいというふうに考えております。そういった専門性といった点というのは、そこまではまだ考えてはいないのですけれども、市との窓口になる者を責任者として配置するというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) そうすると、窓口業務で先ほどここの活用ということを考えるというお話もあったのですが、この委託先の方々は、その点についてはどうなのですか、施策としてそこまで踏み込んでできるような体制の方を選んでいくのですか。そういうわけではない。ただ窓口で受付を業務的にやるというだけの方の募集というか入札になるのかどうかも含めてですけれども。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長
    産業振興課長鈴木研悟) 基本窓口受付業務委託というのがメーンにはなります。ただ、今委員からお話ありましたとおり、仕様の中でそこをどこまで踏み込むかというところで頭を悩ませているところでございます。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 工事はこれから始まるのでしょうか、スマートオフィスプレイスの内装などは。その工事なのですが、入札が終わった11月1日に開札調書が出て見させてもらったのですが、いろいろと貸し主の山万の方と関係の深い業者の方が選ばれているところもあったのですが、その辺の経過についてはどうでしょうか。こちらでおわかりになりますか。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員、議案に関連することで。 ◆委員(五十嵐智美) でも、結局今やっていることなので、どうなのですか。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長鈴木研悟) 済みません、直接の事業担当ではないので資産管理経営室から聞き取った内容のお話をさせていただきたいと思います。今回その事業の入札に当たって、事業説明書の中で山万に工事上の調整をしなさいという文言が入っていたということなのですが、それにつきましてはユーカリ出張所とか子育て世代包括支援センターと同様に、テナントの利用に当たって家主に必要となる支払い等の文言を明記してあるというふうに聞いております。ご質問等あった場合には、そのような説明を窓口でもさせていただいていると、資産管理経営室からお聞きしております。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) もともと、企画政策課から出てきた提案だったわけなので、産業振興課としてそこからかかわっていかないということがどうなのかという、その辺も疑問があるのですが、どうですか。当初からかかわるべき案件ではなかったのかと思いますが。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員、議案に関係することで質問をしていただきたいのですが。 ◆委員(五十嵐智美) だって、同じ事業ですから。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長鈴木研悟) 我々も設計の段階からいろいろ携わりたかったところもあるのですが、途中からということもあったので、我々が入ってからはいろいろと企画政策課と一緒に頑張っております。今回の料金の見直しにつきましても、企画政策課の職員と一丸となっていろいろ施設を調べさせていただいておりますので、これからも頑張ります。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 結局工事に関しては開札調書を見ますと、その貸し主の方が山万と決まっているということで、ある意味、入札条件として事業が狭まるような内容になっていることが本当にどうなのかということも含めまして、事業が入札に関してはやはり見直しが必要というふうにも思いました。ここで言うことではないかもしれないのですけれども、入札に関してのこれからの考え方をしっかりとしていかないといけないというところはありました。  それと、事業費が当初1億1,000万円と出てきたのですが、その整備と電気工事で5,157万円だったので、その差額が4,000万円ぐらいあるのですけれども、その事業費の差額の部分というのはおわかりになりますか。 ○委員長(平野裕子) それに関して質問ではなくて、ご意見としてという形で…… ◆委員(五十嵐智美) 事業に関しての。 ○委員長(平野裕子) 予算書にのっていないところの金額なので、それは担当課で聞いていただけたらと思うのですけれども。 ◆委員(五十嵐智美) 担当課は、ではどこですか。言ってください。これを聞く担当課はどこですか。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長鈴木研悟) 施設整備の入札を行っているのは資産管理経営室になります。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) もともとこの議案の出し方自体に問題があったと思います。産業振興課がまずは絡んでいくというか、企画ももちろんそうですが、そういった点がなかったこと自体が今回の特殊なこの事業になっているということを一言申し上げます。  それで、もちろんスマートオフィスプレイスの関連でまだ質問するのですが、先ほど直営で1年間はやりますというお話だったのですが、条例によりますと2年目、32年度から指定管理者というふうにうなっているわけですけれども、事業内容の説明を受けたときに、指定管理者の運営費はゼロ円を目指すというふうになっていましたけれども、もう指定管理にするのであれば、6月には、ある程度並行して、1年目の直営のときから仕様書を考えていかなければいけないのですが、運営費に関してはどういうふうになりますか。条例では当初の利用料金から大分引き下げています。ですから、収支計画も大分違ってくるというふうに思いますが、その辺いかがですか。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長鈴木研悟) 指定管理者の選定作業を来年度行うということになりますと、6月、7月のあたりにはそういった仕様を固めなければいけないので、我々直営の開設と同時進行で一応指定管理に関する仕様も詰めていかなければならないので、今それを進めようと、スケジュールなどの線引きをしているところでございます。指定管理業務委託料につきましては、こちらで当初のそういった積算をしなければいけないのですけれども、委託料の決定につきましては、事業者の提案によりますことから、適正な運営ができて、なおかつできる限り安価な業者に手を挙げていただけるような仕様の策定をしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) でも、結局仕様書に関して委託料の積算は市がするわけですね。それで、仕様書をつくるわけです、指定管理の場合。ですから、提案されて委託料をどうしますという事業者からの提案ではなくて、仕様書の中で市が幾らで指定管理をしますという積算をするわけです。その積算は市がするのですが、初年度はどういうふうに考えていますかと今私は聞いているのですが。事業者提案ではないです。市の仕様書です。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長鈴木研悟) 市では、予算の枠といいますか、債務負担行為を設定してその範囲内で業者が幾らという提案をしてくるということを申し上げなくて、済みません、言葉足らずで、申しわけございませんでした。それで、その積算等については、まだ現在鋭意進めているところでございます。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 今の利用料を下げたという点もあるので、運営費がかなり当初よりは上乗せになっていくというふうにも思いますが、その辺はしっかりと積算をしていくということが大事ですし、結局賃料は佐倉市がずっと持ち続けるということになりますので、かなり経費的には大きなものになるというふうに思いますが、概算も全然まだわからないですか。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長鈴木研悟) お示しさせていただいた5年後の収支見込みというのが現段階での状況でございます。ただ、なるべく早く黒字転換ができるように、当初の見込みの登録利用会員数を上回れるような、そして稼働率も上げられるような形に持っていきたいというふうに考えております。頑張ります。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) あと10年後の事業計画の中では、民間に無償譲渡するということも言われているわけですが、まだこれからの話だと思うのですが、ユーカリが丘駅北土地区画整理事業が今回都計審で採択されたのですが、その整理事業が10年後のまちづくりとしてかなり具体的な構想を出しているのですが、例えば先ほどのスマートオフィスプレイスを10年後に譲渡するというようなことと何か関連があるのでしょうか。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長鈴木研悟) 特にはないのですが、ただ都計審から上がってきた内容を見ますとユーカリが丘駅北口にオフィスビルが建つというふうになっていますので、我々としてはシェアオフィスですとかコワーキングで起業とか会社を興していただいて、将来そういったオフィスビルに入っていただくとか、そういったいい流れに持っていければ非常にありがたいというふうには考えております。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) まだ先の話なので何ともということですが、スマートオフィスプレイスの貸し主も山万ですし、土地区画整理事業もメーンは同じ山万さんの計画ということがあるので、かなり親しい関係になっていくのではないかというふうにも考えたのですが、その辺はまだまだ先の話でわからないわけですか。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長鈴木研悟) 今回の施設整備に当たっては、FMにも確認しましたけれども、決して山万ありきとか、そういったことではないということですので、それだけはご承知おきいただければと思います。  以上です。 ◆委員(五十嵐智美) それでは、ほかの議案もいいですか。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 農政課の議案第12号のシェアハウスなのですが、先ほどご説明のあった利用料を決めるという条例なのですが、農園とシェアハウスというのはどれぐらい離れているものなのか。その辺の状況を説明していただけますか。あとハウスの建設状況もあわせてお願いします。 ○委員長(平野裕子) 農政課長。 ◎農政課長岩井一徳) 農政課長の岩井でございます。今の建設状況につきましては、今基礎の工事が完了しまして、あとは排水管の工事をしている状況でございます。聞くところによりますと、年明けから立ち上げの工事を進めていくということを聞いております。あと飯野ふれあい農園ですね。距離的には、歩いて10分ぐらいです。  以上でございます。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) そうすると、割とすぐに作業もできるし、実際に農業体験もできるというふうに考えていいわけですね、その施設としては。 ○委員長(平野裕子) 農政課長。 ◎農政課長岩井一徳) そのとおりでございます。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) あと利用目標なのですが、これはどれくらいを見込んでいるのか、利用率みたいなものはどうなのですか。 ○委員長(平野裕子) 農政課長。 ◎農政課長岩井一徳) 人数的な利用ということでお答えさせていただきますと、想定利用人数がシェアハウスの宿泊といたしまして約2,900人を想定しております。  以上でございます。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 平日と休日を比べると、結構でこぼこがあると思うのですけれども、私はこの間草ぶえの丘の方とお話ししたときに、昔は草ぶえの丘は学童農園と言われていて、市内の小学生とかが来て宿泊をしたということですが、最近は市内の小学生が余り泊まらないということが言われているのです。何でかと聞いたらやはり大きい部屋に泊まることにすごくちゅうちょするというか、嫌だという現代っ子の気質みたいなものがあるのかもしれないのですが、ただ、やはり市内の小学生のための施設としてできた施設が、市内の小学生に使われていないという状況は、やはり佐倉はいいところという印象を持ちながら大きくなることが大事なことだと思うので、例えばこういうシェアハウスで小学生向けというようなことも内容的には書かれていましたけれども、今後ですけれども、その辺はどういうふうに考えていかれますか。 ○委員長(平野裕子) 農政課長。 ◎農政課長岩井一徳) そのとおりで、このシェアハウスにつきましては小学生はもちろんですけれども、大人の団体の方とか、いろいろなサークルの方たちにももちろん使っていただく。大きな目標であります新規就農者の就農の場ということの活用も当然念頭に置きながら、幅広く使っていただければというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 小さいときの体験はすごく残りますので、市内の小学生にあそこで体験をするという経験を積んでいくということをやっていただきたいと思いますが、その辺はどうですか、特にということはないですか。 ○委員長(平野裕子) 農政課長。 ◎農政課長岩井一徳) そのとおりでございます。  以上でございます。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) あと先ほどもスマートオフィスプレイスで入札のことは議案に関係ないとおっしゃって、いろいろと物議を醸していたところですが、このシェアハウスも開札調書を見ますと、くじ引きみたいな形のものと、あと2社しかないのに1社が辞退して1社応札になったという経過がやはりあるのです。これは入札関連の問題だと思いますけれども、こういう事業が市としてずっと続くのは、やはりいろいろな意味でマイナス、プラスももちろんあると思うのですが、問題が多いと思いますので、担当課がまずはこういうところをしっかり見て、契約検査室なりに何か意見を言うということも大事だと思いますので、その辺はしっかりとしていただきたいと思います。これは要望として申し上げます。 ○委員長(平野裕子) よろしいですか。  では、ほかに。  斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) 斎藤です。よろしくお願いいたします。私は、予算書の72ページをお願いいたします。農村集会施設管理運営事業で、この農村集会施設はどちらに当たりますでしょうか。そして、備品購入費、庁用器具費になっておりますが、どういったものを購入する予定でいらっしゃるか、教えていただきたいと思います。 ○委員長(平野裕子) 農政課長。 ◎農政課長岩井一徳) 農政課長の岩井でございます。農村集会施設につきましては、弥富にございます農村婦人の家の備品購入ということです。備品につきましては、作業台が今2つございますが、その作業台の足にちょっとひびが入ってきまして、メーカーに確認したところ、早急に交換したほうがいいということで今回補正予算を計上させていただいたところでございます。  以上でございます。 ○委員長(平野裕子) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) ありがとうございました。やはり利用する方にとっては作業台というのはとても重要なものと考えます。そういったものを今回予算に出していただいていますけれども、細かい点で気配り、目配りしていただいて、これからも推進していただきますようお願いします。これは要望です。  以上です。 ○委員長(平野裕子) ほかに質疑はございますか。  川名部委員。 ◆委員(川名部実) 私のほうから、最初に意見を申し上げたいのですけれども、スマートオフィスプレイスの話なのですけれども、さっき五十嵐委員からも話がありましたけれども、当初の企画段階で産業振興部が全く関わっていなかったのです。思い返すに、当初これを企画している人を呼んで話を聞きたいということで言ったところ、企画政策部長、企画政策課長が来たのだけれども、満足に説明ができないような状況だったのです。そのときに産業振興部が全くかかわっていないというのは非常に奇異に思いました。実施段階になった途端に産業振興部所管だというのは極めて異常な世界だと思ったのです。やる目的とか趣旨そのものに反対するつもりはないのだけれども、佐倉市役所として組織的に事業をやっていくときに、意思決定がそんなことでいいのかということで、これは産業振興部長に感想を含めて聞きたいのだけれども、組織上のヒエラルキーというか、執務権限の配分上、産業振興部というものは企画政策部に隷属する組織なのかどうか、そのあたりの基本認識を伺いたい。 ○委員長(平野裕子) 産業振興部長。 ◎産業振興部長二川健一郎) スマートオフィスプレイスの件に関しましては、当初国の交付金の絡みということで、そこは企画政策部が窓口になっているという関係と、あと時間が余りなかったということ、ただこれはもちろんだからといって当初から産業振興部がかかわらなくてもいいということでは全くないわけですから、そういう事情がある中で我々としてはできるだけこの話を聞いた直後ぐらいから企画政策部に関係部局の会議を設けていただきながら、情報を共有させていただいたところでございます。産業振興は非常に多岐の分野にわたる施策になるものですから、これは今後いろいろな部局横断的に物事を進めていかないと、1つの課題にしか対応できないという、幅広く総括的に課題を解決していけないという形になっていくと思いますので、その点庁内連携に関しては重々注意しながら進めていきたいと考えております。 ○委員長(平野裕子) 川名部委員。 ◆委員(川名部実) 私の認識は、そういう庁内の連携とか何かという次元の話ではないと思っているのです。職務権限上の配分とか組織上のヒエラルキーというのは、一体その結果に対して誰が責任を負うのかと、最後は市長だろうけれども、それにかかわった組織の責任も免れないわけだ。これでやっていくと、企画政策部はまるきり抜けてしまうのです。それは議会としては容認しがたいと思うわけです。事業に関して言うと、目的は是としても、初めてやることなので、やってみなければわからない部分がいっぱいあると思うのです。それは産業振興部の努力に期待するところ大なのだけれども、その結果の評価が多分これから一番大事になるだろうと、半年ごと、あるいは1年ごとになるかもしれませんけれども、自分たちがやったアクションの結果をどう評価するかというところが次に展開していく上で極めて重要になるのではないかと思うのです。そのときにインキュベーションではないけれども、佐倉市がやっているインキュベーションみたいなものなのだ、これ。それに関わったのが企画政策部だとすると、それが抜けてしまうというのは、とんでもない話で、だからこれは意見として言っておきますけれども、この評価にかかわるときには必ず企画政策部長とか企画政策課長を含めて、この事業に関わった職員全員に僕は出席してもらいたいと思っているのです。その辺は委員長にもぜひお取り計らいをいただきたいと思っていますので、意見として申し上げておきます。  それで、この条例に関してなのですけれども、事の正否は産業振興部の方々のご活躍にかかわってくると思うのですけれども、どこの条例にも大体ある規定でいいますと、第4条に今回市長が必要と認める業務とあるのですけれども、その他にかかわる規定というのはいろいろなところにあるので、この内容を、そして何を想定されているのかということについて教えてもらいたいのです。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長鈴木研悟) 産業振興課長、鈴木でございます。この第4条なのですが、その1項のところでシェアオフィステレワークの関係、第2項についてはコワーキングのことをうたっておりますが、第3項につきましては現段階では特にこれという特異なものは予定しておりません。  以上でございます。 ◆委員(川名部実) 何かあったら困るというくらいのことだな。 ◎産業振興課長鈴木研悟) はい。
    ◆委員(川名部実) いずれにしても結果が勝負なので、ぜひ皆さんのご活躍を期待したいと思っています。その際には必ず企画政策部の人間をその都度呼んで関与させてもらいたいのです。実質的な起案者なのだから、そういう人たちが、これは産業振興部に投げたのだから、我々は関係ありませんなんていう感じで逃がさないようにしてもらいたい。それだけは申し上げておきます。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 山口委員。 ◆委員(山口文明) スマートオフィスプレイスの説明が始まってからやたら時間がかかりましたし、何度も説明を受けましたけれども、いろいろな説明の中で市長自身も私が先頭になって営業をかけますからと、新しい事業なので何とか将来を見通してやっていきたいというようなことがありました。市長が来期頑張っていくのかどうかですけれども、そういう言質をとったわけではないのですけれども、そういう言葉があって、また執行部もこれは新しい事業で、これから見込みがある事業であると強調されましたし、それは期待するのだけれども、その保証があるかどうかは別問題ですけれども、そういう気持ちでやっていくということでありました。  それから、そういうことで私自身もいろいろな経験の中から、やってみなければわからないというのはいつもあります。今回その中で一般質問でどなたかがおっしゃったのですが、国の政策がそうであって、国の予算もついたからということで、それでとにかくやってみようということになったのだということも質問でもありましたが、疑問のある質問だったのです。その2つの要件と、私はもう一個ユーカリが丘駅北口の一角ですから、もう一つあったのかという個人的には思うわけですけれども、そういう条件で今回の案件がこのように俎上に上がってきたと思うのですが、今後は産業振興部はどのような営業をかけていくのでしょうか、市長がそういうふうに不退転の気持ちでやると言われましたけれども、その辺はどうですか。 ○委員長(平野裕子) 二川部長。 ◎産業振興部長二川健一郎) 一般質問でも生駒の話がございましたけれども、あそこは奈良県ですけれども、大阪市のベッドタウンで、大阪から30分ぐらいの距離で、営業のターゲットは大阪市の本社とか大企業も視野に置いているというようなお話でございました。それで、先ほど産業振興課長が答弁いたしましたけれども、我々東京に近い、東京都の大手の企業はテレワークを推進している傾向が進んでいるというような報道を受けて、そういったところにも営業をかけていきたいと思っております。あと民間のクラウドサービスというのですか、フリーランスで働く方と、あとそういった方々に仕事を発注したいという企業をマッチングする会社、クラウドサービスの会社が随分業績も伸ばしているというようなこともありますので、そういったところとの連携も視野に入れたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(平野裕子) 山口委員。 ◆委員(山口文明) それでは、細かいことになりますが、業者が新しい機材を入れていたら、それは許可を得てもちろんやるのでしょうけれども、どれぐらいの什器、備品がセットされているのでしょう。以前に聞いたような覚えはありますが、通信機器も含めて、どんなものが。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長鈴木研悟) このスマートオフィスプレイスの備品につきましては、現在調達を進めているところなのですが、まず通信回線につきましては、LANが全て通っている形で、パソコンを持ってくればすぐ使える状態にしておくということと、あとシェア工房といいますか、そういった作業スペースが予定されておりますので、そこにはレーザー加工機ですとか、あと個人事業主で自前のちょっとした作品が結構多いのですけれども、奥様方でもやられている、そういった事業主さんでも活用できるような簡単な工具類、ドリル系ですとか、電動のこぎりですとか、あとサンダーと言われる磨き機ですとか、そういったものを調達する予定となっております。  以上です。 ◆委員(山口文明) では、最後、細かいこと。 ○委員長(平野裕子) 山口委員。 ◆委員(山口文明) 1カ月の利用料金が羅列されておりますし、それから初回の利用料が出ているのですが、初回の費用が5,000円高くなっていますが、これは慣例的によく見聞きするのですが、初回の料金が上がっている要件というのは、どういう理由で上げておられるわけですか。参考までに聞いておきたいと思いまして。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長鈴木研悟) この初回利用の5,000円上乗せにつきましては、会員登録の費用としていただきます。この5,000円を元手にそれぞれ月額会員の方とシェアオフィス利用の方につきましてはIDカードをお配りさせていただきます。施設も全てオートロック式の電子タッチキーになりますので、そのカードがないと中に入れないというような形になります。この初回に5,000円かかるのは、月額登録をされる方とシェアオフィスの利用をされる方になりまして、いわゆる飛び込みで時間利用だけされる方というのは、ビジターカードのようなものをお渡しして、2時間600円からのご利用をしていただく予定となっております。  以上です。 ◆委員(山口文明) 以上です。 ○委員長(平野裕子) 川名部委員。 ◆委員(川名部実) 追加なのですけれども、今山口委員からも話があって、市長が先頭になってやるということを明言されているわけなので、本来全庁的にやらないといけない話なのだろうけれども、特に企画政策部については絶対に丸投げは許さぬと私は思っているのです。そういう意味からいうと、これにかかわった企画政策部職員は少なくともお客をとってくる努力を継続的にやる義務があると思うのです。結果について産業振興部だけがやり玉に上がるというのは、僕はどうも忍びがたいと思っていて、だから後で誰がかかわったのか教えてくれといえば幾らでも教えてやるけれども、あえてここでは言いませんけれども、企画政策部が半年、1年かけてどれぐらいのお客さんをとってきたのかということぐらい報告してほしいのだ。そのときには全部企画政策部も呼んで、当委員会で説明していただきたいと思っているので、それは内部でもそういう話をしておいてください。  以上です。 ○委員長(平野裕子) ほかに質疑は。  五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 別件ですが、先ほど補正予算の中でご説明いただいた68ページの公害対策費のところなのですが、職員の減によってマイナス補正というお話だったのですが、その職員が減った理由というか、何かあったのですか。 ○委員長(平野裕子) 生活環境課長。 ◎生活環境課長向後昌弘) 生活環境課、向後でございます。ご存じのように、この4月に環境政策課と生活環境課が統合されまして、明らかに課長職が1人減ったということがありまして、かなり今回減額されておりますが、総人数でいいますと3名減でございます。そういったことが今回の減額補正の大きなところだと考えております。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 3人も減って支障がないのですか、その辺がちょっと解せないのですが。 ○委員長(平野裕子) 生活環境課長。 ◎生活環境課長向後昌弘) 生活環境課、向後でございます。これまで環境政策課と生活環境課で、一般的な業務の説明をさせていただきますと、環境政策課の中では自然環境とか環境基本計画とか、非常に包括的な話をずっと担当してまいりました。それに対しまして、生活環境課では公害対策というような、いわゆる苦情処理等々に携わってまいったのですが、統合した1つの理由としては、環境政策課で企業に前衛的な対策として環境保全協定を結んだりという業務を行っていたのですが、実はその裏で何か事が起こると生活環境課がその指導をするということで、本来連携してやってはいるのですけれども、一連の流れの中でやっている話でございますので、そういったものが統合されたほうがいいだろうと。また最近やはり専門的な話もいろいろ出てまいりますので、数名ですが、技術職いわゆる化学職という職員の採用もございまして、生活環境課のほうにその職員がある程度まとまっていたものですから、そういう知見をもった職員を両方の業務で活用できるという利点があって統合されておりまして、そういった面でとにかく全体を大きくしたことによって、その業務の流れをよくして、できるだけロスを少なくしておりますので、業務として1人当たりの負荷はふえていないというふうには思っております。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 環境部長。 ◎環境部長井坂幸彦) 定員管理のことなので私から申し上げます。  今課長が申し上げたとおり、合理化するところもありますけれども、我々としては全体として総務部として定員管理をする中で判断をされたのだと思いますが、ちょっと少なくなり過ぎたという気持ちはございまして、それは要望していきたいというふうに考えているところでございます。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 急激な減というのがあります。やはり環境はすごく大事なことです。再生土問題も本当に今後もどうなるかわからないような部分もありますので、もう少ししっかりとした体制を組んでいただきたいというふうに、要望しておきます。  もう一つ細かいのですが、よろしいですか。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 先ほど耕作放棄地のところで17万7,000円の増額になっているのですが、この内容としては農地中間管理機構が絡んでいるということでしたが、その詳しい内容を教えてください。 ○委員長(平野裕子) 農政課長。 ◎農政課長岩井一徳) 農政課長、岩井でございます。耕作放棄地の補正予算につきまして、農地中間管理事業にかかわりまして、通常ですと、農業委員会を通しての農地の貸し借りが行われるのですが、この制度ができたことによって農地中間管理機構が受け手となって耕作者に貸し出しを行うことによって、今まで土地の出し手の方への補助というのはなかったのですけれども、この農地中間管理事業を使うことによって出し手のほうにも交付金が出せるということがありまして、今回は耕作者集積協力金ということで、10アール当たり5,000円が土地所有者のほうに交付されるというメリットがございます。大規模農家さんも、最近そういうメリットがあるということで、農業委員会の利用集積の期限が切れた段階で、そういう農地中間管理事業を使ったらどうかという申し入れを行いまして、土地の所有者と耕作者がうまく話し合いがついた段階で、こういう手続を踏んで耕作者ではなくて土地所有者のほうに交付金が交付されるというメリットを活用しているケースが徐々にではありますけれども、ふえてきております。  以上でございます。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) そうすると、佐倉市内でそういうような契約が成立したというのがあるわけですか。それと、佐倉市で今農地中間管理機構に土地を貸してもいいですという申し出の方がどれぐらいいるのか、それもあわせて伺います。 ○委員長(平野裕子) 農政課長。 ◎農政課長岩井一徳) 農政課長、岩井でございます。佐倉市内の農地中間管理事業の実績といたしましては、平成27年度に約23ヘクタールの農地中間管理事業を使った農地集積が行われております。平成28年度は0.5ヘクタール、昨年平成29年度が4.9ヘクタール行われております。そういった実績もありまして、今後またそういった土地所有者と耕作者の話し合いがうまくつけば、この制度を活用した実績がどんどんふえてくるというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) その借り手ですか、その土地を借りているところというのは、どういう団体が多いのですか。企業も参入できるというようなことも言われていますが、佐倉市の場合はどうなのですか。 ○委員長(平野裕子) 農政課長。 ◎農政課長岩井一徳) 農政課長、岩井でございます。平成27年度に農地中間管理事業を使った実績としましては農事組合法人がございます。そのほか個人の比較的大規模にやられている農家さんというところで、今回の補正予算につきましても全て個人の農家さんがこの事業を使うということになっております。  以上でございます。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 耕作放棄地解消というようなことも言われながらこれができたわけですけれども、でも優良な農地しかこれに登録できないのか、しないのかというのもあるのですが、その辺はどうなのですか。 ○委員長(平野裕子) 農政課長。 ◎農政課長岩井一徳) 農政課長、岩井でございます。この事業を活用するメリットとしましては、耕作者が農地を集約できるということで、大規模化につながるということと作業の効率化につながっていくということ、それと農地中間管理事業を使って、多くの筆を借りることによって、その地代の支払いを農地中間管理事業を通して農地中間管理機構から土地所有者のほうに行くということです。通常の貸し借りですと、耕作者が全て土地所有者の方に振り込むなり、現金で支払うなりということをやっていたのですけれども、そういった作業が軽減されるというそれぞれのメリットがございます。  以上でございます。 ○委員長(平野裕子) よろしいでしょうか。 ◆委員(五十嵐智美) はい。 ○委員長(平野裕子) では、ほかに質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(平野裕子) なければ、議案に関する質疑を打ち切ります。  執行部の皆さん、お疲れさまでした。  この際、暫時休憩いたします。           午前11時07分休憩   ───────────────────────────────────────           午前11時08分再開 ○委員長(平野裕子) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  これより討論を行います。  討論はございますか。  川名部委員。 ◆委員(川名部実) スマートオフィスプレイスの件なのだけれども、五十嵐委員からもいろいろご意見があったし、山口委員からあった市長答弁で、自分が先頭に立ってやると言ったので、これはどの議会で、どういう答弁したかというのをレファしてもらって、こういう答弁をしているのだから、そのつもりでやるのだろうねということと、それから産業振興部が一生懸命営業努力してもらうのはもちろんなのだけれども、この企画にかかわった企画政策部の関係者もやはり利用者を確保することに全力投球しろと、その結果を明らかにしなさいというようなことを、ぜひ委員長の報告で言ってもらいたいのです。そうしないと、かわいそうなことに計画だけ大ざっぱにやって、あとは産業振興部の問題だと、決まった後に投げられたほうの二川部長は机を叩いて怒るのかと思ったのだけれども、非常に温厚な方で連携してなんて言うから、もっと怒れと言った記憶もあるのだけれども、だから彼らだけの責任ではないぞと、彼らが中心になってやってもらわないと困るのだけれども、市長初めかかわった人間も営業努力をちゃんとしなさいよということを、きちっと委員長から申し渡していただきたいというのが私の要望であります。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 討論はいいですか。 ◆委員(川名部実) 討論も含めて。 ○委員長(平野裕子) では、五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 討論します。議案第1号と13号です。スマートオフィスプレイス、これに関連して8月議会でもいろいろ問題になりました。どうしてこんなふうなことになったのかと、それと議案提案した後に利用料を急に下げるという、収支計画も狂ってくるし、本当に内容がどうなのというぐらいお粗末な計画です。先ほど川名部委員もおっしゃったように、企画政策部、市長を含めて、そういう意味では特殊な案件、本当に将来的に負の遺産にならないようにしなければいけないと思います。市税が6,000万円投入される。それは事業費だけです。これから今後10年間賃料だ、運営費だというふうにかかってくるわけです。本当に今高齢者福祉、子育て支援にどれだけ予算を投入するかというような時期に、こういうことを始めるということ自体がずさんな計画でもありますし、私たち市民ネットワークは反対したいというふうに思っています。  以上です。 ○委員長(平野裕子) ほかに討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(平野裕子) なければ、これで討論を打ち切ります。  これより採決を行います。  議案第1号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔挙手多数〕 ○委員長(平野裕子) 挙手多数です。  したがいまして、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第3号 平成30年度佐倉市農業集落排水事業特別会計補正予算について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔挙手全員〕 ○委員長(平野裕子) 挙手全員です。  したがいまして、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第12号 佐倉草ぶえの丘の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔挙手全員〕 ○委員長(平野裕子) 挙手全員です。  したがいまして、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第13号 佐倉市スマートオフィスプレイスの設置及び管理に関する条例の制定について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔挙手多数〕
    ○委員長(平野裕子) 挙手多数です。  したがいまして、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  それでは、委員長報告に当たり、委員会としての意見や要望について皆様のご意見をお伺いしたいと思います。川名部委員の意見はお伺いしましたので。 ◆委員(川名部実) 改めて。 ○委員長(平野裕子) 改めて、はい。 ◆委員(川名部実) さきに申し上げたとおりです。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) スマートフィスプレイス、本当に問題というのがありますので、先ほども市長までを含めて責任を果たしていくということが必要だというふうに私も思っています。  それと、シェアハウスの利用について、佐倉市内の子供たちがもっともっと利用してほしいというのはやはりあると思いますので、ぜひその辺も書いていただければというふうに思います。観光といっても、やはり地元の人たちがどれだけそこに愛着を持つかというのが大事だと思いますので、よろしくお願いします。 ○委員長(平野裕子) 料金も安くなっていますし。 ◆委員(五十嵐智美) そうですね、本当に今競争率が激しくなるかもしれません。でも、平日利用が…… ◆委員(山口文明) 五十嵐委員の意見に賛成でして、教育委員会でも小中学校にもっともっと行けとは言えないだろうけれども、PRをするように働きかけていただきたいなと思います。  それと、最初の川名部委員とは私も同意見ですから、よろしくお願いします。 ○委員長(平野裕子) ほかによろしいでしょうか。                 〔発言する者なし〕 ○委員長(平野裕子) では、以上の意見を踏まえまして、副委員長と相談し、委員長報告を作成いたします。なお、文言整理につきましては、委員長、副委員長に一任いただくということでよろしいでしょうか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(平野裕子) それでは、作成いたしましたら、皆様にお配りするようにいたします。  それでは、本日の日程は終了いたしました。  以上をもちまして経済環境常任委員会を閉会いたします。  お疲れさまでした。           午前11時14分閉会...