佐倉市議会 > 2018-09-20 >
平成30年 8月定例会決算審査特別委員会−09月20日-01号

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  1. 佐倉市議会 2018-09-20
    平成30年 8月定例会決算審査特別委員会−09月20日-01号


    取得元: 佐倉市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-18
    平成30年 8月定例会決算審査特別委員会−09月20日-01号平成30年 8月定例会決算審査特別委員会          平成30年8月定例会 決算審査特別委員会 会議録 〇日時    平成30年 9月20日(木) 午前 9時59分から 〇開催場所  佐倉市役所 議会棟 全員協議会室 〇事件    1)議案審査         @産業振興部、環境部、農業委員会事務局           議案第1号 平成29年度佐倉市一般会計歳入歳出決算の認定について           議案第4号 平成29年度佐倉市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について         A土木部、都市部           議案第1号 平成29年度佐倉市一般会計歳入歳出決算の認定について         B上下水道部           議案第8号 平成29年度佐倉市水道事業会計決算の認定について           議案第9号 平成29年度佐倉市下水道事業会計決算の認定について 〇出席委員  委員長・山口文明、副委員長・小須田 稔
           委 員・敷根文裕、望月圧子、高木大輔、平野裕子、爲田 浩、橋岡協美、            萩原陽子、五十嵐智美、岡村芳樹 〇欠席委員  なし 〇説明のため出席した者の職氏名        産業振興部長・二川健一郎、農政課長・岩井一徳、農政課副主幹・田辺篤也、        農政課主査・足谷知之、農政課主査・内田 亨、草ぶえの丘園長・冨永文敏、        草ぶえの丘主任主事・飯沼大地、産業振興課長・鈴木研悟、        産業振興課副主幹(産業振興部調整担当)・荒木宏光、        産業振興課副主幹・利光 尚、産業振興課主任主事・塚田祥平、        環境部長・井坂幸彦、生活環境課長・向後昌弘、        生活環境課副主幹(環境部調整担当)・布施啓行、        生活環境課副主幹・秋葉英樹、生活環境課主査・齋藤伸之、        廃棄物対策課長・田中眞次、廃棄物対策課副主幹・佐藤洋彦、        廃棄物対策課副主幹・森 茂雄、廃棄物対策課主査・八角文仁、        農業委員会事務局長・湯浅明弘、農業委員会事務局主査・久保木 豊        土木部長・豊田和正、土木管理課長・高橋勝男、        土木管理課副主幹(土木部調整担当)・北見裕之、土木管理課主査・岩井 優、        道路維持課長・佐々木恭介、道路維持課主査・渡辺正光、        道路維持課主査・中山 章、道路維持課主査・車田勝美、        道路建設課長・小西 亘、道路建設課副主幹・原 俊介、        道路建設課副主幹・寺川政雄、道路建設課主査・遠藤和久、        治水課長・櫻井高明、治水課副主幹・齋藤和弘、治水課主査・漢那周一、        都市部長・窪田勝夫、都市計画課長・小野寺正朋、        都市計画課副主幹(都市部調整担当)・菊間明美、        都市計画課副主幹・平野昌彦、都市計画課副主幹・鈴木美佐雄、        公園緑地課長・川島千秋、公園緑地課副主幹・和田裕之、        公園緑地課主査・大塚 孝、建築指導課長・立石健雄、        建築指導課副主幹・田中拓吾、建築指導課主査・橋本直子、        住宅課長・齋藤義明、住宅課副主幹・鴨志田 聡、        市街地整備課長・高科英明、市街地整備課主査・笠井三佐夫、        市街地整備課主査・青山 修        上下水道事業管理者・椎名 哲、上下水道部長・内田正宏、        経営企画課長・小川晃司、経営企画課主幹・古作明雄、        経営企画課副主幹(上下水道部調整担当)・緑川義徳、        経営企画課主査・山田智之、経営企画課主査・長谷川雅幸、        経営企画課主任主事・村元京平、給排水課長・前田隆士、        給排水課副主幹・山形信行、給排水課主査・井原稔典、        維持管理課長・香取理志、維持管理課副主幹・遠藤雅由、        維持管理課主査・定森正樹、建設課長・新川浩史、建設課副主幹・齋藤幸英、        建設課副主幹・鈴木孝治、建設課主査・齋藤英久 〇議会事務局 局長・橋口庄二、次長・鈴木則彦、        書記・村上一郎、宮崎由美子、野村 忍、井上 睦           午前9時59分開議 ○委員長(山口文明) ただいまから決算審査特別委員会を開会いたします。  委員全員がおそろいですので、会議は成立しております。  本日傍聴の申し出があり、これを許可しておりますので、ご了承をお願いいたします。  初めに、昨日の教育委員会所管の質疑の中で答弁保留となっておりました件については、お手元に資料を配付しておりますので、ご了承をお願いいたします。  これより議事を行います。当委員会に付託されました平成29年度佐倉市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算のうち産業振興部、環境部、農業委員会事務局所管の案件につき審査を行います。  執行部の概要説明に当たり、委員長より申し上げます。まず、決算の概要に基づき部局の概要を説明していただき、続いて決算書に基づき事業の説明をお願いいたします。なお、説明は20分以内とし、簡潔かつ明瞭にお願いいたします。  それでは、執行部の説明を求めます。  産業振興部長。 ◎産業振興部長(二川健一郎) 産業振興部長の二川でございます。それでは、お手元にお配りをしております決算審査特別委員会追加資料の1ページ、平成29年度決算の概要(産業振興部・農業委員会)に沿って産業振興部及び農業委員会事務局の決算概要についてご説明させていただきます。  まず、執行体制につきましては、産業振興部は農政課、佐倉草ぶえの丘、産業振興課の3所属、部長以下31名で、農業委員会事務局は局長以下計6名の体制でございました。これに加えて、佐倉草ぶえの丘では臨時職員等を14名、産業振興課では16名の非常勤職員をおはやし館、サンセットヒルズ、地域職業相談室に配置し、業務を執行しております。  次に、決算概要でございますが、産業振興部所管の一般会計歳出決算額は14億3,646万2,033円で、一般会計歳出総額に占める割合は3.1%でございます。前年度と比較して4億6,832万9,849円、48.4%の増となっております。これは、主に印旛沼周辺地域の活性化推進プランに基づきまして、佐倉草ぶえの丘研修棟の耐震補強及び改修工事等を行ったためでございます。  また、主な事業の概要でございますが、農業部門では生産調整を推進するための飼料用米等を生産した農業者への補助や先ほど申し上げました佐倉草ぶえの丘耐震補強及び改修工事などを行っております。産業振興部門では、地域の産業経済の活性化や交流人口の増加を図るため、企業誘致に係る助成や観光イベントを実施いたしました。  なお、詳細につきましては農政課長が一括でご説明いたします。ご審査のほどよろしくお願い申し上げます。 ○委員長(山口文明) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 農政課長の岩井でございます。それでは、議案第1号 平成29年度佐倉市一般会計歳入歳出決算認定のうち産業振興部並びに農業委員会事務局の主な事業についてご説明させていただきます。  初めに、決算書の194ページをごらんください。5款農林水産業費、1項農業費、3目農業振興費でございます。主なものといたしましては、上段にございます2の佐倉草ぶえの丘管理運営事業の7,786万4,537円でございます。これは、平成29年度から市の直営となりました佐倉草ぶえの丘の施設維持管理及び運営に要した経費でございます。  次に、197ページをごらんください。上段にございます8の水田自給力向上対策事業4,452万8,000円でございます。これは、水田の有効活用を推進するため、主食用米以外の麦、飼料用米、WCS(稲発酵粗飼料用稲)などを作付した場合に面積に応じて補助金を交付するために要した経費でございます。  次に、同じく197ページ下段から198ページにございます11の佐倉草ぶえの丘整備事業4億8,918万9,970円でございます。これは、草ぶえの丘の適切な管理運営を行うため、施設の改修や機能の拡充等を実施するために要した経費でございます。  次に、206ページをごらんください。6款商工費、1項商工費、2目商工振興費でございます。主なものといたしましては、上段にございます7の企業誘致事業の1億3,098万8,000円でございます。これは、企業誘致区域内に進出または増設等を行った指定企業7社に対して企業立地促進助成金地元雇用促進奨励金を交付するために要した経費でございます。  続きまして、208ページをごらんください。6款商工費、1項商工費、3目観光費でございます。主なものといたしましては、3の観光イベント事業6,246万7,542円でございます。これは、佐倉チューリップフェスタ、花火大会、時代まつりなどのイベント開催に要した経費でございます。  次に、209ページ中段をごらんください。7の観光施設整備事業の5,619万1,752円でございます。これは、印旛沼周辺地域の活性化推進プランに基づき実施いたしました佐倉ふるさと広場における管理棟、佐蘭花の改修及び授乳室、シャワー室、倉庫の整備工事等に要した経費でございます。  次に、議案第4号 平成29年度佐倉市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についてご説明いたします。決算書の352ページをごらんください。平成29年度の歳入歳出決算額はともに2,007万6,206円でございまして、残金はございません。  次に、決算書は戻っていただきまして、348ページをごらんください。歳入の主なものでございますが、2款使用料及び手数料、1項使用料、1目農業集落排水使用料の収入済額262万5,521円につきましては、利用者93戸からの使用料収入でございまして、現年度分と滞納繰越分を合わせた収入率は100%となっております。  続きまして、350ページをごらんください。歳出の主なものといたしましては、2の排水施設維持管理事業の472万2,463円でございまして、浄化槽法に基づく水質検査、光熱水費などの維持管理に要した経費でございます。  以上、議案第1号及び議案第4号の主な事業の概要についてご説明させていただきました。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○委員長(山口文明) 環境部長。 ◎環境部長(井坂幸彦) おはようございます。環境部長の井坂でございます。環境部の決算の概要につきましてご説明を申し上げます。  お手元の水色のファイル、環境部追加資料の1ページ目、平成29年度決算概要、環境部のところをごらんいただきたいと存じます。執行体制につきましては、平成29年度は環境政策課、生活環境課、廃棄物対策課の3課、部長以下35名の体制でございました。これに加えて、放射線量等測定員12名、不当行為防止指導員3名、清掃作業員7名の非常勤職員で業務を執行しております。  決算概要でございますが、環境部所管の歳出決算額は19億5,738万3,892円で、一般会計歳出総額に占める割合は4.2%でございます。前年度と比較して6,416万746円、率にして3.2%の減少となっております。これは、借入金の償還額の減少により、印旛衛生施設管理組合負担金が約5,700万円減少したこと、そしてまた清掃工場の設備更新事業に伴う借入額が増額したことにより、佐倉市、酒々井町清掃組合負担金が約2,800万円減少したことが要因でございます。  主要事業でございますが、大気汚染、水質汚濁等の環境調査などを実施し、生活環境の保全に努めるとともに、市内全域の放射線量率測定や給食食材等の放射能検査により市民の不安解消に努めたほか、再生可能エネルギーの利用促進を図るための住宅用省エネルギー設備等設置費補助事業等を実施いたしました。清掃費につきましては、家庭ごみの収集運搬並びに佐倉市、酒々井町清掃組合を通じての焼却及び最終処分の安定的な実施に努めたところでございます。  施策の成果という点では、佐倉市土地の埋立て及び土質等の規制に関する条例の改正などにより再生土に対する規制の強化を実現したほか、国の地球温暖化対策計画に準じて2030年度までに市の行政活動から排出される温室効果ガスの削減を目指す第二次佐倉市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)を作成するなどの成果を上げていると考えております。  詳細につきましては、生活環境課長から一括して説明させていただきますので、ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(山口文明) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(向後昌弘) 生活環境課長、向後でございます。私から議案第1号 平成29年度佐倉市一般会計歳入歳出決算認定の歳出のうち環境部が所管しております主な事業につきまして説明させていただきます。  初めに、決算書の180ページをお願いいたします。ページ上段、4款衛生費、1項保健衛生費、5目環境衛生費でございますが、1、公衆トイレ維持管理事業379万4,755円につきましては、JR佐倉駅南口公衆トイレを初め市内5カ所の公衆トイレの維持管理に係る光熱水費及び清掃委託料でございます。  次に、2、畜犬管理事業110万6,524円につきましては、犬の登録事務や集合狂犬病予防注射の実施に要した経費となってございます。  その下、3、佐倉市・四街道市・酒々井町葬祭組合負担金1億1,557万9,000円につきましては、さくら斎場における火葬や式場の貸し出しなどを行う葬祭組合の管理運営費負担金のうち佐倉市分の負担金でございます。  次に、182ページをお願いいたします。ページ上段の4款1項6目公害対策費の3、公害防止対策事業1,123万8,281円でございますが、主なものといたしましては、公害関係の調査といたしまして、河川等の公共用水域の水質監視、大気中及び河川等のダイオキシン類の濃度状況の把握、道路交通における騒音、振動を把握するために行った業務委託、また大気測定局の保守点検業務委託料などでございます。  次に、183ページをお願いいたします。上段、5、水質汚濁防止対策事業957万1,048円でございます。こちらにつきましては、市内における地下水汚染対策機構解明調査業務地下水汚染除去対策、さらには効果確認調査業務など、地下水汚染防止対策事業委託料などが主なものとなってございます。  ページ中段、7、畔田谷津保全事業78万2,638円につきましては、畔田谷津の生態系保全のために行いました草刈りや枯れ木の伐採等に要した経費でございます。  また、その下段になりますが、9、自然環境施設保全事業262万4,457円につきましては、佐倉城址公園内のビオトープ、西御門や直弥の谷津環境の保全管理に要した経費でございまして、草刈りや枯れ木の伐採等の維持管理業務委託料が主なものとなってございます。  次に、184ページをお願いいたします。上段、10、放射性物質対策事業956万5,270円でございますが、こちらは子供たちが集まる施設を中心に市内全域の放射線量率の測定と給食用食材等の放射能測定のために要した経費でございまして、主なものといたしましては事務補佐員賃金となってございます。  ページ下段、12の住宅用省エネルギー設備等導入促進事業934万9,000円につきましては、再生可能エネルギーの導入促進を目的に、住宅用太陽光発電システムなどの設備を設置しようとする者に対し、その費用の一部を補助したものでございます。  さらに、その下、13、地球温暖化対策事業992万5,200円については、地球温暖化対策の推進に関する法律に基づきまして、佐倉市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)の第2次計画を策定するために要した経費でございまして、ほぼ全額を環境省の二酸化炭素排出抑制対策事業費補助金で賄ったものでございます。  続きまして、185ページをお願いいたします。ページ下段から186ページに続いております4款2項清掃費、2目じん芥処理費の1、最終処分場管理事業でございます。こちらの704万4,868円は、小篠塚にございます一般廃棄物最終処分場の維持管理に要した経費でございまして、廃水処理施設の維持管理や水質検査等の委託料、光熱水費が主なものとなってございます。  続きまして、186ページの中段にございます2、一般廃棄物収集運搬事業5億7,511万2,913円につきましては、家庭ごみの円滑な収集運搬とごみの減量化、再資源化の推進を図るための経費でございまして、家庭ごみ、粗大ごみの収集運搬委託料、容器包装リサイクル法対象品目の中間処理委託料が主なものとなってございます。  次に、187ページをお願いいたします。ページ中段の4、不法投棄対策事業1,122万336円でございますが、こちらにつきましては不法投棄や残土による埋め立てなどの不法行為に対する指導等を行うための経費でございまして、不当行為防止指導員の賃金が主なものとなってございます。  その下、5、減量化推進事業2,257万5,116円につきましては、ごみの減量化のため、資源回収協力団体並びに協力業者への謝礼金が主なものとなってございます。  続きまして、188ページをお願いいたします。ページ上段、6、佐倉市、酒々井町清掃組合負担金の8億781万7,000円でございますが、こちらは清掃組合の事務事業費及び建設事業費の負担金のうち佐倉市分の負担金でございます。
     その下、4款2項3目し尿処理費でございますが、1、合併浄化槽普及促進事業1,174万7,000円につきましては、合併浄化槽の普及促進を目的に、合併処理浄化槽の設置、維持管理に対し、その費用の一部を補助したものでございます。  次に、2、印旛衛生施設管理組合負担金7,316万6,000円につきましては、し尿及び浄化槽汚泥の処理を行うため、佐倉市、四街道市、八街市、富里市、酒々井町の4市1町で構成する印旛衛生施設管理組合の運営費及び建設費の負担金のうち佐倉市分の負担金でございます。  以上、議案第1号 平成29年度佐倉市一般会計歳入歳出決算認定の歳出のうち環境部所管に係るものについての説明でございました。ご審査のほどよろしくお願い申し上げます。 ○委員長(山口文明) 説明は以上でよろしいですか。  これより質疑を行います。  各委員の質疑時間は、執行部の答弁を含めまして、1部局当たり10分以内としております。委員ができるだけ多くの質疑を行えるよう、執行部の答弁は簡潔かつ明瞭にお願いしたいと思います。  なお、質疑時間10分のうち9分が経過した時点で予鈴を鳴らしますので、質疑をその後1分以内におさめていただきますようご協力をお願いいたします。  それでは、質疑のある方はお願いいたします。  望月委員。 ◆委員(望月圧子) おはようございます。望月でございます。よろしくお願いいたします。  それでは、成果説明書の155ページ、住宅用省エネルギー設備導入促進事業についてお伺いいたします。太陽光発電の買い取り価格が引き下げられた影響か、執行残が500万円です。定置用リチウムイオン蓄電システムの補助件数はそれでも45件ですが、停電しても電気が使用できるメリットでしょうか。補助件数の減少の原因をお伺いいたします。 ○委員長(山口文明) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(向後昌弘) 生活環境課、向後でございます。住宅用省エネルギー設備等の補助事業でございますが、今ご質問のありました住宅用太陽光発電設備の補助件数が減っているというご指摘に対しての回答となりますが、実は平成28年から29年に県の補助要件の大きな変更がございまして、従来新築に対しても補助が可能だったのですが、29年から新築に対しては補助の要件外となってしまったということで、この太陽光発電についてはかなりの数が減少したのだろうと思っています。また、今ご質問にもありましたように、買い取り価格の低下ですとか、いろいろな社会情勢の変化も一つの要因だとは思っていますし、ある程度このところ佐倉市はこの補助金を使って600強の施設整備が数年をかけて進んできたところなので、そういった面ではだんだん、だんだん普及もしてきているのかなというふうには感じております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 望月委員。 ◆委員(望月圧子) また、太陽光も廃棄物ではなくて再利用もできるようになっていますので、一層また推進していっていただきたいと思います。  平成30年度から地中熱利用システムの補助金交付はなくなりますよね。あと、たしか交付額も30年度から減少すると思うのですけれども、平成29年度のこの事業においてどのように分析した結果なのかお伺いいたします。 ○委員長(山口文明) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(向後昌弘) 今ご質問の中で事業費の減少というようなこともご指摘いただいたのですが、執行部といたしましては、当初予算ベースで言いますと、約1,400万円ほどの予算をここ数年、同じ額を確保しているような状態でございまして、それに対して決算が今回500万円減ってしまったということですので、お問い合わせは少なからずあるものですから、もう少し周知等を積極的に行う中で利用していただける件数を上げていければと思っておりまして、ただその補助対象要件が、この原資は県の補助金に頼っているものですから、どうしても県の考え方に左右される部分がございますので、その辺我々も機会を捉えて、市民の声、こういうものについての補助をしてほしいというようなものがあれば要望として上げてまいりたいと思っております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 望月委員。 ◆委員(望月圧子) それでは続きまして、主要施策の成果165ページ、農業委員会運営事業についてお伺いいたします。活動指標、成果指標によりますと、平成29年度農業委員、農地利用最適化推進委員も前年度比7名増の28名で農業委員会が運営されておりますが、農業生産力の発展及び農業経営の合理化がどのように話し合われ、これから農業者の地位向上に向かっていくのかお伺いいたします。 ○委員長(山口文明) 農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(湯浅明弘) お答えいたします。  まず、農業委員会の体制でございますけれども、これが29年度に改正になりまして、それまで22名の農業委員さんが15名になっております。一方で、推進委員さんが15名ですから、22名に対して30名の委員さんということになったわけでございます。役割が明確に専ら分かれておりまして、農業委員さんのほうは各申請、農地転用とか審査を専らしていただく。月例で毎月開いております。一方で推進委員さんのほうは、これからの課題でございます担い手の発掘ですとか、農地利用の促進に係る農地の集積とか、そういった現場の農家とのかかわりを重点にしていただいております。したがいまして、法改正後、数値として何がどうふえたという分析は、まだ1年でございまして、なかなかあらわれてきていないところではございますけれども、毎月の活動記録、いわゆる日誌でございますが、これを私と職員と会長さんで拝見していまして、日々の活動記録の中で大変なご苦労されているのは認識しております。そういったことで、この制度改正の各委員さんの職責は十分に果たしていただいていると思っております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 望月委員。 ◆委員(望月圧子) それでは、各委員さんが先ほど質問いたしました農業生産力の発展及び農業経営の合理化、そして農業者の地位向上に向けて励んでいただいているということで、また千葉県も農業生産高全国第2位奪還に向けて取り組み始めましたが、今後の佐倉市の農業の発展に向けて、農業委員さんとどのような話し合いがされているのかお伺いいたします。 ○委員長(山口文明) 農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(湯浅明弘) まず、これは県の機構ですとか、あるいは県の農政課、そういった研修会が多々ございまして、そういったところで各委員さんにほぼ出ていただいております。そういった中で、これからの農業について方向性ですとか、あるいは各農業委員会のあるべき姿というものを皆足並みをそろえまして、各近隣の市町村とも連携して進めているところでございます。  以上です。 ○委員長(山口文明) 望月委員。 ◆委員(望月圧子) それでは、主要施策の成果166ページ、農業振興事業についてお尋ねいたします。手短に質問いたしますが、福島県飯舘村と明治大学農学部が農業や食文化の復興を目指し、連携協定を結びました。若い意見を聞き入れ、商品開発もするそうです。佐倉市でも平成29年、東京大学大学院18名が8月30日から9月2日、15軒の農家の受け入れにより農家実習を実施いたしましたが、その成果についてお伺いいたします。 ○委員長(山口文明) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) お答えいたします。  農家実習につきましては、毎年市内の農家さんの協力をいただいてやっております。そういった中で、農家さんは東大生と3泊4日で行うわけですけれども、夜御飯を食べながら東大生とコミュニケーションをとっていろいろな話をして、東大生の考え方を農業のどういったことに取り入れられるのかというところ、東大生は東大生で農家の暮らしを実体験できる、あと農作業に直接携われるということで、より農業に密接にかかわれるというようなところが成果ではないかなというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 望月委員。 ◆委員(望月圧子) ぜひAI導入の推進に役立てていただきたいと思います。  それでは続きまして、主要施策の成果180ページ、企業誘致事業についてお伺いいたします。平成29年度、過去3年間の中で企業立地促進助成金5社、地元雇用促進奨励金4社、市内進出等企業数15社で最多の企業に支援いたしました。その詳細と地元雇用の創出、税収の増加が図られたのかお伺いいたします。 ○委員長(山口文明) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 産業振興課長の鈴木でございます。29年度の企業誘致助成は、まず助成金交付件数の5件、これにつきましてはお配りさせていただきました追加資料の6ページにございますが、このうち東京めいらく、ミズホ、黒澤製作所、高木ゴム、それから古河ユニックの5社でございます。地元雇用につきましては、東京めいらくと高木ゴムは重複しておりまして、それ以外にワタキューセイモアとカスミになっております。市内進出企業、これは平成16年度から市内に新たに進出してきた企業数で、累計で15社となっておりまして、この表でいきますと、ミズホ、高木ゴム、ワタキューセイモア、カスミなどが新規立地をしているところでございます。地元雇用の創出でございますが、29年度で申し上げますと540万円の支出をしておりまして、人数としては54人の市民を新たに雇用したという実績になっております。税収でございますが、この制度を開始した平成16年度から29年度まで、助成交付額が15.1億円、税収が約45億円ということで、差し引きで29.9億円の歳入増となっております。  以上でございます。 ◆委員(望月圧子) ありがとうございました。 ○委員長(山口文明) ほかに質疑はございませんか。  敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) 敷根です。よろしくお願いします。  主要施策の前のほうから順次やっていきたいと思います。152ページの畔田谷津保全事業からお伺いいたします。この畔田谷津、かなり今復元も進んでいるところですけれども、歩く場所とか、見学する方が歩けるような状態ではないところも数多く見られまして、すごく面積が広いので、ボランティアの方もそろそろ高齢化もしておりまして、限界かなというところです。予算も、この85万円しかとっていないというところで、もっと各世代に見てもらいたいと私もいろんなところを見て思ったのです。もっと予算もふやして、かつ啓発、この道が行けますよとか、ほとんどやぶの中になってしまっているようなところもあるので、そうすると年間に数回のボランティア作業ではもう追いつかないのかなとも思っております。予算額をふやして啓発事業をもっと広げて、市の資源として活用していくという考えはあるのかお伺いいたします。 ○委員長(山口文明) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(向後昌弘) 生活環境課の向後でございます。ただいまご質問の畔田谷津につきましては、佐倉市に残っている貴重な谷津田ということで、市といたしましても長く後世に引き継いでいくべき環境として保全活動を経費をかけてやっているところでございます。今ご質問にありましたとおり、市民のボランティア団体の協力を得ながらともに保全活動に従事しておりまして、平均いたしますと月1回程度の草刈りですとか谷津田機能を維持するための作業を、今70名ほどのワークショップのメンバーがおりますが、この方たちを中心にやっていただいているというのが実情でございます。守らなければならないといった反面、守っていくためには市民の理解が必要だということで、このボランティアの方を中心に、年に数回ですが、一般市民の方をお招きして中をご案内するというような学習会も開催しておりまして、守る、また周知といった観点から事業を展開しております。ご質問いただいたとおり、予算としては非常に少ない中でやっているのですが、今畔田谷津の保全につきましては市民との協働という中で進めている部分もございますので、当面の間は今のスタイルを維持していきながら、必要な整備は予算を確保してさらに進めてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) 途中のところが倒木でもう随分放置されたままの廃道みたいになっているところもございます。そうしたところの奥に古い山寺が残っていたり、もう信仰する方もいない寺みたいなのですけれども、そういったものも非常に貴重なので、ぜひアクセスとかも確保していただければと思います。  主要施策の成果166ページに行きます。農業振興事業なのですけれども、アグリフォーラム、私も本年度は行けなかったのですけれども、毎年やるときは行っておりますが、会場のがらがら感が最近ちょっと気になるのです。ここに何名来たかという、音楽ホールを使う事業なわけですから、650名のキャパシティーの中で何名ぐらい来たのかというのも今後実績として載せていただきたいのですけれども、いかがでしょうか。 ○委員長(山口文明) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) お答えさせていただきます。  アグリフォーラムにつきましては、農業を一般の市民に知っていただくという目的がございますけれども、そのために毎年講師をお願いして講演会を開催させていただいておりますが、やはりその講師さんによって集客のある年とない年ということもございます。昨年はちょうど台風が来る来ないというようなところでかなり風も強くて、ちょっと参加を控えたという方も結構いらっしゃったということで、集客は少なかったのですけれども、それ以前、平成27年は650人、平成28年は350人ということで、昨年はその台風の影響もありまして約800人の方が参加ということがございますので、天候に大きく左右されることもございますけれども、集客ができるような講師さんをなるべくお願いしながら集客に努めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) ぜひそういう方も例年呼べる方であればなおいいわけですよね、たくさん来られる人で。地域の農家の方以外の方が農業を知るきっかけとおっしゃったのですけれども、まさにそのとおりで、年に1回しかこういうところでできていないのであれば、そこに力を大分注ぐべきだと。もしくは、草ぶえの丘を農政組織としてやっている以上は、その辺も活用して、泊まり込みの研修だったり、そういったことにも活用してアグリフォーラムとかを進めていっていただきたいと思います。  主要施策の成果167ページ、佐倉草ぶえの丘管理運営事業、今ちょっとお話ししたのですけれども、加工室、先日視察に行かせていただきまして、地元の方の利用状況をまずお伺いいたします。 ○委員長(山口文明) 草ぶえの丘園長。 ◎草ぶえの丘園長(冨永文敏) 加工室の利用状況でございますが、5月から稼働を始めまして、現在試作が中心の活動ということでございますけれども、8月末までの利用実績で、延べ利用日数は26日、ご利用いただいた農家の方が49名という形になっております。 ○委員長(山口文明) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) せっかくあれだけきれいな施設、実は私だけではなく、ほかの議員の耳にも入っていると思うのですけれども、ある程度地元の方のオーダーしていた注文、こういうふうにしてほしいというものと乖離が見られる部分もあって、若干使いにくいと。その具体的な内容に関しては、また個別に、時間もないので、お話ししますけれども、その辺は工夫で改善できる部分もあると思います。そこは地元の方とよくお話をして、せっかくのものですので、使ってもらえるように努力をお願いいたします。  そして、連続してなのですけれども、これは前々からずっと言っているのですけれども、直営になったことで、サンセットヒルズ、あと野鳥の森、そして印旛沼、ある程度一体化計画の中で県から予算もおりてきているわけです。ただ、その接続性、サンセットヒルズは非常にいいのですけれども、道が車で入るのは一方通行、あと看板がないとか、知る人ぞ知るみたいなスポットになってしまっているのです。それはやっぱり望ましいことではなくて、あそこのテニスコートも常にいっぱいだったりとか、その反面野鳥の森は誰も入ってこないと。そのバランス、全部接続すれば、ずっと前に質問したとおり、アンデルセン公園を超える敷地面積を有して、日本一になれる要素がたくさんある場所でございます。そういったことについて、今直営のうちしかそのチャンスがないのです、指定管理が違ったからできなかったという中で。以前の産業振興部長からあと1件土地の取得ができれば接続することもできるという話も聞いておりました。その辺の一体化について、どのような進展があるのかお伺いいたします。 ○委員長(山口文明) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 産業振興課長の鈴木でございます。印旛沼周辺の施設の一体化につきましてですが、昨年度から直営になりまして、サンセットヒルズと草ぶえの丘のほかにふるさと広場、佐蘭花と、あと岩名運動公園、この4施設を連携させる連絡協議会を立ち上げております。その中で、この印旛沼周辺の4施設がいかに効果的に使えるかということを協議させていただいております。直営になってから、観光サービス施設でございますので、そのきめ細やかなサービスの提供のノウハウというのは今現在学んでいるところなのですが、今後より一層効果的に、アンデルセン公園を超えるような施設となれるように、民間活用なども検討の視野に入れながら一体的なものを進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) ぜひお願いします。最近八街でもリゾート会社ユニマットが一手にやっているのですけれども、大規模に遊具も設置して、草ぶえの丘を超える数の遊具設置、焼きたてのパン屋さん、リゾートホテル、全部小谷流です。近いのです。そういうところに今お客さんもかなり入っていると。1泊10万円とかでもペットと一緒に泊まれるということで使ってもらっていると。そういったものを見てしまうと、今後の動き方によっては大分差をあけられてしまうなと、そういった危惧もしております。いい場所なのです。ただ、それを使ってもらえるように努力を進めていただければと思います。お願いします。 ○委員長(山口文明) ほかに質疑はございませんか。  高木委員。 ◆委員(高木大輔) 高木です。よろしくお願いします。  まず、主要施策の169ページ、農作物保全事業についてなのですけれども、鳥獣害対策ということで、ハクビシンの処理した頭数が36頭とあるのですけれども、イノシシですとか、ほかのそういった鳥獣害の処理はどうなっているのかお伺いいたします。 ○委員長(山口文明) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) お答えさせていただきます。  イノシシにつきましては、今現在、2年ぐらい前までは内郷地区で大分イノシシが出たとかタケノコが食べられたとか、そういった農作物被害が出ておりましたが、2年前に箱わなの設置や電気柵の設置などによりまして、イノシシの被害が昨年は出ておりませんでした。ところが、ことしになってまたちょっと足跡があったりといったところでイノシシの痕跡が見られるということでございますが、今のところイノシシの捕獲には至っていない状況でございます。あとほかに、鳥の害につきましては、猟友会の協力を得ながら、年に2回ほど期間を定めて有害鳥の捕獲をやっております。そういったところで、その処分につきましては、ほとんどが焼却処分ということで処理させていただいております。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 29年度はイノシシの被害がなかったということなのですが、今年度はまたすみか対策とかいろいろ予算が上がっていたのですけれども、29年度の農作物の被害金額というのは把握しているのでしょうか。 ○委員長(山口文明) その他の質問を。 ◆委員(高木大輔) では、次の質問で、主要施策の成果174ページの佐倉草ぶえの丘整備事業についてなのですけれども、1点ちょっと気になっていることが個人的にありまして、今年度ポスレジが入るということなのですけれども、あと施設面において、直売所なのですけれども、あそこに直通の電話がないのですけれども、入り口なので、何かあったら警察に通報したりですとか、そういった安全面においても、やはり直通電話というのがあればいいと思うのですけれども、今設置されていない状況なのですけれども、その辺のお考えがあればお聞かせください。 ○委員長(山口文明) 草ぶえの丘園長。 ◎草ぶえの丘園長(冨永文敏) 草ぶえの丘園長の冨永でございます。直売所の直通電話につきましてですけれども、確かにあったほうがいいという面もございます。その辺は、園内の総合的な施設の整備の中で検討してまいりたいと思います。 ○委員長(山口文明) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 29年度の決算なのですけれども、やはり状況を見て、多くの方がいますし、いつどういう事件が起きるか、入り口で防ぐということも考えると、一々事務所に連絡してやりとりとかしていると非常に何かあったときに危険だなということを感じましたので、その辺を発言させてもらいました。  続きまして、環境部に質問したいのですけれども、千葉県はヤードの問題が非常に注目されていて、佐倉、四街道、印西、このあたりは日本でも一番多くヤードがあるという実績があるのですけれども、この29年度のヤードに関する予算ですとか取り組みというのはどこにあるのか、お聞かせください。 ○委員長(山口文明) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) ヤードにつきましては、不法投棄対策事業の中の不当行為防止指導員によりまして現場を巡回したりしているところでございまして、ヤードの直接的な管理指導については県になりますので、県と連携をとりながら、何か不審な通報があるとか、そういった場合はすぐうちの指導員が現場に行きまして、確認した上で県に通報するような形で連携をとっております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) ヤードに関しては、最近29年度のヤードというのは県の条例ができてから落ちついたような感じがするのですけれども、何か事件等はあったのかお伺いします。 ○委員長(山口文明) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) 事件については、特にこちらに情報は入っておりません。  以上です。 ○委員長(山口文明) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) わかりました。  では続きまして、商業全般のことなのですけれども、商工会議所及び観光協会とそれぞれ、29年度、交流人口の確保ですとかさまざまなイベントがあるのですけれども、何か戦略的にこうしたいという形で話し合った事項があれば、商工会議所、観光協会それぞれのそういう戦略的な取り組みがあればお聞かせください。 ○委員長(山口文明) 産業振興課長。
    ◎産業振興課長(鈴木研悟) まず、観光協会についてでございますが、日本遺産というものをもっと活用していきたいということで、サムライのまちというキャッチフレーズをもっと全面的に出しまして、インバウンドも含めた交流人口の増加を図りたいということで、ことしの秋からサムライ体験プログラムだとか、そういったものも導入いたしまして、より城下町佐倉をクローズアップさせていきたいということで今検討しております。商工会議所につきましては、現在地域資源活用委員会の中で、地域の産物といいますか、名産というか、そういったものをクローズアップさせていきたいということで、会議は進めているのですが、なかなか進捗が思うようにいっていないという状況でございまして、現在県の産業振興センターのご尽力もいただきながら、国のふるさと名物応援宣言の提出に向けて今検討しているところでございます。  以上です。 ○委員長(山口文明) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 観光協会、商工会議所という形で、会員にいかにその考え方を浸透させるかというのが非常に大事だと思うので、実際その辺の会員までの周知というのが行かないと、市はある程度プラットフォームを提供するのであって、やるのはやはり会員であり、事業者なので、その辺が何か伝わっていないと思いますので、ぜひ今年度取り組んでいただきたいと思います。  最後は、総体的な観光業についてなのですけれども、1つ振り返ると、今議会でも質問したのですけれども、毎年、27年度は特筆した数字だとは聞いているのですけれども、観光人口が減っているという形なのですけれども、そういったところで観光を29年度総体的に評価する場合、入り込み客数のほかにどのような成果指標というか、チェックをしているのかお伺いいたします。 ○委員長(山口文明) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 観光につきましては、入り込み客数というものを指標として現在やっておりました。それ以外でいきますと、満足度というところでとってはいるところなのですが、今までは交流人口、みずから人に来てもらう、あと地元の方に地元愛の醸成を図っていくということをメーンにこれまで観光事業を展開してきたのですが、今後はこの観光を通じていかに地域の経済を潤わすか、活性化させていくかということを主眼に置いて進めていきたいというふうに考えておりますので、次期産業振興ビジョンの中ではそういった観光がもたらす経済の活性化というものを指標にしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 先ほどの高木委員の29年度の有害鳥獣による農作物被害の金額ですけれども、カラス、ハクビシンなどの被害によりまして267万円の被害が出ているというふうに報告を受けております。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) ほかに質疑はありませんか。  平野委員。 ◆委員(平野裕子) 平野です。決算書188ページ、合併浄化槽普及促進事業でお伺いしたいのですが、県の補助が出ているのですけれども、それぞれ設置補助と、あと維持管理補助とで別々に補助率とかがあったりするのでしょうか。 ○委員長(山口文明) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(向後昌弘) 生活環境課の向後でございます。県から頂戴しています補助金につきましては、設置補助のみとなっておりまして、維持管理については私どもの単独という形でやっております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) 佐倉市としては、下水道を延ばさないというふうな形で計画して、合併浄化槽を普及していこうというふうに動いていると思うのですけれども、これからあと何件ぐらい、その合併浄化槽へ転換を求める件数とかがわかっていらっしゃったら教えてください。 ○委員長(山口文明) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(向後昌弘) 生活環境課の向後でございます。ただいま私どものほうで把握している数字、非常にざっくりとした数字になるのですけれども、下水道が今後普及整備されないエリアの中で、いわゆる単独浄化槽というもの、またくみ取り式で今生活されている世帯の方、おおむね5,000人程度というように捉えてございます。世帯数で言えば1,500から2,000程度ということで、これらの数について今後合併浄化槽への転換を求めていく必要があるというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) その中で、年間平均して20件行かないくらいなのですけれどもと考えていくと、何年かかってしまうのでしょうというところなのですが、その辺の補助がありますよというような周知方法とかはどのようになさっているのでしょうか。 ○委員長(山口文明) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(向後昌弘) 生活環境課の向後でございます。今ご指摘のとおり、2,000件に対して20件程度でどうなのかというご質問なのですが、私どもといたしましては、広報ですとかホームページを通じて、合併浄化槽を整備する際には公的な資金の補助がありますよというお知らせは従来からやっていますし、これからも積極的にやっていきたいと思っております。なかなかこの合併浄化槽の整備が難しいというのは、設置される方が家の新築あるいは改築といった数十年に1回のイベントに対してのものでございますので、その辺は業者に対してこういうものがあるということを周知していきたいと思っております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) あとは、そういったところで維持管理費の補助というのも続けていくというと、それなりに予算をとっていかなければいけないということになりますよね。  続きまして、決算書195ページの市民農園管理運営事業につきまして、大篠塚市民農園の稼働率が75%ぐらいということで、交通が不便なのかなというのと、あと看板が古くなっているような状況だと思うのですが、その辺はどういうふうに考えていらっしゃいますでしょうか。 ○委員長(山口文明) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 市民農園の利用者の方は、大体その市民農園の近くに住んでいる団地の方々の利用が多いという傾向がございます。大篠塚市民農園につきましては、山王団地の方が比較的多く利用されているというところで、広報に掲載したりして大分周知は図っている状況ではございますが、利用率につきましては大体このぐらいの数値から上がっていかないというようなところはございますけれども、引き続きその周知を図っていきたいと。それと、大篠塚市民農園につきましては、今都市計画道路が計画されておりまして、市民農園の土地も一部かかるような状況になっておりますので、道路際に関しては余り積極的に推進しづらいという部分があります。これは土木部で事業を進めておりますけれども、そういった状況もございまして、推進しづらい部分も一部ございます。 ○委員長(山口文明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) 時間がないので、簡潔に。申しわけないです。そういった中ですが、JR方向から来る方とかもいますし、草ぶえの丘の農園事業とかでもPRしているのですから、あわせてPRは可能かなと。その貸し出ししにくいところというのは、そこは置いておいて考えてもいいと思いますので、工夫をしてください。  それでは続きまして、決算書206ページの街路灯等維持管理支援事業と街中にぎわい推進事業、あわせてお伺いするのですが、代表質問でもさせていただいたのですけれども、執行残も出ているようなので、そういったところでは小さい商店街さんをLEDに変えるとか、その辺の考えは、これから産業振興ビジョンを見直す中でという話でしたが、もう一度お伺いしてよろしいでしょうか。 ○委員長(山口文明) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) まず、街路等の関係でございますが、現在14商店街に電気代等を出して維持管理していただいているのですが、それ以外にその街中にぎわいを使ってLED化を現在進めていただいているところでございます。先般の一般質問でもございましたが、商店会にとって重荷になっているところがかなりございますので、そこにつきましては現在土木部と調整をして、順次計画的に移管を進めていければと考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) 今街路灯の補助をしているところもあると思うので、そういったところとの兼ね合いもあると思うのですけれども、それを全部例えば佐倉市でやった場合の試算はしておりますか。今自治会の街路灯を全部佐倉市がやっているような形で商店会の街路灯補助を全部佐倉市がやった場合の試算はされていますか。いいです、後ほどで。  続いて行きます。決算書208ページ、観光イベント事業についてお伺いするのですが、日本遺産イベント事業、あと城下町400年記念イベント業務委託で、産業振興課で支出した10年間の金額はわかりますか。 ○委員長(山口文明) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 400年記念イベント事業につきましては、佐倉市の観光の場合は毎年の時代まつり、これが冠をつけておりましたので、毎年300万円掛ける8年間ということになっております。あわせて、黒字のときに約200万円かけて行ったイベント業務委託、こちらがその400年のものになるところでございます。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) では、成果の説明書の183ページ下段に既存イベントの見直し、2事業ずつここ3年間やっているのですけれども、その事業の内容について教えてください。 ○委員長(山口文明) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) まず、27年度なのですが、こちらはチューリップフェスタで数を増加させました。あわせて、花火のプログラム見直しで増発ということをさせていただきました。28年度は、花火大会においてバス運行による輸送を開始いたしました。あわせて、時代まつりで親子体験会を実施いたしました。29年度につきましては、花火のプログラム見直しでよそから業者を要請したのと、あと時代まつりで行列の復活をさせたということで2事業ずつになっております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) あと続いて、その下にある来場者満足度の分母をそれぞれ教えていただいてよろしいでしょうか。 ○委員長(山口文明) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 29年度のチューリップフェスタの満足度でございますが、288サンプルでございます。時代まつりが132サンプル、花火大会が349サンプルとなっております。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) 毎回言うのですけれども、やっぱりその分母が少ないのではないかなというところと、あとその既存イベントの見直しのところに花火のプログラムが入るというのは、それはイベントの見直しではないような気がするのです。もう少し全体的なイベントをどうしていくか、その中で城下町の記念イベントで、きのう文化課でもお伺いしたのですけれども、7年かけて時代まつりと合わせると約4,000万円とかいくのか、その中で来客者数が何人いたのかというところの成果をきちんと精査する中でこれからのイベント事業とか観光でどういうふうに呼ぶのか。サムライのまちとして進めていくのであれば、やはりそれをもっと表にどんどん出していただいて、流入人口、観光人口をふやしていただくように努力してください。よろしくお願いします。 ○委員長(山口文明) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 先ほどの電気代の関係なのですが、商店街では毎年約400万円がかかっておりますので、これが丸々土木のほうにプラスになるという形でございます。 ○委員長(山口文明) ほかに質疑はありませんか。  爲田委員。 ◆委員(爲田浩) 爲田です。よろしくお願いいたします。  成果の説明書で行かせていただきます。158ページの不法投棄対策事業なのですけれども、事業の概要、一番下のところ、残土条例違反に対して状況を確認するための現地測量と行為者に対して行政処分を行いましたということですけれども、その後どのようになっているか教えてください。 ○委員長(山口文明) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) お答えいたします。  昨年度6月に坪山新田の残土現場の行為者が逮捕されましたけれども、うちのほうで告発しております。告発に当たって、行政処分、撤去命令等を実施しているところでございます。  以上です。 ○委員長(山口文明) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) その後、現場自体はどのようになっているでしょうか。 ○委員長(山口文明) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) 是正する方向で今指導しているところなのですが、現状行為者が入院しておりまして、定期的に電話連絡をとりながら、是正措置をするよう継続的に指導しているところでございます。  以上です。 ○委員長(山口文明) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) まさか点滴を打ちながら直せと言うわけにいかないと思いますけれども、やはりルール違反をした業者さんに対しては毅然とした態度でお願いをしたいと思います。よろしくお願いいたします。  次に、主要施策の成果161ページの佐倉市、酒々井町清掃組合負担金なのですけれども、この事業概要のところで、平成45年度までの15年間は継続して施設を稼働することについて地元協議会から了承をいただいたというふうになっているわけですけれども、逆に言うと平成45年度以降のことについては、我々佐倉市民としてはどのように考え、また市はどのように受けとめていらっしゃるか、現状のお考えをお聞かせください。 ○委員長(山口文明) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) 今のところ15年以降の計画につきましては白紙の状態でございますけれども、今後順番にということで、以前は佐倉市に清掃工場がございましたけれども、今は酒々井町にございます。そのため、順番としたら今度は佐倉市に行く順番でございますけれども、今の施設がまだまだ使えるということであれば、今の場所で継続できるのかなということで考えておりますけれども、現状としては白紙の状態でございます。  以上です。 ○委員長(山口文明) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) 白紙というお話ですけれども、長く使っていただくことが一番ベストでありますけれども、順番で言えば、延ばせた後にはいずれ佐倉に来るということを考えると、そんなに遠くない将来そういうことを実質的に考えなければいけないタイミングが来るという認識を今から持って、いろいろな角度から検証、検討等、またあと長く使っていただく方法を市でもしっかりと詰めていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  次に、主要施策の成果167ページの佐倉草ぶえの丘管理運営事業をお願いしたいと思います。新しくなりまして、現場も見させていただきまして、本当によくなったなというふうに思ったところでありますけれども、改めて再開されて、市民の方から施設に対しての要望というものはどんなものが寄せられているか、教えていただけたらと思います。 ○委員長(山口文明) 草ぶえの丘園長。 ◎草ぶえの丘園長(冨永文敏) 草ぶえの丘園長の冨永でございます。リニューアルされて、市民の方からの要望ということでございますけれども、おおむね施設的にはきれいになったという好評の言葉を頂戴しております。ただ、改修箇所についてはすごくきれいになったのですけれども、老朽化が進んでいる遊具ですとか、そういったものがございますので、そういったものについては、順次改修はないのかですとか、もうちょっとふえないのかとか、そういったお声を頂戴することがございます。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) 以前にもちょっと触れさせていただいたのと、敷根委員も先ほどお話しされたかもしれないのですけれども、動物、特にワンちゃんを連れての入場がしたいというようなお話は比較的多く聞くのかなというふうに自分では思っております。この辺、ドッグランの併設みたいなことですとか、一時預かりをできるようなものだとかというのは、私はあってもいいのかなと個人的には思うのですけれども、そのあたりの話は以前からしているかと思うのですけれども、現在までのところではどのようにお考えでしょうか。 ○委員長(山口文明) 草ぶえの丘園長。 ◎草ぶえの丘園長(冨永文敏) 動物を同伴してのご入園、もしくは一時預かり等の件でございますけれども、なかなか一時預かりについては難しいのかなというような感触を持っております。専門の人員の配置等についてのコスト、それに伴う施設の整備等がなかなかちょっと難しいのかなと思っております。ドッグランについては、適地があり、また事業としてそれほど財政に負担がかからないという調査ができれば、検討する余地はあるのかなと思っておりますけれども、やはり草ぶえの丘の園内でございますと、私どもで飼育している家畜ですとか、ふれあい動物園と称しまして、業者さんが持って入ってくださるポニーですとかヒヨコ、ウサギ等の関係がございますので、仮にもし設置するのであれば、草ぶえの丘の反対側の駐車場の周辺等が候補になってくるのかなというふうに考えております。 ○委員長(山口文明) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) 可能性としてはゼロではないのかなというお話に受け取りましたので、ぜひ検討というか、どういうふうにならできるのかというスタンスで前に進めていただきたいと思います。  もう一つ、そのままなのですけれども、昨年の草ぶえの丘の職員さんの残業時間が庁内の中でも突出して多かったのと、有休の消化率が一番少なかったというか、資料だけ見ている限りは一番大変なところだったのかなというふうに見えるわけですが、何か理由はありますでしょうか。 ○委員長(山口文明) 草ぶえの丘園長。 ◎草ぶえの丘園長(冨永文敏) 昨年度の草ぶえの職員の勤務の状況でございますけれども、佐倉市として実際職員が携わったことがない職場で、指定管理者が残していった簡単なマニュアル等はあるのですが、手探りの中で運営のノウハウを一つ一つ学び取っていった、あるいは運営の大前提である安全管理を十分慎重にしていったという中でやはりどうしても時間外がふえていく、あるいはその勤務に対する拘束時間がふえる中で年休ですとか夏休みの取得率がかなり低かったという状況はございます。ことしの4月に職員数が2名ふえまして、現在では時間外の発生はかなり少なくなっているという状況でございます。 ○委員長(山口文明) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) ありがとうございます。  そうしましたら、最後に主要施策の成果179ページの商業・工業団体育成事業というところの金額、決算額の3,240万円何がしというのがあるのですけれども、平成27年、28年、29年ともに予算額が3,305万円というのはみんな一緒なのですけれども、それぞれ決算額が微妙に違うのについては、何かこの補助するというか、出すのについての計算式というか、根拠みたいなものがあれば教えてください。 ○委員長(山口文明) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) それぞれ商工会議所と第三工業団地に交付額は一定なのですが、使った事業費によって精算をしておりまして、例えば第三工業団地ですと、今回かかった費用がセミナーの開催が安くなったとかで、その返還金があったため、その実績に応じて減少しているということでございます。  以上です。 ○委員長(山口文明) ほかに質疑はありませんか。  橋岡委員。
    ◆委員(橋岡協美) 橋岡です。よろしくお願いいたします。  産業振興というのは、歳入増の確保ということで一番重要なところを担っていると思うのですけれども、中でも市内業者が人、物、お金が回って潤うということが大事だと思うのですが、その点を平成29年度はどのようにお考えになって事業を行ったか伺います。 ○委員長(山口文明) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 委員のおっしゃるとおり、市内企業がどれだけ潤って産業振興を発展させるかということが命題になっておったわけですが、平成29年度につきましては、やや景気回復の傾向もありまして、倒産件数ですとか、あと融資の状況も落ちついてきているという状況でございます。産業振興課といたしましては、いかに中小企業が元気になっていただくかということで、主に事業継承、かなり事業主さんも高齢化が進んでおりますので、この事業継承、それと新たな起業を進めるためのそういった起業、創業に対する支援、こちらについて力を入れてやってまいりました。引き続き尽力してまいりたいと考えております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) そういたしますと、全体予算の3.1%ですか、中には草ぶえの丘の耐震工事が含まれた上でのこの金額で、その歳入増を図っていく、産業振興をしていくというのはなかなか大変なことだと思うのですけれども、企業誘致については、工業団地の中にはもう土地がなくなりつつある中で、今後の展開はどのように考えているか伺います。 ○委員長(山口文明) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 企業誘致につきましては、お話があったとおり、今空き区画が非常に少ない状況で、ちばリサーチパークに1区画残しているのみとなっております。今後の展望といいますか、課題なのですが、まず新規の産業用地の確保をどういうふうにしていくかということが1点でございます。これにつきましては、今年度に入りまして都市計画提案が高崎地区とユーカリ地区に出てきましたので、こちらの動向も見守りながら、新たな産業用地の確保というものに努めていきたいというふうに考えております。それとあわせまして、既存企業が事業拡大していただくということも大事でございます。また、流出防止、これも大事でございます。外環道の開通によって北関東に流出するという懸念も出てきておりますので、こういった既存企業の流出防止と事業拡大、これについても進めていきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) 今現在とても地元の企業であるとか地元の業者さんをくまなく回っていただいているのは本当に感謝するところですので、ぜひそれを未来につなげていただきたいと思います。  それでは、主要施策の成果185ページ、観光資源創出事業なのですけれども、この中に訪日外国人をターゲットにしたという部分、サムライ体験プログラムだけではなく、外国の方がたくさん見える傾向にはあると思うのですが、その観光客の皆様、インバウンドのお客様の災害時、危機管理についてはどのようなことを考えているか伺います。 ○委員長(山口文明) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 現在その外国人、インバウンドのおもてなしで災害時どうするかということは、千葉県全体で今課題となっております。現状を申し上げますと、佐倉市の体制はおくれているというふうに認識しております。例えば各観光施設ですとか商店街などでも外国語で応対できるかといったら、必ずしも全てできているわけではないので、そういったことも含めまして、英語、中国語による指さしボードというものを県が用意し配布してくれていますので、これを今配布して対応を進めているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) 北海道の地震では、情報を得ることができない外国人観光客が大変困っておられました。その情報の伝達については、どのようにお考えでしょうか。 ○委員長(山口文明) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 私もその記事を読みまして、佐倉市でもどうしていけばいいかということで考えていたところなのですが、実際今のところそういう対応が図れていないものですから、今観光協会と定期的にミーティングを市のほうで行わせていただいておりますので、次の議題として、その対応について至急考えていきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) 危機管理室でHUG、机上の訓練をいたしますが、その中に外国人観光客の方、バス1台が避難所にやってきますというケースがあるのです。そうすると、そこに参加した人10人が全く違うことを言います、こうしたほうがいいのではないか、ああしたほうがいいのではないかと。どうにかしてその方たちを助けたいけれども、どういうふうにやったらいいかわからないという状況がありますので、これははっきり言って産業振興課だけでできることではないので、横串で連携して早急にお願いいたします。これは国でも考えていることですので、国、県の情報を得て進めることが大事かと思います。  それで、草ぶえの丘、いろいろ出ていましたが、直営にしたメリットがきめ細かな部分と周りとの連携というのですけれども、残業もふえましたし、一体何だったのか。私も直営になることに大変反対だったのですけれども、特に会計の処理が大変だったと思うのです。そのあたりはどのように課題を解決したか伺います。 ○委員長(山口文明) 草ぶえの丘園長。 ◎草ぶえの丘園長(冨永文敏) 会計の処理に関しては、委員ご指摘のとおり、私どもとしても大変苦慮した部分でございます。民間の会計システムでやっていたものを佐倉市の財務規則の中に当てはめるに当たっては、なるべく利用者の方の利便性の低下を招かないように、どういった形で市の財務規則の中に位置づけていったらいいのかということについてかなりの頻度で財政課と協議をしながら、外形上これまで民間が行ってきたサービスを大きく変えることのないよう苦慮してきたところでございます。何とか指定管理者が運営していた外形を保ちながらこれまで運営をしていられるというように考えております。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) 行政の向き不向き、得意分野はいろいろあると思いますし、財務規則を守りながらやることもなかなか大変だと思いますので、委託でできる部分については上手に配分していただけたらなと思います。  それから、環境部に伺うのですけれども、今近隣市でも燃えるごみ収集を週3回から週2回にする自治体がふえていますが、どのようなご見解か伺います。 ○委員長(山口文明) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) 近隣市で週3回から2回ということで見直しをされているところもあるのは承知しておりますが、やはりごみの問題につきましては有料化という問題もありまして、多角的に判断しながらそういったところも考えていかなければいけないというところでございまして、廃棄物の処理計画というのを今後見直していかなければいけないところにございますので、その中に組み込んでいきたいと思います。  以上です。 ○委員長(山口文明) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) それから、環境の中で公衆トイレ、JR佐倉駅北口を初めというご説明だったのですけれども、駅周辺ですと、お花をボランティアで植えまして、水やりをしているところも多い状況なのですが、その方たちの水はそこの公衆トイレでとることはならぬということだそうなのですけれども、実際そのボランティアたちはどこから水をとって駅周辺のお花に水を上げたらいいのでしょうか。 ○委員長(山口文明) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(向後昌弘) 公衆トイレの管理を私どもで行っておりますが、その水を使わせてほしい、それを使ってはならぬといったお話は、私どものほうでした経緯はございません。そのようなお話があるというのを内部の職員から相談を受けたことは確かにございますが、そのときは利用者の迷惑にならない範囲でご使用していただいて結構ですということを回答してございます。  以上です。 ○委員長(山口文明) ほかに質疑はありませんか。  萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) よろしくお願いします。  印旛沼周辺活性化推進プランですが、これは大変大きい事業で、これは5億円の事業ということでしたが、事業全体の国庫補助金と市の負担割合について伺います。 ○委員長(山口文明) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) お答えさせていただきます。  国庫補助金ですけれども、今年度が最終年となっておりまして、まだ国庫補助金が確定はしておりませんが、今現在の交付額でいきますと2億5,110万1,000円を予定しております。市の負担につきましては、おおむね2分の1ということになっております。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) これは、当初計画から変更になっていますでしょうか。 ○委員長(山口文明) 農政課副主幹。 ◎農政課副主幹(田辺篤也) 農政課の田辺と申します。26年度から5カ年計画ということで計画認定されている事業でございまして、計画当初から29年度末の数字の比較につきましては、補助対象事業費となる額について、計画当初は約4億4,000万円でしたが、29年度末の入札結果と補助対象経費の見直しを国と進めた中で、29年度末の実績としては約4億円ということで、約3,000万円程度の事業費が減となっております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) これは、農山村活性化プロジェクト交付金という農水省の予算だと思うのですが、農業活性化の目標についてどのように提示しているのでしょうか。 ○委員長(山口文明) 農政課副主幹。 ◎農政課副主幹(田辺篤也) 国に出しております計画の中での目標値としましては、草ぶえの丘、ふるさと広場、サンセットヒルズを合わせた交流人口について数値を目標値として出しております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) そのサンセットヒルズの整備との関連では、国の支出はそちらにも出ていますか。 ○委員長(山口文明) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) サンセットヒルズの修繕、こちらにつきましてはコミュニティルームの新築整備に関して国から交付金が出ております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) これは大変期待した事業だったのですが、本当に農山村の活性化になる事業になっているのかと。今後もありますけれども、先日加工室等を視察しました。この組合利用、参加している人数と地域について伺います。 ○委員長(山口文明) 農政課副主幹。 ◎農政課副主幹(田辺篤也) お答えします。  組合の構成の地域としましては、もともと印旛沼周辺地域の活性化という原則がありましたので、基本的には周辺農家の方で構成されておりますが、市内のほかの農家の方が使いたい、入りたいという希望があった場合は、役員の方とか組合の農家に諮った上で加入をしていただいております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 人数を言っていません。それで、私は現実に入っている地域の方を聞いています。 ○委員長(山口文明) 農政課副主幹。 ◎農政課副主幹(田辺篤也) 人数としましては、現在のところ約40名となっておりまして、構成地域としては、土浮、岩名、飯野、内郷地区を中心に構成されております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 内郷地域も広いのです。相当たくさんの地域があるのですが、ごく一部のところにしか使われていないという状況だと思うのです。実際には圧力釜の位置が近過ぎて、火力が大きなものですから、ちょっとそれは使い勝手が悪い、シンクも小さいとか、利用者からの指摘はありますか。 ○委員長(山口文明) 草ぶえの丘園長。 ◎草ぶえの丘園長(冨永文敏) 冨永でございます。加工室のご利用に当たっては、利用の結果の台帳をつけていただいておりまして、またあるいはその都度使用後のチェックを草ぶえの丘の職員でするようにしているのですけれども、そういった中でご意見を伺うに当たって、今萩原委員ご指摘のような細かいご指摘については伺ってございます。 ○委員長(山口文明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 本当に今後の改善が必要だと思うのです。大きな予算を使った活性化プランをこれからどう生かすのか。利用組合任せでは、ただつくっただけで終わってしまうのではないかと大変心配しています。税金が生かされるように、ぜひ活性化に力を入れる。本当に知恵を絞っていただきたいと思います。このままでは本当につくりましただけで終わりかねないと思いますので、力をぜひ入れてください。  それから、主要成果の172ページの耕作放棄地対策、追加資料の3ページに示していますけれども、26年度から急激に特に田んぼの耕作放棄がふえた要因は何でしょうか。 ○委員長(山口文明) 農政課主査。 ◎農政課主査(足谷知之) 農政課の足谷と申します。田んぼのほうがふえていることについては、谷津田の耕作放棄地がふえてきていると、感覚的にはそういう状況にあるのかなと思っております。 ○委員長(山口文明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 農協が仲介をやめたという話も聞いているのですが、ぜひ分析をしっかりしないと対策もできないと思いますので、数値をしっかり分析していくことから始まると思います。  次に、主要施策の成果166ページの東大生の受け入れですが、かなり長く続けていると思うのです。先ほども出ましたけれども、共同開発につなげている自治体もありますよね。ただ淡々とやっているように見えるのですが、進化させるということが必要ではないかと思いますが、いかがですか。 ○委員長(山口文明) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 東大生の農家実習につきましては平成12年度から始まっております。毎年20名、30名程度の東大生が二十数件の受け入れ農家で3泊4日で行っております。農家さんのほうからも東大生の農作業の服装ですとか作業の仕方を事前に東大のほうでもっと教えてもらいたいとか幾つかの要望が出てございますので、そういったところを東大とも連携しながら進めていきたい。それとまた、東大とも連携協定を結んでおりますので、佐倉市の農業振興につながるように今後とも連携をしながら進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 東大ブランドということではなく、実質的な効果があるような研修にしていただきたい。  それから、企業誘致です。先ほどの4社、54名ですが、正社員はいますか。 ○委員長(山口文明) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 産業振興課の鈴木でございます。現在のところ、非常時雇用1名を除いて、残りは常時雇用というふうに伺っております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 正社員ではないのですよね。  では、時間がないので、最後に地球温暖化対策事業なのですが、この事業の効果の中には市内業者及び市民への波及効果が期待されるとあるのですが、どのように働きかけをしているのでしょうか。 ○委員長(山口文明) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(向後昌弘) 生活環境課、向後でございます。法に基づいてこの計画を策定させていただいておりまして、各自治体に率先して計画を策定するという率先垂範の行動が求められているものと理解をしております。これらの計画を策定し、2020年に向けた市の取り組みの概要、あるいは目標値を周知することで市民の方々にも理解をしてもらいたいと思っております。失礼しました。目標年度は2030年でございます。ということで、周知をすることで市民の方にも意識の向上、改革を求めているという状況でございます。  以上です。 ○委員長(山口文明) それでは、ほかに質疑はありませんか。
     五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) まず、先ほどから出ています草ぶえの丘については皆さんおっしゃっていましたが、次に観光施設整備事業、成果の説明書は184ページですが、佐蘭花をこの間視察してきました。佐蘭花の事業概要では、ここを観光の拠点施設とするというような目的で整備をするというふうになっていて、費用としてはここに決算額が書いてあります。5,000万円以上使っているわけです。シャワー室や授乳室がどういう利用状況になっているのかお伺いします。 ○委員長(山口文明) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 済みません。授乳室とシャワールームの正確なカウントができておりませんで、実は持っていないという状況でございます。 ○委員長(山口文明) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 学習室は、環境学習をするというふうにしていましたけれども、どういう使い方をされているのでしょうか。 ○委員長(山口文明) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) ふだんは休憩室として利用していただいておりますので、ふるさと広場に来た方がそこで休憩しております。校外学習等でまとまって来たときに、あそこで皆さん座っていただいて印旛沼のことについて勉強していただくというようなことをやっていただいております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 学習室も見せてもらったのですけれども、環境に関しての展示物、改修前のときにあったものも全く展示がない。あそこの部屋自体が、環境学習という目的に使われているのかちょっと疑問に思えるような部分もありました。倉庫がわりみたいに物が置いてあったりして、本当に大丈夫ですかという感じでした。  それで、現場の方とちょっとお話ししたのですが、先ほどのシャワー室の利用状況がわからないということですが、シャワー室や授乳室は職員の目が届かなくて不安だという話とか、授乳室は内側から鍵がかけられないのです、外側から鍵をできるのですけれども。そういう状況とか、あと広場でイベントがあるときにバスで帰ろうとした観光客が乗り切れないようなときもあって、そういうときはバスの増便をしてほしいという、そういうような話も出ました。市にも要望しているということですが、なかなか動いてくれなくて、こういった現場の具体的な提案を生かす取り組みが必要だと思うのですが、どうでしょうか。 ○委員長(山口文明) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 先ほども申し上げたのですが、今年度に入りましてから観光協会と定期ミーティングを開始いたしました。ことしから職員が1名観光協会に派遣されたものですから、今までよりも意見交換の場を多くして、常に観光協会にあった意見はうちのほうにも集約し、うちのほうにあった観光協会への意見も常に伝えるということで、連携を密にして今後そういった対応をしていきたいというふうに考えております。 ○委員長(山口文明) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 現場の方の声はすごく貴重ですよね。ぜひ生かすような形にしてください。本当に切実な声を聞いてきました。  あと、飯野台観光施設整備、これは28年度のものだったのですが、運営を今も直営でしているわけですけれども、そこも現地視察をしてきたのですけれども、バーベキューができるテラスとかコミュニティルーム、シャワールームの整備があったのですが、テラスは落下防止のための注意喚起でコーンが置かれた状況がずっと続いているのです。それで、シャワー室も数カ所あるということで、そのうち1カ所だけが鍵があいて使用できるようになっていたのですが、ほかのところにそのシャワー室の表示がないということで、何があるのかわからない、ドアが並んでいるだけみたいな状況だったそうです。そのテラスの整備目的はまず何だったのかということ、それとコーンを置きっ放しにしておくのはどういうわけか、お願いします。 ○委員長(山口文明) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) まず、シャワールームの表示につきましては至急対応したいと思います。テラスにつきましては、その設置当時から安全策が言われておりまして、一回完成したものだったものですから、すぐにいじれなかったのですけれども、今年度ちゃんとやるようにいたしておりますので、今年度早々には完了する予定でございます。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) あと、コミュニティルームの使用状況はどうですか。 ○委員長(山口文明) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) コミュニティルームの使用状況でございますが、29年度の実績でいきますと、ちゃんと正式に予約をとって使用していただいている方が約100名でした。周辺を利用していてふらっと使った、その利用というのを昨年度は数えておりませんで、今年度から数えさせていただいておりまして、今年度の8月現在でいきますと、予約をとって利用した方が約50名強、それ以外にふらっと利用している方が550名というような状況でございます。 ○委員長(山口文明) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) ふらっと来た人もカウントしているわけですか、そんな正確に。それはいいですけれども、これからそのコミュニティルームをどういうふうに使っていくのか、それはどうなのでしょうか。 ○委員長(山口文明) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) コミュニティルームの設置目的というのが農村と都市の交流を図るということですので、今後サンセットヒルズの利用者、草ぶえの市民農園利用者ですとか、そういった方々、それと地元の農家さんですとか、そういった交流の場を設けていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 具体的な絵がないというのが、今回特に施設をいろいろ見せてもらって本当に不備な点がいっぱい出てきているのです。これは何か頭で考えてつくりましたみたいな、そういう印象を私たちは受けたので、本当にこれからしっかりと対応してもらいたいということと、あともう一つ、サンセットヒルズのホームページを私ちょっと検索したのですが、まだ指定管理者のままなのですけれども、直営になってから変えていないのですか。後で回答をお願いします、今は多分わからないと思うので。  次に、企業誘致について伺います。これ先ほどから出ているように、追加資料にありますが、平成29年度に誘致した企業はどれも助成金額が少ないということと、どんどん小規模な誘致になっています。産業振興課が昨年10月に作成した企業誘致事業の近況についてというパワーポイントの資料によりますと、13年間の企業誘致による歳入は約25.4億円、先ほど29年度でありましたけれども、平均して2億円ぐらいなのです。また、29年度から33年度までの5年間の歳入増見込みは16.2億円、年間3億2,000万円としているわけですけれども、これは本当に実現可能なのでしょうか。 ○委員長(山口文明) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) この見込みにつきましては、助成金額、今後の予定交付金額と想定される税収額の差し引きで行くものなので、この数字となっております。なお、29年度の最新の状況が出ましたので、申し上げますと、今後平成30年度から34年度の5年間における歳入増の見込みといたしましては19.5億円の予定となっております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 19.5億円ということは、ちょっと少ないですよね。違いますね、16.2億円。ちょっと年度がずれていますね、先ほどの予想金額とは。それがしっかり実現できるような形になるのかというのがこれからのことになると思いますけれども、あとこの資料によりますと、先ほども出ていたのですが、工業団地の用地が不足しているので、隣接する岩富緑地を新たに工業団地として開発するという計画が描かれています。計画用地の中には千葉県土地開発公社の所有地が4.82ヘクタール含まれているのですが、この土地を購入する計画なのでしょうか。 ○委員長(山口文明) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 特に購入という予定はございません。もし開発するのであれば、県の土地開発公社との合同の開発になろうかというところでございます。 ○委員長(山口文明) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) これは県ともう交渉しているということですか。 ○委員長(山口文明) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 県の土地開発公社とは定期的に打ち合わせをして、その岩富緑地を今後どうしていこうかということで会議は設けております。ただ、まだ具体的な話は出ていないという状況です。  以上です。 ○委員長(山口文明) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) その状況について議会にもしっかりと説明していただきたい。先ほどから用地がないというようなことをずっと言われていますけれども、こういうような計画があるということは初めてこのDVDの中でわかったわけなので、私たちにもしっかりと計画を説明してください。それを求めます。  あと、起業支援事業なのですが、この事業報告、追加資料8ページにあるのですけれども、起業支援の融資で、29年度利用者は創業支援資金が3件だけで、女性、若者やさくらチャレンジ利用はないという状況です。今議会で提案されたテレワーク、シェアオフィスはこの制度を利用するような人たちが対象になるのでしょうか。 ○委員長(山口文明) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) この制度を利用される方もいらっしゃるかとは思いますが、それ以外の高齢者、シニア世代ですとか、そういった方々も想定されますので、必ずしもイコールというわけではないところです。  以上です。 ○委員長(山口文明) ほかに質疑はございませんか。  岡村委員。 ◆委員(岡村芳樹) それでは、私からはまず環境の関係で、施策の成果で言うと155ページ、住宅用の省エネルギー設備関係なのですが、先ほどの説明で、29年度減った件数の理由が県の補助要件が変わったということだったのですけれども、実際、導入時もそうだったのですけれども、その補助が県である限りしかやらないというか、なくなったら補正を組んでまでやろうという考えはもともとなかったものですよね、多分前も聞いたと思うのですけれども。だから、やっぱり県に合わせて、その要件、佐倉市が独自でやろうというような考えは一応でも検討したのかどうかだけ聞いておきます。 ○委員長(山口文明) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(向後昌弘) 生活環境課の向後でございます。平成29年度において、独自の補助事業について検討したという経緯はございません。  以上です。 ○委員長(山口文明) 岡村委員。 ◆委員(岡村芳樹) そうだろうと思ったのですが、ほかとの違いというか、独自性を出すことによって流入人口だとか定住につながる可能性も当然含んでいるということでは、一度ぐらいは検討の余地があったのではないかなという気がしますので、その辺は今後の課題かなというふうに思っています。  それと、環境の2つ目で、主要施策の成果158ページ、不法投棄対策事業なのですが、右の159ページに不当行為防止指導員と、あと不法投棄監視員というのがあるのですけれども、これの違いを教えてください。 ○委員長(山口文明) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) 不当行為防止指導員と不法投棄監視員の違いでございますけれども、不当行為防止指導員は行為者に対し指導を行うために警察のOBを任命しております。3名任命しております。不法投棄監視員につきましては、不法投棄の監視、地域の監視をしていただくために市民を任命しておりまして、16名を任命しております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 岡村委員。 ◆委員(岡村芳樹) あと、実際この報告を見ますと、不当行為防止指導員による指導件数というのが年々減っているわけなのです。逆に不法投棄監視員による不法投棄発見件数というのはふえていると。これについて教えてください。 ○委員長(山口文明) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) 発見件数がふえた理由でございますけれども、平成28年4月に委嘱する段階で監視員を対象に研修を行いまして、こういった形で監視していただきたいということでお願いして、それで発見件数がふえているところでございまして、現実的には、その下の数字では、不法投棄物の回収件数、全体的には減っているところでございます。  以上です。 ○委員長(山口文明) 岡村委員。 ◆委員(岡村芳樹) 実際この不法投棄の関係は、地域の力も大きくて、地域で意識を持ってきれいにすることによって事前に防げるということもあるのです。中には、まちづくり協議会でこういったものをみんなで担おうということで積極的な取り組み、市でも不法投棄の看板、小さいものを、余り目立たないのですけれども、前からいっぱいつけていますけれども、それをまち協の事業でやるときに、大きいものがいいだろうという提案によって、廃棄物対策課にも協力してもらって何枚かつけたという経緯もご存じだと思うのですけれども、こういった取り組みも非常に大事だと思うのです。今後市民部とも連携しながら、そういった活動が積極的に地域で行われることがこういったことの防止にもつながるということで、ぜひ取り組みをまた積極的にお願いしたいなというふうに思っています。これについてはどうですか。 ○委員長(山口文明) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) やはり不法投棄、環境を守る上では住民の力が必要でございますので、そういったところも検討してまいりたいと思います。  以上です。 ○委員長(山口文明) 岡村委員。 ◆委員(岡村芳樹) そうしましたら、先ほど来草ぶえの丘の件が出ていますが、成果の説明書は167ページと174ページに出ているのですが、実際にはこの期間ちょうど臨時休園もあって利用者数が少なくなっているということなのですけれども、これを割り返しても、実際にやっていたとしても果たしてどうだったかというのもあるのですけれども、実際にこういった施設はもう一度来たくなるようなものが当然必要だと思うし、もう一工夫ないと、なかなか継続的にまた足を運ぼうとか、今度来るときはほかの人を連れてこようというようなものにはちょっとどうかなという感じもありますので、前にも提案したことがあるのですけれども、先ほども話が出ていましたけれども、ちょうど駐車場の向かい側の森も活用しながら、確かに敷地面積が広いというのはあるのかもしれないですけれども、さっきアンデルセン公園という言葉も出ましたけれども、あれは誰が見てももう一回行きたくなるような公園だというふうに即座に答える公園の一つでもあるのですが、草ぶえの丘も今後の展開によってはそういう形もあり得る施設だというふうに思いますので、大変でしょうけれども、そういった取り組みをぜひお願いしたい。あと、その周辺施設との周遊が悪いというか、その辺は道路も含めて、よっぽどこれは整備しないとなかなか難しいのかなという気はしています。その一つで、活性化プランの関係で学習船は観光利用もしていますけれども、JR佐倉駅から水上バスみたいな形でつないだらどうかというような話も前にありましたけれども、ちょうど川が浅瀬になっていて非常に危険で、残念ながらそこまで行けないと。ただ、それについては継続的に県にも相談しながら、改善できるならしていきたいという話だったのですけれども、その後どうでしょう。 ○委員長(山口文明) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 印旛沼観光船のJRまでのことにつきましては、県とも今年度も引き続き検討しておりまして、しゅんせつの要望は出させていただいているところでございます。今後もその実現に向けて頑張っていきたいと思っております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 岡村委員。 ◆委員(岡村芳樹) ぜひ頑張ってください。最大限後押しをしたいと考えています。  それとあと、街中にぎわいの関係なのですが、主要施策の成果181ページです。実際今使われているのは臼井ふるさとにぎわい祭とユーカリフェスタ、志津まつりということで、この辺の金額の内訳を教えてほしいというのと、実際にそれぞれで行っているイベントの入り込み数、これもお願いします。 ○委員長(山口文明) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 街中にぎわい、何個かプログラムがあるのですが、そのうちの一つに商業団体が行う商店街及びコミュニティ活性化事業というのがございまして、この一番大きなもので、ユーカリ、志津、臼井がそれぞれ祭りを開催しておりまして、それぞれ申し上げますと、志津まつりにつきましてが所要経費が260万円で、補助額は100万円です。ユーカリフェスタにつきましては、経費が580万円で、補助額が215万3,000円、臼井ふるさと祭は所要経費が558万円で、補助額が194万4,000円となっております。ユーカリフェスタは、昨年度台風の関係で7,000人ということで、入場者数が少なかったところでございまして、臼井につきましては1万9,500人ということでございます。志津のほうは、数字を持ち合わせてございません。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 岡村委員。 ◆委員(岡村芳樹) 実際にはこれそれぞれかなりこの言葉のとおりにぎわっていまして、毎年私も見に行っていますけれども、ふえているような実感を現場でしています。こういった活性化は非常に大事ですから、今後も地域が潤うようにしっかり取り組みをお願いしたいというのと、ほかの地域にもできたら広げていただけると非常にいいかなというふうに思っています。  以上です。 ○委員長(山口文明) ほかに質疑はございませんか。  副委員長。 ○副委員長(小須田稔) 1点、今岡村委員からありました街中にぎわい推進事業ということで、主要施策181ページ、これに関連するだろうと思うので、お伺いしたいのですけれども、もし手元にデータがあればお答えいただきたいのですけれども、この推進事業と逆に相反してしまう部分なのかなという気もするのですけれども、寺崎地区にいろいろなお店が出店されてきて、にぎわいが起こっているという気もするのですが、あの地区でこれから出店されるスペース、土地というのはあとどのくらい残っているのか、もしわかればお伺いしたいのですけれども。 ○委員長(山口文明) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 寺崎地区の残りの商業区画の誘致につきましては、手前どものほうでちょっと把握はしていないのですが、都市部とも確認していきたいと思います。  以上です。 ○委員長(山口文明) 副委員長。 ○副委員長(小須田稔) では、次もデータをお持ちでないのかもしれませんけれども、そうすると、出店されるお店ですかね、そういった情報もつかんでいらっしゃらないということでしょうか。 ○委員長(山口文明) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(鈴木研悟) 寺崎地区については、特にチェーン店が入ってくることが多いものですから、うちのほうになかなか情報が入ってこないというのが現状でございます。  以上です。 ○委員長(山口文明) 以上で委員の質疑は終了いたします。  ここで会派に属さない議員から事前提出のありました質問事項のうち、これまでに質問がなかった内容について委員長より質問をいたします。質問の提出者は藤崎議員の1件であります。これは佐倉市、酒々井町清掃組合に関する質問でございまして、佐倉市、酒々井町清掃組合における発電電力の直近5年の販売単価並びにその入札状況、つまり入札者数及び落札者名をお示しくださいというものでございます。執行部の答弁を求めます。  廃棄物対策課長。
    ◎廃棄物対策課長(田中眞次) お答えいたします。  佐倉市、酒々井町清掃組合に確認しましたところ、清掃組合における発電電力は平成17年1月から平成24年5月まで東京電力に売却しておりましたが、平成24年6月からは荏原環境プラント株式会社をその信頼性と経済性から新たな売却先として選定し、随意契約により売電契約を締結しているところでございます。現在発電電力の売却単価は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度によるものと当該制度によらないものがあるとのことでございます。固定価格買取制度による売却単価は、平成25年度から平成29年度の直近5年は1キロワットアワー17円であり、32年度まではこの単価が保証されるものと伺っております。固定価格買取制度によらない売却単価は、毎年変動があり、時間帯区分によっても単価が異なるとのことでございましたが、一例として、平日昼間の時間帯の1キロワットアワーの単価は、平成25年度は19.52円、平成26年度は17.62円、平成27年度から29年度までは同額の16円と伺っております。  以上です。 ○委員長(山口文明) ありがとうございました。  以上で質疑を打ち切ります。  執行部はお疲れさまでございました。  この際、暫時休憩いたします。           午前11時58分休憩   ───────────────────────────────────────           午後 1時00分再開 ○委員長(山口文明) 休憩前に引き続き会議を開きます。  初めに、土木部より主要施策の成果の説明書の訂正報告の申し出がありました。お手元に主要施策の成果の説明書の正誤表を配付しておりますので、よろしくお願いいたします。  これより平成29年度佐倉市一般会計歳入歳出決算のうち土木部、都市部所管の案件について審査を行います。  執行部の概要説明に当たりまして、委員長より申し上げます。まず、決算の概要に基づき部局の概要を説明いただき、続いて決算書に基づき事業の説明をお願いいたします。なお、説明は20分以内といたしますので、簡潔かつ明瞭にお願いいたします。  それでは、執行部の説明を求めます。  土木部長。 ◎土木部長(豊田和正) 土木部長の豊田でございます。座って説明させていただきます。ご審議に入る前に、資料に一部誤りがありましたことをおわび申し上げます。  それでは、概要説明をいたします。お手元に配付いたしました資料のうち水色のファイル、平成29年度決算の概要の土木部をごらんください。平成29年度の土木部の執行体制につきましては、部長以下4課64名の体制でございます。平成29年度佐倉市一般会計歳入歳出決算のうち土木部所管の平成29年度決算額は24億5,228万5,020円で、前年度と比較しますと5,592万2,051円、2.2%の減となっております。  土木部の主な事業といたしましては、道路交通の安全確保や生活環境の維持改善を図るため道路維持管理事業や道路改修事業などの事業を実施いたしました。また、橋梁維持事業として橋梁の長寿命化計画による補修工事などを実施いたしました。  土木部の課題といたしましては、道路、橋梁などの老朽化に伴い、維持管理に要する経費が増加している現状がございますが、財政状況が厳しいことなどから、その対策に苦慮しております。また、近年多発しております集中豪雨の対策につきまして、関係部局と連携を図りながら進めているところでございます。  なお、詳細につきましては土木管理課長より説明いたしますので、ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(山口文明) 土木管理課長。 ◎土木管理課長(高橋勝男) 土木管理課長の高橋でございます。よろしくお願いいたします。着座にて説明させていただきます。  議案第1号 平成29年度佐倉市一般会計歳入歳出決算認定のうち土木部所管分の主なものにつきまして、決算書に基づき説明させていただきます。なお、お手元の赤色のファイルに土木部の決算説明資料がございますので、あわせてごらんいただきたく存じます。  それでは、決算書の215ページをお願いします。7款土木費、1項土木管理費、1目土木総務費、4の交通安全施設維持管理事業の需用費につきましては、市が管理する街灯の電気料でございます。工事請負費につきましては、カーブミラー、ガードレール、道路標識などの設置、補修や市管理街灯の維持管理に要した費用でございます。主要施策の成果の説明書は186ページ、赤色のファイルは3ページに記載してございます。  決算書219ページ、220ページをお願いします。2目道路維持費、1の道路維持管理事業でございます。220ページの工事請負費につきましては、道路補修工事など403件の道路維持補修に要した費用でございます。成果の説明書は189ページ、ファイルのほうは4ページから5ページでございます。  その下、2の道路改修事業の工事請負費につきましては、太田T─33号線などの舗装補修工事に要した費用でございます。成果の説明書は190ページ、ファイルは6ページでございます。  決算書221ページをお願いします。3目道路新設改良費、2の幹線道路整備事業の委託料につきましては、飯野U─31号線道路用地測量業務、臼井田3─107号線道路予備設計業務、臼井田T─42号線道路台帳作成業務などに要した費用でございます。  工事請負費につきましては、臼井田T─42号線、直弥T─35号線、上志津T─43号線など5路線の道路改良工事に要した費用でございます。成果の説明書は191ページ、ファイルは9ページから10ページでございます。  222ページをお願いします。上段4の岩富・寺崎線道路改良事業(市道T─23号線)の委託料につきましては、用地測量業務に要した費用でございます。成果の説明書は193ページ、ファイルは11ページでございます。  決算書224ページをお願いします。5目河川費、4の調整池改修事業の工事請負費につきましては、平成28年度、29年度の継続費で実施いたしました明神台調整池斜面崩壊対策工事、中志津北部調整池仮設ポンプ設置工事、南志津調整池改修工事及び当該年度事業の松ケ丘第二公園調整池法面工事、谷津堀調整池フェンス設置工事などに要した費用でございます。成果の説明書は195ページ、ファイルは21ページでございます。  この下段になります。6目橋梁維持費、1の橋梁維持事業の委託料につきましては、大佐倉第一跨線橋など86橋の点検業務、長隈橋など9橋の補修設計業務などに要した費用でございます。  工事請負費につきましては、寺崎陸橋、上座跨線橋、鹿島川大橋など5橋の補修及び耐震工事に要した費用でございます。成果の説明書は197ページ、ファイルは12ページ、13ページでございます。  決算書228ページをお願いします。3項都市計画費、3目街路事業費、2の3・4・5井野・酒々井線外1路線道路改良事業の委託料につきましては、家屋事後調査などに要した費用でございます。  工事請負費につきましては、平成28年度、29年度の継続費で実施いたしました橋梁工事、道路改良工事などに要した費用でございます。成果の説明書は199ページ、ファイルは14ページでございます。  その下、3の寺崎・石川線外2路線道路改良事業の委託料につきましては、公図等転写連続図作成業務及び公有地拡大推進法に基づく届け出があった土地に関する用地測量業務に要した費用でございます。成果の説明書は200ページ、ファイルは15ページでございます。  決算書230ページをお願いします。5目都市排水費、4の都市排水路改修事業の委託料につきましては、大崎台1丁目地先で排水施設改修設計、(仮称)上志津調整池の調査及び基本設計、表町区民センター前排水ポンプ移設に係る実施設計などに要した費用でございます。  工事請負費につきましては、高崎川右・左岸排水ポンプ場のポンプ、運転監視設備、水位計の更新及び大崎台2丁目地先での集水桝設置工事に要した費用でございます。成果の説明書は201ページ、ファイルは27ページでございます。  なお、市管理街灯LED化事業につきましては、平成29年度、30年度の継続費で工事を進めており、平成29年度の支出はありませんでしたので、決算書及び主要施策の成果の説明書には記載がございませんので、ご了承願います。  説明は以上でございます。ご審議をよろしくお願いいたします。 ○委員長(山口文明) 都市部長。 ◎都市部長(窪田勝夫) 都市部長の窪田でございます。着座してご挨拶させていただきます。よろしくお願いいたします。  水色のファイルの平成29年度決算の概要(都市部)をごらんください。水色のファイルの1ページになります。1の執行体制でございます。平成29年度は、部長以下4課62名により事業を執行しております。  次に、2の決算の概要説明でございます。平成29年度佐倉市一般会計歳入歳出決算のうち都市部所管の平成29年度歳出決算額は16億9,971万3,315円で、前年度と比較いたしますと2億244万5,042円、13.5%の増となっております。  3の主要事業でございます。(1)の地域公共交通対策事業は、コミバスと内郷地区の循環バス運行等を実施したものでございます。(2)の岩名運動公園拡張整備事業は、長嶋茂雄記念岩名球場や陸上競技場の改修整備を行ったものでございます。(3)の住生活基本計画推進事業は、空き家の利活用などにより定住人口の維持、増加を図るため、補助等を実施したものでございます。  都市部では、今後とも住環境が整備された住みやすいまちづくり、快適で安全安心なまちづくりを推進するため、これらを初めとしました諸般の事業に取り組んでまいりたいと考えております。決算の詳細につきましては、都市計画課長より説明をさせていただきますので、ご審議のほどよろしくお願いいたします。  以上です。 ○委員長(山口文明) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(小野寺正朋) 都市計画課の小野寺です。議案第1号 平成29年度佐倉市一般会計歳入歳出決算認定のうち都市部所管の主な歳出について説明します。  決算書97ページをお願いします。2款総務費、1項総務管理費、11目交通安全対策費、6の地域公共交通対策事業の委託料につきましては、佐倉市循環バスと南部地域デマンド交通、そして試験運行を開始したコミュニティバス3路線の29年度分の運行に要した経費でございます。  続いて、次の98ページです。負担金補助及び交付金の公共交通移動円滑化施設整備費補助金につきましては、京成ユーカリが丘駅のホームに視覚障害者の線路への転落を防止するための内方線つき点状ブロックの設置に要する経費の一部を京成電鉄に補助したものでございます。  続いて、同じページで、8の公共交通生活路線維持事業の負担金補助及び交付金は、和田地区、弥富地区の路線バス2路線4区間について、路線維持のため、運行経費の一部を補助したものでございます。  続きまして、決算書217ページをお願いします。7款土木費、1項土木管理費、2目建築管理費、5の既存建築物耐震改修等支援事業の負担金補助及び交付金につきましては、平成12年以前に建てられた木造戸建て住宅の耐震診断、住宅補強工事及び耐震改修補強工事に伴うリフォーム等の補助でございます。平成29年度の交付件数は、耐震補強工事とリフォーム工事が2件ずつの合わせて4件、耐震診断が13件、かさ上げ工事等補助金が2件でございます。  続いて、決算書227ページをお願いします。7款土木費、3項都市計画費、2目土地区画整理費、2の市街地整備支援事業の負担金補助及び交付金につきましては、江原台第二土地区画整理組合の設立認可に要する経費への助成金でございます。  続いて、決算書230ページをお願いします。7款土木費、3項都市計画費、6目公園費、1の公園施設維持管理事業の委託料につきましては、市内296カ所の公園の清掃、除草、樹木剪定など、公園施設の維持管理に要した経費でございます。  続いて、次の231ページです。3の(仮称)佐倉西部自然公園整備事業の委託料につきましては、多目的広場の整備に伴う用地測量と里山保全のための樹木剪定などに要した経費でございます。  続いて、同じページ、4の岩名運動公園拡張整備事業の工事請負費につきましては、平成28年度から継続工事の長嶋茂雄記念岩名球場改修工事の平成29年度分の経費と陸上競技場の全天候型舗装改修工事に要した経費でございます。  続いて、次のページ、5の公園整備事業の工事請負費につきましては、上座総合公園のプールの防水シート設置と塗装工事に要した経費でございます。  次の公有財産購入費につきましては、白銀公園の隣接地を公園の拡張用地として購入した経費でございます。  続いて、次の233ページをお願いします。7款土木費、3項都市計画費、7目緑化事業費、3の緑地維持管理事業の委託料につきましては、さくら庭園のほか市内111カ所の緑地の除草や樹木剪定などの維持管理に要した経費でございます。  続きまして、235ページをお願いします。7款土木費、4項住宅費、1目住宅費、3の住生活基本計画推進事業は、空き家バンクに関する業務や中古住宅新規取得時のリフォーム補助、また親子の世帯が近居や同居をする場合の住宅取得補助などに要した経費でございます。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(山口文明) 説明は以上でよろしいですか。  これより質疑を行います。  各委員の質疑時間は、執行部の答弁を含めまして、1部局当たり10分以内としております。委員ができるだけ多くの質疑を行えますよう、執行部の答弁は簡潔かつ明瞭にお願いいたします。  なお、質疑時間10分のうち9分が経過した時点で予鈴を鳴らしますので、質疑をその後1分以内におさめていただきますようお願いします。  それでは、質疑のある方はお願いいたします。  望月委員。 ◆委員(望月圧子) 望月でございます。よろしくお願いいたします。  それでは、成果説明書の186ページ、交通安全施設維持管理事業についてお伺いいたします。事業概要で街灯や区画線などの安全施設の維持補修工事を1,155カ所で実施されているそうですが、その結果でしょうか、平成29年度は街灯補修件数1,122件ですが、それにしても前年度の71件と比べるとかなりの件数です。また、自治会から移管されたものだと思いますが、委託されております初めての年度なので、点検の状況についてお伺いいたします。 ○委員長(山口文明) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 道路維持課長の佐々木です。よろしくお願いいたします。  街灯の補修件数の増加ですけれども、平成28年度に自治会等の街灯の移管を受けておりまして、平成29年度より市で管理するということになっております。自治会等の街灯の件数が1万5,000灯とかなりふえましたので、補修の件数もそれにあわせてふえたということでございます。 ○委員長(山口文明) 望月委員。 ◆委員(望月圧子) 引き続き安全管理に徹してください。  それでは続きまして、187ページの既存建築物耐震改修等支援事業についてお伺いいたします。過去3年間は、耐震相談会が3回でしたが、平成29年度は一層の耐震改修を促進したのか、相談会を5回実施されております。また、電話、窓口においても32件の相談を受けていただきましたが、これは例年と比べてどのような状況なのかお伺いいたします。 ○委員長(山口文明) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) 建築指導課の立石です。よろしくお願いいたします。  平成28年度につきましては、耐震相談会を3回行いまして、23件の相談がございました。また、電話、窓口における相談といたしましては20件ございまして、合計43件の相談がございました。平成28年度につきましては、平成28年4月の熊本地震の影響で直後の相談件数が増加傾向にあったものと考えております。一般的に震災直後、防災意識は一時的に高まりますが、時間経過とともに意識は減少する傾向にありまして、それとともに相談の件数もあわせて変化するものと考えております。平成29年度につきましては、耐震相談会の開催を5回にふやしまして、また市内全住戸回覧を実施し、結果としまして、耐震相談会において23件、電話、窓口等におきまして9件、合計32件の相談がございました。  以上です。 ○委員長(山口文明) 望月委員。 ◆委員(望月圧子) ちょっとその内容を聞きたかったのですけれども、次に行きます。  耐震補助の相談ですが、13件に対して実際の工事補助は2件なのですけれども、耐震化率の向上は85%です。この辺はどのように評価したらよろしいのでしょうか、お伺いいたします。 ○委員長(山口文明) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) 建築指導課の立石です。補助件数が例年より少ないことにつきましては、前年度の平成28年度につきましては、耐震診断の補助件数が18件、補強工事の件数が13件となっており、先ほどご説明したように、震災の影響による推移と思われます。耐震化率につきましては、平成28年度、29年度とも85%という数字となっておりますが、これについては整数で示させていただいておりますが、小数点の四捨五入によって同じ数字となっております。耐震化に向けましては、市のホームページや広報紙による情報提供、耐震相談会の開催、産業まつりや市民防災訓練における啓発活動、市内の全住戸回覧などの取り組みを強化することによりまして、耐震化率の向上を図ってまいりたいと考えております。  なお、耐震化率を算出します基礎数値といたしまして、5年ごとに国におきまして住宅・土地統計調査が行われます。次に行われますのが平成30年になりますので、その調査結果が公表され次第、改めて耐震化率を算定することになると考えております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 望月委員。 ◆委員(望月圧子) 次に聞くのは、耐震化とはちょっと違うのですけれども、放置された空き家で、もうぼろぼろで、うちの地区でも、2階の雨戸がぼろぼろになって落ちてきて車を破損させたようなこともあるのですけれども、そういった指導はどのようにされているのかお伺いいたします。 ○委員長(山口文明) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 住宅課の齋藤でございます。管理の行き届いていない空き家につきましては、まず現地を確認いたします。確認の結果、改善が必要と判断した場合には、その建物の所有者が誰なのかということの特定を行います。所有者の特定ができましたら、その所有者に対しまして、管理をするようにという文書等によって助言などを行うという形になります。また、文書を送っても反応がないというような場合につきましては、場合によっては直接家に訪問をするなどして粘り強く対応しているところでございます。  以上です。 ○委員長(山口文明) 望月委員。 ◆委員(望月圧子) 本当に大変なことだと思いますが、続きまして成果説明書の192ページ、生活道路整備事業についてお伺いいたします。事業の内容で、通学児童を含む社会的交通弱者等を初め道路交通の安全性を確保しますとありますが、平成29年度の交通弱者に配慮して整備されたことについてお伺いいたします。 ○委員長(山口文明) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(小西亘) 道路建設課の小西です。その件につきましては、志津中学校前の井野2─261号線歩道整備工事、和田小学校付近の直弥T─35号線工事、上志津小学校付近の上志津T─43号線工事となっております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 望月委員。 ◆委員(望月圧子) 時々点字ブロックが破損されているようなことがあるのですけれども、それはその都度すぐに修繕はされているのでしょうか。 ○委員長(山口文明) 道路維持課長。
    ◎道路維持課長(佐々木恭介) 点字ブロックは、その劣化等を確認しまして、危険性があれば、その都度補修ということで考えております。 ○委員長(山口文明) 望月委員。 ◆委員(望月圧子) ありがとうございます。  それでは続きまして、成果説明書の198ページ、市街地整備支援事業についてお伺いいたします。佐倉市都市マスタープランでは、住民の生活に密接にかかわる都市計画、住民の意見を取り入れながら目指していく将来の都市の姿とありますが、平成29年度決算額200万円で補助事業を実施した助成金の内容についてお伺いいたします。 ○委員長(山口文明) 市街地整備課長。 ◎市街地整備課長(高科英明) 市街地整備課、高科です。佐倉市には、佐倉市土地区画整理事業の助成に関する条例に基づき、区画整理組合に対して助成制度を設けてございます。当該助成金につきましては、江原台第二土地区画整理組合に認可を受けるために要する経費への助成として、申請に必要な調査、測量、設計に要した費用の一部を助成したものでございます。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 望月委員。 ◆委員(望月圧子) ほかにも要望が来ているところはあるのでしょうか。 ○委員長(山口文明) 市街地整備課長。 ◎市街地整備課長(高科英明) 現段階では、ご相談しているものはございません。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 望月委員。 ◆委員(望月圧子) 続きまして、成果説明書の202ページの公園施設維持管理事業についてお伺いします。防犯対策についても樹木の剪定を実施していただいておりますが、どのような計画で草刈り、剪定をされているのかお伺いいたします。 ○委員長(山口文明) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(川島千秋) 公園緑地課長の川島でございます。ただいまのご質問の関係でございますが、見通しがきかないなど防犯上の支障がある場合につきましては、これについては直ちに対応するようにしております。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 望月委員。 ◆委員(望月圧子) では、遊具や壊れたベンチの補修を行っているそうですが、老朽化により撤去することもありますか。また、故意的に破損させるようなことがあったかお伺いいたします。 ○委員長(山口文明) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(川島千秋) 基本的には修繕で対応しておりますが、老朽化が激しいでありますとか、あるいはメーカーの修理がきかないといった場合については撤去する場合もございます。それから、意図的、故意に破損されたことがあったのかということでございますが、最近ですと、昨年、壊されたと思われるベンチの破損が1件ございました。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) ほかに質疑はありませんか。  敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) 敷根です。よろしくお願いします。  まず最初に、主要施策の成果187ページ、耐震化率、ずっと小数点では変わっていると言いながら、85%ぐらいですか、均衡なのですけれども、残り15%がどのようなものか、例えばマンションだったりとか、そういったものとか、大体でいいのですけれども、どういったところが多いのか教えていただければ。お願いします。 ○委員長(山口文明) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) お答えします。  その施設の分類というのですか、内容については、住宅ということだけで、マンションとか戸建て住宅という中での分類は把握しておりません。  以上です。 ○委員長(山口文明) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) 実はこれを聞いたのは何でかというと、老朽化マンションの問題が今都心でも出ていて、実は志津地区とかほかの地区の不動産屋からも昭和56年以前の旧耐震のマンションが本当に危ないと。もし今度地震来たときにそれが倒れたりしたら大変な被害になると。ただ、その不動産屋からしますと、土地の資産価値が著しく下がるため、指摘もできないけれども、人命にはかえられないですよねということで、行政側から、Is値というのですか、耐えられる数値が著しく低いところは積極的に、受け身の説明会ではなくて、ちょっと大変だと思うのですが、指導していけるような仕組みを考えていただきたいと思うのです。そのことについても今後30年に国から指針があるということなので、それまで待っていただく前にも何かそういうちょっと危ないですよという警告はしていただきたいのですけれども、そちらについて何かご意見あればお願いします。 ○委員長(山口文明) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) 分譲マンションにつきましては、市で耐震診断を行うものに関しては助成制度を設けております。過去に実績といたしましては、1件耐震診断を実施したという実績がございます。具体的に現段階において、その他のマンションからの相談というのはない状況でございます。委員ご指摘の積極的というお話でございますが、マンション管理組合等との話になってくるかと思いますけれども、その辺については情報を収集する中で対応していきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) 長いところだともう40年近くたってくると思うのです。人命がやはり優先なので、そこは市も責任持って、自己責任の部分になってしまうのですけれども、分譲マンションの問題はどこでも出てきていますので、よろしくお願いします。  次に、主要施策の成果189ページ、道路維持管理事業なのですけれども、本年度要望が倍近くになって、補修件数も92.2%、非常にいいと思うのですけれども、急にこの数値が上がった理由というのがあればお願いします。 ○委員長(山口文明) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 平成29年度から電話での要望、陥没がありますといったすぐ対応した件数を以前は含めていなかったのですけれども、その数字も含めるような形にいたしましたので、増加しているということでございます。 ○委員長(山口文明) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) これはいいことですから、要望に対してすぐ動いていただいたということですから、今年度からということなのですけれども、今後もちゃんと記録をとって、これだけやっていますよというところを示していただければ、表面上に数字が出てこないと、その部署の過重労働になっているとか、そういうものがこちらにもわかりませんので、これだけやっているので、人員をふやしてくださいという交渉材料にもなりますので、技術者がこれから減り始めますから、どんどんそういったものも一つのソースとして提示して、これだけ相談があるので、人員をふやしてくださいという交渉などに当たっていただきたいと思います。  次は、主要施策の成果199ページ、3・4・5井野・酒々井線外1路線道路改良事業でございます。こちらは供用開始にはなっていないのですけれども、以前も担当課の方にご丁寧に説明いただきまして、地域の住民から、もうつながっているのに何であけないのだと、そういう話がございました。理由は当然もうそのとき聞いてわかっているのですけれども、通れるのです。イオンタウンの脇からガードが置いていなければ通れるという部分があるので、そこをずっと閉めっ放しにしているのではなくて、途中までの供用を早急に。今も夕方になると中志津のほうまでユーカリから渋滞が続いている状態ですので、あの辺の事前供用、ここだけではないです。井野・酒々井線だけではなくて、八千代市の領分になってしまうのですけれども、印西、米本からユーカリに来るところも、橋がかかっていたその先、意外と道がつながっているのです。そういったところも含めて供用開始を早期に検討していただきたいと思うのですけれども、その件について何か。 ○委員長(山口文明) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(小西亘) 道路建設課の小西です。その件に関しましては、検討してまいりたいと思います。  以上です。 ○委員長(山口文明) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) 八千代市との絡みがある問題です。ただ、八千代市側も実は供用開始できるような部分、私も歩いて確認しております。インフラというのはかなり大事なもので、渋滞してしまうと経済活動がとまりますから、実績にもちゃんと書いてあるのですけれども、非常に大切なものを優先して、地元の人との理解もあわせて進めていただければと思います。  あと、主要施策の成果202ページ、203ページにかかわってくるのですけれども、東京から越してきた夫婦の方、佐倉を選んでいただいた方に一応聞いてみると、東京都心と比べると公園の充実度が著しく低いと。佐倉の公園は何もないですよねと。東京のほうは、遊具だったりとか、そういったものがかなり充実していると。大きな公園に行ってみても、健康遊具みたいなのがぼろぼろになったまま、撤去はされるのだけれども、新しいものがつく予定はないと。そういった感じで非常に寂しいという話が出たのです。今年度決算ですけれども、今後公園を考えていく上で例えば選択と集中、ないところはないで構わないと思うのですけれども、そういったことをして遊具の充実とか、子供とか親子が遊べる場所を宣伝していく必要があると思うのですけれども、そういったことについてどういうお考えがあるかお伺いいたします。 ○委員長(山口文明) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(川島千秋) 公園緑地課長の川島でございます。確かに今委員おっしゃるとおり、最近遊具が少ない、あるいは壊れていると、そういったご意見を結構お聞きしているのが実態でございます。担当としても、さまざまな地域の要望等を受けながら、場合によってはそういった遊具等についても設置するような方向で検討はしているのですが、なかなか財源に限りがございまして、また特に維持管理業務に結構費用が費やされているといったようなこともございますので、今後につきましては、新たな遊具の設置でありますとか、あるいは地域の皆様方のご要望などをお聞きしながら適切に対応してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) 親子の方々も車でそういう場所があれば行きますというふうに言っていますので、維持管理も結局いろんなところに遊具が分散してしまっているからコストがかかっていると思うのです。ですから、先ほど言った選択と集中、ここが子供が遊ぶのにいいところですよというふうに考えていただいて、そうすれば維持管理のコストも下げられると思いますので、お願いします。  次は、主要施策の成果203ページ、グリーンリサイクルなのですけれども、このチップ材なのですけれども、確かにランニングコース等でたくさんまかれていて、いいものなのですけれども、最近無農薬農業でチップを使っている農家さんが市内で出てきまして、日本で初めてということで、この間東京大学の教授とかも見に来ていたのですけれども、確かに無農薬、無肥料、有機ですよね。それにチップを使うらしいのです。今の利用価値として、このチップ材をそうした無農薬でやる農業とか、そういうのに使えるように今後、農政課等も話は聞いていると思うので、連携していただきたいのですけれども、いかがでしょうか。 ○委員長(山口文明) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(川島千秋) 公園緑地課長の川島でございます。このチップ材については、私どももなるべくリサイクルできるように力を入れて取り組んでいるところでございますが、今後その無農薬の関係等で農政課と調整をしたらどうかというようなご提案もございましたので、今後研究してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) 多分時間ないので、最後ですけれども、主要施策の成果204ページ、西部自然公園整備事業についてお伺いいたします。多目的広場の用地というのが文書に記載があるのですけれども、この予定の場所がどこなのかということ、以前見たところだけだったらいいのですけれども、一応聞いておきたいと思います。お願いします。 ○委員長(山口文明) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(川島千秋) 公園緑地課長の川島でございます。場所については、ちょうど佐倉西高の裏側、以前お聞きした場所と恐らく変わっていないと思うのですが、今そちらのほうに多目的広場ということで検討しているところでございます。  以上です。 ○委員長(山口文明) ほかに質疑はありませんか。  高木委員。 ◆委員(高木大輔) 高木です。よろしくお願いします。  市管理街灯LED化事業なのですけれども、自治会から市のほうに移管を受けて、29年度、30年度の継続事業なのですけれども、現在のLED化の工事の進捗について、どうなっているのかお伺いいたします。 ○委員長(山口文明) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 現在8月末で進捗が85%となっております。工期は10月末を予定いたしておりまして、順調に進んでおります。 ○委員長(山口文明) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) わかりました。  では続きまして、主要施策の195ページ、調整池改修事業なのですけれども、調整池のしゅんせつや老朽化した周辺フェンス、ポンプ設備等の改修を行うとあるのですけれども、市の整備計画というのはそのほかにありますか。 ○委員長(山口文明) 治水課長。 ◎治水課長(櫻井高明) 治水課の櫻井でございます。調整池の整備計画というのは、今の段階ではありませんが、本年度市の職員で全体の調査をかけまして、これからその整備計画についてはつくっていきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 私も過去の議会でこの調整池についての活用という形で、ビオトープとかいろいろ活用しているところがあるのですけれども、そういったことというのも検討材料に入っているのでしょうか。 ○委員長(山口文明) 治水課長。 ◎治水課長(櫻井高明) 調整池に基本的には雨が降ると一気に水がたまると。近ごろはゲリラ豪雨ということがありますので、人が入っているときに水が入ってくるということも想定されますので、基本的には今人を入れるということは考えておりません。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) わかりました。  続きまして、主要施策の成果201ページ、この事業概要の中で上志津調整池の基本設計を行っていますという形になっているのですけれども、その後の進捗についてお伺いいたします。 ○委員長(山口文明) 治水課長。 ◎治水課長(櫻井高明) 昨年度は基本設計をやっておりまして、今年度実施設計を発注しておりまして、今年度末で将来の計画図ができる予定でございます。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) わかりました。  続きまして、都市計画課に質問します。主要施策の38ページ、地域公共交通対策事業なのですけれども、よろしいでしょうか。南部地域デマンド交通運行事業委託について、29年度で運行が終了したのですけれども、その利用者の推移についてお伺いいたします。 ○委員長(山口文明) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(小野寺正朋) デマンド交通の運行開始からの利用者の推移でございます。概要といたしましては、利用者が最大であったのは平成24年度、延べですけれども、2,730人、それ以降利用者がおおむね減少傾向を示しておりまして、29年度に1,622人という状況でございます。  以上です。 ○委員長(山口文明) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) わかりました。  続きまして、決算書の216ページのところなのですけれども、危険ブロック塀等転換助成事業という項目があるのですけれども、これについてお伺いいたします。どういう内容でしょうか。 ○委員長(山口文明) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) 建築指導課の立石です。こちらにつきましては、危険なコンクリートブロック塀を撤去する工事に対する助成及びそれとあわせて緑化をする工事に対する助成を行う補助になります。  以上です。 ○委員長(山口文明) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 先般の関西の地震でも、このブロック塀による事故ですとか、そういうものが起きてきているのですけれども、29年度は決算ということなのですけれども、教育委員会等で通学路等の点検というのは行っているということなのですけれども、今年度になってしまうのですけれども、何か変化があったかどうかお伺いいたします。
    ○委員長(山口文明) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) 今年度につきましては、例年に比較しまして、相談件数というのがかなりふえております。実際調査の対象といたしましても、教育委員会から資料をいただく中で建築指導課の職員で調査しているという状況です。  以上です。 ○委員長(山口文明) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) さっきのゲリラ豪雨ですとか、この地震というのもありますので、今まではそれほど注目されていなかった予算だったのですけれども、実際大阪で地震によって痛ましい事故が起きたことで注目されているような形になったのですけれども、29年度決算なのですけれども、今後しっかりと教育委員会と連携して取り組んでいただければと思います。  続きまして、主要施策の205ページなのですけれども、岩名運動公園拡張整備事業とあるのですけれども、毎回議会で質問させてもらって恐縮ではあるのですけれども、長嶋茂雄記念岩名球場の改修工事が完成しましたが、改修後の利用状況にどのような変化があったかお伺いいたします。 ○委員長(山口文明) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(川島千秋) 公園緑地課長の川島でございます。改修後の利用状況というご質問でございますが、改修後は硬式、軟式を問わず、大会の利用がふえているというふうに指定管理者のほうからは聞いております。先日も昨年に引き続きましてプロ野球のイースタン・リーグの公式戦が行われましたが、ことしは新たに東都大学野球の2部リーグの公式戦、それから夏の高校野球千葉県大会の前にベンチ入りがかなわなかった野球部員だけの高校の対戦の試合があったというふうに聞いております。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 県内全体を見渡すと、天台の県野球場が改修工事に入ってしまって、グラウンド不足という状態も高校野球ですとか社会人野球のケースが今出てきていて、それで天台が使えない分、いろいろ探しているので、岩名の需要もふえると思うのですけれども、安全対策にはしっかりと。プロ野球はちゃんとしているのですけれども、平時が非常に気になりますので、その辺のしっかりとした対策を改めて要望して私の質問を終わります。  以上です。 ○委員長(山口文明) ほかに質疑はありませんか。  平野委員。 ◆委員(平野裕子) 平野です。  まずは、決算書の97ページ、放置自転車等処理事業のことについてお伺いいたします。放置自転車等移送作業及び保管場所管理業務委託料で860万円ほどあるのですけれども、最近の放置自転車の状況等はどうなっていますでしょうか。というか、平成29年度はどうだったか。 ○委員長(山口文明) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 平成29年度は352台です。  以上です。 ○委員長(山口文明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) 推移としては、減っているという方向でしょうか。 ○委員長(山口文明) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 緩やかですが、減っている状況です。 ○委員長(山口文明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) リサイクルセンターでリサイクルしているようなことをやっていましたか。 ○委員長(山口文明) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 放置自転車は、期間を置いて保管いたしまして、持ち主等がいない場合はリサイクルセンターのほうで再利用を図るということになっております。 ○委員長(山口文明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) リサイクルセンターでは、最近在庫がないような感じらしいのですけれども、少しずつでも減っていただければなというのと、あと委託料も減ってくれば多少なりともというところもちょっと研究かなと思うところもありますが、全体的にどうなるかはわからないところではあるので。わかりました。  それでは続きまして、決算書220ページの駅前広場整備事業の工事請負費に関しては、どちらの施設改修費になるか教えてください。 ○委員長(山口文明) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) ユーカリが丘駅前のエスカレーターの補修工事になります。 ○委員長(山口文明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) それでは次に、公園緑地課のことで、主要施策の成果の説明書の207ページで緑と花づくり事業に関して質問するのですが、この中で市内小学生によるチューリップの球根植えつけ事業を行っていると思うのですけれども、その植えつけ作業をした児童や保護者がチューリップを見に来場しやすいような工夫等というのは担当課では考えていらっしゃいますか。 ○委員長(山口文明) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(川島千秋) 公園緑地課長の川島でございます。ただいまのチューリップの球根の植えつけした後の子供たちや保護者に対する配慮といいますか、そういったことについてというご質問ということでよろしいでしょうか。このチューリップの植えつけ作業につきましては、ただ単にチューリップを植えつけるというだけではなくて、この植えつけ作業というのは大体11月にやるのですが、チューリップが開花するのは4月でございますので、11月に子供たちが植えつけをしていただいた後に、4月に実際に子供たちが植えつけた花を見に行っていただいて、これは私ども市のほうから送迎バスを出すとか、そういったことはしておらないのですが、多くの子供や保護者が見に行っているというお話は聞いているのですが、そういった体験を通して、その後図画のコンクールでありますとか、あるいは作文のコンクールでありますとか、そういったことで入選した絵とかにつきましては、これは民間の施設になりますが、そういったところで入選作品として広く市民の皆様方に見ていただくといったようなことをやっている状況でございます。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) 事業の目的の中でも緑化意識の啓発や緑に親しむ機会の提供ということもありますので、やはりあそこまで車で行く機会が多いので、本当は観光協会と工夫して、前から観光協会の駐車場のことでは、例えばチューリップを植えつけした子たちには1回くらいサービスしてあげるとか、そうしたらもう一回は自分たちで行くのではないかなとか、そういった機会をふやすということも、本当は観光のほうなのかもしれないのですけれども、公園緑地課でも、やはりそれだけお金をかけているのだからというところもありますので、子供たちの意識啓発につなげていっていただきたいと思います。  それと、ページがまたがるのですけれども、決算書の231ページと233ページの公園施設維持管理事業と緑地維持管理事業の件で、佐倉市は緑が多いので、管理している公園、緑地が多いのもわかっているのですけれども、そういった中で維持管理費はやはりかかってくるものだと思うのです。その辺に関しては、担当課としてはどのように考えていますか。 ○委員長(山口文明) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(川島千秋) 公園緑地課長の川島でございます。この維持管理については、私どもといたしましても、自治会さん、あるいは市民の方々からさまざまなご要望等をいただく中で、なるべく皆さんのご要望に応えられるように対応していきたいというふうに考えているのですが、かなりその年間の件数が多いものですから、なるべくやりたいところなのですが、そこはある程度優先順位をつけさせていただいて、まずは公園利用者の方に危険性が及ぶのを第一に考えながら対応していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) 特にことしの夏、今年度のことなのですけれども、結構草の伸びが早くて、膝丈まで背が伸びてしまっていて遊べないのではないかという公園を、中央公民館の前等、本当によく見かけました。優先順位があるとは思いますけれども、公園として子供たちが遊べるという環境づくりに努めていただきたいのと、あと先ほど白銀公園のところで敷地の拡張で土地を取得したと言われていたのですけれども、駐車場がないので、せっかくあんなに大きいのに、遊びに行くのに駐車場があったらなとすごく思うのですけれども、その辺に関しては公園緑地課でどう考えていますか。 ○委員長(山口文明) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(川島千秋) 公園緑地課長の川島でございます。具体的な計画まではちょっとまだ精査し切れていなくて、今委員おっしゃったように、確かに公園が少ないところがございますので、またあわせて今回この隣接用地を購入したということもありますので、将来的にはそういったことについても検討していきたいというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) ぜひ車をとめられるとうれしいなという部分があります。  それでは、成果の説明書で行きますけれども、210ページの住生活基本計画推進事業なのですが、昨年度結婚新生活支援事業はゼロ件でよかったのですか。 ○委員長(山口文明) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 住宅課長の齋藤でございます。結婚新生活支援事業につきましては、昨年度申し込みがなく、ゼロ件でございました。  以上です。 ○委員長(山口文明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) 今年度1件ということで、補助の中でやっぱり年収があったとは思うのですけれども、その辺は担当課としてどのようにお考えでしょうか。 ○委員長(山口文明) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 今年度、まだ年度の途中ではありますが、今のところ1件の応募が来ております。制度の内容についても若干変更いたしまして、昨年度対象が引っ越し費用だけという形をとっていたのですが、今年度はそれに加えまして、賃貸の場合でしたら、その賃貸の賃料、あるいは取得の場合でしたら、その取得に要する費用も含めて対象にするという形に変更してございます。その他、年収ですとか年齢ですとか若干細かく変えているところはあるのですが、大きなところとしては、その取得に要する費用を入れたというところが大きかったのかなというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) 最後に1点、先ほどありました危険ブロック塀等のところなのですけれども、補助要件に多分通学路というのが入っていたと思うのです。ただ、避難所へ行くということもあると思うので、やはり市としても、その通学路ではないところでも危険性がありそうなブロック塀とか、すごく多過ぎて大変だとは思うのですけれども、気になるところ、あとやはり工事をしてしまってからそういう補助があったのだという方もいらっしゃいましたので、その辺のPRをしていただければと思います。  以上です。 ○委員長(山口文明) ほかに質疑はありませんか。  爲田委員。 ◆委員(爲田浩) 爲田です。よろしくお願いいたします。  成果の説明書から行かせていただきます。188ページの道路境界確定事業ということで、これは三千八百何がし予算があって、決算もほぼということで、昨年も同じような金額で、目的としては境界の未確定部分の解消を図るということなのですけれども、昨年もほぼ一緒ぐらいの金額だったのですけれども、これはもうずっとこの金額を大体充当して、今後見込まれる残りの部分というのですか、想定されていて、あとどのくらいの金額がかかるようにもう見込まれているのか、それともとりあえずこのぐらいの金額ずつずっと当面行くということなのか、考え方を教えてください。 ○委員長(山口文明) 土木管理課長。 ◎土木管理課長(高橋勝男) 土木管理課の高橋でございます。この予算につきましては、道路の区域を決定したところの区域線図を作成する委託料でございます。この予算自体は経常費で持っていまして、毎年この3,000万円程度の額でずっと対応していくという形で今進めているところでございますので、将来的にどうかなのですけれども、未登記とか、そういった路線とか不確定な境界が決まらない路線等を多分に抱えていまして、その辺の予想はまだ全体額というのは捉えていない状況でございます。 ○委員長(山口文明) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) 全体額は捉えられていないということで、経常的にこの金額で未確定部分を処理していくということで、市の持っている部分と民とのかかわりの部分で73%程度は確定が済んでいるだろうということの数字でよろしいですか。 ○委員長(山口文明) 土木管理課長。 ◎土木管理課長(高橋勝男) 成果の説明書のこの指標につきましては、境界を決めてくれという申請がそれぞれ上がってきます。その申請に対して現場立ち会いをしまして、現場の確定した確定率を言っていますので、それとは違う数値でございます。 ○委員長(山口文明) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) わかりました。そのまま行かせていただきます。  次に、公園施設維持管理事業、成果の説明書202ページなのですけれども、これまで皆さんいろいろ公園のことについてお聞きをされてきたと思うのですけれども、296カ所の公園があるということで、いわゆるおうちを持たない方というのですか、言葉として、夜を公園で過ごすような方というのでしょうか、こういう方というものの認識というのは、公園緑地課で把握していたり、何か現場からの課題だとか、そういうものというのは上がっていますでしょうか。 ○委員長(山口文明) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(川島千秋) 公園緑地課長の川島でございます。公園で寝泊まりしているような方々について市として把握しているかというようなことだと思いますが、現状では把握はしてございません。  以上です。 ○委員長(山口文明) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) 把握していないということは、特に市のほうに何か情報が入ってきているということもないという認識でよろしいでしょうか。 ○委員長(山口文明) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(川島千秋) 公園緑地課長の川島でございます。特に市民の方等からそういった通報等はございません。  以上です。 ○委員長(山口文明) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) わかりました。そのまま行かせていただきたいと思います。  そうしましたら、成果の説明書208ページの街路樹維持管理事業、これは赤いファイルの資料等もあわせさせていただいて、これは土木部の7、8ページぐらいでしょうか。私は、何度かお話というか、一般質問でもさせていただいたことがあると思うのですけれども、高い木と、腰高ぐらいまでの低木というのでしょうか、この管理のことについてなのですけれども、そもそもこの低木のほう、場所によって植えているところがあったり植えていなかったりするところがあるのですけれども、この低木の植樹帯の役割というか、意味はどういった位置づけであるのでしょうか。 ○委員長(山口文明) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 当時は交通事故等の緩衝的な役割ということで低木を植えていたのですが、今現状では余りそれが意味があるのかというところで、低木についてはふやすというのは今控えている状況でございます。 ○委員長(山口文明) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) ふやすということについては抑制をされているということなのですけれども、この部分でお仕事をされている方も資料を見ればおりますので、いけないというよりは、その辺の意味合いですよね。役割として、本当に大きなお金が管理にはかかるので、役割をしっかりもう一度再確認していただく必要があるのだろうと思いますとともに、管理の内容については詳細な取り決めが決まっているのだと思うのですけれども、恐らく市のほうには、見通しが悪いですとか、歩道の部分まで伸びているだとか、苦情や要望で対応しなければいけないようなことが多々あるのかなと思うのです。またあわせて、歩道の全部のスペースに対して、何メートルも歩道部分のスペースがあるはずなのに、低木がいっぱい植えていて、人がかわして通らなければいけないようなところもあったり、幅をとり過ぎているために、車が1台すっぽり隠れるぐらいの幅がとってあって、車の仮駐車場のようになっているような状況があったりして、せめて幅が広過ぎるところについては、思い切って歩道として使えるようなところについては、管理するなら管理するという判断の中で、残すものは残す、なくすものはなくすということで、お金がかかることは一度あっても、しっかり不必要な部分に関しては取るというような判断も必要なのではないかと思うのですけれども、その辺についてはいかがでしょうか。 ○委員長(山口文明) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 街路樹の高木等も今かなり育ってきておりますので、その辺も含めて今後検討させていただきたいと思います。 ○委員長(山口文明) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) 当初は安全面で事故のときの緩衝材のような意味合いもあったというようなお話をいただいたかもしれないのですけれども、子供がすっぽり隠れてしまうほど簡単に伸びてしまうような木もあったりするのです。なので、これについては本当によくよく考えていただきたいと。撤去していただきたいということではなく、もっと低く狭くしていただいて、適正な管理をまめにしていただけたらなというふうに思います。よろしくお願いいたします。  次に、赤い資料のほうなのですけれども、都市部の11ページになるでしょうか、定住化促進支援事業の部分の資料のところを見ているのですけれども、空き家バンクの登録をされていて、皆さん一生懸命対応してくださっているのはわかるのですけれども、一定期間何の問い合わせもなかったり、ずっと動きのないものについては、どのような対応をされておりますでしょうか。 ○委員長(山口文明) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 住宅課長の齋藤でございます。空き家バンクにつきましては、登録をされて、なかなか決まらないという案件も確かにございます。これにつきましては、登録者、所有者の方とご相談をしながら、場合によっては市のほうに登録しているよりも民間の不動産屋さんのほうにお任せをしたほうが早く決まるようなケースもございますので、そういったところも含めて所有者の方とお話をしております。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) では最後に、確認なのですけれども、これは不動産屋さんのほうにも載っていて市の空き家バンクにも載るという併記というのは基本だめだったのですか、制度として。
    ○委員長(山口文明) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 両方の登録というものは今はしておりません。こちらに登録した場合には、不動産業者さんのほうには登録をしないという形で事業を行っております。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) ほかに質疑はございませんか。  橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) 橋岡です。よろしくお願いいたします。  まず、道路も全て老朽化していくわけなのですけれども、インフラの老朽化で40年間で1,743億円、年40億円が必要とされている試算が出ておりますが、これを受けてどのようなことを検討されたか伺います。 ○委員長(山口文明) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 道路の補修につきましては、5年に1度路面性状調査を行い、道路の補修の優先順位を決定しまして、その後FWD調査、道路のたわみの量とか構造の調査を行いまして、その優先順位の中からまたさらに優先順位を決めていくといった中で解消を行っております。 ○委員長(山口文明) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) そういったご苦労をされているとは思うのですけれども、上水道、下水道と関係しますけれども、その工事に関しまして、同じ時期になるべく行うということについてはどのような話し合いが行われているのでしょうか。 ○委員長(山口文明) 土木管理課長。 ◎土木管理課長(高橋勝男) 道路工事につきましては、毎年、年に1度道路の占用者会議というものを開きまして、工事の予定の調整を各事業者間で図っていただくということで調整をしております。長期的なことで申し上げますと、長期にわたっての調整まではまだ行っていないという状況もございます。 ○委員長(山口文明) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) ぜひ長期的な視点を持って計画を立てていただけたらなと思います。  冒頭のご説明の中にもありましたけれども、集中豪雨などが多く発生するということで、今までと同じ対応ではなかなかうまくいかないと思うのですけれども、昨年度災害の出動が危機管理室のほうは10回ということだったのですが、土木部であるとか都市部であるとか、台風だとか大雪だとか大雨、そういった対応の回数はふえているのでしょうか。 ○委員長(山口文明) 土木管理課長。 ◎土木管理課長(高橋勝男) 土木部におきましては、警報が出たら必ず対応するということで人を配置するような体制をとっていますので、この辺の回数というのは、危機管理室と連携を図ってやっていますけれども、うちのほうとして何回というのは今ここに記録がないので、お答えできないのですけれども、必ずそういった場合には対応しております。 ○委員長(山口文明) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(小野寺正朋) 今のご質問の都市部に関しても、土木部と同じように、警報が出た段階で待機をするという対応をしておりまして、昨年度の回数につきましては、こちらで把握はしておりません。  以上です。 ○委員長(山口文明) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) 10回出動して284名の職員が対応したというふうにご答弁をいただいています。その中で、大阪で大きな被害が出ました台風のときに樹木がかなり倒木しました。佐倉市内の街路樹については、どのようなお考えをお持ちでしょうか。 ○委員長(山口文明) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 市内の街路樹につきましては、管理業務委託の中で木の状態等も点検していただくようにしております。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) 根上がりの問題もございますけれども、根が張れないから、どうしても倒れやすいと、現地の被害を受けた自治体の方が言っていましたので、点検の仕方ですよね。今までそういった目でごらんになったことがあるかどうかわからないのですけれども、そういう意味でも見ていただく必要があるのかなということを感じました。  それで、災害が多いということに関しまして、酷暑、暑い夏ということもあると思うのですけれども、緑と花づくりということで、決算書232ページ、成果の説明書207ページですけれども、各団体に夏はマリーゴールド、冬はパンジー、ビオラを配っていただいていますけれども、この花の種類をそろそろ検討しなければいけない時期が来ているような気がするのですが、検討したことはございますでしょうか。 ○委員長(山口文明) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(川島千秋) 公園緑地課長の川島でございます。申しわけございません。これにつきましては、緑と花づくり事業の花苗のことでよろしいでしょうか。この花苗の関係につきましては、現在私どもといたしましては、種類といたしましてはマリーゴールド、それからパンジー、ビオラ、この3種類を基本に植えつけ等を行っているところでございまして、この3つの種類については、比較的安価で長もちがしてといったようなところ、また病害虫にも強いということで購入しているところなのですけれども、私どもといたしましてはこの3つが今言ったような理由からいいのではないかというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) マリーゴールドの前は、サルビアが入っていたのです。ただ、サルビアは暑さで茶色くなってしまうということで、なくなったと思うのです。今回驚いたのは、マリーゴールドも余りにも暑い、日差しが強いということで茶色く枯れてしまうと。毎日お花に水を上げているのですけれども、なってしまったということで、ハイビスカスとか、ああいったお花が毎日咲いているような異常な気候になっているので、農家さんと相談しながら検討していただけたらなと思います。税金でせっかくきれいなまちづくりを目指していたものが枯れていくというのもちょっと残念ですので、よろしくお願いいたします。  それから、2年間の継続費ということで、市の管理街灯LED化ということで、自治会さんからどういったご意見をいただいているか伺います。 ○委員長(山口文明) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) 移管後につきましては、また新たな設置要望等も数多く来ている状況でございます。 ○委員長(山口文明) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) それに対しては、どのような対応ですか。 ○委員長(山口文明) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) まだLED化事業が終わっておりませんので、まずそちらのほうを優先させていただく中で次年度以降設置場所を確認しまして、必要な箇所については増設していくように考えております。 ○委員長(山口文明) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) それでは、井野・酒々井線なのですけれども、道路用地の取得率95.1%ということで、残りの4.9%について確認の意味でご答弁ください。 ○委員長(山口文明) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(小西亘) 道路建設課の小西です。現在残りの用地に関しましては、境界を確定させた後に用地買収に進んでいくと。T─4号線の志津中学校のところの脇にある家に関しては、任意交渉で用地買収を進めていくということでございます。  以上です。 ○委員長(山口文明) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) 看板等で告知できるものは、なるべく近くの住民の方が理解できるようにしていただきたいと思います。  それから、住生活基本計画推進事業の中でさまざま補助をしていただいたと思うのですが、中には間に合わなかったとか、ちょっと条件が合わなかった等あると思うのですけれども、一番これに当てはまらなかった方の声を伺ってもよろしいでしょうか。 ○委員長(山口文明) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 住宅課長の齋藤でございます。当てはまらなかった方ということですが、各補助事業それぞれ要件がございまして、収入の要件ですとか、あるいは年齢の要件ですとか、さまざまあるのですけれども、1つ言えば近居・同居住替支援事業ということで、今近居の範囲を2キロ以内ということでやっているところですが、2キロからちょっと超えてしまっているのだけれどもというような方もいらっしゃる中で、2キロから外れているのでということで対象外になっているケースがございます。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 土木管理課長。 ◎土木管理課長(高橋勝男) 先ほどの災害の件なのですけれども、危機管理室から10回二百八十数名という報告があったと思うのですが、それは私どもと都市部も入った数字でございますので、その辺をあわせて申し上げたいと思います。 ○委員長(山口文明) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(小西亘) 先ほど志津中学校のところをT─4号線というふうに説明いたしましたが、T─3号線の誤りでございます。申しわけございませんでした。  以上です。 ○委員長(山口文明) ほかに質疑はありませんか。  萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) お願いします。決算書の98ページの公共交通生活路線維持事業ですが、グリーンバスへの補助金支出の経緯と、それから金額の算定根拠について伺いたいのですが。 ○委員長(山口文明) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(小野寺正朋) まず、最初の補助金額の算定根拠につきましては、運行経費に対しまして運賃収入があって、結局運行経費が賄えない赤字部分、そこの3分の1を市が補助しているという計算になります。経緯は、和田、弥富地区等の運行が厳しいと言われた部分に関して最初協議が持たれまして、市のほうで補助するので維持してくださいという状態で補助が導入されたということでございます。 ○委員長(山口文明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) わかりました。事業者からの申し出によって赤字の3分の1補填ということですね。  では次に、市営住宅解体事業、決算書の235ページですが、公営住宅の資料を出していただいた応募者推移を見ますと、昨年だと申し込んだ人の3分の1しか入居できていない状況です。需要があるのに解体していくというのはいかがかと思うのですが、現在の公営住宅の戸数は幾つですか。 ○委員長(山口文明) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 住宅課長の齋藤でございます。市営住宅、現在の管理戸数といたしましては233戸でございます。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 市は新しく公営住宅をつくらないという方針であるということなのですけれども、高齢であったり、未成年であったり、住宅を契約できないケースがあることは認識されていると思うのです。必要としている市民がいることを認識していて今後つくらないで、しかも減らしていくということになりますよね。例えば上座も間野台も老朽化して、減る一方になるわけですが、どういうふうに考えていますか。 ○委員長(山口文明) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 住宅のセーフティーネットのお話になろうかと思います。平成29年度に国でも住宅セーフティーネット法が改正をされまして、その中で一つのポイントといたしましては、空き家を活用して住宅セーフティーネット機能の強化を図るというようなところが挙げられてございます。佐倉市におきましても、市営住宅の老朽化によって、徐々に老朽化している間野台、上座については退去のたびに壊していくという形をとっておりますので、それにかわった施策を考えていかなければいけないというふうには認識してございます。住宅セーフティーネット法の強化に伴って、千葉県でも事業を行い始めておりますので、県との連携を図りながら、住宅確保要配慮者、先ほどおっしゃられていた入居を拒まれがちな方の入居を拒まない賃貸住宅の登録制度というものも県は主体となって始めるという話になっておりますので、その辺も見据えながら市といたしましても進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) ぜひ入居しやすい形でセーフティーネットをしっかりとつくって考えていっていただきたいと思います。 ○委員長(山口文明) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 済みません。先ほどの市営住宅の戸数なのですが、231戸の間違いでした。訂正させていただきます。 ○委員長(山口文明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 間野台も相当広い敷地がありますし、上座とか、せっかくの市の財産ですから、買うのは大変ですから、その敷地をしっかりと生かしていただきたいというふうに思います。  では次に、主要施策の成果187ページ、既存建築物耐震改修等支援事業です。この耐震化が進んでいないのは、先ほどは30年にまた調査があるというお話でしたが、この助成基準の検討が必要ではないかと私は思っているのです。耐震化率を上げる必要があります。今ちょっとでもリフォームしていると対象にならないというふうになっていますが、これは変更する考えはありませんか。 ○委員長(山口文明) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) 建築指導課の立石です。委員おっしゃったのは、既存建物を増築した場合のことに関してかと思うのですけれども、建築基準法におきましては、増築工事をした段階で本来であればその基準に適合させる形になっていなければいけないという制度になっており、そういうルールがございますので、その部分を含めて改修というのは対象にならないというふうに考えております。 ○委員長(山口文明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 例えばテラスをちょっと出すとか、増築という範囲に入らないといいますか、それは増築という建築基準法にかかるかかからないか、その辺のところがあると思うのです。ここで結構ネックになっているという話を聞きますので、本当に増築という形であれば法にかかるのかもしれませんけれども、もうちょっと検討できる余地があるのであれば、ここは耐震化率を上げるために検討していただくことができないかなと思っています。それと、事業者の信頼性という面では、地元業者に仕事を促すことで非常に信頼性がアップして、しかも建築業というのは非常に波及効果があるので、そういう経済効果につなげているという自治体が多数あるという報告はご存じだと思うのですが、これは検討すべきではないでしょうか。 ○委員長(山口文明) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) 最初の増築云々という話ですけれども、私ども建築指導課は建築基準法を所掌している部署でございますので、少しだからいいということはなかなか言いづらいというところがございます。2点目は、市内業者での施工というお話かと思うのですけれども、診断の後に改修という形になりますけれども、実際診断につきましては、市内の業者さん、何社かあるのですけれども、ほぼ固定の方が申請されているという状況でして、実際になかなかやり手がいないというのですか、診断をするという業者さんが少ないという状況がまず1点あります。出されてくる補助申請については、市内業者さんの方ももちろんいますけれども、このもともとの建築された業者さんだったりおつき合いのある業者さんというところがありますので、あくまでも市内限定ということにならなくてもいいのかなというふうに思っております。 ○委員長(山口文明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 実質的には、目的がこれからの自然状況もあわせて、耐震率を上げるという目的に合った形で進めていただきたいと思います。  では次に、主要施策の成果196ページの急傾斜地崩壊対策事業、これは地権者から要望があった場合というふうになっていますが、現在申請中の件数はあるのですか。これは、手順というか、順番というか、不明瞭だと思っていまして、例えばすごくたくさん周りに崖地みたいなところがあるのですが、なかなか市に言ってもやってもらえないので、県議会議員に頼んでやってもらったというお話を伺ったりしますと、もうちょっと明確にしていただく必要があるのではないかと思うのです。指定済み箇所がずっと変わっていませんけれども、どういうふうにこの表を見たらいいのか、見える化できないでしょうかということです。 ○委員長(山口文明) 治水課長。 ◎治水課長(櫻井高明) まず、指定の手続ですが、土砂災害警戒区域という指定がございまして、まずその警戒区域に指定されているかどうかというのが第1条件になるのですけれども、その上で崖の高さが5メートル以上、角度が30度以上、30度よりきついということです。それから、もしその崖が崩れた場合の被害件数が5件以上、これが一応最低限の申請のための準備になりまして、その上で千葉県がやるというのは高さが10メートル以上で、今県に要望書を出しておりまして、申請中のところが5件あります。それ以外は、まだこちらでは受け付けしていない状態です。それから、見える化ということなのですが、今後検討させていただきます。 ○委員長(山口文明) ほかに質疑はございませんか。  五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) まず最初に、岩名運動公園拡張整備事業、決算資料の都市部の5ページになるのですけれども、スコアボード改修に高額な費用がかかり、スコアボード使用料が高くなったということがありましたが、利用者からどんな声が出ているでしょうか。 ○委員長(山口文明) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(川島千秋) 公園緑地課長の川島でございます。利用者からは、委員もごらんになったかと思いますが、かなりはっきりと文字等が大きく見えるということで、かなり見やすくなって非常によいというようなお話をいただいております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 利用料が高くなりましたけれども、その辺についてはないのですね、声は。その使用条件なのですが、ホームページに書いてあったのですが、2時間1,290円ということで、ただしということで、電光掲示板は原則大会時のみ利用となりますと、こういうふうになっているのですが、大会としてはどんな大会なのかということと、こうなった経緯についてお聞きします。 ○委員長(山口文明) 公園緑地課長。
    ◎公園緑地課長(川島千秋) 申しわけございません。保留とさせていただきます。 ○委員長(山口文明) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) そうしたら、次は地域公共交通対策事業、主要施策の成果の38ページなのですが、1つここで確認なのですが、コミュニティバスの路線は既存バスの競合しないことが前提になっているというふうに議会やこの間の常任委員会でも部長が答弁されていましたけれども、この前提でいいですか。確認させてください。 ○委員長(山口文明) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(小野寺正朋) コミュニティバスの運行ルートにつきましては、原則競合しないことをベースとして考えております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) ルート見直しがされて、来年1月から本格運行ということですが、皆さんもご存じだと思いますが、佐倉市の高齢化率は国に先駆けて30%を超えているという状況で、介護予防の観点から、気軽に外に行ける環境をつくるということは大変重要な課題なのです。バスに乗りやすくするということもこれにつながっていくわけで、高齢者だけではなく、もちろん若い方もそうなのですが、こうした点から、乗車料金200円、結局往復すれば400円の負担になりますよね。すごく大きい負担なのです。このコミュニティバスが、今確認しましたが、事業者と競合しないのであれば、もっと安くしても別に事業者の事業を圧迫することはないと思うので、例えば100円という選択もありだと思うのですが、それはいかがですか。 ○委員長(山口文明) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(小野寺正朋) 運賃に関しましては、佐倉市で市民の方が住んでいるところで、うろ覚えで申しわけないのですけれども、七、八割の方はほぼ民間の運行事業者の運行路線上で生活をされています。その方々は、おおむね170円という初乗り運賃から始まりまして、距離制で運賃を支払っていると。コミバスのほうも統一させて、ほぼ不均衡のないようにやっているという状態です。 ○委員長(山口文明) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 先ほど確認したように、路線は競合していないわけですよね。行き先は競合していない。なのに料金だけは競合するというか、同じようにする、そこの理論がおかしいのではないかというふうに言っています。いいですか。競合するのであれば、もちろん安いほうに乗る人は行きます。ただ、バス路線は競合していないわけです。ですから、料金を下げても別に何ら事業者を圧迫することはないのではないかというのが私の言いたいことなので、それは後で答弁をいただければいいのですが、そういう考え方もありではないかと思います。部長、いかがですか。 ○委員長(山口文明) 都市部長。 ◎都市部長(窪田勝夫) 都市部長の窪田でございます。委員ご指摘のとおり、競合するのが同じ道路を走るかどうかということを一つの見方とする考え方もあると思います。ただ、今我々が200円というふうに設定している考え方の一つの視点としては、市民全員の方の理解を得るための一定の水準といいますか、そこを今200円としているということでございます。 ○委員長(山口文明) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) コミュニティバスをどういう視点で走らせるか、もちろん不便地域の解消というのはありますけれども、福祉的な視点でもコミュニティバスは走らせることになるわけなので、その辺をどう考えるかということもあると思います。それは、これで終わりにします。ということで、よろしくご検討ください。  次に、市営住宅、追加資料の都市部3ページに行きます。皆さんもよくご存じだと思うのですが、平成26年、銚子市で県営住宅の家賃を滞納した母子世帯が明け渡しの強制執行の日に心中を図るという事件が起きました。この事件を契機に国は家賃滞納について関係機関や市町村との連携を図ることを要請しています。佐倉市内にも県営住宅がありますが、家賃滞納の情報は市に入ってきているのでしょうか、伺います。 ○委員長(山口文明) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 住宅課長の齋藤でございます。市内にある県営住宅の滞納状況ということですが、情報は市のほうには回ってきてございません。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) ぜひ県に要請してほしいのです。先ほども言いましたように、銚子で起きたのは県営住宅だったということです、この母子の心中事件。ですから、いろんな方がいらっしゃる特に県営住宅の情報というのはすごく市にとっても大事なことだと思いますので、その辺はぜひよろしくお願いします。  それとあと、決算委員会、これは総務だったかな、弁護士費用の説明の中で市営住宅の家賃について訴訟になっているという答弁があったのですが、どういう内容かお聞きします。 ○委員長(山口文明) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 市営住宅の家賃ということではなく、新築資金貸し付けの関係での弁護士相談を今ちょうど……               〔「訴訟になっていると」と呼ぶ者あり〕 ◎住宅課長(齋藤義明) 訴訟になっているということですか。今現在ですか。今現在訴訟になっているものはございません。 ○委員長(山口文明) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 済みません。私が聞き違えたのかもしれません。  それと、家賃滞納というのは市営住宅でも起きている問題だと思いますが、その場合は生活に困窮していることが多いと思うのです、その方々は。滞納の背景を十分に調査して聞き取りをして、福祉部門と連携して対応していく必要があると思いますが、現状はどうなのでしょうか。 ○委員長(山口文明) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 委員おっしゃるとおりだと思います。現在も福祉部局、特に社会福祉課の生活保護の担当ですとか生活困窮のほうの部署とも連携を図りながら、また滞納されている方それぞれにそれぞれのご事情がございますので、そういった事情は十分にお聞き取りをして、今後どういった形で支払えば支払っていけるのかというようなところも綿密に打ち合わせをした上で、支払い計画書等を作成して対応しているというところでございます。  以上です。 ○委員長(山口文明) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) その際、税務部門とか国保というか、そういう税務関係の滞納などもその人はあるかもしれない。いろいろ滞納を抱えていらっしゃる場合もありますが、そういう場合はやはりそちらのほうの関係の方も入ってやられるということもあるのですか。 ○委員長(山口文明) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 税の情報というのは、個人情報の関係で、市役所の中であっても他部署がなかなか入手できない、教えてもらえないという情報でございます。私どもでやっている空き家の対策であれば、空き家等対策特別措置法という法律の中で税情報を使えるというふうに明記されているので、そういった場合は使えるのですが、市営住宅の家賃というところでは使えないというような状況でございます。 ○委員長(山口文明) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) ぜひとも最善の方法をとってください。  最後なのですが、西部自然公園の件で、この公園の整備計画が平成21年に策定されていますが、実施計画はつくられていません。いつまでも無償貸与で寄附をというように言っているわけにもいかないと考えますが、公園用地内にもかかわらず自動車解体業者によるヤードもつくられ、一刻の猶予もならない状況にありますが、こういう関係をどういうふうにしていくお考えでしょうか。 ○委員長(山口文明) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(川島千秋) 公園緑地課長の川島でございます。現在私どもも合同会議を開催して、その中で関係各位の皆様方といろいろとお話し合いをさせていただいているのですが、なかなか意見の集約が厳しいという状況もあるのですが、私どもとしては、さまざまな立場の方々がご参加している中で、やはりどこかで100%合意ではなくても、ある一定の合意を得て今後の整備計画の策定等も含めて検討を前に進めていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(山口文明) ほかに質疑はございませんか。  岡村委員。 ◆委員(岡村芳樹) それでは、私からは土木の関係で、道路の維持管理の部分で、提出していただいた赤いファイルの土木の5ページに道路のふぐあいで事故が発生した報告が10件ほど掲載してありますけれども、これについては、その道路のふぐあいについては、事前にパトロール等も行ったりとか、あと全庁的に職員の方からの通報だとか、当然我々も注視しているのですが、こういった中で少しでもそういった情報を早く知るために、以前一般質問で私や敷根委員も提案していますけれども、千葉市で行っているSNSだとかスマートフォンなどを活用して逐一そういった情報を送るというか、もらうようなシステム、こういったような研究というのはされているのでしょうか。 ○委員長(山口文明) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(佐々木恭介) まず、損害賠償の件なのですが、昨年度は神門地先というところが件数が多いかと思うのですけれども、秋の長雨と台風が重なりまして、事前にパトロールはしていたのですが、この後の夜から朝方、通報があるまでに事故が重なったものでございます。それとあと、以前にもちばレポとかSNSの活用というお話を伺っておりますけれども、今のところ市民の声の要望書とかのシステムで庁内の連携を図っているところでございます。以前も、費用等の面もあるので、また検討させていただくということでお話ししたと思うのですけれども、引き続きその辺は検討してまいりたいと考えております。 ○委員長(山口文明) 岡村委員。 ◆委員(岡村芳樹) 検討していないということだと思うのですけれども、検討とか研究というのは非常に便利な言葉という部分がありますけれども、表面に出た形がこの報告書に上がっているというだけで、実際にはいろいろな形で通報を受けて直したりとか、たまたま大事に至らなかったというのはいろいろなケースがあると思うのです。ですから、ここに見えている部分だけではなくて、相当な数が多分あるのだろうというふうに思います。特に先ほど言った災害だとかいろいろなことが起きたときには、予期もしないような事態がこの道路関係では発生する場合があります。よく山側の木が倒れかかって通行もままならないようなところがあって、まだ道路がストップしていなくて、それを知らずにどんどん車が入ってきてしまったりとか、そういったものを逐一把握するような形、これは全庁的に活用できるシステムだというふうに思いますので、その辺は本当に研究していただきたいなと。言葉で幾らでも研究、検討はできますが、具体的にやるというのは非常に大事だというふうに思いますので、よろしくお願いします。  それと、治水関係なのですけれども、成果の説明書で195ページ、これによって、一昨年ですか、志津のほうが特に集中豪雨がひどくて、中志津北部調整池仮設ポンプ設置工事、それと維持管理を実施したということが記載されているのですが、これによってどのような効果が望めるのでしょうか。 ○委員長(山口文明) 治水課長。 ◎治水課長(櫻井高明) まず、中志津北部調整池の仮設ポンプですが、ここについては水道道路に冠水した水を取り込んで、その横にある水路、手繰川第1一号幹線という下水道の幹線があるのですけれども、そちらのほうに雨水を強制的に排出するということで、ちょっと細かい数字なのですけれども、1分当たり23トンの排水能力がありますので、雨水対策としては十分と言えるかどうかわかりませんが、対策にはなると考えております。維持管理については、今既存で調整池自体が約70カ所佐倉市内にあるのですけれども、でき上がってから二、三十年たっているところが多くて、フェンスがぼろぼろになっていたり草ぼうぼうだったりということで、フェンスを少しずつ今改修しているような状態でして、先ほど高木委員からもご質問がございましたが、今年度市の職員で全部回って、フェンスの状態とか、草木の繁茂状況とか、そういったものを調査して、先ほど整備計画というふうに言ってしまったのですが、維持管理計画というふうなものが正しいかと思うのですけれども、そういったものを今年度中につくっていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 岡村委員。 ◆委員(岡村芳樹) 多分今言ったのは、川にポンプで流すというのは川があふれないのが前提だというふうに思いますが、これはやはり早く上志津調整池が整備されないと、その部分というのは解決されないのだろうと。一昨年のときは、あの水路自体があふれた状況で30軒余りが床上、床下浸水に陥ったという状況は現場でわかっていると思いますので、それについては速やかに進めていただきたいというふうに思っています。  それと、ちょうど西部自然公園の話が出ましたので、西部自然公園の関係なのですが、実際に多目的広場の関係とか待ち望む市民の方が非常に多くて、かなりおくれているのではないかという認識の人が多くて、先ほども合同会議の話が出ていましたけれども、そこでの説明の計画では、そんなにおくれていないのだというような説明も多分担当課としてはあるのだろうというふうに思いますが、先ほど五十嵐委員も言っていましたけれども、当初購入してから相当な年数がたっているということで、かなりあの公園に対しての期待感というのを持っている方が多いわけで、実際に多目的広場ができたときには、かなりまだ先になってしまうというようなこともありますので、できたらその会議に出席している人だけではなくて、やはりある程度広範にこういった進捗を含めて今後の計画も定期的に示していく必要があると思いますが、その辺はいかがですか。 ○委員長(山口文明) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(川島千秋) 公園緑地課長の川島でございます。定期的に情報提供をしたらどうだというようなご意見だと思いますが、私どもとしても鋭意努力をさせていただいて、昨年再開をさせていただいた合同会議を昨年11月とことし2月に開催させていただきまして、さまざまなご意見を賜りました。その内容については、私どもも広く市民の方々にお知らせする必要があるだろうということで、ホームページを通じてお知らせをしているところでございます。今後も合同会議での内容につきましては逐次、また各種ボランティアの方々がかなり西部自然公園の中で活動していらっしゃいますので、その活動報告につきましてもホームページ等で市民の方々にお知らせをしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 岡村委員。 ◆委員(岡村芳樹) ホームページだと、見ている人はいいのですけれども、なかなか見ていない人も多くて、「こうほう佐倉」とか、また何かしら自治会等に周知をするとか、いろいろな形が考えられると思いますので、その辺また丁寧に進めていっていただきたいなというふうに思います。  それと次に、住宅の関係で、住生活基本計画推進事業というのがありますが、これで団地再生モデル、市内3カ所ですか、選ばれているということで、これについては実際どのような形で進んでいくのだろうと。実際にその指定を受けたところもそういうふうな形で自治会的には思っているわけなのですけれども、実際にこの29年度の段階でどんな段階なのかというのと、今後どの程度のところまでその団地再生モデル事業の実施をしていくのか、この辺を教えていただきたいと思います。特に私が住んでいる中志津を例にとっていただいても結構ですので、お願いします。 ○委員長(山口文明) 住宅課長。 ◎住宅課長(齋藤義明) 住宅課長の齋藤でございます。団地再生モデル事業につきましては、平成29年度については、中志津、八幡台、千成の3団地を対象としているのですが、中志津自治会では、まず1つ、住生活に係るアンケートを行いました。それから、3団地、中志津、八幡台、千成で空き家セミナーをそれぞれ開催しております。また、今年度、実施したものといたしましては、八幡台の自治会でワークショップを行いまして、住民の方のご意見をお聞きしております。今後につきましても、今年度中に中志津、八幡台、千成それぞれにおいて空き家の実態調査、それからワークショップ、また引き続き空き家のセミナーを行う予定でおります。また、そういったものを通しまして、それぞれの団地それぞれに特徴がありますので、その団地において、何が必要なのか、どういった事業を行えるのかというものを、市から一方的にということではなくて、住民の方も一緒に協力していただきながら、そこのところについて検討していきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) ほかに質疑はございませんか。  副委員長。 ○副委員長(小須田稔) では、1点お伺いをいたします。  主要施策では187ページ、ピンクのファイルでは都市部10ページのところのかさ上げ工事等補助金についてお伺いいたします。まず初めに、このかさ上げ補助金の対象エリアをこれまでより広げていただいたこと、ありがとうございます。感謝いたします。それで、今回この2件の実績が出ているということですけれども、この2件のエリアというのは、今回広げていただいたエリアなのか、それともそうではないのか、お伺いしたいのですけれども。 ○委員長(山口文明) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) 建築指導課の立石です。2件行った区域につきましては、従前の区域になっております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 副委員長。 ○副委員長(小須田稔) それでは、2件実施されたということでありますけれども、相談件数というのは2件以外ではありましたでしょうか。 ○委員長(山口文明) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) 建築指導課の立石です。特にその2件以外の相談というのはなかったというふうに考えております。今年度につきましては、1件申請が出ております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 副委員長。 ○副委員長(小須田稔) では、最後です。私が知っている範囲ですけれども、このエリアで過去にかさ上げをされた方は、家の建てかえと同時に行われたのかなというふうに理解をしております。今回この実施された2件の方のかさ上げというのは、どのような状況で行われたのか、既存の家をそのまま上げたのか、それとも一回壊して新しくされたのか、新しく引っ越されてきた方が上げてつくられたのか、その辺を具体的にお伺いしたいのですけれども。 ○委員長(山口文明) 建築指導課長。 ◎建築指導課長(立石健雄) 建築指導課の立石です。1件につきましては住みかえの建てかえで、1件の方は新たに来られた方の建てかえです。両方とも建てかえの中で、1件はもともといらっしゃった方の建てかえ、もう一件は新たに来られた方の建てかえというか、新築になります。  以上です。 ○委員長(山口文明) 公園緑地課主査。 ◎公園緑地課主査(大塚孝) 公園緑地課の大塚と申します。先ほど五十嵐委員のご質問で答弁保留をいたしました岩名運動公園長嶋茂雄記念球場の電光掲示板の使用についてお答えいたします。電光掲示板は、大変操作方法が複雑で難しいということになっておりまして、レクチャーを受けた方が操作するというふうになっております。このレクチャーを受ければ誰でも使用できるということになっております。このレクチャーを受けた方というのは、大会関係者に多くいらっしゃるということから、大会のとき以外は原則禁止ということになっております。今後につきましては、関係部署と協議いたしまして、改善していきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 1つ、公園緑地課長が、296カ所の公園の中にそれらしきブルーシートでやってとか、そういう人はいないということをおっしゃっていましたけれども、質問した爲田委員は何か異議のあるような顔で聞いておられたのですが、爲田委員はそれをどこかで目撃されたようなことがあったのですか。それが気になりまして。 ◆委員(爲田浩) 夜をともにしたことはないのですけれども、若干遅い時間帯に、真夜中というか、朝方みたいな時間に姿を見たようなケースが何度か臼井の公園内であったりしたので、特段問題がないということであればいいのですけれども、やはり地域の安全安心とか、そういう部分でちょっと気になったような方を私自身は見たことがあるので、ずっと一緒にいたわけではないのですが、それでお話しさせていただきました。 ○委員長(山口文明) 課長の見たことはない、報告もないということを聞いて、佐倉市はさすがだなと思うこともありましたので、確認しただけです。  委員の質疑はこれで終わったわけですが、会派に属さない議員から質問が出ておりますので、申し上げます。質問は、藤崎議員からの質問1件でございます。3・4・5井野・酒々井線外1路線橋梁工事に関する質問でございます。本工事は、設計・施工分離発注方式でありまして、設計・施工一括発注方式、すなわちPDB発注方式と比較しますとどのように異なるか、お考えを伺います。また、職員配置体制、工事管理体制、注意するべき点について考えをお示しくださいというものでございます。答弁をお願いいたします。  道路建設課長。 ◎道路建設課長(小西亘) 道路建設課の小西です。お答えいたします。  職員の配置体制ですが、一括発注方式は、分離発注方式に比べ、発注業務が軽減される可能性がございます。工事管理体制については、一括発注方式は分離発注方式に比べて監督業務が軽減される可能性がございます。注意すべき点としては、一括発注方式は、分離発注方式に比べて、1点目、チェック機能が働きにくく、施工者の視点に偏った設計となる可能性があること、2点目、発注者が負うべき工事完成物の品質やコストに関して市民への責任が果たせなくなる可能性があることなどが考えられます。  以上です。 ○委員長(山口文明) ありがとうございました。  以上で質疑を打ち切ります。  執行部はお疲れさまでございました。  この際、暫時休憩いたします。           午後3時05分休憩   ───────────────────────────────────────
              午後3時16分再開 ○委員長(山口文明) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより平成29年度佐倉市水道事業会計及び下水道事業会計決算について審査を行います。  執行部の概要説明に当たり、委員長より申し上げます。まず、決算の概要に基づき部局の概要を説明していただき、続いて決算書に基づき事業の説明をお願いいたします。なお、説明は20分以内といたしまして、簡潔かつ明瞭にお願いいたします。  それでは、執行部の説明をお願いいたします。  上下水道事業管理者。 ◎上下水道事業管理者(椎名哲) 上下水道事業管理者の椎名でございます。日ごろより上下水道事業にご理解、ご協力をいただきまして、まことにありがとうございます。本日は、平成29年度佐倉市水道事業会計及び下水道事業会計の決算につきまして説明させていただきます。  まず、水道事業の決算の概要ですが、総括的には平成28年度と比較して大きな変動はなく推移しており、安定した経営を維持しております。当年度純利益は約4億8,000万円と、前年28年度より約1億円減少しておりますが、これは主に水源井戸等の緊急的な修繕費の増加によるものです。主な事業といたしましては、佐倉地区及び臼井地区の水道管耐震化工事を実施いたしました。  続きまして、下水道事業でございます。下水道事業につきましては、平成29年7月1日より33.1%の使用料改定を実施いたしましたので、収益の増加が見られ、当年度純利益は約3億6,000万円となり、前年28年度より約2億2,000万円の増加となりました。平成30年度以降は、値上げ前より約6億円の増収となり、経営改善が図られるものと見込んでおります。主な事業といたしましては、志津地区における下水道管渠の新設工事やマンホールトイレの設置工事並びに佐倉地区における改築工事を実施いたしました。  以上、簡単ではございますが、決算の概要を申し上げました。詳細につきましては、上下水道部長より説明させますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(山口文明) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(内田正宏) 上下水道部長の内田でございます。よろしくお願いいたします。私からは、平成29年度佐倉市水道事業会計及び下水道事業会計の決算の詳細について、水道事業、下水道事業の順でご説明させていただきます。  初めに、議案第8号 平成29年度佐倉市水道事業会計決算でございます。お手元の平成29年度佐倉市水道事業会計決算書の2ページ、3ページをお願いいたします。平成29年度佐倉市水道事業決算報告書でございます。こちらは、予算との対比でございますので、税込みで記載しております。(1)の収益的収入及び支出からご説明いたします。  まず、収入の部、2ページ一番上の第1款水道事業収益でございますが、予算額40億8,392万5,000円に対し、決算額は41億3,391万3,448円でございます。内訳でございますが、第1項営業収益、これは主に水道料金収入でございまして、決算額は35億8,634万5,155円でございます。第2項営業外収益は、5億4,756万8,293円でございます。こちらは、新築時に生じます加入負担金や長期前受金戻入などでございます。  次に、下の表、支出の部、第1款の水道事業費用は、予算額37億675万4,000円に対し、決算額は35億7,687万5,076円でございます。内訳でございますが、第1項営業費用、こちらは浄水費、配水費などで、決算額は右のページの2行目、34億7,538万5,458円でございます。その下の第2項営業外費用、こちらは企業債の支払利息などで、決算額は9,819万6,382円でございます。第3項特別損失は、過年度分の加入負担金、検査手数料の更正が主なもので、決算額は329万3,236円でございます。  次に、4ページ、5ページをお願いいたします。(2)、資本的収入及び支出でございます。収入の部、第1款の資本的収入につきましては、予算額1億5,103万7,000円に対して決算額は1億4,605万6,067円でございます。こちらは、投資有価証券売却代金、また消火栓設置負担金等でございます。  次に、下の表、支出の部、第1款の資本的支出でございますが、予算額は右のページ、合計額22億419万2,000円に対し、決算額は12億987万7,140円でございます。内訳でございますが、第1項の建設改良費は老朽管や浄水場施設などの更新に係る工事請負費などで、決算額10億9,483万8,523円となっております。次に、第2項企業債償還金は、企業債の元金返済額で、1億1,503万8,617円でございます。  なお、資本的収入額が支出額に対して不足する額10億6,382万1,073円は、一番下の注意書きにございますとおり、消費税及び地方消費税資本的収支調整額や損益勘定留保資金等で補填をいたしております。  次に、6ページ、7ページをお願いいたします。なお、これから申し上げる金額は全て税抜きでございます。  それでは、損益計算書でございます。こちらは、1年間の経営成績を示しております。まず、1の営業収益から2の営業費用を差し引いた営業損失でございますが、表中の右中段にございますとおり、284万3,111円でございます。こちらに3と4の営業外収支を加えた経常利益は、4億8,444万4,583円となりました。その経常利益から6の特別損失を差し引いた29年度の当年度純利益は、右のページの1行目、4億8,132万7,512円となりました。  この利益の処分でございますが、8ページ、9ページをお願いいたします。下の表の剰余金処分計算書に記載してございますが、当年度純利益のうち現金の裏づけのない長期前受金戻入部分を企業債償還により発生した未処分利益剰余金とともに資本組み入れいたしまして、その金額は4億5,527万5,192円となります。また、1億4,109万937円を利益積立金に積み立ていたします。  次に、10ページをお願いいたします。貸借対照表でございます。こちらは29年度末の財政状況をあらわしております。10ページは資産の部でございまして、水道管や現金預金などの資産合計は、表の一番下、305億7,840万8,991円でございます。  次に、11ページ、負債の部でございます。負債合計は、表の一番下、77億3,602万6,317円でございます。  続きまして、12ページ、資本の部でございます。6の資本金、7の剰余金と合わせまして、資本合計は下から2行目、228億4,238万2,674円となりました。以上、平成29年度佐倉市水道事業における決算状況でございます。  続きまして、議案第9号 平成29年度佐倉市下水道事業会計決算でございます。お手元の平成29年度佐倉市下水道事業会計決算書をごらんください。決算書の2ページ、3ページをお開きください。平成29年度佐倉市下水道事業決算報告書でございます。こちらは、予算との対比でございますので、税込みで記載してございます。(1)の収益的収入及び支出からご説明いたします。  まず、収入の部、第1款下水道事業収益でございますが、予算額38億4,904万8,000円に対し、決算額は37億8,763万4,563円でございました。内訳でございますが、第1項営業収益、こちらは主に下水道使用料収入でございまして、決算額は25億4,241万6,118円でございます。第2項営業外収益、これは長期前受金戻入が主なもので、決算額は12億4,521万8,445円でございます。  次に、下の表、支出の部、第1款の下水道事業費用は、予算額35億7,892万4,000円に対しまして、決算額は34億1,031万9,361円でございます。内訳でございますが、第1項営業費用、こちらは管渠費、業務費などで、決算額32億1,169万6,238円でございます。第2項の営業外費用、こちらは企業債の支払利息などで、決算額は1億5,485万6,080円でございます。第3項の特別損失は、建設仮勘定の費用化が主なもので、決算額は4,376万7,043円でございました。  次に、4ページ、5ページをお願いいたします。(2)、資本的収入及び支出でございます。収入の部、第1款資本的収入につきましては、出資金や国庫支出金等が主なもので、予算額7億7,042万8,000円に対して決算額は2億1,277万4,848円でございます。  次に、下の表、支出の部、第1款の資本的支出でございますが、右のページ、予算額合計15億6,809万2,000円に対し、決算額は8億6,605万6,150円でございます。内訳でございますが、第1項の建設改良費は下水道管渠の整備や老朽管の更新に係る工事請負費などで、決算額5億4,380万5,685円となっております。次に、第2項の企業債償還金は、企業債の元金返済額で、決算額3億2,225万465円でございました。  なお、資本的収入額が支出額に対して不足する額6億5,328万1,302円は、一番下の注意書きにございますとおり、消費税及び地方消費税資本的収支調整額や損益勘定留保資金等で補填いたしております。  次に、6ページをお願いいたします。これから申し上げる金額は、全て税抜きでございます。損益計算書でございます。こちらは、1年間の経営成績を示しております。1の営業収益から2の営業費用を差し引いた営業損失は、表の右、7億4,223万8,130円でございます。これに3と4の営業外収支を加えた経常利益は、4億560万2,965円となりました。その経常利益から6の特別損失を差し引きました29年度の当年度純利益は、3億6,183万6,019円でございました。  この利益の処分でございますが、7ページ、8ページをごらんください。下の表、剰余金処分計算書をお願いいたします。表中にございますとおり、未処分利益剰余金は条例により全額資本金へ組み入れいたします。  次に、9ページをお願いいたします。貸借対照表でございます。こちらは、29年度末の財政状態をあらわしております。資産合計は、表の右下、405億7,116万4,616円でございます。  次の10ページ、負債の部でございます。負債合計は、表の右下、293億2,561万584円でございます。  続きまして、次の11ページをお願いいたします。資本の部でございます。資本合計は、表の右、下から2行目、112億4,555万4,032円でございます。  以上、平成29年度佐倉市下水道事業における決算状況でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(山口文明) 説明は以上でよろしいですか。  これより質疑を行います。  各委員の質疑時間は、執行部の答弁を含めて1部局当たり10分以内としております。委員が多くの質疑を行えるよう、執行部の答弁は簡潔かつ明瞭にお願いいたします。  なお、質疑時間10分のうち9分が経過した時点で予鈴を鳴らしますので、質疑をその後1分以内におさめていただきますようお願いいたします。  それでは、質疑のある方はお願いいたします。  望月委員。 ◆委員(望月圧子) 望月でございます。よろしくお願いいたします。  それでは、水道の決算書6ページ、7ページをお願いいたします。平成29年度佐倉市水道事業損益計算書でございます。平成29年度水道事業収支は、営業収益は33億2,227万5,989円、加入負担金等の営業外収益は5億3,711万3,459円、当年度純利益4億8,132万7,512円ですが、営業損失が284万3,111円となっております。その要因と平成29年度の経営状況についてお伺いいたします。 ○委員長(山口文明) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(小川晃司) 経営企画課長の小川でございます。よろしくお願い申し上げます。  それでは早速、水道事業のまずは営業損失が出た原因でございます。営業損失が出た原因は、一言で申し上げますと、収益費用、どちらかというと費用が増加いたしました。費用の増加の中で何がふえたのかといいますと、修繕費がふえました。図らずも井戸の修繕、井戸を1本直したのですけれども、これが5,500万円と、かなり金額がかさみました。また、浄水場につきましても2,000万円を超える修繕費が29年度はかかりました。あと、費用の増加要因としましては、減価償却費、これは施設の更新が進んでいきますと増加いたします。これが前年度比プラス3,500万円。あとは、細かいところで申し上げますと、動力費もここのところ原油高で単価が東京電力で上がってきております。これも前年度比1,200万円の増加ということで、費用が押しなべて昨年度に比べて1億円程度ふえましたので、それが原因と考えております。今後の見込みでございますけれども、営業損失につきましては、今申し上げた修繕費については、井戸の修繕、1本5,000万円を超えますと申し上げましたけれども、これは恐らく毎年は発生しないだろうというふうに考えております。通常の定期修繕ですと、井戸1本700万円ぐらいのは毎年やっていたのですが、ここまで5,000万円を超える大型の修繕は、これはめったにないことでございますので、恐らく来年は営業損失が改善されるのではないかというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 望月委員。 ◆委員(望月圧子) それでは、健全に運営されていると理解させていただいてよろしいわけですね。 ○委員長(山口文明) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(小川晃司) 小川でございます。水道のほうは、10年スパンの長い目で見ますと、確かに右肩下がりでございますけれども、その中でも健全にということで私どもは考えております。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 望月委員。 ◆委員(望月圧子) それでは、一番水道料を使用している方、個人ではないと思うのですけれども、その水道料金、どのくらい占められているのかお伺いします。 ○委員長(山口文明) 給排水課長。 ◎給排水課長(前田隆士) 給排水課長の前田でございます。よろしくお願いいたします。お答えいたします。  一番水道を使用しているのが第三工業団地にございます工場で、水の量がおよそ76万1,600立方メートルでございます。割合からしますと、全体の4.5%を占めております。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 望月委員。 ◆委員(望月圧子) わかりました。  では最後に、今後起こり得ると報道されている首都直下型地震等、大規模地震、また近年では大きな災害も起きております。その備えのためにも、佐倉市水道施設耐震化計画で重要施設までの耐震化優先管路を平成28年から平成42年まで耐震化率100%目標、また全ての管路の耐震化は平成67年度を目標にしておりますが、今の進捗状況をお伺いいたします。 ○委員長(山口文明) 建設課長。 ◎建設課長(新川浩史) お答えいたします。  同計画による耐震化延長が99キロで、平成29年度に施工した延長が2.4キロメートルであります。全体の合計で、耐震化率は約50%となっております。あと、管路全体の耐震化率としましては約40%となっております。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 望月委員。 ◆委員(望月圧子) では、おおむね計画的に進んでいるということでよろしいでしょうか。 ○委員長(山口文明) 建設課長。 ◎建設課長(新川浩史) 若干のおくれはございますが、適宜見直しを行いながら計画を進めていきたいと考えております。 ○委員長(山口文明) ほかに質疑はございませんか。  敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) 敷根です。よろしくお願いします。  まず1点聞きたいのが、監査でも出ているのですけれども、営業収益の対営業費用比率が82%になると。今後の値上げを見越してのこの数字みたいですけれども、全国平均が80%台後半と。やっぱり厳しいという意見が監査でも出ているところで、今後長期的な視野において、その経営改善というのはどのような方向で図っていくのか。というのも、値上げをしたことで、議員にも皆さんにも来ていると思うのです。何でこんなにいきなり上げたのだという意見がございまして、そのためにはそれを納得させる理由も当然必要で、それを丁寧に説明してきたと思うのですけれども、今後、給水原価とか、上水道で言えば、そちらが上がることはあっても、料金の値上げというのはなかなか厳しいのかなという状況において、その未来図、今後どのように経営改善を維持し、図っていくのかということを何かビジョンがあればお伝えいただければと思います。 ○委員長(山口文明) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(小川晃司) 経営企画課、小川でございます。経営改善は確かになかなか難しい課題でございます。従前からも私どもでいろいろ検討はしているのですけれども、現在と同じような枠組みではなかなかもうこれ以上大きな改善は難しいかなというふうにも最近考えております。今後は、究極的には広域化といいますか、事業統合、事業体同士の連携というのがあります。そこへ行くまでに、例えば他市町村との間で共同発注したりですとか、あと包括委託をしたりですとか、そういった形で今のところ新たな展開を模索しているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) 本当にこれからかなり厳しくなってくると思います。その上で、地震とかがもし途中で来た場合、耐震管を使っていても、またそこに工費がどんと来るわけで、こういったことも一つの選択肢なのですけれども、できれば独自でやりたいのも山々なのですけれども、その辺の可能性は幾らでも検討していただければと思います。  下水道事業の決算書14ページですけれども、本年度の技術職の職員は建設部門はふえましたけれども、経営部門は技術職員が1人減っているということで、全体の人数で見ると、職員は増加しているという中で、適正な数字と言ったらあれなのですけれども、今後仕事がふえていく中でまだまだふやしたいのか、今のところこれで充足できているのかとか、そういうのがわかればお願いします。 ○委員長(山口文明) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(内田正宏) 私どもの技術職員なのですけれども、年々少しずつはふえているのですけれども、それでもまだ事業量に対して職員数が少ないということで、人事部局にお願いながら今後も検討していきたいと思っております。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) 来るに当たって、公務員の給料が現場の有資格者からすると若干安いのかなとか、そういう話も聞いたのです。ただ、安定性は間違いないという話をして、水道工事屋さんだったのですけれども、もし腕に自信があって、やめてしまった人とか、そういった方たちの引き込みですよね。もっと何か広報がうまくできればいいのかなと、その技術者に対する。意外と「こうほう佐倉」とかに載っていたりしても、なかなかそれを見る人がいないのかなと。今世の中はオリンピック特需で、大分建設は東京のほうに皆さん仕事に行ってしまっているのですけれども、終わった後なのです。終わった後の技術者確保は、皆さん安定的なものを求めれば、こういった市の一部である公営企業みたいなところを目指す方もいると思うので、技術者確保に努めてください。  その中で、東京の話ばかりしてもあれなのですけれども、水道をスマートメーターに入れかえるという話もあったのです。最近電気はほとんどスマートメーターで、一部署にいれば全部そのメーター管理、要は検針員の方が行かなくても全部はかれると。確かに便利なのです。検針員さんの仕事をとってしまうというのはあるかもしれないのですけれども、合理化ですよね。そういった取り組みについて何か考えていることはあるでしょうか。 ○委員長(山口文明) 上下水道事業管理者。 ◎上下水道事業管理者(椎名哲) スマートメーターにつきましては、私が就任した平成25年あたりからもう出ています。ただ、まだ試行段階でして、東京都では近々導入と言っていましたけれども、まだコストが非常に高いのです。ですから、我々も注視はしているところなのですが、なかなか実践的に導入がまだ難しいと。ただ、これを入れることによって、検針員さんの問題はございますけれども、遠隔で全てできますので、付加価値が非常にいいものあるらしいのです。検針だけではなくて、宅内の流れる速度とか圧とかの問題もございますから、これは実践化すれば、すぐ導入というのは考えております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) 以前の決算とか予算でも聞いたことがあって、いわゆる技術革新もすごく進んでいる中でいろいろなツールがあると思うので、それも調査研究しながら、入れられるものはどんどん入れていっていただきたいと思います。  あと1点だけ聞きたいのですけれども、その隣の15ページ、臼井田地先不明水対策工事、この不明水というのは漏水か何かだと思うのですが、どこから漏れたかわからないとか、そういうものなのでしょうが、この工事の内容について教えてください。 ○委員長(山口文明) 維持管理課長。 ◎維持管理課長(香取理志) 維持管理課の香取でございます。臼井田地先の不明水対策工事でございますけれども、まず不明水とは雨水や地下水等が下水道管に浸入する水のことでございます。本工事は、人孔内、マンホール内のクラック等を補修し、不明水の浸入を押さえる工事でございます。不明水対策は、流域下水道及び管理市町村全体で今取り組んでおります。県の流域下水道が中心となって、関連市町村全体で行っている事業でございます。今回の不明水については、マンホールとそれに接続している管の補修を兼ねた工事でございます。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) ほかに質疑はありませんか。  高木委員。 ◆委員(高木大輔) 高木です。よろしくお願いします。  水道と下水の決算書の各5ページに繰越金があるのですけれども、その内容についてそれぞれお伺いいたします。 ○委員長(山口文明) 建設課長。
    ◎建設課長(新川浩史) お答えいたします。  まず、水道のほうからお答えいたします。水道の繰越金、決算書の5ページの5億6,890万円のうち建設課で繰り越した分としまして、工事費の繰り越しが5億4,030万円、あと委託費の繰り越しが1,250万円ございます。その他につきましては、維持管理課から答弁させていただきます。 ○委員長(山口文明) 維持管理課副主幹。 ◎維持管理課副主幹(遠藤雅由) お答えいたします。  残金につきましては、上座浄水場の緊急遮断弁の改修工事の繰り越しとなります。繰越額といたしましては5,184万円となります。 ○委員長(山口文明) 建設課長。 ◎建設課長(新川浩史) 続きまして、下水道の繰越額の内訳をご説明いたします。下水道決算書の5ページにございます3億9,413万円のうち建設課で繰り越しましたのが、新しく下水道管を入れる工事で7,350万円、あと改良費、既に入っている下水道管の入れかえ工事で1億3,746万円、同じくほかの場所の工事で9,000万円、それと工事に伴う上水道管の移設の補償金として600万円を繰り越しております。建設課の合計金額が……合計はちょっと後ほどお答えいたします。済みません。 ○委員長(山口文明) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 質問は、私は以上なのですけれども、あと一つ、佐倉の水道というと、この前も新町で除幕式があったのですけれども、大川水道という、昔私財を売ってやったという形なのですけれども、なかなか市民に浸透していないのですけれども、これはなかなか決算委員会で持ち出す話ではないかなというところもあるのですけれども、今の水道事業の礎を築いた大川徳治さん、その辺の広報活動というのは、もちろんやっているとは思うのですけれども、もう少し今どのようにやっているのかお伺いいたします。 ○委員長(山口文明) 上下水道事業管理者。 ◎上下水道事業管理者(椎名哲) この顕彰碑は、ことし6月に石碑を建てまして、そのお披露目をやったのですけれども、これは管工事組合が主体となってやりました。そこに私どもも出席してお祝いしたわけですけれども、10月1日の上下水道の広報紙、その特集を組んで、大川徳治さんをこういう形で顕彰しましたと。一応流れを全部書いて、功績を全部うたってあります。10月1日号で折り込みしますので、これをぜひごらんになってください。非常にわかりやすく書いてあります。 ○委員長(山口文明) 建設課長。 ◎建設課長(新川浩史) 先ほど申し上げられなかった合計金額なのですけれども、建設課としての繰越額の合計は3億696万円になります。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) ほかに質疑はございませんか。  平野委員。 ◆委員(平野裕子) 平野です。昨年度から下水道料金が値上げになりまして、市民からの意見とかで多かったことが何かありましたら教えてください。 ○委員長(山口文明) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(小川晃司) 経営企画課の小川でございます。値上げ後は、我々が思ったほど電話での苦情ですとか問い合わせとかはそれほどございませんでした。ただ、ちょっと予想しておらなかったところ、例えば大口の企業から苦情というか、もうちょっと料金何とかなりませんかというお声は何件か頂戴いたしました。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) その中で、2カ月に1度の引き落としを1カ月ごと、月決めにしていただきたいということで、ホームページにも29年度中に導入できればということだったのですけれども、その後の進捗状況はどのようになっていますでしょうか。 ○委員長(山口文明) 給排水課長。 ◎給排水課長(前田隆士) 毎月振りかえの申し込み状況でございますが、8月31日現在で283名のお申し込みがございました。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) それが決まったらホームページ上でお知らせしますと言った後、多分お知らせがなされていないと思われるのですけれども、どのようになっていますでしょうか。 ○委員長(山口文明) 給排水課長。 ◎給排水課長(前田隆士) 上下水道部の広報紙3月31日号と、あとホームページも掲載をしてございます。  以上です。 ○委員長(山口文明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) 先ほどスマホで見たときに載っていなかったという気がしたのですけれども、多分前後しているのかとは思いますが、それによってクレジット払いもしていると思うのですけれども、その方々も申し込んだら月払いに変えられるのでしょうか。口座引き落としのみでしょうか。 ○委員長(山口文明) 給排水課長。 ◎給排水課長(前田隆士) 現在可能なのが、口座振替をご利用中の方と新規の口座振替の方に限らせていただいております。口座振替の方のみでございます。  以上です。 ○委員長(山口文明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) クレジットカード払いも同じだと思うので、できればその辺の仕組みも考えていただけたらと思います。口座もありますけれども、クレジットカードで払っている方も多分多くいらっしゃると思いますので、よろしくお願いいたします。  それと、災害用マンホールトイレの整備工事を行ったと思うのですけれども、これはどのように計画なさっていますでしょうか。 ○委員長(山口文明) 建設課長。 ◎建設課長(新川浩史) マンホールトイレの整備につきましては、建設課で総合地震対策計画というものをつくっておりまして、その中の減災対策としてマンホールトイレの整備を進めております。29年度は4避難所の整備を終わりまして、今年度は8避難所の整備を今順次進めているところです。  以上です。 ○委員長(山口文明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) それでは、人孔ポンプ集中監視システム等、人孔ポンプについての工事とかがあると思うのですけれども、市として何カ所ぐらいトータルで管理していらっしゃいますか。 ○委員長(山口文明) 維持管理課長。 ◎維持管理課長(香取理志) 維持管理課の香取でございます。現在稼働しています人孔ポンプは48カ所でございます。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) 昨年度は2カ所ぐらい多分点検とかで出ていたと思うのですけれども、これは計画的にやっていかなければいけないことなのでしょうか。 ○委員長(山口文明) 維持管理課長。 ◎維持管理課長(香取理志) 人孔ポンプにつきましては、耐用年数というものを平均して15年と考えております。稼働率によっては10年とかというものもありますので、年間大体3カ所ぐらいずつ改修していかないと回っていかないような計算になりますので、大体年間3カ所の改修を今後も予定しております。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) 下水道料金の値上げがありまして、どうしても健全な財政の運営というこれからの課題はずっと続いていくと思うのですけれども、上水道のほうも今後あると思うのですが、今回その値上げをした際の周知方法とか市民の方からの問い合わせがあったこととかも参考にしながら、その辺も機会を持ちながら考えていっていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(山口文明) ほかに質疑はありませんか。  爲田委員。 ◆委員(爲田浩) 爲田です。よろしくお願いします。  何点か確認をさせていただきたいと思います。まず、財産の部分で、給水車というのは今佐倉市のほうでは3台持っているという認識でよろしいでしょうか。 ○委員長(山口文明) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(小川晃司) こちらで給水車は3台でございます。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) 佐倉市の17万六千余名とこの100平方キロ以上ある面積の中で、今後いわゆる単に断水というような状況ですとか災害時のことを考えたときに、この台数というのは適切というのか、市としては本当はもっと持ちたいのか、これが適切だというような、この3台というものについてのお考えを教えてください。 ○委員長(山口文明) 上下水道事業管理者。 ◎上下水道事業管理者(椎名哲) 給水車の取り扱いについては、やはり台数がある程度多いほうがいいのですが、給水車も非常に高うございまして、1台2,000万円ぐらいしまして、当然購入できるものではございませんし、多分耐用年数は10年から15年、そういうコストを考えますと、やはりある程度他市町村との連携とか業者との連携、この辺も含めて、今第一環境が上下水道料金を徴収していますが、そこでも今八千代市に取得してある1台は一応災害時には使えることになっております。ただ、基本的に災害時、特に地震災害のときには道路も相当寸断されると思うのです。今回の北海道の胆振地震ではありませんが、過去の地震災害を見ますと、道路も相当寸断されまして、給水車の稼働というよりは、まずは浄水場の水の確保をどうするかという問題に尽きるのではないかと思うのです。先ほどの答弁の中にもありましたけれども、浄水場の配水池の緊急遮断弁、全ての浄水場で配水池には全て遮断弁がついていますから、これをトータル足すとおおむね1万トン確保できるのです。ただ、水道法の規定で塩素処理した水は3日ぐらいしかもたないのです。その3日後にどうするのだという話になっているので、その配水池に緊急遮断弁でとめた水を出す口がついていますから、そこで再度塩素処理をする方法を今検討しております。次亜塩素酸の投入は浄水場にありますので、これがカバーできれば、ちょっとご足労かけますが、浄水場にとりに来てもらう、あるいは極端なことを言えば給水パックをつくって配る、いろいろなことを考えながら災害対応は考えていくしかないのかなと思います。  以上です。 ○委員長(山口文明) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) わかりました。適切に管理者のもと対応をお願いしたいと思います。  先ほど平野委員からもお話があったのですけれども、マンホールトイレの件なのですけれども、4件終わって今年度8ということなのですけれども、この優先順位というか、必要であれば場合によっては一気にというのはできないのかなと思うのですけれども、この順番というのは何か意味があって決まっていくものなのでしょうか。 ○委員長(山口文明) 建設課長。 ◎建設課長(新川浩史) 先ほどお答えした佐倉市総合地震対策計画の計画期間が5年となっております。その中で、佐倉市においてマンホールトイレを設置すべき避難所が36カ所ございますので、それを5年で割るような形で算出いたしまして、1年間8避難所という形で今計画しております。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) そうなったときに36避難所、順番があるわけですけれども、5年かけると、5年後になるところもあると思うのですけれども、その順番については何か根拠があって決まっていくのか、教えてください。 ○委員長(山口文明) 建設課長。 ◎建設課長(新川浩史) 順番につきましては、まず教育委員会に学校の工事等の予定を尋ねまして、それとバッティングしない形で工事の計画を立てて進めておりますので、今から変えるのは難しいかなと思っております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) わかりました。そちらのほうもよろしくお願いします。  つい最近というか、前年度だったと思うのですけれども、交差点の真ん中でじわじわ漏水がありました。私もそのとまるまでの様子というのを一連の流れで見ていたのですけれども、交差点ということもあって、県だとか、市の持っているものだとか、あと企業のものだとか、いろんなものが複雑に絡まっていて、どこをどういうふうにしたらいいのかと、かなり水が湧いてきているものをとめるのにすごく試行錯誤されていて、お話しぶりを聞いていると、古い図面などもあって、なかなか入り組んでいるもので、どこをどうとめたら何にどういう影響が出るというのも、ちょっと乱暴な言い方になってしまうかもしれないのですけれども、場合によってはやってみなければわからないというようなニュアンスのお話が現場ではあったかなというふうに思うのですけれども、実際問題埋まっているものなので、耐震化を進めていく中でどんどん改善をして、図面的なものも後々の方にわかりやすいものに切りかえていってくださっているのだと思うのですけれども、現状その辺の課題というか、どんな認識があるかということをお聞きしたいのですけれども。 ○委員長(山口文明) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(内田正宏) 水道管の管理の観点だと思います。こちらにつきましては、従前の古い管については、確かに図面は残っているのですけれども、その図面がよくわからないような現状と一致しないようなものもございますので、そちらのほうは管種の変更のときに新たにわかるような形で管理していかなければいけないと思っております。古いところでわからないところについては、調査しながら、弁栓台帳とか現況の中のものを確認しながら、今の実態と照らし合わせながら管理していくということを考えております。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) 最後なのですけれども、以前もお話を聞かせていただいたかもしれないのですけれども、宅内でえらく漏水をしていまして、びっくりする水道料金が来て、大至急検針の方に調べていただいたほうがいいですよというアドバイスをいただいて、漏水しているところを直したのですけれども、それでかなり減額をしていただいて、助けていただいたという記憶があるのですけれども、こういった場合、お水はどんどん、どんどん流れてしまっていて、金額的にも一回計上されたものがぐっと何割かカットになるという、このような量と金額などのデータというのですか、残されたり記録をされていたりはするのでしょうか。 ○委員長(山口文明) 給排水課長。 ◎給排水課長(前田隆士) 漏水の修繕の記録についてでございますが、その漏水が終わった後に報告書という形で使用者の方から書類をいただいております。これにつきましては、当然文書の保存年限中は保存をいたしまして、その漏水分の水の量、金額の統計の集計に使用しております。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) では、お金という部分ではもちろん入ってしまうわけですし、お水としても無駄にしてしまうということなのですけれども、データとしては市のほうで一定期間は残していただいているということでよろしかったでしょうか。ありがとうございます。以上です。 ○委員長(山口文明) ほかに質疑はございませんか。  橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) 橋岡です。よろしくお願いいたします。  まず、下水道施設なのですけれども、長寿命化計画では73キロの長寿命化を図るということで、どのぐらい進捗しているのかお伺いいたします。 ○委員長(山口文明) 建設課長。 ◎建設課長(新川浩史) 長寿命化なのですけれども、今年度行っております千成と上座をもちまして、長寿命化計画で設定した路線は全て完了という形になっております。今後は、新しく策定しておりますストックマネジメント計画に基づいて、下水道関係の老朽化については進めていく考えとなっております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) そのストックマネジメント計画をもう少し説明していただけますか。 ○委員長(山口文明) 建設課長。
    ◎建設課長(新川浩史) ストックマネジメント計画とは、下水道管渠や中継ポンプ場などの下水道の施設全体を俯瞰しまして、将来にわたって適切に維持管理、改築、修繕していくための計画となっております。平成29年度に実施いたしました公共下水道ストックマネジメント実施方針の策定業務委託では、施設全体のリスクの評価や改築事業のシナリオの設定、点検調査計画の策定等を実施いたしました。今年度、平成30年度には、29年度に策定した実施方針に基づきます改築、修繕計画を策定いたしまして、31年度からストックマネジメント計画に基づきまして、下水道施設の改築、修繕を行ってまいる考えです。  以上です。 ○委員長(山口文明) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) その計画を進めるに当たり、大変災害がふえているという中で、途中途中で見直しというか、そういったことは図られるのでしょうか。 ○委員長(山口文明) 建設課長。 ◎建設課長(新川浩史) 今回計画いたしますストックマネジメントは、計画期間が5年でございまして、実施方針の中であわせて15年なり40年なりの中長期の方針も定めております。それにあわせて適時見直しを行っていきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) よろしくお願いいたします。  それでは、この工事について、上下水道両方見たのですけれども、工事を一緒の時期にできたところはあるのでしょうか。道路工事と一緒にやったとか、時期の問題です。 ○委員長(山口文明) 建設課副主幹。 ◎建設課副主幹(鈴木孝治) 建設課の鈴木でございます。平成29年度におきましては、上下水道で工事の発注の調整、繰り返しというか、この間やったばかりなのにまたやっているような形にならないようにということで調整したところ、上水道と下水道では平成29年度には1件調整させていただきました。あと、上下水道の工事には、管渠を入れる工事をいたしますと、舗装本復旧工事というのがついて回ります。道路をきれいにして道路管理者に返さなければなりませんので、舗装本復旧工事というのが発生するのですけれども、通常管渠を入れた翌年に復旧工事を行っているのですが、昨年度におきましては4件、マンホールトイレ設置工事を行ったところにつきましては、管工事と工作物工事を一体で発注いたしまして、本復旧までの期間を短く調整させていただきました。また、上下水道部と道路管理者、市の土木部、こちらでも1件調整を行いまして、市長部局の側溝工事と舗装本復旧をあわせて同時に行うような形にいたしました。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) コストの面でも、何度も繰り返しという市民生活に対しても、あと恐らく職員さんの負担も若干減るのではないかなという思いがありますので、調整をしながら、できるだけ一緒にやっていただきたいと思います。  今4カ所のマンホールトイレということでおっしゃっていただきましたが、学校の選定については教育委員会と相談してというご答弁をいただきました。そういたしますと、その学校内で設置するマンホールトイレの位置の選定についてご説明いただけますか。 ○委員長(山口文明) 建設課長。 ◎建設課長(新川浩史) お答えいたします。  学校内の位置におきましても、既設で入っている下水道管との兼ね合いや学校の事情等もございますので、前年度に実施設計を行っております。その段階で学校の方に立ち会いをいただきまして、場所の選定を行っております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) 民間で既に設置しているところに関しましては、距離が近過ぎて、これはもう少し離しておけばよかったなというご意見もいただいたりします。あと場所によっては、避難所生活の中における犯罪の発生、いたずら行為に至るということもありますので、なかなかその下水道の位置を考えますと限定的になるかと思いますが、そういったご配慮をいただけたらなと思いまして、発言いたしました。  それから、水道の決算書18ページ、漏水なのですけれども、この151件工事をしたということなのですが、この中に、軽微なものではなく、大きな漏水などはございましたでしょうか。逆にこの工事費の中で一番かかった工事場所はどこなのでしょうか。 ○委員長(山口文明) 維持管理課長。 ◎維持管理課長(香取理志) 今詳細がわからないので、保留させていただきたいと思います。調べてまいります。済みません。 ○委員長(山口文明) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) それでは、市長連名の要望ということで、地下水のくみ上げ量によって代替水源にかえるということができるかどうか、あと地盤沈下の動向を沈静化できたかについて要望を出したようなのですけれども、昨年度も出ましたけれども、この点についてどのようになったかお伺いよろしいでしょうか。 ○委員長(山口文明) 上下水道事業管理者。 ◎上下水道事業管理者(椎名哲) 水源井戸の取り扱いについて、みなし井戸8本、それから暫定井戸24本、この取り扱いについて市長が千葉県知事に対して要望したのが平成29年2月、日にちは忘れましたけれども、それ以後いろいろな意味で直接、県の水質保全課とか、あるいは市の環境部とか、そういうところと協議を重ねてまいりまして、基本は水源井戸を廃止するのではなくて、くみ上げ量で調整をする。例えば、八ッ場ダムができ上がりますと、受水量が5,000トンふえるわけです。その5,000トン分は暫定井戸を潰さなければいけないというのが以前からの決まりだったのです。潰すのではなくて、32本ある井戸のくみ上げ量を平均に5,000トン下げる。そういうくみ上げ調整もいいですよというお話になっております。問題は、究極のところ地盤沈下と地下水くみ上げの因果関係がまだはっきりしていないのです。そこを何とかしてくださいということで何度も県とはお話ししているのですが、一向にいい回答は出ていません。これからも粘り強く、その辺の環境保全上の見直し等も含めて要望していきたいと思います。  以上です。 ○委員長(山口文明) 維持管理課長。 ◎維持管理課長(香取理志) 先ほどの昨年度の漏水で一番大きかったところは、鹿島橋のところの漏水が一番規模は大きかったところでございます。金額のほうは、ちょっと今ここに資料がありませんので、申しわけないのですけれども、鹿島橋のところの漏水が一番大きな規模でございました。  以上です。 ○委員長(山口文明) ほかに質疑はございませんか。  萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) よろしくお願いします。  下水道料金の大幅な値上げによりまして、一息ついたと思われるのですが、これで安定した経営というのはこの先何年ぐらい見込めるとお考えでしょうか。 ○委員長(山口文明) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(小川晃司) 経営企画課の小川でございます。今のところ、ほかの条件が特に乱高下しなければ、向こう10年ぐらいはこのままで行けるかなというふうに考えております。ただ、1点懸案事項がありまして、今印旛沼流域下水道でこの地区の水は一体処理しております。そちらの印旛沼流域下水道のほうが公営企業化しますと。ついては、将来の更新財源、それについても改めて計算しますということになりまして、値上げの動きが出てまいりました。ですから、そちらの動向が今非常に気になるところで、年間9億円支払っていますので、ちょっと上がってもかなり大打撃になりますので、心配なところはその点でございます。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 大きな不安材料があるということですね。今回の値上げは、非常に負担感を私は感じているところなのですが、下水道料金の滞納というのはあるのでしょうか。 ○委員長(山口文明) 給排水課長。 ◎給排水課長(前田隆士) 値上げの以前からではございますが、下水道使用料を滞納されている方はいらっしゃいます。  以上です。 ○委員長(山口文明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) どのくらい滞納者がいるのかと、この値上げによって滞納が増加しているかどうかわかりますか。 ○委員長(山口文明) 給排水課長。 ◎給排水課長(前田隆士) 今現在の具体的な人数等につきましては、資料がございません。申しわけございませんが、答弁を保留させていただきたいと思います。 ○委員長(山口文明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) わかりました。では、後でお願いします。  今八ッ場ができたときのこととか県の対応もまだこれからということで、未確定だとは思いますけれども、八ッ場、霞ヶ浦の事業が完成したときには水道料金が上がるのではないかというような不安を持っておりますが、その完成予定は今いつになっているのでしょうか。 ○委員長(山口文明) 上下水道事業管理者。 ◎上下水道事業管理者(椎名哲) 八ッ場ダムの完成は32年3月です。32年3月といいますともう1年半を切りました。何度か議会答弁等でも申し上げましたけれども、八ッ場ダムの完成時では、一応5%程度というお話はしましたが、今の段階でいきますと、このままいけば何とか、受水は上がるかもしれないけれども、値上げというのは少し踏みとどまるかなという期待はしています。ただ、31年10月に消費税増税されるという方向で今動いていますので、基本的に先ほどから出ています水道料金、それから下水道使用料、これからはどうしても人口減少の影響で徐々に先細りするのです。ですから、10年間の下水道使用料、ほかの要因がなければ大丈夫ですよという話はいたしましたけれども、もう少し計画的に料金、使用料を上げなければいけないというもの、執行部の我々だけではなくて、料金のあり方研究会というもの、名前はわかりませんが、有識者、あるいは市民の方を交えて、そういう検討会議を恒常的につくらなければいけないのではないかと。県内の情報を見ますと、柏市あたりだと3年に1回の単位で料金改定を検討していると。小刻みです。前年の7月1日の33.1%というのは非常に大きな金額ですから、1回上げた場合はやはり一桁、多くても5%ぐらいかなと。上下水道は、別々なのだけれども、上下水道を一緒に払っていますから、今後はその辺を加味しながら水道と下水を交互に上げていく、そのようなスタイルが一番いいだろうと考えているのですが、私どもだけではなくて、それを有識者と公募市民も入れて検討していただく、そういう組織を来年31年度からつくっていきたいという考えを持っております。そこで一番いい方向性、市民が納得できるような料金の上げ方を考えていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 下水道料金を上げるときも、どんと上げるか小刻みに上げるかという議論はあったと思いますけれども、これから経営改善をしていくという話で、共同発注とか、それから広域化というお話もありましたけれども、広域化、共同発注をした場合には、災害時のいろいろな問題も出てくると思いますし、それがさらに行くと民営化という話になって、今浜松市が民営化という話が出ていますけれども、これについて管理者はどうお考えですか。 ○委員長(山口文明) 上下水道事業管理者。 ◎上下水道事業管理者(椎名哲) 今初めに言われた広域化、これは水道法の改正で相当考え方が全国的に進むと思います。私の見方では、今年度中に水道法の改正がなされるだろうと。その改正の動きの目玉は、広域化を県も含めて各構成市町は検討しなければならないという情報が出ているのです。今我々としては、もうそういうことをやらなければいけないのはわかっているので、今我々が参加している印旛広域水道、こちらは今年度広域化に向けての基礎調査に入りました。来年度はこれを今度もう少し具体のいわゆる構想レベルをつくっていくというふうに今予定は聞いています、印旛広域水道から。水道は今こういう動きをしているのですけれども、下水道のほうも全国的に見ますと、もう広域化をやっているところもあります。これは関西のほうなのですけれども、その広域化というのは、流域下水道があって、なおかつ単独処理場があり、農業集落排水事業があり、合併浄化槽も含めて全部広域化ということで現在やっているのです。こういうことが一番究極になるだろうなと私も考えております。ですから、水道が印旛広域の中で一回事業統合するとか、下水道は印旛流域下水道管内で全部やるとか、こういうところが一番今考えられる経営改善かなと思います。ただ、これは非常に難しい問題がありますので、いつできるのだと言われても非常に困るのですが、一番いいのは、厚生労働省が言っている広域化をやる場合、その他補助金が来るのです。施設の統廃合とか、構成市間の連絡管の整備だとか、そこにぶら下がる更新費用も4分の1の公費が来ますので、これは非常に早くやってもらいたいなという気持ちがあるのです。ですから、そういうことも含めてやっていかないと、ただ料金値上げだけでは多分済まないだろうと。できるだけ施設をスリムにする。浄水場が今四街道と佐倉で6つもあるのです。私の試算では、多分3つあるいは2つで足りるのではないかと。浄水場が一番金を食いますから。ですから、そういうところを含めてやっていくと、やっぱり広域化はもう完全にやらざるを得ないだろうと。  以上です。 ○委員長(山口文明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) せざるを得ないというのはお金の問題で、水は命に直結する本当に生存のために必要なインフラですよね。下水道もよく災害があったら下水道がなければ生活できないと。どっちも本当に生存にかかわるようなものは、さっき国が4分の1出してくれるのはありがたいとおっしゃっていたけれども、本当はもっと出して、国の責任だと思います。それを市町村の財政でやれというところにもともと無理があると考えるところです。ですから、その補助金4分の1出すからといって広域化に追い込むというか、もうしようがないですよね。本当は、市町村ごとでやるのが私は一番ベストだとは思います。 ○委員長(山口文明) 給排水課長。 ◎給排水課長(前田隆士) 先ほど保留させていただきました下水道使用料の滞納者についてでございます。3月31日時点の数字ではございますけれども、平成28年度3万8,286件に対しまして、平成29年度が3万9,546件、この数が多いのは、3月分の料金の納期限が4月10日でございますので、若干数字が大きくなっておりますけれども、昨年度と比較しますと約1,200件増加をしております。一概に値上げの影響かどうかはすぐには判断できないのですけれども、増加をしているということがございました。  以上です。 ○委員長(山口文明) 質疑は終わりましたので、次に参ります。  五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 上水道からお尋ねします。このピンクの資料で、水道の2ページなのですけれども、単価の話なのですが、長期前受金戻入を差し引かない給水原価が29年度は前年度より1立方当たり6.76円もふえていますけれども、なぜこんなに高くなったのかお伺いします。 ○委員長(山口文明) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(小川晃司) 経営企画課の小川でございます。給水原価が上昇してしまった理由、お答えいたします。今ご指摘いただきましたとおり、6円以上上がってしまいました。その内訳、原因です。6円のうち3円、これが先ほども申し上げましたけれども、井戸の修繕でございます。これが3円影響しました。それから、減価償却費の増加、こちらが2円ほど影響いたしました。あとは、浄水場の修繕、こちらが1.5円ほど影響いたしまして、ほかにもあるのですけれども、積み上げますと6.7円の増加という形になってしまいました。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 水をつくるほうが売るよりも1立方当たり8.66円も高くなって、売れば売るほど損をする状態になっているわけですけれども、対策は考えていますか。 ○委員長(山口文明) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(小川晃司) 経営企画課の小川でございます。ことしは、先ほども申し上げましたけれども、イレギュラーな井戸の修繕が5,500万円もございましたので、これは解消されると。あと、その次の一手です。次の一手は、先ほどのお話の中でもあったのですけれども、共同発注ですとか、もうそういったところに行かないとないのだろうなと思います。一応担当ともどこかもう削れるところないのかということを一生懸命毎年やるのですけれども、なかなか正直申し上げて、これだというのは今のところ見当たらないというところが苦しいところでございます。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 広域化がいいよという話ですかね。それはさておき、さっきとても特殊な要因というか、井戸の修繕5,500万円、それはどういう修繕なのでしょうか。通常ではあり得ないような修繕なのですか。 ○委員長(山口文明) 維持管理課長。 ◎維持管理課長(香取理志) 維持管理課の香取でございます。南部2号井戸の修繕を行ったわけでございますけれども、原因としては、井戸から砂が大分出てきてしまったということで、修繕の仕方が本来だと、今ある井戸の径のもっと細いものを中に入れるとか、二重ケーシング、三重ケーシングというやり方があるのですけれども、その場合、今くんでいる量より上げる量が減ってしまうので、今回は二重ケーシング、一回補修した径がある部分なので、それを引き抜いて、新たに特殊な工法を使っていますので、ふだんより倍ぐらいの値段がかかってしまったということで、今回5,000万円ぐらいになっております。 ○委員長(山口文明) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) わかりました。今後もあり得なくはないということですか、そういうことが。 ○委員長(山口文明) 維持管理課副主幹。 ◎維持管理課副主幹(遠藤雅由) 維持管理課の遠藤です。みなし井戸と暫定許可の井戸とございまして、みなし井戸につきましては、今後ともずっと使っていける井戸でございますので、今回の補修については、みなし井戸が壊れたものですから、それを今後とも長く使っていけるようにお金をかけて修繕をいたしました。 ○委員長(山口文明) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 次ですが、大変な状況ということですが、損益勘定留保資金の残高は幾らでしょうか。 ○委員長(山口文明) 経営企画課主査。 ◎経営企画課主査(山田智之) 経営企画課の山田です。損益勘定留保資金の平成29年度末の残高ですが、水道事業は22億1,600万円、下水道事業は10億5,200万円となります。  以上です。 ○委員長(山口文明) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 次は、下水道の続きなのですが、やはり同じこのピンクの資料で、1日最大配水量は例年12月31日に記録されますが、29年度は7月3日だったのですけれども、どういう理由でしょうか。 ○委員長(山口文明) 維持管理課副主幹。 ◎維持管理課副主幹(遠藤雅由) 維持管理課の遠藤でございます。29年度につきましては、12月31日、ちょうど雨が降りまして、配水量が減ってしまいました。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 7月3日になった理由は、それが理由ですか。 ○委員長(山口文明) 維持管理課副主幹。 ◎維持管理課副主幹(遠藤雅由) 申しわけございません。7月3日につきましては、晴れて暑かったことと、そういったことにより皆様の使用量がふえたことで最大を記録いたしました。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 五十嵐委員。
    ◆委員(五十嵐智美) 次は、上水道の決算書3ページなのですが、加入負担金が予算額よりも1,000万円以上ふえているのですが、その理由は何でしょうか。 ○委員長(山口文明) 給排水課長。 ◎給排水課長(前田隆士) 加入負担金でございますが、収入につきましては、予算立てをするときには厳し目に予想を立てて算定をしております。新規に家を建てたりするときなどに加入負担金はいただくものでございますが、その件数が多かったと考えております。 ○委員長(山口文明) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 今後なのですけれども、新築がふえるかどうかという見通しはどうでしょうか。 ○委員長(山口文明) 給排水課長。 ◎給排水課長(前田隆士) 今後の見通しといたしましては、ここ数年続いておりました開発地域、西ユーカリですとか寺崎、こちらの開発が一段落しましたので、若干減少いたしまして、大まか1億6,000万円から1億3,000万円ぐらいの収入の幅で減少傾向にあるというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) ピンクの資料の22ページなのですが、量水器、水道メーターを34個撤去しているのですが、これは計量法で定める8年ごとの交換のことなのでしょうか。 ○委員長(山口文明) 給排水課長。 ◎給排水課長(前田隆士) 量水器の交換につきましては、計量法の8年ごとの交換によるものでございます。 ○委員長(山口文明) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) そのメーターの耐久年数ということで、もっと長もちすると考えられるのですが、なぜ8年となっているのでしょうか。 ○委員長(山口文明) 給排水課長。 ◎給排水課長(前田隆士) 計量法によりまして、水道メーターにつきましては検定満了期間が8年と定められてございます。 ○委員長(山口文明) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 年間のメーター購入費と工事費、総額は幾らになるのでしょうか。1件当たり幾らになるのかわかりますか。 ○委員長(山口文明) 給排水課長。 ◎給排水課長(前田隆士) 恐れ入ります。ちょっと保留させてください。 ○委員長(山口文明) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 壊れてもいないメーターを8年ごとに取りかえるというのは大変手間とお金がかかるというふうに思うのですけれども、法改正という動きはないのでしょうか。 ○委員長(山口文明) 給排水課長。 ◎給排水課長(前田隆士) 現在のところ、そういう情報は入っておりません。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 上下水道事業管理者。 ◎上下水道事業管理者(椎名哲) メーターにつきましては、全部総取りかえではなくて、それをまた直す、新品同様にすると。全て交換して捨てるわけではありませんから、最後は中古でやるとか、そういうこともやっていますので、確かに8年というのは短いのですけれども、これは計量法でそうなっていますので、我々のほうでは無理かもしれません。  以上です。 ○委員長(山口文明) 時間が参りましたので、申しわけありませんが。  岡村委員。 ◆委員(岡村芳樹) では、私から確認の意味で質問させてもらいたいのですが、先ほど道路の掘り出しの工事については、効率のいいように上下水道が連携したり、また土木とも連携するという話があったのですけれども、道路の埋設の部分では、ガス管だとか、あと一部電柱が地中化になっていて電線が走っているとか、こういったガス関係の会社とか、電力会社との連携、こういったものについてはどうなのでしょうか。 ○委員長(山口文明) 建設課長。 ◎建設課長(新川浩史) お答えいたします。  毎年度当初に占用者会議というものを土木部でやっていただきまして、その中で年度の予定をほかの占用者、ガスや電気会社、上下水道はもちろんのことで、共有するような場は設けてございますので、その中で工事が重複するような場所につきましては調整するようにしております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 岡村委員。 ◆委員(岡村芳樹) あと、大口の水道を使っている特に会社から何とかならないかという話が29年度あったということなのですが、これは佐倉市周辺を含めて何かその対策で工夫しているようなところはあるのですか。 ○委員長(山口文明) 上下水道事業管理者。 ◎上下水道事業管理者(椎名哲) 今の社会経済活動とは違う水道使用料あるいは下水道使用料で、使えば使うほど高いのです。佐倉市は、従量料金制といいまして、小口の家庭が使うよりも、基本的には家庭が使う場合は180円とか、そういうオーダーでやっていますけれども、大口の場合はアッパーで1トン当たり270円です。最近の事例を聞きますと、成田市が400円取っているわけです。成田市は、ホテルが結構多いですよね。ホテルが井戸を掘り出したのです。成田市は、悲鳴を上げて逆に下げたのです。でも、ホテルはもう一回掘ってしまったら戻りませんよね。だから、余り従量料金でアッパーを上げてしまうと、今結構優秀な井戸、25ミリ未満というのもありますので、そういうものを逃がさないためには従量料金の上をそろそろ下げなければいけないのかなと。実態を申し上げますと、いわゆる給水人口あるいは下水道使用人口は減ってきたのですが、使用量、料金はそんなに減っていないのです。分析しましたら大口なのです。大口が結構ふえているのです。企業活動が活発になっているのです。そういうものであれば、逆に従量料金を下げて企業誘致策に使うとか、そういうこともこれからは戦略的に考える必要があるのではないかと考えております。  以上です。 ○委員長(山口文明) 岡村委員。 ◆委員(岡村芳樹) ぜひその辺のところを今後も研究を続けて、いい方向でできればというふうに思います。  それと最後に確認したいのですが、下水道決算書の18ページ、これはちょうど真ん中ぐらいのところに、契約の内容で、29年9月19日、平成29年度中志津地先空洞調査業務委託というのがあるのですが、実際にはこの空洞調査についてはどのような手法で、長さ的にはどの程度、何メートルぐらいの長さのものを調査したのか、教えていただければ。 ○委員長(山口文明) 維持管理課長。 ◎維持管理課長(香取理志) 中志津の空洞調査でございますけれども、内容的には正面、路面からレーダーによって、管の異常をレーダーで探知するような方法で行っております。距離的には6キロぐらい行っています。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) 以上で各委員の質疑は終わりました。  ここで会派に属さない議員から事前提出のありました質問事項のうち、これまでに質問がなかった内容につきまして委員長より質問をいたします。質問は、藤崎議員からの質問1件でございます。これは、減価償却費に関する質問でございます。上水道及び下水道事業における各損益勘定留保資金の過去3年分の発生金額、資金残高について示してください。あわせて、発生金額と減価償却費との差異金額及び差異理由も示してくださいというものでございます。答弁をお願いいたします。  経営企画課長。 ◎経営企画課長(小川晃司) 経営企画課の小川でございます。ただいまのご質問にお答えいたします。  まず、上水道のほうから申し上げます。上水道の損益勘定留保資金の発生額、残高の順番に申し上げます。過去3カ年ということで、平成27年度から。平成27年度の水道の発生額11億2,100万円、残高19億9,500万円、続きまして28年度、発生額11億4,400万円、残高19億700万円、続きまして平成29年度、発生額11億8,200万円、残高22億1,600万円、以上水道事業でございます。  続きまして、下水道事業、発生額、残高の順番に申し上げます。平成27年度、発生額6億2,300万円、残高6億5,500万円、続きまして平成28年度、発生額6億4,800万円、残高7億5,000万円、続きまして平成29年度、発生額9億2,800万円、残高10億5,200万円でございます。  続きまして、減価償却費との各年利の差異の金額でございます。これも水道、下水道の順番で申し上げます。まず、水道事業、平成27年度、これが3,400万円、28年度5,300万円、29年度5,600万円、続きまして下水道事業、平成27年度、こちらはマイナスになります。マイナス9億9,900万円、28年度マイナス9億8,100万円、平成29年度マイナス7億700万円でございます。  その発生理由でございます。発生金額と減価償却費との差額でございますが、発生額は基本的に非現金支出の減価償却費から非現金収入を差し引きます。つまり簡単に申し上げますと、減価償却費マイナス、長期前受金戻入金額、これが発生額となりますので、その差の原因は長期前受金戻入金額ということになります。ちなみに差額において上下で大きく差が出たのは、長期前受金戻入金額が水道は3億円程度にとどまっているのに対しまして、下水道事業は11億円を超えているというところでございます。  以上でございます。 ○委員長(山口文明) ありがとうございました。  五十嵐委員の質疑に対して保留がありましたので、答弁をお願いいたします。  給排水課長。 ◎給排水課長(前田隆士) 保留させていただいた答弁につきまして、メーターの交換につきましては、平成29年度が取りかえ業務委託4,207万644円、1万1,869個のメーター交換を実施いたしました。1件当たり3,345円ほどでございます。  以上です。 ○委員長(山口文明) 以上で質疑を打ち切ります。  執行部はお疲れさまでございました。  以上で本日の日程は終了いたしました。  明日は、午後1時から委員会を開催いたします。  本日は、これにて散会いたします。           午後4時50分散会...