佐倉市議会 > 2018-09-13 >
平成30年 8月定例会建設常任委員会−09月13日-01号

ツイート シェア
  1. 佐倉市議会 2018-09-13
    平成30年 8月定例会建設常任委員会−09月13日-01号


    取得元: 佐倉市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-18
    平成30年 8月定例会建設常任委員会−09月13日-01号平成30年 8月定例会建設常任委員会        平成30年8月定例会 建設常任委員会 会議録 〇日時    平成30年 9月13日(木) 午前10時00分から 〇開催場所  佐倉市役所 議会棟 第三委員会室 〇事件    1)議案審査         議案第10号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算        2)審議会等開催状況に関する報告        3)討論        4)採決        5)その他 〇出席委員  委員長・爲田 浩、副委員長望月圧子        委員・萩原陽子藤崎良次冨塚忠雄、森野 正、押尾豊幸欠席委員  なし
    〇説明のため出席した者の職氏名        土木部長豊田和正土木管理課副主幹(土木部調整担当)・北見裕之、        道路維持課長佐々木恭介道路維持課主査渡辺正光、        都市部長窪田勝夫都市計画課長小野寺正朋、        都市計画課副主幹(都市部調整担当)・菊間明美都市計画課副主幹・鈴木美佐雄、        都市計画課副主幹・櫻井慎也住宅課長齋藤義明、住宅課副主幹・鴨志田 聡 〇議会事務局 書記・井上 睦           午前10時00分開議 ○委員長爲田浩) 皆さん、おはようございます。ただいまから建設常任委員会を開会します。  委員全員が出席しておりますので、会議は成立しております。  なお、傍聴の申し出があり、これを許可しておりますので、ご了承願います。  これより議事に入ります。  当委員会に付託されました案件は、議案第10号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算であります。  以上、1件を議題といたします。  それでは、議案第10号につきまして執行部の説明をお願いいたします。  土木部長。 ◎土木部長豊田和正) おはようございます。土木部長の豊田です。 ○委員長爲田浩) 以降座ったままでお願いいたします。 ◎土木部長豊田和正) はい、では座って失礼いたします。本日ご審議をお願いいたします土木部所管の議案につきましては、議案第10号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算の1件でございます。  詳細は、道路維持課長より説明をいたしますので、ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長佐々木恭介) 道路維持課長の佐々木でございます。よろしくお願いいたします。座って説明させていただきます。 ○委員長爲田浩) そのまま、座ってお願いいたします。 ◎道路維持課長佐々木恭介) はい。土木部所管に関する議案の説明をさせていただきます。  議案第10号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算でございます。なお、委員長のお許しをいただきまして、説明資料補正予算事業一覧及び位置図を配付させていただいております。  予算書の58ページをお願いいたします。歳出予算の補正でございます。7款土木費、2項道路橋梁費、3目道路新設改良費、3の生活道路整備事業工事請負費でございます。お配りいたしました資料をごらんください。江原地先道路擁壁築造工事となります。場所につきましては、資料2ページにあります江原地先、国道296号線を佐倉から臼井方面に向かって左側に位置いたします。こちらは、延長約24メートルの市で管理する法定外道路でございます。平成29年10月の台風21号に伴う災害により、のり面とともにブロックが崩壊したもので、今回高さ1.6メートルから3.6メートルの範囲につきまして、のり面上部まで擁壁を設置するものでございます。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長爲田浩) ありがとうございます。  都市部長。 ◎都市部長窪田勝夫) 都市部長の窪田でございます。本日ご審議いただく都市部所管の案件につきましては、議案第10号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算に計上しております地域公共交通対策事業の1件でございます。  詳細につきましては、都市計画課長より説明をさせていただきますので、ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長爲田浩) 都市計画課長。 ◎都市計画課長小野寺正朋) 都市計画課の小野寺です。それでは、補正予算書の44ページをごらんください。2款総務費、1項総務管理費、11目交通安全対策費のうち6の地域公共交通対策事業の565万円につきましては、コミュニティバス運行ダイヤ変更等に伴う時刻表を印刷する経費、運行に必要な待避所等整備工事費バス停標識の購入費を増額補正するものです。  続いて、今回配付いたしました資料を説明いたします。A3判の資料が、まず補正予算待避所等整備工事箇所を示した整備位置図南部地域ルート志津北側ルートの2枚になります。それから、現行の時刻表4ルート分、時刻表の印刷経費補正予算に計上してありますので、こんなイメージでつくりますというものです。それから最後に、試験運行本格運行運行ルートを記載した図で、青が現行ルート、赤が来年1月16日からのルートとなります。  説明は以上です。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長爲田浩) ありがとうございます。  これより質疑を行います。  質疑のある方は挙手にてお願いをいたします。  萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 萩原です。よろしくお願いします。  初めに、58ページの江原地先道路工事についてですが、この台風発生、昨年10月からかなり時間がたっていますが、この間の道路状況で危険性はなかったということですか。 ○委員長爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長佐々木恭介) 現在もブルーシートを敷きまして、養生をしているところでございます。 ○委員長爲田浩) この間に危険がなかったかというようなご質問だったと思うのですが。 ◎道路維持課長佐々木恭介) 済みません。異常はございませんでした。 ○委員長爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) これは擁壁で、新設になっていますけれども、この道路予算なのですが、補正ということは、もう補正しなければならないような状況ということになるのでしょうか。 ○委員長爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長佐々木恭介) 現在ブルーシートで養生をしているところでございますが、崩れたところの隣接地が民地になりますので、そちらの影響をなるべく早くなくすということで補正をかけさせていただいております。 ○委員長爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 今生活道路の要望が大変多いと思うのです。今現在補修要望とかは何件ぐらい出ていますか。 ○委員長爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長佐々木恭介) 昨年度、29年度で要望書や要望以外のものも含めまして大体1,000件以上は来ておりまして、現在も400件ぐらいは来ておるかと思います。 ○委員長爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) そうしますと、600件ぐらいはもう工事が終わっているということになるのですか。 ○委員長爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長佐々木恭介) 申しわけございません。昨年度1,000件で、今年度に入ってから400件ということになります。 ○委員長爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 要望に全部応えられているのか、国庫補助道路予算が減らされているという、前回の常任委員会でしたでしょうか、そういう答弁があったと思うのですが、要望にどのぐらい応えられているのかを伺いたいと思います。 ○委員長爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長佐々木恭介) やはり緊急性の高いものは即対応しておるのですが、予算のかかるものとか、そういったものは今後計画に入れまして実施するという形になりますので、全ての要望には対応できておりません。 ○委員長爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) この実施する順番というか、危険の判断ということになるのかもしれないのですけれども、要望を出している自治会なり個人もあるかもしれないのですが、どこも多分切実な状況で待っているかと思うのです。年度をまたいだり、それとも最高何年ぐらい待ったりしている状況ですか。 ○委員長爲田浩) 答えられますか。  道路維持課長。 ◎道路維持課長佐々木恭介) 最高何年かまでは答えられないのですけれども、やはり延長が長い工事になりますと、範囲を狭めて二、三年かけてやるなり、そういったものもございます。 ○委員長爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 順番など、見える化する必要があるのではないかなと思うのです。そういうことは可能でしょうか。 ○委員長爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長佐々木恭介) 自治会等要望書につきましては、計画に入れていきますという形で回答はさせていただいております。 ○委員長爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 年度当初に予算化するとき、計画件数というのが当然あるかと思うのですけれども、それと要望件数とのバランスというか、国庫補助との関係はどういうふうになっているのですか。 ○委員長爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長佐々木恭介) 割合という形ではちょっと出せないのですけれども、補助金をもらうとなりますと、まずひずみとかひび割れとか、そういった道路の調査をいたしまして、それの悪いところにつきまして補助金対象とさせていただいております。あとは、それ以外のものは単費のほうで要望しているところでございますけれども、なかなか財政上苦しいところがありまして、全てができるということには現在なっておりません。 ○委員長爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 毎議会で専決処分で道路の破損箇所でタイヤの破損とか、かなり件数があるなというふうに思っているのですが、道路維持課パトロールをしているのでしょうか。 ○委員長爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長佐々木恭介) 土木部全体で毎週水曜日にパトロールを行っております。 ○委員長爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) そのパトロールで発見したりもするわけですよね。そういうところは優先的に補修をするのですか。 ○委員長爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長佐々木恭介) パトロールでもやっぱり危険性があるところなどで緊急対応という形で穴を埋めるというところがかなりを占めております。 ○委員長爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 今回の江原地先なのですけれども、大阪の地震に伴ってブロック塀の補修、教育委員会が全部調査したりしている、そういうところと今回の工事との関連はあるのでしょうか。 ○委員長爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長佐々木恭介) 教育委員会等で行っているのは、民地の通学路上ブロック塀が崩壊する危険性があるところということで調査をしているかと思いますが、土木部としましては道路用地でのそういった危険性等を調査しております。 ○委員長爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) では、ここの最後ですけれども、教育委員会が各学校、先生が中心になって通学路の危険箇所を調査したということなのですが、先生たちは専門家ではないので、専門家である道路担当に調査を依頼するというか、そのアドバイスを受けるということが必要ではないかと思うのですが、そういう連携はありますか。 ○委員長爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長佐々木恭介) 道路維持課道路パトロールでも危険性があるところを覚知した場合、建築指導課で取りまとめていますので、そちらに報告をしております。 ○委員長爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 今回の補正予算については、民地との関係で早目に対応したということですか。 ○委員長爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長佐々木恭介) はい、そのとおりでございます。 ◆委員(萩原陽子) 次に、44ページの公共交通です。これは、待避所の整備予算ということですが、場所を決めるのに当たっては、実際に運転している運転手さんの話を聞いたりということはやりましたか。
    委員長爲田浩) 都市計画課長。 ◎都市計画課長小野寺正朋) バスの試験運行をしている事業者さん、地域の方、それから市の道路を考える上でできるだけ待避所が有効となるような場所を3者の話を聞いて協議で決めております。  以上です。 ○委員長爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 少し話が広がるかもしれないのですけれども、私がバスに乗って運転手さんにお話を聞いたときに、結構山間、山合いを走っているので、これは土木部に関係してしまうのだけれども、倒木というほどでもなくても、いろいろ通れなかったりすることがあるらしいのです。ですから、大風の後とか台風の後に、先に道路をチェックする必要があるのかなと思うのですが、その辺はどうですか。 ○委員長爲田浩) 都市計画課長。 ◎都市計画課長小野寺正朋) 台風などの場合、運行前に、おおむね3時から4時ぐらいに運行事業者さんの運行管理者といわれる立場の方と、あと補助する方々でとりあえずルートを一回りします。市でも、今都市計画課で待機をしておりまして、こちらでも連絡が入り次第すぐ対応するような形をとっております。土木部にも当然協力をお願いして、今ルートが広がってしまったので、できるだけ定時運行ができるように大風の後とかに倒木とかの処理を職員で対応しているというような状況です。  以上です。 ○委員長爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) あと、これは冨塚委員一般質問のことがあるので、先に言っていただいてからと思ったのですが、志津北部ルートに山万がバスを走らせるということで、これは競合するのですよね。その点について伺いたいのですが。 ○委員長爲田浩) 都市計画課長。 ◎都市計画課長小野寺正朋) 議会でもお答えしていると思いますが、山万さんの計画路線は、基本的に山万のユーカリが丘線、鉄道の点検や補修などのときに運行のかわりになる代替の路線、それとあと山万ユーカリが丘線がフォローしている利用圏内の方々の利便性向上のためのルートを設定している状況です。佐倉市が運行するコミュニティバスは、交通空白地域ユーカリが丘線から外れている、それから東洋バスですか、上のほうを走っていますけれども、利用できるであろうとこちらが設定している利用圏内から外れた交通空白地域対策として走らせているので、利用圏は違うと。一部には道路事情で重複するところはありますけれども、利用者の狙っている層はちょっと違うというふうに考えております。  以上です。 ○委員長爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) では、重複するのは一部ということですよね。イオンまでのバスとかいろいろ走っていますけれども、料金についての統一性というのはどういうふうになるのでしょうか。 ○委員長爲田浩) 都市計画課長。 ◎都市計画課長小野寺正朋) 今山万さんから聞いている話ですけれども、山万がこれから運行するバス、今計画をしているバスについては、ユーカリが丘線と同じ料金200円という形で走らせる予定だと聞いております。イオンのバスは、たしか無料でやっているかと思います。  以上です。 ○委員長爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 無料バスがどうなるかとか、今山万が試験的にいろいろやっていることについては、市には全て相談はあるのですか。 ○委員長爲田浩) 都市計画課長。 ◎都市計画課長小野寺正朋) 相談というか、このように進めていきたいと考えていますよというお話は連絡としていただいております。  以上です。 ○委員長爲田浩) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) 続けて、コミュニティバスについて質問します。  1つは、今萩原委員からバス路線に木が倒れたというふうな話があったけれども、しかし志津駅の北口のエレベーターの付近、あそこに自転車が放置されているのです。それで、バスがもうとまれないのです。それで、バスの運転手さんが見かねて、自転車を片づけたのだ。だから、バス停にバスがとまれないという状況はどうかというふうに思うのだけれども、自転車の管理は土木部になるのだよね。 ○委員長爲田浩) 都市計画課長。 ◎都市計画課長小野寺正朋) 今ご質問のありました志津駅北側、北口のバス停付近の違法駐輪につきましては、バスが運行する前から結構違法駐輪があるなというのはこちらも認識しておりまして、試験運行が始まる前には職員がシールを張ったりとか、バスが通るので、よけてくださいというようなお話をしております。試験運行が実際に始まって、事業者からも違法駐輪が多いので、ちょっと困るなという話を受けていますので、今回本格運行、これから5年間継続いたしますので、市として、こちら都市計画課としても、自転車の持ち主さんにそういったバス停になるので、駐輪はお控えください、違法ですよというような周知と、あともう一つ、土木部で駅前等では違法駐輪を撤去する事務をやっておりますので、そちらと連携しながら、安全で定時の運行ができるようにこちらとしても対応していきたいと考えております。  以上です。 ○委員長爲田浩) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) 以前は監視員がいたのです。最近はもう全然いない。だから、置きっ放し。だから、そういう監視を強化するということも、土木部なのですが、必要かなというふうに思います。だから、この前質問したように、運転手が気を使っているのです、相当。バスの運転手が自転車を投げるという姿を見て、乱暴かなというふうに思う人と、乗り場を確保しなければいけないというふうに、仕方がないなというふうに思う人といろいろいるわけです。だから、市の点検が届かないかなというふうに思っているので、そこは強化していって、駐輪場に有料で置いている方もいるのだから、そういうバランスの問題だから、無料で置いて得をしたなというふうに、そこはきちんと取り締まらなければいけないというふうに思っているのですけれども、それはどうですか。 ○委員長爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長佐々木恭介) お話を伺いまして、強化方法等について検討してまいりたいと思います。 ○委員長爲田浩) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) そういう面では都市部と土木部は、運行するほうと、あとその路線の安全性の確保の担当というのは打ち合わせをしているのですか、ふだん。 ○委員長爲田浩) 都市計画課長。 ◎都市計画課長小野寺正朋) 事業者から安全運行について気になる点などはヒアリングを担当がやっております。ただ、試験運行が始まったばかりですので、まだそんなに多数のデータは集まっておりませんが、今後も継続してそういうデータ集めをして、改善できるところは改善し、また今言われた、例えばバス停周辺の違法駐輪もバスが走っていること自体をもっと周知して、今後本格運行が始まって期間がたってくれば、知られてくると多分減ってくるのではないかというふうにも考えております。  以上です。 ○委員長爲田浩) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) あと、志津北側ルート待避ゾーンなのですよね。それで、南部地区は待機所なのです。これ意味が2つあるのかな。 ○委員長爲田浩) 都市計画課長。 ◎都市計画課長小野寺正朋) まず、志津北側ルートは、先崎の中に入っていく途中の田んぼ際のところの道路が細くて、実際に試験運行車両を持っていったときに、私が報告を聞いているのは幼稚園バスが来て向かい合ってしまったような状態があって、これだとすれ違いができないということで、待避所を設置できなかったら運行ができないという状態がわかったので、今回、地域の協力もあって待避所が整備できることになったので、こちらを整備します。  それから、待機所のほうなのですが、こちらは弥富小学校の下に広場があります。今弥富小学校の行事のときにも個人の方がお持ちの土地を駐車場として使っているのですけれども、そちらに1つはコミュニティバスが待機する場合と、あともう一つはきょう提出させていただいた変更ルート図カラー印刷の一番最後のページに南部地域ルート変更ルート図があると思うのですけれども、来年1月16日からの南部地域公共交通網というほうのもので、今まで高崎線という、京成佐倉駅から瓜坪まで、高崎を抜けて和田を抜けて瓜坪に行っているグリーンバスさんの営業路線があるのですけれども、こちらをコミバスの運行と時期を同じくしてJR佐倉発高崎経由神門経由弥富公民館行きに切りかえていただくことになっております。こちらの路線バスがその待機所で転回をしたり停車したりする場合の場所として使うためでございます。  以上です。 ○委員長爲田浩) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) 今聞いても、込み入ってしまってわからないというふうな感じがするのです。だから、この図を利用者の方はなかなか理解が難しいなというふうに思っているのですけれども、そういう宣伝をきちんとしていってほしいなというふうに思っております。  あと、1月16日から本格運行で、志津の北側は先崎のほうにルートがあるのです。ふだんからも本数が多いわけではない。路線を変えることによって時間がかかる。だから、こんなにいつもいつも旅行気分で乗れないという人がいると思うのです。だから、ルートをふやしていくということは、本数をふやすというふうに考えていかないとだめなのだけれども、その辺はどうなのか。 ○委員長爲田浩) 都市計画課長。 ◎都市計画課長小野寺正朋) 今回ルートを変更して延伸する志津北側ルートと、それから畔田・下志津ルートの2ルートは、現行ルートルートをプラスして運行するような形になります。今冨塚委員のご指摘のとおり、運行距離が延びると、実際には運行時間が延びます。それによって、佐倉市側の算定ではおおむね2往復ずつ、だから合わせて4便ぐらい減便しなければいけないだろうというふうに考えておりました。その形の中で、実際にはプロポーザルという方式をとって、提案事業者さんから私のところだったら16ではなくて18で走りますという事業者さんがおりましたので、先日事業者さん、まだ協議中ですけれども、候補者の方々はこちらが算定した本数よりも2便ずつふやした便数で走らせますという名乗りを上げていただいています。その方々を候補者としておりますので、2便の減便、現行20便で実際に本格運行のときには18便という形で運行することになる見込みです。 ○委員長爲田浩) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) 今の話を聞いていると、現在のバスの運行者は今度ルート変更したために切りかわるというふうに考えていいのですか。 ○委員長爲田浩) 都市計画課長。 ◎都市計画課長小野寺正朋) インターネットのホームページでプロポーザルの結果を公表しております。プロポーザルで選考をきちっとやった結果、今の試験運行事業者がそのまま運行する候補者となっております。  以上です。 ○委員長爲田浩) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) 長くなりまして申しわけない。せっかく試験運行を頑張っていったところだから、継続して使うというのが基本だろうというふうに思っています。今まで事故がないからいいのだけれども、やっぱりそういうことも想定しなければいけないから、この路線は南部も志津の北側にしても狭いところがあるから神経を使うのです。だから、安全運行ということを基本にしてお願いしたいなというふうに思っています。  それから、山万のバスの運行の問題ですけれども、これは北側バスルートとかち合うのですよね、西ユーカリが丘四丁目、二丁目、宮ノ台というルートを見ると。だから、議会でも答弁があったようだけれども、かち合わないというような、役割分担はできているというふうに答弁がありましたけれども、しかし私はこのコミュニティバスの運行がここまでおくれたというのは、山万の動きを相当市が気にしていて、電気バスも運行したでしょう。そういうことで、その動きに合わせて進んだのかなというふうに思っているのです。今度新交通システムの代替だというふうに理由を言っているけれども、コミュニティバスを山万がそのエリアを請け負うと、そういう狙いが市にはあるのかというふうに思っているのですけれども、そういうことの分析はしていますか。 ○委員長爲田浩) 都市計画課長。 ◎都市計画課長小野寺正朋) まず最初に、コミバスの運行に関して山万さんの動きが影響しているのかというご質問に関しては、私は影響していないというふうに言わせていただきます。私が担当してからは、全く影響はないと考えています。基本的に、走っているユーカリが丘線とか、それから東洋バスという既存の鉄道、それからバス、公共交通網に関しては、こちらはそれなりに気を使っているつもりです。ただ、今から入ってくるバスがどうかと言われると、それは私どものこのバスを走らせることに関しては関係はなかったと言わせていただきます。  あと、山万さんの狙いがどこにあるのか、私わからないので、申しわけないのですが。  以上です。 ○委員長爲田浩) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) 狙いは、新交通システムの代替だというふうに言っているけれども、高齢者が新交通システムの電車に乗るのにえらく苦労しているのです。高い階段を上って、それで風が強いのに上で待っていると。雨が降る、雪が降る。そういう状況で、本当にこの路線が高齢者に優しい路線かというふうに考えたときに、俺はもう疑問に思っているのね。多分そういう苦情がいっぱいあると思うのです。それで、代替というふうな言い方をしてバス路線を確保して、それでノンステップバスだよね。だから、高齢者が乗りやすいようなというふうに、そこまで行かざるを得ないというふうに思っているのです。だから、そういう場合に、コミュニティバスとかち合うことがあるわけだね。だから、そのときに佐倉市のコミュニティバスの存在がどうかなというふうに私は危惧するのです。だから、山万ができれば、もうコミュニティバスは要らないと、そういう分析をするのかどうかなのです。だから、山万ときちんと打ち合わせをしなさいよというふうに言っているのです。それは、山万がコミュニティバスを奪うというふうに、表現は悪いかもしれないのですけれども、結果的にはそういうふうになるのです。だから、市がどっちを重点にするかというふうに判断が迫られるというふうになると思うのだけれども、そういうことも踏まえてこれから山万と話し合いをきちんとしていかないと、せっかく市民のいいコミュニティバスがなくなってくると。企業のもうけのためにコミュニティバスを山万に譲るというふうには考えたくないのです。だから、そういう意味からコミュニティバスの運賃も下げようというふうに主張しているのです。だから、山万がバス路線は今の新交通システムの電車と同じく200円というふうに設定するのはそこなのです。それで、コミュニティバスが100円になってくると、コミュニティバスに市民が乗ってしまって、山万の経営はおかしくなるということがある。これは、競合する場合は起こり得るということで、この辺は真剣に考えてほしいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。何か答弁があれば。 ○委員長爲田浩) 都市部長。 ◎都市部長窪田勝夫) 市といたしましては地域公共交通網形成計画を策定して、そのときの問題意識は民間では維持できない路線が交通空白地域を生み出しているというふうな観点から、公共が運営する公的な負担のもとに運行するコミュニティバスというものでその交通の空白地域と民間では維持できないエリアについて移動しやすい交通手段というものを確保していくというところがもともとの哲学ですので、今回山万がバスを運行、採算ベースに乗るかわかりませんので、我々としては山万がバスを走らせた後でも民間では路線が維持できない交通空白地域というものがそこに存在すれば、コミュニティバスという形で移動手段を確保していくということには変わりはないですので、そういった意味では公共交通会議という場がそういう空白地域に対する市の考え方みたいなものを議論いたしますので、場合によってはそこで山万との関係というものも話し合うという場が出てくるかと思います。  以上です。 ○委員長爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 藤崎です。よろしくお願いします。  まず、土木部の擁壁の関係なのですけれども、ここの今回のところというのは擁壁がなくて、それで崩れてきたという、そういうことですよね。 ○委員長爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長佐々木恭介) のり面と擁壁という状態だったものを今回上側まで擁壁にするという工事になります。 ◆委員(藤崎良次) 従来は下側が擁壁で、上側はのり面になっていたということなのですね。 ◎道路維持課長佐々木恭介) そうです。 ◆委員(藤崎良次) そして、その擁壁化しなければいけない基準というのは佐倉市ではあるのですか。例えば高さが何メートル以上、角度がどうこうという、そういうような基準のようなものはあるのですか。 ○委員長爲田浩) 道路維持課長。 ◎道路維持課長佐々木恭介) 特に基準というものはないのですけれども、その状態、状況、危険性等を見て決めているということです。 ○委員長爲田浩) 土木部長。 ◎土木部長豊田和正) 少し補足させてもらいます。  基本的に道路の用地というのは決まっていまして、実際に通れる有効幅員、それを確保しようとしたときに、のりで処理するとその幅員が確保できない、それを確保するがために擁壁が必要となるというような判断で実施しております。 ○委員長爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) あと、擁壁にもいろいろ高さとか何かによってグレードがあるのですか。それで、それぞれ耐用年数が決まってくるということはありますか。 ○委員長爲田浩) 土木部長。 ◎土木部長豊田和正) 基本的にコンクリートで鉄筋を入れた擁壁ですと、50年というのが基本です。ただ、今回やるのは既存のブロックを組み合わせて積んでいくものですので、それについてどのぐらいというのはちょっと何とも言えないのですけれども、擁壁の種類についてもコンクリート擁壁のほうが高額になります、鉄筋コンクリート。今回実施するブロック積みのほうが単価としては安い工法にはなります。ただ、それも高さは5メートルまでという基準の中で実施していますので、今回はそれが該当できるので、そちらを選択しているというふうな形になります。 ○委員長爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 済みません。では、ブロック積みのほうは耐用年数は何年になるのでしょうか。 ○委員長爲田浩) 土木部長。 ◎土木部長豊田和正) 申しわけないですけれども、正確な耐用年数というのは把握しておりませんが、通常これまでの例を見ますと、やはり30年、50年はもつという考えを持っています。 ○委員長爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 固定資産ということで、その耐用年数というのは法律で決まってはいるのですけれども、あと間知石という場合がありますけれども、あれも耐用年数は50年程度なのですか。 ○委員長爲田浩) 土木部長。 ◎土木部長豊田和正) 今回施工するのが間知石での施工になります、ブロック積みに使う。表面の風化等もあるとは思いますが、基本的にはやはり同じ程度とは考えています。 ○委員長爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 擁壁もその排水状態とかによってもちが違ったりも無論するし、最近今までにないような豪雨がありますけれども、ある程度耐用年数を目安にして、点検も必要だと思うのですが、そういうのはやられているのですか。 ○委員長爲田浩) 土木部長。 ◎土木部長豊田和正) 道路構造物、当然いろいろありますけれども、そういう擁壁については定期的には実施はしていないのですが、今現在定期的にやっているというのは橋梁と、あとトンネルですか、そういったものは長寿命化計画とあわせて点検調査は実施しております。  以上です。 ○委員長爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 地震があるということも予測されていますし、それで各地で大雨によったり、地震によって土砂崩れがあって、それで生き埋めになったりする方も実際出ているわけですけれども、これは耐用年数と目視による状態把握とかによって危険度をランク分けしたりして時々必要に応じて点検するというような、そういうような計画などを立ててやってほしいというふうに要望したいのですが、いかがですか。 ○委員長爲田浩) 土木部長、どうぞ。 ◎土木部長豊田和正) 今後そういった施設を整理しまして、そういう定期的な点検、民地の崖や急傾斜地につきましては県の事業で実施している、それについては年に1回点検はしております。そういったもの以外の道路施設の擁壁についても今後検討してまいりたいと思います。
     以上です。 ○委員長爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) よろしくお願いします。特に佐倉は坂が多くて、それで斜面が多いですから、無論大きなものは県が管理していますけれども、よろしくお願いします。  ではバスルート関係でお聞きします。今までいろいろ話が出てきていると思うのですが、このルート、4ルート含めてでいいのですが、年間の運行経費と、それと運賃がそれぞれどのぐらいになるか教えてもらえるとありがたいです。 ○委員長爲田浩) 都市計画課長。 ◎都市計画課長小野寺正朋) 4ルートの合計の年間運行経費ですけれども、内郷ルート志津北側ルート、畔田・下志津ルート南部地域ルートの4ルートの合計で約7,000万円になります。  収入ですけれども、内郷ルートについてはおおむね500万円ちょっと超えるぐらいの収入です。新規で運行したバスルートですけれども、1月31日から8月31日までの事業収入の合計としまして新規のほうだと560万円、570万円ぐらい、今手元に合計した数字がないので、おおむねその程度です。  以上です。 ○委員長爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) そうすると、4ルート全体で1,000万円ちょっとぐらいかなという、そういうところでよろしいですか。 ○委員長爲田浩) 都市計画課長。 ◎都市計画課長小野寺正朋) 先ほどご案内した内郷ルートは、昨年1年間運行した実績で500万円から550万円ぐらいの間で推移しています。3ルートに関しては、1月31日から8月31日までの期間でその程度ということになります。 ◆委員(藤崎良次) では、1.5倍になる。 ○委員長爲田浩) 都市計画課長。 ◎都市計画課長小野寺正朋) 1.5倍というと…… ◆委員(藤崎良次) 8分の12カ月だから。 ◎都市計画課長小野寺正朋) 2、3、4、5、6、7、8ですので、約7カ月…… ◆委員(藤崎良次) ああ、7カ月か。 ◎都市計画課長小野寺正朋) はい。先ほど言った数字の倍ぐらいかなということです。 ○委員長爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 大まかにいうとペイできるのは乗車率が何%とか、何かその辺は計算しておりますか。 ○委員長爲田浩) 都市計画課長。 ◎都市計画課長小野寺正朋) すごく大ざっぱな計算ですけれども、予算見積もり上はおおむね1路線1台1年間運行するのに約2,000万円かかります。2,000万円を200円で割っていただくと何人乗ればいいかが多分出るのですが、利用者が10万人ぐらいトータルでいないとペイできないというような状態です。  以上です。 ◆委員(藤崎良次) ちなみに、バスの定員は1台当たり何人だったですか。 ○委員長爲田浩) 都市計画課長。 ◎都市計画課長小野寺正朋) 今運行しているので29とか36とか、内郷ルート志津北側ルートがたしか29人ぐらい…… ○委員長爲田浩) どうぞ、わかっている方お答えください。  都市計画課、櫻井さん。 ◎都市計画課副主幹(櫻井慎也) 櫻井です。志津北側ルートは29人定員の車両を使っておりまして、畔田・下志津ルートと内郷ルートは36人の定員、南部地域ルートは定員10名の車両を使っております。  以上です。 ○委員長爲田浩) 藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) ありがとうございました。公共交通ですので、採算性を余り強くやるとまた本来の目的から外れてしまいますので、利用者の考えもよく聞いてやっていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長爲田浩) 森野委員。 ◆委員(森野正) 江原の擁壁のところの確認なのですけれども、ブロックという名前だけで何となく不安がよぎってしまうのですけれども、単純に強度を考えたときに、この施工で、例えば震度幾つまで大丈夫とか、こういう状況まで絶対大丈夫だとかいう、そういう基準というのを教えてもらえますか。 ○委員長爲田浩) 土木部長。 ◎土木部長豊田和正) 間知石積みブロックについては、そういう地震に関しての基準は特に持っていないです。あくまで積んだときの地盤がもつかどうかということでその構造的なものを設計している状況です。  以上です。 ○委員長爲田浩) 森野委員。 ◆委員(森野正) それだとちょっと心配になってしまうのですけれども、要するにブロック塀の地震による倒壊というのが今全国で問題になっているので、その辺の角度から不安を取り除くような答えをいただきたいと思います。 ○委員長爲田浩) 土木部長。 ◎土木部長豊田和正) 今回施工する間知石積みは、一般でいうところのもたれ擁壁という形で、地盤と今回の擁壁との均衡をとって抑えるような構造形式であって、構造計算自体はないですが、これまでの一般の地震の経験から見ましても、その基準どおり地盤の力などを設計上調査していますので、その上で問題ないと判断しております。  以上です。 ○委員長爲田浩) 押尾委員。 ◆委員(押尾豊幸) 確認だけ済みません。このコミュニティバスの時刻表の印刷費も入っていると先ほど説明はありましたか。印刷製本費が4万円ぐらいしかないのだけれども、何万部ぐらい印刷してどういうところに配置して、利用者への周知方法とか、その辺はどういうふうに考えているかが1点と。  バスの畔田・下志津ルートだけカード利用可なのだけれども、それは何かバスの車種の問題なのか、その辺の確認。 ○委員長爲田浩) 都市計画課長。 ◎都市計画課長小野寺正朋) まず、時刻表の件でございます。時刻表につきましては、今コミュニティバスとして運行しているバスが内郷ルート、それから志津北側ルート、畔田・下志津、南部地域ルート、4ルートあります。この4ルートとも、内郷ルートは12月1日でダイヤ改正、ほかの3ルートについては1月16日からダイヤ改正をします。その関係で、全部4ルートともおおむね3,000部ずつ印刷して、これまでの配布状況等を考えて、それぞれもう少し増刷したほうがいいというルートはこれから決めていこうと思っています。基本的に南部地域ルートに関しましては、大幅にルートが変わるので、南部地域にお住まいの方、全世帯に配布していこうと思っています。また、各ルート現行でも駅前のバス停、それから出張所、それから市の窓口等のある市のコミセンなど、いろいろなところで今試験運行の中でも配布しております。同じ場所に配置をしまして、配布、周知を図っていきたいというふうに考えております。  パスモ等のICカードですけれども、これは導入できる事業者さんが限定されてしまいます。今回もプロポーザルという形で事業者さんからの提案で投入車両とか、そういったものが決められて提案されてきます。今回の試験運行では畔田・下志津ルートが入っております。本格運行でも、先ほどもご案内したとおり試験運行と同じ事業者さんが今候補者になっておりますので、畔田・下志津ルートはICカードが使えるという状態です。それから、追加で言わせていただきますと、内郷ルートにつきましてもプロポーザルを実施しまして、ちばグリーンバスさんともう既に契約を締結いたしました。ちばグリーンバスさんからICカードが使える車両を投入しますというご提案をいただきましたので、内郷ルートもICカードが使えるようになります。志津北側ルート南部地域ルートに関しては、ICカードの使える車両ではないという形です。  以上です。 ○委員長爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 公共交通会議では、基本民間路線との競合は絶対しないということになっていますよね。先ほど民間で維持できないエリアの交通手段を確保するのが市の責務と。今回の山万路線みたいに後からそういう競合するようなことが起きた場合、どういうふうにこれから考えているのでしょうか。 ○委員長爲田浩) 都市計画課長。 ◎都市計画課長小野寺正朋) 今後そういった状況が発生したときに、こちらとしても改めて考える必要がある。どうなるのですかと言われたら、それはそういう状況になって、明確になった時点でこちらとしても計画をきちっともう一回考え直さなければいけないということもあるかもしれないという感じです。 ○委員長爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 私一般質問でもしましたけれども、民間路線と競合してはいけないという法律はないということですよね。ですから、あくまでも市の政策で、それは変更可能ということになるのですね。 ○委員長爲田浩) 都市部長。 ◎都市部長窪田勝夫) 地域公共交通会議の場でというよりも、国の施策として交通空白地域が全国的に散らばって発生している状況の中で、公的負担のもとに走る路線が民間のバス路線のお客さんをとってしまうというか、民間路線の経営を圧迫する形で公的負担のもとに走るコミュニティバスが民間の路線を撤退させたり廃止させたりしてしまうと。それは、もともとそういう全国的に空白地域だとか過疎地域が出ているということに対して何とかしようということと逆行してしまう。コミュニティバスが民間路線と競合して走ることによって、民間のバス路線が廃止されたり撤退してしまったりするということが公共がコミュニティバスを支援して走らせるということと矛盾してしまうというのですか。だから民間ベースで採算がとれるような形で路線バスが走るということが一番の理想なのだけれども、過疎化や高齢化に伴ってそれができなくて撤退してしまいそうになっているというところを公的な負担のもとにコミュニティバスが走って移動手段を確保しようというのが今の国の進めたい方向なので、それと逆行してしまうような路線の重複の仕方、民間のバス事業者の経営を圧迫するというような形は好ましくないという、そういう考え方かと。そういう意味では、市が政策的にそう判断して走らせると、コミュニティバスの路線を決めていると理解していただいて構わないと。 ○委員長爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 過疎化とか民間路線バスの経営が立ち行かなくなってきたというのももちろん全国的な傾向で、それに対応して各自治体が利便性、住民の足となる交通手段はもう喫緊の課題に当然なっているわけです。それは、どこの自治体でもそうです。佐倉は、おくればせながらと言わせていただいてもいいのかなと思うのですが、今市が認めているのは本当に空白と認めている地域だけで、そのほかにもたくさんの地域で公共交通が待たれているわけです。だから、民間が成り立たないところしかやらないというこの考えだけでは、市民の利便性は到底補えないというか、そういうふうに私は思っているのですけれども、だから民間との競合は絶対なしということではあり得ないということと、それから料金についても生活必需品ではないけれども、生活に必須の支出になるわけですから、さっきの計算をしても採算が合うのであれば当然民間がやっているので、採算性を追求したらどこも走らせることはできない。だから、よりたくさん市民に使ってもらえるような料金設定と路線設定をこれから検討する必要があるというふうに考えますが、いかがですか。 ○委員長爲田浩) 都市計画課長。 ◎都市計画課長小野寺正朋) まず、民間路線との競合に関してですけれども、部長も言いましたけれども、コミュニティバスと民間の、具体的に言うと例えばちばグリーンバスさんと競合してしまった場合に、ちばグリーンバスさん自体も今の路線の中でも赤字路線というのを抱えています。これは事実です。佐倉市のコミバスと、例えばちばグリーンバスさんが競合することで、実は松ケ丘を走っている赤字のバスを廃止しなければいけないとか運行が賄えないというような状態が発生することを市は望んでいないわけです。要は競合することによって交通空白地域を拡大させるような方向性は、まず基本的にはとるべきでないと考えております。そういった中で、これは私どものこれからの課題なのですけれども、町なかにも交通空白地域というものが存在しているのは認識しています。そこの手当てをどうするのかというのは、正直どうやってやったらいいのかがまだ結論を出せておりません。考えないといけないことだと自分としては課題として認識はしております。答弁としてはそういうことです。  以上です。 ○委員長爲田浩) 萩原委員、今のは要望という形でよろしいですよね。 ◆委員(萩原陽子) 都市部は本当に大変頑張っていらっしゃると思っています。ただ、それが今市民要望の大変重要な課題であるので、やはり市の政策として予算をそこに投入するしかほかに方法はないというふうに思いますけれども、それはぜひ強く担当課からも、逆ですか。財政が決めるのかもしれませんけれども、住民要望が重要だということを強くやっぱり言って、自分たちの努力が報われるような形になればいいなと思っています。  それから、さっきのブロック塀です。私工法を見て、コンクリートブロック積みというのはコンクリート擁壁というふうに理解してしまったのですが、ブロック塀撤去という全国的な動きで、国も予算の増額を言っている中で、ブロックをつくることの疑問がやっぱり先ほど森野委員から出ましたけれども、予算はどのぐらい違うのですか、コンクリート擁壁にした場合と。 ○委員長爲田浩) わかる方がお答えいただいて結構です。今わかりませんか。  土木部長。 ◎土木部長豊田和正) 比較した資料が今ないので、正確にはお答えできないのですけれども、私の過去の経験則からいいますと、間知積みですと1平米当たり5,000円ぐらいで、L型擁壁になりますと、これは平米ではなくて高さによってまた違うのですけれども、1メートル当たり5万円とか、比較が今どっちがどうということは言えないのですが、間知積みのブロックについても、これは高さ制限で5メートルまでなのですが、宅地造成の擁壁としても認められている工法ですので、それについては今の基準で地震があっても問題ないという判断はしております。  以上です。 ○委員長爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 金額的には10倍ぐらい違うということなのですか、それともそこまでは行かない。それは、比較検討はされたということですよね。 ○委員長爲田浩) 土木部長。 ◎土木部長豊田和正) 今回の箇所については、もともと斜面がありましたので、それに合わせて施工するということで、L型擁壁にすると、当然有効幅員も広がりますが、現状で歩行者しか通れない幅員ですので、それについて検討はしておりません。  以上です。 ○委員長爲田浩) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 最初にご説明があった道路の幅員確保のためにこの工法をとったということだけ、それもあるのですよね。違いますか。 ○委員長爲田浩) 土木部長。 ◎土木部長豊田和正) 現状の2メートルぐらいの幅員なのですが、それを確保するためには今ののり面の状態で施工すれば十分であって、それ以上に広げようとした場合にはL型擁壁とか、そういうコンクリートの擁壁にする必要が、直角の擁壁ですね、そういう形になりますので、今回はそこまでの施工は必要ないという判断で考えています。  以上です。 ○委員長爲田浩) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) だから、どういう構造にするかという説明がなければわからないですよ。ブロックを素人的にはこうやって積んでというふうに考えるから、倒壊のおそれがあると。だから、斜めにして裏埋めしてやれば十分だ、そういう説明がないから、みんな不安に思ったのだよ。だから、そういう説明をお願いします。 ○委員長爲田浩) 土木部長。 ◎土木部長豊田和正) 大変失礼しました。今後こういった折にはそういう構造図的なものも資料として添付していきたいと考えています。  以上です。 ○委員長爲田浩) ぜひよろしくお願いいたします。  ほかに質疑はございませんでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長爲田浩) なければ、議案に対する質疑を打ち切ります。  続きまして、審議会等開催状況に関する報告を行います。  当常任委員会で報告対象として選定した3件の審議会等のうち平成30年6月4日から平成30年8月26日までの期間に開催された審議会等開催状況の報告をお願いします。  なお、議会運営委員会の申し合わせにより、委員の質問は報告内容の確認程度にとどめることになっておりますので、ご了承願います。  それでは、お願いいたします。  都市計画課長。 ◎都市計画課長小野寺正朋) 審議会等開催状況についてご報告いたします。  資料をお配りしている1枚目の審議会等開催状況一覧表をお願いいたします。初めに、都市計画課所管の佐倉市地域公共交通会議の報告をいたします。あわせて、配付資料第22回佐倉市地域公共交通会議議事録を全て提出してございます。そちらもあわせてごらんください。第22回の地域公共交通会議は、平成30年7月3日に開催されました。会議では、試験運行を行っているコミュニティバス志津北側ルート、畔田・下志津ルート南部地域ルートを平成31年1月16日から本格運行に切りかえること、またその運行ルートなどについて審議していただき、承認が得られたものです。会議の資料については、都市計画課のホームページにも掲載しております。  報告は以上でございます。 ○委員長爲田浩) ありがとうございました。  住宅課長
    住宅課長齋藤義明) 住宅課長の齋藤でございます。続きまして、佐倉市営住宅管理運営委員会の概要及び会議の内容のご報告をいたします。  佐倉市営住宅管理運営委員会は、市営住宅の適正かつ円滑な管理及び運営を図るために設置しているもので、現在の委員構成は人権擁護委員1名、調停委員1名及び民生・児童委員5名の合わせて7名でございます。今回の委員会は、7月に募集いたしました市営住宅申し込みに係る入居者の選考について審議をしております。お配りいたしました資料、議事録概要版の中段です。事務局説明の欄をごらんいただきたいと思います。今回募集いたしました住宅は、大蛇住宅が6戸、藤沢住宅が2戸、堀の内住宅が1戸でございます。応募の状況につきましては、障害者向けの1DKの1戸に対しましては応募が4名ございました。また、障害者向けではない1DKの1戸に対しましては応募が1名、2DKの3戸に対しましては応募が9名、3DKの3戸に対しまして応募が4名、4DKの1戸に対しましては応募がございませんでした。次の選考審査につきましては、応募者の住宅に困窮する実情などを調査いたしまして、住宅に困窮する度合いの高い者から決定をしております。また、順位を定めがたいものについては、公開抽せんとしております。  なお、個人情報保護の観点から、会議そのものが非公開とされておりますことから、審査の内容、詳細につきましても同様に割愛をさせていただきます。  では、資料の一番下、諮問及び答申事項をごらんいただきたいと思います。審議の結果、障害者向け1DKにつきましては、応募者3名の困窮順位を定めがたかったことから、その3名により公開抽せんをするものと決定いたしました。また、障害者向けではない1DKにつきましては応募者1名でしたので、入居の決定をいたしました。また、2DKにつきましては応募者9名のうち困窮度の高かった5名が順位を定めがたいということで、その5名により公開抽せん会をするものと決定いたしました。3DKにつきましては、応募者4名のうち困窮度が最も高かった1名の入居を決定したということでございます。また、公開抽せん会につきましては、9月3日に管理運営委員会の委員2名の立ち会いのもと実施をいたしまして、入居者の決定をしたところでございます。  なお、今回決定した方につきましては、10月1日以降順次入居をする予定となってございます。  報告は以上でございます。 ○委員長爲田浩) ありがとうございます。  ただいまの報告について、特に確認等ございますでしょうか。  藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 4DKに関しては、応募者がゼロというふうに書いてあるのですけれども、これはこういうことでいいのですか。わかったら理由なども言ってくれるとありがたいです。 ○委員長爲田浩) 住宅課長。 ◎住宅課長齋藤義明) これは、募集をかけて、結果として応募がなかったということではあるのですが、要因としてはやはり4DK、部屋が広いので、その分家賃等もほかの部屋に比べると多少は高くなってしまうというようなものもありますので、その辺のところで今回は応募された方が結果としていらっしゃらなかったという状況でございます。 ○委員長爲田浩) ほかにないようですので、これにて打ち切りたいと思います。  執行部の皆様、お疲れさまでございました。  この際、暫時休憩いたします。           午前11時21分休憩   ───────────────────────────────────────           午前11時23分再開 ○委員長爲田浩) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより討論を行います。  討論はございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長爲田浩) ないようですので、これにて討論を打ち切りたいと思います。  これより採決を行います。  議案第10号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔挙手全員〕 ○委員長爲田浩) 挙手全員です。  したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、委員長報告に当たり、委員会としての意見や要望について皆さんのご意見をお伺いしたいと思います。  ご意見のある方は順次ご発言をお願いいたします。  萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) ブロック塀です。今本当に地震だけでなく、大きな被害が全国各地で起きている中で、ブロック塀についての責任というか、担当は土木部だと思うのです。ですから、市内のそういう状況についての報告なりがあってもいいのではないかというふうに私は思ったのです。ですから、できれば委員会としてきちんとその要望を出したらよろしいのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 ○委員長爲田浩) それについては萩原委員のご意見だと思うのですけれども、このご意見について委員の方から何かご意見はございますか。  藤崎委員。 ◆委員(藤崎良次) 今ブロック塀の話が出ましたけれども、ブロック塀も点検して全体的に、いろんなところにブロック塀があるので、安全確認することは必要だと思います。  それと、今回議案に出た擁壁です。それも間知石のものもコンクリートのものもある、なおかつ耐用年数がみんなそれぞれあって、固定資産ですから、決まっていると思いますけれども、どうも土木部は余りその辺を気にしていないようですが、耐用年数とか外見も見て、定期的な強度のチェックをするようにすべきと思います。というのは、各地で地震やら豪雨で土砂崩れが起こって被害も出ていますので、佐倉市は特に斜面が多いので、その辺を重点的に計画立てて点検するようにしてくださいと要望するのはいいと思います。 ○委員長爲田浩) 森野委員。 ◆委員(森野正) 同じ擁壁のところですけれども、お話と同じように委員会の提出資料で耐震強度等が確認できるような資料をしっかり提出していただきたいと。示していただかないと判断ができない。そういうような表現をどこかに入れてくれればいいと思います。 ○委員長爲田浩) 副委員長。 ○副委員長望月圧子) 私からは、公共交通についてお願いしたいと思います。これからも乗務員、利用者、また地域の方々と協議を重ね、佐倉市公共交通会議の審議会も開催されておりますので、連携を強化して利用者の安全性、利便性の向上を図っていっていただくよう報告に盛り込んでいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員長爲田浩) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) 今の件についても、利用者の意見を聞いて、喜ばれる公共交通にしてほしいというふうに思っています。 ○委員長爲田浩) ほかにございますでしょうか。                 〔何事か呼ぶ者あり〕 ○委員長爲田浩) ご一任の声もございました。萩原委員からもブロック塀の責任や報告ということについてあるべきであるし、委員会としても求めるべきではないかというようなご意見をいただきましたけれども、またこの市の責任もそもそもどこからどこまでというような範囲の問題ですとか公共施設の部分、民間の部分、範囲は際限なくありますので、この辺はしっかりと今後委員会だけというよりは、佐倉市自体の安全安心という部分にかかってきますので、しっかりとどういう可能性が現時点で求められるかということも含めて、内容についてはお任せをいただければと思います。よろしくお願いをいたします。  以上のご意見等を踏まえて、副委員長と相談し、委員長報告を作成させていただきたいと思います。  なお、文言整理につきましては委員長、副委員長にご一任いただくことでよろしいでしょうか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長爲田浩) それでは、作成しましたら、皆様にお配りをするようにさせていただきます。  以上で議案に関する審査は終了いたしました。  この際、暫時休憩いたします。           午前11時28分休憩   ───────────────────────────────────────           午前11時29分再開 ○委員長爲田浩) 休憩前に引き続き会議を開きます。  その他といたしまして、当委員会の行政視察の件を議題といたします。  初めに、事務局より視察先について説明をお願いいたします。  井上さん。 ◎書記(井上睦) 事務局、井上でございます。お手元に配付させていただいた資料をごらんいただきたいと思います。平成30年度建設常任委員会の行政視察につきましては、正副委員長と協議させていただき、お手元に配付させていただきました資料のとおり、福岡県宗像市の空き家対策に係る総合的な相談体制について及び熊本県熊本市において熊本地震による道路、橋梁の被害及び復旧状況と上下水道局の対応についてを提案させていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員長爲田浩) ありがとうございます。  この際、当委員会の行政視察に伴う閉会中の継続審査の件につきましてお諮りをいたします。福岡県宗像市、空き家対策に係る総合的な相談体制に関する件、熊本県熊本市、熊本地震による道路、橋梁の被害及び復旧状況と上下水道局の対応についてに関する件、以上について佐倉市議会会議規則第107条の規定により、議長に対し閉会中の継続審査としたい旨申し出ることにご異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長爲田浩) ご異議なしと認め、そのように決定させていただきます。  次に、委員派遣についてお諮りいたします。当委員会は、平成30年10月18日から19日までの2日間、福岡県宗像市及び熊本県熊本市において行政視察を行うため、佐倉市議会会議規則第102条の規定により、議長に対し委員派遣承認要求をいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長爲田浩) ご異議なしと認め、そのように決定をさせていただきます。  本日の日程は全て終了いたしました。  以上をもちまして建設常任委員会を閉会いたします。  お疲れさまでございました。           午前11時31分閉会...