佐倉市議会 > 2018-09-12 >
平成30年 8月定例会経済環境常任委員会−09月12日-01号

ツイート シェア
  1. 佐倉市議会 2018-09-12
    平成30年 8月定例会経済環境常任委員会−09月12日-01号


    取得元: 佐倉市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-18
    平成30年 8月定例会経済環境常任委員会−09月12日-01号平成30年 8月定例会経済環境常任委員会        平成30年8月定例会 経済環境常任委員会 会議録 〇日時    平成30年 9月12日(水) 午前10時00分から 〇開催場所  佐倉市役所 議会棟 第三委員会室 〇事件    1)議案審査         議案第10号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算         議案第16号 佐倉市中小企業資金融資条例の一部を改正する条例の制定について         請願第19号 東海第二原発の再稼働を認めないよう求める意見書に関する請願        2)討論        3)採決        4)その他 〇出席委員  委員長・平野裕子、副委員長・久野妙子        委員・斎藤明美、徳永由美子五十嵐智美、川名部 実、山口 文明 〇欠席委員  なし
    〇説明のため出席した者の職氏名        産業振興部長二川健一郎農政課長・岩井一徳、農政課副主幹・田辺篤也、        草ぶえの丘園長・冨永文敏、草ぶえの丘主査・西野剛史、産業振興課長鈴木研悟、        産業振興課副主幹(産業振興部調整担当)・荒木宏光、        環境部長・井坂幸彦、生活環境課副主幹(環境部調整担当)・布施啓行、        廃棄物対策課長田中眞次廃棄物対策課主査・八角文仁 〇議会事務局 書記・野村 忍           午前10時00分開議 ○委員長(平野裕子) おはようございます。ただいまから経済環境常任委員会を開会いたします。  委員全員が出席しておりますので、会議は成立しております。  なお、傍聴の申し出があり許可しておりますので、ご了承願います。  これより議事に入ります。  当委員会に付託されました案件は、議案第10号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算、議案第16号 佐倉市中小企業資金融資条例の一部を改正する条例の制定について、請願第19号 東海第二原発の再稼働を認めないよう求める意見書に関する請願であります。以上3件を一括議題といたします。  それでは、議案第10号及び議案第16号につきまして執行部の説明をお願いいたします。  産業振興部長。 ◎産業振興部長二川健一郎) 産業振興部長の二川でございます。  本日ご審議いただきますのは、議案第10号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算のうち産業振興部所管の5款農林水産業費について、また議案第16号 佐倉市中小企業資金融資条例の一部を改正する条例の制定についての2議案でございます。  詳細につきましては、農政課長からご説明させていただきます。よろしくご審議のほどお願いいたします。 ○委員長(平野裕子) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 農政課長の岩井でございます。失礼をいたしまして、座って説明をさせていただきます。  初めに、議案第10号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算のうち産業振興部所管の事業について説明させていただきます。  補正予算書の32ページをごらんください。14款国庫支出金、2項国庫補助金、4目農林水産業費国庫補助金でございます。1の農業費国庫補助金につきましては、本年度の交付金が4,970万7,000円で交付決定されたことに伴い、概算で措置していた当初予算との差額242万8,000円を減額補正いたそうとするものでございます。  続きまして、42ページをごらんください。21款市債、1項市債、4目農林水産業債でございます。1の農業債につきましては、国庫補助金交付決定額の減額に伴い、起債額を180万円増額補正いたそうとするものでございます。  続きまして、56ページをごらんください。5款農林水産業費、1項農業費、3目農業振興費でございます。2の佐倉草ぶえの丘管理運営事業につきましては、業務の効率化などを図るため、ポスシステムの導入を図ろうとするもので、備品購入費として300万円、委託料として4万9,000円をそれぞれ増額補正いたそうとするものでございます。  続きまして、議案第16号 佐倉市中小企業資金融資条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。今回の条例改正につきましては、産業競争力強化法が改正されたことに伴い、条例中の引用箇所における条項ずれの修正及び用語の整理を行うものでございます。なお、産業競争力強化法の改正につきまして、一部施行日が異なる条文が含まれておりますことから、改正条例第1条及び第2条につきましても異なる施行日で条項ずれを修正することとしております。改正の詳細につきましては、お配りした資料をご参照願います。  以上、議案第10号及び議案第16号につきましてご説明申し上げました。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○委員長(平野裕子) ありがとうございます。  環境部長。 ◎環境部長(井坂幸彦) おはようございます。環境部長の井坂でございます。  本日ご審議いただきます環境部所管の議案は、議案第10号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算のうち、歳出の4款衛生費の所管部分でございます。内容は、事業費の確定等に伴う計数整理でございます。  詳細につきましては、廃棄物対策課長から説明させていただきますので、ご審議のほど、よろしくお願いします。 ○委員長(平野裕子) では、廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長田中眞次) 廃棄物対策課長の田中でございます。よろしくお願いします。座って説明させていただきます。  議案第10号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算のうち、環境部が所管いたします歳出予算につきましてご説明申し上げます。  予算書54ページをお願いいたします。4款衛生費、2項清掃費、2目じん芥処理費、2の一般廃棄物収集運搬事業でございます。3,981万9,000円の減額につきましては、家庭ごみ、粗大ごみ、ペットボトルの収集運搬委託料の入札等により事業費が決定いたしましたので、その執行残を減額補正するものでございます。  議案第10号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算のうち、環境部所管補正予算に係る説明につきましては以上でございます。よろしくご審議のほどお願いいたします。 ○委員長(平野裕子) ありがとうございます。  それでは、これより質疑を行います。質疑のある方。  五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) それでは、最初に補正予算書からお聞きします。  先ほど印旛沼周辺地域活性化推進プランに基づく補助金の交付額が決定したというお話でした。関連は32ページと42ページ、市債の発行ということですが、こちらは交付額決定に伴いということですが、なぜこういう形になったのか、ご説明いただけますか。 ○委員長(平野裕子) 農政課副主幹。 ◎農政課副主幹(田辺篤也) 農政課、田辺と申します。よろしくお願いします。この交付金に関しては、平成26年度から平成30年度の5カ年という計画の中で、交付決定額が約2億7,000万円という交付限度額の中で、5年間で動こうという交付金でございまして、26年度から事業がスタートしてきたわけでございますけれども、特に28年度の事業に関して低入札だったり、補助対象事業費の精査などをした結果、28年度に交付決定を受けていた額に対して、事業費が追いつかなかったということがありまして、それを平成29年度と平成30年度の事業の中で年度間流用という形をとろうということで、国の担当と協議をして、調整したものでございまして、平成30年度の予算要求の段階では、まだ平成29年度の事業が確定していなかったので、予算要求の段階では計画当初の予定していた交付額を予算要求させていただいたところでございまして、今回29年度の実績も済まされて確定したという流れでございます。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) そうすると、当初見込んでいた国の補助金が結局出なくなったというか、総額に対してオーバーしたということですか。先ほど低入札もあったけれども、事業費が足りなくなったというご説明でしたが、低入札であれば事業費が足りなくなるということは、ないと思いますが。 ○委員長(平野裕子) 農政課、田辺さん。 ◎農政課副主幹(田辺篤也) 済みません、説明が悪かったので、追いつかなかったというのは、当初計画していた総事業費に対して低入札だったり補助対象事業費を精査した結果、当初予定していた事業費に対して実際の事業費が追いつかなかったということで、当然交付金額もその半分ということで、当初の予定額に対して少なくなってしまうということでございます。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) そうすると、今後なのですけれども、計画はこれで一応完了なのですか、その事業費に対して。 ○委員長(平野裕子) 農政課、田辺さん。 ◎農政課副主幹(田辺篤也) 平成26年度から今年度30年度までの計画されている5カ年が、今年度で終了ということで、今年度最後はシェアハウスという建物を建てるのですけれども、その入札が終わったばかりで、今後その変更契約だったり、いろいろ考えられますので、それが全部終わった段階で5年間の総トータルという形で、最終的に国の担当と詰めて決定していく予定でございます。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) あと、先ほど出た54ページの補正の一般廃棄物収集運搬事業なのですけれども、毎年減額になっているということで、3月にいつも計上されているのですけれども、今回は早い段階で減額補正をしたというのは議会でもそういうことをずっと言い続けてまいりましたので、すごくいいことで、ある程度残金がわかっていくというのは、本当に大変いい傾向だと思いますが、その内容なのですけれども、本当にそういう減額補正、これからもほかのところでもぜひやっていただきたいということをまずは一言申し上げまして、あとごみの粗大ごみの収集運搬委託料なのですが、毎年結構な減額補正を計上しています。昨年度は2,879万円、ことしも同じような減額補正になっているのですけれども、毎年こういうような形で減額補正していくことについては、何か検討はされているのでしょうか。 ○委員長(平野裕子) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長田中眞次) 粗大ごみの契約につきましては、入札によって契約金額が決まっておりまして、入札執行率、落札率が今回約54%ということで、昨年は48%と、少しずつ落札率については上昇傾向にあります。その五十何%という落札率になぜなるのかというところなのですけれども、それにつきましては企業努力というところで、そういう金額で落札されているものと判断いたしております。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 企業努力といいましても、かなり毎年低い落札が続いているわけですけれども、今回入札改革で低入札の改善ということが4月から始まっていますけれども、その対象にはこの事業はならないのですか。 ○委員長(平野裕子) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長田中眞次) 今のところその対象にはなっていないと思いますが、契約検査室とその辺は確認とりたいと思います。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) ぜひこういう低入札が本当にいいのかという働くほうの労働環境の問題もありますので、改善させるような形で、こういう契約検査室からも最低制限価格制度の改正ということが言われて、これから始まるわけですので、そういった点でも検討していただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。 ○委員長(平野裕子) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長田中眞次) 契約検査室とよく相談しながら進めていきたいと思います。  以上です。 ◆委員(五十嵐智美) お願いします。 ○委員長(平野裕子) ほかに質疑がある方。  では、徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) ポスレジシステムなのですけれども、特徴としては販売情報の管理ができるということで、よく在庫の無駄をなくせるとかという話を聞きますけれども、こういったデータの分析というのを誰が、どのように行っていくのか、その辺を教えてください。 ○委員長(平野裕子) 草ぶえの丘園長。 ◎草ぶえの丘園長(冨永文敏) 草ぶえの丘、冨永でございます。ポスレジによるデータの分析なのですけれども、草ぶえの丘は直売所という運営形態をとっておりますので、草ぶえの丘自身でも売れ筋の商品ですとか、販売傾向について分析をして、農家さんとお話をするのに役立ててまいりたいと思っておりますけれども、また一方、農家さんが自主的に自分が生産した農産物を納入するのに何が売れているのかということを理解して積極的に品物を納めていただくというご判断にもご活用いただけるのかなと考えております。 ○委員長(平野裕子) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) この売上額の推移で、やはり5月のバラの時期とかがすごく売り上げが多くて、460万円ぐらいの売り上げがあると、こういうシステムも必要だなと思うのですけれども、7月、8月の夏休みといったところでは売り上げ状況というのはいかがだったのですか。 ○委員長(平野裕子) 草ぶえの丘園長。 ◎草ぶえの丘園長(冨永文敏) ご指摘のとおり、やはり4月から始まりまして春先からバラの時期にかけてが非常に売り上げが伸びているわけなのですけれども、7月、8月につきましては、ことしに限ったことではないのですけれども、やはり近隣の農家の端境期と申しますか、どうしても売る品物がないというような形の中で、過去3年のデータを見てみましても、トップシーズンから比べるとかなり落ち込んできております。ただ、そんな中でことしに限っていえば、直売所の規模も大きくなりまして、農産物のほかにお土産品等も置いている関係がございますので、28年度の8月が5万円ぐらいの売り上げだったのですけれども、昨年度ですと2万円程度ですから、ことしに限って言えば約28万円弱というような形で、少ないには少ない傾向はあるのですけれども、売り上げが伸びてきているというような形がございます。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) 加工するところもできたので、そういったところにも期待したいと思うのですけれども、こういうシステムはいろいろな種類があって、マーケティングなどができる機能もあると思うのですけれども、例えば草ぶえの丘の入場者に対して、全員がその直売所に寄っているわけではないと思ったりもするのですけれども、そういったところをマーケティングして、草ぶえに来るのに販売所に寄らないというような方をどう取り込んでいくかというような、そこまではできない感じですよね、このシステムというと、その辺はいかがでしょう。 ○委員長(平野裕子) 草ぶえの丘園長。 ◎草ぶえの丘園長(冨永文敏) マーケティングというレベルのことまできちんとできるのかどうかというところはございますが、ただこれまで手集計で何となく把握していたものがポスレジを導入することによってきちんと何が幾ら売れたということがはっきりいたしますので、そういった傾向をつかまえまして、ホームページ等で入荷状況と現在の売れ筋等を来園者の皆様にご紹介することで、より直売所にお立ち寄りいただくような環境の整備を図ってまいりたいと考えております。 ○委員長(平野裕子) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) 斎藤です。よろしくお願いいたします。予算書の42ページ、佐倉草ぶえの丘シェアハウス等整備事業債について、もう少し詳しくお話しいただけたらと思います。お願いします。 ○委員長(平野裕子) 農政課、田辺さん。 ◎農政課副主幹(田辺篤也) 事業債に関しましては、起債額の算定方法としまして、総事業費から交付金の交付決定額を引いた額が起債対象事業費となりまして、その起債対象事業費に充当率として75%という計算をした中で、最終的に起債額が決定されることとなっています。  以上です。 ○委員長(平野裕子) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) 整備事業なのですけれども、これは要望になってしまうかもしれないのですが、草ぶえの丘の整備に関しましては、いろいろ進められていると思いますが、現在使われている中で、細々したもの、利用者の方がちょっと使いづらいなと思われたり、また働いている方が困っていらっしゃるというものを感じられる点がありました。その際は細かい点をどうぞ見落とすことなく、整備事業を進めていただきたいと思います。これは要望です。ありがとうございました。 ○委員長(平野裕子) ほかには。  五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 先ほど斎藤委員も聞いていましたシェアハウスなのですけれども、利活用という点では草ぶえの丘の農園と一体的にというふうに聞いているのですが、それについて何か具体的にもう計画などがあるのでしょうか。 ○委員長(平野裕子) 農政課、田辺さん。 ◎農政課副主幹(田辺篤也) シェアハウスに関しましては、基本的には隣接している飯野台ふれあい農園という市民農園がありまして、そこの利用者が使うというパターンと、新規就農を希望されている方が農業技術を取得するために、今言ったふれあい農園を利用して技術を学んでいただいて、その流れでシェアハウスのほうで講義ですとか、そういうことで利用されるというパターンと、草ぶえの丘のキャンプだったりバーベキューをやっている利用者の方が、その流れで利用するというパターンと、いろいろ考えられると思うのですけれども、最終的には都市と農村との交流のためにという目的のためにいろいろなことが考えられると思います。
     以上です。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 草ぶえの丘の加工場などは、何か組合をつくって取り組んでいるというふうに聞いているのですけれども、このシェアハウスなどは組合とは別に関係なく市のほうで直営でという形なのですか。 ○委員長(平野裕子) 農政課、田辺さん。 ◎農政課副主幹(田辺篤也) シェアハウス加工直売組合が使って、いろいろな研修をしたりするという使い方ももちろんあると思うのですけれども、シェアハウス単体で考えると組合しか使ってはいけないという、そんな制限はないことになります。  以上です。 ◆委員(五十嵐智美) わかりました。では、続けていいですか。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) それでは、先ほどのポスレジなのですが、単独で草ぶえの丘ということですけれども、これは割と価格が市販の価格に比べるとすごく高いような積算の300万円なのですが、その根拠になっているのはどういうところから来ているのでしょうか。 ○委員長(平野裕子) 草ぶえの丘園長。 ◎草ぶえの丘園長(冨永文敏) 草ぶえの丘、冨永でございます。ポスレジにつきましては、大きく分けてというか私どもで理解している上で納入者の立場に立って、大きく2つシステムがあるように理解しております。1つがタッチパネル式で納入者が自分でバーコードがついた価格シートを出力でき納品ができる方法、もう一つがタッチパネル式ではなくてキーボードからデータを入力して作成する方法なのですけれども、こちらで今のところ導入を検討しておりますのがタッチパネル式で各農家の方が自分で操作できるものというのを考えておりまして、一応そちらを専門としている業者から見積もりをとりまして、今回の予算要求のもとの資料にはしております。実際の納入の発注に当たっては金額も金額ですので、入札の手続をとって業者決定をするように予定しております。 ○委員長(平野裕子) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 冨永園長の補足説明をさせていただきます。今回導入しますポスレジシステムにつきましては、マルシェかしまですとかJA佐倉直売所、それから成田空の駅等でも導入されている同等のものを導入しようというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) そうすると、それぐらいになるという、見積もりで出してきているわけですか。それと、あとここ1カ所で導入をという計画ですけれども、例えばこれをもう少し発展させるというような考え方はあるのですか。佐蘭花にもたしか何か少し入っていたりしていますけれども、そういう意味では広げていくというような考え方はあるのでしょうか。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長鈴木研悟) 産業振興課長の鈴木でございます。佐蘭花につきましては、委託先の観光協会で独自にやはり同じようにポスシステムを今年度購入して導入する予定でございます。  以上でございます。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 例えばデータの総合効果みたいな、そういうのはあるのですか。そういうのは全くなく、単独でそれぞれやるのですか。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長鈴木研悟) 産業振興課長、鈴木でございます。そうですね、スタンドアローン式と言われているもので、それぞれの施設で、それぞれのサーバー管理をする状態なので、草ぶえの丘と佐蘭花での情報交換というのはできない状態でございます。  以上です。 ◆委員(五十嵐智美) わかりました。あともう一点。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 条例なのですが、先ほどご説明いただいた条項ずれということだったのですが、資料を見せていただいて、かなりわかりづらい。法律自体の改正もちょっとわかりづらいのですが、その辺をもう少し詳しく説明していただけますか。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長鈴木研悟) 産業振興課長、鈴木でございます。今回のこの中小企業資金融資条例の一部改正なのですが、もとになっております産業競争力強化法、こちらが平成25年に施行された法律なのですが、今回改正をされております。この改正が2段階に分かれておりまして、5月23日にこの一部改正の法律が交付されたのですが、施行日が7月9日になっておるのですが、ただし一部の条項については別に定めるということになっておりまして、7月9日時点で変わることについて、今回の改正条例の第1条で記載をさせていただいております。ただ単に条項ずれなのですが、今まで第2条23項にあったものが20項に、前3つが削除されたものですから、ずれます。  その後、2回目の法の施行日、これが9月下旬を予定しておるということで、まだ決定はしていないのですが、これが施行された暁には、そこの第2条の定義に4項目入ってくるのです。20項に繰り上がったのが24項まで下がるということで、それが今回の条例の第2条に明記されているところでございます。1つの法律の施行日が2つに分かれているものですから、それをこの第1条と第2条で書き記してあるという、とても複雑なわかりにくい条例改正でございます。  以上でございます。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 法律自体がそうなったということだと思うのですが、最終的にはそうするとこのホチキスどめの2枚目のほうが最終案になるというふうに考えていいですか。 ○委員長(平野裕子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長鈴木研悟) はい。その用語の件につきましては、そうなります。第1条で、もう一つ用語の修正がございまして、創業支援と使っていた言葉が、国の法律が創業等支援ということで「等」の字が入っております。これは何かといいますと、今まで国では創業支援といいますと、市で行っております起業塾ですとか商工会議所の創業相談、そういったものが創業支援といわれている事業なのでございますが、国ではさらにその担い手を育成していこうということで、例えば大学生に対してのセミナー開催ですとか起業体験プログラムの実施ということで、そういった実際に創業をまだ志してはいない若手層に対する支援も国のメニューに加えていこうということで、創業等という言葉が入るのです。それにつきましては、第1条のほうで用語の定義をさせていただいております。ですので、条項ずれについては第2条のほうが最終形態、用語の定義につきましては第1条に書いてあるとおりのままでございます。  以上でございます。 ○委員長(平野裕子) 五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) とてもわかりづらい改善で、これだけではなかなか理解ができないので、もう少し丁寧な資料を今度つけていただければと思います。言葉で言われても、それ自体もわかりづらい点もありますけれども、丁寧な説明をこれから心がけていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(平野裕子) それでは、ほかに質疑はございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(平野裕子) なければ、議案に対する質疑を打ち切ります。  執行部の皆さん、お疲れさまでした。  この際、暫時休憩いたします。           午前10時30分休憩   ───────────────────────────────────────           午前10時31分再開 ○委員長(平野裕子) 休憩前に引き続き会議を開きます。  請願第19号を議題といたします。  初めに、五十嵐委員が紹介議員となられております。紹介議員として趣旨の説明をなされますか。 ◆委員(五十嵐智美) その前にちょっといいですか。 ○委員長(平野裕子) はい。 ◆委員(五十嵐智美) きょう傍聴に、この請願を出された請願代表者の方もいらしておりますので、できれば直接その方の請願の説明をお聞きしたいと思うのですが、いかがでしょうか。 ○委員長(平野裕子) ただ、文書表が出ていますし、内容は十分把握していますし、紹介議員の五十嵐委員もいらっしゃるので、五十嵐委員からお願いしたいと思います。 ◆委員(五十嵐智美) 市民の方の請願を直接市民の方から説明していただくというのも、やっぱり議会としては大切なことだと思うのですが、その辺は。 ○委員長(平野裕子) 内容は請願書で十分把握できていますので、議会での一般質問でもあった中で内容はわかっていますので、五十嵐委員からもしあれば。 ◆委員(五十嵐智美) 市民の方の思いがやっぱりここで公になるということも大事なことなので、今後はぜひともそういう形にしていただきたいと思います。これは要望として申し上げます。  私も紹介議員になっていますので、請願については皆さんお手元にあるので、一読されていると思いますが、こういった東海第二原発自体の問題点もいろいろこちらにももちろん書いてありますけれども、老朽化している原発をさらに延長するというようなこととか、その原発自体の問題として規制基準に適合したというようなことも言われておりますが、その中でも問題点はやっぱり津波が防潮堤を越えた場合は、想定外の津波に対応できるのかとか、あと難燃ケーブルの交換がわずか15%しかされていない問題、あと耐震の余裕がないということで、かなり古い原発ですので270ガルの揺れには耐えられるよう設計されているけれども、今の基準地震動1,009ガルに引き上げられた、それにはもう目いっぱい耐えられるかどうかというような原発である。それを20年この先延長するという問題点も上げられていますし、この東海原発のすぐ近くには、ここがやっぱりいろいろな原発再処理工場等もありまして、そこがもし被災したら、とても大変な事故を起こすというふうにも言われています。東海再処理工場は津波に対する備えもほとんどないというふうに言われていますので、そういった点を考えても、本当にどんなことが起こるかわからないという原発です。  あと、皆さんもう既に経験されていると思いますけれども、北海道の地震がこの間あったばかりです。そのときに泊原発について緊急に冷却しなければいけないのに外部電源が喪失してしまって、本当に大変な事態になる寸前だったのですが、ようやく冷却をできたという、あそこは稼働していないけれども、プールに燃料が入っているという関係で、そういうこともありました。それと、この間の北海道地震というのは、主要活断層の起こす地震ではなかったとも言われています。それで、日本国内には全国で活断層が6,000あると言われているのですけれども、その中の現在2,000カ所だけがある程度わかっているということで、本当にどこで、どんなふうな地震が起こるかは誰も予測もできないような状態だそうです。これは地震学者の方が言っていらっしゃいますけれども、それと今回の震源は地下37キロとやや深かったということですが、もしこれがもっと浅ければ、もっと広範囲に地震の被害が起きていただろうというふうにもおっしゃっています。今回の地震で、やっぱりいつ、日本のどこで地震が起きるか予測不能だということがよくわかったと思うのです。  最近は大阪北部地震もあったり、日本全国で地震が頻発しています。そういった点を考えても、ここの佐倉市が東海第二原発から90キロしかないというような、本当に自分たちが直接の被害をこうむるかもしれないというようなところに私たちは生活しているわけなので、そういった点からもやはりこの請願について、ぜひ皆さんに賛成をしていただきたいというふうに強く訴えて、請願に対する紹介議員の意見表明を終わりたいと思います。 ○委員長(平野裕子) それでは、請願第19号につきましてご意見のある方はお願いいたします。  山口委員。 ◆委員(山口文明) 新しい、今規制基準値のもとでこれから進められていくと思うのですけれども、具体的には炉心損傷あるいは格納容器の破損などの重大事故への対策ができると思います、これからは。それから、意図的な航空機衝突等への対策、これは恐らく17年前のときですか、アメリカの同時多発事故が思い出されますけれども、それから津波に対する基準及び地震や地盤のずれに対する基準などが厳格化、明確化されておりまして、その安全性は私は高いものと認識いたします。そういうことで、想定をはるかに超える自然災害の発生は否定することはできませんけれども、電力需要や発電技術の状況とあわせまして、現状においては原発の再稼働についてはやむを得ないものではないかと私は考えます。  以上でございます。 ○委員長(平野裕子) ほかにご意見はありますでしょうか。                 〔発言する者なし〕 ○委員長(平野裕子) なければ、請願第19号に対する審査を打ち切ります。  それでは、議案第10号及び議案第16号並びに請願第19号につきまして討論を行います。  討論はございますでしょうか。  五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) さきほども申し上げましたが、今回の請願第19号、本当に何が起こるかわからないこの今の自然災害が起きているような状況で、この老朽化した原発を再稼働することについては、やはり私たち市民ネットワークは、この請願者のとおりにやってはいけないことというふうに認識しておりますので、この請願には賛成したいというふうに思っております。  以上です。 ○委員長(平野裕子) ほかに討論はございますでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(平野裕子) なければ、これで討論を打ち切ります。  これより採決を行います。  議案第10号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔挙手全員〕 ○委員長(平野裕子) 挙手全員です。  したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第16号 佐倉市中小企業資金融資条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔挙手全員〕 ○委員長(平野裕子) 挙手全員です。  したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  請願第19号 東海第二原発の再稼働を認めないよう求める意見書に関する請願について、採択することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔挙手少数〕 ○委員長(平野裕子) 挙手少数です。  したがって、本案は不採択すべきものと決しました。  それでは、委員長報告に当たり、委員会としての意見や要望について皆さんのご意見をお伺いしたいと思います。ご意見のある方は順次発言をお願いいたします。  五十嵐委員。 ◆委員(五十嵐智美) 先ほど質疑しましたが、粗大ごみ収集の契約案件のところなのですが、毎回低入札ということで、少しずつ改善してきたとは言っていましたけれども、やはり労働環境という問題とかいろいろと考えると、このままではいいとは思えないので、その辺の改善についてしっかり検討してほしいというか、低入札改善もありましたので、それも含めて書いていただければと思います。 ○委員長(平野裕子) ほかにご意見ありますでしょうか。                 〔発言する者なし〕 ○委員長(平野裕子) では、副委員長と相談して委員長報告を作成させていただきたいと思います。なお、文言整理につきましては、委員長、副委員長に一任いただくということでよろしいでしょうか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(平野裕子) それでは、作成いたしましたら、皆様にお配りするようにいたします。  以上で議案に関する審査は終了いたします。  この際、暫時休憩いたします。           午前10時42分休憩   ───────────────────────────────────────
              午前10時44分再開 ○委員長(平野裕子) 休憩前に引き続き会議を開きます。  その他としまして、当委員会の行政視察の件を議題といたします。  初めに、事務局より視察先について説明いたさせます。 ◎書記(野村忍) 議会事務局、野村です。平成30年度経済環境常任委員会の行政視察につきましては、正副委員長と協議させていただき、お手元に配付させていただきました資料のとおり、滋賀県湖南市の自然エネルギーを活用した取り組みについて及び滋賀県長浜市の黒壁を中心とした市街地活性化の取り組みについてを提案させていただきます。よろしくお願いします。 ○委員長(平野裕子) この際、当委員会の行政視察に伴う閉会中の継続審査の件につきましてお諮りいたします。  滋賀県湖南市、自然エネルギーを活用した取り組みに関する件、滋賀県長浜市、黒壁を中心とした市街地活性化の取り組みに関する件、以上について、佐倉市議会会議規則第107条の規定により、議長に対し閉会中の継続審査としたい旨、申し出ることにご異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(平野裕子) ご異議なしと認め、そのように決定させていただきます。  次に、委員派遣についてお諮りいたします。  当委員会は、平成30年10月22日、23日の2日間、滋賀県湖南市及び滋賀県長浜市において行政視察を行うため、佐倉市議会会議規則第102条の規定により、議長に対し委員派遣承認の要求をいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(平野裕子) ご異議なしと認め、そのように決定させていただきます。  本日の日程は終了いたしました。  以上をもちまして経済環境常任委員会を閉会いたします。  お疲れさまでした。           午前10時46分閉会...