議案第1号から議案第22号まで、請願第19号及び請願第20号
7.
提案理由の説明
8.質 疑
9.
決算審査特別委員会の設置及び委員の選任
10.
委員会付託
11.散 会
〇
出席議員(28名)
議 長
櫻井道明 副議長 森野 正
1番
斎藤明美 2番
徳永由美子
3番
木崎俊行 4番
敷根文裕
5番
山本英司 6番
望月圧子
7番
高木大輔 8番
平野裕子
9番
久野妙子 10番 爲田 浩
11番
橋岡協美 12番
萩原陽子
13番
大野博美 14番
伊藤壽子
15番
五十嵐智美 16番 小須田 稔
17番
石渡康郎 18番
村田穣史
19番
藤崎良次 20番
冨塚忠雄
21番
岡村芳樹 22番
川名部 実
23番
山口文明 26番
押尾豊幸
27番 清宮 誠 28番
中村孝治
───────────────────────────────────────────
〇
欠席議員(なし)
───────────────────────────────────────────
〇
議会事務局出席職員氏名
事務局長 橋口庄二 次長
鈴木則彦
───────────────────────────────────────────
〇説明のため出席した者の
職氏名
市長 蕨 和雄 副市長
利根基文
企画政策部長 岩井克己 総務部長 小川浩功
税務部長 内田理彦 市民部長 上村充美
福祉部長 佐藤幸恵 健康こども部長 亀田 満
産業振興部長 二川健一郎 環境部長 井坂幸彦
土木部長 豊田和正 都市部長 窪田勝夫
危機管理室長 栗原浩和 資産管理経営室長小菅慶太
契約検査室長 疋田 健
上下水道事業管理者
椎名 哲
教育長 茅野達也
───────────────────────────────────────────
〇
連絡員
企画政策課長 和田泰治 財政課長 丸島正彦
行政管理課長 須合文博 市民課長 間野昭代
社会福祉課長 三須裕文 子育て支援課長 田中綾子
農政課長 岩井一徳 生活環境課長 向後昌弘
教育次長 花島英雄
───────────────────────────────────────────
△開会の宣告
午後1時01分開会
○議長(
櫻井道明) ただいまの
出席議員は28名であります。したがって、平成30年8月
定例会は成立いたしましたので、開会いたします。
───────────────────────────────────────────
△開議の宣告
午後1時01分開議
○議長(
櫻井道明) 直ちに本日の会議を開きます。
───────────────────────────────────────────
△諸般の報告
○議長(
櫻井道明) 日程に先立ちまして、諸般の報告を行います。
初めに、
議員派遣の報告をいたします。去る平成30年8月3日八街市において、
印旛管内市議会正副議長連絡協議会定例会が開催され、
森野正議員と私、
櫻井道明が出席をいたしました。
続きまして、市長より
地方自治法第243条の3第2項の規定により、
公益財団法人印旛郡
市文化財センターの
経営状況の報告、
地方公共団体の財政の
健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定による、平成29年度
決算に基づく
健全化判断比率及び
資金不足比率の報告、
地方自治法施行令第145条第2項の規定による平成29年度
佐倉市
一般会計継続費精算報告、
地方自治法第180条第1項の規定による
専決処分についての報告がそれぞれございました。
次に、
監査委員より
現金出納検査の結果報告の提出がございました。それぞれその写しをお手元に配付いたしましたので、ご了承願います。
次に、
行政報告について副市長より発言を求められておりますので、これを許します。
副市長。
〔副市長
利根基文登壇〕
◎副市長(
利根基文) 副市長の利根でございます。お許しをいただきまして、諸般の報告を申し上げます。
初めに、
企画政策部広報課から
佐倉平和使節団及び
佐倉市
平和式典について報告いたします。
市内中学生の代表による
佐倉平和使節団の
被爆地派遣は、平成8年から数えまして、ことしで23回目となりました。ことしの
使節団は、故
山本昌司様のご遺贈を受けまして、近年12名だった
派遣人数を倍の24名とし、8月5日から8月7日までの3日間広島を訪問いたしました。広島市
原爆死没者慰霊式並びに
平和祈念式への参列を初め、被爆された方から
体験談をお伺いしたほか、
広島平和記念資料館や市内に残る
戦争遺構などを訪れ、
原爆被害の実像や戦争の悲惨さ、平和のとうとさについて学習しました。
続いて、8月15日の
終戦記念日に行いました
佐倉市
平和式典について報告いたします。式典には、多くの方々に参列いただき、
戦没者の追悼と
平和祈念の黙祷を行い、平和の鐘を鳴らしました。
平和使節団の生徒にも式典に参列いただき、
広島訪問の
学習成果の報告をしていただきました。また、当日は慰霊のために訪れることができるよう、
忠霊塔の開門をいたしました。
次に、
危機管理室から
原子力災害における
ひたちなか市民の
県外広域避難に関する協定を締結いたしましたことについて、ご報告いたします。この協定は、印旛郡市と神崎町の10市町が連名で、茨城県
ひたちなか市と締結したものでございまして、東海第二
発電所で
原子力災害が発生した、または発生するおそれがある場合に、
ひたちなか市からの要請に基づき
ひたちなか市民の一部、約1万4,000名の
避難者の
受け入れを行うことについて、
受け入れ期間、
必要物資の確保、費用の負担などを定めるものでございます。なお、
佐倉市では約2,600名の
受け入れを行うものでございます。これは、国の
防災基本計画が修正され、
原子力災害対策を重点的に実施すべき地域が
原子力発電所からおおむね半径30キロメートルに拡大されたことによりまして、
ひたちなか市が圏外への
広域避難計画の策定を義務づけられたことに伴うものでございます。
次に、
契約検査室、
上下水道部からの報告につきましては、お手元に配付いたしました資料により報告にかえさせていただきます。
以上で諸般の報告を終わらせていただきます。
───────────────────────────────────────────
△
会議録署名議員の指名
○議長(
櫻井道明) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員の指名は、
会議規則第85条の規定により、
橋岡協美議員、
萩原陽子議員の両名を指名いたします。
───────────────────────────────────────────
△会期の決定
○議長(
櫻井道明) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日から9月26日までの31日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
櫻井道明) ご異議なしと認めます。
したがって、会期は31日間と決定をいたしました。
───────────────────────────────────────────
△議案の上程
○議長(
櫻井道明) 日程第3、議案の上程を行います。
お諮りいたします。議案第1号から議案第22号まで並びに請願第19号及び請願第20号の24件を
一括議題とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
櫻井道明) ご異議なしと認めます。
したがって、議案第1号から議案第22号まで並びに請願第19号及び請願第20号の24件を
一括議題とすることに決しました。
───────────────────────────────────────────
△
提案理由の説明
○議長(
櫻井道明) 議案第1号から議案第22号までについて
提案理由の説明を求めます。
市長。
〔市長 蕨
和雄登壇〕
◎市長(
蕨和雄) 本日ここに8月
定例市議会を招集いたしましたところ、
議員各位におかれましてはご出席を賜り、心から感謝を申し上げます。
ただいまから本議会に提案をいたしました議案につきまして、
提案理由の説明を申し上げます。
議案第1号から議案第9号までは、平成29年度の
一般会計、各
特別会計及び
公営企業会計の
決算の認定についてであります。
議案第1号 平成29年度
佐倉市
一般会計歳入歳出決算は、
歳入決算額485億9,986万2,730円に対し、
歳出決算額は463億4,850万4,420円でありまして、
差し引き残額22億5,135万8,310円のうち、
継続費逓次繰越額、
繰越明許費繰越額を除いた
実質収支額は20億4,240万9,310円であります。
初めに、
歳入決算の概要を申し上げます。
歳入決算の総額を平成28年度と比較いたしますと2.4%の増、金額にして11億6,011万467円の増となりました。
主な歳入について申し上げますと、
市税収入は242億2,028万6,718円で、
市民税や
固定資産税などが増加したことによりまして、平成28年度と比較いたしますと1.2%の増、金額にして2億9,202万6,968円の増となりました。
地方譲与税などの
各種交付金につきましては、
配当割交付金、
株式等譲渡所得割交付金、
地方消費税交付金などが増額となりましたことから、平成28年度と比較いたしますと10%の増、金額にして3億4,988万3,462円の増となっております。
一方、
地方交付税につきましては、
普通交付税の
算定誤りに伴う
過年度返還金と相殺したことにより、14億9,486万9,000円の減、率にして72.2%の減となっております。
国庫支出金は、
障害者福祉関係及び
児童福祉関係は増額となりましたが、
臨時福祉交付金の支給が終了したことにより、大きく減額となったことなどから、平成28年度と比較いたしますと1.1%の減、金額にして8,253万8,431円の減となっております。
市債につきましては、
防災施設整備事業債が減となりましたが、
佐倉草ぶえの
丘耐震補強等事業債の増などにより、平成28年度と比較いたしますと6.3%の増、金額にして1億4,160万円の増となっております。
次に、
歳出決算の概要を申し上げます。
歳出決算の総額を平成28年度と比較いたしますと1.4%の増、金額にして6億2,765万7,395円の増となりました。
目的別に主な
歳出を申し上げますと、
総務費は60億4,242万8,461円でありまして、本
庁舎保全事業、
防災施設整備事業などの減額などによりまして、平成28年度と比較いたしますと9.6%の減、金額にして6億4,023万9,961円の減となっております。
民生費は188億2,465万9,128円でありまして、
臨時福祉給付金等支給事業などが終了したことにより、減額となりましたが、
障害者介護給付事業、
保育所入所委託等事業が増額となったことなどから、平成28年度と比較いたしますと0.2%の増、金額にして3,754万3,261円の増となっております。
農林水産業費は9億5,240万2,369円でありまして、
佐倉草ぶえの
丘整備事業が増額となったことなどから、平成28年度と比較いたしますと105.8%の増、金額にして4億8,958万1,381円の増となっております。
商工費は4億8,405万9,664円でありまして、
観光施設整備事業が減少したことなどから、平成28年度と比較いたしますと4.2%の減、金額にして2,125万1,532円の減となっております。
土木費は40億8,534万6,415円でありまして、
調整池改修事業、井野・
酒々井線ほか1
路線道路改良事業、
岩名運動公園拡張整備事業が増額となったことなどから、平成28年度と比較いたしますと3.4%の増、金額にして1億3,441万3,626円の増となっております。
教育費は55億9,976万2,577円でありまして、
小学校施設改築・
改造事業、
市民音楽ホール整備事業が増額となったことなどから、平成28年度と比較いたしますと8.8%の増、金額にして4億5,231万9,933円の増となっております。
公債費は31億4,421万9,319円でありまして、借入金の利子は減少となりましたが、元金が増額となったことにより、平成28年度と比較いたしますと0.4%の増、金額にして1,283万4,466円の増となっております。
以上、平成29年度
佐倉市
一般会計歳入歳出決算の概要を申し上げました。
議案第2号 平成29年度
佐倉市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算は、
歳入決算額212億9,468万1,091円に対し、
歳出決算額は211億3,913万2,885円でありまして、
差し引き残額1億5,554万8,206円のうち、7,778万円を
国民健康保険特別会計財政調整基金に
積み立て、残り7,776万8,206円を平成30年度へ繰り越しをいたしました。
歳出の内容は、
保険給付費が主なものであります。
議案第3号 平成29年度
佐倉市
公共用地取得事業特別会計歳入歳出決算は、
歳入決算額、
歳出決算額ともに308万1,908円でありました。
歳出の内容は、
土地開発基金の利子の
積み立てであります。
議案第4号 平成29年度
佐倉市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算は、
歳入決算額、
歳出決算額ともに2,007万6,206円でありました。
歳出の内容は、
施設管理費が主なものであります。
議案第5号 平成29年度
佐倉市
介護保険特別会計歳入歳出決算は、
歳入決算額116億3,137万6,067円に対し、
歳出決算額は115億1,740万6,188円でありまして、
差し引き残額1億1,396万9,879円のうち、7,719万100円を
介護給付費等準備基金に
積み立て、残り3,677万9,779円を平成30年度へ繰り越しいたしました。
歳出の内容は、
保険給付費が主なものであります。
議案第6号 平成29年度
佐倉市
災害共済事業特別会計歳入歳出決算は、
歳入決算額536万237円に対し、
歳出決算額は55万5,823円でありまして、
差し引き残額480万4,414円のうち、240万2,207円を
災害共済基金に
積み立て、残り240万2,207円を平成30年度へ繰り越しいたしました。
歳出の内容は、
災害共済事業給付金が主なものであります。
議案第7号 平成29年度
佐倉市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算は、
歳入決算額20億9,769万1,209円に対し、
歳出決算額は20億9,086万9,409円でありまして、
差し引き残額682万1,800円を平成30年度へ繰り越しいたしました。
歳出の内容は、徴収した
保険料の千葉県
後期高齢者医療広域連合への納入が主なものであります。
議案第8号 平成29年度
佐倉市
水道事業会計決算は、
事業収益決算額38億5,938万9,448円に対し、
事業費用決算額は33億7,806万1,936円でありまして、差引純利益4億8,132万7,512円は、3億4,023万6,575円を
資本金へ組み入れ、1億4,109万937円を
利益積立金に
積み立ていたしました。
建設改良事業といたしましては、
老朽管の
耐震化工事を行ったほか、
配水管の
新規布設を実施いたしました。
議案第9号 平成29年度
佐倉市
下水道事業会計決算は、
事業収益決算額36億1,046万4,469円に対し、
事業費用決算額は32億4,862万8,450円でありまして、差引純利益3億6,183万6,019円は、全額を
資本金へ組み入れいたしました。
建設改良事業といたしましては、
老朽管の
更新工事を行ったほか、管渠の
新規布設や
マンホールトイレの設置を実施いたしました。
以上、簡単ではありますが、
佐倉市の
決算について説明を申し上げました。
次に、議案第10号から議案第12号までは
補正予算であります。
議案第10号 平成30年度
佐倉市
一般会計補正予算は、
歳入歳出それぞれ12億1,805万9,000円を増額いたそうとするものであります。これによりまして、補正後の
予算総額は494億2,242万4,000円となります。
歳入の主なものといたしましては、
県支出金、
繰越金、市債などの増額並びに
地方交付税、繰入金などの減額であります。
歳出の主なものといたしましては、
繰越金の
財政調整基金への
積み立て、
国庫支出金等返還経費、
民間保育園等施設整備助成事業、
中学校施設改築・
改造事業などの増額並びに
一般廃棄物収集運搬事業の減額であります。
繰越明許費は、
認定こども園施設整備助成事業を設定いたそうとするものであります。
債務負担行為の補正は、
財務会計システム改修業務委託など3件を追加いたそうとするものであります。
地方債の補正は、
臨時財政対策債など5件の
限度額の変更を行おうとするものであります。
議案第11号 平成30年度
佐倉市
国民健康保険特別会計補正予算は、
歳入歳出それぞれ1,843万6,000円を増額いたそうとするものであります。
主な内容は、
療養給付費等交付金の
過年度分精算に伴う
償還金の増などであります。
債務負担行為は、健診
等業務委託(特定健診分)を設定いたそうとするものであります。
議案第12号 平成30年度
佐倉市
介護保険特別会計補正予算は、
歳入歳出それぞれ3,746万6,000円を増額いたそうとするものであります。
主な内容は、
国庫支出金などの
過年度分精算に伴う
償還金の増などであります。
次に、議案第13号から議案第16号までは、条例の制定についてであります。
議案第13号は、
佐倉市議会議員及び
佐倉市長の選挙における
選挙運動の
公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありまして、
公職選挙法の改正に伴い、
佐倉市議会議員の選挙における
候補者の
選挙運動用ビラの
作成費用を公費で負担することについて、条例に定めようとするものであります。
議案第14号は、
佐倉市
手数料条例の一部を改正する条例の制定についてでありまして、
建築基準法の改正に伴い、敷地と道路との関係に基づく
建築認定及び
仮設建築物の
建設許可に係る
手数料について、所要の整備を行うものであります。
議案第15号は、
佐倉市
指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の制定についてであります。これは、
居宅介護支援事業者の指定に係る権限が千葉県から移譲されたことに伴い、
指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準について、省令に基づき条例を定めようとするものであります。
議案第16号は、
佐倉市
中小企業資金融資条例の一部を改正する条例の制定についてでありまして、
産業競争力強化法の改正に伴い、条文中の
引用条項等について、所要の整理を行うものであります。
議案第17号は、契約の締結についてでありまして、
防災行政無線(同報系)
デジタル改修工事について、5億9,990万円をもって
スイス通信システム株式会社と
請負契約を締結いたそうとするものであります。
議案第18号から議案第22号までは、
指定管理者の指定についてでありまして、
佐倉市内の
児童センター及び
学童保育所を5つの圏域に分割し、平成31年4月1日から平成36年3月31日まで
指定管理者を指定するものであります。
議案第18号は、
佐倉市立志津児童センター及び
志津南部地区の
学童保育所7施設の
指定管理者として、
テルウェル東日本株式会社を指定いたそうとするものであります。
議案第19号は、
佐倉市立佐倉老幼の館及び
佐倉地区の
学童保育所5施設の
指定管理者として、
株式会社明日葉を指定いたそうとするものであります。
議案第20号は、
佐倉市立臼井老幼の館及び臼井、
千代田地区の
学童保育所6施設の
指定管理者として、
株式会社明日葉を指定いたそうとするものであります。
議案第21号は、
佐倉市立北志津児童センター及び
志津北部地区の
学童保育所5施設の
指定管理者として、
ワイエム総合サービス株式会社を指定いたそうとするものであります。
議案第22号は、
佐倉市立南部児童センター及び根郷、和田、
弥富地区の
学童保育所7施設の
指定管理者として、
社会福祉法人愛光を指定いたそうとするものであります。
以上、本日提案をいたしました議案につきましてご説明申し上げました。何とぞご審議の上、ご採択くださるようお願い申し上げまして、
提案理由の説明を終わります。
○議長(
櫻井道明) 請願第19号及び請願第20号について、
紹介議員の説明を求めます。
萩原陽子議員。
〔12番
萩原陽子議員登壇〕
◆12番(
萩原陽子) 請願第19号及び20号の提案をさせていただきます。
まず、請願第19号です。東海第二原発の再稼働を認めないよう求める
意見書に関する請願です。
請願者は、
佐倉・原発問題を考える
会代表、
清水鉄治。
紹介議員は、
冨塚忠雄議員、
五十嵐智美議員、
藤崎良次議員、
萩原陽子です。
では、請願の趣旨を申し上げます。
私
たち佐倉・原発問題を考える会は、2011年3月11日の福島第一
原発事故の甚大な
被害状況を知り、安全な
エネルギーへの転換が必要であると考え、
放射能について知る
講演会の開催、安全な
エネルギーについての
映画上映などに取組んでいます。
昨年11月24日、
日本原子力発電株式会社は、法律で定められた
原子力発電の
運転期間40年制限(40年ルール)を超えて、さらに20年の
運転延長を
原子力規制委員会に申請しました。しかし、東海第二原発で事故が起これば、現場からわずか90kmにある
佐倉市は
周辺地域とともに、福島第一
原発事故以上の甚大な被害を被ることは明らかです。
佐倉市民は、福島第一
原発事故により「
汚染状況重点調査地域」となり
放射能被害を受けました。福島第一
原発事故の原因はいまだに不明であり、
事故収拾の目途も立っていません。危険な
老朽化原発の再稼働、
運転延長は到底容認することは出来ません。
佐倉市は本年7月、東海第二原発で
原発事故が発生した場合の
避難計画を、茨城県
ひたちなか市と
協定書を取り交わしました。しかし、事故を想定した
避難計画が必要な東海第二原発の再稼働を見過ごすことは出来ません。
東海第二原発近くの房総半島沖には160kmと300km以上の巨大活断層の存在が判明し、最近も度々地震を繰り返しています。大地震が発生する可能性がありますが、現代科学では止めることも、予知することも出来ません。しかし原発は人が動かしているのですから、止めることはできます。
以上の点から
佐倉市議会におかれましては、市民の命と健康・子どもたちの未来を守る立場から、東海第二原発の再稼働を認めないよう求める
意見書を政府および
原子力規制委員会へ提出されるよう請願いたします。
請願事項
1
佐倉市議会として、政府・
原子力規制委員会に対して東海第二原発の再稼働を認めないよう求める
意見書を提出すること。
よろしくお願いいたします。
次に、請願第20号です。使い易く文化の中心としての機能を果たせる
佐倉図書館に建てかえるよう求める請願。
請願者、よりよい
佐倉図書館が欲しい
会代表、岡山眞治。
紹介議員は、
冨塚忠雄議員、
五十嵐智美議員、
藤崎良次議員、
萩原陽子です。
請願の趣旨を申し上げます。
現在の
佐倉図書館は、狭く、暗く閲覧場所も十分でなく、大人はもちろんのこと子ども達にとっても楽しく読書できる図書館ではありません。
佐倉図書館の建て替えが具体化されたことは、とても喜ばしいことです。
図書館は地域の文化の中心であり、地域の人々が、読書・学習・集いに活用しやすい場所として建物が設計され、運営内容が充実することを願っています。
それは昨年行われた「ワークショップ」の話し合いの中で、様々な改善策やアイディアが出されたことでも図書館の建て替えについての市民の関心の高さをうかがうことができました。
私たち「よりよい
佐倉図書館が欲しい会」では、昨年より1年間にわたって「文化の中心として、市民が心地よく活用できる図書館とはどんな図書館か」「大人にも子どもにも使いやすく親しまれる図書館とはどんなものか」「現代の時代にあった図書館の機能とはどんなものか」等について話し合いを続け、市への申し入れも行ってまいりました。全国的に図書館には様々な問題も起きて来ています。専門的な司書を養成し配置できていないことや複合施設化して本来の図書館の機能がおざなりになってしまっていたり、斬新な建物になっても実際は使いにくいものだったりなど、大きな問題にもなっています。
そこで、
佐倉図書館の建て替えにつきまして、下記のことを市に強く要請していただくよう請願いたします。
記
1
佐倉図書館建て替えの設計について、広く市民の要望・意見を収集し、活かすこと。特に、前回の「ワークショップ」で出された意見を重視すること、できるだけ早期に設計内容を市民に知らせ、意見の収集と設計内容の改善につとめること。
また、市民・行政・事業者の三者協議会を設置すること。
2 図書館運営については、正規の司書の複数配置など、図書館の専門性を確立すること。
3 図書館運営については、指定管理ではなく
佐倉市の直営とすること。
佐倉図書館、志津図書館、
佐倉南図書館の3図書館に指定管理を導入しないこと。
以上
よろしくお願いいたします。
───────────────────────────────────────────
△質疑
○議長(
櫻井道明) 日程第4、議案第1号から議案第9号までに対する質疑を行います。
質疑はございますか。────質疑はなし認めます。
質疑は終結いたします。
───────────────────────────────────────────
△
決算審査特別委員会の設置及び委員の選任
○議長(
櫻井道明) お諮りいたします。議案第1号から議案第9号までの9件については、11名の委員をもって構成する
決算審査特別委員会を設置し、当該特別委員会にこれを付託の上、審査したいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
櫻井道明) ご異議なしと認めます。
したがって、議案第1号から議案第9号までの9件については、11名の委員をもって構成する
決算審査特別委員会を設置し、当該特別委員会にこれを付託の上、審査することにいたします。