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  1. 佐倉市議会 2018-08-27
    平成30年 8月定例会−08月27日-01号


    取得元: 佐倉市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-18
    平成30年 8月定例会−08月27日-01号平成30年 8月定例会               平成30年8月佐倉市議会定例会会議録議事日程(第1号)     平成30年8月27日(月曜日)午後1時開議  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期の決定  日程第3 議案の上程、議案第1号から議案第22号まで、請願第19号及び請願第20号、提案理由の説明  日程第4 議案第1号から議案第9号まで、質疑、委員会付託   ─────────────────────────────────────────── 〇本日の会議に付した事件   1.開  会   2.開議の宣告   3.諸般の報告   4.会議録署名議員の指名   5.会期の決定   6.議案の上程
        議案第1号から議案第22号まで、請願第19号及び請願第20号   7.提案理由の説明   8.質  疑   9.決算審査特別委員会の設置及び委員の選任  10.委員会付託  11.散  会 〇出席議員(28名)     議 長   櫻井道明        副議長   森野 正      1番   斎藤明美         2番   徳永由美子      3番   木崎俊行         4番   敷根文裕      5番   山本英司         6番   望月圧子      7番   高木大輔         8番   平野裕子      9番   久野妙子        10番   爲田 浩     11番   橋岡協美        12番   萩原陽子     13番   大野博美        14番   伊藤壽子     15番   五十嵐智美       16番   小須田 稔     17番   石渡康郎        18番   村田穣史     19番   藤崎良次        20番   冨塚忠雄     21番   岡村芳樹        22番   川名部 実     23番   山口文明        26番   押尾豊幸     27番   清宮 誠        28番   中村孝治   ─────────────────────────────────────────── 〇欠席議員(なし)   ─────────────────────────────────────────── 〇議会事務局出席職員氏名   事務局長    橋口庄二      次長      鈴木則彦   ─────────────────────────────────────────── 〇説明のため出席した者の職氏名   市長      蕨 和雄      副市長     利根基文   企画政策部長  岩井克己      総務部長    小川浩功   税務部長    内田理彦      市民部長    上村充美   福祉部長    佐藤幸恵      健康こども部長 亀田 満   産業振興部長  二川健一郎     環境部長    井坂幸彦   土木部長    豊田和正      都市部長    窪田勝夫   危機管理室長  栗原浩和      資産管理経営室長小菅慶太   契約検査室長  疋田 健      上下水道事業管理者                             椎名 哲   教育長     茅野達也   ─────────────────────────────────────────── 〇連絡員   企画政策課長  和田泰治      財政課長    丸島正彦   行政管理課長  須合文博      市民課長    間野昭代   社会福祉課長  三須裕文      子育て支援課長 田中綾子   農政課長    岩井一徳      生活環境課長  向後昌弘   教育次長    花島英雄   ─────────────────────────────────────────── △開会の宣告  午後1時01分開会 ○議長(櫻井道明) ただいまの出席議員は28名であります。したがって、平成30年8月定例会は成立いたしましたので、開会いたします。   ─────────────────────────────────────────── △開議の宣告  午後1時01分開議 ○議長(櫻井道明) 直ちに本日の会議を開きます。   ─────────────────────────────────────────── △諸般の報告 ○議長(櫻井道明) 日程に先立ちまして、諸般の報告を行います。  初めに、議員派遣の報告をいたします。去る平成30年8月3日八街市において、印旛管内市議会正副議長連絡協議会定例会が開催され、森野正議員と私、櫻井道明が出席をいたしました。  続きまして、市長より地方自治法第243条の3第2項の規定により、公益財団法人印旛市文化財センター経営状況の報告、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定による、平成29年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告、地方自治法施行令第145条第2項の規定による平成29年度佐倉一般会計継続費精算報告地方自治法第180条第1項の規定による専決処分についての報告がそれぞれございました。  次に、監査委員より現金出納検査の結果報告の提出がございました。それぞれその写しをお手元に配付いたしましたので、ご了承願います。  次に、行政報告について副市長より発言を求められておりますので、これを許します。  副市長。                  〔副市長 利根基文登壇〕 ◎副市長(利根基文) 副市長の利根でございます。お許しをいただきまして、諸般の報告を申し上げます。  初めに、企画政策部広報課から佐倉平和使節団及び佐倉平和式典について報告いたします。市内中学生の代表による佐倉平和使節団被爆地派遣は、平成8年から数えまして、ことしで23回目となりました。ことしの使節団は、故山本昌司様のご遺贈を受けまして、近年12名だった派遣人数を倍の24名とし、8月5日から8月7日までの3日間広島を訪問いたしました。広島市原爆死没者慰霊式並び平和祈念式への参列を初め、被爆された方から体験談をお伺いしたほか、広島平和記念資料館や市内に残る戦争遺構などを訪れ、原爆被害の実像や戦争の悲惨さ、平和のとうとさについて学習しました。  続いて、8月15日の終戦記念日に行いました佐倉平和式典について報告いたします。式典には、多くの方々に参列いただき、戦没者の追悼と平和祈念の黙祷を行い、平和の鐘を鳴らしました。平和使節団の生徒にも式典に参列いただき、広島訪問学習成果の報告をしていただきました。また、当日は慰霊のために訪れることができるよう、忠霊塔の開門をいたしました。  次に、危機管理室から原子力災害におけるひたちなか市民県外広域避難に関する協定を締結いたしましたことについて、ご報告いたします。この協定は、印旛郡市と神崎町の10市町が連名で、茨城県ひたちなか市と締結したものでございまして、東海第二発電所原子力災害が発生した、または発生するおそれがある場合に、ひたちなか市からの要請に基づきひたちなか市民の一部、約1万4,000名の避難者受け入れを行うことについて、受け入れ期間必要物資の確保、費用の負担などを定めるものでございます。なお、佐倉市では約2,600名の受け入れを行うものでございます。これは、国の防災基本計画が修正され、原子力災害対策を重点的に実施すべき地域が原子力発電所からおおむね半径30キロメートルに拡大されたことによりまして、ひたちなか市が圏外への広域避難計画の策定を義務づけられたことに伴うものでございます。  次に、契約検査室上下水道部からの報告につきましては、お手元に配付いたしました資料により報告にかえさせていただきます。  以上で諸般の報告を終わらせていただきます。   ─────────────────────────────────────────── △会議録署名議員の指名 ○議長(櫻井道明) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員の指名は、会議規則第85条の規定により、橋岡協美議員萩原陽子議員の両名を指名いたします。   ─────────────────────────────────────────── △会期の決定 ○議長(櫻井道明) 日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から9月26日までの31日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(櫻井道明) ご異議なしと認めます。  したがって、会期は31日間と決定をいたしました。   ─────────────────────────────────────────── △議案の上程 ○議長(櫻井道明) 日程第3、議案の上程を行います。  お諮りいたします。議案第1号から議案第22号まで並びに請願第19号及び請願第20号の24件を一括議題とすることにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(櫻井道明) ご異議なしと認めます。  したがって、議案第1号から議案第22号まで並びに請願第19号及び請願第20号の24件を一括議題とすることに決しました。   ─────────────────────────────────────────── △提案理由の説明 ○議長(櫻井道明) 議案第1号から議案第22号までについて提案理由の説明を求めます。  市長。                   〔市長 蕨 和雄登壇〕 ◎市長(蕨和雄) 本日ここに8月定例市議会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましてはご出席を賜り、心から感謝を申し上げます。  ただいまから本議会に提案をいたしました議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案第1号から議案第9号までは、平成29年度の一般会計、各特別会計及び公営企業会計決算の認定についてであります。  議案第1号 平成29年度佐倉一般会計歳入歳出決算は、歳入決算額485億9,986万2,730円に対し、歳出決算額は463億4,850万4,420円でありまして、差し引き残額22億5,135万8,310円のうち、継続費逓次繰越額繰越明許費繰越額を除いた実質収支額は20億4,240万9,310円であります。  初めに、歳入決算の概要を申し上げます。  歳入決算の総額を平成28年度と比較いたしますと2.4%の増、金額にして11億6,011万467円の増となりました。
     主な歳入について申し上げますと、市税収入は242億2,028万6,718円で、市民税固定資産税などが増加したことによりまして、平成28年度と比較いたしますと1.2%の増、金額にして2億9,202万6,968円の増となりました。  地方譲与税などの各種交付金につきましては、配当割交付金株式等譲渡所得割交付金地方消費税交付金などが増額となりましたことから、平成28年度と比較いたしますと10%の増、金額にして3億4,988万3,462円の増となっております。  一方、地方交付税につきましては、普通交付税算定誤りに伴う過年度返還金と相殺したことにより、14億9,486万9,000円の減、率にして72.2%の減となっております。  国庫支出金は、障害者福祉関係及び児童福祉関係は増額となりましたが、臨時福祉交付金の支給が終了したことにより、大きく減額となったことなどから、平成28年度と比較いたしますと1.1%の減、金額にして8,253万8,431円の減となっております。  市債につきましては、防災施設整備事業債が減となりましたが、佐倉草ぶえの丘耐震補強等事業債の増などにより、平成28年度と比較いたしますと6.3%の増、金額にして1億4,160万円の増となっております。  次に、歳出決算の概要を申し上げます。  歳出決算の総額を平成28年度と比較いたしますと1.4%の増、金額にして6億2,765万7,395円の増となりました。  目的別に主な歳出を申し上げますと、総務費は60億4,242万8,461円でありまして、本庁舎保全事業防災施設整備事業などの減額などによりまして、平成28年度と比較いたしますと9.6%の減、金額にして6億4,023万9,961円の減となっております。  民生費は188億2,465万9,128円でありまして、臨時福祉給付金等支給事業などが終了したことにより、減額となりましたが、障害者介護給付事業保育所入所委託等事業が増額となったことなどから、平成28年度と比較いたしますと0.2%の増、金額にして3,754万3,261円の増となっております。  農林水産業費は9億5,240万2,369円でありまして、佐倉草ぶえの丘整備事業が増額となったことなどから、平成28年度と比較いたしますと105.8%の増、金額にして4億8,958万1,381円の増となっております。  商工費は4億8,405万9,664円でありまして、観光施設整備事業が減少したことなどから、平成28年度と比較いたしますと4.2%の減、金額にして2,125万1,532円の減となっております。  土木費は40億8,534万6,415円でありまして、調整池改修事業、井野・酒々井線ほか1路線道路改良事業岩名運動公園拡張整備事業が増額となったことなどから、平成28年度と比較いたしますと3.4%の増、金額にして1億3,441万3,626円の増となっております。  教育費は55億9,976万2,577円でありまして、小学校施設改築改造事業市民音楽ホール整備事業が増額となったことなどから、平成28年度と比較いたしますと8.8%の増、金額にして4億5,231万9,933円の増となっております。  公債費は31億4,421万9,319円でありまして、借入金の利子は減少となりましたが、元金が増額となったことにより、平成28年度と比較いたしますと0.4%の増、金額にして1,283万4,466円の増となっております。  以上、平成29年度佐倉一般会計歳入歳出決算の概要を申し上げました。  議案第2号 平成29年度佐倉国民健康保険特別会計歳入歳出決算は、歳入決算額212億9,468万1,091円に対し、歳出決算額は211億3,913万2,885円でありまして、差し引き残額1億5,554万8,206円のうち、7,778万円を国民健康保険特別会計財政調整基金積み立て、残り7,776万8,206円を平成30年度へ繰り越しをいたしました。  歳出の内容は、保険給付費が主なものであります。  議案第3号 平成29年度佐倉公共用地取得事業特別会計歳入歳出決算は、歳入決算額歳出決算額ともに308万1,908円でありました。  歳出の内容は、土地開発基金の利子の積み立てであります。  議案第4号 平成29年度佐倉農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算は、歳入決算額歳出決算額ともに2,007万6,206円でありました。  歳出の内容は、施設管理費が主なものであります。  議案第5号 平成29年度佐倉介護保険特別会計歳入歳出決算は、歳入決算額116億3,137万6,067円に対し、歳出決算額は115億1,740万6,188円でありまして、差し引き残額1億1,396万9,879円のうち、7,719万100円を介護給付費等準備基金積み立て、残り3,677万9,779円を平成30年度へ繰り越しいたしました。  歳出の内容は、保険給付費が主なものであります。  議案第6号 平成29年度佐倉災害共済事業特別会計歳入歳出決算は、歳入決算額536万237円に対し、歳出決算額は55万5,823円でありまして、差し引き残額480万4,414円のうち、240万2,207円を災害共済基金積み立て、残り240万2,207円を平成30年度へ繰り越しいたしました。  歳出の内容は、災害共済事業給付金が主なものであります。  議案第7号 平成29年度佐倉後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算は、歳入決算額20億9,769万1,209円に対し、歳出決算額は20億9,086万9,409円でありまして、差し引き残額682万1,800円を平成30年度へ繰り越しいたしました。  歳出の内容は、徴収した保険料の千葉県後期高齢者医療広域連合への納入が主なものであります。  議案第8号 平成29年度佐倉水道事業会計決算は、事業収益決算額38億5,938万9,448円に対し、事業費用決算額は33億7,806万1,936円でありまして、差引純利益4億8,132万7,512円は、3億4,023万6,575円を資本金へ組み入れ、1億4,109万937円を利益積立金積み立ていたしました。  建設改良事業といたしましては、老朽管耐震化工事を行ったほか、配水管新規布設を実施いたしました。  議案第9号 平成29年度佐倉下水道事業会計決算は、事業収益決算額36億1,046万4,469円に対し、事業費用決算額は32億4,862万8,450円でありまして、差引純利益3億6,183万6,019円は、全額を資本金へ組み入れいたしました。  建設改良事業といたしましては、老朽管更新工事を行ったほか、管渠の新規布設マンホールトイレの設置を実施いたしました。  以上、簡単ではありますが、佐倉市の決算について説明を申し上げました。  次に、議案第10号から議案第12号までは補正予算であります。  議案第10号 平成30年度佐倉一般会計補正予算は、歳入歳出それぞれ12億1,805万9,000円を増額いたそうとするものであります。これによりまして、補正後の予算総額は494億2,242万4,000円となります。  歳入の主なものといたしましては、県支出金繰越金、市債などの増額並びに地方交付税、繰入金などの減額であります。  歳出の主なものといたしましては、繰越金財政調整基金への積み立て国庫支出金等返還経費民間保育園等施設整備助成事業中学校施設改築改造事業などの増額並びに一般廃棄物収集運搬事業の減額であります。  繰越明許費は、認定こども園施設整備助成事業を設定いたそうとするものであります。  債務負担行為の補正は、財務会計システム改修業務委託など3件を追加いたそうとするものであります。  地方債の補正は、臨時財政対策債など5件の限度額の変更を行おうとするものであります。  議案第11号 平成30年度佐倉国民健康保険特別会計補正予算は、歳入歳出それぞれ1,843万6,000円を増額いたそうとするものであります。  主な内容は、療養給付費等交付金過年度分精算に伴う償還金の増などであります。  債務負担行為は、健診等業務委託(特定健診分)を設定いたそうとするものであります。  議案第12号 平成30年度佐倉介護保険特別会計補正予算は、歳入歳出それぞれ3,746万6,000円を増額いたそうとするものであります。  主な内容は、国庫支出金などの過年度分精算に伴う償還金の増などであります。  次に、議案第13号から議案第16号までは、条例の制定についてであります。  議案第13号は、佐倉市議会議員及び佐倉市長の選挙における選挙運動公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありまして、公職選挙法の改正に伴い、佐倉市議会議員の選挙における候補者選挙運動用ビラ作成費用を公費で負担することについて、条例に定めようとするものであります。  議案第14号は、佐倉手数料条例の一部を改正する条例の制定についてでありまして、建築基準法の改正に伴い、敷地と道路との関係に基づく建築認定及び仮設建築物建設許可に係る手数料について、所要の整備を行うものであります。  議案第15号は、佐倉指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の制定についてであります。これは、居宅介護支援事業者の指定に係る権限が千葉県から移譲されたことに伴い、指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準について、省令に基づき条例を定めようとするものであります。  議案第16号は、佐倉中小企業資金融資条例の一部を改正する条例の制定についてでありまして、産業競争力強化法の改正に伴い、条文中の引用条項等について、所要の整理を行うものであります。  議案第17号は、契約の締結についてでありまして、防災行政無線(同報系)デジタル改修工事について、5億9,990万円をもってスイス通信システム株式会社請負契約を締結いたそうとするものであります。  議案第18号から議案第22号までは、指定管理者の指定についてでありまして、佐倉市内児童センター及び学童保育所を5つの圏域に分割し、平成31年4月1日から平成36年3月31日まで指定管理者を指定するものであります。  議案第18号は、佐倉市立志津児童センター及び志津南部地区学童保育所7施設の指定管理者として、テルウェル東日本株式会社を指定いたそうとするものであります。  議案第19号は、佐倉市立佐倉老幼の館及び佐倉地区学童保育所5施設の指定管理者として、株式会社明日葉を指定いたそうとするものであります。  議案第20号は、佐倉市立臼井老幼の館及び臼井、千代田地区学童保育所6施設の指定管理者として、株式会社明日葉を指定いたそうとするものであります。  議案第21号は、佐倉市立北志津児童センター及び志津北部地区学童保育所5施設の指定管理者として、ワイエム総合サービス株式会社を指定いたそうとするものであります。  議案第22号は、佐倉市立南部児童センター及び根郷、和田、弥富地区学童保育所7施設の指定管理者として、社会福祉法人愛光を指定いたそうとするものであります。  以上、本日提案をいたしました議案につきましてご説明申し上げました。何とぞご審議の上、ご採択くださるようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 ○議長(櫻井道明) 請願第19号及び請願第20号について、紹介議員の説明を求めます。  萩原陽子議員。                 〔12番 萩原陽子議員登壇〕 ◆12番(萩原陽子) 請願第19号及び20号の提案をさせていただきます。  まず、請願第19号です。東海第二原発の再稼働を認めないよう求める意見書に関する請願です。  請願者は、佐倉・原発問題を考える会代表清水鉄治。  紹介議員は、冨塚忠雄議員五十嵐智美議員藤崎良次議員萩原陽子です。  では、請願の趣旨を申し上げます。  私たち佐倉・原発問題を考える会は、2011年3月11日の福島第一原発事故の甚大な被害状況を知り、安全なエネルギーへの転換が必要であると考え、放射能について知る講演会の開催、安全なエネルギーについての映画上映などに取組んでいます。  昨年11月24日、日本原子力発電株式会社は、法律で定められた原子力発電運転期間40年制限(40年ルール)を超えて、さらに20年の運転延長原子力規制委員会に申請しました。しかし、東海第二原発で事故が起これば、現場からわずか90kmにある佐倉市は周辺地域とともに、福島第一原発事故以上の甚大な被害を被ることは明らかです。佐倉市民は、福島第一原発事故により「汚染状況重点調査地域」となり放射能被害を受けました。福島第一原発事故の原因はいまだに不明であり、事故収拾の目途も立っていません。危険な老朽化原発の再稼働、運転延長は到底容認することは出来ません。  佐倉市は本年7月、東海第二原発で原発事故が発生した場合の避難計画を、茨城県ひたちなか市と協定書を取り交わしました。しかし、事故を想定した避難計画が必要な東海第二原発の再稼働を見過ごすことは出来ません。  東海第二原発近くの房総半島沖には160kmと300km以上の巨大活断層の存在が判明し、最近も度々地震を繰り返しています。大地震が発生する可能性がありますが、現代科学では止めることも、予知することも出来ません。しかし原発は人が動かしているのですから、止めることはできます。  以上の点から佐倉市議会におかれましては、市民の命と健康・子どもたちの未来を守る立場から、東海第二原発の再稼働を認めないよう求める意見書を政府および原子力規制委員会へ提出されるよう請願いたします。  請願事項 1 佐倉市議会として、政府・原子力規制委員会に対して東海第二原発の再稼働を認めないよう求める意見書を提出すること。  よろしくお願いいたします。  次に、請願第20号です。使い易く文化の中心としての機能を果たせる佐倉図書館に建てかえるよう求める請願。  請願者、よりよい佐倉図書館が欲しい会代表、岡山眞治。  紹介議員は、冨塚忠雄議員五十嵐智美議員藤崎良次議員萩原陽子です。  請願の趣旨を申し上げます。  現在の佐倉図書館は、狭く、暗く閲覧場所も十分でなく、大人はもちろんのこと子ども達にとっても楽しく読書できる図書館ではありません。佐倉図書館の建て替えが具体化されたことは、とても喜ばしいことです。  図書館は地域の文化の中心であり、地域の人々が、読書・学習・集いに活用しやすい場所として建物が設計され、運営内容が充実することを願っています。  それは昨年行われた「ワークショップ」の話し合いの中で、様々な改善策やアイディアが出されたことでも図書館の建て替えについての市民の関心の高さをうかがうことができました。  私たち「よりよい佐倉図書館が欲しい会」では、昨年より1年間にわたって「文化の中心として、市民が心地よく活用できる図書館とはどんな図書館か」「大人にも子どもにも使いやすく親しまれる図書館とはどんなものか」「現代の時代にあった図書館の機能とはどんなものか」等について話し合いを続け、市への申し入れも行ってまいりました。全国的に図書館には様々な問題も起きて来ています。専門的な司書を養成し配置できていないことや複合施設化して本来の図書館の機能がおざなりになってしまっていたり、斬新な建物になっても実際は使いにくいものだったりなど、大きな問題にもなっています。  そこで、佐倉図書館の建て替えにつきまして、下記のことを市に強く要請していただくよう請願いたします。                       記 1 佐倉図書館建て替えの設計について、広く市民の要望・意見を収集し、活かすこと。特に、前回の「ワークショップ」で出された意見を重視すること、できるだけ早期に設計内容を市民に知らせ、意見の収集と設計内容の改善につとめること。   また、市民・行政・事業者の三者協議会を設置すること。 2 図書館運営については、正規の司書の複数配置など、図書館の専門性を確立すること。 3 図書館運営については、指定管理ではなく佐倉市の直営とすること。佐倉図書館、志津図書館、佐倉南図書館の3図書館に指定管理を導入しないこと。                                             以上  よろしくお願いいたします。   ─────────────────────────────────────────── △質疑 ○議長(櫻井道明) 日程第4、議案第1号から議案第9号までに対する質疑を行います。  質疑はございますか。────質疑はなし認めます。  質疑は終結いたします。   ─────────────────────────────────────────── △決算審査特別委員会の設置及び委員の選任 ○議長(櫻井道明) お諮りいたします。議案第1号から議案第9号までの9件については、11名の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、当該特別委員会にこれを付託の上、審査したいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(櫻井道明) ご異議なしと認めます。  したがって、議案第1号から議案第9号までの9件については、11名の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、当該特別委員会にこれを付託の上、審査することにいたします。
      ─────────────────────────────────────────── ○議長(櫻井道明) お諮りいたします。ただいま設置されました決算審査特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第8条の規定により、   敷 根 文 裕 議員    望 月 圧 子 議員    高 木 大 輔 議員   平 野 裕 子 議員    爲 田   浩 議員    橋 岡 協 美 議員   萩 原 陽 子 議員    五十嵐 智 美 議員    小須田   稔 議員   岡 村 芳 樹 議員    山 口 文 明 議員 の11名を指名したいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(櫻井道明) ご異議なしと認めます。  したがって、ただいま指名いたしました11名の議員を決算審査特別委員に選任することに決しました。   ─────────────────────────────────────────── △散会の宣告 ○議長(櫻井道明) 以上をもちまして、本日の日程は終わりました。  明日8月28日から9月2日までの6日間は、議案調査のため休会いたします。  9月3日は、午前10時より会議を開き、一般質問を行います。  本日はこれにて散会いたします。  お疲れさまでした。           午後1時48分散会...