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平成30年 2月定例会予算審査特別委員会-03月14日-01号

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  1. 佐倉市議会 2018-03-14
    平成30年 2月定例会予算審査特別委員会-03月14日-01号


    取得元: 佐倉市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-18
    平成30年 2月定例会予算審査特別委員会-03月14日-01号平成30年 2月定例会予算審査特別委員会          平成30年2月定例会 予算審査特別委員会 会議録 〇日時    平成30年 3月14日(水) 午前9時59分から 〇開催場所  佐倉市役所 議会棟 全員協議会室 〇事件    1)議案審査         ①産業振興部、環境部、農業委員会事務局           議案第1号 平成30年度佐倉市一般会計予算           議案第4号 平成30年度佐倉市農業集落排水事業特別会計予算         ②土木部、都市部           議案第1号 平成30年度佐倉市一般会計予算         ③上下水道部           議案第8号 平成30年度佐倉市水道事業会計予算           議案第9号 平成30年度佐倉市下水道事業会計予算 〇出席委員  委員長・押尾豊幸、副委員長・岡村芳樹
           委員・木崎俊行、敷根文裕、高木大輔、平野裕子、久野妙子、橋岡協美、大野博美、           石渡康郎、村田穣史 〇欠席委員  なし 〇説明のため出席した者の職氏名        産業振興部長・荒井 孝、農政課長・岩井一徳、農政課副主幹・田辺篤也、        農政課主査・笠井三佐夫、農政課主任主事・春田彰吾、草ぶえの丘園長・冨永文敏、        産業振興課長・岩井克己、産業振興課主幹(産業振興部調整担当)・鈴木研悟、        産業振興課主査・大川英克、産業振興課主査・荻野和則、        産業振興課主任主事・塚田祥平、        環境部長・井坂幸彦、環境政策課長・秋葉良一、        環境政策課副主幹(環境部調整担当)・近田小百合、環境政策課主査・秋葉英樹、        生活環境課長・向後昌弘、生活環境課副主幹・布施啓行、生活環境課主査・齋藤伸之、        廃棄物対策課長・田中眞次、廃棄物対策課主査・佐藤洋彦、        廃棄物対策課主査・森 茂雄、廃棄物対策課主査・八角文仁、        農業委員会事務局長・櫻井正行、農業委員会事務局主査・久保木 豊、        土木部長・石倉孝利、土木管理課長・高橋勝男、土木管理課主査・岩井 優、        土木管理課主査・石井 優、道路維持課長・石橋雅幸、道路維持課主査・漢那周一、        道路維持課主査・車田勝美、道路維持課主査・渡辺正光、道路建設課長・宇井昌昭、        道路建設課副主幹・寺川政雄、道路建設課主査・山田圭一、        道路建設課主査・遠藤和久、道路建設課主査補・阿部公俊、治水課長・櫻井高明、        治水課副主幹(土木部調整担当)・小西 亘、治水課副主幹・齋藤和弘、        都市部長・窪田勝夫、都市計画課長・小野寺正朋、        都市計画課副主幹(都市部調整担当)・利光 尚、都市計画課副主幹・鈴木美佐雄、        都市計画課副主幹・平野昌彦、公園緑地課長・湯浅明弘、        公園緑地課副主幹・和田裕之、公園緑地課主査・西野剛史、        公園緑地課主査補・石井 健、建築住宅課長・小菅慶太、        建築住宅課副主幹・齋藤義明、建築住宅課副主幹・田中拓吾、        市街地整備課長・内田正宏、市街地整備課主査・青山 修、        市街地整備課主査補・菅原英雄、        上下水道事業管理者・椎名 哲、上下水道部長・小川智也、経営企画課長・小川晃司、        経営企画課主幹・古作明雄、経営企画課副主幹・前田隆士、        経営企画課副主幹・山形信行、経営企画課主査・山田智之、        経営企画課主査補・長谷川雅幸、給排水課長・豊田和正、給排水課主査・井原稔典、        給排水課主査・上地俊行、維持管理課長・香取理志、維持管理課副主幹・佐々木恭介、        維持管理課副主幹・遠藤雅由、維持管理課主査・定森正樹、建設課長・栗原浩和、        建設課副主幹・新川浩史、建設課主査・林田栄二、建設課主査・鈴木孝治、        文化課長・鈴木千春 〇議会事務局 局長・橋口庄二、次長・鈴木則彦、書記・村上一郎、齊藤雅一、籠橋千鶴子、井上 睦           午前9時59分開議 ○委員長(押尾豊幸) おはようございます。ただいまから予算審査特別委員会を開会いたします。  委員全員が出席しておりますので、会議は成立しております。  本日傍聴の申し出があり、これを許可しておりますので、ご了承願います。  審査に入る前に、文化課長より発言を求められておりますので、これを許します。  文化課長。 ◎文化課長(鈴木千春) 文化課長の鈴木でございます。昨日ご審議いただきました旧駿河屋住宅の土地、建物の取得に係る予算要求に関しまして、補足の説明をさせていただければと思います。お配りした資料に基づきまして、ご説明させていただきます。  まず、政策調整会議に付議した金額についてでございますが、近隣の実勢価格を参考に取得金額を算定いたしまして、5,213万円となっております。この価格は、一般的に市場価格の7から8割と言われている路線価と比較いたしましても妥当と判断し、政策調整会議に付議する資料に記載しております。  また、次の平成30年度の予算要求額についてでございますが、予算要求事務を進めるに当たりまして、不動産鑑定をしていない場合は通例、土地、建物の取得価格については国土交通省の公示価格に基づき金額を算出するとなっておりますので、この当該地が商業地であることから、公示されている商業地域の中で最も近い標準値の公示価格である栄町7―9ほかの平米単価10万2,000円を採用し、それに840.15平米を掛けまして8,569万5,300円を算出して、予算要求とさせていただいているところでございます。  また、今後予算をご承認いただきました場合は、平成30年度の取得に向けて当該地を対象に不動産鑑定を行いまして、その鑑定価格に基づき用地交渉を行い、適切に対応してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) これより議事を行います。  当委員会に付託されました平成30年度佐倉市一般会計予算及び各特別会計予算のうち産業振興部、環境部、農業委員会事務局所管の案件について審査を行います。  執行部の概要説明に当たり、委員長より申し上げます。初めに部局の概要を当初予算の概要に基づき部局長が説明し、続いて事業の詳細を予算書に基づき課長から説明してください。説明は、20分以内とし、簡潔かつ明瞭にお願いいたします。  それでは、執行部の説明をお願いいたします。  産業振興部長。 ◎産業振興部長(荒井孝) おはようございます。産業振興部長の荒井でございます。失礼して、座って説明をさせていただきます。  本日ご審議をいただきます案件でございますが、議案第1号 平成30年度佐倉市一般会計予算のうち5款農林水産業費、6款商工費並びに議案第4号 平成30年度佐倉市農業集落排水事業特別会計予算の2件でございます。  当初予算の概要でございますが、お手元の緑色のファイルをお開きいただきたいと思います。その中の産業振興部予算審査追加資料の1ページ目をごらんください。平成30年度当初予算の概要(産業振興部・農業委員会)をごらんいただきたいと存じます。  まず、執行体制につきましてでございますが、産業振興部は、部長を含め、農政課、産業振興課、草ぶえの丘の2課、出先1機関、31名体制で事務に当たっております。また、農業委員会事務局につきましては、局長以下6名体制で事務に当たっております。  次に、概要説明及び主要事業でございますが、本予算案には、佐倉草ぶえの丘の整備、農業集落排水の施設整備、企業誘致、佐倉商工会議所の耐震診断補助並びに観光施設の整備など、佐倉市の産業振興を図るための経費を計上しております。  次に、2ページ目の歳出計上額でございます。5款農林水産業費につきましては、農業委員会運営事業のほか、地域農業の活性化を図るための経費といたしまして、前年度比約31.9%減の7億1,530万4,000円を計上させていただきました。  6款商工費につきましては、企業誘致や観光振興などの経費として前年度比約4.9%増の4億9,984万3,000円を計上させていただきました。  佐倉市農業集落排水事業特別会計予算につきましては、施設の維持管理等に要する経費として前年度比約25.7%増の2,738万5,000円を計上させていただきました。  詳細につきましては、農政課長から一括して説明させていただきますので、ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) おはようございます。農政課長の岩井でございます。失礼いたしまして、座って説明をさせていただきます。  それでは、議案第1号 平成30年度佐倉市一般会計予算の産業振興部並びに農業委員会事務局が所管する主な事業並びに議案第4号 平成30年度佐倉市農業集落排水事業特別会計予算の主な事業につきましてご説明させていただきます。  まず初めに、予算書の252ページをごらんください。5款農林水産業費、1項農業費、1目の農業委員会費でございます。主なものといたしましては、2の農業委員会運営事業のうち農業委員会委員報酬1,556万4,000円でございまして、農業委員15名及び農地利用最適化推進委員15名分の委員報酬でございます。  次に、予算書の254ページをごらんください。3目の農業振興費でございます。主なものといたしましては、2の佐倉草ぶえの丘管理運営事業のうち委託料の3,279万1,000円でございまして、機器点検保守など、施設の維持管理、来園者向けのイベント、サツマイモ掘りなどの農業体験等の実施に要する経費でございます。  次に、予算書の257ページをごらんください。8の水田自給力向上対策事業水田農業構造改革事業補助金5,026万7,000円につきましては、主食用米偏重でなく、飼料用米やホールクロップサイレージ用稲などの需要のある作物の生産振興をするための経費でございまして、来年度は約240ヘクタール分の補助を予定しております。  9の耕作放棄地対策事業耕作放棄地対策事業補助金1,879万1,000円につきましては、予防対策として、耕作者が新たに6年以上の利用権を設定して農地を借り受けた場合の補助を交付するための経費約115ヘクタール分や農業次世代人材投資資金1,800万円につきましては、新規就農者で45歳未満などの一定の要件を満たした場合に最高150万円が最長5年間支給される制度で、来年度は9名と夫婦2組に対する給付を予定しております。  11の佐倉草ぶえの丘整備事業でございますが、ページは次の258ページのうち施設等新設工事1億2,408万3,000円につきましては、印旛沼周辺地域の活性化推進プランに基づき、シェアハウスを整備するための経費でございます。  次に、予算書の259ページをごらんください。5目の農地費でございます。4の農地・水・環境保全対策事業多面的機能支払交付金3,935万7,000円につきましては、国の多面的機能支払交付金制度を活用し、地域や集落単位で農地や農業用用排水施設などの維持管理の共同活動などの取り組みを行う活動組織に対して支援するための経費でございます。  次に、予算書の266ページをごらんください。6款商工費、1項商工費、2目の商工振興費でございます。主なものといたしまして、267ページ下段の7、企業誘致事業の1億5,028万9,000円でございます。企業誘致助成制度により、市内の企業誘致指定区域に進出または増設しようとする企業に対して企業立地促進助成金等を交付するための経費でございます。  次に、予算書の268ページをごらんください。11の街中にぎわい推進事業の1,600万円につきましては、商店街の活性化や地域経済の振興を図ることを目的とした街中にぎわい推進事業補助金や、商店街にある空き店舗や空き家を使って事業を始める方に対する商店街空き店舗等出店促進補助金を交付するための経費でございます。  次に、12の佐倉商工会議所耐震診断補助事業の110万円につきましては、佐倉商工会議所が行う耐震診断に対し、補助金を交付するための経費でございます。  次に、予算書の269ページ下段から270ページの上段をごらんください。3目の観光費でございます。3の観光イベント事業の5,510万9,000円につきましては、城址公園の桜まつり、チューリップフェスタ、市民花火大会など、観光イベントを開催するための経費でございます。  次に、予算書の271ページをごらんください。7の観光施設整備事業の2,199万6,000円につきましては、市内観光施設の新規整備工事や修繕工事を行うための経費でございます。  8の観光資源創出事業の2,685万5,000円につきましては、印旛沼の舟運事業に伴う運航経費や国のかわまちづくり支援制度に基づく佐倉ふるさと広場周辺の水辺拠点整備などを行うための経費でございます。  続きまして、予算書の500ページをごらんください。議案第4号の平成30年度佐倉市農業集落排水事業特別会計予算でございます。1款農業集落排水事業、1項施設管理費、1目の施設管理費でございます。主なものといたしましては、2の排水施設維持管理事業の575万7,000円でございまして、汚水処理施設の維持管理に要する経費でございます。  3の排水施設整備事業でございますが、ページは次の501ページのうち機能診断調査及び最適整備構想策定委託料500万円につきましては、施設の老朽化に伴う機能診断調査及び最適整備構想の策定に要する経費でございます。  以上、議案第1号 平成30年度佐倉市一般会計予算並びに議案第4号 平成30年度佐倉市農業集落排水事業特別会計予算のうち主な事業をご説明させていただきました。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) 環境部長。 ◎環境部長(井坂幸彦) おはようございます。環境部の井坂でございます。よろしくお願いします。座って説明させていただきます。  環境部の予算の概要につきましてご説明申し上げます。お手元の緑色のファイルの環境部予算審査追加資料の1ページ、平成30年度当初予算の概要、環境部をごらんいただきたいと存じます。1の執行体制につきましては、現在は環境政策課、生活環境課、廃棄物対策課の3課体制で、私を含め、35名で事務に当たっております。なお、来年度は環境政策課と生活環境課を統合する組織改正及び事務分掌の一部変更が計画されております。  2の概要説明でございます。本予算案は、自然環境の保全や地球温暖化対策、大気汚染、水質汚濁等の公害防止対策、家庭ごみの収集運搬並びに佐倉市、酒々井町清掃組合を通じての焼却及び最終処分の安定的な実施など、快適な生活環境の保全を図るための経費を計上しております。  3の主要事業でございますが、佐倉市、四街道市、酒々井町葬祭組合など一部事務組合の負担金、公害防止対策事業一般廃棄物収集運搬事業などがございます。  また、新規事業といたしましては、地域環境保全推進事業土地埋め立て違反対策事業がございます。  地域環境保全推進事業は、平成32年度を初年度とする次期佐倉市環境基本計画策定に係る経費、土地埋め立て違反対策事業は、行政命令を発令する際などに必要となる測量調査等の経費を計上しております。  これらを含めまして、環境部所管の歳出総額は20億343万円でございます。平成29年度当初予算と比較いたしますと、金額で4,705万円、率にして2.3%の減少となっております。これは、主に佐倉市、酒々井町清掃組合及び印旛衛生施設管理組合において地方債の元利償還金が減少または完済したことにより、両組合に対する市負担金分担金が減少したことによるものでございます。  詳細につきましては、環境政策課長から一括してご説明いたします。ご審査のほどよろしくお願い申し上げます。 ○委員長(押尾豊幸) 環境政策課長。 ◎環境政策課長(秋葉良一) おはようございます。環境政策課の秋葉でございます。よろしくお願いいたします。  議案第1号 平成30年度佐倉市一般会計補正予算のうち、環境部が所管をいたします歳出予算の主な事業につきましてご説明申し上げます。初めに、予算書の236ページをお願いいたします。4款衛生費、1項保健衛生費、5目環境衛生費でございます。ページ中段の3、佐倉市、四街道市、酒々井町葬祭組合負担金1億1,759万8,000円につきましては、葬祭組合の管理運営費に係る佐倉市分の負担金でございます。  次に、238ページをお願いいたします。ページ中段、6目公害対策費の3、公害防止対策事業1,468万6,000円でございます。こちらは、河川水質等の調査や大気環境中のダイオキシン類調査など、公害関係調査等委託料大気測定局保守管理委託料が主なものでございます。
     続きまして、240ページをお願いいたします。ページ下段から241ページに続いております10、放射性物質対策事業1,169万2,000円につきましては、市内の空間放射線量の測定と給食食材等の放射能測定を行うための経費で、事務補佐員賃金と測定機器の保守点検委託料が主なものでございます。  次に、241ページの中段、12、住宅用省エネルギー設備等導入促進事業1,383万円につきましては、再生可能エネルギーの導入促進を目的に住宅に太陽光発電システムなどの設備を設置しようとする者に対し、費用を補助するものでございます。  その下、13、地域環境保全推進事業300万円につきましては、新規の事業でございますが、次期の佐倉市環境基本計画の策定に当たり、基礎調査、市民、市民団体、事業者向けのヒアリング、アンケート、ワークショップ等、計画策定のために支援するための委託料でございます。  次に、243ページをお願いいたします。ページ中段、2項清掃費、2目じん芥処理費の2、一般廃棄物収集運搬事業6億2,980万5,000円につきましては、各家庭から排出される一般廃棄物の円滑な収集運搬とごみの減量化、再資源化の推進を図るための経費で、主に家庭ごみ、粗大ごみの収集運搬委託料でございます。  続きまして、245ページをお願いいたします。ページ上段、5、減量化推進事業2,535万2,000円につきましては、ごみの減量化のため、資源回収協力団体及び協力事業者へ支払う謝礼金が主なものでございます。  その下、6、佐倉市、酒々井町清掃組合負担金7億9,206万円につきましては、清掃組合の事務事業費及び建設事業費に係る佐倉市分の負担金でございます。  なお、清掃組合におきましては、地方債の元利償還金が減少したことにより、建設事業費負担金が減となったため、平成29年度と比較いたしますと1,575万7,000円の減となっております。  次に、7、土地埋め立て違反対策事業118万7,000円につきましては、こちらも新規の事業でございますが、土地の埋め立ての違反行為者に対し適切な指導等を行うために実施する違反現場の測量業務委託料及び土壌、水質検査委託料でございます。  最後に、246ページをお願いいたします。3目し尿処理費の2、印旛衛生施設管理組合負担金5,416万3,000円につきましては、佐倉市、四街道市、八街市、富里市、酒々井町の4市1町で構成する印旛衛生施設管理組合の運営費分担金に係る佐倉市分の負担金でございます。印旛衛生施設管理組合におきましては、平成29年度に地方債の元利償還金が完済されたことにより、建設費分担金がゼロとなったことから、平成29年度と比較いたしますと1,900万3,000円の減となっております。  平成30年度一般会計予算案のうち環境部が所管いたします主な事業の説明につきましては以上でございます。ご審査のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) これより質疑を行います。  各委員の質疑時間は、1部局当たり10分以内としております。委員が多くの質疑を行えるよう、執行部の答弁は簡潔かつ明瞭にお願いいたします。なお、答弁は部長、課長に限らず、担当の方でも結構ですから、間を置かないですぐ答弁をしてください。  委員におかれましては、質疑時間10分のうち9分が経過した時点で予鈴を鳴らします。質疑をその後1分以内におさめていただきますようお願いいたします。  それでは、質疑のある方はお願いいたします。  木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 木崎です。よろしくお願いいたします。おはようございます。  まず、予算書240ページ、ここに地球温暖化防止啓発事業、これがわずかに17万9,000円ほど減少しております。事業内容に変更があるのでしょうか。実績等をお伺いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) 環境政策課長。 ◎環境政策課長(秋葉良一) 環境政策課の秋葉でございます。今年度の予算は49万3,000円ということで、17万円ほど減になっております。こちらにつきましては、佐倉市が啓発のために委嘱をしておりますエコライフ推進員、こちらが現在10名ということで、ちょっと定員を切っている状態でございますので、そちらの報奨金と、あと啓発に伴う講師謝礼金、こちらが少し減額とさせていただきまして、事業自体の内容は変更はございません。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) では、関連します。次に、241ページで、住宅用省エネルギー設備導入促進事業、これも50万円ほどの減少です。温暖化防止を進めるという目的もあると思うのですけれども、その目標と見合って、こういう減少はどうなのでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 環境政策課長。 ◎環境政策課長(秋葉良一) こちらにつきましては、県の補助と同じくさせていただいているものでございまして、平成30年度からエネファームの補助金額が10万円から8万円に減額になったということで、こちらによるものでございます。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 地球温暖化とか国際的なお話になるので、市としてはというお話もあるのですけれども、国際的に求められている基準よりはるかに悪いというふうに言われている国の基準を上回るような状況で予算のほうも組んでいただくようにお願いしたいと思います。  次に、245ページの土地埋め立て違反対策事業なのですけれども、この内容、人員配置をどうするか、あと違反の判定をどのようにしていくのかというところをお伺いします。 ○委員長(押尾豊幸) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) 廃棄物対策課の田中でございます。人員につきましては、総務のほうに要求してございます。それと、この土地埋め立ての違反に対する体制でございますけれども、今回新規事業として、土地埋め立て違反対策事業として計上させていただきましたけれども、これにつきましては、毎日パトロールをしている中で違反と思われるような場所がございましたら、直ちにその違反と思われる現場の測量、もしくは土壌、水質の検査を行いまして、その測量、分析の結果、違反が判明した場合には、撤去とか、もしくは指導や命令につなげていきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 毎日回れるような人員ということだと思うのですけれども、人数をお伺いしたいのと、あとこの埋め立ての内容が外から見ただけではなかなかわからないので、今お話しされておりましたけれども、すぐにでもはかれる、私が持っている家庭菜園用のpH機がいいかどうかはちょっと別として、そういう機材を持って出かけていただければいいなというふうに思いますので、要望したいと思います。 ○委員長(押尾豊幸) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) 廃棄物対策課の田中でございます。人数につきましては、1名の増員を要望しているところでございまして、さらには今指導員が警察のOB3名を毎日、2人1組の体制でそういった違反現場に回っておりまして、今後そういった事象が発見された場合は直ちに市のほうに通報していただいて、職員が現場に向かうような形です。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) では、追加資料の5ページで、農業従事者、これを見ますと、減少がとまらない状況があると思います。国が農地中間管理機構をつくって、利用がなかなか進んでいない状況なのですけれども、23年度までに担い手の農地利用が全農地の8割達成を目標に掲げているのですけれども、これとの関係ではこのテンポで大丈夫なのか心配されます。見解をお願いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 農政課長の岩井でございます。農業従事者、農家数は確かに減少しております。ただ、担い手に農地を集めて、農家が規模を拡大して農作業の効率化等を進めていくということで、農地中間管理事業、確かになかなか進んでいないという実態はございますけれども、利用集積に関しましては農政課でも推進をしておりますので、そちらのほうで規模拡大をしていると。ただ、最近は農家さんのほうで、農地中間管理事業を使うと、地主さんのほうにも多少メリットがある場合もございますので、そういった制度を活用してということで、耕作者も地主さんのほうに借りる場合はそういった制度を活用できないかということで、農政課のほうにも相談がありますので、もしそういう対象がございましたら、引き続き推進してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) よろしくお願いいたします。  次に、印旛沼周辺活性化プランで、これ農業と観光の両面でというような形ですけれども、農業振興がしっかり図れているのかどうか、見通しはどうか、先ほどの農家の減少とあわせて効果がどうあるかということをお伺いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) 農政課、田辺さん。 ◎農政課副主幹(田辺篤也) 農政課、田辺と申します。ご質問にありました印旛沼周辺地域の活性化推進プランに基づく農業者の減でございますけれども、このプランに基づく活動としまして、30年度から今工事をやって、新たな機能として整備する農産加工室ですとか農産物の直売所ですとかもリニューアルする予定です。その中で新たに周辺地域の方々の農家を中心に組合を組織して、新体制で臨んでいこうと思っております。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) その農産加工場のお話なのですけれども、研修棟内につくりました。利用について、地域の農家さんで利用組合を設立し、市が指導していますが、地域の何世帯が加わっているかということでお伺いしたいと思います。 ○委員長(押尾豊幸) 農政課、田辺さん。 ◎農政課副主幹(田辺篤也) 正式な設立については、これからなのですけれども、今その設立総会に向けていろいろ農家さんを中心に進めているところでございまして、スタートとしてはおおよそ30世帯というか、30の農家ぐらいがスタートだと思います。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 確実に進めていただきたいと思います。その加工場の利用料金、公民館と同じ面積基準で設定しておりますけれども、利用されなければせっかくの施設が生かされませんので、無料にして利用を促進すべきではないかと。軌道に乗るまで無料というような提案をしたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 加工場の利用につきましては、4月1日から加工場が使えるようになりますけれども、すぐに加工品が売れるかということもございますし、議員の皆様からもなるべくそういった農家さんがないようにということでお話をいただいておりますので、当面無料ということで考えております。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) ぜひそれを文書で配付していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  次に、イオンタウンが営業を開始してしばらくたちますけれども、追加資料の12ページで商店街の状況が表示されております。この表を見ると、空き店舗数などがふえている状況があるかと思います。担当課からは、シャワー効果があって、さらによくなるというお話もあったのですけれども、これに対する対策、共栄共存という方向性を追求していけるのかどうかということをお伺いしたいと思います。地域の商店街を守っていくということが市内のお祭りやイベントを支えていく大きな力にもなっているということ、これをしっかりと受けとめていただきたいと思います。いかがでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) お答えいたします。  委員ご指摘のシャワー効果につきましては、これがあった場合、なかった場合というところの、私どもとしてもなかなか検証がどうであるのかということは言えませんが、ご指摘があったとおり、地域の商店街が地域のイベントなどを支えるというところは私どもも十分承知していますので、引き続きそういったところに注視していきたいと思っております。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) ほかに質疑はございますか。  橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) おはようございます。よろしくお願いいたします。  まず、予算編成が4つの方針で人口減を食いとめ、活性化を果たすということなのですが、その最終的なゴール、目的は何でしょうか。部としてどういうことを考えるか、この平成30年度の事業で何をゴールに目指すかを伺います。 ○委員長(押尾豊幸) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) お答えいたします。  私どもとしては、少し産業振興分野に偏るご答弁になるかと思いますけれども、いろいろ商店街や地域を考えたときに、いま一度改めて、特に観光分野などについては専門家の知見もいただきながら、きちんとしたゴールを設定するために、人材、任期つきの採用も考えながら、ことし一年については、全般に及んだしっかりした予算立てをさらに精緻化して、次年度以降、観光協会、商工会議所とも連携してさらなる効果を高めていきたい、そのようなところで、目立った予算上の増減というところはないところでございますけれども、今申したとおり、新たな取り組みは着々と進めていくというところで考えているところでございます。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) ゴールは、事業者が潤うことだと思うのです。農業者も商業者も工業者も懐が温かくなる、納税も十分にできるというところにあると思うのです。単純にそれを考えてゴールを考えると、何をしていけばいいのかということを考えていただきたいのですが、議会報告会でも観光協会であるとか商工会議所等から意見が上がっていますけれども、やはり行政の一本化というのをしてほしいという意見が多く上がります。自分たちは連携していますということだと思うのですが、やはり市民からすると一本化が果たされていないということだと思いますので、いま一度再考していただきたいと思います。この平成30年度の予算を踏まえて事業を行った場合、この産業振興ビジョンはどのぐらい進捗するのかを伺います。 ○委員長(押尾豊幸) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) お答えいたします。  今月の22日に産業振興推進会議、商工会議所会頭を委員長として進める中で、審議が待っているところでございますけれども、その中ではおおむね順調というところで進んでいくというように考えていますけれども、ついこの間、農業振興ビジョンを立ち上げて5年たった時点で約7割から8割が進捗しているという状況というところで今現在ご報告させていただきます。 ○委員長(押尾豊幸) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) 23年度に策定して28年に見直しをしたということで、その最初に策定した内容を見まして、それを全部もし100%できたら物すごいことになるのですけれども、ですのでもう一度立ち返って洗い流してほしいなと思います。  それから、佐倉は歴史、自然、文化のまちと言われていますが、例えば秋祭りは大変な集客がありますが、予算は大変少ない。300万円とか少ないですよね。チューリップまつりよりも桜のほうが、予算は少ないのですが、そこそこ売り上げ等が上がっているということで、その予算の配分について若干これでいいのかという思いがあるのですが、いかがでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) お答えいたします。  日数的に見て、桜はピークが限られているというところで、人の出もそれにあわせて、極端に1日当たりのカウントですと、そういった売り上げから見ますと委員がおっしゃるとおりの結果もあるかと思いますが、チューリップは約1カ月弱の期間で多くの方を集めるというところで、商業者の皆さんの模擬店等の出店もあって、トータルで見ますと、チューリップフェスタは市内事業者の方への貢献もあるものと考えております。そういったバランスで考えたときには、桜とチューリップの単純比較で申し上げてしまって申しわけないのですが、そういったことで考えております。一方、佐倉の秋祭りにつきましては、確かに佐倉市で一番集客のある大変大きなイベントという認識でおりますけれども、私どもとしては、その中で安心安全の部分であったり皆さんのおもてなしの部分ということで、麻賀多神社の祭礼という側面もございますので、できる限りのところを側面協力させていただくという考え方でおります。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) ゴール、事業者が潤うまちという視点でさまざま考えていただきたいと思います。印旛沼もありますし、臼井には臼井八景という観光資源もありますので、広い目で見ていただきたいと思います。  環境のほうで、一般質問いたしましたが、ごみの回収のときの火災、それに対する予算が入っているのか、それから避難所のペットの同行避難について、この平成30年度、検討していく内容があるのかについて伺います。 ○委員長(押尾豊幸) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) 廃棄物対策課長、田中でございます。今回一般質問でいただきました収集運搬車両の火災についての予算ということでございますけれども、特にこの予算については計上してございませんが、今後周知徹底して、そういった危険なものがまざり込まないような形で進めていきたいと思っております。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(向後昌弘) 生活環境課、向後でございます。ペットの同行避難というご質問でございますが、我々としてもいつ災害が起こるかという心配をされる中で、この辺の徹底というものが重要であるというのは認識はしておるのですが、平成30年度につきましては、まずは飼い主さんの意識の向上というのでしょうか、その醸成を図ることが第一だというふうに考えておりますので、引き続きその周知徹底、PR、啓発に努めてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) ペットの同行避難については、理想では動かないということですので、熊本の事例を学びながら進めていってほしいと思います。  続きまして、商工会議所の耐震化、これは補助率はどのぐらいなのでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) 2分の1を予定しているところでございます。 ○委員長(押尾豊幸) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) この先どのように進めていくかというのは、寄り添ってやっていただきたいと思います。
     それから、キャンプ場なのですけれども、オートキャンプの場合、電源というのが必要だと思うのですが、電源がなくて困っている利用者さんの声に対して、平成30年度どのように考えているか伺います。 ○委員長(押尾豊幸) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) お答えいたします。  30年度、抜本的な電源の供給等の措置をとるということは考えておりません。オートキャンプ場については近隣では珍しく、たき火ができる、裸火を使えるというところで、そういったところを売りと申しますか、多くの利用者の方からも支持を得ているところなので、サンセットヒルズはサンセットヒルズのいいところをより生かしていきたいというようなところで現在考えているところです。 ○委員長(押尾豊幸) ほかに質疑はございますか。  大野委員。 ◆委員(大野博美) 大野です。よろしくお願いいたします。  さっきの木崎委員の質問で、土地埋め立て違反対策事業なのですが、これは現場に職員が直行して、パックテストとか簡単なpHテストではなく、その土壌とか水を持ち帰って、きっちりと時間をかけた分析をするのではないのですか。 ○委員長(押尾豊幸) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) そのための経費でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 大野委員。 ◆委員(大野博美) しっかり分析、結構時間もお金もかかるので、よろしくお願いします。  では次に、環境部の追加資料の2ページの再生土について伺います。神門の第3期埋め立てについてなのですが、100本ボーリングで500検体を採取するということで、2月21日に全ての採取が完了し、調査結果は遅くとも3月中には県に報告される予定であるとのことを聞きました。対応策が決まるのは4月以降となる見通しでしょうか、伺います。 ○委員長(押尾豊幸) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) 昨日県のほうに問い合わせをさせていただきまして、検体の検査結果が出るのが4月にずれ込むという回答がございました。そのため、実際にどのような形でその土砂が撤去されるのかというのは、その後ということでございます。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 大野委員。 ◆委員(大野博美) ずれ込んだ理由は何ですか。 ○委員長(押尾豊幸) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) ずれ込んだ理由につきましては、特に確認してございません。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 必ずこれから日程がおくれたりする場合は確認してください。そして、できれば地域の住民や私たちにも教えていただきたいと思います。  それから、フッ素と鉛が基準値を超えた箇所のみ撤去するということを聞きましたが、よくそういうことができるなと思うのですが、都合よくそこだけを切り取るということなどできるのか、また崩落などのおそれはないのか伺います。 ○委員長(押尾豊幸) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) この現場におきましては、県のほうが主体となって動いている現場でございまして、その撤去の部分につきまして、フッ素、鉛が出たところを限定して撤去するということは当初から住民説明会でも県は話していたところでございまして、我々としても注視していきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 心配するのは、その有害な物質のある再生土がきちんと取り除かれるかどうかなのです。形状だけを気にして崩落と矛盾するわけです、そこだけ取って、虫食い状態に取っていくというのは。だから、その方法を県にしっかり確かめていただきたいと思います。  そして、再生土を撤去した後、4月以降になりますよね、当然。再生土はもう当然入らないので、埋め戻しは残土によると思いますが、その際は佐倉市の残土条例で対応するのでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) そのとおりでございます。4月以降は、再生土が入りませんので、我々の条例のもとで監視していく形になります。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 大野委員。 ◆委員(大野博美) もう手元に来たということで、しっかり取り締まっていけると期待しておりますけれども、これから夏に向かって1期、それから3期の現場では、隣接した空き地の部分もかなり悪臭が戻ってくると思うのです。佐倉市の残土条例が改正されて、悪臭対策も盛り込まれましたが、3期に隣接したあの場所での悪臭に対応できますか。 ○委員長(押尾豊幸) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(向後昌弘) 悪臭に関して、具体的な数値目標という形にはまだ現状ではなってございませんけれども、私どもとしては、影響を及ぼされている周辺地域の多くの方々が不快と思うレベルの悪臭については何らかの対策をしていくということでこれまでどおり考えておりますので、3期につきましてもこれまで水路等を私ども職員のほうで何本か整備をさせていただいておりました。その結果、低減をされているというご評価もいただいておりますので、引き続き3期周辺の悪臭対策については継続して実施してまいりたいと考えております。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 本当に周辺住民の苦しみを一日も早く軽減していただきたいと思います。それから、3期なのですが、4月から佐倉市の残土条例が適用されるということですが、今言った隣接したグレーゾーン、あそこの処理、あそこは住民の立場に立って条例が適用できるのか、例えば崩落とかが起きた場合、この佐倉市の条例で業者に改善を迫ることはできるのでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) 再生土につきましては、県のほうの指導のもと、崩落しないような形で要望していきたいと思います。4月以降搬入された土砂につきましては、我々の指導のもと、崩落しないような形で堆積するよう指導してまいります。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 大野委員。 ◆委員(大野博美) だけれども、さっきおっしゃったではないですか。どんな形状になるかわからない。どういう埋め戻しかわからない。そうすると、あそこの斜面は1日24時間見ていないと、どんな土でまた成形されるかわからないわけです。だから、そういうのではなく、やはり佐倉市の残土条例で私たちはやっていくのだと、そういう姿勢を見せていただきたいのですが、いかがですか。 ○委員長(押尾豊幸) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) 4月以降、我々の条例のもとで指導する現場となりましたら、我々のほうで指導はしてまいります。 ○委員長(押尾豊幸) 大野委員。 ◆委員(大野博美) ぜひ頑張ってください。  予算書240ページの放射性物質対策事業に移ります。第一原発事故が起きてからもう7年もたってしまいましたが、空間放射線量、平成23年から延々とずっと測定を続けていただいておりまして、事故直後よりもかなり数値が下がり、給食のほうもそうですよね。空間線量、小数点第2位ぐらいをうろうろしている現状で、もうやめたらいいのではないかという声もちらほら聞こえてきますが、そういった懸念を私は恐れているのですが、財政難を理由に切られるのではないか、その辺の見通しはいかがでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(向後昌弘) 生活環境課、向後でございます。ご指摘のとおり、ここ7年ほどこの継続した調査をやっている中でかなり低減していっているという実態はございます。ただ、私ども千葉県内で9市指定されておりますが、重点調査地域ということでございまして、この指定解除がなるまでは最低でもこの調査というのは継続をして、住民の皆様により安心して生活していただけるような情報は提供していきたいというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 大野委員。 ◆委員(大野博美) もう本当にそのとおりなのです。線量が下がったとしても、酒々井のごみ焼却場の飛灰、このデータを見ますと、いまだに1キロ当たり数百ベクレル検出されています。それに東海第二原発も再稼働という話も出てきているので、再び何かの事故が起きた場合、バックグラウンドのデータをちゃんと持っていないと対応できないと思うのです。ですから、頑張って測定は継続していただきたいと思います。  では次に、産業振興課に移ります。新しい情報が入ってきたのですが、中小企業の生産性革命のための固定資産税減免措置、これをとるつもりがあるかという意向調査が国から全国市町村に来ていると思うのですが、佐倉市はどうですか。 ○委員長(押尾豊幸) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) お答えいたします。  現時点でその措置をとるという考えではございません。 ○委員長(押尾豊幸) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 意向調査は来ていますか。 ○委員長(押尾豊幸) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) 意向調査は来ております。 ○委員長(押尾豊幸) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 6月議会で固定資産ゼロ条例を上程する自治体も出てきているのです。なぜやらないと言うのか。税収が減るのは確かです。75%措置されるけれども、25%は佐倉市の負担になりますから、それはわかるのですが、3年間です、減税ゼロにしても。3年間佐倉市もじっと我慢して、中小企業、倒産件数は依然として多いですから、応援していく、新しい施設、機械を入れたら、その固定資産税をゼロにするとてもいい法案だと思うのですが、いかがですか。 ○委員長(押尾豊幸) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) 委員がおっしゃるような側面もあるかとは考えておりますけれども、実質的な例えば1,000万円の投資をして、純粋に例えば償却資産1,000万円の機械を買ったときに固定資産税14万円というのが正味のところでございます。それを3年間、そこら辺の費用対効果等いろいろ考えるべきところは多いのかなというのが現時点での私どもの考えというところでお答えさせていただきます。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) ほかに質疑はございますか。  久野委員。 ◆委員(久野妙子) 久野です。お願いいたします。  予算書270ページに観光協会等支援事業があって、その下に観光広報事業があるのですが、この観光広報事業というのは具体的にどういったことをなさっているのかお伺いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) 産業振興課、鈴木さん。 ◎産業振興課主幹(鈴木研悟) 産業振興課、鈴木でございます。観光広報事業につきましては、観光協会に委託をしている事業でございまして、JR佐倉駅下のJR観光情報センター並びに京成佐倉駅前観光協会事務所内にございます観光案内所、こちらの観光案内に関する業務を委託しているところでございます。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 久野委員。 ◆委員(久野妙子) わかりました。観光協会に補助金を出し、そしてこの観光広報事業で案内をし、それから観光情報発信事業があり、ずっとこうあるのですけれども、それから企画のほうでシティプロモーションで佐倉市のアピールをしたり、あちらこちらにまたがって観光関係のことをやられているのですけれども、そもそもなのですけれども、観光協会のあり方とか観光振興についてというのでしょうか、そういったものを今後佐倉市としてどうしていくのかという、そういった協議というのですか、そういったことはなさっているのでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) お答えいたします。  先ほどもちょっと触れたのですが、本年度公募をいたしまして、新年度になってから任期つきで観光のプロを産業振興課のほうの所属ということでお願いしたいと考えているところでございまして、その方には、今委員からご指摘があったような一体的な情報発信であったり、観光協会との連携だったり、そういったところもプロの視点から今まで以上に効率的、効果的な連携が図れるようにアドバイスをいただきながら取り組んでいきたいと考えているところでございます。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 久野委員。 ◆委員(久野妙子) わかりました。私たち先日議会のほうの意見交換会を行った際に、佐倉市の観光というのは、観光協会を通じたり、それから観光協会に補助金を出してチューリップまつりだ何だと、単発的ものはお祭りにしてもいろいろあるのですけれども、せっかく北総四都市に登録をされたのに、それが何にも生かされないというか、北総四都市にある何を売りたいのかがまずわからないというようなお話があり、そしてその観光が、単発で見て歩くようなものはあるのだけれども、今求められているのは体験型の観光であるみたいなこともお話があったのですけれども、そういったようなことも耳に入っていらっしゃいますか。 ○委員長(押尾豊幸) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) お答えいたします。  確かに爆買いのような物を買ったり物見遊山というところから離れて、訪れた地ならではの体験をしたいということは私どもも情報もあり、重々考えているところでございます。具体的には、私どもとしては、武家屋敷などで和装をしていただいて、そういった雰囲気の中で侍体験をしていただくようなところは実際に29年度、和服とか用具を調達したところでございます。繰り返しになりますけれども、そういった体験についてもプロの見識を持った方と詰めながら一層効果的なものにつなげていきたいという考えでございます。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 久野委員。 ◆委員(久野妙子) わかりました。方向性をそうやってプロの方と一緒にやっていくということですので、私たちも次の議会でまた視察に行った情報等も交えながら提案していきたいと思いますので、ぜひ頑張ってください。期待したいですよね、本当に一体的になるように。  では、個別のほうに行きたいと思います。予算書257ページから258ページの草ぶえの丘整備事業のシェアハウス、この工事内容についてお伺いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) 農政課、田辺さん。 ◎農政課副主幹(田辺篤也) シェアハウスの整備に関しましては、印旛沼周辺地域の活性化推進プランに基づきまして整備するものでございまして、その活用としましては、建設した飯野台ふれあい農園と連携をした形で、新規就農者のための農業技術の習得の場でありますとか、都市と農村の交流の場として活用を図ってまいります。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 久野委員。 ◆委員(久野妙子) 活用と今おっしゃいましたけれども、どれぐらいを見込んでいらっしゃるのでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 農政課、田辺さん。 ◎農政課副主幹(田辺篤也) 人数、数字の面ではちょっと即答はできないのですけれども、もうちょっと詳細の活用方法としては、ふれあい農園との連携に関しては、ふれあい農園の例えば利用者の方が自分たちでつくって収穫したものをシェアハウスのほうに持ち込んで調理したりですとか、ふれあい農園の利用者同士の情報交換の場でありますとか、あと草ぶえの丘と連携して農業体験をやった場合に、そこでいろいろ農業について学ぶようなことですとか、そういったことが考えられると思います。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 久野委員。 ◆委員(久野妙子) では、農業体験とか、そういうのでも使っていこうというふうに思っていらっしゃるということですね。わかりました。
     それでは次に、257ページの耕作放棄地についてお伺いをしたいのですけれども、今耕作放棄地の対策として新規就農者のそういった事業があろうかと思うのですけれども、これ佐倉市はかなり進んでいるというお話でしたが、農家さんで廃業したいというようなお声が結構、もう70代も後半になって廃業したいという方がいらっしゃるのですけれども、売りたくてもなかなか売れないということで、今は農地中間管理機構に申し出て借りてもらったりとかもあると思うのですけれども、農地が大きければいいのですけれども、1枚間に入っていたり飛び飛びだとなかなかそれも難しいということで、悩んでいらっしゃる方がいるのです。そしてあと、倉庫というのですか、精米の機械であるとか、何かそういった農機具というか、そういったのを置いている場所とかも売りたいけれども、売れないみたいな、そういった声があるのですけれども、今後耕作放棄地がもっとふえていくのではないかなと思うのですけれども、この新規就農者の取り組みとか、先ほどシェアハウスもこういったのもあって、だんだんといろんな方が交流ができるような、新規就農者の方がそういったのも使ったりしながら少し楽しめるような、そういった感じもするのですけれども、今後大丈夫なのかなというふうに思うのですけれども、どうでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 委員ご指摘のとおり、確かに耕作放棄地等の問題もございまして、大規模農家が隣の例えば農地であればすぐ耕作していただけるのですけれども、間に小さい農地が入っていると、なかなか作業効率が悪いということで、借りていただけない点もございますけれども、農地中間管理事業を使って経営転換協力金を活用して、農家をやめられた方でも多少のメリットがあるというような制度もありますので、耕作者の方からそういう質問もございますし、地主さんの方からの質問もございます。それと、新規就農者につきましては、空き家バンクを活用して農家住宅を借りる、購入するという方もいらっしゃいますし、この4月から農家住宅を借りて、当然倉庫もございますので、そういった倉庫も活用しながら新規就農していく、そういった方もございますので、そういった情報も集めながら、新規就農者の相談がございましたら、そういった情報提供も引き続きしてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 久野委員。 ◆委員(久野妙子) ぜひよろしくお願いします。本当にどうしたものかと自分たちで抱えて悩んでいらっしゃいますので、ぜひその辺のところをよろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) ほかに質疑はございますか。  敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) 敷根です。よろしくお願いします。  まず、予算書とかページに入る前に、先ほど久野委員の質問でありました、一般質問でも私しているのですけれども、観光の専門家を外部から入れるというお話がありました。その方のもう少し詳しいプロフィールを教えていただければと思います。 ○委員長(押尾豊幸) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) 私どもも広報、ホームページ等でどんな方に来ていただきたいというところは表示しているところですけれども、観光業20年の経験があり、少なくとも5年以上の管理職の経験がある。旅行業の資格をお持ちで、日常会話程度の英語に不自由しないというところが重立った私どもの要求事項というところでございます。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) では、明確にまだ誰かということは決まっていないということなのですか。 ○委員長(押尾豊幸) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) 現時点の状況を申し上げますと、先日採用面接をさせていただいたというところでございますので、確定というところでは今申し上げられない状況というふうにお答えさせていただきます。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) そういう外部の方を呼ぶわけですから、その方の意見を踏まえて、さっき企画でも申したのですけれども、シティプロモーション、観光、各課横断してやる事業も多いので、そういうのも含めてその方の意見をぜひ柔軟に取り入れていっていただきたいと思います。  次に、追加資料のほうから入ります。追加資料、産業振興部、緑のファイル、最後のページが市内業種別倒産件数となっておりまして、平成28年度だと131件倒産しているということでございます。かつ卸売、小売が圧倒的に多くて、40件、これには高齢化して跡継ぎがいなくてやめてしまうケースが非常に多いということも聞いておるのですけれども、こうした新規の人も含めて、新規参入業者数と比較して、課としてはどのようにこの131件という数字を捉えているかお伺いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) お答えいたします。  確かに大きな数字であるというふうに捉えております。一方で、市内で新たに開業するというところの数もふえている状況にはございます。委員ご指摘のとおり、倒産だけではなくて、後継者がいなくて廃業というところが少し効いてきているのかなというところがありまして、私どもとしては、市内の税理士さんとも連携して、この5月には事業継承などのセミナーを開くなど、そちらのほうにも手を入れるべき状況というふうに捉えております。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) これ後で街中にぎわいのほうで聞こうと思ったのですけれども、商店街空き店舗の補助金を出されていると思うのです。この商店街以外のところで、なかなか経営が苦しいとか商店街から外れてしまっている。ただ、路面店なので、大通りに面していたりして、もったいないと非常に思うのです。だから、商店街だけに限らず、市の方針が集約化を目指しているのか、それとも市内全体の商業の活性化を目指しているかでそこの視点が変わってきてしまうと思うのですけれども、路面店なども今後ちょっとそういった補助範囲、あいているわけですから、そのまま放っておかれるよりは入ってもらったほうがいいと個人的に思うのですけれども、そのことについて担当課としてどのように考えているかお伺いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) お答えいたします。  今までにつきましては、やはりある一定程度の店舗の連檐がある中で店をあけるということが相乗効果もあって有効であろうという考え方のもとに、一定の地域を指定しての補助制度でございました。ですので、委員ご指摘の点も今後は少し踏まえた上で検討はさせていただきたいと思いますが、今までの状況としてはそのようなことをご理解いただければと思います。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) せっかくの一等地が使われていないという、シャッターが閉まったまま。オーナーに聞くと、貸す気はあるのだけれども、家賃もそれなりに高くなってしまうのです。それは、もともとバブルのときに購入したものだという意見もあったり、いろんな人がいるのですけれども、立地は悪くないとオーナーも把握していて、どうしても値段を下げられないまま空き店舗となってしまっている。そこら辺も踏まえて、今後検討は続けていってください。  あと、観光と産業を飛び飛びで申しわけないのですけれども、ちょっと時間の問題で聞きたいことから聞いていきます。245ページ、土地埋め立て違反対策事業、こちらについてお伺いいたします。今年度から新規創設事業ということで、佐倉でも新聞記事などに出て非常に大きな問題となっております。こちらの埋め立てに関してなのですけれども、例えば県でも市でも管轄でもない耕作放棄地とか、組合とか個人の所有の土地の農地とか、そういうところに殻とか産業廃棄物を埋めた場合、結局その対応とか指導はどこがやるのですかという質問なのですけれども、お願いします。 ○委員長(押尾豊幸) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) 農地であっても、埋め立て行為については廃棄物対策課のほうで指導してまいります。 ○委員長(押尾豊幸) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) では、もしそういう情報が入った場合は廃棄物対策課が主管で行うということですね。 ○委員長(押尾豊幸) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) そのとおりでございます。我々のほうで指導してまいります。 ○委員長(押尾豊幸) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) こういう話をするのは、以前それと同じような事例があったということもありまして、目につかないのです。個人の所有土地ですから、当然わからないことなのですけれども、近所の方からすれば、何かやっているぞという情報はたくさん入ってきますので、市も不法投棄監視員とか、いろんな埋め立てに対する今回新規にも引き取りましたし、そういう情報がこれからもっと多く入ってくると思うのです。そういう面では、人員が1人、2人というのでは絶対に回らなくなってくると思うので、そこは人事課とかとも協力して、佐倉市が住みたい田舎のランキング3位になったというのはいいことかどうかわからないですけれども、緑地とか環境を大事にするという方向転換、ほかの自治体との差別化をできる現状にあるので、環境に関しては力を入れていっていただきたいと思います。お願いします。  では、この3つにかかわります254ページ、これを一つにしてお話しします。254ページの草ぶえの丘、ここと257ページ、整備事業、そして271ページ、飯野台観光振興施設、これ毎回言っているので、もう皆さんからも答弁は何回かいただいているのですけれども、やはり連携ですよね。草ぶえの丘と飯野台、飯野台はいつもシーズンになるともういっぱいで入れないという状況は相変わらず続いております。先ほど課長がおっしゃったように、直火ができる、これは本当にキャンプをやる人からして非常にメリットです。また、昔はお花見のときとかにバーベキューとかをしている方が上座公園とかでもいたのですけれども、軒並み今中止になって、当然なのですけれども、野焼き行為は禁止なので、今随分集中してしまっているのです。そうすると、市外の酒々井とか近隣市からもサンセットヒルズの利用者が大分来ているという状況があります。こうしたところを、せっかくいっぱいなのだったら、もうちょっと活用できるように何とかしてほしいなというところをどう考えているのかということと、あと草ぶえの丘のキャンプ場が逆に何か寂しい感じになってしまっているので、そこら辺との差異、近くの場所なので、何か連携できることはないのか、考えていることはないのかお伺いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) お答えいたします。  委員からご指摘いただいたとおり、ピーク時にはサイトが全て埋まってしまうというところも確かにございますので、バーベキューだけをご希望でしたら、ふだん芝生で広がっているエリアについてもバーベキューサイトとして、臨時サイトとして利用していただくなどの方法をとって、宿泊の方にキャンプサイトのほうはあけるような努力はさせていただきたいと思います。また、草ぶえの丘のキャンプ場との連携も、もう少しお互いの施設同士で情報提供をしながら連携を図りたいと考えているところでございます。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) では、最後にします。確かに連携ができれば幾らでもあの周辺は眺めがやはりいいのです、高台で。景観整備の予算も先ほど言ったページに入っておりますので、そちらもやってほしい。あと最後、イベントですよね。イベントに関して、市民発の草の根フェスとか、今募金活動を一生懸命彼らはやっておりますけれども、そういうイベントに対して市として協力を草ぶえの丘の活用という意味でもやっていただきたいなと思うのですけれども、そこら辺について最後に一言お願いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) 草ぶえの丘、冨永さん。 ◎草ぶえの丘園長(冨永文敏) 草ぶえの丘の冨永でございます。草ぶえの丘を利用していただいて、実行委員会形式で市民の方が結構最近活発にイベントを催していただいて、集客のアップにつながっている側面もございまして、そういった場合に、複数の団体があるものですから、こちらのほうとしても、こちらは管理側だから、かかわれる範囲は限られていますよという姿勢ではなくて、なるべくどういったサポートがしていけるのかということを具体的に基準をつくりながら検討してまいりたいと考えております。 ○委員長(押尾豊幸) ほかに質疑はございますか。  高木委員。 ◆委員(高木大輔) 高木です。よろしくお願いします。  まず、環境部のほうにお伺いしたいのですけれども、市内における現在のヤードの状況についてお伺いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) 廃棄物対策課の田中でございます。ヤードの状況につきましてですが、28年度におきましては、県内では543カ所、そのうち印旛管内では368カ所、さらに佐倉市内のヤードにつきましては140カ所という現状でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 比較的全国でもトップクラスというか、非常に上位のほうに来ているような状態だと思うのですけれども、今ヤードというのはまだ佐倉市内ではふえている状態にはあるのでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) 佐倉市内でもふえている状況でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 先ほど佐倉市の倒産件数という形で建設業が18件あるということなのですけれども、ヤードというのは建築資材を置くようなところに活用されるケースがあるのですけれども、こういった影響というのはあるのでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) 県のほうから報告をいただいているヤードの内容でございますけれども、自動車解体業が主な内容でございます。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) もともと建築現場であったものがその後解体屋になるというケースもありますので、そういったところもあるのですが、いずれにしても全国で本当に1番か2番のような今状態にありますので、この辺県の条例もできていますので、しっかりチェックのほうをしていただきたいと思います。  続きまして、産業振興部の質問のほうに移りたいと思います。千葉県が認める地域産業資源というもので、千葉県で去年の8月31日現在で登録が428あるのですけれども、この辺シティプロモーションとか、いろいろ佐倉をどうするのだと決めるときに、まずそういった産業資源というものをちゃんと確立させてからスタートしないと、なかなか場所だろうと農作物だろうといろいろ固まらないと思うのですけれども、その辺の千葉県の地域産業資源の洗い直しですとか取り組みについて現在どのようにしているのかお伺いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) お答えいたします。  私ども経由で千葉県のほうへ登録いただくところについては把握しているところでございまして、最近新たに登録した資源についても、逆に新しく登録したほうが大きな千葉県全体の逸品活動でも冊子になったり、そういった状況を把握しております。ですので、そういったところを私どもとしてはもうちょっと情報収集も進める中で、どういったことが一番効率的で、私どもとしてそういったものの中から一推しのものを佐倉市で作出されたものは特にフューチャーするような形で宣伝できればなと考えているところでございます。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 佐倉市のみならず、やはり県との連携というのもこの地域産業資源に登録することでできるので、今佐倉では農作物で31、あと工業商品というので18、あと文化財とか風景というので観光資源が35、一応登録はあるのですけれども、これどの県も同じ共通のものがあるので、もっと洗い直した上でシティプロモーションですとか観光をやっていかないと、なかなか説得力がなく、ふわんとしたものになると思うので、びしっと足元を固める意味でこの辺の取り組みを来年度に向けて取り組んでいただきたいと思います。  続きまして、予算書の258ページなのですけれども、6次産業化事業の内容についてお伺いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 農政課長の岩井でございます。6次産業化につきましては、広報、PR活動と、それと例えば加工場を設ける場合に、その加工する機器、そういったものに対して2つの事業で補助を出しております。来年度につきましては、そのPR活動に対する補助、それと加工場をつくりたいという相談が今現在来ておりますので、その加工場、どういったものをつくるか、今後具体的な協議に入ってきていますけれども、それの加工場に対する機械の支援、そういったもので予算計上させてもらっております。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 6次産業というのは、1次産業、2次産業、3次産業とあるのですけれども、その6次産業で一番大事なのは、物はつくってもいいのですけれども、最終的な3次の出口戦略がないとなかなか難しいと思うのですけれども、今直売所めぐりマップという9カ所の直売所めぐりというのがあるのですけれども、実際小規模で、佐倉は今のところ道の駅がないのですけれども、つくったものを佐倉市内だけではなくて売りに行かなければいけないので、市外に販売するということは今後私は考えていかなければいけないと思うのですけれども、その辺の考え方というのは、この予算に関してもそうなのですけれども、考え方があるかお伺いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 6次産業化に関しまして、ご質問のとおり、直売所がございますけれども、その中で加工場を持って加工品を売っている直売所は売り上げが伸びております。加工場を持っていない、ただ農産物を直売しているところというのは、特に売り上げが伸びているということではなくて、例年どおり平行線をたどっているというような状況もございますので、市内にイオンタウンがございまして、以前説明会でもイオンアグリの社長に講演もしていただいておりますので、JA、それからイオンタウン、そういったところも含めまして今後検討してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) これから6次産業という形で旗を振っていくわけですので、やはり一番大事なのは、つくったものをどこで売るのかという問題が大きな問題になってくるので、市内産業の活性化を考えた場合、実際佐倉で売るところというのが他市に比べてないという形だと私は思っているので、市外のそういった連携というのも今後考えていかないと、つくったはいいが、どうしても賞味期限があるようなものなので、そういった出口戦略をしっかりほかの市とも連携してやることをぜひ検討してもらいたいと思います。  続きまして、予算書の270ページなのですけれども、イベント事業についてなのですけれども、日本遺産について、新たな取り組みというのは30年度どのような行動を考えているのかお伺いをいたします。 ○委員長(押尾豊幸) 産業振興課、鈴木さん。 ◎産業振興課主幹(鈴木研悟) 産業振興課の鈴木でございます。来年度の日本遺産の活動なのですが、産業振興課からの予算計上というのは特にございませんが、教育委員会文化課とともに、30年度も県や構成他市と連携いたしまして、北総四都市江戸紀行活用協議会としての広域的な事業を展開していく予定となっております。具体的には、インバウンド向けのPR広告事業、海外メディアの招請、それと地元企業や住民への説明会の開催なども予定しております。また、先ほどもお話ございましたが、体験プログラムの醸成ということも予定をしておりまして、その体験プログラムの醸成の事務局は佐倉市が担うこととなっております。来年度も具体的な事業を展開していきたいと思っております。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 連携して進めてもらいたいのですけれども、その中で一つ、海外のインバウンドの告知というような広報というのがあったのですけれども、具体的にそれはどこで行うのですか。 ○委員長(押尾豊幸) 産業振興課、鈴木さん。 ◎産業振興課主幹(鈴木研悟) 告知につきましては、SNSを活用したものと、あとは海外のブロガーさんですとかインフルエンサーと呼ばれる方をお呼びしまして、佐倉市の場所を歩いていただいて情報発信をしていただくとか、そういったことを予定しております。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 海外といってもいろいろあるのですけれども、侍体験ですとかいろいろあると思うので、その辺もしっかりインターネットの整備ですとかWi―Fiの整備ですとか、今案内看板も4カ国語で対応していると思うので、その辺もしっかりと取り組んでください。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) ほかに質疑はございますか。
     平野委員。 ◆委員(平野裕子) 平野です。  今ちょっと日本遺産の件が出たのですけれども、そういったのをやるというときに予算のほうはどこに計上されているのでしょうか。予算はかけずにやるということですか。 ○委員長(押尾豊幸) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) 今担当班長のほうからご答弁いたしました予算については、活用協議会のほうで4市一体の予算の中でやらせていただくということでございます。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) では、そちらのほうでしっかり予算確保をしていただいて、実りのある企画を考えていただきたいと思います。Wi―Fi整備というのもあったのですけれども、実際今観光協会とかであるWi―Fiは本当に使いづらくて、年間保守料が10万円くらいの予算だったと思うのですけれども、もう少しかけるなりして、いつでもつながる状態にしないと、海外のブロガーを呼んだところで、つながらないよというのでは全然広がりませんので、やはりそういったことも今後研究していただきたいと思う中で、今イベントのほうでいろんな予算が予算書269ページに載っているのですけれども、去年チューリップまつりでは車がすごい長蛇の列になって、臼井の町なかまでつながったこととか、あと雨が降る、天気が悪いとか、そういったところで、委託料は余り変わっていないとは思うのですけれども、その辺の対応は担当課から指示等は出しているのでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) お答えいたします。  昨年のチューリップフェスタの際に296号線が臼井駅のほうまで渋滞をしたというところ、その辺については、渋滞の状況を監視する中で、臼井から染井野に行く交差点、その先の紳士服の交差点等、具体的にポイントを定めて、警備員が佐倉方面へはここで右折してください、要は染井野のほうに行くような、そういった対策を積み上げて対応する予定でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) その辺は、予算としては大丈夫ということでよろしいのでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) この予算の中で対応してまいる予定でございます。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) あと、時代まつりも昨年は例年より行列をしたということで、その辺で今年度はどのような形でやっていこうと思っていらっしゃるか。 ○委員長(押尾豊幸) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) お答えいたします。  昨年、百二、三十名の方に行列をしていただいて、大変好評であったところ、あわせて日本遺産の関連の日本体験、書道であったり、投扇興であったり、そういったところについても引き続きやっていきたいと考えてございます。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) 例年よりは少しにぎわいがあったとは思うのですけれども、この時代まつりもやってそろそろ20年くらいになるのかなと思うのですけれども、もう少し何かPRなり人なりというところがあるのかなと。ソーランと上のほうのまちと両方でやっている。2カ所に分かれてしまうのも何か一体化できないのかなと思ってしまいますので、その辺も今後の課題なのかなと。あと、花火大会なのですけれども、この予算執行の中でやり続けていくことというのは可能なのでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) お答えいたします。  委員のご質問について、平成29年度まで3年間連続で特別な協賛をいただく中での規模で、それがなくなって30年度同等の花火大会ができるかというところだと思いますので、その辺につきましては、有料観覧席の売り上げ等が四、五年前から比べますと倍増しているのです。そうしたところからの収益であったり、3年間音楽花火をやったことで、幾つかの企業さんについて少し寄附の増額というようなところも伺っておりますので、何とか音楽花火は継続する中でやってまいりたいと。一般会計からの繰り出しはこのままの状態でやっていきたいというのが担当課の考えです。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) あと、ちょっとページ戻ってしまうのですけれども、268ページの9番、産業まつりなのですけれども、こちらのほうは今年度佐倉でやることになると思うのですけれども、その辺の計画というのはどのようになっていますか。 ○委員長(押尾豊幸) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) 佐倉での開催という予定にしております。例年と変わらない形での開催ということでございます。 ○委員長(押尾豊幸) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) 佐倉でやると、なぜかちょっと来客者数が減るような気もしなくもないので、やはりそういったところでPRを強めていっていただきたいとお願いします。  それで、254ページ、今度は草ぶえの丘のほうの話に入ります。草ぶえの丘のほうですけれども、入園料というのはどれくらいを見込んでいらっしゃいますでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 草ぶえの丘、冨永さん。 ◎草ぶえの丘園長(冨永文敏) 入園者数ということでよろしいでしょうか。今年度予算の編成に当たりまして想定しておりますのが一応12万人でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) 入園料みたいなものは何か想定していたりはしていなかったですか。 ○委員長(押尾豊幸) 冨永さん。 ◎草ぶえの丘園長(冨永文敏) 冨永でございます。草ぶえの丘の入園料の関係ですけれども、ちょっとわかりにくいのですけれども、予算書の71ページに歳入の見込みがございまして、一番下なのですけれども、草ぶえの丘使用料の4,684万8,000円の中に含まれております。 ○委員長(押尾豊幸) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) 美術館とか音楽ホールのときにも意見として言わせていただいたのですけれども、県の子育て支援としてチーパスというのがあるのです。そのチーパスを見せることで例えば団体割引料金が適用されるとか、本当にちょっと安くなるだけでも、もしくは親御さん、年パスも安いのですけれども、何かそういったことで少し来場者数がふえたりとかするのだったらうれしいなと。例えばだけれども、チーパスを見せたらSLがもう一回余分に乗れるとかでも子供たちとか親御さんもとてもうれしいのかなというので、入園の料金とかではなくて、そういうお金をかけないサービスというのもできると思うのです。今年度この4月から新しいチーパスが出ましたので、ちょうど親御さんたちが見る機会だと思うので、ぜひそういったことも計画していっていただきたい。例えば佐蘭花でもそうだと思うのです。佐蘭花に行ったらカムロちゃんバッヂがもらえるとか、チューリップの花とかでもその辺で来場者数が変わるのかなと。地元の人たちが行きやすくなれば、前にもチューリップまつりで言ったのですけれども、駐車場の料金、毎回1,000円というと、子供を連れてほんの30分とか自分のチューリップを見にいくとかで1,000円で2回、3回行くかというと、ちょっと厳しい面があるのかなと思って、平日だったら、平日はサービスとか、あとスタンプラリーみたいな、駐車場券2枚持っていったら次3回目がただとかだと、平日にいる人たちもふえると思うのです。あとそこで出店してくださっている方のことも考えると、やはりお客様がいたほうがいいのかなと思いますので、その辺の活用は考えていっていただきたいなと。先ほども出ていましたけれども、茨城に、前まではポティロンの森といっていたものがあるのですけれども、あとアンデルセン公園にしてもそうなのですけれども、やはり体験する、子供と一緒にクッキーがつくれるとか、子供とピザがつくれるとか、そういったことでも楽しく行くということがあって、佐倉市の人でも茨城まで、あそこまで行くのです。近場にせっかく草ぶえの丘があるわけだから、予算のほうもしっかり取っていただく中で子供たちの遊びの遊具の整備とかもやっていただければ、絶対子供たち、市民の人も喜ばれる場所だと思いますので、ご努力をよろしくお願いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) ほかに質疑はございますか。  石渡委員。 ◆委員(石渡康郎) よろしくお願いいたします。  先ほど来産業振興とかのお話があるのですけれども、実際少子高齢化の中で税金を使って、お金を使う道はこれからどんどんふえていくのではないかと思うのです。逆に税収を上げるのにどうしたらいいかと。先ほどありました物を買ってもらうとかいろいろあると思うのですけれども、そういう中で企業誘致とか産業振興とか観光振興、この辺にこれから重きを置いていただく必要があるのかなという気がするのですが、その中で実際企業誘致、これは一般質問でもさせていただいたのですが、企業誘致をする場所を広げるとか、そういう意味の中で、現在30年度予算の中で1億5,000万円ほど予算を見ていますけれども、企業を誘致する新しい業者さんとか、その辺のめどがあるのかどうか、まずその辺をお伺いしたいと思います。 ○委員長(押尾豊幸) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) 30年度に全く新しく立地を予定している企業というのはございません。30年度から既に立地した企業に初めて助成金が出るというところはございますけれども、さきにちばリサーチパークに立地した東京ボード工業というところに初めて30年度から立地助成金が出ていきますけれども、全く新しいところは今のところ計画はございません。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 石渡委員。 ◆委員(石渡康郎) 今回支援する企業は1社だけなのですか。 ○委員長(押尾豊幸) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) 既に立地している企業もございますので、来年度の助成対象企業につきましては8社ございます。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 石渡委員。 ◆委員(石渡康郎) 今現在団地に入っている方々の実際の会社の生産量というか、佐倉市に入っている工業団地の会社のトータルの生産量みたいなものはつかまれていますか。 ○委員長(押尾豊幸) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) 済みません。今手元に数字を持ち合わせていませんけれども、内陸工業団地の中では、さっきの第1、第2、第3を合わせますと、内陸工業団地の中で1番というような認識でおります。 ○委員長(押尾豊幸) 石渡委員。 ◆委員(石渡康郎) あと、産業振興の中で、先ほど高木委員からもできたものを外に売る場所を見つけたらどうかというお話もあったのですけれども、基本的には市内でできたものは市内で売れれば一番いいのではないかなという気がするのですけれども、道の駅とか、そういうのを含めて、そういうつくったものを売れる場所の確保みたいなものというのは何か計画があるのですか。 ○委員長(押尾豊幸) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) 委員のおっしゃるとおり、佐倉の産品を市外からお越しの皆さんにまとめて買っていただけるような場所があれば私どもとしてもいいのかなと思う一方で、ある程度主要道路に面したところに位置を設ける等々、佐倉市内のインフラの整備状況、例えばですけれども、寺崎・萩山線のような道路開通の時期を見たようなところで皆様のご意見をいただきながら、私どもだけではなくて、商工会議所、観光協会、いろいろな皆様からのご意見を合わせてタイミングを図っていくというのが一つの現実的な路線なのかなという考えではおります。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 石渡委員。 ◆委員(石渡康郎) その辺が本来一番力を入れていくべきかなというところなのです。確かに佐倉の名産とか売れるものはだんだんできているようですので、佐倉のものだけを売るのではなくて、ほかから佐倉にも来ていただいて一緒に売ることも可能だと思いますので、まず売れる場所の確保を重点的に考えていっていただく必要もあるのかなという気もいたします。  それとあと、ちょっと今度はそれますけれども、先ほどヤードのお話があったのですけれども、生谷というところにかなり大規模な牧場の跡地か何かであるらしいのです。うわさに聞きますと、佐倉警察も含めてかなり注目しているというような場所らしいのですが、佐倉市としては、環境部としては、その辺の観察ではないけれども、何か注目しているとかふだん気を使っているようなところはあるのでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) 廃棄物対策課長の田中でございます。県のヤード条例に基づきまして、そのヤードの中の立入検査等、県のほうもしてございますけれども、年に1度ほど市の職員も一緒にヤードの立入検査というようなことも実施しておりまして、ヤードは特に犯罪の温床になるような部分もございますので、県警が中心になってそういったところを管理しているということで、我々も一緒になって、何か通報がございましたら県のほうと協力しながら監視しているところでございます。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 石渡委員。 ◆委員(石渡康郎) 確かにかなり注目されているような場所みたいですので、よろしくお願いしたいと思います。  次に、241ページをお願いします。地球環境保全推進事業なのですけれども、これは平成29年度で地球温暖化対策調査費ということで993万6,000円を見ています。30年度は環境基本計画策定委託料というような名目で300万円見ているのですが、29年度と30年度の整合性というか、その辺がどうなっているかお伺いします。 ○委員長(押尾豊幸) 環境政策課長。 ◎環境政策課長(秋葉良一) 環境政策課でございます。29年度の900万円ちょっとの金額でございますが、こちらにつきましては市役所が一事務事業者として、その事務事業から排出される温室効果ガスを削減するということで、法律に基づいた計画策定のための経費でございまして、これは環境省のほうの補助金を充てております。30年度見ている環境基本計画でございますが、私どもが予定しているのが、30年度が300万円、31年度が310万円ということで、合わせて610万円の債務負担で計画をさせていただいているもので、環境の基本となる計画でございます。現計画が平成10年に策定をして20年を経過しているという中で、国の関連法令、また関連計画、また佐倉の実際の環境の状況というのもさまざま変化している中で、その辺を把握、踏まえた中で新たな計画として策定するものでございます。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) ほかに質疑はございますか。  村田委員。 ◆委員(村田穣史) 観光というか、市外のお客様にどのぐらい来ていただくかということに対する市の考えを少しお聞きしたいと思うのですけれども、数年前に女性アナウンサーのおもてなしという言葉が少しはやりまして、そのころに一般質問で、観光とか旅行に関係する事業者をお招きして、まずはそこからおもてなししたらどうかということを申し上げたことがございました。どうもそれらしきことが、去年ですかね、行われたというような話だったのですが、ないということだったらまた話は別なのですが、多分あったと思うのですが、その効果は一体どのように出ていますでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) 私どもが一緒に計画に参画はしているのですが、実施元が企画政策課のほうで、大手旅行業者さんに委託する形で、定住促進のための佐倉市体験見学ツアーというようなところのことだと思いますけれども、それについては大変ご好評だったという認識でございまして、そのもろもろのところを私どもとしては、プロの目線であったりノウハウであったりを積み上げて、もっと連携強化して、情報も集約を図るために、任期つきで専門知見のある方に来ていただくというようなところへ至ったというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 村田委員。 ◆委員(村田穣史) 定住促進のためだったのですね。旅行業者とか観光業者がまじっていたので、お客様に来ていただくためのあれかと思ったので、ちょっと勘違いしておりました。それで、現在把握できている直近で結構ですけれども、1年間の市外から佐倉市にお越しになっているお客様の数が一体どのぐらいなのかということと、その目標人数を佐倉市はどの程度というふうに設定しているのかということをお伺いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) 産業振興課、鈴木さん。 ◎産業振興課主幹(鈴木研悟) 産業振興課の鈴木でございます。市内、市外問わず、目標人数と入り込み人数というものを毎年集計しております。平成29年につきましては、施設及びイベントを含めまして188万4,000人という人数となっております。もともとが150万人程度だったのですが、増加した理由なのですが、実は日本遺産認定に伴いまして、佐倉城址公園がこれまでカウントをしておりませんでして、29年から県のほうで城址公園のカウントも認められたため、そこの人数が一気にふえたということになっておりまして、実質的なそういう増加というのは余り認められておりませんので、今後も引き続き頑張っていきたいと思います。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 村田委員。 ◆委員(村田穣史) 率直な答弁でよろしいかと思いますけれども、目標は一体今後どの程度に置いているのでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 鈴木さん。 ◎産業振興課主幹(鈴木研悟) 鈴木でございます。総合戦略のときには目標値150万人から160万人ということだったのですが、そういったことで基準値が変わってしまったので、引き続きそこら辺は検討したいと思います。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 村田委員。 ◆委員(村田穣史) ぜひ目標をちゃんと設定していただきたいなというふうに思います。  これも企画政策課のほうの直接の担当だと思うのですけれども、親善大使が4名ご就任をいただいております。この方々を観光方面、観光に関すること、要するにお客様に佐倉市に来ていただくためにご活躍をいただくというような策は何かお考えですか。 ○委員長(押尾豊幸) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) お答えいたします。  現在もお一人、画家の高橋真琴先生にはチューリップフェスタのポスターのデザインをしていただいて、これは数年前から引き続きやっていただいて、大変ご好評を得て、真琴先生の絵を目当てにといいますか、それだけでもお客さんが集まるようなところもございますので、加えて今人気沸騰といいますか、荻野目さんとか、そういったところで市の大きなイベントの際とかPRにぜひご協力いただいて、ますます観光発展にご協力いただきたいと考えているところでございます。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 村田委員。
    ◆委員(村田穣史) 以前の一般質問で、親善大使の方々の日常的な活動は無償だという答弁があったというふうに思うのですけれども、ただイベントに参加する場合はまた別途相談だという話だったのですけれども、イベントに来ていただくのもいいのでしょうけれども、やっぱり大事なのはふだんどういうふうにこの方々が佐倉市を宣伝していただくかということなのだと思うのです。もしかしたらもうされているのかもしれませんけれども、佐倉市の何かPRを入れたような親善大使、どなたのという名刺をおつくりして提供しているといったようなことというのはないですか。 ○委員長(押尾豊幸) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) 直接の担当ではないので、正式な就任後にそのようなことが始まるのかなと考えているところでございまして、4月15日だったかと思いますけれども、済みません、私の認識ではそのようなところでしたので、失礼します。 ○委員長(押尾豊幸) 村田委員。 ◆委員(村田穣史) ぜひそういったことも考えていただいて、例えば名刺を提供するのであれば、その裏に佐倉市のどこどこを訪れると少しプレゼントがもらえますよとか、そういうのが入っていると、その方たちも渡しやすいと思うのです。ここに行けば何かもらえるから、ちょっと行ってきなよとか、ただ名前が書いてあるだけでは、私、親善大使をやっているのですよだけではやっぱりやりづらいところがあると思うのですけれども、親善大使ではなくて、この際、産業振興部を取ってしまって観光親善大使にしてしまったらどうですか。 ○委員長(押尾豊幸) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) ご意見として確かに承りました。 ○委員長(押尾豊幸) 村田委員。 ◆委員(村田穣史) やっぱり有名な方の発信力というのはすごいのです。一般の方が幾らどんなにもがいても、1つちょっとつぶやいたことに全く太刀打ちできないので、この方々に観光方面でもご活躍いただくような方策をぜひじっくりと練っていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) ほかに質疑はありますか。  副委員長。 ○副委員長(岡村芳樹) 私からは、1点だけお伺いしたいのですけれども、産業振興の関係なのですが、平成26年度、指定管理から直営に移行したおはやし館、これについて、活性化とか管理運営の改善策というのですか、こういったことが多分求められていたと思いますし、また定例会の一般質問でもそういった議員からの質問、そういったものもあったというふうに思いますが、新年度におきまして、そのおはやし館の活性化に向けた改善策、そういったものは何か産業振興課のほうでは考えておられるのですか。 ○委員長(押尾豊幸) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) 具体的には、おはやし館の前の広場のようなところで椅子、テーブルを使って、訪れた方が一休みといいますか、休憩できるようなところを考えるのと、あそこに案内看板を設置させていただく予定でございます。日本遺産絡みの看板でございますけれども、そういったものを立てていくところでございます。あわせて、ご指摘のあった26年以降の余り利用促進策が打たれていないところもございました。また、施設整備についてもお金をかけていないところもありましたけれども、29年、長らく不調であった空調機の入れかえも行いまして、以降ますますおはやし館の利用について重きを置いた対策をとっていきたいという考えでございます。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 副委員長。 ○副委員長(岡村芳樹) 活用についての改善策、活性化に向けた整備方針、これを明確に決めるということが大事だと思いますので、ぜひそういったことも明確に決めた上で予算化するなりして、もっと活性化できるような対策を今後ぜひ真剣に検討していただきたいということで終わりたいと思います。 ○委員長(押尾豊幸) それでは、会派に属さない議員から事前提出のありました質問事項のうち、これまでに質問がなかった内容について委員長より質問をさせていただきます。  質問は、藤崎議員からの質問1件でございます。これは、放射性物質対策に関する質問でございます。佐倉市内の放射能汚染に関しては、新年度その測定を、食品を含め、どのような密度で行うのか、またその結果を市民にわかりやすく説明する必要があるが、どのような方法で行うのかというものでございます。  それでは、執行部の答弁を求めます。  生活環境課長。 ◎生活環境課長(向後昌弘) 生活環境課、向後でございます。放射線に関する測定、検査につきましては、平成30年度におきましても、これまでの測定体制を維持した上で平成29年度同様の頻度で実施してまいりたいと考えております。具体的に申し上げますと、空間放射線量につきましては、保育園、幼稚園、学校など、子供たちの滞在時間が長時間見込まれる97カ所において毎月1回の測定、さらには公園287カ所、通学路等の道路側溝156カ所、そして全市域を500メートルメッシュで区切った429カ所の合計872カ所につきましては年1回の測定を予定しておるところでございます。  次に、食品放射能測定でございますが、市内の保育園38園、また小中学校34校の給食食材を対象に、各施設、これは先方さんのご都合がありますので、幅がございますが、年間11回から13回程度の測定を予定しているところでございます。また、農産物の持ち込み検査につきましては、年間で24検体ほどの検査を予定しているという状況です。  最後に、測定結果の周知でございますが、空間放射線量につきましては、これまで同様、市ホームページにおいて、測定次第、順次公表してまいります。その公表内容でございますが、従来の各地点、各日時の最小値、最大値及び平均値に加えまして、年度ごとの評価を行う際には中央値といったものも掲載してまいりたいと考えております。なお、気象条件により大きく変化する空間放射線量の特性に鑑みまして、より市民の皆様が安心してお暮らしいただけるよう、安心につながる公表となるよう引き続き努めてまいります。  また、食品放射能測定につきましては、施設等の管理者、またその生産者に結果をお知らせしております。結果通知を受けた各主体においてそれぞれ公表していただいており、今後につきましても同様の対応を予定しているところでございます。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 以上で質疑を打ち切ります。  執行部はお疲れさまでした。  この際、暫時休憩いたします。           午前11時58分休憩   ───────────────────────────────────────           午後 零時59分再開 ○委員長(押尾豊幸) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより平成30年度佐倉市一般会計予算のうち土木部、都市部所管の案件について審査を行います。  執行部の概要説明に当たり、委員長より申し上げます。初めに部局の概要を当初予算の概要に基づき部局長が説明し、続いて事業の詳細を予算書に基づき課長から説明してください。なお、説明は20分以内とし、簡潔かつ明瞭にお願いいたします。  それでは、執行部の説明をお願いします。  土木部長。 ◎土木部長(石倉孝利) 土木部長の石倉でございます。よろしくお願いいたします。本日ご審議をお願いいたしますのは、議案第1号 平成30年度佐倉市一般会計予算のうち土木部が所管するものでございます。  初めに、土木部の概要につきましては、お手元に配付をさせていただいております平成30年度当初予算案の概要資料に沿って説明をさせていただきます。土木部の執行体制といたしましては、部長以下4課64名でございます。  平成30年度の土木部所管の歳出予算額は29億3,326万7,000円で、前年度と比較いたしますと8.8%の減となっており、一般会計の歳出予算の総額に占める土木部の割合は6.1%となっております。平成30年度の主な事業につきましては、市管理街灯LED化事業、道路改修事業、幹線道路整備事業、橋梁維持事業などでございます。  詳細につきましては、土木管理課長より説明いたしますので、ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) 土木管理課長。 ◎土木管理課長(高橋勝男) 土木管理課長の高橋でございます。よろしくお願いいたします。座って説明させていただきます。平成30年度佐倉市一般会計予算のうち土木部所管の主なものにつきまして、予算書に基づき、説明させていただきます。  予算書の137ページをお願いいたします。中段になります。2款総務費、1項総務管理費、11目交通安全対策費、9の市営自転車駐車場整備事業の工事請負費につきましては、京成臼井駅南口自転車駐輪場の耐震化工事に要する費用でございます。  277ページをお願いいたします。同じく中段になります。7款土木費、1項土木管理費、1目土木総務費、6の市管理街灯LED化事業につきましては、自治会などから移管された街灯のLED化工事に要する経費でございます。  282ページをお願いいたします。2項道路橋梁費、2目道路維持費、2の道路改修事業につきましては、山王Ⅰ―33号線ほか4路線の路面状況等の調査委託及び白銀Ⅰ―9号線ほか8路線の舗装補修工事に要する経費でございます。  283ページをお願いいたします。2項道路橋梁費、3目道路新設改良費、2の幹線道路整備事業につきましては、直弥Ⅰ―35号線ほか1路線の設計委託、飯野Ⅱ―31号線の用地測量、直弥Ⅰ―35号線ほか2路線の道路改良工事などに要する経費でございます。  その下、3の生活道路整備事業につきましては、土浮1―462号線ほか3件の路線測量、JR佐倉駅自由通路ほか2件の調査委託、下志津2―513号線ほか3路線の道路改良工事などに要する経費でございます。  284ページをお願いいたします。4の岩富・寺崎線道路改良事業につきましては、用地測量及び用地取得などに要する経費でございます。  285ページをお願いいたします。4目排水路整備費、2の排水路整備事業につきましては、神門地先の用地測量、実施設計及び用地購入、飯田地先の実施設計、岩名地先の排水路整備工事に要する経費でございます。  286ページをお願いいたします。5目河川費、4の調整池改修事業につきましては、白銀調整池、谷津堀調整池のフェンス改修工事、南志津地下貯留施設の水位計及び操作盤の修繕などに要する経費でございます。  287ページをお願いいたします。6目橋梁維持費、1の橋梁維持事業につきましては、橋梁長寿命化修繕耐震化計画の策定、寺崎陸橋の補修工事委託、長熊橋ほか3橋の補修工事、宮ノ橋ほか3橋の補修設計委託に要する経費でございます。  291ページをお願いいたします。3項都市計画費、3目街路事業費、2の3・4・5井野・酒々井線ほか1路線道路改良事業につきましては、市道Ⅰ―3号線までの用地取得などに要する経費でございます。  3の寺崎・石川線ほか2路線道路改良工事につきましては、用地取得などに要する経費でございます。  293ページをお願いいたします。5目都市排水費、4の都市排水路改修事業の委託料及び工事請負費につきましては、(仮称)上志津調整池の実施設計、小沼児童公園付近の仮設排水ポンプの増設設計及び高崎川周辺の既存排水ポンプ施設の機器更新工事、表町地区センター前排水ポンプ場の移設工事に要する経費でございます。  また、負担金補助及び交付金につきましては、平成30年度から新規の事業で、市民みずからが行う建物などへの雨水浸入を防ぐための止水板の設置工事に対する補助金でございます。  説明は以上でございます。ご審議よろしくお願いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) 都市部長。 ◎都市部長(窪田勝夫) 都市部長の窪田と申します。引き続きまして、都市部でございます。よろしくお願いいたします。  議案第1号 平成30年度佐倉市一般会計予算のうち都市部所管分でございます。緑色のファイルの平成30年度当初予算案概要(都市部)をごらんください。1の執行体制でございます。平成29年度は、部長、参事以下、4課、総勢63名で事業を執行しております。  2の概要説明についてでございます。(2)をごらんください。平成30年度一般会計予算のうち都市部所管の予算額は14億1,335万7,000円で、前年度と比較して3億1,811万5,000円の減、率にすると18.4%の減でございます。なお、市の一般会計歳出予算総額に対する都市部の割合は2.9%となっております。  3の主要事業でございますが、地域公共交通対策事業、公共交通生活路線維持事業、そのほかごらんの事業を主要事業として実施いたします。都市部といたしましては、これらの事業を初め公園、住宅等に係る諸般の事業に取り組みまして、住環境が整備された住みやすいまちづくりを推進してまいりたいと考えております。  詳細につきましては、都市計画課長より説明させていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○委員長(押尾豊幸) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(小野寺正朋) 都市計画課、小野寺です。座って説明させていただきます。議案第1号 平成30年度佐倉市一般会計予算のうち都市部所管の主なものについて、予算書に沿って説明いたします。  初めに、予算書の11ページをお願いいたします。債務負担行為の設定でございます。表の上から3段目のコミュニティバス運行事業につきましては、30年度に本格運行に切りかえる3つのコミュニティバスと、同じく契約更新となる内郷地区の循環バスを加えた4つのコミュニティバスについて、30年度から35年度までの間、継続的に運行するための経費4億9,528万円を設定するものでございます。  続きまして、136ページをお願いいたします。2款総務費、1項総務管理費、11目交通安全対策費のうち6の地域公共交通対策事業の委託料につきましては、ことし1月から運行を開始した3つのコミュニティバスと内郷地区の循環バスの運行に要する経費でございます。このうち循環バス運行業務委託料は、ことし11月30日まで運行業務委託契約を締結している内郷地区の循環バスの運行経費でございます。  次に、コミュニティバス運行業務委託料は3つの経費の合計額となっています。1つ目は、試験運行を開始したコミュニティバス3台分の運行経費です。2つ目は、そのコミュニティバスの来年1月からの本格運行の経費で、4台分の経費となります。3つ目は、ことし12月からの内郷地区の循環バス1台分の運行経費、以上3つの経費の合計額となっております。  次のページ、137ページをお願いいたします。8の公共交通生活路線維持事業につきましては、和田地区、弥富地区と佐倉市街を結ぶバス路線2路線4区間について運行経費の一部を補助するものです。コミュニティバスの運行頻度と同程度の運行となるよう協議を進め、増便に対応できるよう経費を増額しております。  続きまして、279ページをお願いいたします。7款土木費、1項土木管理費、2目建築管理費のうち5の既存建築物耐震改修等支援事業につきましては、既存の木造住宅やマンションを対象とし、耐震診断など耐震化に関する経費の一部を補助するための経費です。また、浸水による住宅被害の防止対策として、住宅地のかさ上げ工事の一部を補助するための経費でございます。30年度から耐震補強工事の補助対象建物を、これまでの昭和56年5月31日以前の建物に加え、平成12年5月31日以前の建物も対象といたしました。また、対象者が高齢者等の世帯の場合、補助限度額を増額できる制度を加え、対象者の拡充を狙い、住宅耐震化の促進を図っております。  続きまして、289ページをお願いいたします。3項都市計画費、1目都市計画総務費のうち4の宅地開発指導事業の賃金につきましては、違反指導等における不当行為防止指導員に要する経費でございます。  続きまして、294ページをお願いいたします。3項都市計画費、6目公園費、1の公園施設維持管理事業のうち中段の委託料の公園管理委託料につきましては、市内の公園の除草や剪定と清掃などに要する経費でございます。  続きまして、次のページ、3の(仮称)佐倉西部自然公園整備事業のうち委託料につきましては、公園区域内にあります道路や水路の境界を確定させる測量業務及び里山保全の除草や剪定と清掃などに要する経費でございます。  続きまして、同じページ、4の岩名運動公園拡張整備事業の工事請負費につきましては、陸上競技場に夜間照明施設を新たに設置する工事と幼児プールの防水シート設置及び塗装工事に要する経費でございます。  続きまして、299ページをお願いいたします。7款土木費、4項住宅費、1目住宅費のうち3の住生活基本計画推進事業の負担金補助及び交付金につきましては、定住化促進支援事業補助金として、中古住宅リフォーム支援事業、近居・同居住み替え支援事業、戸建賃貸住宅家賃補助事業、空き家バンク賃貸物件を対象とした改修補助事業及び空き家バンク物件の売買成約奨励補助事業の5つの補助制度の経費を計上しております。  その下の結婚新生活支援事業費補助金につきましては、世帯所得が少ない新婚世帯に対して婚姻に伴う費用の一部を補助するものでございます。  説明は以上です。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) これより質疑を行います。  各委員の質疑時間は、1部局当たり10分以内としております。委員が多くの質疑を行えるよう、執行部の答弁は簡潔かつ明瞭にお願いいたします。答弁は、部長、課長に限らず、答弁できる方がしてください。担当の方でも構いません。  また、委員におかれましては質疑時間10分のうち9分が経過した時点で予鈴を鳴らします。質疑をその後1分以内におさめていただきますようお願いいたします。  それでは、質疑のある方はお願いをいたします。  木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 木崎です。よろしくお願いいたします。  最初に、概要の1ページや予算書の136ページにありますが、公共交通の整備、コミバスについてお伺いをしたいと思います。今後乗降者をふやしていくなどのために展開していく企画は、どのように考えていらっしゃるでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(小野寺正朋) 今後の利用促進のための事業ですが、先日発行させていただきましたコミバス通信、それから今後行うアンケート調査など周知活動を広げてまいりまして、利用促進をしていきたいと思っております。具体的にいろんな事業は検討中でございます。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) この事業の福祉的側面があるというお話を今までお伺いしておりますけれども、例えばせんだっての審査の中では、敬老事業費が2,000万円ほど削減された、それをぜひお年寄りの方々が納得するようなことに使っていただきたいという委員の発言があったりとかもしまして、本当はほかの部局にはなるのですけれども、そういうお金を都市部のほうで活用させてもらえるようにお話をしたりとかして、2,000万円だとフリーパスは発行できないと思いますので、期間限定のお花見、春の二、三カ月だけの間お年寄りの方々にルートを示して、ここに乗ってここに行けるよというような、そういう無料券を発行するとか、そういう市内の風光明媚なすばらしいところに行けるようになるというか、そういうルートを案内するような企画を地域経済も元気につながるというようなことで提案したいと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(小野寺正朋) 先ほどご説明したコミバス通信等を活用して、ルート上にどのような、例えばこんな名所がありますとかというふうなことができたらいいなと個人的には考えてはおります。 ○委員長(押尾豊幸) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) ぜひそういった動きとあわせて、無料だったら行ってみようかと、本当に乗る方がふえる方法でよろしくお願いします。  次に、予算書の298ページ、市営住宅についての関連の予算が載っています。貧困対策としての住計画というのはどのようになっているかということでお伺いをしたいと思うのです。先日のお話では、市営住宅が1つあいてしまっているけれども、抽せんが半年先というような形で、もうちょっと狭い間隔にできないものだろうかというようなこともお伺いしたいと思います。 ○委員長(押尾豊幸) 建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(小菅慶太) 建築住宅課長の小菅でございます。市営住宅に係る施策といたしましては、ご案内のとおり、佐倉市住生活基本計画の中でも市営住宅のあり方をただいま議論中でございまして、この中でセーフティーネットの拡充等々検討を進めております。また、ご案内の市営住宅の募集期間につきましては、佐倉市も平均年間五、六戸の空き家は出ますが、それを今のところ年に2回に分けまして、春と秋に集めまして、募集案内をしているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 春と秋だと、なかなかタイミングが合わないという方もいるので、何かほかに方法がないか考えていただければと思います。
     あと、戸建ての住宅がふえていますけれども、かなり皆さんぎりぎりの家計のやりくりの中で購入されている方が多くて、いつどういう状況になるかわからないということは市内の方でも多くあります。空き家バンクのほう、追加資料の3ページのほうで見ますと、ある程度あいていると。そういうところを経済的に大変なところの市営住宅と同じように貸し出すという提案をしたいと思いますけれども、可能性はどうでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(小菅慶太) 建築住宅課長、小菅でございます。空き家の活用につきましては、ご案内の空き家バンクを用いまして、佐倉市内の今まで不動産屋に載っていないような空き家を拾い上げております。戸建て住宅の対策につきましては、当市としましても今年度から戸建て賃貸住宅の家賃補助という制度を設けておりまして、その運用拡充を図っていきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 市営住宅の数をふやしていただきたいというところなのですけれども、そこを考えているところにぜひ大きく取り上げていただきたいと思います。  それでは、都市部絡みですけれども、景観条例の施行の内容で、この間の常任委員会のほうで看板の設置には効力がないということがお話しされました。予算的にそのことを改善するというか、審議にするためにどうしていくのかということがあらわれているでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(小野寺正朋) 景観条例等、景観計画に沿ったその看板等の指導なのですけれども、屋外広告物への指導ですね。それにつきましては、今回の予算で特にそういったものが盛り込まれているかというと、盛り込んではおりません。どういうふうにやっていくかというと、今考えておりますのは、景観計画ができて、景観条例も発効しておりますので、屋外広告物の許可申請があった際に業者さん等にこういう計画がありますと、その中で協力していただけませんかという誘導をしていきたいというふうには考えております。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 規制するとかにしないよう明確にするというようなことも難しいのですけれども、その方向も考えていただきたいと思います。  次に、予算書の283ページのほうに道路関係がずらっといろいろ並んでおりますが、まずこの予算と関係なくはないのですけれども、全体に対することとして、福島のほうで除染で発生した汚染土、これ8,000ベクレル以下であったら、公共工事で道路の床に使ってしまえというようなことが一部始まっておりますけれども、市内の道路でこういうことが今起きているかどうかということと、今後起こるときにはそれがわかるかどうか、それで住民への周知はされるかどうか、お話しをいただきたいと思います。 ○委員長(押尾豊幸) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(石橋雅幸) 道路維持課長、石橋です。汚染土につきましては、今のところまだそういった公共施設のところには運んでおりません。今後そういったこともできるとはなっていますけれども、付近の住民のことを考えますと多分できないだろうということで、うちのほうでは今のところ処分と排出を考えておりますので、角来の現場のほうですか、あちらのほうにU字溝の汚染土を運んでおりますけれども、それにつきましては今後平成30年度から平成32年度の実施計画に位置づけをしておりまして、それで処分していくということでございます。 ○委員長(押尾豊幸) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) ほかに持っていくのもまた問題があるかと思うのですけれども、どこに持っていくということですか。 ○委員長(押尾豊幸) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(石橋雅幸) 汚染土を引き受けていただく正式な施設と考えております。 ○委員長(押尾豊幸) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) それもどうだかわからないなというところもありますけれども、最後にこの道路整備計画なのですけれども、生活道路の中でいろんな要求があると思うのですけれども、例えば前にもお話ししました横断歩道であったりとか白線が全く消えてしまっていると。だけれども、その計画が4年後という話だった気がしますけれども、改善するのが。そういう順番をどのように立てているのか。消えてしまっている時期が10年間もあるような状態ではどうしようもないと思うのですけれども、よろしくお願いします。 ○委員長(押尾豊幸) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(石橋雅幸) 横断歩道等、そういった規制に係るものについては、千葉県公安委員会のほうの所管になりますので、うちのほうから佐倉警察署に要望しております。外側線とか白色のセンターラインにつきましては、うちのほうで順次実施計画に位置づけをしまして、年間ですと6.5キロぐらい、うちのほうで補修をしているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) ほかに質疑はございますか。  橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) 橋岡です。よろしくお願いいたします。  まず、道路の補修について伺いたいのですけれども、建設常任委員会で国庫補助金がつかなかった場合は先送りをしたりするというご説明をいただいているのですけれども、計画に基づいてさまざまな補修であるとか道路建設をやっていただいているところなのですが、東日本大震災の後に国の方針で国庫補助金の額の率を上げたときがあったと思うのですけれども、あのときに佐倉市として計画を前倒しして取り組んだらどうかという議論があったのですが、計画に基づいてやりますと。前倒しはしませんということだったのです。しかしながら、補助金がつかなかったら先送りすると。どういう方針でやっているのか、計画ありきなのか、国庫補助金がつくのであれば、本当だったら時点で頑張って計画を前倒ししてやるべきであったのではないかなと思うのですが、ご意見をお聞かせください。 ○委員長(押尾豊幸) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(宇井昌昭) 道路建設課長の宇井でございます。補助金につきましては、近年各市町村を初め県ですとか事業がかなり多くなっておりまして、その関係で熊本地震ですとか東日本大震災関係、あと台風等の被害等によりまして、国の激甚災害ですとか、そういったところに補助金がかなり多く使われているかと思います。その中で、道路築造に当たりましての補助金ですが、現状のところ29年度は約半分程度の配分がございました。その中で、橋梁の維持補修につきましては、国の重点事業ということで、そちらのほうにつきましては80%以上配分をいただいておりまして、道路の安全性の確保を進めるようにということでいただいております。そのような形でございます。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) 今後どうするかということを伺いたいのです。今の国の財政状況から見て、国庫補助金をいきなり今年度に限って出すから道路補修を急ぎなさいというような方針が出るかどうかはわかりませんけれども、そういった方針が出たときにぱっと手を挙げるか、計画どおりいくのですというふうにするか、平成30年度予算の中で今後について伺いたいのです。 ○委員長(押尾豊幸) 土木部長。 ◎土木部長(石倉孝利) 道路整備や道路修繕に当たりましては、基本的には国の補助金を活用して整備を進めていくと。それがまず第一原則だというふうに認識をしております。今までも29年度におきましても、追加要望等に対応するために、減額になった予算についても減額はしないで、追加要望に対応できるというような形をとっておりましたので、今後委員がおっしゃっている指摘については、国の補助が仮にあれば、市は積極的に手を挙げて対応していく、それが原則です。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) では、確認ですが、大震災の後に計画どおりだということで、あえて前倒ししなかった理由は何だったのでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 土木部長。 ◎土木部長(石倉孝利) 前倒しをしなかったという、ちょっとその部分が理解できない部分もあるのですけれども、基本的には当初予算要求をして、一次配分があって、その後に国が追加で補助を希望するといった場合については積極的に手を挙げて、補助金の確保に向けて努力をしているというのが現状です。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) 今後もよろしくお願いいたします。  景観のことについて伺います。景観条例の活用について伺いたいのですけれども、今後景観条例を策定した後、国の補助金等を活用していくということでしたが、その内容とタイムスケジュール、どんな計画で考えているか、お願いします。 ○委員長(押尾豊幸) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(小野寺正朋) 景観計画に基づく補助金等の活用についてのご質問だったと思います。現在いろいろ補助金というか、国のそういった補助制度の研究はしておりまして、市の景観整備の中で該当できるものがあれば、土木部長が言っていましたけれども、補助金等については積極的に活用できるように要望等、手を挙げていくことはやっていきたいと思っております。ただ、今現在において具体的にこういったものがあるかと言われると、まだない状態でございます。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) 活用できるものは、どんどん活用していっていただきたいと思います。  それから、道路の建設なのですが、イオンの先の橋梁の先、井野・酒々井線なのですけれども、まだ土地の取得がなっていないということだったのですが、今現在建設中の道路で土地が取得できていない地点等、今どういった状況にあるかを教えていただけますか。 ○委員長(押尾豊幸) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(宇井昌昭) お答えいたします。  現状につきましては、交渉の窓口となっております方が外国に住んでおります関係から、交渉がなかなか回数ができないという状況ではございますが、ここへ来まして周辺の道路ができてきていることも関係しているかと思いますが、進捗といいますか、相手方のその交渉に対する気持ちといいますか、そういったことで進捗が今後見込まれていくのではないかというような状況にはなってきてございます。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) おっしゃるとおり、形がなってきて、近隣の方はとても期待しておるのですけれども、コンタクトはとれているということだったので、ここ最近もコンタクトはとっているのでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(宇井昌昭) 2月に1度交渉をしております。この次につきましては、5月に予定をしてございます。 ○委員長(押尾豊幸) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) ぜひ期待したいと思います。  それから、空き家対策なのですけれども、空き家バンクについてはさまざまやっていただいているのですけれども、やはり空き家が発生するのを防止することが先だと思うのです。一般質問で、空き家の発生を防止することで、所有者不明の土地をなくすためには相続登記を進めることが重要だと思うのですけれども、空き家の発生防止にもう少し力を入れていただきたいと思うのですが、平成30年度はどこに力を入れていくか教えてください。 ○委員長(押尾豊幸) 建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(小菅慶太) 建築住宅課長、小菅でございます。今般当市としまして策定予定の佐倉市空家等対策計画におきましても、空き家の発生の予防、防止というものにも力を入れていく所存でございます。具体的には、今も実施はしているのですが、高齢者やその他財産をお持ちの方を集めての相談会等の開催、空き家になる方のための住宅相談会の開催等々を踏まえまして、市民の方一人一人にこの空き家の対策、発生の予防の重要性を認識していただくことが肝要かと思っております。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) 最後に、住宅政策により人口増に寄与していただいているところなのですけれども、この近居、同居であるとか、リフォームで市内に転居してくださった方、この中に宝の情報がいっぱいあると思うのですけれども、アンケートなどはとる予定はありますでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(小菅慶太) 建築住宅課長、小菅でございます。当該2つの事業以外にも、私どもの事業を使って転入された方、また使われた方を対象にアンケートは今計画中でございます。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) ほかに質疑はございますか。  大野委員。 ◆委員(大野博美) 大野です。よろしくお願いいたします。  まず、追加資料の2、(仮称)佐倉西部自然公園についてお伺いします。下志津地区の運動広場予定地なのですけれども、具体的な整備をどう進めるのか、まず簡明にご説明ください。 ○委員長(押尾豊幸) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(湯浅明弘) 公園緑地課、湯浅でございます。西部自然公園の整備、土地の購入の関係のお尋ねかと思いますが、これにつきましては、まず自由広場、これを畔田地区、下志津地区にそれぞれ設置する計画が今進行中でございます。そのうち下志津地区の土地を来年度に取得いたしまして、再来年度に整備をすると。一方、畔田地区につきましては、それぞれ1年おくれといいましょうか、取得を再来年度、その翌年に整備という、こういう計画で今進めております。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 大野委員。 ◆委員(大野博美) それで、下志津地区なのですけれども、用地取得目的については、地権者にはどのような説明をなさっていますか。 ○委員長(押尾豊幸) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(湯浅明弘) 平成28年度におきまして、この当該地権者を含めました全ての地権者に職員が意向調査をしております。その中で、ここの当該用地の関係につきましては、今後の整備の方針、目的、使い方を説明させていただいた上で、それなら市に協力をというお話をいただいております。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 大野委員。 ◆委員(大野博美) ちょっと違うと思うのですが、28年度、この運動広場を野球やソフトボール、サッカー等ができる多目的な運動広場を整備するとして予算が出されていますよね。しかし、昨年11月、市の方もたくさん出た合同会議では、畔田地区の地権者からは野球ができる多目的広場などの説明は一切聞いていないというような声も多数上がったと私は聞いているのですが、この辺の事情はどうですか。 ○委員長(押尾豊幸) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(湯浅明弘) 私どもが意向を伺った限りでは、1軒1軒丁寧に説明をさせていただいた上で、ご了承といいますか、お話を伺った中でのお答えだと記憶しております。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 大野委員。 ◆委員(大野博美) では、合同会議での声は何だったのでしょうか、聞いていらっしゃると思うのですけれども。それから、下志津の地権者も聞いていないという方が多いというふうに情報が来ていますが。 ○委員長(押尾豊幸) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(湯浅明弘) その後に担当のほうからも、そういったお話を会議の場でいただいたものですから、後から確認いたしましたが、何か私どもが回ったときのお話と当日のお話がご本人において食い違っているような印象を受けたところでございます。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 大野委員。 ◆委員(大野博美) どうして食い違うようなことが起きたのか、わかる範囲でお願いします。 ○委員長(押尾豊幸) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(湯浅明弘) これはお一人の方ですが、恐らく周りの方もということですが、お一人お一人市の職員がおうちへ伺ったときと、それから会議のような場で発言する内容に必ずしも一致していないところがあったのだというようなことも伺っております。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 大野委員。 ◆委員(大野博美) なかなか複雑な事情が渦巻いているようなのですが、市もご苦労なさっているとは思うのですけれども、そこを何とかうまく着地点を見つけていただきたいのです。それで、そのときに出た案ですが、構造物として、バックネット、フェンスなど最低限のものとして、各種運動ができるほか、イベントや防災の観点からも使用できる汎用性の高いものにするということで、バックネット、これ折り畳み式というので、何かこういう図が示されたということですが、これ見てもわかるようにとても小さくて、ちょっと怖いです。西高からも軽々とあのネットを飛び越えて打球は飛んでくるので、この小さなものでは防げないし、しかもこれ折り畳んで、使用後、脇に置いておくというふうな使い方ですよね。そうすると、とても重いのです。小さいけれども、重いし、やっかいなもので、しかも強風が吹いたら倒れるということで危険だと思うのですが、その辺は認識していらっしゃいますか。 ○委員長(押尾豊幸) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(湯浅明弘) まず、最初のこれでは防げないのではないかという点につきましては、市のほうで想定しておりますのは、これは子供の軟式野球、いわゆるゴムボールを想定しておりまして、一方で西高校がやられている公式ボールとは格段の違いがあります。それから、安全面のほうで、倒れるとか、そういったことでございますけれども、これはその日その日の天候やら風の状況やらによって使用者が、監督さんというのでしょうか、責任者の方が判断されるところで、品物自体も規格に沿っておるものでございますので、その点についてはご心配はないかなと思います。
    ○委員長(押尾豊幸) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 今の説明ですと、ゴムボールを使うような簡単な少年野球が目的ですか。 ○委員長(押尾豊幸) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(湯浅明弘) そのとおりでございます。 ○委員長(押尾豊幸) 大野委員。 ◆委員(大野博美) そうすると、ソフトボールやサッカー等ができるというのはどういう対象なのですか。 ○委員長(押尾豊幸) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(湯浅明弘) スポーツの中でも本格的な競技スポーツは私ども想定しておりませんで、あくまで練習とか、半分コートを使って、半分はほかのものに使うというような、そういった簡易的なことを想定しております。 ○委員長(押尾豊幸) 大野委員。 ◆委員(大野博美) そういったものをなぜわざわざ畔田のあそこにつくるのかが今の説明でますます私わからなくなってきたのですけれども、地形的にも台地上にそういったグラウンドをつくるというのが非常に危険ではないか、土砂崩れのおそれがあるという声も入っているのです。現に五反目谷津、それと白井作、ご存じのように、崩れた跡があるのです。あのすぐ下が五反目ですよね。これ構造計算などはやっていらっしゃるのですか。 ○委員長(押尾豊幸) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(湯浅明弘) この整備は、自由広場という位置づけでして、本年工事にかかわる現況測量、これはつまり土地を削ったり盛ったりする、そして安全な使い方がなされる、そういった設計はしております。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 大野委員。 ◆委員(大野博美) あの西部自然公園をどうするかという視点が全然今のご説明では迫ってこないのです。何か虫食い的にここにちょっと子供用の何かをつくったらいいだろう、ここはどうしようと。いただいた地図も虫食いですよね、民地と市有地とが入り乱れて。構想も虫食いだし、計画も虫食いですし、もっと大きな視点で。例えば子供というのでしたら、親子世代があそこの自然を探索できる、豊かな自然、動植物を楽しめる、体験できる、そんな壮大な自然公園になるはずのものなのです。ありきたりの子供公園とか何とかスポーツ公園、そういうのはやめていただきたくて、ぜひ子育て世代を入れて、子供の当事者も入れて、そういった計画を立てるというのはどうですか。 ○委員長(押尾豊幸) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(湯浅明弘) これは、従前より関係者の皆様、地権者ですとか地域のボランティアの方を含めた合同会議を開催させていただいております。その中で、そういった観点、スポーツの観点、あるいは子供たちの憩いの場というさまざまな観点からご意見をいただいておりますので、それを十分含めまして具体的な計画を練ってまいりたいと思います。 ○委員長(押尾豊幸) 大野委員。 ◆委員(大野博美) では、別の質問を最後に1個だけ、根上がりなのですけれども、今予算が毎年100万円前後しかついていないのですが、今後高齢者がふえて、つまずいてけがをする人もいるし、それから街路樹というのは、道路の附属物ではなくて、まちの景観を守るとても大切なものなのです。ですから、根上がり対策にもっと予算をつけていただきたいのですが、いかがでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(石橋雅幸) 根上がり対策について、街路樹管理事業の工事費だけではなく、同じ道路維持課なので、道路維持管理事業の工事費のほうでもやっておりますので、その辺は大丈夫です。 ○委員長(押尾豊幸) ほかに質疑はございますか。  久野委員。 ◆委員(久野妙子) 久野です。今の根上がりのところをお伺いしたいのですけれども、私たちのところは、根上がりでつまずいて転んだ、自転車でも転んだ、そういった声が非常に多いのですけれども、予算書296ページに街路樹維持管理事業とありますけれども、この街路樹管理委託料、これは主に何の費用になるのですか。これは何でしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(石橋雅幸) これは、植樹帯の草刈りと剪定の費用となっております。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 久野委員。 ◆委員(久野妙子) そうすると、伸び過ぎている、そういったところの剪定もあろうかと思うのですけれども、今根上がりのあれが出ましたけれども、それはこれには入っていないということなのですか。 ○委員長(押尾豊幸) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(石橋雅幸) 先ほども説明しましたけれども、この街路樹維持管理事業の工事請負費、施設維持管理工事で補修をしていまして、当然これでは足りませんので、通常のうちのほうの道路維持管理事業の工事費でそれ以上のものについては対応しております。 ○委員長(押尾豊幸) 久野委員。 ◆委員(久野妙子) わかりました。多分それでは予算が全然足りないのかなというふうに思うのです。そもそもなのですけれども、この街路樹をどうしていくのかという問題があろうかと思うのです。どんどん、どんどん大きくなっていきますし、うちの住宅街でも、結構すごいことになって、私そこにつまずかないように歩道をよけながら歩くような感じなのですけれども、ユーカリが丘のあたりもそうですし、新しいところはまだ大丈夫なのですけれども、その街路樹を今後どうしていくのか。もちろんあれは全部撤去するのも相当な費用がかかると思うのですけれども、もっと低木にして、根があそこまで張らない、もっと低いものでずっとそろえていくだとか何かしらの大きな改革をしていかないと、対症療法だけ、ちょっと上がったところだけをやって、何か上に固めるとかではちょっと間に合わないのかなと思うのですけれども、その辺はどうですか。 ○委員長(押尾豊幸) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(石橋雅幸) 街路樹で特に高木の対応なのですけれども、地域の皆さんと協議をしていきながら、高木をなくすとか、樹種転換、大きくならない木にかえていくのか、また今後他の自治体等の動向も参考にしまして検討していきたいと思います。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 久野委員。 ◆委員(久野妙子) 必ず皆さん他の自治体の動向を参考にとおっしゃるのですけれども、佐倉市としてはどうしたいのかなと。佐倉市として、市民の安全面の確保からどうするのかなと。景観の観点から、これはあったほうがいい、なかったほうがいい、そういった景観もありますけれども、そういったところで、道路維持課だけではなくてと思うのですけれども、考えていかないと。本当にすごいのです。もちろん当事者でやっていらっしゃるから、わかると思うのですけれども、ぱっと見ただけでも、ここ数年、一段とすごくて、一段とそういう声が出ている。何年ぐらい前まではそこまでの声はなかったのですけれども、最近本当に多いのです。そういった声は、そちらには届いていませんか。 ○委員長(押尾豊幸) 土木部長。 ◎土木部長(石倉孝利) 土木部といたしましても、街路樹につきましては大きな整理すべき課題を抱えているというふうに認識をしております。委員からご指摘がございましたとおり、街路樹そのものの取り扱いについて、やはりここでしっかり検討を進めていく必要があるだろうという認識を持っております。その中で、行政だけでは一方的になかなか対応するということも困難ですので、地域の皆さん方から根上がり等を含めてご意見をいただいている自治会等にいろいろご意見を伺いながら、今後街路樹のあり方については、先ほど道路維持課長からも出ましたように、根本的にその辺の対処については検討を進めているということで考えております。 ○委員長(押尾豊幸) 久野委員。 ◆委員(久野妙子) よろしくお願いします。  それでは、予算書136ページの放置自転車等処理事業についてお伺いしたいのですけれども、これ委託料がほぼ占めているのですけれども、この委託料というのは放置自転車の数にかかわらずかかる費用なのでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(石橋雅幸) そのとおりです。全て人件費とダンプ等による移送費になっておりますので、そのとおりでございます。 ○委員長(押尾豊幸) 久野委員。 ◆委員(久野妙子) では、保管場所代というのですか、それは別にかかってはいないのですか。佐倉市の土地に保管されているのでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(石橋雅幸) 保管場所は2カ所ありまして、寺崎陸橋の下と志津駅南口自転車駐車場の一部に保管場所として置いております。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 久野委員。 ◆委員(久野妙子) そうしたら、その保管場所自体に何か費用がかかっているということはないのですよね。 ○委員長(押尾豊幸) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(石橋雅幸) 保管場所につきましては、自転車を放置した人が取りに来る可能性がありますので、そのために週2日、時間を決めて人を配置しているような形で委託しております。 ○委員長(押尾豊幸) 土地にかかっているかどうか。 ◎道路維持課長(石橋雅幸) 済みません。場所代はかかっておりません。  以上です。 ◆委員(久野妙子) わかりました。近隣の自治体は、放置自転車を置いておく保管場所に莫大なお金がかかって、市民からそんなにお金をかけてまで、不法投棄するのにお金をかけるのかみたいな声が出ていると言っていましたけれども、佐倉市はその土地代はかかっていないということでした。だけれども、この台数的には大体どれぐらいあるのでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(石橋雅幸) 平成27年で457台、平成28年は422台で、今年度は2月末現在で336台です。 ○委員長(押尾豊幸) 久野委員。 ◆委員(久野妙子) 300台、400台、500台、ここにこの1,000万円からのお金をかけなければいけないという本当に残念な結果だなと思うのですけれども、警察のほうも言っていましたけれども、一番簡単に犯罪を犯すものとしては、自転車泥棒と言えばいいですか、自転車を勝手に持ってきてしまうとか放置してしまう、その犯罪が一番、罪の意識なく市民が結構やってしまうのがその自転車関係らしいのですけれども、市民のモラルにかかわる問題ですけれども、それにこの1,000万円からのお金をかけて準備してやっていかなければいけないというのがなかなか残念なのですけれども、土地代等にかかっていないということですので、わかりました。委託料ですね。  では次に、予算書289ページの宅地開発指導事業、これについての事業の内容というか、その流れを教えていただけますか。 ○委員長(押尾豊幸) 市街地整備課長。 ◎市街地整備課長(内田正宏) 宅地開発指導事業の中で、こちらのほうの主な予算としましては賃金になっております。こちらのほうは、不当行為防止指導員、こちらの方の賃金になっております。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 久野委員。 ◆委員(久野妙子) この不当行為自体は、どういったことが不当行為で、それを市とどうやって連携をとられているのでしょうか。その仕事の評価というのですか。 ○委員長(押尾豊幸) 市街地整備課長。 ◎市街地整備課長(内田正宏) 業務の内容といたしましては、窓口や違反指導の現場で職員に対して威圧的な態度をとる者、またはそういうもののトラブルを回避するために一緒に同行して同席していただいてもらっております。また、違反建築物、こちらのほうを未然に防ぐパトロール、過去に違反をした現場等についても一緒に行っていただいて、お話をさせていただいています。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 久野委員。 ◆委員(久野妙子) わかりました。そういったことが市のほうにもちゃんと情報が入っているということですね。  では、管轄が私わからないのですけれども、宅地開発で、これぐらいのところでこれぐらいの住宅を建てて、こうやってという計画が、道路をこうしよう、ああしようとあるではないですか。それ自体は、どちらがやっていらっしゃるのですか。予算のところでわからなかったのですが。 ○委員長(押尾豊幸) 市街地整備課長。 ◎市街地整備課長(内田正宏) 市街地整備課で、開発事業の審査、こちらのほうは民間の事業者がこういうところを開発したいというところで来たときに事業の中身を見まして、この道路をこういう形につくりなさいということは指導しております。その中の宅地開発指導事業、こちらのほうにも入っております。ただ、そちらのほうはほぼ人件費でございますので、職員の指導の中に入っております。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 久野委員。 ◆委員(久野妙子) 家ができて、今民間でとおっしゃいましたけれども、奥に既存の住宅地があるのに、手前に開発の住宅ができて、奥の人たちがその新しい開発の家の前を通って道路にごみ置き場を置くみたいな、集積所を置くみたいな、自分たちのところにはごみの収集車が入ってこられない、新しいところを通って表にかなり歩かないと集積場が置けないみたいな、そういった開発が行われて、今住民の方は苦慮されているところがあるのですけれども、新しい方たちはいいですね、自分たちの住宅の中に集積場をつくれますから。奥にもともといる人たち、袋小路みたくなっている人たちがもうそこをずっとかなり歩いて出しに行く、そういったところまで配慮して開発していただけるといいのかなと私としては思うのですけれども。 ○委員長(押尾豊幸) 市街地整備課長。 ◎市街地整備課長(内田正宏) 当然開発したところについては、技術基準の中でごみ置き場を設けなければいけないというものがございます。既存の住宅に対して、奥にあるから、手前に今はごみの置き場があるということになりますと、私どものほうで使っていいよということは言えませんけれども、それは自治会なり、そういった形でお話をしていただければできると思います。あとは、生活環境課というか、ごみの収集についてもご要望を言っていただければ、私どもの開発のほうではないですけれども、ご相談させていただければと思います。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) ほかに質疑はございますか。  敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) 敷根です。お願いします。  もう久野さんのほうで出たのですけれども、296ページの街路樹の維持、これ前部長からも答弁いただいておるのですけれども、今かなり大きくなってしまっているところは掃除とかも全部家の目の前の人がやらなければいけない。高齢化でそれはもうできないと。自治会も非協力的で、その通り沿いの人のみが活動しているような状況もございます。街路樹のあり方について、あともう一点、八千代市はもう結構大胆にカットされているところがあるのです。すごく見通しがよくなったのと、歩道が広くなったということで、地域の方からは、緑地は近くにあるので、別に街路樹はなくても大丈夫だよという、そういう事例もありますので、検討していただきたいということと、あとLEDに街灯をかえたことによって、LED自体の光がかなり直線的なものになるので、街路樹とかぶさるともう本当に何も見えなくなってしまうのです。その影に入ってしまうと街路樹で見えなくなって、さらに暗がりがちょっとふえてしまったという意見もありましたので、そういった費用も考えて街路樹についてはやってほしいというのが意見ですけれども、これはお伝えしておきます。  あと、299ページ、結婚新生活支援事業、これは住生活基本計画の中でも制度自体は非常にいいものかなと思ったのですが、やっぱり年収規制ですよね。実際今共働きがふえてきた若い人たちの中で世帯年収で300万円以下とか、それぐらいになってしまうとなかなか利用者はいないかなと思うのですけれども、実際実績も多分ゼロ件かなと思っているのですが、あと今後の利用数増加に向けてどのように変えていくのかお伺いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) 建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(小菅慶太) 建築住宅課長の小菅でございます。委員ご案内の事業につきましては、内閣府の子ども・子育て本部が地域少子化対策重点推進交付金という形で進めている事業でございます。その中で、若者の希望する結婚が希望する年齢でかなえられるような経済支援を行うというその中の一つのメニューでございまして、今後平成30年度におきましては、この制度設計が若干また変わりまして、今度夫婦ともに34歳以下かつ世帯所得340万円未満の新規に結婚した世帯を対象にするという制度に変更されてしまいました。したがいまして、私どもの制度もそれにあわせて変更を考えております。この実績につきましては、ただいま市民課の窓口に案内状を置いたり、市内の各引っ越し業者に案内文を送ったり、いろいろ活動は行っているのですが、残念ながら実績が上がってございません。今後とも少子化対策または結婚支援の担当部局と連携を図りながら事業の推進に努めたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) 国がそういうふうに言っていても、現実を見るとなかなかその金額では。それだけ厳しい制限をかけてしまうと、利用者は当然出ないですよね。だから、市費補充分みたいなものまで考えて、ほかの自治体とここは佐倉は違いますよぐらいに。それはわずかな金額です。引っ越し費用もそんなに出るわけでもないですし、そういったところに結婚だけしてくださいと言っても、そのぐらいの手当てでやれというのは無理です。今は晩婚化も進んでいますし、35歳という区切りが果たして正しいのか、そこら辺も含めて市として拡充分とかで何とか使ってもらえるような生きた制度にしてもらいたいと思います。  277ページ、市管理街灯についてお伺いいたします。このLED化なのですけれども、もうずっと自治会から移管を受けて、今電球交換になったところは徐々にLEDになってきております。移管された街灯がどれぐらいLEDにもうなっていて、あと今後どれぐらいやらなければいけないのか、先にお伺いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(石橋雅幸) 今現在自治会から移管を受けました1万2,687灯のうち約3,170灯がLED化になっておりまして、パーセンテージが25%になっております。10月末には終わる予定です。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) 結構早いペースでやらなければ間に合わないと思います。その10月に全部なったときの後で構わないのですけれども、実は大通りの車通りが多いところにありながら商店会所有で防犯灯とみなされなかったところがありまして、そこがもう実際、産業振興課のほうで、商店会のLEDの街灯補助金が出ているのですけれども、自己負担額が50万円か60万円ぐらいにもなってしまって、商店会が成り立たない。ほとんど街灯費で取られてしまって、とても貯金ができないというところがあるのです。先日その大通りに面したところをもう消してしまおうと。市がやらないのだったら、防犯灯とみなさないのだったら大通りの電気を全部消してやるみたいな結構すごいことを言っていたので、そういうのを含めて、交通量がある程度あるところは市に移管していただいて、街灯数を削除したりバランスをとってもらえればいいと思うのですけれども、そういうふうに補助とかを断ったところにもまた相談とかを受けてもらえればと思うのですけれども、その辺いかがでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(石橋雅幸) うちのほうも産業振興課を通しまして、商店会の街灯について、管理ができないところにつきまして、LED化になっているものについては移管を受けるということで、今現在も表町の商店会と協議をしておりまして、うちのほうで引き取るような方向で検討していただいております。
    ○委員長(押尾豊幸) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) 既存のLEDになっていないところは、切りかえの費用は負担していただいて、LEDになった後は管理をしますよという形だと思うのですけれども、LEDに切りかえるときにも結構お金かかるので、大通りの電気全部消されてしまったら本当に大変だと思うので、そこら辺はまた話し合いをしながら、できる範囲で構わないので、負担を減らしてあげてほしいと思います。  次に、コミュニティバス、136ページ、ちょっとページが飛びますけれども、お伺いいたします。地域公共交通の対策なのですけれども、一般質問でもう既にやっておりますが、若い人向けの終バスとの接続を考えていただきたいというようなことです。あと、コミュニティバスが通っていない路線にあるおうち、下志津とかも以前あったバスルートがなくなってしまって、40世帯もないらしいのですけれども、どうしてもバスがないと。困っている地域がほかの地域も過疎地ではやっぱりあるみたいなのです。今回コミュニティバスルートから外れてしまって、その集落を抱えているところへの何か対策とか、オンデマンドがあるときは対応していたけれども、バスになったら外れてしまったよみたいなところもあると思うのですけれども、そのことについて何か考えているかをお伺いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(小野寺正朋) コミュニティバスの運行ルートに関するご質問かと思います。現在南部地域につきましては、デマンド交通が廃止になると同時に恐らくコミュニティバスが走っていない地域というのは物すごく多く出るので、本格運行に向けて、地域の代表者とか、あと地区等に対してアンケートをとったり意見交換会をやって、本格運行のときにどのように走らせたらいいかという検討を実際にもう始めております。それから、実際に今走っている運行ルートの中で志津北側ルートと畔田・下志津ルートにつきましては、試験運行を始めますという説明会以降すぐに、下志津地区と、それから先崎から走らせてもらえないかというご相談を受けております。それにつきましては、実際に今実車を持っていったり、今運行している事業者に現場を見てもらって、走ることが可能かどうかなどの検討を実際に始めております。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) 取りこぼされてしまった方、今まであったところがなくなってしまった方に対して丁寧に対応していかないと、せっかくのいいものも何か文句ばかりになってしまうということです。1日1本でもいいと言っているのです。病院に行くときに自分のところが通っていないというのが何か嫌だというところもあるみたいで、あれば使いますというふうに言っていますから、そこはぜひアンケートをとっていただきたい。アンケート件数は多くならないかもしれないです、もう時間もないですし。ただ、しっかり声を聞いていただきたいなと思います。  では、もう一問聞きたいのですけれども、岩名の運動公園について聞きたいのです。295ページです。拡張されるということで、追加資料のほうの拡張場所、駐車場の拡張のほうを聞きたいのですけれども、あそこの地図を見ると、ここ市民農園か何かやっていたところだと思うのですけれども、それについてお伺いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(湯浅明弘) 岩名運動公園の駐車場の拡張場所です。こちらにつきましては、今畑地でございまして、地権者が4名いらっしゃいます。今委員がおっしゃられたとおり、お一人の方については、NPO法人に土地をお貸しして、その法人が農業体験の教室のようなものを主催されておりまして、そこの部分も含めまして、職員が駐車場にどうかというお話をさせていただいたところ、大変市に協力的といいましょうか、前向きなお答えをいただいたところでございます。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) あそこの体験農園も実は東京から来ている人がいたり結構人気あったのです。これは農政課との話し合いでもあるのですけれども、ぜひあの体験設備をなくして駐車場で終わりではなくて、次にこの代替地で例えば市民農園、佐倉市もやっているので、こっちでそういう指導とか、農業大学から先生を呼んできたりしてちゃんと指導しているところだったので、やってもらったりとか、そこまでのケアも考えて用地買収をやっていただければと思いますので、これはお願いです。 ○委員長(押尾豊幸) ほかに質疑はございますか。  高木委員。 ◆委員(高木大輔) 高木です。お願いします。  今の敷根委員に引き続いて、予算書295ページの岩名運動公園拡張整備なのですけれども、駐車場というのは何台ぐらいを最終的には見込んでいるのかお伺いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(湯浅明弘) お答えいたします。  まず、今の駐車場が409台でございまして、今回増設しようとしているのが240台、そうすると649台になるわけでございます。これが正規の駐車場という扱いになります。ところで、大きなイベント等がありますと、無理に自由広場の芝生の中に入れたりするケースもございます。これまで加えますと、およそ1,000弱の台数は見込まれますけれども、それは余り好ましいことではないので、あくまでも649台を目指していきたいと思っております。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 長嶋茂雄記念岩名球場、これからイースタンリーグとかいろいろまた企画されているようなので、やはり1,000台規模は最終的にはいろんな形でも確保しておかないといけないとは思うのですが、あと岩名運動公園全体の今後に向けて、最終的なグランドデザインというか、そういうのはどのように考えているのかお伺いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(湯浅明弘) 岩名運動公園の今のお話は体育施設かと思います。これにつきましては、もう既に築40年前後たっておりますので、基本は老朽化対策でございます。しかしながら、26年度に球技場、そして昨年、本年は長嶋球場の改修、そしてことしは陸上競技場と。来年は陸上の照明等、大きな変更といいましょうか、事業が続いたわけでございます。ここでこのような大規模な改修あるいは手を入れる部分については、ひとまずといいましょうか、ここで一旦終着ということで、テニスコートの張りかえですとか、あるいはテニスコートの照明といった中規模といいましょうか、小規模の整備は今後も続けていく予定でございまして、あの運動公園をさらに何かの施設ができるかどうかということについては、これは今のところ計画を持っておりません。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) あと、何回も言って私もちょっと恐縮してしまうのですけれども、結局あとは岩名球場のファウルボールの対策という形で、一般質問でも実際やると3億円ほどかかるということだったのですけれども、それほどお金をかけなくてもいいので、今後のことを考えると、簡易的なものでもいいので、ぜひその辺も検討していただきたいと思うのですけれども、その辺のお考えをお伺いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(湯浅明弘) 本議会でも高木委員からご指摘をいただいております。これについては、今ある施設、バックネットを有効利用しつつ、金額の面もございますけれども、例えば体育施設の専門業者に相談をして、どんなふうにやるのが一番効率的なのかを見きわめながら前に進めてまいりたいと思っております。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) わかりました。ぜひその辺を調査研究して進めていただきたいと思います。  続きまして、予算書の289ページなのですけれども、5番目にあります景観推進事業の中に景観アドバイザー報酬とあるのですけれども、これはどういった方が担当するのかお伺いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(小野寺正朋) 景観アドバイザーについてのご質問です。景観アドバイザーは3名委嘱をいたしました。3名の方、ご紹介させていただきます。片桐由希子さん、首都大学東京の助教の方でございます。東京都在住。それから、中島伸さん、東京都市大学の講師の方です。東京都在住。それから、田邉学さん、株式会社カラープランニングセンターの代表取締役の方で、やはり東京都在住の方。全て佐倉市の景観審議会の委員さんでございます。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 佐倉市外の方なのですが、その辺は佐倉市にもかかわっていることがあるのですけれども、佐倉市の熟知というか、その辺はどんな認識なのかお伺いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(小野寺正朋) 3名の方、全て佐倉市の景観審議会の委員さんでございます。今回景観アドバイザーという形で、民間の建物、皆さんの建物とかを建てるときに景観に対してアドバイスをする。初めて導入する制度ですので、市民の方であったりすると、その自分のお住まいの地域の近くの方であったりする場合がございます。そういった場合にいろいろ問題があるかもしれないということで、市外の景観に詳しい方を選定させていただきました。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) では、ちょっとまた違った外からの目が入るということで、その辺も見守っていきたいと思います。  最後ですけれども、299ページに住生活基本計画推進事業とあるのですけれども、先ほど敷根委員からも結婚新生活の支援とかあったのですけれども、佐倉市が今シティプロモーションで取り組んでいる定住人口の確保という形で非常にこの辺も大きな要素になってくるとは思うのですけれども、シティプロモーションとこの事業の関連を今どのように考えているのかお伺いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) 建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(小菅慶太) 建築住宅課長の小菅でございます。当事業につきましては、住宅の施策ではございますけれども、委員おっしゃるとおり、佐倉市の定住促進、目に見える形での進捗が図れるような事業とは心得ております。シティプロモーションにつきましても、まずは佐倉の魅力を発信し、市内外の方に佐倉にまずは来てもらいたい、その後住んでもらいたいという施策展開を一緒になって進めていきたいと思っております。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 定住人口の確保ということなので、定住となると、住むところ、ここも非常に肝になると思うので、ぜひその辺も横串をしっかり連絡をとって、企画政策部になるとは思うのですけれども、この辺の制度の充実に向けて、先ほど敷根委員からもあったのですけれども、佐倉市独自の制度というのも検討していただければと思います。要望して終わります。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) ほかに質疑はございますか。  平野委員。 ◆委員(平野裕子) 平野です。先ほど敷根委員からもありましたLEDの件で、今市に移管されて随時LEDにというところなのですが、LEDの電球が切れたときの交換に時間がかかっているような気がするのですけれども、その辺はどう担当課としては捉えておりますでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(石橋雅幸) 球切れしているのは、多分以前の蛍光灯などかと思うのですけれども、今LED化工事をやっていまして、その中でLEDに交換していくので、またそこの場所に行かないといけないという、そういったことがありまして、ちょっと時間がかかっているというような状況であります。 ○委員長(押尾豊幸) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) 今市に移管されたので、そういった場合に自治会等から連絡が入って、担当課が行き、そこから委託先に行き、委託先が行き、直してというところで、多分1週間か2週間かかっているところがあると思うのです。防犯上の面もありますので、なるべく早く。住民の方からも、いつまでたっても直らないと。自治会のほうも連絡を受けると困っている部分もありますので、そういったところは、10月末までに全部LEDになれば、そういった問題も減るとは思いますが、それまでの間なるべく担当課としてよろしくお願いいたします。  あと、土木のほうの維持管理の中で去年小篠塚の道路の陥没がありました。あと、実は千成でも最近陥没事故がありまして、原因がわからなかったというような中で、そういった陥没、何かの老朽化なのかなとは思うのですけれども、そういったところで対応とか、そういったこれから先のこととかはどのように見積もりというか、推測していらっしゃいますでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(石橋雅幸) うちのほうで今道路の空洞化調査とかは、そういったことはまだやっておりませんので、道路にくぼみができたときとか、そういったときの連絡をお願いしているような状態です。あとはうちのほうで毎週水曜日、道路パトロールをしている中で発見していくような形です。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) そのくぼみとかが発生していたら多分自治会等とか住民からも連絡が入ると思うのです。このごろ起きているのは、急になぜかというところ。多分担当課でも原因がわからない。それは、もしかしたら土木なのか、水道とかガス、いろんな工事の中で土が流れていたり、ただ現場で聞く限り、土も流れている様子はなかったと。本当になぜかわからないということがありましたので、実際小篠塚とか千成もなるべく連絡が入ったらすぐ課のほうで対応してくださっているとは思うのですけれども、これからもそういった早急な対策があった場合、担当課の方はお忙しい、時間外とかいろいろあるとは思いますが、その辺の対応はよろしくお願いいたします。  それで、予算書の286ページの調整池改修事業の中で施設改修工事と、あと雨水貯留浸透施設の設置工事、これはどちらの場所になるか教えください。 ○委員長(押尾豊幸) 治水課長。 ◎治水課長(櫻井高明) まず、調整池の改修工事、工事費ですが、谷津堀調整池といいまして、白銀の中にある調整池と、それからもう一個、同じく白銀にあるのですが、白銀調整池のフェンスの改修工事です。それと、もう一個、工事の中身、西志津の貯留施設の水位計、制御盤の修繕があるのですが…… ○委員長(押尾豊幸) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) 施設改修工事は、多分追加ファイルにあったと思います。雨水貯留浸透施設のほうは、どちらになりますか。 ○委員長(押尾豊幸) 治水課長。 ◎治水課長(櫻井高明) それは、市民の方が例えば雨水貯留タンクといいまして、雨どいから水を受けるような施設を設置したときに事前に申請していただけると、容量に応じてそのぐらいのお金をお支払いしますというものです。ですので、場所は指定しておりません。 ○委員長(押尾豊幸) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) わかりました。  そうしましたら、最後に予算書297ページ、緑地維持管理事業のほうで、工事請負費で施設維持管理工事で100万円、あとその下の緑地整備事業でも工事請負費で350万円とあるのですけれども、この違いは何でしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(湯浅明弘) まず、緑地維持管理事業のほうの100万円につきましては、六崎地区に緑地がございます。ちょっと急勾配の斜面がございまして、そこの雨による土どめ対策としての工事費を積算しております。一方、その下の4の緑地整備事業の工事費350万円、こちらにつきましては、宮小路のいわゆる武家屋敷通り、市が地主から借り受けております市民緑地がございます。侍の杜という名称がついております。そこの管理棟、これは古民家ですが、そこの雨漏りがひどくて、この建物は管理を委託しておりますみどりの基金の管理事務所としても使っております関係で、この雨漏り対策工事でございます。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) そちらが維持管理と整備事業で分かれるのは、何かやっぱりルールがあるということでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(湯浅明弘) これは、基本的には予算の中のお話ですけれども、経常的なものと臨時的なものでこのように分けさせていただきました。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) それで、上のページのみどりのまちづくり基金のほうで多分基金が大分たまっているという中で、今後緑化事業に要するというところで緑化事業でみどりのまちづくり基金を使うようになっていると思うのですけれども、やはり緑化する中ではそのような維持管理というのも入ってくると思うのです。そういったところでの基金を使うということで、やはりこれからの、先ほども話しましたけれども、街路樹とか、あと公園の管理、これも公園管理を委託している自治会ですと、高齢化の中で全部を管理し切れないとかいう話も出てきています。その中で市が例えば公園とかを管理していくといったら、やはりお金がかかってくるところだと思うのですけれども、そういったところで基金を使えるみたいなことは担当課としてはどのように考えていらっしゃいますでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(湯浅明弘) この基金につきましては、今委員お見込みのとおり、緑の振興に資する目的であれば使用できる基金でございます。これまでは、毎年の予算計上の中での事業でやっておりましたが、今残額で申し上げますと2億8,400万円という残高でございますので、これをきちんと有効利用できるように研究したいと思います。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) ほかに質疑はございますか。  石渡委員。 ◆委員(石渡康郎) 石渡です。よろしくお願いいたします。  まず最初に、282ページの道路改修事業の件でお尋ねします。この中の道路維持補修工事、これは計画事業ということになっているのですけれども、幹線道路や何かで道路が傷んでいるところも目にするのですが、この計画事業で計画どおりに進んでいるのか、進捗状況を教えていただけますか。 ○委員長(押尾豊幸) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(石橋雅幸) これは補助金の事業でありまして、補助金の減額はありますけれども、市の財政当局と協議いたしまして、事業進捗を図るために事業は予定どおり進んでおります。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 石渡委員。 ◆委員(石渡康郎) わかりました。それは、進めていただきたいと思います。  それとあと、284ページの岩富・寺崎線の道路改良事業なのですけれども、こちらは補助金の関係で少しおくれぎみかなという気がしなくもないのですが、進捗状況とこれからの予定を教えていただきたいと思います。 ○委員長(押尾豊幸) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(宇井昌昭) 岩富・寺崎線につきましては、今年度用地測量を実施いたしまして、山王団地の東関道から51号線までの2.2キロのうちの810メートルの用地測量を完了しております。30年度につきましては、残りの区間の用地測量を実施いたしまして、それとその用地測量の終わったところにつきまして用地買収に着手してまいりたいというふうに考えております。
     以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 石渡委員。 ◆委員(石渡康郎) 用地買収が進んできて工事に入ったということで、東関道から田んぼにおりていって、田んぼの中を通る場合に、田んぼの中の道路の設定と、それから分断されてしまう中で田んぼを耕作する人がいると思うのですけれども、その辺の耕作に支障がないような計画というか、どういう形で田んぼに出入りする道路とか排水を考えているか伺います。 ○委員長(押尾豊幸) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(宇井昌昭) 現在詳細設計を完了しておりますが、その中では当面暫定形の開通を目指しておりまして、用地としては将来形で取得させていただくのですけれども、その中で農耕車といいますか、そちらの走るようなスペースを確保してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 石渡委員。 ◆委員(石渡康郎) それは、道路本体の中にそういうスペース、それとも側道みたいに脇に何かつけて確保するということになるのですか。 ○委員長(押尾豊幸) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(宇井昌昭) 今現在は道路本体の中に考えております。 ○委員長(押尾豊幸) 石渡委員。 ◆委員(石渡康郎) それでは次に、285ページなのですけれども、排水路整備事業、この中に神門地区、今回埋め立てでいろいろ問題となっている中の排水、これは埋め立てのところだけの排水ではなくて、もうちょっと上の住宅地からの排水も含まれているようですけれども、こちらはその図面もいただいていますが、用地買収とか測量とか、その辺の進捗状況を教えていただけますか。 ○委員長(押尾豊幸) 治水課長。 ◎治水課長(櫻井高明) 土木部の主要事業の位置図をごらんになりながらですと説明がしやすいので、もしよろしければお手元の資料の26ページ、よろしいでしょうか。上に神門地先用地測量というふうに書いてありますが、今年度は、用地測量といいまして、将来買おうとしているところの各地権者さんの民民境及び道路の境界を決めております。今の進捗状況、最後の確認までまだ至っていないのですけれども、真ん中の道路より上側は残念ながらまだ同意が得られておりません。下はおおむね得られているのですけれども、まだ最終的な同意書はいただいていないというような状況です。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 石渡委員。 ◆委員(石渡康郎) 今回問題になっているところ、ここの左右が埋められて、一番低いところに水が集まって、その水によって結構においが出ているというような話もあるのです。ただ、この路線ですと、この排水路をつくることによって、埋め立てされていない場所の排水がうまくできるかどうかちょっとわからないのですが、いずれにしても排水が早くできれば、それなりの効果も期待できるかもしれませんので、なるべく早く工事まで進めていただければと思います。  あと、137ページなのですけれども、公共交通生活路線維持事業について伺います。これは先ほど来ずっと説明をいただいていて、既に路線が設定されている道路についてというふうに解釈しているのですが、それはそれでよろしいのでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(小野寺正朋) 137ページ、8の公共交通生活路線維持事業についてのご質問でよろしいですか。こちらにつきましては、ちばグリーンバスが運行している西御門と神門を結んでいる路線、それから神門と馬渡を結んでいる路線、それから第3工業団地と馬渡を結んでいる路線、それから厚生園前から高崎を経由して瓜坪へ結んでいる路線、こちらの赤字分について赤字額の一部を補助する事業でございます。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 石渡委員。 ◆委員(石渡康郎) それで、コミュニティバスが開通したと同時にこちらも何か既設の路線の便数もふやすというような感じを受けていたのですが、今はまだ増便されていなくて、30年度で予算が組まれたみたいですけれども、これはもう4月1日から運行できるのですか。増便については。 ○委員長(押尾豊幸) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(小野寺正朋) 増便についての協議は進めてきたのですが、ちばグリーンバスさんが増便するに当たって、運転手の確保、それから経費との関係で4月1日からの増便は不可能な状況です。それにつきまして、現在、先ほどのコミュニティバスの南部地域を走らせるルートを検討するに当たって、その補助路線のエリアも回ることも検討に着手しております。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 石渡委員。 ◆委員(石渡康郎) それでは、地元のほうではコミュニティバスが運行して、今まであったところの便数がふえないということで少し心配している人もおりますので、なるべく早い増便をお願いしたいと思います。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) ほかに質疑はございますか。  村田委員。 ◆委員(村田穣史) 先ほども出ていたと思いますので、確認だけさせていただきたいのですが、コミュニティバスについて試験運行ということで、見直しの時期が来たときにその路線を維持したままで一部区間だけ走る場所を変更するという可能性はあり得るということでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(小野寺正朋) 現在3路線新規で導入いたしました。3路線とも一部区間の変更もあるという前提で今検討しております。 ○委員長(押尾豊幸) それでは、会派に属さない議員から事前提出のありました質問事項のうち、これまでに質問がなかった内容について委員長より質問をさせていただきます。  質問は、藤崎議員からの質問1件でございます。これは、道路面の標示に関する質問でございます。道路面の横断歩道等の標示が劣化し、見えにくくなっている箇所が多い。安全上も景観上も芳しくない。新年度予算では、表示の何%が改善されるのか、また道路に標示をする方法は、高価なものであると思われるが、経済的な方法に変えることができないか伺う。海外では、簡易な塗装の表示方法を採用し、いつも見えやすくなっているところもあるというものでございます。  執行部の答弁を求めます。  道路維持課長。 ◎道路維持課長(石橋雅幸) 先ほどの木崎委員への回答でもありましたけれども、横断歩道や一時停止などの規制にかかわるものにつきましては、千葉県公安委員会の管理になりますので、補修等の要望につきましては、あった場合には佐倉警察署へ要望しております。市の管理となりますその他の外側線や白色のセンターラインなどの補修につきましては、来年度予算では約6.5キロメートルを補修する予定となっております。  次に、路面標示の材料につきましては、千葉県の積算基準に基づき、設計を行っていますので、視認性など、国で定められた規格がありますので、国、県の動向を確認しながら検討してまいります。 ○委員長(押尾豊幸) それでは、以上で質疑を打ち切ります。  市街地整備課長。 ◎市街地整備課長(内田正宏) 先ほど久野委員からご質問のありました件で、私ごみの収集に関しまして生活環境課とご答弁させていただきました。申しわけございません。ごみの収集に関しては、廃棄物対策課が収集しておりますので、おわびいたしまして、訂正させていただきたいと思います。失礼します。 ○委員長(押尾豊幸) 以上で質疑を打ち切ります。  執行部はお疲れさまでした。  この際、暫時休憩いたします。           午後2時44分休憩   ───────────────────────────────────────           午後2時59分再開 ○委員長(押尾豊幸) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより平成30年度佐倉市水道事業会計及び下水道事業会計予算について審査を行います。  執行部の概要説明に当たり、委員長より申し上げます。初めに当初予算の概要に基づき部局の概要を説明していただき、続いて予算書に基づき事業の詳細を説明してください。なお、説明は20分以内とし、簡潔かつ明瞭にお願いいたします。  それでは、執行部の説明を求めます。  上下水道事業管理者。 ◎上下水道事業管理者(椎名哲) 上下水道事業管理者の椎名でございます。本日ご審議いただきます議案第8号 平成30年度佐倉市水道事業会計予算、議案第9号 平成30年度佐倉市下水道事業会計予算につきまして、概要をご説明いたします。  それではまず、水道事業からご説明いたします。資料はお手元の緑色のファイル、平成30年度当初予算案の概要説明、追加資料、水道事業のインデックスのついたページを開いていただいて、1ページ目の平成30年度当初予算案の概要(水道事業)をごらんください。  それでは、2、概要説明より説明いたします。業務の予定量といたしましては、給水件数は7万900件、年間総配水量は1,759万3,000立方メートル、1日平均配水量は4万8,200立方メートルといたしました。  続いて、3の主要事業についてですが、上水道管耐震化事業は老朽管の耐震化工事などで18億7,396万2,000円、浄水場設備修繕・更新事業は南部浄水場緊急遮断弁更新工事などで8,899万7,000円でございます。  次に、収入支出予定額でございます。収益的収入及び支出ですが、収入につきましては40億8,028万4,000円を見込んでおり、前年度と比較して364万1,000円の減額でございます。支出につきましては、37億7,618万8,000円を見込んでおり、前年度と比較して7,082万円の増額でございます。  最後に、資本的収入及び支出でございます。収入につきましては、1億4,363万円を見込んでおり、前年度と比較して740万7,000円の減額でございます。支出につきましては、22億1,688万7,000円を見込んでおり、前年度と比較して3億1,260万9,000円の増加でございます。以上が水道事業当初予算案の概要でございます。  続きまして、下水道事業の概要をご説明いたします。お手元の資料、平成30年度当初予算案の概要説明、追加資料、下水道事業のインデックスのついたページを開いていただいて、1ページ目の平成30年度当初予算案の概要をごらんください。  2、概要説明でございます。業務の予定量といたしまして、排水区域内人口は16万2,679人、年間総処理水量は2,043万800立方メートル、1日平均処理水量は5万5,975立方メートルといたしました。  続いて、3、主要事業についてですが、汚水拡張事業は汚水管渠を新たに布設するための工事や災害用マンホールトイレの整備工事などで、2億5,033万2,000円、汚水改良事業は老朽化した汚水管渠などの改築工事や実施設計業務委託などで、7億8,369万6,000円でございます。雨水拡張事業は、大雨対策に伴う降雨時の浸水シミュレーションなど浸水被害を抑制するための委託事業で、3,760万3,000円、雨水改良事業は今後の効率的な浸水対策計画として雨水管理総合計画の策定や雨水管の改築工事などで、1億6,706万1,000円でございます。  次に、収入支出予定額でございます。収益的収入及び支出ですが、収入につきましては41億5,216万4,000円を見込んでおり、前年度と比較して3億7,864万4,000円の増加でございます。支出につきましては、37億3,783万5,000円を見込んでおり、前年度と比較して3億4,276万1,000円の増加でございます。  最後に、資本的収入及び支出でございますが、収入につきましては5億8,109万7,000円を見込んでおり、前年度と比較して7,330万円の減額でございます。支出につきましては、13億8,131万円を見込んでおり、前年度と比較して979万3,000円の減額でございます。  以上、簡単ではございますが、概要をご説明いたしました。なお、その他細部につきましては部長が説明いたしますので、ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(小川智也) 上下水道部長の小川でございます。失礼して、座って説明させていただきます。  私からは平成30年度水道事業及び下水道事業会計予算案のご説明をいたします。初めに、水道事業会計予算案でございます。お手元の平成30年度佐倉市水道事業会計予算書をお願いいたします。1ページをお開きください。第3条の収益的収入及び支出の予定額からご説明いたします。これは、水道水をつくり、ご家庭に送るための費用と財源でございます。  収入の第1款水道事業収益は40億8,028万4,000円でございます。そのうち第1項営業収益は水道料金などの収益で、35億3,046万5,000円、第2項営業外収益は加入負担金、長期前受金戻入などの収益で、5億4,979万9,000円、第3項特別利益は固定資産売却益などの収益で、2万円を予定しております。こちらの水道事業収益でございますが、水道料金はほぼ前年度並みの収入を予定しておりますが、下水道関連切り回し補償金の減少などを見込みまして、前年度から364万1,000円の減収を予定しております。  次に、支出でございます。第1款水道事業費用は37億7,618万8,000円でございます。そのうち第1項営業費用は、水道水を各使用者まで給水する費用、水道施設の修繕、料金の徴収、減価償却費などに係る費用で、36億2,903万2,000円、第2項営業外費用は企業債の利息、消費税の支払いに係る費用などで、1億2,564万1,000円、第3項特別損失は前年度以前の損益の修正による費用などで、151万5,000円、第4項予備費は2,000万円を予定しております。  こちらの水道事業費用でございますが、受水費は1日最大受水量を前年度と同じく1万9,500立方メートル、年間受水量は季節による井戸の状態を勘案して7万6,000立方メートルふやしており、前年度から約200万円増加の12億5,749万7,000円を予定しております。また、最近の原油価格の上昇によりまして、井戸からのくみ上げ及び浄水場からの配水に係る電気料金である動力費の増加が見込まれ、その他水源井戸の修繕費の増加などにより前年度から7,082万円の増加を予定しております。  次に、第4条、資本的収入及び支出でございます。これは、水道管など施設の更新や耐震化のための費用と財源でございます。第1款資本的収入は1億4,363万円でございます。そのうち第1項負担金は、消火栓設置による他会計負担金で、1,162万5,000円、第2項固定資産売却代金は有価証券売却の収入などで、1億3,200万5,000円を予定しております。こちらの資本的収入でございますが、有価証券売却の収入の減少に伴いまして、前年度から740万7,000円の減収を予定しております。  次に、支出でございます。第1款資本的支出は22億1,688万7,000円でございます。そのうち第1項建設改良費は、水道管や水道施設の更新、耐震化に係る費用で、20億8,508万7,000円、第2項企業債償還金は企業債元金の償還金で、1億180万円、第3項予備費は3,000万円を予定しております。  こちらの資本的支出でございますが、耐震化事業の増加などに伴い、前年度から3億1,260万9,000円の増加を予定しております。また、資本的支出に対する資本的収入の不足分20億7,325万7,000円は損益勘定留保資金などで補填することとしております。  2ページをお願いいたします。第5条の債務負担行為ですが、下記表のとおり3件予定しており、各事項の期間及び限度額を定めております。  続きまして、6ページをお願いいたします。こちらは平成30年度佐倉市水道事業予定キャッシュ・フロー計算書で、当該年度における現金の動きを業務活動、投資活動、財務活動を通じて表示しております。30年度の現金残高は、一番下、資金期末残高の38億667万9,000円で、前年度より11億6,348万2,000円の減少を見込んでおります。また、一番上の行、30年度の当年度純利益は2億9,067万1,000円を見込んでおります。  次に、13ページをお願いいたします。平成30年度佐倉市水道事業予定貸借対照表でございます。こちらは、30年度の予算全額を執行した場合の財政状態を見込んで示しております。まず、資産の部の一番下、資産合計は303億826万6,000円でございまして、前年度の見込み額からは2億2,978万1,000円の減額を予定しております。  続いて、14、15ページをお願いいたします。負債の部でございます。14ページの中段にあります負債合計は71億7,968万8,000円で、前年度の見込み額から5億2,045万2,000円の減額を予定しております。  次に、資本の部でございます。15ページの上段にあります資本合計は231億2,857万8,000円で、前年度の見込み額から2億9,067万1,000円の増額を予定しております。また、平成29年度佐倉市水道事業予定損益計算書及び予定貸借対照表は16ページから19ページに掲載しておりますので、ご参照をお願いいたします。以上が平成30年度の佐倉市水道事業会計予算の概要でございます。  続きまして、下水道事業会計の予算案をご説明いたします。お手元の平成30年度佐倉市下水道事業会計予算書をお願いいたします。1ページをお開きください。第3条の収益的収入及び支出の予定額からご説明いたします。これは、汚水の処理や雨水を排除するための費用とその財源でございます。  収入の第1款下水道事業収益は41億5,216万4,000円でございます。そのうち第1項営業収益は下水道使用料等の収益で、28億1,481万8,000円、第2項営業外収益は他会計負担金、長期前受金戻入などの収益で、13億3,732万6,000円、第3項特別利益は固定資産売却益などの収益で、2万円を予定しております。こちらの下水道事業収益でございますが、下水道使用料の増額を見込みまして、前年度から3億7,846万4,000円の増収を予定しております。  次に、支出でございます。第1款下水道事業費用は37億3,783万5,000円でございます。そのうち第1項営業費用は、汚水、雨水の処理に要する費用、下水道施設の修繕、使用料の徴収、減価償却費などに係る費用で、35億6,436万1,000円、第2項営業外費用は企業債の利息、消費税の支払いに係る費用などで、1億5,214万6,000円、第3項特別損失は前年度以前の損益の修正などによる費用で、132万8,000円、第4項予備費は2,000万円を予定しております。  こちらの下水道事業費用でございますが、下水道管の維持管理に係る費用として、定期的な下水道施設の点検調査や改築更新計画の策定、今後の効率的な浸水対策計画の策定など委託料の増加、その他減価償却費、資産減耗費の増加などによりまして、前年度から3億4,276万1,000円の増加を予定しております。  次に、第4条、資本的収入及び支出でございます。これは、下水道施設の建設、更新のための費用とその財源でございます。第1款資本的収入は5億8,109万7,000円でございます。そのうち第1項企業債は、建設改良費などの財源に充てるための企業債で、2億6,730万円、第2項出資金は下水道事業に係る費用の一般会計からの出資金で、1億3,674万9,000円、第3項国県支出金は下水道管やマンホールトイレの整備工事に伴う交付金などで、1億3,990万円、第4項負担金は受益者負担金、工事負担金などで、3,613万8,000円、第5項固定資産売却代金は1万円、第6項その他資本的収入は流域下水道建設負担金の返還金で、100万円を予定しております。こちらの資本的収入でございますが、企業債や負担金の減額に伴いまして、前年度から7,330万円の減収を予定しております。  次に、支出でございます。第1款資本的支出は13億8,131万円でございます。そのうち第1項建設改良費は、下水道管や下水道施設の建設、更新に係る費用で、10億6,621万5,000円、第2項企業債償還金は企業債元金の償還金で、2億8,509万5,000円、第3項予備費は3,000万円を予定しております。  こちらの資本的支出でございますが、企業債元金の償還金が減少する見込みに伴いまして、前年度から979万3,000円の減額を予定しております。また、資本的支出に対する資本的収入の不足分8億21万3,000円は損益勘定留保資金などで補填することとしております。  2ページをお願いいたします。第5条の債務負担行為ですが、下記表のとおり4件を予定しており、各事項の期間及び限度額を定めております。  続きまして、8ページをお願いいたします。こちらは平成30年度佐倉市下水道事業キャッシュ・フロー計算書で、水道事業と同様に、当該年度における現金の動きを業務活動、投資活動、財務活動を通じて表示しております。30年度の現金残高は一番下、資金期末残高の7億7,927万1,000円で、前年度より1,100万8,000円の増額を見込んでおります。また、一番上の行、30年度の当年度純利益は4億1,951万8,000円を見込んでおります。  次に、17ページをお願いいたします。平成30年度佐倉市下水道事業予定貸借対照表でございます。こちらは、30年度の予算全額を執行した場合の財政状態を見込んで示しております。まず、資産の部の一番下、資産合計は400億1,421万円でございまして、前年度の見込み額から5億1,379万6,000円の減額を予定しております。  18ページをお願いいたします。負債の部でございます。中段にあります負債合計は282億3,855万7,000円で、前年度の見込み額から10億7,130万1,000円の減額を予定しております。  次に、資本の部でございます。下から2行目、資本合計は117億7,565万3,000円で、前年度の見込み額から5億5,750万5,000円の増額を予定しております。また、平成29年度佐倉市下水道事業予定損益計算書及び予定貸借対照表は19ページから21ページに掲載しておりますので、ご参照をお願いいたします。  以上が平成30年度佐倉市下水道事業予算の概要でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) これより質疑を行います。  各委員の質疑時間は、1部局当たり10分以内としております。委員が多くの質疑を行えるよう、執行部の答弁は簡潔かつ明瞭にお願いいたします。  委員におかれましては、質疑時間10分のうち9分が経過した時点で予鈴を鳴らします。質疑をその後1分以内におさめていただきますようお願いいたします。  それでは、質疑のある方はお願いいたします。  木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 木崎です。よろしくお願いいたします。  まず最初に、追加資料の最初の概要のところで、水道事業の中でですが、1日平均配水量を昨年度と比較して0.2%の減という形なのですけれども、どうしてこうやって減らしてしまったのかなというところをお願いいたします。
    ○委員長(押尾豊幸) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(小川晃司) 経営企画課長の小川でございます。よろしくお願い申し上げます。  1日平均配水量の減少の理由でございます。こちらは、私どものほうで29年度、当年度のデータ及び前年度からの比較を行いまして、それも一戸建ての住居から、あと大口の需要家までいろいろ総合的に分析いたしました結果、このような形が望ましいだろうということで、検討の結果、減少という形の見込みを立てました。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) こういうふうに見込んだというのはそうなのでしょうけれども、何か大きな工場がなくなるとか、戸建てがふえているけれども、使わなくなっているとか、具体的なところでお伺いしました。 ○委員長(押尾豊幸) 給排水課長。 ◎給排水課長(豊田和正) 給排水課長の豊田でございます。給水人口としては、人口減少で給水人口も減少傾向にあります。給水件数は、年間600件程度増加しているのですが、1世帯当たりの人数が減っているような状況がありまして、その中で全体の8割を占める小口の家事用の減少が節水型の機器の普及などで見込まれまして、水の需要としては全体として減少傾向にあると。単価の高い大口については増加傾向にありますが、やはり家事用が大部分を占めていますので、そちらの影響が大きいと考えております。 ○委員長(押尾豊幸) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) ほかの分野でも同じで、世帯数はふえたけれども、その世帯が例えば大家族ではなくてひとり暮らしとか2人暮らしとか、そういう高齢者世帯がふえるとか、そういうことが影響しているのかなというふうに感じました。  次に、この事業に当たられる職員の過不足というのですか、技術系の職員の方が足りないとかというお話がありました。それは今年度解消される見込みでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(小川晃司) 経営企画課長の小川でございます。職員の不足、特に技術系職員の不足、確かに現場のほうからはそのような声が上がっております。私どもで今現在でき得る対策といたしましては、うちだけの問題ではないということで、市役所全体やはり技術者がどうも不足しているような傾向にあるようでございます。昨年もことしもそうだったのですけれども、人事課のほうにお願いをいたしまして、現状を説明して、技術職員の増員要望は実施しております。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 具体的にどのぐらい要望されていますでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(小川晃司) 下水道事業のほうで3名ほどです。ただ、うちだけというわけにいきませんので、バランスをとる意味で、総数ですけれども、下水のほうがプラス4で、水道から1名送り込むような形で、水道はマイナス1というような形で検討いたしました。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) そうすると、やはり非常に足りない状態が続いてしまっているということですね。退職される方も後ろ髪を引かれる思いになってしまうこともあるかと思いますので、市役所全体の問題ということもありましたので、そこのところは全体として私たちも要望していくようにしたいと思います。  それでは、内容のほうで、水道事業もそうなのですけれども、まず下水道について本年度拡張予定の特別な地域があればお願いします。 ○委員長(押尾豊幸) 建設課長。 ◎建設課長(栗原浩和) 建設課、栗原でございます。今年度の拡張の予定といたしましては、上志津原地先におきまして下水道管渠の新設、470メートルを行う予定でございます。そのほかに、マンホールトイレを8避難所に設置の予定をしております。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 水道のほうはどうでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 建設課長。 ◎建設課長(栗原浩和) 水道事業のほうにつきましては、平成30年度の拡張の予定はございません。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) ありがとうございます。そうしましたら、先ほどの配水量も減っていくというお話の中でなのですけれども、せんだって大野委員が最初の日の予算のところで水源確保事業について増額になった理由を聞いて、八ッ場ダムの建設にかかわる経費であるというようなお話がありました。具体的に何がどのように増額で私たちに求められてきているのかということがこの部署でわかるかなというふうに思って、企画政策課なのですけれども。 ○委員長(押尾豊幸) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(小川智也) 申しわけないのですけれども、その辺の負担金に関しては企画政策課が所掌しておりますので、うちのほうでは詳しいことは確認できません。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) わかりました。済みません。  そうしましたら、今企画政策課のほうで水源確保事業として支出している部分は、この水道の収支の中には今入り込んできてはいませんけれども、今後八ッ場ダムが完成して受水をという話になってくれば、何でこんなことを聞くかといいますと、八ッ場ダムは本当にいつどれだけまたお金がかかるかというのはわからないぐらいの急傾斜地で、崩落しているのをどんどん対応しながらというようなところもあったりとか、あと水の質、吾妻川が非常に高い酸性で、そこに毎日60トン石灰を入れて中和させているというような形で、費用がかかる方法であるというふうに思うのです。今後受水が始まると、やはり利用料金にはこれは直接はね返ってくることになるのですよね。 ○委員長(押尾豊幸) 上下水道事業管理者。 ◎上下水道事業管理者(椎名哲) 今の木崎委員の質問ですけれども、先ほど言いました薄めるというもの、我々が取水する場所というのは利根川から、あるいは印旛沼で取水していますから、100キロ以上離れていますので、酸性の強い水は薄まるというか、そういう心配はしていません。ただし、先ほど言いました中で受水費につきましては、地下水と受水の割合が変わってきますので、トータルではコストが要ると。 ○委員長(押尾豊幸) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 今年度、水道料金、また下水道料金の値上げの計画はありますか。 ○委員長(押尾豊幸) 上下水道事業管理者。 ◎上下水道事業管理者(椎名哲) 一番近々でタイミングとしては、八ッ場ダムの完成、これは平成32年3月に完成予定というふうに伺っておりますけれども、そこの段階での値上げという議論は出てくる可能性はあります。ただし、パーセンテージについてはそんなに大きな値上げではないだろうと、そういう見込みを立てております。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(小川晃司) 経営企画課長の小川でございます。先ほどの木崎委員のご質問、人数のところ、済みません、私は下水4名増員要望と申し上げましたが、3名増員要望でございました。おわびして訂正させていただきたいと思います。申しわけございませんでした。 ○委員長(押尾豊幸) ほかに質疑はございますか。  橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) 橋岡です。よろしくお願いいたします。  まず、黄色い資料の3ページ、浄水場整備修繕更新事業の中で、事業目的に緊急時、災害、事故に備え、配水池に水を確保するための整備を行うということなのですけれども、この配水池というのはどこになるのでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 維持管理課、佐々木さん。 ◎維持管理課副主幹(佐々木恭介) 維持管理課の佐々木です。配水池のほう、30年度は、南部浄水場の中に配水池がありまして、そちらの1池が緊急用の配水池になっていますので、そちらに水を確保するための緊急遮断弁の改修工事となっております。 ○委員長(押尾豊幸) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) 南部浄水場内ということなのですけれども、この配水池からその緊急時、災害、事故等のところまでどうやって水を運ぶのでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 建設課長。 ◎建設課長(栗原浩和) 一つの配水池の事故等によりまして、全部出ないようにそこに蓄えておきまして、おおよそ1人1日3リットルの水を確保しようということで、そこにためた水を給水車にくみまして、水を必要とされる方にお配りする予定でございます。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) 飲料水ということで考えていらっしゃると思うのですが、事故とか災害の場合、火災ということも考えられると思うのですけれども、どのようにお考えでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 建設課長。 ◎建設課長(栗原浩和) この南部浄水場につきましては、配水池が4つございます。そのうちの一つの配水池を飲料水用として確保するものでありまして、その他につきましては、大規模な漏水がない限り、必要最小限の中で給水等の運転は行いたいと考えております。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) そうしますと、4つのうち1つが飲用ということで、給水車を使うということですよね。何を伺いたかったかというと、糸魚川の大火災がありましたけれども、あのときに、あれは必要なのが飲料水ではないけれども、コンクリートミキサーで水を運んだということなのです。危機管理室には提案はしているのですけれども、やはり市内にそういう事業者さんもいますので、災害時の連携の協定を結んでおくことで、地震に伴う火災もありますし、単なる火災が大火となる場合もありますので、給水車だけで運ぶ想定ではなく、それ以外の飲料水でないものを運ばなければいけない、そういうこともあるということをちょっとお伝えしておきたいと思います。  それから、黄色い資料の2ページ、舗装の復旧工事16件、16ページから30ページに図面を添付していただいていますけれども、一般質問の中で、年1回の協議会でなるべく道路補修等、こういった上下水道、その他の工事を一緒に行うようにしているということだったのですけれども、この30年度はいかがでしょうか、これからということなのだと思うのですけれども。 ○委員長(押尾豊幸) 建設課長。 ◎建設課長(栗原浩和) 平成30年度の予定でございますけれども、下水道の管の工事、それと舗装の復旧の工事、これを一緒にして発注しましょうということを考えておりますのは今マンホールトイレのところで8カ所予定をしております。それと、上水道の工事と下水道の工事で、工事の計画の発注、これを調整したものが2件ございます。そのほかに、道路管理者、他企業との調整につきましては、今後の調整となります。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) ありがとうございました。マンホールトイレの整備の8カ所については下水管と舗装を一緒にやるということと、計画を調整して2件については同時に工事をするということでよろしいでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 建設課長。 ◎建設課長(栗原浩和) 上水道工事と下水道工事の同時の施工ではなくて、こちらは工事の調整を行いまして、水道の耐震化工事を前倒しをして続けて工事を行いまして、そうしますと下水の本復旧の工事が終わってからまたすぐさま繰り返し掘ることがないように、舗装の本復旧工事が1回で済むように調整したものでございます。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) 今後も復旧と舗装工事を同時に行えるように調整していただけたらと思います。今出ましたマンホールトイレなのですけれども、この管理についてもう少し詳しく教えていただけますでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 建設課、新川さん。 ◎建設課副主幹(新川浩史) 建設課、新川です。よろしくお願いします。  マンホールトイレの維持管理につきましては、下部構造と呼ばれる排水管路の入っている部分につきましてはマンホールの延長と考えて上下水道部で維持管理をする予定です。その上物、いざ地震が起きたときの簡易的な便器と建屋につきましては、危機管理室のほうで維持管理のほうをやっていただこうと考えております。なお、そのための協定の締結につきましては今年度中をめどに締結したいと考えております。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) 今年度中に協定を結ぶということで、お願いいたします。  そういたしますと、災害発生時にこのマンホールトイレを使用した場合、この下部を維持管理する上下水道はその後どのようにしていくか教えてください。 ○委員長(押尾豊幸) 建設課、新川さん。 ◎建設課副主幹(新川浩史) いざ発災したときの設営からお話しさせていただきたいのですけれども、上下水道部の職員数だけでは36避難所に設置するマンホールトイレを全て開設することは不可能ですので、各避難所の避難所長さんにこれから順次設営方法等をレクチャーしながら、実際の発災のときには各避難所で対応していただくことで考えております。また、実際に運用している中の定期的な清掃等につきましても、実際に避難されている方々で当番等をつくって対応していただければと考えております。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) そうしますと、下部は下水と直結しているので、その容量とかはないということでよろしいのでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 建設課、新川さん。 ◎建設課副主幹(新川浩史) 容量なのですけれども、800リットルで約半分ぐらいためられるマンホールが一番下流にございますので、1日分の容量はそのマンホールでためることができます。それ以降で下流の下水道管が使えない場合には、バキュームカー等の対応を考えたいと思っていますが、大規模災害のときには、県、国等の支援も入ると思いますので、その辺を頼りながら汚水の排除に努めたいと思っております。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) そうしますと、過去の熊本とか、あのあたりはマンホールトイレを設置していたところはあったのですか。バキュームカーのそういった派遣もあったのでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 建設課、新川さん。 ◎建設課副主幹(新川浩史) そこまで詳しいところまでは聞いてはおりませんが、熊本の大震災のときには、マンホールトイレを設置して、避難されている皆様がそれを使ったという事例は聞いております。 ○委員長(押尾豊幸) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) それでは、実際にそういうふうになったときどのように対応していくか、そのバキュームカーとか少し研究していただけたらと思います。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) ほかに質疑はございますか。  大野委員。
    ◆委員(大野博美) 大野です。よろしくお願いいたします。  まず、今後の水道事業に非常に大きなかかわりを持つ法律改正がつい先週9日に行われまして、ご存じのように、水道法改正案、これが今上程されている。再上程なのです。この眼目が2点あって、市町村水道の広域化、県が主導、リーダーシップをと。2つ目が水道民営化なのですが、コンセッション方式という、運営を任せて、施設は自治体だけど、運営は民間にというのが出ているのですけれども、まずこのコンセッション方式に関しての椎名管理者のご見解を伺います。 ○委員長(押尾豊幸) 上下水道事業管理者。 ◎上下水道事業管理者(椎名哲) 今議会の一般質問のご答弁でも申し上げましたけれども、現段階でその民間への包括委託、コンセッションそのものは、まだ視野には入れていないというか、そういう実情です。ただし、これから、あるいは5年スパン、10年スパンの考え方の中では、当然その考え方は出てくるというふうに想定はしております。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 大野委員。 ◆委員(大野博美) もう浜松市はゴーサインを出していますし、あと宮城県とか続々と出てきそうなのですが、私はそのコンセッション方式というのは、世界の水ビジネス、2020年には100兆円規模になると言われているのですが、そこに日本企業が参入したくて、日本の自治体の水道の管理運営の技術は世界一だそうなのです、自治体の技術は。そこが欲しくて今回日本の水道の自治体のところに参入したいと。だから、民営化を強力に推していると。これは、麻生さんもそう言っていますからね。水道民営化の先進国のフランスでは、もうご存じかと思いますが、100年以上続いていたパリの民営水道、これが公営に戻されることになりました。なぜかといいますと、この25年間で水道料金が3倍以上になって、サービスも著しく低下して市民の不満が爆発したと。もうパリは燃えているという感じなのですけれども、命の水を民営化するなどという、そういう道を佐倉市が今後も選ばないことを期待いたしまして、具体的な質問に移りますが、追加資料の2ページで表が載っています。いつもお聞きすることなのですが、年度末給水人口が過去4年間で最低となって、1日最大配水量に至っては過去10年間で最低を記録しています。この記録数値は、何月何日のものでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 維持管理課、佐々木さん。 ◎維持管理課副主幹(佐々木恭介) 29年度の最大配水量は7月3日でございます。今年度は、大みそかの日の天候が悪く、掃除とか洗濯等の水利用がなかったものと考えております。 ○委員長(押尾豊幸) 大野委員。 ◆委員(大野博美) では、大みそかがもし天気がよかったら更新されていた可能性があるということですか、ワーストではなく。 ◎維持管理課副主幹(佐々木恭介) 昨年度の量から見ますと、もうちょっとふえているとは思います。 ○委員長(押尾豊幸) 大野委員。 ◆委員(大野博美) いつも年末は悪天候になるようにこれから祈りますが、1日最大配水量が減ると、八ッ場ダムの意義が薄らぐということで、私たちは主張しております。それで、地下水の削減率なのですが、15.3%にしてほしいということでずっと議会でも訴えてきましたが、印旛広域との協議、それから県との話し合いは今どうなっていますか。 ○委員長(押尾豊幸) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(小川智也) 今協議を進めている段階で、まだ結論は出ていないです。来年度早々にまたどういう形かはわからないですけれども、とりあえず1案、2案の形で今紛糾しておりまして、なかなか協議がまとまらない状況でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 綱引き非常に厳しいと思うのです。各構成市町も必死だと思うのですが、もう八ッ場ダムは32年3月ですよね。だから、頑張って早く幕引きを。15.3%でめでたく幕引きをしていただきたいので、頑張ってください。  それから、もう一つ、ずっと昨年2月から、印旛郡市、これは旧市町連名です。千葉県に対して暫定井戸の継続利用と県の環境保全条例の見直しを求めていますが、これは今どうですか、状況は。県は動かないですか。 ○委員長(押尾豊幸) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(小川智也) 暫定井戸の継続利用という形なのですけれども、井戸を1本廃止するのではなく、量的削減はできるのではないかと。最終回答ではございません。ただ、そういう可能性があると。あと、もう一点、環境保全条例につきましては、一応まだ沈下しているので、要は他の用途ですか、その辺の見直しは今のところ考えていないということで進んではおります。 ○委員長(押尾豊幸) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 昨年2月から全く進んでいないということですね。わかりました。進めてください。よろしくお願いします。  それから、予算書の12ページですが、これもいつも質問しているのですが、損益勘定留保資金です。12ページで業務委託の財源として載っているのですが、一番下のものよりもほかのものは全部給水収益を使っているのです。水道の予算書の12ページだと思います。財源が一番下の分だけ損益勘定留保資金を使っているのです。これ基準はあるのですか。 ○委員長(押尾豊幸) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(小川晃司) 経営企画課長、小川でございます。こちらの基準、一番最後のところだけ給水収益等ではないというところなのですが、違いますのが、一番最後のところはいわゆる4条の支出のほうになります。資本的支出のほうでございます。 ○委員長(押尾豊幸) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 資本的収支を埋めるためのものですよね。わかりました。  では、その質問に行きます。では、その損益勘定留保資金が当初ベースで今残高は幾らか、それから前年度の残高も教えていただけますか。 ○委員長(押尾豊幸) 経営企画課、山形さん。 ◎経営企画課副主幹(山形信行) 経営企画課の山形でございます。よろしくお願いします。  平成29年度の見込みの損益勘定留保資金なのですけれども、水道事業が約21億6,500万円、下水道事業につきましては、平成29年度のほうが約9億6,200万円となっております。 ○委員長(押尾豊幸) 大野委員。 ◆委員(大野博美) 次に、予算書の13ページですが、バランスシートですね。30年度の流動資産、これが29年度よりも約11億8,000万円減少していますが、前年度を調べたら、1年間でまた戻していくという理解でよろしいですか。 ○委員長(押尾豊幸) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(小川智也) これは予定貸借対照表でございまして、予算を全部使った場合ですので、これに不用額が出てくると、その分が戻るような形になります。 ○委員長(押尾豊幸) 大野委員。 ◆委員(大野博美) わかりました。それから、先ほどから出ていましたが、水道料金の収入、予算書の22ページから23ページですが、収入は前年度より100万円減っている。加入負担金も約260万円減っています。給水件数は500件、600件ふえているという話で、1件当たりが少ないので、そうなったと言っているのですが、加入負担金が減っているのです。ということは、件数、その辺の違いがわからないのです。件数がふえているのに加入負担金がなぜ減っているのかを教えてください。 ○委員長(押尾豊幸) 給排水課長。 ◎給排水課長(豊田和正) 給排水課長、豊田です。加入負担金につきましては、新規の水道契約の方にいただくような形になるのですけれども、ここ数年、過去に平成25年には大型のマンション、ミライアタワーの建設や西ユーカリが丘や寺崎北の造成があって、新築などの工事で加入負担金の増収が見込まれたのですが、今後はそういったところが大分家が建ち並んで減少傾向にあるということで、減額で見込んでおります。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) ほかに質疑はございますか。  久野委員。 ◆委員(久野妙子) 久野です。お願いいたします。  まず、水道の予算書1ページ、収益収入と支出がここに出ていまして、利益が3億円ほどあるのですけれども、この次の資本的収入支出、ここで20億7,300万円のマイナスを損益勘定留保資金で補填するとあるのですけれども、この損益勘定留保資金はどこから持ってくるのですか。 ○委員長(押尾豊幸) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(小川智也) 損益勘定留保資金の主なものは、減価償却費から持ってきます。あと、過年度からの損益勘定留保資金の残額と合わせまして20億円です。当年度の10億円と、それから過年度のほうから10億円、約20億円を使うような形で考えております。 ○委員長(押尾豊幸) 久野委員。 ◆委員(久野妙子) わかりました。そうすると、これで6ページを見ると、資本的支出の有形固定資産の取得費がずっと出てきて、キャッシュフローを見ると21億1,800万円ですか。これもそれで補填をされるということなのですが、今後、黄色のこのファイルを見ていると、3年間工事の予定が出ていますよね。この下の浄水場もこの3年間出ていますね。毎年合わせると20億円ぐらいですかね。32年は17億円ぐらい行くのですけれども、この今の会計で、今は3年間ですけれども、あとどれぐらい予定をされているのですか、こういった工事を。 ○委員長(押尾豊幸) 建設課長。 ◎建設課長(栗原浩和) 更新事業、耐震化事業になるのですけれども、これが毎年同じペースで続いていくことになります。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 久野委員。 ◆委員(久野妙子) あと大体何年ぐらい行きそうな感じですか。 ○委員長(押尾豊幸) 建設課長 ◎建設課長(栗原浩和) 水道管の耐震化計画につきましては、40年先をめどに100%の耐震化を目指しております。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 久野委員。 ◆委員(久野妙子) わかりました。そういう長期の計画が出ていたかと思うのですけれども、この今の会計の目の前は利益が出て、あとはこの損益留保で補填をする、それから長期前受けでやっていくのかなと思うのですけれども、この今回のキャッシュフローでも大体20億円減らしているかなと思うのですけれども、これでいくとこの先々どうするのかなと。今の有形固定資産、これずっと耐震化だとか浄水場で入って、そして22億1,600万円になっているのですけれども、ここにこの値段の高騰とかなんとかという、その含み損というのは、これは入っているのですか。どうなのでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(小川晃司) 含み損と申しますと、物価のインフレ上昇分とか、そういう形です。インフレ上昇分までは加味してございません。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 久野委員。 ◆委員(久野妙子) 入っていないのですね。わかりました。  そうすると、これから先まだずっと工事がいろいろ毎年あるわけですけれども、14ページに長期前受けの残高が141億円あるみたいですけれども、今後どうなのでしょう、これで。 ○委員長(押尾豊幸) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(小川晃司) 経営企画課長、小川でございます。長期前受金は、端的に申し上げますと、今後は順次減少していくというふうに読んでおります。といいますのも、長期前受金の具体的な中身は、過去いただいていた寄附金ですとか、あと工事負担金、あとは開発業者からいただきます受贈財産がございます。それとあと、補助金がございます。いずれも今後、将来を考えますと、上昇するような要件がちょっと見当たりませんので、減少傾向にあろうかというふうに予測しております。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 久野委員。 ◆委員(久野妙子) わかりました。先々が今のこの会計でどうなのかなと。下水のほうは300ぐらい見たらありましたけれども、これでどうなのかなというふうに思いました。でも、工事をやっていかなければいけないわけですから、持続可能にどのようにやっていくのかというのをこの含み損を含んで予算を立てられたらいかがかというふうに思いました。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) ほかに質疑はございますか。  敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) 敷根です。よろしくお願いします。  まず、冒頭に1つなのですけれども、これから民営化という話もあるのですけれども、世界中を見渡しても、インフラを民営化してうまくいったところのほうがやっぱりなかなか少なくて、南米とかでも料金が5倍、10倍になってしまって殺し合いにまで発展するとか、そういうレベルのものもあるので、民営化の話が出ても、ちょっと様子を見てやっていただきたいということを含めて質問に入ります。  まず、黄色の資料、雨水拡張事業と雨水改良事業、洪水に対する対策、豪雨の対策が3カ年で計画されておりますけれども、今現在問題となっている、この間テレビに出た佐倉駅前であったりとか、中志津、上志津、寺崎とかも今開発行為が進んでおりまして、またユーカリが丘駅前にも開発が始まると、そういったことを含めて、この3カ年計画でどのぐらい洪水を今現在問題になっているところをカバーできるのかお伺いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) 上下水道事業管理者。 ◎上下水道事業管理者(椎名哲) 今のご質問の中で、過去3年ぐらいで相当あちらこちらで浸水被害が発生して、それを受けて、全体はもう少し待っていただきたいのですが、JR佐倉駅前と、それから中志津2丁目、あるいは上志津、あの辺につきましても土木部のほうと今連携しまして、何とか四、五年で全部終わらせてしまおうという考えは持っております。ただし、まだ予備軍がありまして、臼井とか、臼井といっても旧ふくべのあたりとか、あるいは今度は逆に表町の鏑木あたりとか、あの辺も大分やられていますので、30年度に策定する雨水総合管理計画の中でどういうところで一番やっていかなければいけないのかという場所を想定しまして、優先順位を決めてやっていきます。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) 非常に地元の方も今か今かと。実際動いてくれていますので、それを見てかなり評価をいただいているので、あとはその結果ですよね。もう6月が近づいてきて、またやっぱり出てしまったということになったときに今の降り方はちょっと異常なので、どう対策してもあふれたりとかは出てくるというのも含め、市としてはこれだけお金をかけて対策をしましたという姿勢を見せることも地域の方の理解を得るために大事だと思いますので、それはぜひ三、四年かけてでも、今言った3カ所、重点的にまず問題になっているので、やっていただければと思います。  次に、職員数を見たら、若手が今回結構ふえているのです。前年度2人だった1級職員が7人になっているとか、その辺も含めて、報酬自体、全体の給与費も下がっているのかなと。結構な額が下がっていたので、見ていたのですけれども、若返りした際にやはり気になるのが技術職系なので、引き継ぎですよね。そこら辺の指導に関して、どのように考えて取り組んでいるのかお伺いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(小川晃司) 経営企画課長、小川でございます。敷根委員おっしゃるとおり、技術継承というのは大変重要な課題だというふうに考えております。あと、若手職員、せっかく配属になりましたので、現在の中堅ベテラン職員のほうからオン・ザ・ジョブ・トレーニングという形で、仕事中でも経験、技術をどんどん伝えようということで、今積極的に現場へ連れていったりだとか現場の建設部隊のほうで動いてもらっております。それから、私どものほうではそれ以外に外部機関の研修がございます。例えば日本水道協会ですとか日本下水道協会の技術者向けの研修がございますので、そちらにも積極的に職員、特に若手を中心に送り込もうということで、今回30年度予算は研修費を増額いたしまして、対応に当たろうかというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) ぜひそうした取り組みをどんどん進めていただいて、若手を育てていただきたいと思います。民間からとるという方法もあるのですけれども、ただそうするとやっぱり違うわけですよね。インフラのものと民間のただの工事だけとは基本のスタンスも違いますので、それだったらちゃんと育ててもらうというのが一番いいと思いますので、お金を使ってやってください。お願いします。  あとは、下水道の使用料金が上がった後に徴収漏れとか、それを契機に払うのをやめてしまったみたいな人とかちらっと聞いたのです。そういう人がふえていたりとか、そういったときにどのように徴収しているのかというのをお伺いしたいのですけれども。 ○委員長(押尾豊幸) 給排水課長。 ◎給排水課長(豊田和正) 下水道使用料が昨年7月改定で33.1%上がったということで、ただそれに対して、だから払わないというのは、そういう声はまだ今のところ聞こえていなくて、支払いしやすいということで毎月振りかえということを取り入れようということで、この2月の検針分、3月の振りかえから実施しております。それについては、電話で上下水道お客様センターのほうに申し込みすれば手続が済みますので、その中で現在、3月10日までですけれども、127件の申し込みがあると。そういった形で負担の軽減を図るという形で進めております。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) 今おっしゃったように結構な反響があるということで、払い方ですね。やっぱり徴収のコンビニ納付とかだと意外と忘れてしまって、そのまま置いておかれてしまうケースがあるので、そういった引き落としやカードをどんどん便利にしていただいて、受益者負担というか、下水道はみんな使っているので、徴収漏れを減らしていくようにお願いします。  最後なのですけれども、一般質問でもあったのですけれども、マンホールカード、あれ企画政策課とか産業振興課とかと協力してぜひということで、ご答弁でもやっていただけるということで非常にありがたいお言葉をいただいたのですけれども、いつごろ発行してできるかみたいなものがあれば、そのアナウンスとかもこちらも協力したいと思うので、よろしくお願いします。 ○委員長(押尾豊幸) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(小川晃司) 経営企画課長、小川でございます。マンホールカードの発行時期でございますけれども、これは発行元の下水道広報プラットホームのほうに確認したのですけれども、今のところ年3回予定なのだそうです。基本的には4月、8月、12月、その2カ月か3カ月前に応募の締め切りですよということを考えますと、急いで間に合えば12月、デザインを一から考えなければなりませんので、ちょっとスケジュールがタイトかなと思いますので、今のところ来年度中に申し込みを終わらせて、4月、これから1年後になりますけれども、そのぐらいを目安に今考えております。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) 1年かかるのですけれども、はやり廃りというのがあるので、今がピークだと思いますから、デザインは確かに大事なのですけれども、1年後終わっていたということがないようにちょっと気をつけていただきたいと思います。  以上です。
    ○委員長(押尾豊幸) ほかに質疑はございますか。  高木委員。 ◆委員(高木大輔) 私からは1点だけお聞きしたいのですけれども、マンホールトイレ、先ほどから来年度やっていくということで、8カ所ということなのですけれども、その後の計画というのはどのように考えているのかお伺いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) 建設課長。 ◎建設課長(栗原浩和) マンホールトイレの整備につきましては、平成29年度から平成33年度までの5カ年で計画しております。平成30年度につきましては、佐倉小学校、寺崎小学校、南部中学校、臼井小学校、臼井西中学校、西志津小学校、西志津中学校、弥富小学校、以上の8つの避難所の整備を予定しておりました。また、平成31年度から平成33年度まで、こちらにつきましても1年度当たり8避難所の設置を予定しております。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 最終的には、33年度には各小中学校に設置して、一応一段落させるというような認識でよろしいのでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 建設課長。 ◎建設課長(栗原浩和) はい、そのとおりでございます。36の避難所と、それと市役所に設置する予定でございます。 ○委員長(押尾豊幸) ほかに質疑はございますか。  平野委員。 ◆委員(平野裕子) 平野です。下水道管の老朽化等での陥没の件数とかというのは、今年度ありましたでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 維持管理課長。 ◎維持管理課長(香取理志) 維持管理課長、香取でございます。今年度の下水道管渠の破損等による陥没については、29年度は3カ所ございました。 ○委員長(押尾豊幸) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) これからの傾向的には、やっぱりそういうところはあるというふうに見込んでいますでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 維持管理課長。 ◎維持管理課長(香取理志) 今更新事業等で老朽化した管の対策をとっているのと、あと今後ストックマネジメント計画の中で維持管理計画をつくってまいりますけれども、そういう破損しやすい箇所とかについて、優先的にやるような事業を計画しております。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) あと、去年でしたか、臼井、鳳翔団地のところでも何か水が漏れてということもあって、何か原因が余りわからなかったようなことを聞いたのですけれども、そういったところはどのように考えていますか。 ○委員長(押尾豊幸) 維持管理課長。 ◎維持管理課長(香取理志) 今年度初めの、鳳翔団地の交差点の部分の漏水でございますけれども、昔の管と台帳等変わっているところもありまして、更新計画の中から漏れている箇所もありますので、そういうところはまず応急処置をいたしまして、今後その周りについて検討も考えていきたいと考えております。 ○委員長(押尾豊幸) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) そういったところを把握するのに次年度、先ほど聞いた計画の中で早急に発見していくということでよろしいでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 維持管理課長。 ◎維持管理課長(香取理志) 鳳翔団地のところについては、水道管のほうの破損でございました。さっき言った計画のほうは、下水道関係のほうの計画となっております。 ○委員長(押尾豊幸) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) 1点だけ、先ほども口座のほうが1カ月ごとに引き落としになったということで、実際そのお知らせが入っていて、書いてあったのですけれども、やはり一回できれば何か上下水道だよりとかでまたそういったところをお知らせしていっていただければと思います。どのようになっていますか。 ○委員長(押尾豊幸) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(小川晃司) 経営企画課長、小川でございます。直近の今度3月末発行予定の広報の上下水道だよりのほうでそちらの紙面を割きまして、PRを展開しております。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) 3月末というか、あす発行、3月15日号ですか。 ○委員長(押尾豊幸) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(小川智也) 上下水道の広報でございまして、3月31日発行予定で、今順次記事を掲載しているところでございます。 ○委員長(押尾豊幸) ほかに質疑はございますか。  石渡委員。 ◆委員(石渡康郎) 水道のほうでお願いしたいのですけれども、1ページの資本的収入及び支出なのですが、この中で不足するのが20億円という数字が出ています。それと、損益勘定留保資金等で補填するということなのですが、この資本的収支の中の赤字が20億円ですけれども、これから管を入れかえたりしていって更新していくことによって、この赤字というのは減ってくるということでいいのですか。 ○委員長(押尾豊幸) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(小川智也) 基本的には、新規に需要をふやすものではございませんので、今入れてある管、もしくは老朽化した水道施設の入れかえというか、新しくするものでございまして、これをやったから収入がふえるとか、そういうものはございませんので、この分は今の水道料金の中から捻出していくような形になるかと考えております。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 石渡委員。 ◆委員(石渡康郎) では、損益勘定留保資金がどんどん減っていきますけれども、その分は売り上げのほうで補填しながらということになるのですか。 ○委員長(押尾豊幸) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(小川智也) 水道料金の売り上げのほう、もしくは国庫補助金等が使えれば国庫補助金、あとは地方債、そういうもので考えていくか、その辺は今後財政的なものを加味しながら、どういう形にしていくかというものは今後の計画の中で考えてまいります。 ○委員長(押尾豊幸) 石渡委員。 ◆委員(石渡康郎) そうすると、損益勘定留保資金というのは、実際先ほど減価償却とかなんとかという話だったのですけれども、それはどういうことになるのですか。 ○委員長(押尾豊幸) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(小川智也) 水道事業の費用の中で、実際にお金が出ていくものと、あと減価償却費という形で利益から引くものという形で取るのですけれども、減価償却そのものについては現金の支出が伴いません。その部分が内部留保資金として蓄えられていきます。それが年間で約11億円程度ございます。それをフルに使って更新をやるような形になるのですけれども、現在の計画ではそれでいくと10億円ぐらい足らなくなると。それは過年度からの積立金を使うと。もしくはこれが決算でもって、要は20億円が執行差金とか何かで得れば、その分が浮くような形になりますので、それを次年度に回していく、そういう形になろうかと考えております。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 石渡委員。 ◆委員(石渡康郎) 償却というと、バランスシート、13ページの貸借対照表の中で数字が出てきているけれども、その数字というのはこの辺からカウントしていくようになるのですか。 ○委員長(押尾豊幸) 上下水道事業管理者。 ◎上下水道事業管理者(椎名哲) ちょうど今バランスシートのお話が出ましたが、ここに現金預金がございますよね。下から6行目、この38億円、今回この期首では約50億円ちょっとあるわけです。これが予算どおり使っていけば12億円になる、持っている現金が。これをずっと繰り出していくのですが、これは予算で今考えていますから、決算ベースだともう少しこれが減るのですけれども、現金は40億円ちょっとになろうかと思いますけれども、このままやっていくと5年ぐらいで多分なくなるだろうという話になるわけです。先ほど大野委員からも言われましたけれども、八ッ場ダムのときにどうするのというお話の中では、これは予測ですが、5%ぐらいだという料金値上げ、32年3月でそういう考え方もあるのですが、我々としては上下水道料金で考えていますので、去年の7月に33%上げて、八ッ場ダムができる32年3月はまだ3年ちょっとしかたたないわけです。そこでまた新たな料金値上げをするのですかというのも当然出てくるわけです。そうなってくると、やはり10年とか15年スパンで何回上げるかという議論も出てくるわけです。ですから、これはまた我々が上げる時期を考えるに当たって有識者を入れまして、いろんなタイミングを見ながら上げていくと。じり貧状態になるのはわかっていますから、それに対する対策は何かないのかといったら、やっぱりコストを下げるしかない。コストを下げるというのは、先ほど大野委員が言われた、一番わかりやすいのは事業統合なのです。広域化というのは、要は一番お金を食うところの資産、浄水場とか、そういうところの統廃合をやることによって大分経費が下がるのです。ですから、そういうことは国で今やれという強い文書が来るのでしょうけれども、そういうこともにらみながら、料金、今の内部留保資金ではないけれども、現金も考えて、上下あわせてやっていく。なおかつ民間コンセッションも考えないとおかしくなるかなという、そういう話なのです。ですから、今目先で5年後幾ら上げるとか7年後に幾ら上げるという話ではなくて、やっぱりもっと長いスパンで考えていかないと多分ぎりぎりになるだろうと、そういう考えです。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 石渡委員。 ◆委員(石渡康郎) この中で、収益的収入及び支出では、年間3億円とか、それぐらいの収入しかないわけですから、それで20億円をカバーしていくということになると、当然値上げとかそういう話もあり得ると思うのです。先ほど広域化の話がありましたけれども、広域化で処理場をどこかに新しくつくるとか、そうするとその間の配管の太さも影響してくるのではないかと思うので、果たしてそれが本当にいいかどうかというのは検討していただく必要があるかなという感じがします。それと、あともう一つ、14ページなのですけれども、企業債、29年度と30年度で企業債が1億円ぐらい減っているのです。この企業債を1億円減らした理由というか、減る理由というのは。 ○委員長(押尾豊幸) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(小川晃司) 経営企画課長、小川でございます。水道のほうは、企業債は確かにそのぐらい減っております。これは、予算書の最後のほう、32、33ページに記載がございますけれども、企業債償還金という形で毎年、今のところちょうど1億円ぐらい、本年度ということで1億180万円と書いてありますけれども、これだけ元金を償還していきますので、減っていきます。水道のほうは、今のところ現金のほうを何とかやりくりできておりますので、新たに金利を負担して借金をすることは控えておりますので、毎年このぐらいの金額これからも減少していくという形でお考えいただいて結構だと思います。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 石渡委員。 ◆委員(石渡康郎) あともう一つです。退職金なのですけれども、退職手当組合という名前が出てくるのですけれども、この退職手当組合はどういう組織になるのですか。 ○委員長(押尾豊幸) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(小川晃司) これは県の組織になります。千葉県市町村総合事務組合といいまして、県内の市町村が加盟いたしまして、こちらでまとめてお金を預けて集中的に運用していただいて、必要な額、退職者がいた場合はそこから給付していただくといったような形で事務を行っている組合でございます。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 石渡委員。 ◆委員(石渡康郎) そうすると、上水道とか下水道に限らず、市全体もそういう組織になっているということですか。 ○委員長(押尾豊幸) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(小川智也) 佐倉市の場合は、退職条例を持っておりませんので、要はその総合事務組合のほうに全部お任せしていますので、そちらの条例に基づいて支払うような形になっておりますので、市全体がそのような形になっております。 ○委員長(押尾豊幸) ほかに質疑はございませんね。  それでは、会派に属さない議員から事前提出のありました質問事項のうち、これまでに質問がなかった内容について委員長より質問をさせていただきます。  質問は、藤崎議員からの質問1件でございます。これは、省エネルギーへの取り組みに関する質問でございます。上下水道事業において、省エネルギーに関してはどのような対策をとっているか、またその節約金額はどの程度であるかというものでございます。  執行部の答弁を求めます。  維持管理課長。 ◎維持管理課長(香取理志) 上下水道事業では、以前より浄水場の設備更新時においてポンプのインバーター化を実施しております。現在10年前の電気使用量の約5%を削減しております。金額につきましては、1キロワットアワー当たりの単価を18円といたしますと、年約450万円となります。近年では、水源井戸のインバーター化も進めており、今後も設備更新時期などを考慮し、省エネルギーに取り組んでまいります。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 以上で質疑を打ち切ります。  執行部はお疲れさまでした。  以上で本日の日程は終了いたしました。  あすは午後1時から委員会を開催いたします。  本日はこれにて散会いたします。  お疲れさまでした。           午後4時23分散会...