佐倉市議会 > 2017-09-21 >
平成29年 8月定例会決算審査特別委員会-09月21日-01号

  • 水素(/)
ツイート シェア
  1. 佐倉市議会 2017-09-21
    平成29年 8月定例会決算審査特別委員会-09月21日-01号


    取得元: 佐倉市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-18
    平成29年 8月定例会決算審査特別委員会-09月21日-01号平成29年 8月定例会決算審査特別委員会          平成29年8月定例会 決算審査特別委員会 会議録 〇日時    平成29年 9月21日(木) 午前9時59分から 〇開催場所  佐倉市役所 議会棟 全員協議会室 〇事件    1)議案審査         ①産業振興部、環境部、農業委員会事務局           議案第1号 平成28年度佐倉市一般会計歳入歳出決算の認定について           議案第4号 平成28年度佐倉市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について         ②土木部、都市部           議案第1号 平成28年度佐倉市一般会計歳入歳出決算の認定について         ③上下水道部           議案第8号 平成28年度佐倉市水道事業会計決算の認定について           議案第9号 平成28年度佐倉市下水道事業会計決算の認定について 〇出席委員  委員長・中村孝治、副委員長・久野妙子        委 員・徳永由美子、木崎俊行、高木大輔、爲田 浩、伊藤壽子、小須田 稔、村田穣史、山口文明、押尾豊幸
    〇欠席委員  なし 〇説明のため出席した者の職氏名        産業振興部長・荒井 孝、農政課長・岩井一徳、        農政課副主幹・田辺篤也、農政課主査・笠井三佐夫、        農政課主任主事・内藤晋介、草ぶえの丘園長・冨永文敏、        草ぶえの丘主任主事・飯沼大地、産業振興課長・岩井克己、        産業振興課主幹産業振興部調整担当)・鈴木研悟、        産業振興課主査・大川英克、産業振興課主任主事・塚田祥平、        環境部長・井坂幸彦、環境政策課長・秋葉良一、        環境政策課副主幹(環境部調整担当)・近田小百合、        環境政策課主査・秋葉英樹、生活環境課長・向後昌弘、        生活環境課副主幹・布施啓行、生活環境課主査・齋藤伸之、        廃棄物対策課長・田中眞次、廃棄物対策課主査・佐藤洋彦、        廃棄物対策課主査・八角文仁、廃棄物対策課主査・森 茂雄、        農業委員会事務局長・櫻井正行、農業委員会事務局主査・久保木 豊        土木部長・石倉孝利、土木管理課長・高橋勝男、土木管理課主査・石井 優、        土木管理課主査・岩井 優、道路維持課長・石橋雅幸、        道路維持課主査・漢那周一、道路維持課主査・車田勝美、        道路維持課主査・渡辺正光、道路建設課長・宇井昌昭、        道路建設課副主幹・寺川政雄、道路建設課主査・山田圭一、        道路建設課主査・遠藤和久、治水課長・櫻井高明、        治水課副主幹(土木部調整担当)・小西 亘、治水課副主幹・齋藤和弘、        都市部長・窪田勝夫、都市計画課長・小野寺正朋、        都市計画課副主幹(都市部調整担当)・利光 尚、        都市計画課副主幹・平野昌彦、都市計画課副主幹・鈴木美佐雄、        都市計画課主査・櫻井慎也、公園緑地課長・湯浅明弘、        公園緑地課副主幹・和田裕之、公園緑地課主査・西野剛史、        公園緑地課主査・大塚 孝、建築住宅課長・小菅慶太、        建築住宅課副主幹・齋藤義明、建築住宅課副主幹・田中拓吾、        市街地整備課長・内田正宏、市街地整備課主査・青山 修、        市街地整備課主査補・菅原英雄        上下水道事業管理者・椎名 哲、上下水道部長・小川智也、        経営企画課長・小川晃司、経営企画課主幹・古作明雄、        経営企画課副主幹・前田隆士、経営企画課副主幹・山形信行、        経営企画課主査・山田智之、経営企画課主査補・長谷川雅幸、        給排水課長・豊田和正、給排水課主査・上地俊行、給排水課主査・井原稔典、        維持管理課長・香取理志、維持管理課副主幹・佐々木恭介、        維持管理課主査・定森正樹、建設課長・栗原浩和、建設課副主幹・新川浩史、建設課主査・鈴木孝治、建設課主査・林田栄二 〇議会事務局 局長・橋口庄二、次長・鈴木則彦、書記・村上一郎、宮崎由美子、齊藤雅一           午前9時59分開議 ○委員長(中村孝治) それでは、おはようございます。ただいまから決算審査特別委員会を開会いたします。  委員全員が出席しておりますので、会議は成立しております。  本日傍聴の申し出があり、これを許可しておりますので、ご了承願います。  これより議事を行います。当委員会に付託されました平成28年度佐倉市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算のうち産業振興部、環境部、農業委員会事務局所管の案件について審査を行います。  執行部の概要説明に当たり、委員長より申し上げます。まず、決算の概要に基づき部局の概要を説明し、続いて決算書に基づき事業の説明をお願いいたします。なお、説明は20分以内とし、簡潔かつ明瞭にお願いいたします。  それでは執行部の説明を求めます。  産業振興部長。 ◎産業振興部長(荒井孝) おはようございます。産業振興部の荒井でございます。よろしくお願いいたします。失礼して、着座にて説明をさせていただきます。  産業振興部の決算の概要につきましてご説明申し上げます。お手元にお配りをしております緑のファイルのうち産業振興部決算審査特別委員会追加資料の1ページ目をごらんいただきたいと存じます。それでは1ページ目の平成28年度決算の概要(産業振興部・農業委員会)に沿って、産業振興部及び農業委員会事務局の決算概要についてご説明させていただきます。  まず、執行体制につきましては産業振興部は農政課、産業振興課の2課、部長以下27名で、農業委員会事務局は局長以下計6名の体制でございました。これに加えまして、産業振興課では計8名の非常勤職員をおはやし館と地域職業相談室に配置し、業務を執行しております。  次に決算概要でございますが、産業振興部所管の一般会計歳出決算額は9億6,813万2,184円で、一般会計歳出総額に占める割合は2.1%でございます。前年度と比較して1億2,083万6,567円、11.1%の減となっております。これは、主に平成27年度に国の地域活性化交付金を活用して実施をいたしましたプレミアム商品券発行事業等が28年度はなかったことによるものでございます。  また、主な事業の概要でございますが、農業部門では生産調整を推進するための飼料米等を生産した農業者への補助や佐倉草ぶえの丘耐震補強及び改修工事に係る設計業務委託などを行っております。産業振興部門では地域の産業経済活性化や交流人口の増加を図るため、企業誘致に係る助成や観光イベントの実施をいたしました。  なお、詳細につきましては農政課長が一括でご説明をさせていただきます。ご審査のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 農政課長の岩井でございます。座って、失礼して説明させていただきます。  それでは、議案第1号 平成28年度佐倉市一般会計歳入歳出決算認定のうち産業振興部の主な事業についてご説明させていただきます。  決算書の198ページをごらんください。198ページでございます。5款農林水産業費、1項農業費、3目農業振興費でございます。主なものといたしましては下段にございます2の佐倉草ぶえの丘管理運営事業の委託料5,081万1,790円でございまして、草ぶえの丘の管理運営業務を指定管理者に委託するために要した経費でございます。  続きまして、200ページをごらんください。8の水田自給力向上対策事業の3,976万6,000円でございます。これは水田の有効活用を推進するため水田に主食用米以外の大豆、麦、飼料用米、WCS(稲発酵粗飼料用稲)などを作付した場合に面積に応じて補助をするために要した経費でございます。  続きまして、202ページをごらんください。5款農林水産業費、1項農業費、4目畜産業費でございます。2の畜産総合対策事業の4,214万6,000円でございます。これは畜産農家に対して畜産物の加工販売施設整備などの支援に要した経費でございます。  次に208ページをごらんください。6款商工費、1項商工費、2目商工振興費でございます。主なものといたしましては上段7の企業誘致事業1億4,106万200円でございます。これは企業誘致区域内に進出または増設などを行った指定企業4社に対して、企業立地促進助成金地元雇用促進奨励金を交付するために要した経費でございます。  続きまして、210ページをごらんください。6款商工費、1項商工費、3目観光費でございます。主なものといたしましては3の観光イベント事業5,606万4,963円でございます。これは佐倉チューリップフェスタ、花火大会、時代まつりなどのイベント開催に要した経費でございます。  続きまして、211ページ中段をごらんください。7の観光施設整備事業の7,348万9,054円でございます。これは印旛沼周辺施設の活性化推進プランに基づき実施いたしましたサンセットヒルズコミュニティールーム、シャワールームなどの整備工事に要した経費でございます。  次に議案第4号 平成28年度佐倉市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についてご説明いたします。決算書の354ページをごらんください。平成28年度の歳入歳出決算額はともに2,131万3,659円でございまして、残金はございません。  続きまして、戻っていただきまして350ページをごらんください。歳入の主なものでございますが、2款使用料及び手数料、1項使用料、1目農業集落排水使用料の収入済額255万7,118円につきましては利用者93戸からの使用料収入でございまして、現年度分と滞納繰り越し分を合わせた収入率は98.29%となっております。  続きまして、352ページをごらんください。歳出の主なものといたしましては2の排水施設維持管理事業の400万3,609円でございまして、浄化槽法に基づく水質検査、光熱水費などの維持管理に要した経費でございます。  以上、議案第1号及び議案第4号の主な事業概要についてご説明をさせていただきました。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○委員長(中村孝治) 環境部長。 ◎環境部長(井坂幸彦) おはようございます。環境部の井坂でございます。  私のほうからは環境部の決算概要についてご説明を申し上げます。お手元の資料の緑のファイルでございますが、こちらの環境部追加資料の1ページ、28年度決算概要(環境部)というのがございますので、そちらをごらんいただきたいと存じます。  まず、執行体制についてでございますが、環境政策課、生活環境課、廃棄物対策課の3課、部長以下35名の体制でございました。これに加えて放射線等測定員12名、事務補佐員1名、不当行為防止指導員3名、清掃作業員7名の非常勤の職員で業務を執行いたしました。  決算概要でございますが、環境部所管の歳出決算額は20億2,154万4,638円で、一般会計歳出総額に占める割合は4.4%でございます。前年度と比較いたしまして1億125万2,105円、5.3%の増となっております。これは主に平成28年度から30年度を計画年度とするごみ焼却施設基幹的設備改良事業が開始されたことによりまして、佐倉市、酒々井町清掃組合負担金が増額となったことによるものでございます。  主要事業でございますが、大気汚染、水質汚濁等の環境調査などを実施いたしまして、生活環境の保全に努めるとともに市内全域の放射線量率測定や給食食材等の放射能検査により市民の不安解消に努めたほか、再生可能エネルギーの利用促進を図るための住宅用省エネルギー設備等設置費補助事業等を実施いたしました。清掃費につきましては家庭ごみの収集運搬並びに佐倉市、酒々井町清掃組合を通じての焼却及び最終処分の安定的な実施に努めたところでございます。  詳細につきましては環境政策課長からご説明させていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(中村孝治) 環境政策課長。 ◎環境政策課長(秋葉良一) 環境政策課長の秋葉でございます。  議案第1号 平成28年度佐倉市一般会計歳入歳出決算認定の歳出のうち環境部が所管いたします主な事業につきましてご説明申し上げます。  初めに決算書の184ページをお願いいたします。ページ上段、4款衛生費、1項保健衛生費、5目環境衛生費でございます。1、公衆トイレ維持管理事業369万3,644円につきましてはJR佐倉駅南口を初め市内5カ所の公衆トイレの維持管理に係る光熱水費や清掃委託料などでございます。次の2、畜犬管理事業108万1,698円につきましては犬の登録事務や狂犬病予防注射の実施に要した経費でございます。その下の3、佐倉市・四街道市・酒々井町葬祭組合負担金1億1,660万円につきましては、さくら斎場における火葬や式場の貸し出しなどを行う葬祭組合の管理運営費負担金のうち佐倉市分の負担金でございます。  次に186ページをお願いいたします。ページ上段の4款1項6目公害対策費の3、公害防止対策事業935万5,733円でございます。主なものといたしましては公害関係の調査として河川等の公共用水域の水質監視、大気中及び河川等のダイオキシン類の濃度状況の把握、道路における騒音、振動を把握するために行った業務委託、また大気測定局の機器の保守点検業務委託などでございます。  次に187ページをお願いいたします。上段5、水質汚濁防止対策事業675万395円につきましては市内における地下水汚染対策機構解明調査業務地下水汚染除去対策効果確認調査業務など、地下水汚染防止対策事業の委託料が主なものでございます。  ページ中段の7、畔田谷津保全事業78万5,706円につきましては畔田谷津の生態系保全のために行いました草刈りや枯れ木の伐採等に要した経費でございます。  ページ下段から次の188ページに続いております、9、自然環境施設保全事業269万6,155円につきましては佐倉城址公園内のビオトープ、西御門や直弥の谷津環境の保全管理に要した経費でございまして、草刈りや枯れ木の伐採に要した費用でございます。  188ページの上段、10、放射性物質対策事業889万9,262円でございます。こちらは子供たちが集まる施設を中心に市内全域の放射線量率の測定と給食用食材等の放射能測定のために要した経費でございまして、主なものといたしましては事務補佐員賃金でございます。  ページ下段の12、住宅用省エネルギー設備等導入促進事業1,417万円でございます。こちらは再生可能エネルギーの導入促進を目的に、住宅用太陽光発電システムなどの設備を設置しようとする者に対し費用の一部を補助したものでございます。  続きまして、189ページをお願いいたします。ページ下段から190ページに続いております4款2項清掃費、2目じん芥処理費の1、最終処分場管理事業でございます。こちらの1,003万5,617円は小篠塚にございます一般廃棄物最終処分場の維持管理に要した経費でございまして、廃水処理施設の維持管理、水質検査等の委託料、光熱水費が主なものでございます。  190ページの中段、2、一般廃棄物収集運搬事業5億6,787万3,825円につきましては家庭ごみの円滑な収集運搬とごみの減量化、再資源化の推進を図るための経費でございます。主なものといたしましては家庭ごみ、粗大ごみの収集運搬委託料と容器包装リサイクル法対象品目の中間処理委託料でございます。  次に191ページをお願いいたします。ページ中段の4、不法投棄対策事業1,210万6,968円につきましては不法投棄や残土による埋め立てなどの不法行為に対する指導等を行うための経費でございまして、不当行為防止指導員の賃金が主なものでございます。その下の5、減量化推進事業2,477万6,879円につきましては、ごみの減量化のための資源回収協力団体並びに協力業者への謝礼金が主なものでございます。  次に192ページをお願いいたします。ページ上段の6、佐倉市、酒々井町清掃組合負担金の8億3,611万3,000円でございます。こちらは清掃組合の事務事業費並びに建設事業費の負担金のうち佐倉市分の負担金でございます。  その下の4款2項3目し尿処理費でございます。1、合併浄化槽普及促進事業836万5,000円につきましては合併処理浄化槽の普及促進を目的に、浄化槽の設置、維持管理に対して費用の一部を補助したものでございます。次の2、印旛衛生施設管理組合負担金1億2,977万9,000円でございます。こちらはし尿及び浄化槽汚泥の処理を行うため、佐倉市、四街道市、八街市、富里市、酒々井町の4市1町で構成する印旛衛生施設管理組合の運営費、建設費の負担金のうち佐倉市分の負担金でございます。  議案第1号 平成28年度佐倉市一般会計歳入歳出決算認定の歳出のうち環境部所管に係る説明につきましては以上でございます。ご審査のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(中村孝治) 説明は以上でよろしいですかね。  これより質疑を行いますが、各委員の質疑時間は1部局当たり10分以内としております。委員が多くの質問を行えるよう執行部の答弁は簡潔かつ明瞭にお願いいたします。  なお、質疑時間10分のうち9分が経過した時点で予鈴を鳴らしますので、質疑をその後1分以内におさめていただきますようお願いいたします。
     それでは質問のある方はお願いいたします。  徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) 徳永です、よろしくお願いします。  まず、主要施策179ページの耕作放棄地対策事業におきまして、昨年度の新規就農者が8名と例年よりふえておりまして、それまでに時間をかけて就農の準備の支援をされてきたと思うのですけれども、どのような経緯で佐倉に新規就農されることになったのかお伺いします。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 新規就農者につきましては8名の方がいらっしゃいますけれども、それぞれ経緯が異なっておりますけれども、結局、佐倉市で多く受け入れをしているというところで、佐倉に魅力を持って就農していただいている、それから、既に新規就農された方からの情報をいただいて、佐倉が就農しやすいというようなことで佐倉に就農していただいているというふうに聞いております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) 初めて農業に携わるようになられた方なのでしょうか。これからつくる作物だったりとか販売経路とか、そういったものに関してはどのような準備がされたのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) まず、作物の栽培方法につきましては、農政課に相談があった時点で千葉県の農業大学校のほうに行って勉強していただく、もしくは農家のほうに直接指導を受けて勉強していただくように説明をさせていただいております。そういった中で、その販売方法ですね、販売方法は市内の直売所でありますとか、例えばベイシアのほうに野菜を置いて販売している新規就農者の方がいらっしゃいますので、そういった情報を得ながら販売をしていただいているといった経緯でございます。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) ありがとうございます。  それでは、191ページに移りまして観光イベント事業なのですけれども、チューリップフェスタや時代まつりには市内と市外の来客比率というのはわかるのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課、鈴木さん。 ◎産業振興課主幹(鈴木研悟) 観光班長の鈴木でございます。  市内、市外の比率というのは把握しておりません。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) そうですね、把握は特にする必要はないですかね。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課、鈴木さん。 ◎産業振興課主幹(鈴木研悟) 済みません、アンケートをとっているときは市内、市外はとっているのですが、全体の入り込み数でいきますと何万人もいるものですから把握できていないという説明でございます。済みません、言葉足らずで。申しわけございません。 ○委員長(中村孝治) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) 現代風に言うと、観光イベントとか、特にお花とか時代まつりとか、何かSNSに投稿してもらおうという、そういう何かこう意識した取り組みみたいなことはあるのですか。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課、鈴木さん。 ◎産業振興課主幹(鈴木研悟) 現在、やはりSNSを活用した口コミ広報というのはすごく有効的であるものですから、今は主にカムロちゃんのツイッターを佐倉市でやっているものですから、それを活用して情報を広げていただくとか、そういったことをやっているところでございます。今後もそういったSNSを有効的に活用したいなというふうには考えております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) はい、わかりました。何かインスタ映えするような空間を演出するのも1つかなと思うので、よろしくお願いします。  あと、昨年、シティプロモーションのイベントがスカイツリーのほうで行われたときというのは産業振興課も同行されているのですか。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課、鈴木さん。 ◎産業振興課主幹(鈴木研悟) はい、シティプロモーションと一緒に、うちのほうも観光で行かせていただいて、あと文化課も一緒に行っていただきまして、甲冑の試着ですとか、あと花火の2尺玉の実物の展示とか、そういったことを行ってプロモーションをしてきました。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) そこのスカイツリーのところに地元の墨田区の観光協会があるのですけれども、墨田区の取り組みとかについてはご存じでしょうか。佐倉市と同じように、佐倉市もいろんなところが点在しているので、歩いてめぐるというコースが幾つも用意されていて、とても参考になるのではないかと思うのですが、墨田区の取り組みはご存じでしたか。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課、鈴木さん。 ◎産業振興課主幹(鈴木研悟) 詳しくは知らないのですけれども、そういった墨田区の方とお話しさせていただくときに、いろいろ参考にさせていただいているところはございます。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) ぜひ、墨田区だと24ぐらいの、歩いてめぐるコースが用意されているので、その中にすごいものもあれば、大したことないと言ったらおかしいですけれども、いろんなものがそこのコースに含まれていることで1つの付加価値になっているので、ぜひ参考にしていただければというふうに思います。  続きまして、192ページの観光施設整備事業におきまして、現在の観光農園と、あと、できましたサンセットヒルズコミュニティールームの活用について現在どのような状況かお伺いします。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) お答えいたします。  農園につきましては今年度中の整備を目指しているところでございます。現在、既に竣工しておりますコミュニティールームにつきましては、その一部でありますシャワールームにつきましては既に供用開始させていただいて、7月100名、8月は200名を超える皆さんにご利用いただいているところでございます。コミュニティールームにつきましては主たる目的が、下に整備予定の農園と農園利用者と地元農家の方の意見交換、交流の場というところでございますので、本格運用につきましては農園の整備にあわせて来年度早々に開始したいというところでございますが、その他の利用につきましても検討する必要があることから、今は試験的な利用とご意見聴取の期間ということで考えているところでございます。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) 観光農園に関しては観光なので何か手ぶらでできるとか、どういった利便性が準備されているのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) 今のところの想定といたしましてはサンセットヒルズで行っておりますバーベキュー時などに夏野菜、今はトウモロコシですね、そういったものを直接下の農園で採取して、上で利用していただくというようなことも1つなのかなというふうに考えているところでございます。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) となりのページの観光資源創出事業で、観光、学習船の運航事業について昨年度どの程度の実績があったのか伺います。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) 学習船、観光船の実績につきまして申し上げます。サンセットヒルズ下の仮桟橋とふるさと広場の桟橋をつなぐ渡しが190回運航して325人の乗船、イベント時のチューリップフェスタ等の期間、こちらで運航する乗り合いが104回運航して946人の利用、その他、環境学習等で貸し切りで運航した回数が58回、648人の利用でございました。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) 担当課の評価としてはいかがですか。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) 運航に係る委託料と乗船料で見ますと委託料が乗船料より倍以上かかるというところはございますけれども、まだ始めて2年目の取り組みですので、これからどんどん乗り合い船、貸し切り船など、そういった利用がふえていく中ではもう少し長い目でこの効果については考えたいというところと、今現在、この渡しについてはどんどん利用者がふえているという状況もありますので、いましばらく見守っていきたい、活用していきたいというところでございます。  以上です。 ◆委員(徳永由美子) 以上です。 ○委員長(中村孝治) ほかに質問はございますか。  木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 木崎です。よろしくお願いいたします。  成果説明書の186ページの中小企業支援事業、以前、経営が困難でも融資が受けられる制度というふうに私お伺いしていたと思うのですね。中小企業の数自体が減っているのだろうかと思うような融資企業数が減っている要因は何でしょうか。また、追加資料の4ページの倒産件数の資料があります。そちらとの関係などあるでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) お答えいたします。  この融資件数が減っている件につきましては、私どもの融資に当たっては信用保証協会にお願いする関係がありますので、そちらにも状況を伺ったところ、ここ数年やっぱり信用保証協会としても全国的に融資の件数は減ってきている。原因について意見交換させていただいたところ、最近、一般の金融機関、金融庁の指導でリスクよりも企業の将来性ですとか、そういったものを検討して、よくそこを審査して貸し出しなさいというような金融庁側の指導があって、プロパー融資が以前よりも盛んになっていると。そこの辺から私どもの融資の件数も減ってきているというのがどうも実態のようでございます。  済みません、それからもう一つ、倒産件数の資料について関連性でございますけれども、逆に開業件数のほうも最近ふえてきております。130件ぐらいの倒産があるとすると、170件程度の企業創業が発生しているというところもあって、その辺は少しやっぱりトライしていかれる方が多い分、やっぱり倒産件数もある程度出てきているというふうに我々として見ているところでございます。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 私、気になっているのが、地元の雇用がそういうふうにドラマチックにふえたり減ったりというようなことがあるようなのですけれども、今のお話だと企業がふえたりとか、あとは倒産がふえたりとかそういうことがあるようなのですけれども、最終的に地元の雇用の人数がふえているのかとかですね。あと、次の188ページの企業誘致事業などのほうで考えますと地元の雇用の人数がこの誘致事業でしっかりふえているか、倒産で失われた分以上ふえているかということや、それだけ税金投入していますので、それ以上の効果があるかというところが非常に気になるところですが、いかがでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) まず、倒産等で失われた人数以上にというところについては市内4,000余りの事業所がどういう状況、どういう出入りかというところはちょっと把握できていません。ただ、商工会議所が市内300を超える企業に対して調査を行っています。景況感というレベルですけれども、その中で通年通して四半期ごとにやるので4期通してテーマとなっている課題は何ですかという問いには人手不足だと。企業としては、やっぱり人材が28年度については欲しいという状況。そして企業誘致との関係につきましては、やっぱり地元雇用促進奨励金を昨年並みに、今年度たしか23人、その辺は維持しながら貢献できているというふうに考えています。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) その辺のところの人の出入りがやっぱり、大まかにでもしっかり確認されないと、市が踏ん張って何とか実績を上げられるのか、それとも国政の問題なのかというところが見えなくなってしまうと思いましたので、お伺いさせていただきました。  次、2ですね、環境部のほうの、161ページの放射性物質対策事業なのですけれども、放射線量が大きいなどの異常があった地点というのはあったでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(向後昌弘) 生活環境課、向後でございます。  昨年、28年度の調査の中では異常地点というものは私どものほうでは確認してございません。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) それでも続けるのはなぜかという問いがあればお答えいただけるでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(向後昌弘) 生活環境課、向後でございます。  異常値がない中で5年を経過した中で継続している理由でございますが、まず私どもは、ご存じのように重点調査地域の指定を受けてございまして、佐倉市のみならず地域全体を考えた場合にまだまだそのご懸念があるのであろうというふうに理解をしております。そういった中で市民の方のご不安払拭という観点で継続しているという状況です。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) やっぱり不安解消するというところが非常に大きいかと思います。その不安の大もとにある原子力発電所、これに対抗、代がえできる施策として住宅用省エネルギー設備等導入促進事業があると思うのです。件数がふえているのですけれども要因は何だと思いますか。 ○委員長(中村孝治) 環境政策課長。 ◎環境政策課長(秋葉良一) 環境政策課でございます。  ふえている要因といいますと、やはり大もとになっているのは県でございますが、その助成というのも1つの要因かと思いますし、日本どこで災害が起こってもおかしくないような状況の中で平成27年から28年ということで、年々でふえているのがリチウムイオンの蓄電池システムの件数がふえておりますので、そういった災害時に活用できるといったものも1つの要因かと思っております。 ○委員長(中村孝治) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 多くの市民が自分もやれればやりたいと思っていると思うのです。今おっしゃっていただいたように財源、県が支出しているだけなのですけれども、市独自にもですね、つけ足していくという考えはないでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 環境政策課長。 ◎環境政策課長(秋葉良一) 環境政策課でございます。  この太陽光発電を含めた再生エネルギーということにつきましては今現在、県内でも県費をもとに行っているところがほとんどでございまして、それ以外にも市単独で行っているところもございますが、実際その設備自体につきましては設置後にその売電収入があったり、各家庭での費用に占める電気料が浮いたりとかということで、結局そういった各家庭の収入になるものにつきまして市で補助をやるというのにもやはり限度があるのかなとは思っております。ただ1点、この事業が始まった時点では家庭の発電量というのが、やはり技術の向上によってキロワット数というのがふえておりますので、実際の補助の上限額というのは28年からことし29年には上限額を上げております。  以上でございます。
    ○委員長(中村孝治) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) これは、実施計画の概要の中の事業の効果というところがですね、26年度は地域における再生可能エネルギーの導入促進ということが入ったのですけれども、ことし復活するかなと思ったら、ことしも去年も消えておりまして、それが消えてしまった、変わった理由は何でしょうか。 ○委員長(中村孝治) はい、環境政策課長。 ◎環境政策課長(秋葉良一) 環境政策課でございます。  ちょっと済みません、保留させてください。 ○委員長(中村孝治) どうぞ、木崎委員、ほかの質問。 ◆委員(木崎俊行) では、ほかの質問で耕作放棄地についてなのですけれども、水田の部分が回復しているのですけれども、これはWCSの影響なのでしょうかということと、これ早刈りができるもので大豆と組み合わせた二毛作を実行している方がいらっしゃいます。これについての将来の見通しはあるでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 水田の農作放棄地が解消しているということですけれども、ホールクロップと合わせた中で解消、それとホールクロップの面積がふえているという要因がございます。それと大豆なのですけれども、もともと大豆をつくられていた農家がホールクロップを同じようにつくりまして、そのホールクロップが早刈りでできるものですからホールクロップを刈った後に大豆を栽培するということを昨年度からやっていまして、比較的収量もいいということで、さらに伸びているということでございます。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 執行部、答弁保留ができるのであれば。後ほどに回しますか。 ◎環境政策課長(秋葉良一) お願いいたします。 ○委員長(中村孝治) ほかに質問はございますか。  伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) 伊藤です、お願いいたします。  そうしましたら今の大豆の生産について実際に女性農業者の会のほうから以前、大豆の選別機をぜひ入れてほしいという提案をいただきまして、たびたび提案しているのです。これがあったらどんなに作業が楽になるかということを伺いました。露地栽培農家にとっては大豆栽培は畑の土質を改善するということも大きな目的になっているということを聞きまして、作物の成育が次によくなるための投資とも考えているということなのです。今おっしゃっていましたけれども、市内で大豆を生産している農家の方、1件当たりの収穫量はどれぐらいか把握していらっしゃいますか。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 大豆の栽培につきましてはもともとの農家が自家消費のためにかなりの件数で栽培しているというふうに認識をしております。ただ、自家消費ですので、その収量についてはうちのほうで把握はできておりません。ただ、先ほど木崎委員の質問にもございましたけれども、大豆を大きく栽培している農家の実績のほうを見ますと収量につきましては10アール当たり115キロというふうに伺っております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) 選別機をつくっているメーカーに問い合わせをしましたところ、100キログラムを手選別するのにおおよそ1週間かかるということなのです。それで私の知り合いの方にも聞きましたら、その方は250キロをつくっているということなのですね。そうしますと、手選別というのはすごい作業量になるということになります。今、6次産業化というところで国産大豆、佐倉産大豆という、非常にブランドとしても大きな力を占めると思います。それでつくったみそとか、いろいろな加工品というものを、次にやっていくにもやはり、せめて1台、大豆選別機、100万円ほどなのですね。これぜひ入れていただきたいと思いますけれども、どうでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) お答えさせていただきます。  女性農業者の会についてなのですけれども、定例会が毎月開催しておりまして農政課の職員も年に数回出席をさせていただいております。私も昨年度、何度か出席をさせていただいておりました。そういった中で情報交換等を行っておりますけれども、直接うちのほうで大豆選別機の要望については伺ってはおりません。しかしながら選別機の導入につきましては市の補助制度を活用して導入することもできますので、認定農業者等一定の要件はございますけれども、ぜひその市の補助制度を活用していただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) 今、草ぶえの丘でも6次産業化に向けた施設整備をしているわけですよね。不特定多数の方がやっぱり使えるような環境を、その特定の農家が使ったからといって期間的にそんなに長い期間使うものではないですよね。大豆を選別するのに1台どんと自分のところに置いておく必要はないではないですか。それから考えたら1台置いて、みんなで使い合うという、その発想はできないのですか。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 先ほども答弁させていただきましたけれども、大豆については各農家で自家消費分として少量部分を栽培している農家がかなりの件数がございます。ところが販売目的として栽培している農家というのは限られておりますので、さほど大豆選別機が重要かということは考えておりません。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) やはり、どういうふうにその詮索を真剣にやっていくかという、そこを問われていると思います。ぜひ再考していただきたいと思いますし、農家の方々にもぜひ声を大きく上げていただくように言っておきます。  では、サンセットヒルズなのですけれども、サンセットヒルズ、ふれあい広場、草ぶえの丘への回遊性、それをどういうふうに検討するのか、していないということだったのですけれども、今後の取り組みとして、どこでそれを検討するのか伺います。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) お答えいたします。  回遊性の検討につきましては農政課、産業振興課、公園緑地課、観光協会、まちづくり公社を構成員として印旛沼周辺施設連絡協議会を立ち上げておりますので、そちらで検討してまいりたいと考えております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) そうしましたら草ぶえの丘からサンセットヒルズへの回遊性というところも、ぜひ最優先にご検討ください。そのサンセットヒルズなのですけれども国の山村漁村交付金事業、これでコミュニティールームをつくられたと先ほどもお話しされていたのですけれども今後の利用計画をこれからつくるということなのですけれども、すばらしい建物なのですよね。眺めもすごくいいということで予約貸し切りとか、そういうようなことができるのかどうか。交付金の利用目的からそれは外れていないかどうか、お聞きいたします。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) お答えいたします。  一番主たる成果指標としては交流人口の拡大というところがございますので、コミュニティールーム、先ほども申し上げましたが主たる目的は主たる目的としてありますけれども、そのほかの部分で交流人口の拡大が図られるという部分については十分検討させていただけると考えています。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) 1つ提案なのですけれども市内食材を使ったケータリングサービスを使って市内ブランドのお酒を提供するような、手ぶらでパーティー、何かちょっと聞いたような名前なのですけれども、そういうような企画をぜひ積極的につくっていただいて運用していただきたいと思います。塩尻市のえんぱーくのコミュニティールームを連想させるすばらしい眺めでした。機能を生かした設計もすばらしかったので、これはすごく人気スポットになると思います。ぜひよろしくお願いいたします。  それで、次行きます。カヤぶきの古民家なのですけれども、これ草ぶえの丘の特色なのですけれども非常に管理が大変。カヤの手入れがなかなか計画的にいかないというような問題があると思いますけれども、今後どうしていきますか。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 草ぶえの古民家につきましては、まずカヤぶきの管理については劣化の修繕ですね、適正管理に努めております。今後の活用につきましては現在竹工芸グループなどが定期的に利用しておりますが、建築基準法上、展示物としての一定の制限がございますので、今後、関係課と協議をしながら検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) これも提案なのですけれども、西部自然公園ですね、あそこは耕作放棄地もありまして、解体屋さんがいて稲作ができなくなってしまったところとかあるのですね。そこのところでカヤをつくる、ススキですね、ススキ畑にする。都市部、環境部、産業振興部、農政課一体になって検討していただきたいと思うのですけれども、どうでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 農政課としましては農家支援の観点から回答させていただきますけれども、農業者のほうからそういった提案があれば支援をさせていただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) では、観光施設整備事業に移ります。京成佐倉駅前に観光協会があるのですけれども、どこにあるかちょっとわからないという、そこがネックかなと思います。京成電鉄と共同でお土産物屋さんとか観光案内所、鉄道駅隣接で検討していくべきではないかと思いますが、どうでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) そうですね、京成電鉄との意見交換なども含めまして研究してまいりたいと思います。 ○委員長(中村孝治) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) それでミレセンの中の防災啓発センターが、あそこが廃止を検討しているということなのですけれども、南口がベストなのですけれども、ミレセンでもいいのかなというふうに思います。積極的な活用というのはどういうふうに考えていますか。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) ただいまのご提案を含めて、ぜひ研究してまいりたいと思います。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) では、環境のほうに行きます。PRTR法で直鎖アルキルベンゼンスルホン酸及びその塩、これ追加資料の環境の4、5ページにあるのですけれども、これがやはり市内の川ですね、スポット的に何点か検出されています。やはりこれは非常に環境汚染というところで生態系に大きな影響がありますので、これについて石けん利用の啓発活動をしていくべきと考えますが、いかがでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 環境政策課長。 ◎環境政策課長(秋葉良一) 環境政策課でございます。  確かにご質問のご趣旨につきましてはPRTR法のほうに、人体に影響がある、生態系に影響があるというおそれがある物質として登録されております。また、環境省のほうでは水生生物の水質の環境基準というものも追加項目としてございまして、この追加資料のほうにも項目として測定をさせていただいているわけでございますが、見てのとおり0.005ミリグラムパーリットルの基準は大きく下回っているという中では、それを突出しての啓発というのは今行う考えはございませんが、石けん、合成洗剤、どちらにしてもメリット、デメリットがございますので、使い過ぎないという形の中での啓発というのは今まで行ってきましたので、今後も継続してそういう点から啓発はしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 先ほどの木崎委員の答弁保留、お願いします。 ◎環境政策課長(秋葉良一) 失礼しました。先ほど、利用促進の文言がなくなったということでございますが、主要施策の中にはもうちょっと大きな意味合いで住宅用のエネルギー設備の導入促進ということと、導入促進にかかっていわゆる市民生活における温室効果ガスを排出削減しましょうということで、もう少し大きな事業の目的として記載をさせていただいているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) ほかに質問はございませんか。  小須田委員。 ◆委員(小須田稔) よろしくお願いいたします。  初めに、観光を全般的にお伺いしたいのですけれども、昨年ですかね、日本遺産認定になったり、ここに来て外国人観光客がふえてきて、それに伴ってソーシャルネット等でいろんな加筆をされて人気が高まっているところもあるようなのですけれども、やはり日本全体としても観光というものに対しての潮目が変わってきたのかなという印象があるのですけれども、やはりそういった中で行政として、県もそうです、国もそうですけれども、どのように変わっていくのか連携をしていくのかということが、今いろいろほかの委員からも出ているのですけれども、今のいろんな市の観光イベントもそうなのですけれども、やっぱりそういったものというのを恐らく一体的に見直されたり変わっていったりというふうにならざるを得ないのだろうなと思うのですけれども、産業振興部として今回の日本遺産認定に当たったりとかで、今後この点が足りなかったので組織の体制の見直しをしてやっていこうかという何か具体的なものがあればお伺いしたいのですけれども。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) お答えいたします。  委員からご指摘のとおり外国人旅行者の急増等を含め、観光そのもののあり方というのは大きく変化しているだろうと。特に外国人観光客については、いわゆるゴールデンルートへの誘導が今度は少しリピーターを含めて地方へも流れるであろう。しかも物見遊山、買い物から何か特別なその地域でしか楽しめないこと、何か体験するとか、そこにしかないものを食するとか、そういったコト消費にシフトしてくるだろうと。そういった意味では我々佐倉市も、そちらの範疇で日本遺産認定も1つの契機として外国人観光客等を含め日本人観光客も増加していくというチャンスであると考えております。  まず、できるところから、例えば時代まつりがこの秋に控えておりますが、そこではやっぱり書道とか着物を着るとか投扇興ですとか、外国人の方に日本らしさを訴えるような取り組みを徐々に始めながら、そういったところに対応してまいりたい。今後もできるところから少しずつ取り組んでいきたいという考えでおります。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 小須田委員。 ◆委員(小須田稔) さらに取り組みをお願いしたいということなのですけれども、外国人観光客が来るということで、以前質問ではっきり伺えなかった点で、例えば市内の宿泊施設に外国人が何名ぐらい泊まっていらっしゃるのですかと言ったときに、市内ではそのときウィシュトンホテルだけだということで、その後、また協議をしていきますという、県のほうとの協議もあるのでしょうけれども、その点では何か県との協議はどうなっているのか、もし具体的に変わっていればお伺いしたいのですが。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課、鈴木さん。 ◎産業振興課主幹(鈴木研悟) 観光班長の鈴木でございます。  県のほうに協議しましたところ、ホテル側がそれを承諾してくれれば追加は来年からオーケーということで答えはいただいております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 小須田委員。 ◆委員(小須田稔) そうしますと、例えば済みません、具体的に名前を挙げてしまうのですけれども、湯ぱらで宿泊された方はわかるようになるのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課、鈴木さん。 ◎産業振興課主幹(鈴木研悟) これから湯ぱらさんを含めてですね、ウィシュトン以外のホテル回りをさせていただいて、ご協力いただけるかどうかを打診していきたいというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 小須田委員。 ◆委員(小須田稔) そうですね、よろしくお願いしたいと思うのです。やはり今回、28年度の主要施策もそうなのですけれども、さまざま観光のイベントの取り組み、整備も行われてきているのですけれども、例えば主要施策の191ページの観光イベント事業についてお伺いしたいのですけれども、やはりより磨き上げていかなければいけないのだろうなと思うのですけれども、例えば季節によって春になると桜とかですね、ここにもあるのですけれども、城址の桜というようなことで、やはり思いとしては桜の名所によりなっていってほしいなというふうな思いもあるのですけれども、やはりそういう意味でより磨き上げてきた事業というのは、28年度は何かありますでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課、鈴木さん。 ◎産業振興課主幹(鈴木研悟) 各種イベントを毎年いろいろ趣向を変えて変化を入れるようにしているのですが、28年度では特に花火と時代まつりにてこ入れさせていただきました。花火につきましては高齢者に優しい大会を目指そうということで70歳以上の方、高齢者の方を送迎できるようにバスの手配をしたりですとか、あと時代まつりではもっと参加者をふやすということで、できれば親子で体験していただきたいということで無料で親子の物売り体験とか、そういったことを企画してやってみました。毎年、いろいろな趣向を加えていって各種イベントを磨き上げていきたいなというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 小須田委員。 ◆委員(小須田稔) そうですね、ぜひよろしくお願いをいたします。  次なのですけれども、主要施策193ページなのですけれども、観光資源の創出事業というところで、先ほどもほかの委員からも質問がありましたけれども、この印旛沼の観光、学習船の運航委託ということなのですけれども、これ委託されている先というのはどこにされているのでしょうか。
    ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) 佐倉市観光協会に委託をさせていただいております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 小須田委員。 ◆委員(小須田稔) そういたしますと観光協会だけではできないです。観光協会からさらに実際運航していただく方にまた委託という、そういう形態でよろしいのですか。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) そうではございません。観光協会の職員及び臨時職員で運航します。船の運航に当たっては安全管理者等も必要で協会職員の中で免許を持った資格のある者が運航管理に当たり、実際の運航、操船についてはやはり免許を持った臨時職員が担当しております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 小須田委員。 ◆委員(小須田稔) そういたしますと観光協会に雇用されている人ということでよろしいですか。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) そのとおりでございます。 ○委員長(中村孝治) 小須田委員。 ◆委員(小須田稔) そうなると先ほどいろいろ実績を伺っていますけれども、利用するに当たっては予約制になりますでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) はい、先ほどお答えした中で3種類の利用方法がありまして、渡しというのはサンセットヒルズの仮桟橋までの運航については予約制ではございません。曜日を決めた定時でのダイヤに沿った運航というのですか。乗り合い船はイベント時にやはり時間を決めて運航する。貸し切りは全くの予約制ということです。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 小須田委員。 ◆委員(小須田稔) 印旛沼ということでいくと、いろんな、ここに漁業関係者もいらっしゃると思うのですけれども、やはり印旛沼という位置づけでいくと県との連携というのももうちょっとあっていいのではないかなと思うのですけれども、この点はいかがでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) お答えいたします。  県は最近もサンセットヒルズ下に印旛沼周辺に何カ所か予定している一里塚というのを、基盤ですけれども造成するというようなことで市と連携していただいて、仮桟橋も新しくできた階段護岸に移設するなど連携した取り組みになっているところでございます。  以上です。 ○委員長(中村孝治) ほかに質問はございますか。  高木委員。 ◆委員(高木大輔) 高木です。よろしくお願いします。  まず、環境部のほうに質問させてもらいます。予算書の191ページ、主要施策の165ページの不法投棄対策事業ですね、こちらのほうについて質問させてもらいます。主要施策では残土条例の施行の効果として不当投棄の防止として有害物質を埋め立てられた場合、早期是正を行うと書いてあります。一定の成果が得られているものとは思いますが、今議会でも一般質問で取り上げられた再生土の問題については、当市は規制外の対象であることから条例の改正の検討が行われていることも聞いております。そこで、改正内容は残土のうち市が定める基準に満たないものはその埋め立てを認めないとする方針で見直しが検討されていると聞いていますが、現在市内で異臭の問題ですとか持ち込まれた残土の問題が指摘されております。また、周辺の自治体では再生土の原則禁止が打ち出されていることはかいま見られるので佐倉市としては今後同様の対応をすべきと考えますけれども、その辺のお考えはいかがでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) 廃棄物対策課長の田中でございます。  これまでは国が利用を推進している建設汚泥由来の建設改良土に限っては禁止とはしないものの水素イオン濃度の基準を厳しくする中で、事実上の持ち込みが難しい体制をつくっていこうと考えておりました。しかし今議会でのご意見を踏まえて、条文上に全ての改良土の埋め立て、堆積の禁止を明示することも含めて再度検討しております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 確認なのですが、佐倉市全体というか地域を決めるとか、どの辺の地域で考えているのですか。 ○委員長(中村孝治) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) 条例で市域全体を含めて考えております。 ○委員長(中村孝治) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) ぜひ、その辺進めて。今、本当にこれ議会の中でもさまざまな問題、市民の皆さんの悲鳴というような話も議会の中で出ておりましたので、ぜひこれ早急に進めていただきたいと思います。  続きましても環境部の質問なのですけれども、施策のほうに説明がなかったのですけれどもヤードの問題ですね。やはり印旛地域は日本でも一番ヤードが多いということで、個別に見ると佐倉市が一番多いのですけれども、今、ヤードの対策というのは28年度におきましてはどのようになっていたかお伺いいたします。 ○委員長(中村孝治) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) ヤードの問題につきまして、28年度におきましては県内でのヤードの箇所は550カ所と佐倉市では140カ所余りのヤードがあるということで、規制につきましては県の条例が制定されまして強化されたところでございます。昨年度、県との協議会もございまして現在警察が中心になってヤードの中の立ち入り検査等しております中で、佐倉市も連携を図りながら進めていきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) ヤードも外国人の方が主にやられているので非常にグレーな部分もありますので、佐倉市が一番全国でも多いというのは数字でも出てきていますので、ぜひ安心安全、あと、またそういった公害というか流してはいけないようなものもやっぱり流れる可能性もありますので、しっかりとこの辺も目を見張らせていただきたいと思います。  では、次はまた質問変わりまして、191ページの主要施策なのですけれども、観光イベントのところで、活動指標の満足度のところで市民花火大会の来場者数の満足度がほかのイベントに比べて少ない。28年度に関しましては66%ということになっているのですけれども、この辺は何が原因なのですか、分析はされていますか。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課、鈴木さん。 ◎産業振興課主幹(鈴木研悟) お答えさせていただきます。  花火大会の満足度なのですが、ほかのイベントと比べて低く思われているところはございます。66%がよかったと。悪かったと言われるのは10%も満たない数字でして、あとそれ以外は普通ということが多くございます。その内容としましては、実はこの満足度調査なのですが、花火大会に関しては実は花火の開始前、夕方に青年会議所さんを中心とするボランティアさんがアンケートをとっていただいておりまして、実は花火を見る前のアンケートでございます。それで、おもてなしに関するアンケートをとらせていただいているのですが、内容としては暑い、遠いということをいただいておりまして、そういったことから下がってしまっているというところです。事後にとりたいということでいろいろ企画はしているのですが、終わった瞬間に一斉に何万人という方々が移動されてしまって、スタッフのほうは渋滞の混雑解消の誘導に入ってしまうためなかなかアンケートをとれていない、事後だと難しいということで今悩んでいるところでございます。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) これ、28年度の予算で以前、事前にもらった花火大会の職員さんの参加人数というのが208名、残業代が116名に対して257万円支払われているということも聞いているのですけれども、コストパフォーマンスから言ってアンケートの満足度を事前にとったというのもあるのですけれども、かなりのお金と職員さんの労力をかけてこの数字というのはちょっと寂しいし、今言われた、遠いとか暑いとかとそういう問題もあると思うのですけれども、もうちょっとこの辺、工夫すべきだと思いますので、ぜひ来年度に向けてやってもらいたいと思います。 ○委員長(中村孝治) どうぞ続けてください。 ◆委員(高木大輔) 済みません。観光全般についてなのですけれども、日本遺産ということで佐原市、私も前の議会で、前々回だったかな、佐原と佐倉をよく間違えるということで質問をして企画政策課のほうからも答弁があったのですけれども、私も佐原の道の駅を見ると、佐原は日本遺産というよりもユネスコ世界遺産を推しているのですけれども、実際その辺の連携というのはどうなっているのですか。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) 北総4市同時に指定のこともございまして、担当レベルでは共同で日本遺産を機に4市がそれぞれの特徴を全国に向かって、また世界に向かってPRしたいという意味で、まずは知ってもらうことから共通のパンフレット等を作成してプロモーションを始めているところでございます。今後とも共同でできるところがあればどんどん取り組んでまいりたい。今、そういう状況でございます。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 佐原は日本ではなくて世界を見ているようなので、その辺の意識づけをしっかり再確認してもらいたいと思います。取り残されないようにお願いします。  それと、あと6次化の事業ということで施策の182ページなのですけれども、これですね、6次産業化といって、やはり農業者の方というのはやっぱり物を売るということよりも生産するということなのですけれども、商業者とか商工会議所とかの連携というのはどのように図られているのかお伺いいたします。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 6次産業化につきましては、農業者は、先ほどご質問がありましたとおり生産が忙しいということでなかなか加工まではいっていないということでございますので、市内直売所とかベイシアのほうに農家は野菜を販売しております。そういった中で一部の新規就農者等も含めて加工品を販売している方もいらっしゃいますので、そういった方々の意見を伺いながら引き続き進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 1次産業、2次産業、3次産業と風通しをよくしないと売れるものも売れないと思いますので、ぜひこの辺のほう整理してもらいたいと思います。  あと補足なのですけれども、佐倉のふるさと広場と佐原の道の駅と、あと神崎の道の駅で同じ佐倉のみそ調味料を売っているのですけれども、一番売れるのが佐原で次が神崎、一番売れないのが佐倉ということで、佐倉のものが佐倉で売れずにほかで売れるという状態もありますので、その辺やはり佐倉の商業の問題が明らかになっていると思うので、ぜひその辺を研究してもらいたいと思います。 ○委員長(中村孝治) いいですか。ほかに質問はございますか。  爲田委員。 ◆委員(爲田浩) 爲田です。よろしくお願いします。  それでは、施策の成果の説明書の163ページの住宅用省エネルギーのところからお願いします。先ほどもあったかと思うのですけれども、まず予算が県のほうから出ているということで、目的と効果という部分で言うと温室効果ガスの排出削減とか排出を削減と書いてあるのですけれども、今回210件の申請があって対応されたわけですけれども、具体的にその目的に対してどのぐらいの効果があったかというのは数字だとか具体的な成果、数ではなくて、何ていうのですか、実質的な成果というのは何かはかれるようなものというか、もしくは結果というか出るのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 環境政策課長。 ◎環境政策課長(秋葉良一) 環境政策課でございます。  ご質問のとおり、この住宅用の省エネルギーというのは再生可能エネルギーの導入促進をして最終的には温暖化防止をしましょうということでございまして、これも1つの試算でございますが、例えば温室効果ガスの抑制にどれだけ効果があったかということですと24年からトータルで、本当に概算でございますが、1,280トンの削減ができたのであろうということで1つ試算をしております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) わかりました。残念ながら我が家はもうとても古い家で、そういったところに費用をかける以前にもっと手直ししなければいけないところがいっぱいあるので、なかなか手が回らないのですけれども、やはりこういうものを申請できるチャンスのある方というのは新築時というのが絶対的なのですかね、状況としては。 ○委員長(中村孝治) 環境政策課長。 ◎環境政策課長(秋葉良一) 新築時というのも1つございますが、既存と新築の割合を申し上げますと太陽光で言えば既存の住宅が約72%、建て売り新築のほうが28%という結果が出ております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) 済みません、全然予想していたのと違って、既存の方が。うちらも本当に太陽光の前にもっと風もひゅーひゅー、すき間風が吹いているようなおうちなので、できれば私もぜひしたいと思います。その辺は目的に沿った形で、県のほうの予算ですのでしっかりまたお願いします。  次に成果の説明書167ページの減量化推進事業のほうをお願いしたいと思います。これは活動指標成果のほうが団体と登録数は変わっていないのですけれども、量が年々減っているということでどういった経緯かお知らせください。 ○委員長(中村孝治) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) 廃棄物対策課長の田中でございます。  減っている原因ですが、主に新聞の回収が減っているところでございまして、新聞配達業者が回収する分がふえているのと、さらに最近では新聞を購読される方が減っているというのが原因で減っている理由がそういったところになります。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) そうしますと、そもそも新聞を購読される方も減っているということであれば、ごみ自体は実際総量に占めるごみの量というのも、何ていうのですかね、その分は減っているという感じなのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) 全体としてのごみの量も減っている状態でございます。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) わかりました。  そうしましたら、次に188ページの企業誘致のところをお願いします。ここに活動指標、成果のほうは数としては出ているのですけれども、何ていうのですかね、これだけお金を使って大々的にやっている企業誘致ですので、この数ではなく実質的な成果としてどのように捉えているかというのですかね、あともしくは数字的なものでわかりやすいものがあればお知らせください。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) お答えをさせていただきます。  平成28年度末の時点で、ここにも表示していますが制度開始以来、14社に対して助成金を交付してきているわけでございます。この対象14社に今まで、28年度末までに交付した奨励金については14億弱というところで、一方でこれら企業が市に納める固定資産税、都市計画税、法人市民税の合計が約39億強というところでございます。ここの法人市民税については確定数字ではなくて推計でございますので、推計ということでこの市税の合計額はご理解いただきたいと思いますが、その差し引きをいたしますと制度開始以来25億4,000万円、25億強が企業誘致の効果額というふうに私どもとして把握をしているところでございます。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) もう一方で、雇用の面で何か目に見えるものはあるでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) お答えいたします。
     今、手元に、この対象企業が雇用した正確な数字はございませんけれども、対象14社で市内在住の方が新たに雇用された累計は500を超えていると把握してございます。ここに正確に持っている数字としましては、市民が企業誘致助成制度を受けた会社に就職している雇用の実数は平成27年度は26人、28年度は23人と把握してございまして、29年度についてはまた新たな企業が雇用を予定していますので、70から80くらいの新たな市内の雇用が見込まれるところでございます。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) 決算は去年の話なのですけれども、今現在も何かお話が進んでいるような案件というのは実際お持ちでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) お答えいたします。  こちらに挙げている企業以外に新たに助成対象となるものは、担当のほうから具体的に社名などお答えできればと思います。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課、塚田さん。 ◎産業振興課主任主事(塚田祥平) 産業振興課、塚田と申します。  そうしましたら現在申請をいただいている企業さん、審査はまだなのですけれども、今後、浮間合成さん、東京ボード工業さん、東照電気さん、また古河ユニックさんといったような企業さん方が申請をいただいておりますので、今後企業立地審査会にかけて助成について検討してまいるというような状況でございます。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) ありがとうございます。そちらのほうはしっかりと進めていただきたいと思います。  最後、ちょっと要望に近くなってしまうのかもしれないのですけれども、サンセットヒルズコミュニティールーム、先ほども伊藤委員のほうからもすばらしい眺望だし、ぜひ効果的に使ってほしいというのがあったのですけれども、コミュニティールームからつながっているテラスの部分というのですかね、結構段差があって現状はパイロンを立てて安全対策という意味で使っているのでしょうけれども、あれが非常に見た目を壊しているという部分があるので、本当に危ないのであればしっかり何か検討していただいてということで対策をしていただければというふうに、ちょっと要望ですがよろしくお願いいたします。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) おっしゃるとおりあそこはお子様からバーベキューを楽しむ方、バーベキューを楽しむイコールお酒も少し楽しまれるということですので、いろんなケースを想定して皆さんに事故がないよう、楽しまれても事故があるとせっかくの楽しみが台なしですので、我々も十分その辺は検討して対応してまいりたいと思っております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) ほかに質疑はございますか。  村田委員。 ◆委員(村田穣史) 村田です。よろしくお願いします。  環境部の見解を少しお聞きしたいと思います。再任用職員のいわゆる弁当問題に関して当該職員の給料は今審査すべき範囲に計上されていますか。 ○委員長(中村孝治) 環境部長。 ◎環境部長(井坂幸彦) 決算書の中の職員人件費の中に廃棄物対策課の職員がございますので、職員人件費ということで入ってございます。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 村田委員。 ◆委員(村田穣史) 具体的にどの部分にそれが含まれているか教えていただけますか。 ○委員長(中村孝治) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) 廃棄物対策課長、田中です。  決算書でいきますと189ページの職員人件費の中に含まれてございます。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 村田委員。 ◆委員(村田穣史) 当該職員は法令違反があったとして処分を受けておりますけれども、処分内容には減給処分も含まれております。その減給金額の根拠として市は月に1回か2回、不適切な外出があった分、相当額として、それを根拠としていますけれども、この月1回か2回という根拠について環境部として何か見解はございますか。 ○委員長(中村孝治) 環境部長。 ◎環境部長(井坂幸彦) 総務部のほうでそこら辺は調査をして、そういう形で認定したということでございますので、私どもとしてはそれが適当だと考えております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 村田委員。 ◆委員(村田穣史) それでは、その不適切な行為に対して支払われた金額相当分はこの決算上、差し引かれていますか。 ○委員長(中村孝治) 環境部長。 ◎環境部長(井坂幸彦) ちょっと保留させていただいて、調べます。 ○委員長(中村孝治) 村田委員。 ◆委員(村田穣史) その答えが出ないと先に進めませんので、以上でございます。 ○委員長(中村孝治) それでは、ほかに質問はございますか。  山口委員。 ◆委員(山口文明) 181ページ、主要施策の成果の説明書ですが、佐倉草ぶえの丘整備事業、先日現地を見させていただいて、園長ほかるる説明をいただきましてありがとうございました。現在、耐震補強及び改修工事設計業務の委託がされておりまして、遊具を含む設備の修繕等が今行われているわけですけれども現状についてお尋ねしたいと思います。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 耐震補強及び改修工事につきましては平成28年度は漏水調査の結果に伴う漏水箇所の修繕工事のほか、漏電等の電気トラブルの際に周辺地域への波及被害を防ぐ高圧交流気中負荷開閉器の取りかえ工事、またろ過装置のバルブ金具及び盤内電磁弁の経年劣化に伴う整備工事を実施しております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 山口委員。 ◆委員(山口文明) 順序が違ってくると思うのですが、先ほど出ました園内の古民家ですね、これはトタンを張っている今の古民家を指しているのですか、先ほど出ました話題は。昔はカヤぶきだけれども今はそれをカバーしているトタンの板の屋根なのですよね。それを言っているのですか。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 草ぶえの中に古民家が2つありまして、1つがトタンを張っている赤い屋根の古民家、それと草ぶえの外にもう1軒あります、旧増田家といわれるところですね、それがカヤぶき屋根になっております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 山口委員。 ◆委員(山口文明) 外部にあるその古い立派な建物、これはよく存じているのですが、このカヤぶきが問題であるということを言っているのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) はい、そのとおりでございます。  以上でございます。 ◆委員(山口文明) では、内部のトタン屋根の、これはもう見た目いかにもふつり合いな建物でありましてね、これは何とかできないのかなと思うのですよ。これについてはどういうお考えでありますかね。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) トタン屋根も大分色が剥げてきておりますので、今年度塗りかえを予定しております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 山口委員。 ◆委員(山口文明) では、塗りかえだけの対応で考えているということですね。カヤぶきに戻すとか、いかにも古い建物にして仕上げるとかそういうことはないのですか。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 色の塗りかえだけを予定しております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 山口委員。 ◆委員(山口文明) そういうことも含めて、30年以上たつのですかね。学童農園からスタートしたわけですが、中味を見させていただくと何かめり張りに欠ける情景が多いのですね。作業員も補佐員が除草をやっているという状況でしてなかなかきめ細かく、それも3名がね、うまく季節季節でローテーションを組んでやっているのでありますけれども、雑草は常に目立つのですね。そういうことで、それから体育館がありますけれども、体育館のステージと体育館との脇に雑草がこうひげのように生えていたりですね。それも指摘はしましたけれども、そういう面で見た目になかなかびっとしないというのが草ぶえの丘ではないかと思っておりましてね、この辺をもっとですね、徹底的に整備をしていただきたいと思います。何となく後追いでばかりやっている感じがいたしますので、その辺はこれから本腰を入れて頑張っていただきたいと思うのですよ。  それから遊具が何十点もあるわけですが、木製の遊具ですのでかなり老朽化しております。教えていただきましたし、これはもう使わないのだ、これは立派なものだからこれをより特化して頑張っていくのだというようなこともありましたけれども、遊具はでは全体的に幾つあって、どれぐらいの遊具は今後解体するか、立入禁止にするかというような数字をちょっと忘れましたので、もう一度教えていただきたいと思います。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 遊具につきましては子供たちが遊ぶ小さいものからアスレチック的な比較的大きなものまでございますけれども、大体15というふうに記憶しております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 山口委員。 ◆委員(山口文明) 15を残すのですか。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) はい、15の遊具の中でも実際危険で使えないものもございまして、今使用禁止になっているものもございますので、来年度以降、修繕をしながら使えるようにしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 山口委員。 ◆委員(山口文明) わかりました。  先ほど企業誘致の話が出ましたのですが、昨年ですよね、4社誘致ができたということで、その会社名を教えていただきたいと思います。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) お答えいたします。  東京めいらく、黒澤製作所、ミズホ、高木ゴム工業、以上の4社でございます。 ○委員長(中村孝治) 山口委員。 ◆委員(山口文明) 先ほど、爲田委員の質問に将来誘致できるであろう会社の名前が思わず発表されたのですけれども、先日来、代表質問の項目でそれがありまして、航空関係ですとか、あるいは医療関係、つまりハイテクの企業を将来誘致していきたいというようなニュアンスの、そういう話を聞きましてね、はっきりとその会社名は知らされませんでしたけれども、こういう関係の会社も目途としては入っているのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) お答えいたします。  ご質問のそういった先端産業については、やっぱり就職を希望される学生の方の興味も高い、そしてそういった技術力も高く、周辺の企業への波及効果も大きいということで、私どもとしてはぜひと思っておりますが、具体的にそれをつかんでいるというか、そういう情報があるという状況ではございません。  以上です。 ○委員長(中村孝治) いいですか。 ◆委員(山口文明) はい。希望としてはそういう分野を開拓していきたいという、そういう意味だったのですね。はい、わかりました。  以上です。 ○委員長(中村孝治) ここで先ほどの答弁、それでは村田委員の質問にまた戻りますので、よろしくお願いいたします。  環境部長。 ◎環境部長(井坂幸彦) 先ほど保留させていただいた件ですけれども、今、総務部のほうに確認しましたが処分のほうは29年の3月にされているということで、減給分は4月、5月で処置がされているそうですので28年度にはその減った分は入っていないと、要は29年度に減給されているということだそうでございます。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 村田委員。 ◆委員(村田穣史) いいです。 ○委員長(中村孝治) 以上ですか。 ◆委員(村田穣史) いいです。
    ○委員長(中村孝治) ほかに質問はございますか。  押尾委員。 ◆委員(押尾豊幸) 環境のほうから、ではお伺いします。  決算書の189ページの最終処分場の管理事業で、1,000万円計上されています。小篠塚の土地だと思うのですが、これ今何も使っていませんから、その管理だけで毎年1,000万円かかるということなのでしょうけれども、前にもちょっと確認したとき、その土地を一般開放して何か利用できないのかという問いの中で、まだ何かガスが出るという話で県の許可がおりないと。そういう状況はまだ続いていますか。 ○委員長(中村孝治) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) 現状においてもガスが若干出ているということでございます。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 押尾委員。 ◆委員(押尾豊幸) ということは、もう毎年1,000万円ぐらいはどうしてもずっとかかっていってしまうと、先行きちょっと見えないということですよね。そういう予測がたたないと。 ○委員長(中村孝治) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) まだ予測がつかないということです。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 押尾委員。 ◆委員(押尾豊幸) わかりました。しようがないですね。  それと環境のほうでお考えをお聞きしたいのですが、施策の164ページの一般廃棄物の収集運搬事業の中の特にペットボトルに関してお聞きしたいのですが、これ毎年収集量は減ってきて処理費用はふえてきています。ペットボトルは今、消費量が減っているということは多分ないと思うのですよね。収集が何で減っているかというと拠点のところまで持っていくのが面倒くさい、それから買い物難民と今言われていますから、持って買い物に行く人も大変だから多分持っていかないのでしょう。多分、生ごみの中にみんな入れていると思うのですよね。この辺を前にもちょっと聞いたことがあるのですけれども、プラスチックと一緒に回収できないのかと。キャップはプラスチックで周りのカバーもプラスチックですね。それを外して、わざわざ切ってはがして洗って拠点のところまで持っていくというのは非常に難があると。前にそういうことはできないのかと聞いたら、面倒くさかったら生ごみの中に入れてくださいという回答をいただいた記憶もありますけれども、そろそろその辺は考え直す気持ちはありませんか。 ○委員長(中村孝治) 八角さん。 ◎廃棄物対策課主査(八角文仁) 廃棄物対策課の八角と申します。  まず、ペットボトルの回収量の減少の要因でございます。こちらについては、まず1つ考えられるのがペットボトル自体の軽量化でございます。2つ目がスーパー等で強制回収ではなくて独自回収を行っているところに流れておるというのが要因であると、こちらのほうで分析しております。その他プラスチック製容器包装の中にペットボトルを入れて出すというやり方についてなのですけれども、従来私どもの考えでは拠点回収をすることでより良質なペットボトルを回収し、リサイクルするという目的のために従来、店頭回収方式を行っておったということでございます。ご提案の集積場収集につきましては今現在のその他プラの禁忌品の内容ですね、それとあとペットボトルの出し方について今後も引き続き研究してまいりたいと思っている次第でございます。 ○委員長(中村孝治) 押尾委員。 ◆委員(押尾豊幸) 研究するということはやらないということ。とにかく持っていくのが面倒くさいですよ、大変。ご家族の方に聞いてみてください、持っていっているかどうか。わかりました、それはでは研究してください。  それと、ちょっと確認したいのですけれども、施策の165ページの不法投棄対策事業の中で不当行為防止指導員と不法投棄監視員と、これ分けているのですけれども、この事業の目的、要するに指導とか是正、行為者にこういうことをできるのは防止指導員で、監視員というのはただパトロールするだけなのですか。 ○委員長(中村孝治) 廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) 不当行為防止指導員と不法投棄監視員の違いでございますけれども、不当行為防止指導員は不当行為者に対して指導を行うために警察のOBを3名雇用いたしまして、毎日2名体制で市内を巡回しております。それと監視員につきましては地域の市民の方に委嘱しまして、週1回程度、地域を回っていただいて、不法投棄があるかないか、あった場合はこちらのほうに通報いただくような形になっております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 押尾委員。 ◆委員(押尾豊幸) 了解しました。  次に施策の、これは簡単なことなのですが、179ページの耕作放棄地の28年度解消面積ゼロなのですが、これはどういう理由でしょう。 ○委員長(中村孝治) 農政課長。 ◎農政課長(岩井一徳) 平成28年度耕作放棄地解消面積ゼロということで、農業者が耕作放棄地の解消をする場所がなかったということでございます。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 押尾委員。 ◆委員(押尾豊幸) 次、産振のほうへ行って、施策の189ページですかね、街中にぎわい推進事業で商店街活性化共同備品制作という、これ多分ねぶただと思うのですけれども、28年度はねぶた制作とその展示室の整備で645万円ですよね。決算ではないので参考に聞きたいのですが、これから年間維持費どのぐらいかかりますか。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) お答えいたします。  今現在、展示スペースについては臼井にあるイオンの3階をご提供いただいております。そこを無償でご提供いただいていますので、そういった意味での維持管理費についてはかかっておりませんが、28年度はつくっただけなのですが、29年度に運行をさせていただきましたが、運行に当たっては通常の展示場所から移動した先の大型テントの設置や雨に備えた使い捨てのビニール等、それから搬出するのに一度分解する必要があって、それをまた組み立てますのでその組み立て手間等々含めまして、まことに申しわけないのですが、それは商店会連合会ないし臼井の商連にお願いしているところで、私ども正確な数字は把握していないところでございますが、100万の桁のお金がかかってくるという状況を把握しているということでございます。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 押尾委員。 ◆委員(押尾豊幸) 関係する人もいるのであんまり言いたくありませんけれども、今、100万円近くかかると。これは例えばね、今、実際に多分使うのは臼井のふるさとにぎわい祭しかないと思うのだけれども、そこに補助金出していますよね。その中に含まれるということで市からまた持ち出しにはならないですよね。 ○委員長(中村孝治) 産業振興課長。 ◎産業振興課長(岩井克己) 臼井ふるさとにぎわい祭の中で運行されております。その臼井ふるさとにぎわい祭自体は補助対象事業でございますので、その中で補助対象経費として要綱上認められている範囲内でのご請求があり、こちらの審査を受けた場合にそれが対象であるかどうかというところでございますので、私どもとしてはそのように理解しているところでございます。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 押尾委員。 ◆委員(押尾豊幸) 実際の運行は29年度ですから、29年度の決算委員会でまた聞きますけれどもかかった費用プラスアルファでね、もし出すようなことがあったらちょっと問題ですよ。それだけ言っておきます。 ○委員長(中村孝治) ほかに質問はございませんか。  副委員長。 ○副委員長(久野妙子) では、私のほうから1点だけ。  最近ご要望がすごく多い案件を。主要施策の156ページ、佐倉市、四街道市、酒々井町葬祭組合に関して質問いたします。一部事務組合についてはそれぞれに設置された議会の審議等を経て、各組合が主体的に運営をされておりますので、その運営に当たっては構成自治体の考え方、さらには住民ニーズや地域課題を的確に捉える必要があるものと考えております。それでお伺いしますけれども、葬祭組合と構成3自治体の連携状況についてまずお伺いいたします。 ○委員長(中村孝治) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(向後昌弘) 生活環境課、向後でございます。  ご質問の葬祭組合の連携状況ということでございますが、この議会のほうからも選出させていただいております組合議会、そのほかに構成市町の首長会議、市長、町長さんの会議、また我々担当者レベルの構成市町連絡会ということで担当部課長の会議、さらには予算編成時に集まりまして次年度の予算について協議をする予算会議と大きくこの4つの会議が経常的に毎年行われている会議でございます。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 副委員長。 ○副委員長(久野妙子) わかりました。最近、家族葬をしたいのでそういった小さい部屋が欲しいというご要望がすごく多いのですね。3年ぐらいか4年ぐらい前からちらほらとそういうのが来まして、当時葬祭組合をやっていらっしゃる方にお聞きしたことがあるのですね、要望といいますか。そうしましたら、ちょうど火葬するところの右をちょっと行ったところで、何と言えばいいのでしょう、簡単にといいますかお経をちょっと唱えて、そして火葬にする。そういうふうな小さい部屋をつくりましたという、そういう話を伺ったのです。  では、それで間に合っているのかなと思っていましたら、本当にここのところすごく多いのがお通夜を行わずに告別式のみ、それから家族葬のみ、それからもう部屋がないので自宅で家族葬みたいなことを簡単に済ませてから葬儀場でもう火葬にいきなり行きますみたいなのも多くて、とにかくここのところの家族葬ができる部屋を何とかしてもらえないかという現実が余りにも来ているので、そういったところで葬祭組合の現状といいますか、そういった声も踏まえてどのようになっているのかお伺いしたいと思います。 ○委員長(中村孝治) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(向後昌弘) 生活環境課、向後でございます。  ご質問の葬祭組合の施設でございますが、ご存じだと思いますけれども2つの式場のほかに3つの告別室というのが設けられております。今、ご質問にもございました規模の小さいというのでしょうか、家族葬等の対応といたしましては通夜日を伴わないという限定がございますけれども、3つある告別室のうちの1つを使いましてお貸し出しをしているという状況にございます。ここ3年の利用状況を申しますと26年度では47件、これは構成市全部ですが、そのうち佐倉市民の利用が28件。27年度におきましては47件で佐倉市民の利用が27件。昨年度、28年度につきましては56件、うち市民利用が30件ということになってございます。  この件に関しましては今のところ組合のほうに確認をいたしましたところ、お申し出のあったもの、当然あいていればということになるのですけれども、さほどお断りすることなく受け入れられているということでは伺っております。さらには、先ほど初めの質問でお答えしたように担当者レベルの会議がございまして、その中での意見交換の中では組合職員の中でもこのようなニーズがふえてきている。またまちの中にもそういった形式の葬祭場もふえているということがありまして、中での拡充というのでしょうか、施設の整備についても検討しなくてはならないということでの認識があるというふうに我々も思っておりまして、いろいろな機会を捉えまして、佐倉市民等々のニーズに合致した施設整備を引き続き要請していきたいというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 副委員長。 ○副委員長(久野妙子) わかりました。やっぱり葬祭組合といいますか、そこに直接声を届けるというようなことは市民からするとちょっと遠いといいますか、身近ではないという感じですので、この市民ニーズを把握してその声を組合執行部の方に届けていただきたいということを要望したいと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員長(中村孝治) これで各委員の質疑は終結いたします。  それでは、会派に属さない議員から事前提出のありました質問事項のうち、これまでに質問がなかった内容について委員長より質問をさせていただきます。  質問は藤崎議員からの質問1件でございます。印旛管内各自治体の再生土規制時期年月、県内の再生土規制自治体数をお聞きしますというものでございます。  執行部の説明を求めます。  廃棄物対策課長。 ◎廃棄物対策課長(田中眞次) 廃棄物対策課長の田中でございます。  先に県内の再生土規制自治体数につきましてご報告させていただきます。平成29年2月に東金市が実施した県下の市町村アンケートの調査によりますと54市町村のうち禁止が6市町村、許可制が11市町村となっておりました。また、印旛管内の再生土規制時期につきましては禁止しているところが成田市が平成16年3月から、四街道市が平成27年4月から、印西市が平成29年4月から、八街市が平成29年7月から4市が禁止しております。それと県の指導指針に沿った規制が白井市、栄町、酒々井町でございまして、酒々井町につきましては3,000平米未満を許可制にするということで平成29年7月から実施しております。今年度に入りまして印旛管内の2市が禁止したことから、先ほど2月時点の県内の禁止が6市と申し上げましたけれども現在では禁止が8市になったものと考えております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 以上で質疑を打ち切ります。  執行部はお疲れさまでした。  この際、暫時休憩いたします。           午前11時56分休憩   ───────────────────────────────────────           午後零時59分再開 ○委員長(中村孝治) 休憩前に引き続き会議を開きます。  初めに市民部長より報告の申し出がございましたので、これを許します。  市民部長。 ◎市民部長(出山喜一郎) 市民部長、出山でございます。お許しをいただきまして、先日行われました市民部のご審議の中で、領収書の筆跡の件につきましてご報告をさせていただきます。  領収書の署名につきまして昨日確認しましたところ、かわりにサインをお願いしたとのことでございました。あわせまして講師料につきまして確認いたしましたら、それにつきましては全て受け取っているとのことでございました。  以上、報告させていただきます。よろしくお願いします。 ○委員長(中村孝治) ご苦労さまでした。  これより平成28年度佐倉市一般会計歳入歳出決算のうち土木部、都市部所管の案件について審査を行います。  執行部の概要説明に当たり、委員長より申し上げます。決算の概要に基づき部局の概要を説明し、続いて決算書に基づき事業の説明をお願いします。  なお、説明は20分以内とし、簡潔かつ明瞭にお願いいたします。  それでは執行部の説明を求めます。  最初に、土木部長。 ◎土木部長(石倉孝利) 土木部長の石倉でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(中村孝治) 全て着席のまま発言をお願いします。 ◎土木部長(石倉孝利) はい。  お手元に配付させていただきました資料で緑色のファイル、平成28年度決算の概要(土木部)をごらんください。平成28年度の土木部の執行体制につきましては部長以下3課、57名により事業を執行しております。  平成28年度佐倉市一般会計歳入歳出決算のうち土木部所管の平成28年度決算額は25億820万7,071円で、前年度と比較しますと3億5,506万8,785円、率にして16.5%の増となっております。土木部の主な事業といたしましては市管理街灯のLED化事業の推進、交通の安全や道路環境の確保を図るため道路の維持管理や改修事業の実施、アクセス性の向上や渋滞解消などに対処するため幹線道路整備の推進、橋梁の長寿命化を推進するため橋梁の補修工事などを行っております。  土木部といたしましては道路、橋梁、排水施設などの老朽化に伴い維持管理に関する事業費が増加しているのが現状でございますが、財政状況が厳しい中、その対策に苦慮しているところでございます。また、集中豪雨への対策が急務となっておりますので関係部局と連携を図りながら対策に取り組んでまいります。  なお、詳細につきましては土木管理課長より説明いたしますので、ご審査のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(中村孝治) 土木管理課長。 ◎土木管理課長(高橋勝男) 土木管理課長の高橋でございます。よろしくお願いいたします。  では、議案第1号 平成28年度佐倉市一般会計歳入歳出決算認定のうち土木部所管の主なものにつきまして決算書に基づき説明させていただきます。では、決算書の99ページをお願いいたします。2款総務費、1項総務管理費、11目交通安全対策費の9、市営自転車駐車場整備事業の委託料につきましては京成臼井駅北口自転車駐車場耐震補強設計業務委託などに要した費用でございます。工事請負費につきましては京成ユーカリが丘北口自転車駐車場の撤去、上座跨線橋下自転車保管場所の移設に要した費用でございます。  飛びまして、217ページをお願いいたします。7款土木費、1項土木管理費、1目土木総務費、4の交通安全施設維持管理事業の需用費につきましては市が管理する街灯の電気料でございます。工事請負費につきましてはカーブミラー、ガードレール、道路標識などの設置補修、また市管理街灯の維持管理に要した費用でございます。その下、6の市管理街灯LED化事業の工事請負費につきましては、平成27年度、28年度の継続費により実施いたしました市管理街灯LED化工事に要した費用でございます。  220ページをお願いいたします。2項道路橋梁費、1目道路橋梁総務費、下段になります、4の道路境界確定事業の需用費につきましては道路境界標等の購入に要した費用でございます。委託料につきましては道路境界確定業務委託、境界杭埋設委託業務、道路区域線図作成等業務委託に要した費用でございます。  続きまして、221ページ、222ページをお願いいたします。2目道路維持費、1の道路維持管理事業でございます。222ページ上段になります、工事請負費につきましては道路補修工事など376件の道路維持補修に要した費用でございます。その下、2の道路改修事業の工事請負費につきましては直弥Ⅰ-35号線などの舗装補修工事に要した費用でございます。
     次ページ、223ページをお願いいたします。3目道路新設改良費、2の幹線道路整備事業の委託料につきましては飯野Ⅱ-31号線地質調査及び実施設計業務委託、直弥Ⅰ-35号線物件調査業務委託、上志津Ⅰ-43号線道路台帳作成業務委託などに要した費用でございます。工事請負費につきましては臼井田Ⅰ-42号線、直弥Ⅰ-35号線、上志津Ⅰ-43号線など6路線の道路改良工事に要した費用でございます。公有財産購入費につきましては臼井田Ⅰ-42号線、直弥Ⅰ-35号線などの整備に必要な用地購入に要した費用でございます。  223ページ、下段3の生活道路整備事業の公有財産購入費につきましては井野2-261号線、これは志津中学校前の歩道整備に必要な用地購入に要した費用でございます。  次ページ、224ページをお願いします。上段4の岩富・寺崎線道路改良事業の委託料につきましては用地測量及び道路詳細設計業務委託に要した費用でございます。  226ページをお願いいたします。5目河川費、4の調整池改修事業の委託料につきましては、平成27年度繰越事業で実施した西御門地先の明神台調整池斜面対策設計業務委託に要した費用でございます。工事請負費につきましては寺崎北部調整池フェンス設置工事、28年度、29年度の継続費により実施しております明神台調整池斜面崩壊対策工事などに要した費用でございます。負担金補助及び交付金につきましては雨水を貯留するタンクの設置費用の一部を補助する補助金でございます。  下段になります。6目橋梁維持費、1の橋梁維持事業の委託料につきましては長隈橋、飯野竜神橋、臼井跨線橋ほか33橋の点検業務委託、上座跨線橋補修設計業務委託などに要した費用でございます。工事請負費につきましては寺崎陸橋、上座跨線橋ほか8橋の補修工事、宮ノ橋横断防止柵設置工事などに要した費用でございます。  229ページ、230ページをお願いいたします。3項都市計画費、3目街路事業費、2の3・4・5井野・酒々井線外1路線道路改良事業でございますが、230ページ上段の委託料につきましては物件調査、境界確定測量などに要した費用でございます。工事請負費につきましては平成28年度、29年度の継続費により実施しております橋梁工事に要した費用でございます。その下、3の寺崎・石川線外2路線道路改良事業の委託料につきましては道路詳細設計業務委託に要した費用でございます。  231ページ、232ページをお願いします。5目都市排水費、4の都市排水路改修事業でございます。  232ページの使用料及び賃借料につきましては竜灯橋ポンプ場、小沼街区公園内排水ポンプ場に設置した非常用発電機の賃借に要した費用でございます。工事請負費につきましては高崎川右・左岸排水ポンプ場のポンプ交換、運転監視施設の更新などに要した費用でございます。  土木部の概要説明は以上でございます。ご審議よろしくお願いいたします。 ○委員長(中村孝治) 都市部長。 ◎都市部長(窪田勝夫) 都市部長の窪田でございます。よろしくお願いいたします。緑色のファイルの平成28年度決算の概要(都市部)をごらんください。よろしいでしょうか。  1の執行体制でございます。平成28年度は部長以下4課、63名により事業を執行しております。  次に2の決算の概要でございます。平成28年度佐倉市一般会計歳入歳出決算のうち都市部所管の平成28年度歳出決算額は14億9,726万8,273円であり、前年度と比較して3億4,732万7,494円、30.2%の増となっております。下の表はそれをまとめた表でございます。なお、平成28年度予算額の16億9,481万2,000円に対する執行率は88.3%で、一般会計の決算に占める都市部の割合は3.3%となっております。  3の主要事業でございます。(1)の地域公共交通対策事業は内郷地区の循環バスと南部地域のデマンド交通を運行するものでございます。(2)のグリーンリサイクル事業は公園など維持管理で発生した草木を資源として有効活用するものでございます。(3)の住生活基本計画推進事業、定住化促進支援事業補助金等は空き家の利活用などにより定住人口の維持増加を図るため補助等を実施するものでございます。都市部といたしましては現下の人口減少、少子高齢化を踏まえまして住環境が整備された住みやすいまちづくり、快適で安全安心なまちづくりを推進するため上記の事業を初め諸般の事業に取り組んでまいります。  詳細につきましては都市計画課長より説明をいたしますので、ご審査のほどよろしくお願いいたします。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(小野寺正朋) 都市計画課長の小野寺です。  議案第1号 平成28年度佐倉市一般会計歳入歳出決算認定のうち、都市部所管の主な歳出について決算書に基づき説明いたします。  決算書98ページをお願いします。ページ下段の6の地域公共交通対策事業をごらんください。2款総務費、1項総務管理費、11目交通安全対策費、6の地域公共交通対策事業は、内郷地区で運行している循環バスと和田、弥富地区で運行している南部地域デマンド交通に要した経費でございます。  続きまして、決算書219ページの中段をお願いいたします。6の既存建築物耐震改修等支援事業をごらんください。7款土木費、1項土木管理費、2目建築管理費、6の既存建築物耐震改修等支援事業は平成12年以前に建てられた木造戸建て住宅の耐震診断、昭和56年以前に建てられた木造戸建て住宅の補強工事及び耐震改修補強工事に伴うリフォームに対する補助でございます。28年度の交付件数は耐震診断が18件、耐震補強工事が13件、リフォーム工事が12件でございます。  続きまして、決算書228ページ中段、6の都市計画推進事業をごらんください。7款土木費、3項都市計画費、1目都市計画総務費、6の都市計画推進事業は、立地適正化計画の策定や都市計画基本図の修正などに要した経費でございます。  続きまして、次のページ上段、2の財産管理事業をごらんください。7款土木費、3項都市計画費、2目土地区画整理費、2の財産管理事業は国鉄佐倉駅前土地区画整理事業の佐倉市所有の保留地の建物撤去に要した経費でございます。  続きまして、決算書232ページ中段、1の公園施設維持管理事業をごらんください。7款土木費、3項都市計画費、6目公園費、1の公園施設維持管理事業の委託料は市内294カ所の公園の清掃、除草、樹木剪定など公園施設の維持管理に要した経費でございます。  続きまして、次のページの中段、3の(仮称)佐倉西部自然公園整備事業の委託料をごらんください。下志津地先の運動広場予定地の用地測量や清掃、除草、樹木剪定などに要した経費でございます。  次にその下、4の岩名運動公園拡張整備事業の工事請負費は、平成28年度と29年度の継続費で実施いたしました長嶋茂雄記念岩名球場改修工事の28年度分の経費でございます。なお、28年度の残額を29年度予算に繰り越しを行っており、その金額は前のページ、232ページ中段の逓次繰越額として記載してございます。  続きまして決算書233ページ下段、5の公園整備事業をごらんください。直弥公園テニスコート人工芝舗装工事、(仮称)寺崎北公園整備工事に要した経費でございます。  その下、6の佐倉城址公園整備事業の次のページ、上段の公有財産購入費、これにつきましては城内町地先の県営住宅跡地の国有地を公園の一部として購入した経費でございます。  続きまして、決算書237ページ上段の3の住生活基本計画推進事業をごらんください。7款土木費、4項住宅費、1目住宅費、3の住生活基本計画推進事業は空き家バンクに関する業務や新たに取得した中古住宅のリフォーム補助、また親世帯と子世帯が近居や同居する場合の住宅取得補助などに要した経費でございます。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(中村孝治) これより質疑を行います。  各委員の質疑時間は1部局当たり10分以内としております。委員が多くの質問を行えるよう執行部の答弁は簡潔かつ明瞭にお願いいたします。  なお、質疑時間10分のうち9分が経過した時点で予鈴を鳴らしますので、質疑をその後1分以内におさめていただきますようお願いいたします。  それでは質問のある方はお願いいたします。  徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) 徳永です。よろしくお願いします。  まず、主要施策の205ページの調整池改修事業についてなのですけれども、継続事業となっておりますが、ここの中で南志津調整池の工事というのはもう完了しましたか。 ○委員長(中村孝治) 治水課長。 ◎治水課長(櫻井高明) はい、完了いたしました。 ○委員長(中村孝治) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) 今後はどの程度の雨量に耐え得る想定となっておりますでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 治水課副主幹、小西さん。 ◎治水課副主幹(小西亘) 治水課の小西です。  基本50ミリという数値で考えております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) これは普通50ミリぐらいに耐え得る。どこも大体それぐらいではないですか。これは何かあそこも増水の被害があったところですけれども、上志津1区のほうで南志津調整池、そこを今後は浸水しないようにということの工事だったと思うのですけれども、そこら辺が大丈夫な想定として考えて大丈夫ですか。 ○委員長(中村孝治) 治水課長。 ◎治水課長(櫻井高明) もともとあそこは調整池でして、これまでより若干水が入りやすくしたというものでして、具体的に容量が変わったとかというものではございません。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) 上志津1区のところも浸水被害がエクセレントケアの近くはあったと思うのですけれども、課題地域にはなってはいないと思うのですが、一度浸水があったところなので今後の対応といいますか、どういう対応が検討されているのか。この南志津の池の機能強化ということで一応終了ということですか。 ○委員長(中村孝治) 治水課長。 ◎治水課長(櫻井高明) エクセレントケアの上流部側に調整池を設けることで、今、検討を進めております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) では、219ページにあります住生活基本計画推進事業のほうなのですけれども、中古リフォームまた近居、同居は随分ニーズがあるようですけれども、これをご利用されている方の市内、市外比率というのはわかりますか。 ○委員長(中村孝治) 建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(小菅慶太) 建築住宅課長の小菅でございます。  中古リフォームと近居、同居の市内外の実績でございますが、近居、同居につきましては平成28年度からの事業でございます。14件のうち6組、15人が市外から転居されております。中古住宅リフォームにつきましては27年からの事業でございますが、総じて28件のうち13組、29名が市外から転入されております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) 中古リフォームをもう一回言っていただいていいですか。 ◎建築住宅課長(小菅慶太) はい。平成27、28の合計となりますが、合計28件のうち13組、29名となっております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) 順調に事業は進んでいるかと思うのですけれども課題としてはどのようなことが挙げられますか。 ○委員長(中村孝治) 建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(小菅慶太) 建築住宅課長の小菅でございます。  課題といたしましては補助事業の補助件数でございますが、かなり市民の方々、市内外の方から好評を得ておりまして、公表後すぐに募集が埋まってしまう状況にございます。そのこともございまして、毎年補助件数を上げて当初予算を盛り込んでいる状況です。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) はい、わかりました。  それでは198ページなのですけれども、こちらの資料を拝見しますと耐震補強工事の件数が伸びているのですけれども、その理由について伺います。 ○委員長(中村孝治) 建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(小菅慶太) 建築住宅課長、小菅でございます。  昨年度につきましては昨年発生しました熊本地震により、その影響により市民の皆様の地震に対する意識が高まったものと考えております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) 対象となる昭和56年以前の住宅ということで担当課としてどの地域にそういう対象物件、その当時、団地ができたとか、どこら辺が対象物件が多いといった、そういう把握はされているのですか。 ○委員長(中村孝治) 建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(小菅慶太) 建築住宅課、小菅です。  個別に対象物件の築年を計算はしておりませんが、佐倉市におきまして古い造成地、古い団地ですね、昭和40年から、古くからつくられている団地におきましてはご案内のように古い住宅が多いと考えております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) 例えばそこの地域を、重点的に耐震についての啓発とかそういったものはされましたか。 ○委員長(中村孝治) 建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(小菅慶太) 建築住宅課長、小菅でございます。  地区別に各戸訪問ということはございませんが、住民の全戸回覧とか全世帯一斉の周知を行っております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) 平成32年度までに耐震化率を95%という目標を掲げていらっしゃいますけれども、1%向上はしておりますけれども、今後達成の見込みとしてはいかがお考えでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(小菅慶太) 建築住宅課長、小菅です。  耐震化につきましては古い建物、昭和56年以前、もっと古い建物の解体が今後急増すると思われますので、今後、平成32年に向けまして耐震化率はぎりぎり間に合うのではないかという予想は立てております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) 済みません、宅地のかさ上げ工事の補助はどちらの地域でしょうか。 ○委員長(中村孝治) 建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(小菅慶太) 建築住宅課長、小菅でございます。
     かさ上げ工事につきましては表町を中心に過去に水害があった地域を指定しております。  以上です。 ◆委員(徳永由美子) はい、わかりました。 ○委員長(中村孝治) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) 街路樹に関してなのですけれども、苦情や要望の内容についてお伺いします。 ○委員長(中村孝治) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(石橋雅幸) 道路維持課長、石橋です。  街路樹に対する苦情につきましては高木が自分の敷地内に入ってくるとか、あと毛虫の問題とか、そういったものが主にあります。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) それは、ではすぐに現場を確認して、すぐに対応していらっしゃるということでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(石橋雅幸) はい、現地を確認して対応しております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) 200ページの道路維持管理事業としまして、これは要望箇所の現地確認数が減っている理由についてお伺いします。 ○委員長(中村孝治) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(石橋雅幸) 要望件数が減ったということです。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) 要望に対する実施というのは現場を確認したりして、何かどのように優先順位は決めていらっしゃるのですか。 ○委員長(中村孝治) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(石橋雅幸) その場で維持管理の範疇でできるものに対しましては現地を確認して、その対応策を講じまして、そういう対応をしております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) ほかに質疑はございませんか。  木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 木崎です。どうぞよろしくお願いいたします。  最初に都市排水路整備事業、成果説明の210ページですけれども、これ冠水対策などいろいろと進めていただいている旨が見ていても本当に実感として伝わってくる状況で、多くの市民の方々も頑張ってくれているなというふうに感じていらっしゃるというふうにも思うところです。なのですけれども、予算を見ますと一般財源だけで賄っていると。今後、国とか県から予算がこの問題について出るように要望はしていかないのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 治水課長。 ◎治水課長(櫻井高明) 治水課長、櫻井です。  補助対象になるものは今のところございません。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 先ほど50ミリというのがありましたけれども、国の基準で1時間当たりの降雨量50ミリというですね、それでまちじゅう整備されておりますので、これは要求する根拠があると思うのですね。やっぱり状況が変わったのだというところで、ぜひ要望をしていけるようにお願いしたいと思います。  次に行きます。 ○委員長(中村孝治) 続けてどうぞ。 ◆委員(木崎俊行) はい。寺崎・石川線外2路線改良事業なのですけれども、これ27年度に詳細設計がされて28年度の予算の説明では、今後31億円の継続経費が必要というふうに説明がありまして、それが決算を迎えたということですけれども、この道路ですね、狭い道路へ幅16メートルの道路をどんと接続するという事業で、これでいいのだろうか、納得がなかなかできないぞということで私反対したのを覚えているのですけれども、その計画は何か変更等はありませんでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(宇井昌昭) 道路建設課長の宇井です。  ただいまのご質問の狭い道路でございますが、都市計画道路をつくるに当たりまして既存の道路につなげるような形で道路整備、街路整備の中で道路を接続する計画でございます。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 状況が少し変わっているのですね。私が言ったことがちょっと間違っているような感じですかね、そうすると。そういうことですかね。  では、次に行きます。どうもありがとうございます。  都市部のほうに行きまして、住生活基本計画推進事業ですね、これ、219ページで成果指標が変わったのですね。どう変わったかというと市民の豊かな住生活の実現、これが消えてしまった理由をお答えください。 ○委員長(中村孝治) 建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(小菅慶太) 建築住宅課長の小菅でございます。  平成27年度からの変更としまして生活指標が削除されておりますが、これはアンケートに基づく住生活の実現の回答数を指標としておりましたので、今般、住生活全体を示すものではないかという考えに基づきまして、この生活の実現という項目を削除しております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 私、これ市民のという全体を指しているところに注目したのですね。全体ではないということですね。中古住宅とか空き家バンクとかですね、一戸建て推進政策かなというふうに私は捉えることもありまして、目的は、これは定住人口の維持増加ということでよろしいでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(小菅慶太) 建築住宅課長、小菅でございます。  住生活基本計画におきましては、住生活を豊かにすることにより結果的に転入人口の促進を図れるものと考えております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) この一戸建て施策だったとしても、これはこれで本当にいいことだと思うのですけれども、一定の所得や財産がないと利用できなくて、これではなというのがありまして、市営住宅などで目的を達成するという考えはないでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(小菅慶太) 建築住宅課長の小菅でございます。  今ご質問の一戸建て所有者のためのこの計画ではございませんので、市営住宅、低所得者向けの住宅に困窮されている方向けの計画でもございますので、市営住宅も含めセーフティーネットについては取り組んでまいりたいと考えております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) わかりました。よろしくお願いします。  追加資料の10ページ、コミバスの利用者の推移があります。内郷循環バスの利用者がふえている要因はどのように考えていますでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(小野寺正朋) 都市計画課長、小野寺です。  循環バスの利用者がふえている要因として運行ルート周辺にある、例えばふるさと広場とか草ぶえの丘とかといった公共施設、要は外部から来る人たちの施設があるということが大きな要素になっているのではないかと考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 私は一律100円が大きいと考えておりまして、新設されるコミュニティバスの料金は200円で往復200円と400円とでかなり違ってくるかなというふうに思いますので、ぜひいろいろと再考していただきたいと思います。  あと、デマンド交通の利用者は減っておりますが、それでも1,833人年間にいらっしゃいますので、存続を求める市民はいるのではないかというふうに思いますが、存続させるための秘策とかそういったものはないでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 都市計画課長。 ◎都市計画課長(小野寺正朋) 都市計画課長、小野寺です。  デマンド交通の利用者につきましては昨年度1,833名いらっしゃいます。その内訳をこちらのほうで分析したところ実際に使われている方は100名程度。要はその方々が複数回利用されて、延べで1,833名という数字になっていると。そういった中で、今般、利用者をふやす、足を確保するという意味で運行関係を見直してコミュニティバスに切りかえる。その点につきまして利用者の方々、登録の方々に先日、廃止で切りかわりますよという通知をご案内したところ、現在までに電話でのお問い合わせは2件程度しかありません。また今後も周知は図ってまいりたいと思っております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) そういう丁寧さがある中で決めていくのであれば合意がとれるかなとも思いますが、いろいろと注視していきたいと思います。  次に岩名運動公園拡張整備事業、成果指標に公園面積について書いてあります。条例上、1人当たり10平方メートルだと思うのですけれども、これなかなか毎年変わらないのですけれども達成の見込みはあるのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(湯浅明弘) お答えいたします。  1人当たりの面積につきましては公園の数がふえるか、あるいは人口が減るかという、こういう要因になってくるわけなのです、計算上ですね。しかし、私どもとしては当然人口がふえて公園の面積がふえるというのは、それは理想でございまして、公園については今回、城址公園を国から一部買いまして、それから民間の開発の中で帰属という形でもって近年に4件ふえております。そういったことで面積をふやしていきたいと思っております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) そこでなのですけれども市民が本当に共有できない、一部の人が使う公園、これ岩名のところを話にして言っているのですけれども、そうすると今議会で条例改正のように、また受益者負担のもとに利用料が上がるということにもなりかねないのではないかと思うのですね。市民全員の頭数で公園面積の算出をしているのに、一部の人の受益というようなことは矛盾しないのだろうかというふうに考えております。公共施設に受益者負担というものの考え方を大もとから変えていく、見直す必要があると思うのですけれども、いかがでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(湯浅明弘) まず、岩名運動公園につきましてはいわゆるスポーツの公園でございまして、性質上、特殊な役割を果たしているわけです。ですので受益者負担という考え方の中で、やはりそこをお使いいただく方には一定のご負担をいただくというのは、これは私どもとしては合理的な考え方ではないかなと思っております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) ほかに質疑はございませんか。  伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) お願いいたします。  では、土木部ですね。主要施策の197ページの市管理街灯のLED化事業について伺います。電気料金の総額と電気料の縮減効果について伺います。 ○委員長(中村孝治) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(石橋雅幸) 電気料金の総額なのですけれども、街灯ですと平成28年度の総額は2,819万7,134円となっております。縮減についてはLED化が年度途中で切りかわったものですから月額で報告させていただきます。LED化前が439万3,000円、LED後が149万1,000円で約290万円、率にして66%の縮減となっております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) すごいですね。  次、自治会管理街灯のLED化事業というのが次なのですが、電気料金の概算見積もりをどういうふうに考えていらっしゃいますでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(石橋雅幸) 自治会管理街灯でLED化になっていないものが1万2,687灯ありまして、1灯当たり約月80円下がるということになっていますので月額で約100万円、年間で1,200万円の縮減がされるとなっております。  以上です。
    ○委員長(中村孝治) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) 縮減ではなくて大体どれぐらいを予算として立てているか、電気料金ですね、それを伺っています。 ○委員長(中村孝治) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(石橋雅幸) 今現在も約400万円ほどの自治会管理街灯の電気代がかかっておりますので、それが300万円ほどになると思っております。 ○委員長(中村孝治) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) そんなに少ないはずないと思うのですけれども、市の街灯よりも自治会管理の街灯のほうが多かったと思うのですけれども、どうですか。 ○委員長(中村孝治) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(石橋雅幸) 市の管理街灯は3,800灯ほどなのですけれども、ただワット数が道路照明で大きいので、ちょっとその辺は比較にはならないと思います。  以上です。 ◆委員(伊藤壽子) 失礼いたしました。はい、わかりました。 ○委員長(中村孝治) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) では、根上がり対策に行きます。どのように改修箇所を決定しているのか、その要件について伺います。 ○委員長(中村孝治) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(石橋雅幸) 地域からの要望を受けまして、うちのほうの担当職員が現地で確認をしまして補修をしているような状態です。 ○委員長(中村孝治) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) たくさん市民の方からの要望が出てきていると思うのですが、これはもう行き当たりばったりなのですか。 ○委員長(中村孝治) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(石橋雅幸) 要望が多いのですけれども、直ちに対応しなければならないところから優先順位を決めて順次対応をしております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) わかりました。またそれは見直す方向でアイデアとかを出させていただくことになるかもしれません。  では、都市部のほうで西部自然公園を伺います。この公園の市民への周知方法ですね、余り知られていない。せっかくの公園なのです。昨年度の周知方法について伺います。 ○委員長(中村孝治) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(湯浅明弘) お答えいたします。  西部につきましては、今、市のホームページにこれは掲載してございます。そのほかにつきましては28年度は市民カレッジの場でもってこの公園を紹介しております。PRという活動につきましては以上でございます。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) せっかくの佐倉市の財産だと思いますので、またトップページでこれはぜひPRをしていただきたいと思います。合同会議を29年度中に開催したいと議会答弁していただいたのですけれども、ご予定について伺います。 ○委員長(中村孝治) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(湯浅明弘) 合同会議につきましては今の予定でございますが、11月に開催したいと今考えております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) 11月というと年に1回しかできないのですか。 ○委員長(中村孝治) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(湯浅明弘) 11月の会議をもって、その後の予定を伺ってまいりたいと思っております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) 産業振興部のほうにも提案したのですけれども、武家屋敷とか草ぶえの丘のカヤぶきにですね、カヤを入手するのに非常に大変だと思うので西部自然公園でススキ野原をつくって、それをカヤにするという計画が、一番最初のころにそういうアイデアも出されていたのですよ。ですので、やはりそれが計画の中には今入っていないのですけれども、今やっぱり環境部とか産振とか庁内横断的にこれを検討していただきたいと、これは提案をいたします。  次に岩名球技場をACミランが専有している問題について、ちょっとしつこいのですけれども伺います。佐倉市スポーツ施設等の使用に関する運用基準というのがあると思います。それにはスポーツ大会、スポーツ教室、スポーツに関する研修会等反復して行われる練習は除くという規定に抵触するのではないでしょうか。その点への明確な説明をお願いいたします。 ○委員長(中村孝治) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(湯浅明弘) お答えいたします。  施設の運営面については、これは健康こども部の所管でございますが、私の知り及ぶ限りでお答えさせていただきます。健康こども部では優先して予定を抑えるということですかね、そういった優先順位の基準を設けておりまして、その中に公益的団体が主催するスポーツイベント、その他の行事についても優先して予定を入れるというような項目が入っておりまして、そこを適用されているということでございます。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) こちらはやはり公園ということで私もこちらでも聞かせていただきたいと思って聞いているのですけれども、そこの公益的というところがやはりひっかかると思うのです。一般社団法人、あと公益的社団法人、そういうような形で一般のほうですので、こちらは収益を出してもいいという、そういう性質の業態だと思うのですね。ですので、そこを公益的に活動しているというところで優先的に使用を許可しているというのが、この運用基準に抵触していないというのはちょっと筋が違うのではないのかなと思っています。それで会費を取って収益を上げている団体と市民団体との利用料金が同じであっていいのだろうかという、やはりそういう疑問もわいてくるのですね。野球場とかテニスコートなどは入場料を徴収する場合、しない場合も使用料を設定していますけれども、なぜこの球技場は当初から入場料を徴収しない設定にしたのか、それしか検討しなかったのか、それについてどうお考えですか。 ○委員長(中村孝治) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(湯浅明弘) 入場料を徴収する、いわゆる興行でございますね。これは競技場の何ていうのでしょう、特性上でしょうか外と中の区切りがございません。したがって、これを料金を徴収して試合を開催するということが果たして現実的かどうかという考えのもとで料金を徴収する、しないの区分がなかったと、そういうことでございます。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) 長嶋茂雄野球場の場合には区切る前からもうこの設定がされていたのですよね。テニスコートも区切るようになっているのですか。これやはり、ACミランが使うということを前提に、それがあったからこそ、この球技場の利用について料金を取らない設定一本にしたのではないですか。どうなのですか、検討したのですか。 ○委員長(中村孝治) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(湯浅明弘) ACミランがお使いになるかならないかについて、その点で料金の議論をしたこともございませんし、それを配慮したということもございません。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) ほかに質問はございますか。  小須田委員。 ◆委員(小須田稔) よろしくお願いいたします。  先ほども出ておりましたけれども、主要施策の197ページのLED化事業についてお伺いいたしますけれども、現時点ということでお伺いしたいのですけれども、既に自治会の街灯LED化が済んでいて、今回市に移管されないというところ現時点でどのぐらいの自治会の数があるのか、お伺いしたいのですが。 ○委員長(中村孝治) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(石橋雅幸) 11団体です。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 小須田委員。 ◆委員(小須田稔) その11団体ということで、そうするとその内訳灯数というのはどのぐらいかわかりますか。わかったら伺いたいのですけれども。 ○委員長(中村孝治) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(石橋雅幸) 210灯です。 ○委員長(中村孝治) 小須田委員。 ◆委員(小須田稔) 了解いたしました。  次ですね、次のページです、198ページ。豪雨の被害に伴ってのかさ上げということで伺いたいのですけれども、以前にもこれ質問させていただいて、そのかさ上げ工事費の補助対象地域ですね、これまで決めて取り組みを行われてきたと思うのですけれども、やはり近年の雨の降り方ということで、この補助対象地域の見直しというのは具体的に何か始まっているのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(小菅慶太) 建築住宅課長、小菅でございます。  地域の見直しにつきましては昨年度末、一部の地域を拡大することを危機管理経営室とともに行いました。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 小須田委員。 ◆委員(小須田稔) 済みません、一部の地域というのはこれまで決まっていたところの地域以外にふえたということでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(小菅慶太) はい、そのとおりです。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 小須田委員。 ◆委員(小須田稔) その地域を教えていただけますか。 ○委員長(中村孝治) 建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(小菅慶太) 済みません、今、手元にございません。 ○委員長(中村孝治) 小須田委員。 ◆委員(小須田稔) もし、後でわかったら伺いたいと思います。よろしくお願いします。  では、続きまして同じ主要施策の200ページです。道路維持管理事業についてお伺いしたいのですけれども、その次のページの201ページの道路改修とも重なるのかなと思うのですが、これまでも伺ってきたと思うのですけれども、やはりここにも書いてあるとおり車両の大型化とか交通量の増加などによって、やはり道路の損傷というのが多くなっているのだろうなと思うのですけれども、以前に伺ったかもしれないですけれども、やはりタイミングですよね、それを置いておくと維持、費用がかさんでくるということで、やはりより早くそれを見つけて補修を頻繁にというか早目に行っていくということが大事だと思うのですけれども、その辺の、何ていうのでしょうかね、交通量とか大型化ということになっている状況で、これまで見直しされてきている部分とか補修のタイミングで何か具体的な取り組みがあれば伺いたいのですけれども。 ○委員長(中村孝治) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(石橋雅幸) 一応、道路改修事業につきましては国の補助金をもらって大規模に改修できますので、この補助基準といたしまして路面性状調査といって、ひび割れ率40%以上など、そういった基準になった場合には補助金の申請をして順次大規模改修をしております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 小須田委員。 ◆委員(小須田稔) そうすると再度伺いたいのですけれども、やはりそのタイミングというか、補修するときには申請すればある程度国からとか、そういう補修費というのはその都度出るということでよろしいですか。 ○委員長(中村孝治) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(石橋雅幸) この補助金は平成24年度からありまして、順次優先順位を決めて実施計画に入れて、市の予算も確保しながら国の補助金を活用して補修工事を実施しております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 小須田委員。 ◆委員(小須田稔) やはりこの車両の大型化とか交通量の増大で、私はこう思うのですけれども、決まったこの市道の舗装の構造は例えば40型とか何型ときっと決まっているのだろうと思うのですけれども、要はそこのところでワンランク上の道路の構造にしておくと、より寿命が延伸されたりとかということも、以前に伺ったかもしれないですけれども、あるのだろうなと思うのですけれども、そういうこれまでの既存の舗装種別を見直ししてきたというところは市内の道路でありますか。 ○委員長(中村孝治) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(石橋雅幸) 補修工事をするときに、事前に大型車の交通量調査をいたしまして、場合によっては舗装構成を1ランク上に変えている場所も数カ所あります。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 小須田委員。 ◆委員(小須田稔) そうですよね。そのときに変えたことによって、今までは例えば5年周期とか何年周期だったものが、さらに補修する期間が延びたとかというようなことも、そういうデータというのは何かありますか。 ○委員長(中村孝治) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(石橋雅幸) その対応も今回の平成24年度以降、この補助金を使うようになりましてから実施していますので、まだ実際やった路線に対してもまだ年数がたっておりませんので、その実証はまだ出ておりません。
    ○委員長(中村孝治) 小須田委員。 ◆委員(小須田稔) わかりました。はい、了解いたしました。  では、続いて同じ主要施策で211ページ、順番にページに沿って質問させていただきますけれども、公園の施設維持管理事業ということでありますけれども、公園の清掃、除草、トイレ清掃等々、これは全ての公園を定期的に行っているという理解でよろしいですか。 ○委員長(中村孝治) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(湯浅明弘) 公園の管理につきましてはまず定型的な業務、草刈り、除草、トイレ清掃、こういったものは事業者と年間契約を結んでおります。それから臨時的なもの、突発的なもの、あるいは要望書をいただいたようなものについては、その都度対応しております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 小須田委員。 ◆委員(小須田稔) 今度は具体的に、この公園ということで中央公民館の脇、横というか鏑木児童公園という公園がありまして、私はそこを通るのでよくわかるのですけれども、要は低地なのですよね。道路がぐるっと回っているのですけれども、道路より低くて、要は本当にいつもしけっぽい。椅子が置いてあったりで、いつも見かけてそこの公園を使っている人を見たことがない。というのはなぜかというと公園がしけっぽくて、草も生えていて、なかなかその公園に入っていこうという気持ちにならないというようなところがあるのですけれども、例えばその鏑木児童公園の草刈りは1年に1回やられているという理解でよろしいですか。 ○委員長(中村孝治) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(湯浅明弘) 街区公園については基本年に4回ないし5回実施しております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 小須田委員。 ◆委員(小須田稔) 年に4回、そう見えないですけれども、わかりました。  あと、では最後、215ページのところの城址公園の整備事業で伺いたいのですけれども、今回この公有財産購入ということで載っていまして、より城址公園の利用の範囲が広くなっていくのだろうと思うのですけれども、やはりいつも思うのですけれども、あそこの入り口に旧平井家住宅がありますよね。当然、城址公園に入っていくところで。そうすると、やはり今回佐倉図書館の建てかえがありますので、これは要望でもいいのですけれども、旧平井家住宅のところがすごく狭いのですよね。大型バス等も下に来て下から回っていくとか、あとは向こうの歴博から入るとか本当に苦肉の策で入っていったりすると思うので、やはり要望として佐倉図書館の跡地に旧平井家住宅をうまく移転できるような、それもぜひ考えていただきたいということを要望して終わらせていただきます。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 先ほど答弁保留が1つありましたね。はい、建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(小菅慶太) 建築住宅課長の小菅でございます。  先ほど保留いたしましたかさ上げ工事の区域でございますが、平成29年3月から表町3丁目及び4丁目を全域にしております。今まで一部だったものを3丁目、4丁目の全域を区域にしております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) ほかに質疑はございませんか。  高木委員。 ◆委員(高木大輔) 高木です。よろしくお願いします。  主要施策のページで言いますと208ページ、道路建設課のほうにお伺いしますが、井野・酒々井道路改良の事業なのですけれども、成果の説明書によると志津中学校の脇までの区間を整備しますということになっていますが、この進捗の状況と、またⅠ-3号線の西側の整備は今どのような見通しになっているのかお伺いいたします。 ○委員長(中村孝治) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(宇井昌昭) 道路建設課長の宇井です。お答えいたします。  市道Ⅰ-3号線までの区間につきましてですが、現在、未買収となっている土地が1件ございまして、その土地につきましては補償対象物件の立ち会いですとか代替地の提案ですとかを含めまして継続的に現在交渉を行っているところでございまして、今後できる限り早く買収につなげてまいりたいと考えております。また、道路工事につきましては現在、橋梁工事、それから道路改良工事を29年度に完了するように進めております。ただ、未買収地につきましては施工のほうは買収してからということで予定しております。  それから市道Ⅰ-3号線の西側、八千代市側でございますが、こちらにつきましては八千代市の道路整備の状況、動向を見ながら進めてまいりたいというふうに考えておりまして、八千代市におきましては工業団地から途中半分ほどでございますけれども、平成27年に事業認可を取得いたしまして事業着手したと聞いております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) これはどうしてもやっぱり佐倉市だけではなくて、県とかのいろんな取り組みがあると思うのですけれども、最終的にどれぐらいの見込みで開通するような形で動いているのかお伺いいたします。 ○委員長(中村孝治) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(宇井昌昭) ユーカリが丘方向からⅠ-3号線までにつきましては今年度開通目標ということで進めているところでございます。ただ、未買収地がございますので、そこにつきましては早急に買収に努めてまいりたいと考えております。八千代市側につながる道路につきましては八千代市の進捗もございますので、そちらのほうの動向にあわせて佐倉市分につきましては進めてまいりたいと考えております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) はい、わかりました。ぜひ、早期解決に向けて何とか取り組んでいただければと思います。  それでは、公園緑地課のほうの質問に移らせてもらいます。これも主要施策のほうの215ページ、先ほどの小須田委員のほうからも質問があったのですけれども、国有地を購入したということなのですけれども、小須田委員のすばらしい提案もあったのですけれども、今後どのような整備をしていくのか、その辺のビジョンがあればお伺いいたします。 ○委員長(中村孝治) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(湯浅明弘) お答えいたします。  このたび国から取得しました土地につきましては、かつては佐倉城址の大手門があったところでございます。文化財等の関係もございます。それから近隣で体育館ですとか佐倉東高校、こういったところの緊急避難場所とのリンクというようなことも考え合わせますと、芝生広場としてこれから整備する計画でございます。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) あとは今、大学誘致という話で、1つここの土地も候補に挙がっているようなことも聞くこともあるのですけれども、そういった話は実際あるのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(湯浅明弘) 私ども担当といたしましてはそういったお話は伺っておりませんし、想定してございません。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) はい、わかりました。  それでは、では質問をまた変えまして、今度また公園緑地課になるのですけれども、213ページの岩名公園拡張整備事業なのですけれども工事費の2億1,370万円の歳出の内容についてお聞きします。 ○委員長(中村孝治) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(湯浅明弘) お答えいたします。  岩名野球場につきましては今回、継続費で28、29年の継続費で完成したところでございます。このうち大きな工事4本に分けてございます。1つは躯体の建設工事、それから電気工事、それから機械設備工事、それから電光掲示板のスコアボードの工事、これを大きく4つに分けた工事、4本で発注しております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) これは決算ということなのですけれども、現状、今期でできたということなのですけれども、来年度に向けて今議会でも質問というかお願いをさせてもらったのですけれども、やはり飛球の問題が非常に私気になっていまして議会でも議場配付資料とさせていただいたのですけれども、やはりイースタンリーグ、部長の答弁では高度な試合とかを今後やっていきたいということだったのですけれども、より高度になればなるほど試合中の飛球が、イースタンリーグのときが15球、あと普通の高校野球でもやはり3球から5球ぐらい平均で出ているような感じなので、その辺来年度の予算に向けてぜひですね、この岩名球場の整備拡張、ぜひその辺をまた考慮していただきたいということと、あと第2球場の件も、野球ばかりになってしまうのですけれども軟式の規格が今度変わって、より飛びやすくなるので、けがが起きてからでは本当に危ないと思いますので、その辺のほうですね、決算は決算で終わったのですけれども、来年度予算に向けての考え方があればお考えをお伺いいたします。 ○委員長(中村孝治) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(湯浅明弘) 今、ご指摘をいただいたとおり安全にお使いいただくということが何よりでございます。それから、周りにいらっしゃる方ですね、本来使っている以外の方、これは予算のほうも含めまして、一気にというよりも段階的により有効な場所から手をつけてまいりたいと思っております。  以上です。 ◆委員(高木大輔) 以上で終わります。 ○委員長(中村孝治) ほかに質問がある方は。  爲田委員。 ◆委員(爲田浩) 爲田です。よろしくお願いします。  まず、成果の説明書の198ページの既存建築物耐震改修等支援事業からお尋ねします。先ほどもちょっとあったかもしれないのですけれども補助件数が18件、実際に耐震補強工事をした件数は13件と出ているわけですが、これはリンクしているというか18件診断をして、そのうち補強が必要と判断されたもの13件対応したという形なのか、全く別扱いなのか、どんな状況でしょうか。 ○委員長(中村孝治) 建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(小菅慶太) 建築住宅課長の小菅でございます。  耐震診断を受けてそのまま耐震工事を行った方もございますし、耐震診断の補助を受けずに工事だけを行った方もございます。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) 耐震診断の補助が18件あったわけですけれども、この診断を受けた結果、耐震補強をしたほうがいいですよという結論が出て工事に至らないようなケースもあるということですかね。 ○委員長(中村孝治) 建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(小菅慶太) 建築住宅課長の小菅でございます。  おっしゃるとおりでございます。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) それについてはせっかく補助をつけて、耐震化率を上げていくという目的に沿う形で当然してくださいというようなお話をしてくださっているのだと思うのですが、そこら辺ですね、補助の内容からして具体的な改修につながるような仕組みにしていっていただけたらなというふうに思います。よろしくお願いします。  続けて、委員長いいですか。 ○委員長(中村孝治) はい、どうぞ。 ◆委員(爲田浩) 次に隣のページの199ページの道路境界確定事業ということで、こちらも活動指標、また成果のところで申請が113件あって、そのうち75件が確定ができたということなのですけれども、それ以外のところについてはどういうふうになっているというか確定できなくていいのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 土木管理課長。 ◎土木管理課長(高橋勝男) この道路境界確定事業につきまして、申請に基づいて現場に赴いて地権者の立ち会いのもと道路構図幅に基づいて道路幅員を決めさせていただくのですが、それにご同意いただけないという方がやはりございまして、未確定という状態で終わっているところがございます。 ○委員長(中村孝治) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) やはり、今、課長のほうからもありましたけれども、ご同意いただけない方があるという部分と、あとですね、このページと直接違うのかもしれないのですけれども、この間テレビを見ていたら日本中の土地のうちの約20%ぐらいが実は所有者不明だというような調査結果もあるというのをテレビでやっていたのですけれども、佐倉市でもやっぱり道路用地の買収だとかそういった部分で、この担当課さんの中でいらっしゃって、その辺が所有者不明のために道路確定とかそういう、何ていうのですかね、交渉もそもそもできないとかいうことで事業が進まなくなってしまったようなケースが28年度中であれば。 ○委員長(中村孝治) 土木管理課長。 ◎土木管理課長(高橋勝男) 私どもは基本的には申請に基づいてやっているので、事業がとまるということはないのですが、そういう状況でございます。 ○委員長(中村孝治) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) 決算書の中には用地買収だとかということがいっぱいあって、それ以外にも住生活のほうでも持ち主がわからなくて、やぶがひどいだとか、そういうことで草木の手入れが悪くてというような課題もあると思うので、これ各課で連携をしていただいて、住民の生活の環境のよさに寄与していただけるように検討をお願いしたいと思います。  そうしましたら次、217ページ、218ページですかね、街路樹緑地管理のところになるでしょうか。これについては、私、一般質問等でこの間させていただいたかなと思うのですけれども、また前回も別の議員さんが、子供たちの通学路の件だとかそういう部分で何とかしっかり歩道の部分を確保できないかというようなことで、その辺は生活道路整備事業ともかかわってくるかもしれないのですけれども、私の見た目からすると植樹の刈り込みのぐあいが同じ一定の地域なのに波を打っていたりですとか高さがまばらですとか、あとはもう今、皆さんご存じだと思うのですけれども、今の状態で既にもうぼさぼさな状態で、私が少なくとも近隣歩いている子供たちが通学路に使っているようなところは歩道幅の3分の1程度ぐらいしか歩けなくて、本来しっかり歩けるはずのところが草に覆われてしまってひどい状態なのですね。  ルールとしてまた委託をお願いするようなときには、業者さんには仕様書みたいなのをお願いしていると思うのですけれども、前回というか昨年度かその前の年ですかね、やり残しの部分があってどっちがやるかやらないかで、業者さんのほうはそこまで聞いている、聞いていないというようなことで、結果的には後からその部分も含めてやっていただくようにしますということで後工事で業者さんがやってくれたケースがあったのですが、実は今年度というか今回に至ってはまた同じようにやり残しがされていて、その辺のルールの徹底、仕様書がどうなっているのかというのと、あと工事が終わった後のチェック体制というのがどのようにされているのかについてお聞かせください。 ○委員長(中村孝治) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(石橋雅幸) 街路樹の低木の剪定だと思いますけれども、うちのほうの仕様では高さ80センチという規定はあります。その刈った後につきましては一応担当職員が確認をすることになってはおります。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) そうしますと少なくとも私がお伺いに行って、やり残しの部分について、例えば入っている入っていないというような議論についてルール化をして、きちっと仕様書にして引き継ぎをお願いしてもらいたいということについて、そのままそっくり残っていたということについてはそれが単純に、引き継ぎができていなかったという認識でよろしいですか。 ○委員長(中村孝治) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(石橋雅幸) またそういったことが起こってしまったということで申しわけなかったのですけれども、またその辺については、今後、業者の指導のほうを徹底させていただきます。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) 済みません、何度もしつこくて申しわけないのですけれども、80センチというのにも何かもちろん根拠があると思うのですけれども、とにかく小さい子供たちは、小学校1年生程度の子たちというのは本当に1メートルちょっとぐらいの子が多くて、80センチに刈ったならばそこから延びていくのですぐに1メートルぐらいになってしまうのですね。きっと今の時点で1メートルに届いているようなところはたくさんあって、もう子供たちを快適に通学させるというのにはふさわしくないような部分もあると思いますので、その辺の基準の決め方と、あとは制度については業者さんの腕というかテクニックというか技術力もあると思うのですけれども、やっぱり終わったときのチェックをしっかりしていただければなというふうに思います。 ○委員長(中村孝治) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) 次ですね、済みません、そうしたら空き家バンクの登録の中で昨年度他市からの移住者の数、実績、あったかどうかお願いします。 ○委員長(中村孝治) 建築住宅課長。
    ◎建築住宅課長(小菅慶太) 建築住宅課長の小菅でございます。  空き家バンク事業につきましては現在のところ36件の契約が成立しておりまして、そのうち23件が市外からの移住者となっております。  以上です。 ◆委員(爲田浩) わかりました。ありがとうございます。 ○委員長(中村孝治) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) あと、219ページの近居、同居の件なのですけれども、これ親御さんが佐倉以外に住んでいて、例えばひとりきりになってしまってお呼びするというようなことだけだった場合というのは、何か補助というのはこの担当課さんで持っている部分で言うと何か手をつけないとというか、そもそもそのひとり暮らしになってしまった親御さんを他市から呼び寄せるということについては、リフォームか何かが絡めばそれは補助の対象になるという認識でよろしいでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(小菅慶太) 建築住宅課長の小菅でございます。  近居、同居につきましては新たに住宅を購入という前提がございますが、中古住宅リフォームにつきましてはそのような方でも活用は可能です。  以上です。 ◆委員(爲田浩) わかりました。以上です。 ○委員長(中村孝治) ほかに質問はございますか。  山口委員。 ◆委員(山口文明) 公園緑地課の湯浅課長にお尋ねしたいと思いますが、今議会でどなたかの質問で、答弁の中で、公園あるいは競技場の芝生の件ですが、公式大会をやるケースがあるので整備をしなければいけない。だから農薬をまいているというようなことを聞かされました。いつも使っている競技場もそうらしいのですけれども、この農薬の薬の種類あるいは程度ですね、これについてはどういうようなものですか、お尋ねしたいと思います。 ○委員長(中村孝治) 答弁、時間かかれば。 ◎公園緑地課長(湯浅明弘) 保留お願いいたします。今、すぐお調べいたします。 ○委員長(中村孝治) では、次の質問を。山口委員。 ◆委員(山口文明) それでは簡単な質問なのですけれども、これも公園緑地課か、あるいは道路維持課か、道路の脇に植え込みがありますよね。その植え込みが、特に四つ角のところで車が見えないようなケースも出てくる場合がありまして、その樹木を伐採したり低くしたり枝を取ったりということがなされていると思うのですけれども、この辺のルールというのはどうなっているかということと、お宅の前の植え込みのところに好き勝手に何か草花を植えたり木を植えたり、そういう人が結構いらっしゃいましてね、近隣の人があんまり取れとか言いづらい面もありまして、その辺のルールというのはどうなっているか、その辺についてお答えをいただきたいと思います。 ○委員長(中村孝治) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(石橋雅幸) 最初の質問の交差点につきましては、要望等がありましたときには低木を低く刈り込んだり、高木については場合によっては伐採をしている箇所もあります。  次に家の前の植栽帯を植えているというのは、今現在は市としては黙認しているような状態です。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 山口委員。 ◆委員(山口文明) 私が住んでいるところの近所でもう40年ほど前ですけれども、順天堂大学の学生がバイクで後進してきた車にぶつかって死亡したというような事故がありました。この中では覚えている方は皆無だと思いますけれどもね。そういうような事例もありましてね、そこは完全に根っこからも木が取られています。しかし、新築で入った方がご丁寧に植栽を植えておりましてね、それでいらいらしているのですけれども、その辺を徹底ができないのかなというふうには市民の1人としては感じるのですけれども、いかがでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(石橋雅幸) それに対して特に苦情はなく、野菜を育てる場合にはうちのほうも注意をしたりしています。支障となっている木があった場合には、個人の方が植えたものに対しては一応立て札をして撤去している例もございます。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 山口委員。 ◆委員(山口文明) かなり曖昧ですよね。それがかなり繁茂してですね、なった場合に遅いしですね、その辺の色分けを何とかしてもらえないのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 土木部長。 ◎土木部長(石倉孝利) お答えします。  委員からご指摘のとおり市が所有していますいわゆる道路の中の植樹帯ですので、基本的には個人の方が勝手に植えるという行為については市のほうである程度ご理解をいただきながら改善をしていくというのが、これは当然基本的な方法だというふうに考えております。ただ一方で、そういった住民の方は日ごろからその道路に愛着をいただいて草取りをしていただくとか非常に違った面でご協力いただいている例もございますので、その辺はなかなか一律に対応というのはあるのですけれども、ただ原則としてやはり市の管理すべき用地、区分になっていますので委員から特にご指摘があった点は、危険だというようなところが見られれば、それは何とか理解を得て改善をしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 山口委員。 ◆委員(山口文明) 曖昧ですけれども、その辺はそれこそ適時指示を何らかの形でやっていただけないかなと思いますがね。本来は気がついた当人が言うべきではあるとは思っています、理解はしています。あるいは自治会を通してやるべきだとは思っていますがね。一応わかりました。 ○委員長(中村孝治) よろしいですか。  先ほどの答弁保留、まだ。  山口委員。 ◆委員(山口文明) それでは答弁は後でもいいのですが、肌に触れるような場所ですから重篤な病気になる心配はないとは思うのですけれどもね、そういう散布をしている。正式大会の開催をするために見た目にきれいにするという趣旨はわかりますが、であれば競技場の入り口ないしはどこかの角に散布がしてあるという表示ぐらいはやっておかなければいけないと思いますので、その辺は徹底していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員長(中村孝治) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(湯浅明弘) ただいまの件につきましては現在のところ、その日の早朝に使った後はその日は使うことを控えていただいていることでございます。今後につきましては散布する前、それから散布する後、現場への表示はもちろんホームページにも掲載いたしまして、いち早く利用者の方に伝えるようにしてまいりたいと思っております。  以上です。 ◆委員(山口文明) はい。私は以上です。 ○委員長(中村孝治) では薬剤の種類等はわかり次第ということで、先に進めます。  ほかに質問はございますか。  押尾委員。 ◆委員(押尾豊幸) 道路の問題で簡単な質問からまず入ります。主要施策200ページの道路維持管理事業、これでですね、指標のほうで実施比率が81%ということになっていますけれども、予算と決算額を見ますとほぼ予算どおり執行しているようです。この理由なのですけれども、予算が足りなかったのか、それとも工事の工期が翌年度にずれ込んだとか、その辺は要因を把握していますか。 ○委員長(中村孝治) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(石橋雅幸) 実施率が81%に落ちているということですけれども、これに関しましては維持管理の範疇でできない、要は予算化をして工事をしなくてはいけないというものがふえてきていると、そういうことだと思っております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 押尾委員。 ◆委員(押尾豊幸) わかりました。そういうことであればね、予算がなくて言われてもできなかったのかなと思ったのですけれども、それだったら何で補正をかけなかったのかなという単純な質問です。  それと、道路維持課さんのほうでもう一点。決算書の98ページの、これ課長にも前に聞いたのですが、貸切バス運行事業というのがあります、520万円。これの利用条件と利用状況、内容を説明していただけますか。 ○委員長(中村孝治) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(石橋雅幸) 貸し切りバスの事業といたしましては市の事業であること、市の職員が同行するということが条件となっております。昨年度の実績としましては事業数で78件、利用者数で2,949人となっております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 押尾委員。 ◆委員(押尾豊幸) この78件というのが金額からいって100%なのか、まだ余裕があったのか、その辺はいかがですか。 ○委員長(中村孝治) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(石橋雅幸) 入札によってバス業者を決めていますので、その差額で若干の余裕はありました。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 押尾委員。 ◆委員(押尾豊幸) 市の事業プラス担当部署の同伴というか、そういう条件だということで自治会であちこち、具体的に言えば防災施設の見学とかいうのが何度かありましてね、ではそういうのも例えば危機管理室を通して危機管理室の担当が同伴すれば使える可能性はあるということですかね。あいているかあいていないかは別として。 ○委員長(中村孝治) 道路維持課長。 ◎道路維持課長(石橋雅幸) あくまでも市が主体となっている事業となりますので、危機管理室でそういった事業をやっているということであれば可能だと思います。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 押尾委員。 ◆委員(押尾豊幸) 余り細かくは言いたくはないのですけれども、自治会でやるまちづくりの事業ですよね。だから市が主体としてなっているはずなのですけれども、その辺の解釈の違いがあるのかちょっとわからないので、その辺はまた後で確認します。  それと決算書の232ページの公園施設維持管理事業の公園清掃謝礼金というのが320万円ほどありますけれども、これ謝礼金を渡している団体数はどれぐらいかおわかりですか。 ○委員長(中村孝治) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(湯浅明弘) お答えいたします。  団体数につきましては43団体、96カ所に対する43団体でございます。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 押尾委員。 ◆委員(押尾豊幸) ちなみに多目的広場は入っていないですよね、その団体の中に。 ○委員長(中村孝治) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(湯浅明弘) 西志津の多目的広場の件でしょうか。  それについては入っておりません。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 押尾委員。 ◆委員(押尾豊幸) 次に緑と花づくり事業、234ページですか。これでですね、これを前の決算のときも同じようなことを聞いたような気がするのだけれども、チューリップの植えつけ事業と植栽事業は別々なのですよね。都市部と産振か何かですか。こういうものは統一できないのですかね、事業として。 ○委員長(中村孝治) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(湯浅明弘) チューリップにつきましてはチューリップフェスタということで庁内の一元化組織をつくりまして、そちらで植栽しております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 押尾委員。 ◆委員(押尾豊幸) 別にそんなにしつこく言いませんけれども、都市部のほうでは植えつけ事業として計上していますよね。産振では植栽事業として、たしか観光協会に委託しているのかな。同じようなことをやっていてね、何も2つでやることはないと思う。多分、何年前から言っているのだけれども全然何か検討してくれないような気がする。  それと同じくその緑とまちづくり事業で確認したいのですが、基金に250万円ぐらい今回積み立てしています。基金の残高が2億8,000万円ぐらいあるのですね。今後それをどういう形で使おうと思っているのか何か考えはありますか。 ○委員長(中村孝治) 公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(湯浅明弘) 今現在予定しておりますのは1件、厚生園のさくら庭園のところに1点、松を植える計画がございます。それから、そのほか2億8,000万円、これは今現在は具体的な計画はございませんが、1つの考え方としまして公園緑地の土地の取得に一番有効であろうと今担当では考えております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 押尾委員。 ◆委員(押尾豊幸) 今、土地の購入という話もありましたので、これは産振に言うべき話でしょうけれども、佐倉市の観光でやはりチューリップの関係というのは結構集客力があるので、もうちょっと土地を買って広げるぐらいは検討したらいかがかなと。これは要望しておきます。  以上です。結構です。 ○委員長(中村孝治) 副委員長。 ○副委員長(久野妙子) では、2件ほど伺いたいと思います。  先ほど出ました主要施策208ページの井野・酒々井線のところなのですけれども、市道Ⅰ-3号線の西側、先ほどなかなか八千代市側のことですので進まないというお話でしたけれども、これ地域の方々から物すごくどうなるのだと言って、本当に結構な数の方の問い合わせが来ているのですけれども、これどうにもこうにも先方があることなので、ですけれども市として何か働きかけていますか、八千代市側に。何か積極的になさっていらっしゃるのでしょうかお伺いします。 ○委員長(中村孝治) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(宇井昌昭) 八千代市におきましては、井野・酒々井線の延長線上の都市計画道路につきましては最優先課題ということで都市計画道路の見直しの中で、八千代市のほうで、八千代市サイドで考えてくださっております。そういうことで補助事業として八千代市も進めておると思いますけれども、私どもが働きかけできる範囲で八千代市のほうに要望してまいりたいと思います。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 副委員長。
    ○副委員長(久野妙子) 要望していきたいとおっしゃいましたけれども、具体的に何かこういうことをアクション起こそうというのは、何かあるのですか。とにかくもう住民の方、本当に言っていらっしゃるのですよ。どうでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 道路建設課長。 ◎道路建設課長(宇井昌昭) 佐倉市におきましても都市計画道路の見直しの計画を今後していく中で八千代市と井野・酒々井線の整備に当たりまして協議をしてまいりますので、その中でいろいろと八千代市のほうに要望してまいりたいと思います。 ○委員長(中村孝治) 副委員長。 ○副委員長(久野妙子) ぜひ積極的にお願いいたします。ここ自体はたしか来年の3月ぐらいをめどにというような、前もそういったお話で、それがその辺ずれるのかどうかわからないですけれども、そのようなことはもう皆さんにはお伝えはしてあるのですけれども、いかんせんその先のことをもう近隣の方は結構おっしゃって、八千代市のことなのですけれども、やっぱり言っていらっしゃるので、ぜひ積極的にお願いします。 ○委員長(中村孝治) 副委員長。 ○副委員長(久野妙子) 217ページ、街路樹維持管理事業についてお伺いします。ここの街路樹なのですけれども、これが道路維持課に移管をされて何年かたつわけですけれども、この根上がりについて数年前から結構要望が寄せられて自転車で転んだとか。そのときは直していただいたりしたのですけれども、本当に最近また見ていると、本当に私たちの住宅地の周りも本当にそれが多くて。この間も私、歩道で、結構広いのですけれども、すれ違うときに隣のすれ違う方がつまずかれたようなことがあって、本当に危険だなと思いながら見ているわけですけれども、この問題というのですか、そもそもこの街路樹を今後どうされていくのか伺いたいのですね。  今見ていると我がまちに街路樹があるとすてきな町並みというか風景でして、私は大好きなのですけれども、ただ見ていたら間隔も結構狭いのかなと思うのですね。あるところで、おわかりだと思うのですけれども、間隔が狭いがゆえに後から住宅地を買って家を建てたら駐車場の出入りができない。それは後から家を承知で建てたわけだから勝手に切ることはできませんとおっしゃったのですけれども、でも気の毒だなと思ったのは街路樹と街路樹の間隔が狭いので、後から土地があいているときに家を建てても家を右側に寄せようと左側に寄せようと何かひっかかるような、ちょっと気の毒だなと思いながら。ちょっといろいろありましたけれども、今後、まちづくりの中でこの街路樹をどうしていこうというふうに考えていらっしゃるのかお伺いしたいと思います。 ○委員長(中村孝治) 土木部長。 ◎土木部長(石倉孝利) 副委員長から今ご指摘がございました街路樹の関係につきましては、ほかの委員からも指摘がございます。道路の街路樹については、私どもとしてはやはり街路樹の現状を踏まえた中でどう対処していくか。極端な話を言えば、余りにも大きくなった街路樹については地域の住民の皆様といろいろな話し合いを持つ中で、例えば伐採をするとか樹種を転換するとか、そういった時期にもうそろそろ来ているのではないかというふうに私どもは考えております。特に根上がりが起きています地域については、これからその街路樹と、いわゆる歩道を含めてどういう形にするかというのは地域の皆様のご意見を伺いながら、これから検討をやはり進めていかざるを得ないというふうに考えておりますので、根上がりだけの問題にとどまらず、街路樹のそのあり方も含めて少し検討はさせていただく必要があるというふうに考えております。そのときには、やはり地域の皆様方がこの街路樹に対してどうお考えなのか、その辺も含めてご相談させていただきながら検討を一つ一つさせていただければなというふうに考えております。 ○委員長(中村孝治) 副委員長。 ○副委員長(久野妙子) ぜひよろしくお願いしたいと思います。地域の皆さんのお声をと今おっしゃいましたけれども現実問題、市のほうに持っていくというよりも、私どものほうに、各議員そうだと思うのですけれども結構来ておりまして、落ち葉の問題等々あるわけですね。そして本当にもう太過ぎるというか。なので本当に新しいまちを見ていると余りないですね、街路樹が。それはそれで、まちが新しいのですてきだなと思うのですけれども、私が見ていると街路樹は本当にあると緑があっていいなと思うのですけれども、本当にさまざまな問題がありますので、これはあり方をしっかりと検討していただくような時期なのかなと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。 ○委員長(中村孝治) よろしいですか。  山口委員の答弁保留。公園緑地課長。 ◎公園緑地課長(湯浅明弘) 先ほどの山口委員の陸上競技場の除草剤の件につきましてお答えいたします。  陸上競技場につきましては5月と10月に実施しております。昨年でございます、5月にはタフシーバという殺菌剤です。それから10月20日に除草剤としてウェイアップフロアブルという除草剤。それともう一点、スコリテックという除草剤、この2種を散布してございます。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 以上で各委員の質疑は終了いたしました。  それでは、会派に属さない議員から事前に提出のありました質問事項のうち、これまでに質問がなかった内容について委員長より質問をさせていただきます。  質問は藤崎議員からの質問1件でございます。これは橋梁に関する質問でございます。市内131橋梁の建築費合計概算金額及び平成28年度現在の修理必要合計金額推計を示してくださいというものであります。  それでは執行部の答弁をお願いいたします。  道路建設課長。 ◎道路建設課長(宇井昌昭) お答えいたします。  橋梁の建設費合計概算金額につきましては平成25年度に策定いたしました佐倉市橋梁長寿命化修繕計画におきまして新たにかけかえること等を前提とした場合に、平成26年から50年間で約237億円と想定しております。  次に平成28年度現在の修理必要合計金額でございますが、現在、橋梁維持事業として進めております修繕計画におきまして、長寿命化を図るための費用といたしまして約106億円を推計しております。平成28年度までに実施いたしました修繕費約3億円を差し引きますと約103億円と推計されます。なお、修繕計画及び必要となる修繕費、かけかえ費等につきましては道路法に定められました5年に一度の定期点検の結果を踏まえまして随時見直しを行っていく予定でございます。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 以上で質疑を打ち切ります。  執行部はお疲れさまでした。  この際、暫時休憩いたします。           午後2時52分休憩   ───────────────────────────────────────           午後3時08分再開 ○委員長(中村孝治) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより平成28年度佐倉市水道事業会計並びに下水道事業会計決算について審査を行います。  執行部の概要説明に当たり、委員長より申し上げます。まず、決算の概要に基づき部局の概要を説明し、続いて決算書に基づき事業の説明お願いいたします。  なお、説明は20分以内とし、簡潔かつ明瞭にお願いいたします。  それでは執行部の説明を求めます。  上下水道管理者。着席のままお願いいたします。 ◎上下水道事業管理者(椎名哲) はい、わかりました。上下水道事業管理者の椎名でございます。日ごろより上下水道事業にご理解、ご協力をいただきましてまことにありがとうございます。本日は平成28年度佐倉市水道事業会計及び下水道事業会計の決算につきまして説明させていただきます。  まず水道事業の決算の概要ですが、総括的には平成27年度と比較して大きな変動はなく推移しており安定した経営を維持しております。当年度純利益は約5億8,500万円と前年度より約8,700万円増加しておりますが、これは営業費用の減少によるものです。主な事業といたしましては拡張事業として井野地先配水管工事、また改修工事として志津浄水場の除鉄、除マンガン装置改修工事、水道管の耐震化工事を実施いたしました。  続きまして、下水道事業でございます。下水道事業につきましても水道事業同様、前年度と比較して大きな変動はなく、当年度純利益は約1億3,500万円を計上いたしました。しかしながら今後における施設の更新などを考慮いたしますと、資金不足を初め本質的に厳しい経営環境と認識しております。その中で、本年7月1日より33.1%の使用料改定を実施いたしておりますので、これにより財務体質の改善が図れるものと考えており、負担の先送りがないよう健全な経営に向けて努めてまいります。主な事業といたしましては志津地区における下水道管渠の新設工事や千成地区における改修工事を実施いたしました。  以上、簡単ではございますが決算の概要を申し上げました。詳細につきましては上下水道部長より説明させますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(中村孝治) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(小川智也) 上下水道部長の小川でございます。よろしくお願いいたします。私のほうからは平成28年度佐倉市水道事業会計及び下水道事業会計決算の詳細につきましてご説明いたします。水道事業、下水道事業の順番でご説明いたします。  まず、議案第8号 平成28年度佐倉市水道事業会計決算でございます。済みませんが、お手元の平成28年度佐倉市水道事業会計決算書の2ページ、3ページをお開きください。平成28年度佐倉市水道事業決算報告書でございます。こちらは予算との対比でございますので税込みで記載しております。(1)の収益的収入及び支出からご説明いたします。まず、収入の部、2ページ一番上の第1款水道事業収益でございますが、予算額40億6,100万円に対し決算額は41億1,656万3,494円でございます。その内訳でございますが第1項営業収益、こちらは主に水道料金収入でございまして決算額は35億6,280万3,952円でございます。第2項営業外収益は5億5,375万9,542円でございます。こちらは新築時に生じます加入負担金や長期前受金戻入などでございます。  次に下の表、支出の部、第1款の水道事業費用は予算額36億7,900万円に対し決算額は34億2,969万9,581円でございます。この内訳でございますが、第1項営業費用、こちらは浄水費、配水費などで決算額は右のページの2行目、33億4,885万6,970円でございます。その下の第2項営業外費用、こちらは企業債の支払利息などで決算額は8,079万8,352円でございます。第3項の特別損失は過年度分の手数料、水道料金の更正が主なもので決算額は4万4,259円でございます。  次に4ページ、5ページをお願いいたします。(2)の資本的収入及び支出でございます。収入の部、第1款の資本的収入につきましては予算額1億1,300万円に対しまして決算額は1億655万3,027円でございます。こちらは投資有価証券売却代金、また消火栓設置負担金等でございます。  次に下の表の支出の部、第1款の資本的支出でございますが予算額は右のページ、合計額25億3,764万円に対し決算額は15億5,239万2,003円でございます。この内訳ですが、第1項の建設改良費は老朽管や浄水場施設などの更新に係る工事請負費などで決算額14億3,964万4,343円となっております。  次に第2項の企業債償還金は企業債の元金返済額で1億1,274万7,660円でございます。なお、資本的収入額が支出額に対して不足する額は一番下の注意書きにございますとおり14億4,583万8,976円で損益勘定留保資金等で補填をいたしております。  次に6ページ、7ページをお願いいたします。なお、これから申し上げます金額は全て税抜きでございます。それでは損益計算書でございます。こちらは1年間の経営成績を示しております。まず、1の営業収益から2の営業費用を差し引いた営業利益でございますが、表中の右中段にございますとおり9,415万4,487円でございます。これに3と4の営業外収支を加えた経常利益は5億8,576万1,097円となりました。これから6の特別損失を差し引いた28年度の当年度純利益は右のページの1行目、5億8,571万9,745円となりました。  この利益の処分でございますが、8ページ、9ページをお願いいたします。下の表の剰余金処分計算書に記載してございますが、条例により未処分利益剰余金のうち右の表の3行目の4,136万6,051円は減債積立金に積み立てし、その下の4行目の1億9,432万1,381円は利益積立金に積み立ていたします。残りの4億6,277万9,973円は、その下の5行目の資本金へ組み入れをいたします。  次に10ページをお願いいたします。貸借対照表でございます。こちらは28年度末の財政状態をあらわしております。10ページは資産の部でございまして、水道管や現金預金などの資産合計で表の一番下、305億5,334万4,199円でございます。  次に11ページの負債の部でございます。負債合計は表の一番下、81億9,228万9,037円でございます。  続いて12ページ、資本の部でございます。6の資本金、7の剰余金と合わせまして、資本合計は下から2行目、223億6,105万5,162円となりました。  15ページから33ページまでは付属明細書となりまして、事業報告書、キャッシュフロー計算書、収益費用明細書などでございます。  以上、平成28年度佐倉市水道事業における決算状況でございました。  続きまして、議案第9号 平成28年度佐倉市下水道事業会計決算でございます。お手元の平成28年度佐倉市下水道事業会計決算書をごらんください。決算書の2ページ、3ページをお願いいたします。平成28年度佐倉市下水道事業決算報告書でございます。こちらは予算との対比でございますので、税込みで記載してございます。(1)の収益的収入及び支出からご説明いたします。まず、収入の部、第1款の下水道事業収益でございますが、予算額33億3,510万円に対し決算額は33億1,139万9,868円でございました。その内訳でございますが第1項営業収益、こちらは主に下水道使用料収入でございまして決算額は20億9,545万7,477円でございます。第2項営業外収益、こちらは長期前受金戻入が主なもので決算額は12億1,594万2,391円でございます。  次に下の表、支出の部、第1款の下水道事業費用は予算額33億7,710万円に対しまして決算額は31億5,615万8,507円でございます。この内訳ですが第1項営業費用、こちらは管渠費、業務費などで決算額30億1,970万3,477円でございます。第2項の営業外費用は、こちらは企業債の支払利息などで決算額は1億3,629万1,710円でございます。第3項の特別損失は過年度下水道使用料還付金が主なもので決算額は16万3,320円でございました。  次に4ページ、5ページをお願いいたします。(2)の資本的収入及び支出でございます。収入の部、第1款の資本的収入につきましては企業債や出資金等が主なもので、予算額9億810万円に対して決算額は3億1,367万3,845円でございます。  次に下の表、支出の部、第1款の資本的支出でございますが、右のページ、予算額合計14億9,455万8,000円に対し決算額は8億9,226万9,084円でございます。この内訳でございますが、第1項の建設改良費は下水道管渠の整備や老朽管の更新に係る工事請負費などで決算額5億4,231万7,424円となっております。  次に第2項の企業債償還金は企業債の元金返済額で決算額3億4,995万1,660円でございました。なお、資本的収入額が支出額に対して不足する額は一番下の注意書きにございますとおり5億7,859万5,239円で損益勘定留保資金等で補填いたしております。  次に6ページをお願いいたします。これから申し上げる金額は全て税抜きでございます。それでは損益計算書でございます。こちらは1年間の経営成績を示しております。1の営業収益から2の営業費用を差し引いた営業損失は表の右、9億8,009万4,550円でございます。これに3と4の営業外収支を加えた経常利益は1億3,590万5,019円となりました。これから6の特別損失を差し引きました28年度の当年度純利益は1億3,575万1,394円でございました。  この利益処分でございますが7ページ、8ページの下の表、剰余金計算書をごらんください。表中にございますとおり未処分利益剰余金は条例により全額資本金へ組み入れいたしております。  次に9ページをお願いいたします。貸借対照表でございます。こちらは28年度末の財政状態を示しております。資産合計は表の右下、414億6,493万8,756円でございます。  次に10ページの負債の部でございます。負債合計は表の右下、306億7,731万2,326円でございます。  次に11ページの資本の部でございます。資本合計は表の右下から2行目、107億8,762万6,430円でございます。  13ページから33ページまでは付属明細書となっておりまして、事業報告書、キャッシュフロー計算書、収益費用明細書などでございます。  以上、平成28年度佐倉市下水道事業における決算状況でございました。よろしくお願いいたします。 ○委員長(中村孝治) これより質疑を行いますが、各委員の質疑時間は1部局当たり10分以内としております。委員が多くの質問を行えるよう執行部の答弁は簡潔かつ明瞭にお願いいたします。  なお、質疑時間10分のうち9分が経過した時点で予鈴を鳴らしますので、質問をその後1分以内におさめていただきますようお願いいたします。  それでは質問のある方はお願いいたします。  徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) 徳永です。お願いします。  28年度の決算、特に下水道なのですけれども、ことし料金改定があったことで来年度の決算はこの金額が随分変わってくるということになると思うのですけれども、どこら辺がどういうふうに変わっていくのかというのを、いいですか。 ○委員長(中村孝治) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(小川晃司) 経営企画課長の小川でございます。よろしくお願い申し上げます。  ただいまのご質問ですけれども、今年7月1日に下水道使用料を値上げさせていただきました。来年度の決算で見ますと7月から3月までの分が、その分、下水道使用料が増額いたしましておおむね約4億円程度を見込んでおります。その他の収益費用等、大体同レベルというふうに考えますと下水道使用料が4億そのまま増加いたしまして、当期純利益も4億ふえるというような形でお考えいただければと思います。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) あと、上下水道の耐震化事業計画というのが28年度からということなのですけれども実績等についてお願いします。 ○委員長(中村孝治) 建設課長。 ◎建設課長(栗原浩和) 上水道事業の耐震化工事、現在、平成28年度から佐倉市上下水道ビジョンに基づきまして進めております。実績でございますけれども、佐倉市上下水道ビジョンに基づきます耐震化につきましては重要施設までの管路を優先的に耐震化を図ろうということで、全体99キロメートルのうち15年間で約52キロの耐震化を優先的に進めております。現在、重要施設までの管路の耐震化率、既に51%達成しております、28年度末の実績でございます。また、下水道施設につきましては長寿命化計画に基づきまして、下水道の施設の長寿命化を図るということで進めておりまして、全体でビジョンの計画では73キロ長寿命化を図るということで進めておりますが、現在、平成28年度末では施工延長約3キロメートルとなっております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) あと、管工事と道路の舗装を連携して計画的に同時に行うようにしているという話もあったかと思うのですけれども、28年度の実績としてはありますか。 ○委員長(中村孝治) 建設課長。 ◎建設課長(栗原浩和) 水道工事また下水道工事、それにあわせてまた舗装の本復旧工事といいまして舗装を全部やり直す工事、こちらの同時発注ということはまだ28年度では実施しておりません。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) 水道事業の決算書の18ページにあります漏水等修繕工事ですけれども、139件ということで内容的にはどういった漏水なのでしょう。何か突然漏水したとかどういった内容の漏水でしょうか。また、その理由等ですね。 ○委員長(中村孝治) 維持管理課長。 ◎維持管理課長(香取理志) 維持管理課、香取でございます。  内容としましては突然の緊急漏水とかの対応が主なものになっております。あとは緊急で下水道事業とか道路事業によって緊急に切り回さなければならないという物件について修繕のほうで支払っております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) その際に、何か濁り水とか出た件数とかありましたか。 ○委員長(中村孝治) 維持管理課長。 ◎維持管理課長(香取理志) 濁り水が発生する可能性がある部分については事前に広報等を行っており、実際出たところもありますけれども適切に対応しております。  以上でございます。 ◆委員(徳永由美子) わかりました。
     以上です。 ○委員長(中村孝治) ほかに質問ございますか。  木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 木崎です。よろしくお願いします。  冒頭、ご理解いただきありがとうございますとありましたが、ちょっとご理解できていないところですね。素朴なところでお伺いしたいと思います。  上水道水源の確保を図るためというふうにあります、水源確保事業が成果とかでは企画のほうで書いてあるものでございます。企業会計になったということで、例えば市民の水道料金などに対する市の一般財源などからの補填はしないのだというお話を今までお伺いしてきているところではありますが、企業会計になってもこういう事業には莫大な公費が年々導入されていくという、税金が導入されているのですね。この場合はどうしてよろしいことになってしまうのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(小川智也) 八ッ場の負担金の関係、一般会計の負担金の考え方でよろしいのですかね。 ◆委員(木崎俊行) はい、そういうことですね。 ◎上下水道部長(小川智也) 水源開発自体は繰り入れ基準によりまして一般会計が負担することという形で総務省のほうから通達が来ていまして、水源開発に係るダムの建設費、その分に対する負担金については一般会計のほうで負担するという形で、水道事業といたしましてはそれを利用する形の中で維持管理費とか、あと水利権の問題とかそういう形のものは水道料金のほうでお支払いしていくという、そういう形に一応決まりとしてなっております。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) その大もとのことであって広益性があるということですかね。そういうふうに理解してよろしいかと思いました。それで、また素朴な疑問なのですけれども、こういった事業が完成すると市民の水道料金はそれによって上がる、下がるというふうな感じで考えると上がるのかなというふうに思うのですけれども、いかがでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 上下水道事業管理者。 ◎上下水道事業管理者(椎名哲) 今、木崎委員がおっしゃった料金の関係ですけれども、さきに言いました水源開発に対する水道料金のかかわりというのは余り我々も考えていない。これから始まるであろう八ッ場ダムが完成したというときに、これについてはいわゆる申し込み水量というのがございまして、ダムができたら受水量をふやしますよという、そういう約束になっていますから、これによって表流水はやっぱり地下水と違って1立方メートル当たり高い値段になる。ですから、それに伴って水道料金が上がってしまう、そういう形になります。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) こういった事業、よかれと思ってやることだと思うのですけれども、公益性があって将来必要だということでやることだと思うのですけれども、それによってやっぱり利用料金が上がるというようなことは、やっぱり大もとの公益性というところがどこを向いているのだろうか、使いにくくなって何でそれでいいのだろうかというふうに思ってしまうのですね。何か料金が上がるということになれば中にはやはり耐えられなくなる市民も出てくると思うのですね。やはりそう考えると企業会計ということで、市がこの水源確保事業のように一般財源で利用料金を下げるということはやらないのだというところと何かとても矛盾してくるような気がするのですね。絶対にそういう、何というのですかね、利用料を減免するとかというようなことは今後、市の税金のほうから減免の予算を出すとかというようなことはあり得ないことなのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 上下水道事業管理者。 ◎上下水道事業管理者(椎名哲) 税のほう、一般会計で面倒をみられないかというお話だと察しますけれども、やはり時代の流れで下水道が26年4月から佐倉市は公営企業会計化した。これはもう国の施策なのですね。佐倉市は県内でも3番目にやったのですけれども、またことしの4月まで含めると7市、8市、県内でやっています、公営企業会計の下水道は。受益者負担の原則という観点から立つと水道は早くからやっているのだけれども下水道も当然その考えだと。やはり先ほど言いましたように料金との兼ね合いをどうするのですかという話になりますけれども、やはり受益者負担原則で動いていく限りは、施設というのは絶対永久的にはもちませんので、先ほど言った八ッ場ダムができるから料金が上がるというのはたまたまこれ特殊要因なのですね。要は通常のランニングコストというのは管が古くなれば交換しなければいけない。我々は50年単位でそれをやっていかないといけないねと、こういうところで料金値上げが出てくるわけです。出てくるというのは要は少子化、人口減少が始まっていますので、ここをどうするかというのが非常に我々も判断が難しいところです。  そういった中では今ある下水道が700キロ、水道が六百何十キロあるところで、こういうものを将来ずっと未来永劫直していくのですか、交換するのですかという議論も当然これから20年、30年先の議論をしなければいけないので、ですから先ほど言いましたように受益者負担原則の中でも、そのところでまだもう一歩大きなハードルがあるというような、だから税のほうで多分これを面倒見るか見ないかというのは、50年後あたりではそういうまた議論が出るかもしれませんね。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 木崎委員。 ◆委員(木崎俊行) 人口減少という話がありましたが、私の資料の見方が違うのかもしれないですけれども、1日受水量が28年度1万9,500で水源確保事業の事業の内容のところは、佐倉市では受水した中から4万8,120受けますよということで倍ぐらいあって、この計画自体が人口減少ということではなくて、人口がふえるなり経済がどんどんどんどん大きくなっていくということをね、発想に持ってやられていって、その負担が減っている市民に来ると。  そうすると、先ほど最初のお話で負担の先送りがないようにみたいな話があったのですけれども、これ負担の先送りではなくて負担の先取りみたいなことになってしまうのではないかと、私すごく、どっちを向いてお金を使っているのだろうという。ダムをつくっているとかいろんなことをやるとつくる会社は利益が出ますけれどもね、それが全部市民の使用料にはね返ってくるようなことをわざわざやっているような気がするのですね。とてもそこのところでは受益者負担というところも揺らいでくるような気がするのです。いかがでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 上下水道事業管理者。 ◎上下水道事業管理者(椎名哲) 先ほど言いましたけれども、水源開発は間違いなくこれは八ッ場ダムから捉えると昭和56年から始まるのですね。そこに佐倉市を含め印旛広域あるいは千葉県内の市町村も手を挙げたわけです。昭和の時代は間違いなく人口は右肩上がりだった。ですから、そのときの判断は間違っていないと思います。ただ、ダムというのは間違いなく20年、30年かかる事業ですから、たまたまその間にこういう人口減少が始まってしまった。では、ダムをつくるのをやめろというわけにはいきませんよね、もうね。途中までつくっているわけですから。そういった中では以前、民主党時代に一回凍結の騒ぎがありましたけれども、ダムの水はどうしても佐倉市だけ捉えると向こう10年とか20年では必要なのです、まだ。人口が半分になったらどのようになるかという見方はありますよ。  ただ問題は、我々は人口をなるべく減らさないような施策を打っているのですけれども、どうしてもやっぱり最終的には減るだろうという見方が、今、一般論になっているのです。ですから、先ほど言いましたように八ッ場ダムはそろそろ撤退してもいいのではないかという議論は、委員さんの皆さんにご理解いただきたいのですが、これはダムに参画した時点で撤退ができないシステムになっているのですね。撤退するということは、では建設費負担は全部払ってもらうけれども、そのかわり撤退はいいですよ。そういう話なのです。  もう法律でこれ決まっている、満額もらいますよと。でないと国もこれたまったものではないですよね、途中で逃げられたら。これは千葉市が一部、霞ヶ浦導水撤退しましたよね。あれはそんなに大きな負担ではなかったのですね。だから撤退した。ただ、私ども佐倉も含めて八ッ場ダムに対する非常に当時期待を持って参加したわけです。ですから、20億、30億の負担は諦めるしかないねという話になるので、それはちょっと無理ですよね。  以上です。 ○委員長(中村孝治) ほかに質疑はございませんか。  伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) よろしくお願いいたします。  では、下水道から行きたいと思います。監査委員の意見書がつけられていたのですけれども、個別意見のところに建設改良工事について、改良事業として千成2丁目地先家屋事前調査等、4つの調査業務委託が載っておりまして、平成28年度中に工事が完了した汚水改良事業の費用として計上されたが、全く別の改良事業だったと指摘されています。これはどういうことでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(小川晃司) 経営企画課長、小川でございます。  監査委員の個別意見でございますけれども、ここに書いてあるとおり改良事業の前の段階で調査を行いました。本来であればその調査は本体工事の関連費用として本体工事に合算して、その本体工事が完成後、固定資産に計上するというのが正確な処理だったのだと思います。私どもでちょっと誤りまして、その年度にできたほかの工事に間接費と同様な形で案分配分という処理をしておりましたので、その点については監査委員の指摘を認めまして、私どもも今後、指摘のとおり修正していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) まるっきり違う工事をこちらのほうに間接費として載せたという理解なのでしょうか。この工事というのは実際にやられたのですか。 ○委員長(中村孝治) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(小川晃司) 同年度ではございませんけれども、その後、調査の後、本体工事、その前の設計から本体工事に、そういったことで進んでおります。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) ということは29年度の決算に出てくるということですか。 ○委員長(中村孝治) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(小川晃司) はい、29、また延びた場合は30ですね。そういった形になります。 ○委員長(中村孝治) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) 佐倉市総合地震対策計画策定業務など建設仮勘定として処理されているのですけれども、本来は収益的収支計算にかかわる予算として処理すべきと意見書では指摘しています。計画策定などは、資産の取得には直接かかわらないことは当たり前なのに、なぜこのようなことが起きたか伺います。 ○委員長(中村孝治) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(小川晃司) 経営企画課長、小川でございます。  こちらは監査委員の個別のご指摘を頂戴いたしておりまして、私どもとしましてはまず全体計画ですとか事業継続計画につきましても、その固定資産のコストであろうと。といいますのもこれ全体の固定資産の更新の計画ですとかにもかかわってまいりますので、その分は固定資産に含めたほうがよいのではというふうな判断をいたしまして、間接費のような形で案分して配分を考えておりました。その点につきましては監査委員のほうとちょっと異なった考え方を持っておりましたので、その点については監査委員とお話しさせていただきまして、私どもとしましても監査委員の指摘を受け入れる形で、これは今後は全体計画に係るものは収益的収支、つまり3条の費用として単年度で費用化していくというような形での処理を考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) ざっと見ただけでも、ずさんな処理の仕方をしていらっしゃるのがちょっと意外だったのですけれども、これについて今後、監査のほうと話し合いをされて適正な処理をされていかれるということだったのですけれども。  上水道のほうに行きます。こちらもちょっと読むとあれっと思うようなところが出てきたものですから、給水原価についてです。長期前受金を差し引かない原価を佐倉市は基準として使用しています。平成26年度から総務省基準として長期前受金を差し引いた原価を用いるようになっているはずなのですけれども、決算書の19ページには総務省基準を記載していながら私たち議員のほうの説明書には佐倉市基準を使っているというような、ダブルスタンダードというのでしょうかね、ちょっと意味がわからないのですが、そこのところを教えていただけますか。 ○委員長(中村孝治) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(小川晃司) 給水原価、確かに総務省基準が1つと、あとは私どもで考える佐倉市基準というのを2つご提示させていただいております。全国的には総務省が定めた総務省基準の給水原価というのが一般的ではあろうかと思いますが、それだと長期前受金戻入が、費用のほうから控除されるという形になりますと真の原価を見誤るおそれがあるかと我々考えております。その点を考えまして佐倉市基準ということで、水道については補助金に係る長期前受金戻入はございませんので、長期前受金戻入全額を置くという形で控除した、一方では控除するほうと控除しないほうと2つをご提示させて判断いただければということでご案内させていただきました。 ○委員長(中村孝治) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) その判断いただければなのですけれども、佐倉市基準を使うと水をつくる経費のほうが売り値よりも高くなるのですよね。これは追加資料のほうにもたしかあったと思います。高くなって逆ざやになるのです。監査委員の意見では逆ざやで経営が圧迫されているので経営状況を悪化させないためには水道料金の適正化、つまり値上げもやむなしと解釈できるような表現まであるのです。つまり水道料金値上げに結びつけるために、この逆ざやの生まれる佐倉市基準を使っているのではないかというふうにもとれるのですが、いかがですか。 ○委員長(中村孝治) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(小川智也) 上下水道部長の小川でございます。  一応、日本水道協会から提示されています料金の算定基準というのがございます。それによりますと長期前受金戻入を入れますと将来的に建設する費用が少なくなると。結局は更新が全然できなくなってしまうと。それもありますし、それから下水道と違いまして水道の場合は補助金がほとんどございません。長期前受金のほとんどのものは開発等によっていただいた、要は団地の水道管とかですね。本来、水道のほうで費用をすれば長期前受金にならないものです。それらの更新全部含めて将来的にやっていかなければならないという形になりますので、そういう形で将来の更新費用等を見据えた中で料金算定に必要なものという形で出させていただいております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) 私たちがいただくこの決算の概要というのには受水単価181.86というふうに出ていて、それで決算書のほうではですね、正式に出すほうには総務省の基準を書いているというのですね。このままずっとこの表記の仕方をするのですか。 ○委員長(中村孝治) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(小川智也) 一応、国の総務省で決められた数値がその長期前受金を引いた数値という形になりますけれども、うちのほうとしてはそれを長期前受金を抜いた数字という形で両方これからも示していこうと思っています。下水のほうも同じような考えでございます。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) それでしたらもっとわかりやすく、本当にこの監査に書いてあるのだけとったらしようがないな、これは値上げもというふうに市民の気持ちを、私たちの気持ちもそちらのほうに向けていくようにも思えるのですけれども、そういう意図はあるのですか。 ○委員長(中村孝治) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(小川智也) そういう意図というものではなく必要なもの、水道事業を運営していくために必要な経費という形のものは長期前受金を除いた額で計算しないと出てこないと。それをお知らせすることによって水道事業の全体の費用の形が見えてくると、そういう判断をしておりますので、こういう形をとらせていただいております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) ほかに質問は。  高木委員。 ◆委員(高木大輔) では、私のほうから1つだけ。下水道事業なのですけれども災害時に使うマンホールトイレを整備する計画があると聞いているのですけれども、今後どのように整備していくのか、また市民の人にどのように周知していくのかお伺いいたします。 ○委員長(中村孝治) 建設課長。 ◎建設課長(栗原浩和) マンホールトイレの整備につきましては今年度、平成29年度より工事のほうを実施しております。市内避難所の36避難所、それと市役所とを整備していく計画でございまして、今年度につきましては小学校、中学校、4校設置を進めております。今後は4年間で8カ所の小中学校の整備を進めていく予定でございます。  以上でございます。 ◆委員(高木大輔) 以上です。 ○委員長(中村孝治) ほかに質疑はございませんか。  爲田委員。 ◆委員(爲田浩) 爲田です。よろしくお願いします。  すごく細かいことよりもまず管理者初め上水道、下水道合わせて職員の方は全部で51名体制で昨年度はされていたという認識でよろしいですか。この表には書いてあるのですけれども、そのように。であるとすれば、下水道のほうの執行体制の中に再任用の方が1名、4名、1名、1名ということで7名いらっしゃったように書いてあるのですけれども、本当に佐倉にとっては非常に大事な事業の部分であって、技術者の方の継承というのは非常に大事だと思うのですけれども、この再任用で仕事につかれた方というのはやっぱり技術系の方が残っていただいたという形になるのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 上下水道事業管理者。 ◎上下水道事業管理者(椎名哲) 今現在、上下水道部には再任用職員が6名おります。でも、やはりこちらに来ていただいている再任用職員の方はやはり上下水道の経験者。技術屋ばかりではなく事務屋の方も経験者に来てもらっています。そういった面では非常に戦力として助かっています。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) この51名体制で無理がないのかというのですかね、あと技術者の方を育てていかなければいけないというよりも、つなげていかなければいけないと思うのですね。やっぱり佐倉の状況を引き継いで、やっぱり更新はずっと続いていくものなので、あと図面を引ける方はそんな、何というのですかね、簡単にぽんぽんとこう異動してきてすぐに引き継げる事業でもないと思いますし、その辺、今後の課題というか人づくりというか今までの経緯も含めてですね。 ○委員長(中村孝治) 上下水道事業管理者。 ◎上下水道事業管理者(椎名哲) 職員といってもこれ全庁的な問題でかなり厳しく減らした時代がございました。もう、これたしか五、六年前までたしかそういうパターンで進んできました。その後、やはり退職者の補填というような形で採用をふやしてきたのですけれども、今、爲田委員がおっしゃったように技術職員そのものがそんなにふえていないのですね。土木も建築も、あるいは電気、化学、全て同じなのですが、1つの例を申し上げますと下水道が昭和の終わりに相当急ピッチで進めていたのですね。このときに下水道担当課というのは下水道建設課、下水道管理課という2つの課の、その中に土木技師だけでも20人ちょっといたのですかね、設計をやる人間が。この20人体制の土木技師が、今、わかりやすく言いますと班長を入れて5人しかいないのです。  これはことし4月に採用した職員が上下水道部では土木技師が7名、新採ですね。そのとき3月で土木技師が5人退職しているのですけれども、7人ですから実際2人ふえているのです。でも、これは水道も、それから下水道の建設部隊、それから維持管理部隊に配置割りをしたら下水道を更新する職員は5人しかいない。ですから、ちょっとこれはひどいなという話でやっているのですが、やはりどうしても、何というのですかね、1,000人体制の職員の中で土木技師だけふやそうとすると、やっぱり非常にまた無理があるのですね。今、どうやってやろうかといったら外部に委託する。一番わかりやすいのは千葉県の下水道公社あるいは日本下水道事業団、こういうところに、今、委託をしようということで、実質今、下水道公社へ委託しています。ですからアウトソーシングというのですか、外部委託をかけて何とか人的カバーを図る。ただ、やはり5人は少ないですね。  以上です。 ◆委員(爲田浩) 丁寧にありがとうございました。やはり更新で状況をとにかく把握している方がつながっていかなくてはいけないと思いますので、そこをぜひしっかりとフォローをお願いしたいと思います。  最後1点、昨年度、28年度、上下水道関係で道路が陥没したようなケースというのですかね、件数があれば教えてください。それで最後とします。 ○委員長(中村孝治) 維持管理課長。 ◎維持管理課長(香取理志) 道路の陥没ですけれども、下水道で28年度は6件でございます。水道の公道漏水は25件でございます。  以上でございます。 ◆委員(爲田浩) 以上です。
    ○委員長(中村孝治) ほかに質問はございませんか。  山口委員。 ◆委員(山口文明) 下水道料金が7月から改定されたわけですけれども、県下で下水道料金を改定した市がありましたら教えてください。これはことしのことですけれども。 ○委員長(中村孝治) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(小川智也) 済みません、県下では申しわけないですけれども、今資料を持っていないのではっきりしたことは言えないのですけれども、多分、今年度の値上げについては来年度にどれだけ値上げしたかという、どの団体がどのぐらい値上げしたかという資料が来ると思います。ですから今年度は申しわけないですけれども、どのぐらい値上げしたかはちょっと今現在はわかりません。 ○委員長(中村孝治) 山口委員。 ◆委員(山口文明) それでは下水道料金の県下における、佐倉は上位から何位ということになるのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(小川智也) 値上げしたときでよろしいでしょうか。それですと値上げする前は県下で2位でした。値上げした場合は15位ですか、十五、六位ぐらいまで落ちるような。 ○委員長(中村孝治) 山口委員。 ◆委員(山口文明) 値上げをして落ちると。 ○委員長(中村孝治) 安いほうから。 ◆委員(山口文明) 私は高いほうからと聞きました。 ○委員長(中村孝治) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(小川晃司) 経営企画課長、小川でございます。  高いほうから順番に見ていきますと値上げ前ですね、値上げ前は高いほうから下から2番目です。ですから県下で2番目に、浦安に次いで佐倉市は下水道使用料が安かったということでした。値上げ後でございます、値上げ後は県内24事業体のうち12か13位あたりになろうかと思われます。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 山口委員。 ◆委員(山口文明) それでは、上水道のほうは同じ範疇で何位ですか。 ○委員長(中村孝治) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(小川晃司) 経営企画課長、小川でございます。  上水道のほうは県下で41市町村ございまして、その中で、これも高いほうから41市町村中、28位です。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 上下水道事業管理者。 ◎上下水道事業管理者(椎名哲) 今の山口委員の質問に補足説明させてください。下水道使用料が今、県下で真ん中ぐらいになりましたけれども、やはり料金を値上げする根拠というのは企業会計にて真のコストがわかったのですね。佐倉市も26年4月に企業会計化にして、2年半後に料金を上げた。真のコストがわかったということは、県内はまだ6つしか企業会計化していませんから、これから二十幾つやった場合には改めてそのコストがわかりますので軒並み多分上げてくると思います。その後、我々としてはやっぱり前と同じような下から数えて2番目、3番目の位置に戻るかなという。  これなぜこんなこと言えるかというと、佐倉市はやっぱり一番流域下水道がありますから非常に安く下水道使用料を抑えていられたのですね。これは自分たちで単独の処理場を持っている茂原市とかあちらでは非常に今でも高いです。値上げした後でもまだ佐倉市のほうが安いぐらいですからね。そういうことが今後の見通しとして言えると思います。  以上です。 ○委員長(中村孝治) ほかに質問はございませんか。  押尾委員。 ◆委員(押尾豊幸) 監査委員の意見書の中に水道料金の不納欠損処分についてという指摘がございます。これについてコメントをいただきたいのと、この時効期間の2年というのはどういう形で決められているのでしょうか。 ○委員長(中村孝治) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(小川智也) 2年の根拠は民法から来ております。下水道料金は自治法の範疇になりますので税金と同じ5年になります。水道料金につきましては民法適用なものですから時効は2年という形になりまして、ただ時効は2年ですけれども水道料金につきましては時効の援用といいまして、このものが時効ですよと本人から訴えがない限り債権として残るような形です。ですから、税金の場合は5年たってしまうと、それでもう債権自体がなくなるのですけれども、下水もそれからあとは市営住宅の家賃とかそういうものは時効を過ぎても、相手からこれは時効になりましたよと言う援用がない限りは債権として残るような形になります。それを今度、決算書に書いてある形でやりますと、やっぱり条例とか何かを出して財産放棄の形の条例をつくらないとだめですねというのが、多分決算の意見書に書いてあるのがその辺だと思います。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 押尾委員。 ◆委員(押尾豊幸) 条例で考えていく方向性なのですか。 ○委員長(中村孝治) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(小川智也) 今、民法のほうが改正で、今度5年になる可能性があるのですね。ですから、その辺を見据えてどうするかという形を今度、市長部局のほうと検討していかなければならない。また、水道独自で条例をつくるわけにはいきませんので、市全体の条例という形になろうかと思いますので、その辺は市長部局のほうと協議して答えを出す必要性があるかと考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) ほかに質問はございますか。  小須田委員。 ◆委員(小須田稔) 済みません、1点だけお伺いしたいのですけれども、管の布設がえ、取りかえのときとか、あるいは他企業の電気ですとかNTTの管の工事のときに土かぶりが、深さが実際の図面と違っているということはあるのだろうなというふうに思うのですけれども、例えば水道のほうが土かぶりが浅いのですよね、下水道のほうが深い。だから、どっちかというと水道のほうに影響があると思うのですけれども、そういう水道、下水道の工事の際と他企業の工事の際ということで土かぶりの見誤りというか図面の違いで管の破損というのは工事、こう件数見させてもらう中でやっぱりそんなにはないという理解でよろしいのでしょうか。図面が合っていると。 ○委員長(中村孝治) 建設課長。 ◎建設課長(栗原浩和) お答えいたします。  確かに水道管の土かぶりという形で下水道につきましては自然流下なものですから、どうしても勾配をつけていきます。浅いところと深いところとさまざまになります。水道管は圧力で送りますので、ほぼ道路の高さと道路と同じ深さのもので埋設はされてはおるのですけれども、その後に道路の形状が変わったりとかという場合で土かぶりが変わってくる場合があります。  基本的に道路の舗装につきましては市道と国道とか県道、みんな舗装の厚さが違います。やはり国道、県道は大きい車が通りますので、舗装、アスファルトの厚さ、その下の石ですね、路盤というのですけれども、その厚さが当然厚くなります。その路盤の厚さのところから30センチ以下のところで埋設するようになっています。深ければ深いほどいいというものではございませんし、また入れかえとか布設するときのコストが大きくかかってしまいますので、それは道路法の中で浅層埋設といいまして、最低の基準の深さの埋設の基準がありますので、それに合ったもので私どもは埋設しておりまして、またほかの工事の関係で誤って破損したといったケースは今のところはありません。ただ、水道でいいましたら引き込み管、道路から宅地に引き込んである管、こちらをたまたまちょっと浅く入っていたものでひっかけてしまったといった事故はたびたびあります。  以上でございます。 ◆委員(小須田稔) ありがとうございました。 ○委員長(中村孝治) ほかに質問はございますか。  副委員長。 ○副委員長(久野妙子) では、私のほうから1点、水道会計の10ページの貸借対照表のところで、この建物の取得価格ですね、これ微増があったのですけれども、償却がかなり進んでいるというのでしょうか。例えば建物ですね、その取得の微増はあったのですけれども、これが61%に達していますね。そして構築物、これは43%です。機械装置、これが58%。車両が75%で工具等の備品、これが89%で間違いないのかな、というふうに達しているのですけれども、いずれにしてもこの有形固定資産の老朽化が進んでいるように思うのですけれども、これに対してはどのようにお考えなのかお伺いいたします。 ○委員長(中村孝治) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(小川晃司) 経営企画課長、小川でございます。  ご指摘のとおり、水道の固定資産、確かにこれは古いものが多くなっているのは事実でございます。その中で今後は更新をしなければならないというところなのですけれども、構築物について申し上げますと、例えば法定耐用年数は今38年または40年なのです。それに対しまして実耐用年数といいますか、実際は例えば50年、60年、最新の管によっては90年、100年もつというところがございます。というところから、やはりコストを考えながら使えるものは長く使うと。ただ、それで水道は1回事故が起こると大きな被害が想定されますので、その辺も踏まえて考えながら今後更新は法定耐用年数にとらわれずに、実耐用年数を見ながら考えていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 副委員長。 ○副委員長(久野妙子) そういうことなのですね。修繕引当金はあるのですけれども、このインフラ整備の引当金がないものですから、それでどうしてなのかなと思ったのですけれども。ということは実際の耐用年数というのはかなり償却年数よりも長くなっているからということでそういうことなのですか。 ○委員長(中村孝治) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(小川晃司) 経営企画課長、小川でございます。  ただ、今の実耐用年数と法定耐用年数の乖離なのですけれども、やっぱり物によって大分差がございます。例えば車両は今、法定耐用年数5年でございます。今の車はなかなか丈夫なのでそれを超えて7年、8年と使えるものは10年近く私どもは使っております。管路は先ほど申し上げたとおりです。この中で法定耐用年数に近いものといいますと機械ですね、これはなかなか法定耐用年数15年のものが30年、40年もつということではないところがございますので、あと工具あたりもそうですけれども、このあたりは法定耐用年数に近くなってしまうのかなというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 副委員長。 ○副委員長(久野妙子) わかりました。私、ずっとこの会計を見させていただいて常々思うのですけれども、先々のリスクというものが私たちの目ではぱっとわからないですよね。特にこの固定資産といったところを、これ事業計画にちゃんと情報といいますか、リスクの開示というのですか、そういったものを目安として出さないといけないのではないかなというふうには思っているのです。そういった意味では必要ないというお考えだと思うのですけれども、減損会計というのですか、そういったものが必要になってくるのではないかなと。将来のリスクというのですか、そういったものを合理的に考えていかないと受益者負担額もはっきりしないのではないかなというふうに思うのですけれども、その辺のお考えを伺いたいと思います。 ○委員長(中村孝治) 経営企画課長。 ◎経営企画課長(小川晃司) 経営企画課長、小川でございます。  減損会計の話でございますけれども、減損会計は固定資産が減損というとおり価値がなくなってきたところですね、その場合に現在の価値に合わせて固定資産の額を減額しなさいよというような処理がなされます。通常、何かのタイミングですね、例えば浄水場1個を廃止するだとか、大きく事業が動くようなタイミングで実際は実行されることが多いというようなことを伺っています。それを考えますと将来どこかのタイミングで大きく事業が変革を遂げるといったところではあるかもしれませんけれども、今のところは大きく、例えば配水量が前年度比30%も減ってきただとかというような大きな変革が起こらない限りは、減損会計のほうはもちろん頭に入っておりますけれども、実施するには至らないかなという感じで考えております。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 副委員長。 ○副委員長(久野妙子) 今おっしゃいましたけれども、そのように経済的なリスクの見積もり等も大事かなと思うのですね。キャッシュフローも義務づけられていなかったものが二、三年ぐらい前から義務づけられて、これは不良債権をあらわさないので適切な経営状態というのをあらわすのかなと思うのですけれども、だんだんこちらの自治体のほうのこういう企業会計についても、公営のほうについても減損会計等も義務づけられてくるのではないかなと思うのですけれども、私たちには決算予算で見えてこないですよね、先々のものが全然。ですので、この減損会計しかり、将来取得する固定資産しかり、それから従業員の賞与引当金もありますけれども退職給与引当金がありませんね。そういったものをちゃんと見積もりなどを出していかないと将来のちゃんとした金額が見えてこないのかなと。アバウト的には何十年後に管を取りかえて、何十年後に何十億かかってと出ていましたけれども、そういった意味では社会的責任としてはせっかく企業会計なのですから、市民にそういったことをちゃんと示していかないと持続可能な企業にならないのではないかなと、これ見ながら私思いましたので、ぜひご検討して。普通の大企業というかね、200億負債があるようなところは毎年どころか中間決算でもこれつけているのですけれども、社会的責任と考えたら年に1回か2年に1回か、そういったものも出していく必要があるのかなというふうには思いました。  以上です。 ○委員長(中村孝治) 上下水道事業管理者。 ◎上下水道事業管理者(椎名哲) 今、久野委員の質問の答弁の補足をしたいのですけれども、やはり一番わかりやすいのは浄水場が1つおかしくなったらどうするのですかという議論がまず出ますよね。これ完全に機能しなくなると。確かに、これは当然今言った減損会計という概念から見ればそれに対する積み立て等全部やらなければいけない。ただ、非常に私どもが判断しづらいのは施設をいかに減らそうという考え方が先に出てくるのですね。これは事業統合という手法なのですけれども、やっぱり広域化を図ると浄水場が今6つある、2つ合わせたら6つあるから3つにしようかとかそういう議論が出てきまして、実際そういうことを1回整理しなければいけないという時期に来ているのです。  今、先ほど言いました減損会計の考え方というのは、東京都は浄水場建て直しのために年間50億、今基金化して積み立てているらしいです。東村山とか金町浄水場のためにですね。本来はそういうスタイルになるのだろうけれども、いかんせん我々としては今そこまで行き着かないというか、だったら先にまずは事業統合を考えながら、いわゆる浄水場等の一番お金のかかるところを統廃合を図ろうよとそういう考え方が今出てきていますので、この辺を整理しながらそういうことを全部検討したい。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) それでは、会派に属さない議員から事前提出のありました質問事項のうち、これまでに質問がなかった内容について私より質問させていただきます。  質問は藤崎議員からの質問1件でございます。これは入札に関する質問でございます。水道事業及び下水道事業における工事及び測量コンサルの入札において、落札率85%以上における落札市内業者数比率及び件数、同じく85%未満における落札市内業者数の比率及び件数を示してくださいというものでございます。  それでは執行部の答弁を求めます。  経営企画課長。 ◎経営企画課長(小川晃司) それではお答え申し上げます。水道、下水道の順番にお答え申し上げます。  まず水道事業、こちらは工事のほうでございます。工事で落札率が85%以上のもの、これは19件中13件、割合が68.4%です。それから工事で85%未満のもの、こちらにつきましては19件中13件、こちらも68.4%。続きまして水道の測量コンサル、こちらの85%以上、こちらが8件中6件、75%でございます。それから85%未満、これは4件中ゼロ件、ゼロ%でございます。  水道は以上でございます。  続きまして下水道事業でございます。まず工事、85%以上、こちらが9件中9件、100%でございます。続きまして85%未満のもの、こちらが17件中12件、70.6%。続きまして下水道の測量コンサルの部、85%以上、こちらが2件中1件、50%です。85%未満、こちらが9件中ゼロ件でゼロ%でございます。  以上でございます。 ○委員長(中村孝治) 以上で質疑を打ち切ります。  執行部はお疲れさまでした。  委員の皆様、少々このままお待ちください。  委員の皆様、お待たせして申しわけございません。委員長のほうからお願いがあって、このままお待ちいただきました。押尾委員より発言を求められておりますので、これを許します。  押尾委員。 ◆委員(押尾豊幸) 審議が終わった後で申しわけございません。  先ほど市民部長から、まちづくり協議会に関しての領収書の件で回答がありました。領収書のサインが本人ではなくて代理筆跡という話です。こういう公金支出に関して、こういう代理でサインをした形で落とすというのはちょっと認められないというか、問題が多過ぎると。そのほかの件に関しても執行部のほうに確認したい内容がまだあります。その辺をきちっとチェックをしないと我々としても決算そのものをそのまま認めるというわけにはいかないと。  それから、2点目は推進委員会が検討する中で非公開の部分があるということで、執行部の答弁が協議会の方にご迷惑をかけるという答弁がありました。これも非常におかしい話で、事業を検討するのに迷惑をかけるような審議をしているのかというのもありますので、その辺の、多分議事録があると思いますので、議事録を提出していただきたい。  それから、先ほど申しました領収書の支払い全般に関しては要綱に準じて認めていますという答弁もありました。ですから、その要綱もきちっと提出していただきたいということで、もう一度自治人権推進課に関して質疑をさせていただきたい、時間をとっていただきたいということです。 ○委員長(中村孝治) ただいま押尾委員からご提案がございましたが、この件についてご意見がある方はあればお願いします。よろしいですか、ほかに。  ただいま押尾委員から提案がございましたけれども、皆様のご意見がなければ私のほうから申し上げますが、あすの午前11時から、この件について12時まで1時間ほど時間をいただき、執行部との質疑を持ちたい、このように思いますが、いかがでしょうか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(中村孝治) よろしいですか。 ◆委員(伊藤壽子) この件だけ特出しているというのがどうなのかなとひっかかる部分があるのですけれども。 ○委員長(中村孝治) そのとおりなのですよね。  ということで、できればあす、討論、採決の前に1時間ほどお時間をいただければと思いますので、よろしくどうぞお願いいたします。            〔「はい、わかりました」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(中村孝治) それでは、あすの11時からこの委員会をまた開催いたしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
     本日はこれにて散会いたします。  お疲れさまでした。           午後4時29分散会...