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平成29年 8月定例会文教福祉常任委員会−09月12日-01号

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  1. 佐倉市議会 2017-09-12
    平成29年 8月定例会文教福祉常任委員会−09月12日-01号


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    平成29年 8月定例会文教福祉常任委員会−09月12日-01号平成29年 8月定例会文教福祉常任委員会          平成29年8月定例会 文教福祉常任委員会 会議録 〇日時    平成29年 9月12日(火) 午前 9時59分から 〇開催場所  佐倉市役所 議会棟 第三委員会室 〇事件    1)議案審査         議案第10号 平成29年度佐倉市一般会計補正予算         議案第12号 平成29年度佐倉市介護保険特別会計補正予算         議案第19号 佐倉市地域福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について         議案第20号 佐倉市立青少年センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について         議案第21号 佐倉市民体育館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について         議案第22号 佐倉市立青少年体育館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について         議案第23号 佐倉市民音楽ホールの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について         議案第24号 佐倉市立美術館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について         議案第25号 佐倉市武家屋敷の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について         議案第26号 旧堀田邸、佐倉順天堂記念館及び武家屋敷の入館料等に関する条例の一部を改正する条例の制定について        2)審議会等の開催状況に関する報告
           3)討論        4)採決        5)その他 〇出席委員  委員長・押尾豊幸、副委員長・高木大輔        委員・徳永由美子、久野妙子、萩原陽子、冨塚忠雄、川名部 実 〇欠席委員  なし 〇説明のため出席した者の職氏名        福祉部長・佐藤幸恵、社会福祉課長・菅沼健司、        社会福祉課主幹(福祉部調整担当)・大谷誠一、社会福祉課副主幹・櫻井裕樹、        社会福祉課主査補・阿部徳彦、高齢者福祉課長・三須裕文、        高齢者福祉課主幹・関口喜好、高齢者福祉課副主幹・平岡和美、        健康こども部長・青木和義、子育て支援課長・織田泰暢、        子育て支援課副主幹(健康こども部調整担当)・牛玖幸一、        子育て支援課主査照井 、子育て支援課主査・堀越一禎、        児童青少年課長・細井 薫、児童青少年課主査・小川寿久、        生涯スポーツ課長・高科英明、生涯スポーツ課副主幹・遊佐憲司、        生涯スポーツ課主査補・猪股夏樹、        教育長・茅野達也、教育次長・上村充美、教育総務課長・花島英雄、        教育総務課副主幹・鈴木康二、教育総務課主査・今川孝夫、        指導課長・相蘇重晴、指導課主幹・佐藤和浩、社会教育課長・檜垣幸夫、        佐倉図書館長・疋田 健、文化課長・鈴木千春、文化課副主幹・猪股佳二、        文化課副主幹・柴田芳彦、市民音楽ホール館長・曽山澄雄、美術館長・宍戸 信、        美術館主査補・小川 恒        企画政策課長・小川浩功、企画政策課副主幹・緑川義徳 〇議会事務局 書記・宮崎由美子           午前9時59分開議 ○委員長(押尾豊幸) おはようございます。ただいまから文教福祉常任委員会を開会いたします。  なお、傍聴の申し出があり、許可しておりますので、ご了承願います。  これより議事に入ります。  当委員会に付託されました案件は議案第10号 平成29年度佐倉市一般会計補正予算、議案第12号 平成29年度佐倉市介護保険特別会計補正予算、議案第19号 佐倉市地域福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第20号 佐倉市立青少年センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第21号 佐倉市民体育館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第22号 佐倉市立青少年体育館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第23号 佐倉市民音楽ホールの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第24号 佐倉市立美術館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第25号 佐倉市武家屋敷の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第26号 旧堀田邸、佐倉順天堂記念館及び武家屋敷の入館料等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  以上10件を一括議題といたします。  審査の順序につきましては、初めに福祉部及び健康こども部、次に教育委員会の所管について議案審査を行います。  それでは、まず福祉部所管の議案について執行部の説明をお願いいたします。  福祉部長。今後、着座で全てお願いします。 ◎福祉部長(佐藤幸恵) ありがとうございます。  おはようございます。福祉部長の佐藤でございます。  本日ご審議いただきます福祉部所管の議案は、議案第12号 平成29年度佐倉市介護保険特別会計補正予算及び議案第19号 佐倉市地域福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、以上2議案でございます。  内容につきましては社会福祉課長からご説明いたしますので、ご審査のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) 社会福祉課長。 ◎社会福祉課長(菅沼健司) 社会福祉課長の菅沼でございます。  初めに、議案第12号 平成29年度佐倉市介護保険特別会計補正予算(第1号)の主な内容についてご説明申し上げます。  本補正予算は歳入歳出それぞれ1億9,372万8,000円を増額しようとするものでございます。  歳入につきましてご説明申し上げます。予算書の68ページをお願いいたします。9款繰越金、1項前年度繰越金、1目前年度繰越金、1、前年度繰越金につきましては前年度の介護給付費、地域支援事業費等に係る繰越額として1億9,372万8,000円を増額しようとするものでございます。  次に歳出につきましてご説明申し上げます。予算書の70ページをお願いいたします。4款諸支出金、1項還付金及び還付加算金、1目還付金及び還付加算金、2、償還金につきましては国、県及び支払基金への負担額、補助額の確定により、28年度分の精算に要する返還金の費用について1億9,372万8,000円を増額しようとするものでございます。  議案第12号に関する説明は以上となります。  続きまして、条例制定の議案がございまして議案第19号に関しましてご説明申し上げます。本年4月に策定されまして佐倉市使用料・手数料の見直しに関する基本方針に基づき、地域福祉センターの利用料金の改定を行おうとするものでございます。  議案の説明に先立ちまして、この基本方針の概要につきましてご説明させていただきます。お手元の文教福祉常任委員会配付資料1ページをごらんください。こちらは今回の使用料、手数料の見直しに関する基本的な考え方を示したものでございます。ページの左側をごらんください。見直しを行う理由につきましては現在の使用料、手数料には市としての統一的な基準がなく、各施設の事情により個別に設定されたものでありますことから、施設間で生じる不均衡を是正するため、上段のこれまでの経緯にありますように、第5次佐倉市行政改革に使用料の見直しを位置づけまして、検討を重ね、基本方針の策定に至ったものでございます。  また、下段の基本方針はさまざまな行政サービスの提供に係るコストについて明らかにし、サービスを受ける方と受けない方の双方にご理解をいただき、公平性を確保することを基本的な考え方として、統一的な積算基準により算定することで料金の適正化を図るためのルールを示したものでございます。  続きまして、ページの右側の見直しの概要をごらんください。今回の見直しにおいては、この使用料の見直しに示されております積算方法によりまして、各施設の設置目的や規模等、総合的に判断を行い、改定案を決定しております。  それでは議案についてご説明申し上げます。資料の2ページをごらんください。  議案第19号 佐倉市地域福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、社会福祉課で所管しております西部地域福祉センター南部地域福祉センターの会議室や研修室などの貸し室と、あと浴室の利用料金を改定するものでございます。  続いて、資料の3ページと4ページ、済みません、またいでしまっているのですが、3ページが西部地域福祉センター、4ページが南部地域福祉センター使用料見直し調書となっております。各調書の中央の理論上の使用料の積算の表に貸し室の種類と、その表の右側となりますけれども、現料金と改定案、そして改定率の記載がございます。改定内容といたしましては本条例第13条第2項に規定する利用料金を11.9%の減から50%の増の幅で改定いたそうとするものでございまして、基本方針に基づき計算いたしました、こちら表中の表題のJ欄になります使用料原価に受益者負担率Kを乗じたものが計算上の使用料Lとなっておりまして、現料金のMと比較して大幅な上昇となる料金につきましては激変緩和の措置として改定率を1.5倍を上限として改定案Nを設定いたしております。  また18時から21時までの利用料金につきましては、現在の利用料が夜間割り増しの料金設定となっておりましたが、このたびの改正の基本方針では公平性の観点から時間帯や曜日の区別なく単一料金の設定としておりますことから、全時間帯の単価を同額といたしました。  なお、両施設は地域福祉の推進を設置目的としておりまして、本市に住所を有する60歳以上の方が談話や娯楽、教養の向上などで貸し室を使用する場合や本市に住所を有する者や団体が地域福祉の推進のために会議室を使用する場合においては使用料は無料でございまして、今回の改定はそれ以外の貸し室の使用において指定管理者が高齢者やボランティアなどの使用に支障を及ぼさない範囲の中で使用を認める場合に限り適用されるものでございます。  続きまして、6ページをお願いいたします。西部、南部地域福祉センターの浴室につきましては60歳以上の高齢者を対象としておりまして、市の類似施設でございます佐倉コミュニティセンターの市民風呂との均衡を図りまして、激変緩和措置上限の1.5倍の半分の1.25倍としまして改定案を設定しております。  なお、それぞれの新料金の適用時期につきましては、基本方針におきましては指定管理者が管理する施設の新料金の適用時期を原則として契約の切りかえ時期に応じて新料金を適用するとしておりますが、先ほど申し上げました市の類似施設でございます佐倉コミュニティセンターの市民風呂の利用者との公平性を保つために契約の切りかえ時期ではなく、基本方針に定める平成30年4月1日の適用を予定しております。  以上で福祉部所管の議案第12号及び議案第19号につきまして説明を終わらせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) 続きまして、健康こども部所管の議案について執行部の説明をお願いいたします。  健康こども部長。 ◎健康こども部長(青木和義) 健康こども部長の青木でございます。  本日ご審議をいただきます健康こども部所管の議案は議案第10号 平成29年度佐倉市一般会計補正予算及び議案第20号 佐倉市立青少年センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、それと議案第21号 佐倉市民体育館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第22号 佐倉市立青少年体育館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についての4件でございます。  議案第10号の補正予算につきましては子育て支援課長から、また議案第20号から22号までの条例改正につきましては、それぞれ担当課長からご説明をさせていただきます。  なお、使用料、手数料の見直しに係る健康こども部の配付資料の中で一部誤りがございましたので、差しかえをさせていただいております。大変申しわけございませんでした。差しかえの箇所及び内容につきましては、この後、担当課長の説明の中で説明をさせていただきますので、ご審議のほど、よろしくお願いをいたします。 ○委員長(押尾豊幸) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(織田泰暢) 子育て支援課長の織田でございます。よろしくお願いします。  それでは、初めに議案第10号 平成29年度佐倉市一般会計補正予算のうち健康こども部所管についてご説明申し上げます。  予算書36ページをお願いいたします。36ページでございます。3款民生費、3項児童福祉費、4目保育園費、12、民間保育園等助成事業の1,878万円につきましては平成29年10月より千葉県において開始される千葉県保育士処遇改善事業を活用し、民間保育施設で従事する常勤保育士に対する処遇改善として、これまで市単独で1万6,000円の補助を行っていたものに1万円を上乗せして支給するための経費でございます。  その下、6目児童センター費、3、学童保育所施設整備事業の257万3,000円につきましては北志津児童センター学童保育所について、児童センター内の図書室と学童室を入れかえることにより、学童保育所の保育スペースの拡張による保育環境の改善と児童センター利用者が利用しやすい図書室環境の整備を図るための工事費などでございます。  次に予算書50ページをお願いいたします。50ページでございます。9款教育費、5項社会教育費、1目社会教育総務費、6、成人の日事業の160万円につきましては新成人により組織される運営委員会において要望のあった記念品を購入するための費用を増額しようとするものでございます。  議案第10号に関する説明は以上となります。よろしくお願いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) 児童青少年課長。 ◎児童青少年課長(細井薫) 児童青少年課長の細井でございます。  説明をさせていただきます前に、配付資料に誤りがありましたので資料の差しかえをお願いいたしております。訂正させていただきましたのは資料の9ページ、児童青少年課が所管いたします青少年センター使用料見直し調書の中段、貸し室等の種類別料金改定表の右端の欄、理論上改定率を改定率に訂正、実習室、談話室の改定率を120.4%に訂正、研修室1及び2の改定率を92.6%に訂正、講師控室の改定率を25.9%、こちらは削除いたしました。大変申しわけございませんでした。  それでは議案につきましてご説明を申し上げます。先ほど福祉部からも説明がございましたが、本年4月に策定されました佐倉市使用料・手数料の見直しに関する基本方針に基づき、健康こども部が所管する3施設の使用料の額の改定を行おうとするものでございます。対象となる施設は佐倉市立青少年センター、市民体育館、佐倉市立青少年体育館でございます。そのうち児童青少年課で所管しております佐倉市立青少年センターについてご説明いたします。文教福祉常任委員会への配付資料の7ページをごらんください。  議案第20号 佐倉市立青少年センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、青少年センターの利用料金の改定を行おうとするものでございます。  次の資料9ページをごらんください。室料につきましては基本方針に基づいて計算した使用料原価に受益者負担率を乗じたもので、市内の青少年団体等が使用した場合は実習室、談話室が20.4%の増、研修室1及び2が7.4%の減となっております。また、市外団体が使用する場合の室料については現在4倍の額となっているものを他の類似施設と同様に2倍の額に改定するものでございます。  宿泊料につきましては団体に対する基本料と個人に対する加算料の合算から団体に対する基本料を廃止し、人数単価のみによる算定方法に変更しようとするものです。宿泊者数10人の場合は7.4%の減、宿泊者数が20人の場合は44%の増となっております。  なお、新利用料金につきましては現在、指定管理者が管理している施設であることから、平成31年4月1日の適用を考えております。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) 生涯スポーツ課長。 ◎生涯スポーツ課長(高科英明) 生涯スポーツ課長の高科でございます。よろしくお願いします。  私からは生涯スポーツ課で所管しております佐倉市民体育館佐倉市立青少年体育館についてご説明いたします。  説明させていただきます前に、先ほど部長がお話ししたとおり、配付資料の14ページ、15ページ、17ページ、生涯スポーツ課が所管します佐倉市民体育館及び佐倉市立青少年体育館使用料見直し調書に誤りがありましたので資料の差しかえをお願いいたしております。訂正させていただきましたのは高校生、大学生の算定根拠と中学生以下の算定根拠の部分です。第1競技場のアリーナは市民使用の中学生以下は一般の2分の1、高校生、大学生は中学生以下の1.5倍で間違いありませんでしたが、第1競技場アリーナ以外の競技場及び佐倉市立青少年体育館も同じ表記をしておりましたが、正しくは中学生以下は一般の3分の1で高校生、大学生は中学生以下の2倍でございました。大変申しわけございませんでした。  では、説明に移らせていただきます。資料の10ページをごらんください。議案第21号 佐倉市民体育館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、市民体育館の利用料金の改定を行おうとするものでございます。資料の14ページをお願いいたします。改正内容といたしましては本条例第12条に規定する利用料金をアリーナ利用で50%の増、ステージ利用で57.5%の減となるなどの幅で改定するものでございます。大幅な利用料金の上昇となる第1競技場アリーナにつきましては激変緩和措置として改定率1.5倍を上限として設定させていただいております。その他の施設につきましては近隣市との均衡を鑑み、設定させていただいております。また、個人利用につきましても近隣市との均衡から現状維持とさせていただいております。なお、新利用料金につきましては現在、指定管理者が管理している施設であることから平成31年4月1日の適用を考えております。  続きまして、配付しております資料16ページをお願いいたします。議案第22号 佐倉市立青少年体育館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては青少年体育館の利用料金の改定を行おうとするものでございます。資料の17ページをごらんください。改正内容といたしましては本条例第12条に規定する利用料金の上限額を一般団体利用で16%増に設定させていただいております。また、個人利用につきましては市民体育館との均衡から現状維持とさせていただいております。なお、新利用料金につきましては現在、指定管理者が管理している施設であることから平成31年4月1日の適用を考えております。  健康こども部所管の議案の説明は以上となります。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) ありがとうございました。  それでは、これより質疑を行います。質疑のある方、いらっしゃいますか。  徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) 徳永です。  まずは予算書36ページの民間保育園等助成事業についてお伺いしますけれども、県からの1万円というのは一律ということなので、そうですね、市が1万6,000円の、保育士の処遇改善全体はとてもいいことだと思うのですけれども、その地域間格差について、この佐倉市独自の1万6,000円というのはどれほどこの保育士確保といいますか、そこら辺に貢献しているのかという、地域間の格差の解消についてはどう思われていますでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(織田泰暢) そうですね、委員がおっしゃるように一律、県1万円の上乗せ補助で新規にやられる市町村もそれぞれあるというふうに聞いております。全ての県内市町村に聞いているわけではないのですが、今のところ千葉市、船橋市、市川市、流山市等、15市の状況でございますが、全ての市でこの制度を活用すると聞いております。そのうち9市で佐倉市よりも5,000円から4万円ほど多い補助をするというふうに確認をしておりますので、佐倉市としてもほぼ中位ぐらいの位置づけにはなっているのですが、これを受けて、佐倉市のほうで保育士が100%確保できるということにはならないと思いますけれども、今後、千葉県も近郊の県等々、結局は取り合いにはなってしまうと思うのですが、その辺も考慮して県のほうと話を進めていきたいなと思っておりますが、今後も佐倉市は独自の方針をしていって確保に努めていきたいと思っております。 ○委員長(押尾豊幸) 徳永委員。
    ◆委員(徳永由美子) 佐倉市では新しい保育園がたくさんふえてきたと思うのですけれども、そこでの保育士の確保というのは、時期が同じであればあるほど大変だったのではないかなと思うのですけれども、そこら辺の現状はいかがでしたでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(織田泰暢) 今のところ新しい保育園の保育士の確保、国の基準がありますけれども、それには支障ないように保育士の確保はできているというふうに確認しております。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) ありがとうございます。  あと、定着率というのはどうですか、現状。 ○委員長(押尾豊幸) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(織田泰暢) 定着率というのは、保育士さんが佐倉市で働くという定着という意味でよろしいのでしょうか。 ◆委員(徳永由美子) 1つの保育園に入られて、ずっと継続してそこで働いていかれるかという意味での定着率ですけれども。 ○委員長(押尾豊幸) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(織田泰暢) その事業を行う民間の保育園の考えもあると思うのですけれども、佐倉市で例えば社会福祉法人としてやられているところについては、ほぼ市内の職員を確保しているというふうに聞いておりますが、都内とか県外に本部があって佐倉市が保育園を開園しているというところについては、こちらの佐倉市に呼んでやられているということも聞いておりますので、そこにお住まいではないという方もいらっしゃいますから、今後も佐倉市で定着していただくような制度の確立も必要だとは思っておりますが、今のところ民間の考え方にお任せしているという状況でございます。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) 市の上乗せ1万6,000円のほかに何か保育士処遇に対しての優遇措置のようなものは佐倉市にありましたか。そういうものは他市の事例とか、今研究されているところですか。 ○委員長(押尾豊幸) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(織田泰暢) 佐倉市の場合は今のところ職員1人当たりの賃金の上乗せということにとどまっておりますけれども、他市は例えば家賃補助等、そういうところをやっている市町村もございます。ただ、それが全て佐倉市に当てはまる、よいものかということについては、これから調査をして民間保育園の意向等も考慮しながら進めてまいりたいと考えています。 ○委員長(押尾豊幸) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) 佐倉市の中の民間保育園の中でも多少の賃金格差というのはあるのでしたか。 ○委員長(押尾豊幸) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(織田泰暢) はい。賃金格差はやはり、その事業者の財力というところもあると思いますけれども、賃金格差については少なからずあると思います。 ○委員長(押尾豊幸) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) はい、わかりました、ありがとうございます。イタチごっこというか根本的な制度改革もやっぱり必要ではないかなと思うのですけれども、これからもいろいろ研究していってほしいなと思います。  では、済みません、続いて使用料の件なのですけれども、きのうに関してはすごく市民への説明というのがとても議論になったのですけれども、今後、その市民の方への説明というのは全体として企画政策課のほうが中心にやるのか、それとも担当課ごとにやっていくのかわからないのですけれども、どのように市民の方に説明をして理解を求めていくのかというところをお伺いしたいのですが。 ○委員長(押尾豊幸) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(小川浩功) 企画政策課、小川でございます。  使用料、手数料の見直しにつきまして今後の市民の説明というご質問だと思うのですが、今回の議会におきまして議決いただいた場合には早急に広報、ホームページ等で市民の方全体に周知を図るとともに、あとは個々の施設につきましてはそれぞれ担当課と協議いたしまして丁寧に説明していくことを考えております。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) そこが一番重要だと思うのですけれども、漠然とした答弁だと、基本方針自体に反対しているわけではないのですけれども、私たちも市民の理解を求めるに当たって、もう少しやはり具体的に懇話会でもあった説明責任の向上とか納得性を高めるとかいった部分に、いつもと同じようなやり方で、やっぱり市民に負担を求めるこういった議案に対して理解が求められると思っていらっしゃるのか、もう少しやはり具体的に明確にどういうふうに市民に説明をしていくかという答弁が必要ではないかなと思うのですけれども、いかがですか。 ○委員長(押尾豊幸) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(小川浩功) 済みません、具体的にというのはどのように周知していくかという方法ということですか。 ◆委員(徳永由美子) そうですね。 ◎企画政策課長(小川浩功) 使用料につきましては各施設ごとにそれぞれ状況が違いますので、施設に、利用者の方に最優先に説明、周知するように施設に張り紙を張るですとか、チラシの配布とか、その辺を検討していきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) 張り紙だけではすごく説明責任の向上につながるのか甚だ疑問なので、よく熟慮していただきたいなというふうに思います。  とりあえず以上で終わります。 ○委員長(押尾豊幸) ほかに。  萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) では、最初に健康こども部の先ほどの36ページの保育士加算ですけれども、確認したいのですが支給方法ですね、保育士1人当たり今まで1万6,000円プラス1万円で、これはどういうふうに支給されるのでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(織田泰暢) 基本的に運営費の助成という形で6月とそれから12月に申請を受けまして、最後に3月に精算するような形をとっていますので、直接、職員個人にお金をお渡しするということではなく、各園のほうに運営費の補助という形でお渡しをして、それで給与のほうに反映していただくという形をとっております。県の1万円の上乗せのほうも、そういう形をとりたいと思っています。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 実際にその保育士加算という実態が保育士さんの手に届くかどうかというのが非常に大事だと思っているのですが、それは今まで支給している1万6,000円も含めて、どういうふうに担保されているのか。 ○委員長(押尾豊幸) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(織田泰暢) 今までもそうなのですけれども、今回の県の1万円補助の要綱の中にも職員に前もって周知をする、それから給与表のほうに明示をする、それから給与明細のほうにきちんと載せるということで、その報告義務も課せられておりますので、その県の要綱に沿った形でやっていきたいというふうに考えております。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) では要綱があって、それに基づく形でやっているということで、保育士さんの手元にその加算分がきちんと届くというふうに理解していますか。 ○委員長(押尾豊幸) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(織田泰暢) はい、そのとおりです。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 保育園、たくさんできていますが、その施設の運用状況はそれぞれかもしれませんけれども、施設側としても結構大変なのかなというふうに思っているのですが、定員それぞれほぼフルに稼働しているのでしょうか、それぞれの民間保育園。 ○委員長(押尾豊幸) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(織田泰暢) 今現在、大変心もとないのですけれども、待機児童も数名出ておりまして、主にゼロ歳、1歳、2歳が中心でございます。その未満児についてはもう100%入っておりますが、新規保育園については3歳以上児について、すぐにその3歳以上児が佐倉市にふえるというわけではございませんので、3歳以上児についてはあきのほうはありますが、未満児についてはもうフル稼働しておる状況です。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) そうですね、4歳、5歳についてはあいている保育園について、市が出している補助金について、そのあいている部分を何か規定を変えるのですか。あいているところについての補助というのは今後どういうふうになるのでしょうか。定員で多分、補助を出していると思うのですけれども、4歳、5歳児のところが利用状況があいている保育園についての補助金はどういうふうになりますか。 ○委員長(押尾豊幸) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(織田泰暢) 基本的には各保育園の実績に基づいて、最初は申請のほうは前年度見込みで出してきますが、必ず実績に応じた形でその加算部分についても精査をして、民間のほうにお支払いをしていますので、定員でお支払いをしているというわけではないです。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) では、実績ベースということで理解しました。  その同じページで児童センター費なのですが、学童保育所の施設整備ですね、今回、北志津児童センターの図書室と児童ルームの入れかえということなのです。定員オーバーしている学童保育がたくさんある中で北志津は定員65に対して登録65なのですよ。もっとオーバーしているところはたくさんあるのです、根郷とか、寺崎とか。なぜここは入れかえるのか、その必然性について伺います。 ○委員長(押尾豊幸) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(織田泰暢) この件につきましては今議会の一般質問のほうでも答弁させていただいていたのですけれども、北志津児童センターがあります井野小学校区、それから小竹小学校については児童が増加しております。それに伴って学童の利用希望者もふえております一方、児童センターの図書室におきましては、大人の方の図書利用についてですけれども、リクエストして本の受け取りに来るということが主になっておりますので、このような状況下の中、関係部署と協議を行いまして、一番よい方法、学童スペースの環境改善、それから児童センターの図書室を児童図書中心として児童センターを訪れた児童及び親子が親しみやすく利用しやすい整備をするということで、今回の入れかえを決定いたしました。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) そうしますと、今以上の利用の増加を見込んでいるということになりますか、まず基本として。 ○委員長(押尾豊幸) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(織田泰暢) 今現在も現場のほう、確認されていると思いますけれども、かなりきつい状況で子供たちが学童を利用しておりましたので、その改善が第一と考えております。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 先ほどの説明で図書室機能を利用しやすくするという説明ありましたけれども、どういう改修をするのでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(織田泰暢) 今もそうなのですけれども、児童図書を中心に配架いたしますので、児童センターを目的にご利用いただく親子にとってはお母さんと一緒にそこで本を読み聞かせできるということで、とてもいい環境になると思っております。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) スペースが3分の1か4分の1になるわけですけれども、その本の配架というのでしょうか、実際に選べる本のスペースは相当少なくなりますよね、何冊から何冊になります。 ○委員長(押尾豊幸) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(織田泰暢) 配架の方法は今とは変わると思いますけれども、児童図書を中心として置けますので大人の本の配架のスペースが少なくなりますが、在庫を確保するスペースは確保しますのでリクエストについては問題なく対応できると思います。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) かなりの縮小になるということで、ほかの方法は検討されなかったのでしょうか。今回、間野台の学童、建てていますけれども、そういう検討はなかったのですか。 ○委員長(押尾豊幸) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(織田泰暢) 財産を管理している資産管理経営室、それからコミュニティセンターを管理、所管している自治人権推進課等と相談をしまして、コスト的にも、それから将来的にも一番いい方法をとったというふうに考えております。別棟で建てるということもありましたけれども、コミュニティセンターもそれ相応の年数もたっていると考えておりますので、基本的には中の入れかえで対応するというふうな形で協議が整いました。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 施設の有効利用という観点であって、やはり子供の立場に立った改善ではないというふうに思わざるを得ないのですが。では、ここはちょっと先ほどの説明になかったところなのですが、30ページのきのうのご説明で子供の教育に関する返還金というのがあったのですよね。きのうの財政課の説明の中で返還金が1億600万円、この30ページの国庫支出返還経費なのですが、これの内容を伺いたいのですが。 ○委員長(押尾豊幸) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(織田泰暢) 昨日ご説明があったと思いますけれども、子育て支援課の部分についてご説明します。これも一般質問等で答弁させていただいておりますが、子どものための教育・保育給付費負担金の平成27年度とそれから28年度の返還について合計で1億582万1,000円ということなのですけれども、まず、保育施設における児童1人当たりの保育に要する費用をちょっとご説明させていただきますけれども、これは国、県の負担金、それから市の費用負担、そして保護者の保育料で賄われているのが現状でございます。この国、県への負担金を申請する際に積算を誤り申請してしまったことから、今回の返還金が発生したということでございます。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) はい、わかりました。今まで年少扶養のみなし規定があったものがなくなったのでしたか。 ○委員長(押尾豊幸) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(織田泰暢) はい、おっしゃるとおり27年度からその適用がなくなりまして、適用を受けていた世帯の税額がふえます。その税額がふえることによって保育料も上がってしまうので、保育料を上げることなく据え置いて佐倉市の負担にするという施策を決定しまして、27年度行ったのですが、市の負担にしなければいけない部分を誤って国、県へ申請してしまったもので、それを返還するということになります。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) はい、わかりました。  では、続いて50ページ、成人の日事業です。これ、先ほど運営委員からの要望によって160万円、何か記念品を買うというご説明がありました。毎回新成人の集いに参加させていただいておりますが、新成人の満足度とかそういうものは何か調査はしているのでしょうか。
    ○委員長(押尾豊幸) 児童青少年課長。 ◎児童青少年課長(細井薫) 新成人を対象に成人式に関するアンケート調査というものを、大体実施する前に伺って調査をいたしております。その中で成人式の式典の内容等についてアンケートをしたところ、今のままのやり方でいいという回答をされている方が約84%という形でございました。ただ、記念品につきましては記念誌の内容ですとか、その他、記念品としていただきたいものはいろいろとご意見がばらばらに出ているような状況でございます。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 挨拶が多いように私は感じていますけれども、そういうご意見はないですか。 ○委員長(押尾豊幸) 児童青少年課長。 ◎児童青少年課長(細井薫) 式典の内容が、できればコンパクトに終わらせたいというご意見はコメントの中には入っていたのは事実でございます。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) はい、わかりました。  では、利用料のほうに行きます。 ◆委員(冨塚忠雄) ちょっとその前に、補正の関連で質問。 ○委員長(押尾豊幸) 成人式。 ◆委員(冨塚忠雄) 成人式ではない。36ページの北志津の学童保育所なのだけれども、さっきここは井野小と小竹小の生徒が入っているという、割合的にはどうなのですか。 ○委員長(押尾豊幸) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(織田泰暢) ちょっと正確な割合は申し上げられませんが、井野小学校の生徒のほうが多いです。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) 井野小は740人生徒がいるぐらいですから、単純に割合的も多いですよね。小竹小には学童保育所、なかったのでしたか。 ○委員長(押尾豊幸) 子育て支援課、照井さん。 ◎子育て支援課主査照井慎) 子育て支援課の照井と申します。  北志津児童センター学童保育所の利用状況で、小竹小学校のお子さんが本来は学区からは外れているのですけれども、駅前のスカイプラザも小竹小学校の学区になっておりまして、小竹小学校の中に6年生まで受け入れる学童はあるのですけれども、保護者の希望で学校の帰り道である児童センターの学童保育所を利用したいという方が何名かいらっしゃるので、児童センターのほうを何名かの方がお使いいただいているような状況になっています。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) いずれにしても僕が考えていたのは、少なからず、余り学校から移動させるのがどうかなという感じがしているのです。井野小にすれば結構距離的にはあるのですよね、小竹小も結構あるけれども、だから危険度が増すような行動というのはやっぱり慎んだほうがいいというふうに僕、思っているのです。小竹小学校は今、児童数が少ないですよね、青菅小より少ない感じですから。だから、それと比べて保護者のそういう要望があるという話は今ありましたけれども、でも安全面と考えたときにどうなのかなと、なるべく学校から移動させないような、本当は学校の敷地内というのが一番いいのだけれども、だからそういう面と井野小管内、小竹小管内は、再検討する必要性があるのではないかというふうに思うのですけれども、それはいかがなのですかね。 ○委員長(押尾豊幸) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(織田泰暢) 学童の配置につきましては当初、市のほうでも学校区に学童がなかったことから、今、委員がおっしゃられましたように安全第一で学校内に設置をするということで数年間学童のほうに力を入れてきました。しかしながら、やはり物理的な問題と学校の校舎の問題等もございまして、井野小にも学童ありますし、小竹小にも学童ありますが、これ以上、物理的な部分もございまして、今のところ増設等ができないことから、まずは喫緊の課題であった北志津の学童保育所を入れかえをして拡張するということから着手いたしました。今後もそういうところがございますので、これで終わりということではなく教育委員会等と協議を進めて、できる限りのことはしていきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) いや、小竹小的には今、それはだって施設が少ないというふうには言えないでしょう、生徒数が減っているのだから。今までだって青菅小より多かったのだけれども、逆に青菅小のほうが多くなったという逆転している現象だから、だから小竹小は減っているというふうに判断していいのではないですか。減っているということは施設が余ると、教育委員会は余裕教室と言っているけれども、そういう状況になってきているのではないの。 ○委員長(押尾豊幸) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(織田泰暢) 小竹小学校については、先ほど担当の照井のほうから説明ありましたように希望されている方が行っているということになりますので、施設が入れないから北志津のほうに行っているというわけではないという状況です。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) そうすると僕も認識、ちょっと薄いのだけれども、今、井野小の生徒、それから小竹小の生徒が北志津児童センターのほうに行っているということは、これは必ず付き添いが誰かいるのかな、学校から施設に来るときに。 ○委員長(押尾豊幸) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(織田泰暢) 付き添いはいないです、子供たちがみずから北志津のほうに歩いて行っています。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) だから、その辺はどういうふうに分析しているの、その危険性があるのかなと僕は思うのだけれども、そこは子供たちの単独でいいわけ。 ○委員長(押尾豊幸) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(織田泰暢) 難しい問題だと思いますけれども、子供たちの安全第一に我々も考えてはおりますが、そうですね、子供たちが学校から北志津学童のほうに来るルートについては極力安全な方法で来るように学童の指導員と学校と連絡を密にしまして、変な道を通らないように子供たちには言っているというふうには聞いておりますが、これでいいというふうには思っておりませんので、学校と今後も調整を図って、できる限り自校の中でできるような形で整うのが一番いいと思いますので、どうなるかわかりませんが、極力、教育委員会と協議を進めてまいります。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) 子供のことは健康こども部だけにするのは、それはいかないから、これは教育委員会の管轄になるわけだから。今、井野小的に言えばアイアイプロジェクトチームがあって、そこで帰りの交通安全は要所要所に立っているから、途中まではそれで見られるだろうと思っている。多分、小竹小もスクールガードとか何かがいてやっているのだろうというふうに思っているけれども、だからそこはきちんとやっぱりそういう教育委員会と協議をしながら、どうすれば子供の安全が保てるかという。つい最近、やっぱり不審者が出ているのですよね、僕もアイアイのメンバーにいるのですよ、井野小学校区で。毎月第4火曜日で打ち合わせするのですよ、そこでそういう情報が流れてきて、強化しなければいけないなというふうに思ってはいるのだけれども、そういうことを考えていくと、やっぱりそれはもう単独だけではなくて教育委員会と協議しながら、どうするかということを考えていかないと。だから僕はなるべくやっぱり、それは子供の移動は避けたほうがいいだろうと。だから小竹小でそういうときならば、小竹小でそうしたほうがいいだろうというふうな。保護者の意見もあると思う。保護者の意見だから、それでいいというわけにいかないよ、行政が責任を問われるわけだから、行政側としてはそれでいいかどうかということ。それと保護者の方々にも順番でもいいから、何日かに1回ぐらいは立ってほしいというような、そういうことだってあり得るだろうというふうに思うのですよ。  井野小学校は大体無理なのですよね、今の施設ではどうしようもない話で、あそこは敷地面積も狭いし、プレハブ校舎も建っているから、あそこを増設しろというのはかなり難しい話にはなってきているのだけれども、基本的にはやはり子供たちを移動させないで、そこの場所で学童保育していくというような、こういうことをやっぱり基本にしてほしいというふうに思っているのですよね。  どうしてもというなら、北志津のコミセンの話だけれども、要するにあそこの児童図書室というのは親子が来て、それで一緒になってあそこで学んでいくという姿勢があるのですよ。だからそういうことを考えていくと、やっぱりそこの機能はきちんと持たせていくというのが基本だと思う。だからそれは狭まるならば会議室を潰してもいいから、逆に会議室を潰して学童保育にするというふうに考えたほうがいいのではないの。僕は一般市民を大切にしなくていいとは言わない。言わないけれども、しかし学童保育の話だからね。 ○委員長(押尾豊幸) 冨塚委員、その辺で意見まとめて。 ◆委員(冨塚忠雄) これから成長していく子供たちのためにどうするかというふうに、いい環境でどうするかということを考えたほうがいいと思う。だからそういう小さいことでぐるぐる回すのではなくて、思い切って施設の中で改善するというのだってあり得るのではないですか。 ○委員長(押尾豊幸) 質問ですか、ご意見。 ◆委員(冨塚忠雄) 質問です。 ○委員長(押尾豊幸) 質問ですか。  子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(織田泰暢) 今後、施設所管している所管がそれぞれ分かれておりますので、十分協議を進めて、よりよい環境を整えていきたいと考えています。  以上です。 ◆委員(冨塚忠雄) 補正のほうはいいです。 ○委員長(押尾豊幸) ほかにございますか。 ○委員長(押尾豊幸) 久野委員。 ◆委員(久野妙子) そうしましたら、今先ほど出ました36ページの民間保育園の1点だけ確認させてください。先ほど、課長が6月申請をして3月に精算をしますとおっしゃいましたけれども、これは申請以後に入られた方等はどうなるのですか。 ○委員長(押尾豊幸) 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(織田泰暢) 足りない分は増額の精算という形になります。今回のものだけではないので、さまざまな加算がありますから、その辺は流動的に毎月変わっていきますので、きちんとした精算をするという形にしています。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 久野委員。 ◆委員(久野妙子) 安心しました。  そうしましたら、今度50ページの成人の日事業について伺います。これ160万円が載っていますけれども、これは大体何名分ぐらいを想定されているのでしょう。 ○委員長(押尾豊幸) 児童青少年課長。 ◎児童青少年課長(細井薫) 児童青少年課の細井です。  記念品代として、新成人からなる運営委員のほうから要望のありました多機能ボールペンを1,600人分要求するものになります。 ○委員長(押尾豊幸) 久野委員。 ◆委員(久野妙子) 大体何名ぐらいになりますか。 ○委員長(押尾豊幸) 1,600人。 ◆委員(久野妙子) 1,600人分、失礼しました。 ○委員長(押尾豊幸) 久野委員。 ◆委員(久野妙子) ありがとうございました。  先ほどアンケートを実施されたということでしたけれども、これは何人ぐらいにされているのですか。 ○委員長(押尾豊幸) 児童青少年課長。 ◎児童青少年課長(細井薫) 今年度、新成人を迎えられます方全員にアンケート調査を実施いたしております。 ○委員長(押尾豊幸) 久野委員。 ◆委員(久野妙子) 全員に、わかりました。私のところにはもう数年前からさまざまなご意見が寄せられているのですけれども、式典の内容については、応援メッセージはすごく感動されたりとかそういった声があるのですけれども、特にご本人もそうですけれども、親御さんのほうから記念品が何もないというような、そういった声があったり、それから何かそれ以外に感動できるようなイベントはできないのですかと。  私、その昔の佐倉市のどんなことをやられていたかというのは存じ上げないのですけれども、ただ、体育館みたいなところでやられていたというのは私も知り合いを送っていったりしましたから、それはわかっているのですけれども、今のこのやり方になった経緯はわかりませんけれども、とにかく3回に分けて手短なのはいいのだけれども、心に残るものが何もない、他市のように演奏か何かあるようなとか、それから有名な人が、お笑いの方でもいいのですけれども、何かをやるとか、太鼓を何か鳴らすだとか、さまざまな意見が、何かイベント的なものはできないのですかというような声が寄せられている。それから紅白のまんじゅうもない、それからお赤飯も出ないみたいな、本当にこのさまざまな声が多くの方から寄せられて。  前にお電話で言ったことがあるのだけれども、決まっている一番最初が臼井、千代田で、昼が志津で、最後が佐倉地区でという、それを何で交代にしてくれないのですかとか、近くても遠いところに美容室に行ったりとかすると朝間に合わないのですとか、そういった不公平だとかという声も本当にいろいろだなと思うのですけれども、そういったことも含めて、今回はこの補正が組まれて、本当によかったなと思うのですけれども、抜本的にさまざま考えるときが来ているのではないかなというふうに思うのですけれども、その辺についてはいかがでしょう。 ○委員長(押尾豊幸) 児童青少年課長。 ◎児童青少年課長(細井薫) 児童青少年課の細井です。  今いただきましたご意見を参考に今後のアンケートの中身ですとか、その辺がきちんと把握できるように取り組みを検討していきたいと思います。 ○委員長(押尾豊幸) 久野委員。 ◆委員(久野妙子) よろしくお願いします。これで当初予算から倍近くにふえましたので、倍以上ですか、プラス10万円ぐらいふえましたから、これはよかったなというふうに思います。  では、条例のほう、よろしいですか。 ○委員長(押尾豊幸) どうぞ、いいですよ、続けて。 ◆委員(久野妙子) いいですか。  1つどうしても聞かなくてはいけないのが議案第20号、7ページです。ここの料金改定でリネン代がここに載せていないというところで確認をさせていただきたいのですけれども、これについてはどういったことになりますか。 ○委員長(押尾豊幸) 児童青少年課長。 ◎児童青少年課長(細井薫) 児童青少年課の細井です。  今回の改正では宿泊費のほうが増額になる予定になっております。寝具等のクリーニング代については今後指定管理者等の委託料の中で積算して、新たな自己負担が発生しないような形で検討してまいりたいというふうに考えております。 ○委員長(押尾豊幸) 久野委員。 ◆委員(久野妙子) 今までは指定管理者が負担をされていたということですので、これで相談の結果、負担ということになると、ここに出ているこれとは違ってくるのかなと思いますので、その点、お願いしたいと思います。それとあと、こういった意見も出ていました、建物がとても古いと。ですから、この料金改定も改築等行う時期ではないかといったような声が寄せられておりますから、お伝えしておきます。  それから議案21号、市民体育館の冷房に関することなのですけれども、この冷房が今、アリーナのほうなのですけれども、1時間5,000円かかっているのですが、大体、効き始めるのに40分ぐらいかかる、そしてようやく効いてきたころにタイムアップということになってしまうのですけれども、これについて、そんなようなことだったら払ってまでというようなことだし、かといって夏は暑い。私、アリーナではないのですけれども、もっと小さい部屋、卓球とか、梅雨どきだったのかな、夏ではないのですけれども、それでもちょっと窓をあけていても汗だくで大変だったのですけれども、どうしていったらいいのかというふうに考えていらっしゃいますか。 ○委員長(押尾豊幸) 生涯スポーツ課長。 ◎生涯スポーツ課長(高科英明) 空調を一体化した料金改定につきましては、たしか昨年の11月議会に小須田議員のほうからご質問がありましてお答えしているのですけれども、バドミントンとか卓球とか、空調の風の流れによって、それを嫌う種目もありますので、その辺の調整と、今回近隣市も調べたのですけれども、印西市が空調一体化料金をとっているのですけれども、2時間で5,480円という結構高額な感じなので、今回の見直しに関しては見送らせていただきました。また、今後、どういった形が一番いいのか、小須田議員のほうからも熱中症のことを考えれば、一体化して体調管理に留意するべきだというお話もありましたので、もう少しお時間いただいて、そういった方向で考えていきたいとは思っております。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 久野委員。
    ◆委員(久野妙子) この1時間5,000円というのはいかがなのですか、妥当なのですか。 ○委員長(押尾豊幸) 生涯スポーツ課長。 ◎生涯スポーツ課長(高科英明) 現実問題、それだけの電気料だけで判断しているわけではないので、この金額が妥当か妥当ではないかという部分については正直言って、少し自信はございません。今後はやっぱり基本方針的なもの、見直し案もまた今後策定される可能性もありますので、それに基づいて妥当な金額に下げていくということも必要だと思っております。  以上です。 ◆委員(久野妙子) 以上です。ありがとうございました。 ○委員長(押尾豊幸) 久野委員、いいですか。  徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) 済みません、私、青少年センター関連であります。  青少年センターは随分老朽化していて、岩名の、それぞれのいろんなスポーツ競技場から比べるとすごく宿泊する人数も限られていますし、今後、改修とかの予定とかはあるのですか。 ○委員長(押尾豊幸) 健康こども部長。 ◎健康こども部長(青木和義) 現在、この青少年センターを建てかえるとかという計画は今のところ出ておりませんので、壊れたというか壊れないよう少しずつ、壊れないようというか、ちゃんと運営できるように維持していくという現在の中ではそういう方向です。 ○委員長(押尾豊幸) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) わかりました。  例えば、もし仮に建てかえされたとして、今回の使用料は統一基準なのですけれども、新しくなったからといって料金が上がるということはないですか。それともまた、計算式が変わってくるので改定されることもあるということになるのですよね。 ○委員長(押尾豊幸) 健康こども部長。 ◎健康こども部長(青木和義) お答えいたします。減価償却費と建物の費用、今の中の費用ということになっていますので、仮に建てかえた場合にはその費用、どのぐらいのものになるかによって単価は変わってくるということは考えられると思います。 ◆委員(徳永由美子) ありがとうございます。済みません。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) では、福祉部ですね。68ページです、最初の介護保険です。先ほど繰越金の内容については地域支援事業の増加というご説明があったと思いましたが、ここの運用状況、伺いたいと思います。 ○委員長(押尾豊幸) 高齢者福祉課長。 ◎高齢者福祉課長(三須裕文) 高齢者福祉課長の三須です。  申しわけございません、もう一度ご質問よろしいですか。 ◆委員(萩原陽子) 1億9,370万8,000円、これは先ほどのご説明ですと、全額、地域支援事業の増加というのですか、違いますか、地域支援事業の説明ではなかったでしょうか。 ◎高齢者福祉課長(三須裕文) はい。 ○委員長(押尾豊幸) これ、返納金でしょう。 ◆委員(萩原陽子) 70ページが返納金ですよね。 ○委員長(押尾豊幸) 高齢者福祉課長。 ◎高齢者福祉課長(三須裕文) それでは前年度繰越金額の説明をさせていただきますと、こちらのほうは平成28年度の介護保険給付、地域支援事業等が確定をいたしましたことによりまして、平成28年度の介護保険の特別会計の歳入歳出が確定をいたしましたので、その段階で国、県、それから社会保険診療報酬支払基金、こちらのほうへ返す負担金、補助金額のための財源をここに繰り越しているということになります。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) わかりました。かなりたくさんのお金を返すことになるのだなという私は認識なので、これは事業として今は介護保険の必要性がどんどん高まっているのに、この使用が少なかったということになるのですか、予定よりも。 ○委員長(押尾豊幸) 高齢者福祉課長。 ◎高齢者福祉課長(三須裕文) こちらは金額が1億9,000万円ということで非常に大きいのですけれども、実績の交付のほうが約61億4,500万円ということで、いただいたお金の約3%を返すということになりますので、見込みといいますか、それで国、県等々に申請をしておりますので、その分の差額ということになります。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) ちょっと多目に見込んでいたというふうに理解しますが、実際この今の介護保険の財政状況というのはどんな状況なのでしょう。 ○委員長(押尾豊幸) 高齢者福祉課長。 ◎高齢者福祉課長(三須裕文) 歳入歳出で見ますと、いわゆる黒字になっております。平成28年においては返還金を除きまして約8,000万円ぐらいの黒字になっているかと思います。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) わかりました。では、黒字ということは今後利用者の利用料とかの減額とかに反映することは可能なのですか。 ○委員長(押尾豊幸) 高齢者福祉課長。 ◎高齢者福祉課長(三須裕文) こちらのほう毎年度といいますか、黒字分については基金のほうに積み立てをいたしまして、その分を次期保険料改定等々に充てたりというような活用を考えております。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) それでは、介護保険の準備基金の残高は今幾らでしょう。 ○委員長(押尾豊幸) 高齢者福祉課長。 ◎高齢者福祉課長(三須裕文) たしか20億円ぐらいだったかと思います。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) では、ぜひこれは、今、保険料払っている方のために、ぜひ還元していただきたいと思います、政策として。  それでは28ページ、この雑入その他の2,319万9,000円が高齢者福祉課になっているのですが、この雑入というのは何になるのでしょう。 ○委員長(押尾豊幸) 高齢者福祉課長。 ◎高齢者福祉課長(三須裕文) こちらのほうは下志津にございます社会福祉法人眞榮会の関係で、補助金の返還が発生したものの返還額ということになります。 ◆委員(萩原陽子) では、条例のほう。済みません、議案19号からですが、最初にこの見直しについての基本のところの説明が先ほどありましたが、これまでの経緯を見ると第4次行革では経済不況の要因によって改定を見送ってきたと、今回はまた、昨年12月に行革懇話会から見直すような意見が出て、この4月に基本方針を決定したというふうになっています。財政状況は改善したというふうに見込んだということですか。 ○委員長(押尾豊幸) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(小川浩功) 今回の行革委員会の意見としましては現在の社会全体の経済状況を踏まえた上で、今回、統一基準がないなど懸案事項を、長年見直しがされていないというのも含めまして見直しをすべきだという意見をいただいております。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) やっぱり基本的な市民の経済状況の見方が、基本がちょっと違うのではないかというふうに思うのですよ。きのうの総務常任委員会でもありましたけれども、今、国民、市民の可処分所得が減っているという意見がきのうも出ていましたけれども、実際、格差なのですよね。所得がふえている方もいるのだけれども、それは一部であって非常に疲弊している方の割合のほうがふえている。例えば体育館だとお金のある方はスポーツクラブに行っているのですよ。私も年間使えるプールがないので、スポーツクラブに行くといつもゴルフの話をしている方たち、男性たちはやっぱり体を動かさないとさびるから一生懸命運動しているのですが、それ、いいことなのですが、高いですよ。だからやっぱり体育館とか、やっぱり市民スポーツにとっては非常に重要な場所なのです。  それで福祉センターもそうですが、やっぱり市民のための公共施設で設置目的を考えてと書いてあるのだけれども、設置目的を考えたら値上げできる状況かどうかという判断がやっぱり大事なのと、それから、やっぱり全てのところに、これ受益者負担と書いてあるのです。今回50%。3年後の見直し、4年後の見直しでこれを100%に近づけるという何か方針というか方向性も出されていますし、これ、市民の福祉の向上が市の行政の目的であるのに、その目的を達成するためにコスト計算して、人件費をそこに掛けて、上乗せして、それでは使いにくくなったらその施設の設置目的に反するというか、本末転倒ではないかと思いますが、その辺、いかがですか。 ○委員長(押尾豊幸) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(小川浩功) まず、最初に受益者負担割合50%を4年後の見直しで100%にという意見は特に今のところ出ておりません。4年後の見直しについては、またその時点のコスト計算した上でということで検討しております。  次に受益者負担の考え方なのですが、今回の見直しの大きな目的は歳入増を見込んだものではなくて、施設を利用する人もしない人も理解いただくように基準を明確にして負担をそれぞれしていただくということで、例えば施設の利用者の方から全く負担をいただかない場合にはその施設の維持管理は税金から賄われるわけなので、その辺のあり方を含めて今回検討したものでございます。  今回の見直しをするに当たりまして、毎年行っております市民意識調査の中でも、やはり施設の維持管理については施設を利用する人の負担と市民の方全体の負担、これは税金ですが、税金で賄うべきというご意見が一番多かったというところもございます。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 負担の公平性というのは非常に何か道理があるように聞こえますが、そうではないのですよね。例えばスポーツ、皆さん、健康でいていただくためにはもっともっと使っていただくほうがいいわけでしょう。それといろんな施設はそれなりの設置目的を持って設置して、もちろん税金でつくっていますよね。それを、では何か使う人と使わない人と対立させるかのような、そういう理論はちょっとおかしいし、それから、やっぱり受益者負担という考えは公共施設にはなじまないですよね。だって、コスト計算というのは民間の考え方ですよ。行政の施設にコスト計算入れたら民間と変わらなくなってしまうではないですか。いかがですか。 ○委員長(押尾豊幸) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(小川浩功) 先ほど申し上げましたが、施設を利用するサービスを受ける方も全く利用されない方もそれぞれにご理解いただけることを目的としておりますので、全て市税で賄うべきかというところは、いろんな市民意識調査等で、やはりある程度の受益者の方から負担を取るべきだというところで見直しをかけているところでございます。  それに当たりまして利用する方から使用料を取るわけですから、その根拠は明確にすべきだということで、今回明確な基準を設けましてコスト計算をした上で、それをもとに負担割合を掛けて使用料のほうを算定させていただいております。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) では、まず20号の具体的な料金について伺いますが。これ、宿泊の場合、団体が基本料金をなくすということになると少人数の場合は値下げになるのかなと思いますが、全体の収支見込みというか、そういう計算はしているのでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 児童青少年課長。 ◎児童青少年課長(細井薫) 宿泊料につきましては宿泊される方の人数によって合計金額が違ってきます。ですので、全体的な施設の宿泊料の見直しをする前とした後の歳入の増減については、一応、増減はないという形で判断をしております。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 今回の改定は増収を見込んだものではないというふうに言っていますが、各施設の計算、一応、コストと言っているのですから、増収になるのか、減収になるのかという試算は全てのところについてやっているのでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) トータル的に企画政策課になるのですか。各施設ごとにコスト計算しているのですか。  企画政策課長。 ◎企画政策課長(小川浩功) 施設全体の今回の見直しに伴う歳入の増減ということで。 ◆委員(萩原陽子) 全体で出ているなら全体で。 ◎企画政策課長(小川浩功) はい。使用料全体で約1,440万円の増加、手数料で約750万円の増加を見込んでおります。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) そうですね、増収を見込んでいないと言いながら施設の老朽化ということもたしか言っていらっしゃるのですよね、そういうものにも充てる。だから非常に矛盾しているなと、何か本音と建前が見えてしまいます。やっぱり基本的に、各施設で政策的観点から据え置くところと上げるところがありますが、この政策的観点というのはどういうことですか。 ○委員長(押尾豊幸) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(小川浩功) それは施設ごとの状況ですとか、施設の性質によって基本的な方針で出したコスト計算上の使用料ではない使用料を使っている施設もあるという意味でございます。例えば、先ほどの社会福祉施設を60歳以上の方は減免とか、その施設の状況によってそれぞれ差が出ているというところでございます。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) ですから、一定の配慮をするところもあり、その辺が何か非常に全部、合理性があるようであって合理性がないという、非常に何か矛盾した内容になっているというふうに受けとめています。基本的にはやっぱり1,440万円の増収になるということは、これ、市民負担がそれでふえるというふうになりますよね、これは市民の負担ですよね。そこ、一旦、確認しました、市民に負担が及ぶということですね。 ○委員長(押尾豊幸) 受益者。 ◆委員(萩原陽子) 受益者負担ね。 ○委員長(押尾豊幸) 市民というと全員になってしまう。利用者ということですよね。  企画政策課長。 ◎企画政策課長(小川浩功) 施設使用料で言いますと施設を使用する方の負担がふえるということで、そこに投入する市税はその分、減るということです。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) そうですね、そうしますと利用しないほうがいいというふうになってしまうということでいいのでしょうか、施設の設置目的に反しないのでしょうか。スポーツを振興したい、文化も振興したい、福祉も増進したいのですよね、その観点から考えるとどうですか。 ○委員長(押尾豊幸) 健康こども部長。 ◎健康こども部長(青木和義) 一言ちょっと、値上げばかり強調されておりますけれども、中には下げている部分もありますので、そういった意味で非常に助かる部分もあるかと思うのです。全体を見てその辺はご理解いただけないかなというふうに思っております。
     以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) そう、値下げしているところもあって、体育館は上がるのはアリーナの段階だけなのですよね。卓球とか柔道、剣道、いろいろ値下がりするところがたくさんある。これはスペースで掛けて、面積で計算しているからこうなったのでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 生涯スポーツ課長。 ◎生涯スポーツ課長(高科英明) はい、おっしゃるとおりです。貸し出し面積だけでやっていますので、そのような形になっております。 ○委員長(押尾豊幸) その辺でちょっとまとめてください。切りがない。 ◆委員(萩原陽子) そうですね、はい。  だから値下げしたわけではなくて面積計算でやるという一貫性を保った計算上、下がったところが多数あったというふうに理解をいたしました。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 冨塚委員。総括的に。 ◆委員(冨塚忠雄) この施設をつくった目的をもう一回、改めて聞きたいのですよ。例えば地域福祉センターがなぜできたのか、青少年センターがなぜできたか。それぞれそのセンターに浴室をつけた、なぜつけたのかということ。目的を改めて話してくださいよ、担当の方。 ○委員長(押尾豊幸) 社会福祉課長。 ◎社会福祉課長(菅沼健司) 地域福祉センターの設置の目的は地域福祉の増進を図るために設置してありまして、お風呂につきましては、これは老人福祉センターからの流れをくみまして、高齢者のための憩いの場、あとはくつろぎの場みたいな形でお話をしたりとか、娯楽を楽しんだりとか、友達同士でいろいろ病気自慢をしたりとかもあるかもしれませんけれども、そういった交流の場を設けるためにもともと設置されていたものでございまして、その流れをくみまして、市民風呂とはまた違った形で高齢者の憩いの場としての意味合いを持った施設ということでご理解いただければと思います。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) 市民風呂とは違うと言うならば、市民風呂とのバランスを考えて調整を図ったというようなことで、この福祉センターの浴室も上がるというようなことの理屈はないのではないですか。だから今言ったように高齢者が集まって、一緒に風呂入って、将棋やったり、囲碁やったりして、そういうひとときのわずかな楽しみをそこで与えてもらうというようなことだと思うのだよね。そういうことから考えていくと誰しもが使いやすいというふうになるのかどうかということが疑問なのですけれども、その辺はどうなのですか、この値上げによって使い勝手が変わるという状況があるのか。 ○委員長(押尾豊幸) 社会福祉課長。 ◎社会福祉課長(菅沼健司) 高齢者の方が地域福祉センターの中で娯楽などを行われる場合に限っては使用料は無料ということになっておりまして、今回、冨塚委員のほうでおっしゃられております値上げの部分に関しましては、その入浴の際の1回当たりの金額が210円から260円と50円アップになるということで、今回の改定の案とさせていただいているところでございます。 ○委員長(押尾豊幸) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) 議会の中で再三、いろんな方々から質問があるように高齢者がなるべく表に出て楽しんでもらおうと、そういうふうにしていこうと、そのためにバスの問題、いろんなことがあるけれども、そうやってきているわけですよね。だからそれに結局、足どめがかかるというか、そこと逆行するのではないかと僕、思っているのだけれども、こういうものというのは、いかがですかね。 ○委員長(押尾豊幸) 社会福祉課長。 ◎社会福祉課長(菅沼健司) 済みません、逆行するとのご意見でございますが、同様の類似施設の市民風呂の金額の60歳以上の方との金額を合わせた処理とすることのほうが公平性が保てると考えたことで、このような形とさせていただいたところでございまして、その点、よろしくお願いします。 ○委員長(押尾豊幸) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) もともと無料だったお風呂なのです。それを誰か忘れたけれども誰かが議会質問して有料にするのではないかという質問して、その質問に乗っかったのだ、行政側が。だから取るものは取ろうという、そういう感覚で物事を考えている。これから本当に社会的にどうするかという、要するに高齢者の方々、一般市民の方々の交流の場所、どうするかというような、その感覚がやっぱりないのですよ。例えばそういうことも福祉的に言えば。  だから青少年センターだって、あそこの場所、先ほど古いという話が出た。太鼓をやっている人が音がうるさいと、指定管理になって、指定管理者が突然紙を張って、太鼓がうるさいからよそに移ってほしいというふうにやられたと言うのだよ、びっくりしたという話。俺のところに相談してきたのだよ、議員さん、何とかならないかと来たわけだ。そういうことなのだよ。  だから青少年センターは何だといったら子供たちが伸び伸びと遊び、ゲームももちろん含めるけれども、それができるのですよ。それを制限されて、うるさいから、おまえ、そっち行けと。確かに太鼓の音がすれば会議をやっている人たちの迷惑だよ。でも、そういうものは共有し合いながらどうするかというものですよ。だから一方的なことなの、行政がやることが。最近解除されたようだけれども、それでいっぱしの料金取ると言っているのだよ、料金を上げると言っているのだよ。おかしいでしょう、であるならば施設も含めて、ちゃんとしなければいけないでしょう、お金を取るのならば。子供たちが伸び伸びと使えるようにどうするかというふうに考えるべきではないの、値上げが先行して、後は知らんぷりだ、それはひどいではないですか、僕はそう思うのだけれども児童青少年課の課長がいるから答弁してくださいよ。 ○委員長(押尾豊幸) 児童青少年課長。 ◎児童青少年課長(細井薫) 児童青少年課の細井です。  今回、青少年センターの室料につきましては値上げしているお部屋と値下げをしているお部屋が一応ございます。先ほど委員のほうからおっしゃられました太鼓等の利用につきましては前回も議会等でご質問いただきまして、指定管理者のほうにその辺の対応についてはきちっと果たすように調整をして、現在は使えるような形になっているかなというふうに思っております。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) その辺で、ご要望とご意見とまとめていただければ。 ◆委員(冨塚忠雄) そうですね、はい。  要するに値上げのことだけが審議されているようだけれども、問題なのは、なぜこの施設ができたという目的をもう一回考えてほしいのですよ。その中からどうするかと考えて、値上げありきだけなのだ。それは結局は市民の負担になってしまうのだよ、そうでしょう。市民のこと考えていないのだよ、行政側も受益者負担があるからというふうな、もっともらしい言い方して。とんでもないですよ、我々だってちゃんと税金を払っているわけだから、税金で運営するのは人件費の問題でしょうよ。では市の職員減らせば、人件費が減るからいいではないかとなるではないか、そういうことではないのだけれどもな。当然やるべきことはちゃんと行政がやるという、それは税金の中でやればいいのだ。そうでしょう、それを受益者負担、もっともらしいことを言って、使うほうが悪いのだ、みんな。だったら施設をつくらないほうがいいではないか、全部取り払えや、もう。  いや、乱暴な言い方すればそうなのですよ、だからそういうことではないのですよ。受益者負担の分もあるけれども、そこはどうカバーしながら市民の方々によりよく使っていただいて、いい市民生活を送ってもらうかという、これが行政側の考えることなのですよ。それが欠けている。だから受益者負担なんていう言葉がまともに出てくるわけだよ。もう一回、受益者負担のことで言ってよ、受益者負担という意味がちょっと聞きたい、もう一回。 ○委員長(押尾豊幸) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(小川浩功) 今回の見直しの施設の使用料、特に施設なのですが、これは特定の方が使われるものでございますので、ある程度のサービスを受ける方に負担をいただくという、その基準を明確にしたというのが今回の見直しでございます。例えば道路ですとか、ほとんど全ての市民の方が使うものについては全て税金のほうで賄っていると、そういう考え方が受益者負担でございます。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) その辺でまとめていただけますかね。 ◆委員(冨塚忠雄) そうですね、いろんなそれは行政側が提案するのだから、それなりの理屈をつけなければだめだというのは僕はわかりますよ、それは。でも、市民がどういうふうに感じるかということなのですよ。  先ほど出たように、ひどいのは、値上げが決まった後に説明しますという、それも回覧とかアンケートだという話なのだよね。じかに、だったら市の職員が市民集会開いて説明しなさいよ、どういうふうに言われるか。それをアンケートみたいな形でごまかして、じかに聞きなさいよ、市民の方がどういうふうに思っているかというのを。今こういう生活の厳しい状況の中で、年金だけの状況の中で、せめて先ほど言ったように、スポーツセンターに行ってやっている人はいいですよ、それは。だけれどもそういうふうに行けないから、せめて市の施設を使いながら健康維持しようと努力しているのだよ。そこにまたくさびを打つようなことで、とんでもない話だよ。だから、本当は値上げする前にちゃんと市民の方々に説明しなければいけないのですよ。今回乱暴だ、やり方が。それは反省してほしいのだけれども、いかがですか。 ○委員長(押尾豊幸) ほかの質問もあるのでちょっと。 ◆委員(冨塚忠雄) そうだね。 ○委員長(押尾豊幸) 一言ありますか。  企画政策課長。 ◎企画政策課長(小川浩功) 市民の方から意見ということなのですが、これにつきましては佐倉市市民協働の推進に関する条例に基づきまして手続をとっておりまして、今回3月に今回の見直し、基本方針についてはこの条例に基づくパブリックコメントということで全ての市民の方に意見を求めたのですが、これ、結果として意見としては1件もいただいていないということでございます。あと、市民協働条例の中に公募による市民を構成員に含む附属機関等で、これは行政改革懇話会、ここで審議したということと、あと先ほどの市民アンケートをとらせていただいたというところでございます。  なお、使用料、手数料、その他金銭の徴収に関する施策等の策定を行う場合には、この政策形成過程参加手続は要しないというふうに条例でなっておりますので、具体的な金額が幾らから幾らになるというのはパブリックコメントはやっておりません。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) ほかに質問は。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(押尾豊幸) では、この辺でよろしいですか。ある、副委員長。 ○副委員長(高木大輔) ないです。 ○委員長(押尾豊幸) ほかに質疑はないようですので、議案に対する質疑を打ち切ります。  続きまして、審議会等の開催状況に関する報告を行います。  なお、議会運営委員会申し合わせ事項により、委員の質問は報告内容の確認程度にとどめることとなっております。  それでは福祉部所管の審議会等について報告を行います。お願いします。簡潔に、詳細にやっていると時間がなくなってしまう、要点だけお願いします。  高齢者福祉課長。 ◎高齢者福祉課長(三須裕文) 高齢者福祉課長、三須でございます。  高齢者福祉課にて所管をしております佐倉市高齢者福祉介護計画推進懇話会についてご報告させていただきます。お手元に配付させていただいております開催状況一覧をごらんいただきたいと思います。  今年度、第1回となる懇話会、6月26日月曜日に開催をいたしました。主な内容といたしましては平成30年度から32年度までの期間とする第7期佐倉市高齢者福祉介護計画の策定までの流れやスケジュールを確認し、さらに現状分析等を目的としました市民アンケート調査などにつきましてご審議をいただきました。なお、詳細につきましてはお手元に配付いたしました議事録のとおりでございます。  次に第2回の懇話会を8月21日月曜日に開催をいたしました。主な内容といたしましては平成28年度の介護保険サービス給付実績、保険料の納付状況の報告、それから第7期計画の基本理念や基本目標、体系などにつきまして説明をいたしまして、ご審議をいただきました。このほか介護事業所や事業所に従事する職員を対象とした追加調査についてご審議をいただいております。なお、第2回の会議録につきましては完成次第、市のホームページや市政資料室、あるいは委員の皆様にも配付をさせていただく予定でございます。よろしくお願いいたします。  説明は以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 健康こども部、子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(織田泰暢) 子育て支援課、織田です。  審議会等の報告についてご説明します。  平成29年8月7日に開催いたしました佐倉市子育て支援推進委員会の29年度第1回の委員会についてでございます。当該委員会では1つ目として、平成27年度に策定いたしました子ども・子育て支援事業計画について、既存の計画値とこれまでの実績を比較しまして大きな変更や今後の事業に反映すべきものがある場合は国の通知により中間年の見直しとされておりますので平成30年、31年度の見直し事務局案を提示し、承認されました。2つ目といたしまして佐倉市子ども・子育て支援事業計画の基本施策について、関係部署からの実施状況の報告をいたしました。3つ目といたしまして平成29年10月に移転予定の保育園、それから12月に新規開園予定の保育園、この2施設におきまして子育て支援法の規定に基づき、利用定員の設定に関して意見聴取をいたしました。  以上でございます。  なお、議事録につきましては議会事務局を通して提出させていただいております。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 児童青少年課長。 ◎児童青少年課長(細井薫) 児童青少年課長の細井でございます。  審議会等の開催状況の報告について、平成29年7月24日に開催いたしました佐倉市青少年問題協議会についてご報告をいたします。  本年度は任期切れによる委員委嘱の年となりまして、各団体等から推薦のありました26名の委嘱、任命を行いました。  会議では関係機関及び団体の日ごろの活動や取り組みを通しまして、青少年や青少年を取り巻く環境等で気になる点等を話し合い、意見交換、情報共有を図ることができました。  なお、議事録につきましては、さきに議会事務局を通しまして提出いたしております。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) では、これで審議会等の開催状況の報告を終了いたします。  執行部の皆さん、お疲れさまでした。  5分ほど休憩します。           午前11時45分休憩   ───────────────────────────────────────           午前11時50分再開 ○委員長(押尾豊幸) 休憩前に引き続き会議を開きます。  教育委員会所管の議案について執行部の説明をお願いいたします。  教育長。 ◎教育長(茅野達也) 教育長の茅野です。よろしくお願いします。 ○委員長(押尾豊幸) この後、ずっと着席のままで結構ですから。 ◎教育長(茅野達也) 本日ご審議いただきます教育委員会所管の議案でございますが、資料のほうをごらんいただきたいというふうに思います。議案第10号 平成29年度佐倉市一般会計補正予算のうち教育費歳出関係、同じく第23号 佐倉市民音楽ホールの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、同じく第24号 佐倉市立美術館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、同じく第25号 佐倉市武家屋敷の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、同じく第26号 旧堀田邸、佐倉順天堂記念館及び武家屋敷の入館料等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。  議案第10号につきましては教育総務課長より、同じく23号につきましては佐倉市民音楽ホール館長より、同じく第24号につきましては佐倉市立美術館長より、同じく第25号及び26号につきましては文化課長よりご説明申し上げます。ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 ○委員長(押尾豊幸) 教育総務課長。 ◎教育総務課長(花島英雄) 教育総務課長の花島でございます。  私からは議案第10号 平成29年度佐倉市一般会計補正予算のうち教育委員会所管の事業につきまして、予算書に沿ってご説明を差し上げます。  初めに予算書の48ページをお願いいたします。48ページでございます。1項教育総務費、2目事務局費、2の教育総務一般事務費の220万1,000円の増額につきましては休業等代替分の臨時職員に係る予算に不足が生じる見込みとなりましたことから、この不足分を増額するものでございます。  続きまして、その下です、同じく1項教育総務費、3目教育研究指導費、3の教育課題研究事業32万2,000円の増額につきましてはオリンピック・パラリンピック教育推進校に係る事業に要する講師謝礼、消耗品費等に係る経費でございます。なお、このオリンピック・パラリンピック教育推進校に係る事業につきましては千葉県との委託事業として実施するものでありまして、対象校であります印南小学校及び根郷中学校におきまして、オリンピック・パラリンピック競技の体験や障害者福祉施設利用者との交流体験等を実施することとしております。  続きまして、予算書の50ページをお願いいたします。5項社会教育費、6目美術館費、9の美術館施設改修事業の1,664万3,000円につきましては佐倉市立美術館の消火設備に老朽化によるふぐあいが発生したため、この設備の制御盤更新工事を行おうとするものでございます。  議案第10号につきましては以上でございます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) 音楽ホール館長。 ◎音楽ホール館長(曽山澄雄) 佐倉市民音楽ホール館長の曽山でございます。  議案第23号 佐倉市民音楽ホールの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、ご説明をさせていただきます。  本件につきましては、ことし4月に策定されました佐倉市使用料・手数料の見直しに関する基本方針に基づき、市民音楽ホールの施設使用料の額の改定を行おうとするものでございます。  お配りいたしました資料、手数料、使用料の見直しについての18ページ、議案第23号 佐倉市民音楽ホールの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、新旧対照表をお願いいたします。表の左側が改正後の表で右側が改正前の条例となっており、条例の別表第1で定めております施設使用料を見直しに関する基本方針に基づく積算方法により算出した新料金に改定するとともに、市内在住者以外の者が使用する場合の割増料金を現行の8割から10割に改める内容となっております。
     また、別表第2では舞台等備品設備の使用料の上限額を定め、個々の設備の使用料は佐倉市民音楽ホールの管理運営に関する規則において種類や品目ごとに定めておりますが、舞台等備品設備のうち、映写設備の中で最高額であった映写機の廃棄処分をしたことにより、最高額がスクリーンとプロジェクターの1,080円になりましたので、上限額をこの額に改めるものでございます。  続きまして、20ページ、使用料の見直し調書をお願いいたします。使用料の積算の表、右から2列目の各改定案の額につきましては資料の1ページ、使用料・手数料の見直しに関する基本的な考え方で記載しております積算方法に基づき算定したものでございます。このうち全日の使用料につきましては現在と同様、午前の部、午後の部、夜間の部の合計額となっております。今回の改正では貸し室の面積と貸し出し時間に応じた公平な使用料となることから、改定率の幅は55.0%から149.7%と減額になるものと増額になるものがございます。なお、ホワイエの各使用料につきましては面積に応じた使用料となることから現行料金と大幅な乖離が生じ、1.5倍を上限とした激変緩和措置を適用しておりますが、ホワイエのみの利用は年間1団体、1単位時間のみと少ない状況となっております。  ご説明は以上でございます。ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 ○委員長(押尾豊幸) 美術館長。 ◎美術館長(宍戸信) 美術館長の宍戸でございます。  議案第24号 佐倉市立美術館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明いたします。  資料では22ページからとなります。これは本年4月に策定されました佐倉市使用料・手数料の見直しに関する基本方針に基づき、美術館の使用料の額の改定を行おうとするものでございます。  美術館の使用料につきましては本条例第10条別表に規定する使用料のうち、別表第1、備考の1における市外在住者及び活動の拠点が市外にある団体が使用する場合の割増規定につきまして、基本方針のとおり5割増しから10割増しへ改定しようとするものでございます。  説明は以上でございます。ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 ○委員長(押尾豊幸) 文化課長。 ◎文化課長(鈴木千春) 文化課長の鈴木でございます。  議案第25号 佐倉市武家屋敷の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明させていただきます。  お配りしました資料では24ページになります。本年4月に策定されました佐倉市使用料・手数料の見直しに関する基本方針に基づきまして、各施設の使用料等の見直しを実施したところでございますが、その中で、これまで武家屋敷につきましては施設の使用を想定していなかったことから施設使用料を設定しておりませんでした。しかしながら昨今の武家屋敷の施設使用のニーズが高まってきたことを受けまして、武家屋敷におきましても団体等が展示などで使用できるよう施設使用料を設定するため、まず武家屋敷の設置管理条例におきまして使用の承認にかかわる規定を整備しようとするものでございます。  引き続き、議案第26号 旧堀田邸、佐倉順天堂記念館及び武家屋敷の入館料等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明させていただきます。  資料では26ページ以降となっております。こちらも佐倉市使用料・手数料の見直しに関する基本方針に基づきまして、旧堀田邸の施設使用料の額の改定を行うとともに武家屋敷の施設使用料を新たに設定しようとするものでございます。旧堀田邸につきましては居間棟、座敷棟をそれぞれ現行の1.5倍の4,200円、3,880円に改定いたしまして、武家屋敷につきましては旧河原家住宅、旧但馬家住宅、旧武居家住宅をそれぞれ1棟ごとに1回につき5,330円、5,660円、2,810円に設定するものでございます。また、営利等を目的とした場合におきまして、おのおの設定した使用料の10割増し、2倍の使用料を徴収しようとするものでございます。  説明は以上でございます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) ありがとうございました。  午前中は議案の説明のみとさせていただきます。  この際、暫時休憩をいたします。           正     午休憩   ───────────────────────────────────────           午後零時59分再開 ○委員長(押尾豊幸) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより質疑を行います。質疑のある方。  徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) それでは、補正のほうで教育委員会の予算書48ページの教育課題研究事業で、オリ・パラ教育推進校に印南小と根郷中が選定されたということで、佐倉市独自でもオリ・パラ教育は行っていくことになると思うのですけれども、これをきっかけに全校にどのように、このオリンピックまでにオリ・パラ教育を推進していくのかという点についてお伺いします。 ○委員長(押尾豊幸) 指導課長。 ◎指導課長(相蘇重晴) 指導課長の相蘇でございます。  今回のこの印南小と根郷中につきましては県の事業ということですので、今後、佐倉市としましては全小中学校で障害理解教育、そういったものとも絡みがあろうかと思いますので、さまざまな形で展開したいというイメージはございます。ただ、具体的にまだこういうふうな形でというものは今後検討してまいるということでございます。 ○委員長(押尾豊幸) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) では、それは障害福祉課と連携して事業を行っていくということですか。 ○委員長(押尾豊幸) 指導課長。 ◎指導課長(相蘇重晴) 各課それぞれと、やはり人権教育とかそういった部分や何かとも連携できることも考えられますので、その辺はもろもろ調整をさせていただきながら、できる部分のことをまた検討してまいりたいと思います。 ○委員長(押尾豊幸) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) 今、検討段階で、では実際、大体いつぐらいをめどにやっていく予定になっているのですか。 ○委員長(押尾豊幸) 指導課長。 ◎指導課長(相蘇重晴) まだ具体的にいつぐらいまでにという形ではなく、県の事業もまだこの後、実際に事業が進んでいくものでありますので、今後また具体的なものまではできていないのですけれども、検討していきたいということです。 ○委員長(押尾豊幸) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) わかりました、ありがとうございます。  では続きまして、それでは条例の武家屋敷のほうなのですけれども、市民団体等による展示や実演を行うことができるようということで、これまでにも何か実績だったりとか使用したいという声があったのか、どのようなものを想定しているのかについて。 ○委員長(押尾豊幸) 文化課長。 ◎文化課長(鈴木千春) 文化課長の鈴木でございます。  武家屋敷の使用料につきましては、これまで当初は想定をしていなかったニーズということで、例えばコスプレで撮影、そういう格好をして撮影したいとか、そういうような形の要望等がございまして、そういった場合にメークをしたりするような場合に場所を提供してほしいというふうなお話だったのですけれども、武家屋敷につきましては使用料の設定がないので、お断りしていたというところがございます。 ○委員長(押尾豊幸) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) そうですね、これは、ではコスプレ撮影会に限らないということだと思うのですけれども、こういった武家屋敷等の文化施設を利用して今後何かシティーセールスだったり、まちづくりだったりという何かしらの効果みたいなものを考えていらっしゃいますか。 ○委員長(押尾豊幸) 文化課長。 ◎文化課長(鈴木千春) これまでにも撮影の関係でロケがいろいろ入ったりしておりますので、年々そういったこの武家屋敷、旧堀田邸もそうなのですけれども、非常に使いやすいと言っていただいていることも多いので、今後そういうものをどんどんふやしていって歳入につなげていければというふうに考えております。 ○委員長(押尾豊幸) 徳永委員。 ◆委員(徳永由美子) 市内の市民団体とかも借りやすくなったということですかね。 ○委員長(押尾豊幸) 文化課長。 ◎文化課長(鈴木千春) 武家屋敷につきましては施設使用料としての使用ができなかったのができるようになりますので、その点については利便性は高まるかと思います。 ◆委員(徳永由美子) ありがとうございます。 ○委員長(押尾豊幸) よろしいですか。 ◆委員(徳永由美子) はい。 ○委員長(押尾豊幸) ほかに。  萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) それでは48ページの関連ですけれども、オリンピック・パラリンピックですが、今、理由づけといいますか内容はお聞きしました。学校の授業時間、大変、今、タイトではないかと思っておりますが、学校の負担というかそれはどうなのかなと思うのですが、いかがですか。 ○委員長(押尾豊幸) 指導課長。 ◎指導課長(相蘇重晴) 具体的には授業の時間としては総合的な学習の時間の中で、それぞれ学校ごとに例えば環境教育であったり、福祉教育であったりというようなテーマを決めて行っているものがございます。今回のオリ・パラの部分につきましては、例えば福祉教育を主にしている学校で義足体験であるとか、そのほかアスリートの生き方に学ぶ授業みたいな形のものも計画的にやられている学校がございますので、その辺の学校を中心としながらという形でもろもろ体験学習や何かを計画的に進められればと。学校にやはり負担感がないような形でいけるように努めてまいりたいと思います。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) わかりました。これから全校に広げていくという中では福祉、人権教育という形で総合教育の時間で統一的に広げていくということですね。では、その上の段に事故対策補助教員の賃金というのがあるのですが、この事故対策補助教員というのはどういう存在なのでしょう。 ○委員長(押尾豊幸) 教育総務課長。 ◎教育総務課長(花島英雄) 教育総務課長、花島でございます。  こちら、事故対策補助教員につきましては、例えば事故ですとか病気とか急なけが、あとは出産による産前産後休暇等により教職員が急に勤務できなかった場合に臨時的に雇用する補助教員のことを言っております。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 身分なのですけれども、その産前産後の代替教員も含まれるのですか。 ○委員長(押尾豊幸) 教育総務課長。 ◎教育総務課長(花島英雄) はい、産前産後の代替教員も含んでおります。育児休業に入りますと任期つきですとか、そういった職員が措置されるのですけれども、その産前産後についてはこちらの予算を使ってやっております。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) わかりました。  それでは条例のほうを質問します。23号は音楽ホールでしたね、これを見ますと昼間の時間帯が値上がりしている、いろんなパターンがありますが、利用者への影響はどのように考えていらっしゃるのですか。 ○委員長(押尾豊幸) 音楽ホール館長。 ◎音楽ホール館長(曽山澄雄) 佐倉市民音楽ホール館長、曽山でございます。  利用への影響でございますが、歳入面の影響といたしまして年間約22万7,000円ぐらいの歳入増を見込んでおります。内訳といたしましてはホール全体で10万8,000円程度、それから市外の利用者で11万9,000円程度ということで年間、ホール利用される方の平均を考えますと四、五件程度の施設使用料の増というふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 今回の値上げは市民の皆さんにはまだご意見聞いていない状況で、私はかなり反発とかクレームとかあるのではないかなというふうに思うのですが。そうすると、それに対する対応とか職員の方が大変になるのではないかというふうにちょっと思うのですよ。本当にわずかな増収がありますけれども、例えば変更によるいろいろ手続の費用がかかったり、それから市民の皆さんの利用しにくくなる部分があったり、また職員の事務量が増大するとか考えるとメリットよりもデメリットのほうがあるのではないかというふうにも考えるのです。その辺はいかがですか。 ○委員長(押尾豊幸) 音楽ホール館長。 ◎音楽ホール館長(曽山澄雄) 市民音楽ホール、曽山でございます。  使用料の改正につきましては、これまで26年4月に消費税改正の際、改定事務を行っております。そのときを考えますと職員の事務体制の変更とかにつきましては、そんなに混乱は起きていなかったように記憶しております。あと、今回の改正によりまして、使用時間別、あるいは面積別に公平な負担をしていただけるというところがございますので、その辺につきましては利用者の方に十分ご理解いただけるのではないかというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) では美術館のほうですが、美術館は今回ほとんど改定がなくて、ただ、市外在住者、活動拠点が市外の団体の場合のみの割増改定になっていますか。 ○委員長(押尾豊幸) 美術館館長。 ◎美術館長(宍戸信) 美術館長の宍戸でございます。  今回、現行使用料と見直し額を計算いたしまして大きな乖離がございませんでしたので、基本となる使用料は据え置いたままですね、改定の基本方針にございます市外の割増規定に従いまして5割増しから10割増しということで市外と市民の方との公平性を図ろうということで設定したものでございます。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 基本となる考え方、受益者負担ということに一応基本的にはなっているように、これ、書かれていますけれども、この市外の方の変更による利用への影響というのはどのように見ていますでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 美術館長。 ◎美術館長(宍戸信) 美術館長、宍戸でございます。  市外の利用というのは全体の利用の中からすると数は非常に少ない、1割以下になるかと思います。また、料金につきましてもほかの市の類似施設と対照しまして、そちらのほうと大きな開きがないところなのかなというふうに思いました。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 美術館については市民への影響はないということになりますね。  では武家屋敷等文化施設なのですが、これ、基本的に文化施設の利用に負荷をかけるということについて、この施設をどういうふうにしたいというふうに考えていらっしゃいます、基本的に。 ○委員長(押尾豊幸) 文化課長。 ◎文化課長(鈴木千春) 佐倉市の文化財施設ということで日本遺産にも連携しているところもありますので、できるだけ多くの方に知ってもらって、来ていただくというところが一番重要なことであると考えております。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。
    ◆委員(萩原陽子) そうしますと、その趣旨と相反するようなことになっているのではないかというふうに思いますが、その辺はいかがですか。 ○委員長(押尾豊幸) 文化課長。 ◎文化課長(鈴木千春) 基本的に入館料につきましては市民も市内の方も特に区別なく同じ料金設定でありまして、今回もその入館料については改定はしておりません。実際、撮影のために使用する場合もほとんどがそういったテレビ会社であったりとか、それをなりわいとしている方の利用がほとんどですので、実際に市民の方に不利益になるということはほとんどないのではないかというふうに考えております。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) では、市民の利用についての影響はないということで営業が主ですが、佐倉市の武家屋敷とかそういうものをこれからフィルムコミッションとか、いろいろ佐倉市を知っていただくための施設として利用を促進するという立場にあるのかなというふうに思っていたのですが、それについての影響もそれほどないというふうに考えていらっしゃいますか。 ○委員長(押尾豊幸) 文化課長。 ◎文化課長(鈴木千春) 基本的に文化財施設で市が設定している料金は他の東京等でのそういった類似施設に比べて、取材に来ている方の話を聞くと非常にリーズナブルな設定になっているということで、距離も比較的都内から近いということもありますので、そういった部分を考えると、これからこの施設使用料の改定があっても、ふえることはあっても減ることはないのではないかというふうに考えております。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) それですと、今回の改定全体が収支をふやす目的ではないというふうになっていますけれども、全体のこの利用の増収というか、そういうものはある程度計算はされていますか。 ○委員長(押尾豊幸) 文化課長。 ◎文化課長(鈴木千春) 今回の見直しはあくまでも公平な負担ということではございますけれども今後、関係各課と連携して、本来のこの改定とはまた別の話になってしまいますけれども、PRをして周知を図っていくことで佐倉市の文化財施設についての周知が広がれば、それに比例して歳入のほうもふえていくのではないかというように考えております。 ○委員長(押尾豊幸) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) 補正予算48ページなのですけれども、オリンピック・パラリンピックの、印南小と根郷中ですか、なぜこの2校に決まったのですか。 ○委員長(押尾豊幸) 指導課長。 ◎指導課長(相蘇重晴) 実はこれ県の事業ですので、競技の開催地であるとか事前キャンプ地の市町村を中心とする小中学校25校をという形での指定が当初ございました。そこの中で、比較的市のほうでスポーツあるいは福祉関係のほうで力を入れていた小学校と中学校1校ということで、印南小学校と根郷中学校を指定させていただいたというところでございます。 ○委員長(押尾豊幸) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) 根郷中と印南小の特徴的なスポーツとは何ですか。 ○委員長(押尾豊幸) 指導課長。 ◎指導課長(相蘇重晴) 指導課の相蘇です。  印南小学校は特に小学校の教科の中で体育の授業や何かを結構中心的に頑張っていた学校になります。オリンピックとかそういった競技、県のいわゆるスポーツのランキングや何かでも一時、上位に乗ったりというところがありましたので、興味、関心が高いというところで印南小学校と根郷中学校が選ばれたという形でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) たまたま速い生徒がいたということですか、結果的には。例えば岩名の陸上競技場使って小中学校の大会あるよね、あそこで成績いいのがたまたまそういう学校だったということなの。 ○委員長(押尾豊幸) 教育長。 ◎教育長(茅野達也) いや、そういうことではないのです。印南小は全校体育をやっていることと、かつ体育の器械運動、いわゆる基本の運動、そういうような対象領域のものについて公開授業をやりまして、全校体制でそういうようなコンパクトに取り組めるような状況があった。個別の陸上記録ということではないのです。  根郷中学校はおととしですか、ソフトボール、ボール系の運動で印旛郡全体の公開授業をやりまして、体育が非常に今、地道なのですけれども、こつこつやっているということとお隣の福祉施設との関係が非常に円滑でありますので、そういったことでこちらのほうがお願いしたという状況になります。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) そうすると該当する学校での対応の仕方というものについては、もう了解されているのですか。 ◎指導課長(相蘇重晴) はい。 ○委員長(押尾豊幸) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) それは限定されている数だからなかなかというわけにはいかないと思いますけれども、いずれにしてもこういうものが励みになって各小中学校も頑張っていくという、そういう状況というのができればいいなと思っているのですけれども、そういう波及効果についてはどういうふうに考えていますか。 ○委員長(押尾豊幸) 教育長。 ◎教育長(茅野達也) 今年度とりあえずしまして、どういうような子供たちの心情的な部分で学びがどう広まったかということを捉えていきながら、今、指導課長が申したように少しずつ来年度に向けて他校にも伝えていきたいというふうに思います。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) そうすると教育課程研究事業ですから、これの発表をする場というのは当然あるわけですよね。 ○委員長(押尾豊幸) 教育長。 ◎教育長(茅野達也) 現時点で発表するという予定はございません。 ○委員長(押尾豊幸) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) いや、だからいいのがあったらそういう影響も、他校に当たっていくという役割はあるだろうと思うから、だから見本になる学校であるというふうに僕は思うのだけれども、そういう分析していいのですか。 ○委員長(押尾豊幸) 教育長。 ◎教育長(茅野達也) 冨塚委員のおっしゃったように進めていきたい。だから発表をどうするかということについては予定は現時点でありませんが、それをどう広めていくか、それは研究していきたいというふうに思います。  以上です。 ◆委員(冨塚忠雄) 補正のほうはいいです。条例のほう、いいですか。 ○委員長(押尾豊幸) はい。 ◆委員(冨塚忠雄) 特に音楽ホールなのですけれども、この練習室も何か値上げになるのですよね。だから、この市民音楽ホールというのはどういう役割を果たしているのかというようなことを考えたときに、市民が使うシステムがやっぱりある程度使える範囲の金額だというふうに僕は、そういうふうに設定するのが普通だろうというふうに思うのだけれども、練習室や何かというのは、これ、市民の方々の大きな交流の場なのですよね。これを通じながら市民同士が交流し合って、それぞれの技術を高めていくのかというふうな重要な役割を果たす場所が練習室だと思うのですよ。そういうものが値上げされていくというようになると、ちょっと問題ではないのかというふうに感じがするのだけれども、その辺はどういうふうに分析していますか。 ○委員長(押尾豊幸) 音楽ホール館長。 ◎音楽ホール館長(曽山澄雄) 音楽ホール、曽山でございます。  練習室のほうでございますが、第1練習室と第2練習室がございまして、第1練習室のほうは大きなお部屋となっておりまして、こちらのほうにつきましては今回の改定率が97.4%から10%ぐらいふえる、その間の改定率となっておりまして、逆に第2練習室のほうが55%から62.9%といずれも下がるような改定案となっておりますので。その辺、第1練習室につきましてはこれまで平成5年にたしか改定を行っているのですが、それから24年程度、改定してございませんので、その辺、今回積算根拠を明らかにした中で受益者負担の割合を利用者の方にご負担していただく、そのようなご説明を丁寧にしていく中でご理解いただけるように努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) いや、だからこれ、練習室を使っている方々というのは大体気になっている方々でしょうから、そういう方々のご意見というのは事前に伺ったということないですか。 ○委員長(押尾豊幸) 音楽ホール館長。 ◎音楽ホール館長(曽山澄雄) 今回の条例改正につきましては市民協働条例のほうで公募意見の意見聴取を要しない使用料の改正というふうに規定がございましたので、今回、市民意見公募のほうは実施しておりません。しかしながら改正案が通りまして改定が決まった際には10月1日あるいは11月1日に抽せん会がございますので、そちらで利用者の方に直接チラシをつくりまして、丁寧なご説明をしてご理解いただけるように努めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) だから、要するに市民の使い勝手が悪くなるのではないかというのを僕は気にしているのです。ですから、これはほかの部署でも言えるのだけれども、本当に担当の、教育委員会としてこれが値上げになっていいというふうに思っていることなのか。皆さんが一番関係するところなのだよね、この部分については。だから、その部署がどう考えているかということが僕は大事だと思うのですよ。多分そういう話は、きょう企画のほうもいるだろうけれども、そういう部内調整というのかな、そういうものをして、この値上げに踏み切っているのかどうかということも質問したいのです。 ○委員長(押尾豊幸) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(小川浩功) 全体の改定の話ということでよろしいでしょうか。基本方針のほうは先ほどから説明しているとおり、今回、利用者の公平性ということで基本方針を企画のほうで定めまして、それぞれの施設ごとの事情については特殊事情等を勘案して、各部局で改定案を出して、今回の条例として出しているものでございますので、必ずしも基本方針に沿った額で改定しているわけではない、各部局の当然意見も取り入れた中で改定案として出しております。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) だから、要するに例えば福祉的に使うならば、それはやはり上げ率は抑えていこうと、そういう配慮があってもいいだろうというふうに思うのですよ。だから、そういうのがなかなか見えてこないから、どうなのだろうというような質問している。そういう配慮する部分が、考慮する部分があってもいいだろうと。ただ単に施設の利用の平等性に欠けるからとか受益者負担があるからというだけでなくて、例えばさっき午前中にあったような、市民風呂にしても、地域福祉センターの風呂にしても、上げていくとなってしまうと、では、それぞれの方々の交流の場がどうなのだろうと、狭まるのではないかというふうには危惧されるのです。ですから、今聞いたのは、こういう練習場か何かが引き上げされていくと、本当に今まで使っていた方々が使用するのをちゅうちょするという、そういうふうになっていくのではないかという気がしているのです。ですから、各部がしっかりと意識を持って考えていかないとだめだろうというふうに思っているのです。結局、必ず施設の担当がぶつかり合うのですよ。そのときにきちんと皆さんが説明できなければしようがないでしょう。だから、それは担当のほうも了解したというふうに判断すれば、僕もそういうふうに聞かれたら、担当部が判断したから、そちらに聞いてくれというふうに言うしかないけれども、それは大丈夫なのね、責任持てるのだね。 ○委員長(押尾豊幸) 代表して教育長。 ◎教育長(茅野達也) お答えします。ご理解いただけるように努めていきたいというふうに思います。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 冨塚委員、いいですか。 ◆委員(冨塚忠雄) いいです。 ○委員長(押尾豊幸) ほかに。  萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) では、先ほど質問したのですが、美術館、今回は引き上げがありませんけれども、基本的考え方として受益者負担率50%になっているわけですね。今回はその差が余りなかったので据え置きになりました。けれども、この受益者負担率という考え方からしますと、今後この負担率を引き上げるという形は当然考えられるということになるのではないかと思うのですが、この辺のお考えを伺いたいと思う。美術館、なるべくやっぱり利用しやすい料金にしていただきたいと思っているのですね。 ○委員長(押尾豊幸) 美術館長。 ◎美術館長(宍戸信) 美術館長、宍戸でございます。  今50%という負担率に設定しておりますが、これは基本方針に従いましたので、今後その負担率の見直しというのはまた担当のところと協議が必要になるかと思いますので、それについて将来何%とかというのは今ちょっと申し上げられないところかと思います。ただ、今、委員おっしゃいましたように美術館を運営して、より利用していただく、普及していくということが大変重要なポイントと思っておりますので美術館をより多く利用していただくために今回は据え置いておりますが、将来的なところも見据えて市民が美術館、市民ギャラリーを利用していただいて、佐倉市の文化向上に寄与していただいているということが今回ありまして50%、市と行政が半分ずつというふうな理解をしております。  以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 本当に文化交流を、やっぱりもっともっと強めていきたいという方針がもし教育委員会にあるのであれば、この受益者負担という考え方をもとにしますと、それこそ図書館も公民館も有料ということになってしまうのですよ、受益者負担、使う人が負担するという考えが全てに適用されたらみんな市民が負担するのですよ。でも私たち、市民はみんな税金を納めていますよね。税金によって市の行政運営されているわけですから、この受益者負担という考え方自体が本当に問題ではないかと思います。これを基本に据えたら全てが有料化になってしまうのではないでしょうか、いかがですか。 ○委員長(押尾豊幸) 教育長。 ◎教育長(茅野達也) 委員のご意見も伺いながら進めることは進めていきたいというふうに思います。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 企画のほうがいらっしゃるので、将来的な見通しを伺います。 ○委員長(押尾豊幸) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(小川浩功) 企画政策課、小川でございます。  将来的な見通しというのは、先ほどの受益者負担率の見直しがあるかどうかということでよろしいでしょうか。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) いや、それ以外に、いわゆる市民、受益という考え方が図書館や公民館にも広がりませんかという、その点についてです。 ○委員長(押尾豊幸) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(小川浩功) 今回の基本方針の中では現在無料の施設も含めて見直しをするということで方針に入っております。ただ、その実際の見直しについては各担当部局のほうで、それぞれの状況に応じてやっているという状況でございます。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) きのうの総務常任委員会でも多数意見出ましたが、この基本方針を4月に決めて、市民負担が全面的にいろんな部分であるということについて、やっぱり市民への説明がないということ、決まってから説明するとおっしゃっていますけれども、それではだめですよね。もうちょっとやっぱり市民の立場に立った民主的な運営をしないと非常に市民の不満が出るのではないかと思いますが、お考えいかがですか。 ○委員長(押尾豊幸) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(小川浩功) 市民や利用される方等への説明については午前中から再三ご説明させていただいているのですが、市民協働の推進に関する条例に基づきまして、でき得る手続はとっているところでございますが、具体的な使用料、手数料のその他金銭の徴収に関する施策についてはパブリックコメントを要さないということですので、具体的な金額についてはやっていないという状況でございます。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 最後ね、本当にその施設の設置目的ですよね、やはり文化水準を上げる、いろんな目的を持って設置された施設を、いかに今後よりよい方向で利用していただくかということで決して値上げは増収のためでないと言っているわけですから、やっぱり十分な検討、市民の意見をしっかり聞くということをさきにやっていただくよう要望します。 ○委員長(押尾豊幸) ほかにございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(押尾豊幸) ほかにないようでございます。議案に対する質疑を打ち切ります。  続きまして、審議会等の開催状況に関する報告を行います。
     なお、議会運営委員会申し合わせ事項により、委員の質問は報告内容の確認程度にとどめることとなっております。それでは説明のほう、お願いをいたします。  指導課長。 ◎指導課長(相蘇重晴) 指導課長の相蘇でございます。  初めに佐倉市いじめ対策調査会の開催状況についてご報告いたします。  平成29年8月21日月曜日に今年度第1回目の調査会を開催いたしました。内容につきましては事務局のほうから、ことし3月に改正された国の方針や指針についての説明といじめの近況報告及びいじめ対策についての説明を行いました。続いて意見交換を行いまして、委員のほうからは改定された方針についての確認やいじめを受けた子供への対応について、また、不登校といじめの関係などについて専門的な立場からご意見を頂戴いたしました。  以上、簡単ではございますがご報告いたします。 ○委員長(押尾豊幸) 佐倉図書館長。 ◎佐倉図書館長(疋田健) 佐倉図書館長の疋田でございます。  平成29年6月29日に開催した平成29年度第1回佐倉市立図書館協議会の開催状況について報告させていただきます。  当日の出席者は10名です。  平成29年2月1日から平成31年1月31日までの任期の新委員による第1回会議なので各委員の自己紹介の後、委員長、副委員長を選出してから議事に入りました。  議題は最初に報告事項として、平成28年度図書館事業報告及び平成28年度統計資料に関する説明を行いました。委員からは志津分館の具体的な利用状況や情報発信、さくらおぐるまに関する質問をいただきました。  続いて、平成29年度の図書館予算、図書館事業計画について各館長から説明を行いました。委員からは図書資料購入費やデジタル書籍、夏休みお勧めブックリスト作成等に関する質問がありました。  最後に(仮称)佐倉図書館等新町活性化複合施設の整備について、社会教育課長から基礎調査業務委託に関する進捗状況と今後の予定に関する説明を行いました。その後で委員から改築する図書館に関する要望や意見等を伺いましたが、短い時間でしたので、各委員の意見を文書で提出いただくため別途依頼することといたしました。なお、提出いただいた意見、要望等については事務局で整理して図書館協議会委員の意見として担当課に提出する予定です。  平成29年度第1回図書館協議会の報告は以上でございます。 ○委員長(押尾豊幸) ありがとうございました。  ただいまの報告について何か確認はありますか。 ◆委員(萩原陽子) 図書館協議会について質問します。  ここでざっと今、読みましたら佐倉図書館の建てかえについて意見を求めているのですよね。それで次の意見は次の機会にまとめるというふうになっているのです、11月初旬の第2回の図書館協議会で意見をもらうということですか。 ○委員長(押尾豊幸) 佐倉図書館長。 ◎佐倉図書館長(疋田健) ただいま申し上げましたとおり、とりあえず文書で各委員さんの意見をこちらのほうに提出していただきまして、それを整理しまして、とりあえず図書館協議会委員の意見としてまとめて担当課へ出したいというふうに考えております。それを受けまして、また11月に行います第2回のときには、佐倉図書館の改築に関する意見についても、その場でまたご意見を伺うことになろうかと思います。 ○委員長(押尾豊幸) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) もう一点、図書館協議会、大変重要でいい意見がたくさん出る協議会ですが、この方たちの意見はこの佐倉図書館の建てかえに反映されるのですよね、そのことについてはどういうふうになるのでしょう。 ○委員長(押尾豊幸) 教育次長。 ◎教育次長(上村充美) 教育次長の上村です。  図書館協議会委員の意見は参考資料として私どもとしても受け入れていきたいと思っております。さまざまな意見がございますので全ての意見を全部という形ではなくて、いろんな意見のいいところをとったり精査しながら検討していきたいと思っております。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) よろしいですか。 ◆委員(萩原陽子) はい。 ○委員長(押尾豊幸) 以上で審議会等の開催状況の報告を終了いたします。  執行部の皆さん、お疲れさまでした。  この際、暫時休憩いたします。           午後1時39分休憩   ───────────────────────────────────────           午後1時49分再開 ○委員長(押尾豊幸) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより討論を行います。  討論はございますか。  萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) では、反対する議案10号、19、20、21、22、23、24、25、26。これ、やはり基本的に、10号は学童保育所の施設整備、北志津学童ですね。やはり市の都合を優先したものであって子供の環境は考えていない。やっぱり子供の利益最優先というその言葉が本当に名目だけになっているなということで、これは反対いたします。  それから19から26号までの反対理由は、一貫して市民の意見を聞いていないということがまず第一ですね。決まってから説明するという、その説明も先ほどあったように張り紙するとか、ビラをつくるとか考えていなかったな、そういう感じがありますけれども、やはりさきに市民意見は聴取すべきだと思います。  それと基本にある受益者負担というのは、では市民の納めた税金でつくった施設を利用するのに何で受益者負担なのかと非常に根本的な疑義があります。やはり設置目的からしたら本当にできるだけ市民が使いやすいようにするのであって、しかも微々たる増収ですよね。それで改修に使うというほどのことでもなく、利用を抑制しかねませんし、市民の福祉の向上に反する、文化の向上、体育の向上に反する施策だと考えますので反対いたします。受益者負担が一番の問題だと思います。 ○委員長(押尾豊幸) ほかに。  久野委員。 ◆委員(久野妙子) 議案第19号、20号、22号に反対をいたします。  理由としましては会派の統一意見ですけれども、この10年間をとっても、世帯の可処分所得が減っているということ、それから消費税も先送りされているという、今この経済情勢のときになぜ負担を求めるのかというところでございます。そして、高齢者や子供たちの居場所づくりになる拠点等を考えますと値上げは活動や利用の障害となるということから反対をいたします。  議案21号については賛成をいたしますが、冷房費の設定方法をもう少し今後考えていただきたいということを申し添えて賛成にしたいと思います。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) ほかに。  冨塚委員。 ◆委員(冨塚忠雄) 私のほうも議案10号、あと19から26号については反対をしたいというふうに思っています。  10号については、先ほど萩原委員が言ったように北志津児童センターの話ですけれども、狭いところでは子供たちが成長しないということで大々的に考えるべきではないかということで。児童図書のあるところについては親子で勉強する、考える施設ですから、そういうものについては問題がありはしないかということです。  あと値上げについてですけれども、これはもう市民の方々との膝をつき合わせた意見を聞くという状況ではなかったし、なおかつ市民の活動を妨げるということで、市民の交流を妨げるということで、ささいな楽しみのあるものを奪っていくという、そういうものについても反対していきたいというふうな意見です。  以上です。 ○委員長(押尾豊幸) ほかに。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(押尾豊幸) ほかにないようですので、討論はこれで打ち切ります。  これより採決を行います。  議案第10号 平成29年度佐倉市一般会計補正予算について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔挙手多数〕 ○委員長(押尾豊幸) 挙手多数であります。  したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第12号 平成29年度佐倉市介護保険特別会計補正予算について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔挙手全員〕 ○委員長(押尾豊幸) 挙手全員であります。  したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第19号 佐倉市地域福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔可否同数〕 ○委員長(押尾豊幸) 可否同数と認めます。  よって、委員会条例第17条の規定により原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第20号 佐倉市立青少年センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔可否同数〕 ○委員長(押尾豊幸) 可否同数と認めます。  よって、委員会条例第17条の規定により原案のとおり可決すべきものと決定いたします。  議案第21号 佐倉市民体育館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔挙手多数〕 ○委員長(押尾豊幸) 挙手多数です。  したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第22号 佐倉市立青少年体育館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔可否同数〕 ○委員長(押尾豊幸) 可否同数と認めます。  よって、委員会条例第17条の規定により原案のとおり可決すべきものと決定いたします。  議案第23号 佐倉市民音楽ホールの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔挙手多数〕 ○委員長(押尾豊幸) 挙手多数であります。  したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第24号 佐倉市立美術館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔挙手多数〕 ○委員長(押尾豊幸) 挙手多数であります。  したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第25号 佐倉市武家屋敷の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔挙手多数〕 ○委員長(押尾豊幸) 挙手多数であります。  したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第26号 旧堀田邸、佐倉順天堂記念館及び武家屋敷の入館料等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔挙手多数〕 ○委員長(押尾豊幸) 挙手多数であります。  したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に委員長報告に当たり、委員会としての意見や要望について皆さんのご意見をお伺いしたいと思います。  ご意見がある方は。
     川名部委員。 ◆委員(川名部実) 委員長に一任します。 ○委員長(押尾豊幸) ほかにございますか。 ◆委員(萩原陽子) 基本的に市民意見を聞くというプロセスが欠けていますよね。その点についてちょっと一言言及していただきたいです。 ○委員長(押尾豊幸) ほかに。 ◆委員(久野妙子) 先ほど申しました冷房費を市民の方が利用しやすいように、そこをもう一度、考え直していただきたいということを申し添えてほしいです。 ○委員長(押尾豊幸) ほかにありますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(押尾豊幸) では、今、出た意見を踏まえて、副委員長と相談し委員長報告を作成いたします。また、文言整理につきましては委員長、副委員長にご一任いただくということでよろしいでしょうか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(押尾豊幸) 以上で議案の審査は終了いたしました。  この際、暫時休憩いたします。           午後2時00分休憩   ───────────────────────────────────────           午後2時01分再開 ○委員長(押尾豊幸) 休憩前に引き続き会議を開きます。  その他といたしまして、当委員会の行政視察の件を議題といたします。  事務局より説明をお願いいたします。  宮崎さん。 ◎書記(宮崎由美子) 平成29年度の文教福祉常任委員会の行政視察につきましては正副委員長と協議させていただきまして、お手元に配付させていただきました資料のとおり北海道千歳市の千歳市介護予防センターについて及び北海道札幌市の札幌市立資生館小学校についてを提案させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員長(押尾豊幸) この際、当委員会の行政視察に伴う閉会中の継続審査の件につきましてお諮りいたします。  北海道千歳市、千歳市介護予防センターに関する件、北海道札幌市、札幌市立資生館小学校に関する件、以上の件について、佐倉市議会会議規則第107条の規定により議長に対し閉会中の継続審査としたい旨、申し出ることにご異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(押尾豊幸) ご異議なしと認め、そのように決定させていただきます。  次に、委員派遣についてお諮りいたします。  当委員会は平成29年10月19日、20日の2日間、北海道千歳市及び北海道札幌市において行政視察を行うため、佐倉市議会会議規則第102条の規定により議長に対し委員派遣承認要求をいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(押尾豊幸) ご異議なしと認め、そのように決定をさせていただきます。  本日の日程は終了いたしました。  以上をもちまして、文教福祉常任委員会を閉会いたします。お疲れさまでした。           午後2時03分閉会...