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平成28年 2月定例会予算審査特別委員会-03月15日-01号

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    平成28年 2月定例会予算審査特別委員会-03月15日-01号


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    平成28年 2月定例会予算審査特別委員会-03月15日-01号平成28年 2月定例会予算審査特別委員会          平成28年2月定例会 予算審査特別委員会 会議録 〇日時    平成28年 3月15日(火) 午前10時00分から 〇開催場所  佐倉市役所 議会棟 全員協議会室 〇事件    1)議案審査         ①福祉部           議案第1号 平成28年度佐倉市一般会計予算           議案第5号 平成28年度佐倉市介護保険特別会計予算         ②健康こども部           議案第1号 平成28年度佐倉市一般会計予算         ③教育委員会事務局           議案第1号 平成28年度佐倉市一般会計予算 〇出席委員  委員長・櫻井道明、副委員長・小須田 稔        委員・斎藤明美、敷根文裕、高木大輔、平野裕子、爲田 浩、橋岡協美、
              萩原陽子、伊藤壽子、森野 正、清宮 誠 〇欠席委員  なし 〇委員外議員 なし 〇説明のため出席した者の職氏名        福祉部長・井坂幸彦、社会福祉課長・渡辺祥司、社会福祉課主幹・大谷誠一、        社会福祉課副主幹・足立静男、社会福祉課副主幹・櫻井裕樹、        社会福祉課副主幹・小林知明、社会福祉課副主幹・高山幸代、        社会福祉課主査・中村圭司、高齢者福祉課長・上村充美、        高齢者福祉課主幹・三須裕文、        高齢者福祉課主幹(福祉部調整担当)・島村美惠子、        高齢者福祉課主査・渡部友昭、高齢者福祉課主査・福山利加子、        高齢者福祉課主査・遠藤和久、高齢者福祉課主任主事・里吉奏子、        障害福祉課長・佐藤幸恵、障害福祉課副主幹・秋山晴幸、        障害福祉課副主幹・舎人樹央、障害福祉課主査・山本義明        健康こども部長・山辺隆行、健康こども部参事・星 勝美、        子育て支援課長・佐藤公子、        子育て支援課主幹(健康こども部調整担当)・宮本和宏、        子育て支援課主査・堀越一禎、子育て支援課主査・辻口美佐枝、        子育て支援課主査補・照井 慎、児童青少年課長・櫻井理恵、        児童青少年課主幹・飯野弥生、児童青少年課副主幹・關 佳美、        児童青少年課副主幹・牛玖幸一、健康増進課長・青木和義、        健康増進課主幹・向後妙子、健康増進課副主幹・原 俊介、        健康増進課副主幹・池澤優子、健康増進課主査補・内澤恵美、        健康増進課主査補・片野園子、生涯スポーツ課長・湯浅明弘、        生涯スポーツ主査・遊佐憲司        教育長・茅野達也、教育次長・出山喜一郎、教育総務課長・蜂谷 匡、        教育総務課主査・鈴木康二、教育総務課主査・林田成広、        教育総務課主査補・増田宏之、教育総務課主査補・西村祐子、        学務課長・中臺信夫、学務課主幹・川島千秋、学務課主幹・前原美智雄、        学務課主査補・曽田一幸、指導課長・諸根彦之、指導課主幹・相蘇重晴、        指導課主査・河内 暁、教育センター所長・真下 誠、        社会教育課長・江波戸寿人、社会教育課副主幹・高橋慎一、        社会教育課社会教育主事・松橋義己、中央公民館長・疋田 健、        和田公民館長・小暮達夫、弥富公民館長・宍倉秀世、根郷公民館長・木村武雄、        志津公民館長・檜垣幸夫、佐倉図書館長・井原健一、文化課長・鈴木千春、        文化課副主幹・猪股佳二、文化課主査・松戸陽子、        市民音楽ホール館長・柳田晴生、市民音楽ホール副主幹・曽山澄雄、        美術館長・宍戸 信 〇議会事務局 局長・関口直行、次長・橋口庄二、書記・村上一郎、室岡秀樹、           午前10時00分開議 ○委員長(櫻井道明) それでは、皆さん、おはようございます。ただいまから予算審査特別委員会を開会をいたします。  委員全員が出席しておりますので、会議は成立しております。  本日傍聴の申し出があり、これを許可しておりますので、ご了承を願います。  これより議事を行います。  当委員会に付託されました平成28年度佐倉市一般会計並びに各特別会計予算のうち福祉部所管の案件について審査を行います。  執行部の概要説明に当たり、委員長より申し上げます。初めに、部局の概要を当初予算の概要に基づき部局長が説明し、続いて事業の詳細を予算書に基づき課長から説明をお願いをいたします。なお、説明は20分以内とし、簡潔かつ明瞭にお願いをいたします。  それでは、執行部の説明を求めます。  井坂部長。 ◎福祉部長(井坂幸彦) おはようございます。福祉部長の井坂でございます。失礼して座って説明をさせていただきます。 ○委員長(櫻井道明) 以下座ってやってください。 ◎福祉部長(井坂幸彦) 福祉部の平成28年度当初予算の概要についてご説明申し上げます。  まず、お手元の予算審査追加資料、黄色のほうのファイルでございますが、こちらの福祉部の欄の1ページに平成28年度当初予算案の概要がございますので、こちらのほうをごらんいただきたいと思います。福祉部の1ページでございます。福祉部の執行体制は、現在社会福祉課、高齢者福祉課、障害福祉課の3課から成っておりまして、職員数は80名となっております。平成28年度の福祉部の主な課題といたしましては、第1には地域包括ケアの構築を目指した介護予防、生活支援体制の整備や在宅医療、介護の連携、そして認知症対策等の推進がございます。また、障害福祉の分野における障害者差別解消法の施行に伴う施策の推進も重要な課題でございます。一般会計並びに介護保険特別会計に計上いたしましたこれらの関係経費など、主要な8事業につきまして、2の項目の概要説明に掲載をさせていただいております。また、こちらは予算の審査資料、青色のファイルのほうでございますが、こちらの福祉部のページの2から8、よろしいでしょうか、2から8のページに主要事業の説明ということで、今申し上げた2の概要説明のところに出ている事業について、もう少し詳しく説明をさせていただいておりますので、後ほどごらんいただければと存じます。これらを含みます福祉部所管部分の予算の概要でございますが、一般会計につきましては、福祉部所管の歳出総額で81億6,031万4,000円となっております。これは平成27年の6月の補正後の予算と比較いたしまして5,805万9,000円、率にいたしまして0.7%の増となっております。なお、一般会計の歳出全体に占める割合でございますが、こちらは17.6%でございまして、27年の6月補正後の予算のときと比べまして、ほぼ同じというような状況で、0.4ポイントぐらいふえているという状況でございます。  また、介護保険特別会計の予算額につきましては、112億5,690万3,000円でございます。平成27年度と比較いたしまして、1億6,392万、1.4%の減となっております。  詳細につきましては、社会福祉課長から一括してご説明いたしますので、よろしくご審査のほどお願いいたします。 ○委員長(櫻井道明) 渡辺課長。 ◎社会福祉課長(渡辺祥司) 社会福祉課長の渡辺でございます。失礼して座ったまま説明させていただきます。議案第1号 平成28年度佐倉市一般会計予算のうち福祉部に係る歳出予算及び議案第5号 平成28年度佐倉市介護保険特別会計予算の主な内容につきましてご説明させていただきます。  初めに、議案第1号 平成28年度佐倉市一般会計予算についてご説明申し上げます。予算書の179ページをお願いいたします。3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費、4、民生委員・児童委員推薦事業261万2,000円につきましては、平成28年度民生委員・児童委員の一斉改選に当たり、推薦準備会及び推薦会に係る報償費等の経費でございます。  次に、180ページをお願いいたします。9、地域福祉推進団体助成事業4,245万1,000円につきましては、ボランティア活動の支援など、地域福祉の推進主体である佐倉市社会福祉協議会に対して補助金を交付するものでございます。  次に、下段の11、福祉施設等管理運営委託事業8,166万8,000円につきましては、西部地域福祉センター南部地域福祉センターの指定管理者業務の委託料でございます。  続きまして、182ページをお願いいたします。17、成年後見支援センター事業645万1,000円につきましては、成年後見制度に関する常設の相談窓口の設置や広報、市民後見人の養成などを主な事業内容とする事業を委託するものでございます。  その下の18、生活困窮者自立支援事業3,373万2,000円につきましては、生活困窮者自立支援法に基づき、生活困窮者に対する相談支援、就労支援等を行う事業を社会福祉法人等に業務委託し、実施するものでございます。  下段の20、臨時福祉給付金等支給事業1億9,223万9,000円につきましては、市民税均等割が課税されていない者1名につき3,000円を、また65歳未満の障害・遺族基礎年金受給者1名につき3万円を給付し、支給しようとするものでございます。  次に、185ページをお願いいたします。4、身体障害者給付費及び助成事業2億7,946万4,000円につきましては、重度心身障害者の医療費のうち保険診療の一部負担金を助成するものでございます。  次に、189ページをお願いいたします。9、ひきこもり対策推進事業80万円につきましては、ひきこもりサポーターを派遣し、地域に潜在するひきこもりの発見、訪問等による支援等を行う委託費でございます。  10、障害者社会参加支援事業1,571万2,000円につきましては、重度心身障害者の移動支援のため、タクシーに係る費用の一部を助成するものでございます。  11、障害者理解促進事業144万6,000円につきましては、平成28年4月1日より施行される障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律、いわゆる障害者差別解消法に定められております啓発事業、啓発活動並びに相談及び紛争防止のための体制の整備、その他障害に関する啓発等を行う事業でございます。  次に、190ページをお願いいたします。13、難病者等見舞金支給事業3,802万8,000円につきましては、県が発行する特定医療費受給者証等をお持ちの方に見舞金を支給するものでございます。  なお、本事業は、平成27年度まで健康増進課で支給事業を行っておりましたが、平成25年4月に施行された障害者総合支援法により障害者の定義に難病患者等が追加され、障害者手帳の対象とならない場合でも障害福祉サービス等の対象になることから、難病患者等に関する窓口の一本化を図ることを目的に、障害福祉課で支給事業を行うものでございます。  次に、192ページをお願いいたします。2項老人福祉費、1目老人福祉総務費、3、敬老事業運営事業6,093万3,000円につきましては、高齢者に対する敬愛の念を込めて各地区で開催される敬老会に要する経費でございます。  次に、194ページをお願いいたします。中段の10、老人ホーム入所措置事業2,514万4,000円につきましては、経済的な理由や家族の事情により在宅での生活が困難な高齢者の養護老人ホーム等への入所措置に要する経費でございます。  下段の12、はり・きゅう・マッサージ等施設利用助成事業1,554万2,000円につきましては、60歳以上の高齢者等が、はり、きゅう、マッサージなどを受ける際、費用の一部を助成するものでございます。  次に、195ページをお願いいたします。中段の16、老人憩の家修繕・改修計画事業699万9,000円につきましては、老人憩の家志津荘の2カ所の男女共用トイレを男性専用トイレと女性専用トイレに区分してバリアフリー化を施し、あわせて多目的トイレを設置する改修工事に係る経費でございます。  下段の2目介護保険費、2、介護保険特別会計介護給付費への繰出経費、3、介護保険特別会計事務費等への繰出経費及び次のページの4、介護保険特別会計への臨時繰出経費、合計16億7,550万3,000円につきましては、介護保険特別会計の事務費及び介護給付費に対する操出金でございます。  次に、219ページをお願いいたします。4項生活保護費、2目扶助費、1、生活保護費等給付事業24億5,197万4,000円につきましては、生活に困窮する方々に対し、生活保護法に基づき、生活扶助、住宅扶助等の保護費を支給し、最低限度の生活を保障するとともに、その自立を支援するための生活保護費でございます。  次に、220ページをお願いいたします。5項災害救助費、1目災害救助費、2、県外被災者対策事業607万5,000円につきましては、災害救助法に基づき東日本大震災により避難してきた被災者に対し、市が民間賃貸住宅を借り上げ、応急仮設住宅として当該被災者に提供するものでございます。  以上、議案第1号 平成28年度佐倉市一般会計予算についてご説明させていただきました。  続きまして、議案第5号 平成28年度佐倉市介護保険特別会計予算についてご説明させていただきます。予算書の503ページ及び505ページをお願いいたします。本予算は、歳入歳出それぞれ112億5,690万3,000円を計上しようとするものでございます。  次に、歳入の主なものについてご説明させていただきます。506ページをお願いいたします。1款保険料、1項介護保険料、1目第1号被保険者保険料31億5,897万3,000円につきましては、65歳以上の第1号被保険者が負担する保険料でございます。  次に、507ページをお願いいたします。4款国庫支出金、1項国庫負担金、1目介護給付費負担金。同ページの下段、5款支払基金交付金、1項支払基金交付金、1目支払基金交付金。続きまして、508ページをお願いします。6款県支出金、1項県負担金、1目介護給付費負担金。最後に、509ページの8款繰入金、1項一般会計繰入金、1目介護給付費繰入金につきましては、介護給付費に要する費用で、国、県、40歳から65歳未満の第2号被保険者及び市の法定負担分でございます。  次に、歳出の主なものについてご説明させていただきます。516ページをお願いいたします。1款総務費、3項介護認定費、1目介護認定費1億971万3,000円につきましては、介護認定審査委員報酬介護認定調査員賃金など、要介護認定事務に要する経費でございます。  次に、518ページをお願いいたします。2款保険給付費、1項介護及び支援サービス等諸費、1目介護サービス等給付費87億9,862万9,000円につきましては、要介護認定された方の居宅介護サービス等給付費を初めとした介護サービスの利用に要する経費でございます。  次に、519ページをお願いいたします。2目介護予防サービス等諸費8億5,360万8,000円につきましては、要支援に認定された方の介護予防サービスの利用に要する経費でございます。  次に、522ページをお願いいたします。2項高額介護サービス等費、1目高額介護サービス等費1億7,290万1,000円につきましては、介護サービス利用者の負担を軽減するため、1カ月に支払う介護サービスの一部自己負担額が一定の額を超えた場合に、その超えた分を給付するための費用でございます。  次に、524ページをお願いいたします。3項特定入所者介護サービス等費、1目特定入所者介護サービス等費4億986万8,000円につきましては、低所得者の負担を軽減するため、介護保険施設及びショートステイ利用者の食費と居住費の支払いが一定の額を超えた場合、その超過分について給付する経費でございます。  次に、530ページをお願いします。3款地域支援事業費、2項介護予防事業費、2目一次予防事業費2,037万6,000円につきましては、65歳以上の高齢者を対象に介護予防の普及啓発を目的とする各種の教室や講座の開催、介護予防活動が多くの地域で取り組まれるよう介護予防ボランティアの養成や介護予防活動団体への助成が主な内容でございます。  次に、534ページをお願いいたします。3項包括支援事業・任意事業費、1目包括支援事業費2億1,756万円につきましては、市内5カ所の地域包括支援センターの運営業務委託料ほか新規3事業として、高齢者の生活支援サービス体制を整備、推進するための新たに配置する生活支援コーディネーターへの委託料、認知症の方へ早期に支援を行うために新たに設置する認知症初期集中支援チームの委託料及び在宅医療、介護連携の推進などに要する経費でございます。  次に、債務負担行為の設定でございます。前に戻りまして予算書の38ページをお願いいたします。庁用自動車賃貸借につきましては、平成11年度より使用している介護認定調査の専用車2台について、経年劣化に伴い平成28年度の車検を機に廃車とし、リース契約に切りかえる予定であることから、平成28年7月から平成33年6月までの5年間の自動車賃貸借料について243万5,000円の債務負担行為を設定するものでございます。  以上で議案第5号 平成28年度佐倉市介護保険特別会計予算について説明を終わらせていただきます。  福祉部所管の議案第1号、第5号につきまして、よろしくご審査くださいますようお願い申し上げます。以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 説明は以上ですね。  これより質疑を行います。
     各委員の質疑時間は、1部局当たり10分以内としております。委員が多くの質問を行えるよう、執行部の答弁は簡潔かつ明瞭にお願いをいたします。執行部は、先ほど私言いましたように、わかる人が率先して答弁をしてください。  また、委員におかれましては、質問時間10分のうち9分が経過した時点で予鈴を鳴らしますので、1分以内におさめていただきたいと思います。それで、委員の方にも申し上げますけれども、きのう一日委員会ありまして、予算委員会ですので、なるべく委員の方は質問がダブらないような質問に努めていただきたいというふうに思います。  それでは、質問のある方、お願いをいたします。  清宮委員。 ◆委員(清宮誠) 清宮でございます。福祉部の皆さん、非常に多岐にわたる分野でご苦労さまでございます。特に今回の後期基本計画の中の重点施策として人口政策等もございますので、それに関連した形でトータルにどのようにお考えになっているかということをお聞きしようと思っているのですけれども、私は一番最初の生まれるところから、それからあと最後の老人のところの話をちょっと質問いたしまして、あとはそのほか委員の皆さんがいっぱい質問があるかと思いますので、限定してさせていただきます。  最初に、まず生まれてからの保育の問題に関しましては、これはいわゆる待機児童が問題になっていますけれども、1つ、スタートとしてファミサポの問題がありますよね。それで、そのファミサポの問題に関しましては、前から私も申し上げているのですけれども、要するにスタートとして、今の保育制度の中でできないところをサポートするのはいいのですが、お金の量からすれば少ない額ですよね、実際問題として。そうすると、その金額が少ないけれども、いわゆる子供に対する政策としては、一番小さいときから、それから保育園の延長保育まで含めて、トータルでそういうことで政策をやっているということを示すのか。それとも一番問題としては、やはり保育の足りない人たちに重点をするのか。その辺のところをどういうふうに考えているのか。この基本計画の中でトータルになっていますから、それを私は一番最初のところと、その保育の延長の話を今したわけですけれども、要するにどこにその重点を置くかというの、それをやはり明確にする必要があるのではないかというふうに思うのですよ。何でもやるのは、カテゴリーは全部やりますというのは、それはそれでいいし、やはりお金の額とすれば幾らにするか、そういう問題をどうするか。そのところをやはり明らかにする必要があるのではないか。それでファミサポのことをちょっと質問。  それから、今度お年寄りの問題に関しましては、195ページですけれども、老人憩の家に関しまして、それの利便性を図る云々ということがあります。トイレの問題ですけれども、先ほどお話ありました。例えば最後の段階で老人憩の家のハードのところの問題をどうするかということでこれが出ていますけれども、28年度の724万9,000円、それであとそのほかの28年度はどういうふうにするのか、その辺のところが1つ。  それから、予算書の182ページのところで、今やはり年寄りの問題で問題になっているのが成年後見の問題がありますので、これ成年後見支援の問題で六百四十何万のあれが載っていますけれども、今成年後見に関するいろんな相談が非常に多くて、弁護士さん等に関してお話をしたりするわけですけれども、やはりこういう相談施設等もきちんと用意していただければ、もう少し一般市民の人にもプラスになると思う。やはり認知の問題が絡んだりいたしまして非常に複雑なのですよね。ですから、その意味で皆さんご苦労されるかと思いますけれども、私どものところにもやっぱり相談たくさん参りますので、そういうことで要するにスタートのところと一番最後のところと質問いたしましたので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(櫻井道明) 井坂部長。 ◎福祉部長(井坂幸彦) 私のほうから、まず今後の高齢者福祉に関する基本的な考え方ということでご質問だと思いますので、お答えします。  やはり基本は介護保険の給付ですとか、そういった制度、社会保障の制度が基本になるのだと思います。その上でそこで届かないところについて、さまざまな手だてをやっていくと。それの一つとして、この生活支援体制の整備とかということを今言っておりますけれども、そういったことが、いろんな主体の方が参加して、みんなで地域で支えていくというような形になっていくのかなというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 上村課長。 ◎高齢者福祉課長(上村充美) 高齢者福祉課、上村でございます。私は、老人憩の家の修繕についてお答えいたします。  こちらにつきまして、資料の福祉部の3というところで、老人憩の家のトイレの修繕を行うということになっております。議員ご質問のこれを今年度は、28年度は724万9,000円というハード整備をしていくのですが、今後どうするのかということでございますが、こちらについては、とりあえず28年度は、今現在困っているトイレの問題を解決するということでハード整備をさせていただきます。今後この施設のあり方につきましては、介護保険法の改正に伴いまして、高齢者の居場所であるとか憩いの場ということの場所のことも考えまして、総合事業を進めていくに当たりまして、総合的に今後の方向性について検討してまいりたいと考えております。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 渡辺課長。 ◎社会福祉課長(渡辺祥司) 社会福祉課長の渡辺でございます。成年後見センターのことについてお答えいたします。  まず、相談窓口でございますが、今年度、平成27年4月からことしの2月まででございますが、市民相談が34件、一般相談が157件、合計191件の相談がございます。これらについては相談も確かに重要ですが、そのPR、相談窓口があるのだよというPRをこれから進めていかなくてはいけないのではないかなと思っております。  もう一つ、成年後見人の養成講座をやりまして、現在この講座の修了者が10名いらっしゃいます。しかしながら、家庭裁判所のほうから指定がないというのが今の現状でございます。この3月に裁判所のほうから市町村と話し合うような会合が持たれるということですので、今後家庭裁判所とも連携をとりながら進めてまいりたいと思っております。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 清宮委員。 ◆委員(清宮誠) ありがとうございました。今の質問は、要するに皆さんの分野が非常に多岐にわたっているということで、その中でトータルにどういう姿勢でやるのかということをやはり明確にしていただきたい。しかも、時間の、最初3年間でやれというのもあるし、そういう後期基本計画の中でやるといろんな制約がある中でご努力が大変だと思いますけれども、説得性があるもの、金額の問題だけでなくてどういうものを、今渡辺課長言われた漏れているところをどういうふうにするかとか、そういうのがありますので、その説得性があるような形で、ぜひ限られた予算の中で活動していただきたいというふうにお願いします。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 上村課長。 ◎高齢者福祉課長(上村充美) よろしいでしょうか。先ほどの答弁させていただいた数字で1点訂正をさせていただきます。  私のほうで高齢者憩の家の修繕費用724万9,000円とお伝えしたのですが、こちらは、申しわけございません、実施計画の額でして、当初予算額は699万9,000円でございます。訂正させていただきます。 ◆委員(清宮誠) ありがとうございました。 ○委員長(櫻井道明) ほかに。  平野委員。 ◆委員(平野裕子) 済みません。予算書の182になるのか、ちょっと質問なのですけれども、黄色いファイルのほうに成年後見制度の予算額とかが載っているページがあるのですけれども、こちらのほうは予算書的にはどちらのページに。 ○委員長(櫻井道明) 上村課長。 ◎高齢者福祉課長(上村充美) 高齢者福祉課、上村でございます。  今委員がおっしゃったのは、黄色いファイルの福祉部の9というページでしょうか。 ◆委員(平野裕子) そうです。 ◎高齢者福祉課長(上村充美) こちらについては高齢者福祉課のほうの……申しわけございません。特別会計の予算書537ページです。それと、下段のほうは障害福祉課のほうの予算になります。 ○委員長(櫻井道明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) なぜ質問したかというと、平成27年度の見込みと件数を見ての予算額だとは思うのですけれども、ちょっと金額が大きいのではないかと思うのですけれども、その要因等教えてください。 ○委員長(櫻井道明) 上村課長。 ◎高齢者福祉課長(上村充美) 高齢者福祉課、上村です。  こちら27年度と高齢者の部分で言いますと、27年度と28年度の比較ですと大きく金額が違うのですが、こちら後見人報酬と、あと主な金額は、後見人の報酬であったりとか、後見人の利用費用ということで予算を盛っているのですが、実際に支援するときにお金、年金であるとか支払える能力がある方については、市長申し立てをして後見を利用していただくのですが、その費用についてはご自身に負担をしていただくということになります。今年度は1名の方の分について、佐倉市のほうで費用の負担をしておりまして、申し立て自体は全部で6件あったのですが、費用は1件ということになります。当初予算につきましては、状況がどういう方を支援するという形になるかわからないので、全部を私どものほうで予算を見なければいけないということで、予算上は全部を盛っているということになります。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 佐藤課長。 ◎障害福祉課長(佐藤幸恵) 障害福祉課の佐藤でございます。  成年後見の市長申し立て及び後見人等の報酬に関しまして、障害者に係る部分、こちらのほうは予算書の186ページになります。186ページの障害者自立支援一般事務費、こちらのほうで手数料の中で成年後見に係る判定等の手数料、また扶助費のほうで成年後見制度利用費、こちらのほう88万8,000円を払っておりまして、28年度の予算に関しましては、こちらを合計して100万3,000円という形になっております。対象のほうは知的障害者、精神障害者含めて3名という形です。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) 先ほどもありましたが、成年後見センターのほうが予算のほうが650万近く使われるのであれば、それなりの利用者の方の相談とかに努めていただかないと、結構な金額ではあると思うので、よろしくお願いいたします。  それと、179ページに戻りまして民生委員推薦会委員報酬というのがあるのですが、実際に民生委員さん、児童委員さんというのは、町内推薦とかでもう既に推薦を受けてきていると思うのですね。それにさらに委員会で、そんなに大きい金額ではないにしろ、もう一度そういうふうに会議をしなければいけないとか、準備会委員の謝礼とかになりますとやはり200万とかになるという大きな金額なのですが、これに関してはどのようにお考えなのでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 渡辺課長。 ◎社会福祉課長(渡辺祥司) 社会福祉課長の渡辺でございます。  民生委員は3年に1回の改選がございます。この28年度はちょうど民生委員の改選の時期でございまして一斉改選がございますので、各地区から推薦、また推薦準備等の段取りを踏んでおります。いきなり209名の定員の民生委員さんを推薦会で審議するというのは大変なことですので、7地区の地区に分かれまして、それぞれ推薦準備会をやった結果、該当する方を最終的に推薦会の中で審議すると、そういうふうな2段階を経ております。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) ただ、実際町内の代表者の方とかに推薦を依頼しているわけで、それを言ってしまえば3段階ですよね。準備段階で出てきた方々を、多分今なり手もいない中、会議をそんなに3回もする必要があるのかというところでもう一度。 ○委員長(櫻井道明) 渡辺課長。 ◎社会福祉課長(渡辺祥司) 先ほども申しましたとおり推薦会で209名全地区の民生委員さんの審査をするということは非常に困難で、なかなか実態が把握できないという実情から各地区、7地区で推薦準備会が行われているという現状でございます。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) その選出方法とかも研究していただいたほうがいいのかなと少し思います。  次に、192ページの敬老事業運営事業のほうお伺いしたいのですが、これ多分社協に委託ということでやっているとは思うのですけれども、担当課として敬老会の必要性とか担当課の役割というのはどういうふうにお考えでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 上村課長。 ◎高齢者福祉課長(上村充美) 高齢者福祉課、上村でございます。  担当課としては、敬老事業、今年度やはり各地区を回る中では、担い手の高齢化であったり、あとはなかなか私どもといろんな打ち合わせが密にできなかった部分もあったり、いろんな問題が生じているということがよくわかりました。その中でつい最近なのですが、地区の地区社協の代表の方たち、担い手の方たちと一度お話をさせていただく機会を設けまして、来年度はやはり今後どういうふうに、敬老事業というものを続けていくことは続けていきたいと考えているのですが、そのやり方等、持っていき方、そういうものについて、事務局も含めまして話をさせて、実際に活動されている方たちのお声を聞く中で、よりいい形に進められればなということで、28年度会議等を設けていきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) 実際本当に敬老会に出席する方が運営をしていたりとか、あと代理で受け取りができないとかできるとか、さまざまな問題がありますし、やはり敬老会を楽しみにしている方もいらっしゃるとは思うのですが、敬老事業としてその方たちに喜んでいただけるような、あと担当課の方も社協に委託している部分があるとは思うのですが、実情、敬老会のときに立っているだけとか見ているだけという話もちらっと聞くと、やはり担当課のほうの役割としてはそこをどう捉えていくかというのをきちんと考えての予算づけをしていただきたいと思います。  あと、194ページになりまして、はり、きゅう、マッサージの利用者数の推移を教えていただけますでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 上村課長。 ◎高齢者福祉課長(上村充美) 高齢者福祉課、上村でございます。  はり、きゅう、マッサージにつきましては、26年度は4,193件で、実際に利用していただいた枚数は2万1,178枚でございました。27年度につきましては、同様、ほぼ同じぐらいの、ごめんなさい、細かい数字は今出ないのですが、同じぐらいの数で出ているというふうに考えております。28年度については、その実績を踏まえまして、2万5,182回分ということで予算を計上させていただいております。申しわけございません。27年度が利用枚数が今……1万3,230枚の枚数が出ております。 ○委員長(櫻井道明) 確定でいいのですか、それ。 ◎高齢者福祉課長(上村充美) 申しわけございません。 ○委員長(櫻井道明) はっきり答弁して。 ◎高齢者福祉課長(上村充美) 申しわけございません。9月末の利用実績で1万3,230枚の利用がされています。 ○委員長(櫻井道明) ほかに質疑はございませんか。  爲田委員。 ◆委員(爲田浩) 爲田です。よろしくお願いいたします。  予算書の184ページなのですけれども、報償費ということで身体障害者相談員謝礼というのがあるのですけれども、この方たち、どういうふうに構成されて、どういう方でどんなことをしてくださっているのかと、あとは……1個ずつがいいですかね。済みません、お願いします。 ○委員長(櫻井道明) 佐藤課長。 ◎障害福祉課長(佐藤幸恵) 障害福祉課、佐藤でございます。  身体障害者相談員の謝礼でございますが、こちらのほうは4名の身体障害者、全て当事者の方でございます。市が行っている相談会といたしまして、月1回の相談の受け付け、また電話等での受け付けを多く受け付けておりますので、ほぼ1年間通して受け付けをしていただいております。1名の方に対して月5,000円の報償費を支払っております。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) わかりました。  次は、187ページの障害者自立支援審査会委員報酬ということで6人分出ているのですが、どういった方がどういった審査をしていただいて出ている報酬でしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 佐藤課長。 ◎障害福祉課長(佐藤幸恵) 障害福祉課、佐藤でございます。  障害者自立支援審査会の委員報酬6人分という形でございますが、こちらに関しましては28年度は約15回の審査会を予定しております。また、委員の皆様に関しましては、精神科の医師が2名、またそれぞれの知的、身体の専門家の方が4名、その合計6人で行っております。内容といたしましては、障害者総合支援法に定める認定調査、80項目の認定調査をいたしまして、それを1次判定のソフトにかけます。このソフトにかけたものに対して2次判定の審査をしていただくという形になります。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) 医師のほかの4名の専門家ということ、どういう専門家の方なのでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 佐藤課長。 ◎障害福祉課長(佐藤幸恵) 障害福祉課、佐藤でございます。  医師のほかということでございますが、障害者施設相談支援事業所の所長をされていた方が1名、また現職の地域包括の所長さんが1名。それと、知的障害者の施設の管理者が1名。それともう一名が看護師の方、看護師出身の方が1名でございます。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) わかりました。  次ですね、次のページ、188ページなのですけれども、報償費という形で出ています。障害者総合支援協議会委員3名、どんなふうに構成されて、どんなふうに出ているものでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 佐藤課長。
    ◎障害福祉課長(佐藤幸恵) 障害福祉課、佐藤でございます。  障害者総合支援協議会の委員さんに関しましては、こちらは15名の方に委嘱をしております。障害者総合支援法で定める地域のことについて協議をする協議会といたしまして、関係機関の方に参加をいただいております。参加メンバーといたしましては、こちらに関しましても医師の方が……失礼しました。委員のほうは16名でございました。こちらのほうが相談支援事業者から2名、医療機関から2名、障害福祉サービス事業所から1名、また療育、教育機関から1名、権利擁護が1名、雇用就労が1名、民生委員・児童委員が1名、学識経験が1名、障害者団体が4名、また社会福祉施設協議会、それと社会福祉協議会の合計16名でございます。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) 今3つについてお聞きしたのですけれども、これは重なって兼ねて受けてくださっているような方もいらっしゃったりするのでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 佐藤課長。 ◎障害福祉課長(佐藤幸恵) それぞれの立場が違う立場で出てきているのですが、1人の方が施設の理事長であったり施設長であったり、またほかの団体の役員を兼ねていたりという方がいらっしゃいますので、ダブっている方はいらっしゃいます。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) そうしましたら、189ページの9のところですね、ひきこもり対策推進事業というところなのですけれども、現状ひきこもりと言われている方、市はどのぐらい、どういうふうに把握されているということを前提に、どういった事業を展開されていくおつもりなのかをお願いします。 ○委員長(櫻井道明) 佐藤課長。 ◎障害福祉課長(佐藤幸恵) 障害福祉課、佐藤でございます。  ひきこもり対策推進事業に関しましては、27年度の6月補正で事業立てをさせていただきました。地域に潜在されるひきこもりを発見して、次のサービス、医療であったり福祉サービスであったりというところにつなげていきましょうということで、それを目的に事業を開始いたしました。また、ひきこもりのほうは、今現在全ての人数が把握できているということではないのですが、例えば厚生労働省が見込んでいる数値、0.5%であったと思います。こういったものが見込まれておりますので、その方たちに対してサポーターを派遣するのですが、実際には介護認定の調査員の方が介護認定の調査に行ったら、そこに精神障害のひきこもりの方がいらっしゃったとかという形で、今数をどんどん掘り起こしをしています。それで、そういった方から、ひきこもりのなの花会というのが千葉県にあるのですが、そのなの花会で行っていただいたひきこもりの派遣サポーターの養成研修、こちらを受けたサポーターをそちらのほうに依頼があった場合に派遣をして、直接お会いするところまではなかなか難しいのですが、ご家族から相談を受けて、そこへ行ってできれば出てきてもらう。訪問するだけでなくメールや相談での相談を受けるという形も行っておりますので、それで次のサービスへつなげていこうと考えています。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) わかりました。  次、済みません。195ページなのですけれども、14番のシルバー人材センターの補助事業ということで、ジャスト1,000万円ですか、補助金としてついているのですけれども、この金額の根拠というか内訳というのですか、教えていただければと思います。 ○委員長(櫻井道明) 上村課長。 ◎高齢者福祉課長(上村充美) 高齢者福祉課、上村でございます。  このシルバー人材センターの補助金につきましては、補助対象経費といたしまして、シルバー人材センターがやっている就業機会確保事業の事業費に対しての事業費補助をしております。中身的には臨時雇用賃金であったりとか福利厚生費であったりとか委託金だったりとかというような事業が、対象経費となっております。こちらの補助なのですが、シルバー人材センターに関しましては、定年後の高齢者の方の就業ということを支えるということの目的で設置されておりまして、国のほうと地方公共団体が共同して支援するという形になっております。この中で国のほうの補助金と佐倉市の補助金ということで合わせまして1,000万円という形になるのですが、27年度につきましては、国のほうが748万円を運営費と事業費ということでシルバー人材センターに補助を出しております。そのほかに新規事業として派遣事業というのをやっておりまして、そちらを総額、実際には1,080万円の事業補助をシルバーのほうでは国のほうに上げていたのですが、こちら協調補助ということで、佐倉市のほうはこれまでも協調補助1,000万円ということで盛っておりましたので、このプラス1,080万円というのは今の段階では無理ということで、この分のプラスして252万円を入れて合計で1,000万円という計算をして、28年度も要求をさせていただいております。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) わかりました。  そうしましたら、最後、敬老事業なのですけれども、先ほど平野さんのほうからも多少質問あったのですけれども、この6,000万円の内訳、これ委託で出されているので、細かいことはもしかしたらわからないのかもしれないのですけれども、わかる範囲でどのような区分になっているか。わかる範囲で教えてください。 ○委員長(櫻井道明) 上村課長。 ◎高齢者福祉課長(上村充美) 高齢者福祉課、上村でございます。  大きく分けましてこの6,000万円の内訳は、開催費、開催費というのは、当日のお弁当代であったりとか演芸費であったり記念品代、これが約5,288万7,880円で、人件費、直接携わっていただく社協の人件費と、あとはそれ以外の事務費等が438万5,400円と328万4,488円という形になります。合計、合わせて6,932万2,262円という内訳になります。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 終わりです。  ほかに質疑はございませんか。  高木委員。 ◆委員(高木大輔) 高木です。お願いいたします。  予算書の189ページ、先ほど爲田委員からも質問があったひきこもり対策推進なのですけれども、これは対象となっている、現在把握している佐倉市の年齢についてお伺いいたします。 ○委員長(櫻井道明) 佐藤課長。 ◎障害福祉課長(佐藤幸恵) 年齢という形では区分をしていませんで、一番最近依頼があったのは中学生の方、ひきこもりの方、基本的にはもう少し大人の方まで対象としていますので、年齢で区切っているということではございません。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 今ひきこもりの問題はかなり大きな社会問題になっているのですけれども、この80万円というのは、実際、私の感覚で言うと少ないのではないかなと思うのですけれども、この80万円の予算の根拠というのをお伺いいたします。 ○委員長(櫻井道明) 佐藤課長。 ◎障害福祉課長(佐藤幸恵) 障害福祉課、佐藤でございます。  こちらの対策推進事業に関しましては、ひきこもり訪問サポーターを派遣するという形で行っておりますので、実際には初回訪問、初回訪問が一番、その方にもちろん会えることはほとんどないのですが、そちらに関しては約1万8,000円の委託料を見込んでいます。こちらに関しては、第1回目ということですので、年度通して約12回見込んでいます。  また、継続して訪問することに関しては、だんだん、だんだん会える確率というのも高くなりますので、金額を下げて6,456円を約60回見込んでいます。その他電話だとかメールの相談は約30回分見込んでいます。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) わかりました。今後この問題に関しましては、やはりこれからどんどん、どんどん社会問題になっていくので、ぜひ今後も継続して予算のほうも必要となれば、これは見直したほうがいいと思いますので、その辺もお願いいたします。  続きまして、ちょうど11番ですね、同じページの障害者理解促進事業についてお伺いいたします。障害者差別解消法が施行されることによって啓発事業が行われますが、この具体的な内容についてお伺いいたします。 ○委員長(櫻井道明) 佐藤課長。 ◎障害福祉課長(佐藤幸恵) 障害福祉課、佐藤でございます。  差別解消法が改正されることに伴いまして障害や障害者に対する理解を深めていただこうということで、この事業のほうを立てました。中身といたしましては、差別解消法の地域で協議をする場といたしまして差別解消法支援協議会というのを設ける予定なのですが、そちらの報酬、また啓発事業といたしまして説明会、こちらのほうを4回、またサポートブックという障害のある方への理解を深めるための冊子ですね。こちらのほうがあるのですが、それの印刷ですとか、あとはシンポジウムとして今助成をしようと考えておりますのが、ブラインドサッカーの用具を購入いたしましたので、ブラインドサッカーの体験ですとか、それを見ていただくことを通じて、子供も含めて障害者に対する理解を深めていただこうと思っております。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) この講師謝礼というのは、そのブラインドサッカーにかかわる方の著名な方を呼ぶとか、そういう形でよろしいのでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 佐藤課長。 ◎障害福祉課長(佐藤幸恵) 講師謝礼に関しましては、ブラインドサッカーの講師の方もありますが、説明会ですとか中学校での啓発講座というのを考えておりますので、なかなか高い金額をお出しはできないのですが、その中での講師謝礼ということを考えています。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) この障害者差別解消法というのは多岐にわたると思うので、この辺も、今小学校とかでもやるというのですけれども、いろいろなところでいろんな問題があると思うのですけれども、何回ぐらいこれやるか、計画はしているかをお伺いいたします。 ○委員長(櫻井道明) 佐藤課長。 ◎障害福祉課長(佐藤幸恵) 障害福祉課、佐藤でございます。  まず、障害者差別の説明会、啓発として説明会、差別とはこんなものですよという説明会を行おうと思っているのですが、こちらに関しては4カ所で4回を予定しています。また、中学校での啓発講座といたしまして、こちらは全中学校での予定をしておりますので、11中学校になります。シンポジウムに関しましては、ブラインドサッカーに関するものが1回、あと見学会を何回かという形で予定しています。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) ありがとうございました。  では、次の質問行きたいと思います。534ページから535ページにかけての予算書ですけれども、生活支援体制整備事業についてお伺いいたします。生活支援コーディネーターについて、佐倉市では来年度からモデル事業として各地域包括センターに委託するということなのですけれども、ほかの自治体とかで同様なケースがあるのか、お伺いいたします。 ○委員長(櫻井道明) 上村課長。 ◎高齢者福祉課長(上村充美) 高齢者福祉課、上村でございます。  生活支援コーディネーターにつきましては、27年4月に施行されました改正介護保険法に位置づけられた生活支援体制整備事業の業務の内容で、平成30年3月末までには全国各自治体において各日常生活圏域を中心に開始することとされておりますので、どこの自治体でも同様の取り組みが行われることとなります。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) わかりました。また、ここでもこの事業という形で講師謝礼とかあるのですけれども、どういった形で取り組んでいくのか、お伺いいたします。 ○委員長(櫻井道明) 上村課長。 ◎高齢者福祉課長(上村充美) 高齢者福祉課、上村でございます。  謝礼につきましては、この生活支援体制整備に向けて理解をしていただくための市民向けの公開講座、あとは訪問介護員向けの講座、あとは介護専門員向けの講座等を予定しておりまして、そちらの先生たちに支払う謝礼を予定しております。 ○委員長(櫻井道明) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 私からの質問は以上です。 ○委員長(櫻井道明) よろしいですか。 ◆委員(高木大輔) はい。 ○委員長(櫻井道明) ほかに。  敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) 敷根です。よろしくお願いします。何点か、もう皆さんも聞いていらっしゃることで、どうしても1点だけお伺いしたいことがありますので、192ページの3番の敬老事業ですね。皆さんがおっしゃっているようにこの事業6,000万という金額と、あとやっぱり社協の方以外の方が働いている、高齢の方で、特に自治会の区長などですね、そういった方たちがスタッフとして入っていると思うのですけれども、その方たちは無償でやっていると、こちらは聞いてはいるのですけれども、その方たちに対して一日以上、本来敬老の席に着いていただくべき方が働いているという現状について、市の考え方をお伺いいたします。 ○委員長(櫻井道明) 上村課長。 ◎高齢者福祉課長(上村充美) 高齢者福祉課、上村でございます。  先ほども申し上げたのですが、地域の中で地域活動をしていく中で高齢の方が実際に75歳、自分が敬老事業の対象となられる方がボランティアしていただいているという事実は、私どもも把握しております。その中でやはり元気で一緒に活動していただける方には、ぜひご協力をいただきながら事業は進めていきたいとは存じております。内容につきましては、先ほどと同様に、やはり今後一度中身について、私どもももうちょっと精査して、実際かかわっている方たちの声を聞きながら内容を精査したいと考えております。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) かかわっている方からご意見として聞いていただいても構わないのですけれども、社協に対して市長と一緒に今回、とある議員が挨拶をしに行くので丁重にもてなすようにという市職員からの電話、声かけの働きかけがあったということをちょっと聞いたのですけれども、こうした6,000万の税金を使って、そこにいる敬老会の方はさまざまな指示をされているわけですね。来ている方からも、敬老会にこうして市長が特定議員を連れて歩くようになれば、声をかける議員は、公平、公正にしないとおかしいのではないかという意見が市民から上がったのですが、何かそのことについては意見ありますか。 ○委員長(櫻井道明) 上村課長。 ◎高齢者福祉課長(上村充美) 高齢者福祉課、上村です。  私も敬老会のほう参加していただく中で、市長のほう、市長はやはり高齢者を敬うということで、忙しい中、全部の敬老会に多分参加をしていただいていると思います。私どもが聞いているのは、皆様が、来ていただく方たちがやはり市長が来てくださったというような言い方、来る時間を教えてくださいとかいうことで、そこに合わせて挨拶をしてもらうということで、逆に迎え入れてくれる方たちが結構喜んで迎え入れていただけているのですが、実際に議員さんを連れていったということは、私が行った会場でも某議員が一緒に行っているのですが、議員さんもそこの地区にご挨拶をしたいということで来ているというふうに私のほうは認識はしております。ただ、地域の方がそういう形で連れてきて、その時間に合わせてやらせろとかというようなご意見があるのであれば、それはまた今後お話を聞かせていただく中で、是正する部分については是正していきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) そうした声が上がってきていますので、実際私が呼んだのだと思われて、とられる方から、ふざけるなと言われたのですね。それはこちらとしても冗談じゃないと言っておいたので、今後このようなことがないように、やるのであれば公平公正に全ての議員に声をかけるなどしていっていただければと思います。  続きまして、こちらの1点、194ページのはり・きゅう・マッサージ等施設利用助成事業なのですけれども、先ほど対象の方というのが、こちら4,193という数字は出たのですけれども、現在の対象だと60歳以上と、あと18歳以上で障害をお持ちの方であれば誰でも申請はできたと思うのですけれども、いわゆる17万のほうの佐倉市全体の対象者数における、この人たちの利用率、全体の何%ぐらい、申請はできるけれども、していないという人は何%ぐらいになるのか、お聞かせください。 ○委員長(櫻井道明) 渡部主査。 ◎高齢者福祉課主査(渡部友昭) 高齢者福祉課の渡部と申します。  実績が申請者数につきまして、60歳以上の方で、例えば平成26年度ですと4,190人の方から申請が上がりましたので、申しわけございません、手元に今の26年度の60歳以上の人口データがないので、その辺はお答えできないのですが、ただ申請率からするとそれほど高くないというふうに認識しております。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) この件に関しましては、マッサージをされている方と、また健康な方と公平性についてどうなのだろう。金額がお一人当たり12枚ついてくるので、7,200円と結構な額になるのですね。健康な方は別にもらわなくてもやっていけるわけですから、それであれば、マッサージの場所に行く足もないという方もいたのです。要は車、タクシーですよね。もっと幅広く使えるようにしてほしい。この予算について用途を広げてほしい。額面下げてでもいいからという声が市民からあったのですけれども、そのことについてどうお考えでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 上村課長。
    ◎高齢者福祉課長(上村充美) 高齢者福祉課、上村でございます。  そういうご意見については、今後の検討していく参考にしてまいりたいと考えております。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) ぜひ門戸を広げていただいて、公平性が保たれるように利用していただければと思います。  続きまして、182ページ、こちらも生活困窮者自立支援事業委託料についてお伺いいたします。こちらが平成27年の4月ですね、生活困窮者自立支援法、施行されてから1年ですが、3,300万円のこの事業はどのように推進していこうと考えているのか、お聞かせください。 ○委員長(櫻井道明) 渡辺課長。 ◎社会福祉課長(渡辺祥司) 生活困窮者の自立支援事業につきましては、生活保護に至る前の段階で自立していただこうというように支援する事業でございます。今度は自立相談支援事業と就労準備支援事業、それに家庭相談支援事業の3事業を実施してきたのですけれども、貧困の連鎖を断ち切るという意味から、子供の貧困を解消するという目的から、来年度につきましては子供の居場所づくりとして子供の学習支援をしていきたいと、このように考えております。具体的に学習支援、何をやるのかといいますと、まず公共施設の先行予約、いわゆる公民館とかミレセンを使って活動している団体につきましては、安定的に活動ができるように公共施設の先行予約をこちらのほうでやろうと。それから、ボランティア保険の加入、これは何かといいますと、子供たちに勉強を教える方々の保険、それから児童保険、これは児童です、子供さんのほうの保険に加入する金額を支給しようと。それから、あと考えているのは教科書です。小中学校の教科書、忘れて持ってこない方とか、そういう方もいらっしゃいますから、そういう教科書を、各今ボランティアさんが運営しておりますので、そこに常備して、お子さんにも使えるようにしようと、このように考えております。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) 今のような内容、とてもすばらしいのですけれども、これが各団体にある程度委任するという部分もあるのでしょうけれども、教科書を買うのなんていう、そのときのちゃんと正しく使われたかの精査についてはよろしくお願いします。  続きまして、189ページ、障害者の理解促進事業についてお聞きいたします。こちら、11番なのですけれども、この障害者差別解消法で、その他啓発事業を行うというのは以前聞いたのですけれども、その具体的な内容についてお伺いいたします。 ○委員長(櫻井道明) 佐藤課長。 ◎障害福祉課長(佐藤幸恵) 障害福祉課、佐藤でございます。  先ほどもご答弁をいたしましたが、障害者の差別がどんなことかということを理解していくための説明会を4回、それと中学校での障害者の理解を深める、また差別ってどんなことだろうということが、中学校が11カ所ですので11回、またブラインドサッカーに関するものが1回の予定でございます。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) あと1点、そこの上をもう一個聞きたかったのですね。済みません。これが障害者社会参加支援事業、医療支援でタクシーの費用を助成するというの、前期から文教で聞いたと思うのですけれども、その対象者と助成内容について、もうちょっと詳しくお聞かせください。 ○委員長(櫻井道明) 佐藤課長。 ◎障害福祉課長(佐藤幸恵) 障害福祉課、佐藤でございます。  以前は地域生活支援事業という中でこちらのほう、福祉タクシーという制度を行っていたのですが、重度の心身障害者の方を対象としておりまして、身体障害者手帳の1級、2級、また知的の療育手帳の重度の方、こういった方を対象にしております。また、視覚障害、目に障害のある方に関しては3級の方を見ております。  以上でございます。 ◆委員(敷根文裕) ありがとうございました。 ○委員長(櫻井道明) ほかに質疑はございませんか。  萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 予算書の182ページの臨時福祉給付金等支給事業ですが、これは国の事業ですけれども、経費、これを見ますと補佐員賃金とか職員手当も入っていますが、全部国の補助金でというか国の支給になりますか。 ○委員長(櫻井道明) 渡辺課長。 ◎社会福祉課長(渡辺祥司) 社会福祉課長の渡辺でございます。  10分の10、全額国から負担されます。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) これ毎年繰り返されていますけれども、職員の大変な労力を伴っていると思うのですが、この職員の労力に値する賃金といいますか、職員手当分200万ですか、これがそれに当たりますか。 ○委員長(櫻井道明) 足立副主幹。 ◎社会福祉課副主幹(足立静男) 臨時給付金担当の足立と申します。  200万円につきましては、職員の時間外手当の金額になります。 ○委員長(櫻井道明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 昨年のこの支給についての時間外手当は幾らでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 足立副主幹。 ◎社会福祉課副主幹(足立静男) 臨時給付金担当の足立と申します。  ことしの臨時給付金の時間外につきましては、まだ決算が出ていないので確定はしませんけれども、約20万ぐらい。結局26年度当初が初めての給付金だったということで、それとあと年金の加算になったということで、大分時間外が多かったのですけれども、27年度につきましては、事務のやり方を見直しをしまして、なるべく時間外がかからないような形をとりましたので、ことしはこの分、減額させていただいています。 ○委員長(櫻井道明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) そうしますと、26年度、27年度、28年度で職員の時間外はどのように、今回は200万という設定はどういう根拠でしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 足立副主幹。 ◎社会福祉課副主幹(足立静男) 臨時給付金担当の足立と申します。  ことしにつきましては、昨年とちょっと違いまして、また障害と遺族の基礎年金の方が対象になりますので、その辺のチェックの方法が、やってみないとわからないのですけれども、その辺の関係がありましたので、26年度当時の基礎年金分の加算がありましたので、それと同様に時間外がふえるかなということで200万を想定いたしました。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) では、はみ出した分を市が負担するということは一切ないということでよろしいのですか。 ○委員長(櫻井道明) 渡辺課長。 ◎社会福祉課長(渡辺祥司) 一切ございません。 ○委員長(櫻井道明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) それでは、190ページの障害者施策なのですが、ここのところ障害者施策、利用が大変ふえているということは、障害者が人間らしく生きるという点で非常にいいことだと思うのですが、よもぎの園ですね、ここは指定管理者になりまして、福祉施設ですけれども、仕事をする場所というように今なっております。就労支援事業ということですから、そうなのですが、この成果というか実績、就労支援の実績についてはどのようになっているのでしょう。 ○委員長(櫻井道明) 佐藤課長。 ◎障害福祉課長(佐藤幸恵) 障害福祉課、佐藤でございます。  よもぎの園に関しましては、障害者総合支援法でいうところの就労継続支援B型という事業になります。こちらのほうは定員20名で行っておりまして、工賃のほうは佐倉市が自営でやっていたときよりもかなりアップをしております。金額は、今確認をしますが、工賃的にも大分アップしておりますので。 ○委員長(櫻井道明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 工賃が上がっているのは知っているのですけれども、例えば就労支援B型というのは、そこからどこかへ就労できるということはないのですか。 ○委員長(櫻井道明) 佐藤課長。 ◎障害福祉課長(佐藤幸恵) 障害福祉課、佐藤でございます。  障害者訓練等給付費という給付額が大分上がっている、この事業の中で障害者の就労系の事業、こちらのほうは就労系が就労移行支援、就労継続支援A型、就労継続支援B型という3種類がございますが、就労移行支援、こちらに関しましては、本当にすぐに就労ができるので、会社での訓練をしようというもの、またA型に関しましては、B型よりもう少し上で、雇用契約を結んで会社への就労が続くように訓練をしようとするものです。このよもぎの園はB型というところになるのですが、もう少しランクが低いという言い方は大変失礼な言い方なのですが、できることに限りのある子供さんが多くて、就労に関する手を使う作業も行いますが、それと一方で生活に関する指導というのも行っています。例えば朝起きて身支度を整えて朝御飯を食べて、そこに行きましょうという、そういうこともやはりできない方もいらっしゃるので、そういうことを訓練するという必要のあるのがB型の事業所になります。なので、なかなかちょっと就労にはつながらないというのが実際のところです。 ○委員長(櫻井道明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 確かにてんかんの方とか、いろいろ重い方もいらっしゃるのですよ。前は昼休みにコンサートをやるとか、それからどこかへ出かけるということもできたのが、今もうお仕事、お仕事ということで、そういう重い障害の方は、思うようにできない方にとっては、大変ちょっとつらい状況になっているというお話もありますので、その辺事業者は仕事をどんどんとってくることがいいことというように思っているかもしれないのですが、一応その辺は市としてよく見ていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  次に、生活保護です。予算書の219ページ、ここにシステム改修の内容があり、これどういう内容のシステム改修でしょう。 ○委員長(櫻井道明) 渡辺課長。 ◎社会福祉課長(渡辺祥司) 社会福祉課長の渡辺でございます。  生活保護システムの改修でございますが、国の被保護者の対象表の項目が変わりました。この項目が追加項目等がありますので、その解消に当たるものでございます。どのような項目があるかといいますと、就労収入総額という項目が加わったこと、それから相談件数などが加わったものでございます。まだまだあるのですけれども、主なものはそのようなものでございます。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 生活保護世帯ふえていまして、予算、今回大幅増額ですが、この根拠は何でしょう。 ○委員長(櫻井道明) 渡辺課長。 ◎社会福祉課長(渡辺祥司) 今回の予算につきましては、前年に比べまして7,600万少々上がっているところでございます。これを率に直しますと3.2%の増でございます。この増減の生活保護受給者の人数は、平成26年度なのですけれども、1,204人でございます。平成28年1月現在ですと1,242人ということで3.2%増になっております。ですので、受給者の増にリンクさせて予算を計上させていただいている、このような状況でございます。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 全国的に保護世帯がふえている中で、佐倉市の場合、この相談件数が大幅に減っている、この理由はどうお考えですか。 ○委員長(櫻井道明) 大谷主幹。 ◎社会福祉課主幹(大谷誠一) 社会福祉課の大谷です。  生活保護、今微増、ふえているのですけれども、全国的な大きな傾向としましては、一時的な急激な増加というよりは横ばいで微増という形で推移していますので、その中での状況かと考えております。 ○委員長(櫻井道明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 私も相談かなり受けますけれども、佐倉市の生活保護行政、大変厳しいというふうに言われていますので、相談については本当に温かい福祉行政をお願いしたいと思います。  次に、介護保険です。新たな施設、介護施設できましたけれども、稼働状況はどの程度でしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 答えられる人。答弁保留。  上村課長。 ◎高齢者福祉課長(上村充美) 申しわけございません。細かい稼働状況については後ほど、入所率ということでよろしいでしょうか。後ほど提示させていただきたいと思います。 ○委員長(櫻井道明) 萩原委員、どうぞ。 ◆委員(萩原陽子) 介護士が不足しているという状況がありますので、フル稼働できていないというふうに聞いておりますが、施設のほうは、自分の施設が何ベッドあいているということはなかなか言わないというお話も聞いておりますので、その辺も1つは把握しているのかどうかということをお聞きしたいと思います。 ○委員長(櫻井道明) 上村課長。 ◎高齢者福祉課長(上村充美) 高齢者福祉課、上村でございます。  市内の高齢者施設につきましては、毎月状況等について報告を上げていただいております。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) ほかに質疑はございませんか。  橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) 橋岡です。よろしくお願いいたします。  それでは、冒頭部長から全体予算としまして、前年度から0.7%増ということで伺ったのですけれども、福祉の分野においては国の施策がそのまま市町村レベルで施行していくという場合が多いと思うのですが、その中で来年度予算に佐倉らしさというか、うちならではのカラーはどこに出ているのか伺います。 ○委員長(櫻井道明) 井坂部長。 ◎福祉部長(井坂幸彦) 大変難しいご質問なのですけれども、基本的にはやはり全国的な傾向の中であるということでございますが、総合事業のほう、国のほうは早く移行するようにということを働きかけをしておりますが、佐倉市としては予定どおり進めるということで、いろいろ検討した結果、予定どおり進めるということになってございますので、そういった中で生活支援体制の整備等は、今その制度設計をしているということでございます。そういった意味で移行したところと比べれば、そういうつくり方は違っているのかなというふうに考えています。全体的な傾向としては、やはりそういった中で大きな今年度に急激に、28年度で急激に変わるとか総額が動くとかということはないので、全体の傾向の中で同じような形で伸びが推移しているという状況でございます。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) ありがとうございました。佐倉らしさというのは、なかなかその縛りの中で難しいと思います。ただ、移行の時期については、私はこれで十分検討している中でよかったと思うのです。先行している自治体のよかった例、ちょっとしんどい例を参考にできるということがあると思うのですね。ですので、この佐倉らしさのカラー、高齢者だけでなく、研修がありますよね、市民向けの研修ですとか、そういったところでカラーを出せると思うのです。どのように内容を充実していくかということができると思うのですけれども、先ほど上村課長からご答弁の中に地域包括ケアシステム構築の中で市民向けの研修会やっていく、研修会というか講習会ですか、やっていくということでしたが、具体的に内容はどのようなものを考えているか教えてください。 ○委員長(櫻井道明) 上村課長。 ◎高齢者福祉課長(上村充美) 高齢者福祉課、上村でございます。
     研修会については、まずこの制度の理解というのは、非常になかなかわかりづらいというところがございます。こちらについて理解していただきたいというところがございますので、細かい内容についてはこれから精査していく予定でございます。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) 市民というのは、その専門家になるわけではなく、自分はどうする、そして家族としてどう支えていくか。そして、地域として支えていくかというところが疑問だと思いますので、根本の部分をスタート時点で研修会を考えていただきたいと考えます。  それで、一般質問でもいたしましたが、生活支援コーディネーターが委託の中でやるのですけれども、人材育成は研修でやっていくと言われてはいますが、地域資源を十分把握しているかどうかというところがちょっと疑問なのですが、そのあたりはどのように。 ○委員長(櫻井道明) 上村課長。 ◎高齢者福祉課長(上村充美) 高齢者福祉課、上村でございます。  生活支援コーディネーターについては、一般質問の中でもお答えしたように地域包括支援センターを受託している法人に委託をして進めていこうと考えております。佐倉市の中ではやはりこの地域資源等について、今現在一番把握しているのが地域包括支援センターというふうな認識をしておりまして、その中で包括支援センターと連携を図りながらコーディネーターが進めていくということがございますので、包括支援センターに受託している法人に委託をして来年度進めていこうというふうに考えておりますので、資源について把握しているかどうかということは、今後やっぱり大分多分包括に関しては地域資源、相当把握していると思います。その中で関係機関と連携しながら進めていければなというふうに考えております。 ○委員長(櫻井道明) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) 認知症による行方不明についても、この地域包括はかかわってくると思うのですが、SOSネットワークであるとか、そういったところでカバーしていくということなのですが、実は地域の資源というのは自主防犯団体であるとか、そういったところと地域包括ケアシステムというか、地域包括支援センターがリンクしていくというところが大事だと思うのですよ。今現在のところは地域包括センターは高齢者に限定していますので、そういった意味で目指すところは全部ですよね、赤ちゃんからお年寄りまで全てを地域でどのように支えていくかというシステムを構築するのが、この予算に含まれていると思うのですけれども、そこをどのようにしていくかというのを前提に考えて、一つずつ構築していっていただきたいと思います。初期認知症集中チームですか、あちらの先生もまだ3名ですか、ちょっと不足しているという部分もありますし、先ほどご答弁にありました爲田議員の質問に対して、いろいろ医師の方が、その審議会であるとか協議会に入っている。3月に方々にあるわけですよね。ですので先生方の何でもできるという状況ではないので、状況をもうちょっと把握しながら、訪問看護のほうですね、そのあたりの把握をちょっとしていただきたいなということをこの予算書を見て思いました。  195ページは、シルバー人材センターについて伺います。先ほど就業確保事業ということでご説明がありましたのですが、シルバー人材センターは草取りだけではないよというところで、今リニューアルというか意識改革ということでやっていると思うのですけれども、共同補助ということで252万円ですか、派遣事業に対して国で全部補助できないものをプラスで足していらしたというご答弁ありましたのですが、アクティブシニアの活用というのが大事だと思うのですが、そのあたりどのようにサポートしていくのか。これから始まるシルバー人材センターの移送事業についても、はっきり言って私はこの1,000万円で足りるのかという気がするのですけれども、どのように工面して、この予算の中でやっていくことを目指しているのか伺います。 ○委員長(櫻井道明) 上村課長。 ◎高齢者福祉課長(上村充美) 高齢者福祉課、上村でございます。  実際にこの1,000万円の補助でどうなのかということになってきますと、シルバーさんの運営の方法との問題もあるかと思います。実際にこの補助対象事業になっている金額が幾らかといいますと約6,800万、27年度で6,800万が対象経費となっております。そのうちの1,000万を佐倉市が補助をさせていただいているという状況でございます。シルバーさんとはやはり今後高齢者に活躍していただくということにおいては、私どもとも密に連携を図りながら、その状況についても話し合いをさせていただきながら進めております。1,000万がどうかということについては、今後また検討していかなければいけないとは考えておりますが、今の現状の佐倉市の財政状況等もございますので、この1,000万円ということで補助をさせていただいております。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) おっしゃるとおり財源は限られていますので、これが精いっぱいだと思うのですけれども、やはり市役所の窓口の中でアクティブシニアを受け皿にできる窓口をつくっている他市町村もありますよね。まだ働きたいという意識の高い方が多い、元気に働いていることがやはり健康につながる、医療費も削減できるということにつながりますので、そういった観点でも見ていただきたいと思います。  最後に、1つ、高齢者クラブについて、193ページ、団体数がふえないという問題はあると思うのですけれども、構成人数はふえているというご答弁を以前いただいているのですけれども、どういった状況でこの予算になっているのか教えてください。 ○委員長(櫻井道明) 上村課長。 ◎高齢者福祉課長(上村充美) 高齢者福祉課、上村でございます。  高齢者クラブへの補助といたしましては、大きく分けて市高連、連合会のほうへの補助というものをしております。連合会への補助と、あと単位クラブに対しての補助ということで、単位クラブというのは地域にある小さいクラブでございます。こちらについては会員数ですね、会員数に応じての補助をさせていただいております。  以上です。 ◆委員(橋岡協美) 答弁、人数がふえたのか。 ○委員長(櫻井道明) 渡部主査。 ◎高齢者福祉課主査(渡部友昭) 高齢者福祉課の渡部と申します。  高齢者クラブの補助の関係なのですけれども、平成25年度に要綱の改正を行いまし……                 〔何事か呼ぶ者あり〕 ◎高齢者福祉課主査(渡部友昭) 人数が、失礼しました。申しわけございません。人数のほうですけれども、若干ふえている状況です。 ○委員長(櫻井道明) 数言って。 ◎高齢者福祉課主査(渡部友昭) 失礼しました。数字のほうは、例えば平成26年度ですと、年度末で2,852人の方が会員だったのですが、27年度につきましては、まだ年度途中なのですが、2,886人の方が会員となっておりまして、若干ですけれども、人数はふえてきているという状況です。失礼いたしました。  以上です。 ◆委員(橋岡協美) ありがとうございます。 ○委員長(櫻井道明) よろしいですか。  ほかに質疑は。  斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) 斎藤です。よろしくお願いいたします。  それでは、予算書の179ページをお願いいたします。先ほど平野委員からも民生委員のお話がありましたが、4番、民生委員・児童委員推薦事業に関しましてお伺いさせていただきます。以前ご答弁があったかと思うのですけれども、この民生委員・児童委員が不足している地区があったかと思います。その地区におきましてはどういった方々がご苦労されているか、どのようなお考えをお持ちでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 渡辺課長。 ◎社会福祉課長(渡辺祥司) 社会福祉課長の渡辺でございます。  先ほども申しましたけれども、民生委員の定数が今209名です。その中で現在民生委員の方が203名ですので、これ2月末現在なのですけれども、6名の方が不足している状況でございます。内訳は、佐倉地区が1名と残り5名は志津地区になっております。そこでどんなことがあったのかといいますと、隣接する地区の民生委員さんが、そちらの地区も賄っていただいているような状況です。非常にご負担をかけて申しわけないと思っています。そこで何とか欠員地区をなくすための努力といたしまして、当課のほうですと、その地区の自治会、町内会の方とお話しして、それから隣接の民生委員さんも交えてお話をして、どこかで上げてもらえないか。内容的にはよくあるのは、輪番制で、各地区輪番制でやりましょうかという話もあるのです。そのような形で我々は話し合いの席を設定して、何とかお願いしているという状況でございます。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) ありがとうございます。佐倉地区で1名、志津地区のほうで5名と、以前にもご答弁いただいて私も気にかけておりました。どこの地区でも民生委員さん、児童委員さんご苦労されていると思います。自治会の役員さんもいろいろとお忙しく動いていただいて、委員はたくさん、1つ承るとあっちもこっちもという状況で、なるべく負担にならないように、今度の改選のときにはぜひとも民生委員・児童委員さんは確保していただいて、よろしくお願いいたします。  続きまして、次ページの予算書180ページをお願いいたします。180ページの11、福祉施設等管理運営委託事業の中で西部地域福祉センター南部地域福祉センターのことだと思うのですけれども、この修繕料が何か予定があるのでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 渡辺課長。 ◎社会福祉課長(渡辺祥司) 社会福祉課長、渡辺でございます。  修繕料につきましては、言葉どおり自由にどこかが壊れたときに改修する費用でございますから、先に壊れたほうに使うのが基本になりますけれども、考え方としては重要性のあるものを優先的にやるというような形になります。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) わかりました。  それでは、続きまして予算書182ページをお願いいたします。先ほどから成年後見支援センターの事業におきましてお話が出ておりますけれども、研修を行ったのは存じておりますが、これからの予定はございますでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 渡辺課長。 ◎社会福祉課長(渡辺祥司) 社会福祉課、渡辺です。  成年後見センター事業につきましては、市民後見人の養成をしまして、先ほども言いましたとおり10名の方が修了しているところでございます。ただ、家庭裁判所のほうからなかなか指名が来ないというような状況でございます。あくまでも制度も縦割りで、なかなか足並みがそろわないというところもあるのですけれども、この3月でやっと家庭裁判所のほうから市町村の意見を聞きたいと、会合を持つと言っておりますので、家庭裁判所のほうもこのことはわかってきているのかな、その中で勉強する中でやっていきたいと。  それから、10名の修了者の方ですが、モチベーションが下がったりスキルが下がるといけませんから、これから定期的な研修会にお誘いいたしまして、スキルを維持していただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) この成年後見人の方につきましては、現在お仕事を持たれていらっしゃる方、または今現在仕事を持たれていなくてフリーで活動できる方でいらっしゃるのでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 渡辺課長。 ◎社会福祉課長(渡辺祥司) 一人一人調査したり、私は把握していないのですけれども、今担当調べておりますが、大部分の方は現役をリタイアして社会貢献したいという方というふうに考えております。 ○委員長(櫻井道明) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) わかりました。ありがとうございます。  それでは、予算書、続きまして189ページをお願いいたします。189ページの11、障害者理解促進事業におきまして、先ほどご答弁いただきましたように、説明会が4回、11中学校区でというお話の中で、サポートブックというお話もありましたが、これは新しく、現在はピンクの、私もいただいておりますけれども、新しいものをおつくりになるという考え方でよろしいでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 佐藤課長。 ◎障害福祉課長(佐藤幸恵) 障害福祉課、佐藤でございます。  サポートブックに関しましては、平成20年度に策定をいたしましたものを中身を少し一新をしまして、改訂という形で印刷をしようと思っています。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) このサポートブックにつきましては平成20年ということで、毎年制度も障害においての理解度もかなり変わってきていると思いますので、今回精査して市民の皆様にわかりやすくお使いいただけるようにぜひともよろしくお願いいたします。  続きまして、予算書192ページなのですけれども、192ページの敬老事業運営事業、3番ですけれども、先ほどから委員のほうからお話ありましたが、この敬老会、担当していただいているパーセンテージと申しますか、参加人数など把握していらっしゃるでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 渡部主査。 ◎高齢者福祉課主査(渡部友昭) 高齢者福祉課の渡部と申します。  平成27年度の参加率でございますが、対象者2万528人のうち6,345人ということで、参加率は30.9%でございました。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) この30.9%というのは、これからは市のほうとしてはどのようにお考えでいらっしゃるのでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 上村課長。 ◎高齢者福祉課長(上村充美) 高齢者福祉課、上村でございます。  30.9%の数字がどうかと言われると、全体に対して30.9%で、もっとより多くの高齢者の方に参加していただきたいとは存じておりますが、やはり施設の面とか、お声かけしていくと、この30.9%が、大体このぐらいの数字かなということを考えております。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) 敬老会は地域によって、やり方も場所も全く違うものと存じていまして、地域性があったりして、とても楽しく過ごしていらっしゃるイベントかなと、一つは私も思っているのですけれども、ぜひとも多くの皆さんに参加していただけるような方向で進めていただけたらと考えております。お願いします。  それでは、続きまして、青いファイルのほうをお願いいたします。青いファイルの福祉部の6ページになります。6ページに生活支援体制整備事業とありまして、市民向け講演会の開催を予定しておりますと一番下に記載があるのですけれども、ご予定がありましたらお願いいたします。 ○委員長(櫻井道明) 上村課長。 ◎高齢者福祉課長(上村充美) 高齢者福祉課、上村でございます。  こちらのほう、先ほどもお答えしたのですが、市民向け講演会につきましては、来年度一応4回を予定はしておりますが、詳細についてはまだ今後詰めていく予定でございます。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) では、次の7ページ、事業の概要の中に認知症カフェの開設と書いてあるのですけれども、認知症カフェの開設、現況、教えてください。お願いします。 ○委員長(櫻井道明) 上村課長。 ◎高齢者福祉課長(上村充美) 認知症カフェにつきましては、今年度、27年度9月からモデルとして実施をしております。開催状況としては、月1回、各包括支援センター、この圏域の法人の中でやっております。月1回という形でやっております。来年度につきましても同様の回数で実施していきたいと考えております。  以上です。 ◆委員(斎藤明美) 質問は以上です。ありがとうございました。 ○委員長(櫻井道明) ほかに。  伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) お願いします。まず、福祉部です。生活保護費からお願いいたします。追加資料、福祉の4ページからなのですけれども、先ほど萩原さんの質問のときもお聞きしているのですけれども、前年と比べて相談件数が減っていて決定件数も減少しているのですね。これは生活扶助とか住宅扶助の減額、規定が減額されているということが関係しているのかどうか、そこのところをお願いします。 ○委員長(櫻井道明) 大谷主幹。 ◎社会福祉課主幹(大谷誠一) 社会福祉課の大谷です。  相談件数と特に基準額の変更とか、そういうものの関係というのはないと考えております。 ○委員長(櫻井道明) 伊藤委員。
    ◆委員(伊藤壽子) ということは何で減っているのか。自分たちで自粛しているとか、そういうようなことは考えていらっしゃらないようですね。 ○委員長(櫻井道明) 中村主査。 ◎社会福祉課主査(中村圭司) 社会福祉課、中村です。  お配りした資料ですね、27年度の途中、1月末現在というふうになっております。先ほど大幅に減っておられるということだったのですけれども、26年度は年度を通しての相談件数でございまして、平成27年2月末は388件、現在28年2月末では415件の相談件数となっておりますので、相談はふえている傾向にございます。また、申請件数についてもふえております。 ○委員長(櫻井道明) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) ここに時間を取りたくない。24年から比べてもずっと減ってきているというところを言っているのです。分析されていないのでしたら、分析してください。答弁結構です。  そうしましたら、予算書の219ページなのですけれども、平成27年度の住宅扶助費削減でアパートなどの借りかえが余儀なくされている受給者というのがいらっしゃるかどうか。 ○委員長(櫻井道明) 答弁者、中村主査。 ◎社会福祉課主査(中村圭司) ちょっと正確な数字は今持っておりませんが、住宅扶助で転居しなければならなかった人というのは、少数ですがおります。 ○委員長(櫻井道明) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) 少数でもいるということで、私も一緒にお部屋を探しに行ったこともあるのですけれども、やっぱり非常に大変な状況だということありました。  では、続けます。追加資料の企画政策の35ページなのですけれども、当初予算の要求と査定額と差が1億3,600万あるのですけれども、医療費扶助の精査というように書いてあるのですけれども、内訳はどういうことになっていますか。 ○委員長(櫻井道明) 答弁できますか。  渡辺課長。 ◎社会福祉課長(渡辺祥司) 今調べさせておりますので、保留させてください。 ○委員長(櫻井道明) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) では、次に生活困窮者自立促進支援事業、予算書の182ページです。2月にプロポーザルで来年度からの委託先が決定しましたが、今年度は社協と生活クラブと明朗塾の共同体だったのですけれども、この決定はどこかということと、あと委託料が200万ほど増額しているのですけれども、対象としてどういうふうにやっていくかということ。 ○委員長(櫻井道明) 大谷主幹。 ◎社会福祉課主幹(大谷誠一) 社会福祉課の大谷です。  今年度プロポをやって手を挙げた団体は、来年度のプロポに関しては同じ団体で決定しております。あと、来年度で変わる点は、先ほど学習支援の関係がありましたので、その分が人工として0.5人分ふえているのが大きな増額の要因です。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) 今のは学習支援なのですけれども、先ほど敷根委員のほうからご質問があって、支援をサポートしていくというところで、教科書とかおっしゃられていたのですけれども、やはりボランティア、学生さんがいらっしゃるので、そういう意味では結構遠いところからも来てくださるということで交通費というところが。 ○委員長(櫻井道明) 大谷主幹。 ◎社会福祉課主幹(大谷誠一) 社会福祉課の大谷です。  支援の中に学生さんの交通費の援助も考えております。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) ありがとうございます。やはり困窮者ということになっているのですけれども、ここに来れる子供たちというのは、誰でも受け入れるという体制ということでいいですよね。 ○委員長(櫻井道明) 渡辺課長。 ◎社会福祉課長(渡辺祥司) そのとおりでございます。 ○委員長(櫻井道明) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) では、次に特養の待機者に行きます。追加資料の福祉の8ページです。待機者303人のうち、要介護3以上の人が290人なのですね。今年度から特養入居条件が要介護3以上となりましたけれども、例外として要介護1、2でも入居可ということですけれども、市が意見を求められたことはありますか。 ○委員長(櫻井道明) 上村課長。 ◎高齢者福祉課長(上村充美) 高齢者福祉課、上村でございます。  要介護1、2ということで、施設のほうから特例入所の意見ということで何件かご相談をいただいて意見書を提出している事例はございます。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) では、次に行きます。介護保険料の滞納についてです。追加資料、福祉の11ページ、あと滞納者数と額とも増加しております。滞納者の給付制限ということで、平成25年度は11人で、その間に死亡した人が5人いるのですね。これ決算書のほうの追加資料のほうから拾い出したのですけれども、26年度も滞納者11人で、死亡が2人、27年度は状況としてはどうでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 上村課長。 ◎高齢者福祉課長(上村充美) 高齢者福祉課、上村でございます。  滞納者による給付制限は、27年度は現在6名の方に給付制限をかけさせていただいております。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) その中で亡くなられた方というのは把握していらっしゃいますか。 ○委員長(櫻井道明) 上村課長。 ◎高齢者福祉課長(上村充美) 高齢者福祉課、上村です。  皆さん現存されていらっしゃいます。 ○委員長(櫻井道明) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) 給付制限になる前のこの方たちに対する対応ですね、をどういうふうにされているか。 ○委員長(櫻井道明) 上村課長。 ◎高齢者福祉課長(上村充美) 高齢者福祉課、上村です。  委員おっしゃるとおりに給付制限になる前にまずとめなければということがありまして、私どものほうでは徴収事務についてフローをつくりまして、早い時期から取り組ませていただくということで、また滞納が発覚した段階で、督促、催告等するなり、電話、あとは場合によってはお宅へ訪問しての徴収相談、またこちらにつきましては、途中で全額払えないまでも幾らかでも払っていただければ欠損という形にはならないので、そういうふうにならないように、まず滞納整理について取り組んでいきたいというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) 今訪問されているということで、状況を把握していただいている、進めていっていただきたいという1つと、あと介護保険というのはやっぱり社会保障として機能を果たすということでは、その給付制限を受けている間に亡くなるというような状況がやはり回避する必要があると思いますので、保険料の減免制度ということも検討していっていただきたいと思いますが。 ○委員長(櫻井道明) 上村課長。 ◎高齢者福祉課長(上村充美) 高齢者福祉課、上村でございます。  議員がおっしゃる減免というのは、佐倉市独自の減免ということでしょうか。 ◆委員(伊藤壽子) はい。 ◎高齢者福祉課長(上村充美) それについては現在のところはまだ予定はございません。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) それはぜひお願いしたいと思います。  それで、老人憩の家の改修というのが出ていたのですけれども、私、今回質問した中で化学物質を使っている、管理しているところは千代田荘なのですね。それこそゴキブリを殺す燻煙剤を使っておりました。やはり憩の家、そこが居場所になるというのは非常に問題、ほかのところはなしでやっていますので、ここのところの改善をしていただきたいということと、あとひきこもり対策ということで、私も化学物質過敏症の方たちもかなりひきこもっているというところ、そこの部分がありますので、そういうところの、ただただひきこもっているのではなくて、状況はそういうこともあるということを頭に入れておいていただきたいと思います。 ○委員長(櫻井道明) 要望でいいのですか。 ◆委員(伊藤壽子) はい。 ○委員長(櫻井道明) ほかに質疑は。  森野委員。 ◆委員(森野正) まず、189ページの障害者理解促進事業に関連してということになってしまうのかもしれませんけれども、ここに上がっている予算というのは謝礼金とか印刷製本費、製本の費用なのですけれども、今一番気になっているのは、学校教育の中における障害者の理解度というのがどうかなという、ちょっと不安があるのですよ。要するに教師、教諭の方々というのは教育ということが専門であって、障害に対しては専門ではないので、なかなか理解されていないものもちらっちらっと感じるところがあるのですが、そういったところについての教育委員会と福祉部との協議をするとか、そういうようなことというのは考えていないのですか。 ○委員長(櫻井道明) 佐藤課長。 ◎障害福祉課長(佐藤幸恵) 障害福祉課、佐藤でございます。  教育委員会のほうでもやはり福祉教育という形で、それぞれの学校の中で今現在福祉教育を行っていただいているところがあります。また、それ以外にこれから理解を深めていただくというところで、職員が障害者についてどのように理解するかとか、差別をしないためにどうするかという対応要領というのを今後28年度に策定をさせていただくのですが、こちらに関しましては、教育委員会は教育現場ということで、そういうものをつくる予定でおりますので、そういった中でも、資料を作成する中でも協議をさせていただければと思っています。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 森野委員。 ◆委員(森野正) 必ずやっぱり福祉関係の方々しっかり入っていただいて、それはお願いしたいと思います。よろしくお願いします。  続きまして、219ページの生活保護に関連してちょっと質問するのですけれども、まず1つ、先ほどもちょっと出ましたけれども、住宅扶助費の改定がありましたのですが、本年度の予算と新年度の予算とどのくらい違いがあるのか、下がっているのですか。 ○委員長(櫻井道明) 答弁できますか。  高山副主幹。 ◎社会福祉課副主幹(高山幸代) 社会福祉課、高山でございます。  予算としては去年度より上がっております。ただ、平均単価としては、今年度の平均単価は若干下がっております。 ○委員長(櫻井道明) 森野委員。 ◆委員(森野正) ということは、要するに単価は下がったけれども、世帯がふえるという想定でやっている、そういうことですか。 ○委員長(櫻井道明) 高山副主幹。 ◎社会福祉課副主幹(高山幸代) 社会福祉課、高山でございます。  そのとおりでございます。 ○委員長(櫻井道明) 森野委員。 ◆委員(森野正) ちょっと関連で生活困窮者自立支援事業とこの生活保護費とのバランスというのはどうなっているのかなと気になるのですね。やっぱり一生懸命生活保護にならないように、その前段階で食いとめるというのが趣旨だろうと思っていたのですが、その予算どうなのですか。この効果があらわれた予算に、生活困窮者自立支援事業の効果というものをどのように考えて、この予算にたどり着いているのかというのをちょっとお知らせいただきたい。 ○委員長(櫻井道明) 渡辺課長。 ◎社会福祉課長(渡辺祥司) 社会福祉課長の渡辺でございます。  生活困窮者自立支援事業につきましては、今まで生活相談、自立の相談があった中で支援プラン作成まで至ったというのは、平成25年度で13件、26年度で15件、それから27年度、まだ2月の段階ですが、23件と徐々ではありますが、ふえてきております。やはり生活保護になる前に、その方の自立に向けて支援するということが大切だと思いますので、今後この事業につきましては充実してまいりたいと、このように考えております。 ○委員長(櫻井道明) 森野委員。 ◆委員(森野正) その辺のところは要するに見方は幾つかあると思うのですけれども、予算、要するにかかる費用の面にどういう影響が与えられそうかなというところが大事だと思います。新しい事業としての生活支援、困窮者の支援事業が始まって、新しい予算がついて、それで生活保護費、給付事業もふえていったのでは、その意味がどうなのかなという、ひとつあるわけですね。その辺どういうふうに捉えているか。 ○委員長(櫻井道明) 大谷主幹。 ◎社会福祉課主幹(大谷誠一) 社会福祉課の大谷です。  生活困窮の事業と生活保護の事業と、厚生労働省のほうでは低所得の両輪と言っているのですけれども、1つ、生活保護というのは、その場でまず救わなくてはいけないという面が強いのですけれども、生活困窮に関しては、1つの事例として、両親が同居しているひきこもりの方の就労支援というような形で、ある程度長期的な視野に立った視点がありますので、生活困窮に関しては即効性というよりは、どちらかというと今後保護になる可能性のある方に関していろいろな相談に乗ったり、あるいは就労支援を行うという面が強いので、即効性という面にはちょっと欠けるかとは思いますけれども、ただ長いスパンで見て将来的には保護にならない方をふやすという視点で行っていると考えております。 ○委員長(櫻井道明) 森野委員。 ◆委員(森野正) 今ちょっと具体的な例を挙げていただきましたけれども、生活困窮者支援事業のある意味そのターゲットというのは、今お話しされたようなひきこもりの関係だけなのですか。それともどういったところがターゲットとして捉えられてくるのですか。 ○委員長(櫻井道明) 大谷主幹。 ◎社会福祉課主幹(大谷誠一) 生活困窮者のターゲットとしましては、生活保護になる前の方ということで、これまでそういうような方に関してのきちんとした相談窓口がなかったのでできたという経緯があります。1つは、生活保護に至らないようなちゃんと収入が確保されていますけれども、やはり就労が長続きしなかったりとか、あるいは家庭の家計管理に問題がある方とか、そういう形で対象範囲が多岐にわたっていると考えております。
    ○委員長(櫻井道明) 森野委員。 ◆委員(森野正) わかりました。そういう意味ではじっくりこちらのほうとしても見ていくべき事業なのだろうなと思います。なかなかすぐに効果が出るものと時間かかるものと当然あると思いますけれども、その辺はやっぱり数字にも何とかじわじわとでもあらわれてきていただけるようなお仕事をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  続けていいですか。 ○委員長(櫻井道明) どうぞ、続けて。 ◆委員(森野正) 敬老会のところで私もちょっと気になるのですけれども、完全にここのところ数年、社協の補助金という委託事業、委託費の問題とか、いろいろと額の問題で指摘をされてきているのですけれども、現場の敬老会に参加されている方と運営側として参加されている方、両方いると思うのですけれども、そういった方の声というのは、ここのところどういう声が多いのですか。 ○委員長(櫻井道明) 上村課長。 ◎高齢者福祉課長(上村充美) 高齢者福祉課、上村でございます。  まず、来ていらっしゃっている高齢者の方は、その時間帯やはり楽しい時間を過ごせて大変よかったという声を聞いています。その反面、やはり来たくても来られない、足がなくて来られないとかという声も聞こえるというのは伺っております。サポートされている方、手伝っていただけている方たちの声としましては、やはり先ほども出ましたが、手伝っていただけている方たちがまず対象者になるような高齢化が進んでいる。若い担い手さんたちがなかなかつながらないというご意見をいただいております。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 森野委員。 ◆委員(森野正) 気になって、どういうふうに考えて捉えたらいいかなという状況が1つあったのですけれども、椅子に座布団の上にビニールを敷いて、そういうふうにお待ちをしているのですよ。というのは、当然間に合わなくなっている方々が何人かいて、そこまでしっかりやっているのですけれども、どの程度喜んで来ていただいているのかなと。あと、ごそっと車に乗っかって連れてこられてしまっていることが本当にないのだろうかなというのがあって、そういうことも考えたときに、これからの敬老会のあり方というのは、やっぱり本当にもう今すぐにでも考えを変えるというか、もう一回みんなで検討してみないと、なかなか現場というのは難しい状況になっていると思うのですが、その辺はどういうふうに把握されていますか。 ○委員長(櫻井道明) 上村課長。 ◎高齢者福祉課長(上村充美) やはり現場の声と担い手さん、もちろん参加される方、さまざまなお声をやっぱり把握する中で、もう一度事業を精査していかなければならないというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 森野委員。 ◆委員(森野正) ぜひなるべく早くお願いしたいと思います。要するに高齢化が進めば進むだけ当然ふえていき、またさまざま体調的にも厳しい方も当然ふえていくわけですから、これからのあり方を本当に早く考えないと、両方とも苦しいのかなという気がしてしようがないのです。お手伝いしているほうも相当、特に社協さんなんていうと、もう直前になってしまうと、私がちょっと話を伺いたいと、いや、もう勘弁してくれと、敬老会終わってからにしてくれみたいな、そういうふうにやっぱり本当に大変なお仕事をされているところも見ていますし、今のように来ている方も、ご自分ではなかなか理解し切れていない部分もあるかもしれないですし、それが気になってという方も実際にいました。声かけられてトイレが気になって来られないという方もいたのですけれども、その辺のこともありますので、本当に急がれる話だと思いますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 渡辺課長。 ◎社会福祉課長(渡辺祥司) 先ほどの伊藤議員の質問で、答弁保留させていただいた件につきまして答弁させていただきたいと思います。 ○委員長(櫻井道明) どうぞ、高山副主幹。 ◎社会福祉課副主幹(高山幸代) 社会福祉課、高山でございます。  先ほど医療扶助について伊藤議員からご質問ございましたが、当初は平成27年度の9月ぐらいまでの単価でやっていたのですが、そのころまでちょっと医療費が上がっていましたけれども、後半となって割と伸びはそんなになかったし、いろいろ精査しまして、平成24年度から平成26年度までの単価で精査してやりました。ですから、一応これぐらい減ったわけでございます。 ○委員長(櫻井道明) ほかに質疑は。  小須田委員。 ○副委員長(小須田稔) よろしくお願いします。ダブらない範囲で手短にちょっと質問させていただきたいと思います。  まず、予算書の220ページ、きのうもちょっと質問させていただいていますので、まずこれをお伺いしたいのですけれども、2番目の県外被災者の対策事業でございます。600万ほど、これは県の支出金ということで来ておるのですけれども、これの対象者、世帯数ですか、それ確認をさせていただきたいのですけれども。 ○委員長(櫻井道明) すぐ出ますか。保留しますか。  櫻井副主幹。 ◎社会福祉課副主幹(櫻井裕樹) 社会福祉課、櫻井です。  県外被災者の対象者なのですが、平成28年3月現在、7世帯14名となっております。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 小須田委員。 ○副委員長(小須田稔) きのう伺ったのでは当初140名で、そのうちきのうの答弁で4世帯とたしか言われていた記憶があるのですけれども。                 〔何事か呼ぶ者あり〕 ○副委員長(小須田稔) ちょっとその辺私の記憶違いもあるかもしれません。今の7世帯、14人ということですね。そうしましたら、この金額ですね、世帯の状況というのはそれぞれ違うと思うのですけれども、その金額の割合というのはどういう、全く同じ額なのか。それともその世帯の状況、また家賃とか住んでいらっしゃるところが違うと変わるのか。ちょっとその辺をお伺いしたいのですけれども。 ○委員長(櫻井道明) 櫻井副主幹。 ◎社会福祉課副主幹(櫻井裕樹) 社会福祉課、櫻井です。  住まわれているアパートですとか、お住まいによりまして家賃が差がございますので、その点、差がございます。また、世帯数の人数によって上限ございますので、その関係で差は出ております。 ○委員長(櫻井道明) 小須田委員。 ○副委員長(小須田稔) そういうことですね、わかりました。ありがとうございます。  続きまして、182ページですね、17番の成年後見支援センターというところなのですが、ごめんなさい、先ほどのご説明で常設の窓口というお話もあったかと思うのですが、この窓口というのは28年度からですか。それとも今までもう窓口としてはスタートされていたのでしょうか。その辺確認もう一度させていただきたいのですけれども。 ○委員長(櫻井道明) 櫻井君、マスク取って答弁してください。 ◎社会福祉課副主幹(櫻井裕樹) 失礼しました。常設窓口につきましては、現在社会福祉協議会に委託しておりますので、佐倉市社会福祉協議会のほうで開設してもらって、また25年度から、こちらの全体事業を開始しておりますので、そのときから開始しております。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 小須田委員。 ○副委員長(小須田稔) ありがとうございます。  続きまして、予算書の189ページの9番のひきこもり対策推進事業でありますが、これ今いろいろほかの委員からも質問がありまして答弁いただいていますけれども、当然県との連携ということもあろうかと思います。私の自宅の近くにも成人された方でそういう方がいらっしゃって相談を受けたこともあるのですけれども、なかなかやはりいろんな状況がございまして、うまく進んでいないような印象があるのですけれども、この辺の県との連携というところでいくと、今後の課題も含めてどういうふうに県のほうの対応もしていこうとされているのか。その辺、新年度に向かって何か取り組みがございましたらお願いいたします。 ○委員長(櫻井道明) 佐藤課長。 ◎障害福祉課長(佐藤幸恵) 障害福祉課、佐藤でございます。  県との関係でございますが、ひきこもりサポーターの養成講座、こちらのほうは千葉県のほうで実施をしていただいておりますので、今まだ参加した方が20人少しぐらいしかいないので、これをもっともっとふやしていただいて、関係をもっとつなげていきたいと思っています。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 小須田委員。 ○副委員長(小須田稔) 結構です。ありがとうございました。 ○委員長(櫻井道明) よろしいですか。 ○副委員長(小須田稔) はい。 ○委員長(櫻井道明) 上村課長。 ◎高齢者福祉課長(上村充美) 先ほど保留させていただいた施設の入所率についてお答えさせていただいて…… ○委員長(櫻井道明) 誰からの質問。 ◎高齢者福祉課長(上村充美) 萩原委員さんのご質問。 ○委員長(櫻井道明) どうぞ。 ◎高齢者福祉課長(上村充美) 特別養護老人ホームにつきまして、28年1月1日現在の入所率が98.2%、介護老人保健施設が96.4%、グループホームが95.7%、介護つき有料老人ホームが87.3%で、市内施設全体を合わせますと94%の入所率となっております。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) ほかに。まだありますか。  上村課長。 ◎高齢者福祉課長(上村充美) 1件、伊藤議員のご質問について訂正をさせていただきます。  先ほど給付制限をかけた方で今年度亡くなられた方はいないということで私のほうで答弁をさせていただいたのですが、6名の中にはいないのですが、その前に給付制限をかけていた方で、今年度2名の方が亡くなられております。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 以上ですか。漏れないね。  それでは、会派に属さない議員から事前提出のありました質問事項のうち、これまでに質問がなかった内容について委員長より質問をさせていただきます。  質問は藤崎議員からの1件でございます。これは介護保険事業に関しての質問でございますが、介護保険の介護事業について、在宅介護と施設介護の人数の比較と在宅介護者への支援内容、リフォーム補助などと予算措置について質問をいたしますということでございます。答弁お願いします。  上村課長。 ◎高齢者福祉課長(上村充美) 答弁いたします。  在宅介護と施設介護の人数につきましては、28年1月のサービス利用受給者人数、介護居宅サービスが4,315人、施設介護サービスは1,030人で、この比較ですと大体4対1ぐらいの比較になるかと思います。このほかに地域密着型サービスの利用者が313名いらっしゃいます。  次に、在宅介護者への支援内容と予算措置でございますが、給付内容といたしましては、住宅改修を初め訪問介護、通所介護、ショートステイなどと、あと地域密着型サービスの居宅サービスなど、約20種類のサービスがございます。28年度の予算措置といたしましては約57億8,000万円を計上いたしております。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 以上で質疑を打ち切ります。  執行部はお疲れさまでした。  この際、暫時休憩をいたします。           午後零時12分休憩   ───────────────────────────────────────           午後1時15分再開 ○委員長(櫻井道明) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより平成28年度佐倉市一般会計予算のうち健康こども部所管の案件について審査を行います。  執行部の概要説明に当たり、委員長より申し上げます。初めに、部局の概要を当初予算の概要に基づき部局長が説明し、続いて事業の詳細を予算書に基づき課長から説明していただきたいと思います。なお、説明は20分以内とし、簡潔かつ明瞭にお願いをいたします。  それでは、執行部の説明を求めます。  山辺部長。以下座ってやってください。 ◎健康こども部長(山辺隆行) 健康こども部長の山辺でございます。よろしくお願いいたします。座ったままで説明させていただきます。議案第1号 平成28年度佐倉市一般会計予算のうち健康こども部所管の予算の概要につきましてご説明をいたします。  事前にお配りをしております平成28年度当初予算案の概要をごらんいただきたいと思います。健康こども部の執行体制といたしましては、子育て支援課、児童青少年課、健康増進課、生涯スポーツ課の4課に加えまして、保育園等の出先10機関、合計230名の職員で事務を執行しております。  平成28年度一般会計当初予算のうち健康こども部が所管する予算の総額は102億5,856万9,000円でございます。前年度の6月補正後と比較をいたしまして4億7,185万7,000円、4.8%の増となっております。予算増減の主な要因といたしましては、保育所入所委託等事業の増、民間保育園助成事業の増、幼稚園奨励事業の増、子育て世帯臨時特例給付金支給事業の減、児童手当支給事業の減などでございます。  次に、主要事業でございますが、資料にございますとおり児童手当支給事業など10事業でございます。  概要の説明につきましては以上でございますが、詳細について子育て支援課長から一括してご説明をさせていただきますので、よろしくご審議をお願いいたします。 ○委員長(櫻井道明) 佐藤課長。 ◎子育て支援課長(佐藤公子) 子育て支援課の佐藤でございます。座ったままでご説明をさせていただきます。議案第1号 平成28年度佐倉市一般会計予算のうち健康こども部所管の歳出予算の主なものについてご説明申し上げます。  予算書の190ページをお願いいたします。3款民生費、1項社会福祉費、8目南部保健福祉センター費でございます。ページ下段の2、南部保健福祉センター施設改修事業3,175万2,000円につきましては、南部保健福祉センター内にございますさくらんぼ園及び南部児童センターの空調設備改修工事等の工事請負費でございます。  次に、198ページをお願いいたします。3項児童福祉費、1目児童福祉総務費でございます。ページ中段にございます2、児童福祉一般事務費208万円につきましては、主に子育て支援推進委員会の委員報酬や言語聴覚士賃金、研修講師の謝礼などでございます。  次に、199ページをお願いいたします。3、子どもの遊び場管理事業45万円につきましては、主なものといたしまして遊具撤去のための工事請負費でございます。  その下の4、ファミリーサポートセンター事業1,040万につきましては、ファミリーサポートセンター事業を実施するための業務委託料でございます。  5、病児・病後児保育事業3,045万6,000円につきましては、東邦大学医療センター佐倉病院、みやのもりハローキッズ、佐倉白翠園の3カ所で病後児保育事業を実施するための業務委託料でございます。  ページ一番下の6、子育て世代包括支援センター事業1,037万7,000円につきましては、平成28年度から開設いたします子育て世代包括支援センターにおいて相談業務を行う保健師の賃金などが主なものでございます。  次に、200ページをお願いいたします。7、産後ケア事業1,200万円につきましては、平成28年度から出産後の母子に対し、産科クリニック等におきまして産後ケアを実施するための業務委託料でございます。
     その下の8、子育て短期支援事業98万3,000円につきましては、平成28年度から保護者の疾病などの理由で、家庭において一時的に養育することができない3歳未満の児童を実施施設におきまして一定機関お預かりするための業務委託料でございます。  201ページをお願いいたします。2目児童措置費の1、家庭児童相談事業482万2,000円につきましては、児童虐待の未然防止、早期発見、早期対応を目的に、関係各課、関係機関等と連携を図り、各種の相談対応や支援を行うための経費でございます。  続いて、202ページをお願いいたします。ページ中段の2、児童手当支給事業の扶助費26億1,407万5,000円につきましては、次代の社会を担う子供の健やかな育ちを支援するために中学校修了までの児童を養育している方に手当を支給するものでございます。  3、児童扶養手当支給事業の扶助費4億6,501万円につきましては、18歳までの児童を養育するひとり親家庭等に対し、生活の安定と自立を支援するため、所得に応じて手当を支給するものでございます。  次に、203ページをお願いいたします。ページ下段の3目母子福祉費の2、ひとり親家庭等医療費等助成事業の扶助費1,956万3,000円につきましては、児童を養育するひとり親家庭等に対し、医療費自己負担額の一部を助成するものでございます。  その下の3、ひとり親家庭等自立支援事業867万8,000円につきましては、ひとり親家庭等の生活の安定と自立支援を図るための経費でございます。  205ページをお願いいたします。4目保育園費の3、保育園管理運営事業4億4,675万5,000円につきましては、公立保育園7園の運営全般に係る経費でございまして、主なものといたしましては、臨時職員等の賃金や社会保険料、施設の維持管理などに要する経費でございます。  211ページをお願いいたします。11、保育所入所委託等事業16億3,107万3,000円につきましては、民間保育園に対する運営委託費及び他市区町村の保育園や認定こども園、小規模保育事業に通園する場合の施設型給付費及び地域型保育給付費の支給に要する経費でございます。  その下の12、民間保育園等助成事業3億7,255万円につきましては、民間保育園等に対する運営経費等の助成のための交付金でございます。  その下の13、認可外保育施設利用者・運営助成事業262万8,000円につきましては、認可外保育施設利用者及び運営者に対する助成金及び補助金でございます。  次に、212ページをお願いいたします。15、保育園施設整備事業2,787万5,000円につきましては、主に根郷保育園の外壁、屋根の補修工事等に要する経費でございます。  その下の16、公立保育園民営化事業1,650万7,000円につきましては、佐倉東保育園の園舎解体工事に要する経費でございます。  次に、213ページをお願いいたします。6目児童センター費でございます。1、児童センター管理運営事業1億4,817万4,000円につきましては、児童センター3館及び老幼の館2館の指定管理者業務委託料が主なものでございます。  その下の2、学童保育所管理運営事業2億5,843万5,000円につきましては、学童保育所29施設の指定管理者業務委託料、そして民間学童保育所5カ所への事業委託料が主なものでございます。  214ページをお願いいたします。3、学童保育所施設整備事業7,511万2,000円につきましては、主に間野台小学校区及び染井野小学校区の小学6年生までの受け入れ拡大及び佐倉東学童保育所の過密状態の解消を図るため、新たに学童保育所を整備するための経費でございます。  215ページをお願いいたします。ページ中段の7目青少年対策費の3、青少年施設管理運営事業の委託料475万1,000円につきましては、岩名運動公園内にあります青少年センターの指定管理者業務委託に要する経費でございます。  その下の4、佐倉市ヤングプラザ管理運営事業2,100万円につきましては、ヤングプラザの指定管理者業務委託に係る経費でございます。  次に、226ページをお願いいたします。4款衛生費、1項保健衛生費、1目保健衛生総務費でございます。ページ下段の6、子ども医療費助成事業(県費制度分)3億701万4,000円につきましては、子供の保健対策の充実及び保護者の経済的負担の軽減を図るため、通院については小学校3年生まで、入院については中学校3年生までの子供の医療費等について、県の補助基準に合わせて助成しようとするものでございます。  続く227ページの7、子ども医療費助成事業(市費拡充分)2億1,794万2,000円につきましては、佐倉市の子育て支援施策として、県の補助基準に上乗せし、自己負担額を県基準よりも低額とするとともに、通院助成の対象を中学3年生まで拡大するなど、医療費助成を拡充するものでございます。  その下の8、養育医療給付事業1,030万円につきましては、体の発育が未熟なままで生まれ、入院を必要とする乳児の治療費を国の基準に合わせて支給するものでございます。  228ページをお願いいたします。ページ中段の2目保健衛生費、3、検診事業3億4,527万2,000円につきましては、各種がん検診等に係る業務委託料が主なものでございます。  続く229ページの4、母子保健推進事業188万8,000円につきましては、母子保健に係る教育、相談、訪問等に要する費用でございます。  次に、230ページをお願いいたします。5、妊婦及び乳児健康診査事業1億1,855万8,000円につきましては、医療機関に委託して実施する妊婦一般健康診査及び乳児一般健康診査実施に要する経費でございます。  その下の6、幼児健診事業1,328万5,000円につきましては、母子保健法に基づき実施する1歳6カ月児健診及び3歳児健診並びに幼児歯科健診に要する経費でございます。  続く231ページの7、口腔がん検診事業225万2,000円につきましては、40歳以上の市民を対象とする口腔がん個別検診に要する経費でございます。  232ページをお願いいたします。3目予防費の1、感染症等予防事業(定期予防接種)4億4,785万3,000円につきましては、予防接種法に基づき実施する定期予防接種に要する費用であり、医療機関で実施する予防接種委託料が主なものでございます。  233ページをお願いいたします。4目休日夜間急病診療所費の1、休日夜間等救急医療事業2,616万5,000円につきましては、佐倉市健康管理センター内に設置した休日夜間急病診療所の運営に要する費用及び休日の当番医事業に伴う委託料が主なものでございます。  続いて、234ページをお願いいたします。2、印旛郡市小児救急医療事業1億5,766万6,000円につきましては、佐倉市健康管理センター内に設置した小児初期急病診療所の運営に要する費用でございまして、診療所運営に関する小児救急診療業務委託料、医療事務委託料、医薬材料費などが主なものでございます。  次に、大きくページが飛びまして330ページをお願いいたします。9款教育費、4項幼稚園費、1目幼稚園費でございます。ページの一番下の6、幼稚園奨励事業4億9,007万6,000円のうち、私立幼稚園就園奨励費補助金3億1,000万円につきましては、私立幼稚園に通園する園児の保護者に対し、保育料負担を軽減するため補助金を支給するものでございます。また、施設型給付費1億5,107万6,000円につきましては、認定こども園等に児童が通園する場合の施設型給付費の支給に要する経費でございます。  ページが大きく飛びまして369ページをお願いいたします。6項保健体育費、1目保健体育総務費でございます。ページ中段の9、スポーツ大会事業451万6,000円につきましては、スポーツの普及と競技力の向上を目的とした各種競技大会の開催に要する経費と佐倉朝日健康マラソン大会の補助金などでございます。  次に、371ページをお願いいたします。ページ中段の2目体育施設費の1、スポーツ施設管理運営事業1億162万2,000円につきましては、岩名運動公園や市民体育館、青少年体育館などの有料体育施設の管理を指定管理に委託する経費などでございます。  続いて、372ページをお願いいたします。2、スポーツ施設整備事業3,375万9,000円につきましては、西志津スポーツ等多目的広場に公衆トイレを設置する工事請負費などでございます。  議案第1号 平成28年度佐倉市一般会計予算のうち健康こども部所管の歳出予算に係るご説明は以上でございます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○委員長(櫻井道明) 以上ですか。 ◎子育て支援課長(佐藤公子) 以上です。 ○委員長(櫻井道明) それでは、これより質疑を行います。  各委員の質疑時間は、1部局当たり10分以内としております。委員が多くの質問を行えるよう、執行部の答弁は簡潔かつ明瞭にお願いをいたします。  委員におかれましては、質問時間10分のうち9分が経過した時点で予鈴を鳴らしますので、質問をその後1分以内におさめていただきますようお願いを申し上げます。  それでは、質問のある方はお願いをいたします。  爲田委員。 ◆委員(爲田浩) 爲田です。よろしくお願いします。  334ページの6の成人の日事業なのですけれども、よろしいでしょうか。これまさに成人の日の事業の費用だと思うのですけれども、ここ何年間か自分も参加をさせていただいております。いろいろ地域の方ですとか健全育成にかかわってくださったようなボランティアの方のお力もいただきながら、いい形で成人式はできているのだと思うのですが、この前に審議していた福祉部のほうの敬老事業みたいなのと比べると、もちろん対象人数は少ないのですけれども、この金額で十分に成人される方に対してのお祝いという意味でする内容について、この金額で十分であるかということについてはどのように考えていらっしゃるか、お聞かせください。 ○委員長(櫻井道明) 櫻井課長。 ◎児童青少年課長(櫻井理恵) 児童青少年課長の櫻井でございます。  ただいまご質問いただきましたけれども、佐倉市の成人式、まず成人式を運営するに当たりまして、新成人を中心としました運営委員がみずからどのような式にするかを検討して行っています。記念品につきましても、どのようなものがよいかを話し合いまして、限られた予算の中で、今年度、最近ここずっと数年間そうなのですが、自分たちでみずから取材等を行いまして、恩師にまたメッセージをいただくなどしまして手づくりの記念誌をつくって、記念品として発行しております。また、今お話ありましたように、たくさんのボランティアの方々も無償でお手伝いをいただいておりまして、そのほかスピーチも小中学生、高校生等、身近な方々が無償でボランティアでスピーチを行っていただいており、心温まる式となっております。成人式の華々しさという点では、この額でちょっとというご意見もあるかもしれませんが、心温まるいい式になっていると考えております。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) 内容的には私も心温まる式にはなっているのだろうと思っているのです。ただ、今課長からもお話ありましたが、限られた予算の中でということでしたね。ですから、まずこの金額自体が適切なのかということで、実行委員さんに手を挙げてもらうこと自体も大変だというふうにもお聞きしていますし、期限ぎりぎりに集まった委員さんで過去の踏襲というのですか、どんなふうにやっていたというものが前例としてあると、そこからなかなかとっぴな発想というのはしにくいということもあるでしょうし、またそれこそ予算ありきということですと、その部分を予算を関係なくどんなことがいいのというふうに振って、内容的に満足いく、また納得いくようなものであれば、柔軟にそういう意見も入れるようにしてあげて、やはり過去のものに影響されてしまうと思うのですね、期間限られた実行委員さんですと。その辺を考えていただくともう少し、私個人とすれば手厚い、もうちょっと費用が、予算が計上されていてもいいのかなというふうに正直思うところでありますので、今後、来年度以降ですか、今回手を挙げてくださる実行委員さん等も含めて、今後のあり方もぜひ考えていただけたらと思います。  委員長、いいでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) どうぞ続けて。 ◆委員(爲田浩) 続きまして、371ページですね、14番の少年野球教室事業について、よろしいでしょうか。これは自分、以前も一般質問でもさせていただいたのですが、小学校5、6年生が対象だということでしたと思うのですが、今年度この中には中学生や、また回数ふやす等の検討をしてくださるというようなお話であったかと思うのですが、どんな予定になっているでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 湯浅課長。 ◎生涯スポーツ課長(湯浅明弘) 生涯スポーツ課長の湯浅でございます。座って失礼させていただきます。  この少年野球教室、いわゆる長嶋茂雄少年野球教室でございますが、せっかくの機会ですので、これは毎年継続してやっていきたいと思っております。その中で中学生のかかわりでございますが、確かに多くの子供たちに参加していただきたいところでありますが、講師の人数やら会場の都合もございます関係で、今のところ実際に講義を受けるのは小学5、6年生、ただし中学生についても、その場の空気を味わっていただくとか長嶋さんに触れ合うような場を持っていきたいとは思っております。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) これ繰り返しになってしまうのであれですけれども、中学になってから野球始める子はいます。また、中学で今やはり部活ですね、人が少なくなっている実情ですので、その辺可能な範囲、柔軟性を持って一人でも多く参加してもらえるように、限られた予算の中でしっかり検討していただければと思います。場合によってはやはり回数をふやすとか予算をふやすということも必要なのではないかと思います。  委員長、いいでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 続けてどうぞ。 ◆委員(爲田浩) 続いて、368ページ、8の指導者育成・支援事業ということで、スポーツ推進委員さん、これ30名いるわけですけれども、正直私は、このスポーツ推進委員さん、これ長く聞いておりますけれども、なかなかちょっとお姿がわかりにくいのと、通常されていることと成果というのですか、この方たちにしていただいている事業について、市民の皆さんに対する効果なり成果というものをどんなふうに考えていらっしゃるか、お聞かせください。 ○委員長(櫻井道明) 湯浅課長。 ◎生涯スポーツ課長(湯浅明弘) 生涯スポーツ課長、湯浅でございます。  スポーツ推進委員の皆様におかれましては、いわゆる今佐倉市のスポーツの縁の下の力持ちというような役割を担っていただいております。なかなか表に出ていただけないところもございます。ただ、今議会でもご質問いただきましたように、スポーツ基本法の改正もございまして、これからは市の政策部門、いわゆる計画などでも大所高所からご参画いただくということを考えておりまして、そういった意味で当然それとあわせまして市民の皆様にも広報などを通しましてご紹介をしていきたいと思っております。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) 済みません。あと、ちょっとページが飛んでしまって申しわけないのですが、ひとり親家庭というか、1人でお子さんを育てられている方の支援の事業があったと思うのですね。203ページの下段の3ですね。これは日々、日々というか、ここのところ私も何年間か、この事業をしてくださっているのを見て、内容もほぼ理解はしているつもりなのですが、使いやすさと、あとやはりこの金額というのが、使いやすさという点では、なかなか手が実際出しにくいのかなというふうに思うところと、やるのであればもっと使いやすくというふうに変えていただきたいことと、やはりこのあたりは本質的に狙っている効果に照らせば、もっと予算がついてもいいのかなと思うのですけれども、その辺のお考えを教えてください。 ○委員長(櫻井道明) 櫻井課長。 ◎児童青少年課長(櫻井理恵) お答えいたします。  ひとり親の自立の支援につきましては、まず2つ制度がございまして、どちら…… ◆委員(爲田浩) 委員長、いいですか。 ○委員長(櫻井道明) どうぞ。 ◆委員(爲田浩) 203ページのほうです。下のほうです。 ◎児童青少年課長(櫻井理恵) それで、この中に自立支援教育訓練給付金というのがございます。こちらは広くいろいろなお勉強されたいという方が、割と気軽に講座をやっていただけるものとなっておりますが、おっしゃっているのは高等職業訓練促進給付金のほうかと思いますが、こちらは資格を取りまして、看護師ですとか資格を取るために2年以上履修する者につきまして、2年間の補助をするものでございます。以前からご質問いただいておりますが、生活を自分でしながら学校に通って学ぶというのはなかなか大変なことであろうかと思いますけれども、将来このような資格を取って自立していくためには、ひとり親の方々もいろいろなお考えの家庭がいらっしゃるかと思いますので、自立を目指して頑張っていきたいという方々につきましては、有効な制度であると考えております。 ○委員長(櫻井道明) ほかに。  執行部、もっとマイク近くにくっつけて、そのためにそれ延ばしたのだから。ちょっと遠いから。持ってしまってもいいから、はっきりと答弁してください。  高木委員。 ◆委員(高木大輔) では、済みません。爲田議員の関連質問からお願いします。  同じく204ページの高等職業訓練のその下のところにある高等学校卒業程度認定試験合格支援事業給付金についてお伺いいたします。具体的に。 ○委員長(櫻井道明) 櫻井課長。 ◎児童青少年課長(櫻井理恵) お答えいたします。  この事業は、20歳未満のお子さんを扶養しているひとり親家庭の親が、高卒認定試験の合格を目指して対策講座を受講する場合に、受講講座の一部を助成するものとなっております。 ○委員長(櫻井道明) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) これ予算としては何人ぐらいの方を見込んでいる予算でしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 櫻井課長。 ◎児童青少年課長(櫻井理恵) 予算といたしましては、見込みではまず1名でございます。今年度の2月から始まった事業でございまして、具体的に金額を申しますと、受講が終了したときに、まず10万円を上限に対象講座費用の20%を給付いたします。次に、高卒認定試験に合格したときに、対象講座費用の40%を給付いたします。ただし、この合計が15万円を上限としておりますので、まずこれから試験を受ける方が対象になりますので、このように見込んでおります。 ○委員長(櫻井道明) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 続きまして、ちょっと質問を変えたいと思います。予算書の231ページの7番、口腔がん検診の事業について具体的にどのようなことを取り組むのか、お伺いいたします。 ○委員長(櫻井道明) 青木課長。 ◎健康増進課長(青木和義) 健康増進課の青木でございます。  40歳以上の方を対象に、口腔がんの個別検診をモデル事業として実施をいたします。予定としては、300名の方を想定をしております。検査の内容といたしましては、問診と視診、触診の一次検診と医師の判断により必要な方には細胞診を実施する予定でございます。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 以前にもこれ議会質問させていただいたときに、佐倉市では比較的口腔がんの方が多いというような統計があったのですけれども、現在把握している口腔がんと思われる方の人数等ありましたら、お聞かせください。 ○委員長(櫻井道明) 青木課長。出ませんか。 ◎健康増進課長(青木和義) ちょっとお待ちください。済みません。健康増進課の青木でございます。  佐倉市では平成10年から印旛郡市歯科医師会と共催で口腔がんの集団検診というものを17年間実施してきておりまして、2,092人が受診をしております。その中で過去に4人の方が口腔がんということで発見をされております。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) そうですね。これから口腔がんというのは、これからも大きな問題になってくると思いますので、今回40歳以上ということなのですけれども、今後年齢を下げたりとか、そういったようなことがお考えになっているか、お聞かせください。 ○委員長(櫻井道明) 青木課長。
    ◎健康増進課長(青木和義) 健康増進課、青木でございます。  3年間のこれはモデル事業ということで計画をしておりまして、3年間は一応この40歳以上ということで行っていく予定でございます。その後、検証の結果、また対象等は検討していきたいと思っております。 ○委員長(櫻井道明) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) では、その次、同じ231ページの訪問歯科事業についてお伺いいたしますが、これは具体的には何人の方が今検診に回っていて、何回ぐらいの予算になっているのか、お伺いいたします。 ○委員長(櫻井道明) 答弁。わかる人でいいのだよ。後ろの人も。  では、ちょっと保留して、高木委員、次の質問して。 ◆委員(高木大輔) わかりました。では、次行きたいと思います。次、368ページの生涯スポーツ課のほうの質問に移りたいと思います。  体育協会ですね、568万円が計上されていますが、どのような使われ方をされているのか、お伺いいたします。 ○委員長(櫻井道明) 湯浅課長。 ◎生涯スポーツ課長(湯浅明弘) 生涯スポーツ課、湯浅でございます。  体育協会の補助金につきましては、現在2本立ての積算で組んでおります。まず、1点目としましては、体育協会に23の競技専門部がございます。それぞれ独自の事業を展開しておられますので、それぞれの県団体に対する活動事業としての補助金、もう一点は、市の代表として代表選手、あるいは代表チームとして印旛郡市民体育大会、これは7月にございます。それから、秋には県民体育大会がございます。これらの大会に市の代表として出ていただく場合の旅費、お昼御飯、それから雑費等の相当費用としての旅費ということで200万円ほど組んでおります。したがいまして、各専門部を16万円掛ける23専門部、それから旅費が200万円、こういう積算で組んでおります。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 各23の団体に今平等にという形になっているのですが、今後やはりオリンピックもありますし、実際力入れていかなければいけないような団体もあるとは思うのですけれども、今後そういった特別枠とか、そういったような形で予算をもうちょっとふやすとか、そういった議論というのはされたことはあるのでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 湯浅課長。 ◎生涯スポーツ課長(湯浅明弘) お答えいたします。  まず、今の均等になった成り立ち、これは体育協会の専門部の中でいろいろな議論がなされまして、今平等にということで落ちついております。ただし、今おっしゃられたようにこれからオリンピック等もございますし、全体の予算額をふやすか、あるいは体育協会の中で練っていただきまして、専門部にそれぞれ必要な分を例えば人数割りとかで変更するとか、そういったことは考えられるかと思っております。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) あくまでも提案という形になってしまうのですけれども、佐倉にはお正月なんか市長の話を聞くと、11人の日本一のスポーツ選手というか子供がいるということなので、そういった子たちをもっと伸ばすには、市としてもやはりサポートする必要があると思うので、ぜひこの辺の予算に関しましても、私はもうちょっとふやしてもいいのではないかなと思うのですけれども、その辺の意見もありましたらお聞かせください。 ○委員長(櫻井道明) 星参事。 ◎健康子ども部参事(星勝美) オリンピックにつきましては、先ほど高木委員もおっしゃられたとおり、可能性を秘めた中学生等々、佐倉市に多くいらっしゃいます。そういう方たちに何らかの支援をというのは、オリンピック担当としても今検討しているところでございます。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) わかりました。  では、最後にもう一つ、予算書371ページなのですけれども、今後岩名球場の改修工事入るのですけれども、来年は長嶋茂雄野球教室はどうなるのでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 湯浅課長。 ◎生涯スポーツ課長(湯浅明弘) お答えいたします。  まず、今改修というお話がございました。これは今議会で都市部のほうから工事費が提案されておりまして、もしこれがご了承ということであれば、当然工事が丸1年以上かかるわけでございます。しかしながら、長嶋教室はこれは絶やさないでやっていくべきだろうと考えております。したがいまして、会場が使えない場合には、例えば市内の学校の校庭を借りるとか、苦肉の策ではございますが陸上競技場をやむを得ず使うとか、そういったことも考えております。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 青木課長。 ◎健康増進課長(青木和義) 大変失礼いたしました。先ほど保留にさせていただきました訪問歯科診療事業についての人数でございますが、2月の議会のときに訪問歯科診療事業の見直し、条例を改正させていただいたところですが、これまでは歯科医師が訪問するときに報酬というものをお支払いしていた関係があるのですが、28年度からは歯科医師の診療報酬ということで、それぞれについては市のほうから費用が出ないことになっておりますので、その分の費用はこちらには計上してございません。実態といたしましては、年間大体20人程度の患者さんを診ているような状況になっております。 ◆委員(高木大輔) わかりました。 ○委員長(櫻井道明) ほかに質疑は。  敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) 敷根です。よろしくお願いします。  最初に、181ページのDV対策事業の10万円についてお伺いしたいのですけれども、こちらの10万円という金額は、実際どういったときに、どのような場合に支出するものなのか、お聞かせください。 ○委員長(櫻井道明) 櫻井課長。 ◎児童青少年課長(櫻井理恵) お答えいたします。  この費用につきましては、配偶者から暴力を受け、身の安全を図る必要があるために被害者あるいは加えまして同伴する子が緊急支援を実施し、被害者の保護を図るための費用でございます。原則としては、女性サポートセンターに一時保護を引き継ぎますけれども、所持金がなく一時保護の入所が難しい場合や、あるいは知人のお宅や宿泊施設を利用する場合などにおいて、その宿泊費や生活費を支援するための費用でございます。 ○委員長(櫻井道明) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) こうした相談というのは、この予算がつく前からずっとやっぱり相談件数みたいのとかというので出したことがあるとか、そういった実績とか対象者数とか把握している範囲のお話で。 ○委員長(櫻井道明) 櫻井課長。 ◎児童青少年課長(櫻井理恵) DVの相談といたしましては、追加資料にもございますように、追加資料の8ページにございますように、児童青少年課を初めまして市の機関合わせまして今年度の途中ですが、1月末現在で439件の相談を受けております。ただ、実際に避難となりますのはそのうちのごく一部でございまして、今年度シェルターを使ったものは2件、あとこのような緊急一時の費用を使ったものが1件となっております。 ○委員長(櫻井道明) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) この予算額でその方たちの保護が十分できたということでよろしいのでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 櫻井課長。 ◎児童青少年課長(櫻井理恵) 今年度につきましては足りております。 ○委員長(櫻井道明) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) では、次に移りまして、予算書211ページお願いします。211ページの12、民間保育園助成事業についてお伺いいたします。こちらなのですけれども、3億7,000万ついていまして、追加資料のほうでもちらっと見たのですけれども、待機児童の数が地域によってばらつきがあります。今後開園を予定している民間保育園というのは多数あるというのは、前回の議会でも聞かれたのですけれども、その場所の立地ですね、交通量が多かったり、また半径500メートルから1キロ以内に複数開園するということ、地図を見て思ったのですけれども、こうした民間保育園の適正な配置、足りていない地域、ちょっと民間業者に対して声をかけるなど、市としてはどのように対応しているのか。また、同じような時期に近くにも保育園が並んでできるというのは、業者さん同士の話し合いとか実際しているのかなと思いまして、そこら辺お伺いいたします。 ○委員長(櫻井道明) 佐藤課長。 ◎子育て支援課長(佐藤公子) 民間保育園の整備につきましては、保育所につきましてはある程度まとまった広さの敷地が必要でございます。土地所有者さんから保育園に供していいというお話をいただいた場合、私どもでそれを取得といいますか、しておりまして、あと事業実施されたい方からお声かけがありますと、その地域の待機児童、あと必要数を私ども推計しておりますので、その中で設置していただけるように協議を進めまして、今敷根委員さんがおっしゃったとおりのバッティングとか、やみくもに配置するのではなく、待機児童の予想数に応じて協議を進めて整備しているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) それでしたら全然心配ないので大丈夫だと思います。  その次は、204ページの4番ですね、保育園費のほうでお伺いしたいのですけれども、先日ももう執行部なんか質問して申しわけない部分もあるのですけれども、保育士の確保ですね、そちらがやっぱり喫緊の課題になっているというのは、もう皆さんも思っていると思うのですけれども、募集しても人数が集まらなかったということの問題として、職員が永年勤務しても給料が上がらない、年をとっても給料変わらない。あと、福利厚生ですね。あと、臨時職員の待遇で、先日も話したように時間外で持ち帰って自宅でやっているということが、これ佐倉だけではなくて、実はニュースでも最近取り上げられて、自宅でやっているという方が多いのですね。そうしたことが今後慢性化してくると、またなり手不足というのが非常に多くなると思うのですけれども、そういった例えば臨時職員や正職員が時間外、自宅で仕事をしているけれども、認めてもらえないですね。その事例、実際市のほうで把握できた場合、直接園長さんから命令されて、それしかないということではなくて、市側からちゃんとつけてくださいみたいな声をかける、そういったことができるのか、ちょっとお伺いいたします。 ○委員長(櫻井道明) 佐藤課長。 ◎子育て支援課長(佐藤公子) 認可保育園につきましては、私どもも指導する立場にございますので、そのような訴えがあった場合は事情聴取させていただいて、お伺いして、是正していただくべきところは、こちらからお話を持っていって、持ち帰って仕事をすることのないようには統一して指導してまいりたいと思っております。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) ぜひそうした非常に貴重ななり手ですので、ちゃんと市のほうでも育てていくという形でやっていただければと思います。  続きまして、371ページ、ちょっとページ飛ぶのですけれども、1番、スポーツ施設管理運営事業についてお伺いいたします。この中の委託料の中に岩名運動公園の管理に6,500万計上されていますが、これ平日の施設利用状況について、もし平日あいている場合、使ってもらうには市民の方に何か工夫とか料金の設定とか、そういったものをしているのかというのをちょっとお願いいたします。 ○委員長(櫻井道明) 湯浅課長。 ◎生涯スポーツ課長(湯浅明弘) お答えいたします。  岩名運動公園の利用につきましては、原則予約利用ということでございますが、ただ当日おいでいただいてあいていれば、その場で申し込みいただいてお使いいただくということでやっております。指定管理者のほうでも、ホームページございますので、利用の状況もすぐわかるようにはなっております。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) 現在平日のあき状況というのは何%といったらいいのですか。その割合みたいなのがわかれば教えてください。 ○委員長(櫻井道明) 湯浅課長。 ◎生涯スポーツ課長(湯浅明弘) お答えいたします。  平日につきましては、これは曜日やらに波がございますが、およそ40%から50%の間での稼働率でございます。なお、土日につきましてはほぼ100%でございます。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) 土日どうしても開催したいというのは、皆さん当たり前だと思うのですけれども、ご相談で料金を安くしたりするから移せる、高齢者の方とかでもよく平日あいている方という方もいらっしゃいますので、何かそういったご相談とかできたりするのですか。ちょっと料金を安くするから曜日を変えてほしいみたいなところ。 ○委員長(櫻井道明) 湯浅課長。 ◎生涯スポーツ課長(湯浅明弘) 原則指定管理者が中に入って利用の調整ということはしておりませんが、ただそういうご相談があれば対応することは可能でございます。  なお、今料金のことについてございました。料金については、これは条例と、それから市と指定管理者との委託の内容で決められておりますことですので、これは便宜を図るというような、そういったことはちょっと不可能でございます。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) そういった調整やれるようになれば、やっぱり土日使いたいという方は非常に多くてご相談が多いので、平日40%ということでうまく調整していただければと思います。  最後に、1つなのですけれども、369ページのスポーツ大会事業についてお伺いいたします。今後、朝日健康マラソンがいつも市が助成してたくさんの方が走っていただいているのですけれども、新たに何かこうした予算がついているので、市が主催でやるような大会とか市の目玉になるようなスポーツ大会の企画とか、そういったことは何か担当課で考えていないのか、お伺いいたします。 ○委員長(櫻井道明) 湯浅課長。 ◎生涯スポーツ課長(湯浅明弘) お答えします。  まず、スポーツ大会につきましては、現在年間を通じまして市でもいろいろな種目の大会を開いております。これは先ほどの体育協会の専門部とも相談いたしまして、そういったことをやっております。  それから、新たなことということでございますが、これは体協の大会というよりは教室を毎回種目を変えましてトップアスリートをお呼びして、そういった事業をやっておりますので、そこで競技人口の拡大を狙っていきたいと思っております。  以上です。 ◆委員(敷根文裕) ありがとうございました。 ○委員長(櫻井道明) ほかに質疑はございませんか。  萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) では、200ページの産後ケアですね、これは何件を予定した設定になっているのでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 佐藤課長。 ◎子育て支援課長(佐藤公子) 産後ケア事業につきましてお答えいたします。  まず、宿泊型、40人の費用を見込んでおります。通所型も計画しておりますが、これはちょっと宿泊型の利用状況を見て進めたいと思っておりますが、こちらも40人予定しております。訪問型も40人の利用を見込んでおります。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) これ財政で当初の予定よりも予算が3分の2になっていましたが、これで件数の縮小というふうになっているか伺います。 ○委員長(櫻井道明) 佐藤課長。 ◎子育て支援課長(佐藤公子) こちらの事業につきましては全くの新規の事業でございまして、私どもの当初の見込みでは60人を見込んで積算しておりましたが、新規事業でありますので、利用状況を見まして不足するようであれば追加で補正措置をしていただきたいということで、財政当局ともお話し合いは済んでおります。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 萩原委員。
    ◆委員(萩原陽子) 利用が多かったら補正で出せるということになっているのですね。これ全部委託になっているのですけれども、この224ページの佐倉市の保健師さんとかのお伺いをしたいのですが、佐倉市のこの新たな事業、とてもいい事業になるかと思うのですけれども、やはり市の保健師さんとかがケアするほうがずっといいと思うのですよ。それ全部委託というの残念に思っておりまして、224ページのこの専門職の栄養士、保健師、あと看護師、この人数を教えてください。 ○委員長(櫻井道明) 青木課長。 ◎健康増進課長(青木和義) 224ページのここに書いてある賃金というところの人数、これは臨時職員の賃金になりますけれども、その数でよろしいでしょうか。 ◆委員(萩原陽子) はい。補佐員と正規と両方教えていただきたいのです。 ○委員長(櫻井道明) 誰、内澤主査補、どうぞ。 ◎健康増進課主査補(内澤恵美) 健康増進課、内澤です。  こちらは健康増進課に勤務する職員のなので、今回の包括のほうとは全く別の賃金になるのですが、健康増進課のほうは、栄養士が4名、保健師が2名、歯科衛生士6名、助産師3名、看護師8名、言語聴覚士1名を予定しております。  正職員については、こちらではすぐお答えできないので、課長が…… ○委員長(櫻井道明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) それは後でお願いします。  では、228ページの検診事業なのですが、さまざまな検診やっていまして、がん検診ですけれども、追加資料の9ページでがん検診の数が載っています。それで、特に検診率、受診率が少ない子宮がん検診と乳がん検診、女性に特化したがんですが、これ若い女性に受けてほしいがん検診ですので、お子さんいらっしゃる方の対応、保育士さんがいますよということでやると受診率が上がったということもあるのですが、その辺はどういうふうに対応しているでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 青木課長。 ◎健康増進課長(青木和義) 健康増進課、青木でございます。  乳がん、子宮がんを今若い女性のときのお子さんの保育というのを、今年度同じ3回分を予算上では見込んでおります。 ○委員長(櫻井道明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) これはやっているということで私はいいと思ったのですが、周知はどのようにされていますか。 ○委員長(櫻井道明) 青木課長。 ◎健康増進課長(青木和義) 乳がんについては予約制になっておりますので、申し込みをしていただくときに、保育の必要がある方はそちらについても予約をしていただくということになっております。子宮がんについても、保育の必要な方については事前に申し込みをしていただくということになっております。 ○委員長(櫻井道明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 利用はどのぐらいあるでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 青木課長。 ◎健康増進課長(青木和義) ちょっと手元に正確な数字はございませんが、乳がんのときに、多いときに午前、午後50人程度の利用はございます。 ○委員長(櫻井道明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) わかりました。これ充足と周知を続けていただきたいと思います。  それから、211ページです。認可外保育園、今認可外何園あって利用者何人か、お聞きします。 ○委員長(櫻井道明) 出ますか。  辻口主査。 ◎子育て支援課主査(辻口美佐枝) 子育て支援課の辻口です。  現在、佐倉市内に認可外保育施設が4カ所ございます。 ◆委員(萩原陽子) 利用者。 ◎子育て支援課主査(辻口美佐枝) 利用者については、現在ちょっと把握のほうができていません。 ○委員長(櫻井道明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) ここに補助の金額が出ているわけですから、母数が一応想定あると思うのですが、この施設に対する補助と、それから入所児童に対する補助がありますよね。どういう補助をしているのか。 ○委員長(櫻井道明) 佐藤課長。 ◎子育て支援課長(佐藤公子) 入所児童に対する補助は、3歳未満児については月額1万5,000円を上限として補助をしております。計算といたしましては、認可外保育料から認可保育園の保育料を引きまして、その差額を補助しております。失礼いたしました。3歳未満児が月額1万5,000円、上限の補助で、3歳以上児は月額5,000円の補助をしておりまして、数としては月10人、それぞれ10人の利用を見込んで積算いたしました。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) それでは、次に214ページの学童保育施設です。新しい施設整備としては、先ほど佐倉東小も入っていました。それで、5事業者に委託しているわけですが、学童保育の指導員さん、この間議会との交流会がありまして、いろんな要望が出ました。その中で研修なのですけれども、なかなか研修が全員が受けられていないということも出されたり、お互いの、5事業者いろいろ違いがあるので、研修という形で交流ですね、交流したいという意見ありましたけれども、それについていかがでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 佐藤課長。 ◎子育て支援課長(佐藤公子) 研修につきましては、学童保育所の職員全員に対して、市で研修会の場も設定しております。それで、あと萩原議員さんがおっしゃったとおり、事業者ごとで研修の交流会というお声もありますし、実際に事業者によっては、自分のところで研修会を開いた際に、他のエリアの学童保育所に声をかけて研修を実施している場合もございますので、エリアごとの事業者間で定期的に会議も開いておりますので、そちらでなるべく研修の機会を設けるということは報告を受けております。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 事業者で非常にもうかる事業ではないと思うのですね。福祉事業で、それで経費の節減大変していまして、例えば折り紙でループ、輪つなぎみたいなものをつくろうとしたときに、折り紙は買えないと、広告でやってくれと言われたということで、非常に細かいところで費用を節減しているという、もうお金がないということなので、その辺やっぱり細かく市としては見ていっていただきたいと思います。 ○委員長(櫻井道明) 佐藤課長。 ◎子育て支援課長(佐藤公子) 指定管理者とよく交流を図りまして、いろいろなご要望の声をお聞きしながら各種検討を進めていきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) ほかに質疑は。  平野委員。 ◆委員(平野裕子) 今の研修のこととかに関連いたしまして学童保育所、保育園もそうなのですが、障害を抱えたお子さんに対する研修というのは、多分保育園にしても幼稚園にしても学童にしても多く持たれたほうがいいとは思うのですが、そういったところで研修とかは担当課としてはどのようにお考えでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 佐藤課長。 ◎子育て支援課長(佐藤公子) 子育て支援課で、先ほども萩原議員さんにお答えしたとおり、各保育園、学童保育所対象に障害児に対する研修の機会を設けておりまして、そちらにご参加いただけるように働きかけております。今後とも研修の機会は充実させて、いろいろと質の向上が図れるように検討を進めていきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) 先日もやったときに、学童の先生方と保育の先生方だと、やっぱり抜けていける時間が違うというところだったので、そこら辺は経費もかさんでしまうところなのかもしれませんが、やはり考えた中でやっていただきたいと思います。  全体的なところで198ページから子育てのほうの予算がありまして、全体で新規に産後ケア、地域子育て支援事業、子育て短期支援事業等、新しい事業がふえている中で、全体的な予算額が8.2%くらい減っているのですけれども、その辺はどのようにお考えなのでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 山辺部長。 ◎健康こども部長(山辺隆行) 健康こども部長の山辺でございます。  ただいま委員のほうから全体的な予算が減っているのではというご質問がございましたが、健康こども部としましては、新規の子育て世代包括支援センター事業を初めとして、多様な保育のニーズに対応した予算を組めたというふうに考えておりまして、全体としての、冒頭申し上げましたように4億円以上の予算はふえておりますし、基本的に子育て世帯への支援を今後充実させていく予定でございますので、そういった予算になっているものと考えております。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) それでは、安心して子育てに力を入れていっていただきたいと思うのですが、民間保育園とか今後の保育の施設の211ページですね、保育施設、ごめんなさい、民間のほうにその保育の施設の補助を出したりとかあると思いますけれども、実際待機の人数も今追加資料であるのですが、それほど大きい数字ではないのが事実で、100%でないのに待機児童がいるところというのは、多分ゼロ、1、2歳のところ、未満児さんのところでのあきがないのかなと推察するところなのですが、その辺に対しては今年度園がたくさん、臼井、志津のほうでもそうやってできるという中で、先ほども考えて配置なさるということだったのですが、今後の予定どんなふうに考えているか。もう一度お伺いしてよろしいですか。 ○委員長(櫻井道明) 佐藤課長。 ◎子育て支援課長(佐藤公子) 平成28年度の現在事業者さんから保育事業を実施したいというお話は、市内に6カ所お話をいただいております。こちらができ上がりますと、私ども29年度中に待機児童ゼロを目指しておりますので、こちらの6園が計画どおり整備されますと、目標達成にはかなり近づくものと考えております。ただし、やはり事業者さん、いろいろな協議、地主さんとの協議とか、そういうもので今個別に進めておりますので、計画どおりに進んでいくものと考えて、29年度には解消できるものと考えております。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) わかりました。  212ページの公立保育園民営化事業のほうの東保育園のほうでできている件で、予定がわかっていましたら場所をちょっと教えていただきたいのですが。 ○委員長(櫻井道明) 佐藤課長。 ◎子育て支援課長(佐藤公子) こちらの公立保育園民営化事業につきましては、佐倉東保育園の園舎解体工事の予算でございます。こちらは11月議会で継続費で、27年度、28年度の継続費でご承認いただいたものの28年度分の予算なので、入札につきましては3月に入札を行い、解体工事の今契約事務を進めております。解体工事の着手は、4月1日から16日までは備品の整備、旧園舎にございますので、そちらを整理して4月16日以降に着手を予定しております。工期は7月25日まで見込んでおります。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) すごく引き継ぎもうまくいっているのではないかと思いますので、今後の推移を見ていきたいと思います。  そうしましたら、215ページのジュニアリーダーのところなのですが、子ども会中央交流フェスティバル等委託費があるのですが、実際今子供会でそういう事業に参加している子供会の団体数を教えてください。 ○委員長(櫻井道明) 櫻井課長。 ◎児童青少年課長(櫻井理恵) お答えいたします。  今年度、市の子供会の連名に加盟しているのは38団体でございます。 ○委員長(櫻井道明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) 大分減ってきているとお伺いすることもありますので、ぜひ参加の団体がふえるよう、子供会に加入する子供が減っているというところに原因はあるとは思うのですが、ぜひ子供会に加入していない子たちも参加してもいいのではないかと思いますので、そういった面でうまく参加人数をふやしていただけたらと思います。 ○委員長(櫻井道明) 櫻井課長。 ◎児童青少年課長(櫻井理恵) 子供会の中央交流フェスティバルにつきましては広報等でもお知らせしまして、子供会に入っていないお子さんも参加できるようになっておりますので、今後ともどんどん参加していただけるお子さんをふやしていきたいと思っております。 ○委員長(櫻井道明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) それでは、先ほどもちょっと高木議員から出たのですけれども、231ページの訪問歯科事業に関しまして、行きたいのだけれども、行けない。法律が変わったとは思うのですが、やはりそういう方たちに優しくというか、行ける状況等がつくれるように担当課のほうとしてはどのようにお考えでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 青木課長。 ◎健康増進課長(青木和義) 診療の費用のところが変わっただけでございますので、今までどおり利用者に関しては変わりはありませんので、必要な方に対しては市のほうで協力してやってまいります。 ○委員長(櫻井道明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) では、済みません。勘違いなところもあると思いますが、行きたくても行けない方とか、そういうのをわからない方にやはりなるべく、多分地域包括支援センターとかが絡んでくるのかなと思うので、PRを十分にしていただきたいと思います。  その中で、前のページに戻りまして229ページにがん検診推進事業費助成金1万円とあるのですけれども、これは何でしょうか。229ページ、3、検診事業の扶助費。 ○委員長(櫻井道明) 原副主幹。 ◎健康増進課副主幹(原俊介) 健康増進課の原でございます。  この予算につきましては枠でとっただけのもので、正確に言うと負担金、一部受診者様のほうで負担金をご負担いただいた上で、残りを佐倉市が負担しているような状況なのですけれども、その場合クーポン券を持っていて、そのクーポン券を忘れて実費を払ってしたという方がいまして、それについてはクーポン券については国の補助が一部充当されますので、その費用については後でお返しするといった事例がございまして、そういったときの対応のために枠で設けているものでございます。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) わかりました。推進事業費と出ていたのでPRとかのお金なのかと思って、ちょっと心配してしまいました。  それで、実は青いファイルの比較で2,500万ほど、検診事業に対して予算請求した後2,500万くらい減額されているのですけれども、検診率が低いというところも含めて、その辺は予算が少なくさせられたのか、なってしまったのかということあるのですけれども、そこは担当課としていかがお考えでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 青木課長。 ◎健康増進課長(青木和義) 健康増進課、青木でございます。  この減額の大きな理由といたしましては、大変恥ずかしい話で申しわけないのですが、要求したときの数字見込みにちょっと間違いがございまして、査定の中で正しい数値に見直しをさせていただいたという部分が大きくありまして、そういった部分で先ほどの中で調整して減額をしていただいているというところでございます。 ○委員長(櫻井道明) ほかに質疑はございませんか。  橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) 橋岡です。よろしくお願いいたします。
     それでは、まず予算書の233ページ、休日夜間等救急医療事業、それから印旛郡市小児救急医療事業ということで、これについては一般質問でも以前申し上げているのですが、今後この体制を守っていくためには、医師会に所属する先生方のご協力をなくしては維持できないというところだと思うのです。その中で今後どうしていくかということを話し合いを始めるところだというふうに伺いました。予算書、金額はこのように上がっているのですが、今後どのような方向性で体制を維持していくのか教えてください。 ○委員長(櫻井道明) 青木課長。 ◎健康増進課長(青木和義) 健康増進課の青木でございます。  まず、小児急病診療所でございますが、基本的には今のまま継続をしていく予定でございますが、課題といたしましては、勤務していただく先生方の医師がちょっと不足しているというところがございまして、あまねく他市の小児科も含めて協力をいただける医療機関を募っているという状況でございます。小児については現状維持をしていく予定でございます。  休日夜間急病診療所につきましても、基本現状維持ということで考えております。課題ということでございますが、毎日の、今休日だけですけれども、平日の夜間についてもやったらどうかというようなご意見もいただいておりまして、その点について今検討はしているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) 維持したいのは皆さん一緒だと思うのですけれども、維持できない状況になりつつあるわけですよね。医師の確保ができないというのが、もう既にこの小児救急のほうは出ております。そういったことで医師会との話し合いはどういうふうになっているのかを伺いたい。 ○委員長(櫻井道明) 青木課長。 ◎健康増進課長(青木和義) 議員からご指摘のとおり医師不足というところで、医師の確保をどうしていくかというところで、具体的にどうするというところはないのですが、医師会の中でできるだけ協力できる先生方については協力していただくということで、話のほうは進んでいるところでございます。 ○委員長(櫻井道明) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) 先生方も疲弊しております。年齢的に70歳以上だと当番というか受けなくてもいいというような暗黙の了解があるようですし、今新たな問題として医師会に所属していない医師というのももう出てきている中、高齢者を支える地域包括ケアシステムであるとか、こちらの子育て支援であるとか、全ての面で医師に頼る部分が多いと思うのです。ですので、維持したいのはわかるのですけれども、現状できないということを考えながら、来年度予算、そしてこの5年、10年ということを考えていただきたいと思います。よろしくお願いします。  それで、実際問題、この小児救急のほうは医師が1名というか、もう手当てできないような日とかも出ているのでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 青木課長。 ◎健康増進課長(青木和義) お答えいたします。  小児救急診療所でよろしいですよね。医師がいない日ということはございません。 ○委員長(櫻井道明) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) 千葉県の電話相談という形で、病院に行こうかどうしようか、真夜中どうしようかという相談電話があるのですけれども、聞いたところによりますと、一晩様子を見てから来ても間に合うというような患者さんも多いという現状を聞いていますので、ちょっと聞きたいという相談体制どういうふうにしていくか。あるのであれば、それをどのように周知していくかというところだと思うのです。爲田議員が成人式の事業について質問していましたけれども、やはり成人式のところあたりから大人に対する啓発の窓口になっていると思いますので、困ったときにどうするかという行政の窓口をどういうふうにつなげていく、スタートしていくかというのから、随分さかのぼる話ですけれども、スタートしていますので、お母さんに急になったとき、なった後にどういうふうにフォローしていくかというところを、相談の電話ですね、周知をぜひぜひお願いしたいと思います。  それから、200ページ、205ページに保育士の補佐賃金が出ております。補正予算でも50人、募集しても44名ですか、実績としては。全国に潜在保育士が68万人いると言われています。佐倉市ではその採用という意味では人事だと思うのですが、現場ということでやっぱり健康こども部だと思うのですが、そういった把握はどのようにしているのか。さもなくばしていないのか、教えてください。 ○委員長(櫻井道明) 佐藤課長。 ◎子育て支援課長(佐藤公子) 現場の保育士の数は各園に保育の予定を照会しまして必要な保育士数は調査いたしまして、それに基づいて計算しております。それで、28年度、保育補佐員は、常任委員会のときにお答えした50人というのは、主任保育士というフルタイムの保育士さんで、主な例として挙げさせていただいたのですけれども、そのほかに短時間保育士、あと週休代替保育士等おりまして、28年度は各園からの必要量は保育士107名ということで措置しております。その計画に基づいて臨時職につきましては募集をし、各園に配置しているところですが、なかなか必要数に足る応募数がないものですので、現場としては非常に苦労しているという話は聞いております。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) 子育てを応援したいというか、そういった現場で働き続けたいという保育士さんも子供を抱えて自分の子供を預けないと働けない。この悪循環なのですよね。そこをどういうふうにしていくかというところだと思います。5時なら5時、6時なら6時に迎えに来るのをおくれてくる。これはやむを得ない。仕事の延長ということもあると思うのですが、5分、10分おくれたおかげで保育士さんが、自分の子供を迎えに行く時間がおくれるという。ですから、全体的にこの保育環境を上げるためにも、子供を預けるお母さんたちのモラルというのも何とかして時間どおりに迎えに行くのだということもやっていかなければいけない。ちょっと難しい問題があると思うのですが、全体的に把握しながら頑張っていただきたいと思います。  それから、病児・病後児保育なのですけれども、この追加資料にもございましたが、キャンセルというのがどうしても出てくると思うのです。これやむを得ない。時間との闘いの中でやっていると思うので。一番その課題は何でしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 佐藤課長。 ◎子育て支援課長(佐藤公子) 病児・病後児保育の手続について、まず最初に利用者の方から面接をしなければいけないので少し使いづらいというお声は頂戴しております。ただ、医療機関といたしましては、大切なお子様をお預かりするのにやはり面接は必要ですので、そちらはお願いしたいということで、利用者の方からは事前の面接というのがちょっと使いづらいので工夫をしていただきたいというお声いただいていますので、これからは利用しやすい制度になるような形で、各方面から研究して対応していきたいと思っております。  あと、キャンセルにつきましては、やはり申し込んだけれども、病状がよくなったというようなことで、あとほかに子供さんを見てくださるというお声があって、利用者数と同じくらいのキャンセル数は出ております。ただ、やはりセーフティーネットとして病後児の施設がないと、やはりお母様方心配なので、利用者は少なくともセーフティーネットとして整備していきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) よろしいですか。  ほかに質疑はございませんか。  斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) 斎藤です。よろしくお願いいたします。  予算書の214ページをお願いいたします。また、この青い資料の健康こども部5ページをお願いいたします。こちらの資料に基づきまして、3番、学童保育所施設整備事業、間野台小、染井野小と先ほどご答弁いただいたかと思いますけれども、こちらの学校敷地内への学童保育所整備についてお聞かせいただきたいのですけれども、お願いいたします。 ○委員長(櫻井道明) わかる人。佐藤課長。 ◎子育て支援課長(佐藤公子) 失礼しました。間野台小学校区及び染井野小学校までは学校敷地内への学童保育所を整備する予定でございます。井野、佐倉東小学校区の過密状況解消のために新規学童保育所を学校内に整備する予定でございます。こちらは空き教室を利用して整備の予定でございます。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) ありがとうございます。もう少し詳しく教えていただきたいのですけれども、間野台小学校区の学校の敷地内への学童保育所というのは、予定としましては、人数ですとか、あと建物の1階ですとか2階ですとか、もう少し詳しくお話しいただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 佐藤課長。 ◎子育て支援課長(佐藤公子) 失礼いたしました。間野台小学校区につきましては、建物を新設する予定でございます。敷地内に新しい建物を建築する予定で、今協議を進めてございます。染井野小学校区につきましては、空き教室を改修する予定で、施設改修工事の準備を進めております。先ほど申し上げた佐倉東小小学校区は、空き教室の改修で今施設整備進めているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) ありがとうございます。改めて伺わせていただきたいのですけれども、間野台小学校、染井野小学校、これに伴って、私、議会でご答弁いただいたのですけれども、王子台小学校区も緩和されるということで、これでやっと6年生までの受け入れ拡大が終了となりますね。 ○委員長(櫻井道明) 照井主査補。 ◎子育て支援課主査補(照井慎) 子育て支援課の照井と申します。お答えさせていただきます。  来年度の間野台小学校、染井野小学校、ここに学童保育所が整備されましたら、計画の上では全ての小学校区で6年生までの受け入れが可能となります。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) わかりました。よろしくお願いいたします。  それでは、続いて215ページ、2番の青少年健全育成推進事業、先ほど平野委員からもご質問あったのですけれども、私のほうの質問といたしましては、ジュニアリーダーのこの講習会、何名ぐらいの子供たちが参加しているのでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 櫻井課長。 ◎児童青少年課長(櫻井理恵) お答えいたします。  今年度は27名が参加いたしました。失礼いたしました。27年度は32名が参加しております。申しわけございません。 ○委員長(櫻井道明) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) わかりました。このジュニアリーダーというのは、昔々、私が小さいころからあった制度だと思うのですけれども、実は私もジュニアリーダーのこの講習会を受けさせていただいて、大変子供のころに教わったことが大人になって、今、私、子育てもしておりますので、その件に関してはとても役に立つというか経験としていいものだと思うのですけれども、このジュニアリーダーというのは子供会に所属していなくても参加は可能なのでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 牛玖副主幹。 ◎児童青少年課副主幹(牛玖幸一) 児童青少年課、牛玖でございます。  ジュニアリーダー初級認定講習会に関してなのですけれども、現在子供会に加入していなくても参加していただいているお子さんたちも若干いらっしゃいます。そこから子供会の加入へという形で投げられたらという形で考えております。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) わかりました。ありがとうございました。  それでは、予算書の372ページをお願いいたします。372ページ、また青いほうの資料ですと7ページに健康こども部、7ページになるかと思うのですけれども、こちらの2番のスポーツ施設整備事業で、先ほどご答弁で西志津の公園かな、公衆トイレ設置工事、防災井戸設置工事と工事があると思うのですが、このトイレに関しまして、どのようなものをお考えでいらっしゃるか、お話を伺えたらと思います。 ○委員長(櫻井道明) 湯浅課長。 ◎生涯スポーツ課長(湯浅明弘) 西志津のトイレについてお答えいたします。  まず、基部につきましては、通常の公衆トイレということでございまして、女性用が4基、それから男性用が、大2基、小4基、それと多目的トイレが1基でございます。なお、このトイレは、震災時のライフラインの寸断に備えまして、通常は水洗式なのですが、下水がとまった場合には、いわゆる落とし込み式に切りかえることができます。したがいまして、地下にそういった貯留槽がございます。その違いがございます。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) ありがとうございました。こちらの多目的トイレなのですけれども、部署が違うかと思いますけれども、せんだって志津市民プラザのほうにやっぱり多目的トイレをつくっていただいていて、地域の方というか障害を持った方がちょっと使いづらい、その方の車椅子ですとか、その方によってまた違うかと思うのですけれども、何かそういうご不便なところがあったみたいなので、連携をとって障害を持った方ですとか高齢者のお声も少し聞いていただいて取り入れていただけたらと、よろしくお願いいたします。 ○委員長(櫻井道明) 要望ですか。 ◆委員(斎藤明美) はい、要望で結構です。ありがとうございます。  それでは、予算書の371ページに戻っていただけますでしょうか。1番のスポーツ施設管理運営事業で岩名運動公園のことについて少しお伺いさせていただきたいと思います。岩名運動公園を指定管理者が管理していると思うのですが、市民体育館ですとか、予約の、現在予約状況ではなく予約の方法ですか、そういったことをちょっとお話し伺いたいのですが。 ○委員長(櫻井道明) 湯浅課長。 ◎生涯スポーツ課長(湯浅明弘) お答えします。  まず、岩名運動公園につきましては、3カ月前の日から受け付けを開始しておると。それから、市民体育館につきましては、3カ月前の1日から、若干違いがございますが、そういったことで予約受け付けを始めております。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) これは電話でしょうか、来館でしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 湯浅課長。 ◎生涯スポーツ課長(湯浅明弘) お答えいたします。  済みません。先ほどのお答えの中で、私、逆に答えておりました。訂正させていただきます。  それから、済みません、もう一度……予約方法でございますね。それにつきましては、まず電話と窓口と両方で対応させていただいております。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) この予約に関しましては、市民の方が、私の質問の意図としましては、市民の方が優先となるのかとか、佐倉市の方が順序としましては利用していただけるように考慮していただけているのかと思いまして伺っているのですが、それはいかがでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 湯浅課長。 ◎生涯スポーツ課長(湯浅明弘) まず、基本市内、市外での優先という区分けはございません。これはあくまでいわゆる先着順というようなことでやっております。なお、これとは別に先行予約という形で、例えば公式の行事ですとか公に近い大会を開きたい。そういった場合には受け付け期日にかかわりなく、前もって先行して入れるということはやっております。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) ほかの市と比べてしまっては何なのですけれども、市の、市内の方が使いたいときに使える、そういったお声を市民の方から、野球チームの方ですとかサッカーチームの方たちからなのですけれども、せっかく佐倉市にいいものがあって、自分たちが先に予約ができるといいなということがありましたので、ご検討いただけたらと思います。  以上です。ありがとうございました。 ○委員長(櫻井道明) ほかに質疑はございませんか。  伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) お願いします。子供の貧困からいきます。学童保育所管理運営事業、予算書の213ページなのですけれども、利用料の減免を受けている児童は何人なのか。 ○委員長(櫻井道明) 佐藤課長。 ◎子育て支援課長(佐藤公子) 済みません。ちょっと保留でお願いいたします。 ○委員長(櫻井道明) 保留で。  伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) では、おやつや夏休みのお弁当を有料で提供している事業者があるかどうかです。 ○委員長(櫻井道明) 佐藤課長。
    ◎子育て支援課長(佐藤公子) 数についてはちょっと調べまして後ほどお答えしたいと思いますが、有料で夏休みの昼食、おやつの準備をしている事業者はございます。 ○委員長(櫻井道明) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) 学童での困窮家庭に対する統一した対応がやっぱり必要だと考えますけれども、いかがでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 佐藤課長。 ◎子育て支援課長(佐藤公子) これから実態を調査する中で、そういうお困りになっている方等いらっしゃいましたら、いろいろ検討して考えていきたいと思っております。今のところは現状でさせていただきたいと思っておりますが。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) 対応をお願いいたします。  では、児童虐待です。追加資料で健康こども部の8ページですね、相談者の実数と、あと虐待相談数が毎年増加しております。虐待と貧困について関連が指摘されていますけれども、市の現状はどうでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 答弁は。                 〔何事か呼ぶ者あり〕 ○委員長(櫻井道明) 今の質問。保留。  佐藤課長。 ◎子育て支援課長(佐藤公子) 保留させていただいた学童の実施箇所数を今調べに…… ○委員長(櫻井道明) 今のだよ。  櫻井課長。 ◎児童青少年課長(櫻井理恵) お答えいたします。  件数としてはわかりかねますが、確かに貧困によって児童の家庭状況がちょっと不適切な例がふえているように感じております。 ○委員長(櫻井道明) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) 今教育委員会のほうでは就学支援とか、あと奨学金とかありまして、あと福祉部のほうでは生活困窮者支援事業で学習支援が始まるわけなのですけれども、やっぱり各部局で困窮している子供たちに対する横断的な取り組みというのが必要ではないかなというふうに思います。一般質問で五十嵐議員のほうから市長に子供の貧困に関して市長が調査するというふうに答弁がありましたので、有機的に施策を展開していくためにも、子供の貧困について、やっぱり計画しながら具体的に進めていっていただきたいと思うのですけれども、いかがでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 山辺部長。 ◎健康こども部長(山辺隆行) 健康こども部長の山辺でございます。  子供の貧困については、国のほうでも首相みずからが対策に乗り出すというふうに表明しておりますので、自治体としても、佐倉市といたしましても、先ほど課長からも答弁いたしましたように、実態等も把握しながら、庁内、教育委員会初め、いろんなさまざまな部署と連携しながら把握しながら、総合的な対策を今後検討していきたいというふうに考えます。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) それでは、保育士不足、正規雇用問題について伺います。保育士の不足の状況は、具体的にきのう総務のほうからも補充で募集したけれども、なかなか集まらなかったという答弁がありました。やはり保育士、先ほどは何か足りているようなこともおっしゃられ……足りていない。それに対して今のような体制というのは、もうすぐ限界があるのではないかなというふうに思います。船橋のほうではもう保育士は正職員に切りかえているのですね。もうあそこでは募集しても、それこそ皆さん東京とか行ってしまうので、正職員に切りかえてやっているということなので、この抜本的な見直しというのをやっていかなければいけないと思うのですけれども、佐倉市の戦略としてはどうでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 山辺部長。 ◎健康こども部長(山辺隆行) 健康こども部長の山辺でございます。  保育士等といいますか、保育に関する専門職への処遇改善につきましては、これはやはり国のほうでも今後抜本的に考えていくというふうに表明されていますので、私どもも国の政策をよくよく注視して見ながら、自治体としてもやれることを積極的にやっていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) ですから、やれることを積極的にやっていくには、みんな近隣市も同じ状況だというところで、そこから一歩ぬきんでていかなければ、保育士もそうですし、あとは保健師さんもそうなのですよね。これからどんどん、どんどん専門職が必要になるのに、国の動向を見ていたらもうおくれてしまう。佐倉市としてどういうふうに職員を確保するかという、今もう競争の時代に入っているのですね。そこをどうするかという、それをお聞きしているのですけれども。 ○委員長(櫻井道明) 山辺部長。 ◎健康こども部長(山辺隆行) 国の動向は的確に察知しなければいけませんので、それを踏まえた上で近隣の他市に負けないように施策を打っていきたいというふうには考えております。具体的にはこれから検討しなければいけないというふうに考えています。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) ここで即答はできないのはもちろんそうなのですけれども。これは市民部のほうかなと思う。糖尿病性腎症重症化予防事業というのは、保健師さんが関係するので、こちらでも大丈夫ですか。 ○委員長(櫻井道明) 健康増進課か。  青木課長。 ◎健康増進課長(青木和義) 健康増進課の青木でございます。  予算は健康保険課の予算になりますが、事業の実施については健康増進課のほうで行ってまいります。 ○委員長(櫻井道明) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) やはりここの保健師さん、保健師さんが重要なかなめだというところで、やっぱり人員確保というのをどういうふうに、ここは委託でしたか。 ○委員長(櫻井道明) 青木課長。 ◎健康増進課長(青木和義) お答えいたします。  職員とこの事業の予算の中では保健師と栄養士を雇う臨時職員分の賃金のほうを計上いただいておりますので、臨時職員も雇いながら職員とあわせてやってまいります。 ○委員長(櫻井道明) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) ですから、これはもう糖尿病性腎症は、佐倉だけではなくて周りもやるわけですから、それこそ職員が足りるのかなということが危惧するところなのですね。生活習慣病、今回も議会質問したのですけれども、やはりいかに専門職が頑張ってやっていくかというのが一番のかなめだというところがよくわかりましたので、ぜひそれを取り組んでいただきたいと思います。これは要望にしておきます。  それで、ワクチン問題なのです。追加資料で10ページから12ページに書いていただいたのですけれども、毎年ワクチン接種による副反応相談というのが上がっているのですけれども、医師会へは予防接種副反応相談のこの状況を皆さん方に情報提供されているのかということをお聞きします。 ○委員長(櫻井道明) 青木課長。 ◎健康増進課長(青木和義) お答えいたします。  予防接種専門委員会のほうにおきまして、この状況については報告させていただいております。 ○委員長(櫻井道明) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) 医師会のほかの先生方に周知しているのかどうか。 ○委員長(櫻井道明) 青木課長。 ◎健康増進課長(青木和義) 全員の医師会の会員の方にまではお知らせしてはおりません。 ○委員長(櫻井道明) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) これ重篤な副反応、子宮頸がんワクチンの場合には本当に典型的に出てしまった例なのですけれども、やはりそういう問題が起こっているということを、接種されるお医者さんがそれをちゃんとわかっているかどうかというところで、すごくまた変わってきます。  それで、子宮頸がんワクチンなのですけれども、一番最初の接種からもう5年たっているのですけれども、そのときに被害の出た方たちというのが全然よくなっていないし、被害認定もされていなくて物すごく苦しんでいるのですね。経済的にも物すごく大変な思いをしているのです。初期のころに被害が出て、それで佐倉市に相談した方がいらっしゃるのです。そのときの対応が物すごく悪かった。対応してくれた職員が、1対1でやったときに物すごくひどい対応されたものだから、傷ついた上にますます傷ついてしまったという、その相談をやっと去年受けました。ずっとコンタクトとっていたのですけれども、もうすごく警戒して、こちらにコンタクトしてこなかった。そういうような場合、職員対応についての申し立ての窓口があるかどうか、お聞きいたします。 ○委員長(櫻井道明) 青木課長。 ◎健康増進課長(青木和義) 職員の対応につきましては、市の人事なりに相談というか言っていただく、もしくは担当課にというわけにはいかないでしょうから、そういったところになるかと思います。 ○委員長(櫻井道明) ほかに質疑は。  森野委員。 ◆委員(森野正) 青い資料のほうに基づいて質問します。健康こども部のまず5番目の学童保育のことなのですけれども、斎藤さんもさっきちょっと質問して、僕、答えがなかったのではないかと思うのですが、実は3月10日付の日経新聞に四街道市のことが載っていまして、見出しが「子育て世代呼び込め、全小学校で学童保育」という見出しの小見出しがついた記事があったのですけれども、この状況、佐倉市はどうですか。今の見出しと佐倉市の現状というのを知りたいのです。要するに学校内の学童保育は全部そろっているのかどうか、学校施設内に。 ○委員長(櫻井道明) 山辺部長。 ◎健康こども部長(山辺隆行) お答えいたします。  佐倉市の学童保育の現状につきましては、全小学校区内への学童保育施設の整備は平成23年度にもう完了しているのですが、それは各小学校区ごとに学校内への整備まで…… ◆委員(森野正) 時間がないので、学校敷地内にあるかないかということです。 ◎健康こども部長(山辺隆行) 学校敷地内に全てあるということはございません。学校敷地外の施設もございます。 ○委員長(櫻井道明) 森野委員。 ◆委員(森野正) ないところはどこですか。学校敷地内にないところ、学童保育が。 ○委員長(櫻井道明) 佐藤課長。 ◎子育て支援課長(佐藤公子) 現在のところ佐倉東小でございます。ただ、28年度につきましては、学校内に整備の予定で、そちらは解消できるかと思っております。 ○委員長(櫻井道明) 森野委員。 ◆委員(森野正) ごめんなさい。済みません。この新年度予算が全部実行された、施行された後、まだないかどうかというところを質問しているのです。染井野小だってそうでしょう、28年やらなかったらないわけでしょう。 ○委員長(櫻井道明) 山辺部長。 ◎健康こども部長(山辺隆行) 学童保育施設につきましては、例えば今お話しあった佐倉東だけではなくて、例えばご存じだと思うのですが、臼井には臼井老幼の館学童保育所というのがございますし、そこのような学校施設外の学童保育所も、北志津児童センターもそうですけれども、かなりの数がございます。 ○委員長(櫻井道明) 森野委員。 ◆委員(森野正) 委員長、答えが違う。学校の敷地内に全部あるかということしか質問していない。ないと言ったので、ではどこがないのかという質問。どこの学校施設内にないのか。                  〔「間野台と染井野」と呼ぶ者あり〕 ◆委員(森野正) いや、間野台と染井野と和田と弥富もそうでしょう。 ○委員長(櫻井道明) ちょっと待って。 ◆委員(森野正) 単純な質問していると思うのだけれども、どうなってしまっているの。 ○委員長(櫻井道明) 佐藤課長。 ◎子育て支援課長(佐藤公子) 今森野委員さんおっしゃった弥富小は、公民館、弥富公民館に施設をつくっております。あと、和田小も和田公民館内につくっておりますが、両方とも学校にとても近うございますので。あと、王子台小につきましては、臼井老幼の館で若干距離がございます。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 森野委員。 ◆委員(森野正) そうすると、この28年度の整備計画終わった段階では、王子台小学校だけが学校敷地内にないということでいいですか。和田、弥富はもう隣接していますから、わかっていますけれども、そういうことですか。最後に残っているのは。 ○委員長(櫻井道明) 言っている意味、わかるよね。  佐藤課長。 ◎子育て支援課長(佐藤公子) 王子台小は学校敷地内に整備できていない状況でございます。                  〔「あるよ」と呼ぶ者あり〕 ◎子育て支援課長(佐藤公子) ありますか。失礼しました。                 〔何事か呼ぶ者あり〕 ◎子育て支援課長(佐藤公子) 失礼しました。王子台小はございます。6年生までの受け入れが27年度中はできていないのですけれども、28年度中に染井野小、間野台小ができ上がれば、6年生までできる予定になっております。失礼いたしました。 ○委員長(櫻井道明) 森野委員。 ◆委員(森野正) 僕そうかなと思ったので質問したのですけれども、要するにさっき言った新聞の見出しなのですけれども、四街道は全小学校に学童保育というのを子育て世代を呼び込むというキャンペーンを自分で張っているのですよ。その結果、新聞見出しにこれを、新聞見出しと言ったけれども、四街道市がこれ、こういう見出し出させている。だから、佐倉市でこういう見出しが出るようにしてもらいたいなと思うのだけれども、28年度やると多分こうなるだろうなと思って質問したのです。ですから、その整備ができているということで十分だったのですけれども。  次、続けてもう一つ、口腔がん検診のことをちょっと伺いたいのですけれども、私も随分以前、歯科医師会からあるところで言われて、こういう検診したほうがいいよと言われて質問をしたことあるのですけれども、その当時は歯科医師でこういう口腔がんの見つけるだけの技術力は全ての歯科医師にはないのだという話があったのですが、個別検診ということは、佐倉中の歯科医院に行けば、どこの歯科医院でも検診を受けられるということですかね。 ○委員長(櫻井道明) 青木課長。 ◎健康増進課長(青木和義) 現在市内に62歯科医療機関ございますが、この口腔がん検診につきましては、研修を受けていただいて、この検診をやるということで申し出ていただいた歯科医療機関という予定でおります。現在のところ、30医療機関程度の予定をしております。
    ○委員長(櫻井道明) 森野委員。 ◆委員(森野正) そうすると、それは要するに市民の側からすれば公表してもらいたいのですけれども、明確にそれは公表できるのですか、どこの病院ができますと。 ○委員長(櫻井道明) 青木課長。 ◎健康増進課長(青木和義) 現時点ではまだ研修を行っておりませんので、4月にその口腔がん検診をやるための研修を終えた医療機関については、公表して申し込みを受けていく予定でございます。 ○委員長(櫻井道明) 森野委員。 ◆委員(森野正) 次に行きます。次には、西志津スポーツ等多目的広場のその整備ですけれども、トイレと防災井戸を設置するということになりますが、そうするとそのランニングコストがかかってくるだろうと思うのですが、年間、例えばそのトイレというのは、要するに解錠とかあけたり閉めたり、人がいてやるのかどうかということも含めて、人件費が出るのであれば出るとか、そういうようなことも含めて、設置後のランニングコストがどのくらいになるのか、想定されるのか教えてください。 ○委員長(櫻井道明) 湯浅課長。 ◎生涯スポーツ課長(湯浅明弘) 設置後のランニングコストにつきましては、まず日常の清掃、あるいはトイレットペーパーの補充がございますので、これについての人件費、週3日として約16万円かかるかと思います。  それから、あとは電気料でございますが、これにつきましては……失礼しました。年間で3万円ほど見込んでございます。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 森野委員。 ◆委員(森野正) トイレって毎日鍵締めたり何なりするのですか、七井戸公園みたいに。 ○委員長(櫻井道明) 湯浅課長。 ◎生涯スポーツ課長(湯浅明弘) これは公衆トイレでございますので、常にオープンでございますので、あけ締めはございません。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 森野委員。 ◆委員(森野正) その他いろいろ、このスポーツ等多目的広場は、例えば囲いもなければどこからも入っていけるし、ただし9時からということに建前上なっているのですけれども、はっきり言って破られている。駐車場なんて本当に、本当は9時からあけるということになっていないのだけれども、もっと前から、よく言いますと、何回も言うのですけれども、いっぱい満車状態になってしまっているのです。そういう管理をちゃんとしないと、やっぱり何といったらいいのですか、何回も言うのですけれども、土地所有経緯からした場合、しっかりあの土地を管理しないと、見ていて30億もの広っぱどうするのだという話がずっと出てしまうのです。その辺は利用するのであればきっちりやってもらいたいし、将来的に仮設住宅地ですか、であればそれなりの整備もちゃんと明確に目的を持ってやってもらいたいのです。  もう一つ、僕、指摘をしたいのは、このトイレ、公衆用防災機能を備えた公衆トイレと防災井戸の設置というのが体育施設費というふうになってしまうわけですね。どうしてもこれ生涯スポーツ課の所管だから。それって僕、何か違和感を感じるのですけれども、通常予算計上とかは、そういう所有課でみんな来てしまうのだけれども、目的別にやったときに、この目的別のこういう紙ありますけれども、そこには入ってこないし、どうやって我々防災対策費というのを全般に自分の目で見ることができるのかなという指摘なのです。どうなのですかね。 ○委員長(櫻井道明) 湯浅課長。 ◎生涯スポーツ課長(湯浅明弘) 確かに今予算の積算という、そこの部分から申し上げますと、そこを管理している部署がということがございます。ただ、今施設の目的といいましょうか、使い勝手、使い道、これは資産管理経営室と、それから企画のほうでもって有効利用ということでやっております。そこには各関係機関のメンバーが、各部署のメンバーが入っておりますので、そういった中でその取り扱い、今ご指摘があった取り扱いをどうするか定めてまいりたいと思っております。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 森野委員、どうぞ。 ◆委員(森野正) スポーツ等多目的広場、要望しますけれども、子供たちもボール遊びできるようにしてあげてくださいよ。おじいさん、おばあさんはボールばんばんやっていて、子供だと怒られているのだから。それはスポーツ等多目的広場だったら、もっともっと子供が利用できるようなものにしてもらわないと、そういうことをしっかりしてもらえれば、広っぱだの何だなんて言われなく済むだろうなと私は思っていますので、その辺はしっかりと計画していただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 要望ですね。  ほかに。  青木課長、どうぞ。 ◎健康増進課長(青木和義) 健康増進課の青木でございます。  萩原議員のご質問の保留にさせていただいていた健康増進課の正規職員の人数についてお答えさせていただきます。  保健師が24名、栄養士が4名、歯科衛生士が4名、言語聴覚士が4名。そのうち育児休暇をとっている方が、保健師で2名、言語聴覚士で1名おります。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 伊藤委員のやつは間に合わないね。  それでは、ほかに質疑は。 ◎生涯スポーツ課長(湯浅明弘) 委員長、済みません。訂正を1点お願いいたします。 ○委員長(櫻井道明) 訂正あるの。  湯浅課長。 ◎生涯スポーツ課長(湯浅明弘) 先ほどの森野議員のご質問の電気料のところで、私3万円と申し上げましたが、一月当たり5,000円でございまして6万円になります。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 訂正はもうないですね。訂正ばかりしていたらしようがない、本当に。  ほかに質疑は。  小須田委員。 ○副委員長(小須田稔) では、1点だけ。今の森野委員のところの関連で、西志津のスポーツと多目的広場のトイレということでお伺いしたいのですけれども、その前のほかの委員からもこのトイレの構造等の質問の中で切りかえ式ということで、女性、男性の数量ということであったのですけれども、この青いファイルの7ページにも千葉県の応急仮設住宅建設地候補地にもなっているとかということで、意味合い的に今回の予算というのは防災上の意味合いがちょっと強いのかなというふうに思うのですけれども、であるならば、今回この切りかえ式ということでつくられるのであれば、あそこにどういう方、発災時、避難してくる人数等もわからないのですけれども、これからの28年度の予算ということであれば、やはり被災地の一番の困窮、困るのはトイレと言われています。ですから、今はなくても、要は下にためるところができるのであれば、ふたを設けて、いざというときにふたでとって、マンホールのふた、そこにトイレを設置するような構造というのを考えておいたほうがいいのではないかというふうに思うのですけれども、この辺の将来的な防災上のトイレという観点からいくとどうなのでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 湯浅課長。 ◎生涯スポーツ課長(湯浅明弘) 今回のトイレは西志津ということで私どもが所管しておりますが、防災時のトイレということになりますと市民部の防災防犯課が担当しておりまして、そこで後でお答えしたいと思います。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 小須田委員。 ○副委員長(小須田稔) であるから、今回の予算の目的、生涯スポーツ課のその中のこの予算で、スポーツ施設の中でつけるトイレが災害用というふうに変わってきているということで、目的別でいくとおかしいのかなと、今そういうお話になってきているのだろうと思うのです。ですから、今の課長の答弁というのはちょっとおかしいのかな。今回ここでもう予算づけされていますので、そこも含めてのことも考えた上での今回こういうトイレですというふうに答弁いただかないと、ちょっと納得いかないのかなという感じしますけれども、もう一点いかがですか。 ○委員長(櫻井道明) 湯浅課長。 ◎生涯スポーツ課長(湯浅明弘) 今の防災という流れの中で新しく建設する場合、あるいは設置する場合には、そこをとめおいた考え方というのは広がってきております。今回は新規のトイレでございますので、そこでかかわれる部分については整備するということで、今回私どものトイレ計画の中で入れたものでございます。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 小須田委員。 ○副委員長(小須田稔) 最後、では要望で終わりますけれども、ぜひこれからの計画で、当然今回は予算ベースですのできっちりそこまで見込んで、どの程度までできるかということをぜひ検討していただきたいというのを最後に要望して終わります。 ○委員長(櫻井道明) 要望ですね。  答弁、保留の分は。  照井主査補。 ◎子育て支援課主査補(照井慎) 子育て支援課の照井です。  先ほど伊藤議員からいただきました、保留にさせていただいた答弁なのですけれども、学童保育所の減免を受けている方の人数ということだったのですけれども、我々のほうの資料で人数というのは集計を出しておりませんで、件数という形で読まさせていただきます。今27年度途中なので、26年度の人数というか件数でご報告させていただきます。こちら26年度、公立、民間含めた合わせた数になるのですけれども、生活保護世帯もしくはひとり親家庭で非課税世帯での件数は3,041件、1年間通して3,041件で、また学童のほうでは兄弟減免というのがございまして、兄弟で入所していると2人目以降のお子さんが半額になりますので、そちらを含めますとトータルで3,598件という形になります。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 執行部のほうはないですね。  それでは、会派に属さない議員から事前提出のありました質問事項のうち、これまでに質問がなかった内容について委員長より質問をさせていただきます。質問は藤崎議員からの1点でございます。予算書の232ページ、予防接種に関する質問でございます。高齢者肺炎球菌予防接種についての補助事業については、なぜ一度に実施しないのか。また、当該年度に接種しなかった人にも初回は補助すべきと考えますが、お考えをお聞きしますとの質問でございます。 ○委員長(櫻井道明) 青木課長。 ◎健康増進課長(青木和義) 健康増進課の青木でございます。お答えいたします。  定期予防接種は予防接種法に基づいて実施しておりますので、対象年度でない方は定期接種の対象とはなりません。国の制度といたしまして、安定的かつ確実な接種の機会を設けるために5年をかけて順番に打っていただくこととなっております。佐倉市では平成23年度から市の単独事業といたしまして、高齢者肺炎球菌の接種費用助成事業を実施してまいりました。平成26年10月からの定期接種化に伴いまして、市の助成制度は本来9月で終了すべきと考えておりましたけれども、制度の切りかえに伴う周知に時間がかかることなどを考慮いたしまして、市の助成期間を平成27年3月末まで延長したところでございます。ご質問のように接種を希望している方でしばらくは定期接種の該当にならない方などに対しましては、26年度中に接種をしていただくようご案内に努めてきたところでございます。こうした理由から新たな助成ということは考えておりません。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 以上で質疑を打ち切ります。  執行部はお疲れさまでした。  この際、暫時休憩をいたします。           午後3時23分休憩   ───────────────────────────────────────           午後3時31分再開 ○委員長(櫻井道明) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより平成28年度佐倉市一般会計予算のうち教育委員会所管の案件について審査を行います。  執行部の概要説明に当たり、委員長より申し上げます。初めに、部局の概要を当初予算の概要に基づき部局長が説明をし、続いて事業の詳細を予算書に基づき課長から説明をお願いいたします。  なお、説明は20分以内とし、簡潔かつ明瞭にお願いをいたします。  それでは、執行部の説明を求めます。  教育長。座ったままやってください。 ◎教育長(茅野達也) 教育長の茅野です。座って失礼いたします。本日、議案第1号 平成28年度佐倉市一般会計予算のうち教育委員会所管の事業につきまして、ご審査のほどよろしくお願い申し上げます。  予算審査追加資料の1ページから2ページ、当初予算案の概要についてに沿いましてご説明申し上げます。  最初に、教育委員会の執行体制でございますが、事務局5課が60名、公民館、図書館等の12施設が70名、学校は、幼稚園3園、小中学校34校ですが、学校のうち市職員を置いている人数は39名で、教育委員会全体で169名となっております。  次に、概要説明として教育委員会所管の歳出予算総額は48億6,944万4,000円で、27年度6月補正後予算と比較いたしますと、24億1,544万9,000円、33.2%の減となっております。減額の大きな事業を申し上げますと、小学校施設改築・改造事業と中学校施設改築・改造事業が、学校耐震化事業の完了により約17億円の減となっております。また、志津公民館整備事業が平成27年度に新築工事が完了したため約7億6,000万円の減となっております。さらに、小学校給食施設整備事業ですが、佐倉小学校給食施設大規模改修の完了により約1億3,000万円の減となっております。  続きまして、主要事業でございますが、新規事業やその他主要なもの6事業を挙げさせていただきました。内容につきましては、この後教育総務課長が申し上げます。  最後に、2ページになりますが、歳出予算額を項ごとに記載してございます。減額の大きな事業は、先ほど申し上げましたとおり、小学校費、中学校費及び社会教育費が大きく減少しております。  このほか詳細につきましては、同じく教育総務課長から説明をいたしますので、よろしくご審議のほどお願いします。  以上であります。 ○委員長(櫻井道明) 蜂谷課長。 ◎教育総務課長(蜂谷匡) 教育総務課長の蜂谷でございます。座ったまま失礼いたします。  予算書に沿いまして、9款教育費、教育委員会所管の主な事業についてご説明をさせていただきます。  初めに、予算書310ページをお願いいたします。1項教育総務費、3目教育研究指導費の4、学校図書館活性化事業958万3,000円は…… ○委員長(櫻井道明) 蜂谷課長、みんな確認してからやってくれる。そんな飛ばさなくたって、時間はあるから、お願いしますよ。 ◎教育総務課長(蜂谷匡) 失礼しました。事業4、学校図書館活性化事業958万3,000円、これは学校図書館の効率的な活用を図るため、学校図書館司書を小中学校に配置しようとするものでございます。  次に、312ページをお願いいたします。3目教育研究指導費の10、英語・外国語活動推進事業6,152万1,000円は、各中学校に外国人英語指導助手を配置するとともに、各小学校にも派遣を行い、英会話や国際理解の推進を行うものでございます。  次に、その下、11、特別支援教育事業費7,528万9,000円は、小中学校の特別支援及び障害を持ち通常の学級に在籍する園児、児童生徒を支援するため、特別支援教育支援員を配置するものなどでございます。  次に、313ページをお願いいたします。14の少人数指導支援推進事業878万3,000円は、児童生徒数が多い学級を、数を抱える学校に支援員を配置し、個々に応じた学習支援を行おうとするものでございます。  次に、17、いじめ防止対策推進事業費864万7,000円は、いじめ等の早期発見、未然防止のためいじめ対策調査会、いじめ問題対策連絡協議会を設置するほか、学校支援アドバイザーによる巡回派遣を通して学校運営や生徒指導体制の充実を図るものでございます。  次に、18のインクルーシブ教育システム推進事業223万1,000円は、言語の発達に課題のある子供の理解を深めるとともに適切な支援の充実を図り、学校支援コーディネーターの派遣などを行うものでございます。  次に、315ページをお願いいたします。4目教育センター費、4の学習状況調査事業80万1,000円は、佐倉市独自に児童生徒の学習状況を調査し、各学校で指導力向上に資する指導、助言を行うためのものでございます。  次に、318ページをお願いいたします。2項小学校費、1目学校管理費、5の小学校水泳指導委託事業934万8,000円は、老朽化したプール施設の撤去を行った佐倉小学校及び西志津小学校において、民間プール施設を使用しての水泳授業を外部委託の活用により実施するものでございます。  次に、319ページをお願いいたします。2目教育振興費、4の小学校情報機器整備事業1億4,565万8,000円は、小学校で使用するパソコン機器等をリース契約などにより整備し、コンピューター利用教育が実施できる環境を構築するものでございます。  次に、320ページをお願いいたします。5の小規模特認校学習支援事業299万5,000円は、弥富小学校における小規模特認校制度を引き続き実施し、補助教員を配置するとともに、複式学級を解消し、特色ある教育活動を推進するものでございます。  次の6、小学校図書館図書整備事業489万9,000円は、読書力の向上を図るため、小学校図書館用図書、新聞の購入を行うものでございます。
     その下の3目学校建設費、1の小学校施設改築・改造事業2億9,136万9,000円でございますが、校舎、体育館の屋根改修、雨漏り防止工事や給水設備等の更新を行うことで、教育環境の向上を図るものでございます。また、仮設教室の賃貸借により、児童数の増加による教室の不足に対応するものでございます。  次に、325ページをお願いいたします。3項中学校費、2目教育振興費、4の中学校情報機器整備事業6,595万9,000円は、小学校同様、中学校で使用するパソコン機器等を整備し、コンピューター利用教育が実施できる環境を構築するものでございます。  次の5の中学校図書館図書整備事業268万円につきましても、小学校同様、読書力の向上を図るため、学校図書館用図書、新聞の購入を行うものでございます。  次に、326ページをお願いいたします。3目学校建設費、1の中学校施設改築・改造事業2億5,876万9,000円ですが、武道場天井落下防止工事、体育館の雨漏り防止工事、給水設備更新等を行うことで、教育環境の向上を図るものでございます。また、耐震事業により使用しないこととなった校舎の解体を行うものでございます。  次に、336ページをお願いいたします。5項社会教育費、1目社会教育総務費、13の志津公民館整備事業2,274万6,000円は、旧志津公民館の解体工事等を行うものでございます。  次の14の国際理解促進事業200万は、オランダと佐倉の国際交流を促進するため、児童交流事業を中心とした佐倉日蘭協会の活動に対して支援を行うものでございます。児童交流は受け入れと派遣を1年交代で実施しておりますが、28年度はオランダから児童を招聘する年になっております。  次に、340ページをお願いいたします。2目文化財保護費、7の本佐倉城跡保存整備事業411万7,000円は、国指定史跡の本佐倉城跡の維持管理を行うとともに、酒々井町と共同で設置した整備検討委員会において今後の整備についての検討を行うものでございます。  次に、その下の8、井野長割遺跡保存整備事業210万円は、同じく国指定史跡である井野長割遺跡の維持管理及び整備検討委員会で史跡の保存整備について検討を行うものでございます。  次に、341ページをお願いいたします。10の佐倉・城下町400年記念事業147万5,000円は、山車等の修復に対する保存事業補助金の交付、礼法体験教室やぶらり佐倉検定などを実施するためのものでございます。  次に、342ページをお願いいたします。12の埋蔵文化財収蔵施設整備事業493万9,000円は、旧弥富小学校敷地内にプレハブ収蔵庫を賃貸借し、発掘調査により出土した遺物を適切に保管し、将来にわたる史料として活用するものでございます。  次に、343ページをお願いいたします。18の武家屋敷保存整備事業1,751万円は、武家屋敷の維持管理を行うとともに、駐車場の整備工事などを実施するものでございます。  次に、その下の20、旧川崎銀行佐倉支店保存整備事業5,860万円は、千葉県指定有形文化財である旧川崎銀行佐倉支店の、これは市立美術館のエントランスになっておりますが、耐震補強及び改修工事を行うものでございます。耐震補強工事のほか、23年度に撤去工事を行った上部左官仕上げ部、それから剥離したレンガタイルの外壁、経年劣化により損傷している屋根部分等の保存整備工事を実施するものでございます。なお、本工事は、平成28年度から29年度までの2カ年の継続事業として実施するものでございます。  次に、353ページをお願いいたします。3目公民館費、18の根郷公民館施設整備事業3,200万円につきましては、根郷公民館のエレベーター改修工事等を行うものでございます。  次に、357ページをお願いいたします。4目図書館費、9の図書館電算整備事業2,315万8,000円は、平成24年3月から稼働している新図書館システムの機器賃借に要する経費でございます。平成29年2月末で賃貸借期間が終了した後は、再リースによる1年間の延長を予定しております。  次に、358ページをお願いいたします。5目音楽ホール費、3の市民音楽ホール自主文化事業1,097万9,000円は、クラシック音楽を中心に世界一流の演奏家や日本を代表する演奏家などを招聘し、年間を通してオーケストラ、室内楽、ピアノ、声楽など、さまざまな演奏会のほか、ミュージカルなどを提供するものでございます。  次に、363ページをお願いいたします。6目美術館費、7の美術館企画展事業1,388万円は、対話型鑑賞のための展覧会である「ミテ・ハナソウ展」と美術館の運営方針の一つである現代美術の紹介をするシリーズ企画でもある「カオスモス展」を開催し、市民が芸術、文化に触れる機会を提供するものでございます。なお、平成28年度は市立美術館の空調設備更新工事をESCO事業により実施するため、例年よりも企画展事業の回数は少なくなっております。  次に、374ページをお願いいたします。6項保健体育費、3目学校給食費、4の小学校給食施設整備事業2,726万4,000円につきましては、老朽化した給食施設設備の維持補修及び備品の更新を行い、調理作業の安全や効率化の向上を図るものでございます。  次に、その下、5の中学校給食施設整備事業1,263万円につきましても、小学校同様、老朽化した給食施設設備の維持補修及び備品の更新を行うものでございます。  大きく戻りまして10ページをお願いいたします。第2表、継続費についてでございます。1点目は、南部中学校の渡り廊下の改修工事を平成28年度から29年度の2カ年にかけて、総額3,049万円で継続費を設定するものでございます。  2点目は、先ほどご説明いたしました旧川崎銀行佐倉支店保存整備事業につきまして、平成28年度から29年度の2カ年にかけて、総額1億1,251万5,000円で継続費を設定するものでございます。  次に、12ページをお願いいたします。第3表、債務負担行為になりますが、教育委員会所管事業は4事業ございます。これは小中学校のパソコン機器賃貸借が2件、井野小学校の仮設教室の賃貸借が1件、美術館の空調設備更新のためのサービス委託が1件、複数年度の債務負担行為を設定するものでございます。  以上で議案第1号の説明を終わります。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○委員長(櫻井道明) 説明は以上ですか。 ◎教育総務課長(蜂谷匡) はい。 ○委員長(櫻井道明) これより質疑を行います。  各委員の質疑時間は、1部局当たり10分以内としております。委員が多くの質問を行えるよう、執行部の答弁は簡潔かつ明瞭にお願いをいたします。  委員におかれましては、質問時間10分のうち9分が経過した時点で予鈴を鳴らしますので、質問をその後1分以内におさめていただきますようお願いをいたします。  それでは、質問のある方はお願いをいたします。  爲田委員。 ◆委員(爲田浩) 爲田です。よろしくお願いします。  予算書の307ページの2のところなのですけれども、事務執行点検評価謝礼、この内容について教えてください。 ○委員長(櫻井道明) 蜂谷課長。 ◎教育総務課長(蜂谷匡) 教育総務課長の蜂谷でございます。  事務執行点検評価謝礼ということでございますが、こちらにつきましては教育委員会で毎年事業評価を実施しておりまして、それは外部の3名の方にお願いをしております。その評価をしていただいた方へのお礼、3人分のお礼でございます。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) その方たちはどういう方でどういう評価をしていただいているのでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 蜂谷課長。 ◎教育総務課長(蜂谷匡) 3名おりますが、1名は市役所のOBの方でございます。もう一名は、校長先生を経験された方1名。また、もう一名は、佐倉市の管理職ではありませんが、教員経験がある方をお願いして、佐倉市の教育全般についての評価をいただいております。 ○委員長(櫻井道明) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) その評価をいただいて、どのようにそれ生かされているのですか。その評価していただいたものは、私たちも拝見させていただいたりできるのでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 蜂谷課長。 ◎教育総務課長(蜂谷匡) これは毎年公開して、議員の皆様にもお配りをいたしております。これについては、ご指摘、監査とか、そういう議会からのご意見と同様に、それぞれ各指摘を受けたものについて事業を見直しして、それを次年度に反映するように努めております。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) わかりました。  次に、310ページの上のほうの2の社会人活用推進事業なのですけれども、この内容ですね、目的の趣旨は大体個人的には理解しているつもりなのですが、もっと拡大してやったほうがいいのではないかという思いがあって、機能しているのかということと、やはり予算規模としては小さいのではないかなという、直接的に教室の中で教育をしていただくような場面に力をかしていただいたり、部活動なんかの指導なんか、かなり幅が広いと思うのですけれども、ただこの金額だけ見ると非常に小さく感じるので、その辺はどのように捉えられているでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 諸根課長。 ◎指導課長(諸根彦之) 指導課長、諸根でございます。  社会人活用事業につきましては、各学校でボランティアを主として協力をしていただくことが多うございまして、本当に文化体験、それからお祭りとか和楽器の指導だとか、あと環境教育、それから田んぼや畑のご指導とか、あと議員ご指摘のように部活動の指導等、幅広く活動していただいておりまして、年間700回以上の回数でボランティアとして活動しています。この謝礼金につきましては、交通費相当額というようなことでお支払いをしているのが実情でございます。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) この部活動のいわゆる外部指導者というような、あたりの方もこの枠組みで対応していただいているのかなと思うのですが、昨今言われております先生方がかなり休日もなく大変だということについては、それをもって直ちに教員待遇にするほうがいいとか、そういう話ではないのですが、やはりボランティアでやってくださる、当然ありがたいのではありますが、余りにも幾らいただいているか正直わからないよというぐらい、もう本当に当然今課長がおっしゃったような交通費程度というのですか、その交通費ですら全ての分が賄われているとは、私の把握している限りでは思っていませんので、この辺の見直しというか、もう少ししっかりと、事業としてされているのでしたらもう少し効果的な、いろんな方に参加していただけるように実効性のあるものに、もうちょっとしっかり予算をつけていただけたらいいのかなというふうに思います。要望ですが。  続いていいでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 続けてどうぞ。 ◆委員(爲田浩) その後、311ページをお願いします。311ページの9の児童生徒等校外活動事業というのがあるのですけれども、これは多分バスの借り上げとかいう部分が大きいのだと思うのですが、市のほうでは印旛沼に船のほうを2そうというのですか購入したという、学習船ということで購入したのですけれども、もう既にこの活動事業の中には各学校予定入れられているのでしょうか。具体的な予定があれば教えていただければと思います。 ○委員長(櫻井道明) 諸根課長。 ◎指導課長(諸根彦之) 指導課長、諸根でございます。  今2そうにつきましては、今月の末に校長会等が試乗するというような運びになっておりまして、その中で実際にどのような効果的な指導ができるのかというのは、担当部局とまた検討をした上で、学校の子供たちにも活用できるように、次年度以降ちょっと検討させていただきたいと思います。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) 産業振興ですか、のほうでは学習船ということで入れておりますので、やはり有効に使っていただかなければいけないのかなということで、この辺は連携をとっていただいて、ぜひ校外学習の中に有効的に使っていただかないと、私たちも入れていただいた意味がなかなか厳しくなってきますので、よろしくお願いします。  委員長、続いていいでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 続けてどうぞ。 ◆委員(爲田浩) 次に、312ページをお願いします。12番の日本語適応指導事業、これ報償費というふうになっているのですけれども、まず今佐倉には何カ国のお子さんたちが何名、どんな形で就学されていて、恐らくすごく言葉でご苦労されている方がいると思うのですが、各国の方に全部対応でき切れないのかなと思うのですが、その辺はどういうふうにフォローしているのかについてまで一緒に教えていただけたらと思います。 ○委員長(櫻井道明) 諸根課長。 ◎指導課長(諸根彦之) 指導課長、諸根でございます。  現在私どものほうで把握している数といたしましては、小学校で約43人、中学校で12名。出身国といたしまして一番多いのがアフガニスタン、フィリピン、ペルー、それから中国、オーストラリア等ですね。中学校におきましても、フィリピン、アフガニスタン等の国の子供たちがたくさん来ております。必要な言語も多岐にわたっておりまして、ペルシャ語、スペイン語、タガログ語、ポルトガル語等々、私たちも直接耳にしたことがないような言語がたくさんございまして、今多くのボランティアというか、地域の方々に協力をしていただきながら、年間700回以上の回数で子供たちを指導しているという状況でございます。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) その子たちは日本語のできる度が違うと思うのですが、通常の授業に支障なく全ての子たちが授業を受けることができている状態でしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 諸根課長。 ◎指導課長(諸根彦之) 指導課長、諸根でございます。  子供たちは、この先生方の直接的な指導だけではなくて、日常的にクラスの中でほかの子供たちと日本語を通して会話をしていくことで、恐らく二月ぐらいで大体日常会話はできるようになってくるのではないかなというふうに考えております。もちろん授業について、なかなかついていかれないというような状況もありますので、その辺をこの日本語適応で派遣した先生方のフォローで、国語や算数の授業を頑張っているというような状況でございます。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 爲田委員。 ◆委員(爲田浩) わかりました。そうしましたら、最後、318ページの5の小学校の水泳指導委託についてを若干わかる範囲でお願いします。佐倉小と西志津小ですか、これはもう明らかにどちらの小学校でも、先生方にとっても子供たちにとってもいい指導ができているというふうになると、逆にその他の学校のほうが今後どういうふうになっていくのかというところが気になるところなのですが、方向性を教えていただけますでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 諸根課長。 ◎指導課長(諸根彦之) 指導課長、諸根でございます。  今議員ご指摘のように佐倉小学校と西志津小学校につきましては、水泳授業を近くの臼井スイミングクラブのほうで実施している状況でございます。室内で計画的に行うことができるということで、非常に保護者の皆さんの評価もいただいているところです。他校の状況につきましては、各校によってプールの施設の状況ももちろん異なりますが、計画に基づいて年間10時間程度授業が実施されているような状況でございます。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) ほかに。  平野委員。 ◆委員(平野裕子) 関連いたしまして今、今後というところで考えたときに、小学校、特に小学校だと、今夏休み前に多分10回以下の回数なのかなというふうに思っているのですが、その中でも天気が悪いと中止になる。あと、やはり今後の話ですと紫外線等のことも考えると天気がよ過ぎても困るのかなというふうに思いますと、たまたま佐倉市には各エリアに1つずつぐらいスポーツクラブがあるので、今後そういったスポーツクラブを利用した水泳指導などということはどのようにお考えでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 諸根課長。 ◎指導課長(諸根彦之) 指導課長、諸根でございます。  現状のプール施設が各学校にはございますので、まずこれを有効的に活用していただくというのが基本でございます。老朽化していく問題ももちろんございますので、点検、補修をしながら、子供たちが適切に水泳指導が受けられるように配慮していくということを基本に考えております。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) そういった中で大体一夏、小学校が1回、夏のプールでかかる経費というのはどれぐらいでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 諸根課長。 ◎指導課長(諸根彦之) 1人当たり、学校のプールを使った場合に1,250円ぐらいの予算になるという概算は出しております。 ○委員長(櫻井道明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) それで、319ページに、その下段ですね、小学校情報機器整備事業でコンピューター等という中で、委員会の答弁で多分東小学校がタブレットが唯一ないということで、今年度そちらのほうの予算計上はなされているのでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 中臺課長。 ◎学務課長(中臺信夫) 学務課、中臺でございます。  議員おっしゃるとおり東小、それから中学校につきましても、タブレットの移行で今計画を進めているところでございます。 ○委員長(櫻井道明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) 今回この予算の中に含まれている。 ◎学務課長(中臺信夫) はい、含まれております。済みません。
    ○委員長(櫻井道明) 勝手に発言しないように。  平野委員。 ◆委員(平野裕子) ちょっとページ戻ります。311ページの学校教育相談員、心の教育相談員、そちらのほうをちょっと内容を教えていただけますでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 真下所長。 ◎教育センター所長(真下誠) 教育センター所長の真下です。  学校教育相談員につきましては、今10名いらっしゃいますが、そのうちの7名につきましては、適応指導教室の指導員ということで入っております。残りの3名につきましては、教育センターづけになりまして、発達相談、就学相談に当たっております。心の教育相談員につきましては、市内8校の小学校において、子供たち、また保護者からの相談を受ける相談員というような形で入っています。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) その心の教育相談員は何人くらいいらっしゃいますか。 ○委員長(櫻井道明) 真下所長。 ◎教育センター所長(真下誠) 教育センターの真下です。  心の教育相談員は、今現在6名で8校を見ている状況でございます。 ○委員長(櫻井道明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) 佐倉市の中の小学校、中学校、この心の教育相談員、8校ということです。全体的にちょっと少な目なのかなという思いがしてしまうのですが、そういった面で予算をもっとふやして配置の人数をふやすという方向はいかがお考えでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 真下所長。 ◎教育センター所長(真下誠) 教育センター、真下です。  委員のご指摘のように、今いろんな相談の機関が必要だというのは承知しております。今中学校のスクールカウンセラーのほうが県のほうから配置されておりますので、各中学校区にある小学校につきましても、カウンセラーへの相談というのも実際に実施しているところでございます。 ○委員長(櫻井道明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) 続きまして、343ページに行きまして武家屋敷保存整備事業の内容、施設維持管理工事、詳しく教えていただければ。 ○委員長(櫻井道明) 鈴木課長。 ◎文化課長(鈴木千春) こちらは武家屋敷3棟ございますが、その裏に駐車場がございまして、その駐車場を整備するものでございます。 ○委員長(櫻井道明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) 一般質問等でも武家屋敷にトイレがないということで、トイレを整備してほしいという話が毎回結構あると思うのですが、その予算計上とかは担当課のほうではありませんでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 鈴木課長。 ◎文化課長(鈴木千春) 文化課長の鈴木でございます。  トイレにつきましては、今回まず駐車場をアスファルト舗装をしたり障害者用の表示をする、車の区割りをはっきりさせるといったような形で、バリアフリーも含めて整備を来年度するためのまず予算を今回計上させていただきまして、トイレにつきましては、それを受けて、その翌年に整備を考えております。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) 逆のほうがと思ってしまうのは、私個人的なことなのでしょうかね。トイレがないとやはり車で来られても、また車で移動しないと、あそこには本当トイレが近くにないのです。その辺を考えてやはり予算請求する際には、どういうところに重点を置いてというのをもう少し考えていただけたらなと思います。  そのまま、続きまして旧川崎銀行佐倉支店保存事業に関しまして、美術館、ESCO事業もありますし、あとこの施設改修工事が平成28年、29年と継続事業になっているのですけれども、まず事業の予定と事業に対しての影響とか、利用者への影響等はどのように考えられたのでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 鈴木課長。 ◎文化課長(鈴木千春) こちらの工事につきましては、5年前の地震の際に影響を受けた、一部剥落した部分等がございまして、その補修とあわせて経年劣化によって傷んでいる、損傷している屋根の修理等あわせて整備しようというものでございまして、この2年間の継続事業にしているという点でございますけれども、こちらは10月の秋祭りと11月の時代まつりでトイレ等利用していただいたりと、非常にその際活用していただいておりますので、それを避ける形で11月の時代まつり終了後、翌年の10月の秋祭りが始まるまでの間に改修をしようというものでございます。工事中はエントランスホール正面からの入退館は難しくなりますけれども、横のスロープの出入り口と東側の出入り口から入退館いただくようになる予定でございます。工事中動線、安全確保等につきましては、業者及び美術館と協議をいたしまして連携をとって万全を期してまいりたいと考えております。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) 予定されている美術館でのイベントとかというのは、予定どおり行えるということでよろしいのでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 鈴木課長。 ◎文化課長(鈴木千春) この旧川崎銀行の改修工事につきましては、予定どおりできるように考えております。 ○委員長(櫻井道明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) それと、あと、済みません、ちょっとページ戻りまして313ページの少人数指導支援推進事業で、わかれば配置予定の学校と人数を教えていただけますでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 中臺課長。 ◎学務課長(中臺信夫) 学務課、中臺でございます。  平成28年度につきましても3名の少人数の対応の教諭を予定しております。学校につきましては、今まだ計画段階ですが、西志津小、それから井野小、志津中学校を予定して計画を進めておるところでございます。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 平野委員。 ◆委員(平野裕子) 一応担当課としては、それを3校で足りるというか、それ以外のところはそこまで大人数でないというふうに考えているということでよろしいのですか。 ○委員長(櫻井道明) 中臺課長。 ◎学務課長(中臺信夫) 学務課、中臺でございます。  それ以外につきましても、県費のほうで、全校、少人数の担当教諭の加配で配置していただいていますので、それとあわせて個別指導の対応に当たろうと思っております。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) ほかに質疑はございませんか。  何か。鈴木課長。 ◎文化課長(鈴木千春) 済みません。補足説明させていただきます。  先ほど平野委員からトイレについてご質問あった件でございますけれども、駐車場を整備した後に整備を考えているトイレは多目的トイレになりまして、現在各武家屋敷にそれぞれトイレがございます。また、旧河原家住宅では入館することなく利用できるトイレもございますので、それまでの間はそちらをご利用いただければと考えています。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 諸根課長。 ◎指導課長(諸根彦之) 済みません。今平野議員の質問で一部ちょっと訂正を、済みません。先ほど1人当たり1,250円というふうに申し上げましたが、私のほうで読み違えをいたしました。申しわけありません。私どものほうで持っている推計では、光熱費、保守点検業務委託費、経常的な修繕工事、それから臨時的改修工事、消毒薬の費用、水質検査委託料を含めて、年間1人当たり4,420円。申しわけございません、4,420円という推計でございます。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) あと訂正はよろしいですね。  敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) 予算書12ページですね、井野小学校、債務負担行為なのですけれども、井野小学校仮設教室賃貸借、増設ですね、教育総務課のこちらなのですけれども、今後生徒数の増加が見込まれるのでプレハブ仮設となったと思うのですけれども、今後いつまで仮設の予定なのかと、あと余り続くようであれば学区審議とか、そういうところにひっかかっていないのか、ちょっとお伺いいたします。 ○委員長(櫻井道明) 蜂谷課長。 ◎教育総務課長(蜂谷匡) お答えいたします。  井野小学校のプレハブの増設につきましては、ご指摘のとおり児童数がふえたということで、これは当面28年、29年で債務負担をしていますが、これはまた契約切れた段階で5年程度延長すると。また、生徒数の状況を見ながら、使える限りは使っていくというふうに現状では考えております。  また、学区については隣接するその他の学校と、これはちょっと私が今ここで申し上げるあれではないのですが、そういう要望があればそういうこと考えていくこともあるのかなというふうに考えております。 ○委員長(櫻井道明) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) そうした場合、仮設ということなのですけれども、以前下志津小学校の工事で仮設とかでエアコンとか、そういったものの環境の配慮があったと思うのですけれども、今回のプレハブについてはどうでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 蜂谷課長。 ◎教育総務課長(蜂谷匡) プレハブ校舎につきましては、空調設備は完備して設置をしてございます。 ○委員長(櫻井道明) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) そういった環境で勉強する子供たちに配慮していただき、次の質問に移りたいと思います。  336ページ、予算書お願いいたします。13、こちらの志津公民館整備事業についてお伺いいたします。今度新しく志津市民プラザが27年開館しましたけれども、改めまして旧志津公民館の解体なのですけれども、その跡地の利用ですね、その点について改めてお伺いいたします。 ○委員長(櫻井道明) 江波戸課長。 ◎社会教育課長(江波戸寿人) 社会教育課長の江波戸でございます。  旧志津公民館でございますけれども、平成27年度と28年度の継続事業としまして、昨年入札のほうを行いまして、現在解体工事のほうを進めております。28年、本年4月下旬ごろに工事のほうが完了する予定になっておりまして、その後、教育財産のほうを普通財産へ所管がえを行いました後、資産管理経営室において売却というような形で進める予定になっております。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) その古いところの利用方法も売却ということで、何か声がかかっていたりとかはまだ何もしていない状況で。 ○委員長(櫻井道明) 江波戸課長。 ◎社会教育課長(江波戸寿人) そちらのほう、売却関係の部分については、申しわけございませんけれども、承知のほうはしておりません。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) では、新しい市民プラザについて続けてお聞きします。志津市民プラザの利用者というのは、今現在ふえているというのは聞いたのですけれども、利用者から図書館の蔵書について、これだけ新しいのだからもう少しふやしたほうが、充実したほうがいいのではないか、児童センターもありますしということをご意見いただいたのですけれども、今後こうした蔵書の充実を図っていくべきと考えておりますか。そのことについていかがでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 井原館長。 ◎佐倉図書館長(井原健一) 志津図書館分館の蔵書についてご説明いたします。  平成25年度が115万4,970円で1,223冊、平成26年度が157万8,747円で1,341冊、平成27年度が219万5,308円で1,780冊購入しております。また、この休館中に書籍を見直して古いものは除斥いたしました。所蔵数は12月末時点では1万8,716冊、535冊の増加、2月末時点では1万9,642冊、開館当時より約1,461冊増加しております。なお、志津分館の書架の所蔵能力がおおむね2万5,000となっております。平成28年度には、予算要求でも出しましたとおり150万の予算を投じて蔵書を図っていく予定でございます。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) まだまだ、あと倍とは言いませんけれども、3分の1くらいは蔵書の予定が、受け入れができるということなので、これからも充実を図っていただければと思います。  続きましてそのすぐ下の国際理解促進事業、こちら200万の事業についてお伺いいたします。現在日蘭協会が子供たちの交流ということで200万円ずつついているのですけれども、先ほど答弁では市内にいる方、フィリピン、アフガニスタン、ペルー、中国、いろんな国からのお子様が来ていらっしゃるということをお聞きしました。市内にある、こうした同じような交流を図りたいとか、今後オランダだけに限らずそういう声が上がった場合、予算というのはどういうふうになるのか、お聞きいたします。 ○委員長(櫻井道明) 鈴木課長。 ◎文化課長(鈴木千春) オランダ以外のそういうことでございますけれども、日蘭交流の助成につきましては、これまで小学校同士と交流の長い歴史がございまして、その関係からその部分につきましては教育委員会で担当しておりますけれども、他の国、言語の関係につきましては、広報課所管の国際交流基金等がございますので、そちらのほうで進めていただければというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) 小学校同士のおつき合いというのを、昔から歴史があるということですけれども、やはり東京五輪も近づいてきておりますので、別に国を、今後小学校のおつき合いであればオランダだけに限定せず、新規開拓もしていくという考えはどうなのかなと思うのですけれども、そちらについてはいかがでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 鈴木課長。 ◎文化課長(鈴木千春) いろいろ予算の関係もございますけれども、基本的には文化課、教育委員会としましては、オランダの部分を充実させることで続けてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) では、ぜひそのオランダとの交流に、こちら予算を使っているわけですから、来ていただいた方が再度佐倉を訪れてもらえるような、次につなげてもらえるようなお金の使い方をしていっていただければと思います。  次は、358ページ、359ページ、音楽ホールの利用についてお伺いいたしたいと思います。こちらは、先ほどオーケストラの演奏会、クラシックですね、それに加えてミュージカルの公演なども新たにということなのですけれども、これ前年と比較してどのような公演がふえて、今後予定しているのか、お聞かせください。
     また、市主催の行事の利用において、ちらっと見たときに空席が多かったなというときもあったと思うのですけれども、その採算性というのでしょうか、それはとれているのかも一応お伺いいたします。 ○委員長(櫻井道明) 柳田館長。 ◎音楽ホール館長(柳田晴生) 音楽ホール館長、柳田でございます。  来年度、28年度事業でございますけれども、クラシック音楽を中心に12本ほど予定しております。恒例のニューイヤーコンサート、田部京子ピアノリサイタル、佐藤しのぶソプラノリサイタルなど、クラシック音楽を中心に行います。これに加えまして具体的に申しますと、川平慈英のミュージカル、安田成美の演劇、南こうせつのコンサートなどを行っております。27年度より演劇もしくはミュージカルと、こういうものを充実してやっておりまして、それを継続してやっていきたいと思います。  あと、空席の問題でございますけれども、ホールの主催事業でございますと大体9割ぐらいの入りかなと思います。ただ、他の課が行政事業としてやった事業については、ちょっと我々のほうでは把握できないなというところでございます。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 敷根委員。 ◆委員(敷根文裕) ホール利用にはやっぱりお金もかかるわけです。そこら辺9割ということで、100%目指してぜひやっていっていただければと思います。  私の質問終わります。 ○委員長(櫻井道明) ほかに。  高木委員。 ◆委員(高木大輔) 高木です。では、お願いします。  まず、予算書の312ページから313ページなのですけれども、よろしいでしょうか。佐倉学の推進事業についてお伺いします。実際小中学校では具体的にどのような取り組みが行われて、その成果についてどのように成果となっているのか、お伺いいたします。 ○委員長(櫻井道明) 諸根課長。 ◎指導課長(諸根彦之) 指導課長、諸根でございます。  佐倉学につきましては、現在平成15年度から始まっておりまして、各学校では全小中学校ともに教育課程の中に佐倉学の授業というのを位置づけておりまして、学校では例えば社会科、道徳、それから総合的な学習などの時間に佐倉学の取り入れた授業を行っております。教育委員会のほうといたしましても、郷土の先覚者シリーズや佐倉学副読本、佐倉学道徳副読本等を配布しておりますので、これらを活用しながら子供たちが学習をしております。また、研究モデル校を指定して、取り組みなんかを各学校に広めるというようなこともしております。成果といたしましては、やはり子供たちの全国学力・学習状況調査の質問の結果などを見ましても、地域に対する理解がかなり深まってきているなというふうに考えておりますし、また子供たちの夏休み中の作品なんかでも佐倉学を取り入れた作品なんかも多く出品されているような状況もありまして、子供たちの理解はかなり進んでいるのではないかなというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 今モデル校というお言葉あったのですけれども、モデル校は具体的にどのような形で取り組んでいるのか、お伺いいたします。 ○委員長(櫻井道明) 諸根課長。 ◎指導課長(諸根彦之) 指導課長、諸根でございます。  今年度を例に挙げますと、間野台小学校が2年間の継続で佐倉学の研究をして公開研究会をしたところでございます。社会科だけではなくて、いろんな教科の中で佐倉学の考え方、例えば佐倉学、好学進取という言葉もありますし、徳をなす、用をなすというような言葉もございますので、そういった理念も生かしながら各学校で研究を進めております。具体的には例えば今間野台小学校では、順天堂の佐藤尚中を取り上げた授業を6年生で行っておりまして、日本の近代医学が佐倉から始まったというようなことについても具体的な活動をしております。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 今小中学校という話だったのですけれども、佐倉市内には4校の県立高校があるのですけれども、高校生も佐倉から上がる子もいるのですけれども、市外からも来られている方がいて、実際佐倉の研究をしているという方で、県立高校にはなってしまうのですけれども、同じ佐倉市内にあるということで、高校へのアプローチというのは佐倉学でしているのでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 諸根課長。 ◎指導課長(諸根彦之) 指導課長、諸根でございます。  各高校ともいろんな機会で話をする機会がたくさんあります。それから、例えば佐倉高校などでは、もともと旧制佐倉中学校の、それから成徳書院の流れをくんでいる学校でございますので、年度当初に佐倉について学ぶガイダンスは行っているというふうに伺っております。  また、佐倉東高校、それから佐倉南高校なんかも、佐倉市で義務教育の管理職をやった職員が高校の校長職を務めておるという関係もありまして、校長先生みずから発信していただいている状況もございます。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) 今回予算が100万なのですけれども、やはりそういったところを踏まえるとこの佐倉学というものに、高校も踏まえて、佐倉で学んだ方たちが次巣立っていただくという点では、もう少し予算があってもいいと思うので、その辺も調査していただければと思います。これは要望として挙げたいと思います。  続きまして、また質問させていただきます。続きまして、340ページから341ページのところになりますけれども、よろしいでしょうか。項目9の市民文化資産保全活用事業についてなのですけれども、これ今佐倉市が、私の記憶によれば11ですか、多分市民文化資産というものがあると思うのですけれども、実際これ見ますと文化資産という制度は、ちょうど佐倉市でも埋もれているものを舞台に上げようというか、そういう救済的な制度だと思うのですけれども、この人たちの活動を支援する形で、整備費ですとかそういった形で、もう少し予算をつけてもいいのではないかなと思うのですけれども、その辺のお考えをお伺いいたします。 ○委員長(櫻井道明) 鈴木課長。 ◎文化課長(鈴木千春) 市民文化資産保全活用事業についてでございますけれども、現在1件追加しまして、田町のお神酒所が追加されまして12件になってございます。この制度につきましては、金銭的な助成が確かにございません。金銭的な補助というのはございませんので、確かにそういったものがあれば、さらにそういった意欲が高まることがあるかとは考えておりますけれども、まず自分たちの地域で守り育ててきた伝統文化、また文化財等を、自分たちで今後も伝えていくという意識を持ってもらうということをこの制度のメーンに考えておりまして、このような形で続けさせていただければと考えております。  また、これが認定された場合につきましては、説明板の設置、あるいは今後そういった事業を進めていく上でのアドバイス等をさせていただくような形の助成はございます。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) これも要望になってしまうのですけれども、今12カ所という形になっていますので、もう少しこの辺の予算を、先ほどの佐倉学にもつながってくると思うので、地元の掘り起こしという点ではちょっとこれでは寂しいというか、地元の佐倉を掘り起こす点ではもう寂しいと思うので、この辺も今後検討していただければと思います。  続きまして、予算書の320ページと326ページになってしまうのですけれども、これ概略という形で結構でございますので質問させてもらいます。内容は、小学校、中学校、施設の改築、そして改造事業についてでございます。27年度で耐震事業のほうが完了しまして、今後は安全対策や老朽化対策ということになりますけれども、雨漏り等、あと先ほども武道場の天井の落下の防止工事等ありますけれども、今後の実施予定についてお伺いいたします。 ○委員長(櫻井道明) 蜂谷課長。 ◎教育総務課長(蜂谷匡) お答えいたします。  平成28年度の小中学校の改修工事の方向なのですが、中学校については武道場天井落下防止対策など行います。また、雨漏り工事などを行う予定なのですが、お手元の追加資料をごらんいただきたいのですが、追加資料の資産管理室が出している追加資料がございます。こちらの資産管理の9ページ、10ページをごらんいただきたいのですが、よろしいでしょうか。資産管理の工事関係については、こちらのほうに依頼をするような形になりますので、こちらの資料でまとめさせていただいてございますが、この表の13番、14番、15番、16番、17番が、今年度予定している主な改修事業でございます。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 高木委員。 ◆委員(高木大輔) では、関連して、また小中学校の今回学校体育館整備事業という形で小学校の運動場の改修工事、小中学校ありますけれども、これ順次やっていると思うのですけれども、あと何校ぐらい残っているのか、お伺いいたします。 ○委員長(櫻井道明) 蜂谷課長。 ◎教育総務課長(蜂谷匡) ちょっと保留をさせていただきたい。 ◆委員(高木大輔) 私からは、以上、終わりです。 ○委員長(櫻井道明) では、保留で。  ほかに質疑はございませんか。  萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) それでは、予算書の313ページ、いじめ防止対策推進事業ですが、ここに学校支援アドバイザー賃金が850万、これは何人分になるのでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 諸根課長。 ◎指導課長(諸根彦之) 学校支援アドバイザーについては5名考えております。 ○委員長(櫻井道明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) この人選といいますか、資格などはどういう方がなるのでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 諸根課長。 ◎指導課長(諸根彦之) 元学校の教職経験者を考えておりまして、校長職を経験した者、それから一般職を経験した者で、生徒指導、それから学級経営、学校経営、それから教育相談等に堪能な方を5名要請したいというふうに考えております。 ○委員長(櫻井道明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) スクールソーシャルワーカーの成果が注目されているというのがありますが、これについてはどう考えますか。 ○委員長(櫻井道明) 諸根課長。 ◎指導課長(諸根彦之) 指導課長、諸根でございます。  スクールソーシャルワーカーにつきましては、今年度も研修会等で活用させていただいております。もちろん学校と福祉の関係をつないでいただける方ということで、非常に有効な職だというふうには考えているところです。学校支援アドバイザーの中にも学校心理士の資格を持っている方もいらっしゃいますので、そういった意味で心理的な面も含めて活躍を期待しているところでございます。 ○委員長(櫻井道明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 貧困との関係とかもありますので、スクールソーシャルワーカーの活用をぜひ検討していただきたいなと思います。  それから、307ページで、ここに教育総務一般事務費の中に学校栄養士の補佐員賃金があるのですが、これは学校栄養士、佐倉は学校給食大変力を入れて全校配置というふうに思っていましたが、これはどういう配置でしょう。 ○委員長(櫻井道明) 鈴木主査。 ◎教育総務課主査(鈴木康二) 予算書のこちらの項目につきましては、育休代替の場合の職員の予算を計上しております。 ○委員長(櫻井道明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) わかりました。  それでは、308ページの学校用務員委託料、これは前から指摘していますが、偽装請負だというふうに指摘しているのですが、昨年度1億829万、今回7,290万で、設定の変更があったのでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 蜂谷課長。 ◎教育総務課長(蜂谷匡) お答えいたします。  用務員の委託につきましては、27年度、28年度の2カ年の委託でございました。1年目は予定価格というか設計金額で予算計上させていただきましたので、約1億でということで予算計上しましたが、契約をして契約金額が決まりましたので、28年度につきましては、その契約金額に基づいて約7,000万ということで予算計上しております。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 委託で直接学校長や教員が指示をできないというスタイルでは、学校の中での仕事が大変しにくい形で、同じように市の窓口も委託ですが、これ昨日ありましたけれども、偽装請負にならないためにリーダーが常駐しているという形をとっているのですよね。佐倉市の場合は巡回ということを、教育委員会の場合は巡回ということですが、実態的にかなり無理があるというふうに思っていますので、ここのところをよく実態をしっかりと調べて行っていただきたいと思います。  次に、310ページ、学校図書館活性化事業です。図書整備員、これ9名から11名にふえたのですけれども、このふやしたときに予算をふやさないで勤務時間を減らしたという、このことはご存じでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 答弁は。  真下所長。 ◎教育センター所長(真下誠) 教育センターの真下です。  大変申しわけございません。その経緯については承知しておりません。 ○委員長(櫻井道明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 実質賃金が切り下げになったということなので、しかもやっぱり勤務時間、子供たちが帰らないうちは帰れないということなので、この辺、皆さんご存じのように、図書館司書さん非常に熱心に仕事をしているということはご存じなわけですから、その辺は実態に応じて勤務時間はもとに戻すように、ぜひ調べていただければと思います。  では、次です。319ページ、就学援助です。319、325、小中あります。午前中の子育てのところでも困窮児童の実態把握が必要だということが今重要になっておりますが、今利用児童1,000人を超えましたよね。中学校が前に補正予算を組んだほど相当利用が、児童がふえているわけですけれども、新入学用品費について、中学は制服、かばん、たくさん購入するものがありますが、最低幾らかかるか、ご存じですか。 ○委員長(櫻井道明) 答弁を。  中臺課長。 ◎学務課長(中臺信夫) 細かい数字までは学校によってあれなのですが、大まかで中学校入学時につきましては、制服、それからジャージ、その他入れまして4万円から5万円ほどかかるような認識をしております。 ○委員長(櫻井道明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 本当にお金かかるのですが、この補助費が2万3,550円になっているのです。本当に半分以下かなと思いますが、しかも支給が8月ごろというふうにお聞きしていますが、そうでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 中臺課長。 ◎学務課長(中臺信夫) 1学期の終わりですので、7月の末ぐらいに支払うような形になっております。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 実態に合っていないということで、前倒ししている市もありますので、ぜひ実態に合った支給にしていただきたいというふうに要望いたします。新潟市がことしから3月への前倒しを実施しています。  それから、次は図書購入費です。図書充当率はたしか100%になったのでしたでしょうか。今回ちょっと購入費少ないようですが、古い本の入れかえはできているのかどうか。かなり古い本が入れかえができていないというふうに伺っているのですが、いかがでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 中臺課長。 ◎学務課長(中臺信夫) 学務課、中臺です。  これも学校の実態によって数字は異なるのですけれども、充足率につきましては、議員おっしゃるとおり100%を超えております。もちろん傷んでいるもの、かなり年数のたったものにつきましては入れかえをしておるのですけれども、学校によってやはりまだまだ必要なものですとか、それからもう余り使っていないものですとかということで多少の差異はございます。順次学校の実態を報告していただきまして、入れかえについては気を使って予算の活用を図っておるところでございます。
     以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 萩原委員。 ◆委員(萩原陽子) 古い本は子供たちが余り借りないということですのでぜひ、100%の充足率を維持するために古い本を処分しないということがないようにお願いしたいと思います。  それから、358、それはさっき敷根さんが質問したので、美術館のほうですね。企画展、大変楽しみにしています。カオスモスは前回とてもすばらしかったのですが、入場者が増加しているというふうに、昨年度実績、これ今回の企画展でどのように見積もっているでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 答弁は。  宍戸館長。 ◎美術館長(宍戸信) 美術館長、宍戸でございます。  ことし企画展では、ただいまも開催しております「魔法の美術館」、それから「高橋真琴の原画展」ということで多くのお客様来ておりまして、ただいま開催中の「魔法の美術館」につきましては、平成24年度に実施しました「ルパン三世展」に近づく数字まで伸ばしたい。そこを狙えるまで伸びているということでございます。今1万1,000人ほどを超えたところでございます。 ○委員長(櫻井道明) ほかに質疑はございませんか。  橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) 橋岡です。よろしくお願いいたします。  それでは、平成28年度の教育委員会の所管の予算ということでこちらにございますが、この中でこれまで、昨年度と比べまして削減した事業とか縮減した事業というのはあるか伺います。 ○委員長(櫻井道明) 蜂谷課長。 ◎教育総務課長(蜂谷匡) 削減、縮減ということでございますが、大きく削減したのは小中学校の改築・改造事業、これは耐震事業が市の最優先ということで進められてきて27年度で完了するということで、これが大きく減っております。また、志津公民館の整備事業なども解体のみを残すものになりましたので、これも減っております。大きなものとしてはそういうことです。 ○委員長(櫻井道明) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) 済みません、それ以外で。 ○委員長(櫻井道明) 蜂谷課長。 ◎教育総務課長(蜂谷匡) 大きく減ったものはないというふうに理解しております。 ○委員長(櫻井道明) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) 大きく減ったものはないというご答弁があると思って私はお聞きしたのですが、学校という教育現場を考えますと、削減したものがないということは、学校の先生方の負担というのはどんどんふえているのではないかということを思うのですね、時間にしましても、作業量にしましても、報告書にしましても。そういったところをどうやって対処して、この平成28年度、そしてまた3年、5年と学校経営していくのか、ちょっと伺いたいのです。 ○委員長(櫻井道明) 中臺課長。 ◎学務課長(中臺信夫) 学務課、中臺でございます。  今議員がおっしゃった中で特にデスクワークの方につきましては、27年度より新たに校務支援システムというコンピューターを使った処理ができるものを導入いたしまして、本年度1年終わろうとしております。来年度さらにそれを充実させる形で、先生方の机の上での仕事量を効率で減らせるような形で学務課としても支援してまいりたいと考えております。 ○委員長(櫻井道明) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) そういたしますと、その校務支援システムの効果というのはどのぐらい削減という。 ○委員長(櫻井道明) 中臺課長。 ◎学務課長(中臺信夫) 数字的にはまだございませんが、特に成績に関係する処理、それから出席簿ですとか要録という記録に関係する公簿類につきましては、今までですとそれぞれ項目ごとに書類をつくっておったのですが、今基本的なデータを入れますとそれぞれの書類に反映されていくという形で、かなり効率化が進んでいるというように把握しております。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) それでは、どうしても拘束時間ですね。小学校、中学校は、朝練となると、朝7時までに先生方が行くとなると、朝6時前に学校に向かう、自宅を出られる先生方もいらっしゃいます。それプラス残業を考えますと、いつ家にいるのだろうという感じがするのですが、その時間の拘束についてはいかがでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 中臺課長。 ◎学務課長(中臺信夫) 学務課、中臺でございます。  議員おっしゃるとおり、教職員の子供に対する情熱とか、あるいはボランティア精神とかというところに頼る部分も確かにございます。佐倉市につきましては、終業時間の把握についてはタイムレコーダーを導入しまして、管理職がそれぞれの職員の勤務時間を把握しているということでございます。これについては教育委員会にも報告をさせて、教育委員会でも把握をしております。また、それぞれの教員、それぞれの家庭の事情もございますので、これにつきましても管理職のほうで一人一人の情報をよく把握しまして、それぞれの先生方の家庭の事情も加味しながら勤務時間の配慮、それから職務の配慮を管理職にはお願いしているところでございます。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) そういたしますと管理職の負担もこれは大きいと思いますので、あとはもう教育長のお力にお願いしたいところなのですけれども、校務支援システムで成績、出席簿を把握できるということだったのですが、万引きの履歴が間違った情報が入っていた結果、進路指導で結論としては自殺に至ったという例が他市でございましたが、そういった間違いを起こらないようなシステムというか体制はどのようにとっているのでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 中臺課長。 ◎学務課長(中臺信夫) 学務課、中臺でございます。  議員のおっしゃるとおりエラーにつきましてはいろいろな状況で考えられます。特にやはりエラーの一番大きい状況はヒューマンエラーですか、最初の人間がデータを打ち込むところに多く発生していることがございます。教育委員会といたしましても、特に成績など、やはりエラーはあってはならないことでございますので、二重、三重の点検の方法を各学校に指導しており、各学校につきましてもそこら辺の点検のマニュアルを作成しまして、特に人がデータを打ち込むケースのところにつきましては多くの目で点検するような形で、それを防ぐ手だてをとっております。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) そのヒューマンエラーをチェックするためにまた時間がふえるという点もあろうかと思いますけれども、全体的に効率を上げて時間的な拘束を減らして時間を生み出していただきたいと思います。教育は作業ではありませんので、やはり時間がないと心に余裕が出ませんし、心を子供たちに目配りすることができないと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  次に、12ページと360ページの美術館のESCO事業なのですが、佐倉市立美術館、今入場者については大変ふえているということなのですが、もともと建物が光熱の暖房費、冷房費がかかる建物だと言われていますが、このESCO事業によってどのような効果が得られるか教えてください。 ○委員長(櫻井道明) 宍戸館長。 ◎美術館長(宍戸信) 美術館長、宍戸でございます。  議員ご指摘のとおり、美術館につきましては、24時間365日大切な作品を守っていく収蔵庫がございますので、その分このESCO導入ということで削減できる部分もまた大きくなるのかなということは、中央公民館で入っている実績とかを伺いまして、その辺が削減代があるのではないかというふうに思っております。 ○委員長(櫻井道明) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) そういたしますと、具体的にはこのぐらいという試算は出ていないということでよろしいのでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 宍戸館長。 ◎美術館長(宍戸信) 美術館、宍戸でございます。  設計の資料の中では10%以上の削減ということを入れてございます。 ○委員長(櫻井道明) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) ありがとうございます。10%削減目指していただきたいと思います。  次に、334ページ、文化財産等取得基金の繰り出しについてなのですけれども、そもそもこの基金の払い出すというか、使うときの基準がしっかりしているのか、もう一度伺いたいのですけれども、確認です。 ○委員長(櫻井道明) 鈴木課長。 ◎文化課長(鈴木千春) 文化振興積立基金につきましては、利子を現在市民文化財の財源の一部として活用するほか、指定寄附をいただいた、市民文化財の振興に関する事業ということでしていただいた寄附……失礼しました。財産取得のほうでございましたね。失礼しました。こちらにつきましては、取得すべき財産、物件が購入する価値があるかということをはっきりと審議をする中で、その価値について専門家の意見を聞く等でしっかりと判断する中で購入していくものでございます。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 橋岡委員。 ◆委員(橋岡協美) 要は金額の基準があるのかとか、どういう審議を経て買うのかとか、例えば貴重なそういった資料というのは、売り出して今買わないと買えないというような、前回は順天堂大学の資料があったと思うのですけれども、これから長崎との交流を進めている中で、長崎には資料がそういったものがあって、長崎は持っている必要がないという大事な資料があるかもしれません、佐倉にとって。そういったものがちゃんと購入できるよう基準と金額をはっきり伺いたかったのです。後でまた教えてください。 ○委員長(櫻井道明) ほかに質疑はございませんか。  斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) 斎藤です。よろしくお願いいたします。  それでは、予算書の312ページをお願いいたします。312ページの11、特別支援教育推進事業におきまして各校に現在は特別支援学級を設けていただいていると思うのですが、障害や病気というのはその子たち一人一人違ったもので、先生方も大変ご苦労があるかと思うのですけれども、個別支援に関しての先生方への研修などはありますでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 真下所長。 ◎教育センター所長(真下誠) 教育センターの真下です。  特別支援教育の研修会につきましては、年度当初4月と夏季休業中の8月に特別支援担当者会議ということで、コーディネーター等特別支援教育を推進していくかなめの先生を集めて2回研修をしております。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) わかりました。その子たちそれぞれの障害や病気を持って、子供たち非常に頑張っていることだと思います。先生方も一人一人に対してのご支援は難しいかと思うのですけれども、研修など重ねていただいてご理解をいただけると大変うれしいです。よろしくお願いします。  それでは、続きまして313ページなのですけれども、先ほど平野委員からも14番、少人数指導支援のことについて伺いがあったと思うのですけれども、ことし配置を考えていただいているのは西志津小、井野小、志津中と伺いましたが、質問は、逆に聞かせていただいてまだ設置が、私も子供がおるのですけれども、子供が通っている学校は少人数で算数など受けさせていただいて、ああ、今はとてもいいなと私は感謝しているのですけれども、まだ設置ができていない学校というのはどこにあるのか教えていただきたいのですけれども、よろしいでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 中臺課長。 ◎学務課長(中臺信夫) 学務課、中臺でございます。  県費のほうの少人数担当教員、それから佐倉市の担当教員ございます。いずれも配置されたところにつきましてはやはり児童生徒数の少ない学校、いわゆる1人の担任の先生でも、そこそこ掌握できる集団のところの学校については、県費、それから市のほうの少人数の担当は配置されておりません。例えば内郷小学校、それから和田小学校、弥富小学校などの規模の学校については、少人数指導の先生は配置されておらない状況がございます。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) わかりました。まだ三十何名のクラスを1人で受け持って先生がご指導いただいているというのは、私たちの時代は当然だったかと思うのですけれども、佐倉市の市民の皆さんがどこの学校でも同じ教育を受けさせていただけるということに関しましては、私も切に希望しておりますので、これは議員の皆さん、そして市民の皆さんの願いだと思いますので、ぜひご理解をお願いしたいと思います。  それでは、続いて363ページお願いいたします。予算書363ページ、先ほどから7番、美術館企画展事業といたしましてお話がありましたが、青いこちらの資料は教育委員会の7ページだと思います。今年度は「ミテ・ハナソウ展」、たしか夏休み期間中に開催されていたかなと思いますが、来年度はいつ開催予定があるか、予定がありましたら教えていただきたいのですが。 ○委員長(櫻井道明) 宍戸館長。 ◎美術館長(宍戸信) 美術館、宍戸でございます。  「ミテ・ハナソウ展」、ご観覧ありがとうございました。本年も「ミテ・ハナソウ展Ⅱ」といたしまして、7月23日土曜日から夏休み期間、8月21日までを現在のところ予定しております。やはりお子さん動きやすい時期というふうに考えております。 ○委員長(櫻井道明) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) 夏休み期間中ということでたくさんの子供たち、生徒たちが伺えるかと思うのですけれども、この「ミテ・ハナソウ展」に関しましては、ある学校の美術の先生が宿題に、佐倉市市立美術館に行ってきなさいということではなかったかと思うのですけれども、美術館に行ってきたらいいねという宿題があったそうです。それで、生徒たちが無料ということもありましたので、そして歩いても行けるという佐倉市には立派な美術館があったので、この「ミテ・ハナソウ展」に行ってとても勉強になったと伺っていまして、ぜひ私も期待していたところなのですけれども、「ミテ・ハナソウ展」、何名ぐらいの来場者数があったか、わかりますでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 宍戸館長。 ◎美術館長(宍戸信) 美術館、宍戸でございます。  26日間たしか去年も開催しまして、一日100人少し切れる、99.何人という平均でしたので、2,600ほどだったふうに記憶しております。 ○委員長(櫻井道明) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) わかりました。よろしくお願いします。  それでは、続いて予算書の374ページをお願いいたします。予算書374ページの小学校給食施設整備事業、続いて5番の中学校給食施設整備事業についてなのですけれども、この修繕、現在のところのご予定を少しお話しいただけるとうれしいのですけれども、お願いします。 ○委員長(櫻井道明) 諸根課長。 ◎指導課長(諸根彦之) 指導課長、諸根でございます。  小学校、中学校、給食施設の整備事業でございますが、こちらのほうで予定しておりますのは、各学校の調理場の床の塗装面が剥がれているものとか、水道管が塗装が必要であるとか、そういったようなものについて部分補修をしていこうというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) 給食は、市民の皆さんご存じのように自校給食でとてもおいしく、私の子供たちもおいしくいただいて大きく成長させていただいたのですけれども、学校によって整った年度が違うので仕方ないかなと思うのですけれども、水道管のお話がありましたが、給食員さん、つくってくださる方の手洗い所のお湯が出ないとかいうお話をちょっと市民の方から伺ったことがありまして、ああ、それは大変だと思って、やっぱり消毒など大切ですので、冬になるとお湯が出なくなるなんていうような設備ではどうかなと思いますので、その点充実させていただけるようにお考えいただきたいと思います。  それでは、336ページをお願いいたします。予算書です。336ページ、14番、国際理解促進事業で敷根委員からもご質問がありましたけれども、オランダからの子供たちが来年度こちらのほうにお越しになるというご予定です。何名ぐらいのお子さんたちがいらっしゃるのでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 鈴木課長。 ◎文化課長(鈴木千春) 例年ですと児童12名と保護者というか大人の方が3名で15名来ておりますので、28年度についてもその数字で考えております。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 斎藤委員。 ◆委員(斎藤明美) ありがとうございました。
     私からの質問は以上です。 ○委員長(櫻井道明) ほかに質疑はございませんか。  伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) お伺いします。まず、いじめ防止対策推進事業からお伺いいたします。先ほど萩原さんのほうからも質問されたのですけれども、この学校支援アドバイザーはどういうふうに、学校をぐるぐる、ぐるぐる巡回するというわけではないと思うのですけれども、どういうふうにこれから運営されていくのでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 諸根課長。 ◎指導課長(諸根彦之) 指導課長、諸根でございます。  学校支援アドバイザーの5名につきましては、拠点校を設けまして、これは学校の規模が基本的に小さい規模の学校で、教職員の配置数も数がたくさんいないというような状況の学校で、3校ずつ15校を拠点校として回ります。あと、ほかの学校については、カウンセラーの配置とか心の教育相談員の配置等の学校もございますので、そういった配置の少ない学校について巡回して回ろうというふうに考えています。3校ありますので、週に3日、1日ずつ回っていくというようなことです。子供たちの様子を見たり、あと教職員の相談に応じたり、場合によっては至急の対応も必要ですので、我々と情報をすぐに共有化して関係機関に伝えたりということで期待しているところでございます。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) 日当になるのでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 諸根課長。 ◎指導課長(諸根彦之) 時間1,700円で、一日6時間勤務ということになります。 ○委員長(櫻井道明) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) これちょっと検索しただけでも世田谷とか香川県とか同じような学校支援アドバイザーという形で設置されているのですけれども、佐倉市単費でやるということで、実際にやってみないと……わかりました。                 〔何事か呼ぶ者あり〕 ◆委員(伊藤壽子) 済みません、次行きます。子供の貧困問題で就学援助について伺います。追加資料の5ページですね、子供の貧困問題というのはすごく今深刻な社会問題ということで、国会のほうでも今やられておりますけれども、佐倉市の要保護、準要保護家庭も年々増加しているということで、就学援助認定率の推移についてお聞きいたします。 ○委員長(櫻井道明) 答弁は。中臺課長。 ◎学務課長(中臺信夫) ちょっと保留させてください。 ○委員長(櫻井道明) 保留ですね。  では、次の質問。  伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) では、ちょっと資料として大変かもしれませんけれども、そうしましたら平均認定率を上回る学校数が幾つあるのか。そして、最も高い認定率というのを把握していらっしゃる、どれぐらいあるか、何ポイントか、それを把握していらっしゃると思いますので、それをお聞きします。すぐ出てこないと思いますので。  それで、貧困というのはやはり日常的な暮らしにすごく必要な費用が不足しているということですので、子供たちの体験とか一つの交流の機会とか、そういうことが非常に影響を受ける、奪われるということで、五十嵐議員の一般質問に対して、校長から聞き取っているところでは就学援助で充足しているという教育長からのご答弁だったのですけれども、就学援助の認定率を見ることによって現状がきちっと把握できるのではないかなと思います。把握することによって、どうしたらいいのかということが次出てくる課題だと思います。ですので、この数字が出てこないとあれなのですけれども、子供の貧困について、やはり学校としてどういうふうに対応できるのかということを具体的に考えていただきたいと思います。それについていかがでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 中臺課長。 ◎学務課長(中臺信夫) 学務課、中臺でございます。  24年度から25年度、26年度につきましての児童数に対する、小学校ですと児童数に対する受給者数、それから中学校につきましても同年度の資料がございますので紹介させていただきます。要・準要保護につきましては、平成24年度は、児童数に対しまして6.39%、それから25年度につきましては、小学校児童数に対しまして6.61%、それから26年度につきましては、小学校児童数につきまして6.70%でございます。中学校につきましても同様に、24年度につきましては、生徒数につきまして7.32%、25年度につきましては、生徒数につきまして8.26%、それから26年度、生徒数につきましては8.41%の割合で受給していることになります。  それから、議員が最後におっしゃいましたとおり、子供たちが学習するに当たって、そういった面で困らないようにということで、教育委員会としましてもできる範囲内で、それからいろいろな国の制度なども勘案しながら、子供たちのために研究していきたいというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) やはりこの受給率が上がっているということは、だんだんと厳しい状況、貧困率が上がってきているという、ここの数字からも見えてくると思います。新聞報道なんかでも全国の貧困率という、この調査が出たりとかしていて、20年前と比べても本当にひどい、もうポイントが上がっているという現状が今報告されています。具体的に国とかそういうのではなくて、何ができるのかといったら、せめてクラブ活動費とか生徒会費とか、すぐにできること、そういうことがまず支援というようなところで、やはり予算措置というのは必要ではないかなと思いますが、お答えいただけますか。 ○委員長(櫻井道明) 教育長。 ◎教育長(茅野達也) 委員がさまざまな角度から子供たちのことを心配していただいて、本当ありがたいなというふうに思っています。私たちは、確かに就学援助対象者は少しふえていることは実態として把握しております。せんだって議員からお話がありまして、部活動はどうでしたかということで学校のほうに確認したのですけれども、なかなか見えない部分がありますが、結論から言うと部活動でそういうことでの支障はないということでありました。しかし、今後も子供たちの様子を見ながら、逐一個々の子供たちの様態というのはしっかりつかみながら教育していくことが重要だと思う。  もう一方、もう一つ、就学援助につきましても、例えば給食費につきましても、毎月給食費を払うのですけれども、就学援助対象者につきましては一括で出たときまで学校は待って、それでそのお金を給食費に充てるということで、なるべく家計に負担をかけないようにということで努めているところであります。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) ポイントとして見えてくるもの、そして子供たちを見てわかることというのはいろいろあると思いますので、すぐに結論は出ないと思いますけれども、やっぱりこういうところから子供たちの支援ということをお願いしたいと思います。  それでは、高等学校等奨学金です。追加資料の3ページなのですけれども、毎年高校中途退学者というのがここの中では出てくるわけなのですけれども、それ今年度はいかがですか。 ○委員長(櫻井道明) 蜂谷課長。 ◎教育総務課長(蜂谷匡) お答えします。  今年度まだいません。 ○委員長(櫻井道明) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) 今回の予算を見ますと今までよりもずっと低い予算ですよね。それ県の奨学金制度が始まっていて、その差額というのを、そこを付与するというになっているわけなのですけれども、27年度不交付4人というのは、これやっぱり成績要件ですか。 ○委員長(櫻井道明) 蜂谷課長。 ◎教育総務課長(蜂谷匡) お答えします。  4名のうち3名が県の奨学金が8万円を上回る金額が交付されたと。1名は収入がちょっと多かったために。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 伊藤委員。 ◆委員(伊藤壽子) そうしましたら、今年度の世帯区分別の奨学金支給状況と、あと26年度に就学援助を受けた中学3年生の人数もお聞きして、もう時間がないのであれですけれども、いつものことで教育長お笑いになっていますけれども、やっぱり県も成績要件ないので、ぜひ撤廃していただきたいということです。答弁をお願いします。 ○委員長(櫻井道明) 蜂谷課長。 ◎教育総務課長(蜂谷匡) お答えいたします。  成績要件につきましては何度もご指摘をいただいているところですが、教育委員会といたしましては、就学意欲のある子供たちを支援をするということでこれまでやってまいりました。その3.0という評価は決して高いハードルではないというふうに考えておりますので、今後も続けてまいりたいというふうに考えております。 ○委員長(櫻井道明) 保留のやつあったでしょう。保留のやつはどうした。答弁保留。 ◆委員(伊藤壽子) その前のはいただいた。 ○委員長(櫻井道明) いただいた。いいの。 ◆委員(伊藤壽子) 今2つね、世帯区分別の奨学金支給状況。 ○委員長(櫻井道明) それちょっと聞いて。  蜂谷課長。 ◎教育総務課長(蜂谷匡) ちょっと保留をさせてください。 ○委員長(櫻井道明) 保留なのだ。 ◆委員(伊藤壽子) 一言言わせて。いつも同じように3.0が決して高い数字ではないとは言うのですけれども、貧困というのは成績にかかわるって、さんざん今まで言ってきたではないですか。だから、普通の成績というのは、本当にちゃんと勉強できる環境にある子だからとれるのですよ。そうでなくて大変な状況にある子にとれないのは、あんたが悪いのだよという、そういう理由にはならない。そういうもう答弁はやめてください。 ○委員長(櫻井道明) ということで。いやいや、答弁ではない。保留。  ほかに。  森野委員。 ◆委員(森野正) さっき萩原委員が聞いたところでちょっとひっかかったので、もう一回同じ質問するのですけれども、310ページの学校図書館活性化事業のところで、萩原さんが勤務時間を減らしたというところの質問したときに、答弁で存じ上げないという答弁があったと思うのですけれども、この予算誰がつくったのですか。その中身も知らないで予算できてきているところで、ちょっと今あれっと思ったので。 ○委員長(櫻井道明) 答弁は。真下所長。 ◎教育センター所長(真下誠) 私の記憶では平成20年度から図書館司書さんのほう11名になっているかと思います。その前の人数につきまして、19年度が9名というところは記憶しておるのですが、そこの9から11にふえたときに勤務時間のほうが以前より比べて短くなったというところが、ちょっと私把握できていなかったもので、そういうふうにお答えさせていただきました。 ○委員長(櫻井道明) 森野委員。 ◆委員(森野正) そうすると、つい最近の話ではないのね、今の。 ○委員長(櫻井道明) 真下所長。 ◎教育センター所長(真下誠) そうですね。7年前から11年ということでございます。 ○委員長(櫻井道明) 森野委員。 ◆委員(森野正) はい、了解です。  私、実はもう質問やめようかと思ったのだけれども、どうしても1つだけしたいと思って、やっぱりちょっと皆さん取り上げたところですけれども、広島の件、お子さんが自殺した進学指導の件なのですけれども、なかなかその状況というのはテレビの報道だけではわからないのですけれども、一番初めのときにある意味冤罪ですよね、完全な。やってもいないのにやったと書かれて、コメントに。それがずっと残ってきてしまっていて、それを使ったわけですけれども、その冤罪をもともと起こした教師に対する処分なんていうのは、本来あるのでしょうか、ないのでしょうか。 ○委員長(櫻井道明) 誰。教育長。 ◎教育長(茅野達也) 広島県の教育委員会のことですので、私どもがとやかく言うことではありませんが、一般的には瑕疵があると認められた場合は、任命権者である県教育委員会が処分する可能性はあると思います。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 森野委員。 ◆委員(森野正) 他県の話なので、他市の話なので、この佐倉ということもないのでしょうけれども、私はもういじめ防止対策推進のときも常任委員会でちらっと言ってしまったのですけれども、やっぱり教育界に対する不信感というのは結構いろんなところで起こってしまって、今回私その質問して、すぐ家に帰ったらその報道があったのです、ちょうど。だから、何といったらいいのかな、ここ数年というか数十年来一番心が痛んだのです、この事件。一番信頼してほしい、できなければいけない先生が、何の確認もしないで進路指導してきたと。何でそんなことがと全く理解できないのです。先ほどヒューマンエラーということ、ヒューマンエラーは当たり前の話で、それは。それを責める必要はないと思うので、ただ何でかな、対応ができなかったかな。  それと、もう一つ、佐倉で行われているかどうか確認したいのは、進路指導のそういう単願推薦とか、そういったものの決定権というのは一担任がやるのですか。それちょっと。 ○委員長(櫻井道明) 教育長。 ◎教育長(茅野達也) 進路指導の最終責任者は、当該校の校長であります。 ○委員長(櫻井道明) 森野委員。 ◆委員(森野正) ということは、校長も要するにこの間違いを起こした張本人ということですか。 ○委員長(櫻井道明) 教育長。 ◎教育長(茅野達也) 広島の状況について細かくはわかりませんが、校長の責任は極めて重要だと思います。 ○委員長(櫻井道明) 森野委員。 ◆委員(森野正) はい、わかりました。  以上です。 ○委員長(櫻井道明) 以上ですか。わかりました。  何かありましたね。  蜂谷課長。 ◎教育総務課長(蜂谷匡) 先ほど伊藤委員と高木委員の保留をさせていただいた分についてお答えをさせていただきます。  まず、高木委員の質問で、今後予定しているグラウンド改修は何件あるのかということですが、小学校が10件と中学校で3件です。これをおおむね3年間のうちでやりたいというふうに考えております。以上でございます。  それから、続けてよろしいですか。 ○委員長(櫻井道明) どうぞ、続けて。 ◎教育総務課長(蜂谷匡) 伊藤委員のほうからご質問のありました世帯別の種類別のということでございますが、生活保護世帯が2名ですね、それから市民税所得割非課税世帯が29名、それからその他が59名です。それから、26年度中に中学校3年生だった生徒が、人数は130人おりますが、そのうち27年度に高校1年生になり奨学金を受けた人数は26名でございます。 ○委員長(櫻井道明) どうぞ、続けて。 ◎教育総務課長(蜂谷匡) 済みません。高木委員の先ほど3年間のうちでということでありましたが、今のところ予定では1年に各1校ずつ進めていくということでございます。                 〔何事か呼ぶ者あり〕 ○委員長(櫻井道明) 蜂谷課長、わかる人に説明させなよ。
     誰。西村主査補、どうぞ。 ◎教育総務課主査補(西村祐子) 教育総務課、西村です。  小学校のグラウンド整備につきましては1年1校、中学校につきましては2年ごとに1校という予定になっています。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 以上ですね。よろしいですか。  それでは、会派に属さない議員から事前提出のありました質問事項のうち、これまでに質問がなかった内容について、委員長より質問をさせていただきます。質問につきましては、藤崎議員よりであります。部活動に関する質問でございます。中学の部活動を十分に行うに当たり、運動場、体育館、音楽室、美術室等の運動等施設不足はどの程度か、予算措置を含めお聞きをいたしますというものでございます。お願いをいたします。  諸根課長。 ◎指導課長(諸根彦之) 指導課長、諸根でございます。  中学校の部活動につきましては、部活動間で話し合いをしながら練習内容や練習場所等を工夫して実施しているのが現状でございます。練習場所の分割や活動日の調整等を行い、メーンの練習場を使わない日もございますので、そういった日はランニングや体幹トレーニングなどの体力向上に当てるなど、有効に部活動ができるように工夫をしているところでございます。  私のほうからは以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) 蜂谷課長。 ◎教育総務課長(蜂谷匡) 私のほうから施設の関係でお答えをいたします。  学校の施設につきましては、部活動も含めた総合的な維持管理を行っております。なお、28年度は、佐倉中学校の運動場の改修、志津中学校の防球フェンスの改修などの予算を計上して部活動にかかわる施設整備を行う予定でございます。  以上でございます。 ◆委員(伊藤壽子) 済みません。委員長、1点、私、やっぱり漏れていました。済みません。 ○委員長(櫻井道明) 何ですか。 ◆委員(伊藤壽子) 質問、聞いたのは…… ○委員長(櫻井道明) もう後で聞いてください。  なお、健康こども部の審査において保留となっておりました答弁に関し、子育て支援課長より発言を求められておりますので、これを許します。  佐藤課長。 ◎子育て支援課長(佐藤公子) 子育て支援課の佐藤でございます。  先ほど伊藤委員から学童保育所で有料でおやつや昼食の提供を行っている事業者数のご質問がございました。お答えをいたします。  公立学童保育所では、おやつの提供は、5つあるエリアの中で2エリア、学童保育所数では9学童保育所でございます。長期休み期間中の昼食の提供は、3エリアで17学童保育所でございます。また、民間学童保育所では、5事業者全てにおいておやつの提供を実施し、昼食については2事業者で実施しております。  以上でございます。 ○委員長(櫻井道明) よろしいですね。以上で質疑を打ち切ります。  それでは、執行部の皆さん、お疲れさまでございました。  以上で本日の日程は終了いたしました。  あすは午前10時から委員会を開催いたします。  本日はこれにて散会いたします。           午後5時30分散会...