○議長(秋山忍君) これより各委員長に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(秋山忍君) なしと認め、質疑を終わります。
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△討論
○議長(秋山忍君) これより討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許します。 初めに、17番、
鵜澤治議員。 〔17番 鵜澤 治君登壇〕
◆17番(鵜澤治君) 議席17番、
日本共産党の鵜澤治でございます。私は、上程されておりますところの議案の第28号並びに第35号、加えて第36号に反対をする立場から討論を行うものであります。 まず、最初に議案第28号であります。成田市
手数料条例の一部を改正するについてに反対をいたします。 本案は、
個人番号通知カードを廃止し、
マイナンバーカードを持たない80%以上の市民にカードを強要するものでありまして、国は
デジタル手続法、戸籍法、
健康保険法を改定し、
戸籍情報や
保険情報を
マイナンバーと結びつけて、さらには銀行口座のひもづけも狙っております。これらのことにより、多くの
個人情報が行政で一体管理されるため、
個人情報が漏えいした場合のリスクが高まっております。また、
特別定額給付金の
オンライン申請を口実に、
マイナンバーカードを促進しましたが、
自治体窓口で大きな混乱を招いております。 私
たち日本共産党は、情報のひもづけ、
個人情報の漏えいの危険、
プライバシー侵害などの理由から、
マイナンバーカード制度の廃止を求めているところであります。国民が必要としない制度に固執をし、
マイナンバーカードを押しつけるやり方はやめるべきではないでしょうか。よって、本案に反対をいたします。 次に、議案第35号についてであります。成田市
開発行為等の基準に関する条例の一部を改正するについてであります。 本案は、
騒音下住民が
市街化調整区域に移転する際の
審査期間の短縮など、改善が図られるものと理解をしているところであります。しかしながらその一方で、
成田空港の機能強化が前提となっておりますことが、ここに問題があると指摘をせざるを得ないわけであります。 今般、
新型コロナウイルスで
航空需要が低迷をしています。今の時期に、
夜間飛行制限時間23時まで従前の運用時間に戻すように、市は政府に対して再考の要請をすべきでないかと考えます。加えて、この時期だからこそ、周辺の地域に激しい
騒音被害をもたらす
成田空港発着回数50万回増便が必要なのかどうかを、立ち止まって再検討すべきではないでしょうか。 よって、以上の理由から、本案に反対をいたします。 最後になりますが、議案第36号 成田市
都市公園条例の一部を改正するについてでありますが、市が直営で管理をしている7つの
都市公園に
指定管理者制度を導入するものでありまして、反対をいたします。 以上、上程3議案に対する反対の討論といたします。
○議長(秋山忍君) 次に、11番、
会津素子議員。 〔11番
会津素子君登壇〕
◆11番(
会津素子君)
会津素子です。ただいまより討論を行います。 まず、議案第25号 特別職の職員の給与の特例に関する条例を制定するについて賛成します。
コロナ渦により重大な影響を受けている市民とともに、この難局を乗り越えようとする
提案理由には賛同しますが、1点指摘させていただきます。
特別職報酬等審議会条例では、市長・副市長・教育長の給料の額に関する条例を議会に提出しようとするときは、あらかじめ
特別職報酬等審議会に諮問することが定められております。執行部は、本案は
給料月額を変更するものではないため、
特別職報酬等審議会に諮問しなくてもよいとご判断されたと察します。しかし、この理屈が通れば、例えば
給料月額は変更せず、
給料月額に10%上乗せする
条例改正案も、
特別職報酬等審議会の審議を経ずに議会に提出することが可能となります。 私はこれまで、特別職の給料や期末手当については、
第三者機関である
特別職報酬等審議会で審議されるべきという主張を行ってきました。執行部におかれましては、
特別職報酬等審議会の意義について熟慮していただくことを求め本案に賛成します。 議案第28号 成田市
手数料条例の一部を改正するについて反対します。 本案は、
マイナンバーカードへの移行促進のため、
番号通知カードを廃止するものです。
マイナンバーカードの交付が開始されて4年が経過しておりますが、カードの普及率は市民の2割にも届きません。市民にとって必要性のないカードと言えます。 そこで、カードを普及させたい政府によって、カードを持っていなければ不利益となるような施策が行われました。2019年、消費税の増税後の緩和措置として、
マイナンバーカードによる
ポイント還元が行われました。最近では、
コロナウイルスに関する
経済対策として、
特別定額給付金の
オンライン申請にも
マイナンバーカードが必要となっています。どちらも、生活に困窮する市民が増加したことを契機に、カードの普及を伸ばそうとする政府の思惑が明らかとなった出来事です。 そして、本案は
通知カードを廃止することによって、
マイナンバーカードの所持を半ば強制しようとするものです。国税庁の委託先が
マイナンバーなどの
個人情報を70万件漏えいさせた事実からも、
マイナンバー自体、問題のある制度だと考え本案に反対します。 議案第35号 成田市
開発行為等の基準に関する条例の一部を改正するについて反対します。 本案は、
騒音区域から
市街化調整区域への移転と、
土地収用法に基づく移転について、成田市が個別に許可できるようにするもので、申請者の負担や審査会に係る事務が軽減されるというものであり、歓迎する市民もいらっしゃることは承知しています。しかし、本案は
成田空港の拡張を視野に入れての改正案となります。
空港対策特別委員会での報告によると、
成田空港では、
コロナ渦により、
B滑走路と
旅客ターミナル内3か所の施設で4月から閉鎖が続いているということです。5月の
航空機発着回数は、1年前の同時期と比べて85%減少、旅客者の数は98%減少、
コロナウイルスの終息が見通せず、2021年3月期の
連結業績予想は、未定という状況です。
航空会社も相次いで経営破綻しており、
国際航空運送協会は、国際線の回復は2024年になると予想しています。1年先の予想も困難であるにもかかわらず、10年以上先の人口増加や
経済波及効果を見込んで
成田空港の拡張に突き進むことは、リスクが大きいと言わざるを得ません。まずは、
空港従事者の
雇用状況を含む現状把握と、今後の
航空需要予測について調査することが必要と考えます。また、新滑走路や新
ターミナル等の建設に係る費用は1兆3,000億円と見込まれておりますが、
コロナ渦を受けて、本当に必要な事業なのか見直しが必要ではないでしょうか。 成田市は、
成田空港と
運命共同体の
まちづくりを進めてきましたが、
運命共同体ということは、倒れるときも一緒ということになります。私たちがどれだけ空港に依存してきたのかということは、来年度以降の
財政状況で明らかになると思いますが、空港が厳しい状況になっても安定した
財政運営が続けられるような、自立型、
地域循環型の
まちづくりが求められます。 さらに、航空機の
発着回数を50万回に増やすということは、
温室効果ガスを増やし、
気候危機や新たな
ウイルスの危機が増大し、
地域経済に幾度も打撃を与えるおそれがあります。欧州連合では、
コロナ危機の後は、2050年までに
温室効果ガスの排出を実質ゼロにするため、持続可能な
都市づくりを行い、経済を刺激するグリーン・リカバリーを促進しようとしています。執行部におかれましては、
アフターコロナの新しい成長戦略について研究していただくことを求め、本案に反対します。 以上で討論といたします。
○議長(秋山忍君) 以上で討論を終わります。
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△採決
○議長(秋山忍君) これより採決を行います。 まず、議案第25号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(秋山忍君)
起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第26号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(秋山忍君)
起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第27号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(秋山忍君)
起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第28号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(秋山忍君) 起立多数であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第29号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(秋山忍君)
起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第30号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(秋山忍君)
起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第31号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(秋山忍君)
起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第32号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(秋山忍君)
起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第33号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(秋山忍君)
起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第34号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(秋山忍君)
起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第35号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(秋山忍君) 起立多数であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第36号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(秋山忍君) 起立多数であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第37号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(秋山忍君)
起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第39号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(秋山忍君)
起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第40号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(秋山忍君)
起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第41号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(秋山忍君)
起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第42号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(秋山忍君)
起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第43号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(秋山忍君)
起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第44号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(秋山忍君)
起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第45号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(秋山忍君)
起立全員であります。 よって、本案は承認されました。 次に、議案第46号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(秋山忍君)
起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第47号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(秋山忍君)
起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第48号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(秋山忍君)
起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、請願第1号を採決いたします。 本請願について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(秋山忍君)
起立全員であります。 よって、本請願は採択と決しました。 次に、請願第2号を採決いたします。 本請願について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(秋山忍君)
起立全員であります。 よって、本請願は採択と決しました。 以上で採決を終わります。 〔1番
小高夕佳君退席〕
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△議案第38号
○議長(秋山忍君) 日程第3、議案第38号を議題といたします。
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△
委員長報告
○議長(秋山忍君)
建設水道常任委員長の報告を求めます。
海保茂喜議員。 〔
建設水道常任委員長 海保茂喜君登壇〕
◆
建設水道常任委員長(
海保茂喜君)
建設水道常任委員会における
審査経過並びに結果についてご報告いたします。 開催日時、場所、出席者につきましては、先ほどご報告したとおりであります。 議案第38号 道路改良工事(伊能吉岡線)請負契約の締結についてを慎重審査した結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の過程においては、様々な質疑がありましたが、主なものとして、「現場は地盤が軟弱とのことだが、今回の工法を選定した理由は」との質疑があり、「地質調査において荷重を軽減する必要があるとの結果であったため、タイヤによる重さなどの輪荷重を軽減でき、かつ大栄みらい学園の開校に合わせ、短い工期で施工が可能な軽量盛土工法が最適であると判断し選定した」との答弁がありました。 審査の経過は以上のとおりであります。 以上で、
建設水道常任委員会からの報告を終わります。
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△質疑
○議長(秋山忍君) これより質疑を行います。 ただいまの報告に対し質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(秋山忍君) なしと認め、質疑を終わります。
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△討論
○議長(秋山忍君) これより討論を行います。 本案に対する討論の通告はありませんので討論なしと認め、以上で討論を終わります。
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△採決
○議長(秋山忍君) これより採決を行います。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(秋山忍君)
起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 以上で採決を終わります。 〔1番
小高夕佳君着席〕
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△各
特別委員会中間報告
○議長(秋山忍君) 日程第4、各特別委員会の中間報告について議題といたします。 各特別委員長から調査内容等について中間報告を行いたい旨の申出がありましたので、これを許します。 初めに、
新市場整備・
輸出拠点化等調査特別委員長、
石渡孝春議員。 〔
新市場整備・
輸出拠点化等調査特別委員長 石渡孝春君登壇〕
◆
新市場整備・
輸出拠点化等調査特別委員長(
石渡孝春君)
新市場整備・
輸出拠点化等調査特別委員会からご報告申し上げます。 開催日時、場所、出席者につきましては、先ほどご報告したとおりであります。 執行部から、新市場の再整備及び輸出拠点化推進事業について報告がありましたので、その概要について申し上げます。 初めに、卸売市場の再整備、施設整備の進捗状況、高機能物流棟事業者の募集についての報告がありました。 まず、本体棟工事への
新型コロナウイルス感染症の影響については、緊急事態宣言がされたことに伴い、工事の資材メーカーにおいてテレワーク等が導入されたことなどから、製品の納入等に影響が出ているという報告を受けているため、今後その状況を注視していきたいとのことでした。また、高機能物流棟事業者の募集では、冷蔵・冷凍庫エリアについて、応募のあった事業者からプレゼンテーションを行い、優先交渉権者を選定したとのことでした。 質疑に入り、「加工エリアCにおいて、入居予定事業者から辞退の申出があったとのことだが、今後についてどのように考えているか」との質疑があり、「新市場をPRしながら、入居していただける事業者を早急に決定していきたいと考えている」との答弁がありました。 また、「
新型コロナウイルス感染症の影響で、前年度の売上げと比較して最も大きな影響を受けた事業者で何割程度の減となったのか」との質疑があり、「4月の売上げで、水産では最大85%、青果では68%の減となった事業者がある」との答弁がありました。 次に、輸出拠点化推進事業について報告があり、本年4月1日付で、農林水産物及び食品の輸出証明書の発行等に関する手続規程に基づく委託契約を農林水産省と締結したことにより、輸出する農林水産物や食品が日本国内において製造または加工され、流通することが可能であることを国が証明する自由販売証明書について、成田市場で交付が可能となったとのことでした。これにより、成田市場での交付が可能な輸出証明書は5種類となり、輸出業者にとってさらに利便性の向上が図られたとのことでした。 以上、当委員会における会議経過を申し上げ、
新市場整備・
輸出拠点化等調査特別委員会からの報告を終わります。
○議長(秋山忍君) 次に、空港対策特別委員長、
神崎勝議員。 〔空港対策特別委員長 神崎 勝君登壇〕
◆空港対策特別委員長(神崎勝君)
空港対策特別委員会からご報告申し上げます。 当委員会は、6月11日午前10時から全
委員出席の下、第1
委員会室で開催いたしました。 執行部から市長、副市長ほか
関係部課長の出席がありました。 また、千葉県から総合企画部空港地域振興課副参事、成田国際空港株式会社から地域共生部長ほか関係社員の出席がありました。 会議に入り、4件の報告がありましたので、その主なものの概要について申し上げます。 初めに、千葉県及び執行部から、
成田空港に関する四者協議会について報告がありました。 本年3月27日に
成田空港に関する四者協議会が開催され、さらなる機能強化を進めるに当たり、残された課題への対応を確認するとともに、
成田空港周辺の地域づくりに関する実施プランを策定し、地域への対策、地域づくりとさらなる機能強化を共に進めることを確認したとのことでした。 残された課題に対する取組として、同じ集落のほとんどが移転対象となる区等において、ごく少数が移転対象外となる1戸残し対策については、関係3市町が事業主体となり、残される方が同一市町内で移転を希望する場合に、その必要経費を補助することとし、財源は成田国際空港株式会社による全額負担で、本年4月から運用を開始したとのことでした。 また、
成田空港周辺の地域づくりに関する実施プランについて、生活環境の向上、産業振興、インフラ整備を地域活性化策の3つの柱として、四者が同じ方向性を持って取り組んでいく計画としており、空港内外の状況の変化に応じ、不断の見直しを行うことを当初から盛り込んだ成長する実施プランという位置づけとしているとのことでした。 質疑に入り、「四者で策定した実施プランについて、コロナ禍でも変わらずに計画を進めていくのか」との質疑があり、千葉県から「空港関連産業における影響は非常に大きいが、この状況だからこそ地域の特性を生かした地域づくりを進めていくことが重要であり、引き続き事業の推進に取り組んでいく」との答弁がありました。 また、「1戸残し対策について、移転先を同一市町に限ることとした理由は」との質疑があり、執行部から「国、県、関係市町、空港会社で対応を協議した結果、成田国際空港株式会社から周辺対策交付金として市町へ財源を交付し、市町の補助制度の枠組みの中で対応することとなったため、同一市町内での移転を補助対象とした」との答弁がありました。 次に、成田国際空港株式会社から、
成田空港のさらなる機能強化の進捗状況等について報告がありました。騒防法・騒特法の告示を受けて、年間
発着回数50万回対応の環境対策を4月1日から開始しており、事業用地の取得や事業用地に係る移転補償、その後の建設工事を着実に進め、C滑走路の増設及び
B滑走路の延伸は、当初の計画どおり2028年度末の完成を目指すとのことでした。また、さらなる機能強化の整備計画の具体化に向けて、空港敷地拡張区域における埋蔵文化財調査や用地取得に向けた現地調査等を順次開始しているとのことでした。 質疑に入り、「地元の住民に対して、今後のスケジュールに関する具体的な説明が必要では」との質疑があり、成田国際空港株式会社から「地元の住民に対する情報発信等が必要であることは認識しており、今後積極的に説明会を開催し、機能強化への取組について説明をしていきたい」との答弁がありました。 これらのほかにも、成田国際空港株式会社から、カーフューの弾力的運用の実施状況並びにA滑走路の発着時間変更に係る運用状況について、2020年3月期連結決算についての報告がありました。 最後に、その他として、成田国際空港に係る
新型コロナウイルス感染症対策に関する要望書の提出について協議し、千葉県等に対し要望書を提出することを決定しました。 以上、当委員会における会議経過を申し上げ、
空港対策特別委員会からの報告を終わります。
○議長(秋山忍君) 以上で各特別委員長の報告を終わります。
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△質疑
○議長(秋山忍君) これより各特別委員長に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(秋山忍君) なしと認め質疑を終わります。
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△発議案第1
号~発議案第3号
○議長(秋山忍君) 日程第5、発議案第1号から発議案第3号を一括して議題といたします。
提案理由の説明を求めます。 初めに、発議案第1号及び発議案第2号について、
教育民生常任委員長、
一山貴志議員。 〔
教育民生常任委員長 一山貴志君登壇〕
◆
教育民生常任委員長(
一山貴志君) 発議案第1号及び発議案第2号について、
提案理由をご説明申し上げます。 発議案第1号は、義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書でありますが、子供たちの教育に責任を持ち、教育水準の維持向上と地方財政の安定を図るため、義務教育費国庫負担制度を堅持するよう求める意見書を国に対して提出しようとするものであります。 発議案第2号は、国における2021年度教育予算拡充に関する意見書でありますが、充実した教育を実現させるためには、子供たちの教育環境の整備を一層進める必要があることから、2021年度の教育予算を拡充されるよう要望する意見書を国に対して提出しようとするものであります。 議員各位のご賛同をお願い申し上げまして、
提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(秋山忍君) 次に、発議案第3号について、
宇都宮高明議員。 〔28番
宇都宮高明君登壇〕
◆28番(
宇都宮高明君) 発議案第3号
新型コロナウイルス感染症対策の充実と早期の実施を求める意見書について、
提案理由をご説明申し上げます。
新型コロナウイルス感染症に係る意見書については、本年3月にも国に対し提出しておりますが、緊急事態宣言が全面解除された現在においても、いまだに収束に至っておりません。 今回の感染拡大は、
地域経済や市民生活、学校教育に深刻な影響を及ぼしております。また、本市独自に様々な支援策を展開しておりますが、事態は長期化が懸念されることから、継続的な支援を行う必要があると考えております。 以上のことから、お手元に案を配付させていただいておりますが、次の8項目について、国に対し感染症対策の充実と早期の実施を求めるものであります。 1.適切な情報の提供、2.医療及び福祉への支援、3.学校教育への支援、4.市民生活への支援、5.中小企業、個人事業者等への支援、6.観光業への支援、7.成田国際空港及び空港関連企業への支援、8.自治体への財政支援。以上の8項目について、必要な措置が講じられますよう、要望する意見書を国に対して提出しようとするものであります。 議員各位のご賛同をお願い申し上げまして、
提案理由の説明とさせていただきます。
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△質疑
○議長(秋山忍君) これより以上3案に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(秋山忍君) なしと認め質疑を終わります。
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△委員会付託省略
○議長(秋山忍君) 発議案第1号及び発議案第2号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会への付託は行いません。 お諮りいたします。発議案第3号については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(秋山忍君) ご異議なしと認めます。 よって、委員会の付託は省略と決しました。
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△討論
○議長(秋山忍君) 次に討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(秋山忍君) なしと認め討論を終わります。
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△採決
○議長(秋山忍君) これより採決を行います。 まず、発議案第1号を採決いたします。 本案について原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(秋山忍君)
起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、発議案第2号を採決いたします。 本案について原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(秋山忍君)
起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、発議案第3号を採決いたします。 本案について原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(秋山忍君)
起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 以上で採決を終わります。 次に、お諮りいたします。ただいま発議案が可決されましたが、意見書の字句などの整理及び取扱いにつきましては議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(秋山忍君) ご異議なしと認めます。 よって、さよう決しました。
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△発議案第4号
○議長(秋山忍君) 日程第6、発議案第4号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。 上田信博議員。 〔25番 上田信博君登壇〕
◆25番(上田信博君) それでは、発議案第4号 議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正するについての
提案理由をご説明申し上げます。 本発議案は、執行部が実施する
新型コロナウイルス感染症対策の財源として活用していただくことを目的として、令和2年7月から同年9月までの間に支給される議員報酬の月額について、10%減額する措置を講ずるため、本条例において所要の改正を行おうとするものであります。 議員各位のご賛同をお願い申し上げまして、
提案理由の説明とさせていただきます。
---------------------------------------
△質疑
○議長(秋山忍君) これより質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(秋山忍君) なしと認め質疑を終わります。
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△委員会付託省略
○議長(秋山忍君) お諮りいたします。本案については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(秋山忍君) ご異議なしと認めます。 よって、委員会の付託は省略と決しました。
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△討論
○議長(秋山忍君) 次に討論を行います。 討論はありませんか。 会津議員。 〔11番
会津素子君登壇〕
◆11番(
会津素子君)
会津素子です。 ただいまの発議案第4号について、賛成いたしますが、先ほども申し上げたとおり、特別職の給料と同様、私たち議員の報酬に関しても、やはりたとえ減額であったとしても、
特別職報酬等審議会にお諮りすることが必要ではないでしょうかという問題提起だけさせていただきまして、賛成の討論といたします。 以上です。
○議長(秋山忍君) ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(秋山忍君) なしと認め討論を終わります。
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△採決
○議長(秋山忍君) これより採決を行います。 本案について原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(秋山忍君)
起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 以上で採決を終わります。
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△議案第49号
○議長(秋山忍君) 日程第7、議案第49号を議題といたします。 当局の
提案理由の説明を求めます。 小泉市長。 〔市長 小泉一成君登壇〕
◎市長(小泉一成君) 本日、追加提案いたしました案件は、補正予算1件であります。 以下、追加議案の
提案理由についてご説明申し上げます。 議案第49号 令和2年度成田市
一般会計補正予算でありますが、国の令和2年度補正予算第2号の成立に伴い、ひとり親世帯臨時特別給付金の支給に要する経費を計上する必要が生じたことなどにより、所要の補正を行おうとするものであります。 歳入では、国庫支出金で1億1,553万4,000円を、繰越金で2億1,000万円をそれぞれ増額し、歳出としましては、民生費では、母子・父子家庭自立支援事業で1億1,553万4,000円を、商工費では、中小企業等緊急支援事業で2億1,000万円をそれぞれ増額することにより、歳入歳出それぞれ3億2,553万4,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ798億5,938万3,000円としようとするものであります。 以上が、追加提案いたしました案件の
提案理由であります。よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願い申し上げます。
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△質疑
○議長(秋山忍君) これより質疑を行います。 質疑はありませんか。 荒川議員。
◆7番(
荒川さくら君) 国のひとり親世帯の支援策についてお聞きします。 市の独自のひとり親支援策と内容は同じということで、その対象者については、2倍の金額が受給できるというものになります。 6月9日の本会議で、市独自のひとり親支援策について質問した際に、収入が大きく減少した世帯への追加の5万円の給付について、どういう基準で収入減少を判断するのかとお聞きしたところ、収入が大きく減少したと申出があったものと、この国のひとり親支援策で示されているので、詳細が国から示され次第、また市はそれに合わせて周知していくという答弁がありました。国のほうでは、具体的にどういう方法でこの収入減少世帯への給付、申請を受けることにしたのでしょうか、お聞きします。 そして、加えてまたこの補正が可決されれば、その市と国の独り親世帯への給付金が、両方とも本日決まることになります。スケジュールは同じということを聞いているんですが、案内や申請、また給付など、そういったものは一緒に行っていくのか確認いたします。