○議長(秋山忍君) 次に、
決算特別委員長、
飯島照明議員。 〔
決算特別委員長 飯島照明君登壇〕
◆
決算特別委員長(
飯島照明君)
決算特別委員会から、付託されました平成30年度
決算関係議案についての
審査経過並びに結果についてご報告いたします。 当委員会は、9月17日から3日間にわたり、全
委員出席のもと第1
委員会室で開催いたしました。 付託されました議案9件を慎重審査した結果、議案第21号から議案第23号、議案第25号、議案第26号及び議案第28号については
全会一致で、議案第24号及び議案第27号については、賛成多数でいずれも原案のとおり認定すべきものと決しました。また、議案第29号については、
全会一致で原案のとおり可決及び認定すべきものと決しました。 審査の過程においては様々な質疑がありましたが、以下、主な
審査経過についてご報告いたします。 初めに、議案第21号 平成30年度成田市
一般会計歳入歳出決算の認定を求めるについての歳入から審査を行いました。 主な質疑として、「平成30年度の市税の
不納欠損額が、平成29年度と比較して約半分に減少となった理由は」との質疑があり、「不納欠損の件数が平成29年度の1,511件から平成30年度は1,145件となったこと、1件当たり300万円を超える件数が平成29年度の6件から平成30年度は1件となったことにより、減少したと分析している」との答弁がありました。 また、「
東日本大震災被災地派遣職員人件費負担金について、平成30年度の実績及び
派遣職員の意見を防災計画に反映させるための取り組みは」との質疑があり、「平成30年度は、福島県の南相馬市と浪江町にそれぞれ1名ずつ派遣しており、
派遣職員が帰庁した際には市長に報告を行っている。報告内容については、防災関係の担当部署との情報共有を検討していきたい」との答弁がありました。 次に、歳出についてでありますが、まず総務費では、「
自主防災組織整備事業について、
自主防災組織の結成状況及び災害時の連携方法は」との質疑があり、「平成30年度に8組織、令和元年度に4組織が新たに結成され、現在は130組織、組織率は約45%となっている。災害時には、
自主防災組織、消防団、
民生委員等、様々な方々と情報共有を行いながら対応していく」との答弁がありました。 また、「地域振興に関する経費について、
成田空港対策協議会における補助金の不適切な
会計処理を受けて、補助金の返還処理はどのような状況なのか。また、
成田空港対策協議会の
会計処理及び補助金の使途については適正ではないという判断でよいか」との質疑があり、「
成田空港対策協議会より、平成30年度からさかのぼって5年分の補助金540万円を自主的に返還するとの報告を受けており、今後、
顧問弁護士と相談した上で請求していく。また、
成田空港対策協議会の
会計処理について内容を確認したところ、報告書とそご等が生じていることから、現在は適正でないと判断している」との答弁がありました。 次に、民生費では、「子ども・
子育て支援事業計画策定のための
ニーズ調査の結果をどのように分析しているのか」との質疑があり、「未就学児の保護者1,500名、就学児の保護者900名、合計2,400名を対象に
ニーズ調査を実施したところ、前回の
ニーズ調査と比べ母親の就業希望が高かったことから、女性の就労意欲の向上がうかがえる結果だったと分析している」との答弁がありました。 また、「
保育士確保・
処遇改善促進事業における
保育士処遇改善費補助金の効果は」との質疑があり、「いわゆるなりた手当は、毎月の給与の上乗せと勤続年数に応じた一時金であるが、両者の支給対象となる保育士がふえていること、また支給を受けた保育士にアンケートを実施したところ、これからも成田市で働きたいという声が多くあったことなどから、効果があったと考えている」との答弁がありました。 次に、衛生費では、「結核・
がん検診事業について、平成30年度より日曜日に
がん検診を実施するなど受診率の向上に向けた取り組みをしているが、その成果は」との質疑があり、「合計4万3,131人の全未受診者に対して受診の必要性をまとめた案内を同封して通知し、受診勧奨したが、受診率は横ばいだった。職場の健康診断や人間ドックの受診者が市の
がん検診の受診率の算定に含まれないこと、また
国民健康保険の加入者が減少していることなどがその要因だと分析している」との答弁がありました。 また、「
合併処理浄化槽設置整備事業において、予算額と決算額の差が大きいが、この要因をどのように分析しているのか」との質疑があり、「
合併処理浄化槽の設置については、敷地の条件によって追加負担が必要になることなどが
普及促進の妨げだと認識している。また、
普及促進のための補助制度の周知が行き届かなかったことも要因だと考えている」との答弁がありました。 次に、労働費では、「
雇用促進奨励金交付事業は、就職が比較的困難な方々の雇用機会の拡大を図るすばらしい制度だと考えるが、交付実績と制度の周知方法は」との質疑があり、「奨励金を交付した対象者は45名で、高
年齢者雇用は9事業所で14名、障がい者雇用は5事業所で7名、母子家庭の母と父子家庭の父の雇用は8事業所で8名、定年後の再雇用は7事業所で16名だった。制度の周知については、広報なりた、
市ホームページ、事業所の求人情報を提供している、なりた・お
仕事ナビ等での周知に加え、
成田商工会議所や成田市東商工会を通じ
商工団体加入企業に本制度を理解していただくよう案内している」との答弁がありました。 次に、
農林水産業費では、「
新規就農者支援事業についての申請実績と、なかなか
新規就農者がふえない理由は」との質疑があり、「
農業次世代人材投資資金として、平成30年度は夫婦型について3組の申請があったが、新規の方はいなかった。農業の厳しい現状を考慮して新規の就農をためらうことが原因だと思われる」との答弁がありました。 また、「
農産物輸出支援事業について、予算額が14万円であるのに対し、決算額が5万円となった理由は。また、市は
GAP認証の取得に対し支援をしているが成果はあるのか」との質疑があり、「予算額との差は、研修会場へのバス代が補助の対象とならず、支出を行わなかったためである。また、現在は農産物の生産者の方々に
GAP取得の重要性を理解していただけるよう説明している状況であり、市内で
千葉GAPを取得した農家が1軒ある」との答弁がありました。 次に、商工費では、「
観光PR事業について、
観光キャラクター・うなりくんを活用した
プロモーション活動の実績と、今後の考えは」との質疑があり、「これまで県内外の様々なイベントへの出演を行っているが、ゆる
キャラグランプリ2017で第1位を獲得したことにより、R-1
グランプリへの参加、ユーチューブの生配信、
エコー年賀はがきの作成など、活動の幅がさらに広がっている。今年は、うなりくんが成田に来てから10周年、それを記念した企画も行っており、今後も継続して活動の幅を広げていきたいと考えている」との答弁がありました。 次に、土木費では、「
建築物耐震化促進事業について、予算額が約510万円に対して、決算額が約168万円と差があるが、その主な要因は」との質疑があり、「
住宅耐震診断補助金の見込み12件に対し実績が4件、
住宅耐震改修補助金の見込み6件に対し実績が2件と、相談等はあったものの実績に結びつかなかったためと考えている。今後もさらに
ホームページ等で周知に努めたい」との答弁がありました。 また、「
生活道路整備事業について、道路の
改善要望の件数と、その整備状況は。また、事業を進める際にどのような課題があるのか」との質疑があり、「現在、
改善要望は約150路線あり、地域の方々と相談しながら地区ごとに優先度を設定し、現在は66路線について調査設計や工事を進めている。ほとんどの要望が拡幅整備についてであり、土地の境界決めや一部譲渡、補償の内容等について了解が得られなかったり、雨水排水の放流先がなく調整池が必要になることで進捗がおくれることも多い」との答弁がありました。 次に、消防費では、「
女性消防団員の増強に取り組んだと思うが、その現状は」との質疑があり、「平成30年度における消防団員の実員1,441人のうち、
女性消防団員は15人であった」との答弁がありました。 次に、教育費では、「個性を生かす
教育推進事業における
学校サポート教員と
健康推進教員について、当初の配置予定より6人少なくなったとのことだが、その理由は」との質疑があり、「当初は、予定していた学校に配置できる人員を確保していたが、その中には県の講師登録をしていた方もおり、そのうちの6人が県の講師を選択したことによるものである」との答弁がありました。 また、「
大栄地区小中一
体型校舎建設事業において、予算額と決算額に乖離があるが、その原因は」との質疑があり、「平成30年度は、
敷地造成工事に着手し、工事の出来高は
想定どおりだったが、年度内に業者からの
支払い請求がなく、継続費の逓次繰越を行ったことにより乖離が生じたものであり、工事は予定どおりに進んでいる」との答弁がありました。 次に、災害復旧費・公債費・諸支出金・予備費では、さしたる質疑もなく、引き続き審査を行った議案第22号 平成30年度成田市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定を求めるについてでは、「保健衛生普及費におけるジェネリック医薬品差額通知に関して、平成30年度の実績は」との質疑があり、「ジェネリック医薬品への切り替えにより医療費が安くなる25歳以上の方8,688人へ差額通知を4回郵送した結果、切り替え率は74.8%で、医療費は1,200万円、市の負担としては900万円の削減となった。また、平成30年度から重複服薬者への保健指導を開始し、成田地区薬剤師会の協力のもと、薬剤師の方のアドバイスもいただき、保健指導や症例の検討を行うことができた」との答弁がありました。 次に、議案第27号 平成30年度成田市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定を求めるについてでは、さしたる質疑もなく、引き続き審査を行った議案第25号 平成30年度成田市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定を求めるについてでは、「在宅医療・介護連携推進事業について、平成30年度に設置された在宅医療・介護連携支援センターに寄せられた相談、課題と、その対応は」との質疑があり、「相談件数は、介護関係者から3件、医療関係者から3件、市民から直接相談があった件数は2件で、件数が少ない理由としては、訪問診療を行える市内の診療所についての情報をケアマネジャー等に提供したことから、医療、介護関係者間での対応が可能となったためと考える。また、課題の検討とあわせて、多職種間の顔の見える関係づくりに取り組んだことも効果があったと考えている」との答弁がありました。 次に、議案第28号 平成30年度成田市簡易水道事業特別会計決算の認定を求めるについてでは、「一般会計からの繰り入れで事業を補っている状況だが、計画的、効率的な運営が求められる中で平成30年度はどのような対応をしたのか」との質疑があり、「普及率向上のために、広報なりた、ホームページ掲載等による普及啓発を、また業務委託の推進等、コスト削減に努めた」との答弁がありました。 次に、議案第29号 平成30年度成田市水道事業会計利益の処分及び決算の認定を求めるについてでは、「予算計上時4,000万円の見込みで、結果、1億3,200万円の純利益が出たとのことだが、このように大幅に利益が増加した理由は」との質疑があり、「給水人口が伸びたことによる水道料金収入の増加と、アパートやマンションの建設に伴う給水申込納付金の増加が主な理由である」との答弁がありました。 次に、議案第24号 平成30年度成田市
公設地方卸売市場特別会計歳入歳出決算の認定を求めるについてでは、「再整備用地既存施設解体工事について、花植木センターの管理事務所などを解体したとのことだが、アスベストは出たのか。またその処理費用は幾らだったのか」との質疑があり、「アスベストは出たが適切に対応し、処理費用は1,145万円だった」との答弁がありました。 次に、議案第26号 平成30年度成田市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めるについてでは、「農業集落排水の整備区域内の接続率は」との質疑があり、「平成31年3月末現在で整備区域内人口4,189人に対して接続人口は2,712人で、接続人口を整備区域内人口で除した接続率は64.7%であり、前年度に比べて1.3%の増加となっている」との答弁がありました。 次に、議案第23号 平成30年度成田市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めるについてでは、「下水道施設全体の管理を最適化することを目的としたストックマネジメント計画を策定したことの効果は」との質疑があり、「
ニュータウン地区の下水道施設は、耐用期間である50年を2024年に迎える。一度に改修工事を行うと140億円かかるため、事前にビデオ調査を行い、特に老朽化の激しい工事箇所を特定し、前倒しで工事を実施することにより、工事費の平準化に努めている」との答弁がありました。 この後、総括質疑を行い、「民生費の特徴的な事業と主な効果は。また、民生費の今後の推移見込みと増加に伴う他事業への影響は」との質疑があり、「平成30年度は待機児童の解消に向け、公立保育園の大規模改修工事及び児童ホームの整備を行ったほか、
私立保育園や地域型保育事業を実施する事業者などに対し、保育補助者雇上げ強化事業費補助金の新設、予備保育士設置費補助金を拡大するなど保育環境の充実を図った。このようなことから、平成30年度歳出決算額に占める民生費の割合は30%近くを占め、今後についても、少子高齢化問題等に適切に対応する必要があるため、同様の傾向が続くと分析している。しかし、民生費に限らず、様々な分野においてバランスよく、将来を見据えた施策を推進していきたいと考えるので、他事業へ影響が及ばないよう、限られた財源を有効活用し、選択と集中を進め、効率的かつ効果的に予算を配分していく」との答弁がありました。 当委員会に付託されました案件の主な
審査経過については以上のとおりでありますが、このほかにも多くの質疑や意見、要望等が活発に出されました。 市執行部におかれましては、これらの意見、要望等を真摯に受けとめられ、来年度予算の編成及び今後の行財政運営に十分反映されるよう望む次第であります。 以上で、
決算特別委員会からの報告を終わります。
○議長(秋山忍君) 以上で各委員長の報告を終わります。
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△質疑
○議長(秋山忍君) これより各委員長に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(秋山忍君) なしと認め、質疑を終わります。
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△討論
○議長(秋山忍君) これより討論を行います。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 初めに11番、会津素子議員。 〔11番 会津素子君登壇〕
◆11番(会津素子君) 会津素子です。 討論に入る前に、このたびの台風15号により被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。一日も早く復興が進み、もとの平穏な生活が戻ることをお祈りいたします。 そして、現在、成田市に住む7歳の美咲ちゃんが山梨県で行方不明になっております。ご両親の苦しみは、私の想像を絶するものがあります。また、美咲ちゃんと一緒にキャンプに参加していた関係者の方々の苦しみや悲しみも、はかり知れないものがあります。一日も早く美咲ちゃんが元気な姿でご両親のもとに帰ることを、そしてご両親も関係者の方々ももとどおりの幸せな生活に戻られることを、そして一日も早くこの悪夢のような日々が終わることを心からお祈りいたします。 それでは討論に入ります。 議案第7号 成田市印鑑条例の一部を改正するについて。こちらは、印鑑登録証明書から性別の記載を削除する条例改正案であり、賛成いたします。これは、心と体の性が一致しないトランスジェンダーを初めとしたLGBTに配慮するものであり、成田市が多様性のまちに向けて一歩前進したあかしです。 この社会では、13人に1人がLGBTとされています。成田市に当てはめると、計算上では1万人を超える方がLGBTに該当することになります。いまだに根強い差別や偏見が残る中、自分の性や周囲の無理解に悩み苦しんでいる当事者にとって、成田市の取り組みは勇気づけられることでしょう。 今会議では、市民から同様の陳情が提出されています。今後、さらにLGBTに対する理解が広がることを願って、本案に賛成します。 議案第2号 成田市行政手続における特定の個人を識別するための番号、いわゆるマイナンバーです。の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正するについて、反対します。 マイナンバーについては、制度自体の安全性が疑問視され、違憲訴訟も起こされています。既に、政府機関や自治体からマイナンバーを含むデータの処理を請け負った業者が、許諾を得ないまま違法な再委託をする事例が続出しております。マイナンバー違憲訴訟神奈川弁護団の調べによると、流出したマイナンバーは少なくとも233万6,100件に上ります。また、先週開催された決算委員会の中では、マイナンバーカードを紛失した市民の数が市の想定を上回ったことが明らかになりました。 このように、マイナンバー制度のもとでの個人情報の安全性は崩壊しています。したがって、本案に反対します。 議案第6号 成田市
国民健康保険税条例の一部を改正するについて、反対します。 本案は、後期高齢者医療制度に関連する国保税の減免対象者に対して、減免措置の期間を2年間に短縮するというものです。国保税に関しては、市民から、高過ぎる、払いたくても払えないというご意見をいただいております。国保税が払えずに預貯金や給与などを差し押さえられた件数は、2018年度で805件に上ります。消費増税も控えており、これ以上の負担増は市民をさらに苦しめます。 本条例の改正により、国保税の増収分は130万円になるとのことです。これは、成田市が大学誘致に投じた130億円の1万分の1にすぎません。市民の税金は、市民の命と健康のために使っていただくことを求めて、本案に反対します。 議案第12号 成田市
地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正するについて、反対します。 本案は、小菅地区1,000平方メートルの土地を商業・観光集積地区とビジネス・医療集積地区に整備するための条例改正です。医療集積地は、吉倉地区同様、成田空港を活用し製薬メーカーや医療機器メーカーなど様々な医療関係機関を集積させるものです。ゲノム編集や遺伝子組み換え研究所が建てられれば、バイオハザードの危険と隣り合わせとなります。 皆様は、16歳のグレタ・トゥンベリさんが国連で行ったスピーチをお聞きになったでしょうか。多くの人たちが苦しんでいます。多くの人たちが死んでいます。全ての生態系が破壊されています。私たちは大量絶滅の始まりにいます。それなのにあなたたちが話しているのは、お金のことと経済発展がいつまでも続くというおとぎ話ばかり。恥ずかしくないのですかと、グレタさんは気候変動対策に取り組まない大人を叱責しました。 今、私たちに求められていることは、次世代のための早急な環境保全対策です。当該地区を航空写真で見ると、谷津と呼ばれる地形の緑深い場所だということがわかります。成田国際空港株式会社から出された環境影響評価準備書によると、空港周辺に広がる谷津環境では、鳥類や両生類、昆虫類、魚類など、合計2,000種を超える生き物が生息し、このうち215種以上が絶滅危惧種等に指定されている重要な種であること。また、1,800種を超える植物が確認され、このうち88種が絶滅危惧種に指定されているということが示されています。 このように次世代に残さなければならない貴重な土地で、開発という名の破壊行為を行うのであれば、代替地区を用意し、生物多様性を守り抜く必要があります。この代替地区の案がない以上、本案に反対します。 同様の理由から、同地区の市道路線の廃止と認定に関する議案第19号と第20号にも反対します。 続いて、議案第24号 2018年度成田市
公設地方卸売市場特別会計歳入歳出決算の認定を求めるについて、反対します。 国は、農林水産物の輸出を2019年に1兆円に拡大するという目標を掲げています。その一方で原発再稼働を進め、日本の農水産物を再び放射能汚染の危機にさらしています。また、福島第一原発事故に伴う除染作業で生じた土を農地で再利用し、日本の農水産物に対する信頼度をさらにおとしめています。成田市では、国際認証取得のための支援も全く進んでおらず、成田の農産物が輸出できるのか、見通しも立っておりません。 このような中、国の輸出拡大目標に乗り、総事業費およそ140億円という多額の税金を投じて輸出に力を入れることについて、市民に説明がつきません。成田市の公設市場には、安心・安全な食を市民に提供するという本来の役割に立ち返ることを求めて、本案に反対します。 続いて、請願第4号 沖縄県民投票の結果を踏まえ、辺野古埋め立て工事を中止し、沖縄県と誠意を持って協議を行うことを政府に求める請願。こちらは紹介議員の立場から賛成の討論を行います。
総務常任委員会では、本請願に対して、安全保障上の理由でと反対討論がありました。しかし、請願書を読めば、また請願団体の意見陳述を聞けば、請願団体は地方自治の観点から本請願を提出したことがよくわかります。 沖縄県民は、県知事選や県民投票を通して、辺野古基地建設に対して、たび重なる反対の意思を示しています。この民意を無視していいのですかと、本請願は私たちに問いを投げかけているのです。 安全保障上の理由で本請願に反対されるということは、今後もし成田空港が米軍に利用され、市民の頭上を米軍機が飛び回り、旅客機とは比較にならないほどの騒音に市民が苦しめられ、成田市内にオスプレイが墜落し、米軍基地から排出された有害物質が成田の川を汚染し、成田市民が米軍関係者によってレイプされ殺され、有事の際は真っ先に成田市が標的になり、これらに我慢できず成田市民が軍事利用に反対の意思を示しても、皆様は安全保障上、仕方がないと静観されるのでしょうか。それは、もはや地方自治を消し去る行為であり、私たちがこの成田市議会に存在する意味もなくなります。成田市議会の憲法とも言える議会基本条例の目的は、市民福祉の向上と市政の発展に寄与することです。このことを念頭に、議員各位のご賛同をお願いいたします。 なお、本請願には押印というハードルがあるにもかかわらず、113名の市民が賛同・署名されたことも重く受けとめていただければ幸いです。押印が不要であれば、その場で署名できるのですが、現在の成田市では署名用紙を家に持ち帰って署名押印する、あるいは事前に印鑑の準備をお願いするという手間が生じています。市議会に意思表示するだけで、なぜこのようなハードルが必要なのでしょうか。市民の多様な意見を把握するためにも、署名簿の押印は不要とするべきと考えます。 以上のことから、請願第5号 請願書等への代表者以外の押印を不要とすることを求める請願書について、紹介議員の立場として賛成といたします。議員各位のご賛同をお願いいたします。 最後に、議案第27号 2018年度成田市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定を求めるについて、こちらは医療費削減を目的にして、75歳以上の高齢者を差別する後期高齢者医療制度そのものに反対を表明し、以上、討論といたします。
○議長(秋山忍君) 次に、20番、
荒木博議員。 〔20番 荒木 博君登壇〕
◆20番(荒木博君) 議席番号20番、政友クラブの荒木博です。 私は、政友クラブを代表いたしまして、議案第21号から第29号までの平成30年度決算関連議案の全てについて、賛成の立場で討論させていただきます。 平成30年度における決算では、市政全般にわたり、成田市総合計画NARITAみらいプランに基づき、各種施策の効果的な展開が図られていると判断し賛成するものであります。 NARITAみらいプランに掲げられた基本方向の一端に沿って、平成30年度の各施策について具体的に振り返りますと、まず安全・安心でうるおいのある生活環境をつくるでは、京成線・空港第2ビル駅でのホームドアの設置に対し補助を行い、鉄道駅利用者の駅ホームにおける安全性の向上を図るとともに、東京オリンピック・パラリンピックを来年に控えた訪日外国人旅行者の受け入れ環境整備が着実に進められております。 また、成田空港のさらなる機能強化の一環として、本年10月からA滑走路において、夜間飛行制限の変更が行われることを受け、A滑走路に係る騒特法防止地区内に都市計画決定日後に建築され、内窓設置工事を実施した住宅に対し、新たに空調機器の設置に対する補助事業が開始され、空港と共生し安心して暮らせる
まちづくりの施策が展開されました。 次に、健康で笑顔あふれ、共に支え合う社会をつくるでは、高齢者社会対策として、独居高齢者見守り支援事業では、これまで独居高齢者を対象に安否の確認を行うとともに、健康の保持増進及び孤独感の解消を図るため、乳酸菌飲料の配布を実施されておりましたが、新たにみまもりでんわサービスが追加されるなど、きめ細やかな対策が行われたほか、高齢者が住みなれた地域で安心して生活できるよう、地域包括支援センターが増設されるなど、高齢者福祉に関する施策の充実が図られております。 一方、子育て支援策として、待機児童の解消を図るため、平成30年度も新たに児童ホームの整備が行われております。また、子ども・子育て支援新制度における地域型保育給付事業では、
特定地域型保育事業所運営費補助金等が拡大され、保育士宿舎借り上げ支援事業費補助金等が新設されるなど、保育環境のより一層の充実が図られております。さらに、母子保健事業では、子育て世代包括支援センターが開設され、妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援により、子育てしやすい環境づくりが推進されました。 次に、空港の機能を最大限に生かし、魅力的な活気あふれる都市をつくるでは、2020年東京オリンピックのアメリカ合衆国陸上チームの事前キャンプ受け入れに向けた態勢整備やホストタウン事業の実施、アイルランドパラリンピック水泳チームのキャンプ受け入れ等、成田空港を擁する強みを生かし、本市ならではのスポーツツーリズムの推進が図られております。 また、成田空港のさらなる機能強化や、大学病院を核とした医療関連産業の集積に伴う新たな開発需要や人口増加に対応するため、吉倉地区周辺
まちづくり事業に向けた基本調査が行われるなど、本市が持続的に発展を遂げるための施策が適切に実施されております。 次に、活力ある産業を育て、にぎわいや活気を生み出すまちをつくるでは、農水産物の輸出拠点機能等を有する新生成田市場の整備が着実に進められたほか、各地の伝統芸能団体が一堂に会し、多彩な踊りが観覧できる成田伝統芸能まつりが開催され、本市の観光振興に大きく寄与している各種事業が展開されております。 これらの事業のほか、NARITAみらいプランに基づき、将来にわたる持続的な発展を見据えた施策が各分野において適切に実施されており、また我々政友クラブとして、平成30年度当初予算編成に際し要望した重点指針や各種施策についてもおおむね実施され、一定の成果が上がっているものと評価するものであります。 そうした一方で、先般、補助金交付団体である
成田空港対策協議会において、多年にわたり不適切な
会計処理が行われていたことが明らかになりました。当該団体に対し厳正な対応を講じることはもちろん、この短期間に補助金交付団体の不適切な
会計処理が2度も明らかになったという事実を、市は重く受けとめるべきであります。今後は、補助金交付におけるルールをさらに厳格化し、3度こうしたことを起こさせないよう、市民の税金から成り立っているという認識に改めて立ち、市民からの十分な理解が得られる対策と体制を構築していただきたいと思います。 以上、これらが間違いなく実行されることを前提とし、今後も限られた財源の中で最大限の効果を発揮できるよう、重点的かつ効率的な施策を展開することを要望し、政友クラブを代表しての私の賛成討論といたします。
○議長(秋山忍君) 次に、7番、
荒川さくら議員。 〔7番
荒川さくら君登壇〕
◆7番(
荒川さくら君) 議席番号7番、
荒川さくらです。日本共産党を代表して討論を行います。 議案第2号に反対します。本案は、マイナンバー法の改定を受け、条例に定める独自利用事務の一部を削除すると同時に、規定の追加を行うものです。社会保障の給付削減を狙い、国民のプライバシーを危険にさらすマイナンバー制度自体に反対し、本案に反対します。 議案第6号
国民健康保険税条例の一部を改正するについては、被用者保険に加入されていた方が、後期高齢者医療制度に移行することに伴って、その被扶養者が
国民健康保険に移行する際に適用される減免が少なくなるものです。この改定により、約100名の市民の皆さんが負担増となります。よって本案に反対します。 議案第12号 成田都市計画小菅地区・
地区計画が決定したことに伴う条例の改定について、反対をします。これにより、自然豊かな約45.5ヘクタールの土地の開発を進めることが可能となります。 この小菅地区の
地区計画の目標では、宿泊施設やショッピングモールなどの商業娯楽施設、流通業務施設や国際展示場、医療研究を行う研究施設など新たな産業拠点の形成を目指すとされました。市のエアポートシティ形成に係る大規模MICE施設等事業化検討調査報告書では、この国際展示場、会議場といったMICE施設には高収益の附帯施設が必要とされ、附帯施設の中でもカジノは爆発的な収益力が見込まれるとされ、唯一二重丸がついています。 今回の
地区計画の原案に関する説明会では、カジノとの関係があるのかとの質問があり、市は、風営法第2条第1項第4号、第5号に該当するパチンコ店やスロットマシンなどを置く施設の立地は認めていないと答え、条例にも明記されました。しかしながら、カジノはもともと法律で認められていなかったため、風営法上、想定されておりません。IR整備法では、カジノのほかに国際会議場、展示場施設、観光魅力増進施設、送客施設、宿泊施設が必要とされ、民間事業者が設置運営するものとされています。今回の
地区計画では、カジノ以外、それら全てが建設可能であり、カジノが後から組み込まれることが否定できません。カジノは、治安悪化、ギャンブル依存症、青少年への悪影響など多くの問題があります。カジノ設置につながることが十分考えられることから、本案に反対します。 議案第19号、議案第20号も小菅の
地区計画、開発に伴う市道の廃止と認定が含まれておりますので反対します。 議案第18号 市有財産の処分について。本議案は、本年6月の定例会でも審議された市有地の隣の土地を同様に購入を希望する不動産会社に対し、一般競争入札にかけずに随意契約で売却するものです。随意契約にする要件である、隣接者以外のものが単独で利用することが困難であるとは言い切れないと考え、本案に反対をします。 議案第21号 平成30年度成田市
一般会計歳入歳出決算に反対します。平成30年度は、国際医療福祉大学医学部校舎の建設費補助金の7億円を含む国家戦略特区推進事業に7億5,820万円を使いました。公設市場の輸出拠点化も、当初は国家戦略特区の事業として進められ、国家戦略特区による事業に成田市は巨額の税金を使っています。国家戦略特区は、国主導で進められ、世界一大企業が活動しやすい国にすることが目的とされており、成田市民の要求に応えて行われているものではありません。 一方で、空港の機能強化の名のもとに、住民との約束に反する夜間飛行時間の拡大をすることに、国、NAA、県に加えて市が大きな役割を果たしています。騒音下住民の要求である健康調査や夜間騒音評価指標の見直しなどへの市税投入はなく、住民の願いに応えていません。この状況下での、10月からの飛行時間拡大は中止するべきです。国家戦略には市税をつぎ込む一方で、市民の命、健康、暮らし、福祉を後回しにした本案には反対します。 議案第22号
国民健康保険特別会計決算に反対します。平成30年度から
国民健康保険は広域化され、市は、給付費抑制、収納率向上、法定外繰入の解消を県から迫られる形となりました。30年度の法定外繰入は3億1,637万円と、27年度決算の12億2,366万円に比べても大きく減っています。今後も一般会計からの法定外繰入を減らしていく方針であり、そうなれば市民の国保税の負担増につながります。高過ぎて払えない人がふえている国保税を、これ以上高くしてはいけません。よって本案に反対します。 議案第24号
公設地方卸売市場特別会計決算に反対します。30年度決算では、
新市場整備へ2億5,132万円を使っています。市場の移転に伴う再整備、輸出拠点化は、国の輸出政策を成田市が率先して進めるというものであり、市内農業などへの振興策となっていません。国の輸出促進政策は、TPPやFTAなど多国籍企業が求める貿易自由化を進めるためには、その影響を最も受ける農業分野への影響を少なく見せる狙いを持ったものです。市は、いかに多くの農水産物を全国から集め、海外に輸出しようかということに力を入れていますが、それは本来市が行うべき業務ではありません。また、市場事業者の中でも、移転を機に廃業を余儀なくされる事業者も出てきております。市民やこの地域の食料の安定的な供給、価格形成といった市場本来の役割を果たすことを求め、本案に反対します。 議案第25号 介護保険特別会計決算に反対します。現在の介護保険制度では、深刻な介護従事者の低賃金の改善や介護サービスの向上も保険料の引き上げにつながるといった問題があります。保険料や利用料に連動させることのないよう、国の賃金引き上げの仕組みが必要であり、老後も安心の介護保険が求められています。平成30年度は介護保険料基準額が200円引き上げられ、スタート時は月額2,915円であった保険料が4,800円へと市民の負担増となりました。よって本案に反対します。 議案第27号 後期高齢者医療特別会計決算についても反対します。 次に、請願第4号 沖縄県民投票の結果を踏まえ、辺野古埋め立て工事を中止し、沖縄県と誠意を持って協議を行うことを政府に求める請願について、紹介議員として採択すべきという立場から討論を行います。 辺野古の埋め立ての賛否を問う県民投票が2月24日に投開票され、埋め立てに反対が72%と、辺野古新基地建設反対の民意が改めて示されました。普天間基地の危険性除去のためには必要とされてきた辺野古新基地ですが、県の試算では、軟弱地盤の改良工事には13年を要し、2兆5,500億円もかかるとされ、最深90メートルにもなる7万7,000本のくい打ちは、技術上も不可能だということが明らかになりました。 辺野古に固執することは、普天間の危険性を放置することにつながります。玉木デニー沖縄県知事は安倍首相との会談で、民主主義国家である我が国において、直接示された民意は何よりも重く尊重されなければならないと強調しています。安倍政権は、この投票結果という沖縄県民の民意を尊重し、辺野古新基地建設を断念し、普天間基地の閉鎖・無条件撤去をアメリカに求めるべきであり、本請願は採択すべきものと考えます。 請願第5号 請願書等への代表者以外の押印を不要とすることを求める請願書について。成田市議会は、議会基本条例で、開かれた議会運営、議会活動に市民参加の機会の拡充を図ることを明記しています。署名を伴う請願などの場合、押印が必要なことにより、署名ができない、請願人になれないといった状況が生まれています。押印をなくし、市民が議会活動に参加しやすくすべきであり、本請願を採択すべきと考えます。 議員各位のご賛同をお願いし、以上で討論といたします。
○議長(秋山忍君) 以上で討論を終わります。
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△採決
○議長(秋山忍君) これより採決を行います。 まず、議案第2号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(秋山忍君) 起立多数であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第3号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(秋山忍君) 起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第4号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(秋山忍君) 起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第5号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(秋山忍君) 起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第6号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(秋山忍君) 起立多数であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第7号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(秋山忍君) 起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第8号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(秋山忍君) 起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第9号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(秋山忍君) 起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第10号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(秋山忍君) 起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第11号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(秋山忍君) 起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第12号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(秋山忍君) 起立多数であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第13号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(秋山忍君) 起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第14号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(秋山忍君) 起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第15号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(秋山忍君) 起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第16号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(秋山忍君) 起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第17号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(秋山忍君) 起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第18号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(秋山忍君) 起立多数であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第19号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(秋山忍君) 起立多数であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第20号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(秋山忍君) 起立多数であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第21号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(秋山忍君) 起立多数であります。 よって、本案は認定されました。 次に、議案第22号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(秋山忍君) 起立多数であります。 よって、本案は認定されました。 次に、議案第23号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(秋山忍君) 起立全員であります。 よって、本案は認定されました。 次に、議案第24号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(秋山忍君) 起立多数であります。 よって、本案は認定されました。 次に、議案第25号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(秋山忍君) 起立多数であります。 よって、本案は認定されました。 次に、議案第26号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(秋山忍君) 起立全員であります。 よって、本案は認定されました。 次に、議案第27号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(秋山忍君) 起立多数であります。 よって、本案は認定されました。 次に、議案第28号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(秋山忍君) 起立全員であります。 よって、本案は認定されました。 次に、議案第29号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(秋山忍君) 起立全員であります。 よって、本案は可決及び認定されました。 次に、議案第30号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(秋山忍君) 起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第31号を採決いたします。 本案について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(秋山忍君) 起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 次に、請願第4号を採決いたします。 本請願について委員長の報告は不採択でありますので、原案についてお諮りいたします。 本請願について採択することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立少数〕
○議長(秋山忍君) 起立少数であります。 よって、本請願は不採択と決しました。 次に、請願第5号を採決いたします。 本請願について
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(秋山忍君) 起立多数であります。 よって、本請願は趣旨採択と決しました。 以上で採決を終わります。
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△各
特別委員会中間報告
○議長(秋山忍君) 日程第3、各特別委員会の中間報告について議題といたします。 各特別委員長から調査内容等について中間報告を行いたい旨の申し出がありましたので、これを許します。 初めに、
新市場整備・
輸出拠点化等調査特別委員長、
石渡孝春議員。 〔
新市場整備・
輸出拠点化等調査特別委員長 石渡孝春君登壇〕
◆
新市場整備・
輸出拠点化等調査特別委員長(
石渡孝春君)
新市場整備・
輸出拠点化等調査特別委員会からご報告申し上げます。 開催日時等については、先ほどご報告したとおりであります。 執行部から、卸売市場の再整備及び輸出拠点化推進事業について報告がありましたので、その概要について申し上げます。 初めに、卸売市場の再整備について、施設整備の進捗状況、高機能物流棟事業者の募集、青果仲卸事業者の募集、集客施設棟事業者の募集の報告がありました。 質疑に入り、「冷蔵・冷凍庫エリアの事業者の公募が最終的な提案に至らなかった原因は」との質疑があり、「関連事業者のヒアリングを行ったところ、収支見通し、施設規模及び設備関係についてのご意見があったことから、ヒアリング結果を十分踏まえた新たな公募条件を設定した」との答弁がありました。 また、「集客施設棟事業者の再公募等のスケジュールは」との質疑があり、「年内に再公募を行い、年度内または来年度早々には事業者を決定したいと考えている。開場日については、市場の開場を令和3年の夏ごろとしていることを基準として、事業者と調整を図っていく」との答弁がありました。 次に、輸出拠点化推進事業について、香港における千葉県とのプロモーション事業の実施の報告があり、千葉県産農産物の輸入規制が解除された香港において、成田市場を経由した千葉県産農水産物の輸出拡大に向けたプロモーションを千葉県と連携し、10月に実施するとのことでした。 以上、当委員会における会議経過を申し上げ、
新市場整備・
輸出拠点化等調査特別委員会からの報告を終わります。
○議長(秋山忍君) 次に、空港対策特別委員長、神崎勝議員。 〔空港対策特別委員長 神崎 勝君登壇〕
◆空港対策特別委員長(神崎勝君) 空港対策特別委員会からご報告申し上げます。 当委員会は、9月10日午前10時から、全
委員出席のもと第1
委員会室で開催いたしました。 執行部から市長、副市長ほか
関係部課長の出席が、成田国際空港株式会社から地域共生部長ほか関係社員の出席がありました。 会議に入り、7件の報告がありましたので、その主なものの概要について申し上げます。 初めに、執行部から、(仮称)実施プランの進捗状況について報告がありました。 昨年3月の四者協議会においてまとめられた成田空港周辺の地域づくりに関する基本プランをもとに、より具体的な地域活性化策を盛り込んだ(仮称)実施プランを策定するため、四者協議会の事務局である千葉県が、地域
ニーズ調査、企業立地アンケート調査、空港内滞在時間調査等を行ったとのことです。 (仮称)実施プランの計画期間は、年間発着回数50万回となる2030年代までとなる見通しで、地域活性化策については、短期的に実行できる取り組みと中長期的に検討を進めるべき取り組みに整理し、課題解決に向けた方針や実施時期について調整するとのことでした。また、(仮称)実施プランに掲載予定の事業やスケジュール等について説明がありました。 質疑に入り、「周辺市町との連携について、どのように調整しているか」との質疑があり、執行部から「国、千葉県、成田国際空港株式会社、9市町が集まる実務者会議において、各市町の状況を共有している」との答弁がありました。 また、「(仮称)実施プランの中に議会側の意見を盛り込んでいくために、どのような計画を立てているのか」との質疑があり、執行部から「今年度末の(仮称)実施プラン策定に向けて、年内に千葉県との意見交換を行う予定である。また、状況に応じてプランの見直し等を行うこともあるので、千葉県と相談していきたい」との答弁がありました。 次に、成田国際空港株式会社から、さらなる機能強化の進捗状況等について報告がありました。さらなる機能強化についての今後のスケジュール、同意書の取得状況、環境アセスメントの手続、内窓設置工事及び既存防音工事の進捗状況についての説明があったほか、航空機騒音健康影響調査については、学識経験者等で構成される第三者委員会において、来年度以降に予定されている本調査に先立ち、5年前の前回調査からの経年変化等の検証を目的とした事前調査が9月1日から10月15日まで実施されているとのことです。また、成田空港における深夜利便性の向上について、冬ダイヤから開始される夜間飛行制限変更に伴う路線誘致のほか、空港内の店舗の営業時間の延長、深夜アクセスの確保について説明がありました。 質疑に入り、「羽田空港の国際枠の増加により、重要な路線のシフトが生じるという受けとめ方がある中、国際線のネットワークの拡充と空港機能の強化に関する考え方は」との質疑があり、成田国際空港株式会社から「成田空港は、今後増大する航空需要の受け入れ体制が整っており、着実に取り組むことで発展できると考えている。アジアを中心とした旺盛な航空需要を取り込むために、新たな滑走路整備を含むさらなる機能強化を確実に推進していく」との答弁がありました。 また、「成田空港からの深夜アクセスについて、空港会社としての見解は」との質疑があり、成田国際空港株式会社から「終電、終バスを従来から1時間程度繰り下げたことにより、一定の利便性の確保ができたと考えているが、終着駅については十分でない部分もあるため、今後も交通手段の確保に努めていきたい」との答弁がありました。 次に、執行部から、平成30年度成田国際空港周辺航空機騒音測定結果(年報)について報告がありました。 成田空港周辺の測定局102局の集計データを受け、成田市が設置管理している25局と高度・コースについて、市が独自に結果を取りまとめており、成田空港の運航状況、航空機騒音の測定結果、高度・コースの測定結果について説明がありました。 質疑に入り、「騒音測定結果を平均で示すと、騒音の影響がないと解釈されてしまうおそれがあるが、分析方法についての考え方は」との質疑があり、執行部から「夜間は暗騒音が低い地域で大きな騒音が発生することがあり、環境省へ新たな指標の導入等を要望している」との答弁があり、また、成田国際空港株式会社からは「単発の音についても軽減することが望ましいと考えるので、低騒音型航空機が優遇される料金体系を採用し、今後も継続していく」との答弁がありました。 これらのほかにも、執行部からA滑走路における夜間飛行制限の変更に係る対策について、成田国際空港株式会社から、令和元年度北側脚下げ実態調査の結果、カーフューの弾力的運用の実施状況及び防音工事済住宅の経年変化調査についての報告がありました。 以上、当委員会における会議経過を申し上げ、空港対策特別委員会からの報告を終わります。
○議長(秋山忍君) 以上で各特別委員長の報告を終わります。
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△質疑
○議長(秋山忍君) これより各特別委員長に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(秋山忍君) なしと認め質疑を終わります。
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△発議案第1号
○議長(秋山忍君) 日程第4、発議案第1号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。
宇都宮高明議員。 〔28番
宇都宮高明君登壇〕
◆28番(
宇都宮高明君) 発議案第1号について提案理由の説明を申し上げます。 令和元年9月9日未明に襲来した台風第15号は、千葉県を中心に甚大な被害をもたらし、当市においても、多数の倒木、崖崩れ、停電、断水等が発生し、家屋を初め農作物、農業用施設、公共施設等にも様々な被害が生じております。 現在では、停電がほぼ解消され、今後は全市を挙げて、被災者の生活や産業の再建等に向けたさらなる取り組みを進めていくことになりますが、そのためには、財政面を初めとする国からの強力な支援が必要となります。 そのようなことから、激甚災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律に基づく激甚災害の早期指定を行うこと。住宅の一部損壊に対する支援の拡充を図ること。農作物被害や農業用施設被害に対する支援の拡充を図ること。復旧・復興に財政上の支障が生じることのないよう、特別交付税の増額などの財政措置を講じ、積極的な財政支援を行うこと。大規模な停電が長期化した要因と情報提供のあり方について検証するとともに、今後の改善策について検討し必要な対策を行うこと。 以上の5項目について、必要な措置が講じられますよう、強く要望する意見書を国に対して提出しようとするものであります。 議員各位のご賛同をお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。
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△質疑
○議長(秋山忍君) これより質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(秋山忍君) なしと認め質疑を終わります。
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△委員会付託省略
○議長(秋山忍君) お諮りいたします。本案については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(秋山忍君) ご異議なしと認めます。 よって、委員会の付託は省略と決しました。
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△討論
○議長(秋山忍君) 次に討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(秋山忍君) なしと認め討論を終わります。
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△採決
○議長(秋山忍君) これより採決を行います。 本案について原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(秋山忍君) 起立全員であります。 よって、本案は可決されました。 以上で採決を終わります。 次に、お諮りいたします。ただいま発議案が可決されましたが、意見書の字句などの整理及び取り扱いにつきましては議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(秋山忍君) ご異議なしと認めます。 よって、さよう決しました。
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△議案第32号・議案第33号、報告第32号
○議長(秋山忍君) 日程第5、議案第32号及び議案第33号並びに報告第32号を一括して議題といたします。 当局の提案理由の説明を求めます。 小泉市長。 〔市長 小泉一成君登壇〕
◎市長(小泉一成君) 初めに、先日の台風15号により被災された皆様に、心よりお見舞いを申し上げますとともに、市といたしましてしっかりと復旧対応をしてまいります。 また、山梨県で行方不明になっています小倉美咲さんが、少しでも早く無事に発見されることを願っております。 本日、追加提案いたしました案件は、指定管理者の指定案件1件、補正予算1件の合わせて2件と報告1件であります。 以下、追加議案の提案理由について、順次ご説明申し上げます。 議案第32号 指定管理者の指定について。 本案は、本市の公の施設である成田市印東体育館において、引き続き指定管理者による管理を行うに当たり、その指定について、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものであります。 今回の指定管理者の候補者の選定に当たり、施設の管理上、緊急に指定管理者を指定しなければならないと認められることから、成田市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例第5条に規定する候補者の選定の特例を適用し、公募は行わず、同条例に規定された手続に基づき、議案に示す団体から提出された施設の事業計画書及び収支予算書等を成田市公の施設
指定管理者選定委員会において審査した結果、同団体が指定管理者として適当であると判断したものであります。 なお、指定する期間は、本年10月1日から令和3年3月31日までの1年6カ月間であります。 議案第33号は、令和元年度成田市
一般会計補正予算でありますが、台風15号による災害への対応として、緊急に予算措置を講じる必要が生じたため、所要の補正を行おうとするものであります。 歳入では、国庫支出金で3,609万円を、県支出金で1,305万2,000円を、寄附金で200万円を、繰越金で2億2,158万円を、市債で5,270万円をそれぞれ増額し、歳出の主なものとしましては、総務費では、防災用品備蓄事業、災害復興支援事業で増額し1,369万2,000円の増額、衛生費では、成田富里いずみ清掃工場維持管理事業、リサイクルプラザ維持
管理運営事業で増額し6,583万円の増額、教育費では、文化財保存展示施設整備事業で増額し430万円の増額、災害復旧費では、
道路橋りょう災害復旧費、公園災害復旧費、公立学校施設災害復旧費、社会教育施設災害復旧費等で増額し、2億4,160万円を増額し、歳入歳出それぞれ3億2,542万2,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ630億6,505万2,000円にしようとするものであります。 あわせて、債務負担行為の補正では、印東体育館指定管理料に関し、指定管理者を新たに指定するための債務負担行為を追加しようとするものであります。 地方債の補正では、災害復旧費を目的とする起債の限度額を追加しようとするものであります。 なお、議案のほかに1件の報告があります。 報告第32号は、物損事故に伴う損害賠償の額の決定及び和解について、専決処分事項として議会からの指定に基づき専決処分を行いましたので、地方自治法第180条第2項の規定により報告するものであります。 以上で、追加提案いたしました案件についての説明を終わらせていただきます。 よろしくご審議の上、ご可決くださいますようお願い申し上げます。
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△質疑
○議長(秋山忍君) これより質疑を行います。 質疑はありませんか。
荒川さくら議員。
◆7番(
荒川さくら君) 追加議案の議案第33号、補正予算についてお聞きしたいと思います。 この中の災害復興支援事業の予算の計上がされております。災害救助法に基づいたその住宅の応急修理についての予算だと思われますが、報道などでは、これが一部損壊と指定された住宅まで対象とする、そういった方針なども示されていますが、この予算はどこまでを対象としているのか。また、その同事業の災害見舞金について、今、成田市の見舞金は、対象はどこまでになっているのか。そして、罹災証明書の申請件数はどのくらいになっているのかお答えください。
○議長(秋山忍君) 伊藤財政部長。
◎財政部長(伊藤昭夫君) まず、災害救助法に基づく応急修理の件でございますけれども、予算上は全壊1件、半壊9件ということで、合わせて10件を見込んでおります。これにつきましては、現行の判定基準に基づき実施するものとして想定しております。現行の判定基準で申し上げますと、損壊の割合が50%以上が全壊、20%から40%が半壊、40%から50%が大規模半壊ということになります。ということで、20%未満は一部損壊という扱いになりますので対象にならないというふうになりますけれども、報道によりますと、その基準は変わりませんが、運用を見直すことによって適用を拡大するというような報道もなされておりまして、本日、ちょうどその説明会が行われておりますので、その説明に沿って適切に対応してまいりたいと思いますが、現時点では現行基準での対応ということで考えておりますので、10件を想定しております。 それと、見舞金につきましても現行の基準で想定しております。理由は先ほど述べたとおりでございます。判定の運用が変われば、それに沿って適切に対応してまいりたいと思います。件数につきましても、全壊1件、半壊9件と同様見込んでいるところでございます。 それと、3件目は罹災証明の件数でございますが、罹災証明は昨日までで294件の申請がございました。また、これとは別に罹災届出証明というのがありますが、届出証明は312件の申請がございます。なお、罹災証明の発行につきましては、85件今調査を終了しているところでございます。
○議長(秋山忍君)
荒川さくら議員。
◆7番(
荒川さくら君) その罹災証明書の中でも、一部損壊がかなり多く占めると言われています。国のほうでは、その一部損壊も対象にする方針というのを、きょう説明会が行われているということなんですが、ぜひこの成田市の見舞金も、今は半壊以上となっていますが、これが行われた際には、一部損壊についてもご検討いただけるということでよろしいでしょうか。最後にお伺いします。
○議長(秋山忍君) 伊藤財政部長。
◎財政部長(伊藤昭夫君) 国で現在考慮されておりますのは、基準そのものは変えずに、弾力的に運用して、その半壊というレベルを下げるといいますか、半壊を少し広げて緩やかにする。今まで対象にならなかった、従前であれば半壊に満たないということで処理されていたものであっても、半壊に繰り上げて対象にするというような考えでございますので、それに沿って対応したいというふうに考えております。
○議長(秋山忍君)
荒川さくら議員。
◆7番(
荒川さくら君) ぜひ市民の方、被災者の方に寄り添った対応をお願いしたいと思います。 今回の災害では、長期の停電もありまして、被災者の方は本当に心身ともに疲れ切っているという現状があります。そして、外から見た形では、さほど大きな損害がないように見えても、実際には雨漏りなどで部屋の中がぐじゃぐじゃといったことも聞いております。ぜひ手厚いご支援をよろしくお願いします。
○議長(秋山忍君) ほかに質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(秋山忍君) なしと認め質疑を終わります。
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△委員会付託
○議長(秋山忍君) 議案第32号については
経済環境常任委員会に、議案第33号については
総務常任委員会に付託いたします。 暫時休憩いたします。 (午後2時43分)
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○議長(秋山忍君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 (午後4時35分)
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△
委員長報告
○議長(秋山忍君) 議案第32号及び議案第33号の議事を続けます。 各委員長の報告を求めます。 初めに、
経済環境常任委員長、
鳥海直樹議員。 〔
経済環境常任委員長 鳥海直樹君登壇〕
◆
経済環境常任委員長(
鳥海直樹君)
経済環境常任委員会における
審査経過並びに結果についてご報告いたします。 当委員会は、本会議休憩中、全
委員出席のもと第1
委員会室で開催いたしました。 執行部から市長、副市長ほか
関係部課長の出席がありました。 付託されました議案第32号 指定管理者の指定について(印東体育館)を慎重審査した結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の過程においては、様々な質疑がありましたが、主なものとして、「年度途中に指定管理者が変更となることにより、運営方針に変更はあるのか」との質疑があり、「年度途中の指定管理者の変更となることから、今年度については、利用者への影響を考慮し、運営方法の変更は行わない」との答弁がありました。 また、「指定管理者は公募すべきと考えるが、市の考えは」との質疑があり、「今回は緊急を要するため非公募としたが、今後は原則どおり指定管理者の公募を行う予定である」との答弁がありました。 審査の経過は以上のとおりであります。 以上で
経済環境常任委員会からの報告を終わります。
○議長(秋山忍君) 次に、
総務常任委員長、
荒木博議員。 〔
総務常任委員長 荒木 博君登壇〕
◆
総務常任委員長(荒木博君)
総務常任委員会における
審査経過並びに結果についてご報告いたします。 当委員会は、本会議休憩中、全
委員出席のもと第1
委員会室で開催いたしました。 執行部から市長、副市長ほか
関係部課長の出席がありました。 付託されました議案第33号 令和元年度成田市
一般会計補正予算(第4号)を慎重審査した結果、
全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の過程においては、様々な質疑がありましたが、主なものとして、「台風15号による災害対応を含めて、災害時における罹災証明書の申請方法等について、周知方法をどのように考えているのか」との質疑があり、「罹災証明書の申請方法等については、これまでホームページにおいて周知を図っているが、10月1日号の広報なりたに掲載をすることに加え、同日よりコールセンターを設置するとともに市役所1階に罹災証明書の特設受付会場を設置する予定である」との答弁がありました。 また、「農業用施設災害復旧費として台風15号による倒木等の撤去に係る費用を計上しているが、倒木のみが対象となるのか」との質疑があり、「農道への倒木のほかに、排水路等におけるのり面崩落なども対象となる」との答弁がありました。 審査の経過は以上のとおりであります。 以上で
総務常任委員会からの報告を終わります。
○議長(秋山忍君) 以上で各委員長の報告を終わります。
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△質疑
○議長(秋山忍君) これより各委員長に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕