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平成30年会議録 第4号 平成30年12月7日

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    平成30年会議録 第4号 平成30年12月7日


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    平成30年11月28日招集 茂 原 市 議 会 定 例 会 会 議 録 ( 第 4 号 ) 議 事 日 程 (第4号) 平成30年12月7日(金)午前10時00分開議 1 一般質問 (1) 向 後 研 二 議員 2 議案第1号から第18号までの質疑後 委員会付託
    3 休会の件 第 第 第 茂原市議会定例会会議録(第4号) 平成30年12月7日(金)午前10時00分 開議 ○議長(三橋弘明君) おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。 現在の出席議員は22名であります。したがいまして、定足数に達し会議は成立しました。 ☆ ☆ ○議長(三橋弘明君) 本日の議事日程はお手元に配付してありますので、それにより御了承 願います。 ☆ ☆ 議 事 日 程 一 般 質 問 ○議長(三橋弘明君) それでは、これより議事日程に基づき議事に入ります。 議事日程第1「一般質問」を行います。 昨日からの一般質問を続行します。 本日は質問順位11番であります。 発言に入る前に申し上げます。質問者は質問内容を簡明に述べるとともに、答弁者はその内 容を的確に把握し、明確な答弁をされますようお願いいたします。 なお、質問時間は答弁を含め60分以内となっておりますので、御了承願います。 それでは、向後研二議員一般質問を許します。向後研二議員。 (6番 向後研二君登壇) ○6番(向後研二君) 皆さん、おはようございます。今定例会で最後の質問者となります。 よろしくお願いいたします。 さて、私は、今年度、茂原商工会議所青年部から日本商工会議所青年部連合会に出向してお り、北は北海道から南は沖縄と全国各地での会議に出席しております。そして、茂原のために 何かよい事業がないか、自分の目で見て、聞いて、よいものだけを茂原に反映しようと日々活 動をしております。 その1つに、風会議という事業がございます。地方創生を議題に、日本を東、中、西と3つ に分け、年3回実施しており、主に各地域の人口減少問題に対しての問題点や改善点を全国の 青年経済人と各省庁の中堅クラス国家公務員を交え、ブレインストーミング方式で行ってお ります。その1人に、茂原市出身で私と同じくらいの年で現在も厚生労働省に勤務されている - 195 - 方とお会いしたので、今の茂原の話をしたら、がっかりしておりました。奈良市や沼津市では、 市単独でこの風会議を行っており、管理職員地元青年経済人ブレインストーミングを実施 しており、スピーディに問題を解決し、ニーズに合った事業を行えるような環境づくりを進め ております。これは、茂原市でも行うべきと感じました。 皆さん、地域をよくするために夢を語れるって、すごくすばらしいことだと思いませんか。 子供のころ輝いていた瞳が、大人になるにつれ輝きをなくし始め、いつしかあきらめに変わる。 年齢は関係ありませんが、それを本人が感じたときが潮どきだと私は思っております。そこで、 茂原の未来像についてお伺いいたします。 今年の初めに茂原市の人口が約9万500人でしたが、この半年で500人減少し、ついに9万人 を割ってしまいました。人口が年々減少していく中、人口減少を食いとめる施策や改革案につ
    いて庁内会議で検討しているのか、また、問題の解決を進めながら今後もさまざまな事業が目 白押しの中で、10年後、20年後の茂原市をどのようにイメージしているのか、お伺いいたしま す。 次に、雇用促進について。建設関係の仕事は、全国的にどの業種も手が回らないくらい忙し いと言っており、ミニバブル到来と言ってもおかしくない状況が続いております。圏央道の開 通に伴い、にいはる工業団地の建設により企業誘致は無事に終わっておりますが、新たな中小 企業の誘致への施策はあるのか、また、市街地に商業者が進出したいと思う環境づくりはどの ように考えているのか、お伺いいたします。 次に、市税の運用について。一般会計市税収入合計平均が133億円くらいの中、茂原市 人口ビジョンでの今後の予想で、平成37年には8万9259人と減少していくと推測されておりま すが、先ほども申し上げましたが、今もうその人口数付近に達しております。10年後の平成40 年には8万8000人、20年後には8万4000人の予想となっておりますが、ここ数年、年間で500 人から1000人くらいの間で減少しており、この減少スピードで継続されますと7万人を切り、 いろいろな種類の市税が減ることでしょう。そうしますと、現在割り振りしている予算配分が、 ただ単に総体的に減り、余計に行き詰まると私は考えます。そこでお伺いいたします。 市税が伸び悩む中、来年度の予算編成ではどのような集中と選択を実行をするつもりがある のか、お伺いいたします。 次に、茂原市における子育て支援について。 まず、次期子ども子育て支援計画についての質問ですが、議論の前提として、茂原市にお ける子育て支援施策はどのような位置付けにあるのか。また、平成32年度から実施予定の次期 - 196 - 子ども・子育て支援事業計画の策定に向けた準備が進められているとのことですが、その進捗 状況をお伺いいたします。 次に、産後ケアについて。今議会にも同じ内容の陳情が上程されておりますが、茂原市の産 後ケアを考える会の皆さんが、茂原市の産後ケア事業早期実現に向けて464筆の署名を集め、 田中市長宛てに提出されたと伺っております。そこで、茂原市における産後ケアの現在及び今 後の取り組みについてお聞きいたします。 また、今年11月2日に開催されました市民ふれあいミーティングでは、この茂原市の産後ケ アを考える会の皆さんを含む市民との意見交換が行われたとのことですが、その成果について 次に、待機児童について。まず初めに、今年度の茂原市の保育所、幼稚園における待機児童発生状況と、その対応策をお伺いいたします。 また、来年度における待機児童については、現在のところ、どのように見込んでいるのか、 お伺いいたします。 お伺いいたします。 次に、茂原の特産品開発について。3年前に茂原商工会議所青年部で開発した七夕のまち茂 原にちなんで星のソースという万能ソースを開発いたしましたことは御存じのことだと思いま す。現在、茂原市ふるさと納税の返礼品にもなっており、農産物直売所セブンイレブン、道 の駅、団体加盟店のお店等に置かせていただいております。また、最近開発されました葱ッペ 餃子に関しましては、星のソースとコラボをして、今年の8月25日に開催されました全国ふる さと甲子園で2位に入賞し、一気に茂原市が注目されたと感じておるところでございます。ま た、たくさんの注文が来ているとも伺っております。そこでお伺いいたします。 地産地消という点で、今後、星のソース、葱ッペ餃子についてどのように考えておるのか、 お伺いいたします。 次に、冬の七夕まつりについて。来年の2月9日に開催されます第5回冬の七夕まつりです が、イルミネーションの期間が2週間と短く、装飾範囲も狭い中、茂原市近くでデートスポッ トにもならず、事業周知も薄く、周囲の方々から場所の変更はとの質問が多い中、現在の場所 でよいのか、イルミネーション期間は2週間でよいのか、事業周知の仕方は現状でよいのか、 当局の今後の見解をお伺いいたします。 次に、役職のあり方について。ただいま市役所職員数は611人で、管理職についている方が 117人おりますが、部下の能力を最大限引き出すために管理職として果たすべき役割は何であ
    ると考えているのか、当局の見解をお伺いいたします。 - 197 - また、配属課が合わないのか、もともと公務員の仕事が向いてないのかわかりませんが、精 神的な疾患等でやむを得ず休職されている方が6人と聞いております。そして、潜在能力が発 揮できない課に移されてより能力が発揮できない、もしくは発揮できないのが移ってきたとい う声も聞いております。そこでお伺いいたします。 どのような基準で職員の配属課を決めているのか、お伺いいたします。 以上が私の第1回目の質問となります。よろしく御答弁のほどお願いいたします。 ○議長(三橋弘明君) ただいまの向後研二議員一般質問に対し当局の答弁を求めます。 市長 田中豊彦君。 (市長 田中豊彦君登壇) ○市長(田中豊彦君) 向後研二議員一般質問にお答えさせていただきます。 私からは、私の市政運営及び施策についての中で、茂原の未来像についての御質問でござい ますが、まずもって向後研二議員から言われた人口減少の件なんですけれども、正確に理解さ れてないかなと思っております。自然減では確かに減ってはきているんですが、社会増も起き ておりまして、これはどういうことかというと、転入転出から見ますと、茂原市は、その分だ けではかなり――かなりと言っても百数十人ですけれども、増えてきているんです。したがっ て、この自然減という、つまり生まれて死んでいかれる方、どこでもそうなんですけれども、 今、日本全体がそんな状況になっておりますので、その差がかなり大きいということでござい ますので、ここは日本全体をとって見ていただければ、同じことが言えるのかなと。ただ、ど こが増えてどこが減っているかということになりますと、これはパイの奪い合いでございます。 したがいまして、多いところから少ないところへ移動していったり、確かに中には自然増で、 それなりに対策を打っているところが若干増えているところもありますけれども、それは大し たものはないかなと個人的に思っております。 したがいまして、大きな施策の国の転換がない限りは、あるいはピークアウトしない限りは、 この人口増という問題は、今のところ防ぐところが全体像的には非常に難しいかなと、私は個 人的に思っております。 人口減少少子高齢化という大きな課題に対しまして市を挙げて取り組み、市の特徴を生か した、自立した持続的な社会を創生することを目的に、茂原市まち・ひと・しごと創生総合戦 略及び茂原市人口ビジョンを平成27年度に策定したところでございます。庁内会議においては、 茂原市総合戦略策定会議及び幹事会を毎年開催いたしまして、実施した施策や事業の効果、検 証PDCAサイクルに基づき行っております。急激に変化する社会、経済情勢の中で「すべて - 198 - の市民が住んで良かったと思えるまち茂原」を目指して、茂原市が持つポテンシャルを一層磨 き上げ、茂原市をさらに発展させていこうと考えております。 ただ、いかんせん、まだまだ前の負の資産がかなり大きいものですから、その処理にてこず っておりまして、それでも200億円くらい減ってきておりますので、前向きに今後も対応して まいりたいと思っています。 私からは以上でございます。 ○議長(三橋弘明君) 経済環境部長 山本丈彦君。 (経済環境部長 山本丈彦君登壇) ○経済環境部長山本丈彦君経済環境部所管にかかわります御質問に御答弁を申し上げま す。 最初に、雇用促進の中で、にいはる工業団地終了後のさらなる中小企業への誘致の施策につ いての御質問でございますが、市内へのさらなる企業誘致を推進するためには、企業ニーズに 応える効果的な工場立地適地情報の把握と発信が重要であると認識しております。現在、進出 企業の用地ニーズと市内の不動産情報とのマッチングを図り、企業誘致につなげるため、一般 社団法人千葉宅地建物取引業協会九十九里支部不動産物件情報の共有に関する協定を締結 し、お互いに連携することにより新たな企業誘致につなげる仕組みづくりを進めているところ でございます。
    次に、市街地へ商業者が進出したいと思う環境づくりについての御質問でございます。市街 地における環境づくりを目指す上で、単に進出を促すだけでなく、空き店舗の解消にもつなが る取り組みが必要であると認識しております。したがいまして、今年度より市内の空き店舗に 出店する方に対する補助金制度を創出し、空き店舗改装経費の一部を助成することで負担軽 減を図り、出店しやすい環境整備したところでございます。今後は、空き店舗情報登録制度の 充実を図るとともに、不動産事業者との連携を通じたさらなる効果的な情報の把握と発信に取 り組んでまいりたいと考えております。 次に、茂原の特産品開発で、星のソース、葱ッペ餃子の今後の考えについての御質問でござ いますが、星のソースや葱ッペ餃子につきましては、本市の特産品である本納ネギなど、地元 野菜を使用して開発したことから、市内外で開催されるイベントへの出店やメディア取材等を 通してPRを行っており、大変好評を得ております。市といたしましては、これらの活動が農 業振興と地域PRに寄与しているものと考えておりますので、引き続き商工会議所や「ねぎぼ うず」等の関係機関と連携し、さらなるPRに取り組んでまいりたいというふうに考えており - 199 - 次に、冬の七夕まつりの開催時期、場所、広告宣伝の考えについての御質問でございますが、 現在の開催期間は2月1日から14日までの2週間で、場所は豊田川と市役所前の市民広場及び 南側駐車場で開催しており、広告宣伝につきましては、チラシの新聞織り込み、ポスター、七 夕まつり実行委員会及び観光協会のホームページ、市フェイスブック、広報もばら、各種情報 誌などを活用しPRしております。また、今回で5回目を迎え、少しずつではございますが、 地域に定着してきておりますので、今年度も期間及び場所は変更せずに開催する予定でござい ます。 ます。 広告宣伝といたしましては、既存の取り組みのほか、JR千葉駅でのポスター掲示や中房総 観光推進ネットワーク協議会フェイスブックを活用するなど、さらなる周知に努めてまいり たいと考えております。以上でございます。 ○議長(三橋弘明君) 企画財政部長 鶴岡一宏君。 (企画財政部長 鶴岡一宏君登壇) ○企画財政部長鶴岡一宏君) 企画財政部所管にかかわります御質問に御答弁申し上げます。 市税の運用についての御質問で、市税が伸び悩む中、来年度の予算編成ではどのような集中 と選択を実行するのかとの御質問でございます。限られた財源の中で、茂原市第6次3か年実 施計画及び茂原市まち・ひと・しごと創生総合戦略との整合性を図りながら、各事業の優先度、 必要度、緊急度などを勘案し予算配分を行ってまいります。引き続き大幅な歳入増が見込めな い状況の中で、公共施設の統廃合や超寿命化対策などに重点的に予算配分をすることにより、 将来を見据えた予算編成を行いたいと考えております。以上でございます。 ○議長(三橋弘明君) 福祉部長 岩瀬裕之君。 (福祉部長 岩瀬裕之君登壇) ○福祉部長岩瀬裕之君) 福祉部所管にかかわります子育て支援についての御質問に御答弁 申し上げます。 まず、子育て支援策位置付け次期子ども子育て支援事業計画策定進捗状況について の御質問ですが、本市の重要課題である人口減少や急速な少子高齢化に対応するために策定さ れた総合戦略におきまして、子育て支援政策は重要な柱の1つとして位置付けております。 次期子ども子育て支援事業計画の策定に当たりましては、12月中にゼロ歳から9歳までの お子様をお持ちの保護者2000名を対象としたアンケート調査を実施し、市民の皆様の子育て支 援に関する生活実態や要望等の把握に努めてまいります。 - 200 - 今後のスケジュールといたしましては、本年度中に調査結果を取りまとめまして、その結果 を踏まえて来年度中に次期計画を策定してまいりたいと考えております。 次に、待機児童発生状況とその対策方法についての御質問ですが、待機児童発生状況に つきましては、本年4月1日時点で17人の待機児童が発生しておりますが、昨年の70人から大 幅に減少はしております。
    待機児童解消に向けた対策といたしましては、昨年度中にアップル幼稚園認定こども園移行支援新治保育所の閉所に伴う保育士配置見直し等、保育枠の拡大に取り組んでまいり ました。引き続き保育士の確保や効率的な配置に努め、待機児童の解消に取り組んでまいりま す。 次に、来年度における待機児童はどのように見込んでいるかとの御質問でございますが、来 年4月1日時点の待機児童数は、年齢ごとの児童数や保育士の確保数によりまして変わってま いります。来年度の保育所利用申し込みの受付が11月に終了し、現在、その確認、調査中であ るため、来年度の待機児童数につきましては、まだ具体的に見込めない状況でございます。以 上でございます。 ○議長(三橋弘明君) 市民部長 三橋勝美君。 (市民部長 三橋勝美君登壇) ○市民部長三橋勝美君) 市民部所管にかかわります御質問に御答弁申し上げます。 子育て支援についての中で、産後ケア事業取り組みについての御質問でございます。現在、 産後ケアについては、保健センターにおいて助産師相談、母親同士の交流会である「ままの わ」等の事業を開催し、産後の子育ての不安や悩みの解消に努めているところです。今後は、 産科医療機関等の協力を得て、産後に家族等から十分な家事や育児支援の得られない産婦を対 象に、宿泊型あるいはデイサービス型で心身のケア、育児サポート等の支援を実施してまいり ます。 次に、11月2日に開催されたふれあいミーティングでの意見交換の御質問です。ふれあいミ ーティングに参加された3名の方からは、産後の母親は孤立化しやすいので心のケアを手厚く してほしい、また、母親が病気になったときに子供を預かってくれるサービスなどを充実して ほしいといったような、自身の経験に基づく意見や要望等が出されました。本市の産後ケアに 関する現状を説明するとともに、改めて産後ケアの重要性を認識したところであります。今後、 ふれあいミーティングでの意見、要望等を参考に、事業の充実に生かしてまいります。以上で ございます。 - 201 - ○議長(三橋弘明君) 教育長 内田達也君。 (教育長 内田達也君登壇) ○教育長(内田達也君) 教育関係の御質問に御答弁申し上げます。 市内の幼稚園における今年度の待機児童発生状況と、その対策方法でございますが、今年 度の市内の公立幼稚園については、入園者数が定員に達しておらず、待機児童は発生しており ません。 なお、私立幼稚園については把握してございません。 次に、来年度における市内幼稚園待機児童見込み数でございますが、来年度の入園希望 者については現在募集中でございますが、ここ数年の状況を勘案しますと、来年度も待機児童 は生じないと考えております。以上でございます。 ○議長(三橋弘明君) 総務部長 中村光一君。 (総務部長 中村光一君登壇) ○総務部長中村光一君) 総務部所管にかかわります御質問に御答弁申し上げます。 初めに、人材の育成についての中で、管理職として果たすべき役割は何かとの御質問でござ います。管理職として部下職員の能力を最大限に引き出すためには、日常的に職員とのコミュ ニケーションを図り、対話することにより、職員の心身の状況や仕事に対する考え方等を把握 し、適切な指導を行うとともに、公平な評価を実践することが重要であると考えております。 続きまして、職員の配属についてどういう基準で決めているのかとの御質問でございます。 職員配置は、個々の職員の能力を生かすことを基本に、所属長への人事ヒアリング、自己申告 書の内容、配属の経歴などを総合的に判断し、決定しております。以上でございます。 ○議長(三橋弘明君) 再質問ありますか。向後研二議員。 ○6番(向後研二君) それでは、茂原の未来像について再質問させていただきます。茂原市 の10年後、20年後先の話で、ただいまの御答弁では、一般市民に対してイメージがつきづらい と思いますので、例えば茂原駅周辺に対してはどう考えているのか、お伺いいたします。
    ○議長(三橋弘明君) 当局の答弁を求めます。都市建設部長 大橋一夫君。 ○都市建設部長大橋一夫君) 茂原駅周辺につきましては、商業、業務機能をはじめ、教育、 福祉、文化、医療等の都市機能の集積を目指す中心拠点として位置付けております。今後もに ぎわいを創出する都市基盤施設の整備を図り、茂原の顔となる魅力あるまちづくりを進めてま いりたいと考えております。 ○議長(三橋弘明君) 向後研二議員。 - 202 - ○6番(向後研二君) 茂原の顔となるということで、それでは、12月2日にイオンが閉店い たしましたが、イオンを含めたプラニングは何か考えているのか、お伺いいたします。 ○議長(三橋弘明君) 企画財政部長 鶴岡一宏君。 ○企画財政部長鶴岡一宏君) 過去に駅周辺の立地を生かした複合施設の検討を行った経緯 はございますが、現在、そのような計画はございません。 ○議長(三橋弘明君) 向後研二議員。 ○6番(向後研二君) イオンが建て替えるに当たって、イオンも得することで、なおかつ茂 原市民に必要な機能を取り組んでいただけるよう話し合っていただきたいと思います。例えば 100人以上で懇親会ができるようなフロアの開設や、茂原市商工会議所が入ってもいいと思い ますし、銀行や郵便局が入ってもよいでしょうし、建物内に人の流れをつくると食品も売れる と考えます。ウイン・ウインということで、その他、さまざまなことを考えてお願いいたしま す。これは要望です。 次に、雇用促進について再質いたします。新たに企業誘致につながる仕組みづくりをしてい るということで期待ができそうです。よろしくお願いいたします。 雇用促進という観点の中から、担い手の教育や人材確保も大事な位置付けになってくると思 います。技術職に関しましては人材不足が起きており、経営者側からいたしますと、仕事があ っても職人がいないそうです。医療、福祉、建設、飲食店も人材不足で悩んでおります。ただ いま国会でも騒いでおりましたが、外国人の雇用が増えることになるでしょう。そこで、茂原 市としたら、担い手不足を解消するための専門職の教育に関してはどのように考えているのか、 お伺いいたします。 ○議長(三橋弘明君) 経済環境部長 山本丈彦君。 ○経済環境部長山本丈彦君中小企業が抱えます問題の解消に向けての取り組みについて つきましては、本市総合戦略位置付けて包括的に支援をしているところでございます。その 中で、専門性の高い人材確保、育成の支援といたしましては、インターンシップの受け入れ費 用、従業員の資質向上を目的とした研修費用の助成を行っているところでございます。今後も、 経営相談機能を有しております茂原商工会議所と連携をいたしまして、中小企業のニーズを把 握するとともに、的確な支援に努めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(三橋弘明君) 向後研二議員。 ○6番(向後研二君) 私の大工の知り合いが言っておりましたが、自社で大工の仕事をさせ ながら教育学校のようにして、3年、5年で独立させるシステムをつくりたいと。建設業も含 - 203 - め担い手がいないなから、自らつくり出せばよいとおっしゃっておりました。ここら辺では茂 原初の取り組みとして話題性もあり、個人事業主を増やすことで移住定住にもつながるはずで す。今後、茂原商工会議所等の協力を得て新しい事業の取り組みも考えてみてください。これ は要望です。 次に、市街地商業者が進出したいと思う環境づくりについて再質いたします。空き店舗を利 用した出店者に対しての補助金制度や創業塾等もよい制度だと感じておりますが、そもそも人 の流れがないところに出店したいと思いますか。私がお聞きしたかったのは、もっとざっくり な根本的な問題でして、茂原駅付近に人の流れをつくることで商業者が進出してくると考えて おります。そこでお伺いいたします。 駅付近に人の流れができるような核となる公共施設等の建設のお話はないでしょうか、お伺 いいたします。 ○議長(三橋弘明君) 企画財政部長 鶴岡一宏君。
    企画財政部長鶴岡一宏君) 現在、茂原駅周辺の公共施設といたしましては、図書館、総 合市民センターがございますが、新たに公共施設を建設する計画はございません。 ○議長(三橋弘明君) 向後研二議員。 ○6番(向後研二君) 私は、今後の茂原には駅周辺に市民会館を交えた、いろいろな機能を 備えた複合施設が必要かと思っております。今から50年先まで建っていてよかったと長生郡市 からも思われるような場所の選定をお願いいたします。これも要望です。 次に、市税の運営について再質いたします。将来を見据えた予算配分という言葉、先ほどの ように、では具体的にお伺いいたしますが、一茂方面から駅高架線下を通り抜けて宍倉病院横 を通っていく予定の道路、桑原梅田線はどのような位置付けにあるのか、お伺いいたします。 ○議長(三橋弘明君) 都市建設部長 大橋一夫君。 ○都市建設部長大橋一夫君) 桑原梅田線につきましては、茂原駅周辺の活性化、市街地に おける道路網の形成におきましても非常に重要な路線であると考えております。引き続き、早 期完成となるよう事業の推進に努めてまいります。 ○議長(三橋弘明君) 向後研二議員。 ○6番(向後研二君) 私も、桑原梅田線に関しましては茂原の生命線と思っているくらい感 じております。早期開通させるためには街路専門部署をつくった方がやりやすいのではないか と感じますが、その点についての見解はいかがですか。 ○議長(三橋弘明君) 都市建設部長 大橋一夫君。 - 204 - ○都市建設部長大橋一夫君) 当該路線につきましては、中心市街地の活性化を図るために も早期供用開始が望まれておりまして、専門部署の設置については、今後の事業の進捗を勘案 しながら関係部署と検討してまいりたいと考えております。 ○議長(三橋弘明君) 向後研二議員。 ○6番(向後研二君) ぜひお願いいたします。大網白里市都市計画道路の大網駅東中央線の 開通式が先日行われました。平成15年の事業認可から進めており、15年かかり、距離217メー トル、幅21メートルで、事業費、何と29億5000万円もかけた事業です。これから駅前の景色も 変わっていくことでしょう。茂原市と問題点や環境が似ているところが多々ございます。 例えば環境でいえば、都内まで電車特急で1時間圏内、来年の3月に完成予定の(仮称)大 網白里スマートインターチェンジでの成田、羽田空港へのアクセスの利便性の向上です。問題 点であれば、駅ロータリーの狭さ、駅南口の開発、外からの移住定住、企業誘致、医療難民等、 似ているところが多々あると私は感じております。ですが、決定的に違うところが、大網白里 市には産業がない。ですが、人口が数年横ばいで、5万人を切ったり切らなかったりと大きく 変動がない。その理由として、大網白里市の緑ヶ丘ベッドタウンは年々移住者が増えており、 今、7割、8割埋まっていて、約1600世帯、4500人が住んでいるそうで、それでさらに驚くの が、その区画の15歳未満の人口比率は28%だそうです。つまり、子供が多いということになり ます。県内でもトップ比率だそうです。何が言いたいかといいますと、未来の担ぎ手が多いと いうことと、この先、スマートインター付近に工業団地をつくり、企業誘致に成功しますと、 20年後は茂原市くらいになり得ると危機感を感じております。 私が政治家として伝えたいことは、今までのお話、3項目の内容が全てつながっていること でして、駅前を開発すると人の流れができる、その開発をするにも道路の整備が必要、それに より商業者が入り、企業が入り、いろいろな税収が増えることで市民サービスの充実つながる と考えます。なので、駅を横断する桑原梅田線を早期開通させ、そして市民会館の建設が遅れ てしまっても、同じ場所には間違っても建てないよう強く要望して終わります。 次に、子育て支援について。次期子ども子育て支援事業について再質いたします。重要性 があるということですが、ニーズ調査にどのようなサービスを提示されているのか、お伺いい たします。 ○議長(三橋弘明君) 福祉部長 岩瀬裕之君。 ○福祉部長岩瀬裕之君) ニーズ調査では、国の手引きに基づきまして、保護者の就労状況 やサービスの利用状況につきまして、また、今後利用したいサービス等の設問を設けておりま - 205 -
    す。また、本市独自の質問といたしましては、来年10月に予定されております教育・保育の無 償化に関する質問や、現計画期間における本市の取り組み等を保護者の皆様が客観的に評価す る項目を設けております。以上です。 ○議長(三橋弘明君) 向後研二議員。 場合はどのような産後ケアか、お伺いいたします。 ○議長(三橋弘明君) 福祉部長 岩瀬裕之君。 ○6番(向後研二君) ニーズ調査の調整項目に産後ケアが含まれているのか、含まれている ○福祉部長岩瀬裕之君) ニーズ調査には、子育てをしていく上で必要としていること、ま た、重要だと思う支援策を問う設問がありまして、その回答の1つに産後ケアも含まれており ますが、具体的なサービスの内容に関する設問は含んでおりません。 ○議長(三橋弘明君) 向後研二議員。 ○6番(向後研二君) ニーズ調査以外で寄せられている意見や要望は、次期支援計画にどの ように反映されているのか、お伺いいたします。 ○議長(三橋弘明君) 福祉部長 岩瀬裕之君。 ○福祉部長岩瀬裕之君) ニーズ調査では、先ほども申し上げましたが、ゼロ歳から9歳ま でのお子様を持つ保護者2000名を対象に実施いたします。現在の住民基本台帳上の人口が5453 人であることから、概ね40%保護者の方から御意見が伺えるものと考えております。また、本 市では、学校や保育所、幼稚園を通じまして配布、回収を行うことで回収率の向上を図ってお ります。 次期支援計画の策定に当たりましては、パブリックコメントも実施いたしますので、広く意 見を聞いた上で計画を策定してもらいたいと考えております。以上です。 ○議長(三橋弘明君) 向後研二議員。 ○6番(向後研二君) よろしくお願いします。 次に、産後ケアについて。市民ふれあいミーティングでは、市長から産後ケア事業の開始時 期について、明確ではないが、実行するというお話があったということです。現在時点で産後 ケアの実施を開始する時期の見込みをお伺いいたします。 ○議長(三橋弘明君) 市民部長 三橋勝美君。 ○市民部長三橋勝美君) 産後事業ケアにつきましては、より安心して子育てできる環境を 整えるために、市内産科医療機関等へ委託する予定で協議しており、早期の事業開始を見込ん でおります。 - 206 - ○議長(三橋弘明君) 向後研二議員。 ○6番(向後研二君) それでは、開始時期がまだ決まってないということです。いすみ市や 君津市では、産後ケア事業の構想から実施まで約1年で実行されていると伺っております。そ こで、茂原市は実施に向けた取り組みや準備がゼロから10だとしたら、どこまで進んでいるの か、お伺いいたします。 ○議長(三橋弘明君) 市民部長 三橋勝美君。 機関の意向確認等を行っているところでございます。 ○議長(三橋弘明君) 向後研二議員。 ○市民部長三橋勝美君) 産後ケアの対象者や実施内容の基本事項について、市内産科医療 ○6番(向後研二君) では、今からスピードを上げて早期開所できるようにお願いいたしま す。 続いて、市民ふれあいミーティングの場で、市長から、産科医療問題が重要であるとお話が あったそうですが、産科医の確保や新規開業の促進をお考えと思いますが、出生数そのものが 増えなければ産科医の確保も難しいのではないでしょうか。若い世代を引きつけるには産科医 があることも大切ですが、より以上に大切なのは小さな子供を育てていける環境づくりで、産 後ケアもその一環だと考えます。また、子育て中の母親の方から、先の見えない約束よりも今 できることからすぐに始めていただきたいとの声を聞いており、具体的な開始時期が明確にな る茂原市になっていただきたいとおっしゃっておりました。現場の貴重な声をぜひとも聞き入 れ、早期実現できるように要望いたします。市長をはじめ、健康管理課の皆様、よろしくお願
    いいたします。 次に、待機児童について再質いたします。保育士の確保数によって待機児童数は変わるとの 答弁でしたが、保育士の確保に向けた具体的な取り組み方法についてお伺いいたします。 ○議長(三橋弘明君) 福祉部長 岩瀬裕之君。 ○福祉部長岩瀬裕之君) まず、公立保育所の保育士確保につきましては、平成31年度の新 規採用として5人程度の募集を行い、7名に内定を出したところでございます。私立の保育園 等の保育士確保につきましては、支援策といたしまして、民間保育士の給与を補助する茂原市 民間保育士処遇改善事業を昨年の12月から実施しております。以上です。 ○議長(三橋弘明君) 向後研二議員。 ○6番(向後研二君) それでは、来年度、待機児童ゼロのスタートを期待しております。 次に、地域PRについて再質いたします。 - 207 - 年間通してPRしておりますが、PRにも限界がありますし、注目されている期間も短いと 考えます。地元地域の方々にこよなく愛されていくためには、もっと大胆な施策を考えるべき だと思います。そこでお伺いします。 今後、ねぎコロッケや葱ッペ餃子、それに付随してかけるタレとして星のソースを学校給食 のメニューに取り入れるべきと考えますが、当局の見解をお伺いいたします。 ○議長(三橋弘明君) 教育部長 久我健司君。 ○教育部長(久我健司君) 葱ッペ餃子などの特産品を学校給食に活用することは、地産地消、 食育の観点からも効果があると考えております。しかしながら、給食の献立に取り入れるには、 コスト面、数量の確保などについて考えていかなければなりませんので、調理方法なども含め 検討してまいります。 ○議長(三橋弘明君) 向後研二議員。 ○6番(向後研二君) 前向きな御答弁ありがとうございます。特産品では、地域の方々の全 員の協力があってこそ成り立っていくものと考えます。ですので、子供のころから定着する必 要性があると思います。今後、オリンピックもありますし、そのときにマスコミに少しでも宣 伝していただき、生産者、開発者が喜んでいただけるよう期待をし、要望で終わります。 次に、冬の七夕まつりについて再質いたします。定着していく観点の中でお聞きしますが、 今の場所に何らかの建設が予定された場合、同じ場所での継続は可能なのか、お伺いいたしま す。 ○議長(三橋弘明君) 経済環境部長 山本丈彦君。 ○経済環境部長山本丈彦君) 同じ場所での開催が不可能になった場合につきましては、七 夕まつり実行委員会の冬の七夕委員会で、茂原公園を含めた適切な場所を検討してまいりたい というふうに考えております。 ○議長(三橋弘明君) 向後研二議員。 ○6番(向後研二君) 企業の方々の御意見では、茂原公園や茂原駅周辺という意見もありま した。また、イルミネーションを協賛されている企業様から、イルミ期間が短すぎて企業の宣 伝にならないと。もし公園の場合はクリスマス付近から点灯を始め、長期間であれば協賛飾り が増えると考えますし、デートスポットにも適しています。または、駅付近ですと、まちの明 るい感じが出ると思います。今後も続けていくようでしたら、実行委員会と協議をお願いいた します。 次に、役職のあり方について再質いたします。日常のコミュニケーションは非常に大事だと - 208 - 思います。それと職員の心身状況、仕事に対する行動を観察して、公平な評価をするというこ とも非常によいと思います。そこで1つ足りないものがございます。それは、部下の仕事での 失敗の責任をとってあげるということです。伸び伸びと部下が仕事できる環境づくりが大切だ と考えます。そこでお伺いいたします。 以上の必要性を現在管理職の何%の方々が実行なさっていると認識しておりますか、お伺い いたします。 ○議長(三橋弘明君) 総務部長 中村光一君。
    総務部長中村光一君) 部下の仕事に責任を持つことは上司として当然の責務であり、職 員の育成は管理職の重要な職務の1つであると考えております。現状で必ずしも全ての管理職 が実行できているとは考えておりませんが、今後も、全管理職員が同様の認識を持ち、実践で きるよう意識啓発に努めてまいります。 ○議長(三橋弘明君) 向後研二議員。 ○6番(向後研二君) 10月18日に建設経済委員会で静岡県磐田市に産業施策についてお伺い してまいりましたが、その事業ベースにも驚かされましたが、もっと驚いたのが、磐田市職員 芥川さんの元気のよさ、20年かけても同じ事業に打ち込んで、大手企業誘致に成功して、当時 400万円の税収しかなかったところを、何と10億円にまで変えられたそうです。国、県、企業 と何度も何度も掛け合ったそうで、中には出入り禁止になったところもあり、それでもくじけ ずにやられたそうです。本市も、市役所職員あっての茂原市ですので、大きな施策、改革に向 け、一緒にやり遂げていきましょう。市長はじめ、管理職の皆様、よろしくお願いいたします。 次に、職員の配属について再質いたします。所属長の観察が甘いのか、本人の希望に甘えが あるのかわかりませんが、現状、うまく配属ができていないように感じております。いろいろ な課に異動させ、いろいろな経験をし、オールマイティに成長していただきたい気持ちもわか らなくはないですし、それができるならベストですが、今の御時世から就職されてきた方で、 果たしてそれができるのか、また、教育ができるのか不安です。ある程度、適材適所の人材を 配置することによって業務がスムーズに進み、茂原市の活性化にスピードが上がるのではない かと考えておりますが、当局の見解をお伺いいたします。 ○議長(三橋弘明君) 総務部長 中村光一君。 ○総務部長中村光一君) 職員配置につきましては、さまざまな考え方があると思いますが、 職員個々の適性を考慮しながら、組織力が最大限に発揮できるよう実施してまいりたいと考え ております。 - 209 - ○議長(三橋弘明君) 向後研二議員。 ○6番(向後研二君) 今後は、職員の採用試験の時点から考えていく必要があると考えます。 今からいろいろなニーズに対応できる幅広いジャンルでの採用制度を取り入れ、10年後、20年 後はもっともっとよい茂原市にしていきましょう。 最後に、市長の思いをお聞かせください。スピード、選択、集中とよい言葉をいつもお聞き しておりますが、この茂原市のためにどうしていきたいのか、市長の個人的な思いを最後にお 聞かせください。 ○議長(三橋弘明君) 市長 田中豊彦君。 ○市長(田中豊彦君) 質問の趣旨がよくわかりませんけれども、茂原をどうするかというこ となんですが、向後議員から質問が幾つかありましたけれども、例えば駅前のイオンの件に関 しましては、事前に、もう既にあなたがおっしゃったようなことは全てやっておりまして、イ オンとの交渉も、公共の施設が入るような建物を建ててくれないかとか、こういったことも既 にやってきましたが、やはりそれぞれ事情がありまして、なかなか既決に至らないということ でございます。今の社会情勢は、御存じのとおり、オリンピック関係で建設費が上昇していた り、あるいは人手が足らなかったり、また、テナントを誘致するにしても、それなりのコスト がかかるわけですから、なかなか見合わないというようなことで、何度か交渉してきた中で、 そういうようなことになってきております。 その以前に、イオンが駅前にモールをそもそもやりたいということで計画が進んでいたと思 っております。私が市長になる前から若干話があったようでございまして、私が市長になって からイオンの本社のほうにも何度も行きまして、平成24年にはできるという、一応ある方向性 が見えてきたんですが、御存じのとおり、ある地権者の方の同意がなかなか得られないために 開発が進まず、頓挫した経緯がございます。それからもう30年ですので、長い時間かかってき ましたが、やっとイオンが腰を上げて、あそこをきれいにしてやるということですので、それ はまた見守っていきたいと思っております。 そういった複雑な事情が駅前の場合は絡んだりしております。特に中心市街地の活性化で、 茂原市はお金を事前にかなりつぎ込んでおりますので、そういったものの処理も含めながら同
    時進行で進めていかなければいけないと、こういった厄介な問題がございます。 それから、子育てに関しましては、産後ケアについては、今、育生医院と作永産婦人科には、 かなり無理して産科をやっていただいております。これは現状でございます。これ以上負担を かけると、おそらく産科がこの地域ではなくなってくるのではないかと思っておりまして、先 - 210 - ほど大網白里市の話が出ましたが、大網白里市長も公約で産科を持ってくるという話だったん ですが、いまだにできないという、こういった状況を考えますと、子供を産む場所がないとこ ろで若い人たちが本当に移り住んで来るかと、大前提として、そういう話をいろいろなところ で話させていただいておりますけれども、茂原市も最盛期は12カ所くらい産科があったんです が、現在2カ所になってしまった。これは大きな問題がそこに潜んでいるわけでして、この大 きな問題を、国を挙げて解決してくれない限りは、なかなかはっきりとして前に進められる問 題かという、そういうところにぶつかってきているのかなと。おそらく、そういったところも 少子化の一つのあらわれにつながってきているのかなと思っております。 いずれにいたしましても、総体的に茂原市は、木更津市は今人口が増えていますが、先ほど 言ったように、あくまでもパイの奪い合いなんです。つまり、木更津市に対岸からアクアライ ンを使って高速道路で行ける、東京が中心になっておりますので、そういう見方からしますと、 木更津市は人口が増えています。木更津市の渡辺市長ともよく話をしますが、本当に悪いなと 思うのは、君津市とか周りの市からもどんどん木更津市へ移ってしまっているわけです。そう いったことが人口増につながっているのかどうかという問題、そこを大きく捉えていかないと、 向後議員も大きな間違いをするような気がしておりますので、それだけは理解をしていただき たいと思っております。 それから、茂原市は今のところ順調にきていると申し上げておりますが、根本的に一番の大 きな問題は、国の動向でございます。御存じのとおり、平成30年になりますけれども、この間 に国債が膨張しております。きのうも話したと思いますが、私は市長になってから、ずっとそ れは職員に言っております。国が怖いと、国の借金はとにかく膨れ方が異常だと。今回も消費 税を上げて、それを借金に戻すのではなくて、また大盤振る舞いをするような形が若干見えて きているわけです。果たしてこんなことをやっていて、茂原の子供たち、あるいは日本全体の 子供たち、将来を担う子供たちに負の資産を残していいのか、後々どうするんだというのが大 きな命題でございます。 したがって、茂原市だけでも、先ほどから言っているように、800億円くらいあった借金を 570億円くらいに、200億円くらい減らし、財政調整基金も50億円くらい積んできました。これ は、この間、八千代市の市長からも言われたんですが、よくそこまでやってきたねと、どうや ってやったのと聞かれたんですが、これはそれぞれ皆さん、やり方がありますので、それぞれ のやり方でやっていただきたい。ただ、私はやはり国が怖い。国の今のやり方を見ていると、 いつ、申しわけないですけれども、どこかの中南米のかなりインフレが進んだハイパーインフ - 211 - レが襲ってきて、金利が暴騰して、払い切れないような状況になるのではないかというのが一 番怖いと思っておりますので、できる限り、私は借金を減らしながら財政運営をして、そして 皆さん方が安心して暮らせるような茂原市にしていきたいと、こういう思いでやってきており ます。 それと、ここに来て感ずるのは、時代の変化が余りにも急激すぎます。したがって、なかな かついていけない部分も見えてきているかなというのが、今の現状かなと思っております。 そういったことも踏まえて、いろいろな対策を打ちながら前へ進めていきたいと思っており ますので、決して茂原市は住みよくないというところではないと思っております。非常に住み やすい場所だと自負しております。この間もマスメディアに対して、そういう話をさせていた だいております。したがいまして、卑下することなく、前に向かってどんどん進めて、できる ことは進めていきたいと思っておりますので、よろしく御理解のほどお願いします。 ちょっと長くなりましたが、以上です。 ○議長(三橋弘明君) さらに質問ありますか。向後研二議員。 ○6番(向後研二君) ありがとうございます。
    茂原市をよくしていくというところで、何を今後していくか、優先順位があるかと思います けれども、やるということに対して、成功させるために皆様方のお力が必要ですので、今後と も茂原市をよくするために、よろしくお願いいたします。 以上で私の一般質問を終わりにさせていただきます。御清聴ありがとうございました。 ○議長(三橋弘明君) 以上で向後研二議員一般質問を終わります。 ここでしばらく休憩します。 ☆ ☆ 午前11時04分 休憩 午前11時15分 開議 ○議長(三橋弘明君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ☆ ☆ 議案第1号から第18号までの質疑後委員会付託 ○議長(三橋弘明君) 次に、議事日程第2「議案第1号から第18号までの質疑後委員会付 託」を議題とします。 これより質疑に入ります。 最初に、議案第1号「平成30年度茂原市一般会計補正予算(第3号)」についての質疑を許 - 212 - します。竹本正明議員。 ○20番(竹本正明君) 議案第1号の10ページ、歳入について、18款繰越金、ふるさと茂原ま ちづくり応援基金繰入金に関する質問をいたしますけれども、今盛んにふるさと納税というこ とでやっている基金だろうと思うんですが、今年はどのくらい寄附者がいたのか、まず第1点、 お尋ねしたいと思います。 ○議長(三橋弘明君) 当局の答弁を求めます。企画財政部次長 麻生新太郎君。 ○企画財政部次長(麻生新太郎君) 今年度のふるさと納税による寄附金は、11月末現在で 944件、3176万5200円の寄附をいただいております。前年同時期と比較しますと2.17倍となっ ております。これらの寄附金は、寄附者の御意向によりまして、今回補正にもあります、ふる さと茂原まちづくり応援基金をはじめ、福祉振興基金、国際交流基金、茂原市学校等の施設改 修基金、美術品等取得基金など、それぞれの基金に積み立てるほか、使い道の要望のない場合 は一般寄附として受納しております。以上です。 ○議長(三橋弘明君) 再質問ありますか。竹本正明議員。 ○20番(竹本正明君) 今年11月までで3000万円余が寄附されたということで、今の御答弁で は、各款にわたって目的寄附という内容でありましたが、現在、各目的基金の利用状況はどう なんですか。 ○議長(三橋弘明君) 企画財政部次長 麻生新太郎君。 ○企画財政部次長(麻生新太郎君) 基金につきましては、まず基金に入れる前に一般のその 寄附金、例えばふるさと応援基金であれば総務費、福祉であれば福祉の寄附金に入れまして、 年度末に基金に入れる状況であります。ですので、今年度のふるさと納税につきましては、来 年度、その基金、各課の要望事業によりまして決めていくことになります。以上です。 ○議長(三橋弘明君) 竹本正明議員。 ○20番(竹本正明君) もう1点、3000万円余がいろいろな基金に回って、今、貯金されてい るという状況、来年度に目的に合わせた使用を考えていこうということですね。そういう中で、 今まで我々に報告はないんですけれども、利用効果というか、それともう一つは、国は、返礼 品は3割までですよという形でやってきているんですが、全てが返礼品対象ですか。その辺の 2点をお願いします。 ○議長(三橋弘明君) 企画財政部次長 麻生新太郎君。 ○企画財政部次長(麻生新太郎君) 使い道ですけれども、例えば今年度、ふるさと茂原まち づくり応援基金では、昨年度までの寄附金になりますけれども、当初予算では緑町A公園の健 - 213 - 康遊具の設置であるとか、小学校の外国語活動に係る教材の購入などに充てております。また、 今回、繰入金で10万円ほど繰り入れることになっておりますけれども、これにつきましては、
    タッチバレーボール用の審判台の購入に充てるものとなります。 あと、返戻金については、市内の寄附者については対象になっておりませんが、市外の対象 者の寄附金は全て対象になります。 ○議長(三橋弘明君) 竹本正明議員。 ○20番(竹本正明君) この3000万円の一部は市内の方だと思うんですが、3000万円の中でど のくらいの比率の返戻金額になっているんですか。 ○議長(三橋弘明君) 企画財政部次長 麻生新太郎君。 ○企画財政部次長(麻生新太郎君) 今、細かい数字はわかりませんけれども、ほぼ市外の寄 附者になります。市内の寄附者はわずかとなります。市内の市外、今手元に資料がございませ ん。以上です。 ○20番(竹本正明君) わかったら後で教えてください。以上です。 ○議長(三橋弘明君) 他にありませんか。 (「なし」との声あり) なければ、次に議案第2号「平成30年度茂原市特別会計下水道事業費補正予算(第1号)」 なければ、次に議案第4号「平成30年度茂原市特別会計介護保険事業費補正予算(第1 なければ、次に議案第3号「平成30年度茂原市特別会計農業集落排水事業費補正予算(第1 について質疑を許します。ありませんか。 (「なし」との声あり) 号)」についての質疑を許します。ありませんか。 (「なし」との声あり) 号)」についての質疑を許します。ありませんか。 (「なし」との声あり) 1号)」についての質疑を許します。ありませんか。 (「なし」との声あり) なければ、次に議案第5号「平成30年度茂原市特別会計後期高齢者医療事業費補正予算(第 なければ、次に議案第6号「茂原市下水道事業の設置等に関する条例の制定について」質疑 を許します。竹本正明議員。 ○20番(竹本正明君) 議案第6号、議案第7号、議案第8号、下水道事業特別会計を地方公 - 214 - 営企業法に定める下水道事業会計に変更するという内容の議案であります。今日、地方公営企 業法は昭和27年に制定されておりまして、茂原市直営のものには対応していませんが、水道事 業あるいは広域、病院事業には企業会計が取り入れられていますが、今ここにきて地方公営企 業法にのっとって下水道事業会計に移行するという理由は何でしたか。 ○議長(三橋弘明君) 当局の答弁を求めます。都市建設部次長 渡辺修一君。 ○都市建設部次長(渡辺修一君) 議員御指摘のとおり、地方公営企業法は昭和27年に制定さ れておりますが、水道事業及び病院事業につきましては強制適用事業であり、下水道事業につ きましては地方自治体の判断による任意適用事業とされております。平成26年8月に、国は下 水道事業においても経営機能強化及び財政状況の透明性を確保し、健全経営を行うため、平成 31年度末までに地方公営企業法を適用するよう方針を打ち出しました。これを受け、本市では 平成28年度から準備を進め、平成31年4月1日から地方公営企業法を適用し、公営企業会計に 移行するものでございます。 ○議長(三橋弘明君) 竹本正明議員。 ○20番(竹本正明君) 国のほうがそういう方針を打ち出してきたということで、そういう方 向を調査し、今日議案として提出したということですが、要するに企業会計をやれということ は、今やっている会計は収入があって、支出がある、こういうのが特別会計ですが、今度、地 方公営企業法になってくると、財務諸表をつくれだとか、損益計算書をつくれとか、資産の部 とか、いろいろな形の中で精査していかなければいけないんですけれども、今これを移行する という中においては、茂原市の資産調査をしたと思うんですね。処理場の施設がある、あるい は管渠がある、あるいはポンプ施設があるとか、そういうものの価値を資本として計上しなけ ればいけない。そういう調査は既に行われてきたと思うんですが、下水道事業における総資産
    というのはどう算定しましたか。 ○議長(三橋弘明君) 答弁を求めます。都市建設部次長 渡辺修一君。 ○都市建設部次長(渡辺修一君) 平成28年度より日本下水道事業団に支援事業の委託をして おりまして、平成30年度までの3か年の間に行っております。その資産につきましては、現在 も引き続き調査しているところでございます。以上です。 ○議長(三橋弘明君) 竹本正明議員。 ○20番(竹本正明君) 今の時点ではわからない、総額的には提示できないということですね。 それがわかったら議会にも出るでしょうから、それを期待したいと思います。 もう一つ、この企業会計でやりますと、法律によれば、企業管理者を設置するというのがあ - 215 - るんですが、大規模事業以外の事業については条例で管理者を置かなくてもいいということに なっているんですけれども、その辺の見解はどうなっておりますか。要は、管理者は市長がな るか、それとも第三者が管理者になっていくかということを聞いているんですが、今の時点で は小規模会計だと思うんですけれども、どのように考えますか。 ○議長(三橋弘明君) 答弁を求めます。都市建設部次長 渡辺修一君。 ○都市建設部次長(渡辺修一君) 管理者につきましては、茂原市長になります。以上です。 ○議長(三橋弘明君) 他にありませんか。 (「なし」との声あり) て」質疑を許します。ありませんか。 (「なし」との声あり) なければ、次に議案第7号「茂原市下水道事業の剰余金の処分等に関する条例の制定につい なければ、次に議案第8号「茂原市下水道事業基金条例の制定について」質疑を許します。 ありませんか。 なければ、次に議案第9号「茂原市下水道事業の設置等に関する条例の制定に伴う関係条例 の整備に関する条例の制定について」質疑を許します。ありませんか。 (「なし」との声あり) (「なし」との声あり) なければ、次に議案第10号「議会の議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正 する条例の制定について」質疑を許します。ありませんか。 (「なし」との声あり) なければ、次に議案第11号「特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定 について」質疑を許します。ありませんか。 (「なし」との声あり) 定について」質疑を許します。ありませんか。 (「なし」との声あり) なければ、次に議案第12号「茂原市教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制 なければ、次に議案第13号「茂原市職員の給与に関する条例及び茂原市一般職の任期付職員 の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」質疑を許します。ありませんか。 なければ、次に議案第14号「茂原市立幼稚園設置条例の一部を改正する条例の制定につい (「なし」との声あり) - 216 - て」質疑を許します。ありませんか。 (「なし」との声あり) について」質疑を許します。ありませんか。 (「なし」との声あり) なければ、次に議案第15号「茂原市建築基準法関係手数料条例の一部を改正する条例の制定 なければ、次に議案第16号「茂原市民会館条例を廃止する条例の制定について」質疑を許し ます。ありませんか。 なければ、次に議案第17号「和解について」質疑を許します。ありませんか。 (「なし」との声あり)
    (「なし」との声あり) なければ、次に議案第18号「指定管理者の指定について」質疑を許します。飯尾 暁議員。 ○1番(飯尾 暁君) それでは、伺います。この指定管理者を導入いたしました、ここ数年 の来館者の推移についてお伺いいたします。 ○議長(三橋弘明君) 当局の答弁を求めます。教育部次長 斎藤洋士君。 ○教育部次長(斎藤洋士君) 来館者数につきましては、平成26年度が7月オープン以降の約 9か月間で11万5438人、平成27年度は16万2928人、平成28年度は16万8219人、平成29年度は17 万7331人と増加して推移してございます。 ○議長(三橋弘明君) 飯尾 暁議員。 ○1番(飯尾 暁君) 来館者が年々増加しているということで、この点では順調に事業が推 移しているということであるかもしれません。 続けてお伺いします。指定管理者制度のもとでは、当局のチェック機能が日々低下してくる。 指定管理者運営の事業自体がブラックボックス化する、何をやっているかわからないという話 が進む懸念が全国的に指摘されておるわけであります。問題があっても、こういった指定管理 者を選定した責任を問われるのは皆さんだと思うんですけれども、問われないようにするため、 言い方は悪いですけれども、業者と癒着して問題をうやむやにする、こういう危険も指摘され ておるわけであります。こういうことを踏まえまして、指定管理者の事業を評価する体制につ いて伺います。 ○議長(三橋弘明君) 教育部次長 斎藤洋士君。 ○教育部次長(斎藤洋士君) 指定管理者の事業を評価する体制につきましては、外部委員を 含めました委員で構成されます茂原市立図書館指定管理者評価委員会を設置いたしまして、指 - 217 - 定管理者の自己評価をもとにサービス向上の有効性、管理運営の適正性、経費の効率性、業務 の改善性などの観点から毎年評価を行っており、事業につきましては、新たにショート託児サ ービスやセカンドブック事業を行う中、好評を得ているところでございます。 ○議長(三橋弘明君) 飯尾 暁議員。 ○1番(飯尾 暁君) 1つの管理の事例といたしまして、指定管理者による自己評価結果と いう、これは自分でつくって自分でやるという、こういうのを参考に第三者機関が評価する。 指定管理者が自ら掲げた目標と計画がどこまで達成できたか、こういう自己評価を第三者が点 検する、これが普通だと思うんですけれども、これでは高い評価が出るのが当たり前なわけで あります。いわばお手盛りの自分の案の自画自賛で演じられる、こういう危険性があるという ことを指摘しておきたいわけであります。 さないように強く要望いたします。 お答えいただきました評価専門委員会には、本当に事業がわかった専門家の方の参加を欠か 次ですが、関連しますけれども、購入する図書についてのチェック機能というのは一体どの ようになっているのか伺います。 ○議長(三橋弘明君) 教育部次長 斎藤洋士君。 ○教育部次長(斎藤洋士君) 購入する図書につきましては、茂原市立図書館指定管理者仕様 書によりまして、指定管理者が毎週行う図書館司書等で構成されます選書会におきまして購入 する図書のリストを作成し、その内容を教育委員会が確認し、決裁した後に発注をしておりま す。 ○議長(三橋弘明君) 飯尾 暁議員。 ○1番(飯尾 暁君) 本市で指定いたします業者、TRCさんですけれども、この方々が共 同管理者になっている自治体での例を1つ申し上げたいんですが、約8300冊の購入リストを確 認したら、同じ名前の料理本とか観光ガイドブック、コミック誌などが出てきたと。これは出 版社の在庫処理の様相を呈しているということで、これはかなり極端な言い方かもしれません けれども、不適切な図書も100冊くらいあったと。また、中古本は買っていないというふうに されていたらしいんですけれども、発行年月日を調べてみたら古いものがたくさんあった。そ の実態が、発注がなくて書店に出されずに倉庫に眠っていた、車でいうと新古車ということに なるんでしょうけれども、新古本を定価で購入していた、こういったことがわかったという事
    例があったわけです。この先の質問に関連いたしまして、専門家の皆さんの厳重なチェックを 要望したいところでございます。 - 218 - 業務委託指定管理者制度のもとでは、今続けて聞きました。これは営利が目的なので、働く 人たちに無理をさせているという可能性もあるわけであります。これは以前指摘しておきまし たけれども、市民の生涯教育、文化の醸成の大もとであります図書館というのは、民営化には 最もふさわしくない事業の1つではないかなと考えるわけであります。図書館業務を知る者が いなくならないうちに、この制度について、いま一度、熟考をお願いしたいというわけであり ます。単に利用者が増えればいいというものではございませんということを申し述べまして、 質問を終わります。 ○議長(三橋弘明君) 他にありますか。 (「なし」との声あり) なければ、先ほどの議案第1号について追加の答弁があります。企画財政部次長 麻生新太 郎君。 ○企画財政部次長(麻生新太郎君) 先ほど竹本議員の質問の中で、ふるさと納税の市内と市 外の区別ですけれども、人数にしますと全体で944件のうち、市外の方が936人、市内の方が8 名です。金額にしますと全体で3176万5200円ですけれども、市外の方が3030万円、市内の方が 146万5200円になります。以上です。 ○議長(三橋弘明君) 他にありませんか。 ○議長(三橋弘明君) なければ、質疑を終結します。 (「なし」との声あり) なお、議案については、お手元に配付の議案付託表のとおり、各所管委員会にその審査を付 託します。 ☆ ☆ 休 会 の 件 ○議長(三橋弘明君) 次に、議事日程第3「休会の件」を議題とします。 お諮りします。明8日から12日までは報告書作成等のため休会としたいと思いますが、御異 議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三橋弘明君) 御異議ないものと認めます。したがいまして、そのように決定しまし た。 以上で本日の議事日程は終了しました。 次の本会議は13日午後1時から開き、議案並びに陳情の総括審議を行います。 - 219 - 本日は以上で散会します。御苦労さまでした。 午前11時38分 散会 ☆ ☆ ○本日の会議要綱 1.一般質問 1.向後研二議員一般質問並びに当局の答弁 ① 市長の市政運営及び政策について ② 子育て支援について ③ 地域PRについて ④ 人材の育成について 2.議案第1号から第18号までの質疑後委員会付託 3.休会の件 - 220 - ○出 席 議 員 議 長 三 橋 弘 明 君 副議長 中 山 和 夫 君
    1番 飯 尾 暁 君 2番 石 毛 隆 夫 君 3番 岡 沢 与志隆 君 4番 大 柿 恵 司 君 5番 平 ゆき子 君 6番 向 後 研 二 君 7番 杉 浦 康 一 君 8番 はつたに 幸 一 君 9番 小久保 ともこ 君 10番 田 畑 毅 君 11番 山 田 広 宣 君 12番 前 田 正 志 君 13番 金 坂 道 人 君 15番 山 田 きよし 君 16番 細 谷 菜穂子 君 17番 鈴 木 敏 文 君 18番 ますだ よしお 君 20番 竹 本 正 明 君 21番 常 泉 健 一 君 22番 市 原 健 二 君 ☆ ☆ ○欠 席 議 員 な し ☆ ☆ - 221 - ○出席説明員 市 教 長 田 中 豊 彦 君 副 市 長 豊 田 正 斗 君 育 長 内 田 達 也 君 総 務 部 長 中 村 光 一 君 企 画 財 政 部 長 鶴 岡 一 宏 君 市 民 部 長 三 橋 勝 美 君 福 祉 部 長 岩 瀬 裕 之 君 経 済 環 境 部 長 山 本 丈 彦 君 都 市 建 設 部 長 大 橋 一 夫 君 教 育 部 長 久 我 健 司 君 内 山 千 里 君 麻 生 新太郎 君 総 務 部 次 長 (総務課長事務取扱) 企 画 財 政 部 次 長 (市民税課長事務取扱) 福 祉 部 次 長 (社会福祉課長事務取扱) 都 市 建 設 部 次 長 (土木建設課長事務取扱) 教 育 部 次 長 (教育総務課長事務取扱) 吉 田 茂 則 君 田 中 正 人 君 関 屋 典 君 地 引 加代子 君 秋 山 忠 君 渡 辺 修 一 君 斎 藤 洋 士 君 平 井 仁 君 企 画 財 政 部 次 長
    (企画政策課長事務取扱) 市 民 部 次 長 (生活課長事務取扱) 経 済 環 境 部 次 長 (商工観光課長事務取扱) 都 市 建 設 部 次 長 (建築課長事務取扱) 職 員 課 長 財 政 課 長 木 島 成 浩 君 ☆ ☆ ○出席事務局職員 事 務 局 長 山 田 隆 二 主 中 田 喜一郎 幹 局 長 補 佐 鶴 岡 隆 之 - 222 - ...