茂原市議会 2016-08-31
平成28年会議録 第1号 平成28年8月31日
平成28年8月31招集
茂 原 市 議 会 定 例 会 会 議 録 ( 第 1 号 )
1
会議録署名議員の指名
2 会期の決定
3 認定案第1号から第7号並びに
議案第1号から第8号までの
上程説明
4 陳情の上程後
委員会付託
5 休会の件
第
第
第
第
第
議 事 日 程 (第1号)
平成28年8月31日(水)午前10時00分開会
茂原市議会定例会会議録(第1号)
平成28年8月31日(水)午前10時00分 開会
○議長(
深山和夫君) おはようございます。ただいまから平成28年
茂原市議会第3回定例会
を開会します。
現在の
出席議員は24名であります。したがいまして、定足数に達し会議は成立いたしました。
☆ ☆
○議長(
深山和夫君) 直ちに本日の会議を開きます。
午前10時00分 開議
☆ ☆
議会運営委員会委員長の報告
○議長(
深山和夫君) 最初に、今定例会の運営につき、閉会中に
議会運営委員会を2回開会
し、種々協議を行いましたので、その内容について
議会運営委員会委員長から報告を求めます。
議会運営委員会委員長 中山和夫君。
(
議会運営委員会委員長 中山和夫君登壇)
○
議会運営委員会委員長(
中山和夫君) おはようございます。
議会運営委員会の報告を申し
上げます。
した。
ます。
たします。
去る8月1日に招集告示されました平成28年第3回定例会の運営につき、8月1日及び8月
24日に委員会を開催し、種々協議いたしましたので、その結果について御報告をいたします。
まず、会期については、認定案7件、議案8件並びに
一般質問通告者10人を勘案し、本日か
ら9月15日までの16日間とすることといたしました。
次に、日程については、お手元に配付した日程表のとおりでありますが、本日は、
会議録署
名議員の指名、会期の決定、議案の
上程説明、陳情の上程後
委員会付託を行うことといたしま
9月1日から6日までは
議案等調査のため休会、
一般質問は9月7日、8日にそれぞれ5人
ずつ行うことといたしました。
なお、質問順位は、くじにより配付資料のとおり決定しましたので、御了承願いたいと存じ
9月9日は議案質疑後、
委員会付託を行い、本
会議終了後、各
常任委員会の審査をお願いい
- 3 -
なお、議案第8号については、人事案件のため、
委員会付託を省略することといたしました。
認定案第1号「平成27年度
一般会計決算認定」については、
決算審査特別委員会を設置し、
同委員会に付託の上、閉会中の
継続審査とすることといたしました。委員会は12人の委員で構
成し、委員の選任は、
委員会条例第8条第1項の規定により議長の指名といたします。
また、認定案第2号から第7号までの
特別会計決算認定についても、
所管委員会に付託の上、
閉会中の
継続審査とすることといたしました。
9月10日から14日までは
報告書作成等のため休会、最終日9月15日は午後1時から本会議を
開き、議案等に対する総括審議を行うことといたしました。
以上が、今定例会の運営に関する
協議決定事項であります。
議員各位の御理解、御協力をお
願い申し上げ、報告を終わります。
○議長(
深山和夫君) 以上で
議会運営委員会委員長の報告を終わります。
☆ ☆
○議長(
深山和夫君) 次に、諸般の報告をします。
諸 般 の 報 告
報告の内容は、閉会中における議長の諸報告、公務報告、平成28年第2回
定例会並びに第1
回臨時会の会議録についてでありますが、いずれもお手元に配付してあるとおりであります。
次に、本日招集されました9月定例会の
議案等説明のため、市長並びに
関係行政機関に出席
を求めたところ、お手元に配付してあるとおり出席報告がありました。
☆ ☆
議 事 日 程
○議長(
深山和夫君) 本日の
議事日程は、既にお手元に配付してありますので、それにより
御了承願います。
☆ ☆
会議録署名議員の指名
○議長(
深山和夫君) それでは、これより
議事日程に基づき議事に入ります。
議事日程第1「
会議録署名議員の指名」を行います。
本件につきましては、
会議規則第88条の規定により、議長から指名します。
会議録署名議員に
8番 山 田 広 宣 君
9番 佐 藤 栄 作 君
- 4 -
の2名を指名します。
☆ ☆
会 期 の 決 定
○議長(
深山和夫君) 次に、
議事日程第2「会期の決定」を議題といたします。
お諮りします。今定例会の会期は、
議会運営委員会の協議に基づき、本日から15日までの16
日間としたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
深山和夫君) 御異議ないものと認めます。したがいまして、会期は本日から15日ま
での16日間とすることと決定いたしました。
☆ ☆
議 長 の 報 告
○議長(
深山和夫君) ここで報告します。本日、市長から今定例会に提出するための議案の
送付があり、これを受理しお手元に配付いたしました。
また、
地方自治法第233条第5項の規定により、平成27年度決算に係る主要な施策の成果を
説明する書類並びに
地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び同法第22条第
1項の規定により、平成27年度決算の
健全化判断比率及び
資金不足比率についての書類が提出
されました。
☆ ☆
認定案第1号から第7号並びに議案第1号から第8号までの
上程説明
○議長(
深山和夫君) 次に、
議事日程第3「認定案第1号から第7号並びに議案第1号から
第8号までの
上程説明」を議題といたします。
議案の上程については、認定案7件並びに議案8件を一括上程します。
市長から提案理由の説明を求めます。市長
田中豊彦君。
(市長
田中豊彦君登壇)
○市長(
田中豊彦君) おはようございます。本日から、平成28年
茂原市議会第3回定例会を
開催することとなりました。
議員各位におかれましては、
大変お忙しいところ、まことに御苦
労さまでございます。
それでは、議案の説明に入ります前に、諸般の報告をさせていただきます。
初めに、先日来、日本列島を襲った3つの台風は各所に甚大な被害をもたらしました。被害
に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げる次第であります。また、一日も早い復興・復旧
- 5 -
を心よりお祈り申し上げる次第であります。
さて、ここ茂原市における
防災体制の充実につきましては、8月27日に
富士見公園において、
各
防災関係機関連携のもと、県及び千葉県消防協会との合同によります「第37回九都県市合同
防災訓練」を実施いたしました。本市において、ヘリコプターや大型車両を用いた大規模な訓
練の開催は初めてのことであり、また、4月の熊本地震を受け、
防災関係機関の実動訓練に加
え、住民体験型の訓練を行い、参加された方々に
避難所運営のあり方について体験していただ
きました。この訓練により、
防災関係機関との
連携強化はもちろんのこと、
地域住民の防災意
識の高揚が図られ、自助・共助・公助の向上につながったものと実感しております。今後も地
域防災力の向上を図り、
防災体制の整備、強化拡充に努めながら災害に強い
まちづくりを構築
してまいります。
次に、8月21日に閉幕した
リオデジャネイロオリンピックでは、各競技において連日熱戦が
繰り広げられ、日本選手の活躍ぶりや若手選手の台頭には目を見張るものがありました。東京
オリンピックにおいても、今大会以上の活躍が期待されることから、4年後の開催をとても楽
しみにしております。そして先般、
東京オリンピックの追加種目の1つとして
サーフィン競技
が承認されましたが、大変喜ばしいことに、長生郡
市広域市町村圏組合の一員であります一宮
町の
釣ケ崎海岸が最
有力候補地となっておりますので、正式に決定された際には、
周辺自治体
と連携し協力してまいりたいと考えております。
次に、7月29日から31日の3日間にわたり開催いたしました第62回
茂原七夕まつりにつきま
しては、関東屈指の夏祭りにふさわしく、本年も多くの竹飾りや
七夕装飾で華やかに彩られ、
も
ばら阿波踊りをはじめ、連日、
各種イベントが行われました。また、オープンニングセレモ
ニーでは、もばら冬の
七夕まつりの企画で選出されました織姫・彦星をお披露目し、
七夕装飾
の審査員として御協力をいただきました。期間中は一時的に雨に見舞われましたが、3日間で
81万人の人手でにぎわい、大きな事故等もなく無事終了することができました。御協力いただ
きました市民の皆様方、
市内企業、
関係機関、市議会の皆様方に心から感謝を申し上げる次第
であります。
次に、本市の「まち・ひと・し
ごと創生」につきましては、
事業実施に当たり、国の「地方
創生加速化交付金」を活用して、「
市内小中学校の
学校図書館の充実」に取り組み、新たに創
設された「
地方創生推進交付金」を活用して、「情報を効果的に活用するための
地図情報共有
システムの構築」に取り組んでまいります。また、総合戦略は策定から既に10か月が経過し、
これまでに実施した施策や事業について議会の
特別委員会からの御意見、
外部有識者による検
- 6 -
証などにより、
PDCAサイクルに基づく見直しを実施しているところでございます。
次に、教育文化について申し上げます。
少子高齢化により
児童生徒数が減少し、小規模化する
小中学校が増える中で、
クラス替えの
できない単学級や複数学年を1クラスにした複式学級が生まれたり、部活動や学校行事が制限
されたりするなど、
教育活動への影響が生じている学校もあります。
教育委員会では、義務教
育本来の目的を将来にわたり達成できる環境を整えるため、
文部科学省の基準をもとに平成27
年第4回
教育委員会会議において、
小中学校の学級数の適正規模を定めたところであります。
今後は、
学識経験者、
教育関係者等を委員とする茂原市
学校再編計画審議会を設置し、子供た
ちにとってよりよい
教育環境を確保するため、
小中学校の
再編計画を審議してまいります。
スポーツ・レクリエーションの振興につきましては、8月23日に茂原市
体育協会主催による
「大相撲 錣山部屋ふれあい相撲」を
市民体育館土俵場で開催し、約1000人の来場をいただき、
力士の迫力ある稽古を公開したほか、ちゃんこの振る舞いや小中学生による「力士に挑戦」な
ど、市民との交流が図られ、大変好評をいただきました。今後も、こうしたイベントの開催に
より市民の関心を高め、1人でも多くの方が健康で明るく豊かな生活が送れるよう
市民スポー
ツの推進に努めてまいります。
次に、
健康福祉について申し上げます。
臨時福祉給付金事業につきましては、
高齢者向け給付金の
申請受付を5月9日から開始し、
8月9日をもって終了いたしました。また、平成28年度の
臨時福祉給付金及び障害・遺族基礎
年金受給者向け給付金の
申請受付を明日から開始し、12月1日まで行います。
福祉センターの整備につきましては、昨年10月から進めてまいりました
総合市民センターの
耐震改修工事が終了しましたので、10月1日の利用再開に向けて準備を進めております。
児童福祉の充実につきましては、本市の
公立保育所や幼稚園の今後の方向性を示した「公立
保育所・
幼稚園整備計画」を策定いたしました。本計画は、平成27年3月に策定された「茂原
市子ども・
子育て支援事業計画」の一部を補完するもので、
公立保育所・幼稚園の統廃合に関
し、対象施設や具体的な時期などを示した内容となっております。
また、施設の統廃合に伴う教育・
保育ニーズの新しい受け皿といたしましては、民設による
「幼保連携型
認定こども園」の開園を目標としております。
高齢者福祉の充実につきましては、「第6期
介護保険事業計画」に基づき、「
小規模特別養
護老人ホーム及び小規模多
機能型居宅介護施設」の
整備事業者の公募を行い、それぞれの事業
者を選定いたしましたので、平成29年4月の開設に向けて準備を進めてまいります。
- 7 -
保健医療の充実につきましては、
予防接種法施行令等の一部改正により、10月から1歳未満
を対象とした
B型肝炎ワクチンが新たに定期接種化されることとなりましたので、医師会との
連携を図り、円滑な推進に努めてまいります。
次に、生活環境について申し上げます。
県が行う一宮川の浸水対策につきましては、本年1月に第2調節池の増設位置を上茂原・鷲
巣付近とする方針が示されており、8月11日に開催された
地元自治会と地権者を対象とした説
明会では、調節池の形状や今後の
スケジュール等が示され、出席者からは概ねの理解が得られ
たと伺っております。今後は、用地取得が円滑に進み早期整備が図られるよう、引き続き事業
に協力してまいりたいと考えております。
また、浸水被害の軽減対策につきましては、本年度も
農業用施設であるため池や水田が持っ
ている貯水機能を活用し、大雨が予測される場合には、総貯水量約5000トン以上のため池23カ
所を対象に、あらかじめ水位を下げるなど
地元管理団体の協力による
防災対策に努めてまいり
ます。
次に、産業振興について申し上げます。
農業経営の改善につきましては、近年の米価低迷を受け、
生産数量目標に従って米を作付け
した方や主食用米以外の作物を作付けした方々等を対象に、国が交付金を支払う「
経営所得安
定対策制度」の周知、加入促進に努めてまいりました。特に飼料用米の作付けにつきましては、
昨年度より8名増の52名の方々が取り組みを実施し、作付面積では昨年度より約33ヘクタール
増の77.6ヘクタールとなりました。今後も、さらなる促進に努めてまいります。
食の「安全・安心」の確保につきましては、米の
放射性物質検査を8月16日に実施したとこ
ろ、
放射性セシウムの検出はされず、安全性が確認されたところでございます。今後も、主要
な農作物の検査を行い、本市の農産物の安全性を示してまいりたいと思っております。
企業誘致の推進につきましては、県が主催する
企業誘致セミナーへの参加、担当職員の企業
訪問、さらに
民間企業が主催する大規模な展示会への出展等により、企業との交流の中で「茂
原にいはる工業団地」のPRを積極的に行い、
企業誘致活動を展開しております。
地域産業の活性化につきましては、5月に国の認定を受けた「茂原市
創業支援事業計画」に
よる
特定創業支援事業として、
茂原商工会議所と連携し、「
茂原創業塾」を9月に開講いたし
ます。11月まで計9回の開催により、創業に不可欠な「経営」、「財務」、「人材育成」、
「販路開拓」について専門の講師を招き、わかりやすく学べる内容となっております。本市に
おいて
創業希望者が創業しやすい環境を整備し、地域を活性化させる新たなビジネスの創出に
- 8 -
つなげていただきたいと考えております。
最後に、
市民自治について申し上げます。
情報化の推進につきましては、今年度、総務省による「
ICT地域マネジャー」
派遣事業に
より、
一般社団法人コード・
フォー・ジャパン代表理事の関 治之氏の受け入れを実施してお
ります。この事業は、ICTの知見・ノウハウを有する専門家から地域における
ICT利活用
の助言、提言、
情報提供等を受けることで活力と魅力ある
地域づくりをするものでございます。
8月16日には「
オープンイノベーションを実現するためのIT活用」をテーマに
職員向けの講
演会と勉強会を開催いたしました。今後は、経済の活性化や
住民サービスの向上に寄与できる
よう、
オープンデータについても
ICT地域マネジャーから助言、提言をいただき、その利活
用の推進に向けて取り組んでまいります。
時代潮流に合わせた行政の推進につきましては、本年4月より施行された「
まちづくり条
例」の趣旨を踏まえ、市内で自主的、主体的に公益性の高い
まちづくりを行う団体を
市民活動
団体として認定する制度を6月に創設し、これまでに6団体を認定いたしました。また、8月
17日には、県が主催する「住民と行政の協働による
まちづくり研修会」が市民室において開催
され、
自治会関係者や
市民活動団体、
市町村職員など約90名の参加がありました。今後とも、
市民参加・
市民協働の
まちづくりの推進に向け、より一層の支援に努めてまいりたいと考えて
さて、本定例会に御提案申し上げます案件は、認定案7件、
補正予算案2件、条例の一部改
正案5件、その他の案件1件の合計15案件でございます。
認定案第1号から認定案第7号までは、平成27年度の
一般会計及び各
特別会計の決算の認定
一般会計につきましては、
歳入総額は312億4404万7000円、
歳出総額は299億3571万2000円で
あり、翌年度に繰り越すべき財源を差し引いた
実質収支は9億7169万9000円の
黒字決算となり
ました。また、
特別会計につきましても順調な決算となりました。
これもひとえに市民の皆様方、
議員各位の御理解、御協力の賜物と深く感謝を申し上げる次
おります。
でございます。
第であります。
次に、議案第1号及び第2号は、平成28年度
一般会計、
特別会計の
補正予算案でございます。
次に、議案第3号「茂原市の議会の議員及び長の選挙における
選挙運動の
公費負担に関する
条例の一部を改正する条例の制定について」は、
公職選挙法施行令の改正に伴い、
選挙運動に
関する
公費負担の限度額を引き上げるため、所要の改正をしようとするものです。
- 9 -
次に、議案第4号「茂原市
手数料条例の一部を改正する条例の制定について」は、「建築物
の
エネルギー消費性能の向上に関する法律」の制定、また、国が示す「建築物に係るエネルギ
ーの使用の合理化の一層の促進その他の建築物の低炭素化の促進のために誘導すべき基準」が
一部改正されたことに伴い、手数料の種類を追加するため、所要の改正をしようとするもので
す。
次に、議案第5号「茂原市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一
部を改正する条例の制定について」は、「
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準」に
ついて定める
厚生労働省令の改正に伴い、これに準じた基準を定めるための改正をしようとす
るものでございます。
次に、議案第6号「茂原市
中小企業融資等に関する条例の一部を改正する条例の制定につい
て」は、「
中小企業の新たな
事業活動の促進に関する法律」が改正され、題名が「
中小企業等
経営強化法」に改められるとともに、条項の追加等があったことから、所要の改正をしようと
するものでございます。
次に、議案第7号「茂原市
公共下水道条例の一部を改正する条例の制定について」は、下水
道使用料の
不正未払い等を防止する観点から、使用者からの使用態様の変更についての届出義
務を明確にするため、所要の改正をしようとするものでございます。
次に、議案第8号「
教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて」は、現委員の
鎌田俊郎氏の任期が9月30日をもって満了となることから、後任として
髙貫裕一郎氏を新たに
任命したく議会の同意を得ようとするものでございます。
以上が、今定例会に提案しております15案件の概要でございます。詳細につきましては、そ
れぞれの担当部長から説明させますので、よろしく御審議を賜り、御可決くださいますようお
願いを申し上げます。
私からは以上でございます。
○議長(
深山和夫君) ここでしばらく休憩いたします。
☆ ☆
○副議長(ますだよしお君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
企画財政部長 十枝秀文君。
(
企画財政部長 十枝秀文君登壇)
午前10時28分 休憩
午前10時55分 開議
- 10 -
○
企画財政部長(
十枝秀文君)
企画財政部所管にかかわります認定案第1号及び議案第1号
につきまして御説明申し上げます。
す。
まず、認定案第1号「平成27年度茂原市
一般会計歳入歳出決算」について御説明申し上げま
歳入総額は312億4404万7365円、対します
歳出総額は299億3571万2517円となりました。歳入
歳出差引額は13億833万4848円となりました。
3.
歳入歳出差引額につきましては13億833万5000円となり、4.翌年度へ繰り越すべき財
源につきましては3億3663万6000円となり、したがいまして、5.
実質収支額につきましては
9億7169万9000円となり、
黒字決算となりました。
6.
実質収支額のうち
地方自治法第233条の2の規定による基金繰入額につきましては、5
億円を翌年度に繰り越さないで基金編入いたしました。
このことにより、前年度繰越金は4億7169万9000円となりました。
また、
決算規模を前年度と比較いたしますと、歳入におきましては、
義務教育施設債の減等
により市債の減があったものの、
地方消費税交付金や
国庫支出金の増によりまして6億4777万
9543円、2.1%の増となりました。
一方、歳出におきましては、
小中学校施設整備事業の減等による普通建設事業費の減等があ
るものの、国営かんがい排水事業負担金の皆増等による補助費等の増や財政調整基金積立金の
増等による積立金の増によりまして5億5968万8687円、1.9%の増となりました。
次に、歳出の概要につきまして申し上げます。
まず、教育文化でございますが、
教育環境の整備といたしましては、
小中学校の施設整備事
業について、耐震補強工事、天井等落下防止工事等で13億2116万円余を、学校給食委託費につ
いて、
小中学校、幼稚園の給食調理業務及び運搬業務委託料で2億2600万円余をそれぞれ執行
いたしました。
次に、
健康福祉でございますが、
児童福祉の充実といたしましては、児童手当支給事業で12
億3933万円余を、保育環境整備事業費で地域活性化・
地域住民生活等緊急支援交付金を活用し
備品の購入や体験型イベントの開催などで2222万円余を、
高齢者福祉の充実といたしましては、
介護基盤等整備促進事業で小規模多
機能型居宅介護施設を整備する事業者に対し補助金3090万
円を、障害者福祉の充実といたしましては、介護給付事業で7億5789万円余を、低所得者福祉
の推進といたしましては、生活保護扶助費で726世帯に対し16億3200万円余を、成人保健事業
の充実といたしましては、がん検診などの健康診査事業で8826万円余を、母子保健事業の充実
- 11 -
といたしましては、子ども医療費助成事業で2億6626万円余をそれぞれ執行いたしました。
次に、生活環境でございますが、生活道路の整備といたしましては、13路線の道路改良事業
で9154万円余を、道路橋梁維持補修費で明光橋の橋梁補修設計及び点検業務委託、9橋の橋梁
点検業務委託、16件の道路舗装補修工事、18件の道路維持補修工事、3件の橋梁補修工事で2
億4423万円余を、排水の適正処理といたしましては、内水対策関連事業で、早野水門外2カ所
の排水施設詳細設計業務委託、八幡原地先外3カ所の内水対策関連工事等で1億271万円余を、
排水整備事業で上太田地先外7カ所の排水整備工事など5634万円余を、公園の整備といたしま
して、都市公園等維持管理費で3506万円余を、
防災体制の充実といたしましては、防災行政無
線施設事業で防災行政無線のデジタル化工事に7669万円余を、防犯体制の充実といたしまして
は、防犯設備設置管理費で防犯カメラ20台の新規設置など4113万円余をそれぞれ執行いたしま
した。
した。
た。
す。
次に、都市基盤でございますが、秩序ある市街地整備の推進といたしましては、茂原駅前通
り地区土地区画整理事業で1億6651万円余を、道路網の整備といたしましては、(仮称)茂原
長柄スマートインターチェンジ設置事業で2億4990万円余を、バス輸送の整備といたしまして
は、地域公共交通運行事業で市民バスやデマンド交通など2010万円余をそれぞれ執行いたしま
次に、産業振興でございますが、生産基盤の整備といたしましては、用排水施設整備事業で
国営かんがい排水事業負担金など7億3224万円余を、農用地の保全といたしましては、有害鳥
獣駆除事業でイノシシ等駆除業務委託など1189万円余を、新たな企業・産業の導入といたしま
しては、企業立地促進事業で企業立地促進奨励金、茂原にいはる工業団地負担金など4億775
万円を、経営の近代化促進といたしましては、
中小企業資金融資事業で5億4530万円余を、観
光資源の整備といたしましては、
茂原七夕まつり事業で1587万円余をそれぞれ執行いたしまし
次に、
市民自治でございますが、行政拠点の整備といたしましては、公共施設等総合管理計
画策定事業で計画策定業務委託料など991万円余を執行いたしました。
以上、概要について申し上げましたが、本案につきましては、監査委員の意見書を付してご
ざいます。決算審査の過程におきましても御意見、御指導をいただいておりますので、今後と
も、それらに十分留意いたしまして、住民福祉の向上に一層努力をしてまいります。
次に、財政健全化法に基づく
健全化判断比率及び
資金不足比率につきまして御説明いたしま
- 12 -
まず、
健全化判断比率ですが、実質赤字比率及び連結実質赤字比率は、黒字のため該当があ
実質公債費比率は10.7%で、前年度から0.5ポイント低下し、早期健全化基準の25%を下回
将来負担比率は120.3%で、前年度から20.3ポイント低下し、早期健全化基準の350%を下回
また、
資金不足比率につきましては、下水道事業会計、農業集落排水事業会計のいずれも黒
字のため、該当がありませんでした。
次に、議案第1号「平成28年度茂原市
一般会計補正予算(第2号)」につきまして御説明申
りませんでした。
っております。
っております。
し上げます。
本案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億9133万7000円を追加し、歳入歳出予算
の総額を歳入歳出それぞれ301億1768万8000円にしようとするものです。
初めに、歳出の概要について申し上げます。
2款総務費、1項総務管理費、3目人事管理費の労働安全衛生事業は、職員の健康診断の
委託先を医師会へ一本化するとともに、35歳以上40歳未満の職員の検査項目を増やすことに伴
い委託料に97万円を、8目財産管理費の庁舎維持管理費は、市庁舎の防犯対策として、時間外
の出入りに関し使用する職員用ICカードの購入や庁舎西口の自動ドア改造工事の費用及び不
具合の生じた庁舎附属設備の修繕料に238万4000円を、同じく8目財産管理費の財産管理運営
費は、新治駐在所敷地として千葉県に貸し付けている土地を土地開発基金から買い戻すため公
有財産購入費に140万円を、9目企画費のふるさと茂原
まちづくり応援寄附推進費は、ふるさ
と納税に対する記念品を拡充するため寄附謝礼や記念品の募集及び発送業務の委託料などに
1670万1000円を、18目ふるさと茂原
まちづくり応援基金費のふるさと茂原
まちづくり応援基金
費は、ふるさと納税の記念品拡充による特定寄附の増収をふるさと茂原
まちづくり応援基金に
積み立てるため2100万円をそれぞれ追加するものでございます。
3款民生費、2項
児童福祉費、3目母子福祉費のひとり親家庭福祉事業は、高等職業訓練
促進給付金の申請件数の増加が見込まれることから455万8000円を追加するものでございます。
4款衛生費、2項清掃費、1目清掃総務費の3R推進事業は、平ボディトラック2台が購
入後約20年を経過しており、安全上問題があることから、手数料、保険料、自動車購入費、自
動車重量税に903万3000円を追加するものでございます。
5款農林水産業費、1項農業費、3目農業振興費の用排水施設維持管理費は、地元施工の用
- 13 -
排水施設の整備や修繕に対する資材の購入及び補助金の交付のため297万4000円を、5目土地
改良事業費の用排水施設整備事業は、用排水路の陥没箇所の復旧工事に125万3000円を、2項
林業費、1目林道費の林道維持管理事業では、林道の車どめの設置工事に21万6000円をそれぞ
れ追加するものでございます。
6款商工費、1項商工費、2目商工振興費の企業立地促進事業は、にいはる工業団地への企
業立地をPRするため東京での展示会出展にかかわる負担金20万円を、3目観光費のマスコッ
トキャラクターPR事業は、モバりんの着ぐるみ作成委託料に78万7000円をそれぞれ追加する
ものでございます。
7款土木費、1項道路橋梁費、2目道路維持費の道路橋梁管理費は、道路照明灯17台の電
球交換にかかわる修繕料に67万7000円を、同じく2目道路維持費の道路橋梁維持補修費は、道
路維持補修工事5カ所、道路舗装補修工事11カ所に4591万7000円を、同じく2目道路維持費の
排水施設整備事業は、6路線の道路排水整備工事に1265万8000円を、3目道路新設改良費の道
路改良事業は、長谷地先の道路改良工事及び土地開発基金からの用地購入費に561万5000円を、
同じく3目道路新設改良費の道路舗装新設工事は、4路線の道路舗装新設工事に870万円を、
同じく3目道路新設改良費の(仮称)茂原長柄スマートインターチェンジ設置事業は、4路線
の道路舗装新設工事に815万4000円を、4目交通安全施設費の交通安全施設管理費は、区画線
の引き直しやガードレールの設置など交通安全施設等整備工事5カ所に785万2000円を、2項
河川費、1目河川総務費の排水路維持管理費は、藤根排水機場の修繕に伴う維持管理工事及び
本納地先の排水路補修工事に297万6000円を、2目排水整備費の内水対策関連事業は、県の一
宮川第2調節池の増設計画に伴う鷲巣稲荷前水門の移設に当たり排水施設の設計委託料に1640
万円を、同じく2目排水整備費の排水整備事業は、国府関地先水路工にかかわる設計委託料、
地質調査委託料、用地購入費等及びその他2カ所の排水整備工事に2049万2000円を、3項都市
計画費、2目街路事業費の街路事業費は、小林浜町線の代替地として取得した土地について土
地開発基金から買い戻すため測量委託料及び用地購入費に1610万5000円を、3目公園費の都市
公園等維持補修事業は、萩原公園蒸気機関車軌道補強工事外2件の補修工事について398万
6000円をそれぞれ追加するものでございます。
また、4目区画整理費は、国の社会資本整備総合交付金の交付額が申請額を下回ったこと
から、市債及び一般財源で対応するため財源内訳の変更をするものでございます。
9款教育費、1項教育総務費、2目事務局費の
教育委員会事務局運営費は、
小中学校の統
廃合や通学区域の見直しについて審議を行う
学校再編計画審議会にかかわる委員謝礼及び食糧
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費に53万2000円を、2項小学校費、1目学校管理費の小学校管理補修費は、消防設備、プール
設備等の修繕料、新治小学校への進入路にかかわる測量・設計業務委託、さらには電気設備改
修工事、西小学校窓ガラス落下防止工事、茂原小学校万年塀改修工事等の各小学校の補修工事
に5368万3000円を、3項中学校費、1目学校管理費の中学校管理補修費は、消防設備等の修繕
料及び柔剣道場防水改修工事、冨士見中学校屋内運動場トイレ及び放送設備改修工事等の各中
学校補修工事に2298万1000円を、4項幼稚園費、1目幼稚園費の幼稚園管理補修費は、豊岡幼
稚園の屋外照明及びトイレ換気扇の修繕に15万8000円を、6項保健体育費、2目体育施設費の
施設維持管理費は、平成5年に購入し損傷が著しく大会運営に支障を来している市民体育館の
卓球台及びネット等の消耗品の購入に297万5000円をそれぞれ追加するものでございます。
次に、歳入の概要について申し上げます。
14款
国庫支出金は、母子家庭等対策費補助金の増、社会資本整備総合交付金の減により、
差し引き1億1808万20000円を減額するものでございます。
17款寄附金は、ふるさと茂原
まちづくり事業寄附金及び一般寄附金の増を見込み4300万円
18款繰入金は、ふるさと茂原
まちづくり応援基金繰入金に1000万円を追加するものでござ
19款繰越金は、所要一般財源として前年度繰越金2億1009万8000円を追加し、対応しよう
20款諸収入は、特定健康診査補助事業助成金の増により102万1000円を追加するものでござ
を追加するものでございます。
います。
います。
とするものでございます。
21款市債は、排水施設整備事業、茂原駅前通り地区土地区画整理事業等の土木債の増によ
り1億4530万円を追加するものでございます。
次に、第2表債務負担行為補正について申し上げます。
英語指導講師業務委託料について、平成29年4月1日の業務委託契約締結に向けて速やか
に業者選定のプロポーザルを実施し、よりよい人材の確保を図るため、平成29年度、30年度の
債務負担行為の設定をしようとするものでございます。
次に、第3表地方債補正について申し上げます。
道路整備事業、内排水対策関連施設整備事業、土地区画整理事業について、事業費の増額
や国の交付金の減額に合わせて限度額を変更しようとするものでございます。
以上、認定案第1号、議案第1号について御説明いたしました。よろしく御審議の上、御
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承認、御可決賜りますようお願い申し上げます。
○副議長(ますだよしお君) 市民部長 野島 宏君。
(市民部長 野島 宏君登壇)
○市民部長(野島 宏君) 市民部所管にかかわります認定案第2号及び第7号について御説
初めに、認定案第2号「平成27年度茂原市
特別会計国民健康保険事業費歳入歳出決算認定に
明申し上げます。
ついて」御説明申し上げます。
本案は、
歳入総額135億3436万7901円に対しまして、
歳出総額125億8855万6045円で、歳入歳
出差引額は9億4581万1856円の
黒字決算となりました。
歳入の主な内容から御説明申し上げます。
1款国民健康保険税は、収入済額27億7531万1715円で、前年度比1億611万8936円、3.68%
の減となりました。収納率ですが、現年課税分が90.20%、前年度比1.05ポイントの増となり、
滞納繰越分は21.01%で、前年度比1.10ポイントの増となりました。
3款
国庫支出金は、1項国庫負担金として20億1267万7105円が交付されました。前年度比
4046万732円の減でございました。主なものは、療養給付費等負担金で、一般被保険者の医療
費、後期高齢者支援金及び介護納付金に対する国庫負担分でございます。
また、2項国庫補助金として、各保険者間の国保の財政力に対する財政調整交付金など6億
3740万1000円でございます。
4款療養給付費等交付金は、3億6240万8997円が交付されました。これは退職被保険者の療
養給付費や後期高齢者支援金相当分に対する社会保険診療報酬支払基金からの交付金でござい
ます。
5款の前期高齢者交付金は、27億9829万8489円が交付されました。これは65歳から74歳まで
の被保険者の医療費に対する社会保険診療報酬支払基金からの交付金でございます。
6款の県支出金は、5億8862万8322円が交付されました。主なものは、高額医療費共同事業
負担金及び財政調整交付金でございます。
7款の共同事業交付金は、高額な医療に対し県全体で支え合うための交付金で26億7838万
6483円が交付されました。
9款繰入金は、7億4996万7000円で、主な内訳は、
一般会計繰入金2億963万2316円、保険
基盤安定繰入金5億4033万4684円でございます。
続きまして、歳出の主な内容について御説明申し上げます。
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1款総務費は、1億6112万5083円で、一般職の人件費及び保険税賦課徴収事務費が主なもの
でございます。
2款保険給付費は、支出済額が74億7786万6363円で、対前年度比2億2731万7473円、3.14%
の増となりました。保険給付費の主なものといたしましては、一般被保険者療養給付費が62億
2552万7091円、退職被保険者等療養給付費が3億1749万9213円、一般被保険者高額療養費が7
億6930万5042円でございます。
3款後期高齢者支援金等は、支出済額15億4763万589円で、後期高齢者医療制度の安定的運
営のため、国保被保険者に係る負担分として社会保険診療報酬支払基金へ拠出するものでござ
います。
6款介護納付金は、支出済額6億1493万2907円で、40歳から64歳までの第2号被保険者に係
る介護保険給付に対する負担金でございます。
8款保健事業費は、支出済額1億1337万8999円でございます。主なものは、特定健康診査等
に要する費用と人間ドック助成事業に要する費用でございます。
以上が「平成27年度茂原市
特別会計国民健康保険事業費歳入歳出決算」の概要でございます。
続きまして、認定案第7号「平成27年度茂原市
特別会計後期高齢者医療事業費歳入歳出決算
認定について」御説明申し上げます。
本案は、
歳入総額9億3409万3279円に対しまして、
歳出総額9億1182万3796円で、歳入歳出
差引額は2226万9483円の
黒字決算となりました。
歳入の主な内容から御説明申し上げます。
1款後期高齢者医療保険料につきましては、収入済額は6億6870万7568円でございます。
4款繰入金につきましては、事務費繰入金8069万6000円、保険基盤安定繰入金1億6377万
9000円で、合わせて2億4447万5000円でございます。
続きまして、歳出の主な内容につきまして御説明申し上げます。
1款総務費は、4906万4230円で、一般職人件費及び事務費が主なものでございます。
2款後期高齢者医療広域連合納付金は、支出済額8億6088万7466円で、千葉県後期高齢者医
療広域連合へ納付したものでございます。
以上が「平成27年度茂原市
特別会計後期高齢者医療事業費歳入歳出決算」の概要でございま
す。
以上、市民部所管にかかわります認定案2件につきまして御説明させていただきました。よ
ろしく御審議の上、御承認いただきますようお願い申し上げます。
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○副議長(ますだよしお君) 都市建設部長 石和田久幸君。
(都市建設部長 石和田久幸君登壇)
○都市建設部長(石和田久幸君) 都市建設部所管にかかわります認定案第3号及び第5号、
並びに議案第2号、第4号及び第7号につきまして御説明申し上げます。
初めに、認定案第3号「平成27年度茂原市
特別会計下水道事業費歳入歳出決算認定につい
て」御説明申し上げます。
歳入総額16億4067万712円に対しまして、
歳出総額14億9466万7402円となり、歳入歳出差引
額1億4600万3310円の
黒字決算となりました。
歳入の主な内容から御説明申し上げます。
1款分担金及び負担金、収入済額2135万6000円余につきましては、受益者負担金等でござい
ます。
でございます。
2款使用料及び手数料6億9309万4000円余につきましては、下水道使用料等でございます。
3款
国庫支出金1億409万3000円余につきましては、汚水管渠工事委託及び処理場長寿命化
工事委託等に係る国庫補助金等でございます。
4款財産収入165万3000円余につきましては、処理場の改築工事に伴う発生材の売却収入等
5款繰入金3億461万3000円につきましては、
一般会計からの繰入金でございます。
6款繰越金1億7509万5000円余につきましては、平成26年度からの繰越金でございます。
7款諸収入1096万3000円余につきましては、接続協力金等でございます。
8款市債3億2980万円につきましては、下水道事業債でございます。
次に、歳出の主な内容について御説明申し上げます。
1款事業費、1項管理費、1目一般管理費、支出済額1億1017万5000円余につきましては、
下水道使用料の徴収委託料等でございます。
2目維持管理費3億1809万4000円余につきましては、処理場の光熱水費、汚泥等の処分委託
料、処理場維持管理業務等委託料及び管渠補修工事費等でございます。
3目財政調整基金費115万4000円余につきましては、財政調整基金積立金でございます。
2項工事費4億8078万1000円につきましては、汚水管渠工事委託料、処理場長寿命化工事委
託料等でございます。
3款公債費5億8446万2000円余につきましては、起債の償還元金及び利子でございます。
以上が「平成27年度茂原市
特別会計下水道事業費歳入歳出決算」の概要でございます。
- 18 -
続きまして、認定案第5号「平成27年度茂原市
特別会計駐車場事業費歳入歳出決算認定につ
歳入総額9113万1459円に対しまして、
歳出総額8818万6225円となり、
歳入歳出差引額294万
いて」御説明申し上げます。
5234円の
黒字決算となりました。
歳入の主な内容から御説明申し上げます。
1款事業収入、収入済額3077万4000円余につきましては、駐車場使用料等でございます。
2款繰入金5200万円につきましては、
一般会計からの繰入金でございます。
3款繰越金832万円余につきましては、平成26年度よりの繰越金でございます。
次に、歳出の主な内容について御説明申し上げます。
1款事業費、1項管理費、2目施設管理費4221万7000円余につきましては、駐車場の管理委
託料及び用地の借上料等でございます。
2款公債費4426万4000円余につきましては、起債の償還元金及び利子でございます。
以上が「平成27年度茂原市
特別会計駐車場事業費歳入歳出決算」の概要でございます。
続きまして、議案第2号「平成28年度茂原市
特別会計下水道事業費補正予算(第1号)」に
ついて御説明申し上げます。
本案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ885万6000円を追加し、歳入歳出予算の総
額を歳入歳出それぞれ16億6164万4000円にしようとするものでございます。
歳出について御説明申し上げます。
1款事業費、1項管理費、2目維持管理費は、下水処理場施設において停電時に電源を自家
発電に切り替えるために必要な装置が故障し、停電時における処理場の適切な運転管理が行え
ないことから、装置の修理費用として機械設備修繕工事に885万6000円を追加するものでござ
6款繰越金、1項繰越金、1目繰越金は、所要財源として前年度繰越金885万6000円を追加
います。
次に、歳入について御説明申し上げます。
し対応しようとするものでございます。
申し上げます。
続きまして、議案第4号「茂原市
手数料条例の一部を改正する条例の制定について」御説明
本案は、建築物にかかわるエネルギーの使用の合理化の一層の促進、その他の建築物の低炭
素化の促進のために誘導すべき基準の改正及び建築物の
エネルギー消費性能の向上に関する法
律の制定に伴い、所要の改正をするものでございます。
- 19 -
改正内容につきましては、低炭素建築物新築等計画の認定について、新たな評価方法等が認
められたことによる審査の効率化及び法律の制定により新たに認定事務を行うことにより、こ
れらにかかわる申請の手数料等を整備するものです。
続きまして、議案第7号「茂原市
公共下水道条例の一部を改正する条例の制定について」御
説明申し上げます。
本案は、下水道使用料の
不正未払い等を防止する観点から、使用態様の変更についての届出
義務を明確化しようとするものでございます。
具体的には、下水道使用料の料金算定につきましては、公共下水道の使用開始時に使用者か
ら届け出られた水道水や井戸水の使用態様をもとに算定を行っておりますが、使用態様に変更
があった場合の届出については、届出の様式のみで条文には定められていないことから、今回、
条文の追加を行うことで届出義務の明確化を図り、下水道使用量の不正未払いや過払いを防止
しようとするものでございます。
以上、都市建設部所管にかかわります認定案2件、議案3件につきまして御説明申し上げま
した。よろしく御審議の上、御承認並びに御可決くださいますようお願い申し上げます。
○副議長(ますだよしお君) 経済環境部長 山本丈彦君。
(経済環境部長 山本丈彦君登壇)
○経済環境部長(山本丈彦君) 経済環境部所管にかかわります認定案第4号及び議案第6号
について御説明申し上げます。
ついて」御説明申し上げます。
初めに、認定案第4号「平成27年度茂原市
特別会計農業集落排水事業費歳入歳出決算認定に
本案は、
歳入総額3億9127万7109円に対しまして、
歳出総額3億6477万2407円で、歳入歳出
差引額2650万4702円の
黒字決算となっております。
その主な概要につきまして、歳入より御説明申し上げます。
1款分担金及び負担金300万円でございますが、納入件数6件の受益者分担金でございます。
2款使用料及び手数料1億2233万1653円でございますが、東郷第一地区、豊岡第一地区、豊
岡第二地区及び豊岡第三地区の使用料で、納入戸数は2343戸でございます。
3款県支出金254万8800円でございますが、萱場橋架け替えに係る管路移設補償金でござい
ます。
5款繰入金でございますが、
一般会計より1億6593万円を繰り入れました。
6款繰越金につきましては、2245万8753円で、前年度からの繰越金でございます。
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8款市債でございますが、下水道事業債を7500万円借り入れいたしました。
次に、歳出について御説明申し上げます。
1款事業費は、1億1656万323円でございます。
その主な事業内容といたしまして、1項管理費、1目一般管理費は3201万7847円で、これは
事務事業を執行する人件費及び事務費でございます。
2目施設管理費は、8454万2476円で、東郷第一地区外3地区の処理施設及び管路施設の維持
管理費でございます。
3款公債費2億4821万2084円は、起債の元金及び利子の償還金でございます。
以上が「平成27年度茂原市
特別会計農業集落排水事業費歳入歳出決算」の概要でございます。
続きまして、議案第6号「茂原市
中小企業融資等に関する条例の一部を改正する条例の制定
について」御説明申し上げます。
本案は、
中小企業の新たな
事業活動の促進に関する法律が改正され、題名が「
中小企業等経
営強化法」に改められ、国の事業分野別指針策定と、これに伴う
中小企業・小規模事業者等へ
の取り組みの支援が加えられたことによりまして、条例中の法令引用部分に改正の必要が生じ
たことから、条例の一部を改正するものでございます。
以上、経済環境部所管にかかわります認定案1件、条例の一部改正案1件につきまして御説
明申し上げました。よろしく御審議の上、御承認並びに御可決くださいますようお願い申し上
げます。
○副議長(ますだよしお君) 福祉部長 鶴岡一宏君。
(福祉部長 鶴岡一宏君登壇)
○福祉部長(鶴岡一宏君) 福祉部所管にかかわります認定案第6号及び議案第5号について
御説明申し上げます。
て」御説明申し上げます。
初めに、認定案第6号「平成27年度茂原市
特別会計介護保険事業費歳入歳出決算認定につい
本案は、歳入合計63億1583万8892円に対し、歳出合計61億2389万1338円で、歳入歳出差引残
額1億9194万7554円の
黒字決算となりました。
歳入の主な内容につきまして御説明申し上げます。
1款介護保険料につきましては、収入済額は14億7672万5200円でございます。徴収率は
92.95%となっております。
3款
国庫支出金につきましては、介護保険給付費に対する国の負担金10億7360万7246円、介
- 21 -
護保険給付費に対する国の調整交付金1億7481万1000円、介護予防事業にかかわる地域支援事
業交付金1044万9098円、包括的支援事業・任意事業にかかわる地域支援事業交付金3889万8664
円等を合わせまして12億9869万4008円が収入済額となっております。
4款支払基金交付金につきましては、介護保険給付費に対する社会保険診療報酬支払基金の
交付金15億9144万1856円、地域支援事業に対する社会保険診療報酬支払基金の交付金1215万
6755円を合わせまして16億359万8611円が収入済額でございます。
5款県支出金につきましては、介護保険給付費に対する県の負担金8億3140万円、介護予防
事業にかかわる地域支援事業交付金524万559円、包括的支援事業・任意事業にかかわる地域支
援事業交付金1944万9332円を合わせまして8億5608万9891円が収入済額となっております。
8款繰入金につきましては、収入済額9億1145万8400円、内訳といたしましては、
一般会計
から介護給付費分として7億5498万8000円、介護予防事業にかかわる地域支援事業分902万円、
包括的支援事業・任意事業にかかわる地域支援事業分2339万9000円、運営費分として1億1222
9款繰越金につきましては、収入済額1億6286万9312円で、前年度からの繰越金でございま
万円等でございます。
す。
続きまして、歳出の主な内容につきまして御説明申し上げます。
1款総務費につきましては、支出済額1億5902万5813円で、主なものといたしましては、1
項1目一般管理費の一般職人件費が9930万8027円、介護保険電算システム事業が2238万8896円
3項1目介護認定審査会費につきましては、長生郡
市広域市町村圏組合介護認定審査会負担
でございます。
金1070万8000円でございます。
2款保険給付費につきましては、支出済額57億2123万7265円で、前年比2%、金額で1億
1221万8076円の増加でございます。保険給付費の主なものといたしましては、1項1目居宅介
護サービス給付費が26億6276万4972円、1項2目介護予防サービス給付費が1億9137万1485円、
1項3目地域密着型介護サービス給付費が5億7133万670円、1項4目施設介護サービス給付
費が15億9493万5373円、1項7目居宅介護サービス計画給付費が2億9958万246円、4項1目
特定入所者介護サービス費が2億23万5677円でございます。
3款地域支援事業費につきましては、支出済額1億4217万1782円でございます。地域支援事
業費の主なものといたしましては、1項1目介護予防事業費のうち、二次予防事業が1090万
2033円、2項1目包括的支援事業費のうち地域包括支援センター委託事業が5968万628円、2
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項2目任意事業費のうち家族介護支援事業が215万9043円、地域自立生活支援事業が268万9297
円でございます。
4款基金積立金につきましては、今後の保険給付の増加等に対応するため、介護給付費準備
基金積立金として4950万2888円の積み立てを行ったものでございます。
以上が「平成27年度茂原市
特別会計介護保険事業費歳入歳出決算」の概要でございます。
続きまして、議案第5号「茂原市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条
例の一部を改正する条例の制定について」御説明申し上げます。
本案は、
厚生労働省令の一部改正に伴い、所要の改正をするものでございます。
改正内容につきましては、小規模保育事業所A型及び保育所型事業所内保育事業所において、
職員の配置基準や資格要件が緩和されたことにより、特例規定を設けるものでございます。
具体的には、児童数が少ない朝夕の時間帯や、1日8時間を超えて長時間にわたり開所して
いる施設での、8時間を超過して必要となる保育士の配置要件を弾力化し、子育て支援員研修
を受けた者等を代替保育士とすることができるという改正でございます。また、建築基準法施
行令の一部改正により、小規模保育事業所A型、B型、C型、保育所型事業所内保育事業所並
びに小規模型事業所内保育事業所において、4階以上の施設にかかわる避難階段等の設備につ
いて規制が緩和されたため、所要の改正をするものでございます。
以上、福祉部所管にかかわります認定案1件、議案1件について御説明申し上げました。よ
ろしく御審議の上、御承認、御可決くださいますようお願い申し上げます。
○副議長(ますだよしお君) 総務部長 豊田正斗君。
(総務部長 豊田正斗君登壇)
○総務部長(豊田正斗君) 総務所管にかかわります議案第3号「茂原市の議会の議員及び長
の選挙における
選挙運動の
公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について」御説
明を申し上げます。
本案は、
公職選挙法施行令の改正に伴い、
選挙運動に関する
公費負担の限度額を引き上げる
ため、所要の改正を行おうとするものでございます。
具体的には、
選挙運動用自動車に関する
公費負担額のうち、自動車の借り入れにつきまして
は、現行日額1万5300円を1万5800円に、燃料につきましては、現行日額7350円を7560円に、
選挙運動用ビラの作成につきましては、現行1枚当たり7円30銭を7円51銭に、
選挙運動用ポ
スター作成のうち、印刷費につきましては、現行1枚当たり510円48銭を525円6銭に、企画費
につきましては、現行30万1875円を31万500円にそれぞれ引き上げようとするものでございま
- 23 -
す。
す。
以上、総務部所管の議案について御説明をさせていただきました。よろしく御審議の上、御
可決くださいますようお願い申し上げます。
○副議長(ますだよしお君) 以上で提案理由の説明を終わります。
☆ ☆
陳情の上程後
委員会付託
○副議長(ますだよしお君) 次に、
議事日程第4「陳情の上程後
委員会付託」を議題としま
受付締め切り日の8月23日までに受理しました陳情2件を一括上程します。
ただいま上程しました陳情は、お手元に配付の陳情文書表のとおり
所管委員会にその審査を
付託します。
☆ ☆
休 会 の 件
○副議長(ますだよしお君) 次に、
議事日程第5「休会の件」を議題とします。
お諮りします。明9月1日から6日までは、
議案等調査のため休会としたいと思いますが、
御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(ますだよしお君) 御異議ないものと認めます。したがいまして、そのように決定
しました。
次の本会議は9月7日午前10時から開き、
一般質問を行います。
本日は以上で散会します。御苦労さまでした。
午後0時10分 散会
☆ ☆
3.認定案第1号から第7号並びに議案第1号から第8号までの
上程説明
○本日の会議要綱
1.
会議録署名議員の指名
2.会期の決定
4.陳情の上程後
委員会付託
5.休会の件
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○出 席 議 員
議 長 深 山 和 夫 君
副議長 ますだ よしお 君
1番 飯 尾 暁 君 2番 向 後 研 二 君
3番 杉 浦 康 一 君 4番 はつたに 幸 一 君
5番 平 ゆき子 君 6番 小久保 ともこ 君
7番 田 畑 毅 君 8番 山 田 広 宣 君
9番 佐 藤 栄 作 君 10番 前 田 正 志 君
11番 金 坂 道 人 君 12番 山 田 きよし 君
13番 中 山 和 夫 君 14番 細 谷 菜穂子 君
15番 森 川 雅 之 君 16番 鈴 木 敏 文 君
18番 腰 川 日出夫 君 20番 三 橋 弘 明 君
21番 初 谷 智津枝 君 22番 竹 本 正 明 君
23番 常 泉 健 一 君 24番 市 原 健 二 君
☆ ☆
○欠 席 議 員
な し
☆ ☆
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○出席説明員
市
教
長 田 中 豊 彦 君
副
市
長 永 長 徹 君
育
長 内 田 達 也 君
総 務 部 長 豊 田 正 斗 君
企 画 財 政 部 長 十 枝 秀 文 君
市 民 部 長 野 島 宏 君
福 祉 部 長 鶴 岡 一 宏 君
経 済 環 境 部 長 山 本 丈 彦 君
都 市 建 設 部 長 石和田 久 幸 君
教 育 部 長 中 村 光 一 君
岩 瀬 裕 之 君
山 田 隆 二 君
総 務 部 次 長
(総務課長事務取扱)
企 画 財 政 部 次 長
(市民税課長事務取扱)
福 祉 部 次 長
(子育て支援課長事務取扱)
都 市 建 設 部 次 長
(土木建設課長事務取扱)
教 育 部 次 長
(体育課長事務取扱)
大 森 茂 雄 君
岡 本 弘 明 君
板 倉 正 樹 君
木 島 明 良 君
大 橋 一 夫 君
正 林 正 任 君
豊 田 実 君
鈴 木 祐 一 君
企 画 財 政 部 次 長
(企画政策課長事務取扱)
市 民 部 次 長
(生活課長事務取扱)
経 済 環 境 部 次 長
(農政課長事務取扱)
都 市 建 設 部 次 長
(都市整備課長事務取扱)
職 員 課 長
財 政 課 長 斎 藤 洋 士 君
☆ ☆
○出席事務局職員
事 務 局 長
三 橋 勝 美
局 長 補 佐
中 田 喜一郎
庶 務 係 長
田 中 秀 一
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