茂原市議会 2011-11-30
平成23年会議録 第1号 平成23年11月30日
平成23年11月30日招集
茂 原 市 議 会 定 例 会 会 議 録 ( 第 1 号 )
1
会議録署名議員の指名
2 会期の決定
3 議案第1号から第12号までの
上程説明
4 議案第6号の質疑後
委員会付託
並びに審議
5 陳情の上程後
委員会付託
6 休会の件
第
第
第
第
第
第
議 事 日 程 (第1号)
平成23年11月30日(水)午前10時00分開会
茂原市議会定例会会議録(第1号)
平成23年11月30日(水)午前10時00分 開会
○議長(
早野公一郎君) おはようございます。ただいまから平成23年
茂原市議会第4回定例
会を開会します。
現在の
出席議員は26名であります。したがいまして、定足数に達し会議は成立しました。
☆ ☆
○議長(
早野公一郎君) 直ちに本日の会議を開きます。
午前10時00分 開議
☆ ☆
議会運営委員会委員長の報告
○議長(
早野公一郎君) 最初に、今定例会の運営につき、閉会中に
議会運営委員会を2回開
会し、種々協議をいたしましたので、その内容について
議会運営委員会委員長から報告を求め
ます。
議会運営委員会委員長 伊藤すすむ君。
(
議会運営委員会委員長 伊藤すすむ君登壇)
○
議会運営委員会委員長(
伊藤すすむ君) おはようございます。
議会運営委員会の報告を申
本委員会は、去る10月28日に招集告示されました平成23年第4回定例会の運営につき、10月
31日及び11月28日に委員会を開き、種々協議をいたしましたので、その内容について報告し、
皆様方の御協力をお願いするものでございます。
最初に、本定例会の日程について申し上げます。お手元の日程表をごらんいただきたいと存
し上げます。
じます。
まず、会期については、
市長提出の議案12件並びに
一般質問通告者11人を勘案し、本日から
15日までの16日間とすることといたしました。
本日は、
会議録署名議員の指名、会期の決定、
市長提出議案の
上程説明を受けた後、休憩を
挟み、議案第6号の質疑後
委員会付託並びに審議、陳情の上程後
委員会付託並びに休会の件を
議題といたします。
12月1日から6日までは、
議案等調査のため休会、
一般質問を7日に5人、8日に4人行い、
9日は
一般質問を2人行った後に
議案質疑後
委員会付託を行うこととし、本
会議終了後、各常
- 3 -
任委員会の審査をお願いいたします。
なお、
一般質問者の順位は、くじにより
配付資料のとおり決定しましたので、御了承願いた
いと存じます。
10日から14日までは、
報告書作成等のため休会といたします。
最終日15日は、本会議に先立ちまして、午前10時から
決算審査特別委員会、各
常任委員会の
委員長報告の調整を行っていただき、午後1時から本会議を開き、議案等に対する
総括審議を
行うことといたします。
以上が、今定例会の運営に関する
協議決定事項でありますが、運営上新たな問題が生じた際
は、
議会運営委員会において協議の上、処理していくことといたしました。
議員皆様方の御理解、御協力を重ねてお願い申し上げまして、報告を終わります。
○議長(
早野公一郎君) 以上で
議会運営委員会委員長の報告を終わります。
☆ ☆
○議長(
早野公一郎君) 次に、諸般の報告をします。
諸 般 の 報 告
報告の内容は、閉会中における議長の諸報告、
公務報告、平成23年第3回定例会の会議録に
ついてでありますが、いずれもお手元に配付してあるとおりであります。
次に、本日招集されました12
月定例会の
議案等説明のため、市長並びに
関係行政機関に出席
を求めたところ、お手元に配付してあるとおり
出席報告がありました。
☆ ☆
議 事 日 程
○議長(
早野公一郎君) 本日の
議事日程は、既にお手元に配付してありますので、それによ
り御了承願います。
☆ ☆
会議録署名議員の指名
○議長(
早野公一郎君) それでは、これより
議事日程に基づき議事に入ります。
議事日程第1「
会議録署名議員の指名」を行います。
本件については、
会議規則第81条の規定により、議長から指名します。
会議録署名議員に
12番 田 丸 たけ子 君
13番 加賀田 隆 志 君
- 4 -
の2名を指名します。
☆ ☆
会 期 の 決 定
○議長(
早野公一郎君) 次に、
議事日程第2「会期の決定」を議題とします。
お諮りします。今定例会の会期は、
議会運営委員会の協議に基づき、本日から15日までの16
日間としたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
早野公一郎君) 御異議ないものと認めます。したがいまして、会期は本日から15日
までの16日間とすることと決定しました。
☆ ☆
議 長 の 報 告
○議長(
早野公一郎君) ここで報告します。本日、市長から今定例会に提出するための議案
の送付があり、これを受理しお手元に配付しました。
☆ ☆
議案第1号から第12号までの
上程説明
○議長(
早野公一郎君) 次に、
議事日程第3「議案第1号から第12号までの
上程説明」を議
題といたします。
議案の上程については、議案12件を一括上程します。
市長から
提案理由の説明を求めます。市長
田中豊彦君。
(市長
田中豊彦君登壇)
○市長(
田中豊彦君) 本日から、平成23年第4回定例会を開催いたすこととなりました。議
員各位におかれましては、年末の
大変お忙しいところ、まことに御苦労さまでございます。
議案の説明に入ります前に、諸般の報告をさせていただきます。
初めに、我が国の
社会経済情勢は、11月の内閣府の
月例経済報告によりますと、
東日本大震
災の影響により依然として景気が厳しい状況にある中で、緩やかに持ち直しているところでご
ざいます。
しかしながら、私といたしましては、急速な円高の進行、ギリシャの
財政破綻懸念を発端と
するヨーロッパ全体の経済不安、TPPの
交渉参加に向けた動きなど、我が国を取り巻く経済
情勢が依然として予断を許さない状況にあることから、
市内企業への影響等につきましても注
意深く見守りたいと考えているところでございます。
- 5 -
現在、平成24年度の
予算編成作業を進めているところでございますが、
本市歳入の根幹をな
す税収につきましては、
東日本大震災の影響により景気が依然として厳しい状況にあることに
加えて、先ほど申し上げましたとおり、
円高傾向によって輸出面において
市内企業の多くがそ
の影響を受けていることによる
個人市民税の落ち込み、また、土地・家屋の
評価替えに伴いま
す
固定資産税の減少などが見込まれ、平成23年度と比べて大きく
マイナスとなることが予想さ
一方、歳出につきましては、依然として
扶助費等の
義務的経費が大きな伸びを示す中、債務
負担行為残高の着実な縮減に努める必要があり、引き続き厳しい
財政運営が続くものと考えて
れております。
おります。
このような状況でございますが、平成24年度当初予算の編成に際しましては、平成23年度か
らスタートいたしました「茂原市
行財政改革大綱第5次
実施計画」に基づきまして、
債務負担
行為の解消に向けた残高の着実な縮減に努めるとともに、歳入の確保と歳出の抑制を図り「選
択と集中」により、厳しい
財政状況を乗り越えてまいりたいと考えております。
次に、震災に伴います
放射線関係について申し上げます。
大気中の
放射線量につきましては、引き続き市内14の小学校において測定し、その結果を公
表しております。また、保護者の皆さんの放射線に対する不安を考慮し、10月下旬に市内の保
育所、幼稚園及び主な公園の
放射線量を測定いたしました。いずれも健康上問題となるような
数値は検出されておりません。しかし、市民の皆様からの
測定要望に対しましては、職員が出
向き、
随時測定を実施しているところでございます。
なお、県が新たに県内6地域に
モニタリングポストを設置するとの方針を打ち出し、本地域
におきましては、
市内高師の「千葉県
大気汚染常時
監視測定局」に設置され、新年度から測定
が開始される予定とのことでございます。
今後とも、市民の皆さんに安心していただくために、
放射線関係につきまして監視を続けて
まいります。
また、現在「災害時要
援護者避難支援プラン」の
個別計画策定のため、福祉部を中心に鋭意
努力しているところでございます。
東日本大震災では多くの方々が犠牲となり、あのような大
震災が今後いつ発生してもおかしくない状況と言われておりますので、一日も早く
個別計画を
策定し、地域の安全・
安心体制の強化に努めてまいりたいと考えております。
次に、
節電対策については、「茂原市夏の
節電アクションプラン2011」に基づく
節電行動に
際し、
議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力をいただき、まことにありがとうございま
- 6 -
した。おかげさまをもちまして、
大口需要者施設であります
市役所本庁舎につきましては、7
月から9月までの3か月間で、前年度に比べて26.3%の縮減となりました。
公共施設全体では
16%の削減となりましたが、人為的な
節電行動を実施することが難しい
公共下水道及び農業集
落排水事業にかかわる
汚水処理場等の
処理施設を除きますと、
マイナス21.7%となったところ
でございます。冬期につきましても、
電力需給の厳しい状況が続くものと考えておりますので、
今後とも
東京電力等の
関係機関と連携を深めながら、市民の皆様及び職員の健康を害さない
範
囲での節電に取り組んでまいりたいと考えております。
次に、
都市基盤について申し上げます。
圏央道の進捗に際しましては、
東日本大震災の影響による遅延が懸念されておりましたけれ
ども、現在のところ、平成24年度の
開通目標に向けて順調に整備が進められており、本年9月
には
県内区間最長となる(仮称)「
笠森トンネル」長さ2420メートルが貫通いたしました。用
地関係の問題につきましては、東金・茂原間、茂原・
木更津間ともに解決に向かっていると伺
っております。
このような中、11月に千葉県へ要望に伺った折、9月30日に
国土交通省が公表しました平成
24年度の
概算要求に東金・木更津間の開通が明示されていたことから、「県としては開通に必
要な予算が確保されると考えている」とのコメントをいただきました。
本市といたしましては、東金・茂原・木更津間約43キロメートルの平成24年度の開通に向け、
さらに国及び
関係機関に対し強く働きかけてまいります。
また、茂原・
長柄スマートインターチェンジ事業の推進につきましては、さきに申し上げま
したとおり、
圏央道本線の用地関係問題の解決にめどが立ったことから、
地区協議会の年明け
の設立に向けて
関係機関との
調整作業をスタートしたところでございます。
次に、
産業振興について申し上げます。
11月3日に、市内で生産される農産物、畜産物、
商工業品の展示・販売等を通して
産業振興
状況を広く紹介することにより、生産者・事業者と消費者との交流を図り、産業に対する認識
を深め、産業の活性化に資することを目的として、「第21回茂原市
産業まつり」を
茂原ショッ
ピングセンターアスモで開催いたしました。今回は40の
出展団体が参加し、昨年を上回る5000
人以上の来場者があり、本市の産業の
振興状況を広く紹介することができました。
中心市街地の活性化につきましては、大型店の
郊外立地、商店主の高齢化や
後継者不足によ
り
空き店舗が増加しておりますので、その対策といたしまして、本年10月1日に「茂原市空き
店舗情報登録制度要綱」を策定いたしました。この制度は、所有者の方々に
空き店舗物件の内
- 7 -
容を市の
登録台帳に登録していただき、その内容を市のホームページや広報紙で紹介し、店舗
利用者を募り活性化を図るものでございます。
次に、
企業誘致につきましては、市内で操業する
沢井製薬株式会社が事業の拡大を目的とし
て隣接する国有地を取得し、本年9月に新工場の建設に着手いたしました。本市といたしまし
ては、平成25年2月の竣工に向け、県及び
関係部署と連携を図り、さらなる支援・協力に努め
るとともに、今後の就業機会の拡大を期待するものでございます。
なお、
パナソニック液晶ディスプレイ株式会社につきましては、年度内に
茂原工場を休止し、
来年の4月中に中
小型液晶パネルの新会社に譲渡することとなりました。
本
地域経済への影響を大変危惧していたところでございますが、私と千葉県の森田知事、経
済界の代表である千葉県
商工会議所連合会長石井さんの3名で
トップセールスを行い、このた
び新会社「
ジャパンディスプレイ」を誘致することができたと思っております。引き続き雇用
の確保や
地域経済の活性化が図られることを期待しているところでございます。
また、茂原にいはる
工業団地につきましては、現在、千葉県で主催する「
工業団地整備検討
委員会」において
事業採算性等の調査が行われており、本年度内に造成の可否が決定されるも
のと思われますので、本市といたしましては、今後とも造成が速やかに実施されますよう引き
続き県と連携を図り、
事業推進に取り組んでまいります。
次に、
市民参加について申し上げます。
「集団広聴活動」の取り組みとして、従来の「市長と話し合う会」に加えて、昨年度から
「茂原市
自治会長連合会役員との
意見交換会」及び「市民ふれあい
ミーティング」という場を
設けさせていただいており、
自治会長連合会との
意見交換会につきましては、10月17日に開催
し、役員の皆様方と実りのある
意見交換をさせていただくことができました。
また、「市民ふれあい
ミーティング」につきましては、10月24日に実施し、参加者は少数で
はございましたけれども、市民の皆様と直接対談し、市政に対する有益なお考えを拝聴するこ
とができました。
また、「市長と話し合う会」につきましては、11月6日、11月12日の2日間、市内2会場、
延べ3回開催いたしましたところ、80名の皆さんの御参加をいただきまして、
市政各般にわた
りお寄せいただきました貴重な御意見、御提言につきましては、今後の
市政運営に生かしてま
いりたいと考えております。
今後も多くの方に御参加いただき、市民の皆様の声を広くお聞きすることができるよう広聴
活動の充実に努めてまいりたいと思っております。
- 8 -
次に、議案第8号の「
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて」は、現委員の
山田一夫氏の任期満了に伴い、引き続き同氏を委員に推薦することについて、議会の意見を求
めようとするものでございます。
最後に、議案第9号から第12号までは、茂原市
自転車駐車場、青年館、
福祉センター及び心
身障害者福祉作業所の
指定管理者を指定しようとするものでございます。
以上が、今議会に提案しております12案件の概要でございます。詳細につきましては、それ
ぞれ
担当部長から説明させますので、よろしく御審議を賜り、御可決くださいますようお願い
を申し上げる次第であります。
以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
○議長(
早野公一郎君) 理事兼
企画財政部長 國代文美君。
(理事兼
企画財政部長 國代文美君登壇)
- 10 -
○理事兼
企画財政部長(
國代文美君)
企画財政部所管にかかわります議案第1号「平成23年
度茂原市
一般会計補正予算(第3号)」につきまして御説明申し上げます。
本案は、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ1億7679万3000円を追加し、
歳入歳出予算
の総額を
歳入歳出それぞれ273億8617万7000円にしようとするものです。
その概要を歳出より申し上げます。
まず、人件費につきましては、
人事院勧告に準じた給与改定及び
人事異動等による減、千葉
県市町村総合事務組合負担金の追加により各款にわたり補正するもので、全体では2355万1000
円を増額するものでございます。
2
款総務費、1項
総務管理費、8目
財産管理費の
公用車管理運営費は、
指定寄附による公用
車購入として2400万2000円を、14目
防災対策費の
防災一般事務費は、
災害対策コーディネータ
ー養成講座業務委託料に50万円をそれぞれ追加するものでございます。
3
款民生費、1項
社会福祉費、2目
障害福祉費の
介護給付事業は、利用者の増等により5565
万8000円を、2項
児童福祉費、1目
児童福祉総務費の
放課後児童健全育成事業は、
茂原小学校
の
学童クラブ保育室新築工事に2805万2000円を、3項
生活保護費、2目扶助費の
生活保護扶助
費は、
扶助世帯数の増加等に伴い1億8051万9000円をそれぞれ追加し、2項
児童福祉費、2目
児童措置費の子ども手当支給事業は、法改正等に伴い子ども手当を2億6092万1000円減額する
ものでございます。
4款衛生費、1項保健衛生費、1目保健衛生総務費の負担金・補助金は、長生郡市保健セン
ターの雨漏りによる屋上防水工事費分として長生郡市広域市町村圏組合衛生事業負担金に181
万2000円を追加するものでございます。
6款商工費、1項商工費、2目商工振興費の中小企業資金融資事業は、4件の茂原市中小企
業資金融資制度に基づく損失補償金に324万4000円を追加するものでございます。
7款土木費、3項都市計画費、4目区画整理費の茂原駅前通り地区土地区画整理事業は、建
物等移転補償費に6980万円を追加するものでございます。
8款消防費、1項消防費、1目消防費の消防費負担金は、消防団員等公務災害補償責任共済
契約にかかわる掛け金の引き上げに伴い、長生郡市広域市町村圏組合負担金に1598万8000円を
追加するものでございます。
9款教育費、3項中学校費、1目学校管理費の中学校補修工事は、早野中学校の特別支援教
室改造工事として中学校補修工事に165万8000円を追加するものでございます。
次に、歳入の主なものについて申し上げます。
- 11 -
10款地方交付税は、基準財政納入額における
個人市民税所得割の増などにより4億1493万
6000円を減額するものでございます。
14款国庫支出金は、障害者自立支援給付費等負担金や
生活保護費負担金の増等があるものの、
子ども手当負担金の減により5804万1000円を減額するものでございます。
15款県支出金は、障害者自立支援給付費等負担金の増等により3515万1000を追加するもので
ございます。
17款寄附金は、公用車購入としての
指定寄附により2400万円を追加するものでございます。
21款市債は、茂原駅前通り地区土地区画整理事業及び臨時財政対策債により1億9870万円を
追加するものでございます。
次に、第2表
債務負担行為補正について申し上げます。
公共施設の
指定管理者の指定に伴い、平成24年度から平成26年度までの期間、自転車駐車
場管理運営費に9996万9000円を、
福祉センター管理運営委託事業に3億8790万9000円を限度額
としてそれぞれ設定するものでございます。
次に、第3表地方債補正について申し上げます。
土地区画整理事業及び臨時財政対策債の限度額を変更するものでございます。
以上、議案第1号につきまして御説明いたしました。よろしく御審議賜りますようお願い
申し上げます。以上であります。
○議長(
早野公一郎君) 市民部長 中山 茂君。
(市民部長 中山 茂君登壇)
○市民部長(中山 茂君) 市民部所管にかかわります議案第2号及び議案第9号について御
まず、議案第2号「平成23年度茂原市
特別会計国民健康保険事業費補正予算(第1号)」に
説明申し上げます。
ついて御説明申し上げます。
本案は、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ474万2000円を追加し、
歳入歳出予算の総
額を
歳入歳出それぞれ101億4457万5000円にしようとするものでございます。
歳出につきまして御説明申し上げます。
1
款総務費につきましては、平成24年度からの収納データ処理、OCR処理外部委託の実施
に伴う準備経費として254万2000円を追加するものでございます。
11款諸支出金につきましては、一般被保険者保険税過誤納還付金の増により220万円を追加
するものでございます。
- 12 -
歳入につきましては、繰越金474万2000円にて対応しようとするものでございます。
次に、議案第9号「
指定管理者の指定について」御説明申し上げます。
本案は、茂原市
自転車駐車場における
指定管理者の指定期間が平成24年3月31日で終了する
ことに伴い、新たな
指定管理者の候補者選定にあたり、公募により選考することとし、「指定
管理者選定委員会」を設置し、選定基準に基づき審査を実施した結果、「社団法人茂原市シル
バー人材センター」を
指定管理者の候補者として選定いたしました。
このため、茂原市
自転車駐車場の管理について、「社団法人茂原市シルバー人材センター」
を平成24年4月1日から平成27年3月31日までの3年間、
指定管理者として指定するにあたり、
地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。
以上、市民部所管にかかわります議案につきまして御説明させていただきました。よろしく
御審議の上、御承認くださいますようお願いを申し上げます。以上でございます。
○議長(
早野公一郎君) 都市建設部長 古市賢一君。
(都市建設部長 古市賢一君登壇)
○都市建設部長(古市賢一君) 都市建設部所管にかかわります議案第3号「平成23年度茂原
市
特別会計下水道事業費補正予算(第1号)」について御説明申し上げます。
本案は、
歳入歳出予算に
歳入歳出それぞれ1107万2000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を歳
入歳出それぞれ13億53万円にしようとするものでございます。
その概要を歳出より申し上げます。
1款事業費、1項管理費、1目一般管理費は、消費税納付にかかわる控除額計算の見直しに
より、公課費547万2000円を追加するものでございます。
2目維持管理費は、下水道管渠の補修工事費の増により、工事請負費560万円を追加するも
のでございます。
次に、歳入について申し上げます。
6款繰越金は、前年度繰越金に1107万2000円を追加するものでございます。
以上、都市建設部所管にかかわります議案について御説明申し上げました。よろしく御審議
賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
早野公一郎君) 福祉部長 古山 剛君。
(福祉部長 古山 剛君登壇)
○福祉部長(古山 剛君) 福祉部所管にかかわります議案3件について御説明申し上げます。
まず、議案第4号「平成23年度茂原市
特別会計介護保険事業費補正予算(第1号)」につい
- 13 -
て御説明申し上げます。
本案は、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ9246万5000円を追加し、
歳入歳出予算の総
額を
歳入歳出それぞれ54億236万6000円といたすものでございます。
歳出から御説明申し上げます。
2款保険給付費、1項介護サービス等諸費、1目居宅介護サービス給付費につきましては、
訪問介護及び通所介護の利用が増加しているため、1億2780万円を追加するものでございます。
また、2款保険給付費、1項2目介護予防サービス給付費、3目地域密着型介護サービス給
付費、4目施設介護サービス給付費、6目住宅改修費、7目居宅介護サービス計画給付費につ
きましては、それぞれ当初の見込みまでは達しないものと見込まれるため、合計で1億2118万
2000円を減額するものでございます。
2項高額介護サービス費につきましては、当初の見込みまでは達しないものと見込まれるた
め、543万2000円を減額するものでございます。
3項高額医療合算介護サービス費につきましては、対象者の増加が見込まれるため、695万
円を追加するものでございます。
4項特定入所者介護サービス費につきましては、当初の見込みまで達しないものと見込まれ
るため、813万6000円を減額するものでございます。
3款地域支援事業費、2項包括的支援事業・任意事業費、1目包括的支援事業につきまして
は、単身高齢者世帯把握(見守り)事業において、臨時職員の賃金及びこれに伴う共済費の不
足が生じるため、賃金及び共済費合わせて16万6000円を増額するものでございます。
4款基金積立金、1項基金積立金につきましては、平成22年度決算剰余金のうち、保険料相
当分を介護給付費準備基金に5029万4000円を、介護従事者処遇改善臨時特例基金に4000円を追
加するものでございます。
5款諸支出金、1項償還金につきましては、平成22年度の介護保険給付費に対して概算交付
された国及び県負担金の精算により超過交付額を返還するため、3517万5000円を追加するもの
であり、平成22年度の地域支援事業費に対しては概算交付された国及び県補助金の精算により
超過交付額を返還するため、682万6000円を追加するものでございます。
続きまして、歳入について御説明申し上げます。
9款繰越金につきましては、平成22年度決算剰余金のうち、介護給付費準備基金積立金並び
に介護給付費及び地域支援事業費返還金の追加分に対応するため、9246万5000円を追加するも
のでございます。
- 14 -
次に、議案第11号並びに第12号「
指定管理者の指定について」御説明申し上げます。
本案は、平成18年度から導入いたしました茂原市内各
福祉センター6館及び茂原市心身障害
者福祉作業所の管理について、指定管理の期間3年が経過するにあたり、改めて
指定管理者の
指定をするものでございます。候補者の選定にあたりましては、団体の設立経緯はもとより、
各
福祉センターにつきましては、地域福祉の充実、安定した福祉サービスの提供、さらには、
福祉センター運営協議会の答申を考慮いたし、また、心
身障害者福祉作業所「あゆみの家」に
つきましては、障害のある利用者に対して特に配慮が必要であり、継続した指導者による運営
が求められることから、いずれも社会福祉法人「茂原市社会福祉協議会」を引き続き指定管理
者の候補者として、公募せずに選考することといたし、当該法人から提出を受けた事業計画書、
収支計画書等を「茂原市
指定管理者選定委員会」に諮り、選定基準に基づき審査を実施いたし、
社会福祉法人「茂原市社会福祉協議会」を
指定管理者の候補として選定いたしました。
このため、市といたしましては、茂原市内各
福祉センター6館及び茂原市心身障害者福祉作
業所の管理に関し、改めて社会福祉法人「茂原市社会福祉協議会」を3年間
指定管理者として
指定するため、議会の議決を求めるものでございます。
以上が、福祉部所管にかかわります議案3件でございます。よろしく御審議賜りますようお
願い申し上げます。以上でございます。
○議長(
早野公一郎君) 教育部長 金坂正利君。
(教育部長 金坂正利君登壇)
○教育部長(金坂正利君) 教育委員会所管にかかわります議案第5号、議案第7号及び議案
第10号につきまして御説明申し上げます。
初めに、議案第5号「茂原市
スポーツ推進審議会条例の制定について」御説明申し上げます。
本案は、昭和36年に制定された
スポーツ振興法を50年ぶりに全部改正する形で新たにスポー
ツ基本法が制定されたことに伴い、旧法の規定に基づく「茂原市スポーツ振興審議会条例を廃
止」し、新たに
スポーツ基本法の規定に基づく「茂原市
スポーツ推進審議会条例の制定」をし
ようとするものでございます。
また、スポーツ振興審議会委員や体育指導委員の名称がなくなり、スポーツ推進審議会委員
やスポーツ推進委員にかわることに伴い、関係条例「特別職の職員で非常勤のものの報酬及び
費用弁償に関する条例の一部について」もあわせて改正を行おうとするものでございます。
次に、議案第7号「茂原市
青年館設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定に
ついて」御説明申し上げます。
- 15 -
本案は、
地元自治会から、集会所としてさらなる有効利用を図るため払い下げの申し出があ
りますので、この際、青年館の用途を廃止し、普通財産とした上で地元へ払い下げるため所要
の規定の整備をいたすものでございます。
廃止いたします青年館は、
三ケ谷青年館であります。こちらの青年館は、千葉県の規定によ
る処分制限であります建築後20年を経過いたしております。
なお、本改正により、本市の青年館は5カ所となります。
次に、議案第10号「
指定管理者の指定について」御説明申し上げます。
本案は、平成21年4月に指定いたしました茂原市青年館5館の管理について、24年3月31日
をもって指定管理の期間が終了いたすことから、改めて
指定管理者の指定をいたそうとするも
のでございます。
候補者の選定にあたりましては、昭和39年度から昭和55年度にかけて地元要望があり、県及
び市の補助金並びに地元寄附金により青年館が建設されたいきさつがありますので、地元自治
会等を
指定管理者の候補者として、公募せずに選考することといたしました。
次に、これらの団体から提出を受けた事業計画書、収支計画書等を副市長を長とする「茂原
市
指定管理者選定委員会」に諮り、選定基準に基づき審査を実施し、
地元自治会等を指定管理
者の候補として選定いたしました。
このため、市といたしましては、猿袋青年館外4館の管理に関し、改めて
地元自治会等を平
成24年4月1日から27年3月31日までの3年間、
指定管理者として指定するために議会の議決
を求めるものでございます。
以上、教育委員会所管にかかわります議案3件につきまして御説明申し上げました。よろし
く御審議の上、御可決くださいますようお願い申し上げます。
○議長(
早野公一郎君) 総務部長 平野貞夫君。
(総務部長 平野貞夫君登壇)
○総務部長(平野貞夫君) 総務部所管にかかわります議案第6号「茂原市職員の給与に関す
る条例等の一部を改正する条例の制定について」御説明申し上げます。
本案は、平成23年度の
人事院勧告において官民給与を比較した結果、公務員給与が民間給与
を上回ることとなりましたので、本市におきましても、
人事院勧告・千葉県
人事委員会勧告に
準拠し、官民給与較差を解消するため所要の改正をいたそうとするものでございます。
改正の1点目でございますが、月例給の引き下げ改定を行うため、給料表を平均で0.23%引
き下げるものでございます。また、年間給与での官民較差の解消を図る観点から、本年4月か
- 16 -
ら11月末での期間にかかる官民較差調整分0.37%について、本年12月期の期末手当の額で減額
調整を行うものでございます。
代以上の職員が対象となっております。
なお、月例給の引き下げ改定及び期末手当における減額調整措置については、本市では40歳
改正の2点目でございますが、国及び千葉県の特定任期付職員の給与が引き下げ改正される
ことに伴い、本市の特定任期付職員についてもこれらに準じた改正を行うものでございます。
以上でございます。よろしく御審議の上、御可決くださいますようお願い申し上げます。
○議長(
早野公一郎君) 以上で
提案理由の説明を終わります。
ここでしばらく休憩します。
☆ ☆
午前10時54分 休憩
午前11時07分 再開
○議長(
早野公一郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
☆ ☆
議案第6号の質疑後
委員会付託並びに審議
○議長(
早野公一郎君)
議事日程第4「議案第6号の質疑後
委員会付託並びに審議」を議題
といたします。
これより質疑に入ります。
を許します。平ゆき子議員。
議案第6号「茂原市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について」質疑
○9番(平ゆき子君) では、議案第6号のことに対して質疑いたします。これは
人事院勧告
に基づいての職員の給与及び期末手当の引き下げの条例改正ということなんですが、理由は先
ほども伺いましたが、官民の較差是正、こういうことなんですが、これは職員全員でなく、40
歳代以上の方を対象にと。要するに、給与のある程度高い方をターゲットにされているという
ことなんですが、この条例によってどのような影響を受けるのか、こういうことについてまず
伺いたいんですが、1つは、この対象者が一体何人になるのか。また、この改正によって全体
の影響額はどうなるのか。また、この対象者の1人あたりの平均影響額はどうなのか。また、
この改正に伴って、一番影響の多い影響額、多分部長さんクラスだと思うんですが、その影響
額をお伺いしたいと思います。
もう一つは、この給与、期末手当引き下げについては多分職員組合との交渉、これは当然あ
- 17 -
ったと思うんですが、それについての経過とその結果、これについてお伺いをしたいと思いま
す。
以上2点をよろしくお願いします。
○議長(
早野公一郎君) 当局の答弁を求めます。
総務部次長 相澤 佐君。
○総務部次長(相澤 佐君) それでは、給与関係に関する御質問のほうにお答えします。
この給与改正による対象者は何人かという御質問でございますけれども、減額対象職員は
276名でございます。
給与改定等による全体の影響額ということですけれども、この影響額につきましては、月例
給への影響額、これは12月から3月分ということで、193万3000円の減、12月の期末手当によ
る調整額、これにつきましては4月分から11月分の調整額という形になりますけれども、それ
が454万6000円の減という形になります。これの給与改定に伴います共済費の影響額が116万
5000円の減という形で、全体の影響額につきましては764万4000円の減という形でございます。
次に、改定対象者1人あたりの平均の影響額ということでございますけれども、年額でいき
ますと2万3475円でございます。
一番影響額の大きい人の役職と影響額をという御質問ですけれども、先ほど議員もおっしゃ
られたように、影響の大きい役職につきましては部長クラスでございます。金額につきまして
は、年額で3万7837円でございます。
職員組合との交渉の経過と結果ということですけれども、職員組合のほうからは10月28日に
人勧に基づく給与改定を実施しないことということの要求書の提出がございました。それに伴
いまして、11月4日に事務折衝、11月14日に総務部長交渉を行いまして、11月21日に市長、副
市長交渉を実施したところでございます。その関係で、
財政状況等も考慮していただいた中で、
11月24日に給与改定実施で妥協していただいたところでございます。よろしく御理解のほどお
願いいたします。
○議長(
早野公一郎君) 再質問ありますか。平ゆき子議員。
○9番(平ゆき子君) それでは、答弁を受けまして。
この改正はこの間、3年間、毎年毎年この時期に
人事院勧告に沿っての給与引き下げ、期末
手当の引き下げ等が行われてきておりました。対象になった職員、3年間で一体どの程度の影
響を受けているのか、これをまず1つお伺いしたいことと、次に、この引き下げは本給をいじ
っていますから、当然期末手当、給与だけでなくて、将来の退職金、年金、そういったものに
- 18 -
も影響が出ると、このように思いますが、これと今回の給与改定あわせた影響額が一体どうな
るのか、これをお伺いしたいのが1つ。
また、もう一つは、こういった
人事院勧告とは全く別に、茂原市では財政健全化という、そ
の中でさらに職員の給与を引き下げているわけですが、そういった全体、こういった人事院勧
告、また、茂原市で独自に行っている削減策、こういったのをあわせると影響は一体どうなっ
ているのか、その点についてお伺いしたいと思います。以上です。
○議長(
早野公一郎君) 答弁を求めます。
総務部次長 相澤 佐君。
○総務部次長(相澤 佐君) まず、この3年間の引き下げに伴って、3年間の合計の影響額
はということなんですけれども、21年度は0.18%の減ということで月額で610円、22年度にお
きましては0.1%の削減ということで818円、23年度、今年度においては0.23%ということで
783円ということで、月額の平均という形で、この合計ですから2211円という形になります。
退職金、年金に影響するということで、その影響額についてお伺いしたいということでござ
いますけれども、退職金につきましては、部長クラスで13万6344円程度でございます。それと
あと年金につきましては、生涯平均給与額をもとに算出しているんですが、加入期間等によっ
て支給が決定されていきますので、それに伴って、また物価スライドによる影響や加入期間等
に応じた再評価率でも支給額に影響を及ぼすということで諸条件が多岐にわたっておりますの
で、この算定が今現在難しい状況ですので、御理解いただきたいと思います。
茂原市の独自削減を実施しているものと今回の給与改定をあわせた影響額についてというこ
となんですけれども、独自削減で今平均ですと19万、人勧分で全職員で1万1000円という形に
なりますので、年間平均で20万1000円という形になります。以上でございます。よろしくお願
いします。
○議長(
早野公一郎君) 平議員、よろしいですか。平ゆき子議員。
○9番(平ゆき子君) 最後の質問なんですが、こういったぐあいに毎年毎年
人事院勧告に準
じて、民間の給与とあわせるために、較差是正のためにと行われているんですが、今景気が低
迷して経済情勢が本当に厳しい状態なんですが、そういう中で職員の皆さん、もちろん地域の
皆さんも所得は伸び悩んでいる状況です。そういった中で、対象となる方、40歳代から50歳代
の方、これは生活面でも大きな影響を受けると。今回伺ったところでも、年間2万から3万影
響するということです。さらに市が独自に行っている健全化を合わせれば20万、そういった大
きな額です、職員の方々にとって。特にその年代の方、生活面では子育てなどにも大変、教育
- 19 -
面でもお金はかかる世代だと思います。こういう職員の方、さらに職場においては要となって
いる人たちだと思います。こういう職員の方が毎年毎年
人事院勧告に沿って引き下げられてい
る。一方では、民間のほうもそれに沿って下がる。それが下がればまた公務員の方も下がる、
こういった賃金を減らすような賃下げ競争というんですか、そういうことがこの間ずっとやら
れてきているんですが、それで果たして
地域経済はよくなるのか。私は、もうこういう競争を
やったら
地域経済がさらに疲弊するだけなんじゃないか、これはやっぱり断ち切らなきゃいけ
ないんじゃないかと、このように思うんですが、当局はこうしたところをどのようなお考えな
のか、認識なのかお伺いして終わりたいと思います。
○議長(
早野公一郎君) 答弁を求めます。
総務部次長 相澤 佐君。
○総務部次長(相澤 佐君) 人勧につきましては、どうしても国、県が民間企業の状況を調
査した中で、民間の給与水準を調査した中で官民の較差が出てくるということで
人事院勧告を
やっているという制度ですので、これにつきましては、民間企業の情勢を公務員給与に反映さ
せるという、そういう仕組みになっていますので、これは下げざるを得ないということで御理
解いただきたいと思いますけれども、公務員が下げた中でまた民間が下がるということが起き
るのではないかということなんですけれども、これにつきましては、その調査の状況で、民間
が下がっているから人勧があるんだという形で、民間が上がればまた上がるんだと、その時々
の情勢によって変わってきますので、これにつきましては、確かに厳しい状況だとは思います
けれども、社会経済状況がよくなることを願うという形しか考えられませんので、よろしく御
理解のほどお願いいたします。
○議長(
早野公一郎君) 平ゆき子議員の質問は終わります。
ほかにありませんか。加賀田隆志議員。
○13番(加賀田隆志君) 1件だけお伺いします。財政健全化でかなり職員の給与も下がって
いるんですが、本来この改定後の話をお聞きしたかったんですが、まだまとまらないというこ
とですので、それは後日お聞きしたいと思うんですけれども、現在の茂原市の職員の平均給与
は、千葉県内で多いほうからどの辺になっているのかお聞きしたいと思います。それに対する
感想がありましたらお聞きしたいと思います。以上です。
○議長(
早野公一郎君) 当局の答弁を求めます。
総務部次長 相澤 佐君。
○総務部次長(相澤 佐君) 茂原市の平均給与は県内で何番目かというお話ですけれども、
- 20 -
茂原市の平均給与月額は40万3800円で県内35市中、上から22番目という状況です。千葉市を除
いた県内の平均給与月額は44万1600円、平均年齢は茂原市と同じで43.8歳ということですので、
茂原市のほうが全体から比べれば下がっているのかなという、そういう形になっております。
以上でございます。よろしくお願いします。
○議長(
早野公一郎君) ほかにありませんか。
○議長(
早野公一郎君) なければ、質疑を終結します。
(「なし」との声あり)
お諮りします。ただいま議題となっております議案第6号については、
会議規則第37条第3
項の規定により
委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
早野公一郎君) 御異議ないものと認めます。したがいまして、議案第6号について
は、
委員会付託を省略することと決定いたしました。
次に、討論に入ります。
反対討論の通告がありますので、これを許します。平ゆき子議員。
(9番 平ゆき子君登壇)
○9番(平ゆき子君) 日本共産党を代表いたしまして反対討論をいたします。
議案第6号「茂原市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について」、反
対の立場から討論をいたします。
本案件は、
人事院勧告、そして千葉県人事委員会の勧告に準じて職員給与引き下げの内容と
なっています。今回の改正は、40歳までの職員に対して引き下げはありません。しかし、引き
下げの対象となる職員は40歳以上で276人、全体の約半数弱の職員が影響を受け、一人あたり
平均で約2万3000円、部長クラスで約3万7000円、年間の影響額は約770万円となり、職員の
暮らしに大きなダメージを与えるのは明らかであります。特に40代から50代の年代の人たちは、
家庭では家計を支える大事な柱でもあり、子育てでも一番お金のかかる世代でもあります。こ
うした賃金引き下げの勧告は既に3年連続で行われ、特に本給引き下げは退職金や年金にも影
響が出ます。既に茂原市では市独自の財政健全化による賃金引き下げが続けられ、二重、三重
の不利益が職員の暮らしを直撃するだけでなく、
地域経済にも影響をもたらすことになります。
長引く不況や
地域経済の疲弊は、大震災や原発事故でさらに深刻な状況となっています。この
打開策は消費を温めることです。日本の国内の総生産は約500兆円で、その6割を個人消費が
占めています。個人の懐が冷え込み、ものをつくっても売れず、これが今の不況の最大の原因
- 21 -
となっています。こうしたときに職員の給与を減らせば民間の賃金をさらに減らす理由となり、
民間と公務員との賃下げ競争を加速させ、
地域経済を疲弊させることにつながってまいります。
このような悪循環は直ちに断ち切り、消費を温める方向に舵を切らなければなりません。その
ためにも職員給与の削減をさけるべきです。世論では公務員に対する評価が厳しい現状ですが、
あの大震災のとき、多くの自治体職員の必死の活動が被災地住民を助け、励まし、復旧・復興
の担い手として欠かせない存在であったのが改めて浮き彫りになりました。これからが復興へ
の取り組みも本番となり、自治体職員の役割は重大と言えます。職員の給与はその生活と勤労
者としての基本的権利を守り、住民奉仕のため積極的に働く保証であり、削減は絶対にやるべ
きではないことを指摘しまして、反対討論といたします。
○議長(
早野公一郎君) 他に討論ありませんか。
(「なし」との声あり)
なければ、討論を終結します。
これより採決に入ります。
議案第6号「茂原市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について」であ
りますが、本案について可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 多 数)
起立多数と認めます。
したがいまして、議案第6号は可決されました。
☆ ☆
陳情の上程後
委員会付託
○議長(
早野公一郎君) 次に、
議事日程第5「陳情の上程後
委員会付託」を議題とします。
受付締切の11月25日までに受理しました陳情2件を一括上程します。
ただいま上程しました陳情は、お手元に配付の陳情文書表のとおり、各所管委員会にその審
査を付託します。
☆ ☆
休 会 の 件
○議長(
早野公一郎君) 次に、
議事日程第6「休会の件」を議題とします。
お諮りします。明12月1日から6日までは、
議案等調査のため休会としたいと思いますが、
御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
- 22 -
○議長(
早野公一郎君) 御異議ないものと認めます。したがいまして、そのように決定しまし
た。
次の本会議は7日午前10時から開き、
一般質問を行います。
本日は以上で散会します。御苦労さまでした。
午前11時30分 散会
☆ ☆
○本日の会議要綱
1.
会議録署名議員の指名
2.会期の決定
3.議案第1号から第12号までの
上程説明
4.議案第6号の質疑後
委員会付託並びに審議
5.陳情の上程後
委員会付託
6.休会の件
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○出 席 議 員
議 長 早 野 公一郎 君
副議長 勝 山 頴 郷 君
1番 飯 尾 暁 君 2番 前 田 正 志 君
3番 矢 部 義 明 君 4番 金 坂 道 人 君
5番 中 山 和 夫 君 6番 山 田 きよし 君
7番 細 谷 菜穂子 君 8番 森 川 雅 之 君
9番 平 ゆき子 君 10番 鈴 木
敏 文 君
11番 ますだ よしお 君 12番 田 丸 たけ子 君
13番 加賀田 隆 志 君 14番 腰 川 日出夫 君
15番 伊 藤 すすむ 君 16番 深 山 和 夫 君
18番 初 谷 智津枝 君 19番 三 橋 弘 明 君
20番 関 好 治 君 22番 三 枝 義 男 君
23番 常 泉 健 一 君 24番 市 原 健 二 君
25番 田 辺 正 和 君 26番 金 澤 武 夫 君
☆ ☆
○欠 席 議 員
な し
☆ ☆
- 24 -
○出席説明員
市
教
理
事
(
企画財政部長)
長 田 中 豊 彦 君
市
長 長谷川 正 君
育
長 古 谷 一 雄 君
事 松 本 文 雄 君
副
理
國 代 文 美 君
総 務 部 長 平 野 貞 夫 君
市 民 部 長 中 山 茂 君
福 祉 部 長 古 山 剛 君
経 済 環 境 部 長 前 田 一 郎 君
都 市 建 設 部 長 古 市 賢 一 君
教 育 部 長 金 坂 正 利 君
相 澤 佐 君
吉 田 正 君
麻 生 英 樹 君
森 川 浩 一 君
岡 本 幸 一 君
鳰 川 文 夫 君
笠 原 保 夫 君
総 務 部 次 長
(総務課長事務取扱)
企 画 財 政 部 次 長
(財政課長事務取扱)
福 祉 部 次 長
(社会福祉課長事務取扱)
都 市 建 設 部 次 長
企 画 財 政 部 次 長
(資産税課長事務取扱)
市 民 部 次 長
(国保年金課長事務取扱)
経 済 環 境 部 次 長
(農政課長事務取扱)
都 市 建 設 部 次 長
(土木管理課長事務取扱)
教 育 部 次 長
(教育総務課長事務取扱)
矢 部 吉 郎 君
斉 藤 勝 君
職 員 課 長 山 本 𠀋 彦 君
企 画 政 策 課 長 十 枝 秀 文 君
☆ ☆
○出席事務局職員
事 務 局 長
大 野 博 志
主 幹 三 橋 勝 美
宮 本 浩 一
局 長 補 佐
(庶務係長事務取扱)
- 25 -
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