○副議長(
古橋敏夫) 御異議なしと認めます。よって、
竹内美穂議員からの辞職願のとおり議長の辞職を許可することに決しました。 退席者の入場を許可いたします。 〔
竹内美穂議員入場〕
○副議長(
古橋敏夫)
竹内美穂議員から御挨拶があります。
◆
竹内美穂議員 皆様、ただいま辞職を認めていただきまして、ありがとうございます。本日は最後の日だったのですけれども、開会が遅れるという何だか後味の悪い日になってしまいましたけれども、この1年間滞りなく議長として仕事をさせていただいたものと、これもひとえに皆様方のおかげであるということを本当に心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。 この1年を振り返りますと、まず虐待事件の後始末といいますか、から始まったわけでございますが、我々議会としてちゃんと
全国市議会議長会を通して国へと意見書を提出することができましたし、また台風のときには、それなりに議会として一致、皆さんが心を一つにして行動ができたものと思っております。また、今回のこのコロナにいたしましても、議長としての公務はほとんどというか皆無になりまして、本当に何だか残念といいますか、そういう状況だったのですけれども、市当局と一緒になって、野田市の皆さんのこの経済、暮らし、命を守るためにはどうすればいいのかということをかんかんがくがく議論をさせていただき、県のほうにも行ってしっかりとお願い、意見を述べさせていただきました。こういう経験は、本当に貴重な経験であったと自分でも思っております。しかしながら、私が議長に立候補いたしました際に掲げました公約ですね、これに関しては残念ながら果たすことができておりません。予算、決算の在り方、委員会の在り方、これを何とか形をつけて道筋をつけてと思っていた矢先に
コロナ騒ぎがございまして、皆さんと会議を開くこともできず、勉強会は1度開きましたけれども、その先が進まないという状態で終わってしまいました。そのとき思ったのが、オンラインで皆さんと会議ができないものかとつくづく思った次第でございます。この
野田市議会といたしましても早くICTの環境を整えまして、いかなるときでも皆様方と会議を開き意見を一致させて、野田市の発展のために寄与できるように頑張りたいと思っておりますので、どうぞこれからも
皆様方一緒になって
野田市議会、野田市の発展に力を注いでくださいますよう心からお願いを申し上げまして、まとまりませんけれども、私からのお礼の挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。(拍手)
○副議長(
古橋敏夫) ただいま議長が欠員となりました。 お諮りいたします。この際、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(
古橋敏夫) 御異議なしと認めます。よって、この際、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行うことに決しました。なお、既定の日程は順次繰り下げます。
△(選挙)議長の選挙
○副議長(
古橋敏夫) 日程第3議長の選挙を行います。 議長の選挙を行う前に、次の休憩中において立候補者による
所信表明演説会を実施いたしますので、議長の選挙に立候補しようとする議員は、15時20分までに所信表明申出書を
議会事務局に届け出るよう申し添えます。 また、
所信表明演説会は、15時40分から開始の予定です。開始10分前に
庁内放送を行いますので、関係者の皆様は議場に参集願います。 暫時休憩いたします。 午後3時00分 休 憩 午後3時52分 再 開
○副議長(
古橋敏夫) 再開いたします。 これより議長の選挙を投票により行いたいと思います。 議場の閉鎖を命じます。 〔
議場閉鎖〕
○副議長(
古橋敏夫) ただいまの
出席議員数は27人であります。 職員に
投票用紙を配付させます。 〔
投票用紙配付〕
○副議長(
古橋敏夫)
投票用紙の
配付漏れはありませんか。(なし)
配付漏れなしと認めます。 職員に投票箱を改めさせます。 〔
投票箱点検〕
○副議長(
古橋敏夫) 異状なしと認めます。念のため申し上げます。投票は
単記無記名であります。
投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。また、
所信表明演説を行わない議員に投票された場合においても有効となります。 点呼を命じます。 〔
職員氏名点呼・投票〕
○副議長(
古橋敏夫)
投票漏れはありませんか。(なし)
投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。 〔
議場開鎖〕
○副議長(
古橋敏夫) 開票を行います。
会議規則第31条第2項の規定により、立会人に
小椋直樹議員及び邑樂 等議員を指名いたします。よって、両議員の立ち会いを願います。 〔開 票〕
○副議長(
古橋敏夫) 選挙の結果を
事務局長から報告させます。
◎
議会事務局長(
根本一弘) 選挙の結果を御報告申し上げます。
投票総数27票 これは先ほどの
出席議員数に符合しております。 そのうち 有 効 投 票 26票 無 効 投 票 1票
有効投票中 平井
正一議員 23票 星野
幸治議員 3票 以上のとおりでございます。 なお、この選挙の
法定得票数は7票でございます。 以上でございます。
○副議長(
古橋敏夫) ただいま
事務局長が報告したとおりであります。よって、
平井正一議員が議長に当選されました。 ただいま議長に当選されました
平井正一議員が議場におられますので、本席から
会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。
平井正一議員、議長当選の承諾を兼ねて御挨拶をお願いいたします。
◆
平井正一議員 ただいまは大勢の方の御推薦を頂き、本当にありがとうございます。先ほど所信で表明したものをしっかり頑張っていきます。皆様の御協力をよろしくお願い申し上げます。 以上です。
○副議長(
古橋敏夫) この際、申し上げます。 このたび一身上の都合により副議長の職を辞職したいと思いますので、よろしくお計らいのほど、お願いをいたします。 〔副議長
古橋敏夫議員退席〕
○議長(
平井正一) 議長を交代します。 ただいま
古橋敏夫議員から一身上の都合により副議長の辞職願が提出されております。 お諮りいたします。この際、副議長の
辞職許可の件を日程に追加し、直ちに議題とすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平井正一) 御異議なしと認めます。よって、この際、副議長の
辞職許可の件を日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。なお、既定の日程は順次繰り下げます。
△副議長の
辞職許可の件
○議長(
平井正一) 日程第4副議長の
辞職許可の件を議題といたします。 お諮りいたします。
古橋敏夫議員からの辞職願のとおり、副議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平井正一) 御異議なしと認めます。よって、
古橋敏夫議員からの辞職願のとおり副議長の辞職を許可することに決しました。 退席者の入場を許可いたします。 〔
古橋敏夫議員入場〕
○議長(
平井正一)
古橋敏夫議員から御挨拶があります。
◆
古橋敏夫議員 この1年間、議長の補佐役として大役を、皆様の御協力と御理解の下、1年間そのようなことができましたのも皆様のおかげだと思っております。本当にありがとうございました。これから副議長の職が解かれ一
市議会議員となりますが、この経験を生かして
誠心誠意市民のために邁進してまいる所存でございます。この1年間
大変お世話になり、ありがとうございました。(拍手)
○議長(
平井正一) ただいま副議長が欠員となりました。 お諮りいたします。この際、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平井正一) 御異議なしと認めます。よって、この際、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行うことに決しました。なお、既定の日程は順次繰り下がります。
△(選挙)副議長の選挙
○議長(
平井正一) 日程第5副議長の選挙を行います。 副議長の選挙を行う前に、次の休憩中において立候補者による
所信表明演説会を実施いたしますので、副議長の選挙に立候補しようとする議員は、16時30分までに所信表明申出書を
議会事務局に届け出るよう申し添えます。また、
所信表明演説会は16時50分から開始の予定です。開始10分前に
庁内放送を行いますので、関係者の皆様は議場に参集願います。 暫時休憩いたします。 午後4時10分 休 憩 午後4時55分 再 開
○議長(
平井正一) 再開いたします。 これより副議長の選挙を投票により行いたいと思います。 議場の閉鎖を命じます 〔
議場閉鎖〕
○議長(
平井正一) ただいまの
出席議員数は27人であります。 職員に
投票用紙を配付させます。 〔
投票用紙配付〕
○議長(
平井正一)
投票用紙の
配付漏れはありませんか。(なし)
配付漏れなしと認めます。 職員に投票箱を改めさせます。 〔
投票箱点検〕
○議長(
平井正一) 異状なしと認めます。念のため申し上げます。投票は
単記無記名であります。
投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。また、
所信表明演説を行わない議員に投票された場合においても有効となります。 点呼を命じます。 〔
職員氏名点呼・投票〕
○議長(
平井正一)
投票漏れはありませんか。(なし)
投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。 〔
議場開鎖〕
○議長(
平井正一) 開票を行います。
会議規則第31条第2項の規定により、立会人に星野
幸治議員及び
山口克己議員を指名いたします。よって、両議員の立ち会いをお願いします。 〔開 票〕
○議長(
平井正一) 選挙の結果を
事務局長から報告させます。
◎
議会事務局長(
根本一弘) 選挙の結果を御報告申し上げます。
投票総数27票 これは先ほどの
出席議員数に符合しております。 そのうち 有 効 投 票 23票 無 効 投 票 4票
有効投票中 吉岡 美雪議員 23票 以上のとおりでございます。 なお、この選挙の
法定得票数は6票でございます。
○議長(
平井正一) ただいま
事務局長が報告したとおりであります。よって、吉岡美雪議員が副議長に当選されました。 ただいま副議長に当選されました吉岡美雪議員が議場におられますので、本席から
会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。 吉岡美雪議員、副議長当選の承諾を兼ねて御挨拶をお願いいたします。
◆吉岡美雪議員 ただいま大勢の皆様から御推挙いただき、大変にありがとうございます。
平井正一議長を補佐し、現場第一主義で公正公平な議会運営に努めてまいりますので、どうか皆様方の御協力をよろしくお願い申し上げ、挨拶とさせていただきます。本日は大変ありがとうございました。(拍手)
△
議会運営委員会委員の選任について
○議長(
平井正一) 日程第6
議会運営委員会委員の選任についてを行います。 お諮りいたします。
議会運営委員会委員の選任については、
委員会条例第8条第1項の規定により、
木村欽一議員、
木名瀬宣人議員、星野
幸治議員、
古橋敏夫議員、
山口克己議員、内田陽一議員、石原義雄議員、以上の7人を指名したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平井正一) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名しました7人の議員を
議会運営委員会委員に選任することに決しました。
△
常任委員会委員の選任について
○議長(
平井正一) 日程第7
常任委員会委員の選任についてを行います。
常任委員会委員の選任については、
委員会条例第8条第1項の規定により、総務委員会に池田利秋議員、椿 博文議員、
古橋敏夫議員、織田真理議員、
山口克己議員、
染谷信一議員、小倉良夫議員の以上7人を、環境経済委員会委員に
中村裕介議員、谷口早苗議員、邑樂 等議員、小室美枝子議員、内田陽一議員、
竹内美穂議員、石原義雄議員の以上7人を、文教福祉委員会に
川崎貴志議員、
木名瀬宣人議員、滝本恵一議員、中村あや子議員、星野
幸治議員、
深津憲一議員、西村福也議員の以上7人を、
建設委員会委員に
木村欽一議員、長 勝則議員、
濵田勇次議員、栗原基起議員、
小椋直樹議員、吉岡美雪議員、
平井正一議員の以上7人をそれぞれ指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平井正一) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました議員をそれぞれの
常任委員会委員に選任することに決しました。 ただいま
議会運営委員会委員並びに各
常任委員会委員に選任されました議員は、次の休憩中に委員会室において議会運営委員会、総務委員会、環境経済委員会、文教福祉委員会、
建設委員会の順に委員会を開き、正副委員長の互選を行い、その結果を御報告願います。
△
会議録署名議員の指名
○議長(
平井正一) 日程第8
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第88条の規定により、議長において石原義雄議員及び
濵田勇次議員を指名いたします。
△会期の決定
○議長(
平井正一) 日程第9会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。この定例会の会期は、本日から8月3日までの22日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平井正一) 御異議なしと認めます。よって、会期は22日間といたします。 なお、会期中の会議予定につきましては、7月7日に開催した議会運営委員会において、お手元に配付いたしました日程表のとおり決定いたしましたので、御了承願います。 暫時休憩いたします。 午後5時11分 休 憩 午後5時50分 再 開
○議長(
平井正一) 再開いたします。 この際、諸般の報告をいたします。初めに、議会運営委員長並びに各常任委員長から正副委員長の互選の結果について報告がありましたので申し上げます。議会運営委員長に
古橋敏夫議員、副委員長に
山口克己議員、総務委員長に
染谷信一議員、副委員長に椿 博文議員、環境経済委員長に邑樂 等議員、副委員長に
中村裕介議員、文教福祉委員長に
木名瀬宣人議員、副委員長に滝本恵一議員、
建設委員長に
小椋直樹議員、副委員長に
濵田勇次議員、以上のとおり報告がありました。 次に、市長から報告第1号から報告第8号まで、報告8件がお手元に配付されておりますので、御了承願います。 次に、市外からの陳情5件の写しをお手元に配付しておきましたから、御了承願います。 次に、
全国市議会議長会総会において議員在職10年以上で
古橋敏夫議員、織田真理議員、
山口克己議員、
深津憲一議員及び
染谷信一議員が一般表彰を受賞され、また
全国市議会議長会建設運輸委員会委員を務められました故鶴岡 潔前議員、
竹内美穂議員に対し感謝状が贈られましたので、御報告いたします。
△
議案上程
○議長(
平井正一) 日程第10議案を上程いたします。 認第1号から認第3号及び議案第1号から議案第22号まで一括上程いたします。 次に、市長から
新型コロナウイルス感染症への対応状況の報告があります。
◎市長(鈴木有) 貴重な時間をいただきましてありがとうございます。
新型コロナウイルス感染症拡大を受けまして様々な行動の制約が求められる中、市民の皆様には御理解と御協力をいただき、心より感謝申し上げます。また、この場を借りまして、昼夜を問わず最前線で御尽力いただいている医師、看護師をはじめとする医療従事者の皆様に市民を代表いたしまして厚く御礼を申し上げます。 さて、国は5月25日に緊急事態宣言を全面解除し、外出の自粛や施設の使用制限の要請等を緩和しつつ、段階的に社会経済の活動レベルを引き上げていく方針としました。国はこの方針に基づき、6月19日からは都道府県間の移動の自粛を解除し、7月10日からはプロ野球やJリーグも最大5,000人という制限はありますが、観客の受入れを開始いたしました。さらに、8月1日からは、イベント等において最大5,000人という枠も取り払われ、定員の50%までの受入れが可能となる予定であり、8月から実施予定のGo To トラベルキャンペーンも7月22日に前倒しされるなど、現在のところ国は社会経済の活動レベルを予定以上に引き上げていくこととしております。千葉県においても6月19日に特別措置法に基づく施設の使用停止や外出自粛の協力要請を解除しました。しかしながら、7月9日には東京都の感染者数が過去最多となる224人となり、同日の千葉県の感染者数も4月23日以来の22人となっております。国はこの点について再び緊急事態宣言を発出する状況には該当しないとしておりますが、国民の感染拡大に対する不安は日に日に大きくなっております。このため野田市では、市、野田市医師会、野田保健所による緊急会合を7月9日に開催し、市内の感染状況等について協議いたしました。野田市の感染者数は、7月9日現在22人となっておりますが、協議の結果、感染者の感染状況や市内保育所や幼稚園、小中学校、さらには福祉施設にも感染者がいないことなどから、野田市においては現在のところ市中感染が疑われるような状況にはないことを確認いたしました。このため市の主催事業や貸館など、これまで
新型コロナウイルス対策本部会議で決定した方針について、現在のところは変更せず、
感染防止対策をさら徹底することを翌7月10日に開催の同会議で確認したところでございます。しかしながら、全国的にも感染者数が増加傾向にあり、第2波への懸念も高まりつつあると考えられることから、今後の感染状況の変化に即応する形で、市、野田市医師会、野田保健所の3者による市内の感染状況の確認を実施し、迅速に対応してまいりますので、市民の皆様、議員の皆様におかれましては、御理解、御協力のほど、よろしくお願い申し上げます。 それでは、現在市が行っている
新型コロナウイルス感染症対策及び支援策等について申し上げます。 まず、PCR検査センターの開設、運営支援について申し上げます。 5月15日に千葉県が野田市医師会と委託契約を交わし、5月20日、野田市地域外来検査センター、いわゆるPCRセンターを開設しました。これまで発熱などの症状がある場合、帰国者・接触者相談センターに相談することが主な流れでしたが、市内の連携医療機関を受診し医師が必要と判断した場合は、PCRセンターで検査が受けられるようになりました。7月10日現在、136件の検査を実施しています。市は、検査センターで必要な防護服等を一部提供するほか、誘導員等として職員を派遣しております。また、検査対象者に対しては、自己負担分のうち県が負担しない部分について市が助成を行っており、事業費約25万円を見込んでおります。さらに、検査に御協力いただいている連携医療機関は、検査に係る診療報酬を受領しますが、県との委託契約上、検査費用を医師会に対して拠出しなくてはならないため、連携医療機関の協力を得るために検査費用について、市が医師会に協力金を支給します。事業費は約600万円の見込みで、財源はいずれも予備費を活用させていただきます。 なお、千葉県と野田市医師会との契約期間は8月12日まででしたが、年度内のセンター設置を市が要望したことを受け、7月9日に千葉県が野田市医師会に対し、来年3月31日までの継続を依頼する旨の連絡がございましたので、市としては今後も支援を継続してまいります。 医療従事者への支援策につきましては、最前線で対応している医療従事者への感謝と地域の医療体制確保のため、市内医療機関の医師や看護師、検査技師、事務員などの医療従事者のうち、
新型コロナウイルス感染症専用病棟勤務、発熱外来勤務、一般のクリニック外来に勤務する方などに対し、5月から7月までの3か月分について支援金を支給しています。事業費は約8,800万円を見込んでおり、財源につきましては、さきの5月臨時会において御決定いただいた野田
市議会議員及び野田市常勤特別職の6月期末手当の30%減額分約1,200万円のほか、5月から募集を開始した新型コロナ対策協力寄附を充てさせていただき、不足分については予備費を活用させていただきます。8月以降につきましては、今後の感染状況に応じて支援の継続を検討してまいります。また、感染を防護するための医療用ガウン5,000枚及びフェイスシールド1,000個を、野田市医師会を通じて各医療機関に提供しています。 医療機関に対する経営支援策につきましては、地域の医療提供体制を維持するために、
新型コロナウイルス感染症の入院患者受入れのために専用病床を確保した医療機関に対して、専用病床及び院内感染防止のために生じた減床各1床につき、1日当たり1万円を医療機関経営支援金として支給しています。対象は2医療機関で、期間は4月から当面7月末までを見込んでおり、事業費は約6,300万円で予備費を活用させていただいております。当該支援についても、今後の感染状況に応じて支援の継続を検討してまいります。 商工業者への支援につきましては、営業の自粛、または営業時間の短縮等、
感染防止対策に御協力いただいた個人事業者を中心に484の市内飲食店等に対し、飲食店等協力金として10万円を支給しており、事業費は約4,900万円で、4月臨時会における補正予算で措置しております。 さらに、予備費を活用した支援策として、市内の個人事業者及び正規職員が5人以下の小規模事業者に対しては、10万円の個人事業者等協力金を支給しており、当初は店舗を有する個人事業者等を対象と考えておりましたが、店舗を持たないフリーランスの方なども対象としたことから、事業費としては当初の見込みの2倍以上の約4億円を見込んでおり、6月中旬になりましても申請や問合せが多くあったことから、申請漏れを防ぐため申請期限を6月30日から10月30日に延長しております。中小企業信用保険法に基づく経営安定関連保証または
危機関連保証の認定に基づく融資を受けた事業者に対しましては、10万円の経営支援対策給付金を支給することとし、事業費は約5,000万円を見込んでおり、個人事業者等協力金と同様に、申請期限を7月31日から10月30日に延長しております。 さらに、商工会議所等の経営指導員による経営指導を受けた小規模事業者が、日本政策金融公庫が行う小規模事業者経営改善資金融資制度の
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を踏まえた特別措置による融資を受けた場合に、小規模事業者経営支援対策給付金として10万円を支給することとし、事業費は約2,000万円を見込んでおります。 また、市内小中学校の休校及び保育所に登園する園児の減少に伴い売上げが減少している給食食材納入業者37者に対し、4月分から6月分までの給食食材に係る減収額の4分の1に相当する額を給食食材納入業者支援金として支給し、事業費は約1,200万円を見込んでおり、補正予算及び予備費で対応させていただいております。 さらに、学校給食休止に伴い売上げが減少しているLPガス納入業者のうち個人商店2者に対し、4月分から6月分までの利益相当分として、使用料金から基本料金を除いた額の15%に相当する額を給食調理用LPガス納入業者支援金として支給し、事業費は約27万円を見込んでおり、予備費を活用させていただいております。 全ての市民の皆様に4月27日を基準日として、1人10万円を給付する特別定額給付金につきましては、オンライン申請を5月1日から実施するとともに、5月20日に市内の受給権者である世帯主宛てに一斉に申請書を郵送いたしました。給付につきましては、オンライン申請をされた方には5月19日、郵送申請をされた方には5月28日から順次振込手続を開始しております。本日7月13日現在、既に給付完了している定額給付金は6万3,091世帯で、全体の90.84%、給付金額は142億3,820万円となっております。 また、特別定額給付金の対象外となる4月28日から令和3年4月1日までの間に生まれる新生児につきましても、同じ学年となる子供たちとの不公平感を是正するとともに、子育て世帯を支援することを目的として、国の特別定額給付金と同額の10万円を、産婦に対する新生児特別定額給付金として市の独自支援策として支給いたします。事業費は約8,350万円を見込み、予備費を活用させていただきます。 児童手当上乗せ給付金及び児童扶養手当上乗せ給付金につきましては一刻も早い支援が必要であることから、国の子育て世帯への臨時特別給付金に先立ち、市単独で4月30日に児童手当受給者に、児童1人当たり5,000円の児童手当上乗せ給付金の支給を開始するとともに、児童扶養手当を支給するひとり親世帯には、さらに児童1人当たり5,000円の児童扶養手当上乗せ給付金の支給を開始しました。事業費は合わせて約1億1,200万円で、4月臨時会における補正予算で措置しております。6月30日現在、既に給付が完了している児童手当上乗せ給付金は、延べ1万277世帯で、給付金額は8,676万5,000円、児童扶養手当上乗せ給付金は、延べ1,164世帯で給付金額は901万5,000円となっております。さらに、今後も各家庭において感染症対策が必要な現状を鑑み、児童手当上乗せ給付金及び児童扶養手当上乗せ給付金とともに再度支給する費用を今議会の補正予算に計上させていただいております。 一方、国においては、子育て世帯への臨時特別給付金として、児童手当受給者を対象とした児童1人当たり1万円の支給を6月10日から開始いたしました。6月30日現在、既に給付が完了している臨時特別給付金は、延べ1万275世帯で給付金額は1億7,350万円となっております。 また、ひとり親世帯の支援について、国は6月12日にひとり親世帯臨時特別給付金に係る予算を成立させ、児童扶養手当受給者世帯等に1世帯5万円、第2子以降は1人につき3万円、さらに収入が減少した児童扶養手当受給世帯等は1世帯5万円を支給するとしたことから、現在準備を行っているところでございます。支給に係る費用につきましては、今議会の補正予算に計上させていただいております。 次に、水道料金の基本料金の全額免除につきましては、外出自粛が長期化したことで御家庭や事業者の皆様の水道料金等公共料金支払いへの負担感が増していることから、市民生活や事業活動を支援するため、7月検針分の方と8月検針分の方の基本料金を全額免除いたします。対象は官公庁を除く全ての水道契約者で、申請手続は不要です。なお、これによる影響額は約2億1,000万円と見込んでおりますが、影響額については、一般会計の予備費を活用して水道事業会計へ補填いたします。 次に、生活困窮者自立支援法に基づく住居確保給付金につきましては、離職や廃業に伴い住居を喪失するおそれがある方などを対象に一定期間家賃相当額を支給するものでございますが、本年4月20日から国の制度が拡充され、これまでの離職や廃業した方に加え、休業等に伴い収入が減少した方にも対象を拡大して実施しているところでございます。4月20日以降7月9日現在の状況では、49人の方に対し総額594万3,950円の支給の決定をしておりますが、当面の給付額として約900万円を見込み、予備費の活用により対応しております。 妊婦へのタクシー利用料助成につきましては、
新型コロナウイルス感染症の重症化リスクの高い妊婦が、妊婦健康診査や出産等のために医療機関に通院する際のタクシー利用料金の一部を助成するものです。片道1回の乗車につき、運賃の2分の1、2,000円を上限として、妊婦1人につき40回までの利用を助成します。また、妊婦1人当たり50枚の不織布マスクを配布しており、事業費は合わせて約80万円で、予備費を活用させていただいております。 次に、就労系障害福祉サービス等利用者への経済支援につきましては、就労系障害福祉サービス等利用者が、下請作業や自主製品の販売等により工賃等を受給しておりますが、下請作業の減少や利用者の自宅待機の影響で工賃等の減少が見込まれることから、就労継続支援及び就労移行の利用者については、1人5,000円分の地域活動支援センター及び作業を実施している生活介護の利用者については、1人2,000円分の野田市共通商品券ノックス券を合計520人に支給しました。事業費は約250万円で、4月臨時会における補正予算で措置しております。 職員用のマスクが不足している市内の介護サービス事業所及び障害福祉サービス事業所への備蓄マスクの配布につきましては、合計168事業所に対し、8万1,550枚を配布いたしました。 さらに、手指消毒用エタノールの品薄状態に伴い、代替品となる高濃度エタノール製品を購入し、市内272の介護サービス事業所及び障害福祉サービス事業所に対し、約1,200リットルを無償提供いたしました。 次に、高齢者向け体操の動画公開等につきましては、外出を控え運動する機会が減っている高齢者に対し、自宅でできる体操などの動画をユーチューブの野田市公式動画チャンネルにおいて公開しております。 また、休止していた、のだまめ学校の登録者に対しましては、自宅でできる体操の紹介と動画のリンク先を案内するチラシを郵送により配布するほか、動画を視聴できない高齢者向けに市報5月15日号において、シルバーリハビリ体操を写真入りで紹介いたしました。 次に、指定ごみ袋無料引換券の追加配布につきましては、学校の臨時休校や外出自粛要請により、市民の皆様が不要不急の外出を控えていただいたことで家庭で過ごす時間が長くなり、3月以降家庭からのごみ収集量が前年同期と比べ増加しました。市では毎年120枚分の指定ごみ袋無料引換券を配布しておりますが、ごみの搬出量が増えたことで今後家庭で使用するごみ袋が不足することが考えられることから、7月2日に指定ごみ袋10枚分の無料引換券を全世帯に発送しました。事業費は約1,100万円で、予備費を活用させていただいております。 次に、次亜塩素酸ナトリウム消毒液の配布につきましては、アルコール消毒液等が不足し入手困難な状況を踏まえ、いちいのホール、中央公民館及び水道部において、4月23日から25日までの3日間で、市民5,425人に、事業者427者に対して、合計2万3,145リットルを無料配布いたしました。 次に、市営自転車等駐車場の定期使用料の免除につきましては、市営自転車等駐車場の定期利用者で通学している学校が休校等となった学生に対し、4月分から6月分までの使用料を還付するものです。対象者は490人で、還付金額は約105万円で、予備費を活用させていただいております。 次に、準要保護世帯に対する臨時休業期間中の昼食費支援につきましては、経済的に困窮している準要保護世帯において、学校の臨時休業などの給食中止の期間に家庭での昼食費について負担が生じていることから、当該期間中の給食費相当額を支給するものです。7月中に支給を予定している就学援助費に上乗せする形で、1人当たりの金額として、小学生は1万2,000円を、中学生は1万5,000円を保護者に支給いたします。事業費は約1,900万円で、予備費を活用させていただいております。 次に、オンライン教育機器の無料貸出しにつきましては、各学校や教育委員会などがインターネット上で配信を進めている教育動画が見られるよう、自宅にパソコンやネット環境がない家庭に、学校のパソコンや市がレンタルするモバイルルーターを6月の1か月間無料で貸し出しました。事業費は約1,200万円で、予備費を活用させていただいております。 また、不登校や
新型コロナウイルス感染症が心配だという理由で欠席が続いている児童生徒に対して、オンラインでの学習支援を始める準備を進めております。対象となる児童生徒の人数、家庭でのWi―Fi環境の有無などの状況を現在調査しているところでございます。Wi―Fi環境や自由に使える端末が整っていない家庭には、端末・モバイルWi―Fiルーター等を無料で貸し出し、学習支援を始めてまいります。 育英資金貸付者に対する償還金の一部免除につきましては、経済上の理由により進学困難な学生に学費の一部を貸し付けし、卒業後に償還いただいている方のうち、収入が減少した方を対象に3か月分に相当する償還金を免除することとし、対象者には申請書をお送りしており、現在対象者19人のうち1人から相談を受けております。 新型コロナ対策協力寄附につきましては、主に医療や介護従事者への支援に係る費用に活用するなど、
新型コロナウイルス感染症対策をさらに進めるため創設し、市報、ホームページ及びふるさと納税ポータルサイトにおいて、5月から幅広く募集を開始しました。7月10日現在、24件、549万3,987円の寄附を頂いております。 次に、公共工事等前払金上乗せ貸付金につきましては、市内の建設事業者等の資金繰りを支援するため、令和2年4月1日以降に野田市または野田市水道事業が契約を締結した工事等の前払金を請求することができる対象金額を引き下げるとともに、前払金を請求した者のうち希望者に対する契約額の1割を限度とした無利子貸付け制度を導入しております。事業費は約1億500万円で、予備費を活用させていただいております。 以上、
新型コロナウイルス感染症対策等について申し上げましたが、これまでの
新型コロナウイルス感染症対策、そして今後予定している支援策まで含めた予備費の使用額は約12億6,500万円となります。4月臨時会及び5月臨時会に係る補正予算において、
新型コロナウイルス対策として計上した予備費約10億8,350万円に対して、約1億8,150万円不足する見込みとなっております。また、今後も市民生活に深刻な影響を及ぼしている
新型コロナウイルス感染症に対して迅速に対応していく必要があることから、今議会の補正予算においても、さらに財政調整基金を取り崩し、5億円を超える予備費を増額計上させていただいております。 次に、学校再開後の状況について申し上げます。 小中学校につきましては、6月1日から分散登校により段階的に学校での教育活動を再開し、6月22日から通常登校を再開しております。感染リスクをゼロにすることはできない中、子供たちの健やかな学びを保障するという観点から、国や県が示した衛生管理に関するガイドラインに沿って、感染リスクを可能な限り低減させるための対策を講じた上で教育活動を再開しております。市としては、これまでに児童生徒にマスクの配布、各学校に非接触型温度測定器や消毒用エタノール等の衛生用品の配備、教職員にフェイスシールドの配布等を実施しており、さらにより一層の対策を講じるため、小学校の一部の教室及び中学校の全ての生徒の机に3方向を囲む透明な飛沫防止ガードの設置、熱中症対策として児童生徒に冷感マスクの配布、教職員にクリアマスクの配布を予定しております。 部活動につきましても、通常登校開始日から段階的に再開しており、接触を避ける掛け声を控えるなど、基本的な対策を講じた上で、第1段階として活動時間を平日は1時間まで、休日は2時間までとし、7月6日からは第2段階として野田市部活動ガイドラインの範囲内で徐々に活動時間を延長しております。 小中学校の夏季休業期間につきましては、臨時休業期間の授業時間を補うため、通常より3週間程度短縮し、8月3日から21日までとします。ただし、小学6年生と中学3年生は、8月3日から8月7日までの期間を学年登校日とし、午前中を学習時間とします。その他の学年につきましても、当該期間を自主登校日として午前中に補習を行います。児童生徒一人一人の理解度に合わせた指導を行い、学習の習熟度を向上させる機会としていきたいと考えております。 学校行事につきましては、運動会や体育祭は、身体的距離の確保等の感染症対策により競技種目や応援などが大きく制限されることから、また修学旅行と林間学校は、電車やバスを利用した長時間の移動など行程における感染リスクが懸念されることから、今年度は中止することといたしました。いずれも児童生徒の気持ちを考慮すると心が痛む決定となりますが、児童生徒の安全を最優先したやむを得ない結果であることを御理解いただきたいと考えております。 そのほかに文化祭、校内音楽会、電車、バスを利用した校外学習も中止としましたが、これらにより生じた時間は、学習面の充実を図るため授業時間数の確保に充てることといたします。 なお、地域の感染状況や社会情勢等を考慮しながら、中止となった行事の代わりとなるような思い出に残る行事を各学校で検討するよう依頼しております。 また、公立幼稚園につきましては、再開後3週間の自主登園期間を経て、6月22日から通常の登園時間による保育を実施しておりますが、幼稚園は遊びを通じての総合的な指導を行っており、他の幼児との接触をする場面が生じやすいため、3密になる場面を可能な限りなくすよう工夫しながら、小中学校と同様に引き続き最大限の感染症拡大防止に努めてまいります。 次に、保育所等の状況について申し上げます。 保育所等につきましては、4月から登園の自粛を要請してまいりましたが、6月末をもちまして終了しました。保護者の皆様には長期にわたり御理解と御協力をいただき、感謝申し上げますとともに、引き続き施設の清掃、消毒及び手洗いの徹底等に取り組んでまいります。 また、4月8日に締結した子供の受入れや保育士の派遣など、市内の保育所等で相互支援を行うための
新型コロナウイルス感染症の発生に伴う市内認可保育所等の相互支援に関する協定に基づき、不足資材のアルコールや非接触型温度計、3密対策としてソーシャルディスタンスを行うための机等の資材を提供し、感染防止に努めてまいりました。引き続き、必要に応じて物資の提供等の支援を行ってまいります。 次に、学童保育所の状況について申し上げます。 学童保育所につきましては、小中学校の臨時休業の措置に伴い、教員やサポートティーチャーの協力を得て、午前8時からの開所としておりましたが、6月1日からは小中学校の分散登校の開始に伴い、正午からの開所とし、午前中は教育委員会において学校施設を活用した児童の一時預かりを実施しました。6月15日からは低学年が3時限で終了し下校となることから、学校施設を活用した児童の一時預かりを11時までとし、下校時間に合わせ開所するなど、学校及び教育委員会と連携し、家庭での保育が受けられない児童の安全な居場所の確保に努めてまいりました。 また、保育に当たりましては、3密を防ぐため児童数の多い学童保育所については、臨時休業中の教室等を活用して分散保育を行い、児童の感染防止に努めるとともに、感染症のリスクを完全に防ぐことは難しいことから、家庭での保育が可能な場合は通所の自粛をお願いし、自粛された場合は3月分から6月分までの保育料を免除するなどの対応を行いました。 なお、学校の臨時休業や学童保育所の通所自粛により自宅で過ごす時間が長くなった子供たちに向け、子ども館から自宅で作成できる工作等の遊びの動画をユーチューブの野田市公式動画チャンネルにおいて公開しました。 支援対象児童等の安全確認について申し上げます。 4月7日に出された緊急事態宣言を受け、安全確認が必要と思われる児童175人に対し、家庭訪問を行い、5月13日までに全員目視等によって安全確認を実施いたしました。さらに、学校等が休業して以降に家庭訪問を実施していない支援対象児童208人について、訪問や電話等により安全確認を行うとともに、厚生労働省の子どもの見守り強化アクションプランに基づき、学校、保育所、幼稚園等と連携し、支援対象児童等の定期的な状況の把握を実施いたしました。 また、配偶者からの暴力を理由とした被害者支援につきましては、本市でDV相談をされている方の中で、夫の在宅勤務等により特に被害が懸念される21人に対し、面談や電話連絡により生活状況等の確認を定期的に実施しており、現時点で重篤化したケースはございません。 次に、公共施設の再開について申し上げます。 2月29日から公民館などの屋内公共施設を臨時休館とし、国の緊急事態宣言の発令を受けて、公園など屋外施設についても、4月8日から貸出しを中止しておりました。緊急事態宣言が5月25日に解除されたことを受けて、国の施設利用の方針に従い、換気などの感染対策を実施できない施設を除き、6月1日から段階的に利用を再開しております。再開に当たっては、まずは利用者を市内在住者に限定させていただき、
感染防止対策を徹底して行うために、接触や飛沫感染のおそれのある合唱、囲碁、将棋等の活動についてはお断りさせていただきました。その後、6月19日に国による移動自粛が全面解除され、県による県内全ての施設に対する使用停止要請が解除されたことから、市外の方の利用を6月19日から再開しました。さらに、合唱、囲碁、将棋等の接触や飛沫感染のおそれのある利用についても、部屋ごとの利用可能人数を制限し、活動内容ごとに具体的な取組を示した
感染防止対策を作成し、6月22日から順次利用の制限を緩和しました。 なお、総合公園のトレーニングルーム、生涯学習センターのリフレッシュルーム、市役所1階ラウンジ、中央公民館の講堂、リサイクル展示場等の利用、または貸出しについては、
感染防止対策を十分に行うことができないため引き続き中止しております。今後とも公共施設の利用の際は、感染予防の取組に御協力をお願い申し上げます。 次に、市の主催事業について申し上げます。 5月25日の国の緊急事態宣言の解除、6月19日の県の施設の使用停止要請及び外出自粛の協力要請の解除を受け、
新型コロナウイルス対策本部会議において主催事業の実施について協議を行い、再開または中止の決定をいたしました。6月に再開したものは、子供の成長、発達のため適切な時期に受診することが大切である乳幼児健診をはじめ、ことば相談室、地域子育て支援センター、つどいの広場、子育てサロンです。7月から再開したものは、のだまめ学校、シルバーサロン、公立保育所の園庭開放などとなっています。 がん検診については、胃がん検診は、過密化対策が困難なため、年度後半に別日程で再開し、子宮がん検診は、追加日程が確保できないため、集団検診は全て中止し個別検診のみの実施とし、乳がん検診は、7月から集団検診を再開することとしました。 また、感染症対策が困難であるため、市民の皆様の健康を守ることを最優先し、中止を決定したものとしては、公民館まつり、子ども館まつり、福祉会館の会館まつりと各種講座等でございます。 なお、公民館、生涯学習センター、郷土博物館等の主催講座については、8月まで中止し、9月から順次再開することとして準備を進めております。 次に、主なイベントの中止等の状況について申し上げます。 東京2020オリンピック・パラリンピック事業につきましては、開催が延期されたことに伴い、予定されていた千葉県立柏の葉公園におけるオリンピック聖火リレーや市内で実施する採火式及び県内における集火式など、パラリンピックの事業が延期されることとなりました。今後につきましては、組織委員会から示されるスケジュールに合わせて準備を進めてまいります。 次に、まめバス利用者への枝豆プレゼントにつきましては、まめバスの利用促進事業として、例年7月にまめバスの回数券を購入していただいた方へ枝豆プレゼントを実施しておりますが、今年度の実施を延期いたしました。実施時期、プレゼント内容及び配布方法につきましては、今後検討してまいります。 次に、野田みこしパレード、野田夏まつり躍り七夕につきましては、東京オリンピック・パラリンピックの会場警備体制強化に伴い、野田警察署から7月及び8月のイベントへの協力が難しいことから、開催について検討してほしいとの要請を受け、野田夏まつり躍り七夕については、イベントを安全に開催するため十分な警備体制を確保することが困難であると判断し、来年へ延期する方向であること、野田みこしパレードにつきましては、開催時期を変更して実施する旨をそれぞれの実行委員会から伺っておりました。その後、
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、東京オリンピック・パラリンピックの開催が1年延期されたことで、イベントを安全に開催するために十分な警備体制を確保できる可能性が出てまいりましたが、野田夏まつり躍り七夕につきましては、
新型コロナウイルス感染症の終息が見通せない状況下では、来場者の健康と安全の確保を担保できないことから、今年の開催は見送り、次年度に延期することが決定されました。野田みこしパレードにつきましても延期して開催する準備が進められておりましたが、中止が決定されました。野田市産業祭につきましては、文化センターを会場として一堂に会した従来のスタイルでの開催は中止し、インターネットを活用したイベント等を企画、立案していると伺っております。その他多くのイベントについて、来場者の健康と安全の確保を担保できないことから中止とさせていただいております。 報告は以上でございます。ありがとうございました。
△
市政一般報告並びに
提案理由の説明
○議長(
平井正一) 日程第11
市政一般報告並びに
提案理由の説明を求めます。
◎市長(鈴木有) 令和2年第5回
野田市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位の御出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。 このたびの市長選挙におきましては、残念ながら政策を闘わせることもなく、無投票という結果となりましたが、市民の皆様をはじめとした力強い御支援と御厚情をいただき、市長として2期目を担わせていただくことになりました。市民の皆様からの御期待に応えるべく、最善の努力をしてまいる所存でございますので、皆様の御指導、御鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。 また、今回の
市議会議員補欠選挙において当選されました
川崎貴志議員に敬意を表するとともに、今後の御活躍をお祈り申し上げる次第でございます。 さて、本議会は、再選後初の議会でありますので、私の市政に対する基本的な考え方について申し上げます。 私は、4年前の市長当選後初の議会で、子供たちの郷土愛を育み、スポーツを通じて人間力の向上を図りたいと申し上げました。市民一人一人が、野田市という郷土に誇りを持つとともに、人と人とのつながりを大事にし、常に思いやりの心を持って接することのできるしっかりとした人間力を持たなければ、私の目指す「元気で明るい家庭を築ける野田市」は実現できないと考えたからでございます。言い換えれば「まちづくりはひとづくり」でなければならないと考えており、この考え方を基本にこれから4年間の市政運営に当たってまいります。 ところで、この1年半は、あってはならない児童虐待事件、野田市初の避難勧告発令となった台風19号、さらには現在も続く
新型コロナウイルス感染症などにより、様々な困難課題が浮き彫りとなっております。行政として、これらの課題克服に全力で取り組んでいるところでございますが、市民の皆様の御理解と御協力がなければ、これらの課題を克服することはできません。これからも市民の皆様とともに「安全で快適なまちづくり」に取り組んでまいりますので、よろしくお願いをいたします。 次に、3月議会以降に動きのあった主な施策や事業について御報告いたします。 初めに、
新型コロナウイルス感染症の対応につきましては、先ほど私が説明申し上げましたとおりでございます。 次に、災害に対する備えについて申し上げます。 洪水ハザードマップにつきましては、近年想定を超える浸水被害が発生していることを背景に水防法が改正されたことにより、基準となる降雨規模が200年に1回程度から、想定し得る最大規模の1,000年に1回程度に変更されたことや、河川が氾濫した場合の洪水浸水想定区域図が
国土交通省から公表されたことにより、浸水想定区域や浸水深を修正するなどの改定を行いました。洪水ハザードマップに示された洪水浸水想定区域図は、利根川、江戸川、利根運河の3河川において76か所が同時に破堤した場合の浸水区域を重ね合わせたもので、実際は全ての地区が洪水浸水想定区域図のように浸水するわけではありませんが、事前に堤防の破堤箇所を予測することはできませんので、最悪の場合を想定して作成しているものです。 なお、市民の皆様への周知につきましては、ホームページに電子版を掲載するとともに、改定いたしました洪水ハザードマップを8月に全戸配布する予定でおります。 野田市地域防災計画の修正につきましては、令和2年2月27日に開催した野田市防災会議で承認いただきました野田市地域防災計画修正素案について、3月18日から4月16日までパブリックコメント手続による意見募集を実施し、22件の御意見を頂きました。頂きました意見を踏まえた審議については、
新型コロナウイルス感染症拡大を防止するため、書面による表決を行い承認をいただいたところでございます。主な修正の内容といたしましては、昨年の台風19号での課題への対応や、洪水ハザードマップの改定に伴い、浸水想定区域が広がり浸水深が深くなったことから、風水害対応避難所のうち浸水の想定が50センチメートル以上になる避難所の指定を解除し、このことから修正前の風水害対応避難所55か所から関宿地域及び川間地区等の避難所の指定を解除いたしましたので21か所といたしました。このため災害発生時等に避難を必要とする全ての方々を、市の指定避難所だけでは収容することができなくなります。今後は災害に備え、自分の命は自分で守るという観点から、市民自らが日頃から避難行動を考え、親族、友人、知人や勤め先など、市内外を問わず自ら避難先の確保に努めていただくことが非常に重要になってまいりますので、このことにつきましても新たに地域防災計画に書き加えさせていただきました。 ただいま申し上げました風水害時の指定避難所が55か所から21か所に減少したこと、まずは市民の方々に自ら避難先を確保していただく努力をしていただき、確保できない場合には指定避難所に避難していただくこと、命の危険を感じたときにはちゅうちょなく避難行動を取っていただくこと、また改定を行いました洪水ハザードマップの内容を御理解いただくことは、今後の風水害における対応に大きく関わってまいりますので、市報やホームページ等で周知していくとともに、洪水ハザードマップが市民の皆様のお手元に届きましたら、地域に出向きまして説明会等を実施してまいります。 また、新たな避難所の確保として、ホテル等の福祉避難所の指定や浸水想定区域外にある企業に対し、従業員及びその家族の避難の受入れ協力、短期間の車中泊避難のため、民間企業が所有する駐車場の確保など進めてまいります。 さらに、避難所における感染症予防対策につきましては、現在早急に進めているところでございます。主なものを申し上げますと、内閣府及び千葉県から体育館等の広い空間における避難所の飛沫感染を防ぐためのレイアウト例として、パーティションを活用したものが示されており、これに対応すべく、避難所に段ボール製のパーティション等の備蓄を進めております。また、感染症対策として、使い捨てマスク、アルコール消毒液、使い捨て手袋、嘔吐物処理セット、虫よけ対策品等の備蓄を行い、避難所になる小中学校の備品の非接触型体温計につきましても、災害時には活用することとしております。避難行動や避難所対応などをはじめとする災害対応に関する課題への対応、災害への備えにつきましては、まだ十分でないと考えておりますので、今後もスピード感を持って進めてまいります。 次に、児童虐待再発防止の取組について申し上げます。 野田市児童虐待防止対応マニュアル児童相談所編につきましては、柏児童相談所と協議を重ね、令和元年度末に策定しました。本年度から野田市における対応に関しては、両者が連携し当該マニュアルを基本に対応に当たっております。当該マニュアルは、実務担当者が分かりやすいように、具体的事例を基に各場面での対応方法を取りまとめたものとなっており、今後も毎年柏児童相談所と協議し、修正や加筆など見直しを行ってまいります。また、学校編マニュアルについても、現在教育委員会において柏児童相談所との協議のための基礎資料を作成中であり、できるだけ早期に協議に入るよう指示したところでございます。 開催の遅れていた第5回野田市児童虐待事件再発防止合同委員会については、8月7日に開催を予定しております。合同委員会では、市の検証報告について第三者委員から意見を頂くとともに、先ほど申し上げました児童相談所編マニュアルについて御意見を伺い、修正が必要な場合には、直ちに柏児童相談所と協議に入らせていただきます。 なお、合同委員会につきましては、当初の目的である事件の検証と再発防止策の検討について一定の成果が得られたとの第三者委員の意向があることから、今回をもって終了といたします。しかしながら、実務者会議や個別支援会議の運用改善とさらなる充実、学校や保育所、警察等との関係に特化した児童虐待防止対応マニュアルの作成等につきましては、今後内部組織で検討し、さらなる児童虐待防止対策の強化を図ってまいります。 野田市では、過日の市原市の乳児衰弱死事件に対し、当事者意識を持って取り組むことが必要との関係職員の共通認識に基づき、要保護児童に対する目視確認の重要性について再度確認するとともに、乳児から6歳児までの幼稚園や保育所等に通っていない要保護児童の未就園児32人の目視確認を実施いたしました。 次に、事務事業の見直しについて申し上げます。
新型コロナウイルス感染症対策により、自治会に関する事務事業の見直しについて、市役所、川間公民館及び北部公民館での説明会が延期になるなど、見直しが進んでいない事業が多くなっております。さらに、6月まで各審議会の開催も控えたため、現在各部署において事務スケジュールの見直しを行っております。 次に、まめバスについて申し上げます。 まめバスは、「それぞれの生活圏域に合った、より生活に密着した便利なまめバス」を新たなコンセプトに、昨年4月1日から新たな運行を開始しました。昨年度の利用者数は29万1,282人となっており、前年度比5,902人減となっております。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴う外出自粛の影響も一因ではありますが、運行の見直しにより増便したにもかかわらず、利用状況は低調に推移し、最終的な利用者数は、前年度比98%となっております。1便当たりの利用者数については、前年度の13.1人から7.4人と激減しており、運行見直しによる効果が出ていない結果となりました。自治会に働きかけて買物などでの利用促進も行ってきたところでございますが、今回の状況を重く受け止め、ダイヤのさらなる改正を含めた見直しを行っていきたいと考えております。 3月議会の市政報告で既に報告しておりますが、これまでコミュニティバスの運送事業を円滑に実施するために設置していましたコミュニティバス検討専門委員につきましては、3月31日付で専門委員の辞任により廃止となりました。辞任に際し、これまで専門委員会議で行われた議論の総括として提言書が提出され、まめバスに関しては、課題としてより便利にという考えと財政の健全化の観点から利用者増を図るため、利用が進まない原因を調査、分析し、改善策を講じる必要があること、またその対応策として、川間駅での乗り継ぎの見直しなど、7項目の提言を頂いております。さらに、交通不便地域の対策の検討及び将来の野田市の交通政策については、交通施策を調査審議する会議により検討することが必要である旨が提言されております。今回頂いた貴重な提言を市の交通政策の発展につなげていくため、12月議会に関係予算を計上し、審議会等の設置に向けた準備を進めてまいります。 交通不便地域対策について申し上げます。 3月25日に小山地区と木野崎地区の一部の両地区をモデル地区とし、教習生用の送迎バスを活用した病院や商業施設等への運行を行う交通不便地域支援送迎車両の運行に関する協定を野田自動車教習所と締結しました。この協定に基づき、5月7日から実証運行を実施する予定でありましたが、
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため延期し、6月16日から開始しております。今後実証運行において利用者の皆様から頂いた御意見や御要望等を検証し、先ほど申し上げました設置予定の審議会において有効な実施方法等について御審議いただきたいと考えております。 次に、連続立体交差事業と関連する事業について申し上げます。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、4月19日から5月10日までの間、工事が一時中断しておりましたが、5月11日から再開され、交差道路である都市計画道路中野台中根線の橋桁架設工事は、7月4日から実施しております。引き続き、残る高架橋工事を進め、令和2年度末の営業線高架切替えを見据え、駅舎建築工事、軌道敷設工事及び電気工事を実施してまいります。 また、高架下利用につきましては、駅利用の方々を想定しながら、主に駅部の施設配置案について検討いたしました。今後はその案を基に、鉄道事業者である東武鉄道株式会社と全体協議を行いながら、高架下利用の基本計画策定の準備を進めてまいりたいと考えております。 なお、野田市駅西土地区画整理事業につきましては、県道野田牛久線等の整備に関係する権利者について、5月14日付で物件移転補償契約を締結いたしました。引き続き、野田市駅前線を含む道路工事を実施してまいります。 愛宕駅西口駅前広場整備について申し上げます。 本事業は、これまで国庫補助金を活用しながら連続立体交差事業の進捗に合わせ、駅前広場の土地取得等を鋭意推進してまいりました。その結果、残り1人の権利者について土地売買契約等の内諾が得られたことから、野田市土地開発公社を活用して用地取得を行います。 なお、この売買等に係る経費につきましては、今議会の補正予算に計上させていただいております。 次に、まちづくりのための積極的な投資施策について申し上げます。 愛宕駅前のビジネスホテルの誘致につきましては、さきの定例会で議決をいただき、野田市愛宕駅前へのホテルの誘致に関する条例を制定したところでございます。今後のスケジュールにつきましては、
新型コロナウイルス感染症拡大の影響による宿泊客の大幅な減少によりホテル業界が大きな打撃を受けており、ホテルの新規建設に積極的ではない状況が見受けられることから、公募の時期については、今後の経済状況により判断してまいりたいと考えております。 市街化調整区域における地区計画を活用した製造業の立地を推進するための条例につきましては、今議会へ提案することで予定をしておりましたが、
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、野田市へ進出する企業の有無も懸念されますので、企業の雇用状況を踏まえるとともに、景気の動向を見極める必要があると考えており、条例制定の時期については、愛宕駅前のホテルの公募と同様に今後の経済状況により判断してまいりたいと考えております。 また、野田市駅前の商業施設誘致につきましては、野田市駅西土地区画整理区域内の将来の土地利用について、権利者の皆様に土地の活用を検討いただき、にぎわいを創出する誘致施設を市としても御意見を頂きながら進めることとしております。しかしながら、土地区画整理区域内については、道路等の都市基盤を整備中であることから、現時点では将来の具体的な土地活用計画の相談には至っておりません。したがって、野田市駅前への商業施設誘致に関する条例につきましても、土地区画整理事業の整備を推進しながら、権利者の皆様による土地活用計画について御相談をいただきながら策定してまいりたいと考えております。 次に、東京直結鉄道の建設実現に向けての取組について申し上げます。 地下鉄8号線建設促進並びに誘致期成同盟会の令和2年度定期総会については、
新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するため書面決議により実施し、5議案全てについて全会一致で可決されました。これにより今年度の予算及び事業計画とともに、同盟会として令和3年度から実施予定の(仮称)高速鉄道東京8号線(八潮~野田市間)整備検討調査について、当市と埼玉県内の同盟会構成5市町は、調査費用として各市町の予算に臨時負担金を計上することが承認されました。今後調査に着手するための準備を進め、令和3年度定期総会において、調査委託締結に係る議案の承認を経た後、令和3年度秋以降に調査に着手し、調査終了は令和6年度を予定しております。 次に、生物多様性自然再生の取組について申し上げます。 生物多様性のだ戦略につきましては、次回の市民会議に向けて、自然環境調査の調査手法及び調査地点の見直しについて様々な御意見を頂いていることから、自然環境調査を実施していただく予定の調査員等へ事前にヒアリングを行い、調査内容を取りまとめた上で修正案を提出したいと考えております。 五駄沼排水路周辺の休耕田によるビオトープ化の検証につきましては、専門業者による水質、土質等の調査を、夏、秋、冬、春と4回実施したところ、両調査とも環境基準を超える値は確認されませんでした。また、同時に行った自然環境の概略調査では、当該地の自然環境は保護していく価値は高く、最低限の維持管理が必要であるとの調査結果が出たことから、生物多様性のだ戦略市民会議の中で検証してまいります。 次に、生物多様性の取組のシンボルであるコウノトリの飼育、放鳥につきましては、今年も他施設で飼育しているペアの卵を野田市の飼育ペアに預け、4月7日と8日に3羽のひなが誕生しました。3羽のひなは、性別判定の結果、全て雄と判別され、6月の上旬には巣立ちを迎えました。その後、放鳥に向けた発信機の取り付けを行うため、7月1日に捕獲作業を行った際に、ケージ内でフェンスに衝突し、2羽が死亡する事故が起きてしまいました。飼育員及び関係者一同、大変残念な思いで受け止めているところであります。死亡した幼鳥については、兵庫県立コウノトリの郷公園に送り、死因を特定するため病理解剖をお願いしているところであり、その結果等に基づき、放鳥に伴う捕獲作業について、専門家及び有識者の皆様からの御意見を頂きながら、今後の飼育及び放鳥につなげてまいりたいと考えております。残りの幼鳥1羽については、発信機を装着せず7月8日に放鳥を試みましたが、天候不良のため延期とし、7月15日に放鳥する予定としております。 なお、ホームページにより募集しました愛称につきましては86件の応募があり、その中から市役所入庁3年以内の職員からの投票により、幼鳥の愛称は「たいよう」と名づけました。 次に、待機児童対策について申し上げます。 待機児童、入所保留者の状況につきましては、本年4月の申込み者数が前年に比べ74人増加となりましたが、受入れ可能な保育所等へのあっせんや保育所の入所者数を増員するなどの対策に努めたことにより、前年に比べて4月1日時点の待機児童数は8人減少して1人、待機児童を含む入所保留者は32人減少して123人となりました。また、7月1日時点の待機児童は6人となり増加しているところでございますが、前年同月との比較では、待機児童は37人減少、入所保留者は80人減少と抑えられております。 次に、保育の量の確保といたしましては、本年4月に学校法人三星学園が幼保連携型認定こども園として整備した保育部分定員71人のやなぎさわ幼稚園・保育園が開園しました。また、同学校法人が野田市初となる小規模保育所を令和3年4月の開設に向けて整備を進めており、待機児童が特に多いゼロ歳児から2歳児までの入所枠が増えることから、待機児童の解消に向けた改善効果を見込んでおります。 次に、東部保育所指定管理者からの移管の申出について申し上げます。 5月に保護者の皆様の意向を確認するための保護者説明会を開催する予定でありましたが、
新型コロナウイルス感染症対策として、市及び現指定管理者のアートチャイルドケア株式会社が作成した説明資料及び説明動画DVDを保護者の皆様に配布することで説明会に代えさせていただき、保護者の皆様からアンケートにより意見や要望を頂きました。結果につきましては、71世帯中44世帯の保護者から回答を頂き、移管に賛成が33世帯、どちらとも言えないが9世帯、反対が2世帯でありました。未回答の世帯は27世帯ありました。アンケート結果やこれまでの運営協議会において、保護者の代表の方々からも移管に対して反対する旨の意見がなかったことを考えますと、保護者の皆様の意向は、移管及び園舎の建て替えを望んでいるものと確認できましたので、移管及び園舎の建て替えを進めることにいたしました。 なお、移管に当たりましては、移管後の保育運営が十分に確保できるよう財政的支援を講じるとともに、市、事業者及び保護者による運営協議会を設置し、適切な保育運営の堅持に努めてまいります。今後、7月中に保護者説明会を開催し、移管の進め方等について、市と事業者で保護者の皆様に丁寧に説明を行ってまいります。 次に、子ども館の整備について申し上げます。 子ども館の整備につきましては、設計・施工一括発注公募型プロポーザルによる提案に基づく設計内容について、子ども館を利用されている保護者及び障がい者団体の方などから御意見を頂きました。頂いた御意見等については、一括発注のメリットを生かし、施工事業者からの技術提案なども受けながら内容を精査した上で設計に反映させてまいります。 なお、当初予定しておりました設計内容の地元への説明につきましては、
新型コロナウイルス感染症対策により延期とさせていただきました。建築基準法第48条ただし書の許可につきましては、千葉県と提案に基づく具体的な設計について協議を開始しました。 また、子ども館整備用地に隣接する株式会社千秋社が所有する土地について、公有地拡大の推進に関する法律に基づき、市に対して土地の買取申出がありました。当該土地については、子ども館の整備に活用できることから、野田市土地開発公社において令和2年3月26日に先行取得させていただきましたので、買戻しに係る経費を今議会の補正予算に計上させていただいております。 次に、学校施設等の老朽化対策について申し上げます。 市の施設の老朽化対策については、ファシリティマネジメント(長寿命化対策)を基本に取り組んでおります。しかし、昨年度の台風19号による被害を確認していく中で、小中学校施設の雨漏りなど、長寿命化対策の基本である現状の把握が十分でないことが判明いたしました。したがいまして、各施設の現状を把握することが急務となりますが、対策の実施は、厳しい財政状況を踏まえると、優先順位に基づく相当長期の年次計画により実施せざるを得ない状況にあります。さらに、優先順位の低い施設についても、大規模改修等の対策がなされるまでの間における維持管理について、しっかりと位置づけていかなければならず、計画の策定は非常に難しい作業になると考えております。このため教育委員会と市長部局の職員によるプロジェクトチームを立ち上げる必要があるのではと考えまして、5月27日に開催された野田市総合教育会議において、教育委員の皆様と協議をさせていただきました。教育委員の皆様からは、プロジェクトチームの立ち上げに御賛同いただく中で、児童生徒が今後も減少していくことを踏まえ、長期的視点を持って検討すべきとの御意見も頂きました。これらの意見を踏まえ、プロジェクトチームの設置を具体的に検討する中で、当該チームとは別に、これを客観的に評価する第三者委員会を設置する必要があるのではないかと検討しているところでございまして、9月議会に委員会設置条例案を提出したいと考えております。 なお、緊急性の高い小学校7校の教室棟や体育館、中学校1校の体育館雨漏り対策については、7月1日現在、小学校5校、中学校1校の契約を締結しており、残り小学校2校についても作業を進めているところであり、児童・生徒が安全安心に学校生活が送れるよう、台風シーズン前の完了を目指してまいります。 次に、子ども未来教室について申し上げます。 令和元年度につきましては、
新型コロナウイルス感染症対策による学校の臨時休業に伴い、2月28日をもって中学生の子ども未来教室を終了いたしました。中学1年生から3年生までの最終的な登録生徒数は466人で、平均出席率は67.3%でございました。本事業の効果につきましては、3回実施した総合テストの結果を見ると、多くの生徒に基礎学力が身についてきていると感じる一方、英語、数学とも問題のジャンルによっては正解が全くない生徒もおり、より細やかな学習支援を行うことが課題となっております。今年度は学校の臨時休業に合わせ開催を見合わせておりましたが、通常授業が再開されたことから、中学生は7月6日から開始しており、小学3年生は13日から開始いたします。開催に当たっては、学校から授業の進み具合や要望などを聞いた上で、前学年の復習などにも対応してまいります。 また、中学生については、課題に対応するため、基礎を固めたいグループ、応用問題に取り組みたいグループなど、5人程度の少人数グループごとのきめ細やかな指導や、中学3年生に対する高校入試対策問題のプリントなどの新たな取組を行ってまいります。 次に、介護予防10年の計について申し上げます。
新型コロナウイルス感染症対策のため休止としておりました、のだまめ学校について、利用者定員の5割削減、実施内容の見直し及び感染症対策を講じることで、7月6日から再開いたしました。また、事業の中心となるシルバーリハビリ体操につきましては、指導士会と再開に向けた調整をしており、気温が上昇する夏の時期を避けての再開を目指します。 なお、シルバーリハビリ体操の初級指導士養成講習会につきましては、現在中止としていることから、当初予定した3回の開催による指導士養成は厳しい状況となっております。昨年度の実績を申し上げますと、シルバーリハビリ体操は、新たに28人の初級指導士が誕生し、体験教室及び体操教室を545回開催した結果、参加者は延べ1万1,116人となりました。のだまめ学校は、本講座及び出前講座を615回開催し、延べ1万1,557人に参加いただきました。 そのほか休止としていた市内2か所のシルバーサロンについても、新たに利用者定員を設け感染症対策を講じることで、7月1日に再開しております。 次に、老人福祉センターの大規模改修について申し上げます。 老朽化に対応し、高齢者の皆様が憩いの場として快適に利用できるよう、2か年の継続事業として老人福祉センターの大規模改修を計画しております。本年10月に着工、来年9月のオープンを予定しており、工事期間中は全面閉館となりますので、利用者の皆様には御不便をおかけしますが、御理解いただきますようお願いいたします。現在、工事請負契約の締結に向けて作業を行っているところであり、9月議会に議案として提出する予定でおります。 また、工事着工に先立ち、施設内の備品等は全て撤去する必要があり、この一時的な保管の仕分け作業が完了いたしましたので、運搬に係る費用について、今議会の補正予算に計上させていただいております。 次に、高齢者への配食サービスについて申し上げます。 独り暮らし高齢者への安否確認も含む配食サービスについては、当初本事業に対応できる民間事業者がなかったため、入所施設を持つ医療法人にお願いし事業を開始いたしました。関宿町との合併後は、社会福祉法人を加え、その後、事業者に一部変更があったものの、医療法人及び社会福祉法人に事業実施をお願いしてまいりましたが、現在では様々な事業者が配食サービスに参入していることから、今年度の委託先の決定を随意契約から指名競争入札へと改めたところ、民間の配食事業者が委託業者となりました。現在配食サービスは100人を超える利用者がいるため、切替え時期を4月と7月の2回に分け、段階的に事業を移行することとし、移行に際しては、市職員と新事業者が戸別訪問し説明を行ったこともあり、作業は順調に進み、7月からは全面的に新事業者による配食サービスに切り替わっております。 また、今回の変更に合わせて、これまで市が行ってきた利用者負担金の徴収、収納事務を事業者への委託事務といたしました。これにより配達員への現金納付や口座振替など、納付方法に選択の幅が広がり、利用者の利便性の向上につながっているものと考えております。 次に、地域生活支援拠点等整備の進捗状況について申し上げます。 船形地先の第二の福祉ゾーンに、地域生活支援拠点等整備における中核的な施設である障がい者のグループホームと緊急時の受入れに対応した短期入所施設及び併設する障がい者基幹相談支援センターが、4月1日に開設いたしました。既にグループホームで新たな生活を始めている方や、短期入所施設では体験入所で利用されている方がおり、障がい者基幹相談支援センターにおいても、7月1日現在、211件の相談を受けるなど、地域生活支援の中心的な役割を果たしております。今後も障がいのある人が地域で安心して生活できるよう支援してまいります。 次に、就農支援事業について申し上げます。 第三セクターである野田自然共生ファームを活用した就農支援事業では、年齢制限を廃止し募集を行い、現在4人の就農希望者が研修を受けておりますが、課題となっている枝豆の生産現場での繁忙期の人手不足は解消されていない状況であります。また、さきに開催した人手不足をテーマとした意欲ある若手農業者との勉強会においても、枝豆の繁忙期等に対応した就農支援事業との連携ができないか、検討が求められているところでございます。 一方で、ちば東葛農業協同組合では、農業全般に対応する派遣事業について、本年6月1日付で厚生労働省の許可を得て労働者派遣事業に着手し、酪農関係の人材を1人確保できたと伺っており、今後は野菜農家等に向けても派遣可能な人材確保を進めていきたいとのことでありました。市としましては、第三セクターである野田自然共生ファームを活用した就農支援事業について、様々な角度から検討したいと考えており、今後も若手農業者と定期的に勉強会を開催し意見交換を行うとともに、ちば東葛農業協同組合の取組も参考にしながら、就農支援の在り方について検討を進めてまいります。 次に、堆肥センターにおける堆肥化事業について申し上げます。 堆肥センターにおける自然発火による火災や臭気問題の原因である過剰な堆肥等については、4,931トンを処分しました。しかしながら、搬入量が搬出量を上回っている状況が改善されないことから、再び同様の事態が発生することが危惧されるところでございますので、抜本的な抑制対策を検討するため、過去からの搬入量及び搬出量を検証することで処理能力を算出し、その処理能力に応じた適切な搬入量を求めた上で、登録制や予約制、有料制度の拡充を図る方法など、幅広い検討を進めてまいりたいと考えております。 次に、道の駅の整備について申し上げます。 令和2年度に候補地の評価基準を定め絞り込みを行うとともに、4月から6月にかけて商業団体及び農業団体等の関連団体へのヒアリング、市民団体へのアンケートを実施する予定でおりましたが、
新型コロナウイルス感染症対策により延期しております。今後につきましては、整備検討委員会に相談しながら再度スケジュールの調整を行い、候補地の絞り込みに向けた検討を進めてまいります。 次に、東京理科大学との包括連携協定の締結について申し上げます。 市内にキャンパスを持つ東京理科大学と本市は、これまで様々な分野において協力関係を積み重ねてまいりました。このたび協力関係をより一層強化するための包括的な連携協定を、3月31日に流山市を含めた3者で締結しました。連携事項につきましては、児童生徒の学校教育の連携、生涯学習の提供、地域の課題解決への協力、人材育成、施設の利用等を想定しており、具体的な内容は今後検討してまいります。 次に、移動販売車まごころ便について申し上げます。 令和2年4月から巡回ルートを一部見直し、水曜日及び土曜日の東南部・福田コースの停留所を2か所増設し、3コース、39か所の停留所を巡回しております。見直し後は、利用人数については32%、売上げについては34%前年を上回っておりますが、
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により利用が増えていることもありますので、今後の動向を注視してまいります。 次に、野田警察署南部交番の移設について申し上げます。 野田警察署南部交番の梅郷駅前への移設につきましては、千葉県警察本部におきまして令和元年度に建築設計が完了し、5月21日に梅郷駅東口駅前広場の隣接地への移設工事が着手されました。今年度中の竣工を予定しているとの報告を受けております。移設後は、(仮称)梅郷駅前交番を中心とした地域の防犯力が一層強化されるものと期待をしております。 申し訳ございません。先ほど東部保育所指定管理者への移管についての保護者説明会を7月中に開催する予定と申し上げましたが、予定している説明会2回のうち1回目の説明会を7月11日土曜日に市役所8階会議室で開催しておりますので、先ほどの報告を修正させていただきます。申し訳ございませんでした。 11日の説明会には3人の保護者が参加し、3人とも移管、建て替えを早く進めてもらいたいとのことでございました。第2回目の説明会は、7月15日水曜日午後6時からの開催を予定しております。 なお、
新型コロナウイルス感染症対策として説明会は予約制とさせていただいておりますが、現在のところ3人の参加が予定されております。 以上、私の市政に対する基本的な考え方と、前定例会以降の市政の状況について御報告申し上げましたが、市政発展と市民生活向上のため鋭意努力してまいる所存でありますので、議員各位の一層の御指導、御鞭撻をお願い申し上げ、私からの市政報告といたします。ありがとうございました。
◎副市長(今村繁) 諸般の報告及び議案等の
提案理由の説明について申し上げます。 一般財団法人野田市開発協会について申し上げます。 今議会で経営状況を報告させていただいておりますが、令和元年度はひばりコースでは、昨年の台風19号による冠水被害の影響により、10月12日から暫定営業を開始した3月2日までの過去最大の142日間のクローズとなりました。令和元年度の野田市パブリックゴルフ場の入場者数は、ひばりコースが3万7,718人、けやきコースが4万4,694人となり、前年度との比較では、ひばりコースで2万3,540人の減、けやきコースで1,457人の増、合わせて2万2,083人の減となりました。この結果、令和元年度の決算では、平成24年度以来7年ぶりの赤字決算となり、1,515万9,570円の当期損失を計上し、純資産も2億8,713万407円から2億7,197万837円に減額となってしまいました。 また、今年度も
新型コロナウイルス感染症対策として、4月8日から5月31日まで営業自粛を行い、6月1日に市民限定で営業を再開し、6月20日以降は市外からの来場者の受入れを開始しましたが、入場者数を例年どおり確保できるか不透明な状況となっております。 長期的な資金計画においては、今年度には1億5,000万円程度をつなぎ融資として借入れする必要があることを3月議会で報告させていただいたところですが、
新型コロナウイルス感染症対策による営業自粛に伴う減収分を踏まえたところ、今後5億円程度の融資が必要となります。国や県における
新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴う一般財団法人を対象とした有効な支援策もないことから、金融機関への融資の相談を開始したところでございます。不測の事態が続き、開発協会は経営危機に陥っている状況となっておりますので、市としましても、今後開発協会救済のため支援策を講じてまいりたいと考えております。 次に、国勢調査について申し上げます。 本年10月1日を基準日として全国一斉に国勢調査が行われることから、5月1日に総務部長を本部長とする令和2年国勢調査野田市実施本部を設置し、準備を進めております。なお、調査票の審査等に携わる指導員115人を市職員から、調査事務に携わる調査員約700人を各自治会等から推薦していただくこととしております。 今回の調査では、
新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するため、調査員と世帯の接触をできるだけ避ける方法を国において検討中であり、前回に引き続き導入されるオンライン回答の利用のさらなる推進を図ることとしております。 公共施設の耐震診断結果について申し上げます。 昨年度に実施した関宿中央公民館、福田体育館及び谷吉会館の3棟の耐震診断につきましては、関宿中央公民館については耐震性に問題ないことが分かりましたが、福田体育館及び谷吉会館については、耐震補強が必要なことが判明しました。今後は特定建築物である福田体育館の耐震化を最優先に進めたいと考えておりますが、国庫補助等の財源を含め改修スケジュールの再検討を行ってまいります。 また、昨年12月議会において補正予算措置をいたしました鈴木貫太郎記念館の耐震診断につきましては、コンクリート強度が著しく低いことが判明し、補強が困難との結果となりました。記念館の建っている場所は、洪水ハザードマップ上浸水想定区域とされているため、記念館を建て替える場合には場所の検討も必要になります。このようなことから今後地元の意向も確認しつつ、記念館の整備の方向性を慎重に検討してまいります。 次に、民間施設の有効活用について申し上げます。 行政改革大綱に基づく民間施設の有効活用につきましては、今後超高齢社会を迎えていく中で、きめ細やかな行政サービスを提供していくためには、市民にとってより身近な施設を活用し、職員が地域の中に入っていき、地域の皆様と一緒に考えていく必要があることから、既存の施設だけでなく、民間施設や空き家等の活用についても柔軟に検討することが重要であると考えております。現在主管者による庁内検討会において、市内の民間施設や自治会館等の洗い出しを行い、利用の検討を行っております。今後は民間施設等を利用する上での課題を整理し、費用対効果の優れた施設について来年度から利用できるよう、さらなる検討を進めてまいります。 次に、国庫補助金を活用した土木事業の執行見込みについて申し上げます。 当初予算に計上しております国庫補助金である社会資本整備総合交付金の内示が4月にあり、予算額に対する内示率は全体で96%となっております。近年に比べて内示率が高くなっておりますが、これは六丁四反調整池整備事業の一部が、国土強靱化地域計画に基づく防災・減災等に資する道路整備事業として重点化事業に位置づけられ、予算額の3倍を超える内示となった影響が大きく、舗装修繕事業などは予算額を大きく下回る内示となっております。予算額を下回る内示となった事業については、事業進捗への影響が大きいことから、基本的に交付金配分の増額を県に対して要望してまいります。 なお、舗装修繕事業に係る舗装補修費については、補助事業で予定していた6路線のうち2路線を実施することとしますが、今後も交付金配分の増額が見込めないとの県の情報があったため、代わりに騒音振動に加え、舗装の劣化の激しさから早急に抜本的補修を実施する必要がある4路線等を単独事業として実施することとし、今議会の補正予算に計上させていただいております。 また、予算額を大きく上回る内示があった六丁四反調整池整備事業に係る排水整備費についても、今議会の補正予算に計上させていただいております。 土地区画整理確約地区におけるまちづくりについて申し上げます。 花井堤根地区、山崎梅台地区については、現在現況測量を実施し、区画整理以外の手法による道路等の整備方針案を検討しております。今後は千葉県をはじめ関係機関と協議を進め、早期に関係権利者の皆様に対し、まちづくりの方向性をお示ししたいと考えております。 次に、梅郷駅西土地区画整理事業について申し上げます。 事業完了まで残り2件となっております物件の移転について、1件の権利者から補償契約の内諾をいただきました。そのため、この補償に係る経費を今議会の補正予算に計上させていただいております。 なお、残る1件の補償につきましても、引き続き交渉を進めてまいります。 特定生産緑地の指定について申し上げます。 指定から30年が経過する野田地域の生産緑地について、令和4年11月までに特定生産緑地の指定手続を完了させるため、4月30日、対象者119人に指定の意向確認書を送付いたしました。今後指定意向の対象者に申請書を発送し、生産緑地法に基づく指定の手続を開始します。 次に、災害時協力協定の締結について申し上げます。 災害時における非常用電源等の燃料の供給を円滑に行うため、5月27日に千葉県石油協同組合野田支部と災害時における燃料の供給等に関する協定を締結いたしました。この協定により、応急活動車両、非常用発電機、冷暖房機器等に用いる燃料の供給を優先的に受けることで、災害応急対応が強化されることになります。 次に、有限会社柏廃材処理センターに係る健康被害問題について申し上げます。 柏廃材処理センターが、平成19年4月の稼働以来、煙や臭気により周辺環境に悪影響を及ぼしている、煙突から排出された煙が降下する現象であるダウンウォッシュの改善を千葉県から柏廃材処理センターに対して指導するよう、被害者の会が求めてきたところ、平成29年1月30日に柏廃材センターから、煙突の高さなどを変更する変更許可申請が千葉県に提出されました。その後、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づく関係図書の縦覧や野田市への意見照会などの手続を経て、千葉県廃棄物処理施設設置等審議会で審議された結果、令和2年3月31日に許可され、工事に着手していたところです。 工事の概要につきましては、既存の煙突頭頂部に長さ3メートルのキャップを設置し、先端の口径を0.9メートルから0.8メートルへ変更し、突出速度を上げるもので、5月8日に千葉県による使用前検査が実施され問題ないことが確認されたことから、稼働を開始しています。今回の工事により、煙や臭気の原因であったダウンウォッシュが改善されるものと考えております。 次に、学童保育所の過密化対策について申し上げます。 7月1日時点の学童保育所の入所児童数は1,607人と、前年同時期より37人少ない状況であり、退所する児童が多いことから、
新型コロナウイルス感染症の拡大が影響しているものと考えています。 また、国の基準に基づく保育室面積1人当たり1.65平方メートルを下回る学童保育所は7施設、小学校区単位では、清水台小、南部小、みずき小の3校区となっています。 例年、児童数は、夏休みの8月をピークに9月以降減少し、年度末までに過密化が解消される傾向にありますが、昨年度末において宮崎小校区のみ過密化となっておりました。宮崎小校区の過密化は既に解消していますが、現在、清水台小、南部小、みずき小の3校区が過密化となっていますので、今後の児童数の推移を注視し、年間を通して過密化する場合は整備を検討したいと考えております。 次に、シティプロモーション事業について申し上げます。 学生による自転車を活用したまちづくりにつきましては、
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、自転車を使った社会実験を行うまでの準備期間が足りないことや、十分なヒアリング調査を実施することが難しいことから、それらの実施を次年度に延期することといたしました。今年度は、9月以降に立教大学の学生が野田市を訪れ、野田市の歴史や資源調査等、市内を楽しむためのメニュー作りの検討やSNS等を活用した情報発信に取り組んでまいります。 市民がつくる野田市の魅力発信事業につきましては、昨年度採択したこうのとりの里での情報発信力強化事業について、クイズを収録したタブレット端末を4月にこうのとりの里に設置するとともに、リーフレットを5月に市内小学校に配布しました。 令和2年度の野田市の魅力発信事業につきましては、23事業の提案を頂きましたが、補助金の交付対象となる21事業につきましては、
新型コロナウイルス感染症対策により事業を選定するプレゼンテーションが延期となっており、事業の実施自体が難しいこと、また複数の応募者から辞退の申出があることなどから、次年度へ延期することといたしました。なお、補助金は受けられないものの、野田市の魅力発信事業の冠を付すことができる2事業については採択し、既に1つの事業は実施をしております。 次に、福祉関連計画について申し上げます。 昨年度に策定しました野田市地域福祉計画(第3次改訂版)と第2次野田市食育推進計画につきましては、本年4月からスタートしております。それぞれの計画に位置づけた各種施策が計画期間内に確実に実施できるよう取り組んでまいります。 次に、今年度に策定する計画につきまして、第6期野田市障がい福祉計画は、7月3日に開催しました野田市障がい者基本計画推進協議会に諮問させていただき、第2期障がい児福祉計画と一体とした計画の素案について議論いただいております。 第8期野田市老人福祉計画及び介護保険事業計画、いわゆるシルバープランの策定につきましては、昨年度に各種調査及び分析を実施しており、7月1日に開催しました野田市老人福祉計画及び介護保険事業計画推進等委員会に諮問させていただき、第7期計画の介護給付等の実績や各種調査の分析結果を踏まえ、介護サービスの種類ごとの量の見込みや、そのために必要な介護保険料などについて議論いただいております。 第2次野田市歯科口腔保健計画につきましては、今後野田市保健医療問題審議会に諮問し、市全体で歯と口腔の健康づくりの推進を図るための計画の素案について議論いただきたいと考えております。いずれの計画につきましてもパブリックコメント手続を経て、来年2月頃に答申を頂きたいと考えております。 次に、男女共同参画について申し上げます。 令和2年3月に策定しました第4次野田市男女共同参画計画で、男女共同参画社会の実現に向けた取組の一環として新たに位置づけた男性のための電話相談を、4月28日から毎月第4火曜日の16時から19時までの受付でスタートしました。現代社会における男性の抱える様々な問題や悩みの相談に応じ、相談者が自らの力で解決していけるよう、男性カウンセラーの適切な助言等により援助することを目的としたもので、専門の法人に委託したところ、6月までに家庭の問題など4件の相談がありました。 次に、水難救助隊の発足及び高機能救命ボートの配備について申し上げます。 消防本部では、河川における水難事故等に対し、平成26年4月から救助隊の中から水難救助員を選出し潜水業務を行ってきましたが、水難救助体制の強化を図るため、水難救助活動に特化した野田市水難救助隊を8月3日に発足する予定です。 また、令和2年3月には、総務省消防庁から緊急派遣要請による近県の水害被害地への出動や、台風や豪雨などによる浸水・冠水時の要救助者救出のための高機能救命ボートが消防署関宿分署に配備されましたので、水難救助隊の救助活動に活用してまいります。 なお、水難救助隊の隊員に任命された職員に、潜水作業手当を支給するための条例改正及び補正予算を今議会に提案させていただいております。 無人航空機、ドローンの運用開始について申し上げます。 特殊災害用備品として無人航空機、ドローンを消防署に配備し、6月15日から運用を開始いたしました。今後水難救助現場における空中からの検索活動及び火災現場における延焼状況の把握等に活用してまいります。 ここでお手元の
市政一般報告に追加して報告をさせていただきます。 防犯協定の締結について申し上げます。 安全で安心なまちづくりの推進に寄与することを目的として、7月7日に野田警察署及びコカ・コーラボトラーズジャパン株式会社と野田市における安全・安心なまちづくりの推進に関する協定を締結いたしました。この協定により、市の施設等にコカ・コーラボトラーズジャパン株式会社が掲示板付自動販売機を設置し、その売上げの一部を活用して防犯カメラを設置するとともに、自動販売機の掲示板により防犯情報の提供や啓発ができることとなります。 次に、寄附について申し上げます。 新型コロナ対策協力寄附として、野田市中野台168番地1、野田ロータリークラブ会長、冨山好夫様から100万円、野田市宮崎36番地、野田ガス株式会社取締役社長、茂木佐平治様から100万円を頂きました。 消防活動における災害時等の人員搬送車両として、野田市宮崎126番地4、株式会社堀建設代表取締役、堀 直道様からマイクロバス1台950万円相当を頂きました。 小学校の5年生全クラスと特別支援学級全クラスに補助教材本として、柏市高田362番地、ちば東葛農業協同組合代表理事組合長、勝田 実様から年間購読図書44万3,520円相当を頂きました。 木間ケ瀬小学校の備品として、野田市木間ケ瀬3772番地、株式会社関宿急便代表取締役、鶴岡 等様から走り高跳び用マット1枚、走り高跳び用スタンド1対20万円相当を頂きました。
新型コロナウイルス感染症対策及び災害用備蓄品として、野田市山崎1335番地の9、晋 鴎様から野田市国際交流協会を通じて不織布マスク3,000枚、15万円相当、野田市中野台383番地、株式会社ナカオサ取締役社長、仲長 孝様から不織布マスク6,000枚、30万円相当及び児童生徒・教職員用マスクケース1万3,280枚、39万8,400円相当、野田市宮崎5番地の11、株式会社Kikoh代表取締役、岡田 真様から不織布マスク2,500枚、12万5,000円相当、野田市東宝珠花442番地1、関宿ライオンズクラブ会長、河井哲弥様から不織布マスク1万枚、50万円相当、野田市木間ケ瀬2490番地5、タイガー産業株式会社代表取締役社長、島袋盛義様から不織布マスク1万枚、50万円相当、埼玉県八潮市木曽根618番地1、株式会社大場組代表取締役、大場智嘉様、福原将樹様から不織布マスク6,000枚、30万円相当、東京都千代田区外神田四丁目5番4号亀松ビル9F、株式会社ニッセープロダクツ代表取締役社長、水戸光男様からフェイスシールド500枚、10万円相当、大阪市西区江戸堀1丁目23番37号、サカタインクス株式会社代表取締役社長執行役員、森田耕太郎様から不織布マスク1万5,000枚、75万円相当、野田市堤台438番地の7、株式会社亜士武最高経営責任者、坂本三男様から不織布マスク3,000枚、15万円相当、野田市野田339番地、公益社団法人野田青年会議所理事長、小林 亮様から不織布マスク5,000枚及び消毒用アルコール500ミリリットル24本、27万4,000円相当、野田市花井288番地、コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社野田セールスセンター支店長、伊藤 毅様から清涼飲料水2,400本、36万円相当、野田市大殿井273番地の1、萬達株式会社代表取締役、孫 国民様から不織布マスク1万1,200枚、56万円相当を頂きました。 ここでお手元の
市政一般報告に追加して報告をさせていただきます。 みどりのふるさと基金指定寄附金として、野田市愛宕駅東第一土地区画整理組合代表清算人、岩本光善様から1,211万3,026円を頂きました。 また、全小中学校の体育用教具として、野田市宮崎36番地、野田ガス株式会社取締役社長、茂木佐平治様からドッジボール、バスケットボール、バレーボール及びサッカーボールを合計350個、165万円相当を頂きました。 御寄附につきましては、改めて御礼申し上げます。 続きまして、今議会に御提案いたしました議案等について御説明申し上げます。 報告第1号令和元年度野田市一般会計継続費繰越計算書、報告第2号令和元年度野田市下水道事業特別会計継続費繰越計算書、報告第3号令和元年度野田市一般会計繰越明許費繰越計算書、報告第4号令和元年度野田市一般会計事故繰越し繰越計算書につきましては、いずれも繰越しの状況を報告するものでございます。 報告第5号から報告第8号までは、一般財団法人野田市開発協会、野田市土地開発公社、野田業務サービス株式会社及び株式会社野田自然共生ファームの経営状況の報告でございます。 認第1号は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正に伴い、専決処分した野田市手数料条例の一部を改正する条例について承認を求めようとするものでございます。 認第2号は、
新型コロナウイルス感染症の影響により収入の減少が見込まれる場合等における第1号被保険者の保険料の減免に係る基準を緊急に整備するため専決処分した野田市介護保険条例の一部を改正する条例について承認を求めようとするものでございます。 議案第1号は、令和2年度税制改正に係る地方税法の一部改正に伴い、個人市民税におけるひとり親控除に関する規定等を整備するとともに、
新型コロナウイルス感染症緊急経済対策に係る地方税法の一部改正に伴い、イベントの中止等をした主催者に対する払戻請求権を放棄した者への個人市民税における寄附金税額控除の適用及び住宅ローン控除の適用要件の弾力化に関する規定の整備をしようとするものでございます。 議案第2号は、水難救助隊の発足に伴い、水難救助隊員に任命された消防職員が、水難事故等の事案において潜水器具を着装して潜水作業に従事した場合に潜水作業手当を支給するため、特殊勤務手当の規定を整備しようとするものでございます。 議案第3号は、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、放課後児童支援員の資格要件に関する規定を整備しようとするものでございます。 議案第4号は、路線整理のため認定しようとするものでございます。 議案第5号は、路線整理のため廃止しようとするものでございます。 議案第6号令和2年度野田市一般会計補正予算(第4号)は、歳入歳出予算、債務負担行為及び地方債の補正でございます。歳入歳出予算につきましては、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ14億554万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ699億6,289万3,000円にしようとするものでございます。 補正の主な内容は、総務費には、防犯カメラ設置工事を新規計上、民生費には、国の補正予算に係るひとり親世帯臨時特別給付金支給事業費を新規計上するとともに、市独自の緊急対策事業として児童手当上乗せ給付金及び児童扶養手当上乗せ給付金の2回目の支給に係る経費や新たな子ども館整備事業に係る用地取得費を計上しております。 商工費には、
新型コロナウイルス感染症の影響により、令和2年度の中止または延期が決定した各まつりの分担金を減額計上しております。 土木費には、国の補助事業内示への対応として、予算額を下回る内示となった舗装補修費は、補助事業費を内示額に合わせて減額する一方で、早急に抜本的補修を実施する必要がある路線等を単独事業費として計上し、予算額を上回る内示となった排水整備費は、内示額に合わせて増額しております。また、事業の進捗を図るため、中野台中根線道路改良事業費、愛宕駅西口駅前広場等整備費、梅郷駅西土地区画整理費等を増額計上しております。 消防費には、国の消防団設備整備費補助金を活用して、全ての消防団にチェーンソー等を配備する経費を新規計上するとともに、日勤救急隊を早期に編成し運用するため、高規格救急自動車1台の購入費を新規計上しています。 教育費には、国の補正予算において、GIGAスクール構想の実現に向けた1人1台端末整備が前倒し措置されたことから、これを活用し、国負担となる児童生徒の3分の2のパソコン整備費を新規計上するほか、令和3年度に実施予定の小学校トイレ改修工事に係る設計委託料、小中学校及び幼稚園の消防設備に係る施設改修工事を計上しております。 また、今後も
新型コロナウイルス感染症対策を迅速に実施していくため、財政調整基金を取り崩し、予備費を約5億円増額計上しております。 歳入の主なものといたしまして、国庫支出金には、国の補正予算に係るひとり親世帯臨時特別給付金支給事業に係る補助金、公立学校情報機器整備費補助金等を新規計上するとともに、補助事業内示に伴う防災・安全交付金を増額計上しております。その他、県支出金、寄附金、繰入金、諸収入及び市債を増額計上しております。 債務負担行為につきましては、野田市土地開発公社に対する債務保証ほか2件を計上しております。 議案第7号は、野田市
監査委員の選任について同意を求めるものでございます。 議案第8号から第20号までは、野田市
農業委員会委員の任命について同意を求めるものでございます。 認第3号は、令和元年度野田市水道事業会計決算認定についてでございます。収益的収支につきましては、税込みで収入は34億7,205万9,483円、支出は29億854万8,200円、収支差引き5億6,351万1,283円となり、税抜きで当年度純利益は4億6,406万2,544円となりました。 なお、この中には資本金に組み入れるべき減価償却見合い分の長期前受金戻入が含まれていることから、当該戻入を除く純利益は2億9,110万8,089円となります。 資本的収支につきましては、税込みで収入は1,470万円、支出は15億1,947万8,147円となり、収支差引き15億477万8,147円の不足となりましたが、この不足額につきましては、過年度分損益勘定留保資金、減債積立金及び当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補填いたしました。当年度純利益2億9,110万8,089円の処分につきましては、全額減債積立金へ積み立てるものでございます。 ここでお手元の
市政一般報告に追加して報告をさせていただきます。 議案第21号は、野田市関宿クリーンセンター解体工事を施工するため、請負契約を締結しようとするものでございます。 議案第22号は、議員選出の
監査委員の選任について同意を求めようとするものでございます。 以上、今議会に御提案申し上げました議案等の概要について御説明申し上げました。よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。ありがとうございました。
△議案第 7号 野田市
監査委員の選任について
○議長(
平井正一) 日程第12議案第7号野田市
監査委員の選任についてを議題といたします。 当局から
提案理由の説明を求めます。
◎市長(鈴木有) 議案第7号につきまして説明させていただきます。 本案は、
監査委員の選任について、議会の御同意をお願いしたいとするものでございます。
監査委員として御活躍をいただいております栗林 徹氏について、任期が7月10日をもって満了となったことから、引き続き同氏を
監査委員として選任したいと存じますので、地方自治法第196条第1項の規定により、議会の御同意をお願いしたいとするものでございます。 同氏につきましては、人格、識見とも
監査委員として適任と存じますので、何とぞ本案に御同意賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
平井正一) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第7号につきましては、質疑、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平井正一) 御異議なしと認めます。よって、議案第7号につきましては、質疑、討論を省略し、直ちに採決いたします。 これより議案第7号野田市
監査委員の選任についてを採決いたします。本件は原案に同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平井正一) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案に同意することに決しました。
△議案第22号 野田市
監査委員の選任について
○議長(
平井正一) 日程第13議案第22号野田市
監査委員の選任についてを議題といたします。 なお、本件につきましては、地方自治法第117条の規定により
深津憲一議員の退場を求めます。 〔
深津憲一議員退場〕
○議長(
平井正一) 当局から
提案理由の説明を求めます。
◎市長(鈴木有) 議案第22号につきまして説明させていただきます。 本案は、
監査委員の選任について議会の御同意をお願いしたいとするものでございます。
監査委員として御活躍いただいておりました深津憲一氏が7月7日付で辞任されましたが、引き続き同氏を野田市
監査委員に選任したいと存じますので、地方自治法第196条第1項の規定により議会の御同意をお願いしたいとするものでございます。 同氏につきましては、皆さん御承知のとおり、
監査委員として人格、識見とも適任と存じますので、何とぞ本案に御同意賜りますようお願い申し上げます。 以上です。
○議長(
平井正一) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第22号につきましては、質疑、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平井正一) 御異議なしと認めます。よって、議案第22号につきましては、質疑、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 これより議案第22号野田市
監査委員の選任についてを採決いたします。本件は原案に同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平井正一) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案に同意することに決しました。 退席者の入場を許可いたします。 〔
深津憲一議員入場〕
△議案第 8号 野田市
農業委員会委員の任命について
△議案第 9号 野田市
農業委員会委員の任命について
△議案第10号 野田市
農業委員会委員の任命について
△議案第11号 野田市
農業委員会委員の任命について
△議案第12号 野田市
農業委員会委員の任命について
△議案第13号 野田市
農業委員会委員の任命について
△議案第14号 野田市
農業委員会委員の任命について
△議案第15号 野田市
農業委員会委員の任命について
△議案第16号 野田市
農業委員会委員の任命について
△議案第17号 野田市
農業委員会委員の任命について
△議案第18号 野田市
農業委員会委員の任命について
△議案第19号 野田市
農業委員会委員の任命について
△議案第20号 野田市
農業委員会委員の任命について
○議長(
平井正一) 日程第14議案第8号から日程第26議案第20号まで、野田市
農業委員会委員の任命について、議案13件を一括議題といたします。 当局から
提案理由の説明を求めます。
◎市長(鈴木有) 議案第8号から議案第20号につきまして、私のほうから説明させていただきます。 本案は、野田市
農業委員会委員の任命について、議会の御同意をお願いしたいとするものでございます。 現
農業委員会委員の任期が7月19日をもって満了となることから、新たな
農業委員会委員に議案第8号は青木 進氏を、議案第9号は石塚正夫氏を、議案第10号は石山高弘氏を、議案第11号は石山幹雄氏を、議案第12号は宇佐見稔久氏を、議案第13号は川邉 茂氏を、議案第14号は齊藤和夫氏を、議案第15号は染谷美佐夫氏を、議案第16号は筑井 正氏を、議案第17号は針ケ谷久翁氏を、議案第18号は藤井愛子氏を、議案第19号は古谷文夫氏を、議案第20号は吉岡清美氏を任命したいと存じますので、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定によりまして議会の御同意をお願いしたいとするものでございます。 以上13名につきましては、農業に関する識見を有し、
農業委員会委員としての職務を適切に行うことができる方と存じますので、何とぞ本案に御同意を賜りますようお願い申し上げます。 以上です。
○議長(
平井正一) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第8号から議案第20号までの議案13件につきましては、質疑、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平井正一) 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題となっております議案第8号から議案第20号までの議案13件について、質疑、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 これより議案第8号野田市
農業委員会委員の任命についてを採決いたします。本件は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平井正一) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案に同意することに決しました。 次に、議案第9号野田市
農業委員会委員の任命についてを採決いたします。本件は原案に同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平井正一) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案に同意することに決しました。 次に、議案第10号野田市
農業委員会委員の任命についてを採決いたします。本件は原案に同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平井正一) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案に同意することに決しました。 次に、議案第11号野田市
農業委員会委員の任命についてを採決いたします。本件は原案に同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平井正一) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案に同意することに決しました。 次に、議案第12号野田市
農業委員会委員の任命についてを採決いたします。本件は原案に同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平井正一) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案に同意することに決しました。 次に、議案第13号野田市
農業委員会委員の任命についてを採決いたします。本件は原案に同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平井正一) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案に同意することに決しました。 次に、議案第14号野田市
農業委員会委員の任命についてを採決いたします。本件は原案に同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平井正一) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案に同意することに決しました。 次に、議案第15号野田市
農業委員会委員の任命についてを採決いたします。本件は原案に同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平井正一) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案に同意することに決しました。 次に、議案第16号野田市
農業委員会委員の任命についてを採決いたします。本件は原案に同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平井正一) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案に同意することに決しました。 次に、議案第17号野田市
農業委員会委員の任命についてを採決いたします。本件は原案に同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平井正一) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案に同意することに決しました。 次に、議案第18号野田市
農業委員会委員の任命についてを採決いたします。本件は原案に同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平井正一) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案に同意することに決しました。 次に、議案第19号野田市
農業委員会委員の任命についてを採決いたします。本件は原案に同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平井正一) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案に同意することに決しました。 次に、議案第20号野田市
農業委員会委員の任命についてを採決いたします。本件は原案に同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕