木更津市議会 > 2021-03-18 >
令和3年予算審査特別委員会 本文 2021-03-18
令和3年予算審査特別委員会 名簿 2021-03-18

  • 概算数量(/)
ツイート シェア
  1. 木更津市議会 2021-03-18
    令和3年予算審査特別委員会 本文 2021-03-18


    取得元: 木更津市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-05
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                 (午前9時59分)   ─────────────────────────────────────── ◯委員長(重城正義君) 委員並びに執行部の皆様方、おはようございます。  ただいまの出席委員数は9名であります。定足数に達しておりますので、これより予算審査特別委員会を開会いたします。  ここで、審査の適正な進行と質疑の充実のため、委員並びに執行部の方々に再度お願いをしておきます。既に配付済みの予算審査特別委員会の注意事項をご確認いただき、皆様のご協力をお願いいたします。   ─────────────────────────────────────── 2 ◯委員長(重城正義君) それでは、本日の審査に入ります。  これより、消防本部の審査を行います。  【別冊12】所属別歳入・歳出予算一覧表、35ページから36ページの一般会計予算について、審査をお願いいたします。  ご質疑願います。佐藤委員。 3 ◯委員(佐藤修一君) おはようございます。最終日となります。どうぞよろしくお願いいたします。  消防本部の皆様には、感染症の脅威の中、日夜大変にお世話になって、感謝しているところでございます。  では、初めに、【別冊12】35ページ、45款5項5目、常備消防諸経費の中の消防活動資機材購入費でございますが、こちらは、まず、何を購入するものでしょうか、お尋ねいたします。 4 ◯委員長(重城正義君) 齊藤消防本部次長。 5 ◯消防本部次長消防総務課長(齊藤秀樹君) 消防活動資機材購入費の事業内容につきましては、消防活動時に使用している安全帯が、労働安全衛生法施行令の一部改正により、令和4年4月1日以降、使用できなくなることから、法律に適合した墜落制止用器具を購入するものでございます。  以上でございます。 6 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 7 ◯委員(佐藤修一君) 安全帯を購入するということですけれども、今までの安全帯とどこが違うのか、お尋ねいたします。 8 ◯委員長(重城正義君) 齊藤消防本部次長。 9 ◯消防本部次長消防総務課長(齊藤秀樹君) 現行使用している胴ベルト型安全帯は、墜落時に内臓の損傷や胸部等の圧迫による危険性が指摘されており、国内でも事故が確認されていました。墜落による労働災害防止のため、関係法令が改正され、墜落を制止するときに生じる衝撃を緩和させる装置、ショックアブソーバーつき墜落制止用器具に変更するものでございます。
     以上でございます。 10 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 11 ◯委員(佐藤修一君) 隊員自らの安全を確保しながらの、人命救助であるとか、消火活動であると思いますので、ぜひとも、隊員自らの安全を最優先に確保しながら、よろしくお願いしたいと思います。  以上です。 12 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 13 ◯委員(大村富良君) おはようございます。  予算書105ページの、救急救助業務費について、お伺いいたします。  市内での新型コロナウイルス感染者は、昨日で427名となっております。救急搬送後に新型コロナウイルス感染者と分かる人も多いと思いますが、まず、初めに、昨年からの救急搬送数と、昨年からの新型コロナウイルス感染症に感染した傷病者の救急搬送数について、お伺いいたします。 14 ◯委員長(重城正義君) 関口消防署長。 15 ◯消防署長(関口壽美君) 救急の件数でございますが、過去3年でお答えしますと、平成30年6,922件、令和元年7,458件、令和2年では6,824件でございます。コロナ関連に関しましては、昨年2月から令和3年3月15日までの市内の感染者数ですが、418名おりまして、そのうち救急隊が搬送した人数は、24名でございます。  私からは以上です。 16 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 17 ◯委員(大村富良君) 新型コロナウイルスに感染していると分かっている傷病者は少ないと思いますが、救急隊は、傷病者を新型コロナウイルス感染症の陽性者と、どのようにして分かるのか、対応しているのか、お伺いいたします。 18 ◯委員長(重城正義君) 石井消防署副署長。 19 ◯消防署副署長(石井和成君) 新型コロナウイルス感染症の特徴である、味覚異常等を傷病者から聴取した場合や、体温の測定を行い疑いがあれば、保健所へ連絡し、対応の判断をしていただき、その後に検査対象となれば、その結果が報告されます。また、陽性者が自宅等において症状の悪化があった場合による救急車の要請や、陽性者の病院間搬送である転院搬送としての出動があり、活動しております。  以上でございます。 20 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 21 ◯委員(大村富良君) 分かりました。  救急隊の感染防止対策はどのようにしているのか、また、救急隊の感染者はいらっしゃるのかどうか、お伺いいたします。 22 ◯委員長(重城正義君) 石井消防署副署長。 23 ◯消防署副署長(石井和成君) 全ての救急出動に対しまして、救急隊員が濃厚接触者に該当しないように、感染防止着やシューズカバー等を装い、出動しており、また、傷病者が新型コロナウイルス感染症に罹患していると判明している場合には、さらにガウン等を重ねて着用し、感染防止に努めております。また、今日現在ですけど、救急隊からの感染者は出ておりません。  以上でございます。 24 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 25 ◯委員(大村富良君) 分かりました。救急隊からの感染者が出ていないと伺いまして、安心いたしました。今後も、救急隊員への感染防止対策に努めていただきまして、救急隊の安全管理対策を充実させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 26 ◯委員長(重城正義君) 関連で。草刈委員。 27 ◯委員(草刈慎祐君) 新型コロナウイルス対策ということで、お聞きします。  今のご答弁によりますと、幸いなことに、新型コロナウイルスの感染者はいないということですが、誰でもかかるということがありますので、万が一、消防署また分署等で、隊員の方にクラスター等が起こってしまったときは、人員配置のマニュアル等は準備できているのか、お聞かせください。 28 ◯委員長(重城正義君) 石井消防署副署長。 29 ◯消防署副署長(石井和成君) 通常、職員には、食事以外はマスクをつけて勤務をさせておりますが、クラスター等が出た勤務場所につきましては、閉鎖をいたしまして、勤務している職員は休暇を取っていただきます。また、車両につきましては、救急出動が多いものでございますので、救急隊の活動数は減少させずに活動する予定でございます。  以上でございます。 30 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 31 ◯委員(草刈慎祐君) ということは、もし万が一そのようなことが起きた場合は、今の答弁ではちょっと曖昧なところなんですけれども、もし分署であったら、その施設は閉鎖するような話もあったんですけれども、本部だったり、ほかの部署から人員を割いて、そのエリアをカバーするというような答弁でよろしいのか、確認させてください。 32 ◯委員長(重城正義君) 石井消防署副署長。 33 ◯消防署副署長(石井和成君) 年次休暇を予定している職員に休暇を取り消させていただきまして、勤務人数の補充をさせます。勤務場所につきましては、車両の移動等をさせて、その人数に対しまして、まず休暇を取りやめていただいた職員等で対応をいたしまして、また、さらに陽性者になった場合には、3部制を2部制に変更等をしまして、対応する予定でございます。  以上でございます。 34 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 35 ◯委員(座親政彦君) 資料【別冊12】の35ページの、警防課所管の小型動力ポンプ付積載車購入費950万円でございますけれども、まず、この購入する車両はどこに配備されるのか、お伺いをいたします。 36 ◯委員長(重城正義君) 前田警防課長。 37 ◯警防課長(前田 茂君) 次年度購入いたします小型動力ポンプ付積載車につきましては、消防団第6分団第4部、瓜倉地区に配備する車両1台を購入する予定となっております。  以上でございます。 38 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 39 ◯委員(座親政彦君) 分かりました。  消防団の車両につきましては、過去の一般質問等でも質疑をさせていただきましたが、全てを小型動力ポンプ付積載車に切り替えていくというふうに認識をいたしておりますが、現在の状況について、お伺いをいたします。 40 ◯委員長(重城正義君) 前田警防課長。 41 ◯警防課長(前田 茂君) 現在、消防団車両は37台ございます。消防団車両のうち、小型動力ポンプ付積載車が31台、消防ポンプ自動車が6台となっております。  以上でございます。 42 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 43 ◯委員(座親政彦君) 分かりました。  あと6台ということでございますけれども、今後の更新予定で、いつまでに全ての車両が小型動力ポンプ付積載車となるのか、お伺いをいたします。 44 ◯委員長(重城正義君) 前田警防課長。 45 ◯警防課長(前田 茂君) 現在、消防ポンプ自動車は6台配備しておりますが、全ての車両が小型動力ポンプ付積載車に切り替わるのは、消防車両更新計画によりまして、令和10年度を予定しております。  以上でございます。 46 ◯委員長(重城正義君) 関連で。田中委員。 47 ◯委員(田中紀子さん) お聞きします。  PFOSです。予算書には載っていません。去年、議会でも質問したと思うんですが、PFOSは自衛隊にあるので、どうなっているのかということで、処分はその後行ったんですが、PFOSまたはその塩を含有する泡消火薬剤の更新について、昨年6月1日、消防庁の都道府県に対する通知には、消防機関が現在保管するPFOS等含有泡消火薬剤を廃棄するとともに、新たに調達する場合は、PFOS等が含まれていない泡消火薬剤へ更新することを推進する内容でした。具体的に、令和4年度末を完了目標とする更新計画を作成し、昨年7月31日までに提出することになっていました。木更津市の場合は、令和3年度予算に計上されていないので、どのような計画なのか、ご説明ください。 48 ◯委員長(重城正義君) 前田警防課長。 49 ◯警防課長(前田 茂君) PFOSを含有しております泡消火薬剤につきましては、予算措置を行いまして、令和4年度に、全てを廃棄処分する予定でございます。  以上でございます。 50 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 51 ◯委員(田中紀子さん) では、現在はどのような場所に保管されているのでしょうか。 52 ◯委員長(重城正義君) 前田警防課長。 53 ◯警防課長(前田 茂君) 泡消火薬剤の保管場所につきましては、潮見の消防本部庁舎にて保管をしております。  以上でございます。 54 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 55 ◯委員(田中紀子さん) これを聞いたのは、津波とか高潮浸水の影響がないかどうかなんですが、大丈夫ですか。 56 ◯委員長(重城正義君) 前田警防課長。 57 ◯警防課長(前田 茂君) 消防本部庁舎は、津波、高潮浸水などを考慮いたしまして、1メートルほどかさ上げをしていることから、問題ないものと認識をしております。  以上でございます。 58 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 59 ◯委員(田中紀子さん) では、木更津市が今後廃棄しなければならないのはどのくらいで、その廃棄に幾らほど必要な予定でしょうか。 60 ◯委員長(重城正義君) 前田警防課長。 61 ◯警防課長(前田 茂君) 泡消火薬剤の量につきましては、440リットル保有しております。廃棄処分費用につきましては、業者見積りによりまして、16万円程度かかるものと聞いております。  以上でございます。 62 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 63 ◯委員(石井徳亮君) 小型動力ポンプ付の消防車ですけれども、今、全て2輪駆動の消防車だと思いますけれども、私が消防団のときには、例えば、ランドクルーザーだったり、サファリだったりとか、そういったものなんかがありましたけれども、今現時点、4輪駆動車が必要とされるような現場とか、そういったものは少なくなっているんでしょうか。 64 ◯委員長(重城正義君) 前田警防課長。 65 ◯警防課長(前田 茂君) 4輪ベースですと、車両本体価格が高くなりますので、今の現状ですと、前輪が回っている、前輪駆動でございます。  以上でございます。 66 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 67 ◯委員(石井徳亮君) 高くなるという話なんですけれども、万が一のときに行けなかったとか、使えなかったという話だと、ちょっと困るようなところもあると思うんです。例えば、考え方とすると、AEDをいつ使うか分からないけれども、高いお金を出して設置しておくというような意味合いとして、いざというときのお守り的な考え方が、消防自動車にも必要じゃないかなと思ったんですけれども、そういう現場自体は、そうは発生していないんですかね、今は舗装道路が増えているので。そこのところをちょっとお聞きしたいと思います。 68 ◯委員長(重城正義君) 前田警防課長。 69 ◯警防課長(前田 茂君) 消防団側から、4輪駆動の車両が欲しい、必要だということの要望はございませんので、前輪駆動の車両を、今現在購入している状況でございます。  以上でございます。 70 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 71 ◯委員(永原利浩君) よろしくお願いします。  予算書の106ページの中で、お伺いをいたします。  消防団員等公務災害補償等共済基金負担金168万7,000円でございます。まず、確認させていただきたいのは、来年度の消防団員の数の見込み、今現在でもいいんですけれども、どれぐらいの数を見込んでおられるのか、お答えいただけたらと思います。 72 ◯委員長(重城正義君) 前田警防課長。 73 ◯警防課長(前田 茂君) 令和3年度の消防団員数につきましては、458名の見込みでございます。令和2年度と比較いたしますと、43名減少する見込みとなっております。  以上でございます。 74 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 75 ◯委員(永原利浩君) 本負担金が、今年度の予算と同じだと思うんですけど、同額であることから、要するに、完全に人数割りでびちっと決まっているものではなくて、何人から何人までの団員の場合は幾らですよというような、そういう設定がある負担金ということでよろしいんですかね。 76 ◯委員長(重城正義君) 前田警防課長。 77 ◯警防課長(前田 茂君) 消防団員等公務災害補償等共済負担金につきましては、消防団員が火災や風水害への出動や各種訓練により負傷した場合の、公務災害補償に係る費用負担となっております。千葉県市町村総合事務組合市町村負担金条例によりまして、人口割、定数割、均等割により、負担金が算出されております。  以上でございます。 78 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 79 ◯委員(永原利浩君) 承知いたしました。団員1名につき幾らではなくて、そういう人口割、何とか割というのがいっぱい入ったところで、同じ金額ということは理解できました。  ちなみに、ここ数年の間で、本補償金を受け取らなくてはならないような、団員の公務事故、大きなものだけでも構わないので、もしあれば、ご紹介いただけたらと思います。 80 ◯委員長(重城正義君) 前田警防課長。 81 ◯警防課長(前田 茂君) 過去におきます高額となった公務災害補償につきましては、平成26年度に、訓練中事故によりまして、被災団員1名に対し、240万8,886円の公務災害補償を受けてございます。
     以上でございます。 82 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。斉藤委員。 83 ◯委員(斉藤高根君) 関連は【別冊12】の35ページなんですけれども、その前に、1つお願いがあります。  ちょうど偶然居合わせたところで、救急隊員が防護服を来て、患者を緊急搬送する場面に出くわしました。ここにいらっしゃる署の方々は偉い人で、現場にはそんなに出られないと思うんですけれども、一番大変なのは救急隊員だと思います。ぜひとも、若い隊員の心身ともにケアをよろしくお願いします。  ということで、本題は消防団員でございます。  つい先だっての木更津の広報紙に、70歳過ぎの消防団員ということで、私たちの隣の集落の人が紹介されました。いいことなのか、悪いことなのか、よく分かりませんけれども、裏を返せば、新団員を今目標とおっしゃいましたけれども、なっていただく方、これは地域の責任で消防団員を出しているわけで、本当に困っているんです。困っているのは、私が1回目の消防団員を抜けるあたりから、実際には困ってきて、いいよ、本当に団員がいなけりゃ解散しちゃえよと。それで解散させました。どうしたかというと、またおれなんかが入ってやるよと。何が一番いけないんだ。操法大会が嫌だと、そういうことで、じゃあ、操法はおれなんかが出てやると。私は、個人的には3回入団して、3回操法に出たと。最後はコミック操法とやゆされたんですけれども、これは、地域の消防団員を確保するために必要なことかなということで、あえてコミック操法ということで、競うことはやめようと。なるべく地元の火を消すために、啓蒙に努力して、それさえしてくれればいいですよということで、消防団員を集めたんですけれども、結局、何があったかというと、私の息子を消防団に入れてしまったということで、私は辞められたんですけれども、私の息子はいまだに消防団員を辞められずに、ずっと入りっ放しです。これが、地域の人の善意で続けているわけなんですけれども、そういった善意が伝わらない住民もいるわけです。そういった方々のために、もうこの時代は、消防署のほうも、ぜひともこの消防団員についての力を貸してもらいたいと思います。その力を貸してもらいたいための施策として、どのように考えているのかをお聞かせください。 84 ◯委員長(重城正義君) 露崎警防課課長補佐。 85 ◯警防課課長補佐(露崎淳也君) 消防団員を確保するための取り組みといたしましては、消防団広報紙「まとい」、それから市のホームページやフェイスブックなどを通じて、消防団活動をPRしてございます。また、消防団員募集のポスターを、公共機関やご協力いただける民間企業の掲示板などに掲示していただいております。さらに今年度は、新たな取り組みといたしまして、消防団員募集動画を作成し、YouTubeに配信を開始するなど、消防団員確保に向けた取り組みを行っておりますが、消防団員の増加がなされていないことから、今後も引き続き、消防団活動を広くPRし、消防団員の確保に努めてまいります。  以上でございます。 86 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 87 ◯委員(斉藤高根君) 取りあえず、地域の人たちと消防署と力を合わせて、消防団員の確保に努めたいと思います。なおかつ人が集まらない。例えば、自分の地域のことを言うと、金田は分署がございます。さて、6分団も7分団も必要なのかなと思うんですけれども、各地域によって、統合とか廃部をされた前例があるのか、その実例をちょっと紹介してください。 88 ◯委員長(重城正義君) 露崎警防課課長補佐。 89 ◯警防課課長補佐(露崎淳也君) 近年ですが、消防団の廃部が続いております。廃部につきましては、4分団5部、8分団5部、また、来年度になってしまうんですが、2分団2部が廃部となってございます。 90 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 91 ◯委員(斉藤高根君) それは、統合でなく、廃部という形ですか。 92 ◯委員長(重城正義君) 露崎警防課課長補佐。 93 ◯警防課課長補佐(露崎淳也君) 委員のおっしゃるとおり、廃部でございます。 94 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 95 ◯委員(斉藤高根君) それとリンクして、消防団詰所の老朽化というのが目立つんですよ。例えば、万石の詰所を見たら、おお、いい建物だなって見に行ったわけなんですけれども、今にも床が抜けそうな、私の年齢よりちょっと若いだけの築というのが、複数あるわけなんですよ。お答えは大体分かっている。建て替えに向けて努力をしますよというお答えだと思うんですけれども、では、複数の消防団詰所が果たして必要なのか。例えば、3つ、4つ集めて、分署の片隅に統合分団として、そこに1つ掘っ建て小屋を建ててやって、必要なものは分署のほうに取りに来て、こたつとストーブがあればいいと、そういうのでもいいと思います。そんな言わば経営努力ということで、各地域で、今は本署もすごく設備がいいので、地域の消防団が消す前に本署の方がほとんど消してくれる時代であれば、もう少し統合してもいいのかなと思うんです。  この統合の問題は地域の問題なんです、やはり。地域の問題で、私が消防署のほうに向かってこうやって言うのも、お門違いだと思われる方もいると思うんですけれども、地域の方、消防後援会というのがきちんとあるわけですけれども、消防後援会は、役職を持った方々が大体2年ぐらいで替わっちゃうわけ。だから、私たちの役目は、替わったその後援会長の方に、こういう状態ですから、地域のことを考えましょうよと言っても、2年間で説明し切れないまま、また役職が替わっちゃうというのが、現実なんです。ですから、今こそ、署の方たちのお力をいただいて、この詰所と消防団員をリンクさせて、何とかスリム化した消防団員の形をつくっていきたいと思うんですけれども、この詰所との関連についての見解をお聞かせください。 96 ◯委員長(重城正義君) 露崎警防課課長補佐。 97 ◯警防課課長補佐(露崎淳也君) 消防団の統廃合についてでございますが、消防団の各部の割り振りにつきましては、消防団は長年にわたりまして、地域とのつながりが非常に強く、地域に根差した組織であるため、まずは、その地域内で統廃合の検討をいただきたいと考えております。また、行政側からの働きかけにより、消防団の統廃合を提起することは、地域に根差した消防団を脆弱化させてしまう、そういった可能性もございますので、控えたいと考えております。  以上でございます。 98 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 99 ◯委員(斉藤高根君) でも、例えば私が地域でよく言うんですけれども、私の指導力不足というのか、同じようなことを言うわけですよ。そうしたら、「何だよ、畔戸から消防団をなくすつもりかよ」と、逆に反発を食っちゃうということで、どうもなかなかうまくいかないので、また、廃部された例がもう2つ、3つ目があるということで、過去には中郷が統廃合した実例もあるので、それも、地域の役員の方々、後援会長の方々も、そのことは把握していると思うので、そんな実情も説明して、今こうなんですよという説明をしていただければ、ありがたいと思います。答弁は要りません。  以上です。 100 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 101 ◯委員(石井徳亮君) 消防団員の人数の件が出て、確保という話だったので、正直、消防団に入るかどうかというのは、意識の差だけだと思うんです。自分が消防団員になっていたときなんかも、ある地区では、団地の方からは誰も入ってくれない、旧部落の人しかいなくて、10年、15年やっているという話をよく聞いたんです。ですから、そういう団地に住んでいらっしゃる若い方とかにも、意識づけが必要なんじゃないかなと思うんですけど、例えば、消防団経験者と消防本部の方々と考え方的には近いのかもしれないですけど、その考え方で募集をしても、先ほど聞きましたけど、ポスター、ホームページとかでは増えないという話があったので、考え方を変えていかなくちゃいけないのかなという気もするんです。  ですから、例えば、消防本部の方以外の市役所の職員の20代、30代の方、男女合わせて20人ぐらい集まっていただいて、どうやったら消防団に入るかなみたいな形のプロジェクトチームとか、そういったものをつくるとか、そういった形なんかしなければ、前に進まなくなっているんだと思うんです。結局、消防本部の方だと、お給料を頂くための目的というのもあるはずなんですけれども、消防団員の方は、それを目的に入る人はまずいないので、その辺のところから考えていかないといけないと思うんですけれども、その辺の何か手段を探す、考えというのはありますでしょうか、お聞きかせください。 102 ◯委員長(重城正義君) 前田警防課長。 103 ◯警防課長(前田 茂君) 今回、消防団員数が減った理由につきましては、コロナ禍が大きいというふうに思っております。消防団員に聞きますと、新型コロナウイルスを理由に入団を断られた、また、新型コロナウイルスのワクチン接種が市民に行き渡った段階で入りたいという方が多かったので、今回減った理由についてはコロナ禍が大きいので、今後、新型コロナワクチン接種が市民に渡った後に、いろいろと考えていきたいというふうに思っております。  以上でございます。 104 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 105 ◯委員(石井徳亮君) 今回、コロナ禍という話をいただきましたけれども、消防団員が減ってきていたという話は今に始まったことではなくて、自分が入っていた30代のときにも、もう10年、15年入っていて、次の入り手がいなかったという話なので、ずっと昔からある話で、私なんかも5分団1部、5年の任期だったんですけど、やっぱり欠員が出ちゃうので、1年延ばして6年にして、定員確保をぎりぎりしたという経緯もあったんですけれども、それでも6年で済みました。でも、今の状況だと、そういう話じゃないですし、コロナ禍が済んだら定員が戻るのかと。では、その廃部になったところがまた新設するのかというほど、人数が戻るわけでないので。ですから、その辺のことの根本を考え直さなければ、消防団はもうなくなっちゃいますという考えになると思います、皆さん。だから、その辺の考えを直していくかどうか、改めてちょっと検討していただきたいと思います。  返答はちょっと難しいと思いますので、よろしくお願いいたします。 106 ◯委員長(重城正義君) 要望ということで、よろしくお願いいたします。  ほかにご質疑。永原委員。 107 ◯委員(永原利浩君) 消防団を増やすのは、なかなか本当に大変だなと思いながら聞いていました。私の質疑としては、先ほどと同じ106ページです。  かずさ水道広域連合企業団負担金2,000万円について、お伺いいたします。  令和3年度予算が2,000万円ということなんですけれども、これは何に使うんだろうなんて思いながら、資料を拝見させていただいて、要は火災現場で放水するわけで、水をじゃんじゃん使うので、その水道料金なのかなと思ったら、何となく違うような気もするので、その辺のまず確認と、あるいは、僕の今のがそのまま勘違いで、この2,000万円を使って何か別のことをされようとしているのか、その辺をちょっとご説明いただけたらと思います。 108 ◯委員長(重城正義君) 前田警防課長。 109 ◯警防課長(前田 茂君) かずさ水道広域連合企業団負担金につきましては、水道法第24条第2項の規定によりまして、水道管の入れ替え工事に伴う消火栓の更新及び消火栓の修繕費用を、企業団に支払っております。  以上でございます。 110 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 111 ◯委員(永原利浩君) 了解しました。かずさ水道という名前が入っているのは、それは絶対に水道代だと最初そう思って資料を読んだんですけど、分かりました。水道管の交換だったり、水利の更新ということで理解いたしました。  ところで、この2,000万円の予算で、来年、令和3年度はどういった工事、水道管であったり、水利の更新だったりを予定されているか、もし分かれば教えてください。 112 ◯委員長(重城正義君) 前田警防課長。 113 ◯警防課長(前田 茂君) 令和3年度につきましては、消火栓等の更新で26ヶ所、修繕で107ヶ所を予定しております。  以上でございます。 114 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 115 ◯委員(永原利浩君) 了解いたしました。かなりの数だなと思いました。それぐらいしっかり常に水が出なきゃいけないわけですから、仕方がないのかなと思います。  続いて質疑なんですけれども、消防団活動、自分も端くれとして、3分団1部に今在籍させていただいていますけど、時々定期的に水利点検というのがございます。このとき、先ほど水代じゃないということだったので、水利点検のときに、水を実際に出してみるというのは許されているんでしょうかね。 116 ◯委員長(重城正義君) 前田警防課長。 117 ◯警防課長(前田 茂君) 消防団員が水利点検時に消火栓を開栓していいかということでございますが、点検の趣旨、維持管理の観点から、ぜひ開栓していただきたいと思っております。  以上でございます。 118 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 119 ◯委員(永原利浩君) 了解いたしました。この質疑をしましたのは、うちの部長なんかもすごく慎重な方なので、勝手に出しちゃいけないんじゃないかとか、何か手続が必要なんじゃないかなという心配もされたので、質疑したわけなんですけど、今のご答弁だと、特に事前に消防のほうにどこそこの水利点検をした、ついでに水を出したいんだけどという、そういう手続なんかは必要ないということでよろしいんですかね。 120 ◯委員長(重城正義君) 前田警防課長。 121 ◯警防課長(前田 茂君) 特にございません。  以上でございます。 122 ◯委員長(重城正義君) 関連で。田中委員。 123 ◯委員(田中紀子さん) 今ので更新する費用だというのが分かったんですが、先ほど、結構な数があるなと思ったんですが、それで、今ほとんどクリアできて、1年にそれぐらい見つかるのか、少しずつやっていてこの数字なのか、その更新とか修繕の状況、経年的にどうなのかというのを教えてください。 124 ◯委員長(重城正義君) 前田警防課長。 125 ◯警防課長(前田 茂君) 消火栓の修繕リストがございまして、一番危ないもの、老朽化しているものから順次、修繕そして工事をしているという状況でございます。  以上です。 126 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 127 ◯委員(田中紀子さん) 例えば、この負担金が決まって、その負担金が使える分だけ修繕するのか、これだけいっぱいあるから、負担金をこれだけ出すから修繕してくださいというのか、それはどうなんでしょうか。やり残しているところがありながら、修繕と更新をしているのか。 128 ◯委員長(重城正義君) 前田警防課長。 129 ◯警防課長(前田 茂君) 2,000万円という予算でございますので、修繕を実施する箇所を十分に精査しまして、予算の範囲内で対応してまいりたいと思っております。  以上でございます。 130 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 131 ◯委員(田中紀子さん) ということは、修繕したくてもできないところがあるやもしれず、それは、消防団の方はちゃんと知っているということでしょうか。壊れていたりするのは、消防団からの通報というか連絡で、リストに上がってくるのか、そこがよく分からないので教えてください。 132 ◯委員長(重城正義君) 前田警防課長。 133 ◯警防課長(前田 茂君) リスト作成につきましては、消防職員が点検をして、この箇所は修繕したほうがいい、この箇所は工事したほうがいいということで、要望が上がってきますので、それをリストにしております。  以上でございます。 134 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 135 ◯委員(田中紀子さん) ということは、その場所が修繕の対象になっているか、なっていないか、壊れているか、壊れてないかというのは、消防団は知らないんでしょうか。リストに上がった時点で分かるのでしょうか。 136 ◯委員長(重城正義君) 露崎警防課課長補佐。 137 ◯警防課課長補佐(露崎淳也君) 可能な限り、消防団のほうには周知してございます。  以上でございます。 138 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 139 ◯委員(永原利浩君) 関連の関連なので、失礼なんですけど、先ほど、水利点検を積極的にやってくれということであるので、消防団員がその水利点検を積極的に今もやっておりますので、不具合は意外と消防団のほうから上がってくることも多いと思うんですよ。そしたら、それを先ほどの答弁のとおり、ここはやばいねということで、多分やってくださるんだろうななんて思いながら、聞いていました。  さっき、1つ確認し忘れちゃったんですけど、水利を、実際に水を出してどんどん使っていいよというご答弁だったので、それを部長は知っているのかな、僕らみたいなぼんくらの団員は分からないので、消防のほうから、遠慮しないでどんどん出して練習して、練度を下げないようにしてくれと、そういう通達みたいなのを出していただきたいんですけど、できますかね。 140 ◯委員長(重城正義君) 露崎警防課課長補佐。 141 ◯警防課課長補佐(露崎淳也君) 委員のおっしゃるとおり、通知のほうを出したいと思います。 142 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。田中委員。 143 ◯委員(田中紀子さん) 資料【別冊12】の35ページです。  高速自動車国道救急業務支弁金の歳入のほうです。平成7年からずっと交付されているとのことですが、平成24年は710万8,560円、令和3年度は446万9,000円という、この金額はどのように決められているのか。実績なのでしょうか。それとも、年々減っていくようですが、業務内容が変更されたりするのか、ちょっと教えてください。 144 ◯委員長(重城正義君) 齊藤消防本部次長。 145 ◯消防本部次長消防総務課長(齊藤秀樹君) 高速自動車国道救急業務支弁金につきましては、高速自動車国道における救急業務に関する覚書に基づき、館山自動車道に関する救急業務を支援するもので、算定方法につきましては、国が示す救急隊1隊を維持するための経費7,448万4,000円に、出動率0.03を掛け、木更津北インター・南インターの2つのインターを係数2とし、掛けて、算定しております。平成23年度には、救急隊1隊を維持するための経費が8,857万7,000円でしたが、令和3年度には7,448万4,000円で1,437万3,000円減っており、さらに、出動率の係数が、平成28年度までは0.04%でございましたが、平成29年度から0.03%に下がっていることから、支弁金が減額しているものでございます。実績というわけではなく、業務内容が変更することもありません。  なお、令和3年度の予算は、令和2年度と比べますと、21万9,000円減額となっています。これも、救急隊1隊を維持するための経費が、7,813万7,000円から7,448万円に減ったことによるものでございます。  以上でございます。 146 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。田中委員。 147 ◯委員(田中紀子さん) では、別ので、同じページのところで、2020年東京オリ・パラ競技大会消防・救急体制整備費補助金なんですけど、これはオリパラがあるなしに関わらず、この補助金があるのか。オリパラが中止になったからといって、補助金を返してくれよということはないんでしょうねというのを、確認したいなと思います。 148 ◯委員長(重城正義君) 齊藤消防本部次長。 149 ◯消防本部次長消防総務課長(齊藤秀樹君) 東京オリンピック・パラリンピック競技大会の補助金ですが、この補助金の内訳は、応援部隊の時間外手当に要する費用で333万7,216円、燃料費11万400円、特別警戒に関わる資機材一式で43万2,520円、総額388万136円でございます。  なお、中止になった場合は当然、燃料経費だとか、そういったものはかかりませんので、返却になると思われます。  以上でございます。 150 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 151 ◯委員(田中紀子さん) では、特別資機材とかをもう買って用意したりすると、それは中止になった場合は、補助金を返すことになるのか。返さなくても、買っちゃったものはいいのか。そこが分からないんです。
    152 ◯委員長(重城正義君) 前田警防課長。 153 ◯警防課長(前田 茂君) 購入したものにつきましては、返却はしなくてもいいということになっております。  以上でございます。 154 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 155 ◯委員(田中紀子さん) 私、オリパラの去年の資料を見ていなくて、ごめんなさいね。延期になったときは、このような補助金があって一回返したんですか。それとも、そのときはなかったけど、今回なのか。そのときと同じような形で、またもう1回来たのか。そこがちょっと見えなくて、教えてください。 156 ◯委員長(重城正義君) 前田警防課長。 157 ◯警防課長(前田 茂君) 令和2年度にオリンピック・パラリンピックの関係で物を購入しておりまして、続きまして、令和3年度に購入する予定でございます。それにつきましても、オリンピックが中止になったからといって、返却の義務はございません。  以上でございます。 158 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。大村委員。 159 ◯委員(大村富良君) アクアラインで、週末、渋滞が始まると、結構事故も多いわけなんですが、こういったアクアラインでの出動の業務費というんですか、これは救急出動の業務費でよろしいんでしょうか。まず、そこをお伺いいたします。 160 ◯委員長(重城正義君) 石井消防署副署長。 161 ◯消防署副署長(石井和成君) 先ほど委員の質疑で、高速自動車道ということですが、東京湾アクアラインにつきましては、高速自動車道になってございませんので、救急隊の出動に関わる経費を頂けないことになっております。  以上でございます。 162 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 163 ◯委員(大村富良君) 費用のほうは頂いていないですけれども、出動していると。前、聞いたところですと、袖ケ浦市の消防隊と木更津市の消防隊が同時に出動するということを伺っていたんですが、今もそういう状況なのか。事故に応じての出動なのか。常に両市で同時に出動するのか。その辺、分かればお伺いいたします。 164 ◯委員長(重城正義君) 石井消防署副署長。 165 ◯消防署副署長(石井和成君) 基本的には、木更津市で対応してございます。また、警備区域も、袖ケ浦は高速自動車道に入るインターがございませんので、基本的に袖ケ浦は出動がないと考えております。また、隣接応援で袖ケ浦に応援をしていただくことはございます。それは、本市の消防隊等が出動して、支障がある場合、増隊としてお願いをする場合がございます。  以上でございます。 166 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 167 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認めます。  ここで10時55分まで休憩といたします。                                (午前10時45分)   ───────────────────────────────────────                                (午前10時53分) 168 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  次に、企画部の審査を行います。  【別冊12】所属別歳入・歳出予算一覧表37ページの一般会計予算について、審査をお願いいたします。  ご質疑願います。田中委員。 169 ◯委員(田中紀子さん) 37ページ、ビジネスジェット乗入れ可能性調査事業費、また、歳入では、木更津飛行場等使用料。ビジネスジェット乗入れ可能性調査事業費は、令和2年度当初予算で750万円計上したものの、オリパラ延期で補正でゼロ予算にし、令和3年度は仕切り直しの事業費です。市民の安全・安心の確保という点から質疑します。  収入に木更津飛行場等使用料とあり、駐屯地の使用を考えているのに、歳入にあり、よく分かりません。まず、この事業に関する予算の歳入歳出をご説明ください。 170 ◯委員長(重城正義君) 長谷川企画課主幹。 171 ◯企画課主幹(長谷川光敏君) お答えいたします。  予算額992万8,000円のうち750万円は、税関、入国管理、検疫などを国に対応していただく業務を除き、利用者の募集、離着陸に伴う機体及び旅客の誘導、出入国等手続の案内など、木更津飛行場におけるビジネスジェット乗り入れの試行を実施するために要する全ての業務、及び、騒音調査の実施に係る経費、人件費等で、グランドハンドリング業務を委託する予定でございます。残りの242万8,000円につきましては、国有財産である木更津飛行場の滑走路や誘導路などを使用する場合の、防衛省に支払う使用料でございます。  なお、この使用料は、市が木更津飛行場利用者から徴収するもので、同額を歳入に計上しているところでございます。  以上でございます。 172 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 173 ◯委員(田中紀子さん) 木更津飛行場は横須賀海軍から借りているものであり、どうなのかなと思ったんですけど、防衛省にお金を払うということでした。ビジネスジェット機は、海外からを想定しているのでしょうか。 174 ◯委員長(重城正義君) 長谷川企画課主幹。 175 ◯企画課主幹(長谷川光敏君) 利用者の想定でございますが、木更津飛行場の規模から考えまして、機体の規模につきましては、小型機または中型機を想定しているところでございます。飛行距離等から、アジア近郊のビジネスジェット機所有者が中心になると考えております。  以上でございます。 176 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 177 ◯委員(田中紀子さん) 木更津飛行場、この駐屯地は、上に羽田空港への路線もあり、また自衛隊が飛んでいたりとかするので、そこへ1,700メートルの滑走路を使って、ちゃんと着陸できるのかというところも、これから可能性を調査するんだと思うんですが、海外からならパスポートや、また新型コロナウイルスの検査などは、どのように考えているのでしょうか。 178 ◯委員長(重城正義君) 長谷川企画課主幹。 179 ◯企画課主幹(長谷川光敏君) その点につきましては、現在、引き続き、防衛省を初めとした関係省庁と協議しているところでございますので、詳細はまだ分かっておりません。  以上でございます。 180 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 181 ◯委員(田中紀子さん) 基地を使ってのビジネスジェットの乗り入れは、ほかにどこか事例はあるのでしょうか。 182 ◯委員長(重城正義君) 長谷川企画課主幹。 183 ◯企画課主幹(長谷川光敏君) 事例につきましては、例えば、岩国であったりとか、三沢であったりとか、そういうところをちょっと聞いたことはございますが、木更津駐屯地のような基地において、これまで全国的には事例はございません。  以上でございます。 184 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 185 ◯委員(田中紀子さん) 岩国とか三沢は、一般の飛行機も着陸している飛行場として使っているので、そこと比較するのは全く違うと思うんですね。オリパラ延期でゼロ予算となって今回なんですけど、オリパラが中止になった場合はどう考えているんでしょうか。 186 ◯委員長(重城正義君) 長谷川企画課主幹。 187 ◯企画課主幹(長谷川光敏君) オリンピック・パラリンピックが中止になった場合でございますが、仮に中止になった場合でも、今後、オリンピック・パラリンピックに限らず、ビジネスジェットの可能性があるのであれば、引き続き、関係省庁とご相談させていただきながら、その可能性について、協議してまいりたいと考えております。  以上でございます。 188 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 189 ◯委員(田中紀子さん) 確認ですが、オリパラを契機にビジネスジェットを始めるのか、オリパラのあるなしに関わらず、ビジネスジェットを進めていきたいという、その可能性なのか。オリパラがあったから、きっかけでちょっと調べてみるけど、可能性がなければ、とてもハードルが高いとなったら、これは調査段階で終わるのか、そこのところはどんな方向性なんでしょうか。 190 ◯委員長(重城正義君) 長谷川企画課主幹。 191 ◯企画課主幹(長谷川光敏君) 来年度考えていますのは、まずは、オリンピック・パラリンピックを契機にいたしまして、可能性調査を実施いたしまして、その可能性があるかどうかを調査してまいりたいと考えておりますので、その先、別の機会がどのようなことがあるかについては、その都度、考えてまいりたいと考えております。  以上でございます。 192 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 193 ◯委員(田中紀子さん) 可能性を調査した段階で、一遍振り返り、きちんとどんな方向性かというのは、また示してくれるということでよろしいですか。 194 ◯委員長(重城正義君) 長谷川企画課主幹。 195 ◯企画課主幹(長谷川光敏君) そのとおりでございます。 196 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 197 ◯委員(斉藤高根君) 今ちょっと歯切れが悪い。どう解釈したらいいのか。要するに、去年700万円の予算がついた時点で、ジェット機が飛ぶかもしれないよと、私は地域住民に話をしているわけだ。でも、あのときは、オリンピックが中止だから飛ばないと思うよということで済ましちゃったわけだ。今の答弁を聞いていると、オリンピックのあるなしに関わらずとか何とかと。飛ぶんだったら飛ぶ。この予算を流さずに飛ばせますと、はっきり言っちゃえば、きちんと。私たちの役目というのは、可決するのもそうだけれども、可決したことを説明するのが我々の役目なんだよ。場周経路の下に入っているわけだから、それはきちんと明確に、この議会で可決された時点で、予算がついたから飛ぶよと、ジェット機が飛ぶよと、こう言わなければいけないと。言って、また飛ばなかったら、「何だよ。飛ばなかったじゃないか」と、こう言われるのも嫌だから、もう一度明確にお答えをください。 198 ◯委員長(重城正義君) 長谷川企画課主幹。 199 ◯企画課主幹(長谷川光敏君) 今、対象としております木更津飛行場につきましては、もちろん日米合同委員会のご承認等も必要になってくると考えておりますので、そういう手続も含めまして、今回、可能性調査を実施しようとしているところでございます。まず、今現在の新型コロナウイルス感染拡大の影響によって、来年度、オリンピック・パラリンピックがどのようになるかは、今のところ、何とも申し上げられないんですが、この可能性調査の予算につきましては、来年度、オリンピック・パラリンピックが開催されるものとして、予算計上をさせていただいておるところでございますので、その点を踏まえまして、対応してまいりたいと考えております。  以上でございます。 200 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 201 ◯委員(斉藤高根君) あまり歯切れのいい発言を聞けなくて。要するに、基地だから飛べないよと。先ほど可能性を探してと言ったよね。いや、去年のときは、基地だから民間を飛ばそうよと、飛ばせますよと、こういう説明を受けたわけだよ。じゃあ、我々も協力しましょうよということで、流れちゃったわけですが、基地だから、基地じゃないからは関係なく、飛ばせますよという話は、もう去年の段階で受けているんだから、このオリンピックがあろうとなかろうと、飛行機を1機飛ばせますよと答えてくれれば、説明ができますけれども。もう1回お願いします。 202 ◯委員長(重城正義君) 山口企画部長。 203 ◯企画部長(山口芳一君) 木更津飛行場を使用して、ビジネスジェットの乗り入れの実現に向けた取り組みを、今しようと考えているところでございます。ビジネスジェットを誘致しようとしているのは、オリンピック開催時に、ビジネスジェットの運航ニーズが高まるということが、過去の、例えばロンドンオリンピックとかの例を見てもそうでございましたので、関係省庁には、オリンピック開催時に、ビジネスジェットの乗り入れを実現させたいということで、お願いをしてまいりました。今はオリンピック開催を前提に、IOCもJOCも進めていただいておりますが、その中では、無観客でオリンピックを開催するという可能性があるかと認識しております。その場合には、海外からの渡航客が制限されますので、ビジネスジェットの運航ニーズがなくなる可能性がございます。その場合には、やはり、オリンピックが開催された場合であっても、ビジネスジェットの誘致は難しいと、そのときの乗り入れは難しいと考えております。その感染状況を踏まえながら、また、IOCやJOCの対応を見ていく中で、東京オリンピック開催時に乗り入れを実現させるように、関係省庁にお願いしていくか、あるいはまた、そこを見送って、新型コロナウイルス感染症が収束した後にお願いしていくかというのは、また、感染状況によって対応する必要があると考えております。  ただ、今回の取り組みを行おうとしているのは、まず、基本構想の中で、基地については、新たな可能性について関係機関と検討を進めるということになっております。ビジネスジェットの受け入れ施設として木更津飛行場を活用することは、宿泊施設の利用促進や、機体の整備等を行う空港関連企業の誘致、また、それに伴う新たな雇用創出につながってまいります。経済波及効果がとても大きいと考えておりますので、その効果を考えた上で、今後の取り組みは、可能であれば進めてまいりたいと、そのために関係省庁にお願いしてまいりたいと考えております。 204 ◯委員長(重城正義君) 関連で。永原委員。 205 ◯委員(永原利浩君) 関連ですけど、同じことを聞いちゃっているところもあるかもしれません。要するに、今年ついた750万円がゼロになりました。来年度、992万円が予算通りました。このタイミングから、オリパラの時期に向けて、間に合うんですかね、まず。 206 ◯委員長(重城正義君) 長谷川企画課主幹。 207 ◯企画課主幹(長谷川光敏君) 可能性調査の実施につきましては、予算措置させていただいていることでございますので、オリンピック・パラリンピック開催期間に向けて、実施してまいりたいと考えております。  以上でございます。 208 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 209 ◯委員(永原利浩君) これ、調査事業ですよね。調査の段階ですよね。いろんなところの調査をするのに、たった4ヶ月でジェット機が降りてくるとは、とても僕には思えないんですよ。だから、最初から、去年あった750万円なんていうのは、オリンピックが云々じゃなくて、プライベートジェットをもう降ろすんだということで、予算を組んでいたんだろうなと、僕は思っているんですけれども、それは置いておいて、要するに、先にニーズがあって、そこにプライベートジェットを降ろしたいんだと。どなたの考えか分かりませんけれども、そういうニーズがあるから、こういう調査研究を始めているわけでしょう。いきなりビジネスジェットが降りられるかどうかの調査費用として、最初750万円、今992万円を立てて、結局、誰も使う人はいませんでしたなんていったら、ふざけるなという話になるわけで、先にニーズがあるわけですよね。それを確認したいんですけど。 210 ◯委員長(重城正義君) 長谷川企画課主幹。 211 ◯企画課主幹(長谷川光敏君) 需要があるかどうかも含めまして、調査を実施してまいりたいと考えております。  以上でございます。 212 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 213 ◯委員(永原利浩君) いや、だから、貴重なお金を使うのに、ニーズがあるかないか、あるからつくるとか、なかったらつくらないという調査って無駄でしょう。普通、考え方からして、あそこにプライベートジェットを降ろせたらとても便利になるな、じゃあ降ろせるかどうか、調査費として計上するのが当たり前の話だと僕は思うんですよ。答弁は何かずる賢く逃げているような気がするんですけど。ニーズがあるかないかの調査なんていうのはあり得ないでしょう。あるんですか、今の。プライベートジェットを降ろしたい人がいますか、いませんかって、そんな調査はないでしょうと聞いているんですけど。 214 ◯委員長(重城正義君) 長谷川企画課主幹。 215 ◯企画課主幹(長谷川光敏君) この乗り入れ可能性調査ということからいたしまして、その可能性を探る調査でございますので、先ほど申し上げました、需要があるかどうかも含めての調査として、考えさせていただいております。  以上でございます。 216 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 217 ◯委員(永原利浩君) 堂々巡りの質疑になるとまたいけないんですけど、普通ないですよ。誰かがそこに降ろしたいと、プライベートジェットを降ろしたいから調べてくれと。調べられるかどうか、関係省庁といろいろ打ち合わせしてください。よって、この調査費が上がってきたとしか、僕には思えない。だって、結局、最終的にニーズがなかったといって、この調査費用がすっ飛んだときには、かなり突き上げを食らうわけでしょう。当然そうならないための何か布石があるんだろうなと、僕は頭の中で思っています。  それは、ちょっと置いておいて、仮にそのプライベートジェットが木更津飛行場に来たとき、さっき答弁の中で、使用料は木更津市が一回徴収して、防衛省のほうに払うんだということなんですけど、さっき田中委員もおっしゃっていたけど、あそこってアメリカの土地だったと記憶しているんですね。それを共用させていただいているというか、日本側がさせてもらっていると思うんですけど、防衛省に行ったそのお金というのは、どこに行っちゃうと思われますか。 218 ◯委員長(重城正義君) 長谷川企画課主幹。 219 ◯企画課主幹(長谷川光敏君) まず、使用料として、市が使用料を徴収するというのが、1つございます。市が今度、その徴収した使用料につきまして、最終的には防衛省のほうに、こちらのほうは使用料をお支払いしようと考えております。  以上でございます。 220 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 221 ◯委員(永原利浩君) 質疑は、その防衛省に納めたお金がどこに行くのかということなんですよ。だって、アメリカの土地なんでしょ、あそこは。アメリカの土地を借りて、日本がお金をもうけていたら、アメリカに怒られちゃうじゃないですか。アメリカに返すんですかという質疑です。 222 ◯委員長(重城正義君) 山口企画部長。 223 ◯企画部長(山口芳一君) 木更津飛行場は、防衛省が管理する国有財産でございます。
    224 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 225 ◯委員(永原利浩君) アメリカの土地を日本が共用して借りているんじゃないんですか。違うの。[発言する者あり]ああ、そう。本当。僕の勘違いだったらあれだけど、また後ほど勉強しますけど。  あと、もう1点だけ、確認させてください。  民間と、自衛隊だったり、アメリカだったりの飛行機が、ごちゃごちゃになっている空港もあるじゃないですか。共用しているところ。心配しているのは、仮にビジネスジェット機が木更津の飛行場に降りてきましたと、そこで大きい事故でも起こしましたといったときに、偶然大きな地震があったとか、あるいは緊急出動しなければいけないような事態になったときに、滑走路が空いていないと、せっかく入っているCH-47だとか、今暫定的であるけど、オスプレイもある。こんなのが飛べないよ、いや、それを急いで飛ばすよというけど、幾らか遅れるんでしょうけど、その辺の心配はどのようにお考えですかね。 226 ◯委員長(重城正義君) 長谷川企画課主幹。 227 ◯企画課主幹(長谷川光敏君) 想定につきましては、実際に駐屯地の運用に影響がない範囲において、これから協議させていただきながら、可能性を見ていきたいと考えております。  以上でございます。 228 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 229 ◯委員(永原利浩君) ないようにじゃなくて、事故って必ずあるんですよ、どこの空港だって、民間機だって、尻餅事故をついたりね、どこかの滑走路からはみ出て止まっちゃって、半日ぐらい、そこの空港が閉まっちゃうようなことがあるわけですから、僕の気持ちとしては、そこは陸自が管理しているわけでしょう。企画部長がおっしゃったように、国の日本の土地だというんであれば、国防のために金を落としてそこを整備しているところに、たまたま時々飛んでくるプライベートジェットが、何らかの事故を起こしたときに、せっかく今までお金をつぎ込んだり、あるいは練度を上げてきた部隊が出ていけないようだったら、本末転倒じゃないですか。だから、心の中としては、僕はビジネスジェットというのは反対な意見なんですよ。そうならないように運用すると言うけど、そうならないような運用なんてできない、事故っていつ起きるか分からないでしょって。だから、例えば滑走路が2本あるなら、まだぎり許せますよ。かなりここって深いところだと思うんです。プライベートジェットというけど、かなりプライベートな質疑を突っ込ませてもらっているわけですよ、こっちも。やりたいような、やりたくないような質疑なんだけれども、本音としては、どうなのかなと思います。  これは意見で止めますけれども、繰り返しますけど、そこで民間機が事故を起こしました、空港が閉まりました。自衛隊機飛べませんといったときは、かなり大きい話になるので、慎重に事を進めていただくか、あるいは、ちょっと考え直すというのも、頭の中に入れておいていただきたいなと思います。  意見です。 230 ◯委員長(重城正義君) 関連。座親委員。 231 ◯委員(座親政彦君) この事業は、今年度の750万円は、昨年の9月議会で減額補正したということなんですけれども、4月以降、それなりの調査を実施してきたと思います。その中身を踏まえて、この令和3年度で事業を進めるに当たっての、先ほど企画部長のご答弁にあったもの以外に、何か課題というものはあるんですか。 232 ◯委員長(重城正義君) 長谷川企画課主幹。 233 ◯企画課主幹(長谷川光敏君) 先ほどお答えさせていただいた中で、日米地位協定、日米合同委員会のお話を少しさせていただきましたが、日米地位協定に基づきまして、陸上自衛隊が共同使用する米軍施設でございますので、まず、1つは、合同委員会における合意が必要であること、それから、先ほどの税関でありますとか、入国管理、検疫等を実施するための施設、職員の派遣要請などにつきまして、関係省庁との調整が必要となってくると考えております。  以上でございます。 234 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 235 ◯委員(座親政彦君) 分かりました。  これはちょっと単純な質疑なんですが、今年度の予算が750万円で、事業内容を見ると同じになっているんですね。今回240万増額している、この理由について伺います。 236 ◯委員長(重城正義君) 長谷川企画課主幹。 237 ◯企画課主幹(長谷川光敏君) 今年度、予算計上させていただきました750万円は、令和3年度の予算にそのままスライドという形で、計上させていただいております。残りの240万円ほどなんですけれども、こちらは、実際のビジネスジェットの離着陸を考慮いたしまして、離着陸に係る使用料につきまして、令和2年度に計上した750万円に加えまして、離着陸の使用料の歳入、それから離着陸使用料の歳出、その関連で、加えたものでございます。  以上でございます。 238 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 239 ◯委員(座親政彦君) 分かりました。  これ、去年の予算審査特別委員会でも質疑があったら大変恐縮なんですが、このビジネスジェット乗り入れに伴う、騒音だとか、地域住民への、何というんですか、負担の増加が、個人的には考えられるんですけれども、その点についてはいかがでしょうか。 240 ◯委員長(重城正義君) 長谷川企画課主幹。 241 ◯企画課主幹(長谷川光敏君) このビジネスジェットの乗り入れが、将来的に空港産業の誘致につながり、地域の活性化が期待できるものとは考えておりますが、地元の皆様への負担が増加して、それに対する住民の皆様のご理解が得られない場合は、実施が難しくなってくるのではないかと考えております。いずれにいたしましても、ビジネスジェットの乗り入れに伴う、騒音等の調査を実施する中で、そこは確認してまいりたいと考えております。  以上でございます。 242 ◯委員長(重城正義君) 田中委員、どうぞ。 243 ◯委員(田中紀子さん) 先ほど国有財産であると言われたんですが、自衛隊のホームページで調べてみたら、「終戦後、日米地域協定によりアメリカ軍の管理下にあり、現在も陸上自衛隊とアメリカ軍が土地及び施設等を共同使用しています」と書いてあります。それで、国有財産なんですか。 244 ◯委員長(重城正義君) 山口企画部長。 245 ◯企画部長(山口芳一君) 田中委員が今おっしゃったのは、管理のことなんだろうと思います。財産としては、防衛省が所管する財産です。 246 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 247 ◯委員(田中紀子さん) 土地がですか。ちょっと分からなくて。建物を建てるときも、くぎ一つ取るにも、一々日米地位協定があって、アメリカに聞いてやったんですよという、建物を建てるときにもお聞きしたんですが、ちょっとそこがだんだん分からなくなってきました。堂々巡りになるかもしれないので、また今度にします。 248 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 249 ◯委員(佐藤修一君) 【別冊12】37ページ、10款5項30目、JR巌根駅整備事業費ですけれども、先日の一般質問でも議員が触れていたと思いますし、地元の関心事だと思いますので、再度確認をさせていただきます。令和3年度、ゼロという予算になっておりますけれども、同計画はもう進めないのか、お伺いいたします。 250 ◯委員長(重城正義君) 桑田企画部参事。 251 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 巌根駅のバリアフリー化につきましては、令和2年度の当初予算におきまして、駅構内のエレベーター設置に係る予算を計上しておりましたが、国の補助内示がなかったことから、事業化を見送ることといたしました。また、その協議の際に、JRから、これまで否定的でありました、巌根駅東口への改札の増設により、バリアフリー化を検討したいとの提案がございました。市といたしましても、改札の増設は、駅東側居住者の利便性向上につながりますことから、その検討事業費として、当初予算を要求したところでございます。しかしながら、当初予算の確定時までに、JRのほうから、確実に事業化ができますよという回答を得られませんでしたので、このコロナ禍において、財政状況が厳しい折、不確定である予算を計上していくことは好ましくないと考えまして、財政の査定において、減額したところでございます。したがいまして、バリアフリー化事業につきましては、引き続き、JRと協議を進め、事業化を推進してまいりたいと、このように考えております。  以上でございます。 252 ◯委員長(重城正義君) ほかに。座親委員。 253 ◯委員(座親政彦君) 同資料同ページの地方創生推進課所管の関係の、東京オリンピック・パラリンピック推進協議会負担金1億4,151万円でございますけれども、予算の概要のところでは、ナイジェリア連邦共和国の事前キャンプ実施における、新型コロナウイルス感染症対策と、代表選手のサポート、市民の機運醸成に向けた取り組み等を行うというふうになっておりますが、確認のため、各事業の財源内訳について、お伺いをいたします。 254 ◯委員長(重城正義君) 篠田企画部次長。 255 ◯企画部次長・地方創生推進課長(篠田貞明君) ご説明いたします。  本市がホストタウンとなっております、ナイジェリア連邦共和国のオリンピック・パラリンピック選手団が、本市で実施する予定の事前キャンプ受け入れに関する経費、それから、市民の機運醸成に向けた経費等を、東京オリンピック・パラリンピック木更津市推進協議会へ、負担金として支出するものでございます。経費の内訳につきましては、主なものを申し上げますと、まず、大半を占める事前キャンプに係る経費につきましては、選手のホテルと練習会場間の移動や通訳等の、事前キャンプの運営に係る経費、それから、施設の借用、練習用機材、設備に係る経費など、合計いたしまして1億3,275万円。それから、その他の経費といたしましては、聖火リレーに係る経費が200万円ほど。その他、機運醸成や交流、ナイジェリア選手団の応援等に関する経費等が含まれております。  以上でございます。 256 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 257 ◯委員(座親政彦君) 分かりました。  ちょっとこれも数値の関係で通告していないんですけれども、今年度の予算6,000万円から、約8,000万円強増えていますけれども、この点についてお伺いいたします。 258 ◯委員長(重城正義君) 篠田企画部次長。 259 ◯企画部次長・地方創生推進課長(篠田貞明君) お答えいたします。  先ほどの経費の中には、新型コロナウイルス感染症対策として見込んである経費が含まれておりまして、これが約9,470万円ほど含まれております。このうち、国の負担分が、県からの交付金として約6,300万円ほど交付されますが、今回の予算の増額については、この新型コロナウイルス対策に要する経費、感染症対策に要する経費の分が増額になったということでございます。 260 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 261 ◯委員(座親政彦君) 分かりました。  ナイジェリアへの具体的なサポートの関係なんですけれども、現在の状況と、これからまた進めていくに当たっての何か課題というのがあれば、お伺いいたします。 262 ◯委員長(重城正義君) 篠田企画部次長。 263 ◯企画部次長・地方創生推進課長(篠田貞明君) ナイジェリア選手団に対しまして本市が行うサポートの内容は、宿泊場所であるとか、練習会場等の確保、それから、空港からホテルであるとか、ホテルから練習会場、ホテルから選手村などの選手団の移動とかアテンド、それから練習会場における警備等などが、サポート内容でございます。現在、ナイジェリア側に対しまして、参加競技であるとか、選手の数などについて、情報を問い合わせているところですが、コロナの感染の拡大による影響もありまして、思うような連絡であるとか協議が今、進んでいない状況ではございます。昨年の2月の時点で示されました競技数と選手の数を基礎として、今、予算を見積もっておりまして、新型コロナウイルス感染症対策を考慮した、選手等の受け入れマニュアルの作成に向けて、現在、準備を進めているといった状況でございます。  今後なんですけれども、事前キャンプの実施に当たって、ナイジェリア側が本市に何を求めているのか、本市がナイジェリアに対してどこまでサポートできるのか、どのような交流事業がこれから実施可能なのかということも含めまして、確認をさせていただき、それをナイジェリア側に伝えるなど、早急に調整を図っていかなきゃいけない、そういう時間があまりない状況になっております。そこの辺が課題と考えております。これもコロナ対策によって、本市の負担も増加しておりますので、そういうような内容もナイジェリア側に伝えまして、いろいろ協議を進めていかなければいけないと、あまり時間も残されていないという状況になっております。 264 ◯委員長(重城正義君) 関連ですか。永原委員。 265 ◯委員(永原利浩君) 関連でお伺いいたします。  今お答えになった中で、ナイジェリアの選手団との話し合いがどこまで進んでいるのか、ちょっと細かく分からなかったけど、種目が減ったりする可能性もあるのかなということもあったかと思うんですけど、まだその程度の情報しか来てないのかしら。そこをまず、もう一度確認します。 266 ◯委員長(重城正義君) 篠田企画部次長。 267 ◯企画部次長・地方創生推進課長(篠田貞明君) 覚書の締結によって、ナイジェリアと木更津市の役割分担というのは明確になっているんですけれども、いろいろな計画を立てるに当たっての、実際に参加する競技数であるとか選手の数というものが、まだ全然確定していない状況でございますので、そういった情報を求めているという、今は段階です。 268 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 269 ◯委員(永原利浩君) 承知いたしました。  かなり時間も短いところで、しかも、恐らくオリンピック・パラリンピックは開かれるんだろうなとは、僕も頭の中では思っています。仮に、開かれました。それで、ナイジェリアの方が開かれたのは分かったんだけれども、このコロナのことをいろいろ考えた結果、私どもは参加しませんと、いろいろお世話になっちゃったんだけど、申し訳ないですねという、そういう想定もあり得るんでしょうかね。 270 ◯委員長(重城正義君) 篠田企画部次長。 271 ◯企画部次長・地方創生推進課長(篠田貞明君) 可能性としては、いろいろな可能性が考えられると思います。事前キャンプを行わずに、直接選手村に入るケース等もございますし、競技を例えば縮小するとか、事前キャンプを行う競技が減るとかということも、当然想定されると思います。 272 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 273 ◯委員(永原利浩君) すごい大変な時期のタイミングになっちゃったなと思います。そうしましたら、ぜひナイジェリアの選手には来ていただいて、大活躍をしていただいて、日本の選手と一緒に肩を並べて、どっちが勝つか分かりませんけど、盛り上げていただきたいと思います。ただ、あくまで状況がどんどん変わる中ですので、それに伴ってこの辺、組んだ予算がまた変わる可能性もありますので、どこまで影響をするかも含めながら、常に見ておいていただければと思います。  以上です。 274 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 275 ◯委員(田中紀子さん) 37ページのまちづくり支援事業費、木更津駅周辺地域公共施設の整備に、防衛省施設周辺まちづくり計画事業補助金で、今年度は事業計画策定を委託すると。この木更津駅周辺の公共施設とは、どの施設を指しますか。 276 ◯委員長(重城正義君) 長谷川企画課主幹。 277 ◯企画課主幹(長谷川光敏君) 想定する施設といたしましては、計画事業の中では、文化芸術活動の拠点施設、図書館であるとか、庁舎、それから市場、その辺の施設を入れ込みながらの計画をつくってまいりたいと考えております。  以上でございます。 278 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 279 ◯委員(田中紀子さん) 今年度は事業計画策定です。その後はどのように進めるのでしょうか。 280 ◯委員長(重城正義君) 長谷川企画課主幹。 281 ◯企画課主幹(長谷川光敏君) 今後につきましては、まず、構想の計画を策定、続いて、基本計画を策定、最後に実施計画の策定を踏まえた上で、最終的に、防衛省の補助事業でございます、まちづくり支援事業、実際の施設の整備の補助なんですけれども、そちらのほうにつなげてまいりたいと考えております。  以上でございます。 282 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 283 ◯委員(田中紀子さん) 庁舎建設の民間に建ててもらおうとかいう、その話とこれはどのようにリンクしていくんでしょうか。 284 ◯委員長(重城正義君) 長谷川企画課主幹。 285 ◯企画課主幹(長谷川光敏君) 計画づくりの中の一つといたしまして、中心市街地、駅周辺について、どういう計画なのかという中で、計画をつくる絵の中の一つとして、まちづくり支援事業の計画をつくってまいりたいと考えておりまして、庁舎整備の建設であるとか、そういうところは、特にこちらの計画では入れてはいかないんですけれども、そのエリアの計画の中の一つとして、盛り込んでいきたいと考えております。  以上でございます。 286 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 287 ◯委員(田中紀子さん) よく分からないんですね。先ほど、どの公共施設を指すかといったら、庁舎は入っていたんです。でも、この計画では、庁舎の細部のところは触らないで、こんなまちに、こんな駅周辺に、こんなふうに公共施設があったらいいなあというプランを出すということですか。あったらいいなじゃなくて、こうやりたいんですじゃなくて、どっちなのかなと思って。 288 ◯委員長(重城正義君) 長谷川企画課主幹。 289 ◯企画課主幹(長谷川光敏君) 駅周辺の計画を全体的につくりまして、例えば、その中で文化芸術活動の拠点施設であるとか、図書館であるとか、そういう施設につきまして、この防衛省が持っているまちづくり支援事業が、全体の絵の中でどこまで活用できるかというのをつくるために、その計画をつくりたいと考えております。  以上でございます。 290 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 291 ◯委員(田中紀子さん) 駅周辺で、ほかの課でありましたよね、国からここを指定されただか、認定されたから、協議会みたいなのをきちんとつくって、進めていくんだというのがあったように思うんですが、それとはまた別で、この計画を立てていく。これ、市民にとっては、まちづくり支援事業という言葉が、すごくややこしいんですよ。市民活動支援課でも使っているし、まちづくりといったときに、イメージが湧かないんですね。この名前は、こういう名前を使わなくちゃいけない事業だったんですか。駅周辺の事業費というのが、まちづくり支援事業という、この名前をつけるのは、防衛省から指定されているのか、木更津市で決めたのか、お願いします。 292 ◯委員長(重城正義君) 長谷川企画課主幹。 293 ◯企画課主幹(長谷川光敏君) こちらの名称につきましては、防衛省の補助のメニューといたしまして、この文言が使われております。  以上でございます。 294 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 295 ◯委員(草刈慎祐君) かずさ水道広域連合企業団の関係で、お伺いいたします。  かずさ水道に移行いたしまして、木更津市の職員の方も出向されていると思うんですけれども、まず、今年度の出向者数と来年度の出向者数が分かりましたら、お聞かせください。 296 ◯委員長(重城正義君) 水谷企画課副主幹。 297 ◯企画課副主幹(水谷勝則君) 申し訳ありません。ちょっと今、数字のほうを持ち合わせておりません。
    298 ◯委員長(重城正義君) それでは、後刻報告でお願いします。続けて、草刈委員。 299 ◯委員(草刈慎祐君) では、これも分からなかったら後ほどでよろしいんですけれども、何点か立て続けに言いますので、答えられるものがあれば、答えていただきたいと思います。  まず、なぜこういうことを聞くかといいますと、当初は仕事量が増大しているということで、人数も多く出向されていたと思います。少しずつ落ち着いてくれば、市のほうに戻られるのかなということの観点から、お伺いしていきます。その中で、企業団ですから、市のほうから出向という、転籍という形になるのかもしれませんが、異動するに当たって、一旦市のほうを辞める形を取らなければいけないのか、そのまま出向という形で、同じ待遇で行かれるのかということを、お伺いしたいと思います。全く違う組織になりますので、等級も変わると思いますし、向こうのほうで、4市の職員とまた千葉県の方もいらっしゃると思いますので、そっちに合わせていかなきゃいけないというふうなこともありますので、その辺の報告をお願いいたします。また、今議会、地域手当の問題等ありますので、その辺も踏まえて、お知らせいただけたらというふうに思います。  もし答えられるものがあれば、今でも結構です。 300 ◯委員長(重城正義君) 水谷企画課副主幹。 301 ◯企画課副主幹(水谷勝則君) お答えいたします。  かずさ水道広域連合企業団の木更津市からの派遣職員でございますけれども、身分とすれば、木更津市の職員として派遣ということでございますので、社会保険上、あと福利厚生とか給与も含めて、そういったものは全て、木更津市の給与基準とかに準じているというところでございますので、地域手当、袖ケ浦市がトップでございますが、その辺、各市それぞれ、派遣職員については、給与が各市から支払われているというところでございます。  以上でございます。 302 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 303 ◯委員(草刈慎祐君) そういうことでしたら、先ほど申し上げた人数のほうだけお知らせください。 304 ◯委員長(重城正義君) ほかに。永原委員。 305 ◯委員(永原利浩君) 予算書の52ページ、木更津駐屯地周辺地域等振興事業費4,200万円について、お伺いいたします。  まず、これの事業目的を教えてください。 306 ◯委員長(重城正義君) 長谷川企画課主幹。 307 ◯企画課主幹(長谷川光敏君) 事業目的でございますが、陸上自衛隊木更津駐屯地におきまして、昨年の7月10日から暫定配備されました、陸自オスプレイの運用によりまして、その周辺地域の生活や事業活動への影響等緩和に資するとともに、地域自治の振興や漁業振興に寄与することを目的としております。  以上でございます。 308 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 309 ◯委員(永原利浩君) 承知いたしました。この言葉のとおりなんだろうなと、周辺地域の振興も含めて、それから住民の生活を守るというか、変化をさせないというための4,200万円だと思います。  続いての質疑は、次年度の4,200万円の事業内容、どのようなものをお考えでしょうか。 310 ◯委員長(重城正義君) 長谷川企画課主幹。 311 ◯企画課主幹(長谷川光敏君) 次年度の事業内容でございますが、木更津駐屯地周辺自治会に1,200万円、木更津地区漁協連絡協議会に3,000万円を交付しようとするものでございます。  以上でございます。 312 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 313 ◯委員(永原利浩君) 承知いたしました。地域住民に1,200万円、漁組に3,000万円ということでございますけれども、これは、令和4年度以降も、仮にこの4,200万円、同じ金額だとしてなんですけれども、こんなような割合で、配分と言うのは変かな、迷惑料というか、そういった割り振りをする予定なんですか。それとも、令和4年は改めて、また仕切り直して考え直すおつもりなのか、その辺をお答えください。 314 ◯委員長(重城正義君) 長谷川企画課主幹。 315 ◯企画課主幹(長谷川光敏君) 次年以降につきましては、もちろん予算措置上のことも、考えられることなんですが、これからも、私ども特定防衛施設周辺整備調整交付金を所管させていただいておりますので、その交付金に充てられる事業がないかは確認させていただいた上で、その金額面につきましては、対応を検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 316 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 317 ◯委員(永原利浩君) 先ほど、その4,200万円の使い道の予定が、地域住民には1,200万円で漁組が3,000万円だという、ご答弁だったと思うんですよね。多分、漁組もお困りで、どうしてもこれがないと困る何か事情があって、お願いに上がったか。それか、気を利かせてつけてくださった予算なんだろうと思うんです。僕の考えとしては、漁組というのも、ちなみに漁組にいる人数と地域の方の人数と、人口ってどれぐらいか、事前に通告していないんですけど、答えられますか。 318 ◯委員長(重城正義君) 分かる範囲で結構です。分からなきゃ分からないで結構です。長谷川企画課主幹。 319 ◯企画課主幹(長谷川光敏君) 市内漁業協同組合が、近々また合併を控えている中で、漁業組合の方の人数でありますとか、その住民数については、把握してございません。  以上でございます。 320 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 321 ◯委員(永原利浩君) 了解いたしました。  基地の周辺にいる人が全部漁組に所属しているわけじゃ当然ないわけで、通常の考え方ですと、漁組の人数のほうが圧倒的に少ないんだろうと思う中で、1,200万円と3,000万円という割合で今回やる予定ですと。それは置いておいて、今後つく予算については、やっぱり、周辺の地域住民の生活を安定させていくんだということであれば、漁組の人もその地域住民の中に当然入るわけじゃないですか。漁組の方だけ、何か漁組を悪く言っているようで申し訳ないんですけど、漁組の人ってダブルカウントされるわけですよ。漁組に対しての3,000万円、それから、住民に対しての1,200万円の一部が入ってくるというよりは、住んでいる人の人数で頭で割って、1丁目には1,000人住んでいるから幾ら、2丁目には3,000人住んでいるから幾らというふうに、人口割でやるほうが、あまりしこりを残さない配分の方法かなと思いますけど、これについてはいかがですか。 322 ◯委員長(重城正義君) 長谷川企画課主幹。 323 ◯企画課主幹(長谷川光敏君) 陸自オスプレイの運用につきましては、原則といたしまして、場周経路の大半が海上である、駐屯地の西側を基本としておりますが、漁業協同組合の事業活動への影響につきまして、海上、場周経路西側なんですけれども、そちらを飛行する影響も考えられますことから、市内6漁業協同組合で構成される、先ほど申し上げました木更津地区漁協連絡協議会につきましても、自治会とは別に交付対象とさせていただいているところでございます。  以上でございます。 324 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 325 ◯委員(永原利浩君) 確認なんですけど、海のほうを飛ぶからというような考えが頭にあるんですか。 326 ◯委員長(重城正義君) 長谷川企画課主幹。 327 ◯企画課主幹(長谷川光敏君) そのとおりでございます。 328 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 329 ◯委員(永原利浩君) そうすると、さっきの答弁と話がずれてくると思うんですよ。令和4年度以降、今回の分4,200万円はいいですよ、その後の話で、何か人数で割っていくのを考えてくださいというお話をしたときに、たしか答弁だと、それにのっとるようなことおっしゃったと思うんですけど、令和4年以降も、では、海の上の回数が多いから、漁組のほうにお金をいっぱいあげますよという、根本的な考えがあるんでしょうか。その予算がついたとしてですけど。 330 ◯委員長(重城正義君) 長谷川企画課主幹。 331 ◯企画課主幹(長谷川光敏君) その金額面につきましては、先ほど申し上げましたとおり、今後の予算措置の関係もございますので、それと、あと私どもが所管しております特定防衛施設周辺整備調整交付金、その辺の事業に充てられるものがないかどうか、そういうところを調査いたしまして、最終的に、交付の金額につきましては、考えていきたいと考えております。  以上でございます。 332 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 333 ◯委員(田中紀子さん) 同じ37ページのところで、防衛施設区域提供事務委託金は、令和元年度から毎年値上がりしているんです。平成28年も3万円、平成29年も3万円とずっと一定、令和元年度の予算は8万だったところを決算で11万円もらって、令和2年度は11万円の予算なんですけど、令和3年度は13万円と。どのような事務が委託されて、令和元年度からどのような事務が増えたのでしょうか。 334 ◯委員長(重城正義君) 長谷川企画課主幹。 335 ◯企画課主幹(長谷川光敏君) 事務につきましては、近年、米海兵隊オスプレイの定期機体整備、それから陸上自衛隊のオスプレイの暫定配備がございまして、基地周辺の皆様方にお知らせする、例えば回覧であったりとか、そういう機会も年々増えてきております。また、定期機体整備、暫定配備につきましても、お問い合わせがあったりですとか、そういうご関心のある方の連絡がございますので、その面につきまして、防衛省との連絡調整の負担が増えてきていると考えております。  以上でございます。 336 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 337 ◯委員(田中紀子さん) 令和3年度の予算の歳出では3万円となっています。残り10万円は何に使ってもいいのでしょうか。一部を広報きさらづの発行費にした理由は、基地の情報の連載でも掲載するのでしょうか、お聞きします。 338 ◯委員長(重城正義君) 長谷川企画課主幹。 339 ◯企画課主幹(長谷川光敏君) こちらの委託金につきましては、訓練や試験飛行、騒音などの諸問題について、適切な処理を図るための連絡調整事務に充てることができるとなっております。防衛省との連絡でございますとか、交渉等に係る、例えば消耗品費、それから、車両を使って防衛省に行く機会もございますので、燃料費などに充てることとしております。また、これは啓発的なところもあるんですが、広報きさらづに、オスプレイに関するお問い合わせ先を掲載したりとか、そのようなことを行っております。  以上でございます。 340 ◯委員長(重城正義君) ほかに。草刈委員。 341 ◯委員(草刈慎祐君) これも特別委員会が設置されているんですが、生活路線バスについてお伺いさせていただきます。  約1,500万円、生活路線バス維持対策費補助金のほうが増額されておりますが、路線の編成等の増額なのか、どういった経緯で増額をされたのか、まず、お伺いしたいと思います。 342 ◯委員長(重城正義君) 桑田企画部参事。 343 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 当初予算につきましては、過去の実績等で予算を計上しているわけですが、令和2年度に関しましては、コロナ禍において、交通利用者がかなり減っておりますので、そういったことから、市の持ち出しが多くなっておりまして、そういう実績から、令和3年度予算も増額になっているということでございます。 344 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 345 ◯委員(草刈慎祐君) そうしますと、今年度、新型コロナウイルスの関係で乗客が減った分を、来年度の予算で補填するという考えなんでしょうか。 346 ◯委員長(重城正義君) 桑田企画部参事。 347 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 生活路線バス維持対策費補助金につきましては、当初予算に計上しています額は、これは想定でございます。令和3年度がどうなるかということを想定いたしまして、予算を計上してございます。ですから、今おっしゃいましたように、この額で令和2年分を精算するということではなく、令和3年度も引き続き、コロナ禍が継続していく中で、交通、バス対策として、バス事業者に対する補助金がこういう見込みになるであろうという想定の下に、予算計上をしているということでございます。 348 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 349 ◯委員(草刈慎祐君) そうしますと、新型コロナウイルスの関係でということなんですが、今まで、今おっしゃられたようなことで予算づけをされていて、今年度は、乗客が増えたから、補助金を返金しますよということは、今までにあったのでしょうか。 350 ◯委員長(重城正義君) 桑田企画部参事。 351 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 私の知る限り、例えば乗客が、利用者が増えて、想定以上に収入があったので返すということはございませんが、最後、事業年度が終わった後に、交付申請で精算をされますので、市といたしましては、それをチェックいたしまして、適正な部分について支出するということでございます。先に払い過ぎたのを返してもらうとか、そういうことはないということでございます。 352 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 353 ◯委員(草刈慎祐君) では、新型コロナウイルスの関係で、路線バスの時間ですよね。夜、出歩く人が少なくなっている状況の中で、夜の時間の変更とかをされたのか、お伺いします。 354 ◯委員長(重城正義君) 桑田企画部参事。 355 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 路線バスにつきましては、県や国の要請に応じまして、市民生活に非常に密着しているということから、減便ですとか、最終を繰り上げてということはございません。一部、昨年、緊急事態宣言が発出された際に、商業施設が休止しておりましたので、そういった方面に向かう路線につきましては、減便等を行っているということでございまして、一般の路線につきましては、減便等は行っておりません。  以上でございます。 356 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 357 ◯委員(草刈慎祐君) その辺は分かりました。  それでは、廃止路線ですけど、路線の再編成等は来年度行うのか、お聞かせください。 358 ◯委員長(重城正義君) 桑田企画部参事。 359 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 今、私どもが定めております地域公共交通網形成計画ですとか、地域公共交通再編実施計画に沿いまして、見直しを行っているところでございます。今決定しておりますところでは、まず、初めに富来田地区におきまして、自家用有償旅客運送の今、実証運行を行っておりますが、7月から本格運行に移行するということが見えてまいりましたので、富来田地区に関係いたします中郷富岡線ですとか、馬来田線につきましては、富来田区域を経由しないように、路線の短縮を行ってまいります。また、鎌足地区を走っております、かずさアカデミアパーク線と高倉線につきましては、目的地が重複しておりますので、これについては統合を図るということで、協議が調いましたので、来年度から、そういう運行を行ってまいります。  以上でございます。 360 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 361 ◯委員(草刈慎祐君) すみません、ちょっと聞き方が悪くて、順番的に嫌みな言い方になっちゃうんですけれども、新型コロナウイルスの関係も踏まえて、これ、約1,500万円増額するわけなんですけれども、一方で、この路線、4月以降減便するということになってしまったんですね、聞き方の順番で。減便をするけど、補助金を上げるということになってしまうんですけれども、この補助金については、路線によって補助金を分けて算出していっているのか、それとも総額で、全体で何人しか乗っていないからということを、ちょっと基本的なことなんですけど、どういった予算編成をされているのか、お伺いいたします。 362 ◯委員長(重城正義君) 桑田企画部参事。 363 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 補助金につきましては、路線ごとでございます。国・県補助の対象路線と市の単独補助と市の委託運行と、それぞれ路線ごとに算出したもの合計を、補助金額としております。  以上でございます。 364 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 365 ◯委員(草刈慎祐君) あと、この路線の再編とかは、特別委員会のほうでまた協議されると思いますので。ただ、この金額に対しては、あまり議論する時間がないのかなというふうに思っておりますので、この1,500万円増に結果的になってしまった。コロナのことも踏まえてということですが、ある程度、交通弱者の方のための必要最低限の路線バスだと私は思っておりますが、税金を投入しておりますので、その辺も加味して、審議していってください。  以上です。 366 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 367 ◯委員(田中紀子さん) 関連です。生活路線バス維持対策費補助金について伺います。  2019年3月議会で質疑したので、その後はどうか、確認させていただきます。近隣市も通る赤字路線の場合は、県や国の補助金もあります。木更津市内のみの赤字路線への補助金を出す状況の判断基準としては、バス事業者からの補助金交付要望に基づき、利用状況や収支改善策など、バス事業者ヒアリングを行った上で決定するとのことでした。では、このヒアリングを行い、補助金の額を決める時期はいつ頃でしょうか。 368 ◯委員長(重城正義君) 桑田企画部参事。 369 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 市単独補助につきましては、木更津市生活路線バス維持対策費補助金交付要綱に基づきまして、9月末でバス事業年度が終了するわけでございますが、終了後の12月20日を期限といたしまして、バス事業者から補助金交付申請書を提出していただきます。この際に、添付必要書類であります、生産性を向上させる取り組み等について、資料を基にヒアリングを実施してまいります。また、補助金額の決定時期につきましては、その後、書類審査を実施いたしますので、各路線ごとに、時期は異なるということになっております。  以上でございます。 370 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 371 ◯委員(田中紀子さん) 八幡台、羽鳥野、大久保、真舟路線の再編で、増便予定がドタキャンで、4月から、今度の8月頃に延期となりました。公表された理由の一つが、新型コロナウイルスの感染拡大で、正確な利用実績が把握できていないことが挙げられていました。これらの路線の利用実績、また経営状況はどのように報告があったのか、例年と比べてどうでしたか。 372 ◯委員長(重城正義君) 桑田企画部参事。 373 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) これらの非補助路線につきましては、実績を常に求めているわけではございませんが、今年度は、新型コロナウイルス感染症に係る、公共交通応援事業を実施しておりましたことから、前年度と今年度の実績が提出されておりましたので、まずは路線別にお答えさせていただきます。  初めに八幡台ニュータウン線でございますが、令和元年度に対し、今年度は、輸送人員といたしまして、約2万人減少しております。平均乗車密度が5.1人から4.1人に減少しておりまして、約550万円の減収となっております。
     次に、シーアイタウン線でございますが、前年度に対しまして、輸送人員が約1万4,000人減少しておりまして、平均乗車密度は5.2人から3.2人に減少しております。その結果、約240万円の減収となっております。  最後に、真舟中央病院線でございますが、前年度に対しまして、輸送人員が約3万5,000人減少しております。平均乗車密度にいたしまして、7.8人から3.7人と大きく落ち込んでおりまして、約650万円の減収となっております。  以上でございます。 374 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 375 ◯委員(田中紀子さん) 小湊バスへの補助金の出し方は、赤字の申請のあった1年目、2年目、3年目以降も、補助率が経常損益の50%でした。日東バスへの補助金の出し方は、平成17年度は経常損益額の50%、以降増え続け、平成20年度以降は、経常損益額の100%を補助金として出して、赤字補填している状況です。これは現状ではどうでしょうか。 376 ◯委員長(重城正義君) 桑田企画部参事。 377 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 両社とも現状、変更はございません。 378 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 379 ◯委員(田中紀子さん) バス会社によって補助金の出し方が違うのは、疑問に思っていたんですが、もう少しお聞きします。  市単独補助路線の予算算出方法について伺います。通常、経常損益とは、路線ごとの損益なのか、事業所全体の損益なのか、よく分からないので、事前に通告しましたとおり、資料を用いて、説明をお願いいたします。 380 ◯委員長(重城正義君) 桑田企画部参事。 381 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) それでは、ご説明を申し上げます。  市単独補助路線につきましては、運行費用の見込額と運行収入見込額の差額、いわゆる不採算見込額を、補助金として予算計上してございます。  では、資料をご覧ください。  初めに、運行費用見込額の算出方法でございますが、算出の基となります、実車走行キロ当たりの経常費用につきましては、注1のとおり、路線バスの運行に係る全経費、その会社の路線バスの運行に係る全経費を、運行バスの全実車走行距離、その会社の路線バスが運行した全部のキロ数で除した値が、基の数値となります。事業年度の前々年度を基準とします。ですから、今回の場合、令和3年度の場合、令和元年度を基準年度とした、過去3ヶ年分の実車走行キロ当たりの経常費用を用いまして、その平均値を、今年度の事前算定の基礎としております。この事前算定の単価と、補助該当路線の予定の実車走行キロを掛け合わせたものが、運行費用見込額ということになります。  次に、運行費用の運行収入見込額につきましては、その該当路線の過去3ヶ年分の実収入額の平均額を、運行収入の見込額としております。これらの運行費用の見込額と、運行収入見込額の差額を、当初予算として計上しているところでございます。  続いて、ご説明申し上げますと、まず、補助金額の確定につきましては、実際に運行を行ったバス事業年度の終了した後の、12月20日を期限といたしまして、交付申請をいただきまして、内容審査後、必要があれば3月補正を行いまして、補助額の確定支出というふうな流れになってございます。  以上でございます。 382 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 383 ◯委員(田中紀子さん) 路線ごとなのかどうかというときに、この算定となるこの係数みたいな数字、それはもうバス事業者全部の路線を考えて、計算して、それを掛け算するということだったので、一つ一つの路線が赤字で、そこだけをクリアするんじゃないということが分かりました。  これは日東交通の例でしたが、小湊鉄道の経常損益の算出方法も同じなんでしょうか。 384 ◯委員長(重城正義君) 桑田企画部参事。 385 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 同様でございます。 386 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員、どうぞ。 387 ◯委員(佐藤修一君) ありがとうございます。  予算書52ページ、10款5項30目、地域公共交通活性化事業費のうち、地域公共交通計画策定事業費について、お伺いいたします。  新たに作成する計画が市民の利便性向上につながるのか、お尋ねいたします。 388 ◯委員長(重城正義君) 桑田企画部参事。 389 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 初めに、簡単に、計画の必要性について、ご説明させていただきたいと存じます。  この計画につきましては、昨年、地域公共交通の活性化及び再生に関する法律が改正されまして、あらゆる輸送資源を活用して、地域の足を確保する、地域公共交通計画の策定が地方自治体に対して、努力義務化されました。それと同時に、今現在、運行を行っております国・県補助路線のバスや自家用有償旅客運送等に対して、引き続き、国の支援を受けるためには、この計画が必須であるということがうたわれました。このことから、計画を策定するものでございまして、策定のスケジュールといたしましては、今年度と来年度の2ヶ年を予定しております。  そこで、利便性の向上につながるかとのお尋ねでございますけれども、策定に当たりましては、改めて既存の公共交通の利用状況調査、路線バスの利用者等への意向並びにアンケート調査など、必要とされる調査を行うほか、また、地区別の意見交換会、懇談会のようなものを開催いたしまして、利用の需要を十分把握した上で、計画を策定してまいりたいと考えておりますことから、新たな計画も、住民の利便性向上に寄与するものと考えております。  以上でございます。 390 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 391 ◯委員(佐藤修一君) 新たに作成いただく計画というのは、都市政策課が今回作成した立地適正化計画との整合性を図られているのか、お尋ねをいたします。 392 ◯委員長(重城正義君) 桑田企画部参事。 393 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 立地適正化計画は、都市計画マスタープランの高度化版、進化版というふうに言われております。地域公共交通計画策定に当たりましては、法律において、都市計画マスタープランと調和の図られたものとするよう、ということがうたわれておりますことから、本計画策定に当たっても、上位計画である立地適正化計画に、整合を図ったものとなるように考えております。 394 ◯委員長(重城正義君) ここで午後1時10分まで、休憩に入ります。                                 (午後零時10分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後1時09分) 395 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  再開する前に、先ほどの草刈委員の質疑に対する、執行部からの答弁がございますので、お願いいたします。水谷企画課副主幹。 396 ◯企画課副主幹(水谷勝則君) 午前中は大変失礼いたしました。本市からかずさ水道広域連合企業団のほうに派遣している職員でございますけれども、本年度は31人を派遣してございます。  以上でございます。 397 ◯委員長(重城正義君) それでは、企画部の質疑を再開いたします。田中委員。 398 ◯委員(田中紀子さん) 予算書51ページです。市民意識調査実施事業費89万8,000円の話です。  令和元年度決算は、木更津まちづくりコンテスト事業費として324万円。令和2年度の予算では、市民意識調査実施事業費250万円。これは、調査対象、18歳以上の市民で、住民基本台帳から無作為抽出、2,000人に呼びかけたところ、1,083人から回収があって、郵便で送ったよということで、夏休みに行ったんですが、これは業者委託でした。令和2年度は、250万円の予算のうち、業者委託費は幾らだったのでしょうか。 399 ◯委員長(重城正義君) 水谷企画課副主幹。 400 ◯企画課副主幹(水谷勝則君) 市民アンケートでございますけれども、今年度は、調査票の設計支援から、印刷、発送、回収、集計分析、調査報告書の作成まで、一連の業務を委託いたしまして、172万7,000円でございます。 401 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 402 ◯委員(田中紀子さん) 令和3年度予算は、89万8,000円と減額ですが、どのような形で行うのでしょうか。 403 ◯委員長(重城正義君) 水谷企画課副主幹。 404 ◯企画課副主幹(水谷勝則君) 令和3年度に実施いたします市民アンケートでございますけれども、今年度実施した内容を基本といたしますが、方式につきましては、業者委託から、自前で行うということにさせていただきたいと思っております。したがいまして、調査票とか、郵送用の封筒を作成したり、郵送料の実費のみを予算計上し、減額したものでございます。  なお、実施時期につきましては、令和5年度からの4ヶ年を計画期間といたします、第3次基本計画の策定を見据えて、令和3年度の下半期の実施を予定してございます。 405 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 406 ◯委員(田中紀子さん) 木更津市の総合計画、第2次基本計画に位置づけている施策の、市民満足度や優先度等の調査分析を行うことにより、PDCAサイクルを効果的に機能させ、計画の実効性を高めることで、今後の施策展開に資することを目的とするとしています。令和2年度の方法だと、10代、20代の声はほかよりも少ないんですね。20代が7.7%、10代は1.9%という形で、70代だと16.7%とか多いんですが、この若い世代、これから木更津を担う世代がとても少ない。この課題を解決する方法として、どのように考えていますか。 407 ◯委員長(重城正義君) 水谷企画課副主幹。 408 ◯企画課副主幹(水谷勝則君) 将来を担います若者の意見は、魅力あるまちづくりを進めていく上で、大変重要と捉えているところでございます。このため、若者の回収率を高めるため、アンケートの回答方法を、従来の郵送方式に加え、インターネットでも回答できるように、工夫を重ねてまいりたいというふうに考えております。 409 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 410 ◯委員(田中紀子さん) 郵送して、例えばQRコードなんかで、アンケートで答えるという方法なのか、どちらかを教えてください。 411 ◯委員長(重城正義君) 水谷企画課副主幹。 412 ◯企画課副主幹(水谷勝則君) こちらに関しましては、非常に設問数が多うございますので、スマホで回答していただくというところは、ちょっと限界があるのかなと思いまして。ただ、一時保存という機能を使って、スマホでも回答できるようにしたいというふうに考えています。 413 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 414 ◯委員(田中紀子さん) QRコードでアンケートを取る方法は、そちらでも、バスのアンケートでやっていますので、そこのノウハウも聞きながら、やっていただけたらと思うんですが、私は、この10代、20代、アンケートを紙で送るのは大変かもしれないけれども、インターネットならオーケーという場合もあるし、この調査の業務委託をしたときに、無作為抽出でやったときに、10代も20代も同じような割合で無作為抽出したのかどうか、そこを点検していただいて、例えば、10代、20代は、回収率が高齢者よりも低いとなったら、無作為抽出のときに、年代別に無作為にして、10代、20代は多めに無作為抽出をやることで、回収率というのは、高齢者も若い世代も、同じような量が集まってくるんじゃないかなと思うので、その点をご検討いただけたらと思います。答弁は要りません。 415 ◯委員長(重城正義君) 続けて、質疑をどうぞ。田中委員。 416 ◯委員(田中紀子さん) 最後になります。同じページです。  君津郡市広域市町村圏事務組合負担金、これは天羽養護老人ホームの解体費用なんですが、8,661万3,000円を計上していますが、4市での案分はどのようにしたのでしょうか。 417 ◯委員長(重城正義君) 水谷企画課副主幹。 418 ◯企画課副主幹(水谷勝則君) 天羽養護老人ホームの解体経費分の負担割合でございますけれども、木更津市が36.9%、君津市が25.2%、富津市が16.7%、袖ケ浦市が21.2%でございます。こちらの案分でございますけれども、申し訳ございません、ちょっと資料を持ち合わせていなくて、後ほどお答えさせていただきたいと思います。 419 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 420 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、ここで執行部入れ替えの間、暫時休憩といたします。                                 (午後1時16分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後1時18分) 421 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  その前に、先ほどの田中委員からの質疑に対し、水谷副主幹から答弁をお願いします。水谷企画課副主幹。 422 ◯企画課副主幹(水谷勝則君) 先ほどは失礼しました。申し訳ありません。  天羽養護老人ホームの解体経費の負担割合でございますけれども、市町村圏の負担割合といたしまして、均等割30%、人口割70%というものを用いまして、こちらの経費を案分してございます。 423 ◯委員長(重城正義君) 次に、環境部の審査を行います。  【別冊12】所属別歳入・歳出予算一覧表、38ページから40ページの一般会計予算について、審査をお願いいたします。  ご質疑願います。永原委員。 424 ◯委員(永原利浩君) よろしくお願いします。  予算書の76ページに出てきます、飼い主のいない猫の不妊・去勢手術等推進事業費、40万円だったと思います。  まず、この補助については、幾つかの条件があるかと思いますが、簡単にご説明いただけますか。 425 ◯委員長(重城正義君) 宗政環境管理課長。 426 ◯環境管理課長(宗政 靖君) こちらの補助事業ですけれども、条件としては、地域猫活動であること。地域猫活動とは、地域に住みついた猫がこれ以上繁殖しないように、適切な管理をし、1代限りの命を全うさせ、猫を減らす活動でございます。適切な管理とは、餌やりやふん尿の処理も含みます。その他の条件としましては、市内に居住し、同一世帯以外の3名以上で構成された団体であること、土地所有者の同意、自治会等の地域の同意、こういったものが満たされたものとなっています。  以上です。 427 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 428 ◯委員(永原利浩君) ちなみに、この補助、今年度は幾つぐらいの団体が申請しておられますか。 429 ◯委員長(重城正義君) 宗政環境管理課長。 430 ◯環境管理課長(宗政 靖君) 令和2年度の実績ですと、1団体でございます。 431 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 432 ◯委員(永原利浩君) 今年度は1団体ということなんですけれども、今年度は40万円の予算を準備していたわけですけれども、それで、何頭ぐらいの手術の補助を行ったのか、使ったお金が大体どれぐらい、も出ているかと思いますけど、幾ら万円ぐらいお使いになったんでしょうか。 433 ◯委員長(重城正義君) 宗政環境管理課長。 434 ◯環境管理課長(宗政 靖君) 今年度の40万円のうち、こちらの地域猫活動への補助事業については、25万円でございます。その25万円のうち、今年度の実績といたしましては、6頭分で5万3,570円の補助をいたしました。  以上です。 435 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 436 ◯委員(永原利浩君) 最後、もう一つだけですけど、その取り組みの効果について伺いたいんですけれども、活動は実際にまだ1年ぐらいしかたってないから、出ていないかもしれないんですけど、飼い主がいない猫が実際に減ってきているなんていう、データというか、報告みたいなのは上がってきているんでしょうか。 437 ◯委員長(重城正義君) 宗政環境管理課長。
    438 ◯環境管理課長(宗政 靖君) 交付した団体とは定期的に情報交換はしておりまして、不妊・去勢手術をして猫が増えていないという報告は受けて、把握しております。ただ、猫が減ったかとか、要はなくなったかどうかということまでは、把握はしてございません。  以上です。 439 ◯委員長(重城正義君) ほかに。大村委員。 440 ◯委員(大村富良君) 予算書の77ページの、騒音・振動対策費434万5,000円について、お伺いいたします。  これは説明資料を見ますと、業務委託費ということになっていますが、昨年度、また今年度の測定の実績、測定値とか、そういった実際の内容について、まず初めにお伺いいたします。 441 ◯委員長(重城正義君) 宗政環境管理課長。 442 ◯環境管理課長(宗政 靖君) 騒音測定の委託でございますが、今年度につきましては、自前で事業を実施しておりますので、来年度からの計上となっております。騒音測定については、久津間漁業協同組合で、1週間、24時間の測定を行っているところでございます。来年度につきましては、自前の測定器では測れない、低周波音についての測定を加えるため、予算計上した次第でございます。  以上です。 443 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 444 ◯委員(大村富良君) 今年度は久津間漁港のところに固定ということで、来年度は、車で移動させて測定するということで、よろしいんでしょうか。 445 ◯委員長(重城正義君) 宗政環境管理課長。 446 ◯環境管理課長(宗政 靖君) 久津間漁業協同組合の屋上にマイクを固定させて、1週間行います。 447 ◯委員長(重城正義君) ほかに。佐藤委員。 448 ◯委員(佐藤修一君) 【別冊12】38ページ、20款5項15目の火葬場維持補修費ですけれども、令和4年度の供用開始を、新火葬場は目指していると思いますけれども、300万円の予算が組まれております。現火葬場を維持するために補修しないと厳しい状態なのか、お尋ねいたします。 449 ◯委員長(重城正義君) 宗政環境管理課長。 450 ◯環境管理課長(宗政 靖君) 残り1年8ヶ月という期間ではございますが、必要な経費ということでございます。具体的にどういったことを修繕しなければならないかですけれども、まず、火葬するに当たり、ひつぎを燃やすためにバーナーがございます。バーナーは2種類ございまして、メインのひつぎに火をつけるバーナーと、あとは、その上でガスやすすを焼き切るためのバーナーがございます。実際一番傷みがひどいのは、そのすすなど焼き切るバーナーが、着火しづらい、着火しないというような状況に陥っておりまして、場合によっては、何度も何度も着火作業を行ったり、着火しないがために、隣の炉が空いていれば隣に変更せざるを得ない場合、あるいは、着火がしなくてすすが出てしまうおそれがあるので、温度調節ですすが出ないような調節、温度調節で温度を下げますので、長時間、少し時間が長くなってしまうような症状が出ております。その他は、メインのバーナーについても、燃料のコンプレッサーが、着火しづらいとかというようなことで、部品劣化の交換、あとは、炉の中にセラミックのブロックをぐるっと設置してあるんですけど、中が500から800度になりますことから、大体400体、1年から2年周期で替えているものでございますので、こちらについても、令和3年度、計上させていただいた次第でございます。  以上です。 451 ◯委員長(重城正義君) ほかに。田中委員。 452 ◯委員(田中紀子さん) 総体的事項で、公共施設マネジメントの視点でも、ゼロカーボンについて質疑しました。そのとき資料を用いてお聞きしたんですが、その資料をもう1回使用いたします。  その質疑をしたときに答えていただいた内容が、公共施設マネジメントにおいても、建物の省エネルギー化などに取り組む必要があると考えていると。また、環境部と連携しながら、いろいろな計画の施策に取り組む中において、総合的な取り組みとして、持続可能なまちづくりを進めると、答弁いただきました。今後の増加要因として火葬場を挙げていますが、具体的に聞きます。この場合は4市分でしょうか、木更津のみで計算していくんでしょうか。 453 ◯委員長(重城正義君) 宗政環境管理課長。 454 ◯環境管理課長(宗政 靖君) 4市分というと、4市の方々の火葬分を案分するかということでよろしいでしょうか。こちらは木更津市にある施設となりますので、火葬場から排出されるCO2は全部、木更津市の分となります。 455 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 456 ◯委員(田中紀子さん) とにかく火葬場が木更津にあるので、どこの市の部分でも全部木更津市が、このCO2のときに数えるということで、そうすると、かずさクリーンシステム、今度、富津のほうに行くので、それは減少要因として考えてよろしいでしょうか。 457 ◯委員長(重城正義君) 宗政環境管理課長。 458 ◯環境管理課長(宗政 靖君) 委員おっしゃるとおりでございます。 459 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 460 ◯委員(田中紀子さん) いろいろ考えて、公共施設だけでなく、そのように考えていかなくちゃいけないけど、結局、よそに行っても、全体でCO2を下げていかないといけないというところもあるので、ゼロカーボン宣言すると、木更津市に開発に行こう、太陽光発電どうだろうとかいって、森林を大規模に減らされても困るところなので、そんな事業者が出てきた後で、開発行為を、太陽光発電したいから、森林伐採してやりますよという計画があった後で、慌てても困るので、どうしようかなと思ったときに、開発行為の受付は環境管理課ではありません、環境部ではないんですね。どちらかというと、環境部は後追いという形だと思うんですが、所管課との連携という視点では、どのようにお考えでしょうか。 461 ◯委員長(重城正義君) 宗政環境管理課長。 462 ◯環境管理課長(宗政 靖君) 今、委員おっしゃったようなことですと、大きなメガソーラーとかで、環境破壊が懸念されるということだと思うんですけど、例えばですけれども、1ヘクタール以上の林地開発などについては、都道府県の許可が必要となっております。許可に当たっては、市町村の意見を聞くということになっておりますので、県からまず、林地でいうと、所管である農林水産課に県から照会が入り、農林水産課を通じて、環境管理課のほうに意見照会がございますので、そこで意見を述べさせていただくような形になります。  さらに、このような開発については、千葉県の環境保全条例に基づいて、協定を結ぶようになっておりまして、その際は、県のほうから環境管理課のほうに意見照会がございますので、そこで意見を述べさせていただくようなところでございます。  以上でございます。 463 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 464 ◯委員(田中紀子さん) ありがとうございます。  他県で、急に川が汚れてきた、何だろうと思ったら、山の奥のほうで太陽光発電で、山がもう森林が全くなくなっていて、水が全部川に来てしまったという、そんなのを聞いたので、ちょっと心配して、お聞きしました。木更津には緑がいっぱいの里山があり、幾ら再生可能エネルギーであっても、太陽光発電による大規模な森林破壊がないような施策も必要であると思いますが、ご見解をお聞かせください。 465 ◯委員長(重城正義君) 宗政環境管理課長。 466 ◯環境管理課長(宗政 靖君) ゼロカーボンを今後実施していくに当たって、緑、環境はとても大切だと私どもも思っております。ゼロカーボン、カーボンをニュートラルにするということは、排出源だけではなく、吸収源にも着目しなければならないと思っておりますので、吸収源の確保として、本市では森林整備計画を定めてございますので、そこでは、森林の災害防止機能や、地下水の涵養機能のみならず、保健・文化機能などが発揮されるように、方針がつくられておりますので、そういったところで、その計画の推進で、緑を守っていけるのではないかと思っております。  以上です。 467 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 468 ◯委員(佐藤修一君) 【別冊12】38ページ、20款5項25目、車両購入費でございますが、こちらはどのような車両を購入するのか、お伺いいたします。 469 ◯委員長(重城正義君) 宗政環境管理課長。 470 ◯環境管理課長(宗政 靖君) 購入予定の車両は、電気自動車で、超小型モビリティというふうな、クラス分けをされている、昨年9月から、道路交通法施行規則の改正によって、一般道を走れるようになった車でございます。 471 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 472 ◯委員(佐藤修一君) 私の記憶ですと、先日、災害発生時の協定の中に、日産とEV車の提携を本市が結んだと記憶しておりますが、日産車を購入しなくても大丈夫なんでしょうか。 473 ◯委員長(重城正義君) 宗政環境管理課長。 474 ◯環境管理課長(宗政 靖君) 日産と協定を結んでいるのは、災害時に大規模停電になった際に、避難所へ電源供給車として、日産の電気自動車を無償でお借りするというような協定でございますので、そちらで車を買うというような義務があるわけではございません。今のところ日産自動車から、先ほど言ったような超小型モビリティの市販がまだされていないというような状況でございます。  以上です。 475 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 476 ◯委員(佐藤修一君) 先ほどの議論でも、ゼロカーボンというところでございました。本市としても、そのEV車の購入というのは初となると思いますけれども、乗っていると恥ずかしいかもしれませんけど、しっかりPRを何か乗っていてできるような形で、そこに貢献している木更津市所有のEV車なんだということで、何かPRも兼ねて、運行していただければと思います。  以上です。 477 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 478 ◯委員(草刈慎祐君) 今の質疑の、ちょっと私も聞きたいところがありましてお伺いするんですけれども、その下に車両管理費というのがあると思うんですけれども、これは電気自動車ですので、普通の家庭、どういうタイプか分からないんですけれども、充電器みたいなものなのか、それとも、この車種に関しては、普通の電源を引っ張ってきて充電できるタイプなのか、まず、お聞かせください。 479 ◯委員長(重城正義君) 宗政環境管理課長。 480 ◯環境管理課長(宗政 靖君) 購入を予定しているEV車は、一般の100ボルトで、コンセントから充電できるようなタイプでございます。 481 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 482 ◯委員(草刈慎祐君) 私、これ、ここで聞こうか、管財課かで迷ったんですけれども、今回ゼロカーボンを推進して、環境部のほうでお伺いするんですけれども、今回の予算に関しても、管財含め、ほかの部署でいろんな車を購入されているんですが、この中で、ゼロカーボンを推進するという役目もあると思うんですけれども、そういった横の連携というのは庁内でされているんでしょうか。 483 ◯委員長(重城正義君) 宗政環境管理課長。 484 ◯環境管理課長(宗政 靖君) 今回、こちらの車両の見積りについては、情報共有させていただいたところでございます。ただ、私ども、このゼロカーボンということで、電気自動車を買う主な目的としては、地域、市民への普及促進ということで、今回、1台購入を考えているところでございます。  以上です。 485 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 486 ◯委員(座親政彦君) 関連で、予算要求が376万9,000円で、査定が188万5,000円ということなんですけれども、これは、当初2台ぐらい買う予定で予算要求をしたのか、まず、お伺いします。 487 ◯委員長(重城正義君) 宗政環境管理課長。 488 ◯環境管理課長(宗政 靖君) 古くなった車が2台ございましたので、2台を要求させていただきました。 489 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 490 ◯委員(座親政彦君) ということは、今、環境管理課で所有している公用車の代替で、この電気自動車を買うということでの理解でいいのか、外枠なのか、お伺いいたします。 491 ◯委員長(重城正義君) 宗政環境管理課長。 492 ◯環境管理課長(宗政 靖君) 車両の更新になりますので、買い替えでございます。 493 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 494 ◯委員(座親政彦君) もう1点が、環境負荷低減のため、走行に伴う温室効果ガスの排出がない電気自動車ということなんですけれども、このガスがないほかに、何か特殊な機能があるような電気自動車なのか、伺います。 495 ◯委員長(重城正義君) 宗政環境管理課長。 496 ◯環境管理課長(宗政 靖君) 特殊な機能ということは特にないんですが、まず、2人乗りということと、あとは、制限速度が60キロまでしか出せないということ、高速道路を走行できないということ、登録が軽自動車扱いということになりまして、今までは認定市町村などでの運行実績はあるんですけど、市販されたのが昨年からというような形になります。 497 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 498 ◯委員(座親政彦君) 今、管理している公用車の更新でいうことなので、令和4年度以降も、もし更新車両があった場合は、この電気自動車に替えていくというお考えがあるのか、伺います。 499 ◯委員長(重城正義君) 宗政環境管理課長。 500 ◯環境管理課長(宗政 靖君) まず、こちらを購入するに当たって、ガソリン車よりも、電気料金のほうが、将来的には安くなるというような試算をした上で、予算要求をさせていただきました。ですので、そちらのほうについて、しっかり確認して、実証して、効果どおりであれば、引き続き予算要求して、新規購入車もそのようなものを要求したいと思っております。 501 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 502 ◯委員(石井徳亮君) 【別冊12】の39ページ、予算書79ページの美化推進事業費の不法投棄対策事業費162万9,000円ですけれども、こちらは、不法投棄監視員の報酬が中心なんでしょうか、まず、教えてください。 503 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。 504 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 不法投棄監視員報酬が90万円で、そのほかに不法投棄の防止用の資材購入、あるいは回収した家電リサイクル品とか適正処理困難物、こういったものの処理に充てる経費でございます。  以上でございます。 505 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 506 ◯委員(石井徳亮君) それでは、令和3年度要求額は181万8,000円だったんですけれども、その資材を購入するものの量の問題だったのか、それとも新しく監視カメラを買う予定だったとか、そういう何か予定があって要求したんでしょうか。 507 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。 508 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 当初、予算要求の際には、資材とかそういったものを買う予定でおりましたけれども、予算の査定の中で、こういう結果になってしまいましたので、例えば購入するものの量を減らしたとか、そういうことでございます。  以上でございます。 509 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 510 ◯委員(石井徳亮君) 資材等の購入という話だったんですけれども、例えば、不法投棄を防止する、周知させるためのPR費とか、そういったものなんかは考えないんでしょうか。 511 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。 512 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) ポイ捨て防止用の看板の作成とかはしてございます。そういったもので、今は周知のほうをしているところでございます。  以上でございます。 513 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 514 ◯委員(石井徳亮君) 看板の作成だと、不法投棄をしてもらいたくないところに看板をかけてという形になると思うんですけど、例えば、自動車保険の会社なんかで、支社とか代理店とかですと、交通事故が多いところの地図を表記して、こういうところは事故が多いんですよというような告知をしたりするんですよ。そうすると、例えば木更津市でも、こういう山の中の道に不法投棄が多いですみたいな形でやっていくと、いろんな方が関心を持って通ってみたりとか、それが抑止力につながったりするんじゃないかなと、ちょっと個人的には考えるんですけど、そういう告知とか周知の方法というのは、検討いただけないですかね。 515 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。 516 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 現在、不法投棄されやすい場所については、看板等を設置して、また、あとは周辺に監視カメラ、そういったものを設置してございますけれども、不法投棄の件数、減ってはいますけれども、まだ実際ありますので、その辺については、今後研究していきたいと思います。  以上でございます。 517 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 518 ◯委員(石井徳亮君) 不法投棄、例えば物をもう捨ててあるところには、どんどんほかの人が追加で捨てていっちゃうんですよ。結局、その中に紛れ込ませちゃうみたいな形になりますので、常にきれいにしておくと、意外とごみって捨てられなかったりするので、そういった点では、例えば人の流れがその通りに、どんどん関心を持って通っていただけると、その辺なんかでは、いろんな人の目に触れると、ごみを捨てづらくなったりなんかするんじゃないかと思いますので、その辺のこともちょっとご検討いただければと思います。  よろしくお願いします。 519 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 520 ◯委員(田中紀子さん) 関連です。
     162万9,000円には、不法投棄監視員の報償も含んでいることが分かりました。この不法投棄監視員は何人必要と考え、欠員はあるのでしょうか。また、再任状況もご説明ください。 521 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。 522 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) お答えいたします。  現在、市内を8地区に分けまして、各地区1名または2名で監視を行っており、計15名の方に委嘱をしてございます。任期は2年で、令和2年度に新規に委嘱をしてございます。このうち再任者は9名でございます。また、欠員はございません。  以上でございます。 523 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 524 ◯委員(田中紀子さん) 分かりました。  不法投棄監視員設置要綱に定めた職務には、何を監視するのか定めてあるのですが、過去5年間の不法投棄監視員通報状況をご説明ください。 525 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。 526 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 不法投棄監視員のパトロール件数ですけれども、令和2年度は3月12日現在の集計になりますけれども、平成28年度から令和2年度まで、年間445件から575件で推移しており、そのうち不法投棄を発見した通報件数は、年間95件から164件で推移をしております。そのうち、まち美化推進課で回収した件数は年間18件から66件で、推移をしております。その他は不法投棄地の管理者である都市整備部や県・国、または民地であれば民間の土地所有者に、回収の依頼をしているところでございます。  以上でございます。 527 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 528 ◯委員(田中紀子さん) 分かりました。  さっき、職務は、いろいろ何を監視するのかというのは、聞いたんですけれども、過去5年間で、監視内容が変わったことがあったら、ご説明ください。 529 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。 530 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 監視内容につきましては、特に変更はございません。  以上でございます。 531 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 532 ◯委員(田中紀子さん) 要綱によると、職務は、「野焼きの発見通報、監視等を行うこと」「廃棄物等の不法投棄等を市に通報すること」「廃棄物等の不法投棄等の状況について、毎月初めに観察表を提出し、市に情報提供すること」「その他市が実施する不法投棄等の防止施策に積極的に協力すること」「地域の巡回」「空き缶等及び吸い殻等の散乱の状況の調査及び結果の市長への報告」と書かれているんですね。それで、監視内容は変わったことがないということでした。  環境基本計画の不法投棄対策によると、郵便局員、農協職員からの情報提供をもらうようになっているようですが、ご説明ください。 533 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。 534 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) お答えいたします。  平成12年10月31日に、木更津郵便局、富来田郵便局及び木更津市農業組合と、廃棄物不法投棄等の情報提供に関する覚書を締結したところでございます。平成12年度の協定締結後の通報件数は27件でございます。ごみの内容といたしましては、一般廃棄物、産業廃棄物、様々ございますけれども、家庭系のごみが多い傾向にございます。一般廃棄物では、テレビ、冷蔵庫等の家電、ソファー等の家具類、そういったものが多くございます。産業廃棄物に至っては、家屋解体に伴う建築廃材やコンクリートがら、ソーラーパネル等もございました。  以上でございます。 535 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 536 ◯委員(田中紀子さん) 不法投棄に関する監視員の研修はどのようにしていますか。 537 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。 538 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 2年に1度、不法投棄監視員の新規委嘱に伴いまして、職務説明会を実施し、監視内容や報告内容について、説明をさせていただいております。職務の説明会に当たりましては、マニュアルとして、不法投棄監視員制度の要領及び過去の写真等で、報告の程度を示している、不法投棄等監視結果報告書の記載例等を配付してございます。  以上でございます。 539 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 540 ◯委員(田中紀子さん) 廃棄物とは、廃棄物だけでなく、木更津市土砂等の埋立て等による土壌の汚染及び災害の発生の防止に関する条例の土砂も含むと、要綱に記載されていますが、どんな土砂が不法投棄なのか、監視員が共通して理解しておく機会を設けたほうがいいと思うので、研修はどうしているんですかとお聞きしたんですね。だから、現場、こういうのはこうですよというのが、例えば、バスにみんなで乗り合わせ、今はコロナで難しいですけど、研修として年に1回、こういうのももし見つけたら教えてねと、その場所で車から降りてみなくても、車の中から説明することでも、現場というのは、これはそうかというのが気づいて、次からは再生土なのか、何か分からないけど、山積みになっているよ、急にと、そういう情報もあれば、後手後手に回ることなく、早めに対応ができるのかなと思ってお聞きしたんです。そんなことは今後、検討できる可能性はあるのでしょうか。 541 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。 542 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 現在の状況で申し上げますと、監視員がパトロールをしている際に、土砂の種類、面積を判断することは、確かに難しいもので、また、どの種類の土砂をどの場合に報告させるのかというのは、なかなか難しいところがありますので、今そちらのほうは限定はせず、山積みになったものとか、不法投棄がある場合には報告の対象としております。委員おっしゃるとおり、共通認識についてでございますけれども、今後、監視員に適切な監視をしてもらうために、説明会等を通じ、職務内容について伝えてまいりたいと思っております。  以上でございます。 543 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 544 ◯委員(田中紀子さん) 先ほど月に1回報告書を書くことがあったんですけれども、土砂が山積みされるのは、月に1回では遅いんですね。やっぱり不法投棄監視員、今、現場でこれは危険じゃないかという写真は、ダイレクトに写真を撮って、どこなのかと分かるように、スマホでやるらづナビもあるので、そういうのも使いながらでもいいので、現場は後々からだともう全然駄目なので、見たらすぐ動けるような、そういう紙媒体の1ヶ月遅れの情報よりも、タイムリーな情報を待っているんだというのも、研修の中に今後入れていただけたらと思います。  職務の一つに「地域内における廃棄物等の野焼きの発見通報、監視等を行うこと」とありますが、廃棄物等の野焼きに限らず、野焼きは環境管理課に通報ですが、そのすみ分けはしているんでしょうか。 545 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。 546 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 野焼きにつきましては、委員おっしゃるとおり、環境管理課が所管をしているため、監視員から野焼きの報告があった場合につきましては、環境管理課のほうに情報提供をしてございます。  なお、廃棄物を燃やしていることもあるために、ごみの不適切な処理の指導の面から、環境管理課と一緒に、現地確認の際は、まち美化推進課の職員も同行してございます。  以上でございます。 547 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 548 ◯委員(田中紀子さん) 環境管理課の野焼きの通報というのは、現場はもう野焼きしている最中じゃないと駄目らしいんですね。だから、これもやっぱり1ヶ月遅れの報告じゃ遅いので、何のために監視員がいるのかというところ、そこのところをタイムリーにまちを常にきれいにするという心がけを、皆さんがしやすいような形で、やっていただけたらと思います。 549 ◯委員長(重城正義君) ほかに。関連。永原委員。 550 ◯委員(永原利浩君) 関連で質疑させてください。  そもそもこの不法投棄監視員というのは、今、最後のほうで、聞きたかったことも少し出てきたんですけれども、どこに捨てられているというのを報告するのが目的では、本来はないんじゃないかと僕は思うんですね。不法投棄を最終的になくすというのが目的で、まず合っているのかな。 551 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。 552 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 先ほど田中委員の質疑の中で、職務の説明をしていただきましたけれども、廃棄物の不法投棄等を市に通報するということがございますけれども、やはり早期発見、あとは監視等を行うというふうに、職務のほうはなっておりますので、毎月初めに観察表を出すというふうにはなっていますけれども、先ほどの野焼き等もそうなんですけれども、すぐ、何か新たにできたものについては、その都度報告をいただいてございますので、不法投棄をなくす以前に、まず監視等、常に巡回していただいている状況でございます。  以上でございます。 553 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 554 ◯委員(永原利浩君) 言われた、野焼きで今、火や煙が上がっているので、ばーっと行って「ちょっとやめてください」というのは、それで抑止できますよね。聞きたいのは、どこかに捨てられていますよという報告が月2回上がってきましたといった後に、その捨てられているものの検証というのかな、例えば家庭用のごみであれば、やっているかどうか分からない、それを聞きたいんですけど、その袋を開けて、個人を特定するような、そういうの、あるいは不法投棄の産廃みたいなものであれば、何か分析をして、これはこの会社から出ているんじゃないかなと、そういう追っかけまでやっているんですかね。 555 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。 556 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 特定できるものがあれば、その捨てたと思われる方に連絡等をして、撤去のほうはお願いしている状況でございます。  以上でございます。 557 ◯委員長(重城正義君) 江澤まち美化推進課係長。 558 ◯まち美化推進課係長(江澤慶光君) 今、次長のほうからお話がありましたとおり、行為者が分かるような場合は、その行為者に指導をするんですが、基本、警察のほうに通報して、警察署と一緒になって、指導を行っております。  以上です。 559 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 560 ◯委員(永原利浩君) 分かりました。その場合、例えば、先ほど1回目の田中委員のほうの答弁にあったと思うんですけれども、発見が幾つかあって、年間18件から66件は、環境部のまち美化推進課のほうで回収したというんですけれども、当然、その回収費用は市が持っているんだろうと思いますけれども、明らかにこれ、あんたのところのごみだよねと、不法投棄だよねと分かったときは当然それは、仕組み上なんですけど、回収してくれよと、あるいはしてくれないなら代執行でも何でもいいから、うちらがやるから、ちゃんとお金、かかった費用をくださいよねという、何かそういう仕組みはもう出来上がっていたんでしたっけ。 561 ◯委員長(重城正義君) 江澤まち美化推進課係長。 562 ◯まち美化推進課係長(江澤慶光君) ちょっと話が当てはまるか分かりませんが、先ほどの行為者が分かる場合には、もちろんその方にごみを処分させまして、何件かあるんですが、中にはクリーンセンターに持ち込む方もいらっしゃいますので、その場合は料金を取って処分をしております。 563 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 564 ◯委員(永原利浩君) では、所有者が分かりましたと。再三言って、ほっぽらかしているような人っていないのかしら。 565 ◯委員長(重城正義君) 江澤まち美化推進課係長。 566 ◯まち美化推進課係長(江澤慶光君) 私有地の場合は、その所有者の方に、行為者が分からない場合は、撤去のお願いをしているんですけれども、やはり所有者の方の都合もいろいろあるようでして、速やかに撤去されないこともありますが、その場合は、状況を見て、改めてのお願い等をしている次第でございます。  以上です。 567 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 568 ◯委員(大村富良君) 予算書81ページの最終処分関係費について、お伺いいたします。  まず、初めに、確認の意味で、業務、運用について、簡単でいいので概要を教えていただきたいのと、あと、溶融飛灰の最終処分ということなので、どのくらいの量を、週単位に運搬しているのか、いや、もっと頻繁にやっているんですよとか、その辺、簡単でいいので、ちょっと教えていただければと思います。 569 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。 570 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 最終処分関係費ですけれども、委員おっしゃるとおり、溶融飛灰、県外の2ヶ所に持っていっている処分にかかる費用と、あと、昨年から、スプリング入りのベッドマットレスの処分が、かずさクリーンシステムのほうではできなくなりましたので、そちらの処分にかかる費用でございます。溶融飛灰ですけれども、基本的にはほぼ毎日というか、運搬のほうはしているところでございます。  以上でございます。 571 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 572 ◯委員(大村富良君) あと、来年度増額されているわけですが、この増額の理由について、教えていただければと思います。 573 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。 574 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 一昨年の台風以降、ちょっとごみの量が増えておりまして、それに伴って、溶融飛灰の発生量が増えることが見込まれることから、増額をしたものでございます。また、先ほど、スプリング入りのマットレスの処分について、昨年度当初で予算要求してございませんでしたので、その分が新たに加算されて、増えているものでございます。  以上でございます。 575 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 576 ◯委員(大村富良君) 最後に、かずさクリーンシステムの溶融飛灰ということなんですけれども、この金額全て木更津市で持っているのか、木更津市でというか、この4市の要は振り分けとか、そういった関係を教えていただければと思います。 577 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。 578 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) ごみの搬入量に応じて、各自治体で負担してございますので、ごみの処理量に応じて案分をしてございます。  以上でございます。 579 ◯委員長(重城正義君) ほかに。草刈委員。 580 ◯委員(草刈慎祐君) 【別冊12】の39ページの真ん中よりちょっと上なんですけれども、粗大ごみ処理施設及びし尿処理施設長寿命化計画策定事業費、1,500万円要求したんですが、ゼロ査定となっておりますが、そもそもこの長寿命化計画をつくって、何を修繕とか改修する予定だったんでしょうか、まず、お聞かせください。 581 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。 582 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 現在のクリーンセンターにある破砕処理施設と、新川園衛生処理場、こちらの長寿命化をやろうと思いましたけれども、実際に新川園衛生処理場のほうについては、下水処理場の中に処分ができないかということで、今、下水道の担当課のほうと検討してございます。また、粗大ごみ処理施設についても、現在の施設は昭和63年にできて、かなり老朽化してございますけれども、こちらのほうにつきましては、今後、木更津市単独でやるのか、または広域でやるのか、他の自治体の施設も老朽化してございますので、その辺について、長寿命化計画を立てようと思いましたけれども、国・県と相談した結果、そこの策定については、しなくても大丈夫だということになりましたので、予算要求させていただきましたけれども、実際には計画のほうはつくってございません。  以上でございます。 583 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 584 ◯委員(草刈慎祐君) すみません。私、てっきり今年度も先に延ばして、後々やっていくのかなというふうに思ったので聞いたんですが、今後、広域化等いろいろなことを調査していくということで、分かりました。  ありがとうございます。 585 ◯委員長(重城正義君) ほかに。永原委員。 586 ◯委員(永原利浩君) 予算書の81ページ、粗大ごみ戸別収集関係費23万3,000円の中で、お伺いいたします。歳入に関しては、粗大ごみ戸別収集手数料400万円が当たっているということみたいですが、3回質疑させてください。  まず、本年度の粗大ごみ戸別収集の件数、まだ途中なんですが、概算で何件ぐらい上がってきて、また、そこから得た手数料はお幾らになっているか、お尋ねいたします。 587 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。 588 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) お答えいたします。  令和3年2月末時点での実績でございますが、件数というか、点数になりますけれども、6,182点で、金額のほうは494万5,600円でございます。  以上でございます。 589 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 590 ◯委員(永原利浩君) 承知いたしました。  2つ目は、その粗大ごみを回収する際は、職員はたしか家の中には入っていけなかったと記憶しているんですけど、それは合っていますか。
    591 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。 592 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 粗大ごみの回収につきましては、現在、一般廃棄物協同組合のほうに委託をしておりまして、一般廃棄物協同組合の組合員が回収に伺っておりますけれども、家の中まで入ることは行ってございません。  以上でございます。 593 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 594 ◯委員(永原利浩君) 承知いたしました。要するに、恐らく潜在的なものなんですけれども、お金を払ってでも処分をしたい、大きな粗大ごみが家の中にはあるんだと。だけど、家の中から自力で出せないと、この粗大ごみの戸別回収のサービスが受けられないんだろうということだと思うんですね。過去に質問をしているんですけれども、1つだけ事例を紹介させていただいた後で、もう1問質疑させていただきたいんですけど、ご自宅の2階で療養していた、高齢の旦那さんが亡くなりましたと。奥さんがそれを介護していたと。何年も一緒に暮らした旦那さんが、2階で亡くなり、寝ていたベッドの処分ができず、何年も2階の部屋にあったと。これは、実際に清見台南3丁目のとあるところであった事例ですけれども、現在の規定では、先ほどの答弁どおり、職員は家の中に入ることを禁止されておりますし、数少ない職員が、仮にですけど、それがやれたとしても、回収業務がはかどらないかと思います。また、これを利用する利用者、例えば今、市役所の職員とか委託業者が家の中に入れないということにつけ込んで、怪しげな業者が、では、うちが出してあげるよと、あとは市役所に600円だか800円だか払えば、持っていってくれるからというのも、また、住んでいる高齢の方たちにとっては、ちょっとかわいそうな気もいたします。  質疑は、環境部が認めた信頼のある会社だったり、委託の会社だったり、昔から気心の知れた、間違いないよというような、そういう回収業者、要するに、家の中にまで入って、家の中から大きな粗大ごみを出してあげられるような、そういうサービスを考えられてはどうかなと思うんですけど、それについてのそちらの考えをお聞かせいただきたいと思います。 595 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。 596 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 実際に外に出せない場合の対応といたしましては、ごみを処分する場合につきましては、一般廃棄物収集運搬業の許可が必要になります。市のほうで許可している業者が、現在10社ございますので、ごみ分別ガイドブックを各家庭に配布してございますけれども、もしそのガイドブックがあるのであれば、その中から数社へ聞いてもらうとかという形と、あと、ない場合については、実際に住所等をお伺いいたしまして、複数社をお知らせして、そちらのほうにお願いをしてくださいということで、依頼のほうをしてございます。  以上でございます。 597 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 598 ◯委員(永原利浩君) 大変失礼しました。では、そういうリストがあるということであれば、問い合わせがあれば、そういう市が認めた、安心できる業者を今紹介できる仕組みが出来上がっていると理解しました。ありがとうございます。 599 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 600 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、ここで14時15分まで休憩といたします。                                 (午後2時05分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後2時14分) 601 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  次に、教育部のうち、教育総務課、学校教育課、学校給食課、まなび支援センター、学校給食センターの審査を行います。  【別冊12】所属別歳入・歳出予算一覧表、41ページから44ページの一般会計予算、及び、【別冊13】の所属別歳入・歳出予算一覧表、10ページの一般会計補正予算について、審査をお願いいたします。  ご質疑願います。座親委員。 602 ◯委員(座親政彦君) 資料【別冊12】の42ページ及び43ページに、学校教育課所管の小中学校勤怠管理システム事業費、小学校で45万6,000円、中学校で29万2,000円が計上されておりますが、このシステムの機能というか、概要について伺います。 603 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 604 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) 専用ソフトをパソコンにインストールすることにより、これまで職員が個々に申告していた出退勤時間の記録を、各自がICカードをカードリーダーにかざすだけで、正確に記録することができるようになっております。 605 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 606 ◯委員(座親政彦君) このシステムで、全教員の出退勤時間というか、勤務時間の把握が可能なのか、伺います。 607 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 608 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) おっしゃるとおりでございます。 609 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 610 ◯委員(座親政彦君) この時間管理というのは、全教員の方が共有できるのか。あるいは、例えばなんですけれども、学年主任が把握をするだとか、その辺はいかがでしょうか。 611 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 612 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) その辺につきましては、各学校の裁量に任せることになるかと思うんですけれども、やり方によっては、全ての職員が、ほかの先生方の出退勤時間を把握することは可能です。 613 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 614 ◯委員(座親政彦君) せっかくシステムを入れていただけるようになったので、情報共有が必ずできるようにしておかないと、個々人で残業時間がばらばらになったり、偏ったり、そういうときに、このシステムの機能が生きると思いますので、ぜひお願いしたいと思います。  もう一つ、最後に、これも私もこだわって一般質問なんかで聞いてきたんですけれども、今、稼働し出した校務支援システム、これに組み込むことができないのかと思うんですけれども、もしできないということであれば、その理由があればお聞きいたします。 615 ◯委員長(重城正義君) 前田まなび支援センター所長。 616 ◯まなび支援センター所長(前田健太郎君) 校務支援システムへの組み込みなんですけれども、現状のシステム上では、ちょっと今できないという状況になっております。  以上です。 617 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 618 ◯委員(座親政彦君) できないという理由が分かれば、教えてください。 619 ◯委員長(重城正義君) 前田まなび支援センター所長。 620 ◯まなび支援センター所長(前田健太郎君) 校務支援システムを改編するということ自体が、できない状況になっておりまして、当初の段階でそれを組み込むことをしていなかったために、変更が今の段階ではできないというように、捉えております。  以上です。 621 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 622 ◯委員(座親政彦君) 分かりました。いずれにしても、先ほども言いましたが、しっかりと勤務時間把握ができるようになるのが一番いいわけで、今年度から始まりますので、個々の先生方によっては、使い方がちょっと難しいなとか、難しくはないんでしょうけれども、いろいろあろうと思いますので、その辺の状況を見て、しっかりこのシステムが生きるように、状況把握だけはしっかりやっておいていただければと思います。  以上です。 623 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 624 ◯委員(大村富良君) この勤怠管理システムを使って、学校職員の働き方改革の推進にどのように活かしていく考えなのか、お聞かせいただければと思います。 625 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 626 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) 本システムを利用しますと、客観的な数値が把握できることから、職員個々の勤務実態や、他職員やまた他校との違いが明らかになりますので、現状に即した具体的な取り組みや働きかけを行うことができます。これによりまして、勤務時間の縮減が図られ、働き方改革の一層の推進につながるものと考えております。 627 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 628 ◯委員(大村富良君) それでは、学校職員の超過勤務の実態が分かりましたら、教えていただけますでしょうか。 629 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 630 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) 令和2年12月の調査では、いわゆる過労死ラインと言われている、一月当たり80時間を超える超過勤務者の割合は、小学校が全体の約2.8%、中学校が全体の約25.1%となっておりまして、これまでの様々な勤務時間縮減の取り組みにより、令和元年6月と比較いたしますと、小学校は約7ポイント、中学校におきましては30.1ポイントと、大幅に減少しております。 631 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 632 ◯委員(大村富良君) あと、今回予算は金額的にかなり少ないと思っております。実際、運用するに当たって、ICカードですとか、それを読み込むカードリーダーとか、そういったハード的な関係について、分かりますでしょうか。お聞かせいただければと思います。 633 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 634 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) ソフトウエアとカードリーダー等、一式になっておりまして、小学校が30万9,325円、中学校が19万8,449円、それと教職員一人ひとりが持ち、カードリーダーにかざすカードの導入支援パック、これが、小学校が14万5,860円、中学校が9万2,565円となっております。 635 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 636 ◯委員(大村富良君) 分かりました。勤務形態、実際の数値が今後分かってくるということですね。  しかし、運用するに当たりまして、サービス残業が発生したり、先生方の負担が変わらないということでは、システムを入れても意味がないと思いますので、上司の方がしっかりと管理していくように、お願いをいたします。 637 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 638 ◯委員(田中紀子さん) 以前調べたときに、東葛北とか南のほうは、残業時間が少なくて、こっちのほうだと多かったんですね。先ほどの説明では、他校と比較してどうかと分かることができるというふうな答弁でしたが、ほかの自治体と比べることは可能なのかどうかというところをお聞きしたいんですが、この取り組みがほかもやっていればの話なんですが、そこのところを教えてください。 639 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 640 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) ほかのことも含めまして、ふだん、君津地方4市でよく情報等を共有しておりますので、まずは市内、木更津以外の3市とも、お互いの情報を交換しながら、役立てることは可能かと考えます。 641 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。佐藤委員。 642 ◯委員(佐藤修一君) 【別冊12】42ページ、50款5項10目、小規模特認校制度事業費ですけれども、来年度から6校であると認識しておりますけれども、この事業、具体的に何をするのか、まず、お尋ねいたします。 643 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 644 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) 小規模特認校制度事業費につきましては、特色ある教育を実践するための講師料や体験学習費、また、そのために必要な備品や消耗品等に使われる予定でございます。 645 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 646 ◯委員(佐藤修一君) ただいま特色を出すということでしたけれども、各学校ごとの特色はどのように出していくのか、お尋ねいたします。 647 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 648 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) 4つの地域ごとに推進委員会を組織いたしまして、地域の特色を活かした活動や、市や県の教育施策に沿った活動について話し合い、地域の実態に応じた特徴ある取り組みを、それぞれで決定した上で、実施する方向で準備を進めております。 649 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 650 ◯委員(佐藤修一君) その1校1校の特徴ということなんですけれども、小規模特認校1校に1つの特徴を出すのか、それとも、複数の特徴を出していくのか。例えば、この学校は、英語に特化した特色を出していくんですとか、いや、英語と何と何、その辺ちょっとお尋ねいたします。 651 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 652 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) 先ほど申し上げました、地域の特色を活かした活動や、市や県の教育施策に沿った活動の中から、それぞれの学校、推進委員会でもみまして2つから3つ程度の柱となる取り組みを決めて、経年的に行う予定でおります。 653 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 654 ◯委員(佐藤修一君) 2つから3つということは、複数の特徴を打ち出す場合には、その特色とか特徴というのがぼやけないのか、こちらをお伺いいたします。 655 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 656 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) 先ほど委員がおっしゃりました、例えば、外国語、英語教育などにつきましては、児童・生徒や保護者の関心を引きやすく、また、どこの学校でも力を入れることが可能でありますことから、複数の学校で実施しても効果はあるものだと考えております。そこに体験学習など、地域性の高い取り組みを組み合わせることで、その学校ならではの特色化が図られればよいかなというふうに考えております。 657 ◯委員長(重城正義君) ほかに。石井委員。 658 ◯委員(石井徳亮君) 予算書121ページの、学校給食費の学校給食を活用した有機米供給促進事業費600万円なんですけれども、こちら、経済部のほうでも、500万円という予算をつけてあって、そのときの話でも、栽培していただく人も面積も足らないという話なんです。それで、経済部のほうで進めていっても、変な言い方ですけど、あまり集まらないんじゃないかなという気がしているんです。そうしますと、例えば、学校にお子さんが通っている、例えば親御さんとかおじいちゃんとかが田んぼをつくっていたら、孫のため、子どものためだったら、ちょっと頑張ってみようかなという方なんかが、出てきやすいのかなと思うんですけど、そういった形で、学校を通じて、そういう有機米の供給・生産を呼びかけていったらどうかなと思うんですけれども、そのような形で何か対応は取れるんでしょうか、可能性をお伺いします。 659 ◯委員長(重城正義君) 重城学校給食課長。 660 ◯学校給食課長(重城秋子さん) 経済部と一緒に連携して、研究してまいりたいと思います。 661 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 662 ◯委員(石井徳亮君) こちらについては、学校給食課という形になっていますけれども、学校を取り巻く環境ですので、学校給食課だけではなくて、教育総務課、学校教育課とか、そういったものも、横の連携の中で、個々やっていただければと思いますので、よろしくお願いします。 663 ◯委員長(重城正義君) 関連で。大村委員。 664 ◯委員(大村富良君) それでは、関連して、質疑させていただきます。  600万円の予算がついているわけなんですが、実際の有機米の購入予定数量等が分かりましたら、お伺いいたします。 665 ◯委員長(重城正義君) 重城学校給食課長。 666 ◯学校給食課長(重城秋子さん) 計画では、42トンと考えております。 667 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 668 ◯委員(大村富良君) 42トンということですと、何食分ぐらいに当たりますか。 669 ◯委員長(重城正義君) 重城学校給食課長。 670 ◯学校給食課長(重城秋子さん) 約45万5,000食分となります。 671 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 672 ◯委員(大村富良君) あと、実施校なんですけれども、木更津全ての小中学校でしょうか、確認いたします。 673 ◯委員長(重城正義君) 重城学校給食課長。 674 ◯学校給食課長(重城秋子さん) 全30校の小中学校に提供いたします。
    675 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 676 ◯委員(大村富良君) あと、当然、新米をということになると思いますけれども、実施学期というか、時期をお聞かせください。 677 ◯委員長(重城正義君) 重城学校給食課長。 678 ◯学校給食課長(重城秋子さん) 経済部と相談して考えてまいりますが、令和2年度につきましては、11月、12月に提供いたしました。次年度もそのような方向になるのではないかと考えております。 679 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 680 ◯委員(斉藤高根君) 金田小学校給食室改修工事費ということなんですけれども、さて、あそこは最大で900食ぐらい作れた施設だったんですよ。あの面積で足らない。要するに休憩室なんかを外に出して、なるべく広くして、直そうよって、一体誰が判断して、このような決断をなされたのかをお聞きします。 681 ◯委員長(重城正義君) 重城学校給食課長。 682 ◯学校給食課長(重城秋子さん) 平成21年度に、現在の学校給食衛生基準ができました。それに基づきますと、例えば、食器につきましては、消毒保管器に入れて、その後に保管するというような基準があります。その基準に基づいて、必要な設備がありますので、具体的にそういったものをつくっていきますと、現在のままでは難しいという決断に至りました。 683 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 684 ◯委員(斉藤高根君) それでは、お金をかけて改修した結果、最大何食ができるつくりにしているのかをお聞きします。 685 ◯委員長(重城正義君) 重城学校給食課長。 686 ◯学校給食課長(重城秋子さん) 500食を想定しております。 687 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 688 ◯委員(斉藤高根君) そうすると、改修が完成した暁には、親子方式が解消されて、他人方式というのかな、方式が今変わって、金田中学校はどこかから運んでいると、これを解消する目的なのか、今後もどうなるのか、お聞かせください。 689 ◯委員長(重城正義君) 重城学校給食課長。 690 ◯学校給食課長(重城秋子さん) 現在の児童数の推移を見ておりますと、金田小学校だけではないかと考えております。 691 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 692 ◯委員(斉藤高根君) 要するに、私の言いたいのは、いっそのこと、改修するのであれば、金田小中、また一緒につくっちゃう計画をして、改修すればもっといいのになと思うんですけれども、経費的にはどうなの、これ。 693 ◯委員長(重城正義君) 重城学校給食課長。 694 ◯学校給食課長(重城秋子さん) 現在想定できる児童数で考えておりましたので、500食をめどとしたものでございます。 695 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 696 ◯委員(斉藤高根君) もう少し計画線上で、物事を進めればいいと思うんですよ。そして、買ったのか、買わないのか、まだ分からないけど、金田中学校も小学校も、用地が減った部分、市は買う約束をして、買ったのかな。後ろの用地が空くわけ。空けばあんなもの、両方とも校舎が老朽化しているわけだから、合同校舎を造れば……。そういう考えはないの。合同校舎を造れば、一つの建物で、安く経費が上がるわけ。そうすれば、給食だって、こっちはこっち、あっちはあっちというのをやらなくて、もっと中長期的に計画を立てて、物事を進めればいいと思うんですけれども、この点については、いかがですか。では、教育長、最後の仕事でお願いします。 697 ◯委員長(重城正義君) 高澤教育長。 698 ◯教育長(高澤茂夫君) ご提言をありがとうございました。  確かに、金田地区を見ますと、子どもたちの張りつきというか、地域は随分活性化していますので、今後も将来的には多分子どもが増えていくだろうというふうには考えています。今回、小学校のほうも8クラス分を増築させていただいて、当面の間はもちろん、うちも推計をしましたので、今のままで十分推移すると思いますけれども、将来的には、その子どもたちがやがて中学校に上がっていって、中学校のほうも、いつかは、今のまま減がなくて増えていけば、中学校も足らなくなってくるだろうというふうには考えていますので、そういう状況が生まれる中であれば、今委員おっしゃったような形の中で、小学校と中学校一体的な形で考えていかざるを得ないだろうというふうには考えています。  ただ、現状の中で、校舎の建築につきましては、国の補助金等がもちろんあるわけでありまして、ただ、将来推計の見通しの数だけでは、国の補助金のほうが出ないというふうに理解をしています。ですから、0歳児までの住民基本台帳上をしっかり拾いながら、その数に合わせた形の中で校舎を造っていくというのが本来の姿で、現在、補助金等も頂いていますので、将来の話の中では、今委員おっしゃったような形のものも、考えていく可能性はあるのかなというふうには考えています。ただ現状では、いついつにこうしますということまでは、まだ言えないような状況ということで、ご理解いただければと思います。 699 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 700 ◯委員(斉藤高根君) 機会があるたびにこういう話をしていれば、また、そういった話に、少しでも近づけばいいかなと思います。  最後の質疑、納入業者、例えば、昔は金田の地域や金田の商工会が納入しますよと、それはもう完全に崩れたわけだね。 701 ◯委員長(重城正義君) 重城学校給食課長。 702 ◯学校給食課長(重城秋子さん) 自校親子方式につきましては、地元の納入業者から入れていただいている学校もございます。 703 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 704 ◯委員(斉藤高根君) 要するに、金田についてはどうなのかなと。よそから来ているのに、よその地域に納入業者が持っていくのかな、どうなのかな。それは追及しません。目的は、給食センターの給食に負けないものを作ってもらおうということですけれども、ここ一、二年は、私はコロナで行けないの。行って、お金を払って、たまに食べてたわけなんだけれども、そこで、私たちが食べられない分、課長が、自校式あるいは親子式の給食は、センターに負けるのか負けないのかの私見を、ここでお願いします。聞かせてください。 705 ◯委員長(重城正義君) 重城学校給食課長。 706 ◯学校給食課長(重城秋子さん) 令和2年度につきましては、有機米の無農薬、化学肥料を使用していないお米の試食ということで、鎌足小学校に伺って、給食を試食いたしました。非常においしい給食でした。 707 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 708 ◯委員(田中紀子さん) 予算書120ページ、学校給食施設関係費。公立小学校の1学級当たりの上限人数を35人とする、義務教育標準法改正案を2月に閣議決定され、現行は小学校1年生のみ35人で、小学校2年生から6年生は40人ですが、2021年度には、小学2年生を35人とし、その後、学年ごとに順次引き下げ、2025年には、全学年を35人とされます。学校給食センターは、人数ではなく、コンテナの関係から、クラス数で対応しています。クラスの人数が減ったことで、学校給食センターではどのようなことが想定されますか。 709 ◯委員長(重城正義君) 高橋学校給食センター所長。 710 ◯学校給食センター所長(高橋和仁君) はい、委員おっしゃるとおり、クラスの人数が少なくなることによりまして、クラス数が増えるのではないかという、おそれもあろうかと思います。それで、住民基本台帳上で、今後の児童数を推計しましたところ、現在のクラス数を超えることはないだろうということが、数値のほうでありましたので、現在のままで対応できると考えております。  以上です。 711 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 712 ◯委員(田中紀子さん) ということは、今のうちに課題を計画的に解決していかなければならないかと思ったんですが、現状、大丈夫だと。現状では自校式・親子式の学校のほうでは、クラス数が増えること、それには特に課題はありませんか。また、今後想定される課題がありましたら、ご説明ください。 713 ◯委員長(重城正義君) 重城学校給食課長。 714 ◯学校給食課長(重城秋子さん) 自校式・親子方式では、現状では大きな課題はございませんが、今後は、設備や備品の購入などの検討が想定されます。引き続き、児童・生徒数に加え、クラス増も留意してまいります。 715 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 716 ◯委員(座親政彦君) 【別冊12】の41ページの、教育総務課の関係でございます。  下から4つ目のICTを活用した家庭学習支援事業費1,932万1,000円ですが、予算の概要を見ますと、家庭においてオンライン学習が可能となる通信環境を提供し、教育活動の効率化等を図るというふうになっているんですが、ちょっとこの2行だと読みづらいので、もう少し詳しい内容をお願いします。 717 ◯委員長(重城正義君) 中村教育部次長。 718 ◯教育部次長・教育総務課長(中村伸一君) 令和2年度に、臨時休校等ありまして、その際に、家庭学習のために、タブレットとモバイルルーターを約300台、購入させていただきました。タブレットは購入なんですが、通信料のほうは、一応2年間の契約ということでさせていただいておりまして、来年度はそちらのほうの、1年間のいわゆる賃借料を予算計上したというところでございます。  以上です。 719 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 720 ◯委員(座親政彦君) ちょっと私がよく理解できていないというふうに思うんですけれども、各家庭でオンラインができるようにということで、各家庭の中にWi-Fi環境を整えて、やるという、そういうものじゃないんですか。 721 ◯委員長(重城正義君) 中村教育部次長。 722 ◯教育部次長・教育総務課長(中村伸一君) 昨年6月に予算化をさせていただいた事業でございますが、そのときは、中学校3年生ですとか、小学校6年生ですとか、学習の保障をしっかりしていかなきゃいけない子どもたちを対象にということで、限定をして購入をさせていただきました。家庭のWi-Fi環境がある方につきましては、そちらを利用するという前提で、家庭のWi-Fi環境がない方には、しっかりモバイルルーターも含めて、やるためということで、300台という限定なんですが、予算措置を今年度させていただいて、来年度、引き続きの予算化というところでございます。 723 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 724 ◯委員(座親政彦君) 認識が違っていて、大変失礼いたしました。  実際に、このオンライン学習をやろうというときは、どういう判断をして、実施をするのか、お願いします。 725 ◯委員長(重城正義君) 中村教育部次長。 726 ◯教育部次長・教育総務課長(中村伸一君) 各学校で、家庭の通信環境を、調査というか、把握をさせていただいて、ご希望される方には貸与をしたというところでございます。基本的には、中学校3年生が多くて、今、そのものについては、開始をさせていただいたというところでございます。  以上です。 727 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 728 ◯委員(佐藤修一君) 【別冊12】42ページ、50款10項5目、学校水泳指導民間活力導入事業費、また、これに似た感じだと思いますけれども、学校水泳指導児童送迎用バス運行委託事業費、こちらは、以前から十分、自前で持つよりというところですけれども、比較をしていただいていると思いますけれども、来年度も相応の一般財源が入っておりますので、この辺、妥当なのか、再度ご説明をお願いいたします。 729 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 730 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) 今後30年間のライフサイクルコストで申し上げますと、プールを建設して維持管理する場合には、建て替え、光熱費、点検、メンテナンス等、合計で、1校当たり約2億3,000万円が予想されます。一方、民間業者に委託した場合には、年間500万円の30年間分で、約1億5,000万円ということで、約8,000万円ほどのコストカットになるかと思われます。 731 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 732 ◯委員(永原利浩君) 予算書の120ページ、給食センター整備事業費2,002万8,000円の中で、お伺いをいたします。  まず、この整備費は、何を整備しようとしているのか、お尋ねをいたします。 733 ◯委員長(重城正義君) 中村教育部次長。 734 ◯教育部次長・教育総務課長(中村伸一君) この給食センター整備事業費につきましては、木更津第一小学校給食センターを、PFI方式で建設をしたときに、締結した契約のうち、給食センターの建設費を分割払いするための予算でございます。 735 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 736 ◯委員(永原利浩君) 分かりました。では、この金では給食センターの何かを整備しようというのではなくて、建ててくださったお金、それをお支払いするということで理解しました。  質疑なんですけれども、そのPFIの契約をしたときには、まだ分からなかったような不具合、問題等があったときに、給食センター自体を整備するような予算というのがあるものなんですか。 737 ◯委員長(重城正義君) 高橋学校給食センター所長。 738 ◯学校給食センター所長(高橋和仁君) 市のほうで毎年払っております、PFIの委託費がございます。その委託費の中に含まれている感じではあるんですけれども、PFIの修繕計画にのっとった、修繕費というのはPFIで持っています。また、当然、突発的なものがありますので、そういったものも含めて、こちらの市のほうから、委託料として払っている状況でございます。 739 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 740 ◯委員(永原利浩君) 要は、突発的に何かが発生したり、あるいは今まで気がつかなかったような不具合が発生したときは、毎年払っているそのお金の中で、まずやりくりしてくださいということでよろしいんですか。 741 ◯委員長(重城正義君) 高橋学校給食センター所長。 742 ◯学校給食センター所長(高橋和仁君) PFIの中で払える場合もありますし、例えば、東日本大震災のときのような、不可抗力等もあろうかと思います。そういった場合は、PFI事業者と、市というか、センターのほうで話し合いを持って、負担割合とかを決める算段になっております。  以上です。 743 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 744 ◯委員(永原利浩君) 承知いたしました。  次の質疑ですけれども、働く側、特に給食を作る側ではなくて、私が今日質疑したいのは、作られた給食を配食する側からの質疑をしたいんですけれども、配食を行う会社はどこかの運輸会社が行って、給食センターの運営は、また別の会社が行っているかと思います。各学校へ給食を衛生的に配るために、学校給食センターと書かれたトラックが、バックで止めて、給食センターの側にある、外部からほこりが入らないような、そういうクッション材みたいなところに押しつけて、給食を入れたり出したりすると思います。何年か前に、その給食センターができたときに、これがHACCPなんだと、汚いものときれいなものがごっちゃにならないような、すごいものを造ったんだと、その目玉の一つで紹介もされた覚えもありますけれども、質疑は、このとき、トラックが給食センターの面と合っていないことを、まず、承知しているかどうかを確認させてください。 745 ◯委員長(重城正義君) 高橋学校給食センター所長。 746 ◯学校給食センター所長(高橋和仁君) 現状では、合っていないということで、把握はしております。  以上です。 747 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 748 ◯委員(永原利浩君) 要するに、トラックのほうが、給食センターの面よりも、約10センチぐらい低いんですよね。その段差があると。たかが10センチというんですけれども、現場の人なんかに話を聞いたり、実際には給食センターを拝見もさせていただいたところなんですけれども、重い配膳台というのかな、ごろごろがついたやつを出し入れするわけなんですけど、給食を学校に向けて運び出すときは、中身が当然入っているので、慎重にトラックに運び込みます。実際には、給食そのものは、食缶という名前をたしか使っていたと思うんですけれども、それに入って蓋もされていますので、多少の衝撃があっても、こぼれる心配はないと、私は理解しています。ただ、逆に、給食が終わって、空になって、トラックが戻ってきます。トラックの中から、配膳台という、ころころがついた、多分重さは100キロや200キロはある、かなり重いものなんですけれども、これを給食センターに運び入れるときに、かなりの勢いをつけないと、給食センターの中に運び込めないんですよね。10センチの段差があってトラックのほうが低いので。  このとき、要するに、配膳台を引っ張り出すのに、かなりの勢いをつけて、トラックから引っ張り上げます。がたんと上がります。勢いがついているので、100キロ、200キロある配膳台のころころ、タイヤで、作業員の現場の人たちの足を潰すと。実際に足を潰した方も知っています。そういった危険を、何とかこの質疑を通して、今後、改善していただきたいと思って、話を進めさせていただいているんですけれども、もう一つ付け加えさせていただくと、現場を見るとよく分かるんですけど、トラックの中から、配膳台という重いやつを引っ張り上げるとき、勢いよく引っ張るので、足元も怖いんですけど、ここの頭のところにある空間というのは、僅か5センチから10センチです。作業をずっと見ていましたけど、あそこに頭を挟めば一発だろうなと、死亡事故につながるぐらいの、かなり危険な状態だと、私は思いました。  これを改善するために、結局どうしたらいいんだよというところなんですけど、勢いをつけて、その配膳台を出したりする、その移動させる必要がない状態にする、それしか手はないんだろうなと。ゆっくり入れて、ゆっくり出してくれば、勢いをつける必要もないですし、頭を挟む必要も、足を挟む必要もないので、トラックの面と給食センターの面をばっちり合わせていただきたいなと思うんですけれども、この辺のお考えをお聞かせください。 749 ◯委員長(重城正義君) 高橋学校給食センター所長。 750 ◯学校給食センター所長(高橋和仁君) 委員おっしゃるとおり、けが等があったらいけないと考えております。それで、改善するのに、PFI事業者と話し合いをしました。PFI事業者のほうで、まず、段差解消のための、第1段階のテストとしまして、現在、後輪部を持ち上げるスロープ、それと、コンクリートの板を、かさ上げをしている状況で、設置をしました。まだテストの段階ではあるんですけれども、そうしたところ、段差は解消はされました。ただ、コンクリートの板にちょっとひびが入ってしまいまして、また使える状況ではありますけれども、まだ改善の余地がございますので、今後もこの方法を検討しているところでございます。  以上です。 751 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 752 ◯委員(永原利浩君) 少し改善しつつあるなというのが分かりました。ちなみに、多分バックして、後ろのタイヤをけつを上げて、そこにブロックを敷いていたとき、1回目は多分空のトラックがバックして、うまくいったんですよ、面が合って。1個目の食缶というか、配膳台を出すときは簡単に出せたけど、奥は、トラックの頭のほうは下がっていますので、逆に10センチ。逆に、引っ張り出したときには、かなり力が強い。満載の状態でそこに止めたときに多分、ひびが入ったんだと思うので、それをちょっと聞いておいてください。  質疑は、給食センターを離れて、学校側にちょっとお尋ねしたいんですけど、給食を運び込む際のルートについてなんですが、学校によっては、非常に狭い場所、がたがた揺れるような場所を、そろりそろりと、給食センターのトラックが進まなきゃいけないような場所があります。これについて把握をしていますでしょうか。 753 ◯委員長(重城正義君) 高橋学校給食センター所長。 754 ◯学校給食センター所長(高橋和仁君) 把握しております。 755 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 756 ◯委員(永原利浩君) 具体的には第二小学校、ほかにも多分あると思うんですけど、二小の入り口の道路なんかは、民有地と学校の敷地が狭い道路の中央で所有権が分かれていると。ここを、狭い道路の半分は民有地、片方が学校の財産ということなんですけれども、当然そこの狭いとこに、そこそこ大きいトラックが入ってくれば、民有地の中も入ってしまって、ご迷惑を大変おかけしている状態なんだろうと思います。そうしますと、トラックの運転手はどういう運転をするかというと、民有地のほうに入っては申し訳ないんだよと、しかも毎日のことですから、狭い道路のさらに半分の狭いところを、かなりぎりぎり通って、二小の場合ですよ、例を挙げているだけですけど、かなりきつい状況で運転をしているということでございます。  そこで、質疑なんですけれども、一回、この現地を訪れて、学校側の敷地のほうに多少でも余裕があるなら、そこにフェンスが建っているのか、雑木が建っているのか、ちょっと分からないんですけど、50センチでも、道があって、半分が学校側の道路で、学校の敷地のここに少しでも余裕があるなら、そこを少し広げてみたら、かなり運転手は安全にゆったりと運び込めるんじゃないかなと思いますけど、現地をそうやって一緒に視察していただくことはできるかしら。
    757 ◯委員長(重城正義君) 高橋学校給食センター所長。 758 ◯学校給食センター所長(高橋和仁君) 私も、第二小学校に行くときに、あの道を通りまして、何度も確認はしている状況で、私も、通過するのに、止まるぐらいのゆっくりのスピードで、進むように気を遣っている状況でございます。今の学校敷地内の道路を広げる案でございますけれども、幅員確保のため、学校敷地の一部を提供する方針で、今進めておるんですけれども、ただ、民地の取得が必要になりますので、今後、関係課等と協議を進めてまいりたいと考えております。  以上です。 759 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 760 ◯委員(永原利浩君) では、学校のほうを切るんじゃなくて、その道路全部を学校の用地として、広く使おうという、そういう話だったんですよね。分かりました。  最後は要望ですけど、今、二小を例に挙げさせていただいたんですけど、あっちこっち行っているドライバーと顔を合わせて話を聞くこともあるんですけど、聞くとやっぱり、なかなかきついねと。それから、今後、オートマチックの免許しか持っていないような方たちも、だんだん上がってくるだろうから、そうすると、こんな難しいところは多分運転できないんじゃないかと、あるいはバックなんかも難しいよなんていうのもありますので、そういったところがあるのかどうかは、現場のドライバーの方からちょっと情報を吸い上げていただいて、改善できるところから、少しずつ改善してさしあげてください。  以上です。 761 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 762 ◯委員(田中紀子さん) 要保護・準要保護生徒就学援助費の質疑です。  資料【別冊12】の42、43ページですね。  要保護・準要保護生徒について、令和元年度に比べると、増えています。令和2年度の状況を見て、予算が増額されたのではと思います。児童も増えていますね。令和2年度の現状をご説明ください。 763 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 764 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) 令和2年度につきましては、要保護児童・生徒が14名、準要保護児童・生徒が643名で、昨年度と比較いたしまして、要保護児童・生徒は7名の減少、準要保護児童・生徒につきましては、71名の増加となっております。 765 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 766 ◯委員(田中紀子さん) 平成30年度は、中学校では要保護・準要保護の割合は7.6%、小学校では5.3%と、中学校の方が多く、増加傾向でした。令和2年度は、この割合で言うと、どのように変化したのでしょうか。 767 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 768 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) 令和3年2月末時点ですと、小学校は6.1%、中学校は6.3%となっておりますので、昨年度と比較いたしまして、小学校は0.9ポイントの増加、中学校は増減なしということとなっております。 769 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 770 ◯委員(田中紀子さん) 分かりました。もっと中学校が伸びているのかなと思ったら、そうでなかったというところで、ただし小学校が伸びているということが分かりました。この要保護と準要保護で、別々に見ちゃうと、クラスの中で生活に困っている家庭のお子さんがどのぐらいの割合か見れないので、私はいつも、要保護と準要保護全体をどのぐらいかというふうな形で見るようにしています。令和3年度の予算策定に当たって、どのようなことを想定されたんでしょうか。 771 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 772 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) これまでの過年度の要保護・準要保護児童生徒の対象数の推移を確認します。また、令和2年度は、新型コロナウイルス感染症の影響等により、所得が激減する世帯がありましたので、そういった場合の就学援助を申請するケースも加味いたしまして、予算計上をしております。 773 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 774 ◯委員(田中紀子さん) 以前質疑したときに、この就学援助費、タイムリーに4月に、入学準備にも渡せるように、ご案内は11月ぐらいに、小学校6年生にはしてくださいねと言ったんだけれども、それは今回はうまくいったんでしょうか。 775 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 776 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) 前回、議会で、田中委員のほうからご指摘いただいて、我々のほうでも、周知を徹底いたしまして、今年度は、小学校におきましては37名、中学校におきましては74名の前倒し支給ができましたので、その辺は効果があったかと考えております。 777 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 778 ◯委員(大村富良君) 【別冊12】の43ページ、下から4段目の外国語指導助手(ALT)配置事業費についてお伺いいたします。  来年度は減額となっていますけれども、どのように実施する予定なのか、お伺いいたします。 779 ◯委員長(重城正義君) 前田まなび支援センター所長。 780 ◯まなび支援センター所長(前田健太郎君) 来年度分の減額につきましては、費用弁償、交通費等の減額という形で、人数等は、今年度と同じ人数で実施する予定でございます。  以上です。 781 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 782 ◯委員(大村富良君) 今年度の人数を教えていただければと思います。 783 ◯委員長(重城正義君) 前田まなび支援センター所長。 784 ◯まなび支援センター所長(前田健太郎君) 本年度、ALTは全部で23名で、事業実施させていただきました。  以上です。 785 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 786 ◯委員(大村富良君) 今年度はコロナ禍で、ALTの先生方に影響等はありましたでしょうか。 787 ◯委員長(重城正義君) 前田まなび支援センター所長。 788 ◯まなび支援センター所長(前田健太郎君) 学校が臨時休業中に関しては、本センターで、研修授業を行ったりですとか、単語の子どもたちへの教材づくりを行ったりですとか、そういった形で、勤務という形になりました。学校再開後は、通常どおりの勤務ができたというふうに考えております。  以上です。 789 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 790 ◯委員(大村富良君) 分かりました。  あと、最後に確認したいんですけれども、来年度の人員確保、今年度と同じ先生方なのか、確保できているのか、確認させてください。 791 ◯委員長(重城正義君) 前田まなび支援センター所長。 792 ◯まなび支援センター所長(前田健太郎君) 本年度23名、ALTを確保しておりましたが、3名が、家庭の事情であったりとか、本人の事情であったりとかで、退職することとなりました。その3名に関しては、既に募集選考を終え、人員の確保ができております。  以上です。 793 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 794 ◯委員(田中紀子さん) 特に予算書の何ページということではないんですが、GIGAスクールで、クラウドを利用した学習ソフトの導入をし、子どもたちの学習の進捗をオンラインで把握するため、規定の整備についてお尋ねします。  個人情報の観点から、GIGAスクール構想を進めるに当たって、条例など、点検整備されたと思いますが、ご説明ください。 795 ◯委員長(重城正義君) 前田まなび支援センター所長。 796 ◯まなび支援センター所長(前田健太郎君) 木更津市個人情報保護条例第12条では、電子計算機のオンライン結合を、当該実施機関が管理する電子計算機と、実施機関以外の者が管理する電子計算機とを、通信回線を用いて結合し、当該実施機関が保有する個人情報を、当該実施機関以外の者が随時入手し得る状況にする方法を言う、というように定義されておりますが、GIGAスクール構想における、クラウド活用におきましては、外部事業者に管理委託をしたサーバーの利用について、保護者の承諾を得る方向で進めております。児童・生徒本人が提供した自身の情報を、本人及び実施機関以外が閲覧することはないので、オンライン結合には当たらないというように考えております。また、本市の個人情報保護条例は、オンライン結合の原則禁止ではなく、オンライン結合による個人情報の提供を行おうとするときは、個人情報の保護に関し、必要な措置を講じなければならないとしているので、条例に抵触することなく、運用が可能であると、現段階では判断しております。  以上です。 797 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 798 ◯委員(田中紀子さん) では、あとは参考にお聞きしたいんですが、GIGAスクール構想を進めるに当たって、5G基地局を学校敷地内に他市では建てて、保護者から不安の声があったと聞きます。木更津は5Gではないとお聞きしているんですが、研修で、このような事例があったと紹介されたので、お伝えしたいんですが、電磁波に過敏な児童・生徒もいることで、健康被害を極力避けるために、教室で休み時間はオフにしている学校もあると聞きました。木更津はそんな設備になっているんでしょうか。 799 ◯委員長(重城正義君) 前田まなび支援センター所長。 800 ◯まなび支援センター所長(前田健太郎君) 木更津市に関しては、専用の校内LANという形になっておりまして、オンオフという形を取らずに、常につながるというような状況になっております。  以上です。 801 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 802 ◯委員(田中紀子さん) また、基地局が学校の校舎のすぐそばに設置されたところもあったようで、木更津じゃないんですよ、過敏な生徒の健康被害を予防するために、その学年は1階を3年間利用したものの、その後も転校生があって、全学年で過敏な生徒が何人もいたもので、苦慮したという事例もありました。今のところ、過敏な児童・生徒の相談とかありましたか。参考にお聞きします。 803 ◯委員長(重城正義君) 前田まなび支援センター所長。 804 ◯まなび支援センター所長(前田健太郎君) こちらのほうで把握している限りでは、そういったご相談等はいただいておりませんが、今後も気をつけながら、運用していきたいと考えております。  以上です。 805 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 806 ◯委員(永原利浩君) 予算書の111ページと、関連しますので114ページの、小中学校の学力テスト関係費について、お尋ねをいたします。  まず、この学力テストの事業内容をご説明いただきたいと思います。 807 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 808 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) 県全体で総合的な学習指導の基礎資料を得て、指導と評価の一体化の実現を図るために実施している、標準学力検査の検査用紙費用に関わるものでございます。 809 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 810 ◯委員(永原利浩君) そのテストというのは、では、県一斉で同じような問題を解かれるんですか。 811 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 812 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) そのとおりでございます。 813 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 814 ◯委員(永原利浩君) 承知いたしました。  今年から、公立高校の一般入試が一本化というのかな、一発化というのかしら。昔は、ちょっと前までは、前期・後期と分かれていましたけど、今年度は、僕たちもそうだったように、いわゆる一発試験で決めたと思います。このお尋ねなんですけど、この学力テストは関係しているのか分からないんですけれども、現在、中学校における定期テストや、こういう今言われた学力テスト等で、偏差値とか、あるいはそれに代わる、言葉は変わっているかもしれないけど、これに類するような数字というのは、このテストを受けることで生徒に提供できるものなのかしら。 815 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 816 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) こういったテストにおきましては、点数以外の数値というものは、現在は出しておりません。 817 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 818 ◯委員(永原利浩君) 承知いたしました。  今、冒頭ちょっと触れましたけど、一発試験となりまして、どの学校へ志望校、特に中学3年生の子たちは、どこの学校を受けようかな、志望校はどこに出そうかなというのは、一か八かの子もいるんでしょうし、1回しかないわけですから、落ちれば、別のどこか公立以外の学校に通うということになろうかと思います。そういうときに、塾に通っている子たちは普通に、昔ながらにあった、僕らも多分受けたような、かなり大きい母体の模擬テストというのを受けて、偏差値という数字が出て、およそ、ここの学校の偏差値はこれぐらいですよ、ここの学校の偏差値はこれぐらいですよというのを押さえた上で、受験に挑んだものでございます。少なくとも僕はそうでした。私は塾に入ってなかったから、細かい数字は、当時は学校でそういう学力テストというか、いわゆる業者テストというのがあったので、正確な偏差値が出たので、この学校には行けそうだ、あるいは無理そうだなんていう判断もできたわけなんですが、そこで質疑なんですけれども、そういう子どもたちが、自分はどこの高校、公立が第1希望だと仮定してですけれども、ここの高校は行けそうなんだろうか、やっぱり無理なんだろうかと、進路相談等もあるかと思うんですよ。そのとき学校の先生は、学校の中で、5だから、4だから、3だからとか、定期テストの点数はこれぐらいだからというのも当然あるんでしょうけど、何をもって、その学校だったら、あとちょっと頑張ったら行けそうだねとか、そういったサポートをするのは、どんな指標を使っておられるんですか。 819 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 820 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) それぞれの学校において、復習確認テストと呼ばれるようなテストを、年3回から5回程度行っております。それを毎年積み重ねているデータがございますので、それに基づいた情報提供というのを、面談等で、保護者や本人には提供しているところです。 821 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 822 ◯委員(永原利浩君) その復習確認テストというのも同じ共通の問題なんですか。 823 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 824 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) こちらは共通ではございません。 825 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 826 ◯委員(永原利浩君) そうしますと、母体がかなり小さいと思うんですよ。1つの学校で、しかも問題も違うとなると、その学校で例えばすごい上位だから、勉強がすごくできるんだと思ったら、よそへ行ってみたら、普通ぐらいでした。要するに、母体が大きい中で、自分がどこの位置にいるのか、これぐらいなのか、これぐらいなのか、これぐらいなのか。ぶっちゃけ、高校ってやっぱり、数字というのがあるじゃないですか。これぐらいの実力を持っていないとこの学校は駄目だ、ここは行ける、ここは楽勝だとか、いろいろある中で、小さい母体の中で、どうしてそういう正確な評価ができるのかなと、僕は不思議に思っているんですね。  これは質疑ではないんですけれども、意見で止めますけれども、子どもたちには、できれば、今、1つの学校の中で、狭い母体の中で、復習確認テストの中で、そういう順位とか点数を見て、これぐらいの学校だったら、君、頑張れば行けそうだぞとかいう、アドバイスなんかができるということですけど、できれば、ほかの学校とも情報を共有して、しているのかな、ちょっと分からないんですけれども、本当に第1志望が公立高校なんだよという子に、安心して、あとちょっと頑張れば行けるよという、正しいというのか、かなり正確な情報が、アドバイスが与えられるような、何かその辺をちょっと研究してもらえたらなと思います。 827 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 828 ◯委員(田中紀子さん) 奨学基金繰出金というのが、41ページに書いてあるので、奨学基金についてお聞きします。  奨学金の返還は、貸付年数の3倍の期間内で返還をすることになっている。通常、高校生の場合は9年間、大学生の場合は12年間となる。この期間の中に、奨学生が自ら、半年払いか、月払いか、いずれの方法で返済するのか、計画を決定することになっているということなので、この奨学金についてお聞きします。滞納の方には、毎月10日を期限として、文書による督促、催促をしているということですが、コロナ禍により、連帯保証人も厳しい場合もあるでしょうし、令和2年度は返済状況はどうでしょうか、お聞きします。 829 ◯委員長(重城正義君) 中村教育部次長。 830 ◯教育部次長・教育総務課長(中村伸一君) 奨学基金、令和2年度の返済状況でございますが、今年度返済いただく予定の方は20名おりまして、そのうち2名の滞納者がございました。  返済状況は以上でございます。 831 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 832 ◯委員(田中紀子さん) 以前、平成29年度の決算審査特別委員会のときに、滞納者に対して、督促だけではなく、滞納する何らかの要因があるのではないか、滞納はSOSと考え、福祉部の自立支援課などと連携をと求めていましたが、現在はどのようなご見解でしょうか。 833 ◯委員長(重城正義君) 中村教育部次長。 834 ◯教育部次長・教育総務課長(中村伸一君) 滞納者が2名いると申し上げましたが、1名は、ちょっと遅れている状況で、返済はいただいているような状況でございます。現在、確認している限りでは、返済者の中で生活に困窮されている方はいないと認識はしておりますが、そのようなご相談がありましたら、福祉部との連携も図っていきたいというふうに考えております。 835 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
    836 ◯委員(田中紀子さん) コロナ禍での救済措置として、滞納の延滞金に対する支援、減免、いろいろあると思いますが、明石市では、昨年の4月の時点で、明石市から通学している大学生、専門学生の授業料を、市が学校に立替払いをしました。連帯保証人もなしで、本人が申請、贈与ではなく貸し付けなのに、困っているときにタイムリーに行ったことでとても喜ばれ、将来住むなら明石市と思ってくれることが財産という考え方です。コロナ禍での支援で、学生に視点を当てた政策が木更津市にはないように思いますが、ご見解をお聞かせください。 837 ◯委員長(重城正義君) 中村教育部次長。 838 ◯教育部次長・教育総務課長(中村伸一君) 基金につきましては、ふるさと応援寄附金も多く寄せられているところもございますので、現在、奨学金の貸付枠につきましては、拡大する方向で今検討しているところでございます。  以上です。 839 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 840 ◯委員(大村富良君) 補正予算書20ページの、小中学校のコンピュータ教育事業費についてお伺いいたします。  コンピュータ教育事業費の減額理由と、GIGAスクール通信機器整備事業費の概要について、先ほど来から話が出ていますけれども、出たところは省いていただいて結構ですので、教えてください。 841 ◯委員長(重城正義君) 中村教育部次長。 842 ◯教育部次長・教育総務課長(中村伸一君) GIGAスクール構想の推進につきましては、今年度、高速LAN整備、1人1台タブレットの整備が完了いたしまして、来年度、全クラスに大型モニターの設置を行うということで、当初、5年間の長期リースで予算を計上したところでございますが、国の第3次補正予算によりまして、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、こちらが増額され、令和3年度事業にも活用ができるというふうになりましたので、地方創生推進課ですとか財政課等とも協議をしました結果、当該交付金を活用して、電子黒板を購入するということで、変更をし、当初予算の補正案として、今回、出させていただいたところでございます。  したがいまして、コンピュータ教育事業費の減額につきましては、大型モニターのリースの減額でございます。GIGAスクール通信機器事業費の増額につきましては、電子黒板の購入ということで、普通学級、特別支援学級に設置する予定で、計上させていただきました。  以上でございます。 843 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 844 ◯委員(大村富良君) 次に、今、答弁ありました中に、大型モニターと電子黒板と出てきました。実際の違いについて、また、運用、どのように使っていくのか、教えてください。 845 ◯委員長(重城正義君) 前田まなび支援センター所長。 846 ◯まなび支援センター所長(前田健太郎君) 大型モニターにつきましては、授業で使用する資料であったり、児童・生徒が授業中にタブレットに入力したものを、大きく映し出すことができる、掲示装置ということになりますが、電子黒板になりますと、それに加えまして、教職員、先生が、モニター画面に直接、黒板と同様に書き込むことができるようになったり、スマートフォンのように、画面操作、つまり、その大型提示装置の画面をクリックすると、一つ一つの画面がスライドされていくというような、画面操作でインターネットに接続ができたりする機能が、付加されているものでございます。  以上です。 847 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 848 ◯委員(大村富良君) それでは、近隣市において、電子黒板の導入実績等、分かれば教えていただければと思います。 849 ◯委員長(重城正義君) 前田まなび支援センター所長。 850 ◯まなび支援センター所長(前田健太郎君) 市原市においては、11月に、交付金を活用して、全普通教室に819台の電子黒板を導入したと、把握しております。君津市につきましては、本市と同様、来年度、整備する予定と伺っております。  以上です。 851 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 852 ◯委員(大村富良君) 分かりました。電子黒板においては、授業が始まる前に、従来の黒板ですと、先生がいろいろと書いてから授業がスタートするというふうになるわけですが、今後、電子黒板導入により、授業の効率化ですとか、活用していただければと思います。  よろしくお願いいたします。 853 ◯委員長(重城正義君) ほかに。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 854 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、ここで15時30分まで休憩といたします。                                 (午後3時16分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後3時29分) 855 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  次に、教育部のうち、生涯学習課、文化課、図書館、公民館、郷土博物館金のすずの審査を行います。  【別冊12】所属別歳入・歳出予算一覧表、44ページから46ページの一般会計予算について、審査をお願いいたします。  ご質疑願います。田中委員。 856 ◯委員(田中紀子さん) 予算書117ページ、波岡公民館空調改修事業費。確認です。空調設備が故障したのはいつからでしたか。 857 ◯委員長(重城正義君) 星野中央公民館長。 858 ◯中央公民館長(星野隆弘君) お答えします。  波岡公民館の空調設備の故障につきましては、令和元年の夏、7月頃から、調子が悪くなったというふうに認識しております。 859 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 860 ◯委員(田中紀子さん) 令和元年の7月、今度、令和3年度にやっと改修するということで、遅れた原因は何でしょうか。 861 ◯委員長(重城正義君) 星野中央公民館長。 862 ◯中央公民館長(星野隆弘君) 資産管理課、関係課と協議をして、早急に対処するように調整を図っておりましたが、諸般の事情により、実施が遅れることになったものでございます。  以上です。 863 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 864 ◯委員(田中紀子さん) 諸般の事情でと言いますけど、ちょうどコロナで使えないときもあったかもしれませんが、やはり、早く空調を直したほうがいいのかなと思います。  来年度、工事が完了するのはいつでしょうか。 865 ◯委員長(重城正義君) 星野中央公民館長。 866 ◯中央公民館長(星野隆弘君) 現在のところ、来年度の7月から、公民館を休館して、工事に入る予定となっておりますが、確認をしたところ、約半年間ぐらい工事がかかるというふうに伺っております。  以上でございます。 867 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 868 ◯委員(田中紀子さん) ということは、コロナで使えなかった時期は全然工事をしないで、使えるようになるかもしれない時期から、半年間休館という、やはり、市民がやっと集いたいと思うような頃に使えないということが、今、分かりました。  令和3年度は、鎌足公民館、さらに東清公民館の改修工事も要求したものの、ゼロ予算となっています。この2つの公民館は、どのような改修が必要だと思って、予算要求したんでしょうか。 869 ◯委員長(重城正義君) 星野中央公民館長。 870 ◯中央公民館長(星野隆弘君) 東清公民館につきましては、台風15号等で、屋根というか側壁にかなりの損傷を受けましたので、雨漏り等が風が強い日にはあるということで、そちらの改修工事を予算要求させていただいたということでございます。それから鎌足公民館についても、やはり空調機の調子が以前から悪いということで、現在は使える状態にはなっておりますけれども、早急に改修が必要だということで、予算を要求させていただいたところでございます。  以上です。 871 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 872 ◯委員(田中紀子さん) 東清公民館は、台風15号で、屋根とか側壁って、台風の被害で公共施設が変だなという改修は、たしかすごく早い段階で、国からの補助金などを使って改修したと思うんですが、それに間に合わなかったんでしょうか。 873 ◯委員長(重城正義君) 答弁者。東清公民館の側壁の工事がなぜ遅れたのか。[発言する者なし]田中委員。 874 ◯委員(田中紀子さん) 台風15号でと言ったので、公共施設一括して、たしか、いろいろ修理、修繕したりしたのではないかなと思ったので、お聞きしました。  もう一つ、では鎌足公民館の空調。前から調子が悪いということは、いつ頃から把握しているんですか。 875 ◯委員長(重城正義君) 星野中央公民館長。 876 ◯中央公民館長(星野隆弘君) そちらについても、平成30年、31年ぐらいまでは通常に使えていたんですけれども、令和元年度の夏ぐらいから調子が悪かったということで、認識をしております。  以上です。 877 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 878 ◯委員(田中紀子さん) 公民館というのは、地域の中では、避難所として使うというふうになっていますね、崖崩れのそばじゃない限り。そんな中で、どちらも、令和元年度のときにはもう使いにくいというような状況だった。これは、ゼロ予算になっていても、1年待つというのはおかしいと思うんですよ。やっぱりそこは資産管理課とか、あと、危機管理課というところと、いや、こんな状態だという状況を共有して、何とか予算が取れるような形にしていかなければ、いざというときに、次の台風が来たときにどうしますという感じですよね。すごい暑いときに空調も効かない、寒いときにも空調が効かないというような状況になってくるのではないかと思うので、今後は、関係のところともっと連携してください。  それで、公民館の使用料は、サークルなどはお金を払って、使用料を出しますが、それはどの歳出に活用されたのか、【別冊12】からは分からなかったので、ご説明ください。 879 ◯委員長(重城正義君) 星野中央公民館長。 880 ◯中央公民館長(星野隆弘君) 公民館の使用料の見える化というか、利用者の皆様にどのように還元されているかということですが、これまでと同様に、備品購入費というような形で、各公民館に必要な備品等を調査した上で、順次、予算の範囲内で購入し、それについては、それぞれの備品に、これにつきましては使用料の還元というような形で購入しましたということが分かるような形で、利用者のほうにお示しをしているところでございます。 881 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 882 ◯委員(田中紀子さん) 分かりました。  じゃあ、公民館使用料で、公民館管理運営費に入るということですね。 883 ◯委員長(重城正義君) 星野中央公民館長。 884 ◯中央公民館長(星野隆弘君) そのとおりでございます。 885 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 886 ◯委員(永原利浩君) 予算書の118ページ、電子図書館サービス事業費242万円の中で、お尋ねをいたします。  事業内容は大体分かっているつもりなので、今現在の閲覧できる蔵書の数と、この242万円を使った来年度の計画について、概要を説明いただければと思います。 887 ◯委員長(重城正義君) 森田図書館長。 888 ◯図書館長(森田益央君) 現在の蔵書数でございますが、7,937タイトルございます。来年度につきましては、大体250タイトル程度、購入をして、利用に供する予定でございます。 889 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 890 ◯委員(永原利浩君) 承知いたしました。現在7,900で、令和3年度で250冊ぐらい、8,000冊をちょっと超えるぐらい、閲覧ができるんだということだと思います。  もう一つ、質疑は、著作権との絡みがあるかと思います。何でもかんでも電子化できるものでもないと思うんですけど、電子化できないものもあるんですかね。 891 ◯委員長(重城正義君) 森田図書館長。 892 ◯図書館長(森田益央君) 書籍につきましては、作家などの著作権者が、電子化について許諾しないというようなケースで、電子化されていないというものが、かなりあるというふうに聞いております。 893 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 894 ◯委員(永原利浩君) 了解です。  それから、電子図書館サービスを利用するには、当然、利用の手続をしなければならないかと思います。この利用の手続をしなければ、外部からは閲覧はできない仕組みということで、よろしいんですよね。 895 ◯委員長(重城正義君) 森田図書館長。 896 ◯図書館長(森田益央君) 利用するためにはIDとパスワードが必要となりますので、お申し込みをいただいた方限定というような形になっております。 897 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 898 ◯委員(大村富良君) 予算書115ページの、金鈴塚古墳保護事業費について、お伺いいたします。  まず、初めに、金鈴塚古墳保護事業費の事業概要について、お伺いいたします。 899 ◯委員長(重城正義君) 小高文化課長。 900 ◯文化課長(小高幸男君) 長須賀にございます、千葉県指定史跡金鈴塚古墳の石室の入り口付近の一部が壊れ、仮設の柵を現在設置して、倒壊防止と安全対策を講じているところでございますが、近年、古墳の傷みが目立つようになり、頻発する自然災害による古墳の倒壊と、地域住民への被害も懸念されておりますので、古墳の適切な管理と安全性の確保を目的に、補修工事を行うものでございます。  以上でございます。 901 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 902 ◯委員(大村富良君) 具体的な工事内容について、ご説明いただければと思います。 903 ◯委員長(重城正義君) 小高文化課長。 904 ◯文化課長(小高幸男君) まず、石室の崩落を防止するための、石室入り口付近の石積み復旧工事、それと、土砂の流出と無断立ち入りを防止するため、隣地との間の境界フェンス設置工事、その2件でございます。  以上です。 905 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。
    906 ◯委員(大村富良君) 安全対策のために工事が必要ということですので、スケジュールについて分かりましたら、お聞かせいただければと思います。 907 ◯委員長(重城正義君) 小高文化課長。 908 ◯文化課長(小高幸男君) 補修工事につきましては、来年度につきましては、先ほどの2件を予定しております。その後につきましては、この金鈴塚古墳の石室の中に、国の重要文化財の箱式石棺が入っておりますので、石室本体の部分についての補修工事を、今後考えてまいる予定でございます。  以上です。 909 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 910 ◯委員(大村富良君) それでは、安全対策、入り口付近の工事もあるということですので、早めにお願いいたしたいと思います。 911 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 912 ◯委員(石井徳亮君) 関連ではないんですけど、その上の金鈴塚古墳出土品国宝化推進事業費14万3,000円、概要のほうを見ますと、普及用のパンフレット作成となっていますけれども、国宝化に向けて、令和3年度で、どの程度まで進むのか、ちょっと教えていただきたいと思います。 913 ◯委員長(重城正義君) 小高文化課長。 914 ◯文化課長(小高幸男君) 国宝化につきましては、基本的には国の専決事項でございますので、市といたしましては、金鈴塚古墳の魅力を周知する活動を進めていくところでございます。  以上です。 915 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 916 ◯委員(石井徳亮君) それでは、そのパンフレットを、どのくらいの範囲で、どういうふうに活用していくのか、ちょっと教えていただきたいと思います。 917 ◯委員長(重城正義君) 小高文化課長。 918 ◯文化課長(小高幸男君) パンフレットにつきましては、来年度作成するものは、市内の公立並びに私立小学校の6年生児童に、交付する予定のものでございます。そちらを配布いたします。  以上でございます。 919 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 920 ◯委員(石井徳亮君) 6年生という形で、限定になりますけれども、せっかくこういう国宝になるべきものがあるものですから、もっと広くPRに努めていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 921 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 922 ◯委員(佐藤修一君) 今の関連でございますが、この作成される予定のパンフレット、どのような媒体で作成される予定でしょうか、お教えください。 923 ◯委員長(重城正義君) 小高文化課長。 924 ◯文化課長(小高幸男君) こちらについては、冊子で作成する予定でございます。  以上です。 925 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 926 ◯委員(佐藤修一君) 冊子ということですけれども、文化にもっと多くの方に触れていただくためには、電子版とか、映像版みたいなもので発信をしていただく、また、これからの時代ですので、ぜひともご検討をよろしくお願いします。 927 ◯委員長(重城正義君) ほかに。座親委員。 928 ◯委員(座親政彦君) 同じ文化課のほうにお伺いいたします。  中野畑沢線整備事業に伴う埋蔵文化財調査事業費120万円ですが、数年前に、港南台側の文化財調査をやったと思うんですけれども、今回、この令和3年度については、どこをやるのかということと、どれぐらいの面積があるのか、お伺いをいたします。 929 ◯委員長(重城正義君) 小高文化課長。 930 ◯文化課長(小高幸男君) 来年度行うところにつきましては、桜井工区の一番南側の畑沢地区にあります、俵ケ谷遺跡の発掘調査を実施する予定でございます。調査面積につきましては、おおむね600平米になります。  以上でございます。 931 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 932 ◯委員(座親政彦君) それはいつ頃からやる予定でしょうか。 933 ◯委員長(重城正義君) 小高文化課長。 934 ◯文化課長(小高幸男君) 調査につきましては、9月から開始する予定でございます。 935 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 936 ◯委員(座親政彦君) そのほかにもまだ桜井工区の中で、調査をやらなきゃいけない場所はあるんでしょうか。 937 ◯委員長(重城正義君) 小高文化課長。 938 ◯文化課長(小高幸男君) そのほかとしましては、あと残り、鶴ヶ丘遺跡というところが、同じ桜井工区にございまして、そちらが7,000平米ほど残っております。  以上でございます。 939 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 940 ◯委員(田中紀子さん) 市民が公共施設を借りる場合の使用料の支払いの仕方について、この予算審査でいろいろ聞いているんですが、ちょっとそれぞれだったので、今回、公民館の使用料のことについて、お聞きします。  福祉会館の場合は、年度をまたいだ場合は、個人または団体の通帳を持っていって、私はその団体の一員ですよということで、その個人のところに、年度をまたいだ分のお金、前払いしたものは振り込まれるような形の手続を取っています。年度内のものは返金されるという形で、個人の通帳または団体のところに振り込まれるような形で、ややこしかった。ところが地域交流センターは、年度をまたごうが、またがないでおこうが、現金で返金されると。公民館の場合は、確認です、どうでしょうか。 941 ◯委員長(重城正義君) 星野中央公民館長。 942 ◯中央公民館長(星野隆弘君) お答えします。  公民館の使用料の還付手続でございますが、手続の方法としては、利用団体から、公民館使用料還付申請書に、公民館使用取消許可通知書、そして使用料を納付したことを証する書面、具体的にはレジで徴収しているので、そのレシートを添えて、一旦提出していただき、返金方法は、後日申請者の口座に振り込むという形で、還付を行っております。したがいまして、手続のほうはもう一括ですので、年度内であろうが、年度をまたごうが、方法に関しては、特に変更はございません。  以上でございます。 943 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 944 ◯委員(田中紀子さん) ということは、また新しいパターン、年度をまたごうが、どうしようが、返金は口座振り込み、通帳に振り込まれるということですね。 945 ◯委員長(重城正義君) 星野中央公民館長。 946 ◯中央公民館長(星野隆弘君) そのとおりでございます。 947 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 948 ◯委員(田中紀子さん) では、アクアコインで使用料を払う場合もあると思うんですが、その場合はどうでしょうか。 949 ◯委員長(重城正義君) 星野中央公民館長。 950 ◯中央公民館長(星野隆弘君) アクアコインについては、その支払いの仕方が、現金か、アクアコインを活用するかだけの違いですので、返金が生じた場合も、還付の手続については、変更はございません。  以上です。 951 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 952 ◯委員(田中紀子さん) アクアコインであっても、返金は通帳に振り込まれると。 953 ◯委員長(重城正義君) 星野中央公民館長。 954 ◯中央公民館長(星野隆弘君) そのとおりでございます。 955 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 956 ◯委員(田中紀子さん) これ以上はここでは質疑しませんが、市民から見たら、3パターンあるということが分かりまして、これはまた今後、所管課がもうちょっと整理してほしいなと。所管課同士で、関係機関がいろいろあるんですが、使用料の徴収というところの視点から、また、市として統一して考えるべき、案件かなと思いました。  以上です。 957 ◯委員長(重城正義君) ほかに。佐藤委員。 958 ◯委員(佐藤修一君) 【別冊12】44ページ、50款25項25目、キャンプ場管理運営費について、お尋ねいたします。  昨今、冬キャンプというような感じではやっておりまして、以前の議会でも、通年営業を求める要望があったかと記憶しておりますが、通年営業の検討というのは進んでおりますでしょうか、お尋ねいたします。 959 ◯委員長(重城正義君) 鈴木生涯学習課長。 960 ◯生涯学習課長(鈴木和代さん) キャンプ場の開場期間につきましては、現在、ゴールデンウィーク、7月の土日、夏休み期間及び9月の土日・祝日となっております。令和元年度の台風や今年度の新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響で、この2年間は、開場期間中であっても、開設できない日数が多くなっておりますが、過去5年間の状況を見ますと、夏休み期間以外の利用件数は、平均ではございますが、全利用件数の約7%程度にとどまっております。現在、地元法人を指定管理者として指定しておりますが、その経費のほとんどが管理に係る人件費で、開場期間が長くなれば、それだけ経費も増えることから、現状では、費用対効果の面からも、通年開場は難しいというふうに考えております。  しかしながら、キャンプ人口は年々増加傾向ということもございますので、自然豊かな歴史的価値もある場所でございますので、社会教育委員会議などでご意見を伺いながら、今後の方向性については、検討してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 961 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 962 ◯委員(佐藤修一君) おっしゃるとおりで、費用対効果とか、その管理料と使用料の関係というのはあると思いますけれども、先ほど答弁にもありましたとおり、キャンプ人口は増えておりますので、ぜひとも、利益が出るように、PRなどを検討しながら、検討を進めていただきたいと思います。  以上です。 963 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。石井委員。 964 ◯委員(石井徳亮君) 予算書117ページですけれども、こちらは青少年育成費、放課後子供教室推進事業費ですけれども、今後増えそうなところって、今あるんでしょうか。教室数の増えそうなところは。 965 ◯委員長(重城正義君) 鈴木生涯学習課長。 966 ◯生涯学習課長(鈴木和代さん) 新たに増えるところは、今のところはございません。  以上でございます。 967 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 968 ◯委員(石井徳亮君) 非常にいい取り組みだと思いますので、いろんなところから働きかけをしていただいて、少しでも増えるような形で、進めていただければと思います。  よろしくお願いします。 969 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 970 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、ここで16時まで休憩といたします。                                 (午後3時51分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後3時58分) 971 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  次に、議案第11号から議案第15号、議案第42号から議案第46号、議案第39号及び議案第51号の討論を一括して行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 972 ◯委員長(重城正義君) 次に、賛成者。座親委員。 973 ◯委員(座親政彦君) 議案第11号 令和3年度木更津市一般会計予算外4つの特別会計予算及び下水道事業会計予算、議案第42号 令和3年度木更津市一般会計補正予算(第1号)外4つの特別会計の補正予算及び下水道事業会計補正予算につきまして、賛成の立場で討論を行います。  政府は、国民の命と暮らしを守り抜き、新型コロナウイルス感染症の拡大防止と経済回復に、総力を挙げて取り組み、未曽有の国難を乗り越え、ポストコロナの新しい社会をつくり上げるとしております。このような災害状況を踏まえ、感染症の影響で明らかになった、行政サービス等における様々な課題に対処するため、デジタル社会の実現を目指し、新しい社会を支える、「人」イノベーションへの投資を強化するとともに、活力ある地方をつくるため、観光や農林水産業の振興、地域公共交通の活性化などにより、地方の所得を増やし、地方を活性化するといたしております。  本市におきましても、令和3年度は、新型コロナウイルスワクチンの円滑な接種を初め、引き続き、感染症による市民生活への影響に対応するとともに、木更津駅周辺地域の活性化に向け、庁舎や中規模ホールを有する文化芸術活動の拠点施設などの整備に取り組むとともに、電子地域通貨アクアコインのさらなる普及、学校給食米の有機化への取り組みなどを進め、地域経済の循環を高めることにより、市民一人ひとりが夢や希望を持てるまちづくりを推進するなど、まちづくりの流れを未来につなげる取り組みを推進していくと、施政方針で述べられております。  そこで、本年度予算を見ますと、令和3年度一般会計の当初予算額は、前年度と比較すると、0.4%、2億800万円増と、過去最大の予算規模となっておりますが、財政調整基金などの自主財源のほか、国庫支出金、県支出金を確保することにより、市債の発行について、臨時財政対策債の増額など、特殊要因がある中で、プライマリーバランスの黒字を確保し、将来への負担を最小限にとどめようと努めていることは、評価できるものと考えます。  この3日間の審査におきまして、感染症の影響などにより、厳しい財政状況の中、社会保障関係費などの義務的経費の増加への対応や、投資的経費の確保に、限られた予算をいかに効率的に計上し、市民ニーズに見合う市政を運営すべきか、市長を初め執行部の苦心が十分に伝わってまいりました。同報系無線デジタル化整備や、地区別防災指針の策定などの防災対策の推進、にぎわいの交流拠点を目指すパークベイプロジェクトの推進、電子地域通貨アクアコインの普及促進、公共施設のLED化など、ゼロカーボンシティ宣言実現のための取り組み、行政手続のオンライン化・簡素化、ICTを活用した新しい生活様式への対応など、様々な分野において、市民サービスの向上を図ろうとする事案が盛り込まれているものと感じられました。感染症対策につきましては、引き続き、市民生活への影響を的確に捉え、市民の安心・安全のために、しっかりと対応していただきたいと思います。  また、議案第12号 令和3年度木更津市国民健康保険特別会計の外3つの特別会計予算及び議案第43号 令和3年度木更津市国民健康保険特別会計(第1号)の外3つの特別会計補正予算につきましては、各会計において実施すべき、必要な各種施策が盛り込まれているものと認めるところでございます。  次に、議案第39号 令和3年度木更津市下水道事業会計予算、及び、議案第51号 令和3年度木更津市下水道事業会計補正予算(第1号)でございますが、令和3年度の下水道事業会計予算の総額は、前年度予算比5.3%減の、62億2,460万9,000円となりますが、既成市街地を中心とした汚水整備を実施するとともに、老朽化した施設の維持管理や改築を最適化するストックマネジメントの取り組みなど、必要な予算を見込んだものと認められます。しかしながら、公共下水道事業を取り巻く経営環境は、施設の老朽化に伴う更新費用の増加など、厳しさを増していることから、さらなる経営基盤の強化と財政マネジメントの向上を図ることを期待いたします。  最後に、一般会計、特別会計を通じ、本委員会で、多くの委員から出されました意見や要望などを真摯に受け止めていただき、早急に調査研究を行うなど、今後の行財政運営において、十分反映されるようお願いいたします。また、限られた財源を有効に活用するとともに、創意工夫を凝らし、効果的・効率的な事業の執行に努められますよう、強く要望いたしまして、本予算に賛成をするものであります。
     以上です。 974 ◯委員長(重城正義君) 次に、反対者。          〔発言する者なし〕 975 ◯委員長(重城正義君) 賛成者。田中委員。 976 ◯委員(田中紀子さん) 議案第11号 令和3年度木更津市一般会計予算に対して、賛成の討論をさせていただきます。  令和2年度当初予算と決算見込みを比較したところ、想定内の納税状況でしたが、令和3年度はかなり厳しい状況になる、財政を見通しての予算編成であることが分かりました。令和3年度当初予算における歳入は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響などにより、今後、市民税、固定資産税が減収となることが想定され、市税全体では、前年度と比較して、7億7,803万円の減収となっています。長引くコロナウイルス感染症の影響により、生活困窮状態が続き、支援体制も行いながら、減収に対して、主に収納率アップで乗り切ることは難しいのではないかと推察いたしました。  そこで、令和3年度の事業を進めるに当たって、効率的・効果的な財産運用、稼ぐ市役所の視点で、予算審査に挑みました。職員の駐車場利用について、指定管理者の職員の駐車場利用について、行政財産の土地の活用方法について、普通財産の土地の賃貸借の課題についてなど、公有財産の効果的な財産運用についての問題提起をさせていただきました。また、市立保育園が民営化したことにより、削減費用は人件費を除くと少ないものの、子育て環境が充実してきたと実感できるような事業展開を推進する、その一つとして、待機児童対策として、保育士を目指す学生に貸付制度を設けたいという、具体的な方向性も知ることができました。また、生活困窮者への支援が生活再建のきっかけになるよう、緊急小口資金、住居確保給付金、扶養照会の判断基準の変更など、国の事務連絡が住民サービスに反映しているのか、また、今後についても確認させていただきました。防災面も、浸水など、県の公表したデータに基づき、計画を作成するに当たり、避難確保計画を必要とする事業者が大幅に増え、令和3年度は、周知を初め、着実に計画を実行段階に進めていく過程を、確認できました。  以上のことから、議案第11号を賛成といたします。 977 ◯委員長(重城正義君) 次に、反対者。          〔発言する者なし〕 978 ◯委員長(重城正義君) 賛成者。          〔発言する者なし〕 979 ◯委員長(重城正義君) 討論終局と認め、採決をいたします。  議案第11号 令和3年度木更津市一般会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 980 ◯委員長(重城正義君) 起立全員であります。よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第12号 令和3年度木更津市国民健康保険特別会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 981 ◯委員長(重城正義君) 起立全員であります。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第13号 令和3年度木更津市後期高齢者医療特別会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 982 ◯委員長(重城正義君) 起立全員であります。よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第14号 令和3年度木更津市介護保険特別会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 983 ◯委員長(重城正義君) 起立全員であります。よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第15号 令和3年度木更津市公設地方卸売市場特別会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 984 ◯委員長(重城正義君) 起立全員であります。よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第39号 令和3年度木更津市下水道事業会計予算について、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 985 ◯委員長(重城正義君) 起立全員であります。よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第42号 令和3年度木更津市一般会計補正予算(第1号)について、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 986 ◯委員長(重城正義君) 起立全員であります。よって、議案第42号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第43号 令和3年度木更津市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 987 ◯委員長(重城正義君) 起立全員であります。よって、議案第43号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第44号 令和3年度木更津市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 988 ◯委員長(重城正義君) 起立全員であります。よって、議案第44号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第45号 令和3年度木更津市介護保険特別会計補正予算(第1号)について、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 989 ◯委員長(重城正義君) 起立全員であります。よって、議案第45号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第46号 令和3年度木更津市公設地方卸売市場特別会計補正予算(第1号)について、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 990 ◯委員長(重城正義君) 起立全員であります。よって、議案第46号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第51号 令和3年度木更津市下水道事業会計補正予算(第1号)について、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 991 ◯委員長(重城正義君) 起立全員であります。よって、議案第51号は原案のとおり可決されました。  以上で、当委員会に付託されました議案12件についての審査は全て終了いたしました。  閉会に当たり、近藤議長からご挨拶をお願い申し上げます。近藤議長。 992 ◯議長(近藤 忍君) 予算審査特別委員会の委員の皆様におかれましては、3日間にわたりまして、それぞれの所見から、大所高所に立ち、また、細部にわたる、細かいところまでの質疑を行っていただきまして、ありがとうございます。また、執行部の皆さんにつきましても、丁寧な答弁を行っていただき、感謝申し上げます。また、会派室等で傍聴しております議員の皆さんについても、3日間、大変ご苦労さまでございました。  今回は、冒頭申し上げましたとおり、費目・科目ごとの審査ではなく、部・組織別の審査ということで、審査形態を変えたことによって、戸惑われた方々も多くいたかと思いますが、大分いろんな細かいところまでの審査がうまくできたものと、思っております。執行部の皆さんにおかれましては、委員のほうから、様々、建設的な提案も多くなされていたかと思います。そちらについても真摯に対応していただき、令和3年度行政運営が速やかに、そして市民のためになるように進めていただくことをお願いいたしまして、議長からの挨拶とさせていただきます。 993 ◯委員長(重城正義君) 次に、渡辺市長からご挨拶があります。渡辺市長。 994 ◯市長(渡辺芳邦君) 予算審査特別委員会委員の皆様におかれましては、3日間にわたり、慎重に、また、熱心にご審査をいただきまして、誠にありがとうございました。また、ただいま、令和3年度木更津市一般会計予算を初め、提案いたしました12議案につきまして、いずれも原案どおり可決を賜りましたことに、厚く御礼を申し上げます。  なお、審査の過程におきまして委員の皆様から賜りました、数々のご指導、そしてご意見、ご要望、ご提言に対しまして、事業の推進に当たり、十分に留意してまいるとともに、予算の適正な執行に努めるよう、職員共々一層努力してまいる所存でございます。委員各位には、引き続きご指導をお願い申し上げますとともに、来る23日の本会議におきましても、原案どおり可決賜りますようお願いを申し上げまして、挨拶とさせていただきます。  どうもありがとうございました。   ─────────────────────────────────────── 995 ◯委員長(重城正義君) 以上で予算審査の日程は全て終了いたしました。長時間にわたり慎重なご審査をいただき、大変ご苦労さまでございました。  以上をもちまして、予算審査特別委員会を閉会いたします。ご苦労さまでした。                                 (午後4時16分) Copyright © Kisarazu City Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...