木更津市議会 > 2021-03-17 >
令和3年予算審査特別委員会 名簿 2021-03-17
令和3年予算審査特別委員会 本文 2021-03-17

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  1. 木更津市議会 2021-03-17
    令和3年予算審査特別委員会 本文 2021-03-17


    取得元: 木更津市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-05
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                 (午前9時59分)   ─────────────────────────────────────── ◯委員長(重城正義君) 委員並びに執行部の皆様方、おはようございます。  ただいまの出席委員数は9名であります。定足数に達しておりますので、これより予算審査特別委員会を開会いたします。  なお、神蔵議員、堀切議員、石川議員、竹内議員、渡辺議員、鶴岡議員、鈴木議員、白坂議員が傍聴されておりますので、報告をいたします。  ここで、審査の適正な進行と質疑の充実のため、委員並びに執行部の方々に再度お願いをしておきます。既に配付済みの予算審査特別委員会の注意事項をご確認いただき、皆様のご協力をお願いいたします。  それでは、本日の審査に入ります。  これより、会計室、市議会事務局、監査委員事務局農業委員会事務局選挙管理委員会事務局の審査を行います。  別冊12、所属別歳入・歳出予算一覧表17ページの一般会計予算について審査をお願いいたします。  ご質疑願います。永原委員。 2 ◯委員(永原利浩君) おはようございます。  まず、議会事務局のほうの予算の関係でお尋ねをいたします。  予算書44ページですけれども、特別職人件費2億2,801万8,000円の件でございます。これについて、まず、この数字はいわゆる私ども現職に係る報酬とそうでない負担が入っているかと思いますが、その内訳についてお答えいただきたいと思います。 3 ◯委員長(重城正義君) 清水議会事務局次長補佐。 4 ◯議会事務局次長補佐(清水佐知子さん) 特別職の人件費の内訳でございますが、現職議員に係る予算額として、議員報酬及び期末手当を合わせた1億8,416万円と、議員年金の負担金として支出しております市議会議員共済会への負担金4,385万8,000円となります。  以上でございます。 5 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。田中委員。 6 ◯委員(田中紀子さん) 選挙管理委員会にお聞きします。  予算書58ページ、選挙啓発費ですが、衆議院議員選挙、市長選挙を予定していて、随分少ない額なんですが、それぞれどのような計画なんでしょうか。 7 ◯委員長(重城正義君) 齊藤選挙管理委員会書記長
    8 ◯選挙管理委員会書記長(齊藤英一君) 選挙常時啓発諸経費につきましては、市長選、衆議院選では明るい選挙推進協議会とともにイオンモールなどでPR活動をすることとなりますが、ほかは、選挙にかかわらず常時ということで、学校への出前講座や小中高校生を対象としたポスター展、標語展の募集などを行う事業でございます。  以上でございます。 9 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 10 ◯委員(田中紀子さん) 詳細は分かりました。  イオンモールのPRというところなんですが、そこでPRする場合は、期日前投票もここでありますよとかいう、そういう案内もあるんでしょうか。 11 ◯委員長(重城正義君) 齊藤選挙管理委員会書記長。 12 ◯選挙管理委員会書記長(齊藤英一君) 啓発物資をお配りするときにご案内はするものと考えております。 13 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 14 ◯委員(田中紀子さん) 先日、目が急に不自由になったりとか、あと、歩くのも困難になった方はどうしたらいいかということで、期日前投票をどうしたらいいかというので選挙管理委員会に問い合わせて、問い合わせることで、朝日庁舎に行ったら車椅子も使えるんだと、こういう補助があって、代筆もしてくれるんだとかいうのが分かったということなので、やはりそういう方法でも投票可能なんだという、投票の意欲がある方にもハードルを下げるような啓発もお願いしたいなと思うんです。  この需用費というのは消耗品っぽいような形でしょうか。 15 ◯委員長(重城正義君) 齊藤選挙管理委員会書記長。 16 ◯選挙管理委員会書記長(齊藤英一君) 出前講座に係る消耗品及びポスター、標語等の景品等になります。 17 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 18 ◯委員(田中紀子さん) 出前講座はどのぐらいしたいなというような予定があるんでしょうか。選挙管理委員会からアクションするのか、待っているのか、どっちなんでしょうか。 19 ◯委員長(重城正義君) 齊藤選挙管理委員会書記長。 20 ◯選挙管理委員会書記長(齊藤英一君) 当初、学校には通知しておりますので、その学校の主権者教育の中で行いますので、今は待っている状態でございます。 21 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 22 ◯委員(田中紀子さん) 未来の投票率は上げるんですが、近々の投票率を上げることにはならないと思うんですね。そうすると、その学校で投票したことをその学校の保護者に知らせるとか、何かいろいろな方法があると思うんですが、これは課題としてあるのかなと思いますけれども、他市では議場で、ふだん市民がなかなか入れない場所で投票するということで投票率を上げるということのちょっと報道があって、そういうアイデアもあるんだなと思ったんですが、果たしてこの議場でというよりは、また新しくなってからがいいかなといろいろ思いつつ、どうやったらいいかというのはもう少し皆さんと一緒に考えていきたいと思います。よろしくお願いします。 23 ◯委員長(重城正義君) ほかに。斉藤委員。 24 ◯委員(斉藤高根君) 例えば書記長は分かっていると思うけれども、金田は交流センターが投票所になって、旧集落がえらい遠くなって、乳母車の人が投票に行かないと。ということで、最近は投票率が下がっているという現象が起きているんだけども、新しい年度って衆議院選挙もある、市長選挙もあるということで、どうしたらいいんだろうと思ったら、何と移動期日前投票カーというのが出来て、書記長はそれを当然知っていると思うけれども、それを見てどうしようかと考えたか、まず、その感想をお聞かせください。 25 ◯委員長(重城正義君) 齊藤選挙管理委員会書記長。 26 ◯選挙管理委員会書記長(齊藤英一君) 基本的に移動カーによる期日前投票につきましては人口の少ない市町村でやっているところでありまして、今回、千葉県内では銚子市が初めて行ったところですが、その際も当日の投票所を大幅に削減した中で行っておりますので、その辺、総合的に考えながら導入の必要性はあると考えます。 27 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 28 ◯委員(斉藤高根君) 例えば私がさっき言ったように、旧中島集落とか、富来田の七曲とか、あんなのは行かなくても、行ってやれば投票するのかなと。あれは非常にいい考えだと思うので、この予算の中ではそういった予算がないわけであるけれども、再来年は市議会選挙があると。どうか、それを書記長として検討して、2年後につなげて、なるべく投票率が上がるように。要するに、投票所を設けますから投票に来てくださいよというお代官様的な考えではなくて、投票に来てくださいよ、投票箱を持っていくから投票してくださいよと、これは非常にいい発想なので、また考えてください。実現できなかったら、次の若い人たちにつないで、なるべくコンパクトシティなんかといって周辺を捨てられそうだから、ぜひそれを考えてください。お願いします。 29 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。大村委員。 30 ◯委員(大村富良君) 予算書85ページの農地利用最適化推進委員報酬についてお伺いいたします。  まず、この推進委員なんですけども、農業委員の方がいらっしゃる各地区に決まった定数でいるのか、そうではなくて、農地がいっぱいあるところ、農業をやられているところを重点的に多く増やしているのか、その辺をまずお聞かせください。 31 ◯委員長(重城正義君) 小泉農業委員会事務局長。 32 ◯農業委員会事務局長(小泉 博君) 農地利用最適化推進委員の配置についてでございますが、農地利用最適化推進委員の募集要項のほうを設置しまして、各地区の人数のほうの、旧、例えば金田地区とか、中郷地区とかによって地区割りをしております。そのときの地区割りの根拠といたしましては、農地の面積に応じて、若干人数の割り当てを決めております。  以上でございます。 33 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 34 ◯委員(大村富良君) 配置については分かりました。  あと、業務内容なんですけども、年に何回か会議等、市内全体でそういったものを、打ち合わせ等もあるのか、あと、各地元での実務がほとんどなのか、その辺、内容についてお伺いいたします。 35 ◯委員長(重城正義君) 小泉農業委員会事務局長。 36 ◯農業委員会事務局長(小泉 博君) 農地利用最適化推進委員の業務内容といたしましては、農業委員と違いまして毎月1回必ず総会に出るというようなことはございませんけども、農地の利用の最適化の推進、具体的に言いますと遊休農地の解消とか農地利用集積の促進、あるいは新規参入の促進などが主な業務でございますが、今、推進委員というか、旧木更津地区を8ブロック、前の町村ブロックに分けて、それぞれ地域で地区会議を、あるいは2つ隣り合わせた地区でブロック会議というような形で10人程度の会議と打ち合わせを行っておりますが、ただし、この新型コロナウイルスの関係でここ最近はちょっと会議等ができない状況であります。  以上でございます。 37 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。斉藤委員。 38 ◯委員(斉藤高根君) 農地利用最適化ということで、これはずっと前からやられている話であって、その結果、遊休農地がこの人たちのおかげで解消されているのか、まず、実績からお聞かせください。 39 ◯委員長(重城正義君) 小泉農業委員会事務局長。 40 ◯農業委員会事務局長(小泉 博君) お答えします。  遊休農地の面積ですが、昨年と今年度、利用状況調査というものを、毎年9月から10月にかけて、市内全域の農地を農業委員、推進委員、共同で調査を行います。その結果だけを申しますと、遊休農地の数は正直横ばいぐらいの状態です。その前の年、平成30年度から比べると若干は減っております。という状況でございます。  以上でございます。 41 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 42 ◯委員(斉藤高根君) これは何年か前から突然委員を新たに選んで、それまでは農業委員が遊休農地の調査をやっていたと。それを引き継いで新しい委員が始めたわけなんですけども、これは国の助成金が入っているんですけども、手当が増えただけであって、遊休農地の解消ってそんなに改善されていないと思うんですよ。もう少しこの役割として農業委員会は何をやるべきか、これをどう考えているのか、局長の考えをお聞かせください。 43 ◯委員長(重城正義君) 小泉農業委員会事務局長。 44 ◯農業委員会事務局長(小泉 博君) もともと利用状況調査は平成21年度から始まっておりまして、最適化推進委員は平成28年の法改正により、平成29年度から配置されております。  今後、だから、遊休農地を減らしていくためには、なかなか市内全域では難しいので、先ほどもお答えしましたけども、地区ごとに推進委員が今度いらっしゃるわけですから、農地利用状況調査とは別に定期的に調査なり活動をやっているような形で、あとは、なかなか緊急事態宣言とか新型コロナウイルスで人を集めることができないんですけども、地域の皆様、農業者の方を集めて、どうしたらいいか、話し合いなどを進めていくような形で考えていきたいと思っております。  以上でございます。 45 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 46 ◯委員(斉藤高根君) 考えている間に世の中は進んでいるわけだよ。それで、農地が今どうなっているかというと、遊休農地ってほとんど増えてはいないと。誰がやっているのかというと、例えばうちの周辺だと、隣の隣の町の大型農家が耕作をしていると。我々の範疇を超えた人たちがやっているわけなので、そうすると、木更津市の転作のカウントにもならない、米のカウントにもならない。米を農協に出してくれと言うと、隣の隣の町の農協に出されると。あとは自分で売っちゃうと。自分で売っちゃうと、日本の米が余る。日本の米が余ると、我々みたいに小規模で登録してやってるお宅は、飼料米をもっと増やしたほうがいいですよと、こういう指導を木更津市の中でされるわけ。でも、日本的に言うと、我々木更津市の中で系統販売をやっていない農家が米をいっぱい作っていて、それで、日本の米余りが生じていると。こういう現実をどう考えるのか、局長にまた伺います。 47 ◯委員長(重城正義君) 小泉農業委員会事務局長。 48 ◯農業委員会事務局長(小泉 博君) 確かに作られている大型の農家の方というのは限られた方たちで、今現在、もともと地元でやっていらっしゃる方は既に目いっぱいの状況になっていて、これ以上増やすのは難しい状況であることは確かだと思いますので、ここ数年、確かにおっしゃるとおり新規参入の相談とか来ている方は、市外の方等で法人を始めたいとか、あるいは東京、対岸の方がこちらに移住してきて農業を始めたいというような方はいらっしゃるんですけども、実際、地元でいらっしゃらなければ、そういう方たちと一緒に協力して、少しでも遊休農地を解消しながら農業を発展させていければいいかなというような感じで考えております。 49 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 50 ◯委員(斉藤高根君) そうすると、さっき言ったように市外の方たちが移住してきてやっていただければ、それは結構だよ。でも、農家資格のない人は農振農用地にうちが建てられない。住むところがない。コンパクトシティなんかって、木更津の西口に住んで、じゃ、矢那で百姓をやってくださいよと、こういうわけにはいかないわけだから、こういう現実を直視して、もう少し状況に合った施策をやってもらいたいわけだから、移住してきて百姓をやりたければ、じゃあ、田んぼの中にうちを建てろとか、こういう特例的な施策を持つのが農業委員会の仕事だと思うよ。  それで、例えば木更津市農協なんかというのは、飼料用米をやれなんかって中継して、市の肩代わりをして手続をしているわけだ。それで、一生懸命そういった帳面の手続をやって、市役所に持っていったりなんかして、それで回覧をまた農家に持っていくんだけど、その大半を木更津市の外の人たちがやって、農協は何にもお金にならないのに、その事務だけやると。こういう現実をどう考えるのか、お聞かせください。 51 ◯委員長(重城正義君) 小泉農業委員会事務局長。 52 ◯農業委員会事務局長(小泉 博君) まず、対岸の方、ほかの方が家を建てられないというのは確かに今のところそうなんですけども、例えば木更津市で認定農業者とか新規就農で認められれば、農家証明書のほうが交付できるような方については、これは開発行為のほうの話になってしまうんですけども、農家として認められるということであれば、調整区域でも、全ての場所ではないんですけども、農家住宅は建てることも可能である場合もあると考えております。  ただ、それは当然、木更津市に移住するという方が前提なので、相談に来ている方皆さんが移住するというような方ではなくて、法人とかは特に大きい会社ですので、こちらのほうで一部をやっている。でも、今ちょうど結構、東京のほうからこの間もあったんですけど、神奈川のほうとかでも、木更津で移住して始めたいという方の相談はあるので、できるだけすぐ、なかなか木更津に住むというのは難しいかもしれませんけど、最初、農地のほうを取得して、ある程度始めてから移住するなり、あるいは近くの方を借りてやっているという方も聞いておりますので、できるだけそういうふうな形で地元に定着してやっていただけるように指導していきたいと思っております。  以上でございます。 53 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 54 ◯委員(斉藤高根君) 木更津市の農業委員会は農業者のための味方であって、農業者を支援する組織であってほしい。  では、そこで、もう一つ発展して伺います。農家レストランを農振農用地でやりたいという希望があったらどう対応するのか、お聞かせください。 55 ◯委員長(重城正義君) 小泉農業委員会事務局長。 56 ◯農業委員会事務局長(小泉 博君) 農家レストランの話はたまに出ていると思うんですけども、一番、農家レストランを建てられるかどうかのネックですと、これは言い方がちょっとあれなんですけども、都市計画法の問題で、農振農用地だと調整区域ですので、調整区域だと一般的な業務的な建物ができない、そちらのほうがまずクリアできればという話になってしまうと思うんですけども、コンビニみたいな形で、例えば国・県道沿いとかドライブイン方式とかというような形で認められる部分もあると思うんですけども、農振農用地だとなかなか国道・県道沿いということもないでしょうから難しい。ただ、農業委員会だけではなくて、あるいは農林水産課の農振の除外、あるいは都市計画法の開発行為等を併せての協議になってしまいますので、なかなか農家レストランが木更津市の場合は難しいというのは、場所によっては聞いております。  以上です。 57 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 58 ◯委員(斉藤高根君) ということなんですよ。ですから、都市整備部、経済部、そして、農業委員会は、農業者のため、農振農用地を利用しようとする人たちのためにあってほしいと願うわけです。  そこでもう一つ、では、仮に今度、我々プロというか、小櫃川河口周辺というのは湿地帯なわけで、改善しようとして客土をすると。客土すると、今度は環境部が関わってきちゃうわけだ。環境部が何平米、何立米で制限をかけちゃうと。こういったのは非常に不合理なあれで、ただし、残土条例を厳密に守らないと法律の穴を抜けるやからがいるということで、厳密に運用しているわけなんですけども、本当に客土しようという人たちはもう少しフレキシブルにやっていただきたいと思うんですけれども、また、これは返答に困るといけませんので、重ねてお願いは、農業委員会は都市整備部と経済部を集約してもう少しフレキシブルに、絶対にコンパクトシティじゃなくて、周辺の人たちのための組織であってほしいという願いを。また、返答は、要りません。  以上です。 59 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。石井徳亮委員。 60 ◯委員(石井徳亮君) 予算書85ページの、農業委員会費の農地集積・集約化対策事業費ですけども、これの具体的なちょっと事業内容を教えてください。 61 ◯委員長(重城正義君) 小泉農業委員会事務局長。 62 ◯農業委員会事務局長(小泉 博君) 農地集積・集約対策事業費でございますが、こちらの内容につきましては、先ほどちょっとおっしゃいましたけど、農業委員会は毎年1回、市内の農地の利用状況調査をしなければならないという形になっておりますので、その調査に関する、事前に作る調査図の作成費や、関する消耗品等がこちらに。あと、あるいは結果を写真で記録、補助金ですので、写真を撮ってデータを保存するとか、そういったものの消耗品等が主なものとなっております。  以上でございます。 63 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 64 ◯委員(石井徳亮君) 実際、農地集積・集約化という形で、農地を先日、隣の田んぼを作るのをやめるから借りてくれという話で、借りて、こちらのほうでちょっと集約化という形では申請させてもらったんですけども、農地集積・集約化のほうの周知的なものが一般の農業者の方にほぼ知られていない。農地中間管理事業のほうでは貸し借りがあるという話は結構出て、うちのほうなんかではこういうところは借りていないよねみたいな話で話題にはのるんですけども、こっちの農地集積・集約化の対策事業費の事業としての周知が足らないので、そちらのほうの周知に関して、もう少し農地の貸し借り、こちらのほうでもやれますよみたいな形の周知がもっとあるといいのかなと思うんですけど、その辺のことについてはどうでしょうか。 65 ◯委員長(重城正義君) 小泉農業委員会事務局長。 66 ◯農業委員会事務局長(小泉 博君) すいません。農地集積・集約化対策事業という名前自体がちょっとあれなんですけど、これはあくまでも先ほど言いましたとおり農地利用状況調査、あるいはその後の遊休農地の所有者に対する意向調査に関する費用のための事業でありまして、貸し借りにつきましては中間管理事業あるいは農地利用集積計画だと思うんですけども、そちらのほうも、農業委員会も農林水産課も一緒なんですけども、そちらのほうで協働してやっている事業になりますので、それにつきましては、できるだけまた何らかの、農業委員会だより等の方法で周知したいと思っております。  以上でございます。 67 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 68 ◯委員(石井徳亮君) その辺のところはちょっと失礼しました。どちらにしても周知をもう少ししていかないと、せっかく今まで作っていた農地をやめる、ただ単に離農する方がいらっしゃって、そのまま遊休地、耕作放棄地になっていってしまっている現実があるので、その中でも少しでも使っていただける方がいらっしゃれば、その辺では地域としてはある程度保持ができるところがありますので、後ほど、農地中間管理事業のほうでもちょっと話をしなくちゃいけないんですけど、農業委員会としても周知のほうがもっと進むような形でやっていただければと思います。よろしくお願いします。 69 ◯委員長(重城正義君) ほかに。田中委員。 70 ◯委員(田中紀子さん) 同じページのその1つ上、農地台帳整備事業費109万5,000円なんですが、平成24年4月から改正農地法が施行され、農業委員会は、農地台帳の整備とともに、農地台帳及び農地に関する地図情報をインターネットやその他の方法によって公表することと規定されているんですが、私、木更津市のホームページを見てもちょっとそこまでたどり着けなかったんですが、どのように公表しているのでしょうか。 71 ◯委員長(重城正義君) 小泉農業委員会事務局長。 72 ◯農業委員会事務局長(小泉 博君) まず、農地台帳整備事業の内容につきましては、これは農業委員会のほうが管理する農地台帳システムという台帳等のシステムのリース費用になります。  公表につきましては、市のホームページではなくて、「全国農地ナビ」というような国のほうのサイトがございまして、「農地ナビ」というような形で検索していただければ、全国の遊休農地等の状況が、若干データが一部古い部分もありますけども、検索できるような形になっております。  以上でございます。 73 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 74 ◯委員(田中紀子さん) 先ほど石井委員への答弁のときに、遊休農地の意向調査などもしているということが別の項目のところでありましたけど、その「全国農地ナビ」というのを見ると、遊休農地はどこかとか、意向調査の結果はどうかとか、書いてあるんですね。こういう情報がいわき市とか名取市では市のホームページでリンク先があって、どういうふうに見たらいいかというのをお知らせしているんです。だから、一生懸命、市街化調整区域とか、それから、農振の農用地とか、農振ですよね、とかいろいろ言っているんですけど、全体像を市民には知らせるというか、意向調査、遊休農地がどうなのか、誰か借りてほしいとかそういう人がいるんなら、こういう「全国農地ナビ」というのも、やっぱり木更津市としてせっかく調べて、リースも払っていて、そこにリンクする方法を知っている人だけがリンクするというのはちょっといかがなものかと思うので、今後ご検討いただけたらと思うんですが、リンクすることは可能でしょうか。 75 ◯委員長(重城正義君) 小泉農業委員会事務局長。 76 ◯農業委員会事務局長(小泉 博君) リンクすることは可能だと思われますので、木更津市の農業委員会のホームページのほうにリンクしたいと考えております。  以上でございます。 77 ◯委員長(重城正義君) ほかに。大村委員。 78 ◯委員(大村富良君) 別冊12の17ページの会計室のほうにお伺いいたします。  来年度、ICT活用事業ですとかキャッシュレス決済活用事業が始まるわけなんですが、会計室としてそういった事業への関わりというか、大きく変わるところ、そういったところがありましたらお聞かせいただければと思いますけど。 79 ◯委員長(重城正義君) 地曵会計室長。 80 ◯会計室長(地曵俊雄君) 今のところ、大きく変わる予定は特にございません。  以上です。 81 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 82 ◯委員(大村富良君) やっぱり市全体でキャッシュレス事業とかそういったところが始まるわけですので、そういったところを会計室でも、また、どういうふうに取り組まなきゃいけないとか、その辺を考えていかないといけないとも思うわけなんですが、県収入証紙関係ですか、そういったところは従来どおり変わらないということですので、変わらないんでしょうけど、今後、電子決済とか、電子化されることによってそういうところも変わるのかどうか。いや、全然こういうところは変えられないところだよとか、あれば、お聞かせいただければと。
    83 ◯委員長(重城正義君) 地曵会計室長。 84 ◯会計室長(地曵俊雄君) 証紙の関係でございますけども、現在、市の手数料が原則、証紙条例のほうで証紙で徴収して、一部現金もしくはキャッシュレスで対応しているところでございます。キャッシュレス決済事業が始まりまして、既にキャッシュレスで一部入ってきているところもございますけども、証紙条例については、また来年度、皆さんに議会のほうでお諮りする予定なんですけども、証紙の廃止のほうを検討しておりまして、証紙が廃止されれば全て現金もしくはキャッシュレスでの収入になりますので、それに向けた対応を進めていく予定でございます。 85 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 86 ◯委員(田中紀子さん) 今、証紙の廃止の方向で検討しているということなんですが、それは平成30年総務常任委員会で、証紙より現金でできる場合はないのか、ちょっと上位法があるかもしれないからどうかと、じゃ、勉強するということで言っていたので、その結果として、この条例、全部現金でもいいだろう、証紙は廃止したらいいだろうという結果と捉えてよろしいでしょうか。 87 ◯委員長(重城正義君) 地曵会計室長。 88 ◯会計室長(地曵俊雄君) 来年度の議会上程に向けて、その辺も十分検討して対応してまいります。 89 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 90 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、ここで10時40分まで休憩といたします。                                (午前10時30分)   ───────────────────────────────────────                                (午前10時37分) 91 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  次に、健康こども部の審査を行います。  別冊12、所属別歳入・歳出予算一覧表18ページから22ページの一般会計予算及び、別冊13、所属別歳入・歳出予算一覧表6ページの一般会計補正予算について審査をお願いいたします。  ご質疑願います。永原委員。 92 ◯委員(永原利浩君) よろしくお願いいたします。  予算書のページ、70ページ、保育士確保対策事業の中でお伺いをいたします。  1点目は、待機児童数についてお聞きします。昨年度当初と比較して、令和3年度、来年度ですけど、当初の待機児童数の見込みはどのようになっておりますでしょうか。 93 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡健康こども部次長。 94 ◯健康こども部次長・こども保育課長(鶴岡賢一君) 待機児童数の見込みでございますが、令和2年度当初は、1歳児32人、2歳児16人、3歳児14人の計62人でございました。令和3年度当初の現時点での待機児童数の見込みでございますが、ゼロ歳児7人、1歳児40人、2歳児37人の計84人でございます。  以上でございます。 95 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 96 ◯委員(永原利浩君) 待機児童数が62人から84人と22人増加する見込みとのことでございますけれども、この要因についてどのようにお考えでしょうか。 97 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡健康こども部次長。 98 ◯健康こども部次長・こども保育課長(鶴岡賢一君) 待機児童数が増加する見込みの要因とのことでございますが、出生数や就学前児童数、こちらにつきましては年々減少しておりますが、共働き世帯の増加などによりまして保育需要は増加傾向が続いております。  このような中、令和2年度中におきましては、公立保育園の保育士確保がなかなか厳しい状況で、また、3歳児未満の定員増を伴う施設整備もなかったことから、待機児童の増加につながってしまったものと考えております。  以上でございます。 99 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 100 ◯委員(永原利浩君) 承知いたしました。3歳児未満の定員増に伴う新しい設備もできなかったということが理由の一つだという分析でございました。  それでは、それをそのままほっとくわけにもいきませんので、今後どのようにして、来年度以降、待機児童を解消していこうという考えをお持ちでしょうか。 101 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡健康こども部次長。 102 ◯健康こども部次長・こども保育課長(鶴岡賢一君) 過去の議会などでもご答弁していますように、待機児童対策といたしましては、民間活力を活用した派遣保育士の確保、また、民間保育施設整備に対する補助、公立保育園の民営化、この3つの対策により、引き続き解消を図ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 103 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 104 ◯委員(永原利浩君) 承知いたしました。3つの対策ということで、待機児童の対策として民間活力を利用するんだと。それから、民間保育施設整備に対する補助を出していきたい。また、公立保育園の民営化、この3つの柱を重点的に頑張っていこうというご答弁であったと思います。  今言われたその3つの対策のうち、保育士確保、これが今回の予算書の中で出てくるわけですけれども、70ページの中の保育士確保対策事業費が派遣保育士についての予算だともちろん思いますけれども、当初予算額が昨年度は6,000万円でございましたけれども、これが4,700万円と減額になっております。待機児童が増えるんだけれども、どういったわけか6,000万円から4,700万円に来年度は下げるとなっております。保育士確保は待機児童の対策であることから予算増額があるのかなと思っていましたが、ここは減額になっていると思うんですが、この理由についてご説明いただきたいと思います。 105 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡健康こども部次長。 106 ◯健康こども部次長・こども保育課長(鶴岡賢一君) 保育士確保対策事業でございますが、委員がおっしゃいますように、派遣保育士確保に関する委託事業でございます。令和2年度におきまして、当初予算、こちらで6,000万円を計上したところでございますが、見込んだ保育士数を確保できなかったため、減額補正をしたところでございます。  令和3年度当初予算、こちらにおきましては、市の予算も厳しい状況の上、さらなる保育士確保も見通せない状況でございましたので、まず、現状で確保できる程度の見込額の予算額を計上し、さらなる確保が図られる場合には補正予算により増額させていただくことで対応したいと考えております。  以上でございます。 107 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 108 ◯委員(永原利浩君) ちなみに、4,700万円の来年度の予算でおよそ何人ぐらいを予定しているんですか。 109 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡健康こども部次長。 110 ◯健康こども部次長・こども保育課長(鶴岡賢一君) パートタイムの保育士がいますと人数が変わりますが、フルタイムで約9人分と計上しております。  以上でございます。 111 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 112 ◯委員(永原利浩君) あと1つ、2つお尋ねしたいんですけど、9人分ぐらい。今年は12人ぐらいの予定で6,000万円の予算を計上したけど、実際9人ぐらいしか採れなかったので、現状に合わせ込んでの予算編成で4,700万円ということだと思うんですけど、参考までになんですけど、仮に9人、9人じゃなくてもいいのかな、派遣会社というか、保育士を確保してくださる会社にお支払いする4,700万円のうち、保育士のほうにお支払いされるお金と、その保育士を探してきてくださった会社の報酬も当然入っているかと思うんですけど、ざくっとでいいんですけど、言葉は悪いけど取り分、取り分というのもあれですけど、会社に入るお金と実際に働いてくださる保育士に落っこっていくお金というのは大体4,700万円のうちどれぐらいなのか、数字を教えていただけたらと思います。 113 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡健康こども部次長。 114 ◯健康こども部次長・こども保育課長(鶴岡賢一君) うちが委託先に出している単価が保育士1人1時間当たり2,550円で出しておるんですが、委託先のホームページ等を見ますと保育士は1,500円ということのようですので、4,700万円の2,550円分の1,500円で計算しますと、保育士のほうに2,700万円程度、委託業者に2,000万円程度ということでございます。  以上でございます。 115 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 116 ◯委員(永原利浩君) 承知いたしました。かなりあちこちの自治体で保育士の取り合いになっている中で、一生懸命探してきてくださっているこの会社かな、当然、会社ですから利益も追求しなきゃいけない中で、保育士に2、自分に1ぐらいかな、割合としては、ざくっと。良心的な会社だなと思いました。  最後の質問は、保育士確保はなかなか難しいということは重々承知でございますけれども、待機児童解消に向けてどのようにして保育士の確保を図っていくのか、今後、今の会社にそのままお願いしていくのか、その辺についてお伺いしたいと思います。 117 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡健康こども部次長。 118 ◯健康こども部次長・こども保育課長(鶴岡賢一君) 短期的な保育士確保につきましては非常に難しい状況でございますが、中長期的といいますか、もう少し先を考えまして、今議会の羅針盤の代表質問において鶴岡議員にご提案いただきましたような処遇改善の上乗せ、また、学生への貸付金制度のようなものを検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 119 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 120 ◯委員(永原利浩君) これはご質問ではございませんけれども、ぜひ、我が会派の鶴岡議員が提案をいたしました処遇改善や、今お答えになった貸付金制度について、多額の一般財源が必要な処遇改善はなかなか難しいのかなとは感じますけれども、貸付金制度はそこまで多額にはならないと思いますので、早急に検討いただいて、保育士の確保を図って、待機児童の解消を図って、さらにはお父さん、お母さん方がお仕事をしてお給料を稼げるような、そういう状況につなげていっていただきたいと思います。これは意見でございます。 121 ◯委員長(重城正義君) 関連で、草刈委員。 122 ◯委員(草刈慎祐君) すいません。私も施設と保育士確保についてお伺いいたします。  まず、予算説明書の70ページの説明欄6、民間保育園等施設整備費補助金ですが、4億6,000万円と7,000万円の増額となっておりますが、この予算計上によって整備予定の施設について、まずはご説明ください。 123 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡健康こども部次長。 124 ◯健康こども部次長・こども保育課長(鶴岡賢一君) 待機児童対策のうちの施設整備でございますが、令和3年度における補助金を活用した施設整備といたしましては3施設、こちらを予定しております。請西地区の木更津むつみ保育園、こちらは改築でございますが、3億1,700万円程度、金田地区における認可保育所、こちらは仮称でございますが、スクルドエンジェル保育園木更津ゲートウェイ、こちらの新規開設として4,700万円程度、請西千束台地区におけます小規模保育園、こちら、名称は未定でございますが、こちらの新規開設として1億300万円程度、合計4億6,745万9,000円の予算を計上しておるところでございます。  以上です。 125 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 126 ◯委員(草刈慎祐君) では、この4施設ですか、増えることによって保育定員数はどれぐらい増えるのか、お聞かせください。 127 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡健康こども部次長。 128 ◯健康こども部次長・こども保育課長(鶴岡賢一君) 請西地区の木更津むつみ保育園、こちらにつきましては、改築後の令和5年度からでございますが、こちらは増加ではなく減員となります。3歳児の保育定員が1人減、4歳児及び5歳児がそれぞれ5人減となります。金田地区の仮称スクルドエンジェル保育園木更津ゲートウェイの保育定員につきましては、令和4年度からでございますが、ゼロ歳児6人、1歳児及び2歳児が各11人、3歳児から5歳児各14人の合計70人、請西千束台地区の小規模保育事業所につきましては、ゼロ歳児3人、1歳児及び2歳児各8人、合計19人、令和4年度から2施設合わせて、ゼロ歳児が9人、1歳児及び2歳児が各19人、3歳児から5歳児が各14人、合計89人の定員増となる予定でございます。  以上です。 129 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 130 ◯委員(草刈慎祐君) 先ほどの永原委員の質疑にもありましたが、まだ84人ですか、待機児童がいらっしゃるということですが、令和4年度に向けてはどのようなふうに見込まれているのか、お聞かせください。 131 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡健康こども部次長。 132 ◯健康こども部次長・こども保育課長(鶴岡賢一君) 令和4年度に向けてでございますが、補助金を活用した施設整備を先ほどご説明いたしましたが、そのほか、自己資金による施設整備により今年度中の開設を目指す小規模保育所が3園、こちらの相談を受けているところでございます。  この3園の定員を合わせますと、ゼロ歳児が17人、1歳児19人、2歳児21人となりまして、先ほどご説明した補助金による施設整備と合計して、現在待機児童の発生しているゼロ歳から2歳児の定員が、令和4年度当初には、ゼロ歳児が26人、1歳児38人、2歳児40人の合計104人の増が図られますことから、保育士確保と併せ、令和4年度当初の待機児童数ゼロを目指してまいります。  以上でございます。 133 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 134 ◯委員(草刈慎祐君) 施設のほうは大体流れが分かりました。現状ですね。  また、永原委員のほうから、保育士対策事業費の説明もあらかた分かったんですけれども、来年度、新規の保育士も確保しなければいけないと思うんですけれども、人事課に聞いたほうがいいのかなというふうにも思ったところなんですが、もちろん保育課のほうで、こちらのほうで管轄というか、いろんなことに関わってくると思いますので、来年の新規、新卒でというか、来年度から保育士は確保できたのか、お聞かせください。 135 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡健康こども部次長。 136 ◯健康こども部次長・こども保育課長(鶴岡賢一君) 保育士でございますが、保育園が、この4月から吾妻保育園が民営化と、令和4年4月から久津間、中郷が民営化いたしますので、その保育士をわかば、桜井に集約することができますことから、来年4月からの保育士採用はございませんでした。  以上でございます。 137 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 138 ◯委員(草刈慎祐君) 民間に施設をどんどん移していくから新卒を採られなかったということなんですけれども、やっぱり今後、幾ら民間にどんどん委託させていただいたとしても、一定数の確保というのは必要だと思いますので、引き続き、そういった方向性も考えながら両立できるような形で進めていっていただけたらと思います。  以上です。 139 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 140 ◯委員(田中紀子さん) 関連です。吾妻保育園は4月から民営化となりますが、名称は公募するときに決まりがあったのでしょうか。名称はそのままなのかも含めて、ご説明ください。 141 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡健康こども部次長。 142 ◯健康こども部次長・こども保育課長(鶴岡賢一君) 吾妻保育園につきましては、民営化後の名称は、社会館吾妻保育園に名称変更いたします。  名称の決まりとのことでございますが、民営化事業者募集要項におきましては、民営化後の園の名称については特に記載しておりません。民営化事業者が、3者協議会などを通じ、保護者の意見等も参考に名称を決めているものと考えます。  以上でございます。 143 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 144 ◯委員(田中紀子さん) では、2018年9月議会の答弁で、民営化になる際の保護者会での説明では、説明内容以外に、民営化が予定されている園に勤務していても、保育の継続性の確保の観点から、在園児と同様に、引き続き民営化後の当該保育園に勤務することができるよう配慮する旨の説明をしたとのことでした。吾妻保育園では、今少し説明があったようですが、どのような対応なのか、もう少し丁寧にご説明ください。 145 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡健康こども部次長。 146 ◯健康こども部次長・こども保育課長(鶴岡賢一君) 吾妻保育園の職員につきましては、会計年度任用職員、また、任期付職員への説明会などを開催し、本人の意向を確認するなど、民営化後も継続して勤務していただけるよう働きかけてきたところでございます。  その結果、任期付職員1名、再任用職員1名、会計年度任用職員のパート保育士が2名、会計年度任用職員パート調理員が2名、会計年度任用職員パート用務員が1名の計7名が引き続き勤務することになっております。さらに、正規職員である保育士1名が退職し、社会館保育園の職員として同園に継続勤務する予定でございます。  以上でございます。 147 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 148 ◯委員(田中紀子さん) ということは、今、吾妻保育園にいる子どもたちは、ほぼ、今までの保育士と用務員さん、調理員さんに囲まれて社会館吾妻保育園をスタートするということで、おおむね、そんなに変化がなくということでよろしいでしょうか。 149 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡健康こども部次長。
    150 ◯健康こども部次長・こども保育課長(鶴岡賢一君) 吾妻保育園でございますが、社会館保育園に確認しましたところ、新たに社会館保育園から保育士合わせて9名が異動しますので、残る8名と9名、17名で運営するということを伺っております。ですので、半分程度は今の職員が残るということでございます。  以上でございます。 151 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 152 ◯委員(田中紀子さん) ありがとうございました。自分の娘も保育士で勤めていたことがあって、初めて民営化になった園での感想が、子どもとぷっつん、市の職員が切れてしまったので、次、2回目からは、そういう民営化をするときは子どもの気持ちを考え、職員とやり取りをして、十分つながりを保ちながら民営化にスムーズにやっていくということがあったので、ほっとしています。  では、次の質問です。公立保育園を減らし、運営費を削減することにより、その浮いた予算をどのように使う予定があるのか。これは、市立保育園民営化方針の保護者説明会であった質問でした。ですから、時折議会として確認しなければなりません。2018年の9月議会の答弁では、民営化は4園、鎌足、吾妻、中郷、久津間です。この4つの保育園が民営したと想定すると、民営化後の試算で、市の削減費用は1億8,000万円程度の負担減が見込まれるとしていました。現時点での試算はどうでしょうか。 153 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡健康こども部次長。 154 ◯健康こども部次長・こども保育課長(鶴岡賢一君) 当時の議会の資料から推定いたしますと、市の削減費用1億8,000万円程度には正規職員の人件費も含まれているものと思われます。園単位で考えれば正規職員の人件費は削減されますが、正規職員は民営化により人事異動となりますので、市全体で考えれば削減とはなりません。  令和元年度実績から吾妻保育園の民営化に伴う削減額を計算いたしますと、保育園に係る運営費、こちらは削減されますが、民営化に伴い運営費補助金等の市負担分が増額となりますことから、会計年度任用職員が全員退職するものと仮定した場合の吾妻保育園の民営化による削減額は約800万円でございます。  以上でございます。 155 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 156 ◯委員(田中紀子さん) 民営化により市の財源が削減されるというのは、そうではなかったということで、今後もあともう一つありますね、久津間。  そのときはまた聞きたいと思いますが、では、削減費用はどのように使うかも、その市立保育園が民営化したことにより、子育て環境が充実してきたと実感できるような事業展開を推進するとのことでした。現時点で今後の方向性などありましたら、お聞かせください。 157 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡健康こども部次長。 158 ◯健康こども部次長・こども保育課長(鶴岡賢一君) 令和3年度予算におきまして保育関係の新規事業、こちらはICTはありますけど、ほかにはございませんので具体的な充当事業というものはお示しすることはできませんが、保育需要の増加とともに保育給付に対する市の負担金も増加していますので、民営化による削減額はこれらの支出に充てられているものと考えております。  なお、先ほどご答弁いたしましたとおり、保育士確保を目指す、学生への貸付金制度などは多額の財源を必要とせずとも実現できる可能性がございますので、民営化による削減額を活用して保育士確保を図ることも検討してまいりたいと考えます。  以上でございます。 159 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 160 ◯委員(田中紀子さん) 分かりました。これからの保育士の卵のためにお金を投資するということは、やはり保護者会で説明した以上、貸し付けが始まるときに、そのこともちゃんと含めて、待機児童対策も含めてなんだということを上手に情報公開しながら進めていただければと思います。また、保育士もみんなから応援されて頑張るんだというところでお願いします。 161 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 162 ◯委員(大村富良君) 予算書69ページの、子ども家庭総合支援拠点整備事業費について伺います。  この子ども家庭総合支援拠点整備事業費については168万3,000円から285万1,000円と大幅に伸びていますが、どのような事業なのか、お伺いいたします。 163 ◯委員長(重城正義君) 吉田子育て支援課長。 164 ◯子育て支援課長(吉田修三君) 本事業は、児童虐待事案の増加や重篤化事案に対応するため、子ども家庭総合支援拠点を子育て支援課内に設置し、児童虐待対応の強化を図り、行っていくものでございます。  以上でございます。 165 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 166 ◯委員(大村富良君) 昨年まで別事業としていたと思いますけども、その辺、もう少しお聞かせいただければと思います。 167 ◯委員長(重城正義君) 吉田子育て支援課長。 168 ◯子育て支援課長(吉田修三君) こちら、増額しておりますこの理由でございますけども、昨年度までは別事業として計上してございました家庭児童相談室運営費の予算を、この事業内容を反映いたしまして、子ども家庭総合支援拠点整備事業費と一本化したことによる増額、もう一つ、基幹系システムの更新に伴い、現在使用中の児童相談管理システムの改修が必要となるための増額でございます。  以上でございます。 169 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 170 ◯委員(大村富良君) そうしますと、今まで別事業にしていた子ども家庭総合支援拠点事業費と家庭児童相談室運営費を一本化するという理由について、もう少し詳しくお伺いいたします。 171 ◯委員長(重城正義君) 吉田子育て支援課長。 172 ◯子育て支援課長(吉田修三君) こちらにつきましては、平成30年度の子ども家庭総合支援拠点の設置に際し、新規事業といたしまして、家庭児童相談室運営費と別事業として計上しておりましたけれども、こちらの子ども家庭総合支援拠点は福祉に関して必要な支援を行う、業務全般を行うというもので、従来からあった家庭児童相談室の機能も包含しておりますことから、今回、一本化するというふうに考えております。  この支援拠点の設置により、相談員の増員や連携等の体制を強化し、先ほど申し上げましたとおり、増加、重篤化する児童虐待事案に対し、より的確、迅速な対応に取り組もうとするものでございます。  以上でございます。 173 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 174 ◯委員(大村富良君) 分かりました。  次に、本市の虐待の相談件数、現状はどのくらいあるのか、お伺いいたします。 175 ◯委員長(重城正義君) 吉田子育て支援課長。 176 ◯子育て支援課長(吉田修三君) 今年度2月末までの数字でございますけれども、児童虐待の相談件数は368件で、昨年度の312件から約2割近く増加してございます。  傾向としましては、例年と同様で、ゼロ歳から小学入学前までが全体の4割以上を占め、低年齢の割合が多い状況となっております。また、その内容といたしましては、心理的虐待が全体の半数近くを占め、続いて身体的虐待、ネグレクトの順となっております。  なお、今年度の増加につきましては、心理的虐待が8割以上を占めております。  以上でございます。 177 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 178 ◯委員(大村富良君) それでは、虐待相談に対してですけども、どのような体制で取り組んでいくのか、対処していくのか、お伺いいたします。 179 ◯委員長(重城正義君) 吉田子育て支援課長。 180 ◯子育て支援課長(吉田修三君) 体制といたしましては、職員4名、会計年度任用職員9名で業務に当たっております。相談等大変厳しい現場であることから、体調不良による退職等もございましたけれども、職員の確保に努め、現在ようやく安定している状況になったところでございます。  令和3年度においては、拠点内の研修や担当内ミーティングなど、さらなる充実を図り、虐待の再発防止や早期発見、早期対応のための質の向上に力を注いでまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 181 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 182 ◯委員(大村富良君) 分かりました。DVや児童虐待については、9月議会でも、新型コロナウイルス感染症の拡大による外出自粛や休校の影響とは判定できないものの、増加しているとの答弁もございました。今後も同じような状況がしばらく続くおそれもございますので、市におかれましては迅速かつ的確な対応のほうをお願いいたします。  以上です。 183 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 184 ◯委員(座親政彦君) こども保育課にお伺いいたします。別冊資料12の19ページの最下段にございます保育施設等ICT活用事業費216万3,000円でございますが、資料によりますと、保育業務の効率化及び負担軽減を図るため、支援システムを導入するというふうにございますけども、具体的なシステムの機能についてお伺いいたします。 185 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡健康こども部次長。 186 ◯健康こども部次長・こども保育課長(鶴岡賢一君) このシステムでございますが、昨年6月から1年間無償でシステムを導入しているもので、1年経過後は予算が必要になるということで、令和3年度に予算計上させていただいたものでございます。  システムの機能でございますが、保育に関わる様々な業務、こちらを支援しながら保育園と保護者のコミュニケーションを深めるシステムで、登降園管理システムと午睡管理システムがございます。登降園管理システムは、保護者に無料のアプリをインストールしていただき、出欠管理、帳票管理、保護者との個別連絡機能、園からの一斉のお知らせ機能、園の行事が確認できるカレンダー機能が利用できるものでございます。午睡管理システムにつきましては、ゼロ歳児及び1歳児のお昼寝時に服にセンサーを取り付け、体の向きをチェック表に自動で記録するとともに、うつ伏せ寝を検知しますとアラームが鳴るという、保育士の負担軽減と園児の安全を図るためのシステムでございます。  以上でございます。 187 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 188 ◯委員(座親政彦君) 分かりました。  安全対策が特に気になるんですけども、民営化された保育園なり、今ある民間保育園でもこのような事業というのはやっているんでしょうか。 189 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡健康こども部次長。 190 ◯健康こども部次長・こども保育課長(鶴岡賢一君) 民営化保育園等につきましては、それぞれの保育園につきまして同じようなシステムを独自で入れているようなところもあると伺っております。なお、市立保育園につきましては、委員がおっしゃいますように民営化が控えておりますので、これは桜井保育園とわかば保育園に導入しているものでございます。  以上でございます。 191 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 192 ◯委員(座親政彦君) 全国の保育所なんかで結構悲惨な事故が起きているんですけども、これを入れて検証した上で、さらにもう一歩進めるようなことというのは考えているんでしょうか。 193 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡健康こども部次長。 194 ◯健康こども部次長・こども保育課長(鶴岡賢一君) まだ1年ですので、導入間もないということでございますので、このシステムの使い勝手、現場の職員もまだ全てを使い切ることができていない状況ですので、このシステムをもうしばらく使ってみて、保育士の負担軽減、また、保護者とのコミュニケーションのツールとして、取りあえずはこのシステムを今試しているというような状態でございます。  以上でございます。 195 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 196 ◯委員(座親政彦君) 昨年6月から試行的に無償でやってきたということなんですけども、保護者なり、あるいは保育士のほうから、何かこういうところが改善されたらいいなだとか、追加したらいいなだとかという意見というのは何か出ているんでしょうか。 197 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡健康こども部次長。 198 ◯健康こども部次長・こども保育課長(鶴岡賢一君) 各園で保育に関するアンケート等を行っておりますが、その中におきまして、機能的にはあるんですが、今は実際行っていない、例えば園児の日中の写真を撮って送信してもらいたいとか、そういう保護者のご意見はございます。  あと、これらシステムについてのご意見というか、直してもらいたいというようなご意見でございますが、このシステムが不具合が発生することが多いらしく、登降園管理にちょっと支障を来しているということですので、業者のほうに何とかしてくれとお願いしているところでございます。  以上でございます。 199 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 200 ◯委員(座親政彦君) 去年の6月からの状況が分かりました。これからまた、ずっとやっていくことになりますので、十分保護者の意見だとか、現場の保育士の意見だとか聴いて、改善できるところは改善していただければと思いますので、よろしくお願いします。 201 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 202 ◯委員(石井徳亮君) 予算書69ページの児童措置費のところなんですけども、特別保育事業費1億3,072万5,000円、こちらは補正予算の概要書の12ページを見ますといろいろ事業が載っているんですけども、こちらの病後児保育事業、こちらは4園、1,987万2,000円となっているんですけど、まず、4園というのはどこの保育園だかちょっと教えてください。 203 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡健康こども部次長。 204 ◯健康こども部次長・こども保育課長(鶴岡賢一君) ふくた保育園、ゆりかご保育園、さとの保育園、うみまち保育園でございます。  以上でございます。 205 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 206 ◯委員(石井徳亮君) まず、この4園だけという形でなっているんですけども、イメージ的には通常のお子さんよりもちょっと手をかけなくちゃいけないような形になっていて、大事な部分じゃないのかなという気がするんですけども、こちらについての例えば保護者のほうの要望というものはどんどん何か上がっているような状況なんでしょうか。ちょっと教えてください。 207 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡健康こども部次長。 208 ◯健康こども部次長・こども保育課長(鶴岡賢一君) この4園の病児保育の形態でございますが、まず、そちらから説明させていただきますと、ふくた保育園につきましては病後児保育の対応でございます。児童が病気の回復期に専用スペースで一時的に保育を行うものでございます。その他の3園につきましては、体調不良型といいまして、園に通っている子どもが体調不良になったときに、保護者のお迎えの時間まで一時的に専用スペース等を用いて保育を行うものでございます。  保護者からの要望ということでございますが、市のほうには、こちらを何とかしてもらいたいというような大きな声は伺っておりませんが、ただ、こちらにつきましてはやはり専用スペースが必要であったり、病後児でありますと看護師等が必要であったり、なかなかそういうものがございますので、園のほうも対応する園が増えないというようなことだと考えております。  以上です。 209 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 210 ◯委員(石井徳亮君) 専用の場所と看護師が必要だという形になっていますけども、今の時点で、例えば今回みたいなコロナ禍であったりとか、そういった形で子どもさん方に影響を与えることというのが多かったり、子どもさんのほうの病気が原因で、いろんな形で通常の生活ができなくなってしまうような状況とかあると思いますので、個人的にはこういう病後児保育が増えていったほうが、保護者の方々が安心して保育園に預けられるという状況というのはどんどん進むと思いますので、これから民営化になったり、今でも民営の保育園等にもどんどんそちらのほうを進めていっていただけるような形でご努力いただければと思いますので、よろしくお願いしますが、どうでしょう、状況的に。 211 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡健康こども部次長。 212 ◯健康こども部次長・こども保育課長(鶴岡賢一君) おっしゃいますように、こういうものも充実していかなければいけないものとは認識しております。ただ、先ほど申しましたように民間保育園につきましてはやはりいろいろ人員の確保や施設の整備等に係るものがありますので、長い目で見れば、公立保育園においてこういうものも充実していかなければいけないのではないかと考えるところでございます。  以上でございます。 213 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 214 ◯委員(石井徳亮君) やはり子育て世代が一番、今のところ、いろんな社会的なものとかで左右されてしまっていたりする部分が多いのではないかと思いますので、例えばこの木更津市に住んでいただくためにもこういう状況等を整備していくほうが個人的にはいいのではないかなと思いますので、よろしくお願いいたします。 215 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 216 ◯委員(佐藤修一君) 別冊12、18ページの15款10目5項の子ども医療費助成事業費についてお尋ねいたします。今年度に比べて減額となっているんですが、そちらの理由についてお尋ねいたします。 217 ◯委員長(重城正義君) 吉田子育て支援課長。 218 ◯子育て支援課長(吉田修三君) ご答弁いたします。  こちらの減額につきましては、令和2年度において、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴いまして市民の皆様の生活習慣が変容し、マスクの着用や手洗い等の感染予防が広まったことにより、医療機関の利用が減り、助成額が当初見込みより大幅に減ってございます。
     令和3年度の当初予算もこの実績を踏まえまして手数料及び扶助費を減額し、予算計上したものでございます。  以上でございます。 219 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 220 ◯委員(佐藤修一君) 市民の方の新しい生活様式、これが徐々に浸透というか、進んでいるのかなというふうに理解いたしました。ありがとうございます。 221 ◯委員長(重城正義君) ほかに。田中委員。 222 ◯委員(田中紀子さん) 同じページです。健康こども部の児童虐待・DV対策等総合支援事業費国庫補助金954万6,000円、これに対して、このページで見ると、子ども家庭総合支援拠点整備事業費、それから母子・父子自立支援兼婦人相談事業活動費に使われるようなんですが、ほかにこの補助金を使っているのはないですよね。確認です。 223 ◯委員長(重城正義君) 吉田子育て支援課長。 224 ◯子育て支援課長(吉田修三君) こちらにつきましては、そうですね、ほかにはございません。  以上です。 225 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 226 ◯委員(田中紀子さん) この補助金に対して、事業費がまだ少ないんですね。だから、また何か使えるものがあるんじゃないかなと思ったんですが、これを使い切らなかった場合は返還するのでしょうか。 227 ◯委員長(重城正義君) 吉田子育て支援課長。 228 ◯子育て支援課長(吉田修三君) はい、返還いたします。 229 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 230 ◯委員(田中紀子さん) じゃ、平成30年度が8組、令和2年3月半ばで11組というふうな多胎児家庭があったということが、昨年の予算審査での答弁がありましたが、多胎児家庭等支援事業費、これが別項目で同じページであるんですが、要求したもののゼロ予算です。子育て支援課がなぜ多胎児家庭に支援が必要だと考えて253万4,000円を要求したのか、理由をご説明ください。 231 ◯委員長(重城正義君) 吉田子育て支援課長。 232 ◯子育て支援課長(吉田修三君) こちらにつきましては、今に始まったことではございませんけれども、多胎妊婦の方々は育児に対する孤立感や負担感が非常に大きいということが言われておりまして、また、それが近年、特に着目をされております。ですので、様々な支援が必要と考え、今回要求したというところでございます。  以上です。 233 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 234 ◯委員(田中紀子さん) 過去にも答弁で、多胎児の場合は、家庭は虐待が起きやすい状況になるということで、虐待予防のためにもこの多胎児家庭の支援は必要なんだという答弁をされていることがあったので、ぜひ、補助金がまだほかにも使えるようでしたら、この多胎児にそれを使えないのかなと思って質問しました。  江東区では、多胎児の養育家庭に対して訪問支援者を派遣して、育児のサポートをしたり家事のサポートをするとか、杉並区でもヘルパーが自宅に訪問、また、大津市でもホームヘルパーを派遣するなど、いろいろな形で多胎児の家庭を支援していることがあるので、今後、この査定でゼロになりましたが、必要と思いましたら、また補正か何かでも頑張っていただけたらと思います。 235 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 236 ◯委員(佐藤修一君) ただいまの多胎児事業に関しての関連ですけども、私も来年度予算、こちらがゼロになっているというところを大変に心配しておりまして、そもそもお伺いしますけども、この事業はどのような事業内容でしたか、もう一度確認させてください。 237 ◯委員長(重城正義君) 吉田子育て支援課長。 238 ◯子育て支援課長(吉田修三君) こちらの想定といいますか、この予算で想定したものは、まず、多胎児の妊娠のお母様に出す専用の手帳の配付、それと、そういった方々に対するタクシー利用の一部の助成、さらに、一時保育やファミリーサポートセンター事業等での支援サービスの一部助成、そういったものを考えておりました。  以上です。 239 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 240 ◯委員(佐藤修一君) 来年度、ゼロ額ということですけども、今後の本市の多胎児支援についてどう考えているか、お尋ねいたします。 241 ◯委員長(重城正義君) 吉田子育て支援課長。 242 ◯子育て支援課長(吉田修三君) 先ほど田中委員からもお話がありましたとおり、本市で出生する多胎児は年間約10組前後というふうになっております。ですので、特別なものではなくても、既存の事業の中で多胎児支援をしていきたいと考えております。  具体的には、現在も行っております妊婦健診で、多胎児については健診回数を増やす、また、産後ケアの利用に当たって、従前では多胎児加算をいただいておりましたけども、それについては廃止する、また、今の産後ケアの利用限度数を子どもの数に7を乗じた数というふうに変更いたしまして、支援強化を図っておるところでございます。  以上です。 243 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 244 ◯委員(佐藤修一君) 予算額としてはゼロですけども、他事業で支援していただける、また、一部サービスに関しては拡充されているということで認識しました。  引き続き、大事な事業でございますので、よろしくお願いします。  以上です。 245 ◯委員長(重城正義君) ほかに。大村委員。 246 ◯委員(大村富良君) 予算書74ページの、君津中央病院企業団看護師養成事業支援金について伺います。  この事業は高等教育の修学支援制度に基づく事業ということですが、もう少し事業内容を詳しく教えてください。 247 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。 248 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) こちらは、高等教育の修学支援の新制度を国が定めました。支援の対象となる学校に君津中央病院附属看護学校も含まれますことから、支援の内容でございます授業料等の減免制度の創設により修学を支援していこうというものでございます。  支援対象となる学生につきましては、住民税非課税世帯及びそれに準じる世帯ということで、所得に応じて減免の割合を定めた国の方針にのっとり、それぞれに減免するという制度でございます。令和3年度4月の入学、あるいは在校生から適用いたしまして、現時点でアンケート等、あるいは試算等をいたしまして、これを4市、構成市で負担するものでございます。  また、財源につきましては、公立の学校につきましては交付税で試算されるということでございますので、この減免の全額を4市、構成市で負担しようとするものでございます。 249 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 250 ◯委員(大村富良君) 生徒の人数というものを、見込みで結構ですので教えていただければと思います。 251 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。 252 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 年収ごとに見込んでおりまして、世帯年収270万円未満が23名、270万円から300万円が6名、300万円から380万円が21名、380万円を超える方が125名ということで、380万円までの約27.7%、五十数名、こちらにつきまして予算化したものでございます。 253 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 254 ◯委員(大村富良君) 人数については分かりました。  あと、金額なんですけども、授業料全額減免なのか、そこがちょっと分かりづらかったので、割合、どのくらい減免になるのかという金額的なものを教えていただければと思います。 255 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。 256 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 授業料減免の年収の目安でございますが、270万円から300万円までが3分の2、それから、300万円から380万円までを3分の1助成ということで、専門学校の定められた額を減免するというものでございます。 257 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 258 ◯委員(大村富良君) 分かりました。  あと、よく奨学金制度ですと、いただいた病院なり、そういうところに勤務というようなことも話は聞いているんですけども、こういった減免制度、国の制度なんですが、木更津市、また、この4市に何年間かは勤務してくださいよと、そういったことも可能なんでしょうか、お伺いいたします。 259 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。 260 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 君津中央病院独自の奨学金制度がございます。これは貸付型で、貸し付けを受けた期間と同じ期間を君津中央病院企業団で看護師として勤務をすると、それが免除されるというものでございます。こちらは高等教育の修学支援新制度とは別にございます。二つの制度は併用して利用が可能でございます。 261 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 262 ◯委員(田中紀子さん) 併用ができるということだったんですが、看護学校に入ったときには、いろいろ買わなくちゃいけないものがいっぱいあったように思って、授業料だけでは難しいというところがあって、併用することによって奨学金のほうでそれを賄ったりとか、そういうような形でやりくりができるようになるんでしょうか。やっぱり自己負担というのが、いろいろ用意するものが入学までにたしかあったように思って、そこのところをちょっとご説明いただけますか。 263 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。 264 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 就学時に用意する品物、金額等、あと、奨学金でどこまで対応できるかについては、こちらでは分かりません。ただ、今までよりも奨学金制度が充実しますので、その負担は軽くなるものと考えております。 265 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 266 ◯委員(大村富良君) 先ほど確認漏れだったんですけども、縛りといったら言い方は悪いんですけども、なるべく4市の病院に勤務してくださいということは、この減免制度にはないということでよろしいんでしょうか。再度確認いたします。 267 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。 268 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 奨学金の返済につきましては、就学年数を看護師として勤務していただければ免除になるという制度がございますので、それは君津中央病院企業団の看護師として働いた場合ということになります。 269 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 270 ◯委員(大村富良君) この減免制度については、その対象となった生徒は、特にそういった、国の政策なので、4市で働かなくても別に特にいいですよということなのか、そういうことは今、設けていないということでよろしいんでしょうかということです。 271 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。 272 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 全国一律の高等教育の無償化でございますので、これが就業先を縛るものではございません。 273 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 274 ◯委員(草刈慎祐君) 資料12の21ページ、保健医報酬についてお伺いいたします。  今年度、財政が厳しい中で150万円増額となっておりますが、どういった経緯で増やしたのか、お聞かせください。 275 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。 276 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 保健医報酬につきましては、乳幼児健診の3健診につきまして、保健医に健診に来ていただくための1回の費用2万5,000円、これの年間分ということでございます。  昨年来、感染症の対策のために、月3回行っていた健診を各4回にしておりますので、回数の増による金額の増加となっております。 277 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 278 ◯委員(草刈慎祐君) 新型コロナウイルスの関係で来ていただく回数が1回増えたということですが、これは市のほうの単費になるんでしょうか。 279 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。 280 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 一般財源でございます。 281 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 282 ◯委員(草刈慎祐君) ということは、新型コロナウイルスが落ち着いたら、また前回のように450万円程度で収まるというふうな解釈でよろしいでしょうか。 283 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。 284 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 現在の乳幼児健診につきましては、かなり分量を抑えてといいましょうか、やるべきことをなるべくそぎ落とした基本的な形にしておりますので、保護者の方に今お伝えしたい内容について、面談ではなく、紙でお渡しするというような、時間を短くする工夫をしております。これを、感染症対策をしながらですけども、そこの充実は今後も図ってまいりたいと思いますので、その時点で4回を継続するかどうかにつきましては、お母様方のご要望も含めて検討してまいりたいと考えております。 285 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 286 ◯委員(永原利浩君) 子育て支援課に、簡単に2つだけ。多胎児家庭支援事業のやつなんですけど、次年度予算にのらなかった理由をもう1回教えてください。 287 ◯委員長(重城正義君) 吉田子育て支援課長。 288 ◯子育て支援課長(吉田修三君) こちらにつきましては、やはり子育て支援というのは多岐にわたっておりまして、いろいろな事業をしなければいけない中で、現在すべきこと、先ほど申し上げましたようなことで、今あるものを使った支援ですとかそういったものを勘案して、こちらについては最終的に予算がつかなかったということで考えております。  以上です。 289 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 290 ◯委員(永原利浩君) すいません、仮にそれが通っていたとしたとき、歳入はどこから入る予定だったか、お答えできますかね。 291 ◯委員長(重城正義君) 吉田子育て支援課長。 292 ◯子育て支援課長(吉田修三君) こちらについては、現在のところ補助のようなものはございませんので、市の単独の一般財源ということになっております。  以上です。 293 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 294 ◯委員(座親政彦君) 別冊12の22ページ、スポーツ振興課に伺います。  体育施設整備事業費の697万1,000円なんですが、予算の概要の11ページの下段、下から2つ目のところに2つの業務委託と3つの工事の名称が書いてありますけども、要求額が7,294万円で、697万1,000円の査定額でありますので、多分この予算の概要に出ている5つの関係以外のものを予定していたのではないかというふうに勝手に推察するんですけども、その辺はいかがでしょうか。 295 ◯委員長(重城正義君) 平野スポーツ振興課長。 296 ◯スポーツ振興課長(平野和彦君) 座親委員がおっしゃるとおり、この事業以外に予定したものといたしましては、木更津にございます体育施設、かなり老朽化が進んでいる施設もございますけども、その中で大きいものといたしましては、柔剣道場の床の張り替え、あとは貝渕庭球場の夜間照明、こちらの改修というものを予定しておりました。  以上です。 297 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。
    298 ◯委員(座親政彦君) その2つだけですか、予定していたのは。 299 ◯委員長(重城正義君) 平野スポーツ振興課長。 300 ◯スポーツ振興課長(平野和彦君) そのほかといたしましても、委託のほうで、長寿命化計画を今後つくっていかなきゃいけない部分もありまして、そちらのほうの業務委託、そのほかといたしましては貝渕庭球場にございますトイレ一体型の倉庫、こちらの改修。  以上でございます。 301 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 302 ◯委員(座親政彦君) ほかの部のところでもゼロ査定とかがあって、要は耐震だとか改修をするのにゼロ査定になって、予算が厳しいので優先順位ということもあるんでしょうけども、今回この件では、特に、1年間ちょっと待ってみても安全上問題ないという判断でよろしいでしょうか。 303 ◯委員長(重城正義君) 平野スポーツ振興課長。 304 ◯スポーツ振興課長(平野和彦君) 今回予算化されなかった部分につきましては、今後、指定管理者とともに経過観察を続けてまいりますが、絶対ということはないとは思うんですが、現状では今のところ利用に関して支障はないものと考えております。 305 ◯委員長(重城正義君) ほかに。佐藤委員。 306 ◯委員(佐藤修一君) 別冊12の21ページ、20款5項10目新型コロナウイルスワクチン接種対策費についてなんですけども、これに関しては、現状のワクチンは今、短期間に2回打つというふうになっているということで、国の一大プロジェクトかなというふうに認識しております。その中で、市民の方にご不安が今多い中で、専用の電話相談窓口を設置していただいたことに関しては大変感謝をしているところであります。  そこで、本市の接種体制と手続などについてちょっとお尋ねさせていただきますけども、まず初めに、今、国からの様々な連絡が随時更新される中で、先日のご説明ですと、本市についてはかかりつけ医をメインとして、そのほか併せて集団接種を行っていくというふうに先日ご説明いただいたところですけども、こちらに変わりはございませんか。 307 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。 308 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 現時点では、その予定どおり進めたいと考えております。 309 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 310 ◯委員(佐藤修一君) 続きまして、国からの要請によって接種計画、こちらを策定するようになっていると思いますけども、今困っていることなどございませんか。 311 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。 312 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) ワクチンの供給状況に応じまして予約枠を作成するという作業がございますので、その供給状況が読めないことが今一番の課題と考えております。 313 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 314 ◯委員(佐藤修一君) 続きまして、ワクチンの流通を管理するワクチン接種円滑化システム、通称Vシスと呼んでいるものですけども、こちらの操作にご不安はございませんか。 315 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。 316 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 操作につきましては、市町村においてかなり早めにIDとパスワードが振られておりますので、現時点では問題がないものと認識しております。 317 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 318 ◯委員(佐藤修一君) 続きまして、こちらはワクチン接種記録システムですけども、こちらのシステムに関しては現場でタブレット等を使用し実施の方向と国は発表しておりますけれども、こちらの操作や現場での対応する職員の方にご不安はございませんか。 319 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。 320 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) こちらにつきましては、現時点でそこまで状況が分かっているわけではございませんので、これからの作業ということを考えております。 321 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 322 ◯委員(佐藤修一君) 続いて、ちょっと手続のほうに入っていくんですけども、2回接種するということで、例えば1回目を他市で打って引っ越してきた方の接種管理、このようなものはどのようにお考えでしょうか、お尋ねいたします。 323 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。 324 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 3週間目の同日以降に2回目を打つというのが、今のファイザーのワクチンということになっております。これをご本人が正しく理解して、2回目の予約を新しいところで取っていただくというのが大事なところなんですけども、不明な点がありますれば、全国同じようにご相談に応じる体制が整っておりますので、市のほうにお問い合わせいただきながら進めてまいりたいと思っております。 325 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 326 ◯委員(佐藤修一君) 続いて、企業などで集団接種を受ける市民がいることを想定しておりますでしょうか、お尋ねいたします。 327 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。 328 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 河野大臣の発表では、そういったことも検討すると、今後あるかもしれないということですが、これにつきましては、今進めている体制ですとかなりそごが出る不安もございますので、国のほうの動向を見ながら準備を進めたいと思います。  1つ問題なのは、やはり医療従事者の確保だと思いますので、健康保険組合でそういう体制が取れるかどうか、それが市の医療体制、接種体制に影響がないのかというところが懸念されると思っております。 329 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 330 ◯委員(佐藤修一君) 続いて、認知症を患う市民の方からの接種に関する問い合わせ、こちらは相当苦慮するかと思いますけども、どのように対応するのかお伺いいたします。 331 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。 332 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 認知症の方につきましては、生活支援全般について福祉部等の協力が必要かと思いますが、そういった様々な方のご支援をいただきながら、安全な接種に結びつくようにしてまいりたいと考えております。 333 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 334 ◯委員(佐藤修一君) 最後に、市民の求めに応じて、海外渡航などをする市民の方が接種証明の発行を希望した場合、その準備はあるのか、お尋ねいたします。 335 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。 336 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) こちらにつきましては、やはり国の動向を踏まえた上での対応となるというふうに考えております。 337 ◯委員長(重城正義君) ほかに。永原委員。 338 ◯委員(永原利浩君) 関連で質問させてください。  民間のお医者さんがご協力いただいて、民間の場所で打つというお話もこの間ありました。それから集団接種の話もあったんですけど、その民間の話なんですけど、55ぐらいの医療機関がご協力いただいて、そこで打てるんだよということだったんですけど、まだ名前は出てなかったでしたよね。それはいつ頃出る予定ですか。 339 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。 340 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 医療機関説明会を今週と来週、予定しております。一番問題なのはワクチンの扱い等ですので、そこをご理解いただいた上で、予約をどうするのか、どういう形で先生方がワクチンを管理するのかということを再度ご説明した上で、その体制が取れ次第、公表というふうに考えております。 341 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 342 ◯委員(永原利浩君) 承知いたしました。  では、その55の医療機関が市内のどこにあるのかなというのが頭の中に。例えばアクセスのしやすいところに55の医院がばあっとあるんだったら、そこら辺に住んでいる方たちは歩いても行けると思うんですけど、遠くの方は、じゃ、足をどうするんだ、バスはどうするんだと、いろいろその辺もあるので、その辺、満遍なく、もちろんあればいいんですけど、あそこがぽかんと空白地帯だから、あなたの医療機関でやってくれよともなかなか言いづらいでしょうから、その辺はどのようにお考えなのかなと思いまして。 343 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。 344 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 高齢者インフルエンザ予防接種を実施していただいている医療機関はほとんどご参加いただいていますので、通常の通院の中で相談ですとか予約が可能だというふうに考えております。 345 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 346 ◯委員(永原利浩君) もう1点だけなんですけど、先ほど佐藤委員からの質問にもあったんですけど、短期間でワクチン、1回目を打ってから2週間後には打ちなさいというようなお話だったと思います。国の動向とかいろんな話で、全日空の飛行機が、2便が来た、3便が来た、幾つのワクチンが来たというニュースも見ている中で、2回目を打ちたいんだけれども、まだ1回目を打っていない方たちが右往左往している中で、2週間ぐらいの間に2回目を打たなきゃいけないという方たち、1回目を打ちました。僕たちが先に打たなきゃいけないとか、ごちゃごちゃしそうなんだけど、その辺はどんなふうに考えているのかなと。  例えば、1回打った方は一応目安として2週間と言われているんだけど、3週間とか4週間空けたとしても、まだ打っていない方に1発目を打つのかとか、その辺のお考えをちょっと最後にお聞かせください。 347 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。 348 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) このワクチンの臨床に当たりましては、国が知見の中で、ファイザーについては3週間後の同じ曜日に打つ、その日に打てない場合は速やかに打つということですので、最初の配付のワクチンは、例えば1,000人分来ても、1回目と2回目というふうに分けて、2回目分として保管をするということが国から示されておりますので、最初に1箱、2箱来る中では、1回目に受けた方はすぐに2回目の予約をして、2回目の接種をするということになっています。  ワクチンの供給状況に応じて、その箱を全部1回目に使えるよというタイミングが来ると、逆にどんどん1回目ということになりますが、1回目を打った方は2回目が3週間後に打てるということが望ましい。つまり、予約を取れなくて2回目難民が発生してしまうのは医療機関にも大きな負担になりますので、1回目を打った方の2回目接種を優先することになるんだろうということで今は考えております。これも国の方針に基づいて進めてまいりたいと思っております。 349 ◯委員長(重城正義君) ほかに。田中委員。 350 ◯委員(田中紀子さん) 初めてのことをやるので大変だなと思うんですけど、認知症の方が次の予約をして、ちゃんとその日に来るかどうかというのがすごい不安だなと思うんですけど、やっぱりそこは福祉部と連携して、日常生活支援をしている方とか、訪問介護とかしている方と連携を取らなくちゃいけないのかなと思うんですが、前に打ったのはこの日だとか、そういう記録を本人がまた言わなくちゃいけないんじゃ大変かなと思うんですが、それは市として、マイナンバーカードとかいろいろあるのに、それはデータ管理とかはしていて、あなたはこの日じゃないですよ、こっちですよというのは、市では確実に情報としては持ち得るんですか。 351 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。 352 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 市がその情報を的確に把握してご本人にアドバイスできるかというと、これは難しいかもしれません。それを補うためのシステムが先ほど佐藤委員がおっしゃったシステムでして、それで管理はできたとしても、ご本人の行動に反映されないといけませんので、その辺をうまく上手に接種に結びつけられるような仕組みは今後、検討してまいりたいと思います。 353 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 354 ◯委員(田中紀子さん) 分かりました。  あと、集団の場合は福祉会館でするということだったんですが、高齢の方で付き添いが必要な場合は、待機場所というのが1人分じゃなくて2人分だったりとかすると思うんです。福祉会館を予約するにしても、ほかのことの用事で借りたりとかするのもあって、そこをストップさせて確保しなくちゃいけないかと思うんですが、福祉会館をどのような形で利用して集団接種をするような企画、1階だけにしておくとか、待機場所は2階も3階も使うんだとか、何かあると思うんですが、どんなイメージで確保されているんでしょうか。 355 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。 356 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 基本的には時間で、予約制で、人数も限定して、1回に入る人数も制限するというような仕組みが必要だと思いますので、1階で待機場所、打ってからの医師の目の届くところでの待機等を考えております。集団接種の中では、付き添いの方の動きとか、そういったことも含めながら検討してまいりたいと考えております。 357 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 358 ◯委員(永原利浩君) 予算書53ページ、スポーツ振興課にお尋ねします。  市営の弓道場の管理運営費36万9,000円とございます。まず、この運営費の内容を教えてください。 359 ◯委員長(重城正義君) 平野スポーツ振興課長。 360 ◯スポーツ振興課長(平野和彦君) 市営弓道場管理運営費につきましては、当該施設、これは文字どおりなんですけど、当該施設を管理するための光熱水費、電話等の通信運搬、それからAEDの賃借等に要する経費でございます。 361 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 362 ◯委員(永原利浩君) 承知いたしました。  年間かかるベースをそこで出すということでございますけども、これはちなみに利用するに当たっては、利用料というのは徴収しているんでしょうか。 363 ◯委員長(重城正義君) 平野スポーツ振興課長。 364 ◯スポーツ振興課長(平野和彦君) 弓道場の使用料につきましては、日中、午前9時から午後5時が2時間860円、夜間の午後5時から9時までが2時間1,390円でございます。 365 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 366 ◯委員(永原利浩君) 承知いたしました。  それで、本年度でもいいですし、昨年度でもいいんですが、年間大体何日ぐらいのご利用があるのかなと、それをお尋ねいたします。 367 ◯委員長(重城正義君) 平野スポーツ振興課長。 368 ◯スポーツ振興課長(平野和彦君) 弓道場のほう、令和元年度、それから令和2年度につきまして、台風被害、それから今般の新型コロナウイルス感染症の影響で通年の利用ができておりませんので、直近ですと、平成30年度の状況でお答えさせていただきますと、市営弓道場の年間の利用日数につきましては221日でございます。  以上でございます。 369 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 370 ◯委員(永原利浩君) 思っていた以上に、大分利用されているんだなと思います。  それで、お尋ねしますけれども、主に利用している団体数、団体は、どのような方がお使いでしょうか。 371 ◯委員長(重城正義君) 平野スポーツ振興課長。 372 ◯スポーツ振興課長(平野和彦君) 主な利用団体といたしましては、木更津弓道会ということになります。 373 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 374 ◯委員(永原利浩君) 木更津弓道会、これは多分、成人の男性、女性、いろいろだと思うんですけど、市内に高校の中にも弓道部ってあるじゃないですか。これについては、高校生が使うようなこととか、ちょっとした大会で使うようなことって、そういうのはないのでしょうかね。 375 ◯委員長(重城正義君) 平野スポーツ振興課長。 376 ◯スポーツ振興課長(平野和彦君) 市内の高校につきましては、木更津高校、それから木更津総合高校に弓道部がございまして、それぞれ弓道場のほうは保有しております。  年間数回にはなりますが、木更津高校、木更津総合高校ともに、大会前に市営弓道場をご利用いただいている状況でございます。 377 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 378 ◯委員(永原利浩君) 分かりました。といいますのは、この質問をさせていただいたのは、施設利用者の団体の方たちの一部からちょっと声が聞こえてきて、大分ぼろっちいんだよというお話も聞きました。  そこで質問なんですけど、この弓道場は建設から約何年ぐらい経過されているんでしょうか。 379 ◯委員長(重城正義君) 平野スポーツ振興課長。 380 ◯スポーツ振興課長(平野和彦君) 市営弓道場につきましては、開設が昭和53年の4月ということになりますので、現在で42年が経過しております。 381 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 382 ◯委員(永原利浩君) 来年度の予算としては運営費の36万9,000円しか載ってないんですけれども、いずれかの時期にこの弓道場を建て替える計画、あるいは考えみたいのはあるんですか。
    383 ◯委員長(重城正義君) 平野スポーツ振興課長。 384 ◯スポーツ振興課長(平野和彦君) 市営弓道場につきましては、公共施設再配置計画におきまして、今後、ほかの体育施設との複合化などが検討されております。  また、この弓道場が設置されているエリアがパークベイプロジェクトのエリアになっておりますので、そちらのプロジェクトの進捗等も考えながら、今後、移設、建て替え等を計画してまいりたいと考えております。  以上でございます。 385 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 386 ◯委員(永原利浩君) しつこくて申し訳ないです。分かりました。  ぜひなくさないように、楽しむ方もいらっしゃるわけですから、公共施設再配置計画の中に組み込めるようにご検討をよろしくお願いします。  以上です。 387 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。田中委員。 388 ◯委員(田中紀子さん) パークベイプロジェクトが最初始まるといったときに、あの公園も対象になったときに、弓道を利用している方は知らなかったんですね、こういう話があるよって。だから、その施設がどうなるかというよりも、そういう利用者に対して、やっぱり情報というのは時折、何か使用料を払いにくるときでも何かありましたら、1年に1度だけでも、何か変化があるのなら、公共施設再配置計画の話でも進んだりしたら、やっぱり常にお知らせしておかないと、いざどっかり決まってからお知らせしちゃったら何なんだと思われるから、やっぱりどうなっているんだと永原委員にも聞かれる人がいるわけで、ぜひそこのところ、知らなかったでは済まされない内容ですので、お知らせを丁寧にしながら、みんなでよりよいまちにしていけたらと思うので、これは要望です。 389 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 390 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認めます。  ここで13時まで休憩といたします。                                (午前11時55分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後零時57分) 391 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  次に、市民部の審査を行います。  別冊12、所属別歳入・歳出予算一覧表23ページから26ページの一般会計予算、国民健康保険特別会計予算、後期高齢者医療特別会計予算及び、別冊13、所属別歳入・歳出予算一覧表7ページの一般会計補正予算、国民健康保険特別会計補正予算、後期高齢者医療特別会計補正予算について、審査をお願いいたします。  ご質疑願います。石井委員。 392 ◯委員(石井徳亮君) それでは、予算書の49ページの市民協働のまちづくり活動支援事業費1,861万8,000円の中の(1)協働のまちづくり活動支援事業費435万1,000円ですけども、こちらのほうは昨年度と比べて減額になっておりますけど、支援する団体数とか何かが変わったりとか、そういった形なんでしょうか。 393 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長。 394 ◯市民活動支援課長(阿津直人君) こちらの減額の要因という形になるんですけれども、令和2年度の交付団体のうち、交付上限3回に達していない団体が5団体ございまして、継続見込み分として上限額の50万円を掛けて、50万円掛ける5団体。毎年、新規申請件数が平均5件あるため、新規見込額として35万円掛ける5団体、175万円になります。合計で425万円と算出したところでございます。  減額の要因は、以上のとおり実績から算出をしたところ、前年度より減少したためでございます。  以上でございます。 395 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 396 ◯委員(石井徳亮君) 実績からという形になっているので、実情に際しているという形なんですけれども、例えばこういう活動がどんどんまた増えていっていただくことが市としても非常にありがたい話であったり、以前、金沢市のほうではそれを行政が引き継いだりとかという、そういう話も聞きにいったこともあったので、その辺のことでは、さらなる支援団体が増えるような方策とか、そういったものがあるようでしたらお聞かせいただきたいと思います。 397 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長。 398 ◯市民活動支援課長(阿津直人君) 確かに数多くの団体、市民団体の方にこの支援事業のほうを活用していただきたいなということで、広報、ホームページほか、デジタルサイネージとか、その他広報媒体を使って募集したところ、昨年度が8団体のところ、今年度は10団体の申請が既にございまして、まだ、これから選考というか、採択、不採択を決定するんですけれども、申請の段階では昨年度より上回っているところでございます。 399 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 400 ◯委員(石井徳亮君) あと、今のコロナ禍であって、例えばそういう支援団体もやろうとしているのにやれないというような形もあるかと思いますので、そんな感じで影響が出ていそうな団体というのはいらっしゃるんですかね。現状の団体でもそうですけども、今までやれていたものがやれなくなっちゃったみたいな、そういう形のものは、これから募集するのもそうですけど、今の団体でもそんな形のものは見えるところはありますか。 401 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長。 402 ◯市民活動支援課長(阿津直人君) ちょうど今の時期に令和2年度の実績報告を上げてもらうんですけれども、それまで、それ以前にコロナの影響で活動ができなかった、直接相談のほうは、なかったんですけれども、確かに新型コロナウイルスの影響は少なからず受けているものと考えております。 403 ◯委員長(重城正義君) ほかに。座親委員。 404 ◯委員(座親政彦君) 同じく市民活動支援課にお伺いいたしますが、別冊資料12の25ページの最上段の防犯カメラ設置事業費66万1,000円でございますが、これは施政方針でも市長のほうから防犯カメラを増設していくというふうにうたっていますが、今年度と同様に、多分1台分の増設予算と認識をいたしております。  そこで、今後の防犯カメラ設置の考え方についてお伺いをいたします。 405 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長。 406 ◯市民活動支援課長(阿津直人君) 防犯カメラ設置につきましては、県の補助金を活用しまして、毎年1台の増設を考えております。  その補助対象といたしましては、子どもの通学路の安全対策やひったくりの犯罪防止、不審者事案の防止などを設置目的としておりまして、市としてもその目的に沿う場所へ、木更津警察署と協議をしながら設置場所のほうを検討してまいります。 407 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 408 ◯委員(座親政彦君) 分かりました。  それでは、現在市内に設置されております防犯カメラは、一般質問だとか委員会でもあったかもしれませんけども、主にどこの場所に何台設置されているのか、お伺いいたします。 409 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長。 410 ◯市民活動支援課長(阿津直人君) 市民活動支援課が維持管理しております防犯カメラの設置場所につきましては、公衆用道路に10ヶ所、21台ございます。  その場所につきましては、ホームページのほうで公開しているところでございます。  内訳といたしましては、不特定多数の人が通行する駅周辺や交差点などに7ヶ所、18台、不審者による犯罪が発生した場所に1ヶ所、1台、また、通学路に2ヶ所、2台設置してございます。  また、西口駐車場には24台など、その他公共施設等に設置しているものが65台ありまして、当課の21台と合わせますと86台となっております。  以上でございます。 411 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 412 ◯委員(座親政彦君) トータルで86台ということで、少ないんじゃないかなという気がいたします。  最初に申し上げましたとおり、毎年1台、市政方針で言っている増設というのが、市長が言っているのが、毎年1台だよと言っているのかどうか分かりませんけども、いずれにしても毎年1台の増設を考えているということでございますが、例えば2台、3台という、いわゆる複数台を設置するための予算要求をする際の何か課題というのはあるのか、お伺いいたします。 413 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長。 414 ◯市民活動支援課長(阿津直人君) 今、委員がおっしゃったとおり、市政方針のほうで増設という、市長のほうから説明がございました。これはおっしゃるとおり、毎年1台増設という考えでございます。  今、市民活動支援課が管理しております防犯カメラのうち、6ヶ所、16台、これは千葉県流通商防犯協力会から寄贈を受けて、平成23年の4月から運用を開始しているところでございます。市が県の補助金を活用して設置したのは、平成27年度に1ヶ所、2台、平成30年度に1ヶ所、1台、令和元年度に1ヶ所、1台、令和2年度に1ヶ所、1台設置しました。  予算要求時の課題といたしましては、台数を増やせば保守点検料や電気代がかさむこと、また、故障した場合の修理費が発生すること、また、警察からの捜査照会により画像を抽出する必要がございますので、職員が現地に出向き、作業する時間が増えるなどの課題があります。  また、寄贈を受けた防犯カメラのうち2ヶ所、5台、こちらが2月に行った保守点検のときに故障していることが判明したため、今後は機器の更新等も検討する必要もあることから、2台、3台、4台設置することはなかなか厳しい状況でございます。  以上でございます。 415 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 416 ◯委員(座親政彦君) 最大の課題はコストだということだと思います。  ご案内のとおり、最近はちょっとありませんけども、安心・安全メールで不審者が出た、行方不明者が出た、そういうメールがよく回ってきています。やっぱり防犯カメラというのはそれらに対して非常に重要なツールだと思っています。  過去にもありましたけども、加古川市が1,500台だとかいう、それはちょっとすごいというか、異常かなと思うんですが、いずれにしても100台にも満たない状況になっておりますので、いろいろな課題は今ご答弁いただいたようにあるんでしょうけども、警察あるいは県の補助の関係もございますし、それぞれ所管部署等も十分協議をしていただいて、少しでも増やしていただくように要望しておきます。よろしくお願いします。 417 ◯委員長(重城正義君) 関連で、佐藤委員。 418 ◯委員(佐藤修一君) 今の防犯カメラの関連ですけども、ちょっと1点だけお伺いします。  この映像というのは誰がチェックしているんでしょうか、教えてください。 419 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長。 420 ◯市民活動支援課長(阿津直人君) 事件等が発生したときに警察署のほうから照会がございまして、市民活動支援課の交通防犯の担当職員が現場で取り出しをして、警察のほうに提供しているところでございます。 421 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 422 ◯委員(田中紀子さん) 警察にデータを渡すときに、たしか条例があったと思うんですが、防犯カメラ。そのときは立ち会っているんでしょうか。 423 ◯委員長(重城正義君) 鈴木市民活動支援課長補佐。 424 ◯市民活動支援課長補佐(鈴木博孝君) データの取り出しにつきましては、私ども職員が出向きまして、それをUSBとか記憶媒体に保存して、それを警察に渡しております。  以上です。 425 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 426 ◯委員(田中紀子さん) じゃ、データを渡すだけで、どんな情報が入っているかというのは警察が見てしまうということですか。個人情報とか何かいろいろあって、どうかなと思ったんですが。 427 ◯委員長(重城正義君) 鈴木市民活動支援課長補佐。 428 ◯市民活動支援課長補佐(鈴木博孝君) 画像の取り出しにつきましては画面を確認しながら行いますので、私どももこの時間を取ってくれということで警察から依頼を受けますので、私ども、きちんと映っているかどうか画像は確認しますけれども、それはほかの者に見れないように厳密にしていますので、それは担保されています。  以上です。 429 ◯委員長(重城正義君) ほかに。大村委員。 430 ◯委員(大村富良君) 別冊12の24ページ、総合窓口業務委託事業費についてお伺いいたします。  総合窓口にして大分成果のほうが現れてきていると思います。来年度はかなりの増額になっております。  運用体制、人数のほうは何名ぐらいで運用されるのか、まずお伺いいたします。 431 ◯委員長(重城正義君) 秋元市民部次長。 432 ◯市民部次長・市民課長(秋元 淳君) 人数ですが、現在、派遣職員が8人のところ、来年度は9人、窓口フロアマネジャーが5人、移動やおくやみコーナーの案内を4人と考えております。  以上でございます。 433 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 434 ◯委員(大村富良君) 来年度、1名増員ということです。  実際の業務として、市民課の窓口に行ったら予約とかそういった受付番号みたいなのを引いて総合窓口に行くのか、窓口が幾つかあって、課ごとではなくて、そこの窓口に、どこにでも行けば対応してくれる、そういう意味での総合窓口だというふうに認識はしているんですけども、実際の運用について、少しお話しいただければと思います。 435 ◯委員長(重城正義君) 秋元市民部次長。 436 ◯市民部次長・市民課長(秋元 淳君) 発券機で、住所移動とか証明類とか、必要事項のボタンを押して取っていただくことなんですが、その前に、初めて市役所に来たとかで、どこに行ったらいいか分からないというようなところもございますので、証明書類の申請書の記載の仕方から教えたり、市民課に限らず、庁舎内の何課はどこにあるのか、そういうことまで含めて総合窓口でご案内をしているところでございます。  以上でございます。 437 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 438 ◯委員(大村富良君) 最後に、実際、今新型コロナウイルス対策ということでいろいろと市民課のほうではやられていると思います。こういった総合窓口の職員以外で、市の職員で対応しているのか、いや、委託の方たちのほうで実際のコロナ対策としてアルコール消毒等、そういった細かなところをやられているのか、その確認だけさせてください。 439 ◯委員長(重城正義君) 秋元市民部次長。 440 ◯市民部次長・市民課長(秋元 淳君) 新型コロナウイルス感染症対策でございますが、派遣職員、会計年度任用職員、正規職員、全ての職員で対応し、全職員マスク着用はもとより、小まめに消毒をしたりしております。  以上でございます。 441 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 442 ◯委員(斉藤高根君) まず、私の質問に入る前に、今、窓口の話をして、あるところから、あの窓口の人たちは市民の方と接する場所であるから、十分注意してあげないと駄目なんだよということで、フェースガードなんかを常に着用していただいて感染に注意すると、そういった指導をされているのか、まずお聞きします。 443 ◯委員長(重城正義君) 秋元市民部次長。 444 ◯市民部次長・市民課長(秋元 淳君) 私どもといたしましては、特に総合窓口やカウンターに出ている受付の職員に対しまして、フェースガード等をつけるように物も含めて提供しているところでございますが、ただ、中には、夏場の時期になりますと、フェースガードをつけていることによって気分を悪くされる職員もおりまして、その辺については強制はできないところで、本人の意思に任せるようなこともしたことがございます。  以上でございます。
    445 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 446 ◯委員(斉藤高根君) 実際に非公式に伺ったところは、フェースガードは用意してあるという話なんですけれども、つけていない人が結構いるということで、そんな話が出たのをこの公の場で申し添えておきます。注意することにはこしたことはないと思います。  それでは、資料12の25ページ、金田地域交流センター指定管理料。  これは定額で、入札なんですよね。では、この決済の方法って、いつこの金を。年度ごとに支払うのか、3年間で支払うのか、いつ、どこで決済するのかをまず教えてください。 447 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長。 448 ◯市民活動支援課長(阿津直人君) こちらの指定管理料なんですけれども、3年間の指定管理者との協定を締結しております。さらに毎年、年度協定を締結しまして、年度末に収入支出の差が生じますので清算のほうを行っているところでございます。 449 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 450 ◯委員(斉藤高根君) なぜ聞いたかというと、ほとんど閉まっていたわけなんだよね。ほとんど閉まっているということは、交流センターに行って、半分冗談で、半分ちょっと本気が入っているんだけども、「今年はおまえ、そんなに開けなくて、窓口の人もいらねって、それで、金を3,000万円なのかよ」と、こう冗談で、半分本気で言ったことはあるんですけれども、今年度の、これは決算でまた改めて聞くつもりなんですけども、この3,000万円は定額で支払うということなんですか。 451 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長。 452 ◯市民活動支援課長(阿津直人君) 今年度につきましては、委員がおっしゃるとおり、新型コロナウイルスの影響を受けまして大分閉館の期間が長かったところでございます。本施設は貸出しした際の使用料が指定管理者の収入となる利用料金制を導入しているところでございます。  令和2年度における施設利用停止や利用者の減少に伴いまして、使用料は計画額より152万円減額となりまして、指定管理者の指定管理料を含む収入見込額は3,253万円です。対しまして、支出でございますけれども、減額幅の大きいものといたしまして、光熱費、こちらは計画額より130万円少ない見込みとなりました。しかしながら、総支出額、利用料や光熱費だけじゃなくて、いろんな収入、支出があるわけなんですけれども、総支出額は収入見込額と同等程度という形に今のところ、緊急事態宣言が明ける時期にもよるんですけれども、同等程度というところでございますので、金田地域交流センターの指定管理料の返還や補填は今のところ行わない予定でございます。  以上でございます。 453 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 454 ◯委員(斉藤高根君) センターの人も、いや、閉めてやっても、きちんと来ていろんなことをやっていますよという話をしたんですけども、何か今年度については釈然としないまま、今年度と同額をまた計上しているということで、じゃ、こんなときはこうしとけばいいと、特約か何かをつければいいのかなと思うんですよ。  そして、使用料の話が出たんですけども、使う人の側、今年はコロナでそんなに。私もある団体に所属しているわけなんですけども、例えば10人か20人で使えば何とかなる面積なんですよ。ところが、今日は3人しか来なかった。3人しか来ないと、2人1組でやると、1つであればいいわけよ。そうすると、帰りに負担金って、その場で、その借りた日で会員は精算するわけよ。非常にこの利用料って負担感が強いです。ほとんどの人が国民年金。国民年金って、介護保険料を引くと、月にならすと5万円ぐらいだよね。普通の人が、5万円で1,500円払えとか、そういう話になっちゃうと、これはおのずと、健康を維持しようとして行っているのに足が遠のくって、こういうケースが出てきちゃうわけ。この利用料について、見直しとか、初めのうちはこのセンターに泣きついて、「ちょいと、これ、まけてくれ」と、こんな話をしたら、「いやあ、そうなんですか」と。国民年金で使う人の痛みが分からないんだから。  ということで、この利用料の再考というのは考えてないのかお教えください。 455 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長。 456 ◯市民活動支援課長(阿津直人君) 開館して来年度3年目、指定管理期間最終年を迎えるところでございます。利用料の変更は、今のところは検討してございません。  ただ、交流センターにつきましては1時間単位で予約のほうができるところでございますので、半日単位ではなく1時間単位でございますので、その辺、必要に応じて予約申請のほうをしていただければと思います。  予約のほうも、市内の方、市内在住の方については6ヶ月前から予約ができる状態です。30日前までであればキャンセルしても全額返還になる、10日前までだったら50%という形になるので、サークルなりの状況に応じて対応していただければと思います。よろしくお願いします。 457 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 458 ◯委員(斉藤高根君) 分からないと思うけん、具体的に言うよ。卓球をやっていて、卓球は広い場所がないと借りられないと。基本料金というか、面積的に非常に高価。国民年金の人から見れば非常に高価。今日は都合が悪いからよ、3人だよと。3人しか来ないと、卓球台が1台しか置けないわけよ。1台で2人でやって、2人か3人一緒に。じゃ、30分ずつ休む。休まんと死んじゃうので。逆に、そうすると、3人でその日の料金支払うって、これが2回続くと、会費をアップするとか何とかじゃなくて、だんだんその会自体がしぼんできちゃうよ。  そういうのも改めて。これは公民館とほぼ一緒だけれども、たまたま交流センターは市民部で、市民部に言っちゃうわけだけれども、公民館も同じだから、使用料が発生してから不活発になってくるという団体があるわけ。初めは卓球なんかって多かったから、2つに分けちゃった。2つに分けて、じゃ、半分ずつで日にちを分けてやろうかというと、片方が倒れたり病気だったりしてだんだん人がいなくなっちゃって、じゃ、また一緒に統合しちゃうよということで一緒にやって、一緒にやった上でそういう話が出てきちゃうので、利用する人も困ると。  その反面、去年は卓球なんかもできない1年間があって、それで3,000万円払うというのは、これは公表しちゃっていいものかとちょっと疑問に思うわけよ。何もやってねえじゃねえかよと、こういうふうに言われちゃうわけよ、私たちは。職員は別にいいけど、地元に帰れば矢面に立つのは我々なわけよ。何で閉まってて3,000万円払うんだと、これが単純な考えの言い方なので、そういうことを考慮して、また、決算に臨むので、使用料等をちょっとお考えください。よろしく。これは教育部の公民館とほぼ一緒だけれども、こういう事態が起こっているということだけは頭に入れてください。  以上。 459 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 460 ◯委員(田中紀子さん) 今、利用料のことであったので関連でお聞きします。  福祉会館の来年度の4月分を予約したけど、使えないかもしれないという場合に、還付するということで、年度内ならばこういう還付。年度をまたぐ場合はまた違って、通帳の番号を教えてください。あなたはその団体の代表者ですか、また、その団体であるかどうか印鑑も持ってきてください。その個人の通帳に振り込むというような形で、手続が年度をまたぐとややこしかったんです。  それで、地域交流センターも休止及び自粛に伴う施設利用料の還付の相談とあるので、やはり同じような手続なのか、もっと簡素化した、もっといい方法をやっているのか分からないので、市内のいろいろ所管によって違うのかも分からないので、教えていただけたらと思います。 461 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長。 462 ◯市民活動支援課長(阿津直人君) それはキャンセルに伴う施設利用料の返還という形だと思うんですけども、返還の際、ちょうど今の時期、3月、4月、年度をまたぐ場合でも、返還の手続について、交流センターについては変わりがないものと認識しているところでございます。ちょっと確認を取って。年度が替わることによって、例えばですけど口座に振り込めず現金にするとか、その辺、申し訳ございません、確認を取ってみたいと思います。 463 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長、確認をして、後刻報告ということでお願いします。  ほかにご質疑。佐藤委員。 464 ◯委員(佐藤修一君) 別冊12、25ページ、10款5項12目自治振興関係費でございますが、まず初めに、この費用は何に使っているんでしょうか、教えてください。 465 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長。 466 ◯市民活動支援課長(阿津直人君) 自治振興関係費でございますけれども、こちらは自治会に対して補助金を交付するものと、あと、区長会連合会に補助金を交付しているものでございます。それぞれ金額を申し上げますと、区長会連合会の補助金として19万4,000円、自治振興交付金、こちらが1,502万円を令和3年度は計上しているところでございます。 467 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 468 ◯委員(佐藤修一君) 自治会などに補助する費用だということですけども、新型コロナウイルスで自治会総会などの見送りが今多いと思うんですけども、減額の必要はないのでしょうか、お考えをお伺いします。 469 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長。 470 ◯市民活動支援課長(阿津直人君) ちょうど年度末、今の時期に実績という形で報告のほうを受けているところでございます。世帯数に応じて、50世帯まで2万円、50世帯を超えるところについては1世帯400円加算をしているところでございますけれども、特に返還等の話はありません。  当然、コロナの関係で地域活動が途絶えたり、会議なんかが開催できないということではございますけれども、地域の課題解決のために、例えばですけど防犯、この際、防災の何か充実させるのに利用しようとかいろいろ考えられますので、多分、地域の中でその利用についてはいろいろ協議を重ねているものと考えております。 471 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 472 ◯委員(佐藤修一君) コロナ禍ではあるけども、形を変えて違う名目、名目と言ったらおかしくなっちゃうんですけど、違う使い方もあるかもしれないので減額はしないというふうな理解で。はい、承知しました。 473 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 474 ◯委員(田中紀子さん) 国民健康保険や後期高齢者医療についてお聞きします。  木更津市では、令和2年度に実施した新型コロナウイルスの影響での減免はどのくらい増えたのでしょうか。近々のことで分かることがありましたら、国民健康保険、後期高齢者医療、両方教えてください。 475 ◯委員長(重城正義君) 加藤保険年金課長。 476 ◯保険年金課長(加藤 毅君) 新型コロナウイルスの影響による収入が減少した方に対する今年度に限る特例の減免でございますけれども、令和3年2月末現在で、令和2年度分としまして192件、金額が3,056万9,800円、令和元年度分が125件で、277万6,700円となっております。  この減収分につきましては、国から全額補填される予定となっております。  申請は令和3年3月末まで、今月末まで可能となっております。  後期高齢者医療のほうにつきましては。同じく令和3年2月末現在で、令和2年度分につきましては19件、114万1,900円、令和元年度分につきましては12件、13万500円となっております。  以上でございます。 477 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 478 ◯委員(田中紀子さん) ありがとうございます。令和2年度分だけでも192件、国民健康保険税のところで減免があったということです。  3月8日、1都3県の知事が国に要望書を出した中に、国民健康保険などの被保険者に対する支援として、令和2年度に実施した、新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した被保険者などに係る国民健康保険及び後期高齢者医療制度の保険料減免に対する財政支援、また、新型コロナウイルス感染症の影響による収入が減少したことなどによる介護保険の第1号の保険料、これは65歳以上の方ですけれども、の減免に対する財政支援を令和3年度も継続することと要望書の中にありました。  3月8日に要望書を国に出したということなんですが、その後、国からの動きは何かありましたでしょうか。 479 ◯委員長(重城正義君) 加藤保険年金課長。 480 ◯保険年金課長(加藤 毅君) 最近になりまして、国のほうから、令和3年度につきましても新型コロナウイルスの減収分に対する減免を、今年度は全額補填なんですけれども、一部補填という形で継続を考えているというようなことで連絡をいただいております。後期高齢者医療保険についても同様でございます。 481 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 482 ◯委員(田中紀子さん) では、それは国が決まり次第、また周知が始まると思うんですけれども、お願いします。  健康保険証をなくした場合、再発行してもらえます。私の両親も、後期高齢者医療保険証を再発行してもらいました。国民健康保険証や後期高齢者医療保険証は年間にどのくらい再発行しているものなのか、対象人数は少なくても後期高齢者のほうが多いかなと思うんですが、分かる範囲でいいので教えてください。お願いします。 483 ◯委員長(重城正義君) 加藤保険年金課長。 484 ◯保険年金課長(加藤 毅君) 年間というのはちょっとなかなか難しいんですけれども、直近でこの3ヶ月ほどで申し上げますと、国民健康保険の場合は、令和2年12月分で37件、令和3年1月分で31件、2月分で38件、後期高齢者医療保険につきましては、12月分で37件、1月分で37件、2月分で34件といったような状況でございます。  後期のほうが被保険者数が少ないものですから、同じような件数ではございますが、割合としては高いのかと思っております。  以上です。 485 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 486 ◯委員(田中紀子さん) ありがとうございます。財布の中にあったはずなのに、ないとか、置き忘れたりとか、大事にし過ぎて隠してしまったりとかいろいろあって、再交付をする場合もあるので、後期高齢者のほうが多いかなと思いました。  国民健康保険証や後期高齢者医療保険証をマイナンバーに登録すると健康保険証として4月から使えるようになるようですが、医療機関全てでマイナンバーカードの保険証を使えるようになるのは令和5年度となります。  ということで、それまでは併用ですが、確認なんですけど、マイナンバーカードに登録した人にも更新された健康保険証は今までどおり届くということでいいでしょうか。 487 ◯委員長(重城正義君) 加藤保険年金課長。 488 ◯保険年金課長(加藤 毅君) 保険証は、マイナンバーカードで保険証が利用できるようになっても全ての方に交付されます。マイナンバーカードが保険証として利用できるという意味で、保険証がなくなるという意味ではございません。  以上です。 489 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 490 ◯委員(田中紀子さん) マイナンバーカードにしませんかというお手紙が今月届きました。私、まだ作ってないのでね。「健康保険証にも使えるようになります」という文言も入っていました。それを見て、問い合わせがありました、市民から。作らないと、もう医療を受けられないのかというところもあったので、今確認させてもらったところです。  マイナンバーカードが保険証で使えることになりますが、それでないと使えないというところとまた違うので、やっぱり市民は、ちょっと解釈によってはどうしようと戸惑っているところもあるようなので、確認させていただきました。情報発信のところ、そこのところが、国から示された形でマイナンバーカードを作りましょうという文言があるのかもしれないんですけど、やっぱりそういった誤解を招きやすいので。そんな問い合わせはありますか。 491 ◯委員長(重城正義君) 桑田市民課課長補佐。 492 ◯市民課課長補佐(桑田智恵さん) 私のほうには、まだそういった問い合わせとかは耳にはしておりません。  以上です。 493 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 494 ◯委員(田中紀子さん) では、そんな問い合わせがあったら、なくならないよと言っていたことをお伝えください。 495 ◯委員長(重城正義君) 関連で、斉藤委員。 496 ◯委員(斉藤高根君) それでは、今、マイナンバーカードの普及率ってどのぐらいなのかお教えください。 497 ◯委員長(重城正義君) 秋元市民部次長。 498 ◯市民部次長・市民課長(秋元 淳君) マイナンバーカードの発行枚数でございますが、令和3年2月28日現在の申請件数は5万629件、交付件数は4万844件で、人口に対しての交付率は30.1%となっております。ちなみに、県内での1番の交付率は浦安市の34.1%です。県平均でいいますと、27.089%となっております。  以上でございます。 499 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 500 ◯委員(斉藤高根君) この項目に入る前に、総合窓口業務委託事業費があって、人を増やすとか。そもそもが、証明書コンビニ交付運用事業費も1,800万円取ってあるわけ。  そもそも10年ぐらい前に、住基カードを普及させようという施策があって、そのときに住基カードを皆さん持ってくださいよと言われて、すぐその場で住基カードを取ったら、住基カードでコンビニで住民票が取れると。これは便利だと。便利でしょう。だから、市民課の仕事が減ってくるので、皆さん、住基カードを取ってくださいよという昔の議会があったわけ。  それから10年ぐらいたって、今度は住基カードの代わりにマイナンバーカードを全国的にやる。マイナンバーカードがあればコンビニで証明が取れますから、窓口が楽になりますよって説明を、俺、誰かに受けたわけよ。でも、事実はまた大金を使って窓口の人たちを雇用して、じゃあ、一体市民課ってどのぐらい楽になったのか。  仕事の量で残業が減ったとか、そういった数字で市民課の人たちの業務が軽減されているのか、説明をお願いします。 501 ◯委員長(重城正義君) 秋元市民部次長。 502 ◯市民部次長・市民課長(秋元 淳君) 削減のことですが、平成28年から5年間で正規職員が8名減員になっております。金額にして1億56万9,568円の削減が見込まれております。  市民課の窓口には年間10万人以上の市民が来庁されておりますが、証明書の申請の窓口の呼び出しの平均時間が約1分11秒で呼び出しております。住所変更の窓口でさえ2分50秒となっており、スムーズな対応が行われておりますし、経験値やスキルの高い職員の配置によって、混雑時には職員を増員するなど柔軟な配置をすることで、効率的な対応が可能となっているところでございます。  以上でございます。 503 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 504 ◯委員(斉藤高根君) コンビニで住民票を取るのに、私で1分ぐらいあればできるのかな。そんな便利な仕組みなので、もっと普及して、「すいません、印鑑証明と住民票はコンビニに行って取ってください」というような言い方をしちゃえばもういいと思うよ。そのほうがずっと軽減できると思います。  それで、マイナポイントってもうなくなっちゃったの。 505 ◯委員長(重城正義君) 桑田市民課課長補佐。 506 ◯市民課課長補佐(桑田智恵さん) 当初はこの3月末で終了となっておりましたが、半年間、今年の9月30日まで延長になりました。 507 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。
    508 ◯委員(斉藤高根君) 私にごく近い人がマイナンバーカードを2月に申請に行って、2月の末あたりに受け取ったけども、マイナポイントについて説明をしてくれませんでしたという話で、そのまま帰ってきちゃったわけ。その人はマイナポイントの申請はいまだにしてないわけだけども、さて、この大金を払って、これはどっちが。渡すのは市民課の職員なのかな。どうしてマイナポイントの説明をする人としない人がいるのか、お教えください。 509 ◯委員長(重城正義君) 秋元市民部次長。 510 ◯市民部次長・市民課長(秋元 淳君) 職員にはマイナポイントの説明等をするようにと指導はしておりますが、その方に対しましては、こちらのほうの指導が徹底されていないことによって、不快な思いをさせたかもしれないというところでございます。 511 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 512 ◯委員(斉藤高根君) ですから、私が「マイナポイントって終わっちゃったの」と聞いたわけなんですよ。「2月の末だもん。ポイントが終わっちゃうから説明しなかっただっぺよ」と、こういう言い訳をするしかなかったわけ、私は。でも、あるんだったらあるので、マイナンバーカードを取りに来た人には、聞いても聞かなくてもいいから必ず言ってください。よろしくお願いします。 513 ◯委員長(重城正義君) ほかに。永原委員。 514 ◯委員(永原利浩君) 田中委員への答弁で、減免対象者が国保で192件だったかな、とかいう数字が出たんですけど、私はまた別のあれで、本年度の当初予算が125億7,940万円、次年度は4億円減額の121億8,500万円が現在計上されております。これは言わずと知れた、コロナ禍で病院に行くことをためらうというのかな、病院に行って感染するリスクもあると判断した市民の方が軽度の症状等では病院に行くことがなくなったもので、医療費が減るんじゃないかなと、そういうもくろみで4億円落としてきたのか、まず、そこを確認したいんですが。 515 ◯委員長(重城正義君) 加藤保険年金課長。 516 ◯保険年金課長(加藤 毅君) 委員がおっしゃるとおり、医療費は昨年に比べて下がっている状況もございますけれども、減額の主な原因としましては、被保険者数が減少しているということが大きい理由です。  以上です。 517 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 518 ◯委員(永原利浩君) そうすると、受診抑制とかそういうのじゃなくて、入っている人数がそのまま減ってきているということであれば、もう1問だけお聞きしたいのは、本年度とそれからその前かな、令和1年度に比べて加入者の減少の右肩下がりというかな、その割合を想定すると、令和3年は4億円分減額しても大丈夫だよと。要するに加入者が減っていくその割合を鑑みて、令和3年は4億円ぐらい少なくて済みそうだなという、そういうもくろみでよろしいですかね。 519 ◯委員長(重城正義君) 加藤保険年金課長。 520 ◯保険年金課長(加藤 毅君) 予算につきましては、千葉県が示しました国民健康被保険者数、また、1人当たりの医療費の推計値を基に編成をしてまいります。  千葉県は例年どおりの実績から推計をしておりまして、令和3年度と令和2年度の想定の被保険者数ですけれども、令和3年度が2万7,202名に対して令和2年度は2万7,949人。747人、2.7%下がっております。これに基づきまして算定をしておりまして、一応予算としては大丈夫だろうということで算定しております。  以上でございます。 521 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 522 ◯委員(永原利浩君) 承知いたしました。県のもくろみによって700人ぐらい下がるから、この4億円が下がってくるんだということでよろしいかと思います。  続いて、特別会計なので一緒にさせていただきたいんですけれども、後期高齢医療についてもお伺いしますが、これは逆に、今年度の当初予算が16億6,870万円、令和3年度が17億520万円と、3,650万円の増額の予算です。この予算が増えたことについて、確認なんですけど、この増えた分というのは広域連合への納付金の増額が主たるものだと思うんですけど、それはまず合っていますか。 523 ◯委員長(重城正義君) 茅野保険年金課主幹。 524 ◯保険年金課主幹(茅野孝行君) おっしゃるとおりでございまして、被保険者数が増えるため、保険料も増額となるものでございます。 525 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 526 ◯委員(永原利浩君) ありがとうございます。  この増額の予想ですけど、主たる要因というのは、高齢化がもちろん進んでいますし、後期高齢者が増え、なおかつ、ここがみそですが、100%の収入が見込める特別徴収だから、この金額と考えてよろしいのかしら。要するに100%取れるということでよろしいんですよね。 527 ◯委員長(重城正義君) 茅野保険年金課主幹。 528 ◯保険年金課主幹(茅野孝行君) おっしゃるとおり特別徴収、年金天引きは100%でございます。  委員がおっしゃるとおり、被保険者が増えまして、特別徴収の保険料も増えるわけでございます。普通徴収につきましても令和2年度の当初予算と比べますと減額となっておりますが、令和2年度3月補正後の金額と比べますと、令和3年度は増額となっておるところでございます。でございますので、特別徴収も普通徴収も被保険者増加に伴って増額になるということでございます。 529 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 530 ◯委員(座親政彦君) 別冊資料12の25ページ、市民活動支援課の関係でお伺いいたします。  上から4つ目の防犯ボックス運営事業費99万3,000円でございますけども、この事業は今年度から始まった事業でございますけども、成果等についてお伺いいたします。 531 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長。 532 ◯市民活動支援課長(阿津直人君) こちらの防犯ボックス運営事業費、事業内容といたしましては、地域防犯パトロールや児童、高齢者の見守り活動等を行うことにより、地域防犯力の向上を業務目的としてございまして、2月末現在、見守り活動は延べ270回、街頭監視は421回。防犯ボックス設置前と比較しまして、防犯活動回数は増えております。  具体的な数値による成果報告は難しいところではございますけれども、周辺学校の児童や学校職員、また、近隣住民の方への安心や信頼を得られているものと認識しております。  以上でございます。 533 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 534 ◯委員(座親政彦君) かなりの回数の実績が分かりました。  この事業につきましては、来年度予算は今年度予算に対しまして約40万円増額になっているわけでありますけども、来年度も今年度と同じような事業をやるのか、この40万円が増える理由も含めてお伺いいたします。 535 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長。 536 ◯市民活動支援課長(阿津直人君) こちらの増額理由といたしましては、令和2年度当初予算を計上する際、セーフティーアドバイザー3名は採用が決まっていなかったため、1人当たり日額380円、これは距離区分10キロから15キロ未満で算出し、交通費28万8,000円を見込んでおりました。令和2年3月、県警のほうから防犯ボックスに勤務する県警のOB2名のあっせんを受けたとき、2人とも館山市居住であったため、交通費のほうが不足して36万3,000円を9月補正で増額したところでございます。  また、併せて防犯ボックス専用の青パト車両を配備したため、その駐車場代として3万9,000円を増額補正したところでございます。  業務内容なんですけれども、来年度も引き続き、今のところですけれども、同様の業務を予定しているところでございますけれども、地域防犯力の向上につながる新たな取り組み等につきましては、セーフティーアドバイザーとも連携を図りながら検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 537 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 538 ◯委員(座親政彦君) 昨年の9月補正分というのをちょっと見落としておりまして、大変失礼をいたしました。それが大体40万円の増額だということです。  事業については、今年度とほぼ同じということであります。まだ始まって1年でありますので、地域の方々からの声も含めて、十分把握をまず、総括と言い方が合うかどうか分かりませんが、していただければというふうに思います。  これはたしか請西南にあるやつだと思うんですけども、あの地域はまだまだこれから多分人口が増えていく地域じゃないかなと個人的には思っておりますので、市民の安全、その地区を中心として安全が担保されるように事業内容も精査をしていただければと思いますので、よろしくお願い申し上げます。  以上です。 539 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 540 ◯委員(草刈慎祐君) 同じく25ページ、放置自転車等対策事業費に関してお伺いいたします。  これは1万5,000円から24万7,000円に増額になったわけですが、指定管理者のほうの兼ね合いもあると思いますので、改めてどういった内容なのかということと、一方、歳入で10万円ありますので、その辺も踏まえてまずはご説明ください。 541 ◯委員長(重城正義君) 鈴木市民活動支援課長補佐。 542 ◯市民活動支援課長補佐(鈴木博孝君) 放置自転車につきましては、指定管理者に業務委託をしておったところでございますが、令和元年度に経営破綻で指定管理者を辞退されましたので、今年度については、それ以降、直営でやっております。  私どもが放置自転車を撤去するエリアというのは駅周辺なんでございますけれども、撤去するときに、集めて駐車場に保管しといて、1台につき500円返すときにお支払いしていただいて、利用者のほうにお返しすることになっているんですけれども、その撤去の保管料が約10万円来年度入ってくるということで見込んでおりまして、来年度につきましては指定管理者が決定しておりますので、また再度、その指定管理者に委託して放置自転車の取り組みをさせていただいて、それで、昨年より事業費が増えているということでございます。 543 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 544 ◯委員(草刈慎祐君) まず、保管料の10万円というのは分かりました。  これ、まず、数値的なことはちょっと通告していないのでいいんですけれども、管理したその保管料、自転車を撤去して一時保管する保管料ということなんですが、市の駐輪場に保管するに当たってなぜお金が発生するのかなというふうに思うんですけども、その辺、分かれば教えてください。 545 ◯委員長(重城正義君) 鈴木市民活動支援課長補佐。 546 ◯市民活動支援課長補佐(鈴木博孝君) 一応保管するときにやはり市の駐輪場の一部を使っておりますので、当然、回収しても盗難されてしまうといけませんので、それなりのセキュリティーを担保していますので、それで500円という保管料を徴収しています。  以上です。 547 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 548 ◯委員(草刈慎祐君) 保管管理料というふうに認識をさせていただきました。  それでは、取りに来られない自転車というのはどのようになっているのか、お聞かせください。 549 ◯委員長(重城正義君) 鈴木市民活動支援課長補佐。 550 ◯市民活動支援課長補佐(鈴木博孝君) まず、撤去した自転車が盗難に遭っているかどうか、まず、警察に照会をかけます。警察から盗難車両じゃないよという回答をいただいた後に、それぞれの所有者のほうに自転車を保管しているので取りに来てくださいということで通知をします。その後に、通知を出した後に取りに来られなかった自転車については3ヶ月保管させていただいて、その後、リサイクルに回したり、それで、リサイクルにかけて、これはもう乗れないからというような、そういったものはスクラップ、廃棄しています。  以上です。 551 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 552 ◯委員(草刈慎祐君) リサイクルの業者に引き取ってもらえるものは引き取ってもらって、そうでないものはスクラップに回すということなんですけども、使えるものに対して、どういった形でリサイクルのほうが。無償で提供しているのか、それとも何か売ってお金を得ているのか、その辺をお聞かせください。 553 ◯委員長(重城正義君) 鈴木市民活動支援課長補佐。 554 ◯市民活動支援課長補佐(鈴木博孝君) 放置自転車でリサイクルに回るものにつきましては、協定を結んでいまして、業者のほうと協定を結んで引き取っていただきます。それを売ったときに、大体1台9,000円で売っているというふうになっています。その売った代金の一部というのは市に返ってこないんですけれども、そのうち一部を寄附金として台数に応じていただいていますので、そういう形で市のほうに寄附をいただいています。  以上です。 555 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 556 ◯委員(草刈慎祐君) 私、てっきりこの歳入のほうで、販売したというか、リサイクル店に引き取ってもらったお金というのが見えてこなかったので、今回こういう聞き方をさせてもらったんですが、寄附をしていただいているということで了解をいたしました。これで結構です。 557 ◯委員長(重城正義君) 関連で、永原委員。 558 ◯委員(永原利浩君) じゃ、関連でですけど、先ほどの答弁の一部の中で、取りに来なかった自転車が最終的にスクラップになるというようなお話だったかと思います。その場合は、スクラップを受けてくれる会社側は鉄くずを買うという形になるのか、それとも、市のほうとしては、管理場所も邪魔だからスクラップ会社のほうにどうぞ持っていってくださいということなのか、そこのお金のやり取りはないんでしょうかね。どうですか。 559 ◯委員長(重城正義君) 鈴木市民活動支援課長補佐。 560 ◯市民活動支援課長補佐(鈴木博孝君) 引き取りがされなかった自転車につきましては、私ども職員が直接クリーンセンターに運んでスクラップしていただいています。クリーンセンターがそこからスクラップ業者のほうに鉄くずとして売り渡ししますので、クリーンセンターのほうで雑入という形で入ってくると思います。  以上です。 561 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 562 ◯委員(永原利浩君) 了解です。  そしたら、ちょっと逆に時間を戻すんですけど、あなたの自転車が盗まれちゃって、ここにあるよと、取りに来てくださいと連絡をされるということだったじゃないですか。その段階で、3ヶ月ぐらい待って取りに来なかったときはそういう処理が始まるというようなご説明だったと思うんですね。  その電話、あるいは連絡した段階で、もういいよと、古い自転車だから処分してくれよなんていうような回答をもしその場で得られれば、置く場所のスペースの問題もありますので、もう要らないとはっきり分かったものは3ヶ月待たずにどんどん処理していいんだろうなと思うんですけど、そういう確認はせずに、取りあえず連絡はして3ヶ月待つという状態になっているんですか、今は。 563 ◯委員長(重城正義君) 鈴木市民活動支援課長補佐。 564 ◯市民活動支援課長補佐(鈴木博孝君) 委員のおっしゃるとおり、3ヶ月保管させていただいています。 565 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 566 ◯委員(永原利浩君) しつこくて申し訳ないです。限りあるスペースですから、もし、その場でご本人がもうもいいんだと、十分乗って、ぶっ壊れそうな自転車だから処分しちゃってくれなんという、もし返事がいただけるのであれば、はいということで処理が進めるように、そういう柔軟な対応もできるようにちょっと考えといていただければと。これは要望で終わらせます。ありがとうございます。 567 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 568 ◯委員(石井徳亮君) 予算書54ページの交通安全対策費、交通安全教室等指導事業費43万2,000円ですけども、令和2年度は64万8,000円で、金額のほうは下がっているんですけども、こちらは交通安全教室のほうの内容が変わっているのか、それともそこにお願いする子どもさん方の施設のほうの数が減ったのか、どちらの要因なんでしょうか、教えてください。 569 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長。 570 ◯市民活動支援課長(阿津直人君) 交通安全教室等指導事業費の減額についてでございますけれども、こちらは実績を考慮しまして、例年、送迎バス委託料として12回分を算出していたところなんですけれども、年度当初に集中し、しかも今、バスを使わずに実施する学校等が増えてきた関係もあり、実績を見て、令和3年度は8回分を計上したところでございます。 571 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 572 ◯委員(石井徳亮君) 12回分が8回分という形で、内容等につきましては了解いたしました。  こちらについての、例えば子どもさん方の交通安全教室なんですけども、子どもさん方にも十分必要な教室だと思うんですけど、今、交通安全につきましては、例えばこの上の交通安全啓もう事業費なんかに関わるか分からないんですけども、高齢者のほうの事故、例えば運転免許証を持っていらっしゃる方だと、免許証の更新のときに認知症検査だとか運転の実地検査みたいのがあるというはふうには聞いているんですけど、免許を持っていない歩行者の方でも、例えば普通に信号のないところを車が来ても平気で渡っていたりとか、そういう交通安全意識が低い方とか何かに対しての啓蒙とかというものが必要だと思うんですけども、そちらのほうについての意識付けというか、そういうものは考えていらっしゃるんでしょうか。 573 ◯委員長(重城正義君) 鈴木市民活動支援課長補佐。 574 ◯市民活動支援課長補佐(鈴木博孝君) 委員がおっしゃるように道路を横断中に事故に遭う、非常に警察の分析にも現れておりますので、ちょっと新型コロナウイルスの影響で、いろいろ交通安全に関する指導というのはなかなか人を集めて今できないんですけれども、例えば高齢者が集まる寄り合いに、こちらに警察とか、県とか、それから関係団体と出向いていって、啓発をじかに行っていくこともこれから考えていく必要があるというふうに認識しております。  以上です。 575 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 576 ◯委員(石井徳亮君) 交通事故、例えば車対車で一番多いのが駐車場の中での事故なんですけども、例えば高齢者の方々で知識があまりないと、車のバックランプがついたら車は下がってくるものだと思っていらっしゃればいいんですけども、それすらも気づかずに普通に歩いていったりしてしまう方なんかも多いので、そんな形で、交通安全の啓蒙という形では努めていただければと思います。よろしくお願いします。 577 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 578 ◯委員(田中紀子さん) 予算書47ページ、自衛官募集事務関係費についてです。  これは予算も決算も変わらないものでずっと進んでいるんですが、平成27年に質問したとき、事務を遂行するための会議の旅費とPR用の消耗品であり、節は旅費と需用費で予算も執行内容もずっと変わりはないのか、お聞きします。
    579 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長。 580 ◯市民活動支援課長(阿津直人君) 本事業でございますけれども、法定受託事務として都道府県、市町村が自衛官募集に関する事務の一部を行うものでございまして、各市町村が委託を受け、事業を実施しているものでございます。  来年度も引き続き、会議の旅費と自衛官募集内容が掲載された回覧板用ファイルの購入、配付を予定しているところでございます。  その後につきましては、他市の状況を参考にするとともに、自衛隊千葉地方協力本部 木更津地域事務所の意見を伺いながら検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 581 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 582 ◯委員(田中紀子さん) 平成27年に聞いたときに、自治会のファイル、木更津市のマークのところに「自衛官募集」と書いてあって、そのファイルに、この委託金を使ってファイルを自治会の回覧にしているということを明記していなかったんですね。だから、回覧板が回ってきたときに、木更津市と自衛官募集というのがあってすごく違和感を感じたので、今後検討していただけないかというふうに言っていたんですが、今は、どの交付金で使われてこのファイルを購入して皆さんに配っていますとか、何か一筆あるのかないのか、そこを確認したいんですが、確認できていなかったら今後検討していただきたいというところなんですが。 583 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長。 584 ◯市民活動支援課長(阿津直人君) 今、回覧板の表紙、回覧板をめくって、裏表紙というんですかね、そちらに自衛官の歩み、今年度につきましては自衛隊の紹介みたいな内容の記事を載せているところでございます。  このファイルにつきましては自衛官募集事務委託費、こちらを利用していることを自治会のほうに周知を図ったほうがいいということ。地元のほうへ、これは法定受託事務として、委託費を活用して広告を載せているんだよということを周知したほうがよろしいということですかね。  いずれにいたしましても自治会のほうへ、この回覧板につきましては、区長会連合会で用意している回覧板もあるんですけれども、自衛官募集内容の記事が、資料が貼りつけられた回覧板については、法定受託事務の一部を利用して作成しているんだよということを周知する必要があれば、一筆記載のほうを考えたいと思います。 585 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 586 ◯委員(田中紀子さん) 今の答弁内容分からいくと、記載はしていないというふうに私は理解しました。  法定受託事務という言葉もややこしいです。よく、「この紙は再生紙を利用しています」とかありますよね。あのような感覚で「防衛施設提供事務委託費を利用しています」とか、何かそんな短いことでいいんです。そしたら、そのお金でファイルが用意されたんだな、広告が載っているのものしゃあないな、読んでみようかなと思うんですけど、何もなく木更津市で、自治会の回覧でその情報が入っていると違和感があるということだったんですね。今後、ご検討いただければと思います。 587 ◯委員長(重城正義君) ほかに。石井委員。 588 ◯委員(石井徳亮君) こちらの別冊12の25ページ下のところに高齢者運転免許証自主返納支援事業補助金が要求されているんですけども、査定がない。それでまた、今年度、新規事業のほうでは高齢者タクシー利用助成事業費というの福祉部のほうであるんですけど、こちらのほうは資料をあさって説明いただくんですけど、運転免許証自主返納者への支援についてとなっていたんですけど、こちらのほうの市民活動支援課のほうで要求を出していた内容というのはどんな内容だったのか。同じような内容だったんでしょうか。 589 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長。 590 ◯市民活動支援課長(阿津直人君) こちらの運転免許証自主返納者への支援なんですけれども、予算要求、市民活動支援課のほうでは、免許証を自主返納した方、65歳以上、上限なく、全ての方にタクシー利用券を助成しようという形で検討しておりました。  同時に、高齢者福祉課のほうでは、75歳以上の免許証返納者だけではなくて、移動手段のない世帯、さらに福祉タクシー事業の助成を受けていないとか、ちょっと条件を幾つか高齢者福祉課のほうは設けているんですけれども、あったために、同じタクシー利用券ということで、年齢のほうは65歳以上という形で下げさせていただいて、福祉部と市民部と財務部で3者協議の上、福祉部のほうの事業に組み入れたところでございます。  支援内容なんですけれども、当初、1回5,000円とか、福祉部のほうが月500円のタクシー利用券で、上限が月で3枚1,500円、来年度は7月開始ですので9ヶ月しかないんですけども、1,500円掛ける9ヶ月分、翌年度以降は丸々12ヶ月分になるんですけれども、そちらのほうを65歳から74歳までの方も同様に扱うようにさせていただいたところでございます。 591 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 592 ◯委員(石井徳亮君) 新しい事業については福祉部のほうに確認いたしますけども、このタクシーの利用券という形の考え方なんですけど、例えば住んでいらっしゃる方の地区が行きたいところから遠いところに住んでいらっしゃれば、それなりにタクシーの金額って高くなるじゃないですか。ワンメーターとかその辺の近いところに住んでいらっしゃる方は気軽にそういうものを使って移動できると思うんですけど、そういった面なんかにおいては、そういう距離的なものとかというのは市民活動支援課のほうではあまり考えはなかったのかしら。 593 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長。 594 ◯市民活動支援課長(阿津直人君) 申し訳ございません。現在のところ、住んでいる場所などで移動に使うだろうと思われる距離を算出の根拠の中には含めてございません。  ただ、65歳から74歳、まだ若くて元気な方が今多いので、タクシーの利用がどれだけあるか、その辺も含めて、あと同時に、タクシー利用券以外にも、今までもこれは続けているんですけれども、免許証を返納して運転経歴証明書を発行してもらえれば、それをバス事業者のほうに提出すればバスの利用券も半額という扱いになります。なので、バスを利用する、タクシーを利用するという選択肢で、タクシーの利用が1つ増えたということで、少し充実が図られたものと考えております。 595 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 596 ◯委員(石井徳亮君) 今回は福祉部のほうにこういう案件のほうが、変な話、移ってしまったような形だと思いますけど、そんな形では、いろいろな利用者のためにご検討いただければと思います。よろしくお願いします。 597 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 598 ◯委員(永原利浩君) 資料12の25ページ交通公園施設管理運営事業費とか、さっき石井委員が言った交通安全教室と絡んじゃうかもしれないんですけど、前、小学校の子どもたち、小学校3年生か4年生ぐらいを集めて、吾妻の交通公園で自転車の乗り方教室というのをやっていたと思うんですけど、令和2年度はちなみにどうだったんですか。新型コロナウイルス関係があったので、やってないのかななんて思いながらの質問なんですけど、いかがですか。 599 ◯委員長(重城正義君) 鈴木市民活動支援課長補佐。 600 ◯市民活動支援課長補佐(鈴木博孝君) 委員おっしゃるとおり、新型コロナウイルスの影響がありましたので、自転車乗り方教室については今年度は開催しておりません。  以上です。 601 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 602 ◯委員(永原利浩君) そうしますと、新型コロナウイルスも収束することを願っていますけど、今後もまた、いずれかの時期に子どもたちをバスか何かであそこに集めて、自転車の乗り方教室を続けるというような方向でよろしいんですか。 603 ◯委員長(重城正義君) 鈴木市民活動支援課長補佐。 604 ◯市民活動支援課長補佐(鈴木博孝君) 委員おっしゃるとおり、今後、計画していく予定でおります。  以上です。 605 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 606 ◯委員(永原利浩君) 四、五年前から質問、もっと前かな、しているんですけど、吾妻の交通公園で小学校の子どもたち、たしか3年か4年生ぐらいの子どもを相手に自転車の乗り方を丁寧に教えてくださっているのは分かるんです。当時の質問の中でも言いましたけれども、例えば左折するときに、小学校3年生の子どもたちに、右手を上げて、こうやってしなさいと。要するに片手運転しなさいということですね。あるいは、止まるときには左手をしゅっと斜め下に下げて、信号の手前で止まるんだよと、小学校3年生ぐらいの子たちに一生懸命教えてくれるのは分かるんですけど、そのときも伝えてあるんですけど、実際のこの町の中で、それが、じゃ、できるのかといったときに、不可能だと思いますよ。  特に場所なんかを考えれば、僕なんかが住んでいる清見台の坂のところで右に曲がります、左に曲がりますって、小学校3年生の子どもたちが片手運転して実際に曲がっていけるかって、それは無理な話で、そのときも、教育部か教育長かどっかに言ったと思うんですけど、場所に合った運転技術というか、どういうところに危険が潜んでいるのかというのは、場所、学校によって全然違うわけで、坂があるところ、あるいは交通量の多い場所があるわけですから、杓子定規の、みんなどこから集まってくる子どもたちも同じような、これがルールなんだと。ただ、それだけじゃなくて、自分たちが住んでいる地域にはそれぞれ異なる危険なところがいっぱいあるんだよというのを教えていただきたいと思いますが、いかがでしょう。 607 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長。 608 ◯市民活動支援課長(阿津直人君) 確かに交通公園は平地で、車がびゅんびゅん飛ばしている場所ではございませんので、子どもも安心し切って教室を受けているものと考えております。  交通安全教室は、木更津警察署及び木更津自動車学校に講師の派遣をお願いして、教習の内容、そちらについてお願いしているところでございますので、今、委員がおっしゃったのも課題の一つとして警察、自動車学校のほうに伝えて、場合によっては、実際に清見台に移って教室を行う行わないは、ちょっと今この場でははっきり申し上げられませんけれども、講師のほうに伝えて、そういう危険も考えた上での教室、そちらの改善をお願いできればと考えております。  以上でございます。 609 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 610 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長、それでは、先ほどの案件について、答弁をお願いします。 611 ◯市民活動支援課長(阿津直人君) 申し訳ございませんでした。先ほどの田中委員からのご質問、金田地域交流センターの年度をまたいだ場合の返還金の取り扱いについて、お答えさせていただきます。  年度をまたぎましても取り扱いは同様で、印鑑も不要。ただ、返金の申請を窓口で記載していただいて、その際に身分証明は確認させていただきます。年度をまたいでも、またがなくても口座振替ではなく、返還金については現金での支給という形になりますので、ご了承願えればと思います。 612 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 613 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、ここで14時30分まで休憩といたします。                                 (午後2時17分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後2時28分) 614 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  次に、福祉部のうち、社会福祉課、障がい福祉課、自立支援課の審査を行います。  別冊12、所属別歳入・歳出予算一覧表27ページから29ページ及び30ページの一般会計予算、介護保険特別会計予算及び、別冊13、所属別歳入・歳出予算一覧表8ページの一般会計補正予算について審査をお願いいたします。  ご質疑願います。永原委員。 615 ◯委員(永原利浩君) 予算書の62ページ、障がい福祉課が担当になるかと思います。車両購入費285万円ということでございます。これについての事業内容を教えてください。 616 ◯委員長(重城正義君) 多賀障がい福祉課長。 617 ◯障がい福祉課長(多賀一也君) こちらのほうは福祉カーということで、車椅子の貸し出し専用の車両がございます。その入れ替えの車両を購入するものでございます。 618 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 619 ◯委員(永原利浩君) 了解しました。  過去に質問した内容と関連するのかもしれないですけど、入れ替える車種、今はちょっと大きめの乗用車だったと思うんですけど、質問等々では軽自動車、動かしやすいのに替えてくれなんていう話もしたんですけど、入れ替える車種は何をお考えでしょうか。 620 ◯委員長(重城正義君) 多賀障がい福祉課長。 621 ◯障がい福祉課長(多賀一也君) 現在は定員8名のかなり大きな車を使用しておりますけども、運転のしやすさ、また、快適さ、また、安全性を考慮しまして、その結果、定員6人の小型のミニバンを現在考えているところでございます。  今回の車両の更新に当たりまして検討した内容でございますけども、まず、乗車人数が3人から4人であることが多いため、運転のしやすい小型車に判断をいたしたところでございます。  次に、具体的な大きさでございますけども、市内や近隣市であれば軽自動車で十分であると考えておりますけども、県内外の病院、また、通院ということを考えますと軽自動車の大きさでは厳しいこともありまして、また、新型コロナウイルス感染症が収束しましたらば旅行やレジャーなどにご利用いただくことも考えまして、現在のものから小さくする小型のミニバンということで考えさせていただいてございます。  以上でございます。 622 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 623 ◯委員(永原利浩君) じゃ、最後に1問だけ、これについてですけど、今、6人乗りということは了解いたしました。  今の貸し出し用のこの車というのは何台あるんでしたっけ。 624 ◯委員長(重城正義君) 多賀障がい福祉課長。 625 ◯障がい福祉課長(多賀一也君) 現在、1台でございます。 626 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 627 ◯委員(座親政彦君) この車はもともと今年度まではリースの車両だったというふうに伺っておりますけども、リースを継続しないで新しく車両を買うのは、コスト的に有利というか、安いからという理由なのでしょうか、伺います。 628 ◯委員長(重城正義君) 多賀障がい福祉課長。 629 ◯障がい福祉課長(多賀一也君) 今回はリースから購入ということでさせていただいたわけなんですけども、これにつきましては、5年、10年、15年ということでコストをそれぞれ計算した結果、いずれにしても購入したほうがコストが低かったということで、今回購入させていただいたということでございます。 630 ◯委員長(重城正義君) ほかに。田中委員。 631 ◯委員(田中紀子さん) 社会福祉協議会についてお聞きします。社会福祉協議会の緊急小口資金についてです。  コロナ禍で生活が困窮している人がいても、生活保護世帯は、令和元年度が1,365世帯、令和2年度10月末で1,371世帯と微増でした。一方、社会福祉協議会の緊急小口資金の貸付件数は、令和元年度が44件、令和2年度10月末で551件でした。  その後も増え続けたのか、ご説明ください。 632 ◯委員長(重城正義君) 野口社会福祉課長。 633 ◯社会福祉課長(野口琢朗君) 増え続けているところでございます。 634 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 635 ◯委員(田中紀子さん) 増えていると。生活保護はあまり増えないものの、社会福祉協議会が貸し出す緊急小口資金は、12月議会でも質問しましたが、新型コロナウイルスの影響で急増しています。  その後、緊急事態宣言が続き、その後はどんな感じでしょうか。もう少し具体的にご説明ください。 636 ◯委員長(重城正義君) 野口社会福祉課長。 637 ◯社会福祉課長(野口琢朗君) 緊急小口資金の貸付件数は、令和元年度で44件、令和2年度の2月末現在で704件、貸出額の1件の平均が18万8,349円となっており、現在も新型コロナウイルス感染症の影響で増加をしている状況でございます。  以上です。 638 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 639 ◯委員(田中紀子さん) 去年の10月末で551件だったんですが、2月末で704件ということは、やはり厳しい状態かなと思います。生活保護手前の安全網を国が大きく拡充したこの緊急小口資金、新型コロナウイルスでも使えるということで拡充したと考えられます。緊急小口資金は貸し付けから返済が始まるまでの期間は1年以内で、分割して返済する場合は2年以内としています。無利子で、貸し付けに際して保証人は要らないという内容です。さらに、今回のコロナ禍で困窮が続く場合の特例措置では、返済する時点において引き続き所得が減少している住民税非課税世帯には返済が免除される扱いとなっています。  厚生労働省の事務連絡、昨年の5月22日の「緊急小口資金等の特例貸付における償還免除の特例の周知徹底について」は、5月22日以降、どのように周知したのか、お聞きします。リーフレットなどには返済の免除などもあることを書いていましたか、教えてください。 640 ◯委員長(重城正義君) 野口社会福祉課長。 641 ◯社会福祉課長(野口琢朗君) 相談者に対しましては、厚生労働省が作成したリーフレットを配付しまして周知しております。リーフレットには、今回の特例措置では新たに、償還時において、なお所得の減少が続く住民税非課税世帯の償還を免除することができることとする旨、記載されております。  以上です。 642 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 643 ◯委員(田中紀子さん) 分かりました。社会福祉協議会のほうは寄り添って支援を続けたいとおっしゃっていたので、そのようなことをこれから免除される場合もきちんと説明があるかと思います。  緊急小口資金の返済の時期が来られた方、また、来る方には、今の内容はどのように知らせる予定なのか、ご存じでしたら教えてください。
    644 ◯委員長(重城正義君) 野口社会福祉課長。 645 ◯社会福祉課長(野口琢朗君) 返済時期のお知らせにつきましては、千葉県社会福祉協議会から借入人に対して書面で行っているところでございます。  以上です。 646 ◯委員長(重城正義君) 関連で、佐藤委員。 647 ◯委員(佐藤修一君) 今、同じく社会福祉協議会運営費補助金ですけども、今、田中委員も触れていただきましたけども、新型コロナウイルスの影響で社会福祉協議会、大変に業務量が増加しているのではないかというふうに考えているんですけども、今回、若干ですけども減額になっております。その理由をお伺いいたします。 648 ◯委員長(重城正義君) 野口社会福祉課長。 649 ◯社会福祉課長(野口琢朗君) 社会福祉協議会運営費補助金は社協の運営に要する職員の人件費で、社協は様々な自主財源を持っていますが、それ以外での補填すべき見込みの額でございます。  減額している理由は、社協の自主性と自立性を確立するため、近年、運営費を減らし、事業費や自主事業による収入を増やすという目標を励行しており、自主財源の部分が多くなり、補助金で補填する部分が少なくなるということになります。  具体的には、会費収入が年々増加傾向であること、また、成年後見事業での財源につきましても年々増加していることなどから、自主財源が多くなる見込みであるというふうに伺っております。  なお、成年後見事業につきましては、千葉県内の社会福祉協議会で支援数について第1位の実績を上げており、第2位は千葉市となっております。  以上の理由から、運営費補助金を減額しております。  以上です。 650 ◯委員長(重城正義君) 関連で、永原委員。 651 ◯委員(永原利浩君) 後見人の話が出たので、その関連ということでお尋ねをさせていただきたいと思います。  予算書63ページの市民後見人養成事業費65万1,000円ということですけど、これにつきまして、2年ごとぐらいかな、市民養成講座を開いていただいているかと思いますけれども、今回については、この予算については、次年度、令和3年度の開催事業費ということでよろしいですか。 652 ◯委員長(重城正義君) 嶋野福祉部次長。 653 ◯福祉部次長・自立支援課長(嶋野光弘君) おっしゃるとおり、令和3年度の実施を予定しております。 654 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 655 ◯委員(永原利浩君) これによりまして、令和3年度の受講、市民後見人養成講座によって何人ぐらいの受講生を募集、あるいは見込んでおられるのか、それをお答えいただきたいと思います。 656 ◯委員長(重城正義君) 嶋野福祉部次長。 657 ◯福祉部次長・自立支援課長(嶋野光弘君) 現時点では、25名の募集を予定しております。 658 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 659 ◯委員(永原利浩君) 承知いたしました。25名を募集して、市民後見人を養成する予定であるということでございます。  これまでに2回同じように市民後見人を養成しているわけでございますが、実際に受けた方の総数がもし分かれば、それから、総数と、実際に受任をされている市民後見人の数が、事前通告していないので申し訳ないですけど、分かればで構いません、お答えいただければと思います。 660 ◯委員長(重城正義君) 嶋野福祉部次長。 661 ◯福祉部次長・自立支援課長(嶋野光弘君) 過去の実績でございますが、平成27年度に25名、平成30年度に23名の方々に受講していただいております。この48名のうち、現在12名の方が後見人として裁判所の選任を受けておられます。実績として、これまで14件の案件を受けているというところでございます。 662 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 663 ◯委員(永原利浩君) ありがとうございます。2回に分けて48人の市民後見人を養成していただいた中で、12人が実際に受任をして、14の事案について実際に実務をされているということ。来年25人、また市民後見人養成講座で受講を見込まれるということであれば、実務に流れていくのが約4分の1として6人、合計、来年が終わると、じゃ、18人から20人ぐらいの実際の実務をされる方がそろう、そんな感じでよろしいのかしら。 664 ◯委員長(重城正義君) 嶋野福祉部次長。 665 ◯福祉部次長・自立支援課長(嶋野光弘君) 後見人の選任につきましては裁判所の判断となりますことから想定は難しいものとは考えておりますが、講習終了直後に後見にすぐつくというのはなかなか現実的に難しいものと考えておりまして、実際、今までの方も、その後に社協の法人後見の支援員としてご活躍いただきまして、現場のほうに慣れていただいて、その後に裁判所のほうに推薦するというような過程を取っております。ですので、今おっしゃられたように令和3年度末に18人とかというような数字には、ちょっと現実的には難しいのかなというふうに考えております。 666 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 667 ◯委員(永原利浩君) 承知いたしました。いずれにしましても過去に48人が市民後見人の養成講座を受けて、12人が受任をして、14件の事件を解決しているということであれば、来年度25人受ければ、その中から何人かは、1人か2人か3人か分かりませんけど、いずれにしても何人かは実際に受任まで結びつくんだろうなと思うところです。  これは質問ではないんですけど、最初にお答えいただいた、千葉県でナンバーワンの実績をたたき出してきたと。それは市役所の福祉部の部長、過去の部長の功績も大きいでしょうし、社会福祉協議会の職員の業務も大変すばらしかったんだろうなと思います。後でまた出てくるかもしれませんけれども、かなりの後見人を必要としている被後見人、ちょっと認知症が入りつつある方とかを守っていく上で、どうしてもこのサービス、仕組みというのは増やして、まだ大きくしていきたいところですので、市役所としても社協とタッグを組んで、ますます、1番をずっと維持できるぐらい頑張っていただきたいと思います。  以上です。 668 ◯委員長(重城正義君) ほかに。大村委員。 669 ◯委員(大村富良君) 予算書61ページの生活困窮者等就労支援事業費についてお伺いいたします。  1,620万9,000円ついておりますけども、まず、ハローワークが行っている就労支援があると思うんですが、それとどのように違うのか、来年度やろうとしているところを教えていただければと思います。 670 ◯委員長(重城正義君) 嶋野福祉部次長。 671 ◯福祉部次長・自立支援課長(嶋野光弘君) 現在、ハローワークと連携いたしまして就労に向けた支援を行っているわけではございますけども、今回計上させていただきましたこの就労支援事業といいますのは、現在の本人の状況によって、直ちに雇用による就業が困難な生活困窮者や生活保護の被保護者に対しまして、比較的長期にわたって、これは大体約1年程度を想定しておりますが、就労に必要な知識、能力等の向上のために必要な訓練を行うものでございます。  具体的には、一般就労に向けた準備として、基礎能力の形成を目的といたしまして、生活のリズムを整えるですとか、他者と適切なコミュニケーションを図るなど、日常生活や社会生活の自立に関する支援から就労体験といったような機会の提供等を行いつつ、一般就労に向けた技術や知識の学習等を促すといったような事業でございます。  以上でございます。 672 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 673 ◯委員(大村富良君) そうしますと、対象者といいますか、利用者は、あくまでも働きたいというふうに申し込みがあってからスタートになるということでしょうか。 674 ◯委員長(重城正義君) 嶋野福祉部次長。 675 ◯福祉部次長・自立支援課長(嶋野光弘君) こちらは対象者といたしまして生活困窮者と生活保護の被保護者という形になりますけども、その中で、今申し上げた、1年程度を基本とした計画的、集中的な支援により就業が可能だと見込まれる方に対して行うという形になっております。 676 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 677 ◯委員(大村富良君) 最後に、その対象人数なんですけども、見込みでいいんですけども、分かりましたら教えていただければと思います。 678 ◯委員長(重城正義君) 嶋野福祉部次長。 679 ◯福祉部次長・自立支援課長(嶋野光弘君) これはまだあくまでも見込みでございますけども、1年間、50人から60人程度の方に支援を行っていきたいというふうに考えております。 680 ◯委員長(重城正義君) 関連で、座親委員。 681 ◯委員(座親政彦君) 関連で。訓練をやるということなんですけども、この訓練に対応される方というのは職員なのか、専門的な知識を持たれた方がやられるのか、教えていただきたいと思います。 682 ◯委員長(重城正義君) 嶋野福祉部次長。 683 ◯福祉部次長・自立支援課長(嶋野光弘君) こちらは、国のほうの指針によりますと、就労準備支援事業従事者養成研修の修了をした者と、そういった者を1名置いて事業のほうを行いなさいというふうになっておるものでございます。 684 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 685 ◯委員(座親政彦君) 分かりました。  じゃ、実際のこの訓練をやる場所というのはどちらなんでしょうか。 686 ◯委員長(重城正義君) 嶋野福祉部次長。 687 ◯福祉部次長・自立支援課長(嶋野光弘君) こちらは、日常生活につきましては当然ご自宅とかになりますけども、先ほど申し上げました例えば就労訓練といったところになりますと、今考えているのは例えばボランティアの場所ですとか、あとは障がい施設とかの就労支援事業所とかと協力いたしまして、そちらのほうでの活躍、就労体験というものを想定しております。 688 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 689 ◯委員(斉藤高根君) 行政は弱者のためにあるということで、この部署が一番大切な部署だと思っております。  それでは、まず、目の全く見えない方が木更津市には何人いて、そのうち就学児が何人いるのか。耳の全く聞こえない人が木更津市には何人いて、就学児は何人いるのか。これを把握している。2番目が、把握していない。3番目が、把握しているけども公表しない。どのような形で行政がデータを持っているのか、お教えください。 690 ◯委員長(重城正義君) 多賀障がい福祉課長。 691 ◯障がい福祉課長(多賀一也君) こちらのほうは障がい者手帳ということで、県のほうで手帳を出すような形になっておるんですけども、その申請等の手続を取っております。  実際、今ご質問があったとおり、目に障がいがあって見えない方が何人いるか、また、聞こえない方が何人いて、就学はしているかどうか、その数字については、具体的な数字というのはこちらのほうでは持っていない状況でございます。  以上でございます。 692 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 693 ◯委員(斉藤高根君) 答えになってないんですが。予算を組むのに当たって、三日月福祉基金、うちの基金はどうしたんですかという話があるわけよ。積み立てぐらいは出ていましたが、そしたら、例えばJRのホームドアとか、あれにこっちから積極的にこの金を使ってくださいよとか、弱者のために積んだ金で、この部署が積極的にこの基金を使って、こんなふうに役立てていますよと言えば、亡き会長の意思が届くと思うよ。そういう人はやっぱり行政が助けてやらなきゃ。何の予算に振り分けようがいいけども、そういう貴重なお金があるのであれば、本当に弱者がいるわけだから、その人たちのために1年ずつでいいから、少しずつ改善していってあげれば、いい木更津ができると思うよ。  ということで、予算が幾らとか何とか、どれも大切なお金だと思うから、基金でそんな弱者のために使ってくださいというのが今回の質疑の意義です。  困っている人たちがいるわけだから、それを応援してやるのがこの部署の役割だ、それをやってやるのが自分たちの生きがいだというような感じでやっていただければいいと思って、質疑で、公の場所でこれは言えないから、わざわざ予算で、来年こういうところを改善するためにこのお金を使おうよということをやってくれれば、大賛成で手を挙げようということで、よろしくお願いします。 694 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 695 ◯委員(石井徳亮君) 予算書74ページ、先ほど部署が違うという話があって、自殺対策事業費52万5,000円ですけども、例年ですと教育部のほうに予算を渡して、中学校で命の大切さを訴える講座等を聞いていただくというようなお話なんですけども、こちらの自立支援課での事業内容を教えてください。 696 ◯委員長(重城正義君) 嶋野福祉部次長。 697 ◯福祉部次長・自立支援課長(嶋野光弘君) こちらでございますけども、今おっしゃられました中学生を対象とした講演会、また、職員、また、来年度は一般市民のほうも対象に拡大いたしましたゲートキーパー研修、その他、周知、PRのためのポスターやリーフレットですかね、そういったものの印刷、発行を予定してございます。 698 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 699 ◯委員(石井徳亮君) 通常のときであれば、それで。十分とは言えないんですけど、昨今、コロナ禍で自殺される方が非常に増えているという話があって、いろんな報道があって、新聞報道にも載っていたりするんですけども、例えば30代の女性がほぼ倍増だという話だったりとか、20代の方がだんだん減少しているけど、減少幅が一番少ない。また、10代の方は25%増えているというような数字があるので、こういうときに今まで以上の対策というのは必要であると思うんですけども、こちらのほうの対策される担当者は何人いらっしゃるんですかね。 700 ◯委員長(重城正義君) 嶋野福祉部次長。 701 ◯福祉部次長・自立支援課長(嶋野光弘君) 私どもの課では、担当者を2名配属しております。 702 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 703 ◯委員(石井徳亮君) こちらについては、周知的な形のものが、結局のところ、個人的な考えでは足らないという形があって、例えば自殺される方の具体的な形では、健康状態の問題だとか精神的な形、今、これも健康状態が入りますが、経済的な面とかとなっていて、通常、思い悩んでいてぎりぎりの線でもちこたえている方が何かの拍子で実行してしまうという形の、ぎりぎりのところにいらっしゃる方が非常に多いはずなんです。  ですから、その辺においては、実際、やり直しがきくものとやり直しがきかないものがありますが、自殺に関してはもうやり直しがきかないものになってくるので、その辺については、健康推進課でも健康きさらづ21のほうで心の健康についてという形でお話は聞くんですけども、そんな形では、もっとこれは予算を増やして、109万3,000円予算要求していただいていたようなんですけども、もう少し進めていただきたいと思うんですけども、その辺では広い年齢層、今のところだとゲートキーパー研修と例えば中学生という形にはなっていますけど、もっと広く周知できるような方法とかというのは考えていらっしゃるでしょうか。 704 ◯委員長(重城正義君) 嶋野福祉部次長。 705 ◯福祉部次長・自立支援課長(嶋野光弘君) 今、委員がおっしゃるとおり、この自殺対策というものは、様々な要因から自殺に陥ってしまうという方が多くなっていると思っております。  先ほど申し上げましたのは、自殺対策として直接的といったようなものの経費でございまして、先ほど委員がおっしゃったとおり、直接的な経費ではなく、例えば我々の本来のもともとの生活困窮者の支援ですとか、例えば障がい者の支援ですとか、子育ての支援、あとは、教育の例えばいじめの問題とかの支援、そういったようなものが全部複合的に協力し合って、連携して、自殺対策ができるものと考えております。  昨年度、私どもも自殺対策計画というようなものを作成いたしまして、そちらの中に今申し上げたような内容が盛り込まれておりまして、しっかり連携して自殺対策を進めるというふうに考えております。 706 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 707 ◯委員(石井徳亮君) 以前に久留米市のほうにお伺いして、そのときには医師会と協力して、お医者さんにかかっていらっしゃった患者を、先生方が、この人は何か精神的にちょっとおかしいなという形があったら、そういう精神的な方にちょっとかかりなさいよとか、そういった連携をして、医師会のほうからの吸い上げ、すくい上げというのができていたところがあって、結構実績を上げていたようなところがあったんですけども、その辺では、行政だけが例えば旗を振っていても、実際見つける方の数を増やさなければ一線を超えてしまう方が減らないような状況でありますので、その点ではいろいろなことを考えながら自殺対策を進めていっていただきたいと思います。よろしくお願いします。 708 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 709 ◯委員(佐藤修一君) 別冊12、27ページ、15款15項10目生活保護事業費についてお尋ねいたします。  扶助費受給者は、今、予算案を見ますと前年度と同額の予算を今確保しようとしているわけですけども、新型コロナウイルスの影響で経済的に非常に厳しいというふうに私は感じているんですけども、今後、その扶助費の受給対象者が増える予測はあるのでしょうか、お尋ねいたします。 710 ◯委員長(重城正義君) 野口社会福祉課長。 711 ◯社会福祉課長(野口琢朗君) 近年、保護世帯数というのは微増の傾向であり、2月末現在で年度当初より35世帯増加しております。令和元年度は年度を通して13世帯の増であり、やや増加のペースが上がってきている状況です。令和3年度においてもこの傾向は続くものと考えております。  事業費の決算額を申し上げますと、平成27年度は約27億7,700万円、平成28年度は約28億1,200万円、平成29年度は約30億1,500万円、平成30年度は約29億1,500万円、平成31年度は28億9,800万円と、世帯数が微増の間も額のほうは減少しております。今年度の決算額も予算の29億円を下回るというふうに見込んでおりまして、令和3年度当初予算についても今年度と同額の29億円を計上させていただいております。  生活保護扶助費の半分程度は医療費扶助となっておりまして、長期入院患者の減少、在宅医療・介護の充実等、様々な要因が考えられますが、その医療扶助費が減少の傾向にあります。コロナ禍において生活保護の開始件数が増えることは予想されますが、傷病を理由としたケースによる医療扶助が大幅に増加するということは考えづらく、事業費については大きく増加しないものと見込んでおります。  以上です。 712 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 713 ◯委員(佐藤修一君) 続いてお尋ねいたします。担当ケースワーカーですけども、国の定める平均担当人数は何人か教えてください。 714 ◯委員長(重城正義君) 野口社会福祉課長。 715 ◯社会福祉課長(野口琢朗君) 担当ケースワーカーの人数でございますが、社会福祉法で被保護世帯80世帯ごとに1人置くこととされております。  以上です。 716 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。
    717 ◯委員(佐藤修一君) 続いて、本市のケースワーカーの平均担当世帯数ですかね、お教えください。 718 ◯委員長(重城正義君) 野口社会福祉課長。 719 ◯社会福祉課長(野口琢朗君) 本市のケースワーカーが担当する平均世帯数は、2月末日現在で82.5世帯となっております。  以上です。 720 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 721 ◯委員(佐藤修一君) 若干ですけども、本市のケースワーカーの方にはご負担がかかっていると思います。先ほど、何年か前からの扶助費の増加傾向というのをお示しいただきましたけども、若干ですけど増えてあるのであれば、働き方改革とかいう面からしても、あまり負担がかからないようにまたご配慮いただければと思います。  以上です。 722 ◯委員長(重城正義君) 関連で、田中委員。 723 ◯委員(田中紀子さん) 生活保護は最後のセーフティネットというところですが、増えることなく微増だということで、生活保護の申請は国民の権利ですと厚生労働省は言うものの、生活保護を申請することを拒む人が多く、その要因の一つが扶養照会でした。  木更津市では、面会、電話等による聞き取りや文書照会により扶養の可能性を調査した扶養義務者数は、平成29年度、455人、平成30年度、313人、令和元年度、361人に行ってきました。そして、木更津市は、これまで原則、直系の血族、兄弟姉妹に行ってきました。  厚生労働省は、令和3年2月26日に、扶養義務履行が期待できない者の判断基準の留意点などについて事務連絡を通知しました。それによると、申請者の精神的な負担も軽減され、職員にとっても扶養照会の事務が軽減されると想定しますが、いかがでしょうか。 724 ◯委員長(重城正義君) 野口社会福祉課長。 725 ◯社会福祉課長(野口琢朗君) 今回の事務連絡の通知では、保護の実施要領の取り扱いについての一部改正に伴う具体的な判断基準の留意点等が示されたところでございます。  扶養義務の履行は、金銭的な援助に加え、精神的援助についても確認することとされており、その扶養義務の履行が期待できるかの判断のためにも、また、保護実施中の様々な状況に対応するためにも、扶養義務者の把握と扶養照会については必要なものであるというふうに考えております。  今回の一部改正により、従来では扶養義務履行が期待できない者の基準が20年間音信不通であるとされていたところを、改正後は、扶養義務者に借金を重ねている、相続をめぐり対立している、縁が切られているなどの著しい関係不良の場合等の例示が追加され、また、一定期間、例えば10年程度音信不通である場合は著しい関係不良等と判断し、交流断絶と判断してよいとされておりますことから、申請者の精神的な負担及び職員の事務の負担が軽減される可能性というのはあるのではないかというふうには考えております。  要保護者の相談に当たっては、丁寧に生活歴を聞き取り、個々の要保護者に寄り添った対応を心がけてまいります。  以上です。 726 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 727 ◯委員(田中紀子さん) かなり基準の内容が変わってきたので、先ほど言っていた350人以上の方に一々、一人ひとり確認していたという作業、これがかなり軽減されるのではないかと思うんですが、実際にこれだけに声をかけていて、1桁ぐらいでしょうか、扶養照会オーケーと言われたのは。これは事前に通告してないので数字は結構ですが、1桁だったのか、2桁、3桁、どうだったんでしょうか。 728 ◯委員長(重城正義君) 野口社会福祉課長。 729 ◯社会福祉課長(野口琢朗君) 実際は1桁と認識しております。  以上です。 730 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 731 ◯委員(田中紀子さん) 350人ほど声をかけても、1桁ほどの方が要保護者のことに関して、金銭補助とか、いろいろ今後のことについてオーケーだよと言った人がいると。この実態から考えると、そこを一生懸命やるよりも、やはりこれからの人生を再スタートするように生活保護申請をきちんとして、そして、寄り添っていくほうがより効果的だと思いますので、これからは、この事務量が減ったら時間外勤務も軽減でき、申請から決定までの時間も短縮されるのではと考えますが、どのように今後、仕事をするようなイメージでしょうか。 732 ◯委員長(重城正義君) 野口社会福祉課長。 733 ◯社会福祉課長(野口琢朗君) 委員がおっしゃるとおり、職員の事務の負担が軽減されれば時間外勤務も軽減される可能性があるのではないかというふうに考えております。そういった部分のところを、先ほども申し上げましたけれども、要保護者に寄り添った支援というものをしていければというふうに考えております。  以上でございます。 734 ◯委員長(重城正義君) ほかに。永原委員。 735 ◯委員(永原利浩君) 関連で質問させてください。この生活保護費、予算29億円のうち、国庫支出金の中にある民生費、国庫負担金に出てくる生活保護費負担金、そういうようなものも柱になっているかと思うんですが、聞きたいのは、まず、この29億円のうち、国・県から入ってくるお金が多分二十数億円ぐらい。市税はどれぐらい投入されているんですか。 736 ◯委員長(重城正義君) 野口社会福祉課長。 737 ◯社会福祉課長(野口琢朗君) およそ4分の1になっております。  以上でございます。 738 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 739 ◯委員(永原利浩君) そうしますと、約7億5,000万円ぐらいなんだろうなと思います。先ほどの答弁の中で、半分ぐらいが医療費でなくなっちゃうんだよと。病気の方が当然いて、それに出ていく医療費だから仕方がないと思うんですけども、自分が心配しているのは、とある病院、かなり大きい病院で、木更津市じゃないですけれども、ましてやその方が生活保護だったかどうか分からないけど、高齢者がレジ袋に薬をすごい、2つ、山ほど持って歩いて帰っていくシーンを見たことがあって、何でこのおじいちゃん、こんなに薬をもらうんだと、飲み切れるのかなと思ったのが発端でのあれなんですけれども、当然、レセプトというんですか、医療費にかかった、何に幾らかかったとかいう、そういうチェックというのは当然するんだと思うんですけど、この生活保護を受けている方の医療費のうち、レセプトで明らかにこの薬は出し過ぎじゃないのかという、そういうチェックというのはできるものなんですかね。 740 ◯委員長(重城正義君) 伊藤社会福祉課主幹。 741 ◯社会福祉課主幹(伊藤 修君) レセプト点検につきましては、生活保護費の中で委託で定期的に行っておりまして、あと、連合会から情報提供いただくのが電子になりましたので、システムのほうで適宜チェックが行えるところであります。例えば薬の重複などにつきましてはチェックを定期的に行うようにしておりまして、指導について行き届いているかというと、またちょっと違うところがありますが、その辺は適宜チェックして指導を行うようにしております。  以上です。 742 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 743 ◯委員(永原利浩君) 出ていく薬はジェネリックを基本としているのかしていないのか、あるいは患者が、いや、私はジェネリックは嫌だと、そういう選択肢はあるのかしら。 744 ◯委員長(重城正義君) 伊藤社会福祉課主幹。 745 ◯社会福祉課主幹(伊藤 修君) ジェネリックの使用につきましても基本、本人の希望でございますので、ケースワークの中で、被保護者に対してジェネリックを使うように希望していただきたいと、そういったことをお話ししているところでございます。 746 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 747 ◯委員(永原利浩君) 市税が7億5,000万円入っているものなんですから、少しでも下げていきたいわけですよ。そういった中で、お願いする。その人の人権のいろいろな話もあるんでしょうけど、僕だって健康保険証の後ろにはジェネリックの医療をお願いしますとシールを貼って動いているわけですから、こういった形では、ぜひジェネリックのお薬を使っていただいて。だって、効果は同じなわけでしょう、一応。ということになっているんですから、そういうのをぜひそのお医者さん側に、利用される側じゃなくてお医者さん側にお願いしてはどうかなと思いますけど、いかがですか。 748 ◯委員長(重城正義君) 伊藤社会福祉課主幹。 749 ◯社会福祉課主幹(伊藤 修君) おっしゃるとおりだと思いますので、検討してまいりたいと思います。 750 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 751 ◯委員(永原利浩君) もう1点ですけれども、他の自治体で生活保護を受けている方が、木更津市内に引っ越してこられた。引っ越してこられて、また、生活保護の申請にそちらの窓口に行ったときに、この場合は申請というのはゼロベースから始めるのかしら。 752 ◯委員長(重城正義君) 野口社会福祉課長。 753 ◯社会福祉課長(野口琢朗君) 他の自治体から移り住んできた対象者についてですが、他の自治体を転出される際には、引き続き要保護状態であれば事前に当該自治体から説明と相談がございますので、そういったことが通例でございます。その自治体でのケース等の記録も取り寄せさせていただいて、改めて審査、決定をしているところでございます。通常のほかの相談や申請に際しましても生活保護歴についてはお聞き取りするようにしておりまして、過去に他の自治体での保護歴がある場合は、やはりその自治体に問い合わせをさせていただいて、資料の提供をお願いしているところでございます。  以上です。 754 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 755 ◯委員(永原利浩君) 了解です。これはいいことだなと思ってお聞きしました。全くゼロベースからやって、事務事業がいっぱいになっちゃって、人件費がかさんで残業が増えちゃ困るわけで、かといって、よそから来た人は簡単に生活保護費を木更津に来れば受けられるのでも困るんですけど、あくまでも外から来る情報を共有してかな、うまく利用して、どうしてもこの人、木更津に来たけれども、やっぱり生活保護を受けさせてあげるしかないなというその情報、事務作業量を減らすために頑張っているんだなというのはよく分かったので、それについては感謝して終わります。 756 ◯委員長(重城正義君) ほかに。田中委員。 757 ◯委員(田中紀子さん) 15款5項5目、住居確保給付金についてです。前年度予算の約8倍もの予算が計上されています。令和元年度の実利用人数は3人だったのが、令和2年度は10月末現在で79人でした。  その後、緊急事態宣言もあり、近々での実利用人数はどうでしょうか。 758 ◯委員長(重城正義君) 嶋野福祉部次長。 759 ◯福祉部次長・自立支援課長(嶋野光弘君) 昨年10月以降、新規の申請者数でございますけども、10月は3名、11月は1名、12月は4名、1月は3名、2月は7名という状況でございまして、2月は若干増加いたしましたが、今月の状況も含め、大きく増加しているという状況は見られておりません。全体的に申し上げますと、3月15日現在、95名の方にご利用いただいている状況でございます。 760 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 761 ◯委員(田中紀子さん) 支給している期間、自立支援課での面接を月1回以上、職業相談確認票や住居確保給付金常用就職活動状況報告書を持参、自立支援課で求職活動の進捗状況の報告、そのほか、生活上の困り事があった場合も相談できると、木更津市のホームページにあります。  この場合、窓口で行うのでしょうか。それとも、自立支援課のところではなく別室で行うのでしょうか。 762 ◯委員長(重城正義君) 嶋野福祉部次長。 763 ◯福祉部次長・自立支援課長(嶋野光弘君) 基本的には窓口のほうで行っておりますけども、相談内容によりまして、デリケートな相談などにつきましては相談室のほうで行うようにしております。 764 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 765 ◯委員(田中紀子さん) これは生活保護の社会福祉課にも言えるところなんですが、あの窓口全部が見渡せるんですね。だから、デリケートな相談をしたいときは別室であるということすら分からないと、相談にも寄りつきにくいような形なので、例えばマイナンバーの作るところだったか、囲いがあったりしますよね。それと同じようにちょっと囲いがあると、別室でやっても、そこで人目を気にすることなく相談することができるんですが、やはりそういう小さな心遣いが窓口のハードルを低くすると思うので、できれば囲いを、ちょっと見えなく、銀行の窓口のような囲いでも結構ですので、していただければ、また、もっとデリケートならば別室ということもあるでしょうけど、あの大っぴろげなところでは私でもやっぱり相談しにくいなと思いますので、何かご検討していただければと思います。  新型コロナウイルス感染症による特例により令和2年度中に新規申請された方は、延長3回、最長12ヶ月の支給ができるようになりましたが、その周知はどのようにしているのでしょう。 766 ◯委員長(重城正義君) 嶋野福祉部次長。 767 ◯福祉部次長・自立支援課長(嶋野光弘君) 住居確保給付金の制度やその他の制度の改正につきましては、厚生労働省のほうも他の支援制度と一緒にパンフレットを作成して、関係機関のほうにPRしております。  市といたしましても、住居確保給付金のしおりや市ホームページ等におきまして周知を図っております。  今お話のありました今回の受給期間の延長の改正等につきましては、さっきおっしゃられたように、月に1度の窓口面接等におきまして直接、該当者のほうにお伝えしております。 768 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 769 ◯委員(永原利浩君) 予算書の64ページ、重度心身障害者紙おむつ給付事業費36万6,000円についてお伺いいたします。  今年度の当初予算80万7,000円を計上していた事業でございますが、来年度はそれを半減するということでございますが、この理由説明をお願いいたします。 770 ◯委員長(重城正義君) 多賀障がい福祉課長。 771 ◯障がい福祉課長(多賀一也君) こちらは、単独で障がいのある方の紙おむつということで対応させていただいていたんですけども、前年度から高齢者と一緒に対応するような形になりまして、単価が下がったということで、この金額でやらせていただいているということです。  以上でございます。 772 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 773 ◯委員(永原利浩君) もう1回確認なんですけど、要するにこれによって対象者の紙おむつが歯抜けになっちゃうよということはないんですよね。別のところとくっつけ合って対応できるということでよろしいんですね。 774 ◯委員長(重城正義君) 多賀障がい福祉課長。 775 ◯障がい福祉課長(多賀一也君) そのとおりでございます。人数とかそういうことは、今までどおりということで。  以上でございます。 776 ◯委員長(重城正義君) 関連で。田中委員。 777 ◯委員(田中紀子さん) じゃ、障がい者で紙おむつをもらっていて、65歳になったら高齢者として紙おむつをもらうよというふうに理解していいですか。もらう側から考えたらです。今までと変わりなく支給しているんでしょうけど、高齢者と一緒にまとめたということで単価が安くなった。でも、もらう側としては、65歳になるまでは障がい者としてもらっていて、65歳を過ぎたら高齢者として同じような形でもらい続ける。  何を聞いているかというと、障がい者のときはもらえる分量がこのぐらいだったけど、高齢者になったら減ったとか、そういうことはないかなと思ったのでお聞きしています。 778 ◯委員長(重城正義君) 多賀障がい福祉課長。 779 ◯障がい福祉課長(多賀一也君) 65歳に以上になりましたらば高齢者福祉課のほうになりますので、そのようなことはございません。引き続き対応になるということでございます。 780 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 781 ◯委員(田中紀子さん) その処遇が、処遇というか、例えば月々何枚もらえるというのが障がい者の場合と高齢者の場合は同じですか。それとも変わっちゃうんですか。よく障がい者から、65歳の高齢者になったら、今までの福祉のサービスが変わって、ちょっと低くなってしまったみたいなことを前に聞いたことがあったので、この紙おむつの場合はどうかなと思ってお聞きしました。 782 ◯委員長(重城正義君) 多賀障がい福祉課長、障がいの関係だけ答弁してください。そうすれば、次のときに別口で聞いてください。〔「はい」と呼ぶ者あり〕多賀障がい福祉課長。 783 ◯障がい福祉課長(多賀一也君) 障がいの場合は、おむつのほうは月30枚という形になっております。 784 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。田中委員。 785 ◯委員(田中紀子さん) では、15款5項10目、放課後等デイサービス、障害児通所等支援事業費6億5,000万円です。  放課後等デイサービスは、6歳から18歳までの障がいのあるお子さんや発達に特性のあるお子さんが、放課後や夏休みなどの長期休暇に利用できる福祉サービスです。2016年9月議会でも質問したのですが、そのときは10個の施設がありました。令和2年度は千葉県のホームページによれば19施設、木更津市にあります。ところが、木更津市のホームページでは13施設の掲載で、それも小学生の発達支援というふうなタイトルがついて、放課後等デイサービスと案内しています。  木更津市の場合は小学生だけなのでしょうか。また、木更津市のホームページでは最新情報が掲載されていないのでしょうか、お聞きします。 786 ◯委員長(重城正義君) 多賀障がい福祉課長。 787 ◯障がい福祉課長(多賀一也君) ただいまのご質問でございますけども、放課後等デイサービスの対象者は就学してから18歳までということでございます。  現在、放課後等デイサービスの事業所は19施設でございますので、市のホームページにつきましては、事業所の案内といたしまして県のホームページにリンクさせていただき、また、福祉サービスの内容を明確にさせていただいて、最新の情報を提供できるように対応してまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 788 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 789 ◯委員(田中紀子さん) やっぱり6歳から18歳まで使えるということがはっきりしないと、小学生だけか、この施設だけかと思いますので、ぜひ最新情報を載せるようにしてください。  前年度より増額の理由をご説明ください。 790 ◯委員長(重城正義君) 多賀障がい福祉課長。
    791 ◯障がい福祉課長(多賀一也君) こちらの制度につきましても、年々利用者の増加はしております。理由といたしましては、子育て世代包括支援センター「きさらづネウボラ」との連携や、今年度、3事業所の新規開設がございましたので、そのご利用者が増えたということが挙げられております。  以上でございます。 792 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 793 ◯委員(田中紀子さん) では、18歳までですが、要件を満たした場合は二十歳になるまでの特例を利用している方はどのくらいおられるでしょうか。 794 ◯委員長(重城正義君) 多賀障がい福祉課長。 795 ◯障がい福祉課長(多賀一也君) 人数でございますけど、人数は10人でございます。特別支援学校や通信制の高等部に属し、在学中18歳を迎え、卒業するまでの3月までの期間ということで対応させていただいております。 796 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 797 ◯委員(田中紀子さん) 分かりました。  二十歳以降についての相談、それはどのように対応しているのでしょうか。 798 ◯委員長(重城正義君) 多賀障がい福祉課長。 799 ◯障がい福祉課長(多賀一也君) こちらのご質問でございますけども、特別支援学校、また、通信系の学校でございますけども、特別支援学校につきましては高等部在学中の2年生のときから、ご本人、ご家族、特別支援学校の先生方、また、君津ふくしネット、相談支援事業所、また、市の職員が参加しまして、個別支援会議を行います。そのときに、卒業後に就職するのか、また、障がい福祉サービスを利用するかという進路についてお話をさせていただいています。その際に、相談支援事業所をどこにするかについても決定するような形でお話を進めております。  以上でございます。 800 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 801 ◯委員(田中紀子さん) なぜこのような質問をしたかというと、特別支援学校の高等部を卒業したと。木更津市の方じゃなかったんですけれども、近隣市だったんですけど、新型コロナウイルスになっちゃったので、就労支援施設が決まっていたんだけど、新しい人は待っててくださいといって自宅待機になってしまって、行き場がなく、放課後等デイサービスにずっと通い続けていた。そのままずんずん延々としていたら、次、今度、就労支援にまた再び行くとき、どんなふうな支援体制があるのかなと思って、二十歳以降についてどうなのかというふうにお聞きしたわけです。今、ちょっと分かりにくかったんですけれども、在学中のところで相談体制が決まっているということなので、そこを頼りにしていくのかなと思いました。  次の質問は、2016年に質問したときは、放課後等デイサービスのガイドラインに基づき、それぞれの事業所での自己評価や、6ヶ月ごとに保護者などにユーザー評価をするように、厚生労働省は努力義務とし、木更津市では10ヶ所の事業所のうち、自己評価を作成している事業所は1ヶ所、また、保護者向け評価を実施している事業所はありませんでした。平成30年度、障害福祉サービス等報酬改定の際に義務となりました。  自己評価を行ったり、公表したりしているのでしょうか、お聞きします。 802 ◯委員長(重城正義君) 多賀障がい福祉課長。 803 ◯障がい福祉課長(多賀一也君) それぞれの事業所におきまして、事業所評価、保護者評価を実施しておりますが、今年度開設いたしました3事業者のうち2事業者については、各評価はまだ実施をされておりません。これにつきましては、ホームページ等について公表を行っているところでございます。  以上でございます。 804 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 805 ◯委員(田中紀子さん) 分かりました。ホームページまで、私、たどり着けなかったので、また後ほど見てみたいと思います。  これはやっぱり放課後等デイサービスの中身ですね、テレビだけ見て時間を過ごすということがないようにやっぱりきちんとしていきたいというところが義務になったんだと思います。  ところで、厚生労働省の令和3年2月19日の事務連絡に、「障害児通所支援等に係る令和3年度障害福祉サービス等報酬改定に伴い4月までに対応をお願いする事務等について」がありました。それについては、いかがでしょうか。 806 ◯委員長(重城正義君) 多賀障がい福祉課長。 807 ◯障がい福祉課長(多賀一也君) こちらにつきましては、令和3年度の報酬改定に伴いまして、医療的ケア児における支給決定の事務等が新たに発生いたします。そのため、国・県の通知に従いまして、順次、対象事業者や保護者の方に周知をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 808 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 809 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、ここで15時40分まで休憩といたします。                                 (午後3時29分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後3時38分) 810 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  福祉部のうち、高齢者福祉課、介護保険課の審査を行います。  別冊12、所属別歳入・歳出予算一覧表29ページから30ページの一般会計予算、介護保険特別予算及び、別冊13、所属別歳入・歳出予算一覧表8ページの一般会計補正予算、介護保険特別会計補正予算について、審査をお願いいたします。  ご質疑願います。石井委員。 811 ◯委員(石井徳亮君) 予算書215ページの介護サービス等諸費なんですけども、こちらのほうで比較の欄で5億490万3,000円という非常に大きい減額なんです。元も大きいので大きくなってしまうんですけど、特に地域密着型介護サービス給付費負担金が3億5,000万円の減額、施設介護サービス給付費負担金が1億7,600万円の減額なんですけども、この辺の減額は何か要因があるんでしょうか。教えてください。 812 ◯委員長(重城正義君) 植野介護保険課長。 813 ◯介護保険課長(植野 博君) お答えいたします。  主な要因といたしましては、前年度の比較という形になりますと、令和3年度につきましては8期計画で予定させていただいておるんですけれども、前年度の比較になりますと7期、現行計画が今年度末までございまして、それに基づいて算定したものでございます。当初予定していました、施設整備のほうの遅れとかがございましたので、令和2年度の当初予算計上のときには出来るものとして給付費を算定していたところ、工事が遅れたので、8期計画で改めて、令和3年度からの3ヶ年で見越したという形でございますので、3年前に予定していた額から、それを実に合わせてその差が大きく出たものと考えております。  以上でございます。 814 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 815 ◯委員(石井徳亮君) 予算書の66ページ、先ほど市民活動支援課のほうでもちょっとお話を聞かせていただいた高齢者タクシー利用助成事業費、こちらのほうは、市民活動支援課と財務部と高齢者福祉課のほうで相談して、こちらのほうでと話を聞かせていただきました。  そのときにも、500円という形のタクシー券の助成という形で、住んでいる場所によって、どうしても長距離になっちゃっているところに住んでいる方と、例えば病院の近くに住んでいるとか駅の近くに住んでいらっしゃる方だと、500円でも、あともう少しの負担で済む人と、500円では、あと1,500円なりの負担をしなくちゃいけない方なんかが出ると思うんですけど、その距離によっての考えというか、そういう違いをつける考えってなかったんでしょうか。 816 ◯委員長(重城正義君) 鈴木高齢者福祉課長。 817 ◯高齢者福祉課長(鈴木昭宣君) 委員ご質疑の件につきましては、現時点では、通院とか買物とか様々な用途でお使いいただければというふうに考えておりまして、地区別に、この地区は枚数を増やしたりというようなことは、ちょっと現時点で、スタートする時点では考えておりません。  また、今後、運用状況を踏まえて見直しするようなことがあれば、そういったところもしっかりと考慮しまして対応していければというふうに考えております。  以上でございます。 818 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 819 ◯委員(石井徳亮君) ありがとうございます。  あと、こちらのほう、別冊12のほうを見ますと、予算の要求額で2,291万4,000円、実際、査定額が521万4,000円ですので相当な差があるんですけども、このほかに何か特別に要求していたものとかあったとしたらちょっと教えていただければと思います。 820 ◯委員長(重城正義君) 鈴木高齢者福祉課長。 821 ◯高齢者福祉課長(鈴木昭宣君) こちらの事業につきましては、昨年9月に企画課のほうで特定防衛施設周辺整備調整交付金、そういったものを活用できないかというところの提案の中で、私ども、茨城県のほうで同様なタクシー事業を行っている自治体がございましたので、そちらを参考に事業化のほうを検討したところでございます。  この際、現在の一般財源で行うよりも幅広な形で、例えば所得制限を設けないとか、そういったような形で事業化のほうをできないかというところで、企画課のほうに提出した内容をもって当初予算のほうを上げさせていただきました。  その後、ちょっと防衛のほうの予算がこういった事業には充当できないというようなことを伺ったところでございまして、改めて一般財源で行う場合について積算のほうをしまして、こういった形の予算額に落ち着いたという状況になっております。  以上でございます。 822 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 823 ◯委員(石井徳亮君) その辺りは了解いたしました。  あと、先ほど市民活動支援課のほうにも話をちょっとしたんですけども、バスの利用者の方にはどうかという話だったんです。そのときに、免許証の返納証明書を提出、見せていただければ、バス代金が安くなるというような話があったんです。  また、65歳から74歳の免許証返納者と75歳以上の高齢者世帯という形でなっているんですけども、例えばバス停に近く住んでいる方なんかというと、例えば高いタクシーよりもバスを使うという形の方がいらっしゃると思うんですけども、もともと免許証を持っていない方の、そういう方々がバスを使うときの助成に使えるものがないんですよ。タクシーのほうの助成が今回できたという話なんですけど、そういうところは考慮はされなかったのかどうか、ちょっと教えていただければと思います。 824 ◯委員長(重城正義君) 鈴木高齢者福祉課長。 825 ◯高齢者福祉課長(鈴木昭宣君) バスにつきましては、手続のほうを行いましたら乗車運賃の半額の補助というものがバス事業者において実施されておるということでございますので、そういったところで、どちらかというと、こちらは市民活動支援課のほうで免許返納者に対しての助成については検討のほうを行っていたところでございますけども、今回、タクシーのほうをまず先行して行うということで、そういった状況であるということを聞いている状況でございます。 826 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 827 ◯委員(石井徳亮君) それでは、免許証を持っていない方については、75歳以上のタクシーの。75歳になるのを待ってこれを使うというところまで、お待ちいただくという形でよろしいんですかね。 828 ◯委員長(重城正義君) 鈴木高齢者福祉課長。 829 ◯高齢者福祉課長(鈴木昭宣君) 現在、予算化させていただいているものについては75歳以上ということでございますので、幅広に制度が運用できればいいんですけども、現時点で、財源等もございますので、75歳までお待ちいただくというような形でご理解いただければというふうに考えております。 830 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 831 ◯委員(石井徳亮君) 公共交通を含めて生活の足に不便を強いる地区がどんどん広くなっていくかと思いますので、いろんな面を検討していただければと思います。よろしくお願いします。 832 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 833 ◯委員(座親政彦君) 今の関係で、対象となる具体的な要件についてご答弁があったんですけども、利用券の交付枚数と予算額、今回のこの令和3年度の予算額の算定根拠についてお伺いいたします。 834 ◯委員長(重城正義君) 鈴木高齢者福祉課長。 835 ◯高齢者福祉課長(鈴木昭宣君) 算定の根拠でございますけども、まず、75歳以上の高齢者世帯につきましては、対象を非課税世帯と75歳以上の方のみで固定されているというようなことで限定されますので、そちらを6,000世帯というふうに見込んでおります。そのうち2割となる1,200世帯からの申請のほうを見込みまして、これは申請した月から交付という形になりますので、そういったところで合計で2万9,160枚を交付して、そのうち25%が使われるというふうに見込みました。その結果、7,290枚の分を予算のほうで計上させていただきまして、こちらは500円の利用券1枚につき、現在、障がい福祉課のほうで行っていますタクシー事業で手数料100円をお支払いしているところでございましたので、そちらを、先ほど7,290枚に600円を掛けまして、437万4,000円が75歳以上の高齢者世帯分というふうに見込んでおります。  また、運転免許返納者につきましては、令和元年の実績が150人ということでございましたので、このうちの8割、120人からの申請を見込みまして、やはり申請月からという形になりますので2,600枚、こちらを交付しまして、同じく25%の使用率、そして、650枚を最終的には予算のほうで上げさせていただいて、これにやはり600円を掛けまして39万円を計上しております。  そのほか、タクシー券の印刷のために45万円ということで、合計で今回の予算、521万4,000円のほうの予算を計上させていただいているところでございます。 836 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 837 ◯委員(田中紀子さん) タクシー券の配付方法は。申請したときにすぐもらえるのか、その申請場所はどこなのかということを教えていただきます。 838 ◯委員長(重城正義君) 鈴木高齢者福祉課長。 839 ◯高齢者福祉課長(鈴木昭宣君) 申請方法につきましては、基本的に非課税世帯とかそういったような状況を確認しなければいけないということもございますので、高齢者福祉課の窓口、あるいは今、はり・きゅう・マッサージを公民館等で交付しておりますので、そういったところで同様にできないかというところをまた今後、関係課と詰めていきまして、なるべく利便性を損なうことのないような形で交付できればというふうに考えております。 840 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 841 ◯委員(田中紀子さん) ということは、まだ詳細が決まってなさげなんですが、いつ頃から開始する予定なんでしょうか。 842 ◯委員長(重城正義君) 鈴木高齢者福祉課長。 843 ◯高齢者福祉課長(鈴木昭宣君) こちらにつきましては、要綱等の整備をこれから行うのと、あと、タクシー事業者とも協議のほうもこれからちょっと詰めなければいけない、予算化されてから詰めなければならないということもございますので、7月からスタートできればというふうに考えて、準備を進めていければというふうに考えております。 844 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 845 ◯委員(田中紀子さん) 7月からスタートして7月から使える、7月にお知らせする、どっちでしょうか。 846 ◯委員長(重城正義君) 鈴木高齢者福祉課長。 847 ◯高齢者福祉課長(鈴木昭宣君) 事業のスタートが7月からでございますので、当然、その前に周知や広報等を使いまして、しっかりとやっていければというふうに考えております。 848 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 849 ◯委員(永原利浩君) 予算書の66ページ、介護人材確保対策事業費25万円。関連しますので、併せてその次に出てくる外国人介護人材対策事業費9,000円についてお伺いいたします。  前者につきましては、今年度と同額の予算計上でございます。一方、外国人介護人材対策事業費は90万8,000円からほぼゼロベースの9,000円となってございますが、これはコロナ禍において外国からの人材確保はいましばらく無理だろうというご判断での予算組み、そのように理解してよろしいでしょうか。 850 ◯委員長(重城正義君) 植野介護保険課長。 851 ◯介護保険課長(植野 博君) まず、人材の確保支援という点で申し上げますと、今年度は令和元年度からの継続事業ということで、オンライン面接会を行わさせていただきまして、結果、2事業所4名の方の採用が決定しておる状況でございます。  ただ、議員がおっしゃるとおり、現状でダナン市などにこちらのほうから赴くことというのは当然認められませんので、来年度につきまして、まずは任意で設置しております木更津市の外国人介護人材対策協議会などを通じまして、国・県の助成制度ですとか事業所の要望等、そういった情報収集に努めながら、市が行うべき内容等の検討を行ってまいりたいと考えております。その中で、例えば早急にこれは対応すべき事案だというふうに判断した場合につきましては、当然に予算が伴うことが予想されますので、財政課との協議というのが前提になるんですけれども、そういった上で補正予算計上とか、そういったことも柔軟に考えていきたいと考えておるところでございます。  以上でございます。 852 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 853 ◯委員(永原利浩君) 結論として、今年度、コロナ禍に突入して丸々1年たったと思うんですね。この1年、予測というか、想定していた外国人の介護人材は、さっき言った4名で十分だったのか、それとも予定したところよりずっと少なかったのか、お尋ねしたいんですが。 854 ◯委員長(重城正義君) 植野介護保険課長。 855 ◯介護保険課長(植野 博君) 令和2年度につきましては令和元年度の継続事業を令和2年度にすぐ実行いたしまして、令和2年度についてもまた別途予算を取らせていただいていたんですけれども、令和元年度の継続事業がやっとこの1月15日に開催できた形になっておりますので、令和2年度予算につきましては全額、3月補正で減額という形でご承認いただいたところでございます。そういった意味でいきますと、令和2年度事業につきましてはできておりませんので、計画は1年ずれ込んでいるという理解なのかなと思っております。  以上でございます。 856 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 857 ◯委員(永原利浩君) お尋ねしているのは、要するに予算を組んだじゃないですか。当初予算を組んで、外国人の介護人材、外国人の方を介護の人として確保したいという、こういう事業でしょう。その目標の人数に達したのかって、新型コロナウイルスで1年遅れたというのは分かるんですけれども、例えば今年度は4人でした。来年度は例えばそれが見込めるのかしら。心配しているのは、必要な人数が集められるかということを聞きたいんですけれども。集まったのかが。
    858 ◯委員長(重城正義君) 植野介護保険課長。 859 ◯介護保険課長(植野 博君) ご参加いただいた事業所は、予定人数という言い方が合っているか分からないんですけれども、今回の1月15日、お話ししますと、そもそも2名程度を2事業所とも採用したいというお考えがございましたので、そういった意味では確保できたと思っております。  今後につきましては、また、当然にその事業所だけじゃなくて、外国人介護人材を雇用したいという要望とかをお聞きしながら、こちらのほうとしては事業所と市のやるべき範囲、役割分担をしっかりしながら、ダナン市と、ダナン市だけじゃないかもしれないんですけれども、そういったところとの連携しながら取り組みをしていきたいと考えておるところでございます。  採用人数につきましては、結局、採用自体は市のほうでちょっとコントロールできないところでございますので、事業所の要望といいますか、お聞きしながら仕組みを進めていくような形だと考えております。  以上でございます。 860 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 861 ◯委員(永原利浩君) 最後に考え方だけ確認したいんですけれども、要するに日本人と外国人というと何か差別っぽく聞こえるんですが、日本の国内の方の介護人材を確保しつつ、足りない部分を外国の方の力をお借りして介護を進めていく、この考えで合ってはいるんですよね。 862 ◯委員長(重城正義君) 植野介護保険課長。 863 ◯介護保険課長(植野 博君) 委員のおっしゃるとおりでございます。外国人に特化とか、そういったことではなく、あくまで介護人材の一つの選択肢として考えておるところでございます。 864 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 865 ◯委員(永原利浩君) 最終的に、本当に今回は新型コロナウイルスでがたがたにされた1年だったんですけれども、外国人の介護人材を確保していく上で、新型コロナウイルスがうまく収束、完全に終わってくれればそれはいいんですけども、計画どおり動いていくんだと思うんですけど、これがずっと続くようであると、かなり外国の方にこっちに来てもらったり、オンラインという話もあったんですけれども、その辺の心配はされておりますか。  このコロナの状態が収束すればいいんですけど、続くようであると外国の方の介護人材を確保しづらくなるんじゃないかと思うんですけど、これについてはいかがですか。 866 ◯委員長(重城正義君) 植野介護保険課長。 867 ◯介護保険課長(植野 博君) しづらいというところはおっしゃるとおりだと思います。現地に赴くことができませんし、今回につきましては、例えばダナン市でいきますとご家族の意向というのがかなり強いと聞いておりますので、現地に行って、例えば実際、直接お会いしてというのが、事業所のほうもそういう意向が強いものですから、そこは難しいと思うんですけれども、今年度、先ほど申し上げたとおりオンラインで開催して採用の実績がございますので、それがどこまで、障害というと語弊があるんですけど、通常に新型コロナウイルスが収束と、収束しない現状とで比べてどれぐらい影響があるかというのは、割合ではちょっと申し上げられないんですけど、逆に全く同じように採用できるとは考えていないというお答えしかちょっとできなくて申し訳ないんですけれども、そういうふうに考えております。  以上でございます。 868 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 869 ◯委員(永原利浩君) 質疑ではないんですけれども、こういう状況なので、それこそ今度はオリンピック・パラリンピックの話もあり、がたがたしているところですけれども、外国の方で、例えば契約が取れたとしても、お願いできたとしても、なかなか入りづらかったり、どういう仕組みなのか、国の施策もあるので市役所の執行部がお答えはできないんだろうとは思うんですけども、そういう可能性もあるので、外国の方にも頼らざるを得ないんだけれども、そこがもしかして駄目、ポシャる可能性も頭にどこか入れながら、施策を1つ考えておいていただきたいなという希望です。  以上です。 870 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 871 ◯委員(田中紀子さん) 予算書66ページ、緊急通報装置貸与事業費です。  これは有料の場合、銀行だけの手続だったのが、何か小耳に挟んだところ、ちょっと改善されるようなことがあったとお聞きしたので、ちょっとご説明ください。 872 ◯委員長(重城正義君) 鈴木高齢者福祉課長。 873 ◯高齢者福祉課長(鈴木昭宣君) 委員のご質疑は、一般質問のほうでご答弁しましたとおり、来年度4月から口座振替に対応するような形でできればと思いまして、予算のほうを今回、こちらの委託料の中に含めた形で上げさせていただいているところでございます。 874 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 875 ◯委員(田中紀子さん) では、4月からは口座振替を銀行だけでなく郵便局も使えるということで、今後、そこのところはアピールをもっとすれば、郵便局だったらできるなと思う方も、銀行だと遠くて、バスに乗っていかなくちゃ振り込めないとかいろいろ難しかったと思うし、また、職員の方も通ったりして大変だったと思うので。  そのお知らせというのはどのようにするんでしょうか。郵便局も可能になったことは。 876 ◯委員長(重城正義君) 鈴木高齢者福祉課長。 877 ◯高齢者福祉課長(鈴木昭宣君) そちらの周知につきましては、現在、口座振替じゃなくて現金で、納付書で払っていらっしゃる方にまずお知らせをちょっとするような形にいたしまして、併せて様々な形で、ホームページあるいはそういったところで広報のほうをしていければというふうに考えております。  以上でございます。 878 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 879 ◯委員(田中紀子さん) 一度銀行で手続してしまった人よりも、これから新規の人、郵便局も可能だということをお伝え願えればいいかなと思います。 880 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 881 ◯委員(佐藤修一君) 予算書220ページ、20款10項20目認知症高齢者見守り事業費でございます。  議会でも取り上げられておりますが、認知症「どこシル伝言板」関係の事業はどのようになっておりますでしょうか、お尋ねいたします。 882 ◯委員長(重城正義君) 鈴木高齢者福祉課長。 883 ◯高齢者福祉課長(鈴木昭宣君) 委員ご指摘のとおり、今年度、認知症高齢者見守り事業費の中で「どこシル伝言板」を令和3年度に導入する予定として、予算のほうを上げさせていただいているところでございます。  「どこシル伝言板」というものは、徘回する認知症高齢者を早期発見することができる新たな仕組みとして、全国118の市町村で既に導入のほうをされておりまして、保護の情報を共有するようなサービスでございます。具体的には、認知症による徘回症状がある方の衣服や、あるいはかばんとかつえなどの持ち物に、QRコードが印刷されたラベルとかシールを貼りつけていただくような形になっております。それを、徘回している方を発見された方がQRコードをスマートフォンで読み取りますと、その情報が保護者の方に瞬時にメールで送信されて、発見から保護、あるいは家族への引き渡しまで、安心・安全、迅速に行うことができるサービスということでございます。  本年度、令和3年度の予算ですけども、初期導入に係る経費プラス、貼りつけするラベル、シールを50枚セットにしたものを20名様分購入できるような経費のほうを、今回こちらの予算の中で、12万5,000円ということで計上させていただいているところでございます。  以上でございます。 884 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 885 ◯委員(佐藤修一君) 令和3年度から導入予定というところで、期待するところであります。高齢者の見守りは大変に重要だと思いますけども、保護の情報イコール個人情報の取り扱いというところも非常にキーワードとなるかと思いますので、引き続き慎重に進めていただけますよう、よろしくお願いいたします。  以上です。 886 ◯委員長(重城正義君) ほかに。座親委員。 887 ◯委員(座親政彦君) 別冊資料12の29ページ下段の、高齢者福祉課所管の高齢者紙おむつ給付事業費1,053万円の関係でございますけども、この事業は今ある高齢者福祉サービスの一環だと認識をいたしておりますが、先ほどちょっと質疑をした重度心身障がい者紙おむつ給付事業との関わりがあるのかどうかよく分からないんですけども、今年度まで介護保険特別会計から出していたものを、今回一般会計予算に変更した理由についてお伺いいたします。 888 ◯委員長(重城正義君) 鈴木高齢者福祉課長。 889 ◯高齢者福祉課長(鈴木昭宣君) 本事業につきましては、令和2年度まで、介護保険制度の中の地域支援事業としまして、国や県からの財源のほうを活用して実施してまいりました。この地域支援事業の実施要綱におきまして、高齢者の紙おむつの給付につきましては、事業の見直しを前提として、第7期の介護保険事業計画の期間内、こちらで介護保険の特別会計で実施して差し支えないと既にされておりました。このため、今回第8期計画が始まります策定に合わせまして、令和3年度からは一般会計で実施すべく予算計上のほうをさせていただいているものでございます。  以上でございます。 890 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 891 ◯委員(田中紀子さん) 紙おむつ関係で、先ほど、障がい者の場合は月30枚ということでお聞きして、ちょっとお休み時間の間に調べたら、高齢者福祉課も65歳以上の要支援とか要介護の方に、必要な方には月30枚ということでした。  障がい者の方が高齢者になった場合は、今まで障がい者のときに給付していたのと同じような仕組みなのでしょうか。新たに、高齢者になった時点で申請を高齢者福祉課にして、同じように支給されるのか、支給されるときに手続が要るのか要らないのか、お聞きします。 892 ◯委員長(重城正義君) 鈴木高齢者福祉課長。 893 ◯高齢者福祉課長(鈴木昭宣君) こちらにつきましては高齢者を対象ということで、条件のほうが障がいと若干異なっておりますので、改めてこちらのほうに申請のほうをしていただくような形になっております。 894 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 895 ◯委員(田中紀子さん) 条件が違っているということは、今までもらえていたけれども、もらえない場合もありますか。やっぱり同じような形。もらえている。もっと緩くなっているのかどうなのか。 896 ◯委員長(重城正義君) 鈴木高齢者福祉課長。 897 ◯高齢者福祉課長(鈴木昭宣君) こちらは、高齢者の方は65歳以上の方で要介護認定を受けているような方が対象となりますので、障がい福祉のほうで受けていらっしゃる方はそのまま受けていただくことも可能というふうになるかと思います。  以上でございます。 898 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。永原委員。 899 ◯委員(永原利浩君) 予算書209ページ、介護保険特別会計なんですけど、これも後学のために聞くんですけど、介護情報等開示手数料収入30万円ってあるじゃないですか。  これはどのような情報の開示請求が来ての手数料なのか、それから、1回の請求で幾らぐらいの収入になるのか、お答えいただきたいと思います。 900 ◯委員長(重城正義君) 植野介護保険課長。 901 ◯介護保険課長(植野 博君) お答えいたします。  まず、情報の内容につきましては被保険者の介護情報に関するものでございまして、主に認定情報、認定調査票、主治医意見書の写しの交付という形になっております。  また、当該収入につきましては1枚10円という形で条例で規定させていただいておりまして、おおむね80円から100円、1事業所当たりが、平均的な頂戴する手数料となっております。  以上でございます。 902 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 903 ◯委員(永原利浩君) 分かりました。  じゃ、1通につき100円ぐらいだと、これだと3,000通ぐらいの予算ということになるのかなと思うんですけれども、どのような方が開示請求をしてきて、その情報をいただいて、それは何に使うんでしょうかね。 904 ◯委員長(重城正義君) 植野介護保険課長。 905 ◯介護保険課長(植野 博君) 主には居宅介護支援事業者、いわゆるケアマネ、そういった方が、ご利用者のケアプランを立てるに当たって、適切、最適なサービスを提供するに当たって、要はその利用者ごとにどういう特徴があるかを知るために請求して、こちらのほうで写しを交付しているものでございます。  以上でございます。 906 ◯委員長(重城正義君) ほかに。田中委員。 907 ◯委員(田中紀子さん) 介護保険特別会計について、特にページはないです。保険者機能強化推進交付金、介護保険保険者努力支援交付金が歳入に上がっていないのでお聞きします。  2018年から保険者機能強化推進交付金は導入されており、幾つかの項目で点数がつけられています。大阪府箕面市のホームページを見ていたら、それを市民に公開していました。千葉県成田市では詳細な内容が示されていました。点数を基にして交付金を決めるというやり方はどうかと思いますが、膨大な介護保険事業の論点、できていること、できていないことですね、自治体として。それが明らかになるし、また、進行管理をする意味では重要な、貴重な資料かと思います。  木更津市ではこの交付金が歳入に上がっていない理由をご説明ください。 908 ◯委員長(重城正義君) 植野介護保険課長。 909 ◯介護保険課長(植野 博君) 当初予算の歳入に上がってない理由につきましては、評価指標というものが年度によって国から示されるんですけれども、その評価指標が年度によって変わりまして、また、配分される金額というのが全保険者の、市町村の取り組み状況によって左右されますので、そういったことからこれまで予算措置はしていない状況でございます。 910 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 911 ◯委員(田中紀子さん) 予算措置をしていないということは、その評価指標は、国から来たやつはやっていないということなんでしょうか。やっている、いないということ関係なく、お金が来てないだけなのか。 912 ◯委員長(重城正義君) 植野介護保険課長。 913 ◯介護保険課長(植野 博君) 評価指標に基づきまして、当然に保険者としての市の取り組みとして、国からの評価指標に基づきやっている、やっていないということを自己評価しまして、国のほうに提出して、金額が決定になって、市のほうに交付がされるという形を取っておりますので、歳入自体は決算とか補正とかそういった対応で、議員がおっしゃるように保険者機能については平成30年度から、努力者支援につきましては令和2年度、今年度から制度がスタートしてございますので、そういった形で手続というか評価して、国のほうからの交付金は受けておる次第でございます。  以上でございます。 914 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 915 ◯委員(田中紀子さん) 分かりました。  国から示された評価指標はあって、それを木更津市では自己評価をしていて、それを提出したら国からお金が来るから、当初予算では計上せずに、国からお金が来ると分かった時点で補正にのせるというような解釈でよろしいですか。 916 ◯委員長(重城正義君) 植野介護保険課長。 917 ◯介護保険課長(植野 博君) おっしゃるとおりでございます。 918 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 919 ◯委員(田中紀子さん) その自己評価を私たち議員は見たことがないんですが、見ることは可能なんですか、国に提出したものを。 920 ◯委員長(重城正義君) 植野介護保険課長。 921 ◯介護保険課長(植野 博君) 可能でございます。こちらのほうとしても隠していたとかそういう話じゃなくて、この評価指標自体が、高齢者福祉課も含めて相談とかをしたんですけれども、評価指標は、例えば保険者として見える化システムを使って8期計画をつくったかどうかで配点があったり、そういった、あくまで市民の方に対してというよりも、市の内部の保険者としての取り組みの評価の指標でございましたので、市民の方に参加を促して、例えば市民の方が10%、20%参加率が高くなったから国から評価が上がるとかという仕組みの評価指標ではなかったものですから、公表とかそういったことをしていないという状況でございます。  以上でございます。 922 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 923 ◯委員(田中紀子さん) 市民に公表していないということは分かりました。  私たち議員はこの事業がきちんとできているかどうかということをやっぱりPDCAで見ていく立場でもありますので、公表できるかどうかということをお聞きしたいと思いますけど、もう1回お答えください。 924 ◯委員長(重城正義君) 植野介護保険課長。 925 ◯介護保険課長(植野 博君) 端的に言いまして、公表できるものと考えております。 926 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 927 ◯委員(大村富良君) 予算書66ページの高年齢者就業機会確保事業費650万円について伺います。  まず、シルバー人材センターなんですが、登録人数ですとか平均年齢、あと、作業実績と件数とか分かりましたらお聞かせいただければと思います。
    928 ◯委員長(重城正義君) 鈴木高齢者福祉課長。 929 ◯高齢者福祉課長(鈴木昭宣君) シルバー人材センターの令和3年2月末の会員数につきましては、336人ということとなっております。  年齢につきましては平均では押さえておりませんけども、多くが70代の方が登録のほうをされていると承知しております。  実績でございますけども、今年度、新型コロナウイルスの関係もございまして、事業実績、契約金額とか、あるいは受注件数等につきましてはおおむね前年の90%ぐらいの業務実績というふうになっておりまして、そういった形の新型コロナウイルスの影響を若干受けているような状況でございます。  以上でございます。 930 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 931 ◯委員(大村富良君) 分かりました。ありがとうございます。  あと、シルバー人材センターの事務員というんですかね、そこのセンターにいる方の作業されている方、プロパーの方なのかちょっと把握できていないんですが、そういった方は何名ぐらいいらっしゃるのか、分かりますでしょうか。 932 ◯委員長(重城正義君) 金綱高齢者福祉課主幹。 933 ◯高齢者福祉課主幹(金綱光夫君) シルバー人材センターの事務局の人員体制でございますが、事務局長以下、次長、業務主任、臨時職員、合計しまして4名で運営しているような状況でございます。  以上です。 934 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 935 ◯委員(大村富良君) あと、補助金の主な内訳というんですか、これは備品等を実際作業するに当たって使われるということでよろしいんでしょうか。でなくて、運用する経費が主だとかという、答えられる範囲で結構ですので、お答えいただければと思います。 936 ◯委員長(重城正義君) 鈴木高齢者福祉課長。 937 ◯高齢者福祉課長(鈴木昭宣君) こちらの補助対象となる事業でございますけども、シルバー人材センターの運営及び事業に要する経費に対して補助のほうがございますけども、センターでは主に職員の人件費のほうに充てるということで、要望のほうをいただいているところでございます。  以上でございます。 938 ◯委員長(重城正義君) ほかに。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 939 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、ここで16時25分まで休憩といたします。                                 (午後4時16分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後4時23分) 940 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  次に、経済部の審査を行います。  別冊12、所属別歳入・歳出予算一覧表31ページから34ページの一般会計予算、公設地方卸売市場特別会計予算及び、別冊13、所属別歳入・歳出予算一覧表9ページの一般会計補正予算、公設地方卸売市場特別会計補正予算について審査をお願いいたします。  ご質疑願います。大村委員。 941 ◯委員(大村富良君) 予算書の51ページ、移住・定住推進事業費100万円についてお伺いいたします。  新型コロナウイルスの影響で働き方の変化が求められる中、テレワークの普及や都心の密状況を避け、地方移住の関心が高まっているとも伝えられています。  本市での状況の変化は感じられるでしょうか。まず最初、そこをお伺いいたします。 942 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 943 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) 市の移住相談窓口への問い合わせには、都内通勤者が仕事を替えずに転居できる候補地と考えているとの声もございます。勤務地や通勤方法を広く選択できる点が評価されていると考えております。  また、市内の不動産会社によりますと、中古物件を安く購入し、DIYでリフォームを楽しみたい、まずはお試し的な居住として戸建ての賃貸物件を希望するなど、ニーズが多様化しているように感じております。 944 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 945 ◯委員(大村富良君) そうしますと、次に、窓口に足を運びづらい状況等があったかと思いますけども、LINEを使った相談を開始したとのことですけども、その辺の影響はどうでしょうか。 946 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 947 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) 2月からLINEの公式アカウントを開始しております。公式アカウントによります移住・定住相談を開始したところ、1ヶ月で登録件数は88件、うち実際の相談は13件ございます。  パソコンを使用したメールでの対応をこれまでもしておりましたが、これに比べ、スピーディーな相談業務ができておると考えております。例えば土日や夜間などに寄せられた問い合わせに対しましても、自動フォームで「閉庁時間につき、ご連絡は業務開始後にお返事をさせていただきます」などと返信をするなど、相談者への配慮も可能となってきたと考えております。 948 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 949 ◯委員(大村富良君) あと、人口の動きですね。令和元年度のほう、何名ぐらい出入りというんですか、それを分かる範囲で結構ですので、今年度を含めてお分かりになればお伺いいたしたいと思います。 950 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 951 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) 人口の動態でございますが、令和元年、1年間の転出入差、いわゆる社会増でございますが、731名でございました。これに対し、令和2年は844名と増加していることを確認しております。しかしながら、この転出入の理由につきましては、この働き方の変化によるものかまでは、私どもで把握できていないところではございます。 952 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 953 ◯委員(大村富良君) 木更津市への移住需要はまだまだ多いと思われますが、予算も昨年と比較し減額しています。どのような事業を考えていくのでしょうか、お伺いいたします。 954 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 955 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) これまで私どもでPRしてまいりました、自然の中で伸び伸びと子育てをできるまち、子育てしやすい暮らしといったものに加えまして、来年度は、新型コロナウイルスによる生活様式の変化を捉えながら、リモートワークや2地域居住、DIY前提の物件購入など、新しい暮らし方が実現できるまちの視点での移住パンフレット作成やホームページへの動画掲載、また、LINEなどを活用したオンラインイベントなどに取り組んでまいりたいと考えております。 956 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 957 ◯委員(大村富良君) 分かりました。移住定住の推進の取り組みをこれからもよろしくお願いいたします。 958 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 959 ◯委員(佐藤修一君) 別冊12、33ページ、35款5項10目企業誘致奨励金についてお尋ねいたします。  市としての誘致計画はあるのか、教えてください。 960 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 961 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) 企業誘致に向けましては、昨年3月に木更津市企業誘致方針を改定し、かずさアカデミアパーク、金田地区、インターチェンジ周辺地区を企業誘致拠点として位置付けているところでございます。 962 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 963 ◯委員(佐藤修一君) その誘致に向けた諸課題等はございますでしょうか、お尋ねいたします。 964 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 965 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) 現在、順調な企業立地が進展していると考えておりますが、一方で、やはり事業用地の不足が課題と考えております。  企業からの相談に対しましては、各地区の特色を踏まえまして関係課と連携し、都市計画に基づく適切な誘導を図るとともに、民間事業者等と連携し、新たな産業用地の創出に向け、取り組んでまいりたいと存じます。 966 ◯委員長(重城正義君) 関連で、座親委員。 967 ◯委員(座親政彦君) まず、今年度、令和2年度の交付状況についてお伺いいたします。 968 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 969 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) 今年度は、令和2年度は3社に対しまして6,087万5,000円を交付してございます。 970 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 971 ◯委員(座親政彦君) 分かりました。  予算の概要を見ますと、19ページの下段に「立地奨励金 4事業者」というふうに記載がされております。先ほど質疑であったようにインターチェンジ付近だとか、大体この地域にというのは分かっているんですが、本来はどういう企業がと聞きたいんですけども、多分答えられないでしょうから、4,000万円、今回、令和2年度と比して増額しているんですけども、この理由についてお伺いいたします。 972 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 973 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) 毎年交付対象となります事業所は変わってまいりますが、令和3年度の予算額4,000万円増額で計上させていただいておりますのは、新たに交付対象となります対象事業所分の増額を見込んでいるものでございます。 974 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 975 ◯委員(座親政彦君) ちょっと勉強不足で大変恐縮ですが、この立地奨励金交付額の算定方法についてお伺いいたします。 976 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 977 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) 交付額は、前年度納付されました対象固定資産の税額となります。また、新たに本市へ立地した企業の場合は、固定資産税額と併せ、前年度納付された法人市民税の2分の1も算定対象としているところでございます。 978 ◯委員長(重城正義君) 関連で、草刈委員。 979 ◯委員(草刈慎祐君) すいません。施政方針の中で企業誘致に伴いまして。  雇用の創出と地元の業者とつなげるようなことを書いてあったんですけれども、雇用の創出は分かるんですけれども、地元の企業とつなぐというふうに書かれているんですけど、どういったことを予定されているのかお伺いいたします。 980 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 981 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) 企業誘致の目的は、直接的、間接的。今の地元の関連する産業にも連携するというのは間接的な効果になろうかと思います。  まずは企業の誘致に努めさせていただき、そこで雇用も発生しますが、そこの事業を行うに当たりまして、建設あるいは施設管理、運送業など、地元企業にも効果、需要が生まれてくるものと考えております。 982 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 983 ◯委員(草刈慎祐君) じゃ、今の状況ですと、市のほうで出展企業に対して、こういうことを地元企業を使ってくださいとお願いをして、そういうような時間を取ったりとか、そういうことは考えてないというふうに、そこまでは考えられていないというふうに。 984 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 985 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) いろいろな企業の立地の相談の過程では、そのようなお話もさせていただくこともあろうかと思います。ただ、条件としてそれを必須としてはおりませんので、今後、お話につきましては、引き続き地元の企業との連携もお話の中には入れさせていただきたいと存じます。 986 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 987 ◯委員(斉藤高根君) ここには言葉自体が出てこないんですけれども、別冊資料12の31ページ、有機米生産促進事業費。オーガニックシティという標榜で、オーガニックシティという事業、事業じゃないな、何というかな、標榜しようということで、経済部のほうには「ちょっと待ってくださいよ。オーガニックというと有機栽培の話になっちゃうんだよ」と、「有機栽培は嫌ですよ」ということを言ったら、「いや、農水のほうは大丈夫ですよ。オーガニックというのは自然に調和した施策を取るので、有機米栽培は関係ないですよ。ですから、賛成してくださいよ」というのを、オーガニックシティを標榜する前に説明を受けたわけなんですよ。じゃあ、それだったらいいですよって話になったら、何だか最近は小中学校に有機米をやろうというので、補助金も助成金も増えているし、これは何ということだと、オーガニックシティで、有機米を作るためにオーガニックシティを標榜しているわけじゃないんだよという、いまだに私はその認識なんですよ。  それが変わったのか変わんないのか、まず、その基本を教えてください。 988 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 989 ◯農林水産課長(松吉 啓君) こちらの事業の目的ですけども、基本計画において農業振興の一つの柱として位置付けた有機農業の推進に向けて、学校給食への提供に向けた有機米の生産を促進しているものでございます。こちらは本市の基幹作物である米の付加価値向上、また、ブランド化による農業振興を初め、環境保全、食育、地産地消の推進を図るものでございます。  以上です。 990 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 991 ◯委員(斉藤高根君) 農業振興をどのようにして。今、一握りの人たちが試行錯誤で有機米を作っていると。有機米は補助金がええからもうかるぞと、こういう話しかない。その上乗せした価格で農協に買わせるということが果たして農業の振興になるのか、真剣になって考えてみて、どうですか。 992 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 993 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 農業を取り巻く環境が依然厳しさを増す中、やはりこれは有機という分野、1つの成長分野として、有機農業を振興する考え方はこれから必要になってくると考えております。  以上です。 994 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 995 ◯委員(斉藤高根君) 有機栽培が農業の振興にはなりません。より多くの人が、平和に農振農用地で米を作るのが、多くの人が携われる農業を指導するのが行政の仕事だと思います。言ったって私と課長だとずっと平行線だから追いかけないけども、実際にやっている人たちの話を聞いてください。  米の価格ってどんどん下がっているわけ。どんどん下がっているのは、遊休農地を勝手に起こして、米を勝手に作って、勝手に売って、系統販売をしている我々に飼料米を作れと言われて、それで、日本じゅうが米が余っている。みんなが有機栽培をやって、反3俵取って、3俵で普通1万円だけれども、それを、じゃ、2万円で買ってよといったら、それでも合わない仕事になっちゃうから、そういうような計算で農業の振興には一切ならない。  ということで、答えをもらうとまた反論したくなっちゃうから、次の質問に移っていいですか。 996 ◯委員長(重城正義君) どうぞ。 997 ◯委員(斉藤高根君) 高蔵寺観光トイレ整備事業費に移ります。  観光トイレ、高蔵寺。高蔵寺は寺社仏閣なので、まず、潰れることはないと思います。では、過去に、観光トイレの補助をして、今使われていないトイレはどこにあるのか、お教えください。 998 ◯委員長(重城正義君) 伊藤観光振興課長。 999 ◯観光振興課長(伊藤昌宏君) 観光トイレ、現在使われていない場所でございますが、使われていない場所は今現在はないと。うちの課のほうで補助、県の補助金を使っておりますが、使っているところで使っていないトイレはないと思います。
     以上でございます。 1000 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 1001 ◯委員(斉藤高根君) 返答が違うので、つい追いかけられなくなって。じゃ、それもまた、これは打ち切っちゃうけども、実際に使われていないところがあるんだよね。だから、それはいいや。  じゃ、アクアコインについて。今、一部のコンビニはアクアコインが使えるんだよね。コンビニで今、私はスマホがないんだけども、コンビニに行って現金を私も使わなくなったと。おっさおっさ募金が、俺、去年から少なくなるなと思っていたんですけども、アクアコインを使ってくれ、アクアコインを使ってくれと言って、実行委員会で募金が少なくなったという話は聞かないのかな。ちょっとこれは去年の実績が分からないので、お教えください。 1002 ◯委員長(重城正義君) 伊藤観光振興課長。 1003 ◯観光振興課長(伊藤昌宏君) 港祭りのときにおっさおっさ募金というのにご協力していただいておるんですが、ちょっとお待ちください。 1004 ◯委員長(重城正義君) 後刻報告いたします。斉藤委員。 1005 ◯委員(斉藤高根君) それで、多分減額になっているはずですよ。私も去年は、カードで支払いするので募金をした記憶がないんですよ。アクアコインでやってくれやってくれと言われて、募金が少なくなったと。その補填はどのようにするのかを考えているのか考えてないのか。おっさおっさを募金を、また、実行委員会は各コンビニに置くのかな。こういった話はもう出ているのかな。 1006 ◯委員長(重城正義君) 伊藤観光振興課長。 1007 ◯観光振興課長(伊藤昌宏君) 港まつりにつきましては、来年度は、オリ・パラがある関係で、やっさいもっさいにつきましては例年どおり8月14日、花火大会につきましては10月2日ということで公表させていただいております。例年よりも遅い準備となっておりますので、まだ正式に実行委員会のほうが開いておりませんので、置くかどうかというのは決めておりませんが、例年どおりで言えば、ご協力をいただく予定ではございます。 1008 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 1009 ◯委員(斉藤高根君) 私が言いたいのは、市の主導で募金が減ってくる、その補填をするのかしないのかということを聞きたいわけ。でも、まだ先の話だけども、予算といえば来年の予算だからさ。ということで、一応、これは、じゃ、お尋ねをしておきますよ。はい、以上。 1010 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 1011 ◯委員(石井徳亮君) 先ほどの有機米生産促進事業費の関連なんですけども、こちらのほうの予算の概要を見ますと、学校給食への提供や新たな販路拡大につなげるとありますけども、新たな販路拡大というと、販路としての先を、どこを見込んでいるんでしょうか。 1012 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 1013 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 現時点での販路拡大というより将来的な販路拡大なんですけども、現在、有機米につきましては学校給食、その学校給食全量が達成されれば、今度はふるさと納税の返戻品等での販路で、さらには地域での販路というようなことになろうかと思います。  以上です。 1014 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 1015 ◯委員(石井徳亮君) ふるさと納税のほか、地域でという話があったんですけども、そうすると、例えば農協の集荷のほうとは別の話で、斉藤委員なんかも話がありましたけども、勝手に売っていいというような範囲のほうに振るという形の考えなんでしょうか。 1016 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 1017 ◯農林水産課長(松吉 啓君) まず、学校給食とふるさと返戻等は、JAのほうに協力はいただこうかなということになっております。今、学校給食はJAを通していますけども、地域での販路につきましては、JAを通すのか、それとも個人でやるのか、それは今後研究していきたいと考えております。 1018 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 1019 ◯委員(石井徳亮君) JAを通すという話になりますと、例えば普通の集荷の価格と別に考えなければやっている意味がないというか、そういう形に。先ほども言いましたけど収量が必ず落ちるはずなので、そういった形ではそれ以上の価格がつくという形がないと、有機米を作ろうという人がないと思うんですよ。ですから、そういう形のものが明確になっていかないと、有機米を進めていこうという話にもならないという形にはなってきてしまうと思います。  それとあと、先に農協を通じて販路を拡大するというような、ふるさと納税とか地域でという形がありましたけど、現時点で木更津市農協が有機米の指導をするんですか。お尋ねします。 1020 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 1021 ◯農林水産課長(松吉 啓君) JA木更津市のほうにも、有機の勉強会、有機のそういったセミナー等にも参加いただいておりますので、市と農協と一緒に推進していくという認識でおります。  以上です。 1022 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 1023 ◯委員(石井徳亮君) 農協の私も組合員ですので、「ほなみ」とかって機関誌なんかが来ますけども、大体この辺からすると、どういうふうに種もみを冷やして、農薬は、除草剤はこれだけ使って、化学肥料はこれだけやって、農薬はこれだけ使ってと、有機以外の指導しか載ってこないんですよ。ですから、有機米をする場合はこれをしてくださいとかというものが全く見えてこないので、一般の組合員からすると、有機米を進めようという姿が全く見えてこないんですよ。例えば木更津市がそういうふうに進めたとしても、農協のほうで、いや、そんなことをやってたって収量が落ちるしみたいな形に捉えられちゃっていると思ってしまうんですね。  ですから、その辺なんかでは、実際問題、農業に携わっていただく方に直接の支援をするというと、営農指導する農協とか何かが携わってこなければ、それは失敗するはずなんですよ。ですから、その辺のことを農協としても、普通の農薬を使う方と有機と両方指導しなくちゃいけないと思うんですけども、その辺なんかのことのすみ分けをきちんとしなければ有機米自体も成功しないし、普通のお米も値段が下がってきて、どんどん離農していく方が増えていくはずなんです。そういう方からは、有機米をやれば生活が成り立ちますよとかという話になれば離農しないで済むかもしれないですけど、そんな話にはならないので、その辺の話のことをうまくつなげていっていただかないと困りますので、返答はちょっと難しいと思いますので、その辺は研究していただかないといけないと思います。よろしくお願いします。 1024 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 1025 ◯委員(斉藤高根君) 農協とすれば今何を考えているかというと、特別栽培米を考えています。慎重に事を運ばないと、無農薬を実際は集荷をして中継をしているんですけれども、農協が扱うと、普通の米って、1袋動かすと何円かずつ農協が赤字になっていく仕組みになっているの。だから、農協の経営者とすれば、米は集荷しないほうがいいだろうと、こういう現状があって、ぎりぎりまで生産者米価を組合員に渡そうとしているわけ。それが今現実であって、そのぎりぎりでやっているところの米を否定するかのごとく農協に有機米を扱えというのは、どうかと思うよ。  これは、もう1回改めて、農協と市でどのようにするかをもう少し煮詰めて、今は農協の理事もこの有機米を肩代わりして集荷しているというのも事実が分からないので、もう1回これはきちんとみんなに、せめて理事会に諮って、こうすればこうしますよと、集荷は赤字なんですよと言われれば、じゃ、生産者じゃなくて、集荷の手数料もつけますよと、そんな形を取って、今、農協の経営状況も理解してくださいよ。  要するに我々は系統販売をしているわけ。系統販売というのは、農協と契約して、これだけ出すよと約束した上でこれだけ出して、幾ら。幾らって、全部の米が、組合員の米が全部売れたら、そこで精算をすると。途中まで仮払いで、下手すると2年前の令和元年の米の精算は今終わった、こういう仕組みになっていて、組合員のために平らにして、最後の1円まで皆さんに配付しようという努力を重ねている、これが今の農協の仕事なわけ。  突然、市の施策だから有機米をなんかって、こう言われても、農協ときちんと話をして、一体となってやってくれないと困ると思う。誰も知らない話で、組合長ぐらいは少しは分かっていると思うけど、扱えと言われるから扱うよと。少なくとも理事会にかかるような議題として、みんなで議論をしてから物を進めていただきたい。  以上です。 1026 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 1027 ◯委員(大村富良君) 関連で、先ほどの有機米生産促進事業費500万円ですけども、先ほど答弁が出たかどうかちょっと聞き取れなかったかもわからないんですけど、何件ぐらいの農家のほうを見込んでいるのか、作付面積はどのくらいを見込んでいるのか、教えていただきたいと思います。 1028 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 1029 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 令和3年度の予定でございますけども、令和2年度の8名から3名増える11名、圃場面積につきましては、昨年の、今年度になりますね、令和2年度の5.5ヘクタールから、令和3年度は圃場面積約11ヘクタールを予定してございます。  以上です。 1030 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 1031 ◯委員(大村富良君) これを松吉課長に聞いていいかどうか分からないんですが、実際、学校でどのくらい使うか。ほぼ、学校で見込んでいるのかどうか。分からなければまた教育部のほうに聞きますけど、お答えいただければと思います。 1032 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 1033 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 私どもが生産者の方にお願いしているのは、学校給食に全量を出してくださいと。それは約2ヶ月分の給食になります。  以上でございます。 1034 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 1035 ◯委員(田中紀子さん) 2ヶ月でしたか。2週間でなくて、2ヶ月でしたか。  先ほどからいろいろこの話を聞いていて、学校給食以外の新たな販路というところで、そうすると、今、別のところで議案に上がって、基金ですよね、基金条例がありましたよね。あの基金条例は、学校給食に有機米を使うことに基金を使います。だから、その基金の使い道が新たな販路によってあるということは、使えるものと使えないものがあるんじゃないかなとお話を聞いていて思ったんですね。  それで、新たな販路でも学校給食でもどっちでも、普通の一般のお米を作るよりもちょっと難しく、収量が減る。でも、生産者にとって、数量によって金額が出なくて、金額のベースが、基本ベースがちゃんと生産者原価を保てるような形できちんと再生産できるような形じゃないと、やっぱり作り手は年によって左右されちゃったり収量によって左右されるので、そういう補償をきちんとしていかないと難しいかなと思ったんですが、基金の条例が、先ほどの新たな販路というところでは、基金は学校給食のほうに使うんですよねって確認です。 1036 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 1037 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 基金の使い道につきましては、主に学校給食のほうに使うということになっております。  以上です。 1038 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 1039 ◯委員(永原利浩君) 予算書の84ページ、子育て期の女性就労支援事業費49万1,000円の中でお尋ねをいたします。初めに、事業内容の説明をお願いいたします。 1040 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 1041 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) 本事業につきましては、子育て期の女性が安心して働き、子育てをすることができる環境づくりを図るため、就職に必要なスキル習得のための初心者向けパソコン講座と、ハローワークや民間事業者と連携した合同就職説明会などを、保育サービス付きで実施する予定でございます。 1042 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 1043 ◯委員(永原利浩君) 承知しました。パソコン教室を、それから、保育事業付きか、勉強していただいて、なるべく就労につなげるということかと思います。  ちなみに本年度の当初予算が100万2,000円であったものが次年度は半減の49万1,000円となった、この理由についてはいかがですか。 1044 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 1045 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) 各事業との予算調整をする中で、パソコン講座の開催回数を減らすことで予算を縮減させていただいたところでございます。なお、予算を減らしておりますが、県が設置するジョブカフェちばやジョブサポートセンターと連携したセミナーの開催や情報発信等により、就労支援の充実に取り組んでまいりたいと存じます。 1046 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 1047 ◯委員(永原利浩君) 先ほどの答弁のお答えの中で、お母さん、ママがパソコンのお勉強なんかをしているときに子どもを預かってくれるんだよなんていうことだったんですけど、そのお子さんの年齢制限、例えば赤ちゃんを連れてきてもいいのか、あるいは、その辺、子どもの年齢制限ってあるのかしら。 1048 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 1049 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) 受講に当たりまして、お連れのお子様の年齢はございませんし、受講者がどの年齢のお子様を育てられているか、条件はございません。ただし、保育サービスをご利用になる場合には原則2歳以上とさせていただいておりました。 1050 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 1051 ◯委員(永原利浩君) 本支援を受けた子育て期の女性が就業に結びついているとよいわけですけれども、ちなみに今年度、100万2,000円だったかな、の当初予算で動いたわけですけれども、これで実際に何名が支援を受け、うち何名が就労に結びついた、その実績があったら教えてください。 1052 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 1053 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) 今年度の開催につきましては、新型コロナウイルスの状況を鑑みて講座は開催しておりません。参考ではございますが、一昨年、令和元年度の講座でございますが、27名の方が受講され、後日の就労状況調査によりますと、そのうち4名の方が就職されたと回答をいただいております。 1054 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 1055 ◯委員(永原利浩君) もう一つ質問なんですけれども、多分データがないと思うので、なきゃないという答えでいいんですけれども、この支援を受けて、スキルをつけて就職しようと思ったと。だけど、子どもがちっちゃくて、どこかに預けなきゃいけないんだといったときに、保育園とかにちっちゃいから預けなきゃいけないんだと。結局、そこがいっぱいで待機児童になってしまった。スキルは身につけて仕事も就けるようになったけど、子どもを預けるところがなかったから結局就労できなかったなんていうデータは多分取ってないですよね。 1056 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 1057 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) この講座を受講するに当たって待機児童との関係性を条件とはしておりませんので、そのデータについては把握してございません。 1058 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 1059 ◯委員(永原利浩君) 恐らくそういうお答えだろうと思いました。  今回、子育て期の女性就労支援の実施をしましたが、待機児童関係で引っかかり、結果、就労ができなかった事例は押さえていないというお答えだったんですけれども、経済部の単独事業で何人かの支援をしたんだと、えへんで、それで終わりじゃなくて、最終的には、就労支援を実施して就労も決まりそうになった。しかし、待機児童、さっきの質問に戻っちゃうんですけど、待機児童の関係で経済部が実施した事業が無駄になってしまうようなことがもしあるなら、今は押さえていないということなんですけど、本当は押さえてほしいんですよ。無駄になりそうであるなら、経済部は健康こども部に対して、待機児童の解消をしっかりやってくれないと、うちがやったその事業が台なしになっちゃうんだと。要するに何が言いたいかといったら、横の連携をしっかり取って、うちはそうやってこのお母さん、ママをしっかり働かせたいので、どうにかこの子たちが待機児童にならないように、うまい手という意味じゃないんですよ、解消するように手立てをつけて、その横の連携をやっていただきたいなと。これを聞くと嫌でしょうから、意見としてよろしくお願いします。 1060 ◯委員長(重城正義君) ここで、間もなく午後5時となります。会議時間を延長いたします。  草刈委員。 1061 ◯委員(草刈慎祐君) 中小企業資金融資金融対策事業費についてお伺いいたします。  この事業費なんですけれども、県のほうからとかいろいろあると思うんですけれども、今回、財政が厳しい中で同等の金額どおりなんですけれども、今回、新型コロナウイルスの関係等がありまして、民間の事業者、いろいろな事業者、内情が全部分かるわけじゃないですけども、よく町で聞く話は、新型コロナウイルスの関係で国庫、金融公庫だったり、お堅いところからいろんな支援のお金を借りられるということで、活用されているような方が多いふうに私は聞いているんですが、そうしますと、新型コロナウイルスのほうのお金を活用されている方はどうしてもそっちのほうが金融の面とか内容がいいということで、そっちを多く使っているという話を聞いているんですが、また今回これを同額にしたというのは、やっぱり県なり指導があるから、毎年、この金額にしたということなんですかね。普通に企業をやっていればどっちのお金を借りるかという話になるんですけども、割合のいいほうを借りて運用すると思うんですけれども、同等というのはやっぱり県の指導があるから、同等のお金を形付けてやっているというふうな認識でよろしいんでしょうか。 1062 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 1063 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) 県からの指導はございません。  今、委員がご指摘いただいたこのコロナ禍におきまして、セーフティネット資金制度の活用を民間の中小企業の方々がご活用いただいているというのは承知しております。しかしながら、来年度、令和3年度の状況につきましては、いまだ、まだ不透明な部分もございます。しっかりと中小企業に対しまして各金融機関が融資を可能とするように、予算としては今年度と同等の額を用意させていただきたいと考えているところでございます。 1064 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 1065 ◯委員(草刈慎祐君) すいません、そういうふうに言われればそうなんだなというんですけども、決算じゃありませんが、分かる範囲で結構なんですけども、令和2年度の実績で、この事業を使われているところというのはどれぐらいのパーセントあるのか教えてください。パーセントというのは、その予算に対して。分かる範囲で結構です。 1066 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 1067 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) 状況としまして、まず、新規の融資の実行額、この融資を使いました実行額の比較を述べさせていただきたいと思います。令和元年、一昨年ですが、9億5,193万円の新規融資実行額がございました。これに対しまして、このコロナウイルスの影響を受けた状況もございますが、令和2年におきましては2億6,178万円減少し、6億9,015万円となっております。これを見ましても、この市が用意した制度融資の活用につきましては、金額の活用額は減っているところでございます。 1068 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 1069 ◯委員(草刈慎祐君) そういったことですけれども、セーフティネットというふうに言われましたし、いざ、本当に困っている人が訪ねて相談に来られたとき、ないというのもいたし方ないということで理解をいたしました。  続けてアクアコインなんですけど、いつも建設経済で委員長という立場であんまり質問できないので、あえて伺わせていただきたいんですけれども、普及事業費ということで、内容も書いてあるんですけれども、いろんなところに使ってもらわなきゃいけない、オーガニックシティの循環型社会をつくるための1丁目1番地というふうに思っておるんですが、そしてまた、このコロナ禍の中で、私もかかりつけ医がありまして、2ヶ月に一遍行かせてもらっているんですけど、ちょうど新型コロナウイルスの緊急事態宣言中、どうしても薬をもらいに行かなきゃいけなかったんですけども、そのとき、お財布からお金を出してお釣りをもらうという行為が、私もあんまり進んで使いたくないなと、現金を使いたくなかったんですね、そのときは。未知の病、未知のウイルスということでしたから怖かったですし、ただ一方で、受付業務をされている方たちも大変だなあと、僕ならちょっとしんどいなあという思いで、医療従事者に感謝しながらお金を払わせていただいたんですけれども、そういった中で、医療福祉の病院だったり、木更津市の場合、君津中央病院もありますし、そういったところにICTを使って、新型コロナウイルス絡みの加速化給付金等を使って、今回、新型コロナウイルスを令和2年度、新型コロナウイルス対策に給付金を使って、もっと僕、波及すればよかったなというふうに今になって思っているんですけども、来年度そういったところに拡充、行政としてお願いしやすいところであると思うんですけども、そういったところにお願いするというような普及方法は考えているのか、お聞かせください。 1070 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 1071 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) 今、委員がご指摘いただきました医療機関を初めとする加盟店、アクアコインが利用できる加盟店につきましては、特に業種を絞って計画的に予算付けてやるということは現在用意してございません。今、委員からもご指摘いただいたような医療機関も含めて加盟をしていただいている施設もございますので、引き続き、私どももそういったところに働きかけをしていきたいと考えています。  以上です。 1072 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 1073 ◯委員(草刈慎祐君) このアクアコインに関してはいろんな意見があって、よその自治体であんまり行われていないものですので、皆さん、議員の方たちもいろんな意見を言われております。  その中で、このアクアコインを最初導入したときに、某国会議員団がわざわざ木更津市まで研修に来まして、国会のほうでも紹介されたということもあります。全国、言われてみれば日本中が、ある意味、これが成功するかどうなのかというのを注視しているところだと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。  以上です。 1074 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 1075 ◯委員(石井徳亮君) それでは、予算書の86ページの農業次世代人材投資事業費750万円。
     話的には農地中間管理事業費のほうにも波及してしまうんですけども、この農業次世代人材投資事業費、こちらは概要のほうを見ますと、こちらが就農前後の次世代を担う青年等の新規就農者に資金を交付し、新規就農者の増大を図るとなっておりますけども、実際問題、後継者の問題のほうが大きいんじゃないかなって気がするんですよ。  新規就農者で、例えばこの資金で、何組かちょっと分からないんですけど、数件だとしますけども、離農する方の数のほうがすごく増えていて、その後継者のほうに、例えば後継者として農業の名義を換えたときに何かしら例えばプラスになるものとかってなければ、おやじがやめちゃったから俺はもうやんないよという話になっちゃうと、結局離農者ばっかりなってきてしまって、農地中間管理事業のほうでも、じゃあ、誰か借りてくれればいいんですけども、今、現実的には70代から先の方が農業をやっていて、やめられちゃう、体の調子が悪くて離農されちゃうという方がいて、せがれさんはやっぱりやらない。やっぱり70代で、ほかの土地から、うちの田んぼもやってくれよと頼まれていた人も、それ以上体がきかなくてそれを返してしまう。そうすると、どんどん遊休農地が増えてきて、結果的に耕作放棄地につながりかねない状況が、すごく今、案件が重なって出てきているんです。  ですから、この新規就農者のほうに目を向けていただくのもいいんですけども、離農で遊休農地がどんどん増えてきてしまう方の対策も、この新規就農者というか、後継者の方々のほうにも目を向けていただければと思うんですけども、いかがでしょうか。 1076 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 1077 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 委員がおっしゃいますとおり、今回も高柳のほうで大規模に農業をやっている方が離農したといったようなケースもございます。その辺の後継者というのは深刻な問題ではございます。  当課といたしましても、やはりこれは人・農地プラン作成ですとか、実質化されたこの人・農地プラン作成という国の補助メニューを使ったり、今後も県、農業委員会と連携し、地区ごとに説明会を開催するなど、そういった課題を一つ一つ整理し、研究してまいりたいと考えております。  以上です。 1078 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 1079 ◯委員(石井徳亮君) 考えていただけるという話ですけども、結局、待ったなしでどんどん発生している事案なので、もう時間の猶予はありません。ですので、その辺では、その高柳の方なんかもすごくいっぱいやっていらっしゃったというような話なんかも聞いていますけども、うちのほうでもやっぱりお願いされてきて、あの矢那の地区でも三十何町歩って、1人、1軒でやっている方がいらっしゃるんですよ。そうすると、その方がやらなくなっちゃうと、一気にその三十何町歩が遊休農地になってしまうんです。矢那の風景が全く、がらっと変わっちゃうぐらいの影響が出るんですよ。  そんな形のことを考えると本当にぞっとするような思いで、何とかならないのかなと思うんですけども、新規就農者で、今からだと例えばビニールハウスでイチゴをやっている方とか、そういうイメージのいい農業だと思うんですけど、今までやっていらっしゃる農業の方々のことを未来につなげていけるかどうかということが今すごい大きい問題になっていると思いますので、その辺のことはよろしくお願いいたします。  以上です。 1080 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 1081 ◯委員(佐藤修一君) 今の関連で、どのように次世代を担う青年にPRしていくのか、教えてください。 1082 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 1083 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 千葉県のホームページやチラシにて、就農準備として必要な技術を習得するための研修資金制度や、経営開始時の経営確立を支援する制度等について周知しているところでございます。令和2年度につきましては、本給付制度を活用して3名の方、また、令和3年度につきましては新たに3名の方への給付を予定しております。  また、新規就農希望者からの相談につきましては、県の各農業事務所等に設置しております新規就農相談センターや本市の窓口において相談を受け付けており、農地、就農資金、営農計画作成や、補助金の総合的な窓口として、各種相談に応じております。  以上です。 1084 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 1085 ◯委員(佐藤修一君) あわせて、石井委員もご指摘されておりましたけども、後継者、まさに担い手不足、また、農業の若い世代の後継、こちらも併せて深刻な問題というふうに先ほどのご指摘もございました。引き続き、よろしくお願いいたします。  以上です。 1086 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 1087 ◯委員(田中紀子さん) 別冊12、33ページ、商店街の電灯料補助事業補助金です。  資料を送ります。商店街の電灯料補助事業について質問します。  市内の道路も公園も自治会もリースでLED化となり、商店街の現状はどうなのか、資料を用意しました。商店街といっても、どれだけあるのかも分からなかったので、この一覧で木更津市内の様子が分かります。会員数もいろいろです。少人数だと、電灯の維持管理も大変かなと思ってしまいます。商店街の決算書の金額と電灯の料金を見てみるも、ほとんど電灯代で集めているような会費のところもあるような感じが見受けられました。  商店街の電灯もLED化になっていると建設経済常任委員会で聞きましたが、全てなのか、一部なのか分からないのですが、把握していたら教えてください。 1088 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 1089 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) 電灯料補助を行います19団体、資料にございます19団体の街路灯のうち、市の補助金を通じてLED化整備した街路灯につきましては、令和2年度現在、全688基のうち357基、51.9%がLED化をしている状況と把握してございます。  なお、そのほか、電灯料補助を行っていない団体の街路灯、また、自費でLED化整備を行った街路灯につきましては、その状況は確認をしておりません。 1090 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 1091 ◯委員(田中紀子さん) 分かりました。市が補助して、LED化を進めてきたと。  LED化にする前と比べると、電灯料金はどうでしょうか。 1092 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 1093 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) これまでの電灯料補助金額の推移でございますが、平成26年度をまず紹介させていただきますと、453万2,667円であったところ、令和元年度の数字でございますが、235万9,912円となり、5年間で約217万円の減額となっているところでございます。 1094 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 1095 ◯委員(田中紀子さん) 資料には、台風の被害での修繕も掲載しました。  確認ですが、台風で修繕が必要で、補助申請があったところだけ把握していると考えてよいですか。実は修繕が必要だと思われるものの、商店街で申告しなかったものがあるのかないのかまでは把握していないと考えてよいでしょうか。 1096 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 1097 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) 令和元年度の台風によります商店街の被災状況につきましては、木更津商工会議所を通じまして全団体に調査を行い、9団体から商店街施設の被災報告があったと伺っております。  ただいま委員がおっしゃいましたとおり、本資料をお作りいただきました。資料に掲載している4団体は千葉県の商店街復旧支援事業補助金を活用し、修繕を行ったものでございます。そのほか5団体につきましては、電球の水漏れ等の被害でございまして、補助金の対象外とされたところでございます。  以上です。 1098 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 1099 ◯委員(田中紀子さん) 電灯の今おっしゃった水漏れで補助金の対象外というところは、その後、修繕されたかどうかは分からないということですよね。 1100 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 1101 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) 確認できたところでございますが、そのほか5団体と聞いておりますが、3団体は修理済み、1団体は今後の対応、1団体につきましては、申し訳ございません、把握し切れておりません。 1102 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 1103 ◯委員(田中紀子さん) 明るいまちにしていただければと思いますが、商店街のほうでもかなり頑張って頑張り切れない部分があるのかなとか、いろいろ思って質問させていただきました。  市の補助でLED化にしたとすれば、環境部のCO2削減で加算してはと考えましたが、既に市が補助金で出してLED化になったのもあるので、そういうのはもう環境部のほうで加算されているのでしょうか。いや、こういうデータは伝えてないので加算してないよとか、加算するものではないとか、いろいろあると思うんですが、いかがでしょうか。 1104 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 1105 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) 商店街のLED化の効果につきましては、環境部に確認をしたところ、市全体でのCO2削減分にはデータの加算はされないというふうに聞いております。 1106 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 1107 ◯委員(大村富良君) 予算書の89ページのカキ養殖導入促進事業費について伺います。  牛込漁協でカキ養殖の試験をしているということは聞いていましたが、この事業の概要についてお伺いいたします。 1108 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 1109 ◯農林水産課長(松吉 啓君) カキ養殖導入促進事業につきましては、平成30年度から、牛込漁業協同組合が行っているカキ養殖試験に必要なかごやロープなどの資材購入に対しまして、県及び市で補助するものでございます。  以上でございます。 1110 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 1111 ◯委員(大村富良君) 以前にも別事業で補助支援をしていたと理解はしていましたが、新規事業とした理由についてお伺いいたします。 1112 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 1113 ◯農林水産課長(松吉 啓君) これまでも、カキ養殖導入に伴う資材費等につきましては、別事業の浅海増養殖振興事業費によりまして、市の3割補助で実施しておりました。令和3年度から、県事業として、事業費の5割が県、市が補助残の3割以内で補助することになりまして、漁協の負担が軽減されることから、今後順調に事業化が進んでいくものと考えております。  以上です。 1114 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 1115 ◯委員(大村富良君) 令和5年度の区画漁業権取得を目指しているということを聞いていますが、今後、どのような補助支援を行っていくのかお伺いいたします。 1116 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 1117 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 事業拡大に向け、来年度購入するカキを養殖するかごなどの資材につきましては、今後も必要に応じて継続的な支援に努めてまいります。  また、令和3年度に、またこれも別事業なんですけども、流通改善施設整備事業費におきまして、カキを生食用として出荷するために必要な海水殺菌処理施設導入に対しまして、千葉県と連携し、補助を実施する予定でございます。  以上でございます。 1118 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 1119 ◯委員(大村富良君) 分かりました。この事業のカキが木更津の名産品となることを楽しみにしています。よろしくお願いいたします。 1120 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 1121 ◯委員(石井徳亮君) 予算書の88ページの林業費のほうでちょっと幾つか質問させていただくんですけども、林道維持管理事業費963万3,000円、本年度は413万3,000円で、要求金額は1,258万3,000円、これは台風の関係で崩れたところの修理等の金額がかさんでいるんだと思うんですけども、これは要求どおりの査定が出ていなかったんですけども、おおよそこれは何年ぐらいで終了する見込みなんでしょうか。 1122 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 1123 ◯農林水産課長(松吉 啓君) こちらの林道維持管理事業費につきましては、今回、うちのほうで林道の補修工事ということで予算計上を試みたところでございますが、市の全体的な財政のほうも考慮いたしまして、こちらの工事内容を変更してコスト縮減を図り、この査定額まで落ちたものでございます。  以上でございます。 1124 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 1125 ◯委員(石井徳亮君) 何年でという聞き方をしたので、それでは、令和3年度で全て完了するという解釈でいいんでしょうか。 1126 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 1127 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 今回のこちらの工事につきましては、来年度で完了するということになります。  以上でございます。 1128 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 1129 ◯委員(石井徳亮君) 林業振興費の関係でちょっと聞くんですけども、例えば市でもゼロカーボンシティという形でうたっていて、循環型社会を目指すというような形になってくると、サンブスギ林の再生という形になってくると、皆さん、どういう印象を持っているか分からないですけど、杉できちんとやったところって下まで光が通らないんですよ。針葉樹林なので葉っぱも落ちてきません、基本的には。そういう形では下に草も生えないし、葉っぱもないから保水力的なものもあまりないんですね。ですから、うちなんかもやっぱりそういう形で植えてしまったところがあるんですけども、そこのところなんかはもう枯れて、空いているところなんかは広葉樹を植えて混植しようかなと思っているんです。そうすると、葉っぱが落ちてきて、養分も増えて、保水力も上がる。  そういった形では、山林の再生というか、生きていくためには混植の方法が一番いいんじゃないかなと思うんですけども、ゼロカーボンという形をうたっていく上では、このサンブスギだけで再生させていくということはゼロカーボンとはちょっとかみ合わなくなってくるのではないかなという気がするんですけれども、その辺の解釈はいかがですか。 1130 ◯委員長(重城正義君) 石井農林水産課主幹。 1131 ◯農林水産課主幹(石井良幸君) まず、ご指摘のございましたサンブスギの林業振興補助金で実施している事業についてご説明しますが、サンブスギは溝腐病という病気で幹が腐ってしまって倒れてしまう、台風等でかなり被害が多かったんですが、それを伐倒、搬出して、再生していきましょうと。そのサンブスギではない、新たな杉を植林していくことによって森林を再生していこうという事業で、これは国・県の事業なんですが、市も連携して、それに対して補助金を実施しているところでございます。  ご指摘のございました、針葉樹ではなくて広葉樹の混植、混交林ということでやったほうがいいんじゃないかということは、昨年9月に策定しました木更津市の森林整備の方針でも、地域によってはそういった森林整備を進めていくということで、具体的には、広葉樹の再生というのは具体化されていませんが、今後そういった森林整備も検討していくという考えでおります。  以上です。 1132 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 1133 ◯委員(石井徳亮君) 林業の管理とか、森林組合が大体担っていただいてやっていただくと思うんですけども、そういう考え方で例えば広葉樹を混植していくという形になったときには、森林組合との協力が得られるという前提で考え方を変えていかなくちゃいけないと思うんですけども、その辺なんかも大丈夫だと思われますか。 1134 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 1135 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 森林組合とは今の計画作成の中でも意思統一が図られておりまして、先ほどの繰り返しになりますけども、管理工数の低い広葉樹林の転換や、あと、天然林に戻すというような森林整備も考えてまいりたいと考えております。 1136 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 1137 ◯委員(石井徳亮君) やっぱり林業、杉とか植えてしまいますと、2年、3年の話じゃなくて相当長い期間の話になりますので、先を見越した対策をしていかないと、後々、未来の先の人たちに荷物になるものを残していってしまうものか、有効になるものを残せたかという形になりますので、その辺のことはしっかりと対策をお願いしたいと思います。 1138 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 1139 ◯委員(佐藤修一君) 別冊12、31ページ、30款5項15目鳥獣被害対策実施隊員報酬ですけども、減額されて8万円というふうになっております。  被害が今増えていると思っているんですけども、これが適当なのか、お考えをお教えください。 1140 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 1141 ◯農林水産課長(松吉 啓君) こちらの鳥獣被害対策実施隊員報酬につきましては、捕獲者の負担軽減を図るため、本市で設置しております実施隊に属する個人の方へのわなの見回り等の活動に対して報酬費を支出するものでございます。  委員ご質問の、被害が増える中で、8万円で適当なのかについてでございますが、近年、わなが設置してある近隣の農家などが見回りをしていただけるご協力が増えてきたこと、加えて、今年度、わなに設置する赤外線センサーカメラを購入することでわな巡回の軽減が図られることから、捕獲従事者と調整した結果、令和3年度につきましては予算8万円を計上させていただいたところでございます。  以上です。 1142 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 1143 ◯委員(佐藤修一君) 最近は、今まで出なかった、出没しなかった地域にも出没したとの情報もいただきます。今後、見守りもそうなんですけども、対策強化もよろしくお願いします。
     以上です。 1144 ◯委員長(重城正義君) 田中委員、どうぞ。 1145 ◯委員(田中紀子さん) 隊員に対して報酬という、この報酬、報償じゃなくて報酬というんですけど、隊員の位置付けは何かあるんですか。 1146 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 1147 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 実施隊につきまして、まず、構成ですけども、農林水産課職員、環境管理課、あとは個人の方がいらっしゃいまして、今回の見回りをしていただく方は、隊員ということで指名いたしまして、特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例により定めている方となります。  以上です。 1148 ◯委員長(重城正義君) ほかに。田中委員。 1149 ◯委員(田中紀子さん) では、農林水産課にお聞きします。種苗法についてです。  種苗法は、米や野菜などの新品種を開発して登録した場合、開発者の知的財産権を保護する法律です。種苗法では、育成者権といい、生産、販売する権利が与えられます。同時に種苗法は、農家が購入した種子や苗を育て、収穫して、翌年再び自分の農地で種苗として使うことは認められています。これを自家増殖といいます。  改正では、登録品種については自家増殖を原則禁止とし、登録期間の25年または30年の間は許諾料を支払わなければならなくなります。法改正後は、登録品種の利用条件が生産者に伝わるように種苗への表示を義務化するとありますが、農家の方が自分の栽培しているものが、今まで自家増殖とかしていたものが登録品種なのか、そうでないのか、分からない方が多いと聞きます。そこで、登録された品種も名称がどんどん変更されていくので、登録品種を自家増殖すると罰金を支払わなければなりません。  罰金についてご説明ください。 1150 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 1151 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 令和4年4月1日から施行する改正種苗法では、登録された品種を無断で栽培するなど権利を侵害した場合、栽培の差し止めや損害の賠償が請求でき、罰則といたしましては、個人では懲役10年以下、罰金でいいますと1,000万円以下、法人では罰金3億円以下となっておりますが、こちらは故意であることが条件となってございます。  以上でございます。 1152 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 1153 ◯委員(田中紀子さん) 故意であることが条件と言っていますが、車の運転でもちょっと一旦停止するのを忘れたというのは、故意ではないと言ってもやっぱり罰金を取られる。罰金というか、罰則があります。だから、令和4年4月1日から施行するまでに、やはり多くの人がこの罰金なんかも取られることがないようにやっぱり周知して、みんなで予防という段階で動いたほうがいいのかなと思って、次、質問しますね。  法改正が施行される来年の4月までには、農業を振興する木更津市として、農家が栽培している作物が登録品種かどうかをどのように生産者に伝えますか。 1154 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 1155 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 改正種苗法では、まず、令和3年4月1日から販売される苗や種苗につきましては、登録品種であるか、ラベルや広告等により種苗の袋や缶などに直接表示するか、または必要な表示事項を記載した商標を種苗に添付するなど、表示が義務化されることになりますので、購入の際に確認できるものと考えております。  また、生産者への周知につきましては、市のホームページで周知を図るとともに、君津農業事務所やJA木更津市と調整を図りまして、必要に応じて、JA木更津市の総会ですとかセミナーなど、生産者が多く集まる機会を捉えまして説明してまいりたいと考えております。  以上です。 1156 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 1157 ◯委員(田中紀子さん) 令和3年4月1日から販売されるものには表示される。だから、今既に買ってしまったものとか自家増殖をしているものは分からないわけですね。だから、そこのところも今後、お知らせしていただかなくてはいけないかなと思うんですが、大規模にやっている方たちは組織を使って周知できるでしょうが、道の駅などに少量を一生懸命作って出している生産者なりもおられると思うんですが、そういう場合はどうでしょうか。 1158 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 1159 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 小規模農家の方々への周知でございますが、道の駅に出荷いただいている生産者の皆様方には、指定管理者を通じましてチラシなどの配布により、また、他の小規模農家の方々へは、こちらもJA木更津市の協力あってなんですけども、支部長回覧等により、適切な周知に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 1160 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 1161 ◯委員(田中紀子さん) 確認ですが、市民が畑を借りて栽培している場合はどうでしょうか。 1162 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 1163 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 今回の法改正では、登録品種であっても、収穫物の譲渡や販売を行わない自家消費目的の家庭菜園や、趣味としての利用に影響はございません。  以上です。 1164 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 1165 ◯委員(田中紀子さん) 集荷物の譲渡や販売を行わない、自家消費というところがポイントですよね。一生懸命畑で作っていたものを、そこがポイントで、やっぱり売り買いを主力とする人。  主力じゃないけれども、ちょっとあげてしまったりとか、そういうところは指摘されてしまったら罰金になっては大変なので、その人たちにも知らせる方法として何かご検討されているでしょうか。 1166 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 1167 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 今回の法改正によりまして、どれくらいの方々が、生産者が影響を受けているのかというのは現時点では把握しておりませんが、今後、調査を進めていく中で、その影響が広く市民の方々に及ぶということでございましたら、例えば出前講座等の開催も検討してまいりたいと考えております。  以上です。 1168 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 1169 ◯委員(田中紀子さん) 登録品種が9,000品種もあるようなことを聞いたので、やはりこれは大変だなと思ってお聞きしました。補足説明があるようなので、ここで終わります。 1170 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 1171 ◯委員(斉藤高根君) 我が木更津市農協では、トレーサビリティーというのをもう10年も前からやっていまして、趣旨は買ったものしか売れないということで、全部、いつ、どこで種を購入して、それをいつ播種して、何の農薬を使って、いついっかに田を植えて、いついっかに収穫したという証明をつけて出しているんですよ。ですから、問屋は全部、農協の米というのは把握しているということで、安心してください。 1172 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 1173 ◯委員(田中紀子さん) 農協だから安心ではなくて、その農協がどこから仕入れているかによって、やっぱりあると思うんですね。だから、そこのところも含めて、登録品種なのかどうかというのが、ラベルがちゃんとあるのかどうかも含めて指導していただければと思います。 1174 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。佐藤委員。 1175 ◯委員(佐藤修一君) 別冊12、31ページ、30款5項15目道の駅維持管理運営費についてお尋ねいたします。  道の駅の利益の何%に当たるか、また、運営状況についてお聞かせください。 1176 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 1177 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 道の駅の維持管理運営費につきましては、24時間利用可能な駐車場やトイレを有する道の駅木更津うまくたの里の維持管理に要する指定管理料となっており、道の駅の施設を適切に維持管理するために経常的に係る経費を指定管理料として、債務負担行為を設定した上で、指定管理期間である2032年3月31日まで歳出予算として予算計上するものでございます。  また、お尋ねの道の駅の運営状況でございますが、令和元年台風、また、今回の新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言の発令など、予見することが難しい事象もございましたが、開業以来、市の予想を上回る売り上げを記録しており、売り上げに乗じて市に納付される施設使用料は指定管理料を上回り、良好な経営状況を維持しているところでございます。  なお、参考までに昨年度の数値で申し上げますと、道の駅の年間売り上げが約6億7,000万円、市から指定管理者に支払われた指定管理料が2,926万6,500円、売り上げに乗じて市に納付された施設使用料が3,994万392円でございますので、指定管理料を約1,070万円上回る施設使用料が市の歳入として納付されているところでございます。  以上です。 1178 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 1179 ◯委員(佐藤修一君) 黒字事業で回っているということで、いい事業だと思いました。  木更津うまくたの里について、先日、このようなお声を頂戴したのでここでご紹介をさせていただきたいと思います。「地元のご高齢者が中心に、また、年金等のみで収入が減少する中で、僅かでも自分の畑で作った野菜などが出品できるので助かる」とか、「道の駅のスタッフはみんないい人。親切。いつも元気をもらいに行っている」という、すごくうれしいお声を頂戴しましたので、ここでご紹介させていただきました。  以上です。 1180 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 1181 ◯委員(石井徳亮君) 予算書92ページの、空き店舗活用支援事業補助金についてお伺いします。  こちら、概要のほうを見ますと、みなと口(西口)地区に100万円を3件、太田山口(東口)地区のほうで50万円を2件、これはパークベイプロジェクトの関係なのかもしれませんけども、これは改修工事費の一部を補助するとなっていますけども、この補助率というのがあるのか、まずお聞きします。 1182 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 1183 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) 対象事業費の2分の1が上限でございます。 1184 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 1185 ◯委員(石井徳亮君) 了解しました。  あと、西口はそのまま海のほうまで行ってしまえばそれで終わりなんですけども、東口の範囲というのは、どの辺までの店舗を含めるんでしょうか。 1186 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 1187 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) 中心市街地活性化基本計画の定める範囲でございますので、現在の範囲ですと法務局の辺りまでだったと記憶しておりますが。 1188 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 1189 ◯委員(石井徳亮君) そういう形では確認させていただきました。  どちらにしても空き店舗が非常に多いですので、店舗を借りる方とのうまくマッチングしていただいて、活性化につながるようによろしくお願いしたいと思います。  以上です。 1190 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 1191 ◯委員(田中紀子さん) パークベイプロジェクトなんですが、鳥居崎海浜公園の中にある店舗があります。富士見亭という店舗がありますが、そこを昨日の予算審査でお聞きしたところ、居住していないので、店舗として使用して都市公園使用料を支払っておられるということでした。パークベイプロジェクトで鳥居崎海浜公園を行うということで、また、そこで植林とかきれいに庭をやったことが、今回、工作物の財産として議案があります。  ということで、今後、店舗として鳥居崎海浜公園にありながら、その店舗はパークベイプロジェクトの中に入る入らないというのがちょっとややこしいので、今後どういうふうな。あのままの状態なのか、そこは市民から問い合わせが来たときにどう答えたらいいか分からないので、ご見解がありましたら、質問通告しておりませんが、よろしくお願いします。 1192 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 1193 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) パークベイプロジェクトとしての鳥居崎海浜公園の範囲は富士見亭も含むエリアと考えておりますが、実際のこの事業に関しまして、プロジェクト事業で構う場所としては、富士見亭はそのまま存置する形で考えております。  以上でございます。 1194 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 1195 ◯委員(田中紀子さん) じゃあ、ずっとパークベイプロジェクトって始まっても、今の場所はそのままなんですね。いや、昨日質疑したときには、パークベイプロジェクトが始まるんなら、そこは普通財産として売るか貸すかして、ほかとは全く違うんだよというような位置付けもできるんじゃないかというふうには質疑したんです。だけれども、都市整備部のほうではさっきの説明のような形だったんですね。  でも、それでいいのかどうか。やっぱりもう1回、経済部と都市整備部とお話ししていただければなと、そんな機会があればなと思ったので質問しました。でも、今、答えはどうせないので、座ります。 1196 ◯委員長(重城正義君) 今後の協議ということで、要望ということでとどめてください。  ほかに。佐藤委員。 1197 ◯委員(佐藤修一君) 別冊12、32ページ、30款5項25目農道舗装事業費でございますけども、基本的な質疑で申し訳ないんですけども、農道は本来舗装するものなのか、教えてください。 1198 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 1199 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 農道につきましては農業の用に供するために設けられたものでございますので、農業者の通行における安全性の確保はもとより、農作業の効率化が図られるなど農村環境の向上に寄与することから、舗装工事を推進しているところでございます。  以上です。 1200 ◯委員長(重城正義君) ほかに。田中委員。 1201 ◯委員(田中紀子さん) 市場のことを、誰も質疑がなかったので1個させていただきます。  予算書を見ても目新しいものがないので、また、事業収入を見ても、前年度と比べてそんなに下がっていないということで、このコロナ禍であってもそんなに影響がないのが公設卸売市場なのか、影響が、入ってきた食材はちゃんと売れていたのか、入ってくるのがそんなになかったのか、この令和2年度というのはどんなふうに過ごしていたのかというのを、ちょっと現状を教えていただければと思います。 1202 ◯委員長(重城正義君) 長谷川地方卸売市場長。 1203 ◯地方卸売市場長(長谷川直樹君) 今年度の新型コロナウイルスに関する市場の影響でございますが、市場の取扱高の影響につきましては、緊急事態宣言が発出されました4月頃が一番影響が大きく、水産で前年比19.8%、青果物で、野菜、果実で約2.2%、市場全体で約8.3%の減少がございました。  その後、緊急事態宣言が解除されました5月以降につきましては徐々に回復いたしまして、4月から2月までの売り上げ合計は、水産で前年比4.7%、青果では0.2%の減少となっており、市場全体では前年度比1.7%の減少となっております。  以上でございます。 1204 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。佐藤委員。 1205 ◯委員(佐藤修一君) 別冊12、32ページ、30款5項25目多面的機能支払交付金事業費ですけども、具体的にどのような取り組みが地域で行われているのか教えてください。 1206 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 1207 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 多面的機能支払交付金事業における地域の取り組みにつきましては、農地のり面の草刈り、また、水路の泥上げ、農道の路面維持などの保全活動と、水路、農道等の軽微な補修、素掘り水路からコンクリート水路への更新など、施設の長寿命化につながる活動などが行われております。  以上でございます。 1208 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 1209 ◯委員(佐藤修一君) 地域からは多くのご要望が来ていると思いますが、優先順位や予算配分など苦慮されていると思いますが、引き続きよろしくお願いいたします。 1210 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。佐藤委員。 1211 ◯委員(佐藤修一君) 続いて、令和3年度予算の概要34ページ、30款15項10目水産業振興費の中のアサリ増産体制促進事業補助金ですけども、令和3年はゼロ円、令和2年度比較マイナス897万6,000円となっておりますが、その理由をお聞かせください。
    1212 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 1213 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 令和3年度につきましては、全国的なアサリ資源の減少もございまして、また加えて、主なアサリ稚貝の購入先でございます九州地区が災害の影響を受けたと、そういうこともあり、入手困難が予想されたことから、県、市、漁協と調整した結果、予算の計上を見送ったところでございます。  また、令和2年度も稚貝の購入が困難でございまして、9月補正にて減額し、新型コロナウイルス感染症の予算として組み替えを行っております。  このようなことから、令和2年度より地場のアサリ稚貝を保護する目的で、新たにアサリ稚貝越冬緊急対策事業として、囲い網などの整備費について補助をしているところでございます。  このアサリ増産体制促進事業につきましては、購入地区の状況等を今後も注視しつつ、必要に応じて予算を確保してまいりたいと考えております。  以上でございます。 1214 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 1215 ◯委員(佐藤修一君) 稚貝の入手困難な状況があるということが分かりました。  購入地区の状況を注視しながら事業として継続されるということで、安心いたしました。引き続き、よろしくお願いいたします。 1216 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。佐藤委員。 1217 ◯委員(佐藤修一君) 別冊12、32ページ、30款15項10目漁業振興事業費の中の木更津市水産資源調査等事業費でございますが、この事業はどんな事業なのか、まずお教えください。 1218 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 1219 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 本市の伝統的な水産資源でございますアサリにつきましては、皆さんご承知のとおり、平成19年に発生したウミグモの影響により漁獲量が激減、昨今では、スズガモ、アカエイなどの食害被害もあり、回復に至っていないのが現状でございます。このことから、関係機関が連携いたしまして水産資源回復に向けた様々な取り組みを実施しておりますが、アサリの資源回復などの事業と並行して、本市にある潜在的な水産資源の活用を検討すべく、資源調査を実施するものでございます。  具体的に申し上げますと、例えば近年、船橋市の名物となっておりますホンビノスガイのように、それまでの主な漁獲物に代わる新たな収入減となる水産資源を発掘することを目的に、分布位置や発生状況などの調査を実施するものでございます。  以上です。 1220 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 1221 ◯委員(佐藤修一君) 漁獲量の減少や漁業従事者の収入減少などは、度々議会でも取り上げられております。アサリなどを加えた新たな水産資源の発掘に期待するところでございます。  以上です。 1222 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 1223 ◯委員長(重城正義君) 伊藤観光振興課長から先ほどのデータについての報告をお願いします。 1224 ◯観光振興課長(伊藤昌宏君) 先ほど、すいませんでした。港まつりのおっさおっさ募金でございますが、平成30年度が33万1,693円、令和元年度が30万4,198円でございました。令和2年度は、港まつり中止のため、行っておりません。  以上でございます。 1225 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員、よろしいですね。   ─────────────────────────────────────── 1226 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、以上をもちまして本日の日程は全て終了いたしました。  次回は明18日午前10時より議場で開催いたします。  本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでした。                                 (午後5時52分) Copyright © Kisarazu City Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...