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令和3年予算審査特別委員会 名簿 2021-03-16
令和3年予算審査特別委員会 本文 2021-03-16

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  1. 木更津市議会 2021-03-16
    令和3年予算審査特別委員会 本文 2021-03-16


    取得元: 木更津市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-05
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                 (午前9時59分)   ─────────────────────────────────────── ◯委員長(重城正義君) 委員並びに執行部の皆様、おはようございます。  ただいまの出席委員数は9名であります。定足数に達しておりますので、これより予算審査特別委員会を開会いたします。  本日は、去る3月4日の本会議において予算審査特別委員会に付託されました、議案12件について審査をお願いいたします。  それでは、審査に先立ちまして、近藤議長よりご挨拶をお願い申し上げます。近藤議長。 2 ◯議長(近藤 忍君) 議場の皆さん、おはようございます。  予算審査特別委員会の皆さんにおかれましては、先週の常任委員会審査に引き続きましての委員会審査ということで、お集まりいただきまして、ありがとうございます。本日より開催されました予算審査特別委員会でありますが、例年と審査の手順が変わっており、各委員の皆さんにおかれましては、大変ご努力、またご苦労されたものと思います。3日間の慎重審査をよろしくお願いいたします。 3 ◯委員長(重城正義君) ありがとうございました。   ─────────────────────────────────────── 4 ◯委員長(重城正義君) 続きまして、渡辺市長よりご挨拶をお願い申し上げます。渡辺市長。 5 ◯市長(渡辺芳邦君) 皆さん、おはようございます。  予算審査特別委員会の委員の皆様方には、大変ご多用のところ、令和3年度予算につきまして、ご審査をいただき、誠にありがとうございます。  本日から3日間にわたりましてご審査いただきます案件は、委員長ご案内のとおり、令和3年度木更津市一般会計予算、令和3年度木更津市下水道事業会計予算、及び4つの特別会計予算の当初予算及び補正予算の、合わせて12議案となります。内容につきましては、提案理由の際にご説明申し上げましたところでございますが、十分ご審査をいただき、原案どおり可決賜りますようお願いを申し上げ、挨拶とさせていただきます。  どうぞよろしくお願いいたします。   ─────────────────────────────────────── 6 ◯委員長(重城正義君) ありがとうございました。  それでは、議案第11号から議案第15号の一般会計予算及び特別会計予算、議案第42号から議案第46号の一般会計予算及び特別会計予算の補正予算、並びに議案第39号の下水道事業会計予算及び議案第51号の補正予算の12議案を議題に供します。  議案についてご審査願うわけでありますが、ここで審査の適正な進行と質疑の充実のため、委員並びに執行部の方々に再度お願いをしておきます。既に配付済みの「予算審査特別委員会の注意事項」をご確認いただき、皆様のご協力をお願いいたします。特に、委員におかれましては、一問一答や数値に関する質疑、人件費の審査など、必ず○○ページということを最初にご発言ください。それから、執行部においては、マイクを近づけての発言や答弁が行えない場合の後刻の答弁など、ご留意願います。  それでは、審査を願いますが、審査の方法につきましては、3月4日に決定のとおり、別添の審査区分表により、部ごとに行います。一般会計、特別会計予算、下水道事業会計予算及び各予算の補正予算を全て併せて行うこととなりますので、ご承知おき願います。
     まず、令和3年度木更津市予算書1ページから17ページまでの総体的事項について、審査願います。  なお、歳入歳出の細部にわたる審査につきましては、後ほどお願いすることとし、ここでは総体的な事項の審査をお願いします。  ご質疑願います。斉藤委員。 7 ◯委員(斉藤高根君) それでは、質疑をさせてください。委員長の許可を得て、冒頭の発言をお許しください。  総体的事項と申しますけれども、市民の最も関心の高いところ、つまり、昨日からのネットニュースで、木更津市のクラスターという見出しが出ております。市からの報告を見ると、県の発表によるとか、県からの指導という、受動的な発表しかありません。  まず、ここで、感染防止に向けた具体的な対応はどう行うのか、これまでの経過から含めて、説明を求めたいと思います。  この質疑は委員長の判断にお任せいたします。 8 ◯委員長(重城正義君) ここの議場の中には、答弁すべき担当部署がいらっしゃらないと思いますので、後刻、答弁ということで、よろしいでしょうか。斉藤委員。 9 ◯委員(斉藤高根君) はい。 10 ◯委員長(重城正義君) では、そういうことで、ご了承願いたいと思います。  それでは、ほかの方。石井委員。 11 ◯委員(石井徳亮君) 3日間、よろしくお願いいたします。  渡辺市長がご出席ですので、総体的な事項について、お伺いします。  内閣府が公表した令和3年2月の月例経済報告によりますと、景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にある中、持ち直しの動きが続いているものの、一部に弱さが見られる。先行きについては、緊急事態宣言の解除後も、感染拡大の防止策を講じつつ、社会経済活動のレベルを引き上げていく中で、各種政策の効果や海外経済の改善もあって、持ち直していくことが期待されると示される一方で、内外の感染拡大による下振れリスクの高まりに、十分注意する必要があるとしております。緊急事態宣言の影響もあり、飲食・宿泊等の対人サービス消費が下押しされていることにより、先月から下方修正されており、いまだに収束が見通せない新型コロナウイルス感染症の影響が、引き続き懸念されているところでございます。  本市においては、新型コロナウイルス感染症や、税制改正の影響により、歳入の根幹をなす市税の減収が見込まれ、一方、歳出では、社会保障関係費など、喫緊に取り組むべき課題が山積する、大変厳しい状況にある中、令和3年度当初予算は、前年度当初予算から2億800万円増の472億3,700万円と、過去最大の予算規模となっております。渡辺市長におかれましては、予算編成に大変苦労されたことは、一般質問の市長のご答弁で伺っておりますが、改めて、新年度の予算に関しまして、市長ご自身の評価、感想、あるいは、どこに力点を置かれたのか、お聞かせ願いたいと存じます。  よろしくお願いします。 12 ◯委員長(重城正義君) 渡辺市長。 13 ◯市長(渡辺芳邦君) それでは、石井委員のご質疑にお答えいたします。  まず、本市の状況でございますが、このたび、森田知事がお辞めになるということでございますが、森田知事の一丁目一番地でスタートした、東京湾アクアライン通行料金引き下げの効果によりまして、また、これまで積み重ねてまいりました市の諸施策の効果も相まって、全国的に人口減少が進む中でありますが、緩やかな人口増加が続いているところでございます。また、昨年7月に、金田西地区では大型商業施設が新たに開業したほか、道の駅や農業体験型複合施設などを拠点に、交流人口、また関係人口も増加しております。昨日には、先の商業施設の日本支社、日本法人の本社の木更津市への移転が発表されたところでございます。さらに感染症がもたらした社会変容によりまして、本市が、首都圏の中でも豊かな自然環境を有するまちとして、注目されているところでございまして、活力あるまちづくりの相乗効果が現れていると感じております。  しかしながら、国内外で、新型コロナウイルス感染症がいまだ収束を見通せない状況にありますので、市民の皆様の命と健康を守る感染症対策、市民生活や地域経済を守るための対応、新しい生活様式への対応などを、今後とも継続的に取り組んでいく必要がございます。さらに、大幅に増大する社会保障関係費や公債費、公共施設の老朽化対策や、近年頻発している災害への備えなど、喫緊に取り組むべき課題への対応も行う必要がございます。  こうした状況の中、編成いたしました、令和3年度当初予算案に関しての私自身の評価、感想、力点を置いたことはとのご質疑でございますが、予算編成に当たりましては、収支不足への対応を図りながら、中期財政計画や基本計画事業の進行管理等を踏まえ、市政運営の基本的な考え方で示した重点施策に、限られた財源を優先的に配分し、オーガニックなまちづくりのステップアップを図る取り組みを推進することといたしました。この結果、令和3年度一般会計当初予算総額は、前年度比2億800万円、0.4%増の472億3,700万円となり、過去最大の予算規模となったところでございます。財源といたしまして、財政調整基金などの自主財源の活用や、国庫支出金・県支出金の有効活用に努めるとともに、市債の発行については、臨時財政対策債の増額など、特殊要因がある中で、プライマリーバランスの黒字を確保し、将来への負担を最小限にとどめたものと考えております。  続きまして、力点を置いた主な取り組みでございますが、まず、感染症対策として、今後予定されているワクチン接種の円滑な実施を初め、引き続き、市民生活を守るための感染症対策を最優先に、取り組んでまいります。  2点目として、災害への備えでございます。新たに地区別防災指針を策定し、地区ごとに効果的な防災対策を進めるとともに、地域の防災リーダーの育成や自主防災組織の新規設立の促進、ハザードマップの全戸配布などにより、地域防災力を高めてまいります。  3点目として、子育て支援の充実でございます。まず、きさらづネウボラにおける産後ケア事業の充実により、母親の孤立感や負担感の軽減を図ってまいります。また、待機児童の解消を目指し、民間保育園等の施設整備の促進や、民間活力による保育士確保を図るとともに、多様な保育ニーズに対応するため、市立保育園の民営化を推進してまいります。  4点目として、学校教育の充実でございます。児童・生徒用タブレットを積極的に利用することで、ICT機器の活用能力を高めながら、学力向上を図ってまいります。また、学校給食に地元産食材を取り入れるとともに、農薬・化学肥料を一切使用しない木更津産米の提供をするなど、地産地消と食育の啓発を進めてまいります。  5点目として、みなとやまちのにぎわいの創出でございます。富士見通りの電線の地中化を初め、歩道改良を進めるとともに、鳥居崎海浜公園においては、民間活力の導入による集客施設の整備を進め、海辺の開放的な空間を活かした、憩いとにぎわいを創出する、パークベイプロジェクトを推進してまいります。  6点目として、2050年ゼロカーボンシティの実現に向けた取り組みの推進でございます。公共施設のLED化や再生可能エネルギーの導入を進めるとともに、住宅用省エネルギー設備設置への支援を行ってまいります。  7点目として、ICTの利活用の推進でございます。新しい生活様式への対応を図るため、行政手続のオンライン化や簡素化等を進めるとともに、ICTを活用した防災や福祉サービスを初め、様々な分野において、地域社会のデジタル化を積極的に進めてまいります。  最後に、8点目として、木更津駅周辺地域における庁舎、文化芸術活動の拠点施設、図書館及び公設地方卸売市場における機能や規模、整備の実施時期、財源などを具体的に整理した計画を策定するなど、将来のまちの姿を描いてまいります。  以上、令和3年度の主な取り組みを申し上げましたが、このほかにも、電子地域通貨アクアコインの推進や、江川総合運動場拡張整備事業など、基本計画事業や継続事業の計画的な実施、また、市民ニーズを的確に把握するためのアンケート調査の実施など、市民サービス向上に資する必要経費を計上できたものと考えております。  私からは以上でございます。 14 ◯委員長(重城正義君) ほかに。草刈委員。 15 ◯委員(草刈慎祐君) 一般質問やただいまの渡辺市長の答弁にもあり、重複するところがありますが、改めてお聞きいたします。  予算の概要を見ますと、まず、令和2年度と比較して、投資的経費が約10億円減額となっていますが、どのような要因によるものか、お伺いいたします。 16 ◯委員長(重城正義君) 石井財務部長。 17 ◯財務部長(石井宏典君) 投資的経費の減額の要因についてでございますが、令和2年度との比較で申し上げますと、令和元年度に発生いたしました台風15号などによる被災住宅関連事業で約6億3,000万円の減額、また、金田小学校及び太田中学校の校舎増築事業で約3億2,000万円の減額などが、主な要因でございます。  以上でございます。 18 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 19 ◯委員(草刈慎祐君) 投資的経費の割合が低くなっておりますが、もう少し投資的経費に回していただくことは難しかったのかを伺います。 20 ◯委員長(重城正義君) 石井財務部長。 21 ◯財務部長(石井宏典君) 投資的経費の財源といたしましては、国・県支出金、市債、一般財源などの活用が考えられるところでございますが、投資的経費の増加に伴う一般財源の増額は、さらなる収支不足の拡大となり、市債の増額は将来の公債費を拡大させ、経常収支比率を押し上げる要因となります。令和3年度の予算編成に当たりましては、社会保障関係費など義務的経費の増加や、景気悪化などに伴います税収減による収支不足への対応や、将来の公債費を勘案し、基本計画事業の見直しを行ったところでございます。緊急性や必要性の高い事業に財源を重点化したことによりまして、歳出予算総額に占める投資的経費の割合は、昨年度と比較して、低くなっているところでございます。  以上でございます。 22 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 23 ◯委員(草刈慎祐君) 新型コロナウイルス感染症の影響で、個人消費が落ち込む中、公共投資や事業者への支援などの市の経済対策による歳出の拡大で、市内経済の活性化につなげられればと考えますが、どのようにお考えになられるか、お伺いいたします。 24 ◯委員長(重城正義君) 石井財務部長。 25 ◯財務部長(石井宏典君) 新型コロナウイルス感染症の収束の見通しが立たない状況の中で、市民生活への影響や地域経済への影響を的確に捉え、必要な対策につきましては、時期を逸することなく、地方創生臨時交付金の活用のほか、財政調整基金の取り崩しも含めて、対応してまいりたいと考えております。また、国の防災・減災、国土強靱化に係る事業につきましては、期限も定められ、財政措置も優遇されておりますことから、本市として、将来実施予定の事業があれば、前倒しで実施することも検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 26 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 27 ◯委員(草刈慎祐君) 前倒しでも実施するよう検討していただけるということですので、ぜひ、検討をしていただけたらというふうに思っております。  また、先ほども申し上げましたが、地元への経済対策、ある意味、今は東日本大震災以降、この新型コロナウイルスの感染拡大という中で、まさに本当に経済にとっても緊急事態だというふうに思っております。そのような中、先ほど申し上げましたが、市の経済対策、市民の方だったり、企業者の方たちは、大いに期待されていると思います。また、やっぱり行政の中でも、苦しい財源の中、成長なくして安定なしというふうに私は考えますので、ぜひ、今後とも検討のほど、よろしくお願いいたします。 28 ◯委員長(重城正義君) ほかに。佐藤委員。 29 ◯委員(佐藤修一君) おはようございます。3日間、よろしくお願いいたします。  まず、初めに、令和3年度予算の概要に、「第2次基本計画の施策事業を着実に推進していくため、財源を効果的・重点的に配分した予算編成を行いました」とありましたが、そこでお尋ねいたします。令和3年度は税収が減少の予測ですけれども、コロナ等の影響がなければ本来実行したかった重点施策で、断念した事業は何事業ぐらいありますでしょうか。 30 ◯委員長(重城正義君) 山口企画部長。 31 ◯企画部長(山口芳一君) 当初予算編成前に行った基本計画事業の見直しに当たりましては、令和3年度財政収支の見通しが相当厳しいことが見込まれたため、基本計画事業として既に位置づけていた72事業と、新たに位置づけた7事業につきまして、事業の進捗状況等を踏まえ、事業執行時期の見直しや、事業費の縮減、特定財源の確保などで、財源調整を図ったところでございます。お尋ねの令和3年度の実施を見送った事業でございますが、基本計画事業4事業、事業費ベースで約3億1,000万円につきまして、事業執行時期の見直しを図ったところでございます。 32 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 33 ◯委員(佐藤修一君) 4事業を見送ったということですけれども、公共サービスの提供に影響がないのか、お尋ねをいたします。 34 ◯委員長(重城正義君) 山口企画部長。 35 ◯企画部長(山口芳一君) 事業執行時期を見送った4事業につきましては、いずれも令和3年度に実施する計画としていましたが、事業の進捗状況や優先度等を総合的に勘案し、令和4年度に実施した場合でも、現状の中では影響を最小限に抑えることができると判断したものでございます。 36 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 37 ◯委員(佐藤修一君) 影響を最小限に抑えることができると判断した予算案ということでありますので、しっかり効果的な予算を執行していただきたいと思います。  以上です。 38 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 39 ◯委員(大村富良君) 新型コロナウイルス感染症につきまして、ご質疑いたします。  政府は3月5日の新型コロナウイルス感染症対策本部で、東京、神奈川、埼玉、千葉の首都圏1都3県に発令中の緊急事態宣言について、7日の期限を、21日まで2週間再延長すると決定しました。市としてはどのような対策を講じる予定なのか、お伺いいたします。 40 ◯委員長(重城正義君) 石井財務部長。 41 ◯財務部長(石井宏典君) 令和3年度当初予算の補正によりまして、新型コロナウイルス感染症対策として緊急に取り組む必要のある事業を、補正予算案として計上させていただいているところでございます。経済対策といたしましては、農業者、漁業者、中小企業者に対します緊急事態宣言の影響を緩和するため、一時金を給付する事業や、テレワーク通勤支援事業など、緊急事態宣言の延長に対応することが可能な事業でございます。  以上でございます。 42 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 43 ◯委員(大村富良君) 新型コロナウイルスワクチンの接種が、医療従事者、高齢者と、段階的に進んでいくものと思われますが、今後とも、感染症対策や経済回復に向けた取り組みを継続して行っていく必要があると考えます。令和3年度、どのように対応を考えているのか、お伺いいたします。 44 ◯委員長(重城正義君) 石井財務部長。 45 ◯財務部長(石井宏典君) 委員ご指摘のとおり、今後とも、感染症拡大防止及び経済回復を最優先に取り組んでいく必要がございます。令和3年度当初予算におきましては、新型コロナウイルスワクチン接種関連経費、市の施設などにおける感染症予防対策、テレワーク推進事業費や、電子図書サービス事業費などの、新しい生活様式に係る予算を計上しているところでございます。また、第3次分の地方創生臨時交付金の限度額が通知され、緊急で実施する必要がある事業を、今回、令和3年度当初予算の補正といたしまして、計上させていただいたところでございます。新型コロナウイルス感染症の収束を見通せない中、今後の状況を見ながら、必要となる対策につきましては、補正予算等で対応してまいります。また、令和2年度と同様に、緊急に取り組む必要があるものであれば、また、臨時議会でありましたり、専決処分などによりまして、対応させていただければと考えております。  以上でございます。 46 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 47 ◯委員(大村富良君) 新型コロナウイルスの感染者は、市内でも発生しておりますので、しっかりとした対応をお願いしたいと思います。  以上です。 48 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 49 ◯委員(田中紀子さん) 総体的事項で、ゼロカーボンについてお聞きします。  2019年、世界首長誓約/日本に署名し、国の排出目標以上の削減目標を設定することを誓約しました。2020年3月に、きさらづストップ温暖化プランを策定し、国の二酸化炭素排出削減目標、2030年度に2013年度比で26%削減、を超える27.5%を目標に設定し、市民、市内事業者、市が一体となって、地球温暖化対策に取り組んでいます。さらに、2月10日に木更津市長は、2050年までに二酸化炭素排出量の実質ゼロを目指す、ゼロカーボンシティ宣言をされました。  そこで、資料を配付したいと思います。どんなふうに今まで、そしてこれからどうなるのか、環境部にお聞きして、グラフを作ってみました。木更津市地球温暖化対策実行計画の温室効果ガスの総排出量に関する目標及び実績値を基に、公共施設を中心に、増加要因・減少要因を、環境部に聞き取ったものです。これによると、令和2年度はコロナ禍で予測が不可能であり、今後の増加要因としては、新火葬場が稼働することで増えます。また、減少要因としては、街路灯のLED化があるということでした。  そこで、予算の概要の作成後に、この宣言をされ、また、予算からは見えにくいのですが、宣言をしたことで、市政運営を進める上で、公共施設のマネジメントなど、新たに配慮すべき点があるのではと思い、お聞きします。 50 ◯委員長(重城正義君) 重城市長公室長。 51 ◯市長公室長(重城貴浩君) 公共施設マネジメントに関するお尋ねでございますが、当然のことながら、ゼロカーボンシティ宣言を踏まえまして、公共施設マネジメントにおきましても、さらなる建物の省エネルギー化などに取り組む必要があると考えております。本市には、第2次基本計画を初め、各種、様々な施策がございますが、それらを総合的な観点から取り組み、持続可能なまちづくりを進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 52 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 53 ◯委員(田中紀子さん) いろいろな計画があって、総合的に考えていくというお話でした。ですから、公共施設マネジメントだけでなく、市の計画全てが、このゼロカーボンを達成するために努力していくということが、今の答弁からうかがえました。  そうなると、ゼロカーボンシティとアピールしたので、太陽光発電をどんと、この山を潰して、いかがでしょうかという企業が来たり、ここを開発しましょうかと、いろいろ来ると思うんです。豊かな森林がいっぱいあるので。やっぱりそこも来てしまってから考えるのではなく、来る前に、どうやってゼロカーボンを一緒にやりますかというような形で、企業誘致や開発などを進めていただければと思いますので、よろしくお願いします。 54 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 55 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、以上で、総体的な事項の審査を終わります。  ここで執行部入れ替えの間、暫時休憩といたします。                                (午前10時27分)   ───────────────────────────────────────                                (午前10時29分) 56 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  これより、財務部の審査を行います。  【別冊12】所属別歳入・歳出予算歳出予算一覧表(当初予算)、1ページから2ページの一般会計予算、国民健康保険特別会計予算、及び、【別冊13】所属別歳入・歳出予算一覧表(補正予算)、1ページの一般会計補正予算について、審査をお願いいたします。  ご質疑願います。座親委員。 57 ◯委員(座親政彦君) 予算の概要にも記載されておりますとおり、令和3年度当初予算における歳入につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響などによりまして、市民税、固定資産税が減収となり、市税全体では前年度と比較して7億7,803万円の減収とのことでございますので、健全財政を維持していく上で、市税等の財源確保は非常に重要であると考えております。個別の歳入歳出予算の項目への質疑ではございませんが、財務部にお伺いをいたします。  収納率向上のため、本年度の取り組みを踏まえまして、令和3年度は主にどのような取り組みを実施していくのか、まず、お伺いをいたします。
    58 ◯委員長(重城正義君) 清水財務部次長。 59 ◯財務部次長・収税対策室長(清水和也君) 収納率向上の主な取り組みでございますが、まず、本年度は、預貯金や給与等の債権の差押を積極的に行っております。特に、給与の差押は、原則として、完納となるまで効力が継続する債権でありますことから、滞納税額縮減の効果的な処分となっております。また、長期間にわたり処分を保留しています不動産の差押事案の解決でございます。本来、差押は、財産を換価し、未納税に充てるための手続ですが、権利等の問題で、差押が長期にわたっていることで、未納税の時効を中断させ、滞納繰越額が減らず、結果、徴収率を押し下げている要因の一つとなっております。このため、対象事案全ての換価価値、折衝状況、及び納付状況などを調査整理して、現在取り組んでおります。  次に、令和3年度の主な取り組みでございますが、不動産差押事案の整理は、本年度におおむね終了となりますので、公売できるものは公売し、価値のないものは執行停止処分等を行っていきます。また、本年度に引き続き、預貯金や給与等の債権の差押を積極的に行い、滞納者に対する財産調査では、自宅等の捜索を実施するなど、滞納税額の縮減を図ってまいります。また、さらに、現年課税分については、滞納繰越分とならないよう、年度内の完納を促すよう、徴収対策を講じることで、市税収入の確保に努めてまいります。  以上でございます。 60 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 61 ◯委員(座親政彦君) 分かりました。今のご答弁で、本年度は、預貯金や給与等の債権の差押を積極的に行っているということでございますが、令和元年度末と今年度の直近までの差押状況と、そのうち継続債権でございます給与の差押状況について、お伺いをいたします。 62 ◯委員長(重城正義君) 清水財務部次長。 63 ◯財務部次長・収税対策室長(清水和也君) 差押の状況でございますが、令和元年度は、差押件数459件、差押金額3億526万円で、うち給与差押は96件、8,902万円でございます。本年度は、2月末現在、差押件数371件、差押金額3億3,770万円で、うち給与差押は103件、8,633万円でございます。  なお、この差押金額につきましては、差押時の滞納額となっており、換価等の諸手続の上、今後、市税の収入となってまいるところでございます。  以上です。 64 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 65 ◯委員(座親政彦君) おおむね令和元年度と今年度2月末現在の件数なり額については、ほぼ横ばいということが分かりました。  財務部から資料提示をいただいております別冊の13ページに、市税関係資料の収納方法別実績表の中で、納税義務者数の欄に、普通徴収の数値が示されておりますが、一方で、過去の一般質問でも2度ほど、私はテーマに取り上げてやらせていただいた経過がございますけれども、特別徴収制度は、収納率向上にも大きく寄与する制度だと思っております。そこで、令和元年度末と令和2年度の、これも直近までで構いませんので、指定業者数、納税義務者数、それと市民税の特別徴収税額について、お伺いをいたします。 66 ◯委員長(重城正義君) 石井市民税課長。 67 ◯市民税課長(石井彰一君) 給与特別徴収に係る令和元年度の特別徴収義務者数は1万125社、納税義務者数は4万6,248人、個人市民税の調定額は65億9,712万7,972円でございます。そして、令和2年度の2月末現在の特別徴収義務者数は1万200社、納税義務者数は4万7,765人、個人市民税の調定額は64億7,882万3,500円で、令和2年度は、前年度と比べまして、いずれも増加している状況でございます。  以上でございます。 68 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 69 ◯委員(座親政彦君) 今、最後のご答弁にありましたとおり、増加していることが分かりました。  普通徴収の納期というのは年4回であるのに対しまして、特別徴収では12回となりますので、1回当たりの納付額も減少し、市民の皆様も納めやすくなるというふうに思います。一般的に考えれば、個人納付していただくよりも、私もそうでありますけれども、給与天引きで処理していただいたほうが、納税者にとっては利便性が高いというふうに思います。ただ一方で、普通徴収の税額通知書の発送というのは6月中旬頃だというふうに認識をしておりますが、特別徴収では、6月の給与天引きに間に合わせるために、5月中旬ぐらいの発送になるのではないかというふうに思います。そうしますと、事務処理期間が約1ヶ月程度短縮されますので、職員の皆さんの時間外勤務がこの期間に集中して発生することも、懸念がされます。したがいまして、過去の一般質問でも申し上げましたけれども、引き続き、電算システム機能の有効活用と事務処理手順の見直しなどによりまして、特別徴収の拡大と課税業務の効率化を目指していただければというふうに思います。  以上です。 70 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 71 ◯委員(田中紀子さん) 予算の概要を使っての質疑を座親委員がしたので、私もそこから質疑したいので、関連で質疑させていただきます。  予算の概要の「本市の財政の見通し」によると、「令和3年度当初予算における歳入については、新型コロナウイルス感染症拡大の影響などにより市民税、固定資産税が減収となり、市税全体では前年度と比較して7億7,803万円の減収となっている」とありました。実際はどうだったのか、決算と比較すべきではないのかと思い、資料を作りましたので、配付させていただきます。  市民税、固定資産税が減収というのですが、財務部の作った予算審査特別委員会資料には、現年度分だけだったので、滞納繰越も入れて、令和2年度の決算見込みも事前に聞き取りをし、表にしたものを、資料に用意しました。ご覧ください。  市税全体では、前年度と比較して7億7,803万円の減収とは、令和2年度と令和3年度の当初予算で比べた場合です。市民の暮らしはどうだったのか。暮らしを支える令和3年度予算を考えるに当たって、市民の暮らしの実態を見るために、令和2年度の決算見込みは、令和2年度の当初予算に比べてどうだったのか、比べてみました。固定資産税は、決算で見ていくと右上がりで、令和2年度の決算見込みも、その延長線でした。減少にはなっていない理由は、令和3年度は減収の予算にした関係も、併せてご説明ください。 72 ◯委員長(重城正義君) 石渡資産税課長。 73 ◯資産税課長(石渡雅浩君) 令和3年度の当初予算編成におきます、令和2年度決算見込額ということでございますが、まず、令和2年度の決算見込額につきましては、令和2年度9月補正予算を計上する際に算出した金額を、決算見込額としております。具体的には、第2期分までの税額更正を反映した調定済額を基に、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策における徴収猶予分を考慮し、金額といたしましては、固定資産税79億621万3,000円、都市計画税13億5,084万円、合わせまして92億5,705万3,000円と見込んだところでございます。  また、令和3年度につきましては、評価替えもある中、新型コロナウイルス感染症経済対策における、固定資産税及び都市計画税の軽減措置がございまして、その分の減額も見込んでおります。  まず、償却資産につきましては、特例対象事業者の全ての償却資産が対象となりますことから、納税義務者を課税標準額で段階的に区分いたしまして、区分ごとに、軽減の対象となる納税義務者の割合を設定し、軽減税額を算出しております。設定した割合といたしましては、区分ごとに異なりますが、平均で、全部軽減が13.64%、2分の1軽減が16.36%、全体で30%、件数にいたしますと454件を適用対象と見込んでおります。  次に、家屋につきましては、軽減対象資産が事業用家屋でありますことから、多くの適用が予想される事務所、店舗、それから、工場倉庫を抽出いたしまして、適用対象となる棟数を基に、償却資産の試算と同じ適用割合を用いて、軽減税額を算出しております。これにより、全部軽減が9.55%、2分の1軽減が11.45%、合計で21%、棟数にいたしますと882棟を適用対象と見込んだところでございます。  最終的に、これらの数値を基に試算することによりまして、固定資産税のうち、家屋が1億6,800万1,000円、償却資産が5,717万8,000円、計2億2,517万9,000円、また、都市計画税につきましては、3,600万円、全体で2億6,117万9,000円の減額を見込んだところでございます。 74 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 75 ◯委員(田中紀子さん) 個人市民税は、決算で見ると右肩上がりで、令和2年度の決算見込みもその延長線だったのに、減少になっていない理由、実際には減少していないのに、令和3年度を減収にした関係性をお聞きしたかったんですね、個人市民税。よろしくお願いします。 76 ◯委員長(重城正義君) 石井市民税課長。 77 ◯市民税課長(石井彰一君) 令和2年度の個人市民税の決算見込みが、前年度に対し減収になっていない理由でございますが、納税義務者1人当たりの総所得金額につきましては、平成30年度が327万3,000円、令和元年度が331万5,000円、令和2年度が約335万1,000円と、毎年度3万円から6万円、率にして約2%程度伸びてまいりました。これは、これまでの緩やかな経済成長に伴うものであり、令和2年度も、減収にはなっていないところでございます。一方で、令和2年中の所得が反映されてまいります、令和3年度につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、給与所得者を初めといたしました、個人所得が減少し、これまで伸びておりました所得割が、令和2年度の決算見込みに対しまして、おおむね5%程度減少するものと見込んでおります。  なお、令和3年度分の納税義務者数は、人口の緩やかな増加に伴い、引き続き伸びるものと推計し、均等割については、微増を見込んでおりますが、トータルで、令和3年度は、減収を見込んでいるところでございます。 78 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 79 ◯委員(田中紀子さん) 聞きたいことが聞けました。ありがとうございます。  法人市民税は、平成29年度、平成30年度、令和元年度と見ても、ほぼ横ばい、令和2年度は下降し、さらに令和3年度予算は、令和2年度決算見込みより低い予算です。低く算出した理由をご説明ください。 80 ◯委員長(重城正義君) 石井市民税課長。 81 ◯市民税課長(石井彰一君) 法人市民税ですが、まず、均等割につきましては、大型法人の出店及び事業者数の増加により、微増を見込んでいるところでございます。一方で、法人税割につきましては、税制改正による税率引き下げの影響が、いよいよ全法人に及ぶことに加えまして、新型コロナウイルス感染症の影響が色濃く現れてくるものと見込み、今年度の決算見込額に対し、まず、税率引き下げ分を見込んだ後、さらにリーマンショック時の落ち込みを参考に、20%程度の減額を見込んだものでございます。 82 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 83 ◯委員(田中紀子さん) ありがとうございます。  先ほどの資料の次のページのところ見ていくと、ざっくり、金額でなく、決算見込みを1とした場合に、その前はどうだったか、後はどうだったかと、それぞれが比較したので、これで見ていくと、入湯税が、平成29年度から令和元年度にかけ、ほぼ横ばいだったのが、令和2年度は下がり、令和3年度は入湯税をかなりV字回復するような予算を算定した理由をご説明ください。 84 ◯委員長(重城正義君) 石井市民税課長。 85 ◯市民税課長(石井彰一君) 入湯税につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、施設が一時営業を見合わせるなど、令和2年度は、調定額が大きく落ち込んでいるところでございます。一方、令和3年度につきましては、新型コロナウイルス感染症を取り巻く環境は、ワクチンの接種開始などにより、令和2年度と比較しますと、徐々にではありますが、収束へ向けた明るい兆しも見受けられるところでございます。このことから、1年遅れで結果が現れてくる個人市民税など、他の税目と異なり、入湯税は、営業実績などが翌月にもう反映されてくることもありまして、V字回復とまではいかないまでも、税収は増加すると見込んでいるところでございます。過去にも、東日本大震災の後の平成23年度には対前年比20%減であったものが、平成24年度には対前年比34%増になったという、実績もございましたので、入湯税につきましては、増収を見込んでいるところでございます。 86 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 87 ◯委員(田中紀子さん) ありがとうございます。  以上のことから、結論は、財政の見通しの文面ですが、令和2年度の当初予算は、決算見込みと、想定内の納税状況だったが、令和3年度はかなり厳しい状況になる。令和3年度当初予算における歳入については、新型コロナウイルス感染症拡大の影響などにより、今後、市民税、固定資産税が減収となることが想定され、市税全体では、前年度と比較して、7億7,803万円の減収としたということで、解釈してよろしいですね。 88 ◯委員長(重城正義君) 石井市民税課長。 89 ◯市民税課長(石井彰一君) 委員おっしゃるとおりでございます。 90 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 91 ◯委員(永原利浩君) 関連というか、既にまとめられちゃったんですけれども、予算書の5款5項5目、18ページのところですけれども、さっきのご答弁の中で、重複するところもあるんですけれども、個人市民税の総所得分、令和2年度の当初予算は約77億9,600万円、令和3年度が約75億4,600万円、ちょっと減りましたと。先ほども1回答弁いただいているんですけれども、均等割のほうは人が増えたから、多少増えているんだよと。それから、所得割のほうにすると、逆に減るというご答弁だったのかな。先ほど、田中委員のほうの質疑でまとめられて答弁されちゃったんですけれども、こちらとしても確認したいのは、要は個人、市民1人当たりの生活の水準というのは、令和2年、もちろんコロナ関係が主なんでしょうけれども、きつくなったということで、もう一度確認をさせていただきたいんですけれども。解釈は分かりますか。要するに、均等割は増えましたと。人は増えた。だけれども、所得割の税収は減っていると。要するに、市民が上げてくる税収、所得が減ったから、この金額が下がっているじゃないですか。そうしますと、木更津市に住んでいる1人当たりの収入は減ってきているんだよという解釈でよろしいんですかと、聞こうと思ったんですけど。さっきの答弁と全く同じになっちゃうのかな。 92 ◯委員長(重城正義君) 石井市民税課長。 93 ◯市民税課長(石井彰一君) 委員おっしゃるとおり、令和2年度中に、この新型コロナウイルス感染症が発生いたしましたので、所得のほうはかなり減ってきているということで、それに伴って、個人市民税のほうは、1年遅れで、令和3年度に課税となってきますし、今まさに確定申告が、昨日で一旦終わりまして、これからまた1ヶ月延長して、申告のほうが出てまいりますけれども、そんな中で、収入のほうは減ってきていると思いますので、生活は、おっしゃるとおり、苦しくなってきているのかなとは感じております。 94 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 95 ◯委員(永原利浩君) 続いて、今の市民税の個人分なんですけど、滞納繰越分の件なんですが、調定見込額が7億4,500万円ほどで、収入見込18.7%ということでございます。毎年出る話ですけれども、現年度で徴収ができなくて、過年度に流れていったものに関しましては、なかなか徴収は、収税対策室等のご努力も分かるんですけれども、かなりの率で流れていくことが、既に過去の数字で出ているかと思います。  質疑なんですけれども、今現在残っております7億4,500万円ですか、18.7%の目標で過年度分を回収していくんだということでございますが、令和3年だけに限らず、ここ数年先までを見込んで、これらがどれぐらい回収できそうなのか、ざくっとした見解をお尋ねしたいと思いますが、よろしいですか。 96 ◯委員長(重城正義君) 清水財務部次長。 97 ◯財務部次長・収税対策室長(清水和也君) 滞納繰越分の今後の見解ということでございますが、まず、滞納繰越分につきましては、先ほども答弁の中でお話しさせていただいたとおりに、時効となって、不納欠損にならないように、納税相談を実施するとともに、その中でも約束を不履行して納付されない方等につきましては、積極的に財産調査をしているところでございます。その中で、財産等がないものにつきましては、執行停止等を行っているところでございます。このような滞納処分に当たりましては、先ほどもご答弁させていただきましたけれども、預貯金や給与等の債権の差押を中心に、実施しているところでございます。  以上でございます。 98 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 99 ◯委員(大村富良君) 予算書の56ページ、市税等アクアコイン収納整備費700万円ですけれども、説明のほうには、市税等の収納に地域通貨であるアクアコインを使用できるようにするための経費ということなんですが、概要をもう少し詳しく、実際窓口で市税の内訳、どのようなものを、全て支払いができるように考えているのか、あと、支払いの機械というんですかね、ハードはどのようなものを考えているのか、まず最初にお聞かせください。 100 ◯委員長(重城正義君) 清水財務部次長。 101 ◯財務部次長・収税対策室長(清水和也君) 初めに、対象税目でございますが、コンビニ納付同様に、市県民税、固定資産税、都市計画税、軽自動車税、及び国民健康保険税を対象としております。  2つ目のご質疑の、納付の方法でございますけれども、納付の方法につきましては、アクアコインの専用アプリから納付書を読み取った形で、アクアコインが収納されまして、そのアクアコインについては、君津信用組合のほうに一旦流れます。それが君津信用組合で現金に換金されまして、本市の指定金融機関であります千葉銀行に流れまして、その後、市のほうに入ってくるという、仕組みでございます。  以上でございます。 102 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 103 ◯委員(大村富良君) 税の支払いについては、銀行引き落としですか、そちらのほうが多いというふうに私は思うんですけれども、実際の今現在の窓口件数、また今後の見込みというんですか、アクアコインで支払うことによって、どのくらい見込んでいるのか、お考えをお聞かせいただければと思います。 104 ◯委員長(重城正義君) 清水財務部次長。 105 ◯財務部次長・収税対策室長(清水和也君) アクアコインの納税者の利用見込みということでよろしいでしょうか。アクアコインのスタートを、現在、令和3年10月で考えております。私どもで今見込んでおりますのは、10月から半年間、初年度は月平均なんですが、40件程度の利用があるかと見込んでおるところでございます。  以上でございます。 106 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 107 ◯委員(大村富良君) 月40件程度ということなんですが、そのアプリを利用するだけで、簡単にできるのか、実際、今、コンビニでアクアコインを払うとき、レジで簡単に支払えるわけなんですが、そういった機械を改修するということも必要になってくると思うんですが、市民課でも、キャッシュレス化に向けて、今年度、整備の予定なんですが、そういったアクアコインを使うところというのを集約して、もっと経費の節減等をできないかどうか。それは市民課と一緒にやっていかなきゃいけないとは思うんですけれども、その辺の考え、共通的に使えるものというものをできるだけ、それぞれの窓口で申請して幾らですよという金額が確定した後に、支払いはこちらの端末でまとめてという、簡単にできるんじゃないかなというふうに思ったんですが、収税のほうで、ハードを追加しなきゃいけないものなのか、その辺どう考えているのか、お聞かせください。 108 ◯委員長(重城正義君) 清水財務部次長。 109 ◯財務部次長・収税対策室長(清水和也君) まず、アクアコインの納税についてでございますけれども、私どもの考えているアクアコインの納税につきましては、皆様がお持ちのスマートフォンにアクアコインの専用アプリをインストールしていただき、スマートフォンでご自分で納付書を読み取ってもらうという形になります。先ほどの市民課の使用料等につきましては、窓口のほうに専用の機械が置いてあって、そちらでやるという形になりますので、簡単に言いますと、今、コンビニで、納付書を持っていって、そこで読み取ってもらうというところを、LINE Payだとか、PayPayと同じように、自分のスマートフォンから、専用アプリで、ご自分で読み取って支払いをするという形になっているところでございます。  以上でございます。 110 ◯委員長(重城正義君) 関連で。斉藤委員。 111 ◯委員(斉藤高根君) まず、多分この2月の末時点で、木更津市なのかな、取りあえずアクアコインの登録をしている人は、約1万5,000人ぐらいだよね。その中で納税対象者は何人いるのか分からないけど、1年間で大体4,000人ぐらいの増加を見ていると。来年度はこれで、まだ2万人にも満たない。木更津市の人口は13万5,000人いるわけだけれども、これは地方創生臨時交付金だから、700万円ぐらいいいだろうと思うんですけれども、どうして一部の人の利益に供するのかな、じゃあ、これ、残りの12万人ぐらいはどうするのかなと、公平性というのはどう考えて、この施策を議論したのか、そのプロセスを、まず、質疑の最初に教えてください。 112 ◯委員長(重城正義君) 清水財務部次長。 113 ◯財務部次長・収税対策室長(清水和也君) アクアコインの納税のプロセスというご質疑でございますが、本市がアクアコインを導入しまして、そういった中で、導入当初から、アクアコインを使って、地域の活性化ということは議論されてきたところでございます。その中で、私ども収税対策室としましては、納付方法を拡大する。簡単に言いますと、現在、口座振替、コンビニ等々の納付方法がございますけれども、本市がアクアコイン、地域通貨を始めておりますので、この地域通貨を使って納付をできるように、市民の皆様方に納付方法を拡大すること。結果、市民の利便性を向上させるという形で、今回、アクアコイン納税の予算を上げさせてもらったところでございます。利用者が今後伸びていく云々ということも、ご質疑の中にありましたけれども、当然のことながら、スマートフォンをお持ちでない方もいらっしゃいます。そういうことも含めまして、口座振替であるとか、ご自分でコンビニで払うこともありますし、また、この1月からスタートさせていただいたLINE Pay、PayPayもあります。また、県内では、クレジットカード等もありまして、納付方法を広げていくことによって、市民の皆様の利便性を向上し、また、自主納付につなげられればなという形で、アクアコイン納税を今回、予算計上をさせていただいたところでございます。  以上です。 114 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 115 ◯委員(斉藤高根君) 地方創生臨時交付金というのは、地域が元気になるようにこの交付金をお使いくださいよと国から出したわけだけれども、イカのモニュメントとか、そういうのよりもずっといいと思うよ。いいと思うけれども、利益を享受できる人とできない人がいる。もっと、この貴重な700万円を、市民全体に平らに元気にさせてくれるような施策を、この対案としてあったのか。あくまでも、アクアコインを普及させようよという意識の上で、この施策を決定したのか。ごく一部の人たちの享受のためにやろうよと言ったのか。その考えをお聞かせください。要するに、一番大きな市民の声というのは「アクアコインって何だよ」と。木更津市民の人でも、いまだにそういう人が多いわけ。私のように、スマホを持っていない人もいるわけ。その人たちはその利益を供与されても受け付けられないと。これ、では、施策として公平なのかという議論があったのかないのかを、私にお聞かせください。 116 ◯委員長(重城正義君) 清水財務部次長。 117 ◯財務部次長・収税対策室長(清水和也君) まず、今回の国の地方創生臨時交付金を使った、アクアコインの収納整備でございますけれども、これを使ってアクアコイン納税を始めた経緯といたしましては、そのメニューの中にキャッシュレス化というものがございました。まさに、このアクアコイン納税につきましては、地域通貨を使ったキャッシュレス化と考えまして、今回、予算計上をさせていただいたところでございます。  また、委員おっしゃいますとおり、スマホを持っていない方等々もいらっしゃいまして、そういう方から見れば、当然のことながら、不公平じゃないかという考えもございますが、先ほどもご答弁させていただいたんですけれども、私どもとしましては、納税方法をより多く拡大することによって、市民の皆様の利便性の向上、また、それによって自主納付がさらに進んでいけばなという形で、今回載せさせていただいたところでございますので、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。 118 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 119 ◯委員(斉藤高根君) では、最後に、2月25日時点で、アクアコインの登録者というのが約1万5,500人だな。人数で言ってもいいと思うよ。その中で納税対象者は一体何人ぐらいなのか、お教えください。 120 ◯委員長(重城正義君) 清水財務部次長。 121 ◯財務部次長・収税対策室長(清水和也君) アクアコインアプリのインストール者の中で、納税対象者が何人いるかというところの数字は、押さえていません。押さえようといろいろと努力したんですけれども、アプリをインストールされている方の人数は分かるんですけれども、その方が納税者かどうかまでは、ちょっと把握できていないところでございます。  以上です。 122 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 123 ◯委員(斉藤高根君) これは、前もってデータだけもらっていたんですけれども、じゃあ、この1万5,500人の対象か対象じゃないかを理解しないで、この中で納税対象者でない人がかなりの割合で含まれているものなのか、ほとんど納税対象者なのか、どう把握して、この事業を決定したのか教えてください。 124 ◯委員長(重城正義君) 清水財務部次長。 125 ◯財務部次長・収税対策室長(清水和也君) アクアコインアプリの納税対象者、インストールされている1万5,000人の中の納税対象者云々ということではなくて、繰り返しになってしまうんですけれども、本市が地域通貨アクアコインを進めていくという中で、キャッシュレス決済、今このコロナ禍において、人と人との接触をしないような納税方法を進めていく、まさにその中でアクアコイン納税を本市はやるべきという判断の下で、スタートをしたところでございます。インストール数1万5,000の中で、納税者数が何名というところは今、把握してございませんが、導入しスタートをした際には、あらゆる広報等を使いまして、アクアコインでの納税者の利用拡大に、取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 126 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 127 ◯委員(斉藤高根君) これ以上はやめます。把握もしていないで予算を取っているというのも、どうもおかしな施策なのかなと感じたので。  以上です。やめます。
    128 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 129 ◯委員(草刈慎祐君) アクアコインということなので、お伺いいたします。  本会議の質疑等でも、利用者側の意見というのがあったと思うんですが、今回、まず、ポイントがアクアコインにはあると思うんですけれども、ポイントはこの納税に対して反映されるのかどうか、利用できるのかということをお伺いいたします。 130 ◯委員長(重城正義君) 清水財務部次長。 131 ◯財務部次長・収税対策室長(清水和也君) チャージ時のポイントのお話でよろしいでしょうか。チャージされたときのポイントにつきましては、そのポイントで支払うということになりますと、ほかの納付の方々の不公平感もありますので、あくまでチャージしたコインでしか、納税ができないような仕組みを考えております。  以上です。 132 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 133 ◯委員(草刈慎祐君) ポイントを使えないということで理解をいたしました。  ただ、1回、アクアコインにお金を入れるとき、チャージをもちろんするわけですよね。そのときには使用目途が分かりませんので、ポイントが入ると。だから、直接納税するには、ポイントは利用できなくても、チャージするときにポイントがどうしてもついてしまうわけなんですけれども、これは私、いい悪いというよりか、今回ほかのカード会社とかでも納付できるということですので、その会社でいろいろ、どうしても似たような状況というのがあるわけだと思います。その中で、せっかくですので、これは法的に厳しい、税金がポイントで安くなっちゃうというのは厳しいということなら、しようがないかもしれませんが、先ほどとは違い、私は今回のこのことで、またアクアコインが普及していっても、ポイントを大きくはうたえないとしても、こういう支払い納付があるということは、一つの、次長がおっしゃられたとおり、普及促進につながるのかなというふうに思っております。  また、もし仮に、法のほうでオーケーだという確約があれば、さらにそのポイントでも回していただけるように、納税ができるようにしていただきたいということとともに、国が推進しているキャッシュレスですから、もしそれがなかった場合は、ポイントはどうしてもついてしまうものですから、これはアクアコインじゃなくても、ほかの大手のカード会社とかでもポイントというのはついてしまうものですから、こういった活用方法も含めて、国のほうと協議していただけたらというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 134 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 135 ◯委員(田中紀子さん) 先ほどご答弁をいただいたところの、どんな質疑だったのかというので読みますが、23ページの歳入、37款25項5目、新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金について、お聞きしたかったんです。  この交付金は、地方税法の一部を改正する法律が、昨年4月の改正により、新型コロナウイルス感染症の影響により令和2年2月以降の収入に相当の減少があり、納税することが困難である事業者などに対し、無担保かつ延滞金なしで、1年間徴収を猶予できる特例を設けたものです。厳しい環境にある中小事業者などに対して、令和3年度課税の1年分に限り、償却資産及び事業用家屋に係る固定資産税及び都市計画税の課税標準を、2分の1またはゼロとするものですが、今回の交付金の算定根拠となった木更津市の状況はということで、先ほどご答弁いただいて、固定資産税や都市計画税について、幾らを見込んでいるか、また算出方法などについてもご説明いただきました。  歳入の税収減に対する交付金は、総額4億4,200万円と考えてよろしいでしょうか。 136 ◯委員長(重城正義君) 吉原財政課長。 137 ◯財政課長(吉原隆史君) 37款の地方特例交付金の歳入予算でございますけれども、4億4,200万円でございます。まず、5項の地方特例交付金1億8,100万円の内訳といたしまして、住宅借入金等特別税額控除分が1億5,450万円、自動車税環境性能割分が1,720万円、軽自動車税環境性能割分が930万円の、1億8,100万円でございます。25項新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金は、2億6,100万円となっております。これらにつきましては、新型コロナウイルス感染症緊急対策における税制上の措置といたしまして、新型コロナウイルス感染症の影響により、事業収入が減少している中小企業者、小規模事業者に対して、固定資産税、都市計画税の軽減措置の特例制度が創設されたこと、また、自動車税、軽自動車税環境性能割の臨時的軽減の延長が講じられ、これらの影響を受け、減収となった全額が、地方特例交付金で補填されるものでございます。 138 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 139 ◯委員(田中紀子さん) これらの税金の減収となった分は、国の政策で、補償として、木更津市に交付金という形で補填されたということが分かりました。  納税することが困難である事業者に対し、無担保かつ延滞金なしで、1年間の徴収を猶予する制度ですが、コロナ禍が継続し、1年間の徴収猶予の期限が切れた場合は、どのような対応になるのか、ご説明ください。 140 ◯委員長(重城正義君) 安田収税対策室主幹。 141 ◯収税対策室主幹(安田敏彦君) 1年間の徴収猶予の期限後、未納となっております市税につきましては、通常の滞納整理同様に、徴収猶予納期限から20日以内に督促状を送付いたします。それでもなお納付がない場合には、文書などの方法によりまして、接触を図ります。分割納付などの自主納付へつなげていくということになります。これらの催告書等にかかわらず、連絡のない場合、もしくは、納付約束不履行者などに対しましては、財産調査を行いまして、その結果、処分すべき財産が発見されたというようなときには、差押を執行いたします。  しかしながら、このコロナウイルスにつきましては、総務省のほうから通知が出ておりまして、新型コロナウイルス感染症の影響によって、厳しい状況に置かれた納税者が、困難な納税を強いられる場合、柔軟かつ適切な対応をすることと示されております。こういったこともございまして、これを背景に、相談等があった場合につきましては、その都度、丁寧に対応してまいりたいと考えております。  以上でございます。 142 ◯委員長(重城正義君) ほかに。佐藤委員。 143 ◯委員(佐藤修一君) 【別冊12】1ページ、歳入、17款5項5目の法人事業税交付金、前年度と比較しまして、74.7%の増となっております。この原因をお尋ねいたします。 144 ◯委員長(重城正義君) 吉原財政課長。 145 ◯財政課長(吉原隆史君) 法人事業税交付金が増額となった理由でございますけれども、法人事業税交付金は、地方法人特別税・譲与税制度の廃止に伴いまして、市町村分の法人住民税法人税割の減収分の補填措置といたしまして、法人事業税の一部を都道府県から市町村に交付する制度でございます。令和2年度につきましては、収入額の3.4%が交付割合となっておりましたが、令和3年度からは、交付割合が7.7%に変わるため、増額を見込んだものでございます。このことを踏まえた上で、この交付金は県税交付金でございますことから、県の交付見込額を参考にして、予算を計上させていただいたところでございます。  以上です。 146 ◯委員長(重城正義君) 関連ですか。草刈委員。 147 ◯委員(草刈慎祐君) 今の説明の中で、県からの割合なんですけれども、まず、これは企業の件数とかではないということと、どういった割合方法なのかというのを説明ください。 148 ◯委員長(重城正義君) 吉原財政課長。 149 ◯財政課長(吉原隆史君) 令和3年度につきましては、法人税割が3分の2、従業者数が3分の1ということでございまして、これは3年の経過措置でございまして、最終的には、従業者数割ということで、配分されることになっております。  以上でございます。 150 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 151 ◯委員(草刈慎祐君) ということは、今回7.7%に割合が増額したということは、今後、これがしばらく続くというふうに考えていいのか、それとも、毎年、算出パーセンテージが変わっていくのか、お伺いをいたします。 152 ◯委員長(重城正義君) 吉原財政課長。 153 ◯財政課長(吉原隆史君) 交付割合の7.7%につきましては、このまま継続となっております。 154 ◯委員長(重城正義君) ほかに。田中委員。 155 ◯委員(田中紀子さん) 農耕作業用トレーラの軽自動車税についてお聞きします。  財務部作成の予算審査特別委員会資料7ページです。  木更津市のホームページに、2月4日の新着情報がありました。農耕作業用トレーラが軽自動車税(種別割)の課税になる。これまで償却資産として、固定資産税の課税対象だったものが、軽自動車税の課税対象となることになりました。2月4日のホームページ掲載は、収納率アップのためのお知らせなのか、それとも新たな農耕作業用のお知らせだったのか、どちらでしょうか。 156 ◯委員長(重城正義君) 石井市民税課長。 157 ◯市民税課長(石井彰一君) 今回、ホームページでお知らせした内容でございますが、農耕作業用トレーラを牽引する農耕トラクタの公道走行が可能になったことに伴うもので、小型特殊自動車の農耕作業用の区分の中に、新たに課税対象となったもののことでございます。したがいまして、今回の掲載は、収納率アップのためというよりも、制度改正に伴う周知でございます。 158 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 159 ◯委員(田中紀子さん) では、令和3年度予算にはその部分は含まれているのか、見込んでいないのか、お知らせください。 160 ◯委員長(重城正義君) 石井市民税課長。 161 ◯市民税課長(石井彰一君) 軽自動車税(種別割)の令和3年度当初予算調定見込額は、3億7,239万6,000円でございますが、そのうち小型特殊自動車、農耕作業用としては、244万5,000円を見込んでいるところでございます。お尋ねの農耕作業用トレーラにつきましては、所有者からの申告に基づき課税をいたしますが、台数が不明であることから、令和3年度予算としては、見込んでおりません。  以上でございます。 162 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 163 ◯委員(田中紀子さん) ということは、これまで固定資産税の課税対象だったということですが、固定資産の償却資産だと思うのですが、今回の新たな対象となる農耕用トレーラは、市としては把握しているのかいないのか、教えてください。 164 ◯委員長(重城正義君) 石井市民税課長。 165 ◯市民税課長(石井彰一君) 当該車両につきましては、償却資産の申告及び管理方法から、台数を把握することは、難しい状況でございます。 166 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 167 ◯委員(田中紀子さん) 地方税法及び木更津市税条例に基づき、小型特殊自動車は路上を走行するしないにかかわらず、所有していることに基づいて、軽自動車税が課税されます。そのため、該当する車両は木更津市役所市民税課に課税標識、ナンバープレートですね、の交付を申告することになっています。申告数イコール軽自動車税の課税対象と考えてよろしいのでしょうか。 168 ◯委員長(重城正義君) 石井市民税課長。 169 ◯市民税課長(石井彰一君) 委員おっしゃるとおり、申告書が提出され、ナンバープレートを交付した数が、軽自動車税の課税の対象でございます。 170 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 171 ◯委員(田中紀子さん) では、軽自動車税の課税対象というのは、納税通知書とかは持ち主に届くのでしょうか。 172 ◯委員長(重城正義君) 石井市民税課長。 173 ◯市民税課長(石井彰一君) 毎年4月1日現在の所有者に対し、納税通知書を送付しております。 174 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 175 ◯委員(田中紀子さん) 「農作業機を装着・けん引した農耕トラクタの公道走行ガイドブック」というのがあって、このガイドブックに示す条件を満たす場合は、軽自動車税の課税対象となります。免許が要ることも書いてあり、車検が要らない場合もあると書いてありました。このような周知をする所管課はどこでしょうか。 176 ◯委員長(重城正義君) 石井市民税課長。 177 ◯市民税課長(石井彰一君) 委員のおっしゃる内容につきましては、国土交通省及び農林水産省で周知を図っているところでございますけれども、軽自動車税(種別割)の課税に関する周知の所管課は、市民税課となります。 178 ◯委員長(重城正義君) ほかに。斉藤委員。 179 ◯委員(斉藤高根君) 【別冊12】2ページ、国有提供施設等所在市町村助成交付金、これは前年度比20万5,000円アップなんですけれども、この間もオスプレイが飛んできました。それを計算して20万5,000円ぐらいの増額になったのかな。この計算式を私にお教えください。 180 ◯委員長(重城正義君) 石渡資産税課長。 181 ◯資産税課長(石渡雅浩君) 基地交付金及び調整交付金につきましては、制度上では、どのような資産が対象になるかというのは、関係法令に定められておりますが、木更津市に所在する資産のうち、具体的にどの資産が対象となっているかは、公表されておらず、予算を正確に見積もることができないため、令和3年度の予算につきましては、令和2年度の決算見込額と同額を計上しております。令和2年度につきましては、同様に、令和元年度の決算見込額と同額を予算計上しておりましたが、実際の交付額は予算に対して20万5,000円増の1億6,700万円となったところでございます。令和2年度の交付決定におきまして、国から示された台帳価格は、令和元年度よりも若干減少しておりましたが、全国の自治体における対象資産の価格に基づいて、国の予算の範囲内で配分されるという中において、結果として、20万5,000円の増額となったところでございます。  以上です。 182 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 183 ◯委員(斉藤高根君) これは、誰が努力をするのかな。誰が努力をして、増額に持っていくのかな。財務部は入ってきた金だけをこうやります。できれば、増やす方策を、今後取るのか取らないのか、どうやって取るのかを教えていただきたいと思います。20万円よりかもっと上にしてくださいというお願いを、いつ誰がどこでどうして交渉するのかな。ただ、言われた金額だけを計上するのかな。願わくば、この次の議会というところで、補正で増額をしてもらいたいというのが、我々の希望なんですけれども、交渉は誰がするのかなって、企画部がいないので、答えられないか。 184 ◯委員長(重城正義君) 石渡資産税課長、答えられる範囲で結構です。分からなければ分からないで結構です。どうぞ。 185 ◯資産税課長(石渡雅浩君) 基地交付金及び調整交付金に関しましては、所在する基地等の中にある対象資産の価格に基づいて、固定資産税の代替的なものとして交付されるものでございますので、その増額に当たりましては、現在ですと、全国300近い自治体に、国の予算の範囲内で配分されるということから、その団体全体で要望をしていくという考え方の下、全国市長会や全国市議会議長会を通じまして、毎年度、要望はしているところでございます。  以上です。 186 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 187 ◯委員(斉藤高根君) 昨年は、20万円余計になったわけだよ。何か国はこう見ているわけだよ。というのは、オスプレイが来ているわけだから、増やす余地はもっとあるわけだから、私たちも努力をします。壁の向こうで、企画部が聞いていれば、企画部もこの話を聞いていただいて、みんなで努力をして、この金を上乗せできれば上乗せしたいという希望を言って、私はやめます。ということで、みんなで努力しましょう。 188 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 189 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認めます。  ここで、午前11時40分まで休憩といたします。                                (午前11時31分)   ───────────────────────────────────────                                (午前11時38分) 190 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  先ほどの総体的事項の質疑の中で、斉藤委員からの質疑に対し、健康こども部長が見えておりますので、答弁をお願いいたします。伊藤健康こども部長。 191 ◯健康こども部長(伊藤浩之君) 斉藤委員のご質疑に、お答えをさせていただきます。  まず、情報発信についてでございますが、新型コロナウイルス感染症に関する調査や発表に関することは、県の役割となっております。市といたしましては、今後も、県の発表を適切に広報してまいりたいと考えております。また、感染対策につきましては、密集、密接、密閉の3つの密や、新しい生活様式、感染リスクが高まる5つの場面など、引き続き、感染予防策の実践に、市民の皆様のご協力をお願いしたいと考えております。  私からは以上でございます。 192 ◯委員長(重城正義君) それでは、会議に戻りますけれども、次に、市長公室の審査を行います。  【別冊12】所属別歳入・歳出予算一覧表3ページの一般会計予算について、審査をお願いいたします。  ご質疑願います。座親委員。 193 ◯委員(座親政彦君) 資料【別冊12】の3ページの、経営改革課所管のICT活用事業費1,085万2,000円でございますけれども、2月10日に開催した議員全員協議会で、予算の概要説明時に、資料として添付をされた、令和3年度木更津市一般会計予算の新規事業等概要という資料がありまして、今後の質疑も、この中身を少し引き取った形で聞かせていただきますので、よろしくお願いします。  この当該資料では、ICTやRPAの活用により、業務の効率化、人的コスト削減、市民サービスの向上を図るというふうに記載がされておりますけれども、具体的には、どのような業務への活用を想定されているのか、お伺いをいたします。 194 ◯委員長(重城正義君) 渡辺市長公室次長。 195 ◯市長公室次長・経営改革課長(渡辺則行君) ICT活用事業費に関するお尋ねでございますけれども、今、委員がおっしゃいましたRPAについては、今年度も取り組んでいるところでございます。令和3年度でございますが、今年の10月に、基幹系システムのほうが、新しい形で、ベンダーが変わって稼働することとなります。そうしますと、令和2年度でもやっていただいているRPAを支援していただいているベンダーと、基幹系のベンダーが同じになるということになります。そのことによりまして、基幹系システムに関連するRPAの、いわゆる標準的なシナリオというものなんですけれども、それが活用できるようになることを想定しております。業務といたしましては、税関係ですとか、それから年金、あと保険関係ですかね。あと、いろんな情報入力などの基本的なシナリオというものが、活用できるようになりますので、そうしたものを、関係課と調整の上、進めたいというふうに考えております。 196 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 197 ◯委員(座親政彦君) 想定業務については、理解をさせていただきます。  関連といたしまして、こうしたICT技術の活用も含めました、デジタル化の推進を担います、デジタル推進係を市長公室内に新設される予定でございますが、過日の総務常任委員会において説明されたと思うんですけれども、このデジタル推進係では、どのような業務を担うことが想定されているのか、概略で結構ですので、改めてご説明をいただけますでしょうか。 198 ◯委員長(重城正義君) 渡辺市長公室次長。
    199 ◯市長公室次長・経営改革課長(渡辺則行君) デジタル推進係に関してのお尋ねでございますけれども、国のほうは、昨年末に、デジタルトランスフォーメーション、自治体に向けての推進計画を発表しまして、今年の9月には、デジタル庁が開設されるという見込みでございます。こうした、国を挙げての、いわゆる行政のデジタル化に向けた受皿として、デジタル推進係を新設するというものでございます。現時点では、具体的な業務の想定というものは、なかなか難しいところではございまして、総務常任委員会でも、係ではなく課のほうがいいのではないかというような、ご意見もいただいたところです。まずは係として、市民の皆様に、例えば、窓口の手続などが便利になったねというふうに実感いただけるような、デジタル技術の活用などについてを、関係各課と協議調整をしながら、進めてまいりたいというふうに考えております。 200 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 201 ◯委員(座親政彦君) 分かりました。いずれにしましても、4月から設置をされる係だというふうに思うんですが、取り組み内容が、庁内横断的な取り組みになるというふうに思っておりますので、十分な検証というものをやっていただくようにお願いをいたします。  以上です。 202 ◯委員長(重城正義君) ほかに。大村委員。 203 ◯委員(大村富良君) ICT活用事業費の中で、マイナンバーを入れた取り組みというんですか、これから個人情報を、いろいろシステム化していくに当たって、関連していくと、マイナンバーカードのほうが、いろいろ各部署、またシステム化に必要になってくると思います。基幹系システムのほうも、マイナンバーに関連した改修というんですか、そういったことも今年度あったかと思うんですけれども、今後、やろうとしている中に、どのくらいの割合、全ての中でマイナンバーを入れていくというふうに考えているのか、お聞かせください。 204 ◯委員長(重城正義君) 渡辺市長公室次長。 205 ◯市長公室次長・経営改革課長(渡辺則行君) マイナンバーの活用についてのお尋ねかと思いますけれども、マイナンバーカードにつきましては、市民課のほうで、改めてといいますか、普及、配ることの促進については、やっているところでして、国のほうも、QRコードを読むだけで手続ができるような、そうした、改めての送付というものを始めておりますので、今後、交付数自体については、伸びていくものというふうに考えております。そして、このカードですけれども、今後、デジタルでいろいろな申請などをするときに、いわゆる本人を確認するための公的個人認証機能というものがついておりますので、その機能については、今後、行政のデジタル手続化をしていく上では、非常に重要な機能と考えております。ただ、現時点において、どのぐらいのスケジュール感でというところまではまだ見えておりませんけれども、そうしたところを踏まえながら、手続のデジタル化についての中で、活用を検討していきたいというふうに考えております。 206 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 207 ◯委員(大村富良君) 活用の検討ということなんですが、システム化というんですかね、使うシステムの中では、当然マイナンバーカードというものを、いつでも使えるように、そういったものは考えていかないといけないというふうには思うんですけど、その点も、新たに別個にしてしまうのか、いや、そうじゃなくて、当然、これから使っていかなきゃいけないという、国の施策等もあると思うので、それは当然見込んで、入れていきますよという考えなのか、改めてお聞かせください。 208 ◯委員長(重城正義君) 渡辺市長公室次長。 209 ◯市長公室次長・経営改革課長(渡辺則行君) マイナンバーカードの中にICチップも含まれておりまして、あの領域には、例えば市町村で独自に使えるような領域などもございますので、そうしたところも含めまして、基幹系のシステムも新しくなりますから、そうした中で、有効的な活用については、併せて検討を進めていきたいというふうに考えております。 210 ◯委員長(重城正義君) 関連。佐藤委員、どうぞ。 211 ◯委員(佐藤修一君) ICT活用事業費の関連でございますけれども、生産年齢人口が減少する中で、将来的に役所の職員も減少するのが自然と考えますが、この辺、いかがでしょうか、お尋ねいたします。 212 ◯委員長(重城正義君) 渡辺市長公室次長。 213 ◯市長公室次長・経営改革課長(渡辺則行君) そうですね。職員数についても、委員おっしゃるとおり、生産年齢人口あるいは総人口自体も、今後やっぱり減少するのは、避けられないのかなというふうに考えておりますので、職員数も、増員をこのまま続けていくというのは、やはり難しいものと考えております。 214 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 215 ◯委員(佐藤修一君) 役所の生産性を上げなければならないと考えておりますが、その点はいかがでしょうか、お尋ねいたします。 216 ◯委員長(重城正義君) 渡辺市長公室次長。 217 ◯市長公室次長・経営改革課長(渡辺則行君) 委員おっしゃるとおり、例えば、こうしたICTの活用ですとか、業務の見直しなどをして、生産性については、上げていく必要があるというふうに考えております。 218 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 219 ◯委員(佐藤修一君) 生産性を上げていくということですけれども、常に成果を求め、スピードが求められるというふうに考えますけれども、その点いかがでしょうか、お尋ねいたします。 220 ◯委員長(重城正義君) 渡辺市長公室次長。 221 ◯市長公室次長・経営改革課長(渡辺則行君) そうですね。市長のほうからもやっぱりスピード感を持って対応してくれというようなお話もいただいておりますので、スピード感を持つことも重要と考えております。 222 ◯委員長(重城正義君) ほかに。田中委員。 223 ◯委員(田中紀子さん) 何ページということはなく、指定管理者制度についてお聞きします。  指定管理者の職員駐車場についてです。木更津市施設の駐車場の管理に関する規則により、職員が施設に勤務するために駐車場を使用するときは、通勤に使用する自家用4輪自動車1台につき、月額500円としています。さて、指定管理者の場合は現状はどうでしょうか。指定管理料に駐車場使用料も計算するときに含まれているのか、お聞きします。 224 ◯委員長(重城正義君) 渡辺市長公室次長。 225 ◯市長公室次長・経営改革課長(渡辺則行君) 指定管理者制度を導入している施設を管理する、指定管理者の職員の駐車料金のお尋ねということかと思います。委員おっしゃるとおり、職員につきましては、今おっしゃっていただきました規則を基に、費用の徴収をしておりますけれども、指定管理者のいわゆる従業員については、定めというものがないというのが、今の現状でございます。 226 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 227 ◯委員(田中紀子さん) 市の施設を駐車場に使っているというところで、職員とまた違うということなんですが、市民総合福祉会館の場合は、社会福祉協議会は、事務所など、附帯施設に賃貸料を支払っています。これは、職員駐車場を含むのか、社会福祉課に聞いたところ、含まれていないということです。市民総合福祉会館を指定管理していますが、事務所などの賃貸料を払っています。一方、木更津市身体障害者福祉センターは指定管理で、市民総合福祉会館にあります。2019年12月10日の総務常任委員会では、あけぼの園の民営化の審査の際、駐車場が足りない場合は、市民総合福祉会館を借りられるか、社会福祉課と相談したいという趣旨の答弁がありました。その場合の判断は、普通財産や行政財産の所管なのか、指定管理者の所管なのかも迷うところです。参考までに、公的な団体である、かずさ水道広域連合企業団の場合は、資産管理課の所管である普通財産を、駐車場として、年間の賃貸料は約236万円です。公有施設管理の視点から、指定管理者の場合の駐車場利用料金について、公平性、公益性も考え、一定のルールを今後検討されたらと思いますが、ご見解をお聞かせください。 228 ◯委員長(重城正義君) 渡辺市長公室次長。 229 ◯市長公室次長・経営改革課長(渡辺則行君) 指定管理者制度を導入しております各施設の、いわゆる現状について、まずは調査をした上で、その状況などを踏まえまして、あと、市職員への対応というもの、その辺なんかも併せて、今後、検討してまいりたいというふうに考えております。 230 ◯委員長(重城正義君) ほかに。永原委員。 231 ◯委員(永原利浩君) 予算書の47ページの、動画制作・放送事業費331万1,000円の中でお尋ねをいたします。  まず最初に、本年度、この予算を使って、どのような動画制作をされたのか、教えてください。 232 ◯委員長(重城正義君) 中原シティプロモーション課長。 233 ◯シティプロモーション課長(中原茂裕君) お答え申し上げます。  当該事業につきましては、市の職員が出演しまして、木更津市の魅力やイベントの告知などを行う番組、「オーガニックシティきさらづ」の制作を行うものでございます。制作した動画につきましては、木更津市のYouTube公式チャンネルから配信するとともに、ジェイコム千葉木更津局のコミュニティチャンネルで放送を行っております。  以上でございます。 234 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 235 ◯委員(永原利浩君) そうしましたら、制作費と放送事業費が合算で331万円ということなんですけれども、放送費はそのうちどれぐらいお支払いしているのかしら。 236 ◯委員長(重城正義君) 中原シティプロモーション課長。 237 ◯シティプロモーション課長(中原茂裕君) 設計金額の内訳でございます。令和2年度についてでございますが、内訳といたしましては、企画費、それからプロデュース費、こういった総合調整に係る費用、それから、演出、技術、音響などの演出にかかる費用のほか、ロケ、編集、撮影機材、これらに係る費用を計上しております。  なお、放送に関わる電波料につきましては、含んでおりません。  以上でございます。 238 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 239 ◯委員(永原利浩君) ありがとうございます。  そうしましたら、次、今度は令和3年の話なんですけれども、全く同じ金額の予算計上がされています。来年度、令和3年度に制作されようとしている、その内容について教えてください。 240 ◯委員長(重城正義君) 中原シティプロモーション課長。 241 ◯シティプロモーション課長(中原茂裕君) まず、今年度の配信動画につきましては、らづFitやきさポン体操、それから、イベントでございますオーガニックシティフェスティバル、こういった市政情報ですとかイベント情報、それから、子育てですとか福祉関連情報、こういった情報を編集作成して、配信をしております。来年度につきましても、基本的には同じ内容、イベント情報ですとか市政情報、こういった重要な情報を、動画で撮影しまして、配信をしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 242 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 243 ◯委員(永原利浩君) その動画を視聴するのは、ジェイコムとの契約をされている方だけになるんでしょうか。それとも、YouTubeとか、何かそういったものにも載せていたのかしら。 244 ◯委員長(重城正義君) 中原シティプロモーション課長。 245 ◯シティプロモーション課長(中原茂裕君) 先ほどご答弁申し上げましたとおり、制作した動画につきましては、まず、ジェイコム千葉木更津局のコミュニティチャンネルで放送を行っております。それから、同じ内容のものにつきまして、市の公式YouTubeチャンネルのほうにもアップをしまして、こちらにつきましては、全国の方に見ていただけるようにしているところでございます。  以上でございます。 246 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 247 ◯委員(永原利浩君) 内容については分かりました。ありがとうございます。  関連で、今のが331万円で同額ということなんですけど、すぐその下のラジオ広報費、これは今年度は863万3,000円の当初予算で展開していたかと思いますが、次年度は、これは急に随分下がって231万円という、大きく予算を減らしております。これについての説明を、まずお願いします。 248 ◯委員長(重城正義君) 中原シティプロモーション課長。 249 ◯シティプロモーション課長(中原茂裕君) ラジオ広報費の大幅な減額の理由でございますけれども、令和2年度、今年度の当該事業につきましては、かずさエフエム、それからベイエフエム、こちらのほうにおきまして、やはり市の行政情報ですとか観光情報、こういった情報を発信する番組の制作、それから放送を委託しておったところでございます。ラジオ放送によります情報発信につきましては、有効であるというふうには考えておるところでございますが、近年の情報媒体の増加、SNSですとか動画配信、こういった情報発信媒体の多様化を考慮したことによりまして、もう1点、市がインフォマーシャルを流しております番組の再編というのが実はございましたので、それに代わった番組を制作放送するということによりました、事業の見直しによる減額でございます。  以上でございます。 250 ◯委員長(重城正義君) ほかに。大村委員。 251 ◯委員(大村富良君) 予算書47ページの、広報きさらづ発行費2,484万6,000円についてお聞きします。  まず初めに、発行部数、新聞折り込み、また、その他の配布方法など、月ごとの部数が分かりましたら、お聞かせいただければと思います。 252 ◯委員長(重城正義君) 中原シティプロモーション課長。 253 ◯シティプロモーション課長(中原茂裕君) お答え申し上げます。  広報きさらづ発行費の月ごとの内訳でございますが、新聞折り込みによりますものが、月で約4万部ございます。それから、新聞を取られていない方へのポスティング、こちらのほうが月で約3,700部、あと、公共施設、それから市内の商業施設、こういったところへの配布をさせていただいているものが、月で約3,300部でございます。  以上でございます。 254 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 255 ◯委員(大村富良君) 新聞折り込み以外、公民館等に配られているという中で、その利用実績というんですか、残ってしまうものとか、その辺どのくらいあるのか、分かりましたら。 256 ◯委員長(重城正義君) 中原シティプロモーション課長。 257 ◯シティプロモーション課長(中原茂裕君) 詳細な数というのは、把握はしていないところでございますが、配布しました広報紙につきましては、公民館、それから商業施設ともになんですけれども、おおむね、翌月行ったときには、ほぼなくなっているというふうに理解をしているところでございます。  以上でございます。 258 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 259 ◯委員(大村富良君) 分かりました。  あと、【別冊12】の3ページですか、広告掲載料について、472万5,000円ということで書かれていますが、この歳入のほうは全ての市の広告掲載料なのか、広報きさらづだけなのか、ちょっとその辺お聞かせください。 260 ◯委員長(重城正義君) 中原シティプロモーション課長。 261 ◯シティプロモーション課長(中原茂裕君) こちらの広告掲載料につきましては、シティプロモーション課のほうで管理、所管をしております、市のホームページの広告掲載料、それと、広報きさらづの広告掲載料、こちらの2点のみでございます。  以上でございます。 262 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 263 ◯委員(大村富良君) 分かりました。  あと、実際申込者が多いときというんですか、広報きさらづを見ましても、大体毎月同じ会社が広告を掲載されているというのは把握しているんですが、多いとき、公平にやられているのか、順番に翌月回しになっているとか、その辺の状況をお聞かせください。 264 ◯委員長(重城正義君) 中原シティプロモーション課長。 265 ◯シティプロモーション課長(中原茂裕君) 広告でございますが、令和2年度につきましては、制限付きの一般競争入札を実施しておりまして、ホームページそれから、広報きさらづともになんですけれども、いわゆる広告代理店のほうに、枠を一括でお渡しをしているという契約を取っております。ですので、それを落札された広告代理店のほうで、各広告を希望する会社と個別に契約をされて、こちらのほうで、記事を載せているというような流れでございます。  以上でございます。 266 ◯委員長(重城正義君) ほかに。佐藤委員。 267 ◯委員(佐藤修一君) 私、ただ事業内容をお尋ねするものなので、2つ続けて聞いてもよろしいでしょうか。 268 ◯委員長(重城正義君) どうぞ。佐藤委員。 269 ◯委員(佐藤修一君) ありがとうございます。  まず、【別冊12】3ページ、10款5項30目、地域情報魅力発信事業費、この事業について内容、もう一つですけれども、同じく3ページ、10款5項10目、市民がつながる生活総合アプリケーション等管理運営費、こちらはどのような事業か、お教えください。 270 ◯委員長(重城正義君) 中原シティプロモーション課長。 271 ◯シティプロモーション課長(中原茂裕君) お答え申し上げます。  初めに、地域情報魅力発信事業でございますが、事業の概要といたしましては、地元コミュニティFMを活用しました市政情報、それから地域の魅力情報などを、市長ですとか担当者が、直接メッセージをする番組を放送する戦略的広報展開事業ですとか、あるいは、市内の公民館に設置しておりますデジタルサイネージを活用いたしました行政情報、それから地域情報などの配信を行う事業が、地域情報魅力発信事業でございます。  それから、もう一つお尋ねの、市民がつながる生活総合アプリケーション等管理運営費でございますが、事業の概要といたしましては、木更津市公式アプリであります「らづナビ」、それから、市の公式ホームページ、こちらのシステムの保守、データ管理、操作対応、障がい対応、こういった業務に係るものを委託する経費でございます。  以上でございます。 272 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。永原委員。 273 ◯委員(永原利浩君) 予算書47ページの一番下、視覚障害者広報費についてでございます。今年度は49万2,000円の予算であって、金額としては、次年度は46万2,000円で、3万円ほどの、若干の減額ということなんですけれども、これは対象者の数が減ったから、この3万円が減額ということでよろしいんですか。それとも、ほかの理由がございますでしょうか。 274 ◯委員長(重城正義君) 中原シティプロモーション課長。
    275 ◯シティプロモーション課長(中原茂裕君) 視覚障害者広報費の減額理由でございますが、事業といたしましては、視覚障がいの方用の広報きさらづの音声データを作成している事業でございます。利用者につきましては、さほどの減というふうな状況ではないんですけれども、貸出用としまして、CDを複製しております。この枚数につきまして、若干見直しをしたことによる減でございます。参考までに、配付先は、図書館ですとか、あるいは障がい福祉課、こちらの窓口で貸し出しを実施しております。  以上でございます。 276 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 277 ◯委員(永原利浩君) 承知いたしました。貸出用のCDの複製の枚数をちょっと減らして、3万円ぐらい下がったと。実際この視覚障がいを持たれた方は、別にこの3万円が減額になることによって、不便を感じることはないでよろしいんですよね。 278 ◯委員長(重城正義君) 中原シティプロモーション課長。 279 ◯シティプロモーション課長(中原茂裕君) 委員おっしゃるとおりでございます。 280 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 281 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認めます。  ここで、13時10分まで休憩といたします。                                 (午後零時06分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後1時09分) 282 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  次に、都市整備部のうち、都市政策課、市街地整備課、建築指導課、住宅課の審査を行います。  【別冊12】所属別歳入・歳出予算一覧表、4ページから5ページの一般会計予算について、審査をお願いいたします。  ご質疑願います。石井委員。 283 ◯委員(石井徳亮君) 予算書100ページの都市計画総務費のうちの都市計画関係調査費、都市計画基礎調査委託費、都市計画という形になっていますけど、基礎調査という、内容をちょっと教えていただきたいと思います。 284 ◯委員長(重城正義君) 兵藤都市政策課長。 285 ◯都市政策課長(兵藤雅宏君) 本調査につきましては、都市計画法第6条の規定に基づきまして、都市計画区域を対象に、おおむね5年ごとに、県と市が連携して、調査を行うことになっております。内容としては、人口、産業、土地利用、交通、都市施設などの現況と将来の見通しを定期的に把握して、客観的、定量的なデータに基づいた、都市計画の運用を行うための基礎調査となるものです。この基礎調査により現況再確認をしまして、都市化の動向に対応した、都市計画の見直しを行ってまいります。  以上でございます。 286 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 287 ◯委員(石井徳亮君) 5年に1度という形になりますけれども、5年ごとで足りるものと足らないものがあると思うんです。その5年間の間に、例えば急変している地域とかによっては、現況の調査がちょっと把握し切れないところとか、変更しなくちゃいけないところなんかがあると思いますけれども、その辺の途中の経過のところでは、どんなふうに把握するんでしょうか。 288 ◯委員長(重城正義君) 兵藤都市政策課長。 289 ◯都市政策課長(兵藤雅宏君) 都市計画の変更につきましては、先ほど申し上げたこの調査がベースにはなるものの、当然、都市化の動きを日々把握しながらということになりますけれども、都市化の動向に応じて、適切に判断をしてまいりたいというふうに考えております。 290 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 291 ◯委員(石井徳亮君) これからまたどんどん土地の計画というか、内容が変化するところがありますので、その辺のところについては、把握のほうをよろしくお願いしたいと思います。  以上です。 292 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 293 ◯委員(田中紀子さん) では、予算書26ページ、都市公園使用料について、お聞きします。  都市公園使用料は、条例により、行商、募金、出店、その他これらに類する行為、また、業としての写真撮影、業としての映画撮影、興行、競技会、展示会、博覧会、その他これらに類する催し、公園施設を設置する場合、公園施設を管理する場合となっています。予算では205万円としています。パークベイプロジェクトを進めている鳥居崎海浜公園の使用料ですが、公園敷地内に店舗を構えていますが、これはどれに当たるのか、お聞きします。 294 ◯委員長(重城正義君) 中村市街地整備課長。 295 ◯市街地整備課長(中村忠男君) 鳥居崎海浜公園にあります店舗でございますが、こちらは都市公園法第2条第2項第7号において、飲食店、売店、駐車場、便所、その他の便益施設について、公園施設として定められており、当該施設は飲食店に該当することから、都市公園法に基づき、許可しております。  なお、使用料ですが、都市公園条例第10条別表2における「公園施設を設置する場合」に当たり、算出しております。  以上でございます。 296 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 297 ◯委員(田中紀子さん) 以前は、何かここに住んでいたように思うんですが、今はどうなんでしょうか。 298 ◯委員長(重城正義君) 中村市街地整備課長。 299 ◯市街地整備課長(中村忠男君) 申請者に平成29年に聞き取りを行いましたところ、そのときは親戚の家から店舗に通っており、住むことなく営業を続けるとの回答でございました。許可更新申請の住所につきましても、こちらの店舗の住所ではない、別の住所となっておりますことから、店舗に居住しているとは、現在は考えておりません。 300 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 301 ◯委員(田中紀子さん) ずっとある店舗ですので、このような使用の仕方をする場合は、条例では、計画書からいろいろあるはずなんですが、そこについては、今回、言及しませんで、これからパークベイプロジェクトが始まるので、やっぱり明らかにしておこうと思うんです。今、議案で、パークベイプロジェクトとして、市の財産となるのは、公園の敷地内、図面を見せてもらいましたけれども、この店舗も含まれているんです。となると、パークベイプロジェクトが始まったら、その店舗はどうなるのかというところが、ちょっと不明瞭なんですね。だから、やはり明らかにしていかなくてはいけないと。  それで、例えば、今後、条例を改正するとか、行政財産から普通財産にして、その場所を売るのか、資産管理課が1,000分の3で貸すなどの対応等が必要と考えますが、いかがでしょうか。 302 ◯委員長(重城正義君) 中村市街地整備課長。 303 ◯市街地整備課長(中村忠男君) 都市公園法におきまして、都市公園を廃止してはならないという規定がございますことから、普通財産等に切り替えることは考えておりません。 304 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 305 ◯委員(田中紀子さん) そうですか。そうすると、3月定例会の議案で、条例で、公園敷地内の工作物は市の財産となりますという、そことの整合性はどうなんでしょうか。 306 ◯委員長(重城正義君) 中村市街地整備課長。 307 ◯市街地整備課長(中村忠男君) 都市公園を廃止してはならないということでありますので、財産の取得とは、また別のことなのかなと思っております。 308 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 309 ◯委員(田中紀子さん) ちょっとかみ合わなかったので。パークベイプロジェクトを進めていく中心的なのは経済部のほうなので、そちらでも聞こうと思いますが、やはり都市公園を利用して、パークベイプロジェクトを開発するので、都市整備部としてはどんな考えなのかということをお聞きしたかったんですね。  今後、公園の敷地内に工作物、植木とかいろいろやってきたものは財産となりますとあります。また、パークベイプロジェクトは、民間の業者と店舗を出してもいいですよとなっています。片や、ずっとここに店舗で貸していますという話があります。では、パークベイプロジェクトは鳥居崎海浜公園ですよと言いながら、ずっと前からある店舗は、このパークベイプロジェクトの中に入るのか入らないのか、というところも含めて、やはり市民から聞かれたら、きちんと答えたいんですね。だから、市としてどんなスタンスなのか、届出を出しているから、ずっとそこ店舗で出してていいんですよというのは今までの話で、パークベイプロジェクトとして、鳥居崎海浜公園を開発するわけです。その中で、前から店舗がある、その店舗はどうなるのかというところが、やはり明らかにならないといけないと思うので、今後、経済部とお話ししたり、また、所管課いろんなところとお話しして、今後どういうふうにしていくのか、また、ご相談いただいて、ご検討いただけますか。 310 ◯委員長(重城正義君) 中村市街地整備課長。 311 ◯市街地整備課長(中村忠男君) 経済部とちょっと話をしてみたいと考えております。 312 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 313 ◯委員(座親政彦君) 資料【別冊12】4ページの上段の都市政策課所管の景観形成推進事業費500万円についてでございますが、新規事業等概要資料では、富士見通り沿道の景観形成重点地区の指定に向け、駅とみなとをつなぐ新たなストリートとして、にぎわいと緑ある景観を目指すためのガイドライン作成を実施するということでございますが、これまでの取り組み経過と、ガイドライン作成に当たっての基本的な考え方について、お伺いいたします。 314 ◯委員長(重城正義君) 兵藤都市政策課長。 315 ◯都市政策課長(兵藤雅宏君) 景観形成推進事業費の500万円について、ご説明をさしあげます。  まず、これまでの取り組みの経緯でございますけれども、令和元年度に、地元との意見交換や説明会を通しまして、景観重点地区を指定するに当たり、どのようなルールにするかというところを記載した、景観形成基準(案)を策定しております。今年度につきましては、富士見通りの将来のイメージを視覚的に共有するため、地元の意見を取り入れて、イメージパース図を作成しております。これにつきましては、地元関係者等に配付をさせていただいております。  次に、ガイドラインの考え方でございますけれども、来年度につきましては、この景観形成基準(案)を分かりやすく解説するとともに、色彩の基準など、視覚的に分かりやすくお示しをさせていただき、地元の意見を取り入れながら、イラストやスケッチ図を活用したガイドラインを作成して、きめ細かな景観づくりを進めていきたいと考えております。  なお、令和3年度中に富士見通りの景観形成重点地区の指定に向け、所管の常任委員会や都市計画審議会などに説明をさせていただき、景観計画の修正と併せて、景観条例の一部改正を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 316 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 317 ◯委員(座親政彦君) 令和元年度なり2年度で、地元の方と意見交換をしたということでありますけれども、今、特徴的な地元の方々の意見について、どのようなものが出たのか、分かれば教えていただきたいと思います。 318 ◯委員長(重城正義君) 兵藤都市政策課長。 319 ◯都市政策課長(兵藤雅宏君) 昨年度4回の説明会をさせていただきましたけれども、主な意見としては、市の玄関口になりますので、統一感のあるまちなみが図れるといいと、あと、景観づくりが地元の活性化につながるといい、統一感のあるまちなみをつくるには当然時間がかかるだろう、等のご意見をいただいております。  以上でございます。 320 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 321 ◯委員(座親政彦君) 分かりました。  来年度、そのガイドラインを作成するということなので、やっぱり地元の方の意見というのは非常に大事だと思いますので、その辺を十分しんしゃくしたガイドライン作成をやっていただけるように、お願いを申し上げます。  以上です。 322 ◯委員長(重城正義君) 関連で。田中委員。 323 ◯委員(田中紀子さん) 統一感のある景観というのは、どんなふうにしたいかというのは、決まっているんですか。 324 ◯委員長(重城正義君) 兵藤都市政策課長。 325 ◯都市政策課長(兵藤雅宏君) 景観計画の案では、どういった統一感を持ってというのは、まだ具体には決まっておりません。例えば、今、案の中でお示しをしているのは、建築物の外壁の色と屋根の色、この色彩については、ある程度の範囲をもって決めていきましょうということになっておりますけれども、それ以外の建築物で、例えば京都みたいに、蔵まち風に全て統一をしていくとか、同じく成田市の蔵まちみたいなということで、建物を固定の何かに統一するような考えは、今のところは持っておりません。  以上でございます。 326 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 327 ◯委員(大村富良君) それでは、予算書の102ページの、公園整備事業費について、お聞きいたします。  金田東の区画整理事業が終わりまして、金田東1号近隣公園という工事がまだ残っていると思うんですが、区画整理が終わって大分たつのに、金田地域交流センターの隣の公園予定地がまだ完成してないという状況なんですが、このスケジュールについて、まずお聞かせください。 328 ◯委員長(重城正義君) 中村市街地整備課長。 329 ◯市街地整備課長(中村忠男君) 金田東1号近隣公園につきましては、国土交通省の社会資本整備総合交付金を活用し、令和元年度より工事を行ってまいりました。しかし、令和元年度をもって、当事業で活用してきました交付金の中の吸収源対策事業が廃止となったことから、今年度より、防衛省の特定防衛施設周辺整備調整交付金を活用して整備することとしたため、スケジュールに遅れが出ているところでございます。完成ですが、令和4年度を見込んでいるところでございます。  以上でございます。 330 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 331 ◯委員(大村富良君) 令和4年度の完成ということは、あともう2年かかるということなんですが、来年度行う整備内容というんですか、どこまでやるのか。今現在、公園の中には当然入れない状況になっています。災害等が起こった場合、本当に避難場所等、困るわけなので、その辺、本年度事業でどの程度まで使えるようになるのか、お聞かせいただければと思います。 332 ◯委員長(重城正義君) 中村市街地整備課長。 333 ◯市街地整備課長(中村忠男君) 令和3年度、4年度の見込みでございますが、令和3年度につきましては、公園の基盤面といいますか、園路の舗装ですとか、フェンスやブロックなどを予定していまして、最後の令和4年度につきましては、遊具ですとか、あずまやというような、上物のほうを整備する予定でございます。  以上でございます。 334 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 335 ◯委員(大村富良君) では、基盤整備が終われば、緊急事態のときには、中には当然入れるということでよろしいでしょうか、再度確認いたします。 336 ◯委員長(重城正義君) 中村市街地整備課長。 337 ◯市街地整備課長(中村忠男君) 物理的には入れるようになると思いますが、未供用でございますので、その辺りはちょっと検討してまいりたいと考えております。 338 ◯委員長(重城正義君) ほかに。草刈委員。 339 ◯委員(草刈慎祐君) 中の島大橋の耐震の工事について、お伺いします。  まず、どういったスケジュールで行うのか、お聞かせください。 340 ◯委員長(重城正義君) 中村市街地整備課長。 341 ◯市街地整備課長(中村忠男君) 中の島大橋改修工事につきましては、長寿命化計画の中で位置づけられておりました事業でございます。今年度から現場のほうを着工いたしまして、現在の予定でありましたら、令和7年度までかかる予定でございます。 342 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 343 ◯委員(草刈慎祐君) これはパークベイプロジェクトの公園内と言ったらいいのかというふうに思っておるんですが、ただ単に耐震工事をして、そのまま塗装等をして、現状のまま復旧するのか、このパークベイ構想によって、景観も大分変わってくる中で、ペンキの塗装を工夫するだとか、ライトアップをするようにするとか、そういったことは考えられるのか、お聞かせください。 344 ◯委員長(重城正義君) 中村市街地整備課長。 345 ◯市街地整備課長(中村忠男君) 耐震工事でありまして、現在のところ、プラスアルファのものまでは考えていないところでございます。 346 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。
    347 ◯委員(草刈慎祐君) 先ほど、これは改修工事のほうの交付金等も入っていますから、難しいところがあるかもしれませんが、せっかく耐震工事で足場をかけるわけですから、パークベイと何かタイアップできたらいいなというふうに思っております。可能な限り、検討していっていただけたらなというふうに思っております。  また、これは令和7年度までということなので、ちょっとパークベイのほうとリンクするようなところがあるのかなというふうに思っておりますので、その工期についても、せっかく片方がきれいになっても、まだ片方が足場がかかっているとかというと、ちょっと格好悪い面もありますので、関係各所と調整して、なるべく早く、できるならしていただきたいなというふうに思っております。お願いいたします。 348 ◯委員長(重城正義君) ほかに。田中委員。 349 ◯委員(田中紀子さん) 赤い橋によく地元じゃない方も来る方が多いので、パークベイも始まったら、こっちは何なのと思うので、やっぱり、工事の期間をはっきり明記して、いつになったらきれいになるというのは、市民じゃなくて、訪れる人が分かるような掲示板を「お待ちください」みたいな形で飾っておくといいかなと思うので、そこも工夫してください。  要望にしておきます。 350 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 351 ◯委員(永原利浩君) 中の島大橋の赤い橋が出たので、それの関連にくるんですけれども、あそこにトイレがあるじゃないですか。トイレがあって、そこに放置車両がずっと1台放ってあるんですけど、あれというのは、今回の令和3年度の予算の中に、その放置車両を撤去する費用は予算化されてないようなんですけど、それについて、今後どうする予定なのか、ちょっと考えてもらいたくて。 352 ◯委員長(重城正義君) 中村市街地整備課長。 353 ◯市街地整備課長(中村忠男君) 中の島大橋のたもとの鳥居崎海浜公園のトイレの隣にあります車両につきましては、ずっと止めっ放しになって、現在動かないような状況になってございます。こちらにつきましては、所有者に文書を12月3日に発送いたしまして、撤去をお願いしているところでございます。その後、現地の車にも、貼り紙で撤去をお願いする旨張っているのが、現在のところでございます。 354 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 355 ◯委員(永原利浩君) そうしますと、行政の仕事ですから、ちゃんと手続を踏んだ上で、これで撤去ができるよとなったときには、予算が令和3年間に合わないか、あるいはどこかの補正が入るか分からないんですけど、どこかの段階で予算をつけていただいて、皆さんが寄ってくる場所ですから、特にきれいにしておいてさしあげたいので、予算化して、いずれかのときに撤去できるように、頑張っていただきたいと思います。 356 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 357 ◯委員(田中紀子さん) 特定空家の場合は、市がやってあげたら、その分これだけ処分費がかかりましたよと言って請求します。今のような場合は何かルールがあるんですか。 358 ◯委員長(重城正義君) 中村市街地整備課長。 359 ◯市街地整備課長(中村忠男君) 公園のほうのルールといいますか、法律では許可物件ではないので、勝手に撤去というのは、ちょっと難しいと考えておりまして、民法ですとか、そういったほかの法律も踏まえながら、検討していきたいと考えております。 360 ◯委員長(重城正義君) ほかに。座親委員。 361 ◯委員(座親政彦君) 資料【別冊12】の5ページ、住宅課所管の空き家再生等推進事業費900万円でございますが、資料によりますと、空き家等対策を推進するための空き家等対策計画を改定するため、空き家実態調査を実施するというふうに書いておりますが、この改定理由について、お伺いをいたします。 362 ◯委員長(重城正義君) 児玉住宅課課長補佐。 363 ◯住宅課課長補佐(児玉文秀君) 現計画の木更津市空家等対策計画は、平成29年11月に策定しております。その計画期間は、平成29年12月から令和5年3月までの期間となっているところでございます。このことから、令和4年度に改訂作業を行うことを予定しております。この改訂作業に際しましては、これまでの取り組みやその結果を踏まえることは無論ですが、現在の空き家の実態を把握した上で、計画を作成する必要があると考えております。このことから、本計画策定時と同様、その前年に実態調査を行おうとするものでございます。  以上です。 364 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 365 ◯委員(座親政彦君) 計画期間が6年間で、令和4年度までだと。その令和4年度に改訂をするので、その前年度の令和3年に実態調査をすると、そういう理解でよろしいですか。 366 ◯委員長(重城正義君) 児玉住宅課課長補佐。 367 ◯住宅課課長補佐(児玉文秀君) 令和5年3月までの期間となっておりますので、令和4年度までの期間となっているところであります。よって、令和5年度から、新しい空家等対策計画に基づいて、指導していくことになりますので、令和4年度に作業、検討を行う基礎資料といたしまして、令和3年度に、空き家の実態調査を行うものでございます。  以上です。 368 ◯委員長(重城正義君) ほかに。石井委員。 369 ◯委員(石井徳亮君) 予算書104ページの特定空家等代執行等事業費1,045万円ですけれども、ちょっと数字のことを聞いて申し訳ないんですけど、予定している棟数は何棟でしょうか。 370 ◯委員長(重城正義君) 児玉住宅課課長補佐。 371 ◯住宅課課長補佐(児玉文秀君) 特定空家等の解体工事を予定している箇所でございますが、3棟でございます。  以上です。 372 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 373 ◯委員(石井徳亮君) 3棟という形で、大体先に取り壊しをして、それを請求する形なんですけれども、この1,045万円というのは全額そのまま請求する金額なのか。例えば、請求すべきものと、それに関わる事務費的なもの、回収できないものと回収できるものとあるかと思うんですけれども、回収すべき金額というのはどのくらいになりますでしょうか。 374 ◯委員長(重城正義君) 児玉住宅課課長補佐。 375 ◯住宅課課長補佐(児玉文秀君) 今回、予算を計上している金額につきましては、解体工事費に関わる金額でございます。したがいまして、解体にかかった費用、こちらは入札等で金額が変わると思いますが、かかった費用については、全て所有者のほうに、相続人になるかどうか分かりませんが、全額請求という形で、現在考えております。  以上です。 376 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 377 ◯委員(石井徳亮君) 全額という形で了承しました。  その金額は一応全て回収できるものと考えて、進める予定でしょうか。 378 ◯委員長(重城正義君) 児玉住宅課課長補佐。 379 ◯住宅課課長補佐(児玉文秀君) 一応、空家等対策の推進に関する特別措置法に基づきまして、代執行をやった後は全額請求ということで、回収に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 380 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 381 ◯委員(石井徳亮君) 万が一、請求してもお支払いいただけなかったという形になったときには、何かその先の手段、その土地を差し押さえるとか、何年になったら時効になっちゃうとか、そういった形の予定とかというのはどうなんでしょうか。 382 ◯委員長(重城正義君) 児玉住宅課課長補佐。 383 ◯住宅課課長補佐(児玉文秀君) 請求できないような状況になった場合は、国税徴収法に基づいて、差押等を行うこともできますので、その手続にのっとって、請求に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 384 ◯委員長(重城正義君) ほかに。田中委員。 385 ◯委員(田中紀子さん) 予算書の104ページ、市営住宅管理諸経費です。市営住宅を廃止し、対象施設が減ったものの、令和2年度当初予算と3年度当初予算、管理諸経費が増額しているんですね。増額の理由をご説明ください。 386 ◯委員長(重城正義君) 山口住宅課長。 387 ◯住宅課長(山口裕之君) 管理諸経費につきましては、基本的には普通旅費ですとか、消耗品、それから、使用料の徴収に係ります手数料、あとはシステムの使用料に関わってまいりますので、団地の数に影響を受けない数字でございます。  以上です。 388 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 389 ◯委員(田中紀子さん) それでは、空き家となった市営住宅のところを、安全を確保するような予算というのは、この中にあるんでしょうか、ないんでしょうか。地域住民が不安に思いますので、それはどこに入るのか。あるかないか。 390 ◯委員長(重城正義君) 山口住宅課長。 391 ◯住宅課長(山口裕之君) 現在、まだ廃止まで至るかどうか分からなかったので、この当初予算上は、市営住宅全体の建物に対しての保険料、これは、申し訳ございません、計上してございます。今、保険会社と確認をしたところなんですけれども、棟数が減ったことによって減額になるかというところは、ちょっと疑問でありますが、現行のまま廃止しても、保険適用になるという回答は得ております。また、普通財産のほうも、資産管理課で一括して保険をかけていくようなところで、対象になるというふうには聞いておりますので、そこのところ、ちょっとダブルでかかるような形になるのかどうかというのは、もう一度確認しなきゃいけませんけれど、ご心配の点につきましては、当課のほうで保険がかかっていますので、というご回答でよろしいでしょうか。 392 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 393 ◯委員(田中紀子さん) 何か災害が起きてトタンが飛んできたとか、不審者が入ってどうのこうのとか、火事になったとしても、その保険を適用して、改善するような形ということでいいんですか。 394 ◯委員長(重城正義君) 山口住宅課長。 395 ◯住宅課長(山口裕之君) 今おっしゃったことが全て、保険の適用になるとはちょっと考えにくいのですが、建物に関わることでしたら、多分対象になりますので、ご理解のとおりでよろしいかと思います。 396 ◯委員長(重城正義君) ほかに。永原委員。 397 ◯委員(永原利浩君) 公園内に設置されているトイレの清掃業務委託について、お伺いしたいんですけど、現在、幾つの公園のトイレ清掃を委託されているか、まず、お答えいただきたいと思います。 398 ◯委員長(重城正義君) 中村市街地整備課長。 399 ◯市街地整備課長(中村忠男君) 公園のトイレの清掃でございますが、公園緑地管理事業の中の委託料、その中で公園内公衆便所管理業務委託を行っておりまして、こちらの業務になります。16公園1施設で、トイレ数としては19ヶ所、委託してございます。  以上でございます。 400 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 401 ◯委員(永原利浩君) その委託料は年間お幾らになっていますか。 402 ◯委員長(重城正義君) 中村市街地整備課長。 403 ◯市街地整備課長(中村忠男君) 今年度の請負金額で言いますと、454万5,200円となっております。  以上です。 404 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 405 ◯委員(永原利浩君) 19ヶ所のトイレ掃除に、年間454万円ほどの委託費を払って、掃除をしていただいているということなんですけど、この委託業者というのは、1社あるいは2社、3社、複数でやっていただいているのかしら。 406 ◯委員長(重城正義君) 中村市街地整備課長。 407 ◯市街地整備課長(中村忠男君) 1社でございます。 408 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 409 ◯委員(永原利浩君) こんな質疑をするのは、よく市街地整備課とは一緒に掃除なんかしたりするからあれなんですけど、実際に最近建てられたばかりのトイレが随分汚かったり、古いトイレなんかは、幾ら磨いてきれいにならないトイレもたくさんあることは承知しているんですけれども、ここの市街地整備課だけに限らずですけど、業務委託をやるからには、当然契約をするわけですよね。トイレを、例えば、モップをかけてください、週に何回ほうきで掃いてくださいという契約ではなくて、その場所をきれいにしてくれという契約なわけですから、お金を払って業務委託を出す以上は、形だけ、その週1回やります、2回やりますではなくて、しっかりきれいな状態をキープしていただくように、まず、お願いをしていただきたいんですよ。管理監督とか業務委託を出した側として、もうちょっときめ細やかにチェックをしていただきたいと思うんですが、いかがですか。 410 ◯委員長(重城正義君) 中村市街地整備課長。 411 ◯市街地整備課長(中村忠男君) 委託業務の管理監督につきましては、発注するときの仕様書がございますので、そちらのほうで、写真の撮り方ですとか、監督がやりやすいように少し仕様書のほうを改善して、職員のほうも現地をもっと確認にするような形で、考えていきたいと思っております。 412 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 413 ◯委員(永原利浩君) 先ほどのご答弁で、委託業者が1社であることと、それから19ヶ所のトイレを、恐らく週1回、2回、ぐるぐる回るんだろうと思います。とても大変な作業だと思うんですね。1つのトイレに1時間も2時間もかけていられないんだろうなと思うと、なかなか隅々まできれいにはならないんだろうと。ただ、汚いトイレというのは汚く使われます。きれいにしているトイレというのは、使う利用者側もきれいに使っていただけますので、委託業者の方に、もうちょっとだけしっかり頑張ってくださいよと言っていただきたいことと、今後、検討をぜひしていただきたいのは、もしその委託業者がなかなか改善ができないようであれば、例えば、その19のトイレ、16の公園だったかな、16の公園の周りには、その公園を愛する地元の方たちもいらっしゃるわけですから、ご高齢のお母さんたちを捕まえて、ちょっとここをやってくださいよと、幾らか、草刈りの報酬と同じような感じで、トイレの報酬を出しますからなんというのも、考えの一つとして、頭の片隅に入れておいてください。今は、せっかく委託業者が頑張ろうとされているので、ちょっとお尻をたたいていただけたらと思います。  これは意見です。 414 ◯委員長(重城正義君) ほかに。斉藤委員。 415 ◯委員(斉藤高根君) 資料【別冊12】の4ページ、地区計画制度を活用した集落活性化支援事業費、これは、動きがあるから10万円なのか、動きがないからこの金額なのか、どっちなのか、お教えください。 416 ◯委員長(重城正義君) 兵藤都市政策課長。 417 ◯都市政策課長(兵藤雅宏君) 現在ご相談をいただいている案件がございますので、要綱に基づいて予算のほうを計上させていただいております。 418 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 419 ◯委員(斉藤高根君) では、過去に地区計画は、何年で幾つできたのかをお教えください。 420 ◯委員長(重城正義君) 兵藤都市政策課長。 421 ◯都市政策課長(兵藤雅宏君) 今回の地区計画制度を活用した集落活性化型の支援事業につきましては、今まで、この支援の補助金を使った例もございません。あわせて、集落活性化型、いわゆる既存の集落を含んだ地区計画というのは、今のところございません。  以上でございます。 422 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 423 ◯委員(斉藤高根君) しかしながら、動きはあったんですよね。動きはあって、相談は実際したと。どうしてそれが成就しなかったのか、説明ください。 424 ◯委員長(重城正義君) 兵藤都市政策課長。 425 ◯都市政策課長(兵藤雅宏君) 現在ご相談をいただいておりますのは、平成29年に、地元の方から、こういったまちづくりをやっていきたいという相談を受けた中で、都市政策課のほうで、まず、説明会をさせていただきました。その中で、地元の方が、では、こういった地区計画制度を活用して、既存集落の活性化を図っていこうといったところで、今も、その相談については、継続してやらせていただいておりますし、地元がつくった素案をもって、千葉県のほうにも実は協議をさせていただいている状況にあります。  以上でございます。 426 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 427 ◯委員(斉藤高根君) 場所的には富来田だよね。富来田でやったけど、それはもう断念しちゃったのかな。 428 ◯委員長(重城正義君) 兵藤都市政策課長。 429 ◯都市政策課長(兵藤雅宏君) 現在相談を受けております地区については、まだ相談を続けておりますので、断念をしたということではございません。継続して、ご相談を承っていきたいというふうに考えております。 430 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 431 ◯委員(斉藤高根君) ということは、都市政策課とすれば、これは一生懸命応援しようとしているのか、それとも、消極的に話があったら受けるのか、これはどっちのスタンスか、私が言ったどっちのスタンスでもないのか、そのスタンスを説明してください。
    432 ◯委員長(重城正義君) 兵藤都市政策課長。 433 ◯都市政策課長(兵藤雅宏君) 市街化調整区域につきましては、人口の減少等も含めまして、既存の集落の活性化等が非常に重要だと思っておりますので、積極的に支援のほうをしてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 434 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 435 ◯委員(斉藤高根君) 立地適正化計画で市街化区域に誘導することは、非常に大きな問題で、誘導しようとしている主語がないんですよ。主語が、調整区域にいる人を市街化区域に誘導しようと、こういう受け取り方になっちゃうんですよ。私たちは、スタンスとすれば、調整区域に住んでいても、市民なんですよ。市街化区域に住んでいる人も市民かもしれません。でも、農振農用地でも市民なんですよ。文化的な生活を送るというのは、我々はともに持っているんですよ。調整区域、農振農用地に住んでいると、文化的な生活をしなくていいよと、バスなんか行かなくていいよと、そういうわけじゃないんですよ。もっと人口密度が平準化して、みんなが平和な世界をつくればいいと思っている。それには、この地区計画が、市街化区域の誘導と一緒になって、双方が、農業のほうの経済部と一緒に話をして、縦割りじゃなくて、横のつながりを持って、話をしてくれればいいと思っている。一方的に市街化区域だけの誘導を先に決めると、コンパクトシティを一方的に決めるというのは、我々は非常に不合理な世界に住んでいると思う。ということを十分わきまえて、これからの行政をお願いしたい。  以上。 436 ◯委員長(重城正義君) ほかに。草刈委員。 437 ◯委員(草刈慎祐君) 公共案内看板設置事業費について伺います。  昨年の決算審査特別委員会のときに、様々な委員からいろんな意見があったと思います。そのような中、今回も広告掲載料では満たせない予算が計上されているわけでありますが、やっぱり、コロナの影響もあって、広告収入が思うようにいかないのか、まず、お伺いいたします。 438 ◯委員長(重城正義君) 兵藤都市政策課長。 439 ◯都市政策課長(兵藤雅宏君) まず、広告の収入でございますけれども、令和2年度の決算ベースと比べましても、2社ほど、通年でコマーシャルを出していただいた2社なんですけれども、コロナの関係もあって、来年度につきましては、その広告費のほうを抑えたいといった理由で、広告の掲載がなくなっております。そのような状況の中で、当然ですけれども、広告収入を得て、その利用費をもって、この事業を動かしていくという前提がございますので、引き続き、民間のコマーシャルが増えるように、営業のほうも含めて、努力をしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 440 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 441 ◯委員(草刈慎祐君) この事業が始まるときに、ちょうど建設経済常任委員会に配属していただいておりまして、当初は広告費で十分に賄っていけるんだよということから、途中から意味合いが変わりまして、公共的に重きを置くということになっております。それで、また月日が流れまして、委員の方からいろんな意見が出てきております。そのような中で、これだけ、毎回言われたり、800万円ですか、今回、差引きがあったとしても、公費、公金が導入されて、さらに労力も少なからず使うというわけでございますので、木更津市、今1階にジェイコムがあると思います。その中で、一定時間、お金を取らないで、無料で貸して、公共的なものを流してもらう。そしてまた、それに合わないものに至っては、午前中にもありましたが、木更津市YouTubeを作っておりますので、そういったものを流せば、最低限の電気使用料だけで済むのかなというふうに思っておりますので、今後、広告収入で頑張ろうというのは、今ある広告は頑張ってもらっても結構ですので、それ以上に時間と労力、また公金を導入するのがいかがなものかというふうに思っておりますので、そういったことも、ぜひ検討していただきたいと思います。  以上です。 442 ◯委員長(重城正義君) ほかに。田中委員。 443 ◯委員(田中紀子さん) 【別冊11】の令和3年度当初予算工事予定箇所一覧表というのを見たら、とても分かりやすいんですよね。ニセコ町でしたか、予算書を町民みんなに配っているんです。そこにあるのは、こういうような地図で、あなたの町のあなたのおうちの近くで、こんな工事が、どこからどこまでの範囲で、幾らでやりますよというお知らせをしているんです。木更津市では、そんな予算書を皆さん各家庭に配るような予算はできません。でも、こういう図面をホームページにもし載せたら、地域の方とか、うちの近所はいつ頃こんなのが工事されるんだねとか、今年度の工事予算はこのぐらいなんだね、というのが、身近に感じるかなと思うので、今までそのような活動をホームページでしていたのか、それとも、まだしたことがないのか、教えてください。 444 ◯委員長(重城正義君) 岸都市整備部次長。 445 ◯都市整備部次長・土木課長(岸 知己君) 今まで、土木課の工事の話になりますけれども、橋梁長寿命化なり、計画のあるものにつきましては、何年にこの橋梁を工事する、この計画期間で工事をしていくというふうなことを、ホームページで公表しております。その他につきましては、今のところ、公表はしていない状況です。  以上です。 446 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 447 ◯委員(田中紀子さん) これは農道から、橋から、道路から、全部が載っていたので、先ほどから質疑されていた投資的経費が幾らなのか、減っただろうというんだけれども、それが具体的に見えるような部分でもあるかなと思うんです。だから、都市整備部で完結しなかったら、財務部と相談して、予算の一覧のところで、令和3年度の投資的経費に係る具体的な事例とかいう形で載せるなり、何らかの方法があったら、せっかくこんなに詳しく分かりやすく作った資料を、私たち議員だけではもったいないかなと思ったので、意見させてもらいました。参考にと思います。 448 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 449 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、ここで、14時05分まで休憩といたします。                                 (午後1時54分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後2時04分) 450 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  次に、都市整備部のうち、下水道推進室、管理用地課、土木課の審査を行います。  【別冊12】所属別歳入・歳出予算一覧表、5ページから8ページの一般会計予算、下水道事業会計予算、及び、【別冊13】所属別歳入・歳出予算一覧表、2ページの一般会計補正予算、下水道事業会計補正予算について、審査をお願いいたします。  ご質疑願います。永原委員。 451 ◯委員(永原利浩君) 予算書98ページの木更津駅東口ロータリー改善事業費500万円、これについて、事業内容について、ご説明をいただきたいと思います。 452 ◯委員長(重城正義君) 岸都市整備部次長。 453 ◯都市整備部次長・土木課長(岸 知己君) 本事業につきましては、木更津駅東口のロータリーの改善ということで、来年度、500万円につきましては、今、高速バスが入ってきまして、ロータリー利用、入る方に非常に支障になっているということですので、タクシープールの出入口の一部を、通行スペースとして拡幅する、暫定整備をする予定をしております。今年度、その暫定整備に向けて、関係機関である地元警察、県警規制課及びタクシー協会と協議が完了しておりますので、来年度、速やかに測量をいたしまして、工事設計を発注していきたいというふうに考えております。  以上です。 454 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 455 ◯委員(永原利浩君) ありがとうございます。  そうしますと、バスの専用降車場を設置するというわけではなくて、タクシープールの先端を何メートルかカットして、幅員というのかな、それを広げる工事ということでよろしいんですか。 456 ◯委員長(重城正義君) 岸都市整備部次長。 457 ◯都市整備部次長・土木課長(岸 知己君) タクシープールの一部を拡幅するのと併せて、今年度、東口のタクシープールを全体的に測量いたしまして、今、高速バスの乗車スペース、降車スペース、あと路線バスのバスバースなどがロータリーの中にあると思うんですけれども、全体を測量して、その配置を少し考えて、バス会社のほうと少し検討をさせていただいて、ロータリーのご利用に支障のないように、スムーズに回れるような配置計画を検討していきたいというふうに考えております。 458 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 459 ◯委員(永原利浩君) 再度もう1点だけ確認ですけど、バスの降車専用の場所、何かコンビニエンスストアがありますよね。あの辺に降車するためだけのスペースをつくる計画はあるんですか。 460 ◯委員長(重城正義君) 岸都市整備部次長。 461 ◯都市整備部次長・土木課長(岸 知己君) その辺りも含めまして、再度、ロータリー内の再編を検討していきたいというふうに考えています。 462 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 463 ◯委員(永原利浩君) 承知いたしました。これは東口のごちゃごちゃが、少しでも改善されればいいなと思いますけれども、一生懸命進めていただきたいと思います。 464 ◯委員長(重城正義君) 関連。石井委員。 465 ◯委員(石井徳亮君) タクシープールのところを削っていくという話だったんですけれども、タクシーの乗車口のところの、タクシーの待機場のところの中央分離帯というか、その辺も削るという形でよろしいんでしょうか。 466 ◯委員長(重城正義君) 岸都市整備部次長。 467 ◯都市整備部次長・土木課長(岸 知己君) そのとおりでございます。タクシーがロータリーに出るところの出口部分を、約3メートルほど、通行スペースとして、拡幅したいというふうに考えています。 468 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 469 ◯委員(石井徳亮君) バスは12メートルあるので、例えば、本当にぎりぎり20センチぐらい広がるだけで、感覚的には1メートルぐらい、よけられるぐらいな感じになるんです。ですから、その辺の設計とかされるときに、なるべく分離帯のほうは残しながら、10センチでも、20センチでも、後輪が引っかからないぐらい、少しでも逃げていただくと、スムーズに通れるバスがいっぱい出てくるはずなので、その辺のところは、よろしくお願いしたいと思います。 470 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 471 ◯委員(大村富良君) 予算書の97ページの、市道146号線交差点改良事業費の500万円について伺います。  この事業は、県が現在設計中の、県道袖ケ浦中島木更津線と市道146号線が交差する、中野交差点の右折レーン設置の県事業負担金だと思いますが、現在の事業の進捗状況について教えてください。 472 ◯委員長(重城正義君) 岸都市整備部次長。 473 ◯都市整備部次長・土木課長(岸 知己君) 市道146号線交差点改良事業の進捗状況でございますけれども、県が実施しておりました、交差点改良における詳細設計と警察協議が完了しております。それで今、県のほうでは、工事の発注に向けた準備を進めているところと聞いております。また、市においても、詳細設計の完了を受け、2月に、県との事業費の負担について、覚書を取り交わしております。その後、令和2年度分の工事における年度協定を締結したところでございます。  なお、本工事は、令和2年度分の工事は、令和3年度分に繰り越しということになりまして、この500万円につきましては、令和3年度分の工事、県の工事の負担金ということになります。  以上です。 474 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 475 ◯委員(大村富良君) それでは、今後の工事スケジュールについて、教えてください。 476 ◯委員長(重城正義君) 岸都市整備部次長。 477 ◯都市整備部次長・土木課長(岸 知己君) 今申し上げましたけれども、令和2年度工事につきましては、令和3年度への繰り越しとして、実施いたします。それで、令和3年度工事につきましては、信号機の移設等がございますので、令和3年度内の完成というふうに、県からは聞いております。  以上です。 478 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 479 ◯委員(大村富良君) 県との負担割合はどのように決めているのか、教えてください。 480 ◯委員長(重城正義君) 岸都市整備部次長。 481 ◯都市整備部次長・土木課長(岸 知己君) 本交差点は、県道袖ケ浦中島木更津線と市道が交差しているところでございます。交差点の改良において、市道部分においても、道路の拡幅、また高さの影響がある範囲の舗装を打ち換えることになっておりますから、打ち換えを行う面積の案分で、負担割合を決めております。市の負担割合は43%というふうになっております。  以上です。 482 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 483 ◯委員(大村富良君) ありがとうございます。  ここの交差点は、土日はもちろんのこと、平日でも渋滞するところですので、交通渋滞を一日でも早く解消できるように、早期の供用開始をお願いいたします。  以上です。 484 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 485 ◯委員(草刈慎祐君) ただいま年をまたいだ工事の話が出ておりましたので、併せて聞かせていただきたいんですけれども、12月議会で、鶴岡議員のほうから、平準化の話があったと思われます。国のほうの指導もありまして、木更津市も平準化に対応していきたいというようなご答弁も、あったように見受けられます。そういった中で、今、大規模と言ったらあれですけど、木更津市にとってある程度、金額を捻出して行わなければいけない工事については、繰り越ししながら進めているということでありますが、ほかの工事も含めて、都市整備部として、平準化を今回見受けられないというか、改めて平準化したというようなのが見受けられないような気がするんですけれども、そういったことはされているのか、それとも、また今後しなければいけないのか、その辺も含めまして、教えてください。 486 ◯委員長(重城正義君) 岸都市整備部次長。 487 ◯都市整備部次長・土木課長(岸 知己君) 今、草刈委員がおっしゃった平準化、これは工事の事業量の平準化ということで、第1四半期、4月から6月までの工事の発注が、単年度会計ですので、その頃はまだ発注をする段階で少ないと、少ないといいますか、ほとんどないということで、今後、平準化をどのようにしていくかということですけれども、今、その平準化する方法なんですけれども、当該年度がゼロ予算で、次年度債務負担を取って、前年度に発注する、債務負担行為による方法と、あと、当該年度の予算を繰り越して、工期を長く延ばす方法等、いろいろ考えられると思いますけれども、この辺り、財務当局等と、また総務部局と相談しながら、進めていくわけですけれども、できるだけ、国の指導もありましたので、積極的に取り入れていきたいというふうに考えております。 488 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 489 ◯委員(草刈慎祐君) 建設業組合のほうからも要望があったと思いますので、ぜひ進めていただきたいと思います。 490 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 491 ◯委員(座親政彦君) 資料【別冊12】の6ページ、管理用地課所管の地籍調査事業費4,594万3,000円でございますが、今年度の当初と比べて、かなりの減額になっておりますけれども、それを聞くのではなしに、現在の全体的な進捗状況と今後の見通しについて、お伺いをいたします。 492 ◯委員長(重城正義君) 関口管理用地課長。 493 ◯管理用地課長(関口哲也君) ご説明いたします。  今年度末の進捗状況は、14%程度を見込んでおります。来年度の調査の委託は、中央地区の一部、中央1丁目、中央3丁目で予定してございます。また、今年度新規で行った中郷地区、中央地区があるんですけれども、そこを引き続き調査をしていく予定でございます。この事業は、平成24年度、平成25年の3月に、全体の計画を策定させていただきました。30年間で木更津市全部の地籍調査を行うというようなことになってございます。国の交付金、補助金を活用させていただいております。国の補助金50%、県が25%、市が25%になるんですけれども、そのうち8割については、特別交付税の対象となってございますので、市の財源が5%で、100の仕事ができるといったような事業になっています。この30年間で極力済ませたいというふうに、こういった交付金なんかを活用して、進めてまいりたいというふうに考えているところです。  以上でございます。 494 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 495 ◯委員(座親政彦君) 30年という長期計画であることは、承知はしているんですけれども、土地の有効利用に関わって、まちづくりの円滑な推進でありますとか、固定資産税の適正な課税化だとか、災害復旧の迅速化との関わりもございますので、財源確保を含めて、ぜひ計画年度内で、その年度年度、どんどんやっていただきたいんですけれども、完了できるようにご努力をお願いしておきたいと思います。  以上です。 496 ◯委員長(重城正義君) ほかに。斉藤委員。 497 ◯委員(斉藤高根君) 資料【別冊12】の6ページ、岩根ポンプ場改修費、丁寧に今回は要求額まで書いてあるんですけれども、要求額が5,255万円で520万円ついたということで、5,255万円を要求しているというのは、壊れてしようがないから要求するという判断だけれども、大丈夫だよ、これは使えるよということで520万円なのか、この経緯を教えてください。 498 ◯委員長(重城正義君) 鈴木下水道推進室長。 499 ◯下水道推進室長(鈴木陽一君) 岩根ポンプ場の修繕の件につきましては、当初、特定防衛施設周辺整備調整交付金を活用する予定でしたが、これが採択になりませんでしたので、最終的に520万円となったものでございます。  以上です。 500 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 501 ◯委員(斉藤高根君) 採択にならなかった、しようがないから、じゃあ、このまま使おうと。建物自体が築44年ぐらいたっているのかな。下流部に住んでいる人たちが、大丈夫なのかと気にはしているんですけれども、520万円を何にかけるか分からないけれども、きちんと機能して排水をできるのか。何を使って、今回520万円でまた維持しようとしているのか、教えてください。 502 ◯委員長(重城正義君) 鈴木下水道推進室長。 503 ◯下水道推進室長(鈴木陽一君) 岩根ポンプ場、例えば他の処理場につきましても、包括委託で、基本的な修繕を行っております。そういった130万円以下の修繕を行いながら、今までも運転してきた状態であります。岩根ポンプ場の重要性については認識しておりますので、来年度、できれば耐震を行いながら、将来的には、補助金、公共下水道の雨水の認可を取って、長寿命化等をやっていきたいと考えております。  以上でございます。 504 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。
    505 ◯委員(斉藤高根君) というのは、予算がつかない中でも、ちょっと近い将来で、公共下水道の視点がもう見えているという判断なのかな。でも、そこは実際に都市計画税を払っているけれども、何もやってくれないという意見が多いんだけれども、その前に、まだ、清見台もある、真舟谷もあると、こういった中で、岩根ができるのかなと。近い将来の話を、このポンプ場が壊れる前に、公共下水道に組み込んじゃいますよという約束ができるのか。それとも、この築40年のをまた直さなきゃいけないのかなと。これはどっちなのか、きちんと明言してください。 506 ◯委員長(重城正義君) 鈴木下水道推進室長。 507 ◯下水道推進室長(鈴木陽一君) 基本的には防衛施設周辺整備事業で、計画的に修繕していく予定ではございましたが、公共下水道の雨水認可を取って、きちんと長寿命化で修繕していきたいと考えております。ただ、公共下水道の雨水認可を取るまでには、手続上は、最短でも約2年かかりますので、それまでの間は、包括委託の中で、修繕しながら、運転していきたいと考えております。 508 ◯委員長(重城正義君) ほかに。佐藤委員。 509 ◯委員(佐藤修一君) 【別冊12】の6ページ、40款25項15目、下水道事業会計負担金ですけれども、本市はまず、水洗化人口もしくは水洗化率はどのくらいを目指しているのでしょうか、お尋ねいたします。 510 ◯委員長(重城正義君) 鈴木下水道推進室長。 511 ◯下水道推進室長(鈴木陽一君) 初めに、水洗化人口でございますが、これは実際に公共下水道を使用している人口ですので、整備の進捗に伴い、次第に増加いたします。本年度策定いたします経営戦略におきまして、水洗化人口の目標値が設定されておりますので、現時点で、水洗化人口6万6,437人のところ、10年後の令和12年度の目標値で7万7,569人、約17%の増加を想定しております。水洗化率についてでございますが、下水道整備に伴いまして、未接続の家屋も同時に増えていきますことから、なかなか数値が上昇しないのが実情でございます。経営戦略におきまして、現在の水洗化率86.75%のところ、10年後の令和12年度で87.0%、0.25%の増加を想定しております。水洗化率につきましては、今後も、臨戸訪問や接続のお願い文書の送付によりまして、向上を図っていきたいと考えております。  以上でございます。 512 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 513 ◯委員(佐藤修一君) このたび、立地適正化計画が策定されまして、本市におけるまちづくりというものが明文化されたと思うんですけれども、これによって、下水道を布設していくというか、広げていく計画、これはまた再計画みたいな見直しになるんでしょうか、教えてください。 514 ◯委員長(重城正義君) 鈴木下水道推進室長。 515 ◯下水道推進室長(鈴木陽一君) 立地適正化計画によって、再計画は行わない予定ですが、立地適正化計画の重点区域については、意識して整備していきたいと考えております。  以上でございます。 516 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 517 ◯委員(佐藤修一君) 下水道の整備というのは、衛生的であったり、土地の価値、そういうのが上がるというふうに認識しておりますので、引き続き、よろしくお願いいたします。 518 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。座親委員。 519 ◯委員(座親政彦君) 資料【別冊12】の6ページ、管理用地課所管の中野畑沢線整備事業費(桜井工区)の700万円と、ちょっと課が分かれておりますが、8ページの土木課所管の同事業費300万円、トータル1,000万円についてでございますけれども、もういろんなところで聞かれていると思うんですが、改めてお願いしたいと思います。現在の墳墓の移転状況と土地の取得状況、そして、令和3年度の同事業の予定について、お伺いをいたします。 520 ◯委員長(重城正義君) 関口管理用地課長。 521 ◯管理用地課長(関口哲也君) 最初に、墳墓の移転につきましては、この2月に、契約を1件結びました。それによって、134基全てが契約となりました。  次に、土地の取得の状況についてでございます。令和元年度末で60.9%でした。今年度末の見込み、建設経済常任委員会の中では、80%というようなお答えをさせていただいたと思います。今現在は、75.5%の見込みとなってございます。令和3年度、来年度以降の予定でございますけれども、その残りの25%分に当たるところを、引き続き用地交渉、または、一部境界が決まっていないといったところもございます。そういったところのお話し合いを進めていきまして、用地取得に全力で当たっていきたいと考えております。  以上でございます。 522 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 523 ◯委員(座親政彦君) 土地の取得に当たって、特に課題となるようなものはあるんでしょうか、これまでの経過も含めて。 524 ◯委員長(重城正義君) 関口管理用地課長。 525 ◯管理用地課長(関口哲也君) 私のほうで承知している内容としまして、事業そのものに反対されている方というのは、いないのかなというふうに思っております。ただ、先ほど申しました、境界が決まっていない件等もございます。また、うちのほうが補償をさせていただく、例えば、金額で折り合いがつかないといったようなことで、契約までには至っていないというところもありますので、その辺は、やはり粘り強く、お話し合い、また、境界については決めていくような、立ち会いを進めてまいりたいというふうに思っております。 526 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 527 ◯委員(座親政彦君) 分かりました。  ちょっと基本的なことで大変恐縮なんですけれども、墳墓がもう終わって、土地が25%残っているということなんですけれども、それが全て終わらないと工事に入れないという認識でよろしいですか。 528 ◯委員長(重城正義君) 岸都市整備部次長。 529 ◯都市整備部次長・土木課長(岸 知己君) 桜井工区の工事の件でございますけれども、まず、桜井側と港南台側で、かなりの高低差がございます。それで、できるところから工事というふうに考えますと、工事期間中の雨水の処理が非常に大変でございますので、できましたら、低いほうの桜井側から工事ができれば、調整池をつくる予定にしておりますので、そこから始めさせていただきたいと思っています。それで、今回、今年度、お寺と契約ができましたので、調整池につきましては、来年は予算を持っておりませんので、再来年ぐらいからは工事に入れるものと考えているんですけれども、まず、隣の近接する土地がまだ未買収ですので、その辺りの状況を見ながら、着手していきたいというふうに考えております。 530 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 531 ◯委員(草刈慎祐君) 私も、桜井工区のほうをぜひ、ユンボの1台でも動かしていただけると、座親委員もそうだと思うんですけど、地元の人間からすると、非常に明るい兆しだと思いますので、よろしくお願いいたします。  都市計画道路ということで、お伺いいたします。  施政方針を拝見いたしますと、中野畑沢線の桜井工区と草敷潮見線、県と連携を取って推進するというような表現があるんですが、これは予算化はされていないと思うんですが、何をするのか教えてください。 532 ◯委員長(重城正義君) 関口管理用地課長。 533 ◯管理用地課長(関口哲也君) 今、委員のご質疑にございましたように、草敷潮見線につきましては、千葉県と木更津市で、共同で事業を進めさせていただいております。具体的な仕事の内容なんですけれども、本市のほうが用地交渉に当たります。実際のその費用は、県のほうが支出するということになっております。今年度も、地権者に対しまして、本市の職員が出向いて、お話し合いをさせていただいているというような状況でございます。  以上でございます。 534 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 535 ◯委員(草刈慎祐君) 予算は県のほうなので、今回、予算には載ってないということなんですが、もし分かればで結構なんですが、どれぐらい用地取得をされているのか、お伺いいたします。 536 ◯委員長(重城正義君) 関口管理用地課長。 537 ◯管理用地課長(関口哲也君) 今現在、私のほうで承知しているところなんですけれども、面積ベースで3.2%でございます。  以上でございます。 538 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 539 ◯委員(草刈慎祐君) 3.2%を取得されて、全体はどれぐらい取得されるのか、その面積というのが分かればで結構です、数字のことなので。 540 ◯委員長(重城正義君) 関口管理用地課長。 541 ◯管理用地課長(関口哲也君) 用地取得をしなければいけないというのは、約2万平米でございます。  以上でございます。 542 ◯委員長(重城正義君) ほかに。田中委員。 543 ◯委員(田中紀子さん) 予算書24ページ、土地使用料についてお聞きします。  市税の減収の中、効果的な財産運用、稼ぐ市役所の視点から、公有財産についてです。  管理用地課の所管の公有財産は、普通財産とは違い、行政財産です。地方自治法や条例で、行政財産はその用途または目的を妨げない限度において、その使用を許可することができます。住民訴訟によって、山梨県が富士急行に対し、賃貸借契約は違法、無効と通知しました。県有地では、富士急行が別荘約3,300区画を転貸していたためで、通知は、現在の契約について、適正な対価でなければ、公共財産を貸し付けてはならないと定めた、地方自治法に違反していると指摘しました。  そこで、資料を用意しました。資料をご覧ください。  商工会議所が3つの駅前に、駐車場として借りています。木更津市の場合は転貸の心配はないか、市の財産を有効に活用できているかですが、まず、商工会議所がここを駐車場として借りることになった経緯を、分かる範囲でご説明ください。 544 ◯委員長(重城正義君) 関口管理用地課長。 545 ◯管理用地課長(関口哲也君) 当該地は、土地区画整理事業などで換地された後に、市が直接管理を行っておりました。市のほうに移管された当時は、未舗装のような状況で、不法投棄や放置車両などが見受けられたとも聞いております。そういう中で、平成13年頃に、商工会議所にご相談をさせていただきました。そうしたところ、商工会議所のほうで舗装をしていただきまして、駐車場として整備をして、管理をしていただくようなお話がまとまりました。現在は、地方自治法、あとは木更津市行政財産使用条例に基づきまして、商工会議所のほうに許可をさせていただいて、土地使用料を頂いているような状況でございます。  以上でございます。 546 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 547 ◯委員(田中紀子さん) では、行政財産として、木更津市は計画はあるのでしょうか。 548 ◯委員長(重城正義君) 関口管理用地課長。 549 ◯管理用地課長(関口哲也君) 行政財産として、うちのほうが管理をさせていただいているんですけれども、具体的な土地利用の計画というのは、今のところ持ってございません。ただ、当初より、地域の商店街などが、駐車場として使ってきたということは認識しております。  以上でございます。 550 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 551 ◯委員(田中紀子さん) 特に計画はない、駐車場として、市民もとても喜んで利用しているというのでしたら、行政財産としてではなく、資産管理課の普通財産でもいいわけです。でも、駅前には、このような駐車場が必要だというなら、行政財産として、また、市営駐車場と大きな看板を出し、市の土地を市民に提供していることをアピールしたらと考えます。よく、駅前の活性化とか、コンパクトシティと言っているけれども、そこを木更津駅だけを見ているんじゃないよ、祇園も見ているよ、清川も見ているよ、巌根も見ているよということで、市営駐車場という看板を、どんと前面に出したらと考えます。そして、管理委託をしてもらい、収益は木更津市に入れる。現状の土地を貸すという使用許可ではなく、適正な対価以上の収益は市の歳入になるような、管理の委託として契約することにしてはと考えますが、ご見解をお聞かせください。 552 ◯委員長(重城正義君) 関口管理用地課長。 553 ◯管理用地課長(関口哲也君) まず、この財産につきまして、公共性、必要かどうか、具体的な構想とか計画を検討してまいります。必要かどうか。その上で、引き続き、駐車場としての活用が必要であれば、適正な管理形態を考えてまいります。また、もし行政財産としますと、例えば駐車場として、もう用途は要らないよというような結論になれば、普通財産に所管替えするなどを検討してまいりたいと思います。いずれにしても、内部的には横断的に検討、また、関係部署、商工会議所や地域の区であったり、使用者と十分協議を行った上で、進めてまいりたいと思います。  以上でございます。 554 ◯委員長(重城正義君) ほかに。大村委員。 555 ◯委員(大村富良君) 予算書の98ページの、金田ICオンランプ・バス専用レーン設置事業費の870万円についてお尋ねします。  来年度は、この870万円で、どのような進捗を図ろうとしているのか、教えてください。 556 ◯委員長(重城正義君) 岸都市整備部次長。 557 ◯都市整備部次長・土木課長(岸 知己君) 本事業は、土日・休日のアクアラインの渋滞の影響によって、一般道も渋滞する中で、高速バスの定時性を図るため、金田インターチェンジのオンランプ部へのバス専用レーンの設置を含めて、金田バスターミナルから金田料金所までの所要時間の縮減を検討しているものでございます。所要時間の縮減につきましては、2つの区間に分けて検討してございます。1つは、オンランプ部、信号交差点、市道101-2号線と国道409号の交差点から、料金所までの区間の縮減、もう一つは、金田バスターミナルから、先ほどのオンランプ信号交差点までの時間の縮減というふうに、2つに分けて検討しております。  それで、1つ目の、信号交差点から料金所までにつきましては、ここはNEXCOの管理というふうになっております。その関係でNEXCO東日本と、あと、バス専用レーンですので、当然規制が入りますので、県警規制課のほうと、関係機関の協議を実施したところですけれども、実現には不測の期間が生じるということが想定されましたので、来年度、まずは先行して、金田バスターミナルからオンランプ入り口信号交差点までの時間の縮減を図るための、検討をするということにしております。内容につきましては、図面がありませんので、その部分の測量、あと、専用通路になるのか、それとも道路の拡幅になるか、ちょっとまだ分かりませんけれども、その辺りの整備の検討を含めた、概略設計を予定しているところです。1つ目のオンランプ交差点から料金所までの検討につきましては、引き続き、NEXCO、県警等と、続けていきたいというふうに考えております。  以上です。 558 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 559 ◯委員(大村富良君) オンランプ部のバス専用レーンの設置については、引き続き、関係機関と協議を重ねていくとのことですが、設置の可能性はありますでしょうか、お伺いいたします。 560 ◯委員長(重城正義君) 岸都市整備部次長。 561 ◯都市整備部次長・土木課長(岸 知己君) NEXCOや県警等との協議から、オンランプ部へのバス専用レーンの設置は、全国的に事例がないということから、整備費用の負担とか、交通の規制方法など、様々な課題をクリアしていく必要がございますので、実現に向けては、本当に不測の期間を要するというふうに考えております。 562 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 563 ◯委員(大村富良君) バスターミナルから交差点信号までの区間は、拡幅等も考えてということなんですが、用地買収も含めてということになりますでしょうか、お伺いいたします。 564 ◯委員長(重城正義君) 岸都市整備部次長。 565 ◯都市整備部次長・土木課長(岸 知己君) そういう方法も考えられますけれども、用地買収も不測の期間を要しますので、可能な限り、整備の時間を削減できるような、短縮できるような、方法を検討していきたいというふうに考えています。 566 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 567 ◯委員(大村富良君) 渋滞解消に向けて、よろしくお願いをいたします。 568 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 569 ◯委員(佐藤修一君) 今の関連なんですけれども、一般財源が投入されているんですけれども、これはバスの事業者も非常に助かると思うんですけれども、そちらの事業者のご協力を得られる、そういうようなことはないんでしょうか。 570 ◯委員長(重城正義君) 岸都市整備部次長。 571 ◯都市整備部次長・土木課長(岸 知己君) まだ計画の段階ですので、バス利用者の方もご不便されていると思いますので、市側のほうで検討していきたいというふうに考えております。 572 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 573 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、ここで、14時50分まで休憩といたします。                                 (午後2時40分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後2時48分) 574 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  次に、総務部のうち、総務課、職員課、管財課の審査を行います。  【別冊12】所属別歳入・歳出予算一覧表、9ページから14ページ及び16ページの一般会計予算、各特別会計予算、及び、【別冊13】所属別歳入・歳出予算一覧表、3ページから5ページの一般会計補正予算、各特別会計補正予算について、審査をお願いいたします。  ご質疑願います。石井委員。 575 ◯委員(石井徳亮君) 【資料12】の9ページの市民会館施設改修費、これは要求額として123万8,000円ですけれども、査定額がなくて、こっちの予算書には載ってきていないんですけれども、この要求した内容と、査定にならなかった内容とかを教えていただければと思います。 576 ◯委員長(重城正義君) 安田総務課長。 577 ◯総務課長(安田貴之君) こちらの123万8,000円につきましては、駐車場に設置しております外灯の交換工事を入れさせていただきました。つかなかった理由としましては、ほかのところでライトとかで補完ができるのではないかというようなところで、ゼロ査定でございます。
     以上でございます。 578 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 579 ◯委員(石井徳亮君) それでは、今回通らなかったという形なんですけれども、その先の使用目的というか、例えば建物が具体的になるときまでは、そのまま照明はつけないような状態なんでしょうか。 580 ◯委員長(重城正義君) 安田総務課長。 581 ◯総務課長(安田貴之君) 今年度に関しまして、コロナの関係で休館等もございました。ただ、施設として、やはり明るさというのは必要だと思いますので、来年度以降も、財務部局と調整させていただきたいというふうに思っております。  以上でございます。 582 ◯委員長(重城正義君) ほかに。田中委員。 583 ◯委員(田中紀子さん) 会計年度任用職員についてお聞きします。  資料をご覧ください。  会計年度任用職員の時間外勤務についてなんですけれども、フルタイム69人、パートタイム439人おられるんですが、時間外勤務というのは、どうなんでしょう。一般職員の時間外勤務というのは、議会の決算のときにも出ていたことがあるんですが、今回の会計年度任用職員の時間外の実務の実態は調べたことがあるのかどうかということで、ここでちょうど会計年度任用職員が一覧になっているので、ちょっとお聞きします。 584 ◯委員長(重城正義君) 品川職員課長。 585 ◯職員課長(品川昭和君) 会計年度任用職員の時間外につきましても、一般の職員と同じように、時間外勤務命令簿を、所属課長のほうで指示をいたしまして、時間外を行っているところでございます。つきましては、毎月、各所属から職員課のほうへ、その実績を上げてきておりますので、職員課のほうで、どの部署でどのような職員が時間外をしているかということは、把握しているところでございます。  以上でございます。 586 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 587 ◯委員(田中紀子さん) では、どの部署の会計年度任用職員の方が、今現在、時間外が多いのか、お示しいただけるようでしたら、教えてください。 588 ◯委員長(重城正義君) 品川職員課長。 589 ◯職員課長(品川昭和君) 例えば、多いところでいきますと、まず、事務補助につきまして、市民からのマイナンバーの交付業務の会計年度任用職員が、時間外が多くなっております。こちらにつきましては、月2回程度、休日開庁を手伝っていただいているというところで、時間外勤務でございます。また、保育士でございますが、こちらはそんなには時間的には多くはないんですけれども、突発的に正規の職員等が休暇でしたり、何か欠員となったときに、その時間単位で、会計年度任用職員の保育士に時間外をやっていただいているというところでございます。あと、時間的に多いところが公民館長でございますけれども、こちらは、例えば、公民館運営協力委員会の役員会など、夜間の時間外の会議等がありますので、その辺りに出席するというところで、時間外が多くなっているという状況でございます。  以上でございます。 590 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 591 ◯委員(田中紀子さん) 一般職員の時間外を少なくしなさいと言って、そのしわ寄せが会計年度任用職員のほうに行っていては困るなと思って。そこもきちんと見て、全体に、会計年度任用職員のほうが時間外が多いようだったら、やっぱり定数管理ですか、それが間違っていたんじゃないかなと思ったので、そういう点検のためにも、これからはやっぱり一般職員も会計年度任用職員も、きちんと時間外が少なくなるような形で見ていけたらと思って、調べているのか、お聞きしました。これからも効率的な仕事をしていただければと思います。 592 ◯委員長(重城正義君) ほかに。永原委員。 593 ◯委員(永原利浩君) 関連でお伺いします。  会計年度任用職員の話が出たんですが、職員の話で、勤務時間の終わりの時間と、終わった時間から残業がつくまでに、何か休憩は入っていましたっけ。 594 ◯委員長(重城正義君) 品川職員課長。 595 ◯職員課長(品川昭和君) 勤務の終わりの時間は17時15分でございまして、時間外勤務につきましては、17時30分からということになります。  以上でございます。 596 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 597 ◯委員(永原利浩君) ということは、17時15分に一旦お仕事が終わって、15分間は一応休憩と、給与はつかない状態なわけですよね。合っているでしょうか。 598 ◯委員長(重城正義君) 品川職員課長。 599 ◯職員課長(品川昭和君) 給与がつかないといいますか、時間外の時間ではないといいますか、ということでございます。  以上です。 600 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 601 ◯委員(永原利浩君) それをお聞きしたのは、朝日庁舎で働いている方で、15分ぐらいに仕事が終わって、お腹もすくから下でお菓子か何か買ってくる時間、まさかそこは給与ついていないだろうななんて思って見ていたんですけど、ついていないと了解なんですけど、1点、その17時半以降、市役所が閉まった後、仕事をしながら、パンやら、ご飯やら、お菓子やら食っているなんていう情報も入ってくるんですけど、そういうのはありなんですか。 602 ◯委員長(重城正義君) 品川職員課長。 603 ◯職員課長(品川昭和君) そういう意味では、ありかなしかといいますか、適正な職務の時間としては、そちらは適正ではないというふうに考えているところでございます。  以上です。 604 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 605 ◯委員(永原利浩君) 分かるんですよね、僕も民間の仕事をやっていたときに、残業時間中に、もう人も減ってきて、知った仲間ばかりがいるので、おしゃべりしながら、仕事はちゃんとやっていると思うんですけど、でも、ごみ箱なんか見ていると、アイスのかすが入っていたりとか、何かお菓子のかすが入っていたりなんかすると、ちょっとどうなのと思うので、あんまりきつく言うつもりもないですけれども、その辺はある程度節度を持って、せっかく残業で、お金を稼いでもらいながら働いてもらっているわけですから、やっていただきたいなという、これは希望です。 606 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。大村委員。 607 ◯委員(大村富良君) 予算書45ページの一般職人件費について、お伺いします。  3月末で8級職の方が6名退職されますけれども、それぞれの級、8級、7級、6級という各役職への昇級をどのように考えるのか、飛び級などあるのかどうか、その辺のところをお伺いいたします。 608 ◯委員長(重城正義君) 品川職員課長。 609 ◯職員課長(品川昭和君) ただいま、組織としまして、6級、7級、8級も含めまして、ピラミッド型という形を目指しているようなところで、一応、スリムにピラミッド型にしたいというところがございまして、6級職、7級職、8級職というところで、人数は絞っているようなところでございます。その中で、特に飛び級というようなことは、今のところ、実際は任用はしておりませんで、あくまでも課長職を経まして、次長職を経て、部長職ということで、任用をしている状況でございます。  以上でございます。 610 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 611 ◯委員(大村富良君) あと、部参事、参事、次長、実際兼務されている方、次長の方、課長と兼務ということもあろうかと思いますので、部参事、参事、次長の兼務されていない方、されている方と、その辺ちょっと詳しく教えていただければと。 612 ◯委員長(重城正義君) 品川職員課長。 613 ◯職員課長(品川昭和君) そちらにつきましても、基本的には、課長職が、次長ですとか参事を兼務するというようなことでございます。ただ、少し職のボリューム等を見まして、例えば総務部ですと、単独の次長がいるというような状況でございますが、基本的には兼務が基本で、今は運用しているところでございます。  以上でございます。 614 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 615 ◯委員(大村富良君) あと、再任用職員で、課の役職、仕事と業務のほうを当然やっていただかなくてはいけないんですけれども、そういった役職の仕事も兼ねてという再任用の方は、いらっしゃると思うんですけれども、その辺、お聞かせください。 616 ◯委員長(重城正義君) 品川職員課長。 617 ◯職員課長(品川昭和君) 部長級で退職をされまして、8級職で退職された方につきましては、再任用の際に、6級の主幹ということで、任用するわけなんですけれども、そちらの役職という意味では、決裁のほうですとか、主要な役職というところでのラインではなく、あくまでも管理職で主幹ということであるんですけれども、その役を踏まえて、後任等を指導するですとか、課内等で、きちんと管理をしていただく立場でというところで、任用しているところでございまして、その役職の正規のラインとは少し違う形での任用、運用でございます。  以上です。 618 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 619 ◯委員(大村富良君) 最後に、休職されている方、ちょっと健康を害してしまって、やむを得ず休まれている方、その月数というんですか、そういったところを、分かる範囲で結構ですので、人数とどのくらいの期間休まれているのか、教えていただければと思います。 620 ◯委員長(重城正義君) 品川職員課長。 621 ◯職員課長(品川昭和君) 休職のまず人数でございますけれども、現在4名おります。そのうち3名がメンタル的な支障によるものでございます。月数につきましては、最長で3年の休職というところまで、休職が取れるわけなんですけれども、現在、そちらの休職者、それぞれまちまちなんですけれども、1年から1年半ぐらい休職しているというところが、一番、今、この4人の中では多いというところでございます。  以上でございます。 622 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 623 ◯委員(石井徳亮君) 予算書55ページのテレワーク推進事業費なんですけれども、これはテレワークと一般的に聞きますと、自宅にて勤務をするというようなイメージなんですけれども、そのとおりでよろしいのか、ちょっと教えてください。 624 ◯委員長(重城正義君) 安田総務課長。 625 ◯総務課長(安田貴之君) こちらのテレワーク推進事業費につきましては、9月補正だったかと思いますが、経営改革課のほうで、自宅に、今の私どもの借りている内部情報系システムのパソコンを持って帰って、そこにUSBドングルを差し込むことによって、IPK、内部情報システムを使うようなシステムになっております。ですから、今、委員のおっしゃったとおり、テレワーク専用で設置しているものでございます。  以上でございます。 626 ◯委員長(重城正義君) ほかに。関連で。草刈委員。 627 ◯委員(草刈慎祐君) このテレワーク推進事業費なんですけれども、コロナのことが始まってから、国が推進されていると思うんですが、これはコロナの緊急事態宣言が明けた以降も、これを導入していくのか、まず、お聞かせください。 628 ◯委員長(重城正義君) 安田総務課長。 629 ◯総務課長(安田貴之君) こちらはUSBドングル70台、買っております。こちらが通信費ということでうちのほうで予算措置をしているところなんですが、今後も続けていくように考えております。  以上でございます。 630 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 631 ◯委員(草刈慎祐君) そうしますと、在宅ワークですから、勤務時間とかというのの確認は、パソコンが起動している時間になるのかということと、人によって能力が違うと思うんですね。仕事量等ありまして、これなら普通な時間でできるだろうということと、プラス残業にはねちゃっている場合と、そういう時間の管理というのは、テレワークの場合、多くの人がまだ経験していないことなので、聞きたいんですが、どういうふうに市としては考えていくのか、お聞かせください。 632 ◯委員長(重城正義君) 安田総務課長。 633 ◯総務課長(安田貴之君) 今のお話ですと、職員課と経営改革課のほうの関連だと思いますけれど、まず、うちのほうでパソコンの管理をしておりますので、使っている時間等は分かります。ただ、勤務時に当たりましては、WowTalk、職員に渡している携帯電話をもって、まずは勤務時のときに所属課長に連絡をして、終わるときにも所属課長に電話して、それで、その詳細の内容につきましては、私のほうからはちょっと具体にはお答えはできないんですけれども、そのような形のログイン、もしくはうちのほうから、パソコンでログインされているかどうかということも確認をすることはできております。  以上でございます。 634 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 635 ◯委員(草刈慎祐君) ちょっとずれちゃっていたら、大変恐縮なんですけれども、今回、事務の方が、そういったことができると思うんですけれども、その中でも、本当にふだんからやられている仕事だけ、コロナが終わった後、アフターコロナの中で、テレワークが普通の状況になってきた場合、市が委託されている仕事というのは、結構アウトソーシングの中で、委託費というのがあるんですけれども、そういったことも今後導入して、このテレワークを推進していくのかという、今の段階で結構ですので、分かる範囲で教えてください。 636 ◯委員長(重城正義君) 安田総務課長。 637 ◯総務課長(安田貴之君) 先ほど申し上げましたとおり、このUSBドングルの通信費を、うちのほうで所管しているところでしたので、答弁は差し控えさせていただければと思います。申し訳ございません。 638 ◯委員長(重城正義君) ほかに。永原委員。 639 ◯委員(永原利浩君) 関連で、テレワーク推進事業の中ですけれども、ご自宅でお仕事をやって、それから、市役所の上司とかと連絡をする、情報の実際のやり取りというのはあるんですか。要は、通信回線の秘匿性というか、やり取りをするデータなんかがちゃんと守られているのかなという。それとも、通信を切って、何かお仕事を外で、お宅でやって、出来上がった仕事を成果として、USBか何かに入れて、通信回線を介さないで、今週の仕事をやってきましたよというふうにやるのか、今やったのでデータを送りますなんていう感じなのか、そこのちょっと確認をしたいんです。 640 ◯委員長(重城正義君) 安田総務課長。 641 ◯総務課長(安田貴之君) こちらはLGWAN回線に入るような形で、本市は一昨年12月から電子決裁といったものも導入させていただいているんですけれども、例えば、私の部下の係長が決裁を取ったときに、私のほうのIPKが、係長の決裁が終わったものが、そのまま電子データで来るんですね。ですから、そのタイムラグはほとんどなく、前の係長が決裁したもの、または、市の職員が持っている共有フォルダがあるんですけれども、そこに、作った書類を入れていただいた場合においても、私のほうから更新された資料を見ることができます。ただ、それを随時お知らせするに当たっては、WowTalkを使うとか、パソコンに入っているメールでご報告をするとか、そういったもので、データ的なものはすぐに配信されるというようなシステムになっております。  以上でございます。 642 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 643 ◯委員(永原利浩君) 心配しているのは、扱うデータがデータですので、木更津の市役所をハッキングしようなんていう人もなかなかいないんでしょうけれども、幾らやっても、ネットの通信回線を使ったデータというのは、何かのときに漏れることが、よくニュースであるじゃないですか。その辺についてのセキュリティーの高さというのを心配しているんですけど、それは大丈夫なんですか。考慮されているんですか。 644 ◯委員長(重城正義君) 安田総務課長。 645 ◯総務課長(安田貴之君) こちらは、そのまま、例えば、家で、自分のインターネット回線につなげて、市のほうのデータに入るといったところですと、非常に危険です。そこには、独自で入っているセキュリティーのアプリ等に関わってきてしまいますので。それが、ドングルを差すことによって、全て市のほうのLGWAN回線に直接つながりますので、そこら辺のセキュリティーは完璧だと思っております。  以上でございます。 646 ◯委員長(重城正義君) ほかに。田中委員。 647 ◯委員(田中紀子さん) テレワーク推進事業費が、コロナが終わったらどうなるのかとか、いろいろ今、質疑をされていましたけれども、災害が起きたときに、やっぱり、ふだんからこういうことをやっておくと、いざ災害で市役所には来られなくても、実務がスムーズにいったりとか、何かそういうふうにあると思うんですが、こういう、コロナじゃない災害も踏まえて、テレワークというのは、こんな場合にも利用できるというふうな、何か訓練みたいな形で、何か今後あるのかどうか、そんなことを考えているのか、考えていないのか。危機管理課の話だからここではしないでよとか、何かあると思うんですが、ご意見をいただけたらと思います。 648 ◯委員長(重城正義君) 高浦総務部長。 649 ◯総務部長(高浦 浩君) テレワークにつきましては、先ほど来お話がございましたように、このコロナをきっかけに始めたところでございますけれども、現在その事務をやっていく中で、テレワークに適した仕事、あるいは在席したままが適当であるとか、そういった切り分けが徐々にできてきております。こういった経験を積み重ねながら、災害時にも対応できるような形で、事務の精査というのを行いまして、事務に支障のないように、やっていきたいと思っております。  以上でございます。 650 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 651 ◯委員(田中紀子さん) では、管財課にお聞きします。  財務部の予算審査特別委員会資料の26ページ、24ページでもいいんですけれども、それを開けてください。  この3つの土地があるんですけど、まず、この幸町の2)番の話です。  26ページには地図もあるんですが、これらの土地を木更津市が土地開発公社から買い戻すのは、第5次土地開発公社経営健全化計画によると、幸町の土地は、令和3年度に処分予定で、債務保証対象外となっています。つまり、現時点では、まだ土地開発公社の土地です。  26ページに青い印がついているんですが、その右側が、今回、予算で売却の予定地です。左側の土地は、資産管理課の普通財産であり、ケンソーに年間12万4,728円で、駐車場として貸しています。右側の今回の売却予定の土地、現在も駐車場として使われているようですが、土地開発公社が貸しているのでしょうか。 652 ◯委員長(重城正義君) 平本管財課長。
    653 ◯管財課長(平本俊明君) 今、公社のほうで持っている土地は貸しております。  以上でございます。 654 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 655 ◯委員(田中紀子さん) その契約というのは、毎年行われているんでしょうか。 656 ◯委員長(重城正義君) 平本管財課長。 657 ◯管財課長(平本俊明君) 毎年行っております。 658 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 659 ◯委員(田中紀子さん) 今回売却されることにより、契約はいつまでとなっているのでしょうか。 660 ◯委員長(重城正義君) 平本管財課長。 661 ◯管財課長(平本俊明君) 今の契約は今年度末までとなっております。それで、売却が来年度の4月ぐらいになろうかと思いますので、そのときまでということになります。  以上でございます。 662 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 663 ◯委員(田中紀子さん) では、令和3年度はずっと貸し手は土地開発公社でしょうか。途中で木更津市になるんでしょうか。 664 ◯委員長(重城正義君) 平本管財課長。 665 ◯管財課長(平本俊明君) 普通財産になりますので、資産管理課のほうになります。  以上でございます。 666 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 667 ◯委員(田中紀子さん) 普通財産になるのはいつなるんでしょうか。令和3年度の途中でなるんですか。3月末なんでしょうか。 668 ◯委員長(重城正義君) 平本管財課長。 669 ◯管財課長(平本俊明君) 4月終わりぐらいですかね。そのぐらいになると思います。  以上でございます。 670 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 671 ◯委員(田中紀子さん) 4月とはいつの4月ですか。 672 ◯委員長(重城正義君) 平本管財課長。 673 ◯管財課長(平本俊明君) 来年度、令和3年4月です。  以上です。 674 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 675 ◯委員(田中紀子さん) 令和3年度4月から市の普通財産になって、市が貸すことになるんですか。今は土地開発公社で3月末までで、令和3年度4月から普通財産として、資産管理課が貸し出すような形で、契約者が替わるということでしょうか。 676 ◯委員長(重城正義君) 平本管財課長。 677 ◯管財課長(平本俊明君) はい、そのとおりでございます。 678 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 679 ◯委員(田中紀子さん) そのときの貸しているお金というのは、1,000分の3という計算式は一緒なんですか。 680 ◯委員長(重城正義君) 平本管財課長。 681 ◯管財課長(平本俊明君) 同じでございます。 682 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 683 ◯委員(田中紀子さん) いろいろ調べていたら、同じ敷地を半分こにしたみたいなところなんですけれども、ケンソーが借りているところは、資産管理課で畑と書いてあって、こちらのほうは宅地なんですね。何でこうなっているのかと思うんですが、何か理由があるんでしょうか。ご存じですか。 684 ◯委員長(重城正義君) 平本管財課長。 685 ◯管財課長(平本俊明君) 公社が買収したときから、こちらの公社が持っている今の土地は、宅地ということになっておりまして、それで、今、資産管理課が持っているところは、当初から、畑、雑種地であると思うんですが、になっております。  以上でございます。 686 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 687 ◯委員(田中紀子さん) 土地的には、ここは宅地でも雑種地でも、評価額というか、何かその土地の価格の査定というんですか、何かよく分からないんですけど、それは同じなんでしょうか。 688 ◯委員長(重城正義君) 平本管財課長。 689 ◯管財課長(平本俊明君) 評価額を取っておりますので、多少は変わってくるかなと思います。  以上でございます。 690 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 691 ◯委員(田中紀子さん) 分かりました。  では、さっき3つあるうち、今2)番をやりました。1)番というのは、これは以前、請西保育園をここにしようかという候補地の一つだったんでしょうか。 692 ◯委員長(重城正義君) 平本管財課長。 693 ◯管財課長(平本俊明君) 候補地になっていたと思われます。それで、幹線道路沿いでありまして、出入りが危険であったということで、選考から外れたと伺っております。  以上でございます。 694 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 695 ◯委員(田中紀子さん) 今のところも大きな道路に面しているけど、道路の反対側に入り口があるように思うんですが、それで、3)番の万石線の江川のところですね。ここは、全部売るんじゃなくて、少しずつ売るような形になっているんですね。この理由をご説明ください。 696 ◯委員長(重城正義君) 平本管財課長。 697 ◯管財課長(平本俊明君) 現在の簿価額というものが、かなり大きくなっております。それで、どうしても1年で売れないものですので、所有権の移転という形で、少しずつ売っていくということにしております。実際、土地を分割して売却しているわけではありませんので、簿価額総額に対する売却額、これに総面積を掛けまして、それで、移転持ち分としているところでございます。  以上でございます。 698 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 699 ◯委員(田中紀子さん) 土地開発公社から買い戻す金額が、2億円だったかな、と決まっていて、1)番と2)番を買ったら、あと、あまりのお金じゃ3)番は全部買い戻せないから、少しずつというようなイメージで思っていたんですけど、それで大丈夫ですか。 700 ◯委員長(重城正義君) 平本管財課長。 701 ◯管財課長(平本俊明君) 第5次土地開発公社経営健全化計画の中で、処分計画を定めておりまして、それに基づいて、買い戻しは進めておりますので、今の計画に沿ったもので、来年度はやっていく予定でございます。  以上でございます。 702 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 703 ◯委員(田中紀子さん) つまり、買い戻しても、すぐ使えない土地なんですね、このちびちびとなった3)番は。健全化計画が本当に健全化に計画して、売却予定だったのかというところが、私は疑問に思うんです。ちゃんと売って、すぐお金に換えられたり、活用できたりとかいうようなものならいいんだけど、何かお金が行ったり来たりする、所有権が替わるだけで、そのまま置いておくのが健全化であるのかというのが、ちょっと疑問に思ったので、今後、健全化計画を立てるときは、活用方法も含めて、すぐ活用できるのかどうかというところも含めてやっていただければと、この3つの土地を見て思いました。 704 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 705 ◯委員(田中紀子さん) 職員の駐車場使用料についてお聞きします。  先ほどは、違うところの課にお聞きしたんですけど、指定管理者制度の視点から、市長公室に聞いたんですね。今度は、職員の利用している駐車場の使用料についてです。木更津市施設の駐車場の管理に関する規則により、職員は施設に勤務するために駐車場を使用するときは、通勤に使用する自家用4輪自動車1台につき月額500円としています。この使用料は、予算でいうと、予算書41ページ、職員駐車場整理料176万4,000円で計上されています。その場合、職員とは本市に勤務する職員のことなんですが、この規則、今は廃止されている条例を引用したりして、定義付けしている部分もあるので、改めてお聞きします。現状、駐車場の使用料を払っている職員をご説明ください。 706 ◯委員長(重城正義君) 平本管財課長。 707 ◯管財課長(平本俊明君) 木更津市施設の駐車場の管理に関する規則第5条に基づきまして、当該規則別表に記載した木更津市の施設に勤務するために、その施設における自家用4輪自動車を駐車する区域を使用する職員としてございます。  以上でございます。 708 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 709 ◯委員(田中紀子さん) 職員といっても、正規職員、会計年度任用職員、再任用職員、それから契約職員とかあるんですが、どの職員でしょうか。 710 ◯委員長(重城正義君) 平本管財課長。 711 ◯管財課長(平本俊明君) その規則の中で、第2条において、正職員と、あとは、ほかの職員も規定してございます。  以上でございます。 712 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 713 ◯委員(田中紀子さん) ほかの職員とは、会計年度任用や再任用も月額500円なんでしょうか。 714 ◯委員長(重城正義君) 平本管財課長。 715 ◯管財課長(平本俊明君) 再任用も含めてでございます。  以上でございます。 716 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 717 ◯委員(田中紀子さん) 176万4,000円を月額で12ヶ月で計算しても、300人弱の職員が4輪自動車なのかなと思うんですね。ちょっと疑問に思うんですけれども。  では、この規則に書いてある木更津市の施設に勤務と、その木更津市の施設というのは、どことどこでしょうか。 718 ◯委員長(重城正義君) 平本管財課長。 719 ◯管財課長(平本俊明君) 別表のほうに書いているのですが、簡単に申し上げますと、図書館、郷土博物館金のすず、まなび支援センター、学校給食センター、各公民館等、あと、各小中学校、旧本庁舎、クリーンセンター、下水道庁舎、消防庁舎、各保育園、地方卸売市場となってございます。  以上でございます。 720 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 721 ◯委員(田中紀子さん) ここの別表にも、今はもう使われていない施設の名前があったりしたので、やっぱりそこは精査すべきだと思うんですが、確認です。学校には、県の職員で、県職である教員もおられますが、教員からは取っていないですね。 722 ◯委員長(重城正義君) 平本管財課長。 723 ◯管財課長(平本俊明君) あくまでも木更津市の職員として、取ってございます。  以上でございます。 724 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 725 ◯委員(田中紀子さん) 今までの答弁の中で、お聞きしてないんですけれども、公用車として、自分の車を使っている場合は、500円ではないようなルールがあるようなんですが、ちょっとご説明ください。 726 ◯委員長(重城正義君) 平本管財課長。 727 ◯管財課長(平本俊明君) 実際、公民館、図書館などで、私用車両を公務で使用する許可を受けている職員につきましては、規則第5条第3項に基づきまして、減額となりまして、200円を徴収してございます。  以上でございます。 728 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 729 ◯委員(田中紀子さん) では、176万4,000円というのは、どのような内訳か。これは私、事前に通告していないので、答えられなかったら分からないで結構なんですが、今、500円のパターン、それから200円のパターンがありました。それで、会計年度任用職員とか、いろんな職員、駐車料金を払っているよと言っていたんですけど、その数字はすぐ分かりますか。分からなければ、また後ほどで結構なんですけど。 730 ◯委員長(重城正義君) 平本管財課長。 731 ◯管財課長(平本俊明君) こちらのほうが、人事異動等により、利用数は月ごとに変動をしますが、令和3年3月1日現在で、500円徴収、一般職員ということですけど、そちらのほうが281名、200円徴収の職員が75名となっております。3月分といたしまして、徴収額は15万5,500円という形になっております。  以上でございます。 732 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
    733 ◯委員(田中紀子さん) ありがとうございました。  学校の敷地内にある学童保育というのはどうなっているのかなと思いますが、今日はそこまでは手をつけないことにします。  木更津市施設の駐車場の管理に関する規則には、対象施設も使用してない施設もあり、また、職員とは誰かというところも、会計年度任用職員ができる前の規則のままになっています。だから、やっぱり改めてきちんと精査したほうがいいと思うんです。現状と合っていないため、これも見直してほしいんですが、いかがでしょうか。 734 ◯委員長(重城正義君) 平本管財課長。 735 ◯管財課長(平本俊明君) 委員ご指摘のとおり、既に存在しない施設もございますので、今、改正作業のほうを進めております。 736 ◯委員長(重城正義君) ほかに。石井委員。 737 ◯委員(石井徳亮君) 予算書50ページの車両購入費189万7,000円ですけれども、こちらの【別冊12】のほうを見ますと、要求額とすると1,404万円、それが189万7,000円になっているんですけれども、一応、想定していた台数と実際買う台数を、ちょっと教えていただきたいと思います。 738 ◯委員長(重城正義君) 平本管財課長。 739 ◯管財課長(平本俊明君) 想定していた台数は7台ほど想定しておりました。実際に買う台数は1台でございます。  以上でございます。 740 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 741 ◯委員(石井徳亮君) 金額からすると、そのぐらいの台数かなと思ったんですけど、結局、この台数というのは、ただ単純に、その6台買わなかったものというのは、修理してまた使っていくという形になっているんでしょうか。 742 ◯委員長(重城正義君) 平本管財課長。 743 ◯管財課長(平本俊明君) 買わなかったというか、ちょっと財政上の問題もありまして、そこまで更新できないということなので、実際、古いものになると、20年近く使っているものもありますので、その辺りで、ちょっと今回はそのままという形になります。  以上でございます。 744 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 745 ◯委員(石井徳亮君) どうしてそういう話をしたかというと、やはり業務に支障を来す上では、車がないとか古いために、遂行すべき業務ができなかったとかという形になってくると、その点では、この予算からするとちょっと残念な部分も出てくるので、その辺についての支障は出ないと考えてよろしいんでしょうか。 746 ◯委員長(重城正義君) 平本管財課長。 747 ◯管財課長(平本俊明君) 支障が出ないような形で行っていきたいとは思いまして、やっぱりだんだん古くなってくると維持管理費用もかかってきますので、その辺のこともしっかり考えながら、安全に運行できるような車にしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 748 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 749 ◯委員(石井徳亮君) 最後にちょっとお話しいただきましたが、安全にというものが一番大事だと思いますので、その辺考えて、また予算要求とかしていただければと思います。お願いします。 750 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 751 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、ここで15時40分まで休憩といたします。                                 (午後3時27分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後3時38分) 752 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  次に、総務部のうち、危機管理課、資産管理課の審査を行います。  【別冊12】所属別歳入・歳出予算一覧表、14ページから16ページの一般会計予算について、審査をお願いいたします。  ご質疑願います。大村委員。 753 ◯委員(大村富良君) 予算書の71ページの、地区別防災指針策定等業務委託費について伺います。  木更津市地域防災計画改訂版のパブリックコメントも実施したところですが、新たに地区別防災指針を策定するとのことです。初めに、この地区の区分というんですか、区分けをどう考えているのか。それと、同じく令和3年度に改訂を予定している、地域防災計画や国土強靱化地域計画との違いは何か、お伺いをいたします。 754 ◯委員長(重城正義君) 大岩危機管理課長。 755 ◯危機管理課長(大岩房之君) それでは、ご答弁申し上げます。  まず、この地区別防災指針についてでございますが、本市の災害リスクなどの地域特性や、防災活動状況等を地区別に整理して、課題分析、評価、問題・課題の解決に向けた方策をまず取りまとめて、そして今後の本市の防災事業の指針とする方針にしたりですとか、地区住民の方への防災の意識の啓発に使うことで、策定する予定でございます。区域については、おおむね公民館区の15地区を考えております。  地域防災計画の変更につきましては、昨今、災害のレベル表示が変わりましたので、その変更と、あとは、要支援者施設の判断の基準が変わったりとか、そういったものが動きましたので、あと、組織の変更もございますので、そこを中心に、今回改訂する予定でございます。  国土強靱化計画につきましては、基本計画は、お示ししたとおり、今回策定しますが、それに併せてアクションプラン編ということで、毎年つくる計画がございますので、それの改訂というところで考えているところでございます。  以上です。 756 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 757 ◯委員(大村富良君) 今年度、ハザードマップ等も作っていると思うんですけれども、避難所の運用マニュアルだったりとかも、新型コロナウイルスの対策で新しくなったと思います。この事業で、具体的にお示しいただけるところがあれば、ちょっと教えていただきたいと思います。 758 ◯委員長(重城正義君) 大岩危機管理課長。 759 ◯危機管理課長(大岩房之君) すみません、もう一度、ご質疑をいただけますでしょうか。 760 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 761 ◯委員(大村富良君) 1回目の答弁の中に含まれていることもあるんですが、ハザードマップだったりとか、あと、避難所の運用マニュアルだったりとか、そういったところを、単に地区別にするだけじゃなくて、もう少し何を突っ込んだ形で、具体的に取り組むのかというところを、お聞かせいただければと思います。 762 ◯委員長(重城正義君) 大岩危機管理課長。 763 ◯危機管理課長(大岩房之君) ありがとうございます。  今回、やはり海側の地区では、津波であるとか、高潮ですとか、そういった想定される災害もありますし、山側の地区については土砂災害ということで、災害のリスクが種類によって異なりますので、その種類に応じて、各地区ごとに、災害の指針を立てていくというところでございます。  以上です。 764 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 765 ◯委員(大村富良君) 分かりました。  あと、1回目の答弁で、自主防災組織に関連した答弁もあったんですが、各地区に今あります自主防災組織、これらの運用的なことも含まれるのかどうか伺います。 766 ◯委員長(重城正義君) 大岩危機管理課長。 767 ◯危機管理課長(大岩房之君) 自主防災組織につきましては、今、設立について、鋭意努力しているところでございます。今回は、その地区別でリスクがいろいろと明らかになっていくところで、例えば、避難所の運営ですとか、それに伴う支援について、自主防災組織にも携わっていただき、地域計画的なものも策定することに携わっていただこうと考えております。  以上です。 768 ◯委員長(重城正義君) 関連ですか。座親委員。 769 ◯委員(座親政彦君) 関連です。今の計画の話なんですけれども、令和3年度で業務委託をする。その1年度で成果品ができるかどうか分からないんですが、今のところ、出来上がる予定の時期については、いかがでしょうか。 770 ◯委員長(重城正義君) 大岩危機管理課長。 771 ◯危機管理課長(大岩房之君) スケジュール感でございますが、2ヶ年で考えてございます。令和3年度につきましては、災害のハザード調査や、市民アンケート、ワークショップなどを経て、総体的なところを洗い出しを行います。令和4年度で、そういった洗い出した調査結果を基に、各地区の計画の取りまとめを行う予定でございます。 772 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 773 ◯委員(座親政彦君) 分かりました。  過去の一般質問、私の個人質問で、各地域で、先ほどご答弁ありましたとおり、河川の氾濫が危険な地域、土砂災害が考えられる地域、それぞれ地域によってリスクが違うという話もありましたけれども、まさにそういうことで、過去の質問で、自主防災組織が自主的にやる防災訓練だとかも、管理元の危機管理課のほうから、あなたの地域はこういうリスクがあるので、こういうふうな訓練をぜひやっていただければという指導なり、自主防災組織が新しくできたときに、資機材、上限が30万円でしたかね、それも、その地域によってリスクが違うので、それに適したものを、防災組織の要望を聞いて、ぜひお願いしてくださいという、一般質問の中でやらせていただいた経過があります。そういうふうに、なるべくしたいという答弁をいただいていまして、ぜひこの計画をつくる際には、各地区の自主防災組織なり、まちづくり協議会でもいいのかなと思っていますけれども、十分それぞれの地域の事情を聴いたヒアリングをして、つくっていただくように、お願いをしておきたいと思います。 774 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 775 ◯委員(石井徳亮君) 今の関連なんですけど、歳入の面なんですけれども、【別冊12】を見ますと、集約都市形成支援事業費補助金、金額的にはぴったり2分の1なので、2分の1補助なのかなと思うんですけれども、集約都市形成支援事業費という形になってくると、この地区別防災指針策定等業務委託とはちょっと若干意味が違うような気がするんですけど、そのまま使えるんでしょうか。 776 ◯委員長(重城正義君) 大岩危機管理課長。 777 ◯危機管理課長(大岩房之君) 今、歳入の部分につきましては、都市整備部のほうで行っています立地適正化計画の中で、今回、この地区別防災指針を新たに設けなさいというお達しがあったことから、歳入の名前はちょっと変わりますが、そちらのほうからいただけることになっております。  以上です。 778 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 779 ◯委員(石井徳亮君) 分かりました。これだけ見ると、何となくコンパクトシティ化を図るみたいな形で、市街化調整区域に住んでいる人間からすると、うちのほうの地区別防災指針はないのかみたいな感じに思ってしまったので、ちょっと聞きました。  ありがとうございました。 780 ◯委員長(重城正義君) ほかに。永原委員。 781 ◯委員(永原利浩君) 予算書の71ページ、災害用備蓄倉庫移設事業費2,360万5,000円、これの事業内容を教えてください。 782 ◯委員長(重城正義君) 大岩危機管理課長。 783 ◯危機管理課長(大岩房之君) 備蓄倉庫の移転ですが、今回、金田地区の区画整理事業が進展したことに伴いまして、金田中学校にあります備蓄倉庫を、敷地内ですけれども、中野畑沢線側から奥まったほうに移設すると、そういった事業になっております。  以上です。 784 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 785 ◯委員(永原利浩君) 割と狭い範囲の敷地の中で、多分、海抜の高さもあまり変わらないんだろうけれども、開発の関係で場所が移動するということですね。 786 ◯委員長(重城正義君) 大岩危機管理課長。 787 ◯危機管理課長(大岩房之君) おっしゃるとおりです。 788 ◯委員長(重城正義君) ほかに。関連で。佐藤委員。 789 ◯委員(佐藤修一君) 今のところで、移設すると何か利便性が高まるとか、そういうことはありますか。 790 ◯委員長(重城正義君) 大岩危機管理課長。 791 ◯危機管理課長(大岩房之君) 利便性というよりは、区画整理事業の中で、あそこに建っていると、少し道の形状とかそういうのがちょっと厳しいものですから、移設するといったところでございます。  以上です。 792 ◯委員長(重城正義君) 関連で。大村委員。 793 ◯委員(大村富良君) 今、金田中学校にある備蓄倉庫を移すということなんですけれども、大きさ的なものは、同じ程度のものを移すということでよろしいのでしょうか。 794 ◯委員長(重城正義君) 大岩危機管理課長。 795 ◯危機管理課長(大岩房之君) おっしゃるとおりです。同じものを考えております。  以上です。 796 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 797 ◯委員(大村富良君) 金田地区は人口が増えているところですけれども、非常用物資が不足していることはないとは思うんですけれども、物資の数量を見直すということを、先ほど言った地区別の計画とか、そういったところで当然考えていくと思うんですが、その辺の考えをお聞かせいただければと思います。 798 ◯委員長(重城正義君) 大岩危機管理課長。 799 ◯危機管理課長(大岩房之君) この辺り3月議会で永原委員のほうにもご答弁しておりますが、やはり人口割りといいますか、適正規模数において、避難所ですかね、備蓄倉庫だけじゃなくて、そこに適正規模で配置しようと考えております。  以上でございます。 800 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 801 ◯委員(大村富良君) 数量的なものは考えていただけるということなんですが、実際、物資の中身と言ったらあれなんですが、非常用発電機だとか、そういったところはまとめて管理されているのかとは思いますけれども、そういったところを含めて、また各地区それぞれに、早急に対応できるような仕組みを考えていただければと思います。  よろしくお願いいたします。 802 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 803 ◯委員(田中紀子さん) 予算書72ページ、15款20項5目、地域防災計画等策定業務委託費130万円についてです。  要求額914万1,000円に対し、130万円の事業となりました。水防法や土砂災害防止法の改正で、浸水が想定される区域や土砂災害警戒区域内の要配慮者が利用する施設は、市町村が指定、そして地域防災計画に明記することになっていて、施設は避難確保計画を作成し、訓練の実施が義務づけられ、市町村は計画作成を指示し、作成していない施設の公表をできるようになりました。2019年12月議会の答弁では、木更津市は公表していないということでした。国土交通省の集計データによると、木更津市は、140の施設のうち、計画を作成しているのは23と報告しています。しかし、地域防災計画に指定した施設数は39施設でした。この食い違いについては、法改正に合わせ、地域防災計画の改訂の際に見直しを行うという答弁をいただいていました。
     そこで、現状までにできたこと、また、令和3年度に行うことなど、具体的にご説明ください。 804 ◯委員長(重城正義君) 大森危機管理課主幹。 805 ◯危機管理課主幹(大森克巳君) まず、本年度に、千葉県で、想定最大規模の小櫃川・矢那川の浸水区域が公表されました。それに伴いまして、要配慮者施設につきましても、新たに入ってくる区域が当然出てくるわけでございます。令和2年度におきましては、千葉県と連携をいたしまして、新たに公表された区域内の要配慮者利用施設の抽出を行ったところでございます。来年度、令和3年度には、要配慮者利用施設の指定基準につきましても、改めて検討し、明確化をした上で、指定の作業を行う予定でございます。  また、指定に当たりましては、新規に指定となった施設のほかに、既に指定済みで、計画がまだ未策定の施設につきましても、一括して、改めて計画の策定依頼を行う予定でございます。その際にまた、策定の期限を設けるなどいたしまして、基準を設けまして、策定していない施設の公表などについても、併せて検討してまいりたいと考えております。  以上です。 806 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 807 ◯委員(田中紀子さん) 私が調べたときも結構あるなと思ったんですが、その施設、かなり増えたということでしょうかね。 808 ◯委員長(重城正義君) 大岩危機管理課長。 809 ◯危機管理課長(大岩房之君) 小櫃川と矢那川が浸水想定域がかなり広がりましたので、増えております。田中委員から頂いたデータを基に、加えていくというか、そういう形を取りながら、適正な指定について、取り組んでいきたいと思っております。  以上です。 810 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 811 ◯委員(田中紀子さん) その指定は令和3年度に行うと言っていたんですが、令和3年度の初め頃なのか、終わり頃なのかによっても違うんですが、いつ頃、ここの施設がそうですよというのを公表するのか、今からこの施設にこういうふうなお願いをしますよという一覧表とかがあって、例えば、利用者が通っていたりしたら、うちの施設はそうなんだと、じゃあ、ちょっとうちらも考えなくちゃねと言って、いざというときのことを相談できる体制というのが必要だと思うんです。だから、そういうところで、ちょっとその時期というのが、ある程度、130万円の事業ですけれども、どの程度のときに出来上がるのか。 812 ◯委員長(重城正義君) 大岩危機管理課長。 813 ◯危機管理課長(大岩房之君) 指定に当たっては、地域防災計画に記載することが条件づけられておりますので、改訂については、12月議会にお知らせできるように今考えております。ということは、通知はその前にすることを考えております。  以上です。 814 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 815 ◯委員(田中紀子さん) 台風が来る前にお知らせができたらいいと思います。 816 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 817 ◯委員(斉藤高根君) 資料【別冊12】の14ページ、海抜表示板設置事業費、新年度は予算編成が非常に厳しいということであれば、これはカットしてもいいのかなという思いがあるわけ。これは何年も前からやっていて、黙ってうちの後ろの電柱に海抜が1.5メートルなんて、当てつけのように……。好きこのんで住んでいるわけでも何でもない。じゃあ、避難道は誘導路はあっちとか、そういう工夫をして……。あれは本当に住んでいる人に失礼だと思うよ。そんな失礼な看板の設置に35万円ついていて、こんなもの、じゃあ、その35万円で堤防の5センチのかさ上げでもやってもらったほうが、よっぽど市民の安全のためになると、私は思っているわけ。こういった議論はされなかったのか、伺います。 818 ◯委員長(重城正義君) 大岩危機管理課長。 819 ◯危機管理課長(大岩房之君) ご指摘ありがとうございます。  避難経路については、先ほど来、高潮のことにつきましても、定めていくことを念頭に考えておりますけれども、看板の中に、避難場所が向こうですよとかいうレイアウトにつきましても、やっぱり限られた中ですので、メートルまでしか記載できなかったというところに至っております。ですので、当てつけのようになってしまったことは大変申し訳ないんですけれども、今後、いろいろと掲示していく中で、工夫していきたいと考えております。  以上です。 820 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 821 ◯委員(斉藤高根君) 忘れもしないのは、本会議の席上で、「木更津市内で一番低い土地はどこですか」「畔戸です」なんかと、こういう記録が残っているわけ。本当に失礼な……。そして、その後に、1.5メートルと、うちの後ろの電柱に貼っていったよ。市民感情として、本当に失礼だと思うよ。だったら、コロナで非常に厳しいこの時代に、こんな看板を作らなくてもいいでしょうが。どこにつけるつもりなの、この35万円で。 822 ◯委員長(重城正義君) 大岩危機管理課長。 823 ◯危機管理課長(大岩房之君) なかなか言いづらいところなんですが、金田の西側が今、区画整理が整いつつありますので、そちらをまず考えております。  以上です。 824 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 825 ◯委員(斉藤高根君) 重ねて、失礼だと。そんな35万円の金があったら、もっと有効に使っていただきたいと、住民感情を考慮して仕事をすべきだと思います。  以上。 826 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 827 ◯委員(座親政彦君) 【別冊12】の15ページの資産管理課所管の上から7段目、これは新規事業でございますけれども、消防施設耐震診断事業費700万円でございますけれども、資料では、高柳出張所、消防団詰所の耐震性能の有無を確認するため、耐震診断を実施するというふうに記載をされておりますが、確認のために、令和3年度はどこの詰所を実施するのか、お伺いいたします。 828 ◯委員長(重城正義君) 佐藤資産管理課長。 829 ◯資産管理課長(佐藤慎悟君) 詰所につきましては、8分団7部、住所でいきますと下郡428番の1、もう一つが5分団2部、矢那3934の4、その2つの詰所でございます。 830 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 831 ◯委員(座親政彦君) これは、多分、新規事業ということなので、消防団の詰所の耐震診断は、令和3年度から初めて始まるというふうに認識をしておるんですけれども、令和4年度以降も、分団詰所はいっぱいあると思うんですが、令和3年度と同じように、2個部ずつぐらいをやっていこうというような考え方があるのか、お伺いをいたします。 832 ◯委員長(重城正義君) 佐藤資産管理課長。 833 ◯資産管理課長(佐藤慎悟君) 消防団詰所で、いわゆる古い耐震基準、昭和56年以前に建てられた詰所は、木更津市内で残っているのは、来年度に予定している2件を含めて、全部で5件ございます。そのうち、令和3年度に2件耐震診断を行いまして、その結果を見ながら、ほとんどが軽量鉄骨造の平屋建てと、来年行います8分団7部については、2階建てでございますが、全て軽量鉄骨造の建物でございますので、来年度、その2階建てのパターンと、あと4つは平屋なんですが、そのうちの一つずつをやって、どれぐらいの耐震性があるのか、そこで判断し、耐震性がかなり低い場合、それを耐震改修して直していくにはかなり大金がかかるとか、そういった、2件をやった後に、その後、残っている3つについても耐震診断をやるのか、程度レベルを来年度やったものと見比べまして、これはもう最初から、例えばIs値、いわゆる耐震の数値が低ければ、もう診断をせずに、補強設計にいきなり入るとか、その辺、来年度、一度、その2件を試した上で、あと残り3件ございますので、そちらをどうするか決定していきたいと思っています。  以上です。 834 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 835 ◯委員(座親政彦君) 考え方については、分かりました。いずれにいたしましても、来年度やる2つを見てみないと何とも言えないというふうに思いますが、詰所はまさにその地域の消防団のよりどころでもありますし、その建物が倒壊したり、そんなことがあってはまずいけないわけでございますので、十分その2つの詰所の十分な精査を、お願いしておきたいと思います。 836 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 837 ◯委員(石井徳亮君) 【別冊12】の14ページの、危機管理課の中ほど、国土強靱化地域計画策定等業務委託費、これは査定額がなくなっているんですけれども、本年度990万円で、要求額は107万8,000円、金額から見ると、大まか出来上がっていて、最終年度に仕上げみたいなのが予算が通らなかったみたいな感じに見えるんですけど、この辺で、予算が通らなかったことについて、どんな部分が残っていたんですか。 838 ◯委員長(重城正義君) 大岩危機管理課長。 839 ◯危機管理課長(大岩房之君) 先ほどもご答弁させていただいたとおり、アクションプラン編について考えていたんですが、今回、基本計画編も、かなりお金を頂いているところですので、なるべく改訂を減らした形で、来年は予算を取らなくても、自前でできるというところで、整理したところでございます。  以上です。 840 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 841 ◯委員(草刈慎祐君) 資産管理課のほうをお伺いいたします。  今、小中学校において、和式トイレから洋式トイレに、順次換えていただいているところでございますが、まず、この順番は誰がどのようにして決めているのか、お聞かせください。 842 ◯委員長(重城正義君) 佐藤資産管理課長。 843 ◯資産管理課長(佐藤慎悟君) まず、各学校のほうから、こういった不具合というか、学校の代表の校長先生のほうから要望が上がってきて、ある程度、洋式化されていても、例えば1階、2階は終わっているんだけど、3階が終わってないとか、そういった学校が幾つかございますので、実際そういった要望が出ている幾つかの学校の、上がっている中から、こちらで調査をいたしまして、優先順位をつけさせていただいております。  以上です。 844 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 845 ◯委員(草刈慎祐君) 基本的には、校長先生から要望が上がったものに対して、調査して工事を進めていくということでございます。  それでは、それ以外で、木更津市の小中学校において、改修をされたということはあるのでしょうか、お聞かせください。 846 ◯委員長(重城正義君) 佐藤資産管理課長。 847 ◯資産管理課長(佐藤慎悟君) 以前、市の学校施設の耐震補強工事を行った際に、一緒に改修工事を行っている学校もございます。過去にその耐震補強工事をやった際に、トイレの改修をしている学校もございます。  以上です。 848 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 849 ◯委員(草刈慎祐君) 耐震工事と併せて進められたということだと思うんですけれども、以前、小学校に通われている生徒において、トイレを使用したいけれども、和式トイレだったということで、使い方が分からないので、一時帰宅をされて、また学校に来られたというような話を聞いたことがあるんですが、そういった話は聞いておられるでしょうか。 850 ◯委員長(重城正義君) 佐藤資産管理課長。 851 ◯資産管理課長(佐藤慎悟君) そういった事例が確かにございまして、そのケースにつきましては、低学年の児童でございましたので、それに対応させていただいて、一部洋式化、その家に帰ってしまった児童の近くのトイレは洋式化されていなかったもので、そこを一部洋式化を行った例はございます。  以上です。 852 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 853 ◯委員(草刈慎祐君) 長寿命化計画、学校のほうでも、教育のほうでもあると思うんですけれども、基本的には、保護者の方が校長先生に要望を出して、校長先生から教育部のほうに話が行って、それから資産管理課のほうに話が渡って、物事が進んでいくというふうに、私は考えていたんですけれども、一方で、急遽の場合はそのように適時対応していただいたというふうに思っております。私も、皆さんも、大変多くこのことを話されているんですけれども、正直、保護者の方が、校長先生ないし学校の先生に要望活動する、PTAとか多く参加されているご父兄の方にとっては、お話しをする機会が多々あるように聞いているんですが、それ以外に、なかなか学校に対して、ここで言っちゃってもあれなんですけど、要望を言いづらいということがありますので、ぜひ、地域の方たちから、教育委員会を通さないで上がってきた要望に対しても、急遽の場合は対応できるということですので、対応していただけたらというふうに思っておりますので、お願いいたします。 854 ◯委員長(重城正義君) ほかに。永原委員。 855 ◯委員(永原利浩君) 一部、草刈委員とちょっとかぶるところもあるんですけど、洋式のトイレは洋式のトイレで、今どきはみんな多分、ほとんどの方がそうだと思うんですけど、一部、全ての施設の中を1つのものに全部換えてしまうと、これまた洋式が苦手だという子が出てきたときに、またどうするのか。主流は多分洋式になるかと思うんですけど、どこか学校とか施設の1つか2つぐらいは、きれいな和式のトイレが残ってもいいのかなと、個人的には思っています。  質疑は、【別冊12】15ページ、50款10項5目、要求額で2,953万9,000円、小学校プール解体事業費、これはどこの学校でしたっけ。 856 ◯委員長(重城正義君) 佐藤資産管理課長。 857 ◯資産管理課長(佐藤慎悟君) 平成30年の台風によりまして、まず、高柳小学校のプールハウスが壊れております。あと、令和元年の15号の台風のときに、金田小学校のプールハウス及び富来田小学校のプールハウスが、被害を受けております。  以上です。 858 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 859 ◯委員(永原利浩君) そうしますと、プールハウスというのかな、着替えたりシャワーを浴びたりするところ、プール自体がどうのではなくて、そういう周りの附帯設備ということですけれども、予算要求は上がったけれども、来年度の予算がゼロということですと、壊れたままの状態がしばらく続くということでよろしいんですかね。 860 ◯委員長(重城正義君) 佐藤資産管理課長。 861 ◯資産管理課長(佐藤慎悟君) やはり、もちろん必要だということで、要望をしましたが、やはり優先順位の中で、こちらのプールの解体というのは査定がつきませんでしたが、来年度以降も要望してまいりたいと思います。  以上でございます。 862 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 863 ◯委員(永原利浩君) 予算要求が上がった、その3つの小学校の、プール本体じゃないですよね。今おっしゃったのは、プール本体じゃなくて、プールの周りにある何かこういう建物だと思います。その建物は何をするための建物ですか。 864 ◯委員長(重城正義君) 佐藤資産管理課長。 865 ◯資産管理課長(佐藤慎悟君) まず、更衣室、トイレ、あと、プールはどうしてもろ過をしなきゃいけないので、ろ過器が入った機械室がございます。あと、倉庫ですかね。実際、例えば更衣室ですとかトイレが仮になくても、校舎側を使えばどうにかなるという話もあるんですけれども、そのろ過器の入っている機械室、どうしてもろ過器が動かないとプールは使えませんので、ろ過器が使えないことによって、プール自体も使えないという状況になっております。 866 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 867 ◯委員(永原利浩君) 確認なんですけど、プールが使えなくなっている学校は3校ですか、1校じゃなくて。3校ともプールは使えないのか。 868 ◯委員長(重城正義君) 佐藤資産管理課長。 869 ◯資産管理課長(佐藤慎悟君) 今、ろ過器が入っているところがもう雨漏りをしてしまっているような状態でして、ろ過器が、漏電してしまいますので、使えない状態になっておりますので、イコール、プール自体が使えないということです。 870 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 871 ◯委員(永原利浩君) 確認は、ろ過器が壊れているのは、1校ですよね。ろ過器が壊れているプールは、1つの学校ではなかったでしたっけ。バスでどこかへ移動しているという情報をどこかで見たんですけど、馬来田だか富来田の。 872 ◯委員長(重城正義君) 佐藤資産管理課長。 873 ◯資産管理課長(佐藤慎悟君) 畑沢小に関しましては、ろ過器ではなくて、プール本体にひびが入ってしまったという、この件とはまた別の……。 874 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 875 ◯委員(永原利浩君) そうしますと、そのプールの授業は、畑沢小はどこでやっているんですか。 876 ◯委員長(重城正義君) 佐藤資産管理課長。 877 ◯資産管理課長(佐藤慎悟君) 令和2年度は、新型コロナの影響で、水泳指導は小学校、中学校ともございませんでしたが、実証実験的に民間の施設を利用しようということで、本来ですと、令和2年に民間の施設、その水泳スクールのバスで送迎してもらって、実際に民間のプール、屋内プールですので、そういった天気に左右されずに、水泳指導ができるということで、令和2年度に計画しておりましたが、延びましたので、令和3年度に行うことになると思います。  以上でございます。 878 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 879 ◯委員(永原利浩君) 最後、意見だけなんですけど、この後、あさって、教育部もあるので、そこでまた発言しようかと思っているんですけど、各学校にそもそもプールが全部必要なのかなと。壊れたら直す、あるいは取り壊す、また、もしかして造るのかななんていうのは、あさっての教育部に、全く同じ意見なんですけど、民間の温水プール、通常だと水温が上がらないとプールが使えないとか、天候に左右されずに、1年間に平準化してプールの授業もできるんだからなんていうのを、今度の教育部に言おうかななんて思っていますので、同じ意見ということで。  ありがとうございます。 880 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 881 ◯委員(石井徳亮君) 予算書50ページの、PCB廃棄物処理事業費1億8,000万円ですけれども、こちらのほうの【別冊12】を見ますと、予算の要求額は2億3,100万円。以前、学校のほうにPCBの廃棄物の保管状況を見させてもらったときに、処理はいつするんだという話を聞いた委員がいらっしゃって、事業者が今年やりますよと手を挙げたら、そこに委託してという話を聞いたような記憶があるんですけど、その2億3,100万円で予算を要求したんですけれども、1億8,000万円だけ予算が下りたということは、次に、また手を挙げる業者が出てくるまでは、そのまま保管しておくという考えでよろしいんですかね。 882 ◯委員長(重城正義君) 森川資産管理課課長補佐。
    883 ◯資産管理課課長補佐(森川博之君) PCBにつきましては、本市は、令和4年度までに、高濃度PCBを処分する計画でございまして、昨年度から随時処分をしているところでございます。津波の危険のあるPCBにつきましては、クリーンセンターの3階のほうに移動しましたり、低濃度PCBが保管されている学校につきましては、処分を随時していったところでございます。 884 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 885 ◯委員(石井徳亮君) では、そうしますと、2億3,100万円の1億8,000万円を残った部分が、令和4年度に予算要求して、それで令和4年度で全部処分が終わる予定という形でよろしいんですか。 886 ◯委員長(重城正義君) 森川資産管理課課長補佐。 887 ◯資産管理課課長補佐(森川博之君) はい、そのとおりでございます。 888 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 889 ◯委員(田中紀子さん) 全部終わるということは、高濃度が終わって、低濃度は残っているんじゃないかしら。あと、木更津市は高濃度か低濃度か分からないのもあったので、それが調べ終わったのかどうかというのも含めて、もう1回ご説明いただけますか。 890 ◯委員長(重城正義君) 森川資産管理課課長補佐。 891 ◯資産管理課課長補佐(森川博之君) 失礼いたしました。高濃度PCBにつきましては、令和4年度までの処分でございますので、令和3年度、4年度で処分する予定になっておりまして、現在使用中であります照明器具に含まれているPCBの撤去、また分別につきましては、令和3年度に行いまして、重量が分かりましたところで、令和4年度に、残りの分と併せて処分していく予定になっております。  現在なんですけれども、その処分する先がJESCOという処分場になりまして、今、その高濃度PCBのほうが、約6,400キログラムを登録しておりまして、令和3年度につきましては、その約92%、5,900キログラムを処分する予定でございます。  なお、低濃度PCBにつきましては、現在、法令で定められている年数が令和8年度までとなっておりますので、高濃度PCBをやりましてから、その後、また計画的に処分を考えているところでございます。 892 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 893 ◯委員(田中紀子さん) 本当に木更津は千葉県の中でも不明な、高濃度か低濃度かもわからないで、処分する前にどっちか分別しなくちゃいけないというのがあったんですが、92%も処分ができるような計画で進められているということで、ほっとしました。これからも続けて、まだ低濃度か高濃度か分からないのも含めて、調べて、処分をきちんと計画どおり進めていただければと思います。 894 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 895 ◯委員(大村富良君) 予算書の121ページの、金田小学校給食室改修工事費3,474万3,000円について、お伺いいたします。  令和2年度に続き、金田小学校給食室改修工事費がありますけれども、令和3年度の事業概要について、ご説明をお願いいたします。 896 ◯委員長(重城正義君) 佐藤資産管理課長。 897 ◯資産管理課長(佐藤慎悟君) こちらにつきましては、今、金田小が大変児童も増えておりますし、給食室が手狭なために、一部、床面積を増やして、今、給食調理室内に調理員等の休憩室があったものを、給食調理場とは別棟に出しまして、調理場を広くして、食数がもっと増やせるような工事を行う予定となっております。  以上です。 898 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 899 ◯委員(大村富良君) 分かりました。  それでは、実際の生徒数、何人ぐらいまで対応可能で運用するのか。それと、最大何人分くらいまで、まだまだ金田地区、生徒数が増えるんじゃないかというふうに思いますので、その辺のところを教えてください。 900 ◯委員長(重城正義君) これは教育部門になると思うんですけど、分かる範囲で結構ですから、お答えください。分からなければ、別途、あさって聞きますので。佐藤資産管理課長。 901 ◯資産管理課長(佐藤慎悟君) 令和4年度から、332食の食数が必要となるということで、学校給食課のほうから聞いております。  以上でございます。 902 ◯委員長(重城正義君) ほかに。田中委員。 903 ◯委員(田中紀子さん) 予算書37ページ、財産収入、土地建物貸付収入のところです。  また、資料をご覧ください。先ほどの資料と同じです。  市税の減収の中、効果的な財産運用、稼ぐ市役所の視点から、先ほどは管理用地課に聞いたんですが、今度は資産管理課にお聞きします。  公有財産を駐車場目的で貸し出しているものをお聞きします。契約書によると、権利譲渡の禁止も定めており、乙は甲の承諾がなければ、この契約により生ずる貸借権を譲渡し、または貸借物件を転貸してはならないと定めています。資料を見ても、駐車場だけを、令和元年度決算資料より抜粋して、並べてみました。AからMまであるんですが、従業員駐車場というのは、そこをお借りして、従業員の駐車場として使っているというイメージなんですが、あとのところの用途、駐車場と書いてあるので、例えば、Fなどは、駐車場として地域に貸し出しているというような形で、そのような形の駐車場の使い方ですね。従業員用や利用者として貸し出しているものと、借主が駐車場として貸し出している場合があります。これまで、契約更新をする際、木更津市は、貸借権を譲渡していないか、または転貸をしていないか、把握するようにしていましたでしょうか。 904 ◯委員長(重城正義君) 佐藤資産管理課長。 905 ◯資産管理課長(佐藤慎悟君) 契約更新時には、改めて、貸し付けの申請書を借主より提出していただいておりますので、その際に、いろんな形で土地利用をされますので、本当に駐車場として貸す場合には、土地の使用状況について聞き取りや、場合によっては現地を確認するというところは行っていますけれども、ご質疑にございました、賃借権を譲渡していないかですとか、転貸ですかね、又貸しをしていないかどうかまでの詳しいところについては、今のところやっていないのが現実でございます。今後につきましては、そういったことも含めて、契約更新時に念入りに聞き取りを行ったり、疑義があるような場合には、いろんな資料を頂いたりして、普通財産の適切な貸し出しに努めるように、努力したいと思っております。  以上です。 906 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 907 ◯委員(田中紀子さん) 議場の皆さんは何度も聞くかもしれないですけれども、総務部の皆さん、今、初めてですので、読ませていただきます。  住民訴訟によって、山梨県が富士急行に対し、賃貸借契約は違法・無効と通知しました。県有地で、富士急行が別荘約3,300区画を転貸していたためで、県の通知は、現在の契約について、適正な対価でなければ、公共財産を貸しつけてはならないと定めた地方自治法に違反していると指摘がありました。  木更津市の場合は借主が駐車場として、賃貸料とはかけ離れた収益を上げていることは、転貸に当たるのではないかと考えますが、ご見解をお聞かせください。 908 ◯委員長(重城正義君) 佐藤資産管理課長。 909 ◯資産管理課長(佐藤慎悟君) 転貸におきましては、借り受けた土地を別の人に貸す、一般的にはいわゆる又貸しというんですか、ということであって、収益が上がっているか否かによってが、転貸かどうかという判断には、直接結びつかないと認識しております。 910 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 911 ◯委員(田中紀子さん) 駐車場としての収益、例えば、ここで50万円で市から借りたと。でも、駐車場として切り貼りして、貸し出したら、200万円収益があった。それでいいのかということを聞いているんですね。だから、評価額の1,000分の3で借りるということは、周りの地域のところの駐車場の料金よりも安く借りられていて、それで周りと同じように駐車場料金を取ったら、やっぱり差額、いっぱい収益が入ってくるわけです。その貸したときの目的とか、本当にちゃんとその適正な価格でというところで、また、市に返すときは、その土地を、また元の状況にしなくちゃいけない。元どおりにするぐらいは、その収益でちゃんと賄っておいてもいいと思うんです。だから、明らかに、それはたくさん取り過ぎだろうというところであれば、やっぱりそこは点検していったほうがいいと思うんです。  今回は、わざわざ山梨県の事例を紹介しました。ほかのところから、やっぱり、これは大丈夫かと聞かれたときに、胸を張って「大丈夫です」と言えるような仕組みになっていないと、やはり困るかなと思いました。管理用地課のほうにもいろいろ聞きました。指定管理者のところの駐車場として、市の土地を借りている人はどうですかというのも聞きました。そこもルールがなかったので、ルールをつくっていきましょうという方向になりました。やはり、いろんなところで、今回は私、本当に稼ぐ市役所というところの視点でいろいろ見させてもらいましたが、今のところで難しい場合は、どうしたら適正な価格というふうにみんなが認められるのかというところも含めて、まずは、現状把握と改善策を検討すべきと考えますが、いかがでしょうか。 912 ◯委員長(重城正義君) 佐藤資産管理課長。 913 ◯資産管理課長(佐藤慎悟君) 今後につきましては、まず、定期的な聞き取りですとか、現地調査などを行って、現状の把握に努めてまいりたいと考えております。これから、今の決まり、条例・規則でいくと、なかなか、そういった収益が上がっている部分を市に還元するというのは、今のままですとできないというのが現状ですので、今後、他市町村等の取り組み事例とか、そういったものをちょっと、改善策について、いろいろ勉強というか、模索をさせていただいて、今後、対応を考えていきたいと考えております。  以上です。 914 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。大村委員。 915 ◯委員(大村富良君) 資料【別冊12】の15ページの、金田中学校グラウンド整備事業費、これは区画整理に伴って中学校のグラウンドを整備するということをなんですけれども、今ある、用途というんですか、テニスコートですとか、バックネット、野球部が使っているものとか、そういったものは、既にもう大体レイアウトとか決まっているのかどうか、お聞かせください。 916 ◯委員長(重城正義君) 佐藤資産管理課長。 917 ◯資産管理課長(佐藤慎悟君) 基本的な設計は終わっておりまして、中学校用地が、区画整理に伴って、形が変わりますので、バックネットの位置ですとか、テニスコートですとか、その他、体育用具庫ですとか、それぞれの学校のグラウンドに必要な施設につきましては、大まかな設計は済んでおります。ただ、ちょっとまた一部、設計に変更を加えたいということで、まだ最終的な形にはなっておりませんが、大筋設計はできております。  以上でございます。 918 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 919 ◯委員(大村富良君) 金田中学校には、昔からある部活動というんですか、外でやっている、野球、テニス等あるんですが、サッカー部がないんですね。サッカーゴールを授業で使っているかどうか、今は分からないんですけれども、新たにそういったサッカーゴール等も考えていくのか。その辺、簡易的なものになってしまうのか、それを今後検討するのか、教育部のほうだったら、またあさって聞きますけれども、そういったところを、分かる範囲でお聞かせください。 920 ◯委員長(重城正義君) 佐藤資産管理課長。 921 ◯資産管理課長(佐藤慎悟君) 基本的には区画整理ですので、機能補償の範囲で補償がされます。例えば、そうすると、もともとサッカーグラウンドとして整備されていないものは、補償の範囲から外されてしまいます。ただ、市が単独で、その部分は整備しますよということになれば、それはもちろんやれますけれども、補償の対象からは外れてしまうので、ちょっと今後その辺は、また最終的に、教育部と内容を詰めていきたいと思います。  以上でございます。 922 ◯委員長(重城正義君) ほかに。田中委員。 923 ◯委員(田中紀子さん) 予算書72ページの避難所看板設置事業費100万円です。これをお聞きします。  前年度当初予算55万円に対し、令和3年度は100万円です。要求額は178万2,000円でした。査定より減額ですが、どんな事業をやる予定だったのか、何を削ったのでしょうか。 924 ◯委員長(重城正義君) 大岩危機管理課長。 925 ◯危機管理課長(大岩房之君) この事業ですが、ピクトグラムの表記替えの貼り替え工事でございます。経年劣化に伴いまして、傷みが激しいところからやるというところで、今回は、10ヶ所ほどを先行してやるとしたところでございます。これは貼り替え工事費になっていますが、撤去費も入っているので、ピクトグラムの看板以外にも撤去する場所もありますので、それもひっくるめて、工事費として入れてございます。  以上です。 926 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 927 ◯委員(田中紀子さん) 市が把握している撤去するものは、幾つぐらいあるのでしょうか。 928 ◯委員長(重城正義君) 大岩危機管理課長。 929 ◯危機管理課長(大岩房之君) 1ヶ所で、太田山の入り口と思っております。  以上です。 930 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 931 ◯委員(田中紀子さん) 広報委員会にも意見が、市議会だよりで寄せられて、太田山のところの避難所という看板が、避難所じゃないのに何なんだというご意見があったので、それが撤去されるということですよね。これが議会で通ったら、いつ頃でしょうか。 932 ◯委員長(重城正義君) 大岩危機管理課長。 933 ◯危機管理課長(大岩房之君) なるべく早くと思っておりますので、よろしくご審査のほど、お願いしたいと思います。  以上です。 934 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。          〔発言する者なし〕 935 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認めます。  ここで、先ほどの質疑に対して、平本管財課長から、駐車場の使用料について、訂正の答弁をしたい旨の申出がありましたので、これを許可いたします。それでは、平本管財課長。 936 ◯管財課長(平本俊明君) 先ほど、職員駐車場料金の徴収の関係で、田中委員からご質疑いただいた中で、私のほうで会計年度任用職員も徴収しているという答弁をいたしましたが、実際のところ、会計年度任用職員につきましては、徴収しておりません。訂正させていただきます。  以上でございます。   ─────────────────────────────────────── 937 ◯委員長(重城正義君) 以上をもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。  次回は明17日午前10時より、議場で開催いたします。  本日は、これにて散会いたします。ご苦労さまでした。                                 (午後4時38分) Copyright © Kisarazu City Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...