木更津市議会 > 2020-09-17 >
令和2年決算審査特別委員会 名簿 2020-09-17
令和2年決算審査特別委員会 本文 2020-09-17

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  1. 木更津市議会 2020-09-17
    令和2年決算審査特別委員会 本文 2020-09-17


    取得元: 木更津市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-05
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                (午前10時00分)   ─────────────────────────────────────── ◯委員長(重城正義君) 委員並びに執行部の皆様、おはようございます。  ただいまの出席委員数は9名であります。定足数に達しておりますので、これより決算審査特別委員会を開会いたします。   ─────────────────────────────────────── 2 ◯委員長(重城正義君) それでは、早速、審査に入ります。  初めに、第40款土木費のうち、154ページから158ページまでの第25項都市計画費のうち都市計画総務費から都市下水路費について審査をお願いいたします。  ご質疑願います。白坂委員。 3 ◯委員(白坂英義君) それでは、中野畑沢線整備事業費の桜井工区についてお伺いいたします。  まず初めに、180万円強かけて土地取得していますけれども、この割合、全体的にどのような割合になっているのか、あと残りどれぐらいになっているのか、お伺いいたします。 4 ◯委員長(重城正義君) 関口管理用地課長。 5 ◯管理用地課長(関口哲也君) お答え申し上げます。昨年度、令和元年度末の状況でございます。対象事業面積2万7,244.28平米に対しまして、昨年度末で1万4,753.57平米を取得させていただきました。割合で申しますと54%になります。  今年度、令和2年度なんですけども、8月に契約をいただいているところがございます。それを入れますと、今現在、61%の進捗になります。   以上でございます。 6 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。 7 ◯委員(白坂英義君) ここの土地購入について、ここも委託費でお願いしているんですかね。 8 ◯委員長(重城正義君) 関口管理用地課長。 9 ◯管理用地課長(関口哲也君) 先週の9月補正の建設経済常任委員会の中で新火葬場の周辺整備のところについては、外部委託のご提案をさせていただいてご審査いただきました。ここにつきましては外部委託というのは行っておりません。  以上でございます。 10 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。
    11 ◯委員(白坂英義君) 今、8月で61%ぐらいになると。あと残り40%なんですけれども、このめどというのはどういうふうに思っておりますか。 12 ◯委員長(重城正義君) 関口管理用地課長。 13 ◯管理用地課長(関口哲也君) 中野畑沢線の用地買収、事業に関しましては相当数の年月がたっているというふうに認識しております。過去にも委員の皆様からは事業の進捗状況についてご質疑があったというふうに伺っております。市としましても、今立ち上がっている路線というのは重点的に整備しなければいけないというところで事業を進めさせていただいております。ただ、何分、相手方があるお話でございますので、どうしても事業をここまでに完了しますということは、大変申し訳ないんですけど、申し上げられないんですけども、早期の完了に向けて、外部委託を認めていただいて予算をつけていただいて、また、新火葬場に今までうちの職員が当たっていたものを、今、ほかの事業、用地買収させていただいている路線にもそのマンパワーを向けて用地交渉に当たって、粘り強く進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 14 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。 15 ◯委員(白坂英義君) 何回も言わせてもらうんですけども、我々は平成28年に出来るとか平成31年に開通するとか、ずっと言われてきたんですね。もう相当な期間をかけておりますので、ここも委託業者に頼んでできるのであれば、そういったことも考えながら早く用地の買収をお願いしたいと思います。  それと、お墓の関係は前年度で94%とか、お墓の関係というのはどういうふうになっていますか。 16 ◯委員長(重城正義君) 関口管理用地課長。 17 ◯管理用地課長(関口哲也君) 墓地の移転につきましては7基を残すというところになっております。今年度、お墓の関係もお話を進めさせていただいているところでございます。そちらの方が契約になれば、今年度、移転が見込めるというふうに考えております。   以上です。 18 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。 19 ◯委員(白坂英義君) この道路が出来ると木更津の南の地域、君津市を含めて交通体系がすごく変わると思うんですよね。ですから、混むところも出てくるかもしれませんけれども、できるだけ早く取得していただければと思います。  そしてもう1点、昨年の中で約3,000万円の明許繰越があるんですけれども、これは何でしょうか。 20 ◯委員長(重城正義君) 関口管理用地課長。 21 ◯管理用地課長(関口哲也君) 用地取得に係る費用で、昨年度、契約を見込めておったのが、今年度に繰り越しをさせていただいたというような内容になっております。   以上でございます。 22 ◯委員長(重城正義君) ほかに。斉藤委員。 23 ◯委員(斉藤高根君) 中野畑沢線が出たので、今度は北の方を伺います。中野畑沢線整備事業県営事業負担金)約2,700万円、何に使ったかをお答えください。 24 ◯委員長(重城正義君) 岸都市整備部次長。 25 ◯都市整備部次長・土木課長(岸 知己君) 中野畑沢線整備事業県営事業負担金)2,700万円余りなんですけども、これは、今、県事業として中野畑沢線中野工区を行っております。ここの負担金になっております。   以上です。 26 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 27 ◯委員(斉藤高根君) ものすごく期待されている道なんですけれども、そこで、内河根場線というのをやっている、袖ケ浦市。あっちはもうかなり進んでいるわけで、それと併せてやってもらわなきゃ駄目だけど、約2,700万円は負担金。県の橋の部分は全く関係してないのか、お答えください。 28 ◯委員長(重城正義君) 岸都市整備部次長。 29 ◯都市整備部次長・土木課長(岸 知己君) 浮戸川に架かる橋梁の経費ですけども、袖ケ浦市と折半ということになっております。 30 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 31 ◯委員(斉藤高根君) まだそういう話はできてないということなんですね。 32 ◯委員長(重城正義君) 岸都市整備部次長。 33 ◯都市整備部次長・土木課長(岸 知己君) 千葉県と協定を結んでおりまして、その中で決まっております。 34 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 35 ◯委員(斉藤高根君) 私が言うのは、造れ、造らないじゃないんですよ。袖ケ浦市は一生懸命、北口を考えているんですよ。内河根場線沿いを何とかしようと。やはり袖ケ浦市も農振農用地なんですよ。そして、同じように中野工区、今、造ろうとしている右と左側は全て農振農用地なんですよ。そこで、我が市も都市計画審議会というものがあるんですけれども、この中で、あの沿線のポテンシャルが上がるということで、都計審なんかの会議にはそのような話は出てこないんですか。 36 ◯委員長(重城正義君) 兵藤都市政策課長。 37 ◯都市政策課長(兵藤雅宏君) 農振農用地に関しては、都市計画審議会で現在の場所については特に話は出ておりません。  以上でございます。 38 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 39 ◯委員(斉藤高根君) 要するに私が言いたいのは、ポテンシャルが上がって、あそこが今、反50万円ぐらいで田んぼをやってくれ、いや、田んぼは嫌だっていうような、そういう話をしてるんですけれども、袖ケ浦市と金田の東側は市街化区域になっていて、それはそのまま中野畑沢線を通すだけということなのかな。ポテンシャルの上がった土地の活用方法って、いつ誰がどこで考えるのか、お答えください。 40 ◯委員長(重城正義君) 兵藤都市政策課長。 41 ◯都市政策課長(兵藤雅宏君) 昨年度からなんですけども、千葉県の方で産業用地の確保ということで、県の中で都市計画部門とか農政部門を含めましてワンストップの窓口をつくって、なるべく圏央道、アクアラインを活用した、インター周辺で産業用地を確保できないかという取り組みがスタートを切っております。その中で、今年度、その活用の方法のパブコメも県の方がかけておりますので、そのような状況を踏まえつつ、本市でも活用の方法があるのかないのかというところから含めて、県と連携して対応したいというふうに考えております。 42 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 43 ◯委員(斉藤高根君) この間、農業振興地域整備促進協議会の会議がありまして、そこで市の決意を聞かされたわけ。農振地域でも何とか3ヘクタール以内だったら、とにかく市民のため、転用させようという決意を農林水産課の方でしたわけだ。であれば、要するに都市整備部と経済部が手を取り合って、そこがもしできるのであれば、この大きな事業の周りは、都市整備部だけでは駄目なんだよ。経済部と一緒になってやらないと、転用問題が大きな問題、岩盤規制が立ちはだかるわけだが、それを市の皆さんが協力して何とか推し進めてくれればもっといいまちにできるわけ。ですから、このお話を必ず覚えておいてください。どうしようかということを、都計審でも何でもいいよ、できる会議の場所の中でみんなで議論してもらえばいいと思うから、よろしくお願いします。 44 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。高橋委員。 45 ◯委員(高橋てる子さん) 今のとつながっているかどうか分からないんですけれども、この中野畑沢線というのは桜井の方から来てつながっているんだと思うけど、真ん中の證誠寺の辺りというか、ここにつながって宝家のところを通っていくみたいな計画だったんじゃないでしょうかと思っているんですけども、そっちが出来たときに、真ん中のここというのは見通しってあるんですか。 46 ◯委員長(重城正義君) 岸都市整備部次長。 47 ◯都市整備部次長・土木課長(岸 知己君) 中野畑沢線の整備でございますけども、今、完成しているのは新宿の交差点から北は県施行によって金田まで完成しております。南の方につきましては、港南台の区画整理から南側、あと、桜井公民館の前の道路が完成しております。今ご質疑の、富士見通りから南側、また、国道16号から北側のエリアなんですけども、中央工区、あと、新田工区、貝渕工区と3つのエリアに区切って整備の予定を立てているところです。  それで、南から申しますと、貝渕工区につきましては、今整備している桜井工区が供用開始になるときと変わらない時期の供用を目指しているというところになっております。新田工区につきましては住宅地が密集しておりまして、まず先に貝渕工区というふうに考えております。あと、中央工区、新宿交差点から富士見通りの間なんですけども、今、西口の道路整備につきましては、パークベイプロジェクトによる富士見通りの再整備が終わった段階で考えていきたいというふうな計画にしております。  以上です。 48 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 49 ◯委員(高橋てる子さん) ということは、全部が通るまでなかなか時間がかかると思うんですけども、その間、例えば真っすぐ来るところを回れるように整備するんですか。それはずっと待ってからじゃないと通さないというのでしょうか。 50 ◯委員長(重城正義君) 岸都市整備部次長。 51 ◯都市整備部次長・土木課長(岸 知己君) 都市計画道路が完成するまでは、今の県道木更津富津線や国道16号、127号を使っていただくということでございます。 52 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。石井徳亮委員。 53 ◯委員(石井徳亮君) それでは、155ページの公共案内看板設置事業費ですけども、こちらは説明書を見ますと、金田インター出口公共案内看板と駅前広場の公共案内看板、この2種類あるんですけど、まず、この2つの管理業務だと思うんですけど、その費用の内訳が分かれば教えてください。 54 ◯委員長(重城正義君) 兵藤都市政策課長。 55 ◯都市政策課長(兵藤雅宏君) 公共案内看板の内訳についてお答えさせていただきます。  駅前広場のデジタルサイネージにつきましては、賃借料が14万2,560円、保守点検料が555万9,000円、光熱水費が46万3,748円となっております。  続きまして、金田インターのトライビジョンでございますけども、保守点検料が240万6,720円、光熱水費が6万3,613円、土地の借地料が36万3,680円の合計900万2,651円の決算になっております。   以上でございます。 56 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 57 ◯委員(石井徳亮君) これは何回も話ししているんですけど、金田インターチェンジの前の看板については有効だと思うんですけど、駅前の看板につきましては、以前にもお話ししたことがありましたけども、立ち止まって見ている人というのは見たことがないわけでして、今朝もちょっと前を通ったときに国勢調査の案内をしてあったんですけども、有効に活用してもらわないと、この駅前の方の金額、保守管理だけでも550万円という形になっていますけど、全く無駄な金じゃないかなと思うんですよ、決算の場ですからそういう形でしか言わせてもらえないんですけども。それを有効活用しなくちゃいけないという形には思うんですけど、こちらの担当課じゃなくなってしまうかもしれませんけど、お金をもらって情報を流すというものがあるんですけど、それ以外のときに、例えば今こちら側で操作して向こうの画面を変えるとかという操作はできるんですか。 58 ◯委員長(重城正義君) 兵藤都市政策課長。 59 ◯都市政策課長(兵藤雅宏君) こちら側でデータの改修は直接できません。データを委託業者の方に送らせていただいて、インターネットを介しましてデータの更新をするということになっております。  以上でございます。 60 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 61 ◯委員(石井徳亮君) なぜそういうことを言うかというと、例えば駅前を利用する方は、その方々に必要な情報を与えてあげるのが一番いいのかなと思うんですよ。例えば風でアクアラインが40キロ制限になってバス遅延の状況が発生するとか、JRが遅延しているとか、そういう情報をすぐ流してあげれば、そこのところで、バスが遅延だという話なんかがすぐ分かるわけですし、前回も言いましたけども、例えば台風が来れば、そういうときにどういう情報を「らづナビ」でもらえますよとか、そういった形でどんどん切り替えていって、常に新しい必要な情報を流してあげるのが一番いいと思うんです。ですから、今、実際問題、使っているお金をいかに活かすかという形を考えていただいて、また担当課にもお話ししなくちゃいけないと思うんですけども、そんな形で有効活用していただきたいと思います。よろしくお願いします。 62 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 63 ◯委員(鶴岡大治君) 関連につきまして発言させていただきます。  今、駅前の有効活用という話がありましたので、それに併せて、トライビジョン並びにデジタルサイネージの、俗に言う広告というんですかね、稼働率は現状どのぐらいなのかお聞かせください。 64 ◯委員長(重城正義君) 兵藤都市政策課長。 65 ◯都市政策課長(兵藤雅宏君) 稼働率についてお答えします。  まず、金田インターのトライビジョンでございますけども、今、枠が216枠ある中で166枠のご利用があるということになっております。率で申し上げると76.9%になっております。  次に、駅前のデジタルサイネージでございますけども、こちらについては全体の稼働率としては49.5%ということになっております。  以上でございます。 66 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 67 ◯委員(鶴岡大治君) じゃ、駅前の方だけに限定しますけど、全体で49%というのは想定されている時間に対して49%という意味なんでしょうか。それとも、有料と、有料じゃなくて公共の放送もあろうかと思うんですけど、それも含めたものなのか、ちょっと確認をお願いいたします。 68 ◯委員長(重城正義君) 兵藤都市政策課長。 69 ◯都市政策課長(兵藤雅宏君) そこのところにつきましては民間分、いわゆる広告料を取ってコマーシャルをしているパーセンテージが18.2%、公共側で流しているコマーシャルが31.3%で、合計で49.5%というふうになっております。 70 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 71 ◯委員(鶴岡大治君) としますと、空いている50%というのはただ電気がついているだけということなんですか。その空いている50%の時間帯はどうされているんですか。 72 ◯委員長(重城正義君) 兵藤都市政策課長。 73 ◯都市政策課長(兵藤雅宏君) 通常、1枠が15秒で、6分間で1回転するようなシステムになっておりますので、枠が半分になってしまうと6分間ではなくて3分間でぐるぐる回るというシステムになっております。  以上でございます。 74 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 75 ◯委員(鶴岡大治君) ということであれば、とにかく50%も意図的に苦慮して回しているんですから、石井委員の発言でもありますように、確かにアクアラインの遅延とかそういったものを行政放送として入れるチャンスは十分あろうかと思うので、そういった点は改善の余地があると思いますので、それはご検討をぜひお願いしたいと思います。  重ねて質疑を続けさせていただきます。成果説明書では3ヶ年の推移が出ているんですけれども、簡単に言いますと、広告料収入が年ごとに落ちていると。実際の支払額もそれなりに落ちているかと思うと意外とそうでもなくて、そういったところがちょっと分かりにくいので、簡単に言うと、一般財源を大きく、特に今年は大きく入れていますので、そういったところも併せてご説明をお願いしたいんですが。 76 ◯委員長(重城正義君) 兵藤都市政策課長。 77 ◯都市政策課長(兵藤雅宏君) まず、公共広告の財源の内訳になりますけども、全体で、昨年度の場合ですと委託等でお支払いした支出の部分が900万2,651円、広告の収入料が586万3,000円、合計ではマイナスの約300万円というふうになっております。これにつきましては、当然、民間の広告料を頂きながらこの事業を回していくというところを目指してはおりますけども、残念ながら、今言ったとおり、まだ50%の利用しかございませんので、今後、利用率が上がるように、民間さんに直接お願いをしたりとか、あと、今、商工会議所にもホームページでリンクをさせていただいたりしております。今後も努力を重ねてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 78 ◯委員長(重城正義君) ほかに。斉藤委員。 79 ◯委員(斉藤高根君) 157ページ、公共下水道事業特別会計繰出金。これは法定内と法定外で説明をください。 80 ◯委員長(重城正義君) 鈴木下水道推進室長。 81 ◯下水道推進室長(鈴木陽一君) 繰出金の法定外、法定内につきましては、法定内が約11億円、法定外が1億1,000万円ほどございます。その内訳でございますが、法定内につきましては雨水処理に要する経費、下水の水質規制に要する経費、水洗便所等の普及に要する経費など、総務省の通知によって決められているものでございます。  以上でございます。 82 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 83 ◯委員(斉藤高根君) 毎年、法定外が1億円ぐらいに済むように調整しているのかなと考えるんですけれども、法定内で毎年10億円ぐらい繰り出すという方法を取ってこれからも続けるということであると。この都市計画区域って一体何年たてば整備できるのか、計算をしてあればお答えください。 84 ◯委員長(重城正義君) 鈴木下水道推進室長。 85 ◯下水道推進室長(鈴木陽一君) 現在の事業区域内を整備しようとしますと……。すみません、ちょっと把握しておりません。 86 ◯委員長(重城正義君) それでは、数字的なものですから後刻報告ということで、よろしいですか。〔「要らないです」と呼ぶ者あり〕じゃ、斉藤委員、続けてください。 87 ◯委員(斉藤高根君) 多分これ、何年というのは誰も考えてないわけ。ただ機械的に法定内で11億円ぐらい繰り出しがもらえるから、じゃ、その分で整備していこうよということになると、今やるべきことは、それこそ都計審か何かでこの見直し、人が減っている中で下水道の整備区域も見直しをする時期なのかなと思うんですよ。我々が一生懸命反対しているのに、コンパクトシティなんかといって守備範囲を狭くしようというような動きが都市整備部にあるわけだ。コンパクトシティって銘を打って、じゃ、下水道はそのまま何も考えずに、与えられた予算内で、予算内じゃないな、1億円ぐらいオーバーする程度の範囲で工事を毎年続けていくと。ただ、要望は山とあるわけなんですよね。真舟なんかは永久に来ないと。だから、とにかく真舟に入ってもらいたいと思うんですけれども、清見台がまだ終わらないと。じゃ、これ一体どうするの。計画自体を、もう一度、都市整備部の中でみんなで考えて、じゃ、どうすると、こういう会議があってしかるべきだと思うんですよ。鈴木室長はずっと下水道のトップを任されてるわけ。今後、どうしたらいいと思う。鈴木室長は自分の役割として、漫然と12億円ぐらいの繰出金をもらって、工事費にしてやっていくのか、その考えを私に教えてください。 88 ◯委員長(重城正義君) 鈴木下水道推進室長。 89 ◯下水道推進室長(鈴木陽一君) 先ほどの何年かかるかというご質疑につきましては、現在の事業区域を今のペースでいきますと45年ぐらいかかってしまいます。
     全体計画区域の見直しにつきましては、実際、平成30年度に5,500ヘクタールほどのものを3,100ヘクタールほどに縮小しております。今後も全体計画区域の見直しは必要と考えておりますが、そういった中でも、国交省からの今のアクションプラン、令和8年度までは重点期間と言われております。そういった中で、下水道事業は国庫補助ありきでやっておりますので、その後のどこまで事業を進めるかという問題はございますけど、将来は、残った地区につきましては合併浄化槽などの区域を設定して行う必要もあるかと思っております。  以上でございます。 90 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 91 ◯委員(斉藤高根君) 私もそう考えるんですよ。基本は、合併浄化槽というのが一番理想なのかなと思うんですよ。私は環境工学を習って、下水道をやって、漁業をやって、農業をやるという特異な道を歩いているんですけれども、ずっと考えると、水は17キロ流れれば飲める水になると、こういうのを教わったのが根本なんですよ。合併浄化槽で開水路を流して、きれいな水で豊かな生活環境をつくるというのがこれからの新しい時代のやり方だと思う、そうやって自分が考えていろんなことを言っているわけ。ということで、これ、考えてください。  続いて、岩根都市下水路は、それこそ私が建設当初から関わった仕事で、あれ以来、沈砂池というのはあのままで、それだけで小櫃川に流れていると。昨日の話をして、新川園衛生処理場から岩根ポンプ場の間だけしかシジミがないと。ポンプ場を過ぎるとシジミがなくなると。こういった事態があるわけ。では、どういった環境でその排水が流れているか、調べてあればお答えください。 92 ◯委員長(重城正義君) 鈴木下水道推進室長。 93 ◯下水道推進室長(鈴木陽一君) 岩根ポンプ場の水質等は調べておりません。小櫃川は県管理でございますが、岩根都市下水路につきましては、昭和53年当時、岩根地区の浸水目的で、公共下水道の都市下水というもので整備されたものでございますから、雨水及び雑排水が小櫃川へ放流されているものでございます。  以上でございます。 94 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 95 ◯委員(斉藤高根君) 私は昭和52年3月、7月までいたから、ちょうどその時期、岩根ポンプ場に毎日のように通ったわけだが、さて、あのときに、この排水ってどうなんだろうって私は考えたわけですよ。今聞いたら、調査は一回もしてないの。昨日の環境部の方では、大気汚染、水質汚染対策費なんていうのが上がっているわけだよ。じゃ、ポンプ場ってどうなのよと。これ、調べてくださいよ。調べるのは不要なんですか、必要なんですか、お答えください。 96 ◯委員長(重城正義君) 鈴木下水道推進室長。 97 ◯下水道推進室長(鈴木陽一君) 都市下水の放流水質につきましては検査の規定がございませんので調査してございません。 98 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 99 ◯委員(斉藤高根君) ということで、調べなくても法律はいいということなんですよ。じゃ、それ、本当にそうなのかなって。室長はあそこに住んでないわけ。俺なんかはあの川下に住んでいるわけよ。じゃ、どうなのと。私は窒素、リンは流れればいいと思う。でも、そのほかに、昔はやった環境ホルモンとかPCBとか、みんな今、忘れ去られようとしているわけだが、そういったものがどういう影響を与えているのかは全く分からないわけ。漁師は分からないわけ。農業も分からないわけ。じゃ、誰が調べるかというと、これ、行政しかないと思うんですよ。こういった現場の声を届けるのが私の仕事なので、私の言ったことをぜひ来年度の予算編成に活かしてもらえればいいと思うんですけれども、室長、考えを私にお聞かせください。こう私が言って、なおかつ調べる必要ないんだよと言い切るのか、そこを聞きたいです、私は。 100 ◯委員長(重城正義君) 鈴木下水道推進室長。 101 ◯下水道推進室長(鈴木陽一君) 現在、畳ヶ池都市下水路、これにつきまして、直接浄化の検討をしているところで、それにつきましては、これからですが、水質調査をする予定ではございます。そういったこともございますので、畳ヶ池都市下水路、岩根都市下水路につきましては水質調査を検討したいと考えております。  以上です。 102 ◯委員長(重城正義君) ほかに。大野委員。 103 ◯委員(大野俊幸君) 155ページの都市計画税の件で、一昨日、質疑しましたら、資産税課長から都市計画税の不公平はないというふうにはっきりと答弁があったんですけども、今現在、都市計画総務費の中で都市計画税の話をするのはちょっと違っていると思いますので観点を変えて質疑します。  都市計画税の収入が13億円何がしあるわけですけども、都市計画事業に充てる目的税ということは皆さん方は承知していると思うんですけど、鈴木室長にお伺いします。その中の、今お話が出ていました下水道事業について、調整区域はやらないんですけど、市街化区域の中で都市計画税をみんな取っているわけですけども、それについて、下水道の割合についてはどのぐらいになるか、お伺いします。 104 ◯委員長(重城正義君) 鈴木下水道推進室長。 105 ◯下水道推進室長(鈴木陽一君) 普及率になりますと公共下水道のことになりますが、一般的な普及率は下水道を使える人の人口を木更津市全体の人口で割ったもので、これが一般的に言われている55.2%でございます。市街化区域のみの普及率を計算しますと、市街化区域に約80%以上の人がいますので、10ポイント上がりまして65.1%になります。  以上でございます。 106 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 107 ◯委員(大野俊幸君) 分かりました。  それじゃ、下水道が供用開始になっているのに接続をしていないパーセンテージは分かりますか。 108 ◯委員長(重城正義君) 鈴木下水道推進室長。 109 ◯下水道推進室長(鈴木陽一君) 現在の水洗化率が87%ほどですので、13%ほどの方が接続されてございません。  以上でございます。 110 ◯委員長(重城正義君) ほかに。          〔発言する者なし〕 111 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、以上で土木費のうち都市計画費都市計画総務費から都市下水路費の審査を終わります。  ここで、10時50分まで休憩といたします。                                (午前10時37分)   ───────────────────────────────────────                                (午前10時48分) 112 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  続いて、第40款土木費のうち、158ページから161ページまでの第25項都市計画費のうち公園費から住環境整備費及び第30項住宅費について審査をお願いいたします。   ご質疑願います。白坂委員。 113 ◯委員(白坂英義君) 161ページの特定空家等代執行等事業費について伺います。  3件、代執行を行っているんですけれども、そのお金が約1,354万円拠出しております。これは、当然、その持ち主の人に請求するものだと思っておりますが、収入の部を見てもどこにもないんですけれども、これについてお伺いをいたします。 114 ◯委員長(重城正義君) 山口住宅課長。 115 ◯住宅課長(山口裕之君) 初めに、ご指摘のご本人様、所有者から回収すべき費用というのはこちらの備考欄に書いてございます金額全てではございません。こちらにつきましては、今からご説明いたしますけれども、1件はご本人様にご請求、2件につきましては相続放棄をされておりますので所有者がおりません。  ご質疑の歳入にないという点につきましては、ご本人様にご請求させていただいた分につきましては債権が確定、つまり工事代金を私どもが支払いをしてから、その後、支払命令をさせていただいてという手順になりましたので、本年度の歳入になってございます。  また、所有者がいない2件につきましては、所有者がおりませんので相続財産管理人制度を利用させていただきまして、裁判所の方に予納金等を含め二百数十万円お支払いをした中で、それがこの中に入っておりますので、本人から回収する費用ではないというふうに申し上げました。こちらにつきましては、今、裁判所に手続中でございますので、相続財産が整理された折に私どもにお支払いいただける金銭が残れば回収できるという算段になってございます。  以上でございます。 116 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。 117 ◯委員(白坂英義君) 分かりました。  私、空き家が多いので、条例をつくって早く代執行してくださいというお願いをずっとしてきました。昨年度、3件やったということなんですけれども、代執行じゃなくて、市の方から指導、要は、もう壊れそうなので壊してくださいという指導で、昨年度、どれぐらいの方が対応したのか、何件か分かったら教えてください。 118 ◯委員長(重城正義君) 山口住宅課長。 119 ◯住宅課長(山口裕之君) 大変申し訳ございません。件数を持ってきませんでしたので、後ほど、数字はお伝えできます。ただ、感触といたしましては、昨年度ではないですけれども、今年度に入りまして、かなり指導の中で取り壊ししていただいている方も多うございます。影響といたしまして考察していますのは、代執行の影響も少なからずあると思いますし、また、昨年度の、これは大変不幸なことではございますけれども、台風を含めた災害がございました。この折に特に空き家は被害を多く被りました。それはすなわち、周辺住民の方々への被害も呼んだわけでございまして、これはいかんというふうに感じていただいたのではないかというふうには感じております。比較的進んでいると申し上げた中では、例えば特定空家というのに認定をした案件につきましても、今年度、1つ自主解体をしていただいた方がいらっしゃいます。もちろん粘り強く指導しておりますので、過年度におきましても特定空家で自己解体していただいた方もいらっしゃいます。影響等を考えて代執行というところに至ってはおりますが、特定空家にならないものにつきましても自主的にしていただいている方というのは、少しではあるとは思いますが、右肩に上がっているとは思っております。  以上です。 120 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。 121 ◯委員(白坂英義君) 私もお願いをして何件か壊してもらった実例があります。ただ、回って見ても、本当にドアが飛びそうな家もまだありますので、これからもしっかりとそうした指導というものをしていただければと思います。 122 ◯委員長(重城正義君) 住宅課長、じゃ、先ほどの勧告の件数については、後ほど報告をしていただきたいと思います。  斉藤委員。 123 ◯委員(斉藤高根君) 過年度にやった3件のうち1件しか現認はしていません、私は。その1件は着工前もよく知っている場所で、実際に、区の方にどこかないかという問合せがあったというので、じゃ、ここをお願いしますよということだったという経過が伝わってきているんですけども、何もここはやらなくていいじゃないのというような場所が1件あったわけ。要するに、朽ち果てちゃって竹が生い茂っていて、そういう場所で、一体何を、うちが潰れちゃった1メートルぐらいの高さの瓦礫をかたすだけなのかなと。もっと危ないところがあるだろうって。もっとやらなけりゃいけないという場所があるじゃないかと。私が勝手に推測するのは、財産の継承者もみんな放棄しちゃってるので簡単に撤去ができる一番簡単な実績づくりなのかなって、よからぬ想像をしちゃったわけだが、もっとやるべきところがないのか、職員として、どう考えたのか、私にお聞かせください。 124 ◯委員長(重城正義君) 山口住宅課長。 125 ◯住宅課長(山口裕之君) 3件の比較で申し上げれば、今、斉藤委員がおっしゃったところについてはそういう印象を持たれたというのも分からなくはないと思っています、正直言いまして。ただ、ほかの2件をご覧いただくと分かりますとおり、やはり今ご指摘いただいたように、危険度ですとか影響度、大きいところがあるだろうというところにまさに、今、ほかの2件は承知していらっしゃらないというふうにおっしゃっていたのであえて申し上げますと、ご覧いただければ、なるほどこれはというふうにご覧いただけると思います。おっしゃるとおり、全て一度にはなかなかできませんものですから、今、特定空家に指定させていただいている、認定している案件につきましては、今まで過去十数件になっておりますけれども、特定空家のまま残っているのが、現在、2件になっておりますので、特定空家に認定するに至るような案件がこれから増えてきたりすることも想定できますけれども、そういう段階になりましたら手をつけてまいりますので、必ずしも代執行がいいとは思っておりません。ご本人にやっていただくのがもちろんいいと思っております、費用回収の面もございますので。ですので、通報等をいただいた中で、所有者の方々につきましては粘り強く指導させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 126 ◯委員長(重城正義君) ほかに。神蔵委員、どうぞ。 127 ◯委員(神蔵五月さん) 158ページの4番、公園緑地管理費の(3)鳥居崎海浜公園内水泳プール指定管理料ですが、去年、プールがなくなりまして、管理の内容が少し変わっていると思うんですけど、指定管理料が去年とあまり変わらないので、その辺はいかがかと思いまして、お願いします。 128 ◯委員長(重城正義君) 中村市街地整備課長。 129 ◯市街地整備課長(中村忠男君) 鳥居崎海浜公園プールにつきましては1年中営業しているものではございませんので、通常、夏休み期間だけ営業しておりまして、昨年度、今年度ともに、その営業期間としてはほとんど変わっていないことから金額も変わっていないということでございます。 130 ◯委員長(重城正義君) 神蔵委員。 131 ◯委員(神蔵五月さん) そうしますと、来年度まで、たしかここは指定期間になっていますので、来年度も同じ額ということで考えてよろしいですか。 132 ◯委員長(重城正義君) 中村市街地整備課長。 133 ◯市街地整備課長(中村忠男君) こちらのプールにつきましては、昨年度に解体工事を行いましたので、指定管理につきましても昨年度までの契約となっております。 134 ◯委員長(重城正義君) 神蔵委員。 135 ◯委員(神蔵五月さん) 了解しました。ありがとうございました。 136 ◯委員長(重城正義君) ほかに。石井徳亮委員。 137 ◯委員(石井徳亮君) 159ページの公園費の都市公園安全・安心対策事業費、こちらを見ますと、主なものに公園施設の更新工事、こちらが3ヶ所になっていますけども、まず、この更新の工事の内容をちょっと教えていただきたいと思います。 138 ◯委員長(重城正義君) 中村市街地整備課長。 139 ◯市街地整備課長(中村忠男君) こちらの更新工事の内容でございますが、西の谷公園の鉄棒1基、八幡台中央公園の照明灯が2基、真舟中央公園のザイルクライミングが1基となっております。  以上でございます。 140 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 141 ◯委員(石井徳亮君) そちらの方は、調査して、これ以上使えないからという形で更新をしたという形でしょうか。 142 ◯委員長(重城正義君) 中村市街地整備課長。 143 ◯市街地整備課長(中村忠男君) 長寿命化計画におきまして調査いたしまして、その判定が悪かったものを中心に交換しているものでございます。 144 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 145 ◯委員(石井徳亮君) 通常、壊れないものというのはないと思うんですけども、耐用年数とかそういったものがある程度決まっているという考えを持っているんですけども、大体何年置きぐらいに更新しなくちゃいけないという形の計画というか、そういうものはあるんでしょうか。 146 ◯委員長(重城正義君) 中村市街地整備課長。 147 ◯市街地整備課長(中村忠男君) 耐用年数で何年で交換するということは持っておりません。調査して、そのときの判定によりまして、老朽化が進んだものを選定しているような形でございます。 148 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 149 ◯委員(石井徳亮君) そうすると、調査には全てのものを調査しなくちゃいけない形に聞こえるんですけども、今回更新したものというのは、例えば1年ぐらいなんかはそんなに見なくても大丈夫なのかなと思うのと、例えば3年、4年たったものを重点的に調査するとか、そういったものをすると労力的にもちょっと削減できるのかなと思いますので、そんな形の工夫というのはできないでしょうか。 150 ◯委員長(重城正義君) 中村市街地整備課長。 151 ◯市街地整備課長(中村忠男君) 公園長寿命化計画の策定時に全ての施設、遊具につきまして調査して、傷みによってランクづけの方を行っているところでございます。その中で遊具の更新については選択しているということでございます。 152 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 153 ◯委員(石井徳亮君) それでは、こちらの方の事業費の名前のとおり、安全・安心という形を重点に進めていっていただければと思いますので、よろしくお願いします。 154 ◯委員長(重城正義君) ほかに。鶴岡委員。 155 ◯委員(鶴岡大治君) 決算書159ページ、木更津駅前西口駐車場関係費について伺います。  木更津駅前西口駐車場関係費の2,979万円何がしと26ページに書いてございます使用料約5,511万円の差額が木更津市の利益と考えてよろしいのか、お尋ねいたします。 156 ◯委員長(重城正義君) 中村市街地整備課長。 157 ◯市街地整備課長(中村忠男君) 委員ご質疑のとおり、その差額につきましては木更津市の利益と考えているところでございます。 158 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 159 ◯委員(鶴岡大治君) じゃ、次へ行きます。  この2,979万2,119円の内訳が示されておりませんので、内訳のご明示をお願いいたします。 160 ◯委員長(重城正義君) 中村市街地整備課長。 161 ◯市街地整備課長(中村忠男君) 関係費2,979万2,119円の内訳について主なものをご説明させていただきます。印刷製本費につきましてが230万円、光熱水費につきましてが261万円、修繕料につきましては109万円、保険料につきましてが14万円。委託料につきましては全部で4本ございます。管理委託、昇降設備補修業務、防災設備補修業務、自家用発電電気工作物保安管理業務、この4本で1,650万円。あとは使用料及び賃借料ということで580万円となっているものが主な内訳でございます。 162 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 163 ◯委員(鶴岡大治君) 駅前の西口駐車場は、たしか以前、特別会計だった頃がありました。私どもが新米議員の頃、一体いつになったら元が取れるんだろうねといったことを質問したこともあります。始まりの頃から現在に至るまでの全体の流れを簡単にご説明していただきたいと思います。
    164 ◯委員長(重城正義君) 中村市街地整備課長。 165 ◯市街地整備課長(中村忠男君) 西口駐車場整備に係ります総事業費は、土地購入代82億2,669万9,000円を含みまして、全部で112億397万5,000円となっております。整備完了後、平成4年の6月より供用を開始いたしました。また、整備の財源といたしました国等からの借入金につきまして、平成23年度で償還が完了いたしましたことから、平成26年度より特別会計から一般会計に移行しているものでございます。  以上でございます。 166 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 167 ◯委員(鶴岡大治君) 今までの質疑と答弁をざっくり計算しますと、1年間で2,500万円程度、木更津市にお金が入ってくるということで大変うれしい限りでありますが、土地購入代金に82億円かかっていると。平成4年から供用開始したということで、これもまた、1年間で2,500万円利益が上がっている、ざっくり30年というと、およそ7億円程度かと思います。82億円の土地を購入して、まだ7億円しか収入が入っていないという、評価的には本当にこの事業はよかったのか、いずれどこかで誰かが考えなきゃいけないという思いで私はこの質疑をさしあげております。  もう30年たっておりまして、この82億円と7億円という数字が出始めておりますので、担当課といたしましては、私個人に対する資料ということではなくて、この事業を総括する意味で、全体的なお金の詳細を明らかにして、この事業が一体どうだったのか、いずれ何らかの場所でご明示していただければ、私たち議員にとっても、また市民にとっても大変ありがたいというふうに思っております。これはぜひご検討していただきたいと思います。 168 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 169 ◯委員(草刈慎祐君) 159ページの土地区画整理事業県施行負担金、今さら聞くのはちょっと恥ずかしいところもあるんですが、まず最初に、金田西土地区画整理事業はあと何年で終わるのかをお聞かせください。 170 ◯委員長(重城正義君) 中村市街地整備課長。 171 ◯市街地整備課長(中村忠男君) 事業計画書によりますと、令和5年度完了ということになっております。 172 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 173 ◯委員(草刈慎祐君) この事業に際しまして木更津市から市の職員が出向という形を取られていると思いますが、まず、何人出向されているのか、その人数が最初から最後まで変わらないのかも含めてお聞かせください。 174 ◯委員長(重城正義君) 中村市街地整備課長。 175 ◯市街地整備課長(中村忠男君) 現在、県に市から派遣されている人数でございますが、県庁の本課に1名、区画整理事務所に10名の合計11名となっております。  これにつきましての増減につきましては、平成5年3月17日に県と市で結びました東京湾横断道路着岸地の都市整備に関する基本協定の中で、必要な経費については原則として甲乙折半という形になっておりますので、今は11人出ているんですが、そのときによって多少変わってございます。 176 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 177 ◯委員(草刈慎祐君) 折半ということで、もちろん職員の給料に関しては市の方が負担するというふうに認識しておるんですが、決算説明書にないというか、どこにその給料が入っているかということがちょっと分からなかったので聞くんですが、これは総務費の給与に全部含まれているという形でよろしいんですか。それとも負担金の中の諸経費に入っているのか、お聞かせください。 178 ◯委員長(重城正義君) 中村市街地整備課長。 179 ◯市街地整備課長(中村忠男君) 負担金の中には入ってございませんので、職員人件費でございます。 180 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 181 ◯委員(草刈慎祐君) あと残り3年ということで、折半ということにはなっていると思いますが、残務処理等あるかもしれませんが、木更津市、先ほど都市整備部の中で、マンパワーが足らないと言ったらあれですけども、マンパワーをかければ進む事業があるというふうな話も出ておりますので、折半ということですが、なるべく早くこちらの方の事業に戻ってもらえるように働きかけていただけたらというふうに思っています。  以上です。 182 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。石井徳亮委員。 183 ◯委員(石井徳亮君) 161ページの空家バンク事業費ですけども、こちらの方で成約が3件という形になっています。それで、移住・定住推進事業の方でもちょっとお話ししたんですけども、外に向けてのPRは相当やられているという話だったんですけども、それに見合う、こちらの受皿的な方が進んでないんじゃないかという話をさせていただきました。今回、この3件なんですけども、例えばその物件がどんな状況でこのバンクに入って、これが賃貸なのか売買なのか、それで、地区外の方が来たのか、ちょっとその辺のことを教えていただきたいと思います。 184 ◯委員長(重城正義君) 山口住宅課長。 185 ◯住宅課長(山口裕之君) 昨年度の3件につきましては、すみません、ちょっと確認しながらご説明させていただきます。まず、全て累計でお話をさせていただいてよろしいでしょうか。  受け皿ということでのご指摘もいただいたところでございますが、空家バンクの登録件数は現在27件ございまして、空き家24件、空き地3件となっております。ご指摘のとおり、こちらを進めていくということも努力しているつもりでございます。昨年度の契約を含めまして、賃貸契約が3件、売買で5件という成立があって、合計8件の成立をこれまでにはしています。そのうちの3件が昨年度ということになります。徐々に上がってきている傾向にはあるんだというふうに理解をしております。そういった中では、募集中が8件、交渉に入っているものも、今、2件ございますが、傾向といたしましては、割と集中する物件とあまり人気がない物件というのが見て取れます。  先に、市外からの方がいるのかという点につきまして、累計で申し訳ないんですけれども、登録者でいきますと、市内と市外で半分ずつぐらい利用登録がございます。そういった中で、成立件数でいいますと、やはりこれも半々が多うございまして、売買でいいますと買った方で市外の方が50%、半分になっています。借り受けた方も市内外で半分ずつという形になってございます。  昨年の3件でございますが、売買が2件で賃貸が1件になります。  以上でございます。 186 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 187 ◯委員(石井徳亮君) 住みたい人は大体この辺に来て、「あ、ここに住みたいな」という話で、鎌足公民館なんかに、「ここ、すごく緑が多くていいからここに住みたいんですけど」と公民館によく来るらしいんですけども、そうすると、例えばこの空家バンクの方を紹介したりしているそうなんですけど、結局、うちの方の地区から空家バンクに登録になっているものってきっとないと思うんです。空き家を持っている人たちが貸したい、売りたいという意思表示をすればいいんですけど、うちの方の空き家というのは意思表示をそんなにしていないところが多いんですね。だから、その辺では表に出ていない情報というのがすごく多くて、もう空き家になっているところなんかでも、近所の人たちからすれば、誰か借りてくれればいいのにな、誰か買ってくれればいいのになという話はするんですけど、結局、そこの持ち主はそういう意思がないのでこういうところには出てこないんですよ。そうすると、今の状況が、例えば待ちの状態で、情報が入ってくるのを待っているような状態なのかなというふうにこちらからは取れちゃうんですけど、そうすると、今度は空いているというところに行って、例えば所有者を調べて連絡を取ってみるとか、そんな形にすると移住・定住推進事業なんかにも非常に結びついてくるのではないかなと思いますので、そういった事業的な形の取り組みは可能でしょうか。 188 ◯委員長(重城正義君) 山口住宅課長。 189 ◯住宅課長(山口裕之君) おっしゃるとおり、埋もれていると言うと語弊もございますが、バンク利用できるような物件というのは恐らくあるんだと思います。ご指摘のとおり、こちらからアウトリーチさせていただく中で広げていくというのは一つの有効な手段であるとも理解をしております。できない言い訳をするつもりはございませんけれども、空き家対策事業の中で申し上げますと、おっしゃるとおり、事前に危険な空き家を増やさない手前の予防、これが恐らく本当は大事でございますが、空き家法が出来てからまだ数年というところもございます中で申し上げますと、実態としてはまだまだ対処療法の方、つまり危険になっているとか、ちょっと不適切な管理がされているですとか、そういった通報を含めまして、もしくは市の方で事前調査をした物件への対応を含めまして、表現は不適切かもしれませんが、悪い方の空き家に対する対処にエネルギーがかかってしまっている実情がございます。ですので、予防は大事だと思いますので、全く賛同させていただきますし、やりたいなというふうにも思いますが、実態としてできていないというところでございます。  以上です。 190 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 191 ◯委員(石井徳亮君) 先ほども言いました、鎌足公民館に空き家がないですかと聞きに来る方のイメージは、大体、庭でたき火をしたりバーベキューをしたりしても近隣の家に迷惑がかからない、そういうイメージで探しに来る方が多いみたいなので、そんな形のイメージを木更津のこの農村部に求めている方も意外と多いという形に取れるので、そういった方面では、田舎の建物ってまちなかの建物と比べて、空き家になってからの傷みが早いと思うので、その辺ではこちらとしても何とかしたいなというところがあるので、ぜひ、その辺も考慮しながら業務に当たっていただければと思います。よろしくお願いします。 192 ◯委員長(重城正義君) ほかに。鶴岡委員。 193 ◯委員(鶴岡大治君) 決算書159ページ、街なか居住マンション建設補助事業費について伺います。毎度毎度のことで大変申し訳ありませんが、質疑させていただきます。  まず、示されている事業費の内訳を教えていただきたいと思います。 194 ◯委員長(重城正義君) 山口住宅課長。 195 ◯住宅課長(山口裕之君) 昨年度は3件の案件につきまして補助をさせていただいてございます。木更津1丁目地区に対しまして1億5,320万円、富士見2丁目地区に対しまして2億7,880万円、中央3丁目地区の物件につきまして2億397万2,000円でございます。  以上です。 196 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 197 ◯委員(鶴岡大治君) 人口を増やすとか、様々な施策の目的があるように伺っています。賛成の方、反対の方もいろいろあろうかと思いますが、先日、八剱神社の近くの西口の火事がありまして、あのとき私も「あ、これに対する計画なんだな」というふうに改めて思い知らされました。  木更津市の基本計画の中で西口は中高層のまちにしたいというような記載がたしかあったかと思います。本来、西口は低層の住宅が密集しておりまして、道路も狭隘で、こうした火災があると大規模な災害につながりかねない、そういった地域であります。あれはたまたま風向きと道路で遮断されていた関係で、表現は悪いんですが、最小限の被害で済んだと。あれが反対側の、俗に言う旧銀行の周辺であったら一体どのような惨事になっていたかというふうに危惧されるところであります。  この計画は、マンションを起爆剤にして、低層の住宅を集約させて狭隘な道路を直そうという、たしかそういった大きな背景の目的があるようにも聞いております。私は支持するものだという考えの中で、続けて質疑をさせていただきます。  これだけ多くのお金を入れて一体誰のためなんだというふうによく言われますが、長い目で、税金と人口増で回収していただくというようなお返事も、毎回、伺っております。そういった意味で、最新の調査によれば、大体の回収のめど、どのような税額等でどのように、何年で、いずれ回収できるんだというような資料をお示ししていただければ大変ありがたいというふうに思います。お願いいたします。 198 ◯委員長(重城正義君) 山口住宅課長。 199 ◯住宅課長(山口裕之君) ご指摘の点につきましては、市民税と固定資産税というところでのみの試算というふうに、過去、議会の予算審査、決算審査でご質疑いただいておりますので、同様の前提でご説明をさせていただきますと、3月の予算審査のときにお答えさせていただいた試算より若干数字が具体化しましたので、今、鶴岡委員ご指摘のとおり、直近でというところで、もう一度、試算をちょうどしたところではございますが、年数的にはあまり大きな差が出ませんでしたので、3棟ならしてお話をするのであれば20年をちょっと超えるくらいで、今申し上げた市民税と建物の方の固定資産税と市費の補助金の額を比較したときに、それぞれがクロスする時期が今申し上げた20年ちょっと超えたぐらいというところの試算が出ております。  以上です。 200 ◯委員長(重城正義君) ほかに。草刈委員。 201 ◯委員(草刈慎祐君) 今の説明ですと、市民税、大きなところだと思います。その中で、木更津市の方が購入された場合は、市内への転入という形なので木更津市としてみれば変わらないという説明を受けたところでございます。そういった中で、今もう販売されている棟に対しまして市外の購入者というのは把握されているでしょうか。 202 ◯委員長(重城正義君) 山口住宅課長。 203 ◯住宅課長(山口裕之君) 昨年3件に対して補助を出しておりますが、お住まいになっているのは、ご承知のとおり2棟でございますので、この2棟に限って申し上げれば、市外からで49戸でございます。 204 ◯委員長(重城正義君) ほかに質疑ございませんか。          〔発言する者なし〕 205 ◯委員長(重城正義君) 先ほどの質疑について、山口住宅課長、どうぞ。 206 ◯住宅課長(山口裕之君) 先ほどの白坂委員からのご質疑です。  昨年度の取り壊しの件数というふうに承りました。29件、対応してくださった件数がございまして、そのうち7件が取り壊しに至ってございます。  以上です。 207 ◯委員長(重城正義君) 以上で土木費の審査を終わります。  答弁席入れ替えのため、暫時休憩といたします。                                (午前11時23分)   ───────────────────────────────────────                                (午前11時25分) 208 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  続いて、287ページから305ページまでの公共下水道事業特別会計について審査をお願い申し上げます。  ご質疑願います。鶴岡委員。 209 ◯委員(鶴岡大治君) 決算書291ページ、下水道事業受益者負担金の収入未済額に絡めて何点か質疑ををさせていただきます。  1点目、受益者負担金とは何でしょうか、説明をお願いいたします。 210 ◯委員長(重城正義君) 鈴木下水道推進室長。 211 ◯下水道推進室長(鈴木陽一君) 受益者負担金についてでございますが、公共下水道が整備されますと環境の改善や利便性などの利益を受けますので、その利益を受ける方に事業の一部を負担していただくものでございます。  以上でございます。 212 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 213 ◯委員(鶴岡大治君) それは、毎年、支払う必要があるものでしょうか。 214 ◯委員長(重城正義君) 鈴木下水道推進室長。 215 ◯下水道推進室長(鈴木陽一君) 土地の面積に応じた額を、一度限り、負担していただくものでございます。  以上でございます。 216 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 217 ◯委員(鶴岡大治君) 成果説明書によれば、水洗化率は86.75%でした。言い換えますと、下水道に接続していない人が13.25%いることになります。この人たちが受益者負担金の滞納繰越の方たちなのでしょうか。 218 ◯委員長(重城正義君) 鈴木下水道推進室長。 219 ◯下水道推進室長(鈴木陽一君) 受益者負担金につきましては、下水道に接続するときではなく、公共下水道の使用が可能になった区域の方から頂くものでございます。負担金を払っても接続していない方も含まれます。負担金の滞納についてでございますが、受益者負担金を滞納されている方は、今年5月31日現在で3.87%ですので、下水道に接続していない13.25%より低くなっております。  以上でございます。 220 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 221 ◯委員(鶴岡大治君) 分かりました。受益者負担金の滞納繰越の方は3.87%であるということは今お聞きしました。  また、下水道料金を滞納すると上水道を止められるということが、昨日、答弁の中でありました。ということは、この方たちは浄化槽を使用するなどして何らかの方法で負担金を払う意思がない人ではないかというふうに私は推定いたします。こうした方々に浄化槽の使用を限定するなどの法律的行為はあるのでしょうか。 222 ◯委員長(重城正義君) 鈴木下水道推進室長。 223 ◯下水道推進室長(鈴木陽一君) 公共下水道が整備された区域の方で、現在、浄化槽をお使いの方は下水道法により公共下水道への接続を遅滞なく行うよう義務付けられております。また、くみ取便所からの改造につきましては、供用開始日から3年以内に改造しなければならないとなっております。  以上でございます。 224 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 225 ◯委員(鶴岡大治君) ある程度、法律的な話があるようにも聞こえるんですけども、そもそもこの負担金の納付というのは社会的理念として義務付けられているけども、法律的な罰則があるというものではないという理解でよろしいんでしょうか。 226 ◯委員長(重城正義君) 鈴木下水道推進室長。 227 ◯下水道推進室長(鈴木陽一君) ご自宅の排水を公共下水道に接続しなくても罰則はございません。しかしながら、受益者負担金は都市計画法に基づくものでございます。国税と同等に徴収することができることとなっておりますので、延滞金などの規定もございます。このため、滞納者には預金差押えなどにより収納を行っております。  以上でございます。 228 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 229 ◯委員(鶴岡大治君) いわゆる税金と全く同等であるというような扱いだということなので、ぜひ、収納率のアップにはご努力を願いたいというふうに思います。  話題を変えますけど、供用開始区域は1,997ヘクタールになったとのことでございます。本来の事業計画区域は2,434ヘクタールなので、残りは437ヘクタールです。今年、11.5ヘクタール工事されたということですから、単純計算すると38年で完了することになります。恐らく残っている地域は効率の悪い地域でありましょうから、20%程度、非効率があると考えると、業務完了まで45年と想像されるところですが、こういった仮説でよろしいでしょうか。 230 ◯委員長(重城正義君) 鈴木下水道推進室長。 231 ◯下水道推進室長(鈴木陽一君) 委員おっしゃるとおり、先ほどの質疑にもございましたように、残りの地域を全て整備しますとそのような年月になってしまうと思われます。
     以上でございます。 232 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 233 ◯委員(鶴岡大治君) それでは、先ほどもいろいろ地名が出ましたけど、残っている地域名は、町名、字等で表現するとどこが残っているんでしょうか。 234 ◯委員長(重城正義君) 鈴木下水道推進室長。 235 ◯下水道推進室長(鈴木陽一君) 事業認可区域の中で残っている大きなところを北部から申し上げますと、江川、祇園、清川、清見台、請西、東太田、畑沢などがございます。  以上でございます。 236 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 237 ◯委員(鶴岡大治君) それでは、皆さんご心配していると思いますので、お答えできる範囲でいいんですが、これから二、三年はどこをやる予定なのか、ぜひお聞かせ願いたいと思います。 238 ◯委員長(重城正義君) 鈴木下水道推進室長。 239 ◯下水道推進室長(鈴木陽一君) これから二、三年でございますが、現在整備中の清見台の約12ヘクタール、江川地区の約3ヘクタール、あと、請西地区を予定しております。  以上でございます。 240 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 241 ◯委員(鶴岡大治君) 先ほど法定外繰入金、法定内繰入金という発言がありましたので、確かに事業区域外の方にすれば法定外の繰り入れはなかなか残念な結果。また、例えば国保等の特別会計は限られた方ですので、とにかく法定外に繰り入れをするというのは市町村の裁量が許されているとはいえ、やむを得ない場合というふうに、たしか規定があると思います。法定外の繰り入れに関しては慎重かつ精査したものでやっていただきたいという中で、逆に、法定内というのはどのような定めになっているのかということで先ほど二、三、示していただきましたが、正しく法で定められているものを羅列していただきたいと思います。よろしくお願いします。 242 ◯委員長(重城正義君) 鈴木下水道推進室長。 243 ◯下水道推進室長(鈴木陽一君) 法定内繰入金につきましては、内訳でございますが、雨水処理に要する経費が約3億7,000万円、下水の水質規制に要する経費、これは水質検査についてでございますが、730万円、水洗便所等の普及に要する経費が1,100万円、高度処理に要する経費が1億4,000万円、臨時財政特例債等の元金償還に係る経費が3,200万円、分流式下水道に要する経費が5億2,000万円、地方公営企業法の適用に要する経費が5万2,000円でございます。  以上でございます。 244 ◯委員長(重城正義君) ほかに。斉藤委員。 245 ◯委員(斉藤高根君) 288ページ、公債費。  地方債の償還金って、前年度と比べると、多少、1億円ぐらい減っているのかな。これからの償還金って減っていくのか増えていくのか説明ください。 246 ◯委員長(重城正義君) 鈴木下水道推進室長。 247 ◯下水道推進室長(鈴木陽一君) 令和2年度、今年度につきましては公債費、起債の返済が約18億円ございます。今後、ここしばらくは同じぐらいで推移するんですが、令和8年になりますと、これが約4億円減りまして14億円程度になります。というのは、平成初期の投資の償還が30年で終わってきますので、今後必要な投資を見込みましても約4億円減る見込みでございます。  以上でございます。 248 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 249 ◯委員(斉藤高根君) もう一つ重要なことが、公営企業会計になるとこれまでの形とはちょっと違ってくるということで、公営企業会計にした場合、どうなるのか、私に説明ください。来年は公営企業会計で決算をやるわけでしょう。多少の支出をしているわけだけども、公営企業会計の費用負担というのがあるわけだけども、どうなるのか、私に教えてください。 250 ◯委員長(重城正義君) 鈴木下水道推進室長。 251 ◯下水道推進室長(鈴木陽一君) 実際、今年4月1日から公営企業会計に移行しております。  決算につきましては、簡単に言いますと、4月1日から3月31日までの会計となりまして、細かいことになりますが、民間と同じように収益的収支、資本的収支、3条、4条と言われる水道事業と同じような決算をこの時期にご報告するような形になります。  以上でございます。 252 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。          〔発言する者なし〕 253 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、以上で公共下水道事業特別会計の審査を終わります。  ここで、13時まで休憩といたします。                                (午前11時36分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後零時57分) 254 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  続いて、161ページから166ページまでの第45款消防費について審査をお願いいたします。  ご質疑願います。草刈委員。 255 ◯委員(草刈慎祐君) 163ページ、そして161ページ、科目が2つになるんですけども、常備消防費並びに非常備消防費、この旅費がかなり流用されております。特に非常備消防費においては流用後で1,400万円弱という大きな金額になっておりますが、どういった事業を行われたのか説明いただきたいと思います。 256 ◯委員長(重城正義君) 前田警防課長。 257 ◯警防課長(前田 茂君) これにつきましては、消防団の出動手当の不足によりまして、年度末に消防費の執行残をかき集め、合計105万3,600円を流用したものでございます。  この手当につきましては、条例に基づきまして四半期ごとに支給しており、10月から12月にかけまして台風がございまして、その関係で出動手当が急増いたしました。3月補正で162万7,000円を予算措置いたしましたが、その後、出動回数が見込みを大きく上回りまして、3月補正予算では対応できない不足が生じてしまいました。以後はこのようなことのないよう注意してまいりたいと思っております。  以上でございます。 258 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 259 ◯委員(草刈慎祐君) では、旅費というふうになっておりますが、災害の手当というふうに認識をさせていただきます。  その中で、161ページの5目の3節、職員手当等があるわけなんですけども、これも同様というふうに考えてよろしいんですね。 260 ◯委員長(重城正義君) 森消防総務課課長補佐。 261 ◯消防総務課課長補佐(森 貴人君) 職員手当で552万7,345円の不用額が出ている中身といたしまして、職員手当等につきましては時間外手当、期末勤勉手当、通勤手当、扶養手当、地域手当などがあり、不用額は552万7,345円となっておりますけども、時間外手当が383万6,123円、期末勤勉手当が合わせまして62万9,370円、通勤手当が33万4,282円などでございます。時間外手当の不用額の理由につきましては、3月補正時には今後の各種災害の出動件数等を見込めないところもありましたので、不用額となったものでございます。  以上でございます。 262 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 263 ◯委員(草刈慎祐君) 分かりました。旅費が大変高額でしたので、てっきり何か特別にあったのかと思ってお聞きいたしました。ありがとうございます。 264 ◯委員長(重城正義君) ほかに。神蔵委員。 265 ◯委員(神蔵五月さん) 全体的なことですが、今回、消防庁舎の整備事業費の内訳と防衛省からの補助金の額についてお伺いします。 266 ◯委員長(重城正義君) 齊藤消防本部次長。 267 ◯消防本部次長・消防総務課長(齊藤秀樹君) 消防本部庁舎整備事業につきましては、平成29年から令和元年度の3年間の継続事業となり、工事費合計につきましては、建築、電気・機械設備工事合わせまして16億9,350万4,800円、工事監理業務委託3,866万4,000円、合計いたしますと17億3,216万8,800円でございます。  財源の内訳につきましては、防衛省の補助金の国庫支出金が8億6,608万4,000円、市債が6億3,490万円、一般財源が2億3,118万4,800円でございます。  以上です。 268 ◯委員長(重城正義君) 神蔵委員。 269 ◯委員(神蔵五月さん) 大きな額ですが、消防本部庁舎整備費に関する総トータルは、結局、お幾らでしたでしょうか。 270 ◯委員長(重城正義君) 齊藤消防本部次長。 271 ◯消防本部次長・消防総務課長(齊藤秀樹君) 消防本部庁舎整備事業の総事業費につきましては、平成26年に実施した消防署適正配置及び消防本部庁舎整備基本計画策定業務委託を初めとして、基本設計、実施設計等を含め、令和元年度まで総事業費は18億6,557万9,313円です。補助総額につきましては、平成28年度に実施した消防本部庁舎建設実施計画業務委託の防衛省の補助金を含め、8億9,902万4,000円でございます。  以上です。 272 ◯委員長(重城正義君) 神蔵委員。 273 ◯委員(神蔵五月さん) 消防本部庁舎のこの事業で、工事が延滞したということで損害賠償金を徴収したと思われますが、お幾らでしたでしょうか。 274 ◯委員長(重城正義君) 齊藤消防本部次長。 275 ◯消防本部次長・消防総務課長(齊藤秀樹君) 消防本部庁舎建設工事、これは建設に係る遅延損害金についてですが、当初、完成工期が令和元年6月28日でございましたが、鉄骨階段の製作の遅れ等により工期が33日間遅延いたしましたので、約款第45条第2項に基づき、遅延損害金として49万2,500円を違約金として収入しております。  以上です。 276 ◯委員長(重城正義君) 神蔵委員。 277 ◯委員(神蔵五月さん) とても大きな額の庁舎が建ったということで、庁舎の移転後、また維持管理費が変わったと思いますけども、どれくらい変わったか教えていただけますでしょうか。 278 ◯委員長(重城正義君) 齊藤消防本部次長。 279 ◯消防本部次長・消防総務課長(齊藤秀樹君) 庁舎移転後の維持管理費につきましては、旧庁舎の電気代が約248万円でしたが、新庁舎では約362万円でしたので、約114万円の増で1.46倍になり、水道代、ガス代を合わせました光熱費で約132万円増額しております。また、新たに庁舎管理業務、エレベーター保守など委託料が必要となり、約270万円増加しております。合わせて約400万円の増加です。  以上です。 280 ◯委員長(重城正義君) 神蔵委員。 281 ◯委員(神蔵五月さん) 庁舎も大きくなったので光熱費もかかってくると思いますが、約1年近くたっておりますけども、職員としてどうお感じになっているか、不便な点とかをお聞かせいただければと思います。 282 ◯委員長(重城正義君) 齊藤消防本部次長。 283 ◯消防本部次長・消防総務課長(齊藤秀樹君) 以前の庁舎と比較いたしまして、室内、敷地が広くなったことから、できなかったことができるようになったメリットを感じております。来客者に対し、スペースや椅子もなかったことから立ったままでお待たせすることしかできませんでしたが、現在では、対面カウンターに椅子を設置し、また、相談室を設けたことから、少人数での打合せも行うことが可能となりました。その他、大会議室などが設けられることにより、市民を募って行う救命講習の実施が可能となったことや、昨年の台風被害により応援に来た自衛隊との指揮活動や控室に活用することができました。また、広い車庫前や、今までなかった訓練棟を3棟設置したことにより、より実践的で良質な訓練を行うことができるようになりました。その他、機能的な室内設備となったことから、各種出動につきましてもスムーズとなり、災害拠点としての機能を十分発揮することができる消防庁舎となったことを感じております。  以上です。 284 ◯委員長(重城正義君) 神蔵委員。 285 ◯委員(神蔵五月さん) 大変な額を使われての庁舎ですので、大切に使いながら、また、迅速な、市民の期待に応えられる庁舎となるよう期待しております。  以上です。 286 ◯委員長(重城正義君) ほかに。白坂委員。 287 ◯委員(白坂英義君) 救急車の出動についてお聞きをします。これは私、毎回聞いているんですけれども、新しい庁舎が出来て、そして、長須賀の方から救急車を清川の方に持っていった、こういったこともやっているんですけれども、ここ二、三年の救急車の出動時間、そして、出動して現地について、それから病院に着くまでの搬送時間について教えてください。 288 ◯委員長(重城正義君) 石井消防署副署長。 289 ◯消防署副署長(石井和成君) 過去3年間でお答えいたします。  まず、覚知、消防の方に連絡が入りましてから現場に到着するまででございますけど、平成29年度は平均で9.2分、最短で0分、最長で1時間9分、平成30年度は覚知から現着まで最短で0分、平均で9.5分、最長で1時間22分、令和元年度でございますけど、覚知から現着まで最短で0分、平均で9.5分、最長で1時間19分、また、現場到着から病院に着くまででございますけど、平成29年度、最短で8分、平均で40.6分、最長で4時間2分、平成30年度、現場到着から病院到着まで最短で8分、平均で40.9分、最長で7時間9分、令和元年度でございますけど、現場到着から病着まで最短で8分、平均で37.1分、最長で3時間38分となってございます。  以上でございます。 290 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。 291 ◯委員(白坂英義君) 到着時間についてはほぼ変わってないというような状況なんですけれども、到着時間を早くするための施策、これからどうやっていこうとしているのか伺います。 292 ◯委員長(重城正義君) 石井消防署副署長。 293 ◯消防署副署長(石井和成君) 現場到着までの時間でございますけど、今、木更津市は共同指令センターというものに参加してございまして、木更津市に救急車がございませんと隣接市から救急車等に来ていただくことができています。また、救急車の台数でございますけど、消防力の整備指針では必要台数が6台となってございますが、現在、5台となってございますので、今後、関係部局等と、基本計画に要望も出してございますけど、6台を目指していきたいと考えてございます。  以上でございます。 294 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。 295 ◯委員(白坂英義君) 分かりました。じゃ、搬送時間なんですけれども、搬送時間は平均でちょっと短くなっているのかなとは思うんですけれども、以前、タブレットを使った搬送システム、これを使ってはということでお願いというか、お話をさせていただいて、このことについては多分、消防の方でも採用されたというふうに思っているんですけれども、現状、このタブレットはどのようになっておりますか。 296 ◯委員長(重城正義君) 石井消防署副署長。 297 ◯消防署副署長(石井和成君) 平成30年4月に救急車全台にタブレットを導入いたしまして、活用状況でございますけど、県が運用しております千葉救急医療ネットにおいて待機病院のベッド空床状況や救急車の受入状況の確認や診療科目別応需情報の検索、日本語の通じない外国の傷病者へ多言語音声翻訳アプリ「ボイストラ」を利用し活用するなど、また、交通事故現場において写真を撮り、実際の現場状況を医師に確認していただき、受傷機転の説明に活用するなど、多岐にわたり、タブレットを活用してございます。  以上でございます。 298 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。 299 ◯委員(白坂英義君) じゃ、今後はこの短縮に向けてはどのような取り組みを行っていくんですかね。 300 ◯委員長(重城正義君) 石井消防署副署長。 301 ◯消防署副署長(石井和成君) 現在の取り組みでございますけど、心肺停止を疑った事例や重症症例では、現場到着までに関係者へ連絡し、事前に情報を得まして観察時間を短縮させたり、県が制定しております傷病者の受入実施基準等を活用しまして早期の病院選定など様々な対策を実施して、現在、時間にして、昨年度と比べ3分程度短縮しております。また、引き続き、時間短縮について有効な情報などを研究して時間短縮に努めてまいりたいと考えております。
     以上でございます。 302 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。 303 ◯委員(白坂英義君) それでも40分近く、ずっと待機しているんですよね。呼んだ方としては早くどこか病院に連れていってほしいと、そういうふうに思うんですけれども、なかなか病院が探せないと。中央病院は中央病院で、全部とは言わないけれども、受け入れるので搬送してくださいと言っているんですよね。だから、そういったことで病院と連携を取りながら、この時間も短縮に向けて取り組んでいただければというふうに思います。  あと、さっき言った、指令センターが千葉に移って、広域的に見れるようになってきて、他市との、応援とか応援受けというのをやるようになったんですけれども、昨年度は何件、他市から木更津に来て、そして、木更津市の方から他の市へ何件出動応援をしたのかお伺いします。 304 ◯委員長(重城正義君) 石井消防署副署長。 305 ◯消防署副署長(石井和成君) 隣接応援の回数でございますけど、まず、応援に行った回数でございますけど、令和元年度は93件、応援に行きました。また、隣接から応援を受けた回数でございますけど、92件となっておりまして、ほぼ同じ数となってございます。  以上でございます。 306 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。 307 ◯委員(白坂英義君) これも、ある意味、近いところから出動した方が短縮につながりますので、大いにこういったやり取りをやっていただければというふうに思います。  私からは以上です。 308 ◯委員長(重城正義君) ほかに。鶴岡委員。 309 ◯委員(鶴岡大治君) 決算書50ページの石油貯蔵施設立地対策等交付金につきましてはこの時間で聞くことになっておりますので、恐れ入ります、財務部の方、よろしくお願いいたします。  この交付金は消防に関する施設にのみ交付されるものか、お伺いいたします。 310 ◯委員長(重城正義君) 吉原財政課長。 311 ◯財政課長(吉原隆史君) 石油貯蔵施設立地対策等交付金は石油貯蔵施設周辺の地域における住民福祉の向上を通じて石油貯蔵施設の設置の円滑化を図ることを目的とし、市町村の社会インフラの整備に交付されるものでございます。  交付の対象事業といたしましては、消防施設のほかにも道路や通信施設など、公共施設においては幅広く活用できる交付金となってございます。 312 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 313 ◯委員(鶴岡大治君) 最近の議事録等で調べましたところ、最近、全て消防施設に活用しております。先ほどの答弁と食い違っておりますが、どういった経緯でこういうふうになったのか、ご説明をお願いいたします。 314 ◯委員長(重城正義君) 吉原財政課長。 315 ◯財政課長(吉原隆史君) 石油貯蔵施設立地対策等交付金におきましては、平成24年度までは消防施設のほか防災無線関係にも活用してございました。委員おっしゃるとおり、平成25年度以降は消防施設のみとなっております。なお、令和元年度の小型動力ポンプつき積載車購入事業費と消防職員防火衣一式更新事業費につきましては、令和元年度から4年度までを計画期間とする第2次基本計画において、石油貯蔵施設立地対策等交付金を財源に4年間実施することとしております。 316 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 317 ◯委員(鶴岡大治君) 消防に関する費用が大変少ないということで、このように充当しているというのは分かりました。しかし、令和4年度まではこういうふうな固定化が進んでいるとしても、やはり他市においては多様な事例がございます。令和5年度におきましては、いろんな事例の中から活用して、それでもやむを得ないというのであればしようがないにしても、令和5年度以降はどういう考えで進まれるのか、ご見解をお願いいたします。 318 ◯委員長(重城正義君) 吉原財政課長。 319 ◯財政課長(吉原隆史君) 令和5年度を始期とする次期基本計画におきまして計画事業を位置付ける際に、本交付金の活用が可能な事業を確認した上で、活用事業を限定することなく、関係部署と調整してまいりたいと考えております。 320 ◯委員長(重城正義君) ほかに。石井徳亮委員。 321 ◯委員(石井徳亮君) 164ページの消防団員関係費になるんですけども、消防団関係には新基準活動服貸与とかいろいろ、消防団車両の更新整備を行っていらっしゃるという話なんですけども、消防団員の数に欠員がすごく多いという話をあちこちで聞くんですけど、特に去年の台風なんかではほぼ出っ放しで、交代する人たちもいなくて大変だったという話を目の当たりにして、特に倒木の処理とかなんかにも追われていたりしていたんですけども、実際問題、令和元年度に団員の確保については特に何か行った事例等はあるんでしょうか。 322 ◯委員長(重城正義君) 露崎警防課課長補佐。 323 ◯警防課課長補佐(露崎淳也君) お答えします。委員のおっしゃるとおり、消防団員数は年々減少しており、団員の確保に苦慮しているところでございます。  昨年度は、消防団員を確保するために消防団広報誌の「纏」、市のホームページ、消防出初め式などを通じて消防団活動をPRし、消防団員の確保に努めてまいりました。また、今年度は消防団員募集の新たな試みとして、消防団員募集動画を作成し、ユーチューブ配信を開始して、J:COMや地域新聞に取り上げられたこともあり、新規で3名の入団希望がございました。  以上でございます。 324 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 325 ◯委員(石井徳亮君) 少なからず入っていただくというのはありがたいんですけども、今、若い方の意識も昔ほど、地元のためにどうのこうのという意識が薄いのか、やはり入っていただく方が減ってきている要因がその辺にもあるのかなと思っているんですけども、実際問題、消防団経験者というのは、うちの方でもどこでもいっぱいいらっしゃるので、例えば昨年の台風のときのような事例で、例えば火事とか人命に関わるものでなくて、1分を争う場合でなければ、一般の普通の方でも結構お手伝いができたりなんかする場合があると思うんですけど、自衛隊では予備自衛官というシステムがあって、災害のときなんかで手伝っていただく方なんかをストックしておいて、定期的に少し訓練をして、いざというときには集めて何かやっていただくというのがあるんですけども、そういった形で予備消防団員とか、そういうシステムとかというのは可能なんでしょうか。お伺いします。 326 ◯委員長(重城正義君) 露崎警防課課長補佐。 327 ◯警防課課長補佐(露崎淳也君) お答えします。新たな消防団組織は設置可能であると考えております。  現在、消防本部では、大規模災害時に現在の団員のみでは十分に対応できない場面が想定されることから、消防団員の経験者などを活用した、仮称ではありますけれども、大規模災害団員の創設を検討してございます。  以上でございます。 328 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 329 ◯委員(石井徳亮君) 非常にいい形だと思います。変な話、田舎に行けば行くほど、草刈り機があったりチェーンソーがあったりとかって、そんなのはどこの家にも大体あるようなところがありますので、声をかければどんどん人は集まると思いますので、その点の研究等を行っていただければと思います。よろしくお願いします。 330 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 331 ◯委員(大野俊幸君) 先ほどほかの委員の質疑で、救急自動車の台数の件でご答弁がありましたが、吉原課長、先ほどの救急車の、6台が国の基準なんですけども5台しかないということで、関係部局に働きかけたいと思いますってご答弁があったんだけど、多分、あなたのところだと思うんだけど、どのように考えますか。 332 ◯委員長(重城正義君) 吉原財政課長。 333 ◯財政課長(吉原隆史君) こちらは、基本計画事業になっておりまして、基本計画事業の中では、令和4年に採択という形になっておりまして、基本計画では採択されている事業になってございます。 334 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 335 ◯委員(大野俊幸君) 基本計画と言うんだけど、国の基準が6台と言っているのに5台しかないというのだったら、先ほど言ったように集中でやっているから、木更津が袖ケ浦市に救助に行くこともあったりするわけですよね。そうすると、今度、木更津の人が困ったときは、じゃ、袖ケ浦市の人が来てくれたりというのもあるんだけど、やはりそういう国の基準があるのであれば、そういう計画があるにしろ、一刻も早く何とかしていかなきゃいけないと思いますので、石井部長にもよろしく言っておいてくださいよ。  続いて、先ほど白坂委員からちょっと質疑が出ました搬送の時間の問題の中で、お分かりになればで結構ですが、3次救急病院の定義を、どなたかでお分かりになる方がいらっしゃったらお答えください。 336 ◯委員長(重城正義君) 齊藤消防本部次長。 337 ◯消防本部次長・消防総務課長(齊藤秀樹君) 3次救急医療体制ですが、重症者を目的とし、搬送されることとなっております。ですので、軽症者は2次病院、重症者は君津中央病院に搬送する形となっております。  以上です。 338 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 339 ◯委員(大野俊幸君) 3次救急というのは中央病院だけだと思いますが、国からいろいろそれなりの補助をもらったりしているはずなんですが、実際に搬送の時間が長くなっているのは、現実問題、これは中央病院の問題ですから消防の方に決算のときに言ってもしようがないんですけども、3次救急で断られる可能性もなきにしもあらずということで時間が長くなっているんですが、2次救急病院は市内に幾つありますか。 340 ◯委員長(重城正義君) 石井消防署副署長。 341 ◯消防署副署長(石井和成君) 現在、木更津市内におきまして2次医療施設としては11病院ございます。  以上でございます。 342 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 343 ◯委員(大野俊幸君) 分かりました。2次救急の病院が11あるということですから、それもさっき言った、搬送のときに救急隊の方がいろいろ電話をして、模索して、患者さんを運んでいるという状況だと思います。それについては、なるべく早く、時間がかからなければ助かる疾病もあると思いますので、そこら辺にはご努力いただきたいと思います。  続いて、昨年の災害、コロナ、また高齢化社会で非常に救急・救助の需要が増加しているというふうに思います。3月の予算委員会でも質疑したんですけど、消防職員の定員について、どうなっているのかお尋ねします。 344 ◯委員長(重城正義君) 齊藤消防本部次長。 345 ◯消防本部次長・消防総務課長(齊藤秀樹君) 委員の言われますとおり、100年に1度と言われてきた災害が毎年起こるだろうと言われている中、また、いまだに収束が見えないコロナ禍や、高齢化社会に伴う救急・救助需要増加が見込まれます。3年ごとに行う国の消防施設整備計画実態調査において、必要とされる消防職員数については238名と算定されており、その充足率については約80%でございます。消防活動に支障がなく、また、市民サービス向上に努めるべく、消防職員の定数増加について関係各課と協議いたしまして考えております。  以上です。 346 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 347 ◯委員(大野俊幸君) また関係各課が出てきちゃったので、総務部の人たちが裏にいれば、また定員の確保をきちっとしていただかないと、やはり市民の生命・財産を守ることですから、お願いしたいと思います。  続いて、これも3月の予算委員会で確認したんですけども、救急救命士資格者は現在何人いらっしゃいますか。 348 ◯委員長(重城正義君) 関口消防署長。 349 ◯消防署長(関口壽美君) 現在、救命士の資格を取得している職員は48名おります。実際、活動している救命士は30名でございます。  私からは以上です。 350 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 351 ◯委員(大野俊幸君) 3月の委員会のときにはそのようなご答弁があったんですけど、特に今年度は、また採用とか、職員で学校へ行って国家試験に通ったとかというのもあると思うんですけど、それについてお伺いします。 352 ◯委員長(重城正義君) 関口消防署長。 353 ◯消防署長(関口壽美君) 救急隊長の総数では15名活動しており、救急救命士の資格を持った救急隊長でお答えしますと、昨年度は7名、今年度は6名となっております。昨年度より1名減となっている理由ですが、昇格により1名の減となっております。  今後についてですが、救急救命士の資格がない救急隊長に救急救命士養成研修所へ入校していただき、資格取得を目指し、増員していきたいと考えております。  以上です。 354 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 355 ◯委員(大野俊幸君) その学校、研修所に入校いただきたいというのは現職の消防の隊長だと思いますけど、何人、予定でいるんですか。それと併せて、来年の新採用で救急救命士を持った人を何名募集しているんですか。 356 ◯委員長(重城正義君) 齊藤消防本部次長。 357 ◯消防本部次長・消防総務課長(齊藤秀樹君) 来年度採用の救急救命士ですが、2名、採用募集をしております。  以上です。 358 ◯委員長(重城正義君) 最初のお答えは。研修に行かせる職員の……。齊藤消防本部次長。 359 ◯消防本部次長・消防総務課長(齊藤秀樹君) 申し訳ございません。来年度、ゼロ名です。次年度以降に予算要求してまいりたいと考えております。  以上です。 360 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 361 ◯委員(大野俊幸君) 次長、それは予算があれば入るという人がいるということですか。要するに、学校に入るのにいいかげん金がかかるわけでしょう。だから、その予算がないから入れないという答えだけどさ、もし予算があるんだったら入れるという意味ですか、何人かいるということですか。 362 ◯委員長(重城正義君) 齊藤消防本部次長。 363 ◯消防本部次長・消防総務課長(齊藤秀樹君) 関係部局と協議いたしました結果、救急救命士研修所に入校するのがゼロ名となりました。  以上でございます。 364 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 365 ◯委員(大野俊幸君) 関係部局と協議した結果、予算が取れないからゼロなんでしょう。そうじゃなくて、予算があるんだったら学校に入れて救急救命士を取ることができたんですか。 366 ◯委員長(重城正義君) 石井消防署副署長。 367 ◯消防署副署長(石井和成君) 令和2年度につきましては、要望は出したんですが、協議の結果、ゼロ名となってございまして、今後につきましても、毎年1名、予算要望していく予定でございます。  以上でございます。 368 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 369 ◯委員(大野俊幸君) 消防の方に言う話じゃないですが、あえて発言しておきますけど、救急救命士がいなければ、先ほど言っていた救急自動車は出動できないわけでしょう、現実、救急救命士というのは。それで、今、石井副署長がご答弁いただいた、毎年1名学校に行かすと言ってもお金がかかるんですが、その方が国家試験に受かるかどうかは分からないわけですよ。だから、1人より2人学校に入った方が、お金はかかるけど、救急救命士が増えるのであればそういう方策も取っていかないと、せっかく人の命に関わることに携わっているのに、お金がないからといって代えられるものじゃないと思うんですよね。そこら辺は消防の方に言う話じゃないけど、そこら辺はきちっと前向きに考えていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  最後にもう1点、162ページの備考欄6、火災予防業務費の(3)火災予防業務用資機材購入費について説明をお願いします。 370 ◯委員長(重城正義君) 星野予防課長。 371 ◯予防課長(星野 隆君) お答えいたします。超音波カッター、レーザー距離計、ヒートガンをそれぞれ各1台購入いたしました。  以上でございます。 372 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 373 ◯委員(大野俊幸君) 超音波カッターというのはどういう目的で使用するものでしょうか。 374 ◯委員長(重城正義君) 星野予防課長。 375 ◯予防課長(星野 隆君) お答えいたします。火災原因調査の鑑識見分を行う場合に使用いたします。これは、火災現場から収去いたしました電気製品などの焼損部品が溶けた樹脂などで外部を覆われている場合、超音波の振動により内部を破壊することなく微細部分まで外部樹脂を剥離させ、取り除くことができるものでございます。  以上でございます。
    376 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 377 ◯委員(大野俊幸君) これは本市で、木更津消防で初めて1台買ったんですか。前にあったんですか。 378 ◯委員長(重城正義君) 星野予防課長。 379 ◯予防課長(星野 隆君) 木更津では初めての購入でございます。 380 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 381 ◯委員(大野俊幸君) 早速どこかで使用されましたかね。 382 ◯委員長(重城正義君) 星野予防課長。 383 ◯予防課長(星野 隆君) 先般、富士見で発生いたしました建物火災の鑑識見分で使用いたしました。円滑な見分のため、今後も有効に活用させていただきたいと考えてございます。  以上でございます。 384 ◯委員長(重城正義君) ほかに。          〔発言する者なし〕 385 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、以上で消防費の審査を終わります。  答弁席入れ替えのため、暫時休憩といたします。                                 (午後1時38分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後1時39分) 386 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  続いて、第50款教育費のうち、166ページから177ページまでの第5項教育総務費から第15項中学校費について審査をお願い申し上げます。  ご質疑願います。神蔵委員。 387 ◯委員(神蔵五月さん) 決算書169ページの算数・数学検定事業費ですが、これの狙いを教えていただけたらと思います。 388 ◯委員長(重城正義君) 前田まなび支援センター所長。 389 ◯まなび支援センター所長(前田健太郎君) お答えいたします。算数・数学検定の狙いにつきましては、算数・数学に対する興味・関心を高め、学習意欲を喚起し、基礎・基本の一層の定着を図るということでやらせていただいております。  以上です。 390 ◯委員長(重城正義君) 神蔵委員。 391 ◯委員(神蔵五月さん) これは小学校、中学校の生徒以外に市民も受けられるということですが、いかがでしょうか。 392 ◯委員長(重城正義君) 前田まなび支援センター所長。 393 ◯まなび支援センター所長(前田健太郎君) 市民の方にも受験が可能ということで開放させていただいております。  以上です。 394 ◯委員長(重城正義君) 神蔵委員。 395 ◯委員(神蔵五月さん) 木更津独特の算数検定ということで、これを機に子どもたちの学習意欲が進むことを願っております。  以上です。 396 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。石井徳亮委員。 397 ◯委員(石井徳亮君) 169ページのまなび支援センター事業費の副読本製作事業費ですけども、まず、こちらが必要となった教科は何でしょう。 398 ◯委員長(重城正義君) 前田まなび支援センター所長。 399 ◯まなび支援センター所長(前田健太郎君) お答えいたします。小学校3年生社会科、4年生でも使うというような形で配付させていただいております。  以上です。 400 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 401 ◯委員(石井徳亮君) こちらの作成は、もう出来上がっているものを購入しただけなのか、一からこちらの方で作ったのか、ちょっとお伺いします。 402 ◯委員長(重城正義君) 前田まなび支援センター所長。 403 ◯まなび支援センター所長(前田健太郎君) この副読本に関しましては、市内の小学校の先生に編集委員という形でご協力いただいて市の方で作成いたしまして、製本、配付という形でやらせていただいております。  以上です。 404 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 405 ◯委員(石井徳亮君) こちらについては、前年度はたしかなかったと思うんですけども、これ、必要になる年と、ならないというか、そういう年の差というのは何かあるんでしょうか。 406 ◯委員長(重城正義君) 前田まなび支援センター所長。 407 ◯まなび支援センター所長(前田健太郎君) お答えいたします。おおむね3年に1度、部分改訂させていただいて、10年ごとに全面改訂という形でやらせていただいております。  以上です。 408 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。鶴岡委員。 409 ◯委員(鶴岡大治君) 小中学校のエアコンについて伺います。関連ページがいろいろありますのでお話をさせていただきます。  夏休み中に5校が使用を開始したと昨年の9月議会で答弁がありました。各学校で実際に使用が開始されたのはいつか伺います。 410 ◯委員長(重城正義君) 中村教育部次長。 411 ◯教育部次長・教育総務課長(中村伸一君) その5校につきましては9月1日から使用を開始させていただいております。  以上です。 412 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 413 ◯委員(鶴岡大治君) それらのエアコンは冬には暖房機器として使用する機会があるのでしょうか。 414 ◯委員長(重城正義君) 中村教育部次長。 415 ◯教育部次長・教育総務課長(中村伸一君) 冬は暖房機器として使用させていただいております。  以上です。 416 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 417 ◯委員(鶴岡大治君) エアコンによる光熱費の増加額は4,000万円であると昨年の9月議会で答弁がありました。この4,000万円という数字は大変大きな数字でございます。学校全体の光熱費に占めるエアコンの光熱費の割合はどの程度になるのでしょうか、お伺いいたします。 418 ◯委員長(重城正義君) 中村教育部次長。 419 ◯教育部次長・教育総務課長(中村伸一君) エアコン設置による光熱費の増額につきましては、昨年の9月議会で約4,000万円とご答弁をさせていただきました。12月定例会で補正予算を組む際に、また先行して、先ほどおっしゃられました5校の実績を基に年間の使用額を算出しましたところ、約2,200万円と見込んだところでございます。  エアコンの導入前の平成30年度の実績ですと光熱費は約6,800万円でございますので、エアコン導入後の光熱費2,200万円を足したものですと約9,000万円となります。そこで、2,200万円ですのでエアコンによる光熱費は、学校全体の光熱費の約24%というふうに認識をしているところでございます。  以上です。 420 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 421 ◯委員(鶴岡大治君) 従来は6,800万円であった光熱費が2,200万円増加するということでございます。国策により比較的安価にエアコンは設置できましたが、増えた2,200万円の光熱費は木更津独自で負担しなければならないことになると思います。従来の光熱費も一般財源で支払っているわけでありますけども、エアコン設置は、私は国策だと思いますので、せめて増加になった光熱費に補助金をお願いしたいとは思うんですが、どういった考えで臨まれますか。 422 ◯委員長(重城正義君) 中村教育部次長。 423 ◯教育部次長・教育総務課長(中村伸一君) 光熱費に対する補助メニューというのはございません。全て市の負担ということになります。こちらについては、使用方法ですとか節電を心がけるといった方法でランニングコスト軽減に努めていきたいということで、空調設備運用指針というのを作成しまして、各学校に配付して、利用について指導しているところではございます。  以上です。 424 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 425 ◯委員(鶴岡大治君) お金がかかって大変ですけど、生徒さんの健康を考えれば、あまり厳しい運用でなくてもいいのではないかと思いますけれども。  これは昨年ですけど、今年も暑い夏がようやく終わろうとしておりますが、この暑い夏を経まして、現状の光熱費の推移、分かりましたら、簡単でよろしいのでご紹介願いたいと思います。 426 ◯委員長(重城正義君) 中村教育部次長。 427 ◯教育部次長・教育総務課長(中村伸一君) 電気料について確認をさせていただいておりますので、そちらの方をご紹介させていただきます。  昨年、エアコンが入っていなかった学校で、今年度の電気料がどれぐらい増えているのか、それを比較させていただきましたところ、小中合わせてなんですが、4、5月については臨時休業がございましたので、昨年比で70%程度でした。6月はエアコンが稼働しているということで120%、昨年度より増えているという状況です。7月は天候的に雨が多かったというのもありますので、ほぼ昨年と同じような状況でした。8月につきましては、夏期の休業を短くしたということがありますので、電気代が昨年に比べて140%というところでございます。この8月までの全体ですと、今は金額的には昨年とほぼ同額というような状況でございます。  以上です。 428 ◯委員長(重城正義君) ほかに。草刈委員。 429 ◯委員(草刈慎祐君) 169ページのALTについてお伺いいたします。  今回のコロナの関係で学校が休校になったと思われますが、そういったときの報酬等はどのように処理されたのか、お伺いいたします。 430 ◯委員長(重城正義君) 前田まなび支援センター所長。 431 ◯まなび支援センター所長(前田健太郎君) お答えいたします。休業中に関しましては、まなび支援センター勤務という形を取りまして、センター内での研修、英語学習補助動画の作成等、ALTの勤務を実施いたしました。  以上です。 432 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 433 ◯委員(草刈慎祐君) じゃ、その方たちは、今、何人いて、その方が一堂に会して行われたのか、いろんな形でALTの方を採用されていると思いますが、直接じゃない方たち等もいらっしゃると思ったんですけれども、そういったような方たちも全部、一律そうだったのか、お聞かせください。 434 ◯委員長(重城正義君) 前田まなび支援センター所長。 435 ◯まなび支援センター所長(前田健太郎君) お答えいたします。ALTに関してなんですけれども、現在、全員、直接雇用をさせていただいております。一堂に全部集めるという形は、やっぱりちょっとコロナ禍で難しかったということがありますので、ALT、平均して週4日勤務で雇用させていただいていますので、その勤務日を割り振りながら、分散してセンターの方に集めて勤務をするという形で対応いたしました。  以上です。 436 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 437 ◯委員(草刈慎祐君) ということは、ALTの方々はコロナ禍の中でも一定の報酬を得られたということでよろしいんですね。 438 ◯委員長(重城正義君) 前田まなび支援センター所長。 439 ◯まなび支援センター所長(前田健太郎君) おっしゃるとおりでございます。 440 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 441 ◯委員(草刈慎祐君) 分かりました。  それで、ここから本当に聞きたいことがあるんですけれども、今回、コロナ禍の中で生徒たちが学校へ行けない中で、木更津市独自といいますか、以前から多少のコンピューターを整備されている中で、そういったものを活用して授業をされることは検討できなかったのか、お聞かせください。 442 ◯委員長(重城正義君) 前田まなび支援センター所長。 443 ◯まなび支援センター所長(前田健太郎君) お答えいたします。休業中のコンピューターを活用した学習保障に関してなんですけれども、当然、検討はさせていただいた中で、現状、家庭に通信機器がなかなかまだ整備できていないご家庭に関しては、中学校3年生、それと小学校6年生を優先して、タブレットとルーターの貸出しをさせていただきました。それを利用していただいて、既存の、例えば千葉県教育委員会の授業動画であるとか文部科学省の学びの支援サイト等を使って学習支援をさせていただくという形で対応させていただいておりました。  以上です。 444 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 445 ◯委員(草刈慎祐君) ということで、今後は6年生、中学校3年生に対してはタブレット等で対応できるということですが、そうしますと、今までALTの方々は各教室で授業を行っていたと思われます。そのような中で、ALTの方を多少なりとも、言いづらいことなんですけども、人数の方を、もう一度、適正配置を考えていただいて、インターネット等を活用した授業というのは考えていけないんでしょうか。 446 ◯委員長(重城正義君) 前田まなび支援センター所長。 447 ◯まなび支援センター所長(前田健太郎君) お答えいたします。ALTに関してなんですけれども、特に小学校の方で今年度から外国語教科化が始まりまして、教室での学級担任の英語の授業の支援ということに非常に大きな役割を果たしております。ただ一方で、今、委員からおっしゃられたとおり、こういった機器を活用した授業の展開というか、フォローというのはこれからも調査研究していかなければいけないと思っておりますので、そのようにさせていただければというふうに考えております。
     以上です。 448 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 449 ◯委員(草刈慎祐君) 国の方も、ここ最近、デジタルだ何とかといろいろなことを言われていますので、市としても率先して対応しなければいけないと思いますのでお願いいたします。  その中で、タブレットの話で、今定例会でも話がありましたが、配備するということで、テキストを、今、小中学生の生徒さんは教科書以外に補足資料として使われていると思うんですけども、タブレットを活用した授業も近々に始まると思われますが、タブレットの中に落とし込むテキスト等、多分、活用されると思うんですけれども、そういったところはどのように契約をするのかということと、そのテキスト代は誰が出すのかというのも、今現状、決まっていたらお聞かせください。 450 ◯委員長(重城正義君) 前田まなび支援センター所長。 451 ◯まなび支援センター所長(前田健太郎君) 現段階でお答えできる範囲でお答えさせていただきます。  配備予定のタブレットに関してはAIドリルソフトというのを導入する方向で検討を重ねております。資料等に関しては、タブレットの方についているカメラを教科書等にかざすことでQRコードを読み込んでネットにつながって、資料等がタブレット等に配付されるというような形の活用法を今のところでは考えております。  以上です。 452 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 453 ◯委員(草刈慎祐君) 私、先日、木更津市の方でテキストを使う研修をさせていただきまして、ページ数によるものであったりとか著作権の問題等、企業によっては、使うテキストによって大分金額の差異が生じるように私は聞いておるんですが、その精査も込めて、できたら今回のことによって、教材資料としての紙ベースのテキストの負担を父兄さんに負わせないようにしていただいて、金額が大分削減されると思うので、このタブレットを有効に活用していただきたいと思います。  以上です。 454 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。石井徳亮委員。 455 ◯委員(石井徳亮君) 173ページの総合的な学習推進事業費の中の3番、環境教育等推進事業費ですけども、こちらは東京ガスのエコクッキングと食育とか食に関する指導の推進とかとなっていますけど、この金額からすると、全部の学校にというわけではなかったと思うんですけども、この金額に見合う効果というのはどのようにはかられたか教えてください。 456 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 457 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) エコクッキングにつきましては、持続可能な未来をつくるために次世代を担う子どもたちが環境に配慮した調理法を体験することで環境への配慮、主体的な行動へとつなげていくことを学ぶものです。実際に私も参加させていただきますけれども、例えば野菜を丸ごと、無駄にしないような使い方だとか、そういったものを子どもたちが教わることにより、僅かではあるとは思うんですが、子どもたちのエコに対する意識が高まったものと考えております。  以上です。 458 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 459 ◯委員(石井徳亮君) ほかの項目のところでもちょっとお話しさせてもらったんですけど、木更津市の方できさらづストップ温暖化プランという形が具体的に進んできているんですけども、環境問題とすれば地球温暖化ってすごい大きい問題ですけども、取り組みは各個人が小さいことの積み重ねをするしかないような形にはなってきちゃうと思うんですよ。そういった場合については、これ、小学校しか入ってないんですけど、中学生に関しても、そんなにお金をかけずに、きさらづストップ温暖化プランを概要版か何かにして、小学生、中学生に知っていただくような形も大事ではないかと思うんですけど、その辺の考え方はどうでしょうか。 460 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 461 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) 委員おっしゃるとおり、環境教育につきましては、小学校だけに限らず中学でも行っていくことが当然必要になってくるかと考えておりますので、今後、検討していきたいと思っております。 462 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 463 ◯委員(石井徳亮君) それこそこれからの子どもさん方に負担を押しつけるかどうかということにも関わってきますので、その辺のところをよろしくお願いします。  以上です。 464 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。 465 ◯委員(白坂英義君) ALTとSSTについて。現在、SSTが14校で21名、そして、ALTは木更津市で20名ということで雇用しているんですけれども、この人数についてはどのようにお考えですか。 466 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 467 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) 私からはSSTについてご答弁申し上げます。  SSTについては、低学年の特別に支援の必要な児童について、今、指導しているところなんですけれども、正直申し上げますと、何人いてもこしたことはないというか、今、随分多くのお子さんがいろいろな問題も抱えておりますので、そういった意味では今後も増員が図れればよいのかなというふうに考えております。  以上です。 468 ◯委員長(重城正義君) 前田まなび支援センター所長。 469 ◯まなび支援センター所長(前田健太郎君) お答えいたします。私の方からはALTについてでございますけれども、令和元年度、20名雇用させていただきました。そして、本年度は23名雇用させていただいております。この人数によって小学校で実施されている外国語授業に100%、ALTを配置することができるようになりましたので、現状の形で進めていければよいかというふうに考えております。  以上です。 470 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。 471 ◯委員(白坂英義君) 分かりました。  SSTなんですけど、今、14校で21名となっていますよね。4校は多分配置していないと思うんですけれども、学校の先生方から言うと、今言われたとおり、ものすごく欲しがっているというか、来てほしいという声を多く聞くんですね。だから、これも先ほどの話じゃないけれども、関係部局といろいろ協議しながら要望していくんでしょうけれども、できるだけ全校にちゃんと配置できるように取り組んでいっていただければというふうに思いますので、よろしくお願いします。 472 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。斉藤委員。 473 ◯委員(斉藤高根君) 174ページ、金田小学校校舎増築事業費。いかにも邪魔にしているというような感じで昭和校舎の前に建ってしまったんですけれども、昭和校舎を、あの建設に際しても消極的保存というかな、置いておくということで、じゃ、これは一体いつ誰がどこで判断するのかというのをどのように教育の方で考えているのか、考え方でもいいから、決まっていれば教えてください。 474 ◯委員長(重城正義君) 岩埜教育部長。 475 ◯教育部長(岩埜伸二君) 旧金田小学校の校舎につきましては、この後、文化財保護審議会等との調整を図りながら、どのような形で進めていくのか、今後、詰めていきたいと考えています。  以上です。 476 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 477 ◯委員(斉藤高根君) その答えは岩埜部長が言うまでもなく、もう何代も前の部長から同じような答えだったわけ。ただ、今になったら、プレハブというかな、新しい増築された校舎が建ってしまったと。じゃ、これ、一体どうすればいいのかということで、早いとこ結論をつけた方がいいのかなと思う。あの学びやで学んだ人たちはどんどん死んでいっちゃうわけだ、私なんかも含めて。新しい住民が入ってきて、我々の奥さん方もあそこの学びやは知らないわけだから、あの上がっていく階段の手すりとか、ものすごく凝った造りのあれを知らないから、あんなの邪魔だから壊しちゃえばと、こういう話になっちゃうわけよ。私は、どっちかというと、あれは直して、積極的に使えばいいのになと思うんですけれども、例えば金田は大きな変革をして、いろいろな資材、漁業資材なんかがまだ残っているわけ。古い家屋が取り壊されて、金のすずへ持っていけばと言ったら、金のすずも、大きなものはいっぱいだとか、そういう話もしているわけだが、であれば、取りあえず物置みたいになっているあの校舎にいろんなものを集めて、私の夢とすれば、例えば君津市のノリ資料館、ご存じですね、あんなふうにして保存館にできればいいなと思っているんですけども、入れ物はあるんです。今まで何を使ったというと、物置みたいにして使っていたと。物置みたいに使っていたものは貴重なもので……。岩埜部長だけか、知ってるのは。これ、何とかした方がいいんですけれども、目標か何かは定めないんですか。これだけ私が言って、さっきの答えで今回は済まそうとしているのかどうなのかをもう1回聞きます。 478 ◯委員長(重城正義君) 岩埜教育部長。 479 ◯教育部長(岩埜伸二君) 文化財として十分との、保護審議会からの答申等も受けております。あと、当初はあそこについては利用できないかというような形も取っておりましたが、耐震性の問題から、今回、8教室を別途でプレハブの増築をかけております。その辺も踏まえて、今後、保護審議会と再三の協議をしながら、どのような対策がいいのか、早めに対応していきたいと考えております。よろしくお願いいたします。 480 ◯委員長(重城正義君) ほかに。神蔵委員。 481 ◯委員(神蔵五月さん) 予算書172ページの1番の特別職人件費なんですけど、読書相談員のことについてですが、この方たちは小中学校各校に配置されているんでしょうか。 482 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 483 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) 全ての小学校、全ての中学校に配置されております。 484 ◯委員長(重城正義君) 神蔵委員。 485 ◯委員(神蔵五月さん) その中で司書の資格をお持ちの方はいらっしゃいますか。 486 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 487 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) その中で6名が司書の資格を持っております。 488 ◯委員長(重城正義君) 神蔵委員。 489 ◯委員(神蔵五月さん) それに関わってですが、読書相談員の方が、一生懸命、子どもたちのために何とか読書に親しんでいただこうと努力しているのを拝見したこともございますが、図書購入費の方なんですけども、これは子ども当たり幾らぐらいになるかお分かりになりますでしょうか。 490 ◯委員長(重城正義君) 即答ができなければ後刻でいいです。後でよろしいですか。  じゃ、後で報告します。  ほかに。白坂委員。 491 ◯委員(白坂英義君) 1点だけ、校務支援システムについて。令和元年度3校、それまで3年間、パイロット校としてやってきて、その中で、先生方の中では処理時間がちょっと長いよというお話があったんですけれども、今年度から新しいのに全校でなったんですけど、その改善というのはできていますか。 492 ◯委員長(重城正義君) 前田まなび支援センター所長。 493 ◯まなび支援センター所長(前田健太郎君) お答えいたします。委員おっしゃるとおり、パイロット校時代はパソコンの処理スピードというのがなかなか時間がかかるということで意見をいただいていましたので、今年度はそういったものも改善した形で全校配置とさせていただいております。現状、各校からパソコンの処理が遅くて困っているというようなお話はこちらの方には入ってきておりません。  以上です。 494 ◯委員長(重城正義君) ほかに。草刈委員。 495 ◯委員(草刈慎祐君) 先ほど私、ALTに関しまして、今後、コンピューターを使って人員の削減を検討してくださいという質疑をさせていただきました。そのときは検討するというような答弁をいただいたんですけども、その後、白坂委員の質疑のときには、ALT、このままでいきたいというふうに言われているんですけれども。統一見解をお聞きしなければいけないと思って質疑させていただきます。 496 ◯委員長(重城正義君) 前田まなび支援センター所長。 497 ◯まなび支援センター所長(前田健太郎君) 大変申し訳ありませんでした。私の方で、削減を検討するということに関しては訂正させていただければというふうに思います。申し訳ありませんでした。 498 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 499 ◯委員(草刈慎祐君) 私、SSTの方は、人間の手でと言ったら言葉にちょっと語弊があるかもしれませんが、やらなければいけない事業だと思っておりますが、こういった活用できるものは十二分に活用していただきたいと思って提案をさせていただいております。ALTの方たちをむげに人員削減しろというような趣旨ではございませんので、検討していただきたいと思います。  以上です。 500 ◯委員長(重城正義君) 先ほどの。中村教育部次長。 501 ◯教育部次長・教育総務課長(中村伸一君) すみませんでした。1人当たりの図書購入費ということで、小学校の方が1,300円、中学校の方が1,500円でございます。こちらの図書購入費については、各学校、約300冊の蔵書を年度内に購入いただきたいということで予算措置をさせていただいているところでございます。 502 ◯委員長(重城正義君) 神蔵委員。 503 ◯委員(神蔵五月さん) 大体の、うちの市ぐらいは1,000円か2,000円ぐらいが平均だと伺っていましたので、そのくらい頂いているなら子どものために、また、コロナになってから、やっぱり読書の習慣が増えたと思うんですね。より良い図書の選択もお願いしたいと思います。  以上です。 504 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。          〔発言する者なし〕 505 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、以上で教育費のうち教育総務費から中学校費についての審査を終わります。  ここで、14時20分まで休憩といたします。                                 (午後2時09分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後2時18分) 506 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  続いて、第50款教育費のうち177ページから178ページまでの第20項幼稚園費について審査をお願い申し上げます。  ご質疑願います。          〔発言する者なし〕 507 ◯委員長(重城正義君) 質疑がありませんので、以上で教育費のうち幼稚園費の審査を終わります。  ここで、執行部入れ替えの間、暫時休憩といたします。                                 (午後2時19分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後2時21分) 508 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  続いて、第50款教育費のうち178ページから185ページまでの第25項社会教育費について審査をお願い申し上げます。  ご質疑願います。草刈委員。 509 ◯委員(草刈慎祐君) 183ページ、8節報償費の不用額について、決算資料237ページにある116万9,000円、上総金鈴塚古墳出土の発刊作業による原稿執筆を辞退された協力者がいたというふうにあるんですが、これは1人なのか、または何名の方がこの執筆を辞退されたのか、お伺いいたします。 510 ◯委員長(重城正義君) 稲葉郷土博物館金のすず副館長。 511 ◯郷土博物館金のすず副館長(稲葉昭智君) お答えいたします。3名で167ページ分の予定をしていたものが辞退されました。  以上でございます。 512 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 513 ◯委員(草刈慎祐君) 全部で3名いて、3名の方全員が辞退されたということでよろしいんですか。 514 ◯委員長(重城正義君) 稲葉郷土博物館金のすず副館長。 515 ◯郷土博物館金のすず副館長(稲葉昭智君) 執筆を依頼した方は全部で17名いらっしゃるんですが、その中で3名の方が執筆を辞退されたということでございます。
     以上です。 516 ◯委員長(重城正義君) ほかに。高橋委員。 517 ◯委員(高橋てる子さん) まず、博物館の金のすずの件について伺いますが、利用者数が、有料で入館された方あるいは無料でもそうですけれども、入館者数がゼロという数字が出ているんですね。これは4月から3月まで1年間ずっとエアコンの工事をしていたからゼロになったんでしょうか。ちょっとこの辺の説明をお願いします。 518 ◯委員長(重城正義君) 稲葉郷土博物館金のすず副館長。 519 ◯郷土博物館金のすず副館長(稲葉昭智君) お答えいたします。本館につきましては、4月1日から1年間、工事のため閉じておりましたので入館者はゼロということでございます。 520 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 521 ◯委員(高橋てる子さん) それなら1つ理由は分かりましたけれども、これは県が昔やっていたわけで、それが、一応、行革とか地方分権だかよく分からなかったんですけども、木更津市に下りてきちゃったというふうに、理解しているんです。そのときに、何か支援の部分をつけてくださって木更津市に下さったように記憶しているんですが、その辺のことをご説明いただけますか。 522 ◯委員長(重城正義君) 稲葉郷土博物館金のすず副館長。 523 ◯郷土博物館金のすず副館長(稲葉昭智君) お答えいたします。まず、移譲に当たりまして耐震補強をしていただくということで、耐震補強をしていただきました。それから、収蔵資料のうち木更津に関係するものについてはそのまま木更津市に移譲するという形を取っていただきました。それから、県の職員の人的補償ということで3年間ほど県の職員に出向していただきました。  以上でございます。 524 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 525 ◯委員(高橋てる子さん) 平成20年ぐらいのお話ですから、その3年というのはもう終わったんだろうし、また十何年たって、今回は空調の工事をなさっているという。  私が言いたいことは、こういう文化的なこと、社会教育、特に公民館なんかもそうですけれども、有料化に対して非常に抵抗があるんですね。もちろん私は、基本的には医療と教育費が無料になるような社会になったら一番いいとは思っていますけれども、そうはなかなか日本はかじを切らないわけで、これだけのものを扱っていくときに、私がいつか、何か催物があったので行ったら、65歳を過ぎていたので無料だったんですね。そういうことも含めて、やっぱり市も、今度、経営改革課とかいって経営という言葉を使うようになったんです。文化的なことだとか、あるいは教育的なことだから、みんな、なるべく安く、ただでいろんなものを見てほしいという考えは分からないわけじゃないんですけれども、ここの費用、人件費も含めて千何百万円出ているところに、安西家の使用料とかそういうので9,000円がここの財源として入っていたのを見て、あそこは市民のボランティアの人が一生懸命何かやっている、ここはずっと参加者も多いみたいですけども、そういう頑張ってくれた人たちの9,000円もここの費用に回っていくのかなと思ったら、どこに回っているか分からないんだけど、非常にがっかりしたというか、びっくりしたというところなんです。  やっぱりこの博物館をこれから維持していくときに、ずっとマイナスで出し続けるというようなことしか考えられないのかね。やっぱりある意味、お金を出して、みんな、東京へ行ったりしているわけですから、木更津の市民の中、あるいはほかの市からも見に来るようなものをやって、有料でちゃんと見せて採算を取っていくような考えというのは全くないんでしょうか。伺います。 526 ◯委員長(重城正義君) 稲葉郷土博物館金のすず副館長。 527 ◯郷土博物館金のすず副館長(稲葉昭智君) お答えいたします。委員おっしゃるとおり、厳しい財政状況の中で、博物館から鑑賞の機会を提供される入館者が一部の負担をするということが必要であるという考え方はございます。その一方で、博物館の入館料は博物館法によって、原則、無料という規定がございます。その理由として、税金で運営されている公的な施設なので、さらに市民からお金を取ることは控えるべきであろうという解釈がなされております。  ただ、それぞれの市町村によって、当然、収入の差等々がございますので、その都度、木更津市でも平成28年5月から使用料・手数料の見直しに関する基本方針などが出されております。そういうものにのっとって、定期的に検討はしていきたいと考えております。  以上でございます。 528 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 529 ◯委員(高橋てる子さん) ちょっと資料を探したんですけども見つからなかったので記憶の間違いかもしれないんですけど、昔、美術展なんかをよく木更津市としてやっていて、年間に何回かホールでやって、無料だったのか有料だったか忘れましたけども、見ていたんですけど、あの絵は一体どこに行ったのかなと思って、あの絵だって保存しておくのにお金がかかったはずだと思うけど、何か忘れてたんですね。そしたら、この間、35点あるような数字をちょっと見ていて、ああいうものも含めて、今、博物館に保管しているのかなと思っているんですけども、博物館だとお金が取れないんだけど、美術館だったらお金が取れるんですか、法律で。 530 ◯委員長(重城正義君) 稲葉郷土博物館金のすず副館長。 531 ◯郷土博物館金のすず副館長(稲葉昭智君) 博物館・美術館は同等なものですので、美術館になったらお金が取れるということはございません。博物館だからお金を取らないとかそういうことではございません。  以上です。 532 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 533 ◯委員(高橋てる子さん) 当時、美術館を建てようという運動が木更津市の中であったときに、美術館友の会みたいなので2,000人以上の名前があったのを覚えているんですね。多分、博物館には学芸員とかいろんな身分のある人が存在しないといけないんだということは何か分かるような気もしますけれども、これだけの収入が全くない中をずっとこれからもこれを維持していくというのは木更津市の財政にとって本当に可能なのかと思うんです。だから、例えば学芸員が1人いてくださるなら、その人で、あとは安西家の市民ボランティアみたいな、そういう運営の体系というのは全く考えられないものなんでしょうか。 534 ◯委員長(重城正義君) 稲葉郷土博物館金のすず副館長。 535 ◯郷土博物館金のすず副館長(稲葉昭智君) なかなか難しいところがございまして、例えば野田市の郷土博物館というのがNPO法人を指定管理者にして、去年までは最先端の事例だというふうにかなり宣伝されておりました。ところが、昨年末に突然それが瓦解しまして、NPO法人ではもう立ち行かないということで、NPO法人を解散してしまったんですね。結局、脆弱な組織というものはなかなか持続させることが難しいということが分かってきまして、実際に野田市の事例というのは、今、問題が起きて大変な状態になっている中なので、まだそれについての検証というものはできておりません。ただ、その中でいろいろと関係者の間でささやかれているのは、直営から、かなりの部分を、依存するというのはちょっと言葉が悪いかもしれませんが、ほかに任せた場合、何か問題があったときにそれを立ち直らせることは相当な大変さを伴うので、慎重になった方がいいのではないかという意見を聴いております。  私からは以上です。 536 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 537 ◯委員(高橋てる子さん) 多分そうだと思うし、私は文化とかは、お金がなかったら一番最初に捨てるものみたいなのが自分の中にあって非常に貧困なんですけれども、これは市も経営していかなくちゃいけないわけですから、それはあったらあった方がいいし、皆さんがちゃんとやってくださった方がいいに決まっているんだけども、それでも、平均、去年はゼロだけど、今年だったらどういうふうになっているのか、どのぐらい入っていらっしゃるのか分からないんだけども、もうちょっと何か考えていかないと、これ、ずっと出ていくわけでしょう。と思っているものだから、何か方法がないのかなというふうにちょっと考えていただきたいなと思っておりますので。意見です。ありがとうございました。 538 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。斉藤委員。 539 ◯委員(斉藤高根君) 179ページ、上総木更津金鈴塚古墳出土品国宝化推進事業費。金の鈴の国宝化ということで、毎年、同じような項目で上がっていて、なかなか国宝にはならないと。何年か前にきちんと聞いたときには、金の鈴以外に馬具とかつばとかを全部総合して合わせれば国宝になる可能性がありますから、また頑張ってやってみますよという話をもらったはずだよ。我々も、こういう予算が上がれば、金の鈴が国宝になればいいなと思って一生懸命応援して、予算は賛成とする。じゃ、過年度の42万円、どのように使って、どのような途中経過で、今後、どのようになるのかお答えください。 540 ◯委員長(重城正義君) 小高文化課長。 541 ◯文化課長(小高幸男君) お答えいたします。国宝化につきましては、これは本年の3月に国の文化財審議会で再指定に関わる審議が行われております。告示につきましては、本年の8月から9月頃と伺っておったところではございますが、やはりこちらにつきましてもコロナウイルス感染症の拡大の関係で、国の告示に関する事務が非常に遅れていると。そのため、こちらもその結果を待っているところでございます。  以上でございます。 542 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 543 ◯委員(斉藤高根君) それでは、頑張ってくださいとしか言いようがないんですけれども、先ほどの質疑の延長線上で、君津市の人見のノリの博物館、分かりますね、あんなふうに、百姓の道具でもいいや、今、古民家が取り壊されてきて、いろんなものが集まってくると思うんですけれども、収蔵庫って、今、足りているの。お答えください。 544 ◯委員長(重城正義君) 稲葉郷土博物館金のすず副館長。 545 ◯郷土博物館金のすず副館長(稲葉昭智君) お答えいたします。収蔵庫につきましては、博物館についてはもういっぱいの状態でございます。  以上でございます。 546 ◯委員長(重城正義君) 小高文化課長。 547 ◯文化課長(小高幸男君) 収蔵庫の一つとして、埋蔵文化財に関する収蔵庫を文化課で管理しております。そちらにつきましても、毎年、若干ではございますが、発掘調査の結果、出土した埋蔵文化財について、随時、増えて、管理しております。また、千葉県が以前、発掘調査しておりました埋蔵文化財につきましても、県から移管を受けて、そちらの方も追加して管理することとなっております。こちらにつきましても、現在、文化課が管理している施設ではもういっぱいになっている状況でございます。  以上でございます。 548 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 549 ◯委員(斉藤高根君) よく金田が開発の波でいろんなことが言われるんですよ。田舟があるぞと。そりがあるぞと。すきがあるぞと。ころがしがあるぞって。さあ、金のすずに電話してみなと言うんですけれども、そういう問合せに、今現在、どのように答えているのか、お答えください。 550 ◯委員長(重城正義君) 稲葉郷土博物館金のすず副館長。 551 ◯郷土博物館金のすず副館長(稲葉昭智君) お答えいたします。博物館に情報が入ったものに関しては必ず見に行くようにしております。その中で、現在、博物館で所有しているものと同じもの、そういうものは、まず、お断りをさせていただいております。ただし、同じものがあっても、例えば製作者とか製作年代が分かるとか、何か特徴的なものがあるという場合は寄贈していただく方向で考えておりますが、今のところ、大体のものはお断りしている状況でございます。 552 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 553 ◯委員(斉藤高根君) 一応見に来てくれるの、連絡をすれば。〔「はい」と呼ぶ者あり〕では、そのように私はお答えしておきます。  じゃ、もう一つ、さっきのずっと延長線上で言うんですけれども、ノリの博物館なんかって考えないのかなと。お答えください。 554 ◯委員長(重城正義君) 稲葉郷土博物館金のすず副館長。 555 ◯郷土博物館金のすず副館長(稲葉昭智君) 君津市にノリの博物館がございますね、漁業資料館ということで。うちの博物館では、東京湾のノリ生産用具ということで1コーナーをつくって、工事休暇になる前までは展示をしておりました。  以上でございます。 556 ◯委員長(重城正義君) ほかに。鶴岡委員。 557 ◯委員(鶴岡大治君) 181ページ、公民館管理運営費について伺います。  使用料・手数料の見直しによりまして、平成30年4月1日から公民館において有料化が始まったのは、皆様、ご承知のことと思います。時代の流れであり、有料化は正しいことだと私は思います。そのことがどう影響しているのか、確認したいと思います。利用者の推移についてお知らせください。 558 ◯委員長(重城正義君) 星野中央公民館長。 559 ◯中央公民館長(星野隆弘君) それでは、過去5年間の公民館の利用状況についてお答えいたします。  平成27年度は38万1,961人、平成28年度は38万2,827人、平成29年度は36万9,381人、平成30年度は32万6,783人、そして令和元年度、昨年度につきましては29万2,863人となっております。  以上でございます。 560 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 561 ◯委員(鶴岡大治君) 5年間の推移、ありがとうございました。館長は、この人数の推移、どう検証されますか。 562 ◯委員長(重城正義君) 星野中央公民館長。 563 ◯中央公民館長(星野隆弘君) 利用者の推移でございますが、公民館の利用人数につきましては、平成28年度までは、若干ですが、増加傾向にありました。平成28年度をピークに、その後は少しずつ減少しながら推移してきております。平成29年度以降の減少の理由につきましては、その年度によって各公民館の活動事情が異なるため一概に申し上げることはできませんが、耐震診断及び耐震補強工事や空調設備改修工事に伴う臨時休館、中央公民館の仮移転に伴う準備のための一時的な休館、台風15号、19号による長期間にわたる避難所の開設、そして、昨年度末からの新型コロナウイルス感染症の影響による活動の自粛や臨時休館、加えまして、金田公民館が平成30年度をもって閉館したことなどが主な要因と考えております。  以上でございます。 564 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 565 ◯委員(鶴岡大治君) 分かりました。  じゃ、次に、使用料を取り始めて僅か二、三年ですけれども、使用料の推移についてもお知らせください。 566 ◯委員長(重城正義君) 星野中央公民館長。 567 ◯中央公民館長(星野隆弘君) 使用料の推移についてでございますが、これについても過去5年間の推移ということで、平成27年度は123万250円、平成28年度は97万9,920円、平成29年度は121万9,660円、平成30年度以降は、使用料の見直しを行いましたことから、原則、公民館有料化となりました。つきまして、平成30年度については1,209万8,240円、令和元年度、昨年度につきましては992万5,850円、以上のような結果となっております。 568 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 569 ◯委員(鶴岡大治君) ありがとうございました。  私のこの質疑の願意は、おととい申し上げました福祉会館は、たしか有料率が12%で稼働率も50%を切っているということで非常に使用状態がよくないということで、片や、公民館は有料率がどうなのかと。稼働率は多分かなり高いんですけども、有料率の割合をお知らせ願いたいと思います。 570 ◯委員長(重城正義君) 星野中央公民館長。 571 ◯中央公民館長(星野隆弘君) 公民館の有料率でございますが、昨年度、中央公民館の利用件数2,548回、それから、減免利用と主催事業の回数を差し引きました有料の利用件数は1,978回で、中央公民館につきましては有料率は約78%となっております。  同じく、15公民館、全公民館の昨年度の利用件数2万2,162回に対する有料利用件数は1万8,033回で、公民館全体の有料率につきましては約81%となっております。  以上でございます。 572 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。神蔵委員。 573 ◯委員(神蔵五月さん) 182ページの図書館の費用についてですが、5番の図書購入費でございます。これの決め方を教えていただけますでしょうか。 574 ◯委員長(重城正義君) 森田図書館長。 575 ◯図書館長(森田益央君) お答えいたします。図書の購入につきましては、毎週1回、選書会議という名で、司書が5人おりますが、それぞれ一般・青少年向けの図書、児童向けの図書、参考図書、郷土図書の担当がおりまして、その図書が最近のニーズであるとか、またはリクエスト状況、それから、こちらは要綱の規定もございますが、必要とされているというふうに考えられるであろう図書ということを相談いたしまして、配分を決めまして、購入をしているというような形で行っております。  以上です。 576 ◯委員長(重城正義君) 神蔵委員。 577 ◯委員(神蔵五月さん) 年間の図書の購入費の予算の決め方をお聞きしているんですけども、そういうニーズがあってから決めるということではないですね。初めに予算があって、その予算の決め方をちょっと教えていただけますか、購入費の。 578 ◯委員長(重城正義君) 森田図書館長。 579 ◯図書館長(森田益央君) 1点確認ですが、全体のということでしょうか、個々のということでしょうか。〔「全体」と呼ぶ者あり〕はい。予算につきましては、当然、査定とかも絡む関係がございますが、現在、木更津市の昨年度の決算ですとおよそ1,200万円、これは市民1人当たりに換算いたしますと89円の計算になってございます。一方で、千葉県の平均については154円ということになっておりますので、金額としては低い形にはなっておりますが、おおむね県の平均ぐらいの予算は、計算すると大体2,000万円ぐらいになるんですが、確保したいというふうに考えておるところではありますが、これは予算の関係もございますし、あと、現在の図書館、4月1日現在で約37万冊弱、蔵書があるところなんですが、図書館のキャパであるとか、あとは耐震性の問題で、残念ながら蔵書についてはこれ以上増やすことができないような状況もございますので、当然、古くなった図書なんかにつきましては廃棄処分とかもあるので、その兼ね合いもあるんですけども、そういった関係で予算の額を検討して決めておるところでございます。  以上です。 580 ◯委員長(重城正義君) 神蔵委員。 581 ◯委員(神蔵五月さん) そうですね、いろんな状況があると思いますが、やっぱり購入費が平均というか、低いというところをちょっと危惧するところなんですけども、コロナもあって、地方創生臨時交付金が使われるということもありますので、充実を望みます。  以上です。 582 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 583 ◯委員(高橋てる子さん) 先ほどの博物館で1点、確認というか、教えてください。  例えば、先ほどから言っている金の鈴が国宝になった場合、めでたくそうなったときには、例えば特別展みたいな形での有料化も難しいんでしょうか。 584 ◯委員長(重城正義君) 稲葉郷土博物館金のすず副館長。 585 ◯郷土博物館金のすず副館長(稲葉昭智君) 今までも特別展は常設展よりも金額を上げて開催しておりました。実際に博物館法でも、特別展とか、通常よりもお金がかかったときは一部を負担してもらってもいいんじゃないかという解釈が今のところ成り立っておると聞いております。  以上です。 586 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 587 ◯委員(高橋てる子さん) 私は、ドイツに貸し出していたということでレプリカしか見たことないんですけれども、もしめでたく国宝になった場合は、ぜひ、大々的に日本中というか、世界中にアピールして、ちょっと力を借りて、予算が取れたらいいなと思います。普通は、ぜひ、金庫の中に入れて、レプリカで大丈夫だと思いますので、よろしくお願いします。 588 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。          〔発言する者なし〕
    589 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、以上で教育費のうち社会教育費の審査を終わります。  答弁席入れ替えのため、暫時休憩といたします。なお、3時まで休憩といたします。                                 (午後2時49分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後2時57分) 590 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  それでは、続きまして、第50款教育費のうち185ページから186ページまでの第30項保健体育費について審査をお願い申し上げます。   ご質疑願います。鶴岡委員。 591 ◯委員(鶴岡大治君) 186ページ、学校給食を活用した地域活性化事業について伺います。  木更津市のホームページでこの事業の概要を調べておりましたら、平成28年度の環境省の、学校給食に伴い発生する廃棄物の3R促進モデル事業に決定したと記載がございました。さらに調べたところ、平成28年度は京都府宇治市と木更津市の2市決定とのことでございました。  私が新米議員だった頃、先輩諸兄から「いいか、おまえたち、やってほしい政策があったら補助金も一緒に見つけて取ってこい。できないやつは頭を使え。頭を使えないやつは汗をかけ」とよく言われたものです。市役所もそうかと思うんですけども。  150万円でも取ってきただけでも大変立派でございます。我々にハッパをかけていただくためにも、どのような方法で入手したのか、ちょっと前の話になりますけど、そのようなところをご紹介していただければありがたいと思います。 592 ◯委員長(重城正義君) 重城学校給食課長。 593 ◯学校給食課長(重城秋子さん) 学校給食を活用した地域活性化事業につきましては、地域のよさを伝えるための方策として、地元食材の活用など循環型地域経済の実現を目指し、地域、生産者、学校が連携した学校給食の提供により、本市の施策につながる環境省のモデル事業を活用したものでございます。 594 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 595 ◯委員(鶴岡大治君) それは事業概要でありまして、事業概要じゃなくて、どういう経緯で150万円を取ってきて、要するに環境省で、全国で2市に選ばれた、そのご努力はどうだったのかという、そこのところをちょっと、分からなきゃしようがないんですけど、そのようなところをご紹介していただきたいなということです。駄目なら駄目で、次へ行きますが。 596 ◯委員長(重城正義君) 重城学校給食課長、分かる範囲でお答えください。 597 ◯学校給食課長(重城秋子さん) 当時、環境省のモデル事業ということで、これに見合った事業がないかということで探した結果、この事業に行き着いたと聞いております。 598 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 599 ◯委員(鶴岡大治君) さぞやそれを見つけたのは大した人だろうというふうに思います。  それで、その認定を受けて、とにかくこの事業が認定されたので、どのようなメリットがあったのか伺いたいと思います。 600 ◯委員長(重城正義君) 重城学校給食課長。 601 ◯学校給食課長(重城秋子さん) メリットといたしましては、鎌足小・中学校の給食において、地元で生産された野菜を提供する事業を継続して実施しておりますので、学校や保護者、鎌足地区の生産者、納入事業者など地域の方々のご理解と協力をいただけたことや、また、食育や地域経済の活性化につなげられたと考えております。 602 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 603 ◯委員(鶴岡大治君) 原資となる150万円の補助金は今も頂いているんでしょうか。確認したいと思います。 604 ◯委員長(重城正義君) 重城学校給食課長。 605 ◯学校給食課長(重城秋子さん) 現在は一般財源で実施しております。 606 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。石井徳亮委員。 607 ◯委員(石井徳亮君) 今の学校給食を活用した地域活性化事業費なんですけども、以前からこちらの方は中郷地区、富来田地区の方に進めていくという話があったんですけど、こちらの成果説明書の方にも、鎌足小・中学校で実施したという形しかなかったので進展はしていないんだと思うんですけど、令和元年度の状況をちょっと教えていただきたいと思います。 608 ◯委員長(重城正義君) 重城学校給食課長。 609 ◯学校給食課長(重城秋子さん) 令和元年度の状況でございますが、学校給食の食材の納入は、原則、当日の朝、必要な食材、数量を納品するために非常に多くの負担がかかってしまうこと、また、事前に見積りを出してもらうこと、さらに、地元の野菜を入れるため、地元産で入手できないものは市場などから入手しなければならないなど非常に多くの負担をかけてしまうことから、いろいろな納入事業者に当たっているところではございますが、納入までは至りませんでした。 610 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 611 ◯委員(石井徳亮君) 結構ハードルが高いということでなかなか結びつかないという形なんですけど、こちらは、例えばJAとか農林水産課とかの協力が十分に得られれば何とかなるんじゃないかなという気もするんですけども、その辺のところはどうでしょうかね。 612 ◯委員長(重城正義君) 重城学校給食課長。 613 ◯学校給食課長(重城秋子さん) 現在、委員のおっしゃったとおり、そのような納入事業者に相談をさせていただいているところでございます。 614 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 615 ◯委員(石井徳亮君) この形では環境問題とかいろんな話が出ていて非常に大事なことじゃないかなと思っていまして、子どもさん方に直接そういう形を見せるのが一番いいと思いますので、よろしくお願いします。  以上です。 616 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。斉藤委員。 617 ◯委員(斉藤高根君) 有機米を昨年度は3回出されたということですけれども、そのルートを教えてください。まず、生産者から農協、農協からどこに行って、マスヤにどのように渡るかを説明してください。 618 ◯委員長(重城正義君) 重城学校給食課長。 619 ◯学校給食課長(重城秋子さん) 令和元年度につきましては、生産量が少なかったため農協の方で精米をしていただきまして、木更津市農協からマスヤの方へ納入をしていただいております。 620 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 621 ◯委員(斉藤高根君) ということは学校給食会を通してないということですか。 622 ◯委員長(重城正義君) 重城学校給食課長。 623 ◯学校給食課長(重城秋子さん) 学校給食会を通して契約の変更をいたしました。 624 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 625 ◯委員(斉藤高根君) ということは何らかの手数料が学校給食会にわたっているということですか。 626 ◯委員長(重城正義君) 重城学校給食課長。 627 ◯学校給食課長(重城秋子さん) ご飯の納入につきましては精米と炊飯を含めた契約の中で行っておりますので、その契約について変更を行いました。 628 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 629 ◯委員(斉藤高根君) 要するに、有機米を納めるに当たって、学校給食会に手数料は払われているのか、お聞かせください。 630 ◯委員長(重城正義君) 重城学校給食課長。 631 ◯学校給食課長(重城秋子さん) 具体的には分かりませんけれども、基本的にはお米の価格ではないかと推測はしております。手数料が、入っている可能性はあります。 632 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 633 ◯委員(斉藤高根君) 市が旗を振って、農業者、有機米をやってくれる人って手を挙げさせて、農協に出してくれよ、子どもたちに食わせるからよって、これが昨年度からの施策で、なるべく子どもたちにおいしい米をあげようということで、農家、JA、木更津市の経済部という関係の中で、それが今までと同じ経路をたどるのかなと。農協から木更津市にやれば済むことだと簡単に思っていたんですよ。私も農協の一員だけども、そういった経路は全く知らないので、ちょっと聞かせてもらったんですけれども、それが正しい経路だといえば仕方ないということで、確認だけさせてもらいました。 634 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。          〔発言する者なし〕 635 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、以上で教育費の審査を終わります。  ここで、答弁席入れ替えの間、暫時休憩といたします。                                 (午後3時07分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後3時08分) 636 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  続いて、189ページから190ページまでの第60款公債費及び第65款予備費について審査をお願い申し上げます。  ご質疑願います。鶴岡委員。 637 ◯委員(鶴岡大治君) 公債費について確認させていただきます。  明示されている利息1億7,000万円何がしで、平成30年度末の起債残高が決算資料に出ておりまして、額が326億円何がしでございます。この326億円に対する利息が1億7,000万円何がしと仮定しますと、平均の利息がおよそ0.55%になります。これはあくまでも概算ですので。  財務部にお聞きしますが、令和元年度の償還すべき起債の利率はどのくらいであったのか、お伺いいたします。 638 ◯委員長(重城正義君) 吉原財政課長。 639 ◯財政課長(吉原隆史君) 起債の利率ですけれども、最低利率で、令和元年度に財政融資資金からお借りしましたもので0.003%、最高利率が平成6年度、当時、公営企業金融公庫で、現在、地方公営企業等金融公庫でございますが、これが4.75%です。単純平均でいきますと0.73%でございます。 640 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 641 ◯委員(鶴岡大治君) 私どもはこういったことに関しては素人なんですけど、一般的に企業を経営していると、高利率のものはできるだけ借換えをして、今、金利が安いですので、安いものに借り換えるというふうに企業経営者は努力するんですけど、いまだに最高利率が4.75%というのは非常に高いものだと。当然、ご賢明な財政課、これが残っているというのはそれなりの理由があろうかと思います。なぜこうした高利率のものを維持しなければならないのか、その辺のところ、分かりやすくお話ししていただければ助かります。 642 ◯委員長(重城正義君) 吉原財政課長。 643 ◯財政課長(吉原隆史君) 財政融資資金とかにつきましては、一時期、償還金が免除されて繰上償還を行うという制度があったんですけれども、通常、そういう特例がない限りは繰上償還を行う場合には今後の支払うべき利子相当分についても補償して払うという必要がありますので、そうしますとメリットがないということで、現在、行う考えはございません。 644 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 645 ◯委員(鶴岡大治君) じゃ、分かりやすく言うと、古くあった契約がそのまま生きていて、もし借り換えようとすると、俗に言う期限の利益というか、相手方の金融機関の利益を守るために約定の利息をまず払わないと借換えができないよと、そういうことですよね。仮に0.003%にやるにしても、4.75%のやつを払わなきゃいけないので、それは同じことの二度手間になるから、それは現行のままでいい。そういうことでいいんですよね。念のため、確認ですけど。 646 ◯委員長(重城正義君) 吉原財政課長。 647 ◯財政課長(吉原隆史君) おっしゃるとおりでございます。 648 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。          〔発言する者なし〕 649 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、以上で議案第78号の全ての質疑を終了いたします。  ここで、答弁席入れ替えの間、3時20分まで暫時休憩といたします。                                 (午後3時12分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後3時17分) 650 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  続いて、議案第78号 令和元年度木更津市歳入歳出決算の認定についての討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 651 ◯委員長(重城正義君) 次に、賛成者。鶴岡委員。 652 ◯委員(鶴岡大治君) 私は、議案第78号 令和元年度木更津市歳入歳出決算の認定についてにつきまして、賛成の立場から討論させていただきます。  令和元年度は第2次基本計画の初年度であり、これまでの取り組みをさらにステップアップさせる重要な年度として渡辺市長は各種施策に取り組まれました。そこで、令和元年度の成果を見ますと、基本計画に定めるまちづくりの5つの基本方向に沿って様々な取り組みを進められました。同時に、相次ぐ台風や大雨により、過去に例を見ないほどの甚大な被害に本市も見舞われ、復旧までに幾つもの困難があったと思います。  持続可能なまちを目指すため、各施策に取り組まれているものと評価できるところではございますが、本市の人口は、近い将来、減少局面に転じることが見込まれることや、大規模化、多発化する災害、ウィズコロナ、アフターコロナを見据えた新しい社会の構築など、木更津市にとって大きな転換期であると思います。各施策を確実に進めていくためにも、国、県などの特定財源の積極的な確保を図る一方、行政改革を積極的に進め、各事業の費用対効果を検証し、効果の高い事業や市民ニーズの高い事業を優先的に進める必要があると考えます。  各種財政指標から本市の財政状況を見ますと、財政力指数に改善が見られますが、経常収支比率や実質公債費比率、将来負担比率が昨年度より上昇しており、今後も続く公債費の増加や新型コロナウイルス感染症拡大により見込まれる税収の減少などを考えますと、これまで以上に厳しい財政運営が見込まれます。引き続き、中期財政計画に基本目標として掲げる財源の確保及び計画的な財政運営に取り組んでいただき、持続可能な財政運営を進めていただきたいと思います。  最後になりますが、決算審査特別委員会における質疑、要望などを速やかに行政運営に反映されますことを強く要望いたしまして、原案どおり認定することに賛成をいたします。 653 ◯委員長(重城正義君) 次に、反対者。          〔発言する者なし〕 654 ◯委員長(重城正義君) 賛成者。          〔発言する者なし〕
    655 ◯委員長(重城正義君) 討論終局と認め、採決いたします。  議案第78号 令和元年度木更津市歳入歳出決算の認定についてを原案のとおり認定することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 656 ◯委員長(重城正義君) 起立全員であります。  よって、議案第78号は原案のとおり認定されました。  以上で当特別委員会に付託されました議案の審査は終了いたしました。   ─────────────────────────────────────── 657 ◯委員長(重城正義君) 閉会に当たり、近藤議長よりご挨拶をお願い申し上げます。近藤議長。 658 ◯議長(近藤 忍君) 重城委員長を初め決算審査特別委員会の皆さん、3日間にわたりまして慎重審査していただきまして、誠にありがとうございます。また、議場内には入りませんが、別室で傍聴を続けていただきました議員の皆様も大変お疲れさまでした。執行部の皆さんにおかれましても、懇切丁寧な説明をしていただきまして大変ありがとうございます。  今回の決算審査で各委員から様々な意見が出されたことと思います。委員会での採決は全会一致での認定ということではありますが、いろいろと出た注文、またご指摘等を真摯に受け止め、直すべき点は今後の運営で直し、また来年度の予算編成につなげていっていただきたいと思います。また、今回の審査の中で多く出されました意見として、始まっている事業の全体像、どのような成果があったのか、また、どういう状況にあるのかという点が多く質疑され、それがなかなか明確に見えてこないところもありました。今後、様々な諸施策の進行に当たりましては、その辺りについても積極的に情報提供していただくようなことも念頭に置いていただきたいと思います。  本当にどうも3日間、お疲れさまでございました。 659 ◯委員長(重城正義君) 続きまして、渡辺市長よりご挨拶をお願い申し上げます。渡辺市長。 660 ◯市長(渡辺芳邦君) 重城委員長を初め各委員の皆様におかれましては、令和元年度決算につきまして、3日間にわたり、慎重かつ熱心にご審査をいただきまして誠にありがとうございました。  ただいま、本委員会に付託されました議案につきまして認定をいただきましたこと、厚く御礼を申し上げます。また、審査を通じて、ただいま議長からもご指摘がありましたように、ご指導いただきましたご意見、またご要望につきまして十分留意いたしますとともに、予算の適正かつ効率的な執行に一層努力してまいりたいと思いますので、ぜひとも引き続きのご指導を賜りますようお願いをいたします。  来る24日の本会議におきましても原案どおり認定賜りますようお願いを申し上げ、挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。   ─────────────────────────────────────── 661 ◯委員長(重城正義君) 以上で決算審査の日程は全て終了いたしました。  長時間にわたり、大変ご苦労さまでした。  以上をもちまして、決算審査特別委員会を閉会いたします。                                 (午後3時25分) Copyright © Kisarazu City Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...