木更津市議会 > 2020-09-16 >
令和2年決算審査特別委員会 名簿 2020-09-16
令和2年決算審査特別委員会 本文 2020-09-16

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  1. 木更津市議会 2020-09-16
    令和2年決算審査特別委員会 本文 2020-09-16


    取得元: 木更津市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-05
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                (午前10時00分)   ─────────────────────────────────────── ◯委員長(重城正義君) 委員並びに執行部の皆様、おはようございます。  ただいまの出席委員数は9名であります。定足数に達しておりますので、これより決算審査特別委員会を開会いたします。  本日の審査に入る前に、昨日の災害救助費の審査の中で、白坂委員及び近藤議長からありました質疑について、執行部から発言の申出がありましたので、これを認めます。では、総務部危機管理課、大森主幹。 2 ◯危機管理課主幹(大森克巳君) それでは、昨日、白坂委員並びに近藤議長よりご質疑いただきました件について、ご答弁させていただきます。  ブルーシートと土のう袋の在庫及びその耐久性についてでございますけれども、昨日、委員会終了後、在庫を確認いたしましたところ、ブルーシートにつきましては、残数6,400枚でございまして、そのうち耐久性のある厚手のものが6,100枚、耐久性に欠ける薄手のものが300枚でございました。  また、土のう袋につきましては、残数1万3,000枚でございまして、そのうち耐久性のある黒色のものが9,000枚、耐久性に欠ける白色のものが4,000枚でございました。  以上でございます。   ─────────────────────────────────────── 3 ◯委員長(重城正義君) それでは、本日の審査を始めます。それでは、審査に入りますが、初めに197ページから221ページまでの国民健康保険特別会計について、審査をお願いいたします。  ご質疑願います。石井徳亮委員。 4 ◯委員(石井徳亮君) 216ページの特定健康診査等事業費ですけども、こちらの方、不用額を見ますと、見込みを下回ったためという形になっていますけど、当初の予算額から補正予算で削ってあって、これだけまた下がってるので、当初の金額からすると支出済み額71.8%ぐらいなんですけども、見込みがあれなんですかね、やっぱり多めに見ておく必要があるということになるんでしょうか。 5 ◯委員長(重城正義君) 加藤保険年金課長。 6 ◯保険年金課長(加藤 毅君) 特定健康診査につきましては、保険者努力支援制度という制度によりまして県の方から交付金が入る制度があるんですが、その指標となっておりまして、できるだけ目標達成になるように、最初から減らすことはできませんので、目標に達するような予算額を計上しております。そのため、残念ながら、なかなか受診率が上がらなかったところもございますが、そういうような状況になったところでございます。  以上です。 7 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 8 ◯委員(石井徳亮君) 当初の予算額を多めに見ておく、目標に近い数字という形なんですけども、これ、当初の目標自体も前年度から1,000万円ぐらい低いんですけど、年々こういうふうに下がってはきているんでしょうか。 9 ◯委員長(重城正義君) 加藤保険年金課長。 10 ◯保険年金課長(加藤 毅君) 被保険者数の減少もありますので、その辺、多少影響があるかというふうに考えております。
    11 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 12 ◯委員(石井徳亮君) あと、その逆に、受診率を上げる、そういう形の努力というのも必要じゃないかなと思うんですけども、そういう形では特別この元年度について受診率を上げるために実施されたような方法というのはあったんでしょうか。 13 ◯委員長(重城正義君) 加藤保険年金課長。 14 ◯保険年金課長(加藤 毅君) 未受診者に対しましては、受診勧奨のはがき等を送ったり、必要に応じて電話等の勧奨等を行っておるところでございます。 15 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 16 ◯委員(石井徳亮君) 自分なんかも同じような形かもしれませんけど、健康なときほど気がつかないので、そういうときほどこういう健康診断というか、特定健康診査等と、こういう事業が必要になってくると思いますので、より効果の高いそういう方策をよろしくお願いします。  以上です。 17 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。高橋委員。 18 ◯委員(高橋てる子さん) すみません、ちょっと分からないので教えていただきたいんですけども、一般会計からの繰入金というのがあると思うんだけど、これって法定内と法定外みたいなのがあったように記憶してるんですが、この決算の金額というのはどういうふうになっているのか、ちょっと説明ください。 19 ◯委員長(重城正義君) 加藤保険年金課長。 20 ◯保険年金課長(加藤 毅君) 令和元年度につきましては、法定外繰入れはいたしておりません。全て法定内の繰入れということになっております。  以上です。〔「内、外」と呼ぶ者あり〕法定内です。法定外の繰入金はございません。 21 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 22 ◯委員(高橋てる子さん) それで、認められている金額だからいいんですけども、収税というか、収入の皆さんから頂く税金の数字を見ていますと、調定額で現年度分でも28億円ぐらいですよね。それで、滞納繰越分の金額もまた20億円って、すごく大きいんですね。これがもし本当に現年度分がちゃんと、滞納分も頂いていれば、もうちょっとこの繰入金というのは減らすことができるのかなと思っているんです。  やっぱり皆さんがおっしゃっているように、払えないという人は、例えば滞納のある人と現年度分のある人、両方を重ねて払うことになるわけですよね、滞納している人というのは。より払いにくくなるんだと思うんですけども、その辺のところはやっぱり高いから、これ、本当に払えないんでしょうかね。その辺どういうふうに分析してらっしゃるんでしょうか。 23 ◯委員長(重城正義君) どちらがお答えになりますか。清水財務部次長。 24 ◯財務部次長収税対策室長(清水和也君) 私の方から、収税、集める側からご答弁させていただきます。  国民健康保険税については、確かに収納率が、上がってはいるんですが、委員おっしゃるとおり、収納率については、県内37市でも36位ということで、下がっているところでございます。  昨日、一般会計でもお話ししたところでございますが、現年分については滞納繰越にならないように、滞納繰越分については、それなりの対策を立てて同じようにやっていきたいんですけども、未納となっている方々がどういう階層の方なのか、またどういう職種の方がいるのかというところも、現在まだ分析ができていないところでございますので、そのようなデータはありますので、今後、滞納されている方についてはどういう階層の方が一番多いのか、また職業的にどういう方がいらっしゃるのかというところをしっかりと分析しまして、それに沿って対策を立ててまいりたいと考えております。  また、所得層の低い方につきましては、それなりに福祉の方につなぐだとか、そういう形で対応してまいりたいと考えております。  以上です。 25 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 26 ◯委員(高橋てる子さん) そうですね。滞納して、また現年度って両方になると、本当に払えなくなると思うんですけども、もし現年度分をみんなが払ってくれれば、一般会計からの繰入れが3億円とか減るわけでね、その分がほかのところに使えるようになるわけですから、ぜひ。頑張っているのはよく分かるんです、数字がずっと上がってますからね。それでも、何かこの滞納分に関しては県内で一番下みたいなところがあるので、なかなか難しいのかなと思ってますけど、ぜひ、なるべく現年度で頑張って収税していただけるようによろしくお願いします。 27 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。神蔵委員。 28 ◯委員(神蔵五月さん) 210ページの、今、収税で大変な思いをされていると思いますが、備考欄5番の医療費適正化対策事業費の中の(3)ジェネリック医薬品利用促進事業費のところで、ジェネリックでいろいろ対策を考えていらっしゃると思うんですけど、今の利用者の状況を教えていただけますでしょうか。 29 ◯委員長(重城正義君) 加藤保険年金課長。 30 ◯保険年金課長(加藤 毅君) ジェネリックの利用状況でございますが、過去3年分を言いますと、平成29年度で66.12%、平成30年度で72.11%、令和元年度で75.12%となっているところでございます。 31 ◯委員長(重城正義君) 神蔵委員。 32 ◯委員(神蔵五月さん) 年々上がっているということで、すごく成果が上がっているんだなと思います。対策費用になってますので、これからもPRをお願いしたいと思います。  以上です。 33 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 34 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、次に、225ページから237ページまでの後期高齢者医療特別会計について、審査をお願いします。  ご質疑願います。神蔵委員。 35 ◯委員(神蔵五月さん) すいません。今と同じ、ジェネリックの利用状況をよろしくお願いいたします。 36 ◯委員長(重城正義君) 加藤保険年金課長。 37 ◯保険年金課長(加藤 毅君) 先ほどと同じように、平成29年度につきましては58.7%、平成30年度は63.5%、令和元年度は67.5%という利用状況となっております。  以上です。 38 ◯委員長(重城正義君) 神蔵委員。 39 ◯委員(神蔵五月さん) 後期高齢の方がちょっと率が下がるのはどうしてでしょうか。 40 ◯委員長(重城正義君) 加藤保険年金課長。 41 ◯保険年金課長(加藤 毅君) 国保に比べて利用状況が若干低いということなんですけれども、その理由というのはちょっと分析できてはおりませんが、高齢者の方はなかなか新しい後発医薬品の利用というのをためらわれる方が多いのかもしれないというふうにも思います。  以上です。 42 ◯委員長(重城正義君) 神蔵委員。 43 ◯委員(神蔵五月さん) 承知しました。ますますのPRをお願いしたいと思います。  以上です。 44 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 45 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、次に、241ページから267ページまでの介護保険特別会計について、審査をお願いいたします。  ご質疑願います。石井徳亮委員。 46 ◯委員(石井徳亮君) 256ページの計画策定委員会費のところで、介護保険事業計画等策定費となっているんですけど、こちらの成果説明書の方では、木更津市介護予防・日常生活圏域ニーズ調査業務委託費となっているんですけども、この調査した結果というのはどんな結果なんでしょうか。 47 ◯委員長(重城正義君) 植野介護保険課長。 48 ◯介護保険課長(植野 博君) ご質疑の介護保険事業計画策定費の412万5,364円ですかね、こちらの方なんですけれども、令和元年12月1日現在で市内にお住まいの方で要介護認定を受けていない65歳以上の方を対象に4,500件を抽出させていただいて、現状の生活と今後どういうところで生活を希望されるかとか、そういった調査をさせていただいたところでございます。  以上でございます。 49 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 50 ◯委員(石井徳亮君) ニーズ調査の内容については分かりましたけど、これを調べて、結局どういうところに役立つのか、ちょっと教えてほしいんですけども。 51 ◯委員長(重城正義君) 植野介護保険課長。 52 ◯介護保険課長(植野 博君) こちらにつきましては、12月市議会の方でご説明させていただく予定なんですけれども、今年度、木更津市高齢者保健福祉計画、第8期介護保険事業計画を今策定しております。その中で、分析結果の一つとして、来年度からの3ヶ年でどういう方向性を、木更津市の高齢者施策としてどういう形が取れるのかというのを検討する材料として使わせていただいております。  以上でございます。 53 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 54 ◯委員(石井徳亮君) 介護を受けてない方の動向という形なんですけども、これ、例えばまちづくり協議会で、例えばバス路線の再編とかいろいろ、デマンドタクシーとかを検討するときに、どんな所に行っているかというニーズを知りたいところがあるんですけども、そういった部門でこういう資料というのを見せていただきたいといったときには見せてもらえるんでしょうか。 55 ◯委員長(重城正義君) 植野介護保険課長。 56 ◯介護保険課長(植野 博君) それは可能でございます。冊子としては、すいません、ちょうど持ってるんですが、こういう形で冊子を作ってございます。調査報告でございますので、参考にしたいとか、そういったことであれば当然オープンにしていく予定でございます。  以上でございます。 57 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。斉藤委員。 58 ◯委員(斉藤高根君) 介護保険、実際に我々が使う世代になるのかなと思うんですけども、おととしから昨年度までに繰入金がそれ以前よりもずっと増えてるわけ。この増えてる要因って何なのか、要するに、払わないのか、利用者が急に増加したのか、何でこんなに増えるのかって説明ください。 59 ◯委員長(重城正義君) 植野介護保険課長。 60 ◯介護保険課長(植野 博君) こちらにつきまして、今7期の介護保険事業計画に基づいて予算要求の方をさせていただいておるんですけれども、主な要因としては、高齢化とか、あと要介護認定者の増に伴う施設の整備ですとか、利用者の増を見込んで予算要求させていただいた結果だと考えております。  以上でございます。 61 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 62 ◯委員(斉藤高根君) というのは、増えてるというのが現実だと思うんですよ。この資料によると、過去3年間少しずつ増えてるわけだけども、去年から急に増えたと。じゃ、今年になったらどうなるのか、見込みだけ私に教えてください。 63 ◯委員長(重城正義君) 令和元年度と2年度の増ですよね。〔「はい」と呼ぶ者あり〕植野介護保険課長。 64 ◯介護保険課長(植野 博君) 金額ベースで申し上げますと、今年度でいきますと3億円近く増になるかなと予測してございます。 65 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。神蔵委員。 66 ◯委員(神蔵五月さん) 決算書の262ページの生活支援体制整備事業費なんですけども、この中に生活支援コーディネーターが含まれていると思いますが、今年の成果についてお聞きしたいと思います。 67 ◯委員長(重城正義君) 鈴木高齢者福祉課長。 68 ◯高齢者福祉課長(鈴木昭宣君) こちらの生活支援コーディネーターにつきましては、地域に積極的に入っていただきまして、地域に設置された協議体と協議しながら、地域にある人や団体、情報、支援など様々なものをまとめ上げる調整役として配置させていただいているものでございます。  こちらの成果ということでございますけども、波岡東地区に1年間配置した中で、買物がなかなか不自由だという地域のニーズがあるということで、移動販売車を定期的に、週に1回回っていただくような形の取り組みを実現して、現在やっているということでございます。  また、あわせて、そういった中では地域包括支援センターとも連携しまして、そちらの移動販売中に、今年度になりましたならば相談もその場で受けられるというような形の取り組みにもつなげてきているという状況でございます。  以上でございます。 69 ◯委員長(重城正義君) 神蔵委員。 70 ◯委員(神蔵五月さん) 生活支援コーディネーターが一応、各包括ごとにということになっていますけど、現在は何名になっていますでしょうか。 71 ◯委員長(重城正義君) 鈴木高齢者福祉課長。 72 ◯高齢者福祉課長(鈴木昭宣君) 現在2名ということで、波岡東と岩根東ということで2地区に設置しております。 73 ◯委員長(重城正義君) 神蔵委員。 74 ◯委員(神蔵五月さん) この生活支援コーディネーターは、すごく人間関係が大事になってくると聞いているので、全包括に配置するのはなかなか難しいんだと思いますけど、その辺はいかがでしょうか。配置するに当たって。 75 ◯委員長(重城正義君) 鈴木高齢者福祉課長。 76 ◯高齢者福祉課長(鈴木昭宣君) こちらの取り組み、私どもとしましても市全域的に広げていきたいと考えておりますので、次期、第8期介護計画等の中でまた盛り込む方向で検討していければというふうに考えております。  以上でございます。 77 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。高橋委員。 78 ◯委員(高橋てる子さん) 100億円を超す予算になってるんですけども、その数字を見るといつもくらくらするんですね。何でかというと、私の田舎の一般会計とほぼ同額が介護保険で使われているというふうになってるんです。でも、本当に介護を受けてる人が、十分な介護を受けているのかと思うと、どうもそう思えなくて、一体この100億円はどこに行ってるんだろうといつも思ってたんですね。まさにそこで働いている人たちも決して高い給料ではないと。だから、外国から介護の人を呼んでこようなんていう話になるわけで、私はちゃんと介護職の人にもっと給料をあげるべきだと思ってるんですよ。  どこにそのお金が行ってるかというと、この施設整備に行ってるんですよね。施設整備はどんどんできているんですけども、スウェーデンなんかはこれでパンクしちゃって、やめちゃって逆に戻ってきたんですけども、大きな施設整備だけではなくて、例えば空き家事業の中で小グループでケアできるような仕組みというのは、介護保険の中ではやり方としてはなかったんでしたっけ。ちょっとその辺の状況が分からないで何を聞きたいかというと、建てないで今ある資源を使えないかと思っているわけ。それで、本当に実質、介護する人たちにお金が回るような方向にならないかなといつも思ってるものですから、そんな方向というのはできないものなんでしょうか。 79 ◯委員長(重城正義君) 植野介護保険課長。 80 ◯介護保険課長(植野 博君) 今、高橋委員のご質疑は、今ある、例えば空き店舗とか、そういったところを利用して事業所をつくれないかというご質疑でよろしいんでしょうか。〔「施設整備に余りにもお金を取られちゃうなと思っているわけ」と呼ぶ者あり〕  お答えになるかあれなんですけれども、おっしゃるように、いろんな訪問介護ですとか、介護保険で使えるサービスでいきますと、通所介護とか、いろんなサービスがございます。それぞれ施設の基準がございますので、例えば人員ですとか、そういったのが合致すれば、木更津市なり千葉県の指定を受けられれば事業所としては成立するとは考えております。  以上でございます。 81 ◯委員長(重城正義君) 植野介護保険課長、小規模多機能の例えば井戸端介護さんなんかのお話をしたらいかがですか。  じゃ、高橋委員。 82 ◯委員(高橋てる子さん) そういうふうに市が建ててもらう方をどんどん優遇しないで、方向として切り替えていかないと、そっちを奨励するみたいな方向を取らない限りは、とにかくでっかいものが建ってくるわけですよ。だけど、その分だけ本当に実際に介護を受ける人、あるいは介護の仕事をする人に回っていかないというのが、今、私は問題だと思ってるので、例えば市はもう施設は造らないよというふうな方向が出せるかどうか分からないけど、何かもうちょっときめ細かな介護ができないのかなといつも思ってるものですから、造ってもらって、そこに100人とか200人とか入れれば数的には消化できるような気がするんですけども、どうもその中がいいとは、いろんな所に行って思ってないものですから、私のときにはもうちょっといいのができたらいいなと思って、今伺ったんです。ありがとうございました。 83 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。
             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 84 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、以上で民生費関係の特別会計の審査を終了いたします。  答弁席入れ替えのため、暫時休憩といたします。                                (午前10時24分)   ───────────────────────────────────────                                (午前10時26分) 85 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  続いて、第20款衛生費のうち、121ページから126ページまでの第5項保健衛生費のうち保健衛生総務費から公害対策費について、審査をお願いいたします。  ご質疑願います。鶴岡委員。 86 ◯委員(鶴岡大治君) おはようございます。決算書の122ページ、君津中央病院企業団負担金について伺います。  予算審査特別委員会、決算審査特別委員会では必ず君津中央病院の問題が出ますが、私はちょっと違う観点で質疑させていただきます。直接的に中央病院企業団の経営何がしではなくて、木更津市が出すお金という考え方で、その1点のみについてお伺いをさせていただきます。なぜかといいますと、私は市議会議員ですので、取りあえず経営の方は企業団の方が考えるべきだということで、木更津市が繰り出すお金が果たして適正だったのかという点に関しまして質疑させていただきます。というのが、木更津市民としては、4市の中で一番安ければ、一番木更津市のためにいいということだと思います。そういう観点に立ちまして質疑させていただきます。  まず、1点目、4市の負担金はどうやって決定されるのか、それについて説明をお願いいたします。 87 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。 88 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 4市負担金につきましては、4市の財務と病院の課長及び病院事務局との負担金会議が実施され、翌年度の負担金要望の説明を受けます。これを受けまして、4市、構成市でその内容や規模、金額等を決めております。 89 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 90 ◯委員(鶴岡大治君) ということは、毎年お話をされて、結果的に、時折、その決定方法も、簡単に言うと、例えば何とかが何%とかと、微妙な複雑になってるじゃないですか、配当割、均等割とか、いろんな考え方があるんですけども、時折、決定方法が変わるようですけども、変わったときは何が変わったのか、簡単に説明をお願いいたします。 91 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。 92 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 平成25年度に負担金に関わる協議が行われまして、支弁に係る規約の変更がされました。人口割がなくなりまして、本院と分院につきましては利用者割と均等割という形で、利用者に重きを置いた変更となっております。それ以降の変更はございません。 93 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 94 ◯委員(鶴岡大治君) せっかくですので、ここ近年、木更津市の負担金の推移についてお伺いをしたいと思います。  額が当然変動すると思いますので、ほかの3市は結構ですけども、総額に対して木更津市の額がどうなっているか、できればパーセントを出していただければ一番分かりやすいと思うんですけど、そのようにお答えしていただければとも思いますが、大丈夫でしょうか。 95 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。 96 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 平成27年度から令和元年度まで5年間を申し上げます。平成27年度は総額が14億円でございまして、木更津市の負担金が5億6,722万5,940円、率としては40.5%。平成28年度以降平成30年度までが毎年総額15億円、平成28年度は、木更津市の負担額が6億1,254万3,470円でございまして、率が40.8%でございます。続きまして、平成29年度、木更津市の額が6億1,193万510円でございます。これが率が40.7%でございます。平成30年度の木更津市の負担金の額が6億309万160円でございまして、率が……〔「率は結構です」と呼ぶ者あり〕すいません。令和元年度は負担金の総額が15億7,100万円でございまして、木更津市の負担金が6億3,981万1,130円でございます。こちらが率が40.73%でございます。 97 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 98 ◯委員(鶴岡大治君) ということは、ここ、平成25年度からあくまでも利用者割一辺倒でいっているということで、利用者が増加すればおのずと増えてくる、それ以外に取りあえずの変動要因はないということでよろしいんでしょうか。 99 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。 100 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 負担割につきましては、全体に対して均等割が2割、残りの8割を利用者割ということでございます。木更津市の利用者が昨年度で、前の年の8月1日現在を基準に利用者を出しておりますが、病院全体が42万9,728名のご利用で、木更津市の利用者が19万8,325名、その実績に沿いまして負担金の計算をしております。 101 ◯委員長(重城正義君) ほかに。高橋委員。 102 ◯委員(高橋てる子さん) 今の関連ですけれども、この君津中央病院企業団の負担金に対して、国なのか県なのか分かりませんけれども、交付金みたいなものってあるんでしょうか。全額一般財源でこれは出ているというふうに考えていいんでしょうか。 103 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員、これは財務部門だと思うんですね。ですから、後ほどのお答えでよろしいですか。〔「はい、了解です」と呼ぶ者あり〕  ほかにご質疑。草刈委員。 104 ◯委員(草刈慎祐君) 鶴岡委員の方から各年度ということでお伺いしたんですが、6月のコロナ関係の緊急質問のときにもお伺いしたんですが、それ以降、病院の方ないし当局の方で変更があったかどうかの確認です。今回、受診者等がコロナの関係で君津中央病院、減少したということで、それに伴う経営支援の要望を4市の市長で県の方に上げられたと思うんですが、単年度的にコロナの関係で急遽お金が足らなくなったから市の方に負担をしてくださいというような話はあるのかどうかをお聞かせください。 105 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。 106 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 負担金につきましては、不採算医療及び設備投資に係るものが総務省基準で決まっておりまして、その内容に沿った形で支出しております。赤字補填という視点ではございませんので、負担金の額がそれによって左右されるということはないと思います。  ただ、現実的には繰出基準に定められた計算上の繰り出しできる額について、34億円ぐらいの計算になりますが、それについて4市で負担している額が15億7,000万円でございますので、そこの不足分については、やはり今後協議が必要なものと考えております。 107 ◯委員長(重城正義君) それでは、先ほどの高橋委員の質疑の答弁を吉原財政課長、お願いします。 108 ◯財政課長(吉原隆史君) 先ほどの財源についてなんですけれども、中央病院企業団の方に出している財源は一般財源でございまして、一般財源で出しているんですけれども、交付税で基準財政需要額の方に算入されております。  以上です。 109 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 110 ◯委員(高橋てる子さん) その金額って分かるんですか。 111 ◯委員長(重城正義君) 吉原財政課長。 112 ◯財政課長(吉原隆史君) それは今すぐ出せませんので、また後で出させていただきます。 113 ◯委員長(重城正義君) じゃ、後刻、報告願います。  それでは、質疑に入ります。どうぞ、斉藤委員。 114 ◯委員(斉藤高根君) 中央病院の関連で質疑させてください。  中央病院が患者を診たのか、入院させたのか、何人来たのか、患者の判定をしたのか、しないのかということで、承知してなければ承知してないで結構です。公の場でどの程度公にできるかお答えください。 115 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。 116 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 確認させてください。利用者の総人数ということでよろしいですか。利用者数でしょうか。違いますか。 117 ◯委員長(重城正義君) 再度、斉藤委員。 118 ◯委員(斉藤高根君) コロナウイルス感染症患者が何人来たのか、何人入院したのかと、そういうことが公の場で言えるのか、承知しなければ承知しないで結構です。 119 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。 120 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) コロナの患者の受け入れについては、県がその症状に合わせて受入先を調整していることも併せ、私どもがどこの病院に何人受けたかという情報は持ち合わせておりません。 121 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員、関連で。 122 ◯委員(高橋てる子さん) 重症になるとECMOって、よく使うという話がテレビなんかで聞いているんですけども、もしこの辺の人で重症患者が出たときに中央病院にECMOというのはあるんでしょうか。伺います。 123 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。 124 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) ECMOは3台あるということで伺っております。 125 ◯委員長(重城正義君) ほかに。石井徳亮委員。 126 ◯委員(石井徳亮君) 126ページの公害対策費の地球温暖化対策事業費ですけども、こちらの方は実行計画策定事業で業務委託が260万7,000円、印刷製本費が18万4,000円、その他関係費が13万9,000円となっていて、不用額が2万円で、ほぼないような状態なんですけど、この印刷製本費で何冊、これ印刷されたんでしょうか。 127 ◯委員長(重城正義君) 宗政環境管理課長。 128 ◯環境管理課長(宗政 靖君) 計画書として冊子になっているものを200冊、概要版としてA3で折り畳みのものも200冊です。  以上です。 129 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 130 ◯委員(石井徳亮君) これは、具体的には令和2年度の方にいろいろ動くんだと思うんですけども、非常に大きい問題で、市では単独ではまず無理なような話であって、すごく広い範囲内に周知していかなくちゃいけないと思うので、個人的にはこの200冊って数的に少ないような気がするんですけど、その辺の見解はどうですか。 131 ◯委員長(重城正義君) 宗政環境管理課長。 132 ◯環境管理課長(宗政 靖君) 当初は、環境問題を掲げる計画ですので、ホームページ、オンラインでの公表だけを考えておりました。しかしながら、やはり本がないと伝わらないということで、200冊を発行しまして、今後、やはりホームページ等での公表、あとは、先ほど委員がおっしゃられたように、広い問題だということを我々も感じております。木更津市だけで掲げる問題ではないということで、先日、温暖化対策の動画を作りまして、YouTubeで全国に向けて発信をして、皆さんで取り組みたいというふうに考えております。 133 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 134 ◯委員(石井徳亮君) いろいろされているという話を聞きましたけど、この200冊はもう配付済みという形でしょうか。 135 ◯委員長(重城正義君) 宗政環境管理課長。 136 ◯環境管理課長(宗政 靖君) こちらについては、図書館とか公民館等に配り、また議員の皆様にお配りしたところでございまして、約半数ほどがまだ残っております。こちらについては、この計画は民間企業の方にもご協力をいただかねばならない計画だと思っておりますので、民間企業に協力を仰ぐ際に本を1冊お持ちして、一緒に協力していただきたいということを働きかけるために今ストックしてございます。ただ、今コロナ禍でありますので、ちょっと民間企業の訪問というのはできていないような状況です。 137 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 138 ◯委員(石井徳亮君) 図書館、公民館等、私どもの方で大体半分使ってしまったという形なんですけども、企業の方にお伺いするときに持っていくって、冊数が100というと、少ないのかなという気がするんですよ。例えば企業に持っていっても、1冊だけで足りるかというと、例えば代表される方のところに1冊、あと、そのほかの社員の方々に1冊みたいな形で、ちょっと大きい会社になってくると2冊とか3冊必要になってくるんじゃないのかなと思うので、この辺の余計に印刷するような考えというのはあるんでしょうか。 139 ◯委員長(重城正義君) 宗政環境管理課長。 140 ◯環境管理課長(宗政 靖君) 昨年度に続き今年度の予算でも増刷分というのは予算では見てございませんが、不足となれば、版はありますので、増刷あるいは必要な部分をコピーしたりとか、なるべく費用をかけない方法で周知できるような方法を考えたいと思います。 141 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 142 ◯委員(石井徳亮君) 周知するためにはそれなりの費用がかかると思いますので、その点の努力をお願いしたいと思います。  以上です。 143 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。神蔵委員。 144 ◯委員(神蔵五月さん) 決算書の123ページ、備考欄3の予防接種費なんですが、今、木更津市の特殊出生率が1.46ということで、予防接種の成果については成果の説明書にも一覧にあるので分かるんですけど、この中で特に妊婦に影響のある成人男性の風疹についての割合をお聞きしたいと思います。 145 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。 146 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 風疹の第5期、大人の男性に対する予防接種でございますが、対象者が7,864人で、昨年度は23.6%の接種率でございました。 147 ◯委員長(重城正義君) 神蔵委員。 148 ◯委員(神蔵五月さん) これは期間があることなので、今の状況をお聞きしましたけども、推進の方をよろしくお願いしたいと思います。  以上です。 149 ◯委員長(重城正義君) ほかに。鶴岡委員。 150 ◯委員(鶴岡大治君) 126ページ、放射性物質対策事業費について伺います。  まず、この事業は何か、概要をお願いいたします。 151 ◯委員長(重城正義君) 宗政環境管理課長。 152 ◯環境管理課長(宗政 靖君) こちらの事業に要した費用ですが、まず、空間線量、市内38ヶ所の空間の放射線量を測定する業務と、あとは、側溝汚泥を処分するに当たり、放射線量を測った上で搬出しなければならないので、そちらに係る調査費用、あとはその側溝汚泥を調査に提出する際の消耗品でございます。 153 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 154 ◯委員(鶴岡大治君) 名前が放射性となっていますから、これは3.11の東電に当然請求できるものだと思いますが、当然、このお金は請求なさるという理解でよろしいんでしょうか。 155 ◯委員長(重城正義君) 宗政環境管理課長。 156 ◯環境管理課長(宗政 靖君) こちらにつきまして、事前審査をし、請求手続をするところでございますが、今も側溝汚泥の土砂の処分費用の増加分、もともとは処分しなければならないものなんですけど、放射線を受けたせいで増加した分については請求してございます。  あと、空間線量、市内の空間上の放射線の調査については、これまで東電の方から合意が得られておりませんので、こちらについては請求はするところなんですけど、歳入としては見込むのが難しいものと考えております。 157 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 158 ◯委員(鶴岡大治君) ということで、東京電力の原発事故関連損害賠償金というのが67ページにありますので、その件はこれに絡めて質疑しなきゃならないということで、今度は原発関連の損害賠償金について伺います。  3,642万6,726円というふうになっておりますが、支出に対してどのような振り分けをなされたのか、お願いいたします。 159 ◯委員長(重城正義君) 宗政環境管理課長。 160 ◯環境管理課長(宗政 靖君) こちらについては、平成30年度に発生した費用の分でございます。内訳として、3,142万5,440円がかずさクリーンシステムで発する本市の溶融飛灰の処分費として請求したものでございます。  また、残りの500万1,286円については、先ほど申し上げました側溝汚泥の処分費の差額と調査に係るものでございます。 161 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。
    162 ◯委員(鶴岡大治君) ということは、126ページでこうやって汚泥処理に放射性のものが毎年出てくるということで、本当に大変、未来永劫、これ、一体いつまで続くんだろうというふうに思うんです。当然、今年もあるということは来年請求しなきゃいけないだろうと思うんですけど、これに対して処理の仕方、請求の仕方というのは、国と、国というか東電なんですか、よく分からないんですけど、それらのところ、どういう見通しで、今後どうなっていく。同じことを毎年毎年やるのか、ちょっとそれの見通しが分かれば、ご説明をお願いしたいと思いますが。 163 ◯委員長(重城正義君) 宗政環境管理課長。 164 ◯環境管理課長(宗政 靖君) まず、側溝汚泥でございますが、100ベクレル以上放射線が含まれるとリサイクルができないという基準がございまして、私ども調査して最終処分場に出しているんですが、290から424ベクレルございますので、まだリサイクルできる基準には放射線が下がっていないような状況ですので、こちらについては引き続き調査をし、差額分については東電に請求していこうと考えております。  また、空間線量は、毎年、市内38地点で測っているんですが、こちらについては、基準値はずっと下回っておりますが、安心・安全のため調査をし、公表していきたいとは思っています。  節目としては、やはり私どもとしては、オリンピックで世界からお客さんをお迎えするに当たり、木更津市として放射線量を調査し公表していかなければならないというふうには考えておりました。ですので、今後については、そこを節目で地点数を減らすとかいうようなことは検討したいと考えております。 165 ◯委員長(重城正義君) 先ほどの高橋委員のご質疑に対して吉原財政課長から答弁をお願いします。 166 ◯財政課長(吉原隆史君) 先ほどの君津中央病院企業団負担金6億3,981万1,130円のうち、基準財政需要額に算入されている額なんですけれども、5億1,492万1,000円でございます。 167 ◯委員長(重城正義君) 質疑を続けます。ご質疑のある方。白坂委員。 168 ◯委員(白坂英義君) 霊園の管理手数料の収入未済件数について、決算資料の40ページですかね、現年度分で91件、そして滞納繰越分で265件とあります。この現状についてどのようにお考えなのか、お伺いいたします。 169 ◯委員長(重城正義君) 宗政環境管理課長。 170 ◯環境管理課長(宗政 靖君) その後、こちらにつきましては、督促、催告、電話催告、臨戸等をして収納できるように試みてはございましたが、これだけの未納が発生しているというようなところではございます。こちらにつきましては、この中でも死亡して承継者がいないというような案件もございます。生存している方については、引き続き電話、臨戸を繰り返していくところなんですが、死亡している方、あるいは生存も確認できないような方というのもございますので、そういった方については、これまで墓地に実際に看板を立てて連絡するように促したりしまして、また、死亡した方については承継者、戸籍をたどって調査をしたところでございます。そのような形で減らしていきたいとは考えております。  また、承継をしないまま放置されてしまうことに対しては、昨年、条例を改正しまして、使用者が死亡して3年以内に承継しない場合は使用権がなくなるというようなものを整備しましたので、今後は承継しないままのものについては、そういった形で整理できるかと思っています。 171 ◯委員長(重城正義君) ほかに。斉藤委員。 172 ◯委員(斉藤高根君) 125ページ、公害対策費、伺います。大気汚染対策費と水質汚濁対策費、騒音・振動対策費、化学物質対策事業費、これは実際に対策を何かやってるの。この間の建設経済常任委員会の続きなんですけれども、対策費じゃなくて、これ、全て測定費なのかなというのを伺います。 173 ◯委員長(重城正義君) 宗政環境管理課長。 174 ◯環境管理課長(宗政 靖君) 委員のおっしゃるとおり、対策しているかというと、本来であれば、大気汚染、公害物質を私どもの方で除去装置のようなものを設置することができればいいんですが、市町村、私どもの予算レベルですと、対策といいましても、やはり今委員のおっしゃったとおり、まず測定をし、異常値がないか確認をし、異常値があった場合は原因者に要請をしたりというような形で行っておりますので、測定がメイン、ここに計上している費用ほとんどが測定でございますが、対策に向けた費用ということで、このように考えて計上しています。 175 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 176 ◯委員(斉藤高根君) では、その中で水質汚濁対策費、課長は普通の職員より海に知見がありそうですけれども、例えば測定して「BODとか基準よりも低いですよ」と、「窒素、リンも測定値は基準よりもずっと低いですよ」という話をして、測定だけで「オーケーですよ」と、それでは駄目なんだよというのを私は都市整備部の方には言い渡してあるわけなんですよ。  その中のBOD、科学的酸素要求量は数字どおりあればいいのかなと思うんですけども、例えば窒素とかリン、窒素は富栄養化の最たるものだけど、リンなんかというのは環境基準より低いと、当たり前だよ。これは有機リン洗剤をなくしちゃって、こういう結果が今東京湾で生まれちゃって、測定値は低いですから、じゃあ対策費で何もしませんよって、それじゃ行政としておかしいと思うんですよ。高くても、異常値だけども、低くても異常値なんですよ。この考えをみんなに伝えることが私の仕事なんですけども、課長、どう考えてる。 177 ◯委員長(重城正義君) 宗政環境管理課長。 178 ◯環境管理課長(宗政 靖君) 確かに、リンの値は年々低下傾向にあるというのは、私ども把握しております。私ども環境サイドとしてリンを上げた方がいいというようなことはちょっと申し上げられません。あくまでも環境基準の中で環境基準を超えないように、低限値というのがございませんので、そこについて上げる策というのは、環境サイドでは方法がないのが現実です。 179 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 180 ◯委員(斉藤高根君) いつも行政は基準があって、データを取ってということ、現場とは全くかけ離れたことをやっているということを私は言わなければいけないんですよ。おかしくなっちゃってるんですよ。  下水道は、今は何万人分かの、後で言うつもりだけども、負荷がかからな過ぎだよ。高度処理を目指すって、超高度処理になっちゃってるわけよ。高度処理というのは、窒素とリンを取り除くということだが、みんな取り除いてるわけだよ。じゃあ、もっとリンを出してよというのが現場の話なんだけども、環境部とか都市整備部の下水道推進室だ、そういう人たちにこういった話を理解してもらうために、私はあえてここでこの間の建設経済常任委員会の続きを言うわけなんですけども、行政は私の言ったことを理解しながら業務をしてください。よろしく。 181 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。鶴岡委員。 182 ◯委員(鶴岡大治君) 124ページ、公衆便所維持費について伺います。管理している箇所はどちらでしょうか。 183 ◯委員長(重城正義君) 宗政環境管理課長。 184 ◯環境管理課長(宗政 靖君) こちらの費用で管理しているのは木更津駅西口、東口たちより館公衆便所、八剱八幡神社公衆便所、證誠寺公衆便所、巌根駅西口の公衆便所、5ヶ所でございます。 185 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 186 ◯委員(鶴岡大治君) いっときひどい汚れがあったように思うんですけど、最近はまあまあ駅前なんかもきれいかなと思うんです。どういうローテーションで清掃されているのか、お願いいたします。 187 ◯委員長(重城正義君) 宗政環境管理課長。 188 ◯環境管理課長(宗政 靖君) 木更津駅の西口と東口たちより館のトイレについては、午前、午後、毎日2回、その他の3ヶ所については毎日1回の清掃をしてございます。 189 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 190 ◯委員(鶴岡大治君) 毎日2回やっていただければ、まあまあきれいになるなというふうに思います。  それで、私、最近思うんですけど、JR木更津駅の便所も大変きれいになったというふうに感じています。渡辺市長は、駅前は木更津の顔だというふうに常々おっしゃっております。駅前を常に大切にしたいというふうに発信もされておりますが、差し詰め、この公衆便所というのは足元ではないかというふうに思います。顔ばっかり気にしてても、足元が汚れていてはちょっといかがなものかと。逆に、木更津に来て、本当に駅のトイレ、公衆便所が大変きれいだなと、それがお迎えの気持ちになるんじゃないかなというふうに思います。  私は、この600万円でしたっけ、もっと倍増するぐらいにして、木更津は駅を含めてトイレが大変きれいなまちだよというぐらいにして、おもてなしのことをやるべきなんじゃないかなというふうに思います。担当課としては、そういった話にならないのか、もしくは、そういうふうに要望してもらいたいんですけど、所見をお願いいたします。 191 ◯委員長(重城正義君) 宗政環境管理課長。 192 ◯環境管理課長(宗政 靖君) 委員おっしゃるとおり、トイレはきれいであるべきものだと私どもも感じております。トイレをきれいにするためには、こちらは清掃を委託しているんですが、委託業者の方に昨年度は千葉県が実施したトイレクリーンセミナーというものに行くように事業者にお願いしているところです。  あとは、実際にトイレを掃除するというのは、日々、清掃作業員の方がしてくださっています。先ほど委員におっしゃっていただいたように、おもてなしの心が大切だと思っておりますので、木更津駅の東口と證誠寺と巌根、こちらの新しいトイレについては、千葉県のおもてなしトイレ宣言に登録をしてもらいました。登録することにより、ちばトイレ美化おもてなし宣言というチーバ君のステッカーを頂きまして、そちらをトイレに貼りました。このトイレは皆さんをおもてなしするためのトイレだよということを日々清掃員にそのステッカーを見てもらって、士気を向上させようということで、おもてなしトイレということで掲げてございます。  また、費用についてなんですけど、昨年度はそのほかにたちより館の照明をLED化したり、また今年度なんですけど、木更津駅西口のトイレ、こちらがもう30年を経過しておりますので、内装あるいはトイレの機能アップ、多目的トイレを設けたりというような改修工事を今年度予定しております。  以上です。 193 ◯委員長(重城正義君) ほかに。高橋委員。 194 ◯委員(高橋てる子さん) 今の関連なんですけれども、私はむしろ公衆トイレをやめたらどうだというふうに思っている方なんです。というのは、例えば小櫃堰の公園にトイレがあるんですけども、そこに管理事務所があって、トイレは切り離された所にあるんですよね。それだと、やっぱり人間、公衆マナーというのがなかなか日本にないと思っていますので、いくら1日に一遍掃除をしてもきれいに保つのは難しいので、例えば管理事務所と一緒になっていると、人間ってきれいに使うんですね。独立していると全然駄目だと思うので、今後、木更津駅のところを直すというときに、例えば観光協会のところにセットで置いてもらって、そこに掃除の費用を置いてドアを開けて使わせてもらうというふうにしないと駄目なのかなとずっと思ってるんです。  だから、外国旅行すると必ずスーパーみたいなところに行って、有料で入って、帰りはそのお金が出てくる。そこで管理しているわけですよね。ああいうふうにしない限り、不特定多数の人の使うものをきれいにするというのは不可能に近いと私は思っているので、ぜひトイレの位置づけというか、それも含めて今後。だから、八幡様に建てるときも、八幡様にセットで建ててもらって、八幡様が管理してもらうようにすると、全然きれいなんだと思ってるんです。そういうこともぜひ今後検討してもらいたいなというふうに思いますので、これは要望です。お願いします。 195 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 196 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、以上で、衛生費のうち保健衛生費の保健衛生総務費から公害対策費の審査を終了いたします。  ここで11時15分まで休憩いたします。                                (午前11時03分)   ───────────────────────────────────────                                (午前11時13分) 197 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  続いて、第20款衛生費のうち、126ページから129ページまでの第5項保健衛生費のうち、保健施設費から健康増進費について、審査をお願いいたします。   ご質疑願います。白坂委員。 198 ◯委員(白坂英義君) 健康増進センターについてお伺いをいたします。  台風15号及び19号ということで、いきいき館が13日間ですかね、休館したということで、32万円ぐらいの補償をしているんですけれども、今コロナがはやってて、そして、その影響というのをちょっと知りたくて、昨年の12月、そして今年の1、2、3月ということで、月別の利用者というのを教えていただけますか。 199 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。 200 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 利用者につきましては、12月が6,802名、1月が8,914名、2月が7,784名、3月が233名でございます。  いきいき館につきましては、3月2日から6月14日まで休館しておりますので、その影響がございます。 201 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。 202 ◯委員(白坂英義君) 分かりました。  それで、このコロナによる休館についての支援というのはどのように考えていますか。 203 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。 204 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 経営改革の視点から指定管理者の料金収入の仕組み等を考え、休館については補填する方針で、現在、額を精査しているところでございます。額が整い次第、補正予算の計上を考えております。 205 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 206 ◯委員(斉藤高根君) 127ページ、旧保健相談センター、毎年、これ、300万円ぐらい維持管理に使っていたが、「いや大丈夫だよ。使い道がありますから」とか「借手がありますから」とか、そういう説明をどこかでしてるわけだが、毎年あのままにしておくということで、誰がいつどう決断するのか、お答えください。 207 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。 208 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 再配置計画におきましては、建設年度から使えるものということで、現時点では夜間急病診療所と包括支援センターが1階をご利用いただいています。それから2階以上におきましては、文化課の諸資材を置き、編集等を行っているという状況でございます。  300万円の支出については、やはりセキュリティに係る委託料ですとか、清掃に関わるものでございますが、これは利用のそれぞれの範囲におきましてご負担いただいているということで、139万円ほどの歳入がございます。 209 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 210 ◯委員(斉藤高根君) ところで、日中の駐車場ってどのような現状なの、今。 211 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。 212 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 日中は、中部包括支援センターに貸し出している部分がございます。それ以外は郵便局等のお客様もご利用いただいているという現状でございます。 213 ◯委員長(重城正義君) ほかに。草刈委員。 214 ◯委員(草刈慎祐君) 129ページ、がん検診事業費についてお伺いいたします。  今回、不用額が200万円ということになっております。そういった中で、まず、このがん検診に関しまして、新しいがん項目の健康診断の枠を増やしてくださいとか、市の方で新しくこういう健康診断を増やすということは今考えているのか、お聞かせください。 215 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。 216 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) がん検診につきましては、国の方針に沿って五大がん、胃と肺と大腸、そして乳がんと子宮がんですね、この五大がんについて地方自治体で検診の機会を設けるようにということになっておりまして、現在、その制度を行っております。  新たながん検診については、導入の予定はございません。 217 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 218 ◯委員(草刈慎祐君) 今説明いただいたんですけれども、5つのがん検診をやられてるということで、子宮頸がんであったり、乳がんといった女性特有な検診を行っております。  その中で、私の周りの年配の方たちから前立腺のがん検診の助成をしてくれないかという話を幾つか伺っております。県内では幾つかの自治体が市独自の検診として進めている中で、1回の費用が2,500円、おおむねですね、大体、自己負担が500円ということで、多くの自治体がこの数値に伴って健康診断を独自で推進しています。この数値を見ましても、大体、子宮頸がん、乳がんについても、4,000人が毎年健康診断を受診されていますので、4,000人掛ける2,000円負担としても、そこまで大きな額ではないと思いますので、ぜひ市独自ということで検討していただけたらと思います。よろしくお願いいたします。 219 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。石井徳亮委員。 220 ◯委員(石井徳亮君) 128ページの美化推進事業費、市民まち美化活動費ですか、こちらの方でポイ捨て防止啓発用ポスターを作成されたという話なんですけども、こちらのポスター、拝見はしているんですけど、捨てない所にポスターが貼ってあるような形なんです。実際問題、コロナウイルスの騒ぎがあって、うちの方でも矢那川ダム公園とかで、例えばコンビニでお弁当を買って、レストランに行かずに食事をして、そのまま捨てていくという件数がやたらに増えてきて、捨てる場所に啓発してもらえないかなという形には思ったんですけども、そういった関係の考え方はございますでしょうか。 221 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。 222 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) ポスターの方を作らせていただいて、事業者の協力を得まして、貼っていただくようにお願いしたところでございます。  委員おっしゃる、要はお店とかじゃない、例えば公園とか道路とか、そういったところについて、不法投棄されるケースが市民等から通報がございます。その対策として、不法投棄防止看板とか、そういったものをこちらの方でも用意してございますので、もし頻繁に捨てられるような場所とかがございましたら、その旨を報告いただければ、設置の方とかをさせていただきたいと考えております。  以上でございます。 223 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 224 ◯委員(石井徳亮君) 不法投棄看板については承知しておりまして、私も以前いただいたこともあるんですけども、それと似たような形で、ポイ捨てに関しても、不法投棄までのものじゃないからってぽいぽい捨てている状況だと思います。そういった形のごみに関しても注意喚起看板というか、同じような大きさで結構だと思いますので、そちらの方も研究いただければと思います。よろしくお願いします。 225 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。 226 ◯委員(白坂英義君) 不法投棄についてお伺いをいたします。私事なんですけれども、4月ぐらいから散歩するようになったんですね。散歩コースは、シーアイ、大久保から火葬場を抜けて八幡台に抜ける道路、または、その八幡台から霊園へ行って、霊園から裏道を通って、請西南を通ってウナギ屋さんの津多屋のあそこを下りていく、こういったコースを歩いているんですけども、非常に不法投棄、ごみのポイ捨てが多いんですね。  今、木更津市では不法投棄の監視員、そしてカメラを何台か設置していると思うんですけれども、この効果について当局はどのように思っているのか、お伺いをいたします。 227 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。 228 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) まず、不法投棄監視員でございますけども、市内に15名、監視員がございます。その方が月1回から2回、多い方は例えば毎週とか多分巡回されていると思うんですけども、昨年度でいいますと、監視員からの報告数は95件で、平成30年度の142件と比べると47件減少している状況でございます。  また、市民等からの通報もございまして、そちらの方は数は、平成30年度と令和元年度を比較してそんなには変わらないんですけども、一応通報があった場合については、常にその都度対応しているところでございます。  一応監視カメラにつきましては、現在で6台保有してございます。現在、場所の細かいことはちょっと差し控えさせていただきますが、上烏田・林道鎌倉線に1台と、伊豆島、それから真里谷の林道、それから請西、こちらの方に設置してございます。2台については一応予備ということで保管してございます。ただ、この2台につきまして、今年の3月ぐらいに上烏田地区の方で、例えばイノシシが出てきたとか、そういったことがございましたので、そういった形で対応したりとか、そういう活用を現在しているところでございます。  以上でございます。 229 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。 230 ◯委員(白坂英義君) その効果というのはどういうふうに受け止めていますか。
    231 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。 232 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 不法投棄監視員あるいは市民の方から通報あることによって、件数自体も減っていますので、ある程度の効果は得られているものと承知をしてございます。  以上でございます。 233 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。 234 ◯委員(白坂英義君) その通報とか、そういったのは件数が減っているんでしょうけど、不法投棄の件数がなくならなければ全然効果ないですよね。市民の人たちだって、確かに、監視カメラを設置していますという看板があるので、それは分かるんですけれども、ここにはカメラないよというふうにみんな思っているんですよ。そして、みんながぽいぽい捨てていく。ですから、監視カメラ、今4ヶ所ですかね、設置しているんでしょうけれども、それじゃ、この監視カメラによって何か摘発したとか、そういった事例はありますか。 235 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。 236 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 摘発まではちょっと至ってございませんけども、1度、捨てているような現場が映っているところがございました。しかしながら、例えば車のナンバーとか、そういったものが把握できなくて、そこまではいかなかったことがございました。なお、監視カメラを設置しているという看板を設置している場所については、不法投棄の数は減っているものと認識しておりますけども、委員おっしゃるとおり、設置されてない場所については、これ、捨てる人のモラルの問題もあるかと思いますけども、引き続き、うちの方の職員も常に巡回してございますので、それで対応していきたいと考えております。  以上でございます。 237 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。 238 ◯委員(白坂英義君) 確かにそうですよね。モラルなんでしょう。だけど、そのカメラがあっても私は効果はないと思ってるんですね。ほとんど毎日行くんだけど、全然変わってないし、処理もされていないし、やはり、このカメラをもう少し活用して、1回、2回摘発したらどうなんですか。私はそう思います。そうしないと、これは全然なくならないというふうに思いますので、ぜひ、もうちょっとカメラの数も増やして、そして対応していただければというふうに思います。よろしくお願いします。 239 ◯委員長(重城正義君) 関連の神蔵委員。どうぞ。 240 ◯委員(神蔵五月さん) 白坂委員と同じ質疑でしたので結構ですが、また、このまち美化に関してもう一つ質疑があるんですけども、小学校18校に地域美化に要する消耗品を配付しているということで、前にこの活動をするに当たっては、花の苗を渡すような感じのことをちょっと伺っているんですが、今回これは何をお渡ししているものなんでしょうか。 241 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。 242 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 市内の小学校と地域の方がお花を育てて、公共施設等に育てた花を配布するような事業でございます。苗の購入とか、あとは土の購入、あるいは肥料、また、そのほかに花を育てるための例えばプランターとかじょうろとか一輪車とか、そういったものにかかった費用でございます。  以上でございます。 243 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。草刈委員。 244 ◯委員(草刈慎祐君) また129ページの健康推進で、大変恐縮なんですけれども、保健事業の備考欄、きさらづ健康ウィーク事業費についてお伺いいたします。47万5,453円、委託費だと思っております。業務委託先と、毎年そこのところに委託をされているのか、お伺いいたします。 245 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。 246 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 昨年度の実績でございますが、きさらづ健康ウィークイベント開催に伴う委託料ということで、明治スポーツに委託をしております。これは毎年でございます。昨年度は、農協の本店の2階をお借りして実施しました。委託料が40万円ということになっております。 247 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 248 ◯委員(草刈慎祐君) その中で毎年違う事業が展開されているというふうに私認識させていただいております。その中で、今おっしゃっていただいたように、農協を借りて事業を行ったり、いきいき館でボッチャ等の事業を行って健康推進を皆さんに周知してもらう、そういった事業だというのも分かっておるんですが、これを毎回業務委託している中で、その業者に今年はこういったことをやってほしいんですというふうに内容も含めて木更津が提案をしているのか、それとも、こういうウィーク週間があるので、業者の何社か分かりませんけど、提案をしていただいているのか、どのように選定してこの事業を運営しているのか、分かれば教えてください。 249 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。 250 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 健康ウィークにつきましては、ウィークイベントとして1週間、いきいき館を舞台に様々な計測ですとか、トライ系のものを事業として行っております。それからメインのイベントとして、日曜、休日等に、昨年度は食に関する講演会を行いました。こちらはいきいき館を使うことが前提となっておりますので、明治スポーツに毎年委託をしております。内容につきましては、私どもからこういったものでということで発注をしております。 251 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 252 ◯委員(草刈慎祐君) 前提としていきいき館を使う事業がメインだということは分かったんですけれども、多くの人にやっぱり参加してもらっていただかなければ意味がないというふうに思っております。その中で、どういった検証をして、今後、来年、次年度以降に反映をさせているのか、分かりましたら、お考えをお聞かせください。 253 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。 254 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 健康ウィークと健康マイレージにつきましては、インセンティブ事業というもので、集客をしたり、何か景品とか魅力的なものをお渡しすることで健康への意識を高めていただこうという事業です。  昨年度までで5年間行いましたが、研究の成果としても、やはり右肩下がり、あるいは、ご参加いただく方の固定化といったことが言われておりまして、私どもも同じような結果でございました。健康ウィークにつきましては、初年度3,000人近いご参加をいただいたところでございますが、昨年度は20%ぐらいまで落ち込んでおります。  やはり研究成果によりますと、常に5年を区切りに見直すべきもので、新しい提案や新しい取り組みを市民の皆様にお伝えしていくということが望ましいとされておりますので、今年度、令和2年度につきましては、ウィークとマイレージを統合した形で「らづFit」という、歩くということを基本にしたアプリの事業を行っております。  昨年までのマイレージにつきましては、野菜とかお米とか、かなり商品としては喜ばれたものをご用意しておりましたが、やはり大分減ってしまいまして、同じ方のご応募という現状がございますので、今度はご褒美といいましょうか、そういったところは、一番小さい単位1ポイントにして、シンプルに歩くことの喜びや運動することの手応えみたいなところを感じていただきたいということで、ポイントは少なく、そしてプッシュ通知等でいろんな情報を発信しながらご利用いただくというスタイルに変更しております。 255 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 256 ◯委員(草刈慎祐君) ありがとうございます。以前、私も一般質問の方で健康マイレージ事業を、今言っていただいたんですけども、踏まえて質問させていただきまして、三方よしの施策だというふうにそのときも聞いております。まず健康になって、品物がもらえて、地元のさらに特産品を活かせるということで、私も大いに賛同した経緯がある状況の中で、参加者があまり芳しくないというような状況でございますので、再度この事業をどういうふうにするのかというのをいま一度検証していただいて、つなげていっていただけたらというふうに思います。  以上です。 257 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 258 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、以上で、衛生費のうち保健衛生費の保健施設費から健康増進費の審査を終了いたします。  答弁席入れ替えのため、暫時休憩といたします。                                (午前11時35分)   ───────────────────────────────────────                                (午前11時36分) 259 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  続いて、第20款衛生費のうち、129ページから134ページまでの第10項清掃費及び第15項上水道費について、審査をお願いします。  ご質疑願います。神蔵委員。 260 ◯委員(神蔵五月さん) 133ページになると思うんですが、汚水処理手数料ですが、決算資料の48ページにある東清団地分という収入未済額が書いてあるんですが、これ毎年出ているような気がするんですけども、いかがでしょうか。 261 ◯委員長(重城正義君) 鈴木下水道推進室長。 262 ◯下水道推進室長(鈴木陽一君) 東清団地の収入未済額につきましては、確かに毎年出ております。令和元年度の決算につきましては、収納率が96.92でございます。前年の平成30年度につきましては97.02ですので、令和元年度につきましてはマイナス0.1ポイント下がっております。ただ、令和元年度の未収金につきましては、1,944円、1名、1件でございます。  以上でございます。 263 ◯委員長(重城正義君) 神蔵委員。 264 ◯委員(神蔵五月さん) 結局、繰越分として減ってきているので、支払っていただいているんだと思うんですね。これは、ただ遅れているだけなのか、徴収をとても一生懸命やっていただいているのか、どちらでしょうか。 265 ◯委員長(重城正義君) 鈴木下水道推進室長。 266 ◯下水道推進室長(鈴木陽一君) 東清団地の汚水処理手数料につきましても、かずさ水道との併合徴収になっております。ですから、滞納した場合は水道を止めるような措置をしまして、水道を止めると大変ですので、結構収納率が高い状態になっております。  以上でございます。 267 ◯委員長(重城正義君) ほかに。斉藤委員。 268 ◯委員(斉藤高根君) 新川園の処理場って一体何人分が一月にできるのか、把握はしていますか。新川園は、人数は次第に減っているわけでしょう。減っているわけですけれども、このし尿処理ってこのままずっと続けるのか、お答えください。 269 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。 270 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 新川園衛生処理場、昭和38年にできてから、57年近く経過してございます。現在、保守点検、あるいは老朽化したところとかを施設の補修とかを行いながら運転してございますけども、今現在、下水道の方とちょっと協議を進めてございますけども、そちらの方で処理ができるような形で現在、協議を進めているところでございます。  以上でございます。 271 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 272 ◯委員(斉藤高根君) それは、実現するとすれば向こう何年ぐらいにできるのか、目途はあるんですか。 273 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。 274 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 現段階で何年後というのはなかなか申し伝えることできませんけども、協議の方を進めていく中で早めにできればと、環境部サイドでは考えてございます。  以上でございます。 275 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 276 ◯委員(斉藤高根君) またトリビアを1つ言います。小櫃川、新川園衛生処理場、そして、岩根都市下水路、あの間ってヤマトシジミの産地なんだよね。すごく取れるような場所となっているわけだが、さて、あれだけ川があって大きなシジミが取れるのが、新川園衛生処理場の下流側、岩根都市下水路の上流側の1ヶ所しかないわけだよ。これは何が影響しているのか私にも分からないんだけども、新川園衛生処理場、全部、下水道へ持っていけばいいという質疑の意図でもないわけだよ、私の話というのは。  埼玉までそういう品物が出回っていて、隣に宍道湖のシジミがあったんだって。私の知り合いが木更津産のシジミだと言って、宍道湖よりすごい大きいよということで、いいシジミだと。そういうことで、環境の保全というのは、また皆さん方がどう考えていくか。そういうことも含めて職員の皆さん方がこの木更津市の環境を考えていってもらいたいのよ。  ということで、その目途が分からないと、私の子どもが小櫃川漁業協同組合の組合員も兼ねているわけで、運営費を払って採捕しているわけだよ。その採捕が安定して何年続くかと、そういうのが私からの観点の話なんだよね。ですから、そういうのも計画を立ててもらって、どのようにその後の環境を守るかということも一つの行政の役割だと思うんだよね。そういうことを考えながら、よろしく。 277 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。草刈委員。 278 ◯委員(草刈慎祐君) 131ページ、クリーンセンター関係費についてお伺いいたします。  これ、公共施設の再配置等にも関連するかもしれないので、答えられる範囲で結構なんですが、毎年毎年修繕をしたり、維持管理費を上げられている状況だと思います。かなりの年数がたっているから致し方ないなというふうには思っておるんですが、その中で、今、7市1町の新しいクリーンセンターですか、が動き出した段階で、今後このクリーンセンターをどうするのかということを今聞いても答えられないとは思うんですが、その中で、いつからこのクリーンセンターをどうするのかというタイムスケジュール等というのは検討に入っているのかをお伺いいたします。 279 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。 280 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 令和9年4月から富津の方に焼却炉の方が移ります。ただ、今現在の木更津市のクリーンセンター、KCSの方で焼却の方はしてございますが、市民または事業者の方が持ち込むごみについてはクリーンセンターの方で、ある程度の前処理をした上でKCSなりに処理の方をお願いしているところでございます。  今後につきましては、先般、4自治体でちょっとお話をした中で、やはり他の自治体のそういう焼却場があったところについての施設の老朽化もかなり進んでいることから、4市で今後検討していこうかという話にはなっております。  今定例会で契約の方の議案が可決された後に、木更津市だけでやるのか、あるいは4市でやるのか、ちょっとその辺は協議していきたいと思いますが、ただ、市民の方が持ち込むごみを例えばどこかの自治体に持っていくというのもなかなか難しいと思います。それは関係自治体も同じような考えでございますので、今後協議していきたいと考えております。  以上でございます。 281 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 282 ◯委員(草刈慎祐君) 2点、要望を私聞いておりまして、地域の人からは以前、私もあまり記憶にないんですが、クリーンセンターができる前のような状況でクリーンセンターが撤退というか、なくなるのかなというふうに、どうなっていくんだということを、また市民にも使えるような、ああいうような形にしてくれるのかというお願い事と、一方で、事業者の方から、今おっしゃられたとおり中間処理のところも必要になってくると思いますので、早めに検討していただいて公表ができるような形にしていただけたらと思います。  以上です。 283 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 284 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、以上で衛生費についての審査を終了いたします。  ここで、13時まで休憩といたします。                                (午前11時46分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後1時00分) 285 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  続いて、134ページの第25款労働費について、審査をお願いします。  ご質疑願います。神蔵委員。 286 ◯委員(神蔵五月さん) 労働費の3番の就労支援事業の子育て期の女性就労支援事業なんですが、これはとてもいい取り組みだと思っておりますけども、5日間で得られるスキルというのはどの程度のものが得られるものでしょうか。 287 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 288 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) 今ご質疑いただきましたセミナーにおきましては、参加者の方が実際にパソコンを用いまして、仕事でお使いになるようなワード、エクセル、そういった基本的な業務の習得が主になります。これは昨今、スマートフォン、スマホを使っている若い女性の方が非常に多くなりますので、パソコンを実際に使わないという方も増えているようでございます。そういった方にパソコンの基礎から習得していただくとともに、5日間のほかにその後にも動画のeラーニング講座を受けることもできますので、そうした中でパソコンのスキルアップを図っていただこうとするものでございます。  以上です。 289 ◯委員長(重城正義君) 神蔵委員。 290 ◯委員(神蔵五月さん) これからもますますこの事業を拡大していっていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 291 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 292 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、次に、第30款農林水産業費のうち、134ページから139ページまでの第5項農業費について、審査をお願いします。  ご質疑願います。石井徳亮委員。 293 ◯委員(石井徳亮君) 136ページの有機米生産促進事業費になりますけども、こちらは、成果説明書を見ますと、有機農業の推進に向けた資機材購入に対する補助、これはまず何を購入するための補助でしょうか。 294 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 295 ◯農林水産課長(松吉 啓君) こちらの資機材についてでございますが、有機米の栽培技術の早期確立に向け、市内生産者で組織する木更津市有機農業推進協議会に対しまして、ポット植え田植機及び播種機等の生産機材の購入に対する支援を行ったものでございます。
     以上です。 296 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 297 ◯委員(石井徳亮君) ポット植え田植機という形ですけども、これ、有機米をやろうという人が、例えばこれがうまくいったとして、30人、40人いたときには、その方なんかもこれ使えるんですか。 298 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 299 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 今回、有機米の栽培の生産に携わっていただく方は、先ほど申し上げた推進協議会に加入してメンバーに入っていただきまして、この資機材を利用できることになります。  以上です。 300 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 301 ◯委員(石井徳亮君) 何でこういうことを聞くかというと、有機米を進めるという話なんですけども、農協からの水稲の指導とかという形で「ほなみ」というものが来るんですけども、そういう有機米をやりましょうとかということは一言も入ってないんですよ。通常の除草剤を使って農薬をこういう形を使っていくといいお米が取れますよという形で、有機米をしましょうという話は全く出てこないんですよ。結局、農業者に関しての指導という形のところにはこういうことは伝わらないんですよね。だから、その推進協議会の方だけが例えばそれを使ってやっていくという形では、イメージ的にはいいんでしょうけども、実際問題これが進んでいくかどうかというと、進んでいく要素が全くないと思うんですよ。  結局、お米を供出していって、例えば、農薬が少ないからカメムシの被害が出て、着色米が多くて2等米、3等米になってしまったという形になってくると、次のとき一生懸命殺虫剤とか、そういう農薬とかなんかに頼ってきてしまうわけです。そういった形では収量も見込んだ農業政策をしていかないと、こういった形では、機械は、変な話、一部の人間だけがそれを有効利用して、補助金を使っているだけかという話になっちゃうので、その辺の形ではもう少し広く進めるような形で進んでいかないと、ちょっと進まないとは思っております。  あと、この機械の関係でもう一つお聞きしたいんですけども、137ページの「環境にやさしい農業」推進事業費、こちらの農薬低減効果のある農業用機械の導入補助なんですけども、農薬低減効果のある農業機械というのは、どんな機械なんでしょうか。 302 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 303 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 今回、富来田梨栽培者組合の方が農薬低減効果のある果樹園用の土づくり機及び機械除草機、こういったものの導入の支援をした事業でございます。  以上です。 304 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。高橋委員。 305 ◯委員(高橋てる子さん) 道の駅木更津 うまくたの里の利用状況が資料に書いてあるんですけれども、平成30年度と比較して、令和元年度はレジの通過者数が13万人ぐらい減った割には売上金額ってそんなに落ちてないんですよね。だから、これはこれでどういうふうにまず評価していらっしゃるのかなと、今年はコロナでもっと大変な気がしていますので、どうなのかなと思って伺います。 306 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 307 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 昨年につきましては、災害、台風の影響によりまして、9月、10月、お越しいただく来場者の方が減りました。しかしながら、その後、ドライブスルー等の事業を行ったりいたしまして、増収のアップに努めたところでございます。  以上です。 308 ◯委員長(重城正義君) ほかに。草刈委員。 309 ◯委員(草刈慎祐君) 道の駅についてお聞きいたします。DBO方式でこの道の駅を運営されていると思うんですけれども、この場合は、市として見れば、資金調達等をするという形で、今、現状を運営されている中で、年に何回、運営者と話し合いとかをしているのか、まずお聞かせください。 310 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 311 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 特定の決まった回数等はございませんで、そのときに応じて打合せの場を設けさせていただいていますが、基本的に年間4回、5回という会議を設けさせていただいております。  以上です。 312 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 313 ◯委員(草刈慎祐君) その中で、やっぱり道の駅がもうかって収益を上げていっていただけると、その分、市の出したお金というのが早く償還というか、回収ができるというふうに思っておりますけども、そういった中で、この3年ですか、3年ですよね、たって、もっと改善をすることによって、もっと集客を上げて売上げを上げるような事案というのはあるのでしょうか、お聞かせください。 314 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 315 ◯農林水産課長(松吉 啓君) いわゆる道の駅の今後の方針ということになると思います。昨年度から国の社会実験「賢い料金」も開始されておりまして、3月27日からは退出可能時間がこれまでの1時間から3時間に延長されております。また、昨年度、圏央道南側に普通車66台分の駐車場も整備いたしました。  今後は、こうした社会実験の効果を取り込みつつ、新たな駐車場周辺の農地を農作業や収穫体験が可能な体験農園として活用し、さらなる魅力の向上に努めてまいりたいと考えております。  加えて、新型コロナウイルス感染症の終息を期待しつつ、道の駅を拠点とした農泊等の推進に向けた取り組みも、様々な主体との連携のもと推進してまいりたいと考えております。  以上です。 316 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 317 ◯委員(草刈慎祐君) そういうふうに周りの方から集客のしやすいような取り組みをされていっていると思うんですけれども、その中で、中で売られている商品であったり、中でテナントとして入られている事業者さんとかの中まで、もっとこういうふうにしたらいいとか、そういった提案であったり改善というのは、数年に一度見直さないんでしょうか。 318 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 319 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 今、生産者の方から要望が上がっているのが、やはり売場の面積が少ないとか、もう少し出品したいというお話もございまして、その辺につきましても指定管理者とは協議を数回やっております。   以上です。 320 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 321 ◯委員(草刈慎祐君) お客さんに来てもらっても売る物がないとリピートにもつながらないですし、売上げが増えないんでありますから、そういった面も十分運営者と協議していただいて、売上げが上がる一層の努力をしていただきたいと思います。  以上です。 322 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。石井徳亮委員。 323 ◯委員(石井徳亮君) 139ページの中山間地域等直接支払交付事業、こちらですけども、こちらの交付団体が2団体と64.7ヘクタール、前年度が1団体で55.6ヘクタールあるんですけど、これ、結構広い面積なんですけど、これの場所を聞いてもよろしいでしょうか。前年度と令和元年度。 324 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 325 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 平成30年度につきましては、富岡地区ということで活動交付事業を行っておりまして、令和元年度につきましては、富岡地区に加えまして伊豆島地区の方が、水稲の実施や、ほかには農道・水路の草刈り等の農業生産活動を行ったものでございます。   以上です。 326 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 327 ◯委員(石井徳亮君) これ、今年度からの支払制度についての資料を見たんですけども、耕作放棄地の防止に寄与するという形なんかのことがあるんですけども、そういった形で耕作放棄地にならなかった部分とか、逆に耕作放棄地が解消になったというような事例はあるんでしょうか。 328 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 329 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 今回の中山間地域等直接支払交付事業につきましては、おっしゃるとおり耕作放棄地の増加、その発生の防止ということと多面的機能の観点を図るということになります。こちらにつきまして、伊豆島、富岡ともそういった面で改善が見られているというふうに考えております。   以上です。 330 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 331 ◯委員(石井徳亮君) こちらについては、何というんですか、集落営農的な形で条件が合致したところにはいいと思うんですけども、耕作する方がどんどんいなくなってしまっていて、手を上げちゃってもうお手上げだという方がほとんどになっちゃうと、集落営農として動く方もいなくなったとこには難しいと思うんですよね。だから合致するところにはどんどん進めていっていただきたいんですけども、それ以外のところでも、いろんな諸条件、かみ合わない部分なんかもありますけども、あんまり周知されてないような気もするので、その辺のことはちょっとよろしくお願いしておきます。 332 ◯委員長(重城正義君) ほかに。草刈委員。 333 ◯委員(草刈慎祐君) 有害鳥獣に関して、対策についてお聞きいたします。  ページで言いますと、136ページの下段にあるんですけれども、今年はコロナの関係がありまして、狩猟の資格が10月から募集が県の方で始められるというふうになっておるんですが、この資格を取得するのに最初に5,200円かかりまして、それ以降の資格を取得するには3,900円かかるわけです。猟友会の方々の高齢化というのもありまして、担い手というのはすごい重要なことだと思われます。その中で、この助成というか、資格を取得するに当たって市独自での助成というのは考えられないんでしょうか。 334 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 335 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 今、新規に取得する場合には補助という制度がございまして、更新する際の更新費ですけども、一応来年度の予算から補助していきたいということで今考えております。   以上です。 336 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 337 ◯委員(草刈慎祐君) 来年度からということで、すいません、よろしくお願いいたします。  言える範囲で、どれぐらいのことを考えておられるのか、お聞かせいただけたらありがたいです。 338 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 339 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 免許のことに関してでよろしかったでしょうか。今、JAの方からも要望がございまして、やはり担い手、捕獲者を増やしていくためにこういった助成をやっていただけないかということで、ちょっと人数的なもの等は把握していないんですが、更新に係る費用の全額を市の方で補助したいということでは考えております。  以上です。 340 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 341 ◯委員(草刈慎祐君) ありがとうございます。地域の方と今年度私も取りに行かなければいけないと思っていたんですが、来年から活用させていただきたいと思います。ありがとうございます。 342 ◯委員長(重城正義君) ほかに。石井委員。 343 ◯委員(石井徳亮君) 今の話で、全額という形で、JAからの要望があったという話なんですけども、変な話、自分の周りで、一般質問でも言ったんですけども、補助があるから資格を取ろうという人はいないんですね。ですから、担い手が本当にどんどんいなくて、猟友会の駆除隊の現状を申し上げても、あと5年すると半分ぐらいの人間になってしまいかねなくて、その方々も平日は動けないような状態になるかなと思うんです。ですから、例えば、要望しているという安直な考えだけで済む問題ではなくなってきているんですよ。  ですから、その辺では内情が分かるから特に言っているんですけども、そうなったときには、猟友会の駆除隊としては「私たちにはもうできません」という話をするしかなくなってくるんです。そういった場合にはどうしますかという話なんですけど、そういったところまで想定していますでしょうか。 344 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 345 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 猟友会の皆さん方とは定期的にお話をさせていただいた中で協議を重ねております。内情の方も知っております。うちの方で考えておるのは、やはり猟友会だけに頼るのではなく、他市も事例があるんですけど、地域の住民、地域ぐるみで、地域単位で有害鳥獣対策を行っていくような仕組みづくりというのが大切だと思います。今後、近隣市でそういった事例もございますので、情報収集に努めていきたいと考えております。   以上です。 346 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 347 ◯委員(石井徳亮君) 地域ぐるみという形で、今被害をなくす会という方々がわなをかけてもらっていますけども、結局、箱わなでイノシシが入ってくると、もう猟銃で止め撃ちするしかなくなってくる場合が出てくるんですけど、それは結局、駆除隊にしかできないんですよ。例えば警察官が鉄砲を持っていますから、それでやれるかというと、駆除隊の資格がないので、やれないんですね。だから、そうすると、やはり駆除隊がいなければできないし、平日に捕まった場合には処理もできなくなっちゃうんですよ。  そうなったときには、地域ぐるみでといっても、地域の方々が鉄砲を持って止め撃ちして、獣肉処理加工施設まで持っていくまでやっていただかなければ、ただ単にわなをかけるという人は「もうそこまではできません」という話が現状なので、その辺のことからすれば、地域ぐるみというのは耳には聞こえがいいですけども。  実際問題、現状とすると、宮城県だったかな、県の職員が猟銃の資格を取って実際に駆除に回っているとか、そういった形が出ています。そういった形では、行政とか農協、JAの職員とかで駆除に回れるような人間を育てなければ、もう太刀打ちができないというか、そういう状況があります。本当にこれはほんの数年でそういう状況になってしまいますので、その点よろしくお願いします。 348 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。斉藤委員。 349 ◯委員(斉藤高根君) 135ページ、農業委員会費、農地利用最適化推進委員報酬、まず、昨年までの成果をお答えください。 350 ◯委員長(重城正義君) 小泉農業委員会事務局長。 351 ◯農業委員会事務局長(小泉 博君) お答えします。  農地利用最適化推進委員の成果ですが、農地利用最適化推進委員は、農業委員会等の法律に関して農業委員会が定めた区域内の農地の利用等の最適化の推進のための活動を行うことと規定されております。  それで、実際の活動といたしましては、令和元年度の状況ですが、農業委員、推進委員の全体会議を3回開催するほか、地区活動として、推進委員の担当する地区において、8地区を基礎ブロックとした地区会議及びブロック会議を合計21回開催いたしました。  また、推進委員の活動日数ですが、合計で272日で、1人平均15.1日となっております。なお、昨年は台風の影響等もあり、活動できない時期がありましたので、平成30年度は合計321日で、平均17.8日でございました。  以上でございます。 352 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 353 ◯委員(斉藤高根君) これ、ただでさえ農業者が離れていくのに、突然新しい組織をつくったと。農業者に限ると。1人だけ違うのかな。形は、言い方が私は随分気になるけども、応募という形でやりたい人は手を挙げてという、いかにも押しつけ的なやり方をして、応募された方は多分いないと思いますよ。みんな推薦されたと思いますけども。何が起こったかというと、農業者が農業者に対して「あそこの田んぼが荒れてるじゃないか」と、こういう話だけですよ。  では、果たしてこの人たちが地域のために何をやったか、お答えください。 354 ◯委員長(重城正義君) 小泉農業委員会事務局長。 355 ◯農業委員会事務局長(小泉 博君) 地域のためですと、まず1つは農地の利用状況調査といいまして、農業委員会として市内全体の農地の利用状況調査を、これは推進委員さんだけではなく、農業委員さんと一緒に市内の農地を全部調査いたします。その結果、遊休農地の所有者には事務局の方から通知を行いますので、そういった方とか、遊休農地の対策についての話し合いとか、地域での話し合いで今後どうしていくか、地域によっては活動の差がばらばらですけども、例えば基盤整備をしていくにはどうしたらいいかとかというような、意見交換会というほどじゃないですけど、地域の農業者との意見の交換を行ったりという地域的な活動を実際に行っております。  以上です。 356 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 357 ◯委員(斉藤高根君) 今、地域で何が起こっているかというと、稲作づくりのやり手がいないと。じゃ、誰かに頼もうと、これをまた中間管理機構にお願いせずに、相対というかな、相対って分かりますか。直接、米1俵でいいから作ってくれよ、米30キロでいいから作ってくれ、そういう話になって、よそ地区から大量に入ってくるというのが今の現状なわけ。そういった、よそから無秩序に入ってきてやっているという人たちに、この人たちの権限って及ぶのか、及ばないかをお答えください。 358 ◯委員長(重城正義君) 小泉農業委員会事務局長。 359 ◯農業委員会事務局長(小泉 博君) 農地の貸し借りに関しては、農地法第3条で貸し借りする場合と農地利用集積計画、市の方の計画で貸し借りする場合がございますが、もちろん第3条の方は農業委員会の許認可権限ですし、農用地利用集積計画は市の計画に基づいて農業委員会の方が承認するという形になりますので、当然全く権限が及ばないということはないということです。 360 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 361 ◯委員(斉藤高根君) 実際には権限が及んでないんですよ。それが実際横行しているわけ。これはいいのか、悪いのか、お答えください。 362 ◯委員長(重城正義君) 小泉農業委員会事務局長。 363 ◯農業委員会事務局長(小泉 博君) 実際そういうのもあるとおっしゃるならそうかもしれませんが、実際、貸し借りの申請があった場合は必ずその申請地とかについての農業委員さんなり推進委員さんが現地確認等をして、それでいいかどうかの判断を総会で発表して、皆さんで合議で決めている状況でございます。 364 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 365 ◯委員(斉藤高根君) 私が言ってるのは、そのほかの場合が多々あるということなんですよ。せっかくこんな、今までよりも倍、農業委員会の予算を費やして、そういったことには何も対策がなされないという現状で、一体、農業委員会って何をやる方、これが私の今実感している気持ちなんですよ。全くかけ離れた場所でかけ離れて、あそこは荒れてる、ここは誰が作ってるか分からないけどと、こういう話になっているわけよ。  もっと実のある推進委員だったらいいのに、調査をやっていて結果だけを出してる組織では意味が違うと思うんですよ。もっと農業者の身に添った農業委員会という役割を担ってほしい。そのためにこの貴重な金を払ってるわけ。今まで推進委員っていなくてもやってたわけでしょう。いない中から人を選んで一体これからどこへ向かうんだということで、私の意見を聞いて、「じゃあ、どうしようか」と農業委員会で話していただければ幸いだと思います。よろしく。 366 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。
             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 367 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、以上で、労働費及び農林水産業費のうち農業費の審査を終了いたします。  答弁席入れ替えのため、暫時休憩といたします。                                 (午後1時25分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後1時26分) 368 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  次に、第30款農林水産業費のうち、139ページから142ページまでの第10項林業費及び第15項水産業費について、審査をお願いします。  ご質疑願います。石井徳亮委員。 369 ◯委員(石井徳亮君) 140ページの林業振興費ですけれども、こちら、森林の再生、サンブスギ林再生・資源循環促進事業補助金という形になっていますけども、先ほど公害の方でも何かいろいろ話ありましたけども、サンブスギだけをどんどん植え替えて、サンブスギを再生するのもいいんでしょうけども、環境のこととかを考えていくと、自分個人的には針葉樹と広葉樹の混植がいいんじゃないかなと思っているんです。その辺で災害が起きてきて、それをきれいに整理して、またサンブスギを植えてるところの現場を見ましたけども、この状態でいいんでしょうか。 370 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 371 ◯農林水産課長(松吉 啓君) こちらのサンブスギ林の事業でございますけども、非赤枯性溝腐病により被害を受けたサンブスギ林の再生を図る事業でございますが、跡地の植栽につきましては、低花粉の杉を今植栽しておりますので、ご理解いただきたいと存じます。 372 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 373 ◯委員(石井徳亮君) 林業振興費という形になっていますけども、実際問題、杉は売れてるんですかね。実際問題、業として成り立っているのかどうかというのをちょっとお伺いしたいんですけど。 374 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 375 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 現在の木更津市の林業の形態につきましては、1名の方が杉等の木材を伐採し、切って袖ケ浦の木材センターに持っていっているというような状況でございまして、今うちが把握しているのはその1名の方という状況です。   以上です。 376 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 377 ◯委員(石井徳亮君) 人工林の比率が結構高いはずなんですけども、1名だけということは、ほかのほとんどの方は業をなしていない状況になっていて、毎年毎年林業振興補助金というのは入ってきているんですけども、本当にこれが誰のための補助金なのかという形になってきてしまいかねないんですけど、その辺のことで、例えば、環境整備のためなのか、林業をなりわいとしてのものなのか、そういう形ではどういう方向に進んでいこうとしているのか、ちょっと教えてもらえますか。 378 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 379 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 先ほど1名の方と申し上げましたが、この補助金につきましては、その方以外に事業主体である千葉県森林組合の方が、こちらの被害木の伐倒・搬出、跡地の植栽をしておりますが、やはりこれは今荒廃した森林の再整備ということで進めております。   以上です。 380 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 381 ◯委員(石井徳亮君) 森林組合さんも、いろいろ私の方も頼んである仕事もありますので分かりますけども、実際問題、先ほど言いましたけど、環境のことを考えていくと広葉樹もある程度進めていかないと、それこそまた同じことの繰り返しになってしまいます。その他大勢の方は山を持っていらっしゃらない方、環境に関するものしか影響が出てこないので、その辺のことを加味しながらちょっと進めていただければと思います。よろしくお願いします。 382 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。斉藤委員。 383 ◯委員(斉藤高根君) 関連になるけれども、森林環境譲与税というのは何の事業に使われているのか、お答えください。 384 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 385 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 森林環境譲与税ですけども、基本的に被害のあった木の処理ですとか伐採、あとは、担い手の育成、木材の再利用等の事業に使われるものでございまして、昨年度につきましては、その整備を進めていくに当たりまして、木更津市の森林の整備方針ですとか長期の計画を策定いたしました。   以上です。 386 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 387 ◯委員(斉藤高根君) 先だって面白い人物に会って、千葉県の人だけども、竹からお酒を造っているという人がいて、これ面白いと。でも私は森林には何も関与しなくて、こういう人に譲与税を使って竹を切らせれば山がきれいになるなと思うんだけども。そういうことで、環境譲与税をもっと有効に活かしてもらいたいなという気持ちがあります。これは意見だけでございます。  ついでに、水産の方に移ります。水産のアサリの増殖で補助金が去年もこれだけ払われたということで、この結果をお教えください。 388 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 389 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 昨年度につきましては、地で湧くアサリを保護するといった事業を主に、今までの種苗放流からシフトしまして、そういった取り組みを行ってきました。  アサリの漁獲につきましては、平成30年度の漁獲量9トンに対しまして令和元年度は70トンと、漁獲が上がっている状況でございます。  以上です。 390 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 391 ◯委員(斉藤高根君) 数字の上じゃ増えているということではないですか。ただ、アサリって帳簿上含み資産ということで、来年度に繰り越す部分があるわけなんですよ。今年何トンまいて、何トン上がって、その差は繰越分として計上できるわけだよ。でも、去年なんか死んじゃってるわけだよ。死んじゃってて、繰越資産なんかあるわけない。成果は上がっていますけれどもアサリはありませんと、こういう結果になっているわけだ、今年が。  ということで、この増殖、もっともっと画期的な方法を私が提案しているんですけれども、そういった方法を協力してやってくれないかなというのが私の意見だよ。その点の考えをお聞かせください。 392 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 393 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 一般質問でご答弁させていただいた内容でございますが、うちの方といたしましては、やはり海の中に鋼矢板を打つということは、管理者である県だったり、海を管理する方もいらっしゃいます。そういう機関にやはり許可を得なければいけないという問題もございまして、あとは費用対効果を考えた中で進めていかなければいけない、今後研究していくというご答弁を差し上げました。   以上です。 394 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 395 ◯委員(斉藤高根君) 昨日の時点で千葉県から見事に却下された返事が来たわけだが、小櫃川河口が一部が埋まっちゃって、一部の地域、住宅地の方に川が向いてると。その反対側、砂が堆積しちゃって困っていると。「この砂を何とかしてくださいよ」というのを市に言ったら、「いや、2級河川は県の管理です」と言うから、しようがない、立場を超越して県まで話し合いに行って、「何とかしてくれ」と言ったら、「いや、当分できません」という返事を昨日いただいたわけ。  だったら、昔は貴重な砂だったわけよ、川砂といって。その砂を海岸線に移して新しい漁場、死んでる漁場を新しい漁場につくり変えれば、新しい漁場が生まれるだろうと、こういった壮大なことを頭の中で考えているわけ。頭の中で考えて、まずは漁業協同組合に相談して、「じゃ、それをやろうかよ」という。何がネックかというと、市が「お金がないです」と。これが結論。市は、漁業に関しては国からの金があればスムーズに話が行くんですけれども、国からの金がないと何も動かないと。これが実情じゃないですか。何とかみんなで力を合わせて。  アサリって1つもなかったわけよ、過年度から。昨年度の台風で全滅しちゃって、ないわけだけども、果たして、じゃあ、市の農林水産課の人たちはこのアサリをどのように育て上げようかという考えはあるのか、お聞きします。 396 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 397 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 繰り返しになりますが、アサリの資源を、地で木更津で発生するアサリを今は守っていこうと、越冬させようという事業で今事務を進めておりますので、ご理解いただきたいと存じます。 398 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 399 ◯委員(斉藤高根君) あんまり長くなるから言わないけど、もともとは発生だよ、発生するアサリで生活をしていたわけだよ。アクアラインが通ると補償の関係があるということで、補償だと養殖場という認められた場所の中でやらなければいけません。養殖場を指定して、稚貝が欲しければ補助金を出しますので、買ってくださいよと。予算はありますから買ってくださいよ。買ってきて養殖をしていたら、買ってきた中からウミグモが発生して、今の状態になったわけ。  昔みたいに昔ながら発生した、湧くという表現を使うわけだが、そのアサリを採って細々と生活してれば、いまだにアサリが採れてたわけよ。それを、そういった何というかな、あなたたちの得になりますからよということで、やった結果がこういう現実を生み出しちゃったわけだよ。私たちには責任はないですよと言われそうだが、だって誰にも私たちは言う場所がないでしょう。ご理解をください。  だから、これは去年の決算だから去年の結果はいいよ。増えたのであれば、じゃあ来年どうしようかということを、決算というのは何のために9月でやっているかというと、12月まで来年の予算を、これまでの検証をして新しい予算を組むというがこの決算の仕事なんですよ。であれば、こういった話を真剣に受け止めていただいて、じゃあ来年はこうしようよという予算づけをしてもらうのがこの決算審査特別委員会の役目なんですよ。お答えは要りません。よろしくお願いします。 400 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 401 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認めます。以上で、農林水産業費の審査を終了いたします。   ここで13時50分まで休憩といたします。                                 (午後1時39分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後1時50分) 402 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  続いて、142ページから146ページまでの第35款商工費について、審査をお願いいたします。  ご質疑願います。鶴岡委員。 403 ◯委員(鶴岡大治君) 決算書142ページ、産業・創業支援センター事業費について伺います。決算額は4,103万8,877円、全額一般財源でありますので、しっかりと伺わさせていただきたいと思います。  まず、この決算額ですが、成果説明書につきましては内訳が示されておりません。管理運営費用となっております。我々が一般的に理解しております指定管理料と同じような扱いということでよろしいのでしょうか、伺います。 404 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 405 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) 本事業は、施設を適正に管理し貸し出す等の指定管理とは異なりまして、様々な業種の事業者や起業・創業を目指す方を支援するための相談業務を主といたします木更津市産業・創業支援センターの管理運営に関し、木更津商工会議所へ委託しているものでございます。 406 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 407 ◯委員(鶴岡大治君) 分かりました。  それでは、成果のチェックはどのようにされているのでしょうか。定期的な報告を求めているんでしょうか。お願いいたします。 408 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 409 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) 毎月、商工会議所とともに定例の報告会を設けております。その中で相談対応件数や創業実績、メディアへの掲載、また個別の成果事例などにつきまして、センターからの報告を受けているところでございます。 410 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 411 ◯委員(鶴岡大治君) 多数創業し、相談件数も多数にわたり、すばらしい成果であると、一般質問や委員会で何人もの方々が質疑や答弁の中で述べられております。この事業は、優秀な方々を全国から公募しております。投下した4,000万円以上の確実な果実を目の当たりにして初めて、すばらしい事業であるというふうに私は理解しております。  つまり、新規事業者を増やすこと、相談件数を増やすこと、成果説明書に詳しく記載がされております。これは、実際にやられているらづ-Bizの方々の目標であって、それに対してお金を支払っている木更津市の目標は何かというふうに私は考えております。  これをもって木更津市に確かな果実をもたらす。分かりやすく言いますと、4,000万円という数字は非常に大きな金額で、私はそのような大きな会社を経営しているわけでありませんが、4,000万円の純利益を確保しようとすると、分かりませんが、10億円、20億円もの売上高がないとできないんじゃないかなと、そういうふうに思います。数多くの方々から、「売上げが上がったよ」「よかったよ」というお話を聞きます。じゃあ、それが何なのと。4,000万円に対してどのような評価を木更津市はしているのだということをまず聞きたいと思います。  しかるに、いろいろ調べましたが、5年間事業やられていますけども、少し私の方から質疑をさせていただきます。創業された方々の納税額は確認しておられるでしょうか。 412 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 413 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) 平成27年度からセンターが支援をいたしまして創業された事業所につきまして、法人市民税の課税の状況については確認をしているところでございます。  以上です。 414 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 415 ◯委員(鶴岡大治君) これは定住人口の増というふうにも成果が期待できるということであります。定住人口増になったかどうかの検証もされておりますか。 416 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 417 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) 市外在住の方でセンターに相談にお越しになった方のうち、これまで市内に創業された方は6者ございます。新たに市内に事業所や店舗ができることによって、また、それらの店舗において働く人が、雇用が発生することを鑑みますと、少なからず定住人口の増加につながっているものと考えております。  以上です。 418 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 419 ◯委員(鶴岡大治君) 成果報告書では新規の創業の方しか出ていません。新規の創業というのは事業経営がうまくいくとは限りません。創業したが廃業したという方もおられるんじゃないかと思います。そういった追跡調査もされておりますか。 420 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 421 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) センターオープン以来、54社が創業しております。このうち1社が廃業されたと確認しております。  以上です。 422 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 423 ◯委員(鶴岡大治君) プラン・ドゥ・チェック・アクション、俗に言うPDCAサイクルですよね。計画して実行して評価して改善する。こういった4,000万円もの一般財源を使ったものは、PDCAサイクルにのっとって正確な報告をしていただきたい、かように思います。  市の方はPとDは非常に得意です。コンサル等を頼んで事業を練り上げて、DOに対しては、補助金をもらってきて事業を行う。PとDは本当にたけています。ところが、Cというものを私は最近見ていません。今回、主要成果説明書となっておりますが、これは主要成果説明書ではなくて主要結果説明書と思います。成果というのは、結果ではなくて目標に対して何ができているのかということです。  私、議員になりたての頃、行政評価報告書ですか、ああいった厚い資料を見せていただいて、いろいろ勉強させていただきました。この事業、効果額2,500万円、350万円、職員1.5人分の削減につながると、大変すばらしい資料でしたけど、事務量が非常に多いということで、間もなくなくなりました。  全てにこの報告書を求めるのはやぶさかではないと私は思いますが、せめてこうした4,000万円も使うものについては、やはりしっかりと内部でチェックを行って、私たち議員に示していただきたい。50社の新規創業が何をもたらした、納税額はこうでしたと、ぜひこういうものを示していただきたい。  最後に、これは、しっかり木更津市に成果をもたらした事業と言えますか。 424 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 425 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) ただいま委員からいろいろとお言葉をいただいたところでございます。産業・創業支援センターが開業して6年目を迎えることとなりました。ただいまいただいたご意見のように、行政の支援がどのように地域の産業振興に寄与するのか、また税収増や雇用増、また、さらには働きやすい地域として定住の動向にどのようにつながっていくのか、引き続き、しっかりと効果、そして成果を追跡調査し、検証してまいりたいと存じます。  以上です。 426 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。斉藤委員。 427 ◯委員(斉藤高根君) 146ページ、デスティネーション・マネージメント・オーガニゼーション、これ、去年も言ったかな。3年たてばこの組織は独立採算が取れるよという話なんですけども、それで議会も認めようということで、一番初めに誰かが、議案に出たときの説明がそうだったんですよ。そしたら、いつの間にか、「いや、これは活性化させるための方策なんだよ」と言い方を変えちゃったんですよね。議決されてから変えちゃったら、これ困るんじゃないかって、私はずっとこれ思っているんですけれども。そして、この間の一般質問でも今日でも費用対効果と、私が言うとみんな費用対効果で否定されちゃうわけ。これ、じゃあ費用対効果をどのように計算したのか、私に説明してください。
    428 ◯委員長(重城正義君) 伊藤観光振興課長。 429 ◯観光振興課長(伊藤昌宏君) 確かに昨年度も決算のときに委員の方からこのご質疑がございました。そのときにも答弁させていただきましたが、令和2年4月15日に観光庁が観光地域づくり法人の登録に関するガイドラインを公表し、その中で、観光地域づくり法人の目的・役割は、地域のマネジメント、マーケティング活動、着地整備を通じて観光で地域が稼げる仕組みづくりや地域を活性化させることであり、観光地域づくり法人自体が収益を上げることではない。そのため、観光地域づくり法人の活動に対して、自治体による一定の財政支援が必要となる場合が多いとされております。  ただし、DMOでは確かに自主財源を求める事業も行っておりますので、自主財源で賄えることが一番ふさわしいとは思いますが、現状では自主財源で営業はできておりません。そのため、昨年度で第1回目の地方創生推進交付金が終わりましたが、再度、地方創生推進交付金の方を申請させていただきまして、今年8月に認定になりまして、今年度、来年度、再来年の3年間、地方創生推進交付金を活用いたしまして、この中でDMOとしてやるべきことをやり、成果を出したいと考えております。  以上でございます。 430 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 431 ◯委員(斉藤高根君) 今の答えが費用対効果の答えなんですか。費用対効果の答えであれば、追いかけないが、そうなんですか。 432 ◯委員長(重城正義君) 伊藤観光振興課長。 433 ◯観光振興課長(伊藤昌宏君) 費用対効果といいますと、当然、費用としてかかった予算、予算に対する結果が果たしてそれにふさわしいかということでございます。DMOの中におきましてもボード会というものを起こしまして、検証の方を行っておりますが、現状では、こちらの方が支出しました予算に対しまして結果の方は残念ながら伴っておりませんのが事実でございますが、これは、やはり我々、木更津市観光協会及び関係機関等、今以上の連携を取りながら事業を進めなければ収益を上げることはできませんので、これにつきまして、今現在、市及び観光協会、また連携を取っております機関と今年度につきまして今計画を立てておるんですが、今、コロナの状況で事業の中止というのが大きくなっておりまして、収益を現状上げられていないのが実情でございます。  以上でございます。 434 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 435 ◯委員(斉藤高根君) 農林水産課が聞いていればいいんですけれども、観光振興課の方は、今明言されたように、費用対効果は駄目でもやると。農林水産課の方は費用対効果が駄目だよと、もう門前払いで、なぜ施策がこう違うのか。観光振興課に聞いたってしょうがないよな。こういった不自然な行政というのはどうなのかって私は疑問を投げるので、外で農林水産課聞いてたら、よく聞いてください。  じゃ、続いて、レンタサイクルって去年買ったのかな。今は木更津駅前と金田に置いてある。それで、偶然、この間、久津間地先で3人がこの自転車に乗っているのを見つけたので、「おおい」って呼び止めて写真を撮ったんですけども、よく借りてくれたなって、お礼を差し上げたりして、それで、大急ぎで交流センターに行って「随分貸しているそうだね」と言ったら、「いや、今、今年になって初めて3台貸しました」と。こういう答えで、さて、この自転車、高かったよね。ブリヂストンでももう少し安く買えるんじゃないかと、この検証はどうなされたか、お答えください。 436 ◯委員長(重城正義君) 伊藤観光振興課長。 437 ◯観光振興課長(伊藤昌宏君) ただいま委員がおっしゃいましたように、今年度からうまくたの里から木更津駅前と金田地域交流センターの方に移動いたしました。その理由といたしましては、昨年度まで1年半ぐらいですかね、富来田地区で行っておりましたが、やはり利用実績がこちらの方で想定した人数までいかないということが分かりましたので、駅前では、実際に今まで観光案内所の方にレンタサイクルを希望という方が結構いらっしゃった話を伺っておりましたので、移動いたしました。ただし、コロナウイルスの関係で、実際始まったのが今年度は7月15日から始めまして、約2ヶ月が経過しております。  実績でございますが、先ほど委員の方から金田地区では初めてという話を伺いましたが、こちらの方で4月15日から統計を取っておりまして、昨日まででございますが、金田地域交流センターでは17台借りております。駅前の方では62台借りておりまして、合計79台の利用がございますので、移動して借りる方がかなり多くなり、この事業は駅前及び金田に移しまして効果があったというふうに考えております。  以上でございます。 438 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 439 ◯委員(斉藤高根君) 配置替えしたというのがすぐ話に聞こえたわけなんですよ。配置替えというのは、うまくたの里に置いてたら、車で来て、そのまま車で帰っちゃうと。市場調査をなされてうまくたの里に置いたのか、どうしてうまくたの里に。そういった配置する理由づけをしなければ、議会で認可するのに駄目だったのかなって、私どもの可否がいいかげんだったのかなって我々も反省するところなんですよ。  言われたように、3台じゃ、もう少し、実際には、3台と17台は私にとって大して違いはないんですけれども、駅前が実際に何台か一番借手がいるという話を聞きました。それはそうでしょうよ。電車で来た人が動き回るのは一番便利だと。車で来た人はそんなに便利じゃないという結論なんですよ。ですから、自分たちのやったことが正しいということではなくて、きちんと見直しして、見直しした結果でこのようになりましたという市場調査、そして費用対効果なんかをきちんと我々に説明してもらう必要があると思うんですよ。  では、金田で、じゃあ、自転車はどこまで置くの。向こう何年間あそこに置くの。 440 ◯委員長(重城正義君) 伊藤観光振興課長。 441 ◯観光振興課長(伊藤昌宏君) すいません。  まず初めに富来田地区に置いた経緯でございますが、当時、今でもございますが、サイクルツーリズムを、現在、我々は推し進めようとしております。実際に富来田地区でかなりの方が自転車で通っているというお話を伺いまして、実際、我々も見まして、利用されてる方がおりました。そのため、うまくたの里に置けば利用者が増えるというふうに考えて最初置いたところでございますが、実際にサイクリストの方は、自分の車で自転車を持ってくる、もしくは、最初から自転車で来るという方が多かったもので、利用者が伸びなかったというふうに思っております。  また、金田地区にいつまで置くかというご質疑でございますが、今現在、単年、1年ごとに考えておりまして、利用者が多ければ、このまま継続できればというふうに考えております。  以上でございます。 442 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 443 ◯委員(斉藤高根君) これから言うのは、答えは要らない。要するに同じ経済部の中で、片や費用対効果を盾にしてやらない、片や費用対効果が計算されなくて、こっちは駄目だったからこっちをやろうと、こういう行政って、その費用対効果で断られた人は納得しないんですよ、これ。このことだけは覚えておいてください。同じような平らな行政をお願いしたい。  以上。 444 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。鶴岡委員。 445 ◯委員(鶴岡大治君) 143ページ、アクアコイン普及推進事業費について伺います。  アクアコインは今、何店舗で使えますか。 446 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 447 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) 9月15日現在、610店舗での使用が可能でございます。 448 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 449 ◯委員(鶴岡大治君) かなり以前に比べて使えるようになってきたと思います。私の知っている周りにもアクアコインのヘビーユーザーの方が結構何名かおられるんですけど、私も今日お昼休みにスマホにアクアコインのポイントが付与されましたって、ぱっと見て、額を見て思わずにんまりしてしまうんですけど、そんなふうに、何か随分アクアコインは使ってて楽しいなというふうになるということで、大変ありがたいんです。  しかし、自信のある焼き肉屋さんなんかへ行くと、カードお断りなんていうところも依然としてまだ強くて、このお店で使いたいなというと「アクアコインは使えません」とか、いろいろ言われます。アクアコインのアキレス腱というのは手数料だと思うんですよね、加盟店が支払う手数料。それを払うのがもったいないという方が加盟しないというのが、やっぱり最大のネックじゃないかなというふうに思います。  私も隣の床屋が実は加盟店なんですけども、今、床屋は4,100円なんですけど、アクアコインで払うと、先週の建設経済常任委員会のときに「手数料は幾らでしたか」と聞いたら、セールを除けば一般的には1.98%だということで、4,100円の床屋さんで使うと82円目減りしてしまうんですよね。知っているお店だと、アクアコインを使うと、相手に82円損させちゃうなということで、なかなか知っているお店では使いにくい。知らないお店だったら正々堂々アクアコインを使っちゃうんですけど、なかなか支払いしにくいという致命的な問題もあります。  いろいろ時期を決めて、セールだ、還元だということで、なかなか、その1.98%を埋めて、これからまだ、今3%バックを始めるみたいですけど、いずれその期間が切れちゃうんですよね。だからその1.98%というのは、アクアコインがある限りついてまわる命題なんですよね。この命題に対して市はやっぱり長く向き合っていかなきゃいけないと思うんですけど、その1.98%に対して市はどういうふうにしようかというものがありましたら、ご説明をお願いしたいと思いますが。 450 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 451 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) ただいまご質疑いただきました手数料の関係でございますが、今月9月末まで君津信用組合におきましてアクアコインの換金・送金手数料ゼロ円キャンペーンを行っております。  しかしながら、今後のキャンペーンの継続の可否につきましては、現時点で決定はしていないところでございます。加盟店からの換金・送金手数料は、システム維持管理費やまたチャージポイント等の利用促進策を実施していく上での財源となってまいりますことから、今後は、ほかのキャッシュレス決済同様、加盟店への一定の負担をお願いしていく必要が出てくるものと考えております。  以上でございます。 452 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 453 ◯委員(鶴岡大治君) 私が言いたいのは、セール、セールということで、加盟店にその1.98%をカバーする施策をずっと続けていると、加盟店に非常に有利になる施策、分かりやすく言えば、一般の商店に対して、特別な商店にだけ木更津市が肩入れしているという不公平感も存在するのではないかということで、あまりこういったキャンペーンを長くやるというのは公平感に欠けるのではないかという中で、やるのであれば、君津信用組合にもうちょっと下げていただくとか、そういったものをやっていく必要があるんじゃないかと。あまりにも木更津市がそれを負担し続けて、一部の加盟店に便宜を図るのはいかがなものかということを申したいと思います。当局は十分分かっておりますので、それにつきましては、公平感を持続できますようご注意お願いいたします。 454 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。神蔵委員。 455 ◯委員(神蔵五月さん) 144ページのプレミアム付商品券給付事業費ですけども、これの販売の率を教えていただければと思います。 456 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 457 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) 販売の率でございますが、全対象者から見まして26.3%の販売率となりました。  以上です。 458 ◯委員長(重城正義君) 神蔵委員。 459 ◯委員(神蔵五月さん) これは消費税の低所得者対策でやったと思うんですけども、これに対してのPRというんですかね、周知などはいかがだったでしょうか。 460 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 461 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) ホームページ、広報等の広報手段に加えまして、対象者となります方は大きく2つございまして、1つは非課税世帯者、もう一つはゼロ歳から2歳児をお持ちの方ということになります。0歳~2歳児をお持ちのご家庭につきましては、このプレミアム付商品券を購入する権利が全員の方にございました。一方で、非課税世帯者の方につきましては、私どもの方からその該当となる方皆様にお手紙を差し上げました。申請書も併せまして送らせていただき、周知を図ったところでございます。  以上でございます。 462 ◯委員長(重城正義君) 神蔵委員。 463 ◯委員(神蔵五月さん) もうちょっと伸びるかなと思ったんですが、いろんなご事情もあったんだと思います。ありがとうございました。 464 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。高橋委員。 465 ◯委員(高橋てる子さん) 大好きなアクアコインについて、143ページの下から2行目に7番、アクアコイン普及推進事業費というのがあるんですけども、今まで、ざっくり、正確に出なくてもいいんですけど、今までそのポイントという意味で市の税金として出た金額というのは分かるんでしょうかね。教えていただきたい。この1,000万円というのはそれじゃないような気もするんですけれども、いかがでしょうか。 466 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 467 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) ポイントの原資につきまして、市から負担金等の形で支出してございます。令和元年度、昨年度の決算額で申し上げさせていただきたいと存じます。チャージ額に対する市からの原資といたしましては、310万円ほどでございます。  以上です。 468 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 469 ◯委員(高橋てる子さん) 今の私の聞き方が悪かったのか、多分そんなことはないというふうに思いまして、例えば市のイベントに出てきたときにはポイントをあげるとかというのも、あれも市の財源だと思っていますし、一時、産業振興基金みたいのを400万円ぐらい取り崩したのも、あれも市の何というかポイントの分を、普通はポイントについては、協定書で、市が2、それから信用組合が1ということだったんですけども、信用組合が厳しいということで市が3、全額負担したときもありましたので、それを合計すると大体幾らの税金をここに投入してこの事業を回しているのかということが、私はずっと追っかけてはいませんのでね、それはやっぱりするべきだと思うんです。  そこまでして、単に回っていないコインですから、アクアコインと円を換金しているだけのときの手数料として出ていってるわけでしょう。「送金に使えますよ」といったって、送金になんか使っている実績は、ほとんどこの前もなかったということですよね。  だから、このアクアコインというのは本当に単に、でも、それがあることで、そこの店に使って、お金を使っているという実績があるわけだから、私は全く意味がないとは思いませんけれども、少なくともいろんな部分で、そのポイントとして、たしか1円だとしても、積み重ねれば8,000歩で1ポイントとかというふうに、ずっと合わせれば合計幾ら大体使っているんだというのがすごく気になっているんですね。だから、そういうものも全部税金で、自分の懐じゃないとしても、こんな使い方はやっぱりおかしいと私は思っていますので、いつか1年ごとに毎年これぐらいだという数字はやっぱりきちっと押さえるべきだと思いますので、今後よろしくお願いします。 470 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。鶴岡委員。 471 ◯委員(鶴岡大治君) 143ページ、空き店舗活用支援事業費について伺います。  私の個人的な話ですけども、近くのお寿司屋さんから「西口の寿司屋で100万円補助もらったんだってね」と話を聞いて、「えー、そんなのあるの」って、不勉強な私は言っちゃったんですけど、多分このお話だったと思います。  まず最初に、この事業の詳細をお知らせください。 472 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 473 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) 空き店舗の利活用による創業促進や、商業振興、地域経済の活性化などを図るため、空き店舗の改修に係る費用の一部を補助するものでございます。  対象となります物件は、木更津市空き店舗情報登録制度に登録済みの空き店舗のうち、中心市街地区域内の空き店舗となってございます。  新規出店に係る改修費といたしまして、補助対象経費の2分の1、東口におきましては最大50万円、西口につきましては最大100万円を予算の範囲内で補助するものでございます。  以上です。 474 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 475 ◯委員(鶴岡大治君) そうですね。東口は50万円、西口は100万円という話なんですが、何でそういう、東口が50万円で西口が100万円なのか、根拠は何でしょうか。 476 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 477 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) 西口地区につきましては、東口と比較いたしましても開業する店舗が少ない状況に今もって変わりはないと考えております。本市では中心市街地活性化基本計画を策定し、富士見通りの再整備をはじめ、木更津駅周辺の活性化に向けて取り組みを進めてまいりますが、本補助金を通じまして、特に西口地区の空き店舗を1つでも多く解消していきたいと考え、上限額を引き上げてございます。  以上です。 478 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 479 ◯委員(鶴岡大治君) 分かりました。俗に言うインセンティブというやつですよね。  やはり新規開店業者は大変苦しいと思います。このほかに市としてこの方たち、3店ですか、ほかに何か助けてあげられるメニュー等があったんでしょうか。あれば教えていただければいいと思います。なければなくて結構ですけど、どうでしょう。その後の追跡をお願いします。 480 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 481 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) 当該補助金につきましては、予算の範囲内で支出してございますので、昨年度のこの3件につきましては、5月末にもう既に3件の枠が埋まってしまいました。その後も6件ほど問合せがあったというふうに確認をしております。しかしながら、年度ごとの補助金でございますので、それらの方々につきましては令和2年度の申込みをということでお知らせをさせていただいたところでございます。  補助制度につきましては、同様の補助制度を木更津市では持ってございません。先ほども委員からご質疑いただきました創業支援センターらづ-Biz等におきましても、こういった開業・創業の支援につきまして、相談、アドバイスを行っておりますので、そういった総合的な支援を行っているものと考えております。  以上でございます。 482 ◯委員長(重城正義君) ほかに。白坂委員。 483 ◯委員(白坂英義君) 144ページの企業誘致奨励金8,079万9,000円、これについて伺います。  現在5件あると認識しているんですけれども、この5件のちょっと詳しい情報を公表できる範囲で教えてください。 484 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 485 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) 5件でございますが、かずさアカデミアパーク地区に立地をいたします企業といたしましては、3社ございます。そのほか、5社のうち、金田東地区に立地が2社でございます。かずさアカデミアパークが3社、金田地区が2社でございます。業種といたしましては、製造業が4社、物流業が1社となってございます。  以上です。 486 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。 487 ◯委員(白坂英義君) たしか今年の4月に、今年4月というか、今年度になって条件といいますか、制度を変えたと思うんですよね。要は、入って来やすいようにということで。そういったことから、今後の誘致の何か情報とかはあるんでしょうか。 488 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 489 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) 木更津市は、その立地条件から非常に、現時点におきましても企業様からの立地に対する問合せをいただいているところでございますが、やはりそれを紹介する場所がなかなかないということも大きな課題となってございました。  今委員からご指摘いただきました企業誘致の方針を新たにする中で、こうした誘致、奨励する地区につきましては、新たにインターチェンジ周辺地区5キロ圏内におきましても、このような奨励金の対象になるような条件を広げる、あるいは、その奨励金を受ける側からすれば、これまで常勤の雇用人数10名だったところを5名にまで減少させる、そういった形で立地がしやすいような環境づくりを整えてまいるところでございます。  以上です。 490 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。 491 ◯委員(白坂英義君) 企業誘致の効果というのは、当然皆さんご存じだと思います。そういったことで積極的に広報する場もしっかりとつくってもらって、誘致に努めていただきたいと思います。
    492 ◯委員長(重城正義君) 関連で。鶴岡委員。 493 ◯委員(鶴岡大治君) 関連といってもアカデミアパーク関連ということで伺わせていただきます。  昨年12月の議会答弁では、アカデミアパークの残る区画が2ヶ所だというふうに答弁されているんですが、その後、新たな進展はあったんでしょうか、お伺いいたします。 494 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 495 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) 現時点でも2ヶ所、まだ立地の状況が進展していない地区は変わりございません。しかしながら、そのうち、2つあるうちの北側になりますが、小さな面積の方、1.7ヘクタールの区画につきましては、随時、立地の相談を受けているところでございます。  以上です。 496 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 497 ◯委員(鶴岡大治君) 進出並びに進出予定のところ、いろいろあるんですけど、今現在、立地を決定したが開業していないという企業がたしか4社だと思います。開業予定が分かればご報告をお願いしたいんですが。 498 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 499 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) まず、4社のうち、株式会社プロテイン・エクスプレスにつきましては、昨年度、令和元年5月に開業いたしました。合同会社イセ食品木更津研究所につきましては、令和元年7月に開業いたしました。株式会社プリントパックにつきましては、令和元年12月に開業されたところでございます。もう一つ、君津市側に立地決定しております扶桑機工株式会社につきましては、開業時期未定と伺っているところでございます。  以上です。 500 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 501 ◯委員(鶴岡大治君) 最後になりますけども、アカデミアパークというと、一番大きな面積を有している富士通、富士通はここでは開業見通し、開業待ちという表現でも既になってない、所有権が移っているといえば移っているので問題にしなくてもいいかと思うんですけど、この富士通をめぐる一連の動きと木更津市の関係はどのように判断したらいいのか、ちょっと簡単にご説明していただければ助かります。 502 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 503 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) ただいまおっしゃっていただいたように、富士通株式会社がもう既に土地は取得しております。この利用に関しまして木更津市について何があるということではございませんが、今後、富士通が開業する場合、あるいは転売する場合につきましても、千葉県、君津市、民間土地所有者とともに構成いたしますかずさアカデミアパーク研究所等立地推進協議会におきまして、開業に向けた立地審査、あるいは転売時における協議申入れ等の手続が必要となってまいります。  以上でございます。 504 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 505 ◯委員(鶴岡大治君) 確認なんですけども、多分、かなり昔になろうかと思いますけど、古い法律でこの富士通さんにも立地奨励金なるものが多分行ってるんじゃないかと思うんですが、私が意図したのは、そういったものは返す必要はないんだよねということで、富士通に関してはもう全く関係ないんだよというところの確認なんです。改めてお願いします。 506 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 507 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) 立地奨励金につきましては、文字どおり立地をした後に係るものでございます。建物等が建った後に係るものでございますので、富士通に対しての奨励金の支出はございません。 508 ◯委員長(重城正義君) ほかに。高橋委員。 509 ◯委員(高橋てる子さん) すいません。もう1回、アクアコインに戻りまして、アクアコインを使うようにするには、信用組合の口座を開く必要があったんだというふうに理解しておりますので、できれば、そんなことは分からないっていえば分からないんですけれども、市役所の職員、商工会議所関係、それから信用組合の関係者以外で、どのぐらいの人がこの口座をつくって新しくアクアコインのあれに参加しているのかなというのはとても興味があるとこなんです。その分析はできないとしても、何人ぐらいが口座を、取引しているというか、コインを利用しているという数字は分かるものでしょうか。 510 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 511 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) まず、アクアコインをインストールする際に君津信用組合の口座は必要ございません。スマートフォン上にダウンロードしていただき、そこにチャージをしていただくだけですので、非常に手軽なサービスとなっていると考えております。  また、今、委員がご指摘いただいた口座をつくらなければいけないのではないかというものは、アクアバンクというものがございまして、アクアコイン、単なるスマホだけのアクアコインと、それよりももう少しグレードが高くなりますが、アクアコインを持っている方同士でコインをやり取りしたり、あるいは使用可能期間が、年数がもっと延びる、あるいはチャージの金額が増える、そういったものにつきましては、口座を持っていただき、アクアバンク機能として活用いただいております。ちなみに、そのアクアバンク機能をご利用いただいている方は、現在までに237件を確認しております。  以上でございます。 512 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 513 ◯委員(高橋てる子さん) そうすると、例えば610店舗がアクアコインを使えるところだというふうにありますので、この店舗の中で、いわゆる中でお金を回すときにはそのバンクが必要なんじゃないかなというふうに思うんですけれども、違いますかしら。違ったら違ったと言ってください。そうすると、そのお金を送金したり何かする人が237件だというふうに勝手に理解して、だとすると、ほかの人たちはやっぱり単に円とアクアコインを換金しているだけというふうに理解していいんでしょうか。 514 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 515 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) 単純に考えれば、円に換金をしているということでございまして、企業間の取引がまだまだ追いついていないという現状に変わりはございません。  以上です。 516 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 517 ◯委員(高橋てる子さん) この前も1,500万円の20%のプラスあった分ね。そうすると、何というかな、店の人たちも自分のところで使ったり、いろいろなことをしてくれれば1,500人分ですかね、1万円ずつだとして。2万円買った人もいればということで、ほとんど1,500万円が一部の人しか使ってないんじゃないかなというふうに思ったりするので、何かもうちょっと、あれ、スマホで読み取ったりするの、ちょっと大変だったんですね。もうちょっと簡単にならないと。  それから、やっぱり小さなお店は恐怖のアクアコインと言ってるんですね。それを円に換えるとき手数料で減るからで、なるべくそのキャンペーンのときに使うというふうには言っていますけれども、その辺のところはどうしたって必要なわけですから、やっぱりどこかで私は見切りをつけるべきだろうというふうに思っています。これは答えは要りません。ありがとうございます。 518 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 519 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、次に、271ページから283ページまでの公設地方卸売市場特別会計について、審査をお願いいたします。  ご質疑願います。草刈委員。 520 ◯委員(草刈慎祐君) 公設市場のということで、決算資料の42ページからお伺いいたします。  公設民営ということで、土地の使用料の収入未済が生じていると、平成29年度からということなんですけれども、平成29年度から数ヶ月ですかね、ということなんですけど、なぜ土地の使用料で公設で運営されているところでこういった収入未済が発生してしまうのか。説明できる範囲で説明をお願いします。 521 ◯委員長(重城正義君) 長谷川地方卸売市場長。 522 ◯地方卸売市場長(長谷川直樹君) この土地の使用料につきましては、市場機能の充実を図るため、市場内でバナナの発酵業務を行っていた附属営業人の土地の使用料、平成29年9月から平成30年3月までの7ヶ月分、こちらが収入未済となっているものでございます。  なお、平成30年4月以降は、土地使用の許可申請はなく、営業の実態もないことから、この附属営業人の許可は取消しを行っております。  以上でございます。 523 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 524 ◯委員(草刈慎祐君) 公設市場の中で商売をしようとして土地を借りる場合、何かしら一般の不動産のように契約書等は必要ないんでしょうか。 525 ◯委員長(重城正義君) 長谷川地方卸売市場長。 526 ◯地方卸売市場長(長谷川直樹君) こちらの業者につきましては、市場内でのバナナの発酵業務ということで、附属営業人の許可を出しておりました。  なお、土地の使用につきましては、当該附属営業人からの許可申請で許可をしているものでございます。  以上でございます。 527 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。高橋委員。 528 ◯委員(高橋てる子さん) この公設市場に関しては、特別会計で一般会計からの繰出しがないと採算が取れないということをいつも言われているんですけども、これからも新しく市場をつくってやっていくという方針だと思っているんですけれども、このままだとずっとこれが、新しくなるとき何を入れるかよく分かってないんですが、この赤字の部分を解消するようなアイデアを、例えばこの新しい市場の中には入るんだろうかというのはとても興味を持って見ているんですね。  あと、どうしてもこの不明なのが4市、近隣の市の人たちもこの市場を使うんですよね。それがどうして木更津市単独でこれを運営していかなくちゃいけないのかというのはずっと疑問に思っているんですけども、今、水道とかごみとか火葬場とかがみんな広域になっているので、この市場も広域で、例えば4市とか6市とか、よく分からないんだけど、そういう検討というのは全くないんでしょうか。今後です。 529 ◯委員長(重城正義君) 長谷川地方卸売市場長。 530 ◯地方卸売市場長(長谷川直樹君) これまでも広域連携のテーマとして何度か取り上げ、近隣3市に協力を求めてまいりましたが、各市も厳しい財政状況である等の理由から、現実的に即座に財政負担を負うということは難しい状況が続いております。  今後につきましては、市場再整備の方向性が見えてきた段階で改めて状況等を説明し、引き続き協議をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 531 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 532 ◯委員(高橋てる子さん) 木更津市より財政的に厳しいところなんかないような気がしているんですけれども、うちが一番厳しいんじゃないですかね。なんたって経常収支比率94%を超しているわけだから。それで、じゃあ別に、例えばその市場をこれからいろんなことが見えてきたときに、中で、例えば築地の食べるみたいな食べ物屋さんがそこにあるとか何か考えないと、今と同じことをずっとすることになるわけでしょう。それでも市場は潰せないということみたいですので、何か考えていかないといけないんじゃないかなというふうに思っているんです。これ、はっきり、どこからの補助金が出るのか、単独でやるのかよく分からないんですけど、それが見えてきた後でよりも来る前からいろんな準備を検討するべきじゃないかなと思っているんですけども、その辺についてはいかがなんでしょうか。 533 ◯委員長(重城正義君) 長谷川地方卸売市場長。 534 ◯地方卸売市場長(長谷川直樹君) 委員おっしゃるとおり、確かに築地のようなにぎわい施設が必要と考えております。現在、取扱高が少なくなっている現状もございますので、現在の施設の面積を縮小して、うまく土地の利用を考え、集約を図りまして、余った土地を大手のディベロッパーなどを活用し、民間の施設を入れ、土地の使用料を取るなど、また、そのところに建てるにぎわい施設、例えば飲食店ですとか、スーパーですとか、そういった生鮮食品を扱うようなところに入っていただければ、今営業しております青果や水産物の卸売業者の方からの荷を流すことができますので、それも取扱高の上昇につながるものとして考えております。  以上でございます。 535 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 536 ◯委員(高橋てる子さん) 卵が先か鶏が先かみたいだと思いますけど、それがすごく絵ができて、あんまり負担が大きくならないようだったら、もしかしたら隣近所の人たちも参加してくださるかも分からないので、ぜひ考えられることを全部考えて、もちろん建てるときは補助があったとしても、いつも言う後からそのランニングコストかかっていきますので、その辺の計算もちゃんとやって、無理のないというか、うまくいくように願っています。ご苦労さまです。 537 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。斉藤委員。 538 ◯委員(斉藤高根君) 市場をどうしようかと、あのままの場所で、あの場所ありきでなくても私はいいと思います。系統販売という話になると、中には小売りができないような今の市場の状態が望ましいと考える人もいるわけですよ。いろんな、みんなそれぞれの思惑の中で市場をつくり上げなければいけないんですよ。  まず、あそこの市場は場所が悪いということで、場所の改善か、もしくは移転も頭に入れた方がいいと思いますよ。そして、出品者が出しやすい、そして、買う人が買いやすい。今、市場を通さない物品の流通がはやっています。例えば、無店舗販売というのは、通信販売が一番そうなんですよ。店がなければ店舗の使用料がないので安く売れると。ただし、地域が活性化するには、市場から買ってきて、小売店が少し利潤を得て、そして皆さんの手元に届けると、こういった売り方が今まで古来からの売り方であって、その売り方を市場が否定するのかしないかも、また一つの考え方なんですよ。非常に難しいことで、これ、どういった方向で、そういったものをいつ誰がどこで決めるのかお答えください。 539 ◯委員長(重城正義君) 長谷川地方卸売市場長。 540 ◯地方卸売市場長(長谷川直樹君) ただいま委員がおっしゃったとおり、生鮮食品の物流の変化といいますか、産地からの直接販売やインターネット販売、いろいろな取引がありまして、市場の取扱高の減少傾向が続いていることは事実でございます。しかしながら、卸売市場は、地元消費者に対する安定的な生鮮食品の提供、また近隣生産者に対する確実な販路の提供、そういった市民生活の安定に寄与する重大な機能を担っていると考えております。  したがいまして、この市場機能は存続させていくべきであり、また、建設以来50年以上たっておりますので、耐震性能が低下していることもあり、再整備は必要と考えております。  以上でございます。 541 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 542 ◯委員(斉藤高根君) そもそも市場の役割というのは出品者のためにあって、買う側の立場には立ってないんですよ。出品者が大量に持ち込んで、幾ら持ち込んでも市場は引き取らないということはないんですよ。必ず責任を持ってその人たちが引き取ると、この大原則の上に立っているのが市場なんですよ。ですから、これは、買う人の利便性を考えて、じゃあ、その中で小売りしようかとか何とかと考えていくと裾野が広がっちゃうんですよね。ですから、地方卸売市場運営審議会か何かやっているのかな、これ、何回か地方卸売市場運営審議会で。いろんな立場の人があるわけですから、その地方卸売市場運営審議会の経過を私に教えてください。去年は何回やって、何を話したか。 543 ◯委員長(重城正義君) 長谷川地方卸売市場長。 544 ◯地方卸売市場長(長谷川直樹君) 昨年につきましては、11月に1度開催しております。議題につきましては、卸売市場法の改正に伴う木更津市卸売市場条例及び規則の改正についてご審議いただきました。  以上でございます。 545 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 546 ◯委員(斉藤高根君) 前市場長にも口を酸っぱくして言ったんですけれども、とにかくレールに乗せてくれと。とうとう前市場長もレールに乗っけられないで異動しちゃったわけだが、いつ誰がどこでその会議を開き始めるのか、今後のスケジュールを私に教えてください。 547 ◯委員長(重城正義君) 長谷川地方卸売市場長。 548 ◯地方卸売市場長(長谷川直樹君) 昨年4月に策定いたしました木更津市公設地方卸売市場経営展望に基づき、政策調整会議に市場再整備の実施について諮ったところ、規模の縮小等による市負担額の圧縮についてさらなる検討を行うことになりました。その後、売場面積の縮小等について卸売業者と協議を重ね、また、当時導入を見込んでおりました補助金のほか民間資本の活用も視野に、現在、最適な事業手法、契約手法等の検討を進めているところでございます。  なお、施設を整備するに当たりまして、もちろん補助金を使うのはベストな方法だと思うんですけれども、その補助金につきましても、いろいろ、コールドチェーンの確立とか、補助金の制度によって費用が多くかかる場合もございます。現在、市場関係者といろいろ話し合いを行っているところなんですけれども、実際に卸売業者ですとか買受人とかが必要な設備、また動線など、いろいろ使いやすいような方向で協議をしておりまして、そういった中で市の負担額の圧縮について現在協議しているところでございます。  以上でございます。 549 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 550 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、以上で、商工費及び公設地方卸売市場特別会計の審査を終わります。  ここで3時ちょうどまで休憩といたします。                                 (午後2時49分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後2時58分) 551 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  次に、第40款土木費のうち、147ページから154ページまでの第5項土木管理費から第20項港湾費について、審査をお願いいたします。  それでは、ご質疑願います。石井徳亮委員。 552 ◯委員(石井徳亮君) それでは、150ページの道路維持費の除草・植樹帯管理事業費ですけども、こちらの方、成果説明書を見ますと、委託で5件なんですけども、大体このぐらいの金額で5件ぐらいしかできないものなんでしょうか。 553 ◯委員長(重城正義君) 岸都市整備部次長。 554 ◯都市整備部次長・土木課長(岸 知己君) 委託なんですけども、市内全域をカバーするような委託方法にしておりまして、期間を区切って5本に分けていると、そういうような状況でございます。 555 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 556 ◯委員(石井徳亮君) 実際問題、こちらの方に来るときにも、駅前通り、太田とか請西とかでも、植樹帯のところの草の伸び方というと、ものすごいものがありまして、何かちょっと雰囲気が悪くなったりなんかしているんですよ。そういったところなんかはいつやるのかなと思っているんですけども、鎌足地区でまちづくり協議会でやっぱり通学路とか草がいっぱいになってしまっていて、部落全体できれいにしましょうよという日を設けて1回やったことがあったんです。  そんな形で、商工会とか何かの方々を巻き込んで美化活動的なものを、何て言うのかな、奨励していって協力していただくという形のことも大事じゃないかなと思うんですけども、その辺の考え方はどうでしょうか。 557 ◯委員長(重城正義君) 岸都市整備部次長。 558 ◯都市整備部次長・土木課長(岸 知己君) 先ほどの市内全域を委託でお願いしていると。指示書によりまして、この路線を早くやっていただきたいということで、業者の方にお願いをして、順番で草刈りを実施しているというところになっております。
     それで、あと地元の方にお願いするということですけども、アダプトプログラムとかいろいろな制度がございますので、その辺を利用しながら、市民の皆様にもお手伝いいただければありがたいというふうに思っております。 559 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 560 ◯委員(石井徳亮君) 近隣市では何か地元住民にお金をお支払いして管理してもらっているという話も聞きます。いろんな事例を試してみていただければと思いますので、よろしくお願いします。 561 ◯委員長(重城正義君) 関連で。神蔵委員。 562 ◯委員(神蔵五月さん) そのアダプトプログラムですけども、実際、今、何団体ぐらい登録されていますでしょうか。 563 ◯委員長(重城正義君) 関口管理用地課長。 564 ◯管理用地課長(関口哲也君) 4団体でございます。  以上でございます。 565 ◯委員長(重城正義君) 神蔵委員。 566 ◯委員(神蔵五月さん) 今、石井委員からも言われましたけども、道路アダプトプログラムだと市民が自発的にやるということで、いい制度があるなと思っておりましたが、なかなかちょっと知れ渡っていないのではないかなと思いますので、もうちょっと知りながら協働のまちをつくっていければなと思っております。  以上です。 567 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。鶴岡委員。 568 ◯委員(鶴岡大治君) 148ページ、地籍調査事業費について伺います。木更津市の面積はおよそ139平方キロメートルですが、地籍調査が完了していない面積はおよそどのくらいでしょうか。 569 ◯委員長(重城正義君) 関口管理用地課長。 570 ◯管理用地課長(関口哲也君) 今ご質疑の139平方メートルというのが行政の面積になります。地籍調査の対象としておりますのが、その中で、国有林や公有水面などを除いた122.18平方キロメートルが地籍調査の対象となります。その中で、区画整理事業やゴルフの開発などで14.17平方キロメートルは完了扱いとされております。また、この地籍調査で既に完了した地区等、実際に現場に入らせていただいて完了扱いとなっている面積が2.02平方キロメートルございます。先ほどの122.18平方キロメートルから引きますと、残りの面積が105.99平方キロメートルになります。  以上でございます。 571 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 572 ◯委員(鶴岡大治君) 初めてこの数字をお聞きして、すごい面積が残っているんですが、ちなみに、この令和元年度ですか、1年当たり大体どのくらい進捗するんでしょうか。 573 ◯委員長(重城正義君) 関口管理用地課長。 574 ◯管理用地課長(関口哲也君) 先ほど申し上げました対象面積につきましては、30年間で地籍調査をやっていこうという計画を平成24年度に実施しております。各年度で凸凹といいますか、数字の差はありますけれども、その面積を30年間で割った面積となりますので、約4平方キロメートルぐらいの平均となります。  以上でございます。 575 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 576 ◯委員(鶴岡大治君) 私もネットでいろいろ調べたら、様々な弊害があるとかいろいろ書いてあるんですけど、民間は別として、木更津市が完了をしていない地域があることによって、特に木更津市として障がいが発生するとすると、どんなことが考えられるんでしょうか。 577 ◯委員長(重城正義君) 関口管理用地課長。 578 ◯管理用地課長(関口哲也君) 行政としては、木更津市が持っている管理しなければいけない道路、赤道とか青道の管理はしっかりできないというような問題があります。これ、地籍調査というのが、木更津市行政側のデメリット・メリットのみならず、市民の皆さんのメリット・デメリットなんだろうというふうに考えております。  昨今よく言われるのが、災害時に、先の東日本大震災で、災害時に終わったところは迅速な復旧ができたと。終わってないようなところは迅速な復旧ができなかったなんていう事例の話も聞いております。これは、終わらないと日常困るというところがなかなか出てこないんですけど、いざという場合には非常に大切なものだというふうに認識しております。  以上でございます。 579 ◯委員長(重城正義君) ほかに。大野委員。 580 ◯委員(大野俊幸君) 道路改良費とか、かなり予算を執行しているんですけど、土木の方で把握しているかどうかなんですけども、私の気がつくとこで、八幡様の真ん前とか、かつしげさんのカーブとか、八幡様のところはバスなんですけどね。最近、G・H岸壁並びに潮浜のところに中古車屋が出てきているので、かなり車を積むキャリアカーというのが、トレーラーなんですけど、走るんですよ。それから、堀江のスタンドのところのあじさい通りに入るカーブ。気がつくとこは、まだいっぱいあるんでしょうけど、あのカーブをキャリアカーが曲がれないんですよ、反対車線に車があると。その点については、把握はしていますか。 581 ◯委員長(重城正義君) 岸都市整備部次長。 582 ◯都市整備部次長・土木課長(岸 知己君) キャリアカーなどのトレーラーが通行に支障を来していることについては、把握をしております。 583 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 584 ◯委員(大野俊幸君) その改善の余地はございますか。 585 ◯委員長(重城正義君) 岸都市整備部次長。 586 ◯都市整備部次長・土木課長(岸 知己君) そのような大型車が通る道路なんですけども、やはり木更津市の西口地区の幹線道路ですと、メイン道路は県道になっておりますので、そのような交通の支障、渋滞も含めて、そんな危険な事象が生じた場合は、市の方から県へ交差点の改良などの要請をしていきたいというふうに思っております。 587 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 588 ◯委員(大野俊幸君) 分かりました。事故があってからでは遅いので、県ともいろいろ相談して、改善ができるところはしていただきたいと思います。  もう1点。道路に歩道があって、要するに道路と歩道の段差があるところなんですけど、市内各所にあるんですけども、先ほど石井委員がおっしゃったように、草が樹木のところに生えてるのと同様に、広い潮浜ですとか、例えば潮見ですとか、そういうふうに自分の敷地なんだけども、民家じゃないですよ、住宅地じゃなくて、自分の土地があるところの周りに歩道があって車道があるというところの段差に土がたまっていて、もう土どころじゃなくて草が生えてきてしまっているというような、非常に景観の悪い部分があるんですけども、そういう部分については、正直言って、市の方でやらなきゃいけないんでしょうか。それとも、もしそうでなければ、その土地の所有の人に土木の方で「汚いので、自分とこの前なので掃除してもらえませんか」とかという話はないんですかね。 589 ◯委員長(重城正義君) 岸都市整備部次長。 590 ◯都市整備部次長・土木課長(岸 知己君) 先ほども除草の関係でご質疑があったと思うんですけども、市としては、可能な限り地元の方にご協力いただいて清掃を実施していただければありがたいんですけども、それがかなわない場合は、やはりそれは市の方の管理責任ですので、市の方で実施したいというふうに考えます。 591 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 592 ◯委員(大野俊幸君) 分かりますけどね、百歩譲って、さっき言ったように、自分の土地のあれだから自分とこで掃除してもらえませんかって先に電話1本でも入れたら、もしかしてやってくれるんじゃないですか。お金をかけないで。電話1本で済む話なんだけど、そういうこともやっぱり行政として、ずうずうしくやらなきゃいけないところはやったほうが、俺、いいと思うんだけど。  みんな、きれいにしてるところはきれいにしてますよ。ところが、やらないとこは草が生えちゃっているぐらい土がたまっている。それを土木が道路管理でやらないということになると、みんな行政が悪くなるから、だったら、民間の法人のところには見回りしてやってくださいよって。  あえて言いますけど、下水処理場の四つ角なんて、大雨が降ると、そのためにあの交差点は冠水するでしょう、例えば。だから、隣のタクシー会社のところとか、いろんなところにお願いベースでやることはやぶさかじゃないと思いますから。何でもかんでも行政が自分とこでやるんじゃなくて、お願いできるところはお願いするような立場も取った方が私はいいと思いますけど、いかがですか。 593 ◯委員長(重城正義君) 岸都市整備部次長。 594 ◯都市整備部次長・土木課長(岸 知己君) 委員おっしゃるとおり、地元の方で掃除をやっていただけるのであれば、それが一番ありがたいというふうには思います。  以上です。 595 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 596 ◯委員(大野俊幸君) 分かりました。岸次長は奥ゆかしいからあまり言わないけど、これ電話1本で「お願いできませんか。木更津市役所土木課ですけど」という話で済む話でもあるかと思いますので、ぜひやっていただければと思います。お願いします。  以上です。 597 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。草刈委員。 598 ◯委員(草刈慎祐君) 151ページ、備考欄7、金田ICオンランプ・バス専用レーン設置事業費、業務委託で交通量調査をされたと思います。その後どうなったのかをお伺いいたします。 599 ◯委員長(重城正義君) 岸都市整備部次長。 600 ◯都市整備部次長・土木課長(岸 知己君) 本事業につきましては、金田インターチェンジのオンランプ部について、休日等における交通渋滞の影響で、公共交通への影響を緩和させる目的で、金田インターチェンジ入り口である国道交差点から料金所までの区間について、バス専用レーンの設置が可能かどうかを検討するために、そのための基礎資料としてこの交差点の交通量調査を行ったところでございます。  それで、昨年の7月頃、調査を行いまして、その後、NEXCO、国・県と協議を進める予定であったところなんですけども、その後に台風、それとコロナ感染症の影響もありまして、ちょっと協議の方が遅れている状況ということになっております。  今後、ある程度収束してまいりましたので、その可能性について、NEXCO側、また国側と事前の協議を始めていきたいというふうには考えております。 601 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 602 ◯委員(草刈慎祐君) 喫緊の課題だと思いますので、早急に対応をお願いいたします。 603 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。石井徳亮委員。 604 ◯委員(石井徳亮君) 152ページの橋りょう維持費の橋りょう長寿命化修繕事業費ですけども、こちら、説明書の方では、修繕計画更新業務委託と実施設計業務委託、こちらが2件、それと修繕工事が1橋という形なんですけども、この計画でいくと大体、毎年1橋ずつぐらいの感じなんでしょうか。 605 ◯委員長(重城正義君) 岸都市整備部次長。 606 ◯都市整備部次長・土木課長(岸 知己君) 橋りょう長寿命化の修繕計画でございますけども、本計画は平成25年に最初の長寿命化計画を立てまして、そのときに近々の5年間、6年かかっていますけども、その中で22橋を今修繕したところでございます。  それで、今回、橋りょう長寿命化の計画を更新する予定になっておりまして、その中で今後5年間で16橋ほど修繕工事を実施したいというふうに考えております。 607 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。神蔵委員、どうぞ。 608 ◯委員(神蔵五月さん) 決算書の151ページ、1の交通安全施設整備事業費の(3)のあんしん歩行エリア交通安全対策事業費のこのあんしん歩行エリアというのが、ちょっと調べて分からなかったので、どの部分になるか教えていただきたいと思います。 609 ◯委員長(重城正義君) 岸都市整備部次長。 610 ◯都市整備部次長・土木課長(岸 知己君) 本事業は、国の交付金を活用しまして通学路等の歩行空間における交通安全対策を目的に、今回は路肩に緑色のマーキング、着色をして歩行空間を守っているというような事業です。  昨年度は木更津市中央、ちょうど千葉信用金庫と旧千葉銀行の間の道路の路肩を富士見通りから北へ向かって県道木更津富津線までの両側について、路肩に緑色のマーキングをしたところでございます。 611 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 612 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、以上で、土木費のうち土木管理費から港湾費の審査を終了いたします。  ここで、執行部入れ替えの間、暫時休憩といたします。                                 (午後3時18分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後3時19分) 613 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  次に、第55款災害復旧費のうち、186ページから188ページまでの第3項厚生労働施設災害復旧費から第10項公共土木施設災害復旧費について、審査をお願いいたします。  ご質疑願います。ございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 614 ◯委員長(重城正義君) 質疑がありませんので、以上で災害復旧費のうち厚生労働施設災害復旧費から公共土木施設災害復旧費の審査を終了いたします。  答弁席入れ替えのため、暫時休憩といたします。                                 (午後3時20分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後3時21分) 615 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  次に、第55款災害復旧費のうち、188ページの第15項文教施設災害復旧費について、審査をお願いいたします。  ご質疑願います。白坂委員。 616 ◯委員(白坂英義君) 災害復旧費の中で、成果説明書の中に支出総額として377万9,000円が載ってるんですけれども、この決算書では942万円になっているんですね。ほかは何をやったのか教えてください。 617 ◯委員長(重城正義君) 中村教育部次長。 618 ◯教育部次長・教育総務課長(中村伸一君) この3目応急災害復旧費につきましては、これは学校施設以外の復旧費でございますが、複数課にまたがっておりますが、ちょっと内容についてご説明の方をさせていただきたいと思います。  まず、需用費につきましては、キャンプ場のテントの修理でございます。委託費につきましては、学校及びまなび支援センター、こちらの倒木の処理でございます。最後、工事請負費につきましては、公民館等の復旧工事費でございます。合わせまして、こちらの決算額942万4,100円ということでございます。  以上です。 619 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。 620 ◯委員(白坂英義君) 学校の倒木ということで委託費でやっているんですけれども、これって、要は台風によって倒れたから、それを処理するんでしょうけれども、これを委託費にしなければならなかった理由って何でしょうか。 621 ◯委員長(重城正義君) 中村教育部次長。 622 ◯教育部次長・教育総務課長(中村伸一君) 倒木といっても、かなり大きな木が根元から倒れているような状況で、やはり重機等で作業しなくてはできないものということで、各学校の方から状況を確認して、全校ではないんですが、業務委託が必要なものについて順次発注させていただいたというところでございます。  以上です。 623 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。 624 ◯委員(白坂英義君) また今後もこのような台風が来てこういう状況になる可能性もありますので、こういった木が倒れるとか、こういったものも少しずつは対応していかなきゃいけないと思うんですよね。剪定したりして風に強いものにしたり、あと、つい立てをかけて倒れないようにするとか、そういったことについてはどのように考えていますか。 625 ◯委員長(重城正義君) 中村教育部次長。
    626 ◯教育部次長・教育総務課長(中村伸一君) おっしゃるとおり、昨年度の台風の状況を踏まえてやっぱり対策というのも考えていかなくてはいけないと思うんですが、そういった中で、学校で行っている植栽管理というんでしょうか、剪定等もございますので、風、暴風で倒れそうなものについては、なるべく早めに処理するように話をさせていただいたり、あと、学校の中のそういう樹木ですとか、設備ですとかについては、台風が近づいたらしっかり安定させるような対策を講じてほしいということで、校長会等、いろんな機会を通じて学校の方に話を今させていただいているところでございます。  以上です。 627 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。 628 ◯委員(白坂英義君) 繰越明許費というのがここで2,000万円ぐらいあるんですけれども、これについては、どういうことなんでしょうか。どういう内容になっているんですか。何のために繰り越したのか。 629 ◯委員長(重城正義君) 繰越明許費の該当する課。森川資産管理課課長補佐。 630 ◯資産管理課課長補佐(森川博之君) 公民館等の繰越明許費でございますが、昨年度の台風の被害が甚大でございましたので、業者の方が多忙で年度内の完了が困難でございましたので、次年度に繰り越したものでございます。 631 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。 632 ◯委員(白坂英義君) それはもう既に今年度対応できておりますか。 633 ◯委員長(重城正義君) 森川資産管理課課長補佐。 634 ◯資産管理課課長補佐(森川博之君) 今年度発注しておりまして、小学校費、中学校費、公民館費等を資産管理課の方で執行しておりまして、繰り越した件数のうち8件ほどまだ執行していないものがございますが、年度内完了する予定でございます。 635 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。斉藤委員。 636 ◯委員(斉藤高根君) 台風の被害がほとんどだと思うんですけれども、明らかに学校の備品が民家に飛んで民家に破損を与えたと。その時点で学校の先生は、「いや、これ、うちのですから、直しますよ」と言って、後で、「いや、これは免責になりますよ」と言い直したという、こういったもめごとが実際にあったわけなんですけども、そういったもので市が支出したものはあるのか、ないのか伺います。 637 ◯委員長(重城正義君) 中村教育部次長。 638 ◯教育部次長・教育総務課長(中村伸一君) 昨年度の台風はかなり想定の範囲を超えたものということで、教育委員会の方で、近所の周囲の方にご迷惑かけたものを損害賠償という形で支払ったものは、今のところございません。  以上です。 639 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 640 ◯委員(斉藤高根君) 昨日、弁護士が出動した例があるという話をしたんですけども、教育関係にはないということですか。 641 ◯委員長(重城正義君) 中村教育部次長。 642 ◯教育部次長・教育総務課長(中村伸一君) 中でもかなり大きく被害を与えてしまったところがございますので、そこの地域の方々とは今ちょっとお話し合いをさせていただいているところでございます。  以上です。 643 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 644 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、以上で、災害復旧費のうち文教施設災害復旧費の審査を終了いたします。  答弁席入れ替えのため、暫時休憩といたします。                                 (午後3時28分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後3時30分) 645 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  次に、第55款災害復旧費のうち、189ページの第20項その他公共施設・公用施設災害復旧費について、審査をお願いいたします。  ご質疑願います。草刈委員。 646 ◯委員(草刈慎祐君) 災害復旧全般的なことで伺いたいと思います。  先ほど来質疑があるように、例えば道路に倒木等があったら都市整備部が管轄して、学校施設であれば教育部が、その都度対応していただけると思うんですが、そういうことであったとしても、職員の方が直接現業の方が対応できるということは少しのことだと思っているんです。  その中でどうしても民間の方に依頼をしなければいけないということで、都市整備部については、協定等を結んで、さらには災害復旧ということで随契か何かやられていると思われますが、ほかの部署に関しましては、今回の台風、災害復旧等のときのために連絡網であったりマニュアル等、民間事業者に業務を発注するときの何かしら対策というのは、この台風を経験してつくられているのか、誰に聞いたらいいか分かりませんけど、各課ってわけにはいかないので、代表して答弁を願います。 647 ◯委員長(重城正義君) 資産管理課の方でお答えはできますか。では、まとめて高浦総務部長から答弁をお願いします。 648 ◯総務部長(高浦 浩君) 委員おっしゃいましたとおり、土木の関係ですとか、農林の関係については、道路関係を中心に協定を結んでいるところでございますけども、前回の災害のような大きな災害は、おっしゃるとおり全般的にわたるところもございますので、個々の施設の特性もございますが、早急な対応が必要な場合も多々ございますので、そういった協定の方も検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 649 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 650 ◯委員(草刈慎祐君) 検討していただけるということで、各課がおのおのやっていただけた方がいいと思って僕は質疑させていただきました。1回災害対策本部に上げると災害対策本部の仕事量が増えますので、各課がある程度こういうときに対応するための民間の方との過度のコミュニケーションは結構ですが、ある程度そういうところは再整理しておいていただきたいと思います。  以上です。 651 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。白坂委員。 652 ◯委員(白坂英義君) じゃあ、その支出されました応急災害復旧費1,800万円なんですけれども、これ全部追っていけなかったんですよね、調べたら。いけたのが市民体育館の695万円、あと消防関係費で541万円、こういったのが大きいのかなと思うんですけれども、ちょっとほかにどういったものがあったのか教えてください。 653 ◯委員長(重城正義君) 今、白坂委員が質疑を重ねた以外の担当課があれば、挙手願います。安田総務課長。 654 ◯総務課長(安田貴之君) 総務課の方で所掌したものをお答えいたします。  令和元年の房総半島台風によりまして富来田公民館に設置されております掲示板が損傷したことから、その建て替え工事を行いました。また、同じく市民会館の窓ガラスが損傷したものですから、その修繕を行ったところでございます。  総務課の方は、こちらの2件を対応させていただきました。  以上でございます。 655 ◯委員長(重城正義君) 伊藤観光振興課長。 656 ◯観光振興課長(伊藤昌宏君) 観光振興課が管理しております江川海岸のトイレが、屋根、窓ガラスが割れたため、それを修繕したものでございます。  以上でございます。 657 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長。 658 ◯市民活動支援課長(阿津直人君) 市民活動支援課でございます。市民活動支援課が所管する稲荷森公会堂の窓ガラスの修繕費用と、金田地域交流センターの倒木撤去費用、それぞれ、稲荷森公会堂の窓ガラスの修繕費用については6万4,000円、金田地域交流センターの倒木撤去費については2万円の合計8万4,000円の支出を行ったところでございます。 659 ◯委員長(重城正義君) 続いて、中村市街地整備課長。 660 ◯市街地整備課長(中村忠男君) 市街地整備課所管の報告をいたします。羽鳥野バスストップのドアが台風15号で破損したため、その交換を行いました。あと、木更津駅前西口駐車場1階のドアが破損したために、その交換を行ったものでございます。  以上でございます。 661 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。 662 ◯委員(白坂英義君) いいです。大丈夫です。それで分かりました。こういったことがあったと。  それで、この消防関係費の540万円というのは、これは何でしょうか。 663 ◯委員長(重城正義君) 齊藤消防本部次長。 664 ◯消防本部次長・消防総務課長(齊藤秀樹君) 令和元年度台風15号及び19号の強風により被災した消防設備の被害状況についてご説明いたします。  初めに、常備消防施設として、1つ目で消防本部庁舎の救助訓練施設の破損修繕、2つ目といたしまして消防署清川分署の非常用発電機のドアの破損の修繕、3つ目といたしまして波岡分署の排煙窓の破損修繕、4つ目といたしまして金田分署の外灯破損修繕、5つ目といたしまして高柳出張所の漏水修繕、6つ目といたしまして旧長須賀分署、これは今、消防団3分団1部の詰所としておりますが、ひさしの屋根が破損、修繕いたしました。7つ目といたしまして、旧消防本部庁舎車庫棟及び倉庫棟のシャッターの破損工事、最後、常備消防は、富来田分署の屋根等の破損に伴い改修工事を実施しました。  次に、非常備施設なんですけれども、6分団2部、金田地区の高須です。あと、6分団4部の詰所になります。この屋根瓦が飛散したため、瓦のふき替え修繕を実施しました。6分団4部の詰所につきましては、強風によって瓦が飛散したことにより、雨水が詰所の内部に浸入したことによりまして、畳の張り替えを実施いたしました。  以上でございます。 665 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。 666 ◯委員(白坂英義君) これ、いろんな部にそれぞれ被害が及んだということで、一つ一つは言いませんけれども、同じような台風が来る可能性はまだありますので、それぞれの担当のところでしっかりした強風対策なりを行っていただければというふうに思います。  以上です。 667 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 668 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、以上で災害復旧費の審査を終了いたします。   ─────────────────────────────────────── 669 ◯委員長(重城正義君) 本日の日程は全て終了いたしました。  次回は、明17日午前10時より開催いたします。  本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでした。                                 (午後3時39分) Copyright © Kisarazu City Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...