木更津市議会 > 2020-09-15 >
令和2年決算審査特別委員会 名簿 2020-09-15
令和2年決算審査特別委員会 本文 2020-09-15

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  1. 木更津市議会 2020-09-15
    令和2年決算審査特別委員会 本文 2020-09-15


    取得元: 木更津市議会公式サイト
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    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                (午前10時00分)   ─────────────────────────────────────── ◯委員長(重城正義君) 委員並びに執行部の皆様、おはようございます。  ただいまの出席委員数は9名であります。定足数に達しておりますので、これより決算審査特別委員会を開会いたします。  去る9月4日の本会議において当特別委員会に付託されました、議案1件について審査をお願いいたします。   ─────────────────────────────────────── 2 ◯委員長(重城正義君) それでは、審査に先立ちまして、近藤議長よりご挨拶をお願いいたします。近藤議長。 3 ◯議長(近藤 忍君) おはようございます。  決算審査特別委員会の皆さん、そして会派室で傍聴している議員の皆さん、そしてまた執行部の皆さん、先週の常任委員会審査に続きましての決算審査ということで、お集まりいただきまして、ありがとうございます。  本日から3日間にわたりまして、決算審査を願うわけでありますが、昨年の立て続く台風等により、大分途中での補正も多かった年の決算となります。皆さんの慎重審査、最後までよろしくお願いいたします。   ─────────────────────────────────────── 4 ◯委員長(重城正義君) ありがとうございました。  続きまして、渡辺市長より、ご挨拶をお願いいたします。渡辺市長。 5 ◯市長(渡辺芳邦君) おはようございます。  委員の皆様方には、ご多用中にもかかわらず、令和元年度の決算につきましてのご審査をいただき、誠にありがとうございます。  去る9月4日の本会議におきまして本決算審査特別委員会に付託されました、議案第78号 令和元年度木更津市歳入歳出決算の認定についてを、本日から3日間にわたりまして、ご審査いただくものでございます。長時間の審査となりますが、委員長を初め、各委員の皆様方には、何とぞよろしくお願いを申し上げます。  内容につきましては、提案理由説明の際に概略を申し上げたところでございますが、細部につきましては、質疑応答の中で、担当の部課長等から説明いたしますので、十分ご審査をいただき、原案どおりご承認賜わりますようお願いを申し上げまして、挨拶とさせていただきます。  どうぞよろしくお願いいたします。   ─────────────────────────────────────── 6 ◯委員長(重城正義君) ありがとうございました。
     それでは、ただいまから議案の審査を行います。議案第78号 令和元年度木更津市歳入歳出決算の認定についてを議題に供します。  これより書類審査を願うわけでありますが、ここで、審査の適正な進行と質疑の充実のため、委員並びに執行部の方々に再度お願いをしておきます。  既に配付済みの決算審査特別委員会の注意事項をご確認いただき、皆様のご協力をお願い申し上げます。  まず、令和元年度木更津市決算書3ページから9ページまでの歳入歳出の総体的な事項について、審査願います。  なお、歳入歳出の細部にわたる審査につきましては、後ほどお願いすることとし、ここでは、総体的な事項の審査をお願いします。  それでは、ご質疑願います。斉藤委員。 7 ◯委員(斉藤高根君) 皆さん、おはようございます。  それでは、令和元年度の決算審査に当たりまして、本日は、渡辺市長がおいででございますので、総括的な話を、市長に伺いたいと思います。  市長は、令和元年度施政方針において、第2次基本計画がスタートする重要な年度であり、基本構想に掲げる将来都市像、「魅力あふれる創造都市きさらづ~東京湾岸の人とまちを結ぶ躍動するまち~」の実現に向け、市の抱える様々な課題を認識し、未来に向けたステップアップを図るため、各種施策に全力で取り組むと述べられました。  そこで、令和元年度一般会計の決算を見ますと、歳入では、地方消費税交付金は、平成30年度と比べ2.7%、約6,800万円の減、分担金及び負担金は42.8%、約2億8,800万円の減となりましたが、市税が2.2%、約4億4,100万円の増、地方特例交付金が161.8%、約2億800万円の増、国庫支出金が19.0%、約13億8,000万円の増、市債が27.6%、約8億3,000万円の増となったことなどから、歳入総額では7.3%、約32億8,500万円の増となっております。  また、歳出で、総務費は、金田地域交流センター整備事業費などの減により、2.7%、1億6,500万円の減、商工費は、企業誘致奨励金などの減により、4.6%、約3,500万円の減となりましたが、民生費が、同報系無線デジタル化整備事業費などの増により、7.7%、約12億7,200万円の増、土木費が、街なか居住マンション建設補助事業費などの増により、11.7%、約4億6,500万円の増、消防費が、消防本部庁舎建設事業費の増などにより、37.4%、約8億1,300万円の増となっており、歳出総額では、6.6%、約28億7,000万円の増となっております。  本市では、これまでに着実に積み重ねてきた様々な施策の効果に向けて、定住人口の増加や、企業立地が進展する一方、少子高齢化の進展により、子育て支援、介護、教育等の様々な財政需要への対応など、限られた財源で各種施策を実施してきたものと認識しております。また、令和元年度は、台風15号、台風19号及び10月25日の大雨などの対応もあり、また、年度末には、コロナウイルス感染症対策と、大変苦慮されたことと推察いたします。  そこで、令和元年度決算につきまして、総体的なご見解を伺いたいと思います。 8 ◯委員長(重城正義君) 渡辺市長。 9 ◯市長(渡辺芳邦君) それでは、ただいまの斉藤委員からのご質疑にお答えいたします。  令和元年度の木更津市歳入歳出決算について、私の総体的な見解はいかがかということでございますが、委員おっしゃいますように、令和元年度は、第2次基本計画がスタートする重要な年度であり、オーガニックなまちづくりのステップアップを図るため、未来に向けた発想の転換によるイノベーションを意識しながら、市民のチャレンジが育まれ、人・もの・文化が循環する自立した地域づくりを目指し、各種施策に取り組んでまいりました。  令和元年度に実施いたしました各種事業につきまして、基本計画に定めるまちづくりの基本方向に沿って、ご説明をさせていただきます。  1番目、「安心・安全でいきいきとした暮らしづくり」につきましては、防災では、防災行政無線のデジタル化整備や、木更津第二小学校の耐震性貯水槽の補修工事を実施するとともに、関係機関参加型の防災訓練をイオンモール木更津で実施するなど、地域防災力の強化に取り組みました。  また、安心・安全な暮らしを支える防災拠点となります、新消防庁舎建設工事が令和元年7月末に完成し、9月から施設の運用を開始したほか、消防団につきましては、小型動力ポンプ付積載車や、新基準活動服の整備を進めました。  第2としまして、「子どもを育む環境づくり」につきましては、木更津市子育て世代包括支援センター「きさらづネウボラ」を活用し、母子保健コーディネーターを初めとする専門職による、妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援を実施いたしました。  待機児童の解消に向けましては、民間保育園の施設整備を支援するとともに、人材派遣等の民間活力を活用することにより、市立保育園の保育士確保に努めました。  学校教育につきましては、小学校5・6年生における外国語活動に重点的に配置するため、外国語指導助手(ALT)の増員により、英語教育の充実を図るとともに、引き続き、実用英語検定受験料の助成を行いました。  学校施設につきましては、教育環境のさらなる充実を図るため、小学校及び中学校の普通教室、特別支援教室等の空調整備工事に取り組むとともに、岩根小学校及び西清小学校の屋内運動場の非構造部材耐震改修工事を実施いたしました。  第3、「まちを支える人づくり」につきましては、図書館では、乳児健康診査時の絵本読み聞かせに加えて、絵本等の配布を行うブックスタート事業を、新たに開始いたしました。  スポーツ振興につきましては、市民のスポーツ実施率の向上と運動習慣化に向け、スポーツによる地域活性化推進事業として、親子運動あそび教室を実施いたしました。  体育施設につきましては、引き続き、江川総合運動場の拡張整備に取り組み、令和元年6月に、陸上競技場の供用を開始いたしました。  第4、「まちのにぎわい・活力づくり」につきましては、農業では、基幹作物である米のブランド化や販路拡大を図るため、木更津市農業協同組合を初めとする関係団体との連携のもと、第21回米・食味分析鑑定コンクール国際大会in木更津を開催いたしました。  また、有害鳥獣による農作物被害の防止対策につきましては、鳥獣被害対策実施隊による駆除体制の強化を図るとともに、防護柵の設置に対する支援を行いました。  商工業につきましては、木更津市産業・創業支援センターらづ-Bizにおいて、中小企業小規模事業者や創業希望者からの相談に対応し、事業者の売上向上や創業を支援するとともに、空き店舗活用支援補助金により、木更津駅周辺の空き店舗を活用した新規出店に対し、支援を行いました。  また、地域経済の活性化を図るため、電子地域通貨アクアコインにつきまして、官民一体となって、普及促進に取り組みました。  観光につきましては、観光地域づくり法人(きさらづDMO)が行う、着地型観光ツアー商品の造成や特産品のプロモーション活動、販路開拓等を通じて、地域の稼ぐ力を引き出す取り組みへの支援を行いました。  広域交流につきましては、内港周辺地区の魅力増進を図るパークベイプロジェクトとして、鳥居崎海浜公園において、パークPFIを活用した、民間の集客施設を誘致するとともに、老朽化した都市公園の再整備を一体的に行う事業者を、公募より選定いたしました。  第5、「まちの快適・うるおい空間づくり」につきましては、引き続き、市道の改良工事や改修工事に取り組むとともに、都市計画道路の早期完成に向け、事業を推進いたしました。また、駅周辺の定住促進や、市街地の再生を図るため、街なか居住マンション建設補助制度により、3事業者に対し、補助金を交付いたしました。  新火葬場につきましては、令和4年度の供用開始を目指し、PFI事業契約の締結をいたしました。  第2期君津地域広域廃棄物処理施設につきましては、令和9年度の供用開始に向け、事業者選定に係るアドバイザー業務委託を締結し、令和2年3月に、6市1町広域廃棄物処理事業協議会において、優先交渉権者並びに建設候補地を選定いたしました。  第6、「構想の実現に向けて」につきましては、協働によるまちづくりの推進としまして、電子地域通貨アクアコイン機能を活用した、行政ポイント制度の運用を開始し、市民の社会貢献活動や地域活動への参加を促進しました。  行政改革につきましては、RPA導入実証実験を行うとともに、市民からの問合せの内容とその回答をシステム化した、FAQ検索システム及びAIチャットボットを導入し、市民の利便性の向上と職員の対応時間の削減を図りました。  最後に、甚大な被害をもたらした台風15号、19号及び10月25日の大雨の対応といたしまして、被災住宅の修繕や農業ハウスなどの復旧に係る補助を行うとともに、道路・橋梁などの応急災害復旧や、公共施設の復旧事業などを実施してまいりました。災害により工期が取れずに、翌年度に繰り越しとなった事業なども一部ございましたが、限られた予算を有効に活用し、施政方針でお示しした事業は、ほぼ予定どおり実施できたものと考えております。  今般の新型コロナウイルス感染症拡大は、市民生活や地域経済に大きな影響を及ぼすとともに、本市の財政運営に対しても、感染症対策や新しい生活様式への対応など、新たな行政需要を発生させ、大きな影響を及ぼしております。このような事態に対し、迅速かつ的確に対応を進めるとともに、今後も計画的な財政運営と財政確保の強化を図ることで、持続可能な財政基盤を確立し、オーガニックなまちづくりのステップアップを実現するための諸施策に、全力で取り組んでまいります。  私からは以上でございます。 10 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。草刈委員。 11 ◯委員(草刈慎祐君) おはようございます。3日間よろしくお願いいたします。  早速ですが、質疑に入らせていただきます。  決算資料の1ページ、決算状況を見ますと、経常収支比率が94.2%と、昨年度の93.4%と比較し、0.8ポイント上昇しております。経常収支比率を悪化させた原因は何でしょうか、お伺いいたします。 12 ◯委員長(重城正義君) 当局の答弁を求めます。石井財務部長。 13 ◯財務部長(石井宏典君) おはようございます。  経常収支比率を算定する際の分母となります、経常一般財源等では、臨時財政対策債が減額となったものの、市税などの増加に伴い、2億3,014万6,000円の増額となったところでございます。また、分子である、経常経費充当一般財源につきましても、少子高齢化に伴う扶助費や、後期高齢者医療特別会計及び介護保険特別会計への繰出金、公債費の増加に伴い、4億3,121万3,000円の増額となりました。分母である経常一般財源等の増加よりも、分子である経常経費充当一般財源の増加の方が上回っているため、経常収支比率が上昇したものでございます。  以上でございます。 14 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 15 ◯委員(草刈慎祐君) 財政の硬直化が懸念されますが、どのように対処していくのかをお伺いいたします。 16 ◯委員長(重城正義君) 石井財務部長。 17 ◯財務部長(石井宏典君) 経常収支比率につきましては、すぐに改善が見られる特効薬はなかなか見つからない状況でございます。少子高齢化の進展に伴いまして、社会保障関係費の増加は避けられない状況で、また、公債費につきましても、令和5年度にピークを迎えるところでございますので、減額が難しい経費でございます。そのため、業務プロセスの見直し、ICTやRPAの導入など、事務の効率化などによりまして、人件費の抑制を図るとともに、物件費、補助費等のさらなる精査を行い、公債費につきましては、借入れの抑制と、交付税措置のあるものを借り入れるなど、経常収支比率の上昇を抑制する取り組みを行ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 18 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 19 ◯委員(草刈慎祐君) 令和元年12月に示された木更津市中期財政計画では、公債費の増加は財政の硬直化を招き、後年度の財政運営に支障を来すおそれがあり、財政健全化の観点から、プライマリーバランスの黒字化を図るためにも、令和5年度までの市債発行額を、年平均28億円以内に抑えるとされていますが、令和元年度の市債発行額は38億4,000万円と、10億円以上オーバーしています。令和5年度までの4年間で年平均28億円以内にするのでしょうか、お伺いをいたします。 20 ◯委員長(重城正義君) 石井財務部長。 21 ◯財務部長(石井宏典君) 令和元年度につきましては、平成30年12月補正で、小中学校の空調整備事業費の予算を計上するとともに、繰越明許費を設定し、令和元年度に完成したところでございます。この事業の財源といたしまして、起債を10億8,580万円借り入れしております。この事業は、国の補正予算によるもので、このタイミングで事業を実施しないと、国庫補助金や交付税措置のある起債の借入れができなくなるなど、国の財政措置を受けることができないため、事業を実施したものでございます。また、災害関係でも6,860万円の借入れをしておりまして、こちらも、後年度の元利償還金の一部を、基準財政需要額に算入できるものでございます。  委員おっしゃいますとおり、令和元年度の市債発行額は38億4,000万円と、10億円以上超過しておりますが、これらを除けば、26億8,560万円でございます。国の補正予算によりまして実施する事業につきましては、国庫補助金や起債の交付税措置があるものなどであり、このタイミングを逃しますと、このような財政措置が受けられないものなど、市としては、実施せざるを得ないものでございます。また、災害関係につきましても、実施せざるを得ないものでございますので、このような場合は、28億円を超過する場合もございますが、他の事業に充てる起債につきましては、交付税措置を確認しながら、少しでも借入れを抑えてまいりたいと考えております。  以上でございます。 22 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 23 ◯委員(草刈慎祐君) 交付税措置のある起債ということですが、では、令和元年度の元利償還金に対して、交付税措置はどのくらいされるのかをお伺いいたします。 24 ◯委員長(重城正義君) 石井財務部長。 25 ◯財務部長(石井宏典君) 令和元年度の公債費31億1,914万7,000円に対しまして、基準財政需要額に算入された額は、25億1,635万4,000円でございます。  以上でございます。 26 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 27 ◯委員(草刈慎祐君) 元利償還金の約8割ぐらいでしょうか。もちろん、基準財政需要額と基準財政収入額との差額が、普通交付税として交付されるわけですが、元利償還金に対して、これだけの交付税措置がされることが分かりました。国の補正予算や災害関係など、実施せざるを得ない事業で、年平均28億円を超えてしまう場合もありますけれども、交付税措置のある起債を上手に使って、財政負担をできるだけ抑えながら、必要な事業を実施していただきたいと思います。  以上です。 28 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。高橋委員。 29 ◯委員(高橋てる子さん) 今の関連でも聞きたいことはいっぱいあるんですけれども、まずは、今日、北原代表監査委員が出席しておられますので、昨年の決算審査特別委員会で、前奥出代表監査委員が、実質単年度収支の実質が赤字であることと、これにつきましては、歴代の野村・北原財務部長が、歳入に見合った歳出を心がけていくという答弁をなされてきたので、その方向は若干違ったのかなと発言されています。令和元年度もまた、実質単年度収支は、決算剰余金を入れても、1.15億円の赤字です。実質単年度収支の赤字は、昨年度まで実施してきた事業だから、引き続き、次年度も実施しようという状況ではないということを、執行部には認識してほしいという発言でした。  その歳入に見合った歳出を心がけておられた、元財務部長の北原さんが、今度は代表監査委員として出席しておられますので、令和元年の市の行政運営の監査に当たり、若干違ったかなという思いにも触れていただけるとありがたいのですが、今日は監査委員としてのご見解を伺います。 30 ◯委員長(重城正義君) 北原代表監査委員。 31 ◯代表監査委員(北原靖和君) おはようございます。  ただいまの高橋委員からのご質疑につきまして、お答え申し上げます。  膨大な決算でございますので、なかなかお答えするのは難しいところもございますが、今回、監査委員として、初めて審査をさせていただいた決算に対する、見解を述べさせていただきます。  令和元年度決算の主要な財政指標につきまして、過去からの推移を見ますと、昨年度は、台風15号などによる自然災害、その後のコロナ禍といった、大きな災害が発生した中ではございましたが、執行部の皆様のご努力により、健全な財政運営が図られたものと考えております。特に、市税、国民健康保険税の収入率が向上し、収入未済額が減少となっておりまして、まさに徴収部門の努力によるものと、そういった評価をしたいなというふうに感じました。  続きまして、注視している特徴的な指標としては、4つございます。  1つ目といたしましては、実質単年度収支でございます。  先ほどご指摘がありましたけれども、過去に私が財務部長であったときにも申し上げましたように、財政の基本というのは、「入るを量りて出ずるを制す」であるというふうに考えております。令和元年度は、実質単年度収支から、平成30年度実質収支のうち、次年度に繰り越さず、直接、一般会計、財政調整基金へ繰り入れた額を差し引いた調整後、実質1億1,527万4,000円の赤字となりました。一昨年度は5億5,769万9,000円の赤字でしたので、赤字幅は大幅に減少しているというふうに考えられます。しかし、単純に言えば、昨年度に入ってきた額、単純に出た額、これを比較すると、赤字だったということになります。地方公共団体は、普通の一般の営利企業のように、黒字継続を目指すものではないものの、継続的な赤字は、持続可能な行財政運営への影響が懸念されることから、財政調整基金の現在高と併せて、今後も注視してまいりたいというふうに考えております。  2つ目といたしまして、経常収支比率でございます。  経常収支比率は94.2%と、昨年度より0.8ポイント上昇し、引き続き、高い値となっております。現在の国家というものは、福祉国家であるというふうに言われております。現在は、多岐にわたって細やかな行政需要が求められておりますので、やむを得ない面もあるとは思いますが、比率が高止まりしているということは、大きな課題であるというふうに考えております。今後、各部で連携し、この課題に取り組むとともに、引き続き行財政改革を推進していただきたいというふうに考えております。  3つ目が、実質公債費比率、4つ目といたしまして、将来負担比率でございます。  ご承知のように、実質公債費比率というのは、自治体の収入に対する負債返済の割合、将来負担比率は、一般会計の借入金等の残高の程度を指標化したものでございます。昨年度は、それぞれ0.2ポイント、2.2ポイントと、若干増加いたしましたが、国の定めます早期健全化基準、財政再生基準と比較いたしますと、低水準にあるとは考えております。しかしながら、財政の健全性を示す数字でございますので、市債の現在高と併せて、今後も注視してまいりたいというふうに考えております。  次に、特別会計でございますが、ご承知のように、特別会計は実質赤字となる場合でも、一般会計から繰り入れを行い、赤字とならないような措置が取られておりますので、全ての特別会計が健全だとは言い切れない部分がございます。昨年度、法定外の繰り入れをしなければ、実質赤字だという特別会計もございましたので、引き続き、事業の健全な運営に一層の尽力を望みたいというふうに考えております。  人口減少社会においても、行政サービスを安定的、継続的、効率的、かつ効果的に提供していくためには、それに対応した体制を確立するとともに、財源確保を図り、最少の経費で最大の効果を上げるよう、PDCAサイクルを活用いたしまして、事務事業の効果を検証し、評価を行うことにより、事業の取捨選択を行い、また、国庫支出金などにおきましては、終わりがあるもの、新規のあるものについては、事業継続の見極めを行っていくことなどが求められているというふうに感じております。  ただいま、市長もおっしゃいましたけれども、今後も計画的な財政運営と、財源確保の強化を図ることで、持続可能な財政基盤を確立し、オーガニックなまちづくりを実現するための諸施策に取り組んでいただくよう、お願いしたいというふうに考えております。  私からは以上でございます。 32 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 33 ◯委員(高橋てる子さん) ありがとうございました。  今のご答弁にもありましたけれども、義務的経費の伸びが、経常収支比率の悪化の要因であるというふうに思うんです。この義務的経費というのは、任意に削減できない、極めて硬直性が強い経費であると言われておりますけれども、この義務的経費の伸びはもう本当に抑えられないのか、改善できる余地はないのかというふうに、いつも考えているんですね。  そこで、私は、民営化や効率化でもっと人は減らせるはずなので、市税がマイナスになったときに、経常一般財源が不足するわけですから、政策の中で、与えられた財源を査定できるだけではなくて、臨時的・政策的経費の規模を考慮すべきだと、こういうふうにずっと言わせてもらっています。経常一般財源がマイナスになっても、この頃本当にこの伸びがすごく鈍化しているんですね。マイナスになっても耐えられるようにすべきではないのかと思っておりまして、今も、経常収支比率とかそれを守るために、みんな頑張っていく頑張っていくというような発言なんだけれども、一番、今の執行部の中で、私が課題だと思っているのは、言葉はそういうふうにおっしゃるんだけど、具体的な数値目標を見たことがないんですね。だから、まずは経常経費を削減する目標値というのかな、そういうのを設定すべきではないの、そうすればみんながそこに向かってやれるんじゃないのかと思うんですが、いかがでしょうか。 34 ◯委員長(重城正義君) 重城市長公室長。 35 ◯市長公室長(重城貴浩君) 経常経費の削減目標に関してでございますが、基本計画事業の選定、進行管理を行う上で、協議の上、中期財政計画などとの整合性を踏まえながら、必要に応じて、事業の不採択の決定や事業の凍結を行っているところでございます。残念ながら、目標値の設定はございませんが、必要な削減を行っているところでございますので、ご理解をいただきたいと思います。 36 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 37 ◯委員(高橋てる子さん) では、違う観点から。  実質収支比率が、昨年と比較して2.8ポイント高くなっていますね。これは不用額が多額だったということだと思うんですが、決算剰余金でなく、不用額は極力3月補正で減額すべきだというふうに言わせてもらって、昨年、そのように実行されたことは、評価しています。令和元年度は、台風で不用額の見極めが難しかったのか、3月の減額補正をしたにもかかわらず高くなったのか、その辺をご説明ください。 38 ◯委員長(重城正義君) 石井財務部長。 39 ◯財務部長(石井宏典君) 平成30年度の決算の不用額は7億5,984万円でございましたが、令和元年度の不用額は24億4,631万円と、16億8,647万円の増額となりました。不用額の主なものといたしましては、台風15号の災害に係る、農林水産業費の被災農業者向け経営体育成支援事業費でございまして、12月補正、3月補正で、合わせて14億4,000万円の歳入歳出予算を計上するとともに、繰越明許費を設定いたしました。初めは、概算で補助金の要望を提出し、年度内に交付決定を受ける予定でおりましたが、令和元年度中に交付決定まで至らないものが出てまいりました。県から交付決定が出ていれば、繰越明許費として繰り越しておりましたが、交付決定を受けられなかった約10億5,000万円は繰り越しせず、不用額としたものでございます。そのほか、被災住宅修繕緊急支援事業費が1億5,000万円、消防本部庁舎建設事業費の継続費の執行残約1億1,000万円など、災害関係、繰越事業の不用額が主な原因でございます。  以上でございます。 40 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。石井委員。 41 ◯委員(石井徳亮君) 総体的事項、行政の運営に関して、令和元年度の全般的な取り組みについて、お聞きします。
     企業や製品を評価する判断の指標の一つとして、スイスのジュネーブにある国際標準化機構が定めた、ISO規格というものがあります。皆さんもよくご存じと思いますが、ISO規格にはたくさんの種類があり、主なものにISO9001、ISO14001などがあります。ISO9001は、品質マネジメントシステムであり、品質のよいものやサービスの提供を目的にしています。ISO14001は、環境マネジメントサービスであり、企業を取り巻く地域へ環境の悪影響を与えない、環境保全が目的です。  平成10年頃から、自治体でのISO9001導入の動きが続々と見られ、様々な課題に対応するために、行政改革や職員の意識改革を目的にされています。行政の基本的な課題は、どの自治体でも同様の傾向が見られると思われます。限られた財源をいかに効率よく使うかということであり、サービスが同じであれば、より安く、経費が同じであれば、質の高いサービスを提供することが、主な務めと言えます。ISO規格を導入していなくても、常に同様のことが求められていると思います。行政の運営に関して、ISOの考え方からの令和元年度の全般的な取り組みに対して、お考えをお聞かせください。 42 ◯委員長(重城正義君) 重城市長公室長。 43 ◯市長公室長(重城貴浩君) まず、ISO9001の取り組みにつきましてでございますが、組織の取り組みをPDCAサイクルの実施により、継続的に管理し、計画策定に当たっては、市民ニーズの把握や、市民満足度の測定を行い、顧客満足、住民満足度の向上を目的として行うものと認識しております。本市におきましては、基本計画策定時に、市民アンケートやパブリックコメントを実施するとともに、毎年、進行管理を行うことで、PDCAサイクルを実施しております。また、業務フローの作成に取りかかるなど、組織課題に対応するための取り組みも進めているところでありまして、ISO9001の取得はございませんが、住民満足度向上に向け、取り組みを進めているところでございます。行政を取り巻く状況は日々変化しておりますので、ISOを導入している自治体の取り組みなどを参考に、組織マネジメントの強化や、住民満足度の向上に向け、調査研究してまいりたいと考えております。 44 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。白坂委員。 45 ◯委員(白坂英義君) それでは、私の方から、監査委員の意見書の中から、質疑をさせていただきます。  まず、職員の時間外勤務についてであります。  職員の1人当たり平均時間、昨年度は143.4時間で、平成30年度と比較して、大幅に増加をしております。また、360時間を超えた職員につきましても、54人ということで、平成30年度の18人、17人ですかね、これを大幅に増加しているということです。  そこで、監査委員の方から、担当間での応援体制や事務分担の適正化、平準化を図って、勤務時間の管理の徹底と、ICTを活用して、業務の効率化・省力化を図って、時間外勤務の縮減に向けた取り組みに努めていただければということで、意見書が出ております。これを受けて、時間外勤務時間の縮減に向けた取り組みについて、お伺いをいたします。 46 ◯委員長(重城正義君) 高浦総務部長。 47 ◯総務部長(高浦 浩君) 時間外勤務の縮減、長時間労働の是正につきましては、職員の健康管理及びワーク・ライフ・バランスの推進の観点から、重要であると認識しているところでございます。令和元年度に時間外勤務が大幅に増加した主な要因につきましては、台風災害への対応及び選挙事務にて、業務量が増加したことによるものでございますが、時間外勤務の縮減に向けましては、これまで以上に、労務管理、マネジメントの重要性を認識し、各職場において、事務分担の平準化や、部内での応援体制の強化を図るとともに、ICTなどの活用による事務処理の効率化や、窓口業務の民間委託の取り組みをさらに進めながら、縮減に努めてまいりたいと考えております。  具体的には、全庁的に取り組みを進める必要があることから、課長等情報共有会議で、時間外勤務縮減の方策について、各課の取り組み状況の確認や共有を行ったところでございます。また、各部署におきましては、定時業務終了時に、時間外勤務の予定を確認するなど、時間外勤務の適切化に取り組んでいるところでございます。  以上でございます。 48 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。 49 ◯委員(白坂英義君) たしか、この年に、国の方でも、働き方改革ということで、いろんな関連法案が施行されました。有給休暇の強制的な取得だとか、あと、100時間を超えたら、病院の先生に指導を受けるとか、こういったことも始まりましたので、しっかりと縮減に向けた取り組みを、やっていっていただければというふうに思います。  以上です。 50 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。神蔵委員。 51 ◯委員(神蔵五月さん) おはようございます。  私からは、健全化判断比率についてお伺いします。  この指標は、国の基準で、各市町村の現在と将来にわたって、健全な財政が運営されるかどうか、見通しを含めたものと理解しておりますが、本市は、実質赤字比率、連結実質赤字比率については、黒字であり、問題ないということです。実質公債費比率と将来負担比率については、それぞれ3.5%と10.8%となっており、早期健全化基準はそれぞれ25%と350%ですので、問題はないと思っております。しかし、前年と比較いたしますと、それぞれ指標が悪化しております。これのご見解をお願いいたします。 52 ◯委員長(重城正義君) 当局の答弁を求めます。吉原財政課長。 53 ◯財政課長(吉原隆史君) おはようございます。  指標の悪化につきまして、ご説明申し上げます。  令和元年度決算での実質公債費比率は3.5%であり、平成30年度の3.3%と比較し、0.2%悪化しております。その要因としましては、地方債の償還費が増加していることが挙げられます。また、将来負担比率は10.8%となり、平成30年度の8.6%と比較し、2.2%悪化しております。この要因としましては、PFI事業で行う新火葬場整備運営事業費を、令和元年度から算入したことにより、債務負担行為に基づく支出予定額が増加したことが挙げられます。  以上でございます。 54 ◯委員長(重城正義君) 神蔵委員。 55 ◯委員(神蔵五月さん) それでは、財政健全化指標の過去の推移をお伺いします。将来負担比率と実質公債費比率について、ここ数年の推移を教えていただきたいと思います。 56 ◯委員長(重城正義君) 吉原財政課長。 57 ◯財政課長(吉原隆史君) ここ数年の推移でございますが、まず、実質公債費比率につきまして、過去5年間の推移を申し上げますと、平成27年度が1.6%、平成28年度が2.3%、平成29年度が2.9%、平成30年度が3.3%、令和元年度が3.5%と、毎年、若干の悪化傾向が見られますが、健全化判断比率25%に対し、下回っております。  続きまして、将来負担比率でございますが、平成27年度、39.1%、平成28年度、26.4%、平成29年度、19.1%、平成30年度、8.6%、令和元年度、10.8%と、平成30年度までは改善傾向でございました。令和元年において悪化しておりますが、こちらの指標も、健全化判断比率350%に対し、下回っております。  引き続き、財政規律を堅持しつつ、限られた財源を重点的に配分することなどにより、効率的・効果的な行財政運営を行ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 58 ◯委員長(重城正義君) 神蔵委員。 59 ◯委員(神蔵五月さん) 今年度の指標の悪化と過去の推移を踏まえた、分析結果をお願いしたいと思います。 60 ◯委員長(重城正義君) 吉原財政課長。 61 ◯財政課長(吉原隆史君) 財政健全化4指標は、平成20年度決算より算定しておりますが、実質赤字比率及び連結実質赤字比率におきましては、算定時から赤字なしの状態を保っております。実質公債費比率につきましては、平成27年度以降、地方債の償還費が増加しているため、微増傾向でございますが、算定当初と比較すると、改善されております。将来負担比率につきましては、土地開発公社の買戻しを進めたこと、庁舎建設基金や公共施設整備基金などにより、充当可能基金が増加していることから、数値の改善が続いておりましたが、PFI事業で行う新火葬場整備運営事業費を令和元年度から算入したことにより、令和元年度の将来比率が悪化したものの、算定当初と比較すると、改善されております。  このように、財政健全化4指標につきましては、12年前の算定当初に比べ、数値の改善が進んでおりますが、今後も地方債の償還費が増加傾向にあること、中規模ホール、次期広域廃棄物処理場などの費用、増大している扶助費が、将来負担への算入基礎とされていないことを踏まえますと、財政的な余裕があると言えない状況でございます。今後も各指標の改善に留意し、健全な財政運営に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 62 ◯委員長(重城正義君) 神蔵委員。 63 ◯委員(神蔵五月さん) 健全化指標を留意して、今後のまちづくりにおいては、選択と集中が大事になってくると思いますので、適切に行っていただいて、持続可能なまちづくりの推進を図っていただきたいと思います。 64 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。高橋委員。 65 ◯委員(高橋てる子さん) 意見書にも出てくる行政評価についてですけれども、行政評価があれば、9月までに大半の事業の必要性が分かるはずですけれども、今のように10月から始める予算要求では短過ぎるし、行革で出された財源も分からないと思っています。今年6月議会で報告された行革の財源額というのは、来年度の予算にどのように反映されるんでしょうか、伺います。 66 ◯委員長(重城正義君) 重城市長公室長。 67 ◯市長公室長(重城貴浩君) 行政改革推進計画、令和元年度分の効果額につきましては、元年度の一般財源として、主要な事業に振り分けております。来年度につきましては、その効果額を織り込み、予算編成することとなります。  以上でございます。 68 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 69 ◯委員(高橋てる子さん) では、次に、行革では、財政的な効果額を目標値として示すことは必要だというふうに、何回かお答えがあったんですけれども、ずっとそれは示していないと思っているんですね、今でも。来年度はこの目標値は設定なさるお考えなのか、伺います。 70 ◯委員長(重城正義君) 重城市長公室長。 71 ◯市長公室長(重城貴浩君) 数値的な目標値が設定可能なものにつきましては、目標値を示すとともに、取り組みを進めてまいりたいと考えております。  以上です。 72 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 73 ◯委員(高橋てる子さん) 意見書の中にも、この行政評価についてですけれども、「個別の事業の実施状況を見ると、効果の測定や行政評価に曖昧な点が多い状況が見受けられた」と、「PDCAサイクルは、効果の測定と行政評価がなければならないことを再認識し、今後の計画の見直しに生かすよう工夫されたい」と、こういうふうに書いてあるんですね。事業の実施状況に曖昧な点が多かったので、このような意見書の意見になっていると思うんですけれども、財政は、予算編成で政策判断もやれないということで、行政評価を取り入れた過去があるというふうに聞いています。  昨年12月の答弁では、やらないのかという私の質問に、管理職のマネジメントで事業の見直しを図るように通知したというふうなお答えでした。ですけれども、今回また指摘されたということは、この管理職のマネジメントの事業見直しというのは駄目だったということですよね。9月の答弁では、見直しには組織の対応と職員の意識改革も重要ということでした。この意識改革とか、何というかな、ぼやっとしたもので、個人の自由意思ですよね。そういうもので実行するものでは駄目で、やっぱりちゃんとやる能力が求められているんだと思うんです。  そのためには事務事業の見直しのツールが必要ですよと、それが行政評価だよというふうな、この意見書の中身だと、私は思っているんですが、改めて伺いますが、どんなツールで、この事業の見直しをやっていくのか、また、やっていこうとしているのか、改めて伺います。 74 ◯委員長(重城正義君) 重城市長公室長。 75 ◯市長公室長(重城貴浩君) 行政改革推進計画の見直しにつきましては、第6次行政改革大綱が掲げる、4つの方向ごとに、核となる取り組み、例えば時間外勤務の縮減などを設定しまして、それに対して、関係各課等の取り組みを求めるような方向で、調整しておるところでございます。また、行政改革を進めるにおいては、単に上からの命令だけではなく、職員一人ひとりが変革を進めるといった認識を持つことが、非常に重要ではないかと考えたところでありまして、そうした意識の共有についても、併せて取り組んでおるところでございます。  以上でございます。 76 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 77 ◯委員(高橋てる子さん) 先ほども言いましたように、意識の改革とか、そういうものには限界があると思っていまして、どういうツールを使えば、ぴたっとそこにみんな大体足並みそろえていけるというのが、ここでの意見書の中では、PDCAサイクルという言葉を使われますけれども、それを回すには、行政評価が必要なんだというのをずっと書いてあるんですね。それをもう木更津市はやめたんですと、新しいものでやるんですということであれば、来年の監査委員の意見の中に、これをちゃんと議会にも、それから監査の方にも、木更津市はこうじゃなくってこれでやっていくことになったんだという説明をしないと、また同じことがこういうふうに意見書の中に出てくると思うんですよ。だから、全員の共通認識が必要だというふうに、私は思っていますので、ぜひそのようにすべきだと。どういうふうになったのか、変えていくのか、また、行政評価でPDCAサイクルを回していくのか、その辺のことについて、説明をするお考えはありますでしょうか、伺います。 78 ◯委員長(重城正義君) 重城市長公室長。 79 ◯市長公室長(重城貴浩君) 先ほども申し上げましたが、数値的な目標等々、皆さんの分かりやすい目標を示すことが必要だと思いますので、そのような取り組みを進めてまいりたいと思います。  以上でございます。 80 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 81 ◯委員(高橋てる子さん) 分かりました。では、頑張ってください。  最後にですけれども、意見書の中でよく出てくるというか、また今回も出ているんですけど、「実効性のある内部統制体制の確立に努められたい」と。昨年12月議会の答弁では、大変重要であるので、今後制度を構築してまいりたいということでしたけれども、今年もこの監査から指摘されているということは、まだできていないということなんでしょうか、伺います。 82 ◯委員長(重城正義君) 重城市長公室長。 83 ◯市長公室長(重城貴浩君) 内部統制につきましては、業務執行上のリスク管理を徹底しまして、市民から信頼される組織であるため、行うものと認識しております。現状では、組織としての位置付けはしておりませんが、組織としての検討につきましては、関係部署が複数にわたると想定されることから、内部統制推進本部といった合議体を設置しております、先進地などの例を参考に、引き続き、調査研究してまいりたいと考えております。 84 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 85 ◯委員(高橋てる子さん) 監査の方からは何年か続いて必要なんだというふうに、構築するようにというふうに書いてあるのに、まだ今次は調査研究をしていくという段階なんですね。  以上のことが分かりました。終わります。 86 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。斉藤委員。 87 ◯委員(斉藤高根君) せっかくですから、総体的事項のこの時間で、各部を超えた情報共有についてという質疑をさせてください。  例えば、昨年から始まった福祉施設新築工事において、盛土が堤防より数メートル上盛られ、土砂流出防止もされないまま、港に土砂が流れたことがありました。許認可部署からは、盛土の制限はありませんと、制限ができないことを説明されましたが、漁港管理上、果たしてどうなのか。これは、建築認可をした部署と漁港の管理部署とのやり取りが一体どういうふうになされたのか、分かりません。ひょっとしたらやられていないのかなと推測されます。  市街化調整区域の開発は、その地域の活性化につながることで、どちらかといえば、私は望ましいことと考えていますが、もう一つ、最近、排水において、宅地の開発の排水が、農業用排水に流すということで、埋まったままの農業排水をそのまま利用させるという許可を出した、こういう事実があります。この土建業者が工事を始めて、農業用用水路に工事用の排水を流しているのを目の当たりにして、私は愕然としたんですよ。これは一体行政はどうなっているのかということで、行政の横の連絡と部署をまたいだ情報の共有は、果たしてどうやってできているんだろうと考えます。  この発言について、総務部長、答えをお願いします。 88 ◯委員長(重城正義君) 高浦総務部長。 89 ◯総務部長(高浦 浩君) それぞれ所管の事務におきましては、法令等に基づきまして、適切に事務処理を執り行っているところでございます。委員おっしゃいますような、各部署連携が必要なものにつきましては、今後、状況に応じまして、連携等を取りまして、的確に対応するように努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 90 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 91 ◯委員(斉藤高根君) 例えば、ミニ開発の隣が農用地だったとする。例えば、開発の隣が漁港だとする。そういうときには、必ず隣接の部署と相談はされているんですか、伺います。 92 ◯委員長(重城正義君) 高浦総務部長。 93 ◯総務部長(高浦 浩君) 個別の事案につきましては、承知はしておりませんけれども、先ほど申し上げましたように、まず、所管において、法令等に基づき、適切に処理しているというところでございます。また、必要に応じまして、周りの状況等も確認しているものと考えております。  以上でございます。 94 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 95 ◯委員(斉藤高根君) 必要に応じって、必要があるのに相談されてないということが分かったわけなんですよ。ですから、なるべく、隣接の部署が違うんであれば、必ず連絡だけはすると。そこで、職員は一人ずつ考えて行動するということをお願いします。  以上です。 96 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。白坂委員。 97 ◯委員(白坂英義君) もう1点、これも監査委員の指摘なんですけれども、指定管理者についてであります。昨年度、駐輪場の指定管理者が破綻をしたということで、管理を外れたということがありました。それを受けまして、監査の方から、毎年、財務諸表の提出及び法人事業概要説明を受けるなどして、確認するなどの対応を要望するものであると、こういった意見書が出ておりますけれども、これについても見解をお伺いいたします。 98 ◯委員長(重城正義君) 重城市長公室長。 99 ◯市長公室長(重城貴浩君) 指定管理者制度でございますが、平成18年度から導入しているところでございます。今回こういうような事案は初めてでございました。このことは、指定管理者におきます、本市の制度設計が十分でなかったことから、防げなかったものと認識しておるところでございます。今後は、毎年度行う年度協定締結の際に、財務諸表の提出を求めるなど、対策を検討し、対応してまいりたいと考えております。  以上でございます。 100 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。 101 ◯委員(白坂英義君) 今年みたいな、コロナ感染症とか、いろんなことで、環境の激変によって、その法人も経営が悪化すること等はあるかというふうに思いますので、しっかりと確認していただきますようにお願いいたします。 102 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 103 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認めます。以上で総体的な事項の審査を終わります。  ここで、午前11時5分まで休憩といたします。                                (午前10時57分)   ───────────────────────────────────────                                (午前11時03分)
    104 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  それでは、歳入について審査を願いますが、歳出と関連のあるものについては、関連部等の歳出を審査する際に併せて行うことといたしますので、ご了承願います。  初めに、決算書13ページから15ページまでの第5款市税について、審査をお願いいたします。  ご質疑願います。鶴岡委員。 105 ◯委員(鶴岡大治君) 13ページ、市税全体についてお伺いさせていただきます。  ご承知のように、市税は歳入における根幹的な税でありまして、決算では42.2%となっております。市税が大幅に上昇する見込みがない中で、この市税を確保するというのは、大変重要な仕事であると思います。先ほどの代表監査委員の発言にも、徴税部門の努力を評価したいというようなお話がありました。市税の徴収に関しましての質疑をさせていただきます。  まず、1点目、収納率を高めるためには何をなすべきなのか、根本的なものを教えてください。 106 ◯委員長(重城正義君) 清水財務部次長。 107 ◯財務部次長・収税対策室長(清水和也君) 初めに、収納率を高めるため何をすべきかでございますが、まず、現年度分につきましては、滞納繰越とならないように、年度内の完納を促すよう、徴収対策を講ずる必要があると考えます。また、滞納繰越分につきましては、滞納者の財産調査をし、財産があれば、差押え等の滞納処分を行い、財産がないものについては、執行停止を行う対策を講ずる必要があると考えます。  以上でございます。 108 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 109 ◯委員(鶴岡大治君) それでは、具体的にどのようなことを講じられているのか、ご報告をお願いいたします。 110 ◯委員長(重城正義君) 清水財務部次長。 111 ◯財務部次長・収税対策室長(清水和也君) 初めに、現年度分につきましては、滞納繰越とならないように、年4回の催告書の発送や、毎月の自動音声電話催告、休日臨戸や夜間臨戸を実施し、年度内の完納を促すような徴収対策を講じております。  また、滞納繰越分につきましては、主なものといたしまして、2つございます。  1つ目は、預金等の預貯金や給与等の債権の差押えを積極的に行っております。特に給与の差押えは、原則として、完納となるまで効力が継続する債権でありますことから、滞納税額の縮減には、効果的な処分の一つと考えております。  2つ目でございますが、長期にわたり処分を保留している、不動産差押事案の解決でございます。本来差押えは、財産を換価し、未納税に充てるための手続でありますが、権利等の問題で、差押えが長期にわたっていることで、未納税の時効を中断させるため、滞納繰越額が減らず、結果、収納率を下げている要因の一つとなっております。これについては、換価価値、折衝状況、納付状況などを、調査・整理した上で、公売できるものは公売し、価値のないものは執行停止処分をすることで、滞納税額の縮減に努めているところでございます。  以上でございます。 112 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 113 ◯委員(鶴岡大治君) ぜひとも縮減にご努力をお願いしたいと思います。  それでは、最後に、対策室が日頃から心がけていることは何でしょうか、お願いいたします。 114 ◯委員長(重城正義君) 清水財務部次長。 115 ◯財務部次長・収税対策室長(清水和也君) 収税対策室で日頃から心がけていることでございますが、税の公平公正な立場から、未納者に対しては、毅然とした態度で納税交渉を行うことでございます。特に、現年未納者に対しましては、滞納繰越とならないように、年度内の完納を促すよう、職員には指導しております。また、各職員は、差押えや執行停止の目標値を年度初めに設定しており、私も含め、各係長が進行管理を行いながら、目標値に達するよう、適宜、指導・助言を行い、収納率の向上に努めているところでございます。  以上でございます。 116 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。草刈委員。 117 ◯委員(草刈慎祐君) 14ページの軽自動車税の中の、環境性能割についてお伺いいたします。  これは、消費税10%引上げに伴う、消費の反動的なもので、取り入れられた仕組みだと思っておりますが、これだけ多くの差額が出た理由、交付金対象だからこういうふうになったのかということを、まずお聞かせください。 118 ◯委員長(重城正義君) 当局の答弁を求めます。石井市民税課長。 119 ◯市民税課長(石井彰一君) 環境性能割につきましては、令和元年10月1日から、環境性能に優れた自動車や、先進安全技術搭載車の普及を図るために導入をされたものでございます。今回、決算の方が大分減額されたという理由でございますけれども、初めて市の方で課税をするというようなことになったわけですけれども、当初の取得台数の見込みが、想定していたよりも台数が少なかったこと、また、環境性能の優れた非課税の車両の登録が、予想よりも多かったというようなことから、調定額の方が少なくなっているというような状況でございます。 120 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 121 ◯委員(草刈慎祐君) ということで、見込みがちょっと違ったということで理解をします。  その中で、一方で、今年度なんですが、8,000万円の予算組みをされていると思うんですけれども、そうすると、今の説明とちょっと違うところが出てくるのかなと、見込みが違うというか、どういった経緯でそういうふうになったのかというのが、すごく心配になるんですけれども、その辺は、では今年度からは増えていくというふうなことでよろしいんでしょうか。 122 ◯委員長(重城正義君) 石井市民税課長。 123 ◯市民税課長(石井彰一君) 委員おっしゃるとおり、今年度の予算につきましても、当初は、同じ理由で多く見込んでいたものでございますけれども、そのデータの方が、昨年の実績として表れてまいりましたので、今年度の予算につきましても、9月で減額補正をさせていただいたところでございます。 124 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 125 ◯委員(草刈慎祐君) 新しいことで、まだまだちょっと見込みの方が定かになってないということですが、これだけ大きな金額になりますので、早めに対応していただけたらと思います。  以上です。 126 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。鶴岡委員。 127 ◯委員(鶴岡大治君) 軽自動車税について伺います。  毎年のように、相変わらず、軽自動車税の収納率が悪いことが明らかになっております。軽自動車の中には、車検が不要な車両があるようですが、これらが収入未済の要因となっている可能性が十分考えられますが、軽自動車の中で車検の不要なものとは何でしょうか、教えてください。 128 ◯委員長(重城正義君) 石井市民税課長。 129 ◯市民税課長(石井彰一君) 軽自動車のうち、車検の不要な車両につきましては、原動機付自転車、小型特殊自動車、二輪の軽自動車でございます。  以上でございます。 130 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 131 ◯委員(鶴岡大治君) せっかく車種まで教えていただきましたので、ちなみに、それらの税額も教えてください。 132 ◯委員長(重城正義君) 石井課長、ccも言ったほうがいいんじゃないですか。石井市民税課長。 133 ◯市民税課長(石井彰一君) 税額につきましてですが、まず、原動機付自転車でございますが、排気量が50cc以下及び50ccを超え、90cc以下が2,000円となります。次に、90ccを超え、125cc以下が2,400円、ミニカーが3,700円でございます。  次に、小型特殊自動車でございますが、農耕作業用が2,400円、その他が5,900円でございます。  最後に、二輪の軽自動車でございますが、125ccを超え、250cc以下のものが3,600円となっております。  以上でございます。 134 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 135 ◯委員(鶴岡大治君) これらの車種が車検が要らないということで、収納率が多分悪いんじゃないかというふうに思います。それらの収納率を教えてください。 136 ◯委員長(重城正義君) 清水財務部次長。 137 ◯財務部次長・収税対策室長(清水和也君) 車検不要な車両の収納率でございますが、現年課税分と滞納繰越分に分けてお答えいたします。現年課税分につきましては、調定額2,188万4,100円に対しまして、収納済額2,066万5,500円、収入未済額121万8,600円、収納率は94.4%でございます。滞納繰越分につきましては、調定額706万6,200円に対して、収入済額146万6,100円、収入未済額は560万100円で、収納率は20.7%でございます。 138 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 139 ◯委員(鶴岡大治君) ということは、この車検の要らない車種が、長いこと滞納しているということで、収納率が20.7%と異常に低くなっているということです。こういう車種を突き止めて、徴収に努めるということが、非常に重要なことだと思います。その額が560万円にもなっているということで、これら車両は、市の方でどなたが持ち主というデータは当然お持ちだと思いますが、お分かりになるでしょうか。 140 ◯委員長(重城正義君) 石井市民税課長。 141 ◯市民税課長(石井彰一君) 軽自動車の所有者のデータにつきましては、これらの車検の不要な車両も含めまして、車両に関するシステムで全て管理しております。 142 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 143 ◯委員(鶴岡大治君) 原付の方は車検がないので、多分安易に考えられていると思うんです。納税額も低いので。データが分かっているのであれば、督促等をしっかりやっていただきたいというふうに思います。それも含めまして、担当課としては、今後、どのようにやったら徴収率が上がるのか、教えていただきたいと思います。 144 ◯委員長(重城正義君) 清水財務部次長。 145 ◯財務部次長・収税対策室長(清水和也君) 軽自動車税でございますが、委員おっしゃるとおり、税額自体も少額のため、納税に関する関心が希薄なことが考えられます。そのため、今まで以上に、軽自動車税の納税に関するPR等を充実させ、納税意識を高めてまいります。加えまして、他の税目と比べ、軽自動車税の口座振替の割合も非常に低いことから、口座振替の加入促進に取り組むことで、軽自動車税の収納率向上に努めてまいります。  以上でございます。 146 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。大野委員。 147 ◯委員(大野俊幸君) 13ページ固定資産税と15ページ都市計画税についてですが、昨今、農地を造成して分譲している物件を、多く目にするんですけれども、実際にこの場合の都市計画税についてですが、前から言っているように、下水道普及率が低いんですけど、都市計画税を払っているのに、なかなか下水道事業が進まない。逆に、今言ったように、調整区域にうちを建てて住んでいて、確かにいろいろな部分で差があるんですけど、実際には、現実には、調整区域にうちを建てても、何ら不便なく住んでいる方がいらっしゃると思うんですが、その点については、どのように考えていますか。 148 ◯委員長(重城正義君) 当局の答弁を求めます。石渡資産税課長。 149 ◯資産税課長(石渡雅浩君) ただいまの都市計画税に関するご質疑でございますけれども、私ども固定資産税所管課といたしましては、都市計画税につきましては、ご承知のとおり、快適で住みよい総合的なまちづくりを目的とした、都市計画事業や土地区画整理事業に要する費用の一部に役立てる税という形の、目的税として課税をさせていただいているところでございますので、頂いた税をどのような形で使うかというところは、私どもの所管ではございませんので、ちょっとお答えが難しいところかと思います。  以上です。 150 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 151 ◯委員(大野俊幸君) だから、目的税なんだけど、あなたのところで固定資産税を取るでしょう、片一方で。だけど、都市計画税を取っているところと取っていないところがあるわけですよ。目的税は分かっていますよ。都市計画税というのは、都市計画で道路を造ったり公園を造ったりするというのは分かっていますよ。それをあなたに聞いているんじゃなくて、そういうことを、不公平感が、納税者からするとあるのではないですか、それはどのように当局は考えていますかと聞いている。 152 ◯委員長(重城正義君) 石渡資産税課長。 153 ◯資産税課長(石渡雅浩君) 都市計画税につきましては、あくまでも都市計画法による、都市計画区域のうち、原則として市街化区域内に所在する土地及び家屋に課税する税となっておりますので、そのようにさせていただいているところでございます。  以上です。 154 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 155 ◯委員(大野俊幸君) それじゃ、固定資産税の中の都市計画税を課税しているところと、かけていないところ。調整区域はかけてないわけですから、割合は分かりますか。 156 ◯委員長(重城正義君) 廣部資産税課主幹。 157 ◯資産税課主幹(廣部正志君) 委員おっしゃるとおり、市街化区域内に固定資産税を課税させていただきますので、金額的なものの割合か、また面積的な割合か、どちらかおっしゃっていただければと思うんですけれども。 158 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 159 ◯委員(大野俊幸君) 都市計画税を払っていないのは、調整区域でしょう。固定資産税の中に、調整区域は都市計画税は払わなくていいわけでしょう、逆に。だけど、都市計画税を払っている人は、調整区域じゃない人は払っているわけでしょう。その割合を聞いただけだから、廣部主幹の答弁も違っていると思うけど、別にいいです。  じゃあ、1つだけ。税金を取るところとして、不公平感を感じませんかと聞いているの。都市計画税を、言い方は悪いけど、やみくもに取っているわけでしょう。下水道が整備されていない、普及されていないところからも、都市計画税を取るわけでしょう。まさにあなたがさっき言ったように、目的税だから、公園を造ったり、調整池を造ったり、災害があったときに何でもないようにやるために、目的税で都市計画税で取っているのに、取っていないところと取っているところと、不公平感があるのではないですかと聞いているだけ。その見解だけ教えてください。 160 ◯委員長(重城正義君) 石渡資産税課長。 161 ◯資産税課長(石渡雅浩君) 税の課税につきましては、あくまでも地方税法等の法律にのっとって、課税をさせていただいておりますので、課税に関しての不公平はないと考えております。  以上です。 162 ◯委員長(重城正義君) 当局はないということです。  ほかにご質疑。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 163 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、次に、15ページから20ページまでの、第10款地方譲与税から第45款交通安全対策特別交付金までについて、ご質疑願います。神蔵委員。 164 ◯委員(神蔵五月さん) 17ページの地方消費税交付金についてですが、去年10月に消費税が上がっておりますけれども、その辺に関して、税に関しての変動とかを教えていただければと思います。 165 ◯委員長(重城正義君) 吉原財政課長。 166 ◯財政課長(吉原隆史君) ご質疑なんですけれども、消費税の消費税率、それから地方消費税が引上げになって、でも地方消費税交付金額が落ちているというような、そういったところでしょうか。[「そうですね」と呼ぶ者あり]そうしましたら、平成30年度より6,774万5,000円減額になっている理由なんですけれども、1つは、地方消費税が国に納付された後に県に交付されまして、それが市の方に歳入になるまでに時間がかかるということと、それから、これは県に確認させていただいたんですけれども、地方消費税の国の入りが200億円ほど減額になったということで、それが市の地方消費税交付金額が減少になった理由というふうに考えております。  以上でございます。 167 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。鶴岡委員。 168 ◯委員(鶴岡大治君) 一括して簡単に聞いちゃいます。  16ページから18ページにかけて、令和元年度決算では、軒並み下方修正でありました。利子割交付金は72.5%、配当割交付金は94%、株式等譲渡所得割交付金は62%、地方消費税交付金は92.7%、ゴルフ場利用税交付金は85%、自動車取得税交付金は92.4%でした。軒並み下方修正なので、平成30年度の決算を参考までに調べたところ、今度はほとんど軒並み上方修正で、申し上げますと、利子割交付金が167%、配当割交付金が129%、株式等譲渡所得割交付金が200%、地方消費税交付金が102%、ゴルフ場利用税交付金が100%、自動車取得税交付金が100%でありました。私が言いたいのは、1年間でこんなに決算の値が変わっていいものなのか。もしかしたら、このシステムが、何かあらかじめ決まったフォーマットがあるのではないかというふうに推察されるんですが、何か教えていただければと思います。 169 ◯委員長(重城正義君) 吉原財政課長。 170 ◯財政課長(吉原隆史君) 利子割交付金、配当割交付金、株式等譲渡所得割交付金、地方消費税交付金、ゴルフ場利用税交付金、及び自動車取得税交付金につきましては、こちらは県の歳入でございまして、それが市町村に配分されるものでございます。  このうちゴルフ場利用税交付金以外の予算につきましては、毎年12月下旬に、県からその年度の決算見込みと翌年度の予算見込みが通知されまして、その見込みを使って、毎年3月補正、翌年度の当初予算を計上してございます。  ゴルフ場利用税交付金につきましては、その年度の8月交付実績額と前年度の8月交付実績額の増減額の増減率をもとに、その年度の決算見込みを算出し、決算見込みと前年度の決算額を比較し、翌年度の当初予算を計上しております。令和元年度のゴルフ場利用税交付金の減額決算につきましては、昨年発生いたしました台風15号等の災害により、特に9月・10月のゴルフ場利用人数が大きく減少したことによるものなどでございます。  以上でございます。 171 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。
    172 ◯委員(鶴岡大治君) ということは、先ほどの神蔵委員の質疑にもありましたが、個別の事案に対しては、本来の理由は発生するけれども、ゴルフ場利用税交付金以外の数字は、あくまで県から頂いた数値をそのまま記載しているという理解になるんですけど、それでよろしいんですか。 173 ◯委員長(重城正義君) 吉原財政課長。 174 ◯財政課長(吉原隆史君) 委員おっしゃるとおりでございます。 175 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 176 ◯委員(鶴岡大治君) 19ページ、施設等所在市町村調整交付金について伺います。  この春の予算審査特別委員会でもお聞きしましたが、交付金の対象となる米軍の資産は、依然不明でしょうか、お聞かせください。 177 ◯委員長(重城正義君) 石渡資産税課長。 178 ◯資産税課長(石渡雅浩君) 令和2年度の予算審査特別委員会でもお答えしたところでございますが、施設等所在市町村調整交付金につきましては、対象となる米軍資産が公表されておりませんことから、詳細については、分からない状況でございます。  以上でございます。 179 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 180 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、次に、20ページから73ページまでの、第50款分担金及び負担金から第95款市債までですが、財務部から提出されている財源充当・未充当一覧表を参照の上、歳出と関連のあるものについては、後ほど歳出を審査する際にご質疑願います。また、歳出と関連のないものについても、一覧表に従い、担当課が入室した際に、ご質疑をお願いいたします。  ここでは、57ページの財政調整基金繰入金、58ページの第85款繰越金、及び73ページの臨時財政対策債についてのみ、審査をお願いします。  それでは、ご質疑願います。鶴岡委員。 181 ◯委員(鶴岡大治君) それでは、決算書73ページ、臨時財政対策債について伺います。  臨時財政対策債については、不確実なものであるから、発行に当たっては、将来の過度な負担とならないよう、計画的に行われたいと、決算審査意見書の中で、毎年のように申し添えられております。しかし、現状では、交付税そのものとして最大限起債するとした、執行部の判断は間違ってはいないと、私は思っております。しかしながら、このまま進めば、日本中、地方自治体の起債残高は全て臨時財政対策債になってしまいます。  鎌倉時代に元寇というものがありまして、後始末に大変苦慮した鎌倉幕府が、日本で初めて徳政令を出したと昔学びました。政府は徳政令を出して、この臨時財政対策債をチャラにしていただかないと、地方は大変困る。こんな話は冗談としても、非常に地方に重くのしかかっている、極めて重要な問題であるというふうに、私は思っております。  これに関して、国から何か情報があれば、教えていただきたいと思います。 182 ◯委員長(重城正義君) 吉原財政課長。 183 ◯財政課長(吉原隆史君) 特に国からの情報はございません。 184 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 185 ◯委員(鶴岡大治君) せっかくの機会ですので、近年の臨時財政対策債の推移についてお知らせください。 186 ◯委員長(重城正義君) 吉原財政課長。 187 ◯財政課長(吉原隆史君) 平成29年度が16億5,280万円、平成30年度が17億3,240万円、令和元年度が14億9,700万円、そして令和2年度がもう出ておりますので、令和2年度が13億3,500万円と、令和元年度、2年度は減少しております。令和元年度と2年度の減少につきましては、国の地方財政計画において、地方が、標準的なサービスの提供を行うために必要な歳出の見込みに対して、地方税、各種交付金、国庫支出金、地方交付税、地方債などの財源を見込んでおりますが、地方税収入が伸びたこと、交付税の原資となる国税が伸びたことなどにより、地方財政計画における財源不足が少なくなったことが、臨時財政対策債が減少した原因と考えております。  以上でございます。 188 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 189 ◯委員(鶴岡大治君) ちょっと話が複雑でよく分からないんですけれども、臨時財政対策債が減少するには、いろんな税金の増減に絡んでいるというご説明であります。  もう少し踏み込んで、本市の決算はどういうふうになっているのか、交付税、臨時財政対策債に絡めて、推移をお知らせください。 190 ◯委員長(重城正義君) 吉原財政課長。 191 ◯財政課長(吉原隆史君) 平成29年度から申し上げさせていただきます。普通交付税が24億507万4,000円、臨時財政対策債が16億5,280万円、合計で40億5,787万4,000円でございます。平成30年度につきましては、普通交付税が25億113万9,000円、臨時財政対策債が17億3,240万円、合計で、42億3,353万9,000円でございます。令和元年度につきましては、普通交付税が24億7,119万3,000円、臨時財政対策債が14億9,700万円、合計で39億6,819万3,000円でございます。 192 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 193 ◯委員(鶴岡大治君) 大変ややこしいんですけれども、簡単に言うと、臨時財政対策債に影響を与えるのが法定普通税であるというようなお話であろうと推定されます。最近の決算で、俗に言う法定普通税の決算はどのくらいになっているのか、お願いいたします。 194 ◯委員長(重城正義君) 吉原財政課長。 195 ◯財政課長(吉原隆史君) 平成30年度と比較いたしまして、約4億5,000万円増額してございます。 196 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 197 ◯委員(鶴岡大治君) 俗に言う法定普通税が増額すると、臨時財政対策債が減少するということで、臨時財政対策債がどんどん減少しているということが、当然分かりました。4億5,000万円増加しているので、来年度の確定した臨時財政対策債が、13億5,000万円というふうに減額になるということがよく分かりました。また、今後勉強させていただきます。  以上です。 198 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 199 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、以上で、歳入のうち、財務部及び会計室関係の審査を終わります。  ここで、答弁席入れ替えのため、暫時休憩といたします。                                (午前11時38分)   ───────────────────────────────────────                                (午前11時40分) 200 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  それでは、これから歳出の審査に入りますが、第5款から順次行います。  なお、特別会計につきましては、関係部等の決算を審査する際に併せて行いますので、ご承知おき願います。  初めに、74ページの第5款議会費の審査をお願いします。  ご質疑願います。草刈委員。 201 ◯委員(草刈慎祐君) 今回の決算審査特別委員会でも、持参資料にあります市政の概要について、少しお伺いさせていただきたいと思います。  まず、最初に、この市政の概要を作成するに当たって、どの項目で幾ら使っているのかをお伺いいたします。 202 ◯委員長(重城正義君) 池田議会事務局次長。 203 ◯議会事務局次長(池田ゆかりさん) はい、お答えいたします。  市政の概要につきましては、議会運営諸経費の印刷製本費から支出をしております。 204 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 205 ◯委員(草刈慎祐君) では、何冊作成をされているのか、お伺いします。 206 ◯委員長(重城正義君) 池田次長。 207 ◯議会事務局次長(池田ゆかりさん) 例年200冊を作成しております。 208 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 209 ◯委員(草刈慎祐君) これ私たち議員に配る配付分と、ほかにはどういったところに配っているのか、お知らせください。 210 ◯委員長(重城正義君) 池田次長。 211 ◯議会事務局次長(池田ゆかりさん) 市長部局を初めとする市の部課、それから千葉県の文書館を初め、県の施設等、近隣市にも配付をしております。  以上です。 212 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 213 ◯委員(草刈慎祐君) ということで、これは大まか、議会の方で30冊、それ以外が170冊というふうに思っているんですが、そもそもこの市政の概要というのは、議会事務局で作らなければいけないものなのかをお知らせください。 214 ◯委員長(重城正義君) 池田次長。 215 ◯議会事務局次長(池田ゆかりさん) はい、お答えします。  市政の概要は、市の各部局の事業概要、事業結果など、市政全体にわたる統計資料であります。市の概要を把握する資料として、議員の調査研究、議会の活動に資することを目的として、市議会事務局で作成しております。  以上です。 216 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 217 ◯委員(草刈慎祐君) この市政の概要というのはあくまで、議員が調べる、議員活動をするための資料だから、また、全国的にも多分、議会事務局で作られているということだと思いますが、その中で、やっぱり、市議会が大まか使うものとして30冊、それ以上のものが170冊と、大変多くがほかの市の当局の方に送られたり、また、県や関係各所に送られているということですから、議会事務局という、また別組織だと思っておりますので、今後、当局と相談していただいて、当局サイドで作ってもらったりも検討できればと思って、お伺いいたしました。  よろしくお願いいたします。 218 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 219 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、以上で議会費の審査を終わります。  続いて、第10款総務費のうち、74ページから78ページまでの第5項総務管理費のうち、一般管理費について、審査をお願いいたします。  ご質疑願います。石井委員。 220 ◯委員(石井徳亮君) 75ページの人事管理関係費のうちの労働安全衛生事業費ですけれども、こちらはストレスチェックを実施していただいたという話で、昨年もお伺いしたんですけど、令和元年度については、台風が続いたり、大雨とか、そういう形では、就業環境については非常に厳しいものがあったと思いますけれども、その辺のストレスチェックの傾向というか、それも教えていただきたいと思います。 221 ◯委員長(重城正義君) 品川職員課長。 222 ◯職員課長(品川昭和君) ストレスチェックにつきましては、例年どおり実施を行いまして、対象者1,081名に対して、受検者は937名、受検率86.7%でございます。そのうち、昨年度も申し上げましたけれども、結果というのは、職員課の方に参りません。こちらは個人情報の関係ということがございまして。そのうち産業医の面接を希望します高ストレス者が、4名おりましたので、そちらにつきまして、産業医の面談を行い、こちらの職員課の方で対応を行ったところでございます。  なお、傾向といたしましては、全体の結果がまとめで来るわけなんですけれども、それにつきましては、全国平均的なものからいきますと、木更津市は昨年度、高ストレス者につきましては、平均を下回っているということで、ストレス者は全体で少なかったというところでございました。  以上でございます。 223 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 224 ◯委員(石井徳亮君) それでは、昨年の台風とかで、例えば時間外というものが急激に増えて、ストレスが増えたという形とは無関係ということでよろしいんでしょうか。 225 ◯委員長(重城正義君) 品川職員課長。 226 ◯職員課長(品川昭和君) 少しお話は変わりますけれども、時間外勤務につきましては、現在、月80時間を超える場合には産業医の面接等というところがございまして、こちらは希望する職員の場合に面接を行うんですけれども、そちらの該当者が21名ほどいたわけなんですけれども、そちらにつきまして面談を希望するという職員はおりませんで、面談の方はしておりません状況でございます。  なお、当局の分析といたしましても、委員おっしゃいますとおり、災害の対応ということで、時間外が増えている職員が80時間を超えているというのが主な原因でございましたので、その辺りで職員の方は一生懸命対応をしたというところで、特にそれによっての精神的なストレスというところは、比較的使命感で職員の方は対応できたというところで、ストレス等はなかったというようなことです。  以上でございます。 227 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。白坂委員。 228 ◯委員(白坂英義君) 私の方は防犯カメラ設置事業費についてお伺いをいたします。  昨年度、烏田地区の方に、犯罪抑止と予防ということで設置をされているんですけれども、まず、現在、防犯カメラは何機設置されておりますか。 229 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長。 230 ◯市民活動支援課長(阿津直人君) 現在は市内に9ヶ所、20基、設置されております。  以上でございます。 231 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。 232 ◯委員(白坂英義君) では、今回、この烏田地区に設置した効果とかというのは見えていますか。 233 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長。 234 ◯市民活動支援課長(阿津直人君) 効果といいますか、まず、烏田地区に設置した経緯でございますけれども、以前、帰宅途中の女子高生が、烏田地区の方で不審者に狙われたという事件が発生したことから、通行の安全性と防犯力向上のため、設置したものでございます。その後、同様の事件がその近郊で発生したということは伺っておりません。  以上でございます。 235 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。
    236 ◯委員(白坂英義君) この防犯カメラにつきましては、私の記憶の中では、各年度で1台ぐらいずつしか設置されていないんですよね。私は以前、行政視察に行った加古川市の話をさせていただいたんですけれども、やはりこの犯罪の抑止といったところを考えますと、もっともっと早く設置を進めていかなければならないというふうに思っておりますので、ぜひ、年に1台じゃなくて、何十台とか何百台というオーダーで設置していただければというふうに思いますので、よろしくお願いします。 237 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。鶴岡委員。 238 ◯委員(鶴岡大治君) 決算書63ページ、公益財団法人千葉県市町村振興協会市町村交付金については、74ページ以降で聞くことになっておりますので、ここで伺います。  まず、財源内訳をお示し願いたいと思います。 239 ◯委員長(重城正義君) 当局の答弁を求めます。吉原財政課長。 240 ◯財政課長(吉原隆史君) こちらは一般財源で処理することとなっておりますが、公益財団法人千葉県市町村振興協会から、対象事業は地方財政法第32条に規定する事業とされております。 241 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 242 ◯委員(鶴岡大治君) それでは、支出の明細をお知らせください。 243 ◯委員長(重城正義君) 吉原財政課長。 244 ◯財政課長(吉原隆史君) 本市では、地方財政法第32条に規定する事業のうち、地域における人口の高齢化、少子化等に対応するための施策に係る事業としまして、生活路線バス維持対策費補助金、それから子ども医療費助成事業に使っております。  なお、公益財団法人千葉県市町村振興協会に事業を報告するとともに、ホームページの方でも公表させていただいております。 245 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 246 ◯委員(鶴岡大治君) 決算審査特別委員会ですので、たしかこの交付金は2,478万8,000円という交付になっていると思います。せっかくですので、金額の内訳まで教えてください。 247 ◯委員長(重城正義君) 吉原財政課長。 248 ◯財政課長(吉原隆史君) すみませんでした。  2,478万8,000円のうち1,146万3,000円につきましては、ハロウィンジャンボの交付金分でございまして、こちらが生活路線バス維持対策費補助金5,266万1,047円の財源の一部に活用してございます。それから、残りの1,332万5,000円につきましては、サマージャンボの交付金分でございまして、こちらは子ども医療費助成事業4億3,387万4,122円の財源の一部に活用させていただいております。 249 ◯委員長(重城正義君) ほかに。草刈委員。 250 ◯委員(草刈慎祐君) 75ページ、備考欄1、特別職人件費(6)指定管理者候補者選定委員会委員報酬の中で、少しお伺いしたいんですが、昨年度、駅前の駐輪場で、財団になりますが、経営が破綻ということで、途中で事業がストップというふうな形になったと、管理がストップされたと思いますが、今回そのことを検証されたのかということと、財団ですから、私もびっくりして、想像がつかなかったんだろうなというふうに思いますが、与信的なことで、例えば、選定委員会を通じて、データバンク等で問い合わせたりしないのか、それとも、もう単純に数字だけを見て、指定管理者に選定しているのかという点だけをお聞かせください。 251 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長。 252 ◯市民活動支援課長(阿津直人君) 昨年の12月に、業者の方から、経営破綻、事業が続けられないという形で、辞退届の申出があったわけなんですけれども、その以前から、他市の方から、実は危ないよというお話は伺っておりました。平成30年に5年間の指定管理期間、選定委員会の方で選考していただいて、結んだわけなんですけれども、そのときには、会社の方の財務状況調査等、資料の中にも含まれていますので、問題ないという形で選定の方をしたところでございますけれども、例えば、毎年毎年、節目節目に、状況の方を確認するということは、申し訳ございません、細かいところまではしていなかったところでございます。 253 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 254 ◯委員(草刈慎祐君) その中で、今回、この委員会報酬ということで、大変多くの有識者、一部の有識者の方と、ほかの方は市の執行部の方が多いと思っておりますので、くれぐれも、今回分かりづらかったという点は理解をいたしますが、今後、民間の事業者等と契約するとき、しっかりとした準備をして、指定管理者を選定していただきたいと思います。  以上です。 255 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。大野委員。 256 ◯委員(大野俊幸君) 本年の3月の予算審査特別委員会でも、この一般職人件費についてですが、質疑しました。木更津市職員の給与が国家公務員と比較して、県内で一番高いという報道に関連して、質疑したんですけれども、職員課長からは、明確な答弁が特にありませんでしたので、その関係で、何点かについて質疑します。  まず、1点目ですけれども、専任の次長が減ったのは何ででしょうか。 257 ◯委員長(重城正義君) 品川職員課長。 258 ◯職員課長(品川昭和君) 職員の総数を管理する中におきまして、部長を補佐する次長でございますけれども、専任ではなく兼務でというところでも、組織の方はやっていけるというところの判断の中で、総体的に次長の兼務としたところでございます。  以上でございます。 259 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 260 ◯委員(大野俊幸君) 次長というのは、部長を補佐するだけじゃなくて、所管の自分の各部の課長たちがやっている職務のトータル的ないろいろな見方をするというふうに、私は議員になった頃から聞き及んできたんですけれども、今、確かに職員の総数のということだったので、それはそれで仕方がないでしょう。  2点目にお伺いしますけど、参事、主幹、副主幹についての昇格も減ったような気がいたしますが、何ででしょうか。 261 ◯委員長(重城正義君) 品川職員課長。 262 ◯職員課長(品川昭和君) 委員ご指摘のとおり、そちらの方の職員の数が減っているというところはございます。こちらにつきましても、組織をスリム化していくという観点から、8級職が部長、7級職が次長、6級職につきましては、基本的には課長、5級職は課長補佐というところで、人員が少なくなっている中で、組織を整理していくという方向の中で、そのようになっているところでございます。また、昨年度から係長職に戻しました関係で、4級職の主査の係長が増えているというところもございまして、この辺りにつきましても、今後、管理職になっていく人材を、早期に係長職に充てまして、人材育成を図っているというようなところでございます。  以上でございます。 263 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 264 ◯委員(大野俊幸君) それでは、そういうご答弁でしたので、別な意味で、今年4月に、新たに、今、品川課長がおっしゃった8級部長職に昇格した方が、多分4名いらっしゃるんですけれども、全員、駅前庁舎の勤務の方がなっているんですけれども、何か理由があるんでしょうか。それとも、私の気のせいでしょうか。 265 ◯委員長(重城正義君) 品川職員課長。 266 ◯職員課長(品川昭和君) そちらにつきましては、特段理由等はございませんで、任用の中で、そういう結果になったところでございます。  以上でございます。 267 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 268 ◯委員(大野俊幸君) それでは、同じように新規に課長に昇格する職員の方は、駅前庁舎に勤務している方が多くないですかね。私の気のせいでしょうか。 269 ◯委員長(重城正義君) 品川職員課長。 270 ◯職員課長(品川昭和君) そちらにつきましても、何か配慮といいますか、考えを持って任用しているところではございませんで、結果、そのようになっているというところだと考えております。  以上でございます。 271 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 272 ◯委員(大野俊幸君) 議会が何も言わないから、あえて私が言っているんだけど、職員の中からも、そういった不平不満、不公平人事のことについては、みんないろいろ思っているんですけど、広く言えば市民の方から疑問を抱かれるような、そういう人事はいかがなものかというふうに思いますが、その点について、総務部長、ご答弁ございますか。 273 ◯委員長(重城正義君) 高浦総務部長。 274 ◯総務部長(高浦 浩君) 人事の関係に関しましては、基本的には適材適所、古くから言われている言葉ですけれども、それが基本になるかと思っております。そういった中で、限られたポストでございますので、職員の資質等を判断しながら、適切に昇格あるいは異動等を考えているところでございます。  以上でございます。 275 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 276 ◯委員(大野俊幸君) 分かりました。そうやって答弁すると思っていましたけど、もう一度言っておきます。  職員の中から、併せて議会の中からは、出ないから言っているんだけど、市民の方々から、そういった人事について、市長案件だろうけど、任命権者が、だけども、疑念を抱かれるような人事はいかがなものかというふうに思いますので、あえて苦言を呈しておきます。答弁は結構です。  続いて、人件費についてですけれども、今、再任用の方々が大変多く、ここ何年でされているんですけれども、現在の8級職で定年になると、6級職になったんですよね。再任用の方の等級の割合、6級が何人とか、分かったらお聞かせください。 277 ◯委員長(重城正義君) 品川職員課長。 278 ◯職員課長(品川昭和君) 再任用のフルタイムにつきまして、28名でございます。このうち3級職が13名、5級職が13名、6級職が2名が、一般関係における任用状況でございます。  以上です。 279 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 280 ◯委員(大野俊幸君) 3級が13人の、5級が13人の、6級が2名。[「はい」と呼ぶ者あり]大変失礼な言い方ですけれども、きちっと仕事をしていますでしょうか。 281 ◯委員長(重城正義君) 品川職員課長。 282 ◯職員課長(品川昭和君) こちらの職員の格付けでございますけれども、委員も今おっしゃいましたとおり、退職前に部長職であった者は6級職で任用、次長職であった者は5級職ということで、そのほかの職員につきましては、3級職の主任主事の扱いでございますけれども、こちら6級職・5級職へ任用する者につきましては、退職前に管理監督を当然していた職員ということでございますので、再任用後もきちんとやっていただくという中で任用しておりますので、管理監督をしていく、後輩を育てていく、管理していくというところの職を、皆さん、ご承知というか、理解をする中で、職務に努めていただいているというふうに、認識しているところでございます。  以上でございます。 283 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 284 ◯委員(大野俊幸君) 分かりました。ただ裏を返すと、みんな先輩だよね。だから、なかなか使いづらいというのはあるけれども、実際には、普通の民間会社でもそうですけど、今、役所と同じように、行政と同じように、費用対効果で考えると、やはりきちんと仕事をしていただかないといけないと思いますので、8級職でお辞めになった6級職の方が2人いらっしゃるということですが、たしか5百何万円、600万円に近い500万円台ぐらいかな、年収であると思うんですよ。だから、やはりそういった部分の人件費がかかっているわけですから、それは職員課長の品川課長に、ちゃんと再任用を見張っとけと言ったって、大変でしょうから、それは総務部長が聞いているから、総務部長にしたってみんな先輩だから、なかなか言いづらいだろうけれども、そこら辺は線を引いて、きちっと対応していっていただければと思います。  続いて、職員研修費が200何万円かな、載っていますけど、前にも、私、予算とか決算で言ったんですけれども、新しい職員の方が随分入ってきて、新しい方だけじゃなくて職員研修をされていると思うんですけれども、実際に電話に出た職員の方が、申し訳ないですけど、きちっと対応ができない。電話のきちっとした対応ができない人が、平気で電話に出ちゃっている。「議員の大野ですけど、何々課長いらっしゃいますか」と言っているのに、「ちょっと待ってくださいね」って、そうやって言う人がほとんどなんですよ。そこら辺については、職員課長として、私、もう大分前にも質疑したけど、そこら辺についてはどういうふうにお考えですか。 285 ◯委員長(重城正義君) 品川職員課長。 286 ◯職員課長(品川昭和君) ご指摘のとおり、そのような、例えば電話の対応につきましても、自分の名前も名のらないで受けるというようなことも含めまして、適切でない対応があるということも承知しているところでございます。その都度、職員課といたしましても、そのようなことが見受けられた場合には、改めるようにというような教育をしているところでございます。また、マナー研修などを通しまして、その辺りを、適切に対応できるようにということで、今後も教育をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 287 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 288 ◯委員(大野俊幸君) 具体的に、その電話の出方一つ取ってもそうなんですけど、今、品川課長、その都度お話ししていると言っているんですけど、具体的に、そういった講習とか研修とか、200何万円予算が入っているんだけど、実際には、具体的に何をやっているんですか。いつ何をやっているんですか、何人ぐらいで。例えば、新規採用になった人たちは研修やったりするとかというのと同じように、ちょっと教えてもらえません。 289 ◯委員長(重城正義君) 品川職員課長。 290 ◯職員課長(品川昭和君) 委員おっしゃいますとおり、新採の職員に関しましては、新採研修の際に行っているところでございます。また、その他の職員につきましては、具体的には、ビジネスマナー研修というのをやっておりまして、こちらは、公益財団法人日本電信電話ユーザ協会というところが講師をしていただきまして、具体的なビジネスマナーについて研修、学んでいるところでございます。  以上でございます。 291 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 292 ◯委員(大野俊幸君) そのビジネス何とかというやつは、お金出して、もちろん行っているわけでしょう、課長。それ、何日で何回行っているの。1日で1回なの、1人。 293 ◯委員長(重城正義君) 品川職員課長。 294 ◯職員課長(品川昭和君) 研修につきましては、1日1回でございます。年に1回ということでございます。 295 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 296 ◯委員(大野俊幸君) それじゃ、直るわけないですよ。前にも言ったけどさ、電話の出方ができないのが電話取らなきゃいいんだけど、えてしてそういうのに限って電話を取るんだわ。やっぱり、それは上司が、じゃあ、改めてその研修とか行っても駄目なら、申し訳ないけど、その課の、さっきまさに言っていた、部長がいて、次長がいてさ、専任だけど、課長がいるわけですから、その方たちがきちっと申し訳ないけど目を光らせて、電話に出たら、そういうふうにその都度指導してあげてくれないと、職員課長だけじゃあ、多分無理ですよ。前にも言ったけど、電話の出方が悪くて、会社首になったやつだっているんだから、そこら辺きちっと精査していただけませんかね、もうちょっと。 297 ◯委員長(重城正義君) 品川職員課長。 298 ◯職員課長(品川昭和君) ご指摘いただきましたことにつきましては、今後、適正に指導ができますように、また職員課の方でも、各部署の方に周知してまいりたいと思います。  以上でございます。 299 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 300 ◯委員(大野俊幸君) ありがとうございます。よろしくお願いします。  続いて。いろいろな職員の方々の、お休みになっている方が、毎年のことなんですけど、いらっしゃるんですけれども、今、何人ぐらいお休みですか。 301 ◯委員長(重城正義君) 品川職員課長。 302 ◯職員課長(品川昭和君) まず、休職者の数でございますけれども、今現在6名でございます。そのうちメンタル的な疾患での休職が4名、その他2名は内科的な疾患ということでございます。また、そのほかに、お子さんが生まれるというようなことで、育児休業を取っている職員が18名おります。  以上でございます。 303 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。白坂委員。 304 ◯委員(白坂英義君) もう1点、ちょっとお伺いいたします。  防犯ボックス整備事業費についてであります。設置してくださいとお願いしてきた者として、本当に感謝しております。そこで、この387万円ちょっとの中に、用地、敷地のお金が入ってないんですけれども、これについては、どうなっているんでしょうか。 305 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長。 306 ◯市民活動支援課長(阿津直人君) 土地の所有者でありますイオンタウンと、防犯ボックス施設使用料としての契約が、令和2年4月1日からとなっておりますので、元年度の使用料は発生しておりません。参考までに、月1万6,500円という形になっております。 307 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。 308 ◯委員(白坂英義君) 分かりました。  それで、これ、お願いしてできたんですけれども、他の地域から、設置についての要望みたいなものは上がっていませんか。 309 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長。 310 ◯市民活動支援課長(阿津直人君) 防犯ボックスについては、今のところ、ほかの地区からの設置要望はございません。増設要望があった場合につきましては、評価や運用の予算など検討の上、県と相談し、手続を進めていきたいと考えております。 311 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。 312 ◯委員(白坂英義君) まだ交番だとか、派出所だとか、ちょっとないところもありますので、これから、初年度というか、設置については、県の方で全て出してくれますので、ほかの地域にも設置していただけるように、ちょっと調査とか、調べて、拡大していただければというふうに思います。
     よろしくお願いします。 313 ◯委員長(重城正義君) ほかに。鶴岡委員。 314 ◯委員(鶴岡大治君) 決算書75ページの業務プロセス改善事業費と、76ページのICT活用事業費は、関連があると思われますので、一括してお聞きいたします。  当初予算では業務プロセス改善事業費は500万円でした。決算は895万9,500円でした。次に、ICT活用事業費は、新規事業として予算化され、当初予算1,000万円でした。決算は74万6,000円でした。主要施策成果説明書にも記載がありませんので、こうした経緯について、分かりやすく、ご説明をお願いいたします。 315 ◯委員長(重城正義君) 渡辺市長公室次長。 316 ◯市長公室次長・経営改革課長(渡辺則行君) お答えいたします。  まず、業務プロセス改善事業でございますけれども、こちらにつきましては、業務のどこにボトルネックがあるかといったようなものを可視化し、そして業務の効率化を図る業務でございます。この業務につきまして、実施をする検討の中で、業務を行っていく、現場を統括する、4級職、5級職のいわゆるリーダーの研修が必要であるというような、ご提案をいただいたというところでございます。  一方、76ページにございますICT活用事業費の中で、当初、住民異動などを住民の皆様が行うときに、関連する課はこういった課がありますよという、案内を差し上げるというシステム化について、検討しておったところでございます。ところが、令和3年10月に、基幹系の業務システムが変更となるところ、各事業に参加しているベンダーからの提案の中に、そうした案内の業務については、新しい基幹システムの方でできるというようなことが確認されたため、当初、76ページの方にありますICT活用事業費の方で予定していた、その部分については、一応、見合わせまして、それで75ページの方にございます業務プロセス改善事業の中で、研修については前々から必要というふうに考えておったところ、その研修を実施することが適当というふうに判断をいたしまして、そちらの方に流用を行った上で、業務を実施したため、額としては、このような形になったというような経緯でございます。  以上でございます。 317 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 318 ◯委員(鶴岡大治君) よく分かりませんが、そういう経緯だということなんでしょうね。  当初の予算とか、いろんなのを見ると、これに絡めては、RPAとか、あとICT、ICTは私もさすがに分かるんですけど、ICTやRPAといった活字がよく出てきます。そういうふうなことをするために、こうした事業が必要だというふうに述べられて、予算もして、決算もしています。これらを導入するのは、誰のためなのか。究極的には、当然市民のためですとおっしゃられるんですけれども、当然、当面は、こういった多額のお金は、職員の利便に資するためなのか、直接的に市民の役に立つのか、簡潔にお話しください。 319 ◯委員長(重城正義君) 渡辺市長公室次長。 320 ◯市長公室次長・経営改革課長(渡辺則行君) ICT、それからRPAの導入に関してでございますけれども、RPAなどは、業務の効率化のために入れるものでございますので、一旦は職員のためというようなことになるかと思います。ただ、それによりまして、処理がスムーズに行えるようになることによりまして、例えば、待ち時間などが短縮されるということになりますので、市民のためにも利益があるというふうに考えております。 321 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 322 ◯委員(鶴岡大治君) 昨今、基幹システム、いろんなものが大量に購入されておりますが、その都度、私は思うんです。これは市民のためなのか、職員のためなのか、そのようなところをはっきり常に説明をしていただきたいというふうに思います。そうしないと、私たち、何のために議会で議決するのかというところもありますので。今も市民のためとおっしゃいましたけど、当面は職員のためであるというのが明らかですので、そういったところもはっきり、ご答弁いただければと思います。  これはありがとうございました。 323 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。鶴岡委員。 324 ◯委員(鶴岡大治君) では、私しかいないようなので、2点ありますので、連続させていただきます。  77ページ、ふるさと応援寄附金事業費について伺います。  年当初の目標額は1億円だったように思います。大変頑張っていただいたようですが、要因は何ですか。 325 ◯委員長(重城正義君) 吉原財政課長。 326 ◯財政課長(吉原隆史君) 令和元年度につきましては、ふるさと応援寄附金事業全体における寄附受入額は1億8,136万8,000円となり、当初予算額1億円に対して、大幅に上回ることができました。要因としましては、制度の趣旨に反するとされ、令和元年6月に除外されました、泉佐野市などが集めていた寄附が、他の自治体へ流れたというふうに考えられております。この機を捉えまして、寄附者の傾向を分析し、都心部からの寄附が多いことから、本市の立地を生かした、宿泊券、ゴルフ場利用券など、観光誘客型の返礼品を充実させたことによりまして、寄附の獲得につながったと考えております。 327 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 328 ◯委員(鶴岡大治君) 決算でございますので、内容を確認しなきゃいけないと思います。ふるさと納税と言えば、返礼率30%を超えてはならないと、総務省がたしか達しを出していると思います。全体の会計報告をお願いいたします。 329 ◯委員長(重城正義君) 吉原財政課長。 330 ◯財政課長(吉原隆史君) ふるさと応援寄附金事業に係る委託料や返礼品などの費用として、9,373万円の支出となっております。そのうち、返礼品に要する費用は4,701万1,000円で、返戻率は約25.9%となっております。そのほかに、返礼品の配送費用が893万2,000円、リーフレット作成に係る印刷製本費15万7,000円、受領書などを送付する通信運搬費57万2,000円、クレジットなどの手数料165万6,000円、ふるさと納税サイトへ掲載料やウェブページ作成等の業務代行等の委託料が3,540万2,000円となっております。ふるさと応援寄附金事業としての収支は、8,763万8,000円の黒字となってございます。 331 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 332 ◯委員(鶴岡大治君) 25.9%ということで、安全ラインでやられているということで、確認が取れました。  せっかくですので、貴重な財源の一部だというふうに思っております、今年はどのような意気込みで始めておられますか、参考までにお願いいたします。 333 ◯委員長(重城正義君) 吉原財政課長。 334 ◯財政課長(吉原隆史君) 本年度は、現在掲載中のウェブサイト、ふるさとチョイスに加え、6月から、楽天ふるさと納税を追加し、寄附の募集を行っております。コロナ禍の影響で、昨年度強みとしていました、観光誘客型返礼品に寄附が集まりにくくなっておりますが、本市のふるさと納税事業の発信について、両サイトへの特集などの掲載依頼などを通じ、記事の露出を高める働きかけを積極的に行うとともに、本市の事業や情報発信の際は、ふるさと納税も併せてPRできるよう、関係各課と協力しながら、寄附の獲得につなげたいと考えております。 335 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 336 ◯委員(鶴岡大治君) それでは、次の質疑に移ります。  77ページ、顧問弁護士費について伺います。  割り返しますと月10万円と、大変ありがたい、安い値段で受けていただいていると思います。特定の個人なのか、弁護士会にお願いしているのか、その辺のところ、お話しいただける状況であれば、お願いいたします。 337 ◯委員長(重城正義君) 安田総務課長。 338 ◯総務課長(安田貴之君) 顧問弁護士につきましては、長年にわたり市の顧問弁護士でありまして、市の実情に詳しく、千葉県の弁護士連合会、弁護士会会長等の歴任をされております、市内在住の個人、浜名弁護士にお願いをしているところでございます。  以上でございます。 339 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 340 ◯委員(鶴岡大治君) 大変安価でありがたい話でございます。ちなみに、この決算における相談実績等が分かっていれば、お知らせください。 341 ◯委員長(重城正義君) 安田総務課長。 342 ◯総務課長(安田貴之君) 昨年度の実績でございますが、台風15号における、学校施設の近隣住宅に対する損害賠償等、計9回の顧問弁護士相談を行っているところでございます。  以上でございます。 343 ◯委員長(重城正義君) ほかに。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 344 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、以上で総務費のうち、総務管理費の一般管理費の審査を終わります。  ここで、午後1時25分まで休憩といたします。                                 (午後零時24分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後1時23分) 345 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  それでは、第10款総務費のうち、78ページから83ページまでの第5項総務管理費のうち、文書広報費から財産管理費について、審査をお願いします。  ご質疑願います。神蔵委員。 346 ◯委員(神蔵五月さん) 決算書の81ページの、確認も含めてなんですが、備考8番の(2)ですが、まちづくり協議会の費用ですけれども、こちらの(2)の地域自治の充実に向けた制度推進事業費というところから出ていることでよろしいんでしょうか。 347 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長。 348 ◯市民活動支援課長(阿津直人君) 委員おっしゃるとおりでございます。 349 ◯委員長(重城正義君) 神蔵委員。 350 ◯委員(神蔵五月さん) 多分、まちづくり協議会も充実してきたと思いますけれども、今後のまちづくり協議会の目標ですとか、お聞かせいただければと思います。 351 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長。 352 ◯市民活動支援課長(阿津直人君) 昨年度、中郷地区でまちづくり協議会が新設されまして、現在市内8ヶ所、まちづくり協議会が設立されているところでございます。今年度は近々、中央地区、あと清見台とか畑沢地区、今、準備の相談を受けているところでございますので、来年、令和3年度中には、市内全域にまちづくり協議会の設立に向けて、取り組んでいるところでございます。 353 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 354 ◯委員(草刈慎祐君) まちづくり協議会の今、現状が8で新設が1で、9個になることになるということで、かれこれもう数年たって、各地域でまちづくり協議会をつくってくださいということで、取り組まれていると思うんですけれども、現状として、今できていないところの課題というのは、総括されているのか、お聞かせください。 355 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長。 356 ◯市民活動支援課長(阿津直人君) まちづくり協議会を設立する際に、公民館単位、要は中学校単位ということで、進めたところでございますけれども、具体的に申し上げますと、桜井公民館とか文京公民館、二中地区ですね、ちょっと学区割というか、その辺が困難だということで、どの地区がどこの公民館、どこのまちづくり協議会に所属するのか、その辺が一番ネックというか、課題になっているところでございます。 357 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 358 ◯委員(草刈慎祐君) おっしゃっていただいたんですけど、恥ずかしながら、私の出身地域の、桜井であったり、文京公民館であったり、また、真舟から請西地域にかけて、3地域につくらなければいけないという、公民館館長の中では、つくりたいという意見が多いんですけれども、笛吹けどという感じで、地域の市政協力員の方たちが、あまり乗り気じゃないという現状があるんですが、公民館単位で、公民館長が中心となって話を進めていただいているんですが、市として、担当として、どういうふうに携わっていくのかをお聞かせください。 359 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長。 360 ◯市民活動支援課長(阿津直人君) 市として、現在まちづくり協議会が立ち上げられていない公民館の職員を集めて、先日、対策協議をしたところでございます。やはり、それぞれ立ち上がっていないなりに、問題・課題があろうかと思います。例えば、一つの案としては、去年の台風を契機に、防災に関する取り組みというのが、各地域、力を入れているところでございますので、防災に特化というか、防災部会のみのまちづくり協議会もありかなというか、それから、徐々に交流部会、防犯部会という形で、まちづくり協議会の充実を図っていければいいなと感じております。要望に応じて、役員会とか、理事会とか、必要に応じて、説明の方に、市民活動支援課としては伺っているところでございます。 361 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 362 ◯委員(草刈慎祐君) ぜひお願いしたいということがあるんですけれども、それと同時に、今の説明ですと、市の担当の方も中に入っていただけるということですけれども、さらに、公民館単位で、日頃顔を合わせている区長たちとは、意思の疎通ができ過ぎちゃっている部分で、強く言えない部分もあるのかなというふうに思っていますので、市の担当の方がまた足を運んでいただいて、さらに推し進めていただきたいというふうに思います。  私も、いろんなところで、3ヶ所なんですけれども、ぜひつくってくださいという話はしているんですけれども、一部の人しか理解が得られないというのが現状であります。桜井なんかは、桜井連合会というものがもともとありますので、10町内がまとまって活動しているのに、何でもう一回つくらなきゃいけないんだということとかもありますので、また相談に乗っていただきたいと思います。  以上です。 363 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございますか。石井委員。 364 ◯委員(石井徳亮君) 同じく81ページの協働のまちづくり活動支援事業費ですけれども、成果説明書を見ますと、13のまちづくり事業に対し、支援金を交付したというふうに、交付したで切れているんですけれども、例えば、領収書とかで、そういう金額面では精査していると思うんですけれども、活動に対しての検証とか評価というのは、どの程度されているのか、教えてください。 365 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長。 366 ◯市民活動支援課長(阿津直人君) 活動に対する評価というか、例えば、今、環境整備活動としまして、富来田地区とか、太田山公園等でされているんですけれども、そちらは定期的に活動している連絡を受けて、状況の方を確認しに行っているところでございます。あとは、室内で行われている高齢者のサポートとか、文化活動とか、いろいろ行っているところでございますけれども、年度末に、領収書と活動の報告を受けまして、要綱に沿っているかどうか、適しているかどうか、その辺の活動は行っているところでございます。 367 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 368 ◯委員(石井徳亮君) ありがとうございます。  その辺では精査もされていると思うんですけれども、例えば、同じ団体が次にもまた同じようなことをやりたいという話では、こちら側としても、要望として、もう少しこういうこともやってほしいとか、そういったものとかということまで突っ込んで、よりよい活動をしてもらうような形にしていくよう、やっているんでしょうか。 369 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長。 370 ◯市民活動支援課長(阿津直人君) 協働のまちづくり活動支援事業、こちらの要件としまして、公益性、実現性、発展性、独創性、自立性という5つを審査基準に設けているところでございますけれども、発展性ということで、より充実、毎年同じものをするのではなくて、より発展していっていただきたいということも、審査項目にありますので、その辺は、選考会のときに、前もって、こういう予定、計画を立てているということは、お話も伺っているところでございます。あと、当該年度においても、今後の計画というものは、事業者というか団体の方へ伺っているところでございますので、発展性を求めて、お願いしているところでございます。 371 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 372 ◯委員(石井徳亮君) 実際問題、自分なんかもちょっとお手伝いしているところなんかもあるんですけれども、新規の初年度って、例えば、草刈り機だとか、そういう資機材を購入してやるんですけれども、使い方を知らない方なんかも結構いらっしゃるわけなんですよ。そうすると、こうやって使うんですよと言うと、ああ、なるほどなという形で、そこから始めるということは、やはり、スタートが、言い方は悪いですけど、レベルが低くて、だんだん少しずつ上がってくるという形になってくるので、そういうときに、もう少し、何というのかな、助言ができたら、もっと、最初のスタートがよかったのかなとか、その分、余力があって、もっといろんなことができるんじゃないかなと思ったことがあったので、そういった面では、例えば、環境整備とか、草刈りとか、そういう植木の手入れとかというのは、しばらくするとまた伸びてきちゃって、また最初からやらなくちゃいけないところがあるので、そのサイクルというか、そういうことなんかも、いろいろ話し合いながらやっていかないと、ちょっと難しい面も出てくるのかなという気がしましたので、その辺もちょっと精査しながら、よろしくお願いしたいと思います。 373 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。斉藤委員。 374 ◯委員(斉藤高根君) 管財課に聞きます。私が言うので、想像じゃない、現地を思い出してください。吾妻地先から中里飛び地までの水路並びに井戸ポンプ場ということで、お分かりになりますか。たしか、あれは去年返還になったはずなんですけれども、その使い道について、どの場で、どこでどういうふうに議論されたのかをお聞きします。 375 ◯委員長(重城正義君) 平本管財課長。 376 ◯管財課長(平本俊明君) 昨年度から普通財産の関係は、資産管理課の方に移っておりまして、ちょっと私どもの管財課の方で、今ちょっと確認はしていないところでございます。 377 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。神蔵委員。 378 ◯委員(神蔵五月さん) 決算書の82ページの、これは、備考の4の共用車両管理費、公用車のドライブレコーダーの状況を、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。 379 ◯委員長(重城正義君) 平本管財課長。 380 ◯管財課長(平本俊明君) ドライブレコーダーなんですが、現在設置されているのは、管財課で管理している共用車両、全66台のうち25台に設置してございます。あと、他課管理の専用車両を含めますと、公用車両、全207台中では40台に設置済みでございます。危険運転への対応や事故時等の対応などにおきまして、大変有効であるということは、認識しているところでございます。  以上でございます。 381 ◯委員長(重城正義君) 神蔵委員。 382 ◯委員(神蔵五月さん) 今、やっぱりドライブレコーダーがちょっと必要になってくる時代ですので、予算もあると思いますけれども、交通事故に気をつけながら、徐々に取り付けていっていただければなと思います。  以上です。 383 ◯委員長(重城正義君) ほかに。鶴岡委員。 384 ◯委員(鶴岡大治君) 81ページ、行政ポイント推進事業費について伺います。  当初予算は524万5,000円でした。年度途中で、ご承知のように、このように大きく減額補正されたことになっております。経緯について、お知らせください。 385 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長。
    386 ◯市民活動支援課長(阿津直人君) 令和元年度に実施を予定していた事業について、精査を行いまして、260万円支出を予定していた特定健康診査・特定保健指導の受診等ポイント事業について見直しを行い、行政ポイントを付与しないこととしたためでございます。理由といたしましては、国保加入者に対するポイント付与を計画しておりましたが、結果的に社保加入者とのバランスを欠くのではないかという問題点がございまして、担当課との協議により、ポイントを付与することを見送ったものでございます。 387 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 388 ◯委員(鶴岡大治君) 減額は分かりました。そもそもこの行政ポイントを付加する、借りるというのがちょっと分からないんですけど、主要成果説明書20ページで、その中身が、行政ポイントシステム賃借料という表現になっています。よく分からないので、この賃借料とは、何を指して賃借料ということになっているのか、説明をお願いいたします。 389 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長。 390 ◯市民活動支援課長(阿津直人君) まず、行政ポイント推進事業費の支出の内訳をご説明させていただきます。224万4,000円の内訳としまして、付与分の報償費としまして15万3,000円、消耗品費としまして2万3,000円、ポイントカードの印刷製本費として26万9,000円、今、委員からご指摘のありました、システム賃借料として179万9,000円。この賃借料でございますけれども、行政ポイントの管理運用を行うためのシステムの賃借となりまして、このシステムの機能につきましては、行政ポイントを付与するに当たりまして、ポイントを読み込むための2次元コードの作成や、ポイントの付与状況の確認など、アクアコインアプリと連動した仕組みとなっているものでございます。  以上でございます。 391 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 392 ◯委員(鶴岡大治君) 私、実は現物を見たことがなくて、今朝ほど、平野議員がそのポイントカードを偶然持っていまして、読み取れない、読み取れるとかと、いろいろおっしゃっていました。不勉強で、初めてその現物を見たんですけど、簡単に言うと、俗に言う、物と交換できるような、現金に近いようなカードというふうに、私は理解したんですけど、簡単に言うと、どのようなイベントで、どの程度の額のものをお渡ししているのか、例を挙げて、教えていただきたいと思います。 393 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長。 394 ◯市民活動支援課長(阿津直人君) 行政ポイントにつきましては、木更津市行政ポイント制度実施要綱で、交付対象活動や実施団体等の規定がされているところでございます。対象の活動及び団体は、本市が普及及び促進する施策のうち基準を満たすもの、また、原則市内で実施される公益性の高い市民活動で、行政機関や行政ポイントの認定団体等が主催するものに限られます。  主な活動を申し上げますと、昨年度の実績でございますけれども、本市が主催する講座の受講者、また、ナチュラルバルにおいてマイバッグやマイ食器を持参し、環境面への配慮をいただいた方、また、港まつりの事後清掃に参加された方など、幅広い活動にポイントを付与いたしました。ポイント数でございますけれども、特に要綱等で毎回何ポイントという定めはないんですけれども、初年度ということで、原則100ポイントを付与してきたところでございます。令和元年度の付与実績といたしましては、70事業、1,149件、15万500円となっております。  以上でございます。 395 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 396 ◯委員(鶴岡大治君) 平野議員が偶然持っていたのも「100」と書いてあった、100ポイントカードなんですけど、その100ポイントカードというのは、当然それを読み取って使うなり、何らかのことをしなきゃいけないと思うんですけど、現状では、それに対応している商店といいますか、個店は、いかほど登録されているんですか。 397 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長。 398 ◯市民活動支援課長(阿津直人君) こちらの行政ポイントは、アクアコインとして、アクアコインの加盟店で商品購入の支払いに使用することができるところでございます。正確な加盟店の数は、申し訳ございません、今、把握してございません。 399 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。大野委員。 400 ◯委員(大野俊幸君) 82ページの庁舎管理費。古い、もう解体されました潮見の庁舎のときにもあったんですけど、電話なんですけれども、よく職員の方々の机にある電話をちょっと見ていないんですけど、聞いたら、私の議会の会派にあるやつは、着信歴とか発信歴とか出る電話なんですけど、要は、今どきそんな型の古い電話機を使っていると、何番からかかってきた、誰からというのは分からないですけど、携帯のときもあるんでしょうけど、そこら辺について、電話機の種類について、今、状況はどういうふうになっていますかね。 401 ◯委員長(重城正義君) 平本管財課長。 402 ◯管財課長(平本俊明君) ただいま委員おっしゃいましたように、駅前庁舎の方には、新しい、ナンバーディスプレーが出るような形のものがついております。それで、朝日庁舎の方は、かなり古いものというのは承知はしておるんですが、ちょっとそこまで更新等も行き届いてないというのがございます。  以上でございます。 403 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 404 ◯委員(大野俊幸君) では、ここの庁舎はみんなナンバーディスプレーだけど、朝日庁舎とクリーンセンターもですよね、多分。なぜ変えないんですか、このデジタル化が進んでいて、この間も庁舎が爆発するって、メールだか電話だか分からないけど、予告があったでしょう。例えば、非通知だろうが、何だろうが、そうものが出るような機械があるのに使わないというのは、取り入れないというのは、ただ予算がないというだけじゃ済まない話なんだけど、市民から苦情があったときに、折り返しかけられないとか、そういうことも含めて、朝日庁舎と、あと下水とクリーンセンターと、消防は新しいから電話も新しいのかもしれないけど、予算がないと言うんだったら、課長、総換えの見積りは取ってある。 405 ◯委員長(重城正義君) 平本管財課長。 406 ◯管財課長(平本俊明君) 大変申し訳ないんですが、見積り等は取っていないところでございます。それで、今現在、携帯電話の導入も進めておりますので、その際には、朝日庁舎の方も、携帯電話である程度使えるようになるかなというところでございます。  以上でございます。 407 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 408 ◯委員(大野俊幸君) そういう不誠実なことは、俺はよくないと思いますよ。23-7111にかけても、電話が出ないときがあるんだから。23-7111、代表にかけても電話が出ない。担当者のところに電話をかけても出ない。なおかつ、我々議員の携帯電話に職員の方からダイヤルインでかかってきているんですけど、番号を見ても、誰からかかってきたか分からないので出られないと、非常に不便なんですよ。そこら辺をきちっと、これは決算だからあれだけど、庁舎管理費って、潮見のやつがあったときと、予算額って、そんなに変わっていないんじゃないの。電話の件も前に俺、言ったつもりがありますよ。記憶がある。潮見の庁舎のときにも、そういうふうにしないといけないんじゃないですかって。きちんとこれ、対応していただかないと。どこか移っちゃうからやらないのか、どういうつもりなんですか、課長。 409 ◯委員長(重城正義君) 平本管財課長。 410 ◯管財課長(平本俊明君) どこかに移っちゃうからということではないんですが、ある程度、今の現状で対応をしていきたいと思っているんですが、これから携帯電話を各職員で持つような形でも、今、進めておりますし、その際にいろいろ検討していきたいとは思いますので、ご了解いただければと思います。 411 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 412 ◯委員(大野俊幸君) 携帯電話を持ったって、市民の人は、何かがあれば、何々課って代表にかけて、自分が電話したいところにかけるでしょう。それなのに、携帯電話につながるんですか。そんなわけないでしょう。市民サービスの向上と言いながら、電話がつながらないような庁舎で仕事していたって、仕方がないでしょう。誰も新しく買い換えろと言っていませんよ。今は安くリースだってあるじゃない、庁舎だってリースしているんだから。なぜ固定電話をリースできないんですか。そういう検討もしたことがないんですか。だから、さっき言ったように、見積り、積算したことがあるんですかって聞いているんですよ。駅前庁舎のデジタル化した、ナンバーディスプレーがついた電話機、何台で幾らかかったんですか。 413 ◯委員長(重城正義君) 平本管財課長。 414 ◯管財課長(平本俊明君) 大変申し訳ございません。ちょっと今、その数は分からないところでございます。 415 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 416 ◯委員(大野俊幸君) 平本課長のところ総務部でしょう。総務部長、市民の人が非常に、議員も含めて迷惑しているんですよ。非常に困っていることなんですけど、いかがですか。 417 ◯委員長(重城正義君) 高浦総務部長。 418 ◯総務部長(高浦 浩君) 一つ、先ほど平本課長から申し上げました携帯の件でございますけれども、現在準備を進めておりますのは、内線電話として使える携帯を準備しておりますので、それが、職員、600台だと思いますけれども、まず、配置する予定でございます。そういった中で、一つ、今、委員がおっしゃったところの中の、ナンバーディスプレーの部分は、少しできるのかなというふうに考えております。そういったところを見ながら、状況を徐々に改善してまいりたいと思っております。  以上でございます。 419 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。鶴岡委員。 420 ◯委員(鶴岡大治君) 決算書83ページ、公共施設整備基金積立金について伺います。  この決算書の数字1億3,420万8,097円を積み立てて、現在やっと8億7,038万805円となりました。  事務局、恐れ入りますが、資料1を配付してください。  これは、たしか平成28年に配付された資料でございます。これは概要版という、1枚ぺらぺらのやつです。資料右側の対応策、中ほどに、年25億円の財源不足が生じると予測しております。私は、昨今の木更津市のハードの充実ぶりに、うれしさと裏腹に、維持費が不明であることに、大変危惧をしております。一例を申し上げれば、小中学校に膨大な数のエアコン、タブレットが配備されました。購入・設置は国費ですが、電気代や維持費は恐らく木更津市が負担しなければならないと思います。市政協力員にもタブレットが配備され、市役所の固定電話は間もなく携帯電話となります。江川総合運動場もどんどん整備拡充をされていきます。これらの維持費は一体幾らになるのか、誰がこれを計算しているんでしょうか。  大体どの部署も計算していないと思います。これを考えるのが、恐らく市長公室、経営改革課だと思います。ここで年25億円、財源不足が生じるというふうに、危険を指摘している部署が、今朝ほどの高橋委員の発言にもありましたが、資料がさっぱり数字が出ていないと。私は大変危惧しております。多くの需要を木更津市が今進めているのであれば、減らすものはちゃんと減らさなきゃいけないでしょうと。果たしてその数字はちゃんと確保しているんですか。はっきりとした数字をお示しいただき、私に安心させてください。 421 ◯委員長(重城正義君) 渡辺市長公室次長。 422 ◯市長公室次長・経営改革課長(渡辺則行君) 公共施設の削減に関して、お答えいたします。  公共施設等再配置計画に基づきまして、旧庁舎の解体・移転を初めといたしまして、中郷中学校、それから富岡小学校の整理もいたしました。そして、中央公民館についても、移転をしたところでございます。これらの事業を第1期実行プランにおいて実施をしているところであり、今後も引き続き、第2次基本計画などとの整合性も保ちながら、進めてまいりたいと思います。  数字ということでございますけれども、今申し上げました旧庁舎、中郷中学校、富岡小学校、それから、中央公民館、並びに、消防の本庁舎などの整理の関係で、およそ2万平米減るという試算になっております。こちらにつきましては、委員がお示しくださいました資料の、左側の真ん中の部分に、対象とする公共施設等というところがあるんですが、延べ床面積33万2,000平米と比較いたしますと、およそ6%の減になるというところでございます。  以上でございます。 423 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 424 ◯委員(鶴岡大治君) 要は、そういった数字をちゃんと毎年出していただかないと困ると。例えば、今お話が漏れていましたけれども、今マイナス要素ばかり言っていましたけど、明らかに増えているのは、消防本部はプラスになっているはずですよ。金田地域交流センターもできていますよ。そういって、自分の都合のいいマイナスの数字ばっかり挙げるのではなくて、現実に増えている数字もあるわけですから、たしか、この再配置計画は、このぐらいの膨大な書類になっているはずですよ。何十万平方メートルあるけれども、現在ではこういうふうに2万平方メートル減ったと。しかし、1万5,000平方メートル増えていると。そういったものの数字をちゃんと積み重ねて、だから木更津は大丈夫なんだよという数字を出していただかないと、どんどん勝手に整備されて、誰が心配するんですかということで、そこは渡辺次長のところがしっかりやるべきなので、まだきれいな数字がまとまってないようですから、必ずきっちりした数字を、我々議員にはっきり示してください。これはお願いいたします。 425 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。斉藤委員。 426 ◯委員(斉藤高根君) 80ページの金田地域交流センター指定管理料、これはたしか入札で、3年間で9,000何万円ということで、契約をしているはずなんですけれども、今年の3月には閉まっているときがあったということで、この指定管理料というのは、約束どおり支払われたわけなんですか、お聞きします。 427 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長。 428 ◯市民活動支援課長(阿津直人君) 今年の3月の閉館というのは、恐らくコロナの関係だと思われるんですけれども、基本的に、人件費等を削減することはなく、指定管理料として、お支払いをさせていただいているところでございます。 429 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 430 ◯委員(斉藤高根君) ということは、4月からまたコロナの影響で閉まっているわけなんですよ。そうすると、では、今年も指定管理料はもう決まっているから、この3,000万円の支払いが生まれてくるということなんですか。 431 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長。 432 ◯市民活動支援課長(阿津直人君) 金田地域交流センターの指定管理料につきましては、利用料金制を取っておりますので、若干返還とか生じる可能性はあります。それは、12月議会で、今のところの予定なんですけれども、指定管理者を交えて、協議の方をさせていただきたいと考えております。 433 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 434 ◯委員(斉藤高根君) 昨年のこの決算においては、もう払っちゃったよと。ただ今年は、また相談の余地はありますよということで、理解してよろしいんですか。 435 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長。 436 ◯市民活動支援課長(阿津直人君) 委員おっしゃるとおりでございます。 437 ◯委員長(重城正義君) ほかに。石井委員。 438 ◯委員(石井徳亮君) 78ページの広報費の、市民がつながる生活総合アプリケーション等管理運営費ですが、これはらづナビのことだと思うんですけど、昨年の決算審査特別委員会でも、台風のときに、広報無線が聞こえなくて、いろんな話を私も耳にしたんですけれども、そのときにらづナビとか、安心・安全メールを使ってもらえれば、同じ情報が来ますよという話があったんですけど、そのときに、今後は周知を進めるというようなお話をいただいたんですけれども、抽象的な話になってしまうかもしれませんけど、どのくらい進んだのかを、ちょっと教えていただければと思います。 439 ◯委員長(重城正義君) 中原シティプロモーション課長。 440 ◯シティプロモーション課長(中原茂裕君) お答え申し上げます。  災害時のらづナビですけれども、周知の方につきましては、災害後、広報紙ですとか、ラジオ、テレビ、それからYouTube、そういった媒体を使いまして、広く周知の方をさせていただいております。特に7月、8月、9月号、こちらの方で、災害の方も近くなっておりましたので、そういう意味も込めまして、表紙ですとか2ページ、そういったところのかなり紙面を割きまして、周知を行っている状況でございます。  以上でございます。 441 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 442 ◯委員(石井徳亮君) 平時のときには、通常において、そういう形でもいいと思うんですけれども、私の方で聞いた形では、ご高齢の方とかが結構多かったので、例えばこのYouTubeだとか、そういったホームページとかというのは、そんなに見られていないような方だと思うんです。ですから、そのときに注意喚起という形では、例えばこれから台風が来そうだという話のときに、事前に広報車で回って、一定周知するとか、広報無線を使って、台風が来そうなんでこういう情報はこういうもので仕入れられますよとかという形で、別な形でも、危険を察知したときの方がいろいろ情報を仕入れたがると思うんですよ。そういった形では、今回のこの部署だけではなくて、いろんな部署に掛け合って、いろんな形で周知していかないと、いざ避難してくださいというときに、何も情報が入っていない方が結構多く残ってしまうおそれがありますので、そういう方々をなるべく少なくするためにも、その辺の周知の方法、それから事前の注意喚起的な形も動いていただければと思います。  よろしくお願いします。 443 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。鶴岡委員。 444 ◯委員(鶴岡大治君) たまには褒めた質疑をしなきゃいけないので、今回、資料にも挙げていただきましたが、車両購入費ということで、EV自動車を買い求めたという経緯が出ております。これについてのお金は、56ページの災害救助費寄附金だというふうに書いてありますので、まず、歳入の災害救助費寄附金について伺います。給付金の内訳が分かるようでしたら、お知らせください。 445 ◯委員長(重城正義君) 大森危機管理課主幹。 446 ◯危機管理課主幹(大森克巳君) この寄附金でございますけれども、これは昨年の台風15号等による災害復興のための寄附として頂いたものでございます。55の団体・個人から、合計1,643万5,335円となっております。 447 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 448 ◯委員(鶴岡大治君) ささいなことなんですけれども、1,600万円という大きな金額を、55件から頂いたという形で、採納、俗に言う、受けてもらったというのは、どんな形でやり取りがあったんですか。何か代表的な例を覚えていたら、大体振り込みだとか手渡しだとか、いろいろあるかと思いますが、ちょっとかいつまんで教えていただければと思います。 449 ◯委員長(重城正義君) 大森危機管理課主幹。 450 ◯危機管理課主幹(大森克巳君) 基本的に、お金に関しましては、寄附くださる方の事情に応じて、直接現金で頂くものもございますし、こちらの方の口座振り込みという形もございます。  以上です。 451 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 452 ◯委員(鶴岡大治君) 大変ありがたいことで、こうした行為で車が1台買えたということで、さらにその車の買い方についても、管財課がご努力されたということで、ちょっと聞きたいんですけれども、大体市役所というのは、買う前にしっかり見積りを取って、大体、その金額で買うというのは、私、そういうふうな先入観を持っているんですけど、今回、随分安く取得しております。何か、安く取得するご努力されたことについて、ちょっとご報告をお願いいたします。 453 ◯委員長(重城正義君) 平本管財課長。 454 ◯管財課長(平本俊明君) 事前に、予算時に取った見積りから、附属装備品などを、ちょっと再検討いたしまして、また、令和2年1月に、買おうとしている車種がマイナーチェンジを控えているということで、現行モデルに値引きが見込まれるということでしたから、再度見積りを徴取いたしまして、設計金額を精査した結果、このような金額が出たものでございます。  以上でございます。 455 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。なければ、鶴岡委員。 456 ◯委員(鶴岡大治君) それでは、81ページの新地方公会計制度事業費について伺います。  何を委託したのか、お知らせください。 457 ◯委員長(重城正義君) 吉原財政課長。 458 ◯財政課長(吉原隆史君) 新地方公会計制度事業費におきまして、本市で委託している業務は、大きく分けて2つございます。  1つは、貸借対照表、行政コスト計算書、純資産変動計算書、資金収支計算書のいわゆる財務4票の作成支援の業務を委託しております。また、固定資産台帳の更新支援業務も行っております。  2つ目が、地方公会計制度の定着及び人材の育成を目的とし、地方公会計制度に関する庁内研修会の講師をお願いしてございます。 459 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 460 ◯委員(鶴岡大治君) 俗に公会計制度と言うと、複式簿記に基づいて財務会計をするということで、理解しておりますが、固定資産台帳の更新も、それに含まれているということは、初めて知りましたが、この公会計制度と固定資産台帳を複式簿記化するということは、どういったメリットがあるのか、お聞かせください。 461 ◯委員長(重城正義君) 吉原財政課長。 462 ◯財政課長(吉原隆史君) 申し訳ございません。説明が不足しておりまして、固定資産台帳の複式化ではございませんで、貸借対照表に計上した固定資産の内訳を一覧化したものがございまして、それが固定資産台帳といいまして、毎年の取得とか、除却とか、そういった情報を毎年更新しております。  以上でございます。 463 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。
    464 ◯委員(鶴岡大治君) そういった作業は、財政課の方々たちではできなかったんでしょうか。 465 ◯委員長(重城正義君) 吉原財政課長。 466 ◯財政課長(吉原隆史君) 財務書類の作成及び固定資産台帳の更新に当たりましては、専門的な知識を要しますことから、地方公会計制度の専門の知識・能力を有した、公認会計士または税理士に、本業務の委託を行っているところでございます。 467 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 468 ◯委員(鶴岡大治君) 分かりました。  それでは、できた成果物は、どのようにして公表しているんですか。 469 ◯委員長(重城正義君) 吉原財政課長。 470 ◯財政課長(吉原隆史君) 作成した財務書類及び固定資産台帳につきましては、市のホームページで公表をしております。現在ですと、平成30年度の決算のものが公表されております。 471 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 472 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、以上で、総務費のうち、総務管理費の文書広報費から財産管理費の審査を終わります。  答弁席入れ替えのため、暫時休憩いたします。                                 (午後2時06分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後2時08分) 473 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  続いて、第10款総務費のうち、83ページから87ページまでの第5項総務管理費のうち企画費について、審査をお願いします。  ご質疑願います。草刈委員。 474 ◯委員(草刈慎祐君) 86ページ、木更津まちづくりコンテスト事業費について、お伺いいたします。  まずは、この事業費なんですが、NPO法人に業務委託されたということでよろしいでしょうか。 475 ◯委員長(重城正義君) 曽田企画課長。 476 ◯企画課長(曽田智生君) 委員おっしゃるとおりでございます。  以上でございます。 477 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 478 ◯委員(草刈慎祐君) この324万円というのが、業務委託したことについてどうのこうのじゃなくて、幸いなことというか、事業予定どおりといいますか、今年度、3つの事業が採用されて、行われるということを聞いております。その中で、今後、市民参加型のこういった事業を行うときに、市の方が主体的にやるのか、やっぱりこのようにNPO法人等に業務委託をして行っていくのか、市としての考え方、市民参加型の事業を行うときの考え方をお聞かせください。 479 ◯委員長(重城正義君) 曽田企画課長。 480 ◯企画課長(曽田智生君) 第2次基本計画では、その施策の一つとして、市民参加の多様化を進めていきましょうということをうたっております。市が主導してやるのか、あるいは、委託でやるのかというのは、その手法によって、様々な選択があろうかというふうに考えております。  以上でございます。 481 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 482 ◯委員(草刈慎祐君) 私、何が言いたいかといいますと、NPO法人を使うというのは、決して悪いことではないと思っているんですが、その中で、もちろん市の方が、この事業、最初のキックオフイベント、その前の相談管理段階から、ノウハウをNPO法人の方からいただけていると思うんですね。ですので、次回は、こういった事業を行うとき、NPOを使うというよりも、どうしてもマンパワーが足らなくて、ほかの人を委託するとかというときは、木更津市内の市民団体の方たちを巻き込んで行うとか、そういった方法にしていった方がよろしいと思いますので、検討のほどをお願いいたします。  以上です。 483 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。鶴岡委員。 484 ◯委員(鶴岡大治君) 決算書84ページ、みなとまち木更津推進協議会事業負担金について、伺います。  これは当初600万円から214万7,125円に、大幅に減少したものです。まず、これについて、理由をお願いいたします。 485 ◯委員長(重城正義君) 伊藤観光振興課長。 486 ◯観光振興課長(伊藤昌宏君) 当初予算に対し、決算額が大幅に減少した理由でございますが、令和元年9月23日に開催を予定しておりました、木更津パークベイフェスティバルが、台風15号被害の拡大により、中止となりました。イベントとして予定しておりました、水上シャトルバスやキッズボート使用料、会場設営費、警備業務委託料や各種ステージ出演料などが、主な不用額になります。また、木更津ナチュラルバルにつきましても、JR木更津駅西口広場やスパークル敷地を会場として、毎月開催を予定しておりましたが、荒天や台風、新型コロナウイルス感染拡大の影響から、3回ほど中止になりました。そのため、会場使用料やチラシ作成費、イベント参加者への景品代などに不用額が生じており、減額となっております。  以上でございます。 487 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 488 ◯委員(鶴岡大治君) 関連しますので、その下の行のみなとの賑わい創出事業費についても、これも大幅減額になっておりますが、内訳について、詳細な説明をお願いいたします。 489 ◯委員長(重城正義君) 伊藤観光振興課長。 490 ◯観光振興課長(伊藤昌宏君) この事業は、貨物専用岸壁として利用されている木更津港公共埠頭に、大型外航クルーズ船を誘致し、訪日クルーズ旅客による経済波及効果を本市に創出し、地域の活性化を図ることを目的に設立されました、みなとまち木更津プロジェクト推進協議会の負担金になっております。令和元年度の主な業務といたしまして、大型外航クルーズ船寄港促進策検討業務、クルーズ船寄港に伴うおもてなし業務、ぱしふぃっくびいなすクルーズ作成業務の事業を実施いたしました。この事業は、国の地方創生推進交付金を活用して実施いたしました。  まず、大型外航クルーズ船寄港促進策検討業務につきましては、国内外の外航クルーズ船運航会社等を訪問して誘致活動や、クルーズフォーラムでのブース出展による、木更津港のポートセールスの実施、東京オリンピック開催時のクルーズ船をホテルとして活用するホテルシップ事業につきまして、円滑に受け入れるための、法的規制の検討を実施いたしました。この業務の成果といたしましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、大型外航クルーズ船寄港実現には至りませんでしたが、今年予定されておりましたオリンピック期間中の木更津港への寄港の問合せが4件あり、交渉を進めておりました。来年度に向けて、新型コロナウイルス感染症の状況を注視しながら、国が船会社に示すことになっている感染症に関するガイドラインを踏まえ、関係機関とクルーズ船受入れについて、調整してまいりたいと考えております。  次に、クルーズ船寄港に伴うおもてなし業務につきましては、昨年9月20日に、ぱしふぃっくびいなす寄港時の仮設テントや仮設フェンスの設置、シャトルバスの運行、船内での食のおもてなしイベントの実施や、おもてなし組織である木更津港クルーズファンクラブの立ち上げと運営でございます。事業の成果といたしましては、まず、岸壁でのイベントにつきましては、昨年9月、本市でも、台風15号による被害が発生し、開催が危ぶまれましたが、「がんばろう!千葉」のスローガンのもと、実施したところ、多くの方にご来場いただくことができました。乗船客のおもてなしといたしまして、シャトルバスの運行、船内でのおもてなしとしての、木更津産ばらノリと冷凍ブルーベリーにて、食のおもてなしを行うことができました。また、入港当日に、岸壁で入会募集をスタートいたしました、木更津港クルーズファンクラブの会員数は、現在341名となっております。今後は、国内外のクルーズ船入港時のイベント支援やボランティアなど、盛り上げ役として、本組織の会員の皆様にご協力いただきながら、おもてなしを実施してまいりたいと考えております。  次に、ぱしふぃっくびいなすクルーズ作成業務の事業内容につきましては、木更津港入港の際にかかる、タグボートなどの運行費や、木更津港発のツアーの造成に係る企画費と、市民クルーズ用パンフレット作成に係る印刷費などでございます。  また、こちらの方も負担金が減少した理由でございますが、大型外航クルーズ船寄港促進策検討業務委託におきまして、市長トップセールス等、マイアミ、また中国・上海のクルーズ船運航会社への誘致活動を予定しておりましたが、台風15号や新型コロナウイルス感染症の影響により、マイアミは中止となりまして、上海での誘致活動も、当初予定していた人数でなく、人数を絞りまして、参加したことから、減となっております。また、ホテルシップ受入れ時の税関・入管・検疫や、シャトルバス・タクシーなどの岸壁での配置計画、警備体制の策定などを予定しておりましたが、新型コロナウイルスの影響により、未実施となったことから、この金額となりました。  以上でございます。 491 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。石井委員。 492 ◯委員(石井徳亮君) 84ページの移住・定住推進事業費ですけれども、これは昨年もちょっと聞いたと思うんですけど、成果説明書の方でも、農業体験や市内散策等を通じて、本市の魅力をPRとか、イベント、また合同就職説明会、あと、移住・定住イベントにおいて出張相談とかって、外側に向いては、結構動いていらっしゃるんだと思うんですけれども、受入れ側の方の対応という形のものが、これに伴っていないのではないのかなと思うんですけれども、その辺の対応について、ちょっとお伺いします。 493 ◯委員長(重城正義君) 小原経済部次長。 494 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) まず、産業振興課におきまして、移住・定住相談窓口を設けさせていただいております。これは、本事業におきましては、様々なPRイベント、あるいはハローワークとの連携による就職イベント等を行っているものですが、それとは別に、恒常的に産業振興課におきましては、相談窓口を設けさせていただいております。その中のスタンスといたしましては、とにかく何でも聞いてくださいという、オープンな姿勢で臨んでおります。一般的に、移住・定住を考える場合には、様々な情報ツールから情報を受け取るということが常ですが、木更津市の場合には、公の市役所におきまして、相談窓口を設けていることから、まずは市役所に行って、どのような情報が得られるのかということで、電話でのお問合せ、あるいは来庁者の方がいらっしゃるところでございます。参考までに、来庁者の数、あるいは問合せにつきましては、平成29年度から170件の相談に対応しているところでございます。  また、内側の受皿的な連携でございますが、こうした中で、相談を受けますと、私ども平成29年5月に、木更津市、それから千葉県宅地建物取引業協会南総支部、並びにNPO法人木更CoNとの間で、移住・定住促進の活動に関する協定を結ばせていただいております。この中で、ご相談のあった案件につきまして、物件の紹介につきましても、こうした宅建協会の方へ情報として提供をお願いします。また、都市整備部におきましても、同じく平成29年11月には、空家等対策の推進に関する協定を、同じく宅地建物取引業協会、並びに司法書士会、建築士事務所協会とも協定を結んでおりますので、そうした中で、連携も大いに取れてまいることかと存じております。このような形で連携をさせていただいております。  以上です。 495 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 496 ◯委員(石井徳亮君) いろいろ動いていただいているのは、これでよく分かりますけれども、実際問題、表面に出ていない案件がすごく多いんですね。とにかくうちの方なんかでも、空き家がぽろぽろ出てきておりまして、また、10年もたつと、この辺ずっと全部空き家になっちゃうよというような情報がありますけど、そういう情報が表に出たという形が一切ないと思うので、実際問題、では貸しますよとか、売りますようという方が手を挙げたものは、そういったところの空き家対策等につながっていくんだと思うんですけれども、そういったものにどんどん働きかけをしていかないと、結局、建物は年数がたっていくと、そのままどんどん傷んでしまいますし、急がなくちゃいけない部分なんかも確かにあります。  去年の台風とか、またこれからもいろんな災害が来ると、建物は古ければ古いほど傷みやすくなりますので、早くしなければいけない部分も出てきます。その情報を探る方を、宅地建物取引業協会の方にご相談という話ですけれども、変な話が、乱暴なことを言いますと、金になる仕事はすると思うんですけれども、そういう相談窓口的なことというのは、あまりやらないような気もするので、そういった点では、やはり、もう少し内側の受皿的なものをしていっていただかないと、どんどん財産になるものが、負の財産になってしまって、そのままなくなってしまいかねないので、その点では、活かすべきものはどんどん今のうちから手を出していかないと、活かすこともできなくなってしまいますので、その点をちょっともう少し、いろんな部署と相談とか調査しながら、進めていっていただければと思いますが、よろしくお願いします。 497 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。草刈委員。 498 ◯委員(草刈慎祐君) 86ページの備考欄、20の国際会議観光都市関係費でお伺いいたします。  これは昨年7月に行われた、千葉MICE Dayというイベント絡みのものだと思うんですけれども、この事業を単発で終わらせ、1回の開催だと思うんですけれども、ここに参加してくれた方であったり、主催団体等と、今年はコロナ禍ということで、新しい、こういう会議等を持ってくることはできないと思うんですが、今後につながるような取り組みをされているのか、お伺いいたします。 499 ◯委員長(重城正義君) 伊藤観光振興課長。 500 ◯観光振興課長(伊藤昌宏君) MICE Dayでございますが、こちらの方は、市が行ったわけでございません。ちば国際コンベンションビューローの方が、行っておりまして、そこには当然、市の方から、負担金は支出して、やっていただいておりますが、こちらの方では、やはりMICEといいますと、経済効果が大きいことでございますので、今後もちろん国際コンベンションビューローに働きかけて、MICEの誘致の方はお願いしていただくつもりでございます。また、昨年度、MICEは木更津市では3件ほど実施されまして、そのうち1件が、ちば国際コンベンションビューローの誘致で、実現したものでございます。  以上でございます。 501 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 502 ◯委員(草刈慎祐君) ということは、今後のことをお聞かせいただきたいんですけれども、3件中1件の事業だったということなんですけれども、この年度の施政方針の中で、市長が挙げられてきた政策の一つだとも思うんですけれども、今後どのように発展していくのか、今年は無理だとは思うんですけれども、見通しはついているのか、言える範囲でお答えください。 503 ◯委員長(重城正義君) 伊藤観光振興課長。 504 ◯観光振興課長(伊藤昌宏君) MICEといいますと、やはり大きな会議でございますので、今年交渉しても、翌年ではなく、大体翌々年のものが成果として上がるものでございます。委員おっしゃいましたように、今年度につきましては、インバウンド関係が今現在、全く動いてない状況でございまして、国内の誘致については、コンベンションビューローと一緒に、今やっておるところでございますが、先月、コンベンションビューローで会議を開きまして、今年度につきましては、木更津のかずさアークがどうしても会場となりますので、かずさアークを紹介する動画というのがございませんので、それを、今年度、動画の方を作って、各地域に売り込みを図っていきたいということで、話し合っております。  以上でございます。 505 ◯委員長(重城正義君) ほかに。鶴岡委員。 506 ◯委員(鶴岡大治君) 86ページ、特定防衛施設周辺整備基金積立金に関わることについて、伺います。  米軍の飛行機が木更津飛行場に離着陸しているという話を聞いたことがあります。ここ数年の状況をお伺いいたします。 507 ◯委員長(重城正義君) 曽田企画課長。 508 ◯企画課長(曽田智生君) 防衛省によりますと、過去3ヶ年の数字でございますけれども、木更津駐屯地におきます米軍機の着陸管制回数、着陸した回数というというものでございますけれども、平成29年、2,822回、平成30年、2,254回、令和元年、1,615回となっているとのことでございます。  以上でございます。 509 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 510 ◯委員(鶴岡大治君) 飛来する航空機は何でしょうか。 511 ◯委員長(重城正義君) 曽田企画課長。 512 ◯企画課長(曽田智生君) 防衛省によりますと、木更津飛行場に飛来する米軍機の内訳につきまして、米軍の運用に関する事項であるため、まず、その全てをお示しすることは差し控えるとした上で、木更津飛行場に飛来する米軍機の種類は、主にヘリコプターであるとのことでございます。  以上でございます。 513 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 514 ◯委員(鶴岡大治君) 時間帯はいつに集中しているんでしょうか。 515 ◯委員長(重城正義君) 曽田企画課長。 516 ◯企画課長(曽田智生君) はい、防衛省によりますと、一概にお示しをすることは困難であるが、木更津飛行場運用規則に定められた運用時間が基本であると承知していると、また、米軍は、航空機の飛行について、安全面の配慮を払うとともに、周辺住民に与える影響を最小限にとどめるよう努めていると承知している、とのことでございます。  以上でございます。 517 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 518 ◯委員(鶴岡大治君) 所属は分かりますでしょうか。 519 ◯委員長(重城正義君) 曽田企画課長。 520 ◯企画課長(曽田智生君) 防衛省によりますと、米海軍厚木飛行場所属のMH-60、これは多用途・艦載ヘリコプターとのことでございます。これらの航空機が離着訓練等を実施していると承知している。また、木更津飛行場に飛来をいたします米軍機の所属としては、厚木飛行場が主であるが、米海兵隊、MV-22オスプレイの定期機体整備に伴う飛来の場合、他の米軍基地からの飛来も想定されるとのことでございました。  以上でございます。 521 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 522 ◯委員(鶴岡大治君) ここから先は通告していないんですけれども、率直な意見をおっしゃっていただきたいと思います。  米軍の運用等については、全く情報が出ないというのが、一般的なんですけど、今回、私がこういう通告をしましたら、意外とすらすら出てくるなというふうに、特に感じております。これもやはり、そうしたものが影響しているのかなと。やっぱり木更津市の市民の方の、安心・安全のために、できるだけ情報を出していこうという、防衛省の考え方なのかなというふうに、理解しております。課長におかれましては、これが1年前、2年前だったら、果たしてこれだけの情報が出たんだろうかという、率直なところを、お聞かせいただければと思います。どうでしょうか。 523 ◯委員長(重城正義君) 曽田企画課長。 524 ◯企画課長(曽田智生君) 常々防衛省に対しましては、特にオスプレイの関係ですけれども、それに関連して、速やかに適切に情報を提供してくださいということで、情報提供をお願いしているところでございます。  以上でございます。 525 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。神蔵委員。 526 ◯委員(神蔵五月さん) 83ページの特別職人件費のところで、男女共同参画の推進委員の方の、今の男女の人数と、何をされているか、ちょっとお聞かせいただければと思います。 527 ◯委員長(重城正義君) 篠田企画部次長。 528 ◯企画部次長・地方創生推進課長(篠田貞明君) 男女共同参画の促進に関しまして、市長の諮問に応じ、調査審議すると、その実施について建議するために、各種関係団体の推薦を受けた委員、公募委員から成る委員会でございます。委員の構成は、現在の委員が全部で15名おりまして、そのうち女性が11名になっております。  以上です。 529 ◯委員長(重城正義君) 神蔵委員。 530 ◯委員(神蔵五月さん) ちょっと、昨日聞いた数だと、ちょうど半々ぐらいだと聞いていたので、ちょっと人数が違うかなと思うんですけど、いかがでしょうか。
    531 ◯委員長(重城正義君) 再度、篠田企画部次長。 532 ◯企画部次長・地方創生推進課長(篠田貞明君) 半分以上が女性の委員の構成となっています。すみません。 533 ◯委員長(重城正義君) 神蔵委員。 534 ◯委員(神蔵五月さん) 次の84ページに、事業費のことが書いてあるんですが、年に3回の講演会と年に1回の広報に入っているということで、まず、1つ目が、広報きさらづに、これは特集で組んでいるようですけど、この広報費としては、特に出していないということでよろしいでしょうか。 535 ◯委員長(重城正義君) 篠田企画部次長。 536 ◯企画部次長・地方創生推進課長(篠田貞明君) 男女共同参画情報誌「デュエット」ということで、年に1回、広報紙に折り込みさせていただいております。あとは、ホームページ等で、情報を発信しているというような状況でございます。 537 ◯委員長(重城正義君) 神蔵委員。 538 ◯委員(神蔵五月さん) この共同参画の週間にちょうど出しているようなんですけれども、こういう、何というか、意識的な啓発というんですか、それに関しては、年1回で足りるかなと思うんですが、その辺いかがでしょうか。 539 ◯委員長(重城正義君) 篠田企画部次長。 540 ◯企画部次長・地方創生推進課長(篠田貞明君) 周知・広報・PR活動以外にも、男女共同参画フォーラムの関する開催であるとか、そういう男女共同参画の取り組みをご紹介とか、推進するためのフォーラム、紹介する場面をいろいろ用意して、取り組んでいるところでございます。 541 ◯委員長(重城正義君) 関連で。高橋委員。 542 ◯委員(高橋てる子さん) 男女共同参画のことについて、文章を書いてくれと、ある県から言われて、何を書けばいいのかよく分からなかったんです。この間の担当の方とお話を伺って、まず、うち女性センターとか、そういうものも何もないんですね。条例もないと。何もないで、また、今、この男女共同参画の看板もなくなったんだよね。地方創生推進課の職員の人がやっているというふうにね。これは、私も、何かこう時代に合わないよなという気も、なきにしもあらずなんですけれども、国が今、内閣の組閣なんかやっていても、女性の比率がどうのこうのって必ず出てくるでしょう。木更津市は、一体、そのデュエットプランを出すだけで、何もしないと思うんだけど、何がしたいんですかね、と思っているんです。県に条例がないのは、千葉県だけが県でないでしょう、全国で。そうすると、木更津市ももちろん条例もないんだけど、これはつくる気なんて全くないですか。条例。 543 ◯委員長(重城正義君) 篠田企画部次長。 544 ◯企画部次長・地方創生推進課長(篠田貞明君) 本市ではこれまでも、条例がない中であっても、男女共同参画計画及び基本計画によりまして、男女共同参画に資する、各種施策の推進を進めているところでございます。引き続き、これらの計画に基づきまして、男性も女性も、個性と能力を十分に発揮することができ、共に協力し合える社会づくりを、着実に進めてまいりたいという考えでおります。一方で、男女共同参画の一層の推進のために、男女共同参画条例を制定し、条例に沿った、市ならではの計画の策定や取り組みを行っていく必要があると認識しておりまして、現在の計画の中でも、男女共同参画の条例化に向けて検討を行うと、位置付けはございます。  千葉県は、男女共同参画条例がない唯一の県でありますが、県内においても、7つの自治体で、独自に条例が制定されておりますので、本市も、条例の制定に向けまして、今後の社会情勢や、他の自治体の状況の状況などを参考にしながら、検討していきたいと考えております。 545 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 546 ◯委員(高橋てる子さん) 検討するということは、やらないということだというふうに、私たちは認識しておりますけれども、本当に必要なのか、誰がそれを盛り上げているのか、よく分からないんだよね。だけど、これを世界中で言われると、何とかしなくちゃいけないというふうに、検討しているというお答えは、多分正論なんだと思いますよ。だけど、年間に3回のイベントだって、たかが何十人の話で、どこにも誰も関心のないという中で、どうやって逆に関心をもたらしていくのかみたいなところがないと、私は何も進まないなと思っているんです。今ありました委員のメンバーも、ずっと同じなんだよね。もう何十年も同じ人がやっているというね。これも一回見直しをすべきじゃないかと言ったんだけど、何にも変わらないし、いっぱい仕事があるから、余計なことは何もしたくないということだと思いますけれども、何かもう、やるならやる、やめるならやめる、はっきりした方がいいんじゃないですかね。どうなんですか。やっぱり一生懸命頑張っていくという考えですか。 547 ◯委員長(重城正義君) 篠田企画部次長。 548 ◯企画部次長・地方創生推進課長(篠田貞明君) 委員の関係につきましても、今年度中に任期替えになりますので、例えば、企業の中で、そういう取り組みを一生懸命やっている企業であるとか、そういう委員の構成についても、検討していきたいと考えておりますし、次期の男女共同参画計画が、令和4年度から始まる予定なんですけど、その中で、いろいろ整理して、市として本当にやるべきことというものをきちんと位置づけながら、取り組みを進めたいと思っております。 549 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 550 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、以上で、総務費のうち、総務管理費の企画費の審査を終わります。  ここで午後2時45分まで休憩いたします。                                 (午後2時36分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後2時45分) 551 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  続いて、第10款総務費のうち、87ページから90ページまでの第5項総務管理費のうちスポーツ振興費から市民会館費、及び、93ページから94ページの電子計算費について、審査をお願いします。  ご質疑願います。草刈委員。 552 ◯委員(草刈慎祐君) 89ページの備考欄、交通安全対策費の備考欄1の、自転車駐車場関係費、駐輪場の件についてお伺いいたします。  今年度は、コロナの関係で、駐車場を定期契約される方が、100%より下回ったということで、多少余裕があるようなことが書かれていたと思うんですけれども、例年ですと、3月から4月にかけまして、職場に新しく就職される方、また、通勤・通学で使われる方たちが、自転車駐車場がないということで、駐輪場がないということで、いろいろな相談を受けているところがあるんですが、そういった中で、木更津駅の西口には、立体駐車場の前に私有の駐輪場が設置されたりとか、木更津市の駅周辺の自転車置場というのが、需要があるのかなというふうに思っているんですが、その中で、木更津市の駅周辺地で、木更津市に市有地があると思うんですが、そういったところに自転車の駐輪場をつくるということは、考えられるのでしょうか、お伺いいたします。 553 ◯委員長(重城正義君) 鈴木市民活動支援課課長補佐。 554 ◯市民活動支援課課長補佐(鈴木博孝君) 駐輪場につきましては、今、人気ある駐輪場につきましては、抽せんを行ったり、申込みに殺到しているんですけれども、全体的に見ますと、駐車スペースはまだ足りております。ただ、大分駐輪場自体が古いので、今回、いろんな建て直しとか、そういったものを考慮して、木更津の規模に合った自転車駐車場の計画について、関係部署と相談の上、PFI事業を導入したりして、新しい自転車駐車場を今後、検討していきたいというふうに考えております。  以上です。 555 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 556 ◯委員(草刈慎祐君) 僕、分からなかったんですけれども、今後、新しい自転車駐輪場も、PFI等を活用して、検討するということでよろしいんですね。 557 ◯委員長(重城正義君) 鈴木市民活動支援課課長補佐。 558 ◯市民活動支援課課長補佐(鈴木博孝君) 今後、建て替えの時期や場所、また、PFIの手法の取り入れについて、各部等と調整しながら、検討していきたいと考えております。 559 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 560 ◯委員(草刈慎祐君) ありがとうございます。その際には、余裕を持った駐輪場をつくっていただけるよう、お願いいたします。  以上です。 561 ◯委員長(重城正義君) 神蔵委員。 562 ◯委員(神蔵五月さん) 決算者の89ページの3番ですけれども、交通安全啓もう事業費ということで、去年より予算が倍になっていますので、これの取り組みと成果をお願いいたします。 563 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長。 564 ◯市民活動支援課長(阿津直人君) 交通安全啓発品といたしまして、ゼブラ・ストップステッカー7万1,500円を作成したものでございます。 565 ◯委員長(重城正義君) 神蔵委員。 566 ◯委員(神蔵五月さん) ステッカーで啓蒙したということですが、交通事故は今増えていますので、また、いろいろ考えていただきたいと思います。また、去年より予算が増えていますので、また、継続して、しっかり啓蒙の方をお願いしたいと思います。  90ページの、今度は放置自転車等対策事業費、この場合、逆にちょっと予算が減っているんですが、これに関しては、何か自転車駐車場の整備の関係があるのか、また、放置自転車が少なくなったのか、その辺をお聞かせいただければと思います。 567 ◯委員長(重城正義君) 阿津市民活動支援課長。 568 ◯市民活動支援課長(阿津直人君) 先ほど、駐輪場の指定管理者、12月29日付けで指定の取消しがあった、お話をさせていただいたところでございますけれども、この放置自転車の撤去の業務委託も、指定管理者の方に、業務委託していたところでございまして、同日付けをもって、委託の契約を解約させていただいたところでございます。 569 ◯委員長(重城正義君) 神蔵委員。 570 ◯委員(神蔵五月さん) そうすると、その指定管理者がいなくなった後は、今年度は、特に放置自転車の撤去だとかはしていなかったということでよろしいですか。 571 ◯委員長(重城正義君) 鈴木市民活動支援課課長補佐。 572 ◯市民活動支援課課長補佐(鈴木博孝君) 放置自転車の撤去につきましては、今、私ども職員で対応してございます。ですから、ちょっと、委託と違って、そんなに頻繁に時間がつくれませんので、撤去台数はちょっと少なくなっておりますけれども、自営で行っております。  以上です。 573 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 574 ◯委員(斉藤高根君) 88ページの市営弓道場管理運営費、めったにスポットライトが当たらない弓道場、今、木更津市の弓道人口はどのくらいいるのか、お分かりでしょうか。 575 ◯委員長(重城正義君) 平野スポーツ振興課長。 576 ◯スポーツ振興課長(平野和彦君) 弓道の人口につきましては、申し訳ございません、今、手元に数値はございませんが、木更津市の方には、スポーツ協会加盟の木更津市弓道会がございまして、そちらに加盟されている方が、木更津で、この弓道場を活用いただいているというふうになっております。  以上でございます。 577 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 578 ◯委員(斉藤高根君) では、その弓道場を、高校生が使うことはあるんでしょうか。 579 ◯委員長(重城正義君) 平野スポーツ振興課長。 580 ◯スポーツ振興課長(平野和彦君) 高校生で弓道の部活を持っている学校としまして、木更津高校がお使いいただいております。また、昨年の暮れから、市原市の方の高校生も活用いただいていると。実は、災害の関係で市原市の弓道場が使えなくなっているということで、今、木更津市のこの弓道場を活用いただいている状況でございます。  以上でございます。 581 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 582 ◯委員(斉藤高根君) 20万円払って、無駄だとか、何とかという話じゃないんですよ。これは弓道場って非常に珍しいところで、今、実際我々も立ち入ることがないわけであって、今、どういう状態、きれいな状態なのか、何か直す必要があるのか、現状をお伝えください。 583 ◯委員長(重城正義君) 平野スポーツ振興課長。 584 ◯スポーツ振興課長(平野和彦君) 弓道場の方も老朽化が進んでおりまして、施設としては、かなり雨漏りをしている状況でございます。それから、昨今では、弓道場の中でも珍しく、木更津市には、遠的を持っております。こちらの遠的の部分が、やはり塩害等によるさび等で腐食しておりまして、こちらの方、改修が必要であるというふうな状況でございます。 585 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 586 ◯委員(斉藤高根君) せっかくある非常に珍しい施設なので、何とか手直ししながら、維持をしてもらいたいと思います。これに興味を持ったのは、この決算の前に、「日本人のおなまえっ!」という、NHKの番組があって、「仮名さん」という人が、弓道をやっているということで、ああ、弓道ってえらいなと思って、この質疑を言おうと思って、用意していました。  ということで、よろしくお願いします。 587 ◯委員長(重城正義君) ほかに。石井徳亮委員。 588 ◯委員(石井徳亮君) 93ページの電子計算費、電子計算関係費ですけれども、これちょくちょくシステムの変更とか更新という形になるんですけれども、大体これ定期的に行われるべきものなんでしょうか、ちょっとお伺いします。 589 ◯委員長(重城正義君) 安田総務課長。 590 ◯総務課長(安田貴之君) 93ページの電子計算関係費、(1)から(8)までございまして、これは大きく分けまして、3事業かなというふうに思っております。1点目が、本市職員のほとんど、ほぼで860台設置しております情報系端末、パソコンで、行政の内部の情報系システム、庶務事務でしたり、文書管理でしたり、財務会計、こういったものの整備と保守をやっております。  2点目としまして、市民サービスですね。住民記録や各種税システム、介護や医療のシステム、児童手当等の子育てのシステム、そういったものを管理しております、基幹系でございます。これは、やはりマイナンバーカードの導入とか、住基の法改正で、そういういわゆるデジタル法の手続の改正が、日々、国の方の法律が変わっておりまして、それに合わせて改修を行っているところでございます。  3点目としまして、昨今のコロナ禍の状態で、テレワークとかリモート、そういったものの会議を可能とします、モバイルワーク事業でございます。  その他はそのネットワークを整備する事業でございます。  以上でございます。 591 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 592 ◯委員(石井徳亮君) これをちょっと聞いたのは、自分は金融の仕事をしていたこともありますし、損保の代理店の方にもまだ籍を置いていますけれども、大体システムが、何年かに一度、がらっと変わって、端末ごと換えなくちゃいけないとか、大体、上部団体とかそのシステムを構築する会社の方の仕事なのかなと思うぐらい、どんどん変わっていくんですよ。そういう形では、ひょっとしたら必要のないことまでやっているのかなというところも、思ってしまうんですね。だから、そういった形では、逆に今まで自分なんかがちょっと触れていたものというのは、大体、上の方でこう変わりましたって、いきなり研修に連れていかれて、こうですという話になっちゃうんですけど、例えば、その辺では、総務部の方でも、そこのところは今回は送って、次に、先ほどもありましたけれども、次のものがもっとよければ、1段階遅らせていって、ほかの手段で補填していきながら、改修の頻度を少し延ばして、費用を少なくするとか、そういったことまで考えていただければと思いますので、そういったものって可能なんですかね。 593 ◯委員長(重城正義君) 安田総務課長。 594 ◯総務課長(安田貴之君) 先ほど申しました、基幹系2つ目の法改正に伴う整備につきましては、国からの補助金をもらって、その期間内で整備をしてくださいという通達が総務省から来ます。それはやはりやらなくてはいけないと思います。1点目の、行政の内部情報システム、パソコンですね、その内部情報は平成21年にありまして、それと、10年たちまして、平成31年にありました。これはやはり更新され年々、ブラッシュアップされておりますので、その時期を見ながら、今回、その平成31年に変えたときは、やはりデジタル法が改正されたというところを見まして、今のタイミングかなといったところも踏まえて考えております。今後につきましても、市民、利用者のニーズにあります、すぐ使えて簡単で便利で、そういったようなことを観点に、行政サービスが提供できますように、国の方針等を注視してまいりたいと思っております。  以上でございます。 595 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 596 ◯委員(石井徳亮君) パソコンのシステムにしても、Windowsにしても、7から、8から、10とかという形で、どんどんどんどん変わってって、私どもなんかは振り回されているようなところがありますけれども、振り回されずに、的確に対応していっていただければと思います。よろしくお願いいたします。  以上です。 597 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。大野委員。 598 ◯委員(大野俊幸君) 今、石井委員の、電子計算関係費ですけど、前は、当時たしか企画部が所管していたと思うんですけど、不具合があったり、延期になったり、課長が交代するとかあったというふうに記憶していますけれども、今ご答弁いただいた安田課長、朝日庁舎にいないじゃないですか。それで、朝日庁舎のこともあるんだけれども、どういうふうに考えているんですか。 599 ◯委員長(重城正義君) 安田総務課長。 600 ◯総務課長(安田貴之君) 今、委員おっしゃるとおり、サーバールームは朝日庁舎にございます。基幹系システムもそこから発信しております。ですから、そこから駅前庁舎と連携しながら、また、そこのイーサネットという言い方をするんですけれども、30幾つかの公民館拠点とかも、ネットワークが通じております。基盤となります朝日庁舎でございますので、私は、朝からというわけではないんですけれども、大抵2日、3日と行って、現場の状況を確認させていただいております。  以上でございます。 601 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 602 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、以上で、総務費のうち、総務管理費のスポーツ振興費から市民会館費及び電子計算費の審査を終わります。  答弁席入れ替えのため、暫時休憩といたします。                                 (午後2時59分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後3時00分)
    603 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  続いて、第10款総務費のうち、90ページから93ページまでの第5項総務管理費のうち、諸費について審査をお願いします。  ご質疑願います。ございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 604 ◯委員長(重城正義君) 質疑がありませんので、以上で、総務費のうち、総務管理費の諸費の審査を終わります。  答弁席入れ替えの間、暫時休憩といたします。                                 (午後3時01分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後3時04分) 605 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  続いて、第10款総務費のうち、94ページから100ページまでの第10項徴税費から第30項監査委員費について、審査をお願いします。  ご質疑願います。斉藤委員。 606 ◯委員(斉藤高根君) 96ページ、私が聞きたいのは、住民基本台帳カードだけれども、これは今、マイナンバーカードと並立して行って、これはいつまで続くのかを私に説明ください。 607 ◯委員長(重城正義君) 桑田市民課課長補佐。 608 ◯市民課課長補佐(桑田智恵さん) お答えします。  住基カードの方が、平成27年12月末までに発行したものについては、10年間有効となっておりますので、平成で言いますと、平成37年度12月末までは、一応有効となっております。  以上です。 609 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 610 ◯委員(斉藤高根君) ということは、両方持っている人って、どう使い分ければいいの。マイナンバーカードも作りなさいよと言われて、住基カードで今までこうコンビニでこうやったわけ。どっちを使ってもいいのかな。 611 ◯委員長(重城正義君) 桑田市民課課長補佐。 612 ◯市民課課長補佐(桑田智恵さん) 住基カードとマイナンバーカードは、両方持つことができませんので、マイナンバーカードを作るときには、住基カードの方は回収させていただいております。  以上です。 613 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 614 ◯委員(斉藤高根君) 分かりました。  では、来なければ、住民基本台帳カードで用が済むってわけ。 615 ◯委員長(重城正義君) 桑田市民課課長補佐。 616 ◯市民課課長補佐(桑田智恵さん) 一応、住民基本台帳カードでもコンビニ交付等で使用することはできるんですが、今後、国の方は、保険証等の機能もマイナンバーカードにつける予定ですので、なるべく住民基本台帳カードから、マイナンバーカードに切り替えていただくように、市民課としては、推進してまいりたいと思っております。  以上です。 617 ◯委員長(重城正義君) ほかに。草刈委員。 618 ◯委員(草刈慎祐君) 選挙費についてお伺いいたします。  ちょっと人件費が絡むかもしれないんですけれども、その場合は答えられる方に答えていただけたらと思います。  決算資料の73ページ、君津市議会議員選挙派遣職員に係る負担金について、お伺いいたします。  協定書に基づいて、職員の方を派遣されたということですが、選挙管理委員会の方なのか、一般職なのか、どういった協定の下、人員を派遣されたのか、お伺いいたします。 619 ◯委員長(重城正義君) 当局の答弁を求めます。品川職員課長。 620 ◯職員課長(品川昭和君) 昨年の9月の台風15号の影響によりまして、甚大な被害を受けました、君津市におきまして、9月22日に執行されました君津市議会議員一般選挙におきまして、事務従事者の職員が、災害対応等で不足するということから、県の選管の方を通じまして、本市の選管の方へ、応援派遣の依頼があったものでございます。こちらにつきましては、22日の選挙の当日でございますが、本市の選管の職員2名と、その他の一般の部署の職員10名、計12名を応援派遣ということで、投票事務などに従事をするために派遣をしたところでございます。  また、期日前投票の事務につきましても、18日、19日の両日、選挙管理委員会の職員1名を応援派遣したところでございます。こちらにつきましては、君津市の選管の方から、県の選管の方に、県内市区町村への応援ということで、調整を県の選管の方でしたところでございますけれども、こちらの協定につきましては、人件費といいますか、負担金、君津市とのやり取りがございましたので、職員課の方で、派遣協定を結びまして、人件費の負担金を後日頂いたというようなところでございます。  以上でございます。 621 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 622 ◯委員(草刈慎祐君) ということで、今回は千葉県の選管を通じて派遣があったということだと思います。熊本の震災があったとき、一般職員は、木更津市からも派遣されたと思うんですが、そういったときは、やっぱり県派遣、県からの応援要請に基づいて派遣するのか、お伺いいたします。 623 ◯委員長(重城正義君) 品川職員課長。 624 ◯職員課長(品川昭和君) 委員おっしゃるとおり、全国の市長会ですとか、県を通じて、要請を受けて派遣するものでございます。  以上でございます。 625 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 626 ◯委員(草刈慎祐君) ということで、災害等があったとき、県を通じて、近隣なり、県内の職員の方が派遣されるということでございますが、また、コロナ禍の中で、衆議院選挙がもし開催されたときに、コロナ対応等をしていかなければいけないと思うんですけれども、これは選管の方になると思うんですけれども、そういったことの前もっての準備、コロナの状況の中で、地方選挙が行われている自治体からのノウハウ等は聴取しているのか、お伺いいたします。 627 ◯委員長(重城正義君) 齊藤選挙管理委員会書記長。 628 ◯選挙管理委員会書記長(齊藤英一君) 東京都知事選において、ガイドラインが作成されておりますので、それを参考に、本市のガイドラインを作成しまして、あと、それに基づきまして、対応方法等、今、調整しているところでございます。  以上でございます。 629 ◯委員長(重城正義君) ほかに。石井徳亮委員。 630 ◯委員(石井徳亮君) 決算書97ページの総合窓口業務委託事業費ですけれども、派遣職員を導入して、業務の拡大に努めたという形になっておりますけれども、この派遣職員の方々の人事評価というか、業務評価というか、そういうのは行っているんでしょうか。 631 ◯委員長(重城正義君) 秋元市民部次長。 632 ◯市民部次長・市民課長(秋元 淳君) 特には行っておりません。  以上です。 633 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 634 ◯委員(石井徳亮君) 評価を行っていないという形になってくると、派遣職員さんもずっといるわけじゃなくて、入れ替わりがあると思うんですけど、そういった際の入れ替わりをしていって、よりいい方々を派遣していただかなくちゃいけないと思うんですけれども、その辺のことについても、行っていないという形でよろしいでしょうか。 635 ◯委員長(重城正義君) 秋元市民部次長。 636 ◯市民部次長・市民課長(秋元 淳君) 私どもといたしましても、できるだけスキルの高い方々をお願いしたいと思っておりまして、そういう中では、なるべくスキルのある方を派遣いただくよう要請をしたり、逆に、失敗が何度も続くような方であれば、交代をしてもらうなど、対策をしております。  以上です。 637 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 638 ◯委員(石井徳亮君) このことに関しては、本当に接客業務という形になりますので、信頼関係がなければ、やっていけない話だと思いますので、その点については、派遣元の業者と情報交換を密にしながら、派遣職員の人材の選定を行っていただきたいと思います。よろしくお願いします。 639 ◯委員長(重城正義君) ほかに。神蔵委員。 640 ◯委員(神蔵五月さん) 決算書の97ページの一番下の、選挙常時啓発費というところですが、去年3つの選挙がございましたけれども、その啓蒙に関して、ちょっとお伺いしたいと思います。どのような活動をされたか。 641 ◯委員長(重城正義君) 齊藤選挙管理委員会書記長。 642 ◯選挙管理委員会書記長(齊藤英一君) 昨年度につきましては、6月に、拓殖大学紅陵高校で、3年生約400名を対象に、出前講座を実施し、それと併せまして、木更津東高等学校、木更津第二中学校ほか8中学校へ、生徒会選挙の際に、実際で使用している投票箱や記載台などの機材を貸し出し、啓発をいたしました。あと、千葉県選挙管理委員会と連携しまして、小学生から高校生、あと一般市民を対象に、選挙啓発ポスター・標語等の募集を行っております。ポスターは、小学生から41点、中学生から33点、高校生から2点、合計76点、標語は、小学生から362点、中学生から998点、高校生から14点、合計1,374点の応募がございました。あと、ほかには、選挙時啓発といたしまして、明るい選挙推進協議会と連携いたしまして、選挙の際に啓発物資の配布を実施しております。  以上でございます。 643 ◯委員長(重城正義君) 神蔵委員。 644 ◯委員(神蔵五月さん) 啓発はやっぱり大事なことですので、これからもいろいろ工夫して取り組んでいっていただきたいと思います。 645 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。白坂委員。 646 ◯委員(白坂英義君) 選挙費について、伺います。  まず、1点目、この人件費、2つですかね、選挙が行われたんですけれども、違いについて、お伺いします。 647 ◯委員長(重城正義君) 齊藤選挙管理委員会書記長。 648 ◯選挙管理委員会書記長(齊藤英一君) 参議院選挙につきましては、千葉県選出議員と比例代表選出議員、2つの投票をすること、また、期日前投票期間が長いことから、選挙事務に従事する職員数及び時間外勤務時間が、市議会議員選挙より多くなるため、一般職人件費の決算額が高くなっているところでございます。  以上でございます。 649 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。 650 ◯委員(白坂英義君) 我々の選挙を含めて、だんだんとこの投票率というのは下がってきているんですけれども、昨年度のこの選挙について、投票率向上ということで、何か特別に行ったことはないでしょうか。 651 ◯委員長(重城正義君) 齊藤選挙管理委員会書記長。 652 ◯選挙管理委員会書記長(齊藤英一君) 昨年度特別にということはございませんが、例年行っております啓発活動等を行っているところです。あと、ご承知のとおり、期日前投票所を増やしていることも、選挙に行きやすくなって、利便性向上ということで、対応としては、そちらも入るのかなと思っております。  以上です。 653 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。 654 ◯委員(白坂英義君) 確かに、イオンとかで期日前投票をして、その期日前投票者というのは、だんだんと増えてきているんですよね。そこで、今後、例えば清和大学だとか、そこを含めて、期日前投票所、もしくは投票所について、増やしていくお考えはないのか、お伺いをいたします。 655 ◯委員長(重城正義君) 齊藤選挙管理委員会書記長。 656 ◯選挙管理委員会書記長(齊藤英一君) 昨年、2ヶ所から3ヶ所に増やしたところでございますので、すぐに増やすということは今、考えておりませんが、有権者に対して、利便性の向上の観点から、増やすことも必要であるとは考えております。今のところ、清和大学というところですが、実際、中央にこの朝日庁舎がありまして、南にイオンモール、東に富来田出張所がございますので、金田地域交流センターも含めまして、検討をさせていただきたいと思います。  以上でございます。 657 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。石井徳亮委員。 658 ◯委員(石井徳亮君) 99ページの委託統計調査費ですけれども、こちらの方に農林業センサス、また工業統計調査、経済センサスというものがあるんですけど、これは工業統計調査はちょっとなかなか難しいと思うんですけど、農林業センサスとか、経済センサス、これを市の例えば運営について、この数字を活かしたりすることなんかはしているのかどうか、ちょっと教えてください。 659 ◯委員長(重城正義君) 曽田企画課長。 660 ◯企画課長(曽田智生君) この結果につきましては、農林業センサスは、結果が出ているものについては、当然のことながら活用をしていくところでございます。出てないところにつきましても、これは活用していくというところでございます。  以上でございます。 661 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 662 ◯委員(石井徳亮君) その出ている結果から見える、現在の状況というのは分かりますか。 663 ◯委員長(重城正義君) 曽田企画課長。 664 ◯企画課長(曽田智生君) すみません。今、この結果につきましては、まだ私どもの手元には来ておりませんので、これからということになります。  以上でございます。 665 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 666 ◯委員(石井徳亮君) それでは、それは、企画部の方で、この数字が来て、自分たち企画部で判断をして、何か使うという形になるんでしょうか。 667 ◯委員長(重城正義君) 曽田企画課長。 668 ◯企画課長(曽田智生君) 数値につきましては、一旦、国の方に上がって、そこで集計されたものが、市に返ってくるというつくりになっております。  以上でございます。 669 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 670 ◯委員(石井徳亮君) 私が聞いたのは、結局、企画部だけではなくて、例えば経済部とか、それとか、これからの木更津をどんなふうに持っていったらいいときに、例えば100人の人に伝えなくちゃいけないのに、現実そこに30人しかいないとか、そういう現状があった場合に、方向をやっぱり広げていったりとか、それを指標によって、変えていかなくちゃいけない部分なんか出てくるはずなんですよ。それについて、例えば、経済部とか何かの方に持っていったりとかで、その指標を有効に活用するのかしないのか、そういうことです。 671 ◯委員長(重城正義君) 曽田企画課長。
    672 ◯企画課長(曽田智生君) すみません。指標というのは、市が設定する指標ということですか。一回確認をさせていただきます。 673 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 674 ◯委員(石井徳亮君) 例えば、農林業センサスだと、そこのところ、一画のところの家族構成からどれだけの面積をやっていて、こんなものをつくっているとかという、細かい状況が全部入ってくるわけなんですけど、それをもとにして、例えば、経済部が、では、これを今度こういうふうな、県の農業施設の方からこういうふうに指導するとかという方向なんかは、それから見て取れる部分があると思うんですけど、それには活用しないんですかという話です。 675 ◯委員長(重城正義君) 曽田企画課長。 676 ◯企画課長(曽田智生君) まず、市から国に上がって、また、市へ、丸まった数字で返ってきますので、個々のおうちに対して、指標というものを示す、そういう活用はちょっとできないのかなというふうに考えております。ただ、この調査の結果につきましては、それぞれの施策で、有効に活用していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 677 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 678 ◯委員(石井徳亮君) 細かい旧行政単位では出てこないのか分かりませんけど、市全体ではもう出るわけですので、そういう形についても、毎回やったごとに、少しずつ数字がどう動くかという話はあるはずなので、その数字をいろんな方面から推理して、やっていかなければ、一つのことが手後れになるか、その前に有効に活用できるのかが、それにかかってくると思うので、その点の有効な活用について、こちらの方の、農林業センサスとか、そういう統計調査について、活用していただければと思います。よろしくお願いします。 679 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 680 ◯委員(斉藤高根君) 石井委員の言うとおりであって、調査ものには、規模はどのくらいですか、年を取ったからだんだん減少していくとか、もっと規模を拡大したいとか、そういう項目がいっぱいあるのが、農林業センサスで、それは本当に市がこの予算がこう書くのであれば、市がそれを利用して、後継者・担い手をつくっていくのが、センサスの仕事だと思うんですよ。5年に1回だか、今手元に来ていないって、去年のが手元になければ、5年前のが手元にあるだろうと、こういう議論なんだよ。そうすりゃ、それを利用して、経済部がいろんな施策を打っていくと、こういう施策ができるわけですが、センサスをやって国に上げて、データが来ないですって、これじゃあセンサスをやっている意味がないと思うんですよ。  ですから、今回は、来たら、経済部にこんなふうになっていると、これでこれをもとに施策をつくってくださいよというのが、企画の仕事だと思うよ。企画がただ、来ていません、来ましたとか、それだったら、宝の持ち腐れだと思うよ。  ということで、来たらよろしくお願いします。 681 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 682 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、以上で総務費の審査を終わります。  答弁席入れ替えのため、暫時休憩といたします。                                 (午後3時24分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後3時26分) 683 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  続いて、第15款民生費のうち、100ページから111ページまでの第5項社会福祉費について、審査をお願いします。  ご質疑願います。石井徳亮委員。 684 ◯委員(石井徳亮君) 決算書105ページ、成年後見制度利用支援事業費127万5,200円ですけれども、これは昨年度は、ほかに市民後見人養成事業費56万1,600円があったと思うんですけれども、昨年は養成事業費があって、今年度は制度利用支援事業費のみになっているんですけれども、養成しなくても、後見人はもう十分な数がいるというような形で、令和元年度はなったんでしょうか。 685 ◯委員長(重城正義君) 嶋野福祉部次長。 686 ◯福祉部次長・自立支援課長(嶋野光弘君) 市民後見人の養成につきましては、養成講座を受講した直後から、後見人として活動することは困難でございます。講座受講者は、その後のフォローアップ研修や、社会福祉協議会が就任している法人後見人の支援員として、活動を重ね、経験を積んでいただいた上で、後見人として活躍いただきたいというふうに考えております。  こちらの要請講座につきましては、過去、平成27年と平成30年に実施しておりまして、この養成講座につきましては、今後の後見人の需要状況や、後見支援員の活動状況を見ながら、必要に応じて、開催したいと考えております。  以上でございます。 687 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 688 ◯委員(石井徳亮君) 必要に応じてという形ですと、今は、予定はそうそう決まってなくて、その状況を見ながら、やるかどうか決めていくという話なんでしょうか。 689 ◯委員長(重城正義君) 嶋野福祉部次長。 690 ◯福祉部次長・自立支援課長(嶋野光弘君) この養成講座を受講された方のうち、前年度末までに、7名の方が市民後見人として選任されておりまして、本年度も新たに4名の後見人を裁判所に推薦しているような状況でございます。今の状況を社会福祉協議会にお伺いしましたところ、後見人の需要は今後ますます増えていくというふうな見込みを立てておりまして、担当課といたしましては、ぜひ来年度も開催したいなというふうな考えでございます。  以上でございます。 691 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 692 ◯委員(石井徳亮君) 後見制度を活用していかなくてはいけない人は、どんどんいらっしゃると思いますので、お願いします。  その関連といたしまして、108ページにも、権利援護事業費、後見支援事業費が906万2,499円あるんですけれども、こちらは相談受付件数が100件、前年はこれが78件だったという話で、出前講座2件、前年5件なんですけれども、増加した要因とか、例えば、出前講座の、減った理由、数字の理由をちょっと教えていただきたいと思います。 693 ◯委員長(重城正義君) 嶋野福祉部次長。 694 ◯福祉部次長・自立支援課長(嶋野光弘君) 相談件数が増加した要因といたしましては、平成26年に、後見支援センターを開設いたしました。その後、広報活動等により、市民や関係者の認知度が高まってきたことが一つ、また、高齢者人口の増加等により、必要性を感じる方が増加してきたのではないかというふうには考えてございます。  出前講座につきましては、今、申し上げたとおり、周知活動を行っている中で、後見制度について、説明会の開催を求められた場合に、開催しているところでございまして、昨年度の開催要望が2ヶ所であったというような状況でございます。  以上でございます。 695 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 696 ◯委員(石井徳亮君) 今、出前講座については、説明会等を求められたらという形で、それが2件だという話なんですけれども、その点では、もっと周知していくと、数が増えるものと思いますので、そういった方面の周知をよろしくお願いしたいと思います。  以上です。 697 ◯委員長(重城正義君) 関連で。高橋委員。 698 ◯委員(高橋てる子さん) 今、7名の人が、もう後見人として、裁判所に、何というか、名前が挙がっているというふうに、おっしゃいましたかしらね。その7人の人たちは、実際、何人というか、何組というか、何というか分からないんだけど、実際、何人ぐらいの後見を受託しているというか、何というか、受けて仕事としてやっていらっしゃるか。後見人じゃなくて、相手、見てもらいたいという需要が、今この7人の人は、みんな何人かお持ちなんでしょうか。 699 ◯委員長(重城正義君) 嶋野福祉部次長。 700 ◯福祉部次長・自立支援課長(嶋野光弘君) こちらの市民後見人につきましては、1人で複数の方ということではなくて、被後見人お一人に対してお一人というような形でついておりまして、市民後見人が後見についた場合につきましては、社会福祉協議会の方が、監督人として補佐していくという形になっております。  以上でございます。 701 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 702 ◯委員(高橋てる子さん) ですから、その7人の人は、もう被後見人をお持ちなんですかというふうに聞いたわけ。 703 ◯委員長(重城正義君) 嶋野福祉部次長。 704 ◯福祉部次長・自立支援課長(嶋野光弘君) 7人の方が、それぞれお一人の方を見ていらっしゃるということでございます。 705 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 706 ◯委員(高橋てる子さん) では、既にもう次の勉強をして、後見人になる人がいても、仕事がないというわけではないというふうに、そのぐらい需要があるということですよね。 707 ◯委員長(重城正義君) 嶋野福祉部次長。 708 ◯福祉部次長・自立支援課長(嶋野光弘君) おっしゃるとおりでございます。 709 ◯委員長(重城正義君) ほかに。白坂委員。 710 ◯委員(白坂英義君) 福祉部の方に、扶助費についてお伺いをいたします。  これは、総体的なところで質疑すればよかったんですけれども、一つ一つの事業じゃなくて、福祉部全体として、お聞きしたいんですけれども、今、木更津市の扶助費というのは、前年度の決算カードで見ますと、115億円ぐらい。大体の決算の25%ぐらいを占めています。これはもう、二、三年、ずっと同じぐらいの状況なんですけれども、参考資料の方に、55ページに載っているんですけど、これ、毎年、増加をしてきているんです。国の規定によって、支援したり、支給したりしているんでしょうけれども、少子高齢化で、もう仕方ないんだと、これはもう増えていくのが当たり前だから仕方ないではなくて、福祉部の方で、この縮減に向けて、どういった取り組みをしているのかということで、お伺いをいたします。 711 ◯委員長(重城正義君) 嶋野福祉部次長。 712 ◯福祉部次長・自立支援課長(嶋野光弘君) 福祉部といたしましては、介護予防とかに向けた取り組みなどは、幾つか執り行っております。おっしゃいました扶助費の中には、障がい者向けの医療費の助成ですとか、障がい者の施設サービス利用料、あとは高齢者向けの保護措置費など、なかなか扶助費の抑制の取り組みが難しいものがございます。しかしながら、生活保護につきましては、保護者の就労に向けた支援ですとか、あと医療費を抑制するために、ジェネリック医薬品の利用促進、または病院への頻回受診の状況調査などを行っております。また、生活保護に至る前の生活再建という形で、生活困窮者の自立支援事業、住居確保給付金など、そういったものを取り組みまして、早めの生活再建に努めているというようなところでございます。 713 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。 714 ◯委員(白坂英義君) しっかりと、支援できるものは支援していって、そして、できるだけ縮減していただきたいというふうに思っていますけれども、今、私、令和元年度で、昨年度で25%という話をさせていただいたんですけれども、もう昔の話になりますけど、私が議員になった平成15年は、これは比較して見ますと、構成比が約11.7%ぐらいなんですね。そうしますと、全体の8分の1から4分の1、倍になってきているんですよね。ですから、これは福祉部だけではないんですけれども、みんなで協力して、縮減に向けて取り組んでいただきたいというふうに思います。  以上です。 715 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。斉藤委員。 716 ◯委員(斉藤高根君) 108ページ、老人クラブ補助事業費。これは毎年、既得権益というのかな、定額で支払われている金額なんですけれども、果たして、行政として、老人クラブをどうしようとして214万円、おととしも214万円出して、老人クラブって減っているの、増えているの。それを盛り上げようとしているのか。このまま放置しておくの。どういう方針で、この214万円を払っているかをお聞かせください。 717 ◯委員長(重城正義君) 鈴木高齢者福祉課長。 718 ◯高齢者福祉課長(鈴木昭宣君) 老人クラブにつきましては、老人、高齢者の方の心身の健康の保持に有効であるということ、また、老人福祉の増進を図るという観点から、補助の方をさせていただいているところでございます。こちらにつきましては、全国的な傾向ではございますけれども、年々老人クラブの方は減少しているというところが、残念ながら現状でございます。平成28年度には29クラブあったものが、令和2年度は25ということで、4つ減ってしまっていること、また、人数につきましても、150人ぐらい減ってしまっているというような状況でございます。  こちらの、老人クラブにつきましては、先ほど申しましたとおり、老人の方の、高齢者の方の、心身の健康と、そういった地域のつながりという部分で、非常に寄与するクラブであるというふうに認識しております。市としましては、この老人クラブを、このまま減少するのではなくて、何とか少なくとも現状維持をできるような形で、支援していきたいということで、今年度、この形の補助金を交付したところでございます。 719 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 720 ◯委員(斉藤高根君) 25になってしまったということで、29でも214万円、25でも214万円、今年になったら、コロナでカラオケなんか駄目だって、こういう老人クラブの人たちがいるわけだ。それでも、何かをてこ入れしてやろうという、何かの施策をもって、214万円を出しているのか。それとも、施策はなくて、枠を取ってあるから214万円出してやろうとこういう、例えば214万円だと、おととしは29で、214万円を分けていたわけだ。昨年度は、25クラブで214万円を分けているわけだ。増額になっているわけでしょう、実質的には。どうしようということで支出をしたのか、お教えください。 721 ◯委員長(重城正義君) 鈴木高齢者福祉課長。 722 ◯高齢者福祉課長(鈴木昭宣君) こちらの補助金につきましては、単位老人クラブ補助ということで、4万円掛けるクラブの数という部分と、あと、連合会に対する補助ということで、活動促進とか、あるいは健康づくり、介護予防の事業、また、地域の支え合い事業、そういったものを、連合会として行うということで、事業計画が上がってきてまいります。ですので、そういったことで、クラブの数は減っているんですけれども、事業費そのものは、現状維持ということで、こちらの方に実績報告が上がっておりますので、こういった形で、補助の方を実施したところでございます。 723 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 724 ◯委員(斉藤高根君) ということは、私たちの地域があったところがなくなったと。7つか8つあったのに今、1つか2つになっているということで、では、そのない地域、私もその対象の年齢ですけれども、さて、その地域に新しくつくろうか、そういう積極的な施策があるのか、このまま見守っていくのか、どっちなのかを、最後にお聞きします。 725 ◯委員長(重城正義君) 鈴木高齢者福祉課長。 726 ◯高齢者福祉課長(鈴木昭宣君) 確かに金田地区につきましては、かなりクラブの数も減ってきてしまっているというような現状でございます。そういったところには現在、金田地域交流センターがございます。そちらの方で、老人クラブの説明会などを実施したり、働きかけを行いまして、そういったところの立ち上げについても、なるべく支援していけるような形で、取り組んでいければというふうに考えております。  以上でございます。 727 ◯委員長(重城正義君) ほかに。鶴岡委員。 728 ◯委員(鶴岡大治君) 決算書、101ページ、福祉会館指定管理料について伺います。  まず、稼働状況について、お知らせください。 729 ◯委員長(重城正義君) 野口社会福祉課長。 730 ◯社会福祉課長(野口琢朗君) 福祉会館の稼働状況につきましては、全室の稼動でお答えいたしますと、平成29年度、42.7%。平成30年度、49.5%、令和元年度、41.6%となっております。昨年度は、台風の襲来や、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、前年度、前々年度と比較いたしますと、利用率は減少しているところでございます。  以上です。 731 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 732 ◯委員(鶴岡大治君) 続けます。  福祉会館の利用につきましては、その利用料が、特殊な取られ方をしておりまして、一般の方がなかなか利用できにくい状況であると思います。減免対象者と一般とに分けて、利用状況を説明してください。 733 ◯委員長(重城正義君) 野口社会福祉課長。 734 ◯社会福祉課長(野口琢朗君) 福祉会館は、地域福祉の推進のための福祉団体の活動拠点や、交流の場として利用するための目的で設置されております。言わば、委員がおっしゃる減免対象者の利用のために設置された施設となっておりますので、その他の目的での利用の方には、使用料が有料となる状況です。昨年度の利用状況につきましては、減免対象者は87.8%、一般は12.2%となっております。  以上です。 735 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 736 ◯委員(鶴岡大治君) 私も議員を10年ほどやっておりまして、福祉会館が、地域福祉の推進のための活動拠点であるというのは、十分に理解しておりましたが、減免対象者のために利用する建物であるという表現は、本日初めてお聞きいたしました。そういう考え方に立ちまして、減免対象者の使用率が87.8%、一般が12.2%、稼働率においては40%から50%、分かりやすく言うと、一般の方は使わなくてもいいよというふうに、今聞こえるんですが、この現状を捉え、稼働率並びにこの減免要領、現状を担当課はどう考えます。 737 ◯委員長(重城正義君) 野口社会福祉課長。 738 ◯社会福祉課長(野口琢朗君) ただいまの福祉会館の現状といたしましては、委員のおっしゃるとおり、そのような形で一般の方には利用しづらいというような状況に、確かになっているというところは、感じられます。そのようなこともございますので、今後といたしましては、使用料を今後、今年度になってからなんですけれども、福祉会館の使用料の減免等について、また検討をしているところでございます。また、今年度は、4年ごとの使用料・手数料の定期的な見直しの年でございますので、経営担当課の方から、見直し等の指示が出ておりますので、検討結果を具体的に示す準備をしているところでございます。  以上です。 739 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 740 ◯委員(鶴岡大治君) せっかく、市民に使いやすいものに検討するというふうにおっしゃっているので、また、簡単に言うと、わけの分からない条件をつけて、複雑な使用料にするのではなくて、たしか公民館は、明日かあさってやるんですけど、公民館は有料の使用率が85%で、稼働率も福祉会館の2倍以上稼働しているはずです。有料になっていても、健全に稼働しています。公民館の特徴は分かりやすく、1時間200円、それだけです。ぜひ、福祉会館も分かりやすく、1時間200円。変動なし。それで、ぜひお願いいたします。市民は、公民館と福祉会館の違いはよく理解していません。そういった意味でも、市民に優しい政治をするのであれば、公民館と同じ料金であるべきだと思います。  以上です。 741 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。神蔵委員。 742 ◯委員(神蔵五月さん) 103ページの、(5)コミュニティソーシャルワーカー事業費ですが、これについて、どういう配置をされているか、お聞かせください。 743 ◯委員長(重城正義君) 野口社会福祉課長。
    744 ◯社会福祉課長(野口琢朗君) コミュニティソーシャルワーカー事業につきましては、市内の地区社協に配置をしているところでございます。  以上でございます。 745 ◯委員長(重城正義君) 神蔵委員。 746 ◯委員(神蔵五月さん) もう既に地域に出ているという、いらっしゃるということでよろしいでしょうか。 747 ◯委員長(重城正義君) 野口社会福祉課長。 748 ◯社会福祉課長(野口琢朗君) おっしゃるとおり、全て、15の地区に配置をされているところでございます。  以上です。 749 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 750 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、以上で民生費のうち、社会福祉費の審査を終わります。  ここで、午後4時ちょうどまで休憩といたします。                                 (午後3時49分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後4時00分) 751 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  続いて、第15款民生費のうち、111ページから116ページまでの第10項児童福祉費について、審査をお願いします。  ご質疑願います。神蔵委員。 752 ◯委員(神蔵五月さん) 112ページの、備考欄5の(3)ですが、ひとり親家庭等子どもの学習支援事業費ということで、これは福祉部の方でも、子どもの学習支援事業も一緒に行っているということでよろしいでしょうか。 753 ◯委員長(重城正義君) 森竹子育て支援課課長補佐。 754 ◯子育て支援課課長補佐(森竹慎子さん) こちらの子どもの学習支援事業なんですけれども、こちらは、福祉部の自立支援課と共同でしている事業になっております。  以上です。 755 ◯委員長(重城正義君) 神蔵委員。 756 ◯委員(神蔵五月さん) そうしますと、予算をそれぞれ出しておりますけれども、その辺の兼ね合いというか、その辺はどうなっていらっしゃいますか。 757 ◯委員長(重城正義君) 森竹子育て支援課課長補佐。 758 ◯子育て支援課課長補佐(森竹慎子さん) こちらですけれども、自立支援課の方では、生活困窮世帯の子どもに対する学習支援事業として扱っておりまして、子育て支援課の方で、ひとり親家庭等の子どもに対する学習支援事業というものがございまして、内容的には、一つの契約として結んでおりまして、社会福祉協議会の方に委託をして、行っている事業になっております。  以上です。 759 ◯委員長(重城正義君) 神蔵委員。 760 ◯委員(神蔵五月さん) それでは、その予算は、合算して割り振っているという形でよろしいですか。 761 ◯委員長(重城正義君) 森竹子育て支援課課長補佐。 762 ◯子育て支援課課長補佐(森竹慎子さん) 契約の方を一本でしておりますので、こちらの方の委託料も、合算したもので、お支払いしているようになっております。  以上です。 763 ◯委員長(重城正義君) ほかに。石井徳亮委員。 764 ◯委員(石井徳亮君) 決算書111ページの特別職人件費、母子・父子自立支援員兼婦人相談員報酬ですけれども、こちらの成果説明書の方にも、「近年増加、複雑化し、児童虐待にも繋がるDVの相談に対応するため母子・父子自立支援員を婦人相談員と兼務とし、増員することで体制強化を図った」となっていますけれども、DVの相談の方については、強化にはなっているのかもしれないですけど、その反面、婦人相談員の方の仕事が、例えばDVに関しての方が複雑化していって、長期間にわたって相談の時間が要するのかなというふうに、ちょっと想像するんですけれども、兼務となった婦人相談員の仕事の方には影響は出ないような状況なんですか、状況を教えてください。 765 ◯委員長(重城正義君) 森竹子育て支援課課長補佐。 766 ◯子育て支援課課長補佐(森竹慎子さん) こちらの方なんですけれども、母子・父子自立支援員兼婦人相談員となっているんですが、今までもDV相談は対応しておりましたので、こちらの方が兼ということで、婦人相談員を兼ねることになったから、時間を特に要するようになったとかということはございません。  以上です。 767 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 768 ◯委員(石井徳亮君) そういった形では、支障はないという話でしたけれども、非常にスピード感の望まれる仕事だと思いますので、その点においては、また、さらなる増強という形を望みたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上です。 769 ◯委員長(重城正義君) ほかに。白坂委員。 770 ◯委員(白坂英義君) 扶助費について、健康こども部の方にもお伺いしたいと思います。  内容については、先ほどお聞きしているというふうに思いますので、部として、縮減に向けた取り組みということで、どのようなことをお考えなのか、お伺いをいたします。 771 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡健康こども部次長。 772 ◯健康こども部次長・こども保育課長(鶴岡賢一君) 私からは、健康こども部の扶助費についてお答えいたします。  健康こども部の扶助費につきましては、保育と子育て支援に係るものが主なものでございます。  初めに、保育に係る扶助費につきましてでございますが、教育・保育施設の利用に伴う給付費が主なものでございます。人口増や共働き世帯の増による保育需要の増大や、近年では、令和元年度10月からの教育保育の無償化による給付費の増などが、扶助費の増加につながっているところであり、市の単独事業による影響は多くはございません。今後につきましては、国の制度にもよりますので、難しいところではございますが、現行制度が続く場合には、長期的には、少子高齢化の進展に伴い、保育事業の減少が見込まれますことから、扶助費は減少するのではないかと考えるところでございます。市といたしましては、今後も幼児教育・保育に力を入れてまいりたいと考えております。  次に、子育て支援につきましては、児童手当、児童扶養手当、子ども医療費助成制度等でございます。いずれの事業も、子育て支援策の充実の流れを受けまして、対象範囲の拡大、支給額の増額、自己負担額の軽減などの影響により、事業費が増加してきたものでございます。少子化の一方で、今後、制度の拡充なども考えられることから、この先の事業額の増減につきましては、予想できるものではございませんが、事業の適正な執行と子育て支援の充実に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 773 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。 774 ◯委員(白坂英義君) なかなか縮減に向けた取り組みというのは難しい部分もあるかと思うんですけれども、工夫されて、たしかこの近隣4市では、木更津市が一番、構成比25%というのは多いんですね。他市はたしか20%いってないというふうに、私は認識しております。そして、伸び率もすごく急なカーブを描いていますので、ぜひ縮減に向けた取り組みということで、お願いいたします。 775 ◯委員長(重城正義君) ほかに。斉藤委員。 776 ◯委員(斉藤高根君) 113ページ、木更津こどもまつり支援事業費補助金、毎年これは聞いているような気がするんですが、補助金って、この間、実際に自分が直面したので、400万円の工事だが、自己資金を120万円出せば直してやる、こういう話。さっき言った、老人クラブの助成金とか、こどもまつりなんかというのは、もう定額で出してやるわけよ。この違いについて、説明を私にしてください。 777 ◯委員長(重城正義君) 吉田子育て支援課長。 778 ◯子育て支援課長(吉田修三君) ご答弁申し上げます。  こちらのこどもまつり支援事業費補助金につきましては、補助要綱に基づいて、予算の範囲内で補助を行っておるものでございます。  以上でございます。 779 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 780 ◯委員(斉藤高根君) その報告書は見ていて、総額幾らぐらい毎年かかっているのかを見ておられますか。 781 ◯委員長(重城正義君) 吉田子育て支援課長。 782 ◯子育て支援課長(吉田修三君) 昨年度の報告書によりますと、支出額は318万2,788円となっております。  以上です。 783 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 784 ◯委員(斉藤高根君) 要綱に従うと、「定額」という、要綱の中に文字が入っているんですか。 785 ◯委員長(重城正義君) 吉田子育て支援課長。 786 ◯子育て支援課長(吉田修三君) 「定額」という言葉は入っておりません。予算の範囲内ということで、我々の毎年の予算と申請額という形の中で、これまでは100万円ということになっております。  なお、今年度の予算につきましては、もう時間もたっておりますし、50万円という形で予算を取っております。  以上です。 787 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。石井徳亮委員。 788 ◯委員(石井徳亮君) 116ページの請西保育園防音対策工事費426万9,300円ですけれども、実際問題、この工事費をかけた効果というか、そういったものを、ちょっと教えていただきたいと思います。 789 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡健康こども部次長。 790 ◯健康こども部次長・こども保育課長(鶴岡賢一君) 請西保育園の防音対策工事につきましては、令和元年度からの3ヶ年で、基本計画事業に位置づけているところでございます。令和元年度につきましては、外壁に吸音性のある塗料を塗布したということでございます。塗布後に騒音調査を行っておりますが、時間帯によっては、効果があった時間、また、あまり効果が見られなかった時間もございます。この要因につきましては、園児の活動が、改修工事前後で同じ活動しているわけではございませんので、騒音測定の効果については、はっきりした効果というものは得られなかったところでございます。  以上です。 791 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。草刈委員。 792 ◯委員(草刈慎祐君) 今議会でもまた、毎議会聞かれているんですが、待機児童について、お伺いさせていただきたいと思います。  まず、率直に、先日もあったんですが、今現在、待機児童は何名いらっしゃるんでしょうか。 793 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡健康こども部次長。 794 ◯健康こども部次長・こども保育課長(鶴岡賢一君) 今年度当初は62名でございましたが、9月現在で90名でございます。  以上でございます。 795 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 796 ◯委員(草刈慎祐君) 62名は先日伺っておりまして、数がこれだけ増えているというのも、びっくりしました。その中で、待機児童ゼロに向けた取り組みといたしまして、保育園の民営化だったり、保育士の確保等、いろいろな施策を打っていただいている状況ではございますが、その中で、本年度になるんですか、AIを活用した待機児童ゼロ施策というのを取り組まれていると思うんですけれども、その辺について、お伺いいたします。 797 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡健康こども部次長。 798 ◯健康こども部次長・こども保育課長(鶴岡賢一君) AIを使った入所判定というものを、昨年度の当初予算には計上いたしましたが、計上した金額ではできないということが分かりまして、執行しないで補正予算で減額をしたところでございます。待機児童対策というよりも、入所判定をAIで行うというようなものでございます。  以上です。 799 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 800 ◯委員(草刈慎祐君) 様々な取り組みを心がけたけど、今のところ実現していないということで、実際の話、木更津市は、保育園の確保であったり、AIを活用しようとか、待機児童ゼロに向けての取り組みというのは、私は評価できるのかなというふうに思っております。ただ、一方で、現実として90名の待機児童がいる中で、ちょっと考え方を変えまして、保育士の確保というのは難しい状況でございますので、その中で子育てをしている人たちで、お子さんが生まれました、産休が明けました、仕事に戻らなければいけないという方たちと、一方で、お子さんが生まれて働かなければいけない、保育園に預かっていただいて、誰かにお子さんを預かっていただいて、働かなければいけないという方も、2通りいらっしゃると思うんですけれども、そういった中で、優先順位付けといたしまして、産休で戻らなければいけない方というのは、職場の方で仕事に復帰してくださいと、そういうふうな契約上、お子さんを預けて仕事に行かなければいけないということが現実的にあります。一方で、働かなければ生活ができないというご家庭もあるというふうに思います。そういった方に、保育園では預かれないですけれども、その代わり、何か給付・支援をしようというような取り組みを考えていただいて、待機児童ゼロに向かう取り組みとかというのは考えられないんでしょうか、お伺いいたします。 801 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡健康こども部次長。 802 ◯健康こども部次長・こども保育課長(鶴岡賢一君) 保育園に預けられないことによって、働けないので、その生活をどう見るというか、そういうことにつながると思うんですが、現在そういうことは考えておりません。  以上です。 803 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 804 ◯委員(草刈慎祐君) これだけ不用額等が発生している中で、木更津市として見れば、子育て世代に対して施策を打っているけど、世の中の社会情勢上、保育士が確保できない。その分に余った不用額を有効活用するという点も踏まえまして、待機児童ゼロに向けての一つの方向性だと思って、検討していただけたらと思います。  以上です。 805 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 806 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、以上で民生費のうち、児童福祉費の審査を終わります。  答弁席入れ替えの間、暫時休憩といたします。                                 (午後4時14分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後4時15分) 807 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  続いて、第15款民生費のうち、116ページから121ページまでの第15項生活保護費、及び、第20項災害救助費について、審査をお願いします。
     ご質疑願います。石井徳亮委員。 808 ◯委員(石井徳亮君) 決算書121ページの防災行政無線関係費ですけれども、先ほど、文書広報費の方で、らづナビで、例えば防災についての情報が得られる防災無線が聞こえないときに、らづナビが活用できるという形で、周知しているという話だったんですけれども、広報紙、ラジオ、YouTubeとかで、7月、8月、9月に何かしていたという話なんですけれども、平時については、なかなか皆さん、そういう危機感がないので、そのときにも話したんですけど、台風は、木更津の方に向かってくるという、1日前とか2日前ぐらいに、防災無線が聞こえない場合には、らづナビが効果的ですので、ダウンロードするなり、準備してくださいという形で、広報無線でしたらどうだという話をしたんですけれども、この防災行政無線で、1日前、2日前に、そういう告知とかというのをすることは可能なんでしょうか。 809 ◯委員長(重城正義君) 大森危機管理課主幹。 810 ◯危機管理課主幹(大森克巳君) 委員おっしゃるとおり、災害発生前の啓発として必要な事項だと思いますので、積極的に検討させていただきたいと思います。 811 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 812 ◯委員(石井徳亮君) 特に、大雨が降ってきて、今から避難してくださいという情報が、一番危険だと思うんですよ。ですから、その辺では、自主的に避難してくださいという話なんかも、今までもされていると思いますけれども、その辺のことについて、住民の方の安全意識をもっと高めておいて、情報もすんなり与えられる、避難してもらえるという形にしておいて、なるべくけがとかそういったことがないような手だてを、どんどん考えていっていただいて、活動していただければと思いますので、よろしくお願いします。 813 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございますか。関連で、草刈委員。 814 ◯委員(草刈慎祐君) 防災無線の関連で、お伺いいたします。  以前にもお願いしたことがあるかとは思いますが、改めてお願いをしたいと思います。  今、石井委員の方からおっしゃったように、防災無線が聞こえないとかという状況が、昨年大変多くあったと思います。その中で、防災ダイヤルが使える方、スマホで使える方等、いらっしゃると思うんですが、私がお願いされたことが、90歳で山間地域にお住まいの方でひとり暮らし、電話もつながらない、電気もつながらない、もちろんスマホは持っていない、そういう状況のときに、どうやって災害の連絡等を聞けばいいんだというふうなことを言われました。その中で、以前、小型・戸別の無線機だったり、貸出し等を市の方でしていただいてたと思うんですが、時代背景もあって、今はやられていないということなんですが、数台で結構だと思うんですけれども、何かしら用意はしていただけますでしょうか。 815 ◯委員長(重城正義君) 浦邉危機管理課係長。 816 ◯危機管理課係長(浦邉恵一君) 防災行政無線の戸別受信機につきましては、委員おっしゃられますとおり、現在新規での配付というものについては、特にしていないんですが、そのようなご相談があったときには、在庫等も踏まえまして、検討してまいりたいと考えております。しかしながら、やはり電波が受信できないと、その戸別受信機から、音声が聞こえないというところもございますので、ちょっとそちらについては、現地の方を確認していただきながらというふうになるかと思っております。  以上でございます。 817 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。 818 ◯委員(草刈慎祐君) 個別案件で大変失礼いたしました。よろしくお願いいたします。 819 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。白坂委員。 820 ◯委員(白坂英義君) 119ページの避難所看板設置事業費ということで、126万9,000円計上しているんですけれども、これについてお聞きをします。 821 ◯委員長(重城正義君) 浦邉危機管理課係長。 822 ◯危機管理課係長(浦邉恵一君) はい、避難所看板設置事業費につきましては、令和元年度、金田地域交流センターに避難所の看板を新設したところでございます。  以上でございます。 823 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。 824 ◯委員(白坂英義君) この1ヶ所設置するのに、130万円ぐらいかかったということですか。 825 ◯委員長(重城正義君) 浦邉危機管理課係長。 826 ◯危機管理課係長(浦邉恵一君) 委員おっしゃるとおりでございます。 827 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。 828 ◯委員(白坂英義君) 非常に高いものだということは分かりました。  それで、ほかのところの更新計画、そういったものは、要は長くやっていて、古くなって字が見えなくなったと、そういった更新計画というのは、立てているんですか。 829 ◯委員長(重城正義君) 浦邉危機管理課係長。 830 ◯危機管理課係長(浦邉恵一君) 大変申し訳ございませんが、更新の計画というものについては、現在立ててございません。しかしながら、当然、老朽化等によりまして、看板の表示が見えなくなったとかということも、可能性的にはございますので、その際には、必要な予算措置を講じてまいりたいと考えております。  以上でございます。 831 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。斉藤委員。 832 ◯委員(斉藤高根君) 決算ですから、去年の一連の3つ来た台風のときの、その後に、本市からよその市に市の職員が出向したものか、本市によその市または県・国から、何人ぐらいの応援が来たのか、データはありますか。 833 ◯委員長(重城正義君) 浦邉危機管理課係長。 834 ◯危機管理課係長(浦邉恵一君) 昨年の9月にありました台風15号の際には、り災証明書の発行に係ります現地の家屋調査ということで、千葉県浦安市、または千葉県、また神奈川県綾瀬市より、延べ103名になりますけれども、そちらの派遣をいただいたところでございます。  以上でございます。 835 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 836 ◯委員(斉藤高根君) そのほかにも、広域水道に給水車が来たりして、もっともっといるわけなんですよ。その人たちの人件費ってどうなるんですか。 837 ◯委員長(重城正義君) 浦邉危機管理課係長。 838 ◯危機管理課係長(浦邉恵一君) 大変申し訳ないですけど、私が把握をしておりますのがり災証明書の関係のものでございますけれども、先ほど申し上げた103名につきましては、特に人件費につきましては、木更津市から支出しているということはございません。  以上でございます。 839 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 840 ◯委員(斉藤高根君) 超過勤務をすると、当該市が超過勤務の人件費だけ支払うというような話を聞いたんですけれども、そのような例は昨年はなかったということですか。 841 ◯委員長(重城正義君) 浦邉危機管理課係長。 842 ◯危機管理課係長(浦邉恵一君) 私が把握している限りでは、ほかの市からという部分については、ないかと思っております。  以上でございます。 843 ◯委員長(重城正義君) 先ほどの水道の関係で。平野企画部参事。 844 ◯企画部参事(平野和之君) かずさ水道への応援につきまして、答弁させていただきます。  県内自治体からかずさ水道の方に、企業局とか、四街道市、野田市、流山市、習志野市、旭市、我孫子市、八匝水道企業団等、応援を受けておりますが、こちらの費用、人件費、時間外勤務等の費用につきましても、うちの方に請求いただいておりますので、それにつきましては、災害救助法に基づいて、国・県の方に請求して、そちらの自治体の方に払っております。  以上です。 845 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 846 ◯委員(斉藤高根君) それが水道議会では説明がなされたんですけれども、本市においての予算は動いてないということの認識でよろしいですか。 847 ◯委員長(重城正義君) 平野企画部参事。 848 ◯企画部参事(平野和之君) 水道で応援を受けた人件費等につきましては、市の予算ではなく、国・県からもらったものを、そのまま払っておるということでございます。  以上でございます。 849 ◯委員長(重城正義君) ほかに。大野委員。 850 ◯委員(大野俊幸君) 121ページですか、同報系無線デジタル化整備事業費で約2億2,600万円あるんですけど、広報無線があまりにも聞こえにくいんですけど、どうなんでしょうか。これ以上よくならないものなんでしょうか。他市でも同じように広報無線を持っていると思うんですけど、デジタル化していると思うんだけれども、これ以上にはならないものなんですか、お尋ねします。 851 ◯委員長(重城正義君) 浦邉危機管理課係長。 852 ◯危機管理課係長(浦邉恵一君) 防災行政無線につきましては、ただいまアナログの子局からデジタル化の子局にするべく、整備を実施しております。ほかの市町村におきましても、電波法の規定によりまして、令和4年11月末までにはデジタル化を完了させなければいけませんので、そのための工事を実施しているところでございます。デジタル化の局になりますと、音質がクリアになるというような部分も言われておりますけれども、現在、木更津市におきましては、以前あった子局を全て見直しまして、現在ある子局で更新するべきところ、また新設すべきところを検討しながら、整備を進めているところでございます。  なかなか他市町村におきましても、広報無線が聞こえづらいというお話をいただくというのは、聞いたことがございまして、本市におきましても、そのようなご意見をいただくことはございます。デジタル化になりまして、「聞こえやすくなりますか」とお尋ねをいただくときに、なかなかご自宅の中で、現在、気密性のあるお宅であるとか、窓が二重になっているご自宅もございますので、その中で、聞こえやすくなるという部分については、正直に申し上げますと、「聞こえやすくなります」というお答えをすることは、大変申し訳ないんですが、できません。その中で、ほかの手段であります、安心・安全メールであるとか、らづナビについて、ご案内をさせていただいているところでございます。  以上でございます。 853 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 854 ◯委員(大野俊幸君) 浦邉係長が、聞こえやすくなったと言えないというのは確かで、正直言って、うちなんか二重窓じゃないのに全然聞こえないのよ。何を言っているか分からない。高齢者の方の、日常茶飯事じゃないですか、いなくなっちゃったとかって、警察に連絡してくださいということ自体も、全く何を言っているかが分からない。必ず、こっちでやって来て、何か言っているなって近くの方で、もう一回聞こえるようになっているじゃないですか。それでも分からない。  具体的なことを、じゃあ言いましょうか。デジタル化にして2億円もかけていて、これ、前もデジタル化工事をやっていますよね。前回は、たしかメーカーか何かに発注したはずなんだけど、これは市内業者の電気屋か何かに発注していませんか。違いましたっけ。 855 ◯委員長(重城正義君) 浦邉危機管理課係長。 856 ◯危機管理課係長(浦邉恵一君) 防災行政無線のデジタル化工事につきましては、指名競争入札で、基本的には市内の業者に指名しているところでございます。  以上でございます。 857 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 858 ◯委員(大野俊幸君) 2億2,000万円のやつは、指名で市内の電気屋に発注して、工事をやってもらったんでしょう。その前に、浦邉係長だから分からないかもしれないけど、誰か分かる人がいたら。5年ぐらい前、デジタル化にしたじゃないですか。そのときに、一回、同じ工事をやっているんじゃない。やっていないっけ。 859 ◯委員長(重城正義君) 浦邉危機管理課係長。 860 ◯危機管理課係長(浦邉恵一君) デジタル化の工事につきましては、平成29年度から実施をしております。そのときから、市内業者の方で入札を実施しております。  以上でございます。 861 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 862 ◯委員(大野俊幸君) 間違いなければいいんですけど、それはともかく、とにかく聞こえないのは、先ほどから、ほかの委員の方も、らづナビだとか、メールだとかって言っているけど、現実問題、メールができない高齢者の方って、いっぱいいるんですよ。市民の中には、若いスマホを持っている人ばかりじゃないし、家の中にスマホを持っている人が、「おじいちゃん危ないよ」「おばあちゃん危ないよ」と言ってくれればいいけど、そうじゃないと、広報無線が頼りになったりするわけよ。だから、聞こえやすい方法が絶対にいいものなんだというんだけど、じゃあ、デジタル化以上のものは、もうないんですね、技術的には。 863 ◯委員長(重城正義君) 浦邉危機管理課係長。 864 ◯危機管理課係長(浦邉恵一君) 今の子局の音量につきましては、最大の音量ではございません。このようなことが起こることはない方がいいものでありますけれども、もし万が一、例えば津波が本市に襲ってきます、高台に逃げてください、そういったときには、今の音量より、最大の音量で音声を流すことができます。しかしながら、その最大音量でまだ流したことが実際にございませんので、そういう形で、対応はしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 865 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 866 ◯委員(大野俊幸君) じゃあ、今の広報無線をでっかくできるということね、音量だけは。じゃあ、極端なことを言うと、浦邉係長、あなたが言った今マックスが10だとすると、今、現実に広報無線でやっているのは幾つなの。 867 ◯委員長(重城正義君) 浦邉危機管理課係長。 868 ◯危機管理課係長(浦邉恵一君) 大変申し訳ございません。最大が10のところ、現在がどれぐらいかというのは、把握してございません。 869 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 870 ◯委員(大野俊幸君) そのぐらいの、申し訳ないですけど、勉強不足だから、広報無線が聞こえないという……。じゃあ、「広報無線が聞こえません」という市民からの苦情が、毎月何件ありますか。去年の台風の頃から考えて。決算だから、3月までだって構いませんよ。今年の3月まででも構いませんけど、毎月統計とか取ってない、部長。「広報無線が聞こえないよ」って、市役所に電話がかかってくる件数はありませんか、数えていませんか。結構おれの周りでしている人がいるよ。 871 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。例えば、その件数について、今、手元になければ、後刻報告でもよろしいですか。 872 ◯委員(大野俊幸君) じゃあ、あるかないかであるかないかで結構です。 873 ◯委員長(重城正義君) 大森危機管理課主幹。 874 ◯危機管理課主幹(大森克巳君) 申し訳ございません。これまでは、月の集計というものは行っておりません。 875 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 876 ◯委員(大野俊幸君) 分かりました。集計は取っていないけど、あったかないかはどうでしょうか。苦情の電話があったかどうか。結果だけです。 877 ◯委員長(重城正義君) 例えば、昨年の台風15号の中で、いろいろ市民の方から苦情等があると思うんです。そういうものというのは控えていないんですか。大森危機管理課主幹。 878 ◯危機管理課主幹(大森克巳君) 苦情はございました。 879 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 880 ◯委員(大野俊幸君) だから、技術的なことで、前はアナログだったから聞こえにくかったというのもあるんですけど、デジタル化したら、聞こえやすくなるのかなと思って、期待をしているから、こんな、申し訳ないけど、2億幾らかけてデジタル化してもらっているわけじゃないですか。皆さん方が言う費用対効果ということを考えたら、もうちょっとよくなったのかなというふうに、市民も我々も思っているんですよ。困るから。何言っているか全然聞こえないから。これ、ほかの自治体もみんな同じなんですか。これ以上、よりよいものというのはあり得ないんですか。存在しないんですか。お尋ねします。 881 ◯委員長(重城正義君) 浦邉危機管理課係長。 882 ◯危機管理課係長(浦邉恵一君) 現在デジタル化で整備している子局以上の子局があるかというお尋ねにつきましては、ございませんというふうにお答えをさせていただきたいと思っております。 883 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 884 ◯委員(大野俊幸君) 分かりました。  しつこいですけど、広報無線の件は、本当に市民の方がそう言うことが多いですね。私なんか議員やっているんだけど、「大野さん、広報無線が全然聞こえないんだけど、何とかしてもらえませんか」という苦情が、正直言って一番多いんですよ。だから、あえて言っているんですけど、これはデジタル化して、国がというのは、浦邉係長、総務省かな、多分。総務省がやって、デジタル化しても、このぐらいだというんだったら、正直言ってしょうがないんだけど、何とか、いろんな方法で、災害のときに、救える人が、それによって救えなかったという人が出てこないようにしていかなきゃ、行政としていけないと思いますので、何とか方策を考えてください。それはお願いでいいです。  それから、前から一般質問等であったんですけれども、昨年の台風の停電で、朝日庁舎が閉庁をしたり、いろいろ、本会議で一般質問でもかなりほかの議員の方々からも出たんですけれども、実際に新しい消防本部に、災害本部とかを持っていくような考え方というのは、ないですかね。 885 ◯委員長(重城正義君) 大森危機管理課主幹。 886 ◯危機管理課主幹(大森克巳君) 今現在は、防災対策本部の移管ということではなくて、昨年度の停電が長引いたという反省がございましたので、本年度については、駅前庁舎や朝日庁舎の自家用発電機の増設等の対応をしているところでございます。
    887 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。 888 ◯委員(大野俊幸君) 分かりました。確かに、今年度で、非常用の何か工事設置するとかと言っていましたから、多分そういうのだと思うんですけれども、ただ、やはり、災害のときに、あと、電話はどうですか。電話回線は通話できる、災害対策本部に、こっちでもいいです、何本ありますか。 889 ◯委員長(重城正義君) 大森危機管理課主幹。 890 ◯危機管理課主幹(大森克巳君) 申し訳ございません。ちょっと正確な数を把握しておりませんで、8本だったかと思います。 891 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。白坂委員。 892 ◯委員(白坂英義君) 以前からお願いしております、避難所運営マニュアルについて、前年度はどのような状況だったのか、お伺いいたします。マニュアルの作成。 893 ◯委員長(重城正義君) 大森危機管理課主幹。 894 ◯危機管理課主幹(大森克巳君) 全53ヶ所のうち、13ヶ所まででございます。 895 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。 896 ◯委員(白坂英義君) 木更津市としての避難所マニュアルというのは、完成したんですか。 897 ◯委員長(重城正義君) 大森危機管理課主幹。 898 ◯危機管理課主幹(大森克巳君) 木更津市としての基本的なマニュアルは作成してございます。 899 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。 900 ◯委員(白坂英義君) じゃ、終わりましたということでよろしいですか。 901 ◯委員長(重城正義君) 大森危機管理課主幹。 902 ◯危機管理課主幹(大森克巳君) はい。 903 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。神蔵委員。 904 ◯委員(神蔵五月さん) 119ページの、備考欄の(9)避難行動要支援者対策事業費ですが、この内容について、どのような内容か、ちょっとお聞かせいただきたいんですけれども。 905 ◯委員長(重城正義君) 大森危機管理課主幹。 906 ◯危機管理課主幹(大森克巳君) こちらの避難行動要支援者の計画でございますけれども、これは避難時の配慮すべき高齢者、65歳以上の高齢者の方ですとか、あと、介護の必要な方、障がいをお持ちの方につきまして、避難時に地元協力者の助けを必要とする方に対しまして、こちらの方から、名簿作成、自治会でしたり、自主防災組織等にあらかじめ名簿をお渡しして、避難時に協力をいただこうという、仕組みがございまして、調査をかけた方について名簿登載の了承をいただいた上、作成した名簿をあらかじめお配りをして、避難時に協力をいただくというような仕組みでございます。 907 ◯委員長(重城正義君) 神蔵委員。 908 ◯委員(神蔵五月さん) そうすると、名簿作成に、この費用がかかっているということでよろしいですか。 909 ◯委員長(重城正義君) 大森危機管理課主幹。 910 ◯危機管理課主幹(大森克巳君) 名簿の発送に係る料金ですとか、あとはこちら名簿の管理につきまして、システムを使用しておりますので、そちらの業務委託料とかも含まれております。 911 ◯委員長(重城正義君) 神蔵委員。 912 ◯委員(神蔵五月さん) 要避難者に関しては、突然の地震ですとか、対応が大変だと思いますけれども、名簿も入れ替わりもあると思いますが、しっかり作っていただきたいと思います。お願いいたします。 913 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございますか。鶴岡委員。 914 ◯委員(鶴岡大治君) この要支援者の名簿は、市内全域、全て完了しているんですか。 915 ◯委員長(重城正義君) 大森危機管理課主幹。 916 ◯危機管理課主幹(大森克巳君) 名簿につきましては、先ほど申し上げました対象者が、年齢要件等がございますので、各年度その新たに年齢要件等で追加になった方について、改めてまた照会をかけて、先ほど申しました名簿の登載の承認、了承であったり、あと、先ほどご説明しませんでしたけれども、支援の必要な方については、個別計画というものを、ご希望する方には書いていただいております。それは、例えば避難行動について支援してくださる方がいらっしゃるとか、どういった避難経路でどこに避難するかといった、個別計画等を改めて書いていただくものなんですけれども、そういったものを追加で、その年度に要支援対象者となった方に、発送して、返ってきたものについて取りまとめて、名簿ができたものについて、また発送するという、毎年度の流れとなっております。 917 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。 918 ◯委員(鶴岡大治君) いや、そのシステムを聞いているんじゃなくて、市内全域をもう網羅した状態なのかということを聞いているんです。 919 ◯委員長(重城正義君) 大森危機管理課主幹。 920 ◯危機管理課主幹(大森克巳君) 網羅したというのは、名簿の発送がということでしょうか。それとも調査の対象がということでしょうか。調査の対象であれば、市内全域で、名簿の対象となる方については、こちらの方から照会をかけております。名簿の発送先につきましては、昨年度、民生委員に発送をしているところでございます。 921 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員は、例えば岩根地区には500人の方がいて、それが例えば重城正義であれば、全部網羅しているかということをお聞きしたいわけですよね。鶴岡委員。 922 ◯委員(鶴岡大治君) 簡単に言うと、たしか、ある閉ざされた、早い話、それがどこかのスペースに入れたりしなきゃいけないという、その大本、そこから出たはずだと思うんですよ。そのための個別の案件をいろいろ今やっているはずなので、たしか、私どもの地域も、一、二年ぐらい前ですか、やっとできて、遅かった地域だと思うんですけれども、要は、手挙げ式で、私を助けてくださいというのをやりますかやりませんかって取って、その方たちにはどうのこうのとあって、計画をつくるというのが、この流れの中で、それは多分地域ごとにちゃんとやっているだろうと思うんですよ。ただ、私が言っているのは、木更津全域でできていますかということで、年度ごとに補充しているかどうかじゃなくて、木更津市くまなく、助けていただきたいということについては、既に準備ができているのかということを聞いているんです。 923 ◯委員長(重城正義君) 分かりますか。大森危機管理課主幹。 924 ◯危機管理課主幹(大森克巳君) 市内全域に対して、名簿を管理して、対象者を全て把握しております。 925 ◯委員長(重城正義君) ほかに。白坂委員。 926 ◯委員(白坂英義君) 120ページの7のところ、台風15号災害救助費ということで、約2,000万円計上しております。これを見ますと、ブルーシート等の購入費となっていますけれども、何を幾ら購入したのか教えてください。 927 ◯委員長(重城正義君) 大森危機管理課主幹。 928 ◯危機管理課主幹(大森克巳君) 購入に関しましては、消耗品費の方でブルーシートの購入で143万9,000円、土のう袋で844万7,000円等で、合計が1,130万5,000円でございます。また、その他の備品購入といたしまして、簡易トイレ10基などを含む、405万9,000円の購入等がございます。  以上です。 929 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。 930 ◯委員(白坂英義君) ブルーシートの数を教えてください。それと、土のう袋の数。金額じゃなくて。 931 ◯委員長(重城正義君) 浦邉危機管理課係長。 932 ◯危機管理課係長(浦邉恵一君) 大変申し訳ございません。ブルーシートにつきましては、購入したものにつきましては3,800枚、土のう袋は2万8,000枚でございます。  以上でございます。 933 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。 934 ◯委員(白坂英義君) 必要なときに必要なだけ購入できました。それとも、期間をかけて、購入したんですか。 935 ◯委員長(重城正義君) 浦邉危機管理課係長。 936 ◯危機管理課係長(浦邉恵一君) 昨年の台風の際に、ご自宅の屋根の瓦が飛んでしまいました、それに対しまして、ブルーシートをかけたい、また、その上におもりとして土のう袋を置きたい、そのようなご意見をいただきました。その中で、今回購入させていただきました件につきましては、災害の協定を締結している企業にお話をさせていただいて、購入をさせていただきました。実際には、到着するまでに、どうしても配送の関係で時間をいただいたところもありますけれども、計画的に購入ができたのかなというふうには考えております。  以上でございます。 937 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。 938 ◯委員(白坂英義君) ては、この3,800枚、ブルーシートを購入しまして、どれぐらい配りました。 939 ◯委員長(重城正義君) 浦邉危機管理課係長。 940 ◯危機管理課係長(浦邉恵一君) 購入分以外にも、寄附をいただいたりしたケースがございまして、それ以上のものがございましたが、大変申し訳ないんですが、現在、何枚配布したかという部分については、把握してございません。  以上でございます。 941 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。 942 ◯委員(白坂英義君) 私が一番心配するのは、次に、また、同じような災害が来たときに、どれぐらい必要なのか。今、現状、備蓄として、ブルーシートとか土のう袋というのは、どれぐらいあるんです。 943 ◯委員長(重城正義君) 備蓄の量をお答えください。すぐ分からなければ、後刻でも結構です。分かりますか。大森危機管理課主幹。 944 ◯危機管理課主幹(大森克巳君) 申し訳ございません。把握しておりませんので、後ほどご報告させていただきたいと思います。 945 ◯委員長(重城正義君) 白坂委員。 946 ◯委員(白坂英義君) 要するに、必要なだけ、今、備蓄しているのであれば、いいんですよ。今回のコロナみたいに、マスクが必要だとか、消毒器具が必要だといったときに、全然、市場にはなくて、購入できない、そういったことにならないように、現状、必要なだけは、やはり、今のうちに備蓄しておくべきだというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 947 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。近藤議長。 948 ◯議長(近藤 忍君) ちょっとブルーシートで、関連で聞きたいんですが、昨年、ブルーシートを配布して、ただ薄いものを配布したので、ひと月以内で大体、紫外線で劣化してすぐ切れるとかといった事態があったかと思うんですが、その辺りは所管課として、どのような反省をして、どう現在つなげているか、ご説明いただきたいと思います。 949 ◯委員長(重城正義君) 浦邉危機管理課係長。 950 ◯危機管理課係長(浦邉恵一君) 確かに、発災直後は、薄いブルーシートを、例えば寄附で頂いた中で配布をさせていただいたというケースもございました。また、ちょっとお話ではないんですが、土のう袋も、当初、白い色の土のう袋を配布したところでございます。しかしながら、その後に、ブルーシートにつきましても、型番と申しますか、3,000番以上の厚さがあるもの、また土のう袋につきましても、紫外線の対策がしてあります、黒色の土のう袋を購入等したところでございます。  以上でございます。 951 ◯委員長(重城正義君) 近藤議長。 952 ◯議長(近藤 忍君) 今、言われたとおり、耐候性のあるものでないと、かえって二度手間、三度手間になるどころか、次の風でそれが粉砕されて飛ぶとか。今、備蓄されているのが、その方向の傾向であればいいのですが、それがまた、あまり反省が活かされてなくて、ちょっと外に出すと紫外線で数日で駄目になるようなものであれば、それをこれから市民に配布するというのは、控えるべきだと思いますし、もう一つ、高齢者世帯とかに、ブルーシートと土のう袋を渡して、みんなが欲しい欲しいと言うから渡した結果として、屋根から落ちる等のけがも大分出たと思うんですよ。これから配るに際しては、屋根作業は基本的に危険な作業であるので、自分たちで張らないようにという指導も必要ではないかと思うのですが、その辺りというのは、去年の反省は今年にどう活かされているのか、間もなく台風シーズンも来ると思いますので、ご説明いただければと思います。 953 ◯委員長(重城正義君) 大森危機管理課主幹。 954 ◯危機管理課主幹(大森克巳君) 申し訳ございません。具体的に配布時の注意事項について、具体的に今現在つくっているものはございませんけれども、ご指摘を受けまして、十分配慮した形で配布したいと思います。 955 ◯委員長(重城正義君) それでは、白坂委員の質疑のあった在庫の数、それから、近藤議長からの耐候性の関係、この2点について、明日、報告をしていただきたいと思います。よろしいですね。  ほかにご質疑。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 956 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、以上で、民生費の審査を終わります。   ─────────────────────────────────────── 957 ◯委員長(重城正義君) 日の日程は全て終了いたしました。  次回は明16日午前10時より開催をいたします。  本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでした。                                 (午後4時55分) Copyright © Kisarazu City Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...