木更津市議会 > 2020-06-11 >
令和2年建設経済常任委員会 名簿 2020-06-11
令和2年建設経済常任委員会 本文 2020-06-11

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  1. 木更津市議会 2020-06-11
    令和2年建設経済常任委員会 本文 2020-06-11


    取得元: 木更津市議会公式サイト
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    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                (午前10時00分)   ─────────────────────────────────────── ◯委員長(草刈慎祐君) 委員並びに執行部の皆様には、お忙しいところご出席をいただきまして、誠にありがとうございます。  ただいまの出席委員数は8名であります。定足数に達しておりますので、建設経済常任委員会を開会いたします。  また、佐藤議員、神蔵議員、堀切議員、石井徳亮議員、竹内議員、座親議員、重城議員、鈴木議員、大村議員、高橋議員が、傍聴議員のため出席をしております。  本日は、本会議において当常任委員会へ付託されました、議案5件についてご審査願います。また、委員会終了後、協議会を開催いたしますので、よろしくお願いいたします。  それでは、審査に先立ちまして、近藤議長よりご挨拶をお願いいたします。近藤議長。 2 ◯議長(近藤 忍君) 皆さん、おはようございます。  建設経済常任委員会の委員の皆さん、そして傍聴議員の皆さん、また執行部の皆さんにおかれましては、本会議休会中の大変お忙しい中、お集まりいただきまして、ありがとうございます。  本日の議題につきましては、ただいま委員長が申し上げたとおりでございます。皆様の慎重審査、よろしくお願いいたします。 3 ◯委員長(草刈慎祐君) 次に、渡辺市長よりご挨拶をお願いいたします。渡辺市長。 4 ◯市長(渡辺芳邦君) おはようございます。  委員の皆様方には、大変お忙しい中、建設経済常任委員会、そして協議会の開催、誠にありがとうございます。  本日、建設経済常任委員会にて審査をお願いいたします案件は、ご案内のとおり、議案第38号 令和2年度木更津市一般会計補正予算(第2号)のうち所管事項の外4件となります。議案の内容につきましては、関係部長等からご説明申し上げます。十分ご審査をいただきまして、原案どおり可決賜りますようお願いを申し上げます。  また、協議会にてご説明申し上げます案件は、木更津市立地適正化計画(骨子案)に係る意見公募についてのほか3件となります。詳細につきましては、関係部長からご説明申し上げますので、ご理解を賜りますよう、併せてお願いを申し上げまして、挨拶とさせていただきます。  どうぞよろしくお願いいたします。 5 ◯委員長(草刈慎祐君) ありがとうございました。  なお、渡辺市長は、次の公務のためこれにて退席されますので、ご了承願います。   ─────────────────────────────────────── 6 ◯委員長(草刈慎祐君) 初めに、議案第38号 令和2年度木更津市一般会計補正予算(第2号)のうち所管事項を議題に供します。
     当委員会の審査項目は、会議システムに登録してあります、令和2年度木更津市一般会計補正予算に関する説明書(第2号)にマーカーをしてありますので、ご確認願います。  なお、審査につきましては、執行部からの説明を行い、その後、歳入歳出別や予算科目順ではなく、一括して審査することといたします。  それでは、企画部より説明をお願いいたします。山口企画部長。 7 ◯企画部長(山口芳一君) 皆様、おはようございます。  私から、企画部所管事項についてご説明申し上げます。  説明書7ページの歳入、5目総務費国庫補助金、説明欄1、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金について、ご説明申し上げます。  恐れ入りますが、資料02、議案第38号、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の概要をご覧いただきたいと存じます。  この交付金の目的につきましては、新型コロナウイルス感染拡大を防止するとともに、感染拡大の影響を受けている地域経済や住民生活を支援し、地方創生を図るため、政府が4月7日に閣議決定した緊急経済対策の全ての事項についての対応として、地方公共団体が地域の実情に応じてきめ細やかに必要な事業を実施できるよう、創設されたものでございます。  交付対象事業につきましては、令和2年4月1日以降に実施する事業で、新型コロナウイルス感染症の拡大防止や、感染拡大の影響を受けた地域経済・住民生活の支援等の事業となっております。  交付方法につきましては、地方公共団体が策定する交付金の交付申請書に相当する実施計画書に掲載された事業のうち、国庫補助事業の地方負担分と地方単独事業の所要額の合計額に対し、交付限度額を上限として交付されるものであり、各地方公共団体への交付限度額は、人口、財政力、新型コロナウイルスの感染状況、国庫補助事業地方負担額等に基づき、算定されております。  国から示された本市の第1次交付限度額は、地方単独事業分として、3億1,721万2,000円でございます。  資料2ページの交付金充当事業一覧をご覧いただきたいと存じます。  第1次交付分につきましては、地方単独事業のみが対象となっているため、一覧表に掲載の事業は、全て市単独事業となります。  まず、議案第37号、木更津市一般会計補正予算(専決第1号)に計上した事業については、8事業、7,141万5,000円を充当しております。  次に、本議案でございます木更津市一般会計補正予算(第2号)に対しましては、9事業、1億7,019万円を充当しており、本交付金の歳入予算につきましては、企画部が一括して予算計上しております。  次のページは、既に予算措置された事業、予備費を充当して実施することとした新型コロナウイルス感染症対応事業のうち、本交付金を充当することとした事業でございます。  まず、当初予算分でございますが、当初予算措置し、既定予算を新型コロナウイルス感染症対策として執行した事業であり、5事業、870万2,000円を充当しております。  また、予備費充当事業においては、4事業、422万1,000円を充当、さらに、5月市議会臨時会でご承認いただいた5月補正予算分では、2事業、6,268万4,000円を充当しております。  なお、各事業への充当額につきましては、資料に掲載した新型コロナウイルス感染症対応事業を対象に、対象事業費と交付金の割合により案分し、均等に充当しております。  また、今後は、この後国から示される予定である第2次交付分の上限額に対して、改めて、実施計画書を作成する予定でございます。本交付金の趣旨を十分踏まえ、交付金の適切かつ効果的な活用に努めてまいりたいと考えております。  私からの説明は以上でございます。ご審査のほど、よろしくお願い申し上げます。 8 ◯委員長(草刈慎祐君) 次に、経済部より説明をお願いいたします。佐伯経済部長。 9 ◯経済部長(佐伯浩一君) 私から、経済部所管事項の概要について、ご説明申し上げます。  議案別冊の3ページ、歳出をご覧ください。  6月補正予算(第2号)に係る経済部の事業費は、まず、30款農林水産業費につきまして、予算額6億6,579万7,000円に補正予算額7億円を増額し、補正後の予算額を13億6,579万7,000円に、35款商工費につきまして、予算額143億9,156万円に補正予算額2,886万円を増額し144億2,042万円に、それぞれしようとするものでございます。  それでは、事業費について、ご説明いたします。  14ページをご覧ください。  15目、説明欄1、オーガニックシティ推進事業費の(1)木更津発オーガニックブランド創出事業費250万円につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、農産物の安定した出荷先である多くの飲食店等が、臨時休業や時間短縮営業を余儀なくされる中、経済の早期回復に向けた取組として、無農薬・無化学肥料での栽培や有機食材の提供に取り組む、生産者やレストラン、飲食店などを対象に、JAS法に基づくオーガニック認証の取得を支援するものでございます。  なお、追加提出資料の1ページ、参考資料1に、事業の概要について資料を添付させていただいておりますので、参考にしていただければと存じます。  次に、説明欄2、被災農業者向け経営体育成支援事業費6億9,750万円につきましては、昨年の台風において被害を受けました、ハウスや農業用倉庫などの農業施設の支援事業といたしまして、見積書等の書類が調わず、令和元年度内に国から補助金の交付決定を受けることができなかった、農業者254名の農業用施設の復旧に要する費用を支援するものでございます。  なお、追加提出資料の2ページ、参考資料2に、事業の概要について、資料を添付させていただいておりますので、参考にしていただければと存じます。  また、これらに伴う歳入予算といたしましては、7ページをご覧ください。  60款10項5目、説明欄1、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金2億4,579万7,000円のうち143万4,000円を、65款10項20目、説明欄1、被災農業者向け経営体育成支援事業補助金として5億4,250万円を、それぞれ計上しております。  続きまして、15ページをご覧ください。  10目、説明欄1、中小企業資金融資対策事業費86万円につきましては、融資制度を利用している方が返済困難となり、千葉県保証協会が代位弁済を行ったため、木更津市中小企業資金融資条例及び覚書等に基づき、保証協会が金融機関に対して代位弁済した額の元金の12%を、損失補償しようとするものでございます。  なお、追加提出資料の3ページ、参考資料3に事業の概要について、資料を添付させていただいておりますので、参考にしていただければと存じます。  続きまして、説明欄2、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策費の(1)特別定額給付金給付事業費5,000万円につきましては、給付対象の基準日である令和2年4月27日時点の住民基本台帳に記録されている人口が、予算計上の際の積算に使用した4月1日時点から469人増加していることに加え、給付対象基準日以降に住民票登録を認める見込人数を合わせた、合計500人の増額について計上させていただくものでございます。  なお、本事業に伴う歳入予算といたしましては、7ページをご覧ください。  60款10項22目、説明欄1、特別定額給付金給付事業費補助金として、5,000万円を計上しております。  ここで、特別定額給付金に関する進捗状況をご報告させていただきます。  6月10日現在の申請受付は5万6,546件、全世帯6万2,830世帯の約90%に達しておりまして、そのうち3万8,455件、87億7,770万円の給付手続が完了しております。振込手続完了分の進捗率は、世帯ベースでは61.2%、金額ベースでは64.6%となっております。  続きまして、15ページにお戻りいただきたいと存じます。  15目、説明欄1、観光行事助成費の(1)港まつり負担金2,200万円の減額につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、安全面等を考慮した結果、木更津港まつりを中止したことに伴い、減額しようとするものでございます。  以上で、経済部所管の補正予算の概要説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 10 ◯委員長(草刈慎祐君) 説明は終わりました。  ご質疑願います。渡辺委員。 11 ◯委員(渡辺厚子さん) それでは、1点確認させていただきます。  14ページの被災農業者向け経営体育成支援事業費につきまして、対象者が今回254名の方だということなんですが、この補正予算が通った暁に、どのような流れで対象者のところに届くのか、その辺のフローについてお伺いします。 12 ◯委員長(草刈慎祐君) 松吉農林水産課長。 13 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 今後のスケジュールでございますが、今回、補正の承認をいただきましたら、速やかに県と被災施設の補修内容、事業費等につきまして、妥当性協議を行い、県から内示をいただいた後、市から農業者の皆様へ内示を送付いたします。その後、農業者の皆様から市へ交付申請書を提出いただき、市から農業者の皆様へ交付決定をし、その後、農業者の方が施設完了ということならば、そこで、完了報告、実績報告を提出いただいた後、市が検査をして、支払い手続をするというような流れになっております。  以上です。 14 ◯委員長(草刈慎祐君) 渡辺委員。 15 ◯委員(渡辺厚子さん) ちょっと書き留めることができなかったんですが、いろんなステップがあるというのは分かりました。おおよそ最短でどのぐらいの、いつ頃というか、最短でという言い方もおかしいのかもしれないんですが、いつ頃届くというか、それは分かりますかね。 16 ◯委員長(草刈慎祐君) 松吉農林水産課長。 17 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 農業者の皆様には、7月の中旬頃までには内示が行き渡るように考えております。  以上です。 18 ◯委員長(草刈慎祐君) 渡辺委員。 19 ◯委員(渡辺厚子さん) では、この一連の流れについて、対象の方たちは、その情報というのはどういった形で得るようになっているのか、こちらから何かお知らせとかするようになっているんでしょうか。 20 ◯委員長(草刈慎祐君) 松吉農林水産課長。 21 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 今回、令和2年度分の交付決定になる案件につきましては、基本的にはこちらが指定した期限内に見積り等が出なかったということで、その後、その皆様方から順次見積書の提出があった際に、内示が遅れると、今後のおおよそのスケジュールについては、個々の農業者の方に説明しております。  以上です。 22 ◯委員長(草刈慎祐君) 田中委員。 23 ◯委員(田中紀子さん) 関連です。  台風から9ヶ月も過ぎていますが、この6億9,750万円というのは、申請での見積りの合計額だと察します。それで、申請していて、既に修繕した場合も支給されるのかどうか、この7月中旬までは生産者が全て自腹でやっているのか、ちょっとそこのところのお金のやりくりが、支払いを待ってもらっているのか、ちょっと分からないので、どんなふうになっているのか教えてください。 24 ◯委員長(草刈慎祐君) 松吉農林水産課長。 25 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 委員おっしゃるとおりで、交付決定を受けている方は、実績を上げていただいて、順次検査をしてからの支払いになりますので、現在は復旧完了、業者にお願いして復旧が完了している方は持ち出しています。あと、JAの方に頼んで復旧しているケースですと、JAの方は、その辺を市の方のお金が入ってから払えばいいよというような内容になっていると伺っております。  以上です。 26 ◯委員長(草刈慎祐君) ほかに。國吉委員。 27 ◯委員(國吉俊夫君) 関連ですけれども、今の補助金ですけれども、ここに補助率が書いてあるんですけれども、90%補助ということは、1割は自己資金としてあるというような形の申請が当然出ているわけですか。確認ですけれども。 28 ◯委員長(草刈慎祐君) 松吉農林水産課長。 29 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 国・県・市合わせまして9割、農業者負担の方は基本的に1割ということで、申請いただいております。  以上です。 30 ◯委員長(草刈慎祐君) 國吉委員。 31 ◯委員(國吉俊夫君) では、確認はできていないということですね。自己負担ということですけれども、ありますというような問いはしていないということですか。 32 ◯委員長(草刈慎祐君) 松吉農林水産課長。 33 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 農業者の負担が1割あるということは、皆さん認識しておりまして、うちの方から申請を上げる、今回の金額というのは、国・県・市合わせた金額ということですが。  以上です。 34 ◯委員長(草刈慎祐君) 國吉委員。 35 ◯委員(國吉俊夫君) 商工業の補助金の場合には、その原資があるということの証明の確認を取っているんですけれども、農業関係はそれはないわけですか。 36 ◯委員長(草刈慎祐君) 答弁を求めます。松吉農林水産課長。 37 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 申し訳ございません。原資というのは、うちで用意する原資という意味でしょうか。 38 ◯委員長(草刈慎祐君) 國吉委員。 39 ◯委員(國吉俊夫君) 手持ち資金の1割が間違いなくありますというのを、確認を取っているかということです。要は1割負担ですよというのを、農業者は理解できているかも分かりませんけれども、その1割を持っているかというのを、確認を取っているかということを聞いているんです。 40 ◯委員長(草刈慎祐君) 松吉農林水産課長。 41 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 1割持っているかという確認はできておりません。 42 ◯委員長(草刈慎祐君) 國吉委員。 43 ◯委員(國吉俊夫君) やはり補助金を補助するためには、一応調査の段階でこの1割については、間違いなく持っているというような確認を取るべきじゃないでしょうか。いかがですか。 44 ◯委員長(草刈慎祐君) 松吉農林水産課長。 45 ◯農林水産課長(松吉 啓君) その辺につきましては、そういう面もあると思いますので、今後、確認が、取れるか分かりませんが、取れるものは取っていくことも考えていきます。  以上です。 46 ◯委員長(草刈慎祐君) 國吉委員。 47 ◯委員(國吉俊夫君) 強いことで言いましたけれども、一応やはりそういうのの確認を取ってほしいです。1割については大丈夫ですよというような確認を取ってみて、この補助金の申請をすべきだと思いますので。負担ですよということは理解していても、持っているかどうかは別問題ですから。  それと、当然、ここの参考資料2の3番目の事業費の算定のところに、農業用のトラクター等が出ているんですけれども、トラクター等は、補助金をやるということは、そのトラクターが入った場合には、その個人なり団体なりに所有権が当然移るわけですね。 48 ◯委員長(草刈慎祐君) 松吉農林水産課長。 49 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 委員おっしゃるとおりでございます。 50 ◯委員長(草刈慎祐君) 國吉委員。 51 ◯委員(國吉俊夫君) そうした場合、今後の問題なんですけれども、このトラクター等は、保険というものは、農業従事者が入るんですか、入らないんですか。 52 ◯委員長(草刈慎祐君) 松吉農林水産課長。 53 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 今回の補助金の支給要件といたしまして、ハウスなどもそうなんですけれども、保険に入るということを前提に支給される交付金でございます。  以上です。
    54 ◯委員長(草刈慎祐君) 國吉委員。 55 ◯委員(國吉俊夫君) そうですよね。毎回、台風がいつ来るか分からないということで、補助金が増えるというのは、国民の税金から出ていくわけですので、やはり、補助金をしたからには、自己の防衛として、保険というものに今後入っていただければ、この補助金が使われなくて済む農業ができると思いますので、それをちょっと確認したかったです。  以上です。 56 ◯委員長(草刈慎祐君) ほかに。鶴岡委員。 57 ◯委員(鶴岡大治君) 14ページのオーガニックシティについてお聞きいたします。  認証の支援をするということになっておりますが、そもそも認証に係る費用というのは幾らなんでしょうか。 58 ◯委員長(草刈慎祐君) 松吉農林水産課長。 59 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 認証に係る費用についてでございますが、有機JAS認証取得に要する経費につきましては、登録の認証機関ごとに異なり、また、認証の品目数ですとか、認証の圃場面積、また団体・個人、検査実施に要した日数なども異なりますので、一律にお答えすることはできませんが、新規の取得に対しましては、一般的には書類審査に要する費用、あと検査報告書を作成する費用などを合わせ、おおむね10万円から20万円が平均値であると認識しております。  以上です。 60 ◯委員長(草刈慎祐君) 鶴岡委員。 61 ◯委員(鶴岡大治君) 10万円から20万円が費用だとして、ここでは認証の支援ということで、100%補助なのか、何割とか、全く書いていないんですけど、その支援の内容について伺います。 62 ◯委員長(草刈慎祐君) 松吉農林水産課長。 63 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 支援の内容でございますが、有機JAS認証に必要な申請料や審査料併せまして、JAS認証取得に必要な事前のJAS講習会の開催費に関わる経費を計上してございます。  以上です。 64 ◯委員長(草刈慎祐君) 鶴岡委員。 65 ◯委員(鶴岡大治君) 私が聞いているのは、それを含めて費用だと。費用のうち何割でしょうか。 66 ◯委員長(草刈慎祐君) 松吉農林水産課長。 67 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 基本的に全額の補助支援を考えております。  以上です。 68 ◯委員長(草刈慎祐君) 鶴岡委員。 69 ◯委員(鶴岡大治君) では、補助の割合はさておきまして、有機JASは7月16日から制度が始まるというふうに聞いています。この認証を受けるに当たって、期間もまちまちだというふうになっていますけど、おおよその認証をされるという期間の見通しは。お示し願いたいと思います。 70 ◯委員長(草刈慎祐君) 松吉農林水産課長。 71 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 今後、講習会等の開催時期もございまして、あと、検査機関のいつ取れるのか、申請時期もありますが、おおむね二、三ヶ月の取得を目指しております。 72 ◯委員長(草刈慎祐君) 鶴岡委員。 73 ◯委員(鶴岡大治君) 7月16日から、この有機マークがないと、有機というものが主張できないというように、農林水産省のホームページに書いてあるんですよね。そうすると、例えば木更津市は給食米で有機を使うというようなことをおっしゃっていて、7月16日にこのマークが入らないと、有機米で給食をやっているということが実証できないんじゃないかという危惧があるんですけど、時間的な内容と、要するに農林水産省がやっている7月16日ということと、木更津市が有機米の給食をやっているという、その整合性については検証されているんでしょうか。 74 ◯委員長(草刈慎祐君) 松吉農林水産課長。 75 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 現在の学校給食に向けた取組ですが、今、有機米ということではなく、無農薬・無化学肥料で生産したお米ということで動いております。今後、有機JAS認証後は、その辺、国との整合性も図っていきたいと考えております。 76 ◯委員長(草刈慎祐君) 田中委員。 77 ◯委員(田中紀子さん) 関連で質疑します。  無農薬・無化学肥料での栽培の生産者は、どのくらいいるのでしょうか。 78 ◯委員長(草刈慎祐君) 松吉農林水産課長。 79 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 市内の全ての方を把握しているわけではございませんが、今回の支援におきましては、現在、無農薬・無化学肥料での栽培に取り組んでいます、ブルーベリーや米、ハスなどの生産者5名、また有機食料を提供しているレストランなど、10店舗を想定してございます。  以上です。 80 ◯委員長(草刈慎祐君) 田中委員。 81 ◯委員(田中紀子さん) ありがとうございます。  かなり人数が少ないということは、この無農薬・無化学肥料の栽培すら、とてもハードルが高いのではないかと考えます。今回は、そこまで頑張った人たちに、新たにさらなるステップとして、有機JAS認証のところまで頑張ってくださいよと、背中を押すというプランのようですが、先ほど説明があったように、金銭的にも10万円から20万円、個人でやるとすると高くなるというところを支援すると。この先ほどの金額なんですが、有機認証する場合は、土壌検査とかもあると思うんですが、この圃場は検査する、Aの圃場、Bの圃場と、田んぼを幾つも持っていたりとか、畑を持っていた場合は、作物でいくのか、圃場でいくのか、どのような形で、ひっくるめて検査費用があれなのか、いろいろやっているとそれなりに金額が高くなるのか、ちょっと分からないので教えてください。 82 ◯委員長(草刈慎祐君) 松吉農林水産課長。 83 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 認証につきましては、作物ごとではなく、圃場ごとでの認証になります。生産者の方が、例えばニンジンとキャベツと作っている圃場を、一体的とし、そこに申請をするならば、それを1圃場として認証を受けることになります。  以上です。 84 ◯委員長(草刈慎祐君) 田中委員。 85 ◯委員(田中紀子さん) では、その土壌でやったところの作物は、認証されるというようなイメージなんですね。分かりました。  宮崎県の綾町に2013年に視察に行ったときは、自然生態系農業に関する各種事業や運動を展開するために、有機農業開発センターを設置して、農業の課長がそこのセンター長、またセンターの検査員が綾町独自の認証基準に基づき、認証業務を行っていました。公設民営で、JAが指定管理で運営して、キュウリの苗を育てると、その苗を綾町の農家が安く100円で購入して育てる。価格は条例で定めているので、安定して農家が作物が作れていた。そういうことで、センターを中心に綾ブランドという規格をつくって、綾町独自の有機認証をし、農家の土の検査も無料でやりました。農家が有機農業をしやすい環境づくりをまちで徹底していました。畜産農家のふん尿や各家庭のふん尿も液肥とし、果樹園に肥料として無料で配られました。価格が高騰すると、農業は不安定になりますので、価格は保証できるように、行政、JA、生産者で基金をつくり、安定して作り続ける整備もしておられます。  こうして、綾ブランドの農産物が構築されたのですが、これを始めたのは、やはり最初から生産者に有機認証のハードルを、個人負担で、また訳の分からない書類をいっぱい出さなくちゃいけないというのは、とてもハードルが高いということで、町が率先して、そういう、有機認証まではいかないけど、独自のブランドをとやっていたのが、現在、昨日ホームページで調べましたら、有機認証の登録の団体にまでなっているというところまで行き着いているので、木更津市としては、今は無農薬・無化学肥料の生産者5人、レストラン10軒というところなんですが、やはり無農薬・無化学肥料になるまでのところの支援というのも、今回は考えなかったんでしょうか。また、今後考えていく予定なのか、お聞きしたいと思います。 86 ◯委員長(草刈慎祐君) 松吉農林水産課長。 87 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 今回の支援につきましては、現在取り組んでいる方への支援になります。今後も様々な有機農業に取り組む生産者等への支援についても、検討してまいりたいと考えております。  以上です。 88 ◯委員長(草刈慎祐君) 田中委員。 89 ◯委員(田中紀子さん) やっぱりオーガニックシティといったら、一部の10軒ぐらいのところではなく、幅広い底上げをするような形を持っていかなければ、やはり名前だけでなんだなというところがあるので、ぜひそういうところのご尽力を、生産者に負担をかけるんじゃなく、安心して農業が続けられるように、その仕組みづくりというのは重要だと考えますので、よろしくお願いします。 90 ◯委員長(草刈慎祐君) 渡辺委員。 91 ◯委員(渡辺厚子さん) すみません。関連なんですが、この有機JAS認証について、自治体が補助しているというのは、県もしくは近隣でもそうなんですが、うちと同じようなことをやろうとしている、もう既にやっているというのは、どのぐらいの自治体があるのか、事前に伺っていなかったので、もし分かれば教えてください。 92 ◯委員長(草刈慎祐君) 松吉農林水産課長。 93 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 今、自治体の方がこの有機JAS認証の支援をしているという全体数は把握していないんですが、幾つかの市町村で、有機JAS認証を新規取得または更新していくときに、その認証費用の一部を支援しているような自治体もございます。  以上です。 94 ◯委員長(草刈慎祐君) 渡辺委員。 95 ◯委員(渡辺厚子さん) 今、更新のお話がありましたけれども、これは更新が何年かに1回あるものと思いますが、今回は初めての認証取得についての補助ということだと思うんですが、更新についてというのは全く、今後のことですけれども、未知数というか、さっき田中委員がおっしゃっていた、様々なほかの支援をご検討、今後のことだと思いますが、更新についての考えというのは何かあるんでしょうか。 96 ◯委員長(草刈慎祐君) 松吉農林水産課長。 97 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 委員おっしゃるとおり、次年度以降の毎年更新に関わる費用が発生することから、更新費用に関わる支援についても、検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 98 ◯委員長(草刈慎祐君) 大野委員。 99 ◯委員(大野俊幸君) かずさ4市の本市を抜かした市では、飲食店の補助をこれからやられるというような、報道でもあったんですけど、本市はどういうふうになっているんでしょうか。 100 ◯委員長(草刈慎祐君) 小原経済部次長。 101 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) 現在、本市におきましては、飲食業に対しまして、他市、近隣市が行っているような、いわゆる給付型の、各店舗に一律幾らというような形で給付をするような事業は、用意はしておりません。 102 ◯委員長(草刈慎祐君) 大野委員。 103 ◯委員(大野俊幸君) これからまた2次の補正とかも出てくるんでしょう。今、国会やっていますよね。その中で何か考えはあるんでしょうか。 104 ◯委員長(草刈慎祐君) 小原経済部次長。 105 ◯経済部次長・産業振興課長(小原和弘君) 売上げの大きく減少されております飲食店、あるいは中小企業の事業者に向けました、事業の継続のための給付金につきましては、先ほど申しましたように、木更津市では現在支援の事業はつくっていないところでございます。これらの支援につきましては、国の持続化給付金あるいは県で行います中小企業の再建支援金など、様々な制度をご活用いただいているところでございます。市では、地域の実情を踏まえながら、新しい生活様式実践につながる取組を、現時点で後押しをさせていただいておりますが、今後、委員ご指摘のように、いわゆる臨時交付金の2次のような形が、市の方でも活用できる状況になりました際には、今後の国・県の支援状況ですとか、あるいはコロナの長期化・悪化の状況を踏まえながら、市のその他の事業、新たな推進事業とも関連し、総合的に判断し、これらの交付金を活用した事業につきましても、検討をしてまいりたいと存じます。  以上です。 106 ◯委員長(草刈慎祐君) 大野委員。 107 ◯委員(大野俊幸君) 分かりました。残念なことでありますので、3市が、袖ケ浦市、君津市、富津市がこの4市の中でそういうものがこれからやっていこうと決まりかけている、そういう中で、本市だけはそういうものを今後検討していかなきゃいけない。非常に他市から見ると奇異な、私は感じがします。非常に残念でありますので、今後、各部でいろいろ、先ほど冒頭に山口部長からもお話がありましたように、このコロナの対策について、やはり人口割とかいろいろあると思います。その中で、本市だけがそういうものがないということになると、飲食店組合に加盟されている団体は、それぞれの市によって組合があるんですけれども、実際には4市で組合を形成しているという組合が存在するわけであります。その中で、本市だけないというのが非常に、先ほどから何回も言います、残念ですので、何か検討して、打開策を考えていっていただければと。検討していただけるという答弁ですが、可及的速やかに、前向きに、小原次長、よろしくお願いします。  以上です。 108 ◯委員長(草刈慎祐君) ほかに。田中委員。 109 ◯委員(田中紀子さん) 今、可及的に早くと言っていたんですけれども、お店って結構後々にしていくと大変だと思うんです。5月7日に臨時議会を開いたり、5月22日は専決処分とかいうふうにやりましたけど、早くこの4市がそろうような形でなければ、やっぱりおかしいなと、今、お話を聞いていて思ったので、本当にできる限り早い対応をしていただきたいなと思います。学校への給食費の補填をする場合はちゃんと4市で足並みをそろえて、就学援助のところの部分で給食費を補填したということがありながら、いろんなところでもやっぱり4市できちんと足並みをそろえたところがあった方が、こういうような支給のものはいいと思いますので、お願いします。 110 ◯委員長(草刈慎祐君) 意見ということで。田中委員。 111 ◯委員(田中紀子さん) はい。 112 ◯委員長(草刈慎祐君) ほかに。斉藤委員。 113 ◯委員(斉藤高根君) また、このオーガニックブランド創出事業に返ります。  我が市は、オーガニックシティという文言を標榜しているわけです。そのときに、オーガニックシティが議会に出てきたときに、私が確認したことが、オーガニックな農業を標榜するわけじゃないだろうという質問をしたら、そうです、大きな意味でのオーガニックであって、農業のオーガニックは考えておりませんという答えが出てきたので、ああ、じゃあ、それだったらオーガニックシティはいいですよと。このコロナウイルスの大変な時期に、これにかこつけて、オーガニック農業を推進しようと思っているのか。まず、この姿勢を私は問います。姿勢をお聞かせください。 114 ◯委員長(草刈慎祐君) 松吉農林水産課長。 115 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 今回の有機JAS認証取得支援についてでございますが、早期の経済回復のほかにも、現在市が取り組んでいる有機農業の推進にもつながると、それが農業の振興につながり、オーガニックなまちづくりを加速するということになっております。  以上でございます。 116 ◯委員長(草刈慎祐君) 斉藤委員。 117 ◯委員(斉藤高根君) 答えになっていないんですけどね。まあ、いいや。  まず、この中で、実質的に具体名、ブルーベリーと有機米とハスという、実際に農産物を表示してある。例えば、ハスというのは、化学薬品を極端に嫌う植物で、これは有機肥料じゃなくちゃいけないと。有機肥料といったって、残飯を捨てればいい訳だよ。これは簡単な有機農業ができる植物だよ。これは木更津市において、ごく数名しかやっていないんだよ。数名を対象にして、米……。米を実際やったことがある人はいるのかな。今、種子法で、買ってくる種でもまずは消毒しないと、ばか苗が半分ぐらい出ちゃうんだよ。これ、やらざるを得ないんだよ。これはどうなのか。  ほんで、種をまくわけだ。今度はいろんな、大きく分けると2種類の細菌が出てくると、その細菌のために予防するわけだ、箱で。これをやらないと全滅しちゃう可能性があるわけだ。箱消毒、箱も消毒するわけだ。これを3つ。もう田を植える前から3つの薬品を使っているわけだよ。その実態ってどうなのかなと思うよ。ほんで、田を植えると、今度はイネミズゾウムシって、全滅させるものがあって、これ、また薬品を散布するわけだよ。次に最も大きなのが、ヒエ対策で除草剤をやると。その次には、収穫前にカメムシがいる。カメムシがいると黒い米になるから、これは農協に出荷してるわけだ、ほとんど。系統出荷が原則で米を作っているわけだよ。闇で給食に売っちゃえというわけじゃないんだよ。大多数が系統出荷して、農協と契約して売っているわけだよ。カメムシが入ったら2等で安い価格でしか買わないんだよ。  これをどう解決するか。ごく一握りの人たちを、何これ、はっきり言って米は数名だよ、今、木更津市でやっているのが、有機米って。コロナウイルスにかこつけて、その人たちに補助金をくれようと。これ、おかしいでしょう。まだ1,000人単位で米とかいろんなものを作っている農家がいるわけだ。その人たちは今、価格が暴落しちゃっていて、困っちゃっているわけだよ。そういう人たちのために、こういったコロナウイルスの対策の補助金を分配してやればいいと思うんだよ。ごく一握りのために、コロナウイルスのための金を使うというのはおかしいと思うんだよ。じゃあ、私がこう挙げた中で、米づくりは何人が対象で、どこまで農薬を使えばいいのか、説明してください。 118 ◯委員長(草刈慎祐君) 松吉農林水産課長。 119 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 今回の有機米というか、米の認証の支援対象者につきましては、現在、学校給食の生産に協力いただいている、全部で8名ですか、その中のJAS認証を取るという方を対象にします。あとは……。 120 ◯委員長(草刈慎祐君) 肥料とか、そういったものは何を使えばいいのかという話だと思います。松吉農林水産課長。 121 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 今、うちの方で取り組んでいる有機米実証栽培につきましては、有機で作られた肥料を使っておりまして、深水で無農薬という定義のもと、現在取り組んでいるところでございます。  以上です。 122 ◯委員長(草刈慎祐君) 斉藤委員。 123 ◯委員(斉藤高根君) 無農薬というのはもう多分不可能だよ。可能なのは、周りが農薬を使っていて、うちだけやらないよと。これは可能なんだよ。イネミズゾウムシとかウンカ、ヨコバイ、カメムシは、周りがやっていたら入ってこないんだよ。おらがだけやるというのができるわけだよ。それを前提として、周りが普通の米づくりをやっていればの話だよ。こういう汚い話なんだよ。汚い話の中に、補助金をあげようとして、じゃあ、そのほかの一生懸命やっている周りの農家のコロナウイルスの対策って、何を考えたのかって、答えてください。 124 ◯委員長(草刈慎祐君) 松吉農林水産課長。 125 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 今回の有機JAS認証以外の農業者の支援でございますけれども、今のところ、国の方からも支援の予定があるものといたしましては、次期作に向けてのその取組に対しての支援というのも、今後予定されているということがございますので、市の方も一緒に調整していきたいと考えております。  以上です。 126 ◯委員長(草刈慎祐君) 斉藤委員。 127 ◯委員(斉藤高根君) 大きく大局的に、この有機農業をどう発展させようかと答えた、一番最初に。 128 ◯委員長(草刈慎祐君) いや、答えていないです。斉藤委員。 129 ◯委員(斉藤高根君) それを一番初めの大きな話だけを聞かせてもらいたい。 130 ◯委員長(草刈慎祐君) 松吉農林水産課長
    131 ◯農林水産課長(松吉 啓君) まず、有機農業の推進ということでございますが、今取り組んでいるのは、先ほど来説明している、学校給食に向けた有機米の取組、そして、いろんなイベントに参加する、FOODEX JAPANですとか、いろんなイベントの支援の販路拡大、そして、今回の有機JAS認証の支援ということで、まず、今後もいろいろな施策を打ちまして、有機農業を推進していくということが、目標でございます。  以上です。 132 ◯委員長(草刈慎祐君) 斉藤委員。 133 ◯委員(斉藤高根君) じゃあ、学校給食以外に、米が増えてきたらどう対応するの。その対応の仕方を教えてください。私だって、高く買ってくれればやるかもしれないよ。これは今年のもう申し込んだ方だけの対象でしょう。最初から米づくりはもう半分過ぎちゃっているわけだから、突然、じゃあもう少し収入を増やしてやろうよと、こういう話なのかな。これはあまりにもコロナ対策の話としておかしいでしょう。その申し込んだ人たちに、じゃあ上乗せするよと。成り立つのは、周りが、さっき言ったように殺虫剤を使っているわけだよ。その人たちのコロナウイルス対策は何があるんですかって、さっき聞いたでしょう。オーガニックシティだけど、勝手な理論なんだよ、私に言わせると。そのほかの数千人の米づくりをやっている人たちのコロナウイルスの対策って何があるのかお聞きします。 134 ◯委員長(草刈慎祐君) 松吉農林水産課長。 135 ◯農林水産課長(松吉 啓君) その他の農業者へのコロナへの対策については、現在のところ、予定はされておりません。  以上です。 136 ◯委員長(草刈慎祐君) ほかに。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 137 ◯委員長(草刈慎祐君) 質疑終局と認めます。  次に、討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 138 ◯委員長(草刈慎祐君) 次に、賛成者。          〔発言する者なし〕 139 ◯委員長(草刈慎祐君) 討論なしと認め、採決をいたします。  議案第38号 令和2年度木更津市一般会計補正予算(第2号)のうち所管事項を、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 140 ◯委員長(草刈慎祐君) 起立全員であります。よって、議案第38号のうち所管事項は、原案のとおり可決されました。  ここで執行部入替えの間、暫時休憩いたします。                                (午前10時53分)   ───────────────────────────────────────                                (午前10時54分) 141 ◯委員長(草刈慎祐君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  次に、議案第39号 木更津市農業委員会委員の過半数を農業委員会等に関する法律第8条第5項各号に掲げる者又は農業委員会等に関する法律施行規則第2条第1号イからヌまでに掲げる者とすることについてを議題に供します。  それでは、農業委員会事務局より、説明をお願いいたします。小泉農業委員会事務局長。 142 ◯農業委員会事務局長(小泉 博君) 私から、議案第39号 木更津市農業委員会委員の過半数を農業委員会等に関する法律第8条第5項各号に掲げる者又は農業委員会等に関する法律施行規則第2条第1号イからヌまでに掲げる者とすることについて、ご説明させていただきます。  議案の1ページをご覧ください。  本議案は、木更津市農業委員会の区域内における認定農業者の数が、委員の定数に8を乗じた数を下回ることから、農業委員会等に関する法律施行規則第2条第1号の規定により、木更津市農業委員会委員の過半数を農業委員会等に関する法律第8条第5項各号に掲げる者又は農業委員会等に関する法律施行規則第2条第1号イからヌまでに掲げる者とすることについて、議会の同意を求めるものでございます。  では、まず、議案参考資料の2ページをご覧ください。  農業委員会委員の任命につきましては、上段の農業委員会等に関する法律第8条第5項で、市町村長は、委員の任命に当たっては、認定農業者等が委員の過半数を占めるようにしなければならないとあります。しかし、ただし書があり、その区域内における認定農業者が少ない場合等、農林水産省令で定める場合はこの限りでないとしております。  今回、議案第40号から第57号により、農業委員会委員の任命に当たって、議会の同意を求める議案を上程しておりますが、18人のうち認定農業者は6人で、過半数の10人に足りていないため、例外規定を適用できるようにしようとするものでございます。  では、次に、下段の施行規則第2条をご覧ください。  法第8条第5項のただし書の、省令で定める場合については、認定農業者の数が委員の定数に8を乗じて得た数を下回る場合において、委員の過半数を法第8条第5項各号に掲げる者又はイからヌまでに掲げる者とすることについて、当該市町村の議会の同意を得たときとあります。  この規定により、議会の同意を求めようというものでございます。  なお、イからヌまでに掲げる、認定農業者等に準ずる者の個別の説明につきましては、資料の条文をご覧ください。  次に、同じく参考資料の1ページ、木更津市農業委員会の区域内における認定農業者の数等の概要をご覧ください。令和2年4月現在、認定農業者の数は114であり、委員の定数に8を乗じて得た数144を下回っており、法第8条第5項の「その区域内における認定農業者が少ない場合」に該当いたします。  また、「木更津市農業委員会委員に推薦・応募のあった者の内訳」に記載のとおり、1の認定農業者等は6人、2の認定農業者等に準ずる者は8人であり、認定農業者等と認定農業者等に準ずる者を合算すると14人になり、委員の過半数を占めることになりますので、任命に当たっての法令の要件を満たすことになります。  このため、議会の同意を求めようとするものでございます。  私からは以上でございます。よろしくご審査のほど、お願いいたします。 143 ◯委員長(草刈慎祐君) 説明は終わりました。  ご質疑願います。鶴岡委員。 144 ◯委員(鶴岡大治君) 何点か質疑させていただきます。  趣旨は大変よく分かります。認定農業者が減ってきたので、分母を広げて、準ずる者を足して18名にしようと、その趣旨は分かります。  まず、最初に、114名で本来18人が出るのが一番いいわけですよね。たしか農業委員は、報酬が月額3万3,000円出ておりまして、取りあえず、完全無償ボランティアでもないわけで、例えば、会議の回数が非常に多いとか、非常に負荷が多くて、114人いても18人が出ない現状が続いているとか、いろいろあろうかと思いますが、これは今回だけに限ったことなのか、3年前のときは18人出ていたのか、そのようなところの現状の推移をお知らせください。 145 ◯委員長(草刈慎祐君) 小泉農業委員会事務局長。 146 ◯農業委員会事務局長(小泉 博君) 農業委員の選任につきましては、平成27年、28年ですか、法律改正がありまして、それ以前は公選でございました。このような形で、認定農業者を過半数入れなければならないというのは、前回の平成29年の改選時からでございます。現在、18名のうち9名の方が認定農業者で、やはり過半数に達していませんでしたので、同じような議案を上げて、同意を得たところでございます。  以上でございます。 147 ◯委員長(草刈慎祐君) 鶴岡委員。 148 ◯委員(鶴岡大治君) ということは、要は114名で、9名しか出せないと。だから、分母を広くして、準ずる者からカバーしていこうという中で、今回、準ずる方が8名出ていただけたというふうになっていますよね。ちょっと資料を請求していないのですみませんけど、準ずる方というのは分母はどのくらいなんですか。例えば、認定農業者は114しかないんですけど、準ずる方というと、まあ五、六倍、10倍かと思うんですけど。分からなきゃいいですけれども。 149 ◯委員長(草刈慎祐君) 小泉農業委員会事務局長。 150 ◯農業委員会事務局長(小泉 博君) 正確な数の方は把握しておりません。認定農業者といいますと、元認定農業者とか、認定農業者の数、あるいは面積とかで認定農業者に準ずるぐらいの規模でやっている方、あるいは中心的にとかと、いろいろ要件がありますので、申し訳ないんですけど、正式な数は把握しておりませんけど、当然、認定農業者の数倍の数はいると思われます。  以上でございます。 151 ◯委員長(草刈慎祐君) 鶴岡委員。 152 ◯委員(鶴岡大治君) 最後に、なるのが大変だということで、なかなか立候補に踏み切れない方も多いかと思うんですけど、すみません、活動の実数ですか、例えば民生委員程度活動する、区長程度活動するとか、いろいろな表現方法があろうかと思います。私、農業に詳しくないので、どのような会議の開催になられているのか、大筋で結構です、簡単にアウトラインをお示しください。 153 ◯委員長(草刈慎祐君) 小泉農業委員会事務局長。 154 ◯農業委員会事務局長(小泉 博君) まず、毎月1度、農業委員会の総会というのがございまして、最低月1回は総会をやっております。その他、今はちょっとコロナウイルスでやっておりませんけれども、各地区ごとでやっている地区会議で、各地区の農業の話合いをしてもらったり、農業委員会事務局の方に申請があった調査案件について、個別で調査をお願いする案件等ありまして、昨年1年間の平均で、農業委員ですと月3.4日ですか、出ている形になります。また会長とか、職によっては、出る回数もばらばらだと思いますけど、平均だと3.4日という形になっております。  以上でございます。 155 ◯委員長(草刈慎祐君) ほかに。斉藤委員。 156 ◯委員(斉藤高根君) ちょっと附則に書いていないので、1人だけ「利害を有しない者」という注意書きがあるんですけれども、「利害を有しない者」というのはどういう者なのかをお教えください。 157 ◯委員長(草刈慎祐君) 小泉農業委員会事務局長。 158 ◯農業委員会事務局長(小泉 博君) こちらの方は確かに資料の方に載っておりませんけど、利害関係を有しない者ということですので、全く農業をやっていない者とか、業務上、農業の例えば農地転用とか、農地の3条移転とかによって、自分の直接の利益を得ない方ということで、今回の有しない者という方は、税理士の方をお願いしております。  以上でございます。 159 ◯委員長(草刈慎祐君) 斉藤委員。 160 ◯委員(斉藤高根君) この振り分けを見ると、各地域ごとに選出されているような感じですよね。そうすると、これは木更津市内ですよね。市内の方が農業委員を出す必要があるのか否かをお答えください。 161 ◯委員長(草刈慎祐君) 小泉農業委員会事務局長。 162 ◯農業委員会事務局長(小泉 博君) 農業委員会、出すのか否かということであれば、農業委員会の総会で、まず各種申請を審議する等もありますので、当然、地元の方が委員としていた方が、実情をよく把握しておりますので、出す必要はあると、私の方では思っております。  以上でございます。 163 ◯委員長(草刈慎祐君) 斉藤委員。 164 ◯委員(斉藤高根君) さっきの説明のとおりだ。実態を知らない者が農業委員をやるとどうのこうのという話がいっぱいありました。そういうことで、認定農業者を出そうよという話になったはずなんですよ。認定農業者を出そうよという、要するになるべく百姓をやっている人たちに百姓のことは任せようよという話だと思うんですよ、目的とすれば。目的はそのように変えたのに、どうしてこういう「利害を有しない者」が出てくるのか。おかしいでしょう。じゃあ、もっとほかにも農業をやっている人はいっぱいいるわけだから、農業をやっている人の中で、要するに3条と5条だけ整理するのであれば、誰でもいいわけだと思うんですよ。ただ、農業委員というのは、これからの農業をどうしようかと考えるのであって、その利害を有しない方にこれからの農業をどうしようかという話ができるのかという、ちょっと疑問がありました。ですから、もっとほかから農業委員の方に出てくれればいいじゃない。私はそう思うんですけれども、これからの方針もやはり地域別で出すのかな。 165 ◯委員長(草刈慎祐君) 小泉農業委員会事務局長。 166 ◯農業委員会事務局長(小泉 博君) まず、利害関係を有しない者につきましては、先ほどの資料の第8条の部分、抜粋で5号しか載っておりませんけれども、下に6号というところに、農地法の中に市町村長は任命に当たって、利害関係を有しない者が含まれるようにしなければならないという、法的な規定がありまして、最低1人の方は参加していただいて、農業ではない、違う視点からの意見なりを言っていただくという考え方だと思われるんですけど、一応法律の方に規定がございます。  あと、地区割りにつきましては、正式には農業委員会は公選でもございませんし、任命なので、各地区の推薦、公募をしなければならないということで、公募が推薦があった中での数ですので、結果的にこういう数字が、各、前の公選の数字を引き継いだような形で、ある程度地区に均等に出ている形になっていると思いますので、うちの方からこの地区にこういうふうにしなさいというのは特にございませんので、改選時期になりましたら、各地区で農業委員・推進員の応募・公募についてお願いしますというふうなお願いをして、結果的に出てきた方がこういう方たちという形になります。  以上でございます。 167 ◯委員長(草刈慎祐君) ほかに。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 168 ◯委員長(草刈慎祐君) 質疑終局と認めます。  次に、討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 169 ◯委員長(草刈慎祐君) 次に、賛成者。          〔発言する者なし〕 170 ◯委員長(草刈慎祐君) 討論なしと認め、採決をいたします。  議案第39号 木更津市農業委員会委員の過半数を農業委員会等に関する法律第8条第5項各号に掲げる者又は農業委員会等に関する法律施行規則第2条第1号イからヌまでに掲げる者とすることについてを、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 171 ◯委員長(草刈慎祐君) 起立全員であります。よって、議案第39号は原案のとおり可決をされました。  ここで執行部入替えの間、また感染症予防対策のため、11時15分まで暫時休憩いたします。                                (午前11時07分)   ───────────────────────────────────────                                (午前11時16分) 172 ◯委員長(草刈慎祐君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  次に、議案第66号 木更津市廃棄物の減量化、資源化及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題に供します。  それでは、環境部より説明をお願いいたします。江尻環境部長。 173 ◯環境部長(江尻益男君) それでは、議案第66号 木更津市廃棄物の減量化、資源化及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、ご説明申し上げます。  議案書の46ページをお開きください。  本議案は、一般廃棄物の処理に関する手数料を見直し、受益者負担の適正化を図るため、関係条文の整備をしようとするものでございます。  改正の内容でございますが、一般廃棄物の処理に関する手数料のうち、一般家庭及び事業所から排出されるごみで、クリーンセンターへ自ら搬入する場合に要する費用を見直すものであり、令和3年4月1日から施行しようとするものでございます。  手数料の改定に当たりましては、平成31年3月15日に、木更津市廃棄物減量等推進審議会に諮問し、審議会の委員の皆様に慎重審議をしていただき、本年3月10日に、答申が出されたものでございます。  なお、詳細につきましては、まち美化推進課長の平野からご説明申し上げますので、よろしくご審査のほどお願い申し上げます。  私からは以上でございます。
    174 ◯委員長(草刈慎祐君) 平野環境部次長。 175 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 私からは、議案第66号、46ページの議案書に沿いまして、ご説明させていただきます。  今回の、木更津市廃棄物の減量化、資源化及び適正処理等に関する条例の一部を改正する理由でございますが、ただいま部長からの説明にもありましたように、一般廃棄物の処理に関する手数料を見直しし、受益者負担の適正化を図るため、一般家庭及び事業所から排出されるごみを、クリーンセンターへ自己搬入する場合に要する費用を改正するものでございます。  続きまして、説明資料に基づきまして、説明をさせていただきます。  説明資料のまず2ページをご覧いただきたいと思います。  現在、ごみ処理に要する経費でございますが、1キログラム当たり34円から36円で推移しております。平成30年度の処理費34円に、20キログラムを乗じますと680円となり、このうちの30%の200円を排出者に負担していただこうとするものでございます。  大変恐縮ですが、説明資料1ページにお戻りいただきたいと思います。  改正案でございますが、まず、家庭系のごみを搬入する際、現行の手数料は、表の右側にお示ししておりますとおり、20キログラムごとに130円となっております。0キログラムから20キログラムまでは130円、20キログラムから40キログラムまでは260円、40キログラムから60キログラムまでは390円と、20キログラム増えるごとに130円ずつ加算されます。  改正案でございますが、まず、この20キログラムまでごとの区分を、県内自治体の大多数で実施しております、10キログラムまでごとに変更をさせていただきます。  次に、料金につきましては、先ほどご説明させていただきましたとおり、20キログラムまでは200円の定額とし、10キログラム増えるごとに65円加算いたします。  本来であれば、10キログラム増えるごとに100円を加算していくことが応分の負担となりますが、多量に持ち込んだ場合、負担が大きくなることから、現行の10キログラム65円ずつ加算をさせていただくものでございます。これにより、現在の料金と比較いたしますと5円もしくは70円の負担増となります。  同じく、事業系ごみにつきましては、現行の手数料は、表の右側にお示ししておりますとおり、20キログラムごとに180円となっております。0キログラムから20キログラムまでは180円、20キログラムから40キログラムまでは360円、40キログラムから60キログラムまでは540円と、20キログラム増えるごとに180円ずつ加算されます。  改正案では、まず、この20キログラムまでごとの区分を、家庭ごみと同様に10キログラムまでごとに変更し、料金につきましても、家庭ごみと同様に、20キログラムまでは300円の定額とし、10キログラム増えるごとに90円加算させていただくものでございます。これにより、現在の料金と比較いたしますと、30円もしくは120円の負担増となります。  なお、事業系ごみにつきましては、事業者自らが処理をしなければならないこと、また家庭から排出されるごみとは異なることから、家庭ごみの5割増しとしているところでございます。  次に、説明資料3ページをご覧ください。  近隣4市のごみ処理手数料の比較でございます。家庭ごみ、事業系ごみの一般廃棄物処理手数料は、現在のところ、他市より安価でございます。このことから、他市からごみを搬入しようとする方が少なからず見受けられる状況でございます。  次に、説明資料4ページをご覧ください。  平成27年度から平成30年度までの搬入件数、そのうち20キログラム以下のごみの搬入回数、割合を示しております。このうち約4割は20キログラム以下の、いわゆるごみステーションに排出できるごみを、クリーンセンターへ自己搬入をされている状況でございます。  このため、説明資料の5ページ、6ページに写真をお示ししておりますが、年末や連休明け、土曜日は、常にこのような状況で、隣接している国道16号まで渋滞が延びまして、警察からたびたび指導を受けている状況でございます。また、いきいき館の利用者にも大変ご迷惑をおかけしており、いつ事故が発生するか分からない状態でございます。  また、ごみステーションに排出した場合と自己搬入した場合の経費を比較した場合、ステーションに出した場合は費用が安くできます。経費の節減になるとともに、また、燃やせるごみの中に資源ごみと思われるものもございますことから、こういったごみが資源ごみに回れば、資源ごみの増加にもつながるものと考えております。  参考資料をご覧いただきたいと思います。  先ほど料金の方の説明をさせていただきましたが、家庭系ごみの手数料の比較表でございます。少量のごみを搬入した場合につきましては、高い改定率となっておりますが、ごみ量が多くなるほど、改定率は低くなります。  なお、家庭系ごみの搬入量の平均でございますが、ここ数年53.5キログラムでございます。  また、2ページ目には、令和9年4月からの次期処理施設の整備を進めている、7自治体の手数料をお示ししてございます。参考までに、先ほどご説明させていただきました、家庭系ごみの搬入量の平均53.5キログラムでございますので、50から60キログラムの区分となり、7自治体の料金を比較しますと、改正後で木更津市は460円、君津市は1,080円、富津市は540円、袖ケ浦市は600円となり、4市の中では一番低いものの、鴨川市は300円、南房総市と鋸南町は同じ施設で処理をしておりますので、306円となり、安房と比較いたしますと、高い料金設定になってございます。  私からの説明は以上でございます。ご審査のほど、よろしくお願いいたします。 176 ◯委員長(草刈慎祐君) 説明は終わりました。  ご質疑願います。田中委員。 177 ◯委員(田中紀子さん) 20キロ以下のごみを出す人が増えすぎたといいますが、それは事業系廃棄物は、確認の意味で聞きますが、搬入は増えませんでしたか。 178 ◯委員長(草刈慎祐君) 平野環境部次長。 179 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 事業系ごみにつきましては、少数で持ってくることはほとんどございません。こちらの方にはお示ししてごさいませんが、平均ですと一回に持ってくるものが230キロぐらいになりますので、事業系ごみの例えば20キロとかというのはあまりない状況でございます。  以上でございます。 180 ◯委員長(草刈慎祐君) 田中委員。 181 ◯委員(田中紀子さん) 事務所で出すごみは20キロ以下で出したりするので、そういうのも増えたのかなと思ったけれども、家庭ごみの中で20キロ以下が増えたということです。  では、ステーションで出した方が安いということなんですが、20キロまでのごみをステーションでごみ袋で出そうとする場合、おおむねどのぐらいかかるとイメージしますか。 182 ◯委員長(草刈慎祐君) 平野環境部次長。 183 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) まず、市民の負担といたしましては、1リットル1円のごみ処理の費用がかかります。ごみ処理に係る費用といたしましては、収集に係る経費でございますが、約5億4,000万円でございます。持ち込んだ場合の経費は約20億円ぐらいかかっている状況でございます。  以上でございます。 184 ◯委員長(草刈慎祐君) 田中委員。 185 ◯委員(田中紀子さん) 質疑の仕方を間違えました。  家庭で20キログラムほどのごみを、燃やせるごみで出そうとした場合に、ごみステーションで出そうとした場合に、45リットルの袋、何袋ぐらいというイメージでしょうか。 186 ◯委員長(草刈慎祐君) 答弁を求めます。平野環境部次長。 187 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 指定ごみ袋を最初に導入した時点で、2割ぐらいを想定しておりますので、仮に45リットルの袋ですと、9キロになります。ですので、20キロぐらいですと、2袋ぐらいになる見込みでございます。  以上でございます。 188 ◯委員長(草刈慎祐君) 田中委員。 189 ◯委員(田中紀子さん) 2袋で90円ぐらいかかるということなんですが、重いものはごみステーションに行っても、水分を含んでいなければ、かさばるもので燃えるごみと出すと、20キロという場合は2袋では済まないかなと思うんですね。そうすると、やはりごみステーションで1枚当たり45円かかる、45リットルの袋で、家にある、軽いけれども燃やせるごみというのを出そうとすると、持ち込んだ方が安いということにもなるのではないかなと考えます。その点はいかがお考えでしょうか。ステーションに出した方が安いとは限らないと思うんですね。先ほどステーションに出した方が安いとおっしゃったんですが、そうは限らないんじゃないかなと思ってお聞きしています。 190 ◯委員長(草刈慎祐君) 平野環境部次長。 191 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 基本的にごみステーションに出せる家庭から出るごみにつきましては、ごみステーションに出していただくということが、自分たちの考えでございます。あくまでもクリーンセンターに自己搬入される方については、例えば、ステーションに出せない引っ越しごみとか、大量に出されたごみを想定してございます。したがいまして、ごみステーションに出していただけるようにという趣旨の中で、応分の負担をしていただくということで、今回、料金の改定をお願いするものでございます。  以上でございます。 192 ◯委員長(草刈慎祐君) 田中委員。 193 ◯委員(田中紀子さん) 君津市の場合はクリーンセンターに持っていくと、一つ一つ分別するコーナーがあって、そこで自分で下ろしていかなければいけないと。だから、家で分別して持っていかなければ、クリーンセンターに持ち込んでも難しいということで、ごみステーションに出す方が楽だったり、またわざわざ運ばなくていいなというところであるかもしれないです。  また、ちょっと調べましたら、袖ケ浦市の方は、まず、電話で予約、どんなごみを持ってくるのか、きちんと分別してくださいねという、それで、燃えるごみ、燃えないごみの持込みの場合は、しっかり分別した後、袖ケ浦市の指定ごみ袋に入れて持ち込んでください。だから、家でやっているような分別、それがどうしてもごみステーションに出せない場合、急にいっぱいできちゃったとか、分別の方法が同じような状態で持込みをすると。そこでもまた料金を払うんですが、指定ごみ袋に入れてということは、そこでもお金を使っているというような形ですね。それでまた身分証明書が必要。今、木更津市の場合も身分証明書が必要なことは言っています。とにかく、持込み処理する場合も分別が必要ですというのは、すごい徹底しているように思いました。それでもやはり、燃えないごみの中には瓶・缶が入っている場合は、職員がそこで資源ごみを燃えないごみの中から分別していますということをお聞きしました。  木更津市の場合は、持込みの場合は、燃やせるごみ、燃やせないごみ、粗大ごみという形で、容器包装プラスチックなど、そういうようなものはクリーンセンターには持ち込んではいないと思います。そういうことで、容器包装プラスチックなんかは、ごみステーションに出せば、処理手数料が無料となる資源ごみだから、持ってくるなというようなことは、木更津市のホームページに書いてあるんですが、その意味がなかなか、ごみ手数料の入っていない黄色い袋だということは、市民には伝わりにくいと思うんです。そのような形で、木更津市は単に20キロのところを値上げしたからといって、ごみの持込みが減らないんじゃないかなと思うんですが、いかがでしょうか。 194 ◯委員長(草刈慎祐君) 平野環境部次長。 195 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 委員おっしゃるとおり、袖ケ浦市は事前予約ということで、分別の徹底をしていることは伺っております。また、君津市におかれましても、持ってきた本人が、例えば瓶だったらいろんな種類があると思いますけど、それを個々に下ろすということは伺っております。本市におきましても、当然、持ってくる場合については、電話での問合せがございます。その際、分別して持ってきてくださいということはお願いをしております。言い方が大変失礼かもしれませんけれども、ごちゃ混ぜで持ってきた場合につきましては、そこではお受けはしません。それで、一旦帰っていただいて、分別して持ってきていただくか、もしくはクリーンセンターの空いているところで、きちんと分けていただいて、燃えるごみとか、燃えないごみとか、資源ごとに分けていただいて、それから処理というか、受付を行っている状況でございます。  委員おっしゃる、例えば資源ごみ、容プラとかは、確かに燃えるごみに若干は入っているかもしれませんけれども、あくまでも当市といたしましては、分別の徹底をお願いしているところでございます。また、紙類につきましても、結構、市民の方とか持ってくる場合、そのまま直接ごみの収集車に入れてしまうことはございますけれども、受付の際には「資源ごみとしていいですか」とかと、一応確認はしていますので。ただ、例えば書類とかで、袖ケ浦市は受け取らないそうですけれども、うちの場合、書類で持ってきた場合に、本来であれば雑紙に回せるとは思うんですが、個人情報等入っているものが結構ございますので、そういったものを資源ごみに回すというのは、ちょっと現時点ではなかなか難しいところがありますので、燃えるごみで処理をしているところでございます。袖ケ浦市はそれをシュレッダーして持ってきてくださいということをお願いしているようですので、うちもちょっとその辺新たに考えていきたいとは考えております。  以上でございます。 196 ◯委員長(草刈慎祐君) ほかに。渡辺委員。 197 ◯委員(渡辺厚子さん) これが来年4月から新しい料金に変わるということについては、周知が大事かなと思っております。もちろん、料金が多少上がったとしても、楽だからぼんぼん持ってっちゃうという、たとえそれがお金が高かろうが何だろうが、持ってっちゃうという考えの方も、少なからずいらっしゃるのかなと思いますが、それでも、他市に比べて安かったがために、よそから搬入されているケースは、もしかしたら平準化に近い形で、わざわざ木更津に持ってくるということが減るのかなと期待するところでありますが、それで、関連というか、収集運搬許可業者、市では10社ほどだと思うんですが、こちらは個別に自宅の前まで有料で取りに来ていただいて、回収をという、それは個々の契約でそういう業務もしてくださっているというふうに認識しているんですが、こちらの料金の改定に当たって、そういう許可業者の業務の料金にも影響するかと思いますが、これについての周知といいますか、連携というのは、どのような予定になっておりますでしょうか。 198 ◯委員長(草刈慎祐君) 平野環境部次長。 199 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 事業所ごみの周知につきましては、今回の改正案が可決された後に、許可業者にお願いするのももちろんですが、商工会議所とか、あとはあらゆる手段を使って、広報の方はしていきたいと思います。料金の方が当然改定になりますので、事業所と契約されている許可業者の方も、多分料金が変わると思いますので、その辺周知は徹底していきたいと考えております。  以上でございます。 200 ◯委員長(草刈慎祐君) 渡辺委員。 201 ◯委員(渡辺厚子さん) この業者間の料金設定につきましては、ほぼほぼ同じなのか、業者に任せているのか、その辺の規定みたいなのがおありなんでしょうか。 202 ◯委員長(草刈慎祐君) 平野環境部次長。 203 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 許可業者につきましては、うちの方は収集運搬を許可するだけでございますので、料金設定までについては、指導とかというのは特にしてございませんので、各会社で、あとは各会社が各事業所と契約の方をされていると思うんですけど、どういったごみが出るかとか、そういったものによって、料金の設定はしているものと考えております。  以上でございます。 204 ◯委員長(草刈慎祐君) 渡辺委員。 205 ◯委員(渡辺厚子さん) 一般市民の方で、高齢だったり、いろんな事情で、ごみステーションも遠い云々で、自宅の前に、お金を払って、定期的に業者と契約して回収してもらいたいという、そうされているお宅もあるかと思うんですが、例えば、新たに契約をしたいなと思ったときに、ホームページとか、パンフレットで業者がありますと。契約するに当たっては、自分の家から近いところの業者を選択すると、単純にそういうふうに思う方もおられると思うんですが、これについては、別にエリアとか、そんなものは全く関係なく、契約は大丈夫ということなんですよね。ちょっと関連的な話なんですけれども。 206 ◯委員長(草刈慎祐君) 平野環境部次長。 207 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) ごみ分別ガイドブックに載っています許可業者10社のうち、金田地区限定というところが1社ございます。それ以外の9社につきましては、木更津市内全般でやっております。もしそういう方がいらっしゃる場合は、住所をお伺いいたしまして、基本的になるべく近いところとかをご紹介していますけれども、料金設定の方はちょっと当市では分かりませんので、基本、このごみ分別ガイドブックを見ていただいて、例えば、複数社聞いていただいた中で、決めていただければというような、案内をしているところでございます。  以上でございます。 208 ◯委員長(草刈慎祐君) ほかに。鶴岡委員。 209 ◯委員(鶴岡大治君) 本議案の主要なテーマは、20キログラム以下のものが多々持ち込まれていて、それを減らしたいというのが、私は大いなる趣旨だというふうに理解したんですけど、今の説明ですと、20キログラム以下のものが果たして減るかというのは、大変危惧されるところであります。41%も持ち込まれている20グラム以下のものは、大体何なんですか。分かりやすく説明をお願いします。 210 ◯委員長(草刈慎祐君) 平野環境部次長。 211 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 主なものは、多いのは可燃ごみが一番多くなっております。あとは粗大ごみと言われるもので、例えば、燃やせないごみとかに入らない、あるいは燃えるごみに入らないようなものを、お持込みになる方が若干いらっしゃいます。というのは、袋に入らないとステーションの方には出せないので。例えばカラーボックスとか、袋に入らない、そういうものを持ってくる方もいらっしゃいますので、そういった場合については、可燃とか粗大で処理をしているような状況でございます。  以上でございます。 212 ◯委員長(草刈慎祐君) 鶴岡委員。 213 ◯委員(鶴岡大治君) 私、全くそのとおりで、うちの近くにもごみステーションがありまして、簡単に言うと、カラーボックス等のものを引き取っていただくには、800円のシールを貼って置かなきゃいけないんですよね。自分で持ち込めば、現行では130円で済むわけですよ。それをちょっと値上げしたからといって、やっぱり800円より安いわけですよ。そうすると、現行のこの施策が果たして20キログラム以下を減量する主要なテーマになり得るのか、私はいささか大変疑問があります。カラーボックスを可燃ごみの袋に入れろというのは、実質大体無理な話で、仕事の合間にクリーンセンターに行っちゃえばいいやということの中で、果たしてこの値上げは本当にその是正につながるのかということで、私は違う方策を再度定めなきゃいけないというふうに思います。本当に渋滞を改善して、20キログラム以下を削減するのであれば、別な方策が必要であろうと、私は思います。これは意見です。 214 ◯委員長(草刈慎祐君) ほかに。國吉委員。 215 ◯委員(國吉俊夫君) 今回のこの改定は、何が一番かというと、先ほどの最後の説明にあったように、土日・年末が車の渋滞があるのを改善するというのが、裏に隠れたこの値上げの対象だと思います。あえて土日なのに、それでは平日はこんなに並ぶものですか。 216 ◯委員長(草刈慎祐君) 平野環境部次長。 217 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 連休明けとかの平日はもちろんですが、コロナウイルスで緊急事態宣言が出ている中でも、実際に並んでいる状況でございます。時間帯にもよりますけれども、特に朝、それから10時半から11時ぐらいにかけてが、一番多くなっている状況でございます。  以上でございます。 218 ◯委員長(草刈慎祐君) 國吉委員。 219 ◯委員(國吉俊夫君) では、この写真はいつ撮った写真ですか。 220 ◯委員長(草刈慎祐君) 平野環境部次長。 221 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) これは、すみません、日にちまでは控えてございませんけれども、平日の午前中の時間帯でございます。  以上です。 222 ◯委員長(草刈慎祐君) 國吉委員。 223 ◯委員(國吉俊夫君) 撮った日付けが分からないんですか。だって、議会に提出するのに写真をやっているのであれば、何月何日撮ったということで、これが週明けの日か週末かというのは分かるはずですけれども、そのための、こういう資料を添付して提出しているんじゃないでしょうか。 224 ◯委員長(草刈慎祐君) 平野環境部次長。 225 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 今ちょっと手持ちには持っていないんですけれども、大変申し訳ございません、これは審議会の方で出した資料でございますので、ちょっと確認の時間をいただければと思います。すみません。 226 ◯委員長(草刈慎祐君) 國吉委員。 227 ◯委員(國吉俊夫君) やはり、鶴岡委員が言ったように、今回の値上げというものは、やっぱり何のためにこの値上げをするというものを、もうちょっと明確にしていただきたい。混雑だけで値上げして解消するかという問題があるので、やはりこの解消、道路が車で詰まっているという解消を、もうちょっと根本的に直していくんだということの案が、値上げだけの問題ではないと思うので、そこをもうちょっと検討していただければいいかなと思うんです。 228 ◯委員長(草刈慎祐君) ほかに。白坂委員。 229 ◯委員(白坂英義君) 毎年何%ずつか持込み量が増えているんですけれども、市としてはこの原因を、先ほど鶴岡委員の方からちょっと出たんですけど、審議会を含めて、市の方は何が原因だと思っていますか。 230 ◯委員長(草刈慎祐君) 平野環境部次長。 231 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 持ち込まれる方はいろいろな方がいらっしゃいます。例えば、ごみステーションに出せるごみは8時半までに出してくださいというお願いをしているんですけれども、それを出し忘れた、あるいはごみの収集日ではないのに、例えば可燃ごみで臭いが出るものが出てしまったので持ってくる方、あるいは先ほどの事例であった、例えば粗大ごみの要するに燃やせるごみに入らないようなカラーボックスとか、そういったものを持ってくる方、多種多様であると考えております。具体的にどういったものが理由かというのは、ちょっとなかなか現時点で把握はしてございません。  以上でございます。 232 ◯委員長(草刈慎祐君) 白坂委員。
    233 ◯委員(白坂英義君) では、今出された時間だとか、収集日だとか、あと値段ですよね。カラーボックスだって、無料でごみステーションに可燃物の日に持っていけるような、そういった方策というのは、審議会を含めて検討はされていないんですか。 234 ◯委員長(草刈慎祐君) 平野環境部次長。 235 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) ちょっとそこまでは検討してございません。  以上でございます。 236 ◯委員長(草刈慎祐君) 白坂委員。 237 ◯委員(白坂英義君) 全体的にやっぱりトータルして考えないと、あと、ごみ袋の料金の話とか、私はもう前から言っているんだけれども、要するに安いところを買って、例えば、じゃあ木更津のごみ袋を買って、君津の人が畑沢のごみステーションに行ったから、いっぱいになって、そこの人たちが捨てられないとか、そういうのもありますよ。だから、そういった袋の均一化だとか、そういったものを含めて、さっきの時間にしろ、回収日にしろ、やはりそういうところも検討して、取り組んでいただきたいと思います。 238 ◯委員長(草刈慎祐君) ほかに。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 239 ◯委員長(草刈慎祐君) 質疑終局と認めます。  次に、討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 240 ◯委員長(草刈慎祐君) 次に、賛成者。田中委員。 241 ◯委員(田中紀子さん) 賛成討論をいたします。  20キロまでは値上げが顕著だが、その後は10キロ単位で増え、重量が重いほど、現行価格とほぼ同じになることが分かりました。単に20キロまでのことを値段設定することで解決するわけではなく、ごみはごみステーションに出した方が得であるという、別の施策も併用して行わなければ、20キロまでのごみは減りません。そのことも条件に加えて、条件をきちんとし、また新たな政策も加えて、取組をお願いいします。賛成です。 242 ◯委員長(草刈慎祐君) 反対者。          〔発言する者なし〕 243 ◯委員長(草刈慎祐君) 賛成者。          〔発言する者なし〕 244 ◯委員長(草刈慎祐君) 討論終局と認め、採決をいたします。  議案第66号 木更津市廃棄物の減量化、資源化及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 245 ◯委員長(草刈慎祐君) 起立全員であります。よって、議案第66号は原案のとおり可決されました。平野環境部次長。 246 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) すみません。先ほどの写真の日付けが分かりましたので、ご報告させていただきます。こちらは昨年7月15日月曜日の午前中の写真でございます。 247 ◯委員長(草刈慎祐君) ここで執行部入替えの間、暫時休憩いたします。                                (午前11時48分)   ───────────────────────────────────────                                (午前11時49分) 248 ◯委員長(草刈慎祐君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  次に、議案第67号 木更津市都市計画下水道事業受益者負担に関する条例及び木更津市公共下水道の事業認可区域外から公共下水道への流入に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題に供します。   それでは、都市整備部より説明をお願いいたします。土屋都市整備部長。 249 ◯都市整備部長(土屋文孝君) それでは、議案第67号 木更津市都市計画下水道事業受益者負担に関する条例及び木更津市公共下水道の事業認可区域外から公共下水道への流入に関する条例の一部を改正する条例の制定について、ご説明申し上げます。  議案書48ページをお開きください。  本案件につきましては、地方税法等の一部を改正する法律が令和2年4月に施行されたことに伴い、条例附則に定めております、延滞金及び過誤納金の取扱いの特例に係る規定について、改正を踏まえた変更とする関係条例の整備を行うものでございます。  初めに、第1条、木更津市都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正について、ご説明いたします。  こちらは、地方税法等の改正を踏まえ、下水道事業受益者負担金に係る延滞金及び過誤納金の取扱いの特例に係る規定を改正しようとするものでございます。  続きまして、第2条、木更津市公共下水道の事業認可区域外から公共下水道への流入に関する条例の一部改正について、ご説明いたします。  こちらも、第1条と同様、地方税法等の改正を踏まえ、延滞金の特例に係る規定を改正しようとするものでございます。  第1条、木更津市都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の改正内容につきましては、参考資料76ページの新旧対照表をご覧ください。  下線部が今回の改正箇所でございます。  なお、改正後の延滞金の割合の特例におきまして、割合に変更はございませんが、過誤納金の取扱いの特例につきましては、0.5%下がることとなります。  次に、第2条、木更津市公共下水道の事業認可区域外から公共下水道への流入に関する条例の改正内容につきまして、参考資料77ページの新旧対照表をご覧ください。  下線部が今回の改正箇所でございます。  本条例につきましても、第1条の受益者負担金に関する条例の改正と同様、改正後の延滞金の割合の特例の割合につきましては、変更はございません。  なお、改正後の条例の施行につきましては、令和3年1月1日を予定してございます。  説明は以上でございます。よろしくご審査のほど、お願いいたします。 250 ◯委員長(草刈慎祐君) 説明は終わりました。  ご質疑願います。田中委員。 251 ◯委員(田中紀子さん) 下水道に関して、私は詳しくないので、教えていただきたいんですが、議案参考資料77ページ、公共下水道の事業認可区域外から公共下水道への流入というんですが、実際にどこどこ地域のことですよとか、いや、こんなところはこんなにあるんですよとか、いや、この部分だけですとか、何かこう具体的なイメージが分からないので、木更津で該当するところがまずあるのかないのかということも分からないので、教えてください。 252 ◯委員長(草刈慎祐君) 鈴木下水道推進室長。 253 ◯下水道推進室長(鈴木陽一君) 区域外流入につきましては、大きな開発のものはないと認識しております。区域外流入につきましては、下水道認可区域外であっても、公共下水道を設置されている土地に隣接している土地につきましては、公共下水道に接続することが可能であるという条例でございまして、実際、年に1件あるかないかという、個別な案件でございますので、ちょっと今、ここですというのは把握しておりません。 254 ◯委員長(草刈慎祐君) 田中委員。 255 ◯委員(田中紀子さん) 年に1件あるかないかというところに、お金を払ってくださいよと言っているけど、それが払わない場合が延滞金がついた、その延滞金はちょこっと減らしますよという条例改正と思っていいんでしょうか。 256 ◯委員長(草刈慎祐君) 鈴木下水道推進室長。 257 ◯下水道推進室長(鈴木陽一君) 今回、延滞金につきましては、読み方は、表現は変わっていますが、率は変わっておりませんので、延滞金の率については変更はございません。  以上でございます。 258 ◯委員長(草刈慎祐君) ほかに。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 259 ◯委員長(草刈慎祐君) 質疑終局と認めます。  次に、討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 260 ◯委員長(草刈慎祐君) 次に、賛成者。          〔発言する者なし〕 261 ◯委員長(草刈慎祐君) 討論なしと認め、採決いたします。  議案第67号 木更津市都市計画下水道事業受益者負担に関する条例及び木更津市公共下水道の事業認可区域外から公共下水道への流入に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 262 ◯委員長(草刈慎祐君) 起立全員であります。よって、議案第67号は原案のとおり可決されました。  ここで執行部入替えの間、暫時休憩いたします。                                (午前11時55分)   ───────────────────────────────────────                                (午前11時56分) 263 ◯委員長(草刈慎祐君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  次に、議案第70号 市道路線の認定についてを議題に供します。  それでは、都市整備部より説明をお願いいたします。土屋都市整備部長。 264 ◯都市整備部長(土屋文孝君) 議案第70号 市道路線の認定について、ご説明させていただきます。  議案書52ページをお開きください。  本案件につきましては、都市計画法に基づく開発行為により築造された8路線の市道認定について、ご審査いただくものでございます。  開発行為の対象箇所は、中島字呑堀、中里字宝、畑沢南3丁目、請西南2丁目の4ヶ所で、畑沢南3丁目が5路線、ほかはそれぞれ1路線の、計8路線を対象とするものでございます。  詳細につきましては、担当課長よりご説明をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 265 ◯委員長(草刈慎祐君) 関口管理用地課長。 266 ◯管理用地課長(関口哲也君) 私からは、市道路線の認定について、資料に沿って、説明させていただきます。  今回、認定をいたします路線は8路線で、総延長は795.2メートルでございます。  資料の1ページをご覧ください。  認定する市道路線の位置図でございます。  赤線の丸で示している箇所が、認定路線の位置となります。引き出し線で整理番号と路線名を記載しております。  所在は、北側の整理番号1、市道1347号線が中島で、その南側の整理番号2、市道2502号線が中里でございます。その南に整理番号8と飛びますが、市道7995号線が請西南2丁目でございます。  次に、2ページをご覧ください。  整理番号3、市道4410号線、整理番号4、市道4411号線、整理番号5、市道4412号線、整理番号6、市道4413号線、整理番号7、市道4414号線の5路線が、畑沢南3丁目でございます。  次に、3ページをご覧ください。  整理番号1番、路線名は市道1347号線でございます。起点が○印、終点が△印となっております。起点は中島字呑堀2339番16地先、終点は中島字呑堀2339番9地先でございます。延長は62.5メートル、最小幅員は5メートル、最大幅員は隅切り部で9.2メートルでございます。  次に、4ページが、整理番号2番、市道2502号線でございます。起点は中里字宝530番6地先、終点は中里字宝530番5地先でございます。延長は46.7メートル、最小幅員は6メートル、最大幅員は隅切り部で10.3メートルでございます。  次に、5ページが、整理番号3から7、市道4410号線から4414号線の5路線でございます。起点は畑沢南3丁目16番4地先ほか、終点は畑沢南3丁目16番26地先ほかでございます。延長は合計で645.3メートル、最小幅員はいずれも6メートル、最大幅員は、隅切り部で10.2メートルから10.4メートルでございます。  次に、6ページが、整理番号8番、市道7995号線でございます。起点は請西南2丁目16番33地先、終点は請西南2丁目16番36地先でございます。延長は40.7メートル、最小幅員は5メートル、最大幅員は隅切り部で9.2メートルでございます。  最後に、7ページから10ページが、各路線の起点・終点部の現地の現地の写真でございます。  認定路線につきましては、検査を実施いたしまして、全て認定要件を満たしていることを確認しております。  なお、今回の認定により、市道の総路線数は3,516路線で、総延長は93万9,624.5メートルとなります。  説明は以上でございます。ご審査のほど、よろしくお願いします。 267 ◯委員長(草刈慎祐君) 説明は終わりました。  ご質疑願います。斉藤委員。
    268 ◯委員(斉藤高根君) 1347号線の話でございます。これは矩形になっていて、この案内図が分かるかな、今、表示してくれた図面。これでこの宅地の中の雨とか排水が、その市道を認定しようとする右左、側溝がついていて、それが既存の側溝に落ちているんですけれども、この既存の側溝って、呑堀の方に流れているのか、それとも、この東側に流れているのか、私にお教えください。 269 ◯委員長(草刈慎祐君) 岸都市整備部次長。 270 ◯都市整備部次長・土木課長(岸 知己君) この起点部から既設の市道に雨水排水がつながっているんですけれども、雨水排水につきましては、この南東側の大排水の方に流れているというふうに認識しております。 271 ◯委員長(草刈慎祐君) 斉藤委員。 272 ◯委員(斉藤高根君) 南東側に流れているわけじゃなくて、一旦東側の道をずっと伝わって、排水に伝わって、それで最後に呑堀の方に流れていくと、こういう構造で、この側溝が隣接する側溝というのは、いつも問題があって、いつも頼まれているんですけれども、土木の方では何もやってもらえないと。要するに、海側には一旦流れないんですよ。逆勾配になっていて、非常に深い側溝になっていて、これができる前もこの海側に何軒かあって、この人たちが水が流れない流れないと年中こう、そういうものを勘案して、この雨水はこの側溝に流していいよという指導をしたのかな。私が指導をするのであれば、この大排水に隣接しているわけだから、大排水の方に雨水だけ流してくれよという指導をすれば、一番いい形なんだけれども、そういう排水について、これ、いつも呑堀というのは、土地が一番低いわけだからよ。一番低い場所で水がいつもあるので、そこに船をつないだと、これが港の原型だけど、そんな低い場所で、これを逆に流れているわけだよ。これを認定するには、将来的にはもう市が責任を持つよということになるわけなんだけれども、この点についてお答えください。 273 ◯委員長(草刈慎祐君) 岸都市整備部次長。 274 ◯都市整備部次長・土木課長(岸 知己君) 既存の市道の排水状況がよくないことに関しましては、都市整備部の方で修理・改善を行うということは、認識しております。今回の開発行為に当たっての指導の内容につきましては、既存の排水できるところに流すというようなことだと思いますので、この周辺の排水が不良なところにつきましては、現地の調査の上、改善に向けて検討していきたいというふうに思います。 275 ◯委員長(草刈慎祐君) ほかに。田中委員。 276 ◯委員(田中紀子さん) 分からないので教えてください。  5メートルの市道と6メートルの市道があったんですが、一体何メートル以上なら市道なのか、5メートルの市道で、やっぱり防災とかいろいろ考えたら、何か狭いんじゃないかなと思ったんですけど。5メートルがいいんですか。 277 ◯委員長(草刈慎祐君) 関口管理用地課長。 278 ◯管理用地課長(関口哲也君) 市道の認定の要件につきましては、まず、市道の認定及び廃止の基準に関する要綱というものがございます。その中で、市道につきましては、4メートル以上であることという定めがございます。ご質疑の5メートルと6メートルのものがあるというところの訳なんですけれども、もう一つ、開発指導要綱というものがございます。面積に応じて、小さい面積の場合は5メートル、要は要件で広いような開発をする場合には6メートルというような基準が設けてございます。そういった基準に基づきまして、開発する場合には道路の幅員が決まってございます。今回の場合については、ですので、5メートルの道路と6メートルの道路が結果的にはあるというふうになってございます。  以上でございます。 279 ◯委員長(草刈慎祐君) 田中委員。 280 ◯委員(田中紀子さん) 開発行為の面積によって、道路の幅も狭かったり広かったりできると。それを決めるのは国で決まっている法律があるからなのか、それとも木更津市としてなのか、ちょっとそこのところをもうちょっと教えてください。 281 ◯委員長(草刈慎祐君) 関口管理用地課長。 282 ◯管理用地課長(関口哲也君) 木更津市宅地開発指導要綱というものが定められてございます。その開発の都市計画法の手続、よく開発の手続などと言われるものを取るときに、そういった技術基準を満たした上で、適正な構造施設の整備を市としては求めているといったものがございますので、その基準をクリアしたものが、結果的には許可になる、市道認定になるというふうなものでございます。 283 ◯委員長(草刈慎祐君) 田中委員。 284 ◯委員(田中紀子さん) 私が聞いていたのは、木更津市独自としてきちんと、このぐらいの幅にした方がいいとか決められるものなのか、それとも国という法律の中の枠組みでこういうものなのか、法律か何かに基づいて開発行為の要綱だとか、そういうのが作られているのかが分からなかったんです。そこが国に基づいているんだったらあれですけれども、もし基づいていないんだったら、防災の件から考えても、狭い面積は狭い道路でいいというのは、ますますこれから消防自動車とか救急車が行きにくくなるんじゃないかなと思ったので、お聞きしています。 285 ◯委員長(草刈慎祐君) 関口管理用地課長。 286 ◯管理用地課長(関口哲也君) 申し訳ございません。  各行政の方で、そういった市の状況を考えて、基準を定められることとなっております。本市の場合は、そういった基準を要綱で定めているといったものになっております。もちろん緊急車両の通行の観点からも、そういった車両が最低限通れるような、幅員になっていると認識してございます。 287 ◯委員長(草刈慎祐君) 田中委員。 288 ◯委員(田中紀子さん) 分かりました。そうしたら、もう一方通行とか行き止まりはなるべく避けたりとか、そういうのも市独自でもうちょっと防災の面からも、一斉に何か水が浸水してきたときに、逃げる方向がどん詰まりでは困るというようなところからいくと、そういうことも今後検討をする余地はあるということでしょうか。 289 ◯委員長(草刈慎祐君) 関口管理用地課長。 290 ◯管理用地課長(関口哲也君) 委員ご質疑の内容が、今の要綱にそのまま反映されているかというところについては、まだそこまではいっていないのかなという認識でございます。今後、そういった観点からも、必要に応じて、要綱なんかを考えていかなければならないというふうに考えております。  以上でございます。 291 ◯委員長(草刈慎祐君) 田中委員。 292 ◯委員(田中紀子さん) たしか防災に強いまちとか掲げたと思いますので、ぜひそういう視点からも、できることがあったらご検討ください。 293 ◯委員長(草刈慎祐君) ほかに。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 294 ◯委員長(草刈慎祐君) 質疑終局と認めます。  次に、討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 295 ◯委員長(草刈慎祐君) 次に、賛成者。          〔発言する者なし〕 296 ◯委員長(草刈慎祐君) 討論なしと認め、採決をいたします。  議案第70号 市道路線の認定についてを、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 297 ◯委員長(草刈慎祐君) 起立全員であります。よって、議案第70号は、原案のとおり可決されました。  以上をもちまして、当委員会へ付託されました議案の審査は終了いたしました。   ─────────────────────────────────────── 298 ◯委員長(草刈慎祐君) 以上をもちまして、建設経済常任委員会を閉会いたします。                                 (午後零時10分) Copyright © Kisarazu City Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...