木更津市議会 2020-03-17
令和2年予算審査特別委員会 本文 2020-03-17
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◯委員長(重城正義君) 委員並びに執行部の皆様、おはようございます。
ただいまの出席委員数は9名であります。定足数に達しておりますので、これより
予算審査特別委員会を開会いたします。
佐藤議員、神蔵議員、石川議員、座親議員、渡辺議員、田中議員、平野議員、高橋議員が傍聴されておりますので、報告をいたします。
本日は、去る3月6日の本会議において、
予算審査特別委員会に付託されました議案6件について審査をお願いいたします。
それでは、審査に先立ちまして、近藤議長からご挨拶があります。近藤議長。
2 ◯議長(近藤 忍君)
予算審査特別委員会の委員の皆さん、そして、傍聴議員の皆さん、執行部の皆さん、本日は議会休会中の中、お忙しいところをお集まりいただきまして、ありがとうございます。
令和2年度の行政運営につきましてどのように進めていくか、また、課題はどこか、その対策はどこかということを具体的に議論する場として、この
予算審査特別委員会でございます。皆さんの慎重審査をよろしくお願いしたいと思います。
3 ◯委員長(重城正義君) ありがとうございました。
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4 ◯委員長(重城正義君) 続きまして、渡辺市長からご挨拶をいただきます。渡辺市長。
5 ◯市長(渡辺芳邦君) 皆さん、おはようございます。
予算審査特別委員会の委員の皆様方には、ご多用のところ令和2年度予算につきましてご審査をいただき、誠にありがとうございます。
本日から3日間にわたりましてご審査いただきます案件は、令和2年度木更津市一般会計予算、そして、4つの特別会計予算及び
下水道事業会計予算の合わせて6議案でございます。内容につきましては、提案理由の際にご説明申し上げましたところでございますが、十分ご審査をいただき、原案どおり可決たまわりますようお願いを申し上げまして、冒頭の挨拶とさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
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6 ◯委員長(重城正義君) ありがとうございました。
なお、私から一言、コロナウイルスが大変、燎原の火のごとく蔓延しております。マスクをされて発言される方もいらっしゃるかと思います。なるべくマイクに近づけて明瞭にお願いをいたします。
それでは、議案第13号から議案第17号の一般会計予算及び各特別会計予算、並びに議案第27号
下水道事業会計予算の6議案を議題に供します。
議案については順次ご審査を願うわけでありますが、ここで審査の適正な進行を図るため、私から委員並びに執行部の方々にお願いをしておきます。
既に配付済みの「
予算審査特別委員会の注意事項」をご確認いただき、皆様のご協力をお願いいたします。
それでは、議案第13号 令和2年度一般会計予算から順次審査を行います。
なお、議案第14号から議案第17号までの特別会計予算につきましては、関係部等の予算審査をする際に、あわせて行いますので、ご承知おき願います。
まず、総体的事項について審査を願うわけでありますが、令和2年度木更津市予算書では1ページから13ページ、並びに予算書と一体になっている予算に関する説明書の15ページから17ページまでとなります。
なお、歳入・歳出の細部にわたる審査につきましては後ほどお願いすることとし、ここでは総体的な事項の審査をお願いします。
それでは、ご質疑願います。草刈委員。
7 ◯委員(草刈慎祐君) おはようございます。3日間よろしくお願いいたします。
渡辺市長がご出席ですので、総体的な事項についてお伺いします。
政府が令和2年1月20日に閣議決定した令和2年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度によりますと、令和2年度の経済見通しは、総合経済対策を円滑かつ着実に実施するなど、令和2年度の経済財政運営の基本的態度の政策効果も相まって、雇用・所得環境の改善が続き、経済の好循環が進展する中で、内需を中心とした景気回復が見込まれるとされております。
しかしながら、昨年末に中国で発生した
新型コロナウイルス感染症が日本でも広がり始め、経済にも相当程度の悪影響を及ぼし、既に中国からの部品供給の途絶による製造業、インバウンドの激減や外出、会食の自粛による観光業や飲食業のほか、娯楽産業などにマイナス影響が広がり始めており、本市におきましてもその影響が懸念されるところでございます。
市長は3月市議会定例会初日の令和2年度の施政方針において、本市では、未来に向けた発想の転換によるイノベーションをキーワードに、第2次基本計画に基づく諸施策の着実な推進を図ることで、新たなにぎわいの創出に向けた動きが顕在化してきたと述べられました。
一方で、昨年秋に発生した台風、大雨により明らかとなった防災対策の課題や被災された市民への支援など、喫緊の課題への対応のほか、人口増加が緩やかになってきた本市が持続可能なまちとして今後も存続していくためには、財源の効果的な配分が必要です。
こうした状況の中、令和2年度当初予算案は前年度当初予算を20億円以上超える470億2,900万円と7年連続過去最大を更新する大型予算となり、渡辺市長におかれましては、予算編成に大変苦労されたのではないかと思います。
そこでお伺いしますが、新年度の予算に関しまして、市長ご自身の評価、感想あるいはどこに力点を置かれたのかお聞かせ願いたいと存じます。
8 ◯委員長(重城正義君) 答弁を求めます。渡辺市長。
9 ◯市長(渡辺芳邦君) 草刈委員のご質疑にお答えいたします。
南房総地域において人口減少が進む中ではありますけれども、本市ではこれまでの各種施策の効果が、
アクアライン通行料金引き下げ効果と相まって人口増加に鈍化の兆しはあるものの、引き続き緩やかな人口増加が続いております。
令和2年度には金田地区に(仮称)
コストコホールセール木更津倉庫店の開業が見込まれ、令和3年度以降においても伊豆島地区のポルシェ・エクスペリエンスセンターの開設など、さらなる定住・交流人口の増加、また、地域経済の活性化が期待されているところでございます。
こうした状況の中編成いたしました令和2年度当初予算案に関しての私自身の評価、感想、力点を置いたことはとのご質疑でございますが、予算編成に当たっては、中期財政計画に基づき持続可能な財政基盤の確立に努めながら、市政運営の基本的な考え方で示した重点施策とともに、防災対策に限られた財源を優先的に配分いたしました。
この結果、令和2年度一般会計の予算総額は前年度比20億8,300万円、4.6%増の470億2,900万円となり、過去最大の予算規模となったところでございます。
財源として、市税においては人口増及び引き続き堅調な住宅の建設などから増収を見込むとともに、国庫支出金、県支出金の有効活用に努めるなど、市債の発行を抑えプライマリーバランスの黒字を確保したことで、将来への負担増を最小限にとどめられたものと考えております。
力点を置いた主な取り組みをご説明いたしますと、まず、防災力の強化として
国土強靱化地域計画、
ウェブ版ハザードマップを新たに作成するほか、暴風雨時の倒木による停電を抑制するための森林環境譲与税を活用した森林資源の適正な管理、避難所における電源確保、避難所環境の充実を図るため、
小中学校体育館トイレの洋式化や避難所運営備品の調達などに重点を置き、災害に強いまちを目指してまいります。また、引き続き住宅を初めとする被災者への各種支援を継続してまいります。
次に、港やまちのにぎわいを図るために、クルーズ船の誘致や受け入れ体制の整備とともに、パークベイプロジェクトとして民間活力を活用した鳥居崎海浜公園の整備や、富士見通りの無電柱化や歩道整備に向けた詳細設計を実施いたします。また、木更津駅周辺における
街なか居住マンションの取得者に補助を行うことにより、中心市街地への移住・定住を促進いたします。
次に、市民の健康の維持・増進を図るため、新たに歩数計、健康アプリを導入し、行政ポイントを付与することにより運動の習慣化を図ります。また、老朽化した健康増進センターのプール層の取り替え及びろ過器の更新を行い、施設の安全性を確保いたします。
次に、子育て支援の充実として、新たに妊婦歯科健康診査及び新生児聴覚検査への助成を実施するほか、子育て環境の充実している店舗等を
子育て応援スポットとして市民に広く周知するとともに、親子が遊び交流できる場として子育て相談もできる、
こどもおもちゃ基地を定期的に設置するなど、子育てに優しいまちづくりを進めてまいります。
次に、スポーツ資源を活かしたまちづくりとして、東京2020オリンピック・
パラリンピック競技大会における
ナイジェリア選手団の事前キャンプのサポートや交流イベントの開催、ちばアクアラインマラソンや
木更津トライアスロンの大会など、各種スポーツ大会の開催を通じて交流人口の増加を図ってまいります。
次に、脱炭素社会の実現に向けた地球温暖化対策として、市民、事業者及び市が一体となって取り組む
地球温暖化対策実行計画(区域施策編)を推進し、公共施設や住宅への
太陽光発電設備設置などにより、再生可能エネルギーの利活用を市内全域で図ってまいります。
以上、令和2年度の主な取り組みを幾つか申し上げましたが、このほかにも
電子地域通貨アクアコインの推進や
江川総合運動場拡張整備事業など、基本計画事業や継続事業の計画的な実施、市民ニーズを把握するための意識調査実施事業など、市民サービス向上のために必要な事業費を計上できたものと考えております。
私からは、以上でございます。
10 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。斉藤委員。
11 ◯委員(斉藤高根君) それでは、市長を初め、執行部の皆さんが苦労してつくり上げた新年度予算でありますけれども、
新型コロナウイルス感染症が日本でも拡大し、安倍首相による小中学校や高等学校の一斉臨時休業要請など、社会的経済活動に多大な影響を与えております。
そこで、この問題に触れないわけにはいかないと思います。先ほど草刈委員が言ったように、影響があるということだけで、何かこの本予算には反映されてないわけです。このまま本予算案を承認して新年度を迎えてよいものなのか、執行部の考えをここでお聞きしたいと思います。
12 ◯委員長(重城正義君) 高浦財務部長。
13 ◯財務部長(高浦 浩君) 委員おっしゃいますとおり、
新型コロナウイルスにつきましては本予算案計上後に感染が拡大しているところでございまして、本予算案に関連予算は計上してないところでございます。
国におきましては、緊急対策の第3弾として4月にも緊急経済対策を策定する方針を固め、新年度予算における対策につきましては、新年度予算成立後補正予算を編成するとの報道もございますので、今後の国の対策に留意してまいりたいと考えております。
以上でございます。
14 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。
15 ◯委員(斉藤高根君) それでは、新年度になって国が今おっしゃられたように第3弾を策定した場合、市ではどのような対応をとるのか。その対応をとるのに、そのための予算はどこから出てくるのかお答えください。
16 ◯委員長(重城正義君) 高浦財務部長。
17 ◯財務部長(高浦 浩君) 新年度におけます国の対策により、本市の予算においても補正予算の必要性が生じる場合がございます。緊急を要する場合におきましては、臨時議会の開催、予算の専決または予備費での対応をさせていただきたいと考えております。
なお、財源でございますが、
新型コロナウイルス感染対策につきましては国を挙げて取り組む課題でございまして、緊急対策第2弾までの状況では、ほとんどの対策は全額国費で対応されておりますので、新たな対策がなされる場合にもその多くは国費となり、市の大きな負担はないものと考えておりますが、市負担につきましては財政調整基金の取り崩しなどで対応することになるものと考えております。
以上でございます。
18 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。
19 ◯委員(斉藤高根君) この間の私の代表質問でも、臨時財政対策債ですか、まだ4,000万円ぐらい枠があるということで、まだ枠がありそうですけども、コロナウイルス、まだ先が見えません。これから市民の生活もまだまだ不安ということで、国のみならず我々市で何かできることがあれば、みんなで一体となってこれから努力していきたいと思いますので、執行部におかれましてもよろしくお願い申し上げて、総体的事項を終わりたいと思います。ありがとうございます。
20 ◯委員長(重城正義君) ほかに、石井委員。
21 ◯委員(石井徳亮君) よろしくお願いします。
先ほど渡辺市長から、力点を置いた主な取り組みの一つとして、防災力の強化と被災者への各種支援とのご答弁がありました。昨年の台風、大雨により木更津市も甚大な被害を受け、市民生活に大きな影響を与えました。また、大規模地震の発生も今後想定されていることから、早急に防災対策を進めることは私も重要であると考えております。
そこで、お伺いいたしますが、防災対策や災害対応に関連する経費は当初予算に幾ら計上されておりますでしょうか。お願いします。
22 ◯委員長(重城正義君) 高浦財務部長。
23 ◯財務部長(高浦 浩君) 令和2年度当初予算におきましては、被災住宅への直接の支援として6億4,660万円、インフラ復旧として8,290万円、そのほか避難所環境の整備や電源確保など、防災・災害対策として計8億2,262万2,000円を計上したところでございます。
24 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
25 ◯委員(石井徳亮君) ありがとうございます。
具体的にはどのような事業が予算計上されていますでしょうか。お願いします。
26 ◯委員長(重城正義君) 高浦財務部長。
27 ◯財務部長(高浦 浩君) 昨年の台風被害に対応するための事業といたしましては、被災した住宅の修繕に係る事業として、
被災住宅修繕緊急支援事業費5億1,047万5,000円、
住宅応急修理事業費1億2,421万1,000円を計上しており、そのほかに道路や河川、自転車駐車場の復旧事業費などがございます。
防災対策に係る事業といたしましては、
災害用備蓄用品購入事業費として1,719万2,000円、自家発電装置の改修を行うための
庁舎維持補修工事費1,500万円、救命用ボートなどの
救急救助資機材購入費1,180万4,000円などのほか、
国土強靱化地域計画策定等業務委託費、
ウェブ版防災ハザードマップや
災害対応工程管理システム導入などに係る経費を計上しているところでございます。
28 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
29 ◯委員(石井徳亮君) ありがとうございます。
防災対策につきましては、先日三菱自動車と災害時における協定を結ばれたとお伺いしております。災害時に市だけで全てに対応することはできないと思いますので、民間の力を借りることが必要だとも考えております。
また、昨年の災害では長期の停電が市民生活に非常に大きな影響を与えたと感じております。そこで、現時点で停電対策につながる協定は何社とどのような内容で結ばれているのかお伺いいたします。
30 ◯委員長(重城正義君) 土居総務部長。
31 ◯総務部長(土居和幸君) 今回、本市初となる、移動可能な非常用電源として活用できる電動車両等の支援に関する協定を
三菱自動車工業株式会社等と今月12日に締結をいたしました。また、発電機等の賃借に関する協定を2社と締結しております。そのほか乾電池や非常用ランタン、投光器等の電気製品の提供に関する協定につきましても、9社の企業と協定を締結しているところでございます。
32 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
33 ◯委員(石井徳亮君) ありがとうございます。
今後もいろいろな分野での協定を結んでいくんでしょうか。それとも、これで十分なのか、今後どのような取り組みが必要と感じられているのか、お考えをお聞かせください。
34 ◯委員長(重城正義君) 土居総務部長。
35 ◯総務部長(土居和幸君) 今後も引き続き災害時における物資の供給や災害時における自治体間の相互協定、電源供給に関する東京電力パワーグリッド株式会社との協定、また、今定例会でも竹内議員の一般質問にお答えをさせていただきましたが、住宅購入時にハザードマップにて危険箇所の情報提供を行う千葉県宅地建物取引業協会千葉支部との協定等、行政のみの対応では限りがありますことから、さまざまな分野で協定を結び、民間からのご協力を得て今後の災害に備えてまいりたいと考えております。
36 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
37 ◯委員(石井徳亮君) 昨年の台風と大雨により本市も大きな被害を受けて、来年度に向けて各種対策に係る予算計上をするとともに、今後もさまざまな分野で民間の力を借りて災害に備えていくとのご答弁をいただきました。近年の異常気象を考えると、いつ大規模な災害が起こっても不思議な状況ではありませんので、市民の安全・安心のためにしっかりと対応していただきたいと思います。
以上です。
38 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。鶴岡委員。
39 ◯委員(鶴岡大治君) おはようございます。まち発展の重要な要素は、私は人口であるというふうに考えております。先ほど市長のご答弁の中でも述べられておりましたが、木更津市の人口の増加は緩やかになってきたというふうなご判断でございます。
木更津市の人口増の要因は、自然減を上回る社会増があると以前から説明されてきました。特に近隣三市からの移動等を含め、もう少し詳しい説明をお願いいたします。
40 ◯委員長(重城正義君) 山口企画部長。
41 ◯企画部長(山口芳一君) 本市人口の1年間の社会動態を住民基本台帳からこの5年間で見ますと、平成27年は転入者が6,451人に対し転出者が5,304人で1,147人の転入超過となっておりましたが、令和元年は転入者6,423人に対し転出者が5,692人で731人の転入超過となり、いわゆる社会増の幅が縮小しております。
周辺市からの転入出の状況を平成27年と令和元年で比較いたしますと、君津市からは384人増から298人増へ転入者が減少、富津市からは107人増から133人増へ転入者が増加。袖ケ浦市は90人減から139人減と転出者が増加しております。
なお、本市の年齢階級別推移の主な比較では、45歳から49歳の階級が5年間に2,849人の増、20歳から24歳の階級が609人の増、15歳から19歳の階級が35人の増となっております。
一方、自然動態の変化ですが、住民基本台帳におきましては、平成27年中は出生1,055人に対し死亡1,264人で、209人の減となっておりましたが、令和元年中は出生949人に対し死亡1,380人で431人の減となっております。
以上でございます。
42 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。
43 ◯委員(鶴岡大治君) 詳しい数字ありがとうございます。ぜひ施策のときに質疑をさせていただきたいと思います。
それで、近年は外国人の増加もあるように聞いております。詳しい状況をご説明お願いいたします。
44 ◯委員長(重城正義君) 山口企画部長。
45 ◯企画部長(山口芳一君) 住民基本台帳に基づく1月1日時点の外国人登録者数でございますが、5年前の平成27年が1,662人だったのに対し今年の令和2年は2,553人であり、年々増加しております。昨年の1月は2,304人でしたので、1年間に249人の増加となっております。
特に増加が著しい国はベトナムで、平成23年が42人、平成27年が90人だったのに対し、昨年は392人、今年は499人と大幅に増加しております。
昨今労働者不足が問題となっている中、技能実習などの資格で在住する外国人は平成23年の112人が平成27年には163人、今年の1月には569人となっており、本市の在住外国人の増加の主な要因になっていると考えております。
以上でございます。
46 ◯委員長(重城正義君) ほかに、堀切委員。
47 ◯委員(堀切俊一君) おはようございます。よろしくお願いします。
私の方から、財務部に幾つかご所感をお伺いしたいと思います。
まず、1つ目ですが、来年度の予算における経常収支比率はどれくらいになっているんでしょうか。
48 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡財務部参事。
49 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 令和2年度予算で94.0%でございます。
50 ◯委員長(重城正義君) 堀切委員。
51 ◯委員(堀切俊一君) 本市の予算における経常収支比率は、先ほどおっしゃってくれた94.0%が来年度。それで、平成30年度が94.9%でございます。その前の平成29年度が94.8%で、94%台でずっと推移しています。
昨年の議事録を見ますと、財務部長は、経常収支比率が70%、80%だった頃はもうバブルの頃の話だというようなことをおっしゃっています。ということで、この木更津市の94%台というのは、財政が健全に運営しているかどうかをちょっとお尋ねしたいと思います。
52 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡財務部参事。
53 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 本会議において財務部長の答弁にもございましたが、経常収支比率はあくまで各種指標の中の一つでございます。財政が健全かどうかはいろんな指標を総合的に判断するべきだと思いますが、確かに経常収支比率が高止まりして財政の硬直化が進行していることは懸念されるところでございます。
ちなみに平成30年度決算で、数値でございますが、木更津市、平成30年度は93.4%決算。こちらにつきましては、千葉県での値としては中位ぐらいのところでございます。
以上です。
54 ◯委員長(重城正義君) 堀切委員。
55 ◯委員(堀切俊一君) 皆さんご存じと思うんですけれども、地方の財政は地方財政法にのっとって運営されます。地方財政法の目的は簡単で、地方財政が健全化することによって地方自治を発展させると。これが目的でございます。
これも皆さんご存じと思いますが、予算編成においては予算編成の3原則ということが言われています。3原則のうちの一つは収支均衡の原則。これは簡単で、収入と支出の均衡を保持する。赤字を出さないということです。それに関連して、木更津市の本年度の実質公債費比率をお願いいたします。それに対する所見をお願いいたします。
56 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡財務部参事。
57 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 実質公債費比率につきましては、すみません。確認してから答弁させていただきます。
58 ◯委員長(重城正義君) 後刻報告をお願いいたします。堀切委員。
59 ◯委員(堀切俊一君) 3原則の2つ目は行政水準確保の原則。これは地方公共団体の最大の使命は住民福祉の向上にあるという認識のもとで、収支の均衡を図りつつ最大限の住民サービスを提供するように努めなければならないとあります。これについて、今年度の財務部の所感をお願いいたします。
60 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡財務部参事。
61 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 予算規模は膨れましたが経常的なものにも目配りをしており、市の貯金を崩しながらではございますが、投資的経費を確保しているような状況でございます。
委員おっしゃるように、歳入に見合った歳出、イコールがふさわしいのではないかとは思いますが、今現在は木更津市が将来人口減少に備えて投資をしているような状況でございますので、今年、あと、令和2年度、令和3年度も基本計画事業はもう採択されておりますが、ここの時点では現在投資的経費を確保するために、経常的なものに目配りをしつつ新たな投資をしている状態でございます。
以上です。
62 ◯委員長(重城正義君) 堀切委員。
63 ◯委員(堀切俊一君) 私がお聞きしたのは、住民サービスの提供についてはどのようにお感じですかということです。
64 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡財務部参事。
65 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 各担当部署が予算要求の中で住民の要望等を取り入れて予算を要求しているものと考えております。
以上です。
66 ◯委員長(重城正義君) 堀切委員。
67 ◯委員(堀切俊一君) 長くなってすみません。3つ目の原則は財政構造弾力性の確保の原則。これは難しいんですけど、簡単に言えば、収入と経費があって、経常的に得られる収入が経常的に必要な経費を賄ってもなお相当の余剰がある状態でなければならないというのがこの原則なんですが、これに対してはいかがでしょうか。
68 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡財務部参事。
69 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 委員おっしゃりますものは、先ほどの経常収支比率と関連してくると思いますが、94%ということで、経常的な支出を経常的な収入で賄った上、今現在では6%程度の余剰があるものと考えております。
以上です。
70 ◯委員長(重城正義君) 堀切委員。
71 ◯委員(堀切俊一君) 何でこんなことを聞くかといいますと、昨年度の会議録を見ましたら、ある委員がこのようにおっしゃっておりました。
令和元年度の予算ですけれども、令和元年度の予算は新規事業に目が行き、多くの市政協力員などから寄せられている道路や排水のそういった生活に身近なものがちょっとおろそかになっているんではないかというような趣旨の発言がございました。これについてはいかがでしょうか。
72 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡財務部参事。
73 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 昨年度も答弁させていただきましたが、経常的なものにつきましても、目配りをしながらも新規事業に対して予算をつけている状態でございます。経常的なものにつきましては、一応予算を編成する上でシーリングを設けておりますので、前年度と同額並みの予算は計上しているものでございます。
以上です。
74 ◯委員長(重城正義君) 堀切委員。
75 ◯委員(堀切俊一君) すみません。最後の質疑になります。
私、ちょっとこの予算書を見て、3月の定例会の一般質問でも発言させていただいたんですけれども、どうも木更津市、企業の誘致とか区画整理とか、あるいはさまざまな事業の方は一生懸命なんですけど、どうやら住民の足元を見ていない。例えば暮らしやすさとか住民福祉、そういったものを大切にするということからやや離れてしまっている部分が多いような気がします。
それについてのご所見をお願いいたします。
76 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡財務部参事。
77 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 住民の日々の暮らしにも目配りはしつつ、これから人口が放っておくと減少社会に入ってまいりますので、この人口の維持もしくは減少をなるべく先まで遅らせるというような意味でも投資をすることが必要と考えております。
以上です。
78 ◯委員長(重城正義君) 堀切委員。
79 ◯委員(堀切俊一君) いろいろ質疑をさせていただきましたけど、さっき言ったように、地方公共団体の最大の使命は住民福祉の向上にあるということで、これからまた予算編成の方をよろしくお願いいたしたい。あと、執行の方ですね。ちゃんと執行の方をよろしくお願いいたします。すみませんでした。
80 ◯委員長(重城正義君) 堀切委員、初めてだと思うんですけども、委員に関する注意事項の4番目に、数値に関する質疑を行う場合は、原則として執行部に事前通告をするということでございますので、これから3日間ありますので、そういう数値を求める場合には事前にお願いしたいと思います。
ほかにご質疑、竹内委員。
81 ◯委員(竹内伸江さん) 先ほどの石井委員の関連質疑でちょっと質疑をすればよかったんですが、申しわけございません。
昨年の台風被害を受けまして、今回、予算、限られた財源を優先的に防災の方へ配分したというお話なんですけれども、私、以前に一般質問で発言させていただいたんですが、被災してしまった復旧にお金をかけるよりも、本当に災害、これはもう毎年台風がやってくるような、気象の世界的にそういうふうになってしまいました。災害を見越して予防する対策費にかけた方が、お金が安く済むんじゃないかという、これはなかなか限られた財源の中で、ちょっとどういう台風が来るかもわからない。災害が来るかもわからないというものにかけるというのも大変な作業だとは思いますけれども、今回、木更津市としてこれだけは予防、防災に関して予算を配分したという目玉みたいなものがありましたら、教えていただきたいと思います。
82 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡財務部参事。
83 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 災害関連におきましては、先ほど財務部長からも答弁いたしましたように、まず、防災ハザードマップ、ウェブ版で作成するような予算を計上しております。さらには、通常の年であれば
災害用備蓄用品購入事業費、こちらは令和元年度当初予算で金額的には200万円で、200万円の中でやりくりをしていただいたものですが、令和2年度予算につきましては約8倍の1,700万円強の予算を計上したところでございます。
その他
国土強靱化地域計画を策定するなど、防災に強いまちづくりを目指してまいりたいと思います。
以上です。
84 ◯委員長(重城正義君) 竹内委員。
85 ◯委員(竹内伸江さん) ありがとうございます。
一度説明していただいたことを確認の意味で、よくわかりました。ありがとうございます。
86 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。
〔発言する者なし〕
87 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、鶴岡財務部参事。
88 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 先ほどの堀切委員からの実質公債費比率でございますが、2.9%でございます。
以上です。
89 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、続いて、歳入から順次審査願います。
ここで答弁席入れ替えのため、暫時休憩といたします。
(午前10時37分)
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(午前10時38分)
90 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。
これより、歳入について審査願うわけでありますが、初めに、予算に関する説明書の18ページから23ページまでの第5款市税から第15款配当割交付金について審査をお願いいたします。
ご質疑願います。鶴岡委員。
91 ◯委員(鶴岡大治君) それでは、18ページ、5款市税についてお伺いいたします。
市税全体では2億8,831万円の増収であるということでございます。
まず、初めに、市民税についてお伺いいたします。大変よい資料が用意されておりますので、前年と比べてどこがどうなって、結果的にどうなったというふうに少し詳しい説明をお願いしていただければ、大変ありがたいと思います。お願いいたします。
92 ◯委員長(重城正義君) 渡辺市民税課長。
93 ◯市民税課長(渡辺則行君) それでは、個人市民税、法人市民税の部分についてお答えいたします。
まず、個人市民税でございますけれども、令和元年度当初予算と比べまして、調定額ベースで1億6,550万9,000円増加しております。その主な要因といたしましては納税義務者数の増加、それと、納税義務者1人当たりの総所得金額の増加。この2点を挙げることができます。
大変恐れ入りますが、資料といたしまして財務部提出のナンバー07、
予算審査特別委員会資料の2ページをご覧いただけますでしょうか。
一番下の、最下段の左側になりますが、納税義務者数の部分をご覧いただければと思いますが、平成28年度の決算値から平成30年度の決算値をご覧いただきますと、毎年度およそ1,200人、率にいたしますと1.5%から2%程度納税義務者数は伸びております。そして、令和元年度の決算見込みもこの数値の傾向を維持できる見通しであることから、これらを参考に令和2年度分の納税義務者数を推計したところでございます。
次に、納税義務者1人当たりの総所得金額の増加についてでございますけれども、ちょっと資料を移りまして、恐れ入りますが資料ナンバー15、令和元年度版市税概要、こちらの20ページをご覧いただければと思います。よろしいでしょうか。すみません。
こちらの資料は、毎年行われております課税状況調べからの抜粋資料でございます。ご覧いただいているのは平成28年度のものとなります。表の左側の納税義務者数の合計値、一番下、下段になりますね。6万1,149人。こちらで総所得金額等の合計値1,943億1,592万円、こちらを割りますと、納税義務者1人当たりの総所得金額が約317万8,000円となります。
同様に、資料をめくっていただいて次ページ以降を見てまいりますと、平成29年度が約320万5,000円、その次のページ、平成30年度が約327万3,000円。令和元年度が約331万5,000円と、毎年度3万円から6万円ぐらい、率にいたしますと約2%程度伸びております。
恐れ入りますが、再び資料07の
予算審査特別委員会資料の2ページに戻っていただいてよろしいでしょうか。今申し上げたような分析から得られました伸び率を参考といたしまして、均等割額、それから、所得割額をそれぞれ推計し、その結果といたしまして、前年度当初予算比2.1%増の81億226万円を調定額として見込んだというところになります。
続きまして、法人市民税についてでございますが、資料は次のページ、3ページ。市税関係資料の法人市民税・現年課税分をご覧いただけますでしょうか。
法人市民税につきましては、令和元年度当初予算と比較いたしますと、調定額として1億7,533万6,000円の減を見込んでおります。この減の主な要因といたしましては、資料下段に注釈を示してございますが、平成28年度の税制改正によりまして、令和元年10月1日以降開始となる事業年度から法人税割の税率が引き下げられたことによるものでございます。
表中で確認をしていただくとすれば、法人税割の1)1億円超、2)5,000万円超1億円以下、3)5,000万円以下という区分があるんですけども、こちらのところが、ちょっと見づらいかもしれませんけど、区分が3つに分かれております。3段になっております。この適用税率をもとに、現在登録されている法人の決算期の状況ですとか、これまでの課税状況などを参考に推計したものが、ご覧いただいている画面ですと黄色い網かけになった部分となりまして、増減額の欄で示しておりますとおり、令和元年度の予算に比して大幅な減となったというところでございます。
ただ、このような厳しい状況ではあるんですけれども、均等割につきましては資本金が10億円を超えるような、いわゆる大規模法人が増加することによりまして、約1,000万円の増を見込んでいるところでございまして、これを加味した結果が1億7,533万6,000円の減ということになったという次第でございます。
私からは以上です。
94 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。
95 ◯委員(鶴岡大治君) 市民税につきましては、あくまでも推計の根拠ということで示していただきました。参考にさせていただきますけども、今、コロナがこれだけ蔓延し始めている中で、恐らく所得の増加というのもいかがなものかということが大変懸念されますので、そういった対応を、俗に言うアンテナを張って減収に備える体制を日夜とっていただきたいというふうに思います。
続けて、固定資産税についてもお伺いさせていただきます。
市税概要の26ページには土地に関する調書があり、これによれば地積は変わらなくても区画整理等によって良質な宅地が供給されたことにより評価額が増加しております。
また、次の27ページには家屋に関する調書があり、棟数並びに床面積も増加していることがわかります。これをもとにして推計をしていただきたいんですけれども、個人情報等、また情報が非常に多い中で、増加が顕著な地域を例に挙げていただきまして、この税に対する説明をしていただければというふうに思います。
96 ◯委員長(重城正義君) 長谷川資産税課長。
97 ◯資産税課長(長谷川直樹君) 固定資産税の増収の推移の説明とのことでございますが、国土交通省が毎年3月に公示している地価公示によりますと、本市の平均地価公示価格は平成24年からプラスに転じ、アクアライン、区画整理事業等の効果により毎年上昇してきております。
この地価公示価格は土地の固定資産税評価の指針になっており、本市の平均地価公示価格につきましては、平成24年は1平米当たり3万200円でございましたが、昨年、平成31年は1平米当たり3万7,000円と、1平米当たりといたしまして6,800円上昇してきております。
昨年1月1日時点での本市の最高額地点につきましては、東中央一丁目3の8、木更津駅東口付近で、1平米当たり12万8,000円でございました。また、変動率が一番大きかった地点は請西南三丁目33の5で、1平米当たり5万8,600円、前年比プラス6.3%となっております。
家屋につきましては、近年800棟前後の新築、増築が続いており、平成28年度から令和元年度までの4年間で約3,200棟の家屋が建設されております。
増加が顕著な地域として金田地区を例にご説明させていただきますと、金田東地区につきましては平成26年に換地処分が行われており、その当時の金田地区全体の土地家屋の税額は、概算ではございますが、固定資産税、都市計画税合わせて約5億5,000万円でございましたが、令和元年度には約7億9,000万円となっており、比較いたしますと約2億4,000万円の増加と大きな伸びを示しております。
現在、金田西地区において大型店舗の建設が進んでおりますが、金田地区におきましては今後も新たな事業所、店舗、住宅等の建設が進み、それらがさらなる増収につながるものと見込んでおります。
以上でございます。
98 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。
99 ◯委員(草刈慎祐君) すみません。ちょっと2つほど関連がありまして、1つずつお伺いします。
まず、固定資産の方、今説明があったと思います。木更津市、建築物が増加傾向ということで、説明書の19ページにも詳細が書いてあるわけなんですが、その一方で、一昨年ですか。昨年にかけて法改正によりまして空き家等が大分、税収の関係がありまして解体が進んでいるわけでございます。そのような中で見込みを立てたと思われるんですけども、そういったことは、もちろん市に対しては建物を解体したときには税収の関係で報告というのがあると思うんですけども、大体市の、大まかで結構ですので、どれぐらいの棟数が解体されていっているのかということがわかりましたらお伺いいたします。
100 ◯委員長(重城正義君) 長谷川資産税課長。
101 ◯資産税課長(長谷川直樹君) 手元にある資料によりますと、平成30年度は建物の取り壊し棟数は661棟、平成31年度は547棟となっております。本年の取り壊し件数の見込みでございますが、調査方法なんですけども、現地調査に加え法務局から通知されます登記簿情報、また、所有者からの取り壊しに関するご連絡、また、空き家等につきましては、担当部署であります住宅課と日頃から情報共有を行っておりますので、建物が取り壊された際には報告をいただいておりますので、その上で現地調査をし、取り壊しの処理を行っております。令和元年中の取り壊し件数につきましては550棟と見積もり、480万円の減額を予算に反映させております。
以上でございます。
102 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。
103 ◯委員(草刈慎祐君) 了解いたしました。
また、この空き家、空き地対策等につきましては、あさってですか。細かく都市整備部の方に質疑をさせていただこうかと思っております。
それと、鶴岡委員が質疑をされました、市税の方でどういった、市民税であったり法人税がどのような状況かというのはお伺いして理解をしたんですが、その一方、見込み額はわかったんですけども、それイコールでやっぱり払ってもらわなければいけないということで、徴収率の推移ということで、市税の概要の15ページに詳細が書かれておりますが、近年、対策本部等を設置されまして、毎年若干、少しずつ上がってきているというふうに思われているんですが、主な要因をまず、お聞かせください。
104 ◯委員長(重城正義君) 渡邉財務部次長。
105 ◯財務部次長・収税対策室長(渡邉雅彦君) 議会の方でも何度か財務部長の方から答弁をさせていただいているかと思うんですが、委員おっしゃいますとおり、対策本部を立ち上げて、対策について十分議論して行っている状況でございます。
今年度の主なものといたしましては、長期不動産差し押さえ、いわゆる手つかずになっている差し押さえが多くて分母を大きくしておりましたので、この辺を適正に整理するというのがまず、1点。もう1点は、これは数年継続しておりますが、継続債権、毎月とか2ヶ月ごとに、年金とか2ヶ月ごとなんですが、繰り返し歳入になりますものを積極的に押さえるということの対策を講じているところでございます。
以上でございます。
106 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。
107 ◯委員(草刈慎祐君) その中、徴収をしていただいていて、臨戸訪問ですか、していただいている職員とかもいらっしゃったと思うんですけども……〔「徴税費でやられたら」と呼ぶ者あり〕徴税費の方がよろしいですか。これに関わるので、推移状況の中でお伺いさせていただく。予算書では58ページになるんですが、歳入の方で今、市民税があったのでお伺いしたんですけども、後ほどでいいということならまた後ほどさせてもらいます。
108 ◯委員長(重城正義君) 答えられればお願いします。
渡邉財務部次長。
109 ◯財務部次長・収税対策室長(渡邉雅彦君) 前年度まで市税等徴収補助員という事業がございまして、会計年度任用職員という項目の中で含まれているんですが、そちらのお尋ねということでよろしいでしょうか。
こちらにつきましては、国保会計で1名、一般会計で1名を雇用させていただいております。徴収につきましては、2名平均になりますが、年間で1名当たり1,450万円の徴収を行っていただいております。
以上でございます。
110 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員。
111 ◯委員(鈴木秀子さん) すみません。先ほど市税の法人税のことを伺いました。
それで、普通の個人市民税はプラスになっていますよね。約1億6,500万円。だけど、法人税は確かに約1億7,500万円、マイナスになっているんですよね。この理由として税率が引き下がったということですよね。これが引き下がったのは、この10月、去年の10月1日消費税が上がりましたよね。それと同時に引き下げているわけですよ。その分の差額がマイナスになったという考え方ですよね。その差額のこの部分はどこが補填されるんでしょうか。伺います。
112 ◯委員長(重城正義君) 渡辺市民税課長。
113 ◯市民税課長(渡辺則行君) 法人市民税の引き下げ分がどのような形で補填されるのかというご質疑でよろしいでしょうかね。
法人市民税は先ほども申し上げたとおり、率として下がっております。委員おっしゃるとおり10月1日から下がっておりまして、国全体で見ますと法人市民税も下がっておりますし、法人県民税も下がっております。ただ、その下がった分と同率、率にしますと市民税の方がマイナスの3.7%、法人県民税がマイナスの2.2%にはなるんですけども、足した5.9%が、国税であります地方法人税が増加しております。こちらが交付税などの原資になりますので、そちらでの補填と、あと、予算書でいきますと、23ページの下段に法人事業税交付金というものがあるんですけども、こちらも同じタイミングで創設されておりますので、こちらが今回、9,952万3,000円を見込んでおりますけれども、こちらと合わせますと、その減額した分とほぼ同等のものが交付税も含めて木更津市には入ってくるというふうに考えております。
以上です。
114 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員。
115 ◯委員(鈴木秀子さん) これ、同額と言われましても、この数字だと約9,900万円ですよね。この法人事業税交付金。これは10月1日に消費税を上げたから、法人税が引き下がることがわかっているからこそ、その補填としてこの交付金を国として創出したということですよね。これは来年度の新たな新しい事業となって出ていますよね。
その中で、ここのマイナスは1億7,000万円、約半額しかないわけですよね。これがずっと、今後この税率が変わらないわけですよね。その法人に、これは国の制度だから市がどうのってできないにしても、やっぱり市民税は普通の税率で所得税に6%かかっているわけです。にもかかわらず、1億円を超える事業主にとっては、この10月1日からの事業主は8.4%になっている。パーセンテージが下がっていますよね。前回は、9月までは12.1%が8.4%に下がっているわけですよ。3.7%かな。下がっている。
それなのに、普通の私たちの市民からは通常に取っていて、法人税だけ下げてもというふうなことにつながるわけですよ。この消費税が私たちの今の一般市民の生活にどれだけの影響があるかということが、今の世の中でもすごく消費が落ち込んでいるということもありますよね。国の政策だからって仕方がないのかもしれませんけども、それでお聞きしたいんですけども、大企業という企業は何億円以上の資本金ということをお考えでしょうか。伺います。
116 ◯委員長(重城正義君) 質疑がわかりますか。渡辺市民税課長。
117 ◯市民税課長(渡辺則行君) すみません。答えと食い違うかもしれませんけど、先ほども申し上げたんですけれども、法人からしてみますと、国税で上がった税率と市民税、県民税で下がった税率は一緒ですので、言葉が適切かどうかわかりませんけど、取られる税金としては変わらないということです。
交付税につきましては、これだけをもとに算定しているわけではないので、市の方に、じゃあ、これの分でどれだけ来るのかというのが、具体的な数字はちょっと申し上げられませんけれども、交付税プラスこの法人事業税交付金を合わせて考えますと、今回3.7%の法人税割の減はございますけれども、その相当分が市の方には来るというふうに考えております。
以上です。
118 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員。
119 ◯委員(鈴木秀子さん) すみません。私が聞きたいのは、1億円以上の法人に対しての税率が、今までは14.7%、それが12.1%で、今度新しく10月1日より起業された企業に対して8.4%の税金がかかりますよというふうに、どんどん下げているわけですよ。消費税を市民に上げて、片方で法人税を引き下げているという状況があるわけですよ。
それで、これは1億円を超える企業にとって、どれぐらいの企業の方が1億円を超える企業で、1億円の企業が大企業とは言えないかもしれません。だから、大企業という企業は資本金が何億円以上のことを大企業と一般的に言うのかなというふうに思っているんですよ。それはどういうふうに考えているか。どれだけの企業が。
120 ◯委員長(重城正義君) 国レベルの、国から来ている、パーセンテージが来ているわけですから、それをどうのこうのというよりも……〔「わかりました。質疑を変えます。ごめんなさい」と呼ぶ者あり〕何が本旨なのか。質疑を変えますか。〔「消費税の、ちょっと一旦かわります」と呼ぶ者あり〕
休みますね。ほかに、竹内委員。
121 ◯委員(竹内伸江さん) そうしたら、予算書21ページの下段の市たばこ税についてお伺いしたいと思います。
近年国においても受動喫煙対策を強化する姿勢を明確にしております。健康増進法の改正なども行われて、その施行が今年4月1日から始まると記憶しております。
そんな中、喫煙者率などは下がっているといったようなニュースも耳にしておりますけれども、今回の予算では、令和元年度と比較して3,830万円の増収を見込んでおられます。この見積根拠などをご説明いただければと思います。
122 ◯委員長(重城正義君) 渡辺市民税課長。
123 ◯市民税課長(渡辺則行君) 市たばこ税に関する見積もりの根拠ということでございますけれども、以前、税制改正のときに議員全員協議会等で使った資料がございますので、そちらを見ながら説明をさせていただければと思います。
今、委員おっしゃいますとおり、受動喫煙の防止の強化の取り組みによって、喫煙者率などについてはやはり落ちております。そして、ニュースなどでも報道されておりますけれども、喫煙に関して制約を受ける施設ですとかスペースが以前に比べるとかなり多くなってきているというところもあります。
この健康増進法の改正につきましては、平成30年7月に成立したところでございますが、税制面においてもこの同じ年の平成30年3月にたばこ税の増税を含んだ税制改正が行われておりまして、ご覧いただいている資料のとおり、紙巻きたばこにつきましては3回に分けて、それから、加熱式たばこにつきましては5回に分けて、たばこを1箱に換算しますと1回20円程度になりますけれども、増税がされるということになっております。令和4年の10月までの期間にそうなるというところでございます。
これによりまして、喫煙者率等の減少の影響というものを、この税制改正による増税の影響の方が上回るというところから、決算見込みなどの状況も勘案して見積もった結果が今回の数値というところになっております。
以上です。
124 ◯委員長(重城正義君) 竹内委員。
125 ◯委員(竹内伸江さん) 市としましては増収ということで、これからそういう傾向、どの辺でその、どういうのですかね。減っていくのかわからないですけれども、しばらくはこのような状態というのか、もう少し喫煙率を下げる努力を、今吸っている方には申しわけないんですけども、そういう努力をしていかないと、なかなか率は下がっていかないというか、税ですからね。やっぱり収入はなきゃいけないんですけども、今後の見通しみたいなものを少し、ちょっとお伺いさせていただきます。
126 ◯委員長(重城正義君) 渡辺市民税課長。
127 ◯市民税課長(渡辺則行君) 今後の見通しということでございますけれども、喫煙者率というものは毎年のように下がっております。JTなどが公表しております喫煙者率等を見ますと、記憶では平成30年ですと平成29年と比べて0.3%の減だったというふうに記憶しております。
喫煙者率は下がるんですけれども、ただ、何というんでしょうね。一定程度吸われる方というのは、やはり残るというふうに考えておりますので、今回のこの税制改正が続くうちは、大きく喫煙者率が下がるようなことがなければ今と同等か、もしかすると微増傾向は維持できるのかなと考えております。
以上です。
128 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑、大野委員。
129 ◯委員(大野俊幸君) 前からこのたばこ税については、1桁台の億から最近は10億円を超えて、非常に収入の、収税として非常に大きい額なんですけども、今、課長がご答弁いただいたんですけども、今までの推移はともかく、前から言われているんですけども、たばこを最近コンビニで売っているんですよ。多いんですけどね。たばこ屋が潰れちゃってないんですけど、市の方は、当局としてコンビニで売っている、要するに、市内のコンビニで売っているものがこの市税、たばこ税に反映しているのか、そこら辺は国なりJTからね、前はわからなかったんですよ。今はわかっているんですか。
130 ◯委員長(重城正義君) 答弁ができれば後ろでも結構です。渡辺市民税課長。
131 ◯市民税課長(渡辺則行君) たばこ税につきましては、小売販売業者に売り渡すというところでございますので、コンビニの所在地だけではないというところになります。
132 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。
133 ◯委員(大野俊幸君) だから、前からそれはあった話なんですよ。たばこは地元のたばこ屋で買いましょうと昔言っていて、コンビニが出てきたりパチンコ屋が出てきたりしたときに、たばこはコンビニで買っちゃうと市税に反映しないから、たばこ税にね。だからって聞いている。今、だけど、たばこ屋が少なくなってきている時代。コンビニばっかりあるわけでしょう。その中で、そういうのを把握しているんですかと聞いているの。
例えば極端に、名前を出してあれだけどセブンイレブンの、市内のセブンイレブンで買ったら、この10億円のたばこ税に反映しているんだとか、そういうのをそちらが、当局はわかっていらっしゃるんですかと聞いているだけ。わからないだったらわからないでいいんだよ。宛てがいぶちでもらっているだけだというんだったら、それで結構ですから、例えばセブンイレブンは市税に反映しているけど、ローソンは反映していませんとか、本部で仕入れているから本部がやっているからって、そういう意味で聞いているんですよ。わからないんだったらわからないで結構なんですよ。わかるんだったら教えてください。
134 ◯委員長(重城正義君) 渡辺市民税課長。
135 ◯市民税課長(渡辺則行君) 個別のものについては把握していないところでございます。
136 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。
137 ◯委員(鶴岡大治君) 基本的な説明を求めたいんですけど、法人税なんですけども、本店がない法人。簡単に言うと三井とかイオンとか多々ありますけども、私もちょっと勉強不足で、本店がない場合は従業員数を掛けたりどうのこうのとかいろいろありますけど、その辺に関する質疑はこちらでいいのか、徴税費でいいのか。こちらでいいんですか。〔「はい」と呼ぶ者あり〕じゃあ、続けます。
ということで、例えば簡単に三井に限定しますね。三井って有名なお店がいっぱいあって、当然本店はこちらにないはずとすると、支店に当たる、要するに、営業所に当たるものは恐らく従業員に反映するんですけども、そういったところは申告で聞いているのか、例えば調査して何人いますとか、要するに、法人税、法人市民税の取りっぱぐれがないように努力していただきたいんですけども、そういった本店がない法人に対しての対策はどのようにされて、推測の見込みですね。どうされているのかお願いします。
138 ◯委員長(重城正義君) 渡辺市民税課長。
139 ◯市民税課長(渡辺則行君) ただいま三井とかというお話が出ましたけれども、三井アウトレットなどですと、例えば増床などをした際については経済部と連携をして、増床のオープン前にいわゆる新たなお店方の、例えば組合の総会などがあったときにはこちらの職員が出向きまして、法人市民税については申告課税になりますので、申告をしてくださいということでご案内などを差し上げて対応をしているというところでございます。
140 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。
141 ◯委員(鶴岡大治君) とにかく申告、逆に言うと申告漏れが十分考えられるんですけど、そこに行って、どこの会社で支店だよねというのは良心的に信じるしかないと思うんですけど、そういうふうに申告漏れの確認なんていうのは想定もしていないし、来たものだけカウントしているという、どっちなんでしょうね。
142 ◯委員長(重城正義君) 渡辺市民税課長。
143 ◯市民税課長(渡辺則行君) 法人については設立の届け出などがあって、例えば申告が上がってきていないというようなものについては、電算上でチェックなどはしております。そういったところについては現地に赴き、確かにその法人があるのかないのかも含めて調査対応をしているところでございます。
144 ◯委員長(重城正義君) ほかに、竹内委員。
145 ◯委員(竹内伸江さん) 予算書の22ページの入湯税に関してお伺いしたいと思います。
当初の総体的事項の質疑でもコロナウイルスに関係する質疑がありましたけれども、娯楽産業と先ほど言われていましたが、令和2年度の予算編成をしているときには、本当に先ほどお話があったように、現在のような状況でなかったため、歳入の見積もりにおいてはコロナウイルスの影響を加味することは期間的に無理であったと思います。
今後入湯税にどのような影響があるか、何か想定されるようなことがございましたら、お伺いしたいと思います。
146 ◯委員長(重城正義君) 渡辺市民税課長。
147 ◯市民税課長(渡辺則行君) それでは、入湯税に関してでございますけれども、ニュースなどでは何というんでしょうかね。老舗旅館などとか、あと、外国人の方が大半利用されているようなところですと畳まなきゃいけないみたいな、そんなニュースなども耳にしたりはしておりますけれども、本市の施設ですと相当数日帰りのお客様なども利用されているような施設でございますので、そういったような施設ではないというふうに考えております。
ただ、今年の1月、それから、2月分として、現在提出されている利用状況の方を確認いたしますと、やはりちょっと利用率が落ちているという状況でございます。それがコロナウイルスなのかどうなのかというところは定かではない部分もありますけれども、今後こうした、何というのでしょうね。自粛の動きといいますか、利用状況が長引くとすると、やはり少し影響があるのかなというふうに考えております。
148 ◯委員長(重城正義君) 堀切委員。
149 ◯委員(堀切俊一君) 基本的な質疑で申しわけありません。この市税概要を見ますと、例えば15ページ、個人市民税の徴収率は年々上がっております。同じ市税概要の37ページの1番、市税滞納率は年々下がっております。
徴収率が上がって滞納率が下がっているということは、それは裏表の関係だから当たり前だと思うんですけれども、この原因ですね。原因。ひとえに徴収される方々が本当に一生懸命頑張ってくださっていてありがたいというのもわかるんですけれども、何かほかに原因が、例えば徴収方法とかいろんな工夫があってこういう数字が出ているということがわかれば教えていただきたいと思います。
150 ◯委員長(重城正義君) 渡邉財務部次長。
151 ◯財務部次長・収税対策室長(渡邉雅彦君) 徴収対策本部における重点対策につきましては、先ほど草刈委員のご質疑にお答えしたとおりでございますが、そのほかにというところになりますと、適切に執行しているという点では、いわゆる支払い能力のない方につきましては徴収権を放棄するということで、執行停止という、もうこの方は差し押さえたりしてしまうとちょっと生活が成り立たないというところにつきましては、執行停止という処分がございますので、そちらについてはしっかりと財産調査等をした上で、いわゆる落とすものは落とすという処理をしているところでございます。
152 ◯委員長(重城正義君) ほかに、大野委員。
153 ◯委員(大野俊幸君) 固定資産税についてですが、庁舎がここと、あと、朝日庁舎と入ってから、建物、土地、含めてですけど、固定資産税の評価額に変動はございましたか。
154 ◯委員長(重城正義君) 長谷川資産税課長。
155 ◯資産税課長(長谷川直樹君) こちらの市が借りている庁舎の税額ということでございますか。
個別の建物になりますので、正確な税額というのはお答えできませんけれども、3年に1度建物を、土地も含め評価替えを行っていますので、3年間の建物の傷みの経年減点と3年間の物価の上昇を加味しまして計算されております。その状況によって評価の方が変わってまいりますので、一般的には物価上昇よりも建物の傷みの方が少ない場合には、税額の方が落ちるような計算になっております。
以上でございます。
156 ◯委員長(重城正義君) ほかに、鈴木委員、大丈夫ですね。鈴木委員。
157 ◯委員(鈴木秀子さん) すみません。大丈夫と思いますけど、固定資産税のことで、国有資産等所在市町村交付金。これが毎年入っています。毎年全額じゃないということなので、今年は幾ら、正規に固定資産として受けた場合は幾らになるのでしょうか。伺います。
158 ◯委員長(重城正義君) 質疑わかりましたか。長谷川資産税課長。
159 ◯資産税課長(長谷川直樹君) 質疑を確認させていただきたいんですけども、19ページの国有資産等所在市町村交付金のことでしょうか。24ページの基地交付金の方ではないですか。
160 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員ね、何ページの款項目でも言ってもらえば、多分執行部も答えやすいと、はい、やめます。ほかに、鶴岡委員。
161 ◯委員(鶴岡大治君) この19ページはいいんですよね。じゃあ、私、その質疑をさせていただきます。
基地交付金にちょっと名前が似ているんですけど、課税客体を教えてください。
162 ◯委員長(重城正義君) 長谷川資産税課長。
163 ◯資産税課長(長谷川直樹君) 国有資産等所在市町村交付金とは、国または地方公共団体が所有する固定資産については、地方税法において非課税とされております。その使用実態が民間所有のものと類似しているものにつきましては、その固定資産が所在する市町村に対して固定資産税のかわりに交付金として交付されているものでございます。
また、交付金の算定につきましては、国または地方公共団体等が所有する固定資産について備える台帳に記載されております固定資産の価格に100分の1.4を乗じた額となっております。
本市でこの交付金の課税対象となっている資産につきましては、国または地方公共団体以外の者が使用しているもの、いわゆる貸付資産と国有林野及び水道施設、この3種類でございます。
対象資産別の内訳を申し上げますと、貸付資産につきましては千葉県関東財務局、北関東防衛局、千葉地方裁判所、千葉地方検察庁が所有しており、交付金額は3,227万4,400円で、交付金額全体の83%を占めております。国有資産につきましては関東森林管理局が所有しており、交付金額は8万5,900円、水道施設につきましてはかずさ水道広域連合企業団が所有しており、652万5,200円となっております。
以上でございます。
164 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。
165 ◯委員(鶴岡大治君) 固定資産税のように3年に1度の変動じゃなくて、毎年軽微な変動が出ているようですけども、面積が変わるのか、評価が変わるのか、その辺についても教えてください。
166 ◯委員長(重城正義君) 長谷川資産税課長。
167 ◯資産税課長(長谷川直樹君) 交付金額の算出につきましては、国または地方公共団体等から毎年11月末日までに提出される固定資産異動通知に基づき行われており、通知書に記載されている面積及び台帳価格の増減により交付金額に変動が生じているものでございます。
168 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。
169 ◯委員(鶴岡大治君) その変動の強さ、固定資産だと固定資産評価委員という方がやっていますけど、この変動は誰が行っているんでしょうか。
170 ◯委員長(重城正義君) 長谷川資産税課長。
171 ◯資産税課長(長谷川直樹君) 国または地方公共団体等が所有する固定資産の価格の決定はそれぞれの団体が行っているものでございます。
172 ◯委員長(重城正義君) ほかに。
〔発言する者なし〕
173 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、次に、23ページから25ページまでの第16款株式等譲渡所得割交付金から第45款交通安全対策特別交付金について審査をお願いいたします。
ご質疑願います。竹内委員。
174 ◯委員(竹内伸江さん) 24ページのゴルフ場利用税交付金に関してお伺いします。
今、コロナウイルスの関係で外出自粛等が課せられておりまして、なかなかゴルフ場を利用する方も減っているんではないかと思います。この交付金にどのような影響があるかお伺いしたいと思います。
175 ◯委員長(重城正義君) 渡辺市民税課長。
176 ◯市民税課長(渡辺則行君) ゴルフ場利用税交付金に関してでございますけれども、ニュースなどでも報道されておりますとおり、国内の女子ツアーが開幕戦中止になったりとかしておりまして、ゴルフにおいても自粛の動きがあるというところでございます。
ただ、先日あるゴルフ場にお勤めになっている関係者の方にちょっとお話を伺ったところなんですけれども、ゴルフ場の方では複数組でプレーするような、いわゆるコンペというものは政府の方から自粛要請があった後、やはり相当の確率でキャンセルは入っているということでした。ただ、一組単位のいわゆるプライベートでプレーされるお客様については、それほど減ってはいない。例年と同じぐらいは入っておりますというようなことでございました。
ただ、コロナウイルスの状況がちょっとなかなか見通せないところではあるんですけれども、自粛の動きがもうちょっと強まるですとか長引いたりしますと、やはり影響が出てくるのかなと思っておりますので、その状況などについては引き続き注視してまいりたいと考えております。
177 ◯委員長(重城正義君) 竹内委員。
178 ◯委員(竹内伸江さん) ありがとうございます。
今回のゴルフに限らず、コロナウイルス感染症の収束が長引きますとさまざまな産業、飲食業や娯楽施設、関係してくると思います。最初に財務部長の方からもご説明いただきましたけれども、今後予算の見積もりが変わってくることも本当に考えられて、補正のタイミングとかもいろいろご苦労されると思いますが、またよろしくお願いします。ありがとうございます。
179 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員、いいです。どうぞ。
180 ◯委員(鶴岡大治君) 24ページ、施設等所在市町村調整交付金について伺います。
課税客体は米軍が建設し、または設置する工作物と大体書物には書いてあります。具体的名称を挙げて説明してください。特に米軍オスプレイの整備倉庫は米軍の設置物であるか。また、整備中のオスプレイも米軍の設置物であるか、お願いいたします。
181 ◯委員長(重城正義君) 長谷川資産税課長。
182 ◯資産税課長(長谷川直樹君) 施設等所在市町村調整交付金の対象を、具体的に名称を挙げての説明とのことでございますが、調整交付金対象の米軍資産につきましては公表されていないことから、詳細なところはわからない状況でございます。
米軍オスプレイの整備倉庫につきましては、米軍の設置物ではございません。また、整備中のオスプレイを設置物とは考えていないと伺っております。
183 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。
184 ◯委員(鶴岡大治君) 米軍オスプレイの整備倉庫は米軍のものではないということですので、この建物の所有者は誰でしょうか。
185 ◯委員長(重城正義君) 長谷川資産税課長。
186 ◯資産税課長(長谷川直樹君) オスプレイの整備倉庫につきましては、自衛隊の施設でございます。
187 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。
188 ◯委員(鶴岡大治君) また、調整交付金の内容ですけども、詳細なところはわからない状況ということで、課税客体の詳細がわからない中で昨年度は1,837万9,000円の交付があり、今年度は2,015万4,000円要求している。この根拠についてお知らせください。
189 ◯委員長(重城正義君) 長谷川資産税課長。
190 ◯資産税課長(長谷川直樹君) 施設等所在市町村調整交付金につきましては、国の予算総額の3分の2に相当する額を米軍資産の価格を基礎として配分し、3分の1に相当する額を市町村民税の非課税措置等により市町村が受ける税財政上の影響を考慮して配分されることとなっており、交付額を正確に見積もることが困難なため、今年度の交付額、今年度交付いただきました2,015万4,000円と同額を予算計上させていただいたものでございます。
191 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。
192 ◯委員(鶴岡大治君) ちょっと見方を変えて考えたいと思います。
沖縄の米軍基地はカリフォルニア州としてアメリカ本土から発送しても国内郵便として着くそうです。普天間基地はワシントン州でも着くそうです。横田基地はカリフォルニア州として着くそうです。恐らくこの木更津飛行場もカリフォルニア州として着くことだと思います。海を越えて国内郵便物が外国に着くなんて、私にすれば、簡単に言えばふざけるなと。簡単に言うと、怒り心頭という気持ちでございます。
資料2をご覧いただきたいと思うんですが、かなり前の木更津市の議長の名前が書いてございます。当時の清水議長は米軍との共同使用に対し大いに異議を唱えておられた方でございました。特に、この中で記載があります第2条第4項(a)、いわゆる米軍の無通告の優先使用権ですが、これを2-4-(b)、いわゆる通告を必要とする共同使用に変えるべきであるというふうに私たちは教えられてまいりました。
今現在、年間に何千回と無通告によるタッチ・アンド・ゴーが繰り返されるというふうに議会でも答弁があります。オスプレイが暫定配備される今だからこそ、2-4-(a)を変えて、私に言わせれば、自衛隊の優先使用権が確保される2-4-(b)に変える運動を展開すべき時期に来ているんじゃないかというふうに思います。
そこで伺います。日米地位協定の見直しに関する意見書は全国知事会や全国都道府県議会議長会を初めとして、8都道府県、183市町村から提出されているようであります。これは全国知事会が決定してから急速に伸びているというふうに思っています。特に、別に議会に限ったことではなく、一つの行政団体として木更津市もこの問題については積極的に発信していただきたいというふうに私は思っております。
ご見解をお願いいたします。
193 ◯委員長(重城正義君) 石井企画部次長。
194 ◯企画部次長(石井宏典君) 日米地位協定につきましては締結以来一度も改定をされておらず、補足協定等によりまして運用改善が図られているものの、国内法の適用や自治体の基地立入権がないなど、我が国にとって依然として十分とは言えない現況にございます。
このようなことから、全国知事会では平成30年7月に日米地位協定を抜本的に見直し、航空法や環境法令などの国内法を原則として米軍にも適用させることや、事件・事故時の自治体職員の迅速かつ円滑な立ち入りの保障などを明記することを含む4項目の提言を全会一致で採択したものと承知をしております。
採択翌月の8月には外務省、防衛省及び在日米国大使館に対する要請活動が行われたところであり、日米両政府においてはこの提言を重く受けとめ、米軍基地周辺住民の安全・安心の確保に向け取り組んでいただきたいと考えております。
以上でございます。
195 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。
196 ◯委員(鶴岡大治君) よくお答えされる内容ですけども、この2-4-(a)のある基地の自治体として、やはり私は一歩踏み込むべきであろうと思いますので、ぜひご検討されるようお願いいたします。
以上です。
197 ◯委員長(重城正義君) ほかに、鈴木委員。
198 ◯委員(鈴木秀子さん) 24ページの18、地方消費税交付金。これを昨年より5億円増税、比較するとなっています。今年度30億円以上の計上となっています。これは何というのかな、この交付金によって、国の方では2%増税することによって社会保障に使いますというふうに言っています。その使い道はこの一番後ろのページに、予算の概要のページには載っているんですね。この中には載っています。これ以外に使う予定は何かあるんでしょうか。この予算を使って、お願いします。
199 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡財務部参事。
200 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 増税時の引き上げ分の使用使途につきましては、予算の概要39ページにお示ししているとおりでございます。こちらが約16億円、そのほかの14億円について、一般財源でございますので、市の歳出全般に充てられているということでございます。
201 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員。
202 ◯委員(鈴木秀子さん) それでは、今2%上がっている。消費税が10%になっております。それに対する市もそれなりの負担はしているかと思うんですね。去年上がる前に多分、私、聞いたんですけども、それはどれくらいの考え方をしているんでしょうか。
203 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡財務部参事。
204 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 令和2年度歳出予算の計上に当たりまして、消費税を個別に見積もっているというわけではございませんので、昨年の3月市議会定例会におきまして佐藤多美男議員から令和元年度の影響額はという大綱質疑をいただいたときにお答えした答弁から令和2年度の金額を推定いたしますと、増税に伴う歳出増加額は、物件費におきまして約1億4,600万円、維持補修費におきまして1,200万円、普通建設事業費におきましては1億200万円程度、トータルで2億5,000万円程度ではないかと考えられるところでございます。
以上です。
205 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員。
206 ◯委員(鈴木秀子さん) 市にとっても大変な負担ということですよね。それを皆さんの税金をそうやって賄っているということなんですね。やはり有効に消費税を使っていただきたいなというふうに思います。
すみません。以上です。
207 ◯委員長(重城正義君) ほかに。
〔発言する者なし〕
208 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、次に、25ページから45ページまでの第50款分担金及び負担金から第95款市債のうち臨時財政対策債については、財務部から提出されている「財源充当・未充当一覧表」を参照の上、歳出と関連のあるものについては、後ほど歳出を審査する際にご質疑願います。
また、歳出と関連のないものについても、一覧表に従い担当課が入室した際にご質疑を願います。
ここでは第80款繰入金のうち財政調整基金繰入金、第85款繰越金、第95款市債のうち臨時財政対策債について審査をお願いいたします。
ご質疑願います。鶴岡委員。
209 ◯委員(鶴岡大治君) じゃあ、ないようであれば臨時財政対策債についてお伺いさせていただきます。
端的に、発行限度額まで起債するのかどうかお伺いさせていただきます。
210 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡財務部参事。
211 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 臨時財政対策債につきましては、全額発行しなければならないというものではございませんが、本来地方交付税として交付されるべき金額であり、その元利償還金は後年度の交付税の算定に当たりまして全額が基準財政需要額に算入されますことから、本市では発行可能額まで発行する方針でございます。
以上です。
212 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。
213 ◯委員(鶴岡大治君) 私も議員になりたての頃、この臨時財政対策債、発行限度額までやるべきだ、やるべきじゃないという議員の中でも意見が分かれておりましたけど、今は発行限度額までするというようなことで、私としては非常によいというふうに思っています。
私、個人的には、臨時財政対策債制度はふるさと納税制度と並ぶ平成の二大悪法であるというふうに思っております。早急に廃止すべきであると思います。
資料1をお願いいたします。要は、地方財政を悪化させる非常に悪い制度。簡単に言えばもらえるものがもらえないで、後であげますからという、非常にそんな話なので、ぜひ廃止に向けて動いていただきたいというふうに思います。
これは千葉県を初めとする関東近辺の九都県市の臨時財政対策債廃止キャンペーンの関連のビラでございます。木更津市はどう考えるのか、見解をお願いします。
214 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡財務部参事。
215 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 臨時財政対策債につきましては、先ほどもご答弁いたしました。本来地方交付税として交付されるべき金額であり、本市にとってもなくてはならない必要な財源でございます。
しかしながら、元利償還金が後年度の地方交付税に全額算入されるとはいえ、地方債の扱いであることには変わりございませんので、将来世代への負担の先送りということでございます。また、交付税算定に当たりまして、基準財政収入額及び需要額に変動があれば、元利償還金相当額が交付金額ベースで交付税に上乗せされるとは限らないことになる可能性もございます。
こうしたことから、本市といたしましても、本来であれば地方自治体の財源不足額を臨時財政対策債で補填するのではなく、地方交付税において交付税率の引き上げや地方税の拡充など、制度の改革が必要と考えているところでございます。
以上です。
216 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。
217 ◯委員(鶴岡大治君) 確かに悪法は悪法ですけども、ある以上しっかり対応していただきたいというふうに思います。
パンフレットを配布しましたけど、やはり行政としても県や知事会だけじゃなくて、一つの自治体が発信しても私はいいんじゃないかと思います。廃止に向けて努力していただいて、税制、制度がある以上最大限活用していただきたい。
以上です。
218 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。
〔発言する者なし〕
219 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、以上で、歳入のうち財務部関係の審査を終わります。
ここで、午後1時ちょうどまで休憩といたします。
(午前11時43分)
───────────────────────────────────────
(午後1時00分)
220 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。
それでは、これから歳出の審査に入ります。
まず、46ページの第5款議会費について審査をお願いいたします。
ご質疑願います。大野委員。
221 ◯委員(大野俊幸君) 議会費の予算書46ページですね。4節の共済費。共済費の内訳についてご説明ください。
222 ◯委員長(重城正義君) 池田議会事務局次長。
223 ◯議会事務局次長(池田ゆかりさん) 46ページ4節共済費5,667万7,000円の内訳ですけれども、議員分が4,619万1,000円、一般職人件費分が1,022万5,000円、会計年度任用職員分が26万1,000円、こちらの合計が5,667万7,000円となっております。
以上です。
224 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。
225 ◯委員(大野俊幸君) 平成23年に議員共済費、いわゆる昔で言う3期12年やると議員年金というのがあって、それが共済会費が平成の大合併で議員数が減って払えなくなったというのが現実だと思います。
私が平成3年に当選したとき4万2,000円でしたか、議員1人ですね。今は平成23年で7万2,000円ぐらいだったんですかね。そういうもので議員年金というのを支給しておったんですけども、今現在、議員年金を市内の元議員の方でいただいている方は何人いらっしゃるのか。それと、これに付随して議員年金は遺族年金があるんですけど、何人いらっしゃるんですか。
226 ◯委員長(重城正義君) 池田議会事務局次長。
227 ◯議会事務局次長(池田ゆかりさん) 人数ですが、平成30年度末の数字となりますが、本市の対象者、退職年金を受給していらっしゃる方は12名、遺族年金として受給されている方は17名、合わせて29名でございます。
以上です。
228 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。
229 ◯委員(大野俊幸君) 今現在、ですから、平成23年に廃止になったんですけども、実際には今、池田次長から答弁あったように、議員年金の受給者が12名、遺族年金が17名ということであります。
実際に我々議員の中でも過去に議員をやられて、3期12年やられた方が議員年金をいただいている。さっき言いましたように、昔は議員共済会というのがあって議員年金をそこから負担していたんですけど、今は分母がないわけでありますので、実際に現職の議員の方々も、これはどこから支給されているんだかわからない。議員がわからないんですから、まして一般市民の方はどこから出ているんだろうというふうに思っていると思います。
議員年金を3期12年やった方がもらっているというのが、私はおかしいというふうには思いません。きちっと掛けてきたもので、その制度で支給していただいているわけですから、それはいたし方ない。ただ、はっきりと市民の方に、年間二千何百万円ですか、この共済費のうち、要は、市の議会費の中から全国の共済会の方へ払って、それが議員年金として使われているという実態を、要するに、直接じゃないので、回り回って支給してもらっているというのが現実なんですよね。だから、それは市民の人がわかっていると言えばいいんですけど、わかってないんだったら知らしめる、議会としても意義があると思いますし、それから、議会事務局に言ってもしようがないんですが、もう一つは、今日は議長いますので、百歩譲って12名の議員年金を受け取っている方はさっき言ったように権利でありますので仕方ないと思いますが、遺族年金。遺族年金17名いらっしゃるんですけども、この遺族年金というのは公務員の前の制度でもありまして、遺族年金というのがあったんですけど、今は多分ないと思います。
そういう意味で、廃止に向けて議長、全国市議会議長会並びにそういうことを訴えていっていただければ、皆さん方が言っている議会改革というのも一つ絡んでくると思いますので、お願いしたいと思います。要望です。
以上です。
230 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ありませんか。
〔発言する者なし〕
231 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、以上で議会費の審査を終わります。
続いて、第10款総務費について審査を願うわけでありますが、最初に総務費のうち47ページから53ページまでの第5項総務管理費のうち一般管理費から財産管理費について審査をお願いいたします。
ご質疑願います。鈴木委員。
232 ◯委員(鈴木秀子さん) 48ページの一番下ですね。(6)ふるさと応援寄附金事業費7,947万9,000円の、これは予算計上されております。特産品を贈呈するということですけども、去年のこのページを見ると、寄附金1億5,000万円、昨年より5,000万円増加されております。この根拠と贈呈品にどういうものを考えているか伺いたいと思います。
233 ◯委員長(重城正義君) 答弁願います。鶴岡財務部参事。
234 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) ふるさと応援寄附金事業費でございますが、この7,947万9,000円の内訳といたしましては、まず、返礼品にかかる代金分がこの中のうち4,000万円ほど、配送にかかるものが885万円、また、委託業者への委託料の支払い等、こちらが2,600万円ほど、その他郵便料や手数料など、これが積み重なって約8,000万円近くの事業費となっております。これに対して、歳入の方は1億5,000万円を見込んでいるところでございます。
以上です。
235 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員。
236 ◯委員(鈴木秀子さん) 一応返礼品って3割以内ということで言われていますよね。それはどういうふうな形で返礼品を考えているんでしょうか。
237 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡財務部参事。
238 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 昨年の6月からふるさと納税の指定制度が始まっております。その中で、返礼品の割合は3割以下とすることとなってございますので、木更津市におきましては、返礼品は全て3割以下となっております。
以上です。
239 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員。
240 ◯委員(鈴木秀子さん) できましたら、参考にどういうものを考えているか。返礼品として、わかれば教えていただければと。
241 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡財務部参事。
242 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 木更津市の魅力を発信できるようなものと、また、こちらに来ていただいて体験していただけるようなものを、今現在でも二百四十数種類取りそろえているところでございます。今後も新たな、例えば商品が開発されたり何だということであれば、そういうものを取り入れていきたいと思います。
以上です。
243 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員。
244 ◯委員(鈴木秀子さん) 確かにこれは返礼品があるので、やっぱり魅力あるものだなというふうに思うんですね。これはやはり全国にアピールして、去年は台風があったりして、そういう部分の中でふるさと納税というのは増えている可能性もあるのかなと思いますけども、また今後頑張っていただきたいと思います。
245 ◯委員長(重城正義君) ほかに、鶴岡委員。
246 ◯委員(鶴岡大治君) 関連でまた確認させていただきます。
先ほど悪法だって私、言いました。地域間格差が拡大して、大阪の泉佐野市でしたっけ、全国の1割も集めるような自治体が出るような制度で、本来私はおかしいなと思うんですけど、悪法もまた法なりということで質疑をさせていただきますが、君津市は爆発的な変化があったようでございます。君津市の現状についてご承知なら教えていただきたいと思います。
247 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡財務部参事。
248 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 毎年近隣四市のふるさと納税につきましては、君津市が取りまとめを行っておりまして、私どもも君津市の現状は把握しております。
君津市の令和2年2月末現在の寄附額は5億9,395万3,000円で、前年度決算額と比較いたしますと、前年度比574%、4億9,042万4,000円の増となっております。君津市が今年度寄附額を大きく伸ばした要因でございますが、ある一事業者が提供している返礼品の海産物加工品が、寄附額の割に比べ量が多いお得感があるということで人気を集めておりまして、寄附額の9割近くをこの返礼品が占めていると伺っております。ただ、君津市におきましても、本市と同様に返礼品の割合は寄附額の3割以下を守っているところでございますので、こちらにつきましては事業者の努力によるものと考えております。
以上です。
249 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。
250 ◯委員(鶴岡大治君) 3割以内でも爆発的に入ってくるという事例が隣の市であるわけでございます。木更津市の場合、先ほど鈴木委員にもご紹介がありましたけど、返礼品の決定、要するに、爆発的になる可能性があるわけです。その返礼品の決定の仕方はどういうふうになっているのか、説明をお願いします。
251 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡財務部参事。
252 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) ホームページ上でふるさと応援寄附金事業のページで返礼品取扱事業者を募集しておりますが、新たな事業者側からの申し込みというものはなかなかございません。委託業者による新規開拓のほか、当課におきましても市内の情報収集に努め、返礼品としてふさわしいものやイベントなどの情報を委託業者に提供することで、その後、委託業者が返礼品の事業者と交渉し、事務手続を進め返礼品となったものも多数ございます。
返礼品採用までの手続でございますが、既に取扱事業者としての承認を受け新たな返礼品の承認を受ける場合には記念品取扱内容の変更申請書を、また、新規に取扱事業者として参加しようとする場合には参加申請書を提出いただきまして、その後、資格要件や記念品の要件に該当するかを判断し、承認通知書により通知しているところでございます。
以上でございます。
253 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。
254 ◯委員(鶴岡大治君) とにかく有効な歳入の確保としては、場合によっては大化けする可能性があるということで、本市の場合、返戻率がたしか28.幾つということで、ほぼもう30で非常に選択の幅が狭まっていますけども、選ぶ業者によっては魅力あるということで、私たち議員の中でもそういったネットワークを持っている方もおられると思います。あらゆることを使ってぜひ全国的に発信していただけるものを見つけていただきたいというふうに思います。
以上です。
255 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。
256 ◯委員(草刈慎祐君) 説明書の48ページ、防犯関係費の(10)防犯ボックス運営事業費59万2,000円についてなんですが、施政方針の方でも5ページの下段に、請西南地区において地域住民と警察官OBが連携して合同パトロール等を実施する拠点となる防犯ボックスの運用を開始するということで、やっと始まるということなんですけども、改めて、雑駁で構いませんので概要をまず、説明していただいてよろしいでしょうか。
257 ◯委員長(重城正義君) 石井市民活動支援課長。
258 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) まず、防犯ボックスにつきましては、地域防犯の核となるよう設置をしていくものでございます。そして、防犯ボックスを中心に警察官OBを含むセーフティーアドバイザーという勤務員と、市民、市、県警が連携をし、効果的な防犯活動を実施することで地域防犯力の向上を図ってまいります。
259 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。
260 ◯委員(草刈慎祐君) ということで、昨年は400万円で今年が先ほど申しましたが59万2,000円ということで、やっと運用するという中で、この59万2,000円というのが警察官OBを雇用してなのか、それとも、自治会に関して使われるのか、また別の使い目途があるのか教えてください。
261 ◯委員長(重城正義君) 石井市民活動支援課長。
262 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) 事業費の59万2,000円の内訳でございますけれども、セーフティーアドバイザー3名の交通費が28万8,000円。そして、土地の賃借料が18万円、通信費5万8,000円、光熱水費5万円、消耗品費1万6,000円でございます。
263 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。
264 ◯委員(草刈慎祐君) そうしますと、今のご説明ですと、警察官OBだと思われますが、アドバイザーの方には何でしたっけ、交通費しか支給されないということで、ほかの自治会関係の方にはそういった報酬というか、ボランティアですから基本的に報酬はないものだと思いますが、そういったものはないのか確認をさせてください。
265 ◯委員長(重城正義君) 石井市民活動支援課長。
266 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) まず、セーフティーアドバイザーの人件費ですけれども、こちらの事業費とは別に会計年度任用職員ということで、予算額にしまして692万円ほど計上しているところでございます。そして、地域のボランティアの団体の方につきましての報酬はございません。
267 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。
268 ◯委員(草刈慎祐君) ということですね。アドバイザーの方には報酬ないし報酬のようなものがあって、地域自治会にはないということなんですが、請西南という場所につくられるんですが、あの周りですね。請西東、南含めて大変住民が多い地域でありまして、また、自治会が全て設置されているわけではないというふうに思っておりますが、どこの自治会がどのようにこのボランティア活動に参加するのか、改めてお聞かせください。
269 ◯委員長(重城正義君) 石井市民活動支援課長。
270 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) 請西南地区に設置するわけでございますけれども、請西南近辺には真舟を含めまして9つの防犯団体がございます。その防犯団体と連携をしながらパトロールをしてまいりますが、そのほか自治会は全ての地区に今のところできておりますので、防犯パトロールカーなども使用しながら広域なパトロールを計画したいと考えております。
271 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。
272 ◯委員(草刈慎祐君) すみません。失礼しました。全部でき上がっていたというのがちょっと把握できていなかったんですけども、取り決めだったり9つの団体で何か、何ですか。組織的なものをつくって運営するのか、それとも、何というんですか。個々にお願いするというか、ちょっと経緯、どういった組織で運営して、どういった当番制でやるのかというのが見えてこないということが一つと、真舟自治会に関しては自治会の法人化とかになっていると思うんですけれども、まだなっていないのかな。そういった正式の紙に書いた自治会との取り決めみたいなものが交わされるのかをお聞かせください。
273 ◯委員長(重城正義君) 石井市民活動支援課長。
274 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) 現在計画しているのは、各防犯指導員ですとか防犯団体と連携して行うということだけでして、それぞれの団体が何か一緒になってということはまだ考えてないんですけれども、そういったことで、紙によるそういった取り決めのようなものはまだ現在していないところですけれども、そういう取り決め的なものはまだ考えてはいません。
275 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。
276 ◯委員(草刈慎祐君) まだ取り決めがないということですが、多分、スタートしたときは皆さん好意的に、善意でやっていただけると思うんですが、これが1日のことではなくある程度年月がたってくると、活動されている方が高齢になられたり、維持が難しいと思いますので、多少の規約等をつくっていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。
277 ◯委員長(重城正義君) 要望ということでよろしいですね。ほかに、関連の竹内委員。
278 ◯委員(竹内伸江さん) 防犯ボックスの関連で、夜間もこのボックスはあいているというふうに聞いたんですが、開設時間を教えていただければと思います。
279 ◯委員長(重城正義君) 石井市民活動支援課長。
280 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) 開設時間につきましては、午後2時から午後10時まででございます。
281 ◯委員長(重城正義君) 竹内委員。
282 ◯委員(竹内伸江さん) 夜もあいているということで、すごく心強いと思います。
それで、今回初めての、先ほどの草刈委員のお話から、今回初めてなんですが、今後市内において増える可能性、また、そんなにそうそうは設置できないと思いますので、県内の状況もあわせてもしわかれば教えていただきたいと思います。
283 ◯委員長(重城正義君) 石井市民活動支援課長。
284 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) 今後の計画につきましては、現在のところほかにはございません。まずはこの防犯ボックスによる効果を検証してまいりたいと考えております。
そして、県内の設置の状況でございますけれども、現在県内では14ヶ所設置をしているところでございます。内訳といたしましては、県が設置した防犯ボックスが3ヶ所、市町村が補助金を得て設置したボックスが11ヶ所でございます。
285 ◯委員長(重城正義君) ほかに、斉藤委員。
286 ◯委員(斉藤高根君) 50ページ、金田地域交流センター。これは3年約1億円弱ということの指定管理料で、どうなっているのかなって、私とすればいい方法なのかなと思うんですけれども、さて、では、ここまでやったんだったら、じゃあ、検証はどう行われているのかお聞かせください。
287 ◯委員長(重城正義君) 石井市民活動支援課長。
288 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) 昨年4月にオープンした金田地域交流センターでございますが、今までの公民館と比較いたしまして、利用者数なども昨年12月の数字ですけれども4.8倍と増えておりまして、この設置したことによる効果は徐々にあらわれてきていると感じております。
また、昨年発生した災害時などにおいても、これまでの公民館のキャパシティーとは違った形で運用することができておりましたので、そういった意味でも設置した効果はあらわれていると感じております。
289 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。
290 ◯委員(斉藤高根君) 自画自賛はいいと思うんですけれども、3年1億円という費用対効果ということで、ただ、私も最初の金田公民館の比較とすると比べ物にはならないということで、それは承知をしております。つくるに当たって、「使用率って金田の公民館が一番低いんだよ」と言われ続けてこういう形をとったんですけども、では、それなりの効果が出ているんであれば、今後ほかの地域においてはどうすべきか。既にもう建て替えの期限が過ぎているような公民館もあるようでございますけども、それについてはどう波及するのかお聞かせください。
291 ◯委員長(重城正義君) 石井市民活動支援課長。
292 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) この金田地域交流センター、ようやく1年たつところでございますけれども、今後またどのようになるかを見きわめながら、ほかの地区の施設をどういうふうにしていくかは、市全体として総合的に考えていきたいと考えております。
293 ◯委員長(重城正義君) では、関連の鈴木委員。
294 ◯委員(鈴木秀子さん) 今、金田地域交流センターの話ですけども、これ、改修費として142万円計上されております。新しくできたばかりなのに何を改修するのか。その理由をお聞きしたいなと思います。
295 ◯委員長(重城正義君) 石井市民活動支援課長。
296 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) 金田地域交流センターでは停電時に自家発電が稼働いたします。しかしながら、自家発電時には空調は稼働しない仕組みで設計をされておりました。昨年発生いたしました台風15号等の災害時において、停電が長引く事態に直面いたしまして、施設を自主避難所として開設する際には、熱中症予防等の観点からエアコンを稼働する必要性を確認したところでございます。
そこで、今後の災害に備えまして、自家発電設備の稼働時に空調設備も稼働できるように改修工事を行うものでございます。具体的には、現在の自家発電設備とは別に新たな自家発電設備を備え付けるとともに、空調設備が稼働できるよう分電盤等の機械設備を改修するものでございます。
297 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員。
298 ◯委員(鈴木秀子さん) それってやっぱりそういう避難場所になるということは最初から想定内ですよね。そういう中で、空調が自家発電につながっていなくて使えなかったということですよね。ということは、それはちゃんと想定されていなかったということにつながるわけですよね。今になって1回去年の災害があったがために何とかしなきゃいけないという形ですよね。それに対してどうですか。市は、遅き、遅い考えですよね。それはわかったことなので。
299 ◯委員長(重城正義君) 石井市民活動支援課長。
300 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) 自家発電につきましては、こういった災害のとき最低限の発電をして、その間しのいでまた停電復旧するかなということを考えていたんですけれども、今回のように停電が長引くというようなことを経験いたしましたので、そういった際にも空調、エアコンを全部、全館回すのは結構な電力が必要になりますので、おっしゃるとおりそこまで想定していろと言われればそれまでなんですけれども、実際にそういった設計でできていたものですので、早急にこれは対策をとらなきゃいけないということで、改修をさせていただくというものでございます。
301 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員。
302 ◯委員(鈴木秀子さん) ということは、金田だけじゃなくてほかの公民館もそれは該当することじゃないですか。それもやっぱり考えていただきたいなと思います。よろしく。
303 ◯委員長(重城正義君) 要望でよろしいですね。ほかに、関連。草刈委員。
304 ◯委員(草刈慎祐君) すみません。多くは聞きません。これは単費なのか、それとも、国か県からの交付金があるのかだけお聞かせください。
305 ◯委員長(重城正義君) 石井市民活動支援課長。
306 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) 全額市費になります。
307 ◯委員長(重城正義君) ほかに、堀切委員。
308 ◯委員(堀切俊一君) 49ページの説明欄の上から2番目、13番行政不服審査関係費なんですけれども、これは行政不服審査法による審査請求が昨年何件あって、その内容がどうだったのかをお聞きします。
309 ◯委員長(重城正義君) 曽田総務課長。
310 ◯総務課長(曽田智生君) 平成30年度につきましては1件の審査がございました。実績としては以上でございます。今年度は、令和元年度はございません。
以上でございます。
311 ◯委員長(重城正義君) 堀切委員。
312 ◯委員(堀切俊一君) その1件の内容をお願いいたします。
313 ◯委員長(重城正義君) 曽田総務課長。
314 ◯総務課長(曽田智生君) 保育園の保育料の審査請求でございました。
以上でございます。
315 ◯委員長(重城正義君) ほかに、石井委員。
316 ◯委員(石井徳亮君) 47ページの人事管理関係費の職員研修費ですけれども、こちらの方の研修の対象者と内容をまずは教えてください。
317 ◯委員長(重城正義君) 品川職員課長。
318 ◯職員課長(品川昭和君) こちらにつきましては、対象者は全職員といいますか、いろいろ対象にしているところでございますけれども、まず、公的な機関が実施いたします研修といたしまして、市町村アカデミーですとか自治研修センターの方で行っております各種研修の方に参加を、関連の職員を参加させているところでございます。こちらにつきましては土地、税の研修ですとか広報の研修ですとか、多岐にわたるものを実施しているところに参加をしているところでございます。
また、そのような公的機関とは別に市の独自で研修を行っているところでございまして、こちらにつきましては新採の研修から始まりまして、課長の研修ですとか接遇研修、庶務事務研修などさまざまな職員の方の人材育成というところの観点から行っているようなところでございます。
以上でございます。
319 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
320 ◯委員(石井徳亮君) 内容等についてはわかってきたんですけども、今、時代の流れがすごく早くて、どんどん新しいものが入ってきているんです。例えば予算書とかを見ても、事業に対しての委託費とかというのが結構多くて、その委託したものが正しいものか、また、それをこういう委員会とかで判断とかをするわけなんですけども、スピードを求められていて、経費面でも削減できるという面では、そういう専門性を持った職員というのをもっと育てていかなければいけないんじゃないかと思うんですけど、そういった面ではこの金額、昨年もそんなに変わらないんですけども、ちょっと足らないような気がするので、時代がどんどん変わってくるので、そういった面についてのご意見をお聞かせいただきたいと思います。
321 ◯委員長(重城正義君) 品川職員課長。
322 ◯職員課長(品川昭和君) 委員おっしゃいますとおり、時代に合わせまして、特に人材育成、職員が若くなってきておりますので、そのような職員をどんどん育てていかなければいけないという中で、職場におきましては特にマネジメントをする管理職、また、係長職などがリーダーとしてマネジメントをしっかりできるようなというところを特に今、感じているところでございますので、そのあたりのマネジメントの研修ですとかリーダー研修などを積極的に参加させたいというところでございます。
以上でございます。
323 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
324 ◯委員(石井徳亮君) 積極的にというお話をいただきましたけども、先ほど申し上げたとおり時代はどんどん変わってきていて、新規事業の委託ばかりではなくて中から発信するような力も持っていかなければ、これからの行政って成り立っていかないと思いますので、その点のことを加味して今後、増額の方向に向けていただければと思います。よろしくお願いします。
325 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。
326 ◯委員(草刈慎祐君) 50ページ、また自治振興費の方に入らせていただきたいと思うんですけども、昨年までは市政協力員報酬というのがあったと思います。それが今回、説明の2の市政協力員関係費に変わったと私は思っているんですが、まず、これでよろしいのかお答えください。
327 ◯委員長(重城正義君) 石井市民活動支援課長。
328 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) 令和2年4月より市政協力員は非常勤特別職から有償ボランティアに変更となり、活動に対しての謝礼がそれまで条例に基づく報酬となっていたものが報償金となります。このため市政協力員報酬という事業名はなくなり、報償金に係る予算を市政協力員関係費に統合したことによるものでございます。
329 ◯委員長(重城正義君) 関連であれば鶴岡委員。
330 ◯委員(鶴岡大治君) 私もこの件についてちょっと質疑をしようかと思っていたんですけども、例規集を見ると確かに市政協力員報酬、別表で定めるの中に、市政協力員で7万円という項目がたしか載っていまして、この条例は4月1日から施行するというふうに書いてありまして、例規集の中段の方に、なお、何々から何々まで、これは削除すると。それで、今おっしゃったように特別職から有償ボランティアになるというふうになっているんだけども、片や支給の中では依然として7万円というのが市政協力員としてたしか載っているはずなんですけど、例規集を見ていただければ別表で、ただ、例規集の見方が今現在で4月1日になったらそれが変わって、別表の中に市政協力員が入らないんであればいいんですけど、そのまま引っ張っていくと別表の中に出てくるんですよ。
おっしゃった意味は、私はわかったんですけど、今現在引っ張ると、報酬が名称は変わるけども7万円としては依然として特別職の報酬として別表で定める中で出てあるので、ちょっと整合性がないなと思って、準備はしておったので、それのところの整合性をお願いします。
331 ◯委員長(重城正義君) 品川職員課長。
332 ◯職員課長(品川昭和君) 今のご質疑でございますけれども、会計年度任用職員制度の創設に関係するものかと思いまして、職員課の方で答えをさせていただきます。
会計年度任用職員制度が来年度から開始されることに伴いまして、非常勤特別職、これまで非常勤特別職であった者のうち会計年度任用職員へと移行される者と、あと、地方公務員法の改正によりまして特別職非常勤職員としての取り扱いから外れるという職種がございます。
こちらは今お話しいただいています市政協力員につきましても、特別職非常勤職員の方からは、そちらに適用といいますか、ではないというような取り扱いと、また、会計年度任用職員にも該当しないということで、こちらは国の制度、事務処理のマニュアル等の方からも示されているところでございまして、そういうところで例規集の方は改正が4月からということで変わっていないものかと思いますけれども、いずれにしましても、この市政協力員につきましては、こちらの特別職非常勤職員からは外れるというところでございます。
以上でございます。
333 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。
334 ◯委員(鶴岡大治君) 要は、今の例規集が古いということで、一番下、最後にある附則で、「なお、この条例は4月1日から」という1項目はあるけれども、まだそれは反映していないという意味なんですよね。そうすると、全部整合性がとれるので、総務常任委員会の中で、別表のたしか4ページの中に、70ぐらいだったかな。書いてあった中に、たしか市政協力員が落ちていたんですよ。だから、そういったことも含めて整合性を聞いたんですけど、そういうことであれば例規集が、当然ですね。4月になっていないんだから、じゃあ、ぜひちゃんとその日に直るように、結構です。
335 ◯委員長(重城正義君) ほかに、竹内委員。
336 ◯委員(竹内伸江さん) 予算書50ページの広報費の説明欄(8)AIを活用したFAQ検索システム管理運営費396万円なんですが、これは昨年7月からこのシステムが運用されているというふうに思っていますが、市民の利用状況やその反響みたいなものがわかる範囲で教えていただければと思います。
337 ◯委員長(重城正義君) 石渡情報政策課長。
338 ◯情報政策課長(石渡雅浩君) AIを活用したFAQ検索システムにつきまして、市民の活用状況でございますけれども、まず、FAQ検索の方につきましては、利用状況といたしましては、7月以降月平均で約4,800件ほどございます。また、AIを活用したチャットボットにつきましては、7月以降トータルで約2,800件ですので、月平均大体500件ほどになっております。
以上です。
339 ◯委員長(重城正義君) 竹内委員。
340 ◯委員(竹内伸江さん) 数の方を示していただきまして、ありがとうございます。
反響みたいなものは何か聞いておりますでしょうか。
341 ◯委員長(重城正義君) 石渡情報政策課長。
342 ◯情報政策課長(石渡雅浩君) AIチャットボットにつきましては、回答を提示した後に、ご利用された方にそれが解決したか、しなかったかを聞く項目がございます。回答があったものについては、解決したと答えてくれた方が350件、解決しなかったとお答えになった方が266件となっております。利用された方のうち、余り多くの方が解決したか、しなかったかを回答するというところまではまだ至っていない状況です。
343 ◯委員長(重城正義君) 竹内委員。
344 ◯委員(竹内伸江さん) すみません。ありがとうございました。だんだん慣れてくればというか、皆さんが解決したというふうになればいいなと思います。
もう1点、職員のみが利用できる庁内向けのFAQ、若い新規職員などがこれをよく利用して、情報量の差を充填することに役立つというふうに、説明を以前にお伺いしていますけれども、今後の行政事務の効率化等を考えたときに、事業の効果について目指すところを確認したいと思います。
345 ◯委員長(重城正義君) 石渡情報政策課長。
346 ◯情報政策課長(石渡雅浩君) 職員用のFAQにつきましては、業務における電話対応等の時間の削減ですとか、経験年数の差による能力の補填などを目的としたものでございますので、今後もその質問と回答をさらに充実させることによりまして、それらの向上はもとより事務の引き継ぎ書に使えるようなレベルまで充実させていければいいと考えております。
347 ◯委員長(重城正義君) ほかに、堀切委員。
348 ◯委員(堀切俊一君) 52ページの説明欄8、公有財産購入費の土地開発公社経営健全化に伴う土地購入費なんですけれども、これは問題が発生してから2022年度まで、もう第5期に入っているんですよね。それで、今年度も利子と合わせると恐らく2億2,000万円ぐらいの支出になっております。これは一体全体どういうぐらいに今のところ進行具合で、あと何年ぐらいかかりそうなのか教えてください。
349 ◯委員長(重城正義君) 佐藤資産管理課長。
350 ◯資産管理課長(佐藤慎悟君) ただいま土地開発公社経営健全化計画の第5次に入っておりまして、平成30年から5年間、令和4年までの5年間になっております。平成30年の時点で簿価の価格が、公社の簿価総額が25億8,500万円、それを毎年2億円ずつ市の方で買い戻して、5年間で10億円。そうしますと、令和4年には簿価額として15億8,500万円になるという計画でございます。
351 ◯委員長(重城正義君) 堀切委員。
352 ◯委員(堀切俊一君) ということは、この第5期で一応この問題は終わるという形で解釈してよろしいんでしょうか。
353 ◯委員長(重城正義君) 佐藤資産管理課長。
354 ◯資産管理課長(佐藤慎悟君) 結局先ほど言ったように、5次が終わった時点では簿価額で15億8,500万円、まだ公社の方に残るわけで、第5次が終わった時点でもともと代替地として開発公社が購入していた分はほとんど市の方で買い取りができるんですが、もともと事業用地、道路ですとかそういったための事業用地であった分がまだ残るわけですが、続けて第6次の健全化計画をまたやるのか。その辺は企画部等含めて第5次が終わるまでに、またそこは検討することになると思います。
355 ◯委員長(重城正義君) ほかに、鶴岡委員。
356 ◯委員(鶴岡大治君) 52ページ、公共施設整備基金積立金について、この件については特に疑義はないんですけど、これに絡めるしかないので、この件は7.3億円で足りない分を積み立てるよという話なので、それはいいんですけど、ところで、公共施設再配置計画は一体どうなるのか。今回、総務常任委員会協議会で中ホールの答申を受けたということで説明がありましたから、当然その他の大きなくくりでの説明があってしかるべきだろうというふうに私も大変楽しみにしておりまして、個人的には3月の委員会もそんなことがあったので、やらなかったんですけども、とかくつくることに目が行って減らすことがなかなかしにくいのが我々で、とにかく平成29年につくられた公共施設再配置計画は全体で23%の延べ床面積を削減すると、この中ではっきり言っているわけですよ。
しかし、昨今見ていると、消防本部は大きなものができました。金田地域交流センターもできました。延べ床面積は増える一方で、しかし、全く計画については進展がない。報告すらない。一体どうなっているんだろうということで、この計画をつくった当時の延べ床面積の総額と今現在の総額の面積を教えてください。
357 ◯委員長(重城正義君) 重城総務部室長。
358 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) 今お話のように、平成29年2月に計画策定、つくりまして、今現在というお話でしたが、持っている資料が平成31年3月の公共施設カルテですので、約1年ぐらい前のものなんですけども、そこで比べますと、策定時が32万1,000平米ほど。平成31年3月時点が31万7,000平米なので、こちらに関しては今お話がありました金田地域交流センターを含んでおりますが、消防庁舎は含んでおりません。その時点でいきますと、約4,000平米の減というふうになっております。
この減の原因なんですが、今ここに民間のところで庁舎が建っておりますが、旧庁舎が1万平米ぐらいありましたので、その分が減額になりますので、さしずめ4,000平米の減。先ほどお話がありました消防本庁舎が4,300平米程度ですので、4,000平米の減がそこで消防庁舎だけで相殺されますので、現状では平成29年2月の延べ床面積と同等となっている状況でございます。
以上でございます。
359 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。
360 ◯委員(鶴岡大治君)
予算審査特別委員会ですので、ちょっと概略をただしたいんですけども、平成29年当時32万平方メートルだったということで、簡単に言うと、今現在ほぼ進んでいないよと。たしかこれは30年間で23%削減したいと、たしか自ら、これは私たち議員が言ったわけじゃなくて自らが示した計画ですから、それを私は聞いているんですけど、32万平方メートルの23%というと、大体7万平方メートル。7万平方メートルを30年間でカチャカチャということになると、毎年最低2,000平方メートルないし3,000平方メートルは削減していかなきゃいけないという中で、平成29年、平成30年、平成31年、令和1年、もうかれこれ4年たっていれば、どこかで1万平方メートルぐらいは減らしていなきゃいけないという話になるはずです。全く見えていない。現状と未来をどう考えますか。
361 ◯委員長(重城正義君) 重城総務部室長。
362 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) 今おっしゃったとおり、30年間でということで計画させていただいております。現状を見ますと、現状は人口が増えているために差し当たって建てているものが、例えば今ですと小中学校の増築等々が主なもので、消防庁舎につきましては災害の関係でということで建てさせております。
その後、30年というスパンをなぜ考えたかというと、要するに、庁舎ですね。庁舎といいますか、建物の寿命を考えながら30年のスパンで複合化するということでやっておりますので、必ずしも何というんですかね。人口がずっと伸びるということは考えられませんので、その庁舎、施設の改築時に当たりまして、合築を考えていくということで進めさせていただくということでございます。
363 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。
364 ◯委員(鶴岡大治君) 要は、つくるというのは大変楽しい話で、簡単に新庁舎の話をすると、ある団体の方は中心市街地に統合庁舎を建ててくれという要望もちゃんと聞こえてきます。ということは、ある程度の面積がまた増えるわけですよね。市が23%削減するのであれば、そのつらい話を例えば公民館でも学校でも何でもいいですよ。準備立てて、つらい話は率先して話をしていかなきゃいけないと思うんですよ。どうもその辺が全く、皆さんの要望を受けますよ、受けますよと。溝の掃除も道路もつくりますというばかりじゃなくて、減らすものももっと真摯にちゃんと説明に行って、いずれこの集会所はなくなりますよと。そのような話をしていく時代だと思うんですよ。
でないと、市の統合庁舎を建ててくれなんて、私に言わせれば、私の個人的な見解ですけど、そういうのはちょっと未来志向じゃないなというふうに私は思います。
そういった意味で、自らが立てた計画ですから、ちゃんと前を向いてちゃんとやってください。それだけです。
365 ◯委員長(重城正義君) ほかに、石井委員。
366 ◯委員(石井徳亮君) 52ページの庁舎管理費の中の
庁舎維持補修工事費1,500万円なんですけども、こちらの補修の内容を教えていただきたいと思います。
367 ◯委員長(重城正義君) 勝畑総務部参事。
368 ◯総務部参事・管財課長(勝畑成一君)
庁舎維持補修工事費1,500万円の内容ですけども、昨年度台風のときに、朝日庁舎、駅前庁舎とも非常用電源に切り替えたんですが、一部エアコン等がきかなかった部屋とかがありますので、そういったための非常用電源設備として、それぞれ両方の建物に非常用電源を設置するための経費として計上させていただいています。
369 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
370 ◯委員(石井徳亮君) じゃあ、その非常用電源の設置という形ですので、庁舎を賃貸で進めていく内容の中で、建設費が要らない、大規模改修が要らない、結果的に安く上がるという話があったと思うんですけども、そのうちの中の大規模改修には当たらずに、今回の建物にはそれがなかったので対応するための対策だという形でいいんでしょうか。
371 ◯委員長(重城正義君) 勝畑総務部参事。
372 ◯総務部参事・管財課長(勝畑成一君) 今この建物自体を管理している施設の方にも非常用電源はあります。ですから、非常用照明とかエレベーターは作動します。あわせて、市がこちらに移転したときにも非常用の電源設備は設けました。職員のための事務をやるためのパソコンとかの電源が必要ですので、それらとさらに今回の災害でちょっと不足分が発生したので、それに対応するための、例えばエアコンがある一定の部屋になかったり、あるいは朝日の場合ですとサーバー室の方にエアコンがあるんですけども、それに電源が供給されていなかったとか、そういうことの対応のために今回計上させていただいております。
373 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
374 ◯委員(石井徳亮君) 内容的にはわかりましたけども、この維持補修工事費という形になると、維持補修なのか災害に対応する災害対策費なのかという形で、ちょっと意味合い的には何となく災害時のための前倒しで費用を使用するというような形になるかなと思うので、その辺のことの維持補修という意味から自分の想像しているものとちょっと違ったので、そういう方向の費用ではないというか、そういう費用名というか、そういう形ではないんでしょうか。
375 ◯委員長(重城正義君) 勝畑総務部参事。
376 ◯総務部参事・管財課長(勝畑成一君) 事業名についてはちょっと誤解を招くような、委員ご指摘のあるところだと、その辺については反省も今後したいと思っておりますが、内容といたしましては今の業務を遂行するということで、維持補修の形で工事の方もさせていただくために計上させていただいたものでございます。
377 ◯委員長(重城正義君) ほかに、大野委員。
378 ◯委員(大野俊幸君) 今の石井委員の質疑に絡めてですけど、本来賃貸借をしていて、店子なわけですよ。大家が普通直さなきゃいけないものを何で店子が直すんですかって発想になるんだけど、要するに、賃貸借契約の中にね、そういう部分で発生したものは店子の木更津市が庁舎を借りているので、朝日庁舎も含めてですけど、こっちも含めてやりますよという文言が入っているんですか。契約の中に。
379 ◯委員長(重城正義君) 勝畑総務部参事。
380 ◯総務部参事・管財課長(勝畑成一君) 移転時の際に空調、賃借部分の空調の設備とか、あるいは非常用電源、システムについては当然市の方で設置をしました。新たなものとして。契約上は、賃貸借の中では工事区分についてのそのような文言はありませんので、市として必要なものについて新たなものをもう1回整備。こちらに来るときにもう非常用電源の方も今、設置はされているんです。それに先ほど追加分としてやるという形で、もともと含まれていなかったので、もしそういうものについては、また協議はしたいと思っていますけども、今現在の契約上はありません。
以上でございます。
381 ◯委員長(重城正義君) ほかに、堀切委員。
382 ◯委員(堀切俊一君) 49ページの説明欄4番の(2)市民がつながる生活総合アプリケーション等管理運営費なんですけれども、これは私が調べたところによると、平成30年度に2,700万円の経費をかけて始まっております。市独自のアプリとしてこれから活用していくということだったんですけれども、今年3年目を迎えます。
木更津市のホームページで「市民がつながる」というふうに検索してみると、ものすごくいっぱいぱっと出てくるんです。ああ、こんなに出てくるんだと思ったんですけど、2年たって市民への認知度とか、あるいは市民の活用状況のようなものがわかれば教えていただきたいと思います。
383 ◯委員長(重城正義君) 石渡情報政策課長。
384 ◯情報政策課長(石渡雅浩君) ご質疑のございました市独自のアプリケーション「
らづナビ」につきましては、運用開始以来約1年が経過いたしまして、現在はご利用者の方、登録者数が1万人を超えたところでございます。活用状況といたしましては、市が発信する情報の配信あるいは安心・安全メールとの連携による情報の提供などを行っているところでございます。
385 ◯委員長(重城正義君) ほかに、鶴岡委員。
386 ◯委員(鶴岡大治君) 細かい質疑ですみません。48ページ、防犯灯設置事業補助金が若干減額になっております。ご説明をお願いします。
387 ◯委員長(重城正義君) 石井市民活動支援課長。
388 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) LED防犯灯整備事業をきっかけとして防犯灯の設置が急増しておりましたけれども、平成29年度をピークに設置数は減少傾向にございます。平成29年度が163基、平成30年度が125基、そして、令和元年度の設置数が64基となっておりますことから、来年度は減額をしようとするものでございます。
389 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。
390 ◯委員(鶴岡大治君) わかりました。住民の方から苦言が寄せられているので、ちょっとその件を、LEDの防犯、LED自体が直進性が高いので、真下は明るいんだけど周辺が大変暗いというご意見を何度か寄せられます。特に周囲が暗いところでは真下しか当たらないというふうに聞かれます。それを踏まえて、たしかこの防犯灯というのは、電信柱何本置きとか何メートル置きとかいって設置要綱等があります。確認の意味で教えてください。
391 ◯委員長(重城正義君) 石井市民活動支援課長。
392 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) 木更津市防犯灯設置事業補助金交付要綱では、設置する間隔は既存の防犯灯からおおむね40メートルとする。ただし、道路形状等の理由によりやむを得ない場合はこの限りではないとなっております。
393 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。
394 ◯委員(鶴岡大治君) 仮に苦情が寄せられていたのが私だけだったらいいんですけど、もしかしてそういった苦情が寄せられているんであれば、たしかLEDは大きさも小さくて非常にコンパクトで、確かに暗いことは暗いので、要綱を見直して間隔を緩めればやっぱり明るさが増すんじゃないかなというふうに思います。これは私の要望も含めた質疑なんですけど、要綱を緩和するなんていう発想はあるんでしょうか。
395 ◯委員長(重城正義君) 石井市民活動支援課長。
396 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) これまで市民からの直接要望は届いておりませんけども、委員がおっしゃるとおり、LEDの防犯灯は指向性が強いことから必要なところを効率的に照射するため、光の広がりが少なく空間全体が暗くなったような印象を受けることもございます。設置の間隔につきましては、先ほどただし書きもございましたので、現地調査を踏まえ弾力的に運用しているところでございますので、今後基準の緩和については調査研究してまいりたいと考えております。
397 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。
398 ◯委員(鶴岡大治君) じゃあ、別の、ちょっとページがわからないんだけど、庁舎維持管理費。52ページですね。
まず、維持管理をするためには、簡単に言うと光熱水費等が主なものだと思います。かなり大きな数字なので、後学のために、まず、概算の数値をわかる中で教えていただきたいと思います。
399 ◯委員長(重城正義君) 勝畑総務部参事。
400 ◯総務部参事・管財課長(勝畑成一君) 今年度の現在の維持管理費の執行額ですけれども、約3億3,800万円となっています。主に内訳といたしましては、電気、水道、ガスなどの光熱水費として6,000万円、それと、庁舎の管理委託料として約1億300万円、あと、庁舎の賃貸料として約1億5,400万円になっております。
以上です。
401 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。
402 ◯委員(鶴岡大治君) そうなるとちょっと、光熱水費が6,000万円ぐらいしかない。ぐらいと言っちゃだめなんですけど、要は、これは自前の建物じゃないので、自前の建物だと新電源だとか何とかだとかいって、何か契約をつくり替えることができて削減方法ができるんじゃないかと思うんですけど、何たって店子なものだから、光熱水費を削減する方法というのがまず、あるかというのと、そういったことを検討された経緯があるのか。簡単に言うと、当然別メーターになっているんでしょうけども、そういったことで、せめて6,000万円なんだけど、そういったことを削減しようとした、努力したような経緯はあるんでしょうか。
403 ◯委員長(重城正義君) 勝畑総務部参事。
404 ◯総務部参事・管財課長(勝畑成一君) 光熱水費については、委員おっしゃるようにそれぞれ駅前と朝日については市役所専用の子メーターを設置させていただいて、検針をして支払いの方を請求で支払っております。それと、あと、光熱水費に対する削減の対策というようなことですけれども、それについては職員は照明の方を小まめに切るとか、扇風機、ヒーターなんかの使用を、持ち込みを使用しないでくれとかというのは職員の方に周知をして、削減等に努めております。
以上です。
405 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。
406 ◯委員(鶴岡大治君) ちょっとこれはまた違うんですけども、先ほど言った委託料、1億何かしらの委託料というのがあったと思うんですけど、たしか朝日のイオンのバスにも委託料を払っているのはそちらの課でいいんですよね。
じゃあ、続けます。これの委託料はどういった経緯で払うようになったのか。たしか市役所があそこに行く前からイオンのバスというのは走っていたと思います。当然費用を案分でやっていると思いますが、個人情報もありますので、案分割合がわかったら教えていただきたいということと、経路を考えればここの市役所の職員も使ってしかるべきかと思いますけど、そういった利用状況なんかは調べたことはあったんでしょうか。お願いします。
407 ◯委員長(重城正義君) 勝畑総務部参事。
408 ◯総務部参事・管財課長(勝畑成一君) イオンバスにつきましては、朝日庁舎の方に賃借するときの条件という形で、来庁者の利便を図るために共同で負担するという形にしています。負担割合につきましては、イオンとカスミと市とで3分の1ずつをそれぞれ負担しております。
利用については市役所の職員だけではないんですけども、利用者は月おおむね約平均2,700名ぐらいがバスを利用しているというふうに伺っております。
409 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。
410 ◯委員(鶴岡大治君) その2,700名というのは、利用者、職員、私たち、職員の利用を調べていますかということです。
411 ◯委員長(重城正義君) 勝畑総務部参事。
412 ◯総務部参事・管財課長(勝畑成一君) 職員個々の利用については、特には調べていません。職員については公用車の方、それで不足の場合については、会議等についてはそういったバスを利用してそちらに行っていただきたいということについては、通知はさせていただいております。
413 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。
414 ◯委員(大野俊幸君) 47ページ、説明欄2、一般職人件費についてお伺いいたします。
木更津市の職員の給与は国家公務員と比較して高いというような記事もちらっと見たんですけども、県内で一番高いんじゃないかという声も出ているんですが、そういうことで、職員課の課長でいいのかな。参事、主幹、副主幹について、いわゆる年功序列で昇格をさせているのが原因じゃないでしょうか。
お伺いします。
415 ◯委員長(重城正義君) 品川職員課長。
416 ◯職員課長(品川昭和君) 今委員がおっしゃいました、ラスパイレス指数の関係で県内1位ということの関連かと思いますけれども、そういった中には高齢層職員の昇給の方が国とは違っており、55歳を超えた職員が昇給をしているというようなところもございますけれども、これも職員の任用ですね。参事への昇格等につきましては、これまで人事の中で任用をしていったわけですけれども、今後は組織もスリム化するというような方向を今我々は考えておりまして、8級職が部長、7級職が次長、6級職が課長というところで、それに伴って上がる職員が昇格をするわけですけれども、それ以外の参事等につきまして、今後は昇格といいますか、昇任をさせないというようなところで、今は検討というか、考えているところでございます。
以上でございます。
417 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。
418 ◯委員(大野俊幸君) 専任次長と部参事。専任次長は何人いて、部参事は何人ですか。
419 ◯委員長(重城正義君) 品川職員課長。
420 ◯職員課長(品川昭和君) 専任の次長につきましては、総務部、企画部、経済部、都市整備部で4名でございます。部参事につきましては、総務部、経済部で2名、各それぞれ1名ずつの2名でございます。
以上です。
421 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。
422 ◯委員(大野俊幸君) こういう配置が、ほかには次長、参事もいるでしょうけど、課長を兼務している次長もいらっしゃるんですが、具体的に言うと、給与はどうなの。専任次長と兼任次長と、給料は変わらないの。管理職手当というのかな。それを両方。
423 ◯委員長(重城正義君) 品川職員課長。
424 ◯職員課長(品川昭和君) 専任次長も兼任次長も給料の方は変わりません。
以上です。〔「変わらない」「参事は」「管理職手当も」と呼ぶ者あり〕変わりません。
425 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。
426 ◯委員(大野俊幸君) それともう1点、今のさっきのいろんな役職、主幹とか副主幹とかもいらっしゃるんですけどね、係制にしているわけですから、4級職が本来係長というのが普通なのかもわからないけど、職員の年齢割合も違うから、さっきね。職員課長答弁してあるんだけど、そういうふうにした方がいいんじゃないかと思うんですけど、それについてはどうですか。
427 ◯委員長(重城正義君) 品川職員課長。
428 ◯職員課長(品川昭和君) 我々も委員がおっしゃいますとおり、4級職、今の主査級の職員は係長職でございますので、積極的に係長には登用していくということで、4級職が係長、5級職が今でいう副主幹なんですけれども、6級職が課長ということで、係長は4級というところで整理を今後そのような任用でしてまいりたいというふうに考えております。
以上です。
429 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。
430 ◯委員(大野俊幸君) あと、昔は高校を卒業して初級で入っている方、大学を出て上級で入っている方、今はあんまり関係ないで、年齢ですかね。何かで入れるんでしょうけど、本市の職員の割合はどんなふうなんですか。初級と上級と。
431 ◯委員長(重城正義君) それは採用時の関係ですか。採用時のときの初級、上級の割合です。品川職員課長。
432 ◯職員課長(品川昭和君) 近年は初級の職員の割合が少し多くなっている状況でございまして、今年度、来年度につきましても、三十数名のうち、例えば30名にしますと30名のうち10名が上級で20名が初級というような、そのような割合でございます。〔「来年の採用だけじゃなくて、全職員はわかるかという話だね」と呼ぶ者あり〕今、すみません。申しわけございません。
433 ◯委員長(重城正義君) じゃあ、それがわかるようであれば報告お願いします。大野委員。
434 ◯委員(大野俊幸君) 数字は通告しなきゃいけないけど、人数は通告していなくたってわかっていると思う。それじゃあ、また戻りましょう。8級職で、初級で採用された8級職は何人いらっしゃいますか。
435 ◯委員長(重城正義君) 品川職員課長。
436 ◯職員課長(品川昭和君) すみません。ちょっとお時間をいただければと思います。今確認をいたします。すみません。
437 ◯委員長(重城正義君) じゃあ、ご報告。大野委員。
438 ◯委員(大野俊幸君) 要は、初級で採用されると給与がじゃあ、逆に聞こう。8級職の人で、初級で採用された人と上級で採用された人と、年齢的にはそんなに変わらないんだけど、採用時のそれでやると、給与がかなり違うの。
439 ◯委員長(重城正義君) 給与の面で違うかどうかで、同じふうに上がっていってね。品川職員課長。
440 ◯職員課長(品川昭和君) すみません。今私の方でちょっと確認をさせていただければと思います。すみません。
441 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。
442 ◯委員(大野俊幸君) ごめんね。意地悪な質疑をしているわけじゃないんだよ。職員課長だからそのぐらいわかるかなと思って聞いているんだよ。じゃあ、質疑を変えましょう。
443 ◯委員長(重城正義君) わかる。品川職員課長。
444 ◯職員課長(品川昭和君) 部長の方の先ほどの初級と上級の給料につきましては、一緒でございます。
445 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。
446 ◯委員(大野俊幸君) 一緒ですか。別に給料を少なくしなさいって、人件費が高いというばっかりの意味でもないんだけど、それに見合った、それこそこうやって
予算審査特別委員会をやっていて、皆さん方が公務員として木更津市に奉職してね、本当に費用対効果、一生懸命仕事をしてくれればそれに見合った対価を支払うというのは、もう資本主義の中の基本中の基本だと思いますからいいと思います。
ただ、そうでなくて、やたら市民がね、いつも言うんだけど、市民の方々が仕事してない職員がいるというようなことになりかねない。昔と違いますよ。昔はいいかげんなのがやっていて、やっていましたけどね。今はみんな一生懸命やってくれているので、そういう思いはないんですけど、高いとか安いとかってあんまり正直言って感じないんですけど、質疑だからね。
あと、女性の登用。管理職は今、何人になったんですかね。今日ぱっと見ても女性の方、副市長を初め、女性の方が多くなってきたんだけども、何人ぐらい管理職で女性はいらっしゃるんですか。わからないかな。
447 ◯委員長(重城正義君) 調べる時間があれば、ご報告で結構ですから。〔「すみません。少しお時間」と呼ぶ者あり〕後ね。
じゃあ、ご報告、わかるようであれば夕方ぐらいまでに調べてください。大野委員。
448 ◯委員(大野俊幸君) いっとき何年か前に私、通常、昔で言う2馬力、ご夫婦で木更津市にお勤めになっていて、旦那さんが昔、7級か。7級になるときは母ちゃんはやめろよとか、袖ケ浦市なんかいまだにあるのかどうかわかりませんけど、父ちゃんが課長になるときには母ちゃんがやめろというような不文律があったので、私、何年か前に本会議で質問をしましたけども、何年か後にはいわゆる2馬力の方々が部長になった経緯もあるんですけども、別に私はね、さっき言ったように、ちゃんと仕事してくれれば父ちゃんがいて母ちゃんがいたっていいと思いますけど、今現在夫婦で、職員でいらっしゃる方は何名、何組いますか。
449 ◯委員長(重城正義君) これもご報告ですか。今わかる。〔「申しわけございません」と呼ぶ者あり〕じゃあ、大野委員、後刻、報告ということで。大野委員。
450 ◯委員(大野俊幸君) 数字聞いちゃいけないって、数字でごめんね。
あと、その旦那さんが、女性、母ちゃんの方が部長になるという可能性だってないこともないんだろうけども、夫婦間で職責が違っているんだけども、やっぱりうちの中で夫婦でいて、そういう8級職とかに旦那さんがなったときにね、細かいことを言うようだけど、守秘義務のそういうのはちゃんと保護されるのかどうかお聞きします。
451 ◯委員長(重城正義君) 品川職員課長。
452 ◯職員課長(品川昭和君) そちらは公務員ということで守秘義務の方がございますので、たとえ夫婦、また、親子でありましてもそちらは守られているものというふうに考えております。
以上です。
453 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。
454 ◯委員(大野俊幸君) すみません。また数字で、2馬力で夫婦でと聞いたけど、最近何か親子もいるんじゃないかと思うんだけど、消防も含めてだけどね。ちょっとそれも後で委員長、わからなかったら聞いて、教えてください。〔「後刻報告願います」と呼ぶ者あり〕
それと、今度、聞いていると市長公室というのができるというんですけど、管理職を何人置くのかお聞きします。
455 ◯委員長(重城正義君) 市長公室の管理職は何名でしょうかというご質疑です。まだ内示が出ていないから言えない。言える範囲で結構です。品川職員課長。
456 ◯職員課長(品川昭和君) 管理職は今のところ4名の予定でございます。
457 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。
458 ◯委員(大野俊幸君) 職員が、だから、増え過ぎるんじゃないですか。そうすると、だから、そこら辺のバランスをね、やっぱり品川課長に言ってもしようがないから申しわけないんだけど、そこら辺を市全体としてきちっと把握していかなきゃいけないと思うのですけどね。あなたに言ってもね、申しわけないけど、じゃあ、最後に、秘書課長は篠田君がそこにいるので、組織改正について助言をしていらっしゃいますか。
459 ◯委員長(重城正義君) 篠田秘書課長。
460 ◯秘書課長(篠田貞明君) 秘書課の担当業務外ですので、私からは特に助言等はしておりません。
461 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。
462 ◯委員(大野俊幸君) 明確な答弁が出ましたので、私は、じゃあ、とりあえず質疑をこれでやめます。
先ほど言いましたように、市民が納得できるような組織、人事制度、給与制度に努めていただけるようお願い、要望して終わります。
463 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑、竹内委員。
464 ◯委員(竹内伸江さん) ただいまの大野委員の質疑の中で女性職員の件が出ましたけれども、本市のホームページに市の方が示している女性職員の活躍の推進に向けた数値目標というのが、皆さん、市民も見れるようになっております。その中で、平成32年度までに管理的地位にある職員、6級職以上に占める女性の割合を平成26年度の実績6%より9ポイント引き上げて15%にするというふうな目標が出ております。
この辺の途中経過というか、何かわかれば、先ほどのお答えと一緒でも構わないんですけれども、お願いしたいと思います。
465 ◯委員長(重城正義君) 品川職員課長。
466 ◯職員課長(品川昭和君) 数値目標をそのように定めているというところはございますけれども、今のその課長、例えば管理職、課長の方へ登用する職員の年齢構成といいますかタイミングですね。そのあたりの関連がしてきますので、私どもは積極的に女性職員を登用していきたいというふうには考えているところでございますが、二、三年のうちに少し職員、女性職員が多く登用できるのではないかというふうに見込んでいるところでございます。
以上でございます。〔「現在のパーセンテージは答えられないの。それもやっぱり調べないとわからないの」と呼ぶ者あり〕
467 ◯委員長(重城正義君) じゃあ、それも調べてください。女性の比率ですね。数字的なものはね、事前に通告してもらった方が一番よかったんですけどね。鶴岡委員。
468 ◯委員(鶴岡大治君) 47ページ、行政改革推進関係費について、2つとも聞きます。
まず、最初の業務プロセス改善事業費についてですけど、何か聞くところによりますと、富士通の職員の方が来られてどこか悪いところを見て回って、何かしらかのものをつくってこんなふうにした方がいいよという提案をされる事業であったというような記載があったんですけど、そもそもそれを受けて今年もやろうねということになったと思うんです。
そうなると、昨年の成果というのは、私たち議会が目にしなくてもいい内部資料なのか。まず、その1点を聞きましょう。
469 ◯委員長(重城正義君) 重城総務部室長。
470 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) こちらの業務改善なんですが、業務改善に係る職員研修という形で実施しましたので、職員研修の一環として行ったので、議会への改めての報告はいたしませんでした。
471 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。
472 ◯委員(鶴岡大治君) わかりました。多分、じゃあ、私の質疑の観点がずれていたので、その下のICT活用事業費に移ります。
前年よりたしか2,000万円以上増えていて、窓口の何たらかんたらでどうのこうのって、その何たらかんたらがよくわからないんですよ。窓口の業務改善というふうにたしか予算の中に書いてあったんですけど、窓口の業務改善というのは来た人がやりやすいのか、職員の側がやりやすいのかと。どっちもあろうかと思うんですけど、職員の改善に3,000万円というのはいかにもお手盛りが多いなと思う。逆にまた、来た人の記載か何か、来たお年寄りの方もやりやすいというふうに書いてあるんだけど、来た人のやりやすいタッチパネルをつけるのに3,000万円もお金がかかるのかなというところもあるので、ちょっとこの概要がさっぱりわからないので、お願いいたします。
473 ◯委員長(重城正義君) 重城総務部室長。
474 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) 来年度の3,000万円の内訳でよろしいですか。
来年度の予算の事業の内容は、基本計画に上げていますのは転入などの異動の受け付けのシステムなので、いわゆる来た人が簡単に、例えばいろんなシステムがあるんですけども、タッチパネルで申請書を書かなくてもいいようにするのか、インターネットを通じて何というのですかね。入力してそれがいわゆるコードになっていて、市役所に行ってコードをピッとやると受け付けのシステムが終わっているようなシステムだとか、そういうのはいろんなシステムがございますので、いろんなシステムを含めまして、その件に関して2,400万円を計上させていただきまして、他は今年もやったんですが、RPAの導入の本格事業として、こちらは職員の事務軽減ということで600万円計上しまして、合わせて3,000万円を計上させていただいております。
475 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。
476 ◯委員(鶴岡大治君) それを聞いてもまだわからないんですけど、例えばだから、転入するときに事前に、簡単に言うと、私たちがいながらにしてスマホか何かで何かやると、それを持っていってこうだねってピッとやるとやれるという意味なんですか。
477 ◯委員長(重城正義君) 重城総務部室長。
478 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) そういうふうなシステムもございます。そこでタッチパネルで入力して申請書をつくるというシステムもございます。それらも含めまして、いろんなシステムがございますけども、その中から選択するという形で予算を計上させていただいたと思います。
479 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。
480 ◯委員(鶴岡大治君) とすると、これはまだ稼働しない調査段階のお金ということですよね。例えばタッチパネルで窓口2つあって、自分でぱっぱと押してもらうと。すると、その機器とか、ああだこうだというと、それがまた基幹システムをいじる、ああだこうだになると、これとはまた桁の違うお金が出てくるおそれが十分にあるということで、これはあくまでも調査するために2,400万円かかるということなんですよね。
確認ですけど、2,400万円でそれができるんじゃなくて、調査のために2,400万円で、実際にやろうとすると億を超えるものが予算計上される可能性があるということですよね。
481 ◯委員長(重城正義君) 重城総務部室長。
482 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) 基幹系システムが、皆さんご存じだと思いますけど、今年の12月に決定しまして、業者も変更になっております。その中で、基本計画事業としてICT導入事業として3,000万円をいただいたということで、その中の割り振りとして受け付け異動システムの導入事業費として2,400万円の中で何とかしようよという形で2,400万円を計上させていただきました。
もちろん機能によって1億円かかるものもあれば、物によってシステムのソフト代金だけで1,000万円でもできる。いろんなものがあると思いますけども、2,400万円の中で考えて導入しようという形で今考えている状況でございます。
483 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。
484 ◯委員(鶴岡大治君) 最後にしますけど、そもそも住民福祉、要するに、来た人にサービスしようというのは、それはわかります。ただ、コンビニ交付が異常なまでのコストがかかっているというのは実際の話で、じゃあ、本当に便利だね、タッチパネルでできましたねって、じゃあ、1件やるのに3,500円かかりましたよって、それじゃあね。それはサービスが過ぎると思うんですよ。ですから、そのようなところをね。昨今の国も地方もそうですけど、結果的に大もうけするのはIT企業で、機器を買って結果的に全ての税金がそこに行くわけじゃないですか。だから、どこかで便利のブレーキをかけないと、全てITになっちゃいますよ。
そのようなところ、おっしゃることはもっともなんですけども、どこかで歯止めをかけて職員がやれることをやりながら、やっぱり私たち一般の市民もそこまで望んでいないよと。それをやるのに5,000円もかかっているなんて聞いたらね、「いや、そんなんだったら違うことをやってくれよ」と絶対言うはずですよ。ですから、そのような費用対効果のことを私たちに教えてくれないと、一体これは何なのと言わないと、便利になりますから何億円かかりますよというのじゃあ、私はやっぱりそのときに1枚当たり幾らになるのというのはちゃんと資料を逆に出していただいてやらないと、さっぱり審査の意味がないので、今後はこういったものが出た場合は割り返して1枚当たりこうなるというものを出していただかないと、コンビニ交付の二の舞になりますので、ぜひご準備はお願いしたいと思います。
485 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。
486 ◯委員(草刈慎祐君) 51ページの15目ですね。財政管理費。この説明欄ですけども、今の話ともちょっとつながるところがあるのかなというふうに思うんですが、説明の中で、今年度ですね。賃金として65万7,000円計上されていたと思います。それが今回、業務委託をすることによって削減されたものなのか、それとも、会計制度事業費を委託するに当たって準備段階で、準備が終わったからこれがなくなったのか。ちょっとその辺のお金の流れが見えてこなかったのでお伺いします。
487 ◯委員長(重城正義君) 答弁者、鶴岡財務部参事。
488 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 今年度ございました賃金といいますのは、当課におきまして臨時職員を雇っていたことによるものでございます。令和2年度は臨時職員を雇わず職員で対応しようとすることでございます。
以上です。
489 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。
490 ◯委員(草刈慎祐君) ということは、市で職員の人がやっていたんですけども、アウトソーシングしたことによって削減された。委託料が増えたとかじゃなくて、ただその人件費が変わったという捉え方でよろしいんですか。
491 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡財務部参事。
492 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) こちらの臨時職員につきましては、委員がおっしゃる地方公会計制度ではなく2番の財務事務・予算編成事務経費、この中で雇っていたものでございます。
以上です。
493 ◯委員長(重城正義君) ほかに。
〔発言する者なし〕
494 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、総務費のうち総務管理費の一般管理費から財産管理費の審査を終わります。
答弁席入れ替えのため、暫時休憩といたします。
(午後2時30分)
───────────────────────────────────────
(午後2時31分)
495 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。
続いて、第10款総務費のうち53ページから57ページまでの第5項総務管理費のうち企画費から電子計算費について審査をお願いします。
ご質疑願います。草刈委員。
496 ◯委員(草刈慎祐君) 総体的、各課に係るものなんですが、予算の概要の27ページ、君津郡市広域市町村圏事務組合の負担金のお話なんですけれども、前年度から約7,000万円削減をされているんですが、これは来年度に限ってなのかということと、来年度以降の事業概要を教えてください。
497 ◯委員長(重城正義君) 答弁者。小原企画課長。
498 ◯企画課長(小原和弘君) まず、私ども企画課の所管といたしましては、この負担金の中の細かい区分の中の一般分という項目になります。一般分に関しましては、前年度比で1,859万4,000円の減額となってございます。
その減額の理由につきまして述べさせていただきます。令和元年度より児童発達支援センター管理運営費や救急急病医療事業など、事業ごとに項目上決算しておりました前年度の繰越金を管理経費である一般分の項目に集約しておりまして、繰越金の増加に伴い私ども企画課で市当初予算案に計上する負担金が減額したものでございます。繰越金が増えた関係で負担金が減額してございます。企画課の一般分はそのような繰越金の増による減額でございます。
そのほかの減額につきましては、それぞれの項目においてそれぞれ減額の理由がございますので、一般分でよろしければそれにとどめさせていただければと思います。
499 ◯委員長(重城正義君) ほかに、斉藤委員。
500 ◯委員(斉藤高根君) どこから聞いていいのか、まずは54ページ、ビジネスジェット。これは新しい科目で目玉になるのかなと。これは誰がどう調査をして、何をやって、目途はいつ頃飛べるようになるのか、飛べないのか、これは目標としていつまでやるのかをお聞かせください。
501 ◯委員長(重城正義君) 小原企画課長。
502 ◯企画課長(小原和弘君) まず、調査の実施主体は市になります。市がこの可能性調査を実施するものでございます。
この調査につきましては、目的といたしまして、木更津飛行場、陸上自衛隊木更津駐屯地におきます飛行場をビジネスジェットの受け入れ施設として活用することにつきまして、その可能性を調査するものでございまして、ご承知のとおり本年夏には東京オリパラの開催を予定されておりますので、各国からのビジネスジェット運航ニーズの高まりに合わせて、ビジネスジェットを実際に試験的に乗り入れを実現した中で調査をしてまいりたいと考えております。
したがいまして、ビジネスジェットの離着陸が可能になりますれば、このオリパラの期間、おおむね7月中旬からパラリンピック終わり、9月中旬までの間に離着陸が実際にできればというふうに考えております。
以上でございます。
503 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。
504 ◯委員(斉藤高根君) ということは、報告書を求めるわけではなくて、準備をするということでよろしいのかな。
505 ◯委員長(重城正義君) 小原企画課長。
506 ◯企画課長(小原和弘君) 報告書は求めてまいります。なぜならば、実際にはあちらは米軍の場所でございまして、そこに実際に乗り入れられるかどうか。これにつきまして、まず、オリパラを契機にということで、可能性を進めます。
実際にその乗り降りができた暁には、ビジネスジェットを実際に将来的にこの木更津飛行場で乗り入れの運航が可能なのかどうか。それに対する周辺環境、騒音等についての調査も必要となるでしょうし、実際に受け入れに際しまして国等との調整につきましても、どのような手順が必要なのかという報告も可能性として報告を求めるものでございます。
以上です。
507 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。
508 ◯委員(斉藤高根君) 大体見えてきたんですけども、その下、特定防衛施設周辺整備基金積立金。これは内輪に予算を盛ってあるのかなと思うんですけれども、これは当然、当然というか、もう私は先入観で、補正でまた上積みが来るだろうという思いがあるんですけれども、その上積みが来たら、その時点で相談でしょうか。それとも、この積立金に繰り入れるのかお聞かせください。
509 ◯委員長(重城正義君) 小原企画課長。
510 ◯企画課長(小原和弘君) 令和2年度は今年度の実績ベースで約1億1,000万円を歳入として計上させていただいております。それは今年度、いわゆる基地の状況の変化によって金額も変わってくるというふうに認識しております。ですので、それが増えたといたしましたら、それに応じて何をするべきなのか、どういった事業に充当するのか、改めて検討をする次第でございます。
511 ◯委員長(重城正義君) ほかに、鶴岡委員。
512 ◯委員(鶴岡大治君) 55ページ、生活路線バスのまず、来年度に計上している予算の算出根拠をお願いいたします。
513 ◯委員長(重城正義君) 桑田企画部参事。
514 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 生活路線バス維持対策費補助金の算出根拠についてご説明申し上げます。
まず、来年度補助を予定している路線数でございますが、9路線予定してございます。内訳といたしましては、国県補助路線が6路線、市単独補助路線が2路線、廃止代替路線、つまり、委託運行を行っている路線が1路線の計9路線でございます。
では、算出根拠でございますが、初めに国県補助路線についてご説明申し上げます。
国県補助路線に対する市の補助につきましては、協調補助とみなし補助と呼ばれる2種類の補助がございます。まず、協調補助でございますが、国県補助対象路線とするためには、運行費用見込み額の55%以上の運行収入見込み額が必要でございますが、これに満たない場合、その不足分を関係者が負担することにより補助対象路線とすることができます。これが協調補助でございます。
次に、みなし補助でございますが、こちらは乗車密度が低い場合、国県補助が満額に満たないことや、実際の運行に伴いまして運行費用が増加した場合などによりまして、協調補助以外の不足分を補うものとなっております。国庫補助路線はこれらの協調補助とみなし補助の合算額を関係市において距離で案分して予算計上しております。
次に、市単独路線及び廃止代替路線につきましては、運行費用の見込み額と運行収入見込み額の差額、いわゆる不採算見込み額を補助額として計上しております。
以上でございます。
515 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。
516 ◯委員(鶴岡大治君) せっかくの機会ですので、直近の5年間の支出状況について、わかるようであればお願いいたします。
517 ◯委員長(重城正義君) 桑田企画部参事。
518 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 直近過去5年間の生活路線バス維持対策費補助金の決算額でご説明申し上げます。
平成27年度は補助対象路線が8路線で決算額が4,855万1,107円、平成28年度は補助対象路線が9路線、決算額が5,513万3,925円、平成29年度は補助対象路線が8路線、決算額が7,313万3,573円、平成30年度は補助対象路線が7路線で決算額が5,958万6,297円。今年度は決算見込み額でございますが、補助対象路線が9路線、見込み額として5,266万1,047円を見込んでいるところでございます。
以上でございます。
519 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。
520 ◯委員(鶴岡大治君) 私なんかは毎年増えているものだろうと思っておったんですけども、増えたり減ったりしているようです。その大まかな要因がわかりましたらご説明をお願いいたします。
521 ◯委員長(重城正義君) 桑田企画部参事。
522 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 補助金は運行経費から運行収入を引いた不足分を補うということから、運行経費や運行収入の増減が大きく影響してまいりますが、ここ数年は輸送人員はわずかでございますが増加しておりますので、運行収入につきましては安定的に推移しております。
一方、運行経費につきましては、燃料費ですとか人件費、あと、車両の修繕費や償却費などによって変動いたします。特に近年の燃料費については影響が大きいことから、先ほどの平成29年度の補助額が大きく伸びていた要因の一つとしては燃料費の高騰によるものが大きいというふうに考えております。
以上でございます。
523 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。
524 ◯委員(鶴岡大治君) それでは、所管課として今後この数字はどうなると見込んでおられますか。
525 ◯委員長(重城正義君) 桑田企画部参事。
526 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 今後この数字につきましては、仮に現在の運行を維持していくとした場合には、まず、運行収入が安定しておりましても燃料費の影響を今後受けますことや、特に運転手不足の解消に向けまして、運転手の待遇改善などを行った場合には、人件費は増額していくものというふうに考えておりますので、今後それが運行費用を押し上げることになるため、補助金の額としては増額していく可能性は高いというふうに考えております。
527 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。
528 ◯委員(鶴岡大治君) 増額が見込まれるとしたら、それを減少するために施す施策は何であると推察されますか。
529 ◯委員長(重城正義君) 桑田企画部参事。
530 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) まず、補助金の適正な事務の執行を行うために、今までありませんでした生活路線バスに対する補助金の交付要綱を昨年の11月に策定いたしました。この中で、バス事業者に対しまして生産性を向上させるため取り組むべき計画ですとか、その結果を踏まえた対応の方向性などを交付申請の際に提出させるようにいたしております。このことから、バス事業者による自助努力を求めてまいります。
あわせまして、昨年度から取り組んでおります地域公共交通網形成計画にのっとりまして、バス路線、利用者の少ない路線などの統廃合によりまして、地域ニーズに合った公共交通の再編を行うことで、収支の改善を図ってまいりたいというふうに考えております。
531 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。
532 ◯委員(鶴岡大治君) この生活路線バスってキーワードが、交通空白地区と交通不便地区と、似て非なるものの2つが、話が混乱している大もとであろうかと思います。交通政策特別委員会、先般四日市に行ってまいりまして、交通不便地域を見出すために駅から例えば300メートル、バス停から50メートル、同心円を描いていって、市内全域たしかやっていました。今般たしか堀切委員も出した丸ばっかりのやつですね。丸が重ならないところは不便地域と認定していくとか、そういうやり方があったと思います。
木更津市においては、よく議会で不便地域、空白化地区、いろんな言葉が出ていますけど、果たして木更津市のどこが不便なのか。厳密な、絵でもって不便地域というのは明らかにしていないと思うんですよ。そういう意味で、バス停から、駅からって同心円を描いて、まず、基本的なコンセンサスの地図をつくるということを検討された方がいいと思いますが、いかがですか。
533 ◯委員長(重城正義君) 桑田企画部参事。
534 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 私も同行させていただきましたので、四日市を拝見させていただきました。
駅やバス停から一定以上離れた場合、タクシーが走っておりますので、即交通不便地域になるというわけではございませんけども、視認できるということで、交通政策を検討していく上で参考になると思いますので、今後整理していきたいというふうに考えております。
535 ◯委員長(重城正義君) それでは、鈴木委員。
536 ◯委員(鈴木秀子さん) すみません。今の関連なんですけど、この生活路線バス維持対策費補助金。これが前年に比べて1,993万円削減されております。それは何路線の削減になったんでしょうか。伺います。
537 ◯委員長(重城正義君) 桑田企画部参事。
538 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 路線数につきましては、令和元年度と令和2年度の補助路線数は9路線で変更ございませんが、若干利用者数が伸びていることや、燃料費の安定等によりまして、このような数字になったということでございます。
539 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員。
540 ◯委員(鈴木秀子さん) ということは、路線数は全然変わらないんだけど経費によって経費が削減したから、そこの分の予算を削減したという考え方ですか。
541 ◯委員長(重城正義君) 桑田企画部参事。
542 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) ご指摘のとおり、経費と収入の差を補助しているわけでございますので、そこら辺が落ちついたということもございますが、一番大きいのは、国と県の補助金につきましては過去3か年の平均で先取りしてしまうという、何というんでしょう。国と県は、例えば令和2年度の予算ですと、平成28年、平成29年、平成30年度の実績をもとに令和2年度の予算が決まってしまうということで、過去のデータで国、県の補助は決まります。
対して、先ほど申し上げましたとおり、市の補助はその不足分を補うという性格が強くて、清算的な要因がございますので、そういったことから今の市の補助につきましては増減が激しいということでございまして、近年は軽油等の上昇も安定していることから、大きく経常経費が伸びておりませんので、安定的に推移しているということでございます。
543 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員。
544 ◯委員(鈴木秀子さん) 予算を削るということは、やっぱり利用者にとっても便が削減されたりいろいろな、これだけあったのが1日の利用便、利用者にとってすごく大変な状況につながってくる。生活にとって大変な部分につながってくるかと思うんですね。そういう中で、それにかわるものを市はモデル地区として今3地区、それ以外の地区もということを考えてはいらっしゃいますけども、それをもう少し効率的に進めてもらうというふうに進めていただきたいと思っていて、それに対してどういうふうに考えるでしょうか。
545 ◯委員長(重城正義君) 桑田企画部参事。
546 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 生活路線バス維持対策費補助金対象路線につきましては、このまま維持していくという方向でございます。また、先ほど申しましたとおり、バス路線の再編につきましては、今後、今委員がおっしゃいましたような自治会バスのような新たな交通システムとあわせまして再編を行ってまいりたいと。皆さんの移動の足を確保していきたいというふうに考えております。
547 ◯委員長(重城正義君) 堀切委員。
548 ◯委員(堀切俊一君) 生活路線バスのことについては、来週また交通政策特別委員会がありますので、そのときにまた詳しくお聞きしたいと思います。
ここでは、この項目に載っている54ページの一番下、25の地域公共交通活性化事業費の(1)地域公共交通活性化協議会運営費、今年は23万円ですけれども昨年は29万5,000円の予算がつけてあって、やっぱりこの委員会で質疑が出ております。これは何のための協議会なんだという質疑が出ていて、その中で昨年度の地域政策課長が、デマンドタクシーやコミュニティバスを導入する場合には、この協議会での同意が必須である。今後はこの協議会を活用していきたいと答弁されております。
この協議会で一体何が話し合われて、どういうような今のところ状況になっているのか教えていただきたいと思います。
549 ◯委員長(重城正義君) 桑田企画部参事。
550 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 今年度の協議内容につきましては、今委員おっしゃいましたように、馬来田地区において新たな交通システム、自治会バスの運行を目指しておりますので、その内容について各委員から意見をいただいているということでございます。
本来であれば昨日その協議会を開催いたしまして、同意を得た上で馬来田地区の実証運行に移る予定でございましたが、こういうご時世ですので、昨日は協議会を中止してございますので、今後書面により各委員から意見を伺って取りまとめていきたいというふうに思っています。
それと、もう一方は、地域公共交通網形成計画にのっとりまして、バス路線の再編等を行っていくわけですが、そのバス路線の再編の計画づくりというのにつきまして、この協議会で議論をいただいているということでございます。
その2点が大きな柱でございます。
551 ◯委員長(重城正義君) 堀切委員。
552 ◯委員(堀切俊一君) 確認ですが、その協議会で話し合われたのは、普通、コミュニティバスとかデマンド交通とかというと、大体市内全域を対象とするものと考える人が多いんですけれども、その協議会で話し合われたことは馬来田地区だけということでよろしいでしょうか。
553 ◯委員長(重城正義君) 桑田企画部参事。
554 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) まずは網形成計画の進行管理について年度当初にご報告申し上げておりますが、その網形成計画につきましては、まずは鎌足ですとか富来田ですとかに向かっているバス路線の再編というのが一番取りかかりとして重要というか、一番やるべきことで掲げておりますので、それに向けて協議をしているということでございます。
555 ◯委員長(重城正義君) 堀切委員。
556 ◯委員(堀切俊一君) 詳しいことはまた来週の交通政策特別委員会でいろいろ話をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
557 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。
558 ◯委員(斉藤高根君) 55ページ、各種団体補助金。これは去年と同額なんですけれども、当然報告書は出ているはずなんですけど、見直しはされたんですか。
559 ◯委員長(重城正義君) 平野スポーツ振興課長。
560 ◯スポーツ振興課長(平野和彦君) こちら各種団体補助金につきましては、木更津市教育振興事業補助金交付要綱に基づきまして、木更津市体育協会、こちらの方に支出させていただいている補助金でございます。主な使途としましては、体育協会の活動費、それから、選手強化費、県民体育大会に参加するときの経費でございまして、こちらにつきましてはスポーツ推進審議会の方ですね、こちらの方で審議いただきまして、毎年になってしまいますけども、同額を交付させていただいているところでございます。
561 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。
562 ◯委員(斉藤高根君) その体育協会の方から報告書というのはいただいているんですか。
563 ◯委員長(重城正義君) 平野スポーツ振興課長。
564 ◯スポーツ振興課長(平野和彦君) 毎年5月に総会を実施しておりまして、体育協会加盟団体25団体から全て報告書の方は決算、それから、事業報告をいただいているところでございます。
565 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。
566 ◯委員(斉藤高根君) 要するに、定額にして分配は体育協会の方にお任せしようというお話ですか。
567 ◯委員長(重城正義君) 平野スポーツ振興課長。
568 ◯スポーツ振興課長(平野和彦君) 先ほどご説明させていただきましたとおり、活動費、それから、強化費という形で体育協会の方で分配させていただいております。
569 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。
570 ◯委員(草刈慎祐君) 56ページの交通安全対策費、説明の1でございます。自転車駐車場関係費、これは私どもの方にも昨年か、年明けですか、駐輪場の指定管理者が管理できない状況になったというような報告があったんですが、その経緯をまず説明できれば説明してください。
571 ◯委員長(重城正義君) 石井市民活動支援課長。
572 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) 木更津市自転車駐車場につきましては、平成30年度から令和4年度までの5年間、一般社団法人日本駐車場工学研究会を指定管理者として指定しておりました。昨年11月に指定管理者から財務状況の悪化に伴い経営続行が難しくなるとの報告があり、対応を市と指定管理者で検討しておりましたが、令和元年12月23日付けで同研究会から指定管理の辞退届の提出がございました。
これを受け、指定管理者による管理を継続することが適当でないと認め、地方自治法第244条の2第11項の規定に基づき、令和元年12月29日以降の指定の取り消しを行ったものでございます。この施設が休業や廃止になることは市民等の日常生活に支障が生じることから運営は継続していく必要があるため、1月から3月までは直営として一部業務委託を実施し、令和2年度改めて業務委託を実施しながら早期の指定管理者募集に向けた準備を進めてまいります。
573 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。
574 ◯委員(草刈慎祐君) 今の指定管理者、去年の暮れまでですね。平成30年からということですが、それ以前というのは、この法人が、財団法人が管理されていたか、わかれば教えてください。
575 ◯委員長(重城正義君) 石井市民活動支援課長。
576 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) 自転車駐車場の指定管理につきましては、平成21年の4月1日から当団体、法人が指定管理をしておりました。
577 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。
578 ◯委員(草刈慎祐君) ということは、その都度何かしらの契約をされていたと思うんですけども、この入札というか、随意契約だったのか、どういった契約だったのかを教えてください。
579 ◯委員長(重城正義君) 石井市民活動支援課長。
580 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) 指定管理者の指定につきましては、指定管理者選定委員会の選定を経て、議会の議決を受けながら指定管理者の指定を行ってまいりました。〔「入札公募、随意契約、契約方法」と呼ぶ者あり〕これは協定を結んで3年間ずつ契約を結んでまいりました。
581 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。
582 ◯委員(草刈慎祐君) すみません。ちょっと今、契約方法が随意契約だったのか、それとも、何社入札に入っていたのかをお聞きしたかったんですけども、その記憶が残っていれば教えてください。
583 ◯委員長(重城正義君) 石井市民活動支援課長。
584 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) 基本的に指定管理者選定委員会において管理者の方を選定していただきましたので、1社と契約を結んだ形でございます。
585 ◯委員長(重城正義君) どうぞ。鶴岡委員。
586 ◯委員(鶴岡大治君) ちょっと、たしか資料では7団体、指定管理者選定委員会にかけられているという経緯があるはずです。この場所に指定管理者の選考委員がたしかおられるはずだと、何名かおられると思います。できましたらどなたか答えていただきまして、この会社がそういったことは予見できなかったのか。当時の話ですけど、軽く1年前ですけど、守秘義務等があろうかと思いますけど、せっかく選定委員がおられるんですから、ぜひともお話を伺いたいと思います。いかがですか。
587 ◯委員長(重城正義君) 選定委員はいらっしゃいますか。この中に。逡巡しないでどんどん、土居総務部長。
588 ◯総務部長(土居和幸君) 選定委員でございます。当時の資格の要件等を確認し、財務状況等も確認したところでございますけれども、予見はできないところでございます。
589 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。
590 ◯委員(鶴岡大治君) とにかく、平成21年からずっとやっていたので、到底もう、すみません。財務状況については書類上では全く予見ができなかったということで、別にそれは問わないけども、お聞きしておきます。
話を引き受けて、3ヶ月間は直営をしているということは、無駄なお金が出ているわけですよね。本来債務不履行で損害賠償を請求できると思うんですけど、そのお話が抜けているんですけど、担当課はどういうふうにお考えですか。
591 ◯委員長(重城正義君) 石井市民活動支援課長。
592 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) 指定管理の取り消し後3ヶ月間につきましては直営で運営しておりまして、この損害賠償につきましては、額の確定後破産管財人宛てに請求をする予定でございます。
593 ◯委員長(重城正義君) ほかに、鈴木委員。
594 ◯委員(鈴木秀子さん) 55ページの(3)車両購入費、地域公共交通活性化事業費の中の315万円、新しく車両購入費というふうに計上されております。これはもしかしたら馬来田の方の地区のものかなというふうに私は勝手に思っているんですけど、どちらのものでしょうか。
595 ◯委員長(重城正義君) 桑田企画部参事。
596 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 委員おっしゃるとおり、馬来田地区のまちづくり協議会が運行主体となりまして、来年度実証運行を開始しようとします自家用有償旅客運送に使用する車両の購入費でございます。
597 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員。
598 ◯委員(鈴木秀子さん) この車両の、どれだけの人が乗れて、そういう、もしわかったらどういう状況でね、市がこれを購入して、まちづくり協議会が運営するという話を伺っていますけど、その運用形態、ちょっともしわかる範囲で教えていただけますか。
599 ◯委員長(重城正義君) 桑田企画部参事。
600 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) まず、この予算につきまして、予算計上当時はまちづくり協議会とワンボックスの車両ということで協議を行っておりましたが、やはり馬来田地区は奥の方に行くと道が狭隘でワンボックスではちょっと厳しいということで、今現在軽自動車で、しかも低床で後ろのドアがスライドするようなお年寄りが乗りやすい車両ということで協議を行っておりますので、この残額分については適正なときに減額したいというふうに考えております。
以上でございます。
601 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員。
602 ◯委員(鈴木秀子さん) それはわかりました。何人ぐらい乗れる。
603 ◯委員長(重城正義君) 桑田企画部参事。
604 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 運転手を含め4名を考えております。
605 ◯委員(鈴木秀子さん) 4名しか乗れないということですね。ということは、その状況をどういうふうにして、この部分は市が出す。あと、市がそこに、まちづくりに対して補助しているか、支援しているか。そういうのがもしわかれば教えていただければありがたいです。
606 ◯委員長(重城正義君) 桑田企画部参事。
607 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 来年度につきましては実証運行でございますので、地域は持ち出しがないように、運行にかかる経費は市の方で計上してございます。1年間実証運行を行う中で、どういう利用形態ですかね、利用料金を頂戴すれば地域として運行していけるかというのを1年かけて検証してまいりたいというふうに考えております。
地域といたしましては、運行の形態ですが、月曜日に予約を受け付けまして、運行を水曜日と金曜日の週2日行うというようなことで、今現在考えていらっしゃいます。
以上でございます。
608 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員。
609 ◯委員(鈴木秀子さん) この車は少し小さい車にしたから減少すると、予算をするということを今聞きましたけど、でも、結局運転手とかそういう人が必要ですよね。そういうことはどういうふうに考えているんでしょうか。
610 ◯委員長(重城正義君) 桑田企画部参事。
611 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 自家用有償旅客運送を行うためには、二種免許は必要ございませんで、しかしながら、国土交通省が定めます講習を受ける必要がございます。この講習、馬来田地区でボランティア運送に関わっていただける方は、12名がこの講習を受けられる予算を計上しているところでございます。
612 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員。
613 ◯委員(鈴木秀子さん) そういうふうに地域の中でそれはすごいすばらしいなと思うんですね。それをやっぱり、これからその後ほかの地域にやるとか、今年1年間実証実験をやるということなんですけども、あとね、例えば事故のときは、それはどういうふうな形になるんでしょうか。
614 ◯委員長(重城正義君) 桑田企画部参事。
615 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 一般的にはこれから入ります任意保険で対応していきたいというふうに考えております。車両につける一般の保険、任意保険で対応していくということでございます。
616 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員。
617 ◯委員(鈴木秀子さん) ということは、これから、今後ね。今この馬来田が例えばうまくいって、皆さんが利用してという、利用者が電話して予約するということをおっしゃっています。そういうデマンドタクシー的な要素かなというふうに思っているんですけども、予約するということで、それをやっぱり他の地域に、今後そういうことをやって、どこかいける地区はないかなというふうに私なんかは思うんですけど、その点はどういうふうに考えていますか。
618 ◯委員長(重城正義君) 桑田企画部参事。
619 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) この自家用有償を行う地域といたしましては非常に制限がございまして、まずは公共交通機関で賄えるかということを検討いたします。その上で検討ができないといったときに初めて導入できるシステムでございますので、先ほど申しましたとおり、バス、鉄道がない場合もタクシーが木更津市内は多く走っておりますので、バス停から遠いからといってすぐこれが導入できるわけではございませんで、次にはタクシー事業者と協議する必要がございます。
馬来田地区につきましてはかなり特殊な事例でございまして、広いエリアの中で常にタクシーが流しているわけではございませんので、こういったシステムが導入できたと。
他の地域につきましては、再度またそういう交通事業者と協議を行った上で検討していきたいというふうに考えております。
620 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員。
621 ◯委員(鈴木秀子さん) 私以前、質疑の中で、北九州市のことをちょっと提案させていただいたんですね。やはりそれはタクシー事業者とうまくコンタクトをとって、期間を区切ってやっている。デマンド以外の時間はタクシーを運用するとか、時間を決めてやったりいろいろやっている。それで結構成功しているんですね。そういうタクシー会社とうまく連携をとって、やっぱりタクシー会社の人ってどこでも地理、場所がわかりやすい人なので、そういうことでやっていただきたいなと、今後進めていただきたいなというふうに要望します。
622 ◯委員長(重城正義君) 要望でした。ほかに、堀切委員。
623 ◯委員(堀切俊一君) 今年度木更津まちづくりコンテスト2019というのをやっているんですね。これは政策コンテストで300万円の予算がついていたんですよ。この委員会でもそれについての質疑が出て、昨年度の企画課長が、まず、トライしてぜひとも成果、効果が出せるように取り組みたいと答弁されています。今年を見たらそれがないので、それは一体全体どこでどうなっちゃっているのかを教えてください。
来年度以降もまた継続する予定があるのかどうかお願いいたします。
624 ◯委員長(重城正義君) 堀切委員、今回の予算書の中にはないですよね。その理由だけを、はい。小原企画課長。
625 ◯企画課長(小原和弘君) 今年度予算におきましては300万円ほど計上させていただきまして、まちづくりコンテストにつきましては実施をさせていただきました。その中で10の団体でしたかね。さまざまな若い方々の団体の提案をいただいたところでございまして、その提案の中では、新たに令和2年度このスパークルビル6階で実施をしようとする
こどもおもちゃ基地事業であるとか、あるいはスパークル前等々、駅前のイベントにおきまして子どもたちがアートに触れ合えるような、そういった事業化を実際に市としても予算化をし、実施をしていこうという考えでございます。
この委託業務として今年度行わせていただいたんですが、昨年も
予算審査特別委員会でいろいろとご意見を頂戴したところでございます。予算をかけてまでやる事業なのか。そういったところにつきましては、私どももしっかりと精査をさせていただきまして、予算をかけずしてもさまざまなところからこういった市民の方々のアイデアを受け取ることも可能だと。あるいは昨今民間の方々とまちづくりに関する包括連携協定というものもさまざま提携を結び始めております。今年度でも幾つかそういうお話を現に今、進行中でいただいているところでございますので、さまざまな手段を用いまして広く市民の方々のご意見を頂戴しながら、市の施策に取り組んでいきたいというふうに今は考えているところでございまして、令和2年度予算につきましては見合わせさせていただいたところでございます。
以上です。
626 ◯委員長(重城正義君) ほかに、石井委員。
627 ◯委員(石井徳亮君) 53ページのオーガニックシティ推進事業費のオーガニックシティ戦略推進事業費ですけども、これは昨年から比べると50万円ほど削減になっております。昨年は推進協議会の負担金とウェブサイトの業務委託という話は聞いたんですけども、こちらについては大体ほぼ内容的には同じなんでしょうか。
628 ◯委員長(重城正義君) 小原企画課長。
629 ◯企画課長(小原和弘君) 450万円につきましては、木更津市オーガニックシティ推進協議会への負担金として支出させていただきます。この450万円の予算計上は昨年と変わらないものでございます。昨年との比較ということでございますと、50万円ほど減額になっているかと存じますが、それにつきましては、プロモーション費用として計上していたものを令和2年度は計上をしてございませんので、実質的にはオーガニックシティ推進協議会で行う事業への負担金そのままという形になってございます。
以上です。
630 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
631 ◯委員(石井徳亮君) このオーガニックシティについての取り組みなんですけども、木更津市を挙げて皆さんバッジをつけていただいたりとか、今後どんどん進めていかなくちゃいけないものだと思っているんですけども、そういった面では、負担金をただ毎年毎年負担して払っているだけではなくて、市としても何か次につながるものってしなくちゃいけないと思うんですけど、この予算書の中にそれに準じた費用というのは、どこかほかの課とか何かに組み入れられているものがあるんでしょうか。
632 ◯委員長(重城正義君) 小原企画課長。
633 ◯企画課長(小原和弘君) 答えにならないかと思いますが、このオーガニックシティのまちづくりにつきましては、第2次基本計画におきまして、位置付け的には木更津市のあらゆる取り組みにこのオーガニックの考え方を踏襲しながら進めていくということを前提にさせて、第2次基本計画の推進を今年度からスタートさせていただいております。そういった意味では、それぞれの取り組みがこうしたオーガニックなまちづくりの取り組みに寄与するものというふうには考えております。
しかしながら、委員のご指摘いただいているご質疑にございます、具体的にオーガニックというようなものがイメージできるような費用についてあるかと問われれば、それは各課の中では見当たらないというふうに私は認識しております。
以上です。
634 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
635 ◯委員(石井徳亮君) 了解しましたけども、全庁的に取り組んでいるという話ですけども、例えば評価的なもの、効果とかそういったものを評価していって、取りまとめていって、次の段階にはこうしようとかという話もなかったとすると、各課においてもその次に、じゃあ、自分たちのやったことが次どうしたらいいかという形のものも、各個別で判断していくという形になってくるとばらばらになっちゃうと思うんですよ。そういったときに、例えばそういう意見をまた集めて、次にどうしましょうとまた発信して各全庁的に統一的な見解を持っていかないといけないとは思うんですけども、そういった方向についての動きというのはどうでしょうか。
636 ◯委員長(重城正義君) 小原企画課長。
637 ◯企画課長(小原和弘君) 失礼いたしました。先ほどの私の答弁、修正、訂正をさせていただきたいと思います。オーガニックなまちづくり関連事業としての予算計上は確かにその字面としてはございません。しかしながら、令和2年度よりオーガニックの事業を進める第2期オーガニックアクションプランを策定いたします。その中で、3つのプロジェクトを同時に進める予定でございます。
1つは経済循環を高める食農プロジェクト、2つに木更津発脱炭素化プロジェクト、3つに支え合いによる防災・減災プロジェクト、食農、環境、防災に関してそれぞれ各所管課が関連付けて事業を行うことになります。
その事業を拾いますと、総額で令和2年度は当初予算計上では1億8,900万円の関連付けた事業が進むことになってございます。このように、各課におきましてもこのオーガニックなまちづくりを意識しながら各取り組みの中で進めていくことができることと考えております。
以上です。
638 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
639 ◯委員(石井徳亮君) それでは、そのようにもっと定着していくような形で具体化して進めていっていただきたいと思います。よろしくお願いします。
640 ◯委員長(重城正義君) ほかに、竹内委員。
641 ◯委員(竹内伸江さん) 予算書53ページ、企画費の説明欄6、国際施策推進事業費890万9,000円、金額が大きいので事業の内容についてご説明いただきたいと思います。
642 ◯委員長(重城正義君) 小原企画課長。
643 ◯企画課長(小原和弘君) 890万円の国際施策推進事業費につきましては、2つの事業に分かれてございます。1つは国際施策推進事業費、これは例年計上させていただいている事業でございまして、その中身につきましては、国際交流を進めていく上で海外友好都市への旅費の計上並びに友好都市のお客様が本市にお見えになった際のその対応にかかる経費、また、千葉国際コンベンションビューローにおきまして、木更津市のこの国際施策に関する取り組みにつきまして、特に事業を協力して進めていただくための補助金として支出しているもの。あわせまして、令和2年度は814万円の事業費となってございます。
2つ目に、多文化共生推進事業費として新規事業で計上させていただいたものが76万9,000円でございます。こちらの事業につきましては、木更津市に昨今増加傾向にございます在住外国人の意識、ニーズ、生活実態につきましてアンケート調査を行いまして、その調査結果から今後そういった外国人の方々が例えば防災が必要なときにどのような避難を速やかに市の方から指示ができるのか。そういった多文化、外国人の方との共生社会づくりに向けたガイドラインを策定しようとするものの経費でございます。
以上です。
644 ◯委員長(重城正義君) 竹内委員。
645 ◯委員(竹内伸江さん) このような事業、もろもろの事業の周知というか、こういう事業でやっていますよというような周知方法みたいなものをちょっと途中経過みたいな、その方法を教えていただけますか。
646 ◯委員長(重城正義君) 小原企画課長。
647 ◯企画課長(小原和弘君) 周知方法につきましては、思い浮かびますのは、まず、木更津市のホームページにおきまして、それぞれの取り組みについては周知をさせていただいているところでございます。また、次年度スタートさせようとしております多文化共生推進事業費につきましては、今後アンケート調査をどのように進めるかという過程で市内の在住外国人にも広く知れ渡ることとなろうかと思います。
以上です。
648 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員。
649 ◯委員(鈴木秀子さん) 53ページの7番、JR巌根駅整備事業費1億6,138万4,000円、この事業内容を教えてください。
650 ◯委員長(重城正義君) 桑田企画部参事。
651 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 来年度の事業内容につきましては、JRが巌根駅構内に設置いたしますエレベーター、上り下りに1基ずつ設置いたしますが、これの工事に伴います市の負担金を計上しております。
以上でございます。
652 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員。
653 ◯委員(鈴木秀子さん) 市の負担金が結構な金額ですけども、本来JRとしては、JRはどれくらいの金額を考えているんでしょうか。市の負担がこの金額ですよね。本体の。
654 ◯委員長(重城正義君) 桑田企画部参事。
655 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 工事に伴います総額といたしましては4億8,000万円程度を見込んでおりますが、高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律、バリアフリー法に基づく基本方針におきまして、こういった施設の整備につきましては国、JR、地方自治体が3分の1ずつ負担するという基本方針がございますので、それにのっとりまして、この工事費につきまして、国と市とJRが3分の1ずつ負担するうちの市は3分の1ということでございます。
656 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員。
657 ◯委員(鈴木秀子さん) この中に、前からも要望があったと思うんですけれども、車両とホームの分も一緒に入っているんでしょうか。段差があること。それも。
658 ◯委員長(重城正義君) 桑田企画部参事。
659 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 今回のエレベーター設置工事に伴いまして、ホームと車両との段差についても、これにつきましてはJRの単独費で対応するというふうに伺っております。以上でございます。
660 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員。
661 ◯委員(鈴木秀子さん) ということは、そのときに一緒にはやるわけじゃないということですね。
662 ◯委員長(重城正義君) 一緒、同時進行するんですかというお問い合わせです。桑田企画部参事。
663 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) そのようにJRから確認しております。
664 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員。
665 ◯委員(鈴木秀子さん) この、できればスケジュールがわかれば来年度教えていただきたいなというふうに思いますけど、ということは、エレベーターの工事をするということは、中でやっぱり通行止めみたいな、そういう内容的にもあるんでしょうか。
666 ◯委員長(重城正義君) 桑田企画部参事。
667 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 今、JRから伺っているスケジュールにつきましては、まず、国への補助金の申請を6月頃、そして、市への交付申請を7月頃、その後、発注を見込んでいるというふうに伺っております。工事の期間中はやはり囲いですとかさまざまな保安施設、保安設備が入ることから、利用者の方には若干ご迷惑をおかけするというふうに思われます。
以上でございます。
668 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員。
669 ◯委員(鈴木秀子さん) ということは、国とかそういうことの許可がおりないとなかなか進まない。でも、年内には完成という形の考え方でしょうか。
670 ◯委員長(重城正義君) 桑田企画部参事。
671 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) JRからは今現在そのように聞いております。
672 ◯委員長(重城正義君) ほかに、関連、大野委員。
673 ◯委員(大野俊幸君) 1億6,000万円のエレベーターがJRとお話ししてできるということでありますが、あくまでもホームの中の上り下りのエレベーターということでよろしいですか。
674 ◯委員長(重城正義君) 桑田企画部参事。
675 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) JRの施設の中に入ったホームに設置するエレベーター2基ということでございます。
676 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。
677 ◯委員(大野俊幸君) そうしますと、跨線橋が巌根駅はあるので、その後にまた新たに2基エレベーターを設置するということになるんでしょうかね。
678 ◯委員長(重城正義君) 桑田企画部参事。
679 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 外の跨線橋、人道跨線橋につきましても、基本設計は終了しておりますので、今後快速電車の停車等の協議とあわせまして実施に向けて調整を行ってまいりたいというふうに考えております。
680 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。
681 ◯委員(大野俊幸君) JRがいろいろコンサルで設計したりして、ほとんどJR主体で行って、市の方はお金を出すということだけでしょうけども、今言ったようにホームのエレベーターがあっても跨線橋の方のエレベーターがなければバリアフリーにはなかなかつながらない部分もあるし、そこら辺は企画部の方で、いつ頃にところでなりそうなの。跨線橋の方のエレベーター。
682 ◯委員長(重城正義君) 桑田企画部参事。
683 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 跨線橋につきましては、今現在の基本計画に位置付けしてございませんので、今後そういった基本計画に位置付けることから実施してまいりたいと思っています。また、実施に当たりましては、人道跨線橋が市道認定を行っておりますことから、実施に当たっても、また、実施部署等につきましても、庁内で協議してまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
684 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。
685 ◯委員(大野俊幸君) 先ほど言ったように、JRがいろいろ主体でやる事業なのでね。市の方がお金を出せばいいというような形になってしまう部分もあると思いますよ。下水のJRの推進工事なんかと一緒でね。そういうふうになると思いますけども、やはり住民の利便性を考えると、せっかくホームにできて、外側にもできればもっと便利になると思いますので、早急に進むように計画を実行してください。
以上です。
686 ◯委員長(重城正義君) ほかに、堀切委員。
687 ◯委員(堀切俊一君) 56ページ、説明欄の上から2番目、
江川総合運動場拡張整備事業費5,249万4,000円、これは担当部署の方にお聞きしたところ、サッカー場と野球場の設計代と、それから、地盤調査費であるというふうにお聞きしましたが、それでよろしいでしょうか。
688 ◯委員長(重城正義君) 斉藤都市整備部参事。
689 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 委員おっしゃるとおり、野球場及びサッカー場の運動機能を付与するための施設整備に伴う実施設計費と、それで行う地質調査費でございます。
以上でございます。
690 ◯委員長(重城正義君) 堀切委員。
691 ◯委員(堀切俊一君) ちょっと私がよくわからないんですけど、ここにサッカー場と野球場をつくる目的は何でしょうか。
692 ◯委員長(重城正義君) 平野スポーツ振興課長。
693 ◯スポーツ振興課長(平野和彦君) 今回、江川総合運動場の拡張整備といたしまして、平成16年から平成18年にかけていろいろと協議をいただいたところなんですけども、まず、木更津市にない競技場を整備するということで昨年オープンいたしました陸上競技場、今後整備します硬式の野球場、それから、サッカー場という形で整備を進めていくものでございます。
694 ◯委員長(重城正義君) 堀切委員。
695 ◯委員(堀切俊一君) 大会等もやったりするんですか。
696 ◯委員長(重城正義君) 平野スポーツ振興課長。
697 ◯スポーツ振興課長(平野和彦君) 整備されましたら、野球場、サッカー場につきましては大会等実施の方をさせていただきたいと思っております。
698 ◯委員長(重城正義君) 堀切委員。
699 ◯委員(堀切俊一君) 昨年江川陸上競技場で中学校の陸上大会が行われました。そのときに、陸上自衛隊の方に依頼して、その日は訓練を控えてほしいというふうに木更津市の方から依頼したということでございます。
野球場、サッカー場となりますと、小中体連だけじゃなくて、木更津市には協会がたくさんあります。それらがやっぱり大会で使うことになった場合、陸上自衛隊の方に同じように依頼ができるんでしょうか。
700 ◯委員長(重城正義君) 平野スポーツ振興課長。
701 ◯スポーツ振興課長(平野和彦君) 堀切委員おっしゃるとおり、昨年9月に行われました中学校新人陸上記録会ですね。こちらの方で、大会運営に支障を来さないようにということで陸上自衛隊木更津駐屯地の方にお願いをしたところでございます。また、サッカー場、野球場については主催者側の求めに応じというところではございますが、一例といたしましては、昨年サッカーの大会、小中体連を含めさまざま行っているところでございますが、そちらにつきましては特に要請はしておりませんので、今後も必要に応じてという形で、関係各課と調整を図りながら木更津駐屯地の方に働きかけてまいりたいと考えております。
702 ◯委員長(重城正義君) 堀切委員。
703 ◯委員(堀切俊一君) 例えば小中体連とか主催協会から、やっぱり危ないし、それに声が聞こえないと、いろいろジャッジとかが聞こえないと困るから、大会運営上控えてくださいというふうにお願いされたら、それには応えるつもりでいらっしゃるんですか。
704 ◯委員長(重城正義君) 平野スポーツ振興課長。
705 ◯スポーツ振興課長(平野和彦君) 内容にもよりますけども、昨年のサッカーの大会につきましては、笛の音が聞こえないとかいうことでの大会運営に支障を来している状況ではございませんでした。ただし、放送、呼出し等もございますので、主催者側との調整によりまして、必要な時間帯があればまたその辺も含めて協議を進めてまいりたいと考えております。
706 ◯委員長(重城正義君) 堀切委員。
707 ◯委員(堀切俊一君) 例えば高校野球の地区大会とか、あるいは高校サッカーの選手権、地区大会とかね。総体予選とかいろいろあるんですけれども、江川陸上競技場、私、設計図とか見ていないのでわからないんですけれども、それはその使用に耐えられるというか、できるぐらいの施設なんでしょうか。
708 ◯委員長(重城正義君) 平野スポーツ振興課長。
709 ◯スポーツ振興課長(平野和彦君) 野球場、サッカー場ともに規格の方は高校野球、それから、サッカー、大会の方ができる規模の施設ではございます。
710 ◯委員長(重城正義君) 堀切委員。
711 ◯委員(堀切俊一君) 野球とかサッカー、例えば野球なんかになると、袖ケ浦市なんか今、夏の高校野球とか春の高校野球の地区予選の会場になっています。ベスト16ぐらいまではあそこを使うので、もう何日間も続けて使うことになります。そうすると、当然陸上自衛隊の方にも同じような、何日間止めてくれみたいな要請をしなくちゃならないと思います。その辺についてはどうなんでしょうか。
712 ◯委員長(重城正義君) 平野スポーツ振興課長。
713 ◯スポーツ振興課長(平野和彦君) 江川の方で大会を開くに当たりまして、それだけの期間が必要なのかどうかというところも主催者側との協議によるものと考えております。全てが飛行に配慮いただかないとできないということでは考えておりませんので、今後必要に応じて木更津駐屯地と協議を進めてまいりたいと考えております。
714 ◯委員長(重城正義君) 堀切委員。
715 ◯委員(堀切俊一君) 私、定例会でも何度も取り上げているんですけれども、一つは危険であるということ。それから、もう一つはせっかくつくっても「何だ、高校野球の予選もできないのか。袖ケ浦市は毎年やっているのに」というような感じになっちゃうと、何か夢もないし、つくる意味があるのかなという気がするんです。だから、まだ設計段階であれば、その辺のところを再考できると思うんです。いろんな、つくっちゃってから主催団体と協議するんじゃなくて、つくる前に主催団体の意見を聞いて、「ああ、やっぱりそういうふうにすべきなのか」という、それが事前協議だと私は思うんですね。だから、その辺についてはどう考えていらっしゃいますか。
716 ◯委員長(重城正義君) 平野スポーツ振興課長。
717 ◯スポーツ振興課長(平野和彦君) 野球場、サッカー場につきましては、この整備の段階、整備というか設計の段階からそれぞれ競技関係団体、小中体連を含め協議を進めているところでございます。今回の実施設計に当たりましても、今年度予備設計を行っているところではございまして、その際にも以前から競技団体の意見を伺っておりますので、今後も引き続き競技団体の意見を伺いながら、設計を組んでまいりたいと考えております。
718 ◯委員長(重城正義君) 堀切委員。
719 ◯委員(堀切俊一君) 私は、例えば上をヘリコプターが飛ぶとか何だかんだであれをするというんだったら、大手を振ってできるような場所にね。もう何というんですか、他の、例えば陸上自衛隊とかの意見に左右されるんじゃなくて、大手を振ってできるような場所に移ったらいいんじゃないかと私は思うんですよ。その方が行事調整委員会なんかでも使いやすいと思うんですね。小中体連も含めて、調整委員会にもそろそろ入ると思うんですけども、ほかの場所につくった方が、そういったいろんな競技を運営する面でいいんじゃないかという気持ちはありますか。
720 ◯委員長(重城正義君) 堀切委員、申しわけありません。会議規則第55条第1項に、発言は全て簡明にするものとし、議題外にわたり、またはその範囲を超えてはならないと規定されております。その中に、同条第3項では、議員は、質疑に当たっては自己の意見を述べることができないと規定されています。
質疑を求めず自己の個人的な意見を主張しているものと見受けられますので、ご注意願いたいと思います。
答えられればこれで、平野スポーツ振興課長。
721 ◯スポーツ振興課長(平野和彦君) 江川総合運動場の拡張整備に当たりましては、これまでさまざまな場所を模索しながら、最終的に市議会議員の皆様との協議も含めまして江川総合運動場にこの3競技施設を建設すること、整備を進めることになりましたので、今後も引き続き、委員おっしゃったように何もないところというところが木更津市でなかなか見つけることができなくて、江川の方に整備することになりましたので、ご理解賜りたいと存じます。
722 ◯委員長(重城正義君) 堀切委員の方はたまたま教育民生常任委員会の委員でございますので、教育民生常任委員会の中、または本会議の中でそういう詳細な意見を述べていただきたいと思います。今回については予算についての関係でございます。ちょっと波及して先に進んでおりますので、その辺のところはこの辺で打ち切りをお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
ほかにご質疑は。鶴岡委員。
723 ◯委員(鶴岡大治君) 56ページ、木更津市民会館整備検討委員会委員報酬についてお伺いいたします。
じゃあ、簡単に言います。中ホールの答申が2月27日に出されて、今後のこの委員会の開催予定をまず、伺いたいということと、前年度の38万5,000円から増額になっている。なぜ増額になっているのか、具体的スケジュール等を挙げてご説明をお願いいたします。
724 ◯委員長(重城正義君) 勝畑総務部参事。
725 ◯総務部参事・管財課長(勝畑成一君) 来年度予算計上をしたのは、委員おっしゃるように、今年度の2月ぐらいに委員会の方で答申をいただいています。この後、パブリックコメントをかけます。パブリックコメントの結果によっては、再度検討委員会を設置する必要がある場合が考えられますので、来年度も予算計上させていただきます。
検討委員会の委員の任期は令和3年の5月までございますので、そのような形にしています。
あと、46万円、前年度は38万円ぐらい見込んでいたんですけど、ちょっと回数を5回ぐらいで見込んでいたんですけども、今年度検討委員会は実際9回やっていますので、9回までは次年度は必要ないだろうということで、それに見合う金額で46万2,000円という形で、今回数字の方を上げさせていただいています。
以上です。
726 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。
727 ◯委員(鶴岡大治君) わかりました。ということで、今回非常に多かったから来年度も、でも、今お話の中で開くかもしれないと。パブリックコメントにかけて、たしかこれ、8回か9回ぐらいやっていると思うんですよ。もうやっても、5回ぐらいかな。やってもそう何回もやらないんじゃないかと思うんですけど、さらにそれ以上にやるという意気込みですので、ぜひそれ以上にやっていただいて、満額使っていただくようお願いいたします。
728 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。
〔発言する者なし〕
729 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、以上で、総務費のうち総務管理費の審査を終わります。
ここで3時55分まで休憩といたします。
(午後3時36分)
───────────────────────────────────────
(午後3時53分)
730 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。
会議に入る前に、先ほど大野委員からの質疑について、まず、コンビニでのたばこの購入についての質疑について、財務部よりご答弁をお願いいたします。渡辺市民税課長。
731 ◯市民税課長(渡辺則行君) 午前中の歳入のところで、大野委員からの質疑に明確な答弁ができなくて大変申しわけございませんでした。
たばこの小売に関しまして、財務省の小売販売の申請の手順、それから、日本たばこ産業、JTの方に電話で確認をしたところ、小売店はコンビニの店舗であっても普通の一般の小売店舗であっても、店舗そのものの所在地等で、距離ですとかそういうものによって個々に許可を得ておりますので、そこに対して幾ら売ったかということですから、端的に申し上げますと、地元で買っていただきますと、コンビニであっても一般の店であっても全てが木更津市の方に税金が入るということになります。
以上でございます。
732 ◯委員長(重城正義君) 次に、同じく大野委員からの質疑で、総務部職員課の数値等の答弁をお願い申し上げます。品川職員課長。
733 ◯職員課長(品川昭和君) 先ほど大野委員からご質疑をいただきました職員の初級採用、上級採用の割合等についてご答弁申し上げます。
まず、上級、中級、初級の割合でございますけれども、こちらは技能労務職を除きまして上級職が53%、中級職9%、初級職38%となっております。
続きまして、8級職の内訳でございます。上級職が7名、初級職が7名、こちらは割合が50%となっております。
続きまして、来年度4月1日の採用、新規の採用職員の内訳を申し上げます。34名採用予定のうち、上級職が10名、中級職3名、初級職が21名でございます。
続きまして、職員間の夫婦であるという職員でございますけども、53組106人でございます。
続きまして、職員間で親子の関係でございます。こちらは8組16人ということでございます。
最後に、女性管理職の数でございます。こちらは7名でございまして、管理職全体が141名中7名ということで、割合では約5%でございます。
以上でございます。
734 ◯委員長(重城正義君) 大野委員、よろしいですか。紙で、ペーパーで後ほどあしたにでも配付いただければと思います。
続いて、第10款総務費のうち57ページから62ページまでの第10項徴税費から第30項監査委員費について審査をお願いいたします。
ご質疑願います。鶴岡委員。
735 ◯委員(鶴岡大治君) 58ページ、収納諸経費についてお伺いいたします。
毎年のことで恐縮です。まず、徴収にかかる主な費用をお願いいたします。
736 ◯委員長(重城正義君) 渡邉財務部次長。
737 ◯財務部次長・収税対策室長(渡邉雅彦君) 主なものでございますが、収納支援システムやはがきの圧着機の使用料、賃借料が778万6,000円、通信運搬費、これは郵便料ですが750万円。先ほどのシステムやはがきの圧着機の保守などの委託料が372万4,000円、督促状、納付書などの印刷製本費が150万円でございます。
738 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。
739 ◯委員(鶴岡大治君) まず、行きの方で教えていただきましてありがとうございます。次に、上の市税等コンビニエンスストア収納関係費にも関連するんですが、口座振り替え、金融機関の窓口、コンビニ等にかかる費用についてもご説明をお願いいたします。
740 ◯委員長(重城正義君) 渡邉財務部次長。
741 ◯財務部次長・収税対策室長(渡邉雅彦君) 1件当たりの収納手数料でございますが、口座振り替えが17.6円、金融機関の窓口納付が25.3円、コンビニ収納が68.2円でございます。
742 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。
743 ◯委員(鶴岡大治君) それで、結果については資料に出ていまして、コンビニが36.44%とたしか最も多くなっておりました。費用が68.2円ということで、13万4,471件処理するので、917万円かかる計算となります。年々コンビニでの支払いが多くなっているんですけど、このコンビニの基本の単価68.2円、安くする方法はないんでしょうか。
744 ◯委員長(重城正義君) 渡邉財務部次長。
745 ◯財務部次長・収税対策室長(渡邉雅彦君) こちらの単価につきましては、平成25年度の導入当初から消費税を除きますと基本単価は変わっておりません。手数料の引き下げ等につきましては、私どもの方でも折を見て要望はしておりましたが、現状においてはこの単価よりも安くすることは難しいものと考えております。
746 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。
747 ◯委員(鶴岡大治君) ぜひいろいろ努力していただきたいと思います。
さて、この木更津市だけかなということで、とりあえず近隣も調べていただきたいということで、他の市町村も横並びでよろしいのか。その点も確認させていただきます。
748 ◯委員長(重城正義君) 渡邉財務部次長。
749 ◯財務部次長・収税対策室長(渡邉雅彦君) 近隣市の状況でございますが、君津市が本市と同じ68.2円、富津市が66円、袖ケ浦市が67.1円となっております。なお、この手数料には消し込むためのデータの作成料、本市では1件当たり6.6円でございますが、こちらも含まれておりますが、富津市だけはこの業務を委託せず職員が行っているとのことでございます。
以上でございます。
750 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡委員。
751 ◯委員(鶴岡大治君) 若干まちまちで、逆に言うと富津市は66円でもう6円本来かかるということで、富津市はちょっと高いということで、本市の努力もわかります。
いろいろ話を聞いていると、口座振り替えが安定してとにかく安いということで、利用者側を考えるとコンビニが増えていくのはやむを得ないんだけども、お金を負担するこちら側としては、できるだけ口座振り替えをするべきであるというふうに考えるべきだと思いますが、当局としては、口座振り替えを推奨するためにはどういった努力をやられるのか。そういった見解をお願いいたします。
752 ◯委員長(重城正義君) 渡邉財務部次長。
753 ◯財務部次長・収税対策室長(渡邉雅彦君) 委員おっしゃるとおり、私どもといたしましても、口座振り替えを増やしていきたいと考えているところでございます。現状の対策といたしましては、一定の期間を設定いたしまして、その間に新規で申し込みをいただいた方に対し抽せんで記念品を送付するといったキャンペーンの実施や、固定資産税を賦課するための家屋調査に資産税課職員が参りますので、そのときに口座振り替えの案内のチラシをお渡しいたしまして勧奨するなど対策を講じているところでございます。
754 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。大野委員。
755 ◯委員(大野俊幸君) 監査委員報酬についてですが、62ページですかね。条例が、地方自治法の改正が平成29年6月にありまして、平成30年4月1日から条例に規定することで議員のうちから監査委員を選任しないことができる。いわゆる議会選出の監査委員を置かなくてもいいようになったんですけども、県内に議会選出の監査委員がいない市はございますか。
756 ◯委員長(重城正義君) 小磯監査委員事務局長。
757 ◯監査委員事務局長(小磯邦章君) 現在、県内では銚子市が令和元年5月1日から議会選出の監査委員を選任しておりません。
以上です。
758 ◯委員長(重城正義君) 大野委員。
759 ◯委員(大野俊幸君) 監査委員の小磯事務局長に言ってもしようがない話なんですけども、今日は議長も出席していますから、議会改革の一環として、やはり特に考えて議会選出の監査委員がいなくてもいいような方向に持っていっていただければありがたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。要望です。
760 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員。
761 ◯委員(鈴木秀子さん) 59ページの10番、個人番号カード関連事務費1億1,814万4,000円の計上をされておりますが、今、本市でどれだけの方がこのカードを持っていらっしゃるかわかるでしょうか。
762 ◯委員長(重城正義君) 齊藤市民部次長。
763 ◯市民部次長・市民課長(齊藤英一君) 令和2年2月29日現在で2万4,965件の発行がございます。
764 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員。
765 ◯委員(鈴木秀子さん) すみません。確認、2万4,000、ちょっとごめんなさい。もう1回お願いできますか。
766 ◯委員長(重城正義君) 再度お願いいたします。齊藤市民部次長。
767 ◯市民部次長・市民課長(齊藤英一君) 2万4,965件でございます。
768 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員。
769 ◯委員(鈴木秀子さん) それで、その中で、本市の職員の方もいらっしゃる。どれくらいの方が使っていらっしゃるでしょうか。
770 ◯委員長(重城正義君) 齊藤市民部次長。
771 ◯市民部次長・市民課長(齊藤英一君) 市民課では、職員については把握してございません。
772 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員。
773 ◯委員(鈴木秀子さん) 手が挙がっていらっしゃる。
774 ◯委員長(重城正義君) 品川職員課長。
775 ◯職員課長(品川昭和君) 職員のマイナンバーカードの取得率でございますけれども、今、共済組合の方で調査等がいろいろ時期で入っているところでございますけれども、おおむね2割弱というところでございます。
776 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員。
777 ◯委員(鈴木秀子さん) これは国の方で推奨している制度ではあるかと思うんですけども、この2万4,965人というのは、大体何%ぐらいになるんですか。ちょっと計算。
778 ◯委員長(重城正義君) 齊藤市民部次長。
779 ◯市民部次長・市民課長(齊藤英一君) 18.45%でございます。
780 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員。
781 ◯委員(鈴木秀子さん) これだけね、結構個人番号カードの話、テレビもいろいろ宣伝しております。少ないかなと思うんですね。それに対してどういうふうに考えていらっしゃるでしょうか。見解を伺います。
782 ◯委員長(重城正義君) 齊藤市民部次長。
783 ◯市民部次長・市民課長(齊藤英一君) 国の方でも昨年9月にデジタル・ガバメント閣僚会議で示された国の全体スケジュールを踏まえ、交付円滑化計画に基づき、マイナンバーカードの普及促進に取り組むため交付体制の整備をしようとしておりまして、今回、こちら、今年度より大幅に予算が増額になっておりますけれども、これについては交付体制の整備のための派遣職員の委託料とかタブレット端末の賃借料、チラシの印刷費等でございまして、こちらを使いまして、想定枚数というのがございまして、令和元年度末で18.3%、こちらについては先ほど18.45%ということでクリアしておりますけれども、令和2年度で42.3%、令和3年度末で71.8%などと想定枚数を設定し、普及促進に取り組むこととしております。
784 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員。
785 ◯委員(鈴木秀子さん) 令和2年度で42.3%の目標ということですけども、なかなか進まないというのは、やはり個人情報がどうなるのかなというふうな、やっぱり不安が市民の皆さんにあるかなと思うんですね。だから、なかなか進まないのかなと思うところで、私自身は余り乗り気じゃないというか、そういう状況であれなんですけど、でも、やっぱりそういうことが不安な方が多いのではないかなと推測される。その点は、市は進まないのはどういう理由だと思いますか。市の考えを聞きたいです。
786 ◯委員長(重城正義君) 齊藤市民部次長。
787 ◯市民部次長・市民課長(齊藤英一君) マイナンバーカードの利用範囲、こちらの方が非常に少のうございましたので、今後マイナンバーカードを保険証として利用することや、景気の活性化対策としてマイナポイントを付与するとか、あと、事業所においては社員証とかに使えるようにするとか、いろいろ国の方でも利用範囲の拡大に努めているところでございます。
788 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。
789 ◯委員(草刈慎祐君) すみません。62ページの監査委員の方で一つお聞きさせていただきます。
説明の工事監査関係費というのが22万7,000円、委託料でなっていると思うんですけども、どういった業務をされているのかお伺いいたします。
790 ◯委員長(重城正義君) 小磯監査委員事務局長。
791 ◯監査委員事務局長(小磯邦章君) 市で行う工事について、計画、設計、積算、施工等について、各段階において経済的に支出が行われているか、施工不良がないかどうかなど、技術面からの当該工事が適正に行えているか監査するものでございます。
792 ◯委員長(重城正義君) 草刈委員。
793 ◯委員(草刈慎祐君) 市で発注している工事というのはたくさんあると思うんですけども、この22万7,000円で全てを監査していただいているということでよろしいんでしょうか。
794 ◯委員長(重城正義君) 小磯監査委員事務局長。
795 ◯監査委員事務局長(小磯邦章君) この工事監査関係費、今のところ隔年で開催してやっておりまして、1年に1ヶ所をやっております。
796 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑、鶴岡委員。
797 ◯委員(鶴岡大治君) どなたもおられないので、少し、59ページの選挙費について、ちょっと総論でお聞かせ願いたいんですけど、午前中のお話の中で、市政協力員は特別職非常勤職員から有償ボランティアになりましたと。4月1日からなるということで、非常勤特別職は公務員としてその行動が厳しく制約されるということです。これが有償ボランティアということは、公務員ではなくなるということは、簡単に言うと公職選挙法との兼ね合いはどうなんでしょう。
要するに、今年度までの、市政協力員って簡単に言うと区長ですよね。町内会長ですよね。ですから、今年までの町内会長の選挙に臨む考え方と、4月1日から町内会長が選挙に臨む考え方というのは、基本的に制度が違うということの中で、法律においてはどのようになっているのか、少し教えていただければ大変ありがたいと思います。
798 ◯委員長(重城正義君) 平野選挙管理委員会書記長。
799 ◯選挙管理委員会書記長(平野秀康君) まず、そうですね。公職選挙法上、公務員等の地位の利用による選挙運動の禁止というような規定がございます。これは第136条の2に規定されているわけですけれども、そこでは国もしくは地方公共団体の公務員または行政執行法人もしくは特定地方独立行政法人の役員もしくは職員ということで、選挙運動の禁止がありますけれども、従前の市政協力員は非常勤特別職ということで、この中の地方公共団体の公務員ということで選挙運動が禁止されるということでございましたけれども、4月以降有償ボランティアということで、この地位が変更になった中で選挙運動の禁止というこの条項の適用がなくなってくるものだというふうに考えております。
800 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。竹内委員。
801 ◯委員(竹内伸江さん) 選挙関係で、60ページの選挙啓発費の説明欄1、選挙常時啓発費。常時ということは選挙のないときの啓発ということなんだと思うんですけれども、事業内容と、あと、去年からの減額の説明をいただきたいと思います。
802 ◯委員長(重城正義君) 平野選挙管理委員会書記長。
803 ◯選挙管理委員会書記長(平野秀康君) まず、啓発活動につきましては、投票参加の促進ですとか政治意識の向上などを図るために、まず、若年層への啓発活動といたしまして、中学校、また、高校の生徒を対象としました出前講座ですとか、生徒会の選挙への投票機器の貸し出し、それから、小中高の児童生徒を対象といたしまして、選挙啓発ポスターですとか標語の募集等を行うというようなことをやっております。
それから、予算の減少ですけれども、報奨金等の減少ということで、若干の減少があるということになっております。
以上です。
804 ◯委員長(重城正義君) 竹内委員。
805 ◯委員(竹内伸江さん) そうしましたら、学校等で小中学校、また、その辺で啓発活動ということで、来年度予算の中でどの程度の啓発活動を具体的に考えていらっしゃるんでしょうか。
806 ◯委員長(重城正義君) 平野選挙管理委員会書記長。
807 ◯選挙管理委員会書記長(平野秀康君) 先ほど申し上げたような出前講座ですとか、それから、あと、啓発ポスター、また、標語、そういったものが中心的なものになりますので、それを令和2年度におきましても実行していくということになります。
808 ◯委員長(重城正義君) 竹内委員。
809 ◯委員(竹内伸江さん) そうしましたら、教育委員会とまたいろいろ相談とかそういうこともあり得るということでしょうか。
810 ◯委員長(重城正義君) 平野選挙管理委員会書記長。
811 ◯選挙管理委員会書記長(平野秀康君) 現在のところ、教育委員会と直接的に連携をしているということはございませんけれども、今後こういう啓発を進めていく中では、主権者教育の充実ということで教育委員会との連携というものも強化していかなければいけないものだというふうに考えております。
812 ◯委員長(重城正義君) 竹内委員。
813 ◯委員(竹内伸江さん) また来年も知事選だのいろいろあるので、また啓発活動、常時ということですので、引き続きよろしくお願いいたします。
814 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。石井委員。
815 ◯委員(石井徳亮君) 61ページの統計調査費。統計調査員確保対策事業費2万8,000円なんですけど、確保対策事業費という割には2万8,000円ぐらいなんですけど、具体的にこれは何をされているのか教えてもらえますか。
816 ◯委員長(重城正義君) 小原企画課長。
817 ◯企画課長(小原和弘君) 木更津市統計調査委員会という組織がございまして、そちらに対する補助金の支出でございます。統計調査委員会におきましては、毎年実施されます県主催の統計調査委員、研修会、あるいは登録調査員研修会等々の各種研修会事業に際しまして出席をいただき、木更津市の統計調査の事務の向上と改善に努めていただいているものでございます。
したがいまして、そちらへの補助金という形で2万8,000円を支出してございます。
818 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
819 ◯委員(石井徳亮君) 確保対策という話だったので、よほど人が集まらないのかなと思ったんですけど、私も統計調査員をやったことがありまして、やっぱり田舎なので地区ごとに分かれていて、持ち回りで、じゃあ、次、あなたお願いしますねみたいな形で順々に回ってきちゃうんですけど、実際統計調査員なんかの会合とか何かに行くと、ずっとやっている人とか、それとか、まちなかの方で、例えばアパートが担当でいつ何度行っても会えないとか何かという話なんかがあったりするんですけど、これは欠員の状況とか、そういった状況って今あるんでしょうか。
820 ◯委員長(重城正義君) 萓野企画課副主幹。
821 ◯企画課副主幹(萓野光則君) 確かに委員がおっしゃるとおり、長くやっていらっしゃる方もいれば、アパートとかの担当でいつ行っても誰もいないという方も、おっしゃるとおり当然調査員の中にはそういう方もいらっしゃいます。
調査員の人数なんですけども、令和2年2月1日現在で131人となっておりまして、ここ数年は大体128人から132人ぐらいの間を行ったり来たりしている状況でございます。
以上です。
822 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
823 ◯委員(石井徳亮君) その人数は実際問題、担当として足りているでしょうか。この人数は。
824 ◯委員長(重城正義君) 萓野企画課副主幹。
825 ◯企画課副主幹(萓野光則君) 今年、国勢調査がまたあるんですけども、国勢調査に関しましては調査員が650人ほど必要でございまして、現状ではとても足りる状況ではございません。なので、調査員の方には年に1回お手紙、「こういう調査が今年ありますけど、どうですか」というお手紙を必ず今は4月に送っているんですけども、そのときに、できればお近くで調査員をやってみたい方とかいらしたら、ぜひご紹介願いたいとか、そういった形で調査員の方との手紙を通じて定期的に募集を行っております。
以上です。
826 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
827 ◯委員(石井徳亮君) 今年国勢調査があるという話だったんですけど、実際問題自分がやったときには、持っていって説明して、郵送してもらうか取りに行くかという形を話して、それで、自分は何かその後のまたチェックが大変なので、全部取りに回っていて、確実に、後で電話して確認するということなんかしないようにしたんですけど、まちなかでそういうふうな形は無理だと思って、「郵送でお願いします」と書いて、後ほど電話して「出しましたか」みたいな形になっていると思うんですけど、今回の国勢調査に関して何か簡略化するような手続に変更とか何かというのはあるんでしょうか。
828 ◯委員長(重城正義君) 萓野企画課副主幹。
829 ◯企画課副主幹(萓野光則君) 今のお話なんですけども、実は、あさって国勢調査の市町村担当者会議が予定されていたんですけども、コロナウイルスの関係で中止になりまして、そのときの文書の方が翌週以降に説明会の内容ということで送られることになっておりますので、それを見ないとちょっと現時点では何とも申し上げられません。
以上です。
830 ◯委員長(重城正義君) 小原企画課長。
831 ◯企画課長(小原和弘君) 簡単に補足させていただきますと、昨今インターネットの普及がございまして、調査の方法もこれまでの紙ベース一辺倒ではなく、インターネット回答というものも大分普及してまいりました。
今回の国勢調査につきましても、前回同様インターネットでの回答方法というものも導入される見込みでございますので、そういった形では調査をする方、される側、双方にとっても時間の効率化が図れるものというふうに考えております。
以上でございます。
832 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
833 ◯委員(石井徳亮君) インターネットで回答した旨、例えば一覧表が来て回答していないところはお願いしますねという形になると思うんですけども、非常に何か難しくなってきているような形、もらえない人はとことんもらえないような形になってきちゃうと思うので、その辺の説明とかわかりやすくしていただくことが、また統計調査員の広がる要因になるかと思いますので、よろしくお願いします。
834 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。
〔発言する者なし〕
835 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、以上で総務費の審査を終わります。
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836 ◯委員長(重城正義君) 以上をもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。
次回は明18日午前10時より当会議室で開催いたします。
本日は、これにて散会いたします。ご苦労さまでした。
(午後4時22分)
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