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  1. 木更津市議会 2019-12-10
    令和元年総務常任委員会 本文 2019-12-10


    取得元: 木更津市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-05
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                 (午前9時56分)   ─────────────────────────────────────── ◯委員長(重城正義君) 委員並びに執行部の皆様方には、会期中の大変お忙しい中、ご出席をいただきまして、まことにありがとうございます。  ただいまの出席委員数は8名であります。定足数に達しておりますので、これより総務常任委員会を開会いたします。  また、神蔵議員、堀切議員、石井徳亮議員、草刈議員、田中議員、鶴岡議員、斉藤議員、國吉議員が傍聴のため出席しておりますので、ご報告をいたします。  本日の議題は、去る5日の本会議におきまして、当常任委員会に付託されました、議案13件、陳情1件及び令和元年度行政視察について、ご審査願います。  また、委員会終了後、協議会を開催いたしますので、よろしくお願いをいたします。   ─────────────────────────────────────── 2 ◯委員長(重城正義君) それでは、審査に先立ちまして、近藤議長よりご挨拶をお願いいたします。近藤議長。 3 ◯議長(近藤 忍君) おはようございます。  委員並びに傍聴議員、そして、執行部の皆様には、先週の本会議に続きましての委員会審査ということで、お疲れさまでございます。  本日の議題は、先ほど委員長が申し上げましたとおり、多岐にわたっております。長時間の審査になることが予想されますが、皆さん、しっかりとご審査をよろしくお願いいたします。 4 ◯委員長(重城正義君) ありがとうございました。  続きまして、渡辺市長よりご挨拶をお願いいたします。渡辺市長。 5 ◯市長(渡辺芳邦君) おはようございます。  委員の皆様方には、先日の本会議に続きましての総務常任委員会、そして協議会の開催、まことにありがとうございます。  本日、総務常任委員会にて審査をお願いいたします案件は、議案第91号 専決処分の承認を求めることについてのほか12件となります。議案の内容につきましては、関係部長等からご説明申し上げますので、十分ご審査をいただき、原案どおり可決賜りますよう、お願いを申し上げます。  また、協議会にてご説明申し上げます案件は、(仮称)第2期木更津市まち・ひと・しごと創生総合戦略素案の策定に係る意見公募についてのほか2件でございます。詳細につきましては、関係部長からご説明申し上げます。ご理解を賜りますよう、あわせてお願いを申し上げまして、挨拶とさせていただきます。  よろしくお願いいたします。 6 ◯委員長(重城正義君) ありがとうございました。
     なお、渡辺市長におかれましては、次の公務のため、ここで退席をされます。ご了承願います。   ─────────────────────────────────────── 7 ◯委員長(重城正義君) それでは、ただいまから付託案件の審査を行います。  審査の順は、陳情者の待機時間を考慮しまして、先に、陳情第12号を審査していただきます。審査の手順といたしましては、願意を十分ご理解いただき、慎重審査を期するため、陳情者においで願っておりますので、趣旨説明を求め、質疑を行った後に、執行部から参考意見を求め、質疑・討論・採決の順に議事を進めたいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 8 ◯委員長(重城正義君) 異議なしと認め、さよう決定いたします。  それでは、陳情第12号 「日本政府に核兵器禁止条約の参加・調印・批准を求める意見書」の採択を求める陳情書を議題に供します。  ここで協議会に切り替え、陳情者より趣旨説明を求めることとし、陳情者が入室し終えるまで、暫時休憩といたします。                                (午前10時00分)   ───────────────────────────────────────               休憩中、陳情者より趣旨説明   ───────────────────────────────────────                                (午前10時11分) 9 ◯委員長(重城正義君) ここで委員会に切り替えます。  それでは、ここで、陳情第12号について、執行部から参考意見を求めます。山口企画部長。 10 ◯企画部長(山口芳一君) 皆様、おはようございます。  私から、陳情第12号 「日本政府に核兵器禁止条約の参加・調印・批准を求める意見書」の採択を求める陳情書につきまして、執行部の参考意見を申し上げます。  先ほど陳情者の説明にもございましたが、核兵器禁止条約は、核兵器の全廃と根絶を目的とした国際条約で、2017年7月7日、国連において賛成多数で採択されました。本年11月25日現在で34ヶ国が同条約を批准しており、条約の発効には50ヶ国の批准が必要とされております。  同条約に対する日本政府の考え方といたしましては、外務省のホームページによりますと、核兵器禁止条約が目指す核兵器廃絶という目標を共有しているとする一方で、核兵器禁止条約では安全保障の観点が踏まえられておらず、核兵器を直ちに違法化する条約に参加すれば、米国による核抑止力の正当性を損ない、国民の生命・財産を危険にさらすことを容認することになりかねない、核保有国のみならず、非核兵器国からも指示を得られておらず、核軍縮に取り組む国際社会に分断をもたらしている点も懸念されるとしております。  その上で、国民の生命と財産を守る責任を有する立場から、現実の安全保障上の脅威に適切に対処しながら、地道に、現実的な核軍縮を前進させる道筋を追求することが必要であり、核兵器保有国核兵器禁止条約支持国を含む国際社会における橋渡し役を果たし、現実的かつ実践的な取り組みを粘り強く進めていく考えを示しております。  このようなことから、現在、政府は核兵器保有国と非保有国双方の国々の信頼関係を再構築し、核軍縮の実質的な進展に資する提言を得ることを目的に、日本人有識者に加え、核兵器国、中道国、核兵器禁止条約推進国外国人有識者による会議、核軍縮の実質的な進展のための賢人会議を設置し、議論を進めております。  また、国連総会第一委員会においては、去る11月2日に、日本の提出した核兵器廃絶決議案(「核兵器のない世界に向けた共同行動の指針と未来志向の対話」)が、148ヶ国の賛成を得て採択され、近く国連総会本会議において、採決にかけられる予定と承知しております。  条約が目指す核廃絶というゴール、核兵器のない世界の実現への願いは、誰しもが共有するものであります。政府は条約を推進する立場をとっておりませんが、現在も条約をめぐるさまざまな立場の国々の橋渡しに努め、現実的かつ実践的な取り組みをさまざま進めていることから、市といたしましては、これらの進捗をまずは注視していく必要があるものと考えております。  私からは以上でございます。よろしくお願いいたします。 11 ◯委員長(重城正義君) 参考意見は終わりました。  ご質疑がございましたら、お願いいたします。高橋委員。 12 ◯委員(高橋てる子さん) 今、こっち側で、何というか日本政府が中心になって、こういう活動をしていて、この国が100何ヶ国と。こっち側では30何ヶ国というのが、今ありましたけれども、私はやっぱり、被爆国としてちゃんとやるべきなんじゃないかと思っていたんだけど、こっちの今のこれから国連で採決されるという、この新しい動きがそういう大きな動きになっているということが、余りニュースにもならなかったんじゃないのかな。気がついていなかったんです。それが国連で採択されると、何がどう変わるのか、ご説明いただけたらありがたいです。 13 ◯委員長(重城正義君) 小原企画課長。 14 ◯企画課長(小原和弘君) ただいま申し上げました、国連での決議案につきましては、1994年以降、毎年、核兵器廃絶に向けた決議案を国連に提出しているものでございまして、毎年度、その内容につきましては、その年度、年度の内容を踏まえた決議案として提出され、採択をされているものでございます。  この国連総会で、日本国並びにそれを賛同する国々におきまして、この決議案が採択されたものに対しましては、各国において、その決議案の考え方を賛成し、それぞれの活動に対して、その決議案が動き始めるというふうには考えておりますが、実際には、この核兵器禁止条約に対しての直接的な働きかけというものではないというふうに考えております。  以上です。 15 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 16 ◯委員(高橋てる子さん) じゃあ、直接影響のないような、何か勝手にやっているような、そういうものには、現在の核保有国も入っているということなんですか。 17 ◯委員長(重城正義君) 小原企画課長。 18 ◯企画課長(小原和弘君) 今年度のこの決議案に対しましては、イギリスが共同提案国に加わったほか、フランスも賛成をしております。  以上です。 19 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 20 ◯委員(高橋てる子さん) すみません、知らないものですから。  では、イギリスとフランスが、いわゆる日本が今中心になって、今回、国連で毎年採択されているものにも、発議者としてというか、何だっけ、そういうのに出てくるということだというふうに説明いただいたんですが、今回の陳情にあるような34ヶ国には、イギリスもフランスも入っていないということでいいんですかということなんです。確認です。 21 ◯委員長(重城正義君) 小原企画課長。 22 ◯企画課長(小原和弘君) 批准をいたしました34ヶ国には含まれておりません。 23 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 24 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認めます。大村委員。 25 ◯委員(大村富良君) 私から、陳情第12号について、趣旨採択の動議を提出させていただきます。委員長、お取り計らいのほど、よろしくお願いいたします。 26 ◯委員長(重城正義君) ただいま大村委員より、陳情第12号は趣旨採択されたい旨の動議が提出されましたので、本動議を先議いたします。  大村委員からのご説明をお願いいたします。大村委員。 27 ◯委員(大村富良君) 本陳情につきましては、先ほど陳情者及び執行部から詳細な説明を受け、陳情者の願意は何か、私なりに考えますと、核兵器という非人道的な兵器を世界から廃絶し、二度と被爆者が生まれない、平和な世界を望まれているということだと、理解しました。  一方、現実世界に目を向けますと、核保有により大きな戦争が回避されている状況もあるのだと思います。いわゆる「核の抑止力」です。執行部からも説明があったとおり、戦争被爆国である日本は、安全保障上の難しい立場にある中で、核兵器保有国核兵器禁止条約支持国を含む、国際社会における橋渡し役を果たし、現実的な取り組みを進めております。また、本市においては、平成3年に平和都市宣言を行っており、平和を誠実に希求し、力を合わせて努力することを誓っています。  以上のことから、本陳情の願意と日本国政府の取り組み、本市平和都市宣言を鑑みますと、趣旨採択が適当であると考えます。 28 ◯委員長(重城正義君) それでは、本動議について、討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。高橋委員。 29 ◯委員(高橋てる子さん) 趣旨採択というのはよくわからなくて、何もしないような気もするので、私は、やっぱりこれは唯一の被爆国として、当然、批准を求めるべきだと思っておりますので、この動議には反対をいたします。 30 ◯委員長(重城正義君) 次に、賛成者。          〔発言する者なし〕 31 ◯委員長(重城正義君) 反対者。          〔発言する者なし〕 32 ◯委員長(重城正義君) 賛成者。          〔発言する者なし〕 33 ◯委員長(重城正義君) 討論終局と認め、採決をいたします。  本動議のとおり、陳情第12号を趣旨採択することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 34 ◯委員長(重城正義君) 起立多数であります。よって、陳情第12号は趣旨採択することに決定いたしました。  ここで執行部入れ替えの間、暫時休憩といたします。                                (午前10時22分)   ───────────────────────────────────────                                (午前10時24分) 35 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、委員会を再開いたします。  次に、議案第91号及び議案第94号の専決処分の承認を求めることについては、関連があることから、一括して議題に供します。  なお、審査につきましては、執行部からの説明を、財務部、総務部、市民部、健康こども部、環境部、経済部、都市整備部、消防本部、教育部の順に行い、質疑・討論まで一括して行います。採決は議案別に行うことといたします。  まず、財務部より説明をお願いいたします。高浦財務部長。 36 ◯財務部長(高浦 浩君) おはようございます。  議案第91号及び議案第94号は、専決処分の承認を求めることについてでございます。  議案第91号、令和元年度木更津一般会計補正予算専決第1号は、令和元年台風15号により被害を受けた公共施設等の災害復旧事業の経費について、議案第94号、令和元年度木更津一般会計補正予算専決第2号は、被災者の生活の安定と住宅の安全確保に係る経費について、予算措置の必要が生じ、急施を要したため、それぞれ10月11日、11月1日に専決処分したところでございます。  つきましては、地方自治法第179条第3項の規定により、これを報告し、承認を求めようとするものでございます。  それでは、まず、議案第91号のうち、財務部所管事項につきまして、ご説明を申し上げます。  お手元の議案別冊9ページをご覧いただきたいと存じます。  まず、歳入でございますが、5目財政調整基金繰入金2億4,884万7,000円の増額につきましては、歳出補正予算額2億4,884万7,000円に対する財源といたしまして、財政調整基金から繰り入れを行うものでございます。  続きまして、歳出でございますが、18ページをご覧ください。  5目予備費、説明欄1、予備費9,000万円の増額につきましては、令和元年台風15号による被災の復旧に対応するため、急施を要する事業に予備費を充当したことから、以後の備えとして予備費を増額するものでございます。  続きまして、議案第94号のうち、財務部所管事項につきまして、ご説明を申し上げます。  お手元の議案別冊9ページをご覧いただきたいと存じます。  まず、歳入でございますが、5目地方交付税、説明欄1、特別交付税8,426万4,000円の増額につきましては、被災住宅修繕緊急支援事業費の一部について、市費の8割が特別交付税で措置されることから、増額するものでございます。  続きまして、5目財政調整基金繰入金6,524万2,000円の増額につきましては、歳出補正予算額9億1,125万1,000円に対する財源といたしまして、地方交付税、国庫支出金、県支出金を計上いたしましたが、財源が不足いたしますことから、財政調整基金から繰り入れを行うものでございます。  以上が財務部に係る補正予算の概要でございます。ご審査のほど、よろしくお願い申し上げます。 37 ◯委員長(重城正義君) 次に、総務部より説明をお願いいたします。土居総務部長。 38 ◯総務部長(土居和幸君) それでは、私から、総務部の所管に係る概要について、ご説明をさせていただきます。  まず、議案第91号についてでございますが、議案書の別冊10ページをご覧ください。  60目市民会館費、説明欄1、市民会館管理費、(1)市民会館指定管理料でございますが、台風15号が通過した日の翌日、本来であれば休館日である9月10日に、市民会館中ホールを急遽、携帯電話の充電場所として開放したため、増加した委託料2万2,000円を計上したものでございます。  続きまして、11ページをご覧ください。  5目災害救助費、説明欄1、台風15号災害救助費につきましては、罹災証明書発行の際に必要となりました消耗品など、需用費11万6,000円、証明書の郵送料として、役務費48万円を計上したものでございます。  次に、16ページ下段をご覧ください。  3目応急災害復旧費、説明欄1、応急災害復旧費967万7,000円のうち、公民館のガラスやキャンプ場施設の復旧に要した需用費71万円、工事請負費342万2,000円、合わせて413万2,000円を計上したものでございます。  続きまして、17ページ上段をご覧ください。  5目公立学校施設災害復旧費、説明欄1、令和元年発生災害小学校復旧事業費、及び、2、同じく中学校復旧事業費でございますが、小中学校の校舎外壁の改修、倒壊した渡り廊下の撤去、外構フェンスの修繕など、需用費338万5,000円、工事請負費1,001万円、合わせて1,339万5,000円を計上したものでございます。  続きまして、その下段、5目応急災害復旧費、説明欄1、応急災害復旧費1,057万2,000円のうち、市民会館の破損した窓ガラスの修繕、富来田公民館の倒壊した掲示板の建て替え、旧富岡中学校の倒木処理など、需用費29万1,000円、委託料20万円、工事請負費191万8,000円、合わせて240万9,000円を計上したものでございます。  続きまして、議案第94号、議案書の別冊9ページをご覧ください。  まず、歳入でございますが、5目民生費県負担金、26節災害救助費負担金につきましては、台風15号からの一連の災害により、損害割合10%以上の被災があった住家に対し、災害救助法に基づく応急修理を実施するため、県費負担金を増額しようとするもので、1億7,744万5,000円を計上したものでございます。  続きまして、10ページをご覧ください。  次に、歳出でございますが、5目災害救助費、説明欄1、住宅応急修理事業費でございますが、歳入でご説明をさせていただきました被災住家の応急修理を、市が実施するものでございます。半壊以上の住宅につきましては、1件当たり59万5,000円を限度として、また、一部損壊の住宅につきましては、30万円を限度として、市が施工業者に支払うもので、県への連絡旅費6,000円、必要となった消耗品である需用費8万1,000円、制度の案内文書などの郵送代として通信運搬費16万8,000円、工事請負費1億7,744万5,000円を計上したものでございます。
     次に、6ページの表の上段をご覧ください。  繰越明許費の設定でございますが、ただいまご説明させていただきました工事請負費につきましては、工事請負業者の不足により、年度内に修理が完了しないことが想定されるため、1億7,744万5,000円を設定したものでございます。  以上が総務部に係る専決処分の概要でございます。ご審査のほど、よろしくお願いいたします。 39 ◯委員長(重城正義君) 次に、市民部より説明をお願いいたします。地曵市民部長。 40 ◯市民部長(地曵文利君) 私からは、議案第91号のうち、市民部所管事項につきまして、ご説明申し上げます。  議案書別冊の17ページをご覧ください。  20項、5目、説明欄1の応急災害復旧事業費についてでございますが、こちらは、市民活動支援課所管の金田地域交流センター、イベントスペースに植樹しております木が倒木したため、切断及び運搬に要する経費として、1,057万2,000円のうち、2万円を増額補正したものでございます。  なお、当施設は自主避難所とされており、電線にかかるおそれがあった倒木を放置することにより、停電の可能性があり、以降の避難者対応ほか施設の運営に支障を及ぼすことが懸念されたため、急施を要したものでございます。  私からの説明は以上でございます。よろしくご審査のほど、お願いいたします。 41 ◯委員長(重城正義君) 次に、健康こども部より説明をお願いいたします。鈴木健康こども部長。 42 ◯健康こども部長(鈴木賀津也君) 私からは、議案第91号のうち、健康こども部所管事項につきまして、ご説明申し上げます。  議案書別冊の16ページをご覧ください。  3項、3目、説明欄1の応急災害復旧事業費でございますが、こちらは、こども保育課所管の保育園施設に附帯する設備の復旧工事に要する経費として、増額補正するものでございます。  経費の内訳といたしましては、中郷保育園門扉交換工事として82万5,000円、請西保育園開閉式テント交換工事として88万円で、工事請負費496万6,000円のうち170万5,000円が、保育園関連の復旧事業費となっております。  続きまして、17ページをご覧ください。  20項、5目、説明欄1の応急災害復旧事業費でございますが、こちらは、スポーツ振興課所管の各体育施設及び附帯設備の修繕・復旧工事等に要する経費として、増額補正したものでございます。  経費の内訳といたしましては、江川総合運動場多目的トイレ扉の修繕として30万円、市民体育館、貝渕庭球場、江川総合運動場の倒木撤去委託として130万円、市民体育館障がい者用スロープ、市営野球場防球ネット、江川総合運動場野球場の器具庫、野球場・多目的広場のフェンス、陸上競技場屋外電気配電設備扉の復旧工事として535万円で、体育施設総額で695万円でございます。  説明は以上でございます。ご審査よろしくお願いいたします。 43 ◯委員長(重城正義君) 次に、環境部より説明をお願いいたします。江尻環境部長。 44 ◯環境部長(江尻益男君) 私からは、環境部所管事項について、ご説明申し上げます。  議案第91号、専決第1号について、別冊12ページをご覧ください。  10目じん芥処理費の説明欄1、台風15号災害対策費5,087万3,000円の補正理由でございますが、9月9日の台風15号による、被災した家屋などから発生した災害廃棄物の処理を行うための経費でございます。  まず、このたびの災害により、本来、市では受け入れを行っていない、家電リサイクル法の対象となる冷蔵庫、テレビ、洗濯機、エアコンなど処理処分に要する経費として、12節役務費のうち手数料83万1,000円、また、瓦や外壁などの処理困難物を初め、木くず、鉄板、畳などの、災害による廃棄物処理委託に要する経費として、5,004万2,000円の増額をお願いするものでございます。  続きまして、16ページをご覧ください。  3目応急災害復旧費、説明欄1、応急災害復旧事業費539万5,000円のうち、451万5,000円の補正理由についてでございますが、11節需用費42万9,000円につきましては、クリーンセンター管理棟及び旧笹子焼却場倉庫の修繕に要する経費でございます。  また、15節工事請負費496万6,000円のうち、408万6,000円につきましては、木更津市火葬場の屋根等の補修及び木更津市クリーンセンター内工場棟破砕処理施設の補修工事に要する経費でございます。  詳細につきましては、補足説明資料をタブレットの方に保存してございますので、ご覧いただきたいと思います。  環境部からは以上でございます。 45 ◯委員長(重城正義君) 次に、経済部よりご説明をお願いいたします。栗原経済部長。 46 ◯経済部長(栗原由和君) 私から、議案第91号のうち、経済部所管の概要につきまして、ご説明を申し上げます。  議案書別冊13ページをご覧ください。  15目、説明欄1、被災農業者向け経営体育成支援事業費40万3,000円につきましては、台風15号により被害を受けられました農業者の皆様に対し、早期の経営再建に向け、国や県、市の支援制度を早急にお知らせするための文書郵送に要する経費でございます。  次に、14ページをご覧ください。  25目、説明欄1、公設地方卸売市場特別会計繰出金280万7,000円につきましては、公設地方卸売市場特別会計の補正に伴い、繰出金を増額したものでございます。  次に、16ページをご覧ください。  上から2番目、3目、説明欄1、応急災害復旧事業費1,710万円につきましては、台風15号により被害を受けた、農道等の農業用施設の復旧に要する経費でございます。  委託料30万円につきましては、被災した揚水機場の復旧工事に伴う、設計書作成に要した費用でございます。  工事請負費1,680万円につきましては、農道6路線、13ヶ所において、被災した路肩のり面等を復旧する工事費用でございます。  参考資料1-1、1-2、1-3に、応急災害復旧事業費の位置図を掲載しております。  続きまして、12目、説明欄1、令和元年度発生災害道の駅復旧事業費2,400万円につきましては、台風15号による、過去に例を見ない強風により、トイレ棟の屋根が損壊するとともに、飛散した部材が太陽光パネルの一部を破損させたことから、これら復旧に要する工事費用でございます。  参考資料2に、道の駅うまくたの里の被害状況写真を掲載しております。  次に、17ページをご覧ください。  5目、説明欄1、応急災害復旧事業費1,057万2,000円、11節需用費180万4,000円のうち89万6,000円につきましては、台風15号により瓦の落下及び窓ガラスの破損の被害を受けました、江川海岸観光トイレの修繕を行うための予算でございます。  参考資料3に、被害状況を掲載しております。  以上で、経済部所管の概要説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 47 ◯委員長(重城正義君) 次に、都市整備部より説明をお願いいたします。渡部都市整備部長。 48 ◯都市整備部長(渡部史朗君) 私からは、初めに、議案第91号について、都市整備部所管事項につきまして、ご説明申し上げます。  議案書別冊15ページをご覧ください。  15目、説明欄1、公共下水道事業特別会計繰出金の52万2,000円でございますが、台風15号により、下水処理場の車庫に格納してありました公用車が破損したため、その修理費用を、公共下水道事業特別会計に繰り出ししたものでございます。  参考資料1に、破損した公用車の写真を掲載してあります。  続きまして、16ページをご覧ください。  10項、5目、説明欄1、応急災害復旧事業費の2,266万円でございますが、台風15号による市道の路肩の崩れなど、10ヶ所の道路応急復旧費として1,666万円を、また、公園施設である中の島大橋の転落防止用高欄の一部が破損したことから、公園応急復旧費として600万円を増額計上したものでございます。  参考資料2-1、2-2に道路応急復旧箇所の位置図を、参考資料3に破損した中の島大橋高欄の写真を掲載してあります。  なお、応急災害復旧事業費で復旧する被災箇所につきましては、全ての工事の発注業務が完了しており、早期の復旧を目指しているところでございます。  続きまして、議案第94号について、土木費にかかわる事項につきまして、ご説明申し上げます。  まず、事業ごとの歳出について説明し、その中で関連する歳入についてご説明いたします。  議案書別冊11ページをご覧ください。  初めに、5目、説明欄1、災害融資対策利子補給事業費、(1)災害復興住宅資金利子補給事業費180万円につきましては、台風15号による被災者の住宅復興を促進するため、被災者等が金融機関から住宅復興のための資金を借り入れた場合、10万円から500万円までの資金に対する、2%までの利子に相当する額を補助するものでございます。  なお、関連する歳入につきましては、9ページをご覧ください。  65款、10項、30目、10節住宅費補助金の説明欄1、災害復興住宅資金利子補給事業補助金でございますが、補助する2%までの利子相当額のうち、県が負担する1%分の県補助金90万円を増額するものでございます。  次に、11ページにお戻りください。  5目、説明欄2、被災住宅修繕緊急支援事業費7億3,175万1,000円につきましては、台風15号及び19号、並びに10月25日の大雨による被災者の生活の安定と住宅の安全確保を図るため、被災した住宅の屋根・外壁の修繕にかかわる費用に対する補助金7億2,925万円、及び、交付決定の通知に要する役務費など関連する事務費250万1,000円でございます。  関連する歳入につきましては、9ページにある60款10項25目15節住宅費補助金の説明欄1、社会資本整備総合交付金2億6,332万5,000円、及び、65款10項30目10節住宅費補助金の説明欄2、被災住宅修繕緊急支援事業補助金3億2,007万5,000円を増額するものでございます。  次に、6ページをご覧ください。  ただいま説明いたしました被災住宅修繕緊急支援事業費につきましては、年度内に全ての被災者が修繕を完了することが困難であることから、繰越明許費として、7億2,925万円を設定するものでございます。  以上が補正予算専決第2号の概要でございます。  なお、ただいまご説明いたしました、災害融資対策利子補給事業費及び被災住宅修繕緊急支援事業費は、12月1日付け組織改正によりまして、総務部に移管しております。  よろしくご審査くださいますよう、お願いいたします。 49 ◯委員長(重城正義君) 次に、消防本部より説明をお願いいたします。岡田消防長。 50 ◯消防長(岡田清治君) 私からは、議案第91号のうち、消防本部の所管にかかわる事項について、ご説明いたします。  議案書別冊説明書17ページをご覧ください。  5目応急災害復旧費、説明欄1の応急災害復旧事業費についてでございますが、台風15号に伴う強風により、消防署の訓練施設に被害が発生したことから、需用費180万4,000円のうち、修繕料といたしまして29万7,000円を計上したものでございます。  以上が、消防本部にかかわる補正予算の専決処分の概要でございます。よろしくお願いいたします。 51 ◯委員長(重城正義君) 最後に、教育部より説明をお願いいたします。岩埜教育部長。 52 ◯教育部長(岩埜伸二君) 私からは、議案第91号のうち、教育部所管事項について、ご説明を申し上げます。  議案書別冊16ページをご覧ください。  最下段、3目応急災害復旧費でございますが、台風15号による災害に伴い、少年自然の家キャンプ場のテントの修繕料として、11節需用費77万円のうち、6万円を増額するものでございます。  その下段、委託料548万5,000円につきましては、小中学校敷地内で被害を受けた樹木の伐採・撤去等にかかわる委託料として520万円、及び、少年自然の家キャンプ場の進入路や敷地内の倒木、枝折れ等の樹木の伐採・撤去等にかかわる委託料として28万5,000円を増額するものでございます。  教育部につきましては、以上でございます。ご審査のほど、よろしくお願いいたします。 53 ◯委員長(重城正義君) 説明は全て終了いたしました。ご質疑願います。竹内委員。 54 ◯委員(竹内伸江さん) 災害復旧関係の専決処分ということで、本当に各部大変だったと思います。その中で、健康こども部の所管でちょっとお伺いしたいと思います。  保育園関係の門扉だの体育施設の復旧ということで、体育施設においては695万円。これは工事業者、災害後は多分一般でも大変混み合っていたとは思うんですけれども、工事業者の指定業者とかがあったんでしょうか。その辺、工事関係の業者についてちょっとお伺いしたいと思うんですが。スムーズに契約できたのかということです。 55 ◯委員長(重城正義君) 中村健康こども部次長。 56 ◯健康こども部次長・こども保育課長(中村伸一君) まず、保育園の関係について、ご答弁申し上げます。  保育園につきましては、それを設置した事業者と早急に連絡が取れたので、そちらの方で対応させていただいたところでございます。  以上です。 57 ◯委員長(重城正義君) 平野スポーツ振興課長。 58 ◯スポーツ振興課長(平野和彦君) スポーツ振興課所管の部分に関しましても、保育園と同様に、これまで設置いただきました業者の方と連絡を取りまして、速やかに対応いただいているところでございます。  以上でございます。 59 ◯委員長(重城正義君) 竹内委員。 60 ◯委員(竹内伸江さん) では、ふだんでも複数業者に見積もりをとるとか、そういうことはないということなんですよね。確認です。 61 ◯委員長(重城正義君) 中村健康こども部次長。 62 ◯健康こども部次長・こども保育課長(中村伸一君) 今回は台風の関係で、子どもの安全を損なうということもありますので、まずはそこの設置事業者の方に連絡を取って、対応をさせていただいたというところでございます。 63 ◯委員長(重城正義君) 平野スポーツ振興課長。 64 ◯スポーツ振興課長(平野和彦君) スポーツ振興課所管部分に関しましても、今回に関しましては、業者の方は見積もり合わせとかではなくて、随意契約1社で業務を遂行させていただきました。 65 ◯委員長(重城正義君) ほかに。近藤委員。 66 ◯委員(近藤 忍君) 今の竹内委員の関連に近いんですけれども、当然、緊急を要するから随契が多いというのはわかりますし、現場を熟知しているし、どういう材料を入れたかということもよくわかっているから、随契で対応するのは当然だとは思うんですが、それに対する請求に対しての審査というのが、どういう形で行われたのか。特に道の駅とかですと、特定目的会社でたしかやっていると思うので、設計ももう向こうの範疇でやっていますから、今回の風だと壊れても当然という部分もありますけれども、割と比較的新しい住居では壊れていない中で、あそこの屋根が結構大規模に壊れたのが、施工として弱かったんじゃないかみたいなところも、一部考えられなくもないので、そういうところあたりで、先方との負担は全部市で行っているのか、一部業者が持っていて大分安くやってもらっているような状況なのか。まず、最近できたところで2つ、経済部の道の駅と、あと消防本部がまた施工すぐに破損したというところですので、その2件について、ちょっと代表的に聞かせていただきます。 67 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。 68 ◯農林水産課長(松吉 啓君) まず、経済部所管の道の駅につきまして、ご答弁申し上げます。  道の駅につきましては、やはり想定以上の風がトイレ内に入り込んで、行き場をなくした風が屋根を押し上げて、屋根が破損したという原因がございます。業者につきましては、こちらの道の駅を当初、設計から携わって建設した業者と随意契約を締結したわけでございますが、金額等交渉は市の方で全額持つということで、お話は今進めておりまして、こちらにつきましては、建物共済、保険に入っておりますので、風水害なので、工事費の半分が市の方に還元されるということになっております。
     以上でございます。 69 ◯委員長(重城正義君) 消防庁舎については。岡田消防長。 70 ◯消防長(岡田清治君) 消防本部庁舎ですけれども、これは訓練施設ということで、庁舎内の東の訓練塔の間にあります、コの字型をしましたトンネルのようなものなんですけれども、これが総延長でコの字型で約30メートルぐらいあるんですけれども、それを水平をとるためにアジャスターボルトでやってあったんですけれども、それが風で押されまして、ボルトが曲がったものでございます。工事につきましては、施工業者にお願いしております。  以上でございます。 71 ◯委員長(重城正義君) 近藤委員。 72 ◯委員(近藤 忍君) 緊急を要することですから、ある程度はわかるんですが、業者も一生懸命対応してくれたのもわかるんですけど、中にはそれが正当な額かどうかというところで、経済部にしろ、消防本部にしろ、建築の技術者がそんなにいるわけでもないので、今、資産管理課ということで、総務部の方に一元化されている中で、今回の案件というのは、その資産管理課の方で一通り再チェックとか、その辺の照査というのは行われているのか、これは総務部の方でご答弁いただければと思いますが。 73 ◯委員長(重城正義君) 答弁者は松吉課長でよろしいですか。松吉農林水産課長。 74 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 今回の道の駅に関しましては、資産管理課の方に設計書作成等をお願いし、対応いたしました。  以上です。 75 ◯委員長(重城正義君) 消防の方はわかりますか。齊藤消防本部次長。 76 ◯消防本部次長・消防総務課長(齊藤秀樹君) 補足説明いたします。  訓練施設なんですけれども、救助訓練に使用するもので、消防長が答弁したんですけれども、トタン等、変形したねじが壊れたものです。  以上でございます。 77 ◯委員長(重城正義君) 佐藤資産管理課長はご発言はありますか。佐藤資産管理課長、どうぞ。 78 ◯資産管理課長(佐藤慎悟君) 先ほど松吉農林水産課長からご発言いただいたように、道の駅に関しては、資産管理課の方で設計をチェックしております。消防庁舎に関しては、資産管理課の方では特にチェックはしておりません。  以上でございます。 79 ◯委員長(重城正義君) 近藤委員。 80 ◯委員(近藤 忍君) 緊急を要することですから、しようがない、資産管理課に全部が集まってくると大変だというのも、よくわかってはおりますけれども、金額が妥当だったのかどうかというところは、やっぱりチェックとしては重要な部分だと思いますので、それ以外でも、火葬場もそうですが、あちらこちらで本当に多くのものが、教育施設も何もかも壊れていますが、ただ、言い値で全部やってしまうのもいかがなものかと思いますので、後からでもしっかりとチェックしてもらって、妥当性を確認してもらった方がいいかと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 81 ◯委員長(重城正義君) その辺の事後処理をよろしくお願いいたします。  ほかにご質疑はございませんか。高橋委員。 82 ◯委員(高橋てる子さん) 間違っているかもしれないので、そのときは言ってください。  市営野球場というのは、永井作にある野球場のことかなと思って、伺っていたんですけど、毎朝歩いているものだから、何月何日からネットの工事を始めますというのが、ずっと告知になっていたんですね。それで、ああ、そういうことか、こんなに穴があいているんだからやるんだなと思って見ていたら、そのやる日のところと台風が一緒になっちゃったんですね。それで、もともと予算があったものを、さっき補正予算の中の台風関係のところに言ったものだから、こんがらがっちゃっているんですけれども、もともとの予算じゃなくて、これは台風のために改めてやるというふうに予算が変わったのか、私の認識が違ったのか、ご説明いただけたらと思います。 83 ◯委員長(重城正義君) 平野スポーツ振興課長。 84 ◯スポーツ振興課長(平野和彦君) 市営野球場につきましては、今、高橋委員がおっしゃるとおり、当初一部の修繕ということで予定していたところでございます。ただし、ちょうど契約をした後、まさに9月9日に本工事に入る予定だったんですけれども、台風の被害でさらに拡大いたしまして、当初の予算での対応が厳しくなりましたので、今回、災害復旧の形で、専決の方に予算計上させていただいたところでございます。  以上でございます。 85 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。鈴木委員。 86 ◯委員(鈴木秀子さん) 繰越明許費として計上されております。これは年内に無理だと。確かにすごい被害、被災されているわけで、年度内でできないということで、大体いつ頃までにできるのかということは、承知されているんでしょうか。 87 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員、例えば特定の部署の指定をお願いしたいと思います。鈴木委員。 88 ◯委員(鈴木秀子さん) 民生費の住宅応急修理事業費と、土木費で同じ住宅ですね、被災住宅修繕緊急支援事業費。それぞれ繰越明許費として掲載されております。お願いいたします。 89 ◯委員長(重城正義君) 榎本建築指導課長。 90 ◯建築指導課長(榎本一夫君) 私からは、被災住宅修繕緊急支援事業の明許繰り越しについてですが、今現在、住宅修繕の工事につきましては、かなり業者が捕まらない状況であるということで、それぞれ被災者から聞いております。うちの方から施工業者の方に聞き取りをいたしましたところ、今回の9月9日以降、台風で被害があった分の完全に修理が終わるのは、恐らく来年度いっぱいかかるのではないかということを伺っております。それに加えまして、本年度中に工事が終わるのはどれぐらいなのかということをお聞きしましたところ、恐らくは2割から3割程度しか完了しないであろうということを伺いましたので、繰り越しをしてございます。  私からは以上でございます。 91 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 92 ◯委員(佐藤修一君) 今のことに関連かと思いますけれども、別冊議案資料の10ページの民生費のところですけれども、20項災害救助費の5目災害救助費の中の住宅応急修理事業ですけれども、こちらの補正額というのは、今現状市民の方から申請があった額の積算額なんでしょうか。それとも、市内の災害件数から予測する積算額なんでしょうか、お教えください。 93 ◯委員長(重城正義君) 佐藤資産管理課長。 94 ◯資産管理課長(佐藤慎悟君) こちらは、専決処分のありました10月11日現在の時点での、まず半壊以上のその当時の件数と、あと一部損壊の件数をもとにして、積算しまして、そのうちの8割から9割程度が申請があるだろうと。あくまで当時の罹災証明の発行件数の方から積算した数値でございます。  以上でございます。 95 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 96 ◯委員(佐藤修一君) そうなりますと、この申請受け付け期間というのは、この先いつまで市民の方は申請できるのでしょうか。 97 ◯委員長(重城正義君) 佐藤資産管理課長。 98 ◯資産管理課長(佐藤慎悟君) 本来ですと、法律上は被災後何ヶ月とか決まっているんですが、それが徐々に延長されております。今もどんどん延長されている状況ですので、少なくとも今年度いっぱいとかということではなく、当然令和2年度とか、ある程度、そういう収束するときまで、その申請の時期は延長されると考えております。  以上でございます。 99 ◯委員長(重城正義君) 榎本建築指導課長。 100 ◯建築指導課長(榎本一夫君) 私からは、被災住宅修繕緊急支援事業につきましての予算ですけれども、資産管理課の方と同様に、その当時の罹災証明の出された内容を精査いたしまして、どれぐらいの被災割合で分布しているかというのを、今後の予想される件数を約5,000件ということで予想しておりまして、もし5,000件来た場合についての損害割合をそれぞれ割り振りまして、予算の方を計上しているところでございます。実際の受け付けにつきましては、現在やっておりますけれども、まだ20件ほどしか上がっていないので、そこからの予算計上というのはしておりません。  補足は以上でございます。 101 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。大村委員。 102 ◯委員(大村富良君) 衛生費のところで、ちょっと確認しておきたいんですが、し尿処理場、今回、台風被害で処理場の方も大分被害が出たのかなと心配しているんですけれども、その点、まず、被害状況、また続いて、小櫃川の増水等も大分心配していたんですが、近隣住民の方は本当に増水のときにもし被害が出たらということで、非常に心配されていたと思うんですけれども、最初は被害の方からお聞かせいただければと思います。あったのか。細かく教えてください。 103 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。 104 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 新川園衛生処理場につきましては、幸い大きな被害はございませんでした。  以上です。 105 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 106 ◯委員(大村富良君) 被害がなかったということで、安心しました。  次が、増水の、当然被害がなかったと思うんですけれども、それに対して対策的な、今回は復旧の予算ですので、余り関係ないんですけれども、そういった増水等も懸念されると思うんですけれども、今後、そういった対策も十分できていると思うんですが、再度確認させてください。 107 ◯委員長(重城正義君) 平野次長。 108 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 確かに小櫃川に接しておりますので、小櫃川が増水した場合の対応については、いろいろ検討はしております。ただ、現状、古い施設でございますので、その辺、今後どうするのかということも含めて、今、対応しているところでございます。あそこは指定管理者ということで、災害があった場合については、業者の方にも待機等をしていただいておりますので、何かあった場合の対応については、その都度対応していきたいと考えております。  以上でございます。 109 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 110 ◯委員(大村富良君) わかりました。今後また対策等も考えていくということですので、よろしくお願いいたします。 111 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 112 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認めます。  それでは、ただいまから討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 113 ◯委員長(重城正義君) 次に、賛成者。          〔発言する者なし〕 114 ◯委員長(重城正義君) 討論なしと認め、採決をいたします。  まず、議案第91号を、原案のとおり承認することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 115 ◯委員長(重城正義君) 起立全員であります。よって、議案第91号は、原案のとおり承認されました。  次に、議案第94号を、原案のとおり承認することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 116 ◯委員長(重城正義君) 起立全員であります。よって、議案第94号は、原案のとおり承認されました。  ここで執行部入れ替えの間、暫時休憩といたします。                                (午前11時07分)   ───────────────────────────────────────                                (午前11時08分) 117 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、委員会を再開いたします。  次に、議案第95号 令和元年度木更津市一般会計補正予算(第5号)のうち所管事項を議題に供します。  当委員会の審査項目は、会議システムに登録してあります、令和元年度木更津市一般会計補正予算に関する説明書(第5号)にマーカーをしてありますので、ご確認願います。  なお、審査につきましては、執行部からの説明を、財務部、総務部、消防本部の順に行い、その後、歳入歳出別や予算科目順ではなく、一括して審査をすることといたします。  それでは、財務部より説明をお願いいたします。高浦財務部長。 118 ◯財務部長(高浦 浩君) それでは、私から、議案第95号 令和元年度木更津市一般会計補正予算(第5号)のうち、財務部所管事項につきまして、ご説明を申し上げます。  お手元の議案別冊15ページをご覧いただきたいと存じます。  まず、歳入でございますが、5目子ども・子育て支援臨時交付金7,262万4,000円の減額につきましては、幼児教育・保育の無償化に係る交付金の一部が子育てのための施設等利用給付交付金として交付されることになったため、減額するものでございます。  続きまして、17ページをご覧ください。  5目総務費寄附金5,700万円の増額につきましては、ふるさと応援寄附金の受け入れ見込み額が当初見込みを大幅に上回るため、予算を増額するものでございます。  続きまして、5目財政調整基金繰入金4億4,667万3,000円の増額につきましては、歳出補正予算額17億6,619万4,000円に対する財源といたしまして、国庫支出金、県支出金、寄附金及び市債などを計上いたしましたが、財源が不足いたしますことから、財政調整基金から繰り入れを行うものでございます。  続きまして、18ページをご覧ください。  10目民生債、説明欄1、同報系無線デジタル化整備事業債640万円の増額につきましては、国庫支出金の増額に伴い、事業量を増加したため、財源の一部として起債額を増額しようとするものでございます。  30目土木債、説明欄1、公園施設整備事業債900万円の減額、及び、説明欄2、公園施設改修事業債1,080万円の減額につきましては、いずれも国庫支出金の減額に伴い事業量を減少したため、財源の一部である起債額を減額しようとするものでございます。  45目災害復旧債のうち農地・農林漁業施設災害復旧債80万円の増額につきましては、台風により被災した農業用施設の復旧事業費の財源として、起債額を計上しようとするものでございます。  同じく、公共土木施設災害復旧債1,220万円の増額につきましては、台風により被災した道路、橋梁、河川の復旧事業費の財源として、起債額を計上しようとするものでございます。  続きまして、歳出でございますが、20ページをご覧ください。  5目一般管理費、説明欄3、一般管理諸経費の(1)ふるさと応援寄附金事業費2,839万8,000円の増額につきましては、ふるさと応援寄附金の受け入れ見込み額が予算を大幅に上回る見込みであるため、受け入れ増に対応する委託料や返礼品に係る経費を増額するものでございます。  続きまして、21ページをご覧ください。  65目諸費、説明欄3、君津郡市広域市町村圏事務組合交付金736万5,000円の増額につきましては、令和元年度普通交付税の交付額が7月に決定したことに伴い、本市に所在する夜間急病診療所に係る普通交付税交付額を同組合へ交付するため、計上するものでございます。  同じく、説明欄4、過年度市税還付金及び還付加算金600万円の増額につきましては、市税の過年度更正により多額の還付があったため、予算を増額するものでございます。  続きまして、22ページをご覧ください。  10目賦課徴収費、説明欄1、賦課徴収管理費の(1)収納支援システム整備費806万3,000円の減額につきましては、次期収納支援システムについて、現受託業者が引き続き受託することになり、データ抽出費用が不要となったことから予算を減額するものでございます。
     続きまして、38ページをご覧ください。  5目予備費、説明欄1、予備費5,000万円の増額につきましては、令和元年台風19号及び台風21号による被災の復旧に対応するため、急施を要し、予備費を充当したことから、以後の備えとして予備費を増額しようとするものでございます。  以上が財務部に係る12月補正の概要でございます。ご審査のほど、よろしくお願い申し上げます。 119 ◯委員長(重城正義君) 次に、総務部より説明をお願いいたします。土居総務部長。 120 ◯総務部長(土居和幸君) 続きまして、私から、総務部の所管に係る補正予算の概要について、ご説明をさせていただきます。  まず、一般会計の人件費でございますが、議案の別冊19ページの5款議会費から36ページの50款教育費までのそれぞれ、2節給料、3節職員手当等、4節共済費を合わせて、総額1,576万9,000円の減額補正をしようとするものでございます。  議案の別冊40ページをご覧ください。  上の表になります。(1)総括の表のうち、一番下、比較の欄でございますが、給料が2,253万1,000円の減額、職員手当等が1,676万7,000円の増額、共済費が1,000万5,000円の減額、合計では、ただいま申し上げましたとおり、1,576万9,000円の減額となるものでございます。  主な理由といたしましては、当初予算の職員数見込み数に比べ職員数の減など、職員の変動によるものでございます。  続きまして、議案の別冊8ページをご覧ください。  繰越明許費の補正でございます。第3表の最上段の項、公共施設解体事業費でございますが、旧中郷中学校におきまして、耐震性能が不足する西校舎の解体工事を行うものでございます。繰り越しの理由といたしましては、現在、台風15号により被災した小中学校などの公共施設の復旧工事を優先していること、また、住宅の復旧工事等で市内建設業者が多忙となっていることなどから、工事発注時期を1月以降とし、6,500万円を繰り越すものでございます。  続きまして、10ページをご覧ください。  債務負担行為の補正でございます。初めに、表の上から2段目、市民会館指定管理料でございますが、令和2年度から令和4年度までの3年間、市民会館中ホールの指定管理料として、7,713万円を限度とする債務負担行為を設定するものでございます。  続きまして、表の上から3段目になります。統合型業務パッケージシステム管理費でございますが、令和3年度から令和8年度までの5年間、基幹系システムに係る統合型業務パッケージシステム管理費の機器の賃借料及び保守点検委託料として、12億1,000万円を限度とする債務負担行為を設定するものでございます。  続きまして、20ページをご覧ください。  歳出でございます。25目、説明欄1、共有車両管理費でございますが、中型バス等運転手の時間外業務委託料に不足が生じたため、37万4,000円を増額しようとするものでございます。  次に、2の、公用車駐車場改修事業費及び車両購入費でございますが、災害等による停電時の電力確保体制を強化するため、外部に電力を供給できる電気自動車を購入し、あわせて公用車駐車場に充電用設備を設置することに伴い、役務費を5万6,000円、工事請負費80万円、備品購入費552万7,000円を増額しようとするものでございます。  以上が総務部に係る補正予算の概要でございます。ご審査のほど、よろしくお願いいたします。 121 ◯委員長(重城正義君) 次に、消防本部より説明をお願いいたします。岡田消防長。 122 ◯消防長(岡田清治君) それでは、私から、消防本部の所管にかかわる補正予算について、ご説明させていただきます。  議案別冊説明書34ページの15目、説明欄1の(1)車両管理費についてでございますが、燃料費として台風15号、19号、10月の豪雨により出動件数が大幅増加したことによる燃料費の不足、及び、台風15号では、市内で長期間にわたり停電が発生したことにより、緊急車両の燃料補給が市内のガソリンスタンドでは難しい状態が続いたことから、災害時の出動に備え、消防本部庁舎の自家給油施設の燃料を常時備蓄するため、燃料費を437万2,000円増額し、さらに修繕料として、主に見込んでいなかった消防車、救急車などの故障等に伴う修繕が発生したことにより、修繕料416万3,000円を増額するもので、合わせて需用費853万5,000円を増額をするものでございます。  次に、37ページの5目応急災害復旧費、説明欄1の応急災害復旧事業費についてでございますが、台風15号に伴い、消防署所の建物に被害が発生したことから、需用費265万5,000円のうち、修繕料といたしまして251万5,000円、工事請負費520万7,000円のうち430万7,000円を増額するものでございます。  以上が消防本部にかかわる補正予算の概要でございます。ご審査のほど、よろしくお願いいたします。 123 ◯委員長(重城正義君) 説明は全て終了いたしました。ご質疑願います。竹内委員。 124 ◯委員(竹内伸江さん) 総務関係で、車両購入費で電気自動車のことをちょっと。  まず、初めに、電気自動車はどのような公務に主に使うような予定なのか、お伺いします。 125 ◯委員長(重城正義君) 勝畑総務部参事。 126 ◯総務部参事・管財課長(勝畑成一君) 電気自動車ですけれども、今年度、災害のときにかなりの停電があって、スマートフォン、携帯電話等の充電ができなかったという家庭がたくさんあったと思いますので、そういった形にも使えるような電気自動車、あとは家庭用にも専用の機器を挿入することによって、電気自動車から家庭用にも電気が使えるような形で、今回、電気自動車を購入、あわせて職員の公務のための車両としてもあわせて使えるという形で、今回、購入しようという形で要求をさせていただいております。 127 ◯委員長(重城正義君) 竹内委員。 128 ◯委員(竹内伸江さん) ちょっと事前に調べていなくて、申しわけありません。  何台ぐらい……。駐車場はどちらの駐車場で、電気設備の設置はどのようにやるのか、少し詳しく教えていただければと思います。 129 ◯委員長(重城正義君) 勝畑総務部参事。 130 ◯総務部参事・管財課長(勝畑成一君) 今回の購入車両は1台を購入する予定です。設置場所については、木更津駅前西口駐車場に設置したいと思っております。設置のためには、充電設備が必要なので、今回、その工事費として80万円ほど計上させていただいて、そちらの方で管理したいと思っております。  以上でございます。 131 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。三上委員。 132 ◯委員(三上和俊君) 災害だと、道路なんか特に、国の方からですか、査定に来て、杭なんか打って、後日、時間をかけて復旧なんかするんだけど、今回、すぐやる復旧工事と、そういう今までみたいな形で、2つに分けてやるような差というのは、違いというのはどういうところがあるのか、ちょっと教えておいていただきたいんだけど。  それというのはあとどのくらい残っているのか。もう木更津市の台風災害、復旧工事のこの予算以外に、後年度にやるというのはどのくらいあるのか。その辺教えていただければと思います。その財源内訳というのも、あわせてご説明いただきたいと思います。 133 ◯委員長(重城正義君) 誰が答えますか。土木関係ならいないね。危機管理課長はあれですか。答えられる範囲で。関口危機管理課長。 134 ◯危機管理課長(関口哲也君) 委員、ご質疑がございました、すぐにやらなければいけないものというのは、応急復旧を行うと。河川等で抜本的な改修も含めて復旧を行うものというのは、国庫補助を視野に入れて、先ほど委員の方のお話もございました杭を立ててやるというのは、これから査定なんかも受けまして、実際に復旧が始まっていくというふうに理解しておるところでございます。そういったことも含めて、各部署が今、頑張って取り組んでいるような状況であると認識しているところでございます。  以上でございます。 135 ◯委員長(重城正義君) 三上委員。 136 ◯委員(三上和俊君) では、木更津市の今回の台風15号、19号、21号も含めて、総額どのくらいの市の農道、市道、市関連施設の災害の損害額があったのか。今回の全ての、消防が300何万円人件費でやったということも含めて、大体復旧にはどのくらいの金がかかるのか。総額をみんな知りたいんじゃないかなと思うよ。どうなんでしょうか。 137 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡財務部参事。 138 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 10月11日の専決第1号、また11月1日の専決第2号、そして、この12月補正予算を合わせまして、災害関連といたしましては、総額で25億円でございます。そのうち一般財源を、財政調整基金は一般財源ですけれども、7億円ほど取り崩しております。  公共施設等のみならず、住宅・家屋の被災者支援等も全て含めた、災害関連経費ということで、25億円でございます。  以上でございます。 139 ◯委員長(重城正義君) 三上委員。 140 ◯委員(三上和俊君) ブルーシートなんか追加でいろいろあったと思うよ。備蓄のもの以外なんか。そういうものなんかも含めて、この木更津市の災害に関係する、この前に市が、じゃあ、ちょっと私が頭が悪いから、今までの経験の中でちょっとさせてもらいますけど、工事、あれは災害復旧のときに土木関係なんかは特に業者にお願いするでしょう。翌日。雪が降れば、雪が降っているときから除雪なんていうようなことでお願いするけど、今回のそういう土木関係のことを例にとれば、設計する前に復旧しなくちゃいけないなんていうのが多分にあったと思うんだよ。その辺はどんなふうに対応したのか、ちょっとお尋ねいたします。 141 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡財務部参事。 142 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 土木等につきましては、災害時の協定を事前に結んであるとのことですので、その協定に基づいて、即発注をしているとのことで伺っております。  以上でございます。 143 ◯委員長(重城正義君) 三上委員。 144 ◯委員(三上和俊君) それで、今も道路に倒木の処分したあれが残っているんだよ。道路際にね。だから、そういうものの処分費、処分する人、そういうのは地元の方々ときちっと連携をとっているのかな。これはあくまでも道路にあるごみだから、個々具体的な話で申しわけないけど、そういう連携は事業部局ときちっと話をしているのかどうか。もうこの20何億円の中にそれもちゃんと入っているのかどうか。そうじゃないと、何かいつまでたっても台風の状況というのが解決しないような感じで、ちょっと心配なので、確認のために。まだそういうことを事業部局と話をしていなかったら、ちょっと話をして、早速、財政も面倒を見ていただきたいと思うんですが。馬来田なんかには道路際にいっぱいあるんだよ。あれを誰がやるというのは、地元の人は市がやると思っていたものかもわからない。だから、その辺は住民ときちっと連携をとらなくちゃいけないと思うんですけど、その辺も含めてちょっとご答弁いただけたらご答弁いただきたい。 145 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡財務部参事。 146 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 三上委員がおっしゃったようなことは、私どもはちょっと把握しておりませんでしたので、土木課と相談の上、対応いたしたいと思います。 147 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。高橋委員。 148 ◯委員(高橋てる子さん) 2つありまして、1つは非常に簡単というか、今、ブルーシートの話が出たんですけれども、途中でブルーシートが必要でなかった人は返してくださいみたいなアナウンスが流れた記憶があるんだけど、返した人ってどのぐらいか何かあるんでしょうか。 149 ◯委員長(重城正義君) 関口危機管理課長。 150 ◯危機管理課長(関口哲也君) 正確な数字は、大変申しわけございません、今は持ち合わせてございません。ただ、各公民館に不必要になった方が数名ずつ、ブルーシートをお返しいただいたというふうに認識してございます。  以上でございます。 151 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 152 ◯委員(高橋てる子さん) それは、備蓄倉庫みたいなところに、もう一回戻されたというふうに理解していいんですか。 153 ◯委員長(重城正義君) 関口危機管理課長。 154 ◯危機管理課長(関口哲也君) はい。そのとおりでございます。もう使えないようなものは処分しております。 155 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 156 ◯委員(高橋てる子さん) あと、もう一つ、これは違うのかちょっとわからないんですけれども、今、ふるさと納税の話があったんですが、ふるさと納税として寄附した場合は、返礼品とかいろいろあるんだと思いますけど、見間違えたのかもわからないけど、災害に対して5,700万円か何か寄附があったようにあったので、それは別で返さなくていい、ふるさと納税みたいに返礼しなくてもいいのかなというふうに理解していたんだけど、それは同じような扱いになるんでしょうか。 157 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡財務部参事。 158 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) ふるさとチョイスを通じて、寄附をいただいていますが、その中に令和元年度の台風に対する寄附という、別ものをつくっておりまして、それにつきましては、返礼品はなしの寄附で受けております。ちなみに、11月末現在で494件の約900万円の、返礼品なしの分の寄附を受けております。  以上です。 159 ◯委員長(重城正義君) 三上委員。 160 ◯委員(三上和俊君) 執行部に聞く話じゃないけれども、太田市から議長並びに市長がお見舞いいただいたよね。ああいうのは議長、執行部ともに、打ち合わせして何かしたの。もらいっ放し。手紙も出さないのか。きちっと総務部長と連携して早く対応した方がいいよ。 161 ◯委員長(重城正義君) 土居総務部長。 162 ◯総務部長(土居和幸君) 地方公共団体からの支援金等については、ただいまお礼状は出しております。あと、感謝状とか、そういったものの扱いについては、ただいま検討をしているところでございまして、議会事務局と十分打ち合わせの上、対応をしたいというふうに考えております。 163 ◯委員長(重城正義君) 近藤委員。 164 ◯委員(近藤 忍君) 一般質問でも出たと思うんですが、9月で危機管理課の残業が多かった、10月で土木課の残業が多かったというところで、多分、一般職人件費がものすごく増えていると思うんですけど、今回、人件費が減になっていて、そのあたりの人件費の補正を今行わなくて、3月議会までに大丈夫かというところが若干心配なんですが、実際にこれにかかった残業代というのは、かなり増えていると思うんですが、見込みとして、残業代の増額がどれくらい当初予算から増えているかということを把握されていますか。 165 ◯委員長(重城正義君) 品川職員課長。 166 ◯職員課長(品川昭和君) まず、このたびの台風の関連で、災害救助費の方から時間外勤務職員の方に支出しておりますのが、9月・10月分といたしまして、約6,000万円ほどになっております。こちらの時間外につきましては、今回の補正に上げさせていただいておりますものの中で、組み込んでおりまして、それを含めた補正ということで、人件費の減額補正をしているところでございます。  以上でございます。 167 ◯委員長(重城正義君) 近藤委員。 168 ◯委員(近藤 忍君) 確認ですが、その6,000万円のやつを加えても、減額になっているという認識でよろしいんですか。 169 ◯委員長(重城正義君) 品川職員課長。 170 ◯職員課長(品川昭和君) はい。おっしゃるとおりでございます。 171 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。佐藤委員。 172 ◯委員(佐藤修一君) 消防本部にお伺いします。  通常、平時のときの、各消防署に配備されている緊急車両の燃料の給油はどちらで行っていますか。 173 ◯委員長(重城正義君) 岡田消防長。 174 ◯消防長(岡田清治君) 緊急車両の燃料の給油でございますが、管轄地域のスタンドで給油されているところと、本署につきましては、自家設備で給油を行っております。 175 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 176 ◯委員(佐藤修一君) 先ほどのご説明ですと、市内の給油施設が機能しなかったために、本署にある給油設備を使用したという、そのようなご説明でよろしいでしょうか。 177 ◯委員長(重城正義君) 岡田消防長。 178 ◯消防長(岡田清治君) そのとおりでございます。市内のスタンドが機能しておりませんでしたので、管轄地を離れまして、本署まで給油に出向しております。 179 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 180 ◯委員(佐藤修一君) そこでお伺いをしたいんですけれども、例えば、今後、また大規模災害があって、市内の給油施設が機能しなくなった場合に、このように仮に本署の給油設備が稼働できた場合に、市内の設備が利用、皆さん緊急車両が本署に来たときに、大体何日ぐらい持ちこたえるような想定をされると。おおむねで結構です。当然、運行状況によって違うと思いますので、おおむね何日ぐらいを想定されていますか。 181 ◯委員長(重城正義君) 齊藤消防本部次長。 182 ◯消防本部次長・消防総務課長(齊藤秀樹君) 何日と断言はできませんが、満タン状態で、地下タンク容量が8,000リットルと1万2,000リットルありますので、対応は十分できると思います。 183 ◯委員長(重城正義君) 森消防総務課課長補佐。 184 ◯消防総務課課長補佐(森 貴人君) 補足なんですけれども、地下タンクにおきましては、20キロタンクでございます。その内訳といたしましては、ガソリンが1万2,000リットル、軽油につきましては8,000リットルでございます。  なお、1ヶ月地下タンクを使用する軽油の量は約1,000リットル、ガソリンにつきましては、1ヶ月に2,500リットルを使用している状況でございます。  以上です。 185 ◯委員長(重城正義君) 土居総務部長
    186 ◯総務部長(土居和幸君) 先ほどの支援金のお礼状について、ちょっと訂正がございます。  太田市の議会の方からいただいた支援金につきましても、あわせてお礼状は送付をさせていただいております。  以上です。 187 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。          〔発言する者なし〕 188 ◯委員長(重城正義君) なければ、私の方から1点だけ。  10ページの債務負担行為の補正がございます。統合型業務パッケージシステム管理費約12億1,000万円、この中で、二、三日前から騒がれております神奈川県庁の漏えい事件。たしか富士通がこちらも業務委託先だと思うんですけれども、そのような事案は絶対にないでしょうか。曽田総務課長。 189 ◯総務課長(曽田智生君) 神奈川県庁の事件につきましては、あってはならない重大な事案というふうに考えておるところでございます。しかしながら、リース事業者のその先で悪意があった場合については、可能性は全くゼロではないというふうに考えております。  以上でございます。 190 ◯委員長(重城正義君) その際に、やはりその先まで追っかける、対処方針的なものは今の中での考え方はございますか。曽田総務課長。 191 ◯総務課長(曽田智生君) 今後につきましては、データを収納しておりますハードディスクの物理的破壊作業に立ち会うこととしたいというふうに考えております。また、その旨の総務省の通知が12月6日に発出されたものというふうに伺っております。  以上でございます。 192 ◯委員長(重城正義君) わかりました。近藤委員。 193 ◯委員(近藤 忍君) 別件ですが、消防に続いて申しわけないですけれども、先ほどの専決で消防庁舎の修理が出ていたんですが、今回もまたこの議案第95号で、工事請負費で520万円ぐらいのやつが出ていますけど、これについては、施工業者は随契なのか、もうある程度期間がたっているので入札として処理しているのか、そのあたりをちょっと説明していただきたいと思います。 194 ◯委員長(重城正義君) 齊藤消防本部次長。 195 ◯消防本部次長・消防総務課長(齊藤秀樹君) 見積もりをとって出した額でございまして、全て10月の補正で出したかったところなんですけれども、設計見積もりが間に合わなかったような状態でございました。内訳といたしまして、長須賀分署、カーポート修繕、17万500円。旧消防本部庁舎、これはシャッターですが140万8,000円。清川分署の非常用発電設備、ドア等が52万9,600円ほか。それで修繕料が251万5,000円。工事請負費といたしまして430万7,000円ですが、これは富来田分署の屋根が飛んで、あとガラス、雨漏りで430万7,000円でございます。 196 ◯委員長(重城正義君) 近藤委員。 197 ◯委員(近藤 忍君) 消防本庁舎と思ったんですけど、分署とか出張所がほとんどということですね。これについては、発注としては特定の業者で随契なのか、もうある程度期間をかけてやっているので、複数者からの見積もり合わせとして処理されたのか。そのあたりはおわかりでしょうか。 198 ◯委員長(重城正義君) 土居総務部長。 199 ◯総務部長(土居和幸君) 補正を可決いただいた後に執行になりますので、これから130万円以上の工事については設計が必要になります。その他、小破ものは随契ということになります。 200 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 201 ◯委員(大村富良君) 防災行政無線について確認します。  今回の台風のときに、なかなか聞こえづらかったという市民からの苦情が多かったと思うんですけれども、その点、各地区、音量等を確認等はされているか。また、スピーカーに近い方は、余り大きい音量ですと、逆にうるさいという苦情も来るかとは思うんですが、その点、市内全体を見渡して、そういった対策等をどのようにとられたのか、また確認させていただきます。 202 ◯委員長(重城正義君) 関口危機管理課長。 203 ◯危機管理課長(関口哲也君) 防災行政無線につきましては、さまざまな方面から聞き取りについてのご意見はいただいているところです。全体としましては、今、デジタル化事業を進めている中で、音質の向上と、また音達域をその中で再度検証して、新しい計画にしていきます。その中で、以前よりはより聞きやすく、また鮮明な音が聞こえるものだという認識でおります。ただ、昨今の住宅事情であったり、気象条件で、いろんな場面があると思います。市としましては、防災行政無線の質の向上を今図っているところなんですけれども、市民の皆さん、これまで以上にほかの安心・安全メールの登録であるとか、そういったこともあわせて取り組んで、市からの伝達が皆様に伝わるようなことを考えていきたいと考えております。  以上でございます。 204 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 205 ◯委員(大村富良君) 機器の問題等につきましては、ある程度いいものをということで、性能には上限というか、どうしようもないところもあるかとは思うんですけれども、あと実際しゃべる方、話す方が、聞き取りやすい、女性の声だったりとか、声の滑舌のいい人とか、そういったこともあろうかと思いますので、その点、工夫していただいて、聞き取りやすいようにしていただければと思います。これは要望で。 206 ◯委員長(重城正義君) 関連で。高橋委員。 207 ◯委員(高橋てる子さん) 何人もの市民から言われたんですけれども、「こちらは木更津市役所です」と、これはもうみんなわかるというわけ。何でそれが聞こえるのに、わかるのに、ほかのところが聞こえなくなるのかというのがあるんですね。だから、「市役所です」というのをやめてくれないかというのがあったのね。市役所からしか出していないんだから、何かピンポンパンするとかでして、最初から言っちゃった方がいいんじゃないかというのがあったんだけれども、あれは必ず「こちらは木更津市役所です」と言わないとだめなものなんでしょうか。ちょっと教えてください。 208 ◯委員長(重城正義君) 関口危機管理課長。 209 ◯危機管理課長(関口哲也君) 冒頭の「こちらは○○です」というのはコールサインと言われるものでして、無線を行う上では、そういうことを話さなければいけないという決まりになってございます。  以上でございます。 210 ◯委員長(重城正義君) 決まりだそうです。高橋委員。 211 ◯委員(高橋てる子さん) それはわかりました。だけど、それがみんなわかっていて、後が聞こえないというのには、何かやっぱり対応しないといけないと思うんですよね。だから、あれが聞こえる、ほかに対策というのは何かあるんですかね。ありましたら。 212 ◯委員長(重城正義君) 関口危機管理課長。 213 ◯危機管理課長(関口哲也君) 先ほどの大村委員のご意見にもございました、音声合成を今用いて、女性の声で音声合成をしたり、男性の声で音声合成をしたり、またその場で緊急に話をしなければいけない場合については、職員が直接お話しをする場合なんかもございます。いろいろなお話しの仕方というようなことが、ある人は聞きやすい、ある人は聞き取りにくいということが発生することも予想されますので、今後は1つのお話しの仕方というんですか、音声合成を用いた方法を、皆さんに聞き取りやすくなるように、研究を重ねてまいりたいと考えております。  以上でございます。 214 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 215 ◯委員(高橋てる子さん) しつこくて申しわけない。  では、「こちらは木更津市役所です」というのは音声合成なんだ。 216 ◯委員長(重城正義君) 関口危機管理課長。 217 ◯危機管理課長(関口哲也君) はい。音声合成の場合も、職員が直接話す場合もあります。  以上でございます。 218 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 219 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認めます。  それでは、ただいまから討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 220 ◯委員長(重城正義君) 次に、賛成者。          〔発言する者なし〕 221 ◯委員長(重城正義君) 反対者。          〔発言する者なし〕 222 ◯委員長(重城正義君) 賛成者。          〔発言する者なし〕 223 ◯委員長(重城正義君) 討論なしと認め、採決をいたします。  議案第95号のうち当委員会所管事項について、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 224 ◯委員長(重城正義君) 起立全員であります。よって、議案第95号のうち当委員会所管事項は、原案のとおり可決されました。  ここで執行部入れ替えの間、暫時休憩といたします。                                (午前11時49分)   ───────────────────────────────────────                                (午前11時50分) 225 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、委員会を再開いたします。  議案第104号 木更津市税条例の一部を改正する条例の制定についてを議題に供します。  財務部より説明をお願いいたします。高浦財務部長。 226 ◯財務部長(高浦 浩君) 私からは、議案第104号 木更津市税条例の一部を改正する条例の制定について、ご説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案参考資料の7ページ、新旧対照表をご覧ください。  まず、改正の1点目でございますが、法人市民税に関する改正でございます。  法人市民税の法人税割につきましては、これまで一定規模以上の法人に対して、標準税率に一定の税率を加算する、いわゆる超過税率を実施してまいりました。この取り組みは、昭和55年に制定いたしました、木更津市法人市民税の特例に関する条例において、特例期間を5年間と定め、その都度、期間の更新などを行ってまいりましたが、現行の特例期間が令和2年3月31日で終了となります。そこで、これまでの経緯などを踏まえ、今後は木更津市税条例に超過税率の規定を盛り込み、恒久的な対応を行っていくこととするため、改正しようとするものでございます。具体的には、これまで木更津市法人市民税の特例に関する条例において規定しておりました、超過税率に関する部分を、現行の木更津市税条例第34条の4の規定に、そのまま第2項、第3項として追加し、令和2年4月1日から施行しようとするものでございます。また、この改正にあわせ、その役割を終えることになる、木更津市法人市民税の特例に関する条例については、廃止しようとするものでございます。  次に、2点目といたしまして、入湯税に関する改正でございます。  これまで入湯税が非課税となる対象につきましては、現行の木更津市税条例第147条第1号から第3号までにおいて規定しているところでございますが、ここに第4号として、市長が指定した災害の被災者及びその介添者並びに復興支援を行う者(市長が指定する期間内の入湯に限る)という規定を追加し、公布の日から施行しようとするものでございます。  なお、令和元年台風第15号及び台風第19号による災害につきましては、本件条例の施行後、遅滞なく市長が指定した災害として位置づけるとともに、被災者等の入湯に係る申告納付済みの入湯税につきましては、速やかに還付する対応をとりたいと考えております。  説明は以上でございます。ご審査のほど、よろしくお願い申し上げます。 227 ◯委員長(重城正義君) 説明は終わりました。ご質疑願います。近藤委員。 228 ◯委員(近藤 忍君) 今の入湯税の件ですが、要は災害時のボランティアの方とか、災害でお風呂が使えなかった方が、現実としては入湯税を払わずに当然、無料だから入っているわけですよね。その分を今は温泉業者からは取っている状態で、この条例をつくったら、それを遡及して戻すという処理をとるということで、理解すればよろしいんですかね。 229 ◯委員長(重城正義君) 渡辺市民税課長。 230 ◯市民税課長(渡辺則行君) 委員おっしゃるとおりでございます。 231 ◯委員長(重城正義君) 近藤委員。 232 ◯委員(近藤 忍君) その場合の無料入場者、ただで入れてあげた人というのは、施設側においてカウントしていて、そのカウントした人数掛ける税はちゃんと払ってくれているという理解でよろしいですか。ただだから、特にカウントしていないんじゃなくて、ただでもちゃんとカウントしていて、全部その分の税金はしっかりと納めていたというふうな理解でよろしいんですか。 233 ◯委員長(重城正義君) 渡辺市民税課長。 234 ◯市民税課長(渡辺則行君) そのとおりでございます。 235 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。鈴木委員。 236 ◯委員(鈴木秀子さん) 今の件なんですけれども、これは「市長が指定した災害の被災者及びその介添者」、これは証明とかというのをやるわけですか、その利用者に。「指定した」という部分があるので、どういう形でこれを証明するんでしょうか。 237 ◯委員長(重城正義君) 渡辺市民税課長。 238 ◯市民税課長(渡辺則行君) 証明といいますか、告示をしまして、この施行後に、今、部長の方からも説明をいたしましたけれども、台風第15号及び第19号を指定した災害として、そこで被災した方ですとかを対象としますよという告示をします。その告示をもって、その方々が対象になりますので、あとは入湯している業者の方から人数分の報告をいただいて、その分、いただいているものについては還付するという手続をとるということでございます。 239 ◯委員長(重城正義君) 関連。近藤委員。 240 ◯委員(近藤 忍君) 今の鈴木委員の関連なんですが、「支援を行う者」というと、多分ボランティアセンターに来ると思うんですが、これからの運用としては、社協の方でこの指定する業務を代行することができるみたいな、何かそういう内規をつくるのか。それとも、もう社協の方に束で渡しておいて、社協の方が来た人に対して払うようにするのか、その辺の運用のマニュアルみたいなものというのは、もうつくられていますかね。わかりやすく言うと、無料券みたいなものをどう運用するかという話ですが。 241 ◯委員長(重城正義君) 渡辺市民税課長。 242 ◯市民税課長(渡辺則行君) 入湯税そのものが事業を行っている方の申告納税という形になっておりますので、場合によっては、事業者によっては、確かに無料券のようなものを活用するところもあれば、委員おっしゃるとおり、例えば社協の方から、この人はボランティアですよという、カードなり何なりをさし上げて、それをお持ちになって、例えば日帰りの入浴施設に行ったときには、その券の枚数分だけ、つまりボランティアが来たんだということがわかりますので、その分掛ける無料分の人数でしょうかね、それを何といんでしょう、税がかからないということで、入湯税をいただかないというような形をとる。いずれかやりやすい方というんでしょうか、は今後ちょっと検討して対応してまいりたいと考えております。 243 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員。 244 ◯委員(鈴木秀子さん) ということは、今まで何人か利用されているわけですよね。どれくらいの方が利用されていますか。 245 ◯委員長(重城正義君) 渡辺市民税課長。 246 ◯市民税課長(渡辺則行君) 正式な数は把握しておりませんが、1事業所の10月分だったと思うんですけれども、申告をいただいているものを見ますと、大体額にして10万円から20万円になろうかと思うんです。日帰りの場合、1人当たり50円ですので、10万円としますと、大体2,000人ぐらいですので、20万円だったら、その倍になりますから、人数的にはそのくらいになるのではないかというふうに見ております。  以上です。 247 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。高橋委員。 248 ◯委員(高橋てる子さん) 法人税の木更津市の分だけ、木更津市にある法人の大きいところはいっぱいもらいますよというふうに、そういう条例にするということで理解していいんでしたっけ。違った。それをまずちょっと確認。 249 ◯委員長(重城正義君) 渡辺市民税課長。 250 ◯市民税課長(渡辺則行君) 法人税の標準税率というものがございまして、それで地方税法上、これ以上は上げられないよという部分があるんですけれども、今回、3号、4号として追加する部分につきましては、木更津市だけではなくて、県内でも多くのところが追加の超過税率ですか、というものを採用しております。ただ、特例条例という形で運用しておるのが、この改正をする前までですと、木更津市のみがやっているんですね。ほかの自治体は、当初は、部長の方からも説明さし上げたとおり、昭和55年頃からやっておりますので、その当時はもしかしたら特例条例というものをつくっていたところもあるかと思いますけれども、かなりの年数がたっておりますし、それによる税収というものも、当然、市にとってもメリットがあるものですから、徐々に市税条例の本則の方に入れていくという作業がなされたんだと思うんです。直前は市原市が、平成27年12月に改正をされて、その後、木更津市だけになっておりましたので、今回、令和2年で満了になるというところのタイミングで改正をさせていただくという趣旨でございます。
    251 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 252 ◯委員(高橋てる子さん) 次の質疑まで答えていただいたので、よくわかりました。でも、幅は、何%をプラスするのかは、各自治体で違うんですか。というのは、もしそれがすごく差が大きかったら、企業が出てくるときの阻害にならないのかなと、ちょっと思ったものですから、確認です。 253 ◯委員長(重城正義君) 渡辺市民税課長。 254 ◯市民税課長(渡辺則行君) 上限の税率は、先ほど申し上げたとおり、地方税法で決まっておりますので、そこに差異はございません。 255 ◯委員長(重城正義君) 三上委員。 256 ◯委員(三上和俊君) ちょっとわからないけど、法人税というのは均等割と所得割があるでしょう。これは所得割というのが8.4%ぐらい取っても仕方ないということで、上げるということだけど、今までの、大体景気の動向でもくろんでいたのが、かけられなくなっちゃうということもあるだろうけど、今年なんかの例をとると、この改正によってどのくらいの増額になるのか。関係する法人の数というのはどのくらいあるのか。その辺ちょっと教えていただけますか。 257 ◯委員長(重城正義君) 渡辺市民税課長。 258 ◯市民税課長(渡辺則行君) 予算的には特例条例のものをそのまま載せますので、予算上の差異というものは出てこないんですが、参考までに、平成30年度の決算のときの情報で申し上げますと、いわゆる特例で加算になっている部分というのが、1億5,400万円ぐらいですかね。全体の法人税割が10億7,300万円ぐらいですので、パーセンテージにしますと、14.4%程度、多くという表現がいいかどうかわかりませんけれども、市にとってはメリットがある制度という形にはなっておりますので。法人数はおよそ500がその対象になるということでございます。  以上です。 259 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員。 260 ◯委員(鈴木秀子さん) 今の関連ですけど、これは1億円を超える法人と、5,000万円を超えて1億円以下というふうに分けて、税率が違いますよね。これは今までは、100分の6の税金だったのを、それをもう廃止して100分の8.4と、5,000万円を超えて1億円以下は7.2に、これからずっとしますよという考え方でいいんですかね。 261 ◯委員長(重城正義君) 渡辺市民税課長。 262 ◯市民税課長(渡辺則行君) 特例条例の中で、もともと区分については規定をされておりましたので、その部分については何ら変わっておりません。以前から同じものです。特例条例で書いてあったものを、そのまま市税条例に持ってくるだけですので、今回の改正は、そこに何の変更もございません。 263 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員。 264 ◯委員(鈴木秀子さん) これは100分の6というふうに、旧が書かれて、新で100分の8.4と100分の7.2と書かれているじゃないですか。そこが変わったパーセントかなというふうに思ったんですよ。下線引いていますよね。 265 ◯委員長(重城正義君) 渡辺市民税課長。 266 ◯市民税課長(渡辺則行君) 新旧対照表は、こちらは市税条例のみを記載しておるものですから、廃止される特例条例の部分が記載がないんですけれども、特例条例の中には、今回追加いたします3号と4号の部分が、特例条例でいきますと第2条なんですけれども、そのままの規定で載っておりますので、その規定をそのまま持ってきたので、新旧対照表ですとちょっとわかりづらいんですけれども、そこの変更は特に文言も含めて変えてございませんので、そこはご安心というか、いただければと思いますが。 267 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員。 268 ◯委員(鈴木秀子さん) では、結局、今のままの状況で、新しく市税として、今回、廃止として、これをずっと継続していきますよと考えていいんですよね。  それと、今、500社というふうにおっしゃっていましたけど、今言ったように、税率が違うわけですから、2つに分けているじゃないですか。その1億円以上と未満、5,000万円からのあれを教えてもらっていいですか。会社。法人数。 269 ◯委員長(重城正義君) 渡辺市民税課長。 270 ◯市民税課長(渡辺則行君) 1億円を超えるものがおよそ400社で、5,000万円を超えて1億円以下がおよそ100社でございます。 271 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。高橋委員。 272 ◯委員(高橋てる子さん) 先ほどお風呂のところに、市長がこの災害に認めたら、それに使えますよというのがあるというふうになっていて、私は、市長がいい人で全然問題がないときはいいと思いますけれども、財調の取り崩しも全て市長ができる、市長ができる、市長ができると、そういうふうな条例をなるべくやめたいなというふうに思っているものだから、何かこう、何でも市長が決めることにしない、何か方法というのはあり得ないんですかね。ちょっとそれだけ教えてください。今後の参考にしたいと思います。 273 ◯委員長(重城正義君) 渡辺市民税課長。 274 ◯市民税課長(渡辺則行君) 明確な答弁にはちょっとならないかもしれませんけれども、方法とすれば、条例に事細かく書いてしまうというのは、一つの手だとは思います。法制執務上はですね。ただ、災害はやはりどのような規模でどのような災害がいつ起こるかというところもわかりませんので、書いてしまいますと、逆に議会において議決を得ないと、当然、条例は改正もできませんし、運用において、少し窮屈になるという部分が生じるんだろうと思います。ですので、確かに委員おっしゃるとおり、何でもかんでも市長ができると書いたら、何かこう独断でやっているのではないかというような疑義ももしかしたらあるのかもしれませんが、ただ、決める場合にはやはり執行部側で、所管する課長も含めていろいろ協議もしますし、今回のように県全域ですとか、日本の中で激甚災害に指定されるような災害とか、そういうものを参考にしながら決めますので、そこについては、恣意的な判断はなかなか起きにくいのではないのかなというふうに思っております。  ちょっと答えになっていないかもしれませんけど。 275 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 276 ◯委員(高橋てる子さん) もちろん災害のときには誰もそうだと思いますけれども、私は特にこの財調の取り崩しが、法律を超えて、もう全部できるというふうになっているところをずっと思っているものですから、それを何とか検討してほしいなと思って伺いました。  以上です。 277 ◯委員長(重城正義君) ほかに。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 278 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認めます。  それでは、ただいまから討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 279 ◯委員長(重城正義君) 次に、賛成者。          〔発言する者なし〕 280 ◯委員長(重城正義君) 討論なしと認め、採決をいたします。  議案第104号を、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 281 ◯委員長(重城正義君) 起立全員であります。よって、議案第104号は、原案のとおり可決されました。  ここで午後1時10分まで休憩といたします。                                 (午後零時09分)   ───────────────────────────────────────                                 (午前1時09分) 282 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、委員会を再開いたします。  次に、議案第103号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題に供します。  総務部より説明をお願いいたします。土居総務部長。 283 ◯総務部長(土居和幸君) それでは、議案第103号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について、ご説明をさせていただきます。  議案書の4ページをお開きください。  本議案につきましては、国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律及び公職選挙法の一部を改正する法律の施行に伴い、投票管理者、期日前投票所投票管理者及び不在者投票外部立会人の報酬額を引き上げるため、関係条文の整備をしようとするものでございます。  続きまして、議案参考資料の6ページ、新旧対照表をお開きください。  具体的な改正点をご説明させていただきます。  まず、投票管理者につきましては、1万2,300円から1万2,800円に、期日前投票所投票管理者につきましては、1万1,200円から1万1,300円に、不在者投票外部立会人の1日につきましては、1万700円から1万900円に、時間単価につきましては、1,258円から1,282円に、また、1日の限度額につきましては、1万700円から1万900円に改正をしようとするものでございます。  なお、本条例は、公布の日から施行しようとするものでございます。  私からは以上でございます。ご審査のほど、よろしくお願いいたします。 284 ◯委員長(重城正義君) 説明は終わりました。ご質疑願います。近藤委員。 285 ◯委員(近藤 忍君) 法改正による変更ということですが、この変更された新しい方の額というのも、国の方から基準額か何かの通達があったということでよろしいんでしょうか。 286 ◯委員長(重城正義君) 平野選挙管理委員会書記長。 287 ◯選挙管理委員会書記長(平野秀康君) 委員のおっしゃるとおり、先ほど総務部長が説明をいたしました、国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律、そこに規定をされておる金額になっております。  以上です。 288 ◯委員長(重城正義君) 近藤委員。 289 ◯委員(近藤 忍君) 法の方で額がある程度示されていて、地方自治体の裁量でそれは結構動かしても問題……。実際には多分動かさないでしょうけど、国が法で決めずに、地方自治体がわざわざ条例で定めなければならないというところがあったりと、ちょっとぴんこないところなんですが、何か政策的に、例えばこういう制度をとるから、高くするとか、低くするとかと、そういう裁量の余地があるということと考えればいいんですかね。 290 ◯委員長(重城正義君) 平野選挙管理委員会書記長。 291 ◯選挙管理委員会書記長(平野秀康君) 委員がおっしゃるように、それぞれの市町村の裁量によりまして、それぞれ若干金額が変わってくる場合もございます。 292 ◯委員長(重城正義君) 三上委員。 293 ◯委員(三上和俊君) この議案には関係ないかもわからないけど、お許しいただきたいと思います。  馬来田の方で1投票所に200人切れる有権者数とか何とかあるでしょう。ああいうところで、この基準の中で最低限の配置をすると、1投票所でどのくらい経費がかかるのか。なぜこんなことを聞くかと言うと、これをやめちまって、タクシーの券でも、みんなで行きましょうよと言って、バスを何時から何時まで仕立てて、富来田公民館に送るなり何なりした方が、うまくみんなが参加してくれるんじゃないかなと思うし、職員の皆さんも1時間1,280円だかで、朝7時から夜8時まで大変だろうけれども、そんなことは考えたことはある。そういう投票所について、どのくらいの経費がかかるのか。また、これにあわせて投票所を統合しちゃおうとか、何かその辺のところ、説明いただきたいと思いますけど。 294 ◯委員長(重城正義君) 平野選挙管理委員会書記長。 295 ◯選挙管理委員会書記長(平野秀康君) 確かに委員がおっしゃいますように、大変選挙人の数の少ない投票所につきましては、統合といいますか、あり方を考えなければいけないということで、選挙管理委員会としても考えてきているところではございます。ただ、一概に統合といいましても、選挙人の方の投票所までの距離ですとか、そういったものもございまして、なかなか簡単にはまとめていけないというところがございます。経費につきましては、今、手元に詳しい資料がございませんで、お許しをいただきたいと思います。 296 ◯委員長(重城正義君) 三上委員。 297 ◯委員(三上和俊君) 経費もそうだけど、待っている時間が大変じゃないの。ここの200人の人が、大体もう期日前投票をやっちゃっているよ。だから、そんなばかなことやりっこないんじゃないの。地域の方によく話をして、それにかわるものを何か考えてやれば、お互いに幸せじゃないの。と思いますけど。誰かが決断すると文句を言われて嫌だというのだと、何も改革できないよ。地元議員がそんなこと言っていますけどと言って、少し考えるスタートにしたらいいかと思いますけど、いかがですかね。 298 ◯委員長(重城正義君) 平野選挙管理委員会書記長。 299 ◯選挙管理委員会書記長(平野秀康君) いただいたご意見は真摯に受けとめまして、今後どのような形が一番選挙人にとっていいのか、また、執行する側の我々にとっていいのかということで、検討させていただきたいと思います。 300 ◯委員長(重城正義君) ほかに。高橋委員。 301 ◯委員(高橋てる子さん) 関連で確認なんですけれども、例えば朝日庁舎に行くと、職員の人も立ち会ってくださっているのを見るんですけれども、あれは勤務時間の、例えば今三上委員がおっしゃったように、普通は8時から5時とかという勤務の中の、そのはみ出た部分をこの金額で支払うということになっているんですか。それをちょっと確認なんですけれども。 302 ◯委員長(重城正義君) 平野選挙管理委員会書記長。 303 ◯選挙管理委員会書記長(平野秀康君) この報酬・費用弁償に関しましては、職員の場合は休日の勤務をいたした場合に、この金額が適用されるということになります。普通の勤務につきましては、8時半から5時15分までは普通の勤務の中の金額ですから、それを超えた部分が時間外ということで、手当てをすることになっております。 304 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 305 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認めます。  それでは、ただいまから討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 306 ◯委員長(重城正義君) 次に、賛成者。          〔発言する者なし〕 307 ◯委員長(重城正義君) 討論なしと認め、採決をいたします。  議案第103号を、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 308 ◯委員長(重城正義君) 起立全員であります。よって、議案第103号は、原案のとおり可決されました。  ここで執行部入れ替えの間、暫時休憩といたします。                                 (午後1時18分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後1時19分) 309 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、委員会を再開いたします。  次に、議案第111号 木更津市民会館の指定管理者の指定についてを議題に供します。  総務部より説明をお願いいたします。土居総務部長。 310 ◯総務部長(土居和幸君) それでは、議案第111号 木更津市民会館の指定管理者の指定について、ご説明をさせていただきます。  議案書の14ページをご覧ください。
     木更津市民会館につきましては、平成27年4月から、耐震性能が不足する大ホール、集会棟の利用を停止し、耐震性能を有する中ホールのみの指定管理を行っているところでございますが、この指定期間が令和2年3月末日に、1年間の期間を満了することから、地方自治法第244条の2第6項の規定により、指定管理者の指定をするため、議会の議決を得ようとするものでございます。  指定管理者として指定しようとする団体は、東京都港区虎ノ門2丁目2番5号、株式会社ケイミックスパブリックビジネス、代表取締役、橋本鉄司でございます。指定期間は、令和2年4月1日から令和5年3月31日まででございます。  続きまして、議案参考資料16ページをご覧ください。  株式会社ケイミックスパブリックビジネスの概要でございます。  同社は、平成18年度から平成27年度末までの指定管理者でございました、トールツリーグループの代表構成団体として、また、平成27年度から令和元年度末まで指定管理者として、一貫して、市民会館の管理運営を実施しているところでございます。  続きまして、18ページをご覧ください。  木更津市民会館の指定候補者の選定結果の申請団体につきましては、株式会社ケイミックスを含め、2団体から応募があり、指定管理者候補者選定委員会による調査、審議、及び選定の結果、株式会社ケイミックスパブリックビジネスが、指定候補者として選定をされたところでございます。  続きまして、総務常任委員会資料28ページから29ページの10、指定管理者が行う業務内容等でございますが、木更津市民会館中ホールの使用に関すること、同中ホールの管理運営及びそれに伴う附属設備等の維持管理に関すること、及び同中ホールの利用料金に関することなどでございます。  なお、資料には、募集要領、仕様書、関係条例などを添付しておりますので、ご参照いただければと存じます。  私からの説明は以上でございます。ご審査のほど、よろしくお願いいたします。 311 ◯委員長(重城正義君) 説明は終わりました。ご質疑願います。近藤委員。 312 ◯委員(近藤 忍君) 現在休止している大ホールとか、休んでいる建物について、例えば大ホールの中にスタンウェイのピアノがあるとか何とか、まだそういうところもあるかと思うんですが、あちら側については指定管理の対象外という認識だと思うんですけれども、そうすると、あれは今、市の方で適切に、封鎖している中でも時々チェックとかというのはされているんですか。 313 ◯委員長(重城正義君) 曽田総務課長。 314 ◯総務課長(曽田智生君) 大ホール、それから集会棟につきましては、今回の指定管理外ではありますけれども、日常的に指定管理者の方で点検をいただいております。  以上でございます。 315 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 316 ◯委員(高橋てる子さん) 関連なんですけれども、でも、電気は入っているんですか。ピアノの空調とかの。この前はやっていませんというお答えだったんですけど。 317 ◯委員長(重城正義君) 曽田総務課長。 318 ◯総務課長(曽田智生君) 委員おっしゃるとおり、現在は管理は行っておりません。  以上でございます。 319 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 320 ◯委員(高橋てる子さん) だから、そのスタンウェイのピアノ、じゃあ、くれる、私の方へ。もう使えないでしょう。あんなに長くほっちゃったから、あんなにいいのを。中村紘子さんが来たときに、こんなピアノで演奏できるかと言われたから買った、いいものだと聞いておりますので、それを全くほかにもらってもらうようなところはなかったんですかね。福祉会館のホールに置くとか。 321 ◯委員長(重城正義君) 曽田総務課長。 322 ◯総務課長(曽田智生君) 大ホールを閉鎖するときに、諸方面にお声がけはさせていただきました。その結果、やはり日常的に使うにはちょっとピアノが大き過ぎる、そういう問題がございまして、引き続き、利用してくださる方は探しております。  以上でございます。 323 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 324 ◯委員(高橋てる子さん) では、修理とかしたら使えるというふうに理解していいのですか。 325 ◯委員長(重城正義君) 曽田総務課長。 326 ◯総務課長(曽田智生君) それなりに経費はかかってしまうんですけれども、おおむね最大一番いいところで500万円程度かかってしまうということではございますが、オーバーホールをすれば使えるというところでございます。  以上でございます。 327 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 328 ◯委員(高橋てる子さん) だとしたら、幾らで外に出そうというのは、検討したことはございますか。 329 ◯委員長(重城正義君) 曽田総務課長。 330 ◯総務課長(曽田智生君) 市内の業者に、引き取っていただける場合は、幾らぐらい価値がありますかということを、一回お尋ねをしたことがございます。そのときには、残念ながら価値はないに等しいというような回答をいただいております。  以上でございます。 331 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 332 ◯委員(高橋てる子さん) しつこいようですけど、じゃあ、ただで私が欲しいと言ったら、いただけるものなのですか。 333 ◯委員長(重城正義君) 曽田総務課長。 334 ◯総務課長(曽田智生君) 市の物品でございますので、個人でというところは今のところ想定はしておりません。まずは市の団体、あるいは関連団体、そういったところを念頭に今は探しております。  以上でございます。 335 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員。 336 ◯委員(鈴木秀子さん) 確認なんですけど、中ホールに入るときに、前は、大ホールに向かって右の入口の小さいところから小ホールに入ったところに、大ホールにつながるところに事務所がありましたよね。あそこはもう完全に閉鎖されて使えなくなっているんですか。 337 ◯委員長(重城正義君) 曽田総務課長。 338 ◯総務課長(曽田智生君) 集会棟につきましては、耐震性がございません。あそこに受付場所を設置することは、万が一のとき危険でございますので、平成29年度に中ホールを仕切って、受付場所というか、事務所を設置したものでございます。  以上でございます。 339 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員。 340 ◯委員(鈴木秀子さん) では、中ホールの中に右側の方に通路がありますよね。通路というか、外側の。あそこから中に入るところがありますよね。あそこが中ホールの事務所になっているんですか。 341 ◯委員長(重城正義君) 曽田総務課長。 342 ◯総務課長(曽田智生君) 中ホールの中に入っていただいて右側、あるいは、中ホールを入る手前に南側に行く通路みたいなのがございますので、そこから出入りをしていただいております。  以上でございます。 343 ◯委員長(重城正義君) ほかに。          〔発言する者なし〕 344 ◯委員長(重城正義君) 総務部長、私から1つ提案します。  使えないピアノは下のところに置いて、ストリートピアノで使ったらどうですか。まあ、それはいいです。一つの提案ということで。  ほかにご質疑はございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 345 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認めます。  それでは、ただいまから討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 346 ◯委員長(重城正義君) 次に、賛成者。          〔発言する者なし〕 347 ◯委員長(重城正義君) 討論なしと認め、採決をいたします。  議案第111号を、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 348 ◯委員長(重城正義君) 起立全員であります。よって、議案第111号は、原案のとおり可決されました。  ここで執行部入れ替えの間、暫時休憩といたします。                                 (午後1時27分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後1時28分) 349 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、委員会を再開いたします。  次に、議案第107号 財産(土地)の貸付について、及び、議案第109号 財産(建物)の譲渡については、関連があることから、一括して議題に供します。  審査の方法は、質疑・討論まで一括して行い、採決は議案別に行うことといたします。  総務部より説明をお願いいたします。土居総務部長。 350 ◯総務部長(土居和幸君) それでは、議案第107号 財産(土地)の貸付について、及び、議案第109号 財産(建物)の譲渡について、ご説明をさせていただきます。  初めに、木更津市福祉作業所(木更津市あけぼの園)の民営化でございますが、木更津市あけぼの園は、指定管理者制度により、障害者総合支援法に規定する、生活介護、生活訓練、就労継続支援B型の障害福祉サービスを実施しております。民営化につきましては、昨年の11月に策定いたしました民営化方針に基づき、より質の高いサービスの提供及び安定した事業運営の実現を目的として、令和2年4月の民営化に向けて準備を進めているところでございます。  本議案は、木更津市あけぼの園を民営化することに伴い、市が保有する土地を、適正な対価より減額して貸し付け、建物を無償で譲渡するため、地方自治法第96条第1項第6号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  なお、詳細につきましては、資産管理課長からご説明を申し上げます。  私からは以上でございます。ご審査のほど、よろしくお願いいたします。 351 ◯委員長(重城正義君) 佐藤資産管理課長。 352 ◯資産管理課長(佐藤慎悟君) 私からは、議案の詳細について、ご説明させていただきます。  議案書の10ページをご覧ください。  本議案は、木更津市福祉作業所(木更津市あけぼの園)の運営を、公募により選定された民間業者に移管するに当たり、質の高い障害福祉サービスを提供するのに必要であるため、福祉作業所の所在する土地を、適正な対価を下回る金額で貸し付けることから、地方自治法の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  今回貸し付けする土地の所在は、木更津市潮見2丁目13番5、13番6、13番7、13番8、地目は宅地、地積は2,581.17平方メートルでございます。貸付金額は年額96万1,740円、ただし、原則として3年ごとに見直しを行うものとします。貸付期間は、令和2年4月1日から令和32年3月31日までの30年間、貸し付けの相手方は、社会福祉法人佑啓会、理事長、里見吉英でございます。  恐れ入りますが、議案参考資料12ページをご覧ください。  貸し付けをする土地の場所は、ちょうど給食センターの南側でございます。  適正な貸付額は、年額192万3,480円で、木更津市財務規則第238条第1項の規定により算出した金額でございます。  続きまして、議案第109号 財産(建物)の譲渡についてにつきまして、ご説明をさせていただきます。  議案書の12ページをお開きください。  建物は無償譲渡するものでありまして、譲渡する建物の種類は作業所、所在は木更津市潮見2丁目13番地5、13番地6、構造は鉄筋コンクリート造平家建て、延べ床面積は738.95平方メートルでございます。譲渡の相手方は、社会福祉法人佑啓会、理事長、里見吉英で、譲渡する日は令和2年4月1日を予定してございます。  業者選定に当たりましては、木更津市あけぼの園民営化方針に基づき、民間事業者の持つ柔軟性や効率性を活かした質の高い障害サービスと、事業主体の固定化による、中長期にわたる計画的で安定した事業運営を目的として、プロポーザルを実施いたしました。事業者からのプレゼンテーション及び応募書類の審査を実施し、木更津市あけぼの園民営化事業者募集要項で示された評価基準表の審査項目について、5段階評価による審査を行い、委員の過半数の評価が評価基準に定めた基準点を満たし、かつ、合計点数が高い事業者を選定することといたしました。  恐れ入りますが、議案参考資料14ページをご覧ください。  建物の評価額は、5,311万9,804円でございます。こちらも、木更津市財務規則により算出した金額でございます。  最後に、委員会参考資料をご覧ください。  現在の状況といたしまして、10月29日に、佑啓会と木更津市あけぼの園民間移管に関する協定書を締結いたしましたので、ご報告いたします。  私からは以上でございます。ご審査のほど、よろしくお願いいたします。 353 ◯委員長(重城正義君) 説明は終わりました。ご質疑願います。大村委員。 354 ◯委員(大村富良君) 建物の方は無償譲渡ということだったんですが、現在使用している備品関係はどうなりますでしょうか。 355 ◯委員長(重城正義君) 多賀障がい福祉課長。 356 ◯障がい福祉課長(多賀一也君) こちらにつきましても、備品も無償譲渡という形で対応させていただきます。
     以上でございます。 357 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 358 ◯委員(大村富良君) わかりました。  無償譲渡をした後に、今回の台風の被害等は問題ないとは思うんですけれども、あと追加で修繕工事等が発生した場合には、民間、事業者側ということでよろしいでしょうか。確認させていただきます。 359 ◯委員長(重城正義君) 多賀障がい福祉課長。 360 ◯障がい福祉課長(多賀一也君) そのとおりでございます。 361 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。近藤委員。 362 ◯委員(近藤 忍君) 相手が福祉法人だから、この5,000万円の評価額のやつをもらっても、向こうはただでもらったとしても、資産価値がこれだけあるということで、向こうに税負担が発生するというようなことは、特にないという理解でよろしいんですかね。 363 ◯委員長(重城正義君) 多賀障がい福祉課長。 364 ◯障がい福祉課長(多賀一也君) 今までどおり、あけぼの園と同じ業務を続けていく社会法人であれば、固定資産の課税はないということになります。あと、不動産取得税の方にも同様に課税はないということで、確認しております。 365 ◯委員長(重城正義君) 近藤委員。 366 ◯委員(近藤 忍君) 5,000万円相当の資産が向こうの手に入ることによって、うまく運営をされていく法人であるという評価をされているのはわかるんですが、何かの資金繰りでショートしたときに、この建物を担保にしてお金を借りてしまうようなことというのが想定されることがあると思うので、最悪のことを今考えているんですが、それで、その法人が経営が成り立たなくなって、次の法人に移すとかというときには、この一回譲渡してしまった建物をその次に渡すための、何か特約事項みたいなものというのは、何らか考えられていますか。 367 ◯委員長(重城正義君) 多賀障がい福祉課長。 368 ◯障がい福祉課長(多賀一也君) 将来的には契約は来年の4月からという形で始まるんですけれども、その場合につきましては、無償譲渡にかかわる契約、また賃貸借の契約、それに伴いまして、定期借地権という形で事業という形で持っていきますので、それに伴う公正証書というものを用いて、最終的に契約を締結していくんですけれども、その契約の中に、今申したとおり、もしだめになった場合とか、そういうものも含めて、無償で返していただくとか、そういう特約を契約書の中に入れて、対応していくような形で、今のところは考えております。  以上でございます。 369 ◯委員長(重城正義君) 近藤委員。 370 ◯委員(近藤 忍君) その中に想定されるところも入れるのかもしれませんけれども、建物については無償貸し付けであれば、全部市の財産ですので、担保に入れるとか何もできないんでしょうけど、上物が一回向こうの財産になってしまうと、それをそういうふうにされた場合、担保が設定されてしまうと、今度は次のところに譲渡が難しくなるので、そういうのを絶対かけられないような、歯どめをしっかりとされるような契約ということで考えているということで、理解すればよろしいのでしょうか。 371 ◯委員長(重城正義君) 多賀障がい福祉課長。 372 ◯障がい福祉課長(多賀一也君) そのとおりでございます。 373 ◯委員長(重城正義君) ほかに。高橋委員。 374 ◯委員(高橋てる子さん) 土地、建物もそうだけど、本当は誰も出てこないのかなと、実はちょっと心配していたんですね。一番この辺では大きなところで、安定しているところがとってくれたので、よかったなと、社会福祉協議会が引き続きやるしかないのかななんて思っていたものですから、私は安心しているんですけれども、1点、当時、障がいを持っている人たちが、親たちが高齢化してくると、どうしても、その子たちの将来が心配だという声が大きくて、できたら、グループホームみたいな、子どもたちが親が亡くなった後も、ずっと見てもらえるような、そういうところが出てくるといいなという声を聞いた覚えがあるので、ここはそこまであるんでしたっけ。ちょっと確認で教えてください。この法人が。 375 ◯委員長(重城正義君) 多賀障がい福祉課長。 376 ◯障がい福祉課長(多賀一也君) 今回のあけぼの園の民営化につきましては、今まであけぼの園が行っている事業を継続してください、あとはそれ以上の事業がやれることがあれば、提案をしてくださいということで、公募をしてございます。実際、今委員がおっしゃったとおり、佑啓会ふるさと学舎ということで、木更津市でも、家庭裁判所の前に事業所がありまして、パンとかそういうものをやっております。それも含めまして、木更津市に縁があるということで、今回、提案をいただいてございます。グループホームとか何かにつきましては、また別のサイドでお願いする、何とかという機会があれば、お話しをしていきたいなというふうに思っております。 377 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 378 ◯委員(高橋てる子さん) わかりました。  それと、もう1点は、ここの土地ですよみたいな中に、駐車場も含まれているんでしたかしら。ちょっとその確認だけ。 379 ◯委員長(重城正義君) 多賀障がい福祉課長。 380 ◯障がい福祉課長(多賀一也君) 今現在、敷地の中で、先ほど説明がありましたけど、給食センターの南側にあります。駐車場というのは、台数的には8台とか数台止まるもの程度しかありません。あとは、幅の広い道路がありまして、そこでバス、3台、今持っているんですけど、そこで送り迎えをするような程度の道幅になっております。  以上です。 381 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 382 ◯委員(高橋てる子さん) 福祉会館の駐車場の奥の方なので、その部分を何台か使っておられるのかなというふうに思ったこともあったので、今まで市なので、別に問題も起きなかったような気がするんですけれども、その辺のところも問題なくいくというふうに考えてよろしいんですか。 383 ◯委員長(重城正義君) 多賀障がい福祉課長。 384 ◯障がい福祉課長(多賀一也君) 今、駐車場の問題でございますけれども、これにつきましては、駐車場を何台か貸していただきたいという要望がもう来ております。そこの駐車場は社会福祉課の方で所管しておりますので、そこと協議をしながら、詰めながら、対応していきたいと思っております。  以上でございます。 385 ◯委員長(重城正義君) ほかに。鈴木委員。 386 ◯委員(鈴木秀子さん) ちょっとわからないので、教えてもらいたいんですけど、これ、貸し付けの金額、適正な対価よりも減額して貸与すると、貸し付けするということなんですけど、これは本来の適正な金額の約半額の価格で毎年の貸し付けをされるということなんですけど、どういう形でこういうふうに、こういう施設だからこういうふうになるということですかね。ちょっと教えてください。 387 ◯委員長(重城正義君) 多賀障がい福祉課長。 388 ◯障がい福祉課長(多賀一也君) こちらも、まず申し込むときの募集要項の中に、土地につきましては、事業者の提案する価格を算定して、項目に入れていきますということを入れてございます。その中で、提案を受けた金額がここに出ている金額でございます。財産の貸し付けを行政財産使用料ということで、固定資産税の評価額の近傍価格の1,000分の3を掛けた金額ということでやっているんですけれども、それを基準とした金額を募集要項に載せまして、それを参考にあけぼの園の事業を民間としてやった場合、どのような対価をいただければ、支払っていけば、成り立ちますかということで、応募をいただきました。その金額がこの金額ということで、審議会の方にかけまして、決まったような金額でございます。  以上です。 389 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員。 390 ◯委員(鈴木秀子さん) ということは、この金額はほぼ固定資産税に近い金額なんですか、毎年。 391 ◯委員長(重城正義君) 多賀障がい福祉課長。 392 ◯障がい福祉課長(多賀一也君) その金額とは違います。こちらの金額、この土地の金額につきましては、今現在の近傍価格というのは、2万700円になっております。それで、1,000分の3を掛けて持ってきた金額ですと、192万3,480円という年間の金額が近傍価格と、2万700円という使った金額になるんですけれども、今回、その半額という金額で提案をいただいたということでございます。 393 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員。 394 ◯委員(鈴木秀子さん) これは向こうの提案者の社会福祉法人の方が、この金額でいかがかということで、市はそれはそれでいいという考えなんですよね、ここに出ているから。そういう形で考えていいんですか。 395 ◯委員長(重城正義君) 多賀障がい福祉課長。 396 ◯障がい福祉課長(多賀一也君) そのとおりでございます。 397 ◯委員長(重城正義君) ほかに。続けて、鈴木委員。 398 ◯委員(鈴木秀子さん) 社会福祉法人という部分で、あけぼの園を引き続き、そういう方々にこれからの支援のためにやるということの、そういう意味合いもやっぱりあって、約半額の貸し付けでということの考えでいいんですかね。 399 ◯委員長(重城正義君) 多賀障がい福祉課長。 400 ◯障がい福祉課長(多賀一也君) そういうことでもなくて、あくまでもその事業者が、このあけぼの園を私たちが民間でやらせていただくのであれば、この金額でお支払いができますよという、提案をいただいた金額ということでご理解をいただきたいと思います。 401 ◯委員長(重城正義君) ほかに。三上委員。 402 ◯委員(三上和俊君) 福祉に携わる方々にこんな質疑をして、不届き者だということで、お叱りを受けるかもわかりませんけど、たとえ福祉でも、そこに働いている人たちの給料を出さなくちゃいけないでしょう。この給料、これは何人体制でこうやるのか。この福祉作業のB型、何とかといった、この該当者というのは木更津市は何人ぐらいいて、この推移というのは大体どうなの。さっき高橋委員が、亡くなるまでというか、ずっと関係するんじゃないかなと言うんだけど、統計的に人口何人当たりにこのB型の方々が何人いるというのは出てくるかもわからないけど、将来的な見通しはどうなんですか。  失礼ついでにもう1回聞くけど、これ、厚生労働省か何かから措置費というのはどんな形で出てくる。何だか隣は1人預かると5,000円だとか何とかと聞いたけど、その辺のところの福祉も算術だから、知っている限りの情報を教えてくれる。 403 ◯委員長(重城正義君) 多賀障がい福祉課長。 404 ◯障がい福祉課長(多賀一也君) 今、お話がありました、こちらの駅前庁舎に就労支援継続Aということで、A、Bというのがあります。Aは雇用契約をして、賃金を支払うということで、このあけぼの園につきましては、雇用契約をしなくても、賃金を払っていきますという、契約がないようなものになっております。今現在、人数が何人いるかというのは、ちょっと今、手元に資料がございませんで、はっきりした数字は言えませんけれども、年々障がい者の方の支援をしていこうという形になっていまして、就労の関係についても、結構力を入れている事業所が多うございまして、その中で今現在、人数的には上り傾向にあります。人数は増えているということでご理解いただきたいと思います。  あと、こちらの支援の関係でございますけれども、民間になるときの何人で体制をやっていくかという部分でございますけれども、現在、あけぼの園は正社員3人、臨時の方7人の10名でやっておりますけれども、提案をいただいたところによりますと、それと同様な人数ということで承っております。  以上です。 405 ◯委員長(重城正義君) 三上委員。 406 ◯委員(三上和俊君) 算術の方。措置費というか。 407 ◯委員長(重城正義君) 多賀障がい福祉課長。 408 ◯障がい福祉課長(多賀一也君) 措置費の方は、それぞれ支援を受けて、何々事業とか、支援で何かやっていきますと、1人当たり単価が決まっています。国の方で、厚生労働省で決まった単価がありまして、それに応じて、何時間勤めていただいたとか、そういう形で計算をして、支給を受けるような形になっております。その金額はちょっとはっきり、今持っていないので何ですけど、そういう金額がございまして、それをもとに給付ということで、事業者に入るような形になっております。 409 ◯委員長(重城正義君) 三上委員。 410 ◯委員(三上和俊君) やっぱり指定管理者にしても、こういうほかの中ホールにしても、これも木更津市じゃないでしょう。寂しいんだよね、議員とすると。その辺はやっぱり皆さんがこういうことを教えてやって、何というかな、地元の災害についても、福祉に対しても、福祉も国は労働を創出する一つのあれだなんていって話をしていたこともあるけど、それが足らなくて今は海外に依存するとかという話になっているけど、この辺も皆さん、地域の経済をあれするというか、雇用をつくるという関係で少し努力した、地元業者を育成するという観点で取り組んだあれがあるのかい。もう、いらっしゃいだけで終わっちゃった。 411 ◯委員長(重城正義君) 多賀障がい福祉課長。 412 ◯障がい福祉課長(多賀一也君) 今、お話がありました、市内業者ということもあったんですけれども、こちらの方にも話しかけはさせていただいたことはあるんですけれども、実際、公募という形で期間を待っておったんですけれども、実際には手が挙がらなかったというような形になります。  以上でございます。 413 ◯委員長(重城正義君) 三上委員。 414 ◯委員(三上和俊君) だけど、社会福祉協議会が手を挙げてくれるんじゃないかなという、高橋委員からの話があったけど、ほかにもいろいろやっているし、もっと担当課とすれば、地元の福祉に携わっている方々と、こういう分野があって、こういうことをやっていただくというようなのは、やっぱりあってしかるべきじゃないかなと思うんだけど。馬来田の方じゃ、児童養護施設「野の花」なんていうのがあったり、あと、上総喜望の郷か、いろいろあるでしょう。と同時に、こういう施設もやっぱり木更津でやってくれる可能性のある人たちは、高橋さんとか、あと飯田さんなんかもやっているよ、実際。だから、ああいう方だと常日頃コミュニケーションをもって、木更津市で誰もいないというと、ちょっと寂しい感じがするけど、多賀課長もそういう気持ちを持っていただけたらなと思うんですが、いかがですかね。 415 ◯委員長(重城正義君) 多賀障がい福祉課長。 416 ◯障がい福祉課長(多賀一也君) 今、ご指摘がございましたとおり、数々事業者の方の名前が出ましたけれども、いろいろ、こちらの方で障がいがある方が介護を受ける、そういう場合を含めまして、担当者の方も含めまして、協議しながら、力を合わせながら、今やっておりますので、それにつきましては、今後も委員ご指摘があったとおり、木更津市全体で力を合わせて体制がつくれるように、努力してまいりたいと思います。  以上でございます。 417 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。大村委員。 418 ◯委員(大村富良君) あけぼの園に直接は関係ないんですけれども、福祉会館入り口に、前の消防署の隣に花壇があります。木更津のボランティア団体が年に2回ほど花を植えたりして、きれいにしているんですけれども、今まではあけぼの園の園生たちと一緒に、社会福祉協議会の職員の皆さんが出ていただいて、一緒に花壇の整備をしていたわけなんですが、今後、民間になってしまうと、事業そのものは継続で大丈夫じゃないかということで、確認はしたんですけれども、そういった、今度、それぞれのところ、社会福祉協議会とあけぼの園と、声をかけるのか、それとも市が窓口になってくれて、実際そういった花植えをこれからやりますよということで、社会福祉課の方で窓口になってもらえるのか、その辺ちょっと聞けたらと思います。 419 ◯委員長(重城正義君) 多賀障がい福祉課長。 420 ◯障がい福祉課長(多賀一也君) いろいろありがとうございます。  4月から民営化ということで、スタートができれば一番いいと思っています。その中で、今言ったお話等も含めまして、すぐ民間になったからということもなくて、一緒に話をしながら、協議をしながら、できるものはやっていきたいと思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。 421 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 422 ◯委員(大村富良君) わかりました。  それでは、細かい話になるかもわからないんですけれども、あけぼの園、そして社会福祉協議会、また市の福祉の方に声をかけさせていただいて、また努めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 423 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。高橋委員。 424 ◯委員(高橋てる子さん) 今、あけぼの園の職員になっていらっしゃる方たちは、そのまま保育園の民営かみたいに、何人かそこに残りたいなという人は受け入れてもらえるという状況になっているのか、そこまでは行政は関知しなくてわからないのか、その辺をちょっと教えてください。 425 ◯委員長(重城正義君) 多賀障がい福祉課長。 426 ◯障がい福祉課長(多賀一也君) 今、仕事をしている職員の皆様、また嘱託の皆様でございますけれども、これにつきましても、嘱託の方はこれから佑啓会の人事の方と面接をして、時間が合うとか、お給料の面とか、いろいろ出てきますので、そのお話をしていただいて、実際に勤めていただくとか何かというのは、これからになります。  あと、正社員の方につきましては、事務所の方にお帰りになるような形でということで聞いておりますけれども。社会福祉協議会の職員でございますので、そちらの管轄の仕事になるということです。 427 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 428 ◯委員(高橋てる子さん) そうですよね。だって、給料が多分違い過ぎるので、そこは一緒にやれないんだと思いますのでね。  わかりました。ありがとうございました。 429 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 430 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認めます。  それでは、ただいまから討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 431 ◯委員長(重城正義君) 次に、賛成者。          〔発言する者なし〕 432 ◯委員長(重城正義君) 討論なしと認め、採決をいたします。  まず、議案第107号を、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 433 ◯委員長(重城正義君) 起立全員であります。よって、議案第107号は、原案のとおり可決されました。
     次に、議案第109号を、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 434 ◯委員長(重城正義君) 起立全員であります。よって、議案第109号は、原案のとおり可決されました。  ここで執行部入れ替えの間、暫時休憩といたします。                                 (午後1時58分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後1時59分) 435 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、委員会を再開いたします。  次に、議案第108号 財産(土地)の貸付について、及び、議案第110号 財産(建物)の貸付については、関連があることから、一括して議題に供します。  審査の方法は、質疑・討論まで一括して行い、採決は議案別に行うことといたします。  総務部より説明をお願いいたします。土居総務部長。 436 ◯総務部長(土居和幸君) それでは、議案第108号 財産(土地)の貸付について、及び、議案第110号 財産(建物)の貸付について、ご説明をさせていただきます。  初めに、旧中郷中学校跡地の活用の取り組みでございますが、昨年度に、校舎や体育館等を一体的に活用し、地域の活性化に資する事業を展開する、民間事業者を広く募集をしたところでございます。プロポーザル方式による審査の結果、本市を拠点に、スポーツクラブの運営をしている、ローヴァーズ株式会社を、優先交渉権者として選定をしたところでございます。  その後、地元での説明会を経た後、本年3月に、同社と基本協定を締結いたしました。同社は、サッカークラブを運営する会社であり、スポーツを通じ、地域の活性化を図り、交流人口の増加、雇用等の促進を図るため、令和3年度に、敷地及び建物を活用し、スポーツ合宿施設としてオープンしたい旨、伺っているところでございます。  本議案は、学校跡地を活用して同社が行う、地域振興に資する事業に対し、学校敷地及び建物を一体的に貸し付けようとするもので、適正な対価を下回る金額で貸し付けるため、地方自治法第96条第1項第6号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  なお、詳細は資産管理課長から説明をさせていただきます。  私からは以上でございます。ご審査のほど、よろしくお願いいたします。 437 ◯委員長(重城正義君) 佐藤資産管理課長。 438 ◯資産管理課長(佐藤慎悟君) 私からは、議案の詳細について、ご説明させていただきます。  まず、議案第108号 財産(土地)の貸付についてにつきまして、ご説明させていただきます。  議案書の11ページをご覧ください。  本議案は、学校跡地を活用する民間事業者に、学校敷地を一体的に貸し付けしようとするもので、適正な対価を下回る金額で貸し付けることから、地方自治法の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  今回、貸し付けする土地の所在は、木更津市有吉929番ほか20筆、地目は学校用地、地積は1万7,064.37平方メートルでございます。貸付金額は年額120万円、貸し付けの期間は貸付開始日から10年間、貸し付けの相手方はローヴァーズ株式会社、代表取締役、カレン・ロバートでございます。  恐れ入りますが、議案参考資料13ページをご覧ください。  適正な貸付金額は年額485万3,100円で、こちらも木更津市財務規則第238条第1項の規定により算出した金額でございます。配置図にございますように、旧校舎及び屋内運動場があります北側の土地と、道路を挟んだ南側の土地の両方が、対象物件でございます。  続きまして、議案第110号 財産(建物)の貸付についてにつきまして、ご説明させていただきます。  議案書の13ページをお開きください。  建物は無償貸し付けを行うものでありまして、対象は、解体する西側の校舎を除く、校舎と屋内運動場の2棟でございます。校舎の所在は木更津市有吉932番地、構造は鉄筋コンクリート造2階建て、延べ床面積は730.66平方メートル、屋内運動場は、構造が鉄筋コンクリート造平家建て、延べ床面積は1,138.41平方メートルでございます。貸し付けの期間は土地と同様に貸付開始日から10年間、貸し付けの相手方はローヴァーズ株式会社でございます。  恐れ入りますが、議案参考資料15ページをご覧ください。  適正な貸付金額は年額でいきますと3,605万8,440円で、土地と同様に、木更津市財務規則により算出した金額でございます。配置図にございますように、旧中郷小学校は既に解体済みであり、旧中郷中学校西校舎に関しましては、これから解体予定でございます。今回お貸しする対象物件の建物は、旧東校舎及び屋内運動場となります。  なお、建物を無償貸し付けする理由につきましては、平成26年度に建てられました屋内運動場の築年数が浅く、本来、学校を学校以外の利用をする場合には、施設建設時にいただいた補助金を返還する必要がございまして、そのため、内閣府に地域再生計画の認定を申請いたしまして、学校跡地の活用により地域の活性化を図るものとして、11月に認定を受け、補助金の返還を要さない手続を済ませたところでございます。その認定の要件といたしまして、学校建物の無償貸し付けが条件となっているところであります。  私からは以上でございます。ご審査のほど、よろしくお願いいたします。 439 ◯委員長(重城正義君) ありがとうございました。  説明は終わりました。ご質疑願います。高橋委員。 440 ◯委員(高橋てる子さん) 昔、学校用地があって、道路を挟んでこっち側に何か運動場みたいなの、ここは市のものじゃなくて、県から借りているみたいな認識をずっと持っていたんだけれども、あれは県が昔、何かやっていたみたいなのを聞いたんですけど、これはずっと前から木更津市のものなんですか。 441 ◯委員長(重城正義君) 重城総務部室長。 442 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) 私が知っている間には、もう学校用地になっておりました。以前はそのようなお話を聞いたことはございます。  以上でございます。 443 ◯委員長(重城正義君) ほかに。近藤委員。 444 ◯委員(近藤 忍君) 先ほど部長の方から説明があったのかもしれませんけど、ローヴァーズの方の事業展開の今後の詳細なスケジュールをお聞かせいただければと思います。というのは、多分、今言った道路の反対側のグラウンドのところをグラウンドとして整備して、向こうにサッカー場をつくるというような考えを持っていたと思うんですよ。それ以外に食堂に改装するとか、宿泊棟にするとかいう中で、先ほどの補正予算で、そうは言いながら、旧校舎の解体を今年度中には無理で、多分来年度にまたなるというところもあるので、スケジュールがどうなっているのと、そもそも貸付予定日という言葉で言っている、どの段階から貸し付けを開始するのかという、そのあたりをまとめて整理して説明していただけますか。 445 ◯委員長(重城正義君) 重城総務部室長。 446 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) 細かい話はちょっとできなくて恐縮なんですけれども、現在、ローヴァーズは、地区計画の関係で市役所と協議に入っているということです。地区計画を申請するに当たって、ローヴァーズが借りていないといけないという状況がございますので、この議会が終わりまして、基本的には4月からを賃借の期間と考えていたんですが、市の方で要するに建物の壊しが遅れていますので、4月以降、早目に契約を結ぶということで、現在、考えております。  以上でございます。 447 ◯委員長(重城正義君) 近藤委員。 448 ◯委員(近藤 忍君) 多分、都市計画上の変更をやるのは、建物の用途変更をやらなきゃいけないからですよね。グラウンドをつくるとかというのは、多分、用途変更は関係ないので、先行着手する必要がないからやらないのかもわからないけど、工事をやるんだったら、例えば南側だけ貸すとか、建物としても、解体する部分をまだ市の管理下に置いておいて、これから貸し付ける建物の入っている方だけを先行して貸すとか、そういうことをやらないと、何か工程的に乗ってこないような気がするんだけど、そのあたりというのは、先方と調整はとれていますか。 449 ◯委員長(重城正義君) 重城総務部室長。 450 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) 恐らく委員が言われるのは、第二種特定工作物の申請の関係だと思うんですけれども、ローヴァーズの方もその辺は考えております。あと、資金繰り等、その辺も含めて、これから議会議決後にまた業者と話し合って、できればグラウンドという話もございますので、その辺は協議の中で決めたいと思います。 451 ◯委員長(重城正義君) 近藤委員。 452 ◯委員(近藤 忍君) あと、その無償で貸し付けた校庭とか建物を、これから向こうが設備投資していろいろ変えていくじゃないですか。その設備投資した部分は向こうの財産になるということなのか、財産権の所有というのはどうなるのかという、そこら辺まで協議されていますか。 453 ◯委員長(重城正義君) 重城総務部室長。 454 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) そこまでの協議はまだしておりませんけれども、通常の賃貸借、無償貸し付けでも一応原状復帰で返してもらうということが原理原則ですので、その辺は工事をするに当たって協議すべき事項と考えております。 455 ◯委員長(重城正義君) 近藤委員。 456 ◯委員(近藤 忍君) 貸し付けの前までに、その辺はしっかりと整理しておかないと、後々いろいろ問題が出てくる部分だと思いますので、よろしくお願いします。  それで、一応オープンがいつ頃という予定でしたっけ。 457 ◯委員長(重城正義君) 重城総務部室長。 458 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) 部長から説明がありましたけど、いろいろな経緯がございますので、一応目標としては令和3年度中ということで伺っております。 459 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。大村委員。 460 ◯委員(大村富良君) グラウンドの方なんですけど、この間前を通りましたら、大分草が伸びていまして、あれに火がついたら大変危ないんじゃないかなというふうに心配しました。今、令和3年という話も出ましたけれども、それまでの管理は市が草刈りとか、そういったところをきれいにしてもらえるんでしょうか。 461 ◯委員長(重城正義君) 佐藤資産管理課長。 462 ◯資産管理課長(佐藤慎悟君) それまでの間は資産管理課の方で管理することになりますので、市の方で草刈り等もやることになります。  以上でございます。 463 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 464 ◯委員(大村富良君) わかりました。よろしくお願いいたします。  それと、あと、体育館の方は無償ということで、先ほど話が出ましたけれども、体育館として使っていただく、サッカーをやるような感じなので、体育館の床が傷んだりしても困っちゃうので、その辺はきちっと、体育館として、今後また返してもらうときは問題ないように、使っていただくということでよろしいんでしょうか。 465 ◯委員長(重城正義君) 重城総務部室長。 466 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) 提案の中でしたけれども、体育館は体育館として使って、そこに冷房装置を使って、要するにスポーツ合宿も考えていますので、体育館として使うということで伺っております。 467 ◯委員長(重城正義君) ほかに。三上委員。 468 ◯委員(三上和俊君) ここの施設もそうなんだけど、当初はこういう目的じゃなくて、商業ビルでお貸ししますよということで貸したわけだ。貸したというか、売ったわけだ。何か時代がこういうふうになっちゃって、もう第2庁舎だか第1庁舎だかわからない、こういう状況になっちゃっているわけね。重城室長に、この間の富岡の話で言ったけど、もしそのグランピングがだめだったら、出ていってもらうのとかという話をしたんだけど、今度はこれ、ローヴァーズ、サッカーの人たちが来なくなっちゃったとか、使用ができなかったなんていうことになると、これ以外の使用目的というのは認めないのか、認めるのか。あるいはこれをずっとやっていってもらうのか。お金を払えば、出ていってもらわなくてもいいんだとか、その辺のマイナスのことも想定内にしておいた方がいいと思うんだけど、そんないいことばかりじゃなくて、悪いときのことはどんなふうなことを考えていますかね。 469 ◯委員長(重城正義君) 重城総務部室長。 470 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) 賃貸借契約を結ぶに当たりまして、使用目的として、いわゆる跡地活用事業の基本協定書の中にある、いわゆるスポーツ施設等々に使うということでなければいけないということをうたうように、一応案として考えておりますので、その辺はそこでカバーできるのかなと思っております。 471 ◯委員長(重城正義君) 三上委員。 472 ◯委員(三上和俊君) いろんな質疑をしたと思うんだけど、お金を払えば出ていかなくてもいいのかという話をしたんだけど、もし探していますよ、探していますよで、お金を払えば別にしようがないやと、立ち退いてくれというようなことは言えないのかどうか。あるいは、もう時代がサッカーは遅れちゃって、ラグビーをやるよといったときに、体育施設だから、しようがないよと、何でもいいや、子どもたちあるいは市民の健康のために使ってくれればいいやという形の中のあれをするのかどうか。私は別にサッカーだからといって、サッカーに限ったことはない。フットサルだってそうだし、そういう体育施設を使って、中郷の婦人の人たちに、何だっけ、何か痩せるやつだ、そんなのを夜やったって、何でもいいと思うんだよ。だから、それをおたくなんかがサッカー、サッカーと言っちゃうといけないんじゃないのということの中で、もっと広くスポーツを通して、木更津市民に健康とか幸せを提供する施設というような形の捉え方をして、当面はサッカーを中心にやっていくというような形で、私はいいんじゃないかなと思うんだけど、いかがですかね。それはやっぱり大事なことだから、考えた方がいいんじゃない。 473 ◯委員長(重城正義君) 重城総務部室長。 474 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) 私の言葉が足りなくて申しわけないんですけれども、ローヴァーズは、今、委員が言ったように、サッカーを中心にいろいろなスポーツをやるということで、ご提案してありますので、サッカーだけやるのではなくて、自分のところの主の目的がサッカーだったので、サッカーを中心としたスポーツ施設をもって地域振興を図るということで、委員の言ったようなことをもう最初からやるということが提案でした。  あと、最初のだめになったら云々というお話がありましたけれども、それも契約書の中に入れさせてもらうことにしておりまして、何かあったときには甲乙協議の上、もう一回話し合いましょうという形を入れる予定になっております。  以上でございます。 475 ◯委員長(重城正義君) 三上委員。 476 ◯委員(三上和俊君) 議案参考資料の、ここに出口農園が、けばけばとなっているところが、こんな梨をつくっているところだと思うんだよ。それで、この中学校のグラウンドとの間に、木更津市が5反ぐらい持っているんだよね。だから、その辺の土地だって、今回、貸す対象として考えなかったの。草刈りで困っているのを知ってる。じゃあ、これは有効活用を考えて、5反を含めた土地の中で、隣近所の人たちも含めて、駐車場なんかが足りなくなるとか何とかといったときの想定をしておいた方がいいんじゃないかなと思うんだけど、どうかね。 477 ◯委員長(重城正義君) 重城総務部室長。 478 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) この事業に当たりまして、委員言われたように、現場も確認させていただきまして、見に行きました。そのときに、今のところJAに一括して貸していまして、もう既にそのときはもう稲を植えてあったんですけれども、これから何年かでも貸してあるということだったので、今回、ここまでにしようという形でしたところでございます。ですから、想定の中には、今後こういうところを使ったらどうかという話も、内部ではしておりました。  以上でございます。 479 ◯委員長(重城正義君) 三上委員。 480 ◯委員(三上和俊君) せっかく地区計画を立てるというんだから、この中学校の中だけの土地の地区計画じゃなくて、なるべく農林当局にお叱りを受けない程度の広さであった方がいいなというのは、やっぱり拡大して取り組んだ方がいいんじゃないかなということで思っていますので、それらを市の方はローヴァーズに、市はそういう考えでおりますので協力しますよというような、やっぱりやりとりがあった方が、ローヴァーズの方も意を強くして取り組めるんじゃないかなと思うんだけど、その辺の確認というか、やりとりはしてあるのかどうか、確認させていただきます。 481 ◯委員長(重城正義君) 重城総務部室長。 482 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) 市が持っているよという話はしました。ただ、ここは農振地域ですので、なかなか難しいところもありますので、お話しはさせてもらったんですけれども、現状ではそこまでです。 483 ◯委員長(重城正義君) 三上委員。 484 ◯委員(三上和俊君) 農振地だって本当に、ここでやりとりをやったってしようがないけど、農振地でも、農村の農民の健康増進のために使う施設ですと言えば、農村というかな、農政の人たちは認めるんだよね。だから、その辺をやっぱり皆さん研究していた方がいいよ。農振地だからだめじゃなくて、農村に絡めて農振地を解除させてくれというと、させるんだよね。それを助言しておきます。 485 ◯委員長(重城正義君) 近藤委員。 486 ◯委員(近藤 忍君) あと、ローヴァーズが運営を始めた後、物販とか、宿泊とか、いろんな事業で営利事業を開始するかと思うんですよ。例えば道の駅ですと、売り上げが上がれば、それに伴って市への収入が返ってくるような形ですけど、これはもう月約10万円、何か120万円の土地代以外に、ローヴァーズの方からほかに入ってくるようなことはないのか、それとも、もうローヴァーズは、これ、借りたのを荒稼ぎしようが何しようが、もうそれは運営努力ということなのか、その辺の協定上はどういうことを考えるんですかね。 487 ◯委員長(重城正義君) 重城総務部室長。 488 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) 現状では、言い方は悪いですけど、ローヴァーズの所得になってしまうということです。地域振興でその分、お金が上がった分については、いろんなことをやってくださるということで、応募のときにお話ししてありますので、その中でやっていただけたらと思っている次第でございます。 489 ◯委員長(重城正義君) 近藤委員。 490 ◯委員(近藤 忍君) 状況を見て、地域還元事業というか、地域のためになる事業をしっかりと行ってもらうような、その辺の指導の権利が、貸し付けた後、果たして市の方にどれだけ残るのかわかりませんけど、そのあたりは何か協定のあたりでしっかりとうたっておいていただけるようにお願いします。 491 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員。 492 ◯委員(鈴木秀子さん) 先ほどもちょっと伺ったんですけれども、適正貸付額というのは485万円、それを年額120万円、月10万円ですよね。営利の企業じゃないですか。そういう点は、こんなに安くしてもいいのかなと思うんですけど、それはどうでしょうか。 493 ◯委員長(重城正義君) 重城総務部室長。 494 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) うちの方の条例上で計算すると480万円等々でしたけれども、募集するに当たって、うちの方の不動産鑑定を受けた限りでは、月額で197万円ということであったんですけれども、それにこだわらずに、いわゆる学校跡地、学校がなくなってしまったという関係もございまして、地域振興、スポーツ振興、健康増進、産業振興、福祉の向上、雇用促進、いわゆる住民サービスで地域の活性化に資するものということをメインに出しまして、その金額以下でも、そういうふうなものがあったら、地域を活性化するためには、それ以下でも大丈夫ですので、応募してくださいということで、応募をされた中から選ばれたということですので、その金額については、それをやってくれるからということで、プロポーザルの中で選んだ結果ですので、10万円では確かに安いんですけれども、これで貸すということで、そのかわり、地域振興の方を一生懸命やってくださいということで、貸す次第でございます。 495 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員。 496 ◯委員(鈴木秀子さん) この貸し付けの開始から10年間ということがありましたよね。先ほどの話だと3年で見直すとかというの、それは全然考えていなくて、10年間だけの貸し付けという形ですか。 497 ◯委員長(重城正義君) 重城総務部室長。
    498 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) 同じように3年ごとに見直しを考えております。 499 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員。 500 ◯委員(鈴木秀子さん) 10年間にした理由というのは教えてもらえますか。 501 ◯委員長(重城正義君) 重城総務部室長。 502 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) 10年間ぐらいで、設備投資をして回収できる期間がそのくらいじゃないかということで、うちの方は考えているところでございます。 503 ◯委員長(重城正義君) 鈴木委員。 504 ◯委員(鈴木秀子さん) では、その10年後は、市として、またいろんな考え方があるんでしょうか。 505 ◯委員長(重城正義君) 重城総務部室長。 506 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) 状況を勘案して、また継続して貸すとか、そこで切るとかということは考えております。 507 ◯委員長(重城正義君) ほかに。三上委員。 508 ◯委員(三上和俊君) じゃあ、地域の振興ということだから、ここまでしつこく言う必要はないかと思いますけど、ここを人工芝にするとかという話を聞いていますので、木更津の江川のサッカー場とか、桜井のサッカー場とか、同じように使えれば、非常に有効じゃないかなと思うんだけど、かといって、ここは会員制だというような形になっちゃうと、幾らうたい文句は地域の活性化とか、地域のスポーツ振興といっても、使えなくなっちゃうから、契約の中に市民に開放とか、何か市のスポーツ振興に協力するというような、明言というか、明確な言葉で、市民も使わせてもらえるというのを、鈴木委員が安い安いって、そう言っているんだから、そういう点も含めて、一言二言入れておいた方が、きっとほかの市民の皆さんにも納得してもらえるんじゃないかなと思うんだけど、いかがですかね。 509 ◯委員長(重城正義君) 重城総務部室長。 510 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) ローヴァーズの方と協議したいと思います。  補足といたしまして、住民説明会の中では、同じように一般開放を、グラウンド、体育館、ジムをやるとか、地域住民限定のサッカー教室の開催ですとか、地域住民との交流会をそこの場所でやりたいということで、ローヴァーズの方もうたっておりますので、その辺は協議の対象になると思います。 511 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。佐藤委員。 512 ◯委員(佐藤修一君) 旧中郷中学校西校舎は解体予定ですけれども、こちらはなぜ解体しなければいけないんですか。 513 ◯委員長(重城正義君) 佐藤資産管理課長。 514 ◯資産管理課長(佐藤慎悟君) こちらは、昭和56年以前、いわゆる旧耐震の基準でつくられている建物で、耐震改修工事も行っておりませんので、耐震性がない建物ですので、解体するということでございます。 515 ◯委員長(重城正義君) 佐藤委員。 516 ◯委員(佐藤修一君) 耐震性の問題で解体されるということですね。先日、旧富岡小学校の利活用の説明会の中で、長く続いた学校が廃校になってしまって、その様相を変えてしまうというのは、非常に住民から残してほしいというご意見がございます。旧中郷中学校も、こちらは廃校にしないでほしいという、地域の住民の方の動きがあったようにも聞いております。そういう意味では、だんだんこういうふうに壊していって、なくなってしまうということでございますので、これは要望になりますけれども、できれば住民の方が余り悲しくならないような、色を変えるとか、設備がどんどん変わっていくこともあるんでしょうけれども、できるだけ残していただくというか、旧中郷中学校が想像できるような形で、きれいに運用していただくということを、要望したいと思います。 517 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 518 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認めます。  それでは、ただいまから討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 519 ◯委員長(重城正義君) 次に、賛成者。          〔発言する者なし〕 520 ◯委員長(重城正義君) 討論なしと認め、採決をいたします。  まず、議案第108号を、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 521 ◯委員長(重城正義君) 起立全員であります。よって、議案第108号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第110号を、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 522 ◯委員長(重城正義君) 起立全員であります。よって、議案第110号は、原案のとおり可決されました。  ここで執行部入れ替えの間、暫時休憩といたします。                                 (午後2時28分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後2時29分) 523 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、委員会を再開いたします。  次に、議案第114号 工事請負変更契約の締結についてを議題に供します。  総務部より説明をお願いいたします。土居総務部長。 524 ◯総務部長(土居和幸君) それでは、議案第114号 工事請負変更契約の締結について、ご説明いたします。  木更津市立小中学校空調整備事業につきましては、学習環境の改善を実現するために、綜和・小峯特定建設工事共同企業体と、平成31年3月20日に、工事請負契約を締結したところでございます。  本工事を進める中で、教育委員会を通じ、通級指導教室と配膳室に空調設備を追加したい要望を受け、変更契約するものでございます。  なお、詳細につきましては、資産管理課長からご説明をさせていただきます。  私からは以上でございます。ご審査のほど、よろしくお願いいたします。 525 ◯委員長(重城正義君) 佐藤資産管理課長。 526 ◯資産管理課長(佐藤慎悟君) それでは、私の方から、詳細について説明させていただきます。  議案書の17ページをご覧ください。  平成31年3月20日に可決いただき、現在事業中である、木更津市立小中学校空調整備事業につきましては、当初の対象施設は、小学校15校、普通教室225教室、中学校12校、普通教室146教室の、小中学校合わせて27校、371の普通教室を対象としておりました。当初契約の中で、平成31年4月1日の児童・生徒数の変動による空調設備対象施設変更は、当初契約の範囲内で行うことと定めておりましたので、実施設計業務の中で、普通教室につきましては、小学校が3教室、中学校につきましては1教室、合わせて4教室増え、小中学校合わせますと、27校、375の普通教室が対象施設となっております。  当初契約の小中学校27校、375教室は、9月市議会定例会でご説明したとおり、現在は、全ての空調設備の設置を完了いたしましたので、請負業者と一部使用協議の上、現在、もう使用中でございます。  変更契約に伴う追加対象施設の工事概要につきましては、市内の5校にございます、小学校の言語に関する特別な支援を行う、いわゆる通級指導教室に14台、中学校の配膳室に7校、7台、合わせまして21台の空調設備を追加工事するものでございます。  また、契約金額につきましては、変更前が13億1,220万円、変更後は、13億6,500万円で、5,280万円の増額となります。工期につきましては、令和元年12月25日限りを、令和2年3月13日限りに変更するものでございます。  次に、議案参考資料の24ページをご覧ください。  まず、変更契約金額についてですが、先ほどご説明のとおり、5,280万円の増額でございます。  次に、空調設備の追加施設の概要ですが、まず、(1)として、普通教室については、先ほどの説明の繰り返しになりますが、備考欄にございますとおり、平成31年4月1日の児童・生徒数による若干の変動によるものとして、当初の契約金額の範囲内によるものが、清見台小学校、祇園小学校、畑沢小学校、清川中学校の4教室、4台でございます。  次に、(2)先ほどご説明いたしました、通級指導教室についてですが、木更津第一小学校2台、高柳小学校2台、波岡小学校4台、祇園小学校4台、畑沢小学校2台、合計14台でございます。  最後に、(3)配膳室についてですが、岩根中学校、金田中学校、富来田中学校、畑沢中学校、岩根西中学校、波岡中学校、清川中学校の7台でございます。  私からの説明は以上でございます。ご審査のほど、よろしくお願いいたします。 527 ◯委員長(重城正義君) 説明は終わりました。ご質疑願います。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 528 ◯委員長(重城正義君) 質疑なしと認めます。  それでは、ただいまから討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 529 ◯委員長(重城正義君) 次に、賛成者。          〔発言する者なし〕 530 ◯委員長(重城正義君) 討論なしと認め、採決いたします。  議案第114号を、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 531 ◯委員長(重城正義君) 起立全員であります。よって、議案第114号は、原案のとおり可決されました。  ここで執行部入れ替えの間、暫時休憩といたします。                                 (午後2時35分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後2時36分) 532 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、委員会を再開いたします。  次に、議案第117号 工事請負契約の締結についてを議題に供します。  総務部より説明をお願いいたします。土居総務部長。 533 ◯総務部長(土居和幸君) それでは、議案第117号 工事請負契約の締結についてご説明をさせていただきます。  議案書(その2)の1ページをご覧ください。  工事名は、金田小学校校舎増築工事(建築)でございます。  工事概要につきましては、校舎増築分、軽量鉄骨造2階建て、延べ面積約1,129平方メートル、渡り廊下増築分、軽量鉄骨造平屋建て、建築面積約21平方メートルでございます。  契約金額は1億8,458万円、契約の相手方は株式会社キミツ鐵構建設、代表取締役、松本信夫でございます。  なお、本契約に当たりましては、11月6日に、制限付き一般競争入札を執行したところ、調査基準価格を下回ったため、建設工事低入札価格調査を実施した結果、当該契約の内容に適合した履行がされると認め、落札者と決定したところでございます。  なお、詳細は資産管理課長から説明をさせていただきます。  私からは以上でございます。ご審査のほど、よろしくお願いいたします。 534 ◯委員長(重城正義君) 佐藤資産管理課長。 535 ◯資産管理課長(佐藤慎悟君) 私からは、入札の経緯についてご説明をいたします。  議案参考資料1ページの、入札結果調書をご覧ください。  開札年月日は令和元年11月6日です。入札参加希望者は11者おりましたが、そのうち7者入札があり、3者が辞退、1者が未入札でございました。7者の中で、株式会社キミツ鐵構建設の入札した、税抜き価格1億6,780万円が最低価格であり、調査基準価格を下回っていたため、建設工事低入札価格調査を実施し、当該契約の内容に適合した履行がされると認められ、落札者と決定されたところでございます。  なお、落札率は83.8%、工期は令和2年10月30日限りとなっております。  次に、参考資料をご覧ください。  工事箇所は、構内配置図に斜線で記載しましたとおり、既存のプールと既存校舎の真ん中に位置したところでございます。既存校舎とは、渡り廊下を結びまして、相互に行き来できるように配置されております。  私からは以上でございます。ご審査のほど、よろしくお願いいたします。 536 ◯委員長(重城正義君) 説明は終わりました。ご質疑願います。近藤委員。 537 ◯委員(近藤 忍君) 低落札に入るための調査価格が幾らだったか、教えていただけるでしょうか。 538 ◯委員長(重城正義君) 重森資産管理課副主幹。 539 ◯資産管理課副主幹(重森敦子さん) 調査基準価格につきまして、1億8,018万円となっております。税抜きでございます。 540 ◯委員長(重城正義君) 近藤委員。
    541 ◯委員(近藤 忍君) 了解しました。それを下回っている会社が3者ぐらいいて、たまたま同額だったものが1者いたというところだと思いますが。これはたしか非公開ですよね。公開でしたっけ。 542 ◯委員長(重城正義君) 勝畑総務部参事。 543 ◯総務部参事・管財課長(勝畑成一君) 調査基準価格は、木更津市の建設工事低入札価格調査実施要領に定めておりまして、その中で調査基準価格を決めております。調査基準価格というのは、基本的には直接工事費とか、それぞれの数字を入れた額を集計したものを、調査基準価格として定めております。公表は事後公表でございます。 544 ◯委員長(重城正義君) ほかに。高橋委員。 545 ◯委員(高橋てる子さん) すみません。わからないので教えてください。  落札率が83.8%とかあるじゃないですか、90%とか。この低価格になるという、ラインみたいなやつはあるんですか。〔発言する者あり〕金額じゃなくて、パーセントをやるの。 546 ◯委員長(重城正義君) 勝畑総務部参事。 547 ◯総務部参事・管財課長(勝畑成一君) 今先ほど申し上げましたように、調査基準価格というのは一定の基準の価格を設けています。それを下回ったものについて、今回、調査対象としているものです。 548 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 549 ◯委員(高橋てる子さん) 私が思うのは、低価格でというか、大変でも、とにかく仕事をとっていかないといけない建設業者が、大変だなと思っている部分もまずあるわけ。それで、今までだったら、何か9割ぐらいのところで、みんながいっぱい出てきて、抽選したみたいなのが何回か続いたじゃないですか。だから、ああいうふうな数字がまたずっと続くのかなと思ったら、今回はこういうふうになったんだけど、例えば、低価格になった場合と、もうちょっと高い、9割ぐらいでとった場合と、例えば前渡金みたいなのがあったとすると、それに差がつくみたいな、何かあるんですか。例えば具体的によくわからないんだけど。 550 ◯委員長(重城正義君) 勝畑総務部参事。 551 ◯総務部参事・管財課長(勝畑成一君) 通常の価格で落札、低入札にならない場合でやった場合は、前払い金は請負金額の4割、低入札になった場合は2割という形に規定をされております。 552 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 553 ◯委員(高橋てる子さん) ということは、例えば、20%しかお金、最初に準備金みたいなのをもらえないわけだから、逆に言うと、その建設業者が銀行から借りるとか何とかして、自己資金を集めることが必要なんだよね。そこが誰も貸してくれる人がいなかったら、やっぱり市も安心してあんたのところに頼むよということができないわけだから、そうすると、このキミツ鐵構建設というのは、やっぱりいっぱいお金がある会社なんですね。というふうに理解していいんですか。 554 ◯委員長(重城正義君) 勝畑総務部参事。 555 ◯総務部参事・管財課長(勝畑成一君) 低入札をいただいた中で、市の中で業者を呼んでヒアリングをして、資料を出してもらって、低入札審査委員会というのを開催して、その中で、この金額で請け負うことが可能なのかどうかというのを皆さんで審議をしていただいて、今回はこの金額でも請け負うことが可能だという形で今回は上げさせていただいております。 556 ◯委員長(重城正義君) 高橋委員。 557 ◯委員(高橋てる子さん) ということは、お金の分もちゃんと銀行の融資がついて、私たちはお金がないと、例えばローンを組んでうちを建てたいなんていったときも、何とかの会社があんたのところはだめだよとかと言っちゃって、よくだめになることがあるので、そういうことも含めて、ああ、この会社はこういう銀行がちゃんとついているし、資金繰りは大丈夫だというふうに市が認めたというふうに、理解していいんですかね。 558 ◯委員長(重城正義君) 勝畑総務部参事。 559 ◯総務部参事・管財課長(勝畑成一君) 市が認めたというか、ヒアリングの中で、経営の状況とか、いろいろな状況を確認して、今の状況の金額でも工事を請け負っていただけるということを判断したもので、オーケーかどうかではなくて、そういった状況を確認しただけです。 560 ◯委員長(重城正義君) ほかに。大村委員。 561 ◯委員(大村富良君) 今回、キミツ鐵構建設が受けていただいたということなんですけれども、仕様の方で前回、金田の交流センター等をやったときに、追加仕様とかいう感じで、基礎工事だとかあったように思うんですが、今回、この仕様の確認というか、追加仕様のないようにという、ヒアリングの中で、当然、市側としては現在あったら困るわけなんですけれども、その辺の確認というかは大丈夫ですよね。確認いたします。 562 ◯委員長(重城正義君) 佐藤資産管理課長。 563 ◯資産管理課長(佐藤慎悟君) その辺の確認は行っております。あと、こちらは施工だけではなくて、要は確認申請ですね、市の物件ですので、計画通知、建築基準法の手続も含めて、請け負うことになってございまして、そのための例えば地盤調査のための費用ですとか、そういったものもこの設計費の中に含まれておりますので、それによって、もちろん多少の変更はあるかもしれませんが、もともと既存にあった建物等の資料がございますので、地盤とかのですね、ですから、一番困るのが地盤が弱くてまた杭を打たなきゃいけないとか、そういったことがないように、その辺は事前に確認しております。  以上でございます。 564 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 565 ◯委員(大村富良君) 設計監理を含めて全部キミツ鐵構建設がやられるということなので、市の方から大きな仕様とか設計をしない限り、追加はないということでよろしいですよね。 566 ◯委員長(重城正義君) 佐藤資産管理課長。 567 ◯資産管理課長(佐藤慎悟君) 委員おっしゃるとおりでございます。 568 ◯委員長(重城正義君) ほかに。高橋委員。 569 ◯委員(高橋てる子さん) 今のちょっと確認で。  今、設計も含めてキミツ鐵構と。そうすると、私がいつも言っている、設計者と施工する人の監理者みたいなのも、では1社で全部やっちゃうよということなんですよね。誰のチェックもなくというか。市のチェックだけということなんですか、あるのは。 570 ◯委員長(重城正義君) 勝畑総務部参事。 571 ◯総務部参事・管財課長(勝畑成一君) 今回の行っている工事は、請け負っているのは設計業務と施工業務を一緒の会社で行ってください、そこで工事を全てやっていただいたものは、もちろん市の監督員がいて、工事については市の建物ですから、きちっとチェックはします。ですから、安心していただきたいと思います。 572 ◯委員長(重城正義君) ほかに。近藤委員。 573 ◯委員(近藤 忍君) ここに金田の議員が2人ほどおりますけれども、旧校舎も結構古いかと思うんですよ。いつかは施設の更新というスケジュールが出てくるかと思うんですが、今回、プレハブという言い方が妥当なのかわかりませんけど、ある一定期間のリースを多分しないといけないような話になっていると思うんですが、建物全体の更新と、このプレハブの存置期間とかという、その辺の、つまりこのプレハブを借りてしまったがために、何年間ずっと更新ができませんよということで、更新計画に載ってこないとか、そういうことはないですかね。そのあたりの確認ですが。 574 ◯委員長(重城正義君) 佐藤資産管理課長。 575 ◯資産管理課長(佐藤慎悟君) いろいろ、例えばですけれども、では金田小中一貫校はどうだとか、そういったお話はよく出たりしていると思いますが、正式な意味でのそういった検討は、市としてはまだ行っておりません。ですから、とりあえず、ちょっと言葉は悪いかもしれませんが、急場しのぎ的に、来年度までにこの増築をしないと、令和3年度には教室が足りなくなってしまうという、対症療法的な話にはなってしまうんですが、そういったことがございますので、とりあえず金田小学校にプレハブの増築工事をすると。いずれ、何年かすれば、当然、金田中学校も同じような状況が想定されますので、その辺は今後、大きな意味で、どういうふうに全体の金田地区の小中学校を整備していくのかというのは、今後の課題になってくるのかなというふうに考えております。  以上です。 576 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 577 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認めます。  それでは、ただいまから討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 578 ◯委員長(重城正義君) 次に、賛成者。          〔発言する者なし〕 579 ◯委員長(重城正義君) 討論なしと認め、採決をいたします。  議案第117号を、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 580 ◯委員長(重城正義君) 起立全員であります。よって、議案第117号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第118号 工事請負契約の締結についてを議題に供します。総務部より説明をお願いいたします。土居総務部長。 581 ◯総務部長(土居和幸君) それでは、議案第118号 工事請負契約の締結について、ご説明をさせていただきます。  議案書(その2)の2ページ目をご覧ください。  工事名は太田中学校校舎増築工事(建築)でございます。  工事概要につきましては、校舎増築が、軽量鉄骨造2階建て、延べ面積約964平方メートル、渡り廊下、(1)の部分につきましては、軽量鉄骨造平屋建てで、建築面積が約14平方メートル、渡り廊下、(2)の部分につきましては、軽量鉄骨造平屋建て、建築面積が約19平方メートル、あと、既存渡り廊下の撤去が、軽量鉄骨造の平屋建ての、建築面積約53平方メートルの撤去でございます。  契約金額は1億6,225万円、契約の相手方は株式会社キミツ鐵構建設、代表取締役、松本信夫でございます。  なお、本契約に当たりましては、先ほどと同じく、11月6日に、制限付き一般競争入札を執行したところ、調査基準価格を下回ったため、建設工事低入札価格調査を実施した結果、当該契約の内容に適合した履行がされると認め、落札者と決定したところでございます。  なお、詳細につきましては、資産管理課長からご説明をさせていただきます。  私からは以上でございます。ご審査のほど、よろしくお願いいたします。 582 ◯委員長(重城正義君) 佐藤資産管理課長。 583 ◯資産管理課長(佐藤慎悟君) それでは、私から、入札の経緯についてご説明いたします。  議案参考資料2ページの入札結果調書をご覧ください。  開札年月日は令和元年11月6日です。  入札参加希望者は11者おりましたが、そのうち7者入札があり、3者が辞退、1者は未入札でございました。7者の中で、株式会社キミツ鐵構建設の入札した、税抜き価格で1億4,750万円が、最低価格であり、調査基準価格を下回っていたため、建設工事低入札価格調査を先ほどと同じように実施いたしまして、当該契約の内容に適合した履行がされると認められ、落札者と決定されたところでございます。  なお、落札率は84.7%、工期は令和2年10月30日限りとなっております。  次に、参考資料、図の方をご覧ください。  工事箇所は、構内配置図に斜線で記載いたしましたとおり、既存体育館と既存校舎の間に位置したところでございます。増設校舎を建てるには、既存校舎と既存体育館を結ぶ渡り廊下を一旦解体し、校舎をまたつくり、また新たに渡り廊下をつくり、相互に行き来できるように設計しております。  説明は以上でございます。ご審査のほど、よろしくお願いいたします。 584 ◯委員長(重城正義君) 説明は終わりました。ご質疑願います。近藤委員。 585 ◯委員(近藤 忍君) 参考程度に、先ほどと同じように、調査価格は幾らからですか。 586 ◯委員長(重城正義君) 重森資産管理課副主幹。 587 ◯資産管理課副主幹(重森敦子さん) 税抜き価格で1億5,669万円でございます。 588 ◯委員長(重城正義君) 近藤委員。 589 ◯委員(近藤 忍君) あと、先ほどの契約と同じ会社がとっているんですが、技術者、キミツ鐵構建設は、多分、木更津市で一番大きな会社だから、技術者は十分いると思うんですけど、その辺は確認されていますかね。逆に言うと、技術者が兼務じゃなくて、専任の技術者を配置しなければならないという条件か、その辺、ご説明願います。 590 ◯委員長(重城正義君) 勝畑総務部参事。 591 ◯総務部参事・管財課長(勝畑成一君) その件に関しましては、ヒアリングを行って、専任の技術者が配置できるという形で、伺っております。 592 ◯委員長(重城正義君) ほかに。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 593 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認めます。  それでは、ただいまから討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 594 ◯委員長(重城正義君) 次に、賛成者。          〔発言する者なし〕 595 ◯委員長(重城正義君) 討論なしと認め、採決をいたします。  議案第118号を、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 596 ◯委員長(重城正義君) 起立全員であります。よって、議案第118号は、原案のとおり可決されました。  以上で、当委員会に付託されました議案の審査は全て終了いたしました。  ここで執行部退室の間、暫時休憩といたします。                                 (午後2時56分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後2時57分) 597 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、委員会を再開いたします。  次に、令和元年度行政視察についてを議題に供します。  本年度2回目となります当委員会の行政視察につきましては、お配りをいたしました資料のとおり、案を作成いたしました。  それでは、事務局より説明をお願いいたします。鈴木主査。 598 ◯議会事務局主査(鈴木雅也君) ご説明申し上げます。  視察実施日につきましては、令和2年1月28日、視察地につきましては、千葉県市原市、調査項目は、消防ロボットシステムについてでございます。
     随行職員につきましては、執行部、事務局、それぞれ予定しております。  以上でございます。 599 ◯委員長(重城正義君) 説明は終わりました。何かご質疑等ございますか。三上委員。 600 ◯委員(三上和俊君) 我々は技術者でも何でもないから、ロボットがあったって、テレビ見るぐらいのあれだから、もう少しソフト面の話も含めて、学ぶところがあったらあれじゃない。ちょっと教えてもらった方がいいんじゃない。ロボットなんか見たって、昨日の何だっけな、一昨日か、自衛隊のあれと同じで、機械だけ見て、ああっと口をあけて見たって、何も面白くはないし、どの辺が、木更津市が導入を検討するとか、木更津市が必要と思うような、あれ、何だい。正副委員長と事務局に何か問うような質疑で申しわけないけど。 601 ◯委員長(重城正義君) 鈴木主査。 602 ◯議会事務局主査(鈴木雅也君) 消防ロボットシステムというのは、ドローンとか、あとは無人消火システムだとか、そのあたりを含むものでございます。本市においても、防災の観点から、ドローンで災害のときには調査をしたり、またクルーズ船など来る予定もございますので、そのときの消防の機能の強化という部分で、視察をしたいと考えております。  以上でございます。 603 ◯委員長(重城正義君) ハード面だけじゃなくて、ソフト面的なものも一応、何か質問事項をつくって、視察に向かいたいとは思います。  ほかに。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 604 ◯委員長(重城正義君) なければ、質疑終局と認め、お諮りをいたします。  行政視察につきましては、原案どおり実施することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 605 ◯委員長(重城正義君) 異議なしと認め、さよう決定いたします。  なお、行程等の細部及び議長に対する派遣承認要求等の手続につきましては、委員長にご一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 606 ◯委員長(重城正義君) 異議なしと認め、さよう決定いたします。   ─────────────────────────────────────── 607 ◯委員長(重城正義君) これをもちまして、総務常任委員会を閉会いたします。                                 (午後3時01分) Copyright © Kisarazu City Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...