木更津市議会 > 2019-09-19 >
令和元年決算審査特別委員会 本文 2019-09-19
令和元年決算審査特別委員会 名簿 2019-09-19

  • 林道(/)
ツイート シェア
  1. 木更津市議会 2019-09-19
    令和元年決算審査特別委員会 本文 2019-09-19


    取得元: 木更津市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-05
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                 (午前9時55分)   ─────────────────────────────────────── ◯委員長(重城正義君) 委員並びに執行部の皆様方、おはようございます。  ただいまの出席委員数は9名であります。定足数に達しておりますので、これより決算審査特別委員会最終日を開会いたします。  また、神蔵議員、堀切議員、石川議員、竹内議員、鶴岡議員、鈴木議員、白坂議員が傍聴されておりますので、報告いたします。   ─────────────────────────────────────── 2 ◯委員長(重城正義君) それでは、審査に入ります。第40款土木費のうち、140ページから146ページまでの第25項都市計画費から第30項住宅費について審査願います。  ご質疑願います。座親委員。 3 ◯委員(座親政彦君) 141ページの10目街路事業費の備考欄の下の方の中野畑沢線の関係でございます。もう既に構えられているというふうに思うんですが、まず初めに、平成30年度末の墳墓の移転並びに用地の取得の進捗について、お伺いいたします。 4 ◯委員長(重城正義君) 白熊都市整備部次長。 5 ◯都市整備部次長・管理用地課長(白熊幸浩君) まず、お話のございました進捗状況でございます。墳墓の移転に関しては、平成30年度末までに134基中127基が完了しました。用地取得に関しましては、全体45筆中21筆、筆数でいいますと47%、平米数でいきますと2万7,244平米のうち1万4,681平米、約54%の完了です。  平成30年度の事業といたしましては、墳墓移転が4基と用地取得1筆という状況でございます。 6 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 7 ◯委員(座親政彦君) 特に、墳墓の方は大分進んでいるんですけども、用地取得がかなり遅れているということであります。大体この取得が進まない理由は想像がつくんですけども、特に主たる進まない状況の理由について、お伺いいたします。 8 ◯委員長(重城正義君) 白熊都市整備部次長。 9 ◯都市整備部次長・管理用地課長(白熊幸浩君) 毎回毎回言いわけがましくなってしまいますが、基本的に詳細の点で用地交渉、例えばお金が合わないと。特にあそこに関しては、新しい駅ができるとか、あるいは、そういう区画整理の計画があったりとかで、要はそういう土地が高くなるであろうというような、そういう見越しをして取得した方もいらっしゃいます。そういう面で、かなりあそこの区域に関してはハードルが高いというところがございます。  特に県外、地元の方以外に県外の方もかなりいらっしゃいますし、その辺でもやっぱり事業のそういう計画に賛同いただけないと。あとは、そういう土地の「私たちが買ったときは幾らだったのに、こんなに安いのか」というようなお話がかなりございまして、辛抱強く、そういう用地交渉をすることで、少しずつでありますけども、用地の取得ができていると、そういう状況でございます。 10 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 11 ◯委員(座親政彦君) わかりました。平成30年度末のお墓なり、用地の実績数値をいただきましたけども、今年度に入りまして約6ヶ月たっておりますけども、足元の状況と今後の予定、今年度ですね、わかれば、お伺いをいたします。 12 ◯委員長(重城正義君) 白熊都市整備部次長
    13 ◯白熊都市整備部次長・管理用地課長(白熊幸浩君) 今年度の事業計画といたしましては、用地取得に関しましては4筆、1,623平米、あと、お寺関係で取得したい土地とお寺の土地がほぼ一緒なので土地交換をしたいという形で今動いているところでございます。  現在の用地取得の状況については担当の主幹の方から。 14 ◯委員長(重城正義君) 関口管理用地課主幹。 15 ◯管理用地課主幹(関口幸男君) 現在の状況なんですけども、現在、不動産鑑定、これについて委託をしているところで、9月末までにはとりあえず金額が出る予定です。あと、物件補償、これも単価の見直し等を行わなくちゃいけないんですけども、これも一応9月末に出る予定で、そういったものが出ましたら金額の提示等を行っていきたいと思っています。  以上です。 16 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 17 ◯委員(座親政彦君) 足元の状況についてと、9月末の不動産鑑定等についてはわかりました。土地の取得については強制収用の話も一部、いろんな場面で出ているんですけど、今のパーセンテージだと非常に苦しいんだろうなと思います。地元で話をしますと、火葬場にかかわる周辺市道の整備と、この港南台地区を中心とした方々の早期開通を望む声だとか、今の状況はどうだという話ばかりをよく聞かれます。  昨日も地域の方と話をする機会があったので、今日、状況を確認するので、それを踏まえて見解を返しますというふうに言っておきましたので、明日あたり、また会合があるので話をしておきたいと思うんですが、そういう地元の声もありますので、なかなか難しい問題ではありますが、引き続きの努力をお願いしておきたいと思います。  以上です。 18 ◯委員長(重城正義君) 関連で渡辺委員。 19 ◯委員(渡辺厚子さん) 今、座親委員の方からお聞きしたことを私も確認したかったところなんですけれども、昨年度の決算審査、昨年度といいますか、前回の決算審査のときに、今お話しになったような強制収用という話もあった中で、一応年度の途中だけれども、平成29年度の決算について平成30年度の決算審査の際に、平成29年度については単年度で8%の進捗が見られたと。じゃ、平成30年度については何とか10%ぐらい頑張りたいという話があった中で、今お話しになったような現状なんですけれど、こちら側は何とか一生懸命という思いがありながらも、相手方がいるからということではあるんですが、交渉の場というのは常に設けているけれども、同じことで繰り返されているのか、交渉すらできないでいるのか、その辺はどうなんでしょうか。 20 ◯委員長(重城正義君) 白熊都市整備部次長。 21 ◯都市整備部次長・管理用地課長(白熊幸浩君) 交渉については、基本的には何度も行かせていただいて交渉しています。まれに、例えば相続関係とか、おじいちゃんが持っていて、おじいちゃんが具合が悪いとかという中で、いろいろと会えない方もいらっしゃいますが、基本的には会ってお話しして、私どものお願いを聞いていただくと。その中で用地の値段の交渉とか、いろいろはしているわけですけども、やっぱり溝が埋まらない。  私どもは不動産鑑定でお金を出していますので、例えば、それ以上にお金を出してしまうと、今まで買った人のあれもありますので、ごね得みたいな話になってしまいますので、そこが今、一番つらいところなんですけども、先ほども申しましたように、粘り強く私どもの事業のことを理解していただいて協力していただくような努力は常に行っています。  以上です。 22 ◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。 23 ◯委員(渡辺厚子さん) 当初取得した値段との差額について納得がいかないという方もいると思うんですが、不動産鑑定はあくまでも客観的な鑑定なので、それについてどうこう言っていただいても、どうしようもないなとは思うんですが、それでも感情論というか、で、平行線ということなんでしょうかね。 24 ◯委員長(重城正義君) 白熊都市整備部次長。 25 ◯都市整備部次長・管理用地課長(白熊幸浩君) そのとおりです。不動産鑑定についても1年ごとに見直しをして、ちゃんと的確なそういう数値をつかんで交渉に当たっていますので、それが最適な価格だというような認識を持って交渉に臨んでいます。  以上です。 26 ◯委員長(重城正義君) ほかに。大村委員。 27 ◯委員(大村富良君) 142ページの3番、下郡大稲線整備事業費ということで、説明書の方には測量にかかわる負担金ということで、900万円の予算に対して、実際400万円弱使われたということになっていますが、どこまでやったのか、ちょっと詳細がわかりましたら、お聞かせいただきたいと思います。 28 ◯委員長(重城正義君) 白熊都市整備部次長。 29 ◯都市整備部次長・管理用地課長(白熊幸浩君) 下郡大稲線については、基本的に久留里線をオーバーで渡すということで、いろいろとJRと協議をしてきた中で、ちょっと想定外のことができまして、要はJRがつかんでいる線路の高さと私どもがつかんでいる線路の高さが違って、その離隔が合わないと。私どもはぎりぎりでやって、次の、昔、主婦の店があった道路につなげなくちゃいけない。どうしてもその離隔の問題で段差ができてしまって、なるべく段差を少なく、私どもはそのぎりぎりのところでオーバーパスしたいという中でJRと協議した結果、じゃ、もう一度、ちゃんとした測量データの中でお話をしたいということで、昨年度は一旦足踏みをしてしまいました。JRとの協議の中で、正しい線路の高さについて測量を行ったというところでとどまってしまったということで、ちょっと不用額が出てしまったということです。 30 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 31 ◯委員(大村富良君) JRと協議をして、正しい線路の高さをきっちりと測量したと。じゃ、今年度、また今後、どういった取り組み、しっかりとした取り組みをやっていくのか、そこを確認させてください。 32 ◯委員長(重城正義君) 笹生土木課課長補佐。 33 ◯土木課課長補佐(笹生利一君) JRの方の高さも出たんですけれども、その高さによって県道のすり付けが若干上がりますので、その詳細の設計の分を来年度行う関係で予算を上げる予定でおります。  以上です。 34 ◯委員長(重城正義君) ほかに。田中委員。 35 ◯委員(田中紀子さん) 公園についてです。資料を送りました。公園のトイレが設置してあるところとか、していないところがあるんですが、公園にトイレを設置する場合、どんなところにトイレを設置したらいいかという決まりというのがあるんでしょうか。 36 ◯委員長(重城正義君) 斉藤都市整備部参事。 37 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 決まりは特にございませんけれども、ただ、公園の大きさからいきますと総合公園、地区公園、近隣公園、街区公園、徐々に公園の規模が小さくなってまいります。街区公園は、その地区にお住まいのほんの250メートルとかという距離でお住まいの方のための公園ですので、これはトイレをつくらなくても自宅の方に戻って用を足していただけるということで、街区公園にはトイレの整備は考えておりません。  残りの近隣公園、地区公園、総合公園につきましては、遠くから、近隣公園ですと大体500メートルぐらいの距離になるんですけども、利用される方の距離が。ただ、そうしますと、トイレに一旦家に帰ってということは、なかなか難しいと思いますので、近隣公園以上の公園につきましては、トイレを整備したいというふうに考えております。 38 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 39 ◯委員(田中紀子さん) そういうことは、木更津市として、それが基準にしたいよというような目安というのは、文書立ったものはないということですよね。 40 ◯委員長(重城正義君) 斉藤都市整備部参事。 41 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) はい。特に文書立ったものはございません。 42 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 43 ◯委員(田中紀子さん) 総合公園とか地区公園はあって、近隣公園もほとんどある中で、街区公園は3ヶ所だけトイレがあるというような形で、今後、近隣公園は必ずトイレをつけた方が望ましいとか、あと、街区のところは、どんな場合にトイレを設置できるのかという基準みたいなものを設けておくと、今後計画的に物事も進められるかなと思うんですが、その点ご検討はどうでしょうか。 44 ◯委員長(重城正義君) 斉藤都市整備部参事。 45 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 基本的には、先ほどご答弁さしあげましたとおり、街区公園についてはトイレの方の設置は考えておりませんので、方針までをつくった方がいいのかというのはありますけれども、市といたしましては、街区公園には今は設置をしないというふうに考えているところです。 46 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 47 ◯委員(田中紀子さん) では、別の観点から。このトイレなんですが、公園のトイレの委託管理というのは、この決算書でいくと、どこの品目に当たるんでしょうか。 48 ◯委員長(重城正義君) 斉藤都市整備部参事。 49 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) トイレの管理は公園緑地管理事業費の中で、委託費の予算をいただいておりますので、その中で公共下水道が通っていないところについては、くみ取り料ですとか、あと、浄化槽の法定点検料、それと清掃、そういったものを委託しております。 50 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 51 ◯委員(田中紀子さん) くみ取りとか法定点検も入っている。それで、清掃というのは、どのような間隔でやるように管理委託をお願いしているんでしょうか。1週間に一遍とか、毎日点検していますよとか、1ヶ月に1回やっているんですよとか、何かルールがあると思うんですが、どのような契約を委託されているんでしょうか。 52 ◯委員長(重城正義君) 斉藤都市整備部参事。 53 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 定期的に週1回とか2回とか、すみません、今、資料を持ち合わせていませんので、後ほど。 54 ◯委員長(重城正義君) それでは、後刻報告願います。田中委員。 55 ◯委員(田中紀子さん) では、太田山のところの公園はかなり大きいんですが、維持管理というのはどのようにされているんでしょうか。公園のことをちょっと調べましたら、太田山はどうなっているんだということで、草がぼうぼうだし、木も枝も、なかなか皆さんが来て、くつろげるような雰囲気ではないんですがということがあったり。また、上の方には博物館があったりするので、どこまでが教育部の管轄で、どういうふうにすみ分けしているのかがちょっとわからないので、教えてください。 56 ◯委員長(重城正義君) 斉藤都市整備部参事。 57 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 太田山公園につきましては、都市公園ですので、私どもの管理になります。すみ分けですけれども、土地でどこまでというのが、今すぐどの部分というのはないんですけど、建物につきましては各管理者さんの方に管理をしていただいています。周辺に生えている公園の木につきましては、私どもが全て管理をしているところです。そのすみ分けがどの部分でって、細かい部分は今持ち合わせていないので、お話しできませんけれども、大部分が私どもが管理している樹木になります。  それで、どのような管理をしているかということなんですけれども、ほかの公園と同じように、年3回の除草を業者に委託して行っている部分と、あと、ボランティア団体に清掃協力をお願いして、除草・清掃をしていただいている部分が、2,200平米が2ヶ所、合わせて4,400平米ぐらいだったと思いますけれども、ボランティアの自治会とか、2団体、今あそこで清掃をしていただいているんですけれども、除草を年3回、清掃を毎月1回ずつお願いをしているところでございます。それにつきましては、そこに係る経費分として、草刈り機を使ったり、ごみの袋を買ったりとか、燃料代とか、必要経費も出てまいりますので、協力していただいている団体というんですか、ボランティアの組織には、その面積に応じて報償金を年2回に分けてお支払いをしているところでございます。  以上です。 58 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 59 ◯委員(田中紀子さん) ほかの市ではアダプトの制度みたいなのをつくって、ここは私たちがきれいに管理していますとか、そういうのを道路とか、やっているところもあるんですね。だから、この公園も木更津市で市民にボランティアとか、一緒にやりましょうねという形で、市民同士が登録団体になってやっているということを考えると、「この公園、何なの」といったときに、市民と協働してきれいにしていますとか、どこどこ団体にお願いしていますとか、何らかのアピールをすることによって、より良く、皆さんがもっときれいにしようかなという気持ちに、大事にしていこうかなという気持ちになるかと思うんですが、そういうふうに公園などに市民協働でこの公園は管理されていますとか、何かそういうようなアピールをするということは今後どうでしょうか、検討は。 60 ◯委員長(重城正義君) 斉藤都市整備部参事。 61 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 今、委員がおっしゃられたように発展的にまで行ってはいないと思うんですけれども、通常の清掃協力については、いろいろお願いをしているところでございます。  ただ、太田山につきましては、もともとが山という状況もあるので、簡単に全てを市民の方にお任せするのが難しいのかなというふうには考えております。委員のお話も大変参考になりますので、今後検討はしてまいりたいというふうに思います。 62 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 63 ◯委員(田中紀子さん) 昨年度は報償金などを見直して、今年度からちょっと変わって、面積にもよりますが、報償金は1.4倍になっているような状況で、市民もかなり皆さん頑張っているところに、活動するのには、飲み物とか、道具をメンテナンスするには、うまくなってきたかなと思うんですが。この登録団体のことなんですけど、第2次基本計画では、「市民協働の取り組みや民間活力活用などによって、うるおいある公園緑地の整備と保全に努めます」とあるんですね。この公園の登録、幾つも団体が登録しているわけですけど、複数の団体で協働して除草・清掃をしている場合と、登録団体として申請しているものの、実質、除草・清掃は公園を利用している地域のサークルであったりとか、登録しているんですが、平成30年度は報償金を見直して、面積によってやったんですが、今後、登録団体の申請の際に、協働して行っている場合は、その団体名も併記するような書式で改善するなんていうのを今後検討したらと思うんですが、いかがでしょうか。 64 ◯委員長(重城正義君) 斉藤都市整備部参事。 65 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 実際に協力していただいている団体と、実際にその公園を多く使っている団体が除草しているという場合もありますので、私もその話は知らなかったものですから、今後、その書式の方に、もう少し詳しく、自治会の代表者の名前だけではなくて、実際にどういったところが除草・清掃をしてくださっているのかという名前も併記していただくような書式を考えてみたいというふうに思っております。  以上でございます。 66 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 67 ◯委員(田中紀子さん) それを考えていただくことによって、じゃ、今度、登録団体は、直接それをやっている団体がそれをしようかとか、一緒にやることになったから協力し合おうかとか、市民協働がより良く進んでいくと思うし、市としてもそこが把握できると思うので、そこのところ、ぜひスピーディに次の登録までに何か考えていただけたらと思います。 68 ◯委員長(重城正義君) ほかに、関連。石井徳亮委員。 69 ◯委員(石井徳亮君) 私の方もこの公園緑地管理事業費、太田山の方でちょっとお伺いしたいんですけども、今お話のありましたボランティア団体の方に自分もかかわって、除草作業とか何か、かかわってはいるんですけども、こちらの担当課として、どのくらいの頻度で現状とかって把握されていますか。 70 ◯委員長(重城正義君) 斉藤都市整備部参事。 71 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 私自身が直接、現地を見るという機会は二、三ヶ月に1回ぐらいしかないんですけども、担当職員は常時、あそこは野良猫というんですかね、そのまま放置されている猫等がおりまして、そちらに餌やりに、単に餌を置いていかれるという方なんかがいて、そういったものに対しての苦情等も結構多いものですから、職員は頻繁に現地の方は確認をさせていただいております。  以上でございます。 72 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 73 ◯委員(石井徳亮君) 私の方が参加して、子どもの広場の方の除草作業とかにお伺いしたときに、桜の木が土手から倒れていて、公園の真ん中の木の方に倒れかかって、もう半分枯れていたので、結構な時間がたっているだろうなと思って、それもいつ根元から崩れるかわからないので、自分の方でチェーンソーを持ってきて、全部つづんで山にしたんですけども、これ、ちょくちょく見に行っていれば、その状況って確認ができていると思うんですよ。  除草作業というよりも、太田山については、周りの木の伸び過ぎている状況が最もたるもので、この子どもの広場って、今時期とか夏場なんかは、うっそうと茂っていて日陰で、行ったが最後、蚊にばーっと来られて、そこにいられないような状況になっちゃうんです。だから、その先の展望もないし、風通しもよくない。ですので、子どもの広場という割には、子どもはまずあそこには連れて行かない方が健康上いいというような広場になっているので。  それに輪をかけて遊具もないような状況なので、子どもさんも、あそこで遊ぼうという意識がないんです。ですから、まず一つずつですけども、そういう木の管理、道路上に出ているものは確かに切っているのはわかるんですよ。ただ、公園としての機能として、維持するための木の伐採とか、そういったものについて、どのようなふうにやってきているのか、お伺いします。 74 ◯委員長(重城正義君) 斉藤都市整備部参事。 75 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 他の公園と違いまして、やはり樹木の量が非常に多いので、通常、ほかの公園と同じレベルの、今は管理ぐらいしかできていない状況なんです。ですから、徐々に、他の公園と同じ比率以上にお金はかけているんですけれども、それが実際、本来はもっと一気にやってしまえば解消できるものを、ある程度、ちょっとした剪定ぐらいしかできないので、やってもやっても追い付かないというところが現状となっています。ですから、どこかである程度事業費をいただいて、何年か、5年とかをかけて、ある程度整備をしていきたいというふうに私どもは考えております。  ただ、予算の確保という部分で非常に問題がございまして、なおかつ新しい公園も区画整理等で増えてきておりますので、そういったところも引き継いで維持管理が発生してきますので、そちらにもやはり経費的に取られてしまって、どこかで一度予算を確保することができれば、そこで数年かけて整備をしたいというふうに考えています。  以上でございます。 76 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 77 ◯委員(石井徳亮君) あの大きい木については、そのようにお願いしたいところなんですけども、例えば日本武尊の展望台の下のところに、サツキかツツジか自分はよくわからないんですけど、植栽の植え込みがあるんですけど、あの中もすごくひどい状況になっていて、その植え込み自体が自分の背丈ぐらいになっちゃっているんですよ。それで、その木すらもつる草で覆われてしまって、木が負けてしまって枯れてしまうものも出ていて、ああいう状態では、まず花を咲かせることは無理だと思いますし、それによって、それを見に来ようという人も来なくなる。  それで、結局そこに何が置いてあるかというと、猫の小屋になりそうな段ボールの箱を置いて、水をそこに置いてあるんですよ。だから、結局、悪循環の連鎖にはまっているようなもので、だから、結局、人が来ないので管理しない。しないから、どんどんどんどん悪い状態になってくるというような形になっているので、まず、だから人が集まるようなところ、若いお母さん方からよく言われるんですけども、木更津市は子どもを安心して遊ばせられる公園が少ないというか、ないというふうに言われてしまうんです。だから、太田山公園というシンボル的な公園があるにもかかわらず、そういう方々はまずそこで見ないので。普通、お子さん方をきちんと育てられる市だなというふうに選ばれるためにも、太田山とか、そういうところも、若いお母さん方がいっぱい来て、「この公園いいね」というふうに、例えばSNSでアップするような感じの、そういうふうになってくれば、どんどんどんどん人が集まってきて、それこそボランティア団体もどんどん増えてくると思うので。  今、現状とすると、手をかけなさ過ぎ。結局、公園としての、単なる公園ではなくて、いざとなったときに、例えば避難所としても、各その周辺の地区の拠点とも使えるような形でも見直しをかけていって、費用的なもの、あと、市民団体に呼びかけてやってもらうにしても、大きくなった木は、どちらにしても、せいぜい2メートルぐらいの高さのものしか素人には手が出せませんので、それ以上のものはお任せするしかないですので、その辺のことの検討をお願いしまして、方向性をちょっとお伺いしたいと思いますけど。 78 ◯委員長(重城正義君) 斉藤都市整備部参事。 79 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 大変厳しいお言葉をいただきまして、私どもも努力はしていないわけではないんですけれども、努力いただいた分が多々あったと思っております。できるだけ太田山に今後力を注ぐような、予算も含めてですけれども、検討していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 80 ◯委員長(重城正義君) ほかに。関連で永原委員。 81 ◯委員(永原利浩君) 公園の草刈りの話が出たので質疑しないわけにいかないんですけど、先ほど斉藤参事の方からもお話があったように、例えば大きな木とか、植え込みが切っても切っても手に負えないんだと。全くそのとおりで、切りゃ、また風通しがよくなって木が伸びるといったところで、自分の今期の約束の一つとしても管理のしやすい公園と歩道にしていってくれよというのが一つ、自分の考えの中にある中で、例えばフェンスがあります。大きい木ももちろんそうなんですけど、植え込みが当然ある。そこにぽんぽんごみを捨てられる。猫があらわれる。全部は無理としても、どうやったら管理がしやすいのか、要するに維持管理費を抑えていけるのかというところで、どこか1つでも2つでもいいので、わかると思うんですけど、フェンス沿いに木がぎっしり植わっている。その間にごみが捨てられる。そのごみのところを草を刈ったり、ごみを拾ったりするのは容易じゃない。そこの垣根がなくなるだけで、大分見晴らしはいいし、ごみが捨てられたとしても回収はしやすいので、維持管理費としては、すごく抑え込めると思っているんですけど、そういうモデルケースとなるような公園を1つ2つ、つくってみたらどうかなと、決算書なんかを見ながら思ったんですけど、これについての考えをお伺いしたいと思っています。 82 ◯委員長(重城正義君) 斉藤都市整備部参事。 83 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 貴重なご意見をありがとうございます。そういったことも含めて検討していかなければならないというふうに思います。  ただ、今、新規の公園、区画整理、千束台、金田地区、新しい公園の整備というのも急がれておりまして、今そちらを、まずけりをつけるというか、整備を、草を生やしたまんまというわけにもまいりませんので、そちらの整備の方に力を注いでおります。  今、永原委員の方からお話があったことも、今後そういった公園も含めて維持管理をしていかなければなりませんので、いただいた管理しやすい、フェンスをとったりとか、植え込みもある程度削ったりして、管理しやすい方向に持っていくことも今後考えていきたいというふうに思います。  以上でございます。 84 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 85 ◯委員(永原利浩君) そしたら、今後、今、先にやらなきゃいけない千束台とか、新しい公園に関しては、まさに周りの植え込みなんかは、計画にあるのかどうか、ちょっと僕はわからないんですけれども、やめるべきだと思いますね。間違いなくそこは手がかかって、将来、面倒くさい仕事になる。例えば協力とか、協力団体なんかに草刈りをお願いして、最低3回の草刈りをお願いしているかと思うんですけど、そういった手間がなくなれば、その3回を4回に変えることもできるわけでね、同じ報酬の中で、楽ですから。そうしたら、使っておられる市民の皆さんは、年3回のところが4回きれいに刈ってもらえるんだと。それは特に市民の皆さんにとっては得になるでしょうから、その辺の植え込みは、とりあえずよく検討してください。これは要望。  1点、質疑というか要望なんですけども、草刈りをやった後、前にも質問したんですけど、刈った草を結局45リットルとか90リットルの袋に入れて集めなきゃいけないというルールがあるじゃないですか。結局それをパッカーに積んでいって、パッカーでそれをKCSかどこかで、ひっくり返して終わりと。あそこは最高にきつい仕事ですよね。刈り払い機で刈るのなんかは誰でも刈れるし、最後に草を集めて山をつくって袋を40袋、100袋とつくる作業がものすごい作業。それをどうにかできないかということで何回か提案もしたんですけれども、今回は聞き入れてもらえなかったということなんです。  そのかわりといっては何なんですけど、例えばチッパーってあるじゃないですか。草とか木をばーっと細かく粉砕して、そういったチッパーみたいなのを、どこか市に1個やって、協力団体、草集めはあおり立てた軽トラでも何でもいいから集めて、チッパーにかけて細かく粉砕して、例えば堆肥だったり肥料だったり、そんなものにして市民の皆様に配るとか、そういうのも研究してもらえませんか。 86 ◯委員長(重城正義君) 斉藤都市整備部参事
    87 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 検討はちょっと難しいと思うので、研究をさせていただきたいと思います。 88 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 89 ◯委員(永原利浩君) 最後に要望だけですけど、いずれにしても、公園を維持管理するのに、ずっと同じ金額、高いお金がずっとかかっていくのであれば、そこが圧迫しているというのは明らかにわかっているわけですから、なるべく、やっぱり維持管理費を落とせるように、研究と検討、どちらが上か下かわからないんですけど、本腰を入れていかないと、ずっとお金を払いっ放しなので、ぜひよろしくお願いいたします。  以上です。 90 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。斉藤委員。 91 ◯委員(斉藤高根君) いろんな要望みたいなのが出たというか、細かいのは相対でやっておくれ、決算だから数字を聞かなきゃならないから。  144ページ、西口駐車場、これがずっと長い間注目していたのが、金額がえらい違って、もっと違うのが、新しい年度になると予定価格が今回の決算額よりもはるかに低いと。では、この平成30年の契約というのが2,400万円。説明すると、平成30年が2,400万円の請負契約なのに、平成31年は予定価格が1,800万円、これ、何が違うんだ。この仕様書の積算根拠って、私に説明してください。どうして前年度の契約よりも予定価格がこんなに下がるのか。私に説明というか、仕様書を提示してもらえば一番いいわけであって、前年度と今年度の仕様書が、積算根拠が違う根拠があれば、この説明ができるのかな。何で同じ管理でこんなふうに違っていて、これ、ずーっと来年まで追っかけていくと非常におもしろい数字になるが、どうなの、これ。 92 ◯委員長(重城正義君) 斉藤都市整備部参事。 93 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 西口駐車場の管理なんですけれども、これは幾つか委託を発注しております。駐車場の管理業務委託、それとエレベーターですね、昇降機の保守管理業務委託、防災設備の保守業務、あと、電気工作物の保安業務ですとかという、幾つも発注しています。  その中の駐車場管理業務委託なんですけども、これは毎年入札をして委託費が決まってまいります。私どもはちゃんとした仕様に基づいて積算をして、毎年、人件費のアップ分ぐらいの積算額にはなっております。ただ、入札を図った段階で低入札といいますか、悪い言葉で言えばたたき合いなのかもしれませんけれども、そういったものがあって、ここ何年か、上がったり下がったりというのがございまして、それをトータルすると、この西口駐車場の関連費が上がったり下がったりというような決算額になってきているところでございます。  以上でございます。 94 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 95 ◯委員(斉藤高根君) ということは、今、公式に言われて、たたき合いという話をしたわけなんですけども、それが正しいのか、積算根拠が正しいのか、どっちの、要するに極めて低価格入札が行われているということが昨今の西口駐車場だと推測する。推測というか、そうだよね、はっきり言って。それはこの状態でいいものなのか、今年度がもっと安いのかな。えらい安いあれが出ているんだよね。ということは、それでよければ、それで今までどおりに管理ができれば、それで一番いいことだよ。いいことであって、じゃ、その積算根拠が間違いなのかなと思うわけだよ。じゃ、極めて低価格入札というのはどう思うか、私に教えてください。 96 ◯委員長(重城正義君) 斉藤都市整備部参事。 97 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 積算については、公的なところの、すみません、東京都だったか、どこだったかは忘れましたけども、そういったところの公的なところの資料をもとに人工の計算をしています。ですから、積算については自信を持って間違いはないというふうに考えています。  低入札についてですけれども、こちらについても、余り低い価格で落札されて、本当に運営管理がやっていけるのかということを、昨年だったと思いますけども、昨年の受託された業者を当課の方に呼びまして、こういった値段なんだけども実際に可能なのかというヒアリングをして、そこで、ほかのいろいろな、市のあそこの管理だけではなくて、ほかのこともやっているので、そういった中で人を回すので安くできますよとかという、そういったお答えをいただいています。そういった確認等はとった中でやっているところでございます。ただ、低入札がいいかというと、必ずしもいいというふうには考えておりません。  以上でございます。 98 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 99 ◯委員(斉藤高根君) ということは、失格はないと。失格があるなしは、どうやって決めているの、これ。この入札についての低価格についての失格はないですよということですね。 100 ◯委員長(重城正義君) 斉藤都市整備部参事。 101 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 工事ですとありますけれども、これは委託でございますので、たしかそれはなかったというふうに思っております。  以上でございます。〔「委員長にちょっとお願いしたいんですけど」と呼ぶ者あり〕 102 ◯委員長(重城正義君) じゃ、永原委員。 103 ◯委員(永原利浩君) 委員長の方から斉藤委員にちょっと注意をお願いしたいんですけど、僕は僕で決算審査特別委員会で、不勉強でありますけど、市全体のことについての質疑をしているつもりなんですけれども、ご自分の質疑の冒頭のときに、そんな質問は水面下でやれよという一言というのは失礼じゃないですかという注意はしていただけませんか。 104 ◯委員長(重城正義君) 暫時休憩といたします。                                (午前10時43分)   ───────────────────────────────────────                                (午前10時44分) 105 ◯委員長(重城正義君) それでは、会議を再開いたします。  渡辺委員。 106 ◯委員(渡辺厚子さん) 関連で公園のことでお尋ねします。決算書でいいますと144ページ、35目の路外施設費ということで、西口駐車場だけじゃなくて、金田もそうですし、バスターミナル管理費にも関係するんですけれども、主要施策成果説明書の74ページの方に路外施設費、74、75にかけて載っているんですけれども、この中で「その他関係費」というのが、先ほど言いました関係3事業について載っております。額がそれぞれ違いますけれども、大分前にお尋ねしたとき、駐車場については駐車券の印刷代等があるよなんていうご答弁があったと思うんですけれども、今回この西口、また金田、またバスターミナルにつきましての「その他関係費」の内訳、主なものを教えていただけますでしょうか。 107 ◯委員長(重城正義君) 質疑が集中しておりますので、渡辺委員、質疑を一つずつお願いします。渡辺委員。 108 ◯委員(渡辺厚子さん) 西口駐車場のその他関係費の内訳を教えてください。駐車場管理費ですね。 109 ◯委員長(重城正義君) 斉藤都市整備部参事。 110 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 西口駐車場でございますけれども、駐車券の印刷製本費が198万7,000円、あと、保険関係がございまして、駐車場の建屋の火災保険料が3万5,000円、賠償責任保険が14万9,440円、あと、管制設備の賃借料、駐車券の機械ですね、それの賃借料が580万6,080円、あとは光熱費が、電気料が252万9,113円、上下水道料が23万7,733円、そのぐらいです。 111 ◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。 112 ◯委員(渡辺厚子さん) 細かい数字までありがとうございました。年度によって多少、平成29年度は1,386万円というふうにありましたので、この辺の差というのは駐車券の発行だったりだとか、水道光熱費によるというふうに理解してよろしいですね。 113 ◯委員長(重城正義君) 斉藤都市整備部参事。 114 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 変動があったのは、中央公民館が西口駐車場を利用することになりまして、中央公民館からの駐車券の購入の申し込みがございましたので、その分について駐車券の印刷枚数が多くなったというところです。 115 ◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。 116 ◯委員(渡辺厚子さん) わかりました。平成29年度よりも平成30年度が少なくなったなと私は思っておりますので、その辺はちょっと整合性がわかりませんけれども、要するに変動がある理由というのは、駐車券の発行枚数とか水道光熱費だけですねということを確認したかったんです。それでよろしいんでしょうか。 117 ◯委員長(重城正義君) 斉藤都市整備部参事。 118 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 大変申しわけございません。印刷製本費はその都度、その利用状況に応じて変わってまいります。下がったのは光熱費が下がった分なのかなというふうに思います。  以上でございます。 119 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 120 ◯委員(大村富良君) 144ページの地域生活基盤施設整備事業費の、これが金田地区の都市再生整備計画事業の事後評価業務委託ということになっています。評価の内容について、簡単でいいので、お聞かせいただければと思います。 121 ◯委員長(重城正義君) 斉藤都市整備部参事。 122 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 金田地区の都市再生整備計画2期は平成28年から平成30年度で行い、基幹事業として金田地域交流センターを位置付けております。  評価につきましては、事前に設定した目標の達成度を評価委員で検証、今後の改善案などを作成、公表することによりまして、事業の最終年度に行うこととしております。どのような評価をしたかということですけれども、それは1つが公民館利用者、2つ目が活動サークル数、3つ目が定住人口の3つを目標に挙げておりまして、このうち定住人口は目標に達して、公民館利用者は目標値には届きませんでしたが増加傾向にございます。活動サークル数は目標に届いておりませんでした。  達成できなかった項目については、適切な時期にフォローアップを行うことと国が定めておりまして、来年度、令和2年度にフォローアップを行う予定としております。  以上です。 123 ◯委員長(重城正義君) 斉藤参事、簡潔な答弁をお願いいたします。大村委員。 124 ◯委員(大村富良君) 地域交流センターの関係の評価ということで今、答弁いただいたんですが、この金田東地区ができて、来客、アウトレットに来るお客さん含めて、交通渋滞の問題が毎回、議会でも何とかしなきゃいけないということで言っているんですけども、そういった地区開発に当たっての評価、そういう問題点等は別の話なんでしょうか。 125 ◯委員長(重城正義君) 斉藤都市整備部参事。 126 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) あくまでもこの都市再生整備計画にのせての基幹事業として行った金田地域交流センター、そこに交付金をいただいていますので、それの評価ということになります。ですから、そういった周りの状況というものではございません。  以上でございます。 127 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 128 ◯委員(大村富良君) 交流センターに関連することだけということなんですけども、一応開発に当たってのことですので、交流センターも含めて、その地域にかかわることですので、そういった金田地区の交通渋滞の対策を今後何とかしていかなきゃいけないということで、今後も取り組んでいただきたいと思います。要望にしておきます。 129 ◯委員長(重城正義君) ほかに。平野委員。 130 ◯委員(平野卓義君) 144ページ一番下、街なか居住マンション建設補助事業費について伺います。まず、建設の方は順調に進んでいるのか、伺います。 131 ◯委員長(重城正義君) 山口住宅課長。 132 ◯住宅課長(山口裕之君) ご指摘のとおり、順調でございます。 133 ◯委員長(重城正義君) 平野委員。 134 ◯委員(平野卓義君) 建設に当たり、騒音とか振動、ほこり、その辺のクレームについては、近隣の住民の方から出ているのかどうか。 135 ◯委員長(重城正義君) 児玉住宅課課長補佐。 136 ◯住宅課課長補佐(児玉文秀君) 現在、平成30年度は東口1件と富士見2丁目地区1件、2件施工されているところでございますが、地区住民の方からは、そのような苦情は市の方には届いてございません。市の方からは事業者に対しまして、地域住民の方については十分な説明をして対応の方をお願いしますということで、その都度、市の方から報告をいただいているところでございます。  以上です。 137 ◯委員長(重城正義君) 平野委員。 138 ◯委員(平野卓義君) 私も近隣に住んでいる一人なんですけれども、大型車両が出入りしていますので、泥が道路に出たり、歩道に出たりして、清掃員の方、誘導員の方が清掃しているのは見ますけども、そこでそれがきちっとできているかどうか、いまいちできていないななんていうときもありますので、その辺は近隣の方のクレームがなくても、あの辺を通ったときには見て、多少の指導はしていただければと思います。  あと、富士見通りも田面通りも信号が近い、踏切が近いということで、朝晩の出勤、帰宅途中にはかなり通行量が多いです。実際、富士見通りでは右折、左折で入ってくると、いつも交差点の中で止まってしまう車もあります。踏切の中で止まっている車は見たことありませんけれども、その辺について対策を講じていただきたいと思いますけども、何かその辺についてお考えがあれば。 139 ◯委員長(重城正義君) 山口住宅課長。 140 ◯住宅課長(山口裕之君) 特別にということではないのですが、警備員さんは、拝見しておりますと、必ず立っていただいておりまして、交通の整理もしているのも見かけさせていただいています。ですので、今ご指摘いただきましたので、定期的に打ち合わせは必ずしておりますので、その際に、そういうご指摘もいただいたということを改めまして先方にお伝えさせていただきたいと思います。 141 ◯委員長(重城正義君) 平野委員。 142 ◯委員(平野卓義君) 近隣の方も、今どのぐらいできているとか、クレームについてもそうですけども、どのぐらいできて、「順調だね」とか、「高いね」とか、そういう話をしています。それの進捗について近隣の方にも、ある程度の段階を踏まえた中で話していただくということは必要だと思いますけども、その辺いかがでしょうか。 143 ◯委員長(重城正義君) 児玉住宅課課長補佐。 144 ◯住宅課課長補佐(児玉文秀君) 委員おっしゃるとおり、一応地域住民の方に対して進捗状況等、区長さん含めて、情報の方を回覧等で回すように住宅課の方から指導したいと思います。  以上です。 145 ◯委員長(重城正義君) 平野委員。 146 ◯委員(平野卓義君) ぜひよろしくお願いします。多額の費用を費やして、駅周辺の活性化に結び付ける事業ですので、事故のないように完成まで、きちっと監視していただきたいと思います。よろしくお願いします。 147 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 148 ◯委員(田中紀子さん) 市営住宅のお引越しのことで、いろいろ丁寧に住居者に説明していたと思うんですが、その後、平成30年度、どんなところまで終わって、平成31年度、このような状況だというのがありましたらご説明ください。 149 ◯委員長(重城正義君) 山口住宅課長。 150 ◯住宅課長(山口裕之君) ご指摘のとおり、平成30年度において移転をするところをはっきり明言させていただいた中で、ご案内をさせていただいております。平成30年度は移転をさせていただいた方は2件だったと思います。その後、今年度は祇園団地を今年度の中心的に位置付けをして、主に祇園団地の方に斡旋をさせていただいております。先行して清見台ですとか、久津間の方ですとか、岩根の方で移転をしていただいている方も、もちろんいらっしゃるんですけれども、今年度は祇園ということで、古うございますので、屋根もちょっと危なかったりするので、そういう視点で今年度進めさせていただいております。順次予定等を把握させていただいた中で、手配をさせていただいております。  以上でございます。 151 ◯委員長(重城正義君) ほかに。渡辺委員。 152 ◯委員(渡辺厚子さん) 決算書では145ページ、空家バンク事業費から、中身につきましては、次のページの一番上の(1)空家リフォーム助成事業補助金についてお尋ねします。平成30年度は2件補助したというふうに書いてございますが、これは上限が50万円ということだったので、一般の特定施設等ではない、一般の成約でこの補助が出たと思うんですけれども、今年度、上半期過ぎまして、何件か利用されていれば教えてください。 153 ◯委員長(重城正義君) 山口住宅課長。 154 ◯住宅課長(山口裕之君) 残念ながら今年度、リフォームの利用はまだございません。ご相談はあるんですけれども、検討中であったり、オーナーさんがするのか、賃貸の場合、借り手さんがやってもいいよという中で、「でもオーナーさんが」とかですね。そうすると、どういう工事をするかというところで滞っている件が1つございまして。あと、もう一つも検討中というのは伺っていますが、利用まではまだ至っておりません。 155 ◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。 156 ◯委員(渡辺厚子さん) 今年度の予算計上としては1,000万円だったと思います。なので、意気込みがあるんだろうと思っておりますが、PRというか、空家バンク制度そのものとセットだと思うんですが、何か今年度、特に、今、上半期はまだ補助対象の成約はないということなんですが、何かPRの仕方で、今年度独自にこんなことを始めようと思っているとか、下半期こんなことで頑張ろうなんて思っていることがあれば。 157 ◯委員長(重城正義君) 山口住宅課長。 158 ◯住宅課長(山口裕之君) 今まで特別に課として、ないしは部としてということで何かをアピールしたということはないのですけれども、たまたま私が、前任が子育て支援課におりましたので、特定施設ということで、そういった施設の利用ですと額も行きますし、利用していただいた場合には利点も多いんだろうと、住む人個人ではなくて、利用者にも還元されるというふうには考えられますので、そもそも上限も多く設定してございます。  ここも利用がないかということで、お世話になった皆さん、外部の施設の方々にお声かけを、公的にはではないんですけれども、させていただきました。1件反応があった方もいらっしゃるんですけど、逆にその方は使える空き家がなくて、もちろん、そしたらリフォームは使いたいんだけどという話はあります。ご指摘のとおり、バンク登録も含めまして、ますますのPRが必要なんだと思います。少しずつは数も増えておりますし、今年度、成約も出ておりますが、リフォームの利用までも至っておりませんので、努力させていただきたいと思います。 159 ◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。 160 ◯委員(渡辺厚子さん) 今、特定施設のお話がありましたけれども、その他もいろいろ加算額がございますので、よそから越してみえたとか、プラスアルファがあるので、何か折を見て、ホームページでも、らづナビでも。私はすぐにらづナビ、らづナビと言ってしまうんですけれども、何か節目節目に、「こんなんお得よ」という感じの、そこの部分だけをPRする、ぱーっと見ていって下の方のものって何となくインパクトが薄くなるので、トップの方に「こんなんがございます」というのを載せていただくと、ちょっとPRになるかと思いますので、その辺も努力していただきたいと思います。  以上です。 161 ◯委員長(重城正義君) 石井徳亮委員。 162 ◯委員(石井徳亮君) 今の空家リフォーム助成事業補助金で、2件だったという話なんですけども、具体的に、例えばこういうものがネックで2件だけになってしまったと、何か具体的な例があれば教えていただきたいと思うんですけど。 163 ◯委員長(重城正義君) 山口住宅課長。 164 ◯住宅課長(山口裕之君) 恐縮なんですが、ネックになって利用がなかったというよりは、リフォームしないで、そのまま使えた住宅だったという理解をしております。
    165 ◯委員長(重城正義君) ほかに。永原委員。 166 ◯委員(永原利浩君) そうしますと、その2件のリフォームをしたお宅は、そのまますぐ借り手がついたということでよろしいですか。 167 ◯委員長(重城正義君) 山口住宅課長。 168 ◯住宅課長(山口裕之君) リフォーム2件のうち1件は、ご指摘のとおり、売買でございましたが、買われた方がリフォームをされたんですね。もう1件は賃貸物件でございましたので、手直しをしてお借りしていただいたということになります。 169 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 170 ◯委員(永原利浩君) 渡辺委員もおっしゃっていましたけど、ぜひこの空家バンクの数も、登録も増やしていただきたいし、借り手も増やしていただきたい。今朝も朝6時半ぐらいから、俺、袖ケ浦市の川原井というところに行ってきたんですけど、お宅が15号で雨になっちゃって、屋根を直すには建て替えた方がいいんじゃないかという、言葉は悪いけど、ちょっと古いお宅だと。「木更津市にこういうバンクがあるから、木更津市に来たら」と言ったら、「そういう用意があるなら、頭の中に考えておくよ」なんて言ってくださっている方もいらっしゃるので、そういうパイを広げる努力を一生懸命やってもらいたいなと思います。  以上です。 171 ◯委員長(重城正義君) ほかに。斉藤委員。 172 ◯委員(斉藤高根君) 委員の皆さんに私がコメントをして迷惑をかけることはお許しください。ただ、もう少し委員の皆さんも答弁される皆さん方もはきはきと、私は「半分、青い」ですので、ほとんど聞こえないので、何を言っているのか、わからない質疑、答えはちょっと私自身、個人的な話なんですけれども、聞きづらいので、今後、皆さん、よろしくお願いをいたします。  質疑は、公共下水道の繰り出しがありますね。これは当然、都市整備部ですから、都市整備部の方の予算をもって11億円余り繰り出すんですけども、私の一般質問の続きなんですけども、適正な公共下水道への繰り出しって、どのくらいが適当だと定められているんでしょうか。 173 ◯委員長(重城正義君) 鈴木下水道推進課長。 174 ◯下水道推進課長(鈴木陽一君) 適正な基準額ですが、持ち合わせておりません。ただ、平成30年につきましては、委員ご存じのように、基準外、基準内ございまして、基準外につきましてはゼロ円でございました。  以上でございます。 175 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 176 ◯委員(斉藤高根君) であれば、どうもよくわかんない。それでは、岩根ポンプ場は、あれは土木部門ではなくて、整備をしたのは下水道推進課でございます。下水道推進課が整備して、公共下水道包括的何とか何とかというので、これは土木費の方から出ているんですけれども、公共下水道包括維持管理何とかって、であれば、この仕事も下水道の方にやって、特会の方で扱えばいいのになって、これは何、少しでも繰り出しを少なくしようとして、こういう操作を行っているのか、お教えください。 177 ◯委員長(重城正義君) 鈴木下水道推進課長。 178 ◯下水道推進課長(鈴木陽一君) 岩根ポンプ場につきましては、公共下水道の雨水ではございませんので、包括では委託で維持管理を行っておりますが、予算は別扱いでございます。現在、市単独費で維持管理を行っておりますので、これを公共下水道の雨水に入れ込んで、補助金対象となるように現在、今年度から動き出しているところでございます。  以上でございます。 179 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 180 ◯委員(斉藤高根君) 方法が正しければ、これでいいですけれども、この基準外繰り出しが多くなっちゃうから、この分は土木費の方に残しておけとか、そういう操作ではないということが確認できれば結構です。 181 ◯委員長(重城正義君) ほかに。田中委員。 182 ◯委員(田中紀子さん) 公園の中に携帯の中継基地みたいな鉄塔が立っている場合があるんですが、公園じゃない場合は、この決算資料の例えば200ページ、大久保6丁目のところには携帯の基地局がありますよとあるんですが、公園の中、例えば八幡台中央公園の中にあるのは書かれていないんですね。それはこの決算書でいくと、どこの項目になるのかというのを、まず一つずつお聞きします。 183 ◯委員長(重城正義君) 斉藤都市整備部参事。 184 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 公園内に設置した電話会社等の鉄塔につきましては、公園の占用料になります。決算書でいいますと23ページの上から3つ目ですかね、都市公園占用料、こちらに入っております。 185 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 186 ◯委員(田中紀子さん) では、公園の中のそこに立てた場合とか、公園じゃないところ、市のこういう土地のところに立てた場合とか、そこの積算の仕方、使用料の、それというのは同じなんですか。例えば所管課によって計算方法が違うのか、市として統一してあるのか、そこがわからないんですけれども、どうなんでしょう。 187 ◯委員長(重城正義君) 斉藤都市整備部参事。 188 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 公園の使用料、占用料につきましては、都市公園条例の方で金額を定めております。その際に多分、ちょっと定かではないですけど、わかりませんが、ほかの公共財産の使用料も含めて検討していると思いますので、その辺が合っているかというのは今の段階でお答えができない状況です。ちなみに、鉄塔ですと1平米当たり年間4,000円をいただいております。 189 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 190 ◯委員(田中紀子さん) 今、1平米年間4,000円と言っていたんですが、例えば200ページの37番の大久保6丁目のところの携帯基地局というのは年額1,100円なんですね。だから、計算方法が違うかもしれないですね。片一方は条例で定められていて、ちょっと違う計算方法かもしれない。でも、それを都市整備部に言うのはあれなので、ここはここで違うということがわかりました。ありがとうございました。 191 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡財務部参事。 192 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 今、田中委員のおっしゃったものは、多分、電柱等は1本幾らというような形ですので、電柱を1本と数えているか、今、斉藤参事が話したのは、例えば面積だとかというので違っているだけだと思います。 193 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 194 ◯委員(田中紀子さん) じゃ、どんなに広くても1本で計算するんですか、公園以外のところは、木更津市としては。 195 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡財務部参事。 196 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 私、電柱で今申し上げたんですけど、電柱だと本柱とか、あとは支線ですか、支えている支線とかによって金額が決まっているはずです。 197 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡参事、それでは、後ほど、そのコピーを後でお示しいただければ。田中委員。 198 ◯委員(田中紀子さん) 私は電柱で大久保の方の事例を言っているんじゃなくて、携帯基地局で年間1,100円というふうに書かれていたので、計算方法が違うのかなということがわかったということを言ったんです。でも、この携帯基地局も1本で数えるのかどうか、わからないんです。 199 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡財務部参事。 200 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 後ほど、貸し付けに係るものは資料でお出ししたいと思います。 201 ◯委員長(重城正義君) 後ほど資料を提出してください。  ほかにご質疑。石井徳亮委員。 202 ◯委員(石井徳亮君) 平成30年度の決算書にはないんですけども、昨年、特殊地下壕対策費というのがありまして、請西の方の地下壕の対応をしていた決算金額だったと思うんです。そのときにほかに民地の中に25ヶ所あって、記録は作成してあるという話だったんですけど、これ、平成30年度については、一切費用は不要だったのかどうかということをお聞きしたいんですけども、その辺はどうなんでしょうか。 203 ◯委員長(重城正義君) 野口都市政策課長。 204 ◯都市政策課長(野口達男君) おととし、特殊地下壕で整備したものは一部道路と民地にも入っておりまして、国の補助金を使って対策ができるというような地下壕でございましたので、市の方でそれについては対策をさせていただいております。その他の民地については、市の方で対策を今のところするというような状況では、考えてはいない状況です。 205 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 206 ◯委員(石井徳亮君) それでは、ほかの25ヶ所のところは、例えば民地の中だけの地下壕で、ほかの、例えば隣のところとか、ほかの道路のところには影響を示さないという形のことは全部把握ができているという形でよろしいんでしょうか。 207 ◯委員長(重城正義君) 野口都市政策課長。 208 ◯都市政策課長(野口達男君) そうですね。当初調べた中で、補助金の対象となるようなものということで調べて対応させていただいております。 209 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 210 ◯委員(石井徳亮君) じゃ、補助金の対象でないという形になっていたとは思うんですけども、例えば特殊地下壕、太田山のところのあそこが例に入るのかどうか、わかりませんけども、今の状況が危険な部分がないかどうかという点検とかというのも必要じゃないかなと思うんですけれども、そういった面についてはどうなんでしょうか。 211 ◯委員長(重城正義君) 野口都市政策課長。 212 ◯都市政策課長(野口達男君) 点検について、必要かというところについて、地下壕の取り扱いがうちの方なのかというところも今はっきり申し上げられませんので、それについては研究してまいりたいと思います。 213 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 214 ◯委員(石井徳亮君) じゃ、そちらの部署が研究次第ではわかるという話で、こちらは受けていいんでしょうか。その後、どこが管理すべきものなのかというものが判明するんでしょうか。 215 ◯委員長(重城正義君) 野口都市政策課長。 216 ◯都市政策課長(野口達男君) 調べて、後日、石井委員のところにご説明に伺いたいと思います。 217 ◯委員長(重城正義君) ほかに。田中委員。 218 ◯委員(田中紀子さん) 143ページの鳥居崎海浜公園内水泳プール指定管理料なんですけれども、鳥居崎海浜公園の水泳プールは、今年度取り壊すというような状況ですね。壊すに当たって、市の公的な財産として今まで運営してきた、サービスしてきたということで、このプールを取り壊すに当たって、総括みたいなものはされるんでしょうか。まとめておくということは。プールができた理由、そして、それが十分仕事をやり終えたので終わったというような形でいくのか、そこのところが、ただ壊しましたで終わってしまうのか。行政として、そのサービスをし終えたというところで一応まとめなどがあるのかどうか。 219 ◯委員長(重城正義君) 斉藤都市整備部参事。 220 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 総括的なまとめをということは考えておりません。  以上です。 221 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 222 ◯委員(田中紀子さん) わかりました。昨年度の利用状況を調べましたら、やはり特定の近くの保育園が無料だから、指導者だけがお金を払って、毎日利用ができるような形で、その利用がかなり多かったんですね。やっぱり改善してほしいなというところをお伝えしておりましたけど、あと1年だから、同じような料金体系でいこうねというところで今年度終わるところだったので、おおむね役目も終えたかなと思っているんですけれども、そういうところもありましたので、やっぱり市民に開かれて使い続けられたのか、やっぱり利用が一時期に偏ってしまったんじゃないかとか、そういうところも含めて総括してほしいなと思ったんですが、しないということだったので、今ここでお話しさせていただきました。 223 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。   先ほどの未提出の回答、答弁ですね。斉藤都市整備部参事。 224 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 田中委員の方からご質疑がございましたトイレの清掃を週何回やっているかというご質疑についてご答弁させていただきます。  太田山公園のトイレにつきましては週2回、その他のトイレにつきましては週1回の清掃を行っております。  以上でございます。 225 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 226 ◯委員(田中紀子さん) その週1回とか週2回が曜日によって利用しやすい前にきれいになっているかという、そこがあるんですけど。例えば太田山に行ったときに、ごみ箱が山積みになっていた。これはいつ回収するのかなと思ったら、水曜日ぐらいになっちゃう。土日にいっぱい来て置いていった人たちが山積みになっているのが、月、火は山積みを見てしまうというようなところがあるので、今後、週2回、1回というのも、こんなふうなときがいいですよという望ましい日というのは、今後契約していく中でアドバイスしていただければと思うんですが、そんなのは可能なんですか。 227 ◯委員長(重城正義君) 斉藤都市整備部参事。 228 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 契約時に、いつがいいのかというのは業者さんと相談はできると思いますので、もう一度検討してみたいと思います。  以上でございます。 229 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。          〔発言する者なし〕 230 ◯委員長(重城正義君) それでは、質疑終局と認め、以上で土木費の審査を終わります。  答弁席入れ替えのため、暫時休憩といたします。                                (午前11時21分)   ───────────────────────────────────────                                (午前11時23分) 231 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  それでは、261ページから281ページまでの公共下水道事業特別会計について、ご審査願います。  ご質疑願います。田中委員。 232 ◯委員(田中紀子さん) 272ページの企業会計移行業務委託費についてです。いつから企業会計で、いつまでが特別会計なのか、タイムチャートなどはあるのでしょうか。 233 ◯委員長(重城正義君) 鈴木下水道推進課長。 234 ◯下水道推進課長(鈴木陽一君) 企業会計移行は令和2年4月1日までに移行するように総務省から通知がございます。それで、特別会計は今年度まででございます。  以上でございます。 235 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 236 ◯委員(田中紀子さん) 令和2年4月からは企業会計ということはわかりました。それを含めて市の中で、これはここまでやることになっているとか、例えばマイナンバー制度だったら、タイムチャートみたいなロードマップがあったんですが、木更津市としての企業会計に移行するロードマップとかみたいなのはあるんでしょうか。 237 ◯委員長(重城正義君) 鈴木下水道推進課長。 238 ◯下水道推進課長(鈴木陽一君) 木更津市としましては、実際、平成27年度から、これについて取り組んでおります。今まで平成29年に資産調査を主に行いまして、平成29年度後半から、専用のシステムが必要ですのでシステム開発ですとか、あと、庁内の関係部署との協議を進めております。平成30年度、数値化するのは難しいんですけど、システム開発については、おおむね半分程度終わっていまして、現在、試験ランというんですかね、テストランを行っている状況でございます。  以上でございます。 239 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 240 ◯委員(田中紀子さん) では、議会としては、令和2年の決算審査のときは平成31年度の特別会計を決算審査して、それで、令和2年4月のための予算審査のときは企業会計で審査をするということでいいんでしょうか。 241 ◯委員長(重城正義君) 鈴木下水道推進課長。 242 ◯下水道推進課長(鈴木陽一君) そこら辺ははっきり、今申し上げられないんですけど、来年度は特別会計ですから普通の決算審査を行うものと考えています。  ちょっと補足ですけど、水道部は毎月、例月出納検査とかを行っていましたけど、令和2年度からは下水道も例月出納検査を行うことになります。  以上でございます。 243 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
    244 ◯委員(田中紀子さん) わかりました。企業会計になっても、さっき言っていた基準外繰入金はあるのでしょうか。それとも独立採算制をとるために企業会計をするのだから、その中で運営をしていくんでしょうか。 245 ◯委員長(重城正義君) 鈴木下水道推進課長。 246 ◯下水道推進課長(鈴木陽一君) 企業会計化しても、すぐに財政がよくなるというんですかね、ものではございませんので、繰入金は必要になります。  これにつきましては、企業会計化後は、健全化計画を来年度策定しまして、議会に報告することが義務付けられておりますので、来年度の、何月かは申しわけございませんけど、議会で報告する予定でございます。  以上でございます。 247 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 248 ◯委員(田中紀子さん) 今わかりました。ということは、特別会計から企業会計に移行するときは、やっぱり議会としても何らかいろいろリンクしているものがあるので、ぜひまた後ほど、どんなふうに進めていこうと思っているよというときに、議会としては、どんなふうにかかわっていくのか。企業会計が急に来ても、またびっくりしますので、事前にどんなふうに変わるのかというのは、レクチャーを議会として受けた方がいいとは思いますので、スムーズに企業会計に移るためにも、情報共有したいと思いますので勉強させてほしいと思います。  今のところ、じゃ、スムーズに、平成30年度のそのときの決算があって、それが順調にいくということで、課題が何かありましたら。 249 ◯委員長(重城正義君) 鈴木下水道推進課長。 250 ◯下水道推進課長(鈴木陽一君) 初めての経験ですので、関係部署との調整や、あと、銀行、これの出納が変わりますので、ちょっと職員は手間取っているところですが、他市との連携もありまして、千葉県内では半分ぐらいが今年度移行しますので、他市の情勢を聞きながら、今のところ特別に大きな問題はございません。  以上でございます。 251 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 252 ◯委員(田中紀子さん) 銀行の通帳も全部新しくつくんなくちゃいけないようなことを、ちょっと調べたらあったので、さぞかし大変なんだろうなと思ったので、滞りなくシステム移行ができますようにご尽力いただけたらと思います。要望で終わってすみません。 253 ◯委員長(重城正義君) いや、結構です。渡辺委員。 254 ◯委員(渡辺厚子さん) 決算資料の179ページにあります、不用額調書の中で、企業会計移行業務委託費につきましては663万7,600円というふうになっております。説明のところに、調査料の増加の可能性があったことから、これに対応できるように備えていたということなんですが、この固定資産調査の調査料の増加を見込んでいたのが、不用額660万円出るというのは、中身がよくわからないので、少しご説明いただけますか。 255 ◯委員長(重城正義君) 鈴木下水道推進課長。 256 ◯下水道推進課長(鈴木陽一君) そもそも下水事業が始まったときに、企業会計移行というのは考えられておりませんでしたので、きちんと資産を管理していなかった。これはどこの市もそうなんですけど。ですから、どこまで調べればいいのかと、実際、図面から調べたりする必要がございました。最終的に今の状況、概々算ですけど、取得時の価格で下水、約1,200億円ぐらいございました。これがちょっと、膨大な調査量で先が見えなかったものですから、申しわけございませんけど、これだけの不用額を出してしまいました。 257 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。石井徳亮委員。 258 ◯委員(石井徳亮君) 275ページの建設管理費、公共下水道事業計画作成委託費なんですけども、こちらの成果説明書の方を見ますと、木更津市公共下水道事業基本計画策定業務委託というふうになっているんですけども、基本計画を策定するのを委託するという話なんですけど、木更津市としては、こういう方向でという形のことを決めて細かいところを委託しているのか、ちょっと教えていただければと思います。 259 ◯委員長(重城正義君) 鈴木下水道推進課長。 260 ◯下水道推進課長(鈴木陽一君) 今回の基本計画策定業務委託には大きく2点ございまして、先ほど斉藤委員からご質疑がございました岩根ポンプ場の公共下水道雨水への編入ですね。これは補助金対象にするためなんですけど。それと、もう一つは、し尿処理、これの共同化を今検討しているところなので、これについて大きく2点。ですから、ちょっと範囲を広げるとか、そういったことに今回重点を置いているものではございません。  以上でございます。 261 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 262 ◯委員(石井徳亮君) 大きく2点という形だったんですけども、じゃ、ほかの、例えば全体的にこうしようとかいう形のことは、ここにはないということなんでしょうか。 263 ◯委員長(重城正義君) 鈴木下水道推進課長。 264 ◯下水道推進課長(鈴木陽一君) 上位計画の汚水適正化処理構想というのがあるんですけど、それに合わすというんですかね、それとの適合を図るという処理もございます。  以上でございます。 265 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 266 ◯委員(石井徳亮君) 何でそういう言い方をしたかというと、例えば、これから人口減少がどんどんどんどん進んできていて、それで、なおかつ下水道枝管をどんどんどんどん広げていっているんですけども、その点の方から質疑したいと思うんですけど、例えば100軒あったところに、下水管が入ってきて、例えばそれが10軒になったと、そういった場合について、その下水の使用量が減ってきている場合については、その下水管はきちんと機能するんですかね。 267 ◯委員長(重城正義君) 鈴木下水道推進課長。 268 ◯下水道推進課長(鈴木陽一君) 委員おっしゃったように、最初100軒で今10軒というようなところは、ちょっと私はないとは思っているんですけど、実際、今、公共下水道の面整備、枝管整備は人口の集中している清見台地区とか、江川地区とか、計画的に進めております。じゃ、いつまでというところは、国のアクションプランというのがございまして、これは令和8年までなんです。令和8年までは補助金がつくものと考えておりますので、令和8年までは積極的に進めていきたいと思います。下水道使用料収入は下水道の運営にとって重要な財源ですので、そのように考えています。  以上でございます。 269 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 270 ◯委員(石井徳亮君) ですから、令和8年まで補助があるという話なんですけども、人口減少がどんどんどんどん進むというのは、その先だと思うんですけども、その先に人口が減ってきて収入も減ってくる。そのときに維持管理ができているのかという話が言いたい話で、実際問題、アカデミアパークからの圧送管の下水管、あそこのところが途中で2ヶ所、こういうふうに上のところで使用量が少なくてガスが発生したのが原因かという形で、下水管が損耗した案件がありますので、そういった案件があちこち市街地の中にいっぱい入ってくると、それを直していくだけでも大変になってくるのかなと思うので、その辺、全体的な見直しというのを上位のものから変えていくんでしょうけども、そういった点では、今からどんどんどんどん枝線を増やしていくのがいいのかどうか。そこの今、人口が集中しているところについても、人口は減っていくはずなので、そこだけは全部残るというんだったら、まだいいですけど、そういった面もありますので、その辺の見直しをかけてほしいとは要望したいんですけども、その辺の要望というのは、やる可能性はあるんでしょうか。 271 ◯委員長(重城正義君) 鈴木下水道推進課長。 272 ◯下水道推進課長(鈴木陽一君) 先ほど申し上げました、経営戦略の策定を来年度行いまして議会に報告すると申し上げましたけど、このときに数年先の計画を考える予定でございます。委員おっしゃったとおり、将来、例えば合併浄化槽の区域を設定するですとか、場合によっては料金の値上げとかも視野に入れなければいけないことになると思います。  以上でございます。 273 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 274 ◯委員(石井徳亮君) それでは、来年度の策定のときに、私個人とすると、維持管理がとてつもなくずーっと未来永劫続いていくものであったら、合併浄化槽の方を推進していって、個別管理ができるものの方が将来的な負の遺産的なものが増えないのではないかな、言い方がちょっと悪いですけども、そういった点についてご留意いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 275 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。斉藤委員。 276 ◯委員(斉藤高根君) 今の合併浄化槽論は、もともと賛成のもので、関連しながら、ただし、雨水管は時間50ミリですよね、たしか設計が。ただ、今は実績降雨量ということで、例えば七曲は時間100ミリ降っている。木更津市内でも昭和45年の7月1日には時間100ミリ降っています。こういったことで、もうあふれるものをつくっているわけんなんですよ。あふれるものをつくっているって自分で、鈴木課長、現場にいてさ、あふれるものをつくっているんだよと、こういう認識ありますか。 277 ◯委員長(重城正義君) 鈴木下水道推進課長。 278 ◯下水道推進課長(鈴木陽一君) 公共下水道の雨水は現在金田地区のみに限られているんですけど、確かに今、気候の変動とかもございまして、国の方も100ミリ安心プランと掲げている状態でございます。そこら辺は今後、国とか県からの指導があるものと考えております。  以上でございます。 279 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 280 ◯委員(斉藤高根君) 例えば管なんかはいいわけですよ。中野、畔戸に流れれば、何とか田んぼで受け入れてくれると。ただ、まちなかなんかだと、あれ、まちなか合流で両方で1,000ミリぐらいの管なのかな、が入っているはずなんですよ。あれ、絶対あふれるというのがわかっているわけなんですよ。わかっているのをつくると。こういう、まず、この合流管の計画はあるんでしょうか。 281 ◯委員長(重城正義君) 鈴木下水道推進課長。 282 ◯下水道推進課長(鈴木陽一君) 合流管につきましては、主に中里吾妻地区を通っておりまして、富士見通りには2,000ミリぐらいの管が通っていると思いましたけど、当時の基準では50ミリというもので正しかったものと認識しております。  以上でございます。 283 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 284 ◯委員(斉藤高根君) 当時から、あれは間違いなのかなと、私は携わっていて思ったんですけれども、とりあえず直す金はない。多分あふれるだろうというのが前提なんですよ。ということは、床下はあり得るということなんですけれども、実際に、では、実績降雨量でこれから設計しますよという場所はできるの。要するに実績降水量で管を設計すると補助金は来るの。 285 ◯委員長(重城正義君) 鈴木下水道推進課長。 286 ◯下水道推進課長(鈴木陽一君) 例えば、今施工中の清見台2号幹線も計画設計時点では基準が50ミリでございましたので、下流から始まってきてしまっているので、変えられないと思います。あくまでも、そのときの国の基準でないと補助金はおりませんので、国の基準が変わらない限り無理だと思います。先ほど100ミリ安心プランと申し上げましたけど、これはどちらかというと、ソフト的なものが重点的になっております。  以上でございます。 287 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 288 ◯委員(斉藤高根君) では、補助金がおりないのであれば、オーガニックなまちを標榜するのであれば、雨水だけは川を残すと。開削であれば、要するに下水管というのは、集水ますが詰まっちゃうからだめなのよ。全てが受け入れることができない。じゃ、川にすれば、みんな川に流れ込むだろう。そのほうがいいと思うのよな。だから、これから鈴木課長は若い人を育てるのに、こんないろんな意見、石井委員が言ったように合併浄化槽とか、開削雨水路とか、そういった新しい考えをできる職員を育ててもらうのが仕事だよ。こんな答えに窮するようなあれよりも、若い職員を育ててくれることを約束できますか。 289 ◯委員長(重城正義君) できるか否かでお答えください。鈴木下水道推進課長。 290 ◯下水道推進課長(鈴木陽一君) 頑張りたいと思います。 291 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。          〔発言する者なし〕 292 ◯委員長(重城正義君) 鳥飼都市整備部次長。 293 ◯都市整備部次長(鳥飼能道君) 先ほどの土木費の最後の方に、石井委員の方からご質疑がございました特殊地下壕の件で、簡単ではございますけども、お答えしようと思います。  太田山公園の下にあります地下壕につきましては、都市整備部でも認識はしております。柵を設置してあるとは思いますので、一応一般の方が出入りしないように注意は促しております。特殊地下壕対策につきましては、県の方の県土整備部が窓口になっておりますので、市の方としては都市整備部の方が担当課として、これまでも特殊地下壕対策を国の補助金を活用しながら進めてきております。これまでも、不定期かもしれませんけども、国の方から数回ほど実態調査の依頼がありまして、市としましては、実態を把握して県を通じて国の方に報告をしてございます。  今後は、対策に対する補助がいつまで続くかわかりませんけども、県を通じて国の方と相談しながら特殊地下壕対策を進めていくことになると思っております。  以上です。 294 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 295 ◯委員(石井徳亮君) 柵のみという形で県の方で管理もされているという話なんですけども、柵をしてあって、こういう、今ありましたけど、100ミリを超える雨水とかなんかで、どんな影響が出ているかどうかということも、地元の市としても、ある程度把握はしておきたいというところもあるし、地下壕があること自体を知っている、知らないということもあるし、もしかしたら、あれが観光につながるようなことがある場合も、今、例えば東京湾の中の島に行ってみたりとか、館山の方の地下壕の見学とか、そういったものがありますので、ああいったものもうまく活用できる要素が少しでもあるんだったら、市としても、ああいう地下壕がどんなふうになっていて、いつごろこんなふうに使ったという話とか、そういった記録を一般にどんどん出すとか、そういった形のものも、プラスになるものは何でもとは言いませんけど、プラスになり得るものは、少しでもプラスになるようなふうに考えていっていただければと思いますので、要望としますので、よろしくお願いいたします。 296 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、以上で公共下水道事業特別会計の審査を終わります。  ここで13時ちょうどまで休憩といたします。                                (午前11時44分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後零時55分) 297 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  それでは、146ページから148ページまでの第45款消防費について審査願います。  ご質疑願います。田中委員。 298 ◯委員(田中紀子さん) 消防費、決算書147ページ、今回、消防団員の方から活動費が足りないという声もあり、ふだんどういった消防資機材などを必要としているのかを把握するため、8月に消防団業務活動費の実態調査を行いました。資料をご覧ください。  1番、断念した装備品、15品目ありました。2番目に、断念した理由は「高額なため断念」が16件、「次年度以降に検討」が9件、「部や分団の経費でまかなっている」が4件ありました。そこで1個目の質問ですが、部や分団で10万円もするものを購入していることもわかりました。まず、これらは消防団業務活動費で購入するものなのか、お尋ねします。 299 ◯委員長(重城正義君) 露崎警防課課長補佐。 300 ◯警防課課長補佐(露崎淳也君) お答えします。非常備消防費に該当いたします。消防団業務活動費は、主に消防団員の皮手袋や安全靴など、災害現場での活動時の安全を確保するための消耗品を支給するための経費となっております。しかしながら、実態調査集計結果の1の断念した装備品を確認しますと、約9割が11節の消耗品ではなく、18節の備品でございます。この備品には消防団車両の更新時にそろえているものもございます。  以上です。 301 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 302 ◯委員(田中紀子さん) では、断念した装備品15品目のうち、消防車の更新時に装備されないものはどれでしょうか。 303 ◯委員長(重城正義君) 露崎警防課課長補佐。 304 ◯警防課課長補佐(露崎淳也君) お答えします。消防団業務活動費の実態調査集計結果1番の消防ホース巻き取り器、2番の訓練用水槽、9番の防塵マスク、15番のディスクストレーナーでございます。 305 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 306 ◯委員(田中紀子さん) では、今の4点以外の装備品は車両の更新時に装備されていくと思いますが、今回の実態調査を実施した結果、消防団員が断念し、全ての消防団車両に装備されていない装備品は何かありますでしょうか。 307 ◯委員長(重城正義君) 露崎警防課課長補佐。 308 ◯警防課課長補佐(露崎淳也君) お答えします。断念した装備品の中の3番目の中継圧力調整器でございます。  以上です。 309 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 310 ◯委員(田中紀子さん) では、中継圧力調整器とはどういったものでしょうか。 311 ◯委員長(重城正義君) 露崎警防課課長補佐。 312 ◯警防課課長補佐(露崎淳也君) 警防課で用意いたしました資料をご覧ください。  小型動力ポンプに取り付ける器材でございます。高い圧力で送られてきた水を排水することにより圧力を下げ、ポンプの損傷を防ぎ、また、安定した放水圧力を保つことができるため、隊員の安全が確保されます。  以上です。 313 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 314 ◯委員(田中紀子さん) この中継圧力調整器は必要なものでしょうか。 315 ◯委員長(重城正義君) 露崎警防課課長補佐。 316 ◯警防課課長補佐(露崎淳也君) お答えします。小型動力ポンプの故障、また、消防団員の負傷を未然に防ぐためにも必要なものであり、今後更新される小型動力ポンプ付積載車には全ての車両に装備していく予定でございます。  以上です。
    317 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 318 ◯委員(田中紀子さん) では、中継圧力調整器の装備率はどのくらいでしょうか。現在のを教えてください。 319 ◯委員長(重城正義君) 露崎警防課課長補佐。 320 ◯警防課課長補佐(露崎淳也君) 小型動力ポンプ付積載車31台中8台に装備しており、装備率は約26%でございます。 321 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 322 ◯委員(田中紀子さん) では、今後、小型ポンプ付積載車が更新されるときに装備されるということですが、現在の消防団車両の車両更新の基準と実態はどのようになっているでしょうか。 323 ◯委員長(重城正義君) 露崎警防課課長補佐。 324 ◯警防課課長補佐(露崎淳也君) ポンプ車及び小型動力ポンプ付積載車ともに15年を基準としております。必ずしも基準どおりの更新とはなっておりません。今年度更新する車両は2台あり、ともに小型動力ポンプ付積載車でございますが、5分団2部下矢那地区の車両は24年が経過、また、4分団2部江川地区の車両は22年が経過しております。  以上です。 325 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 326 ◯委員(田中紀子さん) では、15年以上経過した車両は一体何台あるんでしょうか。 327 ◯委員長(重城正義君) 露崎警防課課長補佐。 328 ◯警防課課長補佐(露崎淳也君) 現時点で38台中6台が車両更新基準の15年を経過しております。 329 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 330 ◯委員(田中紀子さん) では、車両更新時に合わせて装備品の購入となると、必要とする消防団の車両に装備されるのに15年以上かかってしまいます。では、消防車両の更新時ではなく購入するとしたら、それはどの項目になるんでしょうか。 331 ◯委員長(重城正義君) 露崎警防課課長補佐。 332 ◯警防課課長補佐(露崎淳也君) 147ページ、非常備消防費、消防団活動用資機材購入費から購入いたします。 333 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 334 ◯委員(田中紀子さん) では、中継圧力調整器を必要とする消防団に装備するには1台当たり幾らになるでしょうか。 335 ◯委員長(重城正義君) 露崎警防課課長補佐。 336 ◯警防課課長補佐(露崎淳也君) 1台当たり単価は約4万円でございます。今後は23個部に装備いたしますので、合計92万円が必要となります。  以上です。 337 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 338 ◯委員(田中紀子さん) では、ポンプの損傷を防ぎ、団員の安全確保にもなるのですから、更新時を待たずにそろえたらと思います。一度にそろえると、また一度に壊れるので、3年から4年など、短い期間で全車両にそろえたらと思いますが、いかがでしょうか。 339 ◯委員長(重城正義君) 露崎警防課課長補佐。 340 ◯警防課課長補佐(露崎淳也君) そのとおりでございます。今後は消防団活動用資機材購入費において計画的に予算要求し、財政当局のご理解をいただき、購入していきたいと考えております。 341 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 342 ◯委員(田中紀子さん) 最後に1つなんですが、4番目の「その他」のところの1番、「団員の体格に合った防火服を支給してもらいたい」というふうに書いてあるんですね。これ、危険を伴う現場の仕事なので、やはり身動きしやすいものを貸与すべきと考えますが、これについてはどうでしょうか。 343 ◯委員長(重城正義君) 露崎警防課課長補佐。 344 ◯警防課課長補佐(露崎淳也君) 防火服は火災現場などにおいて身を守る大事な装備でございます。今後は体格に合った防火服を支給すべく、消防団員の体格を調査の上、支給し、安全確保に努めてまいります。  以上です。 345 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。大村委員。 346 ◯委員(大村富良君) 146ページの5の(2)ちば消防共同指令センター機器更新事業費について、事業概要について説明してください。 347 ◯委員長(重城正義君) 齊藤消防本部次長。 348 ◯消防本部次長・消防総務課長(齊藤秀樹君) ちば消防共同指令センターの機器更新事業費についてご説明いたします。  本事業は、ちば消防共同指令センター司令管制システム寿命、摩耗、故障等に伴うシステム停止等の重大な障がいを回避するとともに、システムの長期的な安定稼働を実現するため、部分的な機器更新を平成30年度、令和元年度の2か年の継続事業で実施するもので、千葉市が事業主体となり実施しております。  千葉県内の20消防本部が費用案分により算出された金額を、ちば消防共同指令センター運用経費負担金として千葉市へ支払うものです。 349 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 350 ◯委員(大村富良君) 了解いたしました。それでは、費用案分についてなんですけども、本市の算出方法、どのように行われているのか。また、実際の案分している数というんですか、トータル、消防士の数、また消防署の数等あろうかと思いますので、その辺わかりましたら、お聞かせください。 351 ◯委員長(重城正義君) 齊藤消防本部次長。 352 ◯消防本部次長・消防総務課長(齊藤秀樹君) 費用案分の算出方法につきましては、20消防本部の管轄人口割80%と均等割の20%で算出され、本市の案分比率は4.29%でございます。総事業費につきましては14億5,800万円で、本市の負担金額につきましては、平成30年度決算額675万4,778円で、本年度につきましては5,899万1,556円を支給する予定でございます。  以上でございます。 353 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。渡辺委員。 354 ◯委員(渡辺厚子さん) 決算書146ページから147ページにかけてですが、備考欄6、火災予防業務費のうち、147ページの(4)火災予防業務用資機材購入費39万9,060円についてですが、購入したものはどういったものなのか、教えてください。 355 ◯委員長(重城正義君) 星野予防課長。 356 ◯予防課長(星野 隆君) お答えいたします。ダイヤル調整先端可動式内視鏡1台と火災原因調査用カメラ7台を購入いたしました。 357 ◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。 358 ◯委員(渡辺厚子さん) 長い名前のこのダイヤル調整先端可動式内視鏡1台購入ということですが、どういった目的に使用するものなのか、少し詳しく教えてください。 359 ◯委員長(重城正義君) 星野予防課長。 360 ◯予防課長(星野 隆君) お答えいたします。火災原因調査で出火箇所を特定するため、目の届かない部分を確認する必要がございます。今まではその部分を破壊したり、部品を外すなどして危険性がある確認方法をとっておりましたが、内視鏡を使用することにより、極力危険な作業をなくし、安全確実に出火箇所の確認が行えるようになりました。  以上でございます。 361 ◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。 362 ◯委員(渡辺厚子さん) 安全に確認ができるようになったということですが、実際に使用する機会はございましたか。 363 ◯委員長(重城正義君) 星野予防課長。 364 ◯予防課長(星野 隆君) お答えいたします。件数の統計はとっておりませんが、建物火災ではダクト内や壁の内側の確認、車両火災ではボンネット内の狭隘な部分などの確認をいたしました。  以上でございます。 365 ◯委員長(重城正義君) ほかに。永原委員。 366 ◯委員(永原利浩君) 数字の質問ではないんですけれども、機能別消防団の学生部のことについて、ちょっとお伺いしたいんですが、既に現在、今、女性部の方はお隣にいる渡辺厚子委員も隊員として頑張っているところなんですけど、この機能別消防団の学生部の活動内容についてお伺いしたいと思います。 367 ◯委員長(重城正義君) 前田警防課長。 368 ◯警防課長(前田 茂君) 機能別分団学生部につきましては、平常時におきまして、幼稚園児、小学生に対する火災予防啓発活動や市民に対する応急手当ての普及活動を主な活動としております。その他各消防団行事におけます案内、接待、進行のアナウンス、防災普及啓発品の配布、そして消防団確保のPRなどを行っていただいております。また、先般の台風15号の際には、避難所での後方的な支援活動を行っていただきました。  以上でございます。 369 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 370 ◯委員(永原利浩君) 学生部さんの方は、今のご答弁の中に応急処置も含まれるんだと。例えば女性部さんの方では、上級救命救急の講習も受け、それから指導する側の、かなりスキルの高いレベルに達しているというお話も聞くんですが、そういった活動の中で、応急処置を例えば学生さんがよかれと思ってしたことで、結果として悪い方向に行っちゃうこともあろうかと思うんですけど、よく耳にする善きサマリア人の法だとか何とかってあるじゃないですか。そういったことについては、どのようにお考えか、教えてください。 371 ◯委員長(重城正義君) 前田警防課長。 372 ◯警防課長(前田 茂君) 市民が善意で実施いたしました応急手当てにつきましては、悪意や重大な落ち度がなければ、その結果の責任を法的に問われることはないと考えられております。応急手当てが必要な場合につきましては、ためらわず勇気を持って行っていただきたいと思っております。  以上でございます。 373 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 374 ◯委員(永原利浩君) そうしますと、女性部さんたちは、それこそ本当に上級救命救急、繰り返しになってごめんなさい、救命救急の講習も受けているし、教える側の資格もあるんですけど、こういった学生部に対しては、普通救命じゃなくて上級救命救急の講習とかを受けてもらっているのかしら。 375 ◯委員長(重城正義君) 前田警防課長。 376 ◯警防課長(前田 茂君) 学生部の上級救命の講習会につきましては、今月の28日に消防本部主催の救急講習会を開催いたします。その講習に対しまして、学生部の部員5名が参加する予定となっております。今後は機会を捉えまして、学生部に対しまして救急講習会への参加を呼びかけてまいります。  以上でございます。 377 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 378 ◯委員(永原利浩君) 1回目の質疑、最後なんですけれども、ぜひスキルの高い助けてくれる人たちを育てていただきたいというご要望と、過去に2年か3年前か、ちょっと忘れちゃったんですけど、教育部の方に、今、教育部はいらっしゃらないんですけど、教育部の方に中学校の子どもたち、なるべくこういう救命救急ができる人たちを、いっぱい数をつくっておくべきだということで、太田中とあと2つ、3つの学校までやったのは覚えているんですけど、あれは上級救命救急だったんですね、中学生に対しても。多分この辺じゃ初めてのパターンだったと思うんですけど、その後、教育部から中学生に対して、あのときの答弁では、定期的にぐるぐる回すんだと、少しずつ増やしていくんだということをご回答いただいているんですけど、教育部の方から依頼はその後、ちゃんと定期的に回ってきているんでしょうか。 379 ◯委員長(重城正義君) 前田警防課長。 380 ◯警防課長(前田 茂君) 正直なところ、定期的な依頼はございません。このことから、本年6月に教育部に対しまして実施を促す通知文を送付したところでございます。  以上でございます。 381 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。座親委員。 382 ◯委員(座親政彦君) 成果説明書の79ページに1年間の総括的な文章が何十行、書かれているんですが、その中で「消防大学校を初めとした職員研修の充実強化を図るとともに、消防法施行令及び規則の一部が改正されたことを受けて、該当防火対象物へ立入検査を実施して予防の啓発に努めた」ということでございます。  決算書でいいますと146ページの先ほどの5目の常備消防費の備考欄6の火災予防業務費の中に入るんだというふうに思いますが、立入検査ということなので、多額の予算を使うということはないんだろうと、こう思うんですけども、たしか平成29年度も行ったというふうに思いますが、確認のために立入検査の実施状況についてお伺いいたします。 383 ◯委員長(重城正義君) 星野予防課長。 384 ◯予防課長(星野 隆君) お答えいたします。立入検査の件数でございますが、不特定多数の方が利用する防火対象物が262件と危険物施設を100件実施いたしました。また、新潟県糸魚川市の大規模火災を契機に、令和元年10月1日から火を使用する全ての飲食店に消火器の設置が義務化されることに伴い、消防署と予防課で周知活動を含めた立入検査を小規模飲食店に対して昨年度は200件実施しており、防火対象物にはその件数も含まれております。  以上でございます。 385 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 386 ◯委員(座親政彦君) 362件という大変な膨大な数の点検をしていただいたということがわかりました。結果を受けて、是正が多分おおむねされているんだろうと思いますが、質疑はしませんけども、もしまだ完璧に行われていないところがあれば、早急に指導していただくように要請をしておきます。  以上です。 387 ◯委員長(重城正義君) 要望ということでよろしいですね。石井徳亮委員。 388 ◯委員(石井徳亮君) 146ページの救急救助資機材購入費と、その下の消防活動資機材購入費、これをこちらの成果説明書で見ますと、両方とも不用額がゼロになっているんです。不用額がゼロとなっていることは効率よく予算を使っていただいているのかなという、このことの反面、自分が想像するに、買いたくても買えないものがあるんじゃないのかなという気もするんです。例えば耐用年数が決まっていて、きっちりそこの時点で、もう使わなくて更新しますよと計画的なものがあると思うんですけども、例えば防火服であったり、長靴であったりとか、毎日毎日使うようなもので、耐用年数というか、償却期間の手前で破れてしまったりしても、使わざるを得ないとか、そういう消防署員の安全にかかわる部分についてのものが買えているかどうかという話になってくると、その辺の不用額がゼロになっているので、買えていないのかなというふうに逆に思ってしまうんですけど、そういうところはないんでしょうか。 389 ◯委員長(重城正義君) 前田警防課長。 390 ◯警防課長(前田 茂君) お答えします。不用額ゼロにつきましては、大きいものを購入して、減額補正で市の当局に返しているような形ですのでゼロになるということでございます。  以上でございます。 391 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 392 ◯委員(石井徳亮君) じゃ、質疑した内容なんですけど、買いたくても買えないものはなかったということでしょうか。 393 ◯委員長(重城正義君) 石井消防署副署長。 394 ◯消防署副署長(石井和成君) お答えします。毎年、消防署におきまして装備検討委員会等を開きまして、毎年、予算要望はいたします。そのうちから、またヒアリング等を受けまして、本当に必要なものを要望しているような状況でございます。しかしながら、予算上、やはり限られた予算でございますので、全部買えるということはございませんので、消防署といたしましても優先順位をつけまして、本当に必要なもの、また使用期限が切れるものを優先して更新してございます。  以上でございます。 395 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 396 ◯委員(石井徳亮君) 危険度の低い、例えば事務上のものとか、いろんなものでしたら、まだだましだまし使っていくことというのはできると思うんですけども、実際問題、現場で使うようなものとかについては、予算要求の時点で、ぜひこれは必要なものだという形で言っていただいて通していただければと思いますので、その点また、後ろで座っていらっしゃる方なんかも、よろしくお願いしたいと思います。 397 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。斉藤委員。 398 ◯委員(斉藤高根君) 3種類の消防自動車を購入していますね。その購入方法をまずお答えください。 399 ◯委員長(重城正義君) 前田警防課長。
    400 ◯警防課長(前田 茂君) 車両等整備事業費の中に水槽付消防ポンプ自動車購入費、これについては金田分署のポンプ自動車になります。次に、小型動力ポンプ付積載車購入費、これにつきましては消防団の車両になります。そして、40メートル級はしご付消防自動車につきましては消防署の車両となります。  以上でございます。 401 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 402 ◯委員(斉藤高根君) 質疑が間違っておりましたか。購入方法を、入札なのか、随意なのかをお教えください。 403 ◯委員長(重城正義君) 前田警防課長。 404 ◯警防課長(前田 茂君) 3件とも指名競争入札でございます。  以上です。 405 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 406 ◯委員(斉藤高根君) ということは、多分63なのかな、サファリが変わったと思うんですけども、サファリは非常にもったいない車、あの車の処分はどのようになったんですか。 407 ◯委員長(重城正義君) 前田警防課長。 408 ◯警防課長(前田 茂君) これにつきましては、購入業者へ解体処理をお願いいたしました。  以上でございます。 409 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 410 ◯委員(斉藤高根君) 解体処理の費用はどこに上がっているんでしょうか。 411 ◯委員長(重城正義君) 前田警防課長。 412 ◯警防課長(前田 茂君) これについては無償にてやっていただきました。解体処理をやっていただきました。  以上でございます。 413 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 414 ◯委員(斉藤高根君) 無償というのは、どうしてでしょうか。解体業者がただでやるよって、どういう。廃車を価値があるからただにしようと、それとも、鉄で売るからただにしよう。どういう方法で無償になったんでしょうか。 415 ◯委員長(重城正義君) 前田警防課長。 416 ◯警防課長(前田 茂君) 理由といいますか、次の63を購入する業者に、ただで引き取っていただいた、処理をしていただいたということでございます。  以上です。 417 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 418 ◯委員(斉藤高根君) はしご自動車のときも言ったわけなんですけれども、あれ、業者がその後、解体したのか、どうなのかというのは最後までわかりませんか。 419 ◯委員長(重城正義君) 石井消防署副署長。 420 ◯消防署副署長(石井和成君) 補足いたします。消防本部で契約しました、契約した業者に引き取っていただきまして、提出書類としまして抹消登録証明書と解体した、済んだ写真を提出いただいております。  以上でございます。 421 ◯委員長(重城正義君) ほかに。永原委員。 422 ◯委員(永原利浩君) 消防職員さんとか消防団員さんが現場に急行したときに、結構、一般の市民の皆さんとトラブルになることが実際あるんですね。あると聞いています。実際、僕らもあるんですけど。この間の9月9日の大きな台風の後、9月10日に永井作で火災が発生して、11時ぐらいに3分団の1も出ていますけど、そのときにやっぱりやじ馬がいっぱい集まってくると。車両なんかをちょっと動かしてくださいなんて言うと、「何で俺の車両をどかさなきゃいけなんだ」なんていう、それはただの暴言ぐらいで済むんですけど、実際問題として、職員さんなんかが救急等で現場に行ったときに、そういう市民の皆さんだったり、あるいは家族の皆さんから暴力を受けるなんていう話も聞いているんですけど、その辺の実態があれば、ちょっと教えていただきたいと思います。 423 ◯委員長(重城正義君) 前田警防課長。 424 ◯警防課長(前田 茂君) 主に救急出動現場におけます暴力がございます。本市におきましても、数件ですが発生しております。暴力におきましても、通常の暴行からナイフ等の凶器を持った、いわゆる自傷者からの通報などにより出動する場合があります。その際には現場に警察の到着を要請するということでございます。その後は警察と連携して対応しております。実際に暴行された場合には現場の警察官に公務執行妨害として逮捕をしていただいております。  以上でございます。 425 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 426 ◯委員(永原利浩君) 質疑ではないんですけど、命を張って飛び込んでいく人たちが、そこで別の理由でけがしたり命を落とすということがあっても困りますし、また、今は何もないんですけど、さっきちょろっと言った火災現場のやじ馬をどうにか排除するような何か手を今後考えていただきたいなというのは団員の方から声が上がっていましたので、お伝えしておきます。  以上です。 427 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。座親委員。 428 ◯委員(座親政彦君) 決算書の146ページの5目の、先ほど出た常備消防費の備考欄3に職員研修費で638万円強が執行されております。成果報告書の79ページの執行内容を見ますと、消防大学校から指導救命士養成まで、それぞれ細かい執行金額が書いておりますけども、その中で上から3つ目の救急救命士養成、これ、今年度1名ということで派遣をしておりまして、約200万円ということになっておりますけども、まず、現在救急救命士という方は何名いらっしゃるのか、お伺いいたします。 429 ◯委員長(重城正義君) 森消防総務課課長補佐。 430 ◯消防総務課課長補佐(森 貴人君) お答えいたします。救急救命士の現在の人数につきましては48名でございます。そのうち現場活動をしている救急救命士の数につきましては30名でございます。  以上でございます。 431 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 432 ◯委員(座親政彦君) 実数字わかりました。前年度、平成30年度、さっき言いましたとおり、1名ということで派遣をしておりますが、この研修というのは救命士の国家資格を取るために、高度かつ専門的な知識を習得するということで半年間、全寮制で研修を受けるというふうに伺っております。かなりの費用をかけての研修ではありますけども、国家資格を有する救急救命士が一人でも多くいるというのは大変心強く感じているわけでございます。  そこで、前年度が1名、その前も1名でしょうかね。この先も大体年1名程度を研修に派遣していくというふうに認識してよろしいのか、お伺いをいたします。 433 ◯委員長(重城正義君) 森消防総務課課長補佐。 434 ◯消防総務課課長補佐(森 貴人君) お答えいたします。救急救命士の養成する人数につきましては、今現在30名の救急救命士が活動し、5台の救急車を運用しております。各救急車に2名の救急救命士が乗車可能となっております。職員の採用によって若手職員の救急救命士の数は増えているものの、救急隊長となるべく救急救命士の数が不足しているところでございますので、救急隊長となるべく職員の毎年1名養成を行い、救急業務の充実強化に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 435 ◯委員長(重城正義君) 今後ということはいいんですか。この先。ずっと1名ずついくんですかということ。森消防総務課課長補佐。 436 ◯消防総務課課長補佐(森 貴人君) お答えします。一応毎年1名程度、予算も高額となっておりますので、1名ずつ要望して研修させていきたいと考えております。  以上です。 437 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。平野委員。 438 ◯委員(平野卓義君) 148ページの40メートル級はしご付消防自動車購入費、この消防自動車が出動したことはあるのか。 439 ◯委員長(重城正義君) 石井消防署副署長。 440 ◯消防署副署長(石井和成君) はしご車の出動でございますけど、過去には平成19年の船舶の火災を1件、あと、第二中学校での火災が1件、最近ですと、実際のはしごを活用した火災の出動件数に関しましては2件でございます。  以上でございます。 441 ◯委員長(重城正義君) 平野委員。 442 ◯委員(平野卓義君) 今、マンションが何棟か建っています。40メートル級はしご付消防自動車でどのくらいの建物までが消火できるのか、お伺いします。 443 ◯委員長(重城正義君) 石井消防署副署長。 444 ◯消防署副署長(石井和成君) 1階のメートルがおおよそ3メートルでございますので、40メートル級はしご車でございますから、12階から13階程度と考えております。  以上でございます。 445 ◯委員長(重城正義君) 平野委員。 446 ◯委員(平野卓義君) 今建っているマンション、これから建つマンション、大体そのぐらいの高さですから、何かあったときには、その消防自動車が、ないことが前提ですけども、あったときには活躍できるということで理解しました。  過去に弁天通りで火事があったときに、当時のはしご付消防自動車が来るべき火災じゃなかったという話がうちの近隣で出ましたけども、その出動に対してルールがあるのか、何か決まりがあるのか、その辺をもう一度確認させてください。 447 ◯委員長(重城正義君) 石井消防署副署長。 448 ◯消防署副署長(石井和成君) 本市におきまして、3階建て以上の建物の火災出動を覚知した場合には、はしご車をセットで出動させております。  以上でございます。 449 ◯委員長(重城正義君) 平野委員。 450 ◯委員(平野卓義君) わかりました。3階建て以上ということで理解しました。   以上です。 451 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。座親委員。 452 ◯委員(座親政彦君) 最後の質疑になります。決算書の148ページの15目消防施設費の備考欄2の、先ほども質疑が出ましたが、小型動力ポンプ付積載自動車2台、6分団3部と7分団1部で購入したということでございます。今後の方針として、消防ポンプ自動車から全ての車両を小型に切り替えていくというふうに聞いておりますけども、市政の概要を見ますと、本年4月1日現在でポンプ自動車が7台ということは、もともと9台あって、今回2台買ったので7台ということだというふうに思うんですけども、毎年度、予算の関係だと思うんですが、2台程度、小型に切り替えていくというお考えなのか、お伺いをいたします。 453 ◯委員長(重城正義君) 露崎警防課課長補佐。 454 ◯警防課課長補佐(露崎淳也君) お答えします。本市の消防ポンプ車の車両更新基準は15年としており、経過年数を超えた車両から順次更新を行っております。このことから、今後も各年度において1台から3台程度ずつ更新を予定しております。  以上でございます。 455 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 456 ◯委員(座親政彦君) 1台から3台、予算に応じてということだと思うんですが、割り算しますと2年とか3年で、それがもし予算措置がとれれば、切り替えていくということになるわけでありますけども、小型ポンプ車に全部すれば、ポンプ車操法大会も多分なくなるのかなという気もしますし、個人的には本当に全て小型でいいのかなというふうに思うところはあるんですが、ポンプ車じゃなくても能力的に小型でも大丈夫だというふうに聞いておりますので、コストを考えると、なるべく早く切り替えた方がいいというふうに思いますので、予算との関係もあろうと思いますが、ぜひ進めていただければというふうに思います。  以上です。 457 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。石井徳亮委員。 458 ◯委員(石井徳亮君) 今、ポンプ自動車から小型動力ポンプ付積載車の購入という形になっていたんですけども、現場サイドで小型ポンプ車だとガソリン、燃料が長時間もたないと思っているんですけども、そういう事例というのはあったんでしょうか。途中で止めなくちゃいけないような形の事例があったかどうか、教えてください。 459 ◯委員長(重城正義君) 石井消防署副署長。 460 ◯消防署副署長(石井和成君) 小型動力ポンプにつきましては、燃費が悪いのは私どもも承知していまして、ガソリン用の携行缶を擁してございますので、それで対応しているところでございます。  以上でございます。 461 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 462 ◯委員(石井徳亮君) ですから、その携行缶を入れるときに、一回止めなくちゃいけないと思うんですけども、そういった点についても、余分に手間がかかるというほどじゃないのかもしれませんけど、そういった事例とかというのはあったかどうかを教えていただきたい。 463 ◯委員長(重城正義君) 前田警防課長。 464 ◯警防課長(前田 茂君) 事例的なものはないように私は認識しております。   以上でございます。 465 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 466 ◯委員(石井徳亮君) 以前、草敷から下郡に抜けての処分場のところで火災が起きたときに、朝の6時ぐらいから昼ぐらいまでずっと、こちらの方は回しっ放しにしていて、その後、本署に引き継いだという事例があったので、そういった事例なんかのときには、ポンプ自動車の方が活用できたという私どもの認識がありましたので、なるべくだったら何台かはポンプ自動車を残しておいた方がいいのかなという意見がありましたので、それだけ述べさせていただきます。 467 ◯委員長(重城正義君) 要望ということで。ほかにご質疑。          〔発言する者なし〕 468 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、以上で消防費の審査を終わります。  答弁席入れ替えのため、暫時休憩といたします。                                 (午後1時31分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後1時32分) 469 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  それでは、第50款教育費の審査をお願いするわけですが、教育費を2回に分けたいと思います。  最初に、教育費のうち、149ページから158ページまでの第5項教育総務費から第20項幼稚園費について審査をお願いいたします。  ご質疑願います。石井徳亮委員。 470 ◯委員(石井徳亮君) それでは、149ページの心の教室相談員報酬のあたりになるかと思うんですけども、昨日、健康こども部の方で自殺対策事業費50万4,000円の方のお金の使い道、中学校4校で講演会をという形だったので、委員長の方に許可を得て、同じ内容を今日も質疑させていただくんですけども、講演会の内容で、よいか悪いかは別として、アンケートを実施したと聞いております。健康こども部の方では内容を精査して、前向きな「よかった」という話が多かったという話でしたけども、教育部としてはどういう見解だったのか、教えてください。
    471 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 472 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) 生徒の感想のほとんどは、講演を聞いてやはりよかったという前向きなものでしたが、中にはおっしゃるとおり、悲観的になる生徒もいないとも限りませんので、今後における生徒個々の観察、あるいはアンケートでそのような傾向が出ました場合には、早急に教育相談等を実施して対応を早目に行っていきたいと考えております。  以上です。 473 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 474 ◯委員(石井徳亮君) 見つけられた場合の対応としまして、例えばこの心の教室相談員さんがするのか、学校の先生がするのか、主体的に前面に出るのはどちらなんでしょうか。 475 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 476 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) 基本的には日常、日頃子どもと接している、まず担任が把握することが大事かと思います。それとともに教育相談活動を行う中で、心の教室相談員が察知したのであれば、連携をとりながら解決を図りたいと考えております。 477 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 478 ◯委員(石井徳亮君) こちらについても何度も話をしますけども、子どもさん方は親にも先生にも相談はしません。その中で、心の中で悩んでいる方が多いので、その兆候を見つけられるというのは、やっぱりふだん一緒にいらっしゃる先生方が一番身近だと思っていますので、先生方と心の教室相談員さんの連携を深めてやっていただきたいと思いますし、心の教室相談員さんの報酬が689万5,000円なんですけども、こちらの予算についても、もう少しつけて増やしていただければと思っております。今日は決算なので、そこまで話をしませんけども、どちらにしても、生徒さんたちの命を守る活動ですので、その辺のことについて一生懸命ご尽力いただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 479 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。田中委員。 480 ◯委員(田中紀子さん) 課別の職員時間外勤務状況をいろいろ調べているんですが、資料を送りました。この中で小中学校の勤務状況が476時間/年間とあるんですね。平成27年から比べてみると伸びがあるんです。まず、なぜ伸びてきたのかというところがわかりましたら、お願いします。 481 ◯委員長(重城正義君) 秋元教育部次長。 482 ◯教育部次長・教育総務課長(秋元 淳君) 資料の476時間なんですが、平成30年度における小中学校の時間外勤務調査の対象職員19名、職種といたしましては市の栄養士、調理員、用務員、事務職員でございます。調理員、用務員、事務職員の時間外勤務につきましては、運動会であったり、授業参観など、学校行事の開催に伴って発生する時間外勤務が主な要因であると伺っております。  また、栄養士につきまして、特に時間外勤務の多い職員の状況につきましては、献立の作成や児童のアレルギーに対応するための保護者との書類のやりとりのほか、昨年まで給食費の収納事務を担っていたこと、保護者からの電話対応に業務時間内の相当の時間を割かざるを得なかったことなどが主な要因として挙げられると伺っております。  以上でございます。 483 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 484 ◯委員(田中紀子さん) ということは、昨年度までということは、今年度はこの職種の人たちは残業が、給食費のそれもなくなってくるということは、減る見込みですか。 485 ◯委員長(重城正義君) 秋元教育部次長。 486 ◯教育部次長・教育総務課長(秋元 淳君) 学校によって違いがありますが、給食費の口座振替が実施されたといっても、まだ全くゼロになったわけではございませんので、その辺の事務はございます。また、476時間、時間外勤務を行っていた職員につきましては、一昨年度から学校が異動になりまして、違う学校に行って、さらに事務が増えたことによる時間外勤務の量でございました。  以上です。 487 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 488 ◯委員(田中紀子さん) ということは、時間外が多かったんだけれども、異動したら、ますます増えちゃったという説明ですか、今のは。 489 ◯委員長(重城正義君) 秋元教育部次長。 490 ◯教育部次長・教育総務課長(秋元 淳君) おっしゃるとおりでございます。 491 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 492 ◯委員(田中紀子さん) それは何とか改善する方向というのは検討できるものなのでしょうか。 493 ◯委員長(重城正義君) 秋元教育部次長。 494 ◯教育部次長・教育総務課長(秋元 淳君) 私どもも校長等と話し合いまして、なるべく時間外の軽減に努めてもらうように努力はしておりますし、今回、給食費の口座振替が始まったことによって、現段階におきましては時間外が減ってきております。  以上です。 495 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 496 ◯委員(田中紀子さん) 昨日でしたか、社会福祉課の、だんだん時間外が減ってきたのが、やっぱりチームでやっていたり、一人で抱え込まないようにしていたところがあったので、時間外を減らすというところで検討していただいたらと思うんですが。資料の次のページをめくりますと、小中学校の教員等の時間外勤務、県の方の資料で分析させてもらったんですが、余りにも県の方のデータと、この木更津市から決算資料でいただいたデータで乖離があったので、どうしてなのかなと思ったら、先ほどの説明で職種が違って、県の方は教職員、市は教職員以外のところの時間外を把握しているということなので、教職員の時間外が、調べてみたところ、上の方が、正規の勤務時間は月に80時間。月に80時間ですよ、超える職員がどのくらいの割合いるかというところを調べたら、県全体よりもやっぱり南房総の教育事務所の教職員はちょっと働き過ぎの状況が、過酷な状況なんですね。  それをまた、その下のグラフを見ていただくと、木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市で比べると、木更津市は中学校の教頭先生がかなりの時間外勤務をしているということがわかっているんですね。やっぱり東葛飾だとか、あっちの方はすごく減らしてきているんです。だから、先生たちが疲弊していては、やっぱり子どもにゆとりを持って、学ぶ子どもに伝えることもできないので、こういうことは、管轄が市でないのかもしれませんが、やっぱりそこのところは考えていかないといけないことだと思うんですが、この実態というのはご存じでしたでしょうか。 497 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 498 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) 毎年6月、11月に県の方で集約をしておりますので、その実態については把握しております。 499 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 500 ◯委員(田中紀子さん) 実態を把握して、それで、市で何かできるようなことはあるんでしょうか。 501 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 502 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) 本市の実態ですが、特に中学校の教員の時間外勤務が長時間化しているという数字が出ております。これにつきましては、今年度4月より導入した部活動ガイドラインに沿って、4月から各学校は運用を開始しておりますので、それに伴いまして、実際に6月の調査では、昨年度は80時間を超える職員の割合が66.8%であったのに対して、今年度は55.28%と約11ポイント余り減少しておりますので、こういった取り組みを今後も続けていきたいと考えております。 503 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 504 ◯委員(田中紀子さん) 職員の仕事は、帰る時間というのは、チェックは自分で書き込むだけなんでしょうか。それともタイムの何かをカチャッとやるのがあるのか、そこはどうなんでしょうか。 505 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 506 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) 学校によって方法は異なりますけれども、ほとんどが共有ホルダーというものがございまして、そこに自分で打ち込む。あるいは、週指導計画と呼ばれる記録簿を各自持参しておりますので、そこに記録して管理職の方に提出する、そういった形をとっております。 507 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 508 ◯委員(田中紀子さん) 極力、改ざんというか、帰ったことにして残業することがないような形でしていただきたいなというところがあります。  それから、残業が多過ぎると、心の方も疲弊してきますので、ぜひ教育委員会全体で、ここをどんなふうにして改善して仕事ができるのかというところ、また、県の方に対しても、欠員の職員が多いようでしたら、それは要望を出していくとか、あと、持ち帰って仕事をしてしまうということも、今度、余り残業しないでというと帰らざるを得なくて、家でやらなくちゃいけないということもありますので、そこも検討していただけたらと思うんですね。年に何回かは点検していただいて、先ほどの職種によっては異動しても、また仕事が増えるということがないような形で、心も体も健康に子どもたちの教育をしていただければと思うんですが、今後そういうような何かできることを考えてみていただけるでしょうか。 509 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 510 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) 委員と考えは同様でして、やはり教職員の超過勤務時間については何とかしていかなければいけないと私どもも把握しておりますので、来年早々、校務支援システムを導入して仕事の内容を軽減したりとか、さまざまな方法を今後もとっていって、勤務時間の縮減に努めてまいりたいと思います。 511 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。斉藤委員。 512 ◯委員(斉藤高根君) 155ページ、中郷小学校。まず、教育委員会に伺いたいのは、中郷小学校に国旗掲揚ポールがなかったことをいつから認識しているのか、お教えください。 513 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 514 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) 中郷小学校のポールにつきましては、具体的に何年度から把握しているというところは、申しわけありません、今お答えすることはできません。 515 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 516 ◯委員(斉藤高根君) ということは、教育長、現場は、国旗はどのように指示を出していたのかをお聞かせください。 517 ◯委員長(重城正義君) 高澤教育長。 518 ◯教育長(高澤茂夫君) 国旗掲揚につきましては、学校の大きな行事、例えば入学式であるとか、卒業式であるとか、それから、もろもろの国の関係する行事については国旗を掲揚するようにということで指示を出しています。  以上です。 519 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 520 ◯委員(斉藤高根君) これ、大金をつぎ込んで学校を建てて、さて、ポールがないと。これ、いつ気づいたんでしょうか。 521 ◯委員長(重城正義君) 佐藤資産管理課長。 522 ◯資産管理課長(佐藤慎悟君) 今回の中郷小学校の設計を平成27、28年頃いたしておりますが、その当時、現場を確認したところ、その当時には国旗掲揚台は存在していなかったと。私の方の課ではその時点では把握しておりました。 523 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 524 ◯委員(斉藤高根君) 平成27年から国旗掲揚台がないというのを市当局は認識していたと。では、国旗をいろんな節目で、私たちはいろんなところへ呼ばれて、幼稚園でも、運動会でも、まずは直立して国旗掲揚、こういう儀式は当たり前だと思っていたんですよ。では、それを平成27年から認識していて、放置していてよかったのか。あるいは、何らかのほかの要因が働いて、揚げないよという方針だったのか、私にお聞かせください。平成27年から今日まで放置してあるということを、どうしてなのかを私にお答えください。 525 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 526 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) 国旗の掲揚につきましては、今現在、先ほど教育長も申し上げましたが、具体的には外で行われる大きな行事、ですので、運動会だとか、体育祭になるのかと思います。それと、国の方から半旗を掲揚するように依頼があったときに主に使っております。  中郷小学校につきましては、運動会につきましては中郷中学校で行っていた関係で、国旗を揚げるというものに対して認識が薄かったのではないかというふうに捉えております。  祝日等に揚げるという風習は、今現在、各学校では余りそれは広まっておらず、実施していない学校がほとんどという現状でございます。 527 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 528 ◯委員(斉藤高根君) ということで、確かに中学校にはありました。中郷とか、鎌足とか、金田は小中合同運動会ということで、運動会のときは違和感がなかったはずです。ところが、今回は小学校で運動会が行われた。「ちょいと、国旗が揚げられないじゃんよ」、こういう話なんですよ。  では、これは、私はもう既に連絡してあります。連合区の方からも連絡してあるはずです。これはどのように対処するのか、お答えください。 529 ◯委員長(重城正義君) 佐藤資産管理課長。 530 ◯資産管理課長(佐藤慎悟君) 申しわけございません。今年度の予算的には国旗掲揚台の予算を組み込んでおりませんが、ということがございまして、今のところ整備できていない状況にございます。少なくとも、これから来年度当初予算に、こちらの中郷小学校の国旗掲揚台の予算を計上して、来年度設置に向けて努力してまいりたいと考えております。 531 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 532 ◯委員(斉藤高根君) 工事屋さんが、ありがたくも、工事させてもらったから倉庫建ててくれよということで、たしか寄附をされたはずです。寄附をされて、じゃ、その金も、あんなの、はっきり言って立派なものをつくれと言っているわけじゃないんですよ。丸太を立てればいいわけであって、そうすれば国旗をあがめるということは、賛否があるのかな、できるはずです。  ということで、もう一つ、ついでに言わせてください。体育館も、体育館というのかな、距離が短いんですけども、私たちは講堂と言っているわけですが、体育館の様式を持った屋内運動場ができました。そことその間のプールがあります。コンクリートの殻とか、これ、認識をしています。プールに渡るのに、ものすごい汚い状態で、あれはどちらの責任、あれは誰が一体、父兄が片すのかな。業者が片せばよかったのかな。そう思うんですけども、今どうなっているのか、お聞かせください。 533 ◯委員長(重城正義君) 佐藤資産管理課長。 534 ◯資産管理課長(佐藤慎悟君) 中郷小のプール自体は建設後47年と経過しておりまして、プール自体がいろいろなところに不具合が生じております。今、委員がおっしゃられた殻の問題でしょうか。 535 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 536 ◯委員(斉藤高根君) プールと、新しく建った体育館の間に2メートルぐらいの間があるわけ、すき間が。あそこはすげえ殻とか石とか、これ、工事現場の人が片せばなと、内心、もう完成しちゃっているから、いいんですけれども、あれは明らかに足場か何かを組むと、体育館の工事現場内だと思うんですよね。あれ、非常に汚いんですけれども、私は「こんなのは父兄が片せばいいじゃんよ」と、こう言ったんですけれども、今、放置されているのか、現状を知っていますか。 537 ◯委員長(重城正義君) 佐藤資産管理課長。 538 ◯資産管理課長(佐藤慎悟君) 申しわけございません。私自身は、はっきりそこの状況を把握しておりませんので、現地を確認させていただきたいと思います。 539 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 540 ◯委員(斉藤高根君) これは去年の工事にかかわる、起因したことかもしれないんですよ。ですから、決算をやるのに、絶対に言ってやろうと思って考えていたんですけども、非常にあれは、コンクリートの殻だと思うんです、石だと思うんです。そういうものがごろごろしていて、これ、もしプールをあのまま使ったら嫌だなと思っていたんです。それは今後調査して、どのようにするのか、暇だったら掃除に来いとか、何とかしてください。応援には行きますので、父兄に片してくださいよとお願いしてもいいのかなと思いますが、確認だけよろしく。 541 ◯委員長(重城正義君) 佐藤資産管理課長。 542 ◯資産管理課長(佐藤慎悟君) はい。まず現場を確認いたしまして、適切な対応をしてまいりたいと思います。  以上です。 543 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。座親委員。 544 ◯委員(座親政彦君) ちょっとページを戻りまして、149ページの10目事務局費の備考欄1の特別職人件費の(3)番、スクール・サポート・ティーチャー報酬の3,500万円強でございますけども、成果説明書を見ますと、小学校13校に20名配置をしたということになっておりますが、まず平成30年度の具体的なこのSSTの方の学校内での対応状況についてお伺いをいたします。 545 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 546 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) 主に対象児童は低学年に当たります。主にサポートした児童数なんですけれども、多い者で1人当たり19名、平均で9名の児童を担当しております。児童一人一人にきめ細やかな対応をしていただいている状況でございます。 547 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 548 ◯委員(座親政彦君) 1人が19人を担当するということであります。平成29年度がたしか、間違っていなければ1名増員をして、そして前年度も1名、トータル20名ということになります。今後の増員の考え方なんですけども、平成28年度以前は記憶にないというか、覚えていないんですが、この2か年度は1名、1名なんですけども、今年度の予算措置を忘れてしまいましたが、今後も大体1名程度というような募集の仕方を考えられているのか、お伺いをいたします。 549 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 550 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) SSTは今やどこの学校でも本当に重宝されているというか、必要にされている存在です。今年度も1名増員いたしましたけれども、必要な小学校に必要な人数が配置できるように、今後も要望を出していきたいと思います。 551 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 552 ◯委員(座親政彦君) このSSTの方は教職員の経験者の方が非常に多いというふうに伺っているんですけども、そういう方が配置できれば即戦力になりますし、支援が必要である児童の方が増えている傾向だというふうにも伺っておりますので、ぜひなるべく多くの方を募集をかけて、すぐ採用できるかどうかは別にして、子どもたちのためにぜひご努力いただきたいと思います。  以上です。 553 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。渡辺委員。 554 ◯委員(渡辺厚子さん) 決算書151ページになります。まなび支援センター関係でございます。  まず1点目は、決算資料の193ページの不用額調書でALTの報酬に関する説明につきましては、体調不良につきということでありましたけれども、こちらの方は復帰されたのか、おやめになったのか、お伺いしていいでしょうか。 555 ◯委員長(重城正義君) 岡崎まなび支援センター所長。
    556 ◯まなび支援センター所長(岡崎由子さん) ALTの体調不良についてですが、平成30年度につきましては、女性のALTにおきまして妊娠をしておりましたALTが2名おりました。ですので、体調不良の関係でございます。あと、ちょっとけがをしたALTがおりまして、大腿骨の骨折がありましたので、そちらのために少し養生させていただいた部分がございます。  以上です。 557 ◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。 558 ◯委員(渡辺厚子さん) おめでたいことだったり、けがだったり、いろいろ起こったかと思いますが、その補充というのはどんな形で、スムーズにいけたんでしょうか。 559 ◯委員長(重城正義君) 岡崎まなび支援センター所長。 560 ◯まなび支援センター所長(岡崎由子さん) 妊娠をしておりましたALTにつきましては、3月までの任務をしまして退職という形でおります。補充につきましては、ALTの募集のときに同時にALTの採用をしております。 561 ◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。 562 ◯委員(渡辺厚子さん) けがをされた方もおられたということなんですけど。 563 ◯委員長(重城正義君) 岡崎まなび支援センター所長。 564 ◯まなび支援センター所長(岡崎由子さん) けがをしたALTにつきましては、2週間ほどお休みをいただきまして、そちらにつきましては学校へご連絡をさせていただき、ご配慮いただいて、その間お休みをいただきました。 565 ◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。 566 ◯委員(渡辺厚子さん) 直接雇用に移ってから、それまでとは違う人材確保というのを苦慮されているのかなと推察するんですけれども、この外国人の指導助手という人材の市場というか、なり手はたくさんいらっしゃるのか、すごく確保するのに大変なのか、現状をお聞かせください。 567 ◯委員長(重城正義君) 岡崎まなび支援センター所長。 568 ◯まなび支援センター所長(岡崎由子さん) 現在、ALTにつきましては、小学校の外国語教科化に向け増員等をお願いしているところでございます。平成30年度につきましては17名ALTがおりましたが、これにつきましては、平成29年度から3名増員させていただきました。募集につきましては、秋に募集をかけましたところ、30名近くの応募があり、それについて試験等を行い、人員の方を確保させていただいております。 569 ◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。 570 ◯委員(渡辺厚子さん) 今のご説明ですと、直接雇用になったからといって特段苦労はしていないと、ちゃんと確保できているということで理解していいんですね。 571 ◯委員長(重城正義君) 岡崎まなび支援センター所長。 572 ◯まなび支援センター所長(岡崎由子さん) 何とか人員の方を確保しようと努力しております。ただ、募集の人数から考えますと、人数がいるようにも思うんですけれども、厳選に厳選をして、直接雇用ということで人員を確保させていただいております。 573 ◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。 574 ◯委員(渡辺厚子さん) 子どもたちにかかわってくださる外国人の先生方を確保するというのは大事な任務ですけれども、間に派遣の会社を介してやっていた時代に比べて、直接雇用になったら職員の方の仕事が増えたというふうになるといけないなと思って、さまざま確認したんですけれども、何とかやってくださっているということなので安心いたしました。まず1点目。 575 ◯委員長(重城正義君) ほかに。大村委員。 576 ◯委員(大村富良君) ALTの1人当たりの費用についてなんですけど、直接雇用前は、その会社さんに給料の方は任せていたとは思うんですけども、助手さんの配置事業を含めて、1人当たりの給与、金額については、4市、そんなに差がないのかどうか、その辺ちょっと心配なのでお聞かせください。 577 ◯委員長(重城正義君) 岡崎まなび支援センター所長。 578 ◯まなび支援センター所長(岡崎由子さん) 給与につきましては、木更津市の特別職職員ということで給与の設定をさせていただいております。他市と比べまして大きく差はございませんけれども、その中から保険ですとか、共済費等も差し引いての額になっておりますので、それについてはALTの雇用の金額として十分な金額が支払われているものと考えております。 579 ◯委員長(重城正義君) ほかに。田中委員。 580 ◯委員(田中紀子さん) 決算書158ページの幼稚園就園奨励費補助金についてお聞きします。これは保育料などの減免を受けられる方、その減免額を幼稚園に補助金を出すという形なので、保護者はどんな感じで幼稚園の保育料を払うのか。幼稚園にとって最初から減免分だけを徴収しているのか、それとも全体、ちゃんと皆さんと同じようにもらって、後でもらってきたら、幼稚園が受け取って各対象者にあげているのか、そこがわからないので教えてください。 581 ◯委員長(重城正義君) 中村健康こども部次長。 582 ◯健康こども部次長・こども保育課長(中村伸一君) この幼稚園就園奨励費補助金につきましては、幼稚園を介して保護者の方にお支払いをしているところでございます。  以上です。 583 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 584 ◯委員(田中紀子さん) そうでしたか。以前、幼稚園の先生の方から、お金が来るけれども、保護者それぞれに幾ら幾らとやって袋に入れて、それで手渡しする事務量がとても多いということで言っていたんですね。それで、よそから転園してきた子どものそれがあったので、やったら、その市から事務料というのが別に来たというんですよ。だから、そういう私立幼稚園に補助金をあげる場合に、事務手数料として1人当たり幾らというのがついている市と、ついていない市が初めてわかったということがあるので、今後、千葉県内とか、ほかのところも、こういう補助金を園にあげているときに、幼稚園のところの事務量の負担が増えていないか。件数によって、それが少しでも手数料というのがあった方がいいのではないかなと私も思うので、今、幼稚園にどっさりあげると言っていたので、そこのところを調査して、今後検討していただけるということは可能でしょうか。 585 ◯委員長(重城正義君) 中村健康こども部次長。 586 ◯健康こども部次長・こども保育課長(中村伸一君) ほかの自治体で事務料を幼稚園の方にお支払いしているという事例があるということは認識しております。こちらの就園奨励費につきましては、この10月から幼児教育・保育の無償化が始まりまして、こちらの制度というのが今年度で一応廃止予定ということでございます。今度は幼児教育・保育の無償化の事務の中で、そういう幼稚園の負担がないような形で制度を考えていきたいと、このように思っています。 587 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 588 ◯委員(田中紀子さん) 今、制度を考えていきたいと言っていますけど、無償化になった場合は、私立幼稚園の方の事務量というのは、現在よりも、また違った事務量が増えるのか、ちょっと軽減されるのか、そこのところはどんな感じなんでしょうか。 589 ◯委員長(重城正義君) 中村健康こども部次長。 590 ◯健康こども部次長・こども保育課長(中村伸一君) 実は本日、幼稚園の方々を集めて無償化の説明会を午前中に開いたところでございます。自治体によって、やっぱり市町村の裁量で任されているところがございます。私どもは、なるべく幼稚園の方に負担がないように、保護者の方に償還をするというような形の部分をなるべく多く、近隣の自治体さんよりも多くして、なるべく幼稚園の方々の負担が大きくならないような措置をとっているところでございます。  一例を申し上げますと、入園料については、私どもは、木更津市では、保護者の方に償還をするというような措置をとらせていただいて、ほかの自治体はやはり就園奨励費と同じような形で幼稚園を介してというところがかなり多いところなんですけれども、本市については、その辺は検討させていただいて、事務量は少しでも軽減するような方向を選択しているというところでございます。  以上です。 591 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 592 ◯委員(田中紀子さん) じゃ、入園料をまず払うけれども、後でお金をくれるのか、払ったぐらいのときに、ちゃんとすぐに来るのか、そこのところのタイムラグというのは保護者にとってどんなような感じなんでしょうか。 593 ◯委員長(重城正義君) 中村健康こども部次長。 594 ◯健康こども部次長・こども保育課長(中村伸一君) この無償化につきましては、入園料も在籍の月数で割って計算をしろということになっています。こちらは途中退園をされる方もいらっしゃいますので、そちらは実績が出ないと計算ができないというところがございます。ですので、基本的には今やっております幼稚園就園奨励費と同じような形で、ちゃんと実績を確認した上で保護者の方に償還をしたいというふうに考えているところでございます。 595 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 596 ◯委員(田中紀子さん) 決算のところだから、これ以上は言いませんけど、無償化になるから入園料はただかなと思っちゃっている人がいたら、とりあえず払って年度末になったらもらえるようなイメージなので、そこの周知というのは今後していかないと、お財布状況が大変かなと思ったんですね。私、決算だから、ここまでで終わろうと思ったんですけど、よろしいですか。 597 ◯委員長(重城正義君) はい。終わりにしてください。永原委員。 598 ◯委員(永原利浩君) 小学校費と中学校費の中で同じように出てくる学力テスト関係費というのをまず、これ、何のための費用なのかを。学力テスト関係費、小学校で300万円、中学校で140万円というところなんですけど、これがどういったものに使われているのか、教えてください。 599 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 600 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) 千葉県の標準学力検査というのが学年度末に毎年行われておりまして、その問題と答案等の費用になっております。 601 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 602 ◯委員(永原利浩君) それは県とかが、その地域地域の学力がどれぐらいのレベルに達しているのかを、統計をとるためだろうと思うんですけど、昔、模擬テストってあったじゃないですか。模擬テスト。いっときほど偏差値が云々で、そういうのはよくないんだということで業者さんのテストは以降中止ということになっているんですけど、中学校の2年とか3年生ぐらいになると、復習確認テストという、通称復確、復確といって、子どもたち、2ヶ月に1回ぐらいテストを受けているかと思うんですけど、ああいったテストというのは誰がつくって、誰が費用を負担しているんですか。 603 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 604 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) 復習確認テストについては、各学校の対応になっているので一律ではないんですけれども、業者に依頼して問題を作成しているところもあるかと把握しております。あわせて、費用についても各保護者から徴収する形をとっているかと思います。 605 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 606 ◯委員(永原利浩君) わかりました。それはいわゆる、今、通達は変わって、業者さんのテストはオーケーになっているんですか。要はそれだけ。随分昔の話で恐縮なんですけど、業者のテストはやらせないよなんていう話があってから、いっときは先生が手書きか何かでテストをつくっていたと思うんですけど、今、子どもたちのペーパーを見ると、当然明らかに、中学校の先生があんなに忙しい中でつくれるようなレベルの問題じゃないんだけれども、ほとんど業者に出しているのかなと思うんですが、その費用は親が負担しているということでよろしいわけですね。  あと1点なんですけど、結果として、集計も多分その問題をつくってくれた業者さんがやってくださって、採点とか。偏差値も当然出ていると思うんですけど、親御さんたちには偏差値というのは通知は今していないというふうに理解しているんですが、それは合っていますか。 607 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 608 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) 少なくとも学校では今、偏差値という言葉は使っておりません。そういった数字も使っておりません。  以上です。 609 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 610 ◯委員(永原利浩君) ただ、現実問題として、例えば、どうやってその子どもの学力が、学校で教えられる学力がどのレベルに達しているのかというの、学校単位でも大分違うと思うんですね。教える先生の教え方だったり、うまいところは高校の入試に出そうなところを一生懸命教えてくれる先生もいれば、ちょっと外しちゃう先生もいらっしゃるのかもしれないんですけど。結果として、どこの高校を選ぼうかといったときに、明らかにこの学校が好きなんだと、偏差値がどうのこうのじゃなくて好きなんだと受けるのが本当は一番いいんでしょうけれども、通常は何となく入れそうなところを選んで、とりあえずは居場所をつくるぜというところで、偏差値という数字は、親がぴりぴりして欲しがっていると思うんですよ。  だから、結局その数字が出せない。今の答弁では偏差値という言葉がもうないんだということでしたけれども、実際問題として、どこの高校の偏差値が幾つですというのは当然あるわけで、親は知りたい。でも、それは学校からは教えてもらえないから、塾に通って模擬テストを受けて偏差値を出す。その偏差値をもって、うちの子はあの辺の学校だったら受かりそうだね等々と判断していると思うんですけど、ないということであれば、当然、しつこいですけど、親にその数字がないんだから教えることもないんですよね。 611 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 612 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) 中学校といたしましては、例年の入試の自己採点を各生徒にやらせていますので、そういった点数を参考に、この君津地方で進路連絡協議会というのがありますので、そういったところで情報を持ち合って、わかる範囲で各学校の動向等をチェックして、それのデータを生徒、あるいは保護者に流すという形をとっております。 613 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 614 ◯委員(永原利浩君) そうしますと、平成30年度もそういうふうにやっていたんでしょうけれども、先生がお持ちのそのデータをもって、近くなると三者面談等々があって、進路はどこにしようかといった相談で決定していくんだと思うんですけど、そういうときは学校の先生の方から、去年の入試の問題を解いていただいた結果、子どもが解いた結果、これぐらいかなというようなレベルに達していますよ、あるいは達していません、あとちょっとでこの高校に行けそうですよなんていうのは教えて、進路指導として活用されてはいるわけですよね。 615 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 616 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) あくまでも手持ちの資料のみでの判断になりますので、断言はしてはいないんですけれども、これぐらいのレベルではないかという話はしているかと思います。 617 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 618 ◯委員(永原利浩君) これは本当に不勉強で申しわけないんですけど、来年度から高校の入試の、今、前期、後期というのがあったのかな、あったのが何か一本化するというんですけど、これは本当に言葉どおり一本化、要は一発で、例えば公立のある学校を受けます。合格すれば、もちろん合格。不合格となったときは、2回目の公立高校を受けるチャンスというのはなくなるような仕組みなんでしたっけ。 619 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 620 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) 申しわけございません。私の方も入試要項等をまだ全部確認はしておりませんので、今ここで「こうだ」というふうにお答えすることはできません。申しわけございません。 621 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 622 ◯委員(永原利浩君) じゃ、それは後ほど、また調べて、ここじゃなくてもいいんですけれども、教えてください。というのは、もし本当に一発だったら、それは、高校の方は偏差値で見てきますから、どうしても偏差値にこだわっているのはそこなんですよ。持っているデータがもしあるなら、偏差値という言葉にかわる別の数字でもいいんですけどね。親に教えてあげれば、子どもに教えてあげれば、「俺はここへ行けそうだ」と、「私はここ、もうちょっと頑張れば行けそうだ」、あるいは「全然きついかな」なんていう判断の指標になると思うので、高校入試の仕組み、システムを調べて後で教えてください。これは要望で。 623 ◯委員長(重城正義君) 今井参事、じゃ、後ほど個別に教えてください。  ほかに。平野委員。 624 ◯委員(平野卓義君) 150ページの9、小中学校統合関係事業費について伺います。まず事業内容について伺います。 625 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 626 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) 事業内容ですが、富岡小学校、中郷中学校の閉鎖及び富来田小学校の開校に伴う関係団体への補助金のほか、備品の移設や校歌の制定等に伴う委託料、防犯灯の設置工事等に係る事業費でございます。 627 ◯委員長(重城正義君) 平野委員。 628 ◯委員(平野卓義君) 校歌が新しくできたということですけれども、馬来田小、富岡小のよいところを入れての校歌になっていると思いますけど、今井参事のイメージで、どのような仕上がりになっているのか。 629 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 630 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) 個人的な感想ですが、今風な感じなので、私は気に入っております。 631 ◯委員長(重城正義君) 平野委員。 632 ◯委員(平野卓義君) 今井参事が気に入っているということですから、今度一度聞いてみたいと思います。  あと、防犯灯の設置ということですけど、今まで足りなかったということで足した、通う児童が増えて足したと思うんですけども、どういうところに幾つ増やしたのか、伺います。 633 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 634 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) 正確な数は、申しわけございません、把握しておりませんが、中郷中学校から今度、清川中学校に通うようになった子どもたちのために防犯灯を設置させていただきました。 635 ◯委員長(重城正義君) 平野委員。 636 ◯委員(平野卓義君) わかりました。   次に、バスの運行をしていると思いますけども、運行状況について伺います。 637 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 638 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) 今現在は特に大きな問題もなく運行しております。 639 ◯委員長(重城正義君) 平野委員。 640 ◯委員(平野卓義君) 最近、いろいろな事故、事件もありますけども、起こってからでは大変なことになりますので、十分なご配慮、よろしくお願いします。   次に、富来田学園について順調に進んでいるのか、伺います。 641 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 642 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) まず、一貫教育につきましては、4月16日に出発式を行って以来、児童生徒は小中合同で挨拶運動を行ったり、音楽や外国語にかかわる合同集会を予定したりするなど、既に交流が始まっております。職員につきましては、学習や行事など、4つの部会に分かれまして小中合同の会議を行い、さらなる充実に向けて準備を進めております。 643 ◯委員長(重城正義君) 平野委員。 644 ◯委員(平野卓義君) 順調に進んでいるということで安心しました。
     富岡小学校の生徒たちはきちんと通学できているのか、ちょっと心配なので聞かせてください。 645 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 646 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) 富岡地区から富来田小学校へ通う30名の児童ですけれども、スクールバスを利用して毎日学校に元気に通っております。 647 ◯委員長(重城正義君) 平野委員。 648 ◯委員(平野卓義君) 元気に通っているということで安心しました。  最後に、富岡地区以外の遠距離通学者の状況はいかがなのか。遠い子がいると思いますけども、伺います。 649 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 650 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) 学校から遠い4つの地区につきましては、通っている児童、現在12名おります。いずれも保護者の送迎により通学をしております。 651 ◯委員長(重城正義君) 平野委員。 652 ◯委員(平野卓義君) 環境が変わったことで児童生徒も多少なりのストレスがあると思いますので、温かい目で見ていただきたいと思います。  以上です。 653 ◯委員長(重城正義君) ほかに。大村委員。 654 ◯委員(大村富良君) 150ページの小規模特認校制度事業費について伺います。平成30年度、この事業について利用された生徒がいるのかを含めて、概要を教えていただければと思います。 655 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 656 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) 平成30年度の実績でございますが、東清小学校6名、中郷小学校8名、旧富岡小学校5名、旧中郷中学校5名の合計24名でございます。 657 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 658 ◯委員(大村富良君) もう少し少ないかなと自分の中では思っていたので、結構利用者が多くいるとのことです。その中で気になるところは、富岡小学校、中郷中学校、ここは統合されたわけです。この生徒たちは、ちょっと気になるので、問題なく統合の方で新しい学校で行かれているのか。その点だけ、お聞かせいただければと思います。 659 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 660 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) まず、富岡小学校ですけれども、6年生でもう卒業してしまった子が2名、富来田小学校に通っている子が3名、合計で5名でございます。中郷中学校の5名につきましては、3年生で卒業したのが3名、岩根西中学校が1名、木更津第三中学校が1名という状況でございます。 661 ◯委員長(重城正義君) ほかに。田中委員。 662 ◯委員(田中紀子さん) 一般質問のところでも不登校児童、長期欠席の子どもたちのことを聞いたんですが、そこのことでちょっと聞きたいと思います。  先月の8月2日の新聞報道によると、文科省は、不登校の要因として挙げている数字と、実際に実態に大きな乖離がある可能性があるとして、学校や教育委員会を介さずに児童生徒から聞き取りをすることを決めたと。具体的な方法は今後検討しているということなんですが、現在というか、平成30年度ですね、不登校の児童生徒に対して、学校で今日こんなことがあって、今月はこんなことがあったよとかいう情報の伝達というのは、どんなようなことをされているんでしょうか。〔「校内ですか」と呼ぶ者あり〕不登校の子が家にいても、学校の様子がわかるような情報は、お手紙とか何かが届いているのか。行きたいなと思ったときに、今日やっているのかどうなのか、何なのかわからないでは困るなと思ったので、その不登校の子どもに対して何か伝えているのかという、そこのところを聞きたかったんです。 663 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 664 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) 各学校では不登校児童生徒のメンタルケアと学校復帰に向けた個々の支援につきまして、長欠対策委員会というのを定期的に行っております。そこで情報の共有と個別の支援方法を協議しております。  さらに、該当学年につきましては、学年会を開催いたしまして、対象児童生徒や保護者との面談、配布資料、学習生活支援等、さらに詳細な対応方法について話し合います。それらを受けて、児童生徒、保護者への対応は基本的に学級担任が行っておりますので、必要に応じて家庭訪問等で情報については伝達しているものと考えております。 665 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 666 ◯委員(田中紀子さん) 現在はもう中学校を卒業していた不登校の子が、昨年度とは限らないんですけど、やっぱり不登校の時期に、学校給食をストップするようにということがあって、ストップしたと。じゃ、今度行きたいなと思って行ったときに、給食がもらえない子がいたりとか、あと、給食は先生が用意してくれたよというところがあったり、そういう対応が学校によってというか、学年によってもまちまちだったり。あと、夕方だけ登校するときに、行ったんだけれども、お手紙をそのとき、もらえればいいのに、いちいち保護者が行かないともらえないとか、何か今日こうだったんだというので、透明人間のように扱われるというと変な言葉なんですけれども、存在が薄れちゃっているんじゃないかというのが保護者としては危機感を持っている。  だから、学校に来なくても学校の様子がわかって、ああそうか、今日こんなことをしているんだなと思うだけでも、また、気にかけてくれるだけでも、ちょっとつながりがあるというところから、今後、児童生徒に直接文科省が学校に行かない原因を聞くというときに、学校の情報が、自分が行きたくなくなった状態、行けなくなった状態から全然学校の様子が更新されないで、それでアンケートに答えてしまうというところがあっては、やっぱりちょっと残念だなと思うので、いつも見守ってくれる、いつでも来てもいいよと。でも、学校だけが居場所じゃないよと、おうちで元気にしているかとかいう、そういう心というか、何かつながっている、地域とか社会、学校とつながっている何か、それというのが保護者、親子ともども、すごい要求している人もいれば、親も子もシャットダウンしているところもあるので、その兼ね合いが難しいんですけど。そこのところ、ちょっと給食っていうのは、そういうところもあるかと思って、とうとう給食をストップしないかと言われたというのも、何か親にとっては、かなりそこの決断にショックがあったみたいで、かといって無駄だなと思う配慮もあると思うんですね。  個々にあれだと思うんですけれども、今後、長欠対策委員会とか、該当の学年で話し合っているというところなので、そういう小まめな、保護者からそういう意見もあったということで、そこのところ、またできることがあれば、残業時間にならない程度にやっていただければと思うんですけど、お伝え願えますでしょうか。 667 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 668 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) 委員おっしゃるとおり、不登校によって子どもの心が閉ざされることは、決してこちらも容認するわけにはいきませんので、その個に応じた対応について、今後も各学校と協議を続けながら、子どもに対して少しでもアプローチができるような、よい方法を模索していきたいと思います。 669 ◯委員長(重城正義君) ほかに。座親委員。 670 ◯委員(座親政彦君) 決算書の153ページの備考欄(10)の小学校仮想シンクライアントシステム整備事業費と、それから同じ項目で156ページの備考欄の(9)に中学校も同様な事業費がありますけども、あわせてお伺いをいたします。  この問題について、私も一般質問でしつこく聞いてきた経過があるわけでありますけども、平成29年度から小中学校3校をパイロット校に指定をして試験運用をやってきているというふうに思いますけども、決算なので、まず平成30年度の、この1年間の実施状況についてお伺いをいたします。 671 ◯委員長(重城正義君) 岡崎まなび支援センター所長。 672 ◯まなび支援センター所長(岡崎由子さん) 校務支援システムにつきましては、パイロット校3校について、平成30年度1年間を通して運用をし、検証を行うことができました。各校において毎月の出席簿ほか、通知表、指導要録等の電子化を導入いたしました。中学校における調査票についても電子化の導入をいたしました。  導入につきましては、当初、慣れないシステムにとまどいも見られましたが、しだいに職員等も慣れ、これまで紙ベースでの手入力作業、それから転記作業等、時間をかけていたものに対しての校務について効率化を図ることができました。  アンケート等を実施しましたところ、1年目の運用にもかかわらず、教職員のおよそ9割から「校務の効率化が図られている」というような回答がございました。  以上です。 673 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 674 ◯委員(座親政彦君) シンクライアントとさっき言いましたけど、校務システムでしたね。今、試験実験というか、運用の状況がありましたとおり、かなり効果が出ているというふうに思います。  それでは、それを踏まえて、これは一般質問のご答弁でもございましたが、来年の4月から全小中学校でいけそうだというふうなご答弁をいただいているんですけども、今のこれまでの試験内容を踏まえて、それで間違いないと思ってよろしいのか伺います。 675 ◯委員長(重城正義君) 岡崎まなび支援センター所長。 676 ◯まなび支援センター所長(岡崎由子さん) 全小中学校への導入に向けた今後の方向性ですけれども、今年度、令和元年度の3月にパイロット校3校を除く27校への校務支援システム導入を予定しております。導入に向けて現在、各学校において導入時に必要となる基本的なデータベース等の作成も依頼しているところでございます。 677 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。 678 ◯委員(座親政彦君) わかりました。さっきの質疑でも時間外勤務の削減の話も出ておりましたし、世の中的に働き方改革が叫ばれる中で、この校務システムの全小中学校の供用開始というか、導入は非常にこれに大きく寄与するんだろうと、このように思っておりますので。あと、来年の4月1日に向け半年間ありますので、残された課題も多分あるんだろうと思いますので、十分検証していただいて、スムーズに全小中学校30校でスタートができるように、よろしくお願いをいたします。  以上です。 679 ◯委員長(重城正義君) ほかに。渡辺委員。 680 ◯委員(渡辺厚子さん) 決算書でいいますと151ページ、また、まなび支援センターの事業の中になります、備考欄の(6)幼児言語教室運営事業費の中身に関することなんですが、ネウボラが立ち上がったことで切れ目ない子育て支援を手厚くということでスタートしているわけなんですが、幼児言語教室との関連というのも生じているかと思うんですね。1年前の言語教室が発行されている「ひまわり」を拝見しますと、1年前ですね、110名ぐらいのお子さんが幼児言語教室に通っていますと。初診待ちも40名いますよと。「小さいお子さんについてはネウボラの方をご案内することもあります。ご理解を」というような文面があるんですが、実際、ネウボラが立ち上がったことによって、きちんとすみ分けができているのか。もしくは、幼児言語教室の方の負担が増えてしまっているのか。その辺の実態、わかればというか、どんな認識でおられるのか、お伺いしていいですか。 681 ◯委員長(重城正義君) 岡崎まなび支援センター所長。 682 ◯まなび支援センター所長(岡崎由子さん) 平成30年度、ネウボラがスタートしまして、幼児言語教室の方では言葉の教室ということで、年少、年中、年長と全ての幼児を受け入れておりました。これにつきまして、ネウボラの方で年少、年中、またそれ以下の幼児についての相談等をお預かりしていただくことができ、幼児言語教室におきましては、徐々にですが、就学を前にした年長児童に集中して事業を行うことができるようになってまいりました。ですので、児童・幼児の連携をとっておるんですけれども、そのような形ですみ分けることができて、より年長児に力を注いでの言語教室を行うことができております。 683 ◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。 684 ◯委員(渡辺厚子さん) わかりました。今そのお話を聞いて安心いたしました。予算レベルで言えば、平成30年度と平成31年度、ほぼ同じ額だったものですから、その辺の業務の負担といいますか、その辺はどうなのかなというのが気になったので、お聞きしました。安心しました。 685 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。平野委員。 686 ◯委員(平野卓義君) 154ページ、157ページ、小中の要保護・準要保護児童就学援助費について伺います。まず、近年の推移について伺います。 687 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 688 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) 近年の推移でございますが、対象児童生徒は過去5年間で申し上げますと、毎年度約550人前後で推移して、ほぼ横ばいでございます。 689 ◯委員長(重城正義君) 平野委員。 690 ◯委員(平野卓義君) 毎年5年間550人前後、小中の児童生徒が1万685人いる中で5%ぐらいですけれども、非常に大きい数字だと思いますので、少し今後を考えていかなければいけないと思うので、よろしくお願いします。  その制度の周知の方法を拡大していると思いますけども、現在の状況をお伺いします。 691 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 692 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) まず、各学校には書面で制度を周知した上で、4月に行われます保護者会において直接保護者に書類を配布するほか、新就学児の保護者には入学前の就学児前健診という健康診断というのがございますので、そこで説明するとともに書類を配布しております。また、ホームページにも掲載してございますので、全ての保護者が本制度につきまして一度は見聞きできる体制はできていると考えております。 693 ◯委員長(重城正義君) 平野委員。 694 ◯委員(平野卓義君) それ以上の方法があるかわかりませんけども、さらに知恵を出していただければと思います。  次に、ほかの自治体について、比較して金額がどの程度差が、あるのであれば教えていただきたいと思います。 695 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 696 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) どの自治体も国からの補助金で賄っておりますので、実費である修学旅行費以外はほぼ同額でございます。 697 ◯委員長(重城正義君) 平野委員。 698 ◯委員(平野卓義君) 他の自治体とほぼ同額ということです。近隣市は木更津市よりも人口が少ない、生徒も少ないということであれば、近隣市はもっと深刻にならなければいけないということで理解をしました。  最後に、申請さえできない家庭もあると聞きますけども、その辺についてお伺いします。 699 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 700 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) そのような方がいらっしゃるということであれば、まず、改めて現行の制度について精査をする必要があると考えます。そして、一層の周知徹底を図ってまいりたいと考えております。 701 ◯委員長(重城正義君) 平野委員。 702 ◯委員(平野卓義君) 困るのは保護者にその気がないということだと思うんです。やっぱり義務教育ですから、分け隔てなく公平・公正に児童生徒は教育を受けれる権利があると思いますので、その辺を考えて、そういう親を見つけられるような方法もあると思いますので、よろしくお願いします。  以上です。 703 ◯委員長(重城正義君) 関連。田中委員。 704 ◯委員(田中紀子さん) 聞きそびれちゃって確認なんですが、入学前の保護者説明のときに周知すると言ったんですが、毎年、前は周知していたように思ったんですが、毎年はなくなったんでしょうか。毎年も続けて周知しているのかどうか。 705 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 706 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) 毎年度行っております。 707 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 708 ◯委員(田中紀子さん) ありがとうございます。毎年度でないと、年度の途中から具合が悪く、家族構成の関係なんかで対象となる場合もあるので、常に周知していた方がいいと思うんです。あと、外国の方が多いので、それがどういう意味なのかわからないというところもあるので、企画部の話だと平仮名だと読めるというところがあったので、そこの方も工夫していただいたチラシをつくっていただけたらいいと思うんですが。  小学校と中学校と分けると、一般質問のときにも言いましたけど、中学校の方が準要保護・要保護の生徒が多いという、割合7%に行っていますのでね。そこに気をつけた方がいいんですが、何を買っていいかとかいうときに、眼鏡、視力が落ちてくると黒板が見えなくなって勉強したくなくなる。でも、人には眼鏡が買えないと言えないから、勉強が嫌いな子どもを演じるということがあるので、もし準要保護の人がいろいろ買うときに、眼鏡が市に買えるような体制になっているかどうかチェックしましょうというのを研修で学んだんですね。木更津市の場合は眼鏡は対象になっているでしょうか、なっていないでしょうか。 709 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 710 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) 学用品費という部があるので、そこで眼鏡が該当しているかどうかについては、申しわけございません、確認してまたお伝えしたいと思います。 711 ◯委員長(重城正義君) それについて、後刻報告お願いいたします。田中委員。 712 ◯委員(田中紀子さん) では、眼鏡が買えるかどうかチェックして、もしも眼鏡が該当するものでなかったら、今まで視力が落ちていて、準要保護・要保護の方がおられたら、やっぱり眼鏡を買うチャンスというのは周知してあげた方がいいので、新たに眼鏡も利用できるようになるから、それもアピールをきちんと広く皆さんにお伝えする。申し込みのときとか、年に1回はやっているというときに、眼鏡も対象になりましたよとお知らせすると、すっと、私だけにお手紙が来るんじゃなく、やれるので、そういうところの配慮もということがお願いしたいところなんですが。  あと、準要保護・要保護だけにお手紙を渡す場合、クラスの中のみんなの前で配るのはとても嫌なんだそうです。そういう当事者、子どもたちの声を現場では配慮していただけたらと思うんですが、そこのところは既にやっているとは思うんですけれども、よろしくお願いしたいと思うんです。 713 ◯委員長(重城正義君) 眼鏡については後刻報告ということで。ほかにご質疑。永原委員。 714 ◯委員(永原利浩君) 今井参事の方に集中して申しわけありません。前任が清見台小学校の校長先生で、今でも「先生、どこ行ったんだ」「どこ行ったんだ」と大人気の先生なんですけど、いじめているわけじゃないんですけど、就学前健診あるじゃないですか。就学前健診で血液型の検査というか、血液型、入ってくる子どもの血液型のチェックとか、申請みたいなのってあるのかな。ちょっと教えてください。 715 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 716 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) ございません。 717 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。 718 ◯委員(永原利浩君) といいますのは、お聞きしたのは、かなり特殊な血液型をした、学校名も言わなくてもいいんですけど、ある学校の女の子でRH-AB型の子どもが3年生か4年生ぐらいに1人いるんですよ。ほかにも、もしかしたら僕が聞き及んでいない子どもで、かなり特殊な血液型の子もいると。そういうのはどこかでデータを、特に特殊ですから、親もけがをしたときに、特に出血を伴うようなけがをしたときに早急に対応してほしいと願うと思いますのでね。そこは個人情報とか云々じゃなくて、聞き取り調査をして、特に申請、万が一の事故に備えて、出血を伴う事故に備えて、お伝え願えませんかというような登録とかをされたらどうかなと思いますというのが1点。  聞いたところ、中央病院にもRH-AB、前の昭和天皇陛下様の血液型と全く一緒ですけど、中央病院にもそのストックはないんだそうです。そうすると、千葉の方の血液センターから持ってくるのに思い切り飛ばしても30分ぐらいかかるといいますので、万が一そういう子どもが学校の中でけがしたと、あの子は特殊な血液型の子であったといったときに、当然、三次の君津中央病院に持っていくと思うんですけど、そこへ持っていく間に同時に特殊な血液を千葉の血液センターというのかな、日赤の血液センターの方から同時に運び込むような体制づくりをしておいてくださいという、これは要望でお願いします。 719 ◯委員長(重城正義君) 今井教育部参事。 720 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) 今、特殊な血液というお話なんですけれども、それ以外にも、例えばアレルギーを持っていたりとか、その子特有の病気があったりする場合がございます。学校では健康調査票というものを毎年度書かせて、親御さんの方に、例えば「うちの子どもはこういう既往歴があるので、この辺気をつけてください」みたいなことは学校には伝えてありますので、血液につきましても、今後確認をしっかりとさせて対応していきたいと思います。  以上です。 721 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。          〔発言する者なし〕 722 ◯委員長(重城正義君) 先ほどの眼鏡の関係がわかったようですので。今井教育部参事。
    723 ◯教育部参事・学校教育課長(今井克彦君) 先ほどの眼鏡の件ですけれども、学用品費の中、特にこういった項目というものはうたってありませんので、眼鏡も買えるかと思います。目の悪い子にとっては当然、その辺心配するところかと思いますので、どんどん利用していただければと思います。  以上です。 724 ◯委員長(重城正義君) それでは、質疑終局と認め、以上で教育費のうち、第5項教育総務費から第20項幼稚園費についての審査を終わります。  答弁席入れ替えのため、暫時休憩といたします。なお、14時55分まで休憩といたします。                                 (午後2時41分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後2時52分) 725 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  それでは、第50款教育費のうち、159ページから167ページまでの第25項社会教育費から第30項保健体育費について審査をお願いしますが、執行部はもとより委員の皆様方についても簡潔に質疑、そして答弁をお願いしたいと思います。  ご質疑願います。渡辺委員。 726 ◯委員(渡辺厚子さん) 決算書159ページ下の方、芸術文化振興事業費のうち(2)芸術文化に親しむまちづくり振興事業費の中身につきまして、成果説明書の多分89ページだと思うんですが、有料と無料の2回ずつ行ったというふうにあったと思いますが、有料の場合はチケットは完売したのでしょうか。 727 ◯委員長(重城正義君) 稲木教育部参事。 728 ◯教育部参事・文化課長(稲木章宏君) 有料のコンサートにつきましては、6月と12月に2回行っております。6月のコンサートにつきましては230名で、12月のコンサートにつきましては173名となっておりまして、完売はいたしておりません。  以上です。 729 ◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。 730 ◯委員(渡辺厚子さん) 市が主催するイベント、行事と、それなりの席を確保して催している、セミナーもそうですけれども、有料無料に限らず、席があいてしまうような状態はなるべく避けたいということで、場合によっては職員の皆さんが、こぞって参加されているというのを何度も経験しておりますが、特に、無料の場合はまだしも、有料の場合はやっぱりPRをしないとだめじゃないかなとは思うんですね。今までも、もしかしたら有料のコンサートとか芸術文化の祭典について空席があったかもしれないんですが、可能な限り努力をしていただきたいと思っておりますが、230名と173名、それがどのぐらい席が余っていたのかわからないんですが、これについての検証といいますか、総括はどんな感じでしょうか。 731 ◯委員長(重城正義君) 稲木教育部参事。 732 ◯教育部参事・文化課長(稲木章宏君) 市民会館中ホールで行った事業でございまして、コンサートの会場のキャパとしては350程度でございますので、若干満席とはならなかったわけですが、それについては今後、周知等の方に力を入れて、できるだけ満席になるように尽くしたいと思っております。  以上でございます。 733 ◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。 734 ◯委員(渡辺厚子さん) 自分が出演者だった場合を考えても、やっぱり大勢なのと空席があるのとは違いますし、プロを招いて小さな、350ですよね、それを埋められないとなると申しわけないような思いもしますので、一つ一つのイベント、特にプロをお招きしてということであれば、なおさらしっかりとPRをして、立ち見が出るまでという言い方はおかしいですけれども、担当課としては、その辺の努力を惜しまないでやっていただきたいと思います。  以上です。 735 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 736 ◯委員(田中紀子さん) 公民館使用料について資料を配信しました。決算書24ページの公民館使用料、これを見ると、総額が1,209万8,240円となっていて、まず、公民館使用料が当初予算より決算が少なかった原因はどのように分析しているか、お聞きします。 737 ◯委員長(重城正義君) 石井教育部参事。 738 ◯教育部参事・中央公民館長(石井一彦君) 昨年は八幡台公民館の耐震工事、また、西清川公民館の大規模改修工事等で半年ほど休館をいただいております。また、中央公民館も仮移転ということで1ヶ月ほどお休みをいただいた。また、金田公民館も整備のための1ヶ月をいただいたと。そういうことがございまして、予算案と大分離れましたけれども、使用料については、その分減額ということでご理解をいただきたいと思います。 739 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 740 ◯委員(田中紀子さん) 資料で、決算資料の297ページをグラフにしてみたんですね。すると、お手元の資料を見てもわかるように、利用件数の差を見ると、工事をしているところ、休館にしていたところの利用件数は減っていたというのが、やはり今の説明でわかるんですね。それをもう少し具体的に見たいんですが、次の2ページ目のところの資料に行くと、主催事業、これを見ると、また、利用料が平成29年と平成30年度でそんなに変わっていないんですね。  次に、社会教育関係団体というのを見ると、やっぱりサークルを含む社会教育関係団体は工事に影響して件数は激減していると。行政関係は工事関係以外だと富来田公民館が減少、中郷公民館が増加しているような状況です。その他で見ると、中央公民館と金田公民館、桜井公民館が増加というような状況です。  それで、次に、資料請求をしたデータでの分析なんですが、目的外使用の金額で比べると、富来田、東清、波岡公民館が増えて、ほかは減少というような状況なんですね。このように分析してみると、工事だけではなく、ほかの要因もあって減少したりしているのではないかなと思うんですが、その点についてはどのようにお考えでしょうか。 741 ◯委員長(重城正義君) 石井教育部参事。 742 ◯教育部参事・中央公民館長(石井一彦君) 使用料につきましては、昨年度、平成30年度、初めて原則有料ということになりまして、また、社会教育関係団体、サークル団体もそうですけれども、目的外の会社の利用等につきましても有料化したということで、金額全体におきましては1,200万円ほどの使用料が歳入として入っております。  委員がおっしゃる分析につきましては、やっておりませんので、わからないということでございます。 743 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 744 ◯委員(田中紀子さん) 最初の1,900万円の当初予算は有料になることがわかっていた。その中で工事もわかっていた。見込んだところ、それよりは上回ることはなく、下回った1,200万円台の収入となったというところで、やっぱり有料になったということも要因だとは思うんですが、目的外使用は利用料がサークルなどよりも4倍も高いので、ほかのところを利用するという。例えば福祉会館だと時間で制限されていないので、長く時間を使う場合は福祉会館を利用した方が安いということもあって移動したのかもなとも思いますが。  質疑です。公民館が有料になって、使用料は公民館で何に使われたのかというのがわかるようにしてほしいと。本当に還元されているのか、この目で知りたいというところがあって、ある公民館ではカーテンか何かを修理した。「どうしたんだ」「直したよ」というようなやりとりがあって、自分たちがサークル活動で出したお金が公民館に還元できているんだというのが実感できたというのがあるんですけど、そのような事例とか、何かほかの公民館でもありましたら、教えていただけたら、ほかの公民館も共有できると思うので。なければないでお答えいただきたいです。 745 ◯委員長(重城正義君) 石井教育部参事。 746 ◯教育部参事・中央公民館長(石井一彦君) 社会教育委員会議での答申も目に見える形での使用料の反映ということをうたっておりました。それに際して、使用料の2割でございますけれども、約380万円の備品が整備されております。机、椅子、プロジェクター、また拡声器のスピーカー、ワイヤレスマイク、卓球台、ファックスの電話機等々、全館で優先順位をつけながら、その備品を整備したというところ。また、あと、今、委員がおっしゃられたカーテン等の改修分ということで、目に見える形で備品費等がついたということでございます。 747 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 748 ◯委員(田中紀子さん) 今教えてもらったら、いろいろあったんだなというのがわかったんだけど、それをサークルなどで利用している人たちが実感できるような、「こんなこと、今年は皆さんの使用料から設置しました」というのを一筆、ちっちゃくでもいいから掲示してあると、口コミでまた広めて、「お金、有料になったけれども、公民館よくなってきたね」という、地域ぐるみで公民館が、お金がちゃんと回っているというのが見えてくると思うんですが、そのような工夫は今後できそうでしょうか。 749 ◯委員長(重城正義君) 石井教育部参事。 750 ◯教育部参事・中央公民館長(石井一彦君) それにつきましては、前年度の予算委員会等でもご指摘がございまして、目に見える形で、備品であれば、「平成30年度使用料で購入」というシールを椅子や机、そのほかプロジェクター等に貼ってございます。ですので、今年度の分につきましては、「令和元年度使用料で購入」というシールを貼って周知を図っているところでございます。 751 ◯委員長(重城正義君) ほかに。渡辺委員。 752 ◯委員(渡辺厚子さん) 決算書164ページ、備考欄の6(1)図書館電算システム関係費、この事業によってどのような変化がございましたでしょうか。 753 ◯委員長(重城正義君) 渡邉教育部参事。 754 ◯教育部参事・図書館長(渡邉雅夫君) 図書館の電算システムにつきましては、電算システム関係費として876万3,843円を計上させていただいております。図書館資料の貸し出しですとか返却、本の発注、受注業務などを効率的に行うとともに、インターネットによる蔵書検索ですとか、予約変更など、利用者のサービスの充実を図ることが容易になったというふうに考えております。  以上でございます。 755 ◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。 756 ◯委員(渡辺厚子さん) では、図書館の職員の皆さんの業務は、すごく効率化されたということですね。 757 ◯委員長(重城正義君) 渡邉教育部参事。 758 ◯教育部参事・図書館長(渡邉雅夫君) そのように考えております。 759 ◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。 760 ◯委員(渡辺厚子さん) 決算資料の296ページに図書館利用状況調書がさまざま載っているんですが、これは平成28年度、平成29年度、平成30年度にかけての3か年の比較ができるように書いておりますが、どう解釈していいのか。私としても、どんなものなのかなと思いながらも、真ん中ら辺、登録者数としては一般、児童じゃなくて一般の方は増えてきているんだなということがわかります。それでは、利用者数、この時代はスマートフォンをお持ちの方もいっぱいいますし、パソコンも利用になりますし、図書館で本を借りるということをせずとも、自分で購入なさる人もいますし、いろいろだなと思うんですが、図書館利用者を増やそうと図書館の側は思っていらっしゃると思うんですが、この時代の趨勢を加味して、これからの図書館ということについて、どのようにお考えなのか、ちょっと伺っていいですか。 761 ◯委員長(重城正義君) 渡邉教育部参事。 762 ◯教育部参事・図書館長(渡邉雅夫君) 本市の図書館における入館者、あるいは貸し出し数の減少の主な理由なんですけれども、昨年度で見ますと、6歳以下、あるいは10歳、12歳、50歳代、70歳代、団体での貸し出しというのは実は伸びているんですけれども、それ以下では軒並み減少しております。  全国平均の個人への図書の貸し出しは、平成23年度がピークというふうになって減少に転じてございます。本市の図書館においても、入館者数は平成26年度、貸し出し冊数は平成25年度をピークに減少に転じております。  今後、図書館といたしましては、できるだけ活字離れを食いとめる手段が必要というふうに考えてございますので、さまざまな事業、あるいは情報発信をすることによって、できるだけ図書館に興味を持ってもらう取り組みを継続して実施していくことが重要かと考えます。  以上でございます。 763 ◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。 764 ◯委員(渡辺厚子さん) 私の素人考えで、これがいい、あれがいいというのは全然言えないんですが、れきおんコンサートなどもやっていらっしゃるし、何か蔵書の中でも、木更津市の図書館が、ここの分野とか、こういうものについてはと特化してもいいのかなというのをかねがね思ってきました。どうしても施設、ハード面では近隣市にすごく見劣りしてしまう部分がありますので、これは再配置計画等、今後ハード面での検討、分散だったり、いろいろお考えはあるかと思うんですが、それはその時期が来ないとできないことでしょうし、現状のハードの中で、いろんな職員の方が工夫されている中でも、何か特化したものがあってもいいのかと思うんですが、その件について職員の中で、そんな話とかというのはありましたでしょうか。 765 ◯委員長(重城正義君) 渡邉教育部参事。 766 ◯教育部参事・図書館長(渡邉雅夫君) ご存じのように、木更津市の図書館は歴史が古いということで、基本的に郷土の資料等は非常に多くのものを持っておりますので、そういったことについて充実は今後もしていきたいというふうに考えてございます。  また、さまざまなインターネットを通した情報発信をしていくことで、サービスの向上を図っていくというようなことは考えてございます。  以上でございます。 767 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 768 ◯委員(大村富良君) 165ページの博物館事業についてお伺いいたします。  まず初めに、博物館特別展事業について、概要、成果などをお聞かせいただければと思います。 769 ◯委員長(重城正義君) 井上郷土博物館金のすず副主幹。 770 ◯郷土博物館金のすず副主幹(井上 賢君) 平成30年度の特別展については、会館10周年ということで、「金のすず-10th Anniversary-」という形で1月の12日から3月の31日にかけて延べ68日間の開催をいたしました。入館者につきましては延べ2,448名ということで、1日の平均がおおむね36名程度というふうな形になっております。  内容としましては、10年間の歩みを振り返り、入館者の方々のアンケート等の結果を踏まえて、そうした要望等も考えた展示を行ったところでございます。  以上です。 771 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 772 ◯委員(大村富良君) 了解いたしました。10周年ということで行われたということで、よかったと思います。  それでは、空調工事を行って展示品を今、保管している、博物館自体は今、閉鎖しているということだと思うんですが、その状況について、特に問題ないとは思いますが、お聞かせいただければと思います。 773 ◯委員長(重城正義君) 井上郷土博物館金のすず副主幹。 774 ◯郷土博物館金のすず副主幹(井上 賢君) 現在、工事の方が進んでおりまして、今年度と来年度の2か年にわたりまして工事を行っております。ただいま展示室側の工事が工期中となっておりまして、展示中であった資料は全て収蔵庫等に収納しておりまして、保管管理については現在、問題なく進んでおります。  以上です。 775 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 776 ◯委員(大村富良君) あと、最後に、(2)ですか、金鈴塚古墳共同研究事業ということで、国立歴史民俗博物館の方と共同で再調査を行ったということなんですけども、金の鈴の国宝化に向けてということも少しあったりするのかなということも考えたりするんだけど、国宝化に向けた取り組みとか、その辺の状況がわかればお聞かせいただければと思います。 777 ◯委員長(重城正義君) 井上郷土博物館金のすず副主幹。 778 ◯郷土博物館金のすず副主幹(井上 賢君) 博物館の事業としましては、昨年度、金鈴塚古墳研究第7号という形で成果を印刷で刊行して、今、公表しているところでございます。  国宝化という問題については、こちらで何とも言うことができないんですけれども、ただいま国の文化審議会の方が3月に答申をされるということで、それに向けて、ただいま台帳の整理等を進めているところであります。それについては文化庁の調査官の方の指導を受けて、今、進捗をしているところでございます。国宝化ということになると、審議会の方の答申という形でございますので、こちらとしては何ともお答えすることができない状況でございます。 779 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 780 ◯委員(大村富良君) 早く国宝化、認定していただけるように、今後とも取り組んでいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 781 ◯委員長(重城正義君) 関連で田中委員。 782 ◯委員(田中紀子さん) 最近、夏に崩れてきたからというのが報道されたように思うんですが、これはここと違いましたっけ。 783 ◯委員長(重城正義君) 稲木教育部参事。 784 ◯教育部参事・文化課長(稲木章宏君) ただいまお話のありました、石室が崩れたということが新聞報道等でございましたが、石室の中にございます石棺につきましては、重要文化財となっておりますが、崩落による被害もなく、再整理事業については予定どおり進んでいるということでございますので、今回のことによって支障が出るというふうには考えておりません。  以上でございます。 785 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 786 ◯委員(田中紀子さん) 皆さんの家も台風で崩れたりするようなところで、台風が来る前に崩れていた、石が転がっていたという部分があったので、そんなに大事なものだったら、やっぱり小まめにメンテナンスしていかなくちゃいけないのかなと思うんですが、それはどのような体制になっているんでしょうかね。ただ置いておくだけなんですかね。柵をしてあるだけですか。 787 ◯委員長(重城正義君) 稲木教育部参事。 788 ◯教育部参事・文化課長(稲木章宏君) 金鈴塚古墳の石室につきましては、昭和25年に発掘調査が行われたわけなんですが、その後、翌昭和26年に石室の構築をし直してございまして、それ以降、石室の入り口に門扉をつくりまして、中が見学できるような形になっておったところでございます。  7月の19日ですか、雨によって石室の入り口の石が若干崩れたということで、市民からお話がありまして、それについては、実際は石室を構築していた石なんですけども、石室の形をかたどっていた石でないというようなこともございますが、そこの石につきましては、一応片付けをして、現在入れないような形で、人が入ってけがをしないようにということで入れないような処置をしてございます。金鈴塚古墳自体は県の史跡でございますので、国、あるいは県の文化財課等と相談しながら、なるべくよい方向で保存の方に向けていきたいと思っております。  以上でございます。 789 ◯委員長(重城正義君) 石井徳亮委員。 790 ◯委員(石井徳亮君) 160ページの市史刊行事業の木更津市史編さん事業費ですけども、これ、成果表の方の89ページを見ますと、増額分については公開講座の記録集を刊行したという形だと思うんですけど、市史編さん事業でいろんな資料を各家から集めて、うちにも来られたんですけども、集めてある部屋を別件でお伺いしたときに、ものすごい量で、あれをまとめるのに膨大な人と時間がかかるんじゃないかなと個人的に心配になったんですけども、今のところの進捗状況というのは順調に進んでいるんでしょうか。 791 ◯委員長(重城正義君) 稲木教育部参事。 792 ◯教育部参事・文化課長(稲木章宏君) 委員の方にもご協力をいただいて資料等を各部会委員等が借りてきて、しておるところなんですけれども、確かに量としては非常に多いところでございますが、借りているところから整理をしていってございますので、残りの写真撮影とかの作業を済ませた後は、また返却というような手続に入っていこうかと思いますので、おおむね順調に進んでいるかと思っております。  以上でございます。
    793 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 794 ◯委員(石井徳亮君) 本当に、誰もが見ると、びっくりして言葉がないぐらい量があるんですけども、こういう木更津市史とか歴史的なものって、地元の方よりも外の方の方が結構関心が高かったりして、逆に木更津市の市民の方が市外の人から教わるようなことなんかもあるんですけど、でき上がりましたら、特に地元の方に対してPRとか、広く周知してもらえるようなご努力をお願いしたいと思うので、よろしくお願いします。 795 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。田中委員。 796 ◯委員(田中紀子さん) 167ページの学校給食費です。平成30年度の学校給食は1人当たりとか1食当たりと、一般質問で鶴岡議員も資料にしておられましたが、この4月に統合した単独校の富岡小、中郷中は、給食センター方式や親子式よりもはるかに高い金額でした。このことは私も以前に質問したことがあって、中郷中の場合は1食当たり4,000円近くなるといったときに、びっくりしていたんですが、今回は6,000円を超えてしまったというようなところでした。  なるべく早い段階でコストを下げればよかったのになとは思っているんですが、さて、中郷中と富岡小は統合されましたが、今後の児童生徒数の推移で、ある程度コスト面も考えた方がいいと思います。確認なんですが、給食センターは人数ではなく、クラス数で配食が決まったと思うのですが、どうでしょうか。 797 ◯委員長(重城正義君) 栗原学校給食センター所長。 798 ◯学校給食センター所長(栗原一郎君) 給食センターの施設で消毒保管庫というものがありまして、これで食器、食缶等、コンテナに入れて保管するために、そのコンテナ自体の能力でクラスが決まってくるというふうに説明しております。 799 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 800 ◯委員(田中紀子さん) そのコンテナの数でいくと何クラス分ですか、マックスは。 801 ◯委員長(重城正義君) 栗原学校給食センター所長。 802 ◯学校給食センター所長(栗原一郎君) すみません、今、手元に資料がないので。 803 ◯委員長(重城正義君) 後刻報告をお願いいたします。田中委員。 804 ◯委員(田中紀子さん) 例えば20クラス分とか40クラス分だとすると、なるべく生徒数が多い方、児童生徒数が多い方がたくさんこなすことができるかなと思うんですね。それで、八幡台小学校は、以前、波岡中とペアで親子式をしていました。児童生徒数が増え、波岡中は波岡小とペアになって、八幡台小では、じゃ、どことペアを組んだらいいかということで新たに三中とペアになりました。そのときは交通手段とか、どこが一番いいかなというのをやって、温かいうちに届けるようになるからといって、三中と八幡台というペアになりました。  やはりそういうのを考えるのに一、二年先を見て考えているんですが、平成30年度で中郷中と富岡小が統合されたと。今後数年の間に、現状から児童生徒数が増えたり減ったりして、コストが余りにも高くなったりとか、逆にとても対応し切れないぐらいつくらなくちゃいけないから、配置換えというか、ペアをかえた方がいいというのが、今検討しなくてはならない問題があるのかどうか、お聞きします。 805 ◯委員長(重城正義君) 重城学校給食課長。 806 ◯学校給食課長(重城秋子さん) 委員のおっしゃるとおり、今後、児童数が増えると予想されております金田小学校につきましては、現在、金田中学校と親子方式を行っておりますけれども、今後、調理をしていくことが難しいと考えておりまして、令和2年度からは高柳小学校で調理を検討しているところでございます。 807 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 808 ◯委員(田中紀子さん) 児童生徒数によって、どんどん変わってくるところで、例えば親子給食をする場合に、今のところペアが2校なんですが、3校というのはあり得るんでしょうか、今後。 809 ◯委員長(重城正義君) 重城学校給食課長。 810 ◯学校給食課長(重城秋子さん) 今申し上げましたとおり、高柳小学校については、今、岩根中学校と親子方式をとっております。今後、金田中学校が増えることによりまして3校となる予定でございます。 811 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 812 ◯委員(田中紀子さん) ありがとうございます。そのように従来の方式だけでは対応し切れず、新たな方法を考えたということで、わかりました。  コストが幾らまでとするというある程度の基準とか、今回、鶴岡議員がつくった資料によると、片や二百幾らで、片や六千幾らというふうになっていたので、それは余りにもアンバランスですので。越えてしまった場合、幾らまでという大体の基準、ある程度ここぐらいまでが限度かなというのを決めたりとか、翌年度までに新しいペアを考えるなど、ある程度のルールを決めておくといいと思うんですが、そういうのはもうされておられるのか。そういう必要はなく、第2給食センターを早くつくっていく方に力を入れたいんだというのか、ご見解をお聞かせください。 813 ◯委員長(重城正義君) 重城学校給食課長。 814 ◯学校給食課長(重城秋子さん) 委員のおっしゃるとおり、コスト面も非常に大事なことかと思いますが、現在、適正規模の審議会など、学校の配置についても考えておりますし、また、第2次基本計画や公共施設再配置計画など、第2給食センターの方向性なども出ております。  しかしながら、現在、オーガニックなまちづくりのリーディングプロジェクトとして、顔の見える学校給食にも取り組んでおりますので、それらを共存しながら、どのような方針でしていくか、現在大きな課題となっていると認識しております。 815 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。斉藤委員。 816 ◯委員(斉藤高根君) 学校給食なんですけれども、これからの話になるんですけれども、単独、あるいは親子方式が納入業者によって割高になっているということが言えるのか、言えないのか、昨年度どうなんだろうと。これは公平であるという話を何年か前にもらったんですけれども、主観で見なければいけないんですけれども、さて、給食センター方式とどうだったんだか、これは総括されていますね。 817 ◯委員長(重城正義君) 重城学校給食課長。 818 ◯学校給食課長(重城秋子さん) はい。食材料費については保護者の負担ということで市内一律でございますので、基本的には一定であると考えております。 819 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 820 ◯委員(斉藤高根君) 基本的には一律じゃないんですよね。納入業者は各学校によって違う。例えば条件で給食は地元の商店街の食材を使うんだよ、こういう約束がずーっと生きている場所もあるわけなんですよ。そうすると、センターは大量仕入れなんですよ。果たして一律なのかなって。もう一度答えてください。 821 ◯委員長(重城正義君) 重城学校給食課長。 822 ◯学校給食課長(重城秋子さん) 金額的には、おっしゃるとおり、一律ということになっておりますので、それ以上のことは、大変申しわけございませんが、申し上げられませんが、例えば単独校のよさである生の野菜がそのまま入れることができたり、金額だけではない、それ以外の部分についても十分あるのではないかと考えております。 823 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 824 ◯委員(斉藤高根君) 決算ですから、去年の総括をしていただいて、今年もまた終わったら総括をしていただいて、金田はまた別になるとか、いろんな計画があるわけでしょう。そしたら、どんなふうに納入するのかとか、なるべく児童生徒が公平な給食を得られるようにお願いしたいと思うんですよ。  私は仕事柄、この二、三年、ノリが不足しちゃって行っていないんですけれども、必ず学校給食、いろんなところで食べてきたんですよ。そうすると、口には出せないけど、違うのかなと、私はそう感じておったんですよ。そこで、じゃ、単独と給食センターは違うよというのは言えないんですけれども、何となく公平感があるのかないのか、よくわかりません。それをまた、昨年の検証をしていただいて、今年もまた検証していただいて、新しい形になったらば、どうしたらいいのか、お考えください。よろしく。 825 ◯委員長(重城正義君) 要望ということでよろしいですね。  ほかのご質疑。渡辺委員。 826 ◯委員(渡辺厚子さん) 決算書でいいますと166ページ、備考欄上から3段目(5)生涯学習バス管理事業費についてお尋ねいたします。  バスについては運転手さんは委託していると思いますが、この委託先については、ほぼ固定しているのか、何年の周期で変わっているのか、委託についてお知らせください。 827 ◯委員長(重城正義君) 野口生涯学習課長。 828 ◯生涯学習課長(野口琢郎君) 生涯学習バスにつきましては、長期継続契約を結んでおりまして、ただいまですと平成29年の7月からの3年間ということになっております。  以上でございます。 829 ◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。 830 ◯委員(渡辺厚子さん) じゃ、長期というのはマックスどのぐらいなんですか。3年間。 831 ◯委員長(重城正義君) 野口生涯学習課長。 832 ◯生涯学習課長(野口琢郎君) おっしゃるとおりでございます。3年間でございます。 833 ◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。 834 ◯委員(渡辺厚子さん) じゃ、3年たちました。仕切り直しで、また同じところが継続するということもありますか。 835 ◯委員長(重城正義君) 野口生涯学習課長。 836 ◯生涯学習課長(野口琢郎君) こちらは入札でやっておりますので、どの業者が落札するかというところはわからないというところになっております。 837 ◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。 838 ◯委員(渡辺厚子さん) わからないのは前提なんですが、実績として、結果的に継続する形になったということはあるのかということなんですが。 839 ◯委員長(重城正義君) 野口生涯学習課長。 840 ◯生涯学習課長(野口琢郎君) 長期継続契約になってからは今回が初めてでございまして、その業者がずっと継続していくかというところは、あくまでも入札ですので、現在のところはわからないということです。〔「実績を聞いているんですよ」と呼ぶ者あり〕 841 ◯委員長(重城正義君) 例えば長期契約の前が1年契約だとすれば、ずっと同じ人が2年、3年やっているかということを多分、渡辺委員は聞いていると思いますので、それのところがわかれば、ご答弁ください。鈴木生涯学習課課長補佐。 842 ◯生涯学習課課長補佐(鈴木和代さん) 前回の業者が継続しております。 843 ◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。 844 ◯委員(渡辺厚子さん) 何が言いたいかといいますと、利用される方は高齢の方もいらっしゃれば、お子さんもいて、いろんな団体がバスを利用されるわけなんですけれども、安全に運転して往復帰ってこれれば、それが最低条件なんですけれども、そうしていただければいいんですが、乗り降りのとき、また、途中でおトイレ休憩とかがあったりして、ドライバーさんの近くを通ったりするときに、やっぱり利用者さんは「ありがとうございます」だとか、終わったときに、いろんな、マナーとして、ドライバーさんへの気配りというのもされたりするわけなんですが、それに対して余りにもドライな対応でありますと、あらあらと思われる声がところどころで聞かれることがございます。  なので、市のバスとして皆さん乗っておられるので、そこのマナーというか対応、接遇と言うまで行きませんが、そこは市の評価になると思いますので、新しく契約を更新する際にも、そこら辺の質といいますか、接客とは言わないまでも、気持ちよく利用するという意味では、市の担当課からも、やんわりとでもいいので、そこは基準を、質を上げていただいて、独占みたいな形で、そこにお願いするしかないというような業種ではないと思いますので、そこら辺もしっかりと考慮して委託していただきたいと思いますが、そこら辺のチェック、今までどうだったか、一度確認していいですか。 845 ◯委員長(重城正義君) 野口生涯学習課長。 846 ◯生涯学習課長(野口琢郎君) 渡辺委員おっしゃるとおり、確かに接客の対応というところは幾つか聞いたことはございます。その都度、直接担当の者から運転手の方に話をして、注意というんですか、指導注意というか、話はしているところなんですけれども。 847 ◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。 848 ◯委員(渡辺厚子さん) その都度その都度、対応いただいているということですが、また次に契約更新といいますか、見直しのときには、そこの部分は大事な項目として、条件として検討いただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 849 ◯委員長(重城正義君) 要望ということで。ほかにご質疑。田中委員。 850 ◯委員(田中紀子さん) 今回、補助金とか負担金の見直しを平成30年の6月にされたので、その後、どのようになっているかを各所管課担当のところにお聞きしております。負担金1つと補助金1つについてお聞きします。  まず、1個目、負担金なんですが、君津地方公立博物館協議会負担金、これが補助金負担金の見直しの中にあったんですが、「事業の目的から継続して実施することが必要と考えるが、各館」、この3つ、君津地方に3つあるそうなんですが、「各館において実施可能か検証し、協議会の存続・廃止について検討する必要がある」というふうになっているので、ここの課題を読むと、会議も開かれていないのかなというところもありながら、存続・廃止というのは木更津市だけでは決めれないので相談しなさいよということなのかなと思うんですが、これ、現状どのように進んでいるか、進捗状況、令和2年度に向けて十分やり終えて、こんな状況になっていますよというふうなのか、まだまだ途中なのか、教えてください。 851 ◯委員長(重城正義君) 井上郷土博物館金のすず副主幹。 852 ◯郷土博物館金のすず副主幹(井上 賢君) 今、委員がおっしゃったとおり、君津地方公立博物館協議会は、この地域の3館で運営をしている協議会でございます。昨年度は理事会を2回、担当者会議3回、研修会4回ということで年間を通じて事業を展開しているところでございます。  この協議会は、年間を通じて実施を行っているところなんですけれども、もともとこの君津地域というのが地域的なつながりが非常に強いということがありまして、例えば木更津市の歴史文化を語る上で木更津市だけでは不十分ということで、周辺の君津市や袖ケ浦市、そうしたものを総合的に見て地域の歴史とか文化について皆様にお伝えしていこうというところで、3館のそうした連携というものが非常に必要になってくるのではないかと考えております。  また、職員の研修等も行っているんですけれども、3館で行うということで、各館ごとの報償費等の負担が軽減されるということもありますので、職員もスキルアップにつながっているのではないかなというふうに考えております。  もう1点、3館の間では災害時の相互の応援をしましょうという覚書を平成26年度に交わしておりまして、以来、それを毎年確認し合っているということで、昨今、非常に災害等多い時代になってきておりまして、そうした連携というのが今後さらに大事になってくるだろうということから、この協議会については継続していくのが望ましいのではないかというふうに考えているところでございます。  以上です。 853 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 854 ◯委員(田中紀子さん) 活発に会議をしていることがわかりました。  では、もう一つの補助金を聞きます。これはいろんな団体に対する補助金なので、答えられる方が答えていただければいいんですが、教育振興事業補助金。 855 ◯委員長(重城正義君) 田中委員、一つずついきましょうか、補助金。田中委員。 856 ◯委員(田中紀子さん) そうですか、はい。14事業もあるので、だから、わかるところだけでいいかなと。「教育振興に資する事業のため公益性が高い。でも、各事業の効果を検証した上で補助額を精査する必要がある」というふうに課題が出されているんです。じゃ、1個目。もう検証したかどうか、まだですとか、そんなくらいでいいです。木更津市文化協会、お願いします。 857 ◯委員長(重城正義君) イエスかノーかで。稲木教育部参事。 858 ◯教育部参事・文化課長(稲木章宏君) 申請があるたびに検証してきているところでございます。  以上でございます。 859 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 860 ◯委員(田中紀子さん) 次、木更津市婦人会連絡協議会、お願いします。 861 ◯委員長(重城正義君) 野口生涯学習課長。 862 ◯生涯学習課長(野口琢郎君) 婦人会連絡協議会に関しましては、平成30年度からもうなくなっているものなんですが。 863 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 864 ◯委員(田中紀子さん) 木更津市子ども会育成連絡協議会、これはどうでしょうか。 865 ◯委員長(重城正義君) 野口生涯学習課長。 866 ◯生涯学習課長(野口琢郎君) こちらの方も毎年検討して検証しているところでございます。 867 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 868 ◯委員(田中紀子さん) では、次、木更津市PTA連絡協議会、お願いします。 869 ◯委員長(重城正義君) 野口生涯学習課長。 870 ◯生涯学習課長(野口琢郎君) こちらの方も同じく毎年検証しているところでございます。 871 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 872 ◯委員(田中紀子さん) では、木更津市指定無形文化財木更津ばやし保存会、お願いします。 873 ◯委員長(重城正義君) 稲木教育部参事。 874 ◯教育部参事・文化課長(稲木章宏君) こちらの件につきましても同様で、毎年検討しているところでございます。なお、文化課の方でこの教育振興事業補助金につきましては、市民合唱団、それから須賀神社、ユネスコ協会、中島区文化財保存会及びかずさジュニアオーケストラが実施する事業につきましては、同様に行っているところでございます。  以上でございます。 875 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
    876 ◯委員(田中紀子さん) 木更津市立公民館文化祭実行委員会、お願いします。 877 ◯委員長(重城正義君) 石井教育部参事。 878 ◯教育部参事・中央公民館長(石井一彦君) 毎年検証してございます。 879 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 880 ◯委員(田中紀子さん) 青少年相談員連絡協議会。 881 ◯委員長(重城正義君) 野口生涯学習課長。 882 ◯生涯学習課長(野口琢郎君) 毎年検証しているところでございます。 883 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 884 ◯委員(田中紀子さん) 木更津市体育協会は、これはスポーツ振興課だから、おられないかしらね。じゃ、漏れはないと思うんですが、毎年検証していても、次の予算のときには、来年度の予算を編成するときには、それが反映しているような形で各所管課が今ずっと準備していると思うので。じゃ、検証し続けて、結果がどうしても必要なものは、ちゃんと必要なもので、また、無理なものは削れるところは削っていただけたらと思います。ご協力ありがとうございました。 885 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。大村委員。 886 ◯委員(大村富良君) 先ほど渡辺委員が言った、生涯学習バスについて関連で聞けばよかったんですけど、漏れてしまいましたので、お聞きします。年間利用日数が193日ということでございますけども、公民館経由で申し込みの方がどのくらいなのか。あと、市の事業、また教育関係、学校関係の使用がどのくらいなのか、わかりましたら教えてください。 887 ◯委員長(重城正義君) 野口生涯学習課長。 888 ◯生涯学習課長(野口琢郎君) 平成30年度におきましては、公民館に関しましては128件となっております。それ以外の教育委員会の中では21件ということになっております。  以上でございます。 889 ◯委員長(重城正義君) 学校関係とか、そういうのは、細かく、いいんですか。続けてください。野口生涯学習課長。 890 ◯生涯学習課長(野口琢郎君) 学校関係につきましては、こちらの方は……、学校というところはありませんね。ないです。 891 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 892 ◯委員(大村富良君) そうしますと、ほとんどがというか、公民館からの申し込みが多いということですけども、土曜日、日曜日がやっぱり多くなっているということでいいんでしょうか。 893 ◯委員長(重城正義君) 野口生涯学習課長。 894 ◯生涯学習課長(野口琢郎君) 土曜、日曜というよりも、どちらかというと平日の方が多いと思います。  それと、すみません、先ほど申し上げなかったんですけれども、公民館のサークルで利用しているというのが31件ということと、あと、生涯学習関係団体、子ども会とか学童、そういったところが8件、あと、キャンプ場利用団体ということで10件ということになっております。  以上でございます。 895 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 896 ◯委員(大村富良君) 公民館の方が、平日が多いということだったんですけども、よくバスを借りようとすると、土曜日、日曜日の利用申し込みが多くて、運転手の方を休ませないといけないので、平日の利用ができなかったりとかという話も聞いたりするんですけども、そういうことはないということでよろしいんでしょうか。 897 ◯委員長(重城正義君) 野口生涯学習課長。 898 ◯生涯学習課長(野口琢郎君) 基本的にお休みは月曜日になっておりますので、そのようなことはないと思います。  以上でございます。 899 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。平野委員。 900 ◯委員(平野卓義君) 給食費の収入未済額について、簡潔に3点質疑します。  決算資料の48ページから55ページを見ていただければわかると思います。本年度の小学校の未済額が377万3,341円、中学校が216万4,700円、過年度と比べますと、倍とか1.5倍とかという数字で、人数にしても小学校は51名が153名、中学校は51名が95名となっています。この現状をどう考えるか、まず質疑します。 901 ◯委員長(重城正義君) 重城学校給食課長。 902 ◯学校給食課長(重城秋子さん) 現年度分ということでよろしいかと思いますが、現年度を比べますと、それほどは増えていないかと思います。中学校費につきましては、若干下がって収入率もよくなっておりますので、過年度分を含めますと、上がっているかと思います。 903 ◯委員長(重城正義君) それでは、平野委員が聞いたことを、例えば過年度分と一緒になった分を多分平野委員はおっしゃっていると思うんですけども。現年度分は下がっているということですね。重城学校給食課長。 904 ◯学校給食課長(重城秋子さん) 現年度分の収納率で申し上げますと、現年度分につきましては、小学校は98.92%、中学校は99.01%と、ほとんど変わらない収納率、現年度分につきましては、そのようになっております。 905 ◯委員長(重城正義君) 平野委員。 906 ◯委員(平野卓義君) わかりました。じゃ、私の決算資料の見方が違っていたのかとも思いますけども、一般会計になってから未済が増えているというのは事実だと思いますので、そこについて、じゃ、なぜ増えているのか。今後について、その2点、お願いします。 907 ◯委員長(重城正義君) 重城学校給食課長。 908 ◯学校給食課長(重城秋子さん) 滞納につきましては、市税などの強制徴収債権とは違いまして、私債権となっております。私債権ガイドラインに基づきまして、今年度も不納欠損を行っておりますが、費用などの効果を含めまして、今後も引き続き滞納整理には当たっていきたいと考えております。 909 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。斉藤委員。 910 ◯委員(斉藤高根君) 164ページ、キャンプ場、これ、かなり投資してあるんですけれども、投資してあって、平成27年度かな、そのあたりから5月の連休もあけようということで、その結果、人数がそれよりかずっと増えているのか。誰が、どの団体が使っているのか、お教えください。 911 ◯委員長(重城正義君) 野口生涯学習課長。 912 ◯生涯学習課長(野口琢郎君) キャンプ場の利用に関しましては、利用している団体ということなんですけれども、青少年育成団体や子ども会、あと、青少年相談員とか、あとは公民館とか、そういった行政関係でも利用等しているところでございます。  年間の利用者数に関しましては89件で、人数的には1,797人ということになっております。  以上でございます。 913 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 914 ◯委員(斉藤高根君) 私は30年ぐらい行っていないのかな。でも、今、NHKのBSで朝8時から城の話なんかをして、真里谷城の跡なんですよ。車で走っていると土塁があって、あれはもっとコマーシャルをやれば、すごいのかなと思って。千畳敷って広場、あれは天守閣の跡なんですよね、多分。城跡としても、すごく資源的には金鈴塚と負けないぐらい魅力がある場所なのかなと。要するに、私たちが子ども会、育成会のときは子どもたちを連れていったということで、かなりあそこに泊まったわけなんですけれども、おもしろいんですよね。もう少しコマーシャルというか、学校の利用でもいいですよ。もう少し利用度を深める方策ってないんでしょうか。 915 ◯委員長(重城正義君) 野口生涯学習課長。 916 ◯生涯学習課長(野口琢郎君) 斉藤委員おっしゃるとおり、キャンプ場は中世城郭ということで、真里谷城の遺構が残る場所で設置されているところです。こちらの方は当該施設の遺構の保存と調和が求められているというところになっております。  こちらの利用に関しましては、今後も、いろいろとゴールデンウィーク等の開設期間等も拡大して、もう何年かたっております。そういったところも含めまして、広報活動の充実、ホームページや、あと、民間施設の方にポスターとかチラシとか、そういったものを配布するとか、そういったことも考えて、あとは地域メディアのFM等、そういったものも地域メディアの活用とかに取り組んで、より多くの青少年に自然体験活動の機会を提供できるように、引き続き利用の拡大を図ってまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 917 ◯委員長(重城正義君) それでいいですか。文化課の立場から、稲木教育部参事、お答えください。 918 ◯教育部参事・文化課長(稲木章宏君) 当該の真里谷城跡でございますが、県下でも非常に大きな城跡でございまして、今でも第一郭から第三郭、第四郭まで四つの郭を中心に展開されている山城でございます。ご存じのように、真里谷武田氏の居城したところでございまして、1456年以降使われていると言われておるものでございますが、今申しましたように、非常に大きなお城ということで特徴的でございますので、今後、現在行っております市史編さん事業等の中で、また広報等をしていきたいと思っております。  以上でございます。 919 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 920 ◯委員(斉藤高根君) コマーシャルができなくなった一つの要因が、たけのこまつりが3.11後、できなくなったということで、一般の人が訪れる機会が少なくなったということで。では、あそこからとれるタケノコって放射能、今、含まれているのかな。おわかりになります。 921 ◯委員長(重城正義君) わかる範囲で結構です。野口生涯学習課長。 922 ◯生涯学習課長(野口琢郎君) 現在はそういった問題もないということで、もう何年かタケノコを掘って食べちゃおうということで、そういったイベントをやっているところでございます。 923 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。 924 ◯委員(斉藤高根君) これは市の職員も議員も、みんなで、道の駅うまくたの里が1つできたわけだから、もう一つ過疎地域を応援してやろうということで、みんなでちょっと考えてみてください。これ、もったいない。本当に土塁なんかが、よく見るともったいない構造物です。  以上。 925 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。  栗原学校給食センター所長。先ほどの答弁ですね。 926 ◯学校給食センター所長(栗原一郎君) 田中委員の質疑にありました、先ほどの配食のクラス数なんですけども、現在181クラスで余裕があるのは2コンテナ分、これについては6ルートにコンテナを載せる台数の割り当てとなりますので、一概には言えませんが、10クラス程度の余裕しかないということで回答します。 927 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。          〔発言する者なし〕 928 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、以上で教育費の審査を終わります。  答弁席入れ替えのため、暫時休憩といたします。                                 (午後3時54分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後3時57分) 929 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  それでは、167ページから168ページまでの第60款公債費及び第65款予備費について審査願います。  ご質疑願います。田中委員。 930 ◯委員(田中紀子さん) 予備費についてお聞きします。災害が起きたときは予備費から災害復旧費に回すようにしていますが、ある程度、災害復旧費に置いておいた方がいいと考えますが、ご見解をお聞かせください。 931 ◯委員長(重城正義君) 吉原財政課主幹。 932 ◯財政課主幹(吉原隆史君) 災害復旧費につきましては、災害が発生した場合に応急的に対応しなければならないものとして当初予算に計上しているところでございます。災害があるかないか、わからない中で多額の予算を計上するということになりますと、ほかの行政サービスの予算をその分削ってしまうことになりますので、災害復旧費の予算が不足する場合には補正予算、または予備費の対応をさせていただきたいと考えております。 933 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 934 ◯委員(田中紀子さん) わかりました。では、いざというときにすぐ使えるように、貯金はしっかりあった方がいいと思うんですが、財政調整基金はどのくらいあれば災害復旧のときも迅速に対応できると考えますか。 935 ◯委員長(重城正義君) 吉原財政課主幹。 936 ◯財政課主幹(吉原隆史君) 災害の規模もありますし、どのぐらい財政調整基金があれば大丈夫なのかという目安はございませんけれども、中期財政計画では、現計画ですと令和4年度末で財政調整基金を30億円確保するという目標を立てております。災害など不測の事態もございますので、中期財政計画の財政調整基金30億円の確保を目標に取り組んでまいりたいと思います。 937 ◯委員長(重城正義君) 関連で渡辺委員。 938 ◯委員(渡辺厚子さん) 過去に予備費で対応した災害の事例はございますか。 939 ◯委員長(重城正義君) 鶴岡財務部参事。 940 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 年は、はっきりしていないんですけど、平成28年か平成27年頃だと思いますが、ほたる野調整池が崩壊したときに予備費で対応しております。 941 ◯委員長(重城正義君) ほかに。          〔発言する者なし〕 942 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、以上で議案第80号の審査を終わります。  答弁席入れ替えのため、暫時休憩といたします。                                 (午後3時59分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後4時00分) 943 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  次に、議案第90号 平成30年度木更津市水道事業決算の認定について審査願います。  別冊の水道事業決算及び事業報告書によりご質疑願います。石井徳亮委員。 944 ◯委員(石井徳亮君) それでは、こちらの事業報告書の方で6ページの業務量と意見書の方の2ページ、決算の総評なんですけども、給水区域内人口が増えていて、給水契約件数も増えています。でも、有収水量の方が減少している。普通ですと人口が増えて契約件数が増えていれば、有収水量は増えると通常考えますけども、主なこの要因、おわかりでしょうか。 945 ◯委員長(重城正義君) 平野企画部参事。 946 ◯企画部参事(平野和之君) まず、人口、契約件数が増えて、配水量と有収水量が減っているということなんですが、こちらは住民の皆さんの節水機器の普及、または節水意識の高揚、また、大口利用者の地下水の利用等によりまして、配水量が大分減っております。配水量が減るということは、同じく有収水量も、お金を取る水量が減っているんですが、そこで、配水量につきましては平成29年度から約10万立法メートルほど減少しております。  しかしながら、平成30年度に受贈を受けました金田西地区の配水管の洗管作業、また、11月に畑沢地区で大規模断水に伴います洗管作業、また、その他通常行う洗管作業によりまして、無収水量に分類されます水道事業用水量が13万5,964立法メートルと平成29年度より5万8,000立法メートルほど増加しました。この結果、計算式、有収水量というのが、有収水量を配水量で除したものが有収率なんですが、そういう計算式でありますと大分低下してしまったんですが、平成29年度と同じような水道事業、洗管作業の水量で計算しますと、有収率は85.6%ということで平成29年度と同程度になっております。これが一応理由という形になります。  以上でございます。 947 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
    948 ◯委員(石井徳亮君) あと、最初の配水量の減少が一般の家庭の節水意識が向上したことと大口の企業の地下水の利用という形になってきますと、この傾向というのはずっと続くと思うんですけども、そうしますと、年間配水量の方の量というのは、どんどんどんどん減り続けていくという予想になるんでしょうか。 949 ◯委員長(重城正義君) 平野企画部参事。 950 ◯企画部参事(平野和之君) 予想としては何とも言えないんですが、ただ、地下水ビジネスも、やはり市内で大口の会社の方とか病院の方に営業に回っていたりしますので、大口が地下水を使う傾向はまだ続くのではないかと考えております。  以上です。 951 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 952 ◯委員(石井徳亮君) そうしますと、今度4市の方で、いろいろ水道の方でされると思うんですけども、大口の例えば地下水の利用、この地下水ビジネスというのはどんどんどんどん進んでいくものと思われますけども、それによって結果的にどちらかにひずみというか、そういうものが、地下水を大分使ってきて、どちらかに影響が出るようなことは想像されますでしょうか。 953 ◯委員長(重城正義君) 平野企画部参事。 954 ◯企画部参事(平野和之君) 大口のところには、それなりの大きな太い配水管を通してありますが、地下水を使うことによって、そちらに行く水が動かない。そういう問題があったり。そういうところに、お医者さんとかには、基幹管路として耐震性にすぐれた管を配管していくということを考えているんですけど、そういう配管にお金をかけたところが地下水になってしまうと、うちの方としては今後、事業の方で困ってしまうというようなことが予想されます。 955 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。 956 ◯委員(石井徳亮君) そちらの方の水道の方が困っているということではなくて、地下水をくみ上げる量が膨大になってくると、周りの地盤に影響したりとか、そういったものとかというのは想像されるかどうかという検証とかまでは行っていないということですかね。 957 ◯委員長(重城正義君) 平野企画部参事。 958 ◯企画部参事(平野和之君) 地下水につきましては、県とか、規制等がございますので、そこのところにつきましては、うちの方としては地盤沈下とか、そういうところの検証は行っておりません。 959 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。大村委員。 960 ◯委員(大村富良君) 今年度4市統合されたわけなんですが、浄配水場の老朽化など、問題、課題等ありましたら教えていただきたいと思います。当面やっていかなきゃいけない、また、4市でもそういった状況があるのかどうか。 961 ◯委員長(重城正義君) 平野企画部参事。 962 ◯企画部参事(平野和之君) このたびの4月1日からの統合広域化につきましては、各市で配水管が老朽化している、また、施設も老朽化しているということで、それを10年間、国からの交付金、または市からの出資金等を財源に有効活用しまして更新を進めていこうということでございますので、今後そちらにつきましては更新を進めていくということで、今現在はそれに向かってやっておりますので、問題があるようなものではないと考えております。 963 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。 964 ◯委員(大村富良君) 今10年までに何とかという話も出たわけなんですけども、当面3年とか5年とか、計画に基づいて何をきちっとやっていくという、そういう計画は当然あるということでよろしいでしょうか。 965 ◯委員長(重城正義君) 平野企画部参事。 966 ◯企画部参事(平野和之君) そちらにつきましては、平成29年10月に策定いたしました君津地域水道事業統合広域化基本計画の中で何年度に何をやるというのは決まっておりますので、そちらに基づいて事業を進めていっているところでございます。 967 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。田中委員。 968 ◯委員(田中紀子さん) 関連になるのかどうだか、広域に4月からなって、それまでいろいろとすごい準備してきたと思うんです。準備して準備万端、平成31年度になって統合したと思うんですが、移行後にわかって年度内に対応し切れなかった課題とか、そういうのは何かありましたか。 969 ◯委員長(重城正義君) 平野企画部参事。 970 ◯企画部参事(平野和之君) やはり移行につきましては、各市いろいろやり方がありまして、統合後、そのすり合わせというのは、やはり大分時間を要したということはあります。わかってきたことというか、今現在、10年間は各市の水道料金は別々で各市セグメントでやるということで、共通の経費につきましては各市で負担割合を決めて伝票等を切っているんですけど、1枚、一つ紙を買ったとしても、それにつきましては5団体で伝票を切らなきゃいけないとか、そういう大変なところも今見えてきているところでございます。  以上です。 971 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 972 ◯委員(田中紀子さん) それはすごく大変だなと思いました。市民から見たら、水道が自分の市じゃなくて広域になったことによって、水道の水の情報がちょっと遠くなったというような感じがあるんですね。ましてやこのご時世で、広域化になったことで民営化になっちゃうんじゃないかというのも問い合わせもあるんですね。そういった問い合わせの場合に、今までだったらダイレクトに情報収集して返していたんですけど、今後は難しくなってきたので、議員が選出されて議会に行っていますけれども、民営化とか、大丈夫かとかいうような問い合わせとかも、そちらにあったりしましたか。 973 ◯委員長(重城正義君) 平野企画部参事。 974 ◯企画部参事(平野和之君) ある市の市民団体の方から、いろいろお問い合わせがございまして、10月に市民講座みたいなものを開いてもらえないかというようなお話がございまして、今それはやる方向で動いているところでございます。  以上です。 975 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 976 ◯委員(田中紀子さん) あともう一つなんですけど、統合して5月だったかな、「木更津市」と書いてある車で水道工事をしていたりとか、工事現場でまだ「木更津市」と書いてあったので、それはお知らせして、やっぱりもう広域になったんだからというところでお話ししている。本当にばたばたしながら運営、水を供給し続けて、なっていったんだなと思うんですが、今後まだ検討が必要かなと思うんですけど、今回断水になっているところも広域の中ではあると思うんですけれども、そういうところもばたばたしているようで、まだ今後整理しなくちゃいけない課題はいっぱいまだ現状であるところで、整理がついていないところでしょうか。それとも徐々にやっているところでしょうか。 977 ◯委員長(重城正義君) 平野企画部参事。 978 ◯企画部参事(平野和之君) 今回の停電によります断水につきましては、まだ整理がついていなく、まだ君津市では何千世帯と断水しております。また、富津市でも40世帯ほど断水しておりますが、今回、統合広域化ということで1本になったことによりまして、被害が少ない木更津市、袖ケ浦市、また旧君津広域水道企業団の職員が、君津市だったら君津市の方に給水活動とか、そういうことで、みんな行けるということで、少し規模が大きくなって、今回は、前の君津市だけだったらやり切れないことが、ある程度この広域化によって、できているのではないかと考えております。 979 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。 980 ◯委員(田中紀子さん) やはり今のことは、また市民に伝えていきたいと思います。デメリットをメリットに変えていく、また課題を成果に変えていくというところで、今後ともよろしくお願いします。 981 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。          〔発言する者なし〕 982 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、以上で議案第90号の審査を終わります。  ここで16時20分まで暫時休憩といたします。                                 (午後4時13分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後4時18分) 983 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  次に、議案第80号並びに議案第90号の討論を一括して行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 984 ◯委員長(重城正義君) 次に、賛成者。石井徳亮委員。 985 ◯委員(石井徳亮君) 私は議案第80号 平成30年度木更津市歳入歳出決算の認定及び議案第90号 平成30年度木更津市水道事業決算の認定につきまして賛成の立場から討論させていただきます。  まず、議案第80号 平成30年度木更津市歳入歳出決算の認定でございますが、平成30年度は渡辺市長2期目の初年度として、市長が未来のための約束として掲げた多くの事業が肉付け予算として6月補正予算において予算化されました。  そこで、平成30年度の成果を見ますと、基本計画に定めるまちづくりの5つの基本方向である、安心・安全でいきいきとした暮らしづくり、子どもを育む環境づくり、まちを支える人づくり、まちのにぎわい・活力づくり、まちの快適・うるおい空間づくりに沿って、さまざまな取り組みを進められました。持続可能なまちを目指すため、各施策に取り組まれているものと評価できるところではございますが、これは増加傾向にある市税収入や財政調整基金の活用によるものと考えられます。引き続き各施策を進めていくためにも、国・県などの特定財源の積極的な確保を図る一方、行政改革を積極的に進め、各事業の費用対効果を検証し、効果の高い事業や市民ニーズの高い事業を優先的に進める必要があると考えます。  各種財政指標は経常収支比率、実質収支比率、財政力指数、将来負担比率など多くの指標に改善が見られ、ご努力された結果であると受けとめておりますが、今後に予定されている火葬場、広域廃棄物処理場、中規模ホール、庁舎整備などの大規模な施設整備に向け、財源に留意する必要がございます。引き続き中期財政計画に基本目標として掲げる財源の確保及び計画的な財政運営に取り組んでいただき、持続可能な財政運営を進めていただきたいと思います。  次に、議案第90号 平成30年度木更津市水道事業決算の認定でございますが、平成30年度の水道事業決算を見ますと、人口の増加に伴い、給水人口や給水件数は増加しているものの、近年の節水意識の定着や大口使用者の地下水の利用等により、有収水量は前年度比0.7%減少しております。このため、水道事業収益は税抜きで前年度より約7,500万円、率で1.9%の減収となっております。  一方、水道事業費用は、経費の節減に努めておりますが、統合広域化の準備に係る負担金の増加や休止資産の処分により、資産減耗費が増加したため、税抜きで前年度より約5,000万円、率で1.4%増加しました。しかしながら、税引き後の収支では3億170万円余りの純利益を計上するなど、健全経営を続けております。  水道は市民にとって欠かすことができない重要なライフラインであることから、災害に強い強靭な水道とするため、引き続き施設や管路の更新を進め、将来にわたり安定的な運営、持続可能な経営基盤の確保、健全な経営が行われるよう、市においても、かずさ水道広域連合企業団に対し働きかけていただくよう要望します。  最後になりますが、決算審査特別委員会におけるたくさんの質疑・要望などを速やかに行政運営に反映されますことを強く要望いたしまして、平成30年度木更津市歳入歳出決算の認定及び平成30年度木更津市水道事業決算の認定につきまして、原案どおり認定することに賛成をいたします。  以上です。 986 ◯委員長(重城正義君) 反対者。          〔発言する者なし〕 987 ◯委員長(重城正義君) 賛成者。田中紀子委員。 988 ◯委員(田中紀子さん) 議案第80号 平成30年度木更津市歳入歳出決算の認定について賛成の討論をします。  ここ30年間で一番多く市税を徴収した年でした。個人市民税の均等割が増えた要因としては、非課税だった世帯が、その基準を上回ることで税を納めることになった人が増加。個人市民税の法人割も増え、これは個人の総所得が増加したため。また、法人市民税については、法人均等割の増加は税額が低い事業所が増えたと思われる。法人税割を見ると増加しています。これは収入が増えた事業者が増えたということがわかりました。なお、喜ぶのはあれなんですが、先ほどの非課税だった世帯が基準を上回るということは、ぎりぎりの生活の方がやっと税を納めるところになったというところであります。  また、監査委員からの報告では、楽観視はできず、今までやってきたことをそのまま延長してやることは、持続可能な財政運営は難しいという意見もありました。  平成30年度6月にまとめられた補助金負担金の見直しのその後について、それぞれお聞きしましたが、財政的に具体的に取り組んでいるところはまだ少なく、検証したり、要綱をつくったりというところが多かったです。今後の予算編成で、より具体化するものと思われます。  市政協力員報酬と世帯数の関連について分析し、自治会加入世帯のみで算出された報酬額では、地域によっては実態と乖離があることを問題提起しました。  課別職員の時間外勤務について、年々時間外勤務の減少した社会福祉課の取り組みを伺いましたが、ぜひほかの所管課も参考にされたらと思いました。  また、小中学校の時間外の時間数は、教職員以外のものを木更津市は調べており、教職員の実態については県ということでした。しかし、県の調査を調べたところ、教職員はかなり時間外勤務をしていることをここで情報共有できたと考えます。教職員も心身ともにゆとりを持ち、子どもたちに教育できる環境整備を求めます。  各消防団からのアンケートをもとにした業務活動費についても分析し、必要なものを洗い出すことができました。  公民館の使用料については、有料にしたことで市民は使用料の見える化を求めるようになり、お金の使い道に関心を持つようになっています。その対応も公民館ではされていることがわかりました。  事業を始めるのは簡単です。しかし、縮小・廃止するのは難しいです。そのたびに新しい財源確保に努め、国や県のメニューを探しているだけでは、国の顔色をうかがい、計画ばかりつくることになります。市民生活は変わりません。時には切り捨てる覚悟で事業評価を十分にして、市民の暮らしに必要なサービスを限られた財源で進めることが求められます。  幾つかの問題提起を今後の事業運営に活かしていただくことを申し添え、賛成といたします。 989 ◯委員長(重城正義君) 反対者。          〔発言する者なし〕 990 ◯委員長(重城正義君) 賛成者。          〔発言する者なし〕 991 ◯委員長(重城正義君) 討論終局と認め、採決をいたします。  議案第80号 平成30年度木更津市歳入歳出決算の認定についてを原案のとおり認定することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 992 ◯委員長(重城正義君) 起立全員であります。  よって、議案第80号は原案のとおり認定されました。  次に、議案第90号 平成30年度木更津市水道事業決算の認定についてを原案のとおり認定することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 993 ◯委員長(重城正義君) 起立全員であります。  よって、議案第90号は原案のとおり認定されました。  以上で、当特別委員会に付託されました議案2件についての審査は全て終了いたしました。   ─────────────────────────────────────── 994 ◯委員長(重城正義君) 閉会に当たり、議長からご挨拶をお願いいたします。近藤議長。 995 ◯議長(近藤 忍君) 委員並びに執行部の方々、そして傍聴議員の方々、本当に2日半、しっかりとした議論をやっていただき、ありがとうございます。重城委員長におかれましては、的確なスムーズな運営、大変ありがとうございます。  また、執行部の皆さんにおかれましては、台風15号の関係が残る中、各自の業務、大変忙しい中、この決算審査に真摯に取り組んでいただき、細かいところまでご答弁いただき、ありがとうございます。  委員会の中で各委員から、みんな委員がそれぞれ15号で忙しい中、細かいことまで調べて質疑を行われております。また、各自地元のことに立って、また、地元の関係団体に立って、それぞれの視点でさまざまな質疑をされて、いろいろ要望等も出されております。中には難しい要望というか、かなえられない要望等もあるかとは思いますが、出た意見を真摯に酌み取りいただき、そして令和2年の予算編成に活かしていただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。  本当に関係者の皆さん、どうもお疲れさまでございました。 996 ◯委員長(重城正義君) 次に、市長からご挨拶があります。渡辺市長。 997 ◯市長(渡辺芳邦君) 決算審査特別委員会の閉会に当たりまして一言ご挨拶を申し上げます。  まず、その前に台風の被害状況をお知らせさせていただきたいと思います。19日12時現在で停電中の世帯数につきましては、東京電力の発表では現在約700世帯となっております。市の独自の調査では、昨日の約400世帯から現在では約200世帯というふうになっておりまして、ほぼ富来田地区がその対象になっているところでございます。また、けが人は6人、道路、林道等の損壊が409件、家屋の損壊については、電話でのご報告が95件でありますが、罹災届出証明の申請が500件を超えておる状況でございまして、この数について最終のとりまとめを今しているところでございます。  一部では、まだ電力が通じていない地区もありますが、関係機関、民間事業者、あるいは市民ボランティアのご協力をいただき、本当に多くの皆様にご支援をいただきながら、全般的には復旧の途上にあるところだというふうに思っております。市といたしましても、一日でも早い平穏な市民生活の回復を目指して全力を傾注してまいりますので、ご理解を賜ればと思います。  さて、重城委員長を初め、各委員の皆様におかれましては、平成30年度決算につきまして、3日間にわたり慎重かつ熱心にご審査をいただき、まことにありがとうございました。ただいま本委員会に付託されました2議案につきまして認定いただきましたことに深く厚く御礼を申し上げます。  審査を通じてご指導いただきましたご意見、またご要望につきましては、十分留意をいたしまして、予算の適正かつ効率的な執行に努力を、そして、令和2年度の予算組みに向けて活かしてまいりたいと思います。今後とものご指導を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。  来る26日の本会議におきましても、原案どおり認定賜りますようお願いを申し上げまして挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。   ─────────────────────────────────────── 998 ◯委員長(重城正義君) 以上で決算審査の日程は全て終了いたしました。
     長時間にわたり、慎重なご審議をいただき、大変ご苦労さまでした。  以上をもちまして、決算審査特別委員会を閉会いたします。ご苦労さまでした。                                 (午後4時31分) Copyright © Kisarazu City Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...