木更津市議会 2019-09-18
令和元年決算審査特別委員会 本文 2019-09-18
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◯委員長(重城正義君) 委員並びに執行部の皆様、おはようございます。
ただいまの
出席委員数は9名であります。定足数に達しておりますので、これより
決算審査特別委員会を開会いたします。
また、佐藤議員、神蔵議員、堀切議員、石川議員、竹内議員、草刈議員、鶴岡議員、鈴木議員、白坂議員が傍聴されておりますので、報告いたします。
審査に入ります前に、台風15号の被害状況について、執行部から報告がございます。
土居総務部長。
2
◯総務部長(土居和幸君) おはようございます。
私から、台風15号に係る説明の機会をいただきましたので、説明させていただきます。
9月18日現在、本日8時現在におきます被害状況についてでございますが、まず、けが人につきましては、屋根の補修中に転落したケースを含めて、6名でございます。家屋の損傷等95件。こちらが対策本部の方に入っている被害でございまして、これから屋根の瓦の飛散等による被害については、
被害対策班を編制し、調査をしてまいります。道路関係につきましては、損壊、浸水・冠水、倒木による通行支障など、370件となっております。こちらにつきましても、自衛隊などの支援によりまして、順次解消しているところでございます。
続きまして、停電中の世帯数でございますが、昨日の22時に東京電力が発表した停電数の木更津市の状況でございますが、約2,300世帯という状況で、本日朝の東京電力の発表では、約1,100世帯となっております。市が16日の夜、独自に現地をそれぞれ回り調査をした結果と、解消をしている世帯数を調査し、集計したところによりますと、約400世帯。こちらについても、朝の状況では、昨夜の解消の状況がございますので、数はだんだん減っている状況でございます。
一時避難所につきましては、
清見台公民館ほか5館及び
金田地域交流センターの、計7ヶ所に設置をし、夜間の避難につきましては、
富来田公民館のみ対応しております。
富来田公民館につきましても、昨日朝、午前零時3分ですか、それまで高圧の
電源供給車で対応していたところでございますが、復電をしております。
続きまして、被害に遭われた方などへの対応でございますが、
民間事業者等による入浴施設の開放のほか、本日13時から、旧
富岡小学校跡地において、
陸上自衛隊による入浴支援を受ける予定となっております。こちらは13時から22時の予定で、ご案内をさせていただくところでございます。それと、洗濯の支援とか、あとは各公民館において、
ブルーシートや土のう袋の配布を行っております。
ブルーシートの配布状況でございますが、本日までで約1万2,000枚の配布を行っております。本日も雨でございますし、週末の雨の方がちょっと心配をしているところでございますが、今後も
ブルーシートの配布を進めてまいります。
台風の通過から1週間以上たっておりますが、いまだ停電状態にあるところがございます。これからそれらの地域の
生活相談窓口や
環境衛生対策等に人・ものを集中し、これらの地区の支援を重点的に行ってまいる予定でございます。
私からは以上でございます。
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◯委員長(重城正義君) 報告は終わりました。
これから第15款民生費の審査となりますが、審査につきまして、お願いがございます。台風15号の災害につきまして、現在においても執行部が鋭意対応中であり、また、本日は平成30年度決算に対する審査ですので、台風15号の災害に関する質疑は控えていただき、確認や
質問事項等がございましたらば、
議会事務局を通じて対応されますよう、委員長からお願いをいたします。
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◯委員長(重城正義君) それでは、審査に入ります。
まず、決算書91ページから109ページまでの第15款民生費について審査願います。
ご質疑願います。渡辺委員。
5 ◯委員(渡辺厚子さん) それでは、まず最初に、決算書92ページの
社会福祉総務費の備考欄6、
生活困窮者自立支援事業費についてでございます。
(1)
住居確保給付金事業費。平成29年度も7世帯ということで、平成30年度も7世帯というふうになっておりますが、たまたま数字が一緒なだけなのか、同じ世帯なのか、そこをまずお聞かせいただけますか。
6
◯委員長(重城正義君)
小泉自立支援課長。
7
◯自立支援課長(小泉 博君) 件数ですけど、委員のおっしゃるとおり、平成29年度も7件、平成30年度も7件で、件数についてはたまたまた同じ件数で、長期間ではなく、最高3ヶ月で、延長しても9ヶ月までなので、新しい世帯になります。
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◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。
9 ◯委員(渡辺厚子さん) わかりました。
この
自立支援事業なんですけれども、平成30年度が(3)
家計相談支援事業費というのが入って、この事業が行われているんですけれども、平成29年度はなかったものが、平成30年度、この
家計相談支援事業というのが始まったと理解しているんですけれども、こちらについても、内容といいますか、成果というのをちょっとお聞かせください。
10
◯委員長(重城正義君)
小泉自立支援課長。
11
◯自立支援課長(小泉 博君) おっしゃるとおり、
家計相談支援事業は平成30年度の新規事業になります。成果としましては、まだ始まったばかりですので、なかなか周知ができないということがありまして、実際に平成30年度、家計相談として対応した件数は1件になります。こちらの支出の金額については、そのための研修、全国の養成研修とかの参加費用がこちらの方に計上されております。
以上です。
12
◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。
13 ◯委員(渡辺厚子さん) では、研修がもう必要ないということなので、平成31年度予算には、予算書の中には見受けられなかったんですけれども、そういう意味でしょうか。研修が必要ないというか。
14
◯委員長(重城正義君)
小泉自立支援課長。
15
◯自立支援課長(小泉 博君) あくまでも相談事業ですので、こちらにかかる経費はございませんので、前回はあくまでも研修事業ということで、今年度は計上しておりません。
16
◯委員長(重城正義君) ほかに。関連の田中委員。
17 ◯委員(田中紀子さん) 平成29年度が7件で、また新しい方が7件とあったんですが、7件の
住居確保給付金事業、その3ヶ月あるいは9ヶ月の間にフォローしたことで、ちゃんと自立支援に向いているのか、その3ヶ月が終わった後、自立がうまくできないのか、そこのところはどんな感じなんでしょうか。
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◯委員長(重城正義君)
小泉自立支援課長。
19
◯自立支援課長(小泉 博君) 平成30年度の7件の実績のうち、6世帯が就労して、自立しました。1件は生活保護を受ける形になりました。
以上でございます。
20
◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。座親委員。
21 ◯委員(座親政彦君) 今の(1)の関係でありますけれども、今回、新規に7件ということで、これはどのようなケースだったのか。離職によってだとか、家賃が払えないだとか、いろんなケースがあると思うんですけれども、その辺をお願いいたします。
22
◯委員長(重城正義君)
小泉自立支援課長。
23
◯自立支援課長(小泉 博君) そうですね。ほとんどのケースが住居を捨てて、離職して、緊急的なこれは措置になりますので、次の仕事をするまでの間の住居を確保するという意味でやっていますので、ほとんど大体途中で離職してしまった方というパターンが多くなります。
24
◯委員長(重城正義君) 座親委員。
25 ◯委員(座親政彦君) わかりました。
この給付をする、あるいはできないという判断というのは、何か基準があるんでしょうか。
26
◯委員長(重城正義君)
小泉自立支援課長。
27
◯自立支援課長(小泉 博君) 基準につきましては、木更津市
住居確保給付金支給事業実施要綱の方にうたってありまして、年齢が65歳未満とか、離職してその後ハローワークの活動をしているとか、あと、所得の問題とか、いろいろございます。
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◯委員長(重城正義君) 田中委員。
29 ◯委員(田中紀子さん) 65歳未満とあったので、では、65歳以上の方が自立支援のところに来たら、どこに紹介しているんでしょうか。
30
◯委員長(重城正義君)
小泉自立支援課長。
31
◯自立支援課長(小泉 博君) あくまでもこれは就職等をするためのつなぎの場合の住居の確保ということでありまして、65歳以上の方、高齢ということであれば、最終的にどうしても制度がなければ福祉の生活保護という形になると思いますけれども、そこの他法令の方でまた考えていく形になると思います。
32
◯委員長(重城正義君) 平野委員。
33 ◯委員(平野卓義君) その下の(2)子どもの
学習支援事業費33万4,834円について伺います。
みらいラボで年間421人ということですが、その開催日数、1日に何人ほど来ているのか、まず伺います。
34
◯委員長(重城正義君)
小泉自立支援課長。
35
◯自立支援課長(小泉 博君) 平成30年度は45回開催しました。参加人数は中学生が29名、延べ421名で、
ボランティアの方が延べ270名で、実質21名の方が参加しております。
以上でございます。
36
◯委員長(重城正義君) 平野委員。
37 ◯委員(平野卓義君) 中学生だけで、一応
中学生対象ですから、421人ということですけれども、対象とする中学生がやっぱり来ていらっしゃるんですかね。
38
◯委員長(重城正義君)
小泉自立支援課長。
39
◯自立支援課長(小泉 博君) そうですね。昨年度の実績で言いますと、中学校1年生から3年生までの方が来ているという形になっております。
40
◯委員長(重城正義君) もう一度質疑を聞いてください。平野委員。
41 ◯委員(平野卓義君) 学習支援ということですから、支援される中学生が来て、きちんと勉強しているかという質疑ですので。
42
◯委員長(重城正義君)
小泉自立支援課長。
43
◯自立支援課長(小泉 博君) そうですね。生活困窮に属する世帯の中学校1年生から3年生の方が来ていただいて、
ボランティアの高専の方とか清和大学の学生とかが、学習支援とか、あるいは生活相談とかを、あわせて行っているような形でございます。
44
◯委員長(重城正義君) 平野委員。
45 ◯委員(平野卓義君) きちんと対象とする学生が来ているということで、安心しました。
その対象とする中学生の
居場所づくりにはなっているのか、その辺ちょっと見えたらお聞かせください。
46
◯委員長(重城正義君)
小泉自立支援課長。
47
◯自立支援課長(小泉 博君) その後、保護者等のアンケートも行ったところ、今まで結構学校、勉強とかが嫌いだったのが、こういうことによってよくなったとかという話は聞いておりますので、十分に
居場所づくりとなっていると思います。また、今年度は、またもうちょっと回数を増やそうという形で考えております。
48
◯委員長(重城正義君) 平野委員。
49 ◯委員(平野卓義君) ぜひ増やしていただきたいと思います。
あと、指導者は清和大学とか高専とか、そういうことですけれども、そのほかの指導者というのは、いらっしゃるんですか。例えば、市の職員の方とか、地域の方とか、そういう方が指導に来ているなんていうことはあるんですかね。
50
◯委員長(重城正義君)
小泉自立支援課長。
51
◯自立支援課長(小泉 博君) 正確な全部の内容を把握したわけではございませんけど、一番多いのがたしか、先ほど言った清和大学、高専の学生で、そのほか一般の
ボランティアの方とか、
市政協力員の方とか、地域の
ボランティアの方も参加しているという話は聞いております。
52
◯委員長(重城正義君) 平野委員。
53 ◯委員(平野卓義君) 地域の方でも参加しているということで、非常にいい取り組みだと思います。
学習というのは基本が大事、何でも基本が、ベースが、根幹が大事だと思いますけれども、小学生を対象にするというお考えはありませんか、伺います。
54
◯委員長(重城正義君)
小泉自立支援課長。
55
◯自立支援課長(小泉 博君) あくまでも、何といいますか、今後の高校進学とかを考えたときに、言葉は適当かどうかわかりませんけど、負の連鎖を防止するために、ちゃんと義務教育で次の高校進学とかにつなげるためにということで、中学生を対象にやってございますけれども、当然、今後そういう希望があれば、小学生も考えていかなくちゃいけないのかなとは思いますけれども、今のところ、中学生という形でお願いをしております。
56
◯委員長(重城正義君) 平野委員。
57 ◯委員(平野卓義君) 中学生の学習支援ということで、遅れている子は小学生の勉強もして、中学生の勉強で、進学ということで取り組んでいるということで、理解しています。小学生もそういう支援しなきゃいけない子がたくさんいると思いますので、将来的にはその辺を考えていただければと思います。
あと、30万円ぐらいという、かなり低い予算ですけど、そんな中で6万2,000円の不用額が出ていますけれども、これはどういう理由でしょうか、伺います。
58
◯委員長(重城正義君)
小泉自立支援課長。
59
◯自立支援課長(小泉 博君) 30万円の内訳は、270名の
ボランティアの報酬、1人1,000円。報酬といっても謝礼ですね。交通費程度の分をお支払いしています。今回の不用額分につきましては、消耗品について、当初購入しようと思ったものを購入しなかったものでございます。
60
◯委員長(重城正義君) ほかに。大村委員。
61 ◯委員(大村富良君) 100ページの11番と12番の介護人材確保対策事業費と外国人介護人材対策事業費。上の方が確保対策事業費とあるんですが、この2つの内容をまずお聞かせいただきたい。どのようなことをやられたのか、お願いいたします。
62
◯委員長(重城正義君) 植野介護保険課長。
63 ◯介護保険課長(植野 博君) ただいまの備考欄11のまず介護人材確保対策事業費の方につきましては、いわゆる介護職の初任者研修というものがございまして、それの受講者に対しての補助ということでございます。もう一つの12番にあります外国人介護人材対策事業費につきましては、私どもの方で平成29年に外国人介護人材対策協議会の立ち上げをさせていただいておるんですけれども、そこを中心に、先進地という言い方が合っているかわからないんですけれども、先行して外国人をもう雇用している事業所への視察ですとか、平成30年度でいきますと、そういった施設をお呼びして、講演会なりを開催したことに要した経費でございます。
以上でございます。
64
◯委員長(重城正義君) 大村委員。
65 ◯委員(大村富良君) 介護人材が今、不足している中で、外国人の人たちを確保するというのは、大変必要なことだと思っております。今年度継続的に取り組んでいる事業があろうかと思います。それがわかりましたら、お聞かせいただきたいと思います。
66
◯委員長(重城正義君) 植野介護保険課長。
67 ◯介護保険課長(植野 博君) 継続的にと言いますと、先ほど申し上げました対策協議会につきましては、継続的に行っておりまして、今月の12日に実は対策協議会を、このばたばたしている中なんですけれども、開催させていただいております。その中でやはり大村委員がおっしゃるように、各事業所の方から人材、特に外国人も何とか受け入れをしたいので、市の方からも支援をしてもらえないかというお話はございました。私どもの方としても、昨日ですか、教育民生常任委員会の方でもご質疑があったんですけれども、9月補正で、7月に渡辺市長がダナン市に行って覚書を結んだのを一つの契機として、ダナン市の方にこれから、議決いただいたらというお話は当然なんですけれども、働きかけをしていきたいと考えているところでございます。
以上でございます。
68
◯委員長(重城正義君) 大村委員。
69 ◯委員(大村富良君) 介護人材は今、大変不足しておりますので、今後ともしっかりと継続的に取り組んでいただきたいと思います。
70
◯委員長(重城正義君) ほかに。石井徳亮委員。
71 ◯委員(石井徳亮君) 102ページの児童福祉総務費、特別職人件費ですけれども、こちらの家庭相談員報酬と子ども家庭相談員報酬の2件にまたがるんですけど、子ども家庭相談員報酬は、2名から3名と増員していただいたという形で、非常に喜ばしいんですけれども、家庭相談員報酬の点で、3名から2名に減少しているんですけど、この理由というのは、総体的な人件費を確保する上でシフトしたのか、それとも児童福祉に関する相談が減少しているのか、その辺の理由をちょっとお聞かせください。
72
◯委員長(重城正義君) 吉田子育て支援課長。
73 ◯子育て支援課長(吉田修三君) こちらの家庭相談員報酬と子ども家庭相談員報酬の件についてのお尋ねでございますけれども、まず、児童虐待の通告や家庭相談については、残念ながら減少はしておりません。全国的な傾向と同じく、増加をしております。その中で、平成29年度までは家庭相談員報酬の方で家庭相談員と子ども家庭相談員の両職の報酬を見ておりましたけれども、平成30年度から、子ども家庭相談員の方を別に分けたという形で行っております。こちらの方で、人数は減少しておりません。
以上です。
74
◯委員長(重城正義君) 石井委員。
75 ◯委員(石井徳亮君) 内容的には了解しました。
今、児童虐待が減少はしていないという話だったので、同等かそれ以上かという話になってくるんですけれども、この子ども家庭相談員報酬、現状は一般的に昔はそんなに表に出ていなかった案件だと思うんですけれども、今、いろんな報道があって、いろんな人が普通に目にするようになってきて、通報案件とか、いろいろ増えていると思うんです。児童相談所についても、職員を増員したとかという報道なんかを聞いていて、いろいろどんどん対応ができる状況にはあると思うんですけれども、この辺、もう少し増やした方がいいんじゃないかと、個人的に思うんですけど、その辺の見解はどうでしょうか。
76
◯委員長(重城正義君) 吉田子育て支援課長。
77 ◯子育て支援課長(吉田修三君) 平成30年度に、子ども家庭総合支援拠点というものを整備いたしまして、人数も増やしていただいております。ただ、委員おっしゃるとおり、件数も5年前に比べると1.3倍になっているとか、そういったこともございますので、十分ということはございませんし、何が起こるかわからないのが虐待でございますので、こちらの体制整備についても、常に考えていかなければならないというふうに考えています。
以上です。
78
◯委員長(重城正義君) 石井委員。
79 ◯委員(石井徳亮君) こちらについては、それこそ子どもの命にかかわることですので、なるべく増員のことを要望しておきたいと思います。
以上です。
80
◯委員長(重城正義君) ほかに。永原委員。
81 ◯委員(永原利浩君) 95ページの中で、市民後見人養成関係で幾つかお尋ねをしたいんですが、昨年度56万1,600円の予算を使って、まず最初に、2回目になろうかと思うんですけど、これによって、新しく市民の方の中から後見人になってくださった方は何名ぐらいいらっしゃるのか、よろしくお願いします。
82
◯委員長(重城正義君)
小泉自立支援課長。
83
◯自立支援課長(小泉 博君) 平成30年度、養成講座を23名の方が受けていただいて、その方たちは全員、今現在、後見支援員として社会福祉協議会の方で働いて、直接支援員を何ヶ月かという経過をしてから後見人になりますので、その方たちが直接後見人になった方は、まだ今のところございません。
84
◯委員長(重城正義君) 永原委員。
85 ◯委員(永原利浩君) 承知いたしました。
この養成講座で23名、支援員ができたと。1回目と合わせて、受講をして、とりあえず支援員として、1回目、2年前かな、3年前かな……〔「平成27年」と呼ぶ者あり〕と2回目を開いて、その合計数をもうちょっと教えてください。
86
◯委員長(重城正義君)
小泉自立支援課長。
87
◯自立支援課長(小泉 博君) 平成27年度実施、4年前ですけれども、全部で25名の方が参加していただきました。同じく25名の方が全員、後見支援補助員ですか、として働いております。4年前ですので、その方のうち5名が、現在は市民後見人として活動しております。
88
◯委員長(重城正義君) 永原委員。
89 ◯委員(永原利浩君) ありがとうございます。
支援員という形でまず練習をする方が50名近くいらっしゃって、うち5名が実際の後見人を受任しているということなんですけど、その5名の正式な後見人ということなので、当然、報酬が発生しているかと思うんですけれども、細かい数字は事前に聞けというのがルールなんですけど、後見人というからには、当然ご本人か、もしくは厚労省から入ってくる補助金等で報酬が支払われているのかいないのかだけ、確認をしたいんですけれども。
90
◯委員長(重城正義君)
小泉自立支援課長。
91
◯自立支援課長(小泉 博君) 成年後見人の場合は、家庭裁判所の方の審判で、この方に対して幾らですよというような形で金額がありまして、個人の方で当然財産をお持ちの方はそちらの方から支払っていただいて、ない場合は市の方で補助するという制度がございます。通常であれば、平均で言いますと、大体1人24万7,000円が、大体通常の金額だという話を聞いております。
92
◯委員長(重城正義君) 永原委員。
93 ◯委員(永原利浩君) 後見人に支払われる報酬の金額が、24万円と言ったんですけど、恐らくそれは1桁違うんじゃないかと思うんですけど。
94
◯委員長(重城正義君)
小泉自立支援課長。
95
◯自立支援課長(小泉 博君) 24万というのは年間で、月2万ちょっとで、年間24万7,000円が平均でございます。
96 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。
97 ◯委員(永原利浩君) 承知いたしました。しっかりそうやって実際に業務をされている後見人の方に報酬も出ているということで、安心しましたし、これからもぜひ後見人の数、プロの弁護士等々じゃなくて、市民の皆さんが市民の皆さんを助けていくんだというような、そういうシステムですので、ぜひまたこれを推し進めていただきたいなと、これは要望でございます。
以上です。
98 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
99 ◯委員(田中紀子さん) 資料を送りました。
課別の職員時間外勤務状況をそれぞれ聞くようにしているんですけれども、1年間で360時間を超えているところというので、健康こども部子育て支援課でお聞きしたいと思います。
課の平均時間が245時間なのに、最多時間が774時間ということは、1人に集中的に仕事量が増大していたのか、お聞きします。
100 ◯委員長(重城正義君) 吉田子育て支援課長。
101 ◯子育て支援課長(吉田修三君) この774時間の時間外の対象となった業務が、これは子育て世代への経済的手当の給付の業務でございます。この業務の担当の場合は、ほかにも2名が同程度の時間外を行っておりまして、特に1人に集中しているというわけではございません。これは組織の新設に伴いまして、専門職は増加したんですけれども、一般職の方がその分ちょっと減少ということになりまして、その職員で事務を処理せざるを得なくなったものでございます。課内では、担当業務を超えた事務の援助ですとか、臨時職員へのさらなる事務の切り出しですとか、事務の見直しによる業務の効率化、やむを得ず一定期間社会福祉士をその業務に従事させるなどの対応を行いましたけれども、時間外勤務が集中してしまったというものでございます。
以上です。
102 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
103 ◯委員(田中紀子さん) 複数体制でも時間外がそれぞれが多かったということですね。
この時間外が平成30年度に多かった職員は、平成29年度もこの子育て支援課は多いんですが、同一職員なのかどうか、お聞きします。
104 ◯委員長(重城正義君) 吉田子育て支援課長。
105 ◯子育て支援課長(吉田修三君) 一番多かった職員は別の職員ですけれども、この担当業務で時間外が多いという傾向はやはり同じではございます。
以上です。
106 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
107 ◯委員(田中紀子さん) その傾向は平成31年度、令和元年度も継続的に業務が多いような状況なんでしょうか。
108 ◯委員長(重城正義君) 吉田子育て支援課長。
109 ◯子育て支援課長(吉田修三君) こちらにつきましては、民間の派遣職員を受け入れまして、相当数減っておりまして、今の段階でいきますと、半減はするであろうと。また、来年度に向けて、さらに業務改善を進めていきたいというふうに考えております。
以上です。
110 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
111 ◯委員(田中紀子さん) わかりました。ありがとうございます。
では、社会福祉課にお聞きしたいと思います。
経年的に4年間を見てみたら、社会福祉課は3年続けて減少し、改善策としてどのような対応を行ったのか、ご説明いただけるとうれしいです。
112 ◯委員長(重城正義君) 森田社会福祉課長。
113 ◯社会福祉課長(森田益央君) 社会福祉課の時間外勤務につきましては、主に生活保護のケースワーカーによるものでございます。生活保護のケースワーカーにつきましては、ご承知のとおり、外へ出る仕事も非常に多い中、内部事務も非常に多いという中で、例えば、保護費の支給の金額を確定させる締め切りがあしたに迫っているので、今日一日それを処理しようなどと考えたとしても、突然の相談であったりとか、保護者の何らかのトラブルなどが発生すると、平気で1日、2日、日にちをとられてしまうことがございますので、基本的にはその日のものはその日のうちにやらなければいけないということで、どうしても時間外が多くなっている現状でございます。その中で、ケースワーカーは各自担当地区を持っておりまして、各自で訪問計画を立てるなど、自らが自らをマネジメントしていなきゃいけないという仕事柄、時間外につきましても、セルフマネジメントの考えをケースワーカーに徹底させまして、自ら計画を立てて行うように、数年前から指導をしたところでございます。その結果、このような数字にあらわれてきたんだと思いますが、とはいいましても、ケースワーカーも個人の人間でございますので、当然、事務処理能力の濃淡というものがございますので、そこを査察指導員、課長以下で把握をいたしまして、事務量が過度な負担になっている職員についてはケース数を減らすなど、分配をして、特定の職員の時間外が多くならないように配慮したことと、あとは、それでも事務がたまってしまったような場合につきましては、ケースワーカー全員で一斉処理をして、事務が遅れていない状況に戻すなどという体制が確立してきたことが、この結果につながったものだというふうに考えております。
以上です。
114 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
115 ◯委員(田中紀子さん) ということは、職場内で、技量アップと、あとチームワークのような形で、改善していったというふうなことを受けとめたので、1つだけ確認しますが、ケースワーカーの受け持つ世帯数は変動なく、今、減少したのは、職員の中のいろんなことで改善したのか。受け持つ世帯数も減ってきたから、仕事量も減ったとかいうのもあると思うんですが、そこのところだけ確認します。
116 ◯委員長(重城正義君) 森田社会福祉課長。
117 ◯社会福祉課長(森田益央君) ケースワーカーの担当世帯数につきましては、厚生労働省からの指導で、1ケースワーカー80世帯以内というような基準があるところで、ケースについては年々微増という形で増えておりますが、ケースワーカーも人事の方からこの件数に合うように増員していただいておりますので、おおむね現在その80ケース以内にとどまっているところであります。担当についても、80ケース以内という形で割り振りを心がけているところですが、年度途中で急激に増えたりとか、または同じ80世帯でも、いわゆるトラブルであったり、問題ケースがあったりして、事務が負担が大きくなるケースとかもありますので、そういった場合には特定の、いわゆるベテランの職員に残念ながらケース数が増えてしまうような形もありますが、そういった形で割り振りをして、ですので、全員が80ケース以内という形にはならないんですけれども、そういった形で助け合うような形の体制をとってございます。
以上です。
118 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。
119 ◯委員(大村富良君) 108ページの防災行政無線関係費の(2)の同報系無線デジタル化整備事業費についてで、これについて今回台風の被害もかなりあったところに関しまして、いろいろと行政広報無線ということで、お知らせできたと思うんですけれども、このデジタル化による効果、メリット等、当然あったと思うんですけど、その点ありましたら教えていただきたいと思います。
120 ◯委員長(重城正義君) 関口危機管理課長。
121 ◯危機管理課長(関口哲也君) アナログからデジタル化へのメリットなんですけれども、基本的には、音質の改善、今まで不明瞭だったところが明瞭に聞こえるといったことが、デジタル化によってなされる一番のメリットだと考えております。それと、附属して、アナログと今の電子機器の、今以上にいろんな新しいものが出てくることが予想されます。デジタル化することによって、新しい機器とマッチングがしやすくなるといったメリットもあります。3点目となりますけれども、これはデジタル化とは直接関係がないんですけれども、昭和57年から本市の防災行政無線は整備してまいりました。機器が30年以上たっているということもありまして、あわせて改修の整備をしているところでございます。
以上でございます。
122 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。
123 ◯委員(大村富良君) それでは、今回、聞き取りづらかったとか、聞こえなかったという、そういった箇所、問い合わせがありましたでしょうか。
124 ◯委員長(重城正義君) 関口危機管理課長。
125 ◯危機管理課長(関口哲也君) まだアナログのまま、デジタル化が終わっている箇所が市内にはございます。市民の皆様からは、放送がなかなか内容が明瞭に聞こえないというようなお話をいただいておるところです。それにつきましては、安心・安全メールであるとか、あとはホームページ、放送だけではなくて、情報の多重化に努めていくべきところでございます。
126 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。
127 ◯委員(大村富良君) わかりました。余り聞こえなかったりとか、聞き取りづらいといったところには、また今後とも対応の方をよろしくお願いいたしたいと思います。
(3)の全国瞬時警報システム整備事業費なんですけれども、これはJアラートだと思うんですが、広報無線というのは順番に流していくと、今、運用されていると思うんですけど、緊急時はもう避難してくださいとか、市内全域に一斉に知らせるとか、津波が来たとき、その対象地域、また市内に津波が迫っていますので、一斉に逃げてくださいとか、そういったことも必要だと思うんですが、それに対して今どのようになっていますでしょうか。
128 ◯委員長(重城正義君) 関口危機管理課長。
129 ◯危機管理課長(関口哲也君) 一般の広報につきましては、1回目、2回目の2つの群といったらよろしいんでしょうか、お隣の基地局、無線が干渉しないように、お隣の局がそれぞれの音を一斉に流しますと、音が干渉してなかなか聞き取りづらいというところがありますので、2つの群、お隣の局が鳴らないように、通常は2つの群で交互に行います。お尋ねのJアラートなんですけれども、緊急時を想定しておりますので、全てのスピーカーから一斉に流れるというふうになっております。
以上でございます。
130 ◯委員長(重城正義君) 関連で。石井徳亮委員。
131 ◯委員(石井徳亮君) 防災行政無線関係なんですけれども、この維持管理についてなんですけど、通常の維持管理の方法を教えていただきたいと思います。
132 ◯委員長(重城正義君) 関口危機管理課長。
133 ◯危機管理課長(関口哲也君) 全ての無線の子局、スピーカーがついているところについて、年間1回の点検を実施しているところでございます。
以上でございます。
134 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
135 ◯委員(石井徳亮君) 実は、今回の台風の以前に、防災行政無線が通常において聞こえないと、区長からお話があって、何か関係の方が見に来たという話をしたんですけれども、見に来ていただいても聞こえなかったという話があったので、その辺の対応等がどうだったのかというのは、これから頑張っていただければいいだけの話なんですけど、その地域の皆さんも安心・安全メールで同じ情報が流れるというのを知らないんですよ。ですから、結局、聞こえないということで、すごく不安に思っているので、例えば、防災行政無線でいろいろ行方不明の方とか流したときに、同じ情報を安心・安全メールでも配信いたしますとか、そういった文言をプラスするとかということはできるんでしょうか。
136 ◯委員長(重城正義君) 関口危機管理課長。
137 ◯危機管理課長(関口哲也君) 現在の運用ですけれども、防災行政無線と安心・安全メールは、流すタイミングが極力なるべくタイムラグがないように、一緒に行っているところでございます。
以上でございます。
138 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
139 ◯委員(石井徳亮君) タイミングは一緒でも、例えば車に乗っていたりとか、今回みたいに台風で聞こえなくて、どうしたらいいかわからないというようなときに、安心・安全メールにも同じものが流れているというのが周知できていれば、安心されると思うんですよ。ですので、そういった点では、通常において、防災行政無線と同じ情報が流れますよという周知を、これからもしていただければと思いますので、その辺お願いします。
140 ◯委員長(重城正義君) 関口危機管理課長。
141 ◯危機管理課長(関口哲也君) 市民の皆様に安心・安全メールの周知と、また、どういった場合に流れるのか、広報無線と連動しているよといったところも、あわせて周知してまいりたいと考えております。
以上でございます。
142 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
143 ◯委員(田中紀子さん) デジタル化するよといって、今聞いたら順次なんですよね。一体いつになったら全部デジタル化してきれいになるのかわからないので、例えば、今、東電の停電情報、どこのエリアがどのぐらいというのが地図でわかりやすくなっています。だから、今はとても大変なときかもしれないけど、デジタル化がいつまでにできて、今どこがもうデジタル化になっていますよとか、一斉にやらないとデジタル化の機能はできないのか、とにかくデジタル化に向けてどこまで進んでいるのか、まだどのぐらいの時間がかかるのか、面積とか、そういうのが、今じゃなくても今後市民に知らせていけば、「あ、うちのエリアはもうこれで聞こえている方に入っているんだ」とか「え、まだまだだな。少し待ってね」というのがわかると思うんです。そういうところは私の考えに対していかがでしょうか。
144 ◯委員長(重城正義君) 関口危機管理課長。
145 ◯危機管理課長(関口哲也君) ホームページ等で今のデジタル化事業について、進捗が市民の皆様にわかりやすいような方法で周知してまいりたいと考えております。
以上でございます。
146 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。
147 ◯委員(座親政彦君) 防災の関係から福祉の関係に、ちょっと戻らせていただきます。
99ページの備考欄5の在宅老人援護対策費について、何点かお伺いをいたします。
まず、(1)番の関係で7万円弱の事業費が出ているんですが、市政の概要なり、成果説明書を見ても、ちょっと数の実績が出ていないので、数値の事前通告をしていなくて大変恐縮なんですが、この高齢者日常生活用具給付貸与事業が、給付種目が3つあって、貸与種目が1つ、電気調理器、火災報知器、自動消火器、それと貸与種目が老人用電話、この4種類があるんですけれども、この貸与実績、もし数がわからなければいいんですが、お伺いをいたします。
148 ◯委員長(重城正義君) 清水福祉部次長。
149 ◯福祉部次長・高齢者福祉課長(清水和也君) 平成30年度の実績でございますが、まず、給付といたしましては、電気調理器が2件でございます。あと、貸与といたしまして、老人用電話の設置が3件でございます。
以上でございます。
150 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。
151 ◯委員(座親政彦君) この老人用電話というのは、普通の電話との違いというのはどういうものなんでしょうか。
152 ◯委員長(重城正義君) 清水福祉部次長。
153 ◯福祉部次長・高齢者福祉課長(清水和也君) こちらにつきましては、電話の加入権になっております。なので、通話料金等につきましては、ご本人の負担ということになります。
以上でございます。
154 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。
155 ◯委員(座親政彦君) この給付種目の3つと貸与種目の老人用電話の管理というのは、委託か何かでしょうか。
156 ◯委員長(重城正義君) 清水福祉部次長。
157 ◯福祉部次長・高齢者福祉課長(清水和也君) 管理につきましては、ご本人にやっていただいておりまして、何かありますれば、市の方にご連絡が入るような形になっております。
以上でございます。
158 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。
159 ◯委員(座親政彦君) わかりました。
同じ項目なので、引き続いて質疑させていただきます。
(4)番、決算書の方の同じ99ページですね。緊急通報装置貸与事業費の1,188万3,902円でありますけれども、市政の概要を見ますと554台、今年の4月1日ですね。そして、新規の設置が101台で、トータル554台ということなんですけれども、この通報装置というのは1種類だけでしょうか。
160 ◯委員長(重城正義君) 清水福祉部次長。
161 ◯福祉部次長・高齢者福祉課長(清水和也君) 緊急通報装置でございますが、まず、ご自宅に設置する周辺機器が1つございます。これにつきましては、まず健康相談ができるボタン、それと緊急時に呼ぶというようなものでございます。そのほかにつきましては、ご自宅の中に開閉センサー、ライフリズムというものがございまして、通常、ご自宅にお住まいの方が行き来するところ等に設置をして、ふだんは住民の方が動いているのでセンサーが働くと。そのライフリズムが常に監視をしていまして、ある一定期間、人の出入りがないというときは、警備保障会社の方に連絡が入って、直ちに現場に行くというもの。それと、ご本人用に、緊急ペンダントというぶら下げるものがございまして、これも何か連絡があるときには押すというような形。大きな機能としましては、そのほかに火災センサーがご自宅の方につくというような形で、仕様としましては、まず、ご自宅にいて何かあったときにご自分で知らせる、ご自分で知らせることができないときにはライフリズムセンサーで監視をする、何か健康相談がしたいときについては相談ボタンを押すと、そちらの方に看護師なりの相談ができるような形になっております。
以上でございます。
162 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。
163 ◯委員(座親政彦君) これは警備会社はたしか数年前にALSOKだったでしょうか、に変えたというふうに思うんですけれども、この機器は、精密機械というか、何というのか、よくわかりませんけれども、一定程度のメンテだとか、更新が必要だというふうに思うんですけれども、これはALSOKの方でメンテも含めてやっているという認識でよろしいでしょうか。
164 ◯委員長(重城正義君) 清水福祉部次長。
165 ◯福祉部次長・高齢者福祉課長(清水和也君) こちらの緊急通報装置につきましては、平成26年度に、アズビル安心サポートケアから、現在の警備保障会社、ALSOKに変更になっているところでございます。本部の方で随時監視をしておりますので、定期的に保守等は行っているところでございます。
以上でございます。
166 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。
167 ◯委員(座親政彦君) 参考までに、実際にALSOKの方に通報が入って、そのご自宅に出動したというのは、平成30年度も含めて、以前も何件かあったんでしょうか。
168 ◯委員長(重城正義君) 清水福祉部次長。
169 ◯福祉部次長・高齢者福祉課長(清水和也君) 平成30年度の実績で申し上げます。
年間1,316件、利用がございました。内訳といたしましては、通報件数が875件。この通報件数の875件のうち、誤報が高齢者の方なので多いんですけど、794件ですね。正しい連絡といたしましては81件ございました。この81件のうち、緊急搬送等につながったケースは年間38件ございました。搬送件数の内容といたしましては、腹痛、動悸息切れだとか、そういう形で、搬送先は君津中央病院、はぎわら病院の方に搬送されております。そのほか、先ほどお話ししました、相談というのができますので、そちらの相談件数は441件でございます。
以上でございます。
170 ◯委員長(重城正義君) 関連の田中委員。
171 ◯委員(田中紀子さん) ベッドから転げ落ちて、起こすことができないという、老老介護されている方がかなり利用されているので、これは安心してお勧めできるなと思うんですが、今回の停電のような場合、ALSOKと事前に、例えば、何日以上停電の場合は安否確認をこの部分だけはしてくれるようとか、何かそういう契約というのは今までにあったんでしょうか。ないんでしょうか。
172 ◯委員長(重城正義君) 清水福祉部次長。
173 ◯福祉部次長・高齢者福祉課長(清水和也君) 今回の停電につきましても、私どもの方で早速ALSOKと連絡は取らせていただきました。ALSOKの対応といたしましては、復電した形で何か信号がおかしいようなところは、随時そのご自宅を回っているというような形で、対応をしていただいているところでございます。つながってしまえば、ご本人の方から何か連絡があるという形、またつながった状態で、先ほど言いましたライフリズムの中で、信号がないところについては、ALSOKの方で現地の方に。この台風の期間は、木更津市だけではありませんので、ALSOKの職員は現地をぐるぐる回っていたという形でございます。
以上です。
174 ◯委員長(重城正義君) ほかに。関連の永原委員。
175 ◯委員(永原利浩君) 田中委員の方からもう半分以上出ちゃったんですけど、要は停電のときは、その機械は使えないということでよろしいんでしょうか。
176 ◯委員長(重城正義君) 清水福祉部次長。
177 ◯福祉部次長・高齢者福祉課長(清水和也君) 委員おっしゃるとおりでございます。停電すると、要は警備保障会社との連絡が取れないような状態でございます。
以上です。
178 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。
179 ◯委員(永原利浩君) 相談の件数もたくさんあるということだから、当然、電話の回線等も使いながらということなんでしょうけれども、別に今回の台風15号とは絡めなくてもいいんですけど、やっぱり有線って弱いんだなというのを実感しているところで、無線でこういう同じような仕組みがあるのかないのかを、今後検討していただけたらなというところで、これは関連の要望でした。
180 ◯委員長(重城正義君) 要望ということで。
ほかにご質疑。渡辺委員。
181 ◯委員(渡辺厚子さん) 決算書95ページ、地域生活支援事業費のうち、(10)障害者虐待防止事業費についてなんですが、この金額が前年度と同額になっておりますので、その事業の性質上そうなったのかなと推察するんですけれども、中身についてちょっと教えてください。
182 ◯委員長(重城正義君) 多賀障がい福祉課長。
183 ◯障がい福祉課長(多賀一也君) こちらの障害者虐待防止事業の関係ですけれども、こちらにつきましては、平成24年10月に障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律の施行によりまして、24時間体制の障害者虐待防止センターを設置することによりまして、障がい者等から通報、または一時保護のためのお部屋ですね、そういうことを確保している事業ということで、進めております。
以上でございます。
184 ◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。
185 ◯委員(渡辺厚子さん) ということは、毎年、この金額が発生するということでいいんですか。
186 ◯委員長(重城正義君) 多賀障がい福祉課長。
187 ◯障がい福祉課長(多賀一也君) こちらの方につきましては、先ほど言った一時的なお部屋の確保とかということもございますので、金額的には変わりはないということで、理解いただきたいと思います。
188 ◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。
189 ◯委員(渡辺厚子さん) この事業によって支援を受けた実例について、平成30年度はどんな感じだったのか、実態としてはいかがなものでしょうか。
190 ◯委員長(重城正義君) 多賀障がい福祉課長。
191 ◯障がい福祉課長(多賀一也君) 平成30年度につきましては、虐待とか、そういうことにつきまして、お部屋を何日かお貸ししたり、そういう実績がございました。
以上でございます。
192 ◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。
193 ◯委員(渡辺厚子さん) 事前に件数等を通告していなかったんですけれども、何人ぐらいがサポートを受けたのか、伺ってもいいですか。
194 ◯委員長(重城正義君) わかる範囲で結構です。多賀障がい福祉課長。
195 ◯障がい福祉課長(多賀一也君) では、ちょっとお時間をいただきましてお調べして報告いたします。
196 ◯委員長(重城正義君) では、報告ということでお願いします。
ほかに。田中委員。
197 ◯委員(田中紀子さん) こども保育課にお聞きします。
決算資料89ページ、説明欄(10)、(11)、「請西保育園保護者負担金を保育園負担金として収入していたため」とあり、(10)では4万1,280円減で(11)では3万3,185円増となっているんですが、ちょっと文章を読んだだけでは、どんな状況かわからないので、ご説明ください。
198 ◯委員長(重城正義君) 中村健康こども部次長。
199 ◯健康こども部次長・こども保育課長(中村伸一君) これは、日本スポーツ振興センターの共済負担金の件でございまして、義務教育と同じように、保育園でけがをされたときに、保険というような形で、保護者からもいただいておりますし、園の方からも共済金をかけて、それでそういう体制を整えているというものでございます。この請西保育園の保護者から負担金としていただいた、徴収したものを、誤って保育園側で徴収してしまって、こういう結果になったというような説明でございます。
200 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
201 ◯委員(田中紀子さん) ちょっと頭がフリーズになって……。保護者が直接、日本スポーツ振興センターに掛けなくちゃいけないのか、ちょっともう一回説明いただけますか。
202 ◯委員長(重城正義君) 再度ご説明をお願いいたします。中村健康こども部次長。
203 ◯健康こども部次長・こども保育課長(中村伸一君) このいわゆる保険については、保護者から一定程度の金額をいただいておりまして、これはこども保育課の方で全園集めて、この日本スポーツ振興センターの方にお金を出しております。あわせまして、請西保育園は指定管理ということですので、園の方の負担もありまして、それも請西保育園から収入をしまして、それを日本スポーツ振興センターの方に、共済掛金として送っております。この請西保育園の保護者負担金として収入していただいたものを、誤って、請西保育園の負担金として私どもが収入してしまったという、会計上の誤りです。
204 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
205 ◯委員(田中紀子さん) ということは、こども保育課の方で収入のお財布を間違えて入れてしまったということでしょうか。〔「そうです」と呼ぶ者あり〕請西保育園じゃなくて。わかりました。
もう1点、こども保育課にお聞きしたいんですが、同じ決算資料89ページ、また90ページにまたがるんですが、説明欄(05)保育園運営費負担金、そして説明欄(15)、保育園運営費負担金、この2つがあるんですが、「入園児童数が見込みを下回ったため」とあるんですが、どこの保育園で、原因は保育士不足なのか、子どもが少なかっただけなのか、ご説明いただけるとうれしいです。
206 ◯委員長(重城正義君) 中村健康こども部次長。
207 ◯健康こども部次長・こども保育課長(中村伸一君) 確認しまして、お答えします。
208 ◯委員長(重城正義君) では、次に行きます。多賀障がい福祉課長。
209 ◯障がい福祉課長(多賀一也君) 先ほどの虐待の件数でございますけど、大変遅くなりました。まず2名おります。1人がここの施設に1泊お泊まりになって、もう1人の方が7泊、1週間ですけど、ここの施設で、アパートになりますけれども、中に入っていただいたということになります。1人が1泊、1人が7泊ということで、計2人でございます。
210 ◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。
211 ◯委員(渡辺厚子さん) 2件のうち1件は、1泊で戻られたということなんですが、それは何か介入があって、当然戻られたと思うんですけれども、そんな感じですぐに戻っても大丈夫なものなのかなと、ちょっと今イメージしたんですね。たまたま避難をしたけれども、実際はそれほど心配することがなかったということがあるのかもしれないんですけれども、そういうことだったと理解してよろしいんでしょうか。細かいところまでは伺えないんだと思うんですけれども、この後の介入で安心だなということで、当然戻られたと思うんですが、当事者と現実がちょっと乖離があって、とりあえず一旦保護したという形になったんでしょうか。詳しく伺える範囲で。
212 ◯委員長(重城正義君) 多賀障がい福祉課長。
213 ◯障がい福祉課長(多賀一也君) それぞれ、夫婦の方とか、家族の方、いろんなケースがあるんですけれども、委員が言われたとおり、安全が確認、またそういうことが解消されたということで、理解をして、対応しているような状況でございます。
以上でございます。
214 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
215 ◯委員(田中紀子さん) 虐待が起きて、それで一旦保護して、ああ、大丈夫だったなと帰した後、やっぱり継続的に見守るというのが必要だと思うんですが、そういう体制はできているんでしょうか。大体帰ってきてほしいので、虐待する側はとてもいい顔を、仮面をかぶっているような形である場合もあるので、この環境が、あ、大丈夫だねという、そこだけじゃなく、その次の段階、渡辺委員も心配されていた、その次にフォローして、大丈夫な状態を常に、まだ何日か置きとか、1ヶ月置きとか、確認をするという、継続的にフォローができるような体制というのはあるんでしょうか。
216 ◯委員長(重城正義君) 多賀障がい福祉課長。
217 ◯障がい福祉課長(多賀一也君) 今のお話のとおり、それぞれ虐待という中で、家族であったり、夫婦であったり、いろんな人間模様がございます。その中において、それぞれそういう状態になった場合につきましては、相談施設、またそういうところもございまして、そういう方が間に入ってお話をしている場合は非常に多うございます。そういう方も含めて、施設及び市の中で含めまして、全体的でフォローまたは確認、またそういうことを行っているような状況でございます。
以上でございます。
218 ◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。
219 ◯委員(渡辺厚子さん) そもそもなんですけれども、このセンターを利用できるようになるためには、当事者なり、それを発見した人、虐待が疑われる、また避難したいと思う当事者は、どこに連絡をすれば、ここにつながるのか。まず、どこに連絡すればいいのか、伺っていいですか。
220 ◯委員長(重城正義君) 多賀障がい福祉課長。
221 ◯障がい福祉課長(多賀一也君) こちらにつきましては、お昼間の間、平日の午前8時半から午後5時15分につきましては、障がい福祉課の中で対応しております。あと、休日または夜間につきましては、4市で契約をしてございますところがございまして、そちらにつきましては、障害者虐待防止センターということで、ミッドナイトミッションのぞみ会というのがございます。こちらの方にご連絡をしていただいて、相談または今言った施設のこととか、そういう形で対応させていただいているような状況でございます。
以上でございます。
222 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
223 ◯委員(田中紀子さん) 日本の場合は、虐待があると、またもとに戻っちゃうときに、虐待をする側に研修とか、もう虐待はだめなんだよというところをきちっと学ばせるような仕組みがないんですね。アメリカはそういうのがあって、また一緒に暮らすためには、ハードルが高いのは虐待をする側で、そちらがきちっとやっていかなくちゃだめというのがあるので、日本の中でもそういうプログラムをやって、研修して、更生したかどうかという方をうまくやってから、家族がもう一回暮らすというのがあるので、障がい者に限らず子どもや高齢者も、虐待があった場合、その家族というか、虐待する側に、こんなプログラムもあるので、一緒に暮らしたかったら、そういうのもされると、より早く暮らせますよとかいうようなアドバイスというのは、あった方がいいと思うんですが、今のところない状態でしょうか。ある状態でしょうか。そこだけお聞きします。
224 ◯委員長(重城正義君) あるのかないかだけで結構です。多賀障がい福祉課長。
225 ◯障がい福祉課長(多賀一也君) 勉強不足で申しわけないんですが、そのような具体的な制度については、今のところ、ないのではないかと思っております。
以上でございます。
226 ◯委員長(重城正義君) それでは、田中委員、もう一度中村次長に対しての質疑をお願いします。
227 ◯委員(田中紀子さん) 決算資料89ページ、90ページの保育園運営費負担金、これが入園児童数が見込みを下回ったためというが、どこの保育園で、原因は保育士不足なのか、子どもが少なかっただけなのかお聞きします。
228 ◯委員長(重城正義君) 中村健康こども部次長。
229 ◯健康こども部次長・こども保育課長(中村伸一君) 申しわけございませんでした。
こちらの決算資料に書かれております金額は、予算に対しての不足ということで、こちらの1点目の保育園運営費負担金につきましては、これは県の負担金で、いわゆる民間保育園の運営費でございます。県の負担金として、4分の1負担をしていただいているものでございます。予算額が2億5,248万6,000円に対しまして、決算額が2億1,675万4,000円ということで、ここの差額としまして、こちらの資料の方に3,500万円ということが書かれているものでございます。こちらは、あくまでも予算額に対してということで、どこの園がという細かいものではなく、見込みが少し多目に見込んでしまったというところで、このような残額が出てしまったというところでございますので、ご理解いただければと思います。
230 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
231 ◯委員(田中紀子さん) 待機児童が結構多いというから、どうかなと思ったんだけど、では、待機児童もある程度いって、それでも見込みの方が多かったから、余っちゃったということで解釈してよろしいですか。
232 ◯委員長(重城正義君) 中村健康こども部次長。
233 ◯健康こども部次長・こども保育課長(中村伸一君) そのとおりでございます。今、民間保育園もいろいろ施設の整備等をやっておりまして、ある程度見込みを多目にとっていたんですが、結果的にそこまで入らなかったという、そこで負担金の方の残が生じてしまったということで、ご理解いただければと思います。
234 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。座親委員。
235 ◯委員(座親政彦君) 防災の関係で何点かお尋ねをいたします。
決算書の107ページの備考欄の2の防災対策費の(1)災害用備蓄用品購入費167万円強でありますが、市内14ヶ所の倉庫へ資材等の購入をしたというふうに書いておりますが、どのような種類というのが見当たらないので、これまでもいろいろ一般質問を含めて、粉ミルクでありますとか、いろんな要望が出ていたと思うんですけれども、今回、この金額で購入した種類について、お伺いをいたします。
236 ◯委員長(重城正義君) 関口危機管理課長。
237 ◯危機管理課長(関口哲也君) 購入した品目につきましては、ライスクッキー、アルファ米、アレルギーフリー粉ミルク、弾性ストッキング、間仕切り畳段ボール、以上でございます。
238 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。
239 ◯委員(座親政彦君) 市内14ヶ所に倉庫があるんですけれども、それらを均等にやったということでしょうか。
240 ◯委員長(重城正義君) 関口危機管理課長。
241 ◯危機管理課長(関口哲也君) 均等ということではなくて、そこの避難所を使用されるだろうと思われる方の比率で配分をさせていただいております。
242 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。
243 ◯委員(座親政彦君) わかりました。先ほどちょっとメモを取り切れなかったんですが、何種類かあったんですけれども、これは危機管理課の方で在庫を見て、その種類を決めたのか、それぞれの地域からのいろんな要望も加味をして購入をされたのか、お伺いをいたします。
244 ◯委員長(重城正義君) 関口危機管理課長。
245 ◯危機管理課長(関口哲也君) 品目につきましては、近年、例えばビスケット等ではなくて、食べやすいものといった要望がございます。いろんな機会でうちの方に要望が上がってきております。自主防災組織連絡協議会であるとか、そういったいろんな機会の意見を集約させていただいて、買う品目については決定をいたしました。
246 ◯委員長(重城正義君) 関連の永原委員。
247 ◯委員(永原利浩君) 全くの同じ場所でお聞きしますけれども、まず、その167万1,084円、災害用備蓄用品購入費なんですけど、これについては消費期限というか、賞味期限というか、そういった入れ替えの費用もこの中に含まれると思うんですけれども、細かい数字はよろしいんですけど、この中でどれぐらい、例えばビスケットだったり、粉ミルクだったり、入れ替えに、3割なのか、4割なのか、雑ぱくな数字で構わないんですけど、どれぐらいその定期的な入れ替えにかかっている費用があるのか、教えてください。
248 ◯委員長(重城正義君) 関口危機管理課長。
249 ◯危機管理課長(関口哲也君) 先ほど申し上げました品目につきましては、数が増えていくというより、賞味期限の関係で、どうしても処分がくるときがございます。その数量を満足する分と考えております。
以上でございます。
250 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。
251 ◯委員(永原利浩君) そうしますと、ここに出てくる167万1,084円というのは全額、何か新しいものにするわけじゃなくて、今現在、倉庫の中にあるものを維持するための費用にほぼほぼかかっているんだろうなと思うんですね。こういったことでちょっとお聞きしたいんですけれども、考え方ですけど、今、倉庫に入っている品物はいっぱい教えていただいたんですけど、こういうものがさらにあればよかったなとか、あればいいな、それは予算等の関係で通らなかったのかもしれないんですけど、今後のことを考えて、新しくこういうものも用意してさしあげたらいいなというのが、もし頭にあれば、教えてください。
252 ◯委員長(重城正義君) 関口危機管理課長。
253 ◯危機管理課長(関口哲也君) 避難所を使われる様子から、さまざまな新しいニーズが生まれてまいっております。例えば、段ボールベッドではなくて、ソフトに横たわれるようなエアマットであるとか、さまざまな要望が今後も上がってくると思います。そのような新しい商品であるとか、ニーズなどを考えて、情報を収集して、すぐにはできなくても、それがどのようなものがあるかという把握をしまして、計画に乗せられるかどうか、そういったような判断をしてまいりたいと考えております。
以上でございます。
254 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。
255 ◯委員(永原利浩君) 今回の台風15号は、言葉は悪いですけど、いい勉強になるんだろうなと思いますので、そういう必要なニーズをまた吸い上げて、今後に活かしていただきたいという要望が1点です。
あと1点は質疑なんですけど、同じ107ページの一番最後の方に、災害対策本部の機能を強化する事業ということで、190万円何がしかがついているんですけど、平成30年度に、本部機能を強化するために具体的にどんな事業を行ったのか、その辺のご説明をお願いします。
256 ◯委員長(重城正義君) 関口危機管理課長。
257 ◯危機管理課長(関口哲也君) 内容といたしましては、防災服を34着購入いたしました。これは昭和のときから本市の防災服は備えてあるんですけれども、古くなってきたというところもありまして、購入いたしました。それと、危機管理業務支援業務委託というのを発注いたしました。具体的には、外部の方からご意見をいただき、本市の体制の強化をしていただいたというような、委託事業を行いました。
以上でございます。
258 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。
259 ◯委員(永原利浩君) しつこくて申しわけないんですけど、では、その外部委託をしたところから、木更津市の災害対策本部はこういう弱点があるよというような、何か結果として成果として上がってきているんでしょうか。
260 ◯委員長(重城正義君) 関口危機管理課長。
261 ◯危機管理課長(関口哲也君) 業務完了報告書ということで、実際にやった内容、またこういう改善点が必要ですよ、というようなものは上がってきております。
以上でございます。
262 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。
263 ◯委員(永原利浩君) わかりました。
質疑は以上なんですけど、その中身については後ほどまた教えていただけるものだと思いますので、資料としていただけたらなと思います。
以上でございます。
264 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
265 ◯委員(田中紀子さん) 今聞いたら、機能強化というのは、防災服を備えたことと、あと業務委託をしたというところなんですが、実際的にこの平成30年度は地域防災計画との関連で、こういうふうにしていこうねと、報告を受けた後、職員でここをこうしていこうというふうな話し合いとか、それはなかったんでしょうか。
266 ◯委員長(重城正義君) 関口危機管理課長。
267 ◯危機管理課長(関口哲也君) 先ほど申し上げました、業務委託の内容は、主に昨年度は職員の意識改革というところに重点を置かせていただきました。なかなか本市の職員も、いざ防災というときに意識が一つになっていないというところを常々感じておりましたので、職員の意識を同じような共通の認識を持てるような、というところで、幹部職員に対しまして、講演会などを実施いたしました。直接は、お尋ねの地域防災計画の作成には、その業務委託は絡んでおりません。
以上でございます。
268 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
269 ◯委員(田中紀子さん) その地域防災計画には、木更津市災害対策本部設置基準というのがあるんですね。これはいろいろ、地震の場合とか、津波の場合、風水害の場合、何とかの場合とあるんですけど、この基準というのは、皆さんで、今回は災害対策の本部を立ち上げた方がいいよとか、そういう基準になると思うんですが、もうちょっとこれは精査した方がいいなと、今感じておられるでしょうか。いや、このとおりで立ち上げたんだよというのでしょうか。今後変える予定がありますか。
270 ◯委員長(重城正義君) 関口危機管理課長。
271 ◯危機管理課長(関口哲也君) この場で変えた方がいいかというようなご質疑に対しましては、お答えができないというところが、正直なところでございます。今回のことにつきましては、今後、いろんな総括をする中で、見直すべきところは見直していくと、改善すべきところは改善していくというふうに考えております。
以上でございます。
272 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
273 ◯委員(田中紀子さん) では、そこのところをまた振り返りのときにご検討いただければと思うんですが、災害救助諸経費というところに約140万円、また災害見舞金及び弔慰金給付事業費16万円とあるんですが、これはどんな場合に災害救助の対象になるのか、その決定機関というか、災害対策本部があってもなくても、それは、これは災害救助の弔慰金を出そうねとか、お見舞い金を出そうねと決まるのか、災害対策本部が開かれたときだけこういうのがあるのか、ちょっとそこがわからないので、災害見舞金というのは、どこが、これは出すことにしようと決めるようになるのか、教えてください。
274 ◯委員長(重城正義君) 関口危機管理課長。
275 ◯危機管理課長(関口哲也君) この内容につきましては、主に本市の場合、火災であるとか、そういった場合に支払いをしております。ですので、直接はこの災害といったところとは関係なく、通常時からも出すような内容になっております。〔「誰が決定しているのかだけ」と呼ぶ者あり〕それにつきまして、内部で基準をつくってございます。その基準に基づきまして、額の支給をしているところでございます。
以上でございます。
276 ◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。
277 ◯委員(渡辺厚子さん) 今、火災というお話でしたけれども、当事者は何か申請なり何なり、手続的な何かアクションがあって、支給されるのか、具体的に教えてください。
278 ◯委員長(重城正義君) 関口危機管理課長。
279 ◯危機管理課長(関口哲也君) 具体的な事務の流れですけれども、火災の場合ですと、消防の方から情報が入ります。その内容に応じまして、職員が当事者のところにご案内をするといったことで、事務を進めておりますので、当事者の方が知らなくても、そういった支援を受けられるような体制にはなっております。
280 ◯委員長(重城正義君) 別の質疑で、田中委員。
281 ◯委員(田中紀子さん) では、今度は社会福祉課ですね。負担金と補助金の見直しというのが、昨年度されて、6月に発表されていたと思うんですが、その中で、社会福祉協議会事業費補助金と、社会福祉協議会運営費補助金というのが、どちらも整理統合ということで、検討が必要だよということが書かれており、また、個別要綱も必要だというふうに言っているので、まず、平成30年度でどのようにこれを進めているのか、進めたのか、進める方向なのかというのが、わかりましたら教えてください。
282 ◯委員長(重城正義君) 森田社会福祉課長。
283 ◯社会福祉課長(森田益央君) 申しわけございません。質疑の内容の確認なんですが、こちらは92ページ、93ページの社会福祉協議会の補助金の件でよろしいんでしょうか。
284 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
285 ◯委員(田中紀子さん) 補助金のところです。それが補助金・負担金の見直しというのが、行政改革推進室で一昨年度からずっと進めていて、昨年の6月にそれが公表されて、各課でこのように対応を考えてやりなさいねというふうに言っていたので、社会福祉協議会の事業費補助金と運営費補助金は、整理統合した方がいいですよという行革からの意見だったので、まだ個別の要綱もないので、そこも考えてくださいねというのが、平成30年度あって、平成31年度、では、今は、この次の予算には、そういうのが少しずつ反映できたらいいねという段階だったので、どこまでそれが進んでいるのか、まだ途中なのか、これからなのかということを知りたかったから、お聞きしました。
286 ◯委員長(重城正義君) 森田社会福祉課長。
287 ◯社会福祉課長(森田益央君) ありがとうございます。
では、まず、社会福祉協議会の補助金につきましては、委員ご指摘のとおり、運営費補助金と事業費補助金がございまして、運営費補助金につきましては、単純に社会福祉協議会の職員の人件費に充てるための補助金、一方で、事業費補助金については、例えば、相談事の事業であるとかといったような、事業に対する補助金という形で、2つございます。具体的には、平成30年度にこれらを統合、または縮小などの具体的な対応というものはとっておらないところですが、平成31年度、今年度これから令和元年度ですが、今年度につきまして、まず、この運営費補助金、すなわち人件費に対する補助金については縮小、最終的にはなくす方向でいきたいという考えのもと、社会福祉協議会に対して、自主事業の展開であるとか、または、市から行わなければいけない業務、令和元年度で申しますと、コミュニティソーシャルワーカーの配置なんていうものを、今後、展開していかなければいけないところですが、こういった事務事業を社会福祉協議会に委託することによって、社会福祉協議会の方につきましては、事業によって収入を得るという形を強化するという形のもと、運営費補助金については、縮小・削減、最終的には廃止を目指してということで、今年度、具体的に社会福祉協議会とは、この話について、共通認識を持ったところでございます。
以上です。
288 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
289 ◯委員(田中紀子さん) 様子がわかりました。
そうすると、運営費補助金、そっちはだんだん減っていくと、事業の方のところは触らないような、相談業務はきちんとしてくださいねというところで。それは行革の言っているように、あわせちゃうと、人件費に使っちゃおうかとかいっちゃうので、やっぱりこのままの状態で、これは人件費ですよ、目的使用してくださいねみたいな形で、縮小していって、事業の方を厚くしていくというようなイメージの方が、私はいいと思うんですが、ご見解はいかがでしょうか。
290 ◯委員長(重城正義君) 森田社会福祉課長。
291 ◯社会福祉課長(森田益央君) 現時点での考えでは、委員おっしゃるとおり、事業費の補助金につきましては、事業に対する補助でございますので、これについては、特定の事業に対して必要な経費を補助していきたいと。一方で、運営費に対する補助金につきましては、人件費ですので、これは明確に分けておく必要があろうかというのが、ご指摘のとおりでありまして、最終的には、こちらの方をなくすことを目標に動いていくということですので、こちらで一緒にしてというところは、今のところ考えておらないところです。
なお、補足でございますが、先ほどの自主事業のために市からの業務というところについては、必ずしも補助金ではなくて、例えば業務委託とか、そういったものを考えてございます。
以上です。
292 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。
293 ◯委員(斉藤高根君) せっかく今、補助金とか、事業費とか、助成金とかという言葉が出たので、104ページの木更津こどもまつり支援事業費。支援事業費となっている。ということは、補助金ではないということなんでしょうか。これは市が100万円、ずっと定額なんだよね。定額100万円で、では、市がこどもまつりを支援するために何をやっているのか。例えば、これを一括してこどもまつり実行委員会に支出しているのか。支出しているのであれば、その内訳を開示してください。
294 ◯委員長(重城正義君) 吉田子育て支援課長。
295 ◯子育て支援課長(吉田修三君) こちらにつきましては、委員のおっしゃるとおり、100万円を支出しております。内容としては、運営補助金という形で、実行委員会の方に一括して支出してございます。
以上です。
296 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。
297 ◯委員(斉藤高根君) どうしてこれは補助金じゃなくて、支援事業費という言葉でここに上げてあるんでしょうか。こどもまつり補助金という言葉ではいけないんでしょうか。
298 ◯委員長(重城正義君) 吉田子育て支援課長。
299 ◯子育て支援課長(吉田修三君) 申しわけございません。こちらにつきましては、過去、わかるだけでも24年から、もうちょっと前だったと思いますが、この形で支出をしておりますということでございます。
以上です。
300 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。
301 ◯委員(斉藤高根君) 執行部っていつも、根拠がある言葉で、私たちが言葉が違うよと言うと、いや、これはこういうふうだから、こういうふうなんだと。では、これは実行委員会に振り出したら、その100万円の使い道、後援団体、協賛団体というのが20から30あるんですよ。その各団体に振り分けているのか。その実行委員会が独自で使っちゃうのか。その協賛団体というのは、このお金が回っているのか。決算ですから、そういった支出も我々は見る必要があると思うんですよ。それを開示していただきたいと思うんですけど、いかがですか。
302 ◯委員長(重城正義君) 吉田子育て支援課長。
303 ◯子育て支援課長(吉田修三君) こちらにつきましては、こどもまつり事業補助金の実績報告につきましては、毎年いただいておるところでございます。その中で、昨年度につきましては、全体で269万8,060円の事業となっております。
以上でございます。
304 ◯委員長(重城正義君) 吉田課長、補助金であれば、実績報告書が必然的に上がってくるわけですよね。実績報告書的なものは役所の方へは上がって……。後ろの方の高橋子育て支援課課長補佐。
305 ◯子育て支援課課長補佐(高橋雅子さん) 木更津こどもまつり支援事業費の補助金について、お答えを申し上げます。
こちらの方は、各種団体運営補助金としまして、100万円を実行委員会に支出しているものでございまして、実績報告の中身につきましては、支出につきまして、事務所の専従の人件費としましてスタッフが3名、印刷製本費としましてポスターやパンフレット、写真の報告書、みまちの人形のチラシなどを作成した経費としまして19万8,630円、それから、その他の消耗品類、通信運搬費、電気や水道の使用料、ビルの使用料、大道芸の出演料の報償金やその他の謝礼、そのほか雑費などが計上してあります。先ほど吉田課長から申し上げましたとおり、支出金額につきましては、実行委員会の支出済額といたしまして269万8,060円、収入の部としまして、木更津市より100万円の補助金を支出しているほか、繰入金の収入として、ゆりかもめより繰り入れがありまして、64万6,346円。そのほか、寄付金、ご祝儀などをいただいているということで、98万7,000円。その他、出店の6万4,714円。収入・支出合わせまして、差し引き0円の実績報告が上がってございます。
以上です。
306 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。
307 ◯委員(斉藤高根君) ということで、明らかになったということで、例えば、200何万円かかるけれども、100万円でいいですよと、こういう、普通であれば、いつも200何万円かかるけど、定額100万円というのはどういう意味なんだろうと、これが我々の疑問なわけなんですよ。事業費をこのぐらい計画を立て、事業計画を出せば、では、市が幾ら、何割、7割を出そうとか、そういう相談になるわけなんですよ。でも、いつもこれ、始まったときから100万円でずっと続いているわけです。これが補助金であれば、まあ補助金でいいのかと見過ごしているわけだけど、支援事業費という、わざわざ名目を変えた理由が今回も明らかになっていないんですよ。ということで、疑問を呈したまま、終わります。
308 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
309 ◯委員(田中紀子さん) 負担金と補助金の見直しのところでは、補助金とついているんですね。そして、今後の課題としては、補助の実施に当たり、個別要綱などの整備が必要と。だから、本当に漠然としたような形でずっと100万円上げてきたということで、平成30年度は、この個別要綱などはつくっている方向なんでしょうか。
310 ◯委員長(重城正義君) 吉田子育て支援課長。
311 ◯子育て支援課長(吉田修三君) こちらの支出につきましては、木更津こどもまつり事業補助金交付要綱がございます。こちらに沿って支出をしております。
以上です。
312 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員、再度どうぞ。
313 ◯委員(斉藤高根君) 繰り返し言うけれども、要綱に出ているものを、備考で支援事業費と書きかえた理由をお答えください。
314 ◯委員長(重城正義君) 高橋子育て支援課課長補佐。
315 ◯子育て支援課課長補佐(高橋雅子さん) お答えいたします。
以前は社会福祉課にて、コミュニティづくり推進支援事業として、100万円を補助していたという経緯がございます。その関係で、その後、平成22年度に県の補助事業の廃止に伴い、平成23年度に事業移管をしたということで、その流れがありまして、この事業費という言葉が残ったものというふうに思っております。
以上でございます。
316 ◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。
317 ◯委員(斉藤高根君) 補助金・負担金の見直しというのは、もう既に行われているわけですから、文言から、その金額の整理をした方がよかろうかと思いまして、質疑を終わります。
318 ◯委員長(重城正義君) ちょっと私も社協の関係で、社会福祉課にお聞きします。
社会福祉協議会に丸投げをしている、事務局的なものはありますか。〔「丸投げというと」と呼ぶ者あり〕要は、例えば、保護司会の関係で、4市では、木更津市だけ社会福祉協議会がやっています。あとの3市は全て行政の方でやっています。そういう、例えば事務局的なものを、例えば民児協であるとか、遺族会であるとか、そういうもの、本来行政でやるべきものを、やらなくてはいけないものを、社会福祉協議会の方にお願いしている案件はございますか。森田社会福祉課長。
319 ◯社会福祉課長(森田益央君) 今、委員長ご指摘の団体につきまして、例えば、今おっしゃった君津地域保護司会の木更津支部であるとか、木更津市遺族会、民児協など、社会福祉協議会の方が事務局を担っているものは、数多くございます。また、日赤の奉仕団なんかもその一つなんですが、これにつきましては、本来行政が担うべきところかということについては、考えはあろうかと思うんですが、過去のいきさつとして、社会福祉協議会と福祉の担い手という部分で協議をした結果、社会福祉協議会に担ってもらっているものというふうに、理解をしてございます。例えば、保護司会につきましては、確かに他市については市が事務局をやっているというところについても聞いておりますし、遺族会についても、市が事務局をやっている、4市の中ではあるというふうには聞いておるんですが、そのいきさつで、あくまでも木更津市と社会福祉協議会、それぞれ木更津市の方については、福祉の総合計画であるものを立てまして、そのアクションプランとして、社会福祉協議会が実施をしているという、両輪であるという考えのもと、それぞれの役割分担で担っていただいているというふうに理解しております。
以上です。
320 ◯委員長(重城正義君) 先ほどの森田課長の話の中では、人件費的な補助はゆくゆくはなくしていくという、そういうお考えだということですけれども、そうであるならば、本来行政でやるべきものの事務局は、こちらの方にそのバーターとしてお返しする、その方が私は、元市の社会福祉協議会の職員としては、そう思いますけれども、課長のお考えはいかがでしょうか。森田社会福祉課長。
321 ◯社会福祉課長(森田益央君) 現状、先ほど申し上げたとおり、運営費補助金ということで、人件費に対する補助金を最終的になくしていく方向でということにつきましては、私ども社会福祉課と社会福祉協議会の方で、そういう方向では一致しているところでございます。と申しましても、現状、この金額であると、ここ数年の間に一気にゼロまでいくというのは、現実問題は厳しいとは考えておる中で、その過程において、例えば、社会福祉協議会の事務の量なんかにおいて、これ以上、今の人員では難しいと、担うとしたら、市が事務局をやった方が何かと都合がいいという事業があるということであれば、当然、そちらのご相談をそれぞれした上で、その都度、個別に判断をしていかなければいけないケースがあろうかということは考えております。
以上です。
322 ◯委員長(重城正義君) 私の2年間の経験の中では、嫌な仕事は社会福祉協議会の方にみんな回している、そういうふうに強く感じております。ぜひとも、先の協議もあると思いますけれども、十二分に協議をして、受け取れるものは全て行政の方で受け取ってください。
以上で終わります。
ほかの質疑。田中委員。
323 ◯委員(田中紀子さん) 今言っていた、木更津市遺族会、それと木更津地区更生保護女性会、君津地区保護司会木更津支部、これは全部補助金を上げているところなんですが、この3つとも、個別の要綱の整備が必要というふうにされているんですね。これはどのような状況でしょうか。
324 ◯委員長(重城正義君) 森田社会福祉課長。
325 ◯社会福祉課長(森田益央君) 補助金の要綱につきましては、平成30年度に、この3団体を対象とすべき要綱については、策定してございます。
326 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。渡辺委員。
327 ◯委員(渡辺厚子さん) 国民年金事業についてお尋ねしたいんですが、決算書ではなく、決算資料の26ページにございます、超過負担額調書なんですが、私、計算が苦手でございまして、ここに書かれていることがよくわからなくて、前年度、平成29年度の数字も確認したんですけれども、これは制度上どうしてももう人数によってこういう状況になるものなんだろうと思うんですが、要するに、こちら側として何か努力して、どうにもなるものでないものなのか、そこら辺、その中身というか実態、よくわかっていないものですから、教えていただけますか。
328 ◯委員長(重城正義君) 加藤保険年金課長。
329 ◯保険年金課長(加藤 毅君) 超過負担の関係でございますけれども、こちらの方は、国民年金事務に必要な需用費がございますけれども、国の方で負担していただける基準というのが決まっておりまして、それに基づいて、国の方で支出しているというところで、どうしても差額が出てしまうところでございます。
以上です。
330 ◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。
331 ◯委員(渡辺厚子さん) 確認ですけれども、こちらは被保険者の人数によって決まるということですか。
332 ◯委員長(重城正義君) 加藤保険年金課長。
333 ◯保険年金課長(加藤 毅君) 算定の基準がこのように定められておりまして、また、人件費につきましては、管理職の職員を全額計上しているというようなところがございますが、実際には、国民年金事務に全て100%行っているわけではございませんので、その辺の差額が、例えば保険年金課の場合は、国民健康保険、後期高齢者医療、年金ということで、3つの大きな事業がございますけれども、3分の1程度というような形であろうかと思いますので、その辺の差額が生じているようなところでございます。
以上です。
334 ◯委員長(重城正義君) ほかに。座親委員。
335 ◯委員(座親政彦君) 先ほど関連して聞けばよかったんですけど、防災関係でもう一つ教えてください。
決算書の107ページの5目災害救助費の備考欄2の防災対策費の下から2つ目、(8)避難行動要支援者対策事業費の210万円強でありますけれども、これは対象者の方に郵送で送って、個人情報を上げてもいいですよという方をやる事業だという認識をしているんですけれども、平成30年度1年間での進捗ですね。対象者が、また数値で申しわけないです、何人いて何名から返ってきたとか、その進捗についてお伺いします。
336 ◯委員長(重城正義君) 関口危機管理課長。
337 ◯危機管理課長(関口哲也君) いわゆる個別計画のお話でございますけれども、私は同意しますといった方が、平成29年度のアンケート調査のときには、対象が1万名ございました。個別計画を出してもいいですよというような内容の方が4,800名ございました。最終的に、地域の民生委員が個々に回っていただいたりして、実情の内容、聞き取り調査等をする中で、3,700件までというような個別計画ができ上がりました。今年の6月末に各民生委員が個別計画を配布いたしました。今、各地域の地区の長の皆様や自主防災組織の皆様に配布をするようなことで、用意をしている状況でございます。
以上でございます。
338 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。
339 ◯委員(座親政彦君) これ、個人情報もありますけれども、それぞれの地区の民生委員、自主防災組織限りという取り扱いになっているんでしょうか。
340 ◯委員長(重城正義君) 関口危機管理課長。
341 ◯危機管理課長(関口哲也君) 例えば、消防団であったり、警察署であったり、あとは避難所となる公共施設等にも配布を予定しております。災害時にバックアップとなるような箇所、団体に配布を予定しております。
以上でございます。
342 ◯委員長(重城正義君) ほかに。田中委員。
343 ◯委員(田中紀子さん) こども保育課にお聞きします。
決算書の105ページ、備考欄5、民間保育園等施設整備費補助金についてなんですが、これも補助金・負担金の見直しのところにあったんですが、子育て環境の整備において、施設整備については重要であると考えるが、中長期的な視点で、効率的・効果的な整備に取り組むことが必要であり、終期の設定について検証してくださいとあったんです。この終期の設定について検証とあるんですけど、何かこう、子どもがこれからどんどん生まれてほしいなと思っていて、それで、定住もしてほしいなという、子育てしやすい環境にしていこうというところに、これって難しいだろうなと思っているんですが、こども保育課としてはどのように受けとめておられるんでしょうか。
344 ◯委員長(重城正義君) 中村健康こども部次長。
345 ◯健康こども部次長・こども保育課長(中村伸一君) 今は待機児童の発生もありまして、民間施設、保育園の整備に取り組んでいるところでございますが、市全体を見ましても、いわゆる就学前の子どもが横並びというか、若干下がっているような傾向が現時点でも見られているところでございます。この終期につきましては、財政課の方ともいろいろ話す機会を持っておりますが、1点は、この来月10月から始まる、幼児教育・保育の無償化において、いわゆる保育ニーズがどれぐらいになるのかというのが、ちょっと見きわめないと、なかなかその話は難しいということを思っているところと、あと、少子化の動向を踏まえて、保育のニーズがどの程度の推移になるのかというのを、現在、子ども・子育て事業計画というのをつくっておりますが、そこの中で保育の見込みを、難しいところはありますが、いろいろ計画の中に位置づける方向で、やっているところでございます。
一応、そういうことも踏まえまして、状況の変化が今著しいので、今の段階でどこまでというところはなかなか言いづらいところはありますが、少子化の動向、保育のニーズの動向を見きわめて、こちらの方の補助金の制度について、考えていきたいというふうに思っているところでございます。
以上です。
346 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
347 ◯委員(田中紀子さん) わかりました。
それと、もう一つ、その補助金と負担金の見直しのところにあったんだけれども、なかなか決算書の中で見つけにくかったのが、木更津市保育協議会負担金というものですけど、これはもうなくなったのか。私があちこち探しても見つからなかったんですけど、実はあるよというのか、ちょっとわからないんですけど、まず、あるのかないのか、確認です。
348 ◯委員長(重城正義君) 中村健康こども部次長。
349 ◯健康こども部次長・こども保育課長(中村伸一君) こちらの負担金はございます。
350 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
351 ◯委員(田中紀子さん) ここの中で、この負担金は重要であるというところの文章に、その見直しの文章の中で、「保育の質を高めるための調査研究及び職員の研修への参加が保証され、各施設及び関係団体の情報交換が得られるものと考えます」とあるんですね。この「職員の研修への参加が保証され」という、この「職員」というのは、正規職員なのか、臨時なのか。任期付きとか、いろんな働き方があるんですけど、この「職員」という、こういうときはどこがターゲットになっているのか、ちょっと教えていただけますか。
352 ◯委員長(重城正義君) 中村健康こども部次長。
353 ◯健康こども部次長・こども保育課長(中村伸一君) この木更津市保育協議会のメンバーにつきましては、主には保育士でございます、職員というのは。
354 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
355 ◯委員(田中紀子さん) その保育士でも、正規職員と、臨時保育士とか、派遣とか……。派遣はこれからだから、これは平成30年度だから、派遣はないけど、任期付きとか、いろいろありますよね。
356 ◯委員長(重城正義君) 中村健康こども部次長。
357 ◯健康こども部次長・こども保育課長(中村伸一君) いわゆるパートとか、臨時ではない、職員が対象になります。
358 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
359 ◯委員(田中紀子さん) ということは、正規職員は半分ぐらいしかいない。そして、クラスを受け持っているのは、正規職員だけではなく、臨時とか、ほかもあると思うんですね。では、この負担金でなく、正規職員じゃない人たちは、研修して保育の質を高める機会があるのかどうか、平成30年度はどうだったのか。
360 ◯委員長(重城正義君) 後ろの大網こども保育課課長補佐、お答えできますか。
361 ◯こども保育課課長補佐(大網美由紀さん) パート職員、臨時職員の方の研修もございます。こども保育課の方で主催をしている研修には、木更津市内の保育園の先生方、園の職員の方々、栄養士、パート職員含めて、対象として研修を行っています。また、そういう時間外の保育士、パート職員を対象の研修もございます。
362 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。渡辺委員。
363 ◯委員(渡辺厚子さん) 決算書100ページ、老人福祉センター管理運営費に関係しまして、21ページの使用料も関係しまして、具体的に見たいところは、決算資料の275ページに老人福祉センター使用料調書というのがございますので、こちらを参考にしたいと思うんですが、その前年度の実績を見ますと、市外の人数が増えておりまして、ちょっと実数は省きますけれども。入浴料100円の右側の延べ人数が減っておりまして、結果的に若干金額、トータルが減っている、それは平成29年度と比較してなんですけれども、そういう現状が見受けられました。昨年の12月議会でも、この老人福祉センターの活用ということで質問させていただいたんですが、施設として、マックス、可能な限り利用できるようにした方がいいよねということで、もっといろいろ工夫してねという話をさせていただいたんですけれども、平成29年度と平成30年度を比較しますと、使用料については減ったという実態なんですけれども、これは指定管理者の方で努力すべきものなのか、高齢者福祉課の方でPRするべきものなのか。公共施設として使用料をいただいて運営しているわけですから、可能な限り利用いただいた方がいいと思うんですが、この点についてどのように認識しておられますか、伺いたいと思います。
364 ◯委員長(重城正義君) 清水福祉部次長。
365 ◯福祉部次長・高齢者福祉課長(清水和也君) 老人福祉センターの利用者等につきましては、渡辺委員の方から、もっともっと周知をし、なおかつバスの運用状況等につきましても、市民の方がまだ知らないところもあるということのご指摘を受けております。それに対しまして、周知の一環といたしまして、ホームページ等に施設の写真等を掲載し、よりわかりやすくしたところでございます。また、バスの利用につきましても、以前、わからないというご指摘もありましたので、そこも含めて周知を図りました。しかしながら、バスの利用の方は現在、前回と同じように、一定のクラブ等が使用しておりまして、一般市民の方が使用するような現状はございませんでした。問い合わせは何件かありましたけれども、一般の方がバスを利用するというような形にはなってございません。また、施設利用につきましても、やはり、一般の方が使うようなことは、増えているような状況ではございません。
これにつきまして、老人福祉センターのセンター長ともお話をしたんですが、やはり、建物が市内の端っこというか、十日市場に今あるということと、建物が建ったのが、開設が昭和50年なんですね、何分相当古いということもありまして、利用が伸びていないような状況でございます。それについて、委員の方から、愛称をつけたらどうかというようなお話も伺っておりますので、何とか利用者を伸ばしたいということで、老人福祉センターのセンター長、また指定管理者である社会福祉協議会と連携し、取り組んでいるところでございますけれども、なかなかリピーターといいますか、新たな顧客の方に利用していただけるような状況にはなっていないということでございます。
以上です。
366 ◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。
367 ◯委員(渡辺厚子さん) 今年度、どういう結果になるのか、それも楽しみにしていきたいところなんですが、先ほども申し上げましたように、平成29年度と比べますと、市外の利用者というのが、179人増えているというふうに、私の見間違いでなければ、市外が増えていて、こちらの入浴の100円利用の方が1,000人ぐらい、延べ人数として減っているというふうに、私の計算ではそういうふうになっているんですけど、なので、どうしても端っこにあるので、もしかしたら、袖ケ浦市の方とかが利用されることも多いのかなと思ったりしておりますが、増えているということもあるので、そっちの市外の方が若干増えておりますので、だから何かアプローチの仕方って、きっとあると思いますので、そこはしっかりと施設をもうマックス利用いただいて、また、使用料もいただいてということで、努力をしていただきたいと思います。
以上です。
368 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。田中委員。
369 ◯委員(田中紀子さん) すみません。もう一回、275ページの確認なんですが、例えば、平成30年4月、市内2人、市外63人。これは皆さん入浴された人数ですか。施設利用された人数ですか。
370 ◯委員長(重城正義君) 清水福祉部次長。
371 ◯福祉部次長・高齢者福祉課長(清水和也君) 老人福祉センターにつきましては、使用料は原則60歳以上の方は無料となっておりまして、また、小学生以下の方も無料ですので、こちらに載っている市内というのは、60歳未満の方。この市外の方については、小学生以外の市外の方ということですので、原則、対象となる60歳以上の方につきましては、施設を使うときには無料となっておりますので、こちらに載っているのは、市内が60歳未満、市外につきましては、小学生以外の方。入浴料につきましては、これは全ての方から徴収しておりますので、その人数が利用者の合計となっております。
以上です。
372 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
373 ◯委員(田中紀子さん) ということは、皆さんから100円入浴料を取っていて、4月に1,212人がお風呂を利用したという形。わかりました。そうすると、1日当たり大体30人から40人。
374 ◯委員長(重城正義君) 清水福祉部次長。
375 ◯福祉部次長・高齢者福祉課長(清水和也君) センターの方のお休みがありますので、平均しますと、1日約延べ50人程度になります。
以上です。
376 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
377 ◯委員(田中紀子さん) 1日50人。平均すればですよね。そうすると、偏ってあるかもしれない。多い日があったり、少ない日があったりということもありますね。そういうところもやっぱり見ていかないと、ボイラーを炊いてお湯を沸かしたけど、入る人が少なかったりというのが、かなり長く続くようだったら、ちょっと検討した方がいいのかなと思ったんですけど、今のところ、1日それぐらい。
378 ◯委員長(重城正義君) 清水福祉部次長。
379 ◯福祉部次長・高齢者福祉課長(清水和也君) お風呂についてなんですけれども、以前も料金につきまして、安いのではないかというご指摘もいただいております。現在100円ということでやっておりますが、このまま利用者の方が減っていくと、100円では維持できないようなところもございますので、その点については、内部でちゃんと検討して、なるべく多くの方に使用していただけるように、調整していきたいなと考えております。
以上です。
380 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
381 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、以上で民生費の審査を終わります。
答弁席入れ替えのため、暫時休憩といたします。
(午前11時59分)
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(午後零時00分)
382 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。
次に、173ページから199ページまでの国民健康保険特別会計について、審査願います。
ご質疑願います。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
383 ◯委員長(重城正義君) 質疑がありませんので、次に、201ページから215ページまでの後期高齢者医療特別会計について、審査願います。
ご質疑願います。質疑ありませんね。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
384 ◯委員長(重城正義君) 質疑がありませんので、次に、217ページから245ページまでの介護保険特別会計について、ご審査願います。
ご質疑願います。田中委員。
385 ◯委員(田中紀子さん) 決算資料の100ページです。地域支援事業の交付金の減額、介護予防・日常生活支援総合事業の実績額が見込み額を下回ったためというふうにあるんですが、先ほどのこども保育課に聞いたみたいに、見込み額を多目にとっていたから少なくなったのか、それとも、皆さんが何かこう控えてしまったのか、どういう理由でこの見込み額を下回ったのかなと思ってお聞きしたいです。
386 ◯委員長(重城正義君) 清水福祉部次長。
387 ◯福祉部次長・高齢者福祉課長(清水和也君) 第7期計画の中にある見込みで多くとってあったというところです。要は多く見積もっていたということです。最終的に実績の方が少なくて、ということです。
388 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
389 ◯委員(田中紀子さん) その実績が少なくなったのは、もっと違う介護の認定になっていったのか、それとも、これを受けるにはちょっと控えたかとか、どっちなんでしょうか。
390 ◯委員長(重城正義君) 清水福祉部次長。
391 ◯福祉部次長・高齢者福祉課長(清水和也君) 控えたということではなくて、そもそも予算額が多く見ていたということでございます。
392 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。渡辺委員。
393 ◯委員(渡辺厚子さん) 決算書240ページの備考欄、一番下の2番ですね。認知症総合支援事業費の(1)認知症初期集中支援事業費について、主要施策成果説明書にも書いてございますけれども、昨年度の取り組みから大きく前進したように、私も拝見しているんですけれども、会議34回、訪問48回、なさっているというふうに書いてございますが、2つのチームがあるかと思うんですけれども、バランスよくいっているのか、どちらかに集中しているのか、ちょっとここの事業の実態について教えてください。
394 ◯委員長(重城正義君) 清水福祉部次長。
395 ◯福祉部次長・高齢者福祉課長(清水和也君) 現在までの2チームの活動状況ということでよろしいでしょうか。〔「はい」と呼ぶ者あり〕まず、1チーム、東邦病院チームにつきましては、相談件数が13件寄せられております。その中で、終了したのが8件、まだ継続については5件ということです。取り組みといたしまして、会議を24回、現地への訪問を15回されております。もう1チーム、木更津病院チームでございますけれども、相談が14件、うち終了したものが9件、継続といたしまして5件あります。これに対する会議といたしましては40回、訪問を50回やっているようなところでございます。
以上です。
396 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
397 ◯委員(田中紀子さん) 介護保険事業計画、6期、7期とあって、移動支援はいつも課題になっているんですが、平成30年度はどのぐらい移動支援について、実施するまでに努力したのか。
398 ◯委員長(重城正義君) 清水福祉部次長。
399 ◯福祉部次長・高齢者福祉課長(清水和也君) 移動支援につきましては、計画の中でまだ遅れているような状態で、今年度、要綱の案まで終わったところでございます。現在、その要綱でやっていただける事業者と打ち合わせを順次しているところでございまして、来年度にはこの要綱に基づいて、移動支援をやっていただけるよう、今進めているところでございます。
以上です。
400 ◯委員長(重城正義君) ほかに。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
401 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、以上で民生費及び関係特別会計の審査を終了いたします。
なお、ここで13時10分まで休憩といたします。
(午後零時06分)
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(午後1時10分)
402 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。
それでは、109ページから117ページまでの第20款衛生費のうち、第5項保健衛生費について審査願います。
ご質疑願います。石井徳亮委員。
403 ◯委員(石井徳亮君) それでは、110ページの保健衛生総務費の備考欄15の自殺対策事業費ですけれども、これは例年、中学校で4校ほどの学校で講演会をやって、自殺に対してのしないような啓蒙活動をしているという話を聞いてはいたんですけれども、平成30年度もそれから膨らんだ、そのほかのこととかせずに、やはり同じように中学校4校で講演会等を実施したという形なんでしょうか。
404 ◯委員長(重城正義君) 高橋健康推進課主幹。
405 ◯健康推進課主幹(高橋克典君) 高橋でございます。よろしくお願いいたします。
平成30年度の実績につきましては、富来田中学校、太田中学校、木更津第二中学校、木更津第一中学校の4校で実施しております。学校以外はしておりません。
以上でございます。
406 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
407 ◯委員(石井徳亮君) では、内容的には、健康きさらづ21の方でも、そういう心の病的なことなんかもされていると思いますけれども、そういったものとの関連的な内容というのは、この学校の方では伝えてはいるんでしょうか。
408 ◯委員長(重城正義君) 高橋健康推進課主幹。
409 ◯健康推進課主幹(高橋克典君) 私どもの、健康きさらづ21というのがございまして、その計画の中に、推進部会がございまして、その中に心の部会というのがございます。その中には、学校関係者の方も入っていただいておりますので、そういった思いというのは伝わっているというふうに考えております。
410 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
411 ◯委員(石井徳亮君) 通常、アンケートをとったりとか、保護者の方ともいろんな話を聞くという話があるんですけれども、今回もそういうアンケートとかとられたのでしょうか。
412 ◯委員長(重城正義君) 高橋健康推進課主幹。
413 ◯健康推進課主幹(高橋克典君) アンケートにつきましては、実施しております。学校でしていただいておりまして、特にそのアンケートの中には、子どもたち、お子さんたちのアンケートにつきましては、結果もいただいておりまして、やはり自分の思いどおりにならないときは自分へのチャンスと前向きに生きることへの力強い言葉や、応援している人がいる、ひとりで抱え込まないでとか、いろいろな感想をいただいております。
以上でございます。
414 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
415 ◯委員(石井徳亮君) アンケートの内容的には、前もお話ししたかもしれませんけれども、そういう前向きな言葉を書いた子どもというのは、もともと自殺志向がない子どもでして、自殺とか自傷行為をする1割ぐらいの子どもたちについては、逆に追い詰める内容であったりする場合もありますので、その点については分析されているとは思いますけれども、学校についても、同じような考え方の共有というのはできているんでしょうか。
416 ◯委員長(重城正義君) 高橋健康推進課主幹。
417 ◯健康推進課主幹(高橋克典君) 恐れ入ります。その点については、共有はまだ図られていないというふうに考えております。
418 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
419 ◯委員(石井徳亮君) それでは、ちょっと委員長の方にお願いですけれども、学校の方では共有できていないという話ですので、教育委員会のときに、この内容を項目があるかないかというのを別にしてちょっと聞いて、質疑させていただきたいと思うんですけど、よろしいでしょうか。
420 ◯委員長(重城正義君) 了解いたしました。石井委員。
421 ◯委員(石井徳亮君) それでは、子どもに関しては、対応しなくてはいけない要対応者をいかに早く見つけて、いかにうまく対応するかということにかかってきておりますので、そういった点では、ゲートキーパー的な役割の人間なんかも増やしていくとか、そういった形のものが非常に大事になってくると思いますので、その点のことについては要望させていただきます。よろしくお願いします。
422 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。田中委員。
423 ◯委員(田中紀子さん) 新火葬場建設のことなんですけれども、住民説明会をやってきて、この間も台風の被害があった1週間後に住民説明会があったんですけど、やるたびに、前、質問で回答していたのに、まだそれを質問する人がいるという形で、説明会を重ねても、審議が深まらないような状況があるので、平成30年度までやってきた中で、例えば、こんな質問にはこんな答えをしたとか、それを検証したりとか、そういうことはされているのか。もしされていたら、Q&Aのそういうものをつくって、公表した方がいいのかなと思ったんですが、ご見解をお聞かせ願えますか。
424 ◯委員長(重城正義君) 君塚火葬場建設準備室長。
425 ◯火葬場建設準備室長(君塚正人君) 火葬場建設準備室の君塚でございます。よろしくお願いします。
説明会の関係で、質問が前回やったときと同じ質問ということで、繰り返し行われているという話ですが、今回、実際、繰り返しの過去にさかのぼっての質問が多数ございました。これから説明会の議事録を起こした上で、それから検討させていただきたいというふうに思います。
426 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
427 ◯委員(田中紀子さん) こんな質問をして、こんな回答をしたよという、証拠のための議事録は、まあ、それは必要かと思うんですが、やっぱり市民に伝えるための情報はどんなふうにやったらいいのかというところで、この次、今度説明会を開くときには、今まで市民から出た質問のQ&Aとして、道路編、環境編、施設編、要望編とか、そんな形で分けておけば、自分はこれが聞くこと、ここを読んでから説明会を聞こうかなというふうになるので、関心事がかなりテーマがそれぞれに違っていて、住民説明会を何回やっても、1人の人が時間を多くしゃべってしまうということがあるので、やっぱりそれでは、せっかく今日何の説明会があったというときの、今までのこれまで積み重ねてきたことが、何か水の泡になっているような状態なので、やっぱりこれを契機に、今、平成30年度、平成31年度、住民の皆さんの意見を聴いてきたんだから、そのQ&Aをわかりやすく伝える、情報共有するためのツールとして、ご検討いただいたらいいかなと思うんです。検討いただけるかしらね。
428 ◯委員長(重城正義君) 君塚火葬場建設準備室長。
429 ◯火葬場建設準備室長(君塚正人君) ご指摘のとおりでございます。これから検討いたします。よろしくお願いします。
430 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。渡辺委員。
431 ◯委員(渡辺厚子さん) 決算書の112ページ、備考欄の3番、公衆便所整備事業費についてなんですが、改修事業費ということで、これは計画的な改修なのか、壊れたものについての改修ということなんでしょうか。どんな内容ですか。
432 ◯委員長(重城正義君) 宗政環境管理課長。
433 ◯環境管理課長(宗政 靖君) こちらは證誠寺公衆便所でございまして、平成2年に新築したものでございます。こちらについては、計画的に実施したものでございます。和式だったものですので、高齢者の方、体の不自由な方、外国人観光客などにも対応できるように、県の補助金を申請しまして、実施した事業でございます。
434 ◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。
435 ◯委員(渡辺厚子さん) 今まで公衆トイレを壊されたりだとか、何か不測の事態で大がかりな改修とか、取っ替えなきゃいけないような、そういったケースはありませんでしたか。
436 ◯委員長(重城正義君) 宗政環境管理課長。
437 ◯環境管理課長(宗政 靖君) 大がかりなものはないんですけれども、トイレの鍵が壊されたり、扉を殴られて壊されたり、あとはペーパーホルダーを壊されたりとかいった、いわゆるいたずらというのはございます。
以上です。
438 ◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。
439 ◯委員(渡辺厚子さん) それは定期的な何か巡回等で発見なのか、市民の方からのお知らせで対応なんでしょうか。まちまちなのかもしれないですけど。
440 ◯委員長(重城正義君) 宗政環境管理課長。
441 ◯環境管理課長(宗政 靖君) 定期清掃が毎日入っておりますので、清掃委託業者の方から報告が上がっております。
以上です。
442 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。大村委員。
443 ◯委員(大村富良君) 114ページの(2)新生児・妊産婦訪問指導員報酬ということで、実際、この事業は何人ぐらいの体制で、どのくらいの実績があるのか、お伺いいたします。
444 ◯委員長(重城正義君) 答弁者。吉田子育て支援課長。
445 ◯子育て支援課長(吉田修三君) 新生児・妊産婦訪問指導員についてでございますが、こちらは15名の嘱託をしてございます。その人数で、新生児796件で訪問指導をしております。
以上です。
446 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。
447 ◯委員(大村富良君) 了解いたしました。
あと、ちょっと探し切れなかったんですけれども、新生児の聴覚検査についてということで、早期に診断した方がいいということで、実際木更津市の取り組みについてどのように、平成30年度行ったのか、まだこれからなのか、わかっているところでお聞きしたいと思います。
448 ◯委員長(重城正義君) 草苅子育て支援課副主幹。
449 ◯子育て支援課副主幹(草苅洋子さん) 新生児聴覚検査についてのご質疑にお答えいたします。
本市では、まだ新生児聴覚検査についての公費負担というところまではいってございませんが、市内の産科医療機関につきましては、全てで新生児の聴覚検査はやれている状況です。ただ、全員が受けているかというと、そうでもないので、母子健康手帳をお渡しする際に、新生児聴覚検査のところに、手づくりなんですけど、聴覚検査を受けましょうねという飛び出すウサギちゃんのシールをつくりまして、それを貼ることによって、聴覚検査を皆さん全員受けてくださいというような、周知をさせていただいております。
以上でございます。
450 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。
451 ◯委員(大村富良君) 積極的に市で取り組んでいるということはよくわかりました。ほとんどの方、全員の方が早期に聴覚検査を新生児が受けられるように、今後とも取り組みをしていただきたいと思います。
以上です。
452 ◯委員長(重城正義君) ほかに。石井徳亮委員。
453 ◯委員(石井徳亮君) 114ページの備考欄9の放射性物質対策事業費の土砂等処分委託費556万5,128円ですけれども、こちらは前年2,637万8,000円と、大幅に金額が減っているんですけれども、こちらについて何か要因があったんでしょうか。
454 ◯委員長(重城正義君) 宗政環境管理課長。
455 ◯環境管理課長(宗政 靖君) 土砂等処分委託費が減った理由ということですけれども、前年度までは自治会等から集められてきた土砂等の処分費を、小型の土のう袋にあったものを大型の土のう袋に移しまして、処分委託をしておりましたが、平成30年度につきましては、小型土のう袋のまま、KCSでの受け入れが可能となりましたので、大袋に移す必要がないことと、KCSでの直接の処理ができるということによって、処分費が大幅に下がったものでございます。
456 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
457 ◯委員(石井徳亮君) それでは、今回そういう処分費用が抑えられるという形のものでしたら、例えば、同程度の量がずっと発生した場合には、このままずっと処分費が抑えられたままという解釈でいいんでしょうか。
458 ◯委員長(重城正義君) 宗政環境管理課長。
459 ◯環境管理課長(宗政 靖君) KCSから排出されるものの放射線量の数値を見ながらになりますが、このままの状況で続けば、一般の自治会等から出る土のうについては、処理できるものと考えております。
以上でございます。
460 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。平野委員。
461 ◯委員(平野卓義君) 115ページの備考欄6、健康増進センター施設費、指定管理料、維持管理費についてお伺いします。
まず、具体的なところから、現在のマシン、市政の概要の91ページに何台という数字が載っていますけれども、以前からの増えたものに対して、ちょっと説明をお願いします。
462 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。
463 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) いきいき館のトレーニングマシンについて、既存の市が委託をしておりますマシンの種類、台数については、変更はございません。指定管理者の自主事業といたしまして、8種類、14台ぐらい持ち込みがございますので、その分が充実しているという状態でございます。
464 ◯委員長(重城正義君) 平野委員。
465 ◯委員(平野卓義君) 台数については変化がないということで、わかりました。
決算資料の280ページを見ると、入場者数の推移がわかるんですけれども、11月から3月にかけて、倍ぐらいの入場者数があります。これは何か入場者数を増やす努力をしたのか、それとも何が原因なのか、お伺いします。
466 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。
467 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 平成29年度の下半期に工事をしておりますので、その間はプール棟は閉鎖でございました。平成30年度は全面オープンですので、平成28年度と比べますと、1割弱ぐらいまだ減った状態ですけれども、数字が戻ってきているということでございます。
468 ◯委員長(重城正義君) 平野委員。
469 ◯委員(平野卓義君) わかりました。
市政の概要の91ページを見ていただきたいと思いますけれども、3ヶ月の定期券がなくなって、今は、子ども、大人、65歳以上という内訳で、値段が設定されていますけれども、その辺、なくした理由と、今後、今、世の中ではジムがはやっていると思うんですけれども、違う意味での人の呼び込みとか考えていれば、お伺いします。
470 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。
471 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 3ヶ月定期廃止につきましては、1回の利用者との利用料の差が激しかったことがございまして、平準化したというのが、一番大きな理由でございます。それに伴いまして、3ヶ月定期と1ヶ月定期の売り上げを比較しますと、基本的には3ヶ月で年4回で買えていたものが、毎月に変えるということで、4倍の数値が出るところですが、1ヶ月定期の利用者はそこまで伸びていません。ただ、利用者が大きく減っていないことと、現場のお声を伺いますと、手続が面倒だということですので、1ヶ月定期にかかる料金へのご理解はいただいているものと思います。
それから、市内では、有料の民間のジムが木更津市はおかげさまで数多くオープンしています。まだまだ増える見込みと伺っております。この中で、公設のスポーツジム、あるいはプールが必要かといった議論もあるかと思いますが、運動習慣を獲得するために、安価で継続しやすい施設として、利用者が伸びている現状を考える、及び施設の寿命等の経費対効果を考えるところからは、健康増進施設としての活用は一定のご理解をいただいているものと思います。ですので、運動習慣へのきっかけづくりとなるような、教室の提供ですとか、スポーツを続けられるような取り組みなどに力を入れて、公の施設としての役目を今後も検討してまいりたいと考えております。
472 ◯委員長(重城正義君) 平野委員。
473 ◯委員(平野卓義君) わかりました。
あと、最近、週末とか祭日に行くと、もう駐車場が入れないような状況が見られますけれども、駐車場の拡張、またテニスコートの再利用とかは考えているのか、お伺いします。
474 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。
475 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) かねてより、次の工事の際には駐車場の拡張を同時に考えたいということで、ご説明してきたところでございます。令和2年度にプール棟の改修工事が基本計画に盛り込まれておりますが、この中では、駐車場の拡張整備工事については含まれておりません。現在は、クリーンセンターのご協力のもと、いきいき館の駐車場に隣接した駐車場を30台から50台お借りしていて、やっと回っている状態ですので、ここへの投資がいきいき館の運営にとって必要なものであるということを、内部でもう少し検討した上で、予算化できればというふうに考えております。
それから、テニスコートの活用についてですが、現在、来年度から5年間の指定管理の募集をしておりまして、締め切ったところでございます。その中で、自主事業として、テニスコートの活用についてのご提案も一部入っておりますので、そういった民間の力をかりての活用が可能であれば、できるだけそれを探り、できない場合についても、継続的に考えてまいりたいと思っております。ただし、駐車場としての活用は、幹線道路からの進入が難しいということで、県から回答が来ているところですので、テニスコートを駐車場に転用するという計画は、今のところ立てづらいものと考えております。
476 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。田中委員。
477 ◯委員(田中紀子さん) 決算書115ページ、旧保健相談センター施設費がありますよね。その旧の場合と、今、新しいところですよね。それで、利用者から見たデメリット、メリット、それから、そこで働く人たちが、よかったねとか、ここは不便になっちゃったねというのが、今思えば、あ、こうだねと、初めのときはいろいろトイレがどうのこうのとあったんですけど、現状、振り返ってみたらどうでしょうか。
478 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。
479 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 朝日庁舎に健康推進課が入りまして、一番のメリットは、やはり窓口が1ヶ所でできるということだと思います。母子手帳の交付等につきましては、保健相談センターまでわざわざ運んでいただいておりましたので、そういったことが1ヶ所でできる、あるいは転入者が予防接種の手続ですとか、1ヶ所でできるというのが、市民の方にとって一番のメリットかと思います。使う側にとりましては、やはりあれだけの建物をフルに使って、乳幼児健診、がん検診等を行っておりましたので、現在の朝日庁舎の1階の外側にありますプレハブ棟が若干狭いということもありまして、ご不便をおかけしている、私どももとても使いにくいということはございます。今後のことはちょっとわかりませんけれども、そういった小さいお子さんを連れたお母さんにとって使い勝手のよい施設は、市民の皆様にとっても使いやすい施設と思いますので、アイデアを出し合って、うまく活用していきたいというふうに考えております。
480 ◯委員長(重城正義君) ほかに。石井徳亮委員。
481 ◯委員(石井徳亮君) 115ページの特定不妊治療助成事業費ですけれども、こちらの成果説明書の方の31ページを見ますと、実助成夫婦組数80組、申請件数120件という表記になっているんですけど、昨年の内容を見ますと、実助成人数81名、延べ137人となっていますけれども、この表記の変わった理由というのは何があるんでしょうか。
482 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。
483 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 特定不妊治療につきましては、年齢と内容によって、制限の回数が異なることと、所得等に応じた要件もあるところから、表現が変わっているんですけれども、県の助成制度に沿った形で、県の助成制度でちょっと届かない部分を市が補っておりますので、県が見直しを行ったタイミングで、私どももそれに合わせて変えておりますので、ちょっとわかりにくい表記になっていて、申しわけないかと思います。件数と人数については、実際に何組、その方が延べ何回といったことを表にしている状態ですので、新しい方の表記でご覧いただくと、わかりやすいかと思います。
484 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
485 ◯委員(石井徳亮君) 組数とか余り変わっていないのかなと思いますけど、実際、特定不妊治療というのは、この予算でこの方々がされたときに、十分なんでしょうか。どのくらいの割合の助成ができていて、どれだけ負担が減っているのかどうかというのを、ちょっと教えていただけるでしょうか。
486 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。
487 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 対象となる体外受精など特定不妊治療は、県の要綱におきまして、種類と年齢と男女とか、いろんな種類が決まっております。先ほどもご説明いたしましたとおり、市の制度は、それの横出しでございますので、不足分を補うという形です。ですので、その木更津市の制度が後追いしたことで、ある程度の負担は軽減されていると思います。1回の申請で上限が10万円とかというふうになっていますので、実際に50万円、60万円かかる治療を、7割5分ぐらいは、県と市と総合するとお手元に行く、あるいは、種類にもよるんですけれども、大分厚い制度となってきているというふうに考えております。
488 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
489 ◯委員(石井徳亮君) 費用面ではよくわかりますけれども、非常にナーバスな部類かとは思いますので、例えば、金額面ではプラスになっても、精神的な面とか何かでやはり相当きついものだと思っておりますので、こういう事業の内容では精神的な相談事業的なものまでというのは難しいのかもしれませんけど、そういったものというのは、県もそうですけれども、県と市でそういう対応というのは、この中でできているんでしょうか。
490 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。
491 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) まず、県に不妊治療の専門の窓口がございます。それから、申請に当たりまして、ある一定のアドバイス等も県の方で行っておりますので、それに伴った支援のご相談については、お受けしている状態です。ただ、私どもにお預かりしている申請時では、そういうアドバイス的なものは、済んでいるといいましょうか、必要とされている場合は少のうございますが、ご相談していただいている中は対応ができているものと考えております。
492 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
493 ◯委員(石井徳亮君) そういった面では十分なアドバイス等も補填していただけるかと思いますけれども、まず、木更津市においても、例えば、市民の方に選ばれる市でなければ、これからの人口減少にも対応できないところがありますので、こういう部分でどんどんどんどん進めていっていただければと思いますけど、こういった面のところの金額、予算的なものをもっと増やして、多くの人数に対応していけるような、対応というのはできるんでしょうか。
494 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。
495 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 年度内に申請をいただいたものは、補正予算等で対応して、全て支出しておりますので、事業の拡大につきましては、県の動向を注視しながらということになりますが、ご不便のないような制度としていきたいと思っております。
496 ◯委員長(重城正義君) ほかに。座親委員。
497 ◯委員(座親政彦君) 決算書の116ページの備考欄3の不法投棄対策事業費の関係でありますけれども、なかなか不法投棄というのは、過去から減らないというふうに、年度によって違うんでしょうけれども、平成30年度は平成29年度に比べて、総体的でいいんですけれども、どんな状況にあるのか、お伺いいたします。
498 ◯委員長(重城正義君) 榎本まち美化推進課主幹。
499 ◯まち美化推進課主幹(榎本和美君) 平成29年度と平成30年度を比較しての状況ということでございますけれども、不法投棄監視員という者を15名市内で委嘱させていただいておりまして、その報告件数だけでも、平成29年度は100件でございましたが、平成30年度は142件ございましたので、やはり数値的には若干増えているというふうに捉えております。
以上でございます。
500 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。
501 ◯委員(座親政彦君) 成果説明書を見ますと、平成30年度で監視カメラ1台購入したというふうに書いていますが、この1台購入でトータル何台になりますか。
502 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。
503 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 合計で6台になります。
504 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。
505 ◯委員(座親政彦君) 6台ということであります。6台がこの件数からして本当にいいのかどうか、不足していないかというのと、これは1台10万5,000円弱ということなんですが、この監視カメラというのは、今ついている残りの5台と同じような性能のものなのか、お伺いします。
506 ◯委員長(重城正義君) 榎本まち美化推進課主幹。
507 ◯まち美化推進課主幹(榎本和美君) 今現在、6台を保有していまして、市内に4ヶ所設置をさせていただいております。全て同じ性能のものでございます。
以上でございます。
508 ◯委員長(重城正義君) 関連。田中委員。
509 ◯委員(田中紀子さん) その不法投棄の監視員の方は、不法投棄を見つけたら、どのような形で市に報告するのでしょうか。
510 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。
511 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 毎月、実施報告書みたいな形で報告書を上げていただきまして、集まった時点でうちの職員がそちらの方の現場に伺っている状況でございます。
512 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
513 ◯委員(田中紀子さん) ということは、1日に見つけたら31日まで報告しないで、次に対応なんでしょうか。
514 ◯委員長(重城正義君) 榎本まち美化推進課主幹。
515 ◯まち美化推進課主幹(榎本和美君) 基本的には、毎月、その人によって隔週か毎週かは分かれますけれども、市内を見回っていただいて、報告書を上げていただきますけれども、緊急性のあるものについては、即電話をいただいて、私ども、その日中には大体現地に行って、立ち会っていただいて、対応をしているところでございます。
516 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
517 ◯委員(田中紀子さん) 道路などは、「らづナビ」で写真を撮って、すぐここがこうでしたよというふうに市に連絡して、対応を考えていくというところがあるので、不法投棄、明らかにこれはというのは、現場がどこなのか、写真を撮って送るだけでも大丈夫なので、紙でやる方もおられるかもしれないけど、そういう方法も今後必要なんじゃないかなと思うんですが、いかがでしょうか。
518 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。
519 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 「らづナビ」、その辺の導入については、検討していきたいと思います。あと、不法投棄監視員以外にも、今、郵便局の方が実際に集配をやっていると思うんですけど、そういった方たちからも、何かの不法投棄とかあった場合については、その都度連絡をいただいていますので、そういった形で対応していきたいと考えております。
520 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
521 ◯委員(田中紀子さん) 郵便局の方というのは、協定して、連絡をもらうようになっているんですか。
522 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。
523 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) はい、そうです。
524 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
525 ◯委員(田中紀子さん) それは件数的に多いんでしょうか。やっぱり毎日郵便で通るから、きのうなかったものが今日あったよとか言って、タイムリーに報告が来るのか、やっぱりそれも1ヶ月まとめて報告が来るのか、どうなんでしょうか。
526 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。
527 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 件数的にはまだそんなにはないんですけれども、ただ、もうその都度、遅くとも翌日ぐらいには連絡が来るような形になっています。
以上です。
528 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
529 ◯委員(田中紀子さん) 割れ窓の理論もあるので、いつもきれいだとそこには捨てにくくなるので、不法投棄が月末とか遅く報告して、それから対応するというよりも、なるべくタイムリーにやるような方向でいくようにしたらいかがかなと思うんですが、監視員からのそんな声というのはありますか。
530 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。
531 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 結局、そこにそのまま放置しておきますと、どんどんごみが捨てられてしまいますので、その辺については、早目に対応の方はしていきたいと考えております。
以上です。
532 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。
533 ◯委員(座親政彦君) 先ほど続けて質疑すればよかったんですが、監視員の方がどういう体制でどういう時間帯でやっているというのは承知していないんですが、仮に監視員の方が現場を、捨てているところを見つけたとした場合の対応というのは、どのようになっていますか。
534 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。
535 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 先ほども申し上げましたとおり、緊急を要する場合については、至急連絡をいただいていますけれども、通常であれば、報告書によって行われております。それで、先ほどちょっと榎本主幹が申し上げましたとおり、毎週見ている方もあれば、2週間に1回、地区内を見ている方もいらっしゃいますので、先ほど申し上げました緊急を要する場合については、対応の方はすぐしているところでございます。
以上です。
536 ◯委員長(重城正義君) 座親委員。
537 ◯委員(座親政彦君) では、あくまでも現行犯というか、現行を見ても、報告書で報告するだけで、特段のアクションはとらないということでよろしいでしょうか。
538 ◯委員長(重城正義君) 榎本まち美化推進課主幹。
539 ◯まち美化推進課主幹(榎本和美君) 行為者が不法投棄をしている現場を発見したときには、当然、直接のやりとりというのは危険性がございますので、控えていただくようにお願いをしてありますけれども、その行為者の車のナンバーであったり、その特徴を控えていただいて、即ご連絡をいただいて、その場合には警察と連携をしてというところも考えております。
以上でございます。
540 ◯委員長(重城正義君) ほかには。渡辺委員。
541 ◯委員(渡辺厚子さん) 決算資料の41ページ、霊園の使用料及び手数料の関係でございます。この手数料の収入未済件数というのが右側の方にございますが、これに対する対応というのは、具体的に対象者にどのように行っているのか、教えてください。
542 ◯委員長(重城正義君) 宗政環境管理課長。
543 ◯環境管理課長(宗政 靖君) 霊園手数料の未納対策でございますが、督促状の送付、催告書の送付を行いまして、あとは電話番号を控えてある方、約200件については、督促状を送った後、電話催告をいたしまして、さらにお盆の時期が比較的在宅率が高いのではないかということで、今年はお盆の期間1週間、電話催告をして、効果も挙がりました。さらに、あとは返戻分、霊園の納付書が戻ってきている分については、もちろん住所の確認はするんですが、それでも追えない方については、今年は霊園墓地に立て看板を立てまして、こちらから連絡したいことがあるんですというような案内をして、こちらに連絡をいただいた方も、6件ほどございます。そのような形で今、対応をしております。今後また10月、11月ぐらいからは、個別の臨戸を予定しているところでございます。
以上です。
544 ◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。
545 ◯委員(渡辺厚子さん) そうしますと、経年の記録を見ますと、平成30年度が114件ということで、多いなとは思いますが、今おっしゃっていただいたような対応の成果が、今年度は見られるのかなと期待していいでしょうか。
546 ◯委員長(重城正義君) 宗政環境管理課長。
547 ◯環境管理課長(宗政 靖君) 昨年以上の効果が出るように、今、努力しているところでございます。
548 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。
549 ◯委員(大村富良君) 決算書の110ページの9番、君津郡市広域市町村圏事務組合負担金となっていますけれども、お聞きしたいのは、夜間急病診療所、また、あと待機施設ということで、説明書の29ページに金額は載っているんですが、実際、平成30年度、対応した病院・施設等、おわかりでしたらお聞きいたします。
550 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。
551 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 夜間急病診療所につきましては、夜間急病診療所の場所に、ドクターが、先生と看護師、スタッフなどが来て、そこの場で診察していただくものです。先生方の数は20名から25名ぐらいというふうに伺っております。それから、二次待機施設のご協力の医療機関は12ということでございます。
552 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。
553 ◯委員(大村富良君) それでは、今年度は平成30年度と同じ体制で進められているのか、少なくなったんでしょうか、お伺いします。
554 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。
555 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 二次待機施設につきましては、同じ数でございます。夜間急病診療所につきましては、主に木更津市の先生方のご協力が多いんですけれども、人数的には同じくらいというふうに伺っております。
556 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。
557 ◯委員(大村富良君) 今回、何で質疑したかということなんですけど、救急車を呼んで、受け入れる病院が決まるまでなかなか出発できないということを、よく聞くんですけれども、そういったときに君津中央病院の役割というか、三次救急というのは承知しているんですけれども、もう少し君津中央病院に頑張っていただくことができないかという、その辺のことをお聞かせいただければと思います。
558 ◯委員長(重城正義君) 小磯健康推進課長。
559 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 二次待機施設の先生方からも、ドクターが手が離せないとか、受け入れが難しい状態のときには、君津中央病院で患者を引き受けてほしいというご要望もございまして、君津中央病院では、二次待機の先生方からの依頼があった場合は、原則受けるようにということで、対応をしております。
560 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。
561 ◯委員(大村富良君) 最終的というか、君津中央病院に行って、本当に命を救っていただくということで、君津中央病院の役割は大きいと感じておりますので、今後とも君津中央病院と、負担金、多額な金額を木更津市も負担しているわけなんですけれども、ぜひ協力について細かく話をしていただきまして、受け入れの方をお願いできればと思います。
562 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
563 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、以上で、衛生費のうち第5項保健衛生費についての審査を終了いたします。
答弁席入れ替えのため、暫時休憩といたします。
(午後1時54分)
───────────────────────────────────────
(午後1時55分)
564 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。
それでは、117ページから121ページまでの第20款衛生費のうち、第10項清掃費及び第15項上水道費について、審査願います。
ご質疑願います。田中委員。
565 ◯委員(田中紀子さん) 決算資料の106ページ、指定ごみ袋に係る一般廃棄物処理手数料なんですが、指定ごみ袋の販売量が見込みを上回ったためというふうに、コメントが書いてあります。そこで、指定ごみ袋で何リットルのものが人気があるのか、ここのところの傾向というのが変わってきていたら、教えていただきたいなと思います。
566 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。
567 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) では、比率の方でお話しさせていただきます。まず、燃やせるごみですけれども、小袋、20リットルのものが、ほとんど変わらなくて約10%前後、中袋と呼ばれる30リットルのものが30%程度、45リットルの大袋が60%程度でございます。また、燃やせないごみにつきましては、小袋、こちらも20リットルですけれども、およそ20%、中袋の30リットルが30%前後、45リットルの大袋が50%というような比率で、ここ数年は推移しているところでございます。
568 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
569 ◯委員(田中紀子さん) ありがとうございました。
ごみ袋を大きくすると、高齢者が重いのをたくさんは持ち運びできないので、小袋で十分だわという声が届くので、ちょっとお聞きしたんです。今のごみ袋でも大きいと考える人がいて、よその地域から引っ越してきた方で、小さければごみを出す量も少なくして、一生懸命頑張って入れるけど、持ち運びも自分も楽だしというのがあって、今後、もうちょっと小さいごみ袋にすると、値段はかかるけれども、そんなにお得じゃないというような形なのか。やっぱりこれで我慢していただいた方がいいのか、まださらに小さいようなごみ袋をあえてつくって、ごみの家庭から出る総量を減らすような形にできるのか。ちょっとそこのご見解は教えてください。
570 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。
571 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 現時点で、木更津市の場合ですと20リットルが一番小さいんですけれども、それ以下のものをつくる予定はないのかという問い合わせが、ほとんどない状態でございます。ただ、今後、特にお年寄りのひとり暮らしとか、そういった方たちとかから、そういった要望とかが、もし多数出てくるのであれば、検討はしてまいりたいと考えておりますけれども、今のところ、20リットル以下のものをつくる予定は現時点では考えておりません。
以上でございます。
572 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
573 ◯委員(田中紀子さん) ということは、市民の意識とか、そういうのをちょっと調査してみて、それが多ければ、検討するような方向もあり得るということでよろしいですか。
574 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。
575 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 今のところ、市民に対してアンケートとかとるということはちょっと考えておりませんけれども、もし要望等が多数出てくるようであれば、検討はしていきたいと思います。
以上でございます。
576 ◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。
577 ◯委員(渡辺厚子さん) 余りそういう声が届いていないということですが、私も田中委員と同じで、よそから越して見えた方で、若い世帯の方でも、10リットルのものが出ないかと、特に夏場なんかはそういうのがあるといいなというような、ほかの自治体であるからというようなご意見は、何件か私の方の耳にも入ったんですね。なので、アンケートをとるという予定はないということなんですが、既に10リットルをつくっている自治体もありますので、可能であれば、そういう自治体にそういうのを導入するようになった経緯などを調べていただくというか、参考にしていただけたらと思いますので。ぜひやってください。
578 ◯委員長(重城正義君) 要望ということですので、平野環境部次長、よろしくお願いします。永原委員。
579 ◯委員(永原利浩君) 関連ということなので。
1つ、まず教えていただきたいのが、ごみステーションってあるじゃないですか。今回は、この数字なんですね。ごみステーション1ヶ所につき何世帯という、何か基準みたいなのってあるのかな。
580 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。
581 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) これから新しくつくるものについては、およそ10軒程度で1ヶ所ということで、想定しております。ただ、以前からあるところで、自分のところで申しわけないですけど、自分のところは約30軒ぐらいの方が利用しています。昔から使っているところはそういうのもありますけれども、新しくつくる場合については、およそ10軒程度で1ヶ所というような形で考えております。
以上でございます。
582 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。
583 ◯委員(永原利浩君) そうしますと、先ほどのごみ袋の小型化ね。持ち運びができないと言うおじいちゃん、おばあちゃんもいて、実際、集めて持っていったこともあるんですけど、最終的には戸別の収集というのも検討していく時期なんじゃないかと思うんですよ。先月8月に京都の方に行ったときに、一部では戸別、ほぼ戸別かな、二、三軒に1ヶ所ぐらいのところで、木更津も何か聞くところによると、かなり狭い範囲でぱぱぱぱっと出しても、収集をしている場所もあると聞いている中で、将来的な考えとして、戸別収集もテーブルの上にあるのかな。それをちょっと聞きたいなと思いますけど。
584 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。
585 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) ある地区では、以前からやっていたところで、一戸一戸やっている地区が実際にはあります。ただ、現状、毎年100件近くごみステーションが増えていて、今のところ、6,500ヶ所ぐらいですか、ある中で、これ以上増やすのも、収集に支障を来しておりますので、現時点では考えていませんけれども、今後、例えば高齢化が進んでいった中では、検討すべきかとは考えておりますけれども、現時点では戸別の方は考えていない状況でございます。
以上です。
586 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。
587 ◯委員(永原利浩君) 実際問題として、かなりご高齢の方が、20リットルとか30リットルぐらいのごみ袋を、何というの、ちょっとした買い物を引っ張るのがあるじゃないですか、ああいうのに載っけて、ちょっと引っ張っていくのもヒーヒー言っている姿を見ると、最終的には戸別収集しかないんじゃないかという考え方なんですけど、今のお答えだと、ごみステーションの数を増やすと大変だというと、イコール、戸別収集はできないという答えで今終わっちゃったような感じがするところなんですけれども、でも、ニーズとしては、例えば、新興住宅の新しいようなまちは、若い世代がいるから、まあぽつんぽつんでもいいのかなと思うんですよ。でも、とは言っても、自分のうちの前がごみ集め場所になるのが嫌だから、地区によっては、たしかプラスチックケースか何かを順繰り順繰り家の前を回していって、公平にごみ置き場をつくるというアイデアもあるじゃないですか、そういう方法もあるけど、高齢化している地区に関しては、ちょっと差別化でも、そこは申しわけないけど、もうちょっと狭く、今あるところを倍にしてあげるとかというのを、市民サービスも全てに公平である必要はないと思うので、場所場所に合った集め方をちょっと研究してもらいたいなと思います。
意見です。
588 ◯委員長(重城正義君) 要望ですので、よろしくお願いします。
ほかにご質疑。田中委員。
589 ◯委員(田中紀子さん) 補助金関係をお聞きします。
ごみ減量化資源化推進助成金、これは縮小の予定なんですね。今後、効果を検証して、新たな事業の検証と補助のあり方検討が必要だというふうに、行政改革推進室は考えておられるようなんですが、環境部としては、どの程度これを検討を進めてきたのか、今後の予定も含めて、ご見解をお願いします。
590 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。
591 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) ごみ減量化資源化推進助成金でございますけれども、排出段階におけるごみの減量化と、市民のリサイクル意識の向上を図るために、回収した登録団体、回収していただいた組合に対して、助成をしているものでございます。近年、件数自体減ってきておりますけれども、ごみの減量化・資源化を進めている中では、当面の間、現事業を進めていきたいと考えています。
以上でございます。
592 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。石井徳亮委員。
593 ◯委員(石井徳亮君) 119ページの最終処分関係費7,253万1,931円ですけれども、こちらの方は、平成29年度が6,628万9,000円で、600万円ほど多くて、量も200トンほど多いんですけれども、これは平成30年度だけの内容なのか、増えていっている傾向なのか、ちょっと教えていただければと思います。
594 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。
595 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 平成30年度、ごみの処理量が増えた関係で、最終処分量が増えたということでございます。
以上でございます。
596 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
597 ◯委員(石井徳亮君) 処理量の増えた要因というのは、何かあるんですか。
598 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。
599 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) ごみが増えた、可燃ごみ、特に許可系のごみですね。許可系のごみというのは、企業から出るごみですけれども、そういった可燃物のごみの量が、例えば、アウトレットの増床とか、ホテルの開業、あと福祉施設が結構増えていまして、そういったものが今までは結構ごみステーションに出していたものが多かったんですけれども、それは事業に伴うものですので、許可業者の方に依頼しているというような形で、そういったごみが増えたことによって、可燃ごみが増えて、最終処分量が増えたということでございます。
以上です。
600 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
601 ◯委員(石井徳亮君) 開業に伴って、ごみも増えてくるという形ですので、これからまたどんどんそういう企業が増えてくれば、こういうごみも増えてくるという話になりますけれども、この辺なんかで、例えば、そういう業者の方にごみの減量化を依頼するような話とか、そういったものというのは協力を得られるんでしょうか。
602 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。
603 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 昨年度、商工会議所を通じまして、事業系ごみの削減についてということで、チラシというか、パンフレットを作成して配ったところでございます。それから、大きい事業所については、計画を事前に出していただいて、その中でごみの減量化に努めていただきたいというような形をとっておりますので、今後、また新しく企業等が増えてきた場合については、そういったチラシとかパンフレットを配布して、ごみの減量化に努めていきたいと考えております。
以上です。
604 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
605 ◯委員(田中紀子さん) 決算資料の107ページなんですが、日本容器包装リサイクル協会有償入札返還金というのがあるんですね。予算編成時は収入の見込みがなく、決定通知の時期が平成30年度末になったためとあるんですが、この金額を見ると、前のときよりもちょっと減っているように思うんですけど、ごみの質が汚れたままリサイクルに出しちゃったから、ランクが低くなったのか、リサイクルに出す資源ごみが少なくなったのか、そこのところはどんな状況でこの数値なのかなと思って。お願いします。
606 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。
607 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 金額が減ったことにつきましては、再商品化するに当たりまして、委託単価が減少して、それに伴って返還金の額も減少したものでございます。
以上です。
608 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
609 ◯委員(田中紀子さん) 具体的に委託単価は何が減った、幾らとは言わなくていいんですけど、例えばペットボトルの委託単価が減ったのか、缶がそうなのかとか、何かいろいろあると思うんですけど。お願いします。
610 ◯委員長(重城正義君) 平野環境部次長。
611 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 平成30年4月から平成31年2月までの引き取り分については、上期がトン当たり2万3,000円、下期が2万8,600円でございました。平成29年度の実績ですが……。すみません。ちょっと単価の方が出ていませんので、申しわけないんですけれども。
612 ◯委員長(重城正義君) それでは、平野環境部次長、後ほど報告をしてください。
次の質疑。大村委員。
613 ◯委員(大村富良君) 117ページの合併処理浄化槽設置促進事業費についてですけれども、平成30年度は件数がどのくらいあったのか。それと、その件数は申請の何割ぐらい補助が受けられたのか、お伺いします。
614 ◯委員長(重城正義君) 綱島まち美化推進課主幹。
615 ◯まち美化推進課主幹(綱島利明君) まず、件数でございますけれども、平成30年度の決算で申しますと、内訳といたしましては、新規が24件、転換が7件ございまして、そのうちの単独が5件、くみ取りが2件で、合計で31件となっております。こちら、予算では38基用意しておったものですが、実際には31件ということで、率にいたしますとおよそ82%ということになります。
以上でございます。
616 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。
617 ◯委員(大村富良君) それでは、確認なんですけれども、それぞれの件数ごとに補助金額というのは、違うということでよろしいでしょうか。
618 ◯委員長(重城正義君) 綱島まち美化推進課主幹。
619 ◯まち美化推進課主幹(綱島利明君) まず、新規でございますが、こちらは44万4,000円となっております。内訳としましては、国の補助金が14万8,000円、県の補助金及び市の補助金も同額の14万8,000円で、合計で44万4,000円となっております。
この転換補助金でございますけれども、こちらは単独でございます。単独ですと、新規にやるのではなくて、単独浄化槽から合併浄化槽に転換するとなりますと、62万4,000円が補助されます。内訳でございますけれども、国と県と市でそれぞれ14万8,000円、さらに上乗せ分としまして、県が9万円、市が9万円の合計で62万4,000円となります。
次に、くみ取りでございますけれども、こちらは54万4,000円の補助となります。内訳としましては、国・県・市でそれぞれ14万8,000円、合計で44万4,000円、そして、県が5万円及び市が5万円の54万4,000円の補助ということになっております。
以上でございます。
620 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
621 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、以上で衛生費のうち、第10項清掃費及び第15項上水道費についての審査を終了いたします。
ここで、14時35分まで休憩といたします。
(午後2時13分)
───────────────────────────────────────
(午後2時36分)
622 ◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。
先ほどの環境部の関係で、平野次長から報告をお願いいたします。平野環境部次長。
623 ◯環境部次長・まち美化推進課長(平野義視君) 先ほどの田中紀子委員の質疑にご答弁申し上げます。
平成29年度の単価ですが、上期が4万42円、下期が2万8,513円、平成30年度が、上期が2万3,000円、下期が2万8,600円でございます。品質、それから実際に引き渡した量については変更はございませんので、この有償入札を行っている中で、再商品化の事業者は入札で決定しておりますので、需要があったということで、値段が高くなったと思われます。
以上でございます。
624 ◯委員長(重城正義君) それでは、121ページの第25款労働費について、審査願います。
ご質疑願います。石井徳亮委員。
625 ◯委員(石井徳亮君) それでは、労働費の就労支援事業費の子育て期の女性就労支援事業費のことで、ちょっとお伺いします。
成果説明書の方の本文を見ますと、「就労支援セミナーや企業説明会等を実施する」という形になっているんですけれども、「子育て期女性・中高年を対象とした」となっていますけど、中高年も同時にこのセミナーに参加されていたんでしょうか。
626 ◯委員長(重城正義君) 兵藤産業振興課長。
627 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) 当該子育て期の女性就労支援事業につきましては、子育て期の女性限定でやっております。
以上でございます。
628 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
629 ◯委員(石井徳亮君) それでは、この中高年を対象としたのは、別に開催したという形でよろしいんでしょうか。
630 ◯委員長(重城正義君) 兵藤産業振興課長。
631 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) はい。中高年の方につきましては、民間事業の方のご協力をいただきながら、別枠で実施をしております。
以上でございます。
632 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
633 ◯委員(石井徳亮君) それでは、別枠で実施されたという話ですけれども、中高年の方の就労支援のセミナーを受けて、どれだけ効果が出たか、ちょっと教えていただければと思います。
634 ◯委員長(重城正義君) 兵藤産業振興課長。
635 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) 今回のセミナーにつきましては、民間のコンビニのご協力をいただいて、高齢者の方がなるべく働きやすい時間帯に、スポット的に、例えば2時間ですとか、午前中だけとか、そういった時間で、重労働ではない範囲の中で働けないかというところで、コンビニの方に来ていただきまして、コンビニではこういった仕事がありますよとか、関連の仕事についてご説明をいただきまして、なるべく高齢者の方が、こんな仕事もあるんだなとか、これなら自分でもできそうだなとかいう、そういったところでセミナーを開催させていただいたところでございます。
636 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
637 ◯委員(石井徳亮君) コンビニとかの仕事を紹介していただいたという話ですけれども、実際それで就労にどれだけつながったかという結果、効果的なものを教えていただきたいと思います。
638 ◯委員長(重城正義君) 兵藤産業振興課長。
639 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) 平成30年度につきましては、3名の方が採用につながりました。
640 ◯委員長(重城正義君) 田中委員、どうぞ。
641 ◯委員(田中紀子さん) では、何人受けて、3人か。
642 ◯委員長(重城正義君) 鈴木産業振興課主幹。
643 ◯産業振興課主幹(鈴木昭宣君) コンビニの就職の説明会につきましては、6名が参加されまして、そのうち3名が採用されたということで、それが2回ございますので、トータル6名ということになっております。
以上です。
644 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
645 ◯委員(田中紀子さん) わかりました。
子育て期の女性なんですけれども、このセミナーに参加するときに、子どもを預ける場所がそこであったのか、預けた人でないと参加できなかったのか、そこを教えてください。
646 ◯委員長(重城正義君) 兵藤産業振興課長。
647 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) 今回のセミナーにつきましては、お子さんのいる方につきましては、保育つきというところで、事前に申し込みをいただいて、ご利用をいただいているところでございます。
648 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
649 ◯委員(田中紀子さん) では、その状況はどんな感じで、お子さん連れの方が保育に預けて、セミナーを受けた方はどのくらいおられたんですか。全体の何割ぐらいとかでも結構です。
650 ◯委員長(重城正義君) 答えられますか。では、後ほどご報告願います。
次の質疑者。質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
651 ◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、次に、122ページから128ページまでの第30款農林水産業費について、ご審査願います。
ご質疑願います。石井徳亮委員。
652 ◯委員(石井徳亮君) それでは、123ページの青年就農者確保・育成給付金事業費の、具体的に給付をした事例をちょっと教えていただきたいと思います。
653 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。
654 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 平成30年度につきましては、畔戸にて観光いちご園を経営しております夫婦1組に対し112万5,000円、次に、矢那にて加工キャベツを栽培しております方に156万2,500円、また、万石にてブロッコリーを栽培しております方に150万円の、計3組、4名の方に対しまして、支給してございます。
以上でございます。
655 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
656 ◯委員(石井徳亮君) この新規就農者、何組かの方ですけれども、もともと地元の方が受けられたのはどれでしょうか。
657 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。
658 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 地元の方がその場所でというのは、万石地区にてブロッコリーを行っている方でございます。
以上です。
659 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
660 ◯委員(石井徳亮君) どうしてそういう形で聞いたかといいますと、地元の農業者の方とも話なんかするんですけれども、地元での後継者というのがほぼほぼいないんですね。農業者で10人、20人ぐらい集まってきて、例えば、これからの農業をどうしようかという話をしたことがあったんですけれども、ほぼほぼ解決の案が出てこないんですよ。今の若い人は苦労したがらないですよという話だし、親も苦労させたがらないでしょうという話になってくるし、いろんな耕作放棄地とか何かという話で、すごく難しいんですよ。だから、外に向けての、例えば来ていただくのもすごくありがたいんですけれども、地元の方に対して、自分のところの田んぼとか畑なんかも持っている若い方なんかもいらっしゃるんですけれども、そういう方の掘り起こしというのを、本当にやっていかないと、どうしようもなくなってしまうのかなと思うんですけど、その辺なんかはどうなんでしょうか。
661 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。
662 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 市といたしましても、やはり、今、委員がおっしゃったことは、非常に大切なことだと考えております。地元の方にも市の方から説明会等は開催して、その辺の調整も図ってまいりたいと考えております。
以上です。
663 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
664 ◯委員(石井徳亮君) 実際問題、近い将来危うい状況がありまして、矢那で稲作をやっている方で、ほかの方の田んぼも借りて、それも依頼されてやっているんだと思うんですけど、3名ほどいらっしゃるんですけど、その3名がもうやれなくなっちゃったりなんかすると、いきなり30町歩や40町歩の田んぼが耕作放棄地になっちゃうんですよ。結局、うちは農業をやめるからやってねというと、自分のところの機械は全部処分しちゃうので、機械がもうなくなるので、また始めようというには多大なお金が必要になってくるので、例えば、5反かそこらのところで、また新規に全部買うというのは、まず物理的にする人がもういませんので、その3人の方が何らかの支障ができてやれなくなったときには、本当に遊休農地、耕作放棄地だらけになってしまう可能性がすごく強くて、もう数年の間に何人かは出てきちゃう可能性も出てくるので、そういった点では、非常にその辺を懸念してるんです。
ですから、例えば、もう近い将来のことからもう今から始めなくちゃいけないことが、ほぼほぼいっぱいで、考えれば考えるほど不安になってくることばかりなんですよ。その点については、本当にいろんな全部の項目がそうなんですけど、今すぐやらなくちゃいけないことだらけなんですけど、その点について、例えば行政も農協も、県の農業事務所と連携をとっているというような話が出ていると思うんですけれども、その連携自体についても、直接の現場というものを余り知らないような話も聞こえてくるので、結局、だから集落営農をやったらどうだとかという話になりますけど、結局はそれすらやる人もいなくなってきてしまうので、その辺のことについて、地元住民は本当に近い将来耕作放棄地だらけになるという不安を持っているんですけど、そういったことについてはお考えは聞けるんでしょうか。
665 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。
666 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 今お答えできることといたしましては、やはり、委員に先ほどご答弁申し上げましたけれども、やはり市独自で推進していく対策を講じていくというのは、なかなか難しいことでございますので、県・農協と連携をとって、進めていくのが得策だと考えております。
以上です。
667 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
668 ◯委員(石井徳亮君) これは農業振興費のところからの話なんですけれども、結局、そういう耕作放棄地だらけのところに、住む人がいなくなってきてしまうんですよ。そうしますと、何が起こるかというと、地域自治もそうなんですけれども、どんどんどんどん衰退していくばかりで、今回のような自分の土地すら管理できないということになると、本当に、今回、話を出していいのかわかりませんけれども、倒木による停電というのは、本当に高齢者がいらっしゃるところなんかで管理ができないところが増えている話だと思いますので、その点について、斉藤委員なんかがよく言われますけど、では、農地を農地として使わずに、ほかの転用ができるようにという形のことなんかも、こちらの農林水産課の方ではなかなかそういう話はできないと思いますけど、農地の転用、農振農用地の変更という形について、こういう状況に近づいている上でも、そちらの方の転用とかというのは、なかなか難しいんでしょうか。
669 ◯委員長(重城正義君) 大野農業委員会事務局長。
670 ◯農業委員会事務局長(大野 淳君) 転用という話ですので、私の方からお答えさせていただきます。
農業委員会が受け持っています業務の中で転用、農地を転用という形でございますが、今のところ、農業委員会の役目といたしましては、今ある農地を、今ある状況で、できる人につないでいくと、農地利用の適正化ということで、最初、委員がおっしゃったように、今後、どういうふうにするのかと。これから、今、国の方の施策でもあります、人・農地プランの見直し、私どもと農林水産課、県と一緒になって、人・農地プランの見直しをやって、5年先、10年先の農地をどうやってつないでいくかという、今後の見通しの地図を作成していくというのが、今後の農業委員会の役割となってきております。それに関しましては、農業委員・農業推進委員中心に、今後、入っていって、地域の方の細かいお話を吸い上げて、より現実的なもので地図をつくっていくというような方向で、今後、動いていきたいと考えております。
以上です。
671 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
672 ◯委員(石井徳亮君) 人・農地プランという形で、5年先、10年先という形ですけれども、イメージとして、例えば、中郷とか、きれいな耕作地が並んでいるようなところは、農地の集積とか何かでいろんな話がつながってくるとは思うんですけれども、谷津田で囲まれているような、矢那の方とか、清川の地区とかなんかになりますと、貸しても借りる人もいないし、売っても買う人もいないといった形になってくると、地図を描こうにも、山に戻るしかなくなっちゃうような地図しか描けないと思うんですよ。その辺のことで、もうこの地図を思い描くときに、場所ごと地域ごとの方向性というのは、別々に考えて進めるんですか。
673 ◯委員長(重城正義君) 大野農業委員会事務局長。
674 ◯農業委員会事務局長(大野 淳君) 人・農地プランという形で言ってしまいましたけど、基本的には人・農地プランは農林水産課が主でやるんですが、それに伴って、農業推進委員、各地区から農業者の代表として、市の方で、農業委員会からお願いしている人がおりますので、その人の意見とその人が集めていただいた、地元の意見等で、今後作成していきますので、委員おっしゃったように、地区地区で変わってくるというのは当然ございます。
以上です。
675 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
676 ◯委員(石井徳亮君) まさに、先ほど言った地元の人なんかが集まったというのは、農業推進委員というような方と、若い農業者の方で集まって、未来が描いていけないというような話が出たので、これがどうなるかというのが、ちょっと自分の方として非常に不安なんですけれども、これ以上つなげていってもしょうがないので、それこそ行政のやるべきことと、農協のやるべきこと、県の農業事務所がやるべきことというのは、それぞれいろいろ分かれていて、それぞれ深く進められることが多いと思うんですけれども、変な意味で言うと、みんな相手に押しつけ合って、それはうちの仕事じゃないですよという話をお互い押しつけ合っているようなところも見えるので、それぞれがきちんと動いていただくと、全然違うとは思うんですけど、これ以上言っても明確な答弁は出ないと思うんですけど、そういった面では、いろんな各担当のところが自分のことをしっかり仕事をしていただくような形で、強く要望させていただきます。
以上です。
677 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。田中委員。
678 ◯委員(田中紀子さん) 補助金の見直しを点検しているんですが、農林水産課にお聞きします。
3つとも同じ課題が行革の方から出ているんですね。「事業の目的等から継続して実施していく必要があると考えますが、繰越金の額が多額であることから、事業の検証と負担金の必要性を検討する必要があります」という、それがどれかというと、東京湾漁業総合対策事業補助金、千葉県土地改良事業団体連合会負担金、もう一つ、君津地域土地改良協会負担金とあるんですね。平成30年度、この行革の課題に対して、何かアクションがあったり、いや、こういうふうに考えているけど、見解が違うよとか、いや、こういう見解だとか、何かありましたら、ご説明ください。
679 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。
680 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 事業一つ一つの説明でよろしいでしょうか。〔「可能な限りでいいです」と呼ぶ者あり〕まず、土地改良事業補助金につきましては、必要性、効果を検証しておりまして、こちらは揚水ポンプ補修等、必要な費用に対して補助を行うものであり、農家の負担が懸念されている中、必要と考えております。また、補助を実施し、補修工事が行われた結果、揚水作業などの作業効率が向上し、農家の負担が軽減されております。
次に、君津地域土地改良協会負担金につきましても、こちらは繰越金の額が多額であるというような話でございますが、こちらにつきましても、検証した結果、県、4市及び4市の土地改良区が連携して、土地改良事業の発展のために研修・講習などを実施しているものであり、必要と考えております。
次に、千葉県土地改良事業団体連合会負担金、こちらにつきましても、本会は市町村等を会員とする共同組織でございまして、土地改良事業の適切かつ効率的な運営を確保するために、必要と考えております。
林道養老線連絡協議会負担金につきましては、こちらの林道養老線は4市の市域をまたがっておりまして、各市でなく、協議会での維持管理が効率的であることから、4市が協力して取り組んでいるところでございまして、事業の収支については、4市が総会で話し合って決めているところでございます。繰越金額、負担金については、今4市で話し合いをして、改善していきたいと考えております。
東京湾漁業総合対策事業補助金につきましては、こちらの方も、これまで補助事業の効果を検証した結果、施設の維持や漁場改善など、漁業を営む上で必要な補助金であると考えますことから、今後も継続して、支援してまいりたいと考えております。
以上です。
681 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。石井徳亮委員。
682 ◯委員(石井徳亮君) 125ページの畜産業費ですけれども、家畜伝染病対策事業補助金14万円、これは想定されるのは鳥インフルエンザとか、豚コレラだと思うんですけれども、この14万円でどんな事業の補助をしているのか、教えてください。
683 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。
684 ◯農林水産課長(松吉 啓君) こちらは養豚農家の経営安定化を図るため、豚丹毒病の予防接種への補助を行いました。具体的には、養豚農家1戸、2,800頭分、1頭50円を補助したものでございます。
以上です。
685 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
686 ◯委員(石井徳亮君) それでは、今いろいろ鳥インフルとか豚コレラとか、そういったものに対しての、改めて、これから発生し得るというか、おそれのあるものについての具体的な対策というものは、まだ考えていないということでしょうか。
687 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。
688 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 現在のところは考えていないところでございますので、また県と調整し、今後検討していきたいと考えております。
以上です。
689 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
690 ◯委員(石井徳亮君) 今回、埼玉の方で豚コレラが発生したことですけれども、当初、イノシシが媒介しているのではないかといったところがあったんですけれども、途中を飛び越して埼玉に来ているということになってくると、イノシシじゃないだろうという話なんかも出ているそうで、そうなってくると、餌を運ぶ車かどうかわかりませんけれども、車による媒介とか、そういったものが考えられてきますので、そうなってくると、あっというまに日本全国に広がってくる可能性が強いですので、そういったものについて、対策なり、研究なり、そういうことを今から、鳥インフルなり、豚コレラなりのものを始めておかないと、いざなったときの対応をどうするかということまで考えておかないと、なかなかそのときになってからどうしようかというと、手遅れになってきてしまう場合もありますので、その点のことも念頭に置いていただきたいんですけど、どうでしょうか。
691 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。
692 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 先ほども申し上げましたが、またその辺は状況を確認後、県とも調整をしていきたいと考えております。
以上です。
693 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
694 ◯委員(田中紀子さん) 2,800頭に1頭当たり50円ずつ補助とおっしゃいましたか。
695 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。
696 ◯農林水産課長(松吉 啓君) はい。2,800頭に1頭当たり50円の補助でございます。
697 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
698 ◯委員(田中紀子さん) 実際、1頭当たり幾らかかるあれなんでしょうか。伝染病対策、ワクチンか何か予防接種か何か知らないけど、かなり高い金額なんだけど、50円だけなのか。安くて、それだけあげれば大丈夫だよというのか、ちょっとそこのところが、犬の狂犬病とかだったら、もう絶対しなくちゃいけませんよとかなっていて、幾ら払いなさいといって、3千幾ら出して、犬を飼っていたりとかしますよね。これの場合は1頭補助というのが、補助じゃない部分は生産者が自分でやる。そうすると、強制的じゃなければ、ちょっとやめようかなとか、負担が大きいなというのがあるのかなと思うんですけど、様子がわからないので、ご説明いただけたらと思います。
699 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長、1頭当たりどのくらいかかるか、それをずばっと言ってもらえば、それで結構です。松吉農林水産課長。
700 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 申しわけございません。把握してございません。
701 ◯委員長(重城正義君) 後ほどわかりますか。松吉農林水産課長。
702 ◯農林水産課長(松吉 啓君) はい。確認しまして、ご報告いたします。
703 ◯委員長(重城正義君) では、報告願います。田中委員。
704 ◯委員(田中紀子さん) そしたら、調べて、それがかなり乖離があって、自己負担が多いとかいうんだったら、よそのところはどうなのか、酪農が盛んなところとか。そういうのも見て、存続できる営業体制になるのかというところも含めて、ご検討いただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
705 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。
706 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 現状を把握いたしまして、今後、検討していきたいと考えております。
以上です。
707 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。
708 ◯委員(大村富良君) 125ページの道の駅についてお伺いします。
まず初め、21番の道の駅施設改修事業費、この内容についてお伺いいたします。
709 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。
710 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 道の駅施設改修事業費の内容についてでございますが、道の駅来場者への利便性や快適性を向上させるため、休憩施設、照明灯の設置や生産者バックヤード屋根設置工事等を行ったものでございます。また、今年度、駐車場拡充のための土地購入を予定しておりますが、その準備といたしまして、昨年度、土地購入に伴う用地測量や不動産鑑定業務を実施いたしました。
以上でございます。
711 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。
712 ◯委員(大村富良君) 平成30年度は施設を増設したということでいいんですか。ちょっと休憩施設を広げたということでしょうか。
713 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。
714 ◯農林水産課長(松吉 啓君) ベンチ等休憩施設を新規に設置いたしました。
以上です。
715 ◯委員長(重城正義君) 大村委員。
716 ◯委員(大村富良君) 了解いたしました。
それと、あと、20番の道の駅維持管理運営費について、2,899万8,000円ということで上がっているんですが、この道の駅の売り上げ等、地域にかなり貢献していると思うんですが、その辺の効果についてお伺いいたします。
717 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。
718 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 昨年度、4月1日から3月31日までの売り上げでございますが、約7億1,000万円でございまして、1日平均196万円ということになります。効果という面で、レジの通過数でございますが、昨年度、約50万人の方がレジ通過したということで、単純に来場者ですけれども、2倍といたしますと、少なく見積もっても100万人の方が訪れているということになります。
以上です。
719 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。その前に、石井農林水産課主幹。
720 ◯農林水産課主幹(石井良幸君) 先ほどの田中委員のご質疑にお答えします。
豚丹毒ワクチンの接種料金ですが、1頭当たり176円で、補助が50円ですので、1頭当たりの負担が126円です。
721 ◯委員長(重城正義君) それでは、改めてご質疑。石井徳亮委員。
722 ◯委員(石井徳亮君) 127ページの林業振興事業費、林業振興補助金ですけれども、こちらは成果説明書の本文において「計画的に行われる間伐などの森林の整備・保全や、里山活動団体に対し支援を行い林業の振興を図るとともに、林道の維持管理を行った」という形なんですけれども、計画的に行われる間伐という話なんですけれども、これは地区を決めて、所有者を調べて、順々にやっているのか、その辺のことをちょっと教えてもらっていいですか。
723 ◯委員長(重城正義君) 石井農林水産課主幹。
724 ◯農林水産課主幹(石井良幸君) 千葉県森林整備事業の間伐事業に対しましては、その前に、事業者である千葉県森林組合が経営管理計画というものを立てます。その中で、その森林の所有者と間伐等の計画をまず立てて、それに対しまして、その計画を承認した上で、事業が実施されております。
以上です。
725 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
726 ◯委員(石井徳亮君) 私の家でもちょっと間伐をお願いしたんですけれども、実際問題、間伐はこっちの負担でやるものだとばかり思っていて、どうしようかなと思っていたら、国の方の予算でただでできますよという話なので、お願いしたんですけれども、そのときに、5ヘクタール以上だったかな、何かその辺の事業者を何件かまとめて、集まった時点で申請して、その都度やっているという話を聞いたんです。そうなってくると、この計画的に行われるという話がちょっと、話が出てきたらその都度やっていくという話にちょっと自分が見えたんですけれども、その辺についての計画的にというものと、整合性がとれていないような気がするんですけど、その辺はどうでしょうか。
727 ◯委員長(重城正義君) 石井農林水産課主幹。
728 ◯農林水産課主幹(石井良幸君) 全体の森林整備の現況につきましては、森林所有者が入っています千葉県森林組合の中で計画、間伐が必要なものについて検討されておりますので、その中で毎年度事業計画、来年度は5戸を実施するという形で計画的に進めているというふうに聞いております。
以上です。
729 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
730 ◯委員(石井徳亮君) 森林組合の方の話にそういう話を振られていくと、森林組合の方から間伐しませんかという話は一度も来たことがないので、結局、森林組合の方も管理ができているかどうかというと、管理ができていないんですね。結局、何が言いたいかというと、植林してある森林であっても、地目が森林でなければ、雑種地とか畑とかという地目になっていた場合には、間伐の対象に合致しないという話なんです。ですから、その辺をその都度、その都度、森林になっているかどうかというのを、地主が確認しなければいけない形になっているので、森林組合の方もそこを全体的に管理ができているかというと、把握はできていないと思うんですよ。その点のことを行政の方もその辺手助けをするとか、何か森林についての情報を出すとかしないと、そういう間伐を計画的にしていって、主要な林業としての業が進まないはずなので、その辺の行政としての動き、これからどうするかという話をちょっと教えていただければと思います。
731 ◯委員長(重城正義君) 石井農林水産課主幹。
732 ◯農林水産課主幹(石井良幸君) 木更津市の森林整備事業の計画につきましては、木更津市森林整備計画というものがございますが、今年度から森林環境譲与税を使った森林整備ということで、今年度、新たにそういった現況を踏まえた、実際の森林整備を具体的にどういうふうに進めていくという、長期的な計画、また当面の計画とか、そういった木更津市の森林整備の方向性とか、計画を今年度策定する予定でございますので、その中で、森林組合とか関係者の方の意見を聴きながら、計画を策定していきたいと考えております。
以上です。
733 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
734 ◯委員(石井徳亮君) では、ちょっとしつこいような話で申しわけないんですけれども、今現時点では、間伐を進めていくべき森林を把握していないという形でよろしいんでしょうか。
735 ◯委員長(重城正義君) 石井農林水産課主幹。
736 ◯農林水産課主幹(石井良幸君) 現在の事業の進め方とすれば、千葉県が補助事業があるということで、事業主体千葉県、主に千葉県森林組合の方から、ここを間伐したいという形で、事業が上がってきたものに対して補助していくという形で、事業が進められておりますので、千葉県森林組合に入っていない森林などにつきましては、現在のところ、その辺の周知がされていないこともあるかと思いますけど、今後はそういうところも調査しながら、間伐などの整備事業のあり方を検討していきたいと思います。
以上です。
737 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
738 ◯委員(石井徳亮君) 結局、森林組合の方からは、地権者に、市役所に行って、森林かどうか地目を確認してくださいよと話になっちゃうんですよ。結局、森林組合の方も、そういう話が出てきて、では、やりましょうか、では森林かどうか確認してきてくださいよと、そこから話を持っていくような形なので、これから今年あり方を考えるというからには、間伐するべき森林をまず把握しなくちゃいけないと思うんですけれども、その辺のことに、森林組合とその前に情報交換しながら、間伐すべき森林を把握していただきたいとは思うんですけれども、その辺なんかはどうでしょうか。
739 ◯委員長(重城正義君) 石井農林水産課主幹。
740 ◯農林水産課主幹(石井良幸君) 木更津市全体の中で、間伐が進んでいなくて、所有者の方で管理できないような森林も、今年度、その計画の中で洗い出しをしていくことを考えていますので、整備が進んでいないような森林を間伐する方向で、検討していきたいと思います。
以上です。
741 ◯委員長(重城正義君) 石井委員。
742 ◯委員(石井徳亮君) 先ほども後継者の方でも話をしましたけれども、やはり行政がするべきこと、森林組合がするべきこと、それぞれの者がやるべきことというのは、それぞれやってもらわないと、間伐すべき森林も間伐しないで終わっちゃいかねないので、その辺のことは把握をすることを強く要望しておきます。
743 ◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。田中委員。
744 ◯委員(田中紀子さん) 道の駅なんですけれども、結局、指定管理料が2,899万8,000円で、改修が約570万円、使用料で収入が約4,319万円入ってきているということで、差し引きもうかっているなというところがあるんですが、この改修をしたのは、今先ほど説明があったら、壊れたのを直すのではなく、より良く使い勝手がよいように、増築したみたいな形なんですが、そうなると、使用料というのは値上がりしたんでしょうか。前のままの使用料の金額で、設備がよくなったというふうに解釈していいんですか。
745 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。
746 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 使用料は指定管理者と契約を締結しているんですけれども、14年間ということで契約しておりまして、使用料につきましては、変更はございません。
747 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
748 ◯委員(田中紀子さん) ということは、今後、より良くここに何々をつくってくれといったときは、つくった場合は市のお金は出ていくけれども、使用料は金額は変わらないという形で、今後のそういうメンテナンスで直すんじゃなく、こういうのを変えていったときに、増えたときは、そこでちょっと上乗せという話はできるんでしょうか。
749 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。
750 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 使用料につきましては、売り上げ金額で設定されておりますので、施設がよくなれば、売り上げもよくなるということも、相乗効果があると思います。
751 ◯委員長(重城正義君) 田中委員。
752 ◯委員(田中紀子さん) 売り上げが上がれば、使用料もどんどん増えていくので、定額じゃないということですね。ということは、売り上げが低くなっちゃったら、すごく収入が少なくなるんですか。それとも、底辺は一応あるんでしょうか。
753 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。
754 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 売り上げの1億円までが2%、1億円から2億円までが5%、それ以上が7%といったように、金額に応じて段階的に率を変えてございます。そちらの金額に乗じた使用料になります。
以上です。
755 ◯委員長(重城正義君) ほか。永原委員。
756 ◯委員(永原利浩君) そうしますと、先ほどお答えになった駐車場の整備、新しくつくろうかという整備の決算が出ているんですけど、今後、その駐車場の拡充とか、用地の買収なんかを行ったときにも、今までどおりの賃料というか、売り上げに比例したお金しか入ってこないんですか。
757 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。
758 ◯農林水産課長(松吉 啓君) そのとおりでございます。
759 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。
760 ◯委員(永原利浩君) ちなみに、その駐車場の場所はたしか地図で見たような気がするんですけど、その買収にかかりそうな費用はどれぐらい見込んでいるんですか。決算だから、将来のお金を聞くのもあれだけど、当然、ある程度の概算の数字はあるかと思うんですけど、お答えになれますか。
761 ◯委員長(重城正義君) わかる範囲で結構ですから。松吉農林水産課長。
762 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 駐車場の拡充の方で1,400万円、用地の取得の方で1,400万円というふうに見込んでございます。
763 ◯委員長(重城正義君) 永原委員。
764 ◯委員(永原利浩君) そうしますと、田中委員も危惧していたのと同じような話なんだと思うんですけど、契約したときは、ものを建てました、契約して契約金のお金が、松吉課長のところの話だけじゃないんだけど、市が提供した施設を貸して、お金、売り上げをバックするのは当然の話だと思うんです、市税を投入していかれるわけですから。だけど、その後、契約の後になってから、またお金が市からどんどん真水が出ていって、結局、ほかの市民のところにはお金が戻ってこないという契約がどうなのかなと。今後の契約をするときに、契約の形態が変わるときには、契約の見直しを必ずするんだというぐらいのが、普通の経済感覚じゃないかと思うんですけど、どうでしょうか。
765 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。
766 ◯農林水産課長(松吉 啓君) その辺につきましては、また指定管理者と協議の場を設け、調整していきたいと考えております。
以上です。
767 ◯委員長(重城正義君) ほかのご質疑。田中委員。
768 ◯委員(田中紀子さん) では、続きで。駐車場を大きくしたときに投資をしたと。でも、1年では売り上げがすぐに上がってこないかもしれないけど、駐車場を広くしたことによって、数年で売り上げが上がって、今は7億円だけれども、もっと上がるかもしれない。そうすると、収入がまた入ってくるというようなところで、拡大するんだよというふうな考えを、もし市民から聞かれたら、説明すればいいんでしょうか。
769 ◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。
770 ◯農林水産課長(松吉 啓君) そのような説明でよろしいと思います。
以上です。
771
◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。斉藤委員。
772 ◯委員(斉藤高根君) まず、質疑は125ページ、湛水防除。「更級日記」ご存じの方。当然知っていると思います。太宰府天満宮に祭られている菅原道真公の5代ぐらい後の女の子だそうです。旅日記を書いたのが「更級日記」ということで、その親は水戸に赴任したそうでございます。そうすると、当時は江戸はヨシだらけの湿地だったので、久里浜から必ず富津か木更津に上がるのが、通常の京都からの道だそうでございます。そこで、畔戸に立ち寄って、「更級日記」を書いたそうでございます。その碑は畔戸の湛水防除の碑に書いております。
何代か前のその当時の湛水防除の機械をつくった、経済部の部長が6月、7月か、ぶらっと我が家に来て、その碑を見せてくれよと、「更級日記」を写していったと。その人がいわく、「畔戸は土地が低いけど。俺たちが頑張ったから、停電したって、雨が降ったって、水は上がってこないよ。」と。「ありがとうございます」と私はお礼を言いました。それから、9月10日の朝、地元の区長がうちに乗り込みました。「停電したら動かないじゃないか」と、こういうふうに言われたんです。いつまでたっても役員が排水をくみ出してくれないので、おかしいなと思ったら、逆にうちに乗り込まれまして、「何やってるんだ」ということで、「何やってるって、何よ」と、停電だからディーゼルが動くようにしてある、そのために毎年このようにお金を会社に払って管理している。原因は何だと思います。バッテリーがだめだから、バッテリーを注文しますと。このさなかにバッテリーを注文して、畔戸の排水が動いたのが、停電から5日後、こんなありさまでございます。
この金額の中に、2ヶ月に1回、管理をしに来ている委託料が含まれていると。当然、去年の段階でバッテリーがだめであれば、去年の段階でわかっているはずです。どうして、そのお金をきちんと払っちゃったのかなと。これは管理を委託した会社の監督責任は、市にある。区じゃありません。この責任はどうとると。その元経済部長が、「停電だって動くよ。畔戸はいいものつくったよ」と。果たしてこれはいいものですか。この考えをお聞かせください。
773
◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。
774 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 今回の畔戸排水機場のポンプの件ですけれども、まず、状況を説明させていただきますと、こちらの点検につきましては、業者の方に委託いたしまして、年次点検を年1回、また定期点検を年5回実施しております。その中で、電気の点検につきましても、毎年6月に、受電盤や発動発電機等の点検を電気会社にお願いしているところでございます。今回、その電気会社の報告の中で、やはりバッテリーが、こちらは平成26年に交換したもので、比重が低下していると、使えなくはないけれども、ちょっとバッテリーが弱っているというような報告が、市の方には上がっておりました。市の方といたしましては、8月の点検のときにもバッテリーは動いておったわけなんですけれども、やはりバッテリーが弱っているという、先ほどの報告を受けておりましたので、バッテリーの交換を検討するため、見積を徴しまして、発注するような準備はしておったところなんですが、今回、台風によって、稼働しなくなったということになります。
以上です。
775
◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。
776 ◯委員(斉藤高根君) バッテリーがだめというのは、今年の決算で、去年の管理が監督責任があったということで、去年から気がついていれば、今年はこういうことにはならなかった。そのために高いお金を出して点検をしてもらっている。では、点検をしてもらったら、誰かがその点検を検査に来た形跡はあるんですか、去年。
777
◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。
778 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 写真、報告書での完了報告を受けた後、現場にて、電気会社と立ち会いはしております。
以上です。
779
◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。
780 ◯委員(斉藤高根君) では、市の責任ですね。立ち会いをして動かなかったと。今後はこのようなことがないように。今後はというか、いつもそうなんですよ、これ。いつも不備があるということで、次に移っていいですか。
781
◯委員長(重城正義君) どうぞ。斉藤委員。
782 ◯委員(斉藤高根君) ありがとうございます。
水産多面的機能発揮対策事業費のお話でございます。これはもっと市が予算をつけてくれれば、もっと漁民のためになったと思いませんか。
783
◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。
784 ◯農林水産課長(松吉 啓君) そうですね。市と県が出したものに見合うだけの国費をある程度いただけるので、それは市が出せば有効な事業にはなると考えております。
785
◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。
786 ◯委員(斉藤高根君) そうなんですよ。国というのは、私たちはいろいろ直結している人もいるので、「これをお願いしますよ。何とか枠をとってくださいよ」と。枠をとって、市・県が見合うだけの金があれば、もっと来たはずなんですよ。これが隠れちゃっているんですよ。これは漁民をやり玉に上げないでください。市と県が国に見合う予算をつけてくれないので、その分がもらえないと、こういうことなんですよ。非常に悲しいというか、国は漁民のためと枠をとってくれているのに、市と県がその一定の割合で金を出さないと、漁民まで流れてこないと。お金が、国はあるのに、市と県で止められちゃっているということですよね。じゃあ、これ、今後どうするの。
787
◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。
788 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 市の負担金の増額等のお話でよろしかったでしょうか。こちらにつきましては、うちの方も市の関係部局とも調整した中で、こちらの4,000万円が上限だというような、双方の見解でございますので、当面は現在の事業費で行っていくというもので、考えてございます。
789
◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。
790 ◯委員(斉藤高根君) さっきのこどもまつりと同じで、一定の金をずっと出していると。だって、もっと需要があるわけじゃん。漁師を助けてくれよとお願いしているのに、前年度と同じ金しか使わないよと。そうじゃないでしょう。もう存亡の危機だよ。「私はそんなもの、市や県は当てにしていないよ。振興基金から金を引っ張ってきて、それで貰っちゃうよ」と、私はこういうふうに言っているんです。そうならないうちに、市に何とかしてくださいという話。これからどうしていこうと思っていますか。
791
◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。
792 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 今の漁業の状況は、私なりには、委員、また漁協の方々からいろいろ聞く中で、また現場を見る中で、本当に今、底辺というか、厳しい状況が続いていると思います。なかなか市の方も、市だけで何かできるということが難しい状況で、やはり、今回の漁業の衰退、漁業の資源がなくなっているということに関しましては、やはり、国・県と一緒になって取り組んでいかないといけないと思いますので、ご理解をいただきたいと存じます。
793
◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。
794 ◯委員(斉藤高根君) あえて言ってるんだ。それで、漁業組合というのは、いろいろ動きがあって、もう存続不可能なところも出てきているわけだ。そうして、ずっと前から東京湾漁業振興、東京湾漁業振興と、口だけ言っていて、金はくれないと。存亡の危機というのをご理解ください。
795
◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
796
◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、次に、129ページから133ページまでの第35款商工費について、審査願います。
ご質疑願います。鈴木産業振興課主幹。
797 ◯産業振興課主幹(鈴木昭宣君) 申しわけございません。先ほどの労働費の関係で、数字の方がわかりましたので、ご答弁させていただきたいと思います。
子育て期の女性のセミナーにつきましては、1期と2期に分けまして、5日間にわたって、講座の方を開催しているものでございますけれども、1期目の9月に開催した回につきましては、12名の方が参加していただきまして、そのうち7名の方からお子様をお預かりして、実施しております。10月に実施しました第2期につきましては、14人参加の中で1日についてはお二人お預かりいたしまして、そのほかの4日間についてはお一人ということで、お預かりして、事業を実施したところでございます。
以上でございます。
798
◯委員長(重城正義君) それでは、改めて、商工費についてご質疑願います。斉藤委員。
799 ◯委員(斉藤高根君) 133ページ、木更津版DMO、これが始まった当初、3,000万円くださいよ、そうすると、この組織を自立させて、独立採算制をとらせて、経済的にペイできるような組織にしますよという話を、たしか始まるときに聞いたと思うんですけれども、これは私の聞き間違いか、まず、それからお聞きします。
800
◯委員長(重城正義君) 伊藤観光振興課長。
801 ◯観光振興課長(伊藤昌宏君) 始めた当初は、私はその場にいたわけではございませんが、そのようなことを、答弁した記録というのはございませんが、したという話だけちらっと聞いております。
以上です。
802
◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。
803 ◯委員(斉藤高根君) ちらっと聞いて、議会で賛成というのはないと思いますよ。そういう説明を受けて、ああ、そうなのか、すごいなと私は思ったんですよ。過去に建設経済常任委員会で北海道ニセコ町の観光協会を視察して、ああ、きちんと独立してやっているなと、こんなふうにやるのかと思ったんですよ。そして、去年かな、旅行代理店の免許を持っている人を雇って、ああ、本当だと。では、これで投入は終わるの。
804
◯委員長(重城正義君) 伊藤観光振興課長。
805 ◯観光振興課長(伊藤昌宏君) 今現在、国の地方創生推進交付金を活用させていただきまして、市のお金も合わせまして、実施をしておるところでございますが、今年度で地方創生推進交付金は一応終了となります。今回の議会でも答弁させていただきましたが、ほかの国の交付金・補助金等を活用できないかということを、今検討しておりまして、それにあわせて、来年度以降も引き続きDMOにつきましては、継続する方向で動くよう考えております。
以上でございます。
806
◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。
807 ◯委員(斉藤高根君) そうなのか。この3,000万円の検証をしてもらいたいの。私が言ったのと全く違う話が、今年になって聞こえてきて、いや、DMOはもうけてはだめなんですよ、民間がもうけてくれれば、それでDMOの役割はいいんですよ、そのためにDMOにお金をつぎ込むんですよと。昨年3,000万円つぎ込んであって、では、その3,000万円を民間にどうやって還元できたのかを説明してください。
808
◯委員長(重城正義君) 伊藤観光振興課長。
809 ◯観光振興課長(伊藤昌宏君) まず、平成29年度は立ち上げる準備という段階でございましたので、実際、309万6,000円を支出いたしました。委員おっしゃいましたように、平成30年度からは、専門人材が入りまして、本格的なDMO活動が始まりまして、平成30年度は3,224万6,000円を支出しました。その検証でございますが、まず、委員おっしゃいますように、確かにDMOで自分で稼いで自走できるようにというのが、一番いい形でございますが、現実的にはまだそうなっておりません。ただ、平成30年度、DMOが動きまして、初めて木更津市で観光客が2,000万人を突破しまして、宿泊者数も過去最高の宿泊者数を記録することができました。これはDMOだけでするというわけではごさいませんで、観光資源であります各ホテル、旅館業者等がDMOと一緒になって活動していただきまして、その成果というふうに考えておりますので、DMOはかじを切り始めたばかりでございますが、地域の稼げる力のかじ取り役として、担い始めているというふうに考えております。
以上です。
810
◯委員長(重城正義君) 斉藤委員。
811 ◯委員(斉藤高根君) その宿泊客が増えたとかどうかは、DMOのおかげだというのは、どうなのかなと。例えば、DMOの職員の中には、漁業関係者の後継者もいると。では、潮干狩りが増えたかというと、潮干狩りは増えないよと、こういうのが実際の話で、どういう役割を担っているのかなというのが、まだまだ市民には見えてこないんですよ。ですから、この3,000万円の検証はきちんとしていただいて、今年、来年と、また出てくるはずです、予算として。今年は出てきちゃっている、もう。ですから、そのお金を民間に還元できるように、これはぜひ尻をたたいて、お願いしたってやるわけだから、その旅行免許を持った人がその中にいると。じゃあ、3,000万円ぐらいその人が稼いじゃうのかなと、私たちはそういう考えというか、そういう先入観を持って見ているわけなんです。ですから……。答えは要らないよ。どっちみちしょうがないよ。
ということで、よろしくお願いします。
812
◯委員長(重城正義君) 要望をしっかりと受けとめてください。
ほかにご質疑はございませんか。渡辺委員。
813 ◯委員(渡辺厚子さん) 決算書の133ページ、消費者対策費のうち、備考欄2、消費生活センター事業費の関係なんですが、資料の方は多分、後で配られた財源充当一覧の方をちょっと確認したいので、ちょっと細かいことなんですけれども、充当一覧の9ページにございます。真ん中より少し下のところに、左側に消費生活センター事業費ということで、お聞きしたいのは、右側の方で、原稿執筆料というのが9万2,000円なんですね。これは、もしやSDGs関係の提言の絡みなのかなと、勝手に想像しているんですが、何か珍しい項目だったので、お聞きしたいと思いました。よろしくお願いします。
814
◯委員長(重城正義君) 石井市民活動支援課長。
815 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) 原稿執筆料の内容でございますけれども、委員おっしゃるとおり、SDGsに絡んだ内容などにつきまして、木更津市消費生活センターの取り組みについて、3団体から記事掲載の依頼がありまして、その原稿執筆料でございます。
816
◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。
817 ◯委員(渡辺厚子さん) それは、橋口相談員の原稿ということでしょうか。
818
◯委員長(重城正義君) 石井市民活動支援課長。
819 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) 橋口相談員の原稿とあと担当者の原稿の計3件になっております。
820
◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。
821 ◯委員(渡辺厚子さん) 相談員の原稿については、職務上の立場上の提言という原稿だから、こういう形で諸収入という扱いになると、もう自動的にそういうことなんですね。
822
◯委員長(重城正義君) 石井市民活動支援課長。
823 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) 委員おっしゃるとおりでございます。
824
◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。大村委員。
825 ◯委員(大村富良君) 133ページの映像支援事業費補助金について、まず伺います。
説明書の方で、臨時職員の賃金ほかということで載っておりますが、職員は何名か伺います。
826
◯委員長(重城正義君) 伊藤観光振興課長。
827 ◯観光振興課長(伊藤昌宏君) 2名でございます。
828
◯委員長(重城正義君) 大村委員。
829 ◯委員(大村富良君) 今、市内では、活発にというか、撮影が行われているのを目にするんですけれども、実際私が経験したんですが、小櫃堰公園の駐車場だとか、そういったところでロケが今日の夕方からありますよということだったんですけど、ガードマンの方が配置されていて、利用制限をされるというか、置かないでくださいということから始まった。昼過ぎには帰りますよという話をして、やっと置かせてもらった状態だったんですけれども、市民が利用する施設等を貸し出す場合、そういったことは当然配慮して貸し出しはしていると思うんですけれども、その点お伺いいたします。
830
◯委員長(重城正義君) 伊藤観光振興課長。
831 ◯観光振興課長(伊藤昌宏君) あらかじめ、公共施設等を使う場合は、その担当課の方に申請をして、許可をとって、使用させていただいております。
以上です。
832
◯委員長(重城正義君) 大村委員。
833 ◯委員(大村富良君) そういった場合、許可をとってということなんですが、実際、私は特に使用するに当たって問題はなかったんですけれども、そういった苦情というものは今まで来ていないんですか。
834
◯委員長(重城正義君) 伊藤観光振興課長。
835 ◯観光振興課長(伊藤昌宏君) 私の方には記憶はございません。ただ、もしそういう使用制限とかをホームページに出した場合、例えば撮影があるとかと書いてしまうと、そこに多くの方が集まってしまうということがあるので、ホームページには出していないということがあるのかと思います。
以上です。
836
◯委員長(重城正義君) 大村委員。
837 ◯委員(大村富良君) 市内で撮影をしていただくということは、いいことだと思いますので、そういった場合、市民の方に迷惑をかけないように配慮していただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。
838
◯委員長(重城正義君) 要望ということでお願いします。
ほかにご質疑はございませんか。平野委員。
839 ◯委員(平野卓義君) 決算書の129ページ、1番、産業・創業支援センター事業費約3,100万円について、お伺いします。
決算資料の293ページにいろいろ内訳が書いてありますので、説明を見させていただきながら、質疑させていただきます。
平成27年10月にオープンして、平成28年、平成29年、平成30年と、非常に新規相談先数、相談対応件数、また内訳の中でも売り上げ増加、創業、その他と、すごい勢いで数字が伸びているのは、一目瞭然です。その中で、相談後のお店の状態とかわかりましたら、お伺いできればと思います。
840
◯委員長(重城正義君) 兵藤産業振興課長。
841 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) 相談後の経営状況につきましては、今月、アンケートを実施させていただいておりまして、まず、「売り上げが上がった」と回答された方が21%、「売り上げアップが期待される」と回答された方が49%ありました。合わせて70%の相談者が売り上げ増加に効果があった、または見込まれたという結果になっておりますので、今後、より定量的な効果を測定する観点から、本年度のアンケート調査におきましては、売り上げがどのくらい増えたのかというところについても、調査項目に加えさせていただきまして、その中では、1.2倍から1.4倍に上がったという回答が複数あったところでございます。
以上でございます。
842
◯委員長(重城正義君) 平野委員。
843 ◯委員(平野卓義君) 1.2倍から1.4倍とすごい伸び率だと思います。経営者もさぞ喜んでいることだと思いますけれども、一緒に駅周辺、みなと口の方も含めて、空き店舗が2店舗創業したという話も聞いています。その創業について、どのような状況だったのか伺います。
844
◯委員長(重城正義君) 兵藤産業振興課長。
845 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) 創業を支援した件数につきましては、平成30年度では14件でございました。平成29年度の6件と比べて2.3倍というところで、創業についても、かなりの伸び率があるというところでございます。
以上でございます。
846
◯委員長(重城正義君) 平野委員。
847 ◯委員(平野卓義君) この伸び率、相談件数とか新規店舗、また駅周辺も含めて、今後もいい方に回転していくと考えられるか、お伺いします。
848
◯委員長(重城正義君) 兵藤産業振興課長。
849 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) 特に駅周辺につきましては、空き店舗のリフォームの補助制度もあわせて進めておりますので、例えば、創業したい方が、まず、らづ-Biz等にご相談をいただいて、駅西口もしくは駅周辺でお店を構えていただけるようなこともご相談に乗っていけますので、らづ-Bizですとか、あとはハローワークとうまく連携をとりながら、創業の方にもつながっていけるような形にしたいというふうに考えております。
850
◯委員長(重城正義君) 平野委員。
851 ◯委員(平野卓義君) センターは3人で回していると思います。非常に忙しい状況だということも聞いています。ですけど、駅周辺の資産・財産を市の活性化に結びつけている、一つの事業だと思っています。お三人が健康に留意してますます頑張るように、お伝えいただければと思います。よろしくお願いします。
852
◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。渡辺委員。
853 ◯委員(渡辺厚子さん) 決算書の132ページ、一番下になります備考欄13、観光プロモーション推進事業費についてお尋ねします。
こちらにつきましては、主要成果説明書の64ページに内訳が載っておりますが、こちらを見ますと、EXPOジャパンへの出展と、あとPRポスター作成というのが、2項目あるんですが、金額の内訳を教えてください。
854
◯委員長(重城正義君) 伊藤観光振興課長。
855 ◯観光振興課長(伊藤昌宏君) まず、PRポスターでございますが、24万円でございます。また、出展をするための負担金でございますが、73万円でございます。
以上です。
856
◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。
857 ◯委員(渡辺厚子さん) このEXPO、東京で2日ぐらいだったでしょうか、大きなイベントだというふうに理解しております、自分ものぞいてみたかったんですが、機会を逸してしまいました。これにつきましては、イベントに参加したからといって、すぐに何がどう変わったという成果というのはわからないかと思うんですが、今年度についてはこれは予定していないと。予算から推察したんですが、そういうことでしょうか。
858
◯委員長(重城正義君) 伊藤観光振興課長。
859 ◯観光振興課長(伊藤昌宏君) 今年度につきましては、オリンピックの関係で、会場が確保できないということで、今年は沖縄になってしまったんですよ。そのために沖縄まではということで、今年度は参加を見合わせました。
以上でございます。
860
◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。
861 ◯委員(渡辺厚子さん) わかりました。
このEXPOジャパンにつきましても、職員の方がそれなりに配置されたと思うんですが、2日間、何人体制で参加したのか。
862
◯委員長(重城正義君) 伊藤観光振興課長。
863 ◯観光振興課長(伊藤昌宏君) こちらの方は市だけではなく、観光協会DMOと合同で出席しまして、実際には4日間行われまして、1日目・2日目が商談会でございまして、3日目・4日目が一般の方が見ていただく旅行のイベントになりまして、1日目・2日目が計3名ですね。市が2名と観光協会DMOが1名。3日目・4日目がイベントになりますので、こちらの方は市が3名、DMOが1名で、4名参加いたしました。
以上です。
864
◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。
865 ◯委員(渡辺厚子さん) 商談会も前半の方であったと、今お話がありましたけれども、最初に私、そんなイベントに参加したからといって、すぐに成果は出ないだろうなんて申し上げてしまったんですが、そうではなくて、このEXPOに関して、これだけの成果があったというのが、手応えがありましたらご紹介ください。
866
◯委員長(重城正義君) 伊藤観光振興課長。
867 ◯観光振興課長(伊藤昌宏君) こちらの方は日本の旅行会社と商談会をマッチングされまして、幾つかの会社とは今でも引き続きこちらの方から情報提供を行っておりますし、ただ、商談会につきましては、これだけではなく、千葉県主催の商談会の方にもDMOと一緒に参加しておりまして、昨年は仙台に出させていただいたんですが、仙台市の旅行会社から、今こちらの方にツアーで来たいということで、話を伺っておりますので、多くはございませんが、まず、木更津という地名と場所を皆さんに知っていただいて、こういうのがあるということで紹介させていただいておりますので、徐々にではございますが、木更津に来る機会が増えるというふうに考えております。
以上です。
868
◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑。座親委員。
869 ◯委員(座親政彦君) 同じところの132ページの備考欄11の週末木更津計画推進事業費の関係でありますが、これまで年4回だったと思うんですけれども、もう長年やられてきてはいるんですが、平成30年度の、成果説明書の方に執行内容は書いてあるんですが、成果的なものが書いていないものですから、どのような受けとめをされているのか、お伺いをいたします。
870
◯委員長(重城正義君) 伊藤観光振興課長。
871 ◯観光振興課長(伊藤昌宏君) こちらの方は観光客向けアンケートと協力店向けアンケートを、それぞれ定期実施しておりまして、イベントの方は、ほぼ三井アウトレットパークでチーバくんプラザの付近というんですか、そこでやっておりますので、そちらの方を対象に実施しております。これによりますと、週末木更津計画を利用したことがあるお客様は約7%でございました。ただ、このことを知って利用したいというお客様は92%で、利用したことがあるお客様と合わせますと、大変多くの方が利用したいというか、必要性を認識しております。
また、アンケートの結果、お客様の多くは食事場所や直売所の情報を求めておりまして、これは週末木更津計画に掲載の内容に重なりまして、本事業の必要性があるということで考えております。また引き続き、市内の大型集客施設のお客様を市内の観光施設に誘導するために、アンケートの方は実施したいというふうに考えております。
また、協力店向けアンケートも実施しておりまして、こちらは昨年やりましたので、一昨年より増加したというふうに回答したお客様は全体の17%でした。変わらないが56.5%でございました。こちらの方も引き続き、事業効果を確認しながら、海ほたるパーキングや、三井アウトレットパーク木更津、イオンモール木更津等の大型施設への来訪客を市内に誘導する事業として、続けてまいりたいと考えております。
以上です。
872
◯委員長(重城正義君) 座親委員。
873 ◯委員(座親政彦君) そのアンケートのN数がどれぐらいなのかよくわかりませんけれども、ぜひ活かしていただければと思います。
関連して、その下の観光客誘致促進事業、これは多分冬花火だというふうに思っているんですが、成果説明書のところには、同じく「市街地への回遊」あるいは「滞在を促す方策として」ということでありますけれども、これについての評価について伺います。
874
◯委員長(重城正義君) 伊藤観光振興課長。
875 ◯観光振興課長(伊藤昌宏君) 確かに土曜日の渋滞対策というのもあるんでございますが、実際に夏の花火と違いまして、その場で見てもらうというよりは、遠くからでもいいので、花火を見ていただいて、少しでも木更津に多く滞在していただきたいということで、冬花火を行っております。一応私どもも現場におりますので、現場の方で、大体冬ですので、外で見る方が少ないもので、車の台数等で調査しておりまして、大体車の方が……。ちょっとお待ちください。申しわけございません。
876
◯委員長(重城正義君) 佐伯経済部次長。
877 ◯経済部次長(佐伯浩一君) 平成30年度の入り込み数といたしましては、約6,200人でございます。
以上でございます。〔「車の方がわかりました」と呼ぶ者あり〕
878
◯委員長(重城正義君) 伊藤観光振興課長。
879 ◯観光振興課長(伊藤昌宏君) 交流人口の増加ということもございますので、袖ケ浦ナンバー以外の車を調査しておりまして、昨年度は177台が止まっておりました。
以上でございます。
880
◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。田中委員。
881 ◯委員(田中紀子さん) 補助金のことについて聞きます。
木更津市観光振興事業補助金というのがあって、これは補助金の見直しのところでは一くくりになっていまして、證誠寺の狸まつり、富来田菊花展、木更津みち案内人協会、恋人の聖地/中の島大橋プロジェクト推進事業、木更津の魅力発信事業、木更津甚句全国大会などを行っているということで、その補助金なんですが、効果の検証を行い、必要に応じて各事業の見直しを検討してくださいということになっているんですね。平成30年度はどうだったのかなと。まだ金額的に見てもちょっと増えているような気がしないでもないんですが。見直しをしている最中なのかどうなのか、教えてください。
882
◯委員長(重城正義君) 伊藤観光振興課長。
883 ◯観光振興課長(伊藤昌宏君) それでは、1つずつ説明をさせていただきます。
まず、證誠寺の狸まつりでございますが、見直しをした結果、平成30年度につきましては、平成29年度より2万円減の10万円ということで補助金を支出しておりますが、證誠寺の狸まつりは木更津の一大イベントと市では考えておりまして、事業成果としましては、やはり木更津と言えば狸、狸まつりと言えば木更津と言われるほど、この狸まつりは全国津々浦々に認知されてきておりますので、こちらの事業につきましては、引き続き必要というふうに考えています。
続きまして、富来田菊花展でございますが、こちらの方も同じく検証した結果、平成29年度が2万円でございましたが、平成30年度は1万円減で1万円支出をしております。こちらにつきましても、富来田地区から100点ぐらいの花が展示されまして、その後、展示するだけではなく、富来田の公民館等で飾り、皆様に楽しんでいただいておりますので、こちらにつきましても、引き続き、必要というふうに考えております。
続きまして、木更津みち案内人協会につきましては、平成29年度までは駅前の観光案内所にございましたが、DMOができた関係で、平成30年度につきましては、場所を移転していただきまして、木更津芸寮組合の方に移転していただきました。そのため、その移転に係る費用等が増加したため、金額が30万円ほどアップしたんですが、家賃等ありますので、こちらは無料で道案内をしていただく団体でございまして、観光振興にとっては欠かせない団体と考えております。これにつきましても、引き続き、事業につきまして、補助を支出する予定でございます。
続きまして、恋人の聖地/中の島大橋プロジェクト推進事業でございますが、こちらも木更津港のシンボルである中の島大橋が恋人の聖地として選定されていることから、交流人口の増加とにぎわいのある観光地づくりを目指し、PRイベントを実施しておりますので、引き続き、事業につきましては、補助を出す予定でございます。
次に、木更津の魅力発信事業でございますが、こちらは映像コンテンツを活用した、木更津の魅力を発信する事業、木更津CMコンテスト、こちらは商工会議所青年部が主催でございますが、こちらの方を支援しております。額的には少し減額しておりますが、こちらの方も木更津の魅力を発信していただく事業ですので、引き続き、事業を支援していきます。
最後に、木更津甚句につきましては、こちらは開催されるときに行っておりますので、今は開催を行っておりませんので、今は補助はしておりません。またあるときになれば、補助の対象かどうかということで、検討したいと思います。
以上です。
884
◯委員長(重城正義君) 田中委員。
885 ◯委員(田中紀子さん) 詳細を説明していただいて、ありがとうございました。それぞれ検討しているようですね。
次の補助金、これは負担金ですね、アクアラインイースト観光連盟負担金というのがあって、繰越額が多額のため、負担額の検証が必要とされていたんですが、これについてはどのように検証されているんでしょうか。
886
◯委員長(重城正義君) 伊藤観光振興課長。
887 ◯観光振興課長(伊藤昌宏君) こちらの団体は、木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市、各市の観光協会、それと観光地も入っている団体でございまして、市については1年間6万円という規約がございます。そして、こちらの方は事務局がそれぞれ4市の観光協会が、2年ごとに持ち回りで行っておりまして、今現在は袖ケ浦市が事務局を行っております。来年度から木更津市が事務局を行います。その中で、やはり、今、委員がおっしゃいましたことにつきましては、疑義が生じておりまして、今現在、PRのみを行っておったんですが、そうではなく、ファムトリップといいますか、有用な方に4市の中で観光地をめぐっていただいて、4市のツアー造成をしたいということで、有効なお金の使い道につきまして、今検討しているところでございます。
以上です。
888
◯委員長(重城正義君) 田中委員。
889 ◯委員(田中紀子さん) 市でやったり、木更津市内のところであったり、DMOであったり、4市でやったりとか、いろいろあることがわかりました。それぞれが足を引っ張らなければいいなとは思うんですけれども。
観光情報センター運営事業補助金、これは個別要綱が必要というふうになっていたんですが、要綱はでき上がったんでしょうか、今後でしょうか。
890
◯委員長(重城正義君) 伊藤観光振興課長。
891 ◯観光振興課長(伊藤昌宏君) こちらの方は、本市観光情報の紹介や発信等、特別な利益を受けることに対して、その事業の一部を支出していることから、近隣4市、木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市とで払っておるんですが、話し合いの結果、今年度から負担金の方がふさわしいということで、負担金として支出をすることになりました。
以上でございます。
892
◯委員長(重城正義君) ほかに。渡辺委員。
893 ◯委員(渡辺厚子さん) 決算書の133ページ、備考欄14の(2)レンタサイクル事業費補助金の件でございます。これはビアンキのことだと思いますが、利用状況についてお聞かせください。
894
◯委員長(重城正義君) 伊藤観光振興課長。
895 ◯観光振興課長(伊藤昌宏君) 昨年度の7月14日から始まりまして、合計89回利用しております。
以上でございます。
896
◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。
897 ◯委員(渡辺厚子さん) この89回がすごく利用されているのか、少ないのか、その辺の判断がすごくわからないんですが、どのような見解でしょうか。
898
◯委員長(重城正義君) 伊藤観光振興課長。
899 ◯観光振興課長(伊藤昌宏君) まだまだこちらの方のPR不足もあるかもしれませんが、少ないというふうに考えておりまして、こちらの方は観光協会が行っている事業でございますが、観光協会の方でもSNSで発信すれば割り引きしますよとか、いろいろキャンペーンを組んでくださいまして、PRの方はしておりますが、また今年度につきましても、引き続き、そういうPRのイベントも行っておりますので、何とか伸ばせるように、市の方も観光協会と一緒にPRしたいと考えております。
以上でございます。
900
◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。
901 ◯委員(渡辺厚子さん) この本体を私は見たことがなくて、チラシでは見まして、格好いい自転車だとは思うんですが、乗る側とすると、例えば、身長だとか、年齢だとか、誰でも乗れるタイプのものなのか。
902
◯委員長(重城正義君) 伊藤観光振興課長。
903 ◯観光振興課長(伊藤昌宏君) まず、誰でもというか、小さなお子様はちょっとまだ足が着きませんので、乗ることは難しいと思います。実際、自転車は3種類ございまして、電動の自転車とマウンテンバイクとクロスバイクがございまして、こちらの方では、それぞれの体調とかによって、電動にしてもらうとか、配慮はさせていただいております。
以上です。
904
◯委員長(重城正義君) 渡辺委員。
905 ◯委員(渡辺厚子さん) いろんなタイプがあるということですので、こんな人に乗ってもらいたいなというようなこととか、そういうPRもされているんだろうとは思うんですが、ちょっとまだ私はキャッチできていなかったものですから、本当に乗れる方、私の身長と足の長さで乗れるのかちょっとわかりませんけれども、乗れるという方に乗れるよというのをしっかりとPRしていただきたいと思いますが。
906
◯委員長(重城正義君) 伊藤観光振興課長。
907 ◯観光振興課長(伊藤昌宏君) 今現在、確かに伸び悩んでおりますので、今、市原市と連携をして、
サイクリングコースをつくろうということで、今、話を進めておるところでございます。
以上でございます。
908
◯委員長(重城正義君) ほかに。田中委員。
909 ◯委員(田中紀子さん) 関連で。先ほどは車を置いたら、駐車場が狭いから道の駅の駐車場を拡張すると言っている。今度は、そこまで車で来てても、自転車で行ってくださいよ、しばらく車を置いていていいですよと思うサイクル、自転車なんじゃないかなと思うと、駐車場が拡張しなくちゃいけない、自転車は利用してほしいというところで、本当に何かあれと思ったんですけど、今最後に説明された、市原市と連携してというのは、向こう側で置いてどこかに行くという、どういうような、またやっぱり車はずっと道の駅で置いていて、ぐるぐるしてくださいよ、帰ってきてくださいよというものなのか、電車とつながってこっちの方に行けるのか、ちょっとイメージが湧かない。
910
◯委員長(重城正義君) 伊藤観光振興課長。
911 ◯観光振興課長(伊藤昌宏君) まだ具体的なコースは決まっておるわけではないんですが、確かに木更津の馬来田地区から市原の高滝の方に道がつながっておりますので、そこを使って、新しいコースをつくり、PRして、利用者を増やしたいというふうに考えております。
912
◯委員長(重城正義君) 田中委員。
913 ◯委員(田中紀子さん) わかりました。では、自転車で馬来田の奥をおりて、市原の方に行くコースを考えているということなので、防犯灯などの明かりが余りないところもあるかもしれないので、道に迷わないでちゃんと戻ってこれるような道なのかということも、今後検討していくときには配慮していただければと思います。これは要望になっちゃいますね。
914
◯委員長(重城正義君) 要望ですね。
ほかにご質疑。平野委員。
915 ◯委員(平野卓義君) 決算書130ページ、7番、アクアコイン普及推進事業費約1,632万円についてお伺いします。
事業内容として、執行内容としては、「キャンペーン等による周知・広報費」と「ポイント付与システムに係る使用料」とあります。まず、このポイント付与に係る使用料とはどういうものか、また、金額がわかればお伺いします。
916
◯委員長(重城正義君) 兵藤産業振興課長。
917 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) ポイント付与に係る使用料につきましては、電算システムの、もとのベースは、別なところででき上がっている既存のシステムがベースになっているんですけれども、このポイントを付与することによって、一部システムを改修しなければいけないと、その部分の使用料ということで、決算に計上しております。
以上です。
918
◯委員長(重城正義君) 平野委員。
919 ◯委員(平野卓義君) それはシステムとは、市役所にあるシステム、君津信用組合にあるシステム、それとも、ほかにある、もとにあるシステムなんですかね。
920
◯委員長(重城正義君) 兵藤産業振興課長。
921 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) 民間のソフト会社が持っておりますシステムでございます。
922
◯委員長(重城正義君) 平野委員。
923 ◯委員(平野卓義君) わかりました。金額についてはわからないんですかね。この約1,600万円のうちの使用料についての金額ですけど。
924
◯委員長(重城正義君) 兵藤産業振興課長。
925 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) 使用料につきましては、978万4,000円でございます。
以上でございます。
926
◯委員長(重城正義君) 平野委員。
927 ◯委員(平野卓義君) 意外といい金額だと思います。それは使用量とか、使えば使うほど増えるということになると思うんですけれども、今現在の利用者と店舗、そして、今後の取り組みについてお伺いします。
928
◯委員長(重城正義君) 兵藤産業振興課長。
929 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) まず、現在の状況でございますけれども、9月12日現在で、加盟店が476店舗、次に、インストールをしていただいている件数でございますが、8,199件。あと、お金を入れていただいたチャージ額につきましては1億5,740万円、そのうちご利用をいただいた金額が1億5,254万円、利用件数とすれば約3万3,788件の決済があったということでございます。
現状については今のとおりでございます。
930
◯委員長(重城正義君) 平野委員。
931 ◯委員(平野卓義君) 3%還元については、たしか1億5,000万円までだったような気がするんですけど、今、1億5,000万円を超えた数字を聞きましたけど、私の理解が間違っているということでいいんですかね。
932
◯委員長(重城正義君) 兵藤産業振興課長。
933 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) スタートアップキャンペーンとして、1億5,000万円までが3%は確かにありました。その後、1億5,000万円を超えた時点が出てきましたので、これは今年度の補正予算の方で、すぐ対応させていただいております。
以上でございます。
934
◯委員長(重城正義君) 平野委員。
935 ◯委員(平野卓義君) そうでした。わかりました。
今後、補正が終わってからの後については、今、決算ですけれども、どういう考えを持っているかお伺いできれば。今後の取り組みみたいなものがわかれば。
936
◯委員長(重城正義君) 兵藤産業振興課長。
937 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) この10月から消費税増税がスタートするに伴って、5%・2%ポイント還元の国の制度と、あとプレミアム付商品券が10月からスタートするところでございます。アクアコインにつきましては、この2つともご利用をいただけるということになっておりまして、プレミアムにつきましては、紙なのか、アクアコインなのかと、選択をするという形になるんですけれども、10月からの増税に合わせて、アクアコインをさらに、2つとも使えるようになっておりますので、さらにPRの絶好のチャンスだというふうに捉えております。さらに、今年度につきましては、地方創生推進交付金の採択も受けているところでございますので、国の交付金も活用しながら、アクアコインの利便性の確保とさらなるまちづくりのインフラ、木更津市になくてはならないものというところのPRを、今後続けていきたいというふうに考えております。
以上でございます。
938
◯委員長(重城正義君) 平野委員。
939 ◯委員(平野卓義君) 前向きにやっていただきたいと思います。
あと、
ボランティアをすると、ポイントの付与が始まったと思いますけど、この事業とその
ボランティアのどのくらいの方にポイントを付与されたのか、また、その反応はどうなのか伺います。
940
◯委員長(重城正義君) 兵藤産業振興課長。
941 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) らづポイントにつきましては、市民活動支援課の方が対応しているところでございますけれども、情報としていただいているところで、ちょっと答弁の方をさせていただきたいと思います。
第1回目としては、木更津ナチュラルバルを5月5日に開催しておりまして、それ以降、さまざまなイベントでポイントを交付させていただいております。全部で327枚のらづポイントを交付していると伺っております。
以上でございます。
942
◯委員長(重城正義君) 平野委員。
943 ◯委員(平野卓義君) 私も8月16日の清掃に行ったんですけれども、もらい損ねてちょっと損をしたなと思いますけれども、また次の機会に行きたいと思います。
あと、君津信用組合とのコラボですけれども、商工会議所も入りますけれども、君津信用組合って、4市以上、県南、たくさん支店を持っていますけれども、君津市とか、袖ケ浦市とか、富津市とか、近いところ、木更津でショッピング、飲食をしたいという人、そういう人たちがいるのか、また、そういう人たちに対してアプローチをしているのか、もしその辺がわかればお伺いします。
944
◯委員長(重城正義君) 兵藤産業振興課長。
945 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) 君津信用組合については、さまざまな支店があるところではございますけれども、昨年の10月にスタートを切ってから、もうすぐ1年というところで、今は木更津市内限定で、まずはアクアコインを確実に一歩一歩PR、かつ利便性も含めて、コマーシャルをしていきたいなと考えておりますので、まだ市外等につきましては、今のところは考えていないというところでございます。
以上でございます。
946
◯委員長(重城正義君) 平野委員。
947 ◯委員(平野卓義君) 木更津市内でこれからも力を入れていきたいということです。私、多分この中でも1番、2番にアクアコインを使っている一人だと思っていますけれども、私に負けないように使っていただきたいと思いますし、日本で先駆けた取り組みですので、ますます知恵を出して、いいものに仕上げていきたいと思います。一緒にやっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
948
◯委員長(重城正義君) 松吉農林水産課長。
949 ◯農林水産課長(松吉 啓君) 道の駅の使用料につきまして、訂正させていただきたいと存じます。
最初の5年間は、出荷者の出品手数料等を下げるため、販売拡大のために使用料を低く設定してございます。5年後に率の見直しを行うことで、指定管理者とは基本協定を結んでおります。
以上でございます。
950
◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
951
◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、次に、247ページから259ページまでの公設地方卸売市場特別会計について、ご審査願います。
ご質疑願います。ありませんか。田中委員。
952 ◯委員(田中紀子さん) 負担金です。木更津市公設地方卸売市場清掃協力会負担金、これが負担金の見直しのところで出ていて、食品を扱う施設として、清潔を保つ必要性が認められ、市場から出る廃棄物の処理については、市及び関係者相互に協力していく必要があるものと考えますとあります。どんな協力を、まず、この課題と挙げられた清潔を保てていないのかな、どうなのかなというところがあって、その現状と今後の課題をどのように今までされてきたのか、ご説明ください。
953
◯委員長(重城正義君) 嶋野経済部参事。
954 ◯経済部参事・地方卸売市場長(嶋野光弘君) この負担金は、開設者である市と卸売業者で組織されている組織に、負担金として支出しているものでございまして、市場内の清潔及びじんかい物等の廃棄物の処理を、相互の信頼と協力により円滑に実施していくという形で組織されております。具体的な業務といたしましては、市場内で発生している一般廃棄物の収集運搬業務を、市と卸売業者で共同でやっていくというところがメインな業務となっております。
以上でございます。
955
◯委員長(重城正義君) 田中委員。
956 ◯委員(田中紀子さん) 今の説明だと、市場内の一般廃棄物、生活していく上での出てくるごみ、だから、卸売市場に出てくる業務のごみではなく、一般廃棄物ということですよね。
957
◯委員長(重城正義君) 嶋野経済部参事。
958 ◯経済部参事・地方卸売市場長(嶋野光弘君) 業務で生じる一般廃棄物も含まれております。
959
◯委員長(重城正義君) 田中委員。
960 ◯委員(田中紀子さん) 業務でやるそれはどのように協力していくことになったんですか。
961
◯委員長(重城正義君) 嶋野経済部参事。
962 ◯経済部参事・地方卸売市場長(嶋野光弘君) 発生するごみを、要は卸売業者と開設者である市が共同で処理していこうという趣旨のもとに、組織されている、協力会というものでございまして、それで、負担金を出し合って、清掃の処理運搬委託をしているという状況でございます。
以上でございます。
963
◯委員長(重城正義君) 田中委員。
964 ◯委員(田中紀子さん) ということは、この処理をきちんと協力してやっていかなくちゃいけないから、お金をあげ続けないとだめですよねという、そういう意味合いの負担金と解釈していいですか。
965
◯委員長(重城正義君) 嶋野経済部参事。
966 ◯経済部参事・地方卸売市場長(嶋野光弘君) お金をあげるといいますか、発生元である市と卸売業者で負担し合って、ごみの処理をしましょうというような趣旨のもとに、組織されているものでございます。
967
◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
968
◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、以上で、労働費、農林水産業費、及び商工費並びに公設地方卸売市場特別会計の審査を終わります。
ここで16時30分まで休憩といたします。
(午後4時19分)
───────────────────────────────────────
(午後4時29分)
969
◯委員長(重城正義君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。
次に、第40款土木費の審査をお願いするわけですが、土木費を2回に分けて行います。最初に、第40款土木費のうち、133ページから140ページまでの、第5項土木管理費から第20項港湾費まで、及び167ページの第55款災害復旧費、第10項公共土木施設災害復旧費について、審査を願います。
なお、土木費につきましては、民生費の審査と同様、台風15号の災害に関する質疑については、控えていただきますよう、お願いを申し上げます。
それでは、ご質疑願います。石井徳亮委員。
970 ◯委員(石井徳亮君) 135ページの建築指導費、備考欄の3、住宅・建築物耐震診断事業費と、4、住宅・建築物耐震改修事業費、5、木造住宅リフォーム事業費ですけれども、こちらの成果説明書で見ますと、耐震診断の方が前年から比べると9件から4件、耐震改修が7件から2件、木造住宅リフォーム事業が5件から2件と、それぞれ減っているんですけれども、この減っている要因というのは、どんな要因があるのか、PRが薄れてきたのか、周りの方の関心が薄くなったのか、要因等がわかれば教えていただきたいと思います。
971
◯委員長(重城正義君) 榎本建築指導課長。
972 ◯建築指導課長(榎本一夫君) 過去におきまして、件数が非常に多かった時期もございます。というのは、東日本大震災ですとか、熊本地震の発生した直後におきましては、抽選をするぐらいの、予算が足りなくなるぐらいのたくさんの申し込みがあるわけですけれども、大きな地震の記憶が薄れてきてしまいますと、1年たち、2年たつと、徐々に申し込みの件数が減ってきてしまうという傾向がございます。主な要因といたしましては、補助の対象住宅については、非常に古い家が多くて、住んでいる方もご高齢の方が多いため、残りの使用年数を考えると、改修に踏み切れないのではないかというのが、一つ理由としてあります。それと、耐震改修工事費が高いので、工事費を用意できないのではないかということで、過去5年間、平成26年から30年で市が助成した24件の耐震改修工事費の平均としては175万円がかかっております。そのほか、通常している生活に対して、工事になりますと、荷物を片づけたりですとか、場合によっては引っ越しを余儀なくされるという、工事に伴う生活のわずらわしさといったものがあるために、申し込みの件数が少なくなっているという状況だと思われます。
以上です。
973
◯委員長(重城正義君) 石井委員。
974 ◯委員(石井徳亮君) 細かい説明をありがとうございます。
古い家が多くて、高齢者の方が耐震工事も高くて踏み切れないというようなお話はわかりましたけれども、結果的に件数が多かったときというのは、それどころじゃなくて、やっておかなければもっと高い出費が出るだろうという話のもと、耐震診断とか改修をされたのだと思いますので、喉元過ぎればじゃないですけれども、危険が近づいたと思うと、こういうことなんかもまた関心が高まってくると思いますので、引き続き、PRについては、していっていただきたいと思います。予防することが一番大事なことだと思いますので、その辺は要望しておきます。よろしくお願いします。
975
◯委員長(重城正義君) 関連で、田中委員、どうぞ。
976 ◯委員(田中紀子さん) 申し込みが殺到したときは、いっぱいだから諦めちゃった、次の年は申し込まないかもしれないですよね。予算のまだ余裕があるときに、以前申し込んだ方に、今あきがありますが、どうですかというようなアピールとか、そういうのはしたことはないですか。
977
◯委員長(重城正義君) 榎本建築指導課長。
978 ◯建築指導課長(榎本一夫君) 当然、前の年度でたくさんの申し込みがあった次の年も多いんですけれども、徐々に記憶が薄れていきますと、当時の気持ちも薄らいでいくということで、うちの方としては、耐震改修に進める人たちに対しては直接その連絡をして、やりませんかという話はしております。
以上です。
979
◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。田中委員。
980 ◯委員(田中紀子さん) では、別件で。
補助金の見直しをいろいろ聞いているんですが、木更津駅前広場管理協議会負担金、これが木更津の玄関口である東西の駅前の美観を守るためにやっているんですが、繰越額が多額のため、事業の内容を検証する必要がありますという結果が出ているんです。それが平成30年6月にそういうふうに行革から言われているので、その後何か検証したのか、まだ途中なのか、教えてください。
981
◯委員長(重城正義君) 白熊都市整備部次長。
982 ◯都市整備部次長・管理用地課長(白熊幸浩君) 駅前広場の負担金に関しましては、市として毎年60万円の負担金を出しています。実際繰越額が多くなってきていますが、基本的に駅前を活性化するためにはどうしたらいいかということが発端で、こういう協議会をつくっています。一時期はクリスマスの飾り付けとか、そういうのも負担金を100万円ぐらい払っていた頃はありまして、そういう大がかりな事業もやっていました。ただ、負担金が下がってできなくなったという事情もございます。今、駅前広場の関係については、どういうふうに有効にお金を使って、活性化していくかということを考えながら、確かに今、繰越金が多くなっていますけれども、その辺を有効に使っていこうじゃないかということで、今、みんなで協議をしているところです。実際が、東口の金のすずの説明のところが真っ白になっている。それを私ども、そういう協議会でちゃんと原文をいろいろ調べた中で、復旧して、東京新聞にも出ましたけれども、そういう活動もしているところです。先ほども申し上げましたけれども、そういう形で何かしら活性化するための、今、そういう展開を探っているところなので、そのための資金として、今ちょっとたまっているような状況でございます。
以上です。
983
◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。永原委員。
984 ◯委員(永原利浩君) 136ページの中の歩道切下げ事業費の中でお伺いしたいんですけれども、まず場所を、全部答えてくださいとは言わないんですけど、どういったところがあって、約190万円がかかっているのかをまず教えてください。
985
◯委員長(重城正義君) 岸土木課長。
986 ◯土木課長(岸 知己君) 歩道切り下げ事業ですけれども、昨年度は畑沢地区9ヶ所、八幡台地区が1ヶ所、合計10ヶ所を切り下げております。
987
◯委員長(重城正義君) 永原委員。
988 ◯委員(永原利浩君) もう一度再確認なんですけど、今お答えいただいた場所というのは、別にどこかのお店の入口の間口を広げるためとか、そういったものではないということでよろしいんですね。
989
◯委員長(重城正義君) 岸土木課長。
990 ◯土木課長(岸 知己君) 歩道の切り下げる部分につきましては、交差点の横断歩道から歩道に入る部分、ここが切り下がっていないところを切り下げていくと、そういうことでやっております。
991
◯委員長(重城正義君) 永原委員。
992 ◯委員(永原利浩君) 承知いたしました。これはどこかでも話したかもしれないんですけど、岩根の海上自衛隊の前なんですが、ああいったところも今後の対象になるのかなと思いながら質疑させていただきました。
続けて、その下にある除草・植樹帯管理事業費約1,500万円ということなんですが、これは主に車道じゃなくて歩道のところにある、植え込みの管理費とか除草という感覚でよろしいんでしょうか。
993
◯委員長(重城正義君) 岸土木課長。
994 ◯土木課長(岸 知己君) 歩道の植え込みも含まれます。
995
◯委員長(重城正義君) 永原委員。
996 ◯委員(永原利浩君) そうしますと、これ、多分、毎年毎年同じぐらいの金額の管理費がかかるんだと思うんですけど、サツキがきれいに植わっているところなんかはいいんですけど、清見台の一部なんかは歯抜けになっていたり、イチョウもきれいだと言う方がいる反面、いや、邪魔だと言う方もいらっしゃったりなんかで、これはなかなか維持管理には随分長い時間がかかるんだなと思うんですけど、個人的な見解というか、気持ちとしては、例えばイチョウを例にとったり、歯抜けになっているサツキを考えると、取っ払っちゃったらいいんじゃないのかと個人的には思うんですけど、長い目で見て、毎年毎年この金額がほぼほぼかかっていくのなら、随分もったいないなと。また、草を刈るにしても、サツキの下なんかというのはえらい手間なのは、多分ご承知だと思うんですけど、これは今後とも歩道の上にあるそういう植樹帯というののあり方、減らしていきたいのか、あるいは今の現状をやっぱりずっと維持していきたいのかという、その辺の考えがありましたら。
997
◯委員長(重城正義君) 岸土木課長。
998 ◯土木課長(岸 知己君) 植樹帯の除草の関係なんですけれども、地元の皆様に大変お世話になっておりまして、ご苦労をいただいているところが多いというふうに考えております。道路の草花、木々は美観といいますか、非常に大切なものであるんですけれども、やはり手間がかかるというところがございます。撤去する、このまま続けるというのは、まず地元の皆様のご意見を頂戴した中で、どのようにしていくか、方向性を決めていこうというふうには考えております。
999
◯委員長(重城正義君) 永原委員。
1000 ◯委員(永原利浩君) わかりました。確かに緑があるということはいいことですし、きれいだし、目も和みますし、どこかで質問したときも、そこに木があることで、交通事故で車が歩道に突っ込んできたときに人が助かることがあるんだなんて、どこかの職員に言われたこともありますけど、そんなことって奇跡に近いぐらいだから、なくたって事故が起きてけがをするときはするんだろうなと思うんですけど、例えば、低木のもっともっと、サツキじゃなくて、市のあれだから植わっているんだと思うんですけど、何か地べたにはうような木とかもあるじゃないですか。名前は出てこないですけど。後でお知らせします。ある場所に植わっている、あんなもので埋めてもいいのかなと思うのと、あと1点お願いは、これはどこか個人質問の中でも言ったと思うんですけど、交差点付近の管理が微妙な樹木、せめて5メートルとか10メートルぐらいは、条例でも何でもいいのでつくって、基本伐採するんだと、伐採して視認性を上げるんだというような方向に持ってきていただきたいんですけど、検討しておいていただけませんか。
1001
◯委員長(重城正義君) 岸土木課長。
1002 ◯土木課長(岸 知己君) 交差点につきましては、やはり交通事故の危険性が高いといいますか、そういうところがございますので、その辺につきましても、視認性が悪いところにつきましては、改良していくというふうな方向性でいきたいと思います。
それと、あと、植樹帯の木の種類なんですけれども、そのあたりにつきましても、地元の皆様のご意見を頂戴しながら考えていくのも、一つの案だというふうに考えております。
1003
◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。田中委員。
1004 ◯委員(田中紀子さん) 137ページの新火葬場周辺市道整備事業費。先ほど環境部のときにも質疑したんですが、住民説明会をやって、この間もやって、そうすると前に説明していたことを、またもう一回繰り返すような質問があって、何かこう二度手間というか、幾らやってもこれは前に進まないような説明会になってしまったというところで、環境部に提案したのは、今まで出てきてわかったことを、わかりやすい言葉でQ&Aなんかにしておいて、道路編とか、建物編とか、環境編とか分けて置いておいて、お好きなのを見てくださいというような環境をつくって、その上で今日はこんな説明会ですよとやっていかないと、平成30年度で決めたこと、またここまで理解してもらったと思っていたことが、また次のときになると一から説明しなくちゃならないという、労力が無駄みたいになってしまうので、そのQ&Aなんかをつくったらいかがですかといってお聞きしたんです。この間の説明会も含めて、以前は、前に説明会をやったときと重なる部分が多かったと思うんですが、今後に向けて何かご検討されていましたら、お聞きしたいなと思ったんですが。
1005
◯委員長(重城正義君) 岸土木課長。
1006 ◯土木課長(岸 知己君) 先日、畑沢地区の説明会に、私の方も、周辺道路整備事業の担当として出させていただきました。その中で、道路整備に関しても、委員おっしゃるように、Q&A方式で市の方の方向性等を明確にしていくというのは、非常に大事なことだというふうに考えています。周辺道路を整備するのは、今、地元、滝沢地区の皆様に事業の進捗状況等を、平成29年度から年に2回ほどずつ説明をさせていただいております。そのようなこともありますけれども、明確に文章化したQ&Aの作成は重要なことだというふうに思います。
1007
◯委員長(重城正義君) ほかにご質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
1008
◯委員長(重城正義君) 質疑終局と認め、以上で土木費の一部及び災害復旧費の審査を終了いたします。
───────────────────────────────────────
1009
◯委員長(重城正義君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。
次回は明19日午前10時より、当会議室にて開催いたします。
本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでした。
(午後4時46分)
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