木更津市議会 > 2019-03-12 >
平成31年予算審査特別委員会 名簿 2019-03-12
平成31年予算審査特別委員会 本文 2019-03-12

  • 会派再編成(/)
ツイート シェア
  1. 木更津市議会 2019-03-12
    平成31年予算審査特別委員会 本文 2019-03-12


    取得元: 木更津市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-05
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                 (午前9時56分)   ─────────────────────────────────────── ◯委員長(座親政彦君) 委員並びに執行部の皆様、おはようございます。  ただいまの出席委員数は8名でございます。定足数に達しておりますので、これより予算審査特別委員会を開会いたします。  なお、草刈議員、田中議員、平野議員、高橋議員が傍聴しておりますので、ご報告をいたします。  本日は、去る3月1日の本会議におきまして当特別委員会に付託されました、議案6件について、ご審査をお願いいたします。  それでは、審査に先立ちまして、斉藤議長からご挨拶をお願いします。斉藤議長。 2 ◯議長(斉藤高根君) 改めまして、皆さん、おはようございます。  予算審査特別委員会委員の皆様方、そして市長を初めとする執行部の皆様方、議会開催中のお忙しい中、お集まりいただきまして、まことにありがとうございます。  まずは、石川議員の突然のご逝去に、心より哀悼の意をあらわしたいと思います。  さて、本予算審査特別委員会、3日間の予定でございます。今、委員長が申したとおり、議案は6件、さまざまな施策が盛り込まれております。どうかよろしくご審査のほどお願い申し上げまして、私からの挨拶といたします。  よろしくお願いします。 3 ◯委員長(座親政彦君) ありがとうございました。   ─────────────────────────────────────── 4 ◯委員長(座親政彦君) 続きまして、渡辺市長からご挨拶をいただきます。渡辺市長。 5 ◯市長(渡辺芳邦君) 皆さん、おはようございます。  まずは、9日、ご逝去されました石川哲久議員に対しまして、謹んで哀悼の意を表したいと存じます。  予算審査特別委員会の委員の皆様には、大変ご多用のところ、平成31年度予算につきまして、ご審査をいただきまして、ありがとうございます。本日から審査いただきます案件は、委員長ご案内のとおり、平成31年度木更津市一般会計予算及び5つの特別会計予算の、合わせて6議案でございます。内容につきましては、提案理由の際にご説明申し上げたところでございますが、十分ご審査をいただき、原案どおり可決賜りますようお願いを申し上げまして、挨拶とさせていただきます。  どうぞよろしくお願いします。   ───────────────────────────────────────
    6 ◯委員長(座親政彦君) ありがとうございました。  それでは、議案第10号から議案第15号の一般会計予算及び各特別会計予算の6議案を議題に供します。  議案につきましては、順次ご審査願うわけでございますが、審査の適正な進行を図るため、既に配付済みの「予算審査特別委員会の注意事項」をご確認いただき、皆様方のご協力をお願い申し上げます。  それでは、議案第10号 平成31年度一般会計予算から順次審査をお願いします。  なお、議案第11号から議案第15号までの特別会計予算につきましては、関係部等の予算を審査する際に、あわせて行いますので、ご承知おきいただきたいというふうに思います。  まず、総体的事項についてご審査を願いますが、予算書の1ページから13ページ、並びに予算書と一体となっております、予算に関する説明書の15ページから17ページまでとなります。  なお、歳入・歳出の細部にわたる審査につきましては、後ほどお願いすることといたしまして、ここでは総体的な事項のご審査をお願いいたします。  それでは、ご質疑願います。住ノ江委員。 7 ◯委員(住ノ江雄次君) 市長が出席されておりますので、総体的な事項ということで、お伺いをしたいと思います。  今、日本経済というのは、アベノミクスの推進によりまして、大きく改善をしております。企業部門の改善が家計に広がり、好循環が進展するという中で、今回の景気回復期間というのは、昨年12月時点で、戦後最長と見られていたところでありますが、先週発表されました1月の景気動向指数の基調判断が、下方への局面変換に引き下げられたということから、戦後最長景気というのが幻となるおそれも出てきたようでございます。国では、全世代型社会保障制度の確立と、その持続可能性の観点から、新経済・財政再生計画に沿った歳出改革等を行うとともに、本年10月の消費税率の引き上げの実施によります、安定的な財源の確保をすることにより、現下の重要な課題に的確に対応しながら、経済再生と財政健全化の両立を実現するというようになっているわけであります。  本市におきましては、中期財政計画に基づき、健全な財政運営を行うとともに、渡辺市長の強力なリーダーシップによります、各種施策の推進をすることによりまして、今後もさらなる地域の発展を期待しているところでございます。しかしながら、人口増加については、鈍化の気配を見せるという中、今後も本市を持続ある発展を遂げる市としていくためには、多様化する市民ニーズや、更新時期を迎える公共施設の整備への対応など、第2次基本計画の初年度となるわけであります。平成31年度当初予算は449億4,600万円と、過去最大の大型予算となっております。市長におかれましては、予算編成に大変ご苦労されたのではないかと察しております。  そこでお伺いをいたしますが、新年度の予算に関しまして、市長ご自身の評価、感想、また、どこに力点を置かれての予算編成であったのか、その点についてお聞かせを願いたいと思います。 8 ◯委員長(座親政彦君) 渡辺市長。 9 ◯市長(渡辺芳邦君) 住ノ江委員のご質疑にご答弁申し上げます。  本市では、アクアライン通行料金の引き下げ、また、多くの皆様のご努力によりまして、企業進出が進み、新たな雇用の場が生まれるなど、まちのにぎわいが増すとともに、新たな宅地開発によりまして、人口増加も続いております。最近では、金田西地区での(仮称)木更津ゲートウェイ・ヴィレッジ計画や、コストコホールセールジャパン株式会社による保留地の落札や、伊豆島地区でのポルシェエクスペリエンスセンターの開設、笹子地区での人工サーフィン施設建設計画の報道があるなど、今後の企業進出は見込まれているものの、委員おっしゃいましたとおり、人口増加に鈍化の兆しが見えてきた中、引き続き持続可能なまちとしてあり続けるためにも、地域経済の活性化、防災力の強化、ICTの活用、そして、市民の地域活動への参加などが課題とされているところでございます。  住ノ江委員からの、平成31年度当初予算案に関しての私自身の評価・感想はとのことでございますが、予算編成に当たっては、第2次基本計画の初年度として、未来に向けたステップアップを図るための諸事業に、限られた財源を効果的・効率的に、また重点的に配分をいたしました。この結果、平成31年度一般会計の予算総額は、前年度比16億8,600万円、3.9%増の49億4,600万円となり、過去最大の予算規模となったところでございます。  財源として、市税においては、初めて200億円を超える収入を見込むとともに、国庫支出金、県支出金の活用に努めるなど、市債の発行を抑え、プライマリーバランスの黒字を確保したことで、将来への負担増を最小限にとどめられたものと考えております。  改めて、主な取り組みをご説明申し上げますと、まず、ICTの活用として、ICT活用事業費保育施設入所AI選考事業事務費を計上し、AI、またRPAなどのICTの活用や、タブレット端末の導入により、業務の効率化を図ってまいります。また、平成30年度の繰り越し事業でございますが、市公式ホームページに、AIを活用したFAQ検索システムを導入し、市民が知りたい情報を簡易に検索できるように、利便性を図ってまいります。いずれも業務改善や市民サービスの向上につながるものと考えております。  次に、電子地域通貨アクアコインの普及促進として、アクアコイン普及推進事業費を計上し、取り扱い金融機関の拡大や公共料金自動振替機能の追加など、さらなる利便性を図ってまいります。また、行政ポイント推進事業費を計上し、アクアコインアプリを活用し、市民の社会貢献活動などに行政ポイントを付与することにより、協働のまちづくりを推進してまいります。これらをベースに、地域経済、またコミュニティの活性化を目指してまいります。  次に、防災力の強化として、避難所に鍵解錠ボックスを設置する避難所環境整備事業費、上空からの活動場所の特定を容易に行うためのヘリサイン整備事業費、木更津第二小学校にある貯水槽の修繕として耐震性貯水槽補修事業費を計上し、防災力日本一のまちを目指してまいります。  次に、みなと・まちなかの活性化を先導します、パークベイプロジェクトの推進として、民間集客施設を設置するため、鳥居崎海浜公園プールの解体を行うとともに、富士見通り歩道改良に向けた調査費を計上しております。  次に、教育施設の整備として、金田小学校及び太田中学校校舎増築事業費を計上し、児童・生徒の増加に伴う教室不足に対応するとともに、岩根小学校及び西清小学校の屋内運動場のつり天井や照明器具の耐震化事業費を計上し、児童の安全を確保いたします。また、平成30年度の繰り越し事業でございますが、小中学校の普通教室へエアコンを設置することにより、快適な学習環境を整備してまいります。  以上、平成31年度の主な取り組みを幾つか申し上げましたが、冒頭申し上げましたとおり、プライマリーバランス、また財政調整基金残高を確保する中で、義務的経費の計上のみならず、基本計画事業や継続事業の計画的な実施、市民サービス向上のための新規事業まで、真に必要な事業費を計上できたものと考えております。  私からは以上でございます。 10 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございますか。白坂委員。 11 ◯委員(白坂英義君) 私の方からは、財政状況について、質疑をさせていただきます。  今議会におきましても、高橋議員の方から、本市の財政状況をどのように評価しているのかという質問があったんですけれども、これに対しまして、平成29年度の決算における主な指標を用いて、「健全な財政運営が行われている」という答弁がありました。平成30年度の決算、そして新年度の予算後の財政状況について、どのようにお考えなのか、お伺いいたします。 12 ◯委員長(座親政彦君) 高浦財務部長。 13 ◯財務部長(高浦 浩君) 平成30年度の決算と新年度予算後の財政状況についてのお尋ねでございますが、平成30年度決算での経常収支比率の見込みでございますが、一般質問の答弁の中では、3月補正後予算を100%執行した場合の見込みといたしまして、94.7%とご答弁いたしたところでございます。これで予算の執行率を考慮した見込みを見ますと、94.2%と、平成29年度決算値と同程度になるものと見込んでいるところでございます。また、過去の状況では、決算時の比率が当初予算時の比率を上回ることはほぼございませんので、平成31年度の予算時におきます経常収支比率、94.7%でございますが、平成31年度の決算においても94%前後になるものと考えております。  財政健全化法におきます4つの指標でございますが、実質赤字比率、連結実質赤字比率につきましては、実質赤字が見込まれないため、今後も数値が算出されることはないものと考えております。実質公債費比率につきましては、公債費の増加に伴い、また、将来負担比率につきましては、債務負担行為に基づく負担額の増加に伴い、それぞれ多少増加する見込みではございますが、早期健全化基準には遠く及ばないため、健全性は維持されるものと考えております。  今後も中期財政計画におきまして、計画的な財政運営と財政確保の強化の2つを基本目標に掲げまして、市債管理、経常収支比率の上昇の抑制、市税収入の確保、基金管理を通じまして、持続可能な財政基盤を確立し、まちづくりを支えてまいりたいと考えております。  以上でございます。 14 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。 15 ◯委員(白坂英義君) また、今議会においては、経常経費の問題について、何人かの議員が質問しております。そこで、経常経費の削減というのは一朝一夕にはいかないと思うんですけれども、経常収支比率の目標について、どのようにお考えなのか、お伺いをいたします。 16 ◯委員長(座親政彦君) 高浦財務部長。 17 ◯財務部長(高浦 浩君) 経常収支比率の適正な範囲が70%から80%と言われておりましたのは、数十年も前の高度成長期の時代でございまして、当時は投資的経費に予算が向けられるとともに、法律に基づく施策を中心に事業を行い、支出している状況でございました。現在におきましては、少子高齢化、教育、地方創生など、多種多様な行政需要が求められているところでございまして、住民のニーズに対応するため、独自の施策が増えており、比率の適正水準というものが随分変化しているものと考えております。余りこの数値にこだわり過ぎますと、必要な施策を提供することができなくなる可能性もございますが、現在の中期財政計画におきましては、平成29年度決算の数値、94.3%を目安といたしまして、今後の4年間におきまして、この水準を維持してまいりたいと考えております。時代を反映した新たな適正範囲というものが明確になるまでは、今後も近隣市の状況や類似団体等の状況を比較しながら、健全な目標を検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 18 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。 19 ◯委員(白坂英義君) 持続可能なまちづくりを支えるために、今後も市の財政運営の健全化を維持していただきますようにお願いして、質疑を終わります。 20 ◯委員長(座親政彦君) 関連。石井委員。 21 ◯委員(石井徳亮君) ただいま財務部長から、経常収支比率の適正水準と言われているものが、数十年前の古い時代のものというような答弁がされましたけれども、それでは、財政健全化法に基づく指標以外で、何か新しい指標のようなものはあるか、お伺いします。 22 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡財務部参事。 23 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 毎年度算出される数字ではないので、新たな指標として確立しているかどうかとは言い切れないんですが、昨年10月に、関東財務局千葉財務事務所による財務状況把握ヒアリングを受け、その中で、債務償還可能年数実質債務月収倍率積立金等月収倍率、行政経常収支率の4つの財務指標により、平成28年度を対象に、債務償還能力及び資金繰り状況について、分析を受けたところでございます。 24 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。 25 ◯委員(石井徳亮君) 今、4つ、財務指標を言われましたけれども、この指標が何をあらわして、その結果がどうだったのか、ちょっと教えていただきたいと思います。 26 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡財務部参事。 27 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) まず、債務償還可能年数でございますが、1年間で生み出されている償還原資の何倍の債務を抱えているかを示しており、家計に例えますと、ローンを返済するのに何年かかるかというものをあらわしております。診断基準が15年以下であるところ、結果は8.2年でございました。次に、実質債務月収倍率でございますが、1ヶ月当たりの収入の何ヶ月分の債務があるのかを示しており、家計に例えますと、ローンが給料の何倍かということをあらわしております。診断基準が18月以下のところ、8.6月でございました。次に、積立金等月収倍率でございますが、1ヶ月当たりの収入の何ヶ月分の積立金があるのかというものを示しており、家計に例えると、預貯金が給料の何倍かというものをあらわしております。診断基準が3ヶ月以上のところ、3.2ヶ月分でございました。次に、行政経常収支率でございますが、収入からどの程度の償還原資を生み出しているかを示しており、家計で例えますと、ローンの返済に回せるお金がどのくらいあるのかということをあらわしております。診断基準が10%以上のところ、8.7%と、こちらは基準を下回っておりましたが、債務償還年数が基準を下回るというか、基準よりよかったということなので、両指標をあわせて見れば、低水準にはないとの結果でございます。  以上、4指標から、本市の債務償還能力及び資金繰り状況については、現時点、平成28年度決算の時点でございますが、留意すべき状況ではないとの分析をされているところでございます。 28 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。 29 ◯委員(石井徳亮君) 今、ご説明いただきましたけれども、この4つの指標というのは、毎年出るんでしょうか。 30 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡財務部参事。 31 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) この財務事務所による財務状況把握につきましては、例年、毎年おおむね300団体程度で実施されているようでございますので、全国の自治体数を考えますと、5から6年置きに実施されるものと考えております。 32 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。 33 ◯委員(石井徳亮君) 平成28年度決算での結果という形ですけれども、平成31年度予算執行後では、どのように想定をしていますでしょうか、教えてください。 34 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡財務部参事。 35 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 平成30年度の決算剰余金を考慮した場合の積立金につきましては、平成28年度と同程度を維持しているものと考えております。しかしながら、起債残高が増加していること、また、行政経常支出が増加していることなどから、平成28年度決算より、平成31年度予算執行後の方が、債務償還能力及び資金繰り状況は低下していると、想定されているところでございます。今後も財源確保、また歳出経費の削減に努め、健全かつ安定的な財政運営を継続してまいりたいと考えております。  以上でございます。 36 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。 37 ◯委員(石井徳亮君) よくわかりました。次回の財務状況把握ヒアリングでも問題が出ないように、健全財政に努めていただきたいと思います。よろしくお願いします。 38 ◯委員長(座親政彦君) 大村委員。 39 ◯委員(大村富良君) それでは、渡辺市長の2期目の2年目の予算といたしまして、市長の公約がどのくらい反映された予算となっているのでしょうか、お伺いいたします。 40 ◯委員長(座親政彦君) 高浦財務部長。 41 ◯財務部長(高浦 浩君) 昨年4月の市議会臨時会におきます、市長の所信表明の中で、市政運営に関する3つのポイントといたしまして、木更津力のさらなる強化、支え合いのある地域づくり、持続可能な社会システムを掲げまして、それぞれの施策を充実させることで、オーガニックなまちづくりのステップアップを目指すとしているところでございます。平成31年度予算におきましては、まず、木更津力のさらなる強化といたしまして、クルーズ船の誘致、アクアコインの普及促進、市全体での地球温暖化対策への取り組み、パークベイプロジェクトの推進、マンション建設促進などを計上しているところでございます。次に、支え合いのある地域づくりといたしまして、地域防災力の向上・強化、行政ポイント制度、保育士確保などを計上してございます。続きまして、持続可能な社会システムといたしまして、ICTの活用、アジア地域とのネットワークづくり、グローバル人材の育成、水道事業や火葬場などの広域運用の促進など、所信表明で述べた種々の施策に係る予算を計上しているところでございます。  以上でございます。 42 ◯委員長(座親政彦君) 大村委員。 43 ◯委員(大村富良君) わかりました。  それでは、市民の要望等をどのように予算に反映されているのか、お伺いいたします。 44 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡財務部参事。 45 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 市民要望につきましては、担当課において十分な検討を行った上で、予算要求されているものと考えております。また、議会や監査委員からの指摘・意見等につきましても、予算編成方針におきまして、決算審査特別委員会を初めとする市議会や監査委員からの指摘・意見を考慮した上で、適切に予算編成に反映させるよう努めるとしておりますことから、同様に、十分な検討を行った結果が、予算要求に反映されているものと考えております。  以上でございます。 46 ◯委員長(座親政彦君) 大村委員。 47 ◯委員(大村富良君) ありがとうございます。元気な木更津、持続可能なまちづくりを、引き続き、よろしくお願いいたします。 48 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 49 ◯委員(近藤 忍君) それでは、私から、予算編成の公表という観点で質疑をさせていただきます。  3月の我が会派、草刈議員の代表質問におきまして、これから予算編成のスケジュールについては、公表する方向で検討するという、そのような答弁をいただきました。今回は総括的事項ですので、資料を作成してあります。  富津市が本年行っている、「当初予算編成の概要」という、公表している資料です。ホームページからダウンロードしました。このように4ページから成る資料を市民に公表しまして、どのような査定を行ったのか、また、要求額1,000万円以上の建設事業はどうだったのかということを公表しておりますが、本市におきまして、この富津市の取り組みはどのように評価されているのか、お伺いいたします。 50 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡財務部参事。 51 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 富津市の取り組みでございますが、予算編成の透明性を確保するということで、その過程を公表していると考えております。しかしながら、予算編成過程におきましては、事業規模や事業費の変更が発生する可能性が高く、また途中経過を公開することで、誤った期待や誤解を与える可能性もございます。途中経過といえども、予算案を確定前に公表することにより、さまざまな意見や要望が寄せられた場合に、適正な予算編成に支障が生ずるおそれというものも考えられます。また、さらには、公表による事務負担なども増加することが想定されます。このような理由から、本市ではまず予算案を議員の皆様に議案として配付後、記者会見を開き、その後に公表しているところでございます。しかしながら、先ほど申しましたように、予算編成の透明性確保のために公表している自治体もありますことから、これらの懸案事項がクリアできるようであれば、今後の検討とさせていただきたいと思います。 52 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 53 ◯委員(近藤 忍君) 今後の検討という答弁がありました。富津市も細部の細かい事業までは公表しておりませんで、資料にあるように、4ページぐらいで、大きく款項ぐらいに分けた公表という形になっておりますが、これは検討をしていただき、市の透明性というか、市民が市を信頼する一歩になればと思いますので、今後、ご検討をいただければと思います。  引き続きまして、もう一つ、渡辺市政がこれで2期目に入りまして、今回、高橋議員の一般質問でもありましたけれども、大分新規事業が多くなっております。「予算の概要」という、今回いただきました資料から、新規予算を抜粋して、また資料を作成いたしました。  73事業が今回ございまして、新規事業の総額は14億円、そのうちの一般会計財源を全部集計しますと約8億円、一般会計からこの新規事業につぎ込んでおります。そして、区長、また場合によっては組長ともいいますが、市政協力員から寄せられている意見というのが、多くが道路とか排水の整備とか、そういう現況の維持に関するものが多く寄せられているということで、行政も当然それに応えなければならないものかなと思いますが、そのような予算をどちらかというと抑制し、今回、このように新規事業を多くつけている予算編成になったことを、執行部としてはどのようにお考えなのか、お伺いいたします。 54 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡財務部参事。 55 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 今後、老朽化が進むインフラ整備の必要性というものも、十分認識しているところでございます。経常的なものを抑制しているというわけではなく、修繕や改修などのインフラ整備に現状程度の予算を確保しつつも、オーガニックなまちづくりのステップアップを図るための諸事業に、今年度予算を重点的に配分したところでございます。 56 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 57 ◯委員(近藤 忍君) 予算が限られている中、また、市としても新しいことにどんどん取り組んでいて、少しずつ変化していくことも必要だということもわかりますが、例年並みにつけているという、今、答弁がありましたけど、実際見ますと、道路橋梁費とか道路維持費が、前年に比べ減になっている実態がございます。いろいろと現状のところが抑制されながら、新規事業が今回は多くありますので、個々の事業につきましては、それぞれの費目でゆっくり見させてもらおうと思いますけど、新規事業が今回は多い予算編成になっているということで、理解しております。  あと1点だけ。組織として、来年度から都市整備部の営繕課と教育部の施設課が統合され、総務部に資産管理課が設置されるという組織編制になっています。いろんな予算費目が当たるので、この総括的事項で聞かせてもらいますが、ただ、今回、予算の概要を見ますと、例えば、健康増進センターの耐震診断やあけぼの園の改修事業というのが、それぞれの部の費目で上がっております。これについては、総務常任委員会の中の議案の一部でお聞きして、過渡期であるというふうに伺っておりますが、では、この平成31年度は、今、予算計上は所管課で行っておりますが、実施課としては、これはもう総務部の方で、そういう資産管理に関するものも、実施の段階から一括できるのか、まだ平成31年度中は、それぞれの所管課である程度面倒見てもらう形になるのか、そこの辺をご説明いただければと思います。 58 ◯委員長(座親政彦君) 土居総務部長。 59 ◯総務部長(土居和幸君) 予算執行に関しましては、資産管理課の方で執行してまいりたいというふうに考えております。 60 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございますか。鈴木委員。 61 ◯委員(鈴木秀子さん) 私からは、今年の10月から消費税が増税されるということがもう決定され、予算も組み込まれているということなんですけれども、収入として、2億2,600万円が交付金として計上されております。歳出について、お尋ねしたいと思います。 62 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡財務部参事。 63 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 歳出につきましては、3月議会の大綱質疑で、佐藤多美男議員のご質疑にお答えしていると思いますが、直接的には、物件費、維持補修費、普通建設事業費に影響がございます。すみません、細かい数字が出なくて申しわけないですけど、物件費につきましては約7,000万円程度、維持補修費は450万円程度、普通建設事業費については4,000万円程度の増になる見込みであったと思います。  以上です。 64 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 65 ◯委員(鈴木秀子さん) 1億円以上の多分、市としても歳出があると思うんですね。これは市民にとっては、どんなふうな影響があるというふうにお考えでしょうか。 66 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡財務部参事。 67 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) こちらにつきましても、12月議会の議員の質問、そして、3月議会の佐藤議員の質疑にお答えしていると思いますが、税率アップする分、もちろんその分は市民生活に影響が生じるものと思っております。しかしながら、国において、軽減税率の導入やその他諸施策をいろいろ考えておりますので、そちらで対応をしているものと考えます。 68 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 69 ◯委員(鈴木秀子さん) 軽減税率だの、プレミアム付商品券だの、いろんなことが言われております。でも、市民にとっては本当にわかりにくいということが、すごく大変なんですね。そういうこともやっぱり市としても、ちゃんと考えた形の政策をしていただきたいなというふうに思います。
    70 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございますか。よろしいですか。          〔発言する者なし〕 71 ◯委員長(座親政彦君) 質疑終局と認め、続いて、歳入から順次審査を願いますが、答弁席入れ替えのため、暫時休憩をいたします。                                (午前10時30分)   ───────────────────────────────────────                                (午前10時31分) 72 ◯委員長(座親政彦君) それでは、休憩を取り消し、委員会を再開いたします。  続きまして、歳入についてご審査願いますが、まず初めに、予算に関する説明書の18ページから23ページまでの、第5款市税から第16款配当割交付金までについて、ご質疑をお願いいたします。  ご質疑のある方、お願いします。大村委員。 73 ◯委員(大村富良君) では、市税についてなんですけれども、今回、金田西の大型街区が販売されたりとか、笹子地区の企業誘致ということで、ポルシェが進出されるということで、どのくらいの収益等、まだ今後の話なので全然見当がつかないのか、その辺わかっていたら、お答えいただければと思います。 74 ◯委員長(座親政彦君) 長谷川資産税課長。 75 ◯資産税課長(長谷川直樹君) 申しわけございません。詳しい建築確認等、まだ申請が出ておりませんので、具体的には算出はできておりません。 76 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございますか。鈴木委員。 77 ◯委員(鈴木秀子さん) 市税についてお尋ねしたいんですが、市税が今年度増収になっております。その理由をお尋ねします。 78 ◯委員長(座親政彦君) 渡辺市民税課長。 79 ◯市民税課長(渡辺則行君) 市税の伸びの要因というお尋ねでございますが、市民税では、人口や法人数の増加、それから、経済情勢などから、納税義務者数が増加していることに加え、平均所得も伸びているということなどから、平成30年度の決算見込み額をもとに、調定額ベースでございますが、市民税で約2億4,000万円、法人市民税で約1億6,000万円の増を見込んだところでございます。  私からは以上です。 80 ◯委員長(座親政彦君) 長谷川資産税課長。 81 ◯資産税課長(長谷川直樹君) 固定資産税では、アクアラインによる通勤の利便性向上などにより、新興住宅地を中心に、近年、地価が上昇していること、加えて、区画整理事業により整備された地区において、新築家屋の件数が順調に伸びていることから、約2億3,000万円の調定額増を算定したところでございます。 82 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 83 ◯委員(鈴木秀子さん) 法人市民税も伸びていますよね。これに対して、倒産とか、そういう景気の動向なんかはどうなんでしょうか。 84 ◯委員長(座親政彦君) 渡辺市民税課長。 85 ◯市民税課長(渡辺則行君) 法人市民税も伸びております。当市の場合ですと、当然、新規に出店していただくところもあれば、倒産をしたり、閉店をされたり、本市から去っていくものもありますけれども、総体的には法人数については伸びてございますので、状況としては、いい方向に向かっているというふうに考えております。 86 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。 87 ◯委員(白坂英義君) 特別とん譲与税についてお聞きします。  予算ベースで1,000万円、決算見込みと比較しては大分少ないんですけれども、予算ベースで増額した理由というのは、要は利用量が増えたのか、もしくは配分率が変化してきているのか。大分、年ごとに配分率は上昇してきているんですけど、その要因をお聞かせください。 88 ◯委員長(座親政彦君) 渡辺市民税課長。 89 ◯市民税課長(渡辺則行君) 特別とん譲与税が増えた理由ということでございますけれども、こちらにつきましては、木更津港を利用していただく利用率が上がったことに伴う、増加でございます。  以上です。 90 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございますか。近藤委員。 91 ◯委員(近藤 忍君) 委員会資料が今回ありますが、市税の収納方法別収納実績表を見ますと、市税の納付件数が、平成28年度には合計で43万8,493件ありましたけど、平成30年には37万7,581件まで、約14%減少しております。普通徴収が減って、特別徴収に移っている方が結構いるのではないかと、つまり、事業者からの天引きがあるから、これだけ減っているんだろうというふうには想像しますが、この特別徴収を実施したことによって、全体としての市税の課税客体がはっきりしていますので、徴収状況がどのように変わっているのか、まず、そこをお聞かせいただきたいと思います。 92 ◯委員長(座親政彦君) 渡辺市民税課長。 93 ◯市民税課長(渡辺則行君) 徴収状況まで細かく把握はしておりませんけれども、特別徴収になることによりまして、いわゆるお給料天引きになることでございますので、普通徴収ですと、一般のお客様が納付書に基づいて、自分から銀行に行ったり、あるいは口座振替の手続をしたりと、そういうような手続が必要になりますが、お給料から引くことになりますので、徴収率そのものについては、率等の数字は押さえておりませんが、確実に上がっているのではないかというふうには考えております。 94 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 95 ◯委員(近藤 忍君) 私も当然、自分で払いに行けと言うと、中にはごく少数払わない方もいるでしょうから、かなり比率が上がっているのではないかと思います。  ただ、もう一つ聞きたいのは、それで今度はもう天引きで向こうが入れてくれることによって、こっちは当然、納付書を発行する手間とかなんかは減ってくると思うので、総務費の徴税費に係る部分かもしれませんけれども、今度は徴税に係るコストも抑えられていると思うんですが、そちらの方の効果額とかというのは、明確に出てきておりますか。だから、今回のこの取り組みはどれくらい生きてきているのか、そこを知りたいんですが。 96 ◯委員長(座親政彦君) 渡邉財務部次長。 97 ◯財務部次長・収税対策室長(渡邉雅彦君) 申しわけございません。的確な数字は今把握しておりませんが、委員のおっしゃる平成28年度の特徴一斉指定によりまして、普通徴収の納税義務者が、約1万9,000から1万3,000、特別徴収として給与天引きされる方が、約4万5,000から5万3,000になっておりますので、普通徴収分として、納付書の印刷だとか郵送料、こちらの方は大分減っていると推測されます。  以上でございます。 98 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 99 ◯委員(近藤 忍君) わかりました。細かいところはわからないけど、大分抑えられているということで。1つはこれで、総務部も後ろにいますけど、それだけ減ってくると、徴収の方のコストも、人とかなんかもそのうち減らせるのかなと思いますので、それは長期的な検証を行っていただければと思います。  あと、もう一つは、普通徴収の収納方法ですけれども、手数料が、過去の答弁では、口座引き落としでは1件当たり17.28円、納付書による銀行窓口では24.84円、コンビニ納付は66.96円というような、そういう金額であったというように聞いております。金額は若干違っているかもしれませんが。コンビニ納付されておりますのが、合計で12万8,640件というふうに、先ほどの資料にありますが、仮にその3分の1ぐらいでも口座振替に移れば、213万円ぐらいの手数料の軽減につながるということが試算できます。コンビニ納付よりももっと口座で落としてくださいよというふうに、行政としては指導すべきではないかなと思いますけれども、その指導をどうしているのかということと、さらに、口座でやった場合には何らかの、昔は口座振替だったら少し安いとかというのがあったかと思うんですが、そのようなインセンティブも考えるべきかなと思うんですが、それらについていかがでしょうか。 100 ◯委員長(座親政彦君) 渡邉財務部次長。 101 ◯財務部次長・収税対策室長(渡邉雅彦君) まず、後者の方からご説明申し上げます。  インセンティブというお話でございますが、まず、1点目として、納税はそもそも義務であること、また、給与や年金から天引きされます特別徴収義務者には適用されず、公平性が保たれないこと、あと、納付書納付やコンビニ納付など、他の方法で納期内納付している者との間に不公平感が生じることから、実施は難しいと考えております。  1点目のご質疑でございますが、口座振替について、もうちょっと積極的にというお話でございますが、去年の委員会でも三上委員からのご指摘を受けまして、私どもとしても研究をいたしております。まず、口座振替の有効性についてですが、県内の状況を見ますと、口座振替の実施率と徴収率の間に相関関係は認められておりません。一例を申し上げますと、一番実施率の高い大多喜町が60.5%を実施しているんですが、徴収率で申し上げますと43位、2位の南房総市が55.2%の実施率なんですが、徴収率順位が40位というところでございまして、徴収率の高い自治体にアンケート調査というか、照会もしておりますが、特にキャンペーンは行っていないが実施率が高い、言葉は悪いんですが、いわゆる不便というか、金融機関がなかったり、高齢者というところで伸びているのではないかというような回答でございました。  さらに、口座振替の結果という点から検証してございますが、平成29年度総請求件数で約12万件なんですが、そのうちの5,160件、約4.3%が振替不能、中には口座も解約してしまっているということがございまして、その5,160件に新たに、納付書であったり不履行通知であったりを郵送するという手続が生じておりますので、なかなか難しいとは思います。結果としてはこのようなところですが、委員ご指摘のとおり、徴収の手数料は一番安価なものですから、今までどおり、引き続きまして、新規申し込みに対するキャンペーンであるとか、資産税課職員による家屋調査時の勧奨であるとか、そのようなことを継続してまいりたいと考えております。  以上でございます。 102 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 103 ◯委員(鈴木秀子さん) 22ページの都市計画税について、お尋ねしたいと思います。  今年度は13億4,372万7,000円です。前年より5,123万2,000円増となっております。この理由を教えてください。 104 ◯委員長(座親政彦君) 長谷川資産税課長。 105 ◯資産税課長(長谷川直樹君) 都市計画税の増額についてのお尋ねでございますが、土地につきましては、地目変更等に伴う評価額の増加や近年の地価の上昇により2,629万5,000円の増額を、家屋につきましては、金田東西地区、請西の千束台区画整理事業地内の新築家屋の増加、また大型商業施設、工場、ホテル等の建設により、2,690万5,000円の増額を見込んでおります。また、総体的な増額要因といたしまして、収入見込み率を平成30年度の98.0%から98.2%に見直したことが挙げられます。  以上でございます。 106 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 107 ◯委員(鈴木秀子さん) 地目変更とかは結構あって、これって期間というのがあるんですか。畑だとかを、地目変更でおうちができているとか、結構見受けられて、その話をよく聞くんですよね。大体どれくらいの期間で地目変更ができるんですか。 108 ◯委員長(座親政彦君) 長谷川資産税課長。 109 ◯資産税課長(長谷川直樹君) 畑から宅地への変更ということなんですけれども、市街化調整区域になりますと、農業委員会へ申し出て許可を得ることになりますので、詳しい期間は、ちょっと私の方では把握しておりません。 110 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 111 ◯委員(鈴木秀子さん) 都市計画税は払っているけれども、何もやっていただけないということを、多々聞くんですね。基本的に都市計画法に基づいて、受益者負担という形でこの法律がつくられていると思うんですね。これの使途の状況、これを何に使いましたとか、納税者に対して、そういうことを明確に伝えていますか。ちょっとそこのところをお尋ねします。 112 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡財務部参事。 113 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) まず、都市計画税につきましては、都市計画法による都市計画区域のうち、原則として市街化区域内に所在する土地及び家屋に課税する、目的税でございます。恩恵を受けていないというようなことがあるということでございますが、その地区からいただいている都市計画税を、その地区の事業にということは、現実的には困難でございます。市として一括で集めたものを、都市計画事業に充てているということでございまして、使途としましては、ホームページの方に掲載しているところでございます。  なお、今年度予算について、使途、充当先を申しますと、街路事業といたしまして、中野畑沢線の整備事業、また、下水道事業といたしまして、下水道事業特別会計への繰出金、市街地開発事業といたしまして、金田西の区画整理の負担金や請西の千束台への負担金、また地方債の償還に充てているところでございます。 114 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 115 ◯委員(鈴木秀子さん) ホームページに載せているということですけれども、皆さんがホームページを見ているわけじゃないので、やはり、そうじゃない方も多いので、また何らかの形、広報に載せるとか、そういうことは可能でしょうか。 116 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡財務部参事。 117 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 広報等については、紙面の都合もあると思いますので、載せられるスペースがもしあるということであれば、都市計画税だけではないと思いますが、充当先についても、もし上げられれば上げたいと思います。消費税の増税分とかも同じだと思いますので、スペースの問題もあると思います。 118 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 119 ◯委員(鈴木秀子さん) これは受益者負担という、多分、根本的なものがあるんですよ。払っているけれども、何も恩恵がないというふうに思われるということ自体が、やっぱり市にとってはマイナスだと思うんですよね。そこはきちんと、そういう方に対してもお話しする必要があるんですよ。それに対してどうですか。 120 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡財務部参事。 121 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 繰り返しになりますけど、その地域からいただいた都市計画税をその地域に返すということは、現実的には困難でございます。先ほど言いましたように、今はホームページ上で使い先をご案内していますが、また今後、いろんな方法がないか、検討いたしたいと思います。  以上です。 122 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 123 ◯委員(三上和俊君) AI、AIなんてよく言われているでしょう。課税客体の話も出たし、控除の話も毎年か、この時期、来年度、市税の改定だなんていうようなことで出てくるけど、幼稚園の入園者については、いろいろ近場とか、常時8時間労働のお母さん、あるいはパートのお母さんとかといって、点数で、AI導入の、高知県かな、やっているというようなことで、木更津も何かやるとかやらないとかという話も出ているんだけど、まさしく税金の方は、AIを導入して、間違わないように、ある議員が過少評価しているんじゃないかと、見積もりして、財政運営を思うようにやっているんじゃないかなという、あなたたちの思惑の中でうまくやっているんじゃないかと言っているんだけど、そういうことをないようにするには、やっぱりAIでちゃんと細かい、客体なり、控除なり、何なりが瞬時にわかるような形にすれば、あとは徴収率をどういうふうに想定しましたと、それで皆さんがどれだけ努力しましたかというようなことで、本当に明確になると思うんだけど、その辺はなぜやらないんですか。やっているんですか。ちょっとその辺のところの、あなたたちの長年の勘じゃなくて、もう少し機械に正確に教えてもらった方がいいんじゃないかなと思うんだけど、その辺、どうなんですか。 124 ◯委員長(座親政彦君) 渡辺市民税課長。 125 ◯市民税課長(渡辺則行君) 少し的がずれてしまうかもしれませんけれども、機械を活用するということにつきましては、例えば、個人市民税などにつきましても、もちろんコンピューターを使って計算をしております。わかりやすくいきますと、皆さんも持っていると思いますけど、源泉徴収票などというものについて、それをデータ化して、そのデータに基づいて税金を計算すると。そのデータから税金を計算する部分につきましては、今でもコンピューターを使っておりますので、そこはほぼというか、間違いはございません。往々にしてあるのが、人が入力をするときに、「15」と打たなきゃいけないところを「51」と打ってしまったりとかという、そういう人的ミスが課税ミスのもとにつながるということが多うございます。それをなくす努力として、これはまだ導入には至っておりませんが、例えば、源泉徴収票、給与支払報告書でございますが、そちらをOCRという機械を使って、つまりデータ化して、人が打つのではなくて、機械によってデータ化して、不鮮明なものについてはエラーとしてはじいて、それを人が見るというようなことを導入しようというところで、検討はしております。ただ、何分導入にはやはり経費がかかりますので、今現在ですと、ちょうど基幹系のシステムの見直し時期でもございますので、その見直しの時期に合わせて、そうした有意義なシステムですとか、委員がおっしゃった、AIまでいけるかどうかはわかりませんが、先ほど市長の話の中にありました、RPAというものは、まさにそのような機能でございまして、ロボット的に作業を自動化するというような部分についても、取り組んでまいりたいと考えているところでございます。  以上です。 126 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 127 ◯委員(三上和俊君) ぜひとも、当初予算と最終的な決算の差額が、途中で補正で3月補正で帳尻合わせなんて、また繰越金を大変多くつくって、財調にうまく繰り込んでという、今までの皆さんのテクニックはよしにして、繰越金が生じた場合はしょうがないですけど、なるべく市民の立場に立てば、より早く行政サービスを受けたいというのが、根本の考え方だし、皆さんの基本的な考え方じゃなければいけないと思うんですよ。  「入るをはかりて出るを制す」というのは、皆さんがそういうことをちゃんとやりなさいということなんですけど、立ったついでに、また入りの話でちょっとあれなんだけど、総論のところで言えばよかったけど、支出の項目に絡んでくるかと思うけど、まあ、許してください。皆さんが特定財源を確保するのに、きちっと事業部局と財政当局とうまく話をして、なおかつ、じゃあ、政治的な動きをしろとかしないとか、どんな特定財源獲得に動いているかというのは、ちゃんと把握しているのかどうか。そういうことをやっている職員は、総務部が、これはよく財源を獲得したということで評価しているかどうか。それはちょっと無理かもしれないけど、だけど実際そういうふうな組織じゃなくちゃいけないと思うんですよ。だから、その辺のところを、財政当局として、ちょっとずれちゃっていますけど、ご答弁いただけたら、いただきたいと思います。 128 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡財務部参事。 129 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) まず、事業を2種類に分けるとして、基本計画事業につきましては、基本計画事業の採択、査定の中で、企画、総務、財政、この3者で、担当課からヒアリングをしております。その中で、特定財源をなるべく見つけてくるようにという指示もしているところでございます。財源があれば、事業化にもつながりやすいというようなことを、こちらもお伝えして、担当課において、一生懸命財源を見つけてきているものと思います。あと、通常の予算につきましても、予算要求がされる中で、私どもの方でヒアリングをしたりして、特定財源の確保に努めていただけるように、求めているところでございます。  以上でございます。 130 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 131 ◯委員(三上和俊君) 市長がいるところでそれを聞けばよかったけど、すみません、スルーしちゃいました。  いつも金田を例にとって、市が大規模な事業に傾注しているんじゃないかというふうに批判するんだけど、金田という地区に関しては、守秘義務でも何でもないと思うんですよ。個々の企業がどのくらい税金を払っているかというのは、当然言えない話だと思うけど、地区ごとにきちっと、固定資産税なり都市計画税なり上がっているというのは把握しているのかどうか。やっぱりそういうことを明確にすると、ある政党が開発はだめだだめだと、こういうふうなことを言っているけど、実際、農業地であったときよりも……。東はもう全部あれかな、換地してあるのかな、100%取っているのかな。西はどうかわかりませんけど、そういうことの中で、ちゃんとディスクロージャーすることによって、何か先ほどの税教育じゃないけど、まちづくりができているということ、また、こういう形でどんどんまちづくりしていこうという話にもなると思うんですけど、その辺のところの固定資産税・都市計画税に絡めて、ひとつ金田についてご説明いただけたら幸いですが、そういう資料はつくってありますか。 132 ◯委員長(座親政彦君) 長谷川資産税課長。 133 ◯資産税課長(長谷川直樹君) 今、お手元にお配りしてございます、「固定資産税(土地・家屋)地区別課税状況」をご覧いただきたいと思います。この表はあくまでも、システムによって、全物件の相当税額を積算したものでありますので、免税点の計算や端数処理を行っていないため、実際の税額とは一致しておりません。今、三上委員の方からご質疑がございました、土地・家屋の地区別の税金でございますが、金田地区を例に挙げてみますと、金田東地区につきましては、平成26年度に換地を行っておりまして、その当時の税額にいたしますと、2億8,257万7,187円であったところ、皆さんご存じだと思いますけれども、金田地区の戸建て住宅、共同住宅の建設、また業務系におきましては、アウトレットを初め、さまざまな商業施設が建設されており、そのおかげもありまして、平成30年度につきましては、35億2,287万7,837円と、これだけの伸びがありますので、区画整理によって、大分税金の方には成果があったと考えております。  以上でございます。 134 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 135 ◯委員(三上和俊君) そういうようなことを、我々大人にもディスクロージャーというか、知らしめる必要もあるだろうし、皆さんにもお話しして、ご理解をいただきながら、まちづくりに投資していくと。投資し過ぎるといけないけど、地域のバランスを考えたりしていけたらいいんじゃないかなと思いますけど、そういう中で、子どもたちには税の作文だなんて書かせているけど、大人の関係においての徴収率を上げるというのは、何かいろいろ工夫しているんですか。口座振替をやったら、我々は勧めているけど、さっきの答弁じゃ、口座振替の数と収納率は変わっていないんだなんていう、皆さんの努力を自分からしなくていいような答弁をしているけど、やっぱり口座振替があった方がいいと私は思うし、何かやらなくていいような答弁で、ちょっと納得いかなかったんですけどね。そういうことも含めて、何か皆さんが税を確保するという意味で、特定財源じゃなくて、市税の収納率を上げるという形の中で取り組み、今ここでやっていいのかどうかわからないけど、ちょっと考えていること、また取り組み姿勢、それをちょっとお尋ねさせていただきます。 136 ◯委員長(座親政彦君) 渡邉財務部次長。 137 ◯財務部次長・収税対策室長(渡邉雅彦君) まず、口座振替につきましては、答弁がちょっと重なってしまうところがあるんですが、大きいところでは不納が約4%あるというところで、二重に、郵送料であるとかがかかってしまうというところがネックでございますので、その辺は、そういうことがないようにというような文書を添えるなり、工夫を凝らしてまいりたいと考えております。  これも重ねてになりますが、収納手数料につきましては、先ほど近藤委員からもご案内があったとおり、口座振替が一番安価でございますので、引き続きまして、勧奨のキャンペーンであるとか、申告のときにチラシを配布するなりという対策は、講じてまいりたいと考えております。  収納についての対策というところでございますが、徴収につきましては、平成27年度から市税等徴収対策本部を立ち上げ、取り組んでいるところでございます。平成30年度の重点対策といたしましては、滞納処分の強化、とりわけ給与の差し押さえ、継続債権になりますので、積極的に行っているところでございます。引き続き、対策本部において、一丸となって取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 138 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 139 ◯委員(三上和俊君) 木更津は収納率が悪いんでしょう。だから、皆さんの目標。各企業、営業目標なんて書いてあるでしょう、キャンペーンみたいな形の中で、安全第一とか、何とかといって、営業目標どうだこうだという。だから、そういうのを皆アピールするために、庁内に張り出すなり、我々に教えてくれて、自分たちだけでこそこそやるんじゃなくて、正々堂々と、みんなが収納に従事する人、あるいは税に関係する人たち、共通認識で収納率を上げるんだというような、そんなキャンペーンをやったらいいんじゃないかなと思うんだけど、いつも木更津はあぐらをかいちゃっているわけ。危機感が全くない。特にまた、ちょっと今、税収がよくなってきたから、昔少し危機感を持っていたんだけど、今はだらだらになっているから、その辺、使い方と集める方の、特に集める方。何か今言っているような対策を、今までと同じじゃなくて、気合いを入れて、今年からV字回復という、何かその契機になるようなことを、手を打つ考えはありませんか。大体同じふうに推移していったり、同じように取り組めばいいということなのかどうか、その辺の心構えについてお尋ねします。 140 ◯委員長(座親政彦君) 渡邉財務部次長。 141 ◯財務部次長・収税対策室長(渡邉雅彦君) お答えになるかはわかりませんけれども、市税等徴収対策本部におきまして、毎年度、重点対策というものを設定し、さらには予算の方の徴収率、見込み率につきましては、確実なところで設定をさせていただいているところですが、目標値といたしまして、この対策本部においても、徴収目標値を4月になりましたら設定をさせていただきます。また、この取り組み方法であったり、目標とする徴収率が決まりましたら、庁内と申しますか、こういう姿勢でというのを、可能であれば、関係機関等と情報共有してまいりたいと考えております。
     以上でございます。 142 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 143 ◯委員(三上和俊君) 富津市は入りが足りなくて大変だということでやったけど、財政非常事態宣言か、やって、今、一生懸命取り組んでいる最中なんですけど、富津市だけではなくて、どこの市町村もやっぱりそういう姿勢は、行政マンとして必要だと思うんですよ。払わなくていいというか、そういうことじゃなくて、やっぱり国民の義務だからね。だから、それについて、もう少しきちっと、木更津市は国保ただ乗りの人たちもいるけど、それは今回こっちへ置いといて、固定資産税とか市民税なんかは、それなりに払えるだけの資産があったり、働いている人たちがちゃんと払わなくちゃいけないという中で、もう少し厳しく対応した方がいいんじゃないかなと、こういうふうに思いますけど、再度ちょっとご答弁いただけたらと思います。 144 ◯委員長(座親政彦君) 渡邉財務部次長。 145 ◯財務部次長・収税対策室長(渡邉雅彦君) 市税の徴収対策につきましては、まず、督促、催告、文書により呼び出しをいたしまして、基本的には自主納付につなげてまいりたいと考えておりますが、それにもかかわらず来ない方や、約束しても不履行の方がおりますので、こちらにつきまして、積極的に財産調査をいたしまして、払えるのに払わない方、生活困窮者で執行停止にすべき方の見きわめを行った上で、積極的に徴収対策に取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 146 ◯委員長(座親政彦君) 渡辺市民税課長。 147 ◯市民税課長(渡辺則行君) 追加で、個人市民税に関して、ちょっとご答弁いたします。  個人市民税は先ほど、平成28年度から県下一斉で特別徴収の取り組みをしているというようなご答弁もさし上げましたけれども、うちの職員が頑張ってくれたおかげかとは思っておりますが、平成29年度の時点において、県下では特別徴収の実施率が2位でございます。ですので、細かい話をいたしますと、何でそれをやらなくちゃいけないんだとか、そういうお話を電話等で受けることも多々ありますけれども、その辺を粘り強く、今は職員に対応していただいているところでございます。それから、課税客体の把握といたしましては、まさに今確定申告の事務なども受けておりますけれども、申告しなくていいんだというふうに思ってもらわないように、きちっと課税の状況というものも把握いたしまして、かつ、特別徴収については、年々源泉徴収票の提出なども1,000件ぐらいずつは増えてきておりますので、そのようなものも積極的に把握して、課税する方も意識を持って徴収につなげるというところで、取り組んでまいりたいと考えております。  以上です。 148 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 149 ◯委員(三上和俊君) では、個人市民税の話が出たから、法人市民税についてちょっと話をします。  ある会社が君津市からこっちへ社屋を移転しました。それで、当初、国際的な製鉄業界の買収、M&Aの中で、日本の安定個人株主の皆さんに、地域貢献ということの中で、ぜひ守ってくれということの中で、そういう意味合いも含めて、木更津に移していただいたわけですけど、その関係の税収というのは、法人市民税として、1社だけではなくて、関連の方々もこっちへ来ていますので、どのくらい増えたのか。合併したから、会社としては法人市民税が思惑どおり上がらなかったということなんですけど、その関係の今後の見通しというのは、どんなふうに言えるのか。世界経済が冷え込んで、これからどうだこうだという中でも、そういうことはやっぱり税の皆さんは把握しておく必要があるんじゃないかということで、会社の皆さんとうまく情報交換しなさいよということも、私は過去、皆さんにお願いしたことがあるんですけど、そういう情報交換の中での大手の法人市民税の推移、そういうものはどんなふうに考えているのか。 150 ◯委員長(座親政彦君) 渡辺市民税課長。 151 ◯市民税課長(渡辺則行君) 情報交換につきましては、部長級ではございますが、情報交換はさせていただいております。ただ、移られたことによって、また、今後も含めてですけれども、税収の中でそれがどの程度影響したかという、細かい数字についてはちょっと、大変申しわけございませんが、今はわかりませんので、確認が出るかどうかはちょっとなかなか難しいところでございます。 152 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 153 ◯委員(三上和俊君) ぜひともきちっと景況判断を、地元の企業から情報収集していただきたいと思います。  法人市民税の関係で、もうけのない企業は法人税を払わなくていいということになっていて、法人税割か、そういうことだけで、法人数は、法人なんかは10あったっけ、そのぐらいあったかな。それで、多くは何億円払わなくちゃいけない大企業、それから従業員何人で幾らという、税割があったと思いますけど、そういうところでの木更津の企業はどのくらい、アベノミクスの関係で、税金を払っている会社と払っていない会社があるということで、年数でわかるじゃない。それは皆さんの資料があるの。あったらちょっとお示しいただきたいんですけど。言っていることはわかるよね。 154 ◯委員長(座親政彦君) 渡辺市民税課長。 155 ◯市民税課長(渡辺則行君) 資料といたしましては、予算審査特別委員会資料、財務部の資料の3ページ、「市税関係資料(法人市民税・現年課税分)」というタイトルのものですが、こちらがその資料になります。  それで、三上委員の方からありました、法人税割というものは、左の方に見出しがございまして、下の部分ですね、均等割、法人税割がございます。そこの法人税割の計の部分と合計、合計というのはこちらが総法人数、法人の納税義務者数になりますので、法人税割を払っている計の部分と、その下の合計、この比率が法人税割を払っている会社の率ということになります。計算いたしますと、おおむね45%程度の会社といいますか、法人に、法人税割を払っていただいているという状況になります。  それから、均等割につきましては、区分的には9つございます。平成31年度の法人市民税を見積もるに当たりましては、法人税割を払う法人につきましては、平成30年度の決算見込み値から比べますと、若干は下がっておりますけれども、先ほどもお話が出ていましたが、例えば、金田地区のアウトレットモールなどへも、これは記者発表などでもありましたが、第3期の増床をしたときに、103店舗の進出があったというところでございます。それは報道発表時でございますけれども。そうしたことで、新たな会社の進出というものは、結構盛んには行われておりますので、均等割だけしか払わないという言葉が適切かどうかはわかりませんが、均等割を払っていただけるような会社であっても、そういう会社が増えれば、ちりも積もれば何とやらという表現でいいかどうかはわかりませんけれども、全体的には法人市民税も増額というふうに見積もりをさせていただいたところでございます。  以上でございます。 156 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 157 ◯委員(三上和俊君) では、そうすると、ちょっと教えてほしいんですけど、平成31年度当初予算の中で、法人数は幾つだっけ。〔「4,198」と呼ぶ者あり〕4,198。それで、今度は法人税割が1,837ということで、半分近くの方々が均等割しか払わなくていいと。払わなくていいといったって、昔は西武がそれをやっていて、あんな大きな西武不動産だか何だか、プリンスホテルだか何か知らないけど、税金を払わなくて、均等割しか払っていないというような、そういう会社もあったわけなんだけど、それは会社の一つの営業方針になるわけだけど、普通は大体これを払ってくれる、もうかったら少しでも払ってくれるというのが、普通の会社なんだけど、こういうことについて、皆さんはどんなふうに景況を判断したり、一番よければ、法人からお金を払ってもらうというのは、自転車でかばんを持って行く必要もないし、納付書をこっちへ来たらすぐ向こうが払ってくれるという、法人税というのは一番いい税金なわけですよね。だから、大きな法人のある袖ケ浦なんかは、額とすれば収納率が高いというのはわかるわけなんだけど、この辺の法人に対する皆さんの取り組み、法人会とか何かいろいろあるみたいだけど、その辺の取り組みについてどういうふうに皆さんは取り組んでいるのか。我々議会も、個人についての話はするけど、法人についての話というのは余り議会ではしないと思うんだけど、皆さんの法人に対するかかわり方、それをちょっと確認させてもらいます。 158 ◯委員長(座親政彦君) 高浦財務部長。 159 ◯財務部長(高浦 浩君) 法人に対するかかわりということでございますけれども、私どもは、先ほど市民税課長の例で申し上げましたように、大型の商業施設等ができるような情報が入りましたら、そちらの商店の出店の説明会等でも、市民税申告の方をお願いしたりですとか、そういう呼びかけをしております。また、大きな法人の進出が決まった際には、進出の案内とあわせて、市税等についても、担当課の方からもお願いしているところで、また指定管理者が市の施設を管理する場合にも、市民税として申告するというような形でもお願いしているところでございまして、そういった形で、市に進出する企業等について、市民税についての理解をいただいているところでございます。  以上でございます。 160 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 161 ◯委員(三上和俊君) その辺のところは、本当に、今部長が言ったような取り組みをきちっとしているのかどうか、言葉だけじゃなくて。指定管理者はそういうふうにやっていると思いますよ、実際。ほかのところでの企業誘致という、企業が来ただけじゃなくて、法人の拠点をこっちへ登記してもらうなんていうようなことは本当にやっているのかどうか。そういうことも含めて、法人とのかかわりということで聞いたんだけど、確かに胸を張ってやっていますよと言えるのかどうか、お尋ねさせていただきます。 162 ◯委員長(座親政彦君) 渡辺市民税課長。 163 ◯市民税課長(渡辺則行君) 先ほどアウトレットモールの第3期増床をお話しさし上げましたけれども、そのときには経済部とも協力いたしまして、法人市民税の申告をお願いしたいというところの、案内文というんでしょうか、そういうものについては、新たに出店するお店などについて、配っていただくような形で、場所に行ってお願いをしたというような取り組みはしてございます。  以上でございます。 164 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございますか。鈴木委員。 165 ◯委員(鈴木秀子さん) 20ページの市税、米軍構成員車両(4輪以上)1台3,000円となっていますね。通常だと4輪だと1万800円ではないんでしょうか。ここのところ、どういうふうにこういうふうになったのか教えてください。 166 ◯委員長(座親政彦君) 渡辺市民税課長。 167 ◯市民税課長(渡辺則行君) 米軍構成員の車両に関するお尋ねでございますけれども、この3,000円の金額につきましては、本市でも条例を定めておりまして、ちょっと長くて恐縮なんですが、アメリカ合衆国軍隊の構成員等の所有する軽自動車等に対する軽自動車税の特例に関する条例を定めております。こちらの第5条にその金額等は載せてございます。その中で、4輪以上のものについては3,000円という規定がございますので、その規定に基づいて、この金額になっているということです。では、なぜ3,000円なのかと、安いんじゃないかというお問い合わせだと思いますので、この金額の根拠といたしましては、日米の地位協定に基づいて決めているようでございます。さかのぼりますが、平成11年2月に、日米地位協定の第25条1項に基づいて設置をされます、合同委員会というものがあるようでございまして、そちらで協議が、両国間というんでしょうかね、話し合いが行われて、合意されていると。理由といたしましては、違う国の方が来ていらっしゃるわけですから、我が国の税率が道路使用頻度に対応していない、もとの母国、つまりアメリカの税制と当然違う税制なので、米軍の構成員等については、決められた、今回の条例にも載っておりますけれども、そちらの金額を払っていただくことによって、税金とするということで、合意を受けた金額をもとに、本市でも条例を定めて、その条例の金額に基づいて、こちらの金額で課税をしているという状況でございます。  以上でございます。 168 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 169 ◯委員(鈴木秀子さん) 今回、1台というふうになっていますけど、これから増えることも、可能性としてはあるかなと思ったりするんですけど、そのときに条例を変えるとかということはないんですか。 170 ◯委員長(座親政彦君) 渡辺市民税課長。 171 ◯市民税課長(渡辺則行君) 先ほども申し上げましたけど、地位協定がもとになっておりますので、これは本市だけではなく、たまたまこの条例はこの3月議会でも一部分改正しているもので、ちょっと調べたんですけれども、例えば、沖縄の那覇市ですとか、宜野湾市とか、横須賀市なんかもそうなんですけれども、そういう条例を定めておるところでは、同じ金額を定めておりますので、本市だけ違う金額を独自に改正するということは、ないものと考えております。 172 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 173 ◯委員(鈴木秀子さん) 属国ではないので、独立国なので、やはり言うことはきちんと言って、日米地位協定というのは、ずっと言われて、それでいろんなことが起きていることは、皆さんも承知されていると思うんですよね。それはやっぱり国に対して言うべきと思うんですけど、それはいかがでしょうか。 174 ◯委員長(座親政彦君) 渡辺市民税課長。 175 ◯市民税課長(渡辺則行君) 国に対してということでございますけど、もともとは、地位協定に定められている委員会で、両国が合意した内容でございますので、そこについては、そちらの委員会が所管をするところかというふうに考えております。 176 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはいかがでしょうか。斉藤議長。 177 ◯議長(斉藤高根君) すみません。ついでに。  軽の白ナンバーがあるでしょう。オリンピックの特例ナンバー。あれを変えることによって、市は収入が発生するの。 178 ◯委員長(座親政彦君) 渡辺市民税課長。 179 ◯市民税課長(渡辺則行君) 市の方へは特段影響がございません。 180 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございますか。          〔発言する者なし〕 181 ◯委員長(座親政彦君) 質疑終局と認め、次に、23ページから25ページまでの第17款株式等譲渡所得割交付金から第45款交通安全対策交付金までについて、ご質疑を願います。近藤委員。 182 ◯委員(近藤 忍君) せっかく中村次長が来られていますので、あしたの民生費の方で聞こうかと思ったんですが、今回、来年の予算で保育園の無料化、また幼稚園の無償化等の事業が組まれているんですが、それに対応する歳入がありませんで、それが一般財源になっていると。つまり、一般財源ということは、地方交付税としてもらって、この中から出ているかと思うんですが、その算定がどうなっていて、そもそもなぜ交付金ではなくて、交付税になっているのか、そのあたりが非常にわかりにくいので、そこをまず説明していただければと思います。 183 ◯委員長(座親政彦君) 中村健康こども部次長。 184 ◯健康こども部次長・こども保育課長(中村伸一君) 今、近藤委員の方からおっしゃった、来年度の幼児教育・保育の無償化の臨時交付金の予算の、まずは内訳をちょっと説明させていただきます。  こちらにつきましては、公立保育園、民間保育園、いわゆる認可保育園の保護者負担金、こちらについては、以前、歳入で保護者負担金という形でいただいていたものが、今度は一般財源で出るということでございますので、こちらは財源の特財の充当が変わるということで、歳出予算がないということでございます。それ以外ですと、認定こども園、地域型保育園、認可外保育園、幼稚園につきましては、今まで保育料というのは、私ども歳入の方で予算措置をしておりませんので、そっちについては、歳出の方で予算措置をさせていただいたところでございます。金額の内訳につきましては、来年度、この認可保育園・幼稚園等の年間の保育料総額を11億4,000万円というふうに見込んでおります。来年度10月から、無償化が始まるということで、3歳以上、それとあわせまして、0歳から2歳児までについては非課税世帯ということでございます。そちらの額を算出しまして、こちらの臨時交付金の額を全額国庫で見るということでございますので、それを入れたというところでございます。ですから、認可保育園の保育料、いわゆる財源内訳を変えたというものにつきましては、歳出予算の方は今回は生じていないというところでございます。  交付税につきましては、財政課長の方からお答えさせていただきます。 185 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡財務部参事。 186 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 交付税関係の話が出ましたので、お答えさせていただきます。  交付税の措置につきましては、平成32年度から、個別団体の地方交付税の算定に当たり、地方負担の全額を基準財政需要額に算入するとともに、地方消費税の増収分の全額を、基準財政収入額に算入するということになっておりますので、平成32年度以降は地方消費税交付金部分で幼児保育を、交付税の計算上、賄うということになります。平成31年度につきましては、この子ども・子育て支援臨時交付金という形で、国からの交付を受けているところでございます。 187 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 188 ◯委員(近藤 忍君) 歳出の細かいところはあした聞かせてもらいますが、つまり、私が聞きたいのが、認定こども園等保育料無償化で642万円、認可外で2,901万円、幼稚園で1億1,984万円という、歳出が自治体の方から出ますよね。それと見合うだけの税金が、しっかりとこの地方交付税の中に入ってきているのかどうなのかがわからないので、そこがちゃんと入っていますかということを聞きたいわけなんですよ。 189 ◯委員長(座親政彦君) 中村健康こども部次長。 190 ◯健康こども部次長・こども保育課長(中村伸一君) 来年度につきましては、全額、交付金でいただけるということでございますので、今回、新しく歳出になった部分については、交付金で全額入ってくると。来年度については、そのような措置がされるということで、予算の方もそのように構成させていただいております。  以上です。 191 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 192 ◯委員(近藤 忍君) つまり、当初予算だと一般財源にしているけれども、その交付金が明確になったところで財源の付け替えをやるし、それは間違いなくこの額に多分なるだろうという認識でいけばよろしいということですね。違ったら、また、その制度的に直すのかもしれませんけれども。 193 ◯委員長(座親政彦君) 中村健康こども部次長。 194 ◯健康こども部次長・こども保育課長(中村伸一君) おっしゃるとおりでございます。金額的に歳出が変わったときは、交付金の方も実績報告の方で変わるということで、全額国庫で、来年度はこの無償化分の費用については、影響額については、国庫で、臨時交付金で見ていただけるということでございます。 195 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 196 ◯委員(鈴木秀子さん) 24ページの自動車取得税交付金、これが6,000万円マイナスになっています。多分、これは10月から廃止になるということで、その分なのかなというふうに思っているんですね。この廃止された分は減収になるわけで、その分の補填というのはどういうふうな形になっているんでしょうか。 197 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡財務部参事。 198 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 自動車取得税交付金につきましては、平成31年10月1日の消費増税とともに廃止になります。そのかわりに、環境性能割というものが導入されます。昨年度の予算、自動取得税交付金1億5,000万円に対し、今回9,000万円でございますが、その不足分6,000万円につきましては、次の31款の環境性能割交付金の3,500万円と、37款地方特例交付金の説明欄2番・3番の減収補てん特例交付金の2,270万円と230万円、合わせて2,500万円、以上の3つを合計すると、昨年の予算の1億5,000万円と同程度となります。 199 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 200 ◯委員(鈴木秀子さん) その環境性能割交付金というのは、電気自動車とか、そういう環境によくつくられたという形で、基本的には値段は高いということですよね。でも、軽自動車についても増税になるわけじゃないですか。それはどういうふうに考えていますか。 201 ◯委員長(座親政彦君) 渡辺市民税課長。 202 ◯市民税課長(渡辺則行君) すみません。ご質疑の内容なんですが、軽自動車税が増税になるという部分でしょうか。〔「上がる」と呼ぶ者あり〕制度的には、自動車取得税がなくなりまして、それが環境性能割と今までの軽自動車税が種別割というふうな形で、組み方が変わるだけですので、税額そのものに変更があるというものではございません。 203 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 204 ◯委員(鈴木秀子さん) 私が調べたところ、軽自動車の方が若干上がっているんですよね。それで、ちょっとお尋ねしたんですよ。 205 ◯委員長(座親政彦君) 渡辺市民税課長。 206 ◯市民税課長(渡辺則行君) 軽自動車税の見込み額が上がっているというわけではないでしょうか。軽自動車税については、13年を超えたものにつきましては、重課といって、税金が上がっていきますので、今お話に出ている、環境によろしくないということも含めて、税金が高くなるということですから、車が同じ状態で同じ台数をずっとキープしたままだとすれば、重課のものが増えますので、そこについては税金は上がります。ただ、新車等ですと、逆に環境にやさしいものにつきましては、75%の減ですとか、50%、25%の減という措置がございますので、そこの部分については、税率の変更等がないですから、全体とすると、軽自動車そのもののお得感ですとか、一時期三菱の燃費不正問題でちょっと軽自動車離れが進むというか、出ていた時期があるんですけれども、そちらも大分なくなってきて、登録台数自体については伸びておりますので、軽自動車税そのものの歳入自体は伸びております。  以上でございます。 207 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 208 ◯委員(鈴木秀子さん) 35款の国有提供施設所在市町村助成交付金、これは111万3,000円の増になっております。これの理由をお聞かせください。 209 ◯委員長(座親政彦君) 長谷川資産税課長。 210 ◯資産税課長(長谷川直樹君) 前年度よりも111万3,000円増額となっている理由でございますが、平成31年度の交付金は本年3月31日現在の国有資産台帳価格をもとに算定されるため、当初予算編成時には交付額を正確に見積もることが困難です。そのため、平成30年度の交付額と同額を予算計上させていただいたものでございます。増額となっている理由につきましては、平成30年度の当初予算を1億6,302万5,000円と計上していたところ、今年度、1億6,413万円の交付がございましたので、その差額分が増額となったものであります。  なお、平成30年度予算につきましては、この3月議会におきまして、実際の交付額に合わせ、111万3,000円の増額補正をお願いしたところでございます。 211 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 212 ◯委員(鈴木秀子さん) 固定資産税として当然入るべきお金だと思うんですけど、本来の固定資産税としては幾らなんでしょうか。 213 ◯委員長(座親政彦君) 長谷川資産税課長。 214 ◯資産税課長(長谷川直樹君) あくまでも試算でございますけれども、3億3,528万1,000円と試算しております。 215 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 216 ◯委員(鈴木秀子さん) 3億3,000万円ということで、約半分強という形ですよね。全額いただけないというのは、何か理由があるんでしょうか。 217 ◯委員長(座親政彦君) 佐川資産税課副主幹。 218 ◯資産税課副主幹(佐川純子さん) 理由でございますけれども、市の方で算出した税額は一応報告はしておりますけれども、国の方の予算から、各都道府県・市町村に配分がされまして、その配分内容につきましては、こちらの方に理由がおりてまいりませんので、こちらではちょっとわかりかねるところでございます。 219 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 220 ◯委員(鈴木秀子さん) それでは、それを国に対して、要望なり、そういうことはやっているんでしょうか。 221 ◯委員長(座親政彦君) 長谷川資産税課長。
    222 ◯資産税課長(長谷川直樹君) 毎年、全国市長会及び全国市議会議長会を通じて、要望をしているところでございます。 223 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 224 ◯委員(鈴木秀子さん) 全国市議会とか、それはいいんですけど、やはり基地がある、基地独特のこれは固定資産税だと思うんですね。例えば、そういうところの地域の人と一緒にやるということはないんですか。 225 ◯委員長(座親政彦君) 長谷川資産税課長。 226 ◯資産税課長(長谷川直樹君) 基地の施設規模などに応じて、国の総予算の範囲内で関係市町村に配分されるものであるため、本市だけ、関係者だけで増額できるものではございませんので、総予算額の増額について、引き続き、関係市町村合同で要望してまいりたいと考えております。 227 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤議長。 228 ◯議長(斉藤高根君) 外野から指名があったので、私からちょっと説明させてください。  総枠が決まっています。基地協議会というのがあって、その中で予算の配分のくれよくれよという話がいっぱいあります。各市町村がありますので。ただ、うちの場合はそんなに反映されていないんですよ。オスプレイの整備基地なのにこうなのかなというので、一生懸命私たちも意見を言っている最中でございます。皆さんもぜひご協力をください。よろしくお願いします。 229 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 230 ◯委員(鈴木秀子さん) 陸海空、全部あるわけじゃないですか。莫大な土地ですよね。それを本来は有効に使える可能性があるわけで、ぜひ言っていただきたいと思います。 231 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤議長。 232 ◯議長(斉藤高根君) 議員の皆様方もご助言をください。一生懸命頑張っていきますので、よろしくお願いします。 233 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございますか。          〔発言する者なし〕 234 ◯委員長(座親政彦君) 質疑終局と認め、次に、25ページから45ページまでの第50款分担金及び負担金から、95款市債のうち臨時財政対策債までにつきましては、財務部から提出をされております「財源充当・未充当一覧表」をご参照いただいて、歳出と関連のあるものにつきましては、後ほど歳出を審査する際にご質疑を願います。また、歳出と関係ないものにつきましても、この一覧表に従いまして、担当課が入室した際にお願いを申し上げます。ここでは40ページの第80款繰入金のうち財政調整基金繰入金、41ページの第85款繰越金、45ページの95款市債のうち臨時財政対策債について、ご質疑をお願いいたします。  ちょっとややこしい言い方で恐縮ですが、よろしくお願いいたします。近藤委員。 235 ◯委員(近藤 忍君) 歳出がひも付けになっていないところから、まず、財産収入のうちの利子及び配当金の部分です。これは9月議会で、近年いつもジェイコムからの配当金、これが大体1,000万円から2,000万円ずつぐらい、3年続けてだったと多分思いますけれども、その補正が行われておりまして、利子及び配当金がこの3月補正を終えた段階で1,241万円あるはずですが、今回、当初予算はかなり少なく見積もっております。そのジェイコムの配当金の方は情報政策課の範疇かと思うんですが、財政課としては、これは毎年平均してもらえるんでしょうか。大体予算編成するとき、近年3年分の平均値とかということで上げなさいよと言っている中で、今回上げてこないことに対して、収入が見込めるはずでしょうということの指導がされているのか、まず、そこをお願いいたします。 236 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡財務部参事。 237 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 株式会社ジェイコム千葉の配当金につきましては、株式会社の配当金でございますので、会社の業績にもかかわることでございます。過去3年間がもらえていたからといって、今年またもらえるものかどうかというのはわかりませんので、額の見込みが難しいということでございますので、当初予算には計上していないということでございます。  以上でございます。 238 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 239 ◯委員(近藤 忍君) そういいますと、さっき三上委員が言ったように、法人税の、法人みんなが赤字になったら、法人税割は全然入ってこないわけだから、その理屈で言うと予算が組めないんですよ。だから、過去の実績で大体トレンドとしてこの辺は入るだろうというところを、ある程度見ておいて、高橋議員も言われていたように、大体これくらい入るだろうというのは予算でしっかり組んで、それに対して歳出を組むようでないと、後で補正で、やっぱり入りましたのでお金が残りましたというようなことで、言われることがありますので、近年、続けて入っているようなものであれば、予算組みをしておいて、そして、たまたま来年度業績が悪化して配当が出ないということであれば、それは補正減するという方が、本来の予算の組み方ではないかと思いますが、いかがでしょうか。 240 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡財務部参事。 241 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 過去7年間の交付状況を見ましても、株式の移行があった年は0円というときもございます。また、いただいている金額の中でも、一番低いときに140万円、また多いときで1,900万円オーバーというように、上下が随分と離れているということもございますので、やっぱり見込みは難しいものと思います。さらに、補正減をするということになりますと、ほかの財源が必要ということになりますので、当初の段階では見込まず、今、計上していないところでございますが、市によっては科目存置ということで、1,000円だけ置いているようなところもあるようではございます。  以上です。 242 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 243 ◯委員(近藤 忍君) だから、科目立てしておいて、影響がないように1,000円だけで、1,000円減だったらというのもありますけれども、この1,000万円に比べたら、はるかに大きな額の財政調整基金も持っているわけですし、それ以外にもっと執行残とか何かで出て動く金額も大きいわけで、だから、言いたいのは、ここ近年、ジェイコムの3年間の配当の平均は出ます。ここ3年間幾らもらっているか。 244 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡財務部参事。 245 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 平成28年度が1,954万8,000円、平成29年度が1,855万円、平成30年度が1,000万円でございますので、約1,600万円が3年間の平均になると思います。 246 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 247 ◯委員(近藤 忍君) 確かに歳入に穴があくことを恐れるという、財政課の考えもわからないではないですが、ここ3年間安定して配当が出ている。確かにトレンドとして1,900、1,800、1,000と減っているから、このまま減っちゃうんじゃないかという考えもわからなくもないですけれども、平年並みの額を入れておいた方がよかったのではないかと思いますので、それについては今回はそういう判断をしたということですが、私は、それはおかしいと思いますので、修正までは求めませんが、平成32年の予算編成に当たって、平成31年度中に配当があった場合は、しっかりと予算組みをするように、次年度以降の申し送りとしておいていただければと思います。  引き続いて、もう1点よろしいですかね。  今度は逆に強気の予算編成をしている寄附金、ふるさと納税寄附金ですが、来年度は1億円もらえるということで、1億円もらえれば確かにありがたいと思うんですが、ちなみに平成30年度の最終見込み額というのは幾らぐらいになるか、お聞かせください。 248 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡財務部参事。 249 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 平成30年度につきましては、3月補正におきまして、寄附額を8,000万円と、増額させていただいたところでございます。 250 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 251 ◯委員(近藤 忍君) 8,000万円に対して、さらに2,000万円伸びると。だから、逆に言うと、これが伸びなければ、寄附なんてそれこそ個人が出してくれるやつだから、1億円の穴があいてしまうというおそれもあるんですが、2,000万円は伸びそうな、何か要素があって、この予算をつくられていると思うんですが、そこをご説明いただければと思います。 252 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡財務部参事。 253 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 過去の寄附額を見ますと、平成29年度が3,000万円、平成30年度は最終的には8,000万円が見込めるというふうに、伸びてきている状況でございます。平成31年度につきましては、寄附の窓口となっているポータルサイト、ふるさとチョイスの木更津市がお願いしているプランを、寄附額の2%から8%のプランへ変更し、さらなる寄附の増額を図ろうとしているところでございまして、このプラン変更により、増額となる経費、8,000万円だとして480万円、これを補充するため、また、平成30年12月に、龍宮城スパホテル三日月の宿泊券を返礼品としたところ、多くの寄附が集まったことがございますので、そういうものを見越して、予算計上額を1億円としたところでございます。 254 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございますか。三上委員。 255 ◯委員(三上和俊君) さっきジェイコムの話があったから、ちょっとお尋ねしますけど、ジェイコムの決算は何月だっけ。今まで3月補正じゃなかったと思うよね。途中で補正してあったと思います。9月ぐらいかな。だから、そういうことも踏まえてちょっと答弁を、せっかく近藤委員が質疑しているんだから、3月、後でありましたよというんじゃなくて、決算が何月だから、それをすぐ有効に使わせてもらうとかというような答弁が、100点の答弁じゃないかなと、こういうふうに思いますけど、決算はわからないの。 256 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡財務部参事。 257 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) すみません。私の方で決算月まで把握してございませんが、補正予算は毎年9月で補正をしていると思いますので、例えば、3月決算の5月締め等で、6月補正には間に合わないのではないかと思います。  以上です。 258 ◯委員長(座親政彦君) 山口企画部長。 259 ◯企画部長(山口芳一君) ジェイコムの株式配当金につきましては、企画部所管の予算になりますので、私からお話しさせていただきたいと思うんですが、まずは当初予算に計上していなかったのは、企画部が当初予算要求をしなかったということでありまして、来年度以降につきましては、着実に収入が見込める額がどのくらいかというのを把握した上で、当初予算で予算計上するかどうかについては、財政部と協議してまいりたいと考えております。  以上でございます。 260 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございますか。          〔発言する者なし〕 261 ◯委員長(座親政彦君) 質疑終局と認め、以上で、歳入のうち財務部関係の審査を終わります。  ここで、午後1時まで休憩といたします。                                (午前11時55分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後零時59分) 262 ◯委員長(座親政彦君) それでは、休憩を取り消し、委員会を再開いたします。  これから歳出の審査に入ります。  まず、46ページの第5款議会費のご審査をお願いいたします。  ご質疑願います。特によろしいですか。          〔発言する者なし〕 263 ◯委員長(座親政彦君) 質疑がございませんので、以上で議会費の審査を終わります。  続きまして、47ページ、第10款総務費の審査をお願いするわけでございますが、4回に分けさせていただきます。  最初に、第10款総務費のうち、47ページから53ページまでの、第5項総務管理費のうち一般管理費から財産管理費について、ご審査をお願いいたします。  ご質疑願います。石井委員。 264 ◯委員(石井徳亮君) 51ページの金田地域交流センターの関係なんですけれども、先日、内覧会という形でお伺いしたときに、図書室に図書がまだ配置されていなくて、それは後で図書館の方からという話は聞いたんですけれども、通常、公民館だと、公民館同士で図書のやりとりとか、希望があればまた持ってきたりとかするんですけれども、あそこの場所は指定管理者になると思うんですけれども、そういったときに、その調整をするのが、市民部が中に入るのか、それとも、生涯学習関係の方と直接やりとりをするのか、その辺ちょっとお伺いしたいと思います。 265 ◯委員長(座親政彦君) 石井市民活動支援課長。 266 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) 金田地域交流センターの図書コーナーにつきましては、図書館の方と貸し出しにつきましても連携をいたしますので、生涯学習課というよりも、市民活動支援課と図書館の方とで連携をして、整備をしてまいります。 267 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。 268 ◯委員(石井徳亮君) 図書館という形で了解しましたけれども、図書館だけで用が足りる場合もあれば、ない場合も出てくると思うので、その辺は少し広く対応できるような考えで、よろしくお願いします。 269 ◯委員長(座親政彦君) 関連。近藤委員。 270 ◯委員(近藤 忍君) 金田地域交流センターが、指定管理料3,103万9,000円と上がっておりますが、金田公民館とは、その規模も目的も若干異なるところではありますけれども、基本的に金田で市民課窓口も置いていて、公民館活動もするという中で、まず、金田公民館が行政職員でやっていたとき、行政コストが幾らぐらいかかっていて、今回、ここに移転して、これを指定管理者にすることによって、幾ら行政コストを削減しているというふうに判断しているのか、そこを伺います。 271 ◯委員長(座親政彦君) 石井市民活動支援課長。 272 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) 金田公民館から金田地域交流センターに変わることによって、まず、木更津市役所の金田出張所につきましては、配置する職員の数は同じ2名で今のところ考えておりますので、この金田地域交流センターになることによって、人件費等で変わる部分というものにつきましては、公民館長ですとか、任用職員、また、管理人などの人件費分が、現在年額でおよそ570万円となっているんですけれども、その部分の人件費が、金田地域交流センターのセンター長とその他スタッフなどの人件費分がおよそ1,220万円となりますので、差額としては、交流センターという大きな建物を維持管理、運営していくに当たっては、650万円の増額になるということになります。 273 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 274 ◯委員(近藤 忍君) 光熱費とかは当然、設備が違うので、それは変わってくるのはしょうがないので、人件費の分だけでもいいですが、指定管理料で、人が増えるから570万円がここで700万円ぐらい増えると。今まで金田公民館にいた市民課窓口の人も、例えば、公民館行事とか何かがあって、市民課が手があいているときは、協力とか、そういうことはされていなかったんでしょうか、その辺をお伺いします。 275 ◯委員長(座親政彦君) 石井市民活動支援課長。 276 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) これまでは、公民館職員としましては、教育部の職員が市民課業務を補助執行する、併任辞令で行うという形でしたけれども、4月からは、金田地域交流センターの市民課の職員が、補助執行ということで、公民館業務や生涯学習業務を担っていくとともに、金田地域交流センターのスタッフが、今まで行っていた公民館だよりにかわる、センターだよりですとか、あと、地域の文化祭などを、事業として担っていくという考えでございます。 277 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 278 ◯委員(近藤 忍君) 業務をいろいろと挙げていただいたんですが、全体的なところがちょっといま一つわからないのは、要は、今までは全部直営でやっていたので、公民館の人が市民課業務の併任辞令をもらって市民課の活動をやっていたと。だから、そこに2人いたと言いながら、さまざまなことをやっていた2人なんですが、今度、異動した先では、指定管理者がさまざまな業務を行う形になりますよね。だから、市民課の2人が、今までやっていたことよりもはるかに業務量が少なくて、この2人が残るような形になるんじゃないかと。だから、今まで本来職員がやっていた部分、大半が指定管理者の方に移ってしまうと、そこに2人を配置する必要があるのかという観点から、質疑させていただいているんですが、ほぼそっちに行っても職員の業務は一緒で、指定管理者が全く新しい業務を別にやるというわけではないんですよね。当然、建物管理とかなんかも今までこの2人でやっていたのが、それがもう全部指定管理者だから。そこに残る職員2人というのは、業務量が減るという認識でよろしいんでしょうか。 279 ◯委員長(座親政彦君) 石井市民活動支援課長。 280 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) 先ほどもご説明いたしましたとおり、残る2人というのは、市民課業務はもちろん、今まで行っていた生涯学習の業務なども、ほかの公民館と同じような形でやっていくんですが、その中で、文化祭にかかわる業務ですとか、公民館だより発行などの業務は、地域交流センターの職員が行いまして、その分が少し軽減されますが、2人の業務が激減するというイメージではなく、他の公民館と近いような形で、生涯学習業務をやっていくことになります。それで、地域交流センターの職員は、貸し館業務を含め、メンテナンスなど、そういったものと、あと、地域の情報発信ですとか、交流センターならではの業務、実施事業も含めて、展開していく予定でございます。 281 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 282 ◯委員(近藤 忍君) 内覧会に行かせていただいたんですが、市民課のセクションが四、五人は座れるぐらいの広大なスペースが用意してあって、では、ここで指定管理者が一緒にいて、お互いに、指定管理者と市の人間だけど、必要なときはお互いに人手を出し合いながら、カバーしながら、いろいろ進んでいくのかなと思ったら、いや、それは個人情報の壁があるから、指定管理者は別のところですよというような話になってくると、今まで公民館としてさまざまなことをやっていた人たちが、ごく一部の限定されたセクションの仕事だけをやっていて、逆に言うと、日中なんかは大分暇しているんじゃないかなというふうに思うんですけれども、そういうような事態にはなりませんかね。 283 ◯委員長(座親政彦君) 石井市民活動支援課長。 284 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) 出張所の方に配置する職員につきましては、まちづくり協議会の事務局ですとか、区長会の関係、そういった市民課業務以外の生涯学習にかかわる業務なども、展開していく予定でございまして、また、地域交流センターの職員とも相互に情報交換ですとか、力を合わせて、交流センター全体を運営していきたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。 285 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 286 ◯委員(近藤 忍君) 初年度のことですから、いろいろと試行錯誤は続くかと思いますけれども、そこに行った人が何と言うか、流されたみたいな形にならないように、お互いに、また地域とのかかわりだったら、当然、交流センターの指定管理者もかかわってくるでしょうから、すみ分けをどうするかというのを一生懸命模索していただいて、いい地域交流センターをつくっていただければと思いますので、その辺は一応気を使っていただければと思います。 287 ◯委員長(座親政彦君) そのほか。鈴木委員。 288 ◯委員(鈴木秀子さん) 47ページの行政改革推進関係費1,510万円。もう一つの予算の概要を見ますと、8ページですね、業務プロセス改善事業費500万円、これは「第三者視点による業務の可視化」というふうに書かれてあるんですね。これを具体的にわかりやすくお話しいただけますか。 289 ◯委員長(座親政彦君) 重城総務部室長。 290 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) この件に関しては、今年もやらせていただいたんですが、業務を第三者、いわゆる民間の方の視点から可視化していただきまして、要するに見える化して、問題点を出させていただきまして、それを職員とともに、何が問題点であるのか、その改善点はどうするのかということを、職員の意識改革も含めて、ICTとかも含めてやらせていただきまして、業務の改善に努めるということで、やっている事業でございます。 291 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 292 ◯委員(鈴木秀子さん) 第三者って、市民の方とおっしゃいましたけど、どういう形でその方が携わるんですか。 293 ◯委員長(座親政彦君) 重城総務部室長。 294 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) 第三者とは、業者が入ってということでございます。 295 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 296 ◯委員(鈴木秀子さん) 業者というのは、これに対する具体的にどういう関係の業者の方ですか。 297 ◯委員長(座親政彦君) 重城総務部室長。 298 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) 本年度委託したところは、富士通株式会社でございます。 299 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 300 ◯委員(鈴木秀子さん) 富士通の業者の方が入って、この業務を見直していくための経費ということですね。何人ぐらい予定しているんですか。
    301 ◯委員長(座親政彦君) 重城総務部室長。 302 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) 富士通の方の職員ということですか。それとも……〔「富士通の職員」と呼ぶ者あり〕今年度は3名でやっておりましたが、今年度は市民課と保険年金課をやっていましたので、専任で来たのは3名ですが、それを会議ごとに何回も来ますので、延べにしますと50回とか60回は来ているはずです。  以上でございます。 303 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 304 ◯委員(鈴木秀子さん) ということは、今年度もやったということですよね。それに対しての成果というのはどうだったんでしょうか。 305 ◯委員長(座親政彦君) 重城総務部室長。 306 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) 本年度は、例えば、保険年金課のことをお話ししますと、保険年金課が窓口が忙しいということで残業も増えているというふうなこともありましたし、保険年金課自体は、年金業務だとか、後期高齢者だとか、給付だとか、いろんな部分がありますので、複雑になっているということで、いろんな問題点がございました。それを一つ一つ、例えば、お客様の来庁者の動向ですとか、その辺を吟味したりとか、机の配置がまずかったりとか、机の上にものが置いているとか、人に対する動線はどうなのかということを見まして、その辺の改善策を、業者と職員が入って、こういうふうにした方がいいんじゃないかとかということを、問題点を意識して、今後はこういうふうにしましょうということで、3月までに結果を出して、報告会をしたところでございます。 307 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 308 ◯委員(鈴木秀子さん) ということは、効果があるということですよね。 309 ◯委員長(座親政彦君) 重城総務部室長。 310 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) 行政改革推進室といたしましては、問題があるような、忙しいところとか、業務改善をしなければいけないところを、狙ってという言い方はおかしいですけれども、改善の効果が出るところをやっていただきましたので、もちろん効果を出していただきたいし、効果も出るはずだと思っております。  以上でございます。 311 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 312 ◯委員(鈴木秀子さん) もう一つ、その下のICT活用事業費というところも、具体的にわかりやすくお話ししていただけますか。 313 ◯委員長(座親政彦君) 重城総務部室長。 314 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) ちょっと午前中にも出ましたけれども、ICTの活用で、窓口の改善をしようということで、具体的には、例えば、住民票を今手書きの部分がかなり大きいんですけれども、タブレットを使って少しでもよくしようとか、RPAとか、午前中から出ていますけれども、いろいろ定型業務を、ロボットというか、パソコンを使って、速やかに行って、業務改善をしようとかという業務で予算をとらせていただきました。ただ、この件に関しましては、基幹系システムとかなりの連動性がございますので、基幹系システムが平成33年10月の更新を予定しておりますが、来年度中に業者の決定の見込みがございますので、取り入れるかも含めて、何が一番いいかを考えていきたいと思います。  以上でございます。 315 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 316 ◯委員(鈴木秀子さん) それをすることによって、職員の方は少し楽になる。市民の方はどういうふうな形に変わるんですか。 317 ◯委員長(座親政彦君) 重城総務部室長。 318 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) 例えば、タブレットを使うと私が言いましたけど、タブレットを使えば、ボタンを押すだけで申請書ができたりとかということができるので、お年寄りとかは逆に厳しいと言われるかもしれませんけれども、ある程度は負担がなくなると感じております。 319 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 320 ◯委員(鈴木秀子さん) 市民の方は、職員の方がついて、少し教えて、こういうふうにやるんですよみたいな形でやるということは可能なんですか。 321 ◯委員長(座親政彦君) 重城総務部室長。 322 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) 機械操作なので、そういうことも最初、導入したときにはやらなきゃいけないんじゃないかと感じております。 323 ◯委員長(座親政彦君) 大村委員。 324 ◯委員(大村富良君) 48ページの防犯ボックス整備事業費について、この事業は新規事業ということですので、どのような内容になるのか、あと設置箇所などを、まず初めにお聞きします。 325 ◯委員長(座親政彦君) 石井市民活動支援課長。 326 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) 防犯ボックス整備事業でございますけれども、まず、防犯ボックスにつきましては、地域防犯の核となるよう、店舗の駐車場ですとか、駅前ロータリー、公園等に設置をしているものでございます。そして、防犯ボックスを中心として、警察官OBである勤務員と、市民、市、県警などが連携して、効果的な防犯活動を実施することで、地域防犯力の向上を図ってまいろうとするものでございます。今回の整備につきましては、場所につきましては、請西南地区を予定してございます。  以上でございます。 327 ◯委員長(座親政彦君) 大村委員。 328 ◯委員(大村富良君) 運用の時間帯とか、24時間その場所で、ただ看板等を置くだけなのか、そうではなくて、ある程度人が来る時間帯を決めて、そこを防犯ボックスと称するだけなのか、もう少し詳細にお聞かせください。 329 ◯委員長(座親政彦君) 石井市民活動支援課長。 330 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) この防犯ボックスを中心とした、防犯パトロール活動につきましては、日中から夜の10時ぐらいまでの間に、交代で防犯パトロールを行うことを想定しております。 331 ◯委員長(座親政彦君) 大村委員。 332 ◯委員(大村富良君) もう少し理解できていないんですけど、400万円の使い方なんですけれども、要は、きちっとした小屋というか、集まれる場所をつくるのか、そうではなくて、駐車場を利用してということだったので、ただ人が集まる場所を防犯ボックスと称するだけで、その活動の費用なのか、設備の費用なのか、そこをちょっとお聞かせください。 333 ◯委員長(座親政彦君) 石井市民活動支援課長。 334 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) 平成31年度につきましては、この予算400万円を使いまして、ボックスの設置をするまでを考えております。その後、平成32年度を目途に、運用そのものは、先ほど申し上げた警察官OBを採用することによる、セーフティーアドバイザーなどと、地域の自主防犯団体が一緒になって、防犯パトロールなどを行う予定で考えております。 335 ◯委員長(座親政彦君) 大村委員。 336 ◯委員(大村富良君) 了解しました。地域の安全・安心ということで、これからも力を入れてやっていただきたいと思います。よろしくお願いします。 337 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。 338 ◯委員(白坂英義君) ちょっと関連で伺います。  具体的に場所はどこなのか、それと、県の方で、マックス400万円補助金が出るはずなんですね。そして、今回400万円ということなので、そのボックスというか、控え室が800万円かかるのか、詰所か何かわからないけれども、それが800万円でできるのか、もうちょっと具体的にどうなんですか。予算というか、教えてもらえますか。 339 ◯委員長(座親政彦君) 石井市民活動支援課長。 340 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) まず、具体的な場所ですけれども、請西南地区の中のイオンタウン木更津請西店の駐車場で今計画しておりまして、もっと具体的に言いますと、コメダ珈琲の店舗のある側の駐車場の一角に、約10平米ぐらいの防犯ボックスを設置する予定でございます。  そして、400万円の使い道ですけれども、平成31年度につきましては、防犯ボックス、ハードの設置を今のところ考えておりまして、それ以降の運用面につきましては、また平成32年度の予算で執行していく予定でございます。 341 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。 342 ◯委員(白坂英義君) 県の方の補助金が400万円まで出ますよね。マックスで出るんですよ、それは。要するに市の方が予算を400万円とっているので、800万円のものをつくるのですかと聞いているわけです。  それと、もう一つは、コメダ珈琲の駐車場に設置する予定ということなんですけれども、もうそれは契約というか、内々の了承というか、それを得ているんですか。 343 ◯委員長(座親政彦君) 石井市民活動支援課長。 344 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) 平成31年度の予算につきましては、設置費として400万円を計上してありまして、全額補助金を使って、400万円でボックスをつくる予定でございます。市からの負担は、平成31年度予算では考えてございません。  そして、相手方との交渉ですけれども、内諾の方はいただいておりますけれども、それは予算が通過してから、具体的なところを詰めてまいりたいと考えております。 345 ◯委員長(座親政彦君) 住ノ江委員。 346 ◯委員(住ノ江雄次君) 関連ですが、今回、そういう形で設置されるということなんですけれども、やはり、市内においていろいろと要望等があると思うんですけど、今後、予定というか、計画というか、そういうのは全くないのかどうか。要望はあるのかどうか。 347 ◯委員長(座親政彦君) 石井市民活動支援課長。 348 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) 市内で交番から遠い地区がございまして、交番設置ですとか、駐在所から昇格などの要望はございますけれども、具体的に、防犯ボックスをここにつけてほしいという要望は出ておりません。そして、現在、県内で10ヶ所、防犯ボックスを設置しているエリアがあるんですけれども、同じ市内の中で2ヶ所以上設置しているところはまだございませんので、今後また活用していく中で、どういうふうに設置していくかは、検討いたしたいと考えております。 349 ◯委員長(座親政彦君) 住ノ江委員。 350 ◯委員(住ノ江雄次君) 市内で2ヶ所ないということなんですけれども、始まったばかりだと思いますので、必要とあらば、ぜひ要望等を聞いていただきながら、県の方にまたお願いをしていただきたいと思っております。具体的に言いましたら、馬来田駅はちょっと駐在所まで遠かったり、場所がわからなかったりございますので。夏になるとどうしても集まってくる場所が、ああいうところに集まってくるということでございます。ぜひその点よろしくお願い申し上げます。 351 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 352 ◯委員(近藤 忍君) 47ページにあります日直業務委託費304万6,000円について、ちょっと確認しますが、これはこの間の補正予算で、FAQを早く何で3月に入れるんだと言ったら、すぐ日直を始めるからということで、夏ぐらいから始めるような話だったと答弁がありますけれども、具体的な開始時期、いつぐらいから始めるのか、また、多分、積算に当たっては、何人体制で、平成31年度中は何人が日直するというのがあったと思いますので、平成31年度中の日直数を、何人工ということで、ご説明いただければと思います。 353 ◯委員長(座親政彦君) 品川職員課長。 354 ◯職員課長(品川昭和君) お答え申し上げます。  日直業務の委託の開始でございますけれども、7月を予定しております。これに伴いまして、7月からですと、休日、土曜日・日曜日・祝日の勘定でいたしますと、94日を計算しておりまして、その日中の事務を業務委託で日直業務を行うということでございまして、94日の日中で、今も職員が日直対応で2人を当番で充てておりますので、業務委託の方も2人でということで、予算の方を計上させていただいております。これによりますと、94日掛ける2人工といいますか、2人で、また時間の単価等で割り出したもので、この304万6,000円を計上させていただいております。  以上でございます。 355 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 356 ◯委員(近藤 忍君) 188人工で304万円ぐらいということになると、会社の委託した先の取り分とかなんか考えると、1人、多分1日1万円もらえないぐらいの人が、集まってくるのではないかなと思います。そういったシステムを使うから、専門的な知識は要らないというような考え方もあるかもしれませんけれども、電話対応等のマナーとか、ちゃんとしっかりとした対応ができるのかというところがちょっと心配なんですが、日直といっても、向こうは市役所に電話をかけているつもりでいますので、それが横柄な口をきいたり、「そんなのはだめだよ」みたいなことを言ったりすると困るので、それなりのしっかりとした人を雇わなきゃならないと思うんですが、ちなみにどういうところにこれは……。委託は公募にするのか。委託だから直接じゃないんですよね。どういうような形で考えているか、ご説明いただければと思います。 357 ◯委員長(座親政彦君) 品川職員課長。 358 ◯職員課長(品川昭和君) 現在考えておりますのは、今、朝日庁舎の方で夜間等の宿直関係、警備の業務委託を行っております、そちらの会社がございまして、基本的にはイオンの方に庁舎がたな子で入ってることもございますので、そちらのイオンとの関係等はその警備会社等の関係等によりまして、今のところ、そちらの警備会社の方と随意契約というようなことで、考えているところでございます。また、委員のおっしゃいますとおり、これまで職員が対応していたというところもございますし、民間業者ですと、市役所の内情等々をすぐに把握されるということは難しいと思いますので、このあたりにつきましては、速やかに日直業務が滞らないように、市民の対応等につきましても、マニュアル等をしっかりと作成し、対応していただくように、契約をしていきたいと思っております。  以上でございます。 359 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 360 ◯委員(近藤 忍君) 夜間警備と同じ会社に仮になるとすると、一体の契約にするか、別の契約にするのかは別として、人も夕方から、5時15分以降に電話すると、警備の人が出るので、そちらの人たちもあわせて、全体にしっかりと行政に対する研修を積んで、しっかりとした対応ができるような人材に育てていただければありがたいなと思います。  これについて、最後に1点ですが、ちなみに職員が日直をやっていた頃、今もそうなんですけど、やっていると思うんですけど、それをやめることによって、人件費が浮くのか。当然、休日勤務で出しているんでしょうから、そっちの浮く額と、これを委託することによって出る削減効果というのがどれくらいあるのか、ご説明いただければと思います。 361 ◯委員長(座親政彦君) 品川職員課長。 362 ◯職員課長(品川昭和君) 先ほど申しましたとおり、休日勤務ということで、年間で125日程度かと思われます。それに対しまして、2人の職員を配置しておりますので、延べで年間で250人工といいますか、になろうかと思います。1人の職員が通常勤務する日数もちょうど二百二、三十日かと思いますので、そういうところでいきますと、日直業務を委託することによりまして、1名の職員が浮いてくるといいますか、ということになりますので、そちらの職員1名分が、有効に職員が本来行うべき仕事の方に携わることができるということで考えております。  以上です。 363 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございますか。鈴木委員。 364 ◯委員(鈴木秀子さん) 49ページです。12番、自衛官募集事務関係費2万7,000円、この使い方を教えてください。 365 ◯委員長(座親政彦君) 石井市民活動支援課長。 366 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) 自衛官募集事務関係費につきましては、この2万7,000円を活用いたしまして、自治会等で使用する回覧板用のファイルを購入しまして、そちらで自衛官募集を周知することとしております。 367 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 368 ◯委員(鈴木秀子さん) 回覧板で各町内に回すためのファイルを買うということですか。募集するために。全市に対してそれをやるということでしょうか。 369 ◯委員長(座親政彦君) 石井市民活動支援課長。 370 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) こちらの予算につきましては、これまでも回覧板に使うためのファイルを作成いたしまして、希望がある自治会に配付をしておりますけれども、だんだん数が減ったり、広告も変わったり、そういったのもありまして、ファイルをまたさらに平成31年度も作成して、自衛官募集につなげていきたいと考えているところでございます。 371 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 372 ◯委員(鈴木秀子さん) ちょっとお尋ねしたいんですけど、自衛官募集の協力依頼ということについて、住民票の閲覧とか、そういうことはどうなんでしょうか、お尋ねします。 373 ◯委員長(座親政彦君) 石井市民活動支援課長。 374 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) 自衛官募集に伴う住民基本台帳の閲覧等につきましては、各市で対応がいろいろあると伺っているんですけれども、木更津市では、平成28年4月以降で申しますと、そういった情報提供の依頼というのは、ないというふうに伺っております。 375 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 376 ◯委員(鈴木秀子さん) ということは、コピーとかはやられていないということですね。そういう協力してくださいということの依頼がないというふうに考えてよろしいんでしょうか。 377 ◯委員長(座親政彦君) 石井市民活動支援課長。 378 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) 平成28年4月以降につきましては、そういった依頼がありません。 379 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 380 ◯委員(鈴木秀子さん) ということは、例えば、募集の受け付けの場所を市でどこかに設けるとかということも、ないということですよね。 381 ◯委員長(座親政彦君) 石井市民活動支援課長。 382 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) 自衛官募集につきましては、自衛官募集相談員が委嘱されておりますので、そちらに対する周知ですとか、そういった形で市の方もご協力をしておりますので、そういった自衛隊の方との連携を図りながら、自衛官募集の事務に当たっております。 383 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 384 ◯委員(鈴木秀子さん) その相談員というのは、自衛隊の方が来て、市民課といろいろ募集にかけての話とかをしているということですか。 385 ◯委員長(座親政彦君) 石井市民活動支援課長。 386 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) 自衛官の募集についての相談員につきましては、自衛隊の方で委嘱をしておりますので、こちらの方でサポートするというか、そういった形で、募集についての周知ですとか、そういった業務を担っております。 387 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
    388 ◯委員(白坂英義君) 48ページの防犯灯設置事業補助金についてなんですけれども、ここで250万円ですか、来年度、予算をとっているんですけれども、この250万円はどの地域になるんですか。 389 ◯委員長(座親政彦君) 石井市民活動支援課長。 390 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) 防犯灯設置事業補助金につきましては、各地区の方から申請をいただきまして、上限8割ということで補助をしておりますので、来年度どこの地区から要望が出るかにつきましては、各地区の判断で来年度申請が出てくることと考えられますけれども、平成30年度につきましては、実際に51地区、125基の補助をしたところでございます。 391 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。 392 ◯委員(白坂英義君) では、どこどこをやるじゃなくて、予算として250万円とっているということでよろしいんですか。 393 ◯委員長(座親政彦君) 石井市民活動支援課長。 394 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) 委員おっしゃるとおりでございます。 395 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。 396 ◯委員(白坂英義君) では、今年度51自治会、そして来年度は、まだそういった要望は上がってきていないということでよろしいんですか。 397 ◯委員長(座親政彦君) 石井市民活動支援課長。 398 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) 委員おっしゃるとおりでございます。 399 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。 400 ◯委員(白坂英義君) いろいろ私なんかは、要望というか、街灯が暗いとか、防犯灯がないとかとよく聞くんですよ。今は自治会の方の要望によって設置をしているんでしょうけれども、新興住宅だとか、そういったところは、もう市の方で、これを予算取りするのであれば、こういうところを積極的に設置していったらどうなんですか。もう本当に暗いと言われますよ、いろんなところで。だから、市の方で、そういった計画をやっていったらいいんじゃないかと思うんですけど、どうでしょうか。 401 ◯委員長(座親政彦君) 石井市民活動支援課長。 402 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) 現在の制度では、どこに要望があるかというのも含めて、地域の声を伺っておりますので、地域によって、まだ足りないところとそうでないところがあるかと思いますが、現在はこの制度を活用しまして、地元にも負担をいただきながら、補助していきたいと考えております。 403 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。 404 ◯委員(白坂英義君) 市内で防犯灯がない地域というのは、そちらの方では把握はしていないんですか。しているでしょう。 405 ◯委員長(座親政彦君) 石井市民活動支援課長。 406 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) 防犯灯の必要性につきましては、市内全域を見渡した中で、まだ明るくないところはあるかと思いますけれども、どう必要かというところにつきましては、住宅の建設ですとか、人の動きも影響がありますので、どこに設置しているかということについては把握しておりますけれども、今後、どういうふうに必要になるかというところにつきましては、地域の方の声をいただきながら、補助金を支出することで、充実させてまいりたいと考えております。 407 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。 408 ◯委員(白坂英義君) だから、こういうやりとりだけになっちゃうんですけれども、ぜひ今後は、やはりもう市の方から、未設置場所というのはわかっていることだし、250万円の予算もとっているわけだから、見に行って、暗いとかというのはわかるじゃないですか。住宅も大体張りついてきたというのもわかるじゃないですか。やっぱりそういうところを先に設置していってもらいたいと思うので、これはぜひ検討していただきたいと思います。よろしくお願いします。 409 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございますか。近藤委員。 410 ◯委員(近藤 忍君) 49ページ、新規事業として出てきましたけど、公共施設配置基礎調査事業費800万円、内容とその積算根拠についてお教えください。 411 ◯委員長(座親政彦君) 重城総務部室長。 412 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) この業務は、公共施設の配置における具体的な検討をするに当たっての基礎調査といたしまして、今後、効率的な行政サービスを提供していくために、市庁舎及び今やっております中規模ホールの位置、また該当位置においての必要な機能、例えば市の庁舎であれば必要な機能、また複合化する用途などの市民の利便性とか、将来性、発展性などの観点から整備するために、業務委託として計上させていただきました。積算の根拠でございますが、こういう計画ですと、社会的な条件がかなり必要となると思いますので、例えば、交通アクセスですとか、土地の利用方法ですとか、自然条件だとか、将来の発展性だとかを、かなりの比較検討の分析が必要かと思いますが、業者から幾つか見積もりをとらせていただきましたが、千差万別ございますので、言い方はちょっと悪いですけれども、この金額でやってもらえるような形で、予算要求をさせていただいたところでございます。  以上でございます。 413 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 414 ◯委員(近藤 忍君) 言われるとおり、こういうやつというのは、金をかければ金がかかるし、金がかからないというと金がかからない。もっと極端なことを言うと、直営でやってもおかしくないような業務だと思うんですよ。わざわざ外注に出さないといけないというのは、特別なノウハウがある、また、膨大な事務処理を扱うので、職員ではやり切れないということであればわかるんですけれども、どうも聞いている範囲では、頑張ろうと思えば直営でできそうな内容のように感じるんですが、中ホールとか何かについて、これは総務課の方で取りまとめたようなものもありますので、そういうような今までのものをがっちゃんこすれば、ほとんど半分ぐらいは同じですよね。位置はどこにあるとか、交通状況はどうとか、同じ市内のものを扱っているわけですから。予算としてはいいとして、執行するときもやっぱりこれ、外注でまた報告書をまとめてもらうようなつもりで、執行につながっていくための予算を上げているということで認識してよろしいんでしょうか。 415 ◯委員長(座親政彦君) 重城総務部室長。 416 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) まことに申しわけございませんが、現状としては、委託という形で予算要求をさせていただきましたので、計画としてやらせていただきたいんですが、今委員がおっしゃったとおり、幾つかの計画もございますし、その辺も吟味しながら、なるべく安い方向で、いわゆる結果が出るような、後ろに正確なデータを用いたものをつくりたいと思いまして、委託という形でやらせていただきたいと思います。  ちょっと答弁になっていませんけれども、よろしくお願いいたします。 417 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 418 ◯委員(鈴木秀子さん) 52ページの7番、公有財産購入費1億8,627万3,000円、これは土地を買うということですけれども、目的、どういう形で買うのか、教えていただけますか。 419 ◯委員長(座親政彦君) 多賀管財課長。 420 ◯管財課長(多賀一也君) 公有財産ということで金額を上げさせていただいてございますが、これは公社の関係の健全化に伴うもので、買い取りをさせていただくような形です。健全化計画及び基本計画に位置付けがございまして、年に2億円ずつ買っていくような形で、進めてまいりたいと思っています。  以上です。 421 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 422 ◯委員(鈴木秀子さん) どこの場所を買う予定ですか。 423 ◯委員長(座親政彦君) 多賀管財課長。 424 ◯管財課長(多賀一也君) 来年度は、参考資料の方にも出ておりますけれども、中央3丁目になります。それと、吾妻になります。そちらの方の買い取りをさせていただくような形で考えております。  以上です。 425 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 426 ◯委員(鈴木秀子さん) わかりました。  あと、もう一つ、その下にある土地開発公社利子補給事業費711万9,000円、これは現在の借入残高、あと借入先、利率とかがわかれば、教えてください。 427 ◯委員長(座親政彦君) 多賀管財課長。 428 ◯管財課長(多賀一也君) 今現在の、公社の買い取りをしてきまして、その中で借り入れをしながら買った部分がございます。それも含めまして、今返しているところなんですけれども、今、総額で、銀行の方から約16億6,000万円ございます。銀行が2社でございまして、千葉信用金庫、君津信用組合というところから、2つずつ、借り入れがございまして、返している状況です。利率につきましては、0.48%ということで、対応させていただいてございます。  以上です。 429 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 430 ◯委員(鈴木秀子さん) 利率が0.48%というのは、今の状況の中で高いんだか安いんだかわからないので、それは状況はどうですか。 431 ◯委員長(座親政彦君) 多賀管財課長。 432 ◯管財課長(多賀一也君) 確かに利息が高い安いと言えば、ちょっと高い状況かと思いますけれども、こちらにつきましては、国交省が公社から買い取りをする場合の交付金の利率というものが、標準で定めてございます。それをもとに減額とかやっているところなんですが、これによりまして、平成28年4月から0.48%ということで対応させていただいております。これにつきましても、現在2社につきまして、利率をもう少し下げていただけないかということで、相談は持ちかけてございます。まだお答えはいただいてございませんが、これによって、引き続き、利率が下がるように、対応させていただきたいと思っております。  以上です。 433 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 434 ◯委員(鈴木秀子さん) 今は結構利率のいいところに乗りかえるとか、安いところに、そういう形に一般でもできるわけなので、行政もそういうことをして、あと、計画的にそれは返済するという形でやっているとは思うんですけど、その点はどうですか。 435 ◯委員長(座親政彦君) 多賀管財課長。 436 ◯管財課長(多賀一也君) これも先ほど申しましたとおり、市の企画の方でつくっていただいています、経営健全化計画の中で位置付けをしてございます。その中で、まずは借入金をなくしていこうということで、計画的にやっておりますので、引き続き、計画に基づいて、しっかりと返済していくような形で進めたいと思います。  以上です。 437 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 438 ◯委員(鈴木秀子さん) では、最終的に何年間で返すという予定でしょうか。 439 ◯委員長(座親政彦君) 多賀管財課長。 440 ◯管財課長(多賀一也君) 今、約10億6,000万円ありますので、2億円で今後進めていけば、約8年程度で借金の方が終わるような形で考えております。  以上です。 441 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 442 ◯委員(近藤 忍君) ちょっとそれに関連してですが、まず、金利の方がさっきまで話していたので、ちなみに財政調整基金、金利が何%でこれは運用しているかわかりますか。 443 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡財務部参事。 444 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 平成30年度の実績でございますが、利率実績は0.03%から、一部債券運用がございますので、0.21%でございます。 445 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 446 ◯委員(近藤 忍君) 0.03%から0.21%。0.21%なんてわずかな部分で、ほとんどは0.03%ぐらいだろうということで考えますと、金利差が0.4%ぐらいあるんですよね。借りているお金と、うちが今持っているお金の運用が。今、16.6億円という話でしたけれども、そのうちの10億円を仮に前倒しで返してしまうと、その0.4%の金利差で年間400万円、利子補給代が減るわけなんですよ。毎年毎年700万円ずつぐらい払っているやつが300万円で済むと。財調が予想よりもちょっと、中期財政計画よりも今ちょっと高いような状況がありますよね。これがだんだん減ってくるということも承知の上なんだけれども、10億円ぐらい一度に返してしまって、この毎年の利子補給700万円をそこから400万円減らすということは、考えるべきじゃないかなというふうに思いますが、それについては、財政当局の判断になるのかな、企画の判断になるか、それはいかがでしょうかね。 447 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡財務部参事。 448 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 私ども財政の立場といたしましては、中期財政計画によりまして、現計画ですと、平成34年度末、財政調整基金30億円を確保するという目標を立てております。今現在、40億円を超えている状態ですが、今後も平成32年度予算、平成33年度予算と、また事業費がかさむことが見込まれますので、また、その取り崩しに応じて、減るということも考えられますので、財政サイドとしては、計画的な買い戻しによって、執行していただきたいと考えます。  以上です。 449 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 450 ◯委員(近藤 忍君) それは今までの答弁どおりですから、多分、そうだと思いますけれども、年間400万円ぐらいの財政削減効果があるので、財調がすぐに底をつきそうだという見込みもありません。さっき8年ぐらいで買い戻すということを言われていましたから、要は8年間前倒しをするだけの話になるので、8年間の間に底をつく見込みがなければ、逆にこれは今の計画より前倒しすることも、検討の余地があるのではないかと思いますので、それはすぐに結論が出ないと思いますので、ご検討をいただきたいと思いますが、何か答弁をしたいですか。 451 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡財務部参事。 452 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 実際のところ、今現在、資金繰りの関係で、一番最高で、年間30数億円の繰り替え運用を行っているような状態でございますので、その繰り替え運用資金として、財政調整基金を使用しております。それが繰り替え運用が資金が足りなくてできないとなりますと、今度は一時借入金を借りることになりますので、一時借入金で利子を払うということになってしまうと思います。  以上です。 453 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 454 ◯委員(近藤 忍君) 今言ったように、税金が入ってくるものと支出の分の差があって、途中で手持ち金がなくなってくるということも出ててくるでしょうから、これも加味した上で、財政がこれくらい余裕があるんだったらというのは、さっき10億円を仮に言いましたけれども、10億円だったら400万円、5億円だったら200万円というだけの話ですので、毎年2億円ずつと言わずに、もう少し考えてもいいんじゃないかなということで、提案させてもらいました。  それよりも、土地開発公社で、まず中央3丁目ですけれども、すぐ前に文明軒があって、そこの前が中野畑沢線が拡張されていない状況で、前々回の予算か何かのときに、そこのところの建築についての制限かあるかということの確認をさせていただきましたが、そこの今回買い戻した土地については特に制限がなく、一般的な建築ができるということであれば、これは道路部局の方の話だから、土地開発公社の方に話しても難しい部分かもしれませんけど、中野畑沢線の中央工区の拡張の種地ということで使うことは可能になると思うんですけれども、ちなみに、今回、これで権利が完全に市に移りますよね、100%、平成31年度で。そうすると、これを売却に出すのか、まだ市が道路用地として残すのか、この土地の取り扱いについては、どういう方向で考えています。 455 ◯委員長(座親政彦君) 多賀管財課長。 456 ◯管財課長(多賀一也君) こちらは、今お話があったとおり、平成31年で買い戻しが終わります。そうしますと、市の普通財産ということになるんですけれども、去年の6月1日から、文明商事が駐車場としてこの土地を利用していただいております。ですので、当分の間は現在の貸し付けを継続するような形で考えております。今後、その中で今お話がありましたとおり、代替地とか、まちづくりを推進する観点から、また新たに利活用とかがある場合については、その時点で市が特に保有をしなくてもいい状態になったときには、速やかに処分をするような形で、今、考えております。 457 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 458 ◯委員(近藤 忍君) 当面は貸し付けて、そこの不動産収入が上がってくる状態を続けるということであれば、それはそれで結構です。  そして、もう一つ、土地開発公社に関する件で、費目とすると土木費、103ページになるんですが、毎年2億円ずつの買い戻しをするという中で、ちょっと外になるんですけど、あさっての審査のときに、土地開発公社がいなくなるので、ちょっとこっち側で概要だけ聞かせてもらおうと思いますが、よろしいでしょうか。〔「はい」と呼ぶ者あり〕富士見1丁目の方で案件があります。来年度予算になぜ計上したのかというところが、非常によくわからない案件でありますけれども、なぜ来年度予算に出したかとか、道路事業をどうするかということについては、それはあさって聞かせてもらいます。本日聞きたいのは、これは公社がここの土地についての権利を取得するために補償費を公社が出して、その公社に出してもらっていた補償費を、今回買い戻すというわけではなくて、お支払いするという感じですよね。つまり、これを支払うことによって、市に何かの権限が、何かの権利を得ることができる筋合いのものなのか、そこをご説明いただきたいと思います。 459 ◯委員長(座親政彦君) 多賀管財課長。 460 ◯管財課長(多賀一也君) では、こちらの富士見桜井線の経緯・概要について、説明をさせていただきたいと思います。  平成5年に、市より、富士見桜井線道路事業に関する用地取得事業等の依頼を受けまして、事業を進めてまいりました。用地取得対象地の土地4筆につきましては、土地所有者、建物所有者、借家人がそれぞれ違いまして、とても複雑な権利であったことから、同時進行で、各権利者と交渉を進め、平成8年に借家人の1人と補償契約を締結し、移転料及び補償費を支払ったというものでございます。その後も他の権利者と交渉を進めましたが、公社が仲介できない、当事者間の問題等がありまして、補償交渉が難航していたことから、平成14年に、市の土木課より、事業の先送りの申し出がありまして、公社は、用地交渉事業を中断しております。そして、本年度、土地開発公社におきます経営健全化に基づきまして、市が買い戻しをするということで、計上させていただいたところでございます。  以上でございます。 461 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 462 ◯委員(近藤 忍君) つまり、私が聞きたかったのは、一回、ここで営業を営んでいた人を、出ていってくださいよという補償金だと思うんですが、出ていっていただいた後に、多分別の方が入っていると思うんですよ。その方が、今度ここで道路事業をやるときに、もう市は出ていってくださいと補償を払っていますので、あなたも速やかに出ていってくださいよというようなことを言う権利が、市には残っているのかということを確認したいんですが、それはいかがでしょうか。 463 ◯委員長(座親政彦君) 多賀管財課長。 464 ◯管財課長(多賀一也君) 今回の補償によりまして、借家人は移転をされましたが、土地の所有は取得できていない状況でございます。現在、そのときの公社は、借家人と補償契約を締結しておりますけれども、契約の中で、建物所有者が今後、借家人と契約してよいのか悪いのかの記載もございません。また、現在の建物所有者と借家人との契約内容も把握はしておりません。そういう状況でございますので、事業が開始された場合につきましては、まずは移転補償が発生しないような交渉を行う予定で、進めていきたいというふうに考えております。  以上です。 465 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 466 ◯委員(近藤 忍君) 移転補償が発生しないように交渉するとしても、出ていってくれということで、また移転の補償をもらわないと出て行けないよというときに、もうそれは前の人に払っているというのは、当然きかないという、つまり、前の人に払ったことによる権利は、何も残っていないということでよろしいんですよね。 467 ◯委員長(座親政彦君) 多賀管財課長。 468 ◯管財課長(多賀一也君) 現実的なお話になりますと、そのように考えております。  以上です。 469 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。 470 ◯委員(石井徳亮君) 53ページのPCB廃棄物処理事業費ですけれども、来年度、これを計上できた経緯といいますか、今まで処分ができなかったのが、なかなか業者がいないという話なんかも聞いていたんですけれども、どちらかの業者が引き受けていただけるようになったのか、それとも、いろんな処分を依頼する人がいっぱいいて、たまたま木更津市の方がその順番が来たのか、その辺をちょっと教えてください。
    471 ◯委員長(座親政彦君) 多賀管財課長。 472 ◯管財課長(多賀一也君) PCBにつきましては、いろいろございますけれども、安定器につきましては平成35年で、重いもの、コンデンサーとかトランスにつきましては、1年早い平成34年3月までということで、納期が決まっております。これにつきまして、来年度の処理につきましては、平成17年前から申し込んでおりました、早期の分なんですが、こちらの分が20台、処分ができるということでお話が来ましたので、その分を対応して、業者を頼んで処理をするという形で考えております。  以上です。 473 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。 474 ◯委員(石井徳亮君) 平成30何年までという形になりますから、そのときまでには全部処分ができるという考え方でいいんでしょうか。 475 ◯委員長(座親政彦君) 多賀管財課長。 476 ◯管財課長(多賀一也君) こちらの処分する場所が東京または北海道になります。安定器につきましては北海道、コンデンサー、トランスについては東京の江東区にある工場で処理をするんですが、これも連絡待ちといいますか、業者の方から連絡が来たものについては、随時処理をして対応していくような形で考えております。  以上です。 477 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。 478 ◯委員(石井徳亮君) いつまでという形になると、クリーンセンターと、あと学校の方にもいろいろあると思うんですけれども、その優先順位的なものはあるんでしょうか。 479 ◯委員長(座親政彦君) 多賀管財課長。 480 ◯管財課長(多賀一也君) まず、今年は、コンデンサー、トランスということで、種類的に重いものにつきましての、20台を処分させていただきます。それが終わりましたらば、随時、あと52台残っているんですけど、それについては、申し込みは既にしてございますので、処理事業者から連絡が来た時点で、随時予算を確保して、対応していきたいと思っております。  以上です。 481 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。 482 ◯委員(石井徳亮君) 学校にあるものは、今年は何台できるんでしょうかね。 483 ◯委員長(座親政彦君) 多賀管財課長。 484 ◯管財課長(多賀一也君) 学校のものは、岩根中学校、清見台小学校、木更津第三中学校、木更津第二中学校、この4校の分を処理したいと思っております。  以上です。 485 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。 486 ◯委員(石井徳亮君) それでは、これは催促するわけではないんですけれども、事業者と綿密に連絡を取り合って、早目に処分できるように、対応をお願いします。  以上です。 487 ◯委員長(座親政彦君) 住ノ江委員。 488 ◯委員(住ノ江雄次君) 52ページの公共施設整備事業費で、耐震診断の件ですけど、この事業の概要を見ますと、300万円、「耐震性能の有無を確認していない公共建築物を対象とした」とあります。耐震性能の有無を確認していない公共建築物というのは、何ヶ所あって、今、進捗度というのはどのぐらいなのか、お伺いをしたいと思います。 489 ◯委員長(座親政彦君) 重城総務部室長。 490 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) この300万円につきましては、旧東清保育所の耐震診断になります。このほかにも、来年度の予算で、科目が違うんですが、鎌足保育園、老人福祉センターの耐震の業務委託がございまして、それ以降残っているものが、耐震診断していないのが6ヶ所ほどで、あと、今ちょっとお話が出ましたけれども、耐震診断をして、修繕をしていないものが、図書館とか、市営球場とかがございます。  以上でございます。 491 ◯委員長(座親政彦君) 住ノ江委員。 492 ◯委員(住ノ江雄次君) では、進捗度としては、何%ぐらいになるんでしょうか。 493 ◯委員長(座親政彦君) 重城総務部室長。 494 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) まことに申しわけございません。数字的なものは持っていないんですけれども、今回要求させていただいた経緯でございますが、資産管理課を来年度つくるということで、各施設を各担当課が持っていたものを集めた段階で、これだけ、言い方は悪いですけれども、漏れてしまったということで、逐次、来年、来年と、残りの分については、順次やっていきたいと思います。  以上でございます。 495 ◯委員長(座親政彦君) 住ノ江委員。 496 ◯委員(住ノ江雄次君) 市長が今回、防災・減災ということで力を入れるということでございますので、ぜひ、この点につきまして、今後、強力に進めていただきたいと思います。 497 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 498 ◯委員(近藤 忍君) 今ありましたように、今のが旧東清保育所。鎌足保育園と老人福祉センター、市営球場も56ページに耐震診断が入っていますけど、多分4ヶ所、平成31年度にやることになるかと思うんですが、そうすると、残り2ヶ所になるという。終わって残り6ヶ所ということなのか、ちょっと聞き落としたのでお願いします。 499 ◯委員長(座親政彦君) 重城総務部室長。 500 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) 申しわけございません。残り7ヶ所でございます。これが終わって、あと7ヶ所。 501 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 502 ◯委員(近藤 忍君) 平成31年度4ヶ所やって、あと、まだ7ヶ所残っているということですね。わかりました。  平成31年度の4ヶ所なんですが、今言ったように、資産管理課ということで、1本の課になりますので、今まで個別の所管課が発注していたんですけれども、今度はどうせその1課が見るんだったら、一体として耐震診断を発注することによって、多分、大分コストが下がると思うんですけれども、実際に、いろんな費目をわたる1つの仕事になりますけれども、そのあたりはどうやって運用しようと考えているのか、ご説明いただきたいと思います。 503 ◯委員長(座親政彦君) 重城総務部室長。 504 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) 委員のおっしゃるとおり、一括して診断の委託はかけようと思っております。ただ、金額的なものは、従前から同じなんですけど、営繕課にとって一個一個の見積もりなので、その効果的なものは、現段階は出ていないと思いますけれども、その辺の効果は、一体でやったときに出るのではないかと思っております。  以上でございます。 505 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 506 ◯委員(鈴木秀子さん) 今の耐震診断が7ヶ所まだ残っているということですよね。それが順次計画的にやるということですけれども、これって、すごく大事なことじゃないんですかね。今いろんなところで何が起きるかわからないという状況の中で、2年か3年かわからないというんじゃなくて、やっぱり平成31年度は予算としてこの4ヶ所をやると。その次の年にはやるような計画でやるということが必要だと思うんですけど、それはいかがですか。 507 ◯委員長(座親政彦君) 重城総務部室長。 508 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) 委員のおっしゃるとおりだと思います。平成32年度でほかのものについては、計画上はやるようになっております。 509 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 510 ◯委員(鈴木秀子さん) 計画上では、来年度、その次の年までにはやれるという形で考えていいんですか。 511 ◯委員長(座親政彦君) 重城総務部室長。 512 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) そのとおりでございます。 513 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 514 ◯委員(鈴木秀子さん) ありがとうございます。 515 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございますか。三上委員。 516 ◯委員(三上和俊君) これは4年ぐらい前かな、名誉市民。ぽっこり出てきて、ぽっこり我々に批判されて、ぽっこり引っ込んじゃったんだけど、これは誰か該当、この人がということでいて、この選定委員のあれを設けてあるのか、あるいは、誰か探してくださいという話なのか、これについてご説明いただきたいと思います。 517 ◯委員長(座親政彦君) 篠田秘書課長。 518 ◯秘書課長(篠田貞明君) 今回の名誉市民の関係の経費につきましては、平成26年3月30日付けで退任された、前木更津市長の水越勇雄氏を名誉市民に推挙するために、必要な経費を計上させていただいたものでございます。 519 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 520 ◯委員(三上和俊君) そこまで私が言っちゃったから、ここで言ってやるよ。そのとき、今までの方々は、もうきな臭い、我々政治の世界に身を置いて、まだ逮捕されるか、何されるかわからないような人間に対して、やるというのはどうかねというような意見を言わせていただいて、それで、没になったの。それをちゃんと確認した。〔「はい」と呼ぶ者あり〕確認した、今回は。ああ、そう。〔「早過ぎるという話で、たしか」と呼ぶ者あり〕そうそう、早過ぎる。40日だかだっけ。ほかの人たちは3年とか4年たって、もうそれこそ仙人みたいな生活をして、きな臭い話も何もないと。だから、そういう件があったから、我々は、特に私は、大きな声で、嫌がらせじゃなくて、嫌がり役をやったわけ。そしたら、またその後に私が危惧したようなことがあったわけよ。だから、それをちゃんと聞いておいていただかないと、私があくまでも嫌がらせで鬼みたいな人間だと、一時語り継がれたというか、批判されたんだけど、そういうようなことがありましたから、一応確認させていただきました。ひとつよろしくお願いします。  それから、立ったついでに、このICTというのがあるけど、このICTは情報政策課もそうだけど、重城さんもやっているよね。いろんなところと関係しているけど、これは木更津でICTを利用して、市民と市役所を結ぶ一つのツールとして、また情報の器具として、事務能力をアップするだけじゃなくて、いろんな使い方がある、それをやはりこういう単独でぽつぽつぽつぽつやってきて、相互の関連性というのを何というの、互換性というの。そういうものも考えながら、これをやっていかなくちゃいけないんだけど、幸いにして、木更津議会と執行部はこのタブレットについては同じ、どこだっけ……〔「東京インタープレイです」と呼ぶ者あり〕何か同じところに頼んで、全国的にも先端を行くタブレットの利用の仕方ということになっているけど、このICTについて、もう少し、全市的に考え方の中でやらなくちゃいけないんじゃないかなと思いますけど、この1,000万円は、そういう心配、私の危惧に対してどうなんですか。大丈夫なんですか。 521 ◯委員長(座親政彦君) 重城総務部室長。 522 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) 先ほども少し言わせてもらったんですけれども、これに関しては、基幹系のシステムが平成33年に大きく変わるのではないかと思っておりまして、業者の決定を平成31年度、来年度にする予定でございます。その点を見据えて、今回の導入がいいかも含めて、考えていきたいと思っていますので、委員言われたとおり、連携性を含めた、どういうシステムがいいかということを、考え方も含めて、試行という形で、お金をなるべくかけないでやりたいと思っております。 523 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 524 ◯委員(近藤 忍君) 予算書50ページ、AIを活用したFAQ検索システム事業費295万2,000円ですけれども、これは管理費ということですので、システムの構築は3月補正の874万8,000円で終わって、管理費が約300万円ということで理解してよろしいのか。 525 ◯委員長(座親政彦君) 石渡情報政策課長。 526 ◯情報政策課長(石渡雅浩君) 委員のおっしゃるとおりでございます。 527 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 528 ◯委員(近藤 忍君) とすると、平成32年度以降も管理費として、毎年、このFAQに関して、300万円ずつかかるということで考えてよろしいのか、それとも、翌年度だから高いのか、今後がどうなるかご説明ください。 529 ◯委員長(座親政彦君) 石渡情報政策課長。 530 ◯情報政策課長(石渡雅浩君) 管理費につきましては、継続的に、この金額が毎年かかっていくという形になります。 531 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 532 ◯委員(近藤 忍君) AIを活用したということは、つまり、今、世の中で話されていることとかというのを、ディープラーニングしなきゃいけないんでしょうけれども、それらというのは自動的に拾っていくというのは、多分無理だと思うので、どうやってこのAIに学習させるかというのが、ちょっといまいちイメージが湧かないので、300万円というのが、サーバーの管理費だけなのか、それとも、そのAIを学習させるためのコストもかかっているのか、その内訳をご説明いただけますか。 533 ◯委員長(座親政彦君) 石渡情報政策課長。 534 ◯情報政策課長(石渡雅浩君) このFAQ検索システムの管理費につきましては、サーバーの維持管理も含め、そのシステムが正常に動くように、保守運用をする費用でございます。ご質疑のAIに関しましては、今回のFAQ検索システムの中でのAIの役割というのは、利用者の方が検索窓に入力した文字、あるいは文章を、自然言語処理という形で、その質問の文脈ですとか、意味を捉えて、的確な回答を導くというところに、AIが活躍するというものでございます。 535 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 536 ◯委員(近藤 忍君) とすると、ホームページを通じて、物事を調べたり、役所に何か問い合わせをした人については、深く勉強はするんだけれども、電話で問い合わせをしたりする人に対しては、要は、ITスキルを持ち合わせていない人についての学習ができないわけなんです、このAIというのは。だから、それで、土日の日直の人とか、あと夜間とか何かに電話で問い合わせがあったときに、それについてが漏れているようなケースもあり得るんじゃない……。そこについての余り、そういうパターンが検索されていないので、漏れるということが出てくるかと思うんですけど、もっとAIに積極的に学習をさせるための何らかということは考えていないんですか。 537 ◯委員長(座親政彦君) 石渡情報政策課長。 538 ◯情報政策課長(石渡雅浩君) AIに学習させるということよりも、問い合わせ、あるいはその対応として、用意されていないものについては、随時、管理システムの方から追加登録等もできますので、用意されていないもので、問い合わせが多いものに関しては、きちんと的確な回答が出るようなシナリオをつくって置いてあげるというようなことは、随時できますので、そういった対応になるかと思います。 539 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 540 ◯委員(近藤 忍君) とすると、それは情報政策課の方でこのAIのお守りをしてあげるということで、理解してよろしいんでしょうか。 541 ◯委員長(座親政彦君) 石渡情報政策課長。 542 ◯情報政策課長(石渡雅浩君) 木更津市に対する問い合わせにつきましては、各所管課ごとにさまざまな問い合わせがあると思いますので、それらを、情報政策課の方で取りまとめた上で、システムに反映させるという形になります。 543 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございますか。鈴木委員。 544 ◯委員(鈴木秀子さん) 52ページの庁舎整備検討委員会委員報酬77万円とあるんですけど、検討委員会を設置するということで、この設定の日程とか、何人でこれをやるのか、そのメンバーの選定の方を教えてください。 545 ◯委員長(座親政彦君) 多賀管財課長。 546 ◯管財課長(多賀一也君) 来年度につきましては、先ほど、重城室長からもお話がありましたけれども、庁舎の場所、規模、手法という形で、どんどん進めていくような形になると思います。その中で、意見を聴きながらということで、検討委員会を組織させていただくわけなんですけれども、前回は10名で構成されておりましたので、今回につきましても、同じような形ができればなというふうに考えております。その中で、委員のメンバーにつきましては、公募の方、市民の方から選ぶ公募の方、また、学識経験者の方、また、経済の関係とか、そういう方も含めまして、10人程度で組織したいというふうに考えております。  以上です。 547 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 548 ◯委員(鈴木秀子さん) 一般市民で公募をするということですね。その公募の人数は何人を考えていますか。 549 ◯委員長(座親政彦君) 多賀管財課長。 550 ◯管財課長(多賀一也君) 前回につきましては、2名という市民の方が代表いただいておりますので、できれば2名または3名、具体的な人数はまだ決まっておりませんが、同じ人数で対応できたらなというふうに考えております。  以上です。 551 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 552 ◯委員(鈴木秀子さん) 報酬は大体1人幾らを考えているんですか。 553 ◯委員長(座親政彦君) 多賀管財課長。 554 ◯管財課長(多賀一也君) 1人7,700円という形で考えております。 555 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 556 ◯委員(鈴木秀子さん) それで、これは大体いつまでにこれを設定して、大体いつ頃までにつくりたいという、そういう計画があると思うので、それを教えてください。 557 ◯委員長(座親政彦君) 多賀管財課長。 558 ◯管財課長(多賀一也君) 先ほども行政改革推進室長からお話がありましたけれども、市民会館、庁舎ということで、全体的に場所、また複合化ができるかどうかというのも検討するような形があります。それも、並行しながら、それをにらみながら、庁舎の場所、規模、手法という形で、決めたいと思っております。これがいつ頃かといいますと、年度内、夏から秋、具体的にまだ言えませんけれども、そのぐらいには決めて、しっかりと対応したいと思っております。
     以上です。 559 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございますか。近藤委員。 560 ◯委員(近藤 忍君) 51ページ、行政ポイント推進事業費524万5,000円のうち、実際にポイントとして付与するのは310万円だということは、これは常任委員会協議会の中で説明があったかと思いますけれども、まず、この310万円という、微妙に中途半端な金額に決められた、何か根拠があるのか、ご説明いただければと思います。 561 ◯委員長(座親政彦君) 石井市民活動支援課長。 562 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) 行政ポイントを付与する対象者につきまして、対象人数を2万人と想定した中で、事業に参加していただく方を想定した中から、このポイントを、280万ポイント分をスマホ所持者に付与するということで、残りの30万円分は、アプリをダウンロードできない方に対する、特典商品分として計上したものでございます。 563 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 564 ◯委員(近藤 忍君) 30万円分はアプリ、要はアクアコインじゃない人の分ということで、あと280万円が、2万人かどうかわかりませんけど、1人当たりがそうすると平均140円ぐらい、つまり、1回の参加によって50ポイントになるところもある、100ポイントになるところもあるとか、そんなのもあると思うんですけれども、そのあたりの制度設計をどうやって積み上げて、280万ポイントということを、もうその辺、具体的な計画になっているのか、お示しいただければと思います。 565 ◯委員長(座親政彦君) 石井市民活動支援課長。 566 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) 現在計画しておりますのは、平成31年度につきましては、今のところ15の事業に対する付与を考えておりまして、おおむね100ポイントの付与が中心になると思いますけれども、事業によっては、もう少し多いポイントを付与することも考えております。また、現在15ですけれども、この後、導入が可能と見込まれる事業については、随時ポイント付与することを考えております。 567 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 568 ◯委員(近藤 忍君) 新しい事業が始まったり、類似の事業があったりするときに、ポイントを出す出さないとか、100にするんだ、150にするんだ、200にするんだというような、そういう制度設計のマニュアルみたいなものというのは、もうつくられているのでしょうか。それとも、それはそのたびごとに市民活動支援課が判断するということでよろしいのか、お願いします。 569 ◯委員長(座親政彦君) 石井市民活動支援課長。 570 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) 現在のところ、この付与につきましては、要綱を作成いたしまして、そこに定めた事業につきまして、ポイントを付与することを考えておりますが、今後はこの事業を実施していく中で、全庁横断的にご意見をいただきながら、ポイントを付与する事業ですとか、あと、ポイントの数なども精査してまいりたいと考えているところでございます。 571 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 572 ◯委員(鈴木秀子さん) このアクアコインの対象者がほぼという感じで、そうじゃない人もたくさんいらっしゃるわけですよね。それは市民の方からやっぱり言われるんですよ。私、持っていないと、それならどうするのと言われるんですよ。持っている人と持っていない人を、同じような形で対応していただきたいんですけど、それはどうでしょうか。 573 ◯委員長(座親政彦君) 石井市民活動支援課長。 574 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) 今回のこの行政ポイントにつきましては、アクアコインのアプリを活用する形でスタートするわけですけれども、スマートフォンを持っていない方が全く同じようにポイントをもらうということは、事実上できないんですけれども、今後、スマートフォンを持っていただいて、アクアコインのアプリを数多くダウンロードしていただいて、ポイントをもらうことだけではなく、アクアコインそのものを使っていただくように、地域の中でお金が回っていくように進める中の手段の一つとして、今回、行政ポイントを立ち上げたというか、進めておりますので、全く同じようにやってしまうと、では、アクアコインは要らないんじゃないか、アプリなんかダウンロードしなくてもということになってしまいますので、なるべく多くの方にアプリの方もダウンロードしていただきながら、ポイントももらっていただきますし、コインの方も使っていただきたいと、そういうふうに考えております。 575 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 576 ◯委員(鈴木秀子さん) 確かに行政はアクアコインを大きく広げたいということで、だけど、やはりそうじゃない方もたくさんいらっしゃるんですよ。その方たちが今の木更津を支えてきたのかなと思うんですね。スマートフォンは必要ないよという方がいっぱいいらっしゃるんですよ。この中でも何人かいらっしゃるんですけど、そういう中で、それは確かにそうかもしれないけど、そうじゃない人のことも、やはり行政として考えるべきだと思うんですよ。それを持つように話をしてくださいと言ったって、それを持つことによって、お金だってかかるわけですよ。高齢者はそういうことも考えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 577 ◯委員長(座親政彦君) 石井市民活動支援課長。 578 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) 現在の制度設計の中では、スマートフォンを持っていない方に対しては、スマートフォンを持っている方よりも、少し特典というか、そういったものが少ないような形になっておりますけれども、今日いただいたご意見ですとか、またさまざまなご意見を、今後事業を実施していく中でいただきながら、スマートフォンを持っていない方にもそういった恩恵、ボランティアに対する意欲を持っていただくように、制度の方もまた構築していきたいと考えております。 579 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 580 ◯委員(鈴木秀子さん) それはやっぱり聞いてこいと言われるんですよ、そこの部分を。やはりいろんなことで携わって、すごく元気な高齢者がいっぱいいらっしゃるので、ぜひともそれをお願いします。 581 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございますか。近藤委員。 582 ◯委員(近藤 忍君) 52ページ、公共施設整備基金積立金3,296万9,000円が計上されております。昨年度の当初予算が2億円計上されておりまして、そして、補正で一気に9,000万円ぐらい減りまして、1億1,000万円に昨年はなりました。昨年の補正で9,000万円減った理由というのが、新たな仕事も入ったり、いろいろ見直した結果、インフラの更新として認められたのがこれだけになったので、基金に積み立てるのが減りましたよと、そういうような話でありました。つまり、これは基金に積み立てる額を算定する、公共施設整備事業をどこまで認定するかによって、基金の額がかなり上げ下げしてしまうと。わかりやすく言うと、財政課がこれはインフラの更新でと、どんどん認定すれば認定するほど、基金に積み立てられなくなってくると、そういうようなシステムになっておりますが、ちなみに公共建築物に幾らぐらいかかって、それ以外にも土木系のインフラに幾らぐらいかかるから、基金がこれしか積み上げられないということを、まず、ご説明いただければと思います。 583 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡財務部参事。 584 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 公共施設整備基金につきましては、基金の設置をしたときからの30年間、平成29年から平成58年の建築及びインフラの更新にかかわる費用を、当時の木更津市公共施設等総合管理計画の中から、推計をしております。この中で、建築に係る事業費を約850億円、インフラに係る事業費を約620億円と見込み、国費や起債額を除きまして、一般財源投入額をそれぞれ141億円と77億円、計218億円、30年間で割りますと年間平均7.3億円と見込んだところでございます。対象となる事業につきましては、公共建築物につきましては、今ご答弁いたしましたように、木更津市公共施設等総合管理計画に記載された施設を、インフラ施設につきましては、道路、公園、橋梁などを想定しておるところでございます。 585 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 586 ◯委員(近藤 忍君) 建築物の方は割と積み上げやすいというか、対象がわかりやすいんですけれども、インフラの方、さまざまな補修とか、細かいところもあって、これが入る入らないというのが、いろいろ出てくるかと思うんですよ。それを入れる入れないというのも、結構、一線が不明確な状態かと思います。言いたいのは、これから後に、大型のインフラというか、建築物の更新とかがある中で、毎年これはインフラの更新だからと積み上げてしまうと、基金に積み立てていく額が減ってきて、いざというときに出そうとしても、基金が少ないじゃないかと。来年度は3,000万円しか積まないので。だから、財政当局とすると、基金積み立てに金を出すことを抑えるがために、これはインフラの更新ですよというふうに、都市整備部の案件をどんどん認定していってしまうと、基金が積み上がらないんじゃないかなと思いますけど、その辺の一線の引き方、マニュアルというか、こういうものだったらインフラの更新、これは見ないとかというのを、何かちゃんと整理しているものはありますか。 587 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡財務部参事。 588 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 予算の充当先を考えるときということでございますが、建築物についてはいいということで、インフラ整備につきましては、予算の経常的なものか、臨時的なものかの振り分けの中で、臨時的経費に該当する、道路、公園、橋梁などを対象としておりますので、財政事情によらない適正額が充当されているものと考えております。  以上でございます。 589 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 590 ◯委員(近藤 忍君) 先ほど、財調を取り崩して土地開発公社を一気に返せと言いながら、こっちではちゃんと積んどけというのも、自己矛盾みたいなところもありますけれども、将来の大幅な更新事業とか何かのときに、ちゃんと基金が残るようなことも、長期的な計画を考えながら、基金運用をしっかりしていただければと思いますので、よろしくお願いします。  以上です。 591 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございますか。三上委員。 592 ◯委員(三上和俊君) 庁舎の話が出ていまして、今の庁舎の話に戻ると、幾らかで売却しちゃって、今、ここを借りているわけですよね。もともと自分たちのものを売っちまって、借りているという、おかしいねと市民の方々から言われるんですけど、当初は、商業ビルとして市は持っていても運用できないから、今の会社に委ねて、西口を活性化してもらおうというようなことだったんですけど、なかなか商業施設だけで入っていっぱいにならないということの中で、市がこういう形で入っている、あるいは、ほかの公民館が入ったりしているという、そういうことに対して、去年も何か苦言を呈した方がいいんじゃないのという話をしたんだけど、これは入る人がいなければしょうがないけど、痛しかゆしだけど、約束が違うことは違うんだから、どうせだったら買い戻しというのもある、わざわざ彼らが幾らかそれで業としてやっているんだったら、買い戻しなんていうようなことも、実際あるわけなんだけど、買い戻しの特約も何もしていないから、どういうふうにしたらいいか、私も悩むところなんですけど、担当の皆さんはどんなふうに考えているのか、お尋ねさせてもらいます。担当は誰かわからないけど。 593 ◯委員長(座親政彦君) 多賀管財課長。 594 ◯管財課長(多賀一也君) 今、庁舎の方は、管財課の方で管理・運営させていただいていまして、賃料ということで、毎月、朝日庁舎、駅前庁舎ということで、当初の契約に基づいて、決めさせていただいております。契約は定期建物賃貸借ということで、平成37年3月31日までということで、契約をいただいてございます。10年間はこちらの方で公務をとらせていただくと。その間に、先ほど申しましたけれども、庁舎建設等を含めて、対応していくというのが、当初のお話でございます。それも含めまして、今年度から、新庁舎に向けまして、委員会を組織しまして、それぞれの対応をして、進めていきたいというふうに思っております。  以上です。 595 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 596 ◯委員(三上和俊君) それは、新しい庁舎に向けての話だけど、新しい庁舎じゃなくて、今のこの、あれは会社は何と言ったっけ。〔「スパークル」と呼ぶ者あり〕金剛山じゃなくて、名称を変えたんですか。〔「はい」と呼ぶ者あり〕その会社の努力というか、幾ら市長がここの西口の活性化のためにどうだこうだとやっても、その会社がどういう条件で貸し出しているかわからないけど、その辺のところはもう貸し出しを真面目にやりなさいよとか、もう少し安くしたら入るんじゃないのかという、スパークルか、その会社を指導している部門というのはあるんですか。 597 ◯委員長(座親政彦君) 多賀管財課長。 598 ◯管財課長(多賀一也君) 私ども、庁舎につきましては、借り手の方でございまして、実際、今、委員が言われたとおり、会社として、こちらの建物の営業とか、そういうものをしているかというのは、あいにく情報まで詳しいものは持っていないんですけれども、1階の方で店舗が入ったり、何かやったりしているところもございますし、詳細については、これといった情報は持っていないのが、現実的なお話でございます。申しわけございません。 599 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 600 ◯委員(三上和俊君) 当初の話が、今、私が話をしたように、市じゃ入居者を集められないから、民間のそういう情報網がきちっと確立しているところに委ねようということで、当時、金剛山という会社が手を挙げたから、では、いいですよということで、売却したわけですよ。その後、何もしなくて、かえって市が、それは大変だろうからと入ってやって、それは当初の動きとは違った動きになっちゃっているわけですよ。その辺は、さっき買い戻しという話をしたけど、民間同士だったら、当初の予定で不動産を使わなかったりすれば、買い戻し特約で返せよと、わざわざおまえのところに売って、我々がそれを高く借りてというような……。まあ、そこの中で税金なんかも入っているから一概には言えないんですけど、この件については、税金を払ってもらっているわけだから。だけど、やっぱり、自分のところで持っているというのが、もし使うんだったら、手っ取り早い話だ。それをわざわざスパークルだか何かという会社に委ねっ放しじゃ、それで空床ばかりじゃ、本当にしょうがないので、それはきちっと市の方で、営業の、幾らで貸し出して、たな子を集めているとかという報告、またその報告を受けるだけじゃなくて、指導、そういうものは木更津市のどこが担当なのか。土居総務部長、やっぱりきちっと確認しておく必要があるんじゃないですか。いかがですかね。 601 ◯委員長(座親政彦君) 土居総務部長。 602 ◯総務部長(土居和幸君) 売却した経緯というのは、委員の今おっしゃっていただいたとおりでございます。当時、市では、テナントのリーシングはできないと、専門家がいないですので。ですので、専門家の事業者に売却をした上で、このビルを活性化していただこうというところがありました。それと、庁舎が仮庁舎としてこちらに動いたのとは、また別の話だというふうに、私は考えております。当時、耐震性能が劣っているということで、仮庁舎を建てるのか、ここに来るのかという選択肢の中で、議会の承認をいただきながら、年間経費が賃料で1億5,000万円ぐらい、朝日とここでかかっておりますけれども、それだと、建築費、60年で75億円、庁舎を建設した場合には、その時点でも年間2億円ぐらいかかると、120億円ぐらいかかるだろうという中で、最少の経費でここに移転をしております。そういった中で、委員おっしゃるとおり、スパークルのこのビルがなかなかテナントが入ってこないというのは、市としても、話はさせていただいているところでございます。できるだけ活性化させようとして、いろんなイベントでも使用したりとかしております。ただ、ビルの持ち主が幾らで貸すかというのは、市の方で話をしている、高いから借りないんじゃないかというのは、恐らく皆さんが考えているところだと思いますが、企業の経営の話になりますので。どんどん入れてくださいというのは、これからも市としてスパークルの方には申し入れていきたいというふうに考えております。  以上です。 603 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 604 ◯委員(三上和俊君) まず、そういうことをやるんだったら、担当は誰かと。総務部長なのか。西口活性化のためにという話だったから、経済部長なのか。その辺もきちっとしておかなくて、やりますと言ったって、信用できないでしょう。だから、私がやると言うんだったら、ああ、そうかいということで納得しますけど、そういう答弁をぜひともいただきたいというのと、あの周りのタイルが剥がれているの。富士見通りのところはきちっと、剥がれているタイルが見えないように、ルーフデッキか、きれいにしまして、感心しているけど、その他のところが剥がれっ放しだよね。やっぱり木更津市の庁舎がああいう状況になっているというのは、ちょっとみっともない話だから、そういう指導も含めて、今の営業の実態も把握する必要があろうかと思いますけど、そのタイルの剥がれているのは知っていますか。 605 ◯委員長(座親政彦君) 土居総務部長。 606 ◯総務部長(土居和幸君) 承知をしております。ここに入るときに、総務部が借りるということの、市の窓口として入っておりますので、また、ここに入る目的が、駅前の活性化ということもありますので、経済部と総務部が一緒になって、スパークルの方と打ち合わせをしていきたいということでございます。それと、タイルの方は早速、申しわけありません、私の方からは言っていなかったんですけれども、スパークルの方に申し入れをしたいというふうに考えております。何分市が入っている施設ですので、皆さんに快適に過ごしていただけるような施設にしていただくよう、要望をしてまいりたいというふうに考えております。 607 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございますか。          〔発言する者なし〕 608 ◯委員長(座親政彦君) 質疑終局と認め、総務管理費の一般管理費から財産管理費までの審査を終わります。  ここで午後3時まで休憩といたします。                                 (午後2時38分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後2時57分) 609 ◯委員長(座親政彦君) 休憩を取り消し、委員会を再開いたします。  次に、第10款総務費のうち、53ページから58ページまでの、第5項総務管理費のうち企画費から市民会館費及び電子計算費について、ご審査をお願いいたします。  ご質疑願います。鈴木委員。 610 ◯委員(鈴木秀子さん) 53ページの8番、JR巌根駅整備事業費、これはエレベーターを平成32年にはつけていただけるということで、本当にこれは感謝いたしたいと思います。要望も出ているということをちょっとお伺いしましたけれども、電車とプラットホームの段差がすごくあって、乗り降りに、高齢者・障がい者の方から、そういう声が届くんですね。それについて、JRの方に話はしていただいているかと思うんですけれども、その件について、ちょっと詳しくお話しいただけますか。 611 ◯委員長(座親政彦君) 桑田企画部参事。 612 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) ホームの段差につきましては、私どもの方も承知しておりまして、視覚障害者団体の方からも要望がございますことから、現地の写真を撮り、その他の協議とあわせまして、JRの方には、段差の解消について要望しているところでございます。  以上でございます。 613 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 614 ◯委員(鈴木秀子さん) 要望はずっと前から、お話が多分あったと思うんですね。その中でなかなかそれができていないということで、やっぱり使い勝手が悪いわけで、どうしても敬遠しちゃう。まして、今度はエレベーターがつくと、利用者もどんどんいろんな方で使ってほしいと思うわけですよ。私も岩根に住んでいるので、やはり皆さん巌根駅を使ってほしいということを絶対言っていくわけですけれども、その中で、使い勝手が悪いとなかなか進まない。そういう中で、もう少し市も考えていただきたいと思うんですけど、いかがでしょうか。 615 ◯委員長(座親政彦君) 桑田企画部参事。 616 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 平成32年度に向けまして、エレベーターも設置されますことから、全てホームを一律改修するというのは、非常に困難だと思いますが、車椅子等が乗降できやすいように、鉄道とすんなり入っていけるように、一部でも改修していただけるように、粘り強く要望してまいりたいと、そのように考えております。 617 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 618 ◯委員(鈴木秀子さん) ぜひとも要望いたします。お願いいたします。 619 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございますか。近藤委員。 620 ◯委員(近藤 忍君) 同じく53ページ、パークベイプロジェクト推進事業費に関してですが、委員会協議会で、内容については何となくはわかっているんですけれども、予算上の編成でちょっとお聞きしたいんですが、この公募等支援委託の450万円が企画費なんですけれども、その選定委員会報酬が土木費の方に入っているんですけれども、それがちょっといま一つぴんとこないんですが、その後に具体的な事業になって、ただ公園の中の整備をするとかというんだったら、それは土木費でもいいんですけれども、何かそこがちょっとわからないので、ご説明いただければと思います。 621 ◯委員長(座親政彦君) 兵藤産業振興課長。 622 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) 選定委員会の方につきましては、今議会でも上程をさせていただいておりますけれども、公園事業者の選定と、もう一つは選定基準を委員の方の意見を聴いて策定することになっておりますので、これは都市公園法に基づいて委員の方を選定することになっておりますので、こちらの公募等の委託の費用とは、別枠で計上させていただいているというふうに理解をしております。 623 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 624 ◯委員(近藤 忍君) すみません。私もちょっと今ので理解しにくいんですけど、公募等支援委託を委託している間に選定委員会を開くんですよね。この公募等支援委託、企画費として上がっているものの作業が終わってから、また別途、都市整備部が所管して、105ページにある公募対象公園施設等設置等予定者選定委員会というのが開かれるのか。だから、並行してやっているのであれば、どっちも企画費で本来考えるべきところであって、それで、具体的にこう整備しようよという方向が出たんだったら、それを工事セクションでやるのであれば、それは土木費というのはわかるんですけど、業務の中身が何か費目がまたがっていて、この選定委員会を担当する所管課は産業振興課でよろしいんですか。 625 ◯委員長(座親政彦君) 兵藤産業振興課長。 626 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) 公募等支援業務委託につきましては、経済部の産業振興課の方で担当いたします。もう一つの土木費の方で上がっております、予定者選定委員会につきましては、これは都市整備部の市街地整備課の方で担当することになっております。  以上でございます。 627 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。 628 ◯委員(石井徳亮君) 54ページの東京湾アクアライン利用促進啓発事業費1万円という形で、これは1万円という数字なので、この項目を維持するためだけではないかと思うんですけれども、これは何を想定しているというか、何のために残しているのか、ちょっとお聞きします。 629 ◯委員長(座親政彦君) 桑田企画部参事。 630 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 来年度の1万円につきましては、東京湾アクアラインを活用した地域づくり推進連絡協議会への負担金でございます。もともとこの事業につきましては、東京湾アクアラインを活用した地域づくりということで、観光プロモーションですとか、定住促進など、さまざまな取り組みを行っておりましたけれども、それぞれ所管がえを行いまして、担当課の方におおむね事業を移管いたしました。この協議会につきましては、アクアライン800円化の運動等を、県南の関係市町、また商工会議所、観光協会等と連携して行っておりましたことから、引き続き、この協議会を残しまして、来たるべきときに備えて、関係性を維持していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 631 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。 632 ◯委員(石井徳亮君) そういう形で目的を残していかれてあるんだったら、例えば、土日は相当金田地区が混んでいたり、アクアラインが混んでいたりという形となっていて、そうしたら、木更津市内の店舗の方にうまく誘導できるような工夫とか、そういうものを協議会の方でもされれば、また違うのかなと思うんですけれども、そういった変化が、アクアラインができてから、それほど効果があるようにも見えないので、その辺の工夫とか何かを、そういう協議会の方でしていただくようなことは、考えていらっしゃるでしょうか。 633 ◯委員長(座親政彦君) 桑田企画部参事。 634 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 今現在、協議会といたしましては、渋滞緩和、一極集中を避けるために、NEXCOさんがパンフレット等を作成しております内容について、協議会の方からご協力させていただいております。また、具体的な渋滞対策につきましては、千葉県の方がプロジェクトチームを立ち上げておりますので、そこら辺がメインになってやっていくと思いますが、協議会といたしましても、そういう解消に向けた、何か要望等、いい案が協議会の委員から出ましたらば、そういうことで要望してまいりたいと、そういう活動をしてまいりたいと思っております。 635 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。 636 ◯委員(石井徳亮君) いろいろNEXCOの方から動くというような話もありましたけれども、その点では、もっと行政としても、タイアップして、行政がやれること、やるべきことというのはそれぞれあるのではないかなと思うので、その点では行政の方が前面に立って動いていった方が、いいんじゃないかと思うんですけど、その辺どうでしょうか。 637 ◯委員長(座親政彦君) 桑田企画部参事。 638 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) まずはこの協議会の最初の目的が、800円化を実現しようということで立ち上がった協議会でございますので、当初の目的は達成しておりますが、まさに今、渋滞問題が発生しておりますので、主にはこの協議会ではなく、千葉県が立ち上げたプロジェクトチームで協議を行っていくものと思われますが、この協議会といたしましても、県南の関係市町が協力して参加しておりますことから、そういった意味では要望といいますか、何かしてほしいということがございましたら、協議会としても活動してまいりたいと思っております。 639 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。 640 ◯委員(石井徳亮君) 渋滞の対策という形では、単なる混んでいて時間がかかるだけでなくて、金田の地区でもこのままだと、アパートに住んでいる人はみんないなくなっちゃうよという話なんかも出ているので、地域自治に影響も出ていると思いますので、その辺のことを頭に置いて、ちょっと動いていただければと思います。よろしくお願いします。 641 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤議長。 642 ◯議長(斉藤高根君) 状況が変わってきて、コストコと新昭和ということで、今度、西もいろんな施設ができてくるということで、土日はパンクしている状態で、その人たちはどこからお客を連れてこようと、あの店ができたおかげで、例えば南の方から何台とか、アクアラインが何台とか、既にもう契約されて、情報は市の方に伝わっているわけだから、新年度はその予測・予想をして、その対策を立てるというのが、この役目じゃないのかな。違うかもしれないけれども、そういった企画としてどう考えているのか、お聞かせください。 643 ◯委員長(座親政彦君) 桑田企画部参事。
    644 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) まず、協議会につきましては、先ほど来申し上げておりますとおり、規約にも書いてございますが、料金引き下げの恒久化を目指すという目的で設置されておりますことから、渋滞対策につきましては、まず、私どもが事務局を担っておりますが、この関係市町の中での主な取り組みではないということは、ご理解いただきたいと思います。また、渋滞対策につきましては、それぞれ市の中で、企画部、都市整備部等が、先ほど申しましたプロジェクトチームにも参加しておりますので、そういった中で、さまざまなご意見が出てくると思いますので、そこで取り組んでまいりたいというふうに考えております。 645 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤議長。 646 ◯議長(斉藤高根君) 私が聞いたのは、新しい店の予測なんかはされているのかなと聞いたわけなんですよ。もう、これ、金田の道路はパンク状態で、今度は中野畑沢線がつながっちゃうと、我々はどこにも出られないと、おまえどうしてくれるんだというのが、今朝の話もあったわけなんですよ。どうしてくれるんだと言ったって、俺は知らないよということで、ただ、行政とすれば、何を考えているのか、私にお聞かせください。 647 ◯委員長(座親政彦君) 桑田企画部参事。 648 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) すみません。ちょっと定かではありませんが、コストコのような大きな商業施設が出てくるときには、大規模小売店舗立地法に基づきまして、交通誘導等について、検討結果が出されるというふうに認識しておりますので、そちらの所管課の方が、そういったことについては、承知しているのかなというふうに考えております。 649 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤議長。 650 ◯議長(斉藤高根君) 要するに、そういったことに対しての予算化は、この予算書にはないということですよね。 651 ◯委員長(座親政彦君) 桑田企画部参事。 652 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 私の所管しているところではございません。 653 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤議長。 654 ◯議長(斉藤高根君) あった方がそろそろいいと思います。深刻な状態になっているわけだから、どうにか抜本的な対策をとって、例えば、今日朝、話が出たのは、海岸道路沿いにもう一つ橋をかけてくれと。我々は木更津市民だから木更津に行けばいいんだということで、今度、中野畑沢線がパンクしちゃうと、我々はもうどっちも行けないという状態が生まれてくるという、ばかみたいな、うそみたいな話を、もう朝みんなが寄って話をしているわけ。そういったことを今後、こういった新年度予算に盛り込んでもらえればいいなと思って、あえて発言しました。よろしく。 655 ◯委員長(座親政彦君) 関連ですか。三上委員。 656 ◯委員(三上和俊君) 大規模店舗の進出に絡んで、どこかが指導するだろうけど、今、問題は一点一点じゃなくて、全体でこういう問題が生じているんでしょう。そのときには、では、どこの会社にやれというのはできないわけだから、それを全体を調整するのは行政しかないわけですよ。後から出てきた、コストコだけに何か原因を押しつけて、おまえのところはダイレクトインするような道路をつくれというようなことにするのか、それとも、三井アウトレットもこの際やってもらおうかとか、そういうトータル的に考えていかないといけない問題だから、これは早急に、県が主導でやっている西側、URがやっている東、お互いに地域のことを考えて、売り主としてきちっと対応を考えさせるというのが、地元市の役目で、それで今、議長が言われたように、地元の住民が被害を受けるというのは、本当におかしな話で、もともと市民の利便を守るのが木更津市の役目だと思うんですよ。だから、ここで立ち上がらなくちゃいけないのが、やっぱり副市長じゃないかなと思うんですけど、副市長、どういうふうに考えていますかね。 657 ◯委員長(座親政彦君) 田中副市長。 658 ◯副市長(田中幸子さん) 委員おっしゃるとおり、金田の地元の方々にご迷惑がかかっているということについては、認識しております。国・県並びに関係機関と連携しまして、市を挙げて、金田地域の交通渋滞の緩和に向けて、取り組んでまいりたいと思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。 659 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 660 ◯委員(三上和俊君) そのときに、みんなが協力してやるという話はわかりやすいんだけど、実際にどんなことができるのか。市はどこまで覚悟しているのか、そういうこともやっぱり考えて事に臨まないと、白紙の状態で、どうにかしてくれ、どうにかしてくれじゃ、県もまた国も言うことを聞かないと思うんですよ。その辺で、対策が幾つかあるかとかというものは、やっぱりまちづくりを最初考えた人たちに、責任をとってもらって、当初はどうだったのというような形の中で、ひもといて、責任がどの辺にあるのか、木更津市が責任を負う部分はどこだ、県がどこだというような形でやっていかないと、もう張りついてからだと無理だから、早目にやって、まだ西側はそんなに建物が林立していないから、道路をこの際だから海岸通りも拡幅しようとか。今、片側1車線だよな、そうですよね、あのバイパスのところは。だから、それをもっと広げるとか、何かそういう抜本的な考え方をするんだったら、早いうちじゃないと、建物が建っちゃってからだと無理だと思いますので、その辺の市としての決意、あるいは問題点を再度、副市長にお聞かせいただきたいと思います。 661 ◯委員長(座親政彦君) 田中副市長。 662 ◯副市長(田中幸子さん) 確かに新昭和のゲートウェイの部分とか、コストコの部分とか、新たにいろんな整備がされることに鑑みまして、今現在問題となっている、バスターミナルからの出入りにつきましても、非常に大きな問題だと考えております。県の方と連携をしまして、ワークショップ、あるいはそれを考えていく会もでき上がっておりますので、そこで踏まえまして、十分な協議をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 663 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 664 ◯委員(三上和俊君) ぜひとも後れを取って、やろうと思ってもできなかったという状況をつくらないで、早い動きをお願いしまして、それは要望でとどめます。 665 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。 666 ◯委員(白坂英義君) 55ページ、事前キャンプ誘致活動費ということで、これはオリンピック・パラリンピックのナイジェリアのキャンプを誘致しようということで、事業提携等を結ぼうと、そして、渡航費ということで、220何万円が上がっているんですけれども、具体的にいつ頃を予定しているのか、また、何人ぐらいで行ってやろうとしているのか、今現時点でわかっていることを教えてください。 667 ◯委員長(座親政彦君) 小原企画課長。 668 ◯企画課長(小原和弘君) 本事業費につきましては、事前キャンプ誘致を行っております、ナイジェリア連邦共和国に渡航いたしまして、政府関係者や競技関係者らと覚書の締結に向けた、具体的な協議を行うための旅費等を計上するものでございます。訪問のタイミングということでございますが、このタイミングにつきましては、現時点で未定でございます。現時点でナイジェリア本国との調整を進めておりますが、今後、関係者との折衝を重ねながら、すぐにその覚書締結等のタイミングがあらわれた場合には、機会を逸することなく動ける準備を進めてまいりたいと存じます。  なお、この予算につきましては、4泊6日、市から5名を予定して、積算をしてございます。  以上です。 669 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。 670 ◯委員(白坂英義君) 締結にめどが立ったら、行って、締結しようとしているんですけれども、現段階で、何か下打ち合わせみたいなやつがあって、ある程度締結が可能なのかどうかというところまでは行っていないんですか。 671 ◯委員長(座親政彦君) 小原企画課長。 672 ◯企画課長(小原和弘君) 昨年の11月に、ナイジェリア本国の、ソロモンナイジェリア青年スポーツ大臣及びグメルオリンピック委員長ほか、関係者10名が、国内オリンピック委員会連合総会、ANOCと言われる総会が東京で開催された折に、木更津市にお越しいただきまして、施設をご視察いただいてございます。大臣からは、木更津はキャンプ地として非常によい場所だという評価を、直接いただいたところでございます。大臣には、お帰りの際に、事前キャンプ実施に向けました覚書の案をお渡しいたしまして、本国にて現在検討をいただいております。いずれにいたしましても、引き続き、大使館を通じる形にはなりますが、事前キャンプ誘致に向けて取り組んでまいりたいと思っております。 673 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。 674 ◯委員(白坂英義君) 40年、50年ぐらいでやってくる、オリンピックというのはそういう機会なので、ぜひキャンプを誘致して、子どもたちが、外国の人たちの練習風景とか、そういうのが見られるように、締結に向けて取り組んでいただきたいと思うんですけれども、例えば、その締結が不可能だったといった場合に、ほかの国との交渉というのは、今の段階では考えていませんか。 675 ◯委員長(座親政彦君) 小原企画課長。 676 ◯企画課長(小原和弘君) 実際に他国の大使館から、いわゆるオファーといいますか、事前キャンプができないかというような、正式なお話ではない段階でのお話は、幾つか伺っております。その際に私どもは、優先してナイジェリアのキャンプ誘致を取り組んでいるということをご説明いたしまして、ご了解をいただいている状況でございます。 677 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。 678 ◯委員(白坂英義君) ぜひキャンプ誘致ができるように、取り組んでいただければと思います。お願いします。 679 ◯委員長(座親政彦君) 関連。近藤委員。 680 ◯委員(近藤 忍君) いよいよ2019年度予算ということで、もうオリンピックの前年度予算ということになってきて、随分具体化が進んでくる段階なので、またあえて聞きますけれども、オリンピックを誘致するということは、そもそも4市で取り組みましょうねと。例えば、木更津ではナイター設備がないから、夜間訓練するんだったら、富津の陸上競技場とか使いましょうよとか、木更津には宿泊施設があるので、近隣でやりましょうよという話であったんですけど、何かほか3市の動きが極めて低調だという話は、今までさまざまな協議会で聞いているんですが、他市でもこの3月議会があって、多分、来年度予算を検討している中で、他市の予算に対して、オリンピックの動向というのはどうなっているか、その辺の情報は伺っておりますか。 681 ◯委員長(座親政彦君) 小原企画課長。 682 ◯企画課長(小原和弘君) そもそもスタート段階、4市で連携をして、キャンプ誘致を取り組んでいこうということで、スタートを切っております。現時点でも、4市で協力・連携をしながらというスタンスは変わってございません。ただ、1つ変わったと申し上げるのは、ナイジェリアに対して、木更津市が先行してキャンプ誘致の締結に向けて動くというところが、大きく変わったところでございます。4市で一緒にキャンプ誘致の手続に入っているのではなく、木更津がまずキャンプ誘致の手続に入っております。その中で、覚書という形で、キャンプ誘致の形を見せたいんですが、現時点ではまだ見せるに及んでおりませんので、ほかの3市からは、具体的に決まった、あるいはどのような競技種目がというものが見えた段階で、各3市がどのような連携を図れるのか、協力をできるのかという協議をしたいということで、話をしております。 683 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 684 ◯委員(近藤 忍君) つまり、ほか3市では具体的な予算設定はしていなくて、2019年はとりあえず様子見、また、ほかの市が抜け駆けて、要は、うちにオファーが来たから、うちは別のこの国とやっちゃうよみたいな、そういう話もない、その両点を一応近隣市の状況を把握しているのかというところを、もう一度お聞かせください。 685 ◯委員長(座親政彦君) 小原企画課長。 686 ◯企画課長(小原和弘君) そのように3市では動きはないものと認識しております。 687 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 688 ◯委員(近藤 忍君) わかりました。こちら側の4市の動きはわかりましたので、今度、向こう側です。ナイジェリアという国を選んだというところが、もともとが西アフリカ諸国経済共同体、ECOWASですか、15ヶ国から成る、西アフリカの人口3億人を超える一帯だったと思いますけれども、その中には、うちのもう使い切った消防車をあげようとしているトーゴという国もありますけれども、その15ヶ国の一番人口も経済規模も大きいナイジェリアを筆頭国として協議していこうという中から、気がついたら、ほかの14ヶ国が抜けて、ナイジェリアとだけの話が進んでいるような形になっているんですが、ほかの14ヶ国が日本のキャンプ地、個別に全部決まっていってくれればいいんですけれども、ナイジェリアが決まったときに、では我々もそこに相乗りさせてもらいますよみたいな話になってきたというとき、どう対応するのかという、その考え方、先ほどほかの国からオファーがあったときは、ナイジェリアを優先していますよという話で、全然違うエリアだったらいいんですけど、近隣はECOWAS一体でしょうという話になったときにどうするかという、その対案はもう考えられていますか。 689 ◯委員長(座親政彦君) 小原企画課長。 690 ◯企画課長(小原和弘君) まず、近隣市との話の中では、そもそもはECOWAS、西アフリカ諸国との話を進めるということでは、理解をいただいておりますが、現時点では、その中から特筆して、ナイジェリア連邦共和国の誘致に取り組んでいるというところで、ご理解はいただいております。また、ほかの国がその後、キャンプをというお話につきましては、門戸を閉ざすつもりはないんですが、いずれにせよ、スタッフですとか、あるいは財政資源等にも限りがございますので、そのあたりは状況的には考えていかなければいけないかなというふうには思っております。いずれにせよ、ナイジェリアの誘致を優先して行っております。 691 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 692 ◯委員(近藤 忍君) 企画ではもう調べられていると思いますけど、ナイジェリア以外ですと、オリンピックに参加する選手団が大体1桁、多くて十数人ぐらいという、小規模な国々がほとんどですので、来られるというのであれば、例えばの話ですけど、長野オリンピックのときに、一校一国制みたいな形で、それぞれの地域が1つの国をサポートしますよみたいなことをやっていたこともありますので、例えば、近隣のここはどこをやって、ここはどこをやって、ここはどこをやって、ここはどこをやって、ECOWAS全体が4市内に散らばるみたいなことというのも、多分、展開としてはあり得るかなとも思いますので、そういうことも起こり得るということを頭の片隅に置きながら、誘致活動を続けていっていただいた方が、多分、今後の対応上いいのかなと思いますので、それは4市の方々とも情報共有をしながら、進めていただけるよう、要望させていただきます。 693 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございますか。大村委員。 694 ◯委員(大村富良君) オーガニックシティ戦略推進事業費、53ページですか、これについてなんですけれども、この概要集には、普及啓発活動などを行っているということで、オーガニックシティプロジェクト推進協議会への負担金ということで上がっています。実際、この推進協議会の方では、今年度どのような事業をして、来年度、どういうことをまたやろうとしているのか、お聞かせください。 695 ◯委員長(座親政彦君) 宗政企画課副課長。 696 ◯企画課副課長(宗政 靖君) お答えします。  オーガニックシティプロジェクト推進協議会の負担金ですが、オーガニックシティプロジェクト推進協議会は、本市の進めるオーガニックなまちづくりを推進するために設立した協議会でございまして、こちらでは、主には、平成30年度はこちらの建物の4階で開催した、オーガニックシティフェスティバルの開催、あとは広く皆さんに理解していただくためのオーガニックシティセミナーを、平成30年度は5回開催いたしまして、あとは、平成30年度から、広く市内企業とも連携をするということで、オーガニックアクション宣言企業という登録制度を、平成30年度、30社登録をさせていただき、一体となって、取り組んでいるところでございます。平成31年度も引き続き、まだまだ認知度が低いというようなアンケートもいただいておりますので、フェスティバルの拡大等しての開催など、またセミナー、あとは出前講座などを開催しながら、オーガニックなまちづくりの推進に取り組んでいきたいと考えております。  以上でございます。 697 ◯委員長(座親政彦君) 大村委員。 698 ◯委員(大村富良君) まだ認知度が低いということなんですけど、事業そのもの、また推進協議会に対する評価というんですか、そういうことについて、再度確認させてください。 699 ◯委員長(座親政彦君) 宗政企画課副課長。 700 ◯企画課副課長(宗政 靖君) 今申し上げた、オーガニックアクション宣言企業という制度を平成30年度から始めたんですが、今まで市民と一体となって取り組んでいたんですが、企業を巻き込んだことによりまして、より企業間連携が見えたり、もともと企業が取り組んでおります社会貢献活動とオーガニックなまちづくりが合致しまして、より効果が見えてきていると感じております。  以上です。 701 ◯委員長(座親政彦君) 大村委員。 702 ◯委員(大村富良君) わかりました。  あと、もう1点、こちらの残りの50万円、オーガニックシティプロモーション事業にかかわる業務委託費についてなんですけれども、ちょっと少ないんじゃないかなという感じがするんですけれども、それに対してはいかがでしょうか。 703 ◯委員長(座親政彦君) 石渡情報政策課長。 704 ◯情報政策課長(石渡雅浩君) シティプロモーション業務委託につきましては、東京都心に近接した、都市機能と豊かな自然環境をバランスよくあわせ持つ、さまざまなライフスタイルが実現できるまち、オーガニックシティとしての認知度向上やイメージアップを図るために、さまざまな媒体を活用して、木更津市の魅力を戦略的に内外に発信するという、シティプロモーションを展開するものでございます。これまでは、写真共有アプリを活用したパンフレットや動画の制作等を行ってまいりましたけれども、来年度につきましては、こういったSNSの活用だけではなく、その他さまざまな活用策の中から、認知度向上やイメージアップにつながる方策を、限られた予算の中で、最大の効果を上げられるよう、効果的な使途の選択と推進に努めてまいりたいと考えております。 705 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤議長。 706 ◯議長(斉藤高根君) 2日ほど前の夜中の熱海の市の職員のテレビを見たことある人。〔発言する者なし〕え、誰もいない。市の職員が1人専従で、何でもやりますと、砂浜を爆破しろと言えば爆破しちゃうと。それは爆破しちゃうとみんなに苦情があるから、工事のために爆音がしますと。そういったので、何でもやりますということで、特にバラエティー番組を熱海に呼ぶということで、かなりの集客力で、V字形で上がっているんですよね。たった1人の職員がやったという、ものすごいことで、そういった専従職員がいるのかなとお聞きしたい。 707 ◯委員長(座親政彦君) 石渡情報政策課長。 708 ◯情報政策課長(石渡雅浩君) 現在、シティプロモーション等に関する部門を、専門にしている職員はおりません。私どもの方では、広報やSNSを活用した情報発信などを、総合的にやっているという形になります。 709 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤議長。 710 ◯議長(斉藤高根君) ぜひとも参考にしていただいて。その人は本当にすばらしいと思うんですよ。許可は全部私がとると、ディレクターのかわりをしていると豪語している職員がいらっしゃいました。びっくりしましたということを付け加えておきます。 711 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございますか。住ノ江委員。 712 ◯委員(住ノ江雄次君) 55ページの地域公共交通活性化事業費ですけど、協議会運営費で29万5,000円ついていますけど、まず、基本的に、この協議会という事業内容、構成メンバーをお教え願いたいと思います。 713 ◯委員長(座親政彦君) 桑田企画部参事。 714 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) まず、協議会の設置目的につきましては、市民や行政、交通事業者等を含めた関係者のもと、本市におきます最適な公共交通全般のあり方を検討していただくために、本協議会を設置しております。この協議会の構成員につきましては、市民からの公募の方、学識経験者、交通事業者、バス事業者やJR、またタクシー協会や千葉県のバス協会と、さまざまな公共交通の関係者と、また、商業施設設置者として、イオンモール木更津ですとか、三井アウトレットパーク木更津等の方々にご参加いただいております。また、本市からは、福祉部、経済部、都市整備部、教育部の部長にも参加いただいているところでございます。  以上でございます。 715 ◯委員長(座親政彦君) 住ノ江委員。 716 ◯委員(住ノ江雄次君) この協議会をやった後の効果、成果的なものはありますか。 717 ◯委員長(座親政彦君) 桑田企画部参事。 718 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 今年度につきましては、昨年、平成29年度末に地域公共交通網形成計画を策定いたしまして、平成30年度がその計画に基づく取り組みの初年度でございます。今年度、協議会といたしましては、新たな公共交通システムの導入に向けた検討、ご意見をいただいたほか、本来であれば、路線バスの減便についても、この協議会の中で協議を行った後に減便を行うといった、協議会が必要でございましたが、今年につきましては、バス事業者のご理解がいただけなかったことから、先行して減便等が行われてしまいましたことから、まず、初年度といたしましては、しっかり機能したかといえば、機能しなかったと言わざるを得ないと思っております。しかしながら、今年度以降は、新たな交通システムですとか、デマンドタクシーまたはコミュニティバス等を仮に導入する際には、この協議会での同意が必須でありますことから、今後は協議会を十分に活用してまいりたいと、このように考えております。 719 ◯委員長(座親政彦君) 住ノ江委員。 720 ◯委員(住ノ江雄次君) 本来のこの協議会というのは、要するに地域のそういう交通弱者とか、地域の活性化のための協議会であるというふうに思っております。今言われたとおり、地域のためにしっかりと、バス会社もそういう認識のもとで参加をしていただいて、利用もしていただきながら、いい方向に向かっていただければというふうに思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。 721 ◯委員長(座親政彦君) そのほか。鈴木委員。 722 ◯委員(鈴木秀子さん) 今、協議会の中で、デマンドとか、そういうことをやる場合は、必ずここを通してという、必須だというふうにおっしゃったんですね。それの中で、デマンドとか、コミュニティとかという話が出ているんでしょうか。 723 ◯委員長(座親政彦君) 桑田企画部参事。 724 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 今のところは、交通不便地域、公共交通の空白地と言われています、富来田、鎌足、金田に取りかかっていることは、この協議会の場で報告させていただいておりますが、その他につきましては、まだテーブルというか、協議に上がってございませんので、来年度以降、地域がそういうことを導入したいということでございましたらば、こういったところの場で、まずはやっぱり民が入っているところを圧迫するわけにいきませんので、民間事業者がほとんど入っております、この活性協議会の場で、こういったところにこういう公共交通を導入したときに問題があるかどうかということを判断しながら、やっていきたいというふうに考えております。 725 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 726 ◯委員(鈴木秀子さん) 確かに民間からの声も、地元からの声というのはすごく大事なんですけど、それも市からの指導の中でということもあり得るんですね。やはり、先ほどの高齢者の対策とか、いろんな部分でプラスの要因がすごく出てくる、コミュニティなりデマンドをやることによって、そういうことも市も大きな視点で考えていただきたいなと思うんですよ。その中で、本当にどうしても必要、私ども昨年アンケートを、議会でもお話ししましたけど、6割の方がそれに対して、やっぱり必要だというふうに考えていらっしゃるということの中で、やはり、それも一つの大きな項目として、市として捉えていただきたいなと思います。要望ですけど、お願いします。 727 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 728 ◯委員(三上和俊君) きちっと認識もしていなくて、こういういいかげんな質疑で申しわけございませんが、過日、国会で、相乗り型タクシーの法案を検討という話を記憶しているんですけど、これが通るとどんなふうになるのか。今のままで乗り合いをあれしていると、田舎の人たちは高いタクシーで大変だと。運転手も少なくて、事業者にとっても、利用者にとっても、乗り合いができればいいということで、法律ができていくものと思いますけど、この辺と今の木更津市の動きというのは、やはり、十分かみ合わせていかないといけないんじゃないかなと。新しい一つの法律の動きが出てきたわけなんですけれども、これについてどんなふうにお考えですか。 729 ◯委員長(座親政彦君) 桑田企画部参事。 730 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 過日の話につきましては、例えば、木更津駅から構内タクシーのように、発着する場所からの乗り合いについてだと思いまして、私どもが進めておりますのは、そういったタクシー事業者、例に出して申しわけありませんが、富来田地区のように、もともとタクシーが乗り入れていない、もしくは常駐していないようなところにつきまして、需要があったらば、例えば、デマンドタクシーのように、まさに乗り合いになるわけですが、デマンドタクシーですので、需要があったときのみ、呼んでいただいて、活用していただくというような取り組みを、富来田の場合は自治会バスでございますが、その他の地域につきましても、そういう検討をしていきたいということです。若干乗り合いが緩和というのは、私どもの取り組みとは、ちょっと違うのかなというふうに認識しております。 731 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 732 ◯委員(三上和俊君) ちょっと認識が甘いんじゃないかなと思うよ。法律の方では、出発して、いないかいないかと言って、詰めて、運転免許場へ運んだり、競輪場に運んだりして、乗り合いというか、何というんだ、あれ、タクシーが昔あったんですよ。それじゃなくて、今、国が考えているのは、途中でやってもいいという、そういう乗り合いだよ。と思う。だから、それについて、地方のキーステーションというかな、乗せてくださいよという要望を、どこかでデマンドみたいにプールしておかなくちゃいけない。それを運転している人に発信しなくちゃいけないという、そういうものも含めて、国は乗り合いをやっていいという、そんな動きだと思いますので、ぜひとも動きを確認していただきたいと思います。と同時に、富来田の場合は、構内タクシーがいることはいるんだよ。1台だか2台だか、細々とあれしている。そういうことも踏まえて、もう少し地域に入って、どういうふうにしたらいいか確認をしていただきたいなと思います。机上だけでやっているんじゃなくて、地元に行って、どういう方々がどういうところに行くかということで、もう頭でっかちなことをやっているよりも、現実に動いた方がいいと思うんだけど、と同時に、名前を挙げてしまうけど、波岡の方々なんかは、我々をサンプルに使ってくださいと言っているんだから、それを来年度、お金を取らなくても協力してやるよと言っているんだから、そういうもので一回走らせて、乗らない人が、また業者の方々、利害関係人の団体が机の上でどうだこうだやるよりも、実際、運行できる、している人たちが動かせるというような、そういう機動力を持った話じゃないと、これはあくまでも進まないよ、これ。全国で一つも成功していないじゃん、結局。一つもと言っちゃちょっと語弊があるけど、数少ないでしょう、この地域のバス対策というか、市民の足を確保するというのは。だから、やっぱり今までの考え方を変えて、もう実際に動く人たちを優先してやる、その後にこれでやれると言ったら、その協議会で、これしかないから了解を得るというような形で、関係人がプランニングしたものに対して、運行していくというのはなかなかできないよ。反対する人たちが考えるということは、やらないように考えるしかしないんじゃない。こういうことを本人たちの前じゃなかなか言えないけどさ。だから、やっぱりやりたい人がやる。それで、既得権のある人たちに、これしかもう市民を救うことはできないんだから、これでいいでしょうと言うのは、やっぱり発想の転換をしていかなくちゃいけないんじゃないの。波静かにできるところから上がってきたものにやるなんて言ったら、上がってこないよ、方法が。だから、ひとつ、いかがですか。 733 ◯委員長(座親政彦君) 桑田企画部参事。 734 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 富来田地区につきましては、既にタクシー会社、バス事業者等に全て照会をかけまして、事業への参入等についてご意見を伺ったところ、参入の意思がないということでございます。逆に言いますと、地域で自由に公共交通を立ち上げていいということになりますので、今、ご提案いただきました、波岡のNPOが行っておりますコミュニティバスですとか、そういったものを一度富来田地区に持ち込んでという調整をさせていただいて、なるべく早く事業の着手にこぎ着けたいというふうに考えております。  以上でございます。
    735 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 736 ◯委員(三上和俊君) それは富来田の場合はそういうことで、弱小のタクシーの会社だから、しょうがないでしょうということで言ってくれたけど、ほかのところはまた状況が違うんだから、木更津市の方法として、今言ったように、地元のことは地元で考えさせる、最後の調整は市が入って調整するという考え方の方が、いいんじゃないですか。この協議会で案なんか出てこないと思うよ。出てきますか。 737 ◯委員長(座親政彦君) 桑田企画部参事。 738 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) まず、協議会で全て調整して、地元に入るというよりかは、今年度着手しましたとおり、地域の方にお集まりいただいて、ワークショップを開催する中で、さまざまなご意見をいただいて、その中から地域に合った運行形態について提案をしてまいりたいというふうに考えております。まだそこまで行かない、例えば、まちづくり協議会等がしっかりできていない地区につきましては、私どもが入っていって、住民の協議会等を来年度以降はなるべく多くの地区で開催して、公共交通はいろいろなパターンがありますので、そういうものを提示していった中で、地域であるべき、地域に最も合うような交通の形態についての協議を、それぞれの地区で行ってもらうのが、一番理想かなというふうに考えております。 739 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 740 ◯委員(三上和俊君) 何か聞くところによると、富岡のスクールバス、700万円だかかけて、20人ぐらい運ぶとかという話だけど、それは情報が入っています。 741 ◯委員長(座親政彦君) 桑田企画部参事。 742 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 申しわけございません。金額等については、ちょっと私は把握しておりません。ただ、スクールバスを、従来は地域公共交通と一緒に運行できないかということで模索しておりましたが、途中で断念しておりますので、まずはスクールバス、富岡の子どもたちを安全に新しい馬来田小学校まで運ぶということで、スクールバスを走らせるということは承知しております。 743 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 744 ◯委員(三上和俊君) だから、皆さんが早くぱっぱっとやらないと、そういう二度手間になったりするから、地元にはいろんな人がいますので、公共交通のサービスを向上させるという、そういう考え方じゃなくて、口ばっかりじゃなくて、頭でっかちじゃなくて、動く人が多分いると思うんですよ。だから、そういう方々にお願いして、またそれに近い仕事をやっている人たち、福祉の仕事をやっている人たちとか、いろんな方々がいると思いますので、そういう方々を洗い出して、それで、実際動かすという取り組みをした方が、さっきも言ったように、もし、全関係者を呼んでやれば、もしタクシー業界が困るなと思えば、タクシーの関係の人たちはどうだこうだと反対はするし、何でおまえが代表で出ているのに何も言えないんだというような形で、どこの団体も団体を選んで机上の話をすると、やっぱりその人たちのことを考えれば、建設的な意見じゃなくて、後退的な結果になってしまうんじゃないかなと。総論的な私の推測だよ。だけど、間違ってはいないと思うよ。だから、やりたい人がどういうふうにやるということで、これが安全だとか、早いとか、便利だとかいう形で、やりたい人に意見を聴いて、それで最後に調整というのがいいんじゃないかなと思うけど、いかがですかね。 745 ◯委員長(座親政彦君) 桑田企画部参事。 746 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) さまざまなご意見がございますことから、いろいろなご意見を伺いながら、なるべく早く事業を着手、社会実験といいましょうか、実証運行に向けて、取り組んでまいりたいというふうに考えております。 747 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 748 ◯委員(三上和俊君) では、よろしくお願いします。 749 ◯委員長(座親政彦君) そのほか。石井委員。 750 ◯委員(石井徳亮君) 57ページの交通安全啓もう事業費なんですけれども、これは昨年も8万1,000円だったと思うので、毎年同じことをやっているのかなと思うんですけど、とりあえず、何をやられているか教えてください。 751 ◯委員長(座親政彦君) 石井市民活動支援課長。 752 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) この事業につきましては、交通安全啓発用の物資の購入を7万8,000円予定しておりまして、その他は会議、大会等出席の旅費が3,000円でございます。 753 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。 754 ◯委員(石井徳亮君) なぜそれを聞いたかというと、車を運転する方のモラルとか、自転車もそうなんですけれども、すごく低下していると感じていまして、ここのところよく見るのが、交差点の左側にコンビニがあって、赤信号だとコンビニの駐車場に入って、そのまま出て、左折してしまう。ひどいのは、コンビニの駐車場に入って、その先を右折して、また左折して、だから、赤信号を迂回してパスというような形で、結構そういう方々って、急いでいるのかわからないんですけど、駐車場の中でもスピードが結構早いんですよ。ですから、そういった面とか、自転車でも、自分は交通弱者だというような顔をしていらっしゃるかわからないんですけど、右側を車が来ても、全然平気で運行していたりとか、そういった面でのモラルがすごく低いんですよ。学生の方でも、若い人でも、よくあるのはスマホを見ながら自転車を操縦しているとか、そういったものが多いので、こういう交通安全啓もう事業費という形では、そういう方々は聞く耳を持っているかどうかわからないんですけれども、もっとそういう方に向けての交通安全啓蒙というのを深めていっていただきたいと思うんですけれども、もう少しこれに予算をつけて、そういう広い方々に啓蒙をするという考え方はあるかどうか、ちょっとお伺いします。 755 ◯委員長(座親政彦君) 石井市民活動支援課長。 756 ◯市民活動支援課長(石井彰一君) 平成30年度につきまして、この啓発物資として、反射立て看板を12枚設置いたしました。そういった看板の中には、「車での通り抜けご遠慮ください」というような看板もございますので、確かにコンビニなどをショートカットして走る車は大変危険だと認識しておりますので、また実態も調査しながら、適切な啓発を実施してまいりたいと考えております。 757 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。 758 ◯委員(石井徳亮君) こちらの方は市民部の所管だと思うんですけれども、例えば、土木の方の方々に聞いたときに、例えば、道路ペイントだと、構築物よりも余りお金がかからないとかというお話も聞いたことがあったので、その辺では、道路の下のペイントを利用して、何かそういったものを啓蒙につながるような文言を書くとか、そんな形の工夫をしていただければと思いますので、そちらの方とも連携して、対処していただければと思います。よろしくお願いします。 759 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございますか。近藤委員。 760 ◯委員(近藤 忍君) 54ページ、まちづくりコンテスト事業費324万円と上がっておりますが、内容と積算根拠をまず教えてください。 761 ◯委員長(座親政彦君) 小原企画課長。 762 ◯企画課長(小原和弘君) まちづくりコンテスト事業につきましては、学生や地元企業の若い世代の方々に、チームとして参加してもらいながら、若者目線の柔軟なアイデアを競い合う、まちづくり政策コンテストを行おうとするものでございます。若者が積極的に市政やまちづくりにかかわれる環境をつくり、その中で生まれたアイデアにつきましては、広く有益で実現可能なものであれば、積極的に市政に反映してまいりたいと考えているところでございます。  積算の根拠につきましては、この事業は委託料として計上しているものでございまして、このコンテストを運営するための事業費として、他の類似する事業を参考に、見積もらせていただきまして、300万円プラス消費税という形で計上してございます。  以上です。 763 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 764 ◯委員(近藤 忍君) 委託ということになると、商工会議所とか、そういうような、現在地域で活動している団体なのか、コンサルとかそういうところなのか、どういうような形で考えていますか。 765 ◯委員長(座親政彦君) 小原企画課長。 766 ◯企画課長(小原和弘君) プロポーザルで、この事業について、公募をかけようと考えております。  以上です。 767 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 768 ◯委員(近藤 忍君) 例えば、商工会議所青年部でCMコンテストとかというのがありますよね。短いやつをやって、木更津市を売り込むようなのをつくろうと、ああいうようなことを商工会議所の民の団体がいろいろ行ってくれるのは、非常にいいことだと思うんですが、行政としてこの300万円プラス消費税でやったときというと、当然、チームに参加した人たちの報償金とか何かも入ってくるような形になるかなというふうに思うんですけど、そういうのはなく、どうぞ来てください、集まりませんでしたということだと、非常に困った結果になるかと思うんですが。また、若者を集めて地域の方がいませんでしたということになると、どこか大学のそういう研究室とか何かみたいな、余り地域のことに関係ないようなものを上げてくるようなことにもなるので、この地域の人たちが本当にこの地域のことを考え、そして、あしたにつながるような提案が出てくるというのが、なかなか想定が非常に難しいような気がするんですけれども、なぜ平成31年度からこれを始めなきゃいけないのかというところも含めて、そこをちゃんと来年できますよという確約がとれるようでしたら、お示しください。 769 ◯委員長(座親政彦君) 小原企画課長。 770 ◯企画課長(小原和弘君) まず、来年度からこの実施をするに当たりましては、第2次基本計画の中で、市民の市政への参加というものを大きな動機としております。これまで、木更津市のまちづくりにおいても、さまざまな手法を用いて参加をしていただいているところですが、次代を担う若い世代の方々に、このまちづくりというものに目を向けていただきたいということで、始める事業でございます。今現在、考えているのは、これから具体的な仕様に入っていくんですが、高校生以上、30代ぐらいの方を目安に、そのあたりの世代の方々の参加を呼びかけてまいります。学校であるとか、それから、企業の方へも積極的に営業活動をしながら、このコンテストへの参加を求めてまいりたいというふうに考えております。ですので、現時点では、この地域の中の若い世代を対象に、しっかりとPRをしてまいりたいというふうに考えております。 771 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 772 ◯委員(近藤 忍君) 若い人たちに行政参加を求めるというのは、その姿勢そのものはいいとは思うんですけれども、それがただ単に行政に対しての感想文大会みたいな形になってしまっても、余り効果がないので、逆に具体的に施策ということになると、それなりの背景の知識も要るでしょうし、集まってきたときに、必要に応じてそれについてサポートしていかないと、我々というか、行政として使える提案が出てこなくて、絵に描いた餅ばかりいっぱい上がってくるみたいな形になると思うんですが、これを始めるということになると、ちゃんとそこのアドバイスもしながら、もろもろ進めていく、それを企画課で面倒を見続けるということでよろしいんですか。 773 ◯委員長(座親政彦君) 小原企画課長。 774 ◯企画課長(小原和弘君) まず最初に、先ほどの質疑で答弁が漏れておりましたが、報償費、報酬の類いの予算は計上してございません。無償でこのコンテストに参加いただきます。ただ、そこでインセンティブといたしましては、コンテストですので、優秀作品を選びまして、その優秀作品につきましては、市の施策、事業という形で、関係課とも協議の上、具体の策に練り上げていければというふうに考えております。無論実現可能な作品ではございますが。  それから、委員おっしゃいます、この類いのコンテストあるいはワークショップを行いますと、とかく実現不可能な、非常に夢を形にするということが、往々にして出るというような趣旨だと思われますが、そのようなことがないように、1日のワークショップではなく、今、スケジュール的には、7月夏場から二月、三月ほどかけて、実際にこの具体的なプランを練っていただこうというふうに考えております。その中では、まず初めに、木更津市の状況を市職員から説明をした上で、いわゆるレクチャーをした上で、そこからチームでの作品のプランニングに取りかかっていただくと。その間の進行に関しましても、しっかりと各チームに対して、フォローをしていくということが必要だというふうに考えております。 775 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 776 ◯委員(近藤 忍君) 予算化に先立ち、例えば、木更津高専とか、清和大学、また、幾つかの企業とか何かに、こういうことをやるんですけれどもどうですかみたいな、そういう事前調査はしっかりとされています。 777 ◯委員長(座親政彦君) 小原企画課長。 778 ◯企画課長(小原和弘君) 特にその調査はしてございません。 779 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 780 ◯委員(近藤 忍君) しっかりとしたものができれば、確かにすばらしいと思うんですが、どうもやってみないとわからないという感じがしてきたんですが、それを政策に取り込むということになると、今、第2次基本計画をつくっていますよね。いいことが出てきたら、それはその計画に関係なく、変更して、織り込んでいくような、優先度の高い事業ということになって、織り込んでいくというような話になることですかね。 781 ◯委員長(座親政彦君) 小原企画課長。 782 ◯企画課長(小原和弘君) まず、前段に説明をしなければいけないのは、木更津市の取り組んでいることについては、しっかりとレクチャーをしなければいけないと思います。ですので、第2次基本計画についてもレクチャーをさせていただきますし、市の財政的な部分についても触れさせていただくことが、重要かというふうに考えております。 783 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 784 ◯委員(近藤 忍君) 324万円かけて、目ぼしいことが出てこないということも起こり得る事業かと思うので、始めてみてあまり応募者がいないようだったら、そのまま突っ走るのかどうなのかというところも、時々は考えて、立ち止まることも考えてもらった方がいいのかなと思いますので、実施に当たっては慎重に進んでいただければと思います。  以上です。 785 ◯委員長(座親政彦君) そのほか。関連ですか。三上委員。 786 ◯委員(三上和俊君) 今の話ですけど、本当にまちづくりといっても、場所もあるでしょう。太田山地区をどういうふうにするとか、海岸ぺりをどういうふうにするとか、馬来田の山の中というような、場所もあるし、今度は上か下か、地下のまちづくりなんていうのもあるわけだから、そうすると、また福祉だとか、緑が多いとか、何だかんだ、それでコンテストだなんていうのは、やっぱり甲乙つけがたいし、また将来それができるのかできないのか、可能性があるのかどうかなんていったって、難しい判断だろうし、ちょっとできるようなことだったら、日本全国の先進事例でやればいいし、この300何万円の事業は必要ないんじゃないかなと思うんだけど。必要なのかね。それで、市がプラスになったり、若者がまちづくりに対して興味を持つだなんて、そんな暇な若者もいないんじゃないかなと思うんだけど。木更津市がそれでプラスになるようなことというのは、別に若者に聞かなくても、結構我々が状況を理解している中で、何か打開策というのは、それなりに模索しているわけだから、こういうことは一つマスコミの皆さんには訴える価値があるかもわからないけど、現実にだよ、お金がなくて鉛筆を最後の何センチまで大切に使えと言う行政のやる話じゃないと思うよ。その辺、十分、企画と市長とみんなで検討したの。私はちょっと大ざっぱ過ぎるんじゃないかなと思うんだけど。だから、これはなしにした方がいいんじゃないかなと言います。 787 ◯委員長(座親政彦君) 小原企画課長。 788 ◯企画課長(小原和弘君) まず、若い世代というふうに、再三申し上げておりますのが、木更津市も、人口が、これまでのような右肩上がりをどこまで続けていくのかというのも、非常に緩やかなカーブを描くようなものが見えてまいりました。これからの次代を担っていく若者世代の方々に、木更津市、自分たちの生まれ育つ、そして、これからも住んでいく木更津を考えてもらうという、きっかけになっていただければというふうに考えている次第です。ですので、今回はこの事業を新規として捉えさせていただいておりますが、この事業をまずトライさせていただきまして、ぜひとも成果・効果が出るように、取り組んでまいりたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。 789 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 790 ◯委員(三上和俊君) やらないうちに足を引っ張るというのは、余り私も好きじゃないけど、だけど、想像がつくよ。こういう形でコンテストで、1等賞は幾らくれますよと、じゃあ、やってくださいと言ったら、お金欲しさにみんな一生懸命案を出すかもわからないよ。だけど、皆さん、何かの案で出してくださいと、その案は福祉のまち木更津、これについて何か案を出してくれとか、そういうようなテーマを絞らないと、あるいは地域を絞らないと、これを甲乙つけるって、誰がつけるの、これ。小原さんがつける、市長がつける。それでどういうふうに、コンテストだから甲乙つけて、お金をくれるというわけでしょう。賞品なり何なり、賞金だか何か。そんなこと、ちょっと無理な話じゃない。だったら、もっと実施要綱なんかをきちっと我々に示していただいて、賞金で幾らとか何とかというんだったら、賞金で釣れば若者は動くかなと、これで理解するけど、実施要綱もまだつくっていないんでしょう。大ざっぱにこれをやって、財政がなぜこれをつけちゃったかといったら、これは市長の案だからつけちゃったのかなと、我々は勘ぐっちゃうけど、たとえ市長の案だって、これはどういうふうにやるんですかと、誰か考えているんですかというのは、財政が聞かなくちゃいけないことじゃないの。財政、どうですか。 791 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡財務部参事。 792 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) この木更津まちづくりコンテスト事業につきましては、基本計画事業に採択されております。ということは、企画部、総務部、私ども財務部の方で担当課の企画から事業の内容をレクチャーしていただき、市の今後の事業として位置づけたところでございます。  以上でございます。 793 ◯委員長(座親政彦君) 小原企画課長。 794 ◯企画課長(小原和弘君) このコンテストにつきましては、優秀作品を最終的にはプレゼンテーション型で選んでいただこうと考えておりますが、賞金の類いは用意する予定はございません。  以上でございます。 795 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 796 ◯委員(三上和俊君) それで324万円って、どこでどういうふうに使うのか。だから、実施要綱というのがあるの、何に幾ら使うって。だから、それを聞いているの。なしで、財政が324万円ぽこっとつけたといったら、財政は減点10ぐらいになっちゃうでしょう。10かどうかわからないけど、財政は何やっているんだということになっちゃうよ。 797 ◯委員長(座親政彦君) 小原企画課長。 798 ◯企画課長(小原和弘君) この内訳としましては、積算といたしまして、広く公募をいたします出場チームに対して、2ヶ月程度かけて、このアイデアを練っていただきますので、その間、出場チームに対する指導といいますか、企画、このイベントの運営、それから出場チームに対する質疑応答であるとか、あるいはプレゼンテーションの準備支援などを行っていただく、委託料でございます。 799 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 800 ◯委員(三上和俊君) それで324万円すぐつけちゃった。だって、それ、資料を提供するのは市の企画担当の方々でしょう。お金かからないじゃん。プレゼンテーションなんていったって。30万円とか50万円でちょっと誰か1人、まちづくりに対する講師を呼んで、参加みんなにレクチャーしてもらうというのも、大学の先生だって5万円か10万円ぐらいでしょう、半日。まちづくりに対する見識のある方々。それで、市の情報は皆さん市の職員がただでできるんでしょう。だから、どこからも324万円なんて出てこないというの。賞金も出さないでしょう。賞金も何も出さない、インセンティブという話が出たけど、誰も手を上げてくれないよ。幾ら学生だって。この忙しいのにさ。ちょっと甘過ぎるんじゃないかなと思うよ。予算で出ちゃったから、これは削除して修正というのも考えられるけど、そこまでするとどうだこうだって、それは我慢しますけど、だけど、私の気持ちは今聞いて理解してもらえると思うけど、ちょっと大ざっぱ過ぎるんじゃないかと思うよ、実施要綱も。実際のまちづくりに対する、木更津高専なり、清和大学なり、いろいろいると思うよ、この木更津市に根づいた若者たちが。出身でどこか行っているという人たちもいると思うよ。だから、そのアプローチもなくして、ただ、324万円をこれでやってみようと言って、誰が講師でどういうふうにレクチャーするかもわからないでやるというのは、ちょっと冒険過ぎると思うよ。やっちゃいけないんじゃなくて、お金をちょっとぞんざいに扱っている。若者を私物化しているよ。だから、これは熟慮して、必ずこれを全部使っちゃうんじゃなくて、お金を認めたから使っちゃうんじゃなくて、実行するに当たっては、もう少し細部にわたって、よりいいものを安く効果的にやれるように、考えていただきたい。これは要望で済ませたくない話だけど、要望にしておきます。いかがですか。 801 ◯委員長(座親政彦君) 山口企画部長。 802 ◯企画部長(山口芳一君) この新規事業につきましては、まだまだ詰めていかなければいけないところがあると、委員ご指摘のとおり、感じております。他の市とか県でもこのコンテストを実施している状況にありますので、他市の状況等を参考にしながら、木更津市民、特に若い方々を対象としたコンテストになりますので、若い方々がまちづくりへの参加意識を持っていただけるようなコンテストを、研究しながら実施してまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。 803 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございますか。白坂委員。 804 ◯委員(白坂英義君) 予算書には載っていないんですけれども、学校体育施設開放事業がありますよね。私、以前お話ししたかなと思うんですけれども、今現在、全ての団体が無料になっているんですけれども、これの有料化というのは検討されていませんか。 805 ◯委員長(座親政彦君) 平野スポーツ振興課長。 806 ◯スポーツ振興課長(平野和彦君) 今、ご質疑の件、学校体育施設開放事業ということでございますけれども、学校施設につきましては、学校施設目的外使用の部分で、光熱水費等の相当額を徴収することができるという規定がございますけれども、今現在はまだ検討の段階には入っておりません。いずれにしましても、今後、受益者負担の部分を含め、検討していかなければならないものと考えているところでございます。 807 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。 808 ◯委員(白坂英義君) 片や公民館は利用料金を取って、学校の施設は全然取っていないと。また今度、江川のグラウンドだって200円になって、取るんじゃないですか。やはり受益者負担ということで、これは検討していただければというふうに思いますので、お願いします。 809 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 810 ◯委員(鈴木秀子さん) 55ページの22番、特定防衛施設周辺整備基金積立金5,601万円、これの理由と目的を教えてください。 811 ◯委員長(座親政彦君) 小原企画課長。 812 ◯企画課長(小原和弘君) 積立金5,601万円でございますが、特定防衛施設周辺整備交付金を基金の形で5,600万円積み立てようとするものでございます。そのほかは利息の1万円を計上して、合わせて5,601万円でございます。この積立金につきましては、妊婦乳児健康診査事業費等の母子保健事業に継続的に充当するため、新たな事業基金として造成しようとするものでございます。  以上でございます。 813 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 814 ◯委員(鈴木秀子さん) すみません。それをもう少し詳しく教えてもらっていいですか。 815 ◯委員長(座親政彦君) 小原企画課長。 816 ◯企画課長(小原和弘君) 予算書でいきますと81ページになります。母子保健事業費という項目がございますが、ここで母子保健事業費として計上しております、健康診査、健診事業などへ、この積立金を充当していこうとするものでございます。申し上げました母子保健事業費というのは、この項目を考えてございます。  以上です。 817 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 818 ◯委員(鈴木秀子さん) これと特定防衛施設との関連はどういう形なんでしょうか。 819 ◯委員長(座親政彦君) 小原企画課長。 820 ◯企画課長(小原和弘君) まず、特定防衛施設周辺整備交付金につきましては、平成31年度予算で1億円を計上してございます。そのうち、5,600万円につきましては、新たにこのソフト事業として、母子保健事業等に充当できる基金として積み立てをいたしまして、今後、数年にわたって、継続的に基金計画をつくりまして、その中で充当をしていこうとするものでございまして、平成31年度につきましては、初年度、5,600万円を積み立てようとするものでございます。  以上です。 821 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 822 ◯委員(鈴木秀子さん) この母子保健事業の内容を教えてもらえますか。 823 ◯委員長(座親政彦君) 小原企画課長。 824 ◯企画課長(小原和弘君) 現在想定しておりますのが、81ページにもございますが、妊婦・乳児健康診査事業費、ここでは1億325万円を予算化しておりますが、そういった事業に充当できるものとして、積み立てをするものでございます。ただ、申し上げますと、初年度、平成31年度につきましては、積み立てをするだけでございまして、取り崩すのは平成32年以降という形になります。これは、防衛の交付金の使い方として、そういったルールでございますので、初年度は積み立てをさせていただき、その後、後年度にわたっては、基金の計画をつくりながら、毎年、これだけの金額を充当していくんだという、ソフト事業としての使い道を考えてございます。
    825 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 826 ◯委員(鈴木秀子さん) この1億円の中から、5,601万円を積み立てて、それを平成32年度から使っていく計画ということですよね。平成31年度は、この1億325万円とした事業から、これはこれとして使うということですか。 827 ◯委員長(座親政彦君) 小原企画課長。 828 ◯企画課長(小原和弘君) 平成31年度につきましては、この母子保健事業費には充当はいたしません。積立金として積むだけでございます。それを平成32年度以降、取り崩して、使っていこうとするものでございます。 829 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 830 ◯委員(鈴木秀子さん) この金額を積み立てる、その目標的なものがあるんですか。幾らまで。それをずっと継続して使うということでしょうか。そこの使い方。 831 ◯委員長(座親政彦君) 小原企画課長。 832 ◯企画課長(小原和弘君) 細かい積み立ての仕方、あるいは取り崩しの仕方につきましては、今後、北関東防衛局と協議をしながら、その基金の計画書をつくってまいります。予算化といたしましては、まず最初に5,600万円を積立金として積ませていただくんですが、平成32年以降、新たにそこに積み立てをし、そこから取り崩していくなどの詳細につきまして、今後、防衛局とも協議をしてまいる所存でございます。 833 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 834 ◯委員(鈴木秀子さん) ということは、この積立金をこういう形で、また、このほかにもこの使い方ってあるんですか。この妊婦・乳児のところに使うことになっています。ほかにもこの資金を積み立てたお金を、整備基金としてのお金をほかにも使えることもあるんですか。これだけじゃなくて、違う事業も使えるんでしょうか。 835 ◯委員長(座親政彦君) 小原企画課長。 836 ◯企画課長(小原和弘君) 基金の積み立て方といたしましては、使途を明らかにいたします。ですので、どのような使途の書き方をするのかは、また防衛局とも協議をしてまいりますが、今現在考えておりますのは、こういった母子保健事業といった、ある程度の大きなくくりの中で使わせていただきたいという、協議をしてまいりたいと思います。その母子保健事業とは何ぞやという中では、細かく予算を計上する中で、例えば、妊婦・乳児健康診査事業費のような形に充当するということを、考えてまいりたいと思います。 837 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 838 ◯委員(鈴木秀子さん) とりあえず、この形でずっと今後、何年か継続して、そこにお金を使っていくという形でよろしいんですか。 839 ◯委員長(座親政彦君) 小原企画課長。 840 ◯企画課長(小原和弘君) はい。そのように考えております。一例ですと、これまで平成30年度購入をした40メートル級のはしご消防車の例がよろしいかと思いますが、あの消防車の場合には、その交付金を積んで積んで積んで、ある程度の金額に達した段階で購入を一括してするために、基金を積み立てたものでございます。今回の場合には、いわゆるソフト的な事業にもその交付金は活用ができますので、ある一定の金額を積みながら、そこに毎年積み足しをし、取り崩しをし、そういった形で複数年、5年から10年のスパン、まだそのスパンは決定しておりませんが、協議をしながら、その間で計画的に事業に充当することを考えてまいりたいと思います。 841 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 842 ◯委員(鈴木秀子さん) そういう形で流用できるということは、すごくいいことですね。まして、子育てに力を入れている本市にとっては、すごくいいかなと思います。では、また今後、そういう形で活用していただきたいと思います。 843 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 844 ◯委員(近藤 忍君) 母子保健事業が悪いと言っているわけではないのを、先に断っておきますけれども、この特定防衛施設のやつは、要は滑走路周辺の環境対策として、そもそも国が交付していることであって、広く全市に使うことに対しては、とやかく言う筋合いはないですけれども、より本当は基地の周辺の環境整備の方に回すのが本来ではなかったかと。例えば、はしご車をつくるときにもそういう議論が出たのは、多分、議事録を読まれていると思いますけれども、基地内で火事やなんかが起きたときのためのことで、防衛省が認めやすかったからということで、捉えているのはわかるんですよ。今度は、母子保健となると、広く市民全体で、そうすると、特定というよりも、普通の民生交付金みたいな感じで、用途的にもっと地域のために使ってくださいみたいな話は、北関東防衛局の方からは特に出ませんでしたか。 845 ◯委員長(座親政彦君) 小原企画課長。 846 ◯企画課長(小原和弘君) 私どもも、まず第1に考えるのは、防衛施設周辺の住民の方々へ、その環境をよくするための事業に充てたいというふうに考えるのは、まずもって、それが第一義だと思っております。その中で、今回も、その1億円の充当先といたしましては、金田地区の道路整備事業、あるいは都市下水路の方へも充当させていただく予定で、考えております。そのほかに、広く市全体に行き渡るような形で、今回、初めてだと思うんですが、ソフト事業への充当を考えさせていただいたところでございまして、検討に当たりましては、念頭に、まず基地周辺の環境対策というものは、忘れずに取り組んでまいる所存でございます。 847 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 848 ◯委員(近藤 忍君) ちなみに、その母子保健事業への充当をというのは、市側からの提案、それとも北関東の方でこういうのも使えるよという話になったのか、そのあたりの経緯もちょっと教えていただければと思います。 849 ◯委員長(座親政彦君) 小原企画課長。 850 ◯企画課長(小原和弘君) 使途につきましては、私どもの方から相談をかけさせていただいております。メニューについては、この交付金を幅広に活用ができるという交付金の目的がございます。他市の事例も踏まえまして、このような使い道があるということで、私どもは、活用させていただきたいと考えております。 851 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤議長。 852 ◯議長(斉藤高根君) これは新しい交付金って、鶴岡静治部長がいた頃に初めて交付されたという、4,900万円から始まったということで、そのときから議論が始まって、はしご車がだめだから、はしご車を買おうよと、そのために積み立てさせてよと。いや、これは周辺整備だから、中里とか畔戸が困っているから、それを使わせてくれよと。いや、待ってろよと、はしご車を買ってから考えさせろよという話で、はしご車を合意した結果なんですよ。そして、これを認めるというのは、5年から10年、スパンが明らかにされていないので、要するに、ずっと使わせてくれよというのが、この議案なわけなんだ。ということは、周辺に使わせてくれという意見は抹殺したのか、お聞かせください。 853 ◯委員長(座親政彦君) 小原企画課長。 854 ◯企画課長(小原和弘君) 先ほど申しましたとおり、事業につきましては、交付金の充当先については、基地周辺への対策ということを、第一義に考えてまいりたいというふうに考えております。これからも、その考えに変わりはないところでございます。 855 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤議長。 856 ◯議長(斉藤高根君) その配慮をしてくれというお願いを聞くよという、今の答えだよ。では、その聞く場所ってどこにあるのか、お聞かせください。 857 ◯委員長(座親政彦君) 小原企画課長。 858 ◯企画課長(小原和弘君) それは、毎年、この事業、交付金の活用につきまして、庁内全体の中で、どのような事業に充当可能なのか、この活用をどのようにしていきたいのかということで、調査をかけておりますので、その中から各課の要望の形で、地元の声も吸い上げるような形になろうかというふうに考えております。 859 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤議長。 860 ◯議長(斉藤高根君) ということは、この金額以外にあるということなんですか。 861 ◯委員長(座親政彦君) 議長、もう一度お願いします。 862 ◯議長(斉藤高根君) これは交付された金額の全てなのかということです。 863 ◯委員長(座親政彦君) 小原企画課長。 864 ◯企画課長(小原和弘君) 次年度の予算でございますので、1億円に上乗せで交付はされるものと考えております。それは、なぜならば、今年度の平成30年度の歳入予算が、最終的に1億47万1,000円の交付を頂戴いたしましたので、そこから算定しますと、1億円プラスアルファは考えられるとは思っております。 865 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤議長。 866 ◯議長(斉藤高根君) では、そのあと4,000万円ぐらいは、どこへ行くのか教えてください。 867 ◯委員長(座親政彦君) 小原企画課長。 868 ◯企画課長(小原和弘君) まず、充当先でございますが、耐震性貯水槽補修事業に1,000万円、それから、市道102号線交差点改良事業……〔「資料を見たからわかっているはずです」と呼ぶ者あり〕はい、わかりました。3事業プラスこの積立金として積もうとするものでございます。計4つに使途を分けて、充当しようと考えております。  以上でございます。 869 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤議長。 870 ◯議長(斉藤高根君) 要するに、周辺整備について、相談する機会を与えてください。 871 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 872 ◯委員(近藤 忍君) つまり、これで周辺というと、市道102号線は金田だからあれとしても、耐震性貯水槽は二小ですよね。都市下水路の補修というと、これはどこだか、ちょっとぴんとこないんだけど。だから、ほかにいろいろ周辺事業がいっぱいあるわけじゃないですか。こういうのは、できればそっち側を本当は充当するように、各担当部局の部長が、あの周辺でここをやっているから、我々にその基金を使わせてくれよということを、本来、それを要求すればいいんだけれども、そうせずに、みんな一般会計で全部やっていると。だから、指導がよくないのか、こういう基金は地元に使うというのが基本なのでということを、みんなの共通認識にしている場がなかったのか。だから、長いことはしご車をしている間に、皆さんがまだその議論をしないうちに、部長とか課長になってきたので、その議論を覚えている人たちがこの場に少ないせいなのかもしれないですけれども。そもそも論として、近隣で行うような事業はこの基金を使うというようなことを徹底してもらうと、この基金をもらって、それは地元の対策費に充てているんですよということで、防衛省側も説明しやすいし、我々周辺の人間にとっても、ああ、あれは防衛省のお金でやっていますからということで、話もしやすいので、今回の予算組みとしては、やっぱりそういう意味で具合が悪いですよ。それはしっかり考えてやってもらわないといけないと思いますので、ここにおられる方、また特に財政当局、企画当局は、それをちゃんと引き継いで、しっかりとした予算組みをやっていただければと思いますが、いかがですかね。 873 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤議長。 874 ◯議長(斉藤高根君) そういうことで、私は、あくまでも議長なので、我が地方にという話はしませんけれども、いろんな問題があるのに、いや、これは母子に使えますよと、議案が配付されてからわかると。じゃあ、一体、我々の声ってどこで反映するんですか、まずお聞かせください。 875 ◯委員長(座親政彦君) 小原企画課長。 876 ◯企画課長(小原和弘君) 本市議会におきましては、基地対策特別委員会もございます。ただ、私ども、その基地対策特別委員会あるいは協議会に、このあたりのお話は、決まる前の段階でお話しをさせていただく機会は、これまでなかったと思います。そういった意味も含めまして、また、議会の皆様方にもご意見を頂戴する場をどのようにしていったらいいのかというものを、検討してまいりたいと思います。 877 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤議長。 878 ◯議長(斉藤高根君) そのとおりで、議案が出たから認めろよと、こういうのがこの話なんですよ。でも、来たときからお願いしてあっても、お願いしても、お願いしても、やってくれない。やっぱり相談の機会があってしかるべきだと私は思って、やめます。 879 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木委員。 880 ◯委員(鈴木秀子さん) すみません。先ほどの話。母子に使うから、私はそれでいいかなと思って言いましたけれども、今おっしゃっているとおりで、やはり基地周辺に住んでいる方は、すごくいろんな思いをして住んでいらっしゃるわけですよ。そこにやっぱり優先に使うべきだと、私も思います。よろしくお願いします。 881 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 882 ◯委員(三上和俊君) 私も言おうかと思ったんだけど、ほかの委員が言ったらあれだけど、そもそも少なくとも、経常的に母子福祉とか何とかというところには、ふさわしくないんじゃないかなと。残る投資的なものに、周辺だけじゃなくてもいいよ、よく何か施設をつくると、どこどこの交付金をいただいてつくりましたとか、何かあるじゃない。そういうような認識の位置付けだと思うよ。だから、消防車に書いてあるかどうかわからないけど、そういうことによって、我々、基地と共存共栄しているというような形の認識を持たせるのが、普通の考え方だと思うよ。それを、何かわからない、一般会計と全く同じような形で、またそれを経常経費でこういう形の使い方というのは……。私は、空は通じているから、周辺といったって、木更津市全体が周辺と思っているよ。だから、江川と久津間とあの辺だけが施設の周辺とは思わない。今まで、馬来田の山の中の道路もそういう事業でつくったこともあるから。だから、そういう認識の中で、少なくとも投資的経費に充てて、それで、プレートで何かこういうものをつくったというのができるような、事業に使っていただきたいということで、今後、財政当局、また企画の考え方を改めるように、要望して終わります。 883 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤議長。 884 ◯議長(斉藤高根君) さっき鈴木委員が、基地交付金についてのお話で、一生懸命頑張っていますよということで、基地交付金、この周辺整備交付金、私たちの市議会議員から議長として出ていると、全国の基地協の副会長という役職に充てられる、そういう席上にあるわけ。ですから、言う機会がいっぱいあるの。ですから、基地交付金もこれも増やしてくれと、いつもお願いしているわけ。じゃあ、木更津さんよと、前年度は300万円しか増えなかったんですが、いろいろお願いして、一生懸命やっています。一生懸命やっていて、気がついたら母子だと。もう少し、私たちの気持ちを酌んで、前もって相談するなり、こういうところに使ってやるよとか、一生懸命努力、皆さん方はもらったから、じゃあ、これを使っちゃおうよと。じゃなくて、我々も、市長も、一生懸命交付金を増やすために努力しています。その努力に少しは報いてくれれば、幸せだと思います。 885 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございますか。石井委員。 886 ◯委員(石井徳亮君) 57ページの市民会館費ですけれども、ここの欄にはないんですけど、昨年、市民会館市外利用等補助金というものがあって、270万円、1団体、年間15万円までという項目があったんですけれども、今年これがなくなっている理由というのは何でしょうか。 887 ◯委員長(座親政彦君) 伊藤総務部次長。 888 ◯総務部次長・総務課長(伊藤浩之君) 今、委員からおっしゃった事業につきましては、平成31年度は教育委員会、教育の方で支出することになりました。  以上でございます。 889 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 890 ◯委員(近藤 忍君) 市民会館が出たので、ちょっと一応確認させてもらいます。市民会館整備検討委員会委員報酬ということで上がっております。総務常任委員会の方でも、基本構想ができたので、パブリックコメントをかけますよという話が出て、いろいろ話は聞いているんですが、その委員会の場でも言いましたけど、まだ基礎調査をやったにすぎないぐらいの話で、これからどこに建てるんだとか、どういう機能のものを建てるんだとか、そういうような方向というのがこれから出て、そこからパブリックコメントをもう1回かけなきゃだめでしょうというような話はしたんですけれども、来年度は、要は基本計画だとそれは固まっちゃうので、基本計画を立てるまでの間で1回、そういうような市民意見を集めるという方向性に変わりはないということで、認識してよろしいでしょうか。 891 ◯委員長(座親政彦君) 伊藤総務部次長。 892 ◯総務部次長・総務課長(伊藤浩之君) パブコメの回数とかではなくて、市民の皆様のご意見を伺うという観点では、今年度、基本構想を策定する間には、ワークショップでありますとか、そういったアンケート調査を実施しておりますので、いろいろな方法で市民の皆さんの意見というものは、伺っていきたいというふうに考えております。 893 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 894 ◯委員(近藤 忍君) というのは、実は、心配しているのは、この検討委員会委員に公募の市民が入ってきますよね。公募の市民が入ってくると、この検討委員会がある程度結論を出して、いや、あそこには公募の市民がいますよと、市民の意見を聴いていますよと、結論が出ましたよと出たときに、市民の意見とその委員会の意見が大きく乖離しているおそれがあるので、この検討委員会があるからといって、これが錦の御旗になるのは困るんですよ。だから、逆に言うと、この検討委員会はもう年度当初からスタートするつもりでやっているのか、ある程度の考えが決まってから、この委員会をつくって、その委員会に話を持っていくのか、その辺の流れというのはどう考えていますか。 895 ◯委員長(座親政彦君) 伊藤総務部次長。 896 ◯総務部次長・総務課長(伊藤浩之君) まず、検討委員会の公募の関係なんですけれども、今、想定しておりますのは、先ほどの市民の皆様のご意見は、ワークショップでありますとか、そういった方法で伺いたいと思っておりますので、委員の中には市民の皆様、公募というものは今考えておりません。あと、検討委員会でございますけれども、年間で5回、今計画しておりますので、まずは年度当初からこれまでの経緯などを説明して、事業の方に取り組んでいきたいというふうに考えております。 897 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 898 ◯委員(近藤 忍君) 公募はないということですけれども、これは学識経験者と公募した市民から成る10名じゃなかったでしたっけ。公募した市民は入りますよね。一応確認です。入らないんでしたっけ、ここは。では、ちょっと私の勘違いでした。  ワークショップは、30人、40人集まるかもしれませんけれども、それが外になかなかその人たちの口コミでしか出ていかないので、中間段階で、今こういうことを考えていますよというのを、広報きさらづを使うなり何なりして、一回情報を出して、積極的に市民の関心を集めるようにして、単体じゃなくて、多分、複合化の方向でいくとすると、各種のいろんな意見が出てくると思うんですよ。事業を進める上では、いろんな意見が出てくると進めにくくなると思うんですが、最終的に市民に受け入れられるものをつくるとするのであれば、その途中段階でしっかり意見が出しやすいように、情報開示をどんどんすることを進めていっていただいて、そういうような話も経て、基本計画をまとめるようなことを考えるようなための、この検討委員会として位置づけていただくことを前提に、話を進めていただけるようにお願いいたします。 899 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございますか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 900 ◯委員長(座親政彦君) 質疑終局と認め、以上で、総務管理費のうち企画費から市民会館費及び電子計算費の審査を終わります。  答弁席入れ替えの間、暫時休憩いたします。                                 (午後4時40分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後4時42分) 901 ◯委員長(座親政彦君) 休憩を取り消し、委員会を再開いたします。  次に、第10款総務費、第5項総務管理費のうち、57ページの諸費について、ご審査をお願いいたします。  ご質疑願います。特にございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 902 ◯委員長(座親政彦君) 質疑がございませんので、以上で諸費の審査を終わります。  ここで、答弁席入れ替えのため、暫時休憩をいたします。                                 (午後4時43分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後4時44分) 903 ◯委員長(座親政彦君) 休憩を取り消し、委員会を再開いたします。  続きまして、第10款総務費のうち、58ページから63ページまでの第10項徴税費から第30項監査委員費までについて審査を願いますが、17時まであと15分でございますので、時間が過ぎましたら、そのまま審査を続けさせていただきますので、ご了承を願いたいと思います。  それでは、ご質疑願います。近藤委員。 904 ◯委員(近藤 忍君) 午前中の歳入の際にもちょっと出まして、一生懸命、債権回収に頑張っているよという報告があったんですが、市税概要の37ページを見ますと、表の「年度別差押処分状況調」ですが、平成27年度、824件から、平成28年度は777件、平成29年度は660件ということで、差し押さえ件数がかなり年ごとに減少しているということで、処分そのものが滞ってきているように、この件数だけを見ると思うのですが、これについて、その原因と、そもそもこの件数が減ってもそんなに問題ないというお考えなのか、そのあたりご説明いただければと思います。 905 ◯委員長(座親政彦君) 渡邉財務部次長。 906 ◯財務部次長・収税対策室長(渡邉雅彦君) 差し押さえ件数でございますが、委員ご指摘のとおりの部分もございます。まず、平成27年度が多いんですが、この頃は、県の指導等もございまして、要はむやみやたらに時効等で落とすなということで、換価価値のない財産の処分、不動産も処分していたという時代もございまして、現在は、不動産については、適切に売れるであろうものを優先的に処分しております。さらに申し上げますと、何度か申し上げているんですが、継続債権で、公売等手続が不要で、効果的なものが給与等になりますので、給与等につきましては、平成27年度から申し上げますと、35件、36件、87件、平成30年度は1月末現在で約100件ということで、こちらの方を強化しているという実態もございます。この対応ということでございますが、やはり、これは時効の中断ということで、分母を大きくしてございますので、こちらの方につきましては、現在の予定では、次年度、平成31年度の徴収対策本部の重点施策の中に上げさせていただいて、解消なり、早期の公売なりと、色分けをして進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。
    907 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 908 ◯委員(近藤 忍君) 今の説明では、平成27年度あたりはそんなに売れないようなものも含めて、いっぱいやったから件数が多くて、最近は質のいいものに変えてきたようなふうには思うんですが、件数だけではなくて、滞納税額がそのまま回収した額とイコールかどうかわかりませんけれども、滞納税額も落ちている。だから、それがどれくらい金額に返ってきたのかというのが、ちょっとわからないので、例えば、これだけの滞納があって、差し押さえをやったけれどお金にならなったというのが前は多くて、最近は、対象とする滞納税額も減っているのは、要は、財産に相当するものがあるところに絞ってくる件数が減っていて、金額も減っているということで考えればいいのかな。件数が多くても、金額が前は少なくて、最近は、件数が少なくて金額が多くなってくると、あそこは大きな滞納があるけど、大きな金額になると押さえちゃおうということで、額が維持できていればいいとは思うんですよ。額そのものも減っている。だから、差し押さえ額がちゃんとしっかりと差し押さえているよというか、しっかりとお金を取っているよという状況なのかどうなのかが、ちょっとここからは見えてこないので、そのあたりも含んで、教えていただければと思います。 909 ◯委員長(座親政彦君) 渡邉財務部次長。 910 ◯財務部次長・収税対策室長(渡邉雅彦君) こちらの滞納税額は、差し押さえをするときに、債権額として、例えば、平成25年度から平成27年度までのこの分の税額を差し押さえましたよと、担保にしていますよというところの税額でございまして、こちらの部分が現時点で幾ら、例えば分割納付とかで減っているという表にはなってございません。  以上でございます。 911 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございますか。三上委員。 912 ◯委員(三上和俊君) 国の方では、統計について、いろいろ物議を醸しております。私は、やっぱり企画の中の統計というのは、もっとちゃんと仕事の認識を持てなんていうことで、苦言を呈していたんですけど、こういう問題が生じる前から。本市の企画の統計の2,600万円か、かけて、いろんなものをやっている、あるいは国勢調査もやっている、そういう中で、これは本当に全て農業センサスとか、いろんなセンサスということで調査しているよ、県の仕事としてお手伝いなんかもしていますけど、この統計についての所管の企画の皆さん、どんなふうに今回の国の件を考え、また自分の我が身を振り返って、どうこうしなくちゃいけないとかという意見を抱いたか、その辺のところをちょっと聞かせていただけますか。質問になっているか、答弁ができるかどうかわからない、何か雑談のような話で申しわけないけど、よろしくお願いします。 913 ◯委員長(座親政彦君) 小原企画課長。 914 ◯企画課長(小原和弘君) 今回の統計問題に関しまして、木更津市におきましては、あの事案に関連することは起こっておりません。また、それに関する問い合わせ等々もいただいていないところでございます。いずれにいたしましても、統計調査業務を行うに当たりましては、調査の計画にのっとりまして、正確・適正な調査を行うことが、最も重要なことと考えておりますので、調査員の方々とも協力をさせていただきながら、取り組んでまいりたいと考えております。 915 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 916 ◯委員(三上和俊君) それで、調査はしっかりしていると。今度は使う方。その情報をきちっと各事業部局なんかが使い切っているかどうか。また、そういうためにこれを使いなさいよという、企画の方がこの資料に基づいて何かやれというような、指導と言っちゃ何だけど、認識を持っているかどうか。その辺について確認させてもらいます。 917 ◯委員長(座親政彦君) 小原企画課長。 918 ◯企画課長(小原和弘君) 毎年、各課への調査をもとに、木更津市の統計書を毎年つくっております。そのでき上がったものにつきましては、各部署にフィードバックさせていただきながら、それが各課において有益に活用されているものと考えておりますし、また、有益に活用するように、働きかけてまいりたいと考えております。 919 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 920 ◯委員(三上和俊君) 妥当な質疑かどうかわからないけど、地方交付税算定根拠にいろんな指標があるでしょう。市道の長さとか、学童の数とか、何だかんだ、行政需要をカウントするいろんなものがあるでしょう。それについての認識というのが、統計の皆さんはないんじゃないかなと思うんだよね。だから、皆さんがやっているのが、地方交付税につながっているという認識を持っている、統計の企画の職員が何人いるか。そうすると、やっぱり私が言っている、農道なんかをどんどん市道にしようなんていうのは、そういうところの発想からも出てくるし、ほかのちっちゃなことでも、いろんなことを企画の方から事業部局の方に、変えていきなよというような指導もできると思うんだけど、今、そういう指導なんか、誰もやっていないんじゃないの。もし、そういうようなことを指導する立場にいるというようなことだったら、企画じゃないかなと思うんだよ。企画の方々が……。市道だけとらせてもらうよ、わかりやすいから。同じ道路で、皆さんが市民が通っているんだったら、農道よりも市道の方が、たとえ幾らでも、地方交付税の算定の根拠になるわけ。だったら、別にここで行政需要が増えるわけじゃなくて、ただ名目、農道から市道、赤道から市道に変えるだけで、プラスのお金になるんだと。だから、そういう、たとえちっちゃなことでも、やっぱり財政の皆さんが考えたり、企画の皆さんが考えなければ、ぬるま湯にだからあれだよ、みんな金があると思って、危機感がないと思うよ。だから、そういうぴりぴりした気持ちをやっぱり企画の統計の皆さんが持って、どうにかした方がいいんじゃないのというふうな気持ちで、仕事に当たっていただきたいと思いますけど、私の言っていることが理解できるのかどうか、それだけ答弁いただきたいと思います。 921 ◯委員長(座親政彦君) 小原企画課長。 922 ◯企画課長(小原和弘君) 委員おっしゃることの意味を、重々承知させていただきたいところです。まずは、私どもが行っている業務としましては、適正・正確な調査というのが、何はともあれでございますが、でき上がった統計データの活用につきましても、全庁を通しまして、数字を活用していくというスタンスは大変重要だというふうに考えておりますので、関係部局とも、その取り扱いにつきまして、また機を捉えて話をしてまいりたいと思います。  以上です。 923 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤議長。 924 ◯議長(斉藤高根君) 私は、過去には統計調査員もやったし、特に煩雑なのが、ここにはないんですけれども、漁業センサスで、このセンサスをやると、理解し切れない人がいるわけ、みんな。あなたたちは複雑な統計をとって、それをやれば仕事になるわけだけれども、私が何をやったかというと、では、私が聞くから言いなよと、全部聞き取りをやって書き込むと。このセンサスのそういった苦情を拾い上げて、それを国に直せ直せと言うのも、市の職員の仕事かなと思うんですけれども、改善された点はありますか。 925 ◯委員長(座親政彦君) 萱野企画課副主幹。 926 ◯企画課副主幹(萱野光則君) 今のご質疑の件なんですけれども、各統計調査のたびに、調査員が調査書を提出した際に、そういったご要望を受けてはございます。その結果を県の方も必ず調査が終わった後に、こういったことがあったが、ああいったことがあったがということで、来たものを、うちとしては、調査員からこういった要望がありましたといったことを、県には回答はしておりますが、反映されたかどうかまでは、今日この場ではちょっと確認はできないので、申しわけございません。 927 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤議長。 928 ◯議長(斉藤高根君) 5年に1回しかないと、みんな年をとっちゃって、忘れちゃうわけだけだよ。だから、現場の声を拾い上げるシンプルな方法を、もっともっと探し出してやってください。これは要望です。 929 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございますか。近藤委員。 930 ◯委員(近藤 忍君) 新規事業として入りました、59ページにある、税務地図情報システム整備事業費1,450万円という額がありますが、このシステムを導入していなかったことによって、どのような不利益が出ていて、これを導入するとどのように便利になるのかというのがわかるような説明を、まず教えていただけたらと思います。 931 ◯委員長(座親政彦君) 長谷川資産税課長。 932 ◯資産税課長(長谷川直樹君) この新しい事業でございますが、資産税課では、市民への交付用地番図、または評価業務の補助資料として、現在の地番図システムを使用しておりますが、現在使用しているアナログ地番図なんですけれども、それにデジタル化した図面に、固定資産税評価に必要な情報を登載した税務地図情報システムを整備するものでございます。現在使用しているものは、地図情報を持たないアナログ図面であるため、課税情報や航空写真等を正確に重ねられず、正確性を欠いている状況でございます。そのため、実地調査に活かせないことや、評価のための補正計算ができないなど、業務効率が悪く、改善が急務であると考えております。メリットでございますが、デジタル化した地番図を作成し、デジタル化した図面をもとに、課税情報や航空写真を登載したシステムを構築することで、現状の課題が解消され、業務の正確性や効率性の大幅な改善が見込まれると考えております。 933 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 934 ◯委員(近藤 忍君) 業務の効率性が大幅に改善できるということになると、職員数が削減できて、例えば、1,450万円の導入をしても、1人減らせるとか、また残業時間が大幅に減るとか、そういうような効果、要は財政面に寄与する効果というのは、ある程度期待できているのか、伺います。 935 ◯委員長(座親政彦君) 長谷川資産税課長。 936 ◯資産税課長(長谷川直樹君) まだこの事業は来年度やる予定ですので、人員の方が削減できるか、まだ定かではございませんが、なるべく時間外の勤務が少なくなるよう、取り組んでまいりたいと考えております。 937 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 938 ◯委員(近藤 忍君) 現在アナログ地番図を使ったシステムがあるということですが、これを導入すると、それは廃止になる。まず、システムと呼べるものでもないのかもしれませんけれども、つまり、その旧のやつを廃止にして幾ら浮いて、今度、この新しいやつを導入したと、先ほどFAQもそうですけど、年間300万円かかるとあれは言ってましたけど、これも多分ランニングコストがかかると思うんですよ。その地図情報とかもどんどん更新すると思いますので。こちらは年間で幾らの維持管理費がかかるか。だから、廃止で幾ら浮いて、年間で今後幾らのランニングコストが必要になるのか、それをご説明ください。 939 ◯委員長(座親政彦君) 佐川資産税課副主幹。 940 ◯資産税課副主幹(佐川純子さん) ただいまのご質疑でございますけれども、現在、こちらの59ページ、(7)地番現況図等データ更新業務委託費とございます。こちらの金額が古いデータのシステムでございまして、こちらを廃止しまして、新しいシステムの方に切り替えとなります。そちらの方のランニングコストでございますが、年間約550万円程度を見込んでおります。ただし、こちらの189万6,000円と切り替えになりまして、差額としまして、年間360万円程度増額となる見込みでございます。 941 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 942 ◯委員(近藤 忍君) いろいろとシステムの導入とかで業務を効率化させるということで、どんどんコンピューター関係を導入している、財政だけじゃなくて、市全体に言えることなんですが、いろんなものを導入していると、そのランニングコストがずっと固定的にかかって、さらに、このシステムのバージョンアップとか、改修だということで、定期的にそこの最初に導入した会社ともうずっとつながってくるような形で、昔、こういうのが1円入札で問題になったような、どこかが最初に入ってしまうと、もうそこをずっと使い続けるみたいなことがあって、コンピューター関係の支出がどんどん増えていくような傾向があるかと思うんですよ。それを導入して、なおかつ上回るだけ、職員が削減されるとか、業務がかなり正確になるとかのメリットがあればいいんですけれども、今回は360万円ぐらいの増ですか、それで年間の残業代がそれくらい以上減るかすれば、確かに効果が出てくるとは思うんですけれども、どうもいろんなシステムを安易に導入しているんじゃないかなということが、危惧されるんですけれども、こういうのの導入に当たっては、情報政策課か企画の方ですか、それの効果なんかはしっかりと検証して、これは導入して、市に財政効果が出てきますねみたいなことは、どこかチェックしている、所管課が上がったときに、財政は予算のチェックでしょうけれども、そのシステムを導入したことに対する効果のチェックというのは、どこかの課がやっているんですか、これは。 943 ◯委員長(座親政彦君) 山口企画部長。 944 ◯企画部長(山口芳一君) ICTの利活用につきましては、地域情報化推進プランの中に、必要な取り組みを計上しておりますので、まずはそこで検証することになりますが、個々の細かい費用対効果等につきましては、その予算計上の時点でないとわからないところもございますので、その点につきましては、予算編成の中、あるいはその前段の基本計画の策定あるいは見直しの中で、検証して、確認していくことになると考えております。 945 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 946 ◯委員(近藤 忍君) 今回のこの1件だけにかかわらず、これからますます、今年あたりから特に増えてきたのがAIというキーワードが増えてきているので、さまざまなものがこれから、AIとつければ何でも通るみたいな、昔、コンピューターと言えば何でも通ったのと同じで、深く検証しない。先ほどFAQで言いましたけれども、そのAIを勉強させるためには、もっとほかのさまざまなことが必要になってくるのがAI。AIだったら万能というわけじゃないので、さまざまなシステムを導入するに当たって、それについてしっかりと検証する機能というのを、情報政策課がちょっと強化していっていただいて、来年度以降の、これがどんどん電算化が進んでくると、AI化が進んでくると思いますので、それについての検証機能をしっかりと持たせるようなことを考えていただければと思いますので、私は一応以上とします。 947 ◯委員長(座親政彦君) 大村委員。 948 ◯委員(大村富良君) 今の地図システムなんですけれども、どういうシステムかはわからないのですが、一般的なゼンリンの地図等を使って考えているのか、それとも地図を主にして、システムを地図に合わせた形の特注なシステムというんですか、ソフトを考えているのか、まず、その辺を……。なぜ聞いているかと言うと、概要の方で、地番図を作成するとあるんですね。だから、ある程度特殊的なことをやろうとしているのかどうか、まずお聞かせください。 949 ◯委員長(座親政彦君) 長谷川資産税課長。 950 ◯資産税課長(長谷川直樹君) 私どもが来年度予定しております、この地番図情報システムなんですけれども、これはいわゆる地理情報システム、ジオグラフィック・インフォメーション・システム、GISとよく呼ばれているものなんですけれども、その地理情報システムを、コンピューター上の地図上に可視化することで、情報の関連性、パターンということを、わかりやすい形で導き出すことができるものでございます。要は、地番図というのは、今も資産税課の方で整備しているもので、アナログデータというか、ただの写真みたいな感じなんですけれども、それを座標を置きまして、地図をデジタル化し、コンピューターの方できれいにマッチングするような形で、整備いたします。そのGISシステムを使いまして、場所に関するものを画面上で操作しますと、地図上にビジュアルで表現され、今まで文字や数値による表データでしかわからなかったものをビジュアル化して、目で見てわかるような状態になりますので、状況を容易に理解することができるものでございます。 951 ◯委員長(座親政彦君) 大村委員。 952 ◯委員(大村富良君) 今の説明は大体わかるんですけれども、ゼンリンの地図と今言ったのは、要は、Aさんがここですよという、画面を差す、ここというんじゃなくて、住所表示が全て地図とリンクしているんですね、ゼンリンの地図。そういうことで、今管理している住所というものが、自動的に地図とリンクしないと、全部手作業で地図上にここですよという、この書いている地図を作成するというのが、そういう作業なのかわからないんですけれども、データが何万件あるかわからないですけど、それをやっていたらとんでもない時間がかかるわけなので、そういうところを考えていただきたいということで、木更津市役所でも、既に地図情報システムというのは幾つか購入していると思いますので、その辺、情報政策課と相談していただきながら、手作業で入力することが一番大変な作業となるはずですので、その辺を十分検討していただきたいと思います。これは要望にしておきます。 953 ◯委員長(座親政彦君) 関連。三上委員。 954 ◯委員(三上和俊君) 私のところへ、この間、この地番は多分公衆用道路で使われているんじゃないのと、これは税金を払っているみたいだけど、ちょっと調べてよと言ったら、資産税の方が、航空写真の上に公図を置いてきて、確かにこれは道路になっていますとかというような形の中で、問題解決したことがあったから、多分、そういうような話じゃないかなと思って、今の説明を聞いていたんだけど、航空写真と公図を一体にして、地目はこうだけど、現状はこうだという形で判断して、皆さんがそのときはきちっと道路として組み込まれちゃって、未登記の道路だということで、これからお金を取りませんよという打開策が出た、一つの事例として挙げさせてもらうんだけど、そういうことを全市でやろうという話でしょう。そうじゃないの。 955 ◯委員長(座親政彦君) 長谷川資産税課長。 956 ◯資産税課長(長谷川直樹君) 今、委員のおっしゃいましたとおり、現在整備されているものは、地番図と航空写真を重ね合わせたものでございます。その精度の方が、先ほど私が答弁させていただきましたとおり、地番図がアナログデータですので、座標が定められておりませんので、航空写真と微妙にずれている部分もございます。それをデジタル化することによって、かなり精度が高く合致するようになります。それに加え、特に土地の方なんですけれども、固定資産税を評価する際に必須となる、間口や奥行きの補正など、デジタル化されていることによって、ポイントを例えば2点、画面上で指摘しますと、その距離とかも画面上ではかれることになりますので、地図で定規ではかるよりも、かなり精度が高いものとなっております。 957 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。 958 ◯委員(石井徳亮君) 固定資産税についての情報等がとれるという話なんですけれども、一般的に路線価図とか、倍率とか、ダウンロードで見られるんですけれども、こういうのも一般的な方なんかが、そういうのをリンクして、ホームページか何かのところで見られるような形になるんじゃなくて、あくまで庁内で見るだけなんでしょうか。 959 ◯委員長(座親政彦君) 長谷川資産税課長。 960 ◯資産税課長(長谷川直樹君) 今、予定しているものは、あくまでも固定資産税を評価するツールとして、開発しております。 961 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。 962 ◯委員(石井徳亮君) じゃあ、その辺までの部分だと思うんですけれども、より多くの情報が仕入れられるような工夫をしていただいて、より多くの段階で、例えば相続のときでも簡単にすぐ出せるような感じとかも工夫していただければと思いますので、よろしくお願いします。 963 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 964 ◯委員(近藤 忍君) 三上委員の質疑があったので、ちょっと深い、掘り下げたところから聞きたいんですけど、国土調査をやっているじゃないですか、国調。あれは人の土地を全部、座標値で管理していって、土地の境界をしっかりと確定していく作業をやっているんですが、今回もそれに近いことをやろうとしているのかもしれませんけど、公図というのが、そもそも明治時代につくったやつで、絵がもうフリーハンドで描いているようなやつですから、公図と公図がくっつかないなんていうのは、そんなのは頻繁に出ている話で、それをここに応用しようとすると、抜けているところが出てみたり、重なりが悪くなったりするのがあると思うんですけど、そういうのは、このシステム開発会社が勝手に調整してくっつけちゃうんですか。 965 ◯委員長(座親政彦君) 長谷川資産税課長。 966 ◯資産税課長(長谷川直樹君) 現在使用しております地番図なんですけれども、公図は委員おっしゃるとおり、例えば、大字ごとですとか、町名ごとに、古くから整備されているもので、当時の測量技術ではかっているものなので、合わせるといびつな部分があると思います。現在しようしているものは、公図を現況に合わせた形で、多少修正しているものをアナログデータで持っておりまして、それをデジタル化して、座標をうまく合うように整備して、使用するという形をとる予定でございます。 967 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 968 ◯委員(近藤 忍君) というのは、先ほど、距離をはかるとかとありましたけれども、その公図なんかは、縄伸び・縄縮みがすごくて、山の方なんか、何平米というのが実際にはその5倍あったりもするような、そんなのが当たり前に出てくるようなところがあるんですよ。だから、それを当てはめていくと、登記されている面積と現況がいっぱいあちらこちらでずれていると思うんですが、そういうような、課税に対する、そこの評価額と面積を出すときの、今度はデジタル化したら、そのデジタル化した面積でやるのか、公図上の面積でやるのかという、問題が出てくると思うんですけれども、現況の面積というのは、公図の面積になるのか、このデジタル化された面積になるのか、どっちで考えています。 969 ◯委員長(座親政彦君) 長谷川資産税課長。 970 ◯資産税課長(長谷川直樹君) 面積につきましては、法務局の公簿上に登載されている面積で、課税させていただいております。 971 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 972 ◯委員(近藤 忍君) とすると、図と重ねるとかということはあるけれども、その段階では、面積とか、境界の関係の資料は、あくまでも参考値にすぎないというようなところで、とりあえず、使い勝手がいいようなものをつくっていくというようなことで、そのレベルになってくるのは、都市整備部でやっている国調が終わって、全てのその地域が全部座標データになったら、それを今度は置きかえていくという、作業が入ってくるということでよろしいんですかね。 973 ◯委員長(座親政彦君) 長谷川資産税課長。 974 ◯資産税課長(長谷川直樹君) 委員おっしゃるとおりでございます。 975 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 976 ◯委員(三上和俊君) 今、富来田の方で、地積測量をやっていますでしょう。もう何年ぐらいやっているのかな。七、八年やっているのかな。国が、太閤検地じゃなくて、平成の地積測量といって、ただでやってくれている事業。それは今、木更津市のどのくらいが調査終了しているんですか。〔「都市整備部じゃないからわからないと思う」と呼ぶ者あり〕わからない。では、皆さんはそういうデータも入ってきていないんだ。どこからどこまでが地積測量しましたというようなことは、相互の情報交換はしていないんですか。〔「住宅の近くだけですね」と呼ぶ者あり〕では、今やっている事業は、皆さんとどんなふうなリンクをさせるつもりなのかな。その話もしていない。 977 ◯委員長(座親政彦君) 長谷川資産税課長。 978 ◯資産税課長(長谷川直樹君) 地積測量の進行状況については、特段、都市整備部の方とは協議はされておりません。ただ、地積測量が終わり、法務局に境界などきちんと決まった測量図面ができましたら、随時、法務局の方から通知されておりますので、その辺のデータ更新は毎年行っている状況でございます。 979 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 980 ◯委員(三上和俊君) では、その事業と今回のこの1,400万円か、それはきちっとリンクさせるおつもりですか。 981 ◯委員長(座親政彦君) 長谷川資産税課長。 982 ◯資産税課長(長谷川直樹君) 先ほど申し上げたとおり、地積測量で法務局の方からデータが参りますので、それが毎年更新されますので、土木の方で行っていた地積測量の成果は、このシステムの方にきちんと反映される形をとらせていただく予定でございます。 983 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡財務部参事。 984 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 三上委員が先ほど、地積調査がどのくらい終わっているかということですけど、現在調査済みは9.1%でございます。 985 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございませんか。近藤委員。 986 ◯委員(近藤 忍君) 今議会で、公明党の竹内議員が、期日前投票所について質問を行って、その中で、今回の統一地方選挙から、ここの駅前庁舎に期日前投票所を設けるつもりだというような回答があったかと思うんですが、それのコスト増の分というのは、今回の予算に反映されておりますか。 987 ◯委員長(座親政彦君) 平野選挙管理委員会書記長。 988 ◯選挙管理委員会書記長(平野秀康君) 少し急でございましたので、平成31年度の当初予算には計上されておりません。 989 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 990 ◯委員(近藤 忍君) とすると、事後の補正か予備費か何かを使って対応するのかどうかわかりませんけど、ちなみに、それに伴うコストアップというのは、幾らぐらいかかる見込みと算出しているのか、特にそれも検討せずに答弁されたのか、ご説明願います。 991 ◯委員長(座親政彦君) 平野選挙管理委員会書記長。 992 ◯選挙管理委員会書記長(平野秀康君) おおむねのところでございますけれども、人件費で約70万円ほど、システムの関係で、現在約60万円から90万円の中で考えております。  以上でございます。 993 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 994 ◯委員(近藤 忍君) 高い方の90万円であっても、160万円ぐらいのコストアップで、何とか1ヶ所増やせる。考えているのは6階の公民館ですか。それとも、8階の執務室でしょうか。どういう感じでしょうか。 995 ◯委員長(座親政彦君) 平野選挙管理委員会書記長。 996 ◯選挙管理委員会書記長(平野秀康君) 場所につきましては、中央公民館の内部にあります、第1会議室を予定しております。 997 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 998 ◯委員(近藤 忍君) その中でも出ましたけど、システムの構築がないところだともっとかかるかもしれませんけど、案外1ヶ所増やしても、そんなにコストが大幅に上がるほどでもない。でも、百五、六十万円といったら、結構な額かもしれませんけど。これは後で補正で上がってくるということですが、ただ、これに伴って、今度は来庁者の駐車場料金とか何かというのは、30分は駅前立体駐車場は無料ですから、それを無料として立て替えるのか、それとも、ここへ来た人は金を払ってよと、30分以内で頑張って帰ればただだからということにするのか、そっちの方まではまだ検討の範疇に入れていませんか。 999 ◯委員長(座親政彦君) 平野選挙管理委員会書記長。 1000 ◯選挙管理委員会書記長(平野秀康君) その問題につきましては、現在、イベント等で来庁される来庁者について、駐車料金は負担をしておりませんので、そういった方々と一緒の扱いで、駐車料金を負担する考えは今のところございません。 1001 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございますか。          〔発言する者なし〕 1002 ◯委員長(座親政彦君) 質疑終局と認め、以上で総務費の審査を終わります。
      ─────────────────────────────────────── 1003 ◯委員長(座親政彦君) 本日の日程は全て終了をいたしました。  次会は、明13日午前10時より当会議室で開催いたします。本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでございました。                                 (午後5時22分) Copyright © Kisarazu City Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...