木更津市議会 2018-09-19
平成30年決算審査特別委員会 本文 2018-09-19
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◯委員長(座親政彦君) 委員並びに執行部の皆様、おはようございます。
定刻6分前でございますけども、関係者の
皆さんおそろいでございますので、進めさせていただきます。
ただいまの出席委員数は8名でございます。定足数に達しておりますので、これより2日目の
決算審査特別委員会を開会いたします。
また、石川議員、草刈議員、渡辺議員、田中議員、鈴木議員、近藤議員が傍聴されておりますので、報告をいたします。
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2 ◯委員長(座親政彦君) それでは、早速審査に入りますが、まず、決算書の87ページの最下段からになりますけども、そこから105ページまでの第15款民生費についてご審査を願います。
それでは、ご質疑願います。竹内委員。
3 ◯委員(竹内伸江さん) 決算資料の36ページにあります
保育料保護者負担金の収入未済額についてお伺いしたいと思います。
平成29年度の保育料の収入未済額が224万900円となっておりますが、これは何人分であるのかということと、また、その方々は現年度だけではなく過年度の未払いもあるのか、お伺いしたいと思います。
4 ◯委員長(座親政彦君)
中村健康こども部次長。
5
◯健康こども部次長・
こども保育課長(中村伸一君) 平成29年度の
保育料保護者負担金の収入未済につきましては、30人分でございます。内訳としましては、公立保育園が13名、私立保育園が17名でございます。このうち、9名の方が平成28年度以前の保育料にも未払いがある方でございます。
以上です。
6 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
7 ◯委員(竹内伸江さん) 続いて、過年度分なんですけれども、収入済額の334万778円は何人から徴収したものなのか、また、その中で完納した方が何人いるのか、伺います。
またちょっと続けて、一番古い保育料は何年度のものだったのか、不納欠損の状況もわかれば教えていただきたいです。
8 ◯委員長(座親政彦君)
中村健康こども部次長。
9
◯健康こども部次長・
こども保育課長(中村伸一君) 過年度分につきましては、90名いる債務者のうち29名から徴収した保育料でございます。そのうち完納された方は17名ございます。
また、収入した保育料で一番古いものは、平成22年度の保育料でございます。不納欠損につきましては、地方自治法第236条に基づきまして、平成18年度から平成24年度分の債権6名分を処理させていただいたところでございます。
以上です。
10 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
11 ◯委員(竹内伸江さん) 徴収がなかなか大変で、不納欠損というふうにならないようにまた、なかなか古い年代のものもありますが、引き続き徴収に努力していただければと思います。ありがとうございます。
12 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
13 ◯委員(白坂英義君) 決算書の92ページの
地域生活支援事業ということで、その他の事業ということで、
成果説明資料の34ページに5項目あるんですけれども、これ以外に何かあるのか、教えてください。
14 ◯委員長(座親政彦君) 池田障がい福祉課長。
15 ◯障がい福祉課長(池田ゆかりさん) お答えいたします。
地域生活支援事業には、ほかにも、
コミュニケーション支援事業と、あと、
手話奉仕員養成講座の事業、あと、
障害支援区分の認定事務費、それから、虐待防止に係る費用と、そのほかにも事業がございます。
以上です。
16 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
17 ◯委員(白坂英義君) これの
個人負担割合というのは何か決まっているんですか。どこかで規定されているんですか。それとも、全額公費ということでしょうか。
18 ◯委員長(座親政彦君) 池田障がい福祉課長。
19 ◯障がい福祉課長(池田ゆかりさん) お答えいたします。基本的に1割という割合がございますけれども、上限額が決まっておりまして、通常の世帯3万7,200円とか児童については4,600円ですとか、所得によって
さまざま限度額がございます。当然、所得に低い方については負担がなくご利用いただけるものもございます。訪問入浴などですと自己負担が若干違っておりますけれども、その事業ごとで限度額は求めております。
20 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
21 ◯委員(白坂英義君) ここの中に車の改造だとかありますよね。あと、免許取得のための費用だとか、こういったものはどれぐらいの割合になっているんですか。
22 ◯委員長(座親政彦君) 安田障がい福祉課主幹。
23 ◯障がい福祉課主幹(安田 孝君) 自動車の運転免許につきましては、10万円を限度額としまして、その費用の3分の2、例えば15万円だったらその3分の2とか、それで10万円ということです。ですから、お金を渡す制度でございますので、自己負担とかはないです。
それとあと、自動車改造につきましても一定の割合で、またこれ、10万円を限度としてその費用を支給するということですから、自己負担等はございません。
以上でございます。
24 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
25 ◯委員(白坂英義君) この負担割合というのは各自治体で変更というか、裁量の中で何か変更できるんですかね。
26 ◯委員長(座親政彦君) 安田障がい福祉課主幹。
27 ◯障がい福祉課主幹(安田 孝君) お答えします。
地域生活支援事業というのは比較的市町村の裁量事業でございますので、それは可能と思います。ただ、普通の障がい
福祉サービス、介護給付等のサービスは、これはもう法律で決まっておりますので、これは変動はできません。
以上でございます。
28 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
29 ◯委員(白坂英義君) 今私が言ったこの改造だとか免許取得だとか、こういった人は対象は少ないですよね。ですから、できるだけ負担が少ないように市の方で助成していただければというふうに思うんですけれども、そういったお考えというのは今のところはないですか。負担割合を少なくするという考え。
30 ◯委員長(座親政彦君) 安田障がい福祉課主幹。
31 ◯障がい福祉課主幹(安田 孝君) お答えします。先ほど
地域生活支援事業、結構市の裁量事業でございますので、今申し上げたとおり現行では10万円を限度額としております。それにつきましては、また利用者のご希望等があってそういうことを検討いたしまして、その額の増額につきましては、必要性があればまた検討してまいりたいと思います。
32 ◯委員長(座親政彦君) そのほか、いかがですか。石井委員。
33 ◯委員(石井徳亮君) 決算書の99ページ、
児童福祉総務費の
特別職人件費(2)の
家庭相談員報酬397万5,120円ですけども、成果説明書の方の22ページと23ページで、こちらの方に、「
児童虐待事案に対応するため新たに
子ども家庭相談員を設置した」という形で2名配置されておりますけども、こちらの方のお二人を配置されて、その後の状況、効果というか、その状況の方をちょっと教えていただきたいと思います。
34 ◯委員長(座親政彦君)
山口子育て支援課長。
35
◯子育て支援課長(山口裕之君) ご指摘の
子ども家庭相談員につきましては、昨年度、ご指摘のとおり2名、4月から6月、それから12月から3月まででそれぞれお一人ずつ増員させていただくことができました。こちらにつきましては、国の方から出ております資料にありますとおり、児童虐待、残念ながら件数は減っておりません。むしろ増加している。本市でも同じ状況でございますので、これに対応する形で増員をさせていただいた。対応はお二人のおかげで、そういう意味では時間外も、非常勤なんですけど、時間を過ぎてしまうことも減ってきている状況は得られております。
以上でございます。
36 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
37 ◯委員(石井徳亮君) 効果が出ているというお話ですので進めていただきたいと思うんですけども、実際問題、今日ちょっと新聞にも載っていたんですけども、千葉県の児童虐待、最多の7,914件という形で、2016年度の数字でも児童虐待による死亡者が49人いて、そのうちのゼロ歳児が32人、0ヶ月が16人ということは、生まれたときには親御さんは精神的にもういっ
ぱいいっぱいになっちゃっているような状態だと思うので、妊娠の初期の頃からのフォローが本当に必要じゃないかなと思うんですけども。そうすると、まだこういう状況で最多を繰り返しているようなときで2人で足りるのかという形になってきますと、国の方向だけではなくて、市独自でどんどんそれを進めていって、児童虐待を未然に防止できるような形で親御さんの指導とか教育というか、そういうものが必要だと思うんですけども、その辺の対応についてはどうでしょうか。
38 ◯委員長(座親政彦君)
山口子育て支援課長。
39
◯子育て支援課長(山口裕之君) ご指摘のとおり、2人で十分足りているかという点につきましてはおっしゃるとおりでございます。また、千葉県につきましては、全国でも5位というワーストの方でございましたし、そういった状況の中で予防が大事だと、ご指摘のとおりでございます。
そういった意味では、この4月からきさらづネウボラを設置させていただいております。こちらが妊娠届からお母さんになる方もしくはお母さんに接して全件把握をしておりますので、スクリーニングと言うと言葉は失礼かもしれませんけれども、以前にも増して密にかけさせていただける状況にはなってございます。そういった意味では、拾えている、これも表現は不適切かもしれませんが、ご家庭ないしは妊婦さんも数としては増えておりますので、それに対応する実質的な数、時間、これはご指摘のとおり増えておりますので、そういったところを見据えながら対応させていただきたいと存じます。ありがとうございます。
40 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
41 ◯委員(石井徳亮君) そういった点では対応していただきたいと思うんですけども、実際問題、ネウボラとかに来ない水面下の方もいらっしゃると思うんです。例えば、妊娠がばれないように人知れず産んでしまって、そのままお子さんが亡くなってしまうという案件なんかもありますので、その辺ではやっぱりこの社会全体で支えるような体制をつくらなくてはいけないと思いますので、そういうことを大事にしていただきたいと思います。
また、こういう児童虐待が発生した後でも、その子どもさん方を受け入れる側の養護施設だのいろんなサポートが民間の方でも必要になってきますので、そういった点でも受け皿的なことを市でも対応していただければと思いますので、よろしくお願いします。
42 ◯委員長(座親政彦君) そのほか、ありますか。平野委員。
43 ◯委員(平野卓義君) 決算書の89ページ、備考欄の一番上ですね。子どもの
学習支援事業費14万1,465円について伺います。
まず、事業内容について伺います。
44 ◯委員長(座親政彦君)
小磯福祉部次長。
45
◯福祉部次長・
自立支援課長(小磯邦章君) 子どもの
学習支援事業についてお答えいたします。これは
生活困窮世帯の子どもに学習の場と
居場所づくりを目的とした事業でございます。
生活困窮者自立支援法に規定される任意事業となっております。中学生を対象に、平成29年度は7月から10月までを前期、11月から3月までを後期といたしまして、合計33回開催いたしました。参加人数は、延べ250人の参加がございました。
以上でございます。
46 ◯委員長(座親政彦君) 平野委員。
47 ◯委員(平野卓義君) わかりました。延べ250人ということですが、実数としては何人なのか、お伺いします。
48 ◯委員長(座親政彦君)
小磯福祉部次長。
49
◯福祉部次長・
自立支援課長(小磯邦章君) 実数は16名となっております。内訳といたしまして、中学1年生が7名、2年生が8名、3年生が1名となっております。なお、中学3年生につきましては、志望校にめでたく合格いたしました。
以上です。
50 ◯委員長(座親政彦君) 平野委員。
51 ◯委員(平野卓義君) その指導者への謝礼は支払われているのか、伺います。
52 ◯委員長(座親政彦君)
小磯福祉部次長。
53
◯福祉部次長・
自立支援課長(小磯邦章君) 指導者への謝礼ということですが、清和大学や木更津高専などの学生の方々に基本的にボランティアとして指導に当たっていただいております。ただ、1回謝礼として1,000円ほど支払っております。ただ、これはボランティアで来ていただく学生の方々の交通費程度と考えていただければと思います。
54 ◯委員長(座親政彦君) 平野委員。
55 ◯委員(平野卓義君) わかりました。
指導者の実数、また、教員を目指している指導者は市外からも来るんじゃないかと思いますけども、そういう方がいるのか、もしわかればお伺いします。
56 ◯委員長(座親政彦君)
小磯福祉部次長。
57
◯福祉部次長・
自立支援課長(小磯邦章君) 指導者の実数でございますが、指導者の実数は22名ございました。大変申しわけございません。学校を出てからの進路等については、調査とかそれはしていないので、資料はちょっと持ち合わせておりません。
58 ◯委員長(座親政彦君) 市外の方がいらっしゃるかと。
小磯福祉部次長。
59
◯福祉部次長・
自立支援課長(小磯邦章君) すいません。基本的に市内の方が多いんですが、遠くですと千葉市の学校、あと、千葉大の学生と、あと、淑徳大学の学生にも参加いただいています。
60 ◯委員長(座親政彦君) 平野委員。
61 ◯委員(平野卓義君) わかりました。
子どもの学習支援の参加者が志望校に合格したということは大変うれしいことで、すばらしいことだと思います。増加傾向にあると考えます経済的に困窮している家庭はこれからも少なくなることはないと思いますので、一層のご努力をお願いします。
以上です。
62 ◯委員長(座親政彦君) そのほか、どうですか。竹内委員。
63 ◯委員(竹内伸江さん) 決算資料の35ページの収入未済額調書について、説明欄の23、過年度児童手当過誤払金返還金についてなんですけれども、該当者は何人ぐらいおられるのか、お伺いします。
64 ◯委員長(座親政彦君)
山口子育て支援課長。
65
◯子育て支援課長(山口裕之君) 平成25年度分は1名、26年度分も1名、27年度分が3名、28年度分が1名、合計で6名でございます。
66 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
67 ◯委員(竹内伸江さん) 年度で多いところがあるんですけども、この理由は何でしょうか。
68 ◯委員長(座親政彦君)
山口子育て支援課長。
69
◯子育て支援課長(山口裕之君) 恐らく平成26年度が額が多いというご指摘だと思われるんですが、こちらにつきましては、該当者の1名、こちら、外国の方でございまして、4名のお子さんがいらっしゃったんですが、国元の方へ帰りまして、転出をされた手続をしていただければよかったんですけれども、こちらがさかのぼってされましたために、その期間に支給させていただきました児童扶養手当の分が返還金として計上させていただいている分でございます。
70 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
71 ◯委員(竹内伸江さん) 毎年過年度になってしまう理由というのはわかりますでしょうか。
72 ◯委員長(座親政彦君)
山口子育て支援課長。
73
◯子育て支援課長(山口裕之君) 児童扶養手当を支出させていただいた当該年度で戻すというのは戻入という手続ができるんですけれども、年度を越えるように、つまりまたがって、先ほどの例でもそうですけれど、年度をまたいでさかのぼられてしまいますと、現年分は戻入処理をさせていただきますが、過年度分につきましては過年度返還金として整理をさせていただくものでございます。
74 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
75 ◯委員(竹内伸江さん) 同じ35ページの説明欄79の過年度児童扶養手当過誤払金返還金についてちょっとお伺いします。平成14年度からなんですけれども、いつまでこれを請求するのか、お伺いしたいと思います。
76 ◯委員長(座親政彦君)
山口子育て支援課長。
77
◯子育て支援課長(山口裕之君) 児童扶養手当の過誤払金返還金につきましては、民法703条の不当利得に相当するものである場合につきましては、私法上の債権として、民法の規定によりまして消滅時効は10年となります。ご質問にお答えしますと、その期間は請求させていただきます。ただし、民法147条の規定によります時効の中断をすることによって、それを越えた後も引き続き回収に努めてまいりたいと考えております。
現在返還義務のある方々につきましては、分割納付をしているなど、返還する意思を確認している方々でございますので、時効の中断効がありますので、請求を続けていくことになります。また、偽って受給したなどのいわゆる不正利得に該当する場合につきましては、公債権として地方自治法236条及び地方税法の規定に基づきまして、消滅時効は5年となります。やはり時効の中断の規定はございますので、中断をかけながら請求を続けてまいりたいと思います。
78 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
79 ◯委員(竹内伸江さん) それでは、該当者は同じ方なのか、お伺いしたいと思います。
80 ◯委員長(座親政彦君)
山口子育て支援課長。
81
◯子育て支援課長(山口裕之君) 実人数で11名おりますが、それぞれ返還の該当年度がまたがっている方もおりますので、そういった意味では重複している方もいるということにはなります。
82 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
83 ◯委員(竹内伸江さん) では、どうして過誤払いになってしまうのかをちょっと説明いただきたいと思います。
84 ◯委員長(座親政彦君)
山口子育て支援課長。
85
◯子育て支援課長(山口裕之君) ケースとして一番多いのは、さかのぼって障害年金の受給資格を取得された場合、こちらの方が一番多うございます。重複期間につきまして、つまり障害年金の受給と当該手当の受給が重複した期間につきまして過誤払いとなります。障害年金の受給がさかのぼって発覚するケースがございますので、そういったケースは過誤払いになります。次に多いのは、事実婚などがわかった場合などでございます。こちらもさかのぼって発覚しますと過誤払いということになります。
以上でございます。
86 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
87 ◯委員(竹内伸江さん) では、平成26年度、27年度がとても多いのはどういう理由だかわかりますでしょうか。
88 ◯委員長(座親政彦君)
山口子育て支援課長。
89
◯子育て支援課長(山口裕之君) こちらの期間につきましては、2名が平成26年度と27年度にかけてお一方で高額の支給を受けていたため、それに伴いまして返還金も高額になりました。
以上でございます。
90 ◯委員長(座親政彦君) そのほか、ございますか。國吉委員。
91 ◯委員(國吉俊夫君) 102ページなんですけども、民生費の中で10目に扶助費がございます。これ、生活保護のお金として30億1,514万円というお金が平成29年度出ているわけですけども、私の認識からいうと、このお金は国から4分の3、市から4分の1という中で支出されていると思われるんですけども。さて、そうしますと、国庫支出金ですけども、これが決算書の28ページに国からの国庫金として出ている金額は22億7,499万円、これが4分の3ということなんですけども、これを3で割ると7億5,833万円が4分の1ですから、これを4倍した場合は幾らになるか計算しましたら30億3,332万円なんですよ。すると、この支出した金額と1,800万円ぐらい違うという数字が出てくるんですけども、これに関しては何かの数字があるんですか。
92 ◯委員長(座親政彦君) 加藤社会福祉課長。
93 ◯社会福祉課長(加藤 毅君) お答えいたします。扶助費として30億1,514万円出しておりますけれども、委員おっしゃるとおり4分の3が国庫負担金として22億7,499万円出ております。そのほか県の負担金として7,422万円、また、返還金として5,964万円、残りが実質的な市の負担というような形になります。平成29年度につきましては、市の負担が6億627万3,000円になっております。主要施策成果説明書の38ページにも記載をしております。
以上でございます。
94 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
95 ◯委員(國吉俊夫君) ということは、市の負担金というのは4分の1じゃないということですね。
96 ◯委員長(座親政彦君) 加藤社会福祉課長。
97 ◯社会福祉課長(加藤 毅君) 厳密に言うと4分の1ではないということにはなろうかと思いますが、おおむね4分の1というようなことになると思います。
98 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
99 ◯委員(國吉俊夫君) 私が聞いているのは、4分の1というようなことで私の認識の中であったから、4分の1かと思ったんですけども、実質はそうではなくて、歳入の方の36ページに出ている県支出金の7,422万円とかそういうお金があるから、実質は4分の1ではなくて、そういう県の支出金なんかが差っ引かれた金額が市の負担という考えでよろしいということですよね。
100 ◯委員長(座親政彦君) 加藤社会福祉課長。
101 ◯社会福祉課長(加藤 毅君) 委員おっしゃるとおりでございます。
102 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
103 ◯委員(國吉俊夫君) では、もうちょっと県の支出金をもらうという方法はないんですか。
104 ◯委員長(座親政彦君) 加藤社会福祉課長。
105 ◯社会福祉課長(加藤 毅君) 県の負担金につきましては、国の負担金のように何割というようなものではございませんで、生活保護法第73条に該当する居住地がないか又は明らかでない被保護者などのケースに該当する場合、市が負担すべき4分の1相当を県が負担するというようなものでして、ごくごく限定的なものとなっております。
以上です。
106 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
107 ◯委員(國吉俊夫君) じゃ、限定的な条件のもとにおいては、この市の4分の1の中で県が補填していただけるような形になっているわけですね。こう見ますと、毎年毎年増加傾向にあるような感じはするんですけども、これに関してやっぱり何らかの形で抑えていかなければますます増えていくものだと思うので、そういうことに関してはどのように考えていますでしょうか。
108 ◯委員長(座親政彦君) 加藤社会福祉課長。
109 ◯社会福祉課長(加藤 毅君) 委員おっしゃるとおり増加傾向にございますが、この増額の主な要因と考えておりますのは、受給者の約6割が高齢者であると。高齢化に伴いまして、やはり生活習慣病などの医療扶助の増額が大変大きなものとなっております。高齢化といいますのは大変全国的なものであり、今後も当分は増加傾向が続くものではないかというふうに考えておるところでございますが、その対策といたしましては、短期的には就労支援などの自立助長、これは当然なんですけれども、医療扶助の抑制ということから、ジェネリック薬品の利用の促進などが考えられます。また、長期的には、これは一般の市民の方も含めた生活習慣病の予防、また、貧困の連鎖を断ち切るための子どもの学習支援、また、第二のセーフティネットと呼ばれます生活困窮者自立支援の相談支援によりまして、生活保護に至る前に生活再建を図っていただくことと考えておるところでございます。
以上です。
110 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
111 ◯委員(國吉俊夫君) 今後とも、そのようなところでなるべく本市の負担額が増えないような形をとっていただきたいと思います。
さっきの答弁の中で6割が高齢者。じゃ、4割は高齢者ではないという形になりますので、病気とかいろいろありますけども、この4割の方々の状況は把握していますでしょうか。
112 ◯委員長(座親政彦君) 加藤社会福祉課長。
113 ◯社会福祉課長(加藤 毅君) その他の世帯の状況でございますが、今年の8月末の時点で全体が1,339世帯ありまして、障がいの単身世帯というのが119世帯、傷病の世帯が152世帯、その他の単身世帯としては61世帯、母子の世帯が45世帯、障がいの単身以外で複数の世帯が19世帯、傷病の複数の世帯が57世帯、その他の複数世帯が56世帯というような状況でございます。
114 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
115 ◯委員(國吉俊夫君) その他の世帯って何ですか。
116 ◯委員長(座親政彦君) 加藤社会福祉課長。
117 ◯社会福祉課長(加藤 毅君) その他は、就労ができるような世帯の方たちということになります。
118 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
119 ◯委員(國吉俊夫君) 就労ができるような状況であっても生活保護をもらっているというわけですか。
120 ◯委員長(座親政彦君) 加藤社会福祉課長。
121 ◯社会福祉課長(加藤 毅君) 就労世帯というのは65歳未満の方たちでございますが、生活保護を受けていても就労はしていただくというのが前提になっております。病気、障がい、高齢等でなければ基本的には就労をしていだくと。ただ、就労だけの収入では生活ができないようなケースがございますので、生活保護になるというようなことでございます。
以上です。
122 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
123 ◯委員(國吉俊夫君) では、一つの例なんですけど、就労のために生活保護をもらっていて、その方が見事就労を果たして、生活が安定して、そのときに過去の生活保護の費用の返済とかというのはあるんですか。
124 ◯委員長(座親政彦君) 加藤社会福祉課長。
125 ◯社会福祉課長(加藤 毅君) 就労されて収入が安定しまして生活保護が不要になった場合は、過去の生活保護のお金を返す必要はございません。
126 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
127 ◯委員(國吉俊夫君) それは私の気持ちとするとおかしいような気がするんですよ。市が就労の面倒まで見てやって生活がきちっとできたら、逆に言ったらその人は感謝すべきことであって、今までの生活保護の費用を返すべきじゃないのかなと私は思います。いいです、答弁は。
128 ◯委員長(座親政彦君) 関連。石井委員。
129 ◯委員(石井徳亮君) 同じく生活保護費なんですけれども、56ページに生活保護費返還金というものがあって、5,873万9,456円、こちらの方が歳入としてあるんですけども、こちらの決算資料ですと調定額とすると6,435万6,014円、これだけ生活保護費を返還しなさいよという話になっているんですけども、総体のベースからするとそう大きな金額じゃないかもしれませんけど、6,400万円というと結構気になりますので、この返還となった理由というのは何でしょうか。
130 ◯委員長(座親政彦君) 加藤社会福祉課長。
131 ◯社会福祉課長(加藤 毅君) 返還金が発生するケースなんですけれども、生活保護受給者の方からは収入があった場合は収入申告をしてくださいということで、それを義務付けているところなんですが、働いていたのに収入申告をしていなかったというような場合で後でわかった場合、それは返還金という形で生じてきたりします。また、そのほか、生命保険などの保険金が発生しまして、さかのぼって保険が出ますので、それに対するものは返還と。その間生活保護費を受けなくても済んだ分に相当する額を返還していただくというようなケースがございます。
以上です。
132 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
133 ◯委員(石井徳亮君) 実際収入があって申告しないので返してほしいというものはちょっと、変な言い方ですけども、少し前向きというか、収入があったわけですから、その点ではこの方々がもう少し頑張ればそこから抜けられるのかなという気がするんですけども、それでもまだ収入未済額が561万6,000円ある。まだ返せない人なんかいるんですけども、その返せない理由というのも別に何かあるんでしょうか、返さない理由なんかが。
134 ◯委員長(座親政彦君) 加藤社会福祉課長。
135 ◯社会福祉課長(加藤 毅君) 生活保護の方の場合、やはり当然ぎりぎりの生活をしているところなので、返還金があることがわかった段階では、既に使って消費済みであることが特に多いところでございます。そうしますと一括で返還ができないということで、分割で返還していただくというようなこと、また、生活保護を廃止されてしまいますと、なかなかやはり、廃止されたからといって裕福な生活をしているわけではございませんので、なかなか一括で返還は難しいというようなことが多いところでございます。
以上です。
136 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
137 ◯委員(石井徳亮君) それでは、先ほど國吉委員からもあった案件なんですけども、どんどん金額が増えてくるとこういった部分の金額も増えてくると思うので、なるべくいい対応で、前向きといいますか、その辺では市としても負担が少なくいい形で扶助ができればと思いますので、よろしくお願いします。
138 ◯委員長(座親政彦君) 関連。竹内委員。
139 ◯委員(竹内伸江さん) 関連で扶助費の、成果説明書の38ページなんですけれども、いろいろ執行内容を説明いただいているんですけども、この不用額の5,300万円というのはどういう内容か、ちょっと確認させてください。
140 ◯委員長(座親政彦君) 加藤社会福祉課長。
141 ◯社会福祉課長(加藤 毅君) 生活保護の扶助費に関するものでございまして、保護費は見込みを下回ったということで不用額が生じたところでございます。
以上です。
142 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
143 ◯委員(竹内伸江さん) その見込みを下回ったということはすごくいいことだと思います。先ほどからちょっと返還金の話なんかも出ていたんですけれども、不正受給の実態とかというのがもしあれば、差し支えなければお話しいただきたいと思います。
144 ◯委員長(座親政彦君) 加藤社会福祉課長。
145 ◯社会福祉課長(加藤 毅君) 先ほど申し上げましたとおり、生活保護の受給者の方は収入があった場合は申告することが義務付けられております。毎年行っているんですけれども、平成29年度の課税状況調査、これは平成28年中の収入の調査でございますが、前年の生活保護の受給者の方からの収入申告と課税調査の内容の比較をいたしまして、その違いがあった件数、何も申告がなかった場合とか過少申告であった件数が不正受給というふうに認められたものが25件ございました。金額にして383万9,000円余りでございました。
以上です。
146 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
147 ◯委員(竹内伸江さん) そうしますと、収入の漏れがほぼ不正受給の内容かというふうな感じだと受けとめました。
では、先ほどからも質疑があったんですけども、自立の見通しがついて保護を中止した件数とか、その辺の様子がわかればお願いいたします。
148 ◯委員長(座親政彦君) 加藤社会福祉課長。
149 ◯社会福祉課長(加藤 毅君) 収入が安定し、保護を廃止をした件数でございますが、平成29年度は12件でございました。
以上です。
150 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
151 ◯委員(竹内伸江さん) 不用額が平成29年度の決算では出たということで、見込みが少なかったということで、これはよろしいことだとは思うんですけども、今後、これから高齢の単身とかいろいろ増えてきまして、増加傾向にあるんじゃないかなというのはすごく考えられることなんですけども、今後の見通しについて少しお伺いします。
152 ◯委員長(座親政彦君) 加藤社会福祉課長。
153 ◯社会福祉課長(加藤 毅君) 先ほどの答弁と重なるかとは思いますけれども、高齢化というものは木更津市以外日本全国同様に進んでおります。この高齢化が生活保護の開始、また、医療扶助の増額の大きな要因と考えております。そのため、しばらくはこの増額傾向は続いていくのではないかと考えておるところでございます。
以上です。
154 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
155 ◯委員(竹内伸江さん) 予算措置するのになかなか難しい数字だとは思うんですけれども、また予算、また執行という感じで、いろいろ状況を考えながらまた決めていただきたいと思います。
156 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
157 ◯委員(白坂英義君) 決算書の96ページの緊急通報装置貸与事業ですか、これについて伺います。
今年度1,170万円事業費があるんですけれども、これは新たに88台ぐらい設置したということですけれども、まず、この内訳を教えてください。
158 ◯委員長(座親政彦君) 清水高齢者福祉課長。
159 ◯高齢者福祉課長(清水和也君) 緊急通報装置貸与事業1,170万円の内訳でございますが、主なものといたしましては、警備会社への委託料が約1,160万円でございます。そのほかといたしましては、利用者からの利用料の口座の振替手数料が約5,000円、そのほかに利用者の方々への連絡等の通信運搬費として約4万5,000円、主なものは委託料となっております。
以上です。
160 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
161 ◯委員(白坂英義君) 88台、平成29年度に設置したとその成果資料の中にあるんですけれども、この費用というのはこの委託料の中に入っているということでいいんですか。
162 ◯委員長(座親政彦君) 清水高齢者福祉課長。
163 ◯高齢者福祉課長(清水和也君) 委員おっしゃるとおり委託料の中に含まれております。
以上です。
164 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
165 ◯委員(白坂英義君) それと、手数料収入ということで約114万円あるんですけれども、この内訳を教えてください。
166 ◯委員長(座親政彦君) 清水高齢者福祉課長。
167 ◯高齢者福祉課長(清水和也君) 手数料の内訳でございますが、利用者の方のうち、利用手数料を取っている方がいらっしゃいます。この方につきましては、前年度の所得税が8万円を超える方については月額1,836円、また、前年度の所得税が8万円以下の方につきましては月額918円の使用料をご負担していただいているところでございます。対象者といたしましては、約90名の方からご負担していただいているものでございます。
以上です。
168 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
169 ◯委員(白坂英義君) 私は以前からこの利用拡大ということで、この90名の方ですかね、この方々も完全に無料化したらいいのではないかというお願いをこれまでもしてきたんですけれども、その後、何か検討はされておりますか。
170 ◯委員長(座親政彦君) 清水高齢者福祉課長。
171 ◯高齢者福祉課長(清水和也君) 無料化につきましては、過去にご要望をいただいているところでございますが、現在ALSOKという業者に変えて、以前やっていたところよりも安価にできるような形となっておりますので、完全無料化の検討については現在しておりません。利用者の方に少なからずご負担していただけるような形で進めてまいりたいという考えでございます。
以上です。
172 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
173 ◯委員(白坂英義君) そこを検討してくださいと。114万円ですよね。これからひとり暮らしの高齢者の方というのは一層増えていくと思うんですよね。現在でももう6,000戸を超えるぐらいの数になっていると思うんですけれども。私の知り合いも先日、奥さんと2人で住んでいて、奥さんが亡くなって、そして、1人でずっと住んでいて、奥さんの四十九日を迎えたら亡くなったと。しかし、四、五日たって見つかったと。こういう例もあるんですよね。ですから、確かに納税でやっていますけれども、ひとり暮らしでそういう方々もやっぱりいらっしゃるので、できるだけ、その方は確かに納税しているんでしょう。だから、できるだけみんながこういう事業というか、通報装置、これを利用できるように、無料化にしたら増えるというふうに思います。
それで、今年というか、平成29年度、この88台ということなんですけれども、これ、私、傾向をちょっと見ていないんですけれども、何か急に増えたような感じがするんですけれども、何か原因というのはあるんですかね。同じぐらいずっと増えているんですかね。平成29年度、ちょっと突出していませんか、88台というのは。
174 ◯委員長(座親政彦君) 清水高齢者福祉課長。
175 ◯高齢者福祉課長(清水和也君) 平成29年度は88台でございます。平成28年度は新規設置者は94台、その前の平成27年度は123台というふうになっております。その反面、平成27年度、66台撤去。要は転出なさったりだとか施設に入られた、お亡くなりになられたということで、新規に設置する方がいる一方で撤去する方もいらっしゃると、そのような状況でございます。
以上です。
176 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
177 ◯委員(白坂英義君) わかりました。ちょっと私の勘違いでしたね。できるだけやはりひとり住まいの高齢者の方に設置していただけるような対策ということで、無料化も検討していただければというふうに思います。お願いします。
178 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
179 ◯委員(國吉俊夫君) 97ページの20目老人福祉施設費についてお伺いしたいと思います。
備考欄の方に、1、老人福祉センター管理運営費、合計額で2,844万6,270円とあります。これに対応する収入としては、55款かな、収入の方の5項10目に老人福祉センター使用料176万8,100円とありますけども、これがその収入の項目ということであれば、差し引きの約2,600万円が実質経費と考えてよろしいんでしょうか。
180 ◯委員長(座親政彦君) 清水高齢者福祉課長。
181 ◯高齢者福祉課長(清水和也君) 委員おっしゃるとおり、歳入の方の176万8,100円、こちらが利用者からの収入になっておりますので、これを差し引いたものにつきましては老人福祉センターを管理する維持費等になっております。
以上です。
182 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
183 ◯委員(國吉俊夫君) では、この176万8,100円、1人の使用料は幾らなのか。また、どれだけの実績があるのか。
184 ◯委員長(座親政彦君) 清水高齢者福祉課長。
185 ◯高齢者福祉課長(清水和也君) 老人福祉センターの使用料でございますが、市内に住所を有する60歳以上の方、また、老人クラブ、付き添いの方及び小学生以下の方については原則無料となっております。料金を取る方につきましては、市内に住所を有する60歳未満の方について200円、それと、市外に住所を有する方につきましては利用者の方から300円、また、浴室を使用する方については別途100円を徴収しているところでございます。
近年の利用状況でございますけども、利用者については年々減ってきているような状況でございます。
以上です。
186 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
187 ◯委員(國吉俊夫君) 年々減ってきているんですか。前年の実績と今年度実績というのは数字的にはどうですか。
188 ◯委員長(座親政彦君) 加藤高齢者福祉課主幹。
189 ◯高齢者福祉課主幹(加藤聖二君) お答えいたします。平成28年度は4万4,044人で、平成29年度が3万7,221人になっております。
以上です。
190 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
191 ◯委員(國吉俊夫君) 金額はどうですか、実績は。
192 ◯委員長(座親政彦君) 加藤高齢者福祉課主幹。
193 ◯高齢者福祉課主幹(加藤聖二君) お答えいたします。平成28年度は10万700円、これは入浴料を改正する前でしたので徴しておりませんでしたので、10万700円、平成29年度が176万8,100円になっております。
以上です。
194 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
195 ◯委員(國吉俊夫君) ちょっと説明が足らなかったですね。年々減っていますと言いながら、実際は料金体系を直したから、10万円そこそこだったのが百七十万幾らに上がっているわけですよ。やっぱりこういう細かいとこまで説明していただかないといけないと思いますよ、お答えしていただくときには。
それで、先ほど、市内の60歳未満の方が200円、それで、お風呂が100円、300円で遊びに来ているんですか。高齢者の福祉センターですよね。この件、担当部局、どう思いますか。
196 ◯委員長(座親政彦君) 清水高齢者福祉課長。
197 ◯高齢者福祉課長(清水和也君) まず、平成29年度に施設を使用された方が3万7,211人いらっしゃいます。そのうち約4割の方、1万6,048人の方がお風呂を利用しているという形になっております。市外の方の利用でございますけども、確かに委員おっしゃるとおり、老人福祉センターの使用につきましては、65歳以上の老人の方を原則利用ということで設置されているところでございますが、中には市外の方も使用しているという状況でございまして、その考えということでございますが、利用者全体3万7,000人のうち、平成29年度の実績で申し上げますと、市外の方は約500名利用されております。ということで、本来老人の方に使っていただく施設につきまして、市外の方も使うということがありますので、300円という形で料金を取らせていただいているところでございます。
以上です。
198 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
199 ◯委員(國吉俊夫君) 本来は老人福祉センターはお年寄りのための施設であるわけ、ただし、例外的に、お風呂とかそういうようなことをやっているので、60歳以下の方でもいいだろうなという想定でやっていると思うんですけども、では、一般のお風呂は幾らと思いますか。
200 ◯委員長(座親政彦君) 清水高齢者福祉課長。
201 ◯高齢者福祉課長(清水和也君) 私の知っている限りだと、市内にあるお風呂屋さん、約600円から700円、その程度だと思っています。
以上です。
202 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
203 ◯委員(國吉俊夫君) そうですよね。そういうことをやっぱり見ていただいて、やはり市の財政から出ているものですから、ある程度の金額というのは年々検討していっていただかないと、はっきり言ったら高齢者の施設の運営であるものが方向がずれてくるということもあり得るので、私の聞いたところによると、安いからあそこに行くんだというような話も聞いていますので、安いから行くような施設で運営しているわけじゃないんですよ。やっぱりそういうことを検討して、次年度に向けてもうちょっと取り組み方を考えていただきたいと思います。
以上です。
204 ◯委員長(座親政彦君) 関連。竹内委員。
205 ◯委員(竹内伸江さん) 老人福祉センターの駐車場のことについてお伺いしたいと思います。
なかなか駐車場が狭くて、接触事故が結構あるなんていうのをちょっと耳にしているんですけども、そのような報告はございますでしょうか。
206 ◯委員長(座親政彦君) 清水高齢者福祉課長。
207 ◯高齢者福祉課長(清水和也君) 老人福祉センターの駐車場での接触事故ということでございますけども、センターの方に確認等いたしましたところ、平成29年度で3件の利用者の方の接触事故がございました。平成30年度、この9月1日現在、本日までなのでございますが、につきましては、接触事故はないということでございます。
以上です。
208 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
209 ◯委員(竹内伸江さん) 過去に駐車場を少し拡張してほしい、広くしてほしいというような要望が何か出ているというような話を聞いたんですが、そのような話は聞いていますでしょうか。
210 ◯委員長(座親政彦君) 清水高齢者福祉課長。
211 ◯高齢者福祉課長(清水和也君) 老人福祉センターの駐車場の拡張の要望ということでございますけども、過去に要望があったということは聞いております。
現在、拡張ということの検討はしていないんですが、駐車場につきましては約50台駐車できるということで、また、小櫃堰の河川敷に20台駐車ができるような形で、また、土、日の利用者の方に小櫃堰の土地開発区から15台設置できるような形としております。拡張等につきましては、公共施設再配置計画の中で老人福祉センターを設置を見直す計画がございますので、そういうとこと勘案しながら考えていきたいなと思っております。
以上です。
212 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
213 ◯委員(竹内伸江さん) ありがとうございます。要望した方がそのような状況がわかるようなまた説明をしていただければなと思います。先ほど國吉委員からも高齢者の使う施設ですのでというお話がございましたので、いろいろその辺も考えていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。ありがとうございます。
214 ◯委員長(座親政彦君) そのほか、ございますか。白坂委員。
215 ◯委員(白坂英義君) 103ページの防災対策費について何点かお伺いをしたいと思います。
まず初めに、備蓄品についてです。平成29年度はどのような物を購入したのか、伺います。
216 ◯委員長(座親政彦君) 関口危機管理課長。
217 ◯危機管理課長(関口哲也君) お答えいたします。平成29年度でございますけども、保存用ビスケットを7,500食、アルファ米を850食、アレルギーフリー粉ミルク4箱を買ってございます。
以上でございます。
218 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
219 ◯委員(白坂英義君) 先日、岡田議員の質問の中で、この粉ミルクが0.1日分とかというような話があったんですけれども、やはり偏っていると思うんですよね。だから、全体的にもう少し偏りのないような備蓄。この粉ミルクの備蓄については今後どのように考えていますか。
220 ◯委員長(座親政彦君) 関口危機管理課長。
221 ◯危機管理課長(関口哲也君) お答えいたします。最初に粉ミルクについて多少ご説明させていただければと思います。先日の本会議で岡田議員にお答えさせていただいた内容でございますけれども、大きな地震が来た場合、地域防災計画の中に想定されている避難者の数が約4万8,000人、それから、1歳未満の本市の人口が990人いますと。3割ぐらいなんですけども、その方が避難されると考えると、1歳未満が350名いますよと。その方を1歳まで全て粉ミルクのみでミルクをあげた場合、その場合は0.1日分しかございませんというようなご答弁を申し上げさせていただきました。
この中で前提条件として、例えば母乳で育てる方もいるでしょうし、そういったお母さん方というのは日頃から家には粉ミルクの備蓄は当然ながらあるというところがございますので、行政のみが備蓄をするのではなくて、そういった子どもをお持ちのお母さん方が災害時にそういったものをすぐに出せるような体制を今後皆様に周知していきたいというようなご答弁を申し上げたと思います。
何が言いたいかということなんですけども、市の方でも備蓄については広げていきたいと。片方では自助ですね。皆さんの方でもぜひとも災害時に備えてそういった備蓄を備えてくださいといった周知を今後していきたいというふうに考えております。
以上でございます。
222 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
223 ◯委員(白坂英義君) じゃ、その食料については、4万人なり避難したときに何人分、何日分ぐらい備蓄しているんですか。
224 ◯委員長(座親政彦君) 関口危機管理課長。
225 ◯危機管理課長(関口哲也君) お答えいたします。今現在ですけども、5万1,000食ございます。先ほど申し上げましたように最大想定されるものが4万8,000人弱なので、その4万8,000人が避難された場合には1食分しか備えがないということになります。
以上でございます。
226 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
227 ◯委員(白坂英義君) わかりました。じゃ、相当数やはり備蓄については、そういったものについてはそれこそ0.1日分ぐらいしか市としては備蓄していないと。1食分だったら3割か。それぐらいしかないよということで。それにしても0.1と3割じゃ違いますので、やはり同じぐらいの備蓄を今後お願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。
228 ◯委員長(座親政彦君) 関連ですか。石井委員。
229 ◯委員(石井徳亮君) 災害用備蓄用品の内容をちょっと聞いたんですけれども、これ、市内14ヶ所に設置してある備蓄倉庫へのという形ですけども、この備蓄倉庫、これ、均等にそういう形で備蓄しているんでしょうか。
230 ◯委員長(座親政彦君) 関口危機管理課長。
231 ◯危機管理課長(関口哲也君) そこの例えば何々中学校区には何人お住まいなのでその分を備蓄しているということでは現在ございません。どちらかというと均等に備蓄をしてございます。
以上でございます。
232 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
233 ◯委員(石井徳亮君) 中学校区といいましても、人口密度、すごく違いがあると思うんですね。例えば自分だけいうと、この鎌足中学校ですとそんなに人口密度は多くないですし、そうそう避難するかなというとちょっと難しい部分があるので、鎌足中学校とか鎌足の方の避難所の話では、地元の人よりもまちなかからあぶれてきた人が来るんだろうなという想定もしているんです。ですから、人口密度の高いいところを重点にと言ったらおかしいんですけども、想定していって、そういう形でも考えていった方がいいのではないかなと思うんですけど、いかがでしょうか。
234 ◯委員長(座親政彦君) 関口危機管理課長。
235 ◯危機管理課長(関口哲也君) お答えします。委員のご指摘の部分はそのとおりの部分が多分にあると思います。いろいろの災害で例えばそこの地区、津波を考えていただきますとわかりやすいと思いますけども、浸水するようなところにはそこの地区の避難所が使えなかったり倉庫が使えない場合があると思います。また、人口の多い少ないというようなことも、委員ご指摘のとおりあると思います。そういったことを総合的に考えまして、想定される必要なところに必要な物があれば一番いいと思いますので、均等というだけではなくて、そういったいろいろなことを考えながら、どこにどれだけの物を保管しておくというところも考えつつ、それぞれの保管場所に保管するように検討してまいりたいと考えております。
以上です。
236 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
237 ◯委員(石井徳亮君) それこそ自宅で何日分かの食料をという話が先ほども出されましたけども、どれだけストックできるかというと、やっぱり物理的に難しい部分があって、一般家庭と違って、うちなんか農家で米をつくっていますので、今まだどこにもまだ売ってないので、うちで食べる2年分以上の米はあるんですけども、そんな形では、うちの方では避難したとなったら、じゃ、うちは米を持っていくよとか、うちはみそを持っていくよとかと意見が結構いっぱいいただけるんです。ですから、そんな形では自助、共助、公助という言葉をよく使われますけども、そんな形でうまく皆さんからの協力をいただくような形もとっていただければと思いますので、よろしくお願いします。
238 ◯委員長(座親政彦君) そのほか、ございませんか。平野委員。
239 ◯委員(平野卓義君) 決算書97ページ、備考欄の13、14ですけども、介護人材確保対策事業費13万6,000円、外国人介護人材対策事業費8万3,020円についてお伺いします。
まず、それぞれどういった事業内容なのか、伺います。
240 ◯委員長(座親政彦君) 植野介護保険課長。
241 ◯介護保険課長(植野 博君) お答えいたします。
まず、介護人材確保対策事業費につきましては、介護業界への参入や質の高い介護サービスの提供を目的に、介護職員初任者研修を受け事業所に勤務している人を対象として、研修に係る経費の2分の1を上限として助成するものでございます。4名の方から申請がございまして、合計13万6,000円を執行したものでございます。
次に外国人介護人材対策事業費についてでございますが、こちらは本市では介護保険サービスの担い手の確保を喫緊の課題と考え、平成29年8月に、国において体制整備が進みます外国人介護人材の受け入れ促進を目的に、外国人介護人材対策協議会を設置させていただいております。事業費8万3,020円につきましては、この協議会メンバーを中心に実施いたしました施設の視察に伴う経費でございます。
視察の概要を申し上げますと、視察日時は平成30年3月23日、視察先は社会福祉法人初穂会特別養護老人ホーム稲毛こひつじ園、参加者は19名でございました。なお、当該こひつじ園につきましては、経済連携協定による外国人介護人材を受け入れている施設でございます。
以上でございます。
242 ◯委員長(座親政彦君) 平野委員。
243 ◯委員(平野卓義君) その視察の具体的な内容とか参加者の感想、その辺がわかればお伺いします。
244 ◯委員長(座親政彦君) 植野介護保険課長。
245 ◯介護保険課長(植野 博君) 参加者の方からは、今後もし外国人の方の受け入れを進める場合の注意すべき点ですとか、当然日本人とライフスタイルとかが違いますものですから、宗教上のことですとか、実際受け入れている施設でございますので、その点の苦労と言うと働いている方に失礼かもしれないんですけれども、そういう施設側としての心得みたいなのが出た質問としては多く、受け入れ施設側から丁寧に、こういうとこに着目してやるといいですよというようなアドバイスを受けたと聞いております。
以上でございます。
246 ◯委員長(座親政彦君) 平野委員。
247 ◯委員(平野卓義君) 今、介護人材、外国人介護人材の不足ということで、日本国もいろいろと規制を緩和しながら取り組んでいる事業だと思いますので、ぜひ先駆者としての本市の動きを期待させていただきます。
248 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
249 ◯委員(國吉俊夫君) 民生費ですけども、説明欄の9で、高齢者就業機会確保事業、シルバー人材センターの補助金650万円とあるんですけども、実際のシルバー人材で事業をやって、収入と支出の面の単純な収益計算というのは赤字ですか、黒字ですか。
250 ◯委員長(座親政彦君) 清水高齢者福祉課長。
251 ◯高齢者福祉課長(清水和也君) 平成30年度のシルバー人材センターの定期総会議案書の中で、平成29年度の実績報告が出ております。その中でいきますと、平成29年度につきましては黒字となっているところでございます。
以上です。
252 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
253 ◯委員(國吉俊夫君) 黒字で補助金を出すんですか。
254 ◯委員長(座親政彦君) 清水高齢者福祉課長。
255 ◯高齢者福祉課長(清水和也君) 黒字にはなっているんですが、補助金につきましては、市の補助金と県の補助金があるんですけども、こちら全てを収入、支出で換算しまして黒字になっているというような状況でございます。
256 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
257 ◯委員(國吉俊夫君) ということは、この650万円を入れて黒字ということですか。
258 ◯委員長(座親政彦君) 清水高齢者福祉課長。
259 ◯高齢者福祉課長(清水和也君) 委員おっしゃるとおりでございます。
260 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
261 ◯委員(國吉俊夫君) ということは、次年度に向けてこの黒字というのができているのであれば、今後の見通しというのを考えていますか。
262 ◯委員長(座親政彦君) 清水高齢者福祉課長。
263 ◯高齢者福祉課長(清水和也君) シルバー人材センターの補助金、また、シルバー人材センターの経営につきましては、監査、また、予算審査特別委員会でも多々ご指摘をいただいているところでございます。今後の見通しでございますが、以前お話しさせていただきましたとおり、シルバー人材センターの中で平成30年、31年、32年、33年、4年間の中長期計画の方を立ててございます。その計画の中で受注の拡大、会員を増やしていく等々ありまして、そういった中で自主財源で活動できるように取り組んでいるところでございます。
以上です。
264 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
265 ◯委員(國吉俊夫君) 一つの要件って、受注の拡大ということは、売り上げのアップということは一つの企業から見れば一番の策だと私は思っているんですけども、逆に言ったら支出をいかに抑えるというのも策だと思います。やっぱりなるべくこの補助金を出さないでこの人材センターが活動できるような、そういうコンサルタントとか何かというのは指導していますか。
266 ◯委員長(座親政彦君) 清水高齢者福祉課長。
267 ◯高齢者福祉課長(清水和也君) 委員おっしゃるコンサルタント云々については指導はしておりません。
以上です。
268 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
269 ◯委員(國吉俊夫君) 逆にいったら、650万円出すんだったら、このうち何十万円かをそのようなコンサルタントに出すような費用に使って、なるべくこの650万円が年々少なくなる方向に向けるような体制づくりというのは必要じゃないですか。それ、どう思いますか。
270 ◯委員長(座親政彦君) 清水高齢者福祉課長。
271 ◯高齢者福祉課長(清水和也君) 650万円の補助金が減るような形で、コンサルタントの話はしておりませんが、庁内でもシルバー人材センターの方が仕事を担っていただけるよう働きかけ等は行っているところでございます。ただ、まだまだシルバー人材センターの方も実績になるような形で取り組みが浅いようなところも見受けられますので、補助金を出している担当部署といたしましては、その点をしっかり受けとめまして、指導等を図っていきたいと思っているところでございます。
以上です。
272 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
273 ◯委員(國吉俊夫君) じゃ、しっかり受けとめるということであれば、一つの案ですけども、案というよりも期待、シルバー人材センター、らづ-Bizに相談に行っていますか。
274 ◯委員長(座親政彦君) 清水高齢者福祉課長。
275 ◯高齢者福祉課長(清水和也君) 相談は行っておりません。
以上です。
276 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
277 ◯委員(國吉俊夫君) やはりせっかくらづ-Bizが、経済部の方の担当だと思うんですけども、できているわけですよ。木更津市のお金を出してらづ-Bizが会議所の下にできているわけですから、そういうとこが経営のやり方を教えてくれるわけですから、このシルバー人材センターの方に、こういうところがあるから経営の方針をちゃんと聞いてきなさいよという指導するのもお金を出す担当部局の仕事じゃないでしょうか。それ、お願いします。
278 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
279 ◯委員(竹内伸江さん) シルバー人材センターということで、説明書を見ますと359名の会員がいらっしゃるということなんですが、植木の剪定ですか、樹木の剪定作業を依頼したら11月まで何か予約がいっぱいだとかという話をちょっと伺ったんですけれども、やっぱりそれは専門の剪定の方がいないのかなと私も思っているんですが。その辺、わかればちょっと教えてください。
280 ◯委員長(座親政彦君) 清水高齢者福祉課長。
281 ◯高齢者福祉課長(清水和也君) 植木の剪定作業員ということでございますけども、確認いたしましたところ、13名の方が植木の剪定作業員ということで現在会員でいらっしゃるということでございます。
以上です。
282 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
283 ◯委員(竹内伸江さん) 今、じゃ、予約がたくさんで、13名がフル回転していて11月までということだと思います。この359名の方、フルに活動ができているのかなというのは、なかなか仕事がないという方もちょっと伺っているんですけども、そういう方、1回課に相談したら、やっぱり仕事をちょっと選んでしまっているとか、そういう部分があるというような話も伺ったんですけれども。その辺の会員の皆さんが働ける体制というのはどうでしょうか。
284 ◯委員長(座親政彦君) 清水高齢者福祉課長。
285 ◯高齢者福祉課長(清水和也君) シルバー人材センターの会員の方の働ける体制ということでございますけども、体制といたしましては、センターに確認したところ、会員の方が、先ほど委員がおっしゃられたように仕事を選ぶというところも一部ございます。ただ、会員になっても仕事が回ってきてないというようなお話も伺っておりますので、先ほど國吉委員の方からも多々ご指摘をいただきましたので、担当部署としてシルバー人材センターと連携を密にし、また、会員の方々にお仕事が回っていくような形で取り組んでいきたいと考えております。
以上です。
286 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
287 ◯委員(竹内伸江さん) 高齢者のやっぱり力というのはすごく大事だと思いますので、専門的な技術を持っている方もいらっしゃいますので、ぜひよろしくお願いします。
288 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
289 ◯委員(白坂英義君) さっきの防災対策について、防災気象情報についてお伺いいたします。
これ、コンサル業務でいろいろ情報を得ているんですけれども、この得た情報というのは市の方でどこにどうやって活用しているのか、教えてください。
290 ◯委員長(座親政彦君) 関口危機管理課長。
291 ◯危機管理課長(関口哲也君) お答えいたします。この防災情報の委託業務でございますけども、内容といたしましては、危ないときに委託先の方から市の職員に直接メールで、指標という形で段階的に5段階のレベルのものが、今1段階目、2段階目、3段階目というようなことで、気象庁が出す警報とは別に、木更津市の状況が今後どういうふうに変化するかというような内容で、それより前に本市に気象状況を提供いただくと。それで、その情報によっては、委託先にも気象予報士がおります。その方のご意見をお聴きして、例えばそのための対策をもう敷いた方がいいのか、今回の状況ではどうあるのかということを直接お電話でいろいろコンサルいただくというような内容になってございます。
以上でございます。
292 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
293 ◯委員(白坂英義君) その情報を我々が知りたいというか、市民に伝えるというような方法、要は市のホームページがありますけど、防災情報ですかね、ホームページの中にあるじゃないですか、天気予報だとか。ああいうところには反映してないんですか。
294 ◯委員長(座親政彦君) 関口危機管理課長。
295 ◯危機管理課長(関口哲也君) 業務委託の内容が直接本市のホームページとはリンクはしてございません。
296 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
297 ◯委員(白坂英義君) ということは、その得た情報を、何人かの人にメールで来るわけですけれども、その情報というのは市のホームページの情報とは全く別ということですか。得た情報を活かしてホームページに載せているのか、もしくはホームページに公開している情報というのは全く別なところから得た情報なんですか。
298 ◯委員長(座親政彦君) 関口危機管理課長。
299 ◯危機管理課長(関口哲也君) お答えいたします。委託内容というのが現在ホームページに載せている内容よりもっと細かいような情報が見られる。携帯でも見られる、また、パソコン上でも見られるような内容になってございます。ホームページとは全く別のものでございます。ですので、例えばそれをホームページとリンクしたいということであれば、端的に言いますと、もう少し額が大きくなるんだろうと思います。
以上でございます。
300 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
301 ◯委員(白坂英義君) 今、我々も見れると言いましたけれども、それはどこにアクセスすればいいんですか。携帯で見れると言いました。
302 ◯委員長(座親政彦君) 関口危機管理課長。
303 ◯危機管理課長(関口哲也君) 業務委託をしている内容につきましては、誰でも見れるわけではなくて、市の職員しか見れないような内容でございます。
以上でございます。
304 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
305 ◯委員(白坂英義君) わかりました。要するに市の情報で一部の人しか見れないと。そして、ホームページの防災情報というのはまた別ですよということで、わかりました。
じゃ、この事業を君津市も富津市もやっていると言いましたけれども、要は同じ業者ですよね。これ、3市で一緒にできないかというのを私は去年もお話ししたんですけど、その協議みたいなのはやってないんですか。
306 ◯委員長(座親政彦君) 関口危機管理課長。
307 ◯危機管理課長(関口哲也君) 他市と具体的なお話し合い、委員がご質問のような具体的な内容では協議はしてございません。
以上でございます。
308 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
309 ◯委員(白坂英義君) じゃ、君津市と富津市がどれぐらいの事業費を支払っているかというのはわかりませんか。
310 ◯委員長(座親政彦君) 関口危機管理課長。
311 ◯危機管理課長(関口哲也君) 今、詳細な金額の方はちょっと手持ちにないんですけども、本市よりは低いというふうに記憶してございます。
以上でございます。
312 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
313 ◯委員(白坂英義君) じゃ、当然3市でやった場合の事業費も検討してないということだと思うんですけれども、ぜひこれは、同じ地域で多分同じ情報だと思うんですよね。だから、広域でやれば、木更津市は262万円ですけれども、3市でやった場合は少し減額できると私は思うんですよね。だから、こういったこともやっぱり広域でできないか検討してもらって、できたら一緒にやっていただきたいというふうに思いますので、協議というか、検討をお願いします。
314 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
315 ◯委員(竹内伸江さん) 成果説明書の29ページの妊婦・乳児健康診査事業費の不用額231万3,000円、この内訳が、委託分が214万7,000円、扶助費分が16万6,000円ということで、それぞれの健康診査を受けるべき者が受けていなかったのかというのを確認したいと思います。
316 ◯委員長(座親政彦君)
山口子育て支援課長。
317
◯子育て支援課長(山口裕之君) お答えいたします。まず、受診券につきましては、原則としては妊娠週数に対応した健診の受診に対しまして14回分をお渡ししておりますけれども、妊娠届の時点、つまり受診券交付の時点で妊娠週数が一定程度経過していらっしゃる方もいらっしゃいます。そうしますと、経過した分の受診券は使用しないことになります。また、早目にご出産されてしまうケースもございます。この場合も残りの方の分の受診券を使用しないことになりまして、全て受診券14枚を使用し切れないケースがございます。そういった意味では、妊娠届は妊娠判定を受けましたら速やかにご提出いただいて母子手帳及び受診券の交付を受けられますよう、引き続き啓発をしてまいりたいと存じます。
以上でございます。
318 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
319 ◯委員(石井徳亮君) 決算資料の137ページに自主防災資機材交付費というのがあるんですけども、これ、全額が不用額のようで、決算書の方には載ってないんですけど、「新規設立した自主防災組織が1組織であり、かつ当該組織からの交付申請がなかったことから、自主防災組織への資機材の交付を行わなかったため」とありますので、例えば一つの組織が欲しいと言わなかったから全く予算組みしたものが動かなかったというふうにとられるんですけども、この辺の予算付けのところから、この自主防災組織がどんなふうに立ち上がって交付申請しなかったのか、ちょっと教えていただければと思います。
320 ◯委員長(座親政彦君) 関口危機管理課長。
321 ◯危機管理課長(関口哲也君) お答えいたします。平成29年度でございますけども、自主防災組織が1団体できました。ですけども、結果的にはその資機材の交付には至らなかったということでございます。担当課といたしまして、地域の防災力を上げるためにも、また、そういう資機材が必要だというところでこういう制度をつくっているというところですので、その組織と具体的にいろいろご相談をさせていただきました。ですけども、結果的にはうちの方は要らないよというようなことになりました。例えば資機材、それをおさめるための倉庫であってもいいですよといったようなことでいろいろこちらからもご提案を申し上げました。ですけども、そういうふうにならなかったというところが実情でございます。
以上でございます。
322 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
323 ◯委員(石井徳亮君) 自主防災組織、今回、北海道の方で大雨とか地震とかで自主防災組織が活躍して、死亡者が1名もいなかったという例も聞いていますので、ただ単純に資機材があったからどうのこうのではないと思うんですけども、これ、自主防災組織が立ち上がってこの90万円なりの不用額、これ、通常だったらどんな物を、今、倉庫ってありましたけど、一般的な形ではどんな物を交付するんでしょうか。
324 ◯委員長(座親政彦君) 関口危機管理課長。
325 ◯危機管理課長(関口哲也君) いろいろな物があると思います。例えばスコップであるとかつるはしであるとかそういったものから、また、最近多いのはリヤカーですね。病人の方を運べたり材料を運べるとか。懐中電灯であったりとか発電機であったり、さまざまな災害時に必要と思われる、使えると思われるような物、さまざまな物を交付してございます。
以上でございます。
326 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
327 ◯委員(石井徳亮君) それでは、これ、今回自主防災組織が1団体だけだったという話で、不用額になっていたんですけども、これ、今現在立ち上がっている自主防災組織が追加でこんなものが欲しいとかという物があれば、ご相談はいただけるんでしょうか。
328 ◯委員長(座親政彦君) 関口危機管理課長。
329 ◯危機管理課長(関口哲也君) 現在、立ち上がった団体をお手伝いするような制度がございません。さまざまな団体からそのようなお話、ご要望は承っているところでございます。
以上でございます。
330 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
331 ◯委員(石井徳亮君) やはり自主防災組織、例えばうちの方でもそうなんですけど、狭い単位だと、あそこのところにはお年寄りが何人いるとか誰それがいるというのが大体把握できているので、大体その近くの人間が回って行くと、おじいちゃんはいたとかと1人だけ確認すればオーケーな場合なんかもありますので、なるべくこの自主防災組織にうまく動いていただくのが一番早いのかなと。早いって語弊がありますけども、早くて効果があるのかなと思いますので、その辺のところのサポートをよろしくお願いしたいと思います。
332 ◯委員長(座親政彦君) そのほか、ございますか。竹内委員。
333 ◯委員(竹内伸江さん) 成果説明書の33ページの経済対策臨時福祉給付金給付事業なんですけれども、これ、国費ということなんですが、消費税の引き上げに伴って、所得の少ない方に、臨時に非課税世帯対象に申告していただいて給付という形で、申告をやっているときは担当課が随分混んでいるのを私も見ていたんですけれども、不用額がとても大きくて9,100万5,000円とかいうことで、これは申告制なので、対象者への周知等どのようにしたのか、ちょっとお伺いしたいと思います。
334 ◯委員長(座親政彦君) 加藤社会福祉課長。
335 ◯社会福祉課長(加藤 毅君) 対象者への周知につきましては、対象と考えられる方には案内文書と申請書、返信用封筒を同封いたしまして送付いたしました。それから、4月の市の広報と9月の市の広報で周知をいたしました。また、これは国の事業でございますので、国としても、テレビ、ラジオ、新聞、ポスターなどで周知を図っていたところでございます。また、今回のこの経済対策臨時福祉給付金は今回初めてということではございませんので、臨時福祉給付金につきましては何度かやっておりましたので、皆さん承知はされていたものと考えております。
以上でございます。
336 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
337 ◯委員(竹内伸江さん) でも、予定よりも申告者が少なかったということ、結果的にはそういうことなのかなと思いますので、また引き続き、次回のときにもう少し周知の方、よろしくお願いします。
338 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
339 ◯委員(白坂英義君) 防災対策、備蓄になると思うんですけれども、水の確保ということでちょっとお伺いいたします。
木更津市内には水を確保するためにいろんな施設があると思うんですけれども、この施設というのは現在全て機能しているのか、お伺いいたします。
340 ◯委員長(座親政彦君) 関口危機管理課長。
341 ◯危機管理課長(関口哲也君) 貯水槽が、第二小学校、あとは、水道部のところにそれぞれあります。それと、井戸が第一中学校のところにございます。第二小学校にある貯水槽なんですけども、地震のときに緊急に閉じるべき緊急遮断弁、それが閉じて水をためる、水道水をためることができるんですけども、その遮断弁が現在壊れている状況でございます。
以上でございます。
342 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
343 ◯委員(白坂英義君) じゃ、この壊れたのは復旧計画というのはどのようになっていますか。
344 ◯委員長(座親政彦君) 関口危機管理課長。
345 ◯危機管理課長(関口哲也君) 所管は危機管理課なんですけども、うちの方でも災害時に必要と思われる施設でございますので、今後、次期基本計画にはこれを上げる予定ではございます。なるべく早いうちにこちらの方、修理修繕して使えるような状況にしたいと考えております。
以上でございます。
346 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
347 ◯委員(白坂英義君) じゃ、まだ全然めどが立ってないということでいいですか。
348 ◯委員長(座親政彦君) 関口危機管理課長。
349 ◯危機管理課長(関口哲也君) お答えします。予算措置ということでは、そういう意味では現在のめどは立ってございません。
以上でございます。
350 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
351 ◯委員(白坂英義君) 大切な水ですよね。できるだけ早くやはり予算措置して復旧するようにお願いしたいと思います。
それで、同じような設備がもう一つ水道部の方にあると言いましたけれども、これの遮断弁の点検だとか、そういったものはどのようになっていますか。
352 ◯委員長(座親政彦君) 関口危機管理課長。
353 ◯危機管理課長(関口哲也君) 水道部にございますのは、管理しているところが水道部が管理してございますので、第二小学校にあったものにつきましては所管が危機管理課だったんですけど、毎年1回点検等を両施設とも実施はしております。先ほどの井戸につきましても、毎年、水質の点検、機械の点検ということもやってございます。
以上でございます。
354 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
355 ◯委員(白坂英義君) 大切な水ですのでね。できるだけ、今、第二小学校の分については全体の一部かもしれませんけれども、早く対応していただきますようにお願いしておきます。
356 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
357 ◯委員(石井徳亮君) 防災関係なんですけども、104ページの防災無線費、こちらの方でいろいろ子局とかの整備をされていると思うんですけども、実際問題、何も発生してない状態にはよく聞こえるんですけど、大雨のときには何を言っているのか聞こえなくて、結局はテレビを見て大雨警報が出たとか、例えば安心・安全メールで来て、これのことを言っているんだという話にはわかるんですけど、結局はその防災無線自体からの情報というのが豪雨、大雨のときにはほぼゼロになってしまうので、そういった面での対策というのか、どんなふうに考えているのか、ちょっと教えていただきたいと思います。
358 ◯委員長(座親政彦君) 関口危機管理課長。
359 ◯危機管理課長(関口哲也君) 防災行政無線のみをもって全ての方に正確に情報を伝えるということは非常に難しいと考えております。昨今の住宅が機密性が高くて、戸を閉めるだけで外の音が聞こえないというところもございますので、それだけで伝えるのが大変難しいと。それを補うようなこと、委員のお話にありましたまずメールがございます。これ、登録制なんですけども、皆様に登録をしていただけるように、今後もいろいろな場面を通じて伝えていきたいと考えています。
もう一つが、防災行政無線を流した後に、そこに電話をかけていただくと、今流した内容が聞こえるような、録音が聞こえるようなものもございます。これもあわせて皆様の方に周知の方を図っていきたいと考えております。
以上でございます。
360 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
361 ◯委員(石井徳亮君) 以前、防災無線の方が、例えば停電で動くかどうかというときに、48時間だったかな、バッテリーで動くという話なんかはあったんですけども、一般の家庭では、今、電話機が、停電になっちゃて動かないような家庭用の電話、そういうものが結構多いと聞いていますし、携帯電話でも充電ができてなければ使えなくなってしまいますので、その辺ではいろいろな方法が可能性があると思いますので、その辺、早く正確な情報が伝えられるような手段をお願いしたいと思います。
362 ◯委員長(座親政彦君) 関連。白坂委員。
363 ◯委員(白坂英義君) そこで、今有償だと思うんですけれども、防災ラジオを貸与していると思うんですけれども、これの貸与状況というのはどのようになっていますか。
364 ◯委員長(座親政彦君) 関口危機管理課長。
365 ◯危機管理課長(関口哲也君) 防災ラジオというのが、普通のラジオと機能的には変わらないものを避難所が予定されている52ヶ所には配付をしている。もしかしたら個別受信機のことではないですしょうか。違いますでしょうか。
366 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
367 ◯委員(白坂英義君) いや、普通のラジオで、要は市の情報をラジオで流すということで、市原市なんかほとんどの全戸というか、それに近いぐらいのラジオを貸与して、それで市の情報を流しているんですって。木更津市も貸与はさっき言った難聴地域ですかね、の方々に何か貸与しているというのを私も伺ったことがあるんですけども。
368 ◯委員長(座親政彦君) 関口危機管理課長。
369 ◯危機管理課長(関口哲也君) お答えいたします。個別受信機、防災無線が流れた内容がラジオの形をしたもので聞こえるようなものがございます。それにつきましては、避難所となるような場所、公民館だったり小学校だったりには備え付けのものがございます。それと、今、委員がお話しになられた例えば土砂災害警戒区域、崩れそうなところで聞こえないようなところにはお貸しをしているということがございます。全部で今現在355台貸与をしているような状況でございます。
370 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
371 ◯委員(白坂英義君) 情報伝達ということで、この防災ラジオも一つの方法だとは思いますので、これも拡大していくように検討していただければというふうに思います。
372 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
373 ◯委員(竹内伸江さん) 成果説明書の34ページ、障害福祉費、相談支援事業費なんですけれども、3つの事業者が相談を受けているということで、846件受けているということなんですが、主にどのような相談内容があったかを伺いたいと思います。
374 ◯委員長(座親政彦君) 池田障がい福祉課長。
375 ◯障がい福祉課長(池田ゆかりさん) お答えいたします。相談支援事業費ですけれども、主な相談内容ですが、さまざまでございまして、
福祉サービスの利用のご相談から今後のその方のお住まいのこと、それから家族関係のことも含めていろいろなことをご相談いただいているということでございます。
以上です。
376 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
377 ◯委員(竹内伸江さん) では、この指定相談支援事業者はこの3件なんですけれども、そのほかに相談窓口はございますでしょうか。
378 ◯委員長(座親政彦君) 池田障がい福祉課長。
379 ◯障がい福祉課長(池田ゆかりさん) この3ヶ所につきましては、委託をして相談事業を請け負っていただいているところでございます。もちろん市外の事業者に個別にご相談されている方はいらっしゃいますけれども、委託という形では、この3ヶ所にお願いして受けていただいております。
以上です。
380 ◯委員長(座親政彦君) 平野委員。
381 ◯委員(平野卓義君) 決算書97ページ下段の方に、JR木更津駅バリアフリー設備管理事業費、毎回出ますが、確認の意味でまた質疑させていただきます。
まず、木更津駅のエレベーター管理は全額木更津市が負担しているか、確認させてください。
382 ◯委員長(座親政彦君) 清水高齢者福祉課長。
383 ◯高齢者福祉課長(清水和也君) 全額市の負担でございます。
384 ◯委員長(座親政彦君) 平野委員。
385 ◯委員(平野卓義君) これは君津駅、袖ケ浦駅も同じようなことになっているのか、お伺いします。
386 ◯委員長(座親政彦君) 清水高齢者福祉課長。
387 ◯高齢者福祉課長(清水和也君) 2市の担当部署に確認をしましたところ、君津市、袖ケ浦市につきましても、木更津市同様に全額負担しているという回答を受けております。
参考までに申し上げますと、本市の保守管理業務委託料でございますけども、こちらが年間で約150万円かかっております。君津市は本市と同様にエレベーター2基の保守管理を委託していまして、年間で約130万円、袖ケ浦市につきましては、エレベーター2基と上りのエスカレーター2基を管理しておりまして、こちらはちょっと金額が大分差があるんですけども、年間700万円の保守を市の方が負担しているということを伺っております。
以上です。
388 ◯委員長(座親政彦君) 平野委員。
389 ◯委員(平野卓義君) 袖ケ浦市が大変だということがわかりました。市が負担することはJRの基本的な考え方ということでよろしいでしょうか、伺います。
390 ◯委員長(座親政彦君) 清水高齢者福祉課長。
391 ◯高齢者福祉課長(清水和也君) JRからの回答でございますけども、駅の両サイドをつなぐ通路、これはまちとまちをつなぐ機能であるということで、自由通路というふうな認識がJRにはございます。そういった中で、千葉県内のJRの管内の自由通路、これは先ほど申し上げましたとおり、駅の両サイドのまちとまちをつなぐ自由通路に設置されているエレベーターにつきましては、全て、現在はでございますけども、地元の自治体が維持管理をしているという状況でございます。JRとしましては、この維持管理費用については、現在のところ一部負担をすることはできないというような見解を持っております。
以上です。
392 ◯委員長(座親政彦君) 平野委員。
393 ◯委員(平野卓義君) わかりました。この平成30年3月の予算審査特別委員会で、再度JRと協議を行うという旨の答弁があったと思いますが、その後、何か進展があったかを伺います。
394 ◯委員長(座親政彦君) 清水高齢者福祉課長。
395 ◯高齢者福祉課長(清水和也君) こちらにつきましては、平成30年度予算審査の中で國吉委員からご指摘をいただきました。そういった中で、再度JRと交渉するという形で、私、答弁させていただいております。それを受けまして、本年の7月13日でございますけども、企画部の地域政策課からJRの千葉支社に本件について協議の申し入れをしたところでございます。この中で、やはり先ほどご説明したとおり、現在JRでは、その自由通路に設置されているエレベーターの維持管理につきましては、費用の一部もしくは全額については負担することはできないという回答でございました。
以上でございます。
396 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
397 ◯委員(白坂英義君) 防災関係で最後もう1点質問します。
ちょっと気になったのは、海抜表示の更新ということで166万円、三百何枚かですね。これを更新しているんですけれども、設置したのはまだ最近だと思うんですけれども、老朽化ということはどういうことでしょうか。
398 ◯委員長(座親政彦君) 関口危機管理課長。
399 ◯危機管理課長(関口哲也君) 設置したのが5年前でございます。設置している箇所は、東電柱に設置してございます。箇所的には315ヶ所に設置をしております。東電との契約という面が1つございます。5か年までの設置で、占用させていただいている看板になるということがございますので、5年たちますとそれが、逆の言い方をすると撤去しなければいけないといったような内容のものでございます。
以上でございます。
400 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
401 ◯委員(白坂英義君) じゃ、そういうふうに書いたら。説明資料では劣化と書いていますよね。じゃないんですよね。
402 ◯委員長(座親政彦君) 関口危機管理課長。
403 ◯危機管理課長(関口哲也君) お答えします。一部分、JRより西側、津波を想定している関係で、主にJRより海側の方に設置をしてございます。場所によってはもちろん劣化というところもございますけども、そちらにつきましては、うちの方の説明不足、委員のご指摘のとおりだと思います。
以上でございます。
404 ◯委員長(座親政彦君) そのほか、ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
405 ◯委員長(座親政彦君) 質疑終局と認め、以上で、民生費の審査を終わります。
ここで午後1時まで休憩といたします。
(午前11時44分)
───────────────────────────────────────
(午後零時57分)
406 ◯委員長(座親政彦君) 休憩を取り消し、委員会を再開いたします。
次に、167ページから195ページまでの国民健康保険特別会計についてご審査を願います。佐藤委員。
407 ◯委員(佐藤多美男君) それでは、国保会計平成29年度、都道府県単位は広域化、これは今年から新たに始まったわけですけども、最終年度として質疑をしておきたいと思います。
最初に、195ページ、全体的な総括的な展開でございますけれども、歳入総額が159億2,935万1,000円、歳出は157億2,839万8,000円、差引額は2億95万3,000円でございます。それで、これだけ黒字と言えば黒字が出たわけですけども、この実質収支2億円余について基金に繰り入れするというふうな、そういうことでございます。現在の基金高は413万円ほどだったと思うんですけども、2億413万円ですね、合計。これは今後都道府県単位化に当たって何か備えるためのそういう基金繰り入れでしょうか。
408 ◯委員長(座親政彦君) 吉田保険年金課長。
409 ◯保険年金課長(吉田修三君) お答えいたします。まず、こちらの基金につきましては、広域化に際しまして、平成30年度についても激変緩和というものを受けて現在の保険料率になっているというところがございます。ですので、保険の中での医療費が上がらなかったとしても、制度上、広域化するに際して本来上げなければいけなかったところまで負担金を上げていないという部分がございますので、今後医療費の方が上がらなかったとしても、県からの負担金の額が高くなる可能性はございますので、そういったところに充てることも想定しております。
以上です。
410 ◯委員長(座親政彦君) 佐藤委員。
411 ◯委員(佐藤多美男君) 今後、都道府県単位化、広域化、そのために備えると。今後、負担が増えるかもしれないので、そのための基金繰り入れだというふうなことだと思いますけども。これについても、本市は保険税率、料率の引き上げはしないけども、引き下げもなかなかできないというふうなことで、繰り入れですね。一般会計からの繰り入れ、これによってそこをバランスをとっているというか、値上げを抑制しているというふうなことだと思うんですけども。しかし、それでも3市の国民健康保険税、後でまた問題にしますけども、収納率の問題、あるいは保険税額・率の問題、非常に今後残されている課題がありますので、その点について逐次ちょっと質問してまいります。
まず最初は、本市の被保険者数は3万2,682人、世帯数は2万476世帯ということで、年々後期高齢者に移行する人が増えることもあって、被保険者数が減少ぎみになってきているわけですけども。しかし、それにしても、まず最初に、どのぐらい大変なのかということで、この国民健康保険税、本市の滞納者の数をちょっと聞いておきたいんです。というのは、やっぱり本市の国保税、なかなか高くて大変だって払えないということと思うんですけども、この平成29年度決算において滞納世帯数は幾らだったんでしょうか。
412 ◯委員長(座親政彦君) 吉田保険年金課長。
413 ◯保険年金課長(吉田修三君) 3,004世帯というふうに把握しております。
以上です。
414 ◯委員長(座親政彦君) 佐藤委員。
415 ◯委員(佐藤多美男君) これは予算の段階では2,992という、私、データを持っているんですけども、若干増えているというふうなことで理解してよろしいでしょうか。
416 ◯委員長(座親政彦君) 吉田保険年金課長。
417 ◯保険年金課長(吉田修三君) 今、委員のおっしゃられた件は、ある団体の方で毎年集計されているアンケートによるものだと思われますけれども、こちらにつきましては、申しわけございません。今年度集計方法を見直した結果、以前までのものの集計が間違っていたことが判明いたしまして、すいません、昨年度との比較ができないという状況でございます。申しわけございません。
以上です。
418 ◯委員長(座親政彦君) 佐藤委員。
419 ◯委員(佐藤多美男君) この数字は動くこともありますのでね。それで、滞納世帯数のこの規定の仕方も、1期でも滞納した場合、滞納者に入ったり入らなかったり、いろんな統計のとり方がありますけども。しかし、いずれにしても3,000世帯は滞納していると。これは一般的に捉えていいと思うんですね。それで、滞納世帯については短期保険証と、それから、全く納めない人には1年間資格証明書の発行がされていると思うんですけども、短期保険証の発行数は、この決算年度でお幾らになりますか。
420 ◯委員長(座親政彦君) 数値はありますか。吉田保険年金課長。
421 ◯保険年金課長(吉田修三君) すいません、そちらの数字、現在持ち合わせておりませんので、調べてご回答したいと思います。
422 ◯委員長(座親政彦君) 佐藤委員。
423 ◯委員(佐藤多美男君) 私の方の手持ちの方では1,307、これはちょっと古いんですが、平成28年度の予算時点なものですから、正確な数字を教えていただきたいと思うんですが、大体そんなものかなと思うんです。
資格証明書の発行数は幾らになりますか。
424 ◯委員長(座親政彦君) わかる方がいればご答弁願います。高橋収税対策室次長。
425 ◯収税対策室次長(高橋克典君) お答えいたします。資格証明書の交付件数でございますけれども、1,127世帯でございます。
以上でございます。
426 ◯委員長(座親政彦君) 佐藤委員。
427 ◯委員(佐藤多美男君) 資格証明書発行は1年間ずっと納めてない人ですよね。ということなんですが、そうすると、滞納世帯が約3,000世帯、そのうちの1,127世帯が資格証明書で、窓口では10割負担ということで、大変なんですね。
それで、本市がこの割合が非常に高い。資格証明書の発行率も県内トップというふうな数字が出ています。それから、制裁率、滞納者を分母にして資格証明書を発行している制裁率、ペナルティーをかけているということですよね。これも県下トップというふうな、私の手持ちの資料ではあるんですけども、そのような認識はございますか。
428 ◯委員長(座親政彦君) 吉田保険年金課長。
429 ◯保険年金課長(吉田修三君) そちらの数字については県内でワーストワンということは承知しております。
以上です。
430 ◯委員長(座親政彦君) 佐藤委員。
431 ◯委員(佐藤多美男君) ワーストワンということでお認めになりました。この状態はずっと大体変わってないですね。なぜ本市がそうなのか。それほど納税意識が本市は低い被保険者が多いのかではないですね。ずっとそうなって、全県ランクがいつもそうなんですよね。これは脱却しないとというふうに思うんですけども、1世帯当たりの年間国保税、それから1人当たりの年間国保税、平均ですけども、お幾らになりますか。
432 ◯委員長(座親政彦君) いずれも数値ですけど、大丈夫でしょうか。大森保険年金課副課長。
433 ◯保険年金副課長(大森克巳君) 平成29年度の1世帯当たりの賦課額、それと1人当たりの賦課額でございますけれども、1世帯当たりの方が15万3,141円、1人当たりの賦課額が9万5,946円でございます。
434 ◯委員長(座親政彦君) 佐藤委員。
435 ◯委員(佐藤多美男君) 数字が大体そろいましたけども、あと、短期保険証の数字がないんですが。1人当たりあるいは1世帯当たりの保険税が本市はトップではないですね。やや高い方、トップクラスの方なんですけども。本市は一般会計からの繰り入れは、この決算書にもありますけども、3億8,586万1,200円でございますね。これだけの制度外の繰り入れをして被保険者の国保税を軽減していると。そういうふうな措置を行っている。これは評価するんですけども、それをやってもなおかつこういう状態なんですね。
もう一つ、収納率をちょっと挙げたいと思います。収納率については、決算資料の18ページ、一般市税と国保税、2つに分かれております。37市の税の比較ということですが、国保税は平成29年度において現年が90.8%、これは県平均ですね。本市が87.8%で、滞繰分は県の平均は21.1%だけども本市は19.1%、20位ということで、非常に悪いですね。国保税も高いのもAクラス、それから、収納率も悪い方、ワーストAクラスですね。これはなぜこうなっているか分析をしておりますでしょうか。
436 ◯委員長(座親政彦君) 渡邉財務部次長。
437 ◯財務部次長・収税対策室長(渡邉雅彦君) 国保税の収納率が悪いという分析ということでございますが、所得階層ごとに調査をしたデータがございまして、そちらにつきましては、平成29年度に1期でも滞納があった世帯3,004世帯のうち、未申告もしくは所得なし、こちらが1,175世帯、全体の約4割でございます。そういったことから、いわゆる負担能力がない方も多いのかなというところで、収税対策室といたしましては、一般会計との重ねての答弁になってしまいますが、財産調査を行った上で、制度に基づきまして財産がある方については強制執行、財産がない、負担能力がないと判断された場合には執行停止処分、こちらを適正に執行してまいりたいと考えております。
以上でございます。
438 ◯委員長(座親政彦君) 佐藤委員。
439 ◯委員(佐藤多美男君) 国民健康保険税そのものが、農家とか、それから中小業者、漁業者、そうした方が多いので、どうしても負担が大きくなるというふうな制度的な問題もあります。しかし、これは変えていかなくちゃいけないんですけども、本市だけでなかなかどうかするというのは難しいわけで、一般会計からの繰入金を入れているわけで、繰入金の問題なんですけども、この
決算審査特別委員会でも総体的事項の中で財務部長がおっしゃったんですかね。この一般会計からの国保会計への繰り入れがあるために実質収支比率が悪いとかおっしゃったことがあると思うんですけども、やっぱりこれは最低必要、なお国保税の引き下げというのは考えなくちゃ改善できないと思うんですね。収納率も悪い。それから、資格証明書の発行率も悪い。短期保険証の発行率も悪い。ですから、この一般会計からの繰り入れというのは今後もどうしても最低限維持していく必要はあると思うんですけども、そういうことの考えを、今後とも引き続き措置をとられるのか、いかがですか。
440 ◯委員長(座親政彦君) 吉田保険年金課長。
441 ◯保険年金課長(吉田修三君) 今、委員のおっしゃいました繰り入れの件でございますけれども、こちらにつきましては法定内の繰り入れと法定外の繰り入れがございます。法定内の繰り入れにつきましては、今までも法に従って繰り入れをさせていただいております。法定外につきましては、年度末において歳入不足が生じた際に、その金額に応じて今までは繰り入れをさせていただいているということになります。この法定外繰り入れにつきましては、国保の運営に関しましては原則的に特別会計の中で法定内繰り入れを含め収支の均衡を図っていきたいというふうに考えております。
以上です。
442 ◯委員長(座親政彦君) 先ほどの短期保険証の関係の数字は出ましたでしょうか。大森保険年金課副課長。
443 ◯保険年金副課長(大森克巳君) 先ほどの保険証交付世帯、平成29年度の3月末現在の数字でございますけれども、短期保険証発行世帯が749世帯、被保険者数でいいますと1,218人でございます。
以上です。
444 ◯委員長(座親政彦君) そのほか。竹内委員。
445 ◯委員(竹内伸江さん) 佐藤委員の収納率に関してちょっと関連なんですけれども。本市の国保の収納率は、県内で見ると確かに低いと思います。ほかの自治体によっては、保険料のため滞納したら2年間督促しますけれども、それ以上過ぎると時効を迎えて滞納リストから外れてしまって、分母自体が少なくなるという状況があります。全体的には収納率が高く算出されてしまうという状況があるんですけれども、一方、本市の場合は保険税のため5年間督促ができますので、滞納者は減りにくいという方向性があり、また、増えるという可能性も強いと思います。収納率は、結果、低くなってしまうんですけれども。
そこで収税対策室にお伺いするんですけれども、保険料として扱っている市町村は幾つぐらいあるか、お伺いします。
446 ◯委員長(座親政彦君) 渡邉財務部次長。
447 ◯財務部次長・収税対策室長(渡邉雅彦君) お尋ねの保険料として扱っている市町村の数でございますが、県内54市町村中、千葉市、船橋市、習志野市を初め10市が保険料でございます。
以上でございます。
448 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
449 ◯委員(竹内伸江さん) では、その10市の県内の収納率の順位は高いのでしょうか。おわかりになれば教えてください。
450 ◯委員長(座親政彦君) 渡邉財務部次長。
451 ◯財務部次長・収税対策室長(渡邉雅彦君) 平成29年度の現年度分と滞納繰越分の合計の収納率の順位でお答えいたします。2位、5位、6位など20位以内が10市中8市、残りの2市は40位と41位でございます。
以上でございます。
452 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
453 ◯委員(竹内伸江さん) そのような結果になるかなというふうに思うんですけども。
ここ数年の対策、特に平成29年度の徴収対策についてお伺いしたいと思います。
454 ◯委員長(座親政彦君) 渡邉財務部次長。
455 ◯財務部次長・収税対策室長(渡邉雅彦君) こちらにつきましても同様の答弁になってしまいますが、預貯金などの差し押さえのほかに、滞納処分の強化といたしまして、継続債権であります給与の差し押さえを積極的に行うとともに、1時間当たり約220件程度の催告ができる自動音声電話催告システムを平成29年の7月から導入いたしまして、納期限後の早い時期により多くの滞納者に早期納付を促しております。また、弱者といいますか、負担能力のないというような方につきましては、福祉の窓口をご案内するなど、対策を講じています。
以上でございます。
456 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
457 ◯委員(竹内伸江さん) 執行部でも滞納を減らすために努力しているということがわかりました。
県の国民健康保険運営協議会の資料によりますと、県内で平成29年度に決算補填を目的として法定外繰り入れを行っている団体が18団体あります。本市は法定外繰り入れを行っておりませんが、これを行うことによって税率を下げて負担を軽減して収納率を上げることや、法定外繰り入れによる負担軽減を行わず滞納額が増えることについてどのようにお考えか、伺いたいと思います。
458 ◯委員長(座親政彦君) 吉田保険年金課長。
459 ◯保険年金課長(吉田修三君) 法定外繰り入れの実施につきましては、県内の実施団体は減少しているのが現状でございます。本市においては、国民健康保険税の税負担については近年の資産割の廃止に伴う所得割の変更以外に、税率等の改正につきましては平成21年度から基本的に行っておりません。1人当たりの医療費は増加する中で、保険者の方の負担を維持しているものと考えております。また、近年では収納率についても向上しておりますので、先ほどもご答弁いたしましたけれども、今後も現在のような形で特別会計内での収支の均衡を図ることを原則として運営をしてまいりたいと考えております。
以上です。
460 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
461 ◯委員(石井徳亮君) 187ページの出産育児一時金ですけれども、こちらのところの数字を見ますと、当初予算が7,518万円、補正をかけまして予算が5,880万円、ですけども、支出とすると4,017万3,565円で不用額は1,862万6,435円となっているんですけど、これ、当初の予算からすると半分ちょっとぐらいな感じの数字に見えるんですけど。また、こちらの成果説明書の方の18ページを見ますと、こちらの支給件数が96件となっているんですけど、何かちょっと自分の考えからすると随分、金額的もそうなんですけど、件数も少ないような気がするんですけど。これ、こういう数字になった要因とかというのはつかんでいらっしゃいますでしょうか。
462 ◯委員長(座親政彦君) 吉田保険年金課長。
463 ◯保険年金課長(吉田修三君) 出産育児一時金についてでございますが、平成28年度の146件に比べまして激減しているというのが現状でございます。残念ながら、我々の方でどのような理由で出産に至らないのかというのについては現状分析をしていないところでございます。
以上です。
464 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
465 ◯委員(石井徳亮君) じゃ、現状分析していないということになりますと、例えばこの7,518万円というのは、その前の年の実績からただ単にちょっと入れたというような感じの予算額だったんでしょうか。
466 ◯委員長(座親政彦君) 吉田保険年金課長。
467 ◯保険年金課長(吉田修三君) 前年度のものから基本的には減少傾向にあるものでございますので、そちらを加味して予算措置をしておりますけども、具体的な積算根拠まではちょっと今持ち合わせておりませんので、調べまして、後ほどご答弁したいと思います。
以上です。
468 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
469 ◯委員(石井徳亮君) 平成28年が146件で平成29年が96件という形で減っているという話なんですけど、木更津市では何か出生数が増えてきていると、人口も増えてきて、そういう形ではちょっと思っていたんですけども、そういったものとはリンクしていかないんですかね。出産に至らなかったとご答弁ありましたけども、そういったとことはかみ合っていかないんですか。
470 ◯委員長(座親政彦君) 吉田保険年金課長。
471 ◯保険年金課長(吉田修三君) 市全体の出生率と国保の場合は必ずしもリンクをしないというふうに考えております。といいますのは、まず、基本的に年齢構成が高くなっているということ、それと、先ほど佐藤委員からもお話ありましたが、以前は農林漁業者ですとか小売の自営業の方が多かったんですけれども、最近は社会保険の加入要件も緩和されまして、低所得者の方等が増えていることも含めますと、必ずしもリンクしないのではないかと考えております。
以上です。
472 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
473 ◯委員(石井徳亮君) 国保という形ではそういう形だとは解釈いたしました。総じて例えば国保だけのことになるので、状況的にはどうかわかりませんけども、なるべくこういうものを実情に合った支出していただければと思いますので、よろしくお願いします。
474 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
475 ◯委員(國吉俊夫君) 国保会計ですのでちょっとそれに付随して質問させていただきます。
決算資料のところに時間外勤務の状況を書いてあります。昨日も質問させていただきましたけども、市民部保険年金課は2番目でございます。1人当たりの時間は207時間としてそうは多くないんですが、最多職員手当212万8,000円、他の課の手当と比較すると2番目に最高でございます。年間773時間の時間外勤務。1人の人に偏っていませんか、仕事が。それとも、その人が仕事ができないんですか。課としてどのようなことを考えていますか。
476 ◯委員長(座親政彦君) 吉田保険年金課長。
477 ◯保険年金課長(吉田修三君) この職員につきましては専門職の職員でございまして、昨年作成しましたデータヘルス計画等の作成にかかわっておりました。こちらにつきましては、他の市の中で業務委託をしている市もある中で、職員の力で全てつくり終えたということでございます。また、それに加えまして、国民健康保険の所管課につきまして、近隣4市で会をつくっているわけですけども、その幹事を当市が行っておりまして、その幹事の事業としまして慢性腎臓病の予防に係る委員会の立ち上げ等の、非常に重たい事業をやっておりましたので、専門職ということで負担がかかってしまったというふうに考えております。
以上です。
478 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
479 ◯委員(國吉俊夫君) わかりました。
では、平成30年度ではそういうことは発生しないというようなことが想定できますか。
480 ◯委員長(座親政彦君) 吉田保険年金課長。
481 ◯保険年金課長(吉田修三君) 今年度につきましてはそういった事業はございませんので、その専門職の方に過重な負担がかかることはないというふうに考えております。
以上です。
482 ◯委員長(座親政彦君) そのほか、ございますか。平野委員。
483 ◯委員(平野卓義君) 1点、決算書175ページ、176ページで、5款5項5目一般被保険者国民健康保険税、次のページ、退職被保険者等国民健康保険税について伺います。
一般退職の現年分の調定額が31億4,000万円で、昨年度の34億9,000万円から3億円以上減少していますが、どのような理由か、また、平成30年度、今年度以降はどのように推計するのか、伺います。
484 ◯委員長(座親政彦君) 吉田保険年金課長。
485 ◯保険年金課長(吉田修三君) まず、国保税の税率についてでございますけども、課税内訳のうち資産割を平成30年度に廃止するため、平成28年度から平成30年度にかけて段階的に資産割の税率を下げており、資産割の減収分を所得割の税率に乗せた変更を行っておりまして、課税対象者が同じ場合は税率の変更前と変更後で被保険者全体の調定額は同額になるような変更をこの3年間やっておりますので、今回税率改正による調定額への影響はないというふうに考えております。
そのような状況の中で、現年分の調定額の減少につきましては、課税対象である被保険者の方の減少が大きな原因であろうと考えております。被保険者の数は昨年度に比べて約8%減少しておりまして、また、現年調定額は約10%減少しております。これにつきましては、保険者1人当たりの平均所得額が少ないということも影響していると考えております。
今後の見込みでございますが、保険者の高齢化に伴う後期高齢者医療制度への移行が増加しているため、今後も被保険者の減少は続くものと予想されております。一方で、1人当たりの医療費は年々増加しております。先ほど申し上げたとおりでございます。ですので、これまでどおりの税率の維持というのは厳しくなっていくのかなというふうに考えております。そういった中で、今後は平成30年度の国保広域化による国保財政の仕組みの変更の影響、また、税収以外の国、県の補助金の活用など、被保険者の負担が増大しないような配慮をしながら国保特別会計の収支均衡を図り、適切な国保税率及び調定額を設定するよう努めてまいりたいと考えております。
以上です。
486 ◯委員長(座親政彦君) 平野委員。
487 ◯委員(平野卓義君) 配慮のほど、よろしくお願いいたします。
488 ◯委員長(座親政彦君) そのほか、ございますか。
〔発言する者なし〕
489 ◯委員長(座親政彦君) 質疑終局と認め、続きまして、197ページから211ページまでの後期高齢者医療特別会計についてご審査を願います。
石井委員。
490 ◯委員(石井徳亮君) 203ページの後期高齢者医療保険料の不納欠損額についてちょっとお伺いしたいんですけども。決算資料34ページですね。こちらの方が、説明欄のところを見ますと、不納欠損が314万400円になっていますけど、その手前での収入未済額が平成29年度が1,250件、その下の欄でもそうなんですけど、滞納繰越分では平成28年度が875件、平成27年度で137件等ありますけども、数字が飛躍的に何か伸びているというような感じがするんですけど、これに関してはまずどのように考えていらっしゃいますか。
491 ◯委員長(座親政彦君) 吉田保険年金課長。
492 ◯保険年金課長(吉田修三君) こちらにつきましては、まことに申しわけございません。被保険者の増加というところに伴う滞納者の増加につきまして解消の事務が追いつかない、それにより結果的に昨年度よりも増加したというのが現状でございます。
以上です。
493 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
494 ◯委員(石井徳亮君) じゃ、増加される件数に追いつかないというような形では今お話があったんですけど、これについてはどんどん対象者というのは増えていくと思うんですけども、そうすると、未然にあらかじめ、もうここである程度の傾向はわかっているわけですので、それを事前に対策しないと、これ以上どんどん未済額が増えていくという形になりますので、その辺の対策を考えるのか、ちょっとお伺いします。
495 ◯委員長(座親政彦君) 吉田保険年金課長。
496 ◯保険年金課長(吉田修三君) 徴収対策ということでございますけれども、以前からも督促状や催告状の発送、電話催告、休日臨戸による訪問などを行っております。近年は特に、75歳になると後期高齢者になられるわけですけども、その際に、それまで年金から引かれていた方が当初だけ年金から引かれないということが制度上ございます。皆さん、ずっと年金から引かれているから払わなくていいんだと、書類等を出しても、そのような思い込みがあるものですから払っていただけないというようなことがございますので、こちらについては早期に接触をして徴収を進めようということで取り組みを行っております。
以上です。
497 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
498 ◯委員(石井徳亮君) じゃ、例えば初年度の納付についての原因がわかっている場合に、それを納付の方法をあらかじめ、いいか悪いかはちょっと別として、年金の方からいただくような仕組みにして、それ以降の続くシステムをそこを前倒しするようなことというのはできないんですか。
499 ◯委員長(座親政彦君) 吉田保険年金課長。
500 ◯保険年金課長(吉田修三君) こちらにつきましては年金特別徴収といいますけども、こちらについては我々の制度ではございませんので、法律の方で決まっている制度でございますので、うちの方で変えることは今のところできないというふうに考えております。
以上です。
501 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
502 ◯委員(石井徳亮君) それで、市の方でできなくて、75歳を迎えるというのは74歳になれば誰でもわかる話なので、そしたら、75歳を迎える方には事前に今度後期高齢者制度がこうなりますよという通知を今でもしていると思うんですけども、その辺のことをもっと周知徹底していかないと、職員さんの方も仕事が追いつかない、残業が増えるという形にもなってくると思いますので、事前に準備できることは準備をして、75歳を迎える方に対応するような形で進めていただきたいと思います。よろしくお願いします。
503 ◯委員長(座親政彦君) 大森副課長、先ほどの積算根拠についてお願いします。大森保険年金副課長。
504 ◯保険年金副課長(大森克巳君) 先ほど石井委員の方からお尋ねありました出産育児一時金の毎年度の推計の立て方なんですけれども、予算の時点で半年なり7ヶ月なりのそこまでの実績値で前年度の件数を見込みまして、その前年度の件数と同じ件数を次年度の予定件数として予算化しておるものでございます。
以上です。
505 ◯委員長(座親政彦君) そのほか、ございますか。
〔発言する者なし〕
506 ◯委員長(座親政彦君) 質疑終局と認め、続きまして、213ページから241ページまでの介護保険特別会計についてご審査願います。
ご質疑ございませんか。石井委員。
507 ◯委員(石井徳亮君) 235ページの任意事業費のこの地域自立支援生活支援事業費のところで、こちらの方を資料を見ますと、7月の人事異動で業務が多忙のため研修に不参加であったという形で不用額が出ているんですけども、通常こちらの研修というのは年間何回ぐらい、何人ぐらい参加されているんでしょう。
508 ◯委員長(座親政彦君) 植野介護保険課長。
509 ◯介護保険課長(植野 博君) 定期的というんですか、年間決まったものではないんですけれども、相談員さんの研修と、あと、職員の方の研修があると思います。回数的には、先ほど申し上げたとおり年間何回という定期的なものではございませんので、何人分が業務多忙により行けなくなったという回数的なものは、申しわけございません、持ち合わせておりません。
以上でございます。
510 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
511 ◯委員(石井徳亮君) それでは、平成29年度は7月の人事異動が原因というような形の文言があるんですけども、本年度とかはもうそれは対応ができていて解消になっているという形でよろしいんでしょうか。
512 ◯委員長(座親政彦君) 植野介護保険課長。
513 ◯介護保険課長(植野 博君) おっしゃるとおりでございます。
514 ◯委員長(座親政彦君) そのほか、ございますか。石井委員。
515 ◯委員(石井徳亮君) 236ページの認知症総合支援事業のところで、取り扱う件数が少なかったため、12月以降、医療、介護に早くつながったためというような形で書いているんですけど、これは認知症の初期の集中支援事業に携わらずに、すぐそのときに認知症だというふうに認定されちゃったから登録が少なかったということなんでしょうか。
516 ◯委員長(座親政彦君) 清水高齢者福祉課長。
517 ◯高齢者福祉課長(清水和也君) 認知症初期集中支援事業費でございますけども、昨年の7月に本市で初期集中支援チームを2チーム発足いたしました。昨年度につきましては、初年度だったこともありまして、件数の見込みが多く出ていたところでございます。実際は実績といたしましては、こちらの扱う内容が高齢者福祉課、地域包括支援センターに相談を寄せられた医療、介護に結びついてない方をこのチームでやるものでございまして、そちらの報償費等になっておりまして、想定していたものよりも件数が少なかったことと、想定していたものよりも初期集中チームで取り扱うことがなく、包括支援センターもしくは市の方で対応がとれたということで不用額が発生したところでございます。
以上です。
518 ◯委員長(座親政彦君) そのほか、ございますか。
〔発言する者なし〕
519 ◯委員長(座親政彦君) 質疑終局と認め、以上で、関係特別会計の審査を終了いたします。
ここで、答弁席入れ替えの間、暫時休憩いたします。
(午後1時44分)
───────────────────────────────────────
(午後1時46分)
520 ◯委員長(座親政彦君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。
次の審査に入ります前に、昨日の審査の中で三上委員から請求のございました資料について執行部の方から配付がございましたので、説明を求めます。
中村健康こども部次長。
521
◯健康こども部次長・
こども保育課長(中村伸一君) 昨日、本委員会におきまして、木更津市富士見3丁目1931番地の28、こちらの土地の賃貸借に伴いまして、その上に建ちます建物の件のご質疑があったというふうに聞いております。ここに建つのが保育園でございまして、保育園の建設、施設整備につきましては、健康こども部こども保育課の所管でございますので、資料をつくらせていただきまして、概要についてご説明をさせていただきたいと思います。お手元の資料を見ながらお聞きいただければというふうに思います。
まず、事業の概要でございます。
皆様ご承知のとおり、本市は待機児童が発生をしております。年度当初は83名、現在では169名の待機児童が発生しておりまして、こちらがいずれもゼロ歳児から2歳児までとなっております。このような状況の中、木更津社会館保育園を運営しております木更津大正会の方が今年度の事業としまして、隣接しております市有地を借用して1歳児、2歳児専門の保育施設を建設するという事業が今現在進められております。市といたしましては、待機児童解消の一助となることから、国の保育所等整備交付金を活用して、この民間保育所の増築支援を今取り組んでいるところでございます。
資料の2番目の施設の概要でございます。
まず、場所につきましては、現在の社会館保育園の北側の駐車場として使用している場所の富士屋ホテル側に建設を予定しております。利用定員は20名、1歳児10名、2歳児10名の予定でございます。開設の予定は平成31年の4月を予定しております。
これまでの経緯について若干説明させていただきます。
まず、平成28年の12月、このときに社会福祉法人大正会から隣接地を保育施設用地として借用したい旨、市の方に要望がございました。その後、市内部におきまして総合政策会議を経まして意思決定をし、平成29年6月8日に市と大正会との間で土地の賃貸借契約が締結をされてございます。こちらにつきましては、保育園用地として使用し、その他の用途には使用しないものと、そういうような賃貸借契約となっております。それを受けまして、大正会と施設整備に関する事前協議を開始させていただきました。今年度に入りまして、国の方に保育所整備交付金事前協議書を提出してございます。6月、国の方から内示をいただいたところでございます。それに伴いまして、社会館保育園の方では平成30年6月に設計委託の入札を行い、平成30年9月3日に工事の入札を行ったところでございます。
工事着手につきましては、現在、市の方に社会館保育園から補助事業の申請交付がございます。こちらの交付決定を出した後、すぐ着手をする予定となっております。
現状は以上のようなところでございます。工事の概要につきましては、そちらの資料をご覧いただきたいと思います。
以上でございます。
522 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
523 ◯委員(國吉俊夫君) 昨日のご答弁の中で、賃貸借契約で借地権は発生しないというご答弁をいただいたと思います。間違いないですね、そのときには。
524 ◯委員長(座親政彦君) 多賀管財課長。
525 ◯管財課長(多賀一也君) 昨日のご答弁のとおり、契約の中に目的外のときには解約ができるということですので、借地権は発生しないようにと考えております。
以上です。
526 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
527 ◯委員(國吉俊夫君) この工事概要を見ますと、建物が建つんですよ。借地権が発生するんですよ。建物が建って借地権が発生しないことはあり得ないんですよ。これ、理解していますか。
528 ◯委員長(座親政彦君) 多賀管財課長。
529 ◯管財課長(多賀一也君) 期間に対しましては、建物が建つということになりますと、借地権の存続期間が30年ということで契約をさせていただいております。これによりますと、借地借家法の第3条ということでございますけども、その場合につきましては、借地権の存続期間が30年ということになりますと、ただし、契約でこれより長い期間を定めたとき、その期間内とするということもあります。また、昨日も申し上げましたが、財務規則で建物または工作物の所有権を目的とする建物、土地の貸し付けは30年以内ということから、貸し付けを30年というふうに設定をさせていただいたことでございます。
以上です。
530 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
531 ◯委員(國吉俊夫君) 答弁が違うんじゃないの。30年間でまた更新ができるんじゃないの、この契約。30年で、定期借家で30年で終わるんですか。定期借家なんですか。
532 ◯委員長(座親政彦君) 多賀管財課長。
533 ◯管財課長(多賀一也君) これは土地の賃貸契約ということで契約をさせていただいてございます。
534 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
535 ◯委員(國吉俊夫君) じゃ、定期借家ではないということですね。ということは、30年後にまた契約をやっていくということでいえば、借地権が発生するんですよ。法律的にそれ、ちゃんと調べましたか。
536 ◯委員長(座親政彦君) 多賀管財課長。
537 ◯管財課長(多賀一也君) 借地借家法第3条ということで、30年ということで確認はしております。
以上です。
538 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
539 ◯委員(國吉俊夫君) 建物が建つことによって、建物が登記されることによって、逆に言ったら建物は登記しないんですか。
540 ◯委員長(座親政彦君)
中村健康こども部次長。
541
◯健康こども部次長・
こども保育課長(中村伸一君) これは国の補助事業で建設をさせていただきます。登記の方はする予定でございます。
542 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
543 ◯委員(國吉俊夫君) 建物が登記されるということは借地権の発生ですよ。ですから、昨日で質疑したところの概要で、売却したときに土地鑑定士の評価の内容に、借地権が発生するから何割減額にしましたという形でちゃんと説明したじゃないですか。今回も借地契約をやった上に建物を建てることによって借地権が発生しますので、また評価のときに、将来的に売るときに減額対象になるんですよ、これは借地権ということで。もう一度聞きたい。借地権の発生はするんですか、しないんですか。
544 ◯委員長(座親政彦君) 多賀管財課長。
545 ◯管財課長(多賀一也君) 借地借家法の第3条ということで、30年という形になりますので、借地権の関係につきましては、発生するということでございます。私の勘違いでございます。大変申しわけございません。
546 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
547 ◯委員(國吉俊夫君) そうですよね。借地権は、当然建物登記が保存されることによって借地権の発生が出てくるんです。これは子どもたちのためにということで木更津市は考えているんですから、いいと思いますけども、やっぱりそういう法律的な面はきっちりと、やっぱり担当部局はわかってなきゃいけないですよ。私なんかがわかっていて、本当の契約担当部局がわからなかったら始まらないじゃないですか。
わかりました。これは借地権の発生がするということの答弁をいただいたので、ちゃんと書面として残るはずですので。わかりました。
548 ◯委員長(座親政彦君) それでは、次の審査に移ります。105ページから112ページまでの第20款衛生費のうち、第5項保健衛生費についてご審査願います。石井委員。
549 ◯委員(石井徳亮君) 106ページのこちらが保健衛生総務費の15番、自殺対策事業費、これ、何回も結構いろんな話が出ていて、中学生向けの講演会をするという形の費用に充てるという答弁とかっていただいたことがあったんですけども、その後、例えば平成29年度行った講演でどのようなところまで突っ込んでやれたのか、実績的なものを教えていただきたいと思います。
550 ◯委員長(座親政彦君) 長谷川健康推進課副課長。
551 ◯健康推進課副課長(長谷川直樹君) 平成29年度の実績といたしましては、若年層の自殺対策として、市内中学校5校で命の大切さを学ぶ講演会を実施いたしました。
以上でございます。
552 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
553 ◯委員(石井徳亮君) ずっと中学校に例えば若年層対策という形でやっていらっしゃるのはわかるんですけども、実際問題、よくラジオとかのニュースでJRが運転を見合わせましたとかというものについては大体が自殺だというようなお話を聞いたことがあったんですけど、そうすると、例えば若年層に対しては必要なのはわかりますけど、もう少し年齢層の高い働き盛りの方たちに向けての対策もこれから必要になるかと思うんですけども、この辺の対策の事業費、もう少し膨らめて、そういうもう少し高い年齢層のために行うような考え方はありますでしょうか。
554 ◯委員長(座親政彦君) 小磯健康推進課長。
555 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 健康きさらづ21の中で心の部会がございます。この中で自殺も含めた対策を行っております。以前もご紹介したかと思いますが、窓口での接客、問題をいち早くつかめるような接客のマニュアルですとか研修等についても取り組んでおります。あと、メンタルヘルスの分野は大変医療的な資源も少のうございますが、臨床心理士等のご協力をいただきまして、メンタルヘルスについての取り組みも少しずつですが行っております。
556 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
557 ◯委員(石井徳亮君) 市役所の職員さんでもストレスチェック等をされているという話ですけども、こういうストレスチェックを市内の事業所とかでも広くどんどん進めていっていただけるような対策をちょっと進めていただければと思いますので、よろしくお願いします。
558 ◯委員長(座親政彦君) そのほか、いかがですか。白坂委員。
559 ◯委員(白坂英義君) 105ページですかね、いきいき館の嘱託医の報酬ということで36万円計上されていますけれども、この嘱託医の業務内容を教えてもらえますか。
560 ◯委員長(座親政彦君) 小磯健康推進課長。
561 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) いきいき館利用者の安全や衛生状態の指導、あるいは緊急時に相談をさせていただくなど、医療的なケアのために嘱託医をお願いしているところでございます。
562 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
563 ◯委員(白坂英義君) この嘱託医というのは、こういった施設には法律か何かで置きなさいと決められているんですか。
564 ◯委員長(座親政彦君) 小磯健康推進課長。
565 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 法律には特に決まっておりません。民間の施設等ですと、ナースコールみたいな何かあったときに相談に乗ってくれるナースとつながっているとか、サービスの一環として実施しているというのは聞いたことがございます。
566 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
567 ◯委員(白坂英義君) じゃ、実績として、平成29年度この嘱託医はどのような業務というか、仕事をしたのか、教えてください。
568 ◯委員長(座親政彦君) 小磯健康推進課長。
569 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 毎月1回、定例ミーティングがございます。そのときには感染症の動向ですとか現在の注意事項など情報提供をいただくとともに、プールなどは感染症が広がりやす施設ですので、指導いただいています。それから、緊急時ですね。けがをした、あるいは倒れてしまったといった場合は、救急車の手配ももちろんなんですが、そのときには嘱託医に連絡を取り、応急処置の指導をいただいたりということをしております。実績といたしましては、年間に二、三例ですがございます。
以上でございます。
570 ◯委員長(座親政彦君) そのほか、ございますか。國吉委員。
571 ◯委員(國吉俊夫君) 106ページなんですけども、備考の方の説明で13のところなんですけども、木更津食品衛生大会負担金14万7,000円ということなんですけども、ちょっと具体的にどのような大会というか、行事なんでしょうか。これをご説明いただきたいと思います。
572 ◯委員長(座親政彦君) 小磯健康推進課長。
573 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 木更津食品衛生大会負担金につきましては、食品衛生の普及向上の功労のあった方等の表彰、あるいは食中毒等の防止のための周知などの活動を行っております食品衛生の団体がございます。保健所に事務所がございますが、こちらの団体が2年に一遍大会を行っておりまして、この中で公衆衛生の向上を図るための活動、地域住民の保健衛生を向上させることを目的として大会を行っております。この大会の負担金として支出しているものでございます。
574 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
575 ◯委員(國吉俊夫君) じゃ、2年に一度ということは、平成30年度に予算が出ていると思うんだけど、載ってないということですよね。〔「はい」と呼ぶ者あり〕
それと、同じく106ページの備考欄の16のところの(2)として健康管理システム事業187万4,000円、この事業内容もちょっと教えていただきたいと思います。
576 ◯委員長(座親政彦君) 小磯健康推進課長。
577 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 健康管理システムにつきましては、平成25年度に導入いたしましたシステムの保守業務等の経費でございます。ほとんどが委託料でございますが、そのシステムを導入するに当たっての保守管理ということで経費を計上してございます。
578 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
579 ◯委員(國吉俊夫君) システムを導入するためのということですか。
では、申しわけない、システムを導入するのであれば、その健康管理という業務はどういうあれなんですか。ちょっと仕事内容。
580 ◯委員長(座親政彦君) 小磯健康推進課長。
581 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 予防接種の接種状況ですとか、それから、がん検診、若年健診等の受診状況及びそのデータの保管ですね。データの管理と今後の施策に結び付けるためのシステムとうことでございます。
582 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
583 ◯委員(國吉俊夫君) わかったようなわからないようなちょっとあれですけども。
3点目、106ページ、10目の予防費の中で予防接種費3億400万円ですか、これ、ちょっとご説明をいただきたいと思います。
584 ◯委員長(座親政彦君) 小磯健康推進課長。
585 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 予防接種費につきましては、国の定める定期接種及び市が定めた任意接種について、感染症予防のために法律に基づいて接種しているものでございます。種類が定期接種としてA類として、ワクチンの数ですと15種類ございますので、これを定められた対象の方に定められたタイミングで接種をしていただくための費用でございます。
586 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
587 ◯委員(竹内伸江さん) 今の予防接種費なんですが、不用額が2,169万9,000円ということなんですけれども、ちょっと多額なので、接種者数が予想を下回った結果ということになるとは思うんですけれども、このように多額な不用額が出る理由について少々聞かせていただきたいと思います。
588 ◯委員長(座親政彦君) 小磯健康推進課長。
589 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 確かに2,000万円というのは大きな額でございます。大きな要因といたしましては、小さいお子さんが受けるものがほとんどですので、感染症の流行等によって接種者が増減すること、それから、1本の接種費が1万円を超えるものもございますので、額の変動が大きいことなどです。特に昨年はインフルエンザが早目にはやった関係で、なかなか数字が読みづらく、3月補正でもちょっと対応し切れていないという状況でございます。
590 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
591 ◯委員(竹内伸江さん) それでは、予防接種の周知についてはどのような方法で行っていますでしょうか。
592 ◯委員長(座親政彦君) 小磯健康推進課長。
593 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) イメージとしては、多分小さいお子さんが多いと思いますので、最初にお生まれになったときに予防接種ガイドをお渡しして内容をお示ししております。それから、対象となる時期あるいは対象となる方に対しては個別勧奨を進めておりまして、一定の期間を過ぎてしまうと定期接種として受けられない場合も出てまいりますので、その辺は周知を図っているところでございます。また、保育園の園長会議ですとか学校、あるいは就学時健康診断などで、保護者あるいは保育士、養護教諭などに対して接種勧奨のご協力をいただいているところでございます。また、ホームページ、広報等については、毎月新しい情報をお届けしております。
594 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
595 ◯委員(竹内伸江さん) そのような周知をしていただいても、なおかつ未接種者というのがいらっしゃると思うんですけども、そのような未接種者に対しての対応はどのように行っていますでしょうか。
596 ◯委員長(座親政彦君) 小磯健康推進課長。
597 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 乳幼児健診などで接種が遅れているあるいは未接種が続いている状態などを把握しますこと、あるいは、先ほども出ましたシステムの中でも見つかりますので、そういう方たちには積極的に個別勧奨するとともに家庭訪問なども行いまして、タイミングを逃さないようなご案内をしているところです。
598 ◯委員長(座親政彦君) 平野委員。
599 ◯委員(平野卓義君) 決算書111ページ、備考欄の一番下、後期高齢者健康診査事業費5,905万4,428円、次ページの備考欄一番上、後期高齢者短期人間ドック事業費1,266万9,014円について伺います。
まず、後期高齢者健康診査の受診状況について伺います。
600 ◯委員長(座親政彦君) 吉田保険年金課長。
601 ◯保険年金課長(吉田修三君) 後期高齢者の健康診査の受診状況についてお答えいたします。こちら、最近確定数字が出ましたが、平成29年度は対象者1万5,403人に対しまして6,759人が健診を受診いたしました。受診率は43.9%となっておりまして、広域連合の受診率35.6%を上回っております。
以上です。
602 ◯委員長(座親政彦君) 平野委員。
603 ◯委員(平野卓義君) 後期高齢者短期人間ドック事業費については、平成28年度と比較して358万円増えていますけども、その理由と、また、その効果をお伺いします。
604 ◯委員長(座親政彦君) 吉田保険年金課長。
605 ◯保険年金課長(吉田修三君) 後期高齢者短期人間ドック事業費の増額の理由についてお答えいたします。平成29年度は313人が受診しておりまして、平成28年度の226人に比べまして87人増えているのが増額となった理由でございます。この事業の効果についてですが、後期高齢者の健康診査及び短期人間ドック事業は、いずれも疾病の早期発見・早期治療を図り、健康保持等を目的としまして被保険者本人に検査結果をお知らせし、健康に対する自覚を促すものでございます。
以上です。
606 ◯委員長(座親政彦君) 平野委員。
607 ◯委員(平野卓義君) 検査結果についての今後の活用方法があれば、お伺いします。
608 ◯委員長(座親政彦君) 吉田保険年金課長。
609 ◯保険年金課長(吉田修三君) これまでは今ご説明したとおり自覚を促す段階にとどまっておりましたけれども、本年4月に厚生労働省が後期高齢者の特性を踏まえた保健事業のガイドラインを作成いたしました。これにより具体的な取り組みに関する指針が示されましたので、市町村は、広域連合から提供される健康や医療の情報を活用して地域の疾病構造や健康課題を把握し、地域の特性を踏まえた保健事業の推進が求められることになりましたので、関係各課と連携し、後期高齢者の保健事業について検討会を5月から実施しているところでございます。
以上です。
610 ◯委員長(座親政彦君) 平野委員。
611 ◯委員(平野卓義君) 検討会が後期高齢者のためになりますよう、よろしくお願いいたします。
612 ◯委員長(座親政彦君) 引き続き、石井委員。
613 ◯委員(石井徳亮君) 110ページの保健施設費の上から2行目、母子保健コーディネーター報酬費の215万1,000円ですが、こちらは成果説明書の方でも、その年度に助産師資格を有する母子保健コーディネーターを配置し、妊娠や出産に向けた健康づくりの充実を図ったとなっていますけども、こちらの助産師資格がある方の方が経験があるのは当たり前なんですけども、そちらの方の6名を配置した内容、例えばそこのネウボラにいるのか、訪問するのか、その辺のちょっと細かい内容を教えていただきたいと思います。
614 ◯委員長(座親政彦君)
山口子育て支援課長。
615
◯子育て支援課長(山口裕之君) 昨年度は健康推進課に置かれておりました。平成29年度決算でございますので、こちらにつきましては市民部の健康推進課におられたという形になります。今のご指摘は、今年度を見据えて設置したというご説明を以前させていただいておりますので、恐らくそれを見据えてのご質疑だと思います。そういう意味では、毎日1名は今年度、昨年度もですけれども、ほぼ配置、都合がつかなかった場合もございますけれども、1名はほぼ配置しておりました。今年度に至りましては、こどもの森の方で実施しています事業についても、そのときは半日、別の母子保健コーディネーターに現地に行っていただいて、主にプレママ講座ですけれども、これからお母さんになる妊婦さんへの講座にご参加いただいているような状況でございます。
ご指摘の訪問につきましてでございますが、ルール上は訪問もできるような形でルールづくりをさせていただき、また、委嘱の際にそのようなご説明もさせていただいております。また、国のお金も入っているんですけれども、こちらでもそれはできるような形にはなっておりますが、現実問題として訪問に至ったケースは今のところはございません。
以上でございます。
616 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
617 ◯委員(石井徳亮君) それでは、1名ずつという形で、こどもの森でも半日という形ですけども、この体制の状況で、現状、今足りているんでしょうかね。例えばそれだけいっぱい人が来て窓口で足らないとか、その辺の状況がございましたら教えていただきたいと思います。
618 ◯委員長(座親政彦君)
山口子育て支援課長。
619
◯子育て支援課長(山口裕之君) 窓口にいらっしゃいましたお客様に対しましては、常勤の保健師ももちろん対応をさせていただきます。ご指摘のように、母子保健コーディネーターさんに最初に手帳を交付していただいたというお客様が母子保健コーディネーターを訪ねてくるケースも増えておりまして、今のところ、ちょっとぐらいの重なりでしたら少しお待ちいただくとか、かわりに保健師が対応するとかいう形にはなって、対応はできておりますけれども、今後、午前中のご質疑にもございましたけれども、いろんなケースを拾い上げていきますので、場合によりましたらということは考えられますので、状況を見ながら対処させていただければと存じます。
以上でございます。
620 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
621 ◯委員(石井徳亮君) こちら、助産師資格を有するという形の文言がついているんですけども、これは必ず助産師さんの資格がないとできないような仕事なんでしょうかね。
622 ◯委員長(座親政彦君)
山口子育て支援課長。
623
◯子育て支援課長(山口裕之君) 仕事内容につきましては、必ずしも資格がないとできない仕事かと言われますと、そんなことはございません。ただ、例えば、極端な話ですけれども、私がお受けして通り一遍のお話をすることは可能でございますが、そうではなくて、やはり後ろに知識と経験を踏まえた方にご対応いただくことで、その後の対処、対応、また、相談に対する的確な助言というのができる形になってございますので、助産師さん、または保健師さんの資格でもなれる形にはなっておりますけれども、そういう事情で専門職の方でお願いしているものでございます。
624 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
625 ◯委員(石井徳亮君) 了解いたしました。少しでも不安なく出産ができるように進めていただければと思います。よろしくお願いします。
626 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
627 ◯委員(國吉俊夫君) 107ページの15目環境衛生費のところで、備考の方に2番で公衆便所維持管理費という形で載っているんですけども、この予算ではないんですけども、実はトイレがないという公園もあるんですけども、特に矢那川のところの公園にトイレがなくて、桜が満開のときに、トイレ、どこへ行ったらいいだろうかというような市民の声が聞かれるんですけども。そういうものへの対応というのは考えているんでしょうか。
628 ◯委員長(座親政彦君) 時松環境部次長。
629 ◯環境部次長・環境管理課長(時松和弘君) お答えいたします。ご指摘いただきました107ページの公衆便所維持管理費というものにつきましては、環境部で所管しております西口の公衆トイレ、東口の公衆トイレ、それから、巌根駅西口のトイレ、それから、八幡神社と證誠寺の公衆トイレということで、その5ヶ所につきましては環境部で所管をしておりますが……〔「ほかのやつ」と呼ぶ者あり〕はい。そのほかのところにつきましては、経済部ないしは都市整備部の公園担当というところで所管をしてございます。
630 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
631 ◯委員(竹内伸江さん) 決算書の110ページ、備考欄5の健康増進センター、先ほど白坂委員がいきいき館のことを言ったときに関連でやればよかったんですが、申しわけございません。
プールをリニューアルオープンしたと思うんですけども、今回、以前より水質改善に関する要望が寄せられていたと思いますけども、その工事ではろ過機の改修は含まれてないと聞いております。今後の設備整備に関する方向性としてのお考えをお伺いしたいと思います。
632 ◯委員長(座親政彦君) 小磯健康推進課長。
633 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 今回の工事につきましては、衛生管理の部分の監視制御盤等の工事を行いましたので、ろ過機の方については改修してございません。今回の工事の感想にもありましたが、やはりろ過機の、水質の向上というところが一番ご希望が多いようでございまして、今後につきましては、ろ過機だけではないんですが、健康増進センターが建ってから大きな改修を行っておりませんので、外壁塗装ですとか屋上防水等についてもそろそろ時期が来ているというところです。それから、FRPのプール槽の交換ですとか、水質管理も含めて、それから、ご要望の多い駐車場の拡大についてもできればということで、公共施設再配置計画の第1次実行プランの中で位置付けをされているところです。
ただ、指定管理者の更新のタイミングですとか、いろいろ予算の状況もございますので、今回の第2次基本計画の中で位置付けていければというふうに考えております。
634 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
635 ◯委員(竹内伸江さん) いろいろ計画の中で考えてくださるということですので、またよろしくお願いします。
あわせて、敷地内のテニスコート跡、跡地があると思うんですけども、これを有効利用するというようなお考えについてはいかがでしょうか。
636 ◯委員長(座親政彦君) 小磯健康推進課長。
637 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) テニスコートにつきましては、国道の拡幅がございまして、以前よりも道路が敷地に近づいている関係から、テニスコートとして活用する場合は、ボールが飛び出さないような安全対策ですとか、ある一定の設備投資が必要だというふうに考えております。それから、不足している駐車場として活用してはどうかというような検討もいたしましたが、国道側からの出入りがちょっと難しいと、許可がおりにくいということでございますので、現時点ではテニスコートを改修して新たな活用ということでは計画を持っておりません。
ただ、テニスコートと建物の間に緑地があったんですけれども、そこにつきましては、指定管理者の自主事業として経費を負担していただいて、遊歩道のような、ちょっとやわらかいスポンジ状の遊歩道をつくっていただいてノルディックウオーキング等に活用しておりますので、敷地のあいているところの半分は使っているという状況でございます。
638 ◯委員長(座親政彦君) そのほか。石井委員。
639 ◯委員(石井徳亮君) 111ページの美化推進事業の
特別職人件費のところ、不法投棄監視員報酬とその先の不法投棄対策事業費、この両方になるんですけども、不法投棄、なかなかなくならない現状だと思っているんですけども、この平成29年度でどれだけ実績というか、上げられたのか、ちょっと教えていただきたいと思います。
640 ◯委員長(座親政彦君) 平野まち美化推進課長。
641 ◯まち美化推進課長(平野義視君) 平成29年度の実績で申し上げますと、不法投棄監視員の報告では100件、平成25年度から28年度まで4年間が大体200件ぐらいでしたので、約半減しております。
以上でございます。
642 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
643 ◯委員(石井徳亮君) 効果が出てきたという形になるのかと思うんですけども、それにしてもまだ100件あるという形ですので、例えばうちの方とか人目につかないところはとにかく不法投棄が多いような状況ですので、その辺のところではごみを捨てないようなPRというか周知、そういったものが必要なのかなと思います。不法投棄まで行かなくても、うちの方は矢那川ダム公園の近くなんですけども、コンビニの袋の中に缶ビールの空き缶とか何かが何本かあって、平気でその辺に捨ててあったりするんですよ。そうすると、そういう人達が何か大きいごみがあったらそのまま捨てちゃうのかなというふうにも思ってしまうんですけども、例えば意識を高めるというか、直すというか、そういう方面についてももう少しPR的なことをしていただきたいと思うんですけど、どんな形でしょうか。
644 ◯委員長(座親政彦君) 平野まち美化推進課長。
645 ◯まち美化推進課長(平野義視君) 不法投棄監視員が現在各地区に15人いらっしゃいます。そういった方たちに早期発見・早期処理をお願いするともに、そういうごみ捨て、一種のポイ捨てとかですかね、そういったものについては、個人のモラルもあると思うんですけども、回覧板とか、あとは広報とか、そういったものを使って周知の方を図っていきたいと考えております。
以上でございます。
646 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
647 ◯委員(石井徳亮君) 周知を図っていただけるという形で大変助かるんですけども、より良い方向に持っていけるように、よろしくお願いします。
648 ◯委員長(座親政彦君) 佐藤委員。
649 ◯委員(佐藤多美男君) 決算書の107ページ、新火葬場建設についてであります。4,764万4,130円というふうな決算額でございます。これについては、成果報告書といいますか、説明書の方の49ページにやや詳細な説明記述がございます。この中の環境影響調査業務委託ですね。この環境影響調査業務委託について、委託先と、それから調査項目、お答えをいただきたいと思います。
650 ◯委員長(座親政彦君) 君塚火葬場建設準備室長。
651 ◯火葬場建設準備室長(君塚正人君) 環境影響調査業務の委託先でございますが、株式会社上総環境調査センターでございます。
調査内容でございます。まず、周辺道路関係等の騒音、また、大気関係の調査でございます。それとあと、火葬場の周辺の動物、植物等の調査等を行っております。
652 ◯委員長(座親政彦君) 佐藤委員。
653 ◯委員(佐藤多美男君) 期間はいつからいつですか。
654 ◯委員長(座親政彦君) 出ますか。ちょっとお時間かかりそうですか。そしたら、ほかの項目で。〔1年程度でございます」と呼ぶ者あり〕1年。佐藤委員。
655 ◯委員(佐藤多美男君) この環境影響調査は、法的な根拠に基づくものですか。
656 ◯委員長(座親政彦君) 君塚火葬場建設準備室長。
657 ◯火葬場建設準備室長(君塚正人君) 義務付けられたものでございません。
658 ◯委員長(座親政彦君) 佐藤委員。
659 ◯委員(佐藤多美男君) すると、環境アセスメントということとは違う内容で、それに準ずる調査ということですか。
660 ◯委員長(座親政彦君) 君塚火葬場建設準備室長。
661 ◯火葬場建設準備室長(君塚正人君) 自主的な調査でございます。
662 ◯委員長(座親政彦君) 佐藤委員。
663 ◯委員(佐藤多美男君) 自主的なものだというふうなことですけども、これは火葬場等を建設する場合には、法的な定めがないとしても、するのが当然のこと、どこでもやっているでしょう。ただ、木更津が独自にやったということではないと思うんですよね。
それで、お尋ねしますけども、調査は1年間程度と。1年間程度で、大気、騒音、これは1年でできるかもしれない。しかし、動植物の自然環境調査、これについては1年間ではできないですね。春、夏、秋、冬等々で生息するものが違います。環境アセスは2年ということで24ヶ月、それで、春夏秋冬ですね。でないとよくわからないんですよね。見過ごすこともあるし、そういうことは。ですから、端的にお尋ねしますけども、成果表は受け取っておりますよね、報告書。
664 ◯委員長(座親政彦君) 君塚火葬場建設準備室長。
665 ◯火葬場建設準備室長(君塚正人君) 報告書はございます。
666 ◯委員長(座親政彦君) 佐藤委員。
667 ◯委員(佐藤多美男君) その報告書で重要生物等の存在、それについてはどのように評価しておりますか。
668 ◯委員長(座親政彦君) 君塚火葬場建設準備室長。
669 ◯火葬場建設準備室長(君塚正人君) そういった項目を列記して示しております。
670 ◯委員長(座親政彦君) 佐藤委員。
671 ◯委員(佐藤多美男君) ですから、どのようなものが出ましたか。重要種、レッドデータブック、国と、それから環境省の示しているのと県が示しているのがあるんですけども、それに該当するものが生息していたという報告はありますか。
672 ◯委員長(座親政彦君) 君塚火葬場建設準備室長。
673 ◯火葬場建設準備室長(君塚正人君) すいません、今ちょっと報告書の方を見ているんですけど、ちょっとそのページをすぐ開けないんですが、重要な動物、植物等、そこに列記していたことは私の方で確認はいたしました。
674 ◯委員長(座親政彦君) 佐藤委員。
675 ◯委員(佐藤多美男君) 重要種、絶滅危惧種にもいろんなランクがありますけども、特別これはもうここだけにしかすんでいないとか、そういう貴重種、重要種というのは確認されましたか。
676 ◯委員長(座親政彦君) 君塚火葬場建設準備室長。
677 ◯火葬場建設準備室長(君塚正人君) この地域だけに存在するという植物、動物等は確認しておりません。
678 ◯委員長(座親政彦君) 佐藤委員。
679 ◯委員(佐藤多美男君) やっぱり自然環境を保護していくという、開発行為によるそういう自然、生物、植物、動物というのは年々減っちゃっているんですね。害虫なんかはそうでもないんですけども、やっぱりいろんなものが毎年毎年私はもうこの木更津の中とか周辺の観察をしているんですけども、今年は見られてもその翌年は見られない、絶滅したというのが結構あるんですよ。それで、そういうものを環境部であるのか、教育部でやるのかはわかりませんけども、とりあえずは環境部の方で自然環境保護課あるいは係、担当とかいうふうなことをきちっと位置付けないと、今のような曖昧な答弁しかできないと思うんですね。
ですから、そうしたことをよく考えて、開発行為を行う場合、周辺環境を影響ないように保全するためには、そういう体制をまず、知識を十分身につけながら当たっていただきたいと、これは強い要望です。
680 ◯委員長(座親政彦君) 関連。竹内委員。
681 ◯委員(竹内伸江さん) 火葬場関連でお願いします。成果説明書の方、49ページ、不用額が1,833万4,000円ということなんですが、この内容を確認させてください。
682 ◯委員長(座親政彦君) 君塚火葬場建設準備室長。
683 ◯火葬場建設準備室長(君塚正人君) 不用額の内容でございますが、主なものとして、環境影響調査業務委託費、境界測量業務委託費、こちらが平成29年度繰越明許費執行残分でございます。あと、平成29年度現年予算執行残としては、用地取得費等でございます。
684 ◯委員長(座親政彦君) そのほか、いかがですか。佐藤委員。
685 ◯委員(佐藤多美男君) 盤洲の干潟の保全対策ですね。111ページ、備考欄の4、盤洲干潟保全関係費ということで56万4,640円ございます。皆さんもご覧になったと思うんですけども、毎日新聞で9月12日、議長はお詳しいかと思うんですが、カワウが姿を消した。以前、私も一般質問でこれ、質問したことがございますが、盤洲の干潟の中に水の浸透実験池ですね。二重のドーナツ型のところなんですが。そこにカワウの集団営巣地があったわけで、これが姿を消したということで、2015年から、二、三年前から全く姿を見せなくなった。これを機会に、県の環境保全地域指定にチャンスだと保護団体は今後運動を進めていくというふうな記事が載っておりましたけども、当該年度におきまして、平成29年度でこうした事実を把握して県の環境保全地域指定に指定していくというふうな取り組みはされましたか。どうですか。
686 ◯委員長(座親政彦君) 時松環境部次長。
687 ◯環境部次長・環境管理課長(時松和弘君) 具体的には行っておりません。
688 ◯委員長(座親政彦君) 佐藤委員。
689 ◯委員(佐藤多美男君) 具体的には行っていませんというふうな何かそっけない答弁でございますけども。具体的には行ってなくても何か抽象的に行っているんですか。何か行っているんですか。全く行っていないんですか。
690 ◯委員長(座親政彦君) 時松環境部次長。
691 ◯環境部次長・環境管理課長(時松和弘君) 過去の議会でもお答えしたとは思いますけれども、私どもも県の環境部の方と連携をいたしまして、いろんな関係団体と調整を図っていくと。その中で自然環境の保護地域の指定に向けていろいろとやっていきましょうということで、千葉県の自然環境の担当部局とはいろいろとやりとりをしているところでございます。
692 ◯委員長(座親政彦君) 佐藤委員。
693 ◯委員(佐藤多美男君) 県と協力関係を持ってやっていると。具体的にどうやっているんですかね。指定してくれというふうな要請を続けているんですか。この際、漁業者とのもちろん協議も必要だと思うんですけども、漁業者、県とこういう取り組み、指定するための取り組みというのは行っているんですか。
694 ◯委員長(座親政彦君) 時松環境部次長。
695 ◯環境部次長・環境管理課長(時松和弘君) 私どもが単独で関係団体と協議をするということは今のところしてございません。千葉県の方で関係団体と協議をするというお話になったときにご一緒させていただくということもあろうかと思いますが、現在のところは過去のスタンスを変えていないというところでございます。
696 ◯委員長(座親政彦君) 佐藤委員。
697 ◯委員(佐藤多美男君) これは木更津のことなんですね。県の管轄だから県に任せておけばいいというふうな問題ではないんですね。木更津にはすばらしい自然が残っている。これは自然遺産ですよ。盤洲の干潟、いっせんぼく、その他ありますよね。最大の自然干潟でしょう、東京湾に残る唯一の自然干潟。そういう点でも重要なことですからね。取り組みを心新たに取り組んでもらいたいと思います。
以上。
698 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
699 ◯委員(竹内伸江さん) 決算資料40ページ、霊園管理手数料現年度分の収入未済額76万3,200円で、平成29年度102件というのは全体の何割ぐらいに当たるのか、また、その請求先が不明ということなのか、ちょっとお伺いしたいと思います。
700 ◯委員長(座親政彦君) 時松環境部次長。
701 ◯環境部次長・環境管理課長(時松和弘君) お尋ねの件につきましては、全体の請求先が4,332件でございますので、そのうちの102件と申しますのは2.35%ということになろうかと存じます。このうち4,290件に対しまして納入通知をお出ししたわけですけども、そのうち39件が戻ってまいりました。これにつきましては、私どもの市民課ないしは転居先の市民課等に問い合わせをしまして、最終的に居所不明で1件、職権消除されたという確認がとれているというのが2件という状況になってございます。
702 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
703 ◯委員(竹内伸江さん) では、霊園管理手数料過年度分で、61ページには不納欠損44万1,600円とあって、平成24年度分が50件というふうにあります。40ページには収入未済件数は232件だが、複数年度同じ人が滞納という場合もあると思うんですけども、今の現状と、その該当者が不納欠損の履歴のある方なのかということをお伺いしたいと思います。
704 ◯委員長(座親政彦君) 時松環境部次長。
705 ◯環境部次長・環境管理課長(時松和弘君) お答えをいたします。大体ご想像がつくかと思うんですが、突然未納になる、ないしは突然払うようになるということはあんまり例はございませんで、中には突然そういった場合もあるんですが、滞納者、未納者というのは継続しているというところが、そういう傾向がございます。したがいまして、232件、これは私どもの方で勘定しましたところ、延べ232件で人数としては78人程度というところで押さえてございます。また、そのうちの何名かが毎年不納欠損にはなってしまうというのが現状でございます。
706 ◯委員長(座親政彦君) そのほか、ございますか。平野委員。
707 ◯委員(平野卓義君) 110ページ、何人か聞いていますけど、健康増進センターでお伺いします。
決算資料で278ページ、成果説明書が30ページですけれども、まず、1億3,800万円かけてのいろいろな改修をした、管理費も含めてですけども、この利用状況を見ますと、昨年よりちょっと減っている。その辺についてその原因が何なのか、わかればお伺いします。
708 ◯委員長(座親政彦君) 小磯健康推進課長。
709 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 昨年の利用者数についてでございますが、昨年度は10月の下旬から3月までプール棟の改修工事を行いました関係で、下半期の利用者が大体半分くらいということで減っております。ただ、大分減り方が少なかったのは、指定管理者の相当な努力がございまして、プールだけを利用している方が多うございますが、こういう方たちをジムのご利用に導いたり、あるいは、指定管理者選定時の自主事業にはございませんでしたが、ちょっとわかりにくい場所ということで、壁面に写真のパネル、大きいものを何ヶ所かバイパス側と入口側に貼り付けを行うなど営業努力をした関係で、それほど、心配したほど減ってはないという状況でございます。
710 ◯委員長(座親政彦君) 平野委員。
711 ◯委員(平野卓義君) プールの改修ということで減ったけども、管理者の方の努力でそんなに落ち込みがなかったという判断をしているということと理解しました。
あと、成果の方で、いろいろと取り組んでいますけども、リースの器具等が変更になっていると思うんですけども、どのようなものに変更したのか、また、その更新時期とかが何年か置きに替えるとか、その辺がわかればお伺いします。
712 ◯委員長(座親政彦君) 小磯健康推進課長。
713 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) ジムに設置しております器具のリースにつきましては、5年で契約しておりますので、今年度がリースの終了時でございます。ただ、モーターを伴うランニングマシン等については継続しての利用が若干難しいのかなとは思っておりますが、その他のパワー系の器械につきましては再リースが可能だと思いますので、リース業者と検討しながらなるべく小さい経費で継続して使うような算段をして、平成31年度にかけて検討してまいりたいと思っております。
714 ◯委員長(座親政彦君) 平野委員。
715 ◯委員(平野卓義君) 経費がかからないようなそのリースアップの時期での対応をするということで、よろしくお願いします。
あと、私もたまに行って400円払ってトレーニングしていますけども、あのトレーニングスペースは更新した物が入ってちょっとより一層狭くなったイメージがあって、入るところの正面にちょっとくつろぐスペースがあるんですけども、幾つかの器具をそっちに持っていって、もうちょっとゆっくりできるような。人が混んでいてちょっとやりづらい、待っていてちょっと時間を持て余すということをすごく感じて、ちょっといらいらしたんですけども。そういったトラブルとかは発生してないのか、わかれば伺います。
716 ◯委員長(座親政彦君) 小磯健康推進課長。
717 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 委員おっしゃるとおり、10時オープン時、それから、夕方の6時以降はかなりご利用者が集中する時間帯というふうに伺っております。また、委員おっしゃる入って正面の待つスペースについては、プールの教室をご利用になるお子さんを待つお母様方で結構いっぱいになるというタイミングもございます。その対策といたしまして、ジム棟を入っていって右側がジムなんですけど、いちばん左側に卓球室であった場所にサーキットトレーニングのカーブスと言ったらご存じかと思いますが、有酸素運動と筋トレを交互に行ってやるという器具を指定管理者が自分たちの経費で用意してくれまして、混雑時にはそちらへ誘導するようなこともしております。また、駐車場がたくさんになってしまう例えば送迎の時間帯等につきましては、それをうまく避けるように教室の時間帯についても工夫をしておりまして、なかなかあれだけのスペースでご満足いただけない部分もあるかと思いますが、利用者の数、それから、施設の特性からすると、今が工夫の限界なのかなというふう考えております。トラブルについては、やはり若い方たちは、譲り合うということよりもやっぱり自分の時間の自分のペースでやりたいということがございますので、なかなか約束で譲っていただけなかったりということはあるやに聞いておりますが、そこはインストラクターの配慮、ご協力いただいているということで、大きなトラブルはないです。
718 ◯委員長(座親政彦君) 平野委員。
719 ◯委員(平野卓義君) わかりました。今の駐車場の話が出ましたけども、日曜日、祭日、クリーンセンターは多分あくと思うんですけども、あのクリーンセンターに邪魔にならない入り口のすぐ右側のスペースなんか、利用者の駐車場になるような気がしないでもないので、その辺をうまく利用できるような横の関係をつくっていただいて、利用者にどんどん来てもらうように、利用者が来れば混むんですけれども、それはいいということで判断してもらって、ちょっとそういう相談をしていただいてもいいのかなと思います。
もう一つ、竹内委員からあったウオークロードというんですか、あるということですけど、ちょっとどのくらいの距離で、広さとかコースとかがわかれば教えてください。
720 ◯委員長(座親政彦君) 小磯健康推進課長。
721 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 正確な距離についてはちょっと把握しておりませんが、1周200メートルに欠けるぐらいだと思います。あずまやとテニスコートの間の緑地をぐるっと周遊コースをつくりまして、ウレタンというんですか、ちょっとやわらかい感じのウオーキングコースをつくっています。そこを起点にノルディックウオーキングというんですか、そういう教室をやったり、潮浜公園への周回を行ったりということで、指定管理者についてはかなりの投資をしてもらっている状況です。ジムにも指定管理者の持ち込んだ機器が結構ありますので、うまく動かしながら、利用者が気持ちよく使えるような配慮を続けていきたいと思います。
722 ◯委員長(座親政彦君) 平野委員。
723 ◯委員(平野卓義君) あと、いきいき館のバスが運行されていると思いますけども、どのぐらいの利用状況とか、どういう路線を走っているとか、何台あるとか、その辺がわかれば教えてください。
724 ◯委員長(座親政彦君) 小磯健康推進課長。
725 ◯健康推進課長(小磯真誉子さん) 送迎バスにつきましては指定管理者の自主事業でございまして、1台をリースしております。これを4路線でぐるっと回っている状態でして、昨年までは、大久保・八幡台コース、請西・ほたる野コース、畑沢、太田・清見台・朝日の4コースでございました。請西・ほたる野コースが利用者が少ないということと岩根・金田方面からのご要望も多いということから、請西・ほたる野コースのご利用者が少ないものですから、ほかの停留所でご利用いただけるように工夫をいたしまして、その上で巌根駅・金田コースを新設しております。大体年間で、平成29年度ですと1,945名、その前の年ですと2,246名でございます。今年度につきまして、岩根コースは現時点8月末で258名のご利用がございますので、多い大久保等の半分ぐらいということで、順調なご利用かと思われます。
726 ◯委員長(座親政彦君) 平野委員。
727 ◯委員(平野卓義君) 少ないとこもあるけども、要望もあってだんだん増えているというような状況であると理解しました。
やはりあそこの指定管理者がいろいろそういう自主事業として努力している、器材も持ち込んでやっているということで、それはかなり評価するものだと思いますけれども、ちょっと宣伝が足りない。あそこにこういう施設があるよということはもうちょっと市民にPRしていただければ、ますますいい施設になるんじゃないかと思いますので、よろしくお願いします。
728 ◯委員長(座親政彦君) そのほか。竹内委員。
729 ◯委員(竹内伸江さん) 決算書109ページ、備考欄7の(1)住宅用省エネルギー設備導入促進事業費のこの不用額411万9,000円なんですけれども、この事業の利用者は増えているのかお伺いします。
730 ◯委員長(座親政彦君) 時松環境部次長。
731 ◯環境部次長・環境管理課長(時松和弘君) お答えいたします。利用者が増えているのかというお尋ねでございますけれども、昨年度は残念ながら減少をいたしました。この理由といたしましては、これ、財源が全額県補助でやっているんですが、県補助の要綱が改正になりまして、若干補助の対象が絞られたということがございましたので、対象にならない分が落ちましたので、件数としては平成28年度が336件に対し、平成29年度は159件ということで、かなり減ったものでございます。
732 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
733 ◯委員(竹内伸江さん) かなり減ったということで、この額ということはわかりました。
省エネに関する市民の関心度についてはいかがでしょうか。
734 ◯委員長(座親政彦君) 時松環境部次長。
735 ◯環境部次長・環境管理課長(時松和弘君) 市民の関心度につきましては、指標ですとか判断基準がなかなか設定が難しいというところもございます。問い合わせ等の状況から想定しますと、関心はまだ高いものだとは思いますけれども、一応、需要が一巡したといいますか、つけたいと思う方、つける財力のある方というのが一通りもうつけられたという状況もあろうかと思います。それからもう一つ、売電価格が毎年下がってきております。その関係で、太陽光に限ってみますと少し減ってきているのかなと。省エネ全体に対する市民の意識というのは相変わらず高いものがあると思いますので、例えばエネファーム、燃料電池ですね、ですとか、蓄電池等は昨年度同様の数字が出ておりますので、まだまだ市民の皆様の関心は高いものというふうに考えております。
以上です。
736 ◯委員長(座親政彦君) そのほか、ございますか。三上委員。
737 ◯委員(三上和俊君) 111ページ、環境部に行って、クリーンセンターの玄関の松が伸び放題で、木更津市の環境のセンターと言われる環境部の皆さんが、これ、自分たちでぱちぱち切るぐらいのやっぱり気持ちじゃないと、市民がまち美化に協力するわけがないじゃないかなんて言って、いつも無駄口でもない立派な指摘をさせてもらっていたわけなんですけど、それが功を奏して、自分たちでやるように環境部の皆さん、なったようでございまして、非常にいいことだと思います。それはまず評価する。
それで、そういう考え方の中で、このまち美化推進事業費というのが300万円とか170万円といろいろありますけど、これはやっぱり市民活動支援課というか、それとタイアップした中でこの予算をうまく活かしていって、なおかつ市民活動を支援していくという考え方でお金を使い切るというか、予算をうまく活かしていった方がいいと思うんだけど、そもそもの推進事業費というのは、これはどんな事業なのか、私が思っているような事業なのか、あるいは、すぐやる課というかな、あの人たちに西口の花壇なんか植えてもらっていますけど、そういうまち美化のお金なのか、事業の概要についてご説明いただきたいと思います。
738 ◯委員長(座親政彦君) 平野まち美化推進課長。
739 ◯まち美化推進課長(平野義視君) まず、(1)の市民まち美化活動費でございますが、こちらの方は四大清掃と言われるごみゼロ運動とか矢那川清掃とかがございますが、そこの四大清掃実施に伴う経費でございまして、公共用のごみ袋の購入とか、あと、ポイ捨て看板の購入、あるいは、昨年度は木更津駅の東西6ヶ所にたばこのポイ捨て禁止路面標示シートを6枚貼らせていただきましたけども、そういったものの費用でございます。
それから、2番目の地域まち美化推進支援事業ですが、これは市内の小学校19校を対象に、花を苗あるいは種から育てていただいて、それを駅とか公共機関とかそういったところに花ができたものを飾っていただくような、そういった事業でございます。
以上でございます。
740 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
741 ◯委員(三上和俊君) これを私が今指摘したように、市民活動支援課、そのボランティアの団体と連携。そういうような考え方はないんですか。向こうからのアプローチもないんですか。
742 ◯委員長(座親政彦君) 平野まち美化推進課長。
743 ◯まち美化推進課長(平野義視君) 現時点ではそういった話はしていませんけども、委員から指摘があったことにつきましては、今後、市民活動支援課と話の方をさせていただきたいと考えております。
744 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
745 ◯委員(三上和俊君) だから、市民活動支援課から出ないというか、皆さんが胸を開かないというか、やっぱり木更津市長の売りでしょう。だから、やっぱり皆さんがそういうところに根差している予算を持っているということで、ぜひこれを活かしてもらって、花が咲いて心が潤うようなすばらしい木更津のまちづくりに皆さんが寄与しているということで、ぜひこれ、使い切っていただきたいと思います。
それで、やっぱり自分たちでやればできるということで、公共施設の植木、少なくとも植木、あるいは除草、ああいうものについては市の職員が率先してやるべきだと思うけど、施設、いろいろあるでしょう。学校を初め公民館、いろいろあると思うよ。そういう緑の管理みたいなものについて、皆さん何か管理課だか教育の関係だか知らないけど、一応、美化というくくりの中で、何かこの動きを植木屋にやらせるんじゃなくて、少なくとも自分たちで施設管理、その施設の掃除じゃなくて、緑、緑化ということだけで、皆さん、何か皆さんに自分たちでやりなさいよとかというその積極的な立場になれないですかね。
746 ◯委員長(座親政彦君) 平野まち美化推進課長。
747 ◯まち美化推進課長(平野義視君) クリーンセンターでいいますと、もちろん現業職員の方に今はやっていだだいていますけども、日常的には収集、それから、市民が持ってきたごみの処理あるいは粗大とかそういったものの処理がございますので、ほかのところの施設まではちょっとなかなか考えられないところでございます。ただ、市街地整備課とか土木にも業務員の方がいらっしゃって、業務の間にそういったこともやっていらっしゃると思いますので、現状すぐ何ができるかというのはちょっとわかりませんけども、ちょっと検討の方をさせていただければと思います。
以上でございます。
748 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
749 ◯委員(三上和俊君) ぜひともそういう気持ちでね。市民にだけ強いるんじゃなくて、自分たちが仕事をやっている施設のちょこっとした緑化を自分たちでやろうという、そういう気持ちが必要だと思いますけど。総務部長、どうですか。
750 ◯委員長(座親政彦君) 土居総務部長兼市民部長。
751 ◯総務部長・市民部長(土居和幸君) 多くの施設を管理しております。その所管が体裁よく剪定とかができるかどうかは別として、見ばえのよくない草刈りとかそういったことは所管の部署が積極的にただいま行っているところであります。ただ、危険な箇所、坂とかそういった、崖じゃないですけど山のところとか、そういった危険な箇所につきましては、職員がけがをする、なれていないということもありますもで、民間の事業者にお願いをしているところでございます。積極的に草刈り等はやっているところでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
752 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
753 ◯委員(三上和俊君) そういう気持ちが必要だと思います。
それで、そういう気持ちの中で、木更津市の4車線になっているところの緑地帯、歩道、車道の間の緑地帯とかは、東口だと企業の方々の建物の前なんかがぼうぼうになっていたりしているわけですよ。そういうところも、じゃ、皆さんでやりましょうよなんていうその運動を環境部の方が都市整備部に働きかけたりうまくやっていけば、もう少し木更津市の市街地の中の緑化というのもクローズアップされてくるんじゃないかなと思いますので、協働のまちづくりの一つの一番簡単な取っかかりだと思いますので、ぜひこれ、取り組んでいただきたいということでお願いします。
754 ◯委員長(座親政彦君) そのほか、ございますか。
〔発言する者なし〕
755 ◯委員長(座親政彦君) それでは、質疑終局と認め、以上で、衛生費のうち第5項保健衛生費についての審査を終了いたします。
ここで、午後3時30分まで休憩といたします。
(午後3時10分)
───────────────────────────────────────
(午後3時27分)
756 ◯委員長(座親政彦君) それでは、休憩を取り消し、会議を再開いたします。
続きまして、112ページから116ページまでの第20款衛生費のうち、下段の第10項清掃費及び第15項上水道費についてご審査を願います。
ご質疑願います。竹内委員。
757 ◯委員(竹内伸江さん) 決算資料の方なんですが、44ページで、汚水処理手数料、東清団地というような説明があるんですけれども、これは市営住宅も含むのかどうか、1回聞かせてください。
758 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木下水道推進課長。
759 ◯下水道推進課長(鈴木陽一君) この東清団地は、日の出町地区全体を処理しておりますので、市営住宅を含んでおります。
760 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
761 ◯委員(竹内伸江さん) 平成29年度分が39件、毎年これぐらいの滞納があるのか、それとも平成29年度だけが多かったのか、ちょっとお伺いしたいと思います。
762 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木下水道推進課長。
763 ◯下水道推進課長(鈴木陽一君) 滞納分についてですが、平成29年度は39件となっておりますが、平成28年度が同じく39件、平成27年度は30件、平成26年度が28件となっておりまして、年度によって多少違いはございますが、毎年30件程度の滞納が発生している状況でございます。
以上でございます。
764 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
765 ◯委員(竹内伸江さん) またいろいろ滞納対策、ご苦労されると思いますが、引き続きよろしくお願いいたします。
766 ◯委員長(座親政彦君) 引き続いて、白坂委員。
767 ◯委員(白坂英義君) KCSについて伺います。広域廃棄物処理事業費ということで、14億2,000万円ちょっとですかね。前年度と比較しますと約7,000万円減額になっているんですけれども、これは焼却量が増えたということで理解してよろしいですかね。
768 ◯委員長(座親政彦君) 平野まち美化推進課長。
769 ◯まち美化推進課長(平野義視君) まず、このKCSに対する委託料ですけども、廃棄物中間処理委託基本契約第5条に基づき、かずさクリーンシステムに係る費用を4市が負担しているところでございます。変動費と固定費というものがございまして、変動費は資材とか薬剤とかそういったもの、それから、固定費については修繕とかそういったものに係るものです。平成29年度におきましては約7,400万円程度減額になっておりますが、これは固定費の方が減額になったものでございます。減額になった理由といたしましては、かずさクリーンシステムの方が4市のごみ処理単価を引き下げるという取り組み、チャレンジテンというものを平成26年度から3か年で実施いたしまして、株主である新日鐵とかそういったもののごみを受け入れることによって、固定費のトン当たりの単価が下がったためでございます。
以上です。
770 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
771 ◯委員(白坂英義君) 平成29年度のKCSの稼働率というのは平均でどれぐらいになっているか。要はまだ余裕があるのかどうか、教えてください。
772 ◯委員長(座親政彦君) 平野まち美化推進課長。
773 ◯まち美化推進課長(平野義視君) かずさクリーンシステムの操業について、現在の状況でございますが、まず、平成29年度の実績で申し上げますと、稼働率は約90%でございます。したがいまして、若干余裕があるところでございます。この稼働率につきましては、メンテナンス期間あるいは突発的な災害とかそういったもので受け入れ体制を整えなければいけませんので、そういったものを除いた上で算定している中で90%の稼働率でございました。
以上です。
774 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
775 ◯委員(白坂英義君) じゃ、まだ10%は受け入れが可能ということなんですけれども、この受け入れの増やす施策というのは今何かやっているんですか。
776 ◯委員長(座親政彦君) 平野まち美化推進課長。
777 ◯まち美化推進課長(平野義視君) 現在4市のごみと、それから、株主である新日鐵住金、それから、株主の市川環境エンジニアリングの子会社、そういったものからごみを受けているところでございます。ただ、このごみの受け入れについては、地元等の協定等がございますので、簡単にほかのごみを受け入れるというのはちょっとなかなか難しい中で、県とか4市、それから株主などで構成されていますかずさクリーンシステム運営連絡協議会というところがございます。その中で、例えば新日鐵のごみをもう少し受け入れるとか、そういった形で今検討しているところでございます。
以上です。
778 ◯委員長(座親政彦君) 白坂委員。
779 ◯委員(白坂英義君) そのごみ量を増やしたことで各市の負担が何千万円ということで削減されますので、これからも増加に向けて取り組みをしていただければというふうに思います。
以上です。
780 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
781 ◯委員(國吉俊夫君) 113ページの10目のじん芥処理費の中で備考の方ですけども、3の(4)収集運搬業務諸経費221万3,000円と、これについてなんですけども、私が議会の中でごみ減量のPRをするためにごみ収集車にラッピングをしたらどうかというご提案の中で受け入れていただきまして、たしか12台あるごみ収集車全てラッピングが終わったと思います。それで、市内を回っていると思います。それで、このPR効果についてどう思いますか。それともう一つは、このPRだけでなくて、ほかの効果も何かあったのかどうかをちょっとお教え願いたいと思います。
782 ◯委員長(座親政彦君) 平野まち美化推進課長。
783 ◯まち美化推進課長(平野義視君) PRの効果があったことにつきましては、現時点でちょっと何とも言えませんけども、ただ、収集車左右、それから後ろの方にペイントをした関係で、当初は子どもたちから収集車がこういうふうに走っているとかというような評判は何件か報告を受けたところでございます。これ、外に出ている車12台にプリントの方をさせていただきましたが、3月に12台のフィルムを貼り終わりまして、現在のところ、今9月の中旬になりますけども、今のところ収集車による事故はありません。
以上でございます。
784 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
785 ◯委員(國吉俊夫君) PRというよりも事故がないということで、いい方向に進んでいるのではないかなと思います。
2点目として、113ページのこの10目のところですけども、区分13番で委託費、837万8,000円不用額が出ています。決算資料の169ページに何でこの不用額が出たということで説明の中に、年度末までの業務があるため、想定処分量の範囲内で実績との差が出てということに説明書で書いてあるんですけど、ちょっと私、理解できないので、もう少し詳しくご説明いただければありがたいと思います。
786 ◯委員長(座親政彦君) 平野まち美化推進課長。
787 ◯まち美化推進課長(平野義視君) 年度末まで業務があるということですけども、委託につきましては、3月末まで委託が伴うもので実績に伴って支出がされます。それで、3月補正につきましては、年明けぐらいで予算要求の方が終わってしまいますので、1月、2月、3月を想定して補正の方を行っているとこでございます。1、2、3月分が例えば500万円かかるところを見込んでいたところが、例えばごみの量とかそういったものが少なくて、発生量、その委託費の方が400万円で済んだというような意味合いでございます。
以上です。
788 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
789 ◯委員(國吉俊夫君) 見込みということですけども、50万円だ、100万円だという数字だったらちょっとわかるんですけども、837万円と、ちょっとこれ、その見込み額がちょっと甘いんじゃないかなと思うんですけど、その点はどうですか。
790 ◯委員長(座親政彦君) 平野まち美化推進課長。
791 ◯まち美化推進課長(平野義視君) 委員おっしゃるとおり、見込みが確かに甘いかもしれませんけども、ただ、ごみ量によって発生量とかが異なることから、例えば少なく見積もって支払いができなくなってしまうのはちょっとそちらの方がいけないと思いますので、昨年度と同様の実績で見込んで積算したところ、今回はちょっとこのような額が余ってしまったということでございます。
以上でございます。
792 ◯委員長(座親政彦君) 関連。石井委員。
793 ◯委員(石井徳亮君) その最終処分関係費の件で、ちょっと同じような不明な点もあったんですけども、こっちの最終処分関係費、こちら、説明書の方では、昨年度に引き続き山形県と秋田県に2ヶ所確保したというふうに説明があるんですけども、これ、例えばKCSからの最終処分のごみに対する割合の案分で木更津市の分がこの金額になるという形なんでしょうか。
794 ◯委員長(座親政彦君) 平野まち美化推進課長。
795 ◯まち美化推進課長(平野義視君) 委員おっしゃるとおりでございます。
796 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
797 ◯委員(石井徳亮君) じゃ、木更津市はこの分で負担できていますけども、ほかの4市とかそちらの方の案分した分の最終処分に係るものってどこに持っていっているんでしょう。
798 ◯委員長(座親政彦君) 平野まち美化推進課長。
799 ◯まち美化推進課長(平野義視君) 君津市と袖ケ浦市は、木更津市と同じく秋田県と山形県の方に最終処分を行っています。富津市の方につきましては、富津市内に民間の最終処分場がございますので、そこに入れているところでございます。
以上です。
800 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
801 ◯委員(石井徳亮君) 今、広域廃棄物処理施設が今度また新しくできるというような話で、先の話になってくるんですけども、この金額、例えば今度新しく広域廃棄物処理施設ができて、例えば性能が上がってきたりすると、最終処分に対するこの溶融飛灰って量は減るんですかね。
802 ◯委員長(座親政彦君) 平野まち美化推進課長。
803 ◯まち美化推進課長(平野義視君) どういった焼却炉を入れるかというのは現時点でちょっと決まっておりません。基本構想の中ではシャフト炉式ガス化溶融がいいという形ではうたっておりますが、今後もPFI法に基づいて事業をやっていく中で、どういった炉の方式になるかちょっとわかりませんけども、仮にシャフト炉式ガス化溶融方式を使った場合、性能の方はよくなってきているというふうに伺っておりますので、ごみ量とかごみ質にもよるんですけども、ある程度少しは減るのかなとは想定しております。
以上です。
804 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
805 ◯委員(石井徳亮君) それでは、なるべく減るような形で工夫していただければと思います。
また、このごみの問題については、自分で出したごみを自分で処理というか、処分しないという形では、非常にちょっと個人的にはわがままな感じがしますので、その点においては基本的なごみを減らす工夫とか、また、こちら、2ヶ所の方の最終処分場の方をきちんと確保できるような形、それとか、そういった形では木更津市でも引き受けられるような工夫とかも必要だと思いますので、その点も工夫をお願いしたいと思います。
806 ◯委員長(座親政彦君) そのほか、ございますか。
〔発言する者なし〕
807 ◯委員長(座親政彦君) 質疑終局と認め、以上で、衛生費のうち第10項清掃費及び第15項上水道費についての審査を終了いたします。
答弁席入れ替えのため、暫時休憩いたします。
(午後3時42分)
───────────────────────────────────────
(午後3時45分)
808 ◯委員長(座親政彦君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。
第25款労働費についてご審査願います。
ご質疑願います。
質疑ございませんか。
〔発言する者なし〕
809 ◯委員長(座親政彦君) 質疑がございませんので、続きまして、116ページから123ページまでの第30款農林水産業費及び160ページの第55款災害復旧費、第5項農林水産施設災害復旧費についてご審査を願います。
竹内委員。
810 ◯委員(竹内伸江さん) 決算書122ページの水産業振興費、備考欄2の漁港整備事業費の水産物供給基盤機能保全事業費が平成28年度は486万円、平成29年度が1,944万円となっておりますが、事業の内容及び増額の理由について説明お願いします。
811 ◯委員長(座親政彦君) 大野経済部参事。
812 ◯経済部参事・農林水産課長(大野 淳君) 平成28年度に行いました金田漁港の水域の調査は航路と泊地の調査でございました。平成29年度は牛込漁港に対しまして航路と泊地の調査に含めまして、堤防と物揚げ場の調査を行いました。
ちなみにではございますが、金田漁港の物揚げ場と堤防の調査につきましては、平成24年度に策定済みでございます。
以上でございます。
813 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
814 ◯委員(竹内伸江さん) 機能保全計画の計画期間は何年でしょうか。
815 ◯委員長(座親政彦君) 大野経済部参事。
816 ◯経済部参事・農林水産課長(大野 淳君) 計画期間は50年でございます。
817 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
818 ◯委員(竹内伸江さん) 機能保全計画を策定した後に、今後どのような形でこの事業を進めていくのか、お聞かせください。
819 ◯委員長(座親政彦君) 大野経済部参事。
820 ◯経済部参事・農林水産課長(大野 淳君) 金田漁港及び牛込漁港の長寿命化的な事業計画でございまして、今後、現在策定いたしました保全計画に基づき、適正な漁港の施設の管理を行い、コストの平準化及び縮減を図りながら計画的に保全工事を実施して長寿命化を図るものでございます。
以上でございます。
821 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
822 ◯委員(石井徳亮君) 117ページの、こちら、農業委員会費ですか、農地集積・集約化対策事業費なんですけども、農地集積・集約化というと大体大規模化になるかと思うんですけど、通常、若い人たちが今やめていって、たくさんやろうとすると、比較の対象じゃないですけど、例えば1ヘクタールずつやっている方が10人いて10ヘクタールやっていたのが、今、1人で10ヘクタールぐらいできるようになってきてしまうんですけども、そういう地区においては農業者が10人が1人になってしまうような形になるんですけど、そういった形について総体的に、例えばお米を供出するような受検部長さんだってもう1人しかいなくなっちゃうとか、そういったいろんな農業関係を取り巻く組織的なものなんかも成り立たなくなってくるようなとこもあるんですけども、そういうとこの考え方はどうなんでしょうか。
823 ◯委員長(座親政彦君) 佐々木農業委員会事務局長。
824 ◯農業委員会事務局長(佐々木英之君) 農業委員会費の農地集積・集約化対策事業費については、この事業費については遊休農地等の解消のための利用状況調査及び利用意向調査のための経費で、ほぼ臨時職員の経費が80%なんですけども、今、委員お尋ねの件につきましては、農林水産課とともに利用集積を連携してやっているところですけれども、また農林水産課の方からお聞きいただきたいと思いますけれども、農業委員会としても、利用集積の基本的な考え方につきましては、やはり高齢化等で農業を離れたりやめるというような方が増えてくる中で、農業の中心的な担い手の人たちに集積していくということで、そこのところに中間管理機構等を使って規模拡大ないしは広げていくところの中心的な農業者に広げていくということで、結果としてそういう担い手の大規模化というのはしようがないというか、そういう形で農業を集約化していくというような方向で今やっているというふうに認識しております。
以上です。
825 ◯委員長(座親政彦君) 大野経済部参事。
826 ◯経済部参事・農林水産課長(大野 淳君) 委員おっしゃるとおり、現状を申し上げますと、農業センサスの方の数字でございますが、平成17年1,871戸、平成22年1,669戸、平成27年1,424戸と農家の数が減っております。我々の方向といたしましては、農地を守るという形で、この農業集約は一つの方法と考えております。やはり担い手が減っていく中では、農業の機械化や共同化を進めていかないとどうしても農地が減ってしまうという中での施策ということでございます。ご理解いただきたいと思います。
827 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
828 ◯委員(石井徳亮君) 農地を守るという形では非常にありがたいんですけども、以前に鎌足公民館に農家の方を集めて県の農業事務所の方々が話を、集落営農を進めたらどうかというような話があったんですけども、そのときにもやはり実際問題、農家をやる方なんかにはまだいろいろと仕事を持ちながら兼業したりなんかするので、それぞれ稲刈りをしたりとか田植えをしたりしたい日が土、日に集中したりとかという形になってきて、なかなか集落営農というのが結びつかなかったんですけども、そういった点でも今の考えでは集落営農とかって進める考え方というのはあるんでしょうか。
829 ◯委員長(座親政彦君) 大野経済部参事。
830 ◯経済部参事・農林水産課長(大野 淳君) 今回の予算にもございますが、担当課といたしましては、中間管理機構を利用して集落営農を進めていくというのが農業を守る施策の一つと考えております。
以上でございます。
831 ◯委員長(座親政彦君) そのほか、ございますか。竹内委員。
832 ◯委員(竹内伸江さん) 先ほど一緒に聞いちゃえばよかったかな。すいません。122ページの水産業振興費の備考欄3、東京湾漁業総合対策事業費の二枚貝増産体制促進事業費が増額になっておりますが、その理由についてお伺いします。
833 ◯委員長(座親政彦君) 大野経済部参事。
834 ◯経済部参事・農林水産課長(大野 淳君) 増額の理由でございますが、この事業につきましては、市の伝統的な水産業であります貝類の生産を将来にわたって振興していくため、ハマグリの資源増産及び安定供給を図るとともに、漁業経営の安定化を図るための事業でありまして、平成28年度は稚貝の放流が48トン、平成29年が67トンでございました。これは組合の事業計画のもとにおいて出された数字でございます。
以上でございます。
835 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
836 ◯委員(竹内伸江さん) 平成29年度のハマグリの稚貝放流に対する近年の放流量に対して、漁獲量の実績について説明いただきたいと思います。
837 ◯委員長(座親政彦君) 大野経済部参事。
838 ◯経済部参事・農林水産課長(大野 淳君) ハマグリですが、放流の前年と次年度の数値を述べさせていただきますと、平成26年度に77トン放流しまして、平成27年度は47トンの収穫がございました。平成27年度の放流が67トンに対しまして、平成28年度は49トン、平成28年度の放流48トンに対しまして、平成29年度は11トン、平成29年度は先ほど67トンと申し上げましたが、これの収穫につきましては、ひな祭り頃に単価が上がってくるということで、まだ今年度の収穫はございませんが、この3年間を平均しますと52.2%の収穫でございます。
以上でございます。
839 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
840 ◯委員(竹内伸江さん) ただいまの説明からいくと、ハマグリの放流量に見合った漁獲量が思うようにやっぱり得られてないような状況があるというふうに感じます。今後、本市としましては貝類生産についてどのような考えで対応していくか、お考えを聞きたいと思います。
841 ◯委員長(座親政彦君) 大野経済部参事。
842 ◯経済部参事・農林水産課長(大野 淳君) ハマグリの漁獲量につきましては、なかなか数字は上がってきてないという現状でございます。各漁組に確認したところ、木更津漁組においては今後はアサリの垂下式、つりアサリでございますが、今年9月1日に新たに区画漁業権を取得したことにより、今後は木更津漁組につきましてはアサリの養殖の方に向けたいと伺っております。金田及び牛込漁組でございますが、この漁組につきましては、今後はカキ養殖の試験の方に取り組んでいきたいというようなことを伺っております。今後は、千葉県と連携しながらこれらの養殖の成功に向けて推進してまいりたいと考えております。
以上でございます。
843 ◯委員長(座親政彦君) 佐藤委員。
844 ◯委員(佐藤多美男君) 有害鳥獣対策の関係なんですけども、決算書は118ページ、成果説明書は56ページに載っております。
それで、1つは、この平成29年度決算における事業の効果なんですけども、農作物被害対策事業費は2つに分かれておりまして、農作物被害対策事業費と鳥獣被害防止総合対策交付金事業費ということで、とりわけイノシシのよる被害が多いわけですけども、それに対する効果はいかがなものであったでしょうか。
そしてもう一つは、不用額が結構出ておりますので、なぜ出たんですか。使い切る事が必要ではないでしょうか。どうですか。
845 ◯委員長(座親政彦君) 大野経済部参事。
846 ◯経済部参事・農林水産課長(大野 淳君) イノシシ等の被害につきましては、効果というのがなかなか見えてこないというのが実情でございますが、平成28年度と平成29年度、イノシシのとれた数を言いますと、平成28年度が753頭、平成29年度が387頭、約半数となっております。この件につきましては、県等にも確認したところ、イノシシの数が減ったというのは必ずしも言えないということでございましたが、やはりとれた数が少なくなったということで、被害額につきましても、平成28年度が2,196万6,000円に対しまして、平成29年度が1,119万8,000円、約半額近くになりました。ただし、これは効果が期待できたというのはなかなか県の方としても実証できないということがございますので、今後また我々の捕獲等につきまして、頑張ってやっていきたいというふうな形でございます。
不用額のお尋ねでございますが、これ、負担金、やはり先ほどイノシシの数が約半数程度になったということで、これは捕獲の費用につきまして国費等を見ていた分が減ったものでございます。
以上でございます。
847 ◯委員長(座親政彦君) 佐藤委員。
848 ◯委員(佐藤多美男君) イノシシの被害、イノシシを見かけることが前よりは少なくなったんですね。私が一般質問したときは、もう10年ほど前ですか、富来田地区で人身事故までつながるというふうな問題がありましてですね。それ以来イノシシの被害というのは拡大する一方でありましたけども、このところは、日中なんかもよくアカデミアパークの周辺でも見えたのが、少なくなってきているんじゃないかと思うんですね。ただ、鹿が出て、最近も見たような、そういう状況もあるわけですけども。今までの対策も若干功を奏しているのかなというのもあるけれども、ただ、駆除するだけではよそへ行っちゃうわけで、山の方にまた戻っちゃったかなということも考えられるわけで、これは手抜かりはできないし、今後も十分備えなければいけないと思うんです。
捕獲数が少なくなったから予算残、不用額ということなんですけども、当初の捕獲目標というのはあるわけですよね。それが減ったというのは、先ほどあんまり関係がないんじゃないかとおっしゃいましたけども、イノシシの数そのものが人目につくところでは減ったというのか、全体に減ったのか、その辺の判断というのはしておりますか。
849 ◯委員長(座親政彦君) 大野経済部参事。
850 ◯経済部参事・農林水産課長(大野 淳君) 委員おっしゃるとおりに山に帰った可能性もございます。県とあわせてイノシシの全体の数を今後やっていかなくてはいけないということで県からも聞いておりますが、なかなか全体の数の把握には至ってないというふうな形でございますので、やはり現在のところは山に帰ったというふうな見方が正しいのかなというふうに思っております。
以上です。
851 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
852 ◯委員(石井徳亮君) 有害鳥獣駆除、自分なんかも猟友会の方に今年入ったような形なんですけど、実際問題、わなをかけてある場所では、本当に人が立ち入らないような山の裾野のところではまだかかりますけども、それ以外のよく人目につくようなわなのところではやはりあまりかからなくなってきているようなところが現状です。
あと、こちらの方で有害鳥獣駆除、駆除をする方々の猟友会の方の年齢層ですけども、ただ単純に猟友会の方が直接駆除ができるわけじゃなくて、有害鳥獣駆除隊という形で任命されないと狩猟期以外ではしとめることができないんですね。それで、結局、自分なんかも猟友会に入って、例えば散弾銃の有害鳥獣駆除の許可も追加申請して、狩猟免許の方も有害鳥獣駆除という項目も入れてもらってあるんですけども、結局、経験年数が3年ないと有害鳥獣駆除隊に入れないんです。ですから、例えば鉄砲の弾を買ったとしても、その弾は有害鳥獣駆除には使っちゃいけませんよと警察の方から言われてしまうので、そういった面においてはまだまだこれ、先が長い話であって、有害鳥獣駆除隊員のメンバーを見ても、ほとんど70歳以上じゃないかなというような感じのところがありますので、その辺の駆除隊の方を進める被害をなくす会というのも立ち上がったという話になっていますけども、駆除隊の方をどんどん進めなくちゃいけないんじゃないかなと思うんですけど、その辺の考え方はどうでしょうか。
853 ◯委員長(座親政彦君) 大野経済部参事。
854 ◯経済部参事・農林水産課長(大野 淳君) 委員おっしゃるとおり、駆除隊の増員が一つの減らす方向だと思われます。委員おっしゃるとおり、なくす会というのを今年度ですが8月に立ち上げました。これは、去年私どもが狩猟免許の取得に係る補助金ということで出した施策におきまして、石井委員を含めまして12名、去年狩猟捕獲の免許を取得していただきました。その人を対象にしまして猟友会とは別の組織を立ち上げて、さらに活躍していただこうという施策で行っております。特別駆除隊につきましては、猟友会からの推薦でなければならないという規約になってございます。その辺につきましても、今後また猟友会とも相談していくわけですが、今のシステムの中ではやはり3年間の、猟友会からの推薦という形になっております。今後また猟友会と相談しながら、速やかに特別駆除隊に移れるような形にはしていきたいなと考えております。
以上でございます。
855 ◯委員長(座親政彦君) そのほか、ございますか。石井委員。
856 ◯委員(石井徳亮君) それでは、117ページの農業振興費ですけども、
特別職人件費、こちらの方、農業振興地域整備促進協議会委員報酬となっていますけど、農業振興地域という文言がつきますと、農地を守るというのが最大限の目的だと思うんですけども、それが原因で例えば住む人の家が建たないとか、実際問題、農業をしたいという人が家を建てようと思っても、住宅には許可がおりないような形になっているので、農業をしようとする人の家も建たないというような形になってきていて、それが原因かどうかとはっきりわかりませんけど、農村部についてはどんどん人が住むところがなくなってくる。人が減ってくる。結果的に学校までなくなりつつあるようなところがあってくるので、こういったものが人口の推移についても影響を及ぼしかねないところは随分見受けられるんですけども、この協議会の中で進められようとしている内容というのはどんなことでしょうか。
857 ◯委員長(座親政彦君) 大野経済部参事。
858 ◯経済部参事・農林水産課長(大野 淳君) この農業振興地域整備促進協議会でございますが、字のとおり農業振興地域の促進を図るという目的でございまして、具体的には、2ヘクタールを超える農振地区の変更、これはプラスもマイナスもでございますが、農振除外や農地の編入等に対しての意見を聴取する協議会という位置付けでございます。
859 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
860 ◯委員(石井徳亮君) そうすると、2ヘクタールを超えていなければこのテーブルにはのらないという形なんでしょうか。
861 ◯委員長(座親政彦君) 大野経済部参事。
862 ◯経済部参事・農林水産課長(大野 淳君) 協議会の案件ではございませんが、一応、協議会には報告させていただいております。
以上でございます。
863 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
864 ◯委員(石井徳亮君) 実際問題、2ヘクタールを超える農地を持つ方というのは、小さい部落の方においてはあまりいらっしゃらないような形になってくるので、そういった面では、その枠組みを超えたそういう話し合いとか調整区域の中の農業振興地域の除外申請についても、緩和できるような形で後押しをしていただきたいと思いますが、よろしくお願いします。
865 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
866 ◯委員(三上和俊君) この件については、議長が一生懸命、農振地除外についてもう少し緩和すべきだという話をしているわけなんですけど、これは市独自で100坪とか200坪の単位で、今2ヘクタールという話が出ていたけど、2ヘクタール未満だったら市独自で見直し、除外したり入れたりすることはできるんですか。
867 ◯委員長(座親政彦君) 大野経済部参事。
868 ◯経済部参事・農林水産課長(大野 淳君) 当然農振の除外の5要件を満たさないとできませんが、その要件について満たしておれば除外の手続を進めていきます。
以上でございます。
869 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
870 ◯委員(三上和俊君) 進めていけますってことは、我々はもうだめだと思ったり、これはおかしい、何かの見直しの機会にやってくださいよということで今まで取り組んできたんだけど、その門戸というのは1年何回とかそういうことで、思いついたら申請すれば皆さんが受け付けてくれるんですか。
871 ◯委員長(座親政彦君) 大野経済部参事。
872 ◯経済部参事・農林水産課長(大野 淳君) 除外は年間2回でというふうに聞いております。受け付けにつきましては、いつでも私どもで受け付けますが、やはり県等に最初上げないといけませんが、その前段で、要件に合うか合わないかの意見につきまして、市の方で出させていただいております。
以上でございます。
873 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
874 ◯委員(三上和俊君) この調整区域の中の農振地というのは、なかなかがんじがらめな中で、これを宅地化とかほかの土地として転用しようというと、本当にぎゅうぎゅう詰めの中でにっちもさっきもいかなくなっちゃうわけなんだけど、6月と12月かな、受け付けるということなんだけど、それについて、やはり、今、石井委員が言われたように、ある程度のPRなり、今5つの要件があると言ったでしょう。その5つの要件なんていうのはみんな、我々は本当に知ってなくちゃいけないんだけど、すぐ即答できるように、あるいは希望している人たちがそういうことなんだなというのでわかるように開示しておく必要があると思うんだけど、どうなんでしょうかね。それで、念のために5つ、ちょっと簡単だったら説明していただけますか。
875 ◯委員長(座親政彦君) 大野経済部参事。
876 ◯経済部参事・農林水産課長(大野 淳君) 5要件についてちょっと簡単に述べさせてもらいます。まずは、農用地等以外の用途に供することが必要かつ適当であって、農用地以外に代替する土地がないことが1つ。2つ目として、農用地の集団化、農作業の効率化、そのほか土地利用上の効率、総合的な利用に支障を及ぼすおそれがないと認められること。3つ目として、効率的、安定的な農業経営を営む者に対する農用地の利用の集積に支障を及ぼすおそれがないこと。4つ目、農用地等の保全または利用上必要な施設の機能に支障を及ぼすおそれがないこと。最後ですが、土地基盤整備事業を完了した年度の翌年から起算して8年が経過していること。以上5つでございます。
委員おっしゃるとおり、この情報の開示につきましては、今後、私どもの方でホームページ等を利用させていただきまして行っていきたいと考えております。
以上でございます。
877 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
878 ◯委員(三上和俊君) そんなに難しいハードルじゃなくて、この大ざっぱな集団化とか効率化とかというのは富来田地区のその山間地なんかではどんどん、またあんまり山間地だと農振地じゃないけど、できる5要件だと思うんですよ。だから、中郷の今度はあれで幼稚園を見に行きましたけども、あの周りでも農振地があったり、農振地じゃなくて、あれはどんどん市街化すべきだなんて誰しも思ったと思いますよ、中郷のあの井尻地区を見ると。そういうところの方々が果たしてそれをできるかできないか、自分のところが農振農用地なのかというのはみんながわかって、それでまちづくりというか、土地利用を効率的な土地利用をできるようにするには、やっぱり都市政策課の皆さんと農林水産課の皆さんがやっぱりうまく情報を提供しながら地域の活性化というのをどういうふうにしたらいいか、皆さんは農業を主に考えがちだけど、農業基本法が、食料・農業・農村という形で変わったでしょう。法律が10年ぐらい前に。だから、やっぱりその農林水産課の職員もやっぱり地域を守るという立場でもう少し農振農用地について広く捉えていただきたいということで要望して、終わります。
879 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤議長。
880 ◯議長(斉藤高根君) 今、二方が意見を言われたんですけれども、全く180度違った新しい施策が決算書に載っております。推進委員。農業委員のみならず、推進委員の方を新たに報酬を払ってその活動をさせようという、何ともまあ、この時代に新しい推進委員をつくろうということで、その推進委員って一体何の活動をしてきたのか、そして、その活動がどのような効果があったのかを当然農業委員会とすれば検証したはずです。その検証結果をここでお教えください。
881 ◯委員長(座親政彦君) 佐々木農業委員会事務局長。
882 ◯農業委員会事務局長(佐々木英之君) まず、推進委員の推進という意味なんですけれども、法改正によりまして、農地利用最適化というのが農業委員会の必須義務となりました。その内容としましては、先ほど言いました担い手への農地の集積・集約化、それから、耕作放棄地の発生防止・解消、それから、新規参入の促進という内容でございます。そのために、農業委員会が18人の農地利用最適化推進委員を委嘱したところでございます。
具体的な内容ですけれども、利用状況調査の実施、調査を踏まえた農業者への働きかけ、地域の人・農地プランの作成や見直し作業への参加、協力、中間管理事業を活用した出し手と受け手のマッチングの支援、それから、新規参入者への情報提供や地域の受け入れ条件の整備による新規参入の促進及び定着等ですが、議長がおっしゃいましたように具合的にどう変わったかというところにつきましては、昨年の7月に委嘱をしてやっと1年を経過したところなんですけれども、中間管理機構や農林水産課等々と連携しながら、そうしたどちらかというと地域の合意形成みたいな形の業務をしているところです。
先ほど石井委員の方から話がありましたけれども、平成29年度につきましては、鎌足、それから、中郷、清川地区で、地区懇談会ということで大体60人から70人近くの農業者の方にお集まりいただいて、今ある補助金を使った基盤整備の情報であるとか中間管理機構の業務内容等について周知するとともに、具体的に自分たちの地区内でどういう振興方策が可能なのかということをもっと小さい範囲でやっていこうということで、今、清川や鎌足やそこの懇談会を開いた地域で少しずつ具体的な話し合いを始めているところです。
以上です。
883 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤議長。
884 ◯議長(斉藤高根君) 要するにそれはその説明をされて、推進委員ができてよかったなと思うんですか。そう思って。思うのと言ったら思いますと答えられるはずなんですけれども、その役割を果たして果たす今世の中なのかなと。要するに農業委員と推進委員が交互に出ようという約束をした小さな地域もあるし、そういった地域のためのこの推進委員を置いたのか、これからこの木更津市がどうあるべきか、この木更津市の農業がどうあるべきかを考えてその推進委員が今一生懸命活動をしているらしいですけども、姿が見えてこないんですよ、我々には。今後その推進委員がどんなことをやったのかを広くPRすべき。私は別に肯定的でもないんですけれども、PRしてくれないと、何をやっているか見えてこないんですよ。それは農業委員会の役割だと思うんです。これから新しく予算を使って人を報酬を払って活動してくれということ、これは要望ですけれども、これからその活動をこんなふうにしているんだよとなるべく皆さん方に知らせるのが農業委員会の役割だと思います。
以上です。
885 ◯委員長(座親政彦君) そのほか、ございますか。石井委員。
886 ◯委員(石井徳亮君) 先ほどちょっと話が出たんですけど、農地中間管理事業費、119ページですか、通常こちらの方で話が出てくるのが、広い農地だけじゃないかなというような形があるんです。うちの方なんかですと、例えば昔ながらの耕地の配列だと、人の田んぼを通らないと自分の田んぼに行けないという話になってくると、手前の田んぼを例えばもう農業をやめちゃおうかなと言うと、じゃ、こっち、貸してよと言って自分が通るような形で、相対で結構貸したりはあるんですけども、通常においてこの中間管理事業費、今までも聞いてもそんなに件数的にはないんですけど、広い農地がやっぱり中心になってしまうような状況なんでしょうか。
887 ◯委員長(座親政彦君) 大野経済部参事。
888 ◯経済部参事・農林水産課長(大野 淳君) 昨年度の実績でございますが、全部で34ヘクタール、中間管理機構を利用して行いました。広いか小さいかという形でございますが、一般的に広いということで、地域で中間管理を利用したのが椿地区で16.3ヘクタール、戸国・瑞穂地区で6.6ヘクタール、計23ヘクタールを集積いたしました。その他、これは小さい方という形でございますが、120の筆を合計で11ヘクタール、これを割り返しますと約916平米、約1反の筆について。主な筆ですが、これは長須賀になりますが、一応集積いたしました。先ほど委員おっしゃったように、隣を通らなければいけないというような形の筆は、中間管理機構を利用していただければ、当然その中間管理機構の恩恵にあずかるような制度になってございます。
以上でございます。
889 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
890 ◯委員(石井徳亮君) それでは、今のところ例えばよく話があるのが、貸し手と借り手がもうでき上がっているような状態なんでしょうという話も出てきますので、その辺については広く情報を出して周知を図って、PRを図っていただければと思います。
それでは、118ページのアグリフーズ推進事業費、こちらの方は有機米の推進事業という形で、こちら、397万3,000円のうちの284万円という形になっていますけども、有機米ってただ単に聞くと、すごくいいイメージを植え付けられてしまうという。悪い言い方をするわけではないですけども、例えば有機米、農薬とか肥料を使わない。農薬を使わないとどうなるかというと、虫が結構いっぱい来たりするんですよね。そうすると、隣接した田んぼとかなんかがあった場合には、こっちは予防してあるんだけど、虫がここで発生しちゃうとよその田んぼに行っちゃうとかという形で、なかなか有機農法というのもやりづらいところがあるんですけども、この辺、これ、始められて効果というのはどうでしょうか。
891 ◯委員長(座親政彦君) 大野経済部参事。
892 ◯経済部参事・農林水産課長(大野 淳君) この事業、284万400円ですが、木更津オーガニック推進プロジェクト事業委託費という形で行った委託でございます。前々年から話題になっておりますロボットを利用して無農薬。やはり有機という形ですと、地域全体でやらないと、同じ水源を使っている田んぼがございました場合には、上で農薬を使うと有機という形にはなりませんので、一応、その田んぼ、無農薬米というような形でつくっております。前年でございますが、30アールの圃場で実施いたしました。ちなみにではございますが、今年度、これが60アールの圃場に拡大しております。
以上でございます。
893 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
894 ◯委員(石井徳亮君) その60アールに増えるというものはちょっと聞いてはいるんですけども、実際問題、純粋な農業をされている方ではないようなところもありますので、そこのところの単純に30アールが60アールになって倍になったかというと、そのほかの方々にはちょっとまだ効果的なものは波及してないような状況もあると思いますので、そういった点では、ただ単純に単なる委託ではなくて、本格的に進めていくような形をとっていただければと思います。
その関連でちょっとお聞きしたいんですけども、こちらの方で119ページの木更津産農産物活性化事業、こちらの方でも一般質問でもちょっと話をしたことがあったんですけど、新しい農作物をいろいろ考えた方がいいんじゃないかという話では、県の農業事務所と一緒に考えるような話があったんですけども、その後、県の農業事務所とかと何かいろいろ検討されたりとか、そういう候補になるようなものが出てきたのかどうか、教えていただきたいと思います。
895 ◯委員長(座親政彦君) 大野経済部参事。
896 ◯経済部参事・農林水産課長(大野 淳君) こちら、農産物活性化事業につきましては、県の実施するFOODEX JAPANという見本市、商品取引の市ですが、そちらに出展するための、基本的には市の農水産物を利用いたしまして6次産業化を図っていくという中での事業でございます。ですので、これは農業事務所だけではなく、各個人の企業の努力によるものが多いと考えています。当然農作物も対象でございますので、農業事務所も含めまして6次産業化を今後図っていきたいと考えております。
以上でございます。
897 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
898 ◯委員(石井徳亮君) 6次産業化、非常に聞こえがよくて、すごく期待されるんですけども、大体において個人企業とか、そういったいろんなところの企業が出てきてやっていただけるような形なんですけど、大体において6次産業化をなかなか進めようとしている既存の農家の方というのはちょっとあまりいらっしゃらないようなとこもあって、これから担い手として若い方が、どんどん出てくるような方々はそういうことを考えていますけど、今高齢化を迎えていて、うちの農業、どうしようかなという方が6次産業化の方に傾くかどうかといってもなかなか難しいところがありますので、その辺の、言い方は悪いんですけど底辺というか、そういう今まで地盤を支えてきていただいた方々の補助的なものをぜひ検討していただければと思います。お願いします。
899 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
900 ◯委員(三上和俊君) 確認させてもらいます。それこそ昨年の10月24日か、道の駅オープンになりました。それで、予想以上に反響が多くて、マスコミ等でも報じられて、いい状況なんだけど、駐車場がなくて、狭くて困っているという中で、いろいろと駐車場の拡張について取り組みますという話は聞いているんですが、そちらの取り組み具合、どんなふうに進んでいるのか確認させてもらう。
901 ◯委員長(座親政彦君) 大野経済部参事。
902 ◯経済部参事・農林水産課長(大野 淳君) 今年度の予算になりますが、6月補正で一応用地費につきましては計上させていただいております。現在、各地権者に事前のお話ですが、駐車場の拡大、位置につきましては6月補正でも説明しましたが、高速道路の反対側の用地、田んぼ約3枚、公共の道路等を含めますと約7,000平米ですが、それにつきましては、地権者におおむね了解というようなお話を現在では受けております。
以上でございます。
903 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
904 ◯委員(三上和俊君) 1つそれを基盤に、どんどん6次産業化とか有機米とかといろいろあったけど、地域振興のために、農泊、民泊、いろいろ、サイクリングというか、施策を講じていただいていますけど、やっぱり交流施設というと、交流というとやっぱりバス、マイカーで来るのが皆さん交通手段だと思うんですよ。そうすると、やっぱり早目に駐車場、用地を買っただけじゃなくてつくらなくちゃいけないということになるけど、その考え方というか、取り組みはどんなスケジュールになっているのか。
905 ◯委員長(座親政彦君) 大野経済部参事。
906 ◯経済部参事・農林水産課長(大野 淳君) 先ほど高速の反対側の用地を当て込んでおりますが、全部を駐車場にするという形ではなく、今後の道の駅の展開を含めまして、今、事業者と詳細な計画を立てるという段階でございまして、またその辺の計画を含めまして、細かい施設については考えていきたいというふうに考えております。
以上でございます。
907 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
908 ◯委員(三上和俊君) ちょっと確認させてもらいます。一応、農地を持っている方々にはその道の駅の駐車場として考えていますということなんだけど、実際それだけじゃなくて、ほかの施設、駐車場以外の施設も場合によってはつくるというか、利用する考えがあるという含みのある用地になるのかな。
909 ◯委員長(座親政彦君) 大野経済部参事。
910 ◯経済部参事・農林水産課長(大野 淳君) 今後の検討の一つでございます。
以上です。
911 ◯委員長(座親政彦君) そのほか、ございますか。石井委員。
912 ◯委員(石井徳亮君) 120ページの農道維持補修費1,126万7,703円なんですけど、今、農業者が使っている車両というのはほとんどが軽トラックなんですよ。そうすると、農道の幅が、例えばイノシシが崩したりとかそういった形になっていて、最悪的に軽トラの幅ぐらいしか残ってないような状況なんです。何とか今のところはなっているんですけど、その先の例えば農地が崩れたりとか何かのときには、補修するための2トン車とか資材を運ぶ車とかユンボを積んだ車とかというのがもう通れないような状況になっちゃっているんですけど、そういった場合の考え方というのはどうなんですかね、補修面でいう形では。
913 ◯委員長(座親政彦君) 大野経済部参事。
914 ◯経済部参事・農林水産課長(大野 淳君) 補修の考えでございますが、当然、農道、我々で鋪装した分につきましての補修等は我々も行っていく考えでございます。ただし、なかなか予算の範囲もございまして、やはり地元の方にご協力を得ないといけないという状況が多々ございます。その辺につきましては、原材料の支出で地元の方の協力を得ながらやっております。
ちなみにではございますが、去年この予算の中で農道の補修の工事で5本、補修箇所では9ヶ所、あと、路肩を4ヶ所、陥没を2ヶ所、その他という形で3ヶ所、予算を利用してやらせていただきました。当然、地元の方にお願いできないものにつきましては、我々で対応させていただきます。
以上でございます。
915 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
916 ◯委員(石井徳亮君) 原材料の支給については非常にありがたいところがありますけども、用水組合とかそういう水利組合が残っている場合は人が結構集まってくるんですけども、そういったものがなくなってきているところも出てきていまして、じゃ、材料を支給するよと言っても、いざ軽トラックを持っている人がいなかったりとか、実際問題、働いてくれる方々も、自分たちはもう農業をやめちゃったからもう出ないからさという話なんかにもなっていますので、その辺のことも考慮していただければと思います。よろしくお願いします。
121ページの、これもたまにちょっとお話しするんですけど、林業振興補助費、こちらの方がサンブスギ林再生という形でうたってあるんですけども、こちらの方は市政の概要の方にもありますけど、人工林が1,359ヘクタール木更津市内にあるという話ですけど、このサンブスギ林再生の実績とか、これから見込みというのはどうなんでしょうか。
917 ◯委員長(座親政彦君) 大野経済部参事。
918 ◯経済部参事・農林水産課長(大野 淳君) サンブスギ、市としましては前年より始めた事業でございます。サンブスギは説がございますが、千葉県で生まれた杉、山武地方で産まれた、接ぎ木で産まれた杉で、花粉もあまり飛ばないという形でございます。木更津市には約89ヘクタールがサンブスギとなってございます。去年の実績ですが、一応、サンブスギということで、今サンブスギが病気になってございまして、実際、木更津のサンブスギ、ほとんどがこの病気にかかっているというふうに聞いております。ですので、被害木を切ったり、1.46ヘクタールについて前年度はサンブスギをやっている。今後、随時計画的にサンブスギの再生に向けて取り組んでいきたいと考えております。
以上でございます。
919 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
920 ◯委員(石井徳亮君) 実際問題、病気の木とかを伐採していただいているという話ですけども、実際これは林業として成り立っているんでしょうかね。買う人がいるんですかね。
921 ◯委員長(座親政彦君) 大野経済部参事。
922 ◯経済部参事・農林水産課長(大野 淳君) このサンブスギ、実際は切って、また造林という形でございますが、県費と市費と、あとは地元の負担という形でございますが、これ、切った杉を再生したり売ったりを林業組合の方でやっていただきまして、地元の負担につきましてはほとんどなしに近いというような形で行えると聞いております。
以上でございます。
923 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
924 ◯委員(三上和俊君) 新しい考え方の中で、都市を守るためには山を守らなくちゃいけないという、そういう形で新しい税制が始まるわけなんですけど、その前にリサイクルと同じで、今、石井委員が言われたようにきちっとした価値として伐採した杉やヒノキの用材が使われるようになればいいけど、切って山の中に倒しといて肥やしにすればいいという、それが実情だったりしているわけで、なかなか業として、林業としての成り立ちというのができないし、その林業として成り立たせるには地元で製材所、あるいは切り出した丸太の市場というの、出した人と今度は利用する人とかという、そういうまた今までの木材に関する流通のシステムを考えたり加工の場所を考えたりしなくちゃいけないんだけど、そういうものについて新しい税制、森林、何だっけ。〔「環境税」と呼ぶ者あり〕環境税か。森林環境税がいつから導入ですか。来年か。来年から導入。質問する人がわからなくて質問しているんだから答弁は難しいと思うけど、そういう中で、市として、担当の課長として、何かこれを木更津市の中で森林環境税を利用した中で、地域振興あるいは木更津市の林業を守るという観点の中で、何かプロジェクトというか、構想があるのかどうか。
925 ◯委員長(座親政彦君) 大野経済部参事。
926 ◯経済部参事・農林水産課長(大野 淳君) 森林環境税につきましては、まだ法の使い方の明確なところが示されておりませんが、既存の行っている事業への流用はだめだと。今後新たに発生するようなことについてのみしか使えないだろうという説明は受けております。先ほども言いましたが、一応、現在ですと、倒したものは、1割、2割はチップとして利用できて、その他につきましてはバイオマス発電の方に使っております。今後、森林環境税を利用して新たな取り組みとか何かの産業ができるかどうかは、今後また法の解釈等も検討しながら、県、国等と相談しながら考えていかなくてはいけないものと考えております。
ただ、年度年度の予算ではございますが、基金をつくってためておけるというようなお話も聞いております。ですので、一気にある程度たまった資金で行うというのも一つの方策というふうに考えております。
以上でございます。
927 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
928 ◯委員(三上和俊君) さっき言ったように、業として成り立てば公が口を出さなくても十分民間だけで回転していくんだけど、どうしても業として成り立たないから税金を投入して新しいシステムなり制度をつくっていかなくちゃいけないと、また、助成していかなくちゃいけないということの中で、木更津市の山、どういうふうにしたらいいか、林業をどういうふうにしたらいいかということは、やっぱり大きな問題だと思いますよ。ただ、ヒノキの花粉症に悩んでいる人たちの解消というだけじゃなくて、木を有効利用しようとかということにならないと、それこそチップだけにするじゃ、ちょっともったいないから、各市町村では地元の材木を利用して学校を建てようなんてこともあるので、公共施設を建てようと、木材の建物、木造建築を推奨したりしているわけですよ。だから、そういうところまで立ち入らないと森林環境税か、地域振興というのは成り立たないと思うけども、企画課長がいらっしゃるから、その辺ちょっと確認させてもらうけど、何か企画課として、あるいは企画部として、この新しい税金創設の中で木更津市はどんなふうに動いたらいいかという少しイメージなんかありますか。それとも、今のところ何もないのか。
929 ◯委員長(座親政彦君) 小原企画課長。
930 ◯企画課長(小原和弘君) 今、委員のお話をずっと伺っておりまして、新しいそういった税の活用につきましては、関係部局とも今後いろいろと話をしていかなければいけないと改めて思ったところでございます。
以上です。
931 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
932 ◯委員(三上和俊君) オーガニックの木更津市と言っているんだから、やっぱりこの辺も、さっきまち美化の話でちょこっと、それは市民協働のまちというまちづくりということでも言わせてもらったけど、このオーガニックというその市長の施策をアドバルーンの中で、やっぱり木更津市はやっぱりほかの市町村に先駆けてこの森林環境税の使用、これ、検討すべきだと思います。1つ課題としてまた皆さんの知識とか取り組みを期待していますので、よろしくお願いします。
以上。
933 ◯委員長(座親政彦君) そのほか、ございますか。
〔発言する者なし〕
934 ◯委員長(座親政彦君) 質疑終局と認め、続きまして、123ページから128ページまでの第35款商工費についてご審査願います。
佐藤委員。
935 ◯委員(佐藤多美男君) それでは、私は決算書125ページ、企業誘致事業費についてであります。その中の企業誘致奨励金ですね。3億円、決算されております。これについては企業誘致のためのインセンティブというふうなこともあるんでしょうけども、私は特定の企業を優遇するものとか、あるいは、それをひっくり返せば3億円という財源が、本来入るべき財源が失われていくというふうなことでは多大なサービスかなというふうに思うわけでございますけども、この3億円の立地奨励金、これから税金が将来的に入ってくるんだから効果はあるよということで今後も続けるようなそういう事業でしょうか。
936 ◯委員長(座親政彦君) 兵藤産業振興課長。
937 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) 企業立地の奨励金につきましては、今後とも木更津市の方にぜひ多くの企業を誘致する目的の一つで使わせていただいておりますので、今後とも活用してまいりたいと考えております。
以上です。
938 ◯委員長(座親政彦君) 佐藤委員。
939 ◯委員(佐藤多美男君) 進出企業に対する立地奨励金ですから、来てくれましてありがとうと、今まで払った税金をお返ししますよという、3年、5年、そういうことですよね。しかし、ほかでもやっているから市でもやっておかないとなかなか来てくれないじゃないかとかいうことで、こういう制度があるから来て来てというふうなそういう呼び水的なインセンティブ的なそういう事業にもなっているとは思うんですよね。ただ、そのことで私はどうかなと思っているんですけども、進出した企業に対するアンケートもたしか行っていたと聞いているんですけども、この立地奨励金制度が木更津にもあるからぜひ行きたいというふうな、そういうのはあるんでしょうかね。アンケート結果なんかございますかね。
940 ◯委員長(座親政彦君) 兵藤産業振興課長。
941 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) 一般財団法人日本立地センターの2016年度のアンケートでございますが、ちょっと紹介をさせていただきます。企業が立地場所決定する際には、その多くが交通アクセス性や用地を含めた周辺環境を重視するという結果が出ております。そうした意味では、この奨励金が立地の主要因になるケースは少ないとは思っております。しかしながら、日本中で多くの自治体がさまざまな特色のあるこの奨励金制度を設けておりますので、激しく企業誘致にしのぎを削っているという状況になっております。企業側からいえば、奨励金は立地する場合のほぼ前提条件になっておりますので、仮にこの制度がないということは、他の団体との競争をしていくという中では同じスタートラインにも立てないというふうに思っておりますので、ぜひこの奨励金については今後ども活用させていただきたいというふうに考えております。
以上でございます。
942 ◯委員長(座親政彦君) 佐藤委員。
943 ◯委員(佐藤多美男君) 大体、アカデミアパーク等々に進出していただける企業というのは体力がある企業が多いんですね。中にも大変な企業もあって、撤退したのもありますけども、それは例外でですね。この3億円、ここのところ2億円、3億円ということで、ある程度までは増えていくのかなというふうには思うんですけども、それだけの2億円、3億円の財源が要るということが非常に大変なことなんですね。それを特定の企業に対して奨励金として渡すというか、これは後で返すと。今までいただいた税金を返してやるということなんですけども、これはぜひ本市の財源対策としても見直すように強く求めたいと思います。
以上です。
944 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
945 ◯委員(竹内伸江さん) 決算書125ページ、商工振興費の備考欄5、(3)電灯料補助事業補助金330万5,479円、商業団体が設置した街路灯の電灯料の助成であるということなんですけれども、その他の防犯灯と同じ明かりであるということは、本当に市民の足元を明るくするということを考えれば、電気料金は全額補助についても少し検討をするべきじゃないかなというふうに考えるんですが、いかがでしょうか。
946 ◯委員長(座親政彦君) 兵藤産業振興課長。
947 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) 委員ご指摘のとおり、商店街の街路灯につきましては、防犯灯と同様に市民の足元を明るく照らしていただいており、街路灯の電気につきましては、半額を各商店の皆様が会費の中から払っていただいているというのが現状でございます。全額補助とのご指摘でございますが、街路灯につきましては、夜間の購買力の向上を図るというのも一つの目的となっておりますから、一定のご負担をいただくというところは必要であるというふうに考えております。
しかしながら、商店会の皆様の負担が大きいとのご意見も伺っておりますので、今後のあり方につきましては、定期的に実施する補助金の見直し等の中で検討を行ってまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
948 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
949 ◯委員(竹内伸江さん) 今ご答弁ありましたとおり、やっぱり商店街の皆さんのご意見とかいろいろあります。また、今後補助金の見直しの中でということですので、検討いただきたいと思います。
以上です。
950 ◯委員長(座親政彦君) そのほか、ございますか。石井委員。
951 ◯委員(石井徳亮君) 124ページの下の方に商業団体等振興事業補助金の方がありまして、この説明欄を見ますと、富士見通りの商店街振興組合のアーケード支柱柱脚改修工事等が入っているんですけども、結構アーケード自体が古くなっていると思うんですけど、こちらの方にかかった工事費と、その補助の金額というのはどのくらいでしょうか。
952 ◯委員長(座親政彦君) 兵藤産業振興課長。
953 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) 富士見通りのアーケードの補修につきましては、まず、全体の工事費の方が318万6,000円でございます。そのうちの3分の2を市の補助額として212万4,000を補助しております。
以上でございます。
954 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
955 ◯委員(石井徳亮君) 今ちょっと大分古くなっているというような話をさせてもらったんですけども、場所によってはちょっと危険じゃないかなと思うようなぐらいさびていたりとかしているんですけども、この補助というのは、変な話、いつまで補助してその工事をしていけばいいのかって、ちょっと見た目的には不安になってくるんですよ。その辺はどうでしょうか。
956 ◯委員長(座親政彦君) 兵藤産業振興課長。
957 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) 昨年度補修した11本は、柱の根元が腐食によって完全に穴があいていると。有効的な断面も半分程度なくなっているような柱について補修をさせていただいたところでございます。担当課といたしましては、市民や観光客の皆様の安全の確保が最優先であるというふうに考えておりますので、できるだけ早いタイミングで撤去をしたいというふうに考えております。そのため、現在は施設の修繕や改修を補助対象としている要綱等を改め、新たにアーケードの撤去に係る補助要綱等を定めて、市が支援を行う方向で関係部局と協議を行ってまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
958 ◯委員長(座親政彦君) そのほか、ございますか。平野委員。
959 ◯委員(平野卓義君) 決算書123ページ、備考欄下段の産業・創業支援センター事業費について伺います。
決算資料の289ページを見ていただければと思います。そこにいろいろ数字が出ていますけど、新規相談件数、相談対応数が非常に一昨年より伸びていますけれども、その理由について、わかればお伺いします。
960 ◯委員長(座親政彦君) 兵藤産業振興課長。
961 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) センターの相談の件数の増加についてでございますが、平成28年度が385件に対し、昨年度、平成29年度は511件で、約1.3倍の伸びとなっております。その要因としては、昨年度、富士市の産業支援センターモデルのf-Bizのモデルを導入するというところで、今年の2月から新しいセンター長においでいただいて相談を開始しております。その中でやっぱりf-Bizモデルも採用しているというところで、売り上げアップの相談が7割ぐらいを占めているところでございます。そういったところで、かなりの事業者様の方も口コミも含めまして相談件数がかなり増えてきているというところだと判断しております。
以上でございます。
962 ◯委員長(座親政彦君) 平野委員。
963 ◯委員(平野卓義君) f-Bizの効果があるということで理解しましたけれども、その右側に相談内訳相談件数の中で売り上げ増加の件数と創業の件数の数字が出ていますけども、売り上げ件数がかなり数が伸びたということは理解しましたけども、創業に対しての数もかなり増えていると思います。その創業に対しての件数が増えている要因は何だか、わかればお伺いします。
964 ◯委員長(座親政彦君) 兵藤産業振興課長。
965 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) 創業についても同じくやっぱりこのf-Bizモデルの相談内容ですね。店の強みを活かすというところと、あとは、今後お店を展開していきたいという方についても、本当に一から全部お話を聞かせていただいて、その方が持っている潜在能力等も判断をさせていただきながらご相談をしていただいておるというところで、創業件数も平成28年度に比べて伸びている要因だと判断しております。
以上でございます。
966 ◯委員長(座親政彦君) 平野委員。
967 ◯委員(平野卓義君) わかりました。
次に、その下の創業者の概要というところで、毎年ずっとその内容を見るとAからSという状況になっているんですけれども、一つも同じ業種がないと私は理解しているんですけれども。これはどういった資料として理解すればよいのか、お伺いします。
968 ◯委員長(座親政彦君) 鈴木産業振興課主幹。
969 ◯産業振興課主幹(鈴木昭宣君) こちらの業種につきましては、かなり細分化した業種でございますので、大きな区分でいきますとサービス業とか飲食業とかそういったのが中心で、本市の産業構造的にこういった形で、特定の業種ではなくて幅広い業種が創業としても支援できているんじゃないかというふうに考えております。
以上です。
970 ◯委員長(座親政彦君) 平野委員。
971 ◯委員(平野卓義君) わかりました。
センター長がかなり意欲的にいろいろとPRもして呼び込みもして、自らいろんな創業者、売り上げ増加に期待している人たちにくっついていろいろ考えているというような話も聞きます。また、中心市街地の空き店舗についても、いろいろと今、市の方でもいろいろと手を尽くしているという話を聞きますけども、その辺とのこのつながりというか、コラボというか、何かすごくいいことに化けそうな気がするんですけども、考えられればお伺いします。
972 ◯委員長(座親政彦君) 兵藤産業振興課長。
973 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) 駅周辺につきましては、今、空き店舗対策といたしまして、リフォーム代の補助等も新しく創設をさせていただいたとこでございます。その中で意欲のある方にぜひ空き店舗で操業開始していただくという意味では、ぜひ、らづ-Bizとの連携等をさせていただいて、より多くの方に空き店舗の活用をしていただきたいというふうに考えております。
以上でございます。
974 ◯委員長(座親政彦君) 平野委員。
975 ◯委員(平野卓義君) ぜひよろしくお願いします。
以上です。
976 ◯委員長(座親政彦君) 間もなく午後5時になりますが、会議時間を延長いたします。
竹内委員。
977 ◯委員(竹内伸江さん) 126ページ、備考欄8、国際観光インバウンド推進事業についてですが、本市における外国人宿泊者の人数について、把握していればお教えください。
978 ◯委員長(座親政彦君) 佐伯経済部参事。
979 ◯経済部参事・観光振興課長(佐伯浩一君) 本市における平成29年中の外国人の宿泊者数につきましては、5万1,447人でございます。これは統計をとり始めました平成16年の5,697人と比較すると、約9倍の増加となっております。
以上でございます。
980 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
981 ◯委員(竹内伸江さん) 数を聞いてびっくりしました。
続きまして、備考欄9の映像支援事業についてなんですが、この映像支援事業による本市の経済効果についてお伺いします。
982 ◯委員長(座親政彦君) 佐伯経済部参事。
983 ◯経済部参事・観光振興課長(佐伯浩一君) 映像支援事業による平成29年中の映画、ドラマ、CMなどの撮影件数は267件でございます。撮影関係者には、撮影の終了時に、本市において支払いました経費、これは宿泊費、ガソリン代、食事代などでございますが、これを報告していただいておりまして、平成29年中の合計は約1,031万円となっております。また、これ以外にも本市がこのメディアに取り上げることにより発生いたします間接的な経済効果につきましては、金額はなかなか把握することはできないところではありますが、本市の観光施設でありますとか商業施設などがこのように映像で紹介されることによる大きな宣伝効果があるものと考えております。
以上でございます。
984 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
985 ◯委員(竹内伸江さん) 今ご答弁いただきましたように、本当にメディアに出ることがたくさんあってうれしくなっちゃうんですけれども、引き続き本市の観光振興にまた尽くしていただければと思います。ありがとうございます。
986 ◯委員長(座親政彦君) ほか、ございますか。石井委員。
987 ◯委員(石井徳亮君) 126ページの上の方、観光案内所運営事業費なんですけども、こちら、初日に拝見させていただいたのですが、やはり今までも草刈議員からも質問があったり、場所がわかりづらい、看板が見えないとかという話なんかもそのときにもあったんですけど、あそこの場所、何回見てもやっぱり人の流れの中心にはないような気がするんですけども。その辺では、例えばそちらの方に誘導する看板、タクシー乗り場のとこにも小さいものがありますけど、どうしてもああいう駅の構内から出てきたりすると、人は目線より上の方を見るような感じもするんですけども、上の方に例えばわかりやすい表示をするとか、駅前庁舎の真ん中に大きい円柱の柱がありますけど、あそこにあんまり費用をかけないようにシート状の看板か何かをちょっと協力いただいて、観光案内所はこっちですよとか、そういうふうな考え方はないんでしょうかね。
988 ◯委員長(座親政彦君) 佐伯経済部参事。
989 ◯経済部参事・観光振興課長(佐伯浩一君) 平成29年度中にこの観光案内所を訪れた方は8,338人でございまして、1ヶ月平均で約690名となっております。参考までに、この平成30年度につきましては、4月から8月までの間に4,638人が訪れており、1ヶ月平均で約930人となっております。しかしながら、委員言われるとおり、なかなか観光案内所を指し示す案内板につきましては、駅西側、みなと口側の駅をおりたガードレールのところと木更津駅東口の駅をおりたところのガードレールに設置しているのみでございますので、今後につきましては、またこれは現状では足りない部分ということも認識しておりますので、委員からアドバイスいただきました案も含めまして、わかりやすい位置の設置を検討したいと思っております。
以上でございます。
990 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
991 ◯委員(石井徳亮君) 今、一番お金をかけない内容でちょっとお話ししたつもりなんですけども、例えば変な話、同じお金をかけるんだったら人の流れのある方に事務所、せっかくリニューアルしたばかりなのでもったいないですけども、そちらの方に引っ越すという形なんかでも効果がより、4,638人の数がもっと増えるのかなという気もしますので、例えば駅前の空き店舗というと、その後の計画がどうなっているかわかりませんけど、ドトールコーヒーなんかあいちゃったとこなんかも、例えばそういうところに入っていくとか、DMOの事務所なんかも入っていますので、よりきれいな状態で仕事をしてもらって、外から見えるような形でPRするのもいいかと思いますので、いろんな案があると思いますけど、検討いただきたいと思います。お願いします。
127ページの方でちょっと何ヶ所かあるんですけども。
まず、自然体験観光推進事業費、これ、自然干潟モニターツアーが2回行われたという形で、こちらの方を見ますと、「現状の課題を検証した」とこちらの説明書の方にありますけども、その現状の課題を検証した結果、どんなふうな内容だったんでしょうか。
992 ◯委員長(座親政彦君) 佐伯経済部参事。
993 ◯経済部参事・観光振興課長(佐伯浩一君) この自然体験観光推進事業につきましては、アクアラインにより都会と近接した本市の自然環境の豊かさをアピールし、訪れる方々に木更津の魅力を知ってもらい継続的な来訪につなげるために、東京都内の教育委員会関係者に来ていただくものでございます。平成29年度につきましては、小中学生を対象といたしました教育旅行をつくりまして、実際にこの後来ていただくことを目的に、平成29年の10月にブルーベリージャムづくりの里山体験を、また、平成30年2月には里海体験としてノリの成長の学習やノリすき体験など、10月と2月で合計70名の方に体験いただいたものでございます。
この2回の中でアンケート調査を行いまして、この結果から課題を見ますと、ブルーベリージャムづくりにつきましては、やはり施設的にちょっと小さい部分がございますので、かなりの大人数の小中学生が来た場合に大きな会場が用意できるのかでありますとか、海の方のノリの学習につきましては、小学生を対象とした場合に内容が少々難しいのではないかといったお話等をいただいたところでございます。
以上でございます。
994 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
995 ◯委員(石井徳亮君) 課題についてはわかりました。施設が小さいとか小学生には対応が難しいというような話がありますけども、それを踏まえて、じゃ、今度、都内の教育委員会の方で大人数が来たときに、受け入れ状況等、検討をされてはいるとは思うんですけども、その検討された状況で受け入れが可能なのかどうかというのはどうなんでしょう。
996 ◯委員長(座親政彦君) 佐伯経済部参事。
997 ◯経済部参事・観光振興課長(佐伯浩一君) このような課題を踏まえましていろいろ検討したところでありますが、その結果といたしまして、このアンケートから90%以上の方がこのツアーに満足をいただいたという結果を頂戴したところでございますが、実際に平成29年度中には東京都江東区の子ども会の団体50名がノリすきの体験をしに本市を訪れ、平成30年の8月、これは今年度でございますが、東京の私立の中学校が金田みたて海岸に校外学習に訪れた等の実績もございます。先ほどのジャムづくりの会場が小さいというような課題点もございますが、今後につきましては、平成31年度以降、DMOのツアーとしてこのような問題点の検討をしながら、教育旅行誘致を目指してまいりたいと思っております。
以上でございます。
998 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
999 ◯委員(石井徳亮君) いろいろ検討していただいて、市長も言われていますけど、都会から一番近い田舎というような形が売りにしたいという話もありますので、最大限受け入れが可能なような形で工夫していただきたいと思います。
あと、その下の週末木更津計画推進事業費、こちらの方は三井アウトレットパーク木更津とかイオンモール木更津の方に誘客イベントに努めたという形ですけども、こちらの方の効果はどんな効果が出たと思われますでしょうか。
1000 ◯委員長(座親政彦君) 佐伯経済部参事。
1001 ◯経済部参事・観光振興課長(佐伯浩一君) こちらの週末木更津計画につきましては、市内飲食店でありますとかレジャー施設において、通常の昼間の間に使用可能なクーポン、もしくは毎週土、日、祝日のアクアラインが渋滞するような夕方の期間にお客様を市内に誘導するための夜得クーポンの事業を行っております。この事業につきまして、本年の7月に三井アウトレットパーク木更津を会場にアンケート調査を実施したところでございますが、この調査によりますと、9割の方々がこの週末木更津計画の各クーポンを利用したことがある、もしくは機会があれば利用したいと回答され、この事業につきましては、ある程度市内飲食店への回遊を促す効果がある事業になりつつあると実感をしております。これにつきましては、今後さらなる利用率向上に向けて、引き続き、年4回今やっておりますが、この年4回の季節ごとのキャンペーンなどを行い、周知を徹底してまいりたいと思っております。
以上でございます。
1002 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
1003 ◯委員(石井徳亮君) いろいろ駅前でもイベント等をされていますので、そういったものと組み合わせて、より効果的なものを進めていただきたいと思います。
その2つ下、観光プロモーション推進事業費129万3,456円、こちらはツーリズムEXPOジャパンに出展という形になっていましたけども、こちらについても今年度の同じ事業があしたから開催されるという形で、あした、あさってが業界プレス、土、日の22、23日が一般という形でされるそうですけども、前回は全国47都道府県が参加して、130の国、1,310の企業、来場者19万人という形で非常に盛況だったと思うんですけども、こちらの方でリサーチや情報拡散を行ったとありますけども、その手応えというか、そういうものはどんな感じなんでしょう。
1004 ◯委員長(座親政彦君) 佐伯経済部参事。
1005 ◯経済部参事・観光振興課長(佐伯浩一君) こちらの東京ビッグサイトで行われるツーリズムEXPOジャパンにおいて、昨年度は千葉県、成田市、銚子市などとともに木更津市が出展をいたしまして、本市の観光PR及び市場調査を行ったところでございます。先ほど委員おっしゃられましたとおり、4日間で約19万2,000人が来場し、多くの方に千葉県ブースに来ていただきまして、この中で木更津市では、観光PRももちろんでございますが、独自にアンケート調査を行いまして、351人の方から回答をいただいたところでございます。
このアンケート調査の中身といたしましては、観光地として木更津市に求めることといたしまして、まず、地元の食材を使った食事どころ、もしくは自然体験プログラム、宿泊施設、風景のよさを求める声が多くございました。また、本市への交通手段では、半数以上が自家用車という結果も得られ、改めて自動車での訪問を考慮した観光振興策の重要性を認識したところでございます。
また、この情報の拡散につきましては、委員先ほどおっしゃられましたとおり、これは国内最大級の旅の祭典でもありまして、19万2,000人が来たということもあり、また、出展者も、世界130カ国、全国47都道府県から1,310企業が出展しております。このような場所で地道に木更津のPRを継続していくことで、本市の観光面での知名度が上がっていくものと考えております。
以上でございます。
1006 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
1007 ◯委員(石井徳亮君) こちらのツーリズムEXPOジャパンは、これは入場券が必要で、大人当日1,300円、学生当日700円という形で、実際問題、お金を払っても情報が欲しいという方が結構来ていて、いろんなイベントがあって、1日いても楽しいというような話らしいんですけども、そんな形では木更津を例えばPRする上では非常にいいものだと思いますし、今言った何かの事業についても木更津に関心を持ってもらいたいという話をPRするには一番いいのかなと思いますけども、先ほどそのアンケート、今のツーリズムEXPOジャパンのアンケートでも、求めるものは地元の食材というものなんかも結構あると思うので、地元としても安全で食材を供給できるような体制、または宿泊とか自然体験できるような体制を整えておかないと、PRはするけど受け入れ状況ができないという話にもなってきてはしようがないものですから、先ほどからいろんな話がありますけども、農地の問題とかいろんな問題、解決すれば、こういったものも受け入れができるものもあると思いますので、総合的な考えを見て対応していっていただければと思いますので、よろしくお願いします。
1008 ◯委員長(座親政彦君) そのほか、ございますか。
〔発言する者なし〕
1009 ◯委員長(座親政彦君) 質疑終局と認め、続きまして、243ページから255ページまでの公設地方卸売市場特別会計についてご審査を願います。
竹内委員。
1010 ◯委員(竹内伸江さん) 決算書249ページの事業収入のうち、土地使用料について収入未済額18万9,525円が発生しておりますけども、これはどのような使用料で収入未済が発生したのか、経緯についてご説明お願いいたします。
1011 ◯委員長(座親政彦君) 嶋野経済部参事。
1012 ◯経済部参事・地方卸売市場長(嶋野光弘君) この土地使用料につきましては、市場機能の充実を図るため、市場内での営業許可しております附属営業人から市場の土地の使用に対する使用料を徴収しているものでございます。この附属営業人は、昭和45年からバナナの発酵業務を行っているものでございまして、平成22年頃から卸売業者や仕入れ業者、また、運送業者等との代金の支払い等に関するトラブルが発生いたしまして、卸売業者と裁判まで至ったような経緯もございました。そして、およそ5年前から実際のところ営業は休止状態となっております。裁判の終結後に営業を再開するということで、引き続き使用許可申請を行い、使用許可を行っておりましたが、これまで収入未済が発生することはございませんでしたが、長期間営業を行っていなかったことにより資金繰り等が悪化し、そういった関係で使用料の滞納が発生したものでございます。
以上でございます。
1013 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
1014 ◯委員(竹内伸江さん) 続きまして、一般会計繰入金の2,341万7,513円について、平成28年度の決算額1,631万4,364円と比較すると約710万円増加していますが、その理由についてお伺いします。
1015 ◯委員長(座親政彦君) 嶋野経済部参事。
1016 ◯経済部参事・地方卸売市場長(嶋野光弘君) この一般会計繰入金につきましては、市場特別会計の歳出総額に対する歳入の不足分を一般会計から繰り入れているものでございますが、増加した主な理由は、市場特別会計歳出全体の増加によるものと考えてございます。その増加した主な内訳でございますが、一般職人件費が約273万円、これは昨年度再任用職員を9ヶ月間雇用したものでございます。あと、再建計画の策定業務が366万9,000円、総務諸経費の方が147万6,000円増加、これは主に光熱水費、電気料の増加に係るものでございます。
以上でございます。
1017 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
1018 ◯委員(國吉俊夫君) 245ページの歳入の総体的な件なんですけども、7,379万1,567円ということなんですけども、この内訳、諸収入の約2,000万円、これを見ますと、これ、多分電気代だと思うんですよね、業者の払う。そうすると、本来会計処理からいったら、これは収入ではなくて、歳出で出たお金の立て替え金がただ入っただけのことです。そうしますと、歳入の実質ということを私、考えますと、市場事業収入の2,980万円と一般会計の繰入金からの2,341万7,000円、この合計の5,321万7,000円が本来は歳入の会計であると私は思うわけ。そうしますと、一般会計から44%のお金が歳入に入っているわけですよ。そうすると、市場会計からいうと収入が56%、そんな少なくていいかと私は思います。そういうところで多分市場長も考えられて、将来の木更津の市場をどうしたらいいかということを思ったところじゃないかなと思います。それをちょっと聞きたいと思うんですけども。
このたび、木更津市公設地方卸売市場経営展望策定業務委託、これが決まったらしいです。株式会社長大というところで決まって。これ、展望ですよね。自分たちで考えられないものですか。
1019 ◯委員長(座親政彦君) 嶋野経済部参事。
1020 ◯経済部参事・地方卸売市場長(嶋野光弘君) もちろん私どもで考えるべきところではございますが、専門的な知識とアドバイスを持って策定したいと考えておりまして、他市町村でも同じような策定をされている例がございますが、やはりコンサルタントに委託をして作成しておりますので、私どももそういった形で専門的なところからアドバイスをいただきながら策定したいと考えております。
以上でございます。
1021 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
1022 ◯委員(國吉俊夫君) では、その委託に関してのプロポーザルをやったと思うんですけども、木更津市側からどういうような具体的案、こういう市場をやってみたいというようなものとか何かというのは出してあるんですか、仕様書とか何かに。
1023 ◯委員長(座親政彦君) 嶋野経済部参事。
1024 ◯経済部参事・地方卸売市場長(嶋野光弘君) 今回の経営展望につきましては、昨年度行いました再整備に係る基本方針、こちらをベースに、これの具現化、具体的な戦略、そういったものを考えておりまして、例示的なものはその中にも示してございますが、あえてこちらの方からこういったものという形では示してはございません。
以上でございます。
1025 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
1026 ◯委員(國吉俊夫君) やはり将来の木更津の市場をつくるということであれば、業者に丸投げみたいな形の委託というのはいささかおかしいと思うんですよ、私は。
では、この予算は幾らですか。
1027 ◯委員長(座親政彦君) 嶋野経済部参事。
1028 ◯経済部参事・地方卸売市場長(嶋野光弘君) こちらの予算は520万円でございます。
1029 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
1030 ◯委員(國吉俊夫君) 520万円でこの展望を考えるだけですか。具体的に展望というのはどういうことまで考えるんですか。
1031 ◯委員長(座親政彦君) 嶋野経済部参事。
1032 ◯経済部参事・地方卸売市場長(嶋野光弘君) この市場が置かれている状況につきまして客観的な評価を行った上で、今後の市場のあり方ですとか位置付けですとか役割、また、機能強化の方向性とかそういったものを整理して、市場整理の考え方ですとかコスト管理も含めた今後の経営戦略を策定するものでございます。これ、先ほど業者に丸投げということでございましたけども、もちろん基礎的な資料収集、また、提案につきましては業者の方からいただくことは考えておりますけども、もちろん策定するに当たりましては、開設者である市並びに卸売業者、買受人等、市場関係者を含めた検討の会議を設けさせていただきまして、そちらの場でいろいろ検討を深めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
1033 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。
1034 ◯委員(國吉俊夫君) 520万円でしたっけ。安いのか高いのか私にはわかりません。ただ、この公設卸売市場のこの業務委託だけではない。最近、本市においてはこういう委託がいっぱい増えています。もうちょっと市の職員として、自分たちの仕事をこうやっていきたいんだという夢を自分たちでもうちょっと考えてからやっていただきたいというのがこの質問した趣意なんですよ。要望としてやりますけども、もうちょっと、私から言うと丸投げのような感じを受けるので、受けないようなこういう委託方法をもうちょっと考えていただければと思います。
1035 ◯委員長(座親政彦君) そのほか、ございますか。三上委員。
1036 ◯委員(三上和俊君) またこの市場のことを言及すると、10月11日か、豊洲市場、これがオープンになって、東京都民がいろいろけんけんがくがくやった豊洲がオープンになるわけなんですけど、より便利な、交通の便もよくなるわけで、我々の地域からまた流れるお客さんとかもあるんじゃないかなと、こういうふうに思うわけなんだけど。そういう大きな動きの中で、またその市場を経由しなくて産直というのもあるし、また、ユーザーの方々も市場を経由しないで直接求めたり、また、生産者というか、漁師の方々も直接インターネットでやってしまうと。また、直売所というか、道の駅なんかもあって、本当に担当者は大変だと思うよ。わかります。それで、この将来を語れと言っても、自分1人でどうにでもなるというものじゃなくて、世界を相手に、中国の安い野菜とか、また、魚も近海でとれない、日本でとれなくなっちゃったらどうなるかということで、本当に大変だと思うけど、実際これで市場として木更津市に、また、君津郡市になくちゃいけないという、まずその必要かどうかというのもそこから始めなくちゃいけないと思うんだけど、その辺、どうなふうに考えていますかね。
1037 ◯委員長(座親政彦君) 嶋野経済部参事。
1038 ◯経済部参事・地方卸売市場長(嶋野光弘君) 市場につきましては、確かに取扱高の減少傾向も続いておりまして、今、委員がおっしゃられたような市場以外のそういった販売ルートもいろいろ出てきているところではございます。しかしながら、市場には市場特有、市場にしかない機能も備えていると考えております。例えば地元消費者に対する迅速で安定的な生鮮食料品の提供ですとか、地元の生産者が確実に出荷できる販路の提供をするとか、また、流通小売業者に対する取引の場の提供であるとか、市場でなければその機能が補えない部分というのがあると考えております。また、昨年行いました基本方針の中でアンケート調査を行ったわけでございますが、そういった中でもやはり今後も市場の存続を希望するということをたくさんいただいてございます。ですので、経済部といたしましては、市場は、市場機能は今後も必要ではないかというふうに考えております。
以上でございます。
1039 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
1040 ◯委員(三上和俊君) 必要じゃないかなというふうなことではいいと思います。そしたら、やっぱりそれは職員だけじゃなくて、市民、企業も、レストランをやっている人、食堂をやっている人、一般消費者、それもそういうふうな認識の中でやらないと、職員だけでこれ、成り立つ施設じゃなくて、利用者があって始めて手数料をもらって成り立つわけですよ、この企業会計というか、市場が特別会計で成り立つわけで、そういうのがなかったら全部持ち出しで、利用者がいなくて何のための市場だということになっちゃうので、やっぱりこれ、利用者増に向けての施策というのも必要じゃないかなと思うけど、そういう観点から何か取り組みをされているのかどうか確認させてもらいたい。
1041 ◯委員長(座親政彦君) 嶋野経済部参事。
1042 ◯経済部参事・地方卸売市場長(嶋野光弘君) 基本方針の中にもちょっと記載させていただいたんですけども、この市場の再整備に当たりましては、民間企業、民間の活力を十分に導入した再整備を目指してございます。その中に例えば民間の収益施設で市場機能を補完するようなもの、そういったようなものをあわせて整備できればというふうな、一つの例でございますけども、そういったものを考えておりますので、そういった方向で考えていきたいと思っております。
以上でございます。
1043 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
1044 ◯委員(三上和俊君) 市場を利用する団体とすれば、JAの木更津あるいは君津が地元にありますし、木更津の漁組6漁組、また、富津の組合、仲買、いろいろありますけど、そういう方々と直接触れ合ったり何かする、触れ合うというか、意見交換するような場所、そういう場所をつくって、やっぱり機運を盛り立てていかないと、市場がどこにあるのか、また、どういうふうに協力していいかというのがわからないと思うんですよ、みんなが。だから、JAの方は出すんじゃなくて、それぞれあそこから買って、直売所で君津の方なんかも売っているというような状況の中で、じゃ、もっとどんどん地元野菜を出してくれるかというと、何か出すのはみんな中央の方に出してしまうというのが実情の中で、さっきも言ったように手数料収入だから扱い量を増やさなくちゃいけない。そのためにはやっぱり門戸を開放して、買い手、買受人ね。荷主だけじゃなくて、そういう人たちを開拓するようなことを魚市場も青果市場の企業の人たちにもどんどんアピールしていくような、そういう官民一体となった取り組みというのが必要だと思うけど、私もある程度経験させてもらったけど、その辺はちょっと薄いんじゃないかなと思いますけど、市場長としてどんなふうに考えていますかね。そこまでやった方がいいのか、やる気力があるのかどうか。
1045 ◯委員長(座親政彦君) 嶋野経済部参事。
1046 ◯経済部参事・地方卸売市場長(嶋野光弘君) まさに今委員がおっしゃるとおりだと考えております。先ほど今年度経営展望を作成すると申し上げましたところですけども、その中で経営戦略、今後、経営をどのような具体的な取り組みをしていったらいいかというところにつきまして、開設者である市、卸売業者とか、例えば買受人組合とか、それぞれの立場でどのような取り組みをしていけば今後取扱高が増えていくのかというような検討を今年度深めてまいりたいと考えておりますので、その中で検討させていただきたいと考えております。
以上です。
1047 ◯委員長(座親政彦君) そのほか、ございますか。
〔発言する者なし〕
1048 ◯委員長(座親政彦君) 質疑終局と認め、以上で、労働費、農林水産業費及び商工費並びに公設地方卸売市場特別会計の審査を終わります。
ここで午後5時40分まで休憩いたします。
(午後5時32分)
───────────────────────────────────────
(午後5時36分)
1049 ◯委員長(座親政彦君) それでは、休憩を取り消し、会議を再開いたします。
続きまして、第40款土木費の審査をお願いするわけでございますが、2回に分けさせていただきたいと思います。
最初に、第40款土木費のうち、128ページからの135ページまでの第5項土木管理費から第20項港湾費まで及び161ページの第55款災害復旧費、第10項公共土木施設災害復旧費につきましてご審査を願います。
よろしくお願いします。竹内委員。
1050 ◯委員(竹内伸江さん) 成果説明書の68ページ、除草・植樹帯管理事業費なんですけども、執行内容を見ますと、除草剪定委託が2件、街路樹剪定委託が3件ということで、今現状としまして市民からの指摘されることが最も本当に多いんですけれども、植樹帯の剪定不備によって車の方向が見えないというような死角、また、歩道を覆うような雑草、景観の部分もあります。歩道を歩行できないほど伸びているという状況もあります。このような点についてどのように考えているかをお伺いしたいと思います。
1051 ◯委員長(座親政彦君) 岸土木課長。
1052 ◯土木課長(岸 知己君) 街路樹の剪定不備による車の通行に支障が出ているということで、ご迷惑をかけまして本当に大変申しわけないと思っております。安全確保のために早急に対応しなければいけないものと考えております。私どもの方にもご要望の方、いただいておりまして、まず現地の方を調査いたしまして、職員でできるか業者委託で発注するかというところを判断いたしまして、可能な限り職員の方で対応させていただいております。本来ならば計画的に植樹帯等を剪定できればいいんですけども、限られた予算の中で対応しておりますので、今後とも予算の確保に努めてまいりたいというふうに考えております。
また、歩道の方につきましても、同様に可能な限り職員で対応させていただいております。また、一部地域では地元の自治会の方とか有志の方で清掃をしていただいております。今後とも、また、民地から歩道の方に張り出している場合もございますので、市の雑草対策の組織と連携しまして、そのあたりも対応していきたいというふうに考えております。
以上です。
1053 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
1054 ◯委員(竹内伸江さん) いろいろすぐに対応していただけるというような評判は聞いております。要望、また、ご指摘等を受けていただいて、本当に大変な数だと思うんですけども、その都度対応していただいておりますので、また、本当に地域の力もおかりしながらやっていただきたいと私も思っております。今後ともよろしくお願いいたします。
1055 ◯委員長(座親政彦君) 関連。石井委員。
1056 ◯委員(石井徳亮君) 私はこの項目で、今、竹内委員の方から言われた除草剪定委託2件、それと、街路樹剪定委託が3件という形なんですけど、この2件と3件はもともと計画されていた件数の数なんでしょうか。
1057 ◯委員長(座親政彦君) 岸土木課長。
1058 ◯土木課長(岸 知己君) 除草剪定委託につきましては、上半期、それと、除草が必要な期間は冬前と限られますので上半期と、1つが8月から12月までで除草と、あと、支障となる街路樹の枝払いの剪定を一緒に出しております。それと、あとの街路樹の剪定委託につきましては、街路樹が伸びている路線につきまして定期的に行っているものでございます。
以上です。
1059 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
1060 ◯委員(石井徳亮君) こういう除草とか何かの対策というのは、これ、市の方の管轄だと思うんですけども、県道も本当にひどいんですよ。それこそ植栽があるような歩道は植栽の方から草が伸びていて、民有地の方から伸びていて、人が歩くすきがないぐらい伸びちゃっていて、こちらから言って初めて、じゃ、順番を待っていてください、順番でやりますからと言って、写真でも添付すると、何とかちょっと早目にやってはくれるんですけど。植栽自体がちょっと、計画的にはいいんでしょうけども、道路をつくるときにいい部分だけすごく見過ぎていて、その後の維持管理のことを考えずにつくっているんじゃないかなという気もするぐらい何かひどいような状況も目にするんですけど、市の方とすると、それを追いつかないような状況だと思うんですけども、その辺を追いつくような状況に持っていくような方策というのはあるんですかね。
1061 ◯委員長(座親政彦君) 岸土木課長。
1062 ◯土木課長(岸 知己君) 可能な限り職員で対応しているというところが現状です。限られた予算の中で業務委託については執行していくというところでございます。
1063 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
1064 ◯委員(石井徳亮君) 例えば、植栽が悪いと言っているわけではないですけども、植栽のところは土の部分が残っていれば、どうしてもそこは草が生えるのは当たり前の話なので、例えばその辺を工夫して草が生えないような状況に持っていくか、それをガードパイプか何かにするのも痛しかゆしなんですけども、そんな形で維持管理が楽なような方向に持っていっていただければと思いますので、よろしくお願いします。
1065 ◯委員長(座親政彦君) そのほか、ございますか。三上委員。
1066 ◯委員(三上和俊君) 一応、要望みたいな形で言わせてもらいます。木更津総合高校から富来田の方へカメリアヒルズの方へ抜ける木更津富来田線か、袖ケ浦市と木更津市が接しているところですけど、今まではどっちかが先に草刈りをやると、追ってやるんですけど、今回は何かそっちの草刈り競争が停戦になっちゃって、両方とも手をつけないんだけど、何か話し合いしたんですか。
つまり、この間あそこで、今、石井委員が言ったように生い茂っちゃっていて、狭くてごっちんこやったの。後で見ていただきたいと思いますけど。特に市境だから、今までは袖ケ浦がやると、木更津もこれはいけないということでやったんだけど、今回は本当に両方がやらない方に結果を導いちゃったから、市民が本当に危ないあれで困っていますので、ぜひ早くやろうということで、両方で同じ日にやるとやっぱり勝ち負け関係ないから、ちょっとそういう形で解決をお願いします。場所、知っていますよね。
1067 ◯委員長(座親政彦君) 岸土木課長。
1068 ◯土木課長(岸 知己君) 本当にご迷惑をおかけして申しわけありません。袖ケ浦市とは特段話はしておりません。それと、その路線につきましては、委託業者に発注を完了しておりまして、あとは委託業者が入るところというふうになっております。
以上です。
1069 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
1070 ◯委員(三上和俊君) またこの時期そんなに仕事があるわけじゃないから、業者の方もやってくれると思いますけど、早く、ちょうど境頃が一番危ない生い茂っちゃっているところですので、あしたでもあさってでも早急にやるように指導していただきたいと、こういうふうに思います。
1071 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
1072 ◯委員(竹内伸江さん) 成果説明書71ページの橋りょう長寿命化修繕事業費なんですが、現在修繕の対象橋梁は何橋あるのか教えていただきたいと思います。
1073 ◯委員長(座親政彦君) 岸土木課長。
1074 ◯土木課長(岸 知己君) 木更津市内の橋梁は246橋ございます。そのうち修繕に取りかかっている対象の橋梁は、この橋りょう長寿命化修繕計画事業の中で平成26年から平成30年までで補修を予定しているのは54橋というふうになっております。
以上です。
1075 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
1076 ◯委員(竹内伸江さん) じゃ、今後の修繕予定としては、54橋取りかかるということでよろしいでしょうか。
1077 ◯委員長(座親政彦君) 岸土木課長。
1078 ◯土木課長(岸 知己君) 平成26年から平成30年までを54橋ということで、平成29年度までの4年間の実績で、54橋のうち17橋が補修が完了しているというような状況でございます。
1079 ◯委員長(座親政彦君) 竹内委員。
1080 ◯委員(竹内伸江さん) その中で、市内に246橋あるということで、また、市民が見た場合に気がついた、ちょっと危険だななんていうときは、すぐ申し出ていただくという感じで連絡するという形でよろしいんでしょうか。
1081 ◯委員長(座親政彦君) 岸土木課長。
1082 ◯土木課長(岸 知己君) 危険があると判断された場合には、いつでも土木課の方にご連絡いただければと思います。
1083 ◯委員長(座親政彦君) そのほか、ございますか。石井委員。
1084 ◯委員(石井徳亮君) 130ページの住宅・建築物耐震診断事業費の方なんですけども、こちら、9件診断されたという話になっていますけど、そのうち、診断を受けて工事に結びついた案件は何件でしょうか。
1085 ◯委員長(座親政彦君) 泉水建築指導課長。
1086 ◯建築指導課長(泉水健司君) 耐震診断につきましては、委員おっしゃるとおり9件を実施いたしました。そのうち、耐震改修に結びついたのは7件でございます。
以上でございます。
1087 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
1088 ◯委員(石井徳亮君) この耐震診断なんですけども、単純に建物だけの耐震の性能を見るのかという。何を言っているのかというと、木更津市内でも揺れづらいところと揺れやすいところがハザードマップでできていますけども、その場所場所によってその耐震補強の度合いが違ってくるのかどうかという話、ちょっと気になっていたんですけど、その辺のとこでは場所によって内容が変わってくるんでしょうか。
1089 ◯委員長(座親政彦君) 泉水建築指導課長。
1090 ◯建築指導課長(泉水健司君) 委員おっしゃるとおり、当然耐震につきましては地盤が影響することは確かでございます。地盤の軟弱度、かたさによってその耐震性能の評点に加わる部分でございます。
以上です。
1091 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
1092 ◯委員(石井徳亮君) では、実際問題、その耐震補強、この9件のうちで、揺れやすいところにあるから追加の工事がこれは必要だよというような話もあったという形でいいんでしょうか。
1093 ◯委員長(座親政彦君) 泉水建築指導課長。
1094 ◯建築指導課長(泉水健司君) 診断が9件で改修が7件でございますけども、その報告は私の方ではちょっと受けてございません。当然それを加味した耐震改修を実施していると考えております。
1095 ◯委員長(座親政彦君) 石井委員。
1096 ◯委員(石井徳亮君) 実際問題、家が耐震化を満たしていても、地盤がもう例えば崩れてしまったりとかになっている案件なんかも今回北海道の方でも随分あるようなふうにも見えますので、その辺を含めて指導していただければと思います。また、これに関しても、地震が今度はどこに来るかという話が皆さん結構関心が高いと思いますので、この辺でもっと周知、PRを深めていっていただいて、より多くの耐震診断を受けていただけるような形で進めていただければと思います。よろしくお願いします。
1097 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
1098 ◯委員(三上和俊君) 対象施設は道路でも橋梁でもなくて、建築の皆さんがいるからちょっとここであえて言わせてもらいますけど。昨日か、あそこへ行ったんですよ、真舟小学校。そしたら、建築間もない校舎にもかかわらず、ペンキがはげていたの、みっともなく。あれはどうしても施工方法が悪いのか材料が悪いのかわからないけど、ちょうど1階と2階の間に壁みたいなのがあって、横に流れているところがあって、そこをペンキで塗ってあるんだけど、そこを中心に色あせていた。あせてたというか、剥がれていた。みっともない。あれは塗り直さなくちゃいけないときなんだと思うよ、早目に。長持ちさせるためにはやらなくちゃいけないと思う。
子どもたちにもやっぱりよくないよ。施設をこんなふうにしたら、そういうところを毎日の学び舎がそういう形はやっぱりいけないと思うので、あれを直すにはやっぱり市がまた追加で金を出さなくちゃいけないのか、それこそ瑕疵担保という言葉があるけど、それは躯体の中枢部じゃないからだめだとかという話になるのかわかりませんけど、これはもしそうじゃなかったら、設計監理がどこだったかわからないけど、そこの責任になると思うんだよ。たまには議会でこういうことをやらないと、設計監理、施工について、ただ受けて、安かろう悪かろうやればいいという形になっちゃうので、ここでさせていただいていますけど、この辺、どういうふうに考えたらいいんですか。
1099 ◯委員長(座親政彦君) 新橋営繕課長。
1100 ◯営繕課長(新橋明仁君) 平成26年に真舟小学校を開校いたしまして、平成25年工事ということですが、塗装の剥がれというのはその後確認しております。1年が瑕疵担保ということで契約や施設の担当課といろいろと話していたところでございますけども、今回につきましては瑕疵担保期間は過ぎているということで、予算の方をお願いしたりして、今、契約や施設の担当課と協議しているところでございます。ただ、今後このような、あの部分が風が強いだとかいろんな影響もあったのかもしれませんけども、事実、鉄部のところの塗装が剥がれているという状況を考慮して、設計監理の方に十分反映するようにやっていきたいと考えております。
以上です。
1101 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
1102 ◯委員(三上和俊君) 誰が見ても、誰が考えても、5年でペンキが剥がれるようなのは、外装塗装といってそういう雨風を考えた塗装、室内の塗装と同じようなことを外でやったら何だかんだおかしいなと思うけど、外のペンキを普通にやっていたら5年で落ちるなんてことはないよ。あの塗装は普通、厚さなんか、何回やったとか、塗装厚なんかを皆さんチェックするだろうけど、そういうのをきちっとやったのかな。やっていればあんなことはないと思いますけど。
1103 ◯委員長(座親政彦君) 新橋営繕課長。
1104 ◯営繕課長(新橋明仁君) 施工計画書のとおり、塗料の厚みまではその当時管理はしていないと思いますが、空き缶等を確認いたしまして塗布量を確認していることは管理としてはしております。ただし、厚みまでその平成25年の管理でやっていたかどうかはちょっと定かではございません。
以上です。
1105 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
1106 ◯委員(三上和俊君) あそこは低入札価格調査になったかな。何かそういう私の記憶があるけど。そしたら、やっぱり管理するのもきちっと管理してやらないと、安くやったと言ったって、また補修だったら金がかかるでしょう。だから、やっぱりそこは責任をどこかきちっと明確にして、私が言わなかったらスルーだよ。言ったから、これ、何か残って、皆さんがこれからしっかり管理しようというような気持ちになると思うよ。業者にも、どうだこうだって言えると思うよ。これ、何かもっと大きな声で言ったとかって議事録に書いといてもらった方がいいと思うけど。そういうことで責任は実際どこにあるの。民間だと、これ、許せない話だと思うよ。
それで、木更津市の建物に関しては、福祉会館、あの外壁が、あれ、1億数千万円で10年ちょっとかな、たたないあれで補修したり、それは思っていたよ。それで、君津中央病院も何億円という外壁工事をやっているわけ。そうすると、果たしてきちっとした職員の皆さんが仕事をやったかどうかって、皆さんの仕事のその成績までも及ぶぐらいの気持ちでやっぱりこれ、やってもらわないと、何でもかんでも発注すればいいというようなことではいけないと思いますけど、いかがですか。私のこの指摘というか、に対して責任がどの辺にありそうだなということで。
1107 ◯委員長(座親政彦君) 新橋営繕課長。
1108 ◯営繕課長(新橋明仁君) 責任につきましては、今後、契約や施設の担当課とも私どももやっぱり話していって、施工業者とも話さなければいけないところだと正直は考えておりますけども、瑕疵担保期間ということになりますと1年というのがありまして、これは主要構造部ではないということなんですが。ただ、管理上、管理していた設計事務所並びに市の職員ではありますが、私どもが施工計画書どおり写真等で確認はしていたところではございますけども、このような状況になったということは事実でございますので、今後十分に反省して施工監理の方を務めさせていただきたいと思っております。
以上です。
1109 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
1110 ◯委員(三上和俊君) 瑕疵担保責任が過ぎてしまえばいいという、いいと言えば、だから、そういう瑕疵担保期間というのが設定されているからいいと言えばいいだろうけども。ただ、それだけでスルーしちゃえば、瑕疵担保なんて、1年なんてすぐ過ぎちゃいますよ。普通、民間の住宅をつくったって、外壁の塗装のやり直しなんて15年とか20年になったらやれば、それこそ長持ちしますよというような話はあるけど、5年で剥がれちゃってやるということは、じゃ、今後瑕疵担保を外壁なり何なりは長くした方がいいよ、木更津の場合、事例があるから。施工をしっかりと管理できなかったら、それしかないですよ。それが一番いいでしょう、瑕疵担保の保証期間を長くするというのが。どうですか。
1111 ◯委員長(座親政彦君) 新橋営繕課長。
1112 ◯営繕課長(新橋明仁君) そのあたりも契約担当の方と十分に打ち合わせしながら協議していきたいと思いますので、今後とも管理の方も十分させていただきます。
以上です。
1113 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
1114 ◯委員(三上和俊君) 本当に自分たちが管理する能力があるかないかというのは疑わしいと。相手が何をするかわからないというときはやっぱりその結果をね。結果責任でそれをやるのがい一番いいと思うよ。色あせたり剥がれたり何だかんだという塗装、それから、雨漏りとか何とかいろいろあると思うよ、外壁については。それについてはやっぱり5年だったら5年、ちゃんとやってくれという形で私は変えた方がいいと思いますけど、これは管財課か、総務部長か、どういうふうにか聞いていましたか。
1115 ◯委員長(座親政彦君) 土居総務部長兼市民部長。
1116 ◯総務部長・市民部長(土居和幸君) 瑕疵担保期間につきましては、建設業法で決まっていたかというふうに記憶をしております。長ければ長いほど発注者側は有利でございますが、建設の時点で十分品質については管理をこれからも十分徹底してやっていきたいと。それとあと、不具合については5年たっているというところでございますが、先ほど営繕課長からもご答弁をさせていただきましたとおり、施工監理と事業者を呼んで十分検証をしてまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
1117 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。
1118 ◯委員(三上和俊君) それこそどこが瑕疵だとかいろいろ難しい話になるかと思うけど、結果的にきちっともつ丈夫なきれいな建物を安くつくってもらうというのが皆さんの仕事だと思うよ。それを安かろう悪かろうでだったら皆さんの仕事がきちっとできてなかったということになるから、その責任において、どういう方法がいいのかわかりませんけど、二度とこういうことのないようにいい方法を考えていただきたいと再度お願いして、終わります。
1119 ◯委員長(座親政彦君) そのほか、ございますか。斉藤議長。
1120 ◯議長(斉藤高根君) せっかくこれだけの部長、課長がいらっしゃるので、いろんな工事を発注して入札差金というのが今月はそんなに、ほとんどが90%以上ということで、業者に話を聞くと、いや、人件費が上がってねと。実際に落札のときはかなりの、最悪は抽せんになるというような話があって、さて、この検証ってどうやってすればいいのかなと私は考えているんですよ。1億円や2億円の工事、自分たちが設計すると検証ができるわけでしょう。そうすれば、じゃ、この業者に委託した設計書を検証もすべきでしょう。実際の金額は幾らになるのかと、この検証をすべきだと思うんですけども。そういった検証はしているんですか。ちょっと聞きます。
1121 ◯委員長(座親政彦君) 土居総務部長兼市民部長。
1122 ◯総務部長・市民部長(土居和幸君) 外部にコンサルに発注する場合につきましても、十分内容については検証をして、当然請負で発注をしておりますので、成果物については検査、検収を行っております。
それと、低入札が多いという件でございますが、設計につきましては、関係する指針あるいは歩掛かりによって適正に金額をはじいているところでございますが、建設業界の受注の状況とかそういったことによってダンピングの受注、これ、ダンピングの受注というのは、発注側からすると避けなければいけない、業者の疲弊につながるということで避けなければいけないことではございますが、ダンピング受注が多いというようなところで、木更津市は審査会を組織しておりませんので、審査会について、ダンピング受注もそうですし、談合についてもそうですし、そういったことの審査会を設ける時期に来ているのかもしれないということは十分検討しないといけないというふうに考えております。
1123 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤議長。
1124 ◯議長(斉藤高根君) 実際に失格になって、一つの入札で複数の会社が失格になるといった入札が見受けられるわけなんですよ。そんなのは、だって、実際に十分精査をしているという話をすれば、精査をするのであれば、じゃ、最初からやってみればいいじゃないかと。そうすれば、一般管理費が幾ら、これは削れるとか、そういう算段ができるわけでしょう。入札で、じゃ、これ、失格、これ、失格。その会社は多分できるよと言って入札しているわけですよ。そういった検証をするためにも、もう少し精査をするのであれば、多少の金額であれば、多少というか、議会に報告する程度の工事であっても、自分たちでやってみればいいじゃないですか。私はそう思います。そうすると、入札差金の意味も職員がわかってくると思うんですよ。この点はどうですか。
1125 ◯委員長(座親政彦君) 土居総務部長兼市民部長。
1126 ◯総務部長・市民部長(土居和幸君) 低入札につきましては、一定の基準を設け、失格としております。これは官公庁の発注する事業につきましては品質の確保というのが十分保たれないといけないというところで、一定の基準の価格を下回る金額の応札のものについては品質を確保できないというふうに、こちら、発注者側は判断をして、基準を設けているものでございます。
1127 ◯委員長(座親政彦君) 斉藤議長。
1128 ◯議長(斉藤高根君) でも、実際5年たって、正規の入札の校舎が5年でペンキが剥がれちゃうと。これは、でも、低入札ではないんですよね。きちんと請け負わせているわけですから。もう少しお金を大切にこれから土木も建築もやればいいと思います。ただ、入札結果を見ると、普通の一般機械とかそういうものはほとんどぎりぎりなんですよ、幅がないから。購入して納入って、そういう工事というのはほとんど非常に高い率なんですよ。実際の土木工事なんていうのがダンピングはあり得るということで、実際みんなが若い人たちにも設計させてやればいいかなとこの入札調書を見て思いました。
以上です。
1129 ◯委員長(座親政彦君) そのほか、質疑ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
1130 ◯委員長(座親政彦君) 質疑終局と認め、以上で、土木費の一部及び災害復旧費の審査を終了いたします。
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1131 ◯委員長(座親政彦君) 以上で本日の日程は全て終了をいたしました。
次回は、明20日午前10時より、当会議室にて開催いたします。
本日はこれにて散会いたします。長時間ご苦労さまでございました。
(午後6時07分)
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