木更津市議会 > 2018-09-13 >
平成30年建設経済常任委員会 名簿 2018-09-13
平成30年建設経済常任委員会 本文 2018-09-13

ツイート シェア
  1. 木更津市議会 2018-09-13
    平成30年建設経済常任委員会 本文 2018-09-13


    取得元: 木更津市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-05
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                 (午前9時54分)   ─────────────────────────────────────── ◯委員長(岡田貴志君) 皆さん、おはようございます。  委員並びに執行部の皆さんには、お忙しいところご出席いただきまして、まことにありがとうございます。  ただいまの出席委員数は8名であります。定足数に達しておりますので、ただいまより建設経済常任委員会を開会いたします。  また、石井徳亮議員、座親議員、重城議員、鈴木議員、近藤議員、白坂議員、高橋議員が傍聴のため出席しております。  本日は、本会議において当常任委員会へ付託されました議案4件及び平成30年度行政視察について、ご審査願います。また、委員会終了後、協議会を開催いたしますので、よろしくお願いいたします。  それでは、審査に先立ちまして、斉藤議長よりご挨拶をお願いいたします。斉藤議長。 2 ◯議長(斉藤高根君) 皆さん、おはようございます。  建設経済常任委員の皆様方、市長を初め執行部の皆様方、そして、傍聴議員の皆様方、議会開催中のお忙しい中、ご参加いただきまして、ありがとうございます。  本日の議題は、ただいま委員長が申したとおりでございます。どうかよろしくご審査を願います。  そして、一言付け加えておきますけれども、議員フォルダの中に2画面の使い方というのが送られているはずでございます。この間から私はこのように使って、非常に便利だなと思っていますので、皆さん方、ぜひともお試しいただきたいと思います。  以上で私の挨拶といたします。よろしくお願いします。 3 ◯委員長(岡田貴志君) ありがとうございました。  次に、渡辺市長よりご挨拶をお願いします。渡辺市長。 4 ◯市長(渡辺芳邦君) 皆さん、おはようございます。  委員の皆様方には、建設経済常任委員会、そして協議会の開催、まことにありがとうございます。  本日、建設経済常任委員会にて審査をお願いいたします案件は、議案第62号 専決処分の承認を求めることについての外3件でございます。議案の内容につきましては、関係部長からご説明申し上げます。十分ご審査をいただいて、原案どおり可決賜りますよう、お願いを申し上げます。  また、協議会にてご説明申し上げます案件は、木更津産米食味分析コンクールについてのほか4件でございます。詳細につきましては、同じく関係部長からご説明申し上げます。ご理解を賜りますよう、あわせてお願いを申し上げまして、挨拶とさせていただきます。  どうぞよろしくお願いします。
    5 ◯委員長(岡田貴志君) ありがとうございました。  なお、渡辺市長におかれましては、次の公務のためこれにて退席されますので、ご了承願います。   ─────────────────────────────────────── 6 ◯委員長(岡田貴志君) それでは、初めに、議案第63号 平成30年度木更津市一般会計補正予算(第2号)のうち所管事項を議題に供します。  当委員会の審査項目は、お手元に配付してあります、平成30年度木更津市一般会計補正予算に関する説明書(第2号)にマーカーをしてありますので、ご確認願います。  なお、審査につきましては、執行部からの説明を、環境部、経済部、都市整備部の順に行い、その後、歳入歳出別や予算科目順ではなく、一括して審査することといたします。  それでは、初めに、環境部より説明を願います。江尻環境部長。 7 ◯環境部長(江尻益男君) おはようございます。  それでは、私からは、議案第63号 平成30年度木更津市一般会計補正予算(第2号)のうち環境部所管事項について、その概要を説明申し上げます。  初めに、予算書7ページをご覧ください。  第3表債務負担行為補正でございます。環境部関係は1件、上段にございます、新火葬場整備運営事業費PFI事業費)でございます。期間は平成30年度から平成49年度まで、限度額は68億3,345万8,000円に金利変動及び物価変動による増減額並びに消費税及び地方消費税を加算した額の範囲内としております。  本件は、老朽化した木更津市火葬場を更新するため、新火葬場の施設整備から施設の維持管理・運営までの約20年間のPFI事業を実施するに当たり、今月下旬に予定しております事業者入札公告に先立ちまして、本市が事業主体、契約者となることから、事業費の総額について、債務負担行為を設定するものでございます。  このたび、本事業に係る債務負担行為の設定でございますが、PFI事業本契約の締結を来年6月に予定しており、本年度内に本契約を締結することが生じないことから、地方自治法の取り扱い上、予算の効力が失われることとなります。このことから、手続上、平成31年度当初予算要求において、改めて債務負担行為を設定させていただくこととなります。  なお、本事業は、君津4市での共同事業となりますことから、君津市、富津市及び袖ケ浦市、それぞれ合意した負担割合に応じた金額を、平成31年度当初予算要求において、債務負担行為の設定を予定しております。  債務負担行為限度額の設定に当たりましては、お配りしました環境部参考資料、補正予算の概要の1ページから5ページに、積算根拠を示しておりますので、ご覧いただきたいと存じます。  債務負担行為補正の説明は以上でございます。  続きまして、歳入歳出補正予算の概要について、ご説明申し上げます。  補正予算に関する説明書の17ページをお開きください。  20款衛生費、10項清掃費、10目じん芥処理費の説明欄1、広域廃棄物処理事業関係費の(1)(仮称)第2期君津地域広域廃棄物処理事業費1,409万2,000円についてでございます。  補正の理由でございますが、次期広域廃棄物処理事業につきましては、このたび、本事業に係る基本構想を策定し、9月1日に公表し、今後、地域計画等の策定業務やPFI事業などの事務を行っていくため、本年10月から本市クリーンセンター内に準備室を設置し、4市による広域事業として進めていくものでございます。  補正予算要求の内容でございますが、国の交付金を受けるために必要となります、地域計画策定業務に要する費用として委託料1,120万円、準備室開設のための事務所の改修費用及び事務費として289万2,000円の増額補正をお願いするものでございます。  続きまして、この歳出予算に伴う歳入予算につきまして、ご説明申し上げます。  恐れ入りますが、11ページをご覧ください。  50款分担金及び負担金、5項負担金、8目衛生費負担金、5節保健衛生費負担金の説明欄1、(仮称)第2期君津地域広域廃棄物処理事業構成市負担金につきましては、構成市で合意した負担割合に応じまして、構成市である君津市、富津市及び袖ケ浦市から、それぞれ負担金として352万2,800円を求めるもので、3市総額1,056万8,000円の増額補正をお願いするものでございます。  なお、当該費用に係る負担割合につきましては、構成4市で均等に負担することで合意をしているところでございます。  これらにつきましては、お配りいたしました参考資料の6ページから9ページに、歳入歳出予算の概要及び今後の事業スケジュール等を記載しておりますので、後ほどご覧いただければと存じます。  説明は以上です。よろしくご審査のほど、お願いします。 8 ◯委員長(岡田貴志君) 次に、経済部より説明をお願いいたします。栗原経済部長。 9 ◯経済部長(栗原由和君) 続きまして、経済部所管の平成30年度9月補正予算の概要につきまして、ご説明を申し上げます。  議案第63号 平成30年度木更津市一般会計補正予算(第2号)の10ページ、歳出をご覧ください。  9月補正予算に係る経済部の事務事業につきましては、25款労働費及び35款商工費でございます。  労働費につきましては、予算額169万6,000円に補正予算額27万6,000円を増額し、補正後の予算額を197万2,000円にしようとするものでございます。  また、商工費につきましては、予算額7億6,583万3,000円に補正予算額91万5,000円を増額し、補正後の予算額を7億6,674万8,000円にしようとするものでございます。  それでは、事業費につきまして、ご説明をさせていただきます。  議案別冊18ページとあわせ、配付させていただいております、補足資料の1ページをご覧いただきたいと思います。  25款労働費、5項労働諸費、5目労働諸費、説明欄1、勤労者退職金等共済掛金補助金につきましては、予算額25万円から27万6,000円を増額し、補正後の予算額52万6,000円にしようとするものでございます。  本事業につきましては、中小企業の従業員の皆様の福祉の向上と雇用の安定を図ることを目的といたしまして、勤労者退職金共済機構または特定退職金共済団体による退職金制度に加入した場合、契約締結後1年間に支払った掛金の額の10%、または契約変更後1年間に支払った掛金のうち増額分の10%で、1被共済者につき9,600円を限度に助成を行うものでございます。  増額となりました理由でございますが、今年度、既に4事業所、16名分、6万9,600円の補助を実施したところでございますが、今般、新たに1事業所から54名分の申請予定があり、予算が不足するため、増額補正しようとするものでございます。  続きまして、議案別冊19ページとあわせて、補足資料の2ページをご覧いただきたいと思います。  35款商工費、5項商工費、10目商工業振興費、説明欄1、中小企業資金融資対策事業費91万5,000円につきましては、木更津市中小企業融資制度の利用者が、破産により返済不能になったことから、千葉県信用保証協会が代位弁済を行ったことに伴い、木更津市中小企業資金融資条例及び木更津市中小企業資金融資制度促進に関する覚書、また、その覚書のその2に基づきまして、千葉県信用保証協会が金融機関に対し代位弁済した額の元金の12%を、損失補償しようとするものでございます。  私からは以上でございます。よろしくお願いいたします。 10 ◯委員長(岡田貴志君) 次に、都市整備部より説明をお願いいたします。渡部都市整備部長。 11 ◯都市整備部長(渡部史朗君) 引き続き、都市整備部所管の事項について、ご説明させていただきます。  初めに、議案別冊、補正予算に関する説明書の7ページの債務負担行為補正をお開きください。  債務負担行為の追加でございます。これは、議案第66号 公共下水道事業特別会計補正予算債務負担行為と関連いたしますが、公共下水道施設等維持管理業務委託包括的民間委託につきまして、所管施設の一般会計予算に関する部分の東清団地汚水処理場及び岩根ポンプ場について、現在、維持管理業務を行っております包括的民間委託が、本年度をもって委託期間が終了となりますことから、新たに3ヶ年の包括的民間委託を、下水処理場などの特別会計所管施設とあわせて、実施しようとするものでございます。  一般会計予算として5,967万円に消費税及び地方消費税を加算した額を限度額といたしまして、本年度中に契約手続を行おうとすることから、期間を平成30年度から平成33年度までとする設定をしようとするものでございます。  続きまして、歳入についてご説明いたします。  補正予算に関する説明書の11ページをお開きください。  55款使用料及び手数料の5項使用料、20目土木使用料についてでございます。説明欄1、木更津駅前西口駐車場使用料につきましては、中央公民館の移転に伴い、駐車場利用者の増加が見込まれるため、1,115万円の増額補正をしようとするものでございます。  次に、歳出についてご説明いたします。  20ページをお開きください。  まず、40款土木費、10項道路橋りょう費でございますが、10目道路維持費、説明欄1、道路補修事業費の1,000万円につきましては、道路施設の老朽化に伴う支障箇所の早期補修に対応する費用として、増額補正しようとするものでございます。  次に、25項都市計画費、25目公園費でございますが、説明欄1、パークベイプロジェクト内港周辺地区整備事業費につきましては、鳥居崎海浜公園整備事業費で、当該公園の活用を図る事業者を公募するに当たり必要となる、現況図などの作成のため、測量委託費として、966万円の増額補正をしようとするものでございます。  また、説明欄2、公園緑地管理費につきましては、公園緑地維持管理事業費公園緑地除草業務委託におきまして、請西千束台土地区画整理事業からの移管を受け、管理する公園面積が増えたことや、人件費が増加したことなどにより、委託料の不足が生じたため、390万円の増額を行い、合計で1,356万円の増額補正をしようとするものでございます。  なお、参考資料の1ページ、2ページに、位置図、現況写真等を示しておりますので、ご参照ください。  続きまして、30目土地区画整理費でございますが、説明欄1、土地区画整理事業県施行負担金につきましては、金田西特定土地区画整理事業におきまして、今年度の国庫補助事業費が増額したことから、これに対応するため、金田西特定土地区画整理事業負担金を、655万円増額しようとするものでございます。  以上で所管事項の説明を終わります。よろしくご審査くださいますよう、お願いいたします。 12 ◯委員長(岡田貴志君) 説明は終わりました。  それでは、ご質疑願います。竹内委員。 13 ◯委員(竹内伸江さん) 18ページの勤労者退職金等共済掛金補助金についてなんですが、中小企業の従業員の皆さんの福祉の向上、雇用の安定のためということで、このような補正ということで、4事業所16名に対して、今度さらに1事業所、54名、申請の予定があるということで、どのような業種かというのがわかれば、教えていただきたいと思います。 14 ◯委員長(岡田貴志君) 兵藤産業振興課長。 15 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) 業種でございますが、情報サービス業でございます。  以上でございます。 16 ◯委員長(岡田貴志君) 関連。田中委員。 17 ◯委員(田中紀子さん) 関連です。この申請があるのは、時期が決まっていないんですか。来たら次々やるんでしょうか。一応この時期と決まっているのか、ちょっと教えてください。 18 ◯委員長(岡田貴志君) 兵藤産業振興課長。 19 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) 契約を締結して、1年間の支払いが終わった後に、速やかに申請をするように、協力をいただいております。 20 ◯委員長(岡田貴志君) 田中委員。 21 ◯委員(田中紀子さん) この54名は速やかだったんですか。 22 ◯委員長(岡田貴志君) 兵藤産業振興課長。 23 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) はい。速やかにいただいております。 24 ◯委員長(岡田貴志君) 田中委員。 25 ◯委員(田中紀子さん) ということは、この54名でなくとも、これまでも速やかにばらばらと申請があったんでしょうか。今年特別でしょうか。 26 ◯委員長(岡田貴志君) 兵藤産業振興課長。 27 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) 通常の場合ですと、契約締結後1年間の支払いが終わった後に速やかにいただいておりますが、ケースによりましては、若干の期間があいているケースもございます。 28 ◯委員長(岡田貴志君) ほかに。石川委員。 29 ◯委員(石川哲久君) 今の勤退共に対する関係で、ちょっと数字的なことの確認といいますか、経緯を確認させていただきたいんですが、これは今年、件数がこれだけということですけれども、いろんな意味で、この制度自体に市がいつから、平成16年度から関与しているということですけれども、この制度に関与したときの経緯を少し説明していただけないでしょうか。この制度自体はいつからあって、それに対して市はこの助成策を何の目的で始めたかという、経緯をちょっと教えていただきたいと思います。 30 ◯委員長(岡田貴志君) 兵藤産業振興課長。 31 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) この補助金の制度でございますが、昭和56年からスタートをしております。この補助制度の目的でございますが、中小事業者の従業員の福祉の向上と、雇用の安定を図ることを目的として、掛金を払っていただいております事業主の方に、市から助成をしているものでございます。  以上でございます。 32 ◯委員長(岡田貴志君) 石川委員。 33 ◯委員(石川哲久君) 制度は昭和56年ぐらいからですけれども、市としては、平成16年度からやったということですか。ここがちょっとよくわからない。 34 ◯委員長(岡田貴志君) 兵藤産業振興課長。 35 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) 要綱の制定が昭和56年度に行われておりますので、昭和56年から補助金を交付しております。  以上でございます。 36 ◯委員長(岡田貴志君) 石川委員。 37 ◯委員(石川哲久君) この表としては当面、最近のやつを書いただけだと思うんですが、もう一つ最後に質疑させていただきますけれども、11件とか10何件、今年だけが1件の54名分ということですが、市内の業者の人たちのどのくらいにこの効果があるのかがちょっとわからないので、対象となるべき事業者というのはどういうふうにあるのか、それに対して何割ぐらいの業者に対して、これが適用されていると理解されているのか。要するに分母と分子の関係という形でお示しいただきたいと思います。 38 ◯委員長(岡田貴志君) 兵藤産業振興課長。 39 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) まず、加入の数字でございますが、中小企業退職金共済、いわゆる中退共に入っている企業の数を申し上げますと、236社になります。次に、特定退職金共済、特退共に加入なさっている企業の数が58社になります。あと、分母に関してですが、平成26年度の経済センサスのデータから申し上げますと、市内にある企業の数が1,638社ございます。それと、あと、資本金が5,000万円未満として、分母を仮に仮定をさせていただきますと、加入率に関しては、約18.7%という数字になります。  以上でございます。 40 ◯委員長(岡田貴志君) 石川委員。 41 ◯委員(石川哲久君) 市内で、恐らくいろんな意味で該当しそうな中小企業が1,600社ぐらいある中で、実際それに加入して使っているのは、200とか300ぐらいの数だということですよね。そうすると、これはある意味では、知っている人だから、あるいはこういうことによって勤労者のための福祉の向上になるという意味では、いい制度なんですが、1割程度のものだけに助成策があるというのは、少しバランスが欠けているような気もしますし、また、特に今回、1事業者で54名分という、バランスとして多い数字になっているので、この制度の普及の仕方、普及をすべきなのかどうかを含めて、この制度の運用について、市の今後の普及措置についての理解があれば、お示しいただきたいと思います。 42 ◯委員長(岡田貴志君) 兵藤産業振興課長。 43 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) 本制度の周知につきましては、市のホームページ、あと商工会議所ホームページ等で周知はさせていただいております。中小企業の福利厚生等の目的でやっておりますので、今後も引き続き、この制度については活用させていただきたいと考えております。  以上でございます。 44 ◯委員長(岡田貴志君) 石川委員。 45 ◯委員(石川哲久君) そういう意味で、せっかくの制度ですから、活用していただいたらいいと思うんですが、1事業者、54名という、市がいろいろな助成制度をした場合の効果を見るという意味で、この会社の固有名詞が出せないとしたら、先ほどちょっとご質疑があったかもしれませんけれども、業者の、例えば中小企業全体の中で商工業なのか、建設業なのか、サービス業なのか、そういうことを含めて、業態というか、何かの形で内容を明らかにしていただくようなことはできないでしょうか。 46 ◯委員長(岡田貴志君) 兵藤産業振興課長。 47 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) 今回54名の申請をいただいた企業でございますが、業態につきましてはシステム開発、維持管理業務委託等を行っている業者でございます。 48 ◯委員長(岡田貴志君) 石川委員。
    49 ◯委員(石川哲久君) ぜひ、この制度の活用について、努力をお願いいたします。 50 ◯委員長(岡田貴志君) ほかに。斉藤委員。 51 ◯委員(斉藤高根君) それでは、パークベイプロジェクト、966万円。これは一体何をやろうという目的のために測量するのかを、まずお聞かせください。 52 ◯委員長(岡田貴志君) 斉藤都市整備部参事。 53 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 鳥居崎公園の民間事業者を活用した整備を進めるに当たり、今後、その公募をするに当たって、公募条件等を整理して、公募をしなければならないんですけれども、それの素材といいますか、公募するために、公園はこういう形状の公園で、こういう形をしていてというものをお示ししないといけないと思っておりまして、そのために、今、現況図があるにはあるんですが、古いもので、紙ベースのものですので、最新のものではないということで、全体の平面図をデジタル化というんですか、CADで使える状況の図面を作成するというものと、あと、現況境界が隣接地との境界が全部決まっているというか、確実にわかっていない部分がありますので、その辺を定めておきたいということで、利用するものでございます。 54 ◯委員長(岡田貴志君) 斉藤委員。 55 ◯委員(斉藤高根君) 私はどこかで見たんですけど、この部分はフロントピアという名前がついていて、もう図面を見て、図面が落としてあると思って認識をしているんですけれども、フロントピアという言葉をどこかで使ってあるのを覚えていないですか。 56 ◯委員長(岡田貴志君) 斉藤都市整備部参事。 57 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) すみません。存じ上げておりません。 58 ◯委員長(岡田貴志君) 斉藤委員。 59 ◯委員(斉藤高根君) では、平成20年からみなとオアシス木更津という計画を、ずっと私たちは植えつけられてきたんですよ。平成23年からまた新しいみなとオアシスが、いろんな計画でこんなことをやりますよ、あんなことをやりますよということを、我々には報告があったわけなんですよ。冊子というか、こういうプリントが配られて、こういうことをやります、ああいうことをやりますと。それと今度6月に突然出てきた、このパークベイプロジェクト、これはこのみなとオアシスの延長線上にあるのかないのかを、私にお聞かせください。 60 ◯委員長(岡田貴志君) 栗原経済部長。 61 ◯経済部長(栗原由和君) これにつきましては、その計画の延長線上でございます。あくまでも、その構想を目指す具体的な手法が、パークベイプロジェクト事業でございます。 62 ◯委員長(岡田貴志君) 斉藤委員。 63 ◯委員(斉藤高根君) ということは、みなとオアシスはまだ生きているということですか。 64 ◯委員長(岡田貴志君) 栗原経済部長。 65 ◯経済部長(栗原由和君) 生きております。 66 ◯委員長(岡田貴志君) 関連で。滝口委員。 67 ◯委員(滝口敏夫君) まず、このパークベイプロジェクト内港周辺地区整備事業費の、政策決定過程をご説明ください。この事業に着手する政策的な経緯、決定のプロセス、それを説明してください。何でこの事業に本市は取りかかったのかという、政策決定過程、それをわかりやすく説明してください。 68 ◯委員長(岡田貴志君) 高橋経済部次長。 69 ◯経済部次長(高橋祐美子さん) この取り組みについての政策決定の経緯ということでよろしいでしょうか。〔「そうです」と呼ぶ者あり〕パークベイプロジェクトにつきましては、平成26年に基本構想を改定してございます、その基本構想の改定の中で、みなと再生のプロジェクトというものを位置付けさせていただきました。その位置付けに基づきまして、地方創生推進交付金等を活用して、民間企業と関係機関等で協議会をつくっていただきまして、その中で交付金事業を活用して、みなとの再生について具体的にご議論をいただきました。その成果として、ただいまご質疑をいただきました、パークベイプロジェクトというのが、成果として出されたものでございます。それを受けまして、本年度に入りまして、市としては、構想の具現化に向けた取り組みの一つの方向性だというような認識のもと、これに取り組むという中で、今現在、第2次基本計画並びに中心市街地活性化基本計画の策定をしております、その中で施策等として整備をしてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 70 ◯委員長(岡田貴志君) 滝口委員。 71 ◯委員(滝口敏夫君) そうすると、降って湧いてきたということではなくて、この事業を展開するに当たって、内部で方針決定、内部の協議の中で政策決定したのか。外からのいろんな声を聞いた中で、この内港整備事業を、特に鳥居崎海浜公園の整備事業をやっていこうという、市民というか、そういう組織の声も入れた中で、この事業をやろうという、最終的な決断をしたのか。二者択一。どっちの方法なんでしょうか。 72 ◯委員長(岡田貴志君) 高橋経済部次長。 73 ◯経済部次長(高橋祐美子さん) 最終的な施策としての方向性については、先ほど申し上げましたように、現在、第2次基本計画並びに中心市街地活性化基本計画の策定を進めておりますので、その中で、施策等として、整理をさせていただきたいというふうに思っております。その手続の中で、市民の皆様のご意見を反映させていただきたいというふうに思っております。  以上でございます。 74 ◯委員長(岡田貴志君) 滝口委員。 75 ◯委員(滝口敏夫君) この内港整備というのは、一鳥居崎海浜公園だけではなくて、港の中の内港全てが、一応計画区域というか、そういう事業だと思うんですね。これを鳥居崎に決定したという経緯はどういうことなんですか。鳥居崎海浜公園に限定して決めたという経緯。 76 ◯委員長(岡田貴志君) 高橋経済部次長。 77 ◯経済部次長(高橋祐美子さん) 先ほどご説明をさせていただきました、民間あるいは関係機関等で構成していただきました協議会の中で、この基本的な方向性を取りまとめていただきました。それにあわせて、民間主導で整備をしていくということもご提案をいただきましたので、それを踏まえて、民間の企業の方に意向調査をかけさせていただきました。その結果として、鳥居崎海浜公園が非常に民間の進出意向が高いというような結果をいただきましたので、そういう中で、ファーストステップとして、鳥居崎海浜公園に取り組ませていただきたいというふうに、所管部としては考えております。ただ、全体としては、繰り返しになるんですけれども、今策定を進めております基本計画等の中で、整理をさせていただきたいというふうに思っております。 78 ◯委員長(岡田貴志君) 滝口委員。 79 ◯委員(滝口敏夫君) そうしますと、今回の補正予算の要求は測量ですよね。経済部が都市整備部にこの測量業務を委託したと。それで、都市整備部が予算要求したんでしょう、これは。そういうことですよね、この予算の組み立てからすると。その点を確認します。 80 ◯委員長(岡田貴志君) 高橋経済部次長。 81 ◯経済部次長(高橋祐美子さん) 構想の所管部としましては経済部と。この4月から企画部から経済部に移管をされましたので、構想自体は経済部の所管でございます。底地は、鳥居崎海浜公園ということでございますので、底地の所管部でございます都市整備部と、連携をして取り組むというような認識でおります。  以上でございます。 82 ◯委員長(岡田貴志君) 滝口委員。 83 ◯委員(滝口敏夫君) 普通だと、経済部がこの事業を進めようとしているわけですから、測量業務だけの補正予算だったら、経済部で補正要求しても別におかしくないと思うんですけど、私の言い方は間違っていますでしょうか。 84 ◯委員長(岡田貴志君) 斉藤都市整備部参事。 85 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 当然、測量だけであれば、経済部だけでも構わないと思うんですが、公園管理者として、今後実務として、公募指針といいますか、公募条件を整理して公募をするのは、公園管理者側でしなければいけないというふうに思っていまして、先ほど経済部の方からお話しいたしましたように、両部で協力しながら進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 86 ◯委員長(岡田貴志君) 滝口委員。 87 ◯委員(滝口敏夫君) そうしましたら、この測量業務が終わったら、この事業は、次の段階の計画はどのような計画をお持ちなんですか。例えば、本年度測量業務をやる、成果品が上がってきたら、平成31年度はこの事業の何をやろうとしているのか、そういう年次計画というのをお持ちなんでしょうか。 88 ◯委員長(岡田貴志君) 高橋経済部次長。 89 ◯経済部次長(高橋祐美子さん) 今年度の地方創生の交付金はいただいております。その中で公募に必要な条件の整理をさせていただいておりますので、今回、補正予算で要求をさせていただいております測量の補正予算がご承認いただけますれば、公募をする事前の民間企業のヒアリングの中に、その現況の図面を役立てながら、民間の声を聞き取って、今年度は公募条件をそろえていきたいと思います。その上で、次に進めるための予算の要求については、改めて平成31年度の当初予算要求の中で、ご審査をいただければというふうに思っております。 90 ◯委員長(岡田貴志君) 滝口委員。 91 ◯委員(滝口敏夫君) 私が聞いているのは、本年度、この事業が終わったら、平成31年度はこういう事業をやります、続いて平成32年度はこういう事業をやりますというのを、皆さん、もう計画としてお持ちではないんでしょうか、どうなんでしょうか。例えば、終わったら、それに基づいて、皆さん方ではこの事業の計画はとても無理だから、どこかのコンサルタントに委託に出すとか、そういう計画をお持ちなんでしょう。お持ちでしたら、委員各位にその資料をお配りしたら、より理解が深まるんじゃないでしょうか。 92 ◯委員長(岡田貴志君) 兵藤産業振興課長。 93 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) 今年度以降のスケジュールにつきましては、先ほどご説明させていただいた、公園の測量をまずさせていただきたいと思っております。その後に、この測量の図面をベースに、民間とヒアリングをさせていただいて、ここなら使える、ここは使えない、エリアを確定させていただいて、公募条件を今年度末を目標につくらせていただきます。平成31年度、来年度につきましては、公募の民間が決まった段階で、民間が自分で設計をかける、公共側につきましては、公園の方もあわせて整備をしていくところの設計をかける、という業務を平成31年度に予定しております。その後でございますが、民間の設計が上がった段階で、平成32年度に、現場の方を着工させていただくという予定を考えております。 94 ◯委員長(岡田貴志君) 滝口委員。 95 ◯委員(滝口敏夫君) ですから、そういう計画を委員各位に示したらいかがでしょうかということ。より委員の皆さんの理解が深まるのではないでしょうか。知っている方がべらべら言われても、本当に理解できないから、資料をもって説明してくだされば。  では、この事業は、大体何ヶ年計画でやろうとしているんですか。 96 ◯委員長(岡田貴志君) 高橋経済部次長。 97 ◯経済部次長(高橋祐美子さん) すみません。説明がきちっとできなくて、申しわけございません。  一番冒頭にご説明申し上げましたように、この構想自体は、民間あるいは関係機関等が構成員としてお入りになりました、協議会で取りまとめていただきましたので、市としてこの考え方を、施策等として整理をしていくという段階に今あるというふうに認識しております。ですので、先ほどご質疑いただいたスケジュール等につきましても、今現在、全体の中で、この大きな方向性をどうやって施策として位置づけ、どうやって財源をつけていくかというような協議をさせていただいておりますので、その中で改めて整理をさせていただければというふうに思っております。 98 ◯委員長(岡田貴志君) 滝口委員。 99 ◯委員(滝口敏夫君) この事業展開をするに当たっては、執行部としては、何年までにこの事業をやりたいという目標を持っていないんですが、年次目標を持たないでやっているんですか。それはちょっとおかしいと思いますよ。事業に取り組んでいくのに、期限が見えない事業の取り組み方なんてやっていたら、先送り先送りする可能性が出てくるんじゃないでしょうか。そこら辺を明確に教えてください。何年度にこの内港の鳥居崎の事業は終わるのか。できるかできないかは、これから取り組んでいくわけですからいいけど、目標としては執行部は何年度までにという、その目標ぐらいはお持ちなんでしょう。 100 ◯委員長(岡田貴志君) 高橋経済部次長。 101 ◯経済部次長(高橋祐美子さん) 鳥居崎海浜公園につきましては、所管部としましては、平成32年度を目途にさせていただきたいというふうに考えております。 102 ◯委員長(岡田貴志君) 石川委員。 103 ◯委員(石川哲久君) 関連で。総論的な意見を言いますから、ちょっとお答えいただきたいと思うんですが、このパークベイプロジェクトという名前にいつの間にか変わっている、それも基本構想の中で検討しているというようなことですが、まず、概念的に申し上げると、このプロジェクトについて、非常に、議会に対してだけではなくて、市民の方に対する説明不足だと思います。その中で個別に、今年は測量をやりますから幾らか金を用意してくださいと言われても、今みたいな質疑が出てくるのは当然、当たり前なので。また、それを聞いてみると、協議会でやっているから行政としてまだ決められませんという答えも非常におかしくて。なので、今の段階で行政が責任を持ってこのプロジェクトについてどういうふうに進めようとしているかという資料、あるいは議会、市民に対する資料として説明をしていただけるかどうか、まず先に聞きたいと思います。 104 ◯委員長(岡田貴志君) 高橋経済部次長。 105 ◯経済部次長(高橋祐美子さん) 大変ご指摘のとおりだというふうに思っております。段階的に、市としてきちっと整理がついた段階で、情報については提示をさせていただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 106 ◯委員長(岡田貴志君) 斉藤委員。 107 ◯委員(斉藤高根君) パークベイプロジェクトのマスタープランというのがあるはずだ。それはどうして開示しないの。それをやってから、この個別の案件、これは私が言ったフロントピアという部分だけだし。港の中に3ヶ所、こういった案出しでは、いいかげんというか、私にとっては完成されたものではないと思うんだけれども、マスタープランはどうして開示しないの。 108 ◯委員長(岡田貴志君) 高橋経済部次長。 109 ◯経済部次長(高橋祐美子さん) すみません。繰り返しになりますけれども、協議会で整理したものについては、先ほど申し上げましたように、改めて公開をさせていただきます。その上で、市としての制度については、繰り返しになりますが、策定を進めております基本計画等の中で、施策等として整理を今、させていただいている段階でございますので、ご理解を賜りたいというふうに思っております。 110 ◯委員長(岡田貴志君) 斉藤委員。 111 ◯委員(斉藤高根君) 例えば、内港はあの船をどかしてこうやるとか、吾妻公園はもっとみんなが使えるようにやるとか、断片的に6月からお話をされているんですよ。でも、全部あわせた紙があるでしょうよ。どうして紙をみんなに提示して、この中のこれをまず先にやりますよと、こういう説明を何でしないんですか。 112 ◯委員長(岡田貴志君) 高橋経済部次長。 113 ◯経済部次長(高橋祐美子さん) 申しわけありません。6月の所管の委員会協議会の中では、一度ご説明をさせていただいた経緯がございますが、改めて、ご説明をさせていただく場をつくりたいと思っております。 114 ◯委員長(岡田貴志君) 暫時休憩します。                                (午前10時39分)   ───────────────────────────────────────                                (午前10時54分) 115 ◯委員長(岡田貴志君) それでは、休憩を取り消し、会議を再開したいと思います。  ただいまの案件は、後ほど改めて説明をしていただきますので、先送りさせていただいて、その他についての案件でご質疑があれば。他の案件で。石川委員。 116 ◯委員(石川哲久君) 環境部の方に伺うことになると思いますけれども、債務負担の関係で、4市の関係でいろいろとご説明がありました、内訳等ありましたけれども、1点だけ心配事があるので確認させていただきたいと思いますが、KCSの問題です。これから4市で設置場所等々についての話があるというふうに聞いていますが、具体的には現在の潮浜というのか、今のKCSがいずれなくなるわけですけれども、あれについて、市はどういう方向で予算というか、費用まで含めてお考えなのか。あの土地の処分のことが、次のプロジェクトの予算と関係するかどうか、ちょっとお伺いしたいと思います。 117 ◯委員長(岡田貴志君) 平野まち美化推進課長。 118 ◯まち美化推進課長(平野義視君) 現在のかずさクリーンシステムにつきましては、平成39年3月までの稼働となっております。その後は、新しい施設ができ次第、解体する方向で検討をしているところでございます。費用についてはまだ算定はしておりませんけれども、今後どういった形で各市に負担していただくかということは、これから協議をする予定でございます。  以上です。 119 ◯委員長(岡田貴志君) 石川委員。 120 ◯委員(石川哲久君) これから決めるということですけれども、では確認させてください。あの土地の所有者は誰ですか。 121 ◯委員長(岡田貴志君) 平野まち美化推進課長。 122 ◯まち美化推進課長(平野義視君) かずさクリーンシステムでございます。 123 ◯委員長(岡田貴志君) 石川委員。 124 ◯委員(石川哲久君) 民間企業がお持ちということですね。〔「はい」と呼ぶ者あり〕ということは、あれについての処分がプラスになるのか、マイナスになるのかわからないんですけれども、要するに、ああいう土地ですからいろんな、汚染があるとは思いませんけれども、工作物についての地下の埋設物等々が今最近いろいろなプロジェクトで話題になっているように、後の土地利用に関しては必ずしもプラスにならないこともあるので、それが後で、要するに土地は残った、解体するについて困った、それについて市の負担を求めるというようなことがあると非常に困るので。ということで、今回もしも富津市の方のプロジェクトをやるのであれば、それが今のKCSとの関係で、同一会計でできるものであれば、それを含めればいいし、切るなら切ったで、負担が市に及ばないようなことをあらかじめ、ちょっと老婆心ですけれども聞いているので、今度の新しいプロジェクトに関して、現在のものについての処分はまだ未定だということですか。もし未定だとすれば、ぜひそれが波及しないように、うまく動かしてほしいということですけれど。 125 ◯委員長(岡田貴志君) 平野まち美化推進課長。 126 ◯まち美化推進課長(平野義視君) 現在の施設につきましては、あのままというわけにはいきませんので、いずれ解体する方向で考えております。ただ、費用負担とか、どういった形かというのは、これから協議をする予定でございます。次期の施設の場所については、まだ現時点では決まっておりませんけれども、新しい施設とかぶらないようにというか、今の施設については今の施設で考えたいと考えております。新しい施設につきましては、KCSが移動するということではございません。PFI法でやっていきますので、いろんな業者の方から提案等があるとは思うんですけれども、今の施設については今の施設、4市とあと民間の方で検討していく考えでございます。  以上でございます。 127 ◯委員長(岡田貴志君) 佐藤委員。 128 ◯委員(佐藤多美男君) 議案の内容に沿った形で、今の問題をちょっと質疑いたします。  第2期君津地域広域廃棄物処理事業ということで、1,409万2,000円の計上ですね。これは第2期に当たって、準備室をクリーンセンター事務室の2階につくるということ、そのための費用ですね。それで、前の委員会でもやっぱり問題になったんですね。なぜ木更津市に準備室をつくるのかと。明確な答えをいただいておりませんのでね。富津市に本体ができるのであればそちらの方でもいいだろうし、なぜ、火葬場もそうだし、全部木更津市に準備室をつくらなければいけないのか、明確な理由をお答えいただきたいと思います。 129 ◯委員長(岡田貴志君) 平野まち美化推進課長。 130 ◯まち美化推進課長(平野義視君) 今まではかずさクリーンシステムをそのまま富津市の方に移行する方向で検討しておりました。しかしながら、循環型社会形成推進交付金の対象となるものが、市町村、またPFI法事業にのっとった特定事業として実施する市町村となっております。したがいまして、民間であるかずさクリーンシステムには交付金が交付されないことから、方向転換というか、PFI法事業でやっていくことになります。PFI法事業をやるに当たりまして、通常のPFIですと期間がかかってしまいますので、現時点では、民間提案を受けた中でやっていくということで、話の方を進めております。その中で、民間から受ける場合に、土地付きということで、提案を受ける考えで今進めておりますが、その土地につきましては、かずさクリーンシステムと地元との協定等によりまして、木更津市以外の3市ということになっております。したがいまして、君津市、富津市、袖ケ浦市のいずれかが候補地になるということで、PFI法で進めるということになりますと、公募という形になります。唯一木更津市が候補地にはなり得ないということで、中立的な立場ということで、木更津市に準備室を設置するものでございます。  以上でございます。 131 ◯委員長(岡田貴志君) 佐藤委員。 132 ◯委員(佐藤多美男君) 中立的な立場だからというのは、全然理由にならないと思うんですね。何がこの事業で中立なのか、なぜ木更津市以外だと中立的、公平性を欠くのか、全然わかりません。木更津市だと中立性を保てるというふうなのは何でしょうか、もう一度お答えください。 133 ◯委員長(岡田貴志君) 平野まち美化推進課長。
    134 ◯まち美化推進課長(平野義視君) 候補地にならない市である木更津市が中立的ということで、例えばの話ですけれども、富津市に準備室をつくったとして、建設予定地が富津市になったと仮定した場合に、公募でやっていく中で、最初からそこありきということになってしまうおそれがございますので、候補地にはなり得ない木更津市に準備室を置くということで、4市の中で検討した結果でございます。  以上でございます。 135 ◯委員長(岡田貴志君) 関連。田中委員。 136 ◯委員(田中紀子さん) 今の中で委託料が設定されていると思うんですが、この委託料は総額がこれなのか。それとも4市分を合わせると、またもっと総額が違って、これは木更津の分だけなのか、ちょっと見えにくいので教えてください。 137 ◯委員長(岡田貴志君) 平野まち美化推進課長。 138 ◯まち美化推進課長(平野義視君) 1,409万2,000円のうち、委託料につきましては1,120万円ですが、これは4市合計の金額でございます。これを4市で均等に割るということになります。  以上でございます。 139 ◯委員長(岡田貴志君) 佐藤委員。 140 ◯委員(佐藤多美男君) では、私の方では、債務負担行為の問題です。補正予算の説明書の7ページ、額が飛び切り多い、新火葬場整備運営事業費ですね。68億3,345万8,000円。この債務負担の追加補正ということであります。この補正は入札公告をして契約する、それに当たって債務負担行為を設定しておかないと保証がとれないので、しておくというふうなものですけれども、その68億3,345万8,000円ですね。これは施設整備、本体工事が41億7,800万円ですよね。それにPFI事業で行う15年間の施設の維持管理費用が26億5,500万円、これを合計したものというふうなことで、これはよろしいですね。確認しておきます。 141 ◯委員長(岡田貴志君) 君塚火葬場建設準備室長。 142 ◯火葬場建設準備室長(君塚正人君) おっしゃるとおりでございます。 143 ◯委員長(岡田貴志君) 佐藤委員。 144 ◯委員(佐藤多美男君) そういうことであれば、41億7,800万円というのは、これはいつの時点での数値なのかということですね。というのは、9月4日に永原議員が、スケールメリット、行政の広域化について質問して、永原議員はもうお気づきだと思うんですけれども、今までのこの施設整備費がどんどん変わってきているんですね。高くなったり、安くなったり。この41億7,800万円というのは、一番最新の額ですか、概算で。設計金額を決める前の予算ですけれども。一番最新のデータですか。 145 ◯委員長(岡田貴志君) 君塚火葬場建設準備室長。 146 ◯火葬場建設準備室長(君塚正人君) おっしゃるとおり、最新のデータでございます。 147 ◯委員長(岡田貴志君) 佐藤委員。 148 ◯委員(佐藤多美男君) では、本会議での答弁と違うんじゃないですか。これはどうなんですかね。現在では、特定事業の選定による事業費を精査した結果、当該施設整備費用については46億円程度と見込んでいるところであります。本会議でそう答えています。その前は、33億円程度かかるものだと思ったと答えましたよね。33億円が46億円にぼんと増えたんですよ。その前には、これは平成29年12月現在では、PFIによれば34億円かかります。従来方式だと39億円です。これはまた、33億円と34億円ではそんなに変わりませんけれども、次々変わっているんですね。41億7,800万円が一番最新のものであるとしたら、本会議でお答えした46億円というのは、これは古い数字でお答えしたということですか。 149 ◯委員長(岡田貴志君) 君塚火葬場建設準備室長。 150 ◯火葬場建設準備室長(君塚正人君) 今回の数字につきましては、消費税等含んでおりませんので、その関係でございます。 151 ◯委員長(岡田貴志君) 佐藤委員。 152 ◯委員(佐藤多美男君) ちょっと今、計算がすぐできませんけどね。  それと、もう一つ、本会議でお答えしたのは、市単独で火葬場を整備する場合、火葬炉が7基必要で、24億円程度かかるというふうにお答えをしましたね。火葬炉7基というのは、今3基でやっているんですね。単独で何で7基なんですか。これは7基というのは、袖ケ浦市と一緒にやった場合の計算のはずなんですね。それまでは小山部長のときは約20億円だというふうなことで話をしておりますが、火葬炉7炉で24億円程度というふうにお答えしてあるんですが、私は、袖ケ浦市と一緒の場合も間違いだと思うんですけれども、これは市単独の施設整備費として理解してよろしいんでしょうか。 153 ◯委員長(岡田貴志君) 君塚火葬場建設準備室長。 154 ◯火葬場建設準備室長(君塚正人君) 火葬炉7基は、平成28年度の基本構想の中で、木更津市が火葬炉7炉ということで、4市共同の場合は10炉ということで、事業の方を進めております。その数という形になります。 155 ◯委員長(岡田貴志君) 佐藤委員。 156 ◯委員(佐藤多美男君) 単体でやる場合は7炉じゃないでしょう。7炉ということで。そうなんでしょうか。 157 ◯委員長(岡田貴志君) 君塚火葬場建設準備室長。 158 ◯火葬場建設準備室長(君塚正人君) 木更津市単独の場合には7炉ということで、間違いありません。 159 ◯委員長(岡田貴志君) 佐藤委員。 160 ◯委員(佐藤多美男君) 今現在3炉ですよ。それがいきなり単独で2倍以上、随分根拠のない……。では、言いましょうか。当初の計画では、単独では5炉、予備1炉、2市で袖ケ浦市とやる場合は7炉、4市では12炉、予備2炉。これが変わったんですか。 161 ◯委員長(岡田貴志君) 君塚火葬場建設準備室長。 162 ◯火葬場建設準備室長(君塚正人君) すみません。いつの時点か存じ上げていなくて、申しわけないんですが、平成28年度の基本構想時において、木更津市単独で7炉ということで、そのときにまとめている数字を使っております。今委員がおっしゃる数は、算定方法等の条件的なところで違っているので、差が出ているかと思われます。 163 ◯委員長(岡田貴志君) 佐藤委員。 164 ◯委員(佐藤多美男君) 7炉で計算したということであれば、単独でやる方が相当高くなるから、4市でやった場合、17億円ぐらいだと答えましたね。すると、24億円ぐらいかかるから、7億円ぐらいのスケールメリットが生まれるというふうな答弁を9月4日、ついこの間ですよ、されていわけですね。すると、スケールメリットそのものも変わってくると思うんです。その点は詳しくはやりませんが、前は6億円とも言われました。スケールメリット7億円、だからPFI方式で4市広域でやるんだと、そんなことでどんどんどんどん、住民の中にまだわだかまりのある中で進んじゃっているわけですね。簡潔に申し上げますけれども、7億円のメリットがあるというふうな計算でもいいでしょう。前は6億円だと。ただ、市道3路線、この拡幅が10億円を上回る、そういう計算で言いましたね。それから、都市計画道路、畑沢線ですね、これだって整備をしっかりしなきゃいけないわけでしょう、あの工事後に。それから、住民から要望のあったさまざまな環境整備に関する問題、最近では滝沢地区から集会場の新築か改築か、これもしてほしいと。新築ということになるでしょうけどね。そういうのが出てくると、7億円どころではない。10数億円、下手すると15億円ぐらい、単独でやる場合よりも出てくると思うんですね。そういうことを、一々細かく聞きませんけれども、全て算出してございますか。スケールメリットが7億円というけれども本当なのかどうか、そういう資料を用意してございますか。財政計画の方で。どうですか。 165 ◯委員長(岡田貴志君) 君塚火葬場建設準備室長。 166 ◯火葬場建設準備室長(君塚正人君) 先ほど7億円につきましては、諸条件が違っておりますので、一概にその数字という形にならないということで、質問のときにはお答えさせていただいているかと思いますが、そのときは基本構想時の数字、あと共同でやった場合は最新の数字ということで、ご紹介をさせていただいたところです。あと、こちら、ほかの数字につきましては、現在、そちらの方は精査中なので、まだ金額の方は出ておりません。 167 ◯委員長(岡田貴志君) 佐藤委員。 168 ◯委員(佐藤多美男君) 今、そういう財政問題についても精査中だと、数字は明らかに出ていないと。その中でどんどん進めちゃっているんですね。今回、債務負担行為をつけて68億円、これはもう予算の先食いで、いいですよ、保証しますよ、契約していいですよとなるわけですけれども、広域化によるスケールメリット、6億円とか7億円あると言ったのはとんでもない、その逆に10億円以上出るということでしょう。今までにもう10億円以上というのが、もうはっきりしているわけですね。それなのに、まだそういう財政計画もないと。これは財務部がおいでですね、そうした細かく市全体の財政計画上つかんでおかなきゃいけないわけでしょう、環境部に任せておかないで。何かそういう指示というのはしてあるんですか。 169 ◯委員長(岡田貴志君) 鶴岡財務部参事。 170 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) ただいま平成31年度からの第2次基本計画のヒアリングを行いまして、事業をこれから採択するところでございます。その中に、こちらについては平成34年からの支出がありますので、今後の4年間の中に入ってきまして、その実際の支出は平成34年からになりますから、次期計画の中に入ってきますので、その計画の中で、財源と事業費を精査してまいりたいと思います。あと、道路について10億円というお話ですが、建設費プラス道路と、財政的な効果という比較をされていると思うんですけど、道路につきましては、全体が火葬場専用道路というわけではございませんので、10億円そのものが火葬場建設に係るものとして、計算するべきものではないのではないかと考えるところです。  以上です。 171 ◯委員長(岡田貴志君) 佐藤委員。 172 ◯委員(佐藤多美男君) 道路の拡幅については、火葬場建設そのものではないと。それは、そのものでなくても、4市の広域の火葬場ができるから必要になった。単独でも必要な場合はありますけれども、主な原因がそこにあるわけですね。だから、余り関係ないということではなくて、関連事業として捉えて、拡幅だけではないでしょう、都市計画道路を新たに用地買収をして、そこを築造、建設しなければいけないですね。この事業はどのように見込んでいるんですか。都市計画道路の整備ということで。 173 ◯委員長(岡田貴志君) 君塚火葬場建設準備室長。 174 ◯火葬場建設準備室長(君塚正人君) 都市計画道路につきましては、環境部の方では、工事用道路ということで、そちらの方は見込んでいるところです。そちらの工事用道路の造成費用につきましては、今回の事業費に含まれた形になっております。 175 ◯委員長(岡田貴志君) 田中委員。 176 ◯委員(田中紀子さん) 今年度中に、今回この債務負担行為をやって、また来年の4月に4市でやり直すということなんですが、そのお話を前にこの会議で聞いたときに、懸念していたんですけれども、その後、4市で話し合ったと思うんですが、必ず4月になったら債務負担行為を私たちもしますよと、4市で合意がとれて、また文書か何かでしっかりそこは確認がとれているのか、口頭だけだと、何かすごく不安なんですが、お聞かせください。 177 ◯委員長(岡田貴志君) 君塚火葬場建設準備室長。 178 ◯火葬場建設準備室長(君塚正人君) 4市と、すみません、今のところは口約束というか、そういう形になっております。4市集まりましたところで、その辺につきましては、4市で話し合って、文書なり交わす、あるいはそれにかわるもの、確実な方法を選んで、検討していきたいと考えております。 179 ◯委員長(岡田貴志君) 田中委員。 180 ◯委員(田中紀子さん) その検討はいつまででしょうか。9月の議会の最終日、この賛否をするまでに、確実な文書か何かとれるのかどうか。とにかく私たち木更津市が議会で「いいよ」と言った後でそれなのか、ちょっとわからないので、教えてください。 181 ◯委員長(岡田貴志君) 君塚火葬場建設準備室長。 182 ◯火葬場建設準備室長(君塚正人君) 期限を切るという話ですが、4市のことですので、いつまでというとまたあれですが、今年度、年内には会議が4市集まって行われますので、そこできちっと話をして、その後、文書なり、その辺をどうするのかというような話で、当然、早い時期には考えてというか、その辺をはっきりさせたいというふうに考えております。 183 ◯委員長(岡田貴志君) 永原委員。 184 ◯委員(永原利浩君) 草刈りの件でちょっとお伺いしたいんですけれども、先ほど部長のご説明で、20ページですか、公園緑地管理事業費が千束台の関係の公園云々という説明があったかと思うんですけど、これはその公園だけの管理費なんでしょうか。 185 ◯委員長(岡田貴志君) 斉藤都市整備部参事。 186 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 今年度、請西千束台地区に、公園用地が2公園、あと緑地がやはり2つございまして、合わせて約1万2,300平米ございまして、それと人件費が、労務費が高騰しておりまして、除草に関する委託をする労務費、単価が上がっているので、それで今年度の当初予算で処理できなかった部分が、これはかずさアカデミアパーク地区の公園なんですけれども、年3回除草はしているんですが、それの3回目分の7万6,560平米ができていない状況でございまして、合わせて8万8,860平米ですか、その部分を除草する費用が足らないということでございます。 187 ◯委員長(岡田貴志君) 永原委員。 188 ◯委員(永原利浩君) 確認なんですけど、今、アカデミアの話が出たんですけど、アカデミアの7万6,000平米というのは、それは1回分が残っていて、千束台の公園3回草刈りも合わせて、この390万円ということなんですか。 189 ◯委員長(岡田貴志君) 斉藤都市整備部参事。 190 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) かずさアカデミアパークにつきましては、既に2回分は発注しておりまして、終わっております。冬に向かって、最後の1回分が予算的に足りなかった、それで7万6,560平米、1回分です。それと、千束台については、7月に譲渡されていますので、周辺にはまだ住宅が建っておりませんので、こちらについては、やはり冬に向かって、全体の面積1回分の1万2,300平米ということになります。 191 ◯委員長(岡田貴志君) 永原委員。 192 ◯委員(永原利浩君) 要は聞きたいのは、市の考え方として、公園の維持管理は、きれいに本当はしてさしあげたいんでしょうけれども、いろいろな諸事情で経費がかさむから、今現在、例えば自治会とか地域の方に草刈りをお願いしていると思うんですよ。確認したいのは、ごめんなさい、しつこくて申しわけないですけど、その1万2,000平米の千束台の公園の草刈り、これは1回当たり幾ら出すの。この金額はさっきアカデミアが混ざっちゃってよくわからなかったんですけど、アカデミアを抜いて、新しく、今まだ住民が張りついていない千束台の公園を維持管理するのに、年3回の草刈りをするんだと。その年3回に要する草刈りの費用、業者に出すんでしょうけど、まず、その費用を知りたいんです。 193 ◯委員長(岡田貴志君) 星野市街地整備課副主幹。 194 ◯市街地整備課副主幹(星野裕司君) 請西千束台は1回当たり75万円を予定しておりまして、3回とすれば225万円かかる予定です。  以上です。 195 ◯委員長(岡田貴志君) 永原委員。 196 ◯委員(永原利浩君) そうしますと、例えば、比較をしたんですけど、1万2,000平米ということなんですけど、木更津市の市内で、1万2,000平米あるいは1万平米前後の公園って、例えば、ほたる野2丁目の野際公園なんかは、あれは面積はどれぐらいありますか。 197 ◯委員長(岡田貴志君) 星野市街地整備課副主幹。 198 ◯市街地整備課副主幹(星野裕司君) 野際公園の資料がないので、すみません、お答えはちょっとできないので、申しわけありません。 199 ◯委員長(岡田貴志君) 永原委員。 200 ◯委員(永原利浩君) 落としどころというか、要は業者に出すとかなり高い金額が当然かかるんだと。さっきちょっとこちらの発言でもさせてもらったんですけど、地元の住民に協力金という形ですか、年3回同じように協力金という形で草を刈っていただくと、お支払いしている協力金というのがあるかと思うんですね。おおむねそれはどれぐらいの金額か、今お答えいただかなくて結構なんですけど、僕の感覚的には、恐らく業者に出す3分の1とか4分の1ぐらいの値段で地元の方に草を刈って維持管理していただいているんだろうなと、僕は思っているんですね。それはそれでまあいいかと。地元の自分の公園だし、自分たちの地域の公園の管理でお茶代ぐらいのお金が出りゃ、それでもいいのかなと思うところなんです。  1つだけお願いというか、これは答弁いただきますけど、集めた草、業者というのは刈った草を車にばんと積んで、どこにどうやって運んでいってどうやって処理しているのか、僕にはわからないんですけど、地域住民に草刈りを依頼するときは必ず袋に入れろと、その袋も自分らで基本は用意しなさいという話みたいですけど、これについての考え。直接、ごめんなさい、これと関係ないんだけど、こういう草刈りの事業費でも、いろいろ膨らませたくないじゃないですか。抑え込んでいきたいというのが多分、市の考えのはずなので、お願いするんだったら、少しでも楽に作業を終わらせる方法を考えてもらいたいと思うんですけど、何で市民がやるときは草をごみ袋に入れろと。業者がやるときはトラックに積むか、パッカーに積んで持って行っちゃって終わりと。その辺の違いは何かあるんですか。草は袋に入れないといけないの。 201 ◯委員長(岡田貴志君) 斉藤都市整備部参事。 202 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 袋に入れていただいているのは、市の現業職員で、その刈った草を、その後集めさせていただいて、それで通常の焼却処分をするために、袋に入れていただくお願いをしているところです。業者に委託しているものは、業者ですので、トラックに積んで、業者の処分場というんですか、広い土地で堆肥処分するんだと思うんですが、そこにストックできるので、そちらに持っていくというような形を今、とっている状況です。 203 ◯委員長(岡田貴志君) 永原委員。 204 ◯委員(永原利浩君) 要は、杓子定規な話をして申しわけないんですけど、公園の草の維持管理なんていうのは、都市整備部の仕事なわけじゃないですか。そうですよね。一応ね。それができないんだと。予算がない。業者に全部出していたらぶっ潰れちゃうと。舗装するお金に回すお金がなくなっちゃうから、いろんなところで予算の取り合いが始まる中で、市民の皆さん、ご協力をお願いしますというのであれば、今言ったのは、集めた草をパッカーに積むのが楽だから袋に入れろということじゃないですか。そうじゃなくて、例えば、申しわけない、ふだんは業者にはこれだけ出しているんだけど、これだけしか出せないけど、地域の皆さんで刈ってくださってありがとうございますと、集めた草は私らが集めに来ますよ、その際、少しでも手間にならない、例えば山積みにしておいてもらえば、フォークの化け物みたいな、あれで積むとか、あるいは軽トラでも、ちっちゃい4トントラックでも、2トントラックでも、袋に入れずに積んでいって、クリーンセンターの端っこあたりに置かせてもらえれば、後はパッカーか何かに積み込んで、KCSに持っていきますよというぐらいの、アイデアというのはないんですか。多分やられているとわかるんですけど、草刈りって、刈るより袋に詰める方がはるかにきついんですよ。わかりますよね。お願いする側としては、せめてそこをパッカーに積むのが楽だから袋に入れてくれというのはやっぱり通らないと、僕は思うので。意見をちょっと聴きたい。 205 ◯委員長(岡田貴志君) 斉藤都市整備部参事。 206 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 確かにおっしゃるとおり、自分も草刈りをしておりまして、刈るのは簡単ですけれども、それを集めて袋に入れるというのは、多分大変な作業になると思っています。ただ、いろいろな地区でお手伝いいただいているんですけれども、草を刈る日とか、皆さんばらばらになるので、それをどう効率よく、刈ったままにしておいてもらって、うちの方が集めていけるかという、システムをどうつくっていけるかというのを、ちょっとそれについては検討させていただければと思います。重々、詰め込みが大変だということはわかりますので。ただ、刈ったまま数日放置するというのも、こちらの片づけが順序よくできなくて、その間に風が吹いて飛んだりという部分も出てくると思うので、ちょっとその辺も含めて検討してまいりたいと思います。〔「議案に対して的確に質問して的確に答えてくれ」と呼ぶ者あり〕 207 ◯委員長(岡田貴志君) 永原委員。 208 ◯委員(永原利浩君) 僕が質疑させていただいたのは、千束台の草刈りの話が出てきたので、この草刈りのまず値段を聞いたわけですよ。業者に出すということなんだけど、こういったのを将来的に減らしていくためにも……。減らしていきたいわけでしょう。いずれ住民が張りついてきたら、こういったところの地区、自治会ができれば、そこの草刈りをお願いするような形になろうかと思うので、できれば、それは今言ったように、自治会の方たちが刈り始めたときに、少しでも楽になるような仕組みを考えてくださったら、今刈りっ放しになる、いろいろ問題と言ったけれども、やり方は幾らでもあるじゃないですか。集めたものを今さっき言ったクリーンセンターまで持っていって、後はパッカーに処分に積んでもらうとかいうのもありだと思うので。市全体の草刈りの費用を抑え込む作戦をちょっと考えておいてくださいよということです。これは意見で伝えておきます。 209 ◯委員長(岡田貴志君) 竹内委員。 210 ◯委員(竹内伸江さん) 11ページの木更津駅西口駐車場使用料ということで、中央公民館の使用者が増えるのではないかということで補正ということなんですが、市街地整備課が発信しているホームページをちょっと見たんですけれども、駐車料金の減免のことが載っているんですね。身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方が、運転または同乗している自動車を駐車する場合は、駐車料金のお支払いの際、係員に各手帳を提示していただければ、駐車料金の半額を免除しますと。こういうことも加味して補正されたのか、ちょっと先に伺います。 211 ◯委員長(岡田貴志君) 斉藤都市整備部参事。 212 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) その部分については、加味しておりません。通常の料金で計算しております。 213 ◯委員長(岡田貴志君) 竹内委員。 214 ◯委員(竹内伸江さん) この身体障害者手帳も等級を指定していないので、多分、中央公民館の使用者、結構該当される方がいるのではないかなというのを感じるんですね。それでなくても、今まで駐車料金なんか旧のところは取られなかったものが、払わなきゃいけないということの心情もありますので、現在、駐車場の中にはこのような制度があります、減免の制度があるというような、通知みたいなのは何かされているんでしょうか。 215 ◯委員長(岡田貴志君) 斉藤都市整備部参事。 216 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 駐車場の中にはそういった掲示はしてはいなかったと思います。今後、その辺も含めて、場内に掲示するよう検討いたします。 217 ◯委員長(岡田貴志君) 竹内委員。 218 ◯委員(竹内伸江さん) ありがとうございます。今回、中央公民館の使用者も利用されるということですので、ホームページを見て、私も初めてわかったという感じなので、障がいをお持ちの方は知っておられるのかもしれませんが、そのようにまたしていただければ、親切だと思いますので、よろしくお願いいたします。 219 ◯委員長(岡田貴志君) 石川委員。 220 ◯委員(石川哲久君) 公共下水の債務負担の話をしますけれど、その前に、今、竹内委員からお話があったので、西口駐車場についてちょっとお話ししておきます。  今日、先ほど来るときにちょうど、公民館を今までに使っていた女性の方だと思うんですが、初めて西口駐車場に来たらしいんですよね。3階だったのかな。「エレベーターはどちらですか」と聞かれました。今まで使っている方は多分慣れているからすぐわかるんでしょうけど、初めて使われる方が増えてきたみたいなので、案内をちゃんとしっかりしておいてください。お願いです。答えは要りません。  公共下水の関係ですけれども、一般会計の7ページかな。お金について少し内訳等々のご説明をいただきたいのと、包括的民間委託というやり方の内容について、説明を少し聞きたいんです。 221 ◯委員長(岡田貴志君) 鈴木下水道推進課長。 222 ◯下水道推進課長(鈴木陽一君) 下水道の一般会計についてですが、一般会計分の債務負担行為につきましては、今回、岩根ポンプ場及び東清団地及び畑沢南のマンホールポンプ、これを見込んでおります。金額につきましては、前回債務負担設定が6,388万9,000円、これは税別です。今回は5,967万円です。今回の方が約420万ほど安くなっておりますが、これについては、電気代の低下が主な原因となっております。  以上です。 223 ◯委員長(岡田貴志君) 石川委員。 224 ◯委員(石川哲久君) 減額したということですよね、これは逆に言うと、債務負担行為が。〔「そうです」と呼ぶ者あり〕それがわからなかったので、ちょっと伺ったんです。それから、かなり何社かのプロジェクトをという意味で、これを委託する場合には何か入札でやっているんですか。それのやり方をちょっと。
    225 ◯委員長(岡田貴志君) 鈴木下水道推進課長。 226 ◯下水道推進課長(鈴木陽一君) 委託につきましては、特別会計と合わせまして、公募型プロポーザル随契方式を採用しております。今後、概略の日程ですが、1月に参加資格適合者からの技術提案書の受け付けを行いまして、業者が決まるのが2月下旬の予定でございます。  以上でございます。 227 ◯委員長(岡田貴志君) 滝口委員。 228 ◯委員(滝口敏夫君) 議案第63号の中小企業の資金融資の関係で伺いますけれども、今回、91万5,000円、保証、市としての予算要求をしているようですけれども、まず教えていただきたいのは、破産申立日がA社が平成30年4月2日、B社が平成30年2月26日、この破産申立日というのは、裁判所の破産決定がされた日というふうに理解してよろしいんでしょうか。 229 ◯委員長(岡田貴志君) 兵藤産業振興課長。 230 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) この日付につきましては、法的整理、いわゆる裁判所に申し立てをした日ということでございます。 231 ◯委員長(岡田貴志君) 滝口委員。 232 ◯委員(滝口敏夫君) この保証協会との覚書の内容の全文を見ていませんから、どういう情報になっているか、ちょっと不確定なところで質疑をして悪いんですけれども、この保証金は申し立てをした日に市としては保証協会と債務者と、それで保証をしなくちゃいけないものですか。裁判の確定をもってじゃなくても、それは保証できるんですか。 233 ◯委員長(岡田貴志君) 兵藤産業振興課長。 234 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) 保証協会の方から代位弁済をするという通知を受けたときに、保証をするということになります。 235 ◯委員長(岡田貴志君) 滝口委員。 236 ◯委員(滝口敏夫君) もうちょっとわかりやすく言ってくれますか。流れがちょっと私は理解できないので。 237 ◯委員長(岡田貴志君) 兵藤産業振興課長。 238 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) まず、債務者の方が何らかの理由で弁済ができなくなったときに、千葉県保証協会の方から貸し付けを行っている金融機関と協議をしております。その中で、先ほどの日付ですね。裁判所の申し立ての日付をもって、保証協会と銀行でやりとりをさせていただいた上で、協会の方から金融機関に、まずはその分の代位弁済をすることになります。  以上でございます。 239 ◯委員長(岡田貴志君) 滝口委員。 240 ◯委員(滝口敏夫君) 元金の12%を損失補償するということになっていますけれども、例えば、A社の場合は、1,200万円借りていて、返済が平成26年から始まっていて、予定だと平成31年4月25日、B社の場合は平成28年3月から平成33年2月までの返済期間というふうになっているんですけれども、A社、B社、いつから返済が滞り始めたということも、市は確認をとれているんですか。 241 ◯委員長(岡田貴志君) 兵藤産業振興課長。 242 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) 金融機関の方とやりとりをさせていただいて、把握をしております。  以上でございます。 243 ◯委員長(岡田貴志君) 滝口委員。 244 ◯委員(滝口敏夫君) すると、これは保証協会から木更津市に対して、A社は何年の何月から返済が滞り始めていますよということを、随時、市の方は把握しているわけですか。保証協会から市の方に……。その辺の流れはどういう流れになっているんですか。毎月連絡があるとか、半年に1回連絡があるとか、返済がどうなっているかという情報を、保証協会から木更津市に対して、どんな情報が流れてくるようなシステムになっているんでしょうか。 245 ◯委員長(岡田貴志君) 兵藤産業振興課長。 246 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) 金融機関の方から、3ヶ月に1遍になりますが、債務者の情報が全て市の方に入ってまいります。  以上でございます。 247 ◯委員長(岡田貴志君) 滝口委員。 248 ◯委員(滝口敏夫君) それは半年に1回とか、3ヶ月に1回とか、月1回とか、どういうあれですか。 249 ◯委員長(岡田貴志君) 兵藤産業振興課長。 250 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) 通常の返済が行われている場合については、特に連絡はございませんが、支払いがなかったケースですとか、滞っているケースについては、その時点で金融機関の方から連絡があります。  以上でございます。 251 ◯委員長(岡田貴志君) 滝口委員。 252 ◯委員(滝口敏夫君) 例えばA社、B社、これはどこの会社かというのは開示できないのは重々わかっているんですけれども、この申請行為の中で融資を申し込もうとする会社、いわゆる法人ですね、法人は金融機関に事前によく相談して、金融機関のお墨つきをまずもらって、それで恐らく市の方に出してくると思うんですね。昔は、市にこれが出てきたときに、審査委員会というのを設けて、そこで最終的に市として、保証協会に対するお墨つきをすることについての、決定をしていたというプロセスがあったんですよ。それは何というかもう金融機関、金を出す方が、融資する方が、実行する方がもういいと言っているんだから、まあ、そんな形骸化された審査会なんかもう置いておかなくてもいいんじゃないかということで、恐らく審査会なんてもう条例上も廃止しちゃったんですね。ですから、結局、保証協会は、木更津市が経由で書類を上げているわけですから、金融機関もオーケー、木更津市もオーケー、それでは当然保証協会は、よほどのことがない限りは、不決定なんていう通知はできないと思うんですけれども、この補償額がA社の場合36万円、B社の場合は55万4,198円、この金額の差異が当然ある。だけど、ちょっと素人が考えると、借入額が1,200万円で片や36万円、750万円で55万4,000円、ということは返済の期間がA社、B社異なっていると思うんですけれども、そこら辺のあれは開示できますか。 253 ◯委員長(岡田貴志君) 兵藤産業振興課長。 254 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) この2つの法人についての、いつまでお支払いをなされたかという情報については、開示できると思います。 255 ◯委員長(岡田貴志君) 滝口委員。 256 ◯委員(滝口敏夫君) 皆さんは把握しているんですか、していないんですか、どっちですか。 257 ◯委員長(岡田貴志君) 兵藤産業振興課長。 258 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) 把握しております。 259 ◯委員長(岡田貴志君) 滝口委員。 260 ◯委員(滝口敏夫君) そうすると、結論的には、市から、裁判の結果はどういう結果が出ようと、ここで保証協会に損失補償をしちゃえば、もうこの2社とは、市はかかわりがなくなるということでよろしいんですね。裁判の結果を待たなくてもいいということですね。 261 ◯委員長(岡田貴志君) 兵藤産業振興課長。 262 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) 代位弁済が行われた後なんですけれども、保証協会の方は債務者から債権の回収をすることになります。回収がなされた日には、当然、市の方にも、損失補填金ということで、お金が戻ってくることになります。  以上でございます。 263 ◯委員長(岡田貴志君) 田中委員。 264 ◯委員(田中紀子さん) 同じところでお聞きしますけれども、これでは、預託金ですか、参考資料の2)のところでは、事業概要のところで「預託します」と、「預託金は年度末に回収」と書いてあって、予算額のところでは、「当初予算」「補正予算」と書いてあるんですね。5)のところでは、平成29年度は0件でしたということですね。結局、3)のところは、今後、決算ではどのような数字になるのか。新年度の予算のところの金額をちょうど決算みたいにやっていくのか、それとも、預託は年度末に回収なので、その回収した分は消えて、数字が低くなるのか、それとも回収した分は歳入に入ってくるのか。これは財務部に聞いたらいいんですか。経済部に聞いたらいいんですか。わからないんですけど、教えていただけたらと。 265 ◯委員長(岡田貴志君) 高橋経済部次長。 266 ◯経済部次長(高橋祐美子さん) 決算額の表記につきましては、今日、資料として出させていただいております、補正の額というような数字が、決算額の数字になるのかなというふうに思っております。 267 ◯委員長(岡田貴志君) 田中委員。 268 ◯委員(田中紀子さん) ということは、年度末に別途預託金で返ってきたものは、歳入かどこかに別の項目があるんですね。 269 ◯委員長(岡田貴志君) 高橋経済部次長。 270 ◯経済部次長(高橋祐美子さん) そのとおりでございます。歳入として受けております。 271 ◯委員長(岡田貴志君) 竹内委員。 272 ◯委員(竹内伸江さん) 先ほどの滝口委員の方からの関連なんですけれども、融資を行う際に、まず、申請者から相談が金融機関にあって、その後、市に対して申請があり、今度は市と保証協会の間で事前協議、先ほど委員が触れられていたんですが、事前協議の内容がもう少し詳しくわかればと思います。よろしくお願いします。 273 ◯委員長(岡田貴志君) 兵藤産業振興課長。 274 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) まず、申請者の方から上がってきた、必要なお金、借入金と、あとは返済の月数等を協会の方に情報としてお渡しをさせていただきます。その中で、協会の方で信用保証の確認をなされますが、協会でも査定が入りますので、満額にならないケースもございます。そういった内容のことを事前協議させていただいております。  以上でございます。 275 ◯委員長(岡田貴志君) 竹内委員。 276 ◯委員(竹内伸江さん) そうしますと、結構、市の調査というか、その辺が重要になるわけでしょうか。 277 ◯委員長(岡田貴志君) 兵藤産業振興課長。 278 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) 市としましては、今回も金融機関が審査を行っていただいておりますけれども、その後に、先ほど答弁をさせていただいた、保証協会のダブルでの審査になっております。その中で、当然、行政ではその辺の細かいノウハウを持っておりませんので、金融機関と信用保証協会の信用査定に基づいて、市の方でも融資を決定していくということになります。  以上でございます。 279 ◯委員長(岡田貴志君) ほかに。滝口委員。 280 ◯委員(滝口敏夫君) 再度、ちょっと融資のことで確認です。  これは何回融資の受け付けをしているんですか。毎月ですか、それとも3ヶ月に1回とか、半年に1回とか、1年に1回とか、それはどういうシステムになるんですか。 281 ◯委員長(岡田貴志君) 兵藤産業振興課長。 282 ◯産業振興課長(兵藤雅宏君) 申し込みについては、随時行っております。 283 ◯委員長(岡田貴志君) ほかに。          〔発言する者なし〕 284 ◯委員長(岡田貴志君) それでは、ここで午後1時まで休憩いたします。                                (午前11時52分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後零時56分) 285 ◯委員長(岡田貴志君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  ここで協議会に切り替えてパークベイプロジェクトの概要についてを議題といたします。   ───────────────────────────────────────                   休憩中、執行部より説明   ───────────────────────────────────────                                 (午後1時43分) 286 ◯委員長(岡田貴志君) ここで委員会に切り替え、議案第63号 平成30年度木更津市一般会計補正予算(第2号)のうち所管事項についてに議題を戻します。  それでは、改めて質疑がございましたら、お願いします。田中委員。 287 ◯委員(田中紀子さん) では、鳥居崎海浜公園を測量するということなんですけれども、公募前にするということで、公募の時期がいつというのはもう見えているんですか。 288 ◯委員長(岡田貴志君) 斉藤都市整備部参事。 289 ◯都市整備部参事・市街地整備課長(斉藤公孝君) 今年度、公募と指針を取りまとめて、来年度、公募を実施する予定で、今進めているところです。 290 ◯委員長(岡田貴志君) ほかにございますか。          〔発言する者なし〕 291 ◯委員長(岡田貴志君) それでは、質疑終局と認めます。  次に、討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。佐藤委員。 292 ◯委員(佐藤多美男君) 議案第63号 平成30年度木更津市一般会計補正予算(第2号)のうち所管事項についての反対討論を申し上げます。  当常任委員会の審査所管事項中に、債務負担行為追加補正として、新火葬場整備運営事業費68億3,345万8,000円、そして、第2期君津地域広域廃棄物処理事業費1,409万2,000円、そして、金田西特定土地区画整理事業負担金655万円等々計上されております。新火葬場整備運営事業の債務負担行為の追加補正は、本体建設と管理運営について、PFI事業者と契約を行うためのものであります。新火葬場建設については、市単独だったらまだしも、4市広域の大型火葬場は、交通や環境などの生活に悪影響を及ぼすと、近隣住民から反対の声が多く、住民合意がないまま進めるのは、民主主義にも反するものであります。道路や環境整備等、関連事業費を含めた財政計画も曖昧なままであります。こうした中で事業を進めたら、本市財政悪化の大きな要因になりかねません。  第2期君津地域広域廃棄物処理事業については、自区内処理の原則に反し、さらなる広域化を進め、焼却方式は、地球温暖化防止対策とリサイクルに逆行する、直接溶融炉方式で行うとしております。今回の予算化は、それを推進するための準備室を創設しようというものでありますが、木更津市以外に施設を設置しようというのに、なぜ本市に準備室をつくるのか、中立性の確保だけということだけでは、説明がつきません。  金田西特定土地区画整理事業、これは緊急かつ優先的にしなければならないものとも思えません。パークベイプロジェクト、これらを含めて、不要不急の予算は、今緊急に求められている小中学校の全教室にエアコンの設置準備に振り向けるべきであります。  よって、本議案については反対であります。  以上。 293 ◯委員長(岡田貴志君) 次に、賛成者。          〔発言する者なし〕 294 ◯委員長(岡田貴志君) 反対者。          〔発言する者なし〕 295 ◯委員長(岡田貴志君) 賛成者。
             〔発言する者なし〕 296 ◯委員長(岡田貴志君) 討論終局と認め、採決いたします。  議案第63号 平成30年度木更津市一般会計補正予算(第2号)のうち所管事項を、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 297 ◯委員長(岡田貴志君) 起立多数であります。よって、議案第63号のうち所管事項は原案のとおり可決されました。  ここで執行部入れ替えの間、暫時休憩いたします。                                 (午後1時47分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後1時48分) 298 ◯委員長(岡田貴志君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  次に、議案第66号 平成30年度木更津市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題に供します。  それでは、都市整備部より説明を願います。渡部都市整備部長。 299 ◯都市整備部長(渡部史朗君) それでは、議案第66号 平成30年度木更津市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきまして、ご説明させていただきます。  議案の別冊52ページをご覧ください。  上段の公共下水道施設等維持管理業務委託(包括的民間委託)につきましては、議案第63号、一般会計補正予算債務負担行為と関連しておりますけれども、下水道事業特別会計予算分の下水処理場や中継ポンプ場の運転管理及び維持管理業務でございます。  現在、同業務委託の期間が本年度をもって終了となりますことから、新たに8億7,729万円に消費税及び地方消費税を加算した額を限度額とし、期間を平成30年度から平成33年度とする、債務負担を設定しようとするものでございます。  次に、2段目の下水処理場主ポンプ増設事業費につきましては、汚水処理量の増加に対応するため、分流汚水ポンプを増設するする必要がありますことから、1億8,981万6,000円に消費税及び地方消費税を加算した額を限度額とし、期間を平成30年度から平成31年度とする、債務負担を設定しようとするものでございます。  説明は以上でございます。よろしくご審査のほど、お願いをいたします。 300 ◯委員長(岡田貴志君) 説明は終わりました。ご質疑願います。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 301 ◯委員長(岡田貴志君) 質疑なしと認めます。  次に、討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 302 ◯委員長(岡田貴志君) 次に、賛成者。          〔発言する者なし〕 303 ◯委員長(岡田貴志君) 反対者。          〔発言する者なし〕 304 ◯委員長(岡田貴志君) 賛成者。          〔発言する者なし〕 305 ◯委員長(岡田貴志君) 討論なしと認め、採決いたします。  議案第66号 平成30年度木更津市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)を、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 306 ◯委員長(岡田貴志君) 起立全員であります。  よって、議案第66号は原案のとおり可決されました。  ここで執行部入れ替えの間、暫時休憩いたします。                                 (午後1時51分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後1時52分) 307 ◯委員長(岡田貴志君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  次に、議案第62号 専決処分の承認を求めることについてを議題に供します。   それでは、都市整備部より説明をお願いいたします。渡部都市整備部長。 308 ◯都市整備部長(渡部史朗君) それでは、議案第62号 専決処分の承認を求めることについて、ご説明いたします。  議案書1ページ及び2ページをご覧ください。  まず、提案理由でございますが、市道121-2号線の歩道陥没が原因により、歩行者が負傷したことにつきまして、治療費の一部を賠償し、和解するため、地方自治法第179条第1項の規定により、専決処分したことについて、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。  本件につきましては、平成28年11月4日午後1時頃、木更津市東太田4丁目7番24号地先の市道121-2号線の歩道が、縦100センチ、横40センチ、深さ4センチメートル陥没したことにより、歩行者がつまずき、転倒により負傷したものでございます。この事故について調査したところ、市の維持管理に瑕疵が認められますことから、国家賠償法第2条の規定に基づき、賠償するものでございます。  賠償額は284万5,432円であり、その内訳は、治療費160万2,832円と慰謝料124万2,600円となります。  責任割合といたしましては、賠償額に対しまして、市に3割の過失が認められますことから、負傷者に対し、和解額85万3,630円を支払い、和解するものでございます。  なお、今回の和解額につきましては、本市が加入しております道路賠償責任保険により、全額保険会社から市へ納入されております。  私からの説明は以上でございます。 309 ◯委員長(岡田貴志君) 説明は終わりました。  ご質疑があれば願います。石川委員。 310 ◯委員(石川哲久君) 平成28年、2年ほど前に起きた事故なんですけれども、それを2年ぐらいかけていろいろと調査というか、調整してきたんだと思うんですが、それを逆に言うと、時間がないから専決でやりましたというあたりの時間差が、非常に不自然に思えてならないんですよね。2年間の間があれば、もう少し議会等に対して、案件として出せる時期があったのではないかと思うんですけれども。 311 ◯委員長(岡田貴志君) 三枝都市整備部次長。 312 ◯都市整備部次長・管理用地課長(三枝 勉君) お答えします。  このけがの発生したのが、平成28年11月ということでございます。示談までに長く時間がかかった理由につきまして、ご説明をさせていただきます。  この事案につきましては、骨折の事故がございましたので、足にボルトを入れて治療をしておりました。その関係から、ボルトを抜くとか抜かないとかという判断をするのに時間がかかりました。平成30年3月末に病院の方でボルトを抜かないという決定がされて、治療が確定したものですから、現在のこの承認をいただくタイミングになったものでございます。  以上です。 313 ◯委員長(岡田貴志君) 斉藤委員。 314 ◯委員(斉藤高根君) 大概、事故って専決処分になっていますが、議案にしてもいいわけでしょう。3月とか9月で。専決にする理由を今聞いたんですよ、石川委員は。専決でなくても、議案にすればいいんじゃないかと言っているわけです。 315 ◯委員長(岡田貴志君) 三枝都市整備部次長。 316 ◯都市整備部次長・管理用地課長(三枝 勉君) けがをされた方との示談が調ったのが、7月5日でございます。その関係から、今回の承認ということで、お願いをしたところでございます。 317 ◯委員長(岡田貴志君) 斉藤委員。 318 ◯委員(斉藤高根君) 7月5日だと、9月議会の議案に間に合うわけですよ。専決でなくても。それはどうなんですか。 319 ◯委員長(岡田貴志君) 三枝都市整備部次長。 320 ◯都市整備部次長・管理用地課長(三枝 勉君) 完治などの時間が大変長くかかり、また、治療費も大きな金額でございましたことから、相手方に対して治療費を早く払う必要があったため、専決をさせていただいたところでございます。  以上です。 321 ◯委員長(岡田貴志君) 滝口委員。 322 ◯委員(滝口敏夫君) その専決処分の関係で、委員の皆さんは本当に知らないと思うんですけど、私も当然知らないんだけど、参考資料に場所がついていないから、市道何号線太田地先なんて言ったって、どこが歩道がそんなに陥没していたのか、全くわからない中で、こうやって審査していると思うんですよ。だから、簡単な図面でもいいから、場所をこれからはつけてくださいよ。こういうことがあっちゃいけないけど、万が一あったら、こういう場所でこういう事故がありましたというね。これだけですと、ちんぷんかんぷんでわからないんですよ。太田地先なんて言うと、どこからが太田地先かわからない。お願いします。 323 ◯委員長(岡田貴志君) 三枝都市整備部次長。 324 ◯都市整備部次長・管理用地課長(三枝 勉君) 位置図につきましては、今後つけるようにさせていただきます。今回の案件につきましては、木更津総合高校の前のセブンイレブンから南に向かって行きますと、シャトレーゼがあります。その手前に橋があるんですが、橋のもうちょっと手前の左側の場所になりますので、大変場所につきましてはわかりにくい点がございますので、次回からは位置図をつけさせていただきたいと思います。  先ほど、専決の理由につきましてでございますが、100万円以下の損害賠償の額でございますと、専決処分をいたしまして、議会に報告をさせていただきます。今回の案件につきましては、総額につきましては200万円を超えている賠償でございますが、相手方の前方不注意があり、市の瑕疵があり、市の瑕疵が3割ということで、賠償額としては100万円を下回る、80数万円でございます。その関係から専決をしましたが、議会に報告をして承認を得るということで、今回議案に上げさせていただいた内容でございます。  以上です。 325 ◯委員長(岡田貴志君) 佐藤委員。 326 ◯委員(佐藤多美男君) 参考までに教えてほしいんですが、市の側が3割過失というふうなことですけれども、この額を割り振ってみると、過失割合が全体でやると市が58.8%、相手方、住民の方が41.1%ですね。この割合なんですけれども、先ほど3割の過失とこの額の割合、6割ぐらいになるんじゃないかと思うんですけれども、これはどういうふうに整合性をとればいいんでしょうか。 327 ◯委員長(岡田貴志君) 三枝都市整備部次長。 328 ◯都市整備部次長・管理用地課長(三枝 勉君) 説明をさせていただきます。  今回、骨折ということで、大変入院期間も長かったものですから、治療費が160万2,832円かかってございます。それとは別に慰謝料ということで、治療期間が長かったことによりまして、保険会社の方で金額が大きい、期間が長いという理由から、慰謝料を認定してございます。この金額が124万2,600円でございます。合計で284万5,432円が総額でございますので、これに対しての割合ということで、3割でございます。3割を掛けますと85万3,630円でございます。  以上です。 329 ◯委員長(岡田貴志君) 佐藤委員。 330 ◯委員(佐藤多美男君) そういう計算ですか。市が3割過失ということは、相手方は7割過失となりますね。相手方が何か不注意だとかいうふうなことがあったんでしょうか。相手の過失というのはよくわからないんですが。どんな形でも市がその補償をすべきではないかなと思ったんですけれども、その点はいかがですか。 331 ◯委員長(岡田貴志君) 三枝都市整備部次長。 332 ◯都市整備部次長・管理用地課長(三枝 勉君) お答えします。  この負担割合につきましては、この被害を受けた方の前方不注意とか、そういった内容につきまして、保険会社が、いろいろな判例とか事例に基づきまして、判定した割合でございます。  以上です。 333 ◯委員長(岡田貴志君) 石川委員。 334 ◯委員(石川哲久君) 一般的なルールで恐縮なんですが、示談でこの数字を確定されたということですけれども、これは示談というと、非常にある意味ではネゴシエーションなので、わかりにくいと言ったら申しわけないんですけれども、保険会社の一つのお話だったと思うんですが、今後、こういうことについては、例えば、よく行政側は根拠がないものだから、裁判の判例として出してもらうということがあるんですけれども、要するに、根拠を裁判所の方に持っていってしまうということがあるんですけど、この示談の根拠というのは、そういう意味では話し合いの中なんですけれども、保険会社の何か指示というか、数字がもとになっているんですか。何か少し曖昧な気がするんですけれども、そこは数字の根拠というのは話し合いだけで決まればいいのか、あるいはもうちょっと公的に、あえて裁判所の判断を求めるということはされなかったのか。ここのやり方なんですけれども、いかがでしょうか。 335 ◯委員長(岡田貴志君) 三枝都市整備部次長。 336 ◯都市整備部次長・管理用地課長(三枝 勉君) この示談にするときの、それぞれの割合でございますけれども、保険会社に逐次相談をしております。その事故のときの状況とか、天気とか、様子につきまして、歩道上に舗装が剥がれたりへこみがあって、それでつまずいたとか、そういう内容について説明をし、保険会社の持っている情報の中、また過去の事例とかで、負担割合については打ち合わせをして、決めているところでございます。 337 ◯委員長(岡田貴志君) ほか、ございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 338 ◯委員長(岡田貴志君) 質疑終局と認めます。  次に、討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 339 ◯委員長(岡田貴志君) 次に、賛成者。          〔発言する者なし〕 340 ◯委員長(岡田貴志君) 反対者。          〔発言する者なし〕 341 ◯委員長(岡田貴志君) 賛成者。
             〔発言する者なし〕 342 ◯委員長(岡田貴志君) 討論なしと認め、採決いたします。  議案第62号 専決処分の承認を求めることについてを、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 343 ◯委員長(岡田貴志君) 起立全員であります。よって、議案第62号は原案のとおり可決されました。  ここで執行部入れ替えの間、暫時休憩いたします。                                 (午後2時06分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後2時07分) 344 ◯委員長(岡田貴志君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  次に、議案第78号 かずさ水道広域連合企業団規約の制定に関する協議についてを議題に供します。  それでは、水道部より説明を願います。小川水道部長。 345 ◯水道部長(小川和広君) 議案第78号 かずさ水道広域連合企業団規約の制定に関する協議についてでございますが、本会議初日の議案補足説明でもお話しさせていただきましたけれども、本規約につきましては、関係6団体での協議が難航して、皆様にお示しすることが大変遅くなりました。  なぜ難航したかという理由でございますが、規約の第7条と第8条にございます、議員定数及びその議員配分につきまして、関係団体となかなか協議が調わなかったということで、この件につきましては、新たな広域連合の議員の選出ということで、議会の議員の皆様にもその辺は相談した方がいいんじゃないかという、市長のお話がございまして、議長、副議長と、本委員会の正副委員長、広域行政等特別委員会の正副委員長、あと現君津広域水道企業団の議員であります近藤議員に何度かお話しさせていただきました。その中で、木更津市の提案している、これは木更津市だけなんですけれども、提案させていただいた傾斜配分ということでいいんじゃないかということでありましたので、そのような形で進めさせていただいた次第でございます。  それでは、資料の方をご確認いただきたいんですけれども、委員会資料の03-1でございます。こちらにつきましては、議員定数についての考え方でございます。  1番の議員定数、こちらにつきましては、規約の第8条に定めております。  考え方としましては、新たな広域連合の中で、用水供給事業と水道事業とをそれぞれ分けまして、水道用水供給事業につきましては、現の君津広域水道企業団の行っている事業でございますが、こちらにつきましては、総数5名の均等配分、各団体1名というふうに決めております。続きまして、直接お客様の方に水道水を供給する水道事業枠につきましては、下の方に書いておりますけれども、まず、人数につきましては、千葉県は水道事業にかかわらないので、千葉県を除いた4団体の公約倍数ということで、4、8、12の中で8名ということで、この8名につきましては、先進の広域連合の中の議員定数を参考にさせていただき、8名としました。この8名につきまして、給水人口で傾斜配分させてくださいということでお願いしました。  理由につきましては、水道水の供給とか、料金の徴収という点におきまして、住民の皆様から直接お話を聞いたりとか、住民生活、社会経済状況にいろいろ影響するものでございますので、4市の水道利用者である意見を多く聴く必要があるということで、ということは、市民から負託を受けております議員の方の背中にかかっているというか、そういった人数を勘案するべきではないかということで、最後の最後までここの点について、なかなか妥協いただけなかったということでございます。  続きまして、委員会資料の03-2をご覧いただきたいんですが、こちらは今後の企業団設立までの工程表になります。  項目としては4つありまして、「国への許認可」とか「県、4市の議会」「規約の制定」、一番下が「広域連合の設立」という項目になってございます。今9月議会で議決予定、議決いただくということで、この規約につきましては、その右側に赤い文字で書いてあると思うんですけれども、これは地方自治法で決まっているんですが、規定しなければならない項目ということで、この中にあります9)番までの9項目、このものにつきまして、規約に明記してございます。もし議決いただけましたら、10月に各団体の市長、知事によります統合協議会で協議を行っていただいて、締結になりますと、一番上の「国への許認可」ということで、総務省の市町村課の方に申請書類、1)番から6)番までございますが、こちらの方を提出させていただき、平成31年の1月に許可をいただく予定でございます。許可いただきますと、直ちに広域連合企業団を設立いたしまして、企業長の選挙を実施いたしまして、企業長名で、今度は厚生労働省の方に、水道の創設認可をいただく予定でございます。それが3月の中旬ぐらいという予定で、今考えてございます。あとは各市、あと現企業団の解散及び財産の処分というのがあるんですが、関係条例の廃止と現企業団の財産処分というものを、3月議会にかけさせていただきたいと存じます。それをもちまして、その3月議会で新企業団議員の選出の選挙を実施していただきまして、広域連合企業団の議会を3月に招集いたしまして、その中で、給水条例等の条例の制定と平成31年度予算のご審議をいただく予定としてございます。  それでは、条例の内容について、ご説明させていただきたいと思います。  第1条でございますが、広域連合企業団の名称を「かずさ水道広域連合企業団」と定めました。  第2条は、広域連合企業団を組織する地方公共団体で、千葉県、木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市をもって組織することとしております。  第3条は、広域連合企業団の区域について、木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市、千葉市及び市原市の区域とすることを定めております。  ここでなぜ千葉市及び市原市が入ってくるかということになりますと、現在、君津広域水道企業団からの水を、千葉県の水道局の京葉地域ということで、こちらの方に配水している関係で、千葉市及び市原市ということで明記しなさいということが、総務省の方からあったというふうに聞いております。  続きまして、第4条でございますが、広域連合企業団の処理する事務として、君津地域4市の水道事業、広域連合企業団及び千葉県への水道用水供給事業を定めてございます。  第5条は、広域連合企業団が作成する広域計画の項目として、君津地域4市の水道事業の経営に関すること、広域連合企業団及び千葉県の水道事業への水道用水供給事業の経営に関すること等を定めてございます。  17ページをご覧ください。  第6条でございますが、広域連合企業団の主たる事務所の位置について、木更津市潮見2丁目8番地と定めております。これは現在の木更津市水運用総合センター、水道部の建物となります。  続きまして、第7条から第10条につきましては、先ほどご説明させていただきました、議員定数の関係となります。  続きまして、18ページをお開きいただけますでしょうか。  第13条は、広域連合企業団の執行機関の任期について定めており、広域連合企業長及び副広域連合企業長の任期は、構成団体の長としての任期によること、その構成団体の長でなくなったときは、同時にその職を失うことを定めております。  第14条は、補助職員として、広域連合企業団に必要な職員を置くことを定めております。  第15条は、広域連合企業団に選挙管理委員会を置くこと、選挙管理委員会は4人の選挙管理委員をもってこれを組織すること、選挙管理委員は、構成団体の議会の議員及び長の選挙権を有する者で、人格が高潔で、政治及び選挙に関し公正な識見を有するもののうちから、広域連合企業団の議会においてこれを選挙すること、選挙管理委員の任期は4年と定めております。  第16条は、広域連合企業団の監査委員につきまして定めており、監査委員2名を置くこと、監査委員は、広域連合企業長が、広域連合企業団議会の同意を得て、人格が高潔で、事業の経営管理にすぐれた識見を有する者、及び広域連合企業団議員のうちから、それぞれ1人を選任することとしてございます。  19ページをお開きください。  第17条は、広域連合企業団の経費の支弁方法について定めており、広域連合企業団の経費は、料金、企業債、補助金、負担金、出資金、借入金及びその他の収入をもって充てることとしており、水道事業の経営に関する事務に係る経費については、水道事業に係る給水量を基準とした負担割合、水道用水供給事業の経営に関する事務に係る経費については、第2項第2号の表による負担割合によることを定めております。この負担割合でございますが、現在、君津広域水道企業団に、木更津市及び関係団体から支出しております負担割合を、そのまま継承してございます。  第18条は、委任について定めており、この規約の施行に関し必要な事項は、広域連合企業長が別に定めることとしております。  続きまして、附則の1でございますが、この規約は総務大臣の許可のあった日から施行することを定めております。  附則の2では、経過措置として、施行日から平成31年3月31日までの間は、広域連合企業団の処理する事務は、第4条の規定にかかわらず、同条の規定に関する事務の準備行為とすることが定められております。  20ページにかけての附則の3では、昨年の9月議会にて議決をいただきました、水道事業の施設整備に係る各市の出資金につきまして明記してございます。  附則の4では、各構成団体の事務については、平成31年4月1日に広域連合企業団が承継することが定められております。  附則の5では、平成31年3月31日において、各構成団体が保有する資産等及び債権債務は、平成31年4月1日に広域連合企業団が承継することを定めております。  以上が、議案第78号 かずさ水道広域連合企業団規約の制定に関する協議についての説明でございます。  私からは以上でございます。ご審査のほど、よろしくお願いいたします。 346 ◯委員長(岡田貴志君) 説明は終わりました。  ご質疑願います。田中委員。 347 ◯委員(田中紀子さん) 第15条の選挙管理委員会のメンバーですね。これは結局、4市に住んでいる人で、公正な識見を持っている人というふうに解釈してよろしいでしょうか。 348 ◯委員長(岡田貴志君) 平野業務課長。 349 ◯業務課長(平野和之君) 企業長及び議員の選挙権がございます者は、4市と、こちら選挙権がありますのは、千葉県知事が入っています県にはありますが、県につきましては、市原市と千葉市ということになります。ですから、千葉市と市原市と君津郡市4市の選挙人の中から選ぶ形になります。 350 ◯委員長(岡田貴志君) 田中委員。 351 ◯委員(田中紀子さん) その選び方ってどんなふうに。何か別に規則か何かで決めるんですか。 352 ◯委員長(岡田貴志君) 平野業務課長。 353 ◯業務課長(平野和之君) 今まで準備会の中で、いろいろ選挙管理委員会の選び方について検討はしているんですが、各市の、できれば木更津市の選挙管理委員会の方に、まず最初やっていただければということで、そういう形で選挙管理委員会の方には打診をしております。また4市の方でも、当初はそれでお願いできればということで、進めたいと思っております。 354 ◯委員長(岡田貴志君) ほかに。佐藤委員。 355 ◯委員(佐藤多美男君) それでは、規約の中身から始めたいと思うんですが、出資金、これは経過措置の3番、議案の19ページなんですが、当初の広域化基本計画では、出資金については、本市は7億8,340万円、これは合っているんですね。だけど、ほかの市がどうも違うんですけれども、君津市が最初の計画では4億5,060万円なのに34億3,800万円とか、当初の計画とは違う理由というのは何ですか。 356 ◯委員長(岡田貴志君) 平野業務課長。 357 ◯業務課長(平野和之君) 出資金の算定につきましては、2つの事業、1つは統廃合事業と、それと各市において行う管路更新事業の、2つの事業において、各市が出資金を算出することとしております。今、佐藤委員がおっしゃいました金額につきましては、各市が共同して行う統廃合事業の分の出資金でございます。   以上でございます。 358 ◯委員長(岡田貴志君) 佐藤委員。 359 ◯委員(佐藤多美男君) ど忘れしておりました。そういうことですね。とりわけ老朽管あるいは施設の老朽化が進んでいるところ、君津市ですね、そういったところが大きいというふうなことで、木更津市はその点がないからというふうなことだったと思います。  それで、そもそも論からちょっと、この統合・広域化を何でしなければいけないかという、ここを簡単に、余り時間はとりません、お尋ねしたいんですけれども、本市の経営状況は、この基本計画の中でも、木更津市は料金水準は適正値に近くて、企業債比率も低い、借金も低いため、健全経営状況であると。それで、非常に木更津市は経営状況がいいというふうなことがあるんですが、それにもかかわらず、なぜ統合・広域化を図らなければいけないのかというところを、簡潔に説明いただきたいと思います。 360 ◯委員長(岡田貴志君) 小川水道部長。 361 ◯水道部長(小川和広君) 統合・広域化につきましては、人口の減少ということで、木更津市はそうでもないんですけれども、今後、人口が減少していくということと、木更津市の水道の財政なんですけれども、財政収支を考えた中でやっていまして、実質の更新を考えますと、赤字になるような形になろうかと思います。北海道とか、地震だとか何とかで水道の被害なんかも報道されていますけれども、やはり市民の皆様に安心な水を安定的に供給するということで、強靱な施設をつくっていかなければいけないということで、それには更新のスケジュールを早めていかなければいけないというのが、非常に重要ではないかと考えておりますことから、統合・広域化をさせていただいて、施設の強靱化を図っていきたいということで考えております。  以上でございます。 362 ◯委員長(岡田貴志君) 佐藤委員。 363 ◯委員(佐藤多美男君) 現在は経営状況がいいけれども、将来は施設の更新等があるから、ということなんですけれども、人口が増えて、水の需要が高まっているのは木更津だけ、ほかはなかなか難しいという状況なので、木更津市は割を食っても4市で足並みをそろえて、ほかの市のためにいいという、そういう判断が働いているのかどうか、それは違うんですか。 364 ◯委員長(岡田貴志君) 小川水道部長。 365 ◯水道部長(小川和広君) 施設の統廃合によりまして、うちの方の浄配水場も、うちの浄水場から君津市の区域に、富津市の区域に水を流すこということで、優先的にうちの中台とか伊豆島とか上烏田、こちらの配水池につきましては、更新していけるという、いろいろ市にとってのメリットがあることから、統合・広域化ということになっております。  以上でございます。 366 ◯委員長(岡田貴志君) 佐藤委員。 367 ◯委員(佐藤多美男君) 市にとってもメリットがあるというのは、交付金とか補助金の関係が非常に強いのではないかと思うんですけれども、それの方がどうも全市で足並みをそろえて、将来、合併の地ならしみたいな、こういうことは全然働いていないですか。そのための統合・広域化ということでは全くないですね。そのこととは違うということですね。よろしいですか。 368 ◯委員長(岡田貴志君) 小川水道部長。 369 ◯水道部長(小川和広君) そのようなことはございません。 370 ◯委員長(岡田貴志君) 佐藤委員。 371 ◯委員(佐藤多美男君) それから、もう一つの問題は、近藤議員の一般質問でありましたけれども、水道法が今変えられようとしておりますけれども、コンセッションですね。所有は市のままにしながら、実質は民間経営、民営化、どうもその道を開こうとしているわけですね。これは今のところはそういうことは考えていないというご答弁であったと思うんですけれども、これは将来においても、水道法が変えられても、そういう方向はとられないと、民営化の方向は持っていないということで理解してよろしいですか。 372 ◯委員長(岡田貴志君) 小川水道部長。 373 ◯水道部長(小川和広君) この間も答弁させていただいたんですが、将来にわたっても、そのようなコンセッション方式は考えてございません。多分ですけど、こういう業者が相手にするのは、横浜市の水道局とか、東京都の水道局とか、そういった大きなところで、実入りがあるようなところを、やはりターゲットに入れているようでございます。 374 ◯委員長(岡田貴志君) 佐藤委員。 375 ◯委員(佐藤多美男君) 経営の場合は交付金、本市の場合には特別の統合交付金というのは入らないということだったと思うんですけれども、10万人以上の市はですね。君津市や富津市や袖ケ浦市はそれの適用になるみたいなわけですが、この組み替えの交付金、あるいはそのほかの補助金を、木更津市は適用するんだというふうなご説明かと思ったんですが、この交付金と補助金の確保の見込みは、きちんとその後も検討されて、できるということは確実なんでしょうか。 376 ◯委員長(岡田貴志君) 小川水道部長。 377 ◯水道部長(小川和広君) 質疑は交付金が確実に入ってくるかということでよろしいですか。〔「そうですね。計画どおりか」と呼ぶ者あり〕国の施策でもあります統合・広域化ですので、国とか県の方には要望額を満たすような形でお願いしますということで、働きかけはしてございます。 378 ◯委員長(岡田貴志君) 佐藤委員。 379 ◯委員(佐藤多美男君) 働きかけをしてもらうのは当然なんですけれども、それは計画どおりにやりたいということですね。これは本当に確保されるということで、国の予算次第ですから、懐次第でどうなるかわからないし、補助金制度もどうなるかわからないということですから、これはきちんと見きわめて、もし思惑が外れて、水道料金を高くしなくちゃいけないということは、あり得ないですね。そのことをちょっと確認しておきたいと思います。 380 ◯委員長(岡田貴志君) 小川水道部長。 381 ◯水道部長(小川和広君) 財政シミュレーションの中では、統合交付金なり補助金がカットされた場合というシミュレーションも考えてございます。その場合は、起債の借り入れですとか、そういったものにシフトするか、あるいは事業量を若干落とさせていただいて、対応してまいりたいと考えております。  以上でございます。 382 ◯委員長(岡田貴志君) 佐藤委員。 383 ◯委員(佐藤多美男君) それから、この統合・広域化の目的の一つには、技術継承のためということを言われているんですけれども、私は、逆に技術継承がしにくくなっちゃうんじゃないかと危惧するんですね。職員がやめさせられて、縮小されて、離れていくわけですね。熟練した職員が減れば減るほど、技術継承ができにくくなるかなというふうに思っているんですけれども、何か計画ではプロパー、派遣をして、それで補うみたいなことを言っておりますけれども、統合・広域化とその問題はちょっと違うんじゃないかと思うんですけれども、この技術継承のための人員、人事確保というのは、どういう方向でしょうか。派遣なんでしょうか、それとも内部できちっと研修を積むとか、そういうことによって技術継承していくんでしょうか。どうお考えでしょうか。 384 ◯委員長(岡田貴志君) 小川水道部長。 385 ◯水道部長(小川和広君) 技術継承の職員につきまして、当初は各市から派遣の職員を入れます。新たな広域連合ができた時点で、毎年度技術職をプロパー職員、専門職員として採用することを考えてございます。やはり市からの派遣職員ですと、市長部局との人事交流も今盛んですので、例えば動いちゃうと、そのまま技術継承が図れないという状況がございますので、新たな広域連合の中では、プロパー職員を育てていくという、そういった人員管理を考えてございます。  以上でございます。 386 ◯委員長(岡田貴志君) 滝口委員。 387 ◯委員(滝口敏夫君) 先ほど田中委員がちょっと確認していましたけど、選挙管理委員会を置くということで、選挙の対象になるのは企業長とあと誰なんですか。置くんだから、何かの選挙のときに必要があるわけだから、その選挙する対象は、ここでうたっている広域連合企業長選挙をするというふうになっているんですけど、それ以外はどなたを選挙するために選挙管理委員会を置かなくちゃいけないんですか。 388 ◯委員長(岡田貴志君) 平野業務課長。 389 ◯業務課長(平野和之君) 選挙の方は広域連合企業長と議員が選挙、ということはこれは間接選挙でやるということなんですが、広域連合につきましては、直接請求が認められております。各市の選挙人名簿の人数に基づきまして、規約を変えろですとか、そういう直接請求ができることから、選挙管理委員会が必要になっております。 390 ◯委員長(岡田貴志君) 滝口委員。 391 ◯委員(滝口敏夫君) 具体的にどういうものが選挙管理委員会の対象になるかということを教えてください。例えば、この第12条で、広域連合企業長は投票でこれを選挙するとなっているでしょう。だから、選挙管理委員会が必要ですよね。それ以外にもその他必要とするところがあるわけ、何か。 392 ◯委員長(岡田貴志君) 平野業務課長。 393 ◯業務課長(平野和之君) 選挙以外では、直接請求という制度がございますので、そのために選挙管理委員会が必要ということでございます。
    394 ◯委員長(岡田貴志君) 滝口委員。 395 ◯委員(滝口敏夫君) 例えば、こういう場合に選挙管理委員会が必要になってくるんですよという、それを言ってくれないとわからないんですよ。具体的に。例えば、この案だと「広域連合企業長は、構成団体の長」となっているんですよね。そうすると、選挙しなくて、4人の首長で話し合いをして決めちゃえばいいわけでしょう。それはだめなの。広域連合企業長を選挙する有権者は誰になるの、これ。選挙する資格を持つ人は誰なの。首長が4人でぱぱっとどこかで集まって選挙。まあ、そんなことがあっちゃいけないんだけど。選挙管理委員会立ち会いのもとに投票を首長がして、4人の首長が1人を決めるのに投票するということ。そのために選挙管理委員会を置かなくちゃならないこと。 396 ◯委員長(岡田貴志君) 平野業務課長。 397 ◯業務課長(平野和之君) まず、広域連合企業長選挙につきましては、千葉県知事も選挙権がございますので、5団体の長で直接その中から選ぶと。そこで、いつやりますとか、そういうことで選挙管理委員会が必要なのかどうかというのは、またこれから選挙管理委員会のあり方を考えていかなければいけないんですが、選挙管理委員会が必要とするのが、先ほど申しましたが、広域連合企業団が普通地方公共団体と同様の直接請求を認めるということがありますので、選挙管理委員会を置いて、直接請求、各市からいろいろ、先ほど申しましたように規約を変えろだとか、そういう請求が名簿、署名が上がってきたときに、その方がちゃんと選挙人名簿に登録されているかどうか、人数は50分の1とか、そういう決まりがございますので、その人数がいるかどうか、そういうところのチェック、そういう仕事もございます。  以上でございます。 398 ◯委員長(岡田貴志君) 滝口委員。 399 ◯委員(滝口敏夫君) 議案第78号は、制定に関する協議についてということですけど、それに伴う規約というのは、まだ全く白紙なんですか。これに伴う規約。これから規約をつくる。案を何も持っていないで、各議会協議という形で議案として出しちゃっているわけ。 400 ◯委員長(岡田貴志君) 平野業務課長。 401 ◯業務課長(平野和之君) 規約につきましては、今回出しているものが規約でございます。ただ、地方自治法上は、規約をもって協議するということをしなければいけないということで、今回の議案は協議ということになっておりますが、実質的な協議と法的な協議がございまして、実質的には4市と県で、企業団も含めまして、この規約で議会にかけましょうということで、この規約につきましては、皆さんで協議した中で、広域連合規約ということで出しております。  また、法的なプロセスとしましては、先ほど言いましたように、皆さん、議会で議決を受けた後、各首長にまた集まっていただきまして、協議をやりましょうという、その法的な協議をして、総務省に運営許可の申請を出すと、そういう形になっております。ですから、これは広域連合規約という形になっております。  以上でございます。 402 ◯委員長(岡田貴志君) 滝口委員。 403 ◯委員(滝口敏夫君) そうすると、現在、例えば議会では、近藤議員が君津広域水道企業団の議員になっていますけれども、この組織は廃止するのではなくて承継するということですか。どういうふうな……。例えば、具体的に聞きましょう。近藤議員の立場はどうなるんですか。 404 ◯委員長(岡田貴志君) 小川水道部長。 405 ◯水道部長(小川和広君) 君津広域水道企業団は廃止となります。 406 ◯委員長(岡田貴志君) 滝口委員。 407 ◯委員(滝口敏夫君) では、その廃止のあれは各議会にかけなくてもいいんですか。 408 ◯委員長(岡田貴志君) 小川水道部長。 409 ◯水道部長(小川和広君) 先ほどご説明させていただいたんですが、各議会にかけまして、廃止の議決をいただくと。 410 ◯委員長(岡田貴志君) 滝口委員。 411 ◯委員(滝口敏夫君) それはいつ頃を予定しているんですか。 412 ◯委員長(岡田貴志君) 小川水道部長。 413 ◯水道部長(小川和広君) 3月の議会を予定してございます。 414 ◯委員長(岡田貴志君) 滝口委員。 415 ◯委員(滝口敏夫君) それから、第14条の補助職員、さっきちょっと佐藤委員から出ていたかわかりませんけど、広域連合企業長、それから副、副は議会で選任することになっていますから、あとは例えばその補助の組織というのが全く見えないんですよ。どういう組織になるのか。承継したときに、企業長がいて、副企業長がいて、その下にそういう組織が当然できると思うんですよ。それが全く姿が見えないんですけど、それはいつ頃示すんですか。この協議する時点でそういうものは全く白紙の状態なんですか。案も持っていない。いわゆる副企業長という以下のスタッフですよ。各組織。 416 ◯委員長(岡田貴志君) 平野業務課長。 417 ◯業務課長(平野和之君) 組織につきましては、最終的には企業団議会、今度は広域連合企業団議会が3月に行われますので、そこで組織規定ということで出す形にはなるんですが、現在、毎回話していますように、総務委員会とか業務委員会とか、いろいろな委員会、またその下にワーキンググループをつくって、今現在、組織については検討して、各市がどういうところに人数をどのくらい派遣するかということを、今やっているところでございます。ですから、ちょっとまだ皆さんにはお示しはしていないんですが、その中で、今までのサービスが低下しないような、人員を割り振って、やっていくというふうな形になると。  また、組織につきましては、去年の10月に基本計画を皆様に冊子でお渡ししてございますが、その中で、もととなる課ですとか業務等は、そちらの方に記載させていただいてありますが、それに基づいて、今、検討しているところでございます。  以上です。 418 ◯委員長(岡田貴志君) 滝口委員。 419 ◯委員(滝口敏夫君) わかりやすく言うと、事務局体制なんですよ。合併した後の事務局体制。だから、企業長がいて、副企業長がいて、その次、どういう名称になるのか。その組織は総務部があったり、まあ、わからないよ、そういう素案というのはいつ頃できるんですか。 420 ◯委員長(岡田貴志君) 小川水道部長。 421 ◯水道部長(小川和広君) その辺につきましては、ほぼできておりますが、ここはやはり各市の思惑がいろいろ交錯するところでございまして、今のところは広域連合長の下には事務局長がつきまして、あとは事務の次長、工務の次長と、その下に枝の課ができる形を考えてございます。 422 ◯委員長(岡田貴志君) 滝口委員。 423 ◯委員(滝口敏夫君) そこで考えてもらいたいのは、事務局長は木更津市のポスト、総務部長というのができるか知らないよ、そのポストは君津市のポストって、天下りポストみたいに、そういうことを決めないでください。その企業長が責任を持って、人事異動のときはそういうことのないように……。暗にだよ。それは表に出せないよ、そんなことは。だけど、暗にもうそういうポストを内々に決めないでくださいよということを言いたいわけ。本当に実力のある人を事務局長に迎える。やる気のある人を迎える。何かあと1年もいればどうせ退職だから、なんていうようなののポストにされちゃ困るというわけ。そういうことですよ。言っている意味はわかるでしょう。だから、そういう場合は、実務者レベルの中でよくもんでくださいということ。最後はそれぞれのトップが決めることでしょうけど、それを話題にも出さないで、ああ、木更津市のポストはこれにしておこうや、このポストは君津市にしておこう、袖ケ浦市にしておこう、富津市にしておいてやれということはやめてくださいということ。言っている意味はわかるでしょう。 424 ◯委員長(岡田貴志君) 小川水道部長。 425 ◯水道部長(小川和広君) そこをなくすべく、今現在、私の方は努力させていただいております。  以上でございます。 426 ◯委員長(岡田貴志君) 田中委員。 427 ◯委員(田中紀子さん) この規約をつくるまでに、かなりいろんな山超え谷越えだったんですが、このように広域になっているような行政というのは、この前のときは補助金をもらえたのがなくなっちゃって、全部おじゃんになっちゃったって。あのときはほかに事例もなかったと言っていたけど、今もほかに事例はないのか。いや、あちこちこういうのを考えていますよというのか。まず、そこを教えてください。 428 ◯委員長(岡田貴志君) 小川水道部長。 429 ◯水道部長(小川和広君) 水道の統合・広域化というのは、何例かもう全国的にはございます。ただ、水道で広域連合企業団という組織は、ここのケースが全国で初めてということでございます。 430 ◯委員長(岡田貴志君) 田中委員。 431 ◯委員(田中紀子さん) では、国の方は民営化とか言っているところで、行政としてきちんとできるようなところを立ち上げてほしいなと思うんですが、木更津市は、発注するときも、委託しないで自前でやっているよというのを前にお聞きしたんですが、広域になっても、そのようなスタンスでいくんでしょうか。 432 ◯委員長(岡田貴志君) 小川水道部長。 433 ◯水道部長(小川和広君) 木更津市は、委託はかけずに、自前で設計から積算まで全てやっておりますが、他市はそういう状況ではないということで、そこも今、すり合わせをさせていただいている、検討項目の中に入っている状況でございます。 434 ◯委員長(岡田貴志君) 田中委員。 435 ◯委員(田中紀子さん) わかりました。プロパーも設けるということなので、ぜひ内部で仕事ができる人が集まればと思います。  それで、規約の20ページなんですけれども、富津市だけが総務省が示すという、この算出額が書いてあるんです。これは金額が決まっていないので、これは何ででしょうか。 436 ◯委員長(岡田貴志君) 平野業務課長。 437 ◯業務課長(平野和之君) 富津市につきましては、水道の未普及地域、水道管が行っていないところがございまして、その拡張事業につきましては、富津市が国からの補助金をもらって独自にやるということで、まだ決まってはいないので、それは富津市がやってくださいということで、こちらは書いてございます。  以上です。 438 ◯委員長(岡田貴志君) ほか、よろしいですか。滝口委員。 439 ◯委員(滝口敏夫君) 今のところでちょっと関連で聞きますけど、合併しちゃったら、今言ったような、例えば、峰上の奥とか、金谷の奥の方とか、金がかかるところがあるわけです、実際問題。そんなところは今回の対象にはならないということ。富津市が独自にやるということ。そういう考え方ですか。 440 ◯委員長(岡田貴志君) 小川水道部長。 441 ◯水道部長(小川和広君) 富津市の、山の方と言ったらあれなんですけど、そういうところで水道が行っていない、地元から水道を引いてほしいという要望があって、今、拡張事業ということを何年か前から始めているらしいんですが、その部分につきましては、富津市が責任を持ってやるということで、広域連合はかかわらないと言ったらあれですけど、広域連合の予算からは出さないという形になります。 442 ◯委員長(岡田貴志君) 滝口委員。 443 ◯委員(滝口敏夫君) かかわり合いはないということで、富津市の議会の同意をこれから求めるわけでしょう。そうですね。富津市の議会はまだそういうことを、知っている議員もいるかもわからない、全く知らない議員もいる、そういう中で、協議の同意を求めるわけでしょう。そうでしょう。そんなもの、何だ合併したんだから、そこでやらせればいいじゃないかという論法が出てくる可能性があるわけですよ。そんなもの抱き合わせで、当然、おまえ一緒にやってもらわなきゃという、だから、そういうふうに線引きしちゃって、富津市の同意がとれるかどうかという、そういうのがちょっと心配になるんですよ。そこら辺自信があるの。 444 ◯委員長(岡田貴志君) 小川水道部長。 445 ◯水道部長(小川和広君) この規約にも議決については、木更津市もそうなんですけど……〔「ちょっと大きい声で、自信があると言って。自信」と呼ぶ者あり〕いや、自信もないんですけど、木更津市もそうなんですが、ほかの市がどういった動きになっているかというのは、難しいという話も伺っていますので、ここ何日かでその結果は出ると思うんですが、注視したいと思っております。  以上でございます。 446 ◯委員長(岡田貴志君) ほか、よろしいですか。          〔発言する者なし〕 447 ◯委員長(岡田貴志君) 質疑終局と認めます。  次に、討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 448 ◯委員長(岡田貴志君) 次に、賛成者。佐藤委員。 449 ◯委員(佐藤多美男君) 議案第78号 かずさ水道広域連合企業団規約の制定に関する協議について、規約についてではございますけれども、前提条件を付して、賛成討論をいたします。  基本計画にありますように、本市の水道状況は、料金水準においても、適正値に近くて、企業債比率も低いため、健全経営状況にあるとされております。努力次第では、本市単独で事業遂行の可能性が、私はあるとは考えます。なぜ4市水道事業の統合・広域化なのか、それはスケールメリット、経済効率第一の考えに立っているものだと思います。地方自治は、自治事務、市の責務からして、安易な広域化は反対であるという立場には、私は変わりありません。  しかし、統合関連交付金あるいは補助金を活用して、経営基盤の整備、これは必要なことだと考えます。水道事業の統合と広域化は、ここ現在に立ち至っておりますので、以下6点の前提を付して、規約を制定することを求めたいと思います。  1つ、上水道飲料水は単なる商品ではありません。命の水です。水道事業は、生存権の保障を具現化する事業と位置づけた事業運営を、これからも貫いてほしいこと。  2つ、民間委託の拡大は改めて、民営化の方法はとらないこと。  3つ、災害対策として、表流水の受水だけに依存せず、地下水取水での自己水源を大事にすること。  4つ、住民が水道事業に関与できる、住民参画の仕組みを構築してほしいこと。  5つ、水道料金は極力安価にして、住民に対して、安全でおいしい水を安定的に供給してほしいこと。  最後の6つ、水道事業の統合・広域化を4市合併の布石や地ならしにしないこと。  以上6点を付して、賛成といたします。  以上です。 450 ◯委員長(岡田貴志君) 反対者。          〔発言する者なし〕 451 ◯委員長(岡田貴志君) 賛成者。          〔発言する者なし〕 452 ◯委員長(岡田貴志君) 反対者。          〔発言する者なし〕 453 ◯委員長(岡田貴志君) 討論終局と認め、採決いたします。  議案第78号 かずさ水道広域連合企業団規約の制定に関する協議についてを、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 454 ◯委員長(岡田貴志君) 起立全員であります。  よって、議案第78号は原案のとおり可決されました。  以上で、当委員会へ付託されました議案の審査は終了いたしました。  執行部の皆様、大変ご苦労さまでございました。執行部退席の間、暫時休憩いたします。                                 (午後2時57分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後3時09分) 455 ◯委員長(岡田貴志君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  次に、平成30年度行政視察についてを議題に供します。  本年度の当委員会の行政視察につきまして、お配りしてあります資料のとおり案を作成いたしました。  それでは、事務局より説明願います。吉野主事。 456 ◯議会事務局主事(吉野達也君) それでは、お手元の資料、平成30年度建設経済常任委員会行政視察(案)に基づきまして、ご説明させていただきます。
     視察実施日につきましては、10月23日火曜日から25日木曜日までの2泊3日を予定しております。  まず、1日目、福島県南相馬市におきまして、スマートコミュニティモデル事業の調査をいたします。南相馬市では、災害に強いまち、環境に配慮したまちを目指して、スマートコミュニティの導入を進めています。スマートコミュニティとは、エネルギーの供給側と需要側をITなどで連結した、最適活用を基盤とするまちづくりです。災害への備えや電力の省エネルギーへの取り組みについて視察いたします。  2日目については、行程の中で可能な限り、周辺市等の視察を取り入れたいと考えています。  次に、3日目、秋田県横手市にございます公共施設市民サポーター制度の調査をいたします。横手市では、道路や公園などの公共施設について、住民の方がその施設の管理を支援するサポーターとなって、施設の環境美化を担う、公共施設市民サポーター制度を実施しており、その取り組みについて、視察いたします。  また、随行職員につきましては、執行部1名、事務局1名を予定しております。  説明は以上でございます。 457 ◯委員長(岡田貴志君) 説明は終わりました。  何かご質疑がありましたら、お願いいたします。          〔発言する者なし〕 458 ◯委員長(岡田貴志君) 質疑なしと認め、お諮りいたします。本年度の行政視察につきましては、原案のとおり実施することにご異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 459 ◯委員長(岡田貴志君) ご異議なしと認め、さよう決定いたします。  なお、行程等の細部及び議長に対する派遣承認要求等の手続につきましては、委員長にご一任いただきたいと思いますが、これにご異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 460 ◯委員長(岡田貴志君) ご異議なしと認め、さよう決定いたします。   ─────────────────────────────────────── 461 ◯委員長(岡田貴志君) これをもちまして、建設経済常任委員会を閉会いたします。                                 (午後3時11分) Copyright © Kisarazu City Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...