• "協議会負担金"(/)
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  1. 木更津市議会 2018-06-19
    平成30年総務常任委員会 本文 2018-06-19


    取得元: 木更津市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-05
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                 (午前9時56分)   ─────────────────────────────────────── ◯委員長(座親政彦君) 時間前でありますけれども、関係者の皆様おそろいでございますので、始めさせていただきます。  委員並びに執行部の皆様方には、会期中の大変お忙しいところ、ご出席をいただき、ありがとうございます。  ただいまの出席委員数は8名であります。定足数に達しておりますので、これより総務常任委員会を開会いたします。  また、石井徳亮議員、竹内議員、渡辺議員、田中議員、重城議員、鈴木議員、白坂議員が傍聴しておりますので、報告をいたしておきたいと思います。  本日の議題は、去る15日の本会議におきまして当常任委員会に付託されました、議案4件についてご審査願います。  また、委員会終了後、協議会を開催いたしますので、よろしくお願いいたします。   ─────────────────────────────────────── 2 ◯委員長(座親政彦君) それでは、審査に先立ちまして、斉藤議長よりご挨拶をお願いします。斉藤議長。 3 ◯議長(斉藤高根君) 皆さん、おはようございます。総務常任委員会委員、並びに市長を初め執行部の皆様方、お忙しい中、総務常任委員会にお集まりいただいて、ありがとうございます。  本日の議題は、ただいま委員長が申し上げたとおりでございます。十分審査くださるようお願い申し上げまして、私からの挨拶といたします。  よろしくお願いいたします。 4 ◯委員長(座親政彦君) ありがとうございました。  続きまして、渡辺市長よりご挨拶をお願いいたします。渡辺市長。 5 ◯市長(渡辺芳邦君) 皆さん、おはようございます。  委員の皆様方には、先週の本会議に続きまして、総務常任委員会、そして協議会の開催、まことにありがとうございます。  本日、総務常任委員会にて審査をお願いいたします案件は、議案第48号 平成30年度木更津市一般会計補正予算(第1号)のうち所管事項の外3件でございます。議案の内容につきましては、改めて関係部長からご説明を申し上げますので、原案どおり可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。  また、協議会にてご説明申し上げます案件は、平成29年度行革推進計画の取組結果についてのほか4件でございます。詳細につきましては、同じく関係部長からご説明申し上げます。ご理解を賜りますよう、お願いを申し上げまして、挨拶とさせていただきます。  どうぞよろしくお願いいたします。
    6 ◯委員長(座親政彦君) ありがとうございました。  なお、斉藤議長、渡辺市長におかれましては、次の公務のためここで退席をされます。ご了承願います。   ─────────────────────────────────────── 7 ◯委員長(座親政彦君) ここで傍聴の許可についてお諮りをいたします。  1名の方より、傍聴したい旨の申し出がございましたので、許可したいと思いますが、これにご異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 8 ◯委員長(座親政彦君) ご異議なしと認め、さよう決定いたします。  ここで、傍聴者入室の間、暫時休憩いたします。                                 (午前9時59分)   ───────────────────────────────────────                                (午前10時00分) 9 ◯委員長(座親政彦君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  議案第48号 平成30年度木更津市一般会計補正予算(第1号)のうち所管事項を議題に供します。  当委員会の審査項目は、お手元に配付してあります、平成30年度木更津市一般会計補正予算に関する説明書(第1号)にマーカーをしてございますので、ご確認願います。  なお、審査につきましては、執行部からの説明を、財務部、総務部、企画部、消防本部の順に行い、その後、歳入歳出別や予算科目順ではなく、一括して審査することといたします。  それでは、まず、財務部より説明をお願いいたします。高浦部長。 10 ◯財務部長(高浦 浩君) 改めまして、おはようございます。  私からは、議案第48号 平成30年度木更津市一般会計補正予算(第1号)のうち財務部所管事項につきまして、ご説明を申し上げます。  お手元の別冊議案の12ページをお開きください。  80款繰入金、5項基金繰入金、5目財政調整基金繰入金6億8,910万1,000円の増額につきましては、歳出補正予算額9億5,485万3,000円に対する財源といたしまして、分担金及び負担金、国庫支出金及び県支出金などを計上いたしましたが、財源が不足いたしますことから、財政調整基金からの繰り入れを行うものでございます。  次に、95款市債、5項市債、10目民生債180万円の増額につきましては、全国瞬時警報システム整備事業費の財源とするため、増額するものでございます。  次に、30目土木債70万円の減額につきましては、国の交付金の内示により、事業量を減少し、事業を組み替えることに伴い、減額するものでございます。  私からは以上でございます。審査のほど、よろしくお願いいたします。 11 ◯委員長(座親政彦君) 次に、総務部より説明をお願いいたします。土居総務部長。 12 ◯総務部長(土居和幸君) おはようございます。  私から、平成30年度木更津市一般会計補正予算(第1号)のうち、総務部の所管事項の概要について、ご説明をさせていただきます。  議案の別冊6ページをお開きください。  第3表債務負担行為補正(変更)の、ちば電子調達システム事業費でございますが、第3期ちば電子調達システムのシステム利用料について、平成30年度から平成36年度までの債務負担を設定したところでございますが、限度額1,654万5,000円に消費税及び地方消費税を加算した額の範囲を、追加するものでございます。  続きまして、歳出予算についてご説明をさせていただきます。  13ページをお開きください。  最初に、10款総務費、5項総務管理費、5目一般管理費、説明欄1、行政改革推進関係費、(1)業務プロセス改善事業費でございますが、業務工程を第三者視点により可視化することで、現状の業務の問題点を明らかにし、業務の改善に取り組むため、13節委託料950万円を増額補正しようとするものでございます。昨年度は、市民課において試験的に業務の課題抽出を行いましたが、今回の補正予算によりまして、市民課業務の課題に対する改善策の取り組みと、新たに保険年金課業務について行う予定でございます。  次に、説明欄2、一般管理諸経費でございますが、本年7月から、朝日庁舎市民課で旅券発行業務を実施するに当たり、受付窓口の増設のため、18節備品購入費29万6,000円を増額補正しようとするものでございます。  続きまして、説明欄3、学校跡地活用事業費でございますが、平成30年度末をもって統合となる中郷中学校、富岡小学校について、統合後の跡地の有効活用を図るため、13節委託料500万円を増額補正しようとするものでございます。  続きまして、25目財産管理費、説明欄1、公有財産購入費、(1)土地開発公社経営健全化に伴う土地購入費でございますが、第5次経営健全化計画に基づき、公共事業代替地の買い戻しを計画的に行うため、17節公有財産購入費2億円を増額補正しようとするものでございます。  次に、説明欄2、基金管理費、(1)庁舎建設基金積立金でございますが、新庁舎建設に向け、計画的に基金の積み立てを行うため、25節積立金、2億円を増額補正しようとするものでございます。  続きまして、14ページをお開きください。  60目市民会館費、説明欄1、市民会館整備費、(1)施設改修工事費でございますが、現市民会館中ホールの利用者の安全性を確保するため、施設内の階段に手すりやフットライトを設置すること、及び放送設備を改修するため、15節工事請負費130万円を増額補正しようとするものでございます。  続きまして、15ページをご覧ください。  15款民生費、20項災害救助費、5目災害救助費、説明欄1、防災対策費、(1)災害対策本部機能強化事業費でございますが、災害対応業務に当たる職員に防災服を貸与しておりますが、職員間で引き継ぎを行う中で、経年劣化が見られること、また、職員の災害対応に関する意識を一新することからも、防災服を新たに調達するため、18節備品購入費70万円を増額補正しようとするものでございます。  次に、10目防災無線費、説明欄1、防災行政無線関係費、(1)全国瞬時警報システム整備事業費でございますが、近年、通称Jアラートで配信すべき情報量が膨大となっていることから、現行のシステムでは情報配信が遅延する可能性がございます。このため、平成31年度からは、現行のシステムでの配信は行われなくなるため、新型受信機の整備が必要となり、13節委託料185万円を増額補正しようとするものでございます。  私からは以上でございます。ご審査のほど、よろしくお願いいたします。 13 ◯委員長(座親政彦君) 次に、企画部より説明をお願いいたします。山口企画部長。 14 ◯企画部長(山口芳一君) 委員の皆様、おはようございます。  私から、平成30年度木更津市一般会計補正予算(第1号)のうち、企画部所管事項について、ご説明申し上げます。  議案別冊の11ページをご覧いただきたいと存じます。  初めに、歳入でございますが、65款県支出金、15項県委託金、5目総務費県委託金の説明欄1、国勢調査(都道府県別国勢統計実務検討会)委託金3,000円でございますが、委託統計調査に関する県委託金でございます。  次に、12ページをご覧いただきたいと存じます。  80款繰入金、5項基金繰入金、14目特定防衛施設周辺整備基金繰入金2億3,000万円につきましては、今年度予定する40メートル級はしご付き消防自動車購入のため、特定防衛施設周辺整備調整交付金事業基金から所要額を繰り入れ、充当しようとするものでございます。  続きまして、歳出についてご説明申し上げます。  13ページをご覧いただきたいと存じます。  10款総務費、5項総務管理費、10目文書広報費、説明欄1、広報費、(1)市民がつながる生活総合アプリケーション等整備事業費2,700万円につきましては、急速に普及しているスマートデバイスを活用し、防災・防犯、子育て支援、イベントなど、市から発信するさまざまな情報について、市民の方々がそれぞれに必要とする情報を必要なときに受け取れる環境を整備するため、市政情報を集約して発信する、市独自のアプリケーションの開発に要する経費を計上するものでございます。あわせて、アプリケーションと連携するホームページについて、見やすさやわかりやすさの向上を図るとともに、高齢者や障害のある方を含む、誰もが利用できる環境を整えるため、ホームページ再構築に係る経費につきましても計上するものでございます。同じく広報費、(2)市民がつながる生活総合アプリケーション等管理運営費106万4,000円につきましては、アプリケーション及びホームページの運用・保守に係る経費を計上するものでございます。  ここで、市民がつながる生活総合アプリケーションの概要について、ご説明申し上げます。  恐れ入りますが、資料の01-2をご覧いただきたいと存じます。  1ページでございますが、アプリケーション開発の背景といたしましては、近年、スマートフォンやタブレットにより、手軽にインターネットを利用できる環境が整備され、スマートフォン等の普及率も急速に伸びていることから、これを活用し、ごみの分別や避難誘導など、実生活に役立つアプリケーションを導入する自治体が、全国的に増えてきております。現状と、アプリケーション導入後のメリットといたしましては、現状では、防災無線が聞こえない、広報紙が全ての家庭に配布されていないなど、情報の伝達・収集におけるさまざまな課題がございます。アプリケーション導入後は、聞き逃さず見返せる、必要な情報をカテゴリーごとに設定できる、また、プッシュ通知で受動的に情報が得られるなど、さまざまな課題に対する多くのメリットがございます。このことから、市政情報を効果的に発信するツールの一つとして、アプリケーションは非常に有効な手段であると考えております。  なお、業務の効率化に向けて、アプリケーションと連携させるホームページにつきましても、見やすさやわかりやすさの向上を図るため、再構築を行うものでございます。  次に、2ページをご覧いただきたいと存じます。  アプリケーションの主な機能といたしましては、安心・安全メールの内容やホームページの新着情報を通知する、市からのお知らせ、避難所一覧や避難所へのルート案内など、防災・防犯に関する情報、保育園や定期健診のお知らせ、支援施設の紹介など、子育てに関する情報等を発信いたします。また、市の公共インフラの不具合や被害情報等について、市民がレポートとして投稿できる現地レポートや、市の計画策定、事業の見直し等について、市民のご意見を伺うための市民アンケートなど、市から情報収集する機能も加え、さまざまなコンテンツを集約いたします。  次に、3ページをご覧いただきたいと存じます。  予算の内訳といたしましては、アプリケーション等整備事業費2,700万円のうち、アプリケーション開発が1,100万円、ホームページの再構築が1,600万円でございます。管理運営費106万4,000円につきましては、アプリケーションが31万6,000円、ホームページが74万8,000円としております。業務の実施に当たりましては、公募型プロポーザル方式により、契約の相手方を決定したいと考えております。スケジュールといたしましては、今定例会で議決をいただけましたら、7月上旬に公募を開始し、8月中旬のプロポーザル審査を経て、9月からアプリケーションの開発及びホームページの再構築業務を開始いたします。運用開始は平成31年2月を予定しているところでございます。  アプリケーションの概要につきましては、以上でございます。  再び議案別冊13ページをご覧いただきたいと存じます。  30目企画費、説明欄1、中心市街地活性化事業費、(1)中心市街地活性化基本計画策定事業費1,000万円につきましては、木更津駅を中心とした市街地の再生に取り組むため、基本計画を策定するに当たり、市民意識調査や民間企業等の進出意向調査、地域の現状に関する統計的なデータの把握や分析などの経費を、委託料として計上するものでございます。今年度は、計画の素案まで作成し、来年度には、内閣府を初め関係府省庁等と調整を図りながら、平成32年度から平成36年度までの5年間の業務計画を完成させ、国の認定を受けたいと考えているところでございます。同じく、中心市街地活性化事業費、(2)中心市街地活性化協議会運営費52万5,000円につきましては、中心市街地活性化に向けたさまざまな議論を行い、市が策定しようとする基本計画について、意見をいただくための場として、中心市街地活性化協議会を設置するため、この協議会の運営費を補助金として計上するものでございます。  なお、補助金の内訳は、主に会議開催5回分の出席委員に対する報償費でございます。  次に、説明欄2、東京オリンピック・パラリンピック推進事業費、(1)東京オリンピック・パラリンピック推進協議会負担金215万円につきましては、2020年の大会に向けて、また、その後のレガシー創出を目指したさまざまな取り組みを、官民一体となって検討、推進するための組織として、木更津市オリンピック・パラリンピック推進協議会を設置することに伴い、同協議会へ負担金として支出するものでございます。  なお、負担金の内容といたしましては、推進協議会の運営費や、大会に向けて機運を高めるために行うイベント等の啓発事業経費などでございます。  次に、14ページをお開きいただきたいと存じます。  説明欄3、木更津PR大使・木更津ふるさと応援団事業費6万6,000円につきましては、昨年度、木更津PR大使にご就任いただきました中尾 彬さんと綾小路 翔さんへ、木更津の魅力を発信いただく題材として、季節に応じた旬の産品を進呈するための経費を報償費として計上するとともに、市内のイベント等に参加し、地域おこしに貢献いただいている木更津ゆかりの著名人の方々を、新たに(仮称)木更津ふるさと応援団に委嘱することに伴い、メンバーの方の活動に使用いただく名刺作成に係る、印刷製本費を計上するものでございます。  続きまして、25項統計調査費、10目委託統計調査費、説明欄1、国勢調査、(1)国勢調査(都道府県別国勢統計実務検討会)3,000円につきましては、平成32年度の国勢調査に向けて、今年度開催される国政統計実務検討会に出席するための、旅費でございます。  企画部に係る補正予算の概要につきましては、以上でございます。ご審査のほど、よろしくお願い申し上げます。 15 ◯委員長(座親政彦君) 次に、消防本部よりご説明をお願いいたします。安田消防長。 16 ◯消防長(安田 勇君) それでは、私から、平成30年度木更津市一般会計補正予算(第1号)のうち、消防本部所管事項について、ご説明をさせていただきます。  議案別冊の20ページをご覧ください。  歳出でございますが、45款消防費につきましては、補正前の予算額31億367万9,000円に対しまして、補正予算額2億5,290万円を増額し、補正後の予算額を33億5,657万9,000円にしようとするものです。  財源内訳につきましては、特定財源としまして、特定防衛施設周辺整備基金繰入金が2億3,000万円、一般財源が2,290万円でございます。  詳細についてでございますが、5目常備消防費、説明欄1、救急救助業務費、(1)救急救助資機材購入費550万円につきましては、救助隊が使用する潜水資機材を更新整備する費用などでございます。  次に、説明欄2、常備消防諸経費、(1)消防活動資機材購入費350万円につきましては、消防ホースなどを更新整備する費用でございます。  次に、説明欄3、火災予防業務費の(1)予防業務台帳システム更新事業費100万円につきましては、防火対象物のデータを管理している、予防台帳システムを更新する費用でございます。(2)火災予防業務用資機材購入費40万円につきましては、火災原因調査用の資機材を購入する費用でございます。  次に、10目非常備消防費、説明欄1、非常備消防諸経費の(1)消防団活動用資機材購入費200万円につきましては、消防団の消防ホースなどを整備する費用でございます。(2)消防団新基準活動服等購入費の1,050万円につきましては、消防団員の活動服を新基準に合った活動服に更新する費用でございます。  次に、15目消防施設費、説明欄1、車両等整備事業費の(1)40メートル級はしご付き消防自動車購入費2億3,000万円につきましては、40メートル級はしご付き消防自動車を更新整備する費用でございます。  私からの説明は以上でございます。ご審査のほど、よろしくお願いいたします。 17 ◯委員長(座親政彦君) ありがとうございました。  説明は終わりました。ご質疑願います。近藤委員。 18 ◯委員(近藤 忍君) では、まず最初に、総務部から聞きます。  業務プロセス改善事業ということで950万円上がっていますが、どのようなところに発注して、発注形態はプロポーザルでやるのか、それとも指定管理でやるのか、どういうところを目指しているのか、まず最初にそれをお願いします。 19 ◯委員長(座親政彦君) 重城室長。 20 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) これは昨年度やった実績がございまして、部長の説明のとおり、市民課と保険年金課でやるんですが、市民課の方は中途というか、課題を抽出した段階で終わっているということがございまして、市民課との契約がございますので、随契でやらせていただきたいと思っております。  内容なんですが、まずは工程といたしまして、対象職員からのインタビューをしまして、現状の確認を行いまして、その中から改善の対象領域を決定したいと思います。その中で、現場の職員等を、第三者の視点から職員の業務を見直しながら、その可視化をしていくということで、現状把握を行います。その後に、可視化をもとに、職員を交えたワークショップを行いまして、職員自ら解決策を立案していただくということを目的として行いまして、その改善によって、市民サービスの向上や職員の意識改革を求めまして、業務を効率化することで、処理時間の短縮等々を図りたいということで行ってまいります。  以上でございます。 21 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 22 ◯委員(近藤 忍君) 業務の目的は大体わかりました。工場における改善運動みたいなものだと思うんですが、今回、随契で950万円ということですが、3万円ぐらいの技術者としても、300人工ぐらいになるかと思うんですが、今回、アドバイスをしてもらうだけの業務なのか、報告書みたいなものまでさらに出るのか。この950万円が妥当だと思われる、積算根拠をお示しいただければと思います。 23 ◯委員長(座親政彦君) 重城室長。 24 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) 積算根拠の妥当性というのは、なかなか見えないところなんですけれども、参考見積もりを業者からいただいたときには、正直なところ、この倍ぐらいの見積もりでございました。あと、委員のおっしゃるとおり、かなりの感じで人工が入っている業務だと思います。報告書はもちろんいただくようになりますけれども、どれだけの業務をやっていただくという形で、先ほど申し上げましたが、どれだけの内容でどれだけの人工を入れるということから始めていきますので、この金額に見合った金額で可視化をしていただきたいと、こちらからも働きかけますし、その業務になるように努めたいと思います。  以上でございます。 25 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 26 ◯委員(近藤 忍君) 今回、随契ということですので、相見積もりをとったということで、幾つかの業者から見積もりをとったら、倍ぐらいだったと言っても、実際には随契になるとすると、予算を下げるモチベーションが、その業者に果たして働いているのかというところもありますので、この業務を行った中で、例えば、そんなに仕事に来て、来ないということも余りないとは思いますけど、減契約とか増契約というのがここで生じるような値のものなのか、それとも、もうここで契約で結ぶと、このままこの金額の中で全て動くのか、要は、仕事内容の管理というのは、どういうように進めていくつもりでおられるのか、ご説明いただければと思います。 27 ◯委員長(座親政彦君) 重城室長。 28 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) 業務の契約に当たりまして、それらのことまで詳細に詰めまして、契約の中で動けるような形で進めたいと思っております。  以上でございます。 29 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。 30 ◯委員(國吉俊夫君) 総務費の10目の文書広報費の中のアプリケーションの件なんですけれども、2,700万円、防災とか防犯に関することだと思うんですけれども、これは入札をやって、入札の基準というのは、値段が安いものを基準とするのか、または、性能がいいのが上に値するか、その基準というのはどうなっているんですかね。
    31 ◯委員長(座親政彦君) 石渡課長。 32 ◯情報政策課長(石渡雅浩君) お答えいたします。  アプリケーションの開発に当たりましては、公募型プロポーザル方式を予定しておりますので、価格につきましても、審査項目の一つに含める形で、仕様に合わせた提案ができるかどうか、あるいは創意工夫があるのかどうか、そういったところを総合的に判断した上で、受託業者を決定する予定でございます。 33 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。 34 ◯委員(國吉俊夫君) では、その中で、今、企画の方から出てきたアプリケーションの説明の中で、現地レポートというのがあるんですけれども、この現地レポートでやったとすると、私の考えとすると、市民の方々が、道路が壊れたとか、何か変な人がいるとか、そういうような通報がここに投稿されるということですか。 35 ◯委員長(座親政彦君) 石渡課長。 36 ◯情報政策課長(石渡雅浩君) 現地レポートにつきましては、現在、想定しているものといたしましては、公共施設の不具合、道路の陥没でありますとか、公園の例えば遊具等の不具合などを、市民の方が発見していただいた際に、写真とともにその状況を市の方に投稿していただく機能でございます。 37 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。 38 ◯委員(國吉俊夫君) そうしますと、やはり、確認する時間というのは早い方がいいと思うんですけれども、それは市役所の体制としては、ある程度考えたというのはあるんですか。 39 ◯委員長(座親政彦君) 石渡課長。 40 ◯情報政策課長(石渡雅浩君) 確認の体制といたしましては、市の公聴部門の担当になります、市民活動支援課の方が担当になるかと思いますが、そちらで定期的に投稿が来ているかどうかの確認を行った上で、対処するような形になると思います。 41 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。 42 ◯委員(國吉俊夫君) では、市民活動支援課の方では、具体的な考えというものは持っていますでしょうか。 43 ◯委員長(座親政彦君) 石渡課長。 44 ◯情報政策課長(石渡雅浩君) 具体的な考えという点につきましては、今後、システムを構築していく中で、どのような事務作業が生じるのか等を含めて、検討していく予定でございます。 45 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。 46 ◯委員(國吉俊夫君) これを補正予算でつけたわけですから、当然、今からでも考えていかなければいけないことだと私は思うので。ただ、どういうアプリケーションができ上がってくるかというのが大切なことだと思うんですけれども、それを想定したもので、市民活動支援課としては、やはり市民からのレポートに即座に対応するシステムというものを、考えていっていただければいいかと思いますので、よろしくお願いします。 47 ◯委員長(座親政彦君) 草刈委員。 48 ◯委員(草刈慎祐君) このアプリの方で関連なんですけれども、私、導入後のことがすごく気になるんですけれども、今の説明で、ホームページとかは業務委託された後に、日々更新等をしていかなきゃいけないんですね。ということは、デザイン関係もそのままずっとやっていくのか、それとも、デザインとかも含めて、役所の中で誰かが担当で運営をしていってくれるのかを、まずお聞かせください。 49 ◯委員長(座親政彦君) 石渡課長。 50 ◯情報政策課長(石渡雅浩君) アプリケーションの方のデザインというお話でよろしいでしょうか。〔「はい」と呼ぶ者あり〕アプリケーションのデザインにつきましては、当初、開発の際に設定した状態のものについて、市民の方々がご自分で必要な機能もしくはこの情報が欲しいといったようなものを、優先的に操作しやすい位置に配置できるような、画面のカスタマイズ機能を備える予定でおりますので、アプリケーション全体的なデザインの見直しというのは、行う予定はございません。 51 ◯委員長(座親政彦君) 草刈委員。 52 ◯委員(草刈慎祐君) あと、もし変更とかしなきゃいけないとき、更新があると思うんですね。大体ホームページとか、SNSを活用して、皆さんに周知をするというと、いろんなところで、ホームページをまず立ち上げたり、アプリケーションを立ち上げるんですけれども、2年、3年たつと、必ずデザイン変更だったり、システム変更とかをすると思うんですけど、そういったことは、活用してみないとわからないということが1点と、もしそういう場合はまた業務委託するのか、市の方である程度のものをいただいておいて、デザイン変更ができるようにしておくのかというのは、契約に含まれているのかをお聴かせください。 53 ◯委員長(座親政彦君) 石渡課長。 54 ◯情報政策課長(石渡雅浩君) 運用開始後の改善につきましては、例えば、コンテンツの追加等が必要と判断された場合には、改めて機能追加の業務委託を行うことになると思います。 55 ◯委員長(座親政彦君) 草刈委員。 56 ◯委員(草刈慎祐君) またその都度業務委託ということですが、ある程度配置の簡単な大まかなものとかは、多分できる人がいると思いますので、最初にそのデータとかをいただいて、なるべくその後、更新費がかからないようにしていただきたいということがお願いなんですけれども。  あともう1点、運用後ということで、今、アクアコインのアプリをダウンロードする際とかなんですけれども、そのダウンロードの仕方というのがすごく気になりました。いろんなアプリケーションを携帯とかスマホでダウンロードするとき、登録とか、自分の身分を証明してダウンロードしなきゃいけないものだったり、誰にでもオープンにとれるものというのがあると思うんですね。その辺はどういったことを考えているのか。自分の名前とか、プロフィールを入れてからいただけるものなのか、それとも誰でもとれるものなのかというのを教えてください。 57 ◯委員長(座親政彦君) 石渡課長。 58 ◯情報政策課長(石渡雅浩君) アプリのダウンロードにつきましては、ダウンロードすること自体はどなたでもできるという形を想定しております。ただ、例えば、必要な情報がごみの分別といったような情報が欲しいといった方には、お住まいの地区がわからないと、必要な情報が送れない場合がございますので、必要最低限の属性を入力していただくということは、想定しております。 59 ◯委員長(座親政彦君) 草刈委員。 60 ◯委員(草刈慎祐君) では、木更津市どこどこに住んでいる、草刈慎祐、男、生年月日等は要らないということで理解しました。  ただ、どんなに簡単になっても、これは結局、市民の広範囲の方に利用・活用してもらいたいということですが、このアプリケーションをダウンロードするときは、どういったふうに考えているんですか。一斉に皆さんに広報か何かを使って、こういうサービスを始めたので、おのおのダウンロードしてくださいと言うのか、それとも、市のどこかの窓口で対応していただけるのか、お聞かせください。 61 ◯委員長(座親政彦君) 石渡課長。 62 ◯情報政策課長(石渡雅浩君) 開発後の周知・広報につきましては、ホームページやSNS、あるいは市の窓口など、さまざまな場面で市民の方々に知っていただいて、ご利用いただけるよう、周知を図っていきたいと考えております。 63 ◯委員長(座親政彦君) 草刈委員。 64 ◯委員(草刈慎祐君) 一回使い始めたら便利だと思いますので、ぜひダウンロードとか、その詳細ですよね。携帯屋さんに行ってダウンロードなんかしてくれませんので、そういった窓口のサービスも考えておいていただきたいと思います。 65 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。 66 ◯委員(國吉俊夫君) ちょっと聞くのを忘れたんですけれども、関連で、木更津市の人だけということの観点から言った場合、よその市でダウンロードするということは可能ですか、可能でないんですか。 67 ◯委員長(座親政彦君) 石渡課長。 68 ◯情報政策課長(石渡雅浩君) アプリケーションにつきましては、市域を限定せず、全国どなたでも、全世界的にかもしれませんけれども、ダウンロードできます。市民の方でない来訪者の方が、木更津に例えばいらっしゃっているときに、災害に遭われたとか、そういったケースも想定できますので、市民の方以外でもご利用は可能でございます。 69 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。 70 ◯委員(國吉俊夫君) その場合に、防災とか子育てとか、聞きに来るというのはいいんですけれども、現地レポートの件に関しては、市民目線のものを基準としないと、どうかなと思うので、その点はどうですか。 71 ◯委員長(座親政彦君) 石渡課長。 72 ◯情報政策課長(石渡雅浩君) 公共インフラの不具合につきましては、広く、市民に限定せず、多くの方から情報が早く寄せられることによって、迅速な対応も可能だと思いますので、市民の方に限定するということでなくても、よろしいんじゃないかと考えております。 73 ◯委員長(座親政彦君) 大村委員。 74 ◯委員(大村富良君) ホームページの方の更新と、アプリケーションを新しくつくるということで、先ほどの説明では、各部署ごとのボタンがあって、それから起動がかかるという仕組みだったと思うんですけれども、その各それぞれのやること、公募によるという募集の仕方の説明があったんですけれども、お願いすることというか、その具体的な運用に沿ったプログラムでなくてはいけないので、それぞれのどこまでというのは、各部署もう、ある程度システム化するところは決まっているというか、使いやすくないといけないので、それぞれ考えているのは当然お持ちだということでよろしいんでしょうか。 75 ◯委員長(座親政彦君) 石渡課長。 76 ◯情報政策課長(石渡雅浩君) アプリケーションに搭載するコンテンツにつきましては、各所管課からのヒアリングを受けまして、必要な機能や操作性などについて協議した上で、仕様を決定する予定でございます。 77 ◯委員長(座親政彦君) 大村委員。 78 ◯委員(大村富良君) スケジュール的に結構期間がなかったので、各部署に任せ切りですと、専門的なところの人からアドバイスがないと、なかなか進まないと思うんですけれども、そういったところに関しては、サポート体制というのはしっかり大丈夫ですか。確認しておきたいんですけど。 79 ◯委員長(座親政彦君) 石渡課長。 80 ◯情報政策課長(石渡雅浩君) アプリケーションの開発につきましては、この施策を第2次地域情報化推進プランに位置づけました後に、既に庁内でヒアリング等を行いながら、一部その事務を進めているところでございます。 81 ◯委員長(座親政彦君) 大村委員。 82 ◯委員(大村富良君) あと、もう一つ、ハード面についてなんですけれども、今回、ホームページの方の更新もあるということで、当然、パソコン対応、またスマホ対応ということで、それぞれ考えていると思うんですけれども、若い人は大丈夫だと思うんですが、端末を持っていない方、公民館等、そういったところで簡単に使えますよという、ハード的なものを持っていない人への対応というのは考えていますでしょうか。どこでも使えるというか、貸し出しのパソコンがあれば大丈夫なんですけれども、市の公民館とか、図書館とか、そういったところでも自由に使えますよと、当然そういう仕組みは考えていますでしょうか。 83 ◯委員長(座親政彦君) 石渡課長。 84 ◯情報政策課長(石渡雅浩君) アプリケーションの利用につきましては、現在のところ、スマートフォンやタブレット端末をお持ちの方を想定しておりますので、今のところ、ご質疑のような、公民館にそういう端末を備えるというような予定はございません。 85 ◯委員長(座親政彦君) 大村委員。 86 ◯委員(大村富良君) 今、普通のパソコンでホームページは見られるんですけれども、それには連動しないという、スマートフォンとかタブレット限定になってしまうということでしょうか、再度確認します。 87 ◯委員長(座親政彦君) 石渡課長。 88 ◯情報政策課長(石渡雅浩君) ホームページとアプリケーションにつきましては、職員の業務負担の軽減等の観点からも、連動はするように想定しておりますので、ホームページの方を更新すると、その情報がアプリケーションの方にも通知されるというようなことを想定しております。 89 ◯委員長(座親政彦君) 大村委員。 90 ◯委員(大村富良君) そのつながりはわかったんですけれども、デスクトップのパソコンは使えずに、タブレットとスマートフォン限定になりますという答弁だったと思うんですけど、それに間違いないですか。 91 ◯委員長(座親政彦君) 石渡課長。 92 ◯情報政策課長(石渡雅浩君) アプリケーションにつきましては、デスクトップのパソコンにアプリケーションをダウンロードすることが、もし可能であれば、お使いになれると思うんですけれども、それができない場合は、そのアプリケーションをダウンロードできる環境でのみ、利用できるという形になります。 93 ◯委員長(座親政彦君) 住ノ江委員。 94 ◯委員(住ノ江雄次君) ずっと同じような内容なんですけど、先ほど國吉委員の方からお話がありました、現地レポートの件なんですけれども、インフラの不具合等々が市民から投稿されるということなんですけど、心配していることは、私たち、議員をやっていますと、一番多いのが、道路が陥没したの、側溝がこけたのということで、これは恐らくガーッとかなりの数が上がってくるんじゃないかなと。では、それが挙がってきて、どういうふうに処理したのか。上げたら上げたっ切りで、返答というか、こういう状況ですという形で返ってくるのかどうか。返ってこなければこないで、市民の方からまた苦情が入ってくるんじゃないかなと。だから、その辺の確認と言うとおかしいですけど、対応等々、しっかりとやっていかないといけないかなというふうに思うんですけれども、その辺はどのように考えておられますか。 95 ◯委員長(座親政彦君) 石渡課長。 96 ◯情報政策課長(石渡雅浩君) 現地レポートを投稿できる、不具合の範囲に関しましては、今のところ、細部まで詰め切っていませんので、今後、精査していくことになると思います。投稿していただいた方に対する初期の対応といたしましては、まずはその件に関しては、例えば「調査中でございます」とか「修繕について業者に発注済みです」とかいう形で、その都度、その都度、進捗状況をその投稿に返すような形で、皆さんが確認できるような機能ということを想定しております。 97 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 98 ◯委員(近藤 忍君) まず、今の件ですが、とすると全ての人が投稿を見ることができる、また、その進捗が見えるようなシステムと考えているということでよろしいでしょうか。 99 ◯委員長(座親政彦君) 石渡課長。 100 ◯情報政策課長(石渡雅浩君) そのように考えております。 101 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 102 ◯委員(近藤 忍君) よその市とかでこういうことをやっているときに、本来は市にはふさわしくないような、営業とか勝手な書き込みとかというのが、結構夜中とかにされてしまって、それが残っているとかという事例も出てきますので、その辺のフィルターとかというのは特に設けることはなくて、人間が一つ一つ消していくような、そういうような形にならざるを得ないということで、理解すればよろしいんですか。 103 ◯委員長(座親政彦君) 石渡課長。 104 ◯情報政策課長(石渡雅浩君) 投稿されたレポートに関しましては、投稿してすぐにアップされるということではなく、その内容を精査した上で一般に公開するという形での、チェック機能を考えております。 105 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 106 ◯委員(近藤 忍君) 投稿の方についてはわかりました。  引き続いて、関連だからいいですかね。先ほどの業務プロセスの方でもちょっと聞いたんですが、この2,700万円ということで、予算計上を今回しているんですが、こういうものはつくり込めばつくり込むほど人手がかかるし、先ほどの話ですと、各課からこれからヒアリングしていくということがありましたけど、各課でこんな機能をつけてくれ、こんな機能をつけてくれということを、このプロポーザルの後にいろんなことを言ってくると、当然、予算が足りなくなってくると思うんですよ。スケジュールを見ますと、7月上旬というと、もう半月もしないうちに、この募集の公表をするということですが、どこまでを要求水準とするのか、また、どこまでつくり込ませるのかによって、大分変わってくると思うんですが、また、これが既にどこかの自治体が持っているアプリを、ちょっと改修するだけなのか。つまり、自治体のアプリを持っているソフトメーカーであれば、安くつくれると思うんですよ、ちょっとの改修ですから。それを持っていないところが一からつくり込むというと、ものすごいコストがかかると思うんですけど、それでもいいものがつくれるかもしれない。その辺のこの金額の妥当性と内容の掘り下げというのを、今後どのようにしていくのか。この予算内に必ずおさめるようにして、もう予算が上限ですからこれ以上できませんよとしてしまうのか。もっとよくつくり込むんだったら、もっとコストを度外視してかけていくのか、どうこの展開を考えているのか、まずご説明いただければと思います。 107 ◯委員長(座親政彦君) 石渡課長。 108 ◯情報政策課長(石渡雅浩君) この予算額につきましては、平成30年1月18日に、デジタル2020チームからありました、ICTの推進に関する報告書に記載のあります、アプリケーションの取り組みのところに取りまとめられておりました機能全てを、もしつくるとした場合には、どのくらいの金額がかかるかということを想定した上で、業者から見積もり等をとりながら、予算を計上した額でございます。中身、コンテンツのつくり込み方につきましては、既に備える予定の機能の担当課とのヒアリングを終えておりますので、おおよそこのような機能が欲しいというところは、確定していますので、それをあとはどこまでできるのかというところを、プロポーザル、提案書の中で確認しながら、業者を決定したいと考えております。 109 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 110 ◯委員(近藤 忍君) とすると、いろんなことができますよと上げてきたところは、金額が上限に張りついていても、当然それは選ばれる対象にもなるし、逆に金額が安くても、この程度しかやりませんよというところが落ちるのか、それが難しいんですけど、この公開プロポーザルを決めるのは、内部組織で決めるのか、そこをちょっとご説明いただければと思います。 111 ◯委員長(座親政彦君) 石渡課長。 112 ◯情報政策課長(石渡雅浩君) どこまでつくるかということに関しましては、この情報について、こういった機能が欲しいというところを仕様にうたいまして、提案をいただくようになりますので、最低限その機能、使い方というのは提案が来るものと考えております。その上で、業者独自の創意工夫などが提案されるものと考えております。 113 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 114 ◯委員(近藤 忍君) ちなみに、今回募集しようとしている機能とほぼ同じような機能を持っている、自治体アプリというのはあるか、うちが本当にオリジナルなのか、ちょっとそこをご説明いただければと思います。 115 ◯委員長(座親政彦君) 石渡課長。 116 ◯情報政策課長(石渡雅浩君) 私どもが開発しようとしているアプリケーションに搭載する予定のコンテンツ、子育てですとか、教育ですとか、そういう大ざっぱな分野を総合的に備えているアプリはあるかというと、ございます。ただ、一つ一つのつくり込みのところが、既存のアプリケーションでは、木更津市の希望に合わないといったこともあると思いますので、その場合にはそれのカスタマイズなどが、業者の方で必要になるかと思います。 117 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 118 ◯委員(近藤 忍君) 端的に言うと、今回、これのような形のアプリは、まだどこの自治体にも存在していないという認識でよろしいんですかね。 119 ◯委員長(座親政彦君) 石渡課長。 120 ◯情報政策課長(石渡雅浩君) 私ども木更津市が開発しようとしている機能、操作性を、そのまま100%備えているアプリケーションはないと考えております。 121 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 122 ◯委員(近藤 忍君) では、関連の最後になりますが、先ほどアクアコインの話も出ましたけれども、14万市民がつながるきさらづデジタル2020の中で、アクアコインとこちらが双方の流れになっていたと思うんですが、この辺の連動性とか、これから多分ボランティアとか、健幸マイレージとかから、そのままアクアコインの方に行くようなことも考えられるところですが、双方のソフトというのは、全く独立したものとしてこれから運用していくのか、ある程度連動を考えていくのか、それについては、今回のこの2,700万円の中でやれる話なのか、ちょっとそこのご説明をいただきたいと思います。 123 ◯委員長(座親政彦君) 石渡課長。 124 ◯情報政策課長(石渡雅浩君) アクアコインとこの生活総合アプリケーションにつきましては、別々のアプリケーションになりますので、ダウンロードする際は、2度の手間をかけ、2つのアプリケーションをスマートフォン等に在中させるという形になります。ただ、生活総合アプリケーションからアクアコインへ飛べるような、リンクを張るような形で連携するということを想定しておりますので、生活総合アプリケーションの中にアクアコインを取り込むとか、また逆とかということは想定しておりません。行政ポイントにつきましては、アクアコインのシステムの中で動くことを想定しておりますので、それも生活総合アプリケーションの中で、ポイント付与するとかということではございません。 125 ◯委員長(座親政彦君) 関連。大村委員。 126 ◯委員(大村富良君) 聞きそびれてしまったんですけれども、避難所となっている公民館ですとか学校には、タブレット端末等があると、問い合わせというか、市民の方が訪れたときに、ちょっと尋ねて聞きたかったり、説明しやすかったりというのは、当然あると思うんですけれども、そういったパソコン・タブレットの配備というのは、今、どういう状況ですか。終わっていますでしょうか。公民館には1台ぐらいはあるとか、どういう状況かわかりますか。
    127 ◯委員長(座親政彦君) 関口課長。 128 ◯危機管理課長(関口哲也君) 危機管理の面で、各公民館施設、避難所等にそういったものを備えているというものはございません。 129 ◯委員長(座親政彦君) 大村委員。 130 ◯委員(大村富良君) 市民の方が使いやすいようにということで、今回のアプリケーションをつくるわけなんですけれども、当然、パソコン等がない、スマートフォン等を持ち合わせていない方、高齢者の方等がいらっしゃった場合を想定して、そういったのも考えていかなきゃいけないんじゃないかなということで、できたら配備の方も考えていただきたいと思います。  以上です。 131 ◯委員長(座親政彦君) 草刈委員。 132 ◯委員(草刈慎祐君) 説明欄、1個戻って、総務の方でお聞きさせてください。  学校跡地活用事業費500万円なんですけれども、積算根拠とこれは事業費まで込みなのかということを教えてください。 133 ◯委員長(座親政彦君) 重城室長。 134 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) 本事業は、先ほど申し上げました富岡小と中郷小の跡地利用に関係する事業費なんですが、跡地を民間事業者に広く募集するに当たりまして、募集要項の作成や事業提案の後に、内容に基づく基本協定書などの業務支援を行う委託となります。  以上でございます。 135 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 136 ◯委員(三上和俊君) 担当の課長等にはずっと言っているから、この場で言わないようにしようかなと思ったんだけど、アプリも、ホームページも、同じように市民に情報提供する一つのツールなんだけど、それを一括して責任を持つところがなくて、ホームページの場合は、その課の担当の庶務係か何かが、自分のところの情報として出すものは出すなんていうようなことで、期日もきちっと決めていなくてやっていたと。自分の範疇で責任あることを言わせてもらうと、議会事務局の議事録の掲載はいつまでにやるとか、内部の規定も何かきちっとないみたいだし、それが遅れたら誰が責任をとるんだなんていうようなこともやっていないし、多分、今の部の中では、部長がそういう遅れちゃったときの報告、「申しわけありません」みたいな、そういうような責任体制がきちっとできていないと思うんだよ。チェック体制も情報政策課がちゃんといつも見ているわけじゃない。私が「これがないぞ」と言うと、慌てて見てみて、「ああ、そうですね」なんて、こんな感じなんだけど、これだけきちっと金をかけてやるんだったら、その責任体制、「やります、やります」じゃなくて、もしやれなかったときの職員の怠惰な庶務実態を、ついこの間ボーナスをもらったばかりだけど、そのボーナスなんかに影響するように、きちっと仕事としてチェックするような、ホームページ、アプリ、その担当課のあれを決めなくちゃ、こんなものやったって最初だけだと思うよ、きちっと更新していかなければ。その更新の責任、また全体のこの事業の責任、そういうものについての組織図というかな、責任体制図というかな、そういうものはちゃんとつくった方がいいと思うんだけど、その辺の考えはどういうふうに考えているのか、お尋ねいたします。 137 ◯委員長(座親政彦君) どなたがご答弁されますか。山口部長。 138 ◯企画部長(山口芳一君) 委員おっしゃいました情報発信体制の整備につきましても、今年度、見直しを行いながら、ルールづくりができれば、それに取り組んでいきたいと考えております。  以上でございます。 139 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 140 ◯委員(三上和俊君) もう少し真面目な答弁してくれない。ルールづくりができればやるなんて、できればって、ルールづくりをしなければ、先にそれがなければ、責任を持ってちゃんとやるということはできないんじゃないの。まず、それを明確にすべきじゃない、こういうことをやるには。ちょっともう一度確認します。 141 ◯委員長(座親政彦君) 山口企画部長。 142 ◯企画部長(山口芳一君) 今年度、各課において情報発信担当者を設置しておりまして、統一感のある情報発信に向けて、今、取り組んでいるところでございます。その中で、体制については整備してまいりたいと考えております。また、情報発信のタイミングを逃した、適時適切な発信ができていないということについても、全体的なチェックは企画部が担うというふうに、私たちは考えておりますので、それについても、庁内体制を整備するように努めてまいりたいと考えております。 143 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 144 ◯委員(三上和俊君) 国でも県でも、インターネットで見ると陳腐なやつが残っていて、これが情報かなと思うのもあります。だから、木更津市の場合はそんなことのないように、きちっと管理をしていただきたいということで、また、その管理に当たる職員の責任体制なんかも、この際、先ほど申し上げましたように、明確にして、万全を期して事に当たっていただきたいということで、要望しておきます。  以上です。 145 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 146 ◯委員(近藤 忍君) 先ほど草刈委員が、学校跡地活用の件で、業務提案書の作成費みたいな形というふうに聞いたんですが、昨年、たしかサウンディング調査が行われて、いろいろ案が出ていたと思うんですが、その中から何をやるというのが、既に絞られた後にこれを行うという認識なのか、今、その段階もちょっと説明していただけると助かりますので、よろしくお願いします。 147 ◯委員長(座親政彦君) 重城室長。 148 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) 昨年度も幾つかサウンディング調査をしまして、出てきました。各2つの学校の統合準備会の方の意見も昨年度いただきまして、今、庁内で関係各課を集めまして、庁内の意見を統一しようということで、5月から会議が行われているところでございます。また、富岡小においては、サウンディング調査の結果的には余り数が出てこなかったものですから、また6月に、ホームページに載っていますけれども、8月ぐらいまでにもう一度サウンディング調査をかけているところでございます。この後、並行しまして、庁内の意見集約を図りまして、統合準備会に報告の後、こちらの事業で募集要項を決めまして、募集をしたいということで、年度内に完結するように今、努めているところでございます。  以上でございます。 149 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 150 ◯委員(近藤 忍君) そうすると、今の学校をどういうふうに使うかということに関しては、まず庁内での意見を統一して、統合準備会、地元の同意ができれば、もうそれで使用目的は決まって、この予算を使っての提案書が作成されるものなのか。また、その中で、多分、条例等の改正が必要になってくると思うんですよ、学校の運営管理に関する条例あたりが。それについては、後追いで議会に上がってくるのか、意思決定はそういうふうに進むのか、その後の流れがどうなのかもあわせて、ご説明いただければと思います。 151 ◯委員長(座親政彦君) 重城室長。 152 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) 統合準備会に示しまして、ある程度の方向性は出ると思うんですが、その段階で募集要項を決めまして、応募している方がそれにぴったり見合うところかも含めまして、まず、優先の交渉者を決めるということで、年度内に決めたいと思います。その後、その業者と当たりまして、詳細を詰めた段階で、契約といいますか、業者を決めるということになりますので、条例については、それ以降の対応になると思います。ただ、3月中に廃止は行おうと思いますので、その後は普通財産ということで、扱いは変わるということになると思います。  ちゃんと説明になったかどうかわかりませんが、以上でございます。 153 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 154 ◯委員(三上和俊君) 何か人の尻尾ばかり追っかけて、申しわけありません。  一時、富岡小については、処分しないでレンタルするとかという話があったけど、いつの間にかこれ、処分のこと、跡地活用事業費と書いてあるけど、レンタルも含めての活用事業かな。それとも、処分しちゃうということかな。 155 ◯委員長(座親政彦君) 重城室長。 156 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) 売却ではないので、活用するということで、市が所有するということです。〔「レンタルということだね」と呼ぶ者あり〕そうです。 157 ◯委員長(座親政彦君) 草刈委員。 158 ◯委員(草刈慎祐君) 14ページの市民会館の改修工事費なんですけれども、今回、補正ということで、130万円。金額にしてみれば、多いのか少ないのか、僕も判断しづらいところがあるんですけれども、まず、この市民会館の、さっきフットライトということだったんですけど、これは改修工事ですから、計画にあったものではないと思うんですね。これはいつフットライトが壊れて改修するとなって、何で僕はこのタイミングにこういうのが入ってきたのかが、すごく疑問でして、130万円と言うと、全体の金額からは低いとは思うんですけれども、ただ、ほかのことで改修をしてほしい、修繕をしてほしいとお願いをしたときに、こういった100万円以上の金額がパンとつくのがどういった理由なのかというのが、僕にはちょっと想像がつかないので、その辺の経緯を教えていただけたら助かります。 159 ◯委員長(座親政彦君) 伊藤次長。 160 ◯総務部次長・総務課長(伊藤浩之君) お答えいたします。  お尋ねの件でございますけれども、壊れたということではございませんで、中ホールの利用団体の方から、危険であるということで、教育委員会でありますとか指定管理者へ要望がございまして、今回、それに対応させていただくというようなことでございます。 161 ◯委員長(座親政彦君) 草刈委員。 162 ◯委員(草刈慎祐君) では、いろんな方から要望があったので、急遽補正でということで、130万円ということで、わかりました。私、この内容云々というよりも、100万円を超える金額でこういった修繕費が、各要望が上がればつくものだなということが、ちょっと改めて感心しまして、ぜひ私、個人的に地域のことでお願いしていることが、今後の計画に載っけないと、予算がつきませんということが多々ありますので、その辺のところも、100万円を超える金額ですが、またいろいろと相談に乗っていただきたいと思います。  よろしくお願いいたします。 163 ◯委員長(座親政彦君) 高橋委員。 164 ◯委員(高橋てる子さん) せっかく予算要求と査定の状況という資料をいただきましたので、伺いますが、この前の新規事業に限ってどうなんだという、本会議での質問のときに、各担当課が緊急性とか、いろんな問題を鑑みて、どうしても必要なものを上げてくると、それに対して、財政課が査定をして、予算というのは決まっていくんだという説明があったんですね。この全体的な話なんですけれども、切れがよく何千万円とか、千の単位までゼロがきちっと出ている予算については、何か減らされてもしょうがないかなみたいなイメージがあるんだけど、例えば、東京オリンピック・パラリンピック推進協議会負担金みたいな、264万7,000円まで、こういうふうにきちっと予算要求されると、何か先ほど根拠がわからないんだけど、難しいんだけどなんていう説明でも、出てくる予算と、きっちりこうやって積み上げてきた予算のように、私には見えるんだけど、この積み上げた何千円までの予算までも、査定でカットになっていくという、そういう状況なんだなということを理解して、総務・財政・企画、3課でヒアリングをしてちゃんとやっているんだと言っている、その自分たちの予算要求も減らしてあるわけですよね。だから、こういうのがどうなのかなというのは、ずっと私も言わせてもらっているんだけれども、まず、先ほど積算の根拠が難しいとおっしゃった業務プロセスを一つ伺いますが、50万円削減になっているんだけど、まあ、それでもやれるという査定の中で、いろいろ精査してやれるということで、これを受けたんだと思いますけれども、まず、査定をされた方、減らされた方の担当としては、これで何とかまあいけるなという考えなのか、やっぱりこれはどうしても必要なんだと言ったんだけど、財政課がこれでやってくれということなので、この予算の範囲の中でこの相手方を見つけざるを得なくなったということなのか。その辺の感想をまず伺います。 165 ◯委員長(座親政彦君) 重城室長。 166 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) 先ほど申し上げましたが、この範囲内で担当課でやるように努めるということで、この査定額を認めたといいますか、受け入れたということでございます。  以上でございます。 167 ◯委員長(座親政彦君) 高橋委員。 168 ◯委員(高橋てる子さん) では、財政課の方に、これ1つじゃなくて、例えば、ふるさと応援団のお金も少ないなと、でも、2人ともお金持ちだから、観光大使がいいのかとか思ったんだけど、予算要求は45万4,000円だったんだよね。これが6万6,000円に減っちゃっているもので、例えば、こういうのは相手方が、「いやいや、そんな気にしないでください。僕たちは木更津のために頑張りますから」と言ってこうなったのか、やっぱりこれは査定の方から見て、「これじゃこんなに無理だから、これで我慢してくれ」と言われたものなのか、ちょっとそれを雑駁なところで結構なんですけど、企画部、お願いします。 169 ◯委員長(座親政彦君) 小原課長。 170 ◯企画課長(小原和弘君) 予算の要求に際しましては、委員ご指摘のように、45万4,000円を要求したところでございます。査定の状況で6万6,000円に査定が下っておりますが、これにつきましては、本来、企画としてやろうとしていたことについても、全体の状況の中で、6万6,000円、必要なものだけを予算化する形になったというふうに捉えておりますので、この6万6,000円ではありますが、その中でやれることをやっていきたいと考えております。  なお、これに関して、委員の今お話のあったPR大使に関する事業費が少なくなるということではございますが、6万6,000円の中で取り組んでまいりたいというふうに考えております。  以上です。 171 ◯委員長(座親政彦君) 高橋委員。 172 ◯委員(高橋てる子さん) では、今度は、切っちゃった方と言うと言葉は悪いんですけれども、「これで我慢してくれ」と言った財政課の方に伺いますが、いろんなところで減らして、もう頑張って頑張って、大変な仕事をしてくださって、5,000万円、何とか残して頑張ったということだと思いますけれども、こういう仕事をしながら、これで「やったぞ」という、「私は仕事をやった」という感じなんでしょうか。その辺の意見を伺いたいと思います。感想。 173 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡参事。 174 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) まず、最初に、先ほど委員がおっしゃいました、3課でもんでいるのにこれかということなんですが、そのことについてお答えしておきますが、3課でもんでいるのは基本計画事業のみですので、細かい事業については、財政課の方で査定をさせていただいております。  それから、ちょこちょこと切って5,000万円、「やった」ということでございますが、私どもの財政課といたしましては、事業の必要性や緊急性などを考慮し、また、予算総額、財源も考慮して、不要なものは、一つ一つ科目ごとに査定減をしているということでございます。  以上です。 175 ◯委員長(座親政彦君) 高橋委員。 176 ◯委員(高橋てる子さん) そうすると、もう一度もとに戻りますが、例えば、業務プロセスの改善事業費がありましたけれども、これは委託して、どこが自分たちにとって、これはもうちょっとよくなる、市民サービスの向上のために、どういうふうにしたらプロセスがよくなるのかということを、第三者の目で見てもらっているというふうに、私は理解したんですけれども、それでよろしかったんでしたっけ、まず。 177 ◯委員長(座親政彦君) 重城室長。 178 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) そのとおりでございます。 179 ◯委員長(座親政彦君) 高橋委員。 180 ◯委員(高橋てる子さん) 私は、ずっと本会議場からこの行政評価を言っているわけで、自分たちの目標というか、そういうもので課題を見つけて、自分たちが変わっていくということの方が、私はやっぱり職員のモチベーションというのは上がると思っているんですけれども、この行政改革はプロセスだけを可視化してというふうにおっしゃいましたけれども、担当が行革ですから、このことによって、ただ単に市民サービスの向上を目標にしていらっしゃるのか、あるいはこれは民間でもやれる、あるいは市の職員でなきゃ絶対できないんだということの見きわめもあって、民間委託、いわゆるPPPの視点まで入って、これを見定めようとしているのか、その辺のところはどうなんでしょうか。 181 ◯委員長(座親政彦君) 重城室長。 182 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) 委員のおっしゃるとおりでありまして、市民サービスの向上、当たり前なんですけれども、それも含みますが、大きなところは、職員の意識改革を求めております。役所でもどこでもそうかもしれませんけれども、一回入って同じようなやり方ばかりをやっていて、それがいいんだということで、課題が見えなくなっているというのが、現実問題としてありますので、それを第三者に見てもらいまして、課題を挙げてもらいまして、それをいわゆるワークショップ等を行いまして、職員自らの解決策を見出しながら、それが民間委託でもできるとかいうふうなところを見つけていただきまして、改善を図っていただきまして、処理時間の短縮ですとか、時間外の縮減等々を図って、また最後には人員の適正配置につなげようと思っております。  以上でございます。 183 ◯委員長(座親政彦君) 高橋委員。 184 ◯委員(高橋てる子さん) 最後にちょこっと出ましたけれども、これが例えば、自分たちで本来ならば目標管理をしていくと、案外自分たちで見つけて、課題解決につながっていると思うんだけれども、それがないので、第三者の力をかりるというのが、私は絶対だめということではないと思っているんです。だけど、今、残業代を半減するというのもありましたので、そういう働き方のためにはここを改善していくと、2億円の残業代が減るという意味では、効果があるというふうに判断しているんですけれども、こういうふうにやるときに、大体、費用対効果というか、それをやった結果、民間委託していた場合も、今まで指定管理もそうなんですけれども、どのぐらい削減になっているのかというのを、余り見たことがないんですね。今後、こういうことをやった場合、では、幾らの削減になっているのか、幾らどういうふうになっているのかという数値を、きちっと評価の中で出していっていただきたいなと思いますけれども、その辺についてはどうなんでしょうか。 185 ◯委員長(座親政彦君) 重城室長。 186 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) 今年度は、業務プロセス改善事業費は初めての事業となりますので、その辺を見きわめながら、数値としてあらわすことは必要だと思いますので、検討していきたいと思います。 187 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 188 ◯委員(三上和俊君) 大綱質疑の中で佐藤議員がお尋ねになっていたことを、本委員会がスルーすると、後でご指摘を受けますので、ちょっと確認をさせていただきます。  土地開発公社の買い戻し、2億円の関係です。買い戻しの土地は、東中央、また中央3丁目ということで、2ヶ所ということであります。資料を事前にお願いしてありましたから、十分わかる資料でございますが、全体の、取得時は26億3,914万9,500円、これは合っているよ。合っているというか、これは買ったでしょう。それで、単価も615万円ということで合っているけど、利子補給も平成23年から平成28年度までに、市が3,200万円利子補給しているわけ。そうすると、26億4,000万円ぐらいアバウトで、その上に市が3,200万円利子補給していると。簿価というのは、この上にまた各年度の利子が加わるでしょう。それが書いていないじゃない。それも入れて、全体でこの土地が何坪であって、買い戻しするときにはどのぐらいになるのかということで、資料をつくってくださいということで、お願いしたんだけど、それが抜けているので、この場で質疑をさせていただきます。 189 ◯委員長(座親政彦君) 多賀課長。 190 ◯管財課長(多賀一也君) お答えいたします。  簿価でございますけれども、今、委員おっしゃるとおり、取得の価格、あと利子補給ということで、この金額にさせていただいております。あと、草刈り代とか、利子補給ということで、簿価ということで、金額があるわけなんですけれども、これについては、約38億円という金額が簿価ということで出ております。  以上でございます。 191 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 192 ◯委員(三上和俊君) どこかに駐車場として貸してありましたよね。それは累計大体どのくらいの収入としてなっているんですか。 193 ◯委員長(座親政彦君) 多賀課長。 194 ◯管財課長(多賀一也君) こちらの方は、東部商店街というところに、年間約84万円ということで、お貸しをしております。 195 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 196 ◯委員(三上和俊君) わかりました。それを今度は市が実際に全て買い戻しをすると、その約束がどういうふうになるのかわかりません。南ボウルの跡地みたいに、また税収がないから売却するとかということになるんじゃないかなと思うけど、その売却する前に、市がきちっとしておかなければいけないことは、今言ったような取得価格について、430坪が38億円だなんていうことになってしまった、その原因。誰がこれを買ってくれと言って、誰がいいという決裁をしたのか、私はうわさでは聞いているけど、そういうものについては、やっぱりこれはそういう責任ある事項をきちっと書きとめておかなくちゃいけないんだけど、これ、普通は5年で破棄しちゃうでしょう、この書類は。だけど、これは、私は、今後の木更津市の汚点として、ずっと書類をとっておくべきだと思うんだけど、議員みんなも多分そう思っていると思うよ。これで木更津市の市民が十何年も嫌な思いをしたわけだよ。本会議でも言ったけど、お隣の袖ケ浦市に、合併しないとか、木更津は貧乏だからどうだこうだなんて言われたことがあるの。これは市民の責任じゃなくて、当時のトップの人たちの、担当する人たちの責任だよ。それを5年だと言ってぽっとやっちゃうと、これは木更津市の歴史の中で何も残らないと思うよ。だから、あるものは、かけそばじゃないけど、ちゃんとこれ、葬ってしまうんじゃなくて、どこへ報告しろというわけでもないけれども、きちっと整理しておくべきだと思いますけど、その辺どういうふうにお考えか。 197 ◯委員長(座親政彦君) 多賀課長。 198 ◯管財課長(多賀一也君) お答えいたします。  土地開発公社の事務局は今、管財課にございます。今年から第5次健全化計画ということで、作成をしていただいてございます。その中で、まず、金利のあるものを返しまして、あと、有効利用ということ。土地開発公社が保有する土地もまだございます。それについて、市が使うもの、使わないもの、また有効利用できるものを見きわめまして、土地の処分または有効利用を進めていきたいと思っております。  以上です。 199 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 200 ◯委員(三上和俊君) 以上じゃないんだよ。肝心な書類を永久保存すべきだと、私はそういうふうに思っているよ。この関係書類はやっぱり大きな汚点としてね。だって38億円だよ。じゃあ、ここで一番お金に責任を持つ財務部長、どういうふうに思います。 201 ◯委員長(座親政彦君) 高浦部長。 202 ◯財務部長(高浦 浩君) 書類につきましては、法令に基づいて、厳正にしていくものだというふうに考えております。  以上でございます。 203 ◯委員長(座親政彦君) 小原課長。 204 ◯企画課長(小原和弘君) この件に関する文書の管理でございますが、文書としては、企画課から土地開発公社へ、この土地の買い取りでお願いする件、それから、土地開発公社におきまして、その後のもろもろの手続、買い取り等の契約等々も含めて、文書につきましては、管理をしているところでございます。三上委員がおっしゃいましたように、それらの書類を処分することなく努めてまいりましたが、実際には三十数年前の文書でございますので、全てのものを記録として確認することは今、できていない状況でございます。文書としては、全て廃棄処分を行ったということではなく、書類としては、今も処分せずに保管はしております。その中の内容につきまして、なかなか精査が行き届かない点はありますことを、ご理解いただきたいと思います。
    205 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 206 ◯委員(三上和俊君) 何のために買ったかということで、ここに書いてあるでしょう。経緯。平成3年、4年に代替用地としてなんて書いてあるけど、この「木更津万石線代替用地」なんて、とてつもないところに万石線があるわけ。担当の人たちは今までは、その近辺にあるものを代替として買いますなんていうようなことで言っていたわけですよ。そういうようなことも含めて、こういう結果になったということは、やはり、時代が見通せなかったという、そういうことだけじゃなくて、代替が本当に必要だったのかどうか。私は、代替が必要じゃないと、その都度一生懸命職員が汗を流せばいいと、知恵を出せばいいと。それを暗に代替があればどんどんどんどん安くなるという、一方的な考えの中で、こういうふうになってしまったんだから、ひとつ、今後必要な、必要なというか、全書類を保管するぐらいの気持ちで、木更津市が二度とこういうことにならないようにしていただきたいということで、要望しておきます。 207 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 208 ◯委員(近藤 忍君) ちょっと単純な点で教えていただきたいんですが、今回購入するもう一つの方の土地、中央3丁目1460番7の方ですが、平成8年、9年に、グリーンオアシス緊急整備事業ということで、緑地化がされていると思うんですが、現地へ行っても多分、きれいに緑地化になっていると思うんですが、あそこでその事業を行ったということは、何年間か緑地としての活用をしなければならないのか。それとも、もう全額買い戻してしまえば、すぐに売却して、マンションでも何でも建てられるようなものか、その土地の権利の制限がかかっているのか、そこをご説明いただければと思います。 209 ◯委員長(座親政彦君) 多賀課長。 210 ◯管財課長(多賀一也君) このグリーンオアシスでございますけれども、平成7年1月17日に発生しました阪神・淡路大震災の避難所等の教訓により、遊休地、また未利用地を活用し、広域的避難所となる防災公園等の多様な緑地、グリーンオアシスの整備を行う事業ということで、当初、平成8年、あと9年に、こちらにあります中央3丁目の土地または貝渕、新田ということで、3ヶ所をグリーンオアシスとして整備をしております。 211 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 212 ◯委員(近藤 忍君) 質疑を整理させてもらいます。いや、グリーンオアシス構想をどういう経緯でやったかということではなく、この事業をやったことによりまして、この土地が利用制限がかかっているのではないかと、私は思うんですが、それはないのかという確認の質疑です。都市公園になってしまえば、もう何も建てられないわけですけれども、この事業を行ったのは、何年間は建築ができないとかという制限がかかっている土地なのかと。この場で答弁できなければ、後ほどの回答でも結構ですが。 213 ◯委員長(座親政彦君) 山口部長。 214 ◯企画部長(山口芳一君) 当時、財政課におりまして、私、この土地に起債を充てる手続をしておりましたので、その観点から申し上げますと、防災緑地として整備するのに、たしか、ここの土地には起債を充てておりますので、今、償還が終わっているかどうか、はっきり記憶にはありませんが、その当時は制限がかかっていたというふうに認識しております。  以上でございます。 215 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 216 ◯委員(三上和俊君) じゃあ、補足させていただきます。  これは、170億円ぐらいあったものを、私が早く買い戻せ買い戻せと言ったときに、須田市長が国まで行って、何かいいものはないかということで、やったの。さっき話があったように、阪神・淡路大震災のときに、市街地の中にオープンスペースがなかった。多くの方々が亡くなったと。だから、国が市街地の中に緑地を確保するんだったらお金を出しますよと言って、2分の1かな、補助を全部交付してくれたんだよ。補助してくれた。残りを、山口部長が言ったように、起債でもいいよという形で、起債償還事業、適債事業として認めたということで、山口部長と私のあわせたご答弁でご了解いただきたいと、こういうことです。 217 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 218 ◯委員(近藤 忍君) 多分、それは地図に載っているところの、黒塗りの隣の土地で、もう既に買い終えている部分かと思うんですよ。その隣の黒の部分が今回購入している土地で、ここまでをこのグリーンオアシス事業でやっているのかいないのかというところももう一つあるんですが、わかりやすく言うと、この間、一般質問でも出てきた、中野畑沢線の中央工区のすぐ裏になるところですので、当初の目的とは違うけれども、代替用地としていろいろと使えるような、まちなかの空間ですから、道路拡幅等でここを今後使う予定に立って、早目に市の方がこれを買い上げていくという、事業展開上、その考えがあって、ここを購入しているのであれば、それは有効かと思うんですが、もう購入しても、この緑地化をしているので、しばらくは何も使えませんよということであれば、本来、購入の優先順序が下がって、ほかの土地を買い戻して、いつでも普通財産として売却なり活用なりできるようにすべきであるし、制限がかかっているので使えない場合は、どうせ土地開発公社に持っていてもらうしかないので、なぜ今年度これが入ってくるのかというのが、その辺の関係がわからないので、それをご説明いただきたいという趣旨ですので、今現在この土地がすぐ建築が可能なのかわからないということであれば、わかり次第の答弁でも結構ですので、お願いいたします。 219 ◯委員長(座親政彦君) 多賀課長。 220 ◯管財課長(多賀一也君) すみません。ちょっと確認をして、後で回答させていただきたいと思います。  よろしくお願いします。 221 ◯委員長(座親政彦君) 高橋委員。 222 ◯委員(高橋てる子さん) 全然議案と関係ないかもしれないんですけど、今の質疑の中で、恥ずかしながら全然わからないので、ちょっと1点だけ教えてほしいんです。  というのは、土地開発公社が土地を買う場合は、多分、議決が、今、三上委員が要らないということだったんですが、債務負担行為を入れると、議会の議決というのは要らないんでしたっけ、要るんでしたっけ、ちょっとそこだけ教えてください。 223 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡参事。 224 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 債務負担行為は、予算として議決をいただいております。  以上です。 225 ◯委員長(座親政彦君) 高橋委員。 226 ◯委員(高橋てる子さん) ということは、今、ちゃんと原因者を何かして挙げておくべきだというのもありましたけれども、あるいは、その債務負担行為をあれだけ大きくしちゃったことも含めて、今ようやく、市長も工夫してくださっていますけれども、ご努力でね。あれだけ広げちゃったことも、それは議会の一つの議決、そして議会人としての責任もあると思いますので、やっぱり時代の流れ、もう少し何とかまとめ方としては、何かもう一つやわらかくしてほしいなという願いもちょっとありました。まあ、関係ないんですけど。  続けて質疑。今回、大綱質疑でもありましたけれども、市庁舎の基金の積み立てが、今回何でこれが骨格じゃなくて政策的なんだと。これはどのような状況になったら、市長がかわっても、これは骨格として、これからずっと庁舎を建てていくのに、この基金はちゃんと積んでいくんですよという、何とかみんなが合意を得た基金というふうになるのかというのがわからないので、ちょっと説明してください。 227 ◯委員長(座親政彦君) 多賀課長。 228 ◯管財課長(多賀一也君) 庁舎建設基金は、平成24年につくりまして、積み立てを行っております。平成30年度の予算につきましては、今お話がありましたとおり、骨格予算ということで、人件費等の義務的経費や継続費とは違いまして、年度当初から事業を行うもので編成しておりますけれども、これらの基金につきましては、補正予算で対応させていただいたということでございます。  以上です。 229 ◯委員長(座親政彦君) 高橋委員。 230 ◯委員(高橋てる子さん) だから、その説明は本会議場でも聞いたんです。そうじゃなくて、これは庁舎を建てるか建てないかというのは、今、検討委員会みたいなのが、庁内で始まっているわけでしょう。それで、もうこの方向が決まって、これに対しては何年間でこれだけを貯金したいので、毎年毎年頑張って、この基金を積み増すということが、すぐに事業をしなくていいから補正にしたという理由は、私は全然納得できないんです。だから、どういう状況になったら、これは常に基金として入れるというものに変わるんですか。 231 ◯委員長(座親政彦君) 多賀課長。 232 ◯管財課長(多賀一也君) 今、お話がありましたとおり、今年から木更津市公共施設再配置計画、第1期プランということでも、庁舎建設ということで位置付けがありまして、今年から庁内検討委員会による検討の開始ということで、その中においても、今後、企画課で基本計画とかを作成するわけでございますけれども、その中において、また継続的、また計画的に基金を積んでいくということで、その実際の金額、2億円でいくのかということも含めまして、今後対応していきたいと思っております。  以上でございます。 233 ◯委員長(座親政彦君) 高橋委員。 234 ◯委員(高橋てる子さん) ということは、例えば、今後この庁舎をこのままいくという答えが出たら、それは要らないんだ。それから、こういうふうにしていくためには、この前の予算だと100億円ぐらいだったので、2億円ぐらい積んでも全然足りない。本当は半分ぐらいあればいいんでしょうけど、その辺のこと、予算も限られている中で、それはできないでしょうけど、そういうことも含めて、今後の庁内の検討委員会の中で出てくると。そういうふうになってくると、それは今度、市長が万が一かわったとしても、継続するものなんですか。今回は前の庁舎のときに、たまたま入札があれだったということがあって、新たに市庁舎をどうするかというのが、ちょっと休んで今の形になったんですけれども、それはこういうふうに計画しても、首長がかわると変わるもんなんですかね。 235 ◯委員長(座親政彦君) 多賀課長。 236 ◯管財課長(多賀一也君) こちらの基金につきましては、将来、こちらの建物については、平成37年3月31日までということで、建物の契約があります。それまでに新庁舎の関係について答えを出していくわけですけれども、建設する時期に当たりまして、やはり、お金の確保が大変必要になってきます。その必要性からも、また、新庁舎を建てるときに市債の発行等がかかりますと、また後々借金とかに苦しむわけになりますので、計画的に基金を積み立てて、対応していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 237 ◯委員長(座親政彦君) 高橋委員。 238 ◯委員(高橋てる子さん) 当然というか、そうだろうとは思いますけれども、償還していくことになれば、もう決まった分が引かれていくので、それはもう誰がかわっても出てくるんだろうけど、政策的に判断していくと変化も出てくるので、これから詰めていくということだと思いますけれども、返済のというか、公債費のところも、中期の財政計画の中では、28億円ぐらいに頑張るんだと言っているんだけど、今回、この6月の補正の時点で、もう30億円いっていますよね。この辺に関しても、やっぱり大綱質疑であったと思うんですけれども、これは本当に中の事業の精査をしないと、どんどんどんどん新しい、私がついていけないアプリみたいなのになっちゃうので、行革とここは本当にちゃんとしなくちゃいけないと思っているんだけど、この辺の、今の時点で30億円ということに対しての、財政課のご意見を伺いたいと思います。 239 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡参事。 240 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 中期財政計画における28億円というのは、4ヶ年の平均で28億円としており、年度においては28億円を超える年度もございます。過去4年間の市債の当初予算額でございますが、平成27年が34億9,000万円ほど、平成28年度が24億6,000万円、平成29年度が30億5,000万円、平成30年度が6月補正を含めまして30億1,000万円でございます。平均としては30億円を若干超えて、28億円を2億円ほど超えておりますが、平成27年度までは、学校施設の耐震補強工事等があったためであり、平成28年度からの3年間平均ということであれば、28億4,000万円と、若干超えておりますが、28億円台は確保されているところでございます。今年度も単年度で30億円を超えておりますが、予算の執行段階で少しでも市債発行額を減少してまいりたいと考えております。  以上です。 241 ◯委員長(座親政彦君) 高橋委員。 242 ◯委員(高橋てる子さん) 本当にそうで、私もそうなんですけど、広げちゃった生活を締めていくというのはかなり厳しいんですね。だから、よっぽどどこかを切っていかないと難しいんじゃないかなというふうに思っているので、先ほど来、行革でもありましたけれども、私、非常に厳しくというか、作文ですねなんて、行革もこれから協議会の中で出てきますけれども、きちんとした目標というか、数値目標がちゃんとないと、どのぐらいこれによってPPPをやった結果、落としていく、それから市民の参画を得て、どのぐらい費用対効果を出せるのかという、目標をちゃんと出してもらいたいなと思いますので、それをまた行革計画の中で話したいと思いますけれども、財政課にさっき聞くのを忘れましたので、予告しておりましたから伺います。  一生懸命頑張って5,000万円ほど落としてくれたんですけれども、やっぱり限界があって、行政評価みたいな中で、やっぱりこれはちゃんと縮小していく事業にしよう、こっちはちゃんと大きくしていこうみたいな、そういう指標みたいなシートは必要だと私は思っているんですけれども、予算の査定をする側で、行政評価というのはあった方がいいという判断なんですかね。今はないですけど、なくても同じにやれるということなんでしょうか。その辺のご意見だけ伺って終わりにします。 243 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡参事。 244 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 現在のところ、行政評価につきましては、基本計画事業の進行管理という形をとっていると思いますが、本会議において山口企画部長がご答弁いたしましたように、今後、数値目標等を入れることも検討しているということでございますので、そういうものがあれば、市民にわかりやすく、また、財政の査定にもよいものができるであろうと考えております。  以上です。 245 ◯委員長(座親政彦君) そのほか。近藤委員。 246 ◯委員(近藤 忍君) 東京オリンピック・パラリンピック推進協議会の負担金についてお伺いしますが、この215万円というのは、うちの方の査定ではなくて、この金額ということで割り振られた値なのか、まず、そこをお聞かせください。 247 ◯委員長(座親政彦君) 小原課長。 248 ◯企画課長(小原和弘君) 企画課の方で要求をいたしまして、財政課の査定を経て、この金額になったものでございます。 249 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 250 ◯委員(近藤 忍君) つまり、国とか県から「木更津市さんはこれだけ持ってくださいよ」ということではなく、うちが何かをする金額として、それが上がっているという認識でよろしいんでしょうか。 251 ◯委員長(座親政彦君) 小原課長。 252 ◯企画課長(小原和弘君) この推進協議会への負担金でございますが、推進協議会として取り組む費用を積算したものでございます。  以上です。 253 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 254 ◯委員(近藤 忍君) これはオリンピック・パラリンピックの大きな国が行っている協議会の中に、うちが入っていくことの負担金という認識なんですが、中身とすると、市の人間が市の中で行う事業がこれだけだということなんでしょうか。 255 ◯委員長(座親政彦君) 小原課長。 256 ◯企画課長(小原和弘君) 国の組織委員会等々の下部組織ではございません。木更津市が新たに市あるいは地域の関係団体、関係者の方々と一緒につくり、東京オリンピック・パラリンピックに向けて取り組む方針を、一緒に推進していこうという、任意の組織でございます。 257 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 258 ◯委員(三上和俊君) 20ページの一番下、2億3,000万円の40メートル級はしご付消防自動車購入費となっていますけど、議長が過日の操法大会のときに、歳入として、あれはどこか開発途上国に安く売るのか、どういうふうにするのか、一つも明記していないというのはおかしいねと。幾らか、100万円でも、200万円でも、億にはならないだろうけど、なるんじゃないかということなんだけど、処分するようなことなのか、処分代が必要なのか、また、中古として売却するつもりなのか。その当てというか、古くなったものについての取り扱いについて、どういうふうに対応するのか、ご答弁いただきたいと思います。 259 ◯委員長(座親政彦君) 石井課長。 260 ◯警防課長(石井和成君) はしご車の処分方法についてでございますけど、今回のはしご車は、入札で落札していただいた受注業者に、無償で引き取ってもらうようになっております。また、入札等参加業者に、引き取りだけの見積もりを徴取いたしましたところ、有償となっております。  以上でございます。 261 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 262 ◯委員(三上和俊君) それはそれで、東京電力なんかの例をとらせていただくと、一般企業なんかはちゃんとこれはこれで、不要品という形で入札にかけているよ。行政もこれは一緒くたにしちゃうとわからなくなっちゃうから、やっぱり不要品という形の中で再利用する方もいるだろうし、スクラップダウンする人もいるだろうし、再利用を必ずしなくちゃいけないとかというたがをはめるんじゃなくて、これはこれで有価物として入札して、幾らかでも市の財産とするのが普通だろうし、もう一回言うけど、一緒くたにしちゃって、どこが値段かわからなくなっちゃうから、これはこれ、これはこれ、新しいものはお幾ら、処分するものは幾らで売れたとか、幾らかかったとか。かかるということは絶対ないと思うよ。幾らかで売れると思う。私が20円でも30円でも、誰もいなかったら買ってやるよ。だから、そういう形で、もう少し消防の方々は世間をよく見て、これはちゃんと対応すべきだと思うけど、財政課の方はこれを指摘しなかった。 263 ◯委員長(座親政彦君) 鶴岡参事。 264 ◯財務部参事・財政課長(鶴岡賢一君) 特殊車両で売却ができない、売れないもの、今、石井課長も答弁しましたけど、逆に引き取り費用がかかるということでございますので、歳入には計上してございません。 265 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 266 ◯委員(三上和俊君) それはちょっと常識外だよ。確認してみな。 267 ◯委員長(座親政彦君) 石井課長。 268 ◯警防課長(石井和成君) オークションについての売却でございますけど、今回、基金なんですがもとは交付金を利用して購入する形でございます。北関東防衛局に確認をいたしましたところ、オークションにより利益が出た場合には、補助対象事業費から減額されるということでございます。また、補助事業は、単年度の完了が条件となっておりまして、はしご車は年度末の納期を設定しており、売却できなかった場合でも繰り越しは認めていないとのことでございます。また、今回の事業においても、処分方法に係る説明書類として、消防ポンプ自動車等購入に係る下取り等調査書と、利益が出ないことの見積もりを提出するように指導を受けてございます。消防車両、特にはしご車は、大きく、緊急車両でもありますので、売却できなかった場合のリスク等を考えますと、受注業者に無償処分を依頼する方法が、適当であると考えております。  以上でございます。 269 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 270 ◯委員(三上和俊君) いろんな規制があるかと思うよ。新しいものを買うのに、古いものに対して、防衛省がとやかく言う筋合いはないし、後でちょっと私も調べてみるけど、これが本当にそういうことだったらしょうがないけど、常識的にはそんなことはあり得ない話だよ。それと同時に、物に対してのもう少し公のお金を大切にするという気持ちがあってもいいと思う。これだけ言っておいて、終わりにします。 271 ◯委員長(座親政彦君) 住ノ江委員。 272 ◯委員(住ノ江雄次君) 三上委員の方から消防関係があったんですけど、そのはしご車の上のところの、消防団新基準活動服等購入費で1,050万円ありますけど、新基準というのはどういう内容なのか、お聞きしたいと思います。 273 ◯委員長(座親政彦君) 石井課長。 274 ◯警防課長(石井和成君) 平成25年12月に、消防団を強化する法律ができまして、平成26年2月に、それを踏まえまして、消防団の処遇の改善をするようにという告示がございまして、その中に新基準の防火服を整備するようにということがございます。〔「基準はどうかと」と呼ぶ者あり〕装備の基準等に関しまして、活動服等も含めまして、新基準の活動服を整備するようにということでございます。  以上でございます。 275 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 276 ◯委員(近藤 忍君) 現在の活動服だとその基準を満たしていないのか、基準がどう変わったのか、簡単にご説明いただければ、わかりやすくなると思いますので、お願いします。 277 ◯委員長(座親政彦君) 安田消防長。 278 ◯消防長(安田 勇君) まず、生地が難燃性だということと、あと、基準によってデザインも変わっておりまして、今、操法大会、出初め式等で女性消防団が着ている服と、今の団服とは、色も全然違いますけれども、今の女性消防団が着ている服が、現在の基準のものです。  以上です。 279 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございますか。近藤委員。 280 ◯委員(近藤 忍君) 消防団に関して、今回予算計上されていないところですが、今度は予算審査特別委員会が設けられていないので、この中でちょっと確認したいんですが、運転免許がたしか変わりまして、我々、古くに免許を取っている者は4トンぐらいまで、中型車両に乗れますから、消防団車両の運転はできるんですが、新たに免許を取った者は、現在の消防車両の重量では、運転できなくなっているのではないかというのを、報道で一回聞いたことがあるんですが、新しい人はみんな今の消防団車両は乗れるのかどうか、そこを確認をお願いしたいと思います。 281 ◯委員長(座親政彦君) 石井課長。 282 ◯警防課長(石井和成君) 今の更新をしております小型動力ポンプ付き積載車でございますけど、普通免許で運転できる仕様となってございます。ただ、既存の消防ポンプ自動車、CD-Iという形のものがございますが、それは中型免許となってございます。  以上でございます。 283 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 284 ◯委員(近藤 忍君) 可搬は全て現在の免許で運転できるのか、それとも更新している新しいやつだけ。つまり、ポンプはもう中型じゃないとだめだから、ポンプ自動車は新しく免許を取って、普通車の免許しか取っていない人は、消防団に入ってきても、たしか8台しか車両がなかったかと思うんですが、あれは運転できないんですよね。その8台は運転できないし、あと、ほかの可搬は全てが運転できるのか、そこはおわかりでしょうか。 285 ◯委員長(座親政彦君) 石井課長。 286 ◯警防課長(石井和成君) 一部、5分団3部に、国から、総務省の方から指導を受けました車両だけは、現在の普通免許では小型動力ポンプ付き積載車でございますけど、運転はできなくなってございます。
     以上でございます。 287 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 288 ◯委員(近藤 忍君) そのような車両については、5分団3部もまだ6年ぐらいしかたっていないかな。ポンプ車は一通り更新がかかれば、全部乗れるようになるんですが、その間の消防団の方々に、普通免許を中型まで上げるための講習費用を、消防団の方で考えるなり、何らか考えないと、消防団の人が活動できなくなるんじゃないかという危惧があるんですけれども、それは今後どう対応していくお考えなのか、ご説明いただきたいと思います。 289 ◯委員長(座親政彦君) 石井課長。 290 ◯警防課長(石井和成君) この問題は国からも何度か通知がございますが、当消防本部としまして、今後、消防団とこの問題につきまして協議して、検討してまいりたいと考えております。  以上です。 291 ◯委員長(座親政彦君) 大村委員。 292 ◯委員(大村富良君) まず、消防の方の、先ほどの消防団員の服なんですが、今回の予算で消防団員全員の服が入れ替わるということでよろしいですか、確認いたします。 293 ◯委員長(座親政彦君) 石井課長。 294 ◯警防課長(石井和成君) 今回購入いたします新基準の活動服でございますけど、男性の消防団員が現在534名おります。その全員に冬服の上下及びアポロキャップを購入する予定でございます。  以上でございます。 295 ◯委員長(座親政彦君) 大村委員。 296 ◯委員(大村富良君) 了解いたしました。よろしくお願いいたします。  次に、中心市街地活性化基本計画の策定ということで、確認いたします。  今までも中心市街地につきましては、いろいろな事業を行いまして、大分にぎわいが出てきたところなんですけれども、それぞれの今までの基本計画に基づいて、実施計画をつくって、今もやられていると思うんですけれども、次の5年間にわたって、また再度計画が必要だということ、実施計画である程度それに沿って継続的に行っていけば、基本計画はつくる必要があるのか。1,000万円なんですけれども、そこの辺どう……。必ずつくらなきゃいけないんだということで、今回予算がついているんでしょうけれども、その辺のところからちょっとお聞かせください。 297 ◯委員長(座親政彦君) 桑田参事。 298 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) お答えいたします。  平成12年に策定いたしました中心市街地活性化基本計画につきましては、平成18年の法改正に伴って、効力を失っております。今回定めようとします中心市街地活性化基本計画につきましては、従前の基本計画は商工業の活性化ということに重点を置いておりましたが、今回定めようとします中心市街地活性化基本計画は、コンパクトなまちづくりという観点からも、計画を盛り込んで策定しようとするものでございます。したがいまして、今まさに本市が進めようとしております、都市機能をコンパクトに集約して、歩いて暮らせるまちづくりに向けた計画といたしまして、新たに必要性がございますことから、策定しようとするものでございます。  以上でございます。 299 ◯委員長(座親政彦君) 大村委員。 300 ◯委員(大村富良君) 本会議でも質問したんですけれども、今取り組んでいる事業は当然、いいものは残していかなきゃいけないし、視点を変えて、今後、どうやったらもっと駅周辺が活性化していくかという、その辺の仕組みづくりというんですか、市民からの意見を聴いていったりとか、そういったところをきめ細かく、スケジュールを立ててというんですかね、運用をある程度のところまでどういう形で進めていくかという、年度ごと計画を立ててということになる、当然、計画ですからなろうと思いますけれども、その辺の当面2年とか3年は何をやっていくんだというところまで、ある程度もう構想というんですか、お持ちでしょうか。 301 ◯委員長(座親政彦君) 桑田参事。 302 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) まず、基本計画策定に向けた取り組み、スケジュールでございますが、補正予算を承認いただきましたら、本年度から計画の策定に着手いたしまして、年度内におおむね素案を作成いたしまして、次年度以降、内閣府または関係省庁とのヒアリングを経まして、またパブリックコメント等を経まして、平成32年の1月に本申請を行いまして、平成32年3月に認定を受けようというふうに考えてございます。また、今回の基本計画策定に当たりましては、民間活力導入ということも、非常に大きなテーマでございますことから、中心市街地活性化協議会という組織を、後段の方に予算要求させていただいておりますが、設立いたしまして、今、構成員につきましては、商工会議所等と協議中でございますが、広く商工会、民間事業者等にご参画いただきまして、あと地元自治会等、参画いただきまして、意見を拾いながら進めてまいりたいと、そのように考えております。  以上でございます。 303 ◯委員長(座親政彦君) 大村委員。 304 ◯委員(大村富良君) わかりました。みなとを活かしたまちづくりということもありますし、駅周辺のまちづくりということもありますので、またよろしくお願いいたします。  以上です。 305 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。 306 ◯委員(國吉俊夫君) 今の関連なんですけれども、では、新しいということですけれども、自分たちの案の中で、エリアはどういうふうに考えていますか。 307 ◯委員長(座親政彦君) 桑田参事。 308 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) エリアにつきましては、今回の基本計画は、以前の全体的な長期的な計画と違いまして、5年間で実のある事業を実施するということから、今、庁内では事業の洗い出しを行っているところでございます。また、今後、民間事業者の意向を聞いて、まさに事業が行われるエリアに限定して、定めていくということでございます。したがいまして、従前の計画の300ヘクタール、太田山から港の構想の地区全部を取り込んだというような、広いエリアではございませんで、おおむね庁内では、南は矢那川から北は田面通り、東は木更津高校の交差点、西につきましては、パークベイ構想もございますので、そういったエリアを取り込んだ、ちょっと狭いといいますか、限られたエリア、従前よりは狭いエリアを考えております。 309 ◯委員長(座親政彦君) 國吉委員。 310 ◯委員(國吉俊夫君) では、従前より狭くなった、比率としてはどのくらい、従前と新しい考え方、パーセンテージはどのくらいなんですか。 311 ◯委員長(座親政彦君) 桑田参事。 312 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 申しわけございません。ちょっとパーセンテージは計算してございませんので、後ほどご答弁させていただきたいと思います。 313 ◯委員長(座親政彦君) 高橋委員。 314 ◯委員(高橋てる子さん) ちょっと関連で、間違っていたらごめんなさい。  港のところの都市公園が規制緩和になって、あそこに民間の事業者が入ってくるかどうかも含めて、これから検討したり意見を聴くみたいなところがあったように思うんですが、そこも今回の計画の中には入っていると認識していいんでしょうか。 315 ◯委員長(座親政彦君) 桑田参事。 316 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 今、他の部署、関係部署でパークベイ構想をやられていますが、この中心市街地活性化基本計画の中で、先ほど申しましたように、5年間でそのパークベイ構想が市街地の活性化に資するような事業が進められる場合には、盛り込んでまいりたいと、そのように考えております。 317 ◯委員長(座親政彦君) 高橋委員。 318 ◯委員(高橋てる子さん) すみません。もう一回、ちょっと聞きたい。パークベイ構想というのですか。それをちょっともう一回教えて、正しく。 319 ◯委員長(座親政彦君) 桑田参事。 320 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 委員おっしゃいましたとおり、都市公園を活用しまして、民間活力を導入するということを、経済部の方で進めております、パークベイプロジェクトです。 321 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはいかがですか。三上委員。 322 ◯委員(三上和俊君) この民間活力の導入もいいし、市街地の再整備もいいことなんだけど、何でもこれをやって、話だけで終わっちゃう、調査をやる、調査だけで終わっちゃう。このために、私が記憶している調査でも相当あるよ。3つも4つも。なぜこれは花が咲いて実らないのかなということを反省しないと、桑田参事、今まで先輩がやってきたのと同じことを、あなたが歩むことになっちゃうんじゃないの。そういうことを考えて、何か今回は特段5年間で立ち上がるところを探してやるから、実も花も咲きますよということでいいのかどうか、その辺のところの見通しについて、ちょっと確認をさせていただきたいと思うし、私が思うに、今まで調査調査と言って、広いところも狭いところもやったよ。だけど、肝心なのは、土地所有者、権利者を余り重要視しないで、外部の方々がこれじゃ木更津がどうだこうだと言って、蜂の巣をつついたような形でワーワーワーワー騒いでいる。空理空論で、俺はこんなことを考えているんだ、偉いだろうなんていうような、そういう自己満足の域で胸を張っている人たちが何人かいると、そういう実情だったと私は反省している。だから、そういうようなことを踏まえた中で、桑田参事の意気込みというか、可能性、そういうものをちょっと聞かせていただきたいと思います。 323 ◯委員長(座親政彦君) 桑田参事。 324 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 改正前の基本計画につきましては、事業期間も長く、市の基本計画にも位置付け等が直接されなかったんですが、今回の中心市街地活性化基本計画につきましては、まさに5年間でやれる事業ということでございますので、市の基本計画との連携を図りながら、着実に進めてまいりたいというふうに考えています。また、策定の趣旨としましては、この基本計画を策定することによりまして、内閣総理大臣の承認を受けますと、この中心市街地活性化基本計画をつくったことによって、補助が受けられる事業、また従前に補助の要件はほかにもあったものの、今、国の方も厳しい状況でございますので、予算要求額に満たなかったもの等が、基本計画をつくることによってかさ増しされるといったこともございますので、こういったものを活用して、推進してまいりたいというふうに考えております。 325 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 326 ◯委員(三上和俊君) ある程度納得いたします。これは我々は総務常任委員会だからこんな程度でいいかもわからないけど、どういう補助のメニューで、どういう条件があるとかということは、もう既に知っているんでしょう。内閣の補助対象事業に認定していただくにはどうだこうだというのは、そういうものは建設経済常任委員会なり何なりに、議会サイドに、話すということは考えているの、今の時点で。 327 ◯委員長(座親政彦君) 桑田参事。 328 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 予算の前ですので、今回は詳細な説明ではございませんが、今後、議会の方にも丁寧にご説明してまいりたいというふうに考えています。また、補助につきましては、非常に多岐にわたります。国交省から経産省、総務省がありまして、今、庁内の事業を洗い出ししているところでございますので、どういった事業がどこの補助に充てられるか、また、そういったことを今後精査してまいりたいと考えております。  以上でございます。 329 ◯委員長(座親政彦君) 高橋委員。 330 ◯委員(高橋てる子さん) ちょっと今の関連で、確かに補助金があっていいんだと思いますけど、多分100%補助ではないと思うので、必ずその補助金に対して自分たちの財源を充てなくちゃいけないわけですよね。そうすると、余りでっかいことを書くと、今度はこっちがパンクしちゃう。だから、そこの兼ね合いで、この5年間の補助金額が大体想像できたときに、一般財源をどれだけ投資としてここに入れられるのかという、お金もちゃんとどこかで、見通しでいいんだけど出していただけたらいいなと思います。そうすると、これからの一般財源とか投資的な経費がどのぐらいこうやっていけるのか、何を市が諦めなくちゃいけないのかということまで出てくると思うんですね。それがあって初めて、財政計画であり、行財政経営だと、私は思っていますので、ぜひ、いろんな形で、夢はいいんですけれども、現実的な財源を常に意識していただきたいなとお願いして終わります。 331 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはございますか。          〔発言する者なし〕 332 ◯委員長(座親政彦君) 質疑終局と認めます。  それでは、ただいまから討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 333 ◯委員長(座親政彦君) 次に、賛成者。          〔発言する者なし〕 334 ◯委員長(座親政彦君) 討論なしと認め、採決いたします。  議案第48号のうち所管事項について、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 335 ◯委員長(座親政彦君) 起立全員であります。よって、議案第48号は原案のとおり可決されました。  ここで午後1時10分まで休憩といたします。                                 (午後零時09分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後1時09分) 336 ◯委員長(座親政彦君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  午後の審査に入ります前に、午前中2件、答弁を午後に回すということで確認いただいた中身につきまして、まず答弁を求めますが、1つが、近藤議員からございました質疑に対しまして、発言を求めます。多賀課長。 337 ◯管財課長(多賀一也君) 管財課です。大変回答が遅くなって、申しわけございませんでした。  近藤委員の質疑でございます、グリーンオアシス緊急整備事業で整備いたしました、中央3丁目の緑地につきましては、現在、市街地整備課の所管する公園緑地ということで、これも都市計画決定をしている公園ということです。ですので、都市計画法上の制限がかかるということで、ご理解いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  以上です。 338 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 339 ◯委員(近藤 忍君) その質疑は終わってしまっているところですけど、改めて確認しますけれども、制限がかかっている土地だったら、土地開発公社に持たせていたって、全然デメリットも何もないわけで、より早くほかの用途に使えるような土地を買うのが本来じゃないかと思うんですよ。つまり、普通財産にして、それを今度売却するなり、ほかの用途に使うなりするのが筋合いであって、そういう制限のかかっている土地を、何で急いで市が買わなきゃいけないのかわからないんですけど、その辺というのは管財課で説明し切れますか。 340 ◯委員長(座親政彦君) 多賀課長。 341 ◯管財課長(多賀一也君) 今説明しましたのは、今回買い取りをする隣にあります、中央緑地の説明でございまして、今回買うところはそういう制限は全くない土地でございます。 342 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 343 ◯委員(近藤 忍君) 今回のところがかかっていないとしても、旗ざおの土地という言い方はわかりますかね。接道が悪くて、そこからずっと細い道路が入っていて、奥が広い土地。つまり、土地を両方一体的に使わないと、本来の活用ができないような土地なので、やはり、本来そこは一体的な運用まで考えるべき土地じゃないかなというふうに思うわけなんですよ。だから、もっとほかに使えるようなところに優先的に回して、あそこが、逆に言うと引き合いがあって、例えば反対側の中野畑沢線の道路に面した方の地権者の方から奥を買いたいので、早く普通財産にして売ってくれよという話があれば、買うというのでもわかりますけど、使用形態が道路の反対側になるので。そういうような引き合いがあって、今回やっているという感じなのか、そこまでわかりますか。 344 ◯委員長(座親政彦君) 多賀課長。 345 ◯管財課長(多賀一也君) 今回、この場所につきましては、先ほどもご説明しましたけれども、第5次経営健全化計画にも位置づけられておりますし、なおかつ今年の7月に金融機関から借りました借金も終わりますので、その前で今回買い取りをさせていただくということで、対応させていただくということです。  以上です。 346 ◯委員長(座親政彦君) それでは、次に、國吉委員からございました質疑に対しての発言を求めます。桑田課長。 347 ◯企画部参事・地域政策課長(桑田伸一君) 國吉委員の方から、旧基本計画に対して、新たな基本計画の面積はどのくらいの割合かというご質疑でございましたが、今、検討段階でございますので、おおむねでございますが、3割程度になる予定でございます。  以上でございます。 348 ◯委員長(座親政彦君) ありがとうございました。  それでは、次の議題でございます、議案第54号 木更津市税条例等の一部を改正する条例の制定についてを議題に供します。  財務部より説明をお願いします。高浦財務部長。 349 ◯財務部長(高浦 浩君) 私からは、議案第54号 木更津市税条例等の一部を改正する条例の制定について、ご説明を申し上げます。  今回の改正でございますが、平成30年度税制改正に係る地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴い、平成30年3月31日に専決処分し、4月臨時会にてご承認をいただきました部分を除きまして、関係条文の整備をしようとするものでございます。  議案書の7ページから21ページ、議案参考資料の5ページから21ページが該当する部分でございます。  それでは、概要につきまして、ご説明を申し上げます。  今回の一部改正条例は、6条立ての構成となっており、主要な改正は、第1条の中で行っております。  その概要といたしましては、大きく3つに分けることができます。  まず1つ目でございますが、配付いたしました資料の「木更津市税条例等の一部改正にかかる改正項目一覧」の1ページをご覧いただきたいと存じます。  ナンバー1の第23条からナンバー6の第34条の5までの改正部分でございます。  同じく資料の「条例改正イメージ図」の1ページをご覧いただければと思います。
     国の進める税制改正の中で、働き方の多様化を踏まえ、さまざまな形で働く人をあまねく応援するなどの観点から、個人所得課税の見直しとして、地方税法において、特定の収入のみに適用される給与所得控除や公的年金等控除から、どのような所得にでも適用される基礎控除に、負担調整の比重を移していく考え方のもと、給与所得と公的年金所得を計算する際の経費に相当する控除額が、一律10万円引き下げられ、これに合わせ、人的控除である基礎控除を一律10万円引き上げる改正が行われました。このことによりまして、給与所得・公的年金等所得のみの方は、税額に変わりはないものの、所得額が増加することになります。この所得額を市県民税では、均等割などの非課税判定基準に用いていることから、これまで非課税であった方が課税となるケースが生じることのないよう、必要な改正を行うものでございます。  この改正につきましては、平成33年1月1日の施行を予定しております。  続きまして、2点目でございますが、資料「木更津市税条例等の一部改正にかかる改正項目一覧」の4ページをご覧ください。  ナンバー22の附則第8条の2の改正部分でございます。固定資産税関係の改正になります。生産性向上特別措置法の施行に伴い、生産性革命の実現に向けた中小企業の設備投資を促進するための、いわゆるわがまち特例の追加を行うもので、中小事業者等が先端設備等導入計画を作成し、労働生産性を年平均3%以上向上させるものとして認定された、一定の機械・装置等を、平成33年3月31日までの間に取得した場合の固定資産税について、最初の3年間、課税標準となるべき価格に0以上2分の1以下の範囲内で、条例にて定める割合を乗じて得た額を課税標準とする改正が行われました。本市におきましては、中小企業の設備投資を最も後押しすることとなる、特例割合ゼロを採用するものでございます。  この改正につきましては、公布の日から施行しようとするものでございます。  3点目でございますが、条例改正項目一覧の3ページ、ナンバー14の第92条からナンバー18の第95条までの改正部分でございます。  恐れ入りますが、「条例改正イメージ図」の2ページをご覧ください。  国民の健康増進の観点や、近年急速に普及している加熱式たばこの現状を踏まえ、紙巻きたばこに関する増税を4年間、3段階に分けて、国税も含め、1本当たり3円増税するとともに、製造たばこの区分として、加熱式たばこの区分を新設し、紙巻きたばこの本数への換算方法について、これまでの重量を換算する方法から、重量と価格をもって換算する方法へ、5年間かけ、段階的に移行するものでございます。  なお、それぞれの適用期間内の税率や施行日などにつきましては、第2条から第6条に条を分け、規定しているところでございます。  このほかの改正といたしましては、条例改正項目一覧の1ページ、ナンバー5の市税条例第34条の2の改正におきまして、2,400万円を超える、特に高額の所得がある者の基礎控除を低減させ、2,500万円を超える者からは、基礎控除を廃止しようとするものでございます。  また、2ページ、ナンバー10の第48条の改正では、いわゆる大法人に対して、法人市民税の電子申告を義務づけ、9ページの附則第6条の改正では、旧3級品の紙巻きたばこに係る特例税率及び手持ち品課税を延長しようとするものでございます。  そして、このほか、地方税法の改正に伴います条項ずれへの対応や、読み替え規定の整備などを、あわせて行っているところでございます。  説明は以上でございます。ご審査のほど、よろしくお願いいたします。 350 ◯委員長(座親政彦君) 説明は終わりました。  ご質疑願います。高橋委員。 351 ◯委員(高橋てる子さん) わからないので。これが施行となった場合、市の税収は上がるんですか、下がるんですか。 352 ◯委員長(座親政彦君) 渡辺課長。 353 ◯市民税課長(渡辺則行君) 税収が伸びるかどうかということですけれども、個人住民税に関しては、先ほど部長の説明の中にもあったとおり、上がるものと下がるものがありますので、税額には影響はございません。たばこ税の方なんですが、こちらは今と同じだけの吸う方があったとすると、年間3,500万円程度上がることになります。ただし、ご承知のとおり、オリンピックを控えておりまして、いわゆる健康増進で受動喫煙とかで、たばこを吸う方も減りますし、過去の例ですと、増税があったときに喫煙率が落ちています。前回税が大きく上がったのが2010年なんですけれども、そのときは6%ほど喫煙率が落ちています。ですから、もしかすると下がる可能性はありますが、現状であれば、3,500万円程度上がるということです。  以上です。 354 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはいかがですか。近藤委員。 355 ◯委員(近藤 忍君) わがまち特例の件で、一般質問では岡田議員が質問されていたことで、そこで答弁があったかもしれませんけれども、中小企業のこれを利用してどうこうということの傾向というのは、財務の方で把握されておりますか、これを適用される方がどれぐらいいるかという。 356 ◯委員長(座親政彦君) 齊藤課長。 357 ◯資産税課長(齊藤英一君) 現在、本市で導入促進基本計画を作成中でございまして、その後、中小事業者が作成します先端設備等導入計画に記載される新規取得資産が対象となりますので、税務の方では、その対象がどの程度になるのかは把握はしておりません。 358 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 359 ◯委員(近藤 忍君) では、経済部所管の事項になるかとは思うんですが、せっかくここで税制を改正して、中小企業の生産性向上をして、中小企業がもうかってもらいたいという目的のもとにやっているのであれば、それを多くの企業にPRして、なおかつその指導もしていくというような形が、これは経済部所管になるかと思うんですけど、その辺というのもお互いに、財務部が変えても向こうが動かないんだとあれですけど、経済部の方からその辺の情報というのは、特に財務部の方では伺っていないですか、どうこの事業を展開していこうかなということは。 360 ◯委員長(座親政彦君) 齊藤課長。 361 ◯資産税課長(齊藤英一君) 特例割合ゼロを採用するに当たりまして、当然、経済部の方とも協議させていただいております。その中で、ゼロにした場合、最も企業の後押しをするということでございまして、償却資産の方が税額がゼロということになるのは当然なんですが、ものづくり補助金等における優先採択や補助率の優遇を受けられることから、ゼロにしようということで、協議させていただいております。 362 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはいかがでしょうか。三上委員。 363 ◯委員(三上和俊君) 所得で2,500万円以上お金持っている人は、扶養控除とかいろんな控除がありますけど、それを全部撤廃するという話はよくわかります。法人市民税の場合、A、B、C、D、資本の額に応じてランク付けしてありますけど、個人の場合は、所得に応じて何か区分けして、税制改正のたびにこの方々にはどうだこうだという、そういう何か一定のランク付けみたいなのがあるのかどうか。もしなかったとしたら、その把握はしていないだろうけれども、この2,500万円以上に該当する市民というのは何人ぐらいいるんですか。私は違うというのはわかるけど。 364 ◯委員長(座親政彦君) 渡辺課長。 365 ◯市民税課長(渡辺則行君) まず、税率等が所得に応じて変わるかというところですけれども、所得税については、累進ですので、所得が増えると所得税率も上がるという形にはなりますが、住民税については、今のところ、一律10%という形になっております。  あとのお尋ねの今回の改正で2,400万円を超える方々から段階的にということなんですが、2,400万円を超える方が総計で、これは平成29年度の課税の状況で拾ったものですけれども、213人おられまして、そのうち基礎控除がなくなります2,500万円を超える方が194人、いらっしゃいます。ですので、2,400万円を超える方は、およそ平成29年度の納税義務者数が6万7,000人なんですが、パーセンテージでいきます0.3%の割合となっております。  以上です。 366 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはよろしいですか。          〔発言する者なし〕 367 ◯委員長(座親政彦君) それでは、質疑終局と認めます。  ただいまから討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 368 ◯委員長(座親政彦君) 賛成者。          〔発言する者なし〕 369 ◯委員長(座親政彦君) 討論なしと認め、採決いたします。  議案第54号を、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 370 ◯委員長(座親政彦君) 起立全員であります。よって、議案第54号は原案のとおり可決されました。  ここで執行部入れ替えの間、暫時休憩をいたします。                                 (午後1時26分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後1時27分) 371 ◯委員長(座親政彦君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  次に、議案第52号 附属機関設置条例の一部を改正する条例の制定についてを議題に供します。  総務部より説明をお願いいたします。土居総務部長。 372 ◯総務部長(土居和幸君) それでは、私から、議案第52号 附属機関設置条例の一部を改正する条例の制定について、ご説明をさせていただきます。  議案書4ページをお開きください。  本議案につきましては、民営化する木更津市立保育園の事業者の選定に関する事項について、調査・審議する選定委員会を新たに設置するため、関係条文を整備しようとするものでございます。  委員の構成でございますが、学識経験者、民営化する保育園の園児の保護者の代表、市の職員とし、定数を15人以内、任期を2年と規定しようとするものでございます。  条例の施行期日につきましては、公布の日からでございます。  私からは以上でございます。審査のほど、よろしくお願いいたします。 373 ◯委員長(座親政彦君) 説明は終わりました。  ご質疑願います。近藤委員。 374 ◯委員(近藤 忍君) 附属機関の条例として新しくこの設ける方々はいいんですが、これによって非常勤の方々の報酬に関するような定義も、あわせて本来条例改正がなければならないと思うんですが、この方々の報酬等については、どのような形に決められるのか、ご説明いただければと思います。 375 ◯委員長(座親政彦君) 品川課長。 376 ◯職員課長(品川昭和君) 今お話しいただきましたとおり、非常勤の方ですので、報酬を定めることになりますけれども、こちらにつきましては、規則の方で定めがございまして、規則の一部改正で定めを今回させていただくものでございまして、こちらの方は特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する規則の一部改正を行うものでございます。こちらにつきましては、本委員会の報酬については、日額で4,000円ということで定めをする予定でございます。  以上でございます。 377 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 378 ◯委員(近藤 忍君) 日額4,000円。専門性の違いがいろいろあるのかもしれませんけど、火葬場整備運営事業者選定委員会は3万円弱ぐらい払っているようなところもありますけど、保育園民営化事業者選定委員会については4,000円とか、かなりの金額差があるような感じがするんですが、妥当性というのは、どういうような検討のもとに配慮されているのか、そこをご説明いただければと思います。 379 ◯委員長(座親政彦君) 中村次長。 380 ◯健康こども部次長・こども保育課長(中村伸一君) 今回の4,000円につきましては、この前段で子ども・子育て会議で有識者の方に来ていただいておりますが、そちらの方も4,000円ということでございましたので、一応、今回それの引き続きということもありまして、4,000円が妥当ということで、規則の方で4,000円を定めさせていただいたものでございます。ほかのところとの整合性につきましては、今後しっかり見ていきたいというふうに考えております。  以上です。 381 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 382 ◯委員(三上和俊君) 委員の構成が1、2、3、こうなっていまして、15人以内となっていますが、この内訳。それから保育園の保護者というのは、これはいっぱいあると、中には理解しなくて反対だなんていうのがなって、設置条例でその役目を果たさなくなっちゃうあれになっちゃうと思うけど、内訳はどんなふうに今考えているのか。 383 ◯委員長(座親政彦君) 中村次長。 384 ◯健康こども部次長・こども保育課長(中村伸一君) 内訳につきましては、学識経験者の方を2名、保護者の方を1名、それと市の職員ということで考えているところでございます。一応この条例につきましては、15名以内ということで、当初14名から15名を想定しておりましたが、今、部の中でも、業者の選定ということでございますので、外部有識者と内部の者、同じ程度の人数がいいだろうということで、今、その辺の人数のところは調整中でございます。  以上です。 385 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 386 ◯委員(三上和俊君) 調整中と言ったって、2足す1は大体世間的には3だよ。6人ぐらいでやるということなの。 387 ◯委員長(座親政彦君) 中村次長。 388 ◯健康こども部次長・こども保育課長(中村伸一君) そちらを視野に入れて今検討させていただいております。 389 ◯委員長(座親政彦君) 三上委員。 390 ◯委員(三上和俊君) 余りにも15人というのは多いから、私が聞かなければ、みんな15人ぐらいで、5人ぐらいずつやるかなというふうに思うから、やっぱり実数に合うような形で……。「以内」だから6人でも間違いじゃないよ。だけど、やっぱりもう少し真面目に考えた方がいいんじゃないかと思いますよ、出すときに。ひとつ厳正な審査というか、案をつくっていただきたいと思います。  以上。 391 ◯委員長(座親政彦君) 住ノ江委員。 392 ◯委員(住ノ江雄次君) 委員の内容なんですけど、2番、民営化する保育園の園児の保護者の代表ということなんですけど、「民営化する」ですから、中には要するに反対であるという人がいるかもわからない。そういう部分があるということも考えつつ、例えば、もう既に民営化されて、既成のもう民営化されているという保育園の保護者の代表というものも入れるということも考えない、民営化を既にされている保護者の代表の意見も聴くということはしないということですか。 393 ◯委員長(座親政彦君) 中村次長。 394 ◯健康こども部次長・こども保育課長(中村伸一君) 今回、平成26年9月に木更津市立保育園の民営化方針というのをつくらせていただきました。このときには、前回なかなかうまくいかなかったときの反省点として、保護者に丁寧に説明をするということで、こちらの方針の策定の段階では、各市立保育園の保護者の方に丁寧に説明をさせていただいて、この方針をつくり上げたというところでございます。ですので、かなり多くの意見はいただいた中で、選定委員会についても保護者の方にご確認いただきたいという、そういう観点で、保護者の方を1名入れさせていただくということで、今考えているところでございます。  以上です。 395 ◯委員長(座親政彦君) 住ノ江委員。 396 ◯委員(住ノ江雄次君) 1名よりももう少し入れた方がいいんじゃないかなという思いもあるんですけど、そういう考えはなかったですか。 397 ◯委員長(座親政彦君) 中村次長。 398 ◯健康こども部次長・こども保育課長(中村伸一君) すみません。ちょっと繰り返しになりますけれども、平成29年4月に、それぞれの保育園の保護者総会にお邪魔させていただいて、かなりの大勢の保護者の方に内容のご説明、募集要項にもつながるようなところも含めて、ご説明をさせていただいたということで、保護者の方は小さいお子さんをお持ちですので、そこは絞って、1名ということで考えたところでございます。  以上です。 399 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 400 ◯委員(近藤 忍君) この委員会の位置付けですけど、最初に鎌足と吾妻でしたっけ、やろうとしている、それぞれに委員会を立ち上げるのか、その1つの委員会が2保育園を見るのか、また、そのさらに1年後に上がる4保育園をこの、先ほど三上委員が言われた6人で見るのか、どういう感じで、個々の事案をやっていくのか、全体でやるのか、そこをご説明いただければと思います。 401 ◯委員長(座親政彦君) 中村次長。 402 ◯健康こども部次長・こども保育課長(中村伸一君) 今回考えておりますのは、一応民営化、この4保育園を実施するということでしておりますので、この4保育園を一括、事業者に提案いただき、選定を早くするという方向で、今考えております。  以上です。 403 ◯委員長(座親政彦君) 近藤委員。 404 ◯委員(近藤 忍君) 先ほど保護者が1名ということなんですが、つまり、その4保育園のどこかの保護者が1人ということになりますけれども、それで丁重に説明するというところもありますが、その辺の、うちは保護者の対象が誰もそこに加わっていなくて決められたみたいな話にならないような配慮も、考えなければならないということだと思いますので、先ほど人数もいろいろ考えるということですので、ご検討いただければと思いますが、答弁はできますか。 405 ◯委員長(座親政彦君) 中村次長。 406 ◯健康こども部次長・こども保育課長(中村伸一君) 今回の選定委員会、保護者の代表1名ということでございますが、この選定委員会の結果ですとか、いろいろな進捗につきましては、やはり、丁寧に説明していきたいというふうに考えております。人数については、保護者の方を当初は4名というふうなお話もあったところでございますが、そこはやっぱりちょっと絞り込んで1名ということで、今回上げさせていただいたところでございます。
     以上です。 407 ◯委員長(座親政彦君) 草刈委員。 408 ◯委員(草刈慎祐君) 学識経験者の方なんですけれども、これは皆さん市内の方というふうに考えられているんでしょうか。 409 ◯委員長(座親政彦君) 中村次長。 410 ◯健康こども部次長・こども保育課長(中村伸一君) 学識経験者につきましては、今、子ども・子育て会議で参画をいただいております清和大学の教授と、今回の対象が市内で保育の実績のある社会福祉法人ということでございますけれども、やはり経営の内部のチェックができるような、会計士的な専門知識をお持ちの方、この2名を学識経験者として、今考えているところでございます。  以上です。 411 ◯委員長(座親政彦君) 草刈委員。 412 ◯委員(草刈慎祐君) 今答弁にもあったと思うんですけれども、市内の方ということになっていると思いますけど、今後、民営化されるとき、以前議会でも質問させてもらったんですけれども、どうしても市内の保育をもう既にやられている方の中で決めるというふうになってしまうと、いろいろな諸問題が発生する可能性もありますので、ぜひ開かれた形で、いろんな方の意見を聴いていただけたらと思います。 413 ◯委員長(座親政彦君) そのほか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 414 ◯委員長(座親政彦君) 質疑終局と認めます。  ただいまから討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 415 ◯委員長(座親政彦君) 賛成者。          〔発言する者なし〕 416 ◯委員長(座親政彦君) 討論なしと認め、採決いたします。  議案第52号を、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立願います。          〔賛成者起立〕 417 ◯委員長(座親政彦君) 起立全員であります。よって、議案第52号は原案のとおり可決されました。  ここで執行部席入れ替えの間、暫時休憩いたします。                                 (午後1時39分)   ───────────────────────────────────────                                 (午後1時40分) 418 ◯委員長(座親政彦君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。  次に、議案第53号 木更津市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく特定個人情報の利用等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題に供します。   総務部よりご説明をお願いいたします。土居総務部長。 419 ◯総務部長(土居和幸君) それでは、議案第53号 木更津市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく特定個人情報の利用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、ご説明をさせていただきます。  改正の内容でございますが、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律第9条第2項に基づく個人番号の利用範囲を拡大するため、関係条文の整備を行い、個人番号の独自利用事務の追加と、その事務を処理するために利用することができる特定個人情報を追加しようとするものでございます。  詳細につきましては、行政改革推進室長からご説明を申し上げます。  ご審査のほど、よろしくお願いいたします。 420 ◯委員長(座親政彦君) 重城室長。 421 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) それでは、私から、議案5ページ、議案第53号 木更津市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく特定個人情報の利用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、ご説明させていただきます。  個人番号、いわゆるマイナンバーの利用につきましては、番号法において規定されておりまして、その利用に供されているところでございます。また、市町村が独自に利用する場合は、法定事務に準じている事務におきまして、条例により、その利用範囲を拡大できることとされているところでございます。本市におきましては、平成27年度に条例を制定いたしまして、幾つかの事務におきまして、個人番号の独自利用を行っているところでございます。  今回新たに、別表第1のとおり、重度心身障害者医療費の助成事務と精神障害者医療費の助成事務の2つに事務におきまして、個人番号を利用できることとするものでございます。  また、別表2のとおり、利用することができる特定個人情報を規定しているところでございます。  追加する2つの事務は、障害のある方の助成事務に係る個人番号の利用でございます。これにより、当該申請に当たりまして、添付資料が省略されることから、申請者の負担軽減が図られると考えているところでございます。  なお、この2つの事務につきまして、個人番号の利用を図ることにつきまして、平成30年3月に、木更津市情報公開総合推進審議会に諮問いたしまして、利用は差し支えないとの答申を受けたところでございます。その答申の結果によりまして、本議会にて改正案を提出するものでございます。  私からの説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 422 ◯委員長(座親政彦君) 説明は終わりました。  ご質疑があれば、お願いいたします。高橋委員。 423 ◯委員(高橋てる子さん) マイナンバーを持っているのと、マイナンバーカードってあるじゃないですか。この利用者がこれを申請したりするときには、マイナンバーだけじゃだめで、マイナンバーカードが必ず必要ですか。 424 ◯委員長(座親政彦君) 重城室長。 425 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) マイナンバーカードを持っている方はそれを持ってくればよろしいかと思いますけれども、通知カードとあと身分のわかるものを持ってくれば、それで大丈夫だということで、利用できます。  以上でございます。 426 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはいかがですか。高橋委員。 427 ◯委員(高橋てる子さん) 1つ。こうやっていろんな審議会とかに諮問すれば、市独自の利用範囲というのは広げられることになるのかもしれないんですけれども、今、市独自でプラスしている件数は、どのぐらいあるかわかりますか。 428 ◯委員長(座親政彦君) 重城室長。 429 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) どちらを言っていいかちょっとわからないので、両方お話ししますけれども、条例に書いてある事務の総数は現在のところ5個で、ここに2つプラスしますので、7つになります。5個のうちで個別は市で定めている事務が今11ございまして、そこに2つの事務が加わりますので、可決いたしますと、13の事務に利用するということになります。 430 ◯委員長(座親政彦君) 高橋委員。 431 ◯委員(高橋てる子さん) これからも、こうやって個人番号の範囲というか、それをどんどん増やしていく方向なんですかね。 432 ◯委員長(座親政彦君) 重城室長。 433 ◯総務部室長・行政改革推進室長(重城貴浩君) 市民の方の利用状況等にもよりますけれども、審議会等でも、利用に際しては十分注意を払うことと答申を受けておりますので、その辺の利用状況と個人情報のバランスというか、その辺を考えて、慎重に判断したいと思います。  以上でございます。 434 ◯委員長(座親政彦君) そのほか。大村委員。 435 ◯委員(大村富良君) 今回、事務作業が大分楽になるというか、個人番号を使うことによって、事務作業が簡略化、確認作業が簡略化されるということなんですけれども、本人が自分の番号を書いて書類申請をしてからスタートするのか、あとは市の方で番号というものを、ある程度わかると思うんですけれども、その辺のところ、使っていいよという、要は保護者がいて、きちっとその番号を身元確認で大丈夫ですよということで、確認ができるという、その辺の何と言うんですか、事務手続とそのカードとの確認というんですか、そのところをもう一度確認させていただきます。 436 ◯委員長(座親政彦君) 池田課長。 437 ◯障がい福祉課長(池田ゆかりさん) では、お答えをいたします。  今回の改正につきましては、重度心身障害者の方が医療費の助成事業を利用される際に、転入をしてすぐにご利用いただくことができるのですが、転入をした際にマイナンバーカード等の提示をいただいて、それによって、いろいろな福祉サービスの申請をいただいて、医療費の助成制度も申請をいただくことになるのですが、独自利用が認められていない重度医療の手続については、前住所地の所得証明をおとりくださいというようなご案内をしております。福祉サービスについては法定事務なので、マイナンバーカードでこちらで照会することができるんですけれども、同じ方が窓口でお手続をするのに、こちらのお手続はマイナンバーカードでこちらが照会できます、この事業については独自利用がまだ認められないので、前住所地で所得証明書をおとりになって、またいらしてくださいというようなことが発生してまいりますので、それを、お客様の利便性も含めて、私どもの事務のことも含めて、今回、利便性について、こういったお手続をとらせていただいているということでございます。 438 ◯委員長(座親政彦君) そのほかはいかがですか。          〔発言する者なし〕 439 ◯委員長(座親政彦君) それでは、質疑終局と認めます。  ただいまから討論を行います。  まず、反対者の討論を求めます。          〔発言する者なし〕 440 ◯委員長(座親政彦君) 賛成者。          〔発言する者なし〕 441 ◯委員長(座親政彦君) 討論なしと認め、採決いたします。  議案第53号を、原案のとおり可決することに賛成の方はご起立をお願いいたします。          〔賛成者起立〕 442 ◯委員長(座親政彦君) 起立全員であります。よって、議案第53号は原案のとおり可決されました。  以上で、当委員会に付託されました議案の審査は全て終了いたしました。   ─────────────────────────────────────── 443 ◯委員長(座親政彦君) これをもちまして、総務常任委員会を閉会といたします。                                 (午後1時49分) Copyright © Kisarazu City Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...